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―ざぁ… 「あー!何でこんな時に雨が降るのよ!」 突然の夕立の中、私はひたすら走っていた。 傘など持っているはずもなく、既に全身がびしょ濡れだ。 こんな時に夕立なんか降り出すなんて、ほんとついてない。 と、目の前にちょうど公園が見えてきた。確かあそこはキオスクがあったはず…。 「ふう…」 荷物をベンチへと投げ置き、体についた水を振り払う。 …服が体にひっついて気持ちが悪い。家に帰ったら真っ先にお風呂に入ろう。 「もう、やんなっちゃう…」 もう雨でぐしゃぐしゃなハンカチで体を拭きつつ、毒吐いた。 「そうかな…?」 視線を上げると私と同じぐらいの男の子が座っていた。 そんなに私は焦っていたのか…、いることにまったく気がつかなかった。 「雨だって悪いことじゃないと思うよ。現に…、この夕立のお陰で君に会えたわけだ」 「え?」 「あ、上がったみたいだ。それじゃまたどこかで。」 あっけに取られている私の横をその子はすっと通り過ぎていった。 我に返り、振り返ってみたけど姿はもうそこにはなく… 「綺麗…」 空に浮かぶ、大きな夕日だけがそこにはあった。それにしてもあの子はいったい…。 「…ま、いっか」 私は少し軽い足取りで、夕立が去り晴れ渡った空の下を歩き出した。 --- --- --- 次の週、また夕立に降られた。幸いな事に雨が本降りになる前に 雨宿り出来る場所が確保出来たので、そこまで濡れることはなかった。 目の前に広がる厚い雨の壁をぼーっと見ていた。 と、向こうから誰かが走ってくるのが見えた。 「突然雨に降られるなんてついてないなぁ…」 びしょ濡れで駆け込んできたその子はそう呟いた。 「そうかな?」 はい、と私はたまたま持っていたタオルをその子に手渡す。 つまり、そういうことだ。 「雨だって、悪いことばかりじゃないよ?だって…」 ―こうして、あなたと話しているも雨のお陰でしょう?
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こばるとぶるーにきえたきみ【登録タグ こ 初音ミク 小豆うい 曲 豆腐メンタル.inc P】 作詞:小豆うい 作曲:豆腐メンタル.inc P 編曲:豆腐メンタル.inc P 唄:初音ミク 曲紹介 豆腐メンタル.inc Pの4作目。 illustration:ひな粉 歌詞 (PIAPROより転載) コバルト色の空に 溶けそうだって 君は笑ってた 波音がかき消して しまう前に 抱きしめたかった (like a blue sky it may be true feel hurt inside) (I still remember stay with summer) 風鈴が鳴ってる 体温は上がる そんな日々で 涼しげに笑う君だけ 切りとってしまいたくて はりついた 制服の 透けた想いに 気付いたから 飛び散った碧に 君を重ねた (it's fleeting I hate this but always love you) 夕立の中で 立ち尽くした 君の手を掴んでたはずなのに コバルトブルーに染まって 漂って消えた 夏だけを残して そっと開いた 手のひらに 映された世界で 蝉時雨が 響く (I still remember stay with summer) 汗をかくグラス 雨は上がってた なんて過ごして バス停座る君をただ 見つめていたかったんだ 潮風に 包まれて 濡れた髪の毛が揺れるたび 錆びきった回路が 動き出すようで (it's faint light I like this but I stand still here) 海岸線辿る 君のことを 引き止めてしまえたらよかったな コバルトブルー描いて 漂っていたら 夏の意味を知った いつまでもそう 追いつけない 残された僕だけ 蝉時雨に 沈む コバルト色の空に 溶けそうだって 君は笑ってた 波音がかき消して しまう前に 伝えられたら (like a blue sky it may be true I melt with you) 夕立の中で 君と僕は いつまでも 夏に溺れていたよ コバルトブルーに染まって 漂って消えた 二人だけ残して そっと繋いだ 手のひらに 閉じ込めた世界で 蝉時雨が 響く (I still remember stay with summer) コメント 名前 コメント
