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488 :第三帝国:2013/10/31(木) 21 50 00 衝号ぬきの太平洋戦争~第8章「アメリカの決断」 そして大統領は決断した、攻撃と。 この返答にウィリアム・ハルゼー中将はウェーク島沖海戦の報復がようやくできると鼻息が荒く、 戦艦を率いるウィリアム・パイ中将は顔を強張らさせたが、ワシントンから戻ってきた、 太平洋艦隊司令長官兼合衆国艦隊司令長官のハズバンド・キンメル大将は開戦以来ジャップの通商破壊に海戦の敗北で、 酷く落ち込み、悲観的な見解を抱いていたが、この時は妙に顔色が良く同期の変化に怪しんだハルゼーだったが、 彼は大統領から最高のプレゼントがある、と言うなり一通の命令書を見せた。 いぶかしむハルゼーだが、命令書を見た瞬間「確かに最高のプレゼントだ、これならお盛んなジャップを叩ける」と呟いた。 「独逸ト相互不可侵条約ヲ締結セリ、大西洋艦隊ト共同デ日本艦隊ヲ撃滅スベシ、艦隊ノ所在地ハ…」 開戦直後、日本がカナリア諸島から展開できた潜水艦は距離の関係上5隻だけであった、 たった5隻とはいえ相手が単独航行でしかも灯火管制、無線封鎖もしていなかったせいで鴨打ち状態であった。 また護衛がいれば敢えて浮上して聴音に引っかからないようにして、 電探と連動して酸素魚雷の長射程を生かして遠距離からの雷撃を行ったりした、 ひどい時は夜間ニューヨークに侵入した挙句、摩天楼の明かりを背景に一度に数万トンの船舶を沈めた例もある。 他にも大西洋艦隊の根拠地であるノーフォーク港や、流通路であるパナマ運河付近に機雷をバラまいたりと実に好き放題暴れ回っていた。 そして、機雷が磁気、音響、と海自転生者の努力のせいで実にバリエージョンが豊富で、 戦艦が損傷を受け、挙句掃海艇自身が被雷する有様で大西洋艦隊はしばらく身動きが取れなかった。 やっと動けるようになり、いざカナリア諸島の攻略を考えても、 元々衝号のために最低限の人員しかおらず、夢幻会としてもわざわざ大西洋の僻地で玉砕させるつもりはサラサラなかったため、 少数の陸戦隊と潜水艦を支援する潜水母艦程度しかないこともあり、とてもアメリカの矜持を満たす獲物とは言い難かった。 しかも日本通商破壊のせいで市民は恐慌状態で、 市民に安心と団結をアピールするために大西洋艦隊の駆逐艦、 空母はしばらく船団護衛に潜水艦狩りに従軍せねばならず、貴重な時間が過ぎてしまう。 何度も空母『レンジャー』が被雷しそうになり、代わりに重巡洋艦が1隻、駆逐艦が数隻撃沈されてしまう。 なお、邪気眼派の富永恭次中将は衝号がなかったためフィリピン攻略に参加 そのまま統治を担当し、今はフィリピンで省庁の垣根を越えたスタッフと共に統治している。 そしてこの時の若手のスタッフには内務省官僚に後藤田正晴、鷲巣巌(元ネタ:アカギ)と戦後日本を牽引する逸材に、 文官のまとめ役として南満鉄から岸信介と、実に濃い面々だったがそんな彼らを毎日電波で翻弄させるがたぶん語られることはない。 489 :第三帝国:2013/10/31(木) 21 50 45 話を戻そう、 さらに大西洋艦隊が動けなかった理由としてメキシコで『ヤンキー、ゴーホーム!!』を合言葉に、 全メキシコでゲリラ戦が勃発したため、陸軍と協力して威圧と制圧のためにしばらく駐留せねばならなかったからだ。 この叛乱には日本の諜報員が深く関わっており、 「魔王」の異名を頂く結城中佐が采配したものである。(元ネタ:ジョーカー・ゲーム) 叛乱自体は一か月半で鎮圧されたとはいえ、 大西洋艦隊はまた時間を浪費した上に鎮圧の過程でメキシコ人に再度深い憎悪を染み込ませることに成功し、 以降も不健康極まりないゲリラ戦が延々と続く悪夢にアメリカはうなされる事になる。 かくして、大西洋艦隊がもたもたしている間に42年の末なり、 その間に日本海軍がミッドウェーに押し寄せて来る可能性が非常に高く直ぐにでも移動させるべきとする意見があったが、 政府と議会は欧州に対する影響力の行使について迷っていた。 つまり、伝統的にイギリスを取るかケネディ大使のようにドイツを取るかハッキリとした意見が纏まっておらず。 また、すでに空母『ワスプ』戦艦『ワシントン』と大西洋艦隊の一部は太平洋に居る上に、 この上、例え一時期だとはいえ、大西洋を空にするのはいかがなものか? などと意見が纏まっていなかったが、 財界の意見としてまずは小癪な猿を打倒することを優先するべき、と考えており。 さらには弱体化したイギリスなどは、さらに弱体化させるのが望ましくむしろナチスに飲み込まれた方が良い、 そして、全欧州を飲み込んで喘息気味のドイツを日本との大戦が終結した後戦力がピークであることを利用して、 カナダに亡命した政府に市場開放を条件にイギリスを解放、できることならそのまま欧州を解放して全世界の市場を我がものとする。 と妄想か妄言としか表現できないことを構想していたが、アメリカの国力はそれを可能とさせていた。 そして、財界はロング大統領にドイツとの不可侵条約を秘密裏に締結するように『要請』し、 ロング大統領それまで主張していた、日本への宣戦布告要請の代わりに資源供給を餌に欧州への不可侵を約束した条約を提示した。 このドイツにとって利点しかない条約にヒトラーは、 自分がかつてしたように所詮紙切れ条約であり、 アメリカを牛耳る国際ユダヤの陰謀で日本を打倒した後にドイツに刃を向けるだろう、 と、解釈は違うが正解に近い回答を出していたが目先の金と資源がないため即座に条約に同意した。 日本とイギリスはアメリカが妙にナチスと接触している、 という所まで掴んだが掴み切れず、判明したのはミッドウェー海戦後のことであった。 閑話休題。 そして、11月末にアーネスト・キング大将率いる大西洋艦隊は全艦隊が太平洋へ移動を開始した。 またその際に史実日本の真珠湾のと同じくらいに情報漏えいに気を使い、目立つパナマ運河は通過せずホーン海峡を経由して太平洋へと向かった。 本来のアメリカ海軍のドクトリン的にあり得ない運用であったが、 海軍作戦部に所属していたニミッツは潜水艦の運用を知る者として日本が稼いだあまりに莫大な戦果に、 自分たちの暗号が既に解読されている事を疑っており、パナマ運河経由でいけばむざむざ相手に撃沈ポイントを稼がせるだけと判断。 急きょ密かに暗号を変更し、さらには多数の偽電に偽装情報を流した上で、 今や貴重と成りつつある高速タンカー、さらに工作船を付随させた上で南米周りの航路を取らせた。 結果、いくら史実よりうんとマシな諜報体制を揃えていたとはいえ、 アメリカ本土の諜報員は戦時下のためFBIの執拗な捜査に追い込まれており、 加えてアメリカの暗号がヘタに筒抜け状態であったため、大西洋艦隊の所在地について却って騙される結果となってしまい、 大西洋艦隊が太平洋入りしていることが判明したのは「MI」作戦が発動され、現地の偵察で偶然発見されたからだ。 (※本編30話:トランジスタ式コンピュータと史実知識、そして夢幻会主導の下に行われた入念な情報収集の 結果、日本軍はアメリカの暗号を解読することに成功したのだ。 開戦前にロングが日本軍の能力を危険視して暗号の改訂を行ったが、それとて長くはもたなかった。) 