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儲け話で手に入れる財宝は骨董品だ。それは古と呼ばれる時代のものであったり、それよりも前であったり…。 この大人のパンのレシピもその一つだ。 今は誰も作る者がいなくなったであろうこのパンの味を知りたいと言いだしたのは他ならぬラムザであった。 「アグリアスさん。パンを作ってください」 「はぁ?」 紅茶を手に持ったまま間抜けな声を出す。 普段、ラムザが呼ぶ時には隊の事だ。プライベートの事はあまり話した事がない。 お互い気を遣いすぎているのかその機会に恵まれないのだ。 「あ…やっぱり、嫌ですか?」 「い、いや。そんな事はないぞ」 ラムザの前で間抜けな声を出した自分に恥ずかしさを覚え狼狽する。 コホン と咳払いをし、動揺を隠す。 「ただ、突然の事でビックリしてな」 「あ、すみません。状況を説明すればよかったですね。えーと、ラッドがこの度の儲け話でパンのレシピを手に入れたんです」 「パンのレシピ?」 パンはイヴァリースだけでなく、隣国の国々も主食とするものだ。 パン作り――それは母から子へと伝えれていく伝承の技。 だから今までレシピを見て作るなんて事はした事がなかったし、パンにレシピがあることに少し違和感さえ覚えた。 ラムザから渡されたレシピは昔のもので、薄い本になっている。 名は『大人のパンの作り方とその応用』 「パンのレシピなんて初めて見たな」 「…じゃあ、パン作れないんですか?」 「な、アグ姐に料理が出来るわけないって」 「どこから湧いた、ムスタディオ」 失礼な口を叩くムスタディオを睨みつける。 「湧いたとは酷いなぜ」 「パンは主食だぞ?作れるに決ってるだろう」 「ホントですか!?」 「あぁ。作るのは子供の時以来だがな」 「本当にそれで大丈夫かぁ~?」 「一度覚えた事を忘れる私だと思うか?ムスタディオ」 「だって子供の時だろ?何年前だと思ってるんだよ」 「貴様っ!」 「ムスタディオ、失礼だよ!」 殴りかかろうとするアグリアスを制止ながら、ムスタディオを諌めるラムザ。 「ならお前はアグ姐が料理してるの見た事あるか?」 「う…それはないけど」 「だろ?そんな奴が料理できるなんて、しかも小さい頃に作った経験しかないなんて俺は失敗するに賭けるね」 「よかろう、ラムザ起っての願いだ。パンを焼いてやる。失敗したら不器用な女だと笑うが良い だが、美味くできた暁には…覚悟しておくがいい!」 「上手く焼けたら、残飯でもなんでも食ってやるよ」 へへっと卑下た笑いを洩らすムスタディオ。 こうしてアグリアスはパンを焼く事になった。 ―2話 夕食にはパンが焼けそうだとのアグリアスから聞いたラムザは、夕食を抜きにして待ってる。 本当は財宝の整理などやることが沢山あるのだが、今日くらいは良いだろう。 今、アグリアスは厨房でパンを焼いているところだ。 一朝一夕でできるものではないので、結局次の日になってしまったが、それでもアグリアスは夜を徹して仕込みをしてくれた。 だから頼んだ張本人として待つのは当たり前だ。 だが―― 「あ~早くパン持ってこないかな~」 「ラッド。アンタさっき夕食、食べたばかりじゃない」 「夕食は夕食。アグ姐のパンはアグ姐のパンだ」 「おぃおぃ、お前、アグ姐の作ったパンが食えると思うのか?」 「お前こそ大丈夫かムスタディオ。お前の話だと、美味く出来たら残飯食うんだよな?」 「アグ姐に美味い料理が作れるかよ。きっと石みたいなパンか、別の物体になるな」 「失礼ね、ムスタ!アグリアス隊長だって料理位できるわよ(きっと)」 「そうですよ。アグリアス隊長は何でもこなせる方なんですから(たぶん)」 「ヘっ。まぁ、せいぜい石でも食ってな」 「お前こそ残飯食うなんてモノ好きな奴だぜ」 いつの間にか隊全体に話が広がり、"アグリアスPresents-大人のパン試食会-"に発展していた。 しかし待ち切れず酒まで飲みだして、もういつもの飲み会である。 …なんでこんな展開になってるんだろう? 被害者は少ない方が…って訳じゃないけど 折角アグリアスさんの手料理を一人占めできると思ったのにな~。ハァ いつもはアルマの事やメンバーの事を考えている頭を、"一人でアグリアスの手料理を食べるにはどうすれば!?"を議題にフル回転させたのだが…。 何が失敗かと言えば、やはり自分の欲を出したのがいけなかったのかなぁ… アグリアスさんって競争率高いしなぁ…上手くいかないな 作戦が失敗し落ち込んでいるラムザを笑うように、メンバー達の笑い声が聞こえてくる。 ラムザは恨めしそうに酒を飲むメンバー達をみる。 酒まで持ち出して…楽しそうだな。 でも何でムスタディオ達は酒を飲むんだろう。あんなに不味いのになぁ… 僕には理解できないや グゥゥゥ はぁ…お腹すいた。アグリアスさんまだかなぁ… そんな落ち込んでいるラムザに、ある人物が近寄る。 「ね~らむざ。一緒に飲もうよ~」 「ラファ、それはお酒じゃないか!?」 お酒は二十歳になってからとラファからエールを取り上げようとする。 「い~や~っ!!」 「よこしなさい。お酒は大人の飲み物だよ」 「あたしはもう十分オトナだわっ!!」 ドンッとカウンターを叩き胸を張るラファ。 異国の衣装がピンと張り、体のラインを表す。 白い衣装だからか。 しっかりと双丘が見てとれる。 「―――うん…知ってる。もぅ、だいぶ大人だよね」 「エヘヘ♪だよね、だよね」 「でも、お酒は二十歳になってから だよ」 「じゃあ、らむざも飲んで」 「いや、僕はいいよ」 「の~ん~で~ぇ~っ!!」 ラファはエール片手に暴れだした。 「わかった。飲むから、ラファ落ち着いて!」 ラムザはラファから渡されたエールをじっと見つめる。 酒を飲むのは傭兵時代、ガフガリオンに飲まされていらいだ。 『酒ってのは豪快に飲むンだ。特に最初の一杯目は一気に飲むンだよ!』 そう言われて無理して飲んだ結果、次の日は最悪のコンディションになった。 横目でラファを確認する。 