約 256,954 件
https://w.atwiki.jp/jisakurowa2nd/pages/110.html
あたしが殺した(前編) ◆CUPf/QTby2 一刻も早く、人の気配に触れたかった。 ゲームに乗っていても構わない。殺意を向けられても構わない。 相手が人間ならば、顔見知りならば、クラスメイトならば、 出来ることは自分にもある。けれども、この森は手に負えない。 自然の前では、自分は無力だ。いや、無力だと思ってしまう。 一歩足を踏みしめるたびに、枯れ枝が乾いた音を立てる。 視界が悪い。枝葉が天を覆い隠し、星明りすらも遮ろうとする。 がさり、と近くで音がする。獣か、蛇か、虫けらか風か、 それとも己の踏みしめたものが離れた何かに繋がっていたか。 がさり、と再び音がする。誰もいないはずの場所から、這うような音。 獣だったらどうしよう。毒蛇だったらどうしよう。気持ちの悪い虫だったら。 逃げ足には自信がある。持久力にも自信がある。 しかし、視界が悪すぎる。足場も悪く、障害物にも事欠かない。 恐怖に屈して走り出せば、怪我を負う可能性のほうが高くなる。 ――大丈夫。落ち着きを失ったら、出来る対処も出来なくなるわ。 冷静に考えて。さっきの校舎。この島には、少なくとも学校がある。 つまり、それなりに文明と共存している場所だってこと。だから……。 大丈夫。どうにかなる。そう自分に言い聞かせ、 不動院凛華(ふどういん・りんか/女子十六番)は前進する。 それでも恐怖は忍び寄る。周囲のすべてが不安を生む。 何度も怯え、足を止め、ようやく視界が開けたとき、 凛華はその場にへたり込んだ。 そう、たとえそこが、ゴーストタウンであったとしても―― 町並みは暗く沈んでいても、その形には人の営みの痕跡がある。 凛華の見知った世界がある。だから凛華は安堵した。 大丈夫、どうにかなる。その言葉にようやく根拠が宿ったような気がして。 ふと視線を感じ、顔を上げると、同じクラスの女生徒が 住宅の外壁に背をもたせかけ、力なくこちらを見やっていた。 有栖川桜(ありすがわ・さくら/女子二番)。負傷しているのだと分かる。 右腕に何かが刺さっており、鮮血が流れ落ちている。 誰かに襲われたのだろうか。それとも返り討ちに遭ったのだろうか。 どちらにせよ、手当てをしなければ。自分には、それが出来るのだから。 凛華は桜に歩み寄る。桜の身体が強張るのが分かる。 「大丈夫。危害を加えるつもりはないわ」 凛華は両手を軽く挙げ、丸腰であることをアピールする。 桜は何も答えない。その強い視線からは、警戒心が見て取れる。 凛華はふと、思い出す。 両親の経営する動物病院、そこに運ばれてきた傷だらけの犬。 人間から虐待を受けた犬の様子に、今の桜はどこか似ている。 ――誰かに襲われた可能性が高そうね。それも、一方的に。 彼女を休ませなければ、と思った。 怪我の手当ても必要だが、心の休息も不可欠だ。 一歩、また一歩、凛華は桜に歩み寄る。 「有栖川さん、歩ける?」 「……うん」 「近くに診療所があるようだけど……、そこに向かうのはあとね。 手近な家に入って、そこで応急処置をしましょう」 □ ■ □ 誰かが点したその部屋の明かりが、暗いカーテンから漏れている。 黄色がかった淡い光は、そこに獲物が潜伏していることを物語っていた。 なんて迂闊なんだろう、取り締まらなければ、罰を下さなければ。 嵐崎・キャラハン・蘭子(らんざき・-・らんこ/女子二十番)は 唇の端を吊り上げて一歩、また一歩、着実にその住宅との距離を縮める。 ――そこにいるのは桜なの? 随分と無用心じゃない。 そんなことしてたらママが怒り出しちゃうわ。ほぉら、こんな風に! 自身の背丈よりもはるかに長い物干し竿の端を両手で握り、 まるで薙刀を振るうように、遠心力を乗せた先端をガラス窓に叩き込む。 その一撃で、ガラスは砕けた。ガタリ、と頭上で何かが動く。 明かりの点った二階の部屋から、慌ただしい物音が聞こえてくる。 獲物が外敵の襲撃に、己の迂闊さに気付いたのだろう。 今更気付いても遅いのに。腹の底から笑いが込み上げる。 とはいえ、侵入経路はいまだ不完全。 ガラスを砕いた窓の枠組みは小さく、無理に潜り抜けようとすれば、 豊かな胸がつかえてしまうに違いない。 不意に、中学時代のことを思い出す。 『蘭子ちゃん、胸が大きくて羨ましい』――無邪気な笑顔で そんなことを言ったクラスの女子を、蘭子は即座に叩きのめした。 お仕置きだ。罰だ。巨乳には巨乳の苦悩があることも知らず、 安易に羨ましいなどと口にするなんて。ママなら激怒するだろう。 だから、教育してあげたのだ。その子のママの代わりに、自分が。 いいことをした、と思っている。ママだって絶対、そうするはずだ。 なのに、思い出すと苛々する。何もかもすべてが気に入らない。 何でもいい、誰でもいい、壊したくて殺したくて仕方がない。 チアガールがバトンを回すように、蘭子は物干し竿を回転させる。 ステンレス製の棒に遠心力を乗せ、次々と窓ガラスに叩きつける。 ガタン、と再び頭上で鳴る。慌ただしい音が二階から聞こえる。 しかし、明かりは点ったまま。足音も物音も、 同じ場所を行き来するだけで、逃亡の気配はうかがえない。 パニックに陥っているのだろう。蘭子は声を上げて笑った。 無駄なのに。逃げられないのに。勝てないのに。生き残れないのに。 あたしがいるのはそこじゃないのに。見当はずれな動きばかり。 無駄なことをして無駄なことを思って無駄に身構えて無駄に抵抗して、 そういうの、ママは大ッ嫌いなのに。知らないなんて重罪、死刑。 大窓を叩き割りながら、蘭子は甲高い笑い声を上げた。 □ ■ □ 静寂の彼方から、風に乗って、何かの割れる音が聞こえた。 聞き覚えのある女生徒の笑い声が被さるように遠くで響く。 「くっ、嵐崎の奴……」 桜の双眸が、にわかに力を取り戻す。 暗がりを力なく眺めることしか出来なかった彼女の目が、窓の外に向く。 桜がいるのは、凛華に手を引かれるまま転がり込んだ住宅内の一室。 襲撃者を警戒して、明かりは一度も点していない。 つい今しがたまで、桜の心は無力感に覆われていた。 理不尽極まる蝶野の命令、役立てられない超能力、負傷による激痛、 そして、ろくに言葉を交わしたことのないクラスメイトから受ける手当て。 緊張した。沈黙が心にのしかかる。次第に自己嫌悪が強くなる。 それを破ったのが、蘭子だった。 蘭子の声を耳にした途端、心が活力を取り戻した。 ――そうだ。弱腰になっちゃダメだ。出来ることを全力でやらなきゃ。 手当てを続ける凛華の指を退けるように、桜は無言で身じろぎする。 凛華が小声で桜を制する。その声は穏やかだが、芯の強さを感じさせる。 「有栖川さん、動かないで」 「嵐崎が暴れてるんだ。止めに行かなきゃ」 「だったらせめて、処置が終わってからにして」 「嵐崎の奴が、誰かを襲ってるんだ。あたしは助けに行きたい」 「気持ちは分かるけど、あと少しだけ我慢して。私も一緒に行くから」 「や、いい、ひとりで行く。あたし、嵐崎のことはよく知ってるから。 早く止めなきゃ、誰かが殺されるかも知れない。 怪我なんて気にしてる場合じゃないんだ、だから!」 痛む右腕をもう一方の手で庇いながら、桜は凛華から身を離す。 「有栖川さん、待って」 感情を抑えた凛華の声が、桜の背中に突き刺さる。 けれども桜は振り向かない。月明かりを頼りに暗い廊下を走る。 凛華の足音が追ってくる。踏み出すたびに、振動が傷の奥深くに響く。 ――諦めちゃダメだ。あたしの体はちゃんと動くんだから。 そう自分に言い聞かせ、廊下を抜けて、再び外へ。 ……桜は今、凛華に対して苦手意識を抱いていた。 性格が合わないわけではない。むしろ、好感を持てる方ですらある。 元々、桜は女子特有の粘着質なコミュニケーションが苦手だった。 一緒にトイレに行ったりだとか、相手の話に相槌を打ちまくるだとか、 そういう人付き合いの形に馴染めないものを感じていたのだ。 その点、凛華のパーソナリティは中性的で、自分に近いものがある。 もっとも親しい友人が男子生徒、という点も、ふたりの共通点と言えた。 また、生まれつき体が弱く、入院生活を送ることの多かった桜にとって、 負傷した腕を見ても取り乱すことなく手当てを買って出た凛華の姿は、 幼い頃より幾度となく自分を助けてくれた看護師を思わせ、心強い。 しかし、だからこそ桜は引け目を感じる。 対等な友人として接したいのに、どうすればいいのかが分からない。 相手が自分にしてくれたこと、自分の心にもたらしたもの、 それと同じだけのものを、どうすれば相手に返せるのか、 それが分からなくて身動きが出来なくて、息が詰まりそうになる。 そんな桜にとって、蘭子の横暴は渡りに船だった。 今の自分に出来ることがあるとすれば、それは蘭子を止めること。 そうすることで凛華を守り、蘭子に襲われている誰かも守る。 それに、蘭子自身についてもそう。蘭子を危険視してはいるものの、 邪魔だと思っているわけでもなければ、別に殺したいわけでもない。 蘭子のやり方には到底賛同など出来ないし、擁護するつもりもないが、 暴力という形でしか他人とコミュニケーションを取ろうとしない 彼女の姿を見ていると、関わりを持たずにはいられないのだ。 桜にとってそれは、一種の仲間意識だったのかも知れない。 □ ■ □ おっす! オラ八十島秋乃(やそじま・あきの/女子十九番)! たまたま上がり込んだ民家の一室で、オラ、パソコンを見つけたぞ! よーし、これでオラの支給品・USBフォルダも大活躍だ! まずは部屋の電気を点けて、パソコンを起動……っと。 どんなデータが入ってんのか、オラもうわくわく。 その時、庭先ですんげー音がした。誰かがオラに戦いを挑んできたんだ。 ……げげっ! その声は、嵐崎・キャラハン・蘭子! こりゃ、すげぇ虐殺になりそうだぞ。 次回、自作キャラでバトロワ2nd 『八十島秋乃、最大の危機!』 絶対見てくれよな! ――って、ちっがああああああああああああう! そんなこと考えてる場合じゃない! しっかりしろ、私の頭! 脳内番組の次回予告に登場するキャラクターの声を振り払い、 秋乃は意識を聴覚に向ける。 階下で床板が軋んでいるのが分かる。 襲撃者の足音がこちらに近付いてくるのが分かる。 ドスッと鈍い音がする。鈍器のようなものが壁に叩きつけられる音だ。 そして、蘭子の笑い声。破壊活動を満喫しながら、ゆっくりと、 しかし確実に、蘭子はこの部屋との距離を縮めていく。 逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ―― みんな! オラに元気を分けてくれ! 脳裏ではついに本編が始まる。しかもクロスオーバー企画の特別編。 秋乃はシンクロ率120%で狭い室内を動き回る。 部屋中の家具を入り口付近に集め、バリケードを築いて襲撃者に備える。 おいおい、逃げちゃダメだ×3にシンクロしてる場合じゃないだろ、 ATフィールドを張ってる暇があるなら逃げろよ、ベランダから。 そんなツッコミを入れる者など、室内はおろか脳内にすらいない。 折り重なった家具の向こうから、階段を踏みしめる足音が聞こえる。 蘭子の笑い声が防壁を抜けて、こちらに近付いてくるのが分かる。 もっともっと、もっともっともっともっと守りを固めなければ、隠れなければ。 秋乃は窓辺に走り寄り、カーテンをさらに固く閉ざしてうずくまる。 ドン、と全身に衝撃が走る。一体何が起きたのだろう。 事態を把握出来ず、目を白黒させる秋乃の体に再び、ドン。 中でも特に、窓辺に接している部分に衝撃を感じる。 秋乃は気付く。ガラス戸が振動している。ガラスに何かが当たっている。 いや、違う。ベランダに誰かがいて、ガラスを外から叩いているのだ。 「あっははははははは、見ぃつけた!」 扉一枚隔てただけの場所で、蘭子が無邪気に笑っている。 バリケードの向こうで、ドアノブががちゃがちゃと音を立てる。 心臓が早鐘を打ち、口の中がからからに乾く。鍵はかけた。でも―― 生木を引き裂くような音を立て、衝撃が木製のドアを揺るがす。 蘭子が扉を蹴っている。笑いながら、罵りながら、何度も何度も蹴りつける。 その余波で、机の上に乗せた椅子が滑り落ちて床を揺るがす。 ドアは破られてなどいないのに、バリケードが先に崩れていく。 ドン、と背後でガラスが揺れる。誰かが再び戸を叩く。 恐怖で身体が動かない。声を出すことすらままならない。 二人の襲撃者に挟まれているのに、逃げ場がどこにも見つからない。 蘭子を阻む木製のドア、その上部に設けられた採光用の小さな窓、 そこに嵌った曇りガラスが、乾いた音を立てて砕け散る。 代わりに現れたのは見覚えのある赤毛、続いて蘭子の大きな目。 淡い色の瞳がきょろきょろと回り、秋乃を捉えて動きを止める。 「なぁんだ、桜じゃないんだ。ぶぅー、つまんないのー」 助かった。秋乃の胸に光が灯る。事情はまったく読めないが、 少なくとも自分は蘭子のターゲットからは外れていたらしい。 芽生えた希望に応えるように、蘭子が可愛らしくクスクスと笑う。 「そこで待っててね、秋乃。今行くから。すぐに終わらせてあげるから」 再びドアが衝撃に震える。積み上げられた家具が余波で軋む。 背後で誰かがガラス戸を叩く。何度も何度も何度も叩く。 もうダメだ、私は死ぬんだ、同じクラスの生徒に殺されるんだ、 やりたいこともいっぱいあるのに、会いたい人もいっぱいいるのに、 もう叶わないんだ、蝶野先生はどうしてこんなことをするの、 生徒の未来を犠牲にしてでもしなきゃいけないことって何なの、 先生はそんなに麓山さんのことが――その時だった。 「嵐崎! あたしと勝負しろ!」 離れた場所で、下の方で、有栖川桜の声がした。 蘭子の視線が自分から外れる。しかし、立ち去るには至らない。 「嵐崎! そこにいるんだろ! あたしと勝負しろ!」 蘭子はその場から動かない。背後で誰かがガラス戸を叩く。 まるで焦りを帯び始めたように、音は大きく、激しくなる。 「あたしと勝負出来ないのか? おまえ、ホントは怖いんだろ!」 舐めやがって。蘭子が憎々しげに吐き捨てた。 しかしその場からは動かない。桜の挑発はさらに続く。 「あたし、知ってるぞ。おまえがホントはすごい臆病者だってこと。 臆病だからそうやって、すぐに暴力を振るって暴れて、 必死になって自分を強く見せようとするんだ。違うか?」 「……桜、てめぇ……」 廊下で鈍い音が上がる。蘭子が怒りに任せて壁を蹴ったのだ。 そう、壁を。この部屋に通じるドアではなく、廊下の壁を。 それは彼女の殺意が秋乃から外れたことを意味していた。 「……ブッ殺してやる!」 蘭子の足音が遠ざかる。勢いよく階段を駆け下りるのが分かる。 ガラス戸を隔てたすぐそばから、見知った女生徒の声がする。 「お願い、ここを開けて! 私は不動院よ、あなたを助けに来たの!」 □ ■ □ 時は遡る―― 桜が凛華に追いつかれるのは時間の問題だった。 運動部所属とはいえ幼い頃から病気がちで、怪我を負った身である桜と、 陸上部所属で長距離走を得意とする無傷の凛華。 ふたりのスタミナは、比較するまでもなかった。 とはいえ、凛華は桜を無理に連れ戻そうとはしなかった。 凛華もまた、蘭子とその相手のことが気がかりだったのかも知れない。 放心している桜に事情も聞かず、手当てを買って出たくらいだ、 死傷者が出かねない状況を見過ごすことなど出来ないのだろう。 簡易的な止血処置を行ないながら、蘭子の声に向かって歩く。 目指すべき場所はすぐに分かった。笑い声の聞こえる方角を見ると、 二階の一室に明かりの点った家があるのが遠目でも確認出来た。 近付くと、窓辺で人影が動いた。 その背格好は女子のように見えるが、誰なのかまでは判らない。 何をしているのだろう。蘭子の声と彼女の立てる物音は、一階から聞こえる。 ガラス戸を開けてベランダに出れば、塀を伝って逃げ出せるのに、 人影は右往左往するばかりで部屋から逃げ出そうとはしない。 ――右腕がこんな状態じゃなかったら……。 桜は無言で歯噛みする。 彼女の右手は今、使い物にならない状態だった。 物を握ることはおろか、指一本動かそうとしただけで、 耐えがたい激痛に見舞われる。