約 187,157 件
https://w.atwiki.jp/azzo_q/pages/12.html
哺育器の中の大人 岸田秀、伊丹十三 世界を解く手がかりの宝庫としての自分の発見 第1講 幻想 幻想 人間=幻想未熟児=本能が壊れている 成長=解釈、価値観、概念、観念、約束事、文化 関連 「質問力」 動物=本能世界に適応した進化の結果=現実 未熟児 今西錦司直立→子育てのための定着→未熟児の許容 岸田秀目的論的未熟児 第2講 意識と無意識 赤ん坊の世界 自他未分化/一次的無意識/一次的ナルシシズム=エデンの園体感的記憶 フラストレーション→自己「もし、赤ちゃんが日記を書いたら」 「幻滅論」 復帰願望恋愛 アルコール ホモセクシュアル ホモセクシュアル≠性転換生物学的「牡」と文化的「男」 エディプス期の父親との同一化の失敗母親との同一化 母親=「女」への恐怖 近親相姦 タブー俗説=障害児 フロイド=原父殺害 レビストロース=外への発展/吉本隆樹=閉じることの禁止 今西錦司=インセクトタブー 岸田秀=役割 第3講 共同幻想 幻想 本能が壊れている行動形式 ×未熟→人工世界→幻想 エネルギー ○ 意識 人間は生理的存在=現代心理学の前提S-R間の選択、枠組み=意識=幻想 ゲシュタルト心理学 地と図 人間は歴史的存在(岸田) 無意識 フロイド 無意識→意識 アーネスト・ジョーンズ 岸田秀 意識→無意識 私的幻想と共同幻想(1) 個人的な心理=私的幻想 集団的な心理=共同幻想 可逆的に説明が可能 私的幻想→集団的幻想 自我←→超自我(吉本隆明) 超自我は自己抑圧←集団による権威化(岸田) 私的幻想と共同幻想(2) 個人=フロイド 集団=立憲君主国家 超自我(善悪) 肯定 自我(損得) 政府 エス(快不快) 民衆 超自我はいかに形成されるか 超自我は親から与えられたもの(フロイド) 超自我は自己抑圧←親による権威化(ジャスティフィケイション)(岸田) 社会の変化とは 私的幻想←→共同幻想 →不満変革 サブカルチュア 第4講 自我の構造 無意識 記憶+感情=記憶体系 前意識 無意識抑圧された無意識 人格のベースとなる無意識 自我 他人との関係性レイン 作り物、壊れやすいもの なぜ自我が必要か 本能の代わり 正当化 / Justification統一性 自己分析 分析前 分析後 未知(既知)未知 未知(既知)未知^未知(既知)未知 接線=未知と理解できる領域→終わりがない 非常に不安であるけれど解放感がある 不安=自己の統一性が崩される 解放感=欺瞞的でない自己への移行スピノザ「明白な観念(/無意識)になると情念(/エネルギー)が喪失する」 葛藤 ナルシシズム / セルフイメージ ←→ 他人との関係による現実一次的ナルシシズム=誇大妄想 偉大さ、崇高さ 葛藤の解決 記憶体系=人格の否定「神経症のままでいた方が患者には幸せな場合がある」(Freud) 自己欺瞞 自己嫌悪 反復脅迫苦痛の否認 / 正当化 充実して生きる 前表面がうまくいった属性付与(レイン)→不可能 人=esを自己化するために生きる「己(es)の欲するところに従いて規(自我構造)を超えず」 第5講 自我の領域 性 動物 本能 人間 意味男社会(文化) タナトス(死の本能) Freud タナトス=死へ向かう内在化傾向 岸田 壊れた「生きようとする意志(本能)」→自殺も可能個体保存 種族保存 攻撃性 口唇期 自他同一 肛門期 (壊れた)自我依存他者のモノ化=サディズム、客観主義(科学) 自我を防衛するための攻撃性 自我構造 男はなぜ強姦するのか? 「意味づけ」=自我維持に対する不安女=商品=快楽化 男=養う=神秘化 第6講 日本人の精神構造 反復強迫 JPN US Justification Indian虐殺 爆発=暴力 正義=暴力 他律的な自我 自立した自我 日本の旋回 分裂黒船 ペンダサン実体語=内的自己=純粋 人間 客体語=外的自己=現実適応 Family Romance (血縁幻想) 子を介した父母の結合=血縁(EU)神を介した結合 会田雄二 搾取EU 牧畜社会 人→(搾取)→家畜 JPN 農耕社会 人→(搾取)→家畜 血縁幻想 組織/集団優先河合隼雄の中空論との比較 アイデンティティのための絶対者 超自我 FreudとKishida Freud Kishida 独立した規範 超自我の伝統=幻想 自我≠超自我 自我≒超自我(幻想) デカルトとKishida我思う→→→我あり 我あり→×→我思う(我=幻想) EUとJPN - EU JPN 口唇期 ○ ○ 肛門期 ○攻撃性 ↓(血縁幻想) 男根期 ○ ↓ 性器期 ○ ○ (EU)口唇期の後、肛門期のない日本人は「こども」である
https://w.atwiki.jp/83452/pages/5645.html
