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水音が次第に粘度を増し、ぐちゃぐちゃ泡立つ音になるころには、コロカントの内部は男の指を二本許すようになっていた。 ほら、うねっているのが判りますか。 男がまた、いちいち口に出して知らせてくるのだから、どうしようもない。 恥ずかしさに男の腕を押さえようとしても、ふ、と含み笑いで逸らされ、動かされてしまう。ものすごく恥ずかしいのを知っていて、知っているのに煽るのだ。 やめてほしい。でもやめられたらとても困る。 じっくり舐(ねぶ)られた入り口はほぐれ、男が指先をわずかに曲げて壁を掻きながら引き出す動きに、ひくひく震えた。 そのひくつきを自覚して、もう十分混乱している頭にまた血がのぼる。 痛くはありませんか。 時折り男がたしかめるように尋ねてくる。そのたびにコロカントは首を振った。 痛みはまったくなかった。ないどころか、 「バラッド」 「はい」 「……その、」 痛くない。気持ちいい。 ……でも、足りない。 ちょうど臍(へそ)から拳ひとつぶん下のところ、その裏側が疼いてしかたがない。 ……足りない。足りない。 頭が次第にその言葉だけでいっぱいになってしまう。 そこに触れてほしかった。けれど、指の第二関節あたりまで埋め込むと、男はまた指を引き戻してしまう。 入り口の浅いあたりを、ふたつの指がばらばらに蹂躙する動きも悪くはなかったけれど、もっと直接的な刺激がほしくて、彼女はちいさく身をよじった。 「痛いですか……?」 「ちが、」 だというのに、勘違いしたらしい男は、つぷ、と指を引き抜いてしまう。 そうじゃない。もっと突っ込んで引っ掻いてほしい。 言葉にするには恥ずかしすぎて、コロカントはもじもじ膝をすり合わせた。 どうしようもなくなって、自分の手のひらを臍の下にあてて押してみる。けれど、ちがう。刺激が違う。やっぱりちがう。 ほしいのは、外側ではなく内からの愛撫なのだ。 きっとバラッドは、彼女がはじめてなのを心配してくれているのだと思う。最大限、痛みがないように、怖くないように、気遣ってくれているのだと思う。 それは判る。でも。 欲しい。 ねだりかたが判らなかった。 どろどろに溶かされた頭で思ったことと言えば、ああ、やっぱり事前予習くらいしておけばよかった、とか、そんな益体もない後悔ばかりだ。 「大丈夫ですよ」 腹に手を当てたコロカントの動きを、破瓜の恐れから来るものと男は読んだらしい。 「いきなり突っ込む無粋はしません。……ゆっくり慣らしますからね」 気が遠くなるようなやさしくて残酷な宣告を、男は口にする。 そうして彼女を敷布に横たえ、ちゅ、ちゅ、と額からまぶた、鼻から顎へ口づけを落としていきながら、すり合わせていた膝のあいだに、体を割り込ませた。 「あ。……待、」 「大丈夫」 「大丈夫じゃないです。待って、待ってください、」 男の体の幅だけ、ぐいと左右に広げられた足に、彼女はうろたえた。 彼の目には濡れた陰部があらわに見えているはずだ。 いたたまれなくて、ぎゅっとコロカントは目をつぶった。 男女の行為をするためには、そうした態勢にならなければならないことは知っていたけれど、知識として知っているのと、実際に自分が股をひらくのでは、天と地ほどの差があると思った。 恥ずかしすぎて顔から文字通り火を吹きそうだ。 「大丈夫」 震えるコロカントをなだめるように、男は彼女の上にかぶさって、鎖骨から胸のあいだ、臍の周りにも口づけの雨を降らせ、そうして恥丘に頭をずらす。 何をするつもりなのかと、結局目を開け、様子を窺った彼女の目に、狭間に顔を埋めようとする男の動きが見えた。 「バババババラッ……!……っ!っ!!」 本気で慌てる。 この際、四の五の言っていられないので、太腿で男の頭をはさんで固定した。 局部をさらす恥ずかしさより、男のその先の行為を止める方が勝ったからだ。 「だめです。そこは、だめです。そう言うのはだめです、」 「……どうしてです」 太股で押さえられた瞬間は驚いた顔をしたものの、その目から情欲は消えていない。不満げな声で男が唸った。 「こう押さえられちゃあ、舐められませんよ」 「ななな舐めるとか、……、舐めるとか、いいです。なしです。舐めなくていいです。舐めちゃだめ」 「なんで」 「なんでって、……なんでって、そんなところ、だって」 混乱した彼女が言葉を選んでいるあいだに、男は挟まれているのをいいことに、すりすり彼女の腿に頬を寄せ、あああすべすべ、だとか呟いている。 「ほら、足ひらいて」 「……だめ。だめだめだめ」 頬を寄せうながしてもコロカントが締め付けをゆるめないことに焦れたのか、あぐと口を開けると、男は彼女の腿に軽く噛みついた。 痛みはない。ただやわやわ甘噛みするだけだ。 「バ、バラッ、」 「……やめてほしい?」 弱り果てた彼女を、男はじっと見つめた。 「いやだ。やめろ。さわるな。離れてあっちへ行け。いやなら、そんなふうに仰ってください。言ったら、まだ俺は止まれると思います」 「ちがうんです。さわるなとか、離れろとか、そう言うのじゃないんです」 そんなひどいことを言えるはずがない。そもそもコロカントにしたって、男とじゃれあっていたいのだ。 触れられるのも、触れることも気持ちが良い。ただ、 「ぁ……、あ、っ……」 男が自由になる手の平で、まんべんなく撫ぜるように恥丘の全体を刺激する。 くすぐったさと快感が、突き抜けた。 似ているようで異なった感覚が、ぞくぞくぞくぞくと尾骶骨(びていこつ)のあたりから脳天まで突き抜けて、一瞬、彼女の太股の力がゆるんだ。 男はそれを逃さない。 するんと頭を落として舌を出し、ふっくらと膨らみはじめたなだらかな丘をつついて舐めはじめた。 「ま、待っ……っ!……っ」 「待ちません。というか、待ちたくありません」 快感中枢へ直結する刺激に、コロカントの腰が抜ける。 それでも何とか制止の声をあげようとした彼女へ、男の息を荒げた声が覆いかぶさる。 「姫」 「な、……なに?なに……、な、……」 すみません。 器用な舌先になぶられ、知らない快感を引き出されて、一瞬恐慌状態になる彼女に、申し訳なさそうな男の声が響いた。 「すみません、前言撤回します」 「え、なに、なに、な」 「止まれそうにない」 「なに、ひぁ、……っ」 とどめようとした動きもむなしく、つぶ、と肉厚の舌が赤いひだを割り、肉芽を舐め上げて最後、強引にコロカントは悦楽へ引き上げられたのだった。 ず、ず、と涙まじりの喘ぎが聞こえる。 鼻にかかった吐息だ。 それを発しているのが自分だということを認識できるか、できないか、もうぼんやりした頭をコロカントは引き寄せた敷布にうずめ、ゆるゆると振った。 いつ袖を抜かれたのかよく覚えてないのに、いつの間にか全裸だ。 夜明けに従ってしんしんと気温の下がる室内に、体の表面は冷えてゆくのに、芯だけが熱い。 尻のあたりの敷布も冷たく湿っていた。きっとそれは、自分が感じて垂らしたものが原因なのにちがいなかった。 もうあまり深く考えたくなかった。 ただ顔のあたりを覆って、男が与えてくる快感に身をまかせていた。 がっちりと太股に手を当て固定し、男が飽きもせず、恥丘を舐(ねぶ)っている。 そんなところ、舐めていて楽しいのかな。ぼんやり思ったが、よく判らない。 聞いてみたい気もしたけれど、言葉がうまくまとまらず、諦めた。 好き、可愛い、きれいだと、熱に浮かされた声で囁かれながら、音を立て吸いしゃぶられるうちに、だんだんに恥じらいの感覚が麻痺し、代わりに腰が痺れたようにじんと疼くようになった。 「ラ、……バラッ……、」 許しを乞うように男へ手を伸ばすと、……どうしました。気付いた男が固定していた手をはなし、彼女の手に重ねてくれる。 ぎゅっと握り返したいのに、指先に力が入らない。 「姫、?」 そこでようやく男がつついていた肉芽から離れ、ずり上がって彼女を覗きこむ。 その顔が、涎と愛液でべとべとに汚れていた。もうどうしようもなく恥ずかしくて、コロカントは寄せてあった敷布を引き上げ、男の顔を拭った。 秘部を直に見られ、舐め啜(すす)られることも十分恥ずかしかった。けれど、自分が感じた跡を形として見ることの方が、何倍も恥ずかしかったからだ。 「うまかったですよ」 「そそそういうのは言わなくていいです……!」 むきになってごしごし拭ってやると、あいたた、と男が口だけ痛がって笑った。 泥んこになって、得意満面の、子供のような顔だ。 ああもう深く考えるのはよそう。 つい今しがたまでされていたことを考えるだけで、いろいろ脳内が沸騰しそうだと思った。 気を取り直し、肘をついて身を起こすと、男の反り立った陰茎が、いやでも目に入る。 痛そう。がちがちに張ったそれを眺めて思った。骨もないのにどうしてあんな硬度を保てるのか不思議だった。 「どうしました。……怖くなった、?」 彼女の視線を同じように追って、男がおのれの股間へちらと目をやる。 「いえ、あのそうではなくて、……、」 「うん、?」 「あの、……、わたしも舐めて、いいですか」 言うと、男が一瞬顔をこわばらせた。でろでろにとけていた顔に、さっと緊張のさざ波が走ったのだ。 何かまずいことを言っただろうか。いきなりコロカントは不安になる。 男と「やる」ときには、女も男の陰茎を口に含んで刺激したりする、と年上の女たちの会話で聞いて知っていたけれど、それはあくまでも流れで男の側からうながされるもので、女の方が積極的に提案するものではなかったのかもしれない。 どきどきしながらバラッド表情を窺うと、こわばった表情をすぐに解いた彼が、あのですね、とくそ真面目な声で言う。 「そういうの、言ったらダメですよ」 「……そ、そうですよね、はしたないですよね。ごめんなさ」 「いや、そうじゃなくて」 とんでもないことを口にしてしまった、一瞬で後悔しかけた彼女に、そうじゃない、と男が頭を振りながら言葉をさえぎる。 「そんなこと言われたら、出ちゃいます」 「……っ、え、」 出る?言われて一瞬意味が判らなかったコロカントが固まると、 「姫が俺の舐めるとか考えただけで、さわらなくてもイケそう」 「え、え、え」 男が追撃した。 もう十分真っ赤で、登るだけ上ったはずの頬に、いっそう血がのぼるのが判る。 かあああとなった頬を男は愛おしげに触れ、それからゆっくりと腰を揺らめかせて彼女の内股に擦りつけた。 「舐めてもらうのは、今度のお楽しみにして」 言いながら体を伏せ、バラッドはコロカントの耳元に唇を寄せる。 「俺は、姫の中に入りたいです」 ささやかれる声で頭の中がいっぱいになる。 「……だめかな」 ああもう本当に勘弁してほしい。 この状況で、こんな体勢で、こんなふうにどろどろにされて、いやだというと思っているのだろうか。 半ば焼き切れた頭で、コロカントは男の頭を抱きしめた。そんなふうに、切なそうに、苦しそうに、乞い願うのは、 「ずるい」 力を入れて抱きしめた赤い頭にぼやいてやると、頭がうふふふ、とくぐもった笑いをたてた。 「ずるいですよ。俺はずるいんです」 でもそんなずるい俺が好きなんでしょう、なにやら世迷言をほざいているので、そのまま彼女は男の頭を、ぎゅうぎゅうと胸に押し付けた。 「苦しいですよ、姫」 「苦しくしてるの」 もがもが文句を言う頭を余計に押し付けながら、もう、と大きくひとつ息を吐いた。あきらめと、覚悟の入り混じった深呼吸だ。 「早く入れてください」 もが、とふざけていた声が、すると急に途絶えて、コロカントはぎょっとなって見下ろした。もしかすると、力をこめすぎたのかも。息が詰まったのかもしれない。 慌てて男の頭を両手で持ち上げると、みょうにしんとした顔になった男が、彼女を見返していた。 「……いいんですか」 おずおずと、恐れるように男が言った。入れたい、だとか言って大胆に楔を擦りたててきながら、こうしてすぐに臆病な面も見せる。 交互に内面が入れ替わる。それがきっとバラッドと言う人間なのだろうなと、彼女は思った。 「そうならないように、最大限、努力しますが、でも、もしかしたら、痛くしてしまうかもしれない」 「いいです」 「俺ばっかり気持ちよくなって、姫はさっぱりかもしれません」 「いいです」 「期待はずれで、ただ生々しいだけの行為かも」 「バラッド」 すこし笑って、コロカントは一気に弱気になった男の頭をよしよし、と撫でてやる。 「大丈夫。わたし、経験はさっぱりありませんが、覚悟だけは決めたつもりです。こういうの、当たって砕けろとか言うのかな。……どんと来い、と言うのかも」 「わあ、男前」 言うと男が弱気を隠して今度はおどけてみせた。引け腰になったり、おどけたりしながら、それでも下半身の猛りは一向に萎えを見せない。 現金なものだ、コロカントがすこし笑うと、男もばつが悪そうに笑った。 「どうぞ」 言って彼女は自ら男に足をからめる。冷静に考えるとものすごい行為をしている気もしたが、彼の弱気の背を押すためなら、まあこの際いいかな、と思ったのだ。 うん、と男が急に色に濡れた目になった。ゆるゆる擦りたて、彼女の内股で主張していた男根に手をやる。それから大丈夫かな、また不安な声を出して首をかしげた。 入るかな、だとか呟いている。 「どうしよう、壊しそう」 「壊れません。大丈夫」 促しながら、妙におかしかった。ふつう、怖がるのは女の方で、男の側が強気で突っ込む気がするのに、まるきり逆の展開だ。 「大丈夫。だいじょう――っ、んぅ」 くちくちと音を立て、切っ先を彼女の割れ目に何度か前後し、様子を窺っていたバラッドが、く、と腰をわずかに進め、体の内へ押し入ってくる。めり込むような感覚に、思わず息を詰めると、たちまち心配そうになった彼が腰を止めた。 「姫」 「……、だいじょうぶ。ちょっとびっくりしただけ」 うすく笑って先を促すと、またおずおずと先端が彼女の内を割りひらいて、その圧倒的な質量に、してはだめ、と思いながらもコロカントは我慢できず口を開いて息を漏らした。 じりじり内部を男が推し進むたびに、ふっ、ふっと息も押し出される。 切っ先が入り込むのに、痛みはなかった。彼が十分にほぐしてくれたからだろう。 けれど、本番はこれからなのだと思った。思わず唾を飲む。 はじめての時には破瓜の痛みというものがあって、それは体内への異物の侵入を防ぐための膜が破られるからで、おまけにものすごく痛いのだそうだ。