490 :第三帝国:2013/10/31(木) 21 52 35 「MI作戦」に対抗可能なアメリカ海軍の空母8隻 正規空母 「エンタープライズ」 「ワスプ」 「レンジャー」 軽空母 「インディペンデンス」 「プリンストン」 護衛空母 「アンツィオ」 「コレヒドール」 「ミッション・ベイ」 「MI作戦」時の日本海軍の空母15隻 正規空母 「翔鶴」「瑞鶴」 「赤城」「天城」 「蒼竜」「飛竜」 改装空母 「隼鷹」「飛鷹」 軽空母 「祥鳳」「龍鳳」「瑞鳳」 「大鷹」「雲鷹」「神鷹」「海鷹」 が、アメリカの空母8対して日本は空母15とやや不利である。 さらに、アメリカに残存する全ての空母航空隊は飛行時間こそ平均的な技量を有していたが、 どの航空隊もほぼ戦闘処女で新鋭のF6Fを装備していてもその新鋭機自体がこれから初めての実戦を迎える。 上海事変でチャイナの空軍と戦い、冬戦争で赤軍の航空隊を駆逐し、 バトル・オブ・ブリテンでルフトバッフェと死闘を演じた日本の陸海軍航空隊と比較すれば役不足としか表現しようがない。 未だ消耗せず、その眼で欧州やアジアの空を見た熟練の飛行機乗りが温存されており、機体の性能差以上に実戦経験差に大きな差があった。 対して戦艦は大西洋艦隊のを回航して17隻 「ノースカロナイナ」級戦艦「ノースカロナイナ」「ワシントン」 「サウスダコダ」 級戦艦「インディアナ」「サウスダコダ」「アラバマ」「マサチューセッツ」 「テネシー」 級戦艦「テネシー」「カリフォルニア」 「コロラド」 級戦艦「メリーランド」「ウエストバージニア」「コロラド」 「ニューメキシコ」 級戦艦「ニューメキシコ」「アイダホ」「ミシシッピ」 「ニューヨーク」 級戦艦「ニューヨーク」「テキサス」 「ワイオミング」 級戦艦「アンカーソー」 (※本編22話:ロングは大西洋艦隊の大半を太平洋に回航して、日本海軍を押し潰す気だった。 加えて1942年8月の段階で、ノースカロライナ級戦艦とサウスダコダ級戦艦あわせて6隻が戦力化されている。 アイオワ級戦艦、エセックス級空母も順次戦力化される予定だ。勿論、建造されているのは戦艦や空母だけではない。 巡洋艦、駆逐艦、潜水艦なども続々と建造されている。仮に太平洋艦隊が壊滅したとしても2年程度で再び今以上の艦隊を編成して日本に差し向けることが出来る。) 491 :第三帝国:2013/10/31(木) 21 53 21 日本の戦艦12隻、 戦艦「長門」「陸奥」 戦艦「伊勢」「日向」 戦艦「扶桑」「山城」 戦艦「金剛」「榛名」「比叡」「霧島」 戦艦「伊吹」「鞍馬」 であり、アメリカが圧倒的に有利だ。 しかもアメリカの「ノースカロナイナ」級「サウスダコダ」級戦艦は新時代の戦艦で、 主力を占める今年で20、30年クラスの「扶桑」「金剛」等と比較すればあらゆる面で優っている。 特に16インチ砲、つまり40センチ砲を搭載した艦だけをカウントすると、 アメリカ:9隻 日本 :4隻 で、戦艦同士の殴り合いなら間違いなくアメリカに軍配が上がるだろう。 (※本編40:キンメルが言ったとおり、太平洋艦隊の戦艦は11隻に過ぎないが、 そのうち9隻が16インチ砲搭載戦艦であった。これに対して日本艦隊で16インチ砲を搭載しているのは長門型2隻と伊吹型2隻の4隻に過ぎないのだ。 水上砲戦に持ち込めれば勝ち目はある、とキンメルが主張するのも無理は無かった。) 「これならお盛んなジャップを叩ける」とハルゼーが呟いたのは無理もない戦力であった。 普通なら、例え日本が勝利して大打撃を受けても可笑しくもないものであったが、後に戦場の女神は日本に微笑んで見せた。 494 :第三帝国:2013/10/31(木) 22 15 08 今回はネタを結構まいています。 支援してくれた嬉しさのあまり千早ニューヨーク襲撃ネタもとか使ってみました。 あと 417さん、公認するしないというよりこの作品を元にSSを書きたい、という人はどうぞご自由に。 好きなように書いて、想像してearth様の本編を巻き込んで盛り上げていきましょう。 さて、今回の回を読んでいて「おや?」と思ったかもしれません。 実は、とゲロりますけどぶっちゃけ大西洋艦隊の戦力を今の今まで考慮するのを忘れていました(汗) だから、これより以前の話で空母稼働数で矛盾が出ています。 なのでどうか『太平洋における可動空母数』と呼んでください。 ついでに、この章は7章ではなく8章でした、すみません。 あと前回で間違ってい艦隊の編成表はもう少しお待ちください。 次話:第9章「ミッドウェー海戦Ⅰ」:目次
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カメ一覧 ※カメの名前をクリックすると、そのカメの紹介ページへと飛びます。 名前 科 生息地 アオウミガメ ウミガメ科 太平洋、大西洋、インド洋 アカウミガメ ウミガメ科 太平洋、大西洋、インド洋、地中海 クサガメ イシガメ科 韓国、中国、日本 ニホンイシガメ イシガメ科 日本 マタマタ ヘビクビガメ科 ブラジル、フランス、コロンビア、etc カウンター【 - 】
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440: ゴブ推し :2016/12/08(木) 23 26 20 EMS-05 リゲルグ 全高:19.8m 重量:37.8t 出力:2690Kw 動力源:ミノフスキー型熱核反応炉ないし核エンジン。 総材質:ルナチタニウム合金(γ) 武装:ビームアサルトライフル。ビームサーベル。ビームスポットガン(サーベル機能付き)。第二世代型アルミューレ・リュミエール×3。その他多数。 『EMS-01ゲルググ』系列の後継発展機。 先の大戦において傑作機であったゲルググJの設計をベースに完成を見たムーバルブフレーム他、様々な新技術を投入・実装した量産MS。 ムーバブルフレームとは、MS開発の大家である大洋連合が大戦中に開発した当時において全く新しい設計概念をもった稼働するMS用フレームでの事であるが、ユーラシア連邦もまた『EMS-02ギャン』の開発途上にて偶然にも部分的に類似する機構を関節部に取り入れており、これを独自に研究・発展させる事で大洋の手を借りずについに本機において量産機への実装に至り、ルナチタニウムとリニア・シート(これらは残念な事に大洋提供であるが)などの技術投入によって第二世代MSとして完成した。 背部のバックパックは主に宇宙用と大気圏用の二つがあり、大西洋機と同様に換装方式を採用している。 このバックパックの主推進機にはユーラシア連邦が各国に先んじて開発に成功した最新の航宙装置『ヴォワチュール・リュミエール(以下V.L)』を応用したPIP(推進剤非依存推進)も可能な非常に高推力のスラスターが採用され。腰部にもAMBAC肢として機能する同技術が組み込まれた大型スラスター…テール・スタビレーターが追加されている。 ムーバルブフレームを含め、これらの技術の投入と各部姿勢制御スラスターの強化とアビオニクスやOSの発展により、本機は前世代機とは比較にならない高い運動性・追従性・反応速度・機動性を持ち、J型の外見を持った全く別のMSと評を受けている(実際その通りなのだが)。 またそれらに加え、第二世代型『アルミューレ・リュミエール(以下A.L)』を実装した初の量産MSでもある。 