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場所 アイテム名 備考 A ブラッドアップルx3 採集 B ブラッドアップルx3 採集 C ブラッドチェリーx3 採集 D エナジーボール 魔法 E バイタルグミx10 ”木漏れ日の広間”の戦闘報酬 F マジカルグミx10 ”きのこを実装したかった場所”の戦闘報酬 G ホーリーバースト ”夕立”の戦闘報酬、魔法 H 禁忌のリンゴx3 ”はぐれ者”の戦闘報酬 I 整頓術x3 夕立の隠し部屋 J グラティアのアンク K 150G L グラウンドボム 魔女の雑貨店(の予定地)、魔法 M 禁忌のリンゴx1 ”鳥籠”の戦闘報酬 N ライフボトルx5
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【検索用 ふらねっとりほーと 登録タグ 2020年 IA VOCALOID ふ 伊根 曲 曲は】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:伊根 作曲:伊根 編曲:伊根 唄:IA 曲紹介 たまには宇宙の話でも 曲名:『プラネットリポート』 伊根氏の8作目。 宇宙っぽいの 歌詞 (作者HPを参照) You taught me where you were 用なしのハートビート I know I will go the distance 流れ着いた 今 I'm still here where you were 白けた空気の朝 見慣れた町の外から 夕立の前に誰か応えて 誰も来ないで Wake me up now 全て知らないで 空の淵でただ今日を終わらせて Raise me up now 全て散らかして眠るココは 何もないものばっかりだ I know,you're really weird I wanna run away I gotta run away Looking down at me,an owl is hooting I know,I'm really weird Were I the WAR MACHINE,I could beat'em Shoot'em down,and leave you behind I'm still here where you were ひらけた視界に ただ一つも見えてないような 夕立の後に あなたの前で何かを叶えた Wake me up now 全て知らないで 空の淵でただ今日を終わらせて Take me down now 全て打ち負かして巡るココは 何もないものばっかりだ 動いていたいと願う先 頼りない秘境 贅沢だろうか 重い手を揺らす風も 苦痛に喰らわすあの声も I'm still here where you were 会わずに過ごした間は あなたが生きていないようだ 重力の跡に誰か応えて Pilot my heart 全て知らないで 部屋の隅でただ今日を終わらせて Stay in my heart せめて知らないで 告げる ココは何もないものばっかりだ You said "You're really weird" You are too far away for me to vindicate Walk around the moon I'm always rooting コメント 名前 コメント