戻る 良い意味で灌漑の深いものですね、これは。 -- (ムギュウ) 2010-07-13 21 42 46 これは大人になってしまった人は必ず何か思うことのあるSSですね -- (名無しさん) 2010-07-13 22 02 39 大人になる事とはどう言う事か考えさせられるssですね 主要キャラのアフターが納得の行く設定で 読んでてじんわり来ました -- (名無しさん) 2010-07-13 22 33 46 純ちゃんがラジオのパーソナリティしてる(・∀・) -- (名無しさん) 2010-07-13 22 34 14 なんか心に残る -- (名無しさん) 2010-07-13 22 41 55 フォレストガンプみたいだな 最後の昔見たある映画の言葉ってのは海の上のピアニストの言葉だな それにしてもいい作品だ俺も頑張ってみようかな明日から -- (名無しさん) 2010-07-13 23 50 12 関係ないけど、新EDの「思い出なんていらない」っていう歌詞はけいおんだからこそかなりくるよな 唯達にとって大人になるってどういうことなんだろう -- (名無しさん) 2010-07-14 20 26 38 鬱展開よりこういう甘酸っぱい展開の方が好きだな なんで皆大人編を書くと鬱展開にしたがるんだろう? 簡単だからかな? -- (名無しさん) 2010-07-15 12 35 41 同じ窓から見てた空みたいな鬱SSよりこっちの方がいいよな -- (名無しさん) 2010-07-16 00 17 52 やっぱけいおんぶは最高だぜ -- (名無しさん) 2010-07-16 13 30 59 最後トラック出てきてまさか唯トラかと焦ったぜ。 -- (名無しさん) 2010-11-21 23 38 14 考えさせられますね。 何を考えさせるか人それぞれ変わる話ですね。 -- (通りすがり) 2010-11-21 23 48 29 やっぱいいなこのSS… 和以外のサイドストーリーも読みたくなってくる… -- (名無しさん) 2010-11-22 05 58 35 なんだよこれけいおん胸キュンストーリー? ・・・みんな卒業しちまったんだよなぁ・・・。 アニメ最終回思い出して涙腺崩壊起こしちゃったよzz -- (真・けいおん厨) 2010-11-22 07 02 50 サイドストーリーのラジオは純かな いい話すぎだろ・・・ -- (名無しさん) 2010-11-29 16 38 55 まだ、子供だからこの気持ちが分からないのかな・・・ -- (名無しさん) 2011-02-19 13 21 58 主人公が語り手で、聞き手が次々変わっていく、っていうのでフォレスト・ガンプを思い出した。あれもいい映画だったなぁ。 -- (名無しさん) 2011-02-22 12 51 07 胸に迫るものがあるね。 -- (名無しさん) 2011-02-22 13 10 11 30超えたさわちゃんか・・・ -- (名無しさん) 2011-02-22 13 36 29 うわぁ…毎日仕事疲れで帰ってくるからなんか 切ないなぁ…。 俺はまた吹奏楽部時代に戻りたいよぉ… -- ( ) 2011-03-09 16 38 09 確かに……こうやって働き出すと昔が良く思えるな…途中のサラリーマンに共感した自分… -- (名無しさん) 2011-03-09 19 27 40 3のサラリーマンの男性の台詞の部分から泣き、唯の台詞もとっても印象的で良かった。 この話は私にとっても、もの凄く共感した作品です。 -- (ディゴッド) 2011-06-04 02 27 51 誰も死なない、劇的な話が展開するわけでもない 感動的な話が有る訳でもない… なのになんで泣けるんだろうか。 綺麗な文体だぁ -- (いいね) 2011-08-06 09 34 51 いい話だが、泣くほどじゃない -- (名無しさん) 2011-08-06 10 52 14 涙は出ないけど文章力に惚れました -- (涙) 2011-11-15 20 21 33 これが、生きるっていうことか…… -- (名無しさん) 2011-11-15 21 11 01 やばい泣いた・・・ -- (名無しさん) 2013-03-17 22 12 33 Drawingを思い出した。 時間の経過、そこにある言い様のない喪失感が、哀しいようで愛しい不思議な気持ちにさせてくれる。 まさにそんな作品でした。 -- (小説家気取り) 2013-03-18 00 19 48 みんなが大学以降バラバラになる話。 原作が終わってしばらく経った今だからこそ懐かしさと郷愁を感じる。 -- (名無しさん) 2014-10-05 15 45 03
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/1372.html
大人の恋愛小説 DSハーレクインセレクション 任天堂 2010年2月25日 DS 女性向けの恋愛小説『ハーレクイン』シリーズを読書
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/1055.html
2ちゃんねる・大人の時間(2) 403 名前:水先案名無い人 :2006/03/14(火) 17 36 39 ID X4FvlfM10 大人の時間全板入場!! 自作魂は生きていた!! 更なる研鑚を積みエロ画像が誕生した!!! 絵師!! お絵描き・創作板だァ――――!!! 大人の恋愛はすでに我々が完成している!! 夫婦生活板だァ――――!!! ひっかかりしだい抱きまくってやる!! 積極H系代表 お水出会い系板だァッ!!! エロ動画の落とし合いなら我々の歴史がものを言う!! 半角文字のURL 指定してダウンロード 半角文字列板!!! 真の恋愛を知らしめたい!! 鞭打ち・蝋燭 SM板だァ!!! 日本では相手にされないが海外ならお金次第でモテモテだ!! 外人さん大好き 大人の海外板だ!!! 警察対策は完璧だ!! 本番絶対お断り へるす板!!!! 全若者のベスト・ズリネタは私の中にある!! 無修正の神作が来たッ アダルトV板!!! 年季なら絶対に敗けん!! おっさんの思い出のエロ見せたる 日活ロマンポルノ等 懐かしエロ板だ!!! エロ・グロ・純愛(なんでもあり)ならこいつが怖い!! パソコンの有効利用 エロゲー板だ!!! モニターの内側からリアル女が登場だ!! 