期待に目を輝かせているラファが見えた。 もぅ、こうなっては腹を決めるしかない。 ラムザはエールをグッと飲んだ。 口の中に苦みと、弱い炭酸の痺れが広がる。 不味い!まずいよーー!!! この胃にしみわたる感じは間違いなく酒だ! 大人の味だ!! それに苦い!!苦いぞ、コンチクショー!!!! 心の中で悪態をつきながらエールの味に耐えていく。 なんとか空にする事が出来たが、息も絶え絶えである。 「すご~い。らむざってお酒飲めるんだね」 「あ、ははは…ありがと」 「これでらむざもあたしと同じだ~☆」 ラムザの腕に抱きつくラファ。 フニュ こ、これは―――(゚∀゚)――――!!!!!!!!!!! その時ラムザの中で何かが目覚めた。 ラムザとて年頃の男である。普段は、持ち前の冷静さと理性で様々な欲望を抑えつけているのだ。 そう、間違いない。この上腕部にあたる感触。 肌や腕では表せないこのやぁらか~い感触はあの双丘に間違いない!!! さっき眺めた白い双丘―――それは神秘とロマンに満ちた丘。 それが腕に当たっているのイメージは容易に想像できる!! 妄想モードに入ったラムザだが、ラファは酒を飲んでくれた事がそんなに嬉しいのか、体を左右に振る。 フニュ フニュ 更なる感触に酒も良い感じに加わって、顔がニヤける。 あぁ―――この感触 お互いの服の上からでも判るこの感触はイイ!d(≧∀≦)b 最高だ!! こ、これを直に触れられたら、そ、そ、そ、そそそれはどんな――――イカン!!! このままでは理性の箍が外れて、手を出してしまいそうだ! ――駄目だ駄目だ!僕にはアグリアスさんがガガガ゙ガガ 必死に欲望と戦うラムザ。 理性の箍が外れるのは時間の問題だった。 「ラファ、ラムザに迷惑かけるな!」 「なに、兄さん。ほっといてよ」 「放っておけるか!ほら、向こうでお茶でも飲め」 「あ~ん、らむざ助けて~」 ズルズルと引きずって行かれるラファ。 た、助かった―――ような残念のような。 だけど、マラークも大変だな。妹を持つ者同士として同情する。 アルマが酒を飲んだ所を見た事がないが、アルマも酔うとあんな感じになるのだろうか? そう疑問に思いながらも、腕に残る感触が蘇る。 アヘヘ…柔らかったなぁ―――って違う!しっかりするんだラムザ! 自分に活を入れるため席を立つ。 …あれ?何だろう。視界はハッキリしているのに何だか立っている感じがしない。 両手で顔を抑えてみる。 熱い。確実に紅潮している。 もしかして――― ラムザはサロンの出入り口に向かって歩いてみる。 ―――歩ける。だが、気を抜くと右や左に体が動いていく。 ちょっと休んだほうが良いかな フラフラする体を精神を奮い立たせて歩く。 ちょっとでも気を抜けば落とされる…そんな断崖を歩いている心持で部屋まで戻って行った。 ―3話 「だいぶ待たせてしまったな」 だが待たせたかいがあり、大人のパンは美味しく仕上がった。 アグリアスはパンかごを抱えながらサロンへと向う。 そして部屋に入るなり今、一番会いたくない人物と最初に目が合う。 「んぉ?いょう!遅かったじゃねえか!」 「ムスタディオ…随分とご機嫌だな」 「あぁ、アグ姐ェが長い時間かけて残飯作ってるんでな。ウハハハハ」 「アグリアス様、もうパンは焼けたのですか?」 「アグ姐!待ってたぜ!」 「あ、良い香りがする~」 「お、来たな」 「何だ?皆、私のパン待ちだったのか?」 「そーでぇーーす!」 「アグリアス様の初手料理ですからね!食べない手はないですよ」 アリシアの発言につられて、ラッド・ラヴィアン・マラークとぞろぞろと近寄ってくる。 「で、どうです?出来栄えは」 ラヴィアンが若干、不安がかった表情で聞いてくる。 説明するより目で見た方が早いだろうと、パンかごに掛っているナプキンを取る。 とうとう明かされるアグリアスの初手料理、大人のパン。 ナプキンをとったことでパンの香りがいっそう強くなる。 色は濃い琥珀色、大きさは掌より若干小さめの、丸いパン。 「うわぁ、美味しそうですね!」 「あぁ。レシピに乗っていたのはパン型に居れるタイプだったのだが、生憎パンが他がなくてな。仕方ないから小分けにしておいた」 「ま、まぁやるじゃん。でも匂いや見た目だけなら誰も出来るぜ」 「そうだな。皆、待たせたな。食べてみてくれ」 「わーい、いただきまーす」 「アグリアス様、頂きます」 「アグ姐、頂きます」 「一つ貰うよ」 「…」 それぞれが籠からパンを一つずつとり口に運ぶ。 「うめー!うーまーいーぞー!!」 「ん~!おいしい!!」 「これの葡萄はラムレーズンか。美味いな」 「ああ。しかも、ラムレーズンから出た酒がパン全体に広がってる…まさに大人のパンだな!」 「流石、アグリアス様です!」 「これなら何個でもイケルぜ!!」 「美味い美味い。ラファお前も…ってアレ? ラファ、何処行った?お~い」 様々な称賛の声をあげるメンバーを余所に、どんどんと立場がなくなるムスタディオ。 自分の予想を大きく裏切った結果に何も言えないでいる。 「…」 「どうした、ムスタディオ?私の作った"残飯"はどんな味かな?」 「………めぇ」 「ん?」 「…うめぇ。だが、小さくて食った気がしねぇな!!」 勢いに任せてパンを口に放り込むムスタディオ。 自分の立場を保持するために悪態をつくとは……哀れな男だ 「何いってんの!十分美味しいじゃない!!」 「そうよ、それにあんた夕食食べてたでしょ!!」 「諦めろ。男らしく残飯食え」 「ま、ガンバレ。ムスタディオ」 「ぐぅ……」 ラヴィアン達からもう反撃を受け、青くなるムスタディオ。 身から出た錆とはいえ、このままでは本当に残飯を食わされそうだ。 「まぁまぁ、皆。あまりムスタディオを責めるな。私は今まで料理を作っていなかったのだ。 それでは料理下手だと想像する者もでるのも当たり前と言うもの」 「な…アグ姐ェ」 まさかの見方に驚愕の表情をあげるムスタディオ。 「とはいえ、人を中傷するのはお前の悪い癖だ。直せよ」 「くぅ…アグ姐ェ、俺が悪かった!すまん!!」 