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【検索用 あいとる 登録タグ 2017年 Puhyuneco VOCALOID あ 初音ミク 曲 曲あ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Puhyuneco 作曲:Puhyuneco 編曲:Puhyuneco 唄:初音ミク 曲紹介 偶然 曲名:『アイドル』 アンダーグラウンド界隈の新星ことPuhyuneco氏の楽曲。 ポップと前衛音楽の狭間をあやういバランスで揺れ動く衝撃の一曲。 歌詞 (ニコニコ動画より転載) 知らない、屋上で 白い春 咲かせてるの 見てるだけの、ぼくは 夢をみた数だけ君を 知ってる 紙ヒコーキとばす 奪われた初恋 運命からは逃避するぼくじゃ、他人の空に傘をさす 君なら遠く、実在のそとで 制服をすてる 初恋でとなり同士 一言もしゃべらないまま 卒業式、別々の窓 白色の空 見上げるだけです 心臓がリンク、遭遇のまえで ほんとは君を知ってたとか sixteen ぼくが幽霊になって、そしたら会えるの 動物と人間のあいだで、きみが好きって そんな青春 コンクリートに埋まるさよなら ふり返ったら咲いてたらいいな って 初恋でとなり同士、一言もしゃべらないまま 夏休み、部活帰りに きみとばったり 夕立のなか 夕立のなか。 コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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【登録タグ 作W 作り手】 【ニコニコ動画】 特徴 2012年11月、 『モノクロラヴァー』 にてボカロデビュー。 使用ボカロは今のところ、ゆかり・ミク。 リンク シロツメクサ。(作者ブログ) PIAPRO Twitter 曲 夕立の36.5℃ リアトリスの告白 CD まだCDが登録されていません 動画 オリジナル曲 コメント 名前 コメント
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【クラス】 アーチャー 【真名】 白露型駆逐艦四番艦『夕立』@艦隊これくしょん 【パラメーター】 筋力D 耐久E 敏捷A 魔力E 幸運D 宝具D 【属性】 秩序・中庸 【クラススキル】 対魔力:E 神秘度の低い近代の軍艦ゆえ最低限の対魔力しか保有していない。魔除けの護符程度。 単独行動:A 燃費の少ない駆逐艦のためマスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる。 マスターを失っても数日間は現界可能。 【保有スキル】 夜戦:A 闇夜に紛れ敵に肉薄し、必殺の一撃を与える水雷戦隊伝統の戦法。 夜間戦闘においてステータスが大きく上昇する。 水上戦闘:B 元が軍艦の英霊のため水上での戦闘にステータスの上方修正が加わる。 対空:E スペック自体はごく標準的な駆逐艦のため航空機からの攻撃には弱い。 戦闘時空中からの攻撃に対し、命中と回避にマイナス補正がかかってしまう。 悪あがき:B 機関大破し航行不能となってもなお艦内のハンモックをマスト代わりにして戦闘続行しようとした逸話に由来する。 致命的な損傷を受けても一度だけフルパワーでの反撃を可能とする。 【宝具】 『61cm4連装酸素魚雷』 ランク:E 種別:対艦宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:4 白露型駆逐艦に搭載されている魚雷。数百キロに及ぶ弾頭は当たり所が良ければ戦艦の分厚い装甲すらも破砕する。 脚部に魚雷発射管を装備しているため射出時下着が見えやすくなる体勢になるのが難点。 『最っ高に素敵なパーティーしましょっ!(ナイトメア・パーティー)』 ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100 狂化のステータスを自らに付与する代わりに自身の耐久以外のステータスに上方修正を加え第三次ソロモン海戦を再現する一種の固有結界。 