二次元から三次元へ エロコスプレ板!!! ルールの無いなりきりHがしたいからオリキャラ(自作のキャラクター)になったのだ!! 俺の妄想を見せてやる!!オリキャラ板!!! ホモが嫌いな女の子なんていませんとはよく言ったもの!! 腐女子の妄想が今 2ちゃんでバクハツする!! 2ちゃん最強板のひとつ 801板先生だ―――!!! 最萌えトーナメント発祥地こそが大人板の代名詞だ!! まさかこの板がすたれるとはッッ Leaf・Key板!!! 稼ぎたいから幕張まできたッ 売り上げ一切不明!!!! 漫画・アニメ・ゲームなどの18禁(エロ)パロディ エロ同人板だ!!! オレたちは同性愛者ではないレズを鑑賞することに萌えるのだ!! あの娘とあの娘が・・・ レズ・百合萌え板!!! エロの本場は今やネット上にある!! オレを興奮させる無料のサイトはないのか!! アダルトサイト板だ!!! ヤタァァァァァッ手淫マン!! できたよ!!! その3!!! エロAA板だ!!! テクニックは実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦ねた満載!! 愛の営みの現場からえっちねた板の登場だ!!! この人形はオレの嫁 気に入ったやつは思いきり買って思いきり抱くだけ!! バイブ・オナホール統一王者 アダルトグッズ板 お前を抱くためにこの場所へきたッ!! 各都市別に情報満載 ラブホテル板!!! 性器に更なる磨きをかけ ”真珠入り”大人の飾り板が帰ってきたァ!!! 今の自分に異性はいらないッッ!! 大人の同性愛板!!! 経験四千人の性技が今ベールを脱ぐ!! あなたのご近所にも 熟女板だ!!! 女性の前でならオレはいつでも全盛期だ!! 燃える商魂 ホストクラブ板 源氏名で登場だ!!! 医者の診断はどーだった? 不安の炎 未だ消えずッ!! 罹るもうつすも思いのまま!! 健康相談(大人)板だ!!! 特に理由はないッ 韓国女性が美しいのは当たりまえ!! 整形してるのはないしょだ!!! チェジウ! 韓国美人板がきてくれた―――!!! 自室でしごいた包茎チンコ!! 自己流のデンジャラス・テクニック オナテク板だ!!! 本番だったらこの風俗を外せない!! 超A級風俗産業 ソープ板だ!!! 超一流アイドルの超一流の画像だ!! コラで裸にむいてオッタテやがれッ グラビアクィーンの魅力満載!! アイドル画像板!!! 二次元萌えはこの板が完成させた!! アニメ・漫画のHノベル!! エロパロ板だ!!! 若き王者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ チェリーボーイッッ 俺達は君が魔法使いになるのを待っているッッッ童貞板の登場だ――――――――ッ 加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました! スレH 大人の実況!! うんこ お下品板!! 探求! PINkな学問板! ……ッッ どーやら板が多すぎて紹介しきれない様ですが、整理統合され次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 414 名前:水先案名無い人 :2006/03/14(火) 21 11 38 ID b1fvh3K60 391-394 403-406 双方とも肝心なのを忘れてるような… コメント 名前
https://w.atwiki.jp/sinnerei/pages/1203.html
【作品名】ROMANCE DAWN(SS版) 【ジャンル】読み切り漫画 【備考】 週刊少年ジャンプ増刊Summer Spesial1996年8月4日号で掲載された後の「ONE PIECE」のプロト作品である読切作品。 「WANTED!」に収録されている「ROMANCE DAWN」とは別作品であり、あっちは「週刊少年ジャンプ」1996年41号に掲載されたもの。 こちらはその半年前(「ONE PIECE」の連載開始の時点からだと約1年半前)に描かれた作品である。 なお短編集の「WANTED!」には収録されておらず、「ONE PIECE RED」にて収録され内容を確認できる。 ちなみに、設定を変更し「ONE PIECE ロマンスドーンストーリー」とアニメ化もされてる。 最後のページに大人になった状態のルフィが登場しており、尾田先生が後のあとがきで「大人ルフィ」と明言している為 成人にまで達している年齢、つまり20歳以上。 【名前】モンキー・D・ルフィ 【属性】大人ルフィ 【年齢】20歳以上 【長所】数コマしか出てないけどそれだけでも大人になった風格と落ち着きを醸し出している 【短所】現在「ONE PIECE」のルフィの年齢が19歳なのであんまり年齢差がない vol.2
https://w.atwiki.jp/syousetuvip/pages/82.html
