約 187,139 件
https://w.atwiki.jp/eriponmagi/pages/47.html
聖ちゃんは、本当にわかりやすい。 「えりぽん、嬉しそうだったね」 「3年ぶりに会ったんだもんね」 はしゃぐえりちゃんの様子を思い出してか、自分も嬉しそうに、 そして心なしか寂しそうな表情も浮かべる聖ちゃん。 ただでさえ裏表のない子なのが、とりわけえりちゃんのことになると 一目瞭然に感情が顔に浮かび上がるのが面白い。 「なんかえりちゃんと里保ちゃんって、ただの幼馴染って感じじゃないよね。 学校でも里保ちゃんあんまり喋って無かったし」 そして悪戯っぽく付け加えてみる。 「謎の美少女転校生か。聖ちゃんのライバル出現だね、こりゃ」 こんなにわかりやすく弄ってるつもりなのに、そこで首を傾げるのが聖ちゃんだ。 「聖と里保ちゃんがライバル?なんで?」 「なんでもない」 まさに暖簾に腕押し。 聖ちゃんの天然っぷりを堪能しつつ、ここは素直に撤退することにした。 「ま、でも仲良くなれそうかな」 「うん、そうだね。里保ちゃん、ちょっと大人っぽいけど凄くいい子みたい」 日差しが雲に遮られ、肌を撫でる風が梅雨の訪れを告げる。 「降るかな?早く行こ、聖ちゃん?」 あたしが振り返ると、聖ちゃんは紫陽花の花をじっと見つめていた。 「あんな嬉しそうなえりぽん、初めて見たかも……」 思わず苦笑して聖ちゃんの手を取る。 「こりゃ重症だわ……」 「え?香音ちゃんどこか悪いの?」 返答まで完璧、見事に百点満点だ。 これ以上あえて弄る気にもならず、呆れた笑みで聖ちゃんの手を引き、 そしてうちらは再び家路へと歩き出した。 ○ 「へぇ、里保ちゃんとえりちゃんって一緒の家で育ったんだ。 じゃあね、じゃあ、生田が家出したっていうのは本当?」 里保ちゃんのプライベートについて、こんな興味津々に食いつくのは、 もちろん自分自身の好奇心もあるけど、気になってもあまり踏み込んだ質問は できないだろう聖ちゃんに聞かせたいという、援護射撃の意味もある。 比較的冷静に話をしてくれた里保ちゃんが、えりちゃんの家出について 語りだしてから思いがけずヒートアップしてきた。 クールで大人びた印象だったのが、感情とともに一気に歳相応の子供っぽさが顔を出す。 里保ちゃんもえりちゃんが大好きなんだなということがよく伝わってきて、 これは本当に聖ちゃんのライバル出現かもなんて思うとともに、 里保ちゃんとも仲良くなれそうだという、そんな予感がこれで確信に変わった。 その後、えりちゃんの乱入と魔法のくだりで一頻り笑わせてもらい、 すっかり脱力状態の里保ちゃんに声をかける。 「生田は魔法使いだから。えりちゃんって昔からああなの?」 「いや、昔はもうちょっと、なんていうか、おとなしかった」 「ふふふ、でも聖えりぽんのあれ結構好きかも」 やっぱり聖ちゃんは聖ちゃんだ。 里保ちゃんと見合わせたあたしの顔は、おそらく里保ちゃんと同じように 「信じられない」という感情がこぼれ落ちそうになっているだろう。 「……その時えりぽんが飛んで来てくれてさ、保健室連れてってくれて ふふっ、その時ね、足撫でてくれたの。そしたらね、凄く痛かったのに、 凄い痛かったんだよ?それが急に、痛くなくなったの」 興奮したように語る聖ちゃんを眺めながら、思わず呆れた声で呟く。 「あーはいはい、それは気持ちの問題だわ」 こんなにもわかりやすいのに、その感情に自覚がないというのはほとんど奇跡だと思う。 でも、聖ちゃんはずっとこのままでいてもらいたい。そんな気持ちもある。 聖ちゃんにはいつまでも純粋なままでいてほしいし、聖ちゃんの自覚とともに、 今の3人の、いや里保ちゃんも加えて4人の関係に変化が生じ、 この心地よい空気感が失われてしまうというのはちょっと寂しい。 もちろんそれは、聖ちゃんの恋心に進展がないのとイコールだから、 自分勝手な願望だというのは十分わかってるんだけど。 聖ちゃんには幸せになってもらいたいなと思いながらも、 ついそんなことを考えてしまうのは、きっとあたしが贅沢者だからなんだろう。 ○ 「えりたち、実は魔法使いなんよ」 えりちゃんの話す内容は、あまりにも突飛で、にわかには信じがたいものだった。 でも。 「香音ちゃん、どう?生田の話、信じられる?」 「正直全くえりちゃんの話は分かんないんですけど。 でも、えりちゃんの目が、あーほんとなんだなって感じです。別に最初から疑って無いんですけどね」 それ以上に気になるのが、聖ちゃんのこと。 なんで聖ちゃんはえりちゃんの話で涙を流しているんだろう? 直接声をかけるような状況でもないので、横目で様子を伺うことしかできないけど、 道重さん達と会話しながらも、どうにも集中しきれない自分を感じていた。 「ちなみに」 唐突に発せられる道重さんの声。 