凛華の見立てによれば、 骨にヒビが入っているかも知れないとのことだった。 桜は塀を、ベランダを見上げる。 体操部所属の彼女の運動能力でなら、簡単に辿り着ける場所だ。 しかし、それは腕に怪我をしていなければ、の話だった。 ベランダを睨みつける桜に、凛華が小声で話しかける。 「有栖川さん、ここで待ってて」 「何するつもりなんだ……」 「ベランダから助け出すわ。嵐崎さんが来る前に」 「そういうことなら、あたしも手伝う」 「いいの。私ひとりで大丈夫。有栖川さんはここにいて」 言い終わるや否や、凛華は塀に手をかけて、頭上より高く跳ね上がった。 猫のようにしなやかな身のこなしで、塀からベランダへと飛び移る。 凛華がガラス戸をノックすると、人影の全身がビクッと跳ねた。 しかし、それ以上は動かない。人影はカーテンを開けようとしない。 蘭子の声が移動する。階段を踏みしめる足音が聞こえる。 凛華はノックを繰り返す。けれども人影はカーテンを開けない。 蘭子に聞かれることを警戒してか、凛華は言葉を発しようとしない。 ――クソッ、あたしに出来ることは何もないのか……? 超能力も運動能力も役に立たない、しかも声も出せないとなると―― そこまで考えて、ひらめいた。 声を出せば、蘭子に気付かれる。 ならば、この状況を逆手に取ればいいのだ。 凛華に察知されぬよう、忍び足で玄関方面に回り込む。 扉を開けると、吹き抜けの玄関の向こうに螺旋階段が見えた。 この上に、蘭子がいる。何かを蹴りつける音と蘭子の笑い声が聞こえる。 姿の見えない宿敵に向かって桜は叫んだ。 「嵐崎! あたしと勝負しろ!」 □ ■ □ 「鍵がかかっているわ……」 玄関扉の取っ手から、凛華はそっと手を離す。 この家の中に、桜と蘭子がいる。助けに行かなければ、と思う。 「あたし、嵐崎のことはよく知ってるから」と桜は先ほど言っていたが、 あれほど挑発したあとだ、今の蘭子の凶暴性は 桜の手に負えないレベルまで達しているだろう。 現に、聞こえてくるのは蘭子の笑い声と、そして桜の悲鳴ばかり。 一刻も早く助けなければ。凛華は振り返り、秋乃に問う。 「八十島さんの支給品は?」 「あ、ああ、私……私、私は……」 秋乃は声を震わせながら、デイパックの中を覗き込む。 やがて、弾かれたように顔を上げ、隣家の二階を指差した。 さっきまで彼女のいた部屋だ。今も明かりが点いたままになっている。 あの部屋に支給品を置いてきてしまった、と言いたいのだろう。 秋乃は今にも泣き出しそうな顔で、縋るような目でこちらを見ている。 彼女の精神はまだ、恐慌状態から抜け出していないようだ。 ――仕方ないわ。怖い思いをしたばかりだもの。 安全な場所で休息させたいと思う。しかし、ひとりにはさせられない。 秋乃の神経は今、きわめて過敏な状態にある。 つまり、何の害にもならないような些細な物事に過剰反応し、 誤った行動を取りかねない、ということだ。 なら、多少の危険が伴っても、目の届く場所に置いておく方がいい。 視線を落とすと、秋乃の膝がかすかに震えているのが見えた。 履いている靴は、軽い運動に適した歩き易そうなものだ。 ベランダから脱出したとき、秋乃は裸足のままだったが、 動けない彼女の代わりに凛華が玄関まで靴を取りに行ったのだった。 「……他の入り口を探すしかないわね。 八十島さん、ゆっくりでいいから私について来て」 □ ■ □ 投下順で読む Back すれ違い通信、成功? Next あたしが殺した(後編) 時系列順で読む Back 機獣咆哮 Next あたしが殺した(後編) GAME START 不動院凛華 022 あたしが殺した(後編) 019 汚れなき殺意 嵐崎・キャラハン・蘭子 022 あたしが殺した(後編) 014 ローリンガール 有栖川桜 022 あたしが殺した(後編) 014 ローリンガール 八十島秋乃 022 あたしが殺した(後編)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/49994.html
【検索用 おしをころしてわたしもしぬ 登録タグ CeVIO お 可不 曲 真宵ラノ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:真宵ラノ 作曲:真宵ラノ 編曲:真宵ラノ 唄:可不(KAFU) 曲紹介 曲名:『推しを殺してわたしも死ぬ』(おしをころしてわたしもしぬ) 推しを失った全てのオタクたちへ。 真宵ラノの9作目。 Illustration:a37 歌詞 (動画説明文より転載) 毎週末いつも通ったビルの地下の狭い箱 ブルーライト越しに告げられた 活字だけの残酷な現実 僕の生きる世界が一瞬で崩れ落ちる 君だけがいない舞台 残されたただ嗤う彼等 逆最で見た光の海 君の色だけ無かった 君のいる未来を一緒に見たかったのに さよならもありがとうも 何も言えず消えた あれから僕の世界は色を失くして灰色だった 「わたしだけの王子様」 そんな君はもう何処にもいない 今日も悲しみに暮れる 教えてよ どうして?ねえ 君だけがいない舞台 勝手に期待して馬鹿みたいだ 今でも何もかも受け入れられないまま 紙一重の愛と憎しみが入り混じる 部屋に飾られたままの君を睨んだ 君のいない世界なんて 君のいない界隈なんかいらない 赤く染まる舞台 歓声が悲鳴に変わる 最期の一度だけの君だけの舞台 戻れないあの日々 さようなら純情 血塗られた君と僕 これでずっと一緒だね💓 推しを殺してわたしも死ぬ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/amayui/pages/130.html
移動 常時 特殊 戦闘 単体 範囲 スキル詳細 移動 [部分編集] 修正パッチ1.07適応済み No 名称 CP 説明 習得味方ユニット 備考 001 土流 3 迷宮内の『泥沼』マスが移動可能 アヴァロ・リシュ・華燐結騎・リリィ(AP01) 002 潜水 3 迷宮内の『水上』『水中』マスが移動可能 アヴァロ・ディート・フォルネウス・リリィ(AP01) 003 耐熱 3 迷宮内の『溶岩』マスが移動可能 アヴァロ・溶燐結騎・リリィ(AP01) 004 耐電 3 迷宮内の『電撃流』マスが移動可能 アヴァロ・イオル・カトリト・思春期カトリト・成竜型カトリト・リリィ(AP01) 005 四属性耐性 15 『土流』『潜水』『耐熱』『耐電』の効果を持つ アヴァロ・カトリト・思春期カトリト・成竜型カトリトリリィ(AP01)・華燐結騎(AP03)・フィア=イブラム(AP05) 006 薄氷 3 『水上』マスを移動可能 『水中』は不可 ミケユ 007 飛行転移 18 『飛行』能力と薄い壁をすり抜けする『転移』が可能 霊虚ニ舞イ人ノ傀 008 飛行潜水 8 『飛行』能力と『水上』『水中』マスが移動可能 流燐結騎 009 飛行 3 地上の地形マスの影響を受けずに移動が可能 ミクシュアナ・カトリト・思春期カトリト・成竜型カトリト白エウ娘・リリィ(AP01) 010 飛行耐電 8 『飛行』能力と『電撃流』マスが移動可能 嵐燐結騎 011 探索 2 隠し通路や隠し部屋を見つけることが可能 霊虚ニ舞イ人ノ傀・愛ヲ模リ咲ヒメル傀 012 転移 15 隣接する薄い壁をすり抜けての移動が可能 嵐燐結騎・リリィ(AP01)・ユエラ(AP03)・フィア=イブラム(AP05) 013 危険察知 3 移動先に潜む危険を察知することが可能 アヴァロ・ヴァレフォル(AP01) 常時 [部分編集] 修正パッチ1.07適応済み No 名称 CP 説明 習得味方ユニット 備考 001 吸収された力 0 フィアとの契約により最大FS(疲労強度)10低下 アヴァロ(序盤) 002 未修練 0 魔術に慣れていない 魔法攻撃-2 敏捷-1 ミケユ(序盤) 003 気弱な姫 0 人見知りしてしまう 最大FS(疲労強度)5低下 カトリト(序盤) 004 統治の心得 0 HP+5 SP+5 FS+5 物攻+2 物防+2 魔攻+2 魔防+2 カトリト 005 隠密Ⅰ 3 常時、相手の命中率を10%低下 イオル・ヴァレフォル(AP01) 006 隠密Ⅱ 7 常時、相手の命中率を15%低下 イオル・ヴァレフォル(AP01)・ユエラ(AP03) 007 隠密Ⅲ 14 常時、相手の命中率を20%低下 イオル・ヴァレフォル(AP01)・ユエラ(AP03) 008 精神統一Ⅰ 3 常時、自分の命中が10%上昇 ディート 009 精神統一Ⅱ 7 常時、自分の命中が20%上昇 ディート 010 精神統一Ⅲ 14 常時、自分の命中が30%上昇 ディート 011 心眼Ⅰ 5 常時、自分の命中と回避が10%上昇 キスニル 012 心眼Ⅱ 10 常時、自分の命中と回避が20%上昇 キスニル 013 心眼Ⅲ 20 常時、自分の命中と回避が30%上昇 キスニル 特殊 [部分編集] 修正パッチ1.07適応済み No 名称 CP 説明 習得味方ユニット 備考 001 発掘 3 迷宮内の隠れた発掘マスを発見 素材収拾が可能 華燐結騎・霊虚ニ舞イ人ノ傀 002 開錠 3 宝箱や扉の開け閉めが可能 霊虚ニ舞イ人ノ傀・リリィ(AP01) 003 盗賊 5 『探索』『開錠』が可能 ヴァレフォル(AP01) 004 鍛梁師 6 『祭祀マスの修復』『探索』『開錠』『発掘』が可能 アヴァロ・ディート 005 操霊師 14 薄壁のすり抜けと『死霊破壊』『霊魂結界Ⅲ』が可能 ロズリーヌ 006 精霊師 21 『転移』と『反撃封じの呪い』が可能 007 努力家 4 すべての獲得経験値が1.5倍になる カトリト 008 結界術 30 敵魔法攻撃30%低下、確率16%でダメージを跳ね返す 009 忍びの心得 6 『探索』『開錠』『危険察知』が可能 イオル 010 再行動 15 行動終了後、20%の確率で再行動が可能 アヴァロ・イオル・ディート・リリィ(AP01) 011 二回行動 30 行動終了後、必ず再行動が可能 全ユニット 012 HP再生 6 ターン経過でHP(耐久力)が10%ずつ回復 フィア・成竜型カトリト 013 SP再生 6 ターン経過でSP(技力)が10%ずつ回復 フィア・ミケユ・ロズリーヌ・成竜型カトリト白エウ娘・嵐燐結騎(AP03)・フィア=イブラム(AP05) 014 FS再生 6 ターン経過でFS(疲労強度)が10%ずつ回復 フィア・イオル・成竜型カトリト・白エウ娘・フィア=イブラム(AP05) 015 超再生 18 ターン経過でHP、SP、FSが10%ずつ回復 溶燐結騎(AP03) 016 地の守護者 2 『地脈』属性マスで命中と回避+10、痛打+5 華燐結騎 017 水の守護者 2 『冷却』属性マスで命中と回避+10、痛打+5 流燐結騎 018 火の守護者 2 『火炎』属性マスで命中と回避+10、痛打+5 溶燐結騎 019 風の守護者 2 『電撃』属性マスで命中と回避+10、痛打+5 嵐燐結騎 020 光の守護者 2 『神聖』属性マスで命中と回避+10、痛打+5 021 闇の守護者 2 『暗黒』属性マスで命中と回避+10、痛打+5 霊虚ニ舞イ人ノ傀・愛ヲ模リ咲ヒメル傀・フィア=イブラム(AP05) 022 魔神特性 8 すべての属性マスで命中と回避+10、痛打+5 ベリアル・フォルネウス・ヴァレフォル(AP01) 023 毒無効 3 敵や地形の状態異常『毒』を無効化 (装備品を除く) アヴァロ・ロズリーヌ 024 迎撃無効 6 対空迎撃、対潜迎撃を無効化 成竜型カトリト 025 間接無効 30 直接攻撃以外はすべて無効化 026 即死無効 6 状態異常『即死』を無効化 027 吸収無効 6 状態異常及びスキル『吸収』を無効化 (装備品を除く) ロズリーヌ 028 魅了無効 3 状態異常『魅了』を無効化 (装備品を除く) 029 混乱無効 3 状態異常『混乱』を無効化 (装備品を除く) ロズリーヌ 030 麻痺無効 3 状態異常『麻痺』を無効化 (装備品を除く) ロズリーヌ 031 強酸無効 3 状態異常『強酸』を無効化 (装備品を除く) ロズリーヌ 032 恐怖無効 3 状態異常『恐怖』を無効化 (装備品を除く) 033 発動スキル無効 0 敵の確率で発動するスキルを無効化 034 飛行無双 10 『飛行』能力と敵の迎撃スキルの付いた攻撃を無効化 ミクシュアナ・カトリト・思春期カトリト・成竜型カトリト白エウ娘・ベリアル・フォルネウス・リリィ(AP01) 035 戦闘指揮 5 周囲マスの味方に命中と回避+10、攻撃と防御+1 アヴァロ・キスニル・白エウ娘 036 封印 30 敵の必殺や魔法を全て封じて使えなくさせる 037 魅惑の神気 10 ターン開始時に隣接状態の全ユニットを魅了状態にする ベリアル 038 征炎 5 敵撃破時、部屋に敵がいなければ自軍部屋ZOCに染める ミクシュアナ 039 身代わり 10 隣接する味方が射撃されたときに身代わりで戦闘する ディート 040 分裂 2 行動開始時10%の確率で2体に分裂 現HPが半分になる ぞんびあたっく 50 姫狩りの伝説特技 戦闘不能後、次のターンで復活 リリィ(AP01) お宝回収 10 ドロップアイテム獲得数が2倍になる ヴァレフォル(AP01) 戦闘 [部分編集] 修正パッチ1.07適応済み No 名称 CP 説明 習得味方ユニット 備考 001 手加減 1 どのような攻撃をしても相手のHPが必ず「1」残る 002 人類殺し 10 『人間』『亜人間』に対して攻撃+10 イオル・霊虚ニ舞イ人ノ傀 003 魔物殺し 10 『一般』『鬼』『巨人』『魔獣』に対して攻撃+10 ディート・愛ヲ模リ咲ヒメル傀・ユエラ(AP03) 004 精霊殺し 10 『妖精』『精霊』に対して攻撃+10 ロズリーヌ・霊虚ニ舞イ人ノ傀 005 天使殺し 10 『天使』に対して攻撃+10 霊虚ニ舞イ人ノ傀・リリィ(AP01) 006 悪魔殺し 10 『悪魔』に対して攻撃+10 ミクシュアナ 007 幻獣殺し 10 『幻獣』に対して攻撃+10 リシュ・愛ヲ模リ咲ヒメル傀・ユエラ(AP03) 008 創造破壊 10 ゴーレムなどの『創造』に対して攻撃+10 アヴァロ・愛ヲ模リ咲ヒメル傀・リリィ(AP01)・ユエラ(AP03) 009 大物殺し 15 迷宮に潜む『ボス』に対して攻撃+10 キスニル・リリィ(AP01)・ユエラ(AP03) 010 死霊破壊 10 『霊体』『不死』に対して攻撃+10 リリィ(AP01) 011 対空迎撃Ⅰ 3 飛行の敵に有効 命中と痛打+5 攻撃+3 フィア・ディート 012 対空迎撃Ⅱ 6 飛行の敵に有効 命中と痛打+10 攻撃+6 フィア・ディート 013 対空迎撃Ⅲ 9 飛行の敵に有効 命中と痛打+15 攻撃+9 フィア・ディート 014 対潜迎撃Ⅰ 3 潜水の敵に有効 命中と痛打+5 攻撃+3 ミケユ・流燐結騎 015 対潜迎撃Ⅱ 6 潜水の敵に有効 命中と痛打+10 攻撃+6 ミケユ・流燐結騎 016 対潜迎撃Ⅲ 9 潜水の敵に有効 命中と痛打+15 攻撃+9 ミケユ・流燐結騎 017 先制攻撃Ⅰ 3 戦闘時、確率10%で最初に攻撃が行える フィア・キスニル・カトリトヴァレフォル(AP01)・ユエラ(AP03)・嵐燐結騎(AP03) 018 先制攻撃Ⅱ 6 戦闘時、確率20%で最初に攻撃が行える フィア・キスニル・カトリトヴァレフォル(AP01)・ユエラ(AP03)・嵐燐結騎(AP03) 019 先制攻撃Ⅲ 9 戦闘時、確率30%で最初に攻撃が行える フィア・キスニル・カトリトヴァレフォル(AP01)・ユエラ(AP03)・嵐燐結騎(AP03) 020 見切りⅠ 3 攻撃を受けたとき5%の確率で攻撃を回避 アヴァロ・ミクシュアナ 021 見切りⅡ 7 攻撃を受けたとき10%の確率で攻撃を回避 アヴァロ・ミクシュアナ 022 見切りⅢ 14 攻撃を受けたとき15%の確率で攻撃を回避 アヴァロ・ミクシュアナ 023 白刃流しⅠ 10 攻撃を受けたとき15%の確率で攻撃を回避 思春期カトリト 024 白刃流しⅡ 16 攻撃を受けたとき20%の確率で攻撃を回避 思春期カトリト 025 白刃流しⅢ 25 攻撃を受けたとき25%の確率で攻撃を回避 思春期カトリト 026 カウンターⅠ 6 攻撃を受けたとき10%の確率で攻撃を回避+反撃 キスニル・ヴァレフォル(AP01)・ユエラ(AP03)・華燐結騎(AP03) 反撃不可能な攻撃では発動しない射程や防御状態等威圧発動時も? 