第二世代型A.Lとは、大西洋機にも見られる『ゲシュマイディッヒパンツァー』の技術を独自に応用し、A.L発生器の前方数m以上先にコロイド粒子を放出してエネルギー誘導力場の形成を行い、その位置…発生器や搭載機から離れた位置により広い範囲にアルミューレ・リュミエールの展開を可能とする次世代のモノフェーズ光波防御帯のことである。 しかし、これだけの機能ならば前世代型より多少便利なった程度と、それほど変わりないのだが、第二世代型の真価はこれを応用した特殊波長を持った防御帯による空気抵抗の軽減…流体制御や空力制御である。 本機には上記の第二世代型A.Lが両椀部及び胸部に搭載されており、胸部にある発生器によって前方180度の範囲(最大8m程の離れた位置に力場形成が可能)に機体を覆うように防御帯の展開が出来、これによる空気抵抗の軽減と。プラントから接収した『ZGMF-X09 ジャスティス』のフライトユニット『ファトゥム-00』の設計データを参考にV.L技術を導入して開発された高性能な大気圏内用のフライトバックパックへの換装と、本体腰部にあるテール・スタビレーターも加わって上空10kmを最大マッハ2.2の速度で飛行できる。 これに加えて、両椀のA.Lを使用する事で左右上下に変則的な機動も可能となっている。 なおこうして実現に成功したものの、ディンの実例があるように不合理としか言えない、人型での飛行性能の獲得をユーラシアが目指した理由は、 大洋のような複雑な機構を持つ可変機の配備は、生産及び運用コストが大きくなると予想された事。 大戦期のアッザム開発過程で光波防御帯による流体制御の可能性が見えた事。 MSとMAや艦艇への光波防御帯搭載によるA.Lの生産・普及が進んだおかげでコストダウンが見込めた事。 そしてV.Lの実用化が見えた事。 …などそれらがあったと言われている。 ただ何にしろ本機は第二世代機への移行と共に、様々な技術を投入した事によって非常に高い…特に機動性と防御面では各国より秀でた性能を有する事になった。 武装面に関しては基本的に前世代機の物を発展させた兵装を扱うが、換装するバックパック次第では大きく追加される。 動力は大洋製の融合炉か、ユーラシア製のNJC搭載型の最新の核エンジンのどちらかを搭載している。 73年にロールアウトした本機であるが、75年以降にユーラシア連邦がミノフスキーテクノロジーに手が届いた事や、これに伴う大洋から提供されるメガ粒子技術によってIフィールドとメガ粒子を応用した第三世代型A.Lへと後々に換装される事となる。 441: ゴブ推し :2016/12/08(木) 23 26 58 EFU-02 グランツシュヴァルベ(G・シュヴァルベと略称) 全長:10.12m 重量:7.22t 装甲材質;ルナチタニウム合金(γ) 動力:高性能バッテリー 装備:アルミューレ・リュミエール×2 煌めく燕という名を付けられたユーラシア製MS用の大気圏内用のフライトバックパック兼サブ・フライトシステム。 ユーラシア連邦がプラントから接収した『ZGMF-X09 ジャスティス』のフライトユニット『ファトゥム-00』を元に開発。 元がグゥル系列のリフターシステムである事からハイペリオンと同時期に開発された『EFU-01 ドルガイスト』と同様、サブ・フライトシステムとしても一応運用可能であるが、そのように使用されることは滅多にない。 最新の推進装置V.Lの実装によって推進剤が不要で且つ大出力を望める事から、航続距離が長く、高度も大きく取れるが、本機単体では内臓バッテリーによって稼働している為にそれらは大きく制限される。 装備は機首のA.L二つのみだが、機体上部でハードポイントが四つあり、ビーム砲やレールガン、ミサイルなどの搭載が可能である 442: ゴブ推し :2016/12/08(木) 23 27 37 以上です。 リゲルグは原作と違ってJ型の外見となり、肩も変に伸びてません。あの肩部はどうも格納庫のスペースを無駄に取るように思えて時分的にはイマイチなので。 A.Lは原作ではユーラシア特有の技術でしたから、大洋より進んだ技術を持てると思って自分なりに発展ものを形にしました。 V.Lも種寄りの技術なのでUC系を始めとした他世界線の技術開発にリソースを割く大洋よりも先んじれるのでは?と思い、ユーラシアのパテントとしました。 これらの組み合わせの結果、なんちゃってクスフィーガンダムになっています。テール・スタビレーターはGP-03のステイメンですが。 …というか、正直に言いますとクスフィーの設定を元にしました。 ビームバリアによる空気抵抗の軽減は光波防御帯でも出来そうだったので、ならA.L技術に優位があるユーラシアならやるだろうと考えました。 大洋の転生者はこれを見てクスフィーかよ?と呟きそうです。 某ヴァイスリッターのように高機動・砲撃戦を得意とし、結構性能がエグくて一見すると高コストのハイエンド機に思えますが、この73年頃になるとA.Lも標準装備ですし、ユーラシアもMS製造に慣れているでしょうから普通に量産されてます。 V.Lも多少手間が掛かる程度で、量産が進むにつれてコストダウンするとしてます。 ちなみにムーバルブフレームやリニアシートと第二世代型A.Lのテスト機としてハイペリオンの後継機が開発されたとも考えてます……が、霧の咆哮氏がハイペリオンの後継機を構想しているとも思い、今回見送りました。 基本的に実験機なのでMarkⅡの設定を踏襲してチタン・セラミック合金のままで、余り特徴のない機体としてテストを行っていたとしてます。 グランツシュヴァルベは、戦後のMSは飛行能力を持たせるのがデフォなので、これをどうするか考え、V.L同様に種から良いものが無いかと探した結果、一番良さそうなのがジャスティスのリフターだったので、それを選びました。 他のは大西洋とどうしても被りますし、M1のシュライクは機動性に難がありそうでしたし、グフのは武装が追加できそうになかったですし。 外見は運命の無限大の方ではなく、無印の正義の物から翼を外した感じのものになってます。腰部のテール・スタビレーターの物と合わせたV.Lの高推力だけで空を飛んでいる訳です。 SSFとして余り使用されないのはその為です。やや不安定なので。 あと形式番号ですが一応空きを作ってあります。ガルバルディの誕生は微妙ですが可能性はありますし、リックディアスを推す声もありますので。 次はギャンの後継機と水中用MSを書こうと思ってます。 553: ゴブ推し :2016/12/09(金) 19 10 21 ナイ神父氏にこれ以上迷惑をお掛けする訳にはいかないので、リゲルグは没にします。 スレの皆さまにもご迷惑をお掛けしました。すみません。
