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それは胴なしのゆっくりだった ゆっくりちぇんのような大きな耳と二股の尾を持ち、まりさ種の帽子を被ったようなシルエットだった みょんやありすの髪飾りなど、他のゆっくりの特徴もいくつか持っているようだがよくわからない そのゆっくりは全身真っ黒だった。まるで墨汁を垂らしたかのような黒いゆっくりがそこにいた 目らしい器官はなく、その表面は黒いボーリング玉のようにも見えた 口を大きく開けると白い牙が見えた、それ以外は口の中も全て黒だった 「むぎゅっん゛!」 いきなり自分を数えたぱちゅりーに噛み付いた。一噛みでぱちゅりーの体の半分が喰われ絶命した 「あ゛・・あ゛あ゛あ゛・・・」 そこへちょうど餌を運んできたまりさが帰ってきて、その光景を見て固まった 「よ゛く゛も゛おおお、は゛ち゛ぇ゛をををををを!!」 ふらんは初めてそのまりさが喋ったのを見た このまりさは生まれた時から、このぱちゅりーに餌を運んでいた そうするように彼女の本能に刻み込まれていた ぱちゅりーがただ数をかぞえるのが存在する理由なら、自分はぱちゅりーに餌を届けるのが存在の理由なのだと思った 気付けばぱちゅりーのことが好きになっていた。そうなるよう改造されているのか、彼女自身の意思なのかは研究者の男以外わからない 数え切れないほど餌を運んだが一言も言葉を交わしたことは無かった 別にそれで構わなかった。ただぱちゅりーを支えられるだけで嬉しかった いつか自分達がこの得体の知れない使命感から開放される時が来るなら、いつか夫婦になり生涯を共にしたかった だがもう、その願いは叶わない 「し゛ね゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 逆上したまりさは絶叫しながら黒いゆっくりにぶつかっていくが一噛みで体の大分を失い、ぱちゅりーの後を追った 噛み千切られて命を失う直前に見たぱちゅりーの顔は何処か安らかだったのにまりさは気付いた (ああ、ぱちぇはもうかずをかぞえなくてもいいんだ・・・だから) そこでまりさの意識は途絶えた 重なる二匹の死体を貪る黒いゆっくり、口からまた白い牙が見えた。れみりゃ種やふらん種が持つものにそれは類似していた 小声でふらんは少年に話しかけた 「あいつは私たちの存在に既に気がついてるわ。いい、変な物音を立ててあいつを刺激しないで」 「音?」 二人はその場で立ち止まり動くのを止めた 黒いゆっくりは真っ黒な舌を空気を舐めるようにチロチロと出して周囲の様子を探っていた そして彼の足のすぐ傍をそれは通る。通る際にしきりに靴の臭いを嗅いできた、まるで犬のようだった たったそれだけの動作に彼は大きな危機感を抱いた 過去に海水浴で自分の足元を大きな魚が通った時にも同じような感じを受けたが、これはその比ではなかった 彼の足から離れて、しばらくあたりの様子を窺ってから一番近い壁の下側にあった通気口の中に入っていった 完全に姿が見えないのを確認すると二人は溜め込んでいた空気を吐き出した 「なんなんですかアイツは。あんなの図鑑にも載ってないですよ!」 「あれがここに住む三匹目の捕食種であり、ここのオーナーが作った人工ゆっくりの完成品よ」 日記帳に書かれていた内容を思い出す 「七種類のゆっくりの良い所を切り貼りして造られてるわ。ウルトラマンのタイラントでも創造してくれると良いわ」 「たいらんとって何ですか?」 (これがジェネレーションギャップか・・・) 彼女はあの正体不明のゆっくりについて彼に説明した 「あのクロスケはまりさ種、れみりゃ種、ふらん種、めーりん種、ちぇん種、みょん種、ありす種が合わさって出来てるわ」 「なんでもっと強いもの同士を組み合わせないんですか?」 「きっと組み合わせに相性があるのよ。あと目が見えない分、他の五感が優れてる事、顎の力が強くて表面の皮が丈夫ってのが特徴ね」 「なんで黒色なんですか?」 彼女はその問いには首を傾げた 「さぁ? オーナーは『混ぜてるうちに勝手に黒くなった』って言ってたけど本当の所はわからないわ」 彼女もあのゆっくりについては知らないことの方が多かった ちなみに彼女はあの黒いゆっくりのことをクロスケと呼んでいたが、それは正式な名が無いため勝手に付けたあだ名だった 彼女は先ほどのクロスケが出て行った通気口に再び目をやると、慌てて立ち上がった 「どうしたんですか?」 「クロスケは普段地下の最深部で暮らしてるの。きっと空気の流れが変わったのを敏感に感じ取ってここまで出てきたのよ」 血相を変えている彼女を見て彼も緊急事態だとわかった 「あいつは外に出られるようになったことを知ったのよ。その証拠にあの通気口は私たちが最初に来た道、つまり外に続く道に繋がってるわ」 「それって・・・」 「急ぎましょう、あいつが外に出たら色々と厄介よ」 二人は地下の出口に走りだした 足は彼の方が速かったため、途中からは彼が先行していた 開いたままのフェンスを潜り研究室に出て廊下を通り外へ出ると、クロスケは玄関を出て門に向かって跳ねていた 「インタンーホンの横にボタンがあるわ! 押して!!」 彼も一度このボタンを押していたので、何が起こるは分かっていた 力いっぱいボタンを叩く 錆付いた音を立てながら門が閉まり始めた クロスケは門の音で一瞬怯んだため、門を抜けて外へは出られなかった 「よし、あいつを閉じ込めたわ。二人であいつを・・・」 「う~~♪ またふりゃんにあ~~えったど~~~♪」 通り過ぎた一階の研究室の方から声がした クロスケが外に出られないようになっているのを確認してから二人はその声がした研究室に戻った そこでずんぐりむっくりの緑色が見えた 机の上でれみりゃザウルスが踊っていた。椅子を積んでよじ登ったらしい ふらんは最初と最後に聞いたぱちゅりーのカウントした数字を思い出す (最初に通ったときが3147、3148でさっき通ったときが3150、3151・・・・3149が抜けてると思ったけどコイツだったとは・・・なんで今になって・・・) 余りの鬱陶しさとタイミングの悪さに偏頭痛を覚える 「どうします、あいつ?」 「無視よ無視! 今はさっさとあのクロス・・・・」 れみりゃの手に光るものが握られているのに彼女は気付いた それが自分の失くした彼の家の合鍵だと瞬時にわかった 「・・・私があいつを引き付けるから、あなたがクロスケを殺りなさい」 「え、ちょっと。言ってることがさっきと・・・」 「い、今思い出したわっ! で、電波はこの建物までしかと、とと届かないのよっ! アイツが邪魔しないようにサポートするから行ってきなさいっ!!」 もちろん嘘である 「ちなみにあいつはドーベルマンより強いから気をつけて」 「はぁ!? 何スかそれ!? そんなの相手に丸腰じゃさすがに無理ですよっ!!」 「これを使いなさい」 彼女は机の上にあったものを彼に手渡した 「魔剣“れーう゛ぁていん”よ」 「どうみてもボルトを締める時に使うスパナにしか見えませんが?」 「んもう、ワガママね」 今度は床に落ちているものを拾い上げる 「魔剣“れーう゛ぁていんⅡ”よ」 「一緒じゃないですか?」 「全然違うわ、これはレンチよスパナじゃないわ」 「素人から見たらどっちも同じです! てか認めましたよね、それが工具って。そもそも・・・」 彼の目が自然とれみりゃに流れるのを彼女は見た (やばいっ!) ここでれみりゃが鍵を持っていたことがバレたら自分の信用に関わる、今は笑って誤魔化せば良いかもしれないが後々にお互い禍根を残す そう思った彼女は彼の襟を掴み強引に自分の方へ引き寄せた 「えっ?」 唇と唇が重なり、すぐに離れる 「・・・・・・」 突然のことで彼の思考が停止する 「クロスケ倒して帰って来なさい、そしたらもっとすごいことシてあげるから(OK。上手く誤魔化せたっ!)」 「・・・ぺっ」 「唾吐くなっ!! 口を袖で拭くなっ!!」 「俺のファーストキス・・・・いやゆっくりだからノーカウントで・・・いやでもこれは」 彼は意外と繊細だった 「女々しいこと言ってないで、良いから行って来ぉいぃ!!」 強引に“れーばていん”もといスパナを持たせて外に続く廊下に蹴りだした 「まったく、乙女の純情をなんだと思って・・・・・まあ良いわ・・・」 彼が庭に向かったのを確認して宿敵の方に体を向ける れみりゃは机の上から降りようと恐る恐る椅子に足を伸ばしていた 庭に出ると東の空が明るくなっていた 遠くでは新聞配達員のスクーターの音が聞こえる 地面からは湯気が発生して、薄い霧を作り出していた。時間の経過と共にその濃度は増していた 彼女がクロスケと呼んだゆっくりは鉄で出来た門の扉にひたすら体当たりを繰り返していた 地下でクロスケを追いかける途中、彼女からアレの特徴をさらに詳しく聞いた 七匹の餡子が混じり合っているため、まともな思考を持っておらず生存本能のみに従って生きていること 聴覚は野生動物に匹敵すること ちなみに繁殖する器官は持っていないとのこと 彼とクロスケの間は15mほどの距離があった すでに気付かれているかもしれないが、静かな足取りでその距離を詰める 蹴り飛ばすことの出来る位置までやってきた。未だにそのゆっくりは扉に体当たりを繰り返していた スパナを振り上げる 『シィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!』 「うわっ!」 殺気に反応したのか、急に彼の方を振り向き奇怪な声をあげた 「う~~・・・おりれないどぉ~~~~」 れみりゃは自分で登っておいて自力で降りられなくなっていた 「あーはいはい。私が椅子抑えててあげるから。慎重に降りてきなさい」 「ありがと~だどぉ♪」 ふらんにお尻を向けて四つんばいになり、彼女が支える椅子に足を下ろす 足が椅子に付こうとした瞬間、彼女はさっとその椅子を引いた それによりバランスを崩したれみりゃは背中から床に落ちた 「うあああああああああああああああああああああ!!」 驚いた声の割に落下したれみりゃは無傷だった、体のどこも痛くはなかった 「本当、驚くほど丈夫ね・・・」 仰向けに倒れるれみりゃの上にふらんが馬乗りになった 「ふりゃんにおしたおされっちゃったどぉ~~♪」 彼女の姿を見るなり泣き顔から笑顔に変わり、きゃっきゃとはしゃぐ (うぜぇコイツ) 予告無しでれみりゃの顔面に拳を落とした、が、また恐竜の口部分が勝手に閉じてれみりゃを守った 「この着ぐるみのせいで、私がどれだけ辛酸を舐めたか・・・」 顔が隠れて視界が塞がれている今のうちに鍵を奪い取ろうと手を伸ばした 「だーめーだーどー」 開いた口から見せた顔はやや不機嫌だった その声に連動して鍵を握った手はぴっちりと閉じられて彼女の力ではびくともしなかった 強い腕力に頑丈な体、このれみりゃが黒いゆっくりに襲われない原因はそこにあった 「おらぁ!!」 ぽすんと虚しい音を立ててふらんの拳がまた弾かれる 「う~~むだー☆むだー☆、なんだどぉ~~♪」 その声でますますイラつき、夢中で殴った 殴りつかれて肩を大きく上下させて呼吸を整える 唯一の弱点である剥きだしの顔は強固な着ぐるみに守られたままだった 「こーさんして、れみりゃのおよめさんになるんだど~♪」 閉じた着ぐるみの口からくぐもった声が聞こえる。本人は既に勝った気でいた 先ほどからずっと貝のように閉じており、開く気配はない ふらんに馬乗りにされつつも、れみりゃは徐々に体をよじり始めて起き上がろうとしていた そのことに気付いた彼女は諦めたように肩をすくめた このままれみりゃに起き上がられたら勝ち目は無いと判断した 「もう降参よ、降参。れみりゃ、あんたの勝ち」 続く? このSSに感想を付ける
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市民のための自由なラジオLight Up! 第88回、今週は女優の木内みどりさんの司会で自由な隅田川スタジオ放送されました。木内みどりの指差し確認です。今週はFMたるみずを聞きました。 今回のゲストは自由なラジオの司会陣のお一人、詩人のアーサー・ビナードさん、アーサーさんの大ファンの木内さんは、アーサーさんをゲストに迎えたく、昨年5月のオバマ大統領の広島訪問、峠三吉さんの原爆詩集が日本最高の文学と語られるアーサーさんのお話です。 アーサーさんのお話が、昨日の毎日新聞にありました。 https //mainichi.jp/articles/20171129/dde/012/040/002000c?fm=mnm アーサーさんにきちんと聞きたかったこと、詩人のアーサーさんは木内さんの見抜けないことを見抜く、アーサーさんで検索して、YouTubeで講演がかなり上がってるのをご覧になり、日米関係など、一番興味あることを取り上げて、同じ話はなく、ご当地の話題、朝食は納豆とカレー、人参が入っていないのが不満で人参を足して、ごはん+リンゴ、納豆はあれば食べられる、アメリカには納豆はなく、どうやって納豆なしで育ったか(笑)、22歳までアメリカにいて、一番大好きなのは豆、納豆でない豆をアメリカで食べて、野菜、祖父も父も畑が好きで、農家ではなかったが裏庭は畑のオーガニック、畑があるといっぺんに取れて、トマト、ピーマン、ある時期、めちゃくちゃトマトを食べる、最初の記憶は、いつも行きつくのはトマト、祖父はトマト栽培が上手、歩き始めたころに祖父のトマトのジャングルに入り、かじって、トマトのにおいをかいで、畑でものを抜いてかじり、野菜は塩なしで食べられて、動物的。 新聞はいくつ読んでおられるか、ゼロの日もあり、頭が腐る、しかし読みたいときは読む、九州に行くと、新幹線で新聞を置く人がいて、日経をそれで読む、地元紙、広島で中国新聞、ホテルだとただの読売新聞もあるが、ゼロの日もあり、8~9読む日もあり、英語のニュースは英字新聞、英語のサイト、ニュースをアーサーさんより広い視野で見ている人が各地にいて、メルマガ、ブログがあり、気になることがあると、アメリカのビヨンドニュークリア(核の時代を超えて、英語のHP、http //www.beyondnuclear.org/ )、核の否定の組織があり、結論のある情報が来るのではないが、アメリカのトランプ氏やエネルギー省のインチキを書いて、裁判の証言もやり、台風でテキサスの原発いくつがやられるか、様々な情報があり、調べられて、たんぽぽ舎(https //www.tanpoposya.com/ )にもお世話になり、チェルノブイリ事故から発信、様々な立場の方が発信して、市民の関わるものとつながると、第一報もわかる。 木内さん、アメリカと言う眼鏡、レンズについて、アーサーさんならどう見るかをとらえられて、アーサーさんは水先案内人、気にしている人はいるかと問われて、アーサーさん、小出先生、小出先生の発言の信頼性と、小出先生自身の謙虚さがかみあい、現実に謙虚で、先が見通せる、基本姿勢は、アーサーさん、いい気になる、現実を甘く見ることがなく、自分のぶつかっている問題の大変さを知られて、歴史を生きた先輩の言葉は、水先案内人であり、アーサーさんの義母(つれあいの母)、今のことを知りたかったら、今、このジャーナリストはちゃんととらえている、そのレンズを通すだけでは見抜けず、必要なのは、今行われているまやかしは過去にも前例があり、パッケージは違っても、ペテンを電通、博報堂、ホワイトハウスが、前の成功例を引き継いで、これを見抜くことを義母、第2次大戦の体験者、ちばてつやさんも満州からどうやって生還したか、義母は文学少女、優等生で、教育についてよく覚えて、鞆の浦に奥さん、義母と一緒に行き、石碑があり、山中鹿之助、戦国時代の武将、木内さん、テレビでやりたかった、アーサーさんは全身で話すもので、音だけで聞いたらついていけないと言われて、ここで一息、です。 ここで音楽、アーサーさんのリクエスト、植木等さんのスーダラ節、安倍政権のデタラメを止めさせないとアカンのです。これはYouTubeに植木さんのライブ映像がありました。 https //www.youtube.com/watch?v=63_2L8QHC2o 後半のお話、山中鹿之助の首みたいに話が切られて(笑)、毛利につかまり首を切られて、山中鹿之助と聞いて知っているリスナーは少ないが、今のもんじゅ科学省(文科省のこと、廃炉不能なもんじゅのために文科省はある)、地層処分のことも文科省がやり、文科省の教科書に山中鹿之助は出てこず、しかし義母の際の教科書(大日本帝国時)では、山中鹿之助はスター、アイドル、忠誠を尽くして不利になりながら、お国のために戦い、命が惜しくないというもの、山中鹿之助の戦いと、みじめでない最期を描いて、義母の時代には山中鹿之助はSMAPどころでなく、しかし大日本帝国は巣鴨プリズンでアメリカに再就職したら、GHQにとって山中鹿之助は良くないものとして排除されて、しかし山中鹿之助の首が鞆の浦にあると知るとビックリ、身に行き、これは母から聞いて、アーサーさんにとって母は水先案内人、その時代に行きて、その時代の実感を、きれいごとでなくどう聞くか、山中鹿之助がどう扱われたか、それは文科省、アメリカ政府のやることを見るのに使えて、母のこともアーサーさんのレンズになる。 当時の日本では、1940年代の前、1937~38、八路軍、木内さん、アーサーさんの教養についていけないと指摘されて、当時のマスコミで、毛沢東も八路軍は一番悪いものとして報じられて、母は軍国少女として、インチキ報道を聞くと、当時のマスコミの言うことと、今のマスコミも同じ、匪賊→アカ→テロになり、これは万能、ある時代にはテロリストと呼ぶと悪いとして騙せて、朝鮮民主主義人民共和国の根拠のない恐怖を煽る、ロケットなのミサイルと報じて、トランプ氏もロケットと言い、アーサーさんは共和国のロケットは問題と思うものの、言葉が歪曲されたら客観的視点がなくなり、木内さん、アーサーさん、オバマ氏の広島演説について語られたものがYouTubeにあり(今年10月8日の講演がYouTubeにありました、https //www.youtube.com/watch?v=rVPAr8eVbPk また、昨年7月の、吉田照美さんラジオの飛べ!