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夢幻戦士ヴァリス wikiに直接入力 ACT1 麻生優子はごく普通の女子高生だが、ある日下校中に雨が降ってきた。 優子「雨がやんでる…いつの間に…?いやな天気…そういえば…昨日はあの夢見なかったな…遠くから誰かに呼ばれる夢って…何の象徴なんだろ…」 麗子「フロイトは何か言ってったっけ…」 優子「!麗子!」 麗子「雨宿りのついでに居眠りなんて…いかにもあなたらしいわね、優子。」 優子「麗子こそ、傘なんかさして…雨はもう降ってないわよ。」 麗子「ああ、これ?いいのよ、別に。またすぐふるんだもの。…そうか、だったらもう少しそこで居眠りしてたほうがいいかもね…少なくとも雨には濡れないわ。家へは帰れないでしょうけど…。」 優子「?…あなたこそ早く家へ帰ったら?だいたい方向が逆じゃない。なんでこんな所にいるの!?」 麗子「挨拶に来たのよ、お別れのね…ちょっと遠くへ行かなきゃならないから…もっともあなたとはどこかでバッタリ出会う事になるかも知れないけど、一応は…ね。」 優子「?何を言っているの?なんのこと!?」 麗子「フフッ…じゃあね優子、さようなら。あなたの無事を祈ってるわ。」 優子「なによ、あなたがどこへ行こうと知るもんですか!もしあれが予知夢で、声の主が麗子……バカみたい、そんな事ある訳ないもの…。…じゃあ…誰…?」 優子の友達である桐島麗子は遠くへ行かなければならないと別れを告げる。 麗子が去った後、突然魔物が現れ、優子を襲う。 しかし、突然現れた剣が優子を守った。 そして、優子の戦いが始まった。 ACT2 ガイーダを倒した優子は夢幻界に迷い込み、夢幻界の女王ヴァリアに、世界で最も明と暗の力のバランスの取れた戦士、ヴァリスの戦士として、暗黒の力ヴェカンタをつかさどる魔王ログレスを打ち倒すよう言いつかり、ヴァリスアーマーを授かる。しかしあまりもの唐突なことに、優子は戦う自信がないようだ。 ヴァリア「ヴァニティへようこそ、優子…ヴァリスの戦士よ…。」 優子「これは夢よ、夢…私はまだ寝てるんだわ…きっとそうよ!そうに決まってる…!…夢じゃないの!?なぜ!?」 ヴァリア「一時はどうなる事かと思いました・・・本当によく戦ってくれましたね。頼もしい限りです。私の力も、もうほとんどリアリティには及ばなくなって・・・あなたを呼ぶのも難しかったのです。」 優子「私を…私を呼んだのはあなただったの!?あなたは誰!?ここはどこなの!?これが夢じゃないとしたらいったい…!」 ヴァリア「どうか落ち着いて、優子…戦いで気が高ぶっているのはわかります。でも、これは夢ではありません。…私の名はヴァリア。ここはヴァニティという、あなた方の世界とは別の時空です。優子…全てがあなたの理解を超えている事でしょう。でも、黙って聞いて下さい…。人の心は今、滅びかかっています。人の心は”明”と”暗”の二つの異なった性質を持って成り立っているのですが、最近になって”暗”の部分が著しく増殖し、そのバランスを失いかけているのです。」 優子「いったい何の事なの!?さっぱりわからないわ!」 ヴァリア「最後まで聞いて下さい、優子。あなたの世界で戦争や暗い出来事が多く起こるのも、全ては人の心の”暗”に作用する、”ヴェカンタ”という”力”のせいなのです。」 優子「ヴェカンタ…?」 ヴァリア「そうです。その力は”ヴェカンティ”という、また別の時空から及んでいて、張本人は”ログレス”という暗黒の王なのです。私は幾千年もの間・・・人の歴史が始まってからずっと戦い続けて来たのです。でも優子、今はあなたに助けてほしいのです。もう私一人の力ではどうにもなりません。」 優子「私に。。。!?私に戦えというの!?どうやって!?ただでさえわけがわからないのに!」 ヴァリア「あなたはここまで戦って来たではありませんか。」 優子「それは…襲われたからよっ!」 ヴァリア「私が時空転移で投げた剣を受け取れたのは、あなたが戦士だからです。最も自然な心、”明”と”暗”のバランスがとれている事がその明かしです。」 優子「いいがかりだわ、私はそんな人間じゃない!」 ヴァリア「では、あなたの世界が滅びてもいいのですか!?戦争が起きても、大勢の人々が苦しむのを見ても平気だと言うのですか!?」 優子「そ、そんな事言ってないわ、ただ…ただ私には関係ないでしょう!?」 ヴァリア「なんということを…あなたまでがそんな…戦士にヴェカンティの心があるなんて…!向こうでは既に戦士が誕生したというのに…その上あなたまでを敵にまわすわけにはいきません。」 優子「…何をする気…!?キャアァッ!こ、これは…!いったい何を!?」 