月の出てない夜の海上に変貌した結界内を縦横無尽に駆け巡る夕立の姿はまさにソロモンの悪夢。 強制的に戦闘フィールドを夜かつ水上に変貌させるため自身の保有スキルを最大限に活用できる。 また第三次ソロモン海戦が日米両軍入り乱れた希に見る乱戦の逸話から戦闘に参加する者が多いほど戦闘能力が向上する。 ただし使用中は狂化してしまうため冷静な戦況分析ができなくなり、また耐久力の修正はないため集中砲火にあって致命傷を食らう危険性を孕んでいる。 【weapon】 12.7cm連装砲 【人物背景】 白露型駆逐艦四番艦の艦娘。お嬢様風の外見と「~っぽい」という独特の口調で話す(ただし常に語尾にぽいをつけているわけでもない) 見た目によらず超武闘派な戦歴から改二が実装。少しとぼけたお嬢様な外見も大きく変わり、瞳は緑からさながら赤い攻撃色になり 不敵な笑みを浮かべ手に魚雷を持つ姿はさも狂犬のような風貌と言えよう。今回の聖杯戦争は改二の姿で召喚されている。 【サーヴァントとしての願い】 特に無し 【方針】 桂のサーヴァントとして桂を守る。
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夏休み 作詞/40スレ81 夏の雫が僕の鼻の先をつたう コップを叩く角、氷少し薄いソーダ 夕立の香り、床下から込み上げて かぶり付くスイカ、夏の風の匂い 夜は神社に行ってさ、リンゴ飴を食べよう これから眠れない夜が また続きそうだね 夏休みが終わると 皆大慌て町を行く 君の落とした影は 今も隣にあるよ 夏がまた来ると 君とヒマワリが咲く 僕が忘れていた 思い出と共に咲くよ
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生徒会SS 【雨竜院夕立プロローグSS】 【睦月涼子SS】 李奏子イメージソング「瀬海星伏計画」 【大棟恵プロローグSS】 弾指千里SS 【本戦当日SS】 黄金のような夢 雨竜院夕立エピローグSS 【睦月涼子SS~エピローグ~ 】 【雨竜院夕立プロローグSS】 春の夜はまだ冬のように寒い。しかし、夕立はその寒さが好きだった。 風の音も、皮膚感覚も、何一つ現実世界と変わらない。しかしここは電脳世界であり、現実での自分の肉体は恐らく昏睡状態にあるのだろう。 宵闇の中で敵も無しに夕立は構え、空手の型稽古を始めた。拳足が風を切る感覚も、体の内側で昂ぶる熱も、現実と同じだ。熱の篭った体の表面を冷たい空気が撫でて行く。 砂利の鳴る音、破裂音、轟音。 何度か目の正拳突きが放たれる。その威力は軌道上の空気の塊を砲弾のように弾き、遠当てでも十分な殺傷力を持っている。 (この拳を、人に撃ち込むのか……) 夕立は考えた。彼の流派では顔面を打ち合うこともあるが、本気で相手を打ったことは無い。殺してしまうからだ。しかし、今回は殺すつもりで打たねばならない。何しろ戦争なのだ。 (嗚呼……嗚呼……) ハルマゲドンなど、戦闘破壊学園など、過去の話のはずだった。先輩になるはずだった人を、級友になるかもしれなかった者を、生き残るために殺さねばならない。負けた側は全滅。話に聞く過去のハルマゲドンよりも更に苛烈な条件。 (糞っ……!) 迷いを吐き出すように放った下段蹴りは地面を深く削いだ。 番長グループのメンバーはまだ分からないが、雨竜院家の者がいたら……。考えても仕方ないとわかっているがやめられなかった。雨竜院家の娘には括約筋の緩い者が多い。きっと相見えた時には恐怖であれこれ漏らしているだろう。震える武傘を払い、拳を撃ち込む。出来るのか。 型稽古を終え、タオルで汗を拭きながらもそんなことを考え続けていた。 (雨竜院家の人がこの世界に来てないことを祈るくらいしかないか……) 彼の期待は裏切られる。 (姉さんが一緒に来なかったのがせめてもの救いかな) 彼には双子の姉がいた。名を朝立という。共に希望崎への入学が決まっていて、DNGにも参加するはずだったのだが、当日風邪を引いたのだ。今となっては幸運と言うほか無い。 (姉さん、俺……必ず帰るよ……) 夜空を見上げ、そう誓った時だった。 