「生田もりほりほも馴染み過ぎててすっかり忘れてるみたいだけれど、 生田のお母さんは魔法使いじゃないからね」 気のせいかそれは、聖ちゃんに向けられたもののように感じられた。 そして、これまで瞼を抑えながら黙って聞いていた聖ちゃんが、 その言葉を受けて初めて、道重さんに不思議な疑問を投げかける。 「聖やっぱり、そうなんでしょうか…」 「さあ。それはフクちゃん自身の気持ちと相談しないと。 さすがのさゆみも無責任なことは言えないなぁ」 傍で聞いているだけではまったく理解できないやりとりだったけど、 2人の間ではそれだけで確かに伝わっていた。 そして、なぜかはわからないけど、理屈は全く抜きでそれはあたしにも伝わっていた。 聖ちゃんが朝の学校で呟いていた「大人の階段」という謎の言葉。 どうやら聖ちゃんは、その階段を一段、登ったらしい。 そう、聖ちゃんはついに、えりちゃんに対する自分の気持ちに気付いてしまった。 ……「しまった」? なんであたしはこんなネガティブな表現をしてるんだろう。 それに、チクリと胸を刺すこの痛みは一体なんなんだろう。 「なん?何の話か全くわからんっちゃけど…」 「お子ちゃまには分からない話よ。ね、香音ちゃん」 「そうですね」 いきなり道重さんに話を振られ、あたしは冷静を装って苦笑いで答える。 道重さんには、あたしにも聖ちゃんのことが伝わっていると先刻承知らしい。 それどころか、今のこの内心の混乱も全部見透かされているのかもしれない。 そんなことを思うと、訳も分からず急に恥ずかしくなってきた。 その後、工藤ちゃんと佐藤ちゃんの話、そして2人のために部屋の片付けを手伝ったりと、 気づけばあっという間に一日が過ぎていった。 魔法を目の前で初めて見るなど、たくさんの未知の体験に心を躍らせたけど、 それでも胸を刺す痛みはずっと消えずに残ったままだった。 明日の買い物に聖ちゃんとあたしも同行することを約束し、 暗くなる前に道重さんの家を辞することにする。 「今日は部屋の片付けを伝ってくれたし、 それに驚くような話もいっぱい聞かされたから疲れたでしょう。 色々思うことはあるだろうけど、今夜はゆっくり休んでね」 「はい!」 元気な声で答える聖ちゃんは、あの時泣いていたのが嘘みたいに吹っ切れた顔をしている。 「香音ちゃんもね」 「は、はい」 聖ちゃんに気を取られていたところに、 道重さんに人差し指であたしの額をちょこんと押され、慌てて返事をする。 心なしか、押された部分を中心に頭全体がほんわかと暖かくなったような気がする。 そして、道重さんの微笑みがなにやら意味ありげに見えたのは、ただの考えすぎだろうか。 ○ 「ねぇ香音ちゃん。聖ね、大人の階段を登ったんだ」 聖ちゃんが満面の笑みで語りかける。 「おめでとう」と声をかけるつもりが、胸が一際大きくズキリと痛み、思わず口を閉ざす。 聖ちゃんが自分の本心に気づいたときは、素直に祝福しそして応援してあげようと 前々から思っていたはずなのに、一体あたしはどうしてしまったんだろう。 「香音ちゃんは登らないの?大人の階段」 ……あたしにとっての大人の階段ってなんだろう? わからない。わかるのは、この疼くような胸の痛みだけ。 「香音ちゃん……?」 言葉を止めた聖ちゃんが、あたしに問いかける。 不安そうな表情で見つめられ、何事かと思ったけれど すぐに聖ちゃんの表情の意味が分かった。 あたしの頬を、いつからか涙が伝っていた。 あたしは慌てて手の甲でそれを拭って、出来るだけ明るい笑顔を作った。 「香音ちゃん、ごめん…」 「ううん。何でもないよ、ごめん」 この涙。このやりとり。 あの時の聖ちゃんとおんなじだ。 今のあたしはあの時の聖ちゃんとおんなじ。 涙を流す理由も、胸が痛む理由も、きっと全部がおんなじ。 そう。聖ちゃんにとっての大人の階段が、えりちゃんへの想いだったように、 あたしにとっての大人の階段は、聖ちゃんだったんだ。 あたしが聖ちゃんにずっと自覚のないままでいてもらいたかった理由。 「気付いてしまった」なんてネガティブな表現をした理由。 そしてこれまであたし自身がこの感情に無自覚だった理由。 それらが自分の中ですべて氷解した。 ついにあたしは、大人の階段を一歩、踏み出してしまった。 でも、この先に何があるというのか。 あたしの視線の先にいる聖ちゃん。 その視線の先にいるのはえりちゃんだけ。 そこに決してあたしの姿は映らない。 それがわかっていたからこそ、あたしは無意識のうちにこの感情を押し殺し、 ただひたすらに目を背けてきたというのに。 溢れ出す涙が止まらない。胸の痛みも治まることはない。 報われることのないこんな想いを抱えたままで、 あたしはこの先どうすればいいんだろう。どうしろというんだろう。 「さあ。それは香音ちゃん自身の気持ちと相談しないと。 さすがのさゆみも無責任なことは言えないなぁ」 不意に道重さんの声が脳裏に響いた。 あたし自身の気持ち? そうだよ。