027 カウンターⅡ 12 攻撃を受けたとき15%の確率で攻撃を回避+反撃 キスニル・ヴァレフォル(AP01)・ユエラ(AP03)・華燐結騎(AP03)・流燐結騎(AP03) 028 カウンターⅢ 18 攻撃を受けたとき20%の確率で攻撃を回避+反撃 キスニル・ヴァレフォル(AP01)・ユエラ(AP03)・華燐結騎(AP03)・流燐結騎(AP03) 029 即死反撃Ⅰ 10 確率5%で敵の攻撃を回避して反撃+『即死』判定 イオル・フォルネウス・愛ヲ模リ咲ヒメル傀 030 即死反撃Ⅱ 20 確率10%で敵の攻撃を回避して反撃+『即死』判定 イオル・フォルネウス・愛ヲ模リ咲ヒメル傀 031 即死反撃Ⅲ 30 確率15%で敵の攻撃を回避して反撃+『即死』判定 イオル・フォルネウス・愛ヲ模リ咲ヒメル傀 032 決死Ⅰ 10 HP50%以下で能力1.2倍 20%で1.5倍 アヴァロ・リシュ・華燐結騎・溶燐結騎(AP03) 033 決死Ⅱ 15 HP65%以下で能力1.2倍 35%で1.5倍 アヴァロ・リシュ・華燐結騎・溶燐結騎(AP03) 034 決死Ⅲ 20 HP80%以下で能力1.2倍 50%で1.5倍 アヴァロ・リシュ・華燐結騎・溶燐結騎(AP03) 035 凶暴化Ⅰ 4 攻撃時に確率20%で発動 攻撃力1.2倍に上昇 036 凶暴化Ⅱ 10 攻撃時に確率30%で発動 攻撃力1.2倍に上昇 037 凶暴化Ⅲ 17 攻撃時に確率40%で発動 攻撃力1.2倍に上昇 038 反射Ⅰ 8 確率10%で受けるはずのダメージを敵に跳ね返す ミケユ・嵐燐結騎(AP03) 039 反射Ⅱ 14 確率13%で受けるはずのダメージを敵に跳ね返す ミケユ・嵐燐結騎(AP03)・流燐結騎(AP03) 040 反射Ⅲ 26 確率16%で受けるはずのダメージを敵に跳ね返す ミケユ・嵐燐結騎(AP03)・流燐結騎(AP03)・愛ヲ模リ咲ヒメル傀(AP03) 041 吸収Ⅰ 5 確率20%で敵に与えたダメージの半分をHPへ吸収 ミケユ・ロズリーヌ・リリィ(AP01) 042 吸収Ⅱ 10 確率40%で敵に与えたダメージの半分をHPへ吸収 ロズリーヌ・嵐燐結騎・リリィ(AP01) 043 吸収Ⅲ 20 攻撃時に必ず敵に与えたダメージの半分をHPへ吸収 ロズリーヌ・嵐燐結騎・リリィ(AP01)・フィア=イブラム(AP05) 044 威圧Ⅰ 10 戦闘開始時に確率10%で敵の行動を完全に封じる ベリアル・溶燐結騎 045 威圧Ⅱ 20 戦闘開始時に確率15%で敵の行動を完全に封じる 成竜型カトリト・ベリアル・溶燐結騎 046 威圧Ⅲ 30 戦闘開始時に確率20%で敵の行動を完全に封じる 成竜型カトリト・ベリアル・溶燐結騎 047 貫通Ⅰ 6 確率10%で敵の防御力を半分にした状態でダメージ ディート・ミクシュアナ・カトリト・白エウ娘フォルネウス・ユエラ(AP03) 048 貫通Ⅱ 15 確率15%で敵の防御力を半分にした状態でダメージ ディート・ミクシュアナ・カトリト・白エウ娘フォルネウス・流燐結騎・ユエラ(AP03) 049 貫通Ⅲ 24 確率20%で敵の防御力を半分にした状態でダメージ ディート・ミクシュアナ・カトリト・白エウ娘フォルネウス・流燐結騎・ユエラ(AP03)・霊虚ニ舞イ人ノ傀(AP03) 050 連撃Ⅰ 4 攻撃後に確率10%で同じ攻撃が発動 フィア・キスニル・思春期カトリト・ベリアル霊虚ニ舞イ人ノ傀・ユエラ(AP03)・流燐結騎(AP03) 051 連撃Ⅱ 8 攻撃後に確率15%で同じ攻撃が発動 フィア・キスニル・思春期カトリト・ベリアル溶燐結騎・霊虚ニ舞イ人ノ傀・ユエラ(AP03)・流燐結騎(AP03) 052 連撃Ⅲ 12 攻撃後に確率20%で同じ攻撃が発動 フィア・キスニル・思春期カトリト・ベリアル溶燐結騎・霊虚ニ舞イ人ノ傀・ユエラ(AP03)・流燐結騎(AP03) 053 魔術結界Ⅰ 6 常時、敵の魔法攻撃を10%低下 ロズリーヌ・思春期カトリト・華燐結騎(AP03)・フィア=イブラム(AP05) 054 魔術結界Ⅱ 15 常時、敵の魔法攻撃を20%低下 ロズリーヌ・思春期カトリト・嵐燐結騎華燐結騎(AP03)・フィア=イブラム(AP05) 055 魔術結界Ⅲ 24 常時、敵の魔法攻撃を30%低下 ロズリーヌ・思春期カトリト・嵐燐結騎華燐結騎(AP03)・フィア=イブラム(AP05) 056 防護結界Ⅰ 6 常時、敵の物理攻撃を10%低下 リシュ・華燐結騎 057 防護結界Ⅱ 15 常時、敵の物理攻撃を20%低下 リシュ・華燐結騎 058 防護結界Ⅲ 24 常時、敵の物理攻撃を30%低下 リシュ・華燐結騎 059 霊魂結界Ⅰ 3 常時、霊体の攻撃を10%低下 060 霊魂結界Ⅱ 6 常時、霊体の攻撃を20%低下 061 霊魂結界Ⅲ 9 常時、霊体の攻撃を30%低下 062 間接軽減 15 距離が離れるほど間接攻撃のダメージを軽減 華燐結騎(AP03)・嵐燐結騎(AP03)・溶燐結騎(AP03) 063 盾Ⅰ 4 確率10%で敵の攻撃力を30%低下 064 盾Ⅱ 6 確率15%で敵の攻撃力を30%低下 065 盾Ⅲ 10 確率20%で敵の攻撃力を30%低下 066 大盾Ⅰ 4 確率10%で敵の攻撃力を50%低下 067 大盾Ⅱ 6 確率15%で敵の攻撃力を50%低下 068 大盾Ⅲ 10 確率20%で敵の攻撃力を50%低下 069 氷盾Ⅰ 4 確率10%で敵の攻撃力を50%低下 ミケユ 070 氷盾Ⅱ 6 確率15%で敵の攻撃力を50%低下 ミケユ 071 氷盾Ⅲ 10 確率20%で敵の攻撃力を50%低下 ミケユ 072 復活Ⅰ 10 HP0になると確率20%で復活 (HP10%状態) 霊虚ニ舞イ人ノ傀・愛ヲ模リ咲ヒメル傀・リリィ(AP01)・フィア=イブラム(AP05) 発動するのは1戦闘に付き1回のみ 073 復活Ⅱ 20 HP0になると確率30%で復活 (HP10%状態) 霊虚ニ舞イ人ノ傀・愛ヲ模リ咲ヒメル傀・リリィ(AP01)・フィア=イブラム(AP05) 074 復活Ⅲ 30 HP0になると確率40%で復活 (HP10%状態) 霊虚ニ舞イ人ノ傀・愛ヲ模リ咲ヒメル傀・リリィ(AP01)・フィア=イブラム(AP05) 075 調理Ⅰ 3 敵撃破時に確率50%でHPが5%回復 イオル 076 調理Ⅱ 6 敵撃破時に確率75%でHPが5%回復 イオル 077 調理Ⅲ 9 敵撃破時は常に発動し、HPが5%回復 イオル 078 身代りだるまⅠ 10 HP『0』になると一度のみHP25%の状態で復活 ミケユ 079 身代りだるまⅡ 20 HP『0』になると一度のみHP50%の状態で復活 ミケユ 080 身代りだるまⅢ 30 HP『0』になると一度のみHP全回復の状態で復活 ミケユ 081 援護防御Ⅰ 4 隣接する味方が攻撃を受けると確率20%で完全防御 アヴァロ・リシュ・白エウ娘 発動するのは1戦闘に付き1回のみ 082 援護防御Ⅱ 8 隣接する味方が攻撃を受けると確率30%で完全防御 アヴァロ・リシュ・白エウ娘 083 援護防御Ⅲ 12 隣接する味方が攻撃を受けると確率40%で完全防御 リシュ・白エウ娘 084 女神援護 4 隣接したフィアが攻撃を受けると完全防御 華燐結騎・嵐燐結騎・流燐結騎・溶燐結騎 085 お助けメイド 10 味方がどこでも攻撃を受けると確率10%で完全防御 白エウ娘 086 反撃封じの呪い 6 確率30%でそれ以降の相手の反撃を封じる 087 極限集中 0 全ての攻撃を完全回避する 単体 [部分編集] 修正パッチ1.07適応済み NoはAP全て未適応の状態、APを適応することでNoにズレが生じます No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 001 行動 鉄壁 3 - - 10 6 6 リシュ 002 必殺 捕獲攻撃 0 武器属性 武器射程 -10 -5 華燐結騎・嵐燐結騎・流燐結騎・溶燐結騎霊虚ニ舞イ人ノ傀・愛ヲ模リ咲ヒメル傀リリィ(AP01) 003 必殺 チャージ機軸撃 4 武器属性 0-0 30 3 3 5 2回攻撃後に使用可(チャージⅡ消費) 004 必殺 チャージ機軸真撃 8 武器属性 0-0 30 5 4 5 3回攻撃後に使用可(チャージⅢ消費) 005 必殺 チャージ機軸超撃 12 武器属性 0-0 30 10 5 5 4回攻撃後に使用可(チャージⅣ消費) 006 必殺 釣瓶打ち 4 武器属性 武器射程 4 3 -1 フィア 007 必殺 二連釣瓶打ち 6 武器属性 武器射程 7 7 -3 フィア 008 必殺 三連釣瓶打ち 10 武器属性 武器射程 10 12 -5 フィア 009 必殺 骨斬捌き 5 武器属性 0-0 6 -10 5 -2 10 イオル 010 必殺 互流捌き 8 武器属性 0-0 10 -10 8 -3 15 イオル No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 011 必殺 剛閃互流斬 12 武器属性 0-0 14 -10 16 -5 20 イオル 012 必殺 刃剣舞 4 武器属性 0-0 4 -5 5 3 2 キスニル 013 必殺 剛刃剣舞 8 武器属性 0-0 8 -5 5 6 4 キスニル 014 必殺 天破刃剣舞 12 武器属性 0-0 12 -5 5 9 5 キスニル 015 必殺 長距離射撃 3 武器属性 1-4 3 -10 -2 ディート 016 必殺 長距離徹甲撃 8 武器属性 1-4 5 -10 4 -3 ディート 017 必殺 長距離閃貫撃 13 武器属性 1-4 7 -5 8 -4 10 ディート 018 必殺 チャージ機軸射撃 4 武器属性 1-3 9 -1 10 3回攻撃後に使用可(チャージⅢ消費) 019 必殺 チャージ機軸翔撃 8 武器属性 1-3 13 -3 10 5回攻撃後に使用可(チャージⅤ消費) 020 必殺 旋盾破 6 武器属性 0-0 5 20 6 8 リシュ No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 021 必殺 爆式旋盾破 10 武器属性 0-0 8 20 12 10 リシュ 022 必殺 精域聘の旋盾破 14 武器属性 0-0 12 20 24 12 リシュ 023 必殺 電磁円斬 4 電撃 1-3 4 -10 6 2 麻痺Ⅰ カトリト 024 必殺 電磁双円斬 7 電撃 1-3 6 -10 9 3 麻痺Ⅰ カトリト 025 必殺 電磁神龍斬 10 電撃 1-3 8 -10 12 5 麻痺Ⅰ カトリト 026 必殺 炎槍連撃 5 火炎 0-0 5 10 6 -2 炎症Ⅰ ミクシュアナ 027 必殺 炎槍貫通撃 10 火炎 0-0 8 10 10 -4 炎症Ⅰ ミクシュアナ 028 必殺 炎槍神天撃 15 火炎 0-0 12 10 16 -6 炎症Ⅰ ミクシュアナ 029 必殺 土巨兵の剛拳 4 地脈 0-0 5 -5 5 -3 混乱Ⅰ 華燐結騎 030 必殺 土巨兵の岩石拳 7 地脈 0-0 8 -5 10 -5 混乱Ⅰ 華燐結騎 No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 031 必殺 土巨兵の進撃拳 10 地脈 0-0 12 -5 20 -8 混乱Ⅰ 華燐結騎 032 必殺 流遠槍 6 冷却 1-4 4 -5 2 -2 水流Ⅰ 流燐結騎 033 必殺 滅遠槍 8 冷却 1-4 6 -5 4 -3 水流Ⅰ 流燐結騎 034 必殺 流刃槍破 10 冷却 1-4 10 -5 8 -4 水流Ⅰ 流燐結騎 必殺 零距離流刃槍破 12 冷却 0-0 8 30 12 -2 水流Ⅲ 流燐結騎(AP03) 035 必殺 轟炎ストレート 6 火炎 0-0 8 15 6 -4 10 炎症Ⅰ 溶燐結騎 036 必殺 轟炎アッパー 8 火炎 0-0 12 15 10 -5 10 炎症Ⅱ 溶燐結騎 037 必殺 轟炎爆連撃 10 火炎 0-0 16 15 18 -6 10 炎症Ⅲ 溶燐結騎 038 必殺 霊星札斬り 4 武器属性 0-0 8 15 6 -2 恐怖Ⅰ 霊虚ニ舞イ人ノ傀 039 必殺 霊星札投擲 3 武器属性 1-2 4 -5 2 -3 霊虚ニ舞イ人ノ傀 No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 040 必殺 剛狗の霊星札斬り 10 武器属性 0-0 16 10 12 -5 恐怖Ⅱ 霊虚ニ舞イ人ノ傀 041 必殺 砲撃 5 武器属性 1-3 8 5 -10 白エウ娘 042 必殺 重砲撃 8 武器属性 1-1 14 -10 14 -8 白エウ娘 043 必殺 超射程砲撃 3 武器属性 1-9 10 -10 -5 白エウ娘 044 必殺 加速集中砲撃 10 武器属性 1-3 12 20 10 3 白エウ娘 045 必殺 乱れ大鎌 10 武器属性 0-0 8 -10 9 即死 フォルネウス 046 必殺 乱れ流鎌撃 24 武器属性 0-0 12 -10 16 -2 即死 フォルネウス 必殺 投擲 4 武器属性 1-2 3 -5 -2 ヴァレフォル(AP01) 必殺 乱れ投擲 6 武器属性 1-3 5 -5 5 -3 ヴァレフォル(AP01) 必殺 投擲の極み 8 武器属性 1-4 7 10 -4 15 ヴァレフォル(AP01) No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 必殺 天翔剣舞 6 武器属性 0-0 5 -5 5 3 3 ユエラ(AP03) 必殺 神速鳳凰剣舞 10 武器属性 0-0 8 -5 5 7 5 ユエラ(AP03) 047 必殺 二段攻撃 0 武器属性 0-0 2 3 -2 -2 048 必殺 三段攻撃 0 武器属性 0-0 6 6 -4 -2 049 必殺 薙ぎ払い 0 武器属性 0-0 4 20 3 -2 050 必殺 かまいたち 0 武器属性 0-0 6 -10 6 -4 051 必殺 流星の光剣 0 神聖 0-0 5 10 4 -2 052 必殺 紅蓮剣 0 武器属性 0-0 4 10 7 -2 053 必殺 連接剣伸張 0 武器属性 1-3 3 -10 -3 054 必殺 速射撃ち 0 武器属性 武器射程 4 -10 5 No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 055 必殺 急所射撃 0 武器属性 武器射程 8 30 -5 15 056 必殺 ねこぱんち 0 武器属性 0-0 4 -5 4 -1 057 必殺 ねこぱんち・改 0 武器属性 0-0 6 -5 8 -2 058 必殺 旋盾呪斬撃 0 無属 0-0 5 20 8 9 恐怖Ⅲ 059 必殺 突進 0 武器属性 0-0 3 10 3 -2 -2 060 必殺 噛み千切り 0 武器属性 0-0 4 -10 5 -3 即死 061 必殺 巨大噛付き 0 武器属性 0-0 4 -10 5 -3 062 必殺 七連噛付き 0 武器属性 0-0 8 30 8 -8 麻痺Ⅰ 063 必殺 岩石落とし 0 地脈 1-2 4 -10 -3 -5 064 必殺 巨大岩石落とし 0 地脈 1-3 7 -10 5 -5 No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 065 必殺 超射程岩投げ 0 武器属性 1-4 2 -10 -3 066 必殺 角突き上げ 0 武器属性 0-0 4 5 5 -2 067 必殺 