ぶちんだとか、ばちんだとか、破ける音が聞こえたり、たらたら出血したりするのだそうだ。 だから、なるたけ力を入れてはいけない、大きく息を吐いて、楽にして、楽にして、楽にして……、鋭いのだか、鈍いのだか、全く未知の、外科的な痛みを思いっきり覚悟していたコロカントは、 「……ああ、全部入りましたよ」 どこかほっとしたような男の声にえ、と驚き、いつの間にか瞑っていた目を開いた。まるで痛くない。信じられなかった。 「……全部?」 「はい。根本まで全部です。……痛いですか?」 「いいえ、……いいえ」 あっけにとられて男の顔を見つめる。測ったわけではないけれど、男の立ち上がった陰茎は、コロカントが想像していたよりも長く、太かった。やすやすと入り込める大きさではないように思えた。 現に、ぎちぎちに、限界まで開かれていると突っ張った彼女の入り口が主張している。だのに、 「痛くないです」 押し開かれ、内部が広がるすこし苦しい充溢感はあっても、覚悟した痛みはどこにもない。 「……どうしました」 釈然としない顔をしていたのかもしれない。見下ろした男が目をすがめて、いぶかし気にたずねた。 「痛くありません」 「そうですか。よかった」 「あの、」 「はい」 「……あの、……、血は、」 血、と言われておとこは結合部分に目を落とし、うすく笑った。 「出てませんよ。大丈夫です」 「そうですか……、」 がっつり覚悟した分だけ、なんだか肩すかしのような、がっかりしたような、ほっとしたような、そんな気分で呟くと、よくないですか、と男が思わし気に聞いた。 「よくありません」 すこし拗ねる思いで、コロカントは口をとがらせる。 「どうして」 と言って彼はちょっと驚いたふうになる。驚くと、相変わらず猫のように目が丸くなるのだなと思った。色が緑だから余計にだ。 「痛くないなら、ないに越したことはないでしょう。……、……。ええと、それとも、もしかして、痛くされちゃうとちょっと喜んじゃうとか、あの、姫ってそういう」 「そうじゃなくて。……そうじゃないですけど」 そう彼女が言いかけたとき、すいませんちょっと限界、だとか勝手にそう言って、男がゆっくりと押し込んでいた腰をずるずると引きはじめた。 限界ぎりぎりまで押し開かれていた内部からずるりと男が抜け、抜けたと思うとまた押し入ってくる。 「バ、ちょっ、バラッ……!」 まだ話が途中なのに、そう思って不満を述べようとした口を、強引に男の口づけで塞がれた。 「……姫がいま、なんだか納得できないこと、中ててみましょうか」 口中を長々と蹂躙され、彼女の眉間の皺がうすれたあとで、ようやく唇を放したバラッドが笑いを含んだ声で言う。 「……知りません」 ぷいと顔をそむける彼女の耳朶を、男はやさしく噛む。くすくす笑いが吹きこまれた。 「痛くもなし、出血もなし。それじゃあ純潔の証がないように思えて、なんとなくもやもやしている。……ちがいますか、」 言い当てられてコロカントは目を見張った。どうしてそんなに考えていることが判るんだろう。 ふて腐れることも忘れて、男の顔を眺める。 だって顔に書いてありますもん、再び陽物を押し込み、探るように中で腰をひねった彼が続けた。 「前に言ったでしょう。どれだけまっさらな女性だって、最初から気持ちよくなれるって。……そうでしょう?せっかくなにもかも初めてなのに、痛いのを堪えるだけじゃあ、それじゃただの我慢大会です。もったいないじゃあありませんか。痛いなら、そりゃ、男が悪い」 言って男がぐいと彼女の腰を持ち上げた。すると、繋がっている部分がはっきりと目視できてしまって、理解した瞬間、頭が真っ白になる。 「ね、?」 目に入った光景が信じられない。恥じらったらいいのか、やめてくださいと怒った方がいいのか、とにかく太い杭が刺さったように、男自身が彼女の内へ差し込まれているのだ。 屹立は、それだけでひとつの生き物のようだった。 自分が物理的に猛り立った男根を飲みこんでいる、あらためて確認したとたん、不意にずくんと胎内が疼いて、意図せず、彼女の内壁がバラッドを締めあげた。 くっと男が一瞬息をつめる。それがなんだか壮絶になまめかしくて、コロカントの鼓動が早くなった。 目の毒だと思った。こういうの、なんて言ったらいいのか、もうとにかく心臓に悪い。 ……ああもうどきどきだけで死にそう。 腕を伸ばして、男の落ちた髪をかき上げる。いつの間にか赤毛はしっとりと汗をふくんでいた。確かめるようにぺたぺたとさわる彼女に、男はちいさく笑ってみせる。 「ものすごく格好がつきませんが、実は冷汗です」 「冷や汗……、……バラッドも、緊張するんですか」 意外に感じてコロカントはたずねた。百戦錬磨のような顔をして、何を今さら女を抱くのに緊張するのだろうと思ったからだ。 「しますよ。……こんな醜悪なもの見せたり、突っ込んだりして、平気かとか。こっち来ないでって嫌われないかとか。あと、暴発しないかとか」 「……暴発って」 出し入れの反復運動をゆっくりと行いながら、くそ真面目な顔で言うのへ、思わずおかしくてコロカントは笑った。 「だって姫の中、もうものすごく熱くて。もってかれそう」 余裕のないのはどちらも同じだ。そのことに気づいてほっとしながら、彼女はバラッドの目尻の泣きぼくろへ手をやり、親指の腹で撫ぜた。 ひどく特徴的な二連のそれ。男の容貌をいっそう脂下(やにさ)がったものに見せているもの。 その目がまっすぐ自分を見つめている。それだけで背筋へぞくぞく快感がはしった。その快感で、また男を締めつけたのかもしれない。 「ああ、……気持ちいい」 彼女の上に覆いかぶさって、男がうっとり目を細める。情欲の色が濃い。声も上ずり、かすれていた。 体温の変化のせいだろうか。緑灰色の緑が薄れ、やや黄みがかっている。 「……バラッド」 「はい」 「もっと、してください」 今度は彼女から口づけをねだる。下から引き寄せ、噛みつき、唇と唇を合わせて、何度も何度も急くように求めた。唾液に濡れたバラッドの薄い唇が気持ちいい。 煽られた男が腰をひらめかせはじめ、コロカントは口から息を漏らす。 正直、はじめて割りひらかれた体は、痛みはなくても違和感があった。押し込まれる異物感がどうしてもぬぐえない。これは仕方ないことのかもしれない。 男の嵩張(かさば)った屹立で内壁や肉芽を刺激されても、それはそれで気持ちが良かったけれど、慣れていない体は上手に快楽だけを拾うことはできなかった。 だから狂ったように咽び、肉欲に没頭することはない。 できなかった代わりに、コロカントは自分の上で腰を慎重に前後させるバラッドを眺めていた。うっすらと開いた唇から息を漏らす様子や、わずかにしかめた眉間、じんわり噴いた汗がこめかみに流れるさま、色味の替わった瞳の、その一本一本の筋まで。 ぬちゅぬちゅと抽挿するごとに、泡立った粘着質な音が聞こえて来たから、彼女自身は慣れてなくとも、体は、きちんと男を受け入れているらしい。 目の前の男の胸板を手のひらで愛撫する。がっしりとした厚さだなと思った。 普段細く見えるのに、こうして肌を見せると、きちんと男性の体つきだというのが、なんだか不思議に思える。 その彼の動きが、次第に早くなる。 ず、ず、と内側を男が行き来しているのが、感触でわかる。見てもないものが感覚だけで判るなんて、それもなんだか不思議だと思った。 とても原始的で、だのに決していやでない。 熱に浮かされたようにいい、すごくいいとくり返す男の声にうっとりとする。 「わたしも、いいです」 上ずった声で、自然に返していた。 ずばりな快感はなくても、こうして組み伏せられ、男が反復していると考えるだけで、ぞくぞくと気持ちが良い。 「……くそ、」 ぐっと深くえぐったバラッドが険しい顔になり、彼女の肩口に顔を伏せた。 「くそ……、ヤバい、イキそう」 「イって、」 くぐもった声が耳に飛び込んだ瞬間、体が反射して、ぎゅっと収縮し、男の形をもろに感じた。 ああこうすればいいんだ。 即座に理解し、意識的に下腹部を何度か締め上げると、う、と降参の声が上がって、男の腰が突きだされる。彼女の内で、びくびく暴れる熱のかたまりを感じて、また背筋に快感が走った。 「……あー……」 しばらくして、詰めていた息を吐きだしたバラッドが、彼女の内から自信を引き抜き、情けない、と呟くのが聞こえた。 「もっとこう、いろいろ頭の中で、模擬してたんですよ。手順とか、段取りとか。してたのに。……、……くそ、ぜんぜん、もたなかった」 男の額からつうつうと汗が滴って、それがコロカントの顔に降りそそぐ。涙みたいに大きな汗だなと思った。 「またしてください」 言っているうちに胸がいっぱいになって、不意にコロカントは泣きそうになる。 男に抱きしめられて、こんなに幸せなのに。 幸せなのに泣きたくなるなんて、今まで知らなかった。 ごろんと隣に体をうつした男が、涙ぐんだ彼女に目を止め、片眉を上げ、それから目尻の涙にそっと唇を落とす。 「弱ったな。泣かんでください」 「……ごめんなさい。どうして涙が出るんでしょう」 抱き寄せられたまま、彼女は泣き笑い、そうして思いをこめて、目の前の体をぎゅっと抱きしめ返した。
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843 :名無しより愛をこめて:2012/03/04(日) 16 06 52.31 ID Kgi0vnoK0 時系列関連の話題はとりあえずスルーして…… 人体にプログラムを移植して対ヴァグラス能力を持たせたのは、 ファンタジー系戦隊でたまにある「すべての人間が潜在的に 持っている力を覚醒させてパワーアップ」を科学的に再現する 研究が事前に行われていたのを応用したのではないでしょうか。 ゴーゴーV最終回のマックスビクトリーロボブラックバージョンにも 類似の技術が用いられていたようだし。 846 :名無しより愛をこめて:2012/03/05(月) 01 29 34.65 ID qEz5svtF0 843 描写から行くと、ガイアメモリと同系統の技術っぽい感じに見える。 フィリップがデータ人間化したのを人為的にやったというあたりか。 「物理世界に干渉するプログラム」の系統としては、現時点で一番古い時期を語ってる…のかな? 今回の収穫は「人間は普通、電送に耐えられない」って話だな。 代謝とかで物質が入れ替わるし、電送の前後で情報の保存が困難、ってあたりかなぁ。 921 :名無しより愛をこめて:2012/03/11(日) 14 01 37.18 ID ffFOGC0iO 今日のゴーバスターズに出て来たメタル細胞やって劇場版デカレンジャーに出て来たサイボーグ化ウィルスを思い出した。 片輪走行で剣を使う辺りもメカルンジャーを思い出した。 922 :名無しより愛をこめて:2012/03/11(日) 20 37 24.17 ID LC9g4mN20 ×メカルンジャー ○デカレンジャー 923 :名無しより愛をこめて:2012/03/11(日) 21 27 21.69 ID F1/ikEkh0 ああいった生物を金属やら機械に変換するものって他には何があるっけ。 よくある石化光線とかの発展型みたいなものかな? 924 :名無しより愛をこめて:2012/03/11(日) 22 05 54.30 ID G8OySrdhO サンバルカンの終盤でイナズマギンガーが 機械生命化装置?みたいなのに入れられて機械生命体イナズマモンガーに作り変えられてたな 外見的にはブラックマグマの炎状のシンボルマークを顔面に貼られて従順になった あとすぐ思い出せるのはギンガマンの星獣の銀星獣化あたりかな 925 :名無しより愛をこめて:2012/03/11(日) 22 24 44.01 ID FFOvBfDg0 オーレンジャーのバラクラッシャーもやってたんじゃなかったっけ? 926 :名無しより愛をこめて:2012/03/11(日) 22 36 22.42 ID CZyi5oE00 スーパーマンだったかなぁ、映画でコンピューターに取り込まれたようなのがいたような。 関係ないけど機械化とかよりも、 動植物にされた赤ちゃんにされたナメクジにされたとかのほうが、記憶に残るな。 927 :名無しより愛をこめて:2012/03/12(月) 06 23 29.61 ID m9TgAUab0 ドクターマン本人はまさにそれ 928 :名無しより愛をこめて:2012/03/12(月) 09 04 43.00 ID A++h1uiA0 926 『スーパーマンIII 電子の要塞』だな。あれは無理矢理改造人間にするようなモノかと。 あの映画はむしろ善人のクラークがスーパーマンになると悪人になると言う衝撃。 929 :名無しより愛をこめて:2012/03/12(月) 20 28 08.54 ID c0WGUT6r0 926 びっクリにされたとかもなかなかのインパクトだ 930 :名無しより愛をこめて:2012/03/12(月) 22 00 39.43 ID 8ZZoHRid0 チーフが酸欠です! 931 :名無しより愛をこめて:2012/03/12(月) 23 05 49.35 ID Lj9jZSA/0 チーフが半ケツです! 932 :名無しより愛をこめて:2012/03/13(火) 11 33 26.85 ID LVTnKZzl0 929 ゴーカイクリスマス回の人形にされたルカもw あと機械を取り込んだ怪人なら仮面ライダーZOのドラスが。 933 :名無しより愛をこめて:2012/03/15(木) 15 57 01.60 ID MW5dHigs0 926 関係ないけど機械化とかよりも、 動植物にされた赤ちゃんにされたナメクジにされたとかのほうが、記憶に残るな。 そういや、寿司と入れ替えられても 感情や、視覚などの感覚があるのが不思議。 947 :名無しより愛をこめて:2012/03/17(土) 21 39 45.38 ID zwrljRKr0 923 逆のパターンなら キカイダーやダークロボットが 人間に変身するのとか 948 :名無しより愛をこめて:2012/03/17(土) 22 45 00.98 ID T2ScA7zs0 鉱物生命体なのに地球人そっくりになれるキラアク星人とか 974 :名無しより愛をこめて:2012/03/20(火) 13 21 21.98 ID 4+Iplltm0 933 人間が変えられたわけでない生まれつきの無機生命体のパターンにも 体内にメカ部品が詰まってる機械生命体と 体内まで金属の塊っぽい金属生命体の二種類があるよね。 