聖ちゃんが誰を想ってるかなんて、本当は二の次のこと。 一番大切なのは、あたし自身の気持ちなんだ。 あたしは……そうあたしは! 聖ちゃんに幸せになってほしい!! いつも側にいて聖ちゃんのことを見守り、 聖ちゃんの幸せのために今のあたしができることをする。 もしえりちゃんが聖ちゃんのことを幸せにしてくれるのなら、 たとえこの胸が痛んだとしても、それはあたしにとっての幸せでもあるんだ。 そして……。 もし、えりちゃんが聖ちゃんのことを幸せにできないのであれば。 その時こそ、あたし自身の手で聖ちゃんを幸せにしてみせる。 でも、それは階段のもう一段上の話。今考えることじゃない。 「聖ちゃん。あたしも登ったよ、大人の階段」 「おめでとう香音ちゃん!」 ホッとした顔で微笑んだ聖ちゃんが、あたしに抱きついてくる。 この温もり。やっと気づいた、あたしにとってのかけがえのない存在。 こっちこそおめでとう。そして、ありがとう聖ちゃん。 … … … そしてあたしは、窓から差し込む朝の光とともに、長い夢から目覚めた。 そっと目元に手を触れると、流した涙の跡が感じられた。 泣いてスッキリしたからか、気づけば胸の痛みも消えている。 夢の内容は、覚えていない。 わかっているけど、覚えていない。 だから、落ち着いたらまた自分の気持ちと相談してみよう。 これから、きちんと。 でも、今のあたしにはやるべきことがある。 聖ちゃんに、えりちゃんや里保ちゃんやみんなの元に会いに行かなくちゃ! こうして、階段のほんの一段分だけ大人になったあたしは、 両手で自分の頬を叩いて気合を入れると、勢いよくベッドから飛び起きた。 (おしまい)
https://w.atwiki.jp/tesseikaiwa/pages/12.html
ISPYSPOOKYMANSION~アイ スパイ スプーキーマンション~ 映像がリアルなので、怖がりの子は駄目かも 最後は感動ものですよ~ 大人がやっても飽きないです★ ゴーストが出すメッセージを解読することに必死になって英語の勉強にもなる上、純粋にゲームとして楽しめます。 何度でも繰り返し、英単語を読んでくれるので知らない英単語でも絵を見て自分の感覚で覚えることができます。 リアルな画面、楽しいアニメーションや音楽で子供よりも大人が夢中になってしまうかも。 それぞれの場所で、読む力、リズムと発音、ボキャブラリ、書く力、視覚的識別、論理的思考、・推理力、区別と分類力、支持に対する理解力が総合的に学べます。 NHK教育テレビで大人気の「えいごリアン」カードゲーム。30種類のゲームで遊びながら英語に楽しもう! アルファベットや日常よく使う単語のカード、国際理解に役立つ情報や並べて地図が作れるカード等、様々なカテゴリーに分かれた全316枚。 30種類のゲームで遊びながら英語に楽しく親しめます。 CDの音声はマイケルとジャニカが登場し、カードの単語朗読が収録されています。 ←クリック 世界が、英語が、ぐっと近くなる! 子供たちの興味や好奇心をかきたてて、楽しみながら、社会性や情操、ちえの力などを身につけさせていく、おすすめの知育トイシリーズです。小さなお子さんでも、無理なく取り組めます。 日本語切り替えスイッチ どのモードでも切り替えできます。 世界時計 基準とする国の時刻を設定しておけば、タッチした国の現在時刻をおしゃべりします。 モード選択ダイヤル 10種類の世界情報や、6種類の世界チャレンジクイズに切り替えます。 地球選択ダイヤル 国名、地域、州、大陸と、選択できる地域の範囲を変更します。 回転する地球儀 回転させて様々な場所をタッチします。 専用タッチペン このペンで地球儀をタッチすると、その場所の様々な情報をしゃべります。 電源ボタン 電源入力中は点灯し、しばらく使用しない場合は自動的に電源が切れます。 音量調節ボタン 状況に応じた適切な音量にできます。 クイズ用選択ボタン プレイヤー ・遊ぶ人数 レベル ・クイズ難易度 スタート ・スタートボタン ←クリック 子供向けカラー電子辞書 ムーミンと楽しく英語や国語、算数が学べる子供向けカラー電子辞書 はじめて英語を体験する子供にもムーミンと楽しくアルファベットから学習できます。 英単語の学習も音声付きでカラーの画面にあわせてわかりやすく解説されます。 かわいいイラストを見ながら、まるでゲームで遊ぶような感覚で、トレーニングできます。 ムーミンストーリーや、絵本でお馴染みの「さんびきのこぶた」「ももたろう」「おおかみと7ひきのこやぎ」で英会話を学習。子供の興味をひきつけ学習することができます。 算数コンテンツでは、脳をウォーミングアップしてから学習することで学習効率をアップします。 九九トレーニングで九九の式と読み仮名をみながらトレーニングできます。テスト機能もついているので、覚えた成果を試せます。 