約 27,623 件
https://w.atwiki.jp/yumetogenjitu/pages/3.html
更新履歴 取得中です。 [edit]
https://w.atwiki.jp/yumetogenjitu/pages/32.html
ET[エドガタワー] エドガタワー? ET[60Fと寝落ちの壁] 名前
https://w.atwiki.jp/loveslime/pages/62.html
主な登場人物 成歩堂龍一(26) すっかり若手実力派 綾里千尋(故人) ナルホドの師匠 綾里真宵(19) 千尋さんの妹 1からヒロインとして登場している霊媒師 綾里春美(9) はみちゃん 真宵の従妹 2から登場した霊媒師 毘忌尼(48) 葉桜院住職 豪快なおばさん。 天流斎エリス(?) 絵本作家 その正体は…… あやめ(25) 葉桜院尼僧 矢張政志(25) 事件のカゲにヤッパリ矢張 御剣怜侍(26) 天才検事 今回は何と…… 糸鋸圭介(32) 刑事 初動捜査担当 通称イトノコ 狩魔冥(19) 検事 ゴドー(?) 検事 本名・国籍・年齢全て不明 その正体は…… 裁判官(金) いつもの人はサイバンチョ この人はサイバンカン 実は裁判長(?)と兄弟「私はどうかと思いますがね」が口癖 概要 ある日、真宵と春美が霊力を高めるために「霊場破りツアー」に行きたいと言う。乗り気でなかった成歩堂だったが、「霊場破りツアー」が特集されている雑誌を見て凍りつく。霊場行きを決意した成歩堂だが、果たして、そこに待ち受けるものはなにか!? 探偵パート その1 2月6日 午前9時48分 成歩堂法律事務所 ・《お!カルト》新年号入手 2月7日 午後3時24分 葉桜院 山門 ・調べる 門、スノーモービル、本堂、鐘つき堂 ・つきつける なんでもいい ・話す 霊行道場・葉桜院、もうひとりの尼僧 ・移動「葉桜院・本堂」 ・調べる 巨大な勾玉、火鉢、祭壇、ふすま ・つきつける どれでもいい ・話す 天流斎エリス、ここへ来た理由(葉桜院の見取り図・法廷記録) ・移動「葉桜院・山門」 ・移動「吊り橋」 ・調べる 電話、石碑、橋、向こう岸、道標 ・移動「奥の院・修験堂」 ・調べる 橋、横の扉、門、焼却炉、地蔵、吊り橋のワイヤー、吊り橋 ・移動「奥の院・修験堂内」 ・調べる タンス、布団、掛け軸(法廷記録)、扉 ・移動「吊り橋」 ・つきつける 春美の写真、毘忌尼の写真、エリスの写真、あやめの写真 ・話す 天流斎マシス、天流斎エリス(エリス先生の写真・法廷記録)、絵本 同日 午後7時46分 葉桜院 本堂 同日 午後9時12分 葉桜院 本堂 ・話す あやめのこと、葉桜院(あやめのずきん・法廷記録) 同日午後11時6分 葉桜院 境内 同日午後11時18分 おぼろ橋 ・成歩堂崖から落ちる 探偵パートその1 後編 ・ついにあの男を操作出来る…… ??月??日??時??分 ???????????? 2月8日午後2時19分 留置所 ・調べる 守衛、カメラ ・つきつける バッジ、掛け軸、あやめのずきん、お!かると新年号、エリス先生の写真、成歩堂の写真、矢張の写真、あやめの写真 ・話す あやめのこと、事件当夜のこと、こわかった(2回)、事件の心当たり ・移動「吊り橋」 ・つきつける バッジ、勾玉、エリス先生の写真、成歩堂の写真、糸鋸の写真、矢張の写真、あやめの写真、ゴドーの写真 ・話す 事件について、おぼろ橋、ゴドー検事、落雷(気象データ・法廷記録) ・調べる 橋、石碑、電話、道標、向こう岸 ・移動「葉桜院・山門」 ・調べる 門、スノーモービル、本堂、鐘つき堂 ・つきつける バッジ、エリス先生の写真、成歩堂の写真、矢張の写真、あやめの写真、 ・話す あやめのこと、事件当夜のこと(2回) ・移動「葉桜院・本堂」 ・調べる 巨大勾玉、ふすま、火鉢、祭壇、部屋の隅の円座 ・つきつける 勾玉、掛け軸、あやめのずきん、《お!カルト》新年号、エリス先生の写真、成歩堂の写真、矢張の写真、あやめの写真、毘忌尼の写真、真宵の写真、春美の写真、あやめ宛てのメモ ・話す 事件当夜のこと、目撃したこと、本堂に戻った理由、修験者のこと ・移動「葉桜院・境内」 ・調べる 黄金像(七支刀・法廷ファイル)、ソリ、石垣、杖(被害者のツエ)、灯篭、葉桜院本堂 ・つきつける 毘忌尼の写真、春美の写真、真宵の写真、被害者のツエ、七支刀 ・被害者について(天流斎エリスの解剖記録・法廷記録)、事件のあらまし、明日の裁判、奥の院 ・移動「葉桜院・山門」 ・移動「留置所」 ・話す 奥の院 ・つきつける 春美の写真、真宵の写真、毘忌尼の写真、七支刀、矢張の写真 ・つきつける 勾玉 サイコ・ロック~こわかった~ 「あなたが、外にも出られないほど“こわかった”ものとは‥‥!」 ・つきつける「あやめ宛てのメモ」 「あなたは、その“秘密”を、この人物には知られたくなかった!」 ・つきつける「成歩堂」 ・話す こわかった(あやめの証言書) ・移動「山小屋・極楽庵」 ・調べる 万国旗、落書き、屋根、おぼろ橋 ・つきつける 被害者のツエ、春美の写真、真宵の写真、毘忌尼の写真 ・話す 極楽庵、あやめのこと、事件当夜のこと(2回) ・つきつける 勾玉 サイコ・ロック~事件当夜のこと~ 「おぼろ橋への落雷‥‥おまえがそれを、部屋から見たはずがない!」 ・つきつける「葉桜院の見取り図」 「おまえは、おぼろ橋への落雷を目撃した。‥‥この場所で!」 ・ポイント「極楽庵」 「ゆうべ‥‥キサマはここで、この人物が来るのを待っていた!」 ・つきつける「あやめ」 「キサマが、あやめさんを待っていたという証拠なら‥‥」 ・つきつける「あやめ宛てのメモ」 ・話す 事件当夜のこと、トンでもないもの 法廷パートへ(矢張ぃ……)
https://w.atwiki.jp/hikalun-original/pages/289.html
-漫画資料リスト- ※このページには物語の登場人物の設定や資料などを掲載。 タイトル名『Hero Feather Memorys-絵本の白昼夢と???-』読み:えほんのデイドリーム・??? 主な登場人物 メインキャスト設定画資料 サブキャスト設定画資料 エネミーキャスト設定画資料 ???? 以下編集中…
https://w.atwiki.jp/720_xperia/pages/11.html
出演者はそれぞれに”夢”を持って生活の舞台である古民家に集結した。 彼らのそれぞれの”夢”とそのための行動をここにまとめる。 このページ内容をご覧頂いてメンバーを応援する判断材料にしていただけると幸いである。 このページでは出演者それぞれの”夢”を記述し、リンク先にてそのための行動などを掲載予定。 ※ 時系列にまとめるのは困難であるものは備忘録のように記述 ※ 達成、不達成については1/13 1:00~開催された視聴者大会議にて合意済み ・矢ケ崎一樹 夢→達成 2012年12月内で一本のショートムービーを自らが、監督・脚本・演出を兼ねて撮影するのが夢。 その全ての作業をソニーモバイル製Xperiaでするという。 ・藤田恵名 夢→不達成 2012年12月内でメジャーデビューを目指すというのが夢。 この共同生活の中で作った楽曲を持ってメジャーを目指すという。 ・河野竜也 夢→達成 この共同生活の中でマルチタレントになるために色々なことを経験するのが夢。 多種多様な才能を身につけたいという。 ・新葉なな 最初の夢→無理設定の為、方向転換し安易な夢を→不達成 2012年12月内で番組放送期間中に売れ残りのCD「テネシー・ワルツ」25000枚の完売が夢。 色々と設定に無理があったためにあっさりと諦める。 「即興ソングを100曲作ってニコニコ動画にアップロード」に2013年1月10日に変更される。 ・ニクラス・ホーディン 夢→達精 この共同生活の中でオーディションを探してそれに応募し役を勝ち取るのが夢。 ・染谷宗宏夢→不達成大失敗 2013年1月5日(土)に日比谷公会堂でワンマンライブを予定。そのライブに2000人を集客するのが夢。達成率たった8,4%と唯一数字が明確に出来たため、大失敗とする。 ・廣岡佑実子 夢→達成 ダイエットを成功させ、女性的魅力を上げたのちに以前から想いを寄せている人に告白するのが夢。
