約 187,195 件
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/2457.html
ニコニコ動画/【実況】いい大人達が闘いの挽歌を本気で遊んでみた。【絶叫】 2013-07-11 【実況】いい大人達が闘いの挽歌を本気で遊んでみた。【絶叫】part4 【実況】いい大人達が闘いの挽歌を本気で遊んでみた。【絶叫】part3 【実況】いい大人達が闘いの挽歌を本気で遊んでみた。【絶叫】part2 【実況】いい大人達が闘いの挽歌を本気で遊んでみた。【絶叫】part1 ◇◆『ニコニコ動画/いい大人達』へ ◇◆『ニコニコ動画』へ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/11246.html
私は生徒会室で、ぼうっと頬杖を突いて窓の外を眺めていた。 傾いた夕日の光が真っ直ぐに私の目を刺す。 それでもしばらく外を見続け、四、五人の女子高生の集団が談笑しながら帰っていくのを見て、私は生徒会室を後にした。 今日も負けてしまったわけだ。 校舎の外に出ると、自分の影が実際の身長よりも長く、不恰好に伸びているのに気がついた。 影を踏みつけながら、夕陽の方へ歩いて行く。 校門の近くで、生徒会室から見えた女子高生たちとばったり会った。 そのうちの一人がへらっと笑って、 「あ、和ちゃん今帰るの? なにやってたの?」 なんて言うものだから、私は 「生徒会の仕事があったのよ」 と言いながら、彼女が自分の幼馴染であるということが、事実であるのか疑ってしまう。 ふうん、と彼女はどうでもよさそうな返事をしたから、私はカチューシャで髪を留めた女の子に向かって、 「律、行動の使用許可、忘れないようにしなさいよ?」 などと言って、彼女たちに手を振った。 幼馴染の影をぎゅっと踏みつけて、私はさっさと歩いていく。 途中振り返りそうになったけれど、後ろにいるのは楽しそうに笑う女の子たちだけだろうから、止めた。 私は帰路を歩きながら考える。 最近幼馴染との関係が希薄になってきているような気がする。 私に頼らずとも良くなったということだろうか。 嬉しいことなのか。多分、そうなんだ。 うじうじと考える私を、相変わらず夕陽は真っ直ぐに照らしていた。 「ただいま」 そう言って家の扉を開けたときには、少し汗ばみ襟足が湿っていた。 ぱたぱたと手で首もを仰ぎながら、冷蔵庫からカルピスを取り出して水で薄めた。 甘い味が口に広がる。 「……ま、悩むよりは行動、ってね」 そう自分に言い聞かせて、 「独り言はやめたほうがいいよ?」 そんなことを言いながら横からカルピスの原液を取り、自分のコップに入れようとしている弟を小突いた。 「独り言じゃなくて決意表明よ」 「おんなじだろお!?」 弟は頭を摩って、口を尖らせた。 私は肩を竦めて溜息を付く。 「違うわよ。多分、違う……もういいわ、私お風呂洗ってくるわね」 そう言って浴槽に向かい、結局浴槽を洗いがてらシャワーを浴びて、そのまま寝た。 まどろむ意識の中で電子音が聞こえると同時に、朝日が私の目に飛び込んでくる。 光を通して見える肌の色が、目を開けると真っ白な日光の色に変わった。 私は一つ寝返りを打ってから目覚まし時計を止めて、体を起こした。 「よし、頑張ろう」 不思議なもので、一度言葉にだすと、何が何でもそうするしか無いように感じられる。 頑張ろう、きっと頑張れる、と少しずつ形を変えて、自分の声が頭の中で繰り返されるような、そんな感じだ。 今日ある授業の教材を鞄に詰め込んで、制服に着替え、朝食を摂ってから、私はとっとと家を出た。 道を歩いていると、ふと自分の影が目に止まった。 昨日の下校時に見た時よりは、幾分か短かった。 よし、頑張ろう。 私は瀟洒な洋風建築の扉のインターフォンを押した。 はあい、と慌てたような声が聞こえてきた。 「あ、和ちゃんだった。急いで損しちゃったなあ」 幼馴染とほとんど同じ容姿の女の子が扉から顔をのぞかせて、ぷく、と頬をふくらませる。 姉とは違って、柔らかい髪を結んでいる、幼馴染の妹だ。 ちょっと失礼なことを言っているような気がしないでもないが、そこはもう十年来の付き合いだ。 さして不快にもならない。 「朝っぱらから悪いわね。一緒に登校しようと思ったんだけれど、迷惑だったかしらね?」 彼女は顔を輝かせて、一度扉の中へ引っ込んだ。 そして数分後、学校の鞄を持って、笑顔で再び出てきた。 「えへへ、久しぶりに和ちゃんと登校だね。嬉しいなあ」 「そうね」 私はそう頷いて、扉を見つめる。 彼女はそれに気がついたのか、ぱん、と手を打って、扉に鍵をかけた。 「危ない危ない、ちゃんと戸締りしないとね」 中に誰か居るのに扉に鍵を掛けるほど心配性な人は、もしかしたらいるかもしれないが、あまりいないだろう。 それで私は訊いた。 「唯は?」 「あ、お姉ちゃんは軽音楽部の朝練だってさ。珍しく寝坊もせずに学校に行ってたよ」 むう、負けた、などと思いながらも、頑張ろうという声がまだ自分の頭の中に響いていたから、 私はなるだけ優しく微笑んだ。 「感心ね。私たちも唯に馬鹿にされないように、早めに行きましょうね」 「そうだねえ」 歩き出した彼女の影に目が惹きつけられるような気がした。 じっと見つめてから視線をあげると、彼女は訝しげに首を傾けている。 「なんか、落ちてる?」 「いや、影をね……まあ、なんでもないんだけど」 彼女は自分の影を見つめて、また首を傾げる。 ひょいと足を上げて、ゆっくり下ろして言った。 「影が自分の体にくっついてる所って、見たくても見られないんだよね」 「ああ、なんかそんなこと子供の時に思ったことあるわね、私も」 彼女はにこりと微笑んで、唇に人差し指を当てた。 「なんか悔しいね?」 さあ、そうかしら、と答えて、私たちは学校へ向かった。 結局それっきり、私は彼女の影には目をやらなかった。 学校に着いて、教室へ向かう。 途中、幼馴染のクラスの教室を覗いてみたけれど、いなかった。 廊下で小さく演奏の音が聞こえたから、きっとまだ部活をしているのだろう。 つまり、私はタイミングを外してしまったということだ。 「……頑張ろう」 そう呟くと、頭の中に響く自分の声は二重奏になって、強さを増した。 しばらくその日の予習をして時間を潰していると、ぽつぽつと生徒が登校してきて、 長い黒髪の女の子が教室の扉を開けた。 軽音楽部の、ベース担当の子だ。 「あ、和、おはよう」 彼女は微笑んで私に挨拶をした。 私も軽く頭を下げて、おはよう、と短く挨拶をする。 そのとき、彼女の足元が少し黒くなっていたので、こんな室内の灯りでも影は出来るものなのかと、少し驚いた。 