ムスタディオが目を潤わせて頭を下げる。 それはまるで罪人が女神に許しを乞うている絵画のようなシーンだ。 ―――さぁ、賭けの代償を払って貰おうか? 「は?」 部屋一杯に広がる黒いオーラ。 ルカビィを超えるアグリアスから発せられる恐怖。 さっきまで目を潤ませて謝っていたムスタディオの表情が凍りつく。 「アリシア、ラヴィアン。すまないが厨房からパンを持ってきてくれ」 「はい。了解です」 「な、何を?」 「何って賭けの代償だ、ムスタディオ。残飯食えとは言わないが、ある物を食って貰おう」 ラヴィアンとアリシアが厨房から"ある物"を持って来た。 それはパンの山―― 「ちょっと沢山作ってしまってな」 「た、タスケ――」 「ラッド」 「おう」 「な、止めろラッド!離せッ!!」 「さっきラッドも言ってただろう?"これなら何個でも食える"って」 ふいにパンを一つ手に取る。 「フフフ…お前は"小さくて食った気がしない"と言っていたな。望み通りほら、大きいぞ」 さっきまでのパンと比べて見せるアグリアス。 大きさは約2倍。 またアグリアスは笑ってはいたが、その顔は笑い掛けるアルテマデーモンのよう。 「さぁ、存分に食うが良い」 「いーーやーーだーーーーッッ!!!!」 暴れ出すムスタディオ。 「さぁ、ムスタ。食べさせてあげるから☆」 「そうそう、全部食べないと、明日の朝食は拝めないよ~」 「お酒も一杯あるから、食べやすいよ~。ほら、ドンドン入ってく~」 「た、助けてーームグゥ!!」 ラッドに抑えつけられたムスタディオは逃げる事も出来ずにパンを食わさせられる。 またラヴィアンとアリシアは嬉々としてムスタディオの口にパンと酒を詰め込んでいった。 愚かなとこだ。自分で自分の首を絞めるとは―――あ 目の前で繰り広げられる"賭けの精算"を嘲笑していたアグリアスだったが、ある事に気がついた。 折角パンを焼いたのに、食べたいと言った張本人はどこに行ったのだろう? 私がここに来た時にはもう居なかったな。 「ラヴィアン、ラムザはどこに行ったのだ?」 「あ~、隊長ですか。なんか部屋に戻ったみたいですよ」 「ふむ。そうか」 仕方ない。私が部屋まで届けてやろう。 アグリアスはもぅ興味はないとばかりに、さっさと部屋から出ていった。 ―4話 なんとか部屋へと戻ったラムザ。 部屋へ戻る途中にも壁に柱にと体をぶつけて歩く。 表現を悪くすればランプにぶつかってくるヤママユガ… もしくは、ガラスに気が付かずぶつかる蜂のようだ。 「う~ん。ヤバいよ~」 立っていては危ないのでベットに座り顔を抑える。 さっきより熱いように思う。 なんでー?たった一杯なのに(しかも飲みかけ) ラムザは酔いのまわっている頭で必死に考えた。 僕ってこんなにお酒弱かったのかなぁ… 状態を起こしているのもキツくなってきたので、そのままベットに横になる。 しかし、空きっ腹に酒。 ちょっと休むだけのつもりだったが、いつの間にか寝入ってしまった。 スー スー 部屋に響くは寝息のみ。 その部屋にノックもなしに入ってくる者がいた。 「らむざ居る~?あ、らむざはっけぇ~ん」 フラフラしながらラムザを探していたラファだ。 「確かラムザの部屋は奥から2番目の部屋だったな」 アグリアスは忙々と部屋に向かう。 思えば男のために料理をするのはこれが初めてだ。 幼いころから"男のために料理をする"というのは結婚している者がする行為だと思っていた。 ―――フフ。まるで、夫婦のようだな。 一人、笑みがこみ上げてくる。 だが、その笑みはラムザの部屋の近くに来て突如として失われた。 ラムザの部屋のドアが開きっぱなしになっている。 今だイヴァリースは治安の悪い状況で、宿と言えども部屋のドアを開けっ放しにするのは防犯上好ましくない。 またアグリアスの記憶上、今までラムザがドアを開けっ放しにしていた事はない。 しかも人の話し声がする。 "――っけぇ~ん" ――教会の手先か、賊か? アグリアスに緊張が走る。 が、その声には聞きおぼえがあった。 "もぅ~、らむざねてる~。あははははっ!" 「ラファ?」 ラファが何故ここに?それにいつも以上に明るい。 それにラファが言うにはラムザは寝ているらしい。 では、ラファは何のためにラムザの部屋に??? "寝るならアタシと一緒にねよ~?" 「!」 アグリアスの体に衝撃が走る! ――寝る?ラムザとか!? アグリアスは電光石火の勢いで部屋に飛び込む。 そして目に映ったのは眠っているラムザと、布団をめくりムザの隣に入り込もうとするラファの姿。 「ラファ、待て!」 「いや~!らむざとねるぅぅぅ~~!!!」 部屋にあった机にパンを置き、ラファをベットから引き離す。 そして気が付く酒の香り。 「酒?ラファ、酒を飲んでるのか!?」 「2人はしあわせになるのぉ~!!」 「一体誰だ、ラファに酒を飲ませたのは!!」 質問に答えないラファを何とかベットから引き離そうと力を込める。 強引に引き離したため、ラファは床に突き飛ばされる形になった。 「いった~い」 「す、すまんラファ。だが、お前も悪いのだぞ?」 「あぐりあすさんなんかもうしらな~い!」 「大声を出すな、ラムザが寝ているのだぞ」 「いりあいのかねのひびきぃ~!」 「だから、静かにせんか!」 歌いだしたラファを一喝する。 しかし、ラファは嫌がらせの様に歌うのを止めようとはしない。 「てんにぃひかりきゆるとき~」 「悪かった。私が悪かったから先ずは歌うのを止めてくれ」 「いまありしはまぼろしとしるぅ~」 まさか――これは歌ではない!? 気付いた時には遅かった。 「だいこくうぞうぉ!」 「ぐ!」 大虚空蔵に耐えるため、全身に気合を入れるアグリアス。 そして、間髪いれずに世界が青で包まれる。 真言ー大虚空蔵ー ダメージと共に、暗闇・沈黙・毒など様々なステータス異常も起す厄介な技。 しかし、真言は狙いの定めにくい技で当たらない事もある。 「?」 アグリアスの周りから大虚空蔵が消えたが、物的ダメージがない。 