734 りゅう ◆OFZcnhJ41A sage New! 2006/11/29(水) 16 11 21.01 ID Re537KKsO 女子高生モノだけど梨絵たんでもりゅうでもありませんよw タイトル 大人と子供の境界線 設定 あい 高3 最近彼氏もいなくて寂しい♀。ちょっと前に24の人と知り合って何回か会ってる 透[とおる] 24 ドクオ 年齢より若くてカッコよくて優しい人。保険の外交員。 ヴーゥッ!ヴーゥッ! 雨の日の5時間目 かったるい数学の時間にあいのケータイのバイブが鳴った。先生にバレないようにこっそりチェックする。 《新着メール1件 透サン》 (普段メールなんかよこさないのに…何だろう) [なぁ~明日仕事休みなんだけど会わない?] 素早く返信を打つ。 [明日からテストだからいいよ~] あいは比較的頭が良く、勉強しなくてもテストの点は割といいので大して勉強などした事がない。 [マジ?じゃあ会おう!最近オレ寂しいから手だしちゃうかもだ(笑)]この一言にあいはドキッとした。 (あい…お腹やばいんだよなぁ~…) 何を隠そうこのあいちゃん、着ヤセするタイプなだけで実はお腹ポッコリ…。今までH寸前で男に萎えられ続けた為に、まだ処女なのでした。 (まぁ制服着たまますればいいか♪) [別にそれくらいの覚悟はできてるよ~]と送った。 736 りゅう ◆OFZcnhJ41A sage New! 2006/11/29(水) 16 27 12.42 ID Re537KKsO (透さんってどんな風に女の子扱うんだろう…) そんな事を放課後ずっと考えていた。 あの繊細な指はどんな風に私に触れるのか…。いろいろと考えたまま家まで帰り、ご飯を食べ、お風呂に入り、明日会うための勝負下着を選んだ後、ベッドに入った。 (あいちゃん…) (とお…る…さ…) …どこかから声が聞こえる。 (気持ちいい?) (…ぅ………) …なんだかHな声が…… チャラリラーン♪チャラリラーン♪ 携帯のアラームが起床を促す。 ぼんやりとした頭で、ふと昨日の声を思い出した。 (ちょっとあたし……期待しすぎ) 737 りゅう ◆OFZcnhJ41A sage New! 2006/11/29(水) 16 42 09.04 ID Re537KKsO 夢に見るほど楽しみな初めてのH… その前にテストがある…。 「さてと♪」 制服を着たあいは鏡でいつもはしないメイクを少ししてストレートアイロンで髪をストレートにし、家を出た。 途中、近くの高校の男子がたまるコンビニの前を通ったとき1人の男子が「あいちゃんいっつもよりカワイイ!!!!!!」と声を上げたと同時に近くにいた男子達もこっちを見た。 「そんな事ないよ♪」といつもは冷やかされても返さない返事をした。 あいはここら辺で一番カワイイと有名なのでした。 そんな調子で朝からノリノリだったおかげでテストも良く解けて幸せいっぱい。 テストも無事終わり、友達から誘われたカラオケも断り近くのコンビニの駐車場へ走った。 テストのすぐ後にケータイを見るとメールが来ていた。[●●コンビニの駐車場にいつもの車で来てるからね] 早く会いたくてローファーを履いているにも関わらず走りまくった。 738 りゅう ◆OFZcnhJ41A sage New! 2006/11/29(水) 16 54 57.70 ID Re537KKsO コンビニに停まる一台の黒いワンボックス。それが透の車だった。あいは走り寄りドアを開けた。 「こんちぁ~☆」 「おぅ!!ていうかまたかわいくなったな~」「え、そう?」 こんなやりとりをしつつ学校の通りを抜け、まずはお昼を食べにファミレスへ。 「このパスタと、あと今日のランチ1つずつ」 こうして2人でお昼を食べるのがすごく幸せに思える。 「じゃあ…食べたしどっか行こうか。どこがいい?ショッピングモールでも行く?」と言われて あいはすかさず答えた。 「ラブホに行きたい」 透はびっくりしたような顔をしてあいの頭を撫でた。そして「…行くかぁ☆」とアクセルを踏んだ。 739 りゅう ◆OFZcnhJ41A sage New! 2006/11/29(水) 17 04 52.94 ID Re537KKsO 緊張してあいが身を固していると透はあいの気持ちを察したのか、話しだした。 「俺最近忙しくてさ~飲みにも行ってないんだよ(笑)」「ふ…ふぅ~ん…」 会話が終わった。 あいはひたすらHの流れしか考えていなかった。いつキスするか…いつベッドに入るか… そうこうしているうちにホテルに着いた。
https://w.atwiki.jp/megatenroyale/pages/181.html
085話 大人の責務 案ずるより産むが易し、とはよく言ったものだ。少し明るくなった気分で、菓子パンの棚を物色する。 コンビニまでの道程は五十メートル足らず。誰にも会わず、何事もなく通過することができた。 カウンターの奥から煙草を数箱と、予備のライターをまず入手した。 パッケージが少し違って、いつもの銘柄の煙草を探し出すのに少し苦労した。 この銘柄が存在する、しかしパッケージは違う、そんな程度のパラレルワールド。 不思議なものだと、つくづく思う。そういえばコンビニの店名も知っているものだ。 パラレルワールドというのは、過去のどこかで枝分かれして生まれたものであるはず。 自分の知っている世界と今いるこの世界は、どんな違いで生まれたものなのか。 ザインが住んでいた世界、少年が学校にも行けず秩序を守らなければならないような世界は、どうして生まれたのか。 自分のいた「現代」からそのまま時が流れたら、そんな未来に辿り着いてしまうのだろうか。 思考することは嫌いではなかった。だから、世界の繋がりを考えることはいい気分転換になった。 出会った人々の姿から垣間見た別世界は決して幸せそうなものではなかったが、考えている間は恐怖を忘れられた。 棚に並ぶパンの中から、ある程度なら日持ちしそうな物を選んでビニール袋に詰めてゆく。 何でも一緒くたにザックに放り込むのも抵抗があったので、この袋もレジから拝借した。 食品用、飲料用、雑貨用と三枚。これ以上に増やすと荷物になりすぎる。 