ヴァリア「これ以上の問答はあなたのヴェカンティを増殖させるだけ…このまま行って下さい、優子!」 優子「そんな…!無理矢理…アァッ!」 ヴァリア「…私の言った意味など…あなたにはまだわからないでしょう…。でも、戦いの中からそれを知ってくれると信じています…ログレスを倒すまでに、かげがえのないものを失っても…それが戦士の宿命だと…あなたにわかってもらえるといいのですが…」 ACT3 しかし、様々な出来事を経て、優子はログレスと対面する。 多数の魔物を倒し続けてきた優子は麗子と再会するが、麗子はログレスの手先となり、優子の敵になったという。 ACT5 それでも戦い続ける優子は遂に麗子と戦う羽目になった。 麗子「決着をつける時が来たわね。約束通り、止めを刺してあげる。」 優子「麗子!あなたはログレスに騙されているのよ!お願い!目を覚まして!」 麗子「ゴチャゴチャとうるさいわね!私とあなたは敵同士!戦う、力が強い物が勝つ。ただそれだけの事よ。」 優子「違う!私達は友達…」 麗子「うるさい!私はね、あなたのその甘ったるい考えが大嫌いなのよ!さあ、行くわよ!」 優子は麗子との戦いに勝つが、優子にとっては悲劇である。 麗子「助けられる覚えはないわ!たった今まで戦ってたのに・・・ 優子「またそんな事言って…意地っぱり!こんなケガしてるのに…答えて、麗子、なんであなたと私が戦わなきゃならないの?ねえ!?」 麗子「おっきな声出さないでよ…傷に響くわ…あなたと私は敵同士…だから戦うの…それでいいじゃない!」 優子「よくないわっ、だって、敵じゃないもの!」 麗子「じゃあ…なんなのよ?」 優子「友達よ…そう、友達よ!」 麗子「…いつもいじめてたのに?ウソおっしゃい!」 優子「今…なにも今そんな事言わなくったって…私がそうだっていってるのよ!麗子、何を隠しているの?なぜ本当のことを言ってくれないの!?」 麗子「………優子の両親は仲がいい?」 優子「えっ?…ええ…」 麗子「兄弟がいるでしょう?…喧嘩しない?」 優子「…ええ…でも、時々は…麗子なにを…!」 麗子「私はぜんぜん反対よ…家もバラバラで…友達もいないわ…ずっと意地はって来たから…そんなものだと思ってたし…ねたんだり、そねんだりして、人を出し抜いて、人の上に立って生きてやろうって…思ってた…だから、ログレスの誘いにも乗ったの。”人の世を支配できる”って言ったのよアイツ…でもちがう、逃げたかっただけなの…いろんな事から…悩みや、嫌な事から…自分でもわかってた…もう、どうでもよくなってたのよ、今さら…ただ…逃げ出したかった…そうゆうことって…あなたにはないの?」 優子「あるわよ、もちろん!」 麗子「でも…あなたはいつも戦っていたでしょう?いろんな悩みや、苦しいことと…私は逃げられるだけ逃げて…とうとうこんな所で死ぬハメになったのよ…。」 優子「バカな事言わないで!きっと、きっと私が助けてあげるから!」 麗子「泣いてくれているの…?私のために?…じゃあ…友達になれたのかな、私…」 優子「ええ…ええ…!」 涙を流しながら麗子に説得する優子。しかし… 麗子「ありがと…暗くなって来たわ…もう…よく、見えない…さようなら…優子…」 麗子は優子に看取られて息絶えた。 優子「麗子!…麗…!…どうして…あなたが死ぬ理由なんて…ないのに!」 麗子の最期を看取りながら泣き崩れる優子の前に現れるログレス。 優子「!!」 ログレス「フハハハハハ…愚か者めが、情になど流されおって、半端にヴァニティの心なぞ持つからだ…まぁよい、もともとそんな小娘など、あてにしてはおらぬわ!優子とかいったな…ヴァリスの戦士よ、来るがいい。ヴェカンタリアのわしの城までな、そうすれば全てがわかる…待っておるぞ、気長にな。フハハハハハ!」 優子「…許さない、ログレス!…おまえは必ず…必ず私の手で!」 優子は自分の腕の中で死んだ麗子の仇を討つためにログレス城へ乗り込む。 ログレスとの最後の戦いが始まった! 激闘の末、ログレスを倒した優子は現実世界に戻る。 しかし、麗子の姿はもういない。残されたのは猫だけだった。 ------ 【補足】 エンディングの描写はパソコン版とPCE版で流れが異なります。 PCE版では麗子の死の後に形見として手首に巻き付けたスカーフが残されているのを見て すべてが現実だったと思い知り、悲しみを胸に帰途に就くというシーンで幕を閉じますが、 パソコン版ではスカーフの下りの描写がなく、現実界に戻ったことに優子が気付いた直後、 キャラのセリフは一切なしで締めくくりのナレーションがかぶさって終了です。 また、PCE版においてはPCE版で『II』で大幅な設定変更が加わった影響で削除されたセリフがあります。 