975 :名無しより愛をこめて:2012/03/21(水) 21 08 37.17 ID fae2Zkcf0 ガイアの金属生命体もトランスフォーマーも、明言されてないけど金属っぽいSOLUも、 金属生命体と擬態には何か関係が? 976 :名無しより愛をこめて:2012/03/21(水) 22 50 52.01 ID oob/YnUeO 分子構造が関係するのかな? 例えるなら有機化合物は組み木細工、対して金属はブロックのようなものなので 可逆的な変形には金属質の方が向いてる。 990 :名無しより愛をこめて:2012/03/24(土) 08 28 33.95 ID 7puPp9970 976 一見したところ金属の塊な金属生物が「動ける」事と関連してるのでは。 普通の動物のように関節があって、筋肉の代わりになるモーターか何かがあって と言う構造の金属生命体を、我々は「機械生命体」と認識している。 一方で、体の任意の部分の可塑性を高めることで動く金属生命体もいると。 つまりこの手の金属生命体は「腕を曲げる」のと同じ感覚で形を変えることができないと 動くことができない。と言うことは練習次第で、任意の形状に化けることが出来てもおかしくない。 991 :名無しより愛をこめて:2012/03/24(土) 08 41 31.18 ID QGtKzf480 道理で変形合体すると玩具とプロポーションが変わるわけだ 992 :名無しより愛をこめて:2012/03/24(土) 09 24 55.89 ID 4RNysRG+0 ああ、動いてるときに二の腕や太股がグニャッとなるのはそういう・・・ 997 :名無しより愛をこめて:2012/03/24(土) 22 40 54.58 ID AwQ9QeEW0 990 脳や感覚器官のない寿司と入れ替えられた人間にも思考や感覚があるように、 特定の器官に依存しない機能というかこっちの世界の生物学とは違う何かがあるんだろうな。
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護矢 命李(まもや めいり) 今年で15歳のボード学園の中等部3年A組。なお音楽部に入っている(腕前は…気にしないほうがいい 大人しい性格でいつも兄や他の友人たちの後ろなどで見ていたり、振り回されたりしている子。 戦いとは無縁の性格でむしろ戦うを望むような乱暴な人は嫌い。 しかしネクシアスに選ばれ『仮面ライダーネクス』にされてしまう。 そして…彼女は望んでもいない真実へ…運命へと巻き込まれて行く。 なお、記憶が小学六年から前の記憶がない。 さらに小学六年の彼女に関する写真などはすべて喪失したらしく過去について彼女は何も分かっていない。 最近はあまり気にしなくなっている模様。 イメージCV:能登麻美子(希望)(代表作:地獄少女:閻魔あい) 護矢 晃輝(まもや こうき) 今年で17歳のボード学園高等部2年A組。なお帰宅部。 明るい性格で基本的に暗い考えを持っている人物を励まそうとしたりする。また、友人の危機には全速力で駆けつけるほど友達思い。 実は命理が覚醒する前からギルファリアスと契約しており、深夜頃には『仮面ライダーギルファ』として町の闇等を狩っている。 当然、ただの変態等は変身しないで殴り倒して交番の前に証拠と共に放り捨ててる。 妹やその友達が戦いに巻き込まれるのが嫌いであり、巻き込まれる前に騒動を終わらせようと『民間人の多少の犠牲が出ようが死なない限りは大丈夫だろ』と判断している。 良くも悪くも友人&妹第一の男である。 なお、深夜徘徊した次の日は学園で爆睡がお約束である。 また、女性は倒すのはあまり嫌なのか気絶させたりしてその場を後にすることが多い(倒さないと駄目と判断したなら容赦なく倒すが) CV:保志総一朗(希望)(代表作:ひぐらしの鳴く頃に:前原圭一) 『ネクシアス』 命李の中で眠っていた光の精霊。 その性格は温厚であるが罪なき人を傷つける相手には激しい怒りを抱く性格である。 命李の中での会話の時は光り輝く翼が特徴的な天使。 他の人が見える外見はSDサイズのおっとり目の命李となっている。(服はもっぱら白いローブ) CV:ゆかな(希望)(代表作:テイルズ・オブ・ジアビス:ティア・グランツ) 『ギルファリアス』 晃輝と契約している闇の精霊。 性格は冷静というよりかは冷徹に近く。戦闘の折迷い込んだ一般人がいようと放って戦えと晃輝に命令するほど。 しかし自然などを汚されるのを嫌っており怪人と戦う晃輝に的確なアドバイスをする。 晃輝の中での会話の時は紅い血塗られた悪魔の翼が特徴的な魔神。 他の人が見える外見はSDサイズの鋭い目つきの晃輝である(服はもっぱら黒いローブ) CV:檜山修之(希望)(代表作:勇者王ガオガイガー:獅子王ガイ) ネームレス人間体。 人と同じ知能あるいはそれ以上の知能を持っているものをここに記す。 剣 冥矢(つるぎ めいや) 年齢不明。ネームレス幹部の一人『フリーディア』の一人。(服装はもっぱら黒いコートを羽織って下は動きやすい服が多い) 当然だがこの名前は偽名。本名は(ネームレス・ソードブレーダー) ネームレスの中でも六将よりも上の実力を持っていると言われている幹部の中でもトップクラスの者。 その性格は基本的に戦う戦士その物で民間人等を狙わないそして弱い者を攻撃しようとは思わない。 またずば抜けた感の持ち主で精霊の誤魔化しがない限りはその者が普通の人かそうで無いか見抜けるほど。 独自の正義を持っておりその義に反すれば相手がどんな奴であれ最上位存在でない限りは真っ向肩立ち向かう。 妹分である姫歌に対しては保護的である、 また六将には友人的な対応。闇と水と光そして風という女性面子の将に対しては知人的な対応で会話をしている。 ……噂ではあまり女性とは接するのが苦手の様子。 CV:檜山修之(希望)(代表作:勇者王ガオガイガー) 剣 姫歌(つるぎ きか) 年齢不明。ネームレスの一人だがなぜか『姫様』的な待遇扱い。 もちろん偽名で本名は(ネームレス・シンガー) 体中のいたるところに傷だらけなのか服装はゴスロリ風が多くまた二の腕まであるグローブ、太股まで隠すニーソなどを常に来ている。 鎖やひも付き首輪などが多いためソッチ系の人が彼女が一人でうろついていると拾おうとするが……そうしようと動いたら最後斬り殺されたりする。 無口で表情も無いが実はかなり好奇心旺盛で気になることにはわかるまでとことん調べようとする癖がある。 また自らが渡したスケッチブックを持っている相手には心を許すのか特に警戒せずに近寄ったりする。 ……ブレイダーが呆れるのはそのスケッチブックを持っているなら初めて見る相手でも特に警戒しないというところであったりする。 ちなみに戦闘能力は皆無。 なお、しゃべれないというわけではないので「うん」や「ちがう」など簡単な受け答えは可能。また言葉を教えればそれを繰り返すこともある。 ……以前それで驚が「兄さん ロリコン」と教えたせいで驚VS冥矢と言う戦いが起きたのは言うまでもない。 CV:かないみか(希望)(代表作:ギャラクシーエンジェル:ヴァニラ) 炎矢 驚(えんや きょう) 年齢不明。ネームレス幹部六将の一人『烈焔将』。 基本的に豪快であり細かい事は気にしない、また人間であれ自分の目に適った相手は殺そうとせずに逆に殺そうとする奴を焼き払うところがある。 とは言えど最上位の命令には絶対服従を誓っており最上位が殺せと言うのならばかなり申し訳なさそうに殺そうと動く。 なお女性は大の苦手。理由はよく馬鹿にされてこけにされるからである。 暑苦しい服装を好み夏だろうがなんだろうが豪快に笑うところが多い、この為基本的に冷静である冥矢などには「うざい」という評価が与えられている。 なお部下たちには接しやすい将NO1という評価でありかなり好評……言いかえればカリスマがないというわけだが。 CV:神奈 延年(希望)(代表作:スーパーロボット大戦OGs:アクセル・アルマー) メッセンジャー 年齢不明、姫歌のマネージャー的な扱い。 男を釘付けにできる妖艶な態度を全て知っており魔性ともいえる女性。 とは言えどそれらは姫歌の為で無ければする事すら無い。 基本的に姫歌中心の思考であり彼女の頼みならば六将とすら戦う事も特に恐れる事はない。 同時に姫歌に近寄る男を値踏みして姫歌に見合わなければ彼女に隠れてその男を殺害することも多い。 良くも悪くも超過保護性格。 外見は長い紫色の髪で目もまた紫。基本的に後ろで束ねておりあまり手入れはしていない様子。 ちなみに戦闘能力は無いが補助能力はネームレスの中でも随一に高い為戦い方次第では六将クラスと30分以上は戦える(勝てる可能性は低い) なお口癖として「笑ってGOGO」や「醜い○○は消毒です」など恐ろしい発言をしたりする。 なぜか驚は彼女が嫌い CV:下屋 則子(希望)(代表作:フェイト・ステイナイト:間桐桜)
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399 :ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :sage :2007/03/08(木) 23 40 54 ID mmDKnmed(6) 【このせつしめこみ問答 後編】 刹那が意識を取り戻したのは、程なくしてのことであった。 気絶している間に回復魔法でもかけられたのではないかというほどに先程までの疲労は消えており、 心地好い眠りから目覚めるように刹那は眼を開ける。 「……ん……」 「よかったー…、せっちゃん、起きひんかと思うたえ?」 すると、刹那の目の前には床に座り込んで顔を除き込む、木乃香の姿があった。 安堵の表情を浮かべて刹那を気遣う言葉をかけるその様子に、刹那は胸が高鳴るのを感じる。 「お嬢様……」 ああ、さっきまでの恥ずかしい責め苦は夢だったのか――……、 根拠なく独り納得して、心配する木乃香に自分は大事ないと笑いかけなくてはと判断した。 身を乗り出そうと腰を上げる。 ――さわっ。 そうして自然と少し内股になった瞬間、刹那は内腿に柔らかなこそばゆい感触が当たったことに気付いた。 「それ」は、刹那の体の一部であり。 普通ならば、風呂にでも入るときでなければ有り得ない触感だった。 (……っ、まさか、…そんな……) すなわち、秘所に生えかけた僅かな恥毛が太股に触れたのだ…と、無用な直感が働く。 信じたくない、夢だと思いたい。 こわばった顔で視線を下げた刹那の目に入ってきたのは――、 下半身真っ裸、性器剥き出しの己が姿であった。 「っ…………!」 目眩が刹那を襲う。 それは木乃香に尻穴を舐めしゃぶられて忘我に追い込まれたことが現実であったことを知らされると共に、 ――未だ恥辱が終わっていないのだ、ということを悟った為であった。 浮かせかけた腰が床に落ちる。 そうと気付くと同時に、ついさっき口唇愛撫を受けた尻穴に痛痒感が走る。 更に呼応するかのように秘唇からも僅かに滴るものがあった。 「く……!」 誤魔化そうとしているのか、刹那は乱暴に自身の股間を掌で拭く。 そうして形容しようのない表情で、刹那は木乃香を窺った。 すがるような眼で見られていることも知らずに、 木乃香は喜々として刹那の眼前に布きれ――ふんどしを広げて突きつける。 「せっちゃんも元気になったみたいやし…、これで『コーディネート』出来るなー?」 そう言い放つ木乃香に促されるままに立ち上がりながら、刹那はその言葉の意味を再認する事となった。 気を失っている間にショーツは剥ぎ取られてしまっていたが、 胸を締め付けるサラシは解かれぬままで残っていたのである。 「下着を上下合わせた方が良い」という言葉の思いからこうしたのだろう――、 そう理解しながらも刹那は、下半身を晒しながら胸だけを隠しているという状況に妙な羞恥を覚えた。 「せっちゃん、ウチが締めたるからー……。ハイ、ばんざーい♪」 更に、両手を上げるジェスチャーと共に頭の後ろで腕を組まされる。 ふんどしを締めやすいようにと少し腰を落としたがに股気味の姿勢とあいまって、 その格好は今にも腰を振って淫らに踊り狂わんとしているダンサーさながらに見えた。 ともすれば失笑を買ってしまいそうな、その下品としか言いようのない自身の姿に耐えかねて眼を瞑る刹那。 「お、嬢様…!できたら、その…早目に、お願いします……!」 早々に満足してもらい、一刻も早くこの体勢から解放されたいと口に出した。 その言葉に応える代わりにか、木乃香も待ちきれなかったのか。 布地の端の紐が腰に回され、刹那の下腹部で幾分かたく結ばれる。 尻を隠すように垂れ下がった布地を、木乃香が握り締めて開かせた脚の間を通した。 これを股の間から通して、腰で結んだ紐にかける形で締め込むことで前だれが出来上がるのである。 するり…と股の下を通され、徐々に股間へと持ち上げられていく布地。 「っう……!」 かすかに内腿に触れた感触に、刹那は眼を閉じたままで歯をくいしばる。 「カッコよく着こなして貰いたいからー、ちょっとキツう締めるえ?」 「ぇ……っ゛!?」 ぐんっ、ぐいぃっ! ぎゅううぅっ――――……!! 「! ひぐううぅッ!!」 絞り出されるような悲鳴と共に、眼を見開いてしまう刹那。 木乃香の台詞は是非を問うものではなく、ただの宣言であった。 強く握り締めた褌を下腹部で結んだ紐に通した次の瞬間、立ち上がって渾身の力で引き上げる。 不意の――真下からの攻撃に、刹那の足がかすかに一瞬だけ床から浮いた。 「はひっ!? ひぃっ!」 股下を通った褌は、より合わされて一本の綱のようになりながら股間を割り広げていく。 本来は尻を包み込むように締めこまれるはずがあまりに強く引き上げたために布地はよじれ、 まずは尻たぶを割っていき、奥に潜んだ――先の愛撫で未だひくつく―― 肛門を、更には蟻の門渡りをも激しく擦りあげた。 「く…ひっ!?」 