パンを選んだ後は、奥の冷蔵棚に並んだペットボトルを眺める。 あまり多く持っては嵩張るので、ミニボトル入りの水を五本とスポーツドリンクを二本取り出して袋に入れる。 電気は通っていないのだろう、ボトルの中の液体はあまり冷えてはいない。 栄養ドリンクの棚が目に入る。適当な一本を手に取って蓋を開け、そのまま一気飲みした。 これだけで疲労が取れれば苦労はしないが、気分だけでも元気を出しておきたかった。 次に、菓子の棚を覗く。食料が乏しい時のエネルギー源と言えば、チョコレートと相場が決まっている。 この街の中に存在する量的には食料は乏しい訳ではないが、いつでも入手できるとは限らないのだ。 雪山での遭難者がチョコレート一枚で生き延びた、などという話は昔からよく聞く。 実際の栄養価がどの程度のものかは知らないが、こういう時、イメージの影響力は絶大だった。 棚にあるだけの板チョコを袋に詰める。十枚近いだろうか。 嵩張らないから持ち歩くにはいいものの、こんなにチョコレートばかり食べ続けたくはないな、と思った。 最後に、店の入口近くの棚にある雑貨を見る。 タオル、剃刀、石鹸、ウェットティッシュ。あれば便利そうな物が並んでいて、どれを持っていくか悩む。 傷を負った時などは、清潔にしておくことは重要だ。雑菌が入ったりすると厄介なことになる。 それを考え、まずウェットティッシュを一パックとチューブ入りのハンドソープを袋に詰めた。 もう少し見回すと、バンドエイドと消毒液が目に入る。 この状況ではバンドエイドは大した役には立たないだろう。消毒液だけを手に取り、袋に投げ入れる。 武器になりそうな物もないかと期待したのだが、せいぜい文具店にもあった鋏やカッター程度しかない。 他に役に立ちそうな物と言えば電池くらいだ。今は電池を使うような道具は持っていないが、後々役立つかも知れない。 十本で一纏めになっている単三のアルカリ電池を、取り敢えず袋に入れる。 ここで入手できそうな物はこんなところか。 隠れ場所からは近いのだから、後で何か思い出したらまた取りに来ればいい。 店を出ようと、ドアの前に立つ。本来ならば自動ドアなのだろうが、電気の通っていない今は動かない。 手動で開けようと透明なドアに手を触れ、外の様子を窺ったところで――異変に気付いた。 来た時は人の気配などまるでなかった静かな通り。そこに、人影に似たものが見えた。 似たもの、であって人影ではない。正確には、人間の影ではなかった。 背中に、鳥に似た大きな翼――それさえなければ、その影は人間に見えていただろう。 このような生き物を何と呼ぶかは知っていた。 天使、或いは悪魔だ。 冷や汗が流れる。確かに放送の声は悪魔が出現するようなことを告げてはいたが、市内全域にではなかったはずだ。 悪魔が出現する場所はあっても、それは一部。他の場所には悪魔はいないはず。 現に、今まで移動していた間には一度も悪魔とは遭遇していない。 いるはずのない場所に悪魔がいるとすれば、理由は一つ。 新のような人間――サマナー、と言ったか。悪魔を召喚し、使役する者がいるのだ。 充分に考えられることだ。今手元にあるこのPCにも、悪魔召喚プログラムがインストールされている。 同じものを支給され、使いこなしている人間がいたとしても不思議はない。 それが新であればいいのだが、今この場からそれを判断する術はない。悪魔本人に聞く訳にもいくまい。 あの天使を使役しているサマナーが殺し合いのゲームに乗っていたなら、見付かった瞬間襲われる可能性さえあるのだ。 (どうする?) じっと動かず、天使の様子を見守る。 これほど近くに人がいるとは気付いていないようだが、その動作からは慎重さが窺えた。 何かを探すように、周囲を見回している。幸い、このコンビニの方向には視線は向けられていなかった。 こちらには背を向け、反対側に視線を巡らせている。 (待てよ。あっちは……!) 幸いなどとは言えない状況であることに、一瞬遅れて気付く。 天使が立っているのは、つい先程歩いてきた道の真ん中。その視線が向いているのは、文具店の方向だった。 戻ろうとしても、あの天使に気付かれずやり過ごすことは至難の業だ。 何しろ相手は道の真ん中に堂々と立っているのだ。来た時と同じ道は通れない。 別の通りに抜けて大回りをして戻ろうとしても、目的地である文具店の方向を奴は監視している。 再びこの通りに姿を現した瞬間、見付かってしまうだろう。 しかし、独りで逃げる訳にはいかない。 ここで身を潜めて待ち続ける訳にもいかない。天使の目的は定かではないが、文具店にはザインがいる。 無防備に眠っている彼が、奴に見付かってしまったら。最悪の事態も有り得るのだ。 いっそ堂々と出ていって声を掛けるというのも一瞬考えた。が、話の通じる相手とも限らない。 このPCに入っている例のプログラムがあれば、恐らく悪魔との交渉は可能なのだろう。 しかし、既に主人を持っている悪魔と交渉するというのは賢明とは思えなかった。 例えば、主人たるサマナーが「出会った者は全て殺せ」と命令していたら。 どんな風に話し掛けて何を提案したとしても、行動方針の優先順位を覆すことはできそうにない。 主人のいない悪魔ならば、利害が一致すれば味方に付けることも可能かも知れないのだが。 できれば見付からずに逃げたい。 しかし、奴を文具店から遠ざけておきたい。 恐怖と、仲間を助けたいという思い。二つの感情がせめぎ合う。 自分の身を守りたいなら簡単だ。奴が離れるまで、この店の奥で息を潜めていればいい。 ただし、隠れている間に何があっても――ザインが殺されようとしていたとしても、手出しはできなくなる。 