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【入港許可取得(欧州外)・運河開通の流れ】 アフリカ西岸 ↓ 南大西洋 ↓ アフリカ東岸 ↓ 紅海 ↓ インド洋 ↓ カリブ海 ここまでは名声または国イベント(イングランド/ポルトガル/イスパニア人のみ)で許可取得 ※ネーデルラント人は南大西洋の次にカリブ海の許可が貰えます。 ※イスパニア人は名声の場合は南大西洋の次に、シナリオの場合はアフリカ西岸の次にカリブ海の許可が貰えます。 ↓ 中南米東岸(所属国本拠地 勅命クエスト) ↓ 東南アジア(カリカットの所属国執政官 勅命クエスト) ↓ 南太平洋(世界周航イベント開始 ※達成する必要はない) ↓ 中南米西岸(リオデジャネイロの所属国執政官 勅命クエスト) ↓ パナマ運河(サンティアゴの所属国執政官 勅命クエスト ※ポルトベロ、パナマ発見済であること) ↓ スエズ運河(所属国本拠地 勅命クエスト ※カイロ、スエズ発見済であること) ↓ 東アジア(マニラの所属国執政官 勅命クエスト) 注意点 勅命クエストは元首/執政官に話し掛ける度に提示されるクエストが変化します。 本拠地以外の勅命クエストの場合は請け負った街の執政官へ報告します。 報告後本拠地元首と話すことにより入港許可が得られます。
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807: 名無しさん :2022/03/12(土) 10 45 07 HOST 119-172-250-218.rev.home.ne.jp yukikaze氏の日本連邦世界の第二次ユトランド沖海戦について色々電波を受信して 書いてみたので投下します 1,めっちゃ駄文で読みにくいと思います 2,作者は盛るペコ病なので、英独双方とも盛るペコしています でも圧勝するのは英海軍 3,勝手なオリ設定も入ってます 4,第二次ユトランド沖海戦と銘打ってますが、まだ海戦の序の序までしかできてません あしからず 808: 名無しさん :2022/03/12(土) 10 47 22 HOST 119-172-250-218.rev.home.ne.jp 我々連合国が耐え忍び、努力してきた偉大な聖戦に、今まさに諸君は旅立とうとしている。 世界中が諸君に注目している。自由を愛する人々の希望と願いはどこにいても諸君と共にある。 勇敢な連合軍と他の戦線の戦友たちとともに、諸君は戦争国家ドイツを破壊し、ヨーロッパの人々を 虐げているカイザーの圧政を止めさせ、自由世界の我々自身の安全をもたらすこととなろう。 ―――フランス皇帝 ナポレオン6世 1,序曲 1945年6月11日、一度は大陸からたたき出された連合国であったが、アフリカの地からドイツをたたき出し シチリアも制圧してイタリアを圧迫、さらにドイツの盟友のアメリカ連合国も日本連邦によって陸海空すべてに 置いて完全に抑え込まれたこともあり、連合国は戦力をイギリス本土に終結させ、ついに悲願である総反抗である ヨーロッパ上陸作戦(オペレーション・アークエンジェル)を発動、アーサー・テッダー大将を総司令官とし 陸軍総司令ウィリアム・スリム大将、バートラム・ラムゼー大将率いるイギリス・自由フランス・自由オランダ・アンザック艦隊と ドーバーから飛び立った膨大な航空機の支援の下、13万にも及ぶ大軍がナポレオン6世※1の檄の元ダンケルクに大挙して上陸した。 カイザーや宰相であるガイゼル髭ヒトラーは「ドイツの背後を突こうとする連合軍を、大西洋に叩き返す」と大西洋の壁を喧伝していたが 実際はあってもないようなものであり、粗末な防衛施設や陣地は連合軍によってあっけなく叩き潰された。 ドイツ軍は上陸地点をカレーもしくはノルマンディーと想定しておりそこに戦力を割り当てており 大慌てでダンケルクに部隊を向かわせたが、先にやってきた空挺コマンド部隊やフランスのレジスタンスのゲリラや 航空優勢を勝ち取った連合軍航空隊の空襲によって思うように進軍できず、かろうじて到達した装甲部隊も 連合側の切り札ともいえる37式戦車に粉砕されていった、残る連合国に対抗できる手段は世界第3位の実力を持つドイツ海軍だけだった 809: 名無しさん :2022/03/12(土) 10 50 25 HOST 119-172-250-218.rev.home.ne.jp ドイツ海軍の前史 大戦前のドイツ海軍は世界第3位と言うべき戦力を保有しており、イギリス・フランス海軍にとって大きな脅威となっていた。 ドイツ海軍新鋭戦艦であるビスマルク級はオールディーゼルとかというトチ狂った整備性の悪さもあってバルト海に引きこもっていたものの 俊足を誇るジークフリード級やオーディン級は脅威であり、アメリカ海軍によるスカパーフロー奇襲による英本国艦隊壊滅 1年以上にも及ぶ抵抗を行ったもの、最終的に連合国側の総撤退によるフランス陥落によって、フリーハンドを得た ドイツ海軍はジークフリード級やリュッツオウ級を始めとする各大型艦艇を大西洋に出撃させ キューバを拠点にアメリカ海軍と共にイギリスのシーレーンを脅かしていた。 フランス陥落後から暫くはアメリカ海軍の協力があったとはいえラプラタ沖海戦で英巡洋艦3隻を撃沈する大勝利をおさめ さらにUボートによってカレイジャス、ジークフリートによる砲撃戦によってグロリアスを撃沈させるなど第二次世界大戦序盤においては 連合国においてハルゼー機動部隊共々まさに厄災ともいえ、ドイツ海軍が最も輝いた年ともいえた。 しかし1942年に英仏蘭の悲鳴ともいえる懇願を受けて出撃した日本海軍遣欧派遣艦隊 通称南雲機動部隊が到着して10月に行われた北大西洋海戦においてハルゼー機動部隊が文字通り消滅したことで 流れは変わる。 南雲艦隊によって態勢を立て直した英仏蘭海軍の反撃によって大西洋で通商破壊についていた 艦艇が次々撃沈された※2ことによってドイツ海軍はUボート以外の通商破壊作戦中止を宣言し 意表を突いたケルベロス作戦によって水上艦艇はドイツ本国に帰還し、英空軍の爆撃を避ける為 ヴィルヘルムスハーフェンからキールに移り艦隊保全の道へと至った。 実際45年のドイツ海軍主力艦の損失はあまりなく、ほんの少数であるが増強されたこともあって 今なお大戦力を保有していた。特に重巡洋艦以上の艦艇の損失はブリュッヒャー、ローン、ヨルク 戦艦に至っては地中海艦隊にただ1隻だけ所属していたクローンプリンツ※3のみ撃沈されており 保有戦艦数は14隻と未だに英本国艦隊の戦艦6隻に対して倍以上の差をつけていた。 810: 名無しさん :2022/03/12(土) 10 54 07 HOST 119-172-250-218.rev.home.ne.jp ドイツ海軍の事情 陸空軍がダンケルクの連合軍を迎え撃っている中、カイザーはキールに籠っているドイツ大海艦隊に出撃を命令 ついに3年の時を得て大戦初となる大海艦隊が総力を以て出撃する。目標はダンケルクに上陸した連合軍並びに 輸送船団の撃滅と至ってシンプルな作戦である。如何なる犠牲を払っても突破しなければならないことも百も承知であった。 序盤こそ華々しい活躍をしていたものの、それ以降はバルト海で細々と訓練しているドイツ海軍に対し世論やユンカーの目は冷たく ここでなんとかしなければドイツ海軍はキールの岸壁にただ浮かぶ鉄くずと潰しに穀潰しに成り下がってしまう 世界第3位の海軍国家としてプライド、文字通り祖国と海軍の運面がかかっている以上ドイツ海軍の士気は極めて高かった。 