1ステージクリア後のヴァリアとの会話で、ヴァリアが暗黒界の戦士として召喚されたのが 優子の近しい人間だと知っていることを暗に仄めかすようなことをつぶやいていたり、 暗黒界で再会した麗子の「散々いじめてやった仕返しを今ここでしたらどう?」って煽ってきたり、 優子に弟がいる旨のセリフがあったりするのですが、PCE版ではカットされてます。 特に麗子の煽りのセリフがカットされてるので、友達だと言い張る優子に対して「あんなにいじめたのに?」 というセリフの件が少々唐突になってたりします。 また、パソコン版だと1ステージクリア後のビジュアルシーンにおける優子とヴァリアのやり取りが かなりヒステリックかつ強引な感じで、ヴァリススーツに無理やり着替えさえられた時の大仰な ファンファーレも相まってかなり笑えますw
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2008/09/24(水) 19 29 48.55 終了時間:2008/09/24(水) 23 14 20.59 開発:日本テレネット、FC移植:徳間書店。 PCからの移植だが、話題になったアニメシーンはカットされている。 元々2Dアクションだったのが、FC版はARPGっぽくされている。 コンテありだが難易度は高め。 エンディング分岐について ラスボス撃破後の選択肢により、ストーリーが分岐する。 正しい答えを選ぶと真のラスボスとの戦いになり、勝利すればグッドED。 間違った答えを選ぶとその時点でバッドED。 まあドラクエ1みたいな方式である。 ちなみにラスボスに負けたときは別の展開になるが、コンテニュー可能。 2006年、約14年ぶりにリメイクされたそうな。 エロゲーとして/(^o^)\ 権利はテレネットにあるため、ファンや原案者の反対も聞き入れられなかったらしい。 そして2007年、テレネット倒産\(^o^)/ 主1 とにかく迷子になるゲーム 新しいマップになったらすぐ近くにMAPがあればいいのですが 無いため探す間にほかのアイテムやら何やら手に入れたり先に進んでしまったり 場所によってはループしたりするせいでMAPを手に入れてもわかりにくい 迷子にするためとしか思えないMAPの作り ボスは森の奴以外は特に強くも無かった為 結局のところ探索がほとんどだったゲーム 後はもう少し話がわかりやすければよかったなぁと思うゲームでした クリアしたのにいまいちわからなかったのが残念 夢幻界到達後 ヴァリスからの言葉 麗子との会話 麗子撃破後の会話 ログレスとの会話 ログレス撃破後の会話 ヴァリアとの会話 ヴァリア撃破後 ヴァリスの元に到達 そして分岐 だが断る!!!したらラスボス戦へ ラスボス撃破後 最初からそうしろよ(# ^ω^) ED 廃墟のボス第1形態 第2形態 第2形態は後ろが安置な為すごく弱い ゲーム中最強と思われる森のボス 氷世界のボス 麗子 地下世界のボス ログレス ヴァリア戦 ラスボス おまけ 優子のウィンクとおっさんからのお言葉 ウィンクはED中一回しかしてくれないので見逃さないように
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日本テレネットのアクションゲームで 女子高生の麻生優子がビキニアーマーを着けて戦うというストーリー 移植元のPC版が1986年に発売されているため「ギャルゲーの始祖」とも呼ばれている ヴァリスシリーズ第1作品であるが、PCエンジン版の発売順序は 「ヴァリスII」→「ヴァリスIII」→「ヴァリスIV」→「夢幻戦士ヴァリス」 となっており、これがPCエンジン版の最終作品となっているため、 ヴァリスシリーズ内では一番マトモな出来になっている -- (名無しさん) 2011-01-25 16 48 55
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ニコニコ動画/【実況】いい大人達が夢幻戦士ヴァリスを本気で遊んでみた。 2013-07-11 【実況】いい大人達が夢幻戦士ヴァリスを本気で遊んでみた。完結編 【実況】いい大人達が夢幻戦士ヴァリスを本気で遊んでみた。part5 【実況】いい大人達が夢幻戦士ヴァリスを本気で遊んでみた。part4 【実況】いい大人達が夢幻戦士ヴァリスを本気で遊んでみた。part3 【実況】いい大人達が夢幻戦士ヴァリスを本気で遊んでみた。part2 【実況】いい大人達が夢幻戦士ヴァリスを本気で遊んでみた。part1 ◇◆『ニコニコ動画/いい大人達』へ ◇◆『ニコニコ動画』へ