「澪、朝練するなんて珍しいのね、どうしたの?」 私が尋ねると、彼女は嬉しそうに、 「ああ、珍しく唯が提案してきたからな。断れるはずもないだろ?」 と答えた。 唯、というのは幼馴染のことだ。 私が朝、一緒に登校しそこねた幼馴染のことだ。 私はまた、じっと彼女の小さな影に目をやって、言った。 「へえ、唯が……唯は、そんなに音楽に傾倒してるの」 「そういう……感じでもないかなあ。なんていうか、なんか……」 そこまで言って、彼女はむう、と押し黙った。 私は暫く待っていたが、彼女は一向に話を続けそうにないから、ついつい急かしてしまう。 「なによ、気になるじゃないの」 彼女は、でもなあ、と頭を掻いて、小声で言った。 「私たちといるのが楽しくて音楽やってる、みたいなとこ……あるんじゃないかな」 言い終わると、彼女は恥ずかしそうに顔を伏せた。 つまり、唯は軽音楽部員のみんなと一緒にいたかったから朝練を提案した、と。 ありそうな話だ。 あまり、あって欲しくはなかった話だ。 頑張ろう。 私は大人っぽく微笑んで言った。 「そうかもしれないわね。唯は軽音楽部に入って本当に成長したもの、きっと凄く楽しいのね」 私の声が遠くから聞こえるように感じる。 それと反対に、昨夜の決意表明はだんだんと音量を増して頭の中で鳴り響いている。 私は席について、時折日光を反射して薄く輝く運動場を窓から眺めて、正課を受けた。 授業は割合すぐに終わったような気がする。 放課後、私は生徒会室に向かった。 「あ、和ちゃん!」 生徒会室の扉の前で、こそこそと部屋の中を覗っている人がいる。 長い髪が綺麗だ。音楽教師の山中さわ子先生だ。 「どうしたんですか、生徒会室なんかの前で」 私が尋ねると、先生はびし、と背筋を伸ばして、仰々しく右手に下げている紙袋を私に差し出した。 洋菓子店の紙袋のようだ。 先生はすぐに表情と姿勢を崩して笑った。 「いつも軽音楽部のことで迷惑をかけてるから、生徒会に差し入れでも、と思ったのよ」 そして、生徒会室の扉をちら、と見て、 「でも、なんか入りにくいわよね、生徒会室。音楽室なんかとは雰囲気からして違うわ」 と言った。 先生は肩を竦めて、私の手に紙袋を押し付けると、さっさと廊下を歩いて行ってしまった。 中を覗くと、紙袋の中にはどうやらチョコレート菓子と、ケーキが入っている。 生徒会のみんなで食べた。大層美味しかった。 先生の差し入れのおかげで、いつもより楽しい気持ちで放課後を迎えられたような気がする。 気合は十分に入った。 そんなわけで、私はさっさと走って校門へ向かうことにする。 うまくすれば、幼馴染と鉢合わせ出来るだろう。 昨日よりは少し私の影は短い。 ぎゅむ、と影を踏みながら校門まで走ったところで、私は立ち止まり、肩で息をする。 影を見つけて、もう一度、呟く。 「よし、頑張ろう……頑張る」 すると、背後から声をかけられた。 「お、和だ。何やってんの?」 カチューシャで髪を止めた、軽音楽部の部長だ。 夕焼け時でも声は快活だ。背が低いから、相変わらず影もあまり大きくない。 「あら、律。ちょっとばかり運動をね」 「生徒会室からここまで?」 「まあ、そんなもの」 部長は、変なの、と言って首をかしげる。 そのときに、部長の後ろにいた幼馴染と目があった。 「あ、唯……えっと」 なんとなく言葉に窮して、私は目線を落とした。 幼馴染の影は、思ったより大きい。 それにあんまり驚いたものだから、しようもない言葉が口から出てきてしまう。 「あんた、背、随分と伸びたのね」 そこにいた軽音楽部の部員たちはどっと笑い出した。 私もなんとなく、別段おかしいとも思わなかったけれど、その場の空気に合わせて微笑んだ。 ひとしきり笑った後、幼馴染は潤んだ目をこすって、言う。 「変なの……おかしいね、和ちゃん」 そうして、くすくすと笑いながら、軽音楽部のみんなはぞろぞろと帰っていってしまった。 私には、どうにも今の哄笑が、不気味で怖いものに思われる。 それで、しばらく突っ立っていると、ふと気がついた。 「あ。一緒に帰れてない」 あう。 さて、どうしたものか。 次の日も、中々学業に身が入らなかった。 澪のほうを見てみると、なにやらノートに詩なんかを書いていた。 そういえば、文化祭で軽音楽部はライブをするらしい。 澪がやけに息巻いていた。 唯は、どうだっただろうか。そんな話はしていないような気がする。 終業のチャイムが鳴り、今日も放課となった。 私は足早に生徒会室へ向かった。 「あ、和ちゃん」 また先生が生徒会室の前で立っていた。 今日は紙袋も持っていないようで、生徒会室の中を覗く姿がいよいよもって怪しい。 先生は照れくさそうに言った。 「あのね、昨日のケーキ、友だちから貰ったものなんだけどね」 「はあ、そうなんですか。やけに高そうなケーキでしたね」 「そう、そう!高いの。高価なのよ。そんでね、美味しかったらしいの……」 そこで先生は肩を落として、少し上目がちに私を見た。 私は合点して、苦笑いする。 「すみません、もうみんな食べてしまいました。なんせ、生徒会ではお茶会なんて滅多にありませんから。 みっともないですけど、全員がっついて」 ああ、とため息を突いて、先生は俯いた。 申し訳なくなって、話題を変える。 「ええと、そのケーキをくれたご友人というのは、仲の良い方ですか?」 「まあ、それなりにね」 「それなり」 「そう、それなり。流石にこの歳になると、軽音楽部の子たちみたいにベタベタするほど仲の良い友達なんてのも、ね」 中々いないわよ、と言って先生は寂しそうに笑う。 軽音楽部の子たちみたいに、と先生は言った。 当然その中に私は入っていない。 「大人になると、いなくなるんですか」 「……まあ、取りようによっちゃあ、そうなるわね」 込み上げてくるものがあった。 大人になったとき、唯の隣に私はいないのかも知れない。 互いに隣にいるのを止めることが、大人になるということなのかも知れない。 決意表明はそれでも私の中で響き続けた。 「なんか悪いこと言っちゃったかしら?」 先生が心配そうに私の顔を覗き込む。 私は、はっと顔を上げて、何かを言おうとして、言葉に詰まった。 ようやく見つけた言葉は、どうにも不自然で、ともすると不気味にも感じられる。 「あの……お話を、聞かせてもらいたいです」 先生は首をかしげて言った。 「別に、いいけど」 生徒会の雑務が終わって、先生は私を学校の近くの喫茶店に連れてきてくれた。 私と先生の前に出された紅茶から立ち上る湯気は、部屋の空気と混ざって、輪郭線がどことなく曖昧だ。 広い窓ガラスを背にして先生は座っている。 先生の影の中にある分、先生の紅茶の湯気は、私のよりかは少しはっきりと見える。 