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株式会社アスキー・メディアワークスが2ちゃんねるを荒らす http //anago.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1365957664/71-87 71 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2013/04/15(月) 03 54 14.82 ID twyRp6kKO 漫画持ち込んだ経験あるけど角川は編集の人間性が群を抜いてゴミクズだったな… 作家に対する態度がまず上から目線過ぎるし アシとか居るわけでもない個人作家がモノに依っちゃ半年、一年掛ける事もある作品に敬意もない あとその作品をイジって自分のストレスを解消しはじめる すっころんでパンツ見せたりするくらいしないとダメとかキモい豚面で平然と宣うし 最後はコメントしてやったんだから有り難がれみたいな事を言う こっちは時間とって読んでくれるだけでも有り難いとは思ってるし、コメントや助言も有り難いと思ってはいるが かといってああいう態度取られる程の事もしてないと思うわけ ストレス解消のサンドバッグにするならカウンセリング代くらいよこせ豚野郎って話で 72 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2013/04/15(月) 03 58 49.74 ID QBd7gfgL0 71 一応参考までに他の出版社はどんな感じだったか聞いてみたい 106 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2013/04/15(月) 09 49 59.86 ID twyRp6kKO 72 連載とまでは行かんかったが茶くらい出て新人賞の話は出た 73 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2013/04/15(月) 04 14 39.15 ID Be+s99PD0 71 これに限らず持ち込みレポート同人漫画って結構見るけど どこも角川の評判は悪くて受けるw ある程度名前のある作家以外は行くべきじゃない場所なのかもな 生え抜きの角川作家って最近聴いた事ないし 78 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2013/04/15(月) 04 55 31.04 ID Q+zq2smZ0 73 同人やってて持ち込むぐらいなら ブログ作ってツイッター使用してニコ動利用者、アニオタ演じてりゃ向こうから声かけるだろ。 同人関係への手出しやステルスマーケティングのやり口からして 角川は典型的とも言える腐敗した日本企業だよ 人を育てる事をしない騙せそうな相手を騙して使おうをする オタク産業は自浄作用が一切ない 74 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2013/04/15(月) 04 19 50.07 ID PfdrC4Rn0 71 そういえばフレの漫画家さんが以前同じ角川系列でもメディアファクトリー?はちゃんとした対応してくれるけどアスキー系列?は物凄くいい加減だったとか言ってたのを思い出した。 71が何処の系列に持ち込んだのかは分からないけど明らかに常識の欠けた編集なら手を引くのは間違って無いと思うよ。 85 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2013/04/15(月) 06 13 37.74 ID wemK8PRr0 74 そのメディアファクトリーも角川傘下になった途端内部分裂して新しく会社立ち上げてたな 98 名前:名無しさん必死だな[] 投稿日:2013/04/15(月) 08 47 10.59 ID K+GiW7ZD0 85 オーバーラップだっけ? ステ丸がいなければよかったな 87 名前:びー太 ◆VITALev1GY [vita] 投稿日:2013/04/15(月) 06 54 39.58 ID lLHlc5mO0 71 >すっころんでパンツ見せたりするくらいしないとダメとかキモい豚面で平然と宣うし だが、これについては現実的で正しい指導だな
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287 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/03/14(金) 20 31 08 ID ??? 場合にもよるな。 あぁ、でも一度コンべでガチ系の人に 「真面目にゲームやる気がないなら来るな!」 って言われた事はある。 初心者向けシナリオで、実際に初心者さんがいたから、マンチキャラを作らなかった だけなんだがなぁ・・・ まぁ鳥取内なら適当に折り合いつけられるんだろうけど 294 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/03/14(金) 21 28 18 ID ??? 287 最適な技能取りなりやってりゃ普通はそれで真面目にゲームやってるよなあ。 