文具店から遠ざけるなら? 無論、こちらに来させることだ。物音でも立てれば気は引けるだろう。 ただし当然、自分の身には大きな危険が降り掛かる。 (僕が無茶をして、共倒れになったら意味がない。いざという時に悪魔に対抗する力はザインの方が上だ) この選択肢が、運命の分かれ目だ。テレビゲームだったらどちらかがゲームオーバーに繋がっていそうな局面。 (それに、奴があっちに向かったからと言って……ザインが見付かるとは限らない。 あの店は目立たない位置だし、店に逃げ込む前には地面に血の跡が残らないよう注意してた) 記憶を辿り、安心できる材料を探そうとする。 (でも……) 安心は、できなかった。 後から後から湧き出るのは不安と、罪悪感。仲間よりも保身を選ぼうとしていることへの。 (見張ってるから安心しろって、僕が言ったんだよな。甘えてもいいって) その言葉を、ザインは信頼してくれたのだ。 裏切る訳にはいかないし、 (――子供を守れない大人なんて、最悪じゃないか) 彼が寄る辺ない小さな子供のように思えたことを、どうしても脳裏から拭い去れなかった。 手に持ったままだったPCの電源をそっと落として、ザックに入れた。 音を立てないように振り向いて、店内を見渡す。何か使えるものはないだろうか。 ――あった。家族で遊ぶような花火セットだ。 派手な打ち上げ花火こそ入っていないが、これで充分だった。 下手に派手すぎる花火を上げてしまっては、あの天使以外の危機まで呼び込みかねない。 足音を忍ばせて棚に近付き、手を伸ばす。袋を千切って鼠花火を取り出した。数は二つ。 それを手に持ったままドアの前に戻った。逃げられそうな道を確認する。 出てすぐ右手、来たのとは反対の方に曲がり道があった。隣の通りへ抜ける道だろう。 (……よし) 静かに、動かない自動ドアを手で開く。通れる程度の隙間ができたところで、ライターで花火の片方に点火する。 通りに飛び出すと同時にそれを路上に投げ出して、曲がり角へと躍り込んだ。 後ろからしゅるしゅると鼠花火が回転する音がする。煙も上がっているだろう。 「誰です!」 声がした。中性的な響き。声の主は天使と考えていいだろう。 飛び込んだ道をそのまま走る。一つ向こうの通りが見えた。確認する余裕もなく、そこへ飛び出す。 幸いこの通りにも人影はなかった。左へ曲がれば文具店からは遠ざかる。方向転換しながら、もう一つの花火にも点火した。 「そこか!」 曲がってきた道の方から、また声がする。狙い通り、こちらを追ってきてくれているようだ。 通りに鼠花火を投げて、また手近な曲がり角に飛び込んだ。 曲がった先には、ドアもなく開け放たれているビルの入口があった。そこに逃げ込み、身を潜める。 相手は翼を持つ生き物。道を走っていたのでは、空から探されたら丸見えだ。 ――案の定、やがて遠くから聞こえる鼠花火の音に混じって、鳥にしては大きな羽ばたきの音が聞こえた。 静かな街の中では、そんな小さな物音もはっきりと聞こえる。 乱れた呼吸の音も聞こえてしまわないかと恐ろしくなり、荒い息を必死に抑え込む。 ふと思い出して、手に提げたビニール袋から水のボトルを取り出し、半分程度まで一気に喉に流し込んだ。 それで息は幾分落ち着いたが、それと同時にこの袋の結構な重さに気付く。 ザックの中にもまだ水は入っていたはずだ。飲料と雑貨の袋はここに置いていくことにした。 花火の音も止んでしばらく経った頃、再び羽音が聞こえた。遠くはなく、近くもない距離に思える。 今度は羽ばたく音に続いて、アスファルトを踏む音がした。着地したのだ。 ここを見付かる前に、離れた方がいい。慎重に、今見える範囲の光景を観察する。 このビルの入口は曲がり道の途中にあった。その道を抜ければもう一つ向こうの通り。 コンビニのあった通りから見れば、二つ離れた通りということになる。今までの二本の通りに比べて広い。 (……待てよ?) この光景は、見たことがあるような気がする。 そう、つい数時間前だ。ザインと共に夢崎区に踏み込んで、最初に歩いた通りではないか。 つまり、この通りのどこかには戦いの跡があり、恐らくはまだ少女の死体が放置されているのだ。 また嫌な汗が出てくる。あの金髪の男も、近くにいるのかも知れない。 天使がうろついている以上、ザインの待つ文具店に戻るのは危険が大きすぎる。 かと言って、ここに留まっていたくもない。 となれば――残る選択肢は、気付かれないように通りに出て別の場所を目指すということになる。 金髪の男はゲームに乗っている、つまり人を探して殺そうとしているに違いない。 ならば、彼は人の多そうな夢崎区に留まっている可能性が高い。 出会いたくなければそれとは反対側、元来た蓮華台の方へ進んだ方が良さそうだ。 (ひとまず、天使は遠ざけた。あいつはしばらくこの周辺で僕を探すだろう。 だったら……ここを離れて、別の仲間を探してから戻ってきた方がいいかも知れないな) ザインの安全が確保されたと言い切れる状況ではない。しかし、天使を引き離したことで時間稼ぎにはなるはずだ。 しばらく経てばザインも多少は疲労を回復し、目を覚ますだろう。――そう、信じたい。 (必ず、戻る。だから……僕が生きて戻るために、今は) ビルの入口から顔を出して、通りの様子を窺った。誰もいない。空も見上げてみるが、天使の姿はない。 音を立てそうなビニール袋は捨てていくことにし、食料はザックに入れた。パンが潰れそうだが仕方がない。 そっと外に出て、足音を殺しながら通りに出る。 左右を見ると、右側に少女の死体を見付けたマンションが見えた。蓮華台の方向は左だ。 あのマンションの前を通らなくていいことに安堵し、左へ曲がって歩道の建物側の端を歩き出す。 来た時は二人で通った道。独りで歩けば、蓮華台までの道はあの時より、長く感じるだろう。 <時刻:午前11時頃> 【スプーキー(ソウルハッカーズ)】 状態:少し疲労 武器:マハジオストーン(残り2個)、カッターナイフ 道具:ノートPC、メモ帳、ボールペン、食料少し(菓子パン数個と板チョコ約10枚) 現在地:夢崎区から蓮華台へ移動中 行動方針:仲間を見付けて夢崎区に戻る、PC周辺機器の入手、簡易マッピングプログラム作成 Back 084 Next 086