https://w.atwiki.jp/wivern/pages/330.html
wivern キャラクタープロジェクト エントリーNo.2 箱猫 非常に描きやすい。しかしあまりにも無表情。どうしたものか・・・ 五輪なんか興味も無かったんです。なのに・・・こんばんは、うぃヴぇるんです。 なのにあいつは妙な寂しさと共に去りやがった・・・! 夏季五輪です。2016年です。二回戦落ちです。 最終的には、一番前評判も良かったリオになったようで。 東京も一回戦生き残れて良かったねぇ・・・ ちなみに、ブラジルの新幹線の受注とかで経済効果があるとかないとか・・・? かぶとれーだーの皆様は要チェックかもしれません。ってこんなとこ見る前にチェックしてるか しかし・・・東京来てもわざわざ見に行ったりする気はなかったんですが・・・妙に寂しいぞ なんだろう、五輪の罠だろうか。 ん。。。そかなあ。 五輪がどこで開催されるのか興味ないのは、やはり、りなだけみたい。 いあ、東京でなければ良いや。。。と思ってたのも、りなだけでしょ。 それより、うぃヴぇるんさん、C21にはINしないの(´v`)? -- りな (2009-10-04 15 05 08) むぅ、正直な所、既に忘れかけてる。 東京でも東京じゃなくても家に居るからなぁ・・・ 行こう行こうと思いつつ・・・ってなアレですな。結局別の事がorz 時間空けてゲリラ風に参りますので、かくごしとけいっw -- うぃヴぇるん (2009-10-04 20 03 45) 名前 コメント 参考URL プレジデントロイター - 2016年オリンピック開催地に東京は落選、「リオ特需」に期待も
https://w.atwiki.jp/pararowa/pages/249.html
空とポケモンと悪夢と囚われし姫君 ◆Z9iNYeY9a2 真理は逃げるということは基本的に嫌いだった。 元々勝気な性格であることもあり、どんな相手を前にしても逃走という選択を取ったことはない。 とはいっても、例えばオルフェノクが相手であったり、あるいは銃器を持った人間であったりならば逃げるという選択は取る。 勇気と無謀は違うということは、それまでのオルフェノクとの戦いでイヤというほど思い知っている。 もし、真理が本当に逃げた時、それは彼女自身が敗北を認めてしまったときだろう。 だから、戦略的撤退は存在しても、決して恐怖心から逃げたり、相手に屈するようなことはなかった。 故に、真理はこの時ほど敗北感を、自分の無力感を感じたことはなかった。 それは、ナナリーを、桜を助けられなかったこと、そんな状況でルヴィアにナナリーを任せてしまった自分の無力感。 それらから逃げるかのように、ひたすら走った。 とにかく我武者羅に。 今はどこにいるだろうか。 ルヴィアさんは桜ちゃんとナナリーちゃんを連れて戻ってこられる場所だろうか? きっと帰ってくると、信じても大丈夫なのだろうか? 背負ったタケシはまだ目を覚まさない。 どうやら気絶させることにおいては手加減をしてくれなかったらしい。 彼を背負い、自分達の後ろを行く青年、Nに注意を向ける。 その後ろにはタケシのグレッグルとかいうカエルの他にも、ピンク色でまん丸な体の生き物、黒いキツネ、尖った耳を持った黄色いネズミ、空を飛ぶ赤い竜がいた。 かなりの大所帯だ。しかしそれで不安が晴れるはずもない。 真理はまだこの青年について、あの黒い影から助けてもらったくらいの認識しかないのだ。 確かに助けてもらった恩はあるし、美遊ちゃんの姉であるルヴィアさんが連れてきた仲間であるのなら信用したい。 しかし、つい先ほどそれ以上には長く共にいたはずの少女の豹変を見た後となっては迂闊には信じられなかった。 「はぁ…はぁ…、もう大丈夫かな…?」 「………。リザードンは一応もう視界には見えないって言ってるね。 少し休もう。彼らも疲れているみたいだ」 と、Nが示したのは彼の連れてきたポケモン達。 特にピンク色の丸い子は気分も悪そうだった。 タケシのポケモンであるらしく、あの時黒い影に飲み込まれていった人が連れてきていたらしき存在、ピンプク。 そう長くはないとはいえ、同行していた相手が目の前で消えていったのだ。さすがにいい気分であるはずがない。 「シュー、フシュール!」 と、Nの傍にいた黒いキツネが鳴き声のような音を鳴らした。 それはまるでNに話しかけるかのような行動にも見えた。 「ゾロアーク?…いや、さすがにそれは危険だ。もしものことがあったら、君だけじゃどうにもならない」 「シュルルルルルル!」 「…分かった。なら君の意思を尊重しよう。だけど、無理はせずに絶対に戻ってくるって約束してほしい」 「フシュル」 そう最後に頷き、ゾロアークは木の上に登り、獣の外見に違わぬ身のこなしで木々を伝って離れていった。 真理にはNとゾロアークの間に何があったのかは分からなかったが、それが何かしらの意志の疎通になっていたのだということはうっすらと分かった。 「ねえ、今の…、ゾロアーク、だっけ?何て言ってたの?」 「ここから今彼女がどこまで追ってきているかを見てくるって言っていたんだ。 本当だったら行かせたくはなかったんだけど、…それを言ってしまうとゾロアークの意志を無理やり捻じ曲げることになってしまう…。クソッ…!」 「ピカ…」 そんな彼に話しかけるように声(?)をかける別のポケモン。 真理にはよく分からなかったが、NにはNの何かしらの想いがあることだけはうっすらと分かった。 それはまるで、タケシとグレッグルの間にあった絆のようなものだろうか。 「…う、こ、ここは…」 「あ、タケシ!目が覚めたの?!」 「ハッ、さ、サクラさんは?!」 と、意識を取り戻したと同時、飛び起きて桜のことを気にかけたタケシ。 真理はそんな彼に、あの後何が起きたのかをはっきりと伝えた。 「そんな、…どうして…!」 「ごめん、私も一緒に逃げようって言ったんだけど…」 金髪の少女がルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト――美遊・エーデルフェルトの姉であったこと。 彼らにとってそう長い付き合いのあった者ではないとはいえ、知った人物の家族をあのような場所においてきたという事実が、二人の胸を締め付けた。 しかし、他にどうしようもなかったのもまた事実。 ナナリーの安否もまた不明であった以上、誰かが残ることはきっと必要だったはずだ。 「せめて、俺が残っていれば―――」 「プ、プク~!」 「ピンプク?」 と、そう搾り出すように声を出したタケシに抱きついたのは、ピンプクだった。 小さな体を震わせて、まるで泣くかのような鳴き声をあげている。 