「お砂糖……ミルク……」 小声で呟きながら、先生は自分の紅茶に調味料やら牛乳やらを入れていった。 時折こっちを見ては、つまらなさそうに目を逸らす。 批判がましくも見える先生の態度を目にしても、中々私は話が切り出せなかった。 「あ、ケーキ美味しいわ。和ちゃんも食べる?」 フォークで掬ったケーキをこちらに差し出してくる。 行儀が悪いかとも思ったが、断るのもなんだか悪い気がして、私はそれを口に入れた。 甘味が口に一気に広がった。 それで、私はその甘さと一緒に言葉を吐き出そうと、口を開く。 「あの」 「青春?」 先生はにやにやと笑って首をかしげた。 私は言葉に詰まった。 「青春の悩みなら、あまり聞きたくないな。なんか、厭味ったらしいわ」 「いやみ」 「そ。……なんていうか、人間に木登りを教えて貰う猿、みたいな」 「よくわかりません」 あら、と言って微笑む。 紅茶を啜って、熱いわ、と顔を顰めた。 「まあ、いいわ。それでも教師として、出来る限りの助言はしなきゃならないわけだから」 「そうですか」 「そうなのよ、大変なの。音楽教師が何言ってんだ、って話なんだけどね」 「あの」 私はもう一度切り出した。 先生は今度は遮らなかった。 2
https://w.atwiki.jp/a-team1td1audition/pages/177.html
【エーライツモデル】今井華、大花柄ワンピで大人の魅力放出<関コレ2016S/S> 今井華(エーライツ所属) 大花柄ワンピで 大人の魅力放出 『KANSAI COLLECTION 2016 SPRING & SUMMER』 今井華、大花柄ワンピで、大人 の魅力放出<関コレ2016S/S> モデルでタレントの今井華が28日、京セラドーム大阪で開催された『KANSAI COLLECTION 2016 SPRING & SUMMER』(通称:関コレ)に出演した。 「Rady」ステージに登場した今井は、ピンクの大きな花柄がプリントされた白のワンピースを着こなしランウェイ。大人の魅力を存分に醸しながらも、今井らしく笑顔全開で観客へ手を振り、声援に応えていた。 今井華(エーライツ所属) ◆テーマは「What Do You Like?」 会場の様子/『KANSAI COLLECTION 2016 SPRING & SUMMER』 2011年2月に誕生した同コレクション、11回目の開催を迎えた今回のテーマは、「What do you like?」。マギー、ダレノガレ明美、河北麻友子、藤田ニコルら豪華モデル陣が出演。T.M.Revolution、西内まりや、NMB48などアーティスト陣によるライブも行われ、過去最高の37,500人が来場した。 会場の様子/『KANSAI COLLECTION 2016 SPRING & SUMMER』 ⇒ 今井華、大花柄ワンピで大人の魅力放出<関コレ2016S/S> - モデルプレス ⇒ 今井華、大花柄ワンピで大人の魅力放出<関コレ2016S/S> - エキサイトニュース ⇒ 高橋メアリージュン・今井華・島袋聖南ら、ピース又吉「火花」出演決定 クランクアップ&追加キャストを発表 - モデルプレス ⇒ ドラマ版『火花』追加キャスト一挙発表、今田耕司ら芸人勢も - 映画・映像ニュース CINRA.NET ⇒ 【エーライツモデル】今井華、大花柄ワンピで大人の魅力放出<関コレ2016S/S>|エーチームオーディションに関するあれこれ ⇒ エーチーム/エーライツ/エープラス @ wiki - 【エーライツモデル】今井華、大花柄ワンピで大人の魅力放出<関コレ2016S/S> ⇒ 今井華Instagram ⇒ 今井華オフィシャルブログ Powered by Ameba ⇒ 今井華プロフィール|A-Light Official Website ⇒ エーチームグループオーディション|所属タレント|今井華 ⇒ エーライツとは - はてなキーワード ⇒ 今井華とは - はてなキーワード 今井華(エーライツ所属) エーライツ エーライツ モデル エーライツ レッスン エーライツ 今井華 エーライツ 仕事 エーライツ 宣材写真 エーライツ 評判 エーライツ所属一覧 今井華 関コレ2016S/S
https://w.atwiki.jp/critic/pages/101.html
瑞本つかさ先生の【エッチ】を覚える大人の性教育レッスン!!(SQUEEZ)/2006/11/17 シナリオ:伊藤海 原画:あらいぐま/骸坊主 音楽:Spotlight Kid [あらすじ] -OHPより抜粋- シナリオ:16/30 テキスト:21/30 グラフィック:8/10 サウンド:7/10 システム:9/10 基本点:10 総合:71/100 レビューは後日
https://w.atwiki.jp/fantomdorapoke/pages/39.html
導かれし運命 カーテンも閉め切った薄暗い部屋の中で、小太りの青年が黙々と携帯ゲーム機で遊んでいた。 部屋の中は薄暗く唯一の光は携帯ゲーム機の明かりのみだった。 ゲームソフトやゲーム機がいくつも散乱している。 「ポケモンは楽しいな。はははっ!」 野比のび太は笑いながら独り言をぶつぶつ呟いた。のび太は25歳だが、 仕事もせず、家に引きこもって遊び呆けていた。いわゆるニートである。 のび太をまともにするためにやってきた猫型ロボットのドラえもんはとうに彼を見放し、 未来の世界に帰ってしまった。しかし、のび太はそれをまったく気にしていなかった。 (自分が悪いんじゃない……全てドラえもんが悪いのだ) のび太はゲームをしている間に突如としてドラえもんが帰った日のことを思い出した。 全てドラえもんに非があるのだ。自分は何一つ悪くない。 再び集中してゲームをしようとしたが、いまいち集中できない。 (ドラえもんのことを思い出したせいだ) のび太は勝手にそう思うことにした。そう思わなければならないような気がした。 すっかり集中力が途切れたのび太は一時ゲームを中断することにした。 のび太が今、熱中しているゲームは全世界で大ヒットしている『ポケットモンスター』だ。 このゲームはポケモンと呼ばれるモンスターを捕まえて育てたり、闘わせることができるゲームだ。 のび太は何年も前からこのゲームの虜となっていた。 のび太が住んでいる街でも幅広い年齢層に支持され続けている。 小さい頃からの友達であるジャイアンやスネ夫、それに静香や出木杉もやっている。 のび太は彼らに長らく会っていない。 聞いた話によるとジャイアンは店を継いでスーパーにまで発展させ、 スネ夫は親の会社を継いで社長となり、静香は大学を出て中小企業に勤めていると聞いた。 