約 19,244 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34717.html
登録日:2016/07/09 Sat 02 51 13 更新日:2024/09/03 Tue 00 22 37NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 2003年 「台風だって心を痛めて愛を込めてさよならするだろう」 ふしぎ風使い またあえる日まで ゆず アニメ アニメ映画 シンエイ動画 ドラえもん ドラコッコ ドラ・で・カイト フー子 ブタゴリラ マフーガ 凧 劇場版 台風 台風のフー子 大山版ドラえもん長編映画リンク 大長編 大長編スネ夫不遇の極み 岸間信明 嵐 憑依 映画 映画ドラえもん 時間犯罪者 東宝 涙腺崩壊 芝山努 草原 風 風使い 骨川スネ夫 風が友だちを運んできた。 風のドラえもん、はじまる。 監督:芝山努 脚本:岸間信明 主題歌:ゆず「またあえる日まで」 『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』とは、『映画ドラえもんシリーズ』の第24作目及び『大長編ドラえもんシリーズ』第23作目のタイトルである。 2003年3月8日に公開された。 同時上映は『Pa-Pa-Paザ★ムービー パーマン』。 ●目次 【概要】 【あらすじ】 【登場キャラクター】【メインキャラクター】 【ゲストキャラクター】 【ひみつ道具】 【用語】 【余談】 【概要】 今作は当wikiにも項目のあった「台風のフー子」に登場した人気キャラクター、フー子をメインキャラクターとしている。 コロコロコミック担当だった斎藤満氏の証言によると、本作の出発点は芝山監督の描いたモンゴル衣装を着たドラえもんスケッチからで、これに『台風のフー子』をベースにしたいという小学館の提案が合わさって現在のテーマになったという。 ストーリーその物はほぼ完全なオリジナルであるが、人気作品である原作短編を上手く翻案したプロットを軸に、後述のスネ夫の悪堕ちとそれを追うジャイアンの奮闘を組み込んだことから好評を博した。 そうした要素から原作者藤子・F・不二雄の死後に公開された大長編作品の中でも人気の高い作品である。 主題歌はゆずの「またあえる日まで」。 2002年10月から半年間、テレビシリーズのエンディングとして使用されていた。 当初から映画での使用を前提に楽曲が制作されたのかは不明であるが、歌詞が映画の内容と強くマッチングしており、 映画主題歌としての評価も高い。 ゆずの2人はヤムジン&クンジン役(*1)で声優に初挑戦した。 なお、オープニングの「ドラえもんのうた」は、当時のテレビシリーズでは東京プリンが歌っていたが、本作では山野さと子が歌うバージョンが使われている。 今作よりセル画からデジタル作画に移行した。 シンエイ動画プロデューサーだった山田俊秀氏は、TVシリーズが先にデジタル化していたので大きな混乱もなく移行できたと語る一方で、映画のデジタル化導入は初めてだったのでスケジュール的には緊張したと、超全集の寄稿にて証言している。 【あらすじ】 スネ夫の家の庭で孵った不思議なタマゴは台風の子ども、フー子のものだった。 のび太たちはフー子のために広大な大草原へと向かうが、そこで風の民と嵐族の争いに巻き込まれてしまう。 首尾よく嵐族を撃退し、しばらくは風の村で楽しく遊ぶが、そこへ嵐族が今度はフー子を狙って襲ってくる。そして嵐族の長の座には、なぜかスネ夫がいた…! 【登場キャラクター】 【メインキャラクター】 ドラえもん ご存じみんな大好き青いフーセンダヌキ。 もはや大長編恒例とでも言うべきか、敵側に四次元ポケットを奪われてしまう。 無事ポケットを取り戻した後、マフーガとの対決の際にはビッグライトで巨大化して空気砲で攻撃するが、ほとんど効果なし。 それでもラスボスのタイムマシンを空気砲で撃沈し、物語を締めくくった(*2)。 のび太 ご存じ心優しきヘタレ眼鏡。 フー子の飼い主(?)であり、原作短編以上にフー子と心を通わす。 嵐族にさらわれたフー子の身を案じて奔走し、一度はフー子を取り戻すも再び奪われてしまう。 そしてマフーガに一体化したフー子を助けるため、テムジンの助けも借りて封印の剣で分断に成功したのだが…。 今回はやたらと格好いいカットが多く、特に封印の剣でマフーガを分断するシーンは見た目だけなら恐らく全のび太史上最高のイケメン度。 風弾ダーツで素人としては高スコアを記録する、フー子が閉じ込められたカプセルの解除スイッチを狙い撃つなど、射的の腕も生かされる。 しずかちゃん ご存じ皆のアイドル。 …なのだが、最初に書いた通り他四人(*3)がメインなため、本作では特に目立った活躍は無し。 ジャイアン ご存じ歌好きガキ大将。 登場早々フー子に吹っ飛ばされ(ジャイアンパンチは不発に終わる)、スネ夫に唆されてフー子奪取に協力するが、その後はあっさり水に流した。 映画になるといい奴になるのはいつものことだが、特に今回は親友のスネ夫が敵側についたことから一人奮戦。嵐族に潜入し、のび太たちの脱出を助け、終盤でもウランダーを止めようとするなど活躍した。 また小学生離れした身体能力の高さも披露しており、風がっせんバットでカゼスビーに乗った嵐族を叩き落している(*4)。 ウランダーに乗っ取られたスネ夫から「ブタゴリラ」呼ばわりされた。そしてスネ夫に怒るがスネ夫の念力で目が回り。川へ転落した。 スネ夫 ご存じスネちゃま。 自分の庭でフー子が産まれ(しかもRCカーまで壊された)、ジャイアンをも吹っ飛ばすフー子のパワーを見て自分の物にしようと画策する。 その後も諦め切れない様子だったが、そのことで目を付けられたのか、敵のボス・ウランダーに身体を乗っ取られてしまうハメに。 映画版のみだが、ドラえもんをネズミの幻覚で無力化するという、味方側の事情を熟知したキャラが敵に回ることの恐ろしさを存分に見せつけた。 当時の児童誌などではウランダーに憑依された状態のスネ夫を「スネンダー」と紹介していた。 嵐族には最後までウランダーだと勘違いされていたため、風の民と嵐族との争いに終止符を打つ役目は果たせたが…。 なお、映画のキャスト紹介では、普段ではしずか・ジャイアンとひとまとめに紹介されているが、今作では銀河超特急と比べてもかなり長い時間敵サイドにいたためなのか、ドラえもんとのび太に次いで単独で紹介されている。 ちなみに本作でスネ夫がクローズアップされたのは、芝山監督のお気に入りキャラであったためであると超全集の寄稿で明かされている。 【ゲストキャラクター】 フー子 CV:かないみか 本作のメインキャラクター。すでに書いたとおり初出は短編・「台風のフー子」。 台風の子らしく元気な暴れん坊で、ちょっと女の子っぽいところもありヤキモチ焼き。(*5) 風を使って様々なことができる。 