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概要 ACT スクリーンショット 左から、けんを持ったら女子高生も戦わざるを得ない、このけんは弾を放つ、敵がいて迷子中 左から、ジャンプしつつ迷子、迷子、迷子中に死にました(無限コンテあり) 動画,リンク その他 テレネットのダンジョン探索アクション 女子高生がひたすら迷子になるゲーム はじめはエイリアンがうろつく街並みが舞台だが、2面以降は異世界に行って迷子になる。 難易度は高め(無限コンテ前提)、地図を描くのは必須。
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「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容はFC版の評価項目の追記です。 夢幻戦士 ヴァリス 【むげんせんし ゔぁりす】 ジャンル 横スクロールアクション 対応機種 PC-8801mkIISR以降PC-9801VM/UV以降X1/FM77AV/MSXファミリーコンピュータメガドライブPCエンジン 発売・開発元 各種PC 日本テレネット(ウルフチーム) 発売元 FC 徳間書店 発売日 1986年12月 定価 7,800円 配信 プロジェクトEGG/588円(税抜) MSX 2002年9月1日 PC-8801 2015年2月24日 PCエンジンアーカイブス PSP/PS3 2010年12月15日/800円(現在は販売終了) 判定 なし ポイント ギャルゲーのルーツ日本テレネットの看板作品ゲーム自体は大味 概要 ストーリー システム 評価点 問題点 総評 移植 続編 余談 概要 1980年代のOVAに良く見られた「ビキニアーマーを身にまとってファンタジー風の異世界で戦う少女戦士」というコンセプトを取り込んだアクションゲーム。 ごく普通の女子高生がビキニアーマーをまとって悪と戦うという設定のインパクトや、当時のゲーム界隈ではまだ珍しかった女性が主人公のゲームであったという話題性、 キャラクター自身の魅力、ステージの幕間で語られる一見、軟派な見た目とは裏腹のシリアスなストーリーで人気を博し、日本テレネットの80年代における代表作となるとともに「ギャルゲーの始祖」とも評された。 ストーリー ごく普通の女子高生だった麻生優子は、最近、奇妙な夢をよく見ていた。誰かから話しかけられる夢だった。 ある日、学校帰りの途中で、クラスメイトの桐島麗子に話かけられる。近々彼女が遠くに行くという。そして優子は家に帰れないとも。一方でいつか会うかもしれないとも。聞いていた優子には、その意味が今ひとつ理解できなかった。 やがて麗子が去り、家路に付こうとした優子の前に突如、得体の知れない魔物が現れる。その時、どこからともなく一振りの剣が現れ、夢の中の声が剣を手に取り、逃げずに立ち向かうよう優子に促すのだった。促されるままに身を守るため、優子は剣を手に魔物に向かっていく。 その後、導かれるまま自分のいた世界とは別の異次元世界・夢幻界へと足を踏み入れた優子は、夢幻界の女王ヴァリアから暗黒界の魔王ログレスの台頭と夢幻界の危機を知らされ、ヴァリスの戦士として闘って欲しいと懇願される。あまりに唐突で突飛な話に困惑しながらも、優子は次第に戦士の使命に目覚め、ヴァリスの戦士の力の源ファンタズムジュエリーを取り戻し魔王ログレスを打ち倒すべく、夢幻界を駆け抜けて行く。 システム サイドビューのACT。プレイヤーは麻生優子となり、襲い掛かる魔物を倒しながら、ステージクリアを目指す。 動きは左右の移動、しゃがみ、ジャンプがある ジャンプは二段ジャンプができるが、一段目のジャンプと二段目のジャンプは方向転換ができない。また、ジャンプ中、落下中では空中制御ができない。 ステージは高低差が大きいものが多い。ステージのどこかに潜むボスキャラを倒すと、ステージクリアとなる。ボスキャラの場所は誘導用の矢印が教えてくれる。 攻撃は基本的に射撃。 初期状態こそ剣での打撃のみだが、一度パワーアップすると弾を撃つようになる。魔物の攻撃も体当たりより弾を放つ攻撃がもっぱらで打撃はほとんどないため、シューティングアクションゲーム的な側面が強い。 パワーアップは攻撃側と防御側の二種類に分かれる。ステージ内に落ちているアイテムによりパワーアップする。攻撃はもっぱら射撃性能が上がり、防御はダメージ比率が下がるようになる。 この攻撃側パワーアップは注意しなければならない。矛盾するようだが、パワーアップすると瀕死となる可能性がある。それというのもパワーアップは体力ゲージとの交換で得るため、体力が十分ない場合に瀕死となるのである。アイテムの中には、初期状態の10倍もの体力を持っていくものもある。