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/3475.html
432 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/06/18(水) 20 22 54 ID ??? 今の話題と全然関係ないけどこの間のコンベでスフィンクスのリドルが 任天堂DSの大人の常識力トレーニング(本体ごと)だった。こんなの 出す常識の無さにちょっと引いた。しかも「皆さん常識が無いですねー。 こんなんじゃ、この先苦労しますよ」とか間違えるとニマニマ笑いながら 言ってくる。お前に言われたくねーよと思いながらも言ってもこの手の 馬鹿には意味無いので何も言わずに我慢した。 スレ185
https://w.atwiki.jp/kart_only/pages/49.html
こんばんは。ちょくちょくこちらに顔出してるななし@と申します。 daibutuさんと交流戦について少しお話してまして、今回は交流戦のお誘いに参りました。 大人スレ(自分の所属スレ)、カートスレ、ガチスレ(お誘いの予定)の3スレ間で予定してます。 以下日程等の詳細となります。 実施日:12月13日(土曜日)21時~ 実施部門:ハンドル→ランダム(詳細についは下記にて)→カート→バトル(風船、コイン1セットずつ)、ガチ個人GP 21時ハンドル開始でハンドル→ランダム→カート→バトル→ガチ個人と順次進行。各部門終了後適度に休憩を取ります ※ランダム部門について 大人チャのランダムアクション機能を使用し、使用マシンを決めます。 ざっと説明させて頂きました。ご不明な点が御座いましたらお願いします カートスレとして参加して頂ける場合は9日(火曜日)までに下記のスレまた大人チャにて自分宛によろしくお願いします。 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1219215409/ カートスレの皆様の参加お待ちしております! エントリー用のフォームできましたー http //area53.ddo.jp/mkcomp/310/ 第三希望まで書いて、登録して貰えればありがたいです~ お疲れ様でした!結果等は下記からどうぞ~ http //www5.atpages.jp/~koryu/index.php?%C2%E87%B2%F3%A1%A1%C2%E7%BF%CD%A5%B9%A5%EC%A5%AC%A5%C1%A5%B9%A5%EC%A5%AB%A1%BC%A5%C8%A5%B9%A5%EC%B8%F2%CE%AE%C0%EF
https://w.atwiki.jp/83452/pages/5648.html
紬「あのね、唯ちゃん」 唯「うん、どうしたの?」 紬「時々だけど思い出すの私達が軽音部だった頃の事」 唯「あの頃は楽しかったね」 紬「えぇ、とっても楽しかったわ…あの三年間が生きてて1番楽しかった」 唯「私も1番楽しかったな」 紬「懐かしいわね……またみんなと一緒に演奏したりティータイムしたいわ」 唯「もう一度高校生の時に戻りたいよね」 紬「私も戻りたいわ」 唯「うん、またみんなと遊びたい」 紬「みんなそうなのかな?」 唯「何が?」 紬「みんな戻りたいって思ってるのかな?子供の時に」 唯「大人はみんなそうだよ」 唯「あの時の年齢でしかやれない事をもう一度戻ってやってみたいなぁ…」 紬「うん……」 唯「悪い思い出でも良い思い出でも、大人はみんな子供の時に戻りたいと思ってるんじゃないかな?」 紬「そうよね……」 唯「うん、きっとそうだよ」 唯「ねぇムギちゃん?」 紬「…なに?」 唯「ムギちゃんや放課後ティータイムのみんな和ちゃん……今でもみんなは私の大事な友達だよ」 紬「私も同じよ」 唯「今はまったく会ってないけどこの思いは変わらない」 紬「唯ちゃんも会ってないんだね……」 唯「うん」 唯「みんな何してるのかな?」 紬「わからないわ…」 唯「また、みんなとお話ししたいな」 紬「そうね……」 唯「何だかせっかく会ったのに暗い話しばかりしてるね!」 紬「そうよね!何か明るい話しをしましょう?」 唯「うん!」 唯「楽しい話…楽しい話……」 憂「あ!お姉ちゃん保母さんになるんですよ!」 紬「そうなの?」 唯「う、うん……私子供が好きだから」 紬「頑張ってね!唯ちゃん」 唯「ありがとう」 紬「唯ちゃんが保母さん…何だか似合ってるわね」 唯「そ、そうかな……」 紬「そういえば…唯ちゃん高校生の時ヘアピン付けてたでしょ?」 唯「あ…付けてたね」 紬「ヘアピン外してる唯ちゃんも可愛いわ~」 唯「えへへーイメチェンしてみたんだ」 紬「イメチェンね~私もしてみようかしら?」 唯「う~ん…ムギちゃんは今のままがいいな~」 紬「そう?ありがとう……あ!ごめんなさい電話だわ」 唯「うん気にしなくていいよ」 紬「ありがとう……はい、もしもし?」 