ドイツ大海艦隊司令官 オットー・チリアクス大将 同参謀 エルンスト・リンデマン少将 戦艦 10隻 ビスマルク級 ビスマルク(旗艦) ティルピッツ シャルンホルスト グナウゼナウ オーディン級 オーディン エーギル ジークフリード級 ジークフリート ベイオウルフ フリットヨフ ヘイルダム 空母 2隻 グラーフ・シェペリン級(レキシントン級) グラーフ・シェペリン ペーター・シュトラッサー 軽空母 1隻 マルクグラーフ級(ヒッパー級改装空母) マルクグラーフ 重巡 9隻 リュッツオウ級 リュッツオウ アドミラル・シェーア ロートリンゲン アドミラル・グラーフ・シュペー アドミラル・ヒッパー級 アドミラル・ヒッパー ザイドリッツ プリンツ・オイゲン プリンツ・アーダルベルト プリンツ・ハインリヒ 軽巡 15隻 ロストック級防空巡洋艦 ロストック フラウエンロープ マクデブルク ヴィースバーデン ケーニヒスベルク級 ケルン ライプチィヒ級 ライプチィヒ ニュルンベルク ピラウ級防空巡洋艦 ピラウ エルビング ミュンヘン級 ミュンヘン フランクフルト コルベルク グラウデンツ レーゲンスブルク ブレスラウ 駆逐艦 30隻 他残存Uボートの全艦 811: 名無しさん :2022/03/12(土) 10 57 43 HOST 119-172-250-218.rev.home.ne.jp 他にもバイエルン級戦艦4隻や鳳翔やハーミスと同じく建造された軽空母グライフなど大型艦艇が存在していたが グライフは旧式すぎる上にバイエルン級4隻にしても速力が遅く、機関換装計画があったがオーディン級建造や ジークフリード級改装の為に行われておらずとても艦隊運用が出来ない状態であった。 だが戦艦数では10隻と英本国艦隊の6隻を上回っていること、イギリスの最新鋭戦艦である キングジョージ5世急には分が悪いもののアドミラル級相手なら改装を行ったことで十分渡り合える オーディン級やジークフリード級が存在し、そのキングジョージ5世級と同格あるいは格上(とドイツ海軍はカイザー含めて思っていた) のビスマルク級4隻を保有している分圧倒的有利とされていた。 補助艦艇にしても重巡洋艦こそ戦争中に3隻喪失し、ヒッパー級8番艦マルクグラーフは軽空母に改装されたものの 28センチ砲を搭載するリュッツオウ級4隻は健在でありそれを率いる戦隊指揮官はラプラタ沖海戦の英雄である ハンス・ラングスドルフ少将とあって士気は艦隊随一であり、軽巡洋艦も戦争序盤で多数失われたものの ミュンヘン級(史実M級)が全艦就役するなどある程度は補充され、駆逐艦も新型であるZ51級も多数就役しており 補助艦艇においても英本国艦隊と互角と言えた 砲戦において有利と思われたが、ドイツ海軍において不安要素として挙げるのなら航空戦力では圧倒的に不利だった 空母もアメリカとの技術交換で手に入れたレキシントン級正規空母の設計図を基に建造されたシェペリン級2隻と ヒッパー級を改装した軽空母を1隻保有していたが、英本国艦隊は正規空母9隻と軽空母6隻という日本海軍に若干劣るものの それと英本土から放たれる航空機の暴力は十分に脅威だった いくら大艦巨砲主義で凝り固まっているカイザーやドイツ海軍上層部にしても北大西洋海戦やカリブを巡る戦いでアメリカ海軍の アイオワ級やオハイオ級が航空機によって撃沈されており、それとほとんど同じ機材を英海軍が使っている以上※4 流石に不味いことを察しており、対抗手段としてまずは状態の良かったケルン級4隻やオランダ占領時に鹵獲した デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級2隻を防空巡洋艦として改装し、さらに空母3隻には少数の哨戒機以外の艦載機を 全て戦闘機であるシーシュワルベ※5に統一し、航空攻撃を防ぎながら英本国艦隊の機動部隊に対しては空軍の攻撃に よって可能な限り消耗させることで制空権を互角に保ちつつ艦隊決戦に持ち込むという寸法だった。 かくしてカイザー直々の激励や宰相であるヒトラーによるプロパガンダ溢れる素晴らしい宣伝演説とキールの住民の エールを受けつつドイツ海軍は出撃したが、いきなりビスマルク級4番艦グナウゼナウの機関が故障を起こし出撃ができなくなったのだ。 いきなりのそれも最強戦艦ともいえるビスマルク級の1隻が離脱したことにチリアクス以下一同顔が真っ青になったものの 戦艦数ではいまだにこちらが上であることもあって一抹の不安はあるがダンケルクへ向けて出港した。 確かに航空機の脅威についてそれなりの備えをしていたドイツ海軍であったが、彼らは一つ忘れていたことがあった 一応前大戦と今大戦でもそれなりに戦果は挙げていた海下の脅威に対して艦隊決戦主義のあまり対策をあまり講じてなかったツケを ザイドリッツに3本の水柱が立ったことを皮切りにその身をもって支払うことになる 812: 名無しさん :2022/03/12(土) 11 02 37 HOST 119-172-250-218.rev.home.ne.jp 英本国艦隊の戦力 英本国艦隊司令官 トム・フィリップス大将 同参謀 ジョン・リーチ少将 戦艦6隻 キングジョージ5世級 キングジョージ5世 プリンス・オブ・ウェールズ(旗艦) アドミラル級 フッド ネルソン ロドネー キャンパーダウン 正規空母9隻 守護聖人級(史実ジブラルタル級) セント・アンドリュー イーグル級 イーグル デューク・オブ・ヨーク アークロイヤルⅡ ヴァンガード イラストリアス級 ヴィクトリアス インドミダブル インプラカプル インファガティブル 軽空母6隻 コロッサス級(祥鳳級) コロッサス マジェスティック アルビオン マグニフィセント ハーミーズⅡ オーシャン 重巡洋艦 6隻 アルベマール級(史実アドミラル級) アルベマール ブレイク コーンウォリス ホーク サリー級 サリー ノーサンバーランド 軽巡洋艦 24隻 マイノーター級 マイノーター スイウィフトシェア シュバーブ タイガー ベレロフォン ディフェンス クラウンコロニー級 セイロン ニューファンドランド ウガンダ ジャマイカ ナイジェリア ケニア シティ級 エディンバラ リヴァプール ベローナ級 ベローナ ロイヤリスト ダイアデム スパルタン ダイドー級 ユーライアス クレオパトラ シリアス アルゴノート フィービ カリブディス 駆逐艦36隻 各海軍の潜水艦部隊 開戦当日と共にアメリカ連合国のスカパーフロー奇襲による本国艦隊壊滅を始め、序盤においては アメリカ海軍やドイツ海軍にも翻弄され、地中海の制海権を巡る戦いで戦艦や空母を含めて少なくない艦艇を 失ったイギリス海軍であったが、日本海軍の来援やタラント奇襲によって持ち直すと最終的に地中海の海戦で 勝利をおさめ世界第2位の海軍として存在を見せつけた、そして多数の新造艦艇が就役し配備され再建された 本国艦隊はイギリスの誇りと屈辱から脱却とも言われた 813: 名無しさん :2022/03/12(土) 11 06 08 HOST 119-172-250-218.rev.home.ne.jp スカパーフローの奇襲においてイギリス海軍は戦艦から空母を主力として置き換え、撃破されたアドミラル級2隻や 就役間近のキングジョージ5世2隻を除く3隻を解体もしくは建造中止としてそれらの資材を建造中のイラストリアス級 イーグル級や各種巡洋艦の建造当てるという大鉈を振るったことによって日本海軍にこそ若干劣るもののそれでも 世界第二位の機動部隊の創設となった。 特にイーグル級やイギリスの誇りをかけて建造し、日本海軍の翔鶴型に匹敵する守護聖人級空母※6のセント・アンドリューは まさにイギリス海軍の新たな象徴ともいえる存在だった。