サルバドールでのアーサーさんのお話もYouTubeにあり、https //www.youtube.com/watch?v=J7N0po8o6yE )、アーサーさんを通すとインチキ、オバマ氏の演説は巧妙で、原爆投下を空から悪魔が落ちてきたとして、自分の責任を言わず、しかし1945年8月6日の、トルーマン大統領の言ったことと、オバマ氏の71年後のものは文法も全く同じ、広島に原爆を我が国の飛行機が「自動的に」落とした=トルーマン氏が命じたと言わず、オバマ氏の場合は死が降ってきたであり、トルーマン氏は太陽と同じエネルギーがアジアを戦争に巻き込んだものを焼いた、オバマ氏は世界が変わった、受動態にしたら、広々としたイメージになり、誰も責任を取らず、不可抗力、自然現象と矮小化して、聞いている人はお手上げ、仕方ないとあきらめさせるもので、このテクニックはホワイトハウスの中で引き継がれて、オバマ氏は歴史的なPRの中で、優れた詐欺の実例、すぐれた詐欺、素人にできない、プロのペテン師がやるもので、しかしアーサーさんは下手な詐欺師は見抜けるのに、オバマ氏のペテンは見抜けず、見抜けなかった市民の問題は、自分が過去から学ばず、自分の生まれ育ったものは他人事、1945年まで遡るのではなく、縄文時代まで遡ると、日本は1万年戦争をしておらず、当時色々なものが発掘されても武器はない→オバマ氏の広島演説は、人類の歴史は戦争を石器時代からやっていたと嘘をいい、人類の歴史で戦争のなかった時代はないというのに、誰もふざけるなと言わない、奴隷根性! 峠三吉さんの原爆詩集、アーサーさんのあとがき、大江健三郎さんも書かれて、アーサーさん、オバマ氏の広島演説について、薄っぺらいパフォーマンスに惑わされる日本人は峠三吉の詩を必要としている、日本文学の中の傑作と語り、アーサーさん、峠さんの詩は、どれも言葉の実験をして成功して、工夫して、言葉と体験が相乗効果を高めて、一遍ずつ異なり、原爆詩集とは全部同じようなものではなく、原爆の体験が中心だが、ピカの瞬間を描いた8月6日、被爆して死んでいくのを追体験するものもあり、父を返せ、母を返せ、ブラブラ病の深刻さを描く、原爆投下から時間も立ち、広島の夜を描き、ABCCのこと、ビキニのこと、実験動物にされた豚を広島とつなげて、平和利用のデタラメを、数年の間にこれだけ実験できるのはすごく、アーサーさんは日本で27年、峠三吉さんの仕事の一部しかできず、文学全集に峠三吉さんの入っていないのはおかしい、四国五郎さんのことを広島も、日本の美術界も評価せず、しかし五郎さんが元気な時に、広島市は世界遺産になる絵を描けたと木内さん指摘されて、アーサーさん、ゲルニカを世界から見に来て、美術がどれだけ大量虐殺を描けるかは万国共通の課題で、モネの睡蓮と違う力があり、多くの人を引き付けて、五郎さんの絵にはゲルニカ以上の説得力があり、五郎さんは広島に根付いて、広島を見渡せるものがあり、ミケランジェロにローマ法王が頼み、アーサーさんの故郷のデトロイト美術館があるのに、広島は公園などに予算はかけているのに、発注しても、四国五郎さんにはちゃんとせず、ずっと広島の中心になるべき宝を頼んでいない。 木内さん、峠三吉さん、四国五郎さんなどの宝に気付かず、時の権力は反戦のものを広げずと言われて、アーサーさん、三流のものが幅を効かせて、文学も、電通と博報堂の区別のつかないものになり、日本の文学は何か、政府も大手も認めない、アングラ文学に意味があり、骨董品、インテリアは、政府が世界に示すもので、国立の意味は何か? 木内さん、小出先生、大江健三郎さんとともにアーサーさんを国宝と言われて、アーサーさん、国宝は誰が決めるのか、無形文化財の人は立派だが、国宝は市民が決めるべき、アーサーさん、奨励賞をもらい、大賞は翻訳の方、アーサーさんの業績は奨励賞、これから、もっといい仕事をしろであり、尻に火が付くものだと、アーサーさん締めくくられました。 今回の内容、木内さん、本当にキーワードをたくさんもらい、明るい気分ももらったと締めくくられました。自由なラジオは大企業のスポンサーを持たず、応援してください、この内容、いくらでも拡散してください。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2091.html
注意書き ゆっくりが少し強い設定になっています。 他の野生生物を捕食し蹂躙する、そんなゆっくりが嫌いな方は戻るを押すことをお勧めします。 ぶっちゃけ、虐待とは呼べないと思うので投棄場に行くべきかもしれません。 れいむは、森の王だった。 この森は周囲を砂だけの大地に囲まれた、いわば砂漠の中のオアシスだった。 れいむより大きい動物は一匹しかいない、れいむはそこでゆっくりと、草花を食べ、虫を取り、鼠を捕りながら暮らしていた。 この森の生物も、れいむ自身も自分より強い相手がこの森に居ないことを知っていたし、れいむは森の王である事を誰も疑わなかった。 だが、このれいむには一つだけ、大きな悩みがあった。 春、多くの生物たちがこの季節を謳歌し、多くの生物たちが子をなし、育てる繁殖期。れいむが一番荒れている時期でもあった。 「……」 今日もれいむはある一点を見つめていた、そこはこのオアシス唯一の水場であった。 今、繁殖期真っ盛りのカエルどもが大量のぬるぬるした卵をまき散らしながら抱擁し合い、激しい交尾の真っただ中にいた… ゲロゲロ!!ゲロゲロ!! 「ゆ…ゆゆ…」 ゲコゲコ!! フォックス、後ろの敵をなんとかしてよ~ 「ゆぐぐぐぐ…」 ゲロゲロ!!ゲーロゲロゲロ!! 「ゆがあぁぁぁぁ!?!?ゆっくりできないぃいぃぃぃ!!!」 ちくしょう!!なんなんだこいつらは!?どうして”もりのおう”であるれいむをめのまえにして!!こんなはれんちな!!すっきりをしやがる!!さかりくるったかえるさんどもが!! れいむは思いっきり池に飛び込んだ、カエルたちは乱交の真っ最中に飛び込んできた饅頭に怯え、慌て、ゲロゲロ言いながら逃げて行った。 「ゆうぅぅぅ…ゆっくりしてないかえるさんだね!!」 頭っから大量のカエルの卵をかぶったれいむがぶつぶつと愚痴を言う。 「おやおや、もりのおうともあろうかたがかえるにしっととは…おぉ、こわいこわい」 「ゆ?きめぇまるなの?なんのようなの!?」 れいむが声のした方を向くと倒れた木の上にきめぇ丸が座って首を軽くシェイクしながらこっちを見ていた。 「べつに、わたしはここでごはんをたべていただけですよ」 「じゃあ、れいむがおこるのはれいむのかってでしょ!!それにれいむはかえるさんなんかにしっとしてなんかいないよ!!」 池から上がったれいむは体を振り水を飛ばしながらきめえ丸に言った。 「まぁ、それでもいいんですけどね…まちがってもそとにでようなんてばかなまねはおこさないでくださいよ」 「?」 けっきょく、きめぇ丸が何を言いたいのかれいむには分からなかった。だが、それから数日、毎日交尾し、卵を待ちきらすカエルにやつあたりを繰り返しているうちに一つのことに気づいた。 そうだ、れいむはこどもが、おむこさんがほしいんだ。 このオアシスにはれいむ以外のゆっくりはいない。きめぇ丸は確かにゆっくりだが、生物的にれいむとの間に子供はできない。だから、自分は自分以外のゆっくりとすっきりして家庭を持ちたいんだ。 そう気づいたれいむはそれから毎日、食事と睡眠のとき以外オアシスの隅っこの岩場に乗り、ずっと地平線を見つめていた。 その岩場から先は少しの木々が点々地平線までつながっている。他の方向にはそういうのはないから、自分の伴侶が来るとすればこっちからくるに違いない。 「まったく、そんなことをしてもほかのゆっくりなどきやしませんよ、おぉ、おろかおろか」 「うるさいよ!!れいむはすてきなゆっくりとかていをつくるんだよ!!きめぇまるもかていがほしくないの!?」 「ざんねんながらわたしはそういうものにはきょうみがないもので」 「ふん!!れいむのじゃまをするだけならでていってね!!」 結局、何ヶ月待っても伴侶となるゆっくりはいなかった。向こうから来ないのならどうするか?こっちから行くだけである。 「れいむはっ!!きっとっ!!きれいなゆっくりとっ!!すっきりしてっ!!かわいいあかちゃんにかこまれてっ!!いっぱいゆっくりするんだよっ!!」 ぼいんぼいんと跳ねならがら、緑のあるところを伝って進んだ、そして半日もたたないうちに… 「ゆ…くささんがとぎれちゃった…」 見事に緑がなくなってしまった。今、れいむの目の前に広がるのは広大な砂漠のみ、これでは伴侶など来るはずもない。 「ゆ…ゆっくり…いくよ…」 しかし、いっぱいすっきりして、いっぱいこどもをつくり、いっぱいゆっくりする…そんな未来絵図をずっと夢見ているれいむはひるまなかった。 れいむは近くの草を手当たり次第口の中に放り込むと広大な砂漠に向かって駆け出して行った。 二日でばてた。 きっと半日ぐらいで次に緑のある場所に着く、そんな事を考えてた時もれいむにはあった、だから少しおなかが減ったなと思った時に口に入れた食料はすべて食べてしまった。 「こ、こんなことになるなら…もりでゆっくりしていればよかったよ…」 おなか減った、熱い、喉が渇いた、疲れた。 しかし、ここであきらめて帰ってみろ、伴侶は見つからない、すっきりも、にんっしんも、家族とのゆっくりもできない!! 「そ、そうだよ…れいむの…しゅじん…いっしょにゆっくりするゆっくりをみつけるまであきらめられないんだよ!!」 しかし、そこでれいむの体力は尽きてしまった。 一つ幸運だったのはその後、すぐに火が沈みれいむの体温が下がったことだろう。 「ゆ…すずしくなってきた?これですこしゆっくりできるよ…」 とりあえず体力を回復させるため、今は休むことにした。 歯と歯の間に挟まっていた草の切れ端が、こんなにおいしいなんて、思ってもいなかった。 がぶっ!! 「ゆゆゆぐっ!?!?」 痛い、めっちゃ痛い。泥のように眠っていたれいむを起こしたのは、自分の頬を襲った激痛だった。 あわてて体を揺さぶり、自分に噛みついていたものを振り払う、暗くてよく見えなかった丸い物体は「べにっ!?」と悲鳴をあげ、地面に落ちた。 「なにするのっ!?まだれいむはいたってけんこうゆうりょうじだよ!!そんなれいむをたべようとするなんてゆっくりはんせいしてね!!」 シルエットしかわからなかったそいつはしばらくこちらを見た後、すぐに背を向け走り去っていった。 「まったく!!もりのおうのれいむがいきてるあいだにたべようなんていっぱいはやいよ!!ぷんぷん!!」 まったく、ゆっくりしてない奴らだ…せっかくいい気持ちで寝ていたのに…まてよ?あんなのがここにいるってことは、このそばには水があるのかな? れいむはすぐにそいつが消えた方向に向かって跳ね始めた。 またあいつに襲われるかなとも思ったが、あいつは自分より少し小さいし、さっきも余裕で撃退できた。群れで襲われない限り大丈夫だろう。 そして群れで襲われる危険より、今は水が欲しかった。 次の日の朝、ついにれいむは新しいオアシスを見つけた。れいむは勢いをつけて池の中に飛び込んだ。 「ゆゆー!!しあわせ~!おみずさんがこんなにおいしいなんておもわなかったよ!!ゆっくりはっけんしたね!!」 ひとしきり水を飲み、飲みすぎてしーしーした。 「ふぅ、いっぱいおみずをのんだらおなかすいたよ!ごはんをさがすよ!!」 ご飯は何にしようかな?いつも食べてるネズミさんは見当たらない、この際あんまり美味しくないけどカエルさんの卵でもいいや!! 「ゆゆ?これはねずみさんのすだね!!まったく、いるならいるとでてくればいいのに~」 ネズミの巣を覗き込んだれいむはがっかりした、そこにネズミはいなかったのだ。いた形跡すらない、おそらくかなり前に引っ越してしまったのだろう。 「ゆゆ…おひっこししたならしかたないね…つぎをさがすよ!!」 次の巣も、ネズミはいなかった、その次の巣も、その次の巣もだ。 そして、れいむがネズミの巣を探すのをあきらめ、雑草で我慢しようとしたときに、あるものに気づいた。 「ゆ?これは…ねずみさんのほね?」 自分がさっき水を飲んでゆっくりした池、その周りの砂浜に大量のネズミの骨が転がってた。 「かえるさんのほねもあるよ!!」 カエルの骨が転がっていた。だれかが、こいつらを食いつくしてしまった? 「きめぇまるのおともだちまで…!!」 きめぇまるの帽子についているボンボンが砂浜から生えていた。 そして、あれはなんだ?まさか、まさか…いや、間違いない。 「もりのおうの…れいむまで…」 見間違えるはずがない、ゆっくりれいむのリボンが、ぼろぼろになって、穴だらけのリボンがひらひらと風に揺れていた。 「れいむのもりの…れいむのしっていどーぶつさんみんながゆっくりしちゃったの…?」 「ちーんぽ」 れいむの後ろで声がする、間違いない、この声、れいむを食べようとしたやつだ!! こいつは敵だ、そう思ったれいむが振り返ったとき、れいむはすでに50匹近くのあいつの群れに半円状に包囲されていた。 「ちーんぽ」 「ちんぽぉー!」 「まさか…まさかおまえたちがここのみんなをたべつくしちゃったの!?」 相手は答えない、ただただ、「ちんぽー!!」と意味不明の言葉を返すだけだ。 「まったく、おおかたなにもかんがえないでみんなむーしゃむーしゃしたんだね!ばかだね!!なにもかんがえずにみんなたべちゃったらもうみんなゆっくりできなくなるよ!! ふえるだけふえてなにかんがえてるの?ばかなの?しぬの?いっそしねよ!!」 ほら、親の足元で子供が震えてるじゃないか!! 「たべるだけたべてたべるものがなくなるなんておお、わらいわらいだよ!!おなかのすいたおちびちゃんいっぴきもしあわせにしてあげないでおうさまきど「きょせいっ!?!?」りはし…ない…で、ね?」 あれ?今までいたそいつのこどもはどこにいった? さっきまで子がいた所には何もなく、自分の目の前では親や親戚であるはずの成体が一匹の子供を奪い合い、引きちぎっていた。 そしてその瞳は何も移していなかった、きっと自分の子供を食べたとかいう認識なんて、ないんだ。 「お、おかしいよ、おかしいよ!!ゆっくりできないよ!!」 「ちーんぽ!」 「ぺにす!!ぺにすぅ!!」 何匹かのそいつが、「次はお前だ」と言わんばかりの表情でこっちを見ている。 「も、もういや!おうちかえる!!おうちかえしてえぇ!!」 「「ちーんぽ!!」」 れいむが逃げ出すのと、そいつらが飛び出すのとほぼ同時だった。 それかられいむは二日間、走り続けた。 そして、命からがら元の森に帰ってきたれいむには、草も、花も、木も、ネズミも、きめぇ丸も、あれほど嫌っていたカエルの交尾でさえ、とても愛おしいものに見えた。 この森は周囲を砂漠で囲まれた、陸の孤島だったのだ。 そして、そう遠くない未来に、きっと、この森を賭けて、ゆっくりを賭けて、ゆっくりできない戦いの日が来る事を想った。 自分に勝ち目はないかもしれない、それでも、自分は最後まで戦うと、心に決めた。 「ちーんぽ」 その日の夜、れいむの森を見つめる丸い影があった。 あとがき ホームステイを書くのに詰まったので、軽く適当に一つ作っちゃいました、そんな暇があればホームステイ続き書けっていいますよね、ごめんなさい。 今回は完全に某漫画のパクリです。どこかで見たことがあると思った人は間違っていないので安心してください。 では、明日試験なので寝ます。 10月19日 0023 セイン このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/1138.html
注意書き ゆっくりが少し強い設定になっています。 他の野生生物を捕食し蹂躙する、そんなゆっくりが嫌いな方は戻るを押すことをお勧めします。 ぶっちゃけ、虐待とは呼べないと思うので投棄場に行くべきかもしれません。 れいむは、森の王だった。 この森は周囲を砂だけの大地に囲まれた、いわば砂漠の中のオアシスだった。 れいむより大きい動物は一匹しかいない、れいむはそこでゆっくりと、草花を食べ、虫を取り、鼠を捕りながら暮らしていた。 この森の生物も、れいむ自身も自分より強い相手がこの森に居ないことを知っていたし、れいむは森の王である事を誰も疑わなかった。 だが、このれいむには一つだけ、大きな悩みがあった。 春、多くの生物たちがこの季節を謳歌し、多くの生物たちが子をなし、育てる繁殖期。れいむが一番荒れている時期でもあった。 「……」 今日もれいむはある一点を見つめていた、そこはこのオアシス唯一の水場であった。 今、繁殖期真っ盛りのカエルどもが大量のぬるぬるした卵をまき散らしながら抱擁し合い、激しい交尾の真っただ中にいた… ゲロゲロ!!ゲロゲロ!! 「ゆ…ゆゆ…」 ゲコゲコ!! フォックス、後ろの敵をなんとかしてよ~ 「ゆぐぐぐぐ…」 ゲロゲロ!!ゲーロゲロゲロ!! 「ゆがあぁぁぁぁ!?!?ゆっくりできないぃいぃぃぃ!!!」 ちくしょう!!なんなんだこいつらは!?どうして”もりのおう”であるれいむをめのまえにして!!こんなはれんちな!!すっきりをしやがる!!さかりくるったかえるさんどもが!! れいむは思いっきり池に飛び込んだ、カエルたちは乱交の真っ最中に飛び込んできた饅頭に怯え、慌て、ゲロゲロ言いながら逃げて行った。 「ゆうぅぅぅ…ゆっくりしてないかえるさんだね!!」 頭っから大量のカエルの卵をかぶったれいむがぶつぶつと愚痴を言う。 「おやおや、もりのおうともあろうかたがかえるにしっととは…おぉ、こわいこわい」 「ゆ?きめぇまるなの?なんのようなの!?」 れいむが声のした方を向くと倒れた木の上にきめぇ丸が座って首を軽くシェイクしながらこっちを見ていた。 「べつに、わたしはここでごはんをたべていただけですよ」 「じゃあ、れいむがおこるのはれいむのかってでしょ!!それにれいむはかえるさんなんかにしっとしてなんかいないよ!!」 池から上がったれいむは体を振り水を飛ばしながらきめえ丸に言った。 「まぁ、それでもいいんですけどね…まちがってもそとにでようなんてばかなまねはおこさないでくださいよ」 「?」 けっきょく、きめぇ丸が何を言いたいのかれいむには分からなかった。だが、それから数日、毎日交尾し、卵を待ちきらすカエルにやつあたりを繰り返しているうちに一つのことに気づいた。 そうだ、れいむはこどもが、おむこさんがほしいんだ。 このオアシスにはれいむ以外のゆっくりはいない。きめぇ丸は確かにゆっくりだが、生物的にれいむとの間に子供はできない。だから、自分は自分以外のゆっくりとすっきりして家庭を持ちたいんだ。 そう気づいたれいむはそれから毎日、食事と睡眠のとき以外オアシスの隅っこの岩場に乗り、ずっと地平線を見つめていた。 その岩場から先は少しの木々が点々地平線までつながっている。他の方向にはそういうのはないから、自分の伴侶が来るとすればこっちからくるに違いない。 「まったく、そんなことをしてもほかのゆっくりなどきやしませんよ、おぉ、おろかおろか」 「うるさいよ!!れいむはすてきなゆっくりとかていをつくるんだよ!!きめぇまるもかていがほしくないの!?」 「ざんねんながらわたしはそういうものにはきょうみがないもので」 「ふん!!れいむのじゃまをするだけならでていってね!!」 