「この子は、あなたと離れたくないって言っている。先のあの場所で、ここにきてずっと一緒にいた人に死なれたことが心に傷を負わせたのかもしれない」 「…君は、一体…?」 「僕はN。ポケモンのトモダチだ。 はじめまして、カントー地方のニビジムのジムリーダー、タケシさん」 ◇ 例え、その体を泥に染めようとも、マークネモが土壇場で追わせた傷は大きかった。 ルヴィアを殺害後、桜はその場に留まり体にさらに泥を馴染ませることで肉体のダメージを癒すことに専念していた。 黒い影が蠢くその空間で。 間桐桜は肉体の傷が、行動に支障がなくなる程度には回復するのを待ち続けた。 ゆっくりと、しかし確実に、それの侵食は進みつつあった。 (うふふふふふ、待っててくださいね、皆さん) そして、その傍に。 一匹の獣が近づきつつもあることにも、少女は気付いていた。 ◇ 「そうか、サトシとヒカリは…」 「ピカ…」 「そしてリザードン達は僕が保護した。 もうあんな扱われ方をすることがないように」 Nから、これまでの顛末を彼が話せる限りで聞いた真理とタケシ。 それは真理から見ても、彼らポケモンがかなり辛い道を通ってきたことが分かる内容だった。 自分の飼い主を目の前で殺された挙句、その殺害者に服従させられていたことといい、友の、仲間の亡骸を2度見ることになったことといい。 彼らと共にした時間が長かったタケシはなおのこと、地面を殴り彼らの死を悔やんでいる。 「くそ、サトシ…、ヒカリ…!」 「ピカ…」 「お前たちは、もっと辛かったんだな…。すまない…、何もできなくて…」 涙を流すタケシを、言葉は分からずとも彼なりの動作で慰めるピカチュウ。 もう悲しみの涙は流した。だからこそいつまでも泣いているわけにはいかない。 そうピカチュウは自分なりに耐えていたのだ。 しかし。 「ピカチュウ…、辛いなら泣いてもいいんだぞ…?」 「………」 それでも長き時を共に過ごした仲間。ピカチュウには誤魔化しきれなかった。 仲間の死が悲しくないはずがない。もう泣いたのだから大丈夫、などという理屈が通用するはずがなかった。 ピカチュウの目に、幾度目かの涙が溜まりかける。 が。 「…ピカ」 ピカチュウは耐えた。 泣くことなら後でもできる。今泣くだけの涙はもう流した。 サトシの死を知り、その亡骸を目の当たりにしたときも。ヒカリの死を知り、またその亡骸を見たときも。 だからこそ、今は強く生きねばならないのだ。 いつまでも泣いていることを、きっとサトシは望まないから。 「彼、本当に強いね」 「ええ、俺が知っている最高のトレーナーの連れていたピカチュウですから」 そんなピカチュウを見て、Nはふと呟く。 タケシは言葉が通じずとも、ピカチュウの本当の気持ちを察し、それでもこのピカチュウは耐えた。 大切な人との別れを、そして悲しみを受け止めて今を生きている。 もし、これがポケモンとトレーナーがもたらす絆の強さなのだとしたら。 (本当に、ポケモンと人間を引き離すことは正しいのだろうか) 「ところでNさん、ヒカリの手持ちに、モンスターボールがあったかどうかは分かりませんか?」 「いや、彼女の支給品ならきっとあのサクラって人が持っていってたと思うけど、ポケモンはいなかったはずだ」 「そうですか…、いえ、俺のところにはグレッグルがいましたし、サトシのところにもリザードンがいて、Nさんのところにピカチュウがいたならもしかしてって思ったんですが…」 「心配だね…。彼女、どんなポケモンを連れていたの?」 「ポッチャマやヒノアラシ、マンムー達を連れていました」 この場においては、自分とピカチュウのようにトレーナーと離されて支給品に混ぜられるポケモンも存在しているのは確認済みだ。 それでもピンプクやピカチュウは運がよかったが、もしもサトシを殺した彼女やゾロアークを渡された者のような参加者の手にでも渡っていたら。 Nには考えるのも恐ろしかった。 「ところでNさん、ルヴィアさんも言っていましたけどヒカリを殺したのが桜さんだっていうのは、本当なんですか?」 「少なくとも状況から見ると、その可能性は高いみたいだね」 「そうですか…。真理さん、Nさん、俺、もう一回桜さんと話をしてきます。 ルヴィアさんも、ナナリーちゃんも絶対に連れて戻りますから」 「ちょっとあんた何言ってるのよ!死にに行く気なの?!」 「少し話をしてくるだけです。大丈夫です。俺、人を見る目にはそこそこ自信ありますから。 桜さんは悪い人じゃないって信じてます」 「それには賛同できないな。 もしルヴィアさんが無事に戻ってくるなら、それはそれで問題ない。 だけど戻ってこないなら、彼女の手にも余る相手だったってことだ。 タケシさんには悪いけど、あなたにどうにかできるとは思えない」 「だからって!こうして何もしなかったら…!」 焦れているタケシの、仲間の死の真相が知りたい気持ちは真理にも分からなくはなかった。 しかし、それでも諦めなければならないことはあるのだ。 「タケシ、もっと慎重になろうよ…。ルヴィアさんもそんなことのために、私達に美遊ちゃんのことお願いしたんじゃないはずだしさ…。 もっと、仲間を探せばきっと桜ちゃんもどうにかできるって」 相手に圧倒的な力の差があるのであれば、ただただ挑むのは死へと近づく道でしかない。 今は、それが逃げの選択肢であっても、耐えなければならないのだ。 オルフェノクに仲間が殺されゆく現実の中でも、ただ一人の男の生存を、帰還を信じ続けたあの時のように。 そうだ、ここには巧だって、ファイズだっているのだから。 今の真理にはそれが数少ない一つの希望だった。 と、その時であった。 ドサッ かなりの距離が開いた場所から、何か毛の塊のようなものが飛んできた。 黒き毛玉は、所どころに赤い模様をつけ、今まだその赤い液体を滴らせて、謎の唸るような音を上げている。 「ゾロアーク!?」 もぞもぞと動くそれは、先ほど送りだしたあのゾロアークだった。 傷だらけの体は黒き体毛を所どころ赤く染め、起き上がったその肉体には四肢のうち左腕に相当する場所が欠損していた。 「ふふふふふふ。愚かなキツネさん。そのまま逃げていれば逃げられたかもしれないのに、わざわざ戻ってくるなんて」 そのゾロアークが飛ばされてきた先、間桐桜がいたであろう方向。 そこから聞こえてきたのは黒い気配とあの少女の声。 「傷が治るまでは待ってあげようかと思ったのに、こうして戻ってきてわざわざ命を減らすなんて。 そんなに死にたいなら、思い通りにしてあげましょうか」 姿を見せた少女の姿に、真理とタケシは息を呑む。 ポケモンセンターで着替えたあのナース服はすでに千切れ、肌を晒すはずの隙間は黒い布がびっしりと覆っていた。 右腕は欠損しており、体からかろうじて見える隙間には、肌色ではなく赤い液体が滴っている。 紫に染まっていたあの髪も、半分ほどは白く脱色している。 その姿を見たとき、真理とタケシの嫌な予感は完全に現実なものとなってしまったことを知った。 「くっ、ゾロアーク…!だから無理はしてはいけないと…!」 「…………」 薄目を開いたゾロアークは、一声も発することなく苦しそうにNの顔を見た。 「Nさん!はやくモンスターボールを!」 「…っ」 タケシの言葉を受け、一瞬の迷いの後懐から取り出したモンスターボールに、ゾロアークを戻すN。 ピカチュウとグレッグル、リザードンが三人の前に立ち、桜を睨みつける。 「桜ちゃん…、ルヴィアさんとナナリーちゃんはどうしたの…?」 