巻き付き 0 武器属性 0-0 4 15 2 -3 -5 麻痺Ⅰ 068 必殺 誘惑の巻き付き 0 武器属性 0-0 4 15 2 -3 -5 魅了Ⅰ 069 必殺 連続触手 0 武器属性 0-0 5 20 3 -2 070 必殺 結晶化した蔦 0 無属 1-4 3 -5 -3 魅了Ⅰ 071 必殺 遠波鎌鼬 0 武器属性 1-5 2 -10 -3 恐怖Ⅰ 072 必殺 六連鎌撃 0 武器属性 0-0 8 30 8 -8 猛毒Ⅲ 073 必殺 溶解液 0 武器属性 1-1 3 -10 -2 猛毒Ⅰ 074 必殺 強酸液 0 武器属性 1-3 4 -10 -5 強酸Ⅰ No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 075 必殺 アームカッター 0 武器属性 0-0 6 40 2 3 076 必殺 アームスラッシュ 0 武器属性 0-0 9 -10 10 -3 077 必殺 殺戮の断頭台 0 無属 0-0 8 10 10 -5 即死 078 必殺 電磁毒針 0 電撃 0-0 8 10 12 -6 麻痺Ⅰ 079 必殺 地響き 0 地脈 1-2 3 50 -2 -1 混乱Ⅰ 080 必殺 胆石噴射 0 武器属性 1-4 2 -5 -3 081 必殺 鋭刺輪撃 0 無属 1-4 6 20 10 -3 082 必殺 堕炎乱舞 10 火炎 1-2 12 5 18 炎症Ⅲ 083 必殺 堕華地響 10 地脈 1-2 12 -5 20 恐怖Ⅲ 必殺 電磁連斬舞 0 電撃 0-0 7 10 12 -3 麻痺Ⅰ No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 必殺 解放されしチカラ 0 無属 0-0 8 30 15 -5 恐怖Ⅱ 必殺 暗殺撃 0 武器属性 0-0 5 100 -5 10 即死 必殺 強酸溶解液 0 武器属性 0-0 8 -20 12 -8 強酸Ⅴ 必殺 圧縮水流砲 0 冷却 1-5 8 50 15 -8 水流Ⅲ 必殺 水流砲 0 冷却 1-3 5 30 10 -5 水流Ⅰ 必殺 叩きつぶし 0 武器属性 0-0 8 -10 15 -5 必殺 精密射撃 0 武器属性 1-4 5 50 5 -5 必殺 溜め攻撃 0 武器属性 0-0 5 -15 20 -10 必殺 雷竜爪牙 0 武器属性 0-0 5 30 12 -7 麻痺Ⅲ 必殺 超ねこぱんち 0 武器属性 0-0 10 -30 50 -20 即死 No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 必殺 ヤシの実投擲 0 武器属性 1-3 4 -10 3 -4 10 必殺 締切ラッシュ 0 武器属性 0-0 7 20 5 -5 恐怖Ⅱ 必殺 円盤射撃 0 武器属性 1-3 6 -10 4 20 必殺 ツクエカド 0 武器属性 0-0 5 -15 10 -10 50 即死 必殺 高速突撃 0 武器属性 0-0 4 50 10 必殺 角当たり 0 武器属性 0-0 4 -10 5 -4 必殺 連接疾風槍 0 武器属性 0-0 5 -10 3 5 混乱Ⅰ 必殺 突き刺し 0 武器属性 0-0 5 -5 5 -4 10 必殺 長射程砲撃 0 武器属性 1-5 4 -10 4 -5 必殺 長距離触手 0 武器属性 1-4 4 -10 4 -5 No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 必殺 一発必中撃 0 武器属性 1-2 6 100 8 -7 必殺 三連精密射撃 0 武器属性 1-3 8 30 12 -6 084 支援 闘精霊付与 3 - 1-1 4 命中Ⅰ物攻Ⅰ魔攻Ⅰ アヴァロ 5ターン 重複可 085 支援 闘精霊の唄 5 - 1-1 7 命中Ⅱ物攻Ⅱ魔攻Ⅱ アヴァロ 5ターン 重複可 086 支援 闘精霊の導き 7 - 1-1 10 命中Ⅲ物攻Ⅲ魔攻Ⅲ アヴァロ 5ターン 重複可 087 支援 六皇精響奏 10 - 1-1 15 命中Ⅴ物攻Ⅴ魔攻Ⅴ アヴァロ 5ターン 重複可 088 支援 征炎結界・物理 3 - 1-1 5 物防Ⅱ ミクシュアナ 5ターン 重複可 089 支援 征炎結界・魔術 3 - 1-1 5 魔防Ⅱ ミクシュアナ 5ターン 重複可 090 支援 征炎結界・英雄 6 - 1-1 10 物防Ⅱ魔防Ⅱ ミクシュアナ 5ターン 重複可 091 支援 転送 16 - 1-1 10 思春期カトリト 味方を自軍占有内に転送 No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 092 支援 転送救助 12 - 2-5 8 思春期カトリト 味方を使用者の近くまで転送 093 支援 強制転送 10 - 1-5 10 敵を転送させる 094 支援 強制帰還 10 - 1-1 5 思春期カトリト 味方を帰還させる 095 支援 憑依融合 5 - 1-1 霊虚ニ舞イ人ノ傀・愛ヲ模リ咲ヒメル傀 使用者のHP分回復 使用者は戦闘不能 096 回復 癒しの息吹 3 神聖 1-2 4 99 フィア・嵐燐結騎(AP03) HP30・FS6回復 097 回復 大いなる癒し手 8 神聖 1-2 6 99 フィア HP100・FS20回復 098 回復 闇の息吹 3 暗黒 1-4 5 99 愛ヲ模リ咲ヒメル傀 HP30・FS10回復 099 回復 麺の癒し手 16 神聖 1-4 8 99 フィア HP200・FS30回復 100 魔法 結騎捕縛 6 無属 1-2 -10 -5 フィア 結騎の撃破で捕獲 101 魔法 結騎捕縛・改 8 無属 1-2 -10 -5 フィア ボス以外の撃破で捕獲 No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 魔法 イルザの束縛弾 0 無属 1-2 -10 -5 ボス以外の撃破で捕獲 102 魔法 石弾 3 地脈 1-2 4 5 3 -2 華燐結騎 103 魔法 地割れ破砕弾 6 地脈 1-3 5 10 7 -3 華燐結騎 104 魔法 超地脈圧潰 12 地脈 1-4 7 15 15 -5 華燐結騎 105 魔法 水弾 3 冷却 1-2 3 5 2 -1 水流Ⅰ 流燐結騎 106 魔法 連続水弾 6 冷却 1-3 5 15 5 -2 水流Ⅰ 流燐結騎 107 魔法 海嘯 14 冷却 1-2 10 20 12 水流Ⅱ 流燐結騎 108 魔法 流燐の大激流 20 冷却 1-5 14 5 15 -2 水流Ⅱ 流燐結騎 109 魔法 だるま雪合戦 3 冷却 1-2 4 20 2 -1 5 麻痺Ⅰ ミケユ 110 魔法 たっくる雪だるま 3 冷却 0-0 6 20 5 -2 10 麻痺Ⅰ ミケユ No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 111 魔法 ばーすと雪合戦 7 冷却 1-3 9 20 8 -3 12 麻痺Ⅱ ミケユ 112 魔法 すぺしゃる雪合戦 12 冷却 1-4 12 20 14 -4 20 麻痺Ⅲ ミケユ 113 魔法 氷剣 6 無属 0-0 6 -5 7 5 114 魔法 氷柱 6 無属 1-2 3 5 3 -1 115 魔法 鮫水魔 5 冷却 1-4 5 5 6 -4 水流Ⅱ フォルネウス 116 魔法 刃蓮鮫水魔 9 冷却 1-4 12 5 12 -6 水流Ⅲ フォルネウス 117 魔法 火弾 3 火炎 1-2 4 3 -1 炎症Ⅰ 溶燐結騎 118 魔法 連続火弾 6 火炎 1-3 6 5 9 -2 炎症Ⅰ 溶燐結騎 119 魔法 大熱噴 10 火炎 1-3 10 14 -6 炎症Ⅱ 溶燐結騎 120 魔法 溶燐の双轟炎 20 火炎 1-2 18 20 -5 炎症Ⅱ 溶燐結騎 No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 121 魔法 轟炎龍 5 火炎 1-5 7 15 8 -3 炎症Ⅱ ベリアル 122 魔法 煉獄魏炎龍 9 火炎 1-5 15 20 20 -5 炎症Ⅴ ベリアル 123 魔法 電磁弾 3 電撃 1-2 4 5 3 -1 麻痺Ⅰ 124 魔法 裁きの雷 5 電撃 1-3 4 -5 5 -2 麻痺Ⅱ 思春期カトリト 125 魔法 大放電 7 電撃 1-3 5 10 7 -3 麻痺Ⅱ 思春期カトリト 126 魔法 破滅の轟雷 10 電撃 1-3 9 12 -3 麻痺Ⅱ 思春期カトリト 127 魔法 旋刃 4 電撃 1-2 6 10 2 2 10 嵐燐結騎 128 魔法 竜巻 8 電撃 1-4 9 -5 4 -6 嵐燐結騎 129 魔法 旋刃烈波 12 電撃 1-3 14 10 10 3 10 嵐燐結騎 130 魔法 嵐燐の大竜巻 20 電撃 1-3 18 30 16 -3 嵐燐結騎 No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 魔法 粒子弾 3 電撃 1-5 5 10 8 -3 麻痺Ⅲ 131 魔法 光弾 4 神聖 1-2 4 10 2 -1 フィア 132 魔法 光燐衝撃 6 神聖 1-3 8 5 -5 5 フィア・ミクシュアナ 133 魔法 天縁神の裁き 18 神聖 1-2 12 10 16 -1 10 フィア 134 魔法 断罪の神槍 18 神聖 1-4 14 12 -5 即死 ミクシュアナ 135 魔法 闇弾 3 暗黒 1-2 4 2 -1 5 愛ヲ模リ咲ヒメル傀 136 魔法 闇界衝撃 5 暗黒 1-3 6 15 6 -3 ロズリーヌ・愛ヲ模リ咲ヒメル傀ヴァレフォル(AP01) 137 魔法 暗黒槍 15 暗黒 1-3 14 12 -4 10 ロズリーヌ・愛ヲ模リ咲ヒメル傀 魔法 崩壊ディザイア 8 暗黒 1-2 12 10 12 -3 麻痺Ⅱ ヴァレフォル(AP01) 魔法 破滅ヴィクティム 20 暗黒 1-3 20 10 25 -5 麻痺Ⅲ ヴァレフォル(AP01) No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 138 魔法 呪殺球 9 暗黒 1-2 4 15 5 -2 即死 139 魔法 闇界獄滅炎 9 暗黒 1-2 7 10 18 -3 140 魔法 魔弾 3 無属 1-2 4 2 -1 5 ロズリーヌ 141 魔法 アウエラの裁き 15 無属 1-2 12 20 15 20 ロズリーヌ 142 魔法 ブロッサ・ラヴェ 3 無属 1-2 3 -5 4 -1 白エウ娘 143 魔法 ブロッサ・シュヴ 8 無属 1-3 5 -5 8 -2 白エウ娘 144 魔法 ブイヨワール 3 無属 1-2 7 -5 10 -2 混乱Ⅰ 白エウ娘 145 魔法 スリップゲーヌ 8 無属 1-3 10 -5 16 -4 混乱Ⅱ 白エウ娘 146 魔法 死への誘い 8 暗黒 1-2 7 -10 5 -5 即死 147 魔法 恐怖の接触 8 暗黒 0-0 4 20 -5 恐怖Ⅰ No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 148 魔法 魅了の接触 8 暗黒 0-0 4 20 -5 魅了Ⅰ 魔法 誘惑の微笑み 8 暗黒 0-0 4 20 -5 魅了Ⅰ混乱Ⅰ リリィ(AP01) 149 魔法 羽娘の歌声 3 電撃 1-2 5 20 2 -4 魅了Ⅰ 150 魔法 羽娘の恐歌 6 電撃 1-3 7 20 4 -4 恐怖Ⅲ 151 魔法 羽娘の魅歌 9 電撃 1-3 7 20 6 -4 魅了Ⅲ 152 魔法 堕精霊の言霊 6 無属 1-3 8 30 12 -5 魅了Ⅰ フィア=イブラム(AP05) 153 魔法 堕蒼閃牙 10 冷却 1-3 12 10 16 水流Ⅲ 154 魔法 堕嵐旋風 10 電撃 1-5 12 25 12 麻痺Ⅲ 魔法 粒子凝縮 5 電撃 1-2 5 10 5 5 麻痺Ⅰ 魔法 ブラストサウンド 8 無属 1-5 8 30 12 5 猛毒Ⅰ水流Ⅰ強酸Ⅰ炎症Ⅰ高揚Ⅰ No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 魔法 水流槍 6 冷却 0-0 5 20 10 -2 水流Ⅲ 魔法 火炎槍 6 火炎 0-0 5 -10 14 -5 炎症Ⅲ 魔法 アウエラ槍 6 無属 0-0 5 16 -8 魔法 裁きの神槍 6 神聖 0-0 10 18 -5 魔法 電撃剣 6 電撃 0-0 5 30 12 -3 麻痺Ⅲ 魔法 神撃剣 6 神聖 0-0 5 15 -5 魔法 誘惑ページ解放 0 無属 1-3 4 30 8 -4 魅了Ⅴ 魔法 感電 0 電撃 1-2 4 50 3 3 麻痺Ⅴ 魔法 フラッシュ 0 無属 1-2 5 100 20 5 5 混乱Ⅴ 魔法 双竜の大竜巻 0 無属 1-5 12 20 18 -5 No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 155 必殺 ☆天縁の機軸撃 10 地脈 0-0 12 30 20 アヴァロ フィアと隣接(互いにSP消費) 156 魔法 ☆天縁の精霊術 10 神聖 1-3 12 30 20 フィア アヴァロと隣接(互いにSP消費) 157 必殺 ☆双猫の乱捌き 10 電撃 0-0 7 10 10 イオル ミケユと隣接(互いにSP消費) 158 魔法 ☆双猫の乱雪 10 冷却 1-3 7 10 10 ミケユ イオルと隣接(互いにSP消費) 159 必殺 ☆華結地響 10 地脈 0-0 10 24 華燐結騎 フィアと隣接(互いにSP消費) 160 魔法 ☆嵐結旋風 10 電撃 1-5 10 30 16 麻痺Ⅲ 嵐燐結騎 フィアと隣接(互いにSP消費) 161 魔法 ☆流結閃牙 10 冷却 1-3 10 15 18 水流Ⅲ 流燐結騎 フィアと隣接(互いにSP消費) 162 必殺 ☆溶結乱舞 10 火炎 0-0 10 10 22 炎症Ⅲ 溶燐結騎 フィアと隣接(互いにSP消費) 163 必殺 ☆虚無の紙時雨 0 暗黒 1-3 7 10 30 霊虚ニ舞イ人ノ傀 愛ヲ模リと隣接(互いにSP消費) 164 魔法 ☆虚無の闇時雨 0 暗黒 1-3 7 30 10 愛ヲ模リ咲ヒメル傀 霊虚ニ舞イと隣接(互いにSP消費) No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 165 必殺 ☆鍛梁の機軸撃 10 無属 0-0 9 20 15 アヴァロ ディートと隣接(互いにSP消費) 166 必殺 ☆鍛梁の機軸射撃 10 無属 1-4 9 20 15 ディート アヴァロと隣接(互いにSP消費) 167 必殺 ☆神速一番刀 10 火炎 0-0 12 10 20 10 キスニル ミクシュアナと隣接(互いにSP消費) 168 必殺 ☆神速一番槍 10 神聖 1-4 12 10 20 10 ミクシュアナ キスニルと隣接(互いにSP消費) 169 魔法 ☆双龍氷炎 10 火炎 1-5 20 10 30 ベリアル フォルネウスと隣接(互いにSP消費) 170 必殺 ☆蒼炎乱舞 10 冷却 0-0 20 10 30 フォルネウス ベリアルと隣接(互いにSP消費) 魔法 ☆双闇の爆発 10 無属 1-3 15 -5 27 リリィ(AP01) ヴァレフォルと隣接(互いにSP消費) 必殺 ☆盗獅子の乱剣 10 無属 1-3 15 -5 27 ヴァレフォル(AP01) リリィと隣接(互いにSP消費) No 分類 名称 CP 属性 射程 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 範囲 [部分編集] 修正パッチ1.07適応済み NoはAP全て未適応の状態、APを適応することでNoにズレが生じます No 分類 名称 CP 属性 射程 範囲 