結局、何ヶ月待っても伴侶となるゆっくりはいなかった。向こうから来ないのならどうするか?こっちから行くだけである。 「れいむはっ!!きっとっ!!きれいなゆっくりとっ!!すっきりしてっ!!かわいいあかちゃんにかこまれてっ!!いっぱいゆっくりするんだよっ!!」 ぼいんぼいんと跳ねならがら、緑のあるところを伝って進んだ、そして半日もたたないうちに… 「ゆ…くささんがとぎれちゃった…」 見事に緑がなくなってしまった。今、れいむの目の前に広がるのは広大な砂漠のみ、これでは伴侶など来るはずもない。 「ゆ…ゆっくり…いくよ…」 しかし、いっぱいすっきりして、いっぱいこどもをつくり、いっぱいゆっくりする…そんな未来絵図をずっと夢見ているれいむはひるまなかった。 れいむは近くの草を手当たり次第口の中に放り込むと広大な砂漠に向かって駆け出して行った。 二日でばてた。 きっと半日ぐらいで次に緑のある場所に着く、そんな事を考えてた時もれいむにはあった、だから少しおなかが減ったなと思った時に口に入れた食料はすべて食べてしまった。 「こ、こんなことになるなら…もりでゆっくりしていればよかったよ…」 おなか減った、熱い、喉が渇いた、疲れた。 しかし、ここであきらめて帰ってみろ、伴侶は見つからない、すっきりも、にんっしんも、家族とのゆっくりもできない!! 「そ、そうだよ…れいむの…しゅじん…いっしょにゆっくりするゆっくりをみつけるまであきらめられないんだよ!!」 しかし、そこでれいむの体力は尽きてしまった。 一つ幸運だったのはその後、すぐに火が沈みれいむの体温が下がったことだろう。 「ゆ…すずしくなってきた?これですこしゆっくりできるよ…」 とりあえず体力を回復させるため、今は休むことにした。 歯と歯の間に挟まっていた草の切れ端が、こんなにおいしいなんて、思ってもいなかった。 がぶっ!! 「ゆゆゆぐっ!?!?」 痛い、めっちゃ痛い。泥のように眠っていたれいむを起こしたのは、自分の頬を襲った激痛だった。 あわてて体を揺さぶり、自分に噛みついていたものを振り払う、暗くてよく見えなかった丸い物体は「べにっ!?」と悲鳴をあげ、地面に落ちた。 「なにするのっ!?まだれいむはいたってけんこうゆうりょうじだよ!!そんなれいむをたべようとするなんてゆっくりはんせいしてね!!」 シルエットしかわからなかったそいつはしばらくこちらを見た後、すぐに背を向け走り去っていった。 「まったく!!もりのおうのれいむがいきてるあいだにたべようなんていっぱいはやいよ!!ぷんぷん!!」 まったく、ゆっくりしてない奴らだ…せっかくいい気持ちで寝ていたのに…まてよ?あんなのがここにいるってことは、このそばには水があるのかな? れいむはすぐにそいつが消えた方向に向かって跳ね始めた。 またあいつに襲われるかなとも思ったが、あいつは自分より少し小さいし、さっきも余裕で撃退できた。群れで襲われない限り大丈夫だろう。 そして群れで襲われる危険より、今は水が欲しかった。 次の日の朝、ついにれいむは新しいオアシスを見つけた。れいむは勢いをつけて池の中に飛び込んだ。 「ゆゆー!!しあわせ~!おみずさんがこんなにおいしいなんておもわなかったよ!!ゆっくりはっけんしたね!!」 ひとしきり水を飲み、飲みすぎてしーしーした。 「ふぅ、いっぱいおみずをのんだらおなかすいたよ!ごはんをさがすよ!!」 ご飯は何にしようかな?いつも食べてるネズミさんは見当たらない、この際あんまり美味しくないけどカエルさんの卵でもいいや!! 「ゆゆ?これはねずみさんのすだね!!まったく、いるならいるとでてくればいいのに~」 ネズミの巣を覗き込んだれいむはがっかりした、そこにネズミはいなかったのだ。いた形跡すらない、おそらくかなり前に引っ越してしまったのだろう。 「ゆゆ…おひっこししたならしかたないね…つぎをさがすよ!!」 次の巣も、ネズミはいなかった、その次の巣も、その次の巣もだ。 そして、れいむがネズミの巣を探すのをあきらめ、雑草で我慢しようとしたときに、あるものに気づいた。 「ゆ?これは…ねずみさんのほね?」 自分がさっき水を飲んでゆっくりした池、その周りの砂浜に大量のネズミの骨が転がってた。 「かえるさんのほねもあるよ!!」 カエルの骨が転がっていた。だれかが、こいつらを食いつくしてしまった? 「きめぇまるのおともだちまで…!!」 きめぇまるの帽子についているボンボンが砂浜から生えていた。 そして、あれはなんだ?まさか、まさか…いや、間違いない。 「もりのおうの…れいむまで…」 見間違えるはずがない、ゆっくりれいむのリボンが、ぼろぼろになって、穴だらけのリボンがひらひらと風に揺れていた。 「れいむのもりの…れいむのしっていどーぶつさんみんながゆっくりしちゃったの…?」 「ちーんぽ」 れいむの後ろで声がする、間違いない、この声、れいむを食べようとしたやつだ!! こいつは敵だ、そう思ったれいむが振り返ったとき、れいむはすでに50匹近くのあいつの群れに半円状に包囲されていた。 「ちーんぽ」 「ちんぽぉー!」 「まさか…まさかおまえたちがここのみんなをたべつくしちゃったの!?」 相手は答えない、ただただ、「ちんぽー!!」と意味不明の言葉を返すだけだ。 「まったく、おおかたなにもかんがえないでみんなむーしゃむーしゃしたんだね!ばかだね!!なにもかんがえずにみんなたべちゃったらもうみんなゆっくりできなくなるよ!! ふえるだけふえてなにかんがえてるの?ばかなの?しぬの?いっそしねよ!!」 ほら、親の足元で子供が震えてるじゃないか!! 「たべるだけたべてたべるものがなくなるなんておお、わらいわらいだよ!!おなかのすいたおちびちゃんいっぴきもしあわせにしてあげないでおうさまきど「きょせいっ!?!?」りはし…ない…で、ね?」 あれ?今までいたそいつのこどもはどこにいった? さっきまで子がいた所には何もなく、自分の目の前では親や親戚であるはずの成体が一匹の子供を奪い合い、引きちぎっていた。 そしてその瞳は何も移していなかった、きっと自分の子供を食べたとかいう認識なんて、ないんだ。 「お、おかしいよ、おかしいよ!!ゆっくりできないよ!!」 「ちーんぽ!」 「ぺにす!!ぺにすぅ!!」 何匹かのそいつが、「次はお前だ」と言わんばかりの表情でこっちを見ている。 「も、もういや!おうちかえる!!おうちかえしてえぇ!!」 「「ちーんぽ!!」」 れいむが逃げ出すのと、そいつらが飛び出すのとほぼ同時だった。 それかられいむは二日間、走り続けた。 そして、命からがら元の森に帰ってきたれいむには、草も、花も、木も、ネズミも、きめぇ丸も、あれほど嫌っていたカエルの交尾でさえ、とても愛おしいものに見えた。 この森は周囲を砂漠で囲まれた、陸の孤島だったのだ。 そして、そう遠くない未来に、きっと、この森を賭けて、ゆっくりを賭けて、ゆっくりできない戦いの日が来る事を想った。 自分に勝ち目はないかもしれない、それでも、自分は最後まで戦うと、心に決めた。 「ちーんぽ」 その日の夜、れいむの森を見つめる丸い影があった。 あとがき ホームステイを書くのに詰まったので、軽く適当に一つ作っちゃいました、そんな暇があればホームステイ続き書けっていいますよね、ごめんなさい。 今回は完全に某漫画のパクリです。どこかで見たことがあると思った人は間違っていないので安心してください。 では、明日試験なので寝ます。 10月19日 0023 セイン このSSに感想を付ける
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1 東京都青少年保護条例改正がマジで実現しようという段階まで来ています。 それは過激な描写のエロコンテンツだけでなく身近な漫画やアニメも含まれるということを危惧してください。 現行条例・改正案は 2 こういうことが今実際に起ころうとしています。以下ソース。 http //sokubaikairenrakukai.com/news1003.html←同人誌即売会に影響すること http //www.daily.co.jp/society/national/2010/03/15/0002784832.shtml←15日にちばてつや氏ら漫画家が反対アピール http //mitb.bufsiz.jp/←本条例の問題まとめサイト http //takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-847d.html←藤本由香里・明治大学国際日本学科准教授の意見 反対するにはなにをしたらいいか 反対の意見をメールで送ろう!一人の意見が本当に重要な意味を持ちます! 下記運動対象の参考資料 2 書き方 3 運動対象: ・都議 ・都連 ・都選出国会議員(都議へ働きかけ) ・党本部 ・小沢 自民党 https //youth.jimin.or.jp/cgi-bin/info/meyasu_form... 民主党 https //form.dpj.or.jp/contact/ 共産党 info@jcp.or.jp 生活者ネット http //www.seikatsusha.net/postmail/postmail.html 東京都青少年治安対策本部総合対策部総務課(広報担当) ml-seisho01@section.metro.tokyo.jp 東京都議会 https //ssl.gikai.metro.tokyo.jp/FormMail/demand/F... 都議会議員メール一覧※FAXはなるべく避けましょう http //www.geocities.jp/sanadura_h/hiji/togi.html 2 本条例の現行の条例と改正案 東京都青少年の健全な育成に関する条例 http //www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_honbun/g1012150001.html 東京都青少年の健全な育成に関する条例施行規則 http //www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/08_jyourei/08_p2.pdf 東京都青少年保護条例改正案全文(テキスト版) http //fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/files/Tokyo_2010_No_30.txt 補足資料 東京都青少年保護条例改正案を審議する総務委員会のメンバー ttp //toriyamazine.blog100.fc2.com/blog-entry-280.html 都議会議員リスト http //www.gikai.metro.tokyo.jp/membership/electoral_zone.html 国会議員(東京都)リスト http //dir.yahoo.co.jp/Regional/Japanese_Regions/Kanto/Tokyo/Government/Members/ http //www.senkyo.janjan.jp/election/2009/99/008477/00008477_24011.html 民主都議連 ttp //www.togikai-minsyuto.jp/ 民主党本部 ttps //form.dpj.or.jp/contact/ もしくは手紙/FAX 3 書き方 書き方がよくわからないという人は文才がなくても自分の言葉で 箇条書きでも問題ありません 【サンプル】 拝啓 ○○様 私、○○と申します。現在は○○をしております。 お忙しい中、失礼いたします。 (中身) 取り急ぎ、用件のみにて失礼します。 敬具 住所: 姓名; E-Mail: 手紙メールに限らず文章の最後には必ず【自分の氏名・電話番号・住所】を! フリーメールなど匿名では意味がありません 書き方の参考 http //otakurevolution.blog17.fc2.com/blog-entry-787.html http //blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51451551.html http //hijituzai.ehoh.net/ (【メッセージの書き方】の部分) http //kenjikakera.asablo.jp/blog/2010/03/08/4931298 (【重要】の部分) http //nogami.firstspear.com/?month=201003 4 規制条例案を成立させようとしている人達の問題発言 都小学校PTA協議会 http //www.ptatokyo.com/pyuki/wiki.cgi?2010%cc%be%ca%ed 「会長 新谷 珠恵」 条例案作成の構成員。 第28期東京都青少年問題協議会・議事録 http //www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_28ki_menu.html 第28期東京都青少年問題協議会 第7回専門部会(2009年06月25日) http //www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/09_singi/28b7giji.pdf 第28期東京都青少年問題協議会 第8回専門部会(2009年07月09日) http //www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/09_singi/28b8giji.pdf 大葉ナナコ 「酷い漫画の愛好者達はある【障害】を持っているという認識を主流化していくことは出来ないものか。」 「性同一性障害と同じく持って生まれた嗜好だという事で、子供に対する性暴力漫画を好む人達を放免とするのであれば、 彼らは【認知障害】を起しているという見方を主流化する必要があるのではないか。」 新谷珠恵 「アニメ文化やロリコン文化が性犯罪を絶対に助長している。自主規制に頼れないならば、規制する仕組みを作っていくべきだ。」 「雑誌・図書業界の為にも、きちんとした規制をしてあげる事が、悪質な出版社が淘汰されていくという事にもなる。」 「何で実在しない児童だと許されるのか全く理解出来ない。これは女性蔑視と同じだ。」 「漫画家団体に対して説明や調査データを示す必要も無いくらい規制は当たり前の事だ。」 5 反対を表明した団体一覧 グーグル,マイクロソフト,ヤフーが幹事会員の団体 *ネット規制のみ反対声明、漫画規制は触れず(従来賛成派) ttp //www.kajisoku.org/archives/51394782.html 非実在青少年規制(東京都青少年健全育成条例改正案)に反対の漫画家達 http //www.the-journal.jp/contents/newsspiral/100315.jpg ダニエル兼光の音頭で陳情に行った作家等 ttp //twitter.com/dankanemitsu 東京工芸大学も反対 http //twitter.com/cypheristON2F/status/10468526637 太田出版の反対署名917名 ttp //www.ohtabooks.com/press/2010/03/16220834.html 自治市民が反対を表明 ttp //www.asahi-net.or.jp/~PQ2Y-FKS/topics/topics12.html 【萌え/規制】東京都青少年保護条例の非実在青少年の規制について・雷句誠氏の見解 http //gimpo.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1268749530/ 楽天株式会社 東京都青少年健全育成条例改正案に対する当社見解 http //corp.rakuten.co.jp/newsrelease/2010/0315.html 京都精華大学[報道発表]東京都青少年健全育成条例改正案に関する意見書について http //info.kyoto-seika.ac.jp/info/info/2010/03/post-47.php 竹書房は青少年健全育成条例改正案について反対します http //www.takeshobo.co.jp/mgr.m/main/what 図書館協会 ttp //www.jla.or.jp/kenkai/20100317.html 表現規制の青少年条例改定に出版業界団体が反対声明! http //www.the-journal.jp/contents/shinoda/2010/03/post_42.html 一般社団法人日本アニメーター・演出協会が反対表明 http //www.janica.jp/press/press100317.pdf 日本ペンクラブ http //www.japanpen.or.jp/statement/penclub/post_219.html 出版流通対策協議会(流対協)も反対表明 http //ameblo.jp/ryuutai/entry-10484988268.html 6 ■反対活動をする皆様へ正確な情報拡散のお願い■ 先週の9日頃からここに張り付いてミクシ日記、ツイッター、議員さんへの陳情の手紙やマスコミ各社へお願い活動をしている者です。 先生方や私達ファンが一生懸命活動した甲斐あり、オタク内での都条例認知が少しずつ上がってきていると思います。 しかし問題も出てきました。 初めから問題点の議論に参加していた方は大丈夫なのですが、又聞きをした方が問題点を正確に把握しないままとにかく反対しなければ!と間違った情報を含んだままあちこちへ拡散しています。 そのため管理しているミクシのコミュにも規制反対トピックが立てられたのですが、一部苦情が来ております。 「一部の反対派は半ば脅すように規制に反対するのが当然という態度で反対活動をせよと要求している。状況を把握したのち賛成反対を決めるのは個人の自由であり不快である。味方になってほしい人の心証を悪くしては意味がない」 (意見を下さった方は随分前から反対されている方です) みなさん出来るだけ冷静なトピ立て挨拶と正確で簡潔な説明に留め、まとめサイトやまとめブログ(801板有志が作ったやつ)、藤本先生の日記やツイッターにリンクを貼ってください。 特定作品の名前を出して〇〇は規制されます!と断定するのもやめてください。 条例案をそのままあてはめたら可能性がある(それほど曖昧な規定)が望ましいです。 ミスリードしたことになりかねません。 逸る気持ちは皆同じですが、よろしくお願いいたします。