「どうしたって、二人とも食べちゃいました」 真理の問いかけを、事もなげに恐ろしい答えで返す桜。 そこにはあの時ポケモンセンターで見た少女の顔はなかった。 あるのはただ、狂気に満ちた、見る者を怖気させるような笑みのみ。 「サクラさん…!」 「残念です。あなた達はあの方たちのように悪い人じゃなかったのに殺さなければいけないんですから」 「………その悪い人の中には、ヒカリも入っているんですか?」 「ヒカリさん?誰ですかそれ?」 「この近くで殺された、帽子をかぶった女の子だ…」 「ああ、あの人ヒカリっていう名前だったんですね。別に話すようなこともありませんでしたから知らなかったです」 タケシは思わず身を強張らせる。 あの時、まるで重傷を負った一般人のように傷付いた体を引きずっていた女の子は。 ヒカリをまるで虫けらのように、名を、存在すら認識せずに殺していたのだ。 「何が、君をそこまで殺人に駆り立てるんだ?」 ふとNは問いかける。 「何だっていいじゃないですか。もう、今の私にはそれしかないんですから」 「タイガの、ことかい?」 藤村大河。 間桐桜を救おうと、一生懸命彼女に語りかけ、結果的になのかは分からないがそのせいで命を落としてしまった一人の人間。 Nの口からその名が出た瞬間、彼女の顔から薄気味悪い笑みが消失した。 「あれは、きっと君の意志ではないんだろう? 彼女は君のことを必死で救おうとしていた。君はその想いを無為に帰すのか?」 「………」 「少なくとも、タイガは君にそんな風になって欲しくて君を救おうとしたんじゃない、と僕は思う」 共にいた時間はそう長くはなかったが、それでもあの人が救おうとした人がそんな風になるのは、大河は望まないはずだと。 Nは何となくそう思ったし、そう思いたかった。 「―――――――うるさい」 「サクラ、君は――――」 「うるさいうるさいうるさいうるさい!! お前なんかに何が分かる! 大体そんな声で私の名前を呼ぶな!」 しかし、彼の言葉も既に桜の心には届かない。 むしろ彼の声が桜にとある人物を連想させてしまったことが彼女を逆上させてしまった。 腰に巻いたベルトに手を翳す。 「もっと私は悪い子にならないといけないんですよ。だから。 皆さん、死んでください」 「――変身」 ベルトについた小型の機器に、音声での入力を行い、腰の脇に差し込む。 黒い服の上に黒いスーツが覆い、白い線がΔの形を作る。 火花を散らすベルトを気にも留めずに、本来動きづらいであろう片腕で難なくデルタフォンを構える。 グレッグルが口から針を吐き出すのと、デルタフォンがレーザーを吐き出すのは同時だった。 そのままピカチュウとリザードンが、体勢を変える前にそれぞれ鋼と化した尻尾と翼をデルタへと叩きつける。 が、次の瞬間桜の姿が影の中に消える。 「ゲゲッ!」「右だ!」 Nとグレッグルの声に反応したリザードンとピカチュウが共に後ろに跳び下がった瞬間、2匹がいた場所に火花が散った。 「くっ…!」 「Nさん?!」 そんな、ポケモンに命のやりとりを任せっきりであることに焦れたNがピカチュウとリザードンの前に飛び出した。 「もう止めろ!こんなことをして僕たちを殺して、一体君に何が残るんだ!?」 ポケモントレーナー同士でのポケモンバトルであれば、Nはそれを認めるまでにかなりの時間を要したとはいえ何かそれで得るものがあることを知っていた。 だが、これはただの命の奪い合いでしかない。 なぜそんなことをしなければならないのか。こんな戦いに何の意味があるというのか。 ―――こんなものが、藤村大河という人間が守ろうとしたものの結末なのか? 桜はそんなNの問いかけに答えることなく、その赤き眼をNに向け、静かにデルタムーバーの引き金を引いた。 真理は、それが何なのかは推定レベルでしか分からなかった。 だが、引き金を引く瞬間、デルタのスーツに這った白いフォトンブラッドが光ったように見えていた。 もしそれがファイズやカイザと同じ型のものであるというのであれば、そこから射出されたのは、必殺の光。 「なっ…!タケシ?!」 と、紫色に輝く三角錐のポインターがNを縫い付ける瞬間、タケシがNの体を引き寄せ、後ろに投げたのだ。 その行動が何をもたらしたか。 Nの体をポインターの射線上から離すことには成功した。 しかし、代わりにその場に縫い付けられたのは。 「タケシさん!」 「グ、グレッグルとピンプクを…、お願いします……!」 Nを引き寄せた体勢のまま、体を動かすこともできずその場に縛られたタケシ。 すでにデルタは飛び上がっている。 もし、バッグに入っていたカイザギアを使っていれば、これを食らっても耐えられたのだろうか。 ああでもどっちにしてもそれで死んだんだろうな。 などと意味のない仮定を想定してしまうのはもう既に生を諦めてしまったことを表しているのだろうか。 グレッグルが、ピカチュウが、リザードンがこっちに走ってくるのが見える。が、きっと間に合わないだろう。 すまないな、お前達。サトシやヒカリがいなくなった矢先に。 せめて、真理さんやNさん達と逃げられるようにしてくれ――― 「プクプクーーーーー!!!!」 と、最後にタケシの視界に映ったのは。 小さな体を宙に飛び上がらせ、デルタのキックの射線上に割り込む一匹の小さな体だった。 ◆ 「ピカーーーー!!」「ゲゲッ?!」 「タケシーーーー!!!」 拘束されたタケシにルシファーズハンマーを命中させる様子を見ていることしかできなかった皆。 だが、その中で唯一そこに間に合った一つの存在があった。 タケシの傍にいて、なおかつ最も体勢を整えることに時間が掛からなかった一匹のポケモン。 ピンプクはその小さな体を、ポインタとタケシの間の僅かな隙間の割り込ませたのだ。 そして同時に、何かしらの技を発動させたのかピンプクの肉体が一瞬光るのが見えた。 そして次の瞬間。 ポインタの示した場所に、デルタのとび蹴りが衝突。 膨大な破壊力を、衝撃を持った一撃が、タケシの体を吹き飛ばした。 着地するデルタ、一瞬の静寂。 「ピカピィーーーーー!」 「ダメだピカチュウ!今近寄っては!」 タケシの元に駆け寄ろうとするピカチュウを、Nが静止する。 今あそこにはデルタがいる。タケシの元に駆け寄ることは非常に危険なのだ。 タケシはピクリとも動かない。 視線を一瞬タケシに向け、そのままこちらに体を向けるデルタ。 が、彼女が一歩踏み出したところで体が膝から崩れ落ちた。 「…何、ですか…、これは…?」 膝をついて屈みこむ桜。 体を起こそうとするも、うまくはいかない。 その謎の様子を見届け、咄嗟にタケシの元に駆け寄る真理。 桜は真理を追撃しようとするも、体をうまく動かせないのか立ち上がることができず、その手に取ったデルタムーバーも手から落としてしまう。 タケシに近寄り、その心肺、脈を確かめる真理。 「…!大丈夫、まだ脈はあるわ!」 ピンプクが先ほど割り込んだ際に放ったもの。 それは彼女が覚えていた、数少ない技の一つ、ひみつのちから。 至近距離から放たれたその技、そしてピンプクの体は、ルシファーズハンマーの威力を即死レベルからどうにか軽減することに成功し、さらに間桐桜の体を麻痺状態に追いやっていたのだ。 しかし、その代償。 タケシの生を確認したNが次に目を向けた先にあったのは、真っ赤に染まり真っ二つに割れた、タマゴのような形の小さな石。それを拾い上げた。 ピンク色の小さな肉体はもうどこにもない。 身動き一つとらないタケシの体には、一見すれば致死レベルはあろうかという血が付いている。