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 充填 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 001 範必 ブレスM 10 物理 1-1 拡散3 8 -15 12 3 002 範必 クェイクブレスM 10 地脈 1-1 拡散3 12 -15 12 3 混乱Ⅰ 003 範必 アクアブレスM 10 冷却 1-1 拡散3 12 -15 12 3 水流Ⅰ 004 範必 ファイアブレスM 10 火炎 1-1 拡散3 12 -15 14 3 炎症Ⅰ 005 範必 サンダーブレスM 10 電撃 1-1 拡散3 12 -15 16 2 麻痺Ⅰ 006 範必 ポイズンブレスM 10 暗黒 1-1 拡散3 15 -15 30 3 猛毒Ⅰ 007 範必 絶氷の銀世界M 10 無属 1-1 拡散3 12 10 28 3 008 範必 雷府竜の轟雷M 10 電撃 1-1 拡散3 12 10 34 2 麻痺Ⅱ 009 範必 雷府ストームM 10 電撃 1-1 拡散3 10 -5 5 3 麻痺Ⅰ 成竜型カトリト 010 範必 雷府トルネードM 16 電撃 5-5 円形2 16 -5 10 4 麻痺Ⅱ 成竜型カトリト No 分類 名称 CP 属性 射程 範囲 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 充填 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 011 範必 雷府バーストM 25 電撃 0-0 自己2 20 -10 30 5 麻痺Ⅲ 成竜型カトリト 012 範必 大暴れM 10 物理 0-0 自己2 10 10 25 3 013 範必 触手乱舞M 10 物理 0-0 自己2 15 10 12 3 014 範必 鎌撃乱舞M 10 物理 0-0 自己2 10 10 10 3 015 範必 毒霧M 8 暗黒 1-1 拡散3 8 -10 8 5 猛毒Ⅰ 016 範必 全弾発射M 25 無属 5-5 円形2 20 -5 30 5 017 範必 神速双剣術M 10 物理 1-1 直線5 8 -1 10 3 018 範必 回転双剣術M 10 物理 0-0 自己2 12 -5 15 3 019 範必 紅蓮双剣術M 10 無属 0-0 自己2 8 -1 17 2 020 範必 光分子砲M 30 無属 1-1 直線5 15 20 30 5 No 分類 範必~名称 CP 属性 射程 範囲 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 充填 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 021 範必 改修型光分子砲M 30 無属 1-1 極太5 20 30 40 5 022 範必 広範囲間欠泉M 10 冷却 1-1 直線5 15 10 5 2 水流Ⅰ 範必 ぶん回しM 10 無属 0-0 自己2 8 10 10 3 範必 巨大岩落としM 10 無属 5-5 円形2 12 -5 20 4 範必 在庫崩壊M 15 無属 1-1 極太5 10 20 15 3 範必 ヒキダシ乱舞M 20 無属 0-0 自己2 15 -5 25 3 範必 触手乱舞・改M 10 無属 0-0 自己2 8 30 10 4 023 範支 元に戻る 0 - 0-0 - - - 思春期カトリト・成竜型カトリト 024 範支 成体解放 0 - 0-0 - - 5 カトリト No 分類 名称 CP 属性 射程 範囲 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 充填 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 025 範支 雷竜府 0 - 0-0 - - 5 カトリト 026 範回 癒しの風M 10 神聖 0-0 自己2 20 99 3 嵐燐結騎 HP30回復 027 範回 大いなる癒し風M 20 神聖 0-0 自己2 50 99 3 嵐燐結騎 HP100回復 028 範魔 大地の共振M 16 地脈 1-1 拡散3 9 50 30 3 混乱Ⅰ 029 範魔 雪だるま行進M 8 冷却 1-1 直線5 8 5 7 2 水流Ⅰ ミケユ 030 範魔 雪だるま雪崩M 12 冷却 1-1 極太5 12 -10 20 5 水流Ⅲ ミケユ 031 範魔 凍結M 8 無属 0-0 自己2 6 10 20 10 5 032 範魔 氷垢螺の氷柱M 20 無属 1-1 直線5 15 15 35 3 033 範魔 火炎噴射M 8 火炎 1-1 直線5 7 -10 3 2 炎症Ⅰ No 分類 名称 CP 属性 射程 範囲 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 充填 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 034 範魔 咲き乱れ炎龍M 20 火炎 0-0 自己2 25 45 5 炎症Ⅴ ベリアル 035 範魔 贖罪の雷M 15 電撃 0-0 自己2 10 10 25 -10 3 麻痺Ⅱ 036 範魔 爆裂光柱M 12 神聖 0-0 自己2 9 10 20 10 3 リシュ 037 範魔 贖罪の爆裂神柱M 20 神聖 0-0 自己2 18 10 35 10 5 リシュ 038 範魔 光霞M 16 神聖 0-0 自己2 6 10 8 -10 3 039 範魔 贖罪の光霞M 26 神聖 0-0 自己2 8 20 15 -10 3 範魔 まくら投げM 20 神聖 1-1 極太5 12 30 20 -10 3 040 範魔 ティルワン闇界M 16 暗黒 3-3 円形2 6 12 3 ロズリーヌ 041 範魔 ティルワン絶界M 25 暗黒 3-3 円形2 10 25 5 ロズリーヌ No 分類 名称 CP 属性 射程 範囲 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 充填 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 042 範魔 悪族の怨念M 16 暗黒 3-3 円形2 8 30 2 043 範魔 強酸の暗礁壁M 20 暗黒 5-5 円形2 12 -10 40 10 5 強酸Ⅱ 044 範魔 歪の世界M 20 無属 5-5 円形2 12 30 50 5 045 範魔 縁の導きM 20 無属 0-0 自己2 20 20 30 15 5 046 範魔 小隕石招聘M 20 無属 3-5 円形2 15 -15 35 3 047 範魔 精霊収束波動M 20 無属 3-3 円形2 15 10 35 3 048 範魔 堕精霊の絶叫M 20 無属 0-0 自己2 9 -5 35 3 恐怖Ⅲ フィア=イブラム(AP05) 049 範魔 天縁神の光柱M 20 無属 1-1 極太5 12 30 40 3 範魔 大炎上M 10 火炎 1-1 極太5 10 20 12 3 炎症Ⅲ No 分類 名称 CP 属性 射程 範囲 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 充填 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 範魔 ハートブレイクM 8 無属 3-3 円形2 12 100 5 3 即死 範魔 大放電M 10 電撃 0-0 自己2 8 50 8 3 麻痺Ⅲ 範魔 爆裂光弾M 12 神聖 3-3 円形2 10 5 18 20 3 範魔 水冷噴射M 15 冷却 1-1 直線5 8 10 12 2 水流Ⅲ 範魔 大地崩壊M 18 地脈 0-0 自己2 15 30 30 3 050 範魔 魔弾装置M 10 無属 1-1 直線5 5 - 051 範魔 石弾装置M 10 地脈 1-1 拡散3 5 - 052 範魔 水流装置M 10 冷却 1-1 極太5 5 - 水流Ⅰ 053 範魔 火柱装置M 10 火炎 1-1 直線5 5 - 炎症Ⅰ No 分類 名称 CP 属性 射程 範囲 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 充填 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 054 範魔 落雷装置M 10 電撃 0-0 自己2 5 - 麻痺Ⅰ 055 範魔 小隕石装置M 10 無属 3-3 円形2 5 - 056 範必 鉄球装置M 10 物理 1-1 直線5 5 - 057 範必 機軸弩装置M 10 物理 1-1 直線5 5 - 058 範回 回復陣M 10 - 0-0 自己2 5 99 - HP30回復 059 範支 鉄壁陣M 10 - 0-0 自己2 5 99 - 物防Ⅰ魔防Ⅰ 060 範支 進撃陣M 10 - 0-0 自己2 5 99 - 物攻Ⅰ魔攻Ⅰ 061 範支 敏捷陣M 10 - 0-0 自己2 5 99 - 回避Ⅰ速度Ⅰ 062 範支 英雄陣M 10 - 0-0 自己2 5 99 - 物攻Ⅰ物防Ⅰ魔攻Ⅰ魔防Ⅰ速度Ⅰ No 分類 名称 CP 属性 射程 範囲 SP消費 命中 回避 物攻 物防 魔攻 魔防 敏捷 痛打 充填 攻撃効果 習得味方ユニット 備考 スキル詳細 [部分編集] 同系統スキル 同系統のスキルを同時に装備すると下位のスキルは灰色表示になり発動しなくなる。 例:隠密Ⅱ>隠密Ⅰ 必殺・魔法では問題ない。 見切りと白刃流し、盾と氷盾など似た系統のスキルも問題ない。 鍛梁師と発掘なども問題ないが、この場合発掘は無駄になる。 同一スキルを同時に装備した場合も片方のスキルが灰色表示になり発動しなくなる。 なので努力家×2で経験値うはうはとかはできない。 吸収 不死、霊体に対しての攻撃では発動しない。 カウンター・即死反撃 反撃するスキルなので、反撃不可能(一方的に攻撃されている)な場合は発動せず、そのためこのスキルによる回避もできない? 反射 説明にもあるように、攻撃を跳ね返すスキルではなく、受けるダメージを肩代わりさせるスキルである。 反射される側の防御力や耐性は影響しない。 そのため、例えば地脈耐性が吸収のユニットが地脈属性攻撃を行い、それを反射された場合でもダメージを受ける。 なお、猛毒・炎症などの効果付きの攻撃を反射された場合、こちらがその効果判定を受けることになる。 即死効果を反射して相手を自滅させることもある。 援護防御等 援護防御や女神援護などが発動するには戦闘を行っているユニットに隣接している必要がある。 そのため、近接攻撃をする場合、移動先(攻撃目標)のマスに隣接するようにスキル所持者を配置する必要がある。 (近接攻撃される場合や間接攻撃による戦闘の場合は援護対象の隣にスキル所持者がいればよい) 合体攻撃 頭に「☆」が付いているスキルは合体攻撃である。 使用するには各スキルごとに決められた特定のユニットと隣接している必要がある。 援護防御等と同様に、近接攻撃をする際には移動先のマスに隣接するようにユニットを配置しておく必要がある。 スキルの優先順位 (検証中) 女神援護より援護防御・盾系スキルの方が優先度が高い模様。 そのため、「女神援護で攻撃を回避しようと思ったら盾が発動してダメージを受けた」といったことが起こる。 場合によってはフィアには盾を装備しない方がよいこともある。 範囲攻撃等 攻撃(回復)範囲の例 拡散3 自 範 範 範 範 範 範 範 範 範 直線5 無 無 自 無 無 範 範 範 範 範 極太5 無 自 無 範 範 範 範 範 範 範 範 範 範 範 範 範 自己2 範 範 範 範 範 範 自 範 範 範 範 範 範 射程3 円形2 自 範 範 範 範 範 範 範 範 範 範 範 範 範
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3983.html
(清太 っぜぇ、ぜぇ・・・な、何なんだよあいつは・・・新学期早々・・・ この俺、水無月 清太は、本日晴れて小学4年生になった! でも、この記念すべき日に俺は相変わらずあの女――空出 実に追い掛け回されていたのだった そして命辛々逃げ走り、今トイレの中に隠れているところ どうやら巻いたみたいで、追ってくる様子もなかった (清太 ふぅ、良かった良かった・・・あぁ、安心したら催しちまったよ トイレトイレ・・・・・・・・・・・・あれ? ずらりと並んでいるのは個室の洋式便器 直立するタイプのものが1つも無く、ピンク色のスリッパが綺麗に整われている (清太 女子トイレかよ!? 焦って間違えてしまったらしい こんなところ見られるとまずい・・・けど実には見つかりたくない・・・ どうすれば・・・あ、個室に隠れたら良いんだ (セキエ 余計変態扱イサレルゾ (清太 ビックリした!? 大丈夫だよ、今は放課後だから人いないし (セキエ 妾ハ既ニ汝ヲ軽蔑シテイル・・・ (清太 うるせぇ!? 石に軽蔑されても別に凹まねぇよ!? こまめに振り返りながら、俺は個室に・・・何処に隠れようかな (清太 やっぱり一番奥か (セキエ 止メテオケ (清太 何で? (セキエ 嫌ナ予感ガスル (清太 安心しろよ、まさかあいつも便器から這い上がってくるなんてことはないだろうし (セキエ ソレハソレデ実行シソウダカラ困ルナ (清太 不安な事言うなって・・・ ぶつぶつ言いながら、俺は一番奥――3番目の個室――の扉を開けた すぐに閉めた (清太 #&√Д※$*¥+@Σ∀!? (セキエ 落チ着ケ (清太 っだ、だっって、ひ、人、お、女っ、の子っ、お、い、居たっ!? (セキエ 用ヲ足シテイル途中デモナカッタシ、雰囲気ガオカシカッタ (清太 そ、そう、か・・・開ける、のか? (セキエ 知ラン、好キニシロ と言われて開けてしまう俺もどうかとは思うけど 見れば、確かに蓋の閉まった洋式便器の上に女の子が座っていた パンツも脱いでなかった! おめでとう俺! まだまだ変態にはなってないよ! ・・・ところで、どうも様子がおかしい。じっと俺を睨んでいるこの女の子、人の気配がしない 都市伝説なのか?・・・と、ここで俺は思い出した 女子トイレ、3番目、女の子。この3つのキーワードで思い浮かぶものは―――――そう! 俺はその女の子に指差して高らかに言った (清太 お前! 「花子さん」だな!? 意味が分からなかった。言った直後にその女の子の顔が物凄く怖くなった その子は便器から降りて手を挙げると、便器から水が溢れ出て、トイレットペーパーが伸び始めた そして一言 (少女 ・・・あたしは「闇子さん」だ!!! 何て理不尽なんだ 俺の目の前に現れた「花子さん」は―――― (闇子 だから「闇子さん」だってば!!! ――――訂正、「闇子さん」は、その水とトイレットペーパーを俺に向けてきた いつものように、左手を水晶にして邪気が篭ったその攻撃を無効にする 知っての通り、「水晶は邪気を吸収する」は『あらゆる邪気を吸収し、それが篭った攻撃を無力化する』 汚い水も長い紙も、一瞬にして消えてしまった (闇子 ――――って何したのよあんた!? (清太 いや、それよりこんな狭いところで急に攻撃ってのもどうかと思う (闇子 あんたが名前間違えたからじゃないの!! (清太 だって「闇子さん」なんて聞いたことなかったし (闇子 カチーン!!! 遂に言ってはいけない事を言ってしまったわね・・・ あーぁ可哀想に、どうなっても知らないわよ? もはやこの負の想念は、あたしですら止められはしない!!! 「闇子さん」が両手に掴んだものは、縄跳びを2つ折にしたものだった それを鞭のように振って、また俺に襲い掛かった 早い、鞭もそうだけど一手一手の判断も早い 隙を突いて攻撃の一つや二つしなきゃ、とは思ってたけど、思うようにはいかないらしい 左手に続いて右手、そして両足を水晶に変えて、鞭の邪気を吸収していく そもそもトイレは広くないし、今はこれが精一杯だ (清太 っく、くそっ! (闇子 何よあんた! さっきから守ってばっかりじゃない!! (清太 じ、じゃあ、休ませろよ!? ジョークのつもりだったんだけど (闇子 良いよぉ? 