https://w.atwiki.jp/dfnaviwiki/pages/107.html
今日の出来事19過去ログ [52 50] 今日の出来事19!! 掲示板に戻る / 全部 / 1- / 最新 / ホーム / レス / ▲▼ [1] 投稿者:ティナ - 投稿日:08/04/15 17 46 [ID 7v9MoVs] めざせ20!!続きをどうぞ! [2] 投稿者:ティナ - 投稿日:08/04/15 17 51 [ID 7v9MoVs] 「今日の出来事」 はぁ(ーー;) 今日、初めて6時間目がありました~!! 4時から、エレクトーンなのに~( _ ) 5時に終わったので、今ここに来ました~(^O^)/ [3] 投稿者:パラディン - 投稿日:08/04/15 17 59 [ID tJragcs] 「今日の出来事」 今日始めての体育で、「ドッチボール」をした!!(勝ちました)やっぱ僕のクラスは、強いですね。。 [4] 投稿者:シーフ♪炉衣 - 投稿日:08/04/15 18 01 [ID VUxq7K6] 姫さん、ハーちょん 18の続きなんですけど・・・。 え!ええええええぇぇぇぇ!! 二人ともすごいっ!!私、あれだけでもばててます・・・。 今日なんて×3だし・・・。帰ってからへろへろです・・。 ティナちゃん どうだい??6時間目の感想は。。。!? あ、明日5時間だぁ!!わーい^^!! [5] 投稿者:シーフ♪炉衣 - 投稿日:08/04/15 18 03 [ID VUxq7K6] パラディンさま ドッヂって楽しいですよね!! 私のクラスは女子も大好きですからね^^ 若干1名の男子の投げるボールは顔面から当たったら泣ける・・。 (私はぎりぎりこらえた。)小学校の時の話ですけどね^^ [6] 投稿者:ティナ - 投稿日:08/04/15 18 07 [ID 7v9MoVs] パラディンさん あっ!あたしも今日、体育が、 ありました。100㍍そうの、 勝負だったよ。 シーフちゃん 火曜日だけだから、いいもん! だから、あたしも、明日は5時間だよ! [7] 投稿者:ティナ - 投稿日:08/04/15 18 13 [ID 7v9MoVs] シーフちゃん 2年生の1学期に6年生の ボールが、足に当たった。超痛くて半泣きでした。 こうゆうことは、良く覚えてるんだよ~。 [8] 投稿者:杏 ★親衛隊隊長 - 投稿日:08/04/15 18 37 [ID Xsea.9Y] シーフちゃん 私はドッヂボール得意でしたね^^ 反射神経と運動神経が良いので^^ 女子で数少ない男子の投げたボールを捕球出来る女子でしたw [9] 投稿者:ティミー ★伝説の勇者 - 投稿日:08/04/15 18 59 [ID TZF/Pbg] 今日の出来事 せきが凄くてちょっとだるい・・・ 明後日修学旅行いけるかな? パラディンさん・ティナさん 僕も、体育ありました 鬼ごっこやってた(ショボ シーフさん 明日、5時間いいな 僕は、6時間・・・ [10] 投稿者:KUROMA - 投稿日:08/04/15 19 22 [ID YYO.CdM] シーフ♪炉衣ってか? [11] 投稿者:KUROMA - 投稿日:08/04/15 19 23 [ID YYO.CdM] ってか? [12] 投稿者:KUROMA - 投稿日:08/04/15 19 23 [ID YYO.CdM] とすか [13] 投稿者:KUROMA - 投稿日:08/04/15 19 24 [ID YYO.CdM] 連続だ [14] 投稿者:おとあん ★べほまずん1世 - 投稿日:08/04/15 19 29 [ID 04dKkIc] KUROMAさん 無駄に多い連レスはやめておいたほうがいいですよ [15] 投稿者:KUROMA - 投稿日:08/04/15 19 30 [ID YYO.CdM] そうだね~。忘れてた~。アハハ・・・・・ [16] 投稿者:KUROMA - 投稿日:08/04/15 19 32 [ID YYO.CdM] うふふ あはは えへへ おほほ~だよね!! [17] 投稿者:シーフ♪炉衣 - 投稿日:08/04/15 19 48 [ID VUxq7K6] KUROMAさん だ、大丈夫!?ちゃんと自分の頭のねじの数数えた?? こわれたの!?頑張って修復してなぁ!! ティミーさん あたしなら熱でも、風邪でも隠して行くかも・・・(笑) ティナちゃん かあいそぉ・・・。でも、ドッヂ好き?? 好きでいてね!! 姫さん やっぱ、姫さんは万能だなぁ。。。 私はたまにしかとれない・・・。 [18] 投稿者:KUROMA - 投稿日:08/04/15 20 05 [ID YYO.CdM] そうよね~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!・・・・・・・・・・ オ~ホッホッホッホッ ですかい?兄貴!! [19] 投稿者:KUROMA - 投稿日:08/04/15 20 08 [ID YYO.CdM] くどいぞ!!ベルモット!! [20] 投稿者:KUROMA - 投稿日:08/04/15 20 14 [ID YYO.CdM] 戦慄のフルスコア見たいよん。が~ハッハッハッハッハッ [21] 投稿者:おとあん ★べほまずん1世 - 投稿日:08/04/15 20 25 [ID 04dKkIc] KUROMAさん …まったく意味がわかりません…。 もうちょっと落ち着いたほうが…。 [22] 投稿者:杏 ★親衛隊隊長 - 投稿日:08/04/15 20 35 [ID Xsea.9Y] シーフりん スポーツは大好きだからね^^ 一人で4人アウトにしたことありますよ(笑) [23] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/15 21 40 [ID 0ZqzY4Y] みんな体育とか楽しそうでいいなぁ。 うちの学校高3(厳密には中6)になると選択オンリーだから 自分の得意なスポーツ選べるのはいいけど他にうまいやつがいないと 壮絶につまらない。まぁサッカーだけはどうしてもできない。向いてない。 ドッジボールはいつだろ・・2年くらい前にやったっきりだ。 [24] 投稿者:おとあん ★べほまずん1世 - 投稿日:08/04/15 21 48 [ID 04dKkIc] 如月さん 僕もサッカーはめっちゃニガテです。 できるとしたら卓球、テニスあたり 卓球は部活でやってました [25] 投稿者:杏 ★親衛隊隊長 - 投稿日:08/04/15 21 53 [ID Xsea.9Y] 私はサッカーは見るのは嫌いだけどやるのは好きですね^^ 苦手なスポーツあんまりないという万能型ですw [26] 投稿者:おとあん ★べほまずん1世 - 投稿日:08/04/15 21 58 [ID 04dKkIc] 杏さん 僕と全く逆ですね。 見るのはまあ好きだが、やるのはだ大嫌いだ~~!! ヘタだし、足手まといになるし、ミスると攻められるし… [27] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/15 22 10 [ID 0ZqzY4Y] 剣道とサッカーと水泳以外なら大概部活やってるやつよりできるけど。 サッカーは理解不能、水泳は 「人間は水に浮くようにできていない」とおもっているので無理 サッカーはホント見ててもやってもおもしろいと思えない。 反射神経が異常にいいのでキーパーはできますが・・ スポーツテストではA判定ですね。 [28] 投稿者:おとあん ★べほまずん1世 - 投稿日:08/04/15 22 30 [ID 04dKkIc] 如月さん Aですか!? すごいですね!僕はC判定です。 特に体力がない… [29] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/15 22 36 [ID 0ZqzY4Y] 持久走と腹筋が7,8でほかはほとんど10点だね。 でも最近なまってるかも。テニス部もやめちゃったしね。 [30] 投稿者:おとあん ★べほまずん1世 - 投稿日:08/04/15 23 05 [ID 04dKkIc] 如月さん ほとんど10!!? 10なんてとったことがない… 一番よくて、反復横とびの8だよ…… 自信がなくなってきた・・・ [31] 投稿者:杏 ★親衛隊隊長 - 投稿日:08/04/15 23 13 [ID Xsea.9Y] 私もほぼ10ですね^^ 学校の女子の記録を塗り替えましたwww 一時期腹筋が割れてましたね^^ あの時は平気で腹筋500とか出来てましたけど^^ 今でもまだ出来ますけどまた割れそうで怖いですw [32] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/15 23 13 [ID 0ZqzY4Y] 6~7で平均だから別に気にすることないとおもうよ。 反復横とびは自己ベストは71回かな。 後ろの友達が気持ち悪いぐらい速い、むしろ気持ち悪いっていってました。 パワー系はギリギリかな。握力は60あるけど。 [33] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/15 23 15 [ID 0ZqzY4Y] 杏さん、うちの学校に女子の全国1位のやついましたよ。 やつは運動神経良すぎでした。 [34] 投稿者:おとあん ★べほまずん1世 - 投稿日:08/04/15 23 18 [ID 04dKkIc] 如月さん 握力なんて33しかありませんよ… ますます自身なくしてきました(泣) [35] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/15 23 23 [ID 0ZqzY4Y] ほら、年齢差あるしさ。中学生のころは自分も40前後だったし。 [36] 投稿者:杏 ★親衛隊隊長 - 投稿日:08/04/15 23 27 [ID Xsea.9Y] 握力は30ありますね^^(女子の中では上の方) 野球部の人で握力88とか凄い人居ましたけどww そういえば前体育の授業でソフトボールの時に変化球投げたら誰も打てないから降ろされたことがありますw [37] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/15 23 27 [ID 0ZqzY4Y] ごめん、高1だったね。 [38] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/15 23 31 [ID 0ZqzY4Y] 握力88ってリンゴ軽く握りつぶせるレベルだ・・スゴ。 体育の野球で完全試合して先生にあとで怒られたことはあります。 野球部でも打てない球をそこらの生徒が打てるわけない。 あとバレーボールでサーブだけで14点連取したことありますよ。 (その後先生から下からサーブを強制される。) [39] 投稿者:杏 ★親衛隊隊長 - 投稿日:08/04/15 23 42 [ID Xsea.9Y] チェンジアップ投げたら誰も当てられない(笑) 降ろされてショート守りました^^ 両利きなので降ろされた後は右にチェンジしましたw まぁその友達は結構球速いので野球の授業で投げたら多分一人も当たりそうもないですw バスケの授業で連続3Pくらいですね^^; 私はw 普段はセンターなので久々の攻めなので張り切りましたw [40] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/15 23 45 [ID 0ZqzY4Y] バスケは相手にバスケ部がいないとカワイソすぎる。 一番かわいそうだったのは7分間で25対0。 3Pは最高でも6連続が限界。最近やってないから今はもっと入らない。 [41] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/15 23 50 [ID 0ZqzY4Y] 両ききってうらやましいな。一応両打ちだけど投げは右だなぁ。 ソフトボールって変化球どうやってなげるんだろ? 野球ならカーブとスライダーとフォークは結構いい変化する。 微妙にならシュートとかも投げられる。 速さは120チョイくらい。あんま球速はない。 [42] 投稿者:杏 ★親衛隊隊長 - 投稿日:08/04/16 00 13 [ID Xsea.9Y] 両利きだとテストとかで右が疲れたから左にスイッチとか出来て便利ですね^^ 友達はナックルと3種類のスライダーが武器ですね^^ この間試合見に行ったら3安打完封してました^^ [43] 投稿者:パラディン - 投稿日:08/04/16 14 56 [ID tJragcs] 僕、バスケが一番得意かも。でもサッカーは得意じゃないですね~。 [44] 投稿者:パラディン - 投稿日:08/04/16 15 07 [ID tJragcs] 「今日の出来事」 僕のクラスに中3が入ってきて暴れまくられたので怖かった。。 ロンゲでした。。(僕もロンゲだけど・・・・) [45] 投稿者:ビビ王女★ロック - 投稿日:08/04/16 15 25 [ID kZvWwWo] ↑は何の会話なの? [46] 投稿者:ティナ - 投稿日:08/04/16 15 43 [ID 7v9MoVs] ビビ王女さん あたしも、話にうまく入れません(-_-;) はっ!今、やっと話にはいれた・・・。 [47] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/16 16 03 [ID 0ZqzY4Y] スポーツのお話。だった。 今日はスポーツテストを学校でうけてきた。 去年より衰えを感じた。ショック! ちなみにスライダーは2種類なら簡単に投げられますよ。 自分は指めっちゃながいからフォークで十分だけど。 [48] 投稿者:スティング ★ソウル - 投稿日:08/04/16 16 06 [ID Ba2ApPQ] まあ、僕は完璧インドアなんで。(運動神経は、悪くないけど・・・) 野球は、なんつーか、野球部がうっとしいので、 あまり、しない。てか、野球部のせいで、嫌いになった。 [49] 投稿者:シーフ♪炉衣 - 投稿日:08/04/16 16 12 [ID VUxq7K6] スティングさん 過去になにかあったのですか・・・!? 如月さん、姫さん どどどどどどどうしよう・・。 あたしの握力14です!!弱すぎ!! おとあんさん 卓球部っていうのがあるんですか!?(私KY?) うちは、6種類しかない!? テニス、男、女バレー、柔道、野球、文芸、陸上。。。 [50] 投稿者:如月 - 投稿日:08/04/16 16 15 [ID 0ZqzY4Y] 卓球部ないってのも珍しいなぁ。 まぁうちも弱小なのであってもなくても変わりませんがね。 お遊びでやってたオレが一番強いって・・・カワイソウ。
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※最終的には復讐を遂げますが、ゆっくりにボロクソにされる人間が出て来ます。 前後編です。まとまりねぇな、だらしねぇ。しかも本格的な腰痛いじりは後編なんだ。 そんなんですが、構わんですたい!てな男気溢れる方は読んでいってください。 ヘルニア(前) 地べたに倒れながら男は考える こいつは・・・・・ こいつだけは・・・・・ 「ゆっへっへ! よわっちい じじいは そこで おねんね してると いんだぜ!!」 しぬまでゆっくりしていってね!! そう吐き捨て、眼前のド腐れ饅頭は男を背にした。 その姿は段々と小さくなってゆき、ついには見えなくなってしまった。 男は泣いた そういえば泣いたのなんて何年ぶりだろう。だが俺はなぜ泣いているんだ。 痛いから?確かに痛いがどうだろうか・・・。ならば苦しいから?ちょっとそれも違うなぁ・・・。 溢れる涙を止められない程の激情一方で、一部の冷静な部位でそんな呑気なことを考える。 「ああ、なんだ。泣くほど悔しいのか。」 男は理解し、目を閉じた。 あんなもののために泣かされるのも癪だが、その思いがかえって心を抉る。 そんな袋小路から逃れるよう、男は唇を噛み締めた。 鉄臭いな、そこで男は考えるのをやめた。 「あー。不便だな、こん畜生よ。」 何やらブツブツ言いながら、びっこを引きずる男が1人。彼はしがない百姓である。 取り立て正義の主張もしないが、かといって悪事に走ることも無い。ただ全うに平和に日々を生きている。 そんな彼だが悩みが一つ。ある時いつものように畑仕事に勤しんでいると激しい痛みが走った。 電撃のような衝撃。彼は不幸にも腰を痛めてしまい、その後長らくの養生を必要とするはめとなった。 そんな彼の腰だが、今ではすっかり也を潜めて、また平和な日々が訪れていた・・・あの日までは。 「ゆっへへー!! にんげんはまりささまにたべものをよこすんだぜー!!」 不意に襲った急激な重みに、思わず男は倒されてしまった。 ここは山中 今年の畑仕事も無事終えることの出来た男は、山の恵みにあやかろうと籠を背負い歩いていた。 籠の中には好物の舞茸が詰まっており、ホクホク気分で帰路についていた。そんな男を見る影ひとつ。 「にんげんのくせに まりささまのもりで きのこをぬすむなんて ふてぇやつなんだぜ!」 そう言い放つ彼女はこの山に住むゆっくりまりさ。何やら傲慢なことを言うまりさの瞳は好物の茸を映していた。 そうして次の瞬間、まりさは木の上から勢いよく籠の中へと飛び込んだ。 「どわっちゃあぁ!!??」 派手にすっ転ぶ男 「いっつつつ・・・いきなり何すんだ!!」 「ゆふーん、ここはまりささまのもりだぜ! だからこれもまりささまのものなんだぜ!!」 抗議の声をあげる男に対し、まりさは舞茸を租借しながら不敵に笑う。 流石にこれには男も立腹、ひとつぶん殴ってやろうと足に力を入れた。だが 「っづわ!!?」 短く呻いてうずくまってしまった。先ほどの衝撃で腰の痛みが再燃してしまったらしい。 「ゆっふっふ、ばかなことしないで じじいははいつくばってるんだぜ!!」 唸る男を前にむーしゃむーしゃと茸を汚らしく食べるまりさ。 散々男をからかった饅頭は鼻歌を歌いながら、動けぬ男を残し山の中へと消えていった。 数刻後。男は幸運にも通りすがった村人により取り止めを得たものの、腰はすぐには良くならなかった。 季節は巡り冬が訪れた 男の体は幾分ましになったものの、刺し込むような寒さは患った腰を日々苦しめた。 またもや巡り今は春 和らぐ寒さに腰もほぐれる。