これだけの出血を起こせば、人間であれば生きているはずはないだろう。 もしその血痕全てが、彼を守ろうとしたあの子のものであるとするなら。 「僕は、トモダチを助けられなかったのか……」 一方、緩慢な動きながらどうにかデルタムーバーを拾い上げた桜が、タケシに注目している彼らに銃口を向ける。 「チュウウウウウウウウ!!」 しかし、それに気付いたピカチュウが、至近距離からの電撃をデルタに対して浴びせる。 その一撃に再度デルタムーバーを取り落とす桜。 と、その時デルタギアから火花が散り、変身が解除されギアが吹き飛ばされた。 「―――、どうして…!」 先のマークネモとの戦闘で、デルタギアそのものが大きなダメージを負っていた。 その状態で、高圧の電気を繰り返し流された結果、デルタギアが限界を迎えたのだ。 素早く、弾き飛ばされたデルタギアを拾い上げるグレッグル。 「急ごう!タケシさんはまだ息はあるけど、かなり危険な状態だ!」 身動きが取れず、デルタギアも失った間桐桜だが、その危険性は変わらない。 さっきのような暴走を目の当たりにしていればなおさらだ。 真理としても気がかりではあったが、今はタケシのことが優先だ。 リザードンが、多少は無理をしてでも三人と数匹の体を乗せようとその背を差し出す。 各々がリザードンに掴まり、そのまま飛翔しようと翼を広げたとき。 そのすぐ傍を鋭い何かが通り過ぎた。 ピンと張ったワイヤーのような何か。その先には鋭い大型のナイフが付いている。 その元を辿る振り返ったとき、そこには黒き巨人が立っていた。 「嘘…、ナナリーちゃん…?」 「間に合って、くれましたね…。じゃあお願いしようかしら。 そこの皆を殺して、あのベルトを取り返して」 先に見たあの体は全身に赤い筋が走り、威圧感を備えた生物的なデザインであった体とあわせて異常なまでの禍々しさを備えている。 それはいつであったか、タケシと共にいたときに見たあの巨人のようでもあった。 その頭部から生えたワイヤー、その先の刃が一斉にこちらを向き、そのまま射出。 ピカチュウに、リザードンに、グレッグルに、Nに、タケシに、そして真理に。 巨大な刃が一斉に迫った。 その瞬間だった。 ドドドドドドドドドドドドド マークネモの立っていた周囲の地面が、大爆発を起こす。 ワイヤーは吹き飛び、刃はあらぬ方向に飛んでいった。 「…!誰ですか?!」 状況が飲み込めず困惑する桜の元に、今度は大口径の銃弾が放たれる。 反応できない桜に対し、その元に向かって銃弾を弾くマークネモ。 銃弾が放たれたであろう先の方向を見ると、そこにはマークネモには劣りこそすれ、二足歩行で直立した巨大な何かが立っていた。 そしていつの間に近づいたのか、集まった皆の傍には金髪で学生服らしき制服を着た一人の少女がいた。 「大丈夫かしら?」 「君は、誰だ?」 「話は後。こいつは私達が引き受けるわ」 名を名乗ることもせずに巨人を見つめる少女。 その近くに先の巨大な機械が降り立つ。 真理はそれが何なのかを知っていた。しかしそこに乗っているのは紫の瞳の戦士ではなく、金髪の少女と同じくらいの年頃であろう黒髪の少女。 逃がすものか、と言わんばかりに震える手で取り出したコルトを撃ち出す。 が、それは機械―――サイドバッシャーに乗っていたはずの少女により弾かれた。 「ポチャ!?」 「ピカ?!」 サイドバッシャー上に残された一匹の小さなペンギンが、リザードンの背に乗った存在に気付いて鳴き声をあげる。 が、その背に乗った、ピクリとも動かぬ男に気付いて鳴き声を失った。 数メートルはあろうという高度を飛び上がった黒髪の少女が、その脇に乗ったペンギンに声をかける。 「どうやら彼女にやられたみたいね。どうする?このまま追っていっても気にしないし、ここに残ってあの人の仇を取るのも構わないわ」 「ポチャ…、ポチャ!!」 その鳴き声は強く、逃げようという感情が混じったものでなさそうだということには、少女も察しがついた。 リザードンの背に乗ったピカチュウにほんの少し目配せをし、何も言うこともなく飛び立つその姿を見送った。 ◆ 「で、アリス。あれは何なの?ゼロが呼び出したあの巨大なロボットに通じるものがあるような気がするんだけど」 「そうね。私も驚いているわ。どうしてこいつがここにいるのか」 ほむらは、アリスに対して問いかけるが特に分かったことはなかった。 唯一分かったのは、この巨人がアリスの世界に存在するものであるということだけ。 「だけど、私が知ってるこいつはここまで禍々しい姿をしていなかったわ」 「だとすると、そのヒントはあいつね」 そう言ってほむらが視線を向けた先にいるのは、憤怒と憎悪の表情を浮かべた、斑に白い髪をした黒い女。 「よくも邪魔を…。許さない、許さない…、許さない…!!」 「まずはあの女をどうにかしないとね。ポッチャマ、手伝ってくれるかしら?」 「ポチャ!」 仲間を傷つけられた義憤に駆られているのか、怒りの瞳を向けるポッチャマ。 「こいつはかなり手ごわいわ。地力ならゼロ単体にも匹敵するかもしれない」 「そう、なら逆に言えばこいつを止められないならゼロを殺すのも無理ってことね」 「こいつは私が倒す。この場で絶対に!」 身動きを取れない桜の前、巨人が一斉に頭部のナイフを射出し。 同時にほむらのサイドバッシャーの腕部から多数の銃弾が発射された。 【C-5/森林/一日目 昼】 【間桐桜@Fate/stay night】 [状態]:黒化(大)、『デモンズスレート』の影響による凶暴化状態、溜めこんだ悪意の噴出、喪失感と歓喜、強い饑餓 、怒り ダメージ(頭部に集中、手当済み)(右腕損失、胸部に大きな切り傷、回復中)、魔力消耗(大)、ジョーイさんの制服(ボロボロ)、麻痺状態 [装備]:コルト ポリスポジティブ(6/6)@DEATH NOTE(漫画)、黒い魔力のドレス [道具]:基本支給品×2、呪術式探知機(バッテリー残量5割以上)、自分の右腕 [思考・状況] 基本:“悪い人”になる 0:いずれ先輩に会いたい 1:“悪い人”になるため他の参加者を殺す 2:先輩(衛宮士郎)に会ったら“悪い人”として先輩に殺される 3:空腹を満たしたい 4:目の前の二人(暁美ほむら、アリス)を殺す [備考] ※『デモンズスレート』の影響で、精神の平衡を失っています ※学園に居た人間と出来事は既に頭の隅に追いやられています。平静な時に顔を見れば思い出すかも? ※ルヴィアの名前を把握してません ※アンリマユと同調し、黒化が進行しました。魔力が補充されていくごとにさらに黒化も進行していくでしょう。 ※精神の根幹は一旦安定したため、泥が漏れ出すことはしばらくはありません。黒い影も自在に出すことはできないと思われます。 ※デルタギアがどの程度不調なのかは後の書き手にお任せします もう変身できないかもしれませんし、変身しても何かしらの変化があるかもしれません。また、時間経過で問題なく使用可能かもしれません。 【ナナリー・ランペルージ@コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー】 [状態]:健康(精神)|黒化、自我希薄(肉体、ネモ)、マークネモ召喚中 [装備]: [道具]: [思考・状況] 1:??? 