よく分からんが名古屋ってやつか? 302 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/03/14(金) 21 56 03 ID ??? 294 どうなんだろう。 ただ言われてかなりショックではあったな。 カオスフレアで光翼騎士やってたんだが、必要な水準は満たしてたと自負してるし ガチさん(仮)はかなり作りこんだ執行者だったんだが、まぁ、なんというか、俺より初心者さんが可哀想だった コンベ初めてで、1人で来たらしいしな・・・ 活躍の場を作ってあげることと、ガチなBS付与コンボが炸裂するのは微妙に違う気がする 303 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/03/14(金) 22 00 46 ID ??? 302 気持ち分かるわー。 初心者対応を謳いつつ、「ぼくのかんがえた最強キャラ(コンボ)」を披露することばかり 考えてる奴と卓を囲んだことがあるだけにw スレ162
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【登録タグ N パトリチェフ 曲 鏡音リン 鏡音レン】 作詞:パトリチェフ 作曲:パトリチェフ 編曲:パトリチェフ 唄:鏡音リン・鏡音レン 曲紹介 パトリチェフ氏 の7作目。 たまには遠慮せず好き勝手するのもいいんじゃなイカ?(作者コメ転載) イラストを なた氏 が、マスタリングを 吉田省吾氏 が手掛ける。 歌詞 クラスのあの子はタバコで停学で ひと足早い夏休みで 持ち主のいない机を見てても もう何も感じなくなるくらい まるで夢みたい 現実じゃないみたい 目を逸らしてたい 通り過ぎてく 右から左へ そしてこの手に 残ったものは何もない 悪くないって思った退屈な EVERYDAY 通り過ぎた日常生活 DENY したいなら 派手なカッコしてブーチーみたいに弾けたらいいんじゃない? 笑顔が素敵で人気のあの子の これみよがしな憂鬱なポーズ 本当はみじめな自分が好きで 陽あたりのいい場所で今日もまた CRY だってしょうがないじゃない 嫌われたくない 馴れ合いたくもない どっちつかずで 中途半端のがいい そしてこのまま FADEOUT して誰もいない 何気ない誰かの言葉にいつも 踊らされることで楽しくないくらいなら 君のスタイルで開き直って踊ったらいいんじゃない? (まるで夢みたい 現実じゃないみたい・・・) まるで夢みたい 現実じゃないみたい まるで夢みたい FADEOUT して誰もいない 何気ない誰かの言葉にいつも 踊らされることで楽しくないくらいなら 君のスタイルで・・そう 好きにやればいいんじゃない? もっと SLY STONE みたいな声で叫びたい どうやっても変わらない 君の暗い性格は生まれつきでしょ? 開き直って踊ったらいいんじゃない? 楽しくないくらいなら 君のスタイルで開き直って踊ったらいいんじゃない? コメント いいね!好き -- 名無しさん (2012-11-04 17 12 08) 歌詞が良い -- 名無しさん (2014-01-22 18 56 16) 名前 コメント
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Q: 481 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/11/28(水) 19 34 40 ID h6w0Ws4p ガレオスがランポスとおなじくらいしか剥ぎ取れないのが理不尽です A: 490 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/11/29(木) 00 29 58 ID VWBGPvQu 481 羊や鯨は捨てる所が無いと言いますが ガレオスは使える所が少ない上に、傷が付きやすいため剥ぎ取り素材として使うのも面倒なのです 先日ティガレックスがガレオスに食い付いていましたが 小骨が多すぎてマズかったらしく必死で吐き出していました。まさに釣りで言う外道と言う奴です。 ガレオス 剥ぎ取り
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産業復興用 ☆ とある共働き夫婦の「嫁日記」より 蒸し風呂行って来たよー( *´▽`) ☆○ 月○日(晴れ) 戦渦によって大打撃を受けた観光地復興の一環で、新しく国営で建設された「蒸し風呂」を、お仕事帰りに旦那さんと体験してきましたー。 新しく、と言っても実は新しくは無いのがこのお風呂。昔からあった伝統的な様式だったのだけど、個室のお風呂が増えた事によって現在ではすっかり無くなってしまっていたものなんだって。 (同僚の人が古い資料を出して来て、みんなに教えてくれた。) そもそもお風呂の話が出たのは、務め先で行った戦後復興会議での事。 壊滅した観光地・大観光地を復興する際に、新しく何かを新設するならお風呂が良いのではないか、という提案が出た事からだった。 レンジャー連邦は各家庭にお風呂がかなり普及していて、みんな結構なお風呂好き。 もちろん私もお風呂が大好きで、香りの良い入浴剤とか、体に良い薬用入浴剤を楽しみながら、のんびりするのが日課だった。 