そうして身体の前へと回った褌は、当然のように秘唇に食い込む。 割れ目の肉を広げ、生えかけの陰毛を脇にはみださせて、 中に隠された陰核さえも押し潰すように身体に密着し、擦り上げた。 左右に広がった肉襞は大陰唇が覗くほどで、刹那を苛む褌が如何に強く引き絞られているかを示していた。 「あ、くぁっ!このちゃん、離し、離してっ!?痛、っ!?」 「あかんてー。ビシッと締めとかんと、ほどけたら格好悪いやろー?」 「そっ、そんな!く、食い込んで……ッ!」 目尻から涙を吹きこぼす刹那の願いを斬って捨て、木乃香はぴょんぴょんとジャンプしてまで褌を堅く締めていく。 既に股間を隠す――というよりは「より卑猥に見せる」為の下着といった様相となったところで、 ようやく引き上げる手が放された。 はらり、と残りの布地が垂れ、褌の前だれとなる。 「――ぁ、はぁ……っ…!!」 突然止んだ食い込みに(と言っても、それまでに締めこまれた分は勿論そのままであるが) 緊張が切れてしまいそうになる刹那であったが、持ち前の精神力で足腰を支えた。 頭の上で腕を組んだまま、褌を締められたときと同じがに股で――、 股縄さながらの責めで全身を火照らせながら、そのまま立ち続けたのである。 そんな刹那の周囲を、美術品を鑑賞するように見回す木乃香。 やがて頬に手を当てると、感無量といった風に溜め息をついた。 「せっちゃん、やっぱり格好ええわー♪」 背後に回り、尻にしっかりと食い込んだ褌を指先でなぞりながら尻たぶをゆっくりとこね回す。 尻肉を十指で鷲づかみにして思うさま揉みしだき、刹那の反応を楽しんでいく。 「…っ、お、お嬢様、ぁっ、お戯れを……!あふっ…」 刹那はやんわりと止めてくれるようにと言葉を紡ぐが、声色に力は無かった。 さもありなん。ようやくと言ってもいい木乃香からの普通の愛撫であり――、 刹那自身の身体が、これまでの責めで高ぶりきっていたからである。 「体の方は正直やのに、せっちゃんはホント真面目やなー」 散々揉みしだいたせいで熱さえ持った尻たぶを離れた木乃香が、今度は前面に回りしゃがみ込む。 前だれを持ち上げると鼻先が触れるほどに近くから刹那の股間を眺め、 強い食い込みでくっきりと一本筋の形を浮かせた股間に――ごく軽く、キスをした。 そのごく小さな刺激に、刹那は喉を反らせてビクンッ、と身体を奮わせた。 つづく
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登録日:2010/03/19(金) 23 48 29 更新日:2023/11/27 Mon 06 52 35NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 とあるシリーズの登場人物 とある魔術の禁書目録 ふともも アイテム クソ映画ハンター セーター パンツ モアイちゃん レベル4 ロリ 大能力者 大魔王 映画マニア 暗部 暗闇の五月計画 浜面「すごっ!すごいっ!!すごいパンツ!!」 科学サイド 窒素装甲 絹旗最愛 貧乳 赤崎千夏 超 とある魔術の禁書目録の登場人物。 学園都市の暗部組織『アイテム』の構成員の12歳ほどの少女。名前の読みは“きぬはた さいあい”。 口調は「超~です」。 服装は主にセーターのようなウール地の超丈の短いワンピースで、超ギリギリまで太股を露出しているが、パンツは確実に見えないように角度が超計算されている。 女子高生の滝壺より超スタイルが良いらしいが、目利き浜面さんによると脱いでも特に意外性はないとの評。 『アイテム』での活動ではもっぱら超前線に立ち、戦闘に超慣れている。 こき使う下っ端の浜面については「超バニーガール好きの超変態ですかね」とコメントしている。 プライベートではB級以下の映画の超マニアで、たとえR指定があっても身分を詐称して超客のいない劇場に超足を運ぶ。 映画に関してはおトイレを超我慢するほど鑑賞の仕方には超こだわりを持っており、 「いえーい、今回はみんなでC級の馬鹿馬鹿しい映画を作るぜーっ!!」みたいな超自覚あるC級ではなく、 超本気でハリウッドと戦う気構えで作ったものが超色々あってC級になってしまった天然モノの映画を超追い求めている。 しかし超飽きやすい。 能力はレベル4の『窒素装甲(オフェンスアーマー)』。 窒素を自在に操ることができる能力。圧縮した窒素の塊を制御する事で、窒素越しに自動車を持ち上げたり、弾丸を受けとめたりできる。 しかし射程距離は短いため、傍目には怪力であるように見える。 また『暗闇の五月計画』という一方通行の演算パターンを参考に各能力者の『自分だけの現実』を最適化しようとした計画に関わっていたようで、 それにより一方通行の『反射』と同じく、自分の周囲に能力で作った防御フィールドを自動展開させることができる『自動防御能力』も働く。 その為か本気を出す場合は喋り方が一方通行と酷似する。 例「超お可哀そォに」 15巻の暗部組織同士の抗争では『スクール』の垣根帝督に敗北し負傷するが、SS2巻で戦線に復帰。 雲川芹亜の依頼でアメリカの要人を暗殺している。 19巻では『アイテム』壊滅以降は主に浜面と共に行動。 裏の任務をこなしつつ、浜面と映画巡りをしたり滝壺のお見舞いに行っている。 滝壺の退院祝いを準備していた日の夜、殺しの任務が入ったため浜面を巻き込んで任務をこなそうとしたが、 道中で何故か学園都市の無人戦闘攻撃ヘリHsAFH-11『六枚羽』の攻撃を受ける。 反撃しこれを撃墜するが、ヘリ爆発の衝撃で浜面とは一時離ればなれになる。 その後浜面が滝壺を助けるためにテロリストが占拠したビルに突入したと聞き、二人の脱出の手引きをしようとするが、 絹旗が過去に爆殺しようとした『スクール』の用心棒・砂皿緻密の仇討ちのために学園都市外部からやってきた傭兵スナイパー、 ステファニー=ゴージャスパレスの襲撃を受ける。 警備員(アンチスキル)の技術を応用した戦い方を駆使するステファニーに苦戦するも勝利。 しかし学園都市の抹殺部隊が浜面を狙っていることに気付き、浜面に滝壺を連れて逃げるよう促す…。 以下、新訳のネタバレ含む 第三次世界対戦時にロシアにて和解した麦野・滝壺・浜面と共に新生『アイテム』として活動しており、 冒頭にてフレンダの墓参りを行なっている。 墓参り後に1人はぐれてしまった世紀末帝王を探せゲームを罰(超バニースーツを着るの刑)をかけて興じていたが、 その際に学園都市で起きている事件の違和感を掴む。 その後デパートの屋上にて、事件の実行犯にして暗部『新入生』の1人である黒夜海鳥と対峙する。 同じ窒素を操る能力である『窒素爆鎗(ボンバーランス)』や『暗闇の五月計画』に関わっていた(互いに知り合い同士)など共通点が多い相手に対して優勢だったが、 海鳥の切札である『腕』を使用した攻撃を防ぎ切れずに敗北してしまう。 補足すると『暗闇の五月計画』によって2人共に演算方法の理想モデルである一方通行の精神性を植え付けられており、海鳥が攻撃性・絹旗が防護性である。 海鳥によると絹旗は『成績』の良い優等生だったらしい。 ちなみにイラストの灰村キヨタカの初期案では頭身高めのスレンダーな女性であったが、原作者の意向で結局ロリになった。 「追記・修正? まったくもう原始人以下の性欲動物が、この絹旗サマがセクシーかセクシーでないかを超論じるなど10万年早いんです。 率直に言いますけど、頭(ず)が超高い。まずは動物として進化しろ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 新約7巻でも活躍。 あと少しで上条さんと出会えたな。 -- 名無しさん (2013-08-08 23 24 37) 初期案のちょっと大人なのが結構好みだったんだがなあ。今も可愛いけど -- 名無しさん (2013-08-08 23 27 51) 浜面ハーレムの中で一番好きだな、友達な感じが -- 名無しさん (2013-10-10 00 16 06) 将来的には絹旗は初期案みたいな感じになるのかな? -- 名無しさん (2013-10-17 19 49 19) ↑なるほど。 -- 名無しさん (2014-04-23 02 16 56) 絹旗可愛いよ絹旗。ちなみに俺の友達のお気に入り№1 -- 名無しさん (2014-06-25 01 04 27) そこらの暗部の人らよりよっぽど暗部生活が本人にとっての日常になってる気がする。なんか『仕事』しなくてもよくなってもこの人抜け出すのかな、って気すらする。 -- 名無しさん (2014-10-03 19 54 42) 角度が計算されてるの元ネタはMSが間抜けな構造のはずがないのアレだろうか -- 名無しさん (2014-10-03 20 21 27) モアイ可愛いよモアイ アニレーのクールでカッコいい感じも好きだわ -- 名無しさん (2014-10-28 23 10 40) 上条助けてるとこ良かったな -- 名無しさん (2015-04-12 19 42 36) 巨乳御手になんて反応してんだw -- 名無しさん (2015-06-05 19 08 45) アニメでパンチラしたの見て「エロいなこいつ」って目覚めた -- 名無しさん (2019-08-29 19 54 33) 初出時は超をつける位置が超おかしかったけど、出演を超重ねるごとに日本語として超ギリギリ成立してる超の使い方に超なってきた人 -- 名無しさん (2020-03-05 02 19 31) なぜか超電磁砲では滝壺の事呼び捨てにしてるのが気になる(さん付けで呼んでたアニメ3期の後の超電磁砲Tでも呼び捨てだったから間違いではなさそうだし) -- 名無しさん (2020-12-18 20 16 22) 名前 コメント
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登録日:2010/03/11(木) 04 55 32 更新日:2024/03/13 Wed 11 39 18NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 どうしてこうなった←いい意味で ゲーム ショウ フリーゲーム リメイク 月夜に響くノクターン 月夜に響くノクターンRebirth 永劫の夜の闇に生きる者、吸血鬼。 彼等にとってヒトの命など何の事もない。 そこらに落ちている石ころと同じ、なんの躊躇いもなく蹴飛ばせる存在である。 一人の女が森を走っていた。 後ろには女を追っているであろう賊が三人。 そこを通りかかった黒衣の男が襲い掛かってきた賊をあっさり一蹴した。 助けられたと思った女は男にお礼がしたいといい、村まで来て欲しいという。 ……ヒトの顔をした悪魔は笑う 獲物は、多い方がいい…… 月夜に響くノクターン Rebirthは2009年に発表されたショウ氏製作のフリーゲーム。 Rebirthの名の通りインターネットコンテストパーク(当時のフリーゲーム界の登竜門的な企画)で銀賞を受賞した「月夜に響くノクターン」のリメイクである。 ただしリメイクとはいってもシナリオ以外は完全な別物となっている。 ストーリーは良く言えば王道、悪く言えば中二病なダークファンタジーである。 演出のクオリティも高く、リスティル戦後やラスボス戦は燃える。 ショウ氏はコンテストパーク受賞以前からRPGツクール製作ノウハウのハウツーサイトを運営し、 BBSで情報共有するなどフリーゲーム製作に意欲的な人物であった。 本作はそんなショウ氏の技術および人脈の集大成とも言える作品で、 ゲームバランス・システム・UIが他のRPGツクール作品と一線を画す作りこみであり、 なおかつドットアニメーションや一枚絵なども有志によって多数かつ高クオリティなものばかり。 ちなみに製作陣を良く見るとコンテストパーク受賞作家も数名見受けられる。 本作の特徴は大きく分けて3つあり 一つはレベルアップ 一つはbrave clearシステム 一つは戦闘 この作品のレベルアップは少々特殊で、得た経験値を使い好きな時に新しいスキルを覚えたり持ってるスキル鍛えたりして、使った経験値が一定以上になるとレベルが上がるというもの。 魔術特化にするのもよし、剣技特化にするのもよし、育成に関しては自由度が高い。 既存のスキルを鍛えると能力が上がるのだが、そうすると新しいスキルを覚えられない、このジレンマはプレイヤーの誰もが経験するだろう。 brave clearシステムは所謂縛りで、指定されたレベル以下でそのステージのボスを倒せば報酬を貰えるというもの。 この指定されたレベルというのが絶妙で丁度良い難しさになる、レベルアップは前述の通り好きなタイミングで出来るので是非挑戦してみてほしい。 そして最後に戦闘 とにかく動く、ヌルヌル動く。 なので飽きない、新しい技や敵を見るとワクワクする。 恐らくフリーゲームではトップクラスのグラフィックではないだろうか? 陣形というのもあり、どのキャラをどの位置に配置するのか考えるのも楽しい。 登場人物▼ レヴィエル 主人公 吸血鬼であり魔術にも精通する凄腕の剣士 最初は人の命などどうせ死ぬので意味の無いものと考えていたが、ルナと一緒にいるにつれ考えが変わって行く(成長ではない)。 出が速く威力の高い剣技、優秀なデバフ揃いの邪眼、広範囲な黒魔術、果ては使い魔の召喚まで…魔王と呼ばれるだけあって非常に多才。 ルナ ヒロイン アルギスの村に住む普通の優しい少女、性格は良くも悪くも自己中心的で人によって好き嫌いが分かれる。 もはや異常といえるまでに献身的な性善説主義者で、遥か格上のレヴィエルにも意見し、彼の心を揺れ動かしていく。 鍛冶師のロッシに槍の稽古をつけてもらっている。 途中で戦闘にも参加するが、レヴィエル達人外に比べて意図的に軟弱に設定されている。 無力ではないので回復アイテムを使ったりと援護に回ることになる。 ジャクソン・ボーア 村に潜む吸血鬼 血を吸われたにもかかわらず意思を残し、吸血鬼として蘇った実力の持ち主。 カオス レヴィエルの親友でどことなく子安臭がする吸血鬼 屋敷でシルフィールと二人で暮らしている 彼の魔術や戦術はレヴィエルが一目おくほどの腕前 リスティル レヴィエルの親友で炎の魔術が得意なおっぱい吸血鬼、ヤンデレではなくむしろツンデレ。 