原典では「気象台の学者が実験のために作った台風のたまご」であったが、本作では「台風の子のようなもの」以外の詳細は不明だった。 実はマフーガが封印の剣により分断された球から産まれた存在。(*6) そのためウランダーに付け狙われ、最後はマフーガと一体化してしまうが、のび太たちの活躍もあって無事元通りに。 しかし…! 普段着ているぬいぐるみは『ドラコッコ』という漫画を元にドラえもんが「フリーサイズぬいぐるみカメラ」で作り出したもの。これはこれで可愛いが、卵から出てきた時のモフモフ感や、オリジナルの無生物的な感じがよかったという意見もチラホラと…。ま、どっちにせよカワイイ。 なお、後述の絵コンテ集によると当初はぬいぐるみを人間とし、少女のキャラクターにする計画だった。 テムジン CV:愛河里花子 ドラえもんたちが風の民の村に始めてやってきた時に出会った少年。チンギス・ハンではない。 村きっての風船ダーツの名手であり、奪われた四次元ポケットを取り戻したほか、終盤にはのび太をサポートしてマフーガを封印の剣で分断した。 スン CV:西原久美子 テムジンの妹。 ヤーク CV:小林修 風の民の村の山神であり、のび太曰く「でっかい牛みたいな動物」。種類は見た目や名前からして多分ヤクであろう。 雪山で遭難しかかっていたのび太とフー子を助け、過去に起きたマフーガやウランダーの来歴をのび太に伝えた。 嵐族 CV:田中一成、高戸靖広、堀之紀、広瀬正志、小関一、稲葉実 今作の敵。風を悪用する悪党集団。実際にはストームに利用されていたに過ぎず、映画ではマフーガとフー子が戦う際にはフー子を応援していた。 ウランダー CV:小林清志 遥か古代の嵐族の族長。呪術によりマフーガを生み出すが、風の民の長ノアジンにより封印の剣で倒され、マフーガの珠とともに封印されていた。 しかし、ストームの暗躍により復活。スネ夫に乗り移ってフー子を奪い取り、マフーガを復活させる。 …が、実際にはストームに利用されていただけであり、「四次元ペットボトル」で吸い込まれて敢え無く退場。 マフーガが倒された後も四次元ペットボトルに封印されたまま物語は終わったが、どう処置したのか気になるところである。 マフーガ ウランダーの生み出した東洋の龍のような怪物。封印の剣により三つに分断されており、フー子やゴラドもその一部である。のび太の活躍によりフー子は切り離されるが、残り二体となっても活動を再開し…。 ストーム/Dr.ストーム CV:屋良有作 嵐族の現族長。嵐族を纏め上げてマフーガの復活に乗り出す。 その正体は22世紀の考古学者(*7)であり、復活したマフーガを用いて破壊からの自身の理想郷創造を目論む今作のラスボス。それにより自身の存在が消滅するリスクに怯えるどころか、「このけがれきった世界を洗い清め、新しい時代をこの俺が造るのだ!」と豪語するなど、映画ドラえもんの悪役の中でもトップクラスで危険な思想の持ち主。 ウランダー復活後はそれに付き従う様子も見せたが、実際は利用していただけだった。そしてウランダーを閉じ込めた後は、マフーガによる破壊を高みの見物と洒落込むも、ドラえもん(映画ではジャイアン)に空気砲で撃墜され、タイムパトロールによって御用となった。 屋良氏が映画ドラえもんのラスボスを演じるのは宇宙小戦争のドラコルル長官に次いで二度目。あちらもドラえもん一行を追い詰めた最強クラスの頭脳派悪役である。 ゴラド マフーガから分断された三つの珠のうち一つから産まれた風獣。 フー子の兄弟のようなものだが、性格は似ても似つかずかなり凶暴。 また風の性質も異なるらしく、テムジン曰く「ジメジメしていやな風」。 【ひみつ道具】 フリーサイズぬいぐるみカメラ 写したもののぬいぐるみを作るカメラ。 ドラコッコのぬいぐるみを作ってフー子の身体にした。 タケコプター お馴染みの空を飛べる道具。 のび太に𠮟られて家出したフー子を探すために使用。 分析機 何でも分析する機械。 フー子が何者かを分析する際に使った。 宇宙完全大百科 宇宙に存在するありとあらゆる情報を知ることができる端末。 台風が暖かい空気を好むことを調べた。 ふつうのドライヤー フー子に暖かい空気を食べさせるために使用。 のび太『なんでそんなもの持ってるの?』 ドラえもん『持ってたっていいでしょ(くしで頭をとかしながら)』 どこでもドア フー子を広い原っぱで遊ばせようと使用されたが、通じた先は偶然にも風の民の村だった。 中盤、嵐族によって壊されてしまった。 上昇気流マット 上向きの空気の流れを発生させ、落下物をふわふわと優しく受け止めるマット。 嵐族に襲われて転落したスンを助けた。 ほんやくコンニャク お馴染みの旅のお供に最適なアイテム。 テムジン達風の民と話すために使用。 ドラ・で・カイト ドラえもんがみんなで空を飛んで遊ぶために出した巨大なやっこ凧。 ドラえもんの顔が大きく描かれている。 終盤では嵐族を追う際にも役立った。 ちなみにこの凧、映画公開を記念したキャンペーンで実際に作成された四十畳ほどの巨大凧である。人間は乗らない とりよせバッグ 欲しいものをなんでも取り寄せることができるカバン。 たつまきストロー ふくと小さな竜巻がおこるストロー。 嵐族を吹き飛ばす際に使用。 お祭りうちわ 仰ぐとだれでもお祭り気分になって踊ってしまううちわ。 風神うちわと間違えて出してしまったが、嵐族を戦意喪失させたので結果オーライに。 コケおどし手投げ弾 投げると物凄い音と光で相手を脅かす爆弾だが、殺傷能力はない。 テムジンとしずかちゃんが使用して、その隙にのび太がフー子を救出した。 おばけつづら お化け屋敷ごっこに使う、お化けロボットの詰め合わせセット。 のび太が慌ててポケットから出し、嵐族を驚かせた。 空気砲 お馴染みの武器アイテム。 マフーガとの対決に使用。 ストームのタイムマシンを撃沈させる大金星を挙げた。 ビッグライト お馴染み対象を大きくできるライト。 ドラえもんが巨大化してマフーガに立ち向かった。 【用語】 風の民の村 本作の冒険の舞台で、地球上のどこかにある大草原。 峻険な山稜により周囲から隔絶され、風を有効利用した独自の生活が営まれている。 文化や風俗を見るにつけ、モチーフはチベットやモンゴルの遊牧系民族であろう。 ブンブン 風の民の扱う道具。 つむじ風を起こす道具だが、礫にして相手にぶつける(「風弾ダーツ」とも呼ばれる。ドラえもんの空気砲を相殺する威力)、カゼスビー(フリスビーのようなもの)に乗って空を飛ぶ、草を刈る、洗濯をする、等々なんでもござれ。ドラえもんのひみつ道具もビックリな汎用性の高さを誇る。 大型のブンブンは船を飛び上がらせることもできる。 【余談】 公開後に発売された「映画ドラえもん のび太とふしぎ風使い 絵コンテ集」ではラフ画とはいえない、綿密な芝山監督の画力が堪能できる。 その他にも、イメージボード集・ラフデザイン集・架空の実写版の撮影メイキング等サービス精神と遊び心も満載。 