出木杉の噂は聞かない。彼等は既に自分とはかけ離れた遠い存在になっていた。 そんな彼らを恨めしく思いつつも再びゲームをしようとしたが、やはり気が乗らなかった。 その時だった。のび太の頭の中に稲妻のような衝撃が走った。 不機嫌なのび太の顔がみるみる内に笑顔になる。 途端にのび太は部屋のカーテンを開け、電気を付けて押し入れの戸を強引に開けた。 押し入れの中は古ぼけていて埃だらけだった。 かつてドラえもんが自分の部屋と称していた押し入れだ。 「何かあるはずだ。ドラえもんが残していった物が」 一心不乱にのび太は押し入れの中を探った。 しばらくして押し入れの隅にドラえもんがいつも身に付けていたポケットが見つかった。 それはのび太を狂喜させるに値するのには十分だった。 「やったぞ! まさか『スペアポケット』を残していくなんて!」 スペアポケットはドラえもんの『四次元ポケット』に繋がっているのでドラえもんの道具を出し放題だ。 のび太はスペアポケットを右手で掴んで歓喜した。 自分の不幸な人生を変えることが出来るかも知れない。 そう思うとのび太の心が弾んだ。早速のび太はポケットに手を突っ込んだ。 中を探っていく……そして大型の電話ボックスのような物が出てきた。 「何だ? これは『もしもボックス』に似ているが、どこか違う」 電話ボックスのような大型の道具を見つめて言った。 もしもボックスはどんな世界も作り出せる素晴らしい道具だ。 しかし、出てきたのはもしもボックスとは微妙に違う…… もしもボックスの新型のような物なのかもしれない。 のび太はそう思うことにした。新型なら、それはそれでラッキーだ。 (これさえあれば僕の望む世界を作れる) のび太は思った。その新しいもしもボックスのドアを開けて、中に入ると その内装のハイテクさにビックリした。 のび太が知っているもしもボックスとはまるで違う。 「間違いない、これは新型もしもボックスだ」 高まる高揚感を胸にのび太は期待に目を輝かせた。 すると突然どこからか音声が聞こえてきた。 「スーパーもしもボックスへようこそ! この新しいもしもボックスは従来のもしもボックスより、 大幅に機能が充実した、もしもボックスの集大成です。そのため、どんな世界も演出できます。 どのような世界にしましょうか?」 その音声はどことなく懐かしさを感じさせるものだったが、のび太はそんなことをあまり気にせず、 話すことが出来るハイテクなもしもボックスに心を奪われていた。 のび太はどんな世界にするか既に頭の中にあった。 「この世界をポケモンの世界にしてくれ! ポケモンのゲームに登場する強いトレーナーも登場してほしい。 さらに付け加えると、この世界のジャイアン、スネ夫、静香、出木杉、ドラえもんも 僕と一緒に連れていって欲しい!」 のび太は興奮を抑えきれずにリクエストした。 なぜ、のび太がこの世界のジャイアン達を自分と一緒に連れて行きたいかというと、 彼等を見返して、自分がいかに凄いかということを見せつけたいからだ。 「かしこまりました」 新型もしもボックスが丁寧に言うと急に目の前が真っ暗になった。何も見えない。 恐怖が募っていくのが分かったが、自分が望んだ世界に行けるのならと思うとそれを抑えられた。 (この暗闇が終われば、僕はポケモン世界の頂点だ) のび太はポケモンを極めつくしていた。 働いていないため誰よりもポケモンに時間を費やせるからだ。 しかも、対戦では一度も負けたことがない。 これから行く世界が自分にとってどれほど有利か、のび太は知っていた。 外界から閉ざされ、真っ暗で光さえ届かぬシロガネ山の最深部に一か所だけ明かりが照らしている。 そこにいるのは赤い帽子がトレードマークの青年レッド。 カントー地方では知らぬ者はいない伝説のトレーナーだ。 身長180㎝はあろうかという長身の痩せ形で25歳という若さで 最強の名を欲しいままにし、100年に一人の逸材だと言われている しかし、レッドは数年前にカントーポケモンリーグチャンピオンを突然辞めて、 ひたすらこのシロガネ山で修業をしていた。 自らを限界まで極めるために……。 長年チャンピオンをしてついに一度も負けることがなかった。 レッドがチャンピオンを引退する決意をしたのは他の地方のチャンピオンとの対戦だった。 ホウエン、シンオウの二人のチャンピオンと勝負したが、圧勝だった。 弱すぎてとてもレッドの相手にはならなかった。 ホウエン、シンオウのチャンピオンを名乗る二人のトレーナーとの勝負で、 レッドは自分と互角に闘えるトレーナーが永久に現れないことを悟った。 「どいつもこいつも雑魚すぎて話しにならねえ…… ダイゴもシロナも俺の足元にも及ばなかったな。 あれでチャンピオンとは笑わせてくれる……」 傍らでレッドのためにフラッシュで明かりを付けているポケモンのピカチュウを見つめながら、 過去を思い出すようにレッドは言った。 未来永劫自分に敵う相手のいないことが内心つまらないなと思いつつも 心の底では嬉しくもあった。それは例え様もない優越感だ。 「……俺は最強だ。俺に敵う奴はいない。もしもこの世界がポケモンの強いやつが偉い世界だったら良かったのにな」 レッドは家から持ってきたラジオを聞きながら愚痴をこぼした。 すると、摩訶不思議なニュースが耳に飛び込んできた。 「速報です。名のあるトレーナーが突然失踪するという事件が起きました。 この現象は世界各地に及んでいます」 レッドは驚いてラジオから流れ出る不可解な現象に聞き耳を立てた。 (名のあるトレーナーが突然いなくなる?) それは理解しがたかった。なぜ名のあるトレーナーが同時に消えてしまうのか疑問だ。 その時だった、ピカチュウのフラッシュの明かりが突然消えた。 途端――視界が真っ暗になり、レッドは意識を失った。 次へ
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/720.html