無から有を生み出す能力を持つ、この能力で生み出した使い魔を使って何か考えてるご様子。 戦闘ではおっぱいが揺れてるように見えたり見えなかったりおっぱいおっぱい もう一度おっぱいな一枚絵を見るために直前のセーブをとってあるのは俺だけじゃないはず スタッフルームではドアップのおっぱいが見れる! 一人旅の壁、呪いやめろspd自重しろ。 ロッシ アルギスの村で日用品専門の鍛冶屋を開いている隻眼隻腕の鍛冶師 昔は狩人だったが魔獣との戦いで眼と腕を失い、色々あってアルギスの村にたどり着き、それから鍛冶屋を開いている。 ルナに槍を教えている事からそれなりに腕はたつ模様 設定的にも演出的にも影の主人公と呼ばれてもおかしくないナイスミドル マドック アルギスの村に住む卸専門の武器商人 レヴィエル曰くただものではない カッティ アルギスの村の道具屋の娘 ルナの親友でアホ毛が特徴の元気娘、カオスに次ぐ顔グラの多さ。 レヴィエルにレイプ目にされたりする。 イディス アルギスの村の吸血鬼退治にやってきた吸血鬼専門の狩人 序盤の壁、後半空気、お前を殺すのはこの俺だ。 仕事より私怨を優先するのはどうなのだろうか…… 赤目かわいい 太股がエロい シルフィール カオスの使い魔 使い魔にしては珍しく自分の意思があり、カオスは彼女にただならぬ思いがある様子。 地名 アルギスの村 片田舎にある普通の村……しかしその実態は独自のルートを持った道具屋があったり剣帝の血を引く者が結構いたり吸血鬼が潜みまくっていたり近くに城とか遺跡があったりととんでもない村 ハガル丘陵 アルギスの村の北西にある丘 二番目にくるダンジョンでここのボスはこのゲームのバランスを如実に表している。 オススメ使い魔 闇に沈む者(序盤では貴重な状態異常持ち) 白玉(痛いんです><) ラグズ湖 アルギスの村の北にある湖 魚…… オススメ使い魔 ナイトリザード(耐久よりのバランス型) テイワス峡谷 十字架の丘の北西にある谷 比較的簡単 オススメ使い魔 雷電(見れば分かる) ケーナズの森 雑魚が強く謎解きもやや理不尽なのでダンジョンとしては恐らく一番難しい オススメ使い魔 徘徊する者(硬い遅い馬鹿力と三拍子そろっている、技もボスには有効) しかしこの辺になるとみんな強いので見た目で選んでもいいかもしれない 無料としては破格のクオリティなので、是非やってみてほしい。 追記修正……brave LV 40 ……挑戦してみます? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 紅茶かなんか飲んでる時の演出とかで頭おかしいと思ったのでそこからやってない -- 名無しさん (2016-08-10 19 44 28) 下手な市販ゲーよりも面白かった -- 名無しさん (2016-08-10 21 49 03) アキュレイド二刀流がめっちゃ強い印象がある。中盤のボスは大抵冷属性が弱点だし、mental上がるから状態異常が掛けやすいし。 -- 名無しさん (2020-11-26 12 00 10) 名前 コメント
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舞美ちゃんが好きという気持ちと愛理との秘密の関係を抱えたまま、僕の活動は今年あとわずかとなった。 『都会っ子純情』のイベントも終わり、今年はレコード大賞で終わって、来年のハロプロでのコンサートに備えるだけだ。 そう思っていた僕らが突然事務所に呼ばれ、ぞろぞろと十三人が集まった。 僕らからしたら、どうして呼ばれたかわからず不安だらけの中、ついにその発表が行われた。 「今年の紅白の出場が決定しました」 一瞬、何のことだかわからなかった。 僕は聴き間違いでもしたのかと隣の舞ちゃんをみてみると、さすがの舞ちゃんも驚いた顔をしている。 他の子の顔をみても、驚くばかりで皆が皆、嘘でしょって信じられなさそうだ。 当然だよ、毎年バックダンサーで参加してきた紅白に歌手として参加するんだから。 僕らは今までこのステージに立つことを夢見て、バックダンサーをしてきたっていっても過言じゃない。 始まりはモーニング娘。だったけど、今は僕には℃-ute以上のグループはない。 だから、℃-uteで出られることは最高のプレゼントだ。 クリスマスプレゼントにはちょっと遅いし、お年玉にはちょっと早いプレゼント。 今、グアムにいる舞美ちゃんも喜んでるといいなぁ。 「ちさと~泣いた後は何でそんな顔してるわけ?」 「え!?そんな顔ってどんな顔?」 「遠いところを見る目してた。紅白のステージに上がれるから浮かれてるってわけ?」 「う、う~ん・・・そんなとこかな」 「慌てることないじゃん。いつからちさとは舞に隠し事するようになったの?」 「い、い、いやだなぁ。僕は舞ちゃんに嘘ついたり隠し事はしてないつもりだよ。今だってそうだよ」 「ちさとは舞のなんだから、他の女の子の事は考えたらダメだからね」 いつもはとても力強く聞こえるこの台詞も、今日は寂しく聞こえたのは気のせいだったのかな。 僕らの間に開いていく心の温度が、舞ちゃんを栞菜に向かわせ、僕をより舞美ちゃんに向かわせていった。 もうあの頃みたいに無邪気にはしゃぎ回る二人には戻れないのかな、舞ちゃん。 写真に写る僕らの笑顔をみていると、涙がとまらない。 ごめんよ、舞ちゃん・・・僕も君が好きでした・・・ 舞ちゃんを好きなのは本当なのに、それでも僕の心にはいつも舞美ちゃんの笑顔が消えなかった。 愛理に相談したいけど、この前キスをお礼にしたことを考えると、それ以上を要求されそうで怖い。 僕はまた誰にも打ち明けられないまま、モヤモヤしなくちゃいけないのかと思っていた。 そんな時、中島早貴ことなっきぃに僕は癒されに話しかけたりした。 それは僕が活動を続ける中で望んだ別ユニットで一緒に参加することになったことがきっかけだった。 「ちっさー、今日はどうしたの?せっかくの紅白の発表があったばかりなのに」 「うん・・・舞ちゃんと最近うまく接することができなくて、今日も微妙な雰囲気だった」 「そっか。舞ちゃんはちっさーを独占できなくて辛いんじゃないのかな。最近は愛理とかみぃたんとよくいるし」 「小学生の頃よりは一緒にいる時間は減った気がする。前はもっと楽だったんだ。一緒にいても」 「今はそうでもないってこと?」 「うん」 ユニット名は『アテナ&ロビケロッツ』といって、モーニング娘。の新垣さんを中心にしたユニットだ。 僕はその中のメンバーとして、なっきぃと活動を開始したばかりだった。 ユニットに参加する、といわれたのは夏になるから何ヶ月も前になる。 なっきぃは僕の予感通り、僕が男の子だって事に気づいていたけど、あれは夢だと言い聞かせていたらしい。 あれは僕らがまだフットサルの練習に力を入れていた頃、そのロッカーでの事。 僕が練習から汗だくになって戻り、着替えを済まそうとした時にあの詰め物を取る場面を見てしまったそうだ。 それ以来、僕の様子をちらちらと窺っていたみたいで、今回一緒になって参加ということで打ち明けてくれた。 なっきぃにバレていそうだなって思っていたから、抵抗なく僕も頷いた。 なっきぃは見た目以上にしっかり者のお姉さんだから、僕が男の子だからって脅す的な事はしない。 だからなんだろうな、僕はなっきぃにはすんなりと甘えることができた。 恥ずかしい話だけど、あれだけ舞美ちゃんに甘えていいよと言われているのに、意識して甘えられない。 その点、なっきぃは包容力っていうのかな、があるのを感じて甘えやすい。 「ちっさー、もう膝枕はしてあげるって言ってないでしょ~」 「いいじゃんか、なっきぃの膝枕が一番好きなんだ。柔らかくて温かいし」 「もぉ~いつからこんなに私に甘えるようになっちゃったのぉ~キュフフ」 なっきぃは呆れたみたいに言っても、僕が太股に頭をのせても怒らない。 キュフフって独特な笑い方をして、温かい目で見守るように膝枕から見上げる僕をみつめてくる。 キスを何回かしてきた僕は、なっきぃのあの唇がメンバーの中で誰よりもエッチな形をしているなとふと思った。 こんな時に何て馬鹿な事を考えるんだろう、と自分に渇を入れたのにその考えは消えてくれない。 なっきぃが微笑むと三日月になるあの口元に吸い寄せられそうになる。 そして、僕はあろうことかなっきぃだったらキスをしても許してくれそうだ、とも考えるようになっていた。 「ちっさー、さっきからずっと私の顔みてるけど、どうかしたの?」 「う、ううん・・・何でもないよ。気にしないで」 「そうやって隠し事はよくないよ。言ってみなよ~口に汚れがついてるとかなら教えてくれないと困るし」 「大丈夫、なっきぃの口が汚れてるなんてありえないから」 「そんなのわからないじゃない。私だって食べれば口が汚れることなんてしょっちゅうあるんだし。キュフフ」 そういう意味じゃないんだ、なっきぃ。 僕みたいな誰とでもキスできちゃうような人間と君の唇じゃ清らかさが違うんだよ。 いくら愛理に迫られたからってキスできちゃう人間って変だって、自分でも思うのに拒否できない。 この前、ディープキスをした時なんてとうとう愛理とのキスでおちんちんが反応してしまうし。 僕の心がどんどん男の子としてのエッチな部分を強くしていくと、℃-uteにはいられなくなりそうな気がする。 僕はまだ℃-uteにいたいのに、体はそれを拒むように男の子になっていく。 「ねぇ、なっきぃ・・・寝てもいいかな?」 「いいよ。少ししたら撮影開始するから起こすけどね」 「ありがとう」 少しの間寝て忘れてしまおう、今考えたなっきぃにキスしたいって妄想を。 じゃないと、これ以上みていたらキスをしてしまいそうだった。 ゆっくりと目を瞑り、眠くないのに眠ったふりだけでもしておこう。 いいや、今日ばっかりは眠気がきてくれないと困るかもしれないな、目を瞑っただけじゃ起きているから。 メンバー相手に妄想ばかりするようになるなんて、我ながら酷い奴だ。 「なっきぃ・・・」 「ちっさー?」 「落ち着くまで頭撫でてもらってもいい?」 「甘えん坊さん。しょうがないな~」 なっきぃ、今だけでもいいから甘えさせて。 こうでもしないと、僕は君に変な妄想ばかりしてしまいそうだから。 ←前のページ 次のページ→
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大会名: 第47回「新春」東京喜多(北)マラソン 開催日: 2011年1月16日(日) 開催地: 荒川中流(笹目大橋~鹿浜橋先) 種目: フルマラソン男子 ゼッケン: 4574 天候: 晴れ 気温: 0.1℃/5.2℃(9時/13時) グロスタイム: 3時間55分12秒 ゴールタイム: 3時間55分43秒 種目別順位: 206位/651人 快勝。荒川特有の向かい風をものともせず、自身3度目のサブフォー。フルでの4時間切りは、もうすっかり至上命題になりつつある。 この大会は2年ぶり3回目。4年前はまだまだ力不足で、33キロ3時間半の関門リタイヤ。2年前は4時間4分台(当時の自己記録)でまずまずの結果。この大会は3回目でも、谷川真理ハーフや荒川市民フル、板橋ハーフなどで似たようなコースを走っているので、すっかり馴染みになっている。見覚えのあるコースを走るのは気楽だが、河川敷で景色が単調なこともあり、あまり好んで参加はしたくない。年末に結局一度もフルを走らなかったので、仕方なく。 スタートは9時半。4時間前に起きるとして5時半。今年はスタート位置が変わって、多少至便になったのだが、それでも朝早いのはつらい。去年までは江北橋がスタートだったので、王子か田端からバス。今年は赤羽から徒歩なので、比較的近い上にバスという不確定要素がないのが助かる。 気温はスタート時氷点下で、最高5度。しかも荒川特有の風があるので体感温度としてはかなり寒い。10分も走れば多少暖まるとはいえ、スタートまでの待ち時間が耐えられない。通常15分ぐらい前からスタート地点に並ぶが、今回はマイナー大会ということでスタートダッシュに困ることはないので、直前まで控えでジャケット着用。 参加者はフル男子だけで650人。男女合わせると800人ぐらいか。それぐらいの人数だとほぼ最下位からスタートしてもネットグロスの差が30秒ぐらいしかないので、フルなら誤差範囲かな。人気がないから少ないというより、制限時間が4時間半のためこの人数。東京マラソン30万人と比べると申込者が1%以下というのがすごいな。 調整は難しかった。シーズン初戦のフルということで、30キロを1回ぐらいは練習したかったが、22キロ以上の距離を走ったのは、9月の平塚6耐で4ヶ月前。その間は練習や大会でハーフまでなら何度か。そんなんで42キロ走れるかと思ったが、タイムで欲を張らなければ何とかなるらしい。 コースは荒川中流。谷川真理ハーフのスタート地点である新荒川大橋の辺りがスタート地点で、上流に向かって7キロ、笹目大橋で折り返して戻ってきて14キロ。そのままスタート地点を通過して、下流側にさらに3.5キロ行き、戻ってきて21キロ。フルの場合はそれを2周。10.5キロごと風向きが変わるので、まだましか。荒川市民フルの場合折り返しは下流側の1回で、後半21キロすべて向かい風。それと比べるとこの大会は、中盤に向かい風10.5キロがあり、その後の一番苦しい30キロや35キロ地点が追い風というのは助かる。 距離表示は2キロごと。2、4、6と2キロごと看板が置いてあり、20まで。スタート地点を通るときに21.1キロ。その後の2周目は同じ看板なので、23.1、25.1、27.1となるのがいけてない。でもないよりはましで、2キロごと11分とか12分が目安になる。 目標はとりあえず自己新。年末の河口湖回避や所沢の機会損失などがあり、結局今シーズンフル初戦なので、いきなり跳躍はせず、まずは自己ベスト。3時間57分なので、3時間55分ぐらいが目標で、30キロ2時間40分でいければあとはなんとかなるかな。 