詠唱が未完全だったため、光だけで失敗か?? その後も大虚空蔵はアチラコチラで光を散らす。 「わ~。きれいね~」 まるで他人事のように自分の唱えた術に見ほれるラファ。 そしてその光はアグリアスの後方でも光を散らした。 「!?」 アグリアスは慌ててラムザに振り返る。 ダメージは無くともステータス異常を受けている可能性もある。 振り返ったアグリアスの目に入ったのはカエルになったラムザだった。 しかも仰向けの状態で、少々グッタリしている。 「ラ、ラムザっ!?」 アグリアスはラムザが死んでしまったのではないかと思い、慌てて手に取ってみる。 ――大丈夫。カエル状態になってはいるが、生きている。 「もぅ、あぐりあすさん!おおきい声だしちゃだめなんですよぉ!???」 「えぇい、うるさい!元はと言えばお前が大虚空蔵など唱えるから――」 「うーん、わかった。私の魔法とくと見てください!えい、トード!!」 「わ、馬鹿――」 制止する前にラファがトードを唱えた。 アグリアスの目の前で発生する緑の煙。 ご存じの通り、カエル状態にトードを掛ければ元に戻る。 手の上に乗せている状態でトードを掛ければ、当然全体重が両手に圧し掛かる。 アグリアスは重さに耐えきれず、ラムザをベットに落とし、自身もベットに突っ伏していった。 当然酒に酔っているとはいえ、ベットに落とされれば相当深い眠り出ない限り、目は覚める。 「うぁ!――な、何が!?」 突然の事にビックリしながらも状況を把握しようとするラムザ。 (敵かもしれない!やっぱり酒なんか飲むんじゃなかった!―――っっっ!!) 後悔と同時に何かが顔の上に覆い被さってきた。 (な、なんだっ!一体何がッ!?―――?攻撃してこない???) 視界は完全に塞がれたものの、以降何も起きない為とりあえず顔を動かしてみる。 (…布?それに何だろう。暖かい…それに柔らかくて何だか心地いいような――?) つい心地よくて、顔で感触を確かめ続けているラムザ。 だが、突然覆いかぶさっていたものが無くなった。 そしてラムザは見た。 羞恥心と怒りで顔を真っ赤にしたアグリアスを。 「な、アグリアスさん!?」 「ラァァムザァァァ!!!」 怒りと共に繰り出された拳が脳天にヒットする!! ―――ヘッドブレイク!! 薄れゆく意識の中…ラムザは悟った。 あぁ――覆いかぶさっていたのはアグリアスさん――― ということはさっきの柔らかく温かかったのは――― アグリアスさんの―――蒼い―――双山――――― 「だ、ダイナマイ――」 ラムザはベットに深く沈んで 逝った。 ―5話 翌朝、ラムザは目が覚めた。 「―! いててっ!…頭が痛い?何でだ?」 昨日の事が良く思い出せない。 「確かアグリアスさんにパンを作ってもらう予定で…暴れているラファを沈めるため酒を飲んだんだ。そして…」 ――思いだせない。 思いだそうとすればする程、酷く頭が痛むのだ。 だが、何か大事な――何かを忘れているような気がする。 痛みに耐え必死に昨夜の事を思い出す。 「―!」 刹那――まさに一瞬の出来事だが、美しい光景が頭に浮かんだ。 それは、白い双丘と―――蒼い双山―― どこで見た光景なのか。 イヴァリースのどこかの風景なのかもしれない。 もしくは只の夢か。 その後必死に思いだそうとしたが思いだせない。 だが、それでもいい。 夢ならばまた見る事も出来るだろうし、どこかの風景ならばまた目にする事もできる。 考えるのを止めると、頭の痛みも和らいだ。 グゥゥゥ すると腹の虫が鳴いた。 そう言えば、昨日は夕飯を食べてない。 ふと視界に机の上に置かれたパンが目に入った。 「あ…」 きっとアグリアスが持って来てくれたのだろう。 食べたいと言った本人が居なかったのだ。 きっと怒ってるに違いない。 アグリアスが作ってくれたパンを手に取る。 冷めてしまっているが、良い香りがしてくる。 一口割いて、口に居れる。 程良い甘さが口に馴染む。 ただのパンとは違い、香気良い香りが食欲をそそり沢山食べれそうだ。 アグリアスの作ってくれた大人のパン。 香りよく、甘く―――そして大人の味がした。 fin
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少女/大人 ◆yX/9K6uV4E 私がまず確認したのは名簿であった。 焦りながら名簿に目を走らせ、何度も、何度も、確認する。 そうして、列挙された名前の中に、二人の名前が存在しない確認し、私は安堵した。 そう、私――大石泉にとって大切な親友の名前がない事に。 私にとって、大切な、大切な、親友。 さくらと亜子。ずっと一緒だった友達。 こんな私に、友達で居てくれた二人だ。 アイドルだって、二人が居るからなろうと決めたんだ。 三人でなれるなら、いいと思えたから。 大切な二人が、もしこの場にいるのなら……そう考えるだけでも恐ろしい。 だから、私は二人が巻き込まれてなくて、本当に安心したのだ。 けれど…………まだ、安心できない。 プロデューサーが人質になっているのは知っている。 でも、私みたいにグループで活動しているアイドルだって居るんだ。 そのグループの誰かが人質になっている可能性だってある。 さくらや亜子が人質になっていない……なんて、誰が否定できるものか。 だから、安心なんて出来ない。 他に考えることだって沢山ある。 何で、私が選ばれたんだとか。 三人のグループの内で、私だけが何故? 自分で、頭がいいというのは気が引けるけれど、その頭脳を期待されて? これでも留学の誘いが来る位にできるんだもの。 それはありえる筈だ。 ……けど、考えたくないけど。 論理として、当然考えなければならないことがある。 さっきの逆だ。 私が、全く、期待されてないから。 アイドルとしての素質が、全くないから。 こんなところで殺し合いをして、果てても構わないから。 三人の内で、最も要らないから。 そう、思われたんじゃないかと思う。 違う、違うと頭を振って否定したいけれど。 私を励ましてくれるプロデューサーも、親友も居ない。 だから、そうなんじゃないかと思ってしまう。 