この体力、本作では魔物の落とすアイテムで増加する。しかも魔物は頻繁に落とす。最大でスタート状態の30倍以上に。 一方で防御のパワーアップは体力を必要としない。ただし、ステージをクリアしてしまうと消滅し、また探さなければならない。 評価点 美少女のアップとビキニアーマー。 ビキニアーマーの美少女を操って魔物を打ちのめす。ステージ間に入る大ボリュームのアニメ調デモシーンでは、美少女がアップになってアニメーションする。とはいえ、画面全体がスクロールしたり、キャラクターの目パチ・口パクといった程度の簡素なものだが、当時はこれだけでも強烈なインパクトを与えたものである。 清純派然としたセーラー服少女がビキニアーマーを身にまとって戦うという絵面のインパクトそのものも相当なもので、主人公のファンクラブが作られるほどの人気を集めた。 ゲーム業界に与えた影響も非常に大きい。『マドゥーラの翼』で人気キャラ・ルシアをデザインした「もりけん」は「僕は美少女のデザインが恥ずかしかったので、ルシアを完全なビキニアーマーにしなかったのだが、『ヴァリス』の優子を見てしまった!と思った」と、当時を回想して語っている。 セーブができる。 当時のACTやSTGなどは、セーブはおろかコンティニューもないものが少なくなかった。さらにコンシューマーより容量が多いため、長丁場なものも結構ある。 その点では、本作のセーブ機能は難易度が高いだけに尚のこと有り難いものだった。 硬派なストーリーと魅力的なキャラクター性 ストーリーは、ファンタジーものとしては当時としてもありがちで大味なものだが、キャラクター性はよく出ており、十分に魅力的だった。 ヴァリスの戦士に指名され、何も分からぬまま自分を異世界に召喚した夢幻女王ヴァリアに対する反発心と戸惑いを抱えながらも、次第に悪と戦う使命への自覚を深めていく優子の姿や、悪しき心に付け入られ対立することになったクラスメートの麗子との悲しい戦いの結末は、一見軟派な絵面とシリアスなストーリーのギャップで深くユーザーに印象を残した。 問題点 アクションゲームとしてはいろいろ雑。 高低差のあるゲームなのでジャンプの頻度は当然高い。しかし、そのジャンプの性能がとても悪い。空中制御ができないため距離を調整できず、思い通りの足場につけない事も多い。それを踏まえて足場が広め…という訳でもない。ステージによっては、グラフィックのせいで、足場がよく分からないというようなものまである。 自分も魔物も判定が大きく、避けたつもりで当たる事も少なくない。 四方八方から魔物がやってくる割には、方向転換がやや鈍い。 空中にいると制御できないのは先述の通り。このため一端落ちると、どこまでも落ちていく。空中制御して手近な足場に降りるという訳にはいかない。運が悪いとかなり下へ行ってしまう。 容赦ない魔物。 魔物の攻撃は狙いが正確。一方、優子は防御ができないのでかわすしかないが、ジャンプの性能が悪く当たり判定も大きいのでかわせない事も多い。更に被弾時のヒットバック(後方への弾き飛ばし)がかなり大きく、連続で被弾したりするとあっさり足場から落ちる。そして上を目指すとまた打ち落とされて…というパターンがこのゲームの常。しかも高所から落ちると、優子は尻餅をついて隙を晒してしまい、そこに被弾してまた落ちるという事もよくある。 ゴチャゴチャしたグラフィック。 背景はよく描き込まれているのだが、そのせいで逆に問題が発生している。 まず先述したように、足場が分かりにくくなっているステージが多い。また背景に比べ魔物の方は大雑把に描かれているので、背景にまぎれてしまう。さらに白っぽいステージに白っぽい魔物を出すなど、迷彩も魔物の攻撃の一部なのかと思わせるほどの悩ましい配置も。せめてもの救いは弾が点滅しているおかげで分かりやすい事くらい。 実は体力にものを言わせた単調なゲーム性。 魔物の攻撃に対応しながら進むと、落とされて進んでまた落とされてという目に会い体力もなかなか増えないため、むしろ体力に物を言わせて一気に進んでしまった方がいい。比較的安定した場所で、なんとかして地道に体力を溜め、一気にボスを目指す。だいたいこの調子でゲームが進む。 各ステージのグラフィック自体は変わるが、ゲーム性としてはそう大きな変化はない。 ボス戦も体力まかせ。ボスは後半ほど弾幕が激しくなる。優子の攻撃で相殺できるとはいえ、被弾しないのは無理。相手の死角や弱点をつく位置取りをして攻撃はするのだが、結局の所は体力にものを言わせた殴り合いになる。 総評 ギャルゲーという言葉もない時代に現れた、美少女を前面に押し出したACTとして有名。このため、ギャルゲーの祖とも呼ばれる事がある。 