第三話「ちょっと大人な入浴」 訓練が終わり、宮藤達の入浴が終わるまで俺は部屋に戻り読書をしていた。 読書を始めて半時程経つが坂本が呼びにくる様子は中々無く、彼も暇を持て余し始めていた。 「まだ浴び終わって無いのか、芳佳ちゃん達は」 ポツリと呟いた彼には段々と眠気もきているようで、言葉の端では大きな欠伸も出している。 『もう浴びずに寝るか』との考えが彼の頭を過った瞬間、部屋の扉からコンコンと叩く音が聞こえた。 「漸く来たか」 音を聞いた彼はベッドから跳ね起きて立ち上がり、あらかじめ準備していた着替え一式を手に取り扉を開ける。 外に居る人物は大体予想が出来るためそのまま言葉を掛けた。 「芳佳ちゃん達、結構長かったみたいだな」 「宮藤達は女だ。女は色々と時間が掛かるから仕方無い」 「男が言うような口振りだが、美緒もその女だろ?」 「私はそれ程時間は掛からん」 そんな軽口を二人は言い合いながら部屋を後にする。向かう先はこの基地にある露天風呂だ。 だが俺に関しては自分の部屋と食堂、ブリーフィングルームしか知らないので必然的に坂本が案内する形になる。 「俺が露天風呂を使う際は時間帯に気を付けた方が良いな。私は兎も角、私以外の奴に鉢合わせでもしてみろ」 「・・・・・・タオルを巻いた皆にその場で蜂の巣にされている自分の姿が安易に思い浮かぶよ」 想像した瞬間に俺の体から冷や汗がどっと出てくるのが分かった。 普通の女性でもさえも恐ろしいのに、ここの女性陣は世界でもトップクラスの力を持った軍人。間違いなく彼は血祭りに上げられるだろう。 「私も皆が俺を蜂の巣にするのに混ざるのも悪くは無いな」 「美緒が入った瞬間に俺はお天道様とご挨拶をせにゃならんから止めてくれ」 「む、私が一番狂暴だと言っているように聞こえるぞ」 「気のせいですよ、気のせい。美緒が狂暴な訳無いだろ?俺からしちゃ美緒が一番可愛いって」 その言葉に一瞬だけ彼女の顔は驚きの表情と頬が紅くなったが、すぐに表情は戻り溜め息を吐きながらつかつかと歩き始めた。 「・・・その口説き文句は他の奴等に言うので聞き飽きた。もう少し考えて物を言え馬鹿者」 「な、何で急に不機嫌になるんだよ。俺は正直に言っただけだろ」 「女を見るや否や『可憐だ』『素敵だ』何て簡単に言う奴を信用出来るか?」 「・・・・・・いや、そうだな。今度から自重するよ」 彼女の的を射ている言葉には流石に反論出来ず、彼は素直に謝った。廊下を歩く音だけが響き渡り、二人の間には何だか気まずい雰囲気が漂う。 そして気まずい雰囲気のまま、露天風呂のある場所へ到着。 「・・・ここが露天風呂だ。私は後で来るから先に入ってくれ」 「ん、分かった」 そう言って彼はチラッと彼女を一瞥した後に入っていった。 一瞥したのには気付かなかったようだが、入って行った事を確認した彼女は大きく溜め息を吐き、壁に背中を着ける。 「(・・・・・・本当は俺からの言葉が嬉しいのに、素直じゃ無いな私は)」 そうして少し経つと中から露天風呂に繋がる扉を開けた音が聞こえた。 「とりあえず、俺には謝ろう。湯に浸かる時はお互い良い気持ちで入らねばな」 「へぇ、これはまた立派な露天風呂だなぁ」 正直な話し、異国の地に造られた露天風呂には正直期待していなかったが・・・うん、認識を改めて無いといけないみたいだ。 「・・・なるほど温度も丁度良い。オマケに辺りの風景も最高と来たか。文句無しだ」 扶桑の地でもこれ程までに立地条件の良い露天風呂は中々無かろう。激戦が繰り広げられる最前線とは言え俺は恵まれた部隊に来たようだな。 本土防衛隊の皆、これからもボロい湯船で頑張れ。 とりあえず、湯に浸かる前に桶で汲んだ湯で体を綺麗に流す。 そしてタオルは折り畳み頭の上に乗せてゆっくりと足から浸かり底に腰かける。 「っあ~!!生き返るなぁ~」 風呂は命の洗濯、とはまさにこれだな。美緒の厳しい訓練の後には最高の癒しだ。 「・・・・・・そう言や美緒の奴、何で不機嫌になったんだろう」 確かに俺は女性が好きだ。好みの女性にはすぐに声を掛けてしまうのは、俺でも悪い癖であると思う。 だが、俺の言葉に嘘や偽りは断じて無い。全ての言葉に心を込めている。 「美緒に対しても正直に伝えたつもりなんだがなぁ・・・」 女性が好きだとか良いながら正直な話し、俺は美緒に惚れている。ガキの頃からずっと惚れている。 この軍に美緒が居るのは知っていた。んでそこに配属されると知った時は心から喜んだし嬉しかった。 また一緒に戦える、また一緒に生活出来る。また一緒に笑い合える!!・・・・・・だけど笑い合える所か、一日も経たずにこの様だ。 「アホだろ、俺って」 ハァ~、やっぱり節操無しに女性に声を掛けたりするのがいけないよなぁ。 自分の性格の駄目さ加減には本当に呆れたもんだ。 ガラガラッ 「!!」 扉が開いた音が聞こえた。美緒が入って来たんだな。ってそりゃ当たり前か、美緒と一緒に入る約束してたんだ。 「・・・・・・あ、一緒に、入る」 え、何か急に恥ずかしくなってきた。と言うか・・・・・・き、緊張してきた!! 今思ったら、風呂に入ってたのも美緒を何とも思って無いガキの頃じゃねえか!! 何でちゃんと考えて返事しなかったんだ、訓練が終わった後の俺ぇ!! 「俺、湯加減はどうだ?熱くは無いか?」 み、美緒が来た。ヤバい心臓の動悸が激しくなってきてる。 と、とにかく返事をしねぇと。 「お、おお!!湯加減は最高に丁度良い・・・・・・ぞ」 「そうかそうか。それは良かった」 湯煙から現れた美緒の姿を見た瞬間、俺の心臓の動悸は更に激しくなり、思考は停止、視線は美緒に釘付けになってしまった。 湿気で張り付いているタオルのせいか、胸の膨らみや引き締まった腰等の身体のラインをそのタオルが強調させ、とても女性らしさを感じた。 いつもは結っている髪も今は下ろしており、サラサラと髪が靡く様子は更にその魅力を増させているように見える。 そして笑顔を俺に向けてくれている。その笑顔はいつもより何故か綺麗で可愛いらしく見えた。 そこで俺は完全に━━━完璧に美緒に骨抜きにされてしまった。 「?どうした?顔が赤いぞ、もう逆上せたのか」 「!!あ、いや、大丈夫だぞ!!///」 美緒に声を掛けられて、漸く我に帰った。 心配そうに見つめないでくれよ、何か恥ずかしいだろ。 「まだ赤いがのぼせたのか?・・・あまり無理はするなよ?」 「あ、ああ」 まだ心臓がバクバクしている・・・・・・と、とりあえず深呼吸で落ち着かせなきゃいけない。 不審な行動は美緒にすぐばれてしまうからな。 「私も入るかな・・・」 今は美緒に背を向けているが、美緒が今何をしているかが分かってしまう。 湯を身体に掛ける音が聞こえる・・・そしてすぐに湯船に身体を浸からせた音もした。俺の後ろに静かに座ったようだ。 「ふぅ、良い湯だな」 「お、おお。気持ちが良いな」 「風呂は命の洗濯と言うが、全くその通りだと私は思う」 「だ、だな」 馬鹿みたいに緊張してんな、俺って。美緒は恥ずかしく無いのだろうか・・・・・・まあ、俺なんてただの仲の良い幼馴染みとしか思って無いよな。 あ、なんか気分が沈むと落ち着いてきた。 「・・・・・・」 「・・・・・・」 本当に濁り湯で良かった。タオルを取ってる美緒は肩から下まで浸かっているから、胸や下半身はあまり見えない。 あ、いや、動く度に綺麗な形の胸がチラチラ見えて逆に駄目だ。 「な、なあ俺」 「ど、どうした?」 