「うっ……これは」 突然に股間が疼き、勃起していた。 「お、俺……姉さんのことを思い出しただけで……そんな」 夕立は精通を迎えた小6の春から、男性器に異常な興味を持つ朝立により毎朝毎晩手と口で搾られていた。 彼には自慰の経験さえ無く、性と言えば姉による愛撫以外知らない。だから朝立から条件反射的に勃起するのもあり得なくは無いのだが、彼にとってそれは姉への冒涜だった。朝立も基本的には優しい姉で、夕立はそんな姉を多少神聖視する程度にシスコンだったから。 「う、おおおっ……何だこれ? まさか、誰かの魔人能力? いや……」 更に股間から快楽の奔流が生じ、海綿体へは血液が流れ込み、道着に染みが出来始める。失禁では無い。 「これは、姉さんの……姉さんのテクだっ! ああ、姉さん!!」 姉の名を呼びながら、夕立は膝立ちで上体を大きく後ろに反りビクビクと痙攣しながら精を放った。 月明かりの差し込む部屋で、朝立はベッドの上の弟を見下ろしていた。特に股間、彼の体と同様に力無く横たわる逸物に慈雨のような優しい眼差しを向けている。 電脳世界に意識を囚われ、目覚めない弟。従姉も同じような状態になっていたが、やはり一番心配なのは最愛の弟だった。 体位の入れ替え、清拭やオムツ交換も進んでやっているが、それだけでなく意識があった時と同様に「抜いて」やることにしたのだ。 「一緒に行ってあげられなくてごめんね、夕ちゃん。 姉ちゃんに出来るのは『これ』くらいだけど……必ず、帰ってきてね」 朝立の瞳から溢れた涙の雨が夕立の股間へと降り注ぐ。 この姉弟が現実で再び会えるのか、それは誰にもわからない。 To be contined. 【睦月涼子SS】 外部リンク 李奏子イメージソング「瀬海星伏計画」 せいふくするネ お慕い申しているアル ご恩に報いていくアル 会長の野望の為に力を蓄えてくアル(てくアル) 満漢全席も 清濁も呑み干して この手と口を汚すこと 厭わず邁進するネ 麻婆豆腐残さず飲んだら 今日も明日も止めどなく 互いの魔人能力を 組み合わせて この地上の一切合財 会長のものになるヨロシ 貴方丿為丿此丿命 リ・ソース その夢に捧げるヨ 部員を求め西東 新世代求めニュージェネ 電脳世界の境目 私は超えてゆくアル(ゆくアル) 四川伝来の 辛さは旨味となりて 血となり肉となる 命の営みするヨ 厨房に立つ 強い背中に 王者の器感じるヨ この地上で最強の武力 野望のために生み出して 私はそれを支えるヨ リ・ソース 世もいつか動き出す 天上天下全ての争い あなたのもとで 世は事もなし 世界平和もすぐそこヨ ああ すぐそこヨ この宇宙の森羅万象 中華に貴方座す者ヨ 貴方丿為丿此ノ命 リ・ソース その夢に捧げるヨ せかいせいふく(アル!) 【大棟恵プロローグSS】 外部リンク 弾指千里SS 弾指千里はいつも思っていた。 自分の能力があれば、いかなる敵も排除できる。自分は無敵だと。 彼の親は千里を駅前ロッカーに預けたまま、姿を消した。 そのせいで、彼はずっと孤独であり、またその環境によって自分を鍛え、そして魔人としても覚醒した。 自分に降ってくる災いは全て自分で解決した。そのおかげか自分は絶対に負けない強い魔人であると思い込んでいた。 けれど、その自信は刹那一徳という男に会って消え失せる。 刹那の能力はこの世の原理では説明できない力だった。仕組みは全くわからないが弾指の威圧も効かなかった。弾指は何故自分が刹那と戦闘をしているのかわからなかった。 気づいたら、刹那と自ら名乗った男と戦っていたのだ。刹那は俗にいう転校生と同格の力をもっていた。 戦いに敗れた弾指の肉体は既に朽ち果て、彼の強い精神がDNGという電子に宿った。彼の孤独な人生はまだ続くようだ。 【本戦当日SS】 168 名前:希望崎名無しさん[] 投稿日:14/01/25 10 43 ID IMIfuMeI いよいよ明日がダンゲロス・ニュージェネレーション本番ですよ! むっちゃドキドキしてきた…。 新入生の皆さん、今日くらいは勉強は休んで明日に備えますよね? 