搭載している機体は日本からライセンス生産した烈風(スパイトフル) 流星(ファイアブロンド)とあって質の面でもドイツの航空機相手に有利であり、本国艦隊を率いるのは地中海を巡る戦いにおいて アメリカ海軍との戦闘で負傷したサマーヴィルに代わっていくつもの戦果を挙げ、実戦経験豊富なトム・フィリップス大将がとっており ドイツ大海艦隊が出撃の報告が入ったと同時にポーツマスに集結していた英本国艦隊は総力を以てこれの迎撃に当たった。 作戦目的はダンケルクに突入しようとするドイツ大海艦隊の阻止、その1点だけであった。 戦艦の数で言えばダンケルクにおいて艦砲射撃を行っている戦艦部隊を合わせればドイツ海軍を上回っているが それらの主力は旧式戦艦※7部隊でありさらに各国の寄り合い所帯なようなものであり統率は取れず そもそも搭載している砲弾は榴弾なのでとてもではないが艦隊決戦は不可能と言えた。 他にも地中海には未だに戦艦を保有しているイタリア海軍の備えとしてクイーンエリザベス級の3隻 (トライアンフ、ヴェネラブル、ヴェンジャンス)も動かせず、戦艦の数で言えば6隻でありキングジョージ5世級2隻は まだしもアドミラル級はレーダーや対空兵装の増築などは行っているが空母と巡洋艦建造を優先されていた為 大規模改装は行えず防御面では未だに不安定さを抱えていた。 戦艦面では劣り気味だが、空母で言えばドイツ海軍を圧倒していた、戦前に建造していた空母はフューリアス以外全て沈んでいるものの イラストリアス級やイーグル級や守護聖人級9隻、さらに日本から購入した祥鳳型をコロッサス級として導入し6隻 それから放たれる艦載機はドイツ誇るビスマルク級ですら容易く撃沈出来るとされていた。 巡洋艦においても新型のマイノーター級やアルベマール級を多数就役させ、新型防空巡洋艦10隻を備えるなどして空襲に備え 駆逐艦バトル級やウェポン級、新型のデアリング級も配備しており東大西洋においては最強ともいえる大艦隊となっていた。 814: 名無しさん :2022/03/12(土) 11 08 59 HOST 119-172-250-218.rev.home.ne.jp フィリップス大将は徹底的にドイツ海軍を叩き潰すべく立案した作戦案は 1, 複数の潜水艦部隊による襲撃 2, 機動部隊ならびに空軍による波状攻撃 3, それでも尚突撃してくるドイツ海軍に対し砲雷撃戦を以て叩き潰す 後にこの海戦の経緯を見た史実転生者達が「かつてうちらがやろうとしていた漸減戦術じゃねえか」と呟いたほどであった かくしてスカゲラック海峡に集結した英仏蘭の潜水艦部隊が次々と雷撃を成功させた報告を受け取るとフィリップス大将は 機動部隊による攻撃を命令、旗艦であるプリンス・オブ・ウェールズから「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する」の旗が 掲げられると空母15隻、さらに英本土から多数の攻撃機が飛び立ちドイツ大海艦隊に襲い掛かった ※1 当時自由フランス海軍は日本から購入したリシュリューに乗るはずだったが、名前が名前なのでゲン担ぎや 「悲願と言える祖国奪還なのにいくら長年にわたる友好国とは言えその国の艦はどうよ」という意見もあって クルーベ級フランスに乗り込んだ、尚ナポレオン6世が出陣するといってジョージ6世もダンケルク上陸参戦参加に 意欲を見せていたがラムゼーが必死の説得を行い阻止した ※2 南雲機動部隊によって重巡ヨルク、軽巡ケーニヒスベルク、フランス海軍によって重巡ローンが撃沈され さらに英潜水艦の攻撃により軽巡エムデンが沈没、戦艦ベイオウルフが損傷したこと、さらに米地中海艦隊の総撤退により 大型艦艇喪失を恐れたドイツ海軍上層部が水上艦艇による通商破壊を無期限中止とした ※3 旧オーストリア海軍に所属していたエルザッツ・モナルヒを大統合後ドイツ海軍に編入され 地中海(アドリア)艦隊旗艦として運用していたが、タラント奇襲の際にあっけなく轟沈した。 余談だが同じく大統合時に鹵獲されたテゲトフとプリンツ・オイゲンはヴァシレウス・ゲオルギオスの件で 大揉め起こしたギリシャへの詫びを兼ねて格安で譲渡、それぞれキルキスとレムノスと命名されたが 第二次世界大戦で両艦とも撃沈された 815: 名無しさん :2022/03/12(土) 11 13 20 HOST 119-172-250-218.rev.home.ne.jp ※4 烈風や飛燕のことを最初は「劣等人種の作った戦闘機を運用しているプギャーwww」と宣伝され 上層部やカイザーはそんな認識だったがBf109やFW190が次々叩き落される至って「あ、やべ」となった ※5 アメリカ海軍からライセンス生産したコルセア、当初は艦載機版のFW190を運用するはずだったが スパイトフルやスワローに対抗すべく改良に勤しんでおり艦載機改造する余裕もなくやむを得ず 渡りあえるコルセアをライセンス生産された、同じく攻撃機としてヘルダイバーをコメートと 命名してライセンス生産したものの空母から飛び立つことはかなわず、陸上基地から英本国艦隊を攻撃した ※6 史実のジブラルタル級、日本海軍の翔鶴型に影響されたこともあって建造が促進され、2番艦以降の建造ペースを落としたリソースを 回して第二次ユトランド沖海戦直前に辛うじて間に合った、4隻建造予定であったがドイツ海軍の一方的休戦や軍縮ムードもあって2番艦以降は建造中止 ※7 イギリス海軍戦艦 ウォースパイト フランス海軍戦艦 クルーベ、フランス、プロヴァンス、ブリュターヌ オランダ海軍 ウィレム1世(史実1940年度巡洋戦艦試案、オランダ海軍象徴として日本が建造した 山城型と同じ主砲を連装3基搭載している) オーストラリア海軍 オーストラリア クイーンエリザベス、エジンコートはスカパーフロー奇襲で沈没 バーラム、ヴァリアント、ロレーヌ、パリ、ジャンバールは地中海の戦いで沈没(人間魚雷とか、アメリカ海軍との戦いとかで) 以上です、yukikaze氏が正規空母9隻と言っており、イラストリアス級2隻とアークロイヤルは沈んでいると言っていたので ジブラルタル級登場させました…色々突っ込みどころあると思いますが、第二次ユトランド海戦本戦も投下します
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Atlantic-Congo languages【alv】 大西洋=コンゴ諸語 *Retired This page has been retired. Niger-Congo Atlantic-Congo languages【alv】 Atlantic —大西洋諸語* Ijoid —イジョイド諸語* Volta-Congo —ボルタ=コンゴ諸語*
https://w.atwiki.jp/shinsen/pages/6386.html
便箋 信書 西洋更紗紋 (フリガナ)【便箋】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (西洋更紗紋.jpg) ステータス 分類 価値 重量 特殊効果 便箋 信書 取引価格 買値 売値 --文 6貫200文 生産 職業 技能名 薬師 秘薬調合之ち 材料 2 透漆箔 1 和紙 5 赤染料 2 漆 5 銀箔 1 備考 情報募集中 あれ、上のグラフィックの家紋が真田の家紋のような。ちがったらすいません -- 多分「銭紋の紋所」では?どうやら差出人の紋になるようです。私は「鱗紋」なのですが、北条家の紋と同じで最初バグかと思いましたw -- 名前 コメント