反面、10分で方が付く短い日常回をどの様に子供向け90分映画に膨らますか、 季節性が絡むトラブル・世界観が異なるキャラ達をどの様に違和感なく馴染ませるかに苦心した等ある種の大人の事情の暴露本と取れる部分もある。 前売りプレゼントとして『ドラスビー』(*8)、入場者プレゼントとして『あおいでドラ』(*9)が配布された。 前作:ドラえもん のび太とロボット王国 次作:ドラえもん のび太のワンニャン時空伝 「追記・修正依頼をみると、つい思い出しちゃうんだ。アニヲタのことを」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゆずのまた会える日までが印象的 -- 名無しさん (2016-07-09 07 12 27) ジャイアンの歌が効かない敵キャラが地味に凄い件 -- 名無しさん (2016-07-09 07 46 16) 人間が風を操ったりラスボスが精霊だったり剣で封印したり、ドラえもん映画の中でもえらくファンタジーな作品 -- 名無しさん (2016-07-09 09 18 10) Dr.ストームは『ザ☆ドラえもんズ スペシャル』に出てきた悪役・ゾロの下位互換な気がしないでもない -- 名無しさん (2016-07-09 09 19 54) ウランダーに乗っ取られた狼ってなんで正気に戻った後もスネ夫の言うこと聞いたんだろ? -- 名無しさん (2016-07-09 12 13 53) 懐かしいなあ、ビデオテープ刷りきれるまで見てたなぁ -- 名無しさん (2016-07-09 13 56 09) ファンタジーな話だが、舞台は異世界ではなくドラえもんたちのいる地球で起こっているというのが面白い -- (2016-07-09 19 53 53) あのブタゴリラ呼ばわりのシーンは笑ったわww漫画が違うってw -- 名無しマン (2016-07-21 12 58 51) ドラえもん巨大化www -- 名無しさん (2016-11-11 21 49 26) 魔風牙(マフーガ) -- 名無しさん (2016-11-25 20 19 32) テレビ特番では、スネ夫自身の意思でスネンダーに変身。 -- 名無しさん (2017-04-23 12 31 24) 漫画版だとジャイアンは人格が変わったスネ夫に終始ブチギレてるだけだったけど、映画の方では泣きながら元のスネ夫に戻ってくれと懇願してたり「友情」が強調されてたから本当に好き -- 名無しさん (2019-08-05 20 40 19) ブンブンのモチーフはマナ車かな? -- 名無しさん (2020-02-15 14 36 34) この話もの悲しいところもあるけど面白くて好き。 -- 名無しさん (2022-03-12 22 28 12) 未来世界の科学者ヤバいのばっか。(穏健そうな博士も翼の勇者たちで鳥○族かってに造ってるし) -- 名無しさん (2023-08-14 19 24 15) よくぞ台風のフー子からここまで話を膨らませた。 -- 名無しさん (2023-08-23 19 09 35) 個人的に一番泣けるドラえもん映画。元ネタのエピソードでも感動できたけど今作ではもうボロ泣き -- 名無しさん (2024-05-29 02 35 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/2346.html
30:名無しさん(ザコ):2022/02/10(木) 01 57 50 ID /e6Tn/oM0 大長編ドラえもん・のび太の魔界大冒険のヒロイン。 ゲストキャラとはいえ、ヒロイン格のSP55と厚遇。そもそもドラフォルダのSP値は変則的だが… パイロット能力は反応と射撃が高く、魔法使いだが回避寄りのステータス。 SPも加速集中を早期に覚え、熱血や心眼も習得し前のめり。最後にはみがわりのサポートも可能となる。 魔法使いながら切り払い・S防御をそこそこのLvで習得し、術技能と合わせどんなアイテムを装備しても生かせる器用なキャラクター。 ユニットは通常版・猫・魔法のじゅうたんの三種類が存在。 基本となる人間版は回避387Sに強力なアクティブフィールドの念動力、さらに切り払いがあるものの、 耐久は脆いので前には出にくい。一方で武装の射程は最大3と短めで、パイロットが強めな割に戦闘ではそこまで当てにできない。 気力100から使用できる、周囲にステルスLv2を付加する『姿隠しの結界』が大きな特徴となる。 Q属性で使いどころは限られるが、3P使いののび太との相性はなかなか良い。 必殺技の火柱の術は、フォルダ内での火力は高い一方射程2Qと短く、不安定な生存とあいまって使い勝手はあまり良くない。 とはいえ、心眼習得後はフォルダ内では希少なボス殴り役となるが… 武器クラスでは杖や書物を装備できるので、できれば射程4以上ある呪文が手に入れば一気に使い勝手が良くなる。 デフォ武装の燃費は良好な部類なので、EN制の武器との相性も悪くないのが救いか。 格闘も140台と低くないので、殴打系の杖なんかを回すのも悪くない。 悪魔によって姿をかえられた猫版は、サイズSSとなり回避が上がった代わり、移動力やENが減り使い勝手はダウン。 あくまで弱体化した形態と考えるのが良いだろう。 最後に魔法のじゅうたん版。加速ありの空移動の母艦というだけで強力なうえ、父親がサポートにつく豪華仕様。 回避は下がるものの、HP6000に父のひらめきとW根性もありかなりしぶとい。 姿隠しの結界こそなくなっているものの、非常に強力なユニットだと言える。 あくまでイベント用ユニットだろうが、この性能で武器クラスがなくなっていないのもポイントだ。
https://w.atwiki.jp/bvfgtyhvgybg/pages/44.html
2chでADV作るのは向いてないと思うんだけどどうだろう? ADVというかシナリオライターが欲しいジャンル全般。 理由も書かずに同意を求められてもねぇ・・・。 134の理由は単純に2chの企画では-勝手に格付けの超えられない壁以下の人が多いから。 確かに、設定厨と、完結出来ないライターのなんて多いことよ。 俺は参考に色々流して見てるよ。 某スレは、名無しの質が悪すぎ、過去ログや上がってる物も 満足に把握しないで、スタッフに意見だしな。かわいそうに。 このスレ的な話題としては、スレタイと名無しの質に関して。 いかに低レベルな名無しが集まらないスレタイを付けるか。 そしてそれを維持しながら、過疎を回避する作戦とは?って感じか なんで某スレのことだと思うのかわからん。 某スレに限らず2ch企画全般に言える事だろ。 自分が指摘してくればいいじゃないか。 同意を求めるようなカキコすんなヘタレ。 2chでADV作るのは向いてないと思うんだけどどうだろう? 大規模でなけりゃ別にいいとは思うんだが、失敗率を見ると頷くしかないよな。 