小学国語新辞典は小学生用1年生~6年生の国語辞典の新指導要領施行にあわせて改訂したもので、新しい教科書に収録されている言葉を中心に、新語や、小学生の学習や、日常生活に必要な時事語・カタカナ語やコンピューター用語などを収録。わかりやすいように、イラストや漢字の筆順も収録しています。 日常英会話best表現1100 子供から大人まで幅広い年齢層の方々に使っていただけるよう、日常生活の様々な場面に対応できるミニフレーズを選んだであります。 いずれも1単語から5単語程度のシンプルな表現ばかりなので、初心者の方も気軽に覚えることができます。 【目次】 1 出会いの場でのフレーズ/2 家の中で使うフレーズ/3 街で使うフレーズ/4 ひとこと表現フレーズ/5 ビジネスの場で使うフレーズ/6 基本的な会話のフレーズ 子どもと一緒に英語遊びでネイティヴ・リズム英会話 幼少時に家庭で経験した自然な英語育児環境の中で、自分で興味を広げながら英語を習得することができた著者が、今度は現役お母さんとして実践している英語育児のノウハウ満載。 本書なら、子どもと一緒に楽しみながら通じる英語を身につけることができます。 【目次】 1 ネイティヴ・リズムで子どもと英語遊びがしたい!(遊びの中で知った英語の楽しさ/“通じる”リズムのカタカナ表記とは? ほか)/2 一緒に英語のゲームで遊ぼう!(なにかな?/ジェスチャーとシャレード ほか)/3 元気に英語のゲームで遊ぼう!(おにごっこ/かくれんぼ ほか)/4 英語で言葉の勉強をしてみよう!(アルファベット/空欄をうめて ほか)/5 英語で数字の勉強をしてみよう!(たし算・ひき算・かけ算・わり算) パソコンソフトインターチャネル【税込】スヌーピーのタイピングソフト TYPINGACE ピーナッツの仲間たちと一緒に、「ローマ字入力」のトレーニングが行なえるタイピングソフト。 子供から大人まで幅広い層に人気のあるスヌーピーと仲間たちがタイピングになりました! ピーナッツの世界を楽しみながら、実用的なタッチタイピングを身につけましょう。 《主な特徴》 ◆きめ細やかなレベル設定が可能。 出題単語の難易度設定は「ふつう」と「やさしい」の2種類、ゲーム難易度は3段階と、きめ細かいレベル設定が可能。 BDGやタイプ音のON/OFFの設定も可能です。 ◆豊富な収録問題で、実用的なタイピング技術が身につきます。 【日本語】単語だけでなく、文章の入力も可能な長文問題も収録 収録数 単語:1662語/長文591問 【英語】タイピングの練習だけでなく、英単語の学習も可能。 収録数 アルファベット練習/単語:1091語 英単語の抜粋は、子ども向けには小学生向け英語参考書から、大人向けには一般用英単語参考書、ピーナッツのコミックからと、無駄なく学習することが可能。 ◆「練習コーナー」と「ゲームコーナー」の2本立てで、飽きずに挑戦することができます。 ◆オリジナルデスクトップアクセサリーと壁紙でPCをかわいらしく変身! オリジナルデスクトップアクセサリー(時計、カレンダー、計算機、パズル5種類)と壁紙9種類を収録。 マンガで覚えるネイティブ表現1300 普段の生活によく使うネィティブ表現が満載!覚えたらすぐ使える、使いたくなるそんなフレーズ本。 【目次】 日常生活編(おはよう/アメリカ人になるまで/まだ眠いよ~ ほか)/おしゃべり編(今日の天気は?/チップよこしなさい!/ランチはどこで? ほか)/外出編(ホームステイ/セキュリティーが厳しい/出かけたいよ~ ほか) 発想転換の子ども英語 まずは「質」、次に大切なのは「量」、その次は「やりとり」、そして最後に「通じるか」―幼児から中学生までの間に英語のリズムを体感し、チャンク(決まり文句)をおぼえる!! ―これこそが英語上達の早道!では具体的にはどのようにすればいいのか? 児童英語教育の分野で多大な実績をあげている筆者の英語習得法を、具体例を交えて懇切丁寧に解説する。 小学校教員、英語教師、小学生の子をもつ親必読の書。 【目次】 第1章 子どもたちのパワーに学ぶ/第2章 チャンツで英語のリズムを身に付ける/第3章 絵本で英語のリズムを楽しむ/第4章 長々しい歌を歌う/第5章 「英会話たいそう」でコミュニケーションの素を仕込む/第6章 コミュニケーション(やりとり)の練習
https://w.atwiki.jp/ffdqbr3rd/pages/428.html
28話 33話 44話 69話 79話 129話 141話 222話 306話 311話 313話 314話 318話 320話 365話 386話 402話 412話 417話 437話 448話 453話 473話
https://w.atwiki.jp/hayate_tcg/pages/698.html