しかも清純な女子高生がビキニアーマーで戦う。もはや説明不要。その強力な訴求力で、多くのユーザーの心を捉えた。さらに大ボリュームでアニメーションするデモは、それに応えるのに十分なものだった。 一方で、ゲーム自体はかなり残念なもの。難易度は非常に高く、ゲームそのものを楽しむと言うよりもデモ見たさにプレイの難関さに耐えて泣く泣くプレイすると言う本末転倒な図式になってしまう。 しかし主人公である麻生優子の魅力は、そうした欠点を補って余りうるほどのものだった。だからこそ多くのプレイヤーを惹きつけ、難易度の高さにもめげずに夢中にさせたのである。 これ以前にもビジュアルシーンを売りにする作品を多く手掛けていた日本テレネットではあるが、本作はキャラクターの魅力という一点をもって、その特徴的な作風を確立させたといっても過言ではない。 後のゲーム業界において、ハードの大容量化に伴いビジュアルやキャラクター重視の作風が大きく花開くと共に、女性が主人公のゲームと言う要素が一般化していったことに鑑みるに、本作の先進性と影響の大きさは多大なものがあったと言えるだろう。 移植 まずPC88、X1、MSXで同時発売され、その後様々な機種に移植された。次にPC98、FM77AV、さらにコンシューマーへと展開していく。 以下、メジャーな家庭用機種で発売されたものと各作品の相違点を記述。 + 一覧 MSX版 面数が全5面に減少した上、ビジュアルシーンが全て省略された影響でストーリー性がオミットされている。 ハードウェアのスプライトによる滑らかな動きのおかげでアクションゲームとしての出来はよい方。 ファミリーコンピュータ版(1987年8月21日) 横スクロールアクションから一転、アクションRPG要素の強いゲーム性に変更され、マルチエンディングシステムが採用されている。マップ構成が複雑で難易度は高い。 一部キャラクターやストーリー設定が変更されており、ハード容量の都合上ビジュアルシーンはカットされ、簡素な会話デモ画面が挿入されるにとどまっている。 メガドライブ版(1991年12月27日) メガドライブのヴァリスシリーズは『III』(1991年3月22日発売。PCエンジン版の移植)→『I』→『SDヴァリス』(1992年2月14日発売。PCエンジン版の『II』に相当)の順に発売された。 PCエンジン版『III』で初めて登場したスライディングアクションの採用など、ゲーム性はアレンジされている。 『夢幻戦士ヴァリス』(PCエンジン[SUPER CD-ROM²] / 1992年3月19日) PCエンジン版シリーズの完結後に発売された初代のリメイク版。 先に出されたメガドライブ版『I』同様、スライディングアクションの採用などで自機の機動性能が改善されている他、PC版におけるパワーアップシステムやマップの迷路要素等は排除され、オーソドックスな横スクロールアクションとして作り直されている。これにより、難易度自体は他のPCエンジン版シリーズ作品同様に高いが、PC版と比較して万人向けのバランスに調整されている。 ゲームシーンはもちろん、ビジュアルシーンのグラフィックも後発だけあってPCエンジン版シリーズの中ではもっとも質が高く、決定番的な内容に仕上がっている。 S!アプリ版 PC版『II』の着せ替えシステムを踏襲して「コスチューム」が追加されており、セーラー服・ヴァリススーツ・巫女服・体操服・チャイナ服が手に入る。衣装によって攻撃方法が変化し、追加ダウンロードでメイド服・ナース服が手に入る。 続編 + 一覧 パソコン版 『夢幻戦士ヴァリスII』(PC88SR/PC98/X68000/MSX2(+)/1989年7月8日(88SR/98/MSX2(+))、1989年12月21日(X68000)) パソコン版の続編かつ最終作。開発はウルフチームに代わりレーザーソフトが担当している。 本作のゲーム性を踏襲しつつ、複数の装備を任意に変更していく『着せ替えシステム』が搭載された。 売りであるビジュアルシーンもよりパワーアップしており、随所にビジュアルシーンが挿入されてよりドラマチックになった。また前作と比して映像がアニメーションする箇所が大幅に増えてており、より映像的な趣が増している。 表現も前作と比べて過激になっており、 主人公の半裸シーン や流血シーンなどが存在している。 ログレスの死後、統治者を失って内乱に陥った暗黒界に蘇った狂帝・残忍王メガスとの死闘が展開される。 PC88SR版とX68000版はビジュアルシーンでのパートボイスも有る(*1) PCエンジンシリーズ 発売は『II』→『III』→『IV』→『I』の順。 『II』の発売以降、シリーズの主流はPCエンジンに移り、『I』の発売をもって完結した。 