どうも、小規模のもの募集してるつもりでも勝手に大長編にして潰れてる傾向がある気がする 2chのゲーム製作に参加するのなんて表舞台で活躍できない奴ばかりだろ 質を求めるのが間違ってる シナリオが中心のADVよりも、 設定決めが作業の中心となるカードゲームやボードゲームの方が2ch製作に向いている、 って意見が随分前に有ったようだけど。 どうも、小規模のもの募集してるつもりでも勝手に大長編にして潰れてる傾向がある気がする たしかに、失敗のパターンとして製作中での企画肥大化があるように思える 攻略キャラ増やしてたいからライター追加して、 声つけたいから声優募集して、 ムービー付けたいから、OP曲、ミニゲームetcetc・・・・ それで結局は収集つかなくなって破綻するんだよな 2chのゲーム製作に参加するのなんて表舞台で活躍できない奴ばかりだろ 表舞台に出たくない(本業にしたくない、サークル作るの嫌)って人もいるけどね 質を求めるのが間違ってる 質なんて求めてないが、これは質以前の問題。 求めてるのは-勝手に格付けの3以上なのは確かだけど。 質なんて求めてないが、これは質以前の問題。 求めてるのは-勝手に格付けの3以上なのは確かだけど。 求めるのは3だけにしろ 表舞台に出たくない(本業にしたくない、サークル作るの嫌)って人もいるけどね これ、俺も思ってる。扱うネタが商業にはどうしたって向かないものとか、 商業の規制にひっかかるものとかは名前も顔も知らないままに自由にやれるといいよな。 人格疑われるものとかは特に向いてる。隠れた性癖ものとか。 質はどうかわからないけど、一人の人間が完成出来るレベルのものなら、 2chでも面白いものは出来ると思うよ。 締め切りを強引に決めて、そこまでに出来て居ない仕様は全部一度切り捨てて完成させ、 その後ブラッシュアップしていくというスタイルね。 同人やフリゲで評価されたのは大体バージョンアップするだろ?そういう感じだね。 バージョンアップ 一度完成させてしまったらモチベが持たないよ普通・・・ 2ちゃんでの企画なら尚更のこと、半端な作品は半端な作品として評価されるさ 完成しないことに比べたらマシかも知れないけどな 求めるのは3だけにしろ 一応そのつもりだけどね…それでも来るのは大抵4以下… 締め切りを強引に決めて、そこまでに出来て居ない仕様は全部一度切り捨てて完成させ、 期日にできてないのを切り捨てて完成と言い張るのは簡単そうで、 意外と為されてないのは人の欲故かねぇ… 2ch製作に一番足りてない要素な気がする… 一度完成させてしまったらモチベが持たないよ普通・・・ その完成を、リーダーがどう見るかじゃないかな。 リーダーがメンバーのモチベを把握し、完成品を出す事で、 メンバのモチベを上げられるかどうか。完成品に不満だらけで、モチベが上がらないメンバーしか居ないなら、 メンバーを総取り替えしてでも、次に繋げられるくらいの野心のあるリーダーかと言えばいいか。 半端な作品でも制作者が愛してやれば、ブラッシュアップをしたいなと思うんじゃないだろうか。 そしてそれが良い物に変わる場合もある。チャンスはすぐには来ないかもしれない。 高い目標でウダウダ、完成を一切させないよりも。プロトタイプでまず作ればいいと思う。 二作目、三作目と作って行ったときこそ、プロトタイプをブラッシュアップするチャンスが来ると思う。 2ch製作に一番足りてない要素 2ch制作に必要なリーダーは、冷徹な心でメンバーを切り捨てる事が出来る事。 未完成でも最低限の線引きをして完成品を出す図太さが有る事。 一人でも、最低限のものを、完成させられる意欲と技術が有ること。 このリーダーが居れば、2chでもやっていける。これが無いなら、2chじゃ無理だ。 ノリで制作は最初しか続かない。荒らしや過疎に悩まされる事になるしな。 つまり、2ch制作で成功するために必要なのは、神職人じゃなくて、独裁だと叩かれるくらいのリーダーって事かな。 そこまでして2chで作る意義がわかりません 一人でも、最低限のものを、完成させられる意欲と技術が有ること これがある人は始めから一人で作るってのが今までの定説なんだけどな。 けど確かにこれぐらいしないと完成させるのは難しい… 意義なんて最初からないだろ、どうせ「やりたいからやる」程度 2ch外に本拠を変えて作り始めたら「そのゲームが作りたいから」に以降 表舞台に出たくない(本業にしたくない、サークル作るの嫌)って人もいるけどね って意見もあるしね。 ウェブ上で作る意義というべきだろうが、 そのステージとして2chが偶然選ばれたってだけ、と思えばいいんじゃね? 誰でもゲームを作れる仲間が見つかる境遇で生活してないって事よ。 2chはただ人がたくさん居るから都合がいいって事ね。 ほどよく匿名っぽいし。
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/2023.html
ブエノスアイレスに消えた 題名:ブエノスアイレスに消えた 原題:El Jardin De Bronce (2011) 作者:グスタボ・マラホビッチ Gustavo Malajovich 訳者:宮崎真紀 発行:ハヤカワ・ミステリ 2015/6/15 初版 価格:\2,300 今はなきパソコン通信<NIFTY Serve>で冒険小説フォーラムを活発に運営していた頃、冒険小説は長ければ長いほど面白い、というような見方を持つ練達の読者が沢山いた。長いのがいい、分厚いのがいい、量は質を凌駕する、なんていう見方は、冒険小説を語る上で決して珍しくない意見だった。スリルやサスペンスに溢れる描写は、微細に描き、リアリティを持った描写で自然の脅威や戦闘の過酷さを露にしたものはやはり喜ばれた。あっさり読みやすい冒険小説なんてないんだ、というくらいの勢いで。 されその意味では当時求められていた類の冒険小説に近い味わいの大長編ミステリがここに出てきたなというのが、本書に関する第一の感想である。しかも冒険小説では頻繁に扱われた舞台ですらある南米のミステリ。欧米人が書いた南米舞台の物語ではなく、正真正銘南米はアルゼンチン発の長編小説なのである。 主題は娘の失踪。犯人はもちろん巻末に至るまでなかなかわからない。事件の発生から、その後の行方不明のままの人生の中で父親が選択する道は、娘の捜索以外にないという過酷な日々であり年月である。失踪事件を扱う小説はあまたあれど、これほど執拗に失踪した娘を探し求め、徐々に手がかりを得て、真実に辿り着く物語には出会ったことがない。ブエノスアイレスの都会の闇がもたらす足元からの不安定感は、さまざまに予測される事件への疑惑に満ちた主人公の内心を照らす心象風景であるかにも見える。その辺りを、書きなぐるではなく緻密にじっくりと書き込んでくれた結果が本書の分厚さに繋がったのである。冒険小説読者にとっては垂涎の作品だ。 次第に南米の密林に向けて川を遡行してゆく主人公の辿る<闇の奥>への旅は、『地獄の黙示録』を彷彿とさせる現代の伝奇であり、辿り着いた先に見えてくる容赦ない真実にはこれまた様々な想いを生み出す痛く切なく苦しくしかし劇的なドラマが込められている。物語としての完成度が凄まじく、意外性も蓋然性もどちらも兼ね備えた大人の文学としてこの作家が邦訳されたのは喜ばしい。 主人公は、この後、失踪人探しの探偵としての第二作目を生きることになるようである。衝撃的な第一作をどのように超えてゆくことができるのか、これからが楽しみである。 (2015.12.25)