以下、2キロごとのラップタイム 2 11 04 4 10 07 21 11 6 10 03 31 14 8 9 59 41 14 10 9 43 50 57 12 9 51 1 00 48 14 9 55 1 10 44 16 18 19 06 1 29 51 20 21.1 16 27 1 46 18 スタート直後は多少の混雑と向かい風のため10~11分。7キロの最初の折り返しを過ぎると、追い風のせいか9分台連発。あまり追っていると感じなくてもやっぱり違うんだろうな。 結局最初の下流側折り返しの18キロ地点では、1時間半を切りキロ5分ペース。なかなかいい調子。 18.5キロを折り返すと、いきなりの暴風。追い風を走っているときは、今日は無風かと思っていたが、やはり正面から直撃されると改めて威力を感じる。これが10キロ超も続くかと思うとうんざりするが、荒川の21キロ連続向かい風よりはやっぱりまし。 ここは耐えるしかない。2キロ10分台はしょうがないと思い、なんとか11分は切れるようにする。 ハーフ通過点が1時間46分。このまま行けば楽勝なんだが、単純に×2といくはずはなく、まだまだ油断は禁物。 23.1 10 27 1 56 46 25.1 11 05 2 07 51 27.1 11 29 2 19 21 29.1 11 31 2 30 52 31.1 11 54 2 42 46 33.1 11 34 2 54 21 35.1 11 02 3 05 23 37.1 12 48 3 18 11 39.1 11 50 3 30 02 GOAL 25 42 3 55 45 25キロ地点で早くも11キロの壁が崩壊。ただ、12分だけは死守したいところ。2周回目を8キロ過ぎた29.1キロ地点で2時間31分。目標の30キロ2時間40分は切れそうで、しかも3分ぐらいの貯蓄がある。最後3.5キロの向かい風はキロ6分も無理だと思うから、貯蓄はいくらあってもいい。 35キロは3時間5分。去年の佐倉3時間12分、一昨年の佐倉3時間8分と比べるとやや速い。単純に気温が10度以上違うからだろうけど。 37キロでキロ6分は切れなくなるが、残り5キロ37分ぐらいでよく、やや安堵感。37~39の2キロは最後の追い風で、11分台の力走。あとは最後の3.5キロの強烈な向かい風の中、逃げきれるかどうか。 もう両足の太股はボルトでも入っているかのようにパンパンに張っている。シーズンフル初戦なのでしょうがないが、ふくらはぎでなければいくら張ってようが走りにはあまり影響ない。 結局最後3キロに25分ぐらいかかったが、何とか自己記録を1分以上更新。GGさんの東京マラソンを前に、もう少し離しておきたかったが、まあしょうがない。 来年はできれば回避したい。スタート地点が、今年のように至便の赤羽ではなく、また不便な江北橋たもとに移るとのことなので、時間がかかるのと、やはりフルは年内に1度は走っておきたい。かといって河口湖は金がかかるので、12月最終週の所沢かな。自己計測という理由で参加を迷っていたら去年は締め切られてしまったので、今年は是非。 今後は、3月に恒例の佐倉。3月は、近くてスタートが遅い荒川もあるが、復路の21キロ続く向かい風や、単調な景色、皆無な応援を考えると、代替があるなら避けたい。あと立川ハーフを基準に考えると、翌週の荒川より、翌々週の佐倉の方が好ましい。
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援護兵のガシェット弱体化しすぎだろ糞サイコロ - 2015-06-09 00 02 46 弱体化したなこれ - 2015-06-01 01 06 33 ラッシュで攻守が大量にM224並べ始めるとゲームがおもしろくなくなる。 - 2015-02-21 23 27 24 敵のはMAV飛ばせば解決するが、味方でコレ使って芋ってるやつは… - 2015-02-22 20 05 27 遠距離芋砂はこれ、中距離はDMR、近距離はHGというように使えば最強になれるな - 2015-02-19 14 51 43 ふと究極の援護兵ドッグタグ手に入れようと思ってこれ使ってみたんだが弱いけど強いなww 一発では倒せないけど炙り出すのには有効だし1チーム1人居たらMAV同様有利になるんじゃないかな? - 2015-01-22 19 43 36 適切なタイミングだけに限って使える人は優秀な人(一度に1・2人に限る)。あと、設置したままいつでも使えるように放置しているのも有りだけど、自分は可能なら使用後は毎回、回収していつでも設置できるようにしてる。MAV等に破壊されたら意味ないからね。 - 2015-01-22 20 11 39 ロッカーで外の雪山から来ようとする奴らに大量爆撃楽しいです。仕留めそこなっても狙われてるって意識させるだけで足止めになるし - 2014-12-27 02 20 12 邪魔 これで芋ばっかり もうちょい性能おとせや・・・ - 2014-10-02 02 24 24 迫撃砲で反撃すればいい(低脳)www - 2015-01-06 22 31 54 迫撃砲で反撃すればいい(低脳)www - 2015-01-06 22 28 10 スタート時にちょうどいい位置に置いといて芋が映ったらほ砲撃、また走り回って再度使う時には補充されてるって感じで、破壊されない限り置いといても消えないって知らないのかなんなのか - 2014-11-10 17 15 18 芋にしか当たらないガジェットなんですが、これ。 - 2014-11-09 12 59 48 下手なだけwwww - 2015-01-06 22 33 55 下手なだけwwww - 2015-01-06 22 33 06 下手なだけwwww - 2015-01-06 22 32 28 下手なだけwwww - 2015-01-06 22 30 16 下手なだけwwww - 2015-01-06 22 29 52 一撃じゃ倒せないから芋すら掘りそこねるレベルだよな - 2014-11-10 04 24 31 頑張ればHS判定で一撃で倒せるから(震え声) んまぁどうせ弾補充遅いからコレばっかり使う人はそうそう居ないとは思いますが・・・。 - 2014-11-10 13 43 08 DTだと意外にいるから困る - 2014-11-10 16 26 54 フフフそこまで気が回らないのはDTの特ちょうわなにをするやめ(ry まぁ敵を炙り出すオマケ程度にコレを使うのはアリだけど、コレばかり使うのはホントに地雷さんなのは確定的に明らかwww - 2014-11-10 17 18 17 動きながらサブで使うならまだしも分隊全員でこれおいて芋ってるようなやつおすぎ - 2014-10-02 02 26 04 弾のリロードゲージが表示されるようになったな - 2014-09-30 23 14 25 遠隔操作でしかも弾薬箱無しで自動補給できるから前線に絡みつつプレッシャーをかけられるからBF3に比べてかなり有用になったな 一旦壊されるとリスポンするまで再設置できないのがほんとにおしい - 2014-09-26 23 45 45 壊されると再設置不可能は非常に痛いが今までの極端すぎる修正を思えばかわいいものですね・・・w 適度なリロード速度なので機関銃兵やりつつ暇を見て敵マーカー観つつ砲撃するプレイが出来て良い。MAVは天敵にして心の友。 - 2014-11-02 00 47 13 これ前にクラン分隊が全員が装備してひたすら撃ってきた、しかもそいつら全員初期拠点からうごかないし 芋もここまでくるともう別ゲーやったほうがいいんじゃなかろうか - 2014-09-21 18 34 01 たまたまその時にクランみんなでネタプレイに走ってた、とかでしょきっと - 2014-09-21 20 00 51 ネタならよかったんだがな そのあと何試合もずっとそれ ログでもキルはC4迫撃砲SR、RPGばっかり常にどこかで芋やってるとおもわれ - 2014-09-21 21 08 02 クランってさぁ、ガチでも緩くでも前に出る人達の集まりだって勝手な認識なんだけど、そうなるとその集団は私から見たらクランでは無い。役割があって湧きポの為に誰か後方にいるってぐらいなら分かるが、全員とは気持ち悪い。 - 2014-09-21 22 10 02 芋餓鬼クランなんだろ。C4 で焼き芋にしようぜ - 2014-10-06 19 13 04 M224縛りのクランなのかな? どんなクラン名だろ、やっぱM224かな?w - 2014-10-06 20 11 12 ×M224縛り ○芋 - 2014-10-06 21 12 27 ようつべでこれを階段とかエレベーターのとこに設置して敵見つけた瞬間撃って殺してるやついてて笑ったw - 2014-09-21 15 44 36 なるほど、待ちとしては最強だなリスク無しだし - 2014-09-21 17 40 53 肩に担いでうちたい - 2014-08-31 18 22 36 昔、ろ獲した日本の軽迫を太股に押し当てて(床盤が米兵のぶっとい太股にぴったりだったらしい)発射した為に、大腿骨を骨折した米兵がたくさんおったそうな… - 2014-09-04 19 41 32 ニーモーターじゃないですか~ - 2014-09-04 23 50 48 エレベーター前に置いて、敵来たら撃ち込むの楽しすぎww - 2014-08-29 12 35 24 迫撃砲の弾って補給出来るよな? - 2014-08-20 23 47 38 一応言うと弾薬箱での補給は無理だぞ - 2014-08-21 01 40 40 迫撃砲自体が破壊されなければ、一定時間で補給される。 - 2014-08-20 23 54 34 迫撃砲使ってる奴を掘るのが楽しかったけど今作は無人でクソ - 2014-08-11 13 34 09 低脳 - 2014-08-12 19 49 45 無人とかクソ - 2014-08-11 13 33 11 援護GuySにアドバイス。敵の侵攻方向への建物の影や小路の入口等、「自分だったらここに弾薬箱撒くな」という場所にタイミングよく撃ち込もう。「グジュ」っと4、5人潰せるぞ。あとリス前に設置した迫はL2で再利用出来るから、残弾撃ちきってから新規設置だ。じゃな、芋らずきちんと前線いけよ! - 2014-08-08 19 03 44 そこまで考えて使ったことなかったっす。早速試してみます先輩! - 2014-08-08 19 45 40 置いてたら勝手に壊れるんだけど、何かしらの制限でもある? 壊される場所じゃないし、一回目の前で煙になったこともあるけど - 2014-08-03 22 25 33 毎回、イライラして禿そうになる - 2014-08-03 22 28 28 MAVで破壊されてるんじゃない? - 2014-08-04 01 33 36 耳を澄ませ。奴の一番の対抗策はAA地雷だが、LSATバイポでも撃墜可能だ。 - 2014-08-08 18 51 16 こいつの爆発って味方にダメでもあるの? ロッカーの外でなんか降ってきたと思ったらフレンドリーファイヤってなったんだが - 2014-07-03 06 39 46 サーバーがフレンドリーファイヤOKにしてるんだとおもう。 - 2014-07-08 23 08 58 レーザー誘導砲弾とかあればもっと幅が広がりそうな予感。 - 2014-05-16 08 02 12 自分の身を隠して操作出来るガジェットはそんなおいしい上方修正こないと思うよ - 2014-06-01 10 59 14 ラッシュの守備で芋に砲撃してたらヘッドショットがとれたが、迫撃砲にもあるんだな - 2014-04-12 01 00 26 こいつがなんで不評なのか全くわからん。車両に対してはちょっと威力不足かもしれんが歩兵には直撃させれば2発で倒せるし連射速度もそこそこ速い、しかも今作で遠隔操作できるようになって反撃も受けないし、定点射撃してるやっかいな砂や軽機関銃を倒すには十分じゃないか - 2014-04-07 18 46 04 ドミネとかで使えばKillしやすい気がする。芋に対して撃ったり敵が旗取ってるところを狙えば行ける(着弾遅いけど) - 2014-03-20 00 48 28 不評だけど使い方間違ってないか?遠隔操作なんだからこいつを後方において自分は前線で働いてたらいい。隙をみてこいつを使う→戦う→使う…を繰り返せばいい - 2014-03-04 22 31 31 やっぱこの運用になるよねぇ - 2014-03-08 12 28 57 逆にこいつを前線において後方でピコピコやってるわ - 2014-03-05 17 05 36 前線で操作する余裕ある?まぁ強者なら話は別だが… - 2014-03-05 00 23 18 ラッシュ攻撃側の時に敵陣地に対して支援攻撃してくれるとありがたいから、味方としては頼もしいんだけどね。 前にシルクロードで敵拠点を戦車と共に迫撃砲が砲撃してくれた時はかなり助かった。 - 2014-03-05 00 39 18 ここのコメントでは不評だがいざアンロックして使ってみるとやたらキルを稼げるんだが…俺のくそエイムが主な原因だがずっとラジコン少年になっている方がフィールドによっちゃ銃を握るより成績がいい - 2014-02-28 13 27 33 わかる、銃持っても速攻でデス献上するからチームに貢献しようとすると迫撃→走り回る→迫撃、になる - 2014-03-06 15 46 15 迫撃砲最強! 狙いにくいし弾はないし初段は当たらない! さすがダイスこんなくそ最強武器よく思い付く!! - 2014-02-27 16 59 06 見通しが良い処に置いて、そいつが一方的に見える場所に匍匐してそこに弾薬箱置いて前線の支援をして、迫撃砲視点に敵が移ったら解除して自分でキル。弾は常時補給してるし、それを少しずつ味方に合わせて前進させる。まあ1500チケットあったけれど50キルいったよ。充分強い - 2014-06-01 08 56 05 数撃てない 精度低すぎのゴミ - 2014-02-16 21 26 10 数撃てない 精度低すぎのゴミ - 2014-02-16 21 26 09 迫撃砲がうざいとかいう人がいるけど、芋が悪いんだからね?動いていれば当たらないんだからね? - 2014-02-12 12 15 20 弱くなったな~………。