『II』と『III』はメガドライブに移植(*2)され、『I』は逆にメガドライブ版が先に出された。『IV』は『SUPERヴァリス 赤き月の乙女』のタイトルでSFCにアレンジ移植された。 『ヴァリスII』(PCエンジン [CD-ROM²] / 1989年6月23日) PC版『II』と同時期に開発されていた作品で開発チームが異なるため移植ではない。シナリオの大筋とキャラクターはPC版と同様ながら、キャラ設定及びシナリオ展開とゲームシステムが別物となっており、商品の区別のためタイトルから「夢幻戦士」の冠がなくなっている。 PC版に搭載されていた着せ替えシステムは採用されていない。 PCエンジンの大容量を生かしてビジュアルシーンは常にフルボイスで展開するが、CD-ROM²初期のソフトなのでビジュアルは若干粗め。 『ヴァリスIII』(PCエンジン [CD-ROM²] / 1990年9月7日) 優子を主人公とする物語の完結編。 三人のプレイヤーキャラから任意にキャラを変更して進めていくキャラクターチェンジシステムと、スライディングアクションが導入された。 『ヴァリスIV』(PCエンジン [CD-ROM²] / 1991年8月23日) 新主人公『レナ』を主役とする事実上のシリーズ最終作。 ゲーム性自体は『III』のキャラチェンジシステムを踏襲しており、スライディングアクションも引き続き搭載。 その他 『SDヴァリス』(メガドライブ / 1992年2月14日) PCエンジン版『II』のアレンジ移植作。 PC版『II』の着せ替えシステムを踏襲し、全6種のコスチュームが用意されている。 ストーリーはPCE版『II』本編をなぞらえたパロディとなっており、キャラクターがSD化されて終始コミカルなノリで進行する。 『SUPERヴァリス 赤き月の乙女』(SFC / 1992年3月27日) PCエンジン版『IV』のアレンジ移植。原作にあったキャラチェンジシステムは廃止され、プレイヤーキャラクターは主人公のレナ1人となっている。 その他、パワーアップシステムやステージの細部、BGMも原作から変更され、別物になっている。 容量の都合でビジュアルシーンはカットされ、1枚絵になっている。 オムニバス 『夢幻戦士ヴァリス COMPLETE』(Windows 2004年) Windows向けに発売されたPCエンジン版シリーズのコンプリートボックス。優子のフィギュアが特典として付属した。 2011年に『COMPLETE PLUS』として『SDヴァリス』『SUPERヴァリス』の2作を追加したものがProject EGGから再販されている。新規特典として全収録作の音源を収録したサントラCD『夢幻戦士ヴァリス SOUND COLLECTION A』が付属した。 『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』(Switch 2021年) ヴァリス35周年記念作品。 発売にあたってクラウドファンディングが行われ、予定金額の3倍となる1500万円が集まった。 PCエンジン版の『I』~『III』を収録。 復刻ゲームお約束のどこでもセーブとロードや巻き戻しなどの機能に加えて、クラファンのストレッチゴール達成でサウンドモードとビジュアルシーン鑑賞モードも追加されている。 キーコンフィグによりスライディングをボタン一つで行えるようになっている。特に『III』は↓+RUNというやや押しづらいコマンドであった為かなりありがたい。 『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION II』(Switch 2022年) 上記記念作品の第2弾。PCエンジン版の『IV』、MD版の『I』『SDヴァリス』、MSX版『I』を収録。 アドベンチャー 『ヴァリスX(クロス)』(Windows 2006年)18禁 日本テレネットが経営難から『ヴァリス』シリーズの権利を売却し、新たに権利取得したアダルトゲームメーカーのイーアンツが開発した。アクションからアドベンチャーゲームにジャンル替えをし、なおかつ異例かつ異常といってほどの大量の凌辱描写を盛り込んだアダルトゲームとなった。 シナリオは1・2をベースにリメイクしたオリジナルで、優子・麗子・チャム・ヴァルナ視点で描いたシナリオ、そしてその総集/完結編となる全5作が発売された。 優子の清純派然としたキャラクターに多くのファンがついていたシリーズだっただけに、ファンや元スタッフからの大きな批判を呼び起こす事態となった。 余談 PS3『神次元ゲイム ネプテューヌV』に『I』が同名のスキルとともにDLCとして配信されている。