https://w.atwiki.jp/compe/pages/141.html
(え!?これってもしかして………。) 「また攫われてる〜〜〜っ!?」 そう叫んだのは、ピンクのドレスとボリューム豊かな金髪に身を包んだ女性。 「ちょっと地の文、もっと私の美しさを描写しなさいよ。」 そう叫んだのは、美しいピンクのドレスと流麗なウェーブのかかった金髪に身を包んだ女性。 「それだと私自身の美しさを褒めてなくない?」 そう叫んだのは、美しいピンクのドレスと流麗なウェーブのかかった金髪に身を包んだ、道行く男たち全てが振り返るような女性。 「まあ、これくらいで良しとするわ。」 彼女の名前はピーチ。 その攫われた回数はギネスブックに載るほどであるという。 時として、彼女のことを「さらわれマニア」と呼ぶ者もいる。(あ、否定しないんだね。) しかし、彼女にとっての、「さらわれ」にもあるルールがあった。 一度攫われ、救われてからは、一定の期間を経ないと、攫われることはならない。 今回、彼女は月世界からマリオ、クッパと共に帰還を遂げて、そのまま城へ帰ることもなくすぐにこの戦いの会場へ呼ばれた。 すなわち、どこかおかしいということは彼女にも分かっていた。 (マリオ達がきっと助けに来てくれるけど、それまでは自分で身を守らないといけないのかしら。) 鞄を探ると、それなりに立派な剣が出てきたが、彼女は使ったことがない。 もう一つ出てきたのは、黒い筒のような物体。 レイガンというらしいが、どう使っていいのか説明書を読んでもいまひとつわからない。 しかし、のんびり説明書を読んでいる場合ではなかった。 「モジャ!!」 近くの茂みから、白い毛皮に覆われた嘴のある獣、ももんじゃが襲い掛かる。 使い慣れない鋼の剣を鞘から抜き、抵抗しようとしたところ、いつの間にか銃声と共にももんじゃが倒れていた。 「ケガはない?」 離れたところに、黄色いシャツに紺色の短パン、そして眼鏡の少年が立っていた。 「あなたは……。」 少年の右手にあるものは分からなかったが、モンスターはあの少年が倒したのだとピーチも分かった。 「僕、のび太っていうんだ。キミは?」 少年は辺りを警戒しながら、ピーチが立っている場所へと近づく。 「私……?ピーチよ。」 「へえ、おいしそうな名前……。」 「気を付けて!!まだ来るわ!!」 仲間の死を嗅ぎ付けて、多くのももんじゃが襲い掛かってきた。 「ねえ、ピーチ、今ぼくが持ってる、この銃みたいなもの持ってない?もう一つほしいけど……。」 「もしかして、これのこと?」 似たような形だったので、鞄からレイガンをのび太に渡す。 散弾銃と、レイガン。 二丁の拳銃を手にした彼は、鬼に金棒だった。 かつて保安官の星で、一つの空き缶に6発の弾丸全部を当てたり、ギャング集団を一人で壊滅させたりと、彼が銃を持った時のエピソードは枚挙にいとまがない。 瞬く間に、次々と二人に襲い掛かるももんじゃ達を倒していく。 わずか10秒かそこらで魔物を倒し切ってしまうと、二つの銃をクルクルと回し、ポケットにしまい込む。 「すごいわね。のび太さんだっけ?この戦いが怖くないの?」 その戦い方にあっけにとられたピーチは、ごく当たり前な問いをのび太にかける。 「そりゃあ、怖いよ。でも、ドラえもんもいない今、ぼくがしっかりしなきゃいけないからね!!」 いつもの大長編で言いそうな台詞を吐く。 しかし、ももんじゃの一団はまだ全滅したわけではなかった。 倒れた別のももんじゃに紛れて、隙を窺っていた一匹が生き残っていた。 「モジャアアッッ!!」 満を持した生き残りは、高く飛び上がり、のび太とピーチ、二人に大の大人をダンジョンから蹴り飛ばす蹴りを見舞おうとする。 「けしからん、私が喝を、入れてやる。」 突然何かに乗ってやってきた長身の男が、ガチビンタで最後のももんじゃを張り倒す。 「油断するな。勝利を確信した時こそ、死に繋がる。」 「あ、あなたは?」 「オーナーの、平野、源五郎です。」 なんとも格好のついた登場で現れた平野源五郎。 乗り物がバイクか電車なら仮面ライダーさながらなのだが、彼が坂道を駆け下りた乗り物は、なんと台車だった。 今度こそ辺りの雑魚を全て倒した三人は、互いの情報を交換することにした。 のび太と平野は同じ東京都に住居を構えていたが、時代が違っていた。 のび太がいるのは1970年「昭和」の東京で、平野がいるのは2010年「平成」の東京だという。 40年ほどとはいえ、異なる時代から人間が参加させられていることに平野はいささか驚く一方で、異なる時代の人間とも冒険した経験があるのび太は、特に驚きはしなかった。 しかし、のび太も驚いたのは、ピーチ姫の出身地を聞いた時。 彼女はキノコ王国という、全く二人の知らない世界の出身で、年号というのも何のことなのかさっぱりだという。 時には過去、時には未来、時には宇宙を冒険したのび太でさえ、全く知らない王国だった。 三人は情報の交換を終え、それぞれの知り合いを探すことに決めた。 のび太とピーチ姫は台車の上に乗り、平野がそれを押す。 ピーチ姫にはいくらのび太と平野がいるからといって丸腰では心もとないので、平野がナイフを渡した。 「平野さん!!わざわざ押してくれてありがとう!」 「なあに。同じようにこの戦いに反旗を翻そうとする参加者と繋がれて、感謝感激・平野源五郎です。」 天才銃使い小学生と姫を乗せた台車を、緊縛師が引くというシュールな風景が見えた。 【野比のび太@ドラえもんシリーズ】 [状態]:健康 大長編補正 [装備]:不死川玄也の散弾銃@鬼滅の刃(弾数12/20) レイガン@大乱闘スマッシュブラザーズX (エネルギー4/5) [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2 [思考・状況]:自分や平野源五郎、ピーチ姫の知り合いを探す 1:ピーチ姫……綺麗な人だなあ。 [備考] 少なくとも大長編16巻 「のび太と銀河超特急」完結後です。 【ピーチ姫@スーパーマリオくん(コロコロ版)】 [状態]:健康 [装備]サバイバルナイフ@バトルロワイヤル [道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜1(確認済み) [思考・状況]:基本行動方針:殺し合いから脱出する。マリオ達がいるなら探す。 