「先程は、その・・・馬鹿者や信用出来ないとか俺に言ってすまなかった」 「・・・・・・」 美緒よ、湯で自分の頬が紅く染まっている時に、伏し目がちでそんな事言うなよ・・・・・・可愛くて理性が本当にヤバいだろうが。 ただでさえ、俺はお前に骨抜きにされてんだから。 「さっきの私はどうかしていたみたいだ。ほ、本当はお前に可愛いと言われて時は・・・・と、とても嬉しかった」 おいおい、本当にヤバいじゃないか━━━━ 「信用出来ないと言うのも嘘だ。私は心からお前を信用している」 ったく、理性って簡単に壊れそうだな━━━━ 「私にとって、俺は本当に大事なんだ。だからこれからは・・・」 すまん神様、これ以上はちょっと━━━━ 「私と一緒に戦い、私と生き、私と笑い合ってくれないか?」 我慢出来ないみたいだ━━━━ 「馬鹿美緒、当たり前だろ。一生お前の側に居るさ」 「俺?今なんて・・・んぅ!?///」 「んっ・・・ふぅ・・・ちゅっ・・・っふぁ///」 「・・・っはぁ、ぁ、美緒、その・・・」 美緒にキスをしてしまった・・・。本人の同意も無く無理矢理にしてしまった。 あ、ああ~俺って最低じゃねえか!! 「す、すまん美緒!!俺はお前になんて事を・・・謝って済む問題じゃ無いかもしれんが本当に・・・」 「ま、待て俺!!落ち着いてくれ!!」 落ち着け?・・・・・あ、ああそうだな。落ち着いて話さないとな。 「そんなに謝る事は無い・・・と思うぞ。急にされて心底驚いたが」 「・・・あ、すまない」 「だから謝るなと言っているだろう?驚いただけで別に・・・嫌では無かった///」 「い、いやでもな」 「・・・・・・ならば、これで良いだろう?」 「ぅむ!?///」 お、おい嘘だろ?美緒からのキスだって? てかさっきは勢いでしてしまったから分からなかったが、美緒の唇って柔らかいな。 「・・・・・・これで私もお前の同意無く、き、キスをしたからな///この事はお互い様だぞ?///」 「・・・・・・ああ、お互い様だな」 至近距離で見つめ会う俺と美緒。眼帯は付けているがもう片目でしっかりと俺を見つめてくれている。 「美緒・・・・・・俺は美緒が好きだ。ネウロイとの戦い、絶対に生き残るぞ。そして笑いながら扶桑に帰ろう」 「・・・・・・その言葉を何年待ったと思っているんだ馬鹿者」 やっぱり美緒の笑顔は世界中の誰よりも綺麗だな。 「・・・・・・私も俺が好きだ。501の誰一人欠ける事無く、戦いを終わらせ絶対に扶桑へ帰るぞ?」 「もちろんさ、美緒との約束は命を懸けてでも守るよ」 「命は懸け無くて良い。絶対に生きてもらわないと私が困る」 「ハハッ、だな」 一頻り笑った後に、また見つめ会う俺と美緒。 そしてお互いに顔を近付けどちらからもなく、唇を合わせる。 今は高揚もせずに不思議と穏やかな気持ちだ。 「んっ・・・ちゅっ・・・ふむぅ・・・ぴちゃ・・・」 お互いの感覚を得る為に舌と舌とを絡め深い深いキスをする。唾液が混ざり、ぴちゃぴちゃと水音が露天風呂に小さく鳴り響く。 心から愛している人物とのキスはこれほどまでに幸福感を与えてくれるのか。 時間としては数分間も経っていないだろうが、俺には何時間も経っている気がした。長く感じてしまう位に幸せな時間だったのだろう。 唇を離すと美緒が少し苦しそうにしていた。 「・・・・・・んっ///はあっ、はあっ」 「だ、大丈夫か美緒?苦しかったのか?」 「す、少しだけな。夢中に、なりすぎて、鼻での呼吸を、はあっ、忘れていたよ///」 少しだけと言いながらも結構苦しかったみたいだな。申し訳無いと思う反面、美緒が強がりを言っている所も今は愛しく感じてしまう。 「よしよし、落ち着くまで休もうな」 「こ、子供扱いするな!!///同い年だぞ全く///」 抱き締めて頭を撫でてやると、文句を言いながらもしっかりと抱き締め返してくれるのは本当に嬉しい。 身体を鍛えているけどやっぱり柔らかいなぁ、無駄な肉が無いのは実に素晴らしいと思う。 「・・・・・・さ、最後までするのか?///」 「あぁ~・・・・・・美緒はどうしたい?」 「わ、私に聞くな!!///」 「キスだけで俺は充分幸せだけどなぁ」 落ち着いた美緒からのまさかの言葉にびっくりしたが、まあ別にしなくても今の俺は本当に幸せなので大丈夫だ。 「だ、だがな・・・・・・わ、私のお腹に当たってるモノが苦しそうだぞ///」 「・・・・・・」 湯船に腰掛けた俺の太股の上に跨がって座っている美緒の腹には臨戦モードの俺の愚息がいた。 つっても仕方ないよね、だってすぐ目の前には裸体の愛しき女性が居るんだ。おまけに抱き合ってるんだぜ?おっ立つのは仕方ないよね? それにこいつは後で発散させれば良いしな。 「いや、なんかすまん。精神は落ち着いているがどうもこいつは落ち着かんらしいな。まあ時間が経てば元に戻るさ」 「が、我慢は良く無いんじゃないか?」 「心配すんな。自然と治まるようになって・・・・・・っあ!?」 話している最中に俺の身体が急にびくんと震えた。 原因は分かっている、美緒が突然俺のモノを手で触れたからだ。 驚きと柔らかな手のひらの感覚で思わず身体が跳ねてしまったようである。 「ばっ、美緒っ!!」 「・・・・・・こ、ここを擦ると良いんだよな?///」 「ま、待て!!くっ・・・!!」 おずおずと探るようにして触る美緒の柔らかな手のひらは半端では無い位気持ち良く、今まででも経験した事の無い程ヤバい。 つか完全に流されかけている。 「俺、気持ち良いか・・・?」 「ぅくっ・・・美緒っ」 「ふふ、上手く出来てるみたいだ。もう少し動かしてみても良いな?」 「・・・っう、ふくっ、」 俺の反応を見て美緒は少し自信と余裕が付いたのか、指先で先をくりくりと弄ったり、竿を優しく手のひらで包み上下に動かしたりとしてくる。 頭の中は美緒と快楽でいっぱいになり、思考は靄が掛かったようになった。 「これ、以上はっ・・・んぅっ」 「ちゅっ・・・んっ・・・ふぅ・・・ちゅく・・・」 快感に支配されつつも美緒に制止の言葉を掛けようとしたが、唇を塞がれまた深いキスをする。 だが美緒の手は止まらず、舌を絡めながら更に快感を与えてくる。 「・・・っはぁ、美緒っ、そろそろ、ヤバ・・・っう!?」 「もう限界か?・・・大丈夫だ、我慢せずに出してくれ」 俺のモノから伝わっているのか触っている美緒にも限界が近付いている事が分かるようだ。 正直今にも出そうで我慢のせいか身体が震えてきた。 「み・・・お・・・っぅあ!!」 「っ!!・・・・・・これが俺の子種か。これほど熱いのだな」 びくんと一度身体が跳ねたと同時に、俺のモノから白く濁った液体が美緒の手のひらに吐き出された。 断続的に出続ける液体の勢いは中々治まらず、美緒の手の平へと更に出される。 