そして、思いたくないのに。 考えたくないのに。 冷静な所で、自分を分析してしまう自分がいて。 その自分が囁くのだ。 ―――お前は親友から、捨てられたんだって。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「さて、まあ、情報交換は終わったわね」 「交換する情報も殆ど無かったですけれど」 「とりあえず、現状を確認するだけでも意味があるのよ」 「そういうもんですか」 「そういうものよ」 ある一軒家で、黙々と話あってる三人が居た。 まるで、家族会議のように顔に突き合わせて。 テーブルにはお茶と名簿などが載せられていた。 「……状況は良くないけど、三人合流できただけでもよしとしましょう」 そう溜め息を吐きながらも、あえて明るく言った女性は、川島瑞樹といって。 落ち着いた妙齢の女性なのだが、何故か可愛さを売っているアイドルになっていた。 それが瑞樹と話をしていた少女――大石泉にとって非合理的に見えてしょうがない。 二十八歳という年齢なのだから、それに似合う売り方をすればいいのにと思ってしまう。 「果たしてそれがいいことか解からないですけど」 集まったことで、見つかりやすいデメリットだってある。 淡々に泉は事実だけを述べて行くだけだが、それに瑞樹が噛み付く。 「こら、若い子がそんなに悲観的にならないの!」 「それはそうですけど……」 「あ、私まだまだいけるわよ!」 「……もう、いいです」 瑞樹の言う事は最もなのだが、その後の言葉で台無しだ。 泉はそう思って、思わず溜め息を吐いてしまう。 「まぁー川島さんも、泉ちゃんもそんなカッカしないでさ、ちなみに川島さんはまだまだいけると思うよ!」 「貴方が言うと嫌味しか聞こえないわよ……」 「へ? そう?」 二人をフォローするように言うのが、家に集まった最後の一人であった野球のユニフォームを来た、姫川友紀だった。 彼女は二十歳なのだが、外見は十五歳の泉と同じぐらい幼く見えて、瑞樹にとっては羨ましくて仕方ない。 それに友紀は気付く訳も無く、きょとんとするばかり。 「……ま、いいわ。とりあえず今後の予定を確認しましょう……大前提として殺し合いはしない。いいわね」 「はい、勿論」 「うん、当たり前だね!」 偶然にも、スタート地点から早々と合流できた三人だが、目的は既に決まっていた。 アイドルとして、人として、殺し合いはしない。 それは大前提として、アイドルとして、やってはいけない事であることを理解していたから。 「まず泉ちゃんは首輪を解除……だったかしら?」 「ええ、まずこれを何とかしないと、幸いそういう知識はありますので」 「そう、若いのに凄いわね。負けてられないわ」 泉が考えたのは、自分達を縛ってる一つである首輪を解除する事だ。 自分はプログラミングや、機械には強いという自負がある。 どんな難しい仕組みでも出来る、やらなければいけない。 そういう自負があったのだから。これは自分の仕事だと言い切れる。 まるで、自分の存在を示すように。 そんな泉は、瑞樹は何か思いながら見つめて、友紀のほうを向く。 「まず、友紀ちゃんは、グループのメンバーと合流……いいわね?」 「うんっ! 皆……絶対殺し合いなんてしてない……そう信じてる。皆で脱出したい」 友紀は胸に手を当て、祈るようにそう呟く。 彼女が所属しているグループ――FLOWERS。 花が似合うアイドルと言う事で、結成されたグループだが、あっと言う間にスターダムを駆け抜け、今や一大グループになっている。 プロダクションを代表するグループの一人が、友紀だった。 「……誰かが、グループの皆を生かそうと殺し合いに乗ってるかもしれないですよ」 「泉ちゃん!」 「有り得なくない、でしょ」 泉から友紀に出される、疑問。 瑞樹の制止の声にも泉は止めなかった。 当たり前の論理でしかない。 泉だって三人グループの一人なのだから。 親友が居たのなら……乗っていたかもしれないのだから。 「ううん……あたしはそうだとしても、皆を信じたい」 「そうですか」 「だって、『アイドル』だから。もし乗っていたりしたら……ぶん殴って、止めさせるよ……だって」 それでも、友紀はみんなを信じると言って。 乗っているなら、止めると言い切って。 「アタシ達は、大切な、仲間なんだからっ!」 仲間だから。 大切な仲間だから。 みんなを信じて、信じるからこそ、乗っているのなら止めてみせる。 止められると信じているから。 そこにあるのは、ただ、仲間への絶大な信頼。 それだけだった。それだけでいいのだから。 「…………仲間、か」 泉は、呻くように呟いて。 心の中のモヤモヤがどんどん広がっていて。 信じ切れない自分が、悔しくて。 どうしようもないくらい自分が矮小に見えてきて。 泣き出しそうなぐらい哀しくて。 「――ストップ。泉ちゃん。これ以上は考えない方がいいわよ」 そんな負の思考の連鎖を止めたのは、瑞樹だった。 泉を見つめる視線は正しく大人で。 「こんな状況なんだから、駄目な方ばかり考えてしまうのは当たり前。解かる?」 「…………はい」 「自分を責めては駄目よ。誰も悪くない。そうに決まってるんだから」 誰も悪くない。 そうだ、そうに決まってる。 泉もそう思いたい。 瑞樹は泉を優しく抱きしめて、囁く。 「難しく考えるのは大人の役目よ……任せなさい」 「川島さん……」 「私も……あの馬鹿な子に真意を聞きたいわ」 「馬鹿な子?」 「大人の話よ」 そう言って、瑞樹の呟きを追究する事はできなかった。 憂いの篭った言葉だけれど、きっと何かあるのだろう。 「あははっ! 川島さん、お母さんみたいだねっ!」 「ちょ、ちょっと友紀ちゃん、冗談きついわよ!」 「そっくりでしたよ!」 「ま、まだまだ若いわよ!」 友紀の茶化しで、場は和んで。 泉自体も何故か、心が落ち着く。 (誰も悪くない、か) 誰も悪くない。 そう、きっと、悪くない。 (今は信じるしかないよね、皆を) 泉は心の中で呟いて。 思うのは、二人の親友の事だった。 