P-20 Cカード カードタイトル:三千院ナギ パワー:9500 ジョブ:パーティー iluus:畑健二朗 DS 4 PS 2 このカードが場に出た時、手札から「パーティー」のCキャラカードを1枚選んで、捨ててよい。捨てたならば、相手に2ダメージ。 すーすーする。 2008年11月にサンデーの付録としてついてきたカード パーティーのBとして何気に重宝するナギにとっては使い勝手のいいカードかもしれないです 確実にCのパーティーを手札に入れたいデッキでは、2枚目以上は腐ってしまいがちなので 使い方を工夫できそうなカードと言えます
https://w.atwiki.jp/mattsuan-cardgame/pages/892.html
BOA001:いい大人達 レアリティ:★★★★★ -レアリティ検索- ジャンル いい大人達 HP 8 特殊能力 いい大人達本人ですし ― ATK 8 ─ ― DEF 8 必殺技 8を横にすれば無限大! ― 魂 5 超必殺技 ―
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/32221.html
おとなになったまほうしょうじょ【登録タグ お もわもわP 巡音ルカ 曲】 作詞:もわもわP 作曲:もわもわP 唄:巡音ルカ 曲紹介 かわいい魔女っ子も、いつかはね…。 歌詞 (piaproより転載) こう見えて私は元魔法少女 本当なのよ 小さな子たちと大きなお友達に 人気だったわ 番組が終了して時は流れて 大人になって 昔のことを覚えている人たちも あまりないけど 私今ではしがないOL 満員電車にゆられ ハゲチャビン課長にいびられ 涙する毎日 外を歩けば人々がみな ふりかえったあのころには もう戻れない 疲れた体を引きずって帰り ああ 今日もコンビニ弁当 コミケやアニメ関係のイベントとか あるときには 昔の格好をして訪れてみることもあるわ ババアのくせにコスプレしてやがるぞと 言うやつらには 年季の入ったマジカルハードプレスで おしおきよ けれどいつかは知ることになる とても厳しい現実 もはや私を振り向く人は だれひとりいないの みんな私を見てちょうだい 本物がここにいるのよという 言葉飲みこむ くじけた心を引きずって帰り ああ 夜通し泣きあかしたわ こう見えて私は元魔法少女 本当なのよ 小さな子たちと大きなお友達に 人気だったわ 普通の人としての平凡な暮らし 退屈だけど 別段今の仕事が嫌いだというわけじゃないのよ いつまでもステッキ振り続け 歳を重ねていったら 行き着く先は結局ただの 痛いオバサンでしょ 過去の栄光にいつまでも しがみつくのはもうやめよ 前を向きましょ 昔の名前をもう引きずらないわ だって私 もう大人だもの コメント 『巴マミの平凡な日常』が頭に浮かぶ -- 名無しさん (2015-07-25 05 24 36) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hinaningyou/
リカちゃんの雛人形 今は、雛人形だけに限らず、鯉のぼりや兜も、 キャラクター物が出てますねー。 見てると、とっても楽しいのだけど、 ひとつ疑問に思ったのが、コレって買う人ってどんな人?って事です。 完璧にサブ的位置づけの数千円のキャラクター人形なら、 きっと、子供部屋用にとか、そういう感じで買う事も考えられるけど、 リカちゃんの雛人形なんか、10万以上するんですよ。 でも、自分の娘用に、リカちゃんの雛人形を買う親って、 かなり少ないんじゃないかと思うんです。 とってもお金持ちであれば、普通のと、リカちゃん、 両方買うって選択肢はアリかもしれませんけど。 ってことは、この、リカちゃんの⇒雛人形って、 リカちゃん大好きな大人向けなのかな?と思ったんです。 リカちゃんだけでなく、キティちゃんや、バビーとかって、 大人で好きな人、多いじゃないですか。 そして、大人だと、ある程度の経済力もあるし、 好きな人なら、出しても惜しいと思わない値段かなーと。 しかも、作ってるメーカーが久月。 雛人形として、一流メーカーが作ってるじゃないですか。 リカちゃんってバンダイでしたっけ? バンダイの力の入れようが伝わってくる気がするのは、 私だけでしょうかね?? そんな私も、ディズニーの雛人形を見て、 ちょっと欲しいなと思ってしまったので、 メーカーの策略にはまってるのかもしれません。
https://w.atwiki.jp/zzzseiji/pages/18.html