1:のび太、平野と協力して会場を探索する。 2:ヒラノさん……女性に興味がないなんて不思議な人ね。 [備考] 参戦時期はオデッセイ編終了後(単行本55巻) (ふふ……野比のび太君……か。) (スケベなことしか考えない田舎少年もいいと思っていたが、都会少年もなかなか悪くないかもしれん。) (命を取るつもりはないし、彼の望み通りに友達と再会出来れば嬉しいことこの上ないが、どうにかして彼を私好みの少年に調教できないものかな。) しかし、忘れてはならない。 平野源五郎。彼は美少年を調教するのが大好きな男だということを。 彼ののび太を守りたいという意思は嘘ではない。 しかし、同時に少年を自分の思い通りにしてみたいという邪な欲望を、胸の内に抱える。 ここに、一つの奇妙な同盟が結成された。 【平野源五郎@真夏の夜の淫夢シリーズ】 [状態]:健康 [装備]: 鋼の剣@ドラゴンクエストシリーズ [道具]:基本支給品、台車@現実 ランダム支給品0〜1 [思考・状況]基本行動方針:主催者には正義の鉄槌で、その腐った心を強制してやろう。 1: のび太とピーチ姫を守る 2:自分かピーチ姫、のび太の知り合いを探す 3:か”わ“い”い“な”あ“の”び“太”く“ん” [備考] 参戦時期は、悶絶少年 其の伍で「今日は逆さ吊り、鞭責めをしよう(提案)」と言った辺り 【不死川玄也の散弾銃@鬼滅の刃】 野比のび太に支給された銃。弾頭は日輪刀と同じ素材から製造しているようで、これで鬼を殺す事も可能。 【レイガン@大乱闘スマッシュブラザーズX】 ピーチ姫に支給されたレーザーガン。黒と青緑のスタイリッシュなデザインで、トリガーを引けばレーザーが撃てる。 レーザー自体の威力はさほどでもないが、何度も打てばそれなりに高いダメージになる。 【鋼の剣@ドラゴンクエストシリーズ】 ピーチ姫に支給された剣。ドラクエシリーズ皆勤賞。基本的に戦士ポジションのキャラクターや主人公が、序盤〜中盤にかけて装備している。 現在は平野が持っている。 【サバイバルナイフ@バトルロワイヤル】 平野に支給されたナイフ。原作のバトルロワイヤルにも支給された。 現在では鋼の剣と交換してピーチ姫が護身用に持っている。 【台車@現実】 平野に支給された工具。本来は人ではなく、荷物や道具を運ぶためにある。 かつて平野はこれを別の少年に引かせ、「平野チャリオット」として有効活用した。 【ももんじゃ@トルネコの大冒険シリーズ】 アヒルのような見た目をした獣で、脚力が発達している。 どちらかというと弱いモンスターだが、最初のうちは強敵である。 作品によっては、ダンジョンで倒れたトルネコを外へ追い出す役割も担っている。 このSSが面白かったなら……\ポチッと/ 感想/ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/wakiyaku/pages/649.html
【作品名】ドラえもん 【ジャンル】国民的な漫画 【共通設定】 未来人が大量に出てくる大長編において、しょっちゅうこの作品には光学兵器が登場する。 実際「のび太の恐竜」では、ドラえもんが「レーザー光線なんてはじき返してやる!」などと発言している。 しかし、それら光線兵器が出てくる作品(恐竜、宇宙開拓使、海底鬼岩城、鉄人兵団、宇宙漂流記、ロボット王国他)において、ほとんどの光線っぽい エネルギー波は、かめはめ波やスペシウム光線とかとは違ってジグザグに飛んでいる。 先ほど例に挙げた「恐竜」でも、ドラえもんがはじき返している「光線」は稲妻のようにジグザグに飛んでいる。 よってこれらは「謎ビーム」である可能性が高い。ドラえもんはレーザーがどんなものか分かっていないようだ。 基本的に謎ビームはマッハ3以上というアバウトな数字で表される。 んで、ドラえもんは「宇宙開拓使」で、ガルタイト工業の宇宙船から放たれた謎ビームを、2mくらいの距離からはじき返している。 よって、ドラえもんの反応は1m先からのマッハ1,5以上の反応になる 【名前】野比のび太 【属性】ダメダメ小学生 【大きさ】細身の小学生並み 【攻撃力】重さ129,3kgの物体を背負って数km走り続けられる 【防御力】 大砲を防ぐバリアが張ってある風雲ドラえもん城が破壊される、巨大彗星の衝撃波に耐えられる 雷の直撃、車の突進、50mくらい上からの鉄骨の直撃を食らったが行動可能 【素早さ】【共通設定】のドラえもんと至近距離で殴りあえる。他はノロマな小学生並み 【特殊能力】しあわせトランプ所持。所有者の願いを叶える事が出来る。願った瞬間発動する(任意全能) 【長所】他人の幸福を願い、他人の不幸を悲しむことが出来る人間 【短所】それ以外全て 【戦法】「相手が負けますように」と願う 4スレ目 297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 10 20 56 ID RPCx2xr6 のび太 ○○○○ジラーチ~ゴエモンインパクト 任意全能勝ち ×百式 ビーム負け ×ノイトラ・ジルガ 斬殺負け ×ナギ・スプリングフィールド 魔法の射手負け ○○アルファX02D、あら、葉巻? 任意全能勝ち ×アマクサ ビーム負け ×クラーケン 撲殺負け 野比のび太>ゴエモンインパクト
https://w.atwiki.jp/yukkuri/pages/474.html
ここは いわゆる ちょうへんネタ を ほかんする としょかん ゆっくりよんでいってね!!! 投票ボタンを設置しました。 数多くある図書館の作品達、お気に入りの隠れた名作を投票で応援してあげて下さい。 | ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||___||___||___||___||___||___||___||___||___|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||___||___||___||___||___||___||___||___||___|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||同人誌||___||___||___||___||___||___||___||___||___|.\ \ \ \,. -──- 、_/ / / / /. \ rー~ー-¬ 「ヽr'´、, -、 . --.、ノ)クヘ r~ァ─一¬ /. \`¨⌒丁` |: [>r' ソ~ Y l i ム〉 ノ〉. Y `「⌒`´ / \__| |:__く/ /イ /! ハ | l、 ヽ',y、___ | |:/__/ ,γ! ハ l / 厶XLィ/ Lハメ、 ノ ハr'. | |: :/ ! / ! .ノ| |(ヒ_] ヒ_ンY |〈 ハ .ト、: :.!! .!/ ! :.//.l | ,___, .