【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:ソウルジェムの濁り(少) [服装]:魔法少女服 [装備]:盾(砂時計の砂残量:中)、グロック19(15発)@現実、(盾内に収納)、ニューナンブM60@DEATH NOTE(盾内に収納)、サイドバッシャー(サイドカー半壊、魔力で補強)@仮面ライダー555 [道具]:共通支給品一式、双眼鏡、黒猫@???、あなぬけのヒモ×2@ポケットモンスター(ゲーム)、ドライアイス(残り50%) [思考・状況] 基本:アカギに関する情報収集とその力を奪う手段の模索、見つからなければ優勝狙いに。 1:情報を集める(特にアカギに関する情報を優先) 2:協力者が得られるなら一人でも多く得たい。ただし、自身が「信用できない」と判断した者は除く 3:ポッチャマを警戒(?)。ミュウツーは保留。ただし利用できるなら利用する 4:サカキ、バーサーカー(仮)は警戒。 5:あるならグリーフシードを探しておきたい 6:目の前の巨人と女を取り押さえ、情報を引き出す。 最終目的:“奇跡”を手に入れた上で『自身の世界(これまで辿った全ての時間軸)』に帰還(手段は問わない)し、まどかを救う。 [備考] ※参戦時期は第9話・杏子死亡後、ラストに自宅でキュゥべえと会話する前 ※『時間停止』で止められる時間は最長でも5秒程度までに制限されています ※ソウルジェムはギアスユーザーのギアスにも反応します ※サイドバッシャーの破損部は魔力によって補強されましたが、物理的には壊れています 【アリス@コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー】 [状態]:疲労(小)、ダメージ(小)、ドーピングによる知覚能力・反応速度の向上 [服装]:アッシュフォード学園中等部の女子制服、銃は内ポケット [装備]:グロック19(9+1発)@現実、あなぬけのヒモ@ポケットモンスター(ゲーム)、 ポッチャマ@ポケットモンスター(アニメ) [道具]:共通支給品一式、 C.C.細胞抑制剤中和剤(2回分)@コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー [思考・状況] 基本:脱出手段と仲間を捜す。余裕があればこの世界のナナリーも捜索。 1:目の前のナイトメア(マークネモ)を倒す。 2:情報を集める(特にアカギに関する情報を優先) 3:脱出のための協力者が得られるなら一人でも多く得たい 4:余裕があったらナナリーを探す。 5:ほむらの隠し事が気になるが重要なことでなければ追求はしない 6:ポッチャマを気にかけている 7:ミュウツーはとりあえず信用する 8:サカキを警戒 9:黒猫に嫌な不安を感じる 最終目的:『儀式』から脱出し、『自身の世界(時間軸)』へ帰る。そして、『自身の世界』のナナリーを守る [備考] ※参戦時期はCODE14・スザクと知り合った後、ナリタ戦前 ※『ザ・スピード』の一度の効果持続時間は最長でも10秒前後に制限されています。また、連続して使用すると体力を消耗します ※ヨクアタールの効果がいつまで持続するかはお任せします ◆ 「タケシ…。大丈夫なの…?」 「まだ大丈夫のはずだ。急いで病院へ連れて行こう」 リザードンはその背に多くの人を乗せて飛び立っていた。 本来であれば限界を超えた重量となっているはずだが、それでもリザードン自身の意思でこうやって無理をしてでも飛翔していたのだ。 少しでも急いでタケシを助けたい、という思いからグレッグル、そして本来ならボールに収まることを嫌うピカチュウもモンスターボールに戻っている。 「あの二人の子…、大丈夫かな…?」 「少なくとも僕の知っている人ではないね。でも今はタケシさんを救うことに集中しよう」 中学生くらいの二人の女の子。 そんな人物は、真理も知らない。 しかし、どこの誰なのか分からぬ子であっても残してきた以上、心配であることに変わりはなかった。 ナナリーちゃんもそれで、あんな風になってしまったのかもしれないという罪悪感もあったのだから。 「ナナリーちゃん……、あれ?」 ちょっと待て。 中学生くらいの女の子―――ナナリーちゃんも中学生だと言っていた。 ナナリーちゃんは、確かその身に纏った服装は学校の制服だと言っていたような気がする―――あの子も同じ服を着ていなかったか? そして、この場には自分の友達が呼ばれている、とも。 綺麗な、長い髪をした子だと。 だとすれば、あの場に残してきた女の子の一人は、もしかして。 「ナナリーちゃんの友達の…アリスちゃん…?」 だが、今更それに気付いてももう戻ることなどできない。 今できるのは、タケシの治療のために病院に急ぐことだけ。 あの場でどうして気付かなかったのか。どうして伝えられなかったのか。 強い後悔が真理を苛むも、もう後の祭りでしかなかった。 ◆ アリスは知らない。 目の前に立つ巨人、マークネモこそが親友のナナリー・ランペルージであるという事実を。 黒き女の胎で、未だその意識を残して囚われているという事実を。 その事実を知らず、ただ巨人を敵と認識したまま、戦い続ける。 【D-5北部/空中/一日目 昼】 【園田真理@仮面ライダー555 パラダイス・ロスト】 [状態]:疲労(中)、身体の数カ所に掠り傷 、強い後悔 [装備]:Jの光線銃(2/5)@ポケットモンスター(アニメ) [道具]:基本支給品一式、支給品0~2(確認済み)、ファイズアクセル@仮面ライダー555、スマートバックル(失敗作)@仮面ライダー555、デルタギア@仮面ライダー555(戦闘のダメージにより不調) [思考・状況] 基本:巧とファイズギアを探す 1:ここから離れ、タケシを治療する 2:病院に向かう 3:南にいる美遊、海堂と合流? 4:巧以外のオルフェノクと出会った時は……どうしよう? 5:名簿に載っていた『草加雅人』が気になる 6:イリヤと出会えたら美遊のことを伝える 7:並行世界? [備考] ※参戦時期は巧がファイズブラスターフォームに変身する直前 ※タケシと美遊、サファイアに『乾巧』、『長田結花』、『海堂直也』、『菊池啓太郎』、『木場勇治』の名前を教えましたが、誰がオルフェノクかまでは教えていません しかし機を見て話すつもりです ※美遊とサファイア、ネモ経由のナナリーから並行世界の情報を手に入れました。どこまで理解したかはお任せします 【タケシ@ポケットモンスター(アニメ)】 [状態]:疲労(中)、背中や脇腹に軽い打撲、身体の数カ所に掠り傷、胸部に強いダメージ(重傷)、意識不明 [装備]:グレッグルのモンスターボール@ポケットモンスター(アニメ) [道具]:カイザギア@仮面ライダー555、プロテクター@ポケットモンスター(ゲーム) [思考・状況] 基本:意識無し 1:??? [備考] ※参戦時期はDP編のいずれか。ピンプクがラッキーに進化する前 ※真理から『パラダイス・ロスト』の世界とカイザギア、オルフェノクについての簡単な説明を受けました ※真理から『乾巧』、『長田結花』、『海堂直也』、『菊池啓太郎』、『木場勇治』の名前を教えてもらいましたが、誰がオルフェノクかまでは教えてもらっていません ※美遊とサファイア、ネモ経由のナナリーから並行世界の情報を手に入れました。どこまで理解したかはお任せします 【N@ポケットモンスター(ゲーム)】 [状態]:疲労(小) [装備]:サトシのピカチュウ(体力:満タン、精神不安定?)