大人の女、またの名を横浜の純子とは「週刊少年ジャンプ」で連載中の漫画「ボボボーボ・ボーボボ」の登場人物。浜娘(ハマっこ)。 ボーボボと首領パッチが融合して誕生した。この姿でいられるのは1分。 鼻毛真拳奥義「聖鼻毛融合(ボーボボフュージョン)」は、特殊な環境・状態・星座運の時に融合することにより、ごく稀に、1億分の1の確率で突然変異を巻き起こしスーパー戦士を生み出す。大人の女はその中の一人である。実力は通常の融合戦士の軽く1億倍。その圧倒的強さにシゲキXも完全に惚れてしまった。 大人の鼻毛真拳の使い手。「OTONA(女豹)」の掛け声とともに、口紅やスカーフを武器に戦う。 生気のない目と気だるい雰囲気にミステリアスな大人の色気が漂う。 実は魚雷ガールとは知り合いで、魚雷ガールが唯一同格と認める女。2人は共に「大人の女界」をリードする2大カリスマ女性であり、大人の女性たち必須のファッション誌「魅惑レディー」の専属モデルとして活躍している。ちなみに「魅惑レディー」はシマリスに大ヒット。 カルピスには水を多く入れるらしい。 名台詞 「大人の女 またの名を横浜の純子」 「子供ね」 「大人とは他人を踏み台にしていくもの!! そしてこれが郵政民営化の真の形・・・・・・・・・」 「カルピスには水を多く入れる!!!それが大人!!」 「5月5日が子供の日なら010月7日(オトガツナノカ)は大人の日だ――――――――!!!!」 「アナタの敗因はたった1つ・・・大人になれなかったことよ」 「私もまだまだガキね」
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/1369.html
なぞっておぼえる大人の漢字練習 ナウプロダクション 2006年12月21日 DS 小中学校で覚える1945文字の常用漢字を覚える為の学習ソフト 描き順をなぞって覚えれますので、字も綺麗になれるかも なぞっておぼえる大人の漢字練習 完全版 2007/11/22 DS [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) 「読めても書けない漢字はありませんか?」をコンセプトに発売された完全版 なぞっておぼえる大人の漢字練習 改訂版 2010年2月25日 DS 収録漢字が新常用漢字候補196文字と人名用漢字などをあわせた2,411文字にバージョンアップ 関連 意味までわかる 大人の熟語練習 角川類語新辞典から5万問??
https://w.atwiki.jp/0103/pages/221.html
衛宮切嗣は雨を避けて手近なビルに足を踏み入れた。 そこはどうやらオフィスビルのようで、受付を通り過ぎると中央に階段があり、フロアは吹き抜けになっていた。 階段を挟んだ向かい側にも出入り口があるようで、大規模なビルであることが窺える。 大理石の床を歩くと、濡れた靴底がかすかに音を鳴らした。 (まずは武器の有無。もし支給されていない場合は、調達から始めなければならないが……) 森嶋帆高の殺害をするにあたり、支給品とやらの確認を済ませておきたい。 幾人もの魔術師を、事前に綿密な準備を行い殺害してきた切嗣にとって、それはごく自然な思考であった。 支給されたデイパックに手を入れて、中身を取り出そうとする。 「おーい、そこの人!」 不意にかけられた背後からの声に、切嗣は身体を強張らせた。 振り向くと、今しがた切嗣が通過した入口の付近に、スーツの青年がいた。 片手に持つ傘からは水滴が垂れており、今まさにビルに入ってきたことが分かる。 武器の類は手にしていない。しかし、警戒するに越したことはない。 切嗣はゆっくりと近づいてくる青年に対して、デイパックから取り出した拳銃の銃口を向けた。 「っと!落ち着いて!?」 銃口を向けられた青年は、反射的にデイパックと傘を落として両手を顔の横に上げた。ホールドアップの体勢だ。 現状の主導権を握った切嗣だが、何故か安心することはできなかった。 この青年から情報や支給品を奪い逃げるのは、あまりにも理想的な流れだ。 (しかし……やけに物分かりが良いのが気になるな) 切嗣に一抹の不安を与えたのは、青年の自然すぎる対応だ。 うろたえながら無抵抗の態度を取る青年は、その実、僅かほどの冷汗もかいていない。 それどころか、全く目を泳がせずに切嗣に視線を向けてきている。 一般人の冷静さではない。 「あのォ……いきなり銃を向けられても、困るというか……」 目は口程に物を言う。 青年は声色こそ困惑した様子だが、その瞳には混乱も恐怖の色も見られない。 そんな青年の態度が、この青年にどう対処するべきか、という切嗣の思考を一瞬だけ鈍らせた。 そこに第三者が介入する。 「ずいぶんと剣呑な状況ですね」 真上から向けられた声に、切嗣は心中で舌打ちをした。 銃口は青年から離さず、視線だけを声の主がいる方向へと動かす。 そこには、クリーム色のスーツを身に纏い、拳銃を構えた男性の姿があった。 「そちらの方、拳銃を下ろしていただけますか?」 私は明智健悟。警視庁捜査一課の刑事です。拳銃にも心得があります」 メガネの男――明智は、踵を鳴らしながら階段を下りてくる。 わざわざ音を立てるのは、青年から注意を逸らそうとしているからだろう。 「この距離であれば、私と貴方は互いに確実に当てることができる。 