水でもたぁっぷり飲めばぁ!? 「闇子さん」が手を動かすと、個室という個室の扉が全て開いて、 便器から水が溢れ出し、うねるようにこちらに迫ってきた その水の蛇を何とか受け止め、掻き消す そして気づいた (清太 やっ、べぇ・・・もしかして、終わりじゃね? (セキエ [御名答ダ。一度デモ水流ガ来レバ邪気ガ満チル。ココハ大人シク逃ゲタ方ガ賢明ダ] (清太 だよなぁ・・・ 一歩後ろに下がって、 (闇子 鬱陶しい能力ねぇ、でも今度こそ流してあげるわぁ!! (清太 あの、「闇子さん」? 悪いけど俺は――――― 『帰る』、と言いたかったのに 帰れなくなった (実 清太ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! (清太 こんな時にぃぃぃぃぃぃ!? 悪夢だ・・・俺に怒ってる女の子と俺を追いかけてる女の子に囲まれてしまった いや待て、そんなこと考えてる場合じゃない 寧ろチャンスじゃないか? (実 まさか女子トイレにいるとは思わなかったぞ清太ぁ!! 後先考えずに行動するちょっとドジなお前も俺は愛してるぞ!!! (清太 実! 何も言わずに手伝ってくれ! (実 へ? (闇子 流れろぉ!! また水の龍がうねり寄る 俺はそれを能力で何とか防いだ 吸収しきれなくなるのは分かってる、でも止めなきゃならなかった だって、実は―――― (セキエ [セ、清太、モウ無理ダ!] (清太 なっ、実にげっガボッ!? (実 お、おい清っブググッ!?!? ――――金槌だからだ (闇子 やはははははははははは!! ざまぁないわぁ!! なんか余計なのも混じってるけどいいや、とりあえず今度こそ流れろ!! 息が出来ない 外に押し流されるというより、奥に吸い込まれそうになる 近くにあった手洗い場の蛇口を掴み、必死に鼻を抓んでいる実の手を引いた 話し掛けようとしたけど、無理だった 当たり前だ、水の中なんだから (闇子 しぶといわね、早く流れちゃえばいいのに!! 外から何か聞こえた その直後に、水の流れが強まった うっかり離しそうになった手に力を入れる でもそう長くは持ちそうにない 酸素が、欲しい (セキエ [清太!?] (清太 [大、丈夫、だけど・・・] そう、“俺は”大丈夫だった 問題は、今俺が手を掴んでいる実だった 口から少しずつ空気が漏れていっている 小さい時から泳ぐどころか、水が苦手だった実 長い時間息を止めることに慣れている訳がない (闇子 仲良く手なんて繋いじゃって・・・いつまで離れずにいられるかなぁ?? こいつは・・・実は、迷惑な奴だ いつもいつも俺を追いかけて、いつもいつも俺を捕まえて、骨を折って だからこそ俺はこいつに迷惑をかけたくなかった 俺が起こしたこの問題に巻き込みたくなかった 今、俺のやるべき事はただ1つ――― (清太 こいつを助ける・・・力をくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!! 水の中で、無理矢理に叫んだ 一気に酸素が無くなって、気を失いかけた時だった 水の中なのに、身体中が熱くなった まるであの時――セキエと出会った時のような感覚 そして、 (清太 ――――――――ッ!? (闇子 えっ!? 今度は身体が――俺の身体が、氷のように冷たくなった (清太 ・・・あ、れ? 普通に、声が出せる 一応だけど、呼吸もできる でも問題はそこじゃない 俺の目の前に広がる光景が、がらりと変わっている もうトイレじゃなかった 分厚い氷河にでも入ってしまったんじゃないかと思えるくらい綺麗な光景 ―――そう、“氷” 俺も実も、水の中ではなく、氷の中に入っていた (清太 どう、なって・・・ (セキエ [清太・・・汝、何ト言ウ事ヲ・・・] (清太 は?何が? (セキエ [己ノ手ヲ見テミヨ] (清太 手を見ろって―――――――――――あっ!? 水晶化した俺の手 でもいつもと違う 白い冷気が、腕を伝って下へと落ちていっていた (清太 こ、これ・・・水晶じゃなくて・・・氷? (セキエ [イヤ、正真正銘“水晶”ダ] (清太 え、だって――― (セキエ [「水晶は永久的に凍ったままの氷」ダ、トイウ説ガアッテナ ドウイウ訳カ知ランガ、汝ト契約シテシマッタラシイ] (清太 ・・・それって、師匠と同じマルチスキル? (セキエ [良ク分カランガ・・・多重契約シテシマッタ事ニ違イナイ] 状況を整理しよう どうやらこの俺、水無月 清太は、たった今多重契約というものに成功してしまったらしい・・・自覚ないけど (闇子 な、何よこれ!? こんなの聞いてないわよ!? 突然現れた氷の塊に驚いたのか、「闇子さん」はまた縄跳びを鞭のように使って、 それで何度も何度も叩くと、氷はガラガラと崩れていった 実を守rじゃない、庇うようにして俺は氷を払い除けていった (清太 どうも、動き辛かったんだ (闇子 自分でやった癖に・・・ふざけんなぁ!!! 4度目の、便器からの水流 俺達を飲み込もうと、大蛇が口を開けるみたいに迫ってきた (清太 ・・・えっと、こう、かな? 右手を水晶にして、水の大蛇に向けて差し出した その手はゆっくりと冷気を漂わせ、大蛇に触れた (闇子 ―――――――えぇっ!? キラリと輝く永遠の氷 その美しい姿を保つ為に、俺に与えられた力は―――“冷気” 俺の手に、俺の氷に触れた全ての物は、 (清太 凍れぇ!! 瞬間的に、“氷”へと変わる! (闇子 ~~~~~~~~~~~っ!!?? つっ、冷たっ・・・!? 大蛇の氷像に埋もれてしまう形で、「闇子さん」は少し大人しくなった 口も塞げたらよかったんだけど、まぁいいや (清太 ・・・よし、もう終わりにしてやる・・・ 一歩、また一歩と「闇子さん」に近づいた 「闇子さん」は睨んでいるが、ちょっとだけ顔が引き攣っていた (闇子 ・・・何よ、やるならやればいいでしょ!? 涙混じりに吐き捨てたけど、俺は耳も向けずに、勢いよく振り下ろした (清太 ―――――――ごめん!! 頭を (闇子 っへ!? な、ななななななな何なのよいきなり!? (清太 だって、確かに俺も実も死にそうになったけどさ、お前を怒らせたのって、元はと言えば俺だし・・・だから、ごめん 氷を殴って崩し、「闇子さん」を解放する 自由になってまず服の埃をはたくようなそぶりを見せて、彼女はまた俺を睨むと、 (闇子 ・・・ふ、ふん! べ、別に怒ってなんかないんだからね!! た、ただ暇だったから遊びたいなーとか思っただけよ! あー楽しかった! (清太 え、ツンデレ? (闇子 誰がツンデレよ!? っていうか何で女子トイレに男のあんたがいるのよ変態! (清太 今更!?ってか、誰が変態だ!? (闇子 あんたしかいないでしょうが! さっさとそこの女連れて出て行きなさいよバーカ!! 粗方文句を言い終えると、「闇子さん」は奥の個室へと入っていき、ばんっ!!とドアを閉めた 同時に、彼女の気配も無くなった (清太 ・・・お、終わったのか・・・疲れた、何だったんだ一体・・・ (セキエ [・・・フフ] (清太 何だよ、急に 掌を広げると、手が元に戻って、中から水晶のペンダントが出てくる (セキエ イヤ、ナ・・・成長シタナ、汝モ (清太 ッ!? し、知るかバカ! そ、それより実を・・・ 実はまだ起きてなかった 息はしてるみたいだけど・・・どうしよう (清太 こういう時は・・・保健室、だよな? 仕方ないので、俺は実を背負って保健室に連れていく事にした 何か尻だとか太腿だとか触っちゃってるけど、姉ちゃん以外に興味ないから別に―――― (実 この時を待っていたぞ・・・ (清太 はっ!? 遅かった 完全に、後ろから身体を掴まれてしまった (実 うおおおおおおおおおおお清太あああああああああああああ!!!! 助けてくれてありがとおおおおおおおおおおおお愛してるうううううううううううううう!!!! (清太 ギャアアアアアアアアアアア骨がああああああああああああああああ!!!??? 新学期早々、不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! ...see you NEXT 前ページ次ページ連載 - 邪気殺し
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/545.html
思春期を殺した少年の翼 ◆mist32RAEs 玄関を開けてすぐのところにソレはあった。 様々な種類の草木が周囲に生い茂る、外見だけがおんぼろな山中の洋館。 その出口から出てきたヒイロとファサリナを出迎えたのは少女の死体だった。 茂みの真ん中に投げ出された血まみれの死体だ。 上等な服にいくつもの銃創。そこから溢れ、すでに生乾きの赤黒い液体。 よく見れば身体のそこかしこに死斑が浮き出ており、耳や鼻から血液混じりの体液が垂れ流され始めている。 生前はさぞかし見目麗しい少女であっただろう。 だが今は誰もが目をそむけるほどに死の気配を振りまいているだけの物体に成り果てた。 これが死だ。 人がモノになる。 そこに幻想はない。 人が腐り果てる。 そこに美しさなどない。 ソレはもう人ではない。 「リ……リリー……ナ……」 それはヒイロの掠れた声だった。 ファサリナは少なくともここで出会ってから、この少年のこんな声を聞いたことはなかった。 鍛え上げられ、引き絞った若い身体が微かに震えている。 何があろうとも動揺とは無縁と思われた鉄面皮のこの少年が、だ。 それだけでファサリナはヒイロの心中を察した。 この死体の首元を見れば、自分たちと同じ境遇であることは容易く知れる。 そしてヒイロの知る人物であることも彼の反応を見れば一目瞭然だ。 ファサリナにその名前を教えなかったのは警戒していたが故だろう。 ゼクス、トレーズなどの名前とは違う、迂闊には教えられない大事な名前だったはずだ。 その名前の持ち主である少女。この目の前の死体が……リリーナ。 下手に声などかけられない。 ゆえにヒイロの呟きを最後として、この場に空虚な静寂が満ちていった。 今は彼は何を思うのだろう。 ファサリナがヒイロについて知ることはあまり多くない。それゆえにその心中を慮ることなどできなかった。 佇む少年は動かない。まるで一枚の写真のようにファサリナの見る風景は固まっていた。 「…………少しお伺いしてもよろしいでしょうか、ヒイロ」 無視しているのか聞こえていないのか、反応はなかった。 ただ立ち尽くして少女の死相を凝視している。 その視線を遮るようにしてファサリナはかつてリリーナと呼ばれた少女の遺骸へ、そろりと身を寄せた。 その手には洋館の内部から携えてきたカーテンの布地がある。 ヒイロが動かぬ間に館の中から調達してきたのだ。 それをイスラムの女性が纏うスカーフのようにしてリリーナの身体へ巻きつけていく。 「何のつもりだ……」 弱々しく呟くように。 その声には力がなかった。 「この方は貴方の大事なひとなのでしょう……?」 「何のつもりだと聞いている」 やや強い声。 だがいまだに虚ろな感情を隠せるほどのそれではない。 「弔う前にせめて死化粧を」 「……化粧?」 「ええ、この方の姿を見ることができるのはこれで最後。ならば出来る限り美しく、貴方の想い出の中へ刻んであげたいと思います……」 手櫛で髪を軽く整え、顔の汚れをカーテンの裾で丁寧に拭きとってやる。 ヒイロはその作業を邪魔しない。佇み、ファサリナがリリーナを清める作業を言葉ひとつ発さず見つめていた。 自分の背後に立つ少年は今、悲しみとともにこの少女の記憶を己の脳裏に焼き付けているのだろう。 それでいい。肉体は死んでもその生前の記憶は誰かの心の中に残る。 ならばその死者はその思い出の中で永久に生きることになると、同志たるカギ爪の男はそう言っていた。 ファサリナの記憶の中にはあの優しげな微笑が今でもはっきりと思い出せるほどに深く刻まれている。 そう、例え肉体は死んだとしても自分の中で同志は生き続けているのだ。 だからこその理想のために躊躇わずこの身を捧げることができる。平和と調和を目指すその想いが胸の中にある。 ヒイロにもそうあって欲しい。この少年は強い。安々と悲しみに折れるような人間ではないだろう。 だがこの島に連れ去れられてきた現状のファサリナにとっての唯一の希望たる彼には、自分と同じ気持ちを理解して欲しい。 無愛想だが妙に誰かの気持ちに敏感なところのある不器用な彼に、自分の気持ちを理解して欲しい。 汚れた女だ。自覚はしている。 よりによって、少女の死によって悲しみにくれるヒイロ・ユイにこの自分を理解して欲しいと、浅ましくもそう言っているに等しい。 だってこの哀しみは一人で背負うには重過ぎる。傷の舐めあいでもいいから誰かの理解が、温もりが欲しかった。 同志が生きているにせよ死んでいるにせよ、その理想のために自分がやるべき事は多く、道は険しい。 その道をたった独りで行けというのか。誰かを頼りにするのはそんなにもいけないことなのだろうか。 そんなはずはない。ヒイロでも、異常とも言えるほどの強靭な精神であろうとも、そんな気持ちを少しでも抱かないはずはない。 だって彼は、ああ見えてとても優しい子だとファサリナは思うからだ。 ヒトは結局自分のことしか理解できない。 ゆえに自分の弱さを真っ直ぐに見つめられればこそ、誰かの弱さを汲み取れる優しさが生まれるのだから。 それができるなら、きっと――、 ――ごめんなさい。 この少女がヒイロにとってどんな存在なのかは知らない。 だがこころの中で謝りの言葉を呟いて、ファサリナはリリーナの唇に彼女自身の血で紅をひいた。 半ば乾いたその血は赤というより暗褐色に近い。 生前は清楚で明るい雰囲気を纏っていたと思われる快活そうな少女の猊は、白蝋と見紛うばかりの青白い肌にダークな口紅という組み合わせによって、妖艶ともいえる気配に包まれていた。 血に汚れてボロボロのドレスはその全身を包んだカーテンの布地によって隠されており、その顔はファサリナの化粧によって見違えるようだ。 茂みの緑に覆われたローブ姿の美しい少女がそこにあった。 「なぜこんなことをする」 ヒイロの質問は先ほどと同じだった。 ファサリナは全ての作業を終えて振り向き、少年の真ん前まで歩み寄る。 相手は微動だにしない。だからこちらからさらに一歩近づく。 「……答えろ」 互いの瞳の中に向き合う相手の姿が映る、それほどの近さ。 ヒイロの瞳は揺れている。それがファサリナには見えた。 「ヒトは死んでしまってもその人を大切に思う人間の記憶の中で生き続けます。それこそが思い出というものではないでしょうか」 「……否定はしない」 「それに……女は想いを寄せる殿方には一番美しい姿を見せたいと思うものです。この方もきっとそう思うでしょう」 「何を勘違いしているか知らないが、俺とリリーナは――」 ファサリナがさらに一歩踏み出した。 顔と顔が触れ合う距離。 ふわりと柔らかな風が女の匂いを含んでヒイロの肌に触れた。 そしてその発生源たるファサリナの肌も触れ――――なかった。 「ええ、ですからこれは私の一方的な勘違いです……ごめんなさい、ヒイロ」 まさに触れるか触れないかの距離で、生めかしい薄桃色の唇が言葉を紡いだ。 その言葉をくだらないと切って捨てる、そういうことをヒイロはしない。 ただ無言で答えを隠す。否定ではなく、答えることを拒絶。 「――同志が生きている確率は……殆ど無いと言っていいでしょう」 「何?」 すっと距離をとってから視線を外して、ファサリナは言った。 冷静に考えればわかることだったのだ。 「同志を付け狙う者の名前を覚えておりますか」 「ヴァン……だったか」 「ええ、彼は思い返せば同志のことを『カギ爪』と呼んでいました。おそらく彼は同志のお名前など知らないのでしょう」 「そうか……俺とお前の情報のみによる推測だが、この島には何人かの括りごとに何らかの面識がある人間同士が集められている」 名簿にファサリナの知る名前は、自分自身の他にいくつかある。 