@ポケットモンスター(アニメ)、サトシのリザードン(疲労(小)、悲しみ)@ポケットモンスター(アニメ)、ゾロアーク(体力:ダメージ(大)、片腕欠損、真理とタケシを警戒)@ポケットモンスター(ゲーム)、傷薬×6、いい傷薬×2、すごい傷薬×1 [道具]:基本支給品×2、カイザポインター@仮面ライダー555、変身一発@仮面ライダー555(パラダイスロスト)、割れたピンプクの石、不明支給品0~1(未確認) [思考・状況] 基本:アカギに捕らわれてるポケモンを救い出し、トモダチになる 1:タケシを救う 2:タイガの言葉が気になる 3:世界の秘密を解くための仲間を集める 4:タイガ…、ルヴィア… [備考] ※桜とマオとスザク以外の学園に居たメンバーの事を大体把握しました(あくまで本人目線) ※並行世界の認識をしたが、他の世界の話は知らない。 ※ピンプクは死亡しました 097 アルミナ 投下順に読む 099 かつてセイギノミカタを目指した者の夢 096 美国織莉子、私の全て 時系列順に読む 101 Code Alice-God Speed Love 084 悪意と悪夢―聖杯と魔女 間桐桜 101 Code Alice-God Speed Love ナナリー・ランペルージ 園田真理 114 魔人病棟 タケシ N 093 蛇の道は蛇 暁美ほむら 101 Code Alice-God Speed Love アリス
https://w.atwiki.jp/wivern/pages/309.html
すないぽー 青いDPM迷彩(*1)着せたかった。現実は厳しかった、技術的意味で。 クリックすると壁紙です。 あらゆる世界をまたにかけ、流した企画は数知れず。こんばんは、うぃヴぇるんです。 カッコいいのか悪いのか。飽きっぽいのは間違いない。 暑くなってまいりました。外に出るとセミと蚊がうるさいの何の さらに熱中症になりながら慣れない場所を歩き市街地遭難-2009-。辛い・・・辛いよ市街地遭難・・・ いや、うん。本題入ります。 宇宙ステーションってのは2011年に完成予定らしいですね 計画が遅れて11年完成になったらしいですけどねw そして当初から予定されていた破棄が2016年の第一四半期。 つまり・・・つまりだ 正確な完成予定日は分からないんですが・・・聞く所によると4年間の寿命だそうです。 4年が為に1000億ドル・・・恐るべし宇宙開発・・・ ちなみに、日本の研究施設「きぼう」は今月の日本時間19日に完成。 つまりきぼうさんは7年ぐらいの命です。 24年かけて生まれて7年の命・・・ 御主はセミかッ ってツッコミ入れたら負けだろうか。ていうかどこに入れよう。 名前 コメント 参考URL Technobahn - 国際宇宙ステーションは2016年第1四半期に廃棄処分、米計画責任者 参考URL NIKKEI NET(日経ネット) - 宇宙実験棟「きぼう」完成 日本初の有人施設、着手から24年
https://w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/pages/447.html
【岡町灯日】 【作品名】葉桜が来た夏 【ジャンル】ライトノベル 【名前】岡町灯日 【属性】宇宙人 【大きさ】少女並 【攻撃力】人間の頭を一発で粉々にするライフルを片手で操る 大木を折る奴や、葉桜みたく戦車の装甲をへこませたりひっくり返せる連中と同じ腕力 【防御力】銃弾を腕で止めて軽傷の葉桜と互角 戦車の装甲をへこませたりひっくり返せる葉桜のパンチがクリーンヒットすると重傷 種族の性質上銀の武器で刺されると即死 【素早さ】10mくらいからの銃弾や5m程からの 機械レーザーの連続数発に反応する葉桜を軽くあしらう戦闘速度 灯日より劣る葉桜も長距離はスクーターに追い付くのでそれ以上か。 自分の周囲を囲む、機関銃装備した兵士5人を瞬殺可能 【特殊能力】無し 【長所】葉桜以上の怪物 【短所】片腕しかない 【戦法】ライフル→殴る 【備考】葉桜と主人公と闘った敵 10スレ目 787 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 10 54 52 岡町灯日 ○>真田玄一郎>円城寺勇介>書記アニ:瞬殺 ×ラズロ:先手取れるがしぶと過ぎるのと移動負けてるので持久戦負け ×華秦=グリード>アペデマス:速度勝ってるが硬過ぎ。長期戦負け 岡町灯日>真田玄一郎>円城寺勇介
https://w.atwiki.jp/hengokurowa/pages/267.html
「あはは……何なんですかこれ。ドッキリにしても質悪いですよ…」 緑の髪をした少女が、そう呟いた。 その声は、文字だけを見れば笑っているかのようであった。 しかし、その声を聞いたとしても本当に笑っているようには感じられなかった。 言うなれば、自分の現状を受け止めきれず、笑ってごまかすしかない状態である。 そんな少女の名前は七草にちか、283プロに所属するアイドルである。 「ようやくアイドルになれたのに…何で私がこんなことしなくちゃならないんですか。本当に意味わかんないですよ」 半ばプロデューサーを脅す形ではあったが、アイドルになったのは確固たる事実であった。 七草にちかは自分が憧れたアイドル、『八雲なみ』のようになるという夢があった。 その「なみちゃん」の模倣をしてアイドルをするつもりもあった。 そしてそのために、自分の限界を超えた努力をするつもりでもあった。 だが、そういったことを本格的に始める前に彼女はこの殺し合いの舞台、平安京に降り立った。 その事実は、にちかの精神に負荷をかけていく。 ドッキリだとばっさり切り捨てるのは簡単だ。 けれども、今の状況が本物の殺し合いだという可能性についても考えている。 そうだとした場合、無力で、平凡な自分は、生き残れないのではないかという考えが頭に浮かぶ。 不安定な精神は、考えをより悪い方向へと導いていく。 「………やだ、嫌だ…死にたくないよ」 「こんなところで終わりたくないよ……!」 にちかの中で不安が広がる。 大通りでスカウトを待つだけに耐え切れず、ついに自分の足で踏み入れたアイドルの世界、 メフィスとフェレスという少女たちの悪意によって、その世界に手が届かなくなってしまう危機に直面していた。 そんなことについて考えていると、不安や恐怖はより一層心の中で広がっていく。 よくない方への考えを止めたくとも、乱れている心では難しいことであった。 思わず、頭を抱えてうずくまってしまう。 自分にできることも思いつかず、不安定な心のまま動くこともできなかった。 目にはだんだんと涙が浮かんできていた。 そんな時であった。 「おい、大丈夫か…?」 「えっ…?」 そんな彼女に一人の男が近づいてきた。 彼はにちかに対して心配している様子であった。 「安心してくれ。俺は殺し合いに乗っていない。むしろ…止めるつもりだ」 「俺は飛電或人、飛電インテリジェンスの社長で…仮面ライダーだ」 男――飛電或人はそう言ってにちかの方に歩みよった。 ◆◇◆ 「仮面、ライダー?」 「……いや、ごめん、今のは忘れてくれ」 「え?」 にちかは或人の発言に対して疑問の言葉を呈する。 けれども或人の方は自分の発言を忘れてくれと撤回する。 「とりあえず…君について教えてくれないか?」 そのまま或人は仮面ライダーについては触れずに次の話へと移行する。 なぜ自分の発言を撤回したのかについても気になるが、とりあえず先に自分について教えた方がいいと判断する。 「……えっと、七草にちかです。一応、アイドルやっています」 にちかはそのまま自己紹介を続ける。 