そもそもの迫撃砲が弱かったのにひっどい事になっとるやん… - 2014-02-12 01 44 51 壊されたらもう補給出来無い....もうBF4開発陣 頭の中 クソでも詰まってるのかね~ - 2014-02-11 12 59 29 威力についてはまあ60mmだからと無理やり納得するとして、スプラッシュ範囲はもっと広げてもいいんでない? 20mまでの距離だと1ポイント体力が減るみたいな仕様。どうせ撃つならビビらせ機能くらいつけていいと思う。ロケットも同じ。 - 2014-02-10 21 41 28 屋上キャンパー掃除ガジェットにしか最早見えない。というかリロードが遅すぎてそれ以外に使い道が・・・。Zavod 311中央建造物最上階のお掃除などで特に活躍する。 - 2014-02-10 21 22 50 本体の補給不可になった模様 - 2014-02-05 11 37 12 本体の補給が出来なくなったか、補給時間が延びたか。しましたかね? - 2014-02-01 15 38 09 煙幕弾はボツになったの? - 2014-02-01 15 09 38 迫撃砲と射手が離れてるせいで味方迫撃砲が敵迫撃砲を狙わないからどうしようもない - 2014-02-01 13 06 14 狙うようにしますわwww (2019-11-24 07 03 44) 補給がががが - 2014-01-31 13 04 33 前作の迫撃砲の方がいい - 2014-01-23 09 15 09 前作の迫撃砲の方がいい - 2014-01-23 09 15 00 ラッシュで攻撃側拠点から、ずっと撃ってきて鬱陶しい、せめて前作みたいに設置制限してほしい。 - 2014-01-12 15 52 29 MAVで壊せんだから問題ないだろ - 2014-01-13 15 10 40 まあそれが迫撃砲本来の用途じゃないですかね - 2014-01-12 16 54 45 設置→弾切れ→弾薬箱で迫撃砲補充→設置で弾補充しなくても打ちまくれるけど、、、、、xbox - 2014-01-03 02 53 35 そもそもPC版では迫撃砲は補充できないんだが・・・それとも補充時間が長いけど補充できるの? - 2014-01-03 05 26 42 普通にできると思う - 2014-01-03 14 08 16 ジャベリンで壊せますよね - 2013-12-25 16 22 10 無慈悲な迫撃砲合戦 - 2013-12-14 23 06 58 アンロックしたので使ってみた・・・が、弾の回復が無い?弾薬箱置いても回収しても再使用出来ず・・・。 - 2013-12-14 12 01 24 修正入って単純な時間経過で1発ずつしか回復しなくなった - 2013-12-14 12 31 44 オマケ弾丸回復凄い遅い?暫く発射し続けてみたけどいっこうに回復しない・・・。 - 2013-12-14 22 55 20 迫撃砲で公開処刑かよ 金正恩さすが無慈悲だな - 2013-12-12 18 31 26 みんな知ってるかもしれないけど、設置した迫撃砲に弾薬箱を添えて置くと弾薬が地味~に回復するよ! - 2013-12-03 17 36 20 「新発見」に水を指すようで悪いが別に添えなくても回復するんですが - 2013-12-04 17 40 33 なんてこっただよ!勘違いしたよ教えてくれてありがとう! - 2013-12-06 04 16 41 さらに弱体化したので使う人減った気がする - 2013-11-25 13 49 33 修正されてるような - 2013-11-24 14 29 54 弾薬箱コンボ修正されたかも - 2013-11-23 00 52 44 前回のアップデートで確実に修正された。アップデート内容に載ってた。 - 2013-11-24 14 45 09 1発killはわりかし難しいので二発撃ちたい - 2013-11-19 13 03 15 パッチで弾切れになった迫撃砲を回収すれば弾が回復するようになった。弾切れ→拾う→設置これでいい - 2013-11-17 20 03 08 パッチで弾薬箱での補充ができなくなって、壊されると以後再出撃まで使用不能に - 2013-11-16 18 05 47 MAVで破壊可能 - 2013-11-12 20 46 58 遠隔操作で遠距離攻撃ができ、さらに殺傷力も高いので「屋上の上の芋」や相手の防衛網を突破するときに活躍する。留意点としては、障害物かなんらかの影響で、たまに希望した着弾地点よりも手前で起爆していること。 - 2013-11-11 12 03 52 屋上の上て… - 2013-11-16 13 28 12 これでも弱体化してるのか。十分使えるが。屋上の上ってY軸プラスアルファなイメージで違和感感じなかった。やべえ - 2013-11-30 15 30 04 Z軸 - 2013-12-01 23 00 53 頭痛が痛いな - 2013-11-21 23 27 12 やめたげてよー - 2013-12-11 16 34 09
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「え、結婚!?」 あたしは思わず大声で聞き直してしまった。 「うん、結婚」 お母さんはとても嬉しそうな顔をして、そう応えた。 「あ、あ、あ、相手はどこの誰!」 「二丁目のコンビニでバイトしてる大介君」 「フリーターの若造かよ!?」 ああそんな。 あたしはくらっときてしまった。 そんな将来性の期待できない、馬鹿っぽい今風のガキが、あたしのお父さんになるなんて。 いや、それは六万五千五百三十六歩譲ったとしても、この愛しの母を取られるのだけは……。 あたしは気が遠くなって後ろに倒れそうな体を怒りで奮い立たせ、目の前に思いだした 軽薄な若造の姿に頭突きを喰らわせる勢いで体勢を元に戻した。そのままテーブルも叩く。 「 許 る さ ん ッ ! 」 右手に持った箸が、悲鳴を上げて折れた。 「やだ、沙枝理ちゃんったら。そんな日本贔屓の街の裏の支配者みたいな外人の真似をして~」 ちょっと前の人間なら鈴が鳴ると表現するような笑いかたで微笑む母。いつもならそれでなごむところ だけど、その笑顔もクソガキのモノになってしまうかと思うと、なごみきれない!(注:少しなごんだ) あたしは島原沙枝理《しまばら さえり》。十五才の高校一年生。自慢じゃないけど学 校で一番可愛い美少女。そして目の前でにこにこしているのが私の母、島原百合惠《しま ばら ゆりえ》。歳は……本人曰わく忘れた。と言うか、この母は本気で忘れてる。生年 月日から逆算すればまだ三十一才。えらく若い。 あと家族は犬四匹しかいない。父は知らない。あたしの生まれた時にいなかった。 あたしを生んだ時のお母さんの年齢を考えると、何か事情があるはず。だけど、それを 聞くと母は俯いて暗くなってしまうので、なかなか聞けない。 あたしはこの母がいるだけで満足だ。聞いてちょうだい。あたしの母自慢を! この母はあたしを生んだにもかかわらず、スタイル抜群若作りの癒し系超美人。顔は十 年後のあたしって感じでそっくり。実際、若い頃のお母さんの写真は、あたしの証明写真 にも使えそうなほど。この美貌は確実に遺伝だね。授業参観では一人浮くのは当たり前、 街を一緒に歩けば飛んでくる質問が「お姉さんですか?」 それだけじゃない。性格だって、良いところのお嬢様のように人を疑う事を知らないわ、 おっとりしているわ、何事も一所懸命だわ、でもちょっぴりドジだわと、可愛い性格をし ている。萌キャラです。萌キャラ。 もしお母さんがこんな癒し系美人でなかったら、あたしはもっと性格悪くなっていたと 思うね。上にかないっこない実力者がいると、人間殊勝になるもんです。 携帯の壁紙はあたしとお母さんのツーショット。ちょっとナルシストも入っているあた しとしては、この写真だけでご飯が食べられます。だって、可愛い顔が二つも並んで映っ ているわけで! うほっ。 あたし、お母さんの事を考えるだけで、もう萌え萌えですよ? お母さんラブ。 そうです。あたし、初恋の相手は母でした。気が付いたら母親に恋してました。悩んだ 事もあったけど、現在進行形です。母のとぼけたところも、年上なのに頼りがいないとこ ろも、大きなおっぱいも、大きな……。ええい、大きなおちんちんも大好きですよっ! そんなお母さんを……。その母を……。 そ の 母 取 ら れ て な る モ ノ か ! お母さんに見せないように、あたしは母譲りの美貌を歪めて般若にした。 まあ落ち着けあたし。ビークール。相手が誰であれ、破談にさせればいいのだ。 「で。その、相手は受け入れてくれたの?」 母はペニスを持っている。いや別に今のご時世珍しい事でもないのだけど、母は異様に それを気にしていている。まあ、あの巨根ではそうなるべくもかな。今でこそどうだか分 からないけど、小さい頃お風呂場でやんちゃして握ったときは指が回らなかった。その後 で泣かれちゃって困ったから良く覚えてる。服なんかいつも体の線が出ない物を着ている し、専用の矯正下着も使っている。 ちなみにあたしもついてます。これも遺伝なのか、結構大きめ。未だ成長期のあたしな ので、まだまだ大きくなるんじゃないかと思ってる。 ま、男なんて馬鹿なもんで、相手が自分より大きな(ピー)を持っているだけで破談に なったりするもんですよ。楽勝ッ!(自体験) 「うん」 だけど、母はこれまた明るい声で応えられた。 「大きいのも慣れてます、って」 がん。 あたしはテーブルに頭から突っ伏した。 疲れた。あたしは夕飯もそこそこに自分の部屋に帰ってしまった。ちなみに、ぶつけた 額はまだ痛い。 ぼふっと自分のベッドの上に体を投げ出し、枕に顔を埋める。 ちくしょう。母は本気だ。お母さんは私のものなのに。 ――顔もよく知らないが、野郎。ゆるせん! 何が、大きいのにも慣れてます、だホモ野郎っ! 二十歳過ぎの男のケツとあたしの(Pi-)、 どっちが上だと思ってんだ! あたしはまだ高校生だぞ! お母さんだって入れた らメロメロに決まってる! ……入れられたらね。 がくーんときた。 実はあたし、母の入浴や寝室を覗いては、一人慰めている光景を覗いていたりする。で、 そのMAX時をよく知っていたりするのだけど……。 あたしはベッドの下をゴソゴソ漁り、目的の箱の中に手を入れた。そこからあるものを 取り出す。 ぴかぴかぴかーん。大型でぃるどー。 ……新しい声は早くもしっくり来てます、天国の大先生。 それはそれとして、ありとあらゆる手を使って入手したこの大型でぃるどー(具体的に はネットで下着をちら見せし、ネットショップ経由で貢がせた。その後トンズラ)。頑 張ってみるものの、まだ入れられない。もうちょっと小さいのは入ったけど(これもネッ トで以下略)。 ……。 『大きいのは慣れてます』 ああっ、なんかリフレインしたっ。 ちくしょう、見てろ~。あたしだって、このぐらい……! そう思って、大型でぃるどーを手に持つ。 ……このぐらい。 ………………………………………………………………………本気ででかいんですけど? でも、良く濡らせば大丈夫かな? それに、これが入らないとお母さんのは入らないし……。 『お母さんのを、あたしのに入れる』 その考えに、知らない内にのどが鳴る。 あたしは指をよおっく舐めて濡らすと、あそこに触れた。人差し指であそこを刺激しな がら中指をぐにぐにと動かして潜り込ませる。その刺激で無意識に『ぅん』っと声がもれ た。ちょっと恥ずかしいので、体を横倒しにしてもう一度枕に顔を埋めた。 奥まで指が入った。処女なんてとっくに無くしてる。これも、あの巨大なアレを受け入 れるためだ。今まで練習に練習を重ねてきたんだ。そりゃあ、あたしだってはじめては好 きな人にあげたいとか思っていたけど、入らないに決まってる。 決めた。 ここまで来たんだ。入れる! んで、お母さんを押し倒す! フリーターなんてさえなくてうだつの上がらない男に取られるなら、その前にお母さん を押し倒してぐちゃぐちゃにしてドロドロにしてあたしのものにして首輪はめてロープで 縛ってあそことアナルにバイブ入れながらあたしのなかにいれて、でお母さんは逝きそう になりながら一生懸命に腰を動かして、あたしもそんなお母さんを見たらいっちゃ……。 「くぅんッ!?」 あ、やば。妄想で逝きそうになって、声が出ちゃった。 すでにあたしのあそこはドロドロ。これなら、入るんじゃないかな。 ……いけそう。 よし! あたしは意を決して、大型でぃるどーをあそこにあてて……やっぱ大きいってば!…… 先っぽを差し入れた。ここまではなんとか。問題はここから。これから広がった部分。く わえ込んで一杯になりかけているあそこより、さらに輪をかけて大きい。 でも、ここで引き返すわけには……! あたしは体を起こして、でぃるどーに騎乗位になる。これなら一気にいけるはず。 いざ! あたしは膝の力を抜いた! ぜ っ き ょ う 。 ぱたぱたぱた。ばん。 「さえりちゃん!? 今の悲鳴なに!? ねえ! どうしたの、さえりちゃん!?」 ああううう。 あたしはドアが開く前に、悶えながらもなんとか布団にくるまる事に成功した。 ううっ。裂けるかと思った。 埋まったままの大型でぃるどーは、じんじんとした痛みをともなって、あたしにその存 在感を示していた。あたしの若さあふれる体はなんとか大型でぃるどーを受け入れたけど、 もう体の中がきちきちのギチギチになってる。動かしたくない、動かせない。声も出した くない。 「どうしたの? おなかいたいの!?」 そんなときにお母さんは半分泣きそうな顔になっておろおろとしていた。 「はっ!? それとも、さっきのおでこをぶつけたのが悪かったの!? お、お医者さ ん! お医者さん呼ばなきゃ!? お医者さん! お医者さーん!!」 叫んでも医者は来ません。 って言うか、後生ですから呼ばないで……。今呼ばれたら死ぬ。死にます確実に。死因 は恥。 「だ、大丈夫だよ、お母さん。ちょっと調子が悪いだけ。悲鳴は……そのゴキブリがでた だけだから」 「ご、ごきぶり!?」 