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[[トップ /]] 副官 ルイス ルイス 国籍:ポルトガル 職業:遠洋探検家 雇用場所:リスボン 性別:男 補助スキル スキル 冒険 交易 海事 航海長 見張り 主計長 倉庫番 兵長 船医 備考 操帆+1 14 0 0 32 地理学+1 19 3 3 46 釣り+1 10 0 0 20 視認+1 17 1 2 40 保管+1 3 10 4 32 運用+1 8 12 0 20 外科医術+1 6 2 27 64 言語スキル スキル 冒険 交易 海事 航海長 見張り 主計長 倉庫番 兵長 船医 備考 ポルトガル語 - - - 初期 西アフリカ諸語 5 5 5 確認 スワヒリ語 8 8 8 確認 副官スキル スキル 冒険 交易 海事 航海長 見張り 主計長 倉庫番 兵長 船医 備考 北大西洋回航 15 5 5 40 アフリカ西岸回航 28 13 13 50 南大西洋回航 38 18 18 60 アフリカ東岸回航 49 24 24 70 火炎弾防御 2 0 24 65
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汎ヨーロッパ派閥は特定の国をカバーしていませんが、ヨーロッパ地域内のさまざまな国からの船が含まれています。 これらの海軍の船は現在、World of Warships(スウェーデン、ポーランド、オーストリア-ハンガリー、オランダ)に代表されています。 ゲーム内では、各船はそれぞれの海軍の個々のジャック(下に示すように)または汎ヨーロッパの旗(左側に示すように)を飛ばすことができます。 +歴史(ポーランド) 本格的なポーランド海軍(Marynarka Wojenna)への政治的熱意は、常に温和でした。比較的短い海岸線とスカンジナビアの近隣諸国によって制限された大西洋へのアクセスにより、ポーランドの指導者たちは、ポーランドが河川と沿岸の防衛に持っていたわずかな海軍資産を委譲することになりました。適切な海軍での最初の試みであるポーランドリトアニア連邦海軍は、ポーランド-スウェーデン戦争(1600〜1629)でスウェーデンに対して大きな成功を収めましたが、1637年にデンマークによって完全に破壊されました。海軍の再建は真剣に試みられませんでした。連邦の残りの存在を通じて、そして18世紀後半にポーランドのパーティションで解散したことは、そうすることへの希望がすべて消え去ったことを意味していました。 1918年11月28日、その破壊からほぼ3世紀後の現在、現代ポーランド海軍として知られているものを設立したのは、当時ポーランド軍の司令官だったヨーゼフピウスツキでした。繰り返しますが、彼女の主な目的は、高速潜水艦、強力な駆逐艦、鉱山の賢明な使用に重点を置いて、ポーランドの海岸線をさまざまな脅威から保護することでした。しかし、大恐慌により、ポーランド海軍の主要な戦闘船は、駆逐艦4隻、潜水艦5隻、および第二次世界大戦の開始時の鉱山のORPグリフに限定されました。 ポーランドの海軍司令部は当初、嫌がらせと間接的な関与の戦略を決めていましたが、ほとんどが内陸に閉じ込められた小さなバルト海が、クリークスマリンとドイツ空軍の範囲内に十分にあり、どんな船でもすぐに発見されて海底に送られることに気付きました。そこにとどまる。このようにして、1939年8月29日、イギリス海軍の支援を受けて北京計画が実行され、侵攻のわずか3日前にバルト海に配置された駆逐艦(ORPブルザ、ORPブイスカヴィカ、ORPグロム)がスコットランドのリースにある海軍基地に避難しました。ポーランドと戦争の勃発。最初は国を「放棄する」と見なされていたこの作戦は、ポーランド海軍司令部による賢明な決定であり、駆逐艦がノルウェーの防衛、ダイナモ作戦、大西洋の戦い、および数十の護衛に参加できるように保護しました。コンボイ任務。さらに、イギリス海軍からの船によって補足されて、亡命中のポーランド海軍は全体としてビスマルクの沈没、オペレーションジュビリー、オペレーションオーバーロードなどの主要な交戦にも参加しました。一方、バルト海に残されたORP GryfとORP Wicherは、戦争の最初の3日間で沈没した。 ワルシャワ協定国としてのポーランドの年月は、バルト海での海軍の存在に対する彼女の必要性を減らさなかった、そしてそれは第二次世界大戦の終了後の半世紀の間彼女の海軍の焦点のままであった。 1999年3月29日に北大西洋条約機構(NATO)に参加したことで、その考え方が変わりました。 21世紀のポーランド海軍は、新たなNATOパートナーと協力して、より高度なレベルの国際協力と海上パトロールに再び焦点を当て、地表下での戦闘に特化しています。 +歴史(ポーランド) 本格的なポーランド海軍(Marynarka Wojenna)への政治的熱意は、常に温和でした。比較的短い海岸線とスカンジナビアの近隣諸国によって制限された大西洋へのアクセスにより、ポーランドの指導者たちは、ポーランドが河川と沿岸の防衛に持っていたわずかな海軍資産を委譲することになりました。適切な海軍での最初の試みであるポーランドリトアニア連邦海軍は、ポーランド-スウェーデン戦争(1600〜1629)でスウェーデンに対して大きな成功を収めましたが、1637年にデンマークによって完全に破壊されました。海軍の再建は真剣に試みられませんでした。連邦の残りの存在を通じて、そして18世紀後半にポーランドのパーティションで解散したことは、そうすることへの希望がすべて消え去ったことを意味していました。1918年11月28日、その破壊からほぼ3世紀後の現在、現代ポーランド海軍として知られているものを設立したのは、当時ポーランド軍の司令官だったヨーゼフピウスツキでした。繰り返しますが、彼女の主な目的は、高速潜水艦、強力な駆逐艦、鉱山の賢明な使用に重点を置いて、ポーランドの海岸線をさまざまな脅威から保護することでした。しかし、大恐慌により、ポーランド海軍の主要な戦闘船は、駆逐艦4隻、潜水艦5隻、および第二次世界大戦の開始時の鉱山のORPグリフに限定されました。 ポーランドの海軍司令部は当初、嫌がらせと間接的な関与の戦略を決めていましたが、ほとんどが内陸に閉じ込められた小さなバルト海が、クリークスマリンとドイツ空軍の範囲内に十分にあり、どんな船でもすぐに発見されて海底に送られることに気付きました。そこにとどまる。このようにして、1939年8月29日、イギリス海軍の支援を受けて北京計画が実行され、侵攻のわずか3日前にバルト海に配置された駆逐艦(ORPブルザ、ORPブイスカヴィカ、ORPグロム)がスコットランドのリースにある海軍基地に避難しました。ポーランドと戦争の勃発。最初は国を「放棄する」と見なされたていたこの作戦は、ポーランド海軍司令部による賢明な決定であり、駆逐艦がノルウェーの防衛、ダイナモ作戦、大西洋の戦い、および数十の護衛に参加できるように保護しました。