ただしあくまでオマケであるためかセーブ不可となっている。 開発チームが同じ(*3)ということもあり、ウルフチーム製作のADV『あーくしゅ』(1989~90、PC-88/MSX2/PC-98/X68000)に本作登場人物の優子と麗子が「U子(ゆーこ)」「0子(れいこ)」という名前で登場する。 1989年には優子のイメージガール「ミス優子」コンテストが開かれていた。 本作のプロモーションアニメ・CMを後に『エヴァンゲリオンシリーズ』を制作する庵野秀明が監督を担当した。ちなみにその作品が庵野にとってのアニメーション初監督作品となる。 2007年、『コミックヴァルキリー』にて突如漫画化。単行本化され全4巻。 一応一般向けだが、『X』を連想させるきわどい描写も散見される為ファンからは賛否ある(*4)。 無論何れもファンが眉を顰める様な展開には発展せずに済んでいる為『X』の時の様な騒動に発展する事はなかった。 また、『ヴァルキリー』側が右往左往したせいで新連載から4巻が出るまで何と5年も掛かっている。 2020年12月15日に発売35周年に向けた公式サイトが開設された。
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国内版 ここを編集 記録 11 50 追記回数 Player hisatoki TASVideosページ TASVideosStatus 転載元 リンク 分割リンク マイリスト 備考 Movieファイル 解説
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ヴァリスⅣ 夢幻戦士ヴァリスCOMPLETE 夢幻戦士ヴァリスCOMPLETE PLUS 機種:PCECD, Win 作曲者:わかめ,じゅんた、村上慎吾 開発元:レーザーソフト、イスコ (グラフィック (*1)) 発売元:日本テレネット (PCECD)、D4エンタープライズ (Win) 発売年:1991 (PCECD)、2011 (Win) 概要 前作『ヴァリスIII』にて、これまでの主人公・優子の物語は完結したため、新たな主人公レナを据えた「ヴァリス」シリーズの新章。 最終的に3人になるプレイヤーキャラを自由に交代させながら進むゲーム性は『III』と変わらず 3人それぞれに独自のキャラ特性(シリーズお馴染みのスライディング、新たに2段ジャンプと地形効果無効)が設定される。 後年にはダウンロード配信やセットでパッケージ発売もされた。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 TITLE ACTION 1 ACTION 2 ACTION 3 ACTION 4 ACTION 5 ACTION 6 ACTION 7 BOSS ENDING サウンドトラック ヴァリスIV PC Engineサウンドトラックス imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ダウンロード配信 夢幻戦士ヴァリス SOUND COLLECTION A 本作と夢幻戦士ヴァリス(PCE)、ヴァリスⅡ、ヴァリスⅢ、スーパーヴァリス、SDヴァリスをWINDOWSで遊べるように まとめてパッケージとして発売した、「夢幻戦士ヴァリスCOMPLETE PLUS」に付属しているサウンドトラック。 上記タイトルほぼすべての曲が収録されている。
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ヴァリス II メーカー 日本テレネット 発売日 1989年6月23日 対応機種 PC-88.PC-98.X68k.MSX.PC(i-revoでMSX版).PCE(CD-ROM²).PSN"GA" 横スクロールアクション夢幻戦士ヴァリスの続編 ヴァリスシリーズ??の第2弾 収録 ヴァリス コンプリート?? SDヴァリス 1992年2月14日 MD SDサイズにアレンジされた、MDへの移植版 続編 ヴァリス III?? PCエンジン あ行 ゲームアーカイブス パソコン メガドライブ 夢幻戦士ヴァリス PR 夢幻戦士ヴァリス 2 (ヴァルキリーコミックス)
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草案 ヴァリスⅠ 暗黒五邪神 カイリキー♂:地邪ガイーダ 色違いチルタリス♀:水邪ギーヴァ トゲキッス♂:風邪アイザード れいかいのぬの必携 ブーバー♂:炎邪ベノン デスカーン♂:電邪ヴォルデス -- (ユリス) 2013-11-04 14 13 16