169 名前:希望崎名無しさん[] 投稿日:14/01/25 10 57 ID ddP333Ch 168 . . .... .. Λ_Λ . . . . / 彡ミ゛ヽ;)ー、 . . . / / ヽ、ヽ、 i . . . . / /;; ヽ ヽ l . . . .  ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ 今日と明日だよ 来年こそはがんばってよ シーズン開幕からこんなことになるなんて 173 名前:168[] 投稿日:14/01/25 11 10 ID IMIfuMeI …意味が…分かんねーんだよォォォ!!! 黄金のような夢 窓の外で鳥の鳴く声がして、降凍死滅理は目を覚ました。隣には愛する夫の姿。いわゆる朝チュンという状況である。 少しして、夫の方も同様に目を覚ます。自分の姿を認めて体を起こした彼におはようのキスまですると、流石に少し恥ずかしくて共に顔を赤くする。新婚夫婦の姿だった。 『ーー区の住宅街で今朝早く、黄色い雪が降りました。この地域では頻繁に尿の雨が降っていますが、この雪も溶かすと尿になったとのことです』 テレビの向こうではニュースキャスターがそのように伝え、続いて流れた映像では確かに、空から街の上に黄色の雪が舞い降りていた。朝の光の中、黄金に輝く姿は見るぶんには美しいと言えるかも知れない。 「金雨ちゃん、やっちゃったみたい」 死滅理はクスリと笑う。雨竜院金雨は失禁した際尿の雨を降らせる魔人だ。しかし今は、周囲の熱を持った液体を凍らせる能力者、氷雨も同居している。金雨がおねしょをし、氷雨の能力が発動した結果、尿の雪が降るに至ったのだろう。 雨竜院宗家にて。 「ごめんなさい。俺のせいで」 「全然平気だよひーくん」 「うん……氷雨君のせいじゃないよ」 顔を赤らめて詫びる氷雨に、おねしょで凍ったパジャマから着替えた畢・金雨の姉妹がそう応える。 半ば放逐状態にあった氷雨を引き取ることにしたのは、こんなことがあっても彼女らが大丈夫と言うからでもあった。 「それに、何かお祝いっぽいじゃない?」 畢が発した言葉に2人は困惑するが、金雨はすぐにああ、と納得した顔をする。 この日は4月7日ーー入学式の日だった。 分家にて。 「ああっ、姉さんっ! も、もう……」 「今日から私達高校生だからね。門出に相応しいように足腰立たないくらいイかせたげる」 「ちょっと意味がわからな……ううっ!」 「入学式、か……」 死滅理の夫が感慨深げに呟く。彼等にとってはもう10年も前のこと。そして、今の希望崎はあの頃とは違う、平和な学び舎になっている。新入生達は期待に胸を膨らませていることだろう。 「ーーくん、憶えてる? ボクらが出会ったときのこと」 「ん、うん。漏らしてたよな」 夫は思い出す。初めて見た死滅理は、涙を浮かべて尿溜まりに座り込んでいた。 それから始まった、今に続く新たな人生。 「皆にも、そういう出会いがあるといいな」 ニュージェネレーションにて出会った面々を頭に浮かべ、彼らのこれからに思いを馳せていた。 死滅理が目を覚ますと、そこは番長小屋の女子用に区切られたスペースだった。そこに皆で布団を敷いて寝ている。まるで部活の合宿のようだが控えるのは血で血を争う殺し合いだ。 「夢、か」 電脳世界でさらに夢を見るなんて変な感じだな、と思いつつ自嘲する。生死なんて自然の摂理と言いつつ、やはり死ぬことを、殺し合うことを恐れているのだろう。 「あぁ、おしっこしたいな」 仲間達を起こさぬようのそりと立ち上がってトイレに向かう。その頬を涙が伝っていた。 雨竜院夕立エピローグSS 攻撃力20を誇る雨竜院夕立の蹴りはモヒカン雑魚数人を纏めて薙ぎ払い、正拳突きは上半身を吹き飛ばした。 「ヒャッハー! 背中がガラ空きだぜ! 死ね!」 モヒカン雑魚の背後からの一撃が、夕立の後頭部を直撃した。棍棒から伝わる頭蓋骨陥没の手応えに彼は勝利を確信するが、次の瞬間振り返りざまの裏拳に頭部を砕かれる。 「たわば!」 「ひぃ~!」 「何でアレで生きてんだ!?」 