しかし、このままトリガーを引くだけでいい私と違い、貴方は銃口を移動させなければならない」 このまま撃ち合いになれば自分が先んずることが可能だと、明智は説いていた。 その程度のことは、懇切丁寧に説明されずとも分かることだ。 この場における優位性は、既に切嗣からは失われていた。 「……」 「ありがとうございます。冷静な判断をしていただき助かります」 拳銃を上着に入れた切嗣に、明智は拳銃を下げて謝辞を述べた。 視界の端で、青年がホッと安堵した表情を浮かべていた。 「では、ここは三人で情報交換と行きませんか。 もし貴方が、誰彼構わず撃ち殺したいという思考の持ち主でなければ……ですが」 明智は柔和な微笑みをたたえて問いかけてくる。 主導権が奪われたことを感じて、切嗣はもう一度、心中で舌打ちをした。 □ 三人はオフィスビルの一室に移動し、円卓を囲んで自己の紹介と情報の共有を開始していた。 ひとつ溜息をついて、明智健悟は少しずり落ちたメガネをクイと上げた。 その動作には、単純にメガネの位置を直す意味もあったが、同時に気持ちを引き締める意味も含まれていた。 眉目秀麗で頭脳明晰、さらに国内外を問わず事件を解決してきた、経験も豊富なエリート警視。 つねに悠然たる態度を崩さない明智が、改めて自身の襟を正したのだ。 それはすなわち、眼前の二人との会話を、気の抜けないものだと捉えている証拠だった。 衛宮切嗣。 グレーのシャツに黒のスーツとロングコートという黒づくめの男性。 職業や経歴などは語らず、端的に名前と知人の不在のみを述べただけで自己の紹介を終えた。 ついさきほどの拳銃の構え方を見るに、銃器の扱いに手慣れていることは間違いない。 詳しく語らないのはこちらを信用していないためか、それとも語ることにより不利益が生じるためか。 いずれにしても、簡単に協力を見込めそうにはなかった。 輝村極道。 大手企業ダイバンの商品企画部部長を務めるという彼は、人当たりのいい青年という印象だ。 しかし、ある意味では衛宮切嗣よりも彼のほうが、明智の思考を乱していた。 その理由は二つある。 第一に、明智の知る限りダイバンという企業は存在しない。 明智とて全ての企業を把握しているつもりはないが、地上波で放送されている幼児向け番組の製品を制作しているとなれば、相当な大手のはず。耳にしたことがないとは考えにくい。 嘘をつくにしても、具体的な企業名で嘘をつく理由が思い当たらないのが、明智を混乱させた。 第二に、どこか常人離れした態度だ。 つい先程まで拳銃を向けられて、命の危機にさらされていたにも関わらず、全く怯えた様子が見られない。 それどころか、知り合いでもない森嶋帆高のことを守りたいと宣言していた。 (自分の命が危ない状況で、他人のことを心配する……簡単にできることではない) 医師や消防士、あるいは警察官といった特殊な職業であれば、そうした思考になるのも自然だ。 けれど極道はそうではない。企業勤めのサラリーマンが、ある種の正義感を抱いているのだ。 明智の脳裏に浮かぶのは、とある高校生の姿。 うだつの上がらない高校生だが、ひとたび事件となれば祖父譲りの推理力で謎を解き明かす。 (彼のような正義感の持ち主、なのでしょうかね) 明智はあの高校生を、あらゆる意味で稀有な存在だと捉えていた。 極道も彼と同じ人種であるとするならば、心強くはある。 あるいは、と考えを巡らせていたが、極道が話を終えたことで思考をストップする。 この情報共有を提案した以上は、進行役をつとめなければならない。 「自己紹介はこの程度でよいでしょう。 次に共有したいのは、ここにある名簿について……つまり、知り合いの有無です」 明智は二人に向けて、支給された端末を掲げてみせた。 そこに参加者の名簿が記載されていることは、つい先刻にあった放送で明らかだ。 切嗣は無言で頷く。それに対して、極道は少し慌てたように端末を取り出した。 「あぁ、そういえば端末のロックがどうとか……失礼、未確認でした」 慣れた手つきで端末を操作し、名簿をスクロールする極道。 その手が、ふと停止したのを明智は見逃さなかった。 「輝村さん?」 「……ふっ」 明智は何か、それまでの極道とは異なる雰囲気を感じ取り問いかけた。 あえて言うならば、犯罪者がひた隠していた本性が、何かの拍子に露呈したような。 しばらく停止してから、再び極道はスクロールをはじめ、そして端末を上着にしまい込んだ。 「いやァ、申し訳ない。知り合いの名前が書いてあったもので。 明智さん、私の知り合い……友人の名前を伝えておきます。 私も探しに行きますが、もし先に彼と出会ったら、保護をしていただきたい」 畳みかけるように話す極道の表情は真剣そのもの。すぐにでも部屋を出たい雰囲気だ。 明智は首肯して、その先を促した。 「彼の名前は――」 □ 二人を置いて部屋を出た輝村極道は、再び傘を差して歩き始めた。 