帰らなきゃ、二人のもとへ。 大切な、大切な親友なのだから。 【A-4/一日目 深夜】 【大石泉】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式×1、不明支給品1~2】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いに乗らず、親友の下へ帰る。 1:そのためには首輪を解除 2:難しい事は…………考えないようにしないと ※さくらと亜子(共に未参加)とグループを組んでいます。 【姫川友紀】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式×1、不明支給品1~2】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いに乗らない。 1:仲間を信じる。 2:万が一乗ってたら、止める ※FLOWERSというグループを、高森藍子、相葉夕美、矢口美羽と共に組んでいます。四人同じPプロデュースです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ そう、やるのはあくまで大人よ。 あの馬鹿な子……ちひろは何を考えてるのか。 それを知るのは大人だけでいい。 誰も悪くないと考えるなら。 ならば、そうせざる終えなかった状況が、あるのだ。 誰も悪くない、けどこんなことやらなければならない。 そういった事情があり、そしてその事情は残酷でしかないのだろう。 理不尽で、哀しすぎる事情が。 きっと子供には聞かせられない事情があるのだろう。 だから、それを知るのは、私だけでいいだろう。 そのためにも、ちひろから聞く。 それがあの子の親友としての使命だろう。 さあ、頑張りましょ。 自分の為に。 泉ちゃんたちの為に。 プロデューサーの為に。 そして、大切な親友の為に。 【A-4/一日目 深夜】 【川島瑞樹】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式×1、不明支給品1~2】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いに乗らず、親友に真意を聞く。 1:泉をよく見る ※千川ちひろと呑み仲間兼親友です 前:太陽のナターリア 投下順に読む 次:彼女たちのためのファーストレッスン 前:太陽のナターリア 時系列順に読む 次:彼女たちのためのファーストレッスン 大石泉 次:彼女たちが探すシックスフォールド 姫川友紀 川島瑞樹 ▲上へ戻る
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大人になり隊 おとなになりたい (OhD)主観系コーナー。自分が大人の階段を上ったと感じた時を送る。 [曲]大場久美子「大人になれば」。
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大人の議論部屋 名前 大人の議論部屋 誕生日 ○/○ 初乗船 ○/○/○(第○回) 告知等 𝕏 X (旧Twitter)メイン 𝕏 X (旧Twitter)サブ ハッシュタグ 総合 #○○イラスト #○○ 配信場所 YouTube 愛称 おとぎろ ぎろちゃん ぎろんぱ ファンマーク 🍸🎙 【目次】 大人の議論部屋情報 アーカイブ 情報 大人の議論部屋とは グループ「なんでもぱれっと」の一人。(「なんぱれ」は2024/5/28解散) 歌がうまい。 VTuberとして活躍中(2024/5/5より) Dread hungerは休止中。(最終投稿2024/4/20) 虚無主催の「ハッピーナイトクルーズ」の先生枠。 配信内容 雑談(おはよう配信) 歌枠 ▲目次へ アーカイブ アーカイブはすべて限定公開。(実質非公開) ▲目次へ
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【検索用 おとなかいします 登録タグ 2012年 BIG-AL Bruno CUL Clara GUMI IA KAITO LEON LOLA Lily MEIKO MIRIAM Mew Oliver Prima SONIKA SeeU SweetAnn TONIO VOCALOID VY1 VY2 miki お リュウト 兎眠りおん 初音ミク 大人買いP 巡音ルカ 曲 曲あ 替え歌 歌愛ユキ 歌手音ピコ 氷山キヨテル 洛天依 猫村いろは 神威がくぽ 結月ゆかり 蒼姫ラピス 鏡音リン 鏡音レン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 替え歌作詞:大人買いP 作曲:さつき が てんこもり 唄:市販ボカロ全部(36種・2012年10月時点) + 詳細 MEIKO・KAITO・初音ミク・巡音ルカ・miki・VY2・鏡音リン・レン・歌愛ユキ・BIG-AL・PRIMA・SONIKA・TONIO・猫村いろは・リュウト・歌手音ピコ・MIRIAM・Sweet ANN・LEON・LOLA・氷山キヨテル・Bruno・Clara・VY1・兎眠りおん・Oliver・GUMI・神威がくぽ・CUL・IA・Mew・SeeU・蒼姫ラピス・洛天依・結月ゆかり・Lily 曲紹介 今回はさつき が てんこもりさんの楽曲「お断りします」を替え歌で 4年間の自分のボカロP人生を振り返ってみました! 半分ぐらいサボってましたけど。 曲名:『大人買いします』(おとながいします) さつき が てんこもり氏の「お断りします」の替え歌。 2012年10月時点で市販されているVOCALOIDが全員登場している。 歌詞 (動画より書き起こし) Oh Thank you 大人買いします 大人買いします 断固 大人買いします ご遠慮しません! 