「むしろこっからが本番だ……殺してやるよ」 魔人能力「滅陽の挽歌」。この力は死に際の身体に活力をもたらし、転校生さえ遥かに凌ぐまでに夕立の攻撃力を引き上げたが、しかしこの力が自身に及ぶということは彼の死が決まったことも意味していた。 (ああ、ちくしょう……) 勇猛な台詞を吐き、拳圧だけでモヒカン雑魚を粉砕しながら、彼の心に爽快感は無かった。 生還の望みが絶たれた状況で壮絶に 戦い、果てる。夕立が憧れた多くのフィクションでそれは美しい死だった。もっと言うならば死を取り巻く状況が美しかった。 しかし今の夕立は、殿を務めているわけでも、仲間を護っているわけでも、通すべき意地があるわけでもない。生徒会に属していた者達は皆圧倒的な数のモヒカン雑魚に蹂躙され、無為に死ぬのだ。諦めて無抵抗のまま殺されても全く変わらないのに、何故自分が戦っているのかわからなかった。 モヒカン雑魚を100人近く殺したところで、背後から投げられた手斧が夕立の背中に突き立てられ、ボウガンの矢が膝を貫く。握った拳が解けて、その場に崩れ落ちた。 (ちくしょう……ちくしょう……) 滅陽の挽歌はもう効果が切れていた。本当の死。意識が薄れていく。自分でも気づかないないままに涙が流れた。 (死ぬ……死ぬか……) 同じように死んでいく仲間達のこと、生徒会側だったその他大勢の参加者達への申し訳なさ、雨竜院家の2人が生還することの微かな救い、それらの思いが圧倒的な死の闇に塗り潰されながら、ある1つの気持ちだけが朱く燃えていた。 (姉さんに、また、フェ……) ーーーーーー ーーーー 「夕ちゃん……?」 目を覚ました時、朝立の瞳からは涙が流れていて、そして何故か弟の名を呼んでいた。何か夢を見ていた気がするが、何の夢かはわからない。 頬を伝う涙をパジャマの袖で拭った直後、股間に大きな違和感を覚える。 ふっくらと隆起していただけだったその部分から、何か棒状の物が生え、寝た体勢だと言うのに力強く立ち上がってズボンにテントを張っているのだ。 「こ、これって……」 即座にズボンを脱ぎ捨てると、そこには幼い日、父の朝立ちを見てから恋焦がれた男性器があった。それも、色といい形状といい、彼女が最もよく知る弟のそれに瓜二つだったのだ。 しかし膣も元のままついており、陰毛の色が夕立のオレンジ色でなく黒で、生え方も朝立そのままだったことがハイブリッド感を醸し出している。 「夕ちゃんのおちんちん? 夕ちゃんっ!」 昏睡状態の弟が眠る部屋へ駆け込んだ朝立は、そこで彼の死と、そして何故か男性器が消失していることを確認した。 ーーーーーー ーーーー ーー 「ごめんね、朝立ちゃん。夕立くんのこと……」 夕立の葬儀で、死滅理は朝立にそう詫びるが、朝立は不謹慎な程に穏やかな顔をして応えた。 「いいの、死滅理姉さん。 責める気持なんか無いし、それに私ちっとも寂しくないもの。 だって、夕ちゃんはいつもここにいるから」 そう言って朝立は手を当てた。雨竜院家らしい平たい胸にではなく、スカートに覆われた股間に。 fin. 【睦月涼子SS~エピローグ~ 】 外部リンク
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マリーゴールド 名前 マリーゴールド 種族 妖精 能力 夕立を呼ぶ程度の能力 二つ名 山吹色の一滴 夕立の妖精 背中にトンボの羽を持ち、橙色の服を着て、いつも葉っぱの傘をさしているのが特徴 子供くらいの大きさで、例に漏れずいたずら好き 夏の夕刻になると、里にやってきて、洗濯物を濡らそうとする その季節、時間帯でないと力をふるえないため、小まめに取り込んでおけば大丈夫だ また、彼女自体が騒がしいうえに(夕立自体も、ぴかぴかごろごろとうるさい)能力を使ってから降り始めるまでにタイムラグがあるので(大体、雲から地上までぐらい)彼女を見てから取り込んでも十分間に合う 涼しいので、むしろ意外とありがたがられている 本人は不満そうである スペルカード 雨符「キャロットジュースシャワー」(EN)夕立「ゴールデンドロップ」(HL)