このころになって、ようやく男は杖を手放すことが出来た。 びっここそ引くものの、充分に回復した男はあることを決意する。無論、あのまりさへの復讐である。 男は元来温和な性格であったが、非道な行いを冒したあのゆっくりだけは許せなかった。 すぐには殺すまい、少なくとも俺の味わった分はお返しせんとな・・・ こうして男の山狩りの日々がはじまった。 痛めた腰には負担であったが、それも復讐の前には些細なことであった。 そうしてついに、再び彼は彼女と出合った。この時男は心から山の神に感謝した。 ゆっくりは簡単に冬を越せるほど強い生物ではない。 仮に越えたとして、自身の愚かさから破滅するもの、強者の糧になるものが大半なのだ。 再び巡り会えたこれは、神の粋な計らいとしか考えられなかった。 「ゆゆ?にんげんが まりささまのもりになんのようなんだぜ!?」 破れたリボンの特徴的な帽子から間違い無さそうであったが、男は一応確認してみることにした。 「お前、去年の秋にここいらで人間おそって茸奪ったことないか?」 きのこ? その言葉にまりさは微かな記憶をたどる。そして 「ゆ!!もしかしてあのときのじじい?いたいめに あいたくなければ たべものを よこすんだぜ!!」 目の前の男、その正体が以前不意打ちとはいえ倒したことのある人間だとわかると同時に、その態度はよりふてぶてしくなった。 「あいにく、腐れ饅頭にごちそうするもんなんざ無くてね。欲しければ力ずくで取ってみればどうだ?」 「はん!ばかなじじいだね!そんなにいたいめにあいたければ また たてなくしてやるんだぜ!!」 鼻で笑うとゆっへっへと下卑た笑いを浮かべて饅頭は飛び掛る、だが男は微動だにしない。 「どうした?手加減してくれてんのか?」 「ゆっく!つ、つぎはてかげんしてやらないんだぜ??」 そう負け惜しみを吐き出すと、再度ぼむんぼむんと体当たりを繰り返す。 しばらくそんなやりとりを繰り返し、ようやくまりさに焦りの色が現れはじめた。 (ゆぐ・・・もしかしてあんまりきいてないんだぜ? ここはいちどにげてようすをみるべきなんだぜ) いくら餡子とは言え、借りにも野生動物の脳である。 本能が危険を訴えはじめて、ついには逃走を決意した瞬間 「あれれ~?こんな弱っちいジジイ1人も倒せないの?雑魚なの?死ぬの?」 「ゆぐっ・・・!!!」 「やっぱりまりさは口だけなんだね。うんこちゃんなんだね、仕方ないね。」 「ゆっがああああああああああ!!!」 顔を真っ赤にし攻撃を再開するするまりさ。 男の一言はまりさのプライドを刺激するに充分であった。 頭に血の昇り切ったまりさは逃げることを忘れ、ただがむしゃらに男を責め続けた。 「おいおい、それじゃ俺どころか赤ちゃんゆっくりだって倒せないぞ?赤ちゃんすら倒せんとか、なんてまりさはやちゃちぃの~♪」 「そんな攻撃で最強(笑)とかwwwwwトンガリコーンが歯茎に刺さるほうがよっぽど痛いわwwwww」 「あーあーばてちゃって。だらしねぇなぁ、ああもうだらしねぇ!!なんつーかファック・ファッキン・ファッケストだわ。」 次々に放たれる暴言の数々。まりさは心も体も疲れ果て、とうとう動けなくなってしまった。 「あれま、本当に終わりかい。それじゃそろそろ俺の番かね。」 男はそういってまりさを掴む。 シビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビ 「ゆべべべべべべべべべべべべべべべべべべ!!!??」 目にも留まらぬビンタのラッシュがまりさを襲う。 「ゆがっかはぁっ!! や、やべろぉ!!」 「おいおい、はじまったばかりじゃんかー。そーんな遠慮すんなってー。」 「えんりょなんかばばばばばばばばばばばばばば!!!!???」 そうして男のフルコースがはじまる!! 果たして次々繰り出される虐待の数々にまりさは耐えられるのか!? ※長いのでダイジェストでお送りします 1秒間に16連射のサミング 帽子で鼻をかむ 握りっ屁 髪にガム ミカン汁レーザー etc......etc........ そんな感じで死なない程度に地味な嫌がらせをたっぷりと行い、わりかしスッキリしたお兄さんはついに本来の目的のものを手に取った。 「ゆ・・・・・それ・・・・・・なに・・・?」 「んー? ただの板金。」 そういって男が手にしたのは1枚の鉄板。何の変哲もない文字通り只の板である。 「それでは、入ります。」 「ゆが!? あぎゃあああああああ!!? ばば、ばりざ!ばりざのぜなががああああぁぁぁぁ!!!」 「あれ?ここ背中なの? じゃ、もうちょい下げっかねーっと・・・」 「いびゅうううぅぅぅぅぅぅぅ!!!??」 ミチミチミチ・・・ 男はそういって鉄板をゆっくりの背中に抉りこんで行く。 刃物のように鋭くないそれが体を掻き回すたび、酷く鈍い痛みと異物感がまりさを襲った。 男はまりさの足の少し上、人体で言うウナジのあたりに鉄板を表半分が見えるように位置取ると、何やら液体をかけ始めた。 「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!じみるうううぅぅぅぅぅ!!!」 「我慢しろって。これはゆっくり用の治療薬、結構高かったんだから溢すともったいないだろが。」 何やら臭い液を全身にかけられ、それがまるで体を溶かすように熱い。まりさはこれが毒で、もうここで死んでしまうと思ったほどだ。 ところがどうしたことだろう、何と本当に傷が塞がっていくではないか。これは本当に薬だったのだ。 「ゆ、ゆゆゆ・・・?」 「さっすが値段の分だけはあるな、もう痛くないだろ?」 「じじい・・・どういうつもり・・・?」 まりさには男の真意がわからず、思わず尋ねる 「ん?どうって?」 「なんでまりさのこと きずつけといて ちりょうなんかするの?」 「いや、流石に可哀想かなーって。あのまま放っとくとなんか死にそうだったし。流石にそれはねぇ?」 「・・・・・・ふ・・・・・ふ・・・・・」 まりさがワナワナと震えだす。 途端「ふざけるなあぁ!!」そう言って男に飛び掛るはずだった・・・のだが 「ゆべばっ!!!??」 「お、上手くいったか。」 途端まりさの下半身を激痛が襲う。それにより勢いづいたまりさは上手く飛べず、派手につんのめった。 「ゆ・・・ぐぐぐ・・・どうなっでるの・・・!?」 「それはだね、俺が埋め込んだ板金が君の腰を圧迫してるんだ。いくら傷が治ったとはいえ、金属までは分解出来ないからね。」 「ゆ・・・・・!!!」 「ちなみに傷が塞がる時癒着したから、無理に剥がせば中身が溢れて死んじゃうよ?つまり、もう二度と君は跳ねられないわけだ。 ま、なめくじみたいにズリズリ這いつくばれば移動もできるし、死ぬことはないだろうよ。」 さて・・・そうつぶやいて男がまりさに近づく。 まりさは涙目になりながら必死に這って逃げようとする。だが馴れぬ動きで上手く動けない。 「もしさ、さっき謝ってくれれば、板金をぬいて許そうかとも思ったんだけどね。」 「あ・・・ああああああああああああ!!!!!」 まりさの震えは止まらない。もうまりさの心には恐怖以外の感情が存在していなかった。 「す、すす、すずずずず、ずびばぜんでじだああぁぁぁ!!!おに”い”ざんごべんな”ざいいぃぃぃぃ!!!」 「いいよ謝らなくても・・・許さないから。」 「ひいいいいいぃぃぃぃぃ!!!??」 「命まではとらないよ、だからせいぜい・・・・・」 ゆ っ く り し て い っ て ね 「ゆううぅぅぅぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」 「・・・・・椎間板の重みを知れ。」 男は蹴飛ばしたまりさが見えなくなるのを確認し、山を降りる準備を始めるのだった。 続け 作者・ムクドリ( ゚д゚ )の人 このSSに感想を付ける
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それは胴なしのゆっくりだった ゆっくりちぇんのような大きな耳と二股の尾を持ち、まりさ種の帽子を被ったようなシルエットだった みょんやありすの髪飾りなど、他のゆっくりの特徴もいくつか持っているようだがよくわからない そのゆっくりは全身真っ黒だった。まるで墨汁を垂らしたかのような黒いゆっくりがそこにいた 目らしい器官はなく、その表面は黒いボーリング玉のようにも見えた 口を大きく開けると白い牙が見えた、それ以外は口の中も全て黒だった 「むぎゅっん゛!」 いきなり自分を数えたぱちゅりーに噛み付いた。一噛みでぱちゅりーの体の半分が喰われ絶命した 「あ゛・・あ゛あ゛あ゛・・・」 そこへちょうど餌を運んできたまりさが帰ってきて、その光景を見て固まった 「よ゛く゛も゛おおお、は゛ち゛ぇ゛をををををを!!」 ふらんは初めてそのまりさが喋ったのを見た このまりさは生まれた時から、このぱちゅりーに餌を運んでいた そうするように彼女の本能に刻み込まれていた ぱちゅりーがただ数をかぞえるのが存在する理由なら、自分はぱちゅりーに餌を届けるのが存在の理由なのだと思った 気付けばぱちゅりーのことが好きになっていた。そうなるよう改造されているのか、彼女自身の意思なのかは研究者の男以外わからない 数え切れないほど餌を運んだが一言も言葉を交わしたことは無かった 別にそれで構わなかった。ただぱちゅりーを支えられるだけで嬉しかった いつか自分達がこの得体の知れない使命感から開放される時が来るなら、いつか夫婦になり生涯を共にしたかった だがもう、その願いは叶わない 「し゛ね゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 逆上したまりさは絶叫しながら黒いゆっくりにぶつかっていくが一噛みで体の大分を失い、ぱちゅりーの後を追った 噛み千切られて命を失う直前に見たぱちゅりーの顔は何処か安らかだったのにまりさは気付いた (ああ、ぱちぇはもうかずをかぞえなくてもいいんだ・・・だから) そこでまりさの意識は途絶えた 重なる二匹の死体を貪る黒いゆっくり、口からまた白い牙が見えた。れみりゃ種やふらん種が持つものにそれは類似していた 小声でふらんは少年に話しかけた 「あいつは私たちの存在に既に気がついてるわ。いい、変な物音を立ててあいつを刺激しないで」 「音?」 二人はその場で立ち止まり動くのを止めた 黒いゆっくりは真っ黒な舌を空気を舐めるようにチロチロと出して周囲の様子を探っていた そして彼の足のすぐ傍をそれは通る。通る際にしきりに靴の臭いを嗅いできた、まるで犬のようだった たったそれだけの動作に彼は大きな危機感を抱いた 過去に海水浴で自分の足元を大きな魚が通った時にも同じような感じを受けたが、これはその比ではなかった 彼の足から離れて、しばらくあたりの様子を窺ってから一番近い壁の下側にあった通気口の中に入っていった 完全に姿が見えないのを確認すると二人は溜め込んでいた空気を吐き出した 「なんなんですかアイツは。あんなの図鑑にも載ってないですよ!」 「あれがここに住む三匹目の捕食種であり、ここのオーナーが作った人工ゆっくりの完成品よ」 日記帳に書かれていた内容を思い出す 「七種類のゆっくりの良い所を切り貼りして造られてるわ。ウルトラマンのタイラントでも創造してくれると良いわ」 「たいらんとって何ですか?」 (これがジェネレーションギャップか・・・) 彼女はあの正体不明のゆっくりについて彼に説明した 「あのクロスケはまりさ種、れみりゃ種、ふらん種、めーりん種、ちぇん種、みょん種、ありす種が合わさって出来てるわ」 「なんでもっと強いもの同士を組み合わせないんですか?」 「きっと組み合わせに相性があるのよ。あと目が見えない分、他の五感が優れてる事、顎の力が強くて表面の皮が丈夫ってのが特徴ね」 「なんで黒色なんですか?」 彼女はその問いには首を傾げた 「さぁ? オーナーは『混ぜてるうちに勝手に黒くなった』って言ってたけど本当の所はわからないわ」 彼女もあのゆっくりについては知らないことの方が多かった ちなみに彼女はあの黒いゆっくりのことをクロスケと呼んでいたが、それは正式な名が無いため勝手に付けたあだ名だった 彼女は先ほどのクロスケが出て行った通気口に再び目をやると、慌てて立ち上がった 「どうしたんですか?」 「クロスケは普段地下の最深部で暮らしてるの。きっと空気の流れが変わったのを敏感に感じ取ってここまで出てきたのよ」 血相を変えている彼女を見て彼も緊急事態だとわかった 「あいつは外に出られるようになったことを知ったのよ。その証拠にあの通気口は私たちが最初に来た道、つまり外に続く道に繋がってるわ」 「それって・・・」 「急ぎましょう、あいつが外に出たら色々と厄介よ」 二人は地下の出口に走りだした 足は彼の方が速かったため、途中からは彼が先行していた 開いたままのフェンスを潜り研究室に出て廊下を通り外へ出ると、クロスケは玄関を出て門に向かって跳ねていた 「インタンーホンの横にボタンがあるわ! 押して!!」 彼も一度このボタンを押していたので、何が起こるは分かっていた 力いっぱいボタンを叩く 錆付いた音を立てながら門が閉まり始めた クロスケは門の音で一瞬怯んだため、門を抜けて外へは出られなかった 「よし、あいつを閉じ込めたわ。二人であいつを・・・」 「う~~♪ またふりゃんにあ~~えったど~~~♪」 通り過ぎた一階の研究室の方から声がした クロスケが外に出られないようになっているのを確認してから二人はその声がした研究室に戻った そこでずんぐりむっくりの緑色が見えた 机の上でれみりゃザウルスが踊っていた。椅子を積んでよじ登ったらしい ふらんは最初と最後に聞いたぱちゅりーのカウントした数字を思い出す (最初に通ったときが3147、3148でさっき通ったときが3150、3151・・・・3149が抜けてると思ったけどコイツだったとは・・・なんで今になって・・・) 余りの鬱陶しさとタイミングの悪さに偏頭痛を覚える 「どうします、あいつ?」 「無視よ無視! 今はさっさとあのクロス・・・・」 れみりゃの手に光るものが握られているのに彼女は気付いた それが自分の失くした彼の家の合鍵だと瞬時にわかった 「・・・私があいつを引き付けるから、あなたがクロスケを殺りなさい」 「え、ちょっと。言ってることがさっきと・・・」 「い、今思い出したわっ! で、電波はこの建物までしかと、とと届かないのよっ! アイツが邪魔しないようにサポートするから行ってきなさいっ!!」 もちろん嘘である 「ちなみにあいつはドーベルマンより強いから気をつけて」 「はぁ!? 何スかそれ!? そんなの相手に丸腰じゃさすがに無理ですよっ!!」 「これを使いなさい」 彼女は机の上にあったものを彼に手渡した 「魔剣“れーう゛ぁていん”よ」 「どうみてもボルトを締める時に使うスパナにしか見えませんが?」 「んもう、ワガママね」 今度は床に落ちているものを拾い上げる 「魔剣“れーう゛ぁていんⅡ”よ」 「一緒じゃないですか?」 「全然違うわ、これはレンチよスパナじゃないわ」 「素人から見たらどっちも同じです! てか認めましたよね、それが工具って。そもそも・・・」 彼の目が自然とれみりゃに流れるのを彼女は見た (やばいっ!) ここでれみりゃが鍵を持っていたことがバレたら自分の信用に関わる、今は笑って誤魔化せば良いかもしれないが後々にお互い禍根を残す そう思った彼女は彼の襟を掴み強引に自分の方へ引き寄せた 「えっ?」 唇と唇が重なり、すぐに離れる 「・・・・・・」 突然のことで彼の思考が停止する 「クロスケ倒して帰って来なさい、そしたらもっとすごいことシてあげるから(OK。上手く誤魔化せたっ!)」 「・・・ぺっ」 「唾吐くなっ!! 口を袖で拭くなっ!!」 「俺のファーストキス・・・・いやゆっくりだからノーカウントで・・・いやでもこれは」 彼は意外と繊細だった 「女々しいこと言ってないで、良いから行って来ぉいぃ!!」 強引に“れーばていん”もといスパナを持たせて外に続く廊下に蹴りだした 「まったく、乙女の純情をなんだと思って・・・・・まあ良いわ・・・」 彼が庭に向かったのを確認して宿敵の方に体を向ける れみりゃは机の上から降りようと恐る恐る椅子に足を伸ばしていた 庭に出ると東の空が明るくなっていた 遠くでは新聞配達員のスクーターの音が聞こえる 地面からは湯気が発生して、薄い霧を作り出していた。時間の経過と共にその濃度は増していた 彼女がクロスケと呼んだゆっくりは鉄で出来た門の扉にひたすら体当たりを繰り返していた 地下でクロスケを追いかける途中、彼女からアレの特徴をさらに詳しく聞いた 七匹の餡子が混じり合っているため、まともな思考を持っておらず生存本能のみに従って生きていること 聴覚は野生動物に匹敵すること ちなみに繁殖する器官は持っていないとのこと 彼とクロスケの間は15mほどの距離があった すでに気付かれているかもしれないが、静かな足取りでその距離を詰める 蹴り飛ばすことの出来る位置までやってきた。未だにそのゆっくりは扉に体当たりを繰り返していた スパナを振り上げる 『シィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!』 「うわっ!」 殺気に反応したのか、急に彼の方を振り向き奇怪な声をあげた 「う~~・・・おりれないどぉ~~~~」 れみりゃは自分で登っておいて自力で降りられなくなっていた 「あーはいはい。私が椅子抑えててあげるから。慎重に降りてきなさい」 「ありがと~だどぉ♪」 ふらんにお尻を向けて四つんばいになり、彼女が支える椅子に足を下ろす 足が椅子に付こうとした瞬間、彼女はさっとその椅子を引いた それによりバランスを崩したれみりゃは背中から床に落ちた 「うあああああああああああああああああああああ!!」 驚いた声の割に落下したれみりゃは無傷だった、体のどこも痛くはなかった 「本当、驚くほど丈夫ね・・・」 仰向けに倒れるれみりゃの上にふらんが馬乗りになった 「ふりゃんにおしたおされっちゃったどぉ~~♪」 彼女の姿を見るなり泣き顔から笑顔に変わり、きゃっきゃとはしゃぐ (うぜぇコイツ) 予告無しでれみりゃの顔面に拳を落とした、が、また恐竜の口部分が勝手に閉じてれみりゃを守った 「この着ぐるみのせいで、私がどれだけ辛酸を舐めたか・・・」 顔が隠れて視界が塞がれている今のうちに鍵を奪い取ろうと手を伸ばした 「だーめーだーどー」 開いた口から見せた顔はやや不機嫌だった その声に連動して鍵を握った手はぴっちりと閉じられて彼女の力ではびくともしなかった 強い腕力に頑丈な体、このれみりゃが黒いゆっくりに襲われない原因はそこにあった 「おらぁ!!」 ぽすんと虚しい音を立ててふらんの拳がまた弾かれる 「う~~むだー☆むだー☆、なんだどぉ~~♪」 その声でますますイラつき、夢中で殴った 殴りつかれて肩を大きく上下させて呼吸を整える 唯一の弱点である剥きだしの顔は強固な着ぐるみに守られたままだった 「こーさんして、れみりゃのおよめさんになるんだど~♪」 閉じた着ぐるみの口からくぐもった声が聞こえる。本人は既に勝った気でいた 先ほどからずっと貝のように閉じており、開く気配はない ふらんに馬乗りにされつつも、れみりゃは徐々に体をよじり始めて起き上がろうとしていた そのことに気付いた彼女は諦めたように肩をすくめた このままれみりゃに起き上がられたら勝ち目は無いと判断した 「もう降参よ、降参。れみりゃ、あんたの勝ち」 続く このSSに感想を付ける