コンボイ任務。さらに、イギリス海軍からの船によって補足されて、亡命中のポーランド海軍は全体としてビスマルクの沈没、オペレーションジュビリー、オペレーションオーバーロードなどの主要な交戦にも参加しました。一方、バルト海に残されたORP GryfとORP Wicherは、戦争の最初の3日間で沈没した。 ワルシャワ協定国としてのポーランドの年月は、バルト海での海軍の存在に対する彼女の必要性を減らさなかった、そしてそれは第二次世界大戦の終了後の半世紀の間彼女の海軍の焦点のままであった。1999年3月29日に北大西洋条約機構(NATO)に参加したことで、その考え方が変わりました。21世紀のポーランド海軍は、新たなNATOパートナーと協力して、より高度なレベルの国際協力と海上パトロールに再び焦点を当て、地表下での戦闘に特化しています。 +歴史(オランダ) オランダ海軍の起源は、オランダのハプスブルク家を統治したハプスブルク家からの独立戦争である80年代戦争(1568–1648)にさかのぼります。 17世紀の間、オランダ海軍(1581–1795)は世界で最も強力な海軍の1つであり、イギリス、フランス、スペイン、およびその他のヨーロッパの勢力との戦争で積極的な役割を果たしました。 後のバタヴィア共和国(1795〜1806)とオランダ王国(1806〜1810)の海軍は、ナポレオン戦争で積極的な役割を果たしましたが、主にフランスの利益に支配されていました。 現代のオランダ王国(1815年設立)の設立後、オランダは植民地支配、特に東南アジアの保護に重要な役割を果たし、第二次世界大戦、特に日本海軍に対しては小さな役割を果たしました。 +歴史(スウェーデン) ウェーデン王立海軍は、1522年6月7日から正式に存在しています。スウェーデン解放戦争(1521-1523)の真ん中に結成され、スウェーデンはカルマル連合からの独立のために戦っていました。スウェーデン海軍は、何世紀にもわたって数々の戦争に参加しました。しかし、スウェーデンの武力による中立は、スウェーデンとノルウェーの戦争(1814)の終わりから現在に至るまで続きましたが、スウェーデン軍は他の紛争に介入しました。スウェーデンの船は接頭辞HMS(Hans / Hennesmajestätsskepp、またはHis / Her Majesties s ship)を使用しますが、英語では通常、海軍との混乱を避けるために接頭辞HswMSが付けられます。 スウェーデンの海軍は、両方の第二次世界大戦中の中立政策の主な執行者でした。スウェーデンは「真の」戦艦を配備したことはありませんが、彼女は1886年から耐航性のある沿岸防衛戦艦を維持しています。先住民の造船業者は、これらの沿岸防衛戦艦、巡洋艦、駆逐艦を建造しました。スウェーデンの沿岸防衛戦艦がドイツがスカンジナビアの隣人のようにスウェーデンに侵攻しなかった理由として引用されていますが、これらの船が帝国への軍事的、産業的、政治的譲歩と比較してどれほどの影響を与えたかは議論の余地があります。 冷戦が始まると、スウェーデン海軍の大型船は閉鎖されたバルト海でのいかなる種類の核攻撃にも耐えられないと考えられていました。したがって、フリゲート艦よりも大きい船の建造は中止され、多くのより大きな船が南米諸国に売られたり、完全に廃棄されたりした。駆逐艦スモーランドは、ヨーテボリの博物館船として生き残っています。 駆逐艦 Tier 艦艇 2 Tátra? 3 Romulus? 4 Klas Horn? 5 Visby? 6 Västerås? 7 Skåne? Błyskawica? 8 Öland? Orkan? 9 Östergötland? Friesland? 10 Halland? Småland? 巡洋艦 Tier 艦艇 1 Gryf? 戦艦 Tier 艦艇 5 Viribus Unitis?
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157 :ヒナヒナ:2012/09/28(金) 19 54 54 ○夢の国 北アメリカ大陸から大西洋に突き出した半島をまるまる占めるフロリダは、その温暖な気候と立地から一大観光地である……史実では。 憂鬱世界を見ると散々たる有様であった。 大西洋大津波の影響をもろに受けたのだ。フロリダ半島の大西洋側の海底は急峻な坂となって大西洋に沈みこんでおり、このため海岸線の直前で急激に盛り上がる津波はその威力を減じることなく半島を襲った。フロリダはアメリカ全州の中でもっとも高低差の無い州で平均標高は海抜30m程度の低地となっている。そのため津波はフロリダの殆どの地域を蹂躙し、人口密集地であるゴールドコーストを含むオーランド以南の街を根こそぎ海に押し流し、半島の先端メキシコ湾側に広がる湿地帯エバーグレーズと一体にした。湿地や石灰岩でできた土地は地形すら変わる有様だった。 高地がなく、一様に波に洗い流された形となったフロリダは他の被害地に比べても生存者が非常に少ない。完全に統治機構を失い住民も居なくなった星条旗の星のひとつは、永久に消滅したも同然だった。津波後も、もともと池沼地帯多く高低差の無いフロリダ半島では全く海水が引かず帯水していた。利用価値も無く何がある分けでも無いこの土地は完全に打ち捨てられていた。 本来なら大西洋岸の要所にもなれるかもしれない立地であったが、猛威を振るうアメリカ風邪とほとんど低地で湿地帯という地形条件のため見送られた。欧州勢にとっては世界のバランスをめちゃくちゃにした津波はトラウマなのだ。大西洋大津波ほどの規模でなくとも、普通規模の津波で毎回壊滅するような地域に重要な港や都市区画には振り分けられない。こうしたこともあって前線基地として役割はフロリダではなくメキシコが担うことになった。 しかし、後にはこの土地にも利用法が決定した。棄民地だ。食料を生産できるわけでもなく、特筆すべき資源が算出されるわけでもなく、ワニや有害な病気を媒介する蚊などが大量に沸くこの地を誰も欲しがらなかった。だが、汚染物質扱いされた東部地域の人間の処理法が考えられていたなか、候補に挙がったのがフロリダだった。 汚染地帯である五大湖地域はカナダとの国境でもあり、水資源や他の資源も豊富だった。なるべくならばアメリカ風邪を撲滅(住民の駆除という形でだが)した暁には、再び開発したいという意図があった。そういった経緯で爆撃機での脅しやナパームでの消毒を含めて東海岸のアメリカ人達を徐々に南部へと追っていった。他の東部地域でも徐々にではあるが消毒は行われていたので、追われた人々の最終的な到達地点はフロリダ南部の湿地帯となった。 野生生物やアメリカ風邪以外の風土病にも堪えながらでも、人々がここで暮らすのは爆撃や機銃で追われず、炎で焼かれることないからであった。国に進駐してきた人々は皮肉を込めて、いつしかフロリダを「夢の国」と呼ぶようになった。 (了) ○あとがき 夢の島的なネーミングセンスです。フロリダってCSI マイアミのイメージしかないので調べてみたのですが、最高地点が海抜100m程度ってどういうこと!? 通勤で標高差500mくらいを毎日移動していたので信じられません。