| ||'、 / ヽ、.! .i: `ヽ ノハ/ | | |、 ヽ_ン u| || lハ y': はいはい、貸し出さないよ。 :ヽr. ν不ト-| | \ /| |-γ⌒ /: 持ってかないでね。 :ヽ ハソL._r‐ト--イ-、ト ;ル /: ここで読んでってね…。 :ヽ ノ { } ! .>< ! { }' 冫 [司書] パチュリー・ノーレッジ ▼長編のネタ話や、なんだかよくわからない話を集めている区画。 +喜劇 その1 ゆっくり魔法図書館 喜劇・ネタ長編区画 ■カオス短編 橙のお使い ■カオス短編 ウツホ!いい男達 ■カオス短編 人格ショック!!! ■ショート連作 マジデスパーク (元ネタ:ボーボボ、某スレ) ■ネタ説話 バイクのいないわけ ■突発企画 ほんめいりんゲーム ■てんこ哲学 ■働けニート ■ショートコント? 5月14日 ■ソウル目玉焼き(仮題) ■法廷バトル ゆっくり裁判 ■けーね教授のなんでも講義 ■ゆっくり穴 ■一輪と個性の神様 ■『 さ と り さ ま の ほ ん』 ■秋の日本ダービー ■静虎談 虎の丸干し ■一人芝居 劇団ひとれいむ ■【10月4日】 ■【ねぇ星ちゃん】 +喜劇 その2 ゆっくり魔法図書館 喜劇・ネタ長編区画 2 ■楽屋裏 お燐の人気投票 ■A Hard Day's Night ■カラオケに来た毘沙門天 寅丸星(丸干しちゃん) ■天子の夏やすみ天子の宿題 ■コミケと天人 ■命蓮寺の怪談 ■おとぼけメイド長の一日 ■よいこのゆっくり劇場 イタズラ対決 ■笑えるコピペ・面接 ■敬老大感謝祭■文化の日特別企画 タマ蔵 ■タマ蔵~カラオケ編 +喜劇 その3 ゆっくり魔法図書館 喜劇・ネタ長編区画 3 ■ゆっくりジェットコースター ■船長の手腕 ■よいこのクリスマス ■ゲーム YUKKURI COMBAT ZERO -THE GAITAN WAR- ■MIMI -ミミ- ■ミコパンマン ■崩壊!再建!紅魔館! ■チョコレート温泉 ■Sailing Day ▼笑えるものからちょっと怖い昔話の世界へ。 +童話 その1 ゆっくり魔法図書館 童話区画 ■「河童の発明品」 ■「謎の柱」 ■「笑う神様」 ■「ゆたかな生活」 ■「ゆっくり悟浄出世」 ■「白蓮さん」 ■「黒ずきんちゃん」 ■「愛の行く末」 ■「だいすきなもの こまちんぽ」 ■「鬼と酒」 ■「黒博物館ユックリンガルド」 ■「秋神様と山姥」 ■ネタ童話「はなさかじじい」 ■ネタ童話「裸の王様」 ■故事 「畏饅頭」 ■古文 「徒然草 第六十八段」 ▼心温まるほのぼのドラマ集。 +ドラマ その1 ゆっくり魔法図書館 ドラマ区画 ■「きめぇ丸の子供たち」 ■「正体不明誘拐事件」 ■「秋の背中」 ■「天子の樹」 ■「未来の幻想郷」 ■「大江山ハイヤー」 ■「ゆっくり心綺楼―神子ストーリー」 ▼ゆっくり達が送るゲームの紹介や実況プレイ。 +ゲーム その1 ゆっくり魔法図書館 ゲーム区画 ■ゲーム実況漫画 秋姉妹の風神録プレイ ■ゲーム実況漫画 お空とお燐の地霊殿プレイ ■ゲーム実況漫画 一輪の星蓮船体験版プレイ ■ゲーム実況漫画 秋姉妹の星蓮船体験版プレイ ■ゲーム紹介漫画 うつほステーション ■ゲーム実況漫画 デスクリムゾン ■ゲーム連作 YUCKMAN ■ザッピングシステムサウンドノベル ▼切なく儚いホラーなどミステリアスで奇妙な作品達。 +ミステリー その1 ゆっくり魔法図書館 ミステリー区画 ■ミステリー 「痩せゆく女」 ■ミステリー 「アルヒノチルノ」 ■ミステリー 「人面瘡」 ■ホラー 「お燐のお友達」 ■歴史短編 「たのしいれきし」 ■ドキュメンタリー 「東方囚人録」 ▼未完結の大長編・連載物を集めている区画。 +連続作品区画 その1 ゆっくり魔法図書館 連続作品区画 ■EX Report 「探検ナズミーランド」探検ナズミーランド ■ドラマ ウツホVSユウカンテ東方怪獣特撮 「ウツホVSユウカンテ」 プロローグ 東方怪獣特撮 「ウツホVSユウカンテ」 第1部 東方怪獣特撮 「ウツホVSユウカンテ」 第2部 ■お空の非想天則 ■コイシ13CASE1 CASE2 CASE3 ■ネタ長編 はたらけ第1符 「こうまかんへいこう!」 第2符 「まほうのもりへいこう!」 第3符 「はくぎょくろうへいこう!」 第4符 「もりやのじんじゃへいこう!」 第5符 「えいえんていへいこう!」 ■SFホラー パラサイト文2プロローグ タワー編 ■ドラマ 美 鈴 ─中国と呼ばれた女─第1話 ルーミアの暗闇 ■世紀末長編 ゆゆこのおっぱい第一章 「始まり」 +連続作品区画 その2 ゆっくり魔法図書館 連続作品区画 2 ■ドラマ 東方ALIVE緋 想 編 『 流 動 』 風 神 編 『 最 強 』 文 花 編 『 密 命 』 萃 夢 編 『 放 浪 』 地 霊 編 『 機 心 』 紅 魔 編 『 接 蝕 』 永 夜 編 『 伝 承 』 東 方 編 『 魔 王 』 最 終 編 NG集 ■ドラマ 東方ALIVE 外伝幽 夢 編 『 勇 者 』 ▼無事に完結した大長編の世界へ。 +完結作品区画 その1 ゆっくり魔法図書館 完結作品区画 ■CIRNOGA(チルノガ) ■CIRNOGA 0 (チルノガ ゼロ) ■童話 とろろとろろ【序章】 とろろ【紅魔の章】 とろろ【妖々の章】 とろろ【永夜の章】 とろろ【花映の章】 とろろ【風神の章】 とろろ【まりさの章】 とろろ【地霊の章】 とろろ終章【れいむの章】 +完結作品区画 その2 ゆっくり魔法図書館 完結作品区画2 ■ドラマ 探偵ナズミーマウスReport No,01「迷い傘」 Report No,02「クイーン オブ ミッドナイト」 Report No,03「天使の休日」 Report No,04「トリック オブ トゥルース」 Report No,05「五番街のあの娘へ」 Report No,06「クライム・エブリー・マウンテン」 Report No,07「大粒の涙雨」 Report No,08「ザ ストーリー オブ サザン メモリーズ」 Report No,09「無垢な星は探偵ネズミの夢を見るか?」 Last Report No,10「グレイテストトレジャー」 ▼短編集。比較的短めの話をまとめて集めている区画。ジャンルはフリー。 ゆっくり魔法図書館 短編区画 ※幻想板の【長編】東方AA作品スレ【短編】の『東方妹紅伝』をお探しの方は リンク内「東方AA纏メ処」長編ページへどうぞ
https://w.atwiki.jp/nicodosai2/pages/36.html