ヒイロも数こそ違えど知る名前が複数あるという。 つまり知り合いが全くいない人間はここにはいないのではないだろうか。 この何でもありのサバイバルにおいて、面識のある知り合いという存在は、徒党を組んで身を守る上でとても有効だ。 それにヒイロにとってのリリーナのように、ファサリナにとってのカギ爪のように、守りたい存在があるならばこそ自ら捜索のために動くだろう。 その逆としてヴァンという男のような誰かの命を付け狙う人間という存在にとっても、理由こそ違えどその誰かを探しに自ら動く動機となる。 自分だけの命が大事なら、どこかに引きこもっていれば生存確率は格段にアップする。 だが皆がそうしていたら、ほとんどのプレイヤーは遭遇する確率が激減、殺し合いも発生する確率は同様に低くなる。 結果、帝愛の言う『ゲーム』はつまらないものになるだろう。少なくとも自分たちを監視して殺し合いを眺める存在にとっては。 ヒイロもファサリナも知人の捜索にあたって一人での単独捜査に限界を感じているからこそ、こうして行動をともにしているのだ。 それがないならわざわざ危険を承知で歩きまわったりはしない。見知らぬ誰かと組むこともなかったろう。 帝愛はそれを見越してこのような人選をしたのだとしたら。 「ヴァンという男が名簿を見たとき、カギ爪の本名が書かれていたとしてもそれが目的の人物とはわからない……」 「ええ、ですから彼にもわかるように『カギ爪の男』と書いたのでしょう」 理屈は合う。 ヒイロもそれを認めた。 だがそれを認めるということはファサリナ自身が最も認めたくない想像を認めることと同義だ。 「それを受け入れてこれからお前はどうする気だ」 「同志の理想を果たすために動きます。同志の想いは私の胸の中で生きている。私はそれを実現させなければなりません」 「生き残って同志とやらの代わりを果たすために動くか。それがこのゲームに乗るということなら……」 ――お前を殺す。 ヒイロは無言でそれを伝える。 その瞳の中に最早、揺れは無い。 「ヒイロ、貴方の中のリリーナさんは貴方に何を望むのですか?」 「質問の意味が理解できかねる。わかるように言え」 「貴方が最も守りたかったヒトはもうこの世にいないのですよ? そしてそれは私も同じ」 ファサリナはそっと悲しげに眼を伏せた。長いまつげが濡れた瞳に被さり、眼から透明な液体を溢れさせる。 ヒイロ・ユイはたしかに強い。だがその強さはその若さには余りにも似あわず、ゆえにファサリナの眼には歪に映った。 感情を肯定するも、自身の感情そのものは完全に制御しているように見える。 まるで恐怖を知らない、完璧に訓練された兵士のようだ。 そんな彼が揺れたのはこの少女の死を見つめた時だけだった。 土壇場でも揺らぐことなく、自分の生き死にの境目ですらクールに状況を見つめることができるにも関わらずだ。 リリーナという少女がヒイロの大切な人物だということは誰にでもわかる。 しかしそのような人間らしい感情を持ち合わせているのに、なぜこうも自分を生き死にの埒外へと捨てられるのか。 ファサリナには未だにヒイロ・ユイを完全に理解することはできない。 だが完全に理解せずともアキレス腱を握れればそれで十分。 「……だから何だ」 「私たちは……協力できるのではないでしょうか。もし主催の力が死者を生き返らせることが可能であるなら――」 「馬鹿げている。冷静になって考えろ」 「それをいうならば、私達がここへ連れ去られた事自体がすでに馬鹿げたことです」 それを完全に否定する意見をヒイロは持っていないはずだ。 ファサリナ自身、世界中で暗躍するカギ爪の組織では幹部といってよい。 そんな組織の最重要人物を拉致など、少なくともファサリナの知る世界の人間にできるわけがない。 「……だとしたら、どうする。優勝賞金の十億では、お前と俺の求める人物をそれぞれ五億×2で蘇生・帰還させればそれで終わりだ」 「私はそれで構いません。同志の胸の中で私はあの方の記憶となって、そして一つになるのですから」 「自己犠牲か……俺もそうだと何故お前は考えられる?」 きっとこの少年も同じはずだ。 少なくとも彼にとって最も大事な存在は己ではないのだ。 だから例え自身がどうなろうとも、リリーナという名の少女のことを最優先にするだろうという確信があった。 「貴方は平和を求める同志のお考えを私から聞いたときに、その思想を肯定して下さいました。 ですが貴方はその一方で、このゲームを主催する帝愛に戦いを挑むことを躊躇っているようには見えません」 「怖気付いたのかファサリナ。奴らは確かに強大だが、お前がその力に屈するというなら、敵として排除するまでだ」 「そうではありません、貴方自身のあり方のお話をしているのです」 「俺自身だと……!」 なぜファサリナがヒイロ・ユイの事をそう思ったのか。 それは一つの疑問がきっかけだった。 平和を肯定し、だが戦いに躊躇いを見せない――矛盾したように見えるこの二つの要素は少年の中でどうやって並びたっているのか。 争いを忌避するから平和を求めるのではないのか。 ならば何故迷いなく闘争の中へ飛び込む決断を下せるのか。 その答えはおそらくこれだ。 「貴方は平和を肯定する――ですが、その平和の中に貴方が入ることを考えていない」 ヒイロは答えない。 だがその平和を担う存在がヒイロ自身でないことはファサリナにも解る。 その研ぎ澄まされたナイフのような闘争技術と冷徹な意思は、戦争のためだけに存在するものだからだ。 「貴方の言うように行動して、結果として勝利するに至ったとしましょう。ですが、その確率はどれほどのものなのでしょうか? 怖いのではありません。私の存在の全ては同志のためにあります。同志が理想を追い求めるのならば、その理想のためにこの身を捧げます。 ですが私は貴方とは目的を違えるものと思っていました。貴方が何のために戦っているのかわかりませんでしたから。 ゆえに言い出せずにおりました。貴方は強い……そして……貴方のような殿方の敵になるのは辛いことです。 ですから――」 ちゃきり。 コルトガバメントの冷たい音。 「ヒイロ……」 少年の右手が構える暗い銃口がまっすぐにファサリナを狙っている。 「もういい、わかった。お前は俺とは道を違えた。ならばここで殺す」 「いいえ、違いません。貴方は私と同じです!」 「違う。俺は、己の妄執と作戦目的を混同などしない」 「ならばなおのこと貴方の冷静な判断で見極めて下さい! 貴方の言うようなことで同志が生き返る確率はどれほどのものですか!? 私達を拉致してきた彼らの言う事を鵜呑みにすることは確かに危険かも知れません。 ですが普通は、わざわざここまで大規模な仕掛けを施してまでこんな回りくどいことをするでしょうか!?」 そうだ。 相手は――帝愛は普通ではないのだ。 どうやって自分たちを連れさってきたのか分からない。 どうやっていつの間に爆弾首輪を取り付けたのか分からない。 どうやってこのデイパックに質量を無視した荷物を入れられるようにしたのか分からない。 「彼らに勝てますか? よしんば勝ったとしても私達の求める人間を生き返らせることができなければ、それは勝利でも何でもありません。 つまり彼らが生き返らせる技術を持っていることを信じなければ、貴方の作戦は成り立たない。 貴方は帝愛の常軌を逸した『魔法』を信じているのです! 人を、人間を生き返らせることが可能だと!」 「……!!」 ヒイロの表情が変わった。 眉間に険しい皺がよって、その秀麗な眉目を歪ませている。 ぎりっ、と歯が軋む音が聞こえてきそうなほど唇の端に力がこもっているのがわかる。 「もし貴方が……自らの命すら捨ててこの方を救いたいと願うのならば、私たちは協力できるはずです。 二人で生き残りましょう。私達全てを生きながら拉致した相手と戦うよりは、勝率は遥かに高いのではないですか?」 「…………最後に残ったお前が俺を裏切り、同志と二人で生還する可能性もありえる」 「その時はどうぞ……約束のとおりにしてください」 ――お前を殺す。 以前、ヒイロはファサリナにそう言った。 ファサリナの提案では、優勝者となるのはヒイロ・ユイ。 そして望みはリリーナとカギ爪の蘇生と帰還。 自身の生死は度外視。 だがファサリナとて何の計算もなしでこの少年を信じたわけではない。 このようなことを約束しようと、最後まで生き残ることができなければ一切の意味を成さないのだから。 今の段階ではどうとでも言えるただの口約束でしかない。 その時になってヒイロが信じるに値しない相手と分かったならば、その時はその時だ。 だが彼がファサリナが感じた通りの人間だったなら――ヒイロに殺してもらえるのは悪くないことかもしれないとファサリナは思っていた。 「先程、私に手榴弾を分けていただいたお返しです……もし協力していただけるなら、これを」 「ゼロシステムだと……!?」 前もって確認しておいたファサリナの支給品のひとつだ。 携帯できるようにメット型になっており、これをかぶる事で効果を発揮できるらしい。 だがいまいちデザインがごつくて気に入らず、そして説明書きに書いてあったリスクの大きさゆえに今まで使おうとは思わなかった。 だが強靭すぎるほど強靭な精神を持つこの少年ならば、もしかしたら有効に使えるのではないだろうか――そう考え、ヒイロに渡そうと思ったのだ。 「ククク……ハハハハ……ハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」 メットを手にとって説明書きを読み終わったヒイロは突如として笑い出した。 彼のこんな行動など全く予測していなかったファサリナは思わず首をかしげながらも問う。 「ヒ、ヒイロ? いったい……」 「……いいだろう。ならばお前の選んだ未来が正しいかどうかゼロに聞いてやる……!」 戸惑うファサリナをよそに、皮肉気な形に口元を歪めながらヒイロはおもむろにそのメットを被ってスイッチを入れた。 ブゥン、という起動音と、続いて甲高い電子音。 その連続する音はモーターが回転数を上げるように、どんどん速くなっていった。 「ぐっ……」 「ヒイロ……!?」 ――――そして少年は血塗られた未来を垣間見る。 ◇ ◇ ◇ 殺した。 殺し続けた。 ナイフで、銃弾で、毒で、爆弾で、モビルスーツで。 貫いた、切り裂いた、燃やした、沈めた、押し潰した。 一度としてその意味を疑わず、その価値を慎重に推し量り、弱者の声なき声の代弁者として、己の感情など一切顧みることなく。 地球政府に立ち向かい、凶弾に倒れたコロニーの英雄――ヒイロ・ユイの名を与えられたのはそのためだ。 少年の肉体はコロニーのためにあった。 少年の感情は平和を求めるものたちのためにあった。 少年自身のために少年が動くことなど何一つとしてなかった。 だからこんなことはいつもどおり。 いや――もしかしたら名もなき少年は今、初めて己自身の中から沸き起こった感情に従ったのかもしれない。 平和を創り上げるのは彼女の役目だ。 自分は戦うことしかできないから。 だから平和をもたらすことができたなら、彼女に自分は必要ない。 殺した。 死んだ。 殺した。 死んだ。 殺した。 死んだ。 たくさん、たくさん、たくさん、たくさん――――だから、どうした。 「命なんて安いものだ…………特に俺のは」 ――――――――――リリーナ。 ◇ ◇ ◇ 「ぐううっ! はぁっ……はぁっ……」 「ヒイロ!」 息も荒く、ヒイロは膝をついてかぶっていたそれを脱ぎ捨てた。 どさりと草のうえにヘルメットが落ちる。 そこへファサリナが心配そうな表情で駆け寄った。 「大丈夫ですか!? 貴方ならと思ったのですが、やはり……」 「いや……問題ない」 ゼロが見せた未来はすでになく、ヒイロの目の前にはファサリナの心配そうな表情と、そしてリリーナの遺体。 状況を確認する。訓練によって身体に無意識レベルで染み込んだ行動。 身体能力問題なし。 精神面、ゼロシステムからの回復まで数秒。 肉体の動きを確認するようにゆっくりと立ち上がった。 「ファサリナ――」 「はい」 第二回の放送が近い。 太陽が真上でギラギラと輝きながら二人を見つめていた。 その光に照らされたファサリナは、どこか写真のようにぼんやりとヒイロの瞳に写っていた。 「答えは出た。俺は――――」 C-3/憩いの館/1日目/昼】 【ファサリナ@ガン×ソード】 [状態]:健康 [服装]:自前の服 [装備]:ゲイボルグ@Fate/stay night [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1個(確認済み) M67破片手榴弾x*********@現実(ヒイロとはんぶんこした) 軽音部のラジカセ@けいおん(こっそりデイバックに入れた) [思考] 基本:ヒイロと協力、無理だと判断した場合単独で殺し合いに乗る 1:ヒイロと共に行動する 2:間欠泉を調べ終わったら、早く新しい同士を集めたい 3:なるべく単独行動は避けたい 4:ゼロなどの明確な危険人物を排除。戦力にならない人間の間引き。無理はしない。 [備考] ※21話「空に願いを、地に平和を」のヴァン戦後より参戦。 ※トレーズ、ゼクスを危険人物として、デュオ、五飛を協力が可能かもしれぬ人物として認識しています ※ヒイロを他の惑星から来た人物と考えており、主催者はそれが可能な程の技術を持つと警戒(恐怖)しています ※「ふわふわ時間」を歌っている人や演奏している人に興味を持っています ※ラジカセの中にはテープが入っています(A面は『ふわふわ時間』B面は不明) 【ヒイロ・ユイ@新機動戦記ガンダムW】 [状態]:左肩に銃創(治療済み) [服装]:普段着(Tシャツに半ズボン) [装備]:基本支給品一式、ゼロシステム@新機動戦記ガンダムW コルト ガバメント(自動銃/2/7発/予備7x5発)@現実、M67破片手榴弾x*********@現実(ファサリナとはんぶんこした) [道具]:B-2と記された小さな紙切れ@現実 『ガンダムVSガンダムVSヨロイVSナイトメアフレーム~戦場の絆~』解説冊子 [思考] 基本:??? 1:リリーナ…… [備考] ※参戦時期は未定。少なくとも37話「ゼロ対エピオン」の最後以降。 ※D-1エリアにおいて数度大きな爆発が起こりました。 ※ヴァンを同志の敵と認識しています ※ファサリナの言う異星云々の話に少し信憑性を感じ始めています。 ※ファサリナのことは主催に対抗する協力者として認識しています。それと同時に、殺し合いに乗りうる人物として警戒もしています。 【ゼロシステム@新機動戦記ガンダムW】 正式名称「Zoning and Emotional Range Omitted System」(直訳すると「領域化及び情動域欠落化装置」)。 分析・予測した状況の推移に応じた対処法の選択や結末を搭乗者の脳に直接伝達するシステムで、端的に言うと勝利する為に取るべき行動を予めパイロットに見せる機構である。 高性能フィードバック機器によって脳内の各生体作用をスキャン後、神経伝達物質の分泌量をコントロール。 急加速・急旋回時の衝撃や加重等の刺激情報の伝達を緩和、或いは欺瞞し、通常は活動できない環境下での戦闘行動を可能とする。 更に外部カメラ、センサーによって得た情報を、パイロット自身の視聴覚情報として伝達する事も可能である。 しかし本システムが提示する戦術とは、基本的に単機での勝利を目的としたもので、目的達成の為であればたとえ搭乗者の意思や倫理に反する行為も平然と選択する。 状況によっては搭乗者自身の死や機体の自爆、友軍の犠牲もいとわない攻撃など、非人間的な選択が強要される事もあり、これがパイロットの精神に多大な負担をかける。 そのため、ただゼロシステムを使うだけではシステムに命令されるがまま暴走するか、もしくは負荷に耐え切れず精神崩壊・廃人化を招く恐れがある。 本システムを体験したデュオ・マックスウェル曰く、「まともな人間に扱える代物ではない」とのこと。 ヒイロはエンドレスワルツの五飛戦において、このシステムの命令を完全に捩じ伏せながら戦っていた。 このロワ内では携帯できるようにメットの中にシステムが内蔵されている。外見デザインはTV版最終決戦でドロシーがかぶったものを参照。 時系列順で読む Back 神浄の恋せぬ幻想郷(後編) Next 「 」に挑む意思 投下順で読む Back 神浄の恋せぬ幻想郷(後編) Next 「 」に挑む意思 133 戦場の絆 ヒイロ・ユイ 171 燃えつきない流星 133 戦場の絆 ファサリナ 171 燃えつきない流星