「はあっ、はあっ、」 「しかしこんなに出る物なのか・・・・・・おっと」 漸く出すのも終わったようで、湯船に腰掛けていたが、身体の力は抜け息も絶え絶えになり、白濁の液体を見て驚いている美緒の肩に顎を乗せ、腕は美緒を抱き締め息を整える。 「・・・・・・馬鹿美緒、死ぬ程気持ち良かっただろうが」 「それは良かった。初めての体験だったが上手く出来てたか?」 「文句無しだな。もう美緒に依存するなこりゃ」 「はっはっはっ!!お互いに依存すれば良いさ」 それはどんな意味になるんだ?いや、深くは考えないでおこう。 「これから私達は恋仲になるのか?」 「まあそうなる、ってかそうなりたい」 「・・・何だかムズムズする響きだな」 「馴れれば良いだけの事さ。これからもよろしくな美緒」 「ふふっ、よろしく頼むぞ俺」 そして俺と美緒はまたキスをした。 これからネウロイとの戦いも激しくなるだろう。それでも俺は必ず美緒を・・・・・・心から愛している人を必ず守る。 俺の命が尽きてもだ。 「所でこれはどうすれば良い?」 「・・・・・・お湯で流した方が良いと思うぞ」 「そうだな。しかし少し舐めてみたがこれは変な味がするんだな」 「舐めたのかっ!?」 「うむ、一応馴れておこうと思って。確か口でもやる行為があった・・・」 「さ、さあゆっくり湯に浸かるぞ!!」 「?おかしな奴だ」
https://w.atwiki.jp/strike68/pages/2.html
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/4066.html
https://w.atwiki.jp/critic/pages/106.html
おしえて!唯子先生【エッチ】を覚える大人の性教育レッスン!!(SQUEEZ)/2007/12/21 シナリオ:伊藤海/骸坊主 原画:あらいぐま 音楽:abc-dex [あらすじ] -OHPより抜粋- シナリオ:15/30 テキスト:21/30 グラフィック:7/10 サウンド:7/10 システム:9/10 基本点:10 総合:69/100 レビューは後日
https://w.atwiki.jp/wikiwiki2/pages/626.html
木原武一 『大人のための世界の名著必読書50』 海竜社 2005.7 県立 市立 1.自分を知るために 1.幸福論 アラン 実践へと導く心のコントロール法 集英社文庫、岩波文庫 あだ、日経BP 済 求めよ、さらば与えられん いつも上機嫌であれ (著作)精神と情熱に関する八十一章 あ、芸術論や哲学論 2.夢判断 フロイト 夢は抑圧された願望の充足である 夢判断 新潮文庫、精神分析入門 新潮文庫 あ、新訳 夢判断 け 夢は欲望の充足である 夢のなかに昔の子供が生きている 3.森の生活 ソロー 虚飾を捨てて人生の意味を考える 森の生活 岩波文庫 あだ、ウォールデン ちくま学芸文庫、小学館文庫 ろ、講談社学術文庫 け、小学館 けあし 私は死んだような人生を行きたくはない 自分の夢の方向に向かって進め 4.自己信頼 エマソン 人間はかぎりない可能性を持っている エマソン論文集 岩波文庫 あ、×エマソン名著選・精神について 日本教文社 自分が確信することは万人に通ずる 自己信頼から新しい力が生まれる 5.赤と黒 スタンダール 青年の野望と挫折 岩波文庫 あしだ、新潮文庫 あ、光文社 けあだこ まあ、こわい、地獄が見える これでおれの物語も完成した (著作)パルムの僧院 あだ、恋愛論 あ、だ 6.方法序説 デカルト 私は考える、ゆえに私は存在する 岩波文庫 あだ、方法序説ほか 中公クラシックス こ 理性を正しく導くには 私は考える、ゆえに私は存在する 7.ハムレット シェイクスピア 自分の課題を知ることが「自分を知る」ことだ 岩波文庫、新潮文庫、白水Uブックス (著作)オセロ、リア王、マクベス、ハムレットがシェイクスピアの四大悲劇 8.エセー モンテーニュ 「寛容の精神」は無知と愚かさの自覚から 岩波文庫、中公クラシックス 知識は何の役に立つのか 変更できない考えは悪い考えだ 9.ソクラテスの弁明 プラトン 哲学とは良き魂を育てること ソクラテスの弁明 岩波文庫、ソークラテースの弁明 新潮文庫 (関連)ソクラテスの最後の様子は、プラトンのパイドンに 自分の無知を知れ 良き魂を育てる 10.論語 孔子 岩波文庫、中公クラシックス、明治書院『新釈漢文大系1』 朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり おのれの欲せざるところは、人に施すことなかれ (関連)基本図書である「四書」、論語、大学、中庸、孟子 2.人間を知るために 1.自由からの逃走 フロム 人間は自由になると孤独と不安を感じる 続編『人間における自由』 なぜ自由が重荷になるのか 逃避のメカニズム 2.ホモ・ルーデンス ホイジンガ 人間の文化は遊びから生まれた 中公文庫 文化は遊びのなかにはじまる すべては遊びなり (著作)中世の秋 3.わたしの生涯 ヘレン・ケラー 人間の能力と努力の可能性を示した生涯 角川文庫(濁流を乗り切って、闇に光を)、奇跡の人 新潮文庫 すべてのものに名前がある 憧れの大学に入学 4.ツァラトゥストラかく語りき ニーチェ 毅然とした誇り高い人間であれ 中公文庫、ちくま学芸文庫、新潮文庫、岩波文庫、白水社 自分自身を見つけよ 高貴な人間の条件 (著作)人間的な、あまりに人間的な 曙光 華やぐ知恵 芥川の侏儒の言葉はニーチェの触発 5.戦争と平和 トルストイ 人間の生き方を問う長編小説 岩波文庫、新潮文庫 ふたたび人生の春を迎えたように あたし、たまらなくあなたが好きだわ 6.罪と罰 ドストエフスキー 若者の生き方を考えさせる 岩波文庫、新潮文庫 殺人を是認するラスコーリニコフの哲学 まあ、人間をしらみだなんて (著作)死の家の記録(シベリア流刑後で、おすすめ)、貧しき人々、悪霊、白痴、カラマーゾフの兄弟 7.ファウスト ゲーテ 努力するかぎり人間は迷う 岩波文庫、講談社文芸文庫、集英社文庫、新潮文庫、中公文庫、潮出版社 世界の奥で動かしているものを知りたい 永遠の女性なるもの、われらを高く引きゆく (参考)文学の基礎教養図書としては、ゲーテの若きヴェルテルの悩みとファウスト。ほかに、自伝・詩と真実、中編・ヘルマンとドロテーアを推薦 8.意志と表象としての世界 ショーペンハウアー この世は苦悩と泉と覚悟せよ 中公クラシックス、白水社・ショーペンハウアー全集 世界は私の表象であり、私の意志である 涸れることのない苦悩の泉 9.