そこには先程までの朗らかな表情はなく、完全に素に戻っていた。 名簿に記載されていた知人の名前は“多仲忍者”と“殺島飛露鬼”の二つ。 特に前者の名前を見つけたことで、極道の精神は冷静を通り越して冷えていた。 「忍者君……まさか君が巻き込まれているとは……」 多仲忍者。 偶然に出会った同好の士であり、極道にとって貴重な友人。 大人びたところはあるが、彼自身は一般的な高校生。このような殺し合いに巻き込まれて困惑しているはずだ。 森嶋帆高と同じく、極道が守るべき対象である。 「あの老婆はずいぶんと私の邪魔をしたいようだ」 老婆をはじめとする主催者たちを排除しなければならない、という意思が強まる。 そして、忍者はもちろん、もう一人の知り合いの名前も気がかりではあった。 「殺島は死んだはずだ……。まさか死者を蘇生できるわけはあるまいが、同姓同名とも考えにくい」 殺島飛露鬼。 暴走族神(ゾクガミ)と称されたカリスマの持ち主は、忍者(にんじゃ)との戦いで命を落とした。 常識的に考えれば、この場所にいるはずはない。とはいえ非凡な名前のために同姓同名とも考えにくい。 「……これ以上、考えすぎても仕方ないな」 最優先するべきは、忍者と帆高の保護だ。 念のため、明智と名乗る刑事には、忍者の名前と保護して欲しいことを伝えておいた。 「あの刑事は協力を取り付けたかったみたいだけど……。 極道(ごくどう)が警察(サツ)と組むのはちょっとね」 正直なところ、警察(サツ)は信頼も期待もしていない。殺島について教えなかったのはそのせいもある。 せめて友人を保護する程度の仕事は果たして欲しいと思いながら。 再び朗らかな表情を張り付けて、極道は雨中を歩く。 【E-5/1日目/深夜】 【輝村極道@忍者と極道】 [状態] 健康 [装備] 不明 [道具] 基本支給品、ランダム支給品1~3、大人用の傘×2 [思考・状況] 基本方針:多仲忍者と森嶋帆高を守り、老婆達を始末する。 1 まずは忍者君と帆高君を探し、そして保護する。 2 忍者と帆高を守るために戦うが、今は正当防衛が成立する範囲内で。 3 殺島については保留。死んだはずでは? □ 「ふむ……彼にとって、多仲忍者という少年はかなり大事な存在のようですね」 明智は窓から外を見下ろしていた。 そこには今しがた部屋を出て行った、極道の姿がある。 その後、切嗣とは互いの名簿や支給品について簡単に確認をしたが、重要な情報は得られなかった。 「私のように、知人の名前がひとつもない参加者もいれば、そうでない参加者もいる。 名字の同じ“大崎甜花”と“大崎甘奈”。直接的に明記されている“時女静香の母”。 それに歴史上の人物や創作上の人物、中にはあだ名としか思えない名前も記されています」 “北条時行”、“ギルガメッシュ”、“キャプテン・ネモ”、そして“ユカポンのファンの吸血鬼”に“ライフル銃の男”。 神子柴がどのような意図を持ち、こうした参加者を集めたのか。 混沌とした状況を整理するように、明智は語り続けた。 「この参加者たちが、どのような理由で集められたのか……。 いわば主催者の動機を解明することが、殺し合いの謎を解く鍵になるかもしれません」 くるりと振り返り、切嗣と対峙する。底の知れない相手だ。 この場においては自分一人で行動するよりも、誰かと協力した方がよいと明智は判断していた。 ゆえにこそ問いかける。 「衛宮さん、私と共に行動しませんか?」 「……いや、やめておこう」 切嗣は多くを語らないまま、コートを翻し部屋を後にした。 つい先程、極道を引き留めなかった以上、それを引き留めることは、明智にはできない。 明智はメガネを外して溜息をついた。 「結局のところ、ほとんど進展は無し……ですね」 提案した情報交換はなし崩し的に終了、たいした成果はない。 それでも明智は思考を止めることはない。 推理こそが、この状況を打開することを信じて。 【E-5 どこかのビル/1日目/深夜】 【明智健悟@金田一少年の事件簿】 [状態]:健康 [装備]:ニューナンブM60@現実 [道具]:基本支給品、予備弾薬(複数)、ランダム支給品0~2(確認済) [思考・状況] 基本方針:ゲームの停止を目指す 1:帆高の保護 2:協力者を探す。特に首輪の解析などができる者がいれば有難い。 3:信頼できる参加者と出会ったらお互いのお題を確認したい。 ※多仲忍者の外見を教わりました。 【衛宮切嗣@Fate/Zero】 [状態] 健康 [装備] グロック17@現実 [道具] 基本支給品、ランダム支給品0~2(確認済) [思考・状況] 基本方針:生き残り主催を始末する。 1 森嶋帆高を殺し一刻も早くゲームを終わらせる。 ※参戦時期は不明 53 魔人見参!! 投下順 55 小さな体に眠る熱 時系列順 前話 名前 次話 25 極道が如く 輝村極道 07 雨中の長考 明智健悟 01 プロローグ(仮) 衛宮切嗣