大人買いします 大人買いします 大人買いします やんなっちゃう日々に 重なる様なフラストレーション ボカロスレに何か書き込んでいく 目押し効果で… 1000取って軽くパニック ポチられるAmazon 何かが吹っ切れていく MEIKOに KAITOに 初音ミク 巡音ルカ mikiに VY2 鏡音リンレン 歌愛ユキ BIG-AL PRIMA SONIKA TONIO 猫村いろは に ガチャッポイド 歌手音ピコ MIRIAM Sweet ANN LEON LOLA 氷山キヨテル もうぜんぶまとめて 大人買いします 大人買いします 断固 大人買いします VOICEROIDも 大人買いします 大人買いします 大人買いします 大人買いな日々に 意味不明なフラストレーション オススメのDAW 買い忘れ OH! THANK YOU! バージョンアップ 相次ぐ ボカロ発売 新企業の参入 貯金を諦めていく Bruno Claraに VY1 兎眠りおん Oliver GUMI がくぽ CUL IA Mew SeeU 蒼姫ラピス 洛天依 結月ゆかり Lily MM(Music Maker) SONARに Cubase KOMPLETE Waves Melodyne 一戸建て 新築 土地込み もうぜんぶまとめて 大人買いします 大人買いします 断固 大人買いします 余計な物も 大人買いします 大人買いします 大人買いします 大人買いします 大人買いします 断固 大人買いします ご遠慮しません! 大人買いします 大人買いします 大人買いします(´;ω;`) コメント 噂には聞いていたけど、まさかここまで大人買いしてるとは・・・。よい子のみんなは絶対真似しちゃだめだぞ! -- 竜奇 (2012-10-14 06 24 31) »1000取って軽くパニック←めっちゃあるあるwww -- やまさん (2012-10-14 07 57 33) 普通大人でもこんな買い方できないからな!ちびっこ子! -- りょーん (2012-10-14 08 07 45) ↑誤字スマソ -- りょーん (2012-10-14 08 08 57) なにやってるんだ・・・こいつは・・・ -- ミカンマン (2012-10-14 17 31 48) おぉぅ…なんてコメントすればいいんだ… -- 名無しさん (2012-10-14 18 05 54) 登録タグがwwwすごいことにwwww -- 名無しさん (2012-10-15 20 42 23) 買ったなーww タグが凄ぇや -- 支援射撃隊隊長 (2012-12-10 18 04 38) 多分これ一番タグ多いぜ(笑) -- 小悪魔天使 (2013-04-24 16 50 42) タグ(笑) -- 死神 (2013-07-05 05 09 02) すげぇ…ボカロが全員いるぜ… -- 華夜 (2014-02-21 21 32 04) す、すごいですね! -- リン (2016-02-29 22 36 44) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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大人のブレイクタイム No.886 星 最大HP 最大ATK 最大DEF コスト ストーリー 4 308 371 58 9 PS 知属性の物理ATKを20%上昇 +限界突破時のステータス 凸数 最大HP 最大ATK 最大DEF PS 0凸 1凸 2凸 3凸 4凸 5凸 星 最大HP 最大ATK 最大DEF PS 4 大人のブレイクタイム 308 371 58 知属性の物理ATKを20%上昇 [[]] 相性のいいカード シンフォギアカード 星 属性 カード名 最大HP 最大ATK 最大DEF 最大SPD 最大CTR 最大CTD スキル [[]] [[]] メモリアカード 星 カード名 最大HP 最大ATK 最大DEF スキル [[]] [[]] メモリアカード
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Vocaloidランキング一覧(定期) 月刊大人の都合 VOCALOID 名誉の除外ランキング キーワード検索 月刊大人の都合 nicovideo_mylist エラー ( マイリストURLの取得に失敗しました。正しいURLを入力してください。 )
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『大人の玩具プレイ』の議事録 【提案内容】 2009年12月21日 題名 大人の玩具プレイ POV説明 バイブやローター、電マ、アナルパール、果てはオナホールやダッチワイフなど、大人の玩具を使ったプレイのあるゲームを登録してください。 【審議】 2010年03月07日 ~ 2010年03月16日(登録日) 内容 【結果】 2010年03月16日 可決されました。 題名 大人の玩具プレイ POV説明 バイブやローター、電マ、アナルパール、果てはオナホやクスコなど、 エロティカルな道具を使ったプレイのあるゲームを登録してください。 ※オナホやクスコのような、珍しい道具があるものはコメント推奨。 タグ一覧:POV