自伝 フランクリン 人生の幸福はセルフコントロールから 岩波文庫 十三の得を身につけようと努力する 社会のために活動する 10.パンセ パスカル 人間の生活は不断の迷妄にすぎない 中公文庫 なぜ人間は気晴らしを求めるのか 真に幸福になるためにはどうすればよいか (著作)説得術。パンセとは宗教および他の若干の主題に関する断想の略 3.社会を知るために 1.セールスマンの死 アーサー・ミラー お父さんは疲れているんです アーサー・ミラー全集1 お父さんは死にかけているんです 払いきったとたん、使いきるって仕掛けなんだ (関連)みんな我が子。セールスマンの死でピューリッツァー賞 2.オンリー・イエスタデイ アレン 繁栄の頂点から大恐慌へ ちくま文庫 市場は最高の輝かしい頂点にのぼりつめた 恐慌 1929年10月24日水曜日 (著作)続編 シンス・イエスタデイ 3.世論 リップマン 現代社会を支配するマスコミのからくり 岩波文庫 われわれの意見はどのようにしてつくられるか ニュースと真実は別である 4.審判 カフカ 不条理の世界に生きる 岩波文庫、新潮文庫、白水社 何も悪いことをしていないのに まるで犬みたいだ 5.有閑階級の理論 ヴェブレン すべては「見栄」からはじめる 岩波文庫、ちくま学芸文庫 金銭的な競争心から有閑階級が生まれた 顕示的消費が社会の規範となる 6.ゲマインシャフトとゲゼルシャフト テンニエス 社会のあり方を人間の相互関係から分析 岩波文庫 血縁と地縁から生まれるゲマインシャフト 孤立した人間によってつくられるゲゼルシャフト 7.社会契約論 ルソー 民主主義の本質を説く 岩波文庫 自伝・告白 社会契約から国家は生まれる 国家を動かすのは一般意志である 8.ロビンソン・クルーソー デフォー どのようにしてひとりで生きるか 岩波文庫、ロビンソン漂流記・新潮文庫 金塊より貴重な大工道具 神のご加護で帰国できる 9.ユートピア トマス・モア 理想の世界を描く 岩波文庫、中公文庫 農業が共通の仕事 国民すべてがゆたかになる唯一の国家 (関連)(理想世界)カンパネラ・太陽の都、ベラミー・顧みれば、バトラー・エレホン、モリス・ユートピア便り、ハックスリー・すばらしき新世界 10.君主論 マキアヴェッリ 野獣と人間をたくみに使い分ける術 岩波文庫、講談社学芸文庫、中公文庫 君主たる者、悪評などを恐れてはならない どのようにして君主は信義を守るべきか 4.歴史を知るために 1.コン・ティキ号 ヘイエルダール 仮説を実証した「実験航海」の記録 ちくま文庫 海の向こうの大きな国 大洋を渡る小さな筏 (著作)アク・アク、葦舟ラー号航海記、ティグリス号探検記 2.夜と霧 フランクル ユダヤ人強制収容所の体験記録 みすず書房 どんな悪夢もこの収容所の現実にくらべたらまだましだ 生きることに意味があるとすれば、苦しむことにも意味があるはずだ 3.ジョセフ・フーシェ ツヴァイク 豹変自在の「ある政治的人間の肖像」 岩波文庫 みすず書房 つねに勝利者のもとにあること ついに権力の頂点に立つ (関連)人物伝では、マリー・アントワネットとバルザックが面白い 4.プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 マックス・ヴェーバー 資本主義を育てた天職意識と禁欲主義 岩波文庫 労働を天職とする新しい考え方が生まれる 禁欲主義が資本主義を促進した (著作)職業としての学問 5.イタリア・ルネサンスの文化 ブルクハルト 現代の原点、イタリア・ルネサンスの分析 中公クラシックス 古代の復活 個人の発展 (参考)ルネサンスという概念をつくりあげたのはブルクハルトの功績 6.航海誌 コロンブス 「新大陸発見」の航海記録 岩波文庫 出航から上陸まで 黄金の国、シパングをめざして (関連)ポーロ 東方見聞録 7.三国志演義 羅漢中 英雄豪傑の大活躍 三国志 岩波文庫、三国志演義 平凡社 桃園に宴して、三豪傑義を結ぶ 関雲長、義によって曹操を釈つ (参考)中国の四大奇書 三国志演義、水滸伝、金瓶梅、西遊記 前二書は日本人の教養の核をなす書 8.歴史 ヘロドトス ペルシア軍のギリシア遠征と敗北 岩波文庫、筑摩書房 クセルクセス王、ギリシア遠征を決意する ベルシア軍の敗北 (参考)ギリシア語でヒストリアとはもともと調査研究の意。『歴史』の中で神託がとくに重要な役割 9.イリアス ホメロス トロイア戦争の叙事詩 岩波文庫 メネラオスとパリスの対決 アキレウス、ヘクトルを倒す (著作)アエネイス(トロイアの落城)、オデュッセイア(帰国物語) 10.聖書 西洋の思想や文学、習慣の理解に不可欠 新共同訳・聖書 アダムとエバ イエスの山上の説教 (関連)聖書を題材にした映画 十戒、エデンの東、サムソンとゴリラなど。おすすめはベン・ハー 5.自然を知るために 1.二重らせん ワトソン DNAの構造およびメカニズムの発見 講談社文庫 遺伝子の実体を知りたい 四つの塩基の謎 2.沈黙の春 カーソン 農薬・殺虫剤による自然破壊を告発 新潮文庫 化学薬品の呪縛のもとで 春が来ても、鳥は鳴かず (著作)われらをめぐる海 3.科学革命の構造 クーン 「パラダイム」によって科学革命を分析 みすず書房 予期せぬ出来事に直面して 新しいパラダイムの出現 4.銀河の世界 ハッブル 宇宙は膨張していることを示す 岩波文庫 さまざまな銀河 宇宙は膨張する (関連)ハッブル宇宙望遠鏡の天体写真はインターネットで見ることができる 5.からだの知恵 キャノン ホメオスタシスのはたらきを解明 講談社学術文庫 不安定な生命を支えるもの からだの内部環境の調節 6.昆虫記 ファーブル 驚くべき昆虫の本能と習性 岩波文庫 科学的殺し屋、ツチスガリ 驚くべき本能の力 7.種の起原 ダーウィン 「自然選択」という生物進化の原理を提唱 岩波文庫 自然選択による変異 すべての生物はひとつの原型から由来する (参考)初版には「進化」という言葉はなく、第2版以後加筆。進化論の提唱者はダーウィンの祖父、エラズマス・ダーウィン、チャールズ・ダーウィンはその原理「自然選択」の提唱者 8.『絶対』の探求 バルザック 飽くなき科学者の執念 岩波文庫 煙と化した二百万フランと六年の歳月 「最後の実験を思いついたのだ……」 9.手記 レオナルド・ダ・ヴィンチ 時代を先取りした独創的な考察 岩波文庫 鳥の飛翔 解剖学 (関連)マドリッド手稿 岩波文庫 10.古い医術について ヒポクラテス 病気や迷信や宗教から引きはなす 岩波文庫 医術とは人間を知ること ヒポクラテスの誓い大人のための世界の名著必読書50 木原武一 市立