ああ、お母さんはゴキブリが大の苦手だったんだっけ。あたふたと周りを見回すけど、 嘘のゴキブリがいるわけがない。 「もうどこか行ったみたい。……ね、大丈夫だから」 というか、早く出てー! 「さえりちゃん……すごく苦しそう」 お母さんは、あたしの顔を見るとそう言ってひょいとあたしのひたいに手を添えた。 「熱はないみたいだけど……おなかいたいの?」 「あ、うん、そう。そうです。おなか痛い痛い痛い。でも寝てれば平気」 「……無理しちゃダメよ?」 そう言って頬を撫でてくれる手の温かさがとても心地よい。昔から、体調を悪くしたと きにこうしてくれるお母さんが大好きだった。あ、昔を思いだしてちょっとノスタルジー。 そんな甘い記憶は、お母さんの一言でぶっ飛んだ。 「そうだ、おなか撫でてあげる」 「痛くなくなりました」 布団を掴むお母さんの手を、あたしはがしっと掴んで即答した。 「……さえりちゃん、何か隠してるの?」 あ。やぶ蛇。 「あー、わかった。今度は猫でしょ~?」 うあ。あたしが過去、捨て犬を拾ったときのシチュエーションは、確かにこんな感じで した! ばれたら怒られると思って、必死に布団の中で隠したんだ。 「可愛い動物なら怒らないから~。みせて~」 「お願いだから、そんなにっこり微笑みながら布団を剥ごうとしないで! この中にはそ う蛇ぐらいしか……!?」 いやんおやじギャグ。なんて言う暇無かった。 布団はばっとはぎ取られ、下半身すっぽんぽんのあたしをお母さんに見られてしまった のだった。 しかも極太でぃるどーをあそこに入れて、おちんちんギンギンの状態で……。 事情はなんとか語る事ができました。 「抜けなくなったの?」 あたしは頷いた。恥ずかしくて、顔が見れません! 「しかたないなあ」 「ひゃ!?」 お母さんが呆れた風にそう言うのと、あたしのあそこが優しく触られるのは一緒だった。 「お、おかあさ……!?」 「うん?」 お母さんが、あたしのおちんちんを……やさしく……。 「きゃうっ!」 舐めてる!? あたしのあそこ、お母さんが舐めてくれてる!? 「気持ちよくなっちゃえば、出しやすくなると思うの。だから、感じて? ね、さえり ちゃん」 「ひゃっ! あっ、だめ! ああっ!?」 「結構お汁がでるのね~」 や、そう言う事は言わない……でっ!? ちょ、ちょっとその、アレを動かさないで!? 「結構しっかりくわえちゃって……。さえりちゃんも、大きくなったのね」 そこでうっとり溜め息。 「そんな風に成長感じられると、あたしとしては複雑ぅう!?」 「あ、少し動くようになったみたい!」 「や、ああああ! ごりって! ごりってなか、なかかき出され、ちゃうううう!?」 「だ、ダメよ! 締めちゃったら!? ――もうちょっと気持ちよくならないとダメかし ら? えい」 「はうっ!?」 お母さん! お尻! そこお尻!! うあ、うあ。なにこれ? 苦しいんだか、きもちいいんだかわからない! 膣からは苦 しさを感じて、でもお母さんがしてくれる事に甘い気持ちよさしか感じない。 その相乗効果が、あたしのなかで何かの結果を出そうとしてる! 「もっと、気持ちよくしてあげる……さえりちゃん。わたしの、かわいい、さえりちゃん」 ちゅ。 き、キス、されちゃった。 「あ、あ、あ……!」 お母さんも、熱に浮かされたような表情をして、あたしの事を抱きしめていた。 首筋を舐められて、髪を優しく撫でられて、あそこをいじられて、あたしはもう何が何 だか分からなくなっていた。 それに……押しつけられるお母さんの大きな胸と、太股に当たっている熱い鉄の塊のよ うなモノ……。 お母さんが、あたしに興奮してくれているの? 「おかあさん、大好き……好き、大好きなの!」 あたしもお母さんに抱き付いた。 「お母さんも、さえりちゃんのこと、大好き」 その瞬間、あたしの太股に絡ませたお母さんの太股が、大型ディルドーを奥底まで押し 込んだ! 「くうっ!?」 「さえりちゃん!?」 あたしはお母さんに抱き付いて、お母さんのアレと同じサイズのおもちゃに突き込まれ て逝ってしまった。 「すごい、こんな大きいの……入れちゃったの?」 お母さんが、あたしの中に入っていたモノを見てびっくりした。 「……だって、お母さんのを、入れたかったんだもの」 朦朧としていたあたしは、湯気を立てているそれを見て、本心を語ってしまった。 「あたし、お母さんにはじめての人になって欲しかったの……。でも、絶対入らないから これで練習しようと思って……」 「さえりちゃん……」 お母さんの抱擁。これだ。これが欲しかった。いつでも、いつまでもこうして欲しい。 だから――。 「入れて。お母さんの、入れて。そともなかも、お母さんで一杯にしてほしいの」 あたしのお願いに、お母さんはすぐに応えてはくれなかったけど、しばらく抱きしめ 合ったあと、言ってくれた。 「……いいよ。可愛いさえりちゃんのお願い、お母さんも聞いてあげたいもの」 「お母さん……!」 嬉しさのあまりキスをして、勢い余って押し倒して、それでも止まらなくて。 あたしはお母さんにキスで嬉しさを表した。お母さんもあたしを組み敷くように転がる と、キスを返してくれた。 「じゃあ、入れるね?」 ぐっと押しつけられる。ゆっくり押し広げられていく。入ってくる。いっぱいに、いっ ぱいになる!! 「あ、か、は……っ!」 「大丈夫? さえりちゃん!?」 「だ、大丈夫! 入れて! もっといっぱいに! お母さんで、沙枝理の事、いっぱいに して!!」 ずん! 「あ……!」 奥まで……きたぁ!! 「入った……はいっちゃった……お母さん、娘のナカに入れちゃった……!」 気持ちいい! さっきのディルドーとは比べものにならない!! 「さえりちゃんったら、おちんちんをこんなに嬉しそうにふっちゃって……」 だって、だって本当に嬉しいんだもの!! お腹のなかいっぱいのそれは、あっつくっ て、力強くって、びくびくしてて! でも優しくて!! お母さんの動きが、どんな小さな動きも、雷みたいになってあたしの頭の中を刺激する! それがとっても気持ちイイ! 「う、動いても、いい? お母さん、動いても良い?」 お母さんも限界なのかな? あたしはこくこく頷いた。 「うん! 動いて!! さえりの事、無茶苦茶にして……ああ、出てる! お母さんのご りごり出て……ひっ!?」 ごん! ゆっくり引き抜かれる刺激がすごい気持ちよくって、それに酔っていたら、今度は一気 に奥を叩かれた。 「うあ……っ! すごい! おかあさん、すごいよぅ!!」 「うん、さえりちゃんも! さえりちゃんのナカもすごいの! ぎゅって、ぎゅってして くる!!」 お母さんもあたしも舌っ足らずになって、お互いのを褒めあってる! ごっ、ごっ、ごっ、と、お母さんに突かれるたび、そんな音がする気がする。そしてそ れがとても気持ちいい。 ひと突きごとに、強制的に高みにあげられて、気が付いたらもうあたしの知っている快 感レベルなんて、とっくに過ぎ去っていた。 「もう、お母さん逝っちゃうっ!」 「逝って! あたしのなかに、お母さんの……っっっっ!!」 あたしは叫び声と一緒に逝ってしまった。目の前が真っ白になっていく。 大きいアレが、あたしのなかから抜き出されて、お尻の上に熱いものをかけられる感触。 お尻に感じるその熱さの心地よさと、おなかの中からお母さんの消えた喪失感に、そして お母さんとつながる事ができた幸福感の嵐に、あたしは戸惑いながらただ涙を流した。 「妊娠しないんだから、出して、欲しかったよ……」 女性のアレには男性のものと違って精子がないのは常識。それはお母さんから教わった からお母さんも知っている。 なので、その手の人達は中出しを楽しんでいるという。 お尻の上にぶちまけられた精液を拭いながら、冗談めかしにそう言ってみる。ちなみに、 その量はすごかった。たとえるならスポンジにクリーム。あたしのお尻がケーキになりそ うだ。 本当は、ちょっと悲しいんですよ? 「あ、あのね……」 お母さんがもじもじしていた。逡巡してます!って力説しているような表情。いいづら い理由があるのかな? 「やっぱり、ナカに出してくれないのは、あたしが娘だから?」 「ち、違うのっ! ほ、本当はさえりちゃんのナカに出したかったの! 本当っ!」 「じゃあ、なんで?」 あたしがずぃっと身を寄せて、上目遣いにお母さんを軽く睨む。昔からお母さんはこれ に弱かった。 案の定、ぐっと詰まった。セーターの裾をぎゅっと掴んで、恥ずかしさに耐えている。 恥ずかしい理由なんだ? 「あ、あのっ!」 お母さんの勢いに、今度はあたしが引いてしまう。 「……妊娠、しちゃうのっ!!」 「へ?」 「おかあさんの精液、精子入っているのっ!」 な。 「なんですとー!?」 なんと。 あたしは自分の出生の秘密を知ってしまった。 実はあたし、お母さんのオナニーの結果生まれてきた子らしい。 自分の精液に精子が入っているとは知らなかったわかかりしお母さん、大量に噴出され る精液を体中塗りたくるわ(もちろんあそこにまで)、巨根を生かしてセルフ中出しを極 めるとか、というオナニーをしまくっていたらしい。 精子入りの精液でそんな事をしていれば、妊娠します。そりゃあもう。 自分が正真正銘の両性具有と分かったときには時すでに遅し。 あたしはお母さんのナカですくすくと育っていた……な、なんだってー!? 「つ、つまり。あたしのおとーさんはおかーさんって事?」 はんべそでこくんと頷くお母さん。 「あたしのDNAは100%混じりっけ無しのおかーさん遺伝?」 もう一度こくん。 「さえりちゃん、ごめん! お母さんのエッチなところがさえりちゃんにも遺伝しちゃっ たの! お母さんがエッチだったから!!」 ぎゅうっとあたしの腰に抱き付いてお母さんが謝った。 「でも、お母さん、さえりちゃんのこと大好きなの! ずっと好きだったの!」 なんかわかったぞ~。 あたしの微妙なナルシスト、アレも遺伝だったんじゃないかな? つまり、お母さんも 隠れナルシスト。一目惚れって遺伝子の命令という説がある。もし、ナルシストが、完全 じゃないとしても自分の遺伝子をもった人間に出会ったら……。 あーうー。あたしってば、生まれたときから人とは違う人生を歩む事を決められていた のね! 神様のイケズ!! あたしは、神様のかわりに、ベッド脇にあったエセキューピーぬいぐるみに八つ当たり をした。 「さえりちゃん、エッチなお母さんの事、嫌いになっちゃった……?」 そんなあたしを見て、お母さんがあたしに聞いた。 変わった出生の対価は、可愛いお母さん。 そう考えれば、割りは悪くない。 本心でそう思えた。 「嫌いにならないよ! あたし、お母さんの事ずっと大好きだったし、これからも大好き だもの!」 そしてあたしはお母さんに抱き付いた。 あ、でも、結婚の話は……? 「シャラ、ヒロ、ホク、マロ。おいで、散歩だよ」 あたしが呼ぶと、白い大きなグレートピレネーズと、ばうばうと丸々太ったその子犬ど もが駆け寄ってくる。この前生まれたのだ。 「おーおー。相変わらず元気だね、犬ども~」 いつもより遅い待ちくたびれたーと言わんばかりにじゃれてくる犬に押し倒されそうに なりながら、リードを付けてやる。 結局、そのまま恥ずかしくなって出てきたので、結婚の話はどうなるのか聞いてない。 つまり、愛しの母親が馬鹿で軽薄なフリーターに取られようとしている状況は変わらず。 いや、もはや過去形。愛を確かめ合ったあたし達に、あのフリーターのつけいる隙なん て無いのだ! 「へえ、君が沙枝理ちゃん?」 後ろから声。件の大介だ。 「気軽に人の名前呼ぶな。声かけんな。悲鳴上げるぞコノヤロー」 あたしはそう応えてから、逆三角形の目で睨み付けてやった。件の大介はそのあたしの 視線を物ともせず、垣根越しににこにこ笑っていた。このやろう。 「可愛い犬だね」 将を射んと欲すればまず馬を射よ、ってか? だが甘い。 「そうですか?」 「うん」 「でも、みんなこう言うんです。こんな大きい犬にのし掛かられたらたいへんだ――って」 「そうだろうね」 「体験してみたいと思いません?」 「え?」 「シャラク、ごーっ!」 あたしの掛け声を受けて、親犬のシャラクが大介に向かって矢のように駆けだした。子 犬も一斉に付いていく。 ふふふ。こんな事もあろうかと飼い犬にはこういう技も教えてあるのだ。母子家庭だか ら変な虫が付いたら大変だしね。 「うわ!?」 案の定大介は垣根を軽々と飛び越えてきた総重量百kg超の毛の塊に埋もれた。ざまみろッ! 「クハハハハハ!」 あたしは、楽しさのあまりなんかヤバイ物に取り憑かれた旦那と呼ばれるアンドロイド のような笑い声を上げた。女子高生がする笑い方じゃないよなーとは思うけど、嬉しくて 仕方がない。 これに懲りて、二度とあたしのお母さんに手を出すんじゃないぞ! 「クハハハハハハハハハ!!「あははははは」 ……は?」 ……なんか、むこうも笑ってるんですが!? 「よーしよしよし」 な、なんと! いつの間にか犬どもが大介とじゃれてる!? ――『こ、これは!?』『知っているのか、雷電!?』『うむ、アレは『陸奥護老』…… 動物を支配下に置くという幻の(以下略。いや、そんなのどうでもいい! 犬どもは、常に餌をあげ散歩に連れて行くあたしの命令より、見ず知らずのあんちゃん を選んだというのか! そりゃ、餌をあげていたのも散歩に連れて行くのも、大概お母さんがやっていたけどさ! ええい、お前らなんて犬畜生以下だっ! なんて心の叫びに、いや奴ら犬だしってツッコミがどこからか(特にモニターの向こう) 聞こえたけど無視ッ。 「さえりちゃん? どうしたの?」 この騒ぎに、お母さんが出てきてしまった。 「じゃあ、ヒロシゲでいい?」 「はい。この子が一番懐いてくれますし」 ――は。 足下では、じゃれる二匹の犬。 かったっぽはうちの子犬のヒロシゲ。もう片方は件の大介の飼い犬。 「よかった~。さすがに私とさえりちゃんだけじゃお世話がたいへんだったの。嫁ぎ先が 決まって良かったわ~」 「僕としても、うちの子の相手が見つかったのがよかったですよ」 結婚って犬の事だったのか。 「どうしたの? さえりちゃん」 「な、なんでもないよ。疲れただけで……。何だこのオチはッ!!」 あたしのメタ的な叫びは夜空と近所にこだまするのだった。 おわり。