https://w.atwiki.jp/lanove/pages/11.html
タイトル 一週間後、あなたを殺します シリーズ 一週間後、あなたを殺します レーベル GA文庫 著者 幼田ヒロ イラスト あるてら 発売日 2024/07/14 書籍情報 https //ga.sbcr.jp/product/9784815626310/ キミラノ https //kimirano.jp/detail/36508 購入ページ Amazon 楽天
https://w.atwiki.jp/kinoutun/pages/285.html
ゲーム前 青狸 こんにちは。小笠原ゲームの補修をさせていただきに来ましたー。 芝村 うまくいくとええのう 芝村 記事どうぞマイルは0 青狸 【予約者の名前】2300449:青狸:キノウツン藩国 【実施予定日時】12月9日/15:00~16:00 【ゲームの種別】小笠原ゲーム 【イベントの種別:消費マイル】 小笠原ミニゲーム(1時間):10マイル 【召喚ACE】(※小笠原のみ) 結城火焔:藩国滞在:0 【合計消費マイル】計10マイル 【参加者:負担するマイル】 2300449:青狸:キノウツン藩国:入学済:10 青狸 あ、マイルは0ですか!ありがとうございます 芝村 イベントは試練だね 青狸 はい。よろしくお願いしますー! 芝村 2分待ってね ゲームログ 芝村 /*/ 火焔は退院することになったよ 青狸 おお、よかったー 芝村 今日は別れの日だ 青狸 別れですか! 芝村 キノウツンからね 青狸 ああそうか…けがの治療できてたんですもんね…。 青狸 現在の位置はどうなっていますか? 青狸 (お互いの) 芝村 キノウツンのはずれだよ。 芝村 コガに荷物が装備されている。 青狸 見送りに来ている感じですかね 青狸 火焔はこの後どこに帰ることになるんでしょう? 芝村 きけばいい 青狸 「火焔…怪我が治って本当によかった…」 火焔:「ん?ありがと」 青狸 「この後は…元いた場所に帰るつもり…?」 火焔:「もう、立派に元気な火焔様。超絶可愛い火焔様」 火焔:「FEGに住むつもりなの」 青狸 「FEGに?どうしてまた?」 火焔はあいまいに笑った。 火焔:「王様に誘われたから」 青狸 「そうか…。是空さんが誘ったのか」 火焔:「将軍にしてくれるって。あと焼き芋食べ放題」 青狸 「そりゃ破格だね」と笑います 火焔:「うん」 青狸 「…キノウツンじゃ…ダメかな?」 火焔:「みんなかわいいから。やだ」 青狸 「美少女ハンターは廃業したのかな」 火焔:「あんたのそういうところ、大嫌いだった」 火焔:「じゃあね。アララさんにはお礼いっといて、士官の口きいてありがとうって」 青狸 「待った!」 青狸 「ごめん。皮肉を言いたくてここに来たんじゃないんだ!」 火焔は無視した。 芝村 コガに顔を摺り寄せて、またがった。 青狸 「君がキノウツンを離れると聞いて、僕はもうどうしたらいいかわからなかったんだ」 青狸 手をとって「話を聞いてほしい。お願いだ」 火焔:「電話番号」 青狸 「いらない!今いいたいんだ!」 火焔は貴方の胸ポケットにメモを入れた。 火焔:「じゃあ」 青狸 「君が好きだ。君とずっと一緒にいたいんだ。」 火焔:「相変わらず子供なのね」 青狸 「そうさ。だから大人にはできないこともできる」 火焔:「例えば?」 青狸 「君に好きだといえないのが大人なら僕は子供でいい」 青狸 「こうして君を抱き寄せて引きとめることも、」抱き寄せます 青狸 「キスをすることも」します 芝村 相手はコガの上にのっている。 芝村 あなたはぴょんぴょんはねた。それだけだった。 火焔:「気持ちだけもらっておくわ」 青狸 コガの上に飛び乗ります 青狸 「子供は諦めが悪いんだ」 芝村 コガ迷惑そう。 火焔:「10年くらいまってあげる。本当の意味で大きくなって」 青狸 「10年もいらない。君が望むなら君の望む人物になれるよう努力する」 青狸 「だから、君のそばに立たせてくれないか」 火焔:「私はもう、FEGのACEよ?」 火焔:「でも同じ国だしね。今度またあいましょう?」 青狸 「君がFEGに行くというなら、僕がFEGに行ったっていい。僕は火焔のそばに居れれば、それでいい」 火焔:「キノウツンのみんなが悲しむわ」 青狸 「火焔と一緒にいられるなら、構わない」 火焔:「ほんとに?」 青狸 「前にお見合いの時国とか楽しくとか…って君は言った。 僕はその時決めたんだ。君が僕の全なんだって」 青狸 「だから、僕は全力を挙げて結城火焔に尽くす。そう決めたんだ」 火焔:「ほんとかなあ」 青狸 「誓う。これから先も、君だけは絶対に嘘をつかない」 青狸 君だけには、です 火焔:「どうしよっかなー」 青狸 「…お願いだ。信じてほしい。証を見せろというのなら何だってしよう」 青狸 真剣な目で火焔を見ます 火焔:「私を笑わせてみて?3分くらいで」 青狸 「…くすぐっちゃいけないんだよね」 火焔:「ぶっぶー失格ー」 青狸 「早いよー!」 火焔は赤い髪を揺らした。 火焔は貴方の顔を覗き込んでいる。 芝村 はやくーという顔。 青狸 キスをします 青狸 「一生かかるかもしれないけど、君を心から笑わせてみせるよ」 火焔:「はい。失格。じゃ、来年よろしく」 芝村 キスのあとでそういわれた。 芝村 落とされた。 芝村 コガが走った。 青狸 追いかけます! 芝村 はやくーを勘違いしたようだ。 芝村 致命的ミスだった 青狸 やっぱりー 青狸 まだまだ諦めません。なんとしてでも追い付いて見せます 芝村 コガにはおいつけないよ。どうする? 青狸 キノウツンですから、何かしら乗り物があると思うんですが 青狸 国境付近らしいので警備の乗り物か何かを 芝村 ふつうのうささんがあるよ 青狸 コパイは必要でしょうか 芝村 ええ 青狸 そこいらに猫士はいませんか? 青狸 いなければここまで来るのに使ったであろう乗り物を使って追いかけます 芝村 自転車だけどいいかい? 青狸 自転車でコガに追いつくのは無理ですよね…? 芝村 ええ 芝村 どうする? 青狸 ではうささんに乗り込んで一人で動かせる範囲で追いかけます 青狸 (攻撃関係を無視すればコパイなしでも何とかなるはず) 芝村 1d6で1、2、3でおいつける 青狸 ここでか…! 青狸 では 青狸 1d6 芝村 のアドイン "mihaDice" [mihaDice] 青狸 1d6 - 1 = 1 青狸 ありがとうダイス 芝村 おいついた。 火焔は腕組んでまっていた。 火焔:「遅かったじゃない」 青狸 「ごめん!本当に!」 青狸 息を切らせて走っていきます 火焔:「一つ言うの忘れてたけど」 青狸 「…」真剣に見つめます 火焔:「私、一生なんて待てないから」 青狸 「…わかった。じゃあ…毎日。これでどうかな」 火焔:「今すぐ。キスなし。3分で」 青狸 「わかった。…じゃあ行くよ」ただじっと自分の顔を火焔に見せ続けます。 汗と涙と砂ぼこりで変極まりない顔でにらめっこです 火焔:「悲しくなるからだめね」 火焔は少し笑って言った。 青狸 「もっと腕を磨くよ…!」 芝村 指摘を間違えた気がする。 青狸 「でも、笑ったよね。」 火焔:「そうだったっけ?」 火焔:「忘れちゃった?」 芝村 てへと笑われた。 青狸 「今度こそ笑った」こちらもニコッと笑います 火焔は微笑むと、貴方の頬にキスをした。 火焔:「焼き芋食い放題より価値があること見せてね?」 青狸 「うん。男の誓いはどんな料理よりすごいって言えるよう頑張るよ」 芝村 /*/ ゲーム後 芝村 はい。お疲れ様でした。 青狸 お疲れ様でした! つ、つかれた 火焔がおおあまでよかったね。 芝村 微笑青空どうぞ(笑) 青狸 ありがとうございますー。…途中はもう死にかけでした 芝村 月並みでない告白聞きたいらしくてね 芝村 凄い粘ってうそばかりついてた 青狸 らしいけどするほうからすればうあああーでしたよw 芝村 だよなあ 青狸 下手に言葉で指摘すると怒らせてしまうのでどうすりゃいいんじゃーとw 芝村 あの状況で面白いこといえるのは芸人でもいないよ 青狸 何か面白いこと言って?はボケ殺しの王道ですもんねえ 芝村 ええ 青狸 バラエティなら「そんなボケ殺しやめえや!(ワハハハ)」ですむんですけど、ここでそれはできませんでしたw 芝村 ははは 芝村 そだね 芝村 では、まあ、火焔に優しくしてもらってください 青狸 はい。いずれ抱腹絶倒させることを目標に…! 芝村 ではおつかれさまでしたー 青狸 はい、ありがとうございましたー! 青狸 それでは失礼します。お疲れ様でしたー
https://w.atwiki.jp/tsuritomo12/pages/20.html
テスト -- (。) 2013-10-23 15 21 34 セリでワンパンを落札したけど、情報がなく…進化すらまだしてないが、使ってる方いましたら進化と役に立ってるか教えて -- (名無しさん) 2015-01-22 15 58 56
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2775.html
【拝戸直の人殺し 第三話「拝戸直と口裂け女」】 拝戸直は朝早く起きると深煎りのコーヒー豆をたっぷり使ってコーヒーを淹れた。 水はただの水道水だが番屋町は山に囲まれた土地柄のため、とにかく水がおいしい。 只の水道水が他県でボトル詰めされて販売されているほどである。 だからそんな彼の淹れるコーヒーは大して飲み物の味にこだわらない人間であっても感動するようなおいしさなのであった。 「今日も良い朝だ。」 誰に聞かせるでもなくそうつぶやくと拝戸はカーテンを開ける。 春の朝日が部屋の中を暖かく照らし始めた。 それがまぶしくて拝戸は思わず片手で目を覆った。 チーン! テレビで朝のニュース番組を確認すると男の子が両親に虐待されて殺されたというよくある悲しいニュースが流れていた。 それを見て拝戸はヤレヤレと首を振ると、トースターから出てきたトーストにジャムを塗り始めた。 時刻は朝の6時30分。 彼にとっては理想的ないつもの朝だ。 「口裂け女さん、もう朝の6時30分だ。起きてくれ。」 「へ?まだ7時前じゃないですか……むにゃむにゃ。」 「まったくもってだらしないなあ、早起きできるかということはその一日を占う要素なんだ。 早く起きた朝は余裕を持って一日を迎えられるだろう? そうしたらそれだけすばらしい一日を送れる可能性が増えるじゃないか。 さ、起きてくれ。今日は君についてもっと知ろうと思っているんだ。」 「うにゃー!」 ベッドでごろごろしていた口裂け女(メイド)はあっさり布団を引きはがされた。 寒そうに丸まっている。 「朝は低血圧なのー!」 「良いだろう、ならば軽く散歩でもしないか? 体に良いぞ?ほら、おいしいコーヒーも淹れてあるしそれを飲んでからとか。」 「うー……。」 「嫌か?」 「嫌。」 「わがままなお姫様だ。メイド服だけど。 あ、そうだ。服でも買いに行かないか? さすがにメイド服だけじゃあ困るだろう。」 拝戸は口裂け女がわずかに頷いたのを確認すると自分だけで朝のランニングと洒落込むことにしたのである。 彼はジャージに着替えてランニングシューズを履くとマンションの周りをゆっくり走り始めた。 走り始めてから十秒後、彼は明確すぎるくらい明確な変化に気がついた。 なぜかやたら速く走れるのだ。 今の彼はゆっくり走っているのだが、それでも今までの自分の全力疾走くらいに速く走れる。 「そういえば口裂け女は100mを3秒で走れるんだったっけか。 なるほどねえ、良い能力だ。」 彼は口裂け女について巷で語られていることを思い出す。 たとえばいつも刃物を持ち歩いているとか。 たとえばポマードに弱いとか。 しばらく走ると拝戸はマンションの自分の部屋に戻った。 「あ、おかえりなさい。」 「ていうかお前馴染んでいるなあ……。 自分を殺した殺人鬼の部屋でのんびり朝食喰うなんてどんな神経だよ。」 「どこであってもおなかは普通に減るもん。」 「なるほど、文学的だ。」 ああ、なんてことだろう。 君はどうあっても普通を貫くんだ。 と、他人には理解できないような理由で拝戸は深く感心した。 拝戸の用意した朝ご飯を食べてから二人はとりとめもない会話を始め、それが途切れると近くのデパートに服を買いに行くことにした。 拝戸はなんだかんだ言って普通の服も用意していたので服を買いに行く服がない、なんて無様な事態にはならなかった。 下着まで丁寧に用意していた拝戸に若干というかすごく引いていた口裂け女だったが、 とりあえずメイド服で外に出るわけにもいかないので素直にそれに着替えて部屋を出た。 デパートまではとりあえず拝戸の車に乗っていくことになった。 拝戸の乗るムーブは番屋町の市街地に向けて狭い道をすいすい進んでいく。 「大学生のくせに自分の車持ってるなんてずるいです!」 「医学部に合格した自慢の息子だ。それくらいあったって良いだろう?」 「でもでも私は親に買ってもらえなかったですよ車。」 「ああー、そういや君はもう大学卒業しているのか。」 「私の方がお姉さんですね。もうちょっと敬うべきです。」 「十分敬意を払っていると思うけどね。」 「ところでお医者さんなんですか。」 「ああ、これでも精神科医志望だ。切った張ったの外科なんて野蛮きわまりないぜ。」 「精神科だってよくわからない人たちしか患者に来ないようなイメージが…… っていうかあなたがかかるべきですよ精神科には。」 「知らないのかい?いや、普通知らないか。フロイトも自らの治療のために精神医学を研究したそうだ。 彼の書いた当時の友人への手紙には明らかに精神病的な傾向が見受けられる。」 「ふーん……。」 どうやら彼の話はあまり興味を持っていただけなかったようだ。 拝戸は残念そうにため息を吐く。 「そういえば口裂け女って常に口が裂けている訳じゃないんだね。」 拝戸は彼女の口を指さす。 口裂け女はそのことに気づいていなかったようで自らの頬に触れて驚いていた。 「あれ?本当だ!」 軽く喜ぶような仕草。 やはり口が裂けっぱなしなのは嫌なのだろう。 しかし口が裂けていた方が拝戸は好みだった為、彼は少々がっかりしている。 「それ見てて気になったんだけどさ。 君は口裂け女としてどこまでのことができるんだい? とりあえず俺の足が速くなったりとか契約とやらの効果は出始めているみたいだけど……。」 よりすばらしい能力を手に入れれば よりすばらしい芸術に近づく 拝戸直はどんな能力でも自らの殺人行為に華を添えると期待していた。 「鋏とか……、出せますね。」 「鋏?なるほど、それ以外には有るか?」 「あとはまだ私自身もあなたの契約者としてのレベルも未熟なので……、 特に何もできません。あ、ちょっと力が強くなってるかも。」 「なるほど、身体能力の強化と武器を自由に出現させる力ね。 それは割と便利だな。 お、デパートついたぜ。今日は好きな服買ってやるから存分に見て回ってくれ。」 その言葉を聞くと口裂け女は少女のようにはしゃぐ。 どうやら出費がかさみそうだな、と拝戸はすこしばかり困った表情をしていた。 【拝戸直の人殺し 第三話「拝戸直と口裂け女」fin】 * 前ページ連載 - 口裂け女と人殺し
https://w.atwiki.jp/jimijimi_gabriel/pages/128.html
悪魔滝沢秀明は殺しません。 2007/4/9(月) 午前 0 59 「滝沢秀明が悪魔であなたが天使だというのが本当なら、 さっさと滝沢秀明を殺せばいいじゃないか」 という物騒なコメントつける方がいらっしゃいますが、 悪魔滝沢秀明は殺しません。ジブリールには、ある目的が あるからです。それについては、まだここには書きません。 天使チームにはすでにその「理由」について、教えてあります。