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登録日:2011/03/16(水) 10 27 12 更新日:2024/01/08 Mon 01 06 38NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 エロい意味では無い 募金 千羽鶴 地震 多田あさみ 大人だからできる事 東日本大震災 「アグネスさんまさか鶴折ってるの?」 概要 「今、本当に必要な鶴を被災地へ」 大人の千羽鶴とは、グラビアアイドルの多田あさみさんが推進する募金活動である。決してエロい意味では無い 要約すると千円札の裏にプリントされている鶴を「千+鶴」で千羽鶴に例えてそのまま直接募金しようと言う事である。 ただ愚直に募金を推進するのではなく、誰でも簡単に『千羽鶴』を被災地に届けられるという洒落のきいた募金活動であるので、 「いくら募金すればいいんだろう?」という疑問も解消しながら気軽に募金活動に参加できる。 千円札をすっと出せるのは確かに「大人」だけであろう。 震災が起こると「私も何かしなければ!」という傍迷惑な義務感にかられ、 千羽鶴を被災地に送るべく折り鶴を折りまくる人や組織が一定数存在するようだが、 折り紙で鶴を折って荷物として送るよりずっと簡単だとは思いませんか? いや、別にアグネスさんをディスっているわけではないと思いますよ?(震え声) 鶴が寂しがるといけないので余裕があればつがいで、または奮発して鳳凰様を飛ばしても良いかと。勿論、小鳥さんや桜でも構いません。 全国どこからでもコンビニ等を通して被災地へ飛ばす事が出来ます。 新紙幣しかなく鶴がいないという貴方。 表に描かれている野口英世氏から比喩して医師団を送るともいわれているのでご心配なく。 (野口氏は医者ではなく博士だが福島出身、里帰りの意味もあるとか)。 2016年4月に九州で地震が発生した際には、先の震災の教訓を受け 「衣食住が行き渡ってない今の状態では千羽鶴よりも現金と支援物資」という認識がある程度浸透したが、 学校やボランティア団体などでは折り鶴を作って被災地に送ろうとし、 批判をしようものなら「みんなの想いを金に変えるのか!」などと精神論で握りつぶされるケースが未だに存在するらしい。 そんな中で「そんなに鶴が折りたいなら紙幣で千羽鶴折ればよくね?」という 2016年版「大人の千羽鶴」ともいうべきジョークがネットユーザーの間で広まったとか。 言うまでもないことだがこれは「本当に紙幣を折って送る」というわけではなく、 「『とりあえず鶴を折って自分の気持ちを満足させる』ことと『被災地にとって本当に重要な現金を送る』ことを両立できるよ☆」という皮肉である。 実際どうなのか? 千円札を鶴に折ることは非常に迷惑である。 お札を使う時には、いちいち紙に戻さないといけないし、紙に戻してもしわくちゃの紙は自販機や銀行で使いにくいという、鶴にするメリットなど一切ない。 考察 「鶴を折って被災地送りつけたがる人」の心理について邪推すると、 「千羽鶴を折る」という単純作業に没頭することで心理的動揺を押さえようとする(*1) 「お金は汚いもの、心を込めて手作りしたものはきれいなもの」という日本人特有の思い込み 千羽鶴の材料は安価な折り紙なので「何かを成し遂げた」という大きな自己陶酔感が得られるわりに懐が痛まない 心を込めて折った千羽鶴にはスピリチュアルな力が宿り、支援物資を押しのけてでも送るべきものだと本気で信じている。スイーツ(笑) ……というわけで本人たちはあくまで善意で折り、善意で送り付けるのだ。だからこそ質が悪いのだが 擁護しておくと「鶴を折り、そこに祈りを込める」こと自体はけして悪いことではない。 折った鶴を被災地に送りつけて物流を圧迫させ、被災地にろくに使い道もない紙きれの塊を送り、一方的に善意を押し付け、 更には「鶴を送った」という行為に満足してしまいその後支援らしい支援をろくに行わなくなることが問題視されてる。 たとえ気持ちがこもっていたとしても、使い道のないものを送られても処分するにも手間と費用がかかり、なまじ気持ちがこもっているだけに捨てる側も心苦しいし、 もらう側から「ありがたいけどいりません」と声を挙げるのも申し訳ないものだ。 元に広島や沖縄などの慰霊祭で、毎年大量の千羽鶴が送られるが、これらの処分や管理に多額の税金が投入されていることも追記されておく。むしろ、ゴミの処理で戦争原因の一つである環境破壊の一因になっているという本末転倒のことが起こっている。 とかく非常時は情報に振り回されがちだが、今何をすべきなのか? 何が必要なのか? よく見極めたいものである。 追記、修正は千羽鶴に願いをこめてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エロい意味だと思って開いた俺は汚れた人間のようだ。ちょっとコンビニで鶴飛ばしてくる -- 名無しさん (2015-08-06 19 31 12) 無粋な話だが千羽鶴は元々長寿・延命祈願の効果が込められたもんなので復興支援として送ってるとしたら微妙に着眼点がずれてる気がする -- 名無しさん (2016-04-29 23 27 41) 延命なら間違ってなくね。 -- 名無しさん (2016-04-30 22 27 17) ↑人の命だけに着目すんならな。ざっくり言えば本来は病身や怪我してる人に早くよくなってね、って意味合いしかない -- 名無しさん (2016-04-30 22 41 25) 普通の千羽鶴を折ることに抗議した中学生が反省文書かされたらしいな -- 名無しさん (2016-05-01 01 46 37) 千羽鶴にしても支援物資にしても被災地じゃ捌ききれず倉庫の肥やしがオチらしいね。災害支援は、現地入りする支援者の為のものでもある。 -- 名無しさん (2016-05-01 03 01 18) Wikipediaで千羽鶴の発祥を見てきたら、元々は患者自身が自分のために作っていたんだね。今や中身のない鶴が偽善者の自己満足で終わらないようにと祈らんばかりだ。 -- 名無しさん (2016-11-04 23 40 27) 千羽鶴が「応援」ならば納得できる。「支援」として贈ろうとするから物資と競合する。折り鶴が「支援」だというなら、励ましのお便りは外国人も共感し得る「支援」になる -- 名無しさん (2019-08-26 01 18 20) そういえば広島に届く千羽鶴の処分費用っていくらかかるんだろう?1億と書いた本は後で間違いだったと訂正したけど肝心の正しい金額は出てなかった気がする。 -- 名無しさん (2021-02-06 17 02 30) 名前 コメント