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208: 名前:乃愛☆04/11(日) 14 12 00 「 そっかぁ… 」 優莉があたしの家に突然来てから15分後。 あたしは、すべてのことをゆっくりと優莉に説明した。 優莉は泣きながら話しているあたしを、 優しい目で見ながら、何度も頷きながら聞いてくれた。 そして、すべてが終わると優莉は あたしの頭を何度か撫でながら… 「 1人で大変だったでしょ? 」 そんな優しい言葉をあたしにくれた。 「 あたしは…、どうしたらいいの? 」 ソファに座っていたあたしは、体育座りをして小さく丸まった。 隣に座っている優莉は唸り声を上げた後、黙ってしまった。 「 あたし的にはね、2人は別れない方がいいと思ってるよ 」 いきなり発した優莉の言葉が突然で、あたしは首を傾げて優莉を見てしまった。 優莉はあたしの言いたいことが分かったのか、 くすりと小さく微笑むと続けて話した。 「 まぁ…、それは願望であって理由は無いよ? でも、あたしは結夏が汚い女だとは思わない 」 「 え… 」 こんなあたしを、“汚い女”と言わないで他に何て言うの? 名前も知らない奴にヤられて…、声を出して……。 あたしは下唇をぎゅっと噛み締めながら、 心の中で自分を責めていた。 「 啓斗くんにも全部言ってみなよ 」 優しい口調で話しかけてくる優莉の声。 でも…今のあたしに、そんな優しい声を聞かせないで。 「 そんなこと言える訳ないじゃん! 」 黙っていたあたしの口から出た大きい声。 優莉は体をビクッとさせて、あたしのことを丸い目で見た。 「 な…、何て言えば良いの!? “あたしは名前も知らない奴にヤられて、声も出した”って言えば良いの? 」 ペラペラと早口で、黙っている優莉に叫ぶように問い詰めるあたしは、 もう誰にも止めることは出来なくなっていた。 「 ねえ! どうなの?そう言えば良いの? 」 狂ったように叫び続けるあたしを、 優莉は悲しげな表情で見つめていた。 そんな目で見ないで…! 「 結夏…「 助けてよっ!助けてよ、優莉ぃ…! 」 あたしの名前を小さく呼ぶ優莉の声もかき消した。 泣きながら叫び、すがりつくような目で優莉を見たあたしは、 充電が切れた電気製品のようにうずくまった。 「 ひっく…もう……嫌……うっ…ひっく…… 」 うずくまったあたしは、自分の服をぎゅっと握り締めた。 “助けて” この言葉はあたしの心からの気持ち。 一度入ったら抜け出せない暗闇の迷路から、 あたしに手を貸して、助けて―… 210: 名前:乃愛☆04/12(月) 19 20 44 でぃあ*なおなおさま ですねえッ。 優莉「 優しいですかっ? 有難うございます 」 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 「 落ち着いた? 」 優莉は崩れたあたしの隣で優しく微笑んだ。 心臓がズキズキ痛むよ。 あんなにひどい言い方したのに…… 何でそんなに優しいの? 「 うん… 」 こんな優しくしてくれる優莉に、 あんなひどいことを言った自分が恥ずかしい。 あたしは、優莉の顔をしっかりと見ることが出来ず、 俯いたまま小さく頷き返事をした。 「 ごめんね? 結夏の気持ち分からないのに あんな適当に言っちゃって… 」 優莉が自分の顔を片手で隠しながら、苦笑いをした。 もう片方の手は自分を反省させようとしているのか、 太ももの辺りで爪を立て、力を入れている。 何で優莉が謝るの? 今にも泣きそうな優莉の姿を見て、 あたしの心臓は更に痛みが増す。 「 ごめん…優莉 」 あたしは優莉の両手をぎゅっと包み込むように握りながら、 合わせることが出来なかった目をしっかりと合わせた。 「 何が? 」 何の罪も無い優莉に、謝らせちゃって。 「 え…、あ…ひどいこと言っちゃって 」 言えない…、本当は言いたいけど。 こんなことを言っちゃったら、優しい優莉は逆に あたしに気を遣っちゃうよね。 だから、言わないよ? でも、心では何度でも思ってる。 本当にごめんね、優莉………。 「 あたし……行くよ 」 座って、丸めていた足を地面にしっかりとつけ、 その場に立ち上がり、仁王立ちをした。 「 え…? 」 急に立ったあたしを見上げながら首を傾げる優莉に、 あたしは最高とも言って良いくらいの笑みを見せた。 「 結夏…… 」 あたしの顔を見て分かったのか、 優莉の顔にもふっと緩んだ笑みが見えた。 あたしは黙って大きく頷き、 「 行くよ、啓斗くんとの待ち合わせ場所に! 」 そう言った。 沢山ひどいことを言ったのに、 優しく接してくれた優莉のために。 212: 名前:乃愛☆04/13(火) 20 56 50 でぃあ*葉月 結夏「 は..はいッ! 行きます 」 あっちもこっちも頑張りますvbb* これからも宜しくねん← ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 優莉が相談に乗ってくれたおかげで、 啓斗くんに会うことを決められたものの… 只今、5 00だったりする。 優莉が来たのが、お昼近かったから… あれから、5時間も話してたってこと!? そんな長い時間、黙ってあたしの話を聞いてくれた優莉。 話してる最中も欠伸一つしなかったよね。 ……有難う。 「 ほら、結夏っ! 会うって決めたなら準備して 」 優莉はにこっと優しい笑みを浮かべて、 あたしの背中をぽんっと優しく叩いた。 「 う…うん! 」 あたしは、メイク道具を部屋から取り出した。 そして、優莉に一つ一つ教えてもらいながら丁寧にメイクを進めていった。 「 うん、良いんじゃない? 」 優莉が主に教えてくれたアイメイク。 黒×ピンクのいい組み合わせで出来ている。 数十分後、優莉はあたしに鏡を見せながら大きく頷いた。 そして、“時間ないから、とっとと服を着る!”と言って、 あたしのおでこをつん、と突付いた。 まだ少し肌寒い季節。 あたしは、メイクに合った服を箪笥からあさるように探した。 黒地の生地に、ピンクや白のリボンが付けられているチュニックに、 短めのジーンズを穿いた結構ゆるいけど可愛い服。 バックには携帯とお財布を適当に投げ入れて持ち、 優莉がいるリビングへと向かった。 リビングでは優莉が真剣な顔でメールを打っていた。 優莉の頬が少し赤く見えたのは気のせいかな…? 「 優莉っ! 」 あたしが思い切って名前を呼ぶと、 優莉は慌てて携帯を閉じてこっちを振り向いた。 「 …誰かとメール? 」 あたしは首を傾げて、優莉の顔を覗き込むようにした。 「 え、あっ…うん!そうそう!友達だよ 」 何度も大きく頷いた優莉。 冷静な優莉の目が泳いでいる。 あたしには言えないようなことがあるの…? そのとき、少しだけ心臓がズキッとしたんだ。 あたしはその痛みの意味も知らずに、 優莉に自分の格好をまわって見せた。 214: 名前:乃愛☆04/15(木) 16 30 17 でぃあ*彩痲さま 何かあるのでしょおか?v お、分かっちゃいましたか!?ΣΣ、 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 家の前で優莉と別れて、あたしは空公園へと向かった。 別れる前に優莉は“頑張って”と優しく微笑んで、言ってくれた。 空公園には子供達が使ったと思われる、 小さなバケツやシャベルなどが砂場に置かれていた。 あたしは砂場に近づき、小さなシャベルで砂をすくった。 小さい頃、お父さんもお母さんも仕事で忙しくて、 お姉ちゃんも友達ばかりと遊んでいた―…。 別に友達がいないって訳では無かった。 むしろ、あたしの周りには沢山の友達がいた。 だけど、小さい頃のあたしは沢山の友達と遊ぶより、 お母さんやお父さん、お姉ちゃんと遊びたかった。 土日に、お父さんとキャッチボールをする 近所の男の子がすごく羨ましかった。 昔のことを思い出しながら、砂をいじったあたしは、 すっと立ち上がり、服や手についた砂をはらった。 啓斗くんはまだかな…? 公園中をくるっと見渡しても啓斗くんの姿はまだ無い。 あたしはふう…、と深い溜息をしてベンチに座った。 ♪~♪~♪~ ベンチに座ると同時に、あたしの携帯がバックの中で 音を立てながら光り始めた。 「 はい 」 あたしは、画面も見ないで電話に出た。 〔 来て……くれたんだ 〕 今にも消えてしまいそうな弱々しく、かすれた声。 この声は他に誰も居ない―… 「 啓斗くん? 」 あたしはベンチから立ち上がり、辺りをきょろきょろと見渡した。 すると、奥のほうから近づいてくる人らしい形。 やがて、はっきりと啓斗くんの表情が見えてきた。 啓斗くんの優しい笑みを見てあたしはその場でバックを落とし、 携帯を持ったままの両手で自分の顔を隠して次々と流れる涙を隠そうとした。 啓斗くんはゆっくりと両手を広げてあたしを見て、微笑んだ。 あたしは携帯を持っていないほうの手をゆっくりと伸ばした。 ア タ シ ハ キ タ ナ イ オ ン ナ ビクッ。 頭にこの言葉が出てくると、あたしの伸ばした手が ぴたりと止まり、動くことが出来なくなった。 ―そう… あたしは汚い女。 こんな綺麗で優しい人を、 あたしの手によって汚くしてしまうなんて。 そんなこと…… 217: 名前:乃愛☆04/15(木) 20 52 56 でぃあ*葉月 結夏「 言ったら…嫌われちゃうかもしれないと考えると、怖いんです… 」 葉月、結夏の気持ちも分かってやってちょんまげv お馬鹿な結夏も頑張って考えてるんだぁぁ← でぃあ*なおなお様 結夏「 でも…怖いよ、受け止めてもらえるか分からないから… 」 結夏を応援してくれて有難う! ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 「 結夏? 」 手を少し伸ばしたままの状態で固まっているあたしに、 優しく声をかける啓斗くんの顔は心配している顔。 「 ごめん、啓斗くん…… 」 「 え? 」 俯いて小さく謝ったあたしに、耳を傾けながら近づいてくる啓斗くん。 「 ……ないで 」 「 ? 」 聞き取れなかったのか、啓斗くんはまた近づいてくる。 そして、あたしとの距離…約50cm 「 来ないで! 」 叫びに近いあたしの声。 声を出したと同時に、離れる為後ろに下がる。 啓斗くんは驚いて、その場から動かなくなった。 「 ゆ、結夏…? 」 「 あ…あたし、もう啓斗くんと一緒にいられないの 」 声を出した後、あたしは顔を上げた。 真っ直ぐなあたしの目を見て、啓斗くんは目を丸くした。 これでいいの… きっと、これでいいの… 218: 名前:乃愛☆04/16(金) 20 28 09 啓斗Side 結夏はかならず空公園に来てくれる。 そう思っていても、勇気が出せなくて…… 本当は待ち合わせの時間30分前に公園についていた。 だけど…、結夏が来ないっていうことを思うと 公園に足を入れることが出来なかった。 約束の時間になって。 結夏が来てくれた。 結夏は砂場で遊び、ベンチに座った。 俺は、慌てて携帯を取り出し結夏に電話をした。 電話を切り、そっと結夏に近づいていくと 結夏は俺に気づいた―… 俺は少しずつ結夏に近づいた。 両手を大きく広げると、結夏は細く白い手を差し出してきた。 だが、突然結夏の顔が曇り 出していた手を止めてしまった。 「 ごめん、啓斗くん…… 」 俺の目の前で顔を俯かせて、謝る結夏。 何に“ごめん”なんだ…? 耳を傾けながら、一歩ずつ体を結夏に近づける。 結夏との距離、約50cmになったころ。 「 来ないで! 」 今までに聞いたことの無い叫び声に近い結夏の声。 俺は思わず、後ろに下がった。 そして、優しく声をかけると。 結夏は顔を上げ、真面目な顔で俺を見た。 「 あ…あたし、もう啓斗くんと一緒にいられないの 」 自分の耳を疑うような、結夏の発言。 「 な…にを言ってるんだよ、結夏 」 俺の頭は真っ白になり、“来ないで”と言われたにも 関わらず、結夏に近づいた。 その距離、わずか10cmほど。 「 ……… 」 俺が近づいても、上げた顔を下げたままの状態で 何も話さない、結夏。 「 何でだよッ! 」 「 ッ…ぐす… 」 だらんと脱力した結夏の腕を片手で握り、 引っ張るようにして応答を願った。 すると、俯いている結夏から微かに聞こえた水の音。 俺は、結夏の頬を両手で触れ、優しく持ち上げた。 「 だ、だって……ひっく…あたっ…あたし… 」 目の前には号泣している結夏。 目には溢れるばかりの涙、 それが頬を伝い、鼻、口、顎までと繋がっている。 一体、俺と離れている間…… 何があったんだ? 219: 名前:乃愛☆04/18(日) 16 46 27 結夏Side 涙で、啓斗くんの顔がよく見えない。 声も……上手く出ないよ。 「 ひっく…あ、あたし…「 落ち着け 」 あたしの体が啓斗くんに優しく包まれる。 啓斗くんから放たれる微かなコロンの香り。 「 いいから…、無理して言わないでいいから 」 そう言って、何度も頭と背中を撫で続けてくれた。 啓斗くんの優しい声と扱いに、あたしの涙は止まらなくなった。 涙が止まり、啓斗くんの顔を見つめたとき ふと…、こんなことが頭をよぎった。 今―… あたしがされたことを全部話しても、 あなたは……あたしを受け止めてくれますか? あなたは……軽蔑しませんか? あたしが落ち着いた頃、2人はベンチに座っていた。 涙もすっかり止まっていた。 今なら…… 言える。 220: 名前:乃愛☆04/18(日) 17 06 43 啓斗Side 俺たちはベンチに座り、珈琲を飲んでいた。 「 あ…のね 」 長い沈黙の中、それを破ったのは結夏だった。 俺はあまりの嬉しさに、満面の笑みで首を傾げてしまった。 「 啓斗くんがあたしに連絡した後、 すぐに…雄輔くんのバイト先を出てっていったの 」 その言葉に、少しほっとする。 「 そ…それで、その後ねっ…… 」 結夏の顔が一瞬にして曇り始めて、 続きの言葉が出なくなってしまった。 「 知らない男の人達に…… 」 ドクンッ。 俺の心臓が変に鳴り始める。 もし……俺の予想が合っているなら、 結夏は、そいつ等に……… 「 レイプされたの…… 」 「 ……っ! 」 やっぱり……。 予想はしていたものの、口に出されると怒りがこみ上げる。 「 くそっ…! 」 何で結夏ばっかりこんな目に合うんだ…! 俺は飲み終わった珈琲の缶を思い切り遠くに投げた。 カラン…、と缶が地面に何度も叩きつけられる。 「 あたし…ひどいこと沢山されたの。 す、すごい嫌だったんだよ……? でも…、でも…、あたし…… 感じちゃったの 」 結夏の口から出た、思いがけない言葉。 一瞬、目の前が真っ暗になった気がした。 「 だから、あたしは啓斗くんと一緒にいれる権利が無いの 」 結夏は珈琲の缶をぎゅっと握り締め、下唇を噛み締めて言った。 「 ごめん…ごめんね、啓斗くっ…んん!? 」 気がつけば俺は結夏の口を犯していた。 「 んっ…ン…ふぁ…ん… 」 最初は俺の胸板を何度か叩いていた結夏も、 次第に否定する力が無くなったのか手がダラン…としている。 唇を離したのは、それから5分後。 長いキスの後、俺は結夏を抱きしめた。 「 別に、感じたって良い 」 「 え…? 」 まだ息が荒い中、結夏は少し頬を赤くして、目を丸くした。 「 俺は、結夏と愛のあるSEXがしたい。 そのレイプした奴等と結夏の間には、 愛の欠片も無いだろ? 」 にっこりと不敵な笑みを浮かべた俺の顔を見て、 驚いた表情のまま軽く頷く結夏。 「 だったら…いいんだ 」 最後に、にこりと最上級の笑みを浮かべた俺は、 結夏の頭を2・3度軽く叩くと、 「 ふえ…… 」 結夏の目からは沢山の涙。 「 ごめん…、ごめんなさい… 」 そう言って、結夏は俺にぎゅっと抱きついてきた。 221: 名前:乃愛☆04/18(日) 17 22 46 結夏Side あたしの涙が止まった頃、啓斗くんが笑いながら言った。 「 じゃあさ、レイプされたんだから…消毒しないとな? 」 そんなことを言い始めた。 あたしは理解が出来ず、とりあえず軽く頷いた。 「 よっし。じゃー、行こうぜ? 」 「 …何処に? 」 途端に気合を入れた啓斗くんを見て、首を傾げるあたし。 何で、気合を入れるのかな…? ますます理解が出来ない…。 「 何処って…、ラブホ以外に何処があるのさ 」 「 ラブホォ!? 」 啓斗くんの思いがけない言葉に大きく反応してしまった。 気づけば、公園にはカップルが集まっていて、 驚いた顔をしている人達がこちらを見てきた。 うう……、恥ずかしい。 あたしは顔を真っ赤にして、小声でたずねた。 「 何で、消毒するのにラブホに行くの? 」 「 消毒って意味分かってるの? 」 苦笑いをしながら、問いかけてくる啓斗くん。 あたしは、真顔で首を左右に振った。 「 SEXに決まってるでしょ? 」 耳元で優しく、甘く囁く啓斗くんの声に あたしは体をビクッと動かした。 「 な、何言って…! 」 「 だって、許せないんだもん。 他の奴等が俺の結夏に触れたことが 」 頬をぷくっと膨らませて、腕を組む啓斗くん。 そんな些細な動きに出さえ、可愛らしいと思う。 “俺の結夏” その言葉に心臓がドキッと動く。 「 じゃあ…沢山、愛してね? 」 あたしはくすり、と微笑み冗談を言った。 啓斗くんは、ボッと凄い勢いで顔を赤らめた。 「 あっ、照れてる~ 」 あたしは啓斗くんの腕に抱きつきながら くすくすと笑って、顔を見つめた。 「 うう五月蝿いっ! そんなこと言ってると、ここで犯すよ? 」 立場逆転…、 こんなこと言ったら、 啓斗くんのドSっぷりが発揮されちゃうかも~っ。 「 そ、そう言うこと言わないでよっ! 」 あたしは抱きついた手を離し、両手で顔を隠した。 「 まーまー 」 啓斗くんはケラケラと笑いながら、 あたしの頭を何度か撫でた。 222: 名前:乃愛☆04/21(水) 19 45 29 啓斗Side ラブホの部屋に段々と近づいていくほど会話が無くなっていく。 これは、俺も結夏も相手のことを意識し始めているからだろう―…。 ガチャ… 部屋に入ると、そこには女の子が好きそうなものばかりが置いてある部屋。 白い熊の人形、レースでフリルのカーテン、ピンクのベット。 「 可愛い~! 」 俺の隣にいた結夏が前に出て、部屋中を見渡した。 「 結夏が好きそうだな、って思って 」 俺はにこっと余裕の笑みを浮かべて、ソファに座った。 結夏は目をキラキラと輝かせると、 「 有難うっ! 」 …なんて、素直にお礼を言ってきた。 そんな結夏の表情や言葉に、軽く赤面してしまった俺。 照れ隠しのために、小さな冷蔵庫から飲み物を取り出し またソファに座り、立っている結夏に声をかけた。 「 隣に座る? 」 落ち着いた俺は、不敵な笑みを浮かべて 自分の隣の空いているソファをポンポンと叩いた。 「 え、あ…うん 」 結夏はふわっと優しい笑みを俺に見せた。 俺は、あまり気にせずにポケットから携帯を取り出した。 すると、背後の方から甘い香り。 それと同時に俺の首元に白く長い腕。 「 一緒にお風呂入ろうかっ! 」 発言がとても結夏とは思えない。 俺は、思わず口をぽかーんとして停止。 「 え、あ…? 」 振り返りながら、答えにもならない返事をする俺。 結夏ってこんなこという女の子だったっけ? 「 嫌……? 」 しゅん、とした怒られた子犬のような表情をした結夏。 俺はそんな結夏の表情に押されて、 「 いいよ 」 …なんて、優しく答えてしまった。 「 やったぁ! じゃ、先に入ってるね 」 結夏はにこっと微笑むと、バスルームの方に向かっていってしまった。 まさか……結夏にもドS病が移ったか? 女王様…SMとまではいかないけど、 積極的な結夏も良いけど…… うあ、すんげえ変態発言してしまった。 皆、決して俺は変態じゃありません……… 多分。 「 俺だけのプリンセス 」 続き12