紬「あ……お父様」 ムギちゃんは私達から少し離れる。 唯「ムギちゃんってお父さんの事、お父様って呼ぶんだね~」 憂「凄いねー」 唯「うん、凄い凄い!」 10分ぐらい経ってムギちゃんは話し終わった。 紬「ご、ごめんなさいお父様から電話だったから」 唯「ううん!大丈夫だよじゃあまた話そう?」 紬「あの……ごめんなさい私、帰らなくちゃ」 唯「そうなんだ……残念」 紬「あ、電話番号教えるわ!」 唯「あ、うん!」 ムギちゃんは電話番号を紙に書いて私にくれた。 紬「何時でも電話して来て待ってるから」 唯「うん、わかったぁ~」 紬「それじゃあ…さようなら」 唯「バイバイ」 憂「さようなら」 私と憂はムギちゃんを見送った。 夕日、ひぐらしの泣き声。 何だか凄くムギちゃんの後ろ姿が悲しく見えた。 憂「私達も帰ろっか」 唯「うん…そうだね」 ムギちゃんから貰った電話番号大事にしなくちゃ――― 唯「これでムギちゃんの話しは終わり」 女の子「お姉ちゃんはムギちゃんに電話番号貰ったんだよね」 唯「うん、毎日のように電話してたよ」 女の子「そうなんだぁ~」 唯「でもね、一ヶ月後には東京へ行っちゃった」 女の子「そっかぁー」 男「うっ……ううっ…」 唯「…………?」 女の子「どうしたのかな?」 男「すみません……ぐすっ……アナタの話しを聞いてたら子供の頃を思い出して……」 唯「大丈夫ですか?」 男「はい……盗み聞きしてすみません……」 唯「いえ、いいんですよ」 男「はぁ…子供の頃に戻りたいですよ」 唯「そうですね……」 男「あの頃に……すみませんまた涙が……」 男「会社の上司にこき使われて……何が目的かも分からずにただ働いて」 唯「………………」 男「あの頃はよかった……母親から貰った100円を握りしめ……友達と一日中町を駆け回って……本当に戻りたい」 唯「はい……」 女の子「あ……お姉ちゃんバス来たよー!」 唯「うん……じゃあ乗ろっか」 女の子「うん!」 唯「あの……」 ハンカチで涙を拭う男に私は一言声をかけた。 唯「お仕事頑張って下さいね!」 男「はい、素敵なお話ありがとうございました」 唯「いえ…じゃあ行こっか」 女の子「うん!」 私達はバスに乗り席に座る。 しばらくしてバスは走り出した。 女の子「早く桜ヶ丘高校に着かないかなー」 唯「うん、早く着かないかな」 女の子「そう言えばお姉ちゃんは何しに桜ヶ丘高校に行くの?」 唯「みんなと会う為に行くんだ」 女の子「みんなって!」 唯「うん!放課後ティータイムのみんなや私の高校時代の友達に今日会えるんだ」 女の子「お姉ちゃんよかったね!」 唯「うん!凄く楽しみ!ムギちゃんも東京から帰って来て電話で言ってた凄く楽しみだって」 女の子「私も早くお母さんに会いたいなぁー」 唯「お母さんもきっと会いたがってるよ」 女の子「あ…そう言えばお姉ちゃんのお名前まだ聞いてなかった!」 唯「私の名前?」 女の子「うん!教えて」 唯「私の名前は唯だよ平沢唯」 女の子「私と一緒の名前だぁ!」 唯「そっか、一緒の名前なんだアナタのお名前?」 女の子「豊口唯だよ!」 唯「そうなんだ、あ!いい物あげよっか?」 女の子「なになに?」 バックからヘアピンを取り出す。 唯「私が高校時代付けていたヘアピンだよ!コレあげるね」 女の子「ありがとー!」 唯「うん、いいよ」 女の子「えへへ~」 女の子は早速、ヘアピンを髪に取り付ける。 女の子「似合う?」 唯「とっても可愛いよ」 女の子「お姉ちゃんこのヘアピン大事にするよー!」 唯「うん!あ…もうすぐ着くね桜ヶ丘高校」 女の子「本当?やった!」 唯「ドキドキするなー」 女の子「緊張してるの?」 唯「うん!凄く緊張するなー」 女の子「なんでぇ?」 唯「だって久しぶりに会うんだもん緊張するよ」 女の子「そっかぁー」 私はバスの窓から風景を見る。 見慣れた町、でも何処か懐かしい。 しばらく見ていると桜ヶ丘高校が見えて来た。 私の1番の思い出の場所。 校門の前で見慣れた顔の5人組が何かを笑いながら話している。 バスのアナウンスが桜ヶ丘高校に着いた事を告げる。 私は唯ちゃんと手を繋ぎバスを降りる。 みんなはまだ私に気付いてない。 本当に緊張するなぁ。 女の子「じゃあ私は病院に行くねー!」 唯「うん!」 懐かしい風が私と唯ちゃんの髪をなびかせる。 唯「道は分かる?」 女の子「うん!じゃあバイバイ!」 唯ちゃんは私に手を降る。 私も唯ちゃんに手を降る。 女の子「また会おうねー!」 唯「うん!」 唯ちゃんは走って病院へ向かった。 唯「私も行こうかな」 桜ヶ丘高校の横断歩道の前で校門の前にいるみんなを見る。 みんな変わってないなぁ…。 でも、みんな雰囲気が大人っぽくなっている。 私も雰囲気が大人っぽくなってるのかな? 子供のままの雰囲気でいいな。 まだ、みんなは私に気付いてない。 みんなをジーッと見ているとトラックが私の目の前に止まった。 唯「みえないよ……」 トラックが走り出したと同時に信号も青になる。 私は歩を進めた。 ムギちゃんが私を見た。 そして、みんなに話す。 みんなは私を見て笑って手を降ってくれた。 私も笑って手を振り返えす。 暑さも蝉の泣き声も全ての空間がとっても新鮮に感じる。 空気を深く吸い込んで吐く。 今日、みんなと何を話せばいいかな? 今日、みんなはどんな話を私に聞かせてくれるのかな? 昔、見た映画の言葉を思い出す。 何かいい物語があってそれを語る相手がいるかぎり人生捨てたもんじゃない。 その通りだよね。 とりあえず、私がみんなと最初に話す言葉はもう決まっている。 唯「みんな!久しぶり!」 END 戻る サイドストーリー