ここでは、昔のアイドルに憧れてこの道に入ったことや、まだまだ自分は新参者であることを話した。 ただ、家族からは反対され、ライブ大会で優勝できなければ止める約束になっていること等については話していない。 流石にそこまでの話をするほどのものでもないだろう。 「なるほど…分かった。教えてくれてありがとう」 「それにしても憧れたアイドルのようになりたい、か。良い夢だ!応援するよ!」 「えっと、ありがとうございます…?」 まさか夢について褒められるとは思っていなかった。 とは言え、悪い気分になるようなものではなかった。 けれども、それだけでにちかが抱えている恐怖が消えるというわけではない。 「でも…こんなところで死んでしまったら、夢なんて意味ないんですよ…」 弱音を吐いてしまう。 殺し合いに乗っていない人物に出会えたからとはいえ、それだけで不安は解消されるものではない。 何が起こるか分からない殺し合いというものは、夢なんて文字通り儚いものと化してしまう。 そのことは、目の前の彼だって分かっているはずだ。 「ああ…確かにそうかもしれない。でも、こんな時だからこそ夢を諦めないことが大事なんだ」 「………あなたに何が分かるんですか!」 つい、そう叫んでしまう。 まだ出会ったばかりの相手に、まさか夢についてあれこれ言われるとは思っていなかった。 良かれと思って言っているのだろうが、不安定な状態ではむしろ逆効果であろう。 「…分からないよ。俺たちはまだ出会ったばかりだ。それでも、諦めないでくれ」 飛電或人は引き下がらない。 彼は、誰よりも夢を大切にする男だからだ。 「殺し合いが始まってしまって、まだ不安な気持ちがあるかもしれない」 「だけど、君のことは絶対に殺させはしない」 「君だけじゃない。俺は巻き込まれた人みんなを守りたいと考えている」 「そのために、俺はきっとこの殺し合いを止めてみせる」 「だから、今は君のことを守らせてくれ」 たとえどんな時でも、飛電或人は人々が笑える未来とそれを作るための夢を守るために戦う。 そして彼は、それを実現するための力を持っている。 それこそが、仮面ライダーゼロワンなのだ。 ◇◆◇ 実は、飛電或人が一度仮面ライダーの話について撤回したことには理由があった。 彼には一つ、隠し事があった。 或人がこの殺し合いの場に呼ばれたのはある戦いの後のことであった。 その戦いの相手は、ある日或人に犯行予告を送っておびき出した謎の男エス、そして彼が変身した仮面ライダーエデンであった。 そして或人はエスを止めるため戦いを挑んだ。 だが、その戦いに或人は敗北してしまった。 そこで、仮面ライダーゼロツーに変身するためのツールが奪われた。 ゼロワンに変身して再び立ち向かおうとしたが吹き飛ばされた。 いくつかのビルを貫通しながら最終的に車の上に落下し、そのまま或人は気を失うことになった。 或人がこの殺し合いに連れてこられたのはその瞬間からであった。 目を覚ました時は大いに驚いた。 最初はこの殺し合いにエスが関わっているのではないかと思った。 直前までの出来事からそう思うのも無理はないだろう。 だが支給品を確認した時、その考えは否定されることとなった。 或人はある二つのアイテムが支給されたことを確認した。 一つは飛電ゼロワンドライバー、飛電或人が仮面ライダーゼロワンに変身するための変身ベルトである。 これがあることを確認した時は安心した。 或人が皆を守るために必要な力の源となるものだからだ。 問題があったのはもう一つの方であった。 そのアイテムの名はヘルライズプログライズキー、或人を倒したエスが世界を滅ぼすために作った特殊なプログライズキーである。 これに付属していた説明書を読んだことで、或人の考えではエスが殺し合いに関わっている可能性は低くなった。 説明書にはエスの目的は世界を滅ぼして楽園を創造することであるとはっきりと書かれていた。 このような形でエスの目的を知った時には或人も驚いた。 同時に主催者はなぜこのキーを自分に支給したのかについても疑問が生じた。 その疑問は、ゼロワンドライバーも一緒に支給されたことを踏まえて考えた時に、大体察することができた。 おそらく主催者は自分にこのキーを使わせてゼロワンに変身させるつもりなのだと。 今の或人の手持ちのアイテムで変身に使用可能なものはヘルライズプログライズキーだけであった。 つまり、或人が戦うためにはこのキーを使うしか他ないのだ。 この事実に気づいた時、或人は主催者が持つ悪意に戦慄した。 説明書に書かれたことが本当ならば主催者は自分にこのキーを使わせるためだけにエスから奪ってきたことになる。 そしてこのキーを使ってゼロワンに変身した時、キーから放出されるエネルギーに自分の体は耐えられないことも、説明書を読むうちに察せられた。 つまり主催者が自分に期待している役割は、人を守るために身を滅ぼすヒーローであることを、或人は察してしまった。 彼自身も、もしこれを使うことでしか守れないような状況に陥った時に、自分はその行動をとってしまうということを予測できた。 或人が仮面ライダーについて言いよどんだのはこのためであった。 自分の身を滅ぼすことでしか守れないなんてこと、表だって言うことはできなかった。 けれども、これらのことと人を守ることに関しては話が別である。 たとえ真っ当なゼロワンになれなくとも、飛電或人は人々を守るために戦うことを決意している。 だが、殺し合いで出会う相手次第ではゼロワンに変身しなくては太刀打ちできないことがあるかもしれない。 もしそのような状況になってしまえば、たとえ身を滅ぼすことになろうとも――――― 飛電或人ならば、それを選択することもあり得るかもしれない。 そんな未来が来る可能性もまだ、残されている。 そこに希望は、あるのだろうか。 【七草にちか@アイドルマスターシャイニーカラーズ】 [状態]:健康、精神不安定 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3 [思考・状況]基本行動方針:こんなところで終わりたくない 1:私を守るって、どうやって…? [備考] 参戦時期はW.I.N.G.編の共通コミュの「grab your chance!」以降です。 【飛電或人@仮面ライダーゼロワン】 [状態]:健康 [装備]:飛電ゼロワンドライバー@仮面ライダーゼロワン [道具]:基本支給品、ヘルライズプログライズキー@劇場版仮面ライダーゼロワン REAL×TIME、ランダム支給品0〜1(確認済み、仮面ライダーゼロワンに関するアイテムはない) [思考・状況]基本行動方針:殺し合いを止め、みんなの笑顔を守る 1:まずはにちかから守る 2:もしもの時は…ヘルライズプログライズキーを使ってでも… [備考] REAL×TIMEでエデンに敗北後、吹き飛ばされて車の上で気絶した後からの参戦です。 【飛電ゼロワンドライバー@仮面ライダーゼロワン】 仮面ライダーゼロワンに変身するための変身ベルト。 プログライズキー固有のデータイメージ『ライダモデル』を変換反応させ、生物の能力を戦闘機能として変身者に付加する。 飛電の社長権限を持つ者でないと使用することはできない。 【ヘルライズプログライズキー@劇場版仮面ライダーゼロワン REAL×TIME】 シンクネットの教祖エスが世界を滅ぼすために作ったプログライズキー。 飛電ゼロワンドライバーと共に使用すると仮面ライダーゼロワン ヘルライジングホッパーに変身する。