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2012年9月9日 最終更新:2023年12月10日 海外ミステリの年間ランキングで10位以内にランクインした非英語圏作品の一覧。 順位はネット上で確認したのではなく、すべて雑誌やランキング本の現物を見て確認しています。 関連ページ:非英語圏ミステリ 年間ランキングでのランクイン史(言語・地域別)(2022年12月8日) 表の見方の注意(「年(度)」の表記について) 『本格ミステリ・ベスト10』、『このミステリーがすごい!』、『ミステリが読みたい!』上記3つは、年が翌年表記になっています。たとえば「2012年 第3位」とあれば、それは2011年の年末に発表されたランキングで第3位だったことを示します。 これは上記3つが表題に「翌年度」を表記する方針を採っているためです。(たとえば、2011年末に刊行されるのは『2012 本格ミステリ・ベスト10』、『このミステリーがすごい! 2012年版』、『ミステリが読みたい! 2012年版』) 『週刊文春』ミステリーベスト10、『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10上記2つのランキングは、ランキング発表年をそのまま使用しています。たとえば「2012年 第3位」とあれば、それは2012年の年末に発表されたランキングで第3位だったことを示します。 Index 本格ミステリ・ベスト10(原書房)『13・67』(2017年邦訳版出版)以前の華文ミステリとランキング このミステリーがすごい!(宝島社) 『週刊文春』ミステリーベスト10(文藝春秋) ミステリが読みたい!(早川書房) 『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10(講談社) 東西ミステリーベスト100(1985年版、2012年版) 更新履歴 本格ミステリ・ベスト10(原書房) 順位 タイトル 作者 国 備考 2001年 第1位 ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件 ボルヘス、ビオイ=カサーレス アルゼンチン(スペイン語) 2003年 第1位 第四の扉 ポール・アルテ フランス このミス4位、文春2位 第8位 死者を起こせ フレッド・ヴァルガス フランス 2004年 第1位 死が招く ポール・アルテ フランス 2005年 第1位 赤い霧 ポール・アルテ フランス 文春10位 第7位 イデアの洞窟 ホセ・カルロス・ソモサ スペイン 文春9位 2006年 第3位 カーテンの陰の死 ポール・アルテ フランス 第9位 最後の審判の巨匠 レオ・ペルッツ オーストリア(ドイツ語) 第10位 柳園の壺 ロバート・ファン・ヒューリック オランダ (※執筆は英語) 2007年 第3位 赤髯王の呪い ポール・アルテ フランス 第4位 オックスフォード連続殺人 ギジェルモ・マルティネス アルゼンチン(スペイン語) 2008年 第1位 狂人の部屋 ポール・アルテ フランス このミス7位、早ミス3位 第8位 リヴァイアサン号殺人事件 ボリス・アクーニン ロシア 早ミス9位 2009年 第3位 七番目の仮説 ポール・アルテ フランス 2010年 第3位 虎の首 ポール・アルテ フランス 第7位 騙し絵 マルセル・F・ラントーム フランス 2011年 第6位 殺す手紙 ポール・アルテ フランス 2013年 第10位 彼の個人的な運命 フレッド・ヴァルガス フランス 2015年 第10位 その女アレックス ピエール・ルメートル フランス このミス1位、文春1位、早ミス1位、IN☆POCKET1位 2016年 第7位 悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル フランス このミス2位、文春1位、早ミス5位、IN☆POCKET7位 2017年 第10位 傷だらけのカミーユ ピエール・ルメートル フランス このミス6位、文春1位、IN☆POCKET6位 2018年 第1位 13・67(いちさん ろくなな) 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) このミス2位、文春1位 第4位 黒い睡蓮 ミシェル・ビュッシ フランス このミス5位、早ミス7位 2019年 第2位 あやかしの裏通り ポール・アルテ フランス このミス6位、文春8位 第3位 元年春之祭(がんねんはるのまつり) 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 このミス4位、文春6位、早ミス5位 2020年 第3位 ディオゲネス変奏曲 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) このミス5位、文春7位、早ミス3位 第4位 雪が白いとき、かつそのときに限り 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 第5位 金時計 ポール・アルテ フランス 第6位 黄(こう) 雷鈞(らい きん) 中国 文春9位 2021年 第2位 網内人(もうないじん) 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 文春5位 第3位 殺人七不思議 ポール・アルテ フランス 第5位 死亡通知書 暗黒者 周浩暉(しゅう こうき) 中国 このミス4位、文春7位 第10位 時計仕掛けの歪んだ罠 アルネ・ダール スウェーデン このミス8位、早ミス10位 2022年 第3位 文学少女対数学少女 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 第9位 混沌の王 ポール・アルテ フランス 2023年 第5位 死まで139歩 ポール・アルテ フランス 第10位 辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇(フーアル)の事件簿 莫理斯(トレヴァー・モリス) 香港(中国語) 2024年 (未記載) 『13・67』(2017年邦訳版出版)以前の華文ミステリとランキング 日本で華文ミステリ(=中国語圏ミステリ)の翻訳出版が本格化していくのは2009年ごろからのことである。2010年には、前年に台湾の第1回島田荘司推理小説賞を受賞した寵物先生(ミスターペッツ)の長編本格ミステリ『虚擬街頭漂流記』が翻訳出版された。陳浩基『13・67』以前では、この寵物先生『虚擬街頭漂流記』が最も「ベスト10入りに近かった」作品であった。(←この段落、2022年12月7日追加) 2011年版の11位~20位の非英語圏作品は以下の通り。 台湾の本格ミステリ『虚擬街頭漂流記』はあと1ポイントで、F・W・クロフツ『フレンチ警部と毒蛇の謎』、ピーター・トレメイン『修道女フィデルマの洞察』と並んで第10位でした。残念。 (『2011 本格ミステリ・ベスト10』には10位までの結果しか掲載されていませんが、各アンケート回答者の回答内容はすべて掲載されているので、それを当サイトで集計しました[集計結果]) 2011年第12位 - 寵物先生(ミスターペッツ)『虚擬街頭漂流記』(台湾、中国語) 第14位 - 水天一色(すいてんいっしき)『蝶の夢 乱神館記』(中国) 第18位 - カミ『機械探偵クリク・ロボット』(フランス) 2013年版で香港の本格ミステリ、陳浩基(ちん こうき、サイモン・チェン)『世界を売った男』は第18位でした。また、中国の本格ミステリ短編、馬天(ばてん、マーティエン)「日本鎧の謎」を収録したアンソロジー『エラリー・クイーンの災難』(飯城勇三編)は第11位でした。(これも『2013 本格ミステリ・ベスト10』に掲載されている全回答を当サイトで集計しました) + 『2013 本格ミステリ・ベスト10』海外部門 11位~20位(クリックで展開) 『2013 本格ミステリ・ベスト10』海外部門 11位~20位 背景色水色=非英語圏作品 順位 獲得ポイント タイトル 作者 国・地域 第11位 59 エラリー・クイーンの災難 (アンソロジー) アメリカ、中国 等 第12位 47 破壊者 ミネット・ウォルターズ イギリス 第13位 39 裏返しの男 フレッド・ヴァルガス フランス 第14位 34 失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 フリードリヒ・デュレンマット スイス(ドイツ語) 第15位 33 ワンダーランドの悪意 ニコラス・ブレイク イギリス 通信教育探偵ファイロ・ガッブ エリス・パーカー・バトラー アメリカ 第17位 32 シンデレラの罠 セバスチアン・ジャプリゾ フランス 第18位 31 世界を売った男 陳浩基(サイモン・チェン) 香港 法螺吹き友の会 G・K・チェスタトン イギリス 第20位 29 アイ・コレクター セバスチャン・フィツェック ドイツ 湿地 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド (回答で挙がったタイトルの総数:64) (『エラリー・クイーンの災難』に収録された作品で英語以外の言語で書かれたものは馬天(ばてん、マーティエン)「日本鎧の謎」のみ) このミステリーがすごい!(宝島社) 順位 タイトル 作者 国 備考 1991年 第1位 薔薇の名前 ウンベルト・エーコ イタリア 文春1位 1995年 第10位 猫たちの聖夜 アキフ・ピリンチ ドイツ 1996年 第10位 パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない ジャン・ヴォートラン フランス 2003年 第4位 第四の扉 ポール・アルテ フランス 本ミス1位、文春2位 第9位 グルーム ジャン・ヴォートラン フランス IN☆POCKET10位 2007年 第4位 風の影 カルロス・ルイス・サフォン スペイン 文春2位、IN☆POCKET1位 2008年 第7位 狂人の部屋 ポール・アルテ フランス 本ミス1位、早ミス3位 第9位 目くらましの道 ヘニング・マンケル スウェーデン 早ミス6位 2009年 第6位 タンゴステップ ヘニング・マンケル スウェーデン 早ミス9位、IN☆POCKET8位 2010年 第2位 ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 スティーグ・ラーソン スウェーデン 文春1位、早ミス1位 第9位 ミレニアム2 火と戯れる女 スティーグ・ラーソン スウェーデン 文春1位、早ミス1位 第10位 ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 スティーグ・ラーソン スウェーデン 文春1位、早ミス1位 2012年 第2位 犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 文春2位、早ミス2位 第4位 背後の足音 ヘニング・マンケル スウェーデン 文春6位、早ミス4位、IN☆POCKET1位 2013年 第4位 湿地 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 文春2位、早ミス1位 第5位 失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 フリードリヒ・デュレンマット スイス(ドイツ語) IN☆POCKET9位 第5位 ファイアーウォール ヘニング・マンケル スウェーデン 第9位 天使のゲーム カルロス・ルイス・サフォン スペイン 文春10位、IN☆POCKET2位 2014年 第10位 緑衣の女 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 文春2位、早ミス2位 2015年 第1位 その女アレックス ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、文春1位、早ミス1位、IN☆POCKET1位 第6位 ハリー・クバート事件 ジョエル・ディケール スイス(フランス語) 文春4位、早ミス9位 第10位 北京から来た男 ヘニング・マンケル スウェーデン 2016年 第2位 悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル フランス 本ミス7位、文春1位、早ミス5位、IN☆POCKET7位 第5位 声 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 文春4位、早ミス2位 第9位 彼女のいない飛行機 ミシェル・ビュッシ フランス IN☆POCKET9位 2017年 第1位 熊と踊れ アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ スウェーデン 文春2位、早ミス1位、IN☆POCKET2位 第6位 傷だらけのカミーユ ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、文春1位、IN☆POCKET6位 2018年 第2位 13・67(いちさん ろくなな) 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス1位、文春1位 第5位 黒い睡蓮 ミシェル・ビュッシ フランス 本ミス4位、早ミス7位 第10位 シンパサイザー ヴィエト・タン・ウェン(阮清越) ベトナム / アメリカ 文春10位、早ミス7位ベトナム系アメリカ人(※ベトナム生まれ、執筆は英語) 2019年 第4位 元年春之祭(がんねんはるのまつり) 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 本ミス3位、文春6位、早ミス5位 第6位 あやかしの裏通り ポール・アルテ フランス 本ミス2位、文春8位 第7位 乗客ナンバー23の消失 セバスチャン・フィツェック ドイツ 文春3位、早ミス3位 第8位 監禁面接 ピエール・ルメートル フランス 文春5位 2020年 第5位 ディオゲネス変奏曲 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス3位、文春7位、早ミス3位 第8位 1793 ニクラス・ナット・オ・ダーグ スウェーデン 第10位 国語教師 ユーディト・W・タシュラー オーストリア(ドイツ語) 早ミス4位 2021年 第4位 死亡通知書 暗黒者 周浩暉(しゅう こうき) 中国 本ミス5位、文春7位 第5位 パリのアパルトマン ギヨーム・ミュッソ フランス 第7位 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ヨルン・リーエル・ホルスト ノルウェー 第8位 時計仕掛けの歪んだ罠 アルネ・ダール スウェーデン 本ミス10位、早ミス10位 第9位 三分間の空隙 アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム スウェーデン 早ミス4位 2022年 第5位 台北プライベートアイ 紀蔚然(き うつぜん) 台湾(中国語) 文春9位、早ミス9位 2023年 第10位 魔王の島 ジェローム・ルブリ フランス 早ミス9位 2024年 (未記載) 『週刊文春』ミステリーベスト10(文藝春秋) 順位 タイトル 作者 国 備考 1983年 第3位 赤の広場 ブレジネフ最後の賭け エドゥアルド・トーポリ、フリードリヒ・ニェズナンスキイ ソ連 1990年 第1位 薔薇の名前 ウンベルト・エーコ イタリア このミス1位 1997年 第10位 眠りなき狙撃者 ジャン=パトリック・マンシェット フランス 2002年 第2位 第四の扉 ポール・アルテ フランス 本ミス1位、このミス4位 2004年 第9位 イデアの洞窟 ホセ・カルロス・ソモサ スペイン 本ミス7位 第10位 赤い霧 ポール・アルテ フランス 本ミス1位 2006年 第2位 風の影 カルロス・ルイス・サフォン スペイン このミス4位、IN☆POCKET1位 2008年 第9位 深海のYrr(イール) フランク・シェッツィング