まとめマイリスト 【ニコニコ動画】 一覧 E-01a ピサロ E-01b 牛山 【ニコニコ動画】びっくりするほど幻想入り 9話【第2回東方ニコ童祭】 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 E-02a ポチ袋 E-02b 十夢 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【ニコニコ動画】東方 幻想入り絵巻 ~幻想闘霊伝 外伝~ E-03a アマユリ魔法十字軍 E-03b 竹林 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【ニコニコ動画】【第2回東方ニコ童祭】災難遭って幻想入り【第一話】 E-04a みすた E-04b てぷや 【ニコニコ動画】#00 アカオニ 幻想入りからの解放 OP 【東方×鉄道】 【ニコニコ動画】パジャマで幻想入り【第2回東方ニコ童祭】 E-05a プルソン E-05b Pagan imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【ニコニコ動画】【異譚永夜抄】竹取物語が幻想入り【1・新月】 E-06a Xog E-06b ジムルーズリーフカスタム 【ニコニコ動画】樂園と悪魔 Side N【OP】 【ニコニコ動画】【東方】幻想郷ナイトガンダム物語【幻想入り】 E-07a なめこ猫 E-07b heero imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【ニコニコ動画】【東方】テルヨトリガー-時を駆ける少女達-.part45【クロノ・トリガー】 【ニコニコ動画】究極合神オンバシラー歌ってみた+α【おんばしらった】 E-08a あじつけ E-08b ヤマアラシ 【ニコニコ動画】黄色の貴公子が幻想入り 13話 【ニコニコ動画】黄色の貴公子が幻想入り 14話 【ニコニコ動画】【大長編ドラえもん】のび太の東方幻想郷【第1話】 E-09a ヤナ E-09b 全学連P 【ニコニコ動画】東方全金属物語 第2話 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
https://w.atwiki.jp/pocatwiki/pages/17.html
POCでは2006年10月28日15時46分の創立以来たびたび大きなイベントが起こった。 ここではそのような歴史に残る出来事を紹介する。 年表も参照。 名称 POC 日付 概要 POC以前 ~0 ~2006年10月 POC誕生までの経緯を詳しく解説。 創立記念日 初代 2006年10月28日 POC誕生。創立時刻は諸説ある。 2007年騒動 40 2006年12月31日 初の年越しで起こった最初の騒動。 プラント記念日 60 2007年2月11日 プラント発言の日。「だってボクお(ry 10万レス争奪戦 100 2007年4月7日 PHとの闘いが最高潮に達した。 新ホームページ 118 2007年5月6日~ POCの新しいHPを作る計画。 2008年騒動 180 2007年12月31日 二度目の年越しでまたもや騒動。 POCリレー小説 187 2008年1月18日 メンバーが紡ぐカオスな大長編。 2月22日計画 204 2008年2月22日 Wiiながさきの誕生日を祝おう!? 8月1日騒動 231 2008年7月31日 共有パスの盲点!三度目の騒動。 2009年騒動 257 2008年12月31日 三度目の年越しで懲りずに騒動。 会議室滅亡事件 302 2009年10月12日 化石スレに最悪の魔手が及んだ事件。 HGSS二強杯 312 2009年12月5日 POC・PH両陣営5人ずつの熱い戦い。 2010年計画 317 2009年12月31日 四度目の年明けは歴史的瞬間だった。 平成22年計画 323 2010年2月22日 2が全部で17個!2回目のWiiNa誕。 越年計画第五弾 350 2010年12月31日 五度目。Skypeと絆に勝るものなし。 ぜんちゃん始動 357 2011年6月5日 うはおkによる全自動投稿ツール。 500エラー事件 358 2011年6月14日 おしゃべり板閉鎖の危機に一同騒然。 人狼大流行 363 2011年8月14日 極限まで思考する村人たちの心理戦。 2011→2012 370 2011年12月31日 六度目。みんな楽しそうです。 BW広場移転 378 2012年5月28日 相次ぐアク禁に憂慮して移転を決心。 2012→2013 380 2012年12月31日 七度目。やる時はやるのがPOC。 東京オフ開催 382 2013年8月17日 POCメンバー長年の夢、遂に実現! ピンク色の背景は、まだ編集中の項目です。
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/86.html
守宮薄緑(やもりうすみどり) 作者:花村萬月 発行:新潮社 1998.3.25 初版 価格:\1,400 第3短編集だって、ほんとうなのか? 本をいっぱい出している作家であるのに、短編集は三冊目? 『ヘビイ・ゲージ』と何だっけ。『わたしの鎖骨』か。『ゲルマニウムの夜』『笑う山崎』『渋谷ルシファー』などの連作短編集は別勘定というわけか。思えば300ページ足らずの軽長篇小説(失礼な言い方かもしれないが)がほとんどであったのかもしれない。あの長いトンネルの時代にそのほとんどの軽長篇(やはり失礼か)を書きなぐり続けてきて(これも失礼かもしれないんだが)、ぼくはずいぶんその間我慢してともかくも萬月という作家だけは追いかけてきたんだ。 その頃には萬月も多作を批判されていたのだが、その渦中にある彼は、あとがきの中で多作で質を落としているわけじゃない、と吠えたことがあった。でも今さらながら自らの足跡を振り返り、小説家をやめようとまで思ったとその商業路線化を悔いている今の萬月を思うと、あの吠え声は自分自身の作家的ジレンマを認識した上での苛立ちの吠え声だったのだろう。一読者にしてみても、その頃の作品群を思うと、今さらながら「やはり、案の定」の念が強いんである。 だからこそ今、商業化路線に背を向け、書きたいものを書くと豪語する萬月は、とても頼もしく見えるし、あの長いトンネルの時代にも、これだけは大切にと書き連ねてきたこの『小説新潮』向けの特別な短編群は、花村萬月、作家的誠実のたまものなのだとの念が強い。 短編ひとつひとつに、作家の上を通って行った大きな時間の波を感じざるを得ないが、一つ言えることは『ゲルマニウムの夜』に劣らぬ「私小説」的な性格を強く感じる作品集であるように思えることだ。特に父の死や、家族のこと、愛情への飢餓、母性への憧憬、作家としての心もとないバランスを維持しようという感覚、文章への愛着……そうした私的な要素がいつも寄り添っているような短編集ではないか、だからこそ彼は特別な思い入れを持ってこの短編集を作ってきたのではないか、と強く感じるものがある。 しかし、待たれるのはつくづく次の大長編であるなあ。今の萬月には安心して期待してよいものが感じられてならないからだ。 (1999/04/30)