ドイツ 早ミス5位、IN☆POCKET3位 2009年 第1位 ミレニアム スティーグ・ラーソン スウェーデン このミス2・9・10位、早ミス1位 2011年 第2位 犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ このミス2位、早ミス2位 第6位 背後の足音 ヘニング・マンケル スウェーデン このミス4位、早ミス4位、IN☆POCKET1位 2012年 第2位 湿地 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド このミス4位、早ミス1位 第6位 ルパン、最後の恋 モーリス・ルブラン フランス 第9位 罪悪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 早ミス10位 第10位 天使のゲーム カルロス・ルイス・サフォン スペイン このミス9位、IN☆POCKET2位 2013年 第2位 緑衣の女 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド このミス10位、早ミス2位 第4位 コリーニ事件 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 早ミス8位 第9位 HHhH プラハ、1942年 ローラン・ビネ フランス 2014年 第1位 その女アレックス ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、このミス1位、早ミス1位、IN☆POCKET1位 第4位 ハリー・クバート事件 ジョエル・ディケール スイス(フランス語) このミス6位、早ミス9位 2015年 第1位 悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル フランス 本ミス7位、このミス2位、早ミス5位、IN☆POCKET7位 第4位 声 アーナルデュル・インドリダソン アイルランド このミス5位、早ミス2位 第9位 ゲルマニア ハラルト・ギルバース ドイツ IN☆POCKET4位 第10位 禁忌 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 早ミス10位 2016年 第1位 傷だらけのカミーユ ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、このミス6位、IN☆POCKET6位 第2位 熊と踊れ アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ スウェーデン このミス1位、早ミス1位、IN☆POCKET2位 第9位 その雪と血を ジョー・ネスボ ノルウェー 早ミス10位 2017年 第1位 13・67(いちさん ろくなな) 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス1位、このミス2位 第7位 湖の男 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 早ミス6位 第10位 シンパサイザー ヴィエト・タン・ウェン(阮清越) ベトナム / アメリカ このミス10位、早ミス7位ベトナム系アメリカ人(※ベトナム生まれ、執筆は英語) 2018年 第3位 乗客ナンバー23の消失 セバスチャン・フィツェック ドイツ このミス7位、早ミス3位 第5位 監禁面接 ピエール・ルメートル フランス このミス8位 第6位 元年春之祭(がんねんはるのまつり) 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 本ミス3位、このミス4位、早ミス5位 第8位 あやかしの裏通り ポール・アルテ フランス 本ミス2位、このミス6位 第9位 許されざる者 レイフ・GW・ペーション スウェーデン 早ミス8位 2019年 第4位 三体 劉慈欣(りゅう じきん) 中国 第6位 刑罰 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 第7位 ディオゲネス変奏曲 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス3位、このミス5位、早ミス3位 第8位 わが母なるロージー ピエール・ルメートル フランス 第9位 黄(こう) 雷鈞(らい きん) 中国 本ミス6位 2020年 第5位 網内人(もうないじん) 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス2位 第7位 死亡通知書 暗黒者 周浩暉(しゅう こうき) 中国 本ミス5位、このミス4位 第10位 言語の七番目の機能 ローラン・ビネ フランス 2021年 第9位 台北プライベートアイ 紀蔚然(き うつぜん) 台湾(中国語) このミス5位、早ミス9位 第10位 僕が死んだあの森 ピエール・ルメートル フランス 2022年 第7位 異常(アノマリー) エルヴェ・ル・テリエ フランス 2023年 第8位 恐るべき太陽 ミシェル・ビュッシ フランス 早ミス5位 第10位 厳冬之棺(げんとうのひつぎ) 孫沁文(そん しんぶん) 中国 『週刊文春』ミステリーベスト10の2023年のランキング(2023年12月14日号掲載)は「こちら」で公開されています。 ミステリが読みたい!(早川書房) 順位 タイトル 作者 国 備考 2008年 第3位 狂人の部屋 ポール・アルテ フランス 本ミス1位、このミス7位 第6位 目くらましの道 ヘニング・マンケル スウェーデン このミス9位 第9位 リヴァイアサン号殺人事件 ボリス・アクーニン ロシア 本ミス8位 2009年 第5位 深海のYrr(イール) フランク・シェッツィング ドイツ 文春9位、IN☆POCKET3位 第9位 タンゴステップ ヘニング・マンケル スウェーデン このミス6位、IN☆POCKET8位 2010年 第1位 ミレニアム スティーグ・ラーソン スウェーデン このミス2・9・10位、文春1位 2012年 第2位 犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ このミス2位、文春2位 第4位 背後の足音 ヘニング・マンケル スウェーデン このミス4位、文春6位、IN☆POCKET1位 第9位 死刑囚 アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム スウェーデン 第10位 特捜部Q 檻の中の女 ユッシ・エーズラ・オールスン デンマーク 2013年 第1位 湿地 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド このミス4位、文春2位 第4位 特捜部Q Pからのメッセージ ユッシ・エーズラ・オールスン デンマーク 第10位 罪悪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 文春9位 2014年 第2位 緑衣の女 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド このミス10位、文春2位 第8位 コリーニ事件 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 文春4位 2015年 第1位 その女アレックス ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、このミス1位、文春1位、IN☆POCKET1位 第9位 ハリー・クバート事件 ジョエル・ディケール スイス(フランス語) このミス6位、文春4位 第10位 三秒間の死角 アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム スウェーデン IN☆POCKET8位 2016年 第2位 声 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド このミス5位、文春4位 第10位 禁忌 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 文春10位 2017年 第1位 熊と踊れ アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ スウェーデン このミス1位、文春2位、IN☆POCKET2位 第5位 悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル フランス 本ミス7位、このミス2位、文春1位、IN☆POCKET7位 第9位 ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 ダヴィド・ラーゲルクランツ スウェーデン 第10位 プラハの墓地 ウンベルト・エーコ イタリア 2018年 第6位 湖の男 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 文春7位 第7位 シンパサイザー ヴィエト・タン・ウェン(阮清越) ベトナム / アメリカ このミス10位、文春10位ベトナム系アメリカ人(※ベトナム生まれ、執筆は英語) 第9位 悪魔の星 ジョー・ネスボ ノルウェー 第10位 その雪と血を ジョー・ネスボ ノルウェー 文春9位 2019年 第3位 乗客ナンバー23の消失 セバスチャン・フィツェック ドイツ このミス7位、文春3位 第5位 元年春之祭(がんねんはるのまつり) 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 本ミス3位、このミス4位、文春6位 第7位 黒い睡蓮 ミシェル・ビュッシ フランス 本ミス4位、このミス5位 第8位 許されざる者 レイフ・GW・ペーション スウェーデン 文春9位 2020年 第3位 ディオゲネス変奏曲 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス3位、このミス5位、文春7位 第4位 国語教師 ユーディト・W・タシュラー オーストリア(ドイツ語) このミス10位 2021年 第4位 三分間の空隙 アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム スウェーデン このミス9位 第10位 時計仕掛けの歪んだ罠 アルネ・ダール スウェーデン 本ミス10位、このミス8位 2022年 第9位 台北プライベートアイ 紀蔚然(き うつぜん) 台湾(中国語) このミス5位、文春9位 2023年 第9位 魔王の島 ジェローム・ルブリ フランス このミス10位 2024年 第5位 恐るべき太陽 ミシェル・ビュッシ フランス 文春8位 『ミステリマガジン』2024年1月号(2023年11月25日発売)で発表された「ミステリが読みたい! 2024年版」のランキングは「こちら」で公開されています。 『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10(講談社) 順位 タイトル 作者 国 備考 1998年 第9位 鉄の薔薇 ブリジット・オベール フランス 2002年 第10位 グルーム ジャン・ヴォートラン フランス このミス9位 2003年 第6位 夜鳥(よどり) モーリス・ルヴェル フランス 2004年 第7位 蜘蛛の微笑(のちに『私が、生きる肌』に改題) ティエリー・ジョンケ フランス 2006年 第1位 風の影 カルロス・ルイス・サフォン スペイン このミス4位、文春2位 2008年 第3位 深海のYrr(イール) フランク・シェッツィング ドイツ 文春9位、早ミス5位 第8位 タンゴステップ ヘニング・マンケル スウェーデン このミス6位、早ミス9位 2010年 第10位 五番目の女 ヘニング・マンケル スウェーデン 2011年 第1位 背後の足音 ヘニング・マンケル スウェーデン このミス4位、文春6位、早ミス4位 第5位 謝罪代行社 ゾラン・ドヴェンカー ドイツ 第7位 時の地図 フェリクス・J・パルマ スペイン 2012年 第2位 天使のゲーム カルロス・ルイス・サフォン スペイン このミス9位、文春10位 第5位 深い疵(きず) ネレ・ノイハウス ドイツ 第7位 濡れた魚 フォルカー・クッチャー ドイツ 第9位 失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 フリードリヒ・デュレンマット スイス(ドイツ語) このミス5位 2014年 第1位 その女アレックス ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、このミス1位、文春1位、早ミス1位 第8位 三秒間の死角 アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム スウェーデン 早ミス10位 2015年 第4位 ゲルマニア ハラルト・ギルバース ドイツ 文春9位 第6位 悪意の波紋 エルヴェ・コメール フランス 第9位 彼女のいない飛行機 ミシェル・ビュッシ フランス このミス9位 2016年 第2位 熊と踊れ アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ スウェーデン このミス1位、文春2位、早ミス1位 第7位 悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル フランス 本ミス7位、このミス2位、文春1位、早ミス5位 2017年 第6位 傷だらけのカミーユ ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、このミス6位、文春1位 第10位 怒り ジグムント・ミウォシェフスキ ポーランド 『IN☆POCKET』休刊(~2018年8月号)のため、2017年11月号での発表分をもって終了 2006年 - ギジェルモ・マルティネス『オックスフォード連続殺人』(アルゼンチン、スペイン語)、「作家が選んだベスト10」第7位 2007年 - ルカ・ディ・フルヴィオ『ディオニュソスの階段』(イタリア)、「作家が選んだベスト10」第10位 2008年 - ルイス・フェルナンド・ヴェリッシモ『ボルヘスと不死のオランウータン』(ブラジル、ポルトガル語)、「翻訳家&評論家が選んだベスト10」第7位 2013年 - フィンランド在住のアメリカ人ミステリ作家がフィンランドを舞台にして英語で書いた、ジェイムズ・トンプソン『極夜 カーモス』が第10位。作者は1998年からフィンランドで暮らし、現地の女性と結婚し、フィンランド語を流暢に話すという。 東西ミステリーベスト100(1985年版、2012年版) 1985年 第16位 黄色い部屋の謎 ガストン・ルルー フランス 第23位 わらの女 カトリーヌ・アルレー フランス 第30位 笑う警官 マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー スウェーデン 第41位 813 モーリス・ルブラン フランス 第67位 シンデレラの罠 セバスチアン・ジャプリゾ フランス 第83位 男の首 ジョルジュ・シムノン ベルギー(フランス語) 2012年 第7位 薔薇の名前 ウンベルト・エーコ イタリア このミス1位、文春1位(1991年版) 第12位 《ミレニアム》三部作 スティーグ・ラーソン スウェーデン このミス2・9・10位、文春1位、早ミス1位(2010年版) 第28位 黄色い部屋の謎 ガストン・ルルー フランス 第30位 笑う警官 マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー スウェーデン 第41位 シンデレラの罠 セバスチアン・ジャプリゾ フランス 第52位 犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ このミス2位、文春2位、早ミス2位(2012年版) 第53位 わらの女 カトリーヌ・アルレー フランス 第92位 奇岩城 モーリス・ルブラン フランス 更新履歴 2012年10月2日文庫翻訳ミステリー・ベスト10(講談社『IN☆POCKET』に掲載)の結果を追加。 2013年1月6日東西ミステリーベスト100の結果を追加。 2014年1月12日2013年11月中旬~12月初頭に発表されたランキングの結果を追加。 2018年11月6日5年近く更新していなかったが、2014年末、2015年末、2016年末、2017年末に発表されたランキングの結果を追加。 2020年8月17日2018年末、2019年末に発表されたランキングの結果を追加。 2021年12月4日2020年末に発表されたランキングの結果を追加。また、ランキングがネット上で公開されている『週刊文春』ミステリーベスト10と『ミステリマガジン』の「ミステリが読みたい!」については最新の情報を記載。 2022年12月7日2021年末に発表されたランキングの結果を追加。また、ランキングがネット上で公開されている『週刊文春』ミステリーベスト10と『ミステリマガジン』の「ミステリが読みたい!」については最新の情報を記載。 2023年12月10日昨年末(2022年末)に発表されたランキングの結果(『本格ミステリ・ベスト10』と『このミステリーがすごい!』)を追加。また、ランキングがネット上で公開されている『週刊文春』ミステリーベスト10と『ミステリマガジン』の「ミステリが読みたい!」については最新の情報(2023年末のランキング結果)を記載。 関連記事 非英語圏ミステリ 年間ランキングでのランクイン史(言語・地域別) ポケミス非英語圏作品一覧 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 『ミステリマガジン』洋書案内〈世界篇〉で紹介された本とその邦訳状況 ヨーロッパの推理小説 - ヨーロッパの推理小説に関する日本語文献の一覧 非英語圏ミステリ各種リスト