しかし、今現在そうやってゆっくり湯舟に漬かる事や、たっぷりのお湯でシャワーを浴びる事は難しい。 戦争での破壊によって受けた被害は大きく、ライフラインを司る施設からみんなの家まで…ずいぶんと失ってしまった…。 orz はっ、今凹んでも仕方ないよね! とにもかくにも、私と旦那さんは復興支援で日夜かけずり回り、少しでも早くみんなが安心して暮せる様に、って頑張ってました。>< で、話を戻す。 その会議の中で出て来たお風呂の中でも、同僚の一人(資料とか見せてくれた人!)が提案してくれた「蒸し風呂」は観光資源としてだけでなく、今の私達や国民さん達の為に良いのではないか、って事になった。 体を洗って綺麗にする事は衛生面や健康にも良く、共同浴場ともなれば、なんだかんだと交流が生まれ、人々の間に活気が戻るかもしれない…。 基本お風呂って、あがった後には心も体もさっぱりすっきりするし、水分取って潤えば、レンジャー連邦の乾いた風も気持ち良く感じたりするものだ。 そう、お風呂は砂漠の国の癒しと娯楽の殿堂だと思う。 (´□`)< お風呂万歳! お風呂最高! そういう事で、まずは国営で共同浴場「蒸し風呂」を復活させ、観光の新たな目玉とする前に、まずは国の皆に使ってもらおう!となったのでした。 前置きが長いって? 事情が分からない人の為の補足ですよー。 さて、お風呂は何ケ所かあるのだけど、私達が行ったのは記念すべき1号店。 建物はいたってシンプル。外側から見ると縦に長い大きな箱形で、小窓がちょこちょこと。 (看板は大きいよ、おかげで凄く見つけやすかった!) 出入口が小さめなのも昔ながらの作り。その代わり中に入るとすぐに広いホールになっていた。 高い天井には大きな天窓がついてて、思ったより開放的だー。 「風が降りて来て空気が籠らず、中が明るいな」とは旦那さんの感想。 左手にはテーブルやベンチがあるスペース。 そこには恰幅の良いおばちゃんがいるカウンターがあり、無料で飲める冷たい普通の水とレモン水。そして有料になるけど、ジュースやコーヒー、ミントティーなどのお茶類を楽しむ事ができる。 (ここより大きいお風呂屋さんでは、蒸気を利用した調理法の軽食も出したりしてるんだよ。蒸し鶏とか、蒸し野菜のサラダとか食べてみたいなあ。) 右手には靴を抜いて軽く横になれる、小上がりコーナーがしつらえてありました。 寝てる人はおじいちゃんやおばあちゃんが多かったかな。 荷物はどうしてるのかなと思ったら、受付で預かってくれるって壁に利用方法と一緒に書いてあった。 (この時キョロキョロしすぎて旦那さんに笑われる。(-з-)← ) 入口の正面には、お風呂に入る為の受付、小銭で入れる入浴料なのが庶民的で嬉しい。 (復興期間中は無料になってるよ、沢山の人が利用してくれてるって、受付のお兄さんが言ってました。) 靴を下駄箱に入れたら、女湯と男湯に別れるので、私と旦那さんの分の巻き布をそこで貰ったら、それぞれ薄布がかかった脱衣所への出入口を潜ります。 ( *´▽`)ノシ ちなみに追加料金を払うと、浴室で手練のおばちゃん&ごついおじちゃんによるマッサージや垢すり、別部屋ではお風呂の後にアロマオイルマッサージをしてもらえる。もちろんアロマオイルだけも買えるよ。私は「オレンジの花の香り」を買ってみました! 脱衣所は鍵付きロッカーが並んでいて、床は湿気や汚れに強い素材のマット敷き。 ちゃんと大きな鏡のついた化粧台とか、髪を乾かすドライヤーもあったよ、浴室は昔のままの様式だけど、他の設備は新しいのでご安心をとの事。 では、ぱぱっと脱いで、受付でもらった可愛い柄の薄い巻き布を体にきゅっと巻けば、蒸し風呂の入浴スタイル。 自前の桶にシャンプーや洗面用具を持ったら、いざ浴場へー。 浴室は、ガラス戸を開けて入った一つ目の大きな部屋はつややかな総石作り。 真ん中に八角形の大きな台あって、周りには洗い場が並んでますよ。そして扉のある部屋が奥に2つ。 浴槽は無し、温めた蒸気を使った古典式蒸し風呂ですから。 水の少ない土地ならではのお風呂なんですよねー。 先に入っていた人達が台に横になってて、すごく気持ち良さそう。>< でも、ますは奥にあるサウナ部屋に行くのがルール。 2つあるのは温度が高いのと低いのがあるから、垢すり係のおばちゃんが教えてくれました。 そこでたっぷり蒸気で蒸され、体にたまった老廃物を汗ごと出したら、垢すりする人は台へ直行、そうで無い人は洗い場でごしごし自分で汚れを落とします。 そうしたら程よい熱さの台の上に転がる。 マッサージだけの人も同じ、ただ、横になる場所が決まっていて、そこに寝ればおばちゃんが来てもんでくれるのです。 あったかいなーと思いながら上を見上げると、青空と太陽が描かれたタイル画の高い天井の一部が窓になっていて本物の青空が見えた。 (´Д`) あー…極楽極楽 程良くほぐれたところで、最後にもう一度洗い場でお湯か水をかぶり入浴終了ー。 巻布は脱衣所にある大きな籠に返して、タオルで水分を取ったら、受付で買ったアロマオイルを塗り塗り、これはお肌すべすべになっていい香りですよ! そして着替えをしたら、ホールに戻って旦那さんと合流しました。 旦那さんは先に上がっていて、機嫌良く水出しコーヒーをベンチに座って飲んでました。 ホント男の人はお風呂早いデスネ。 「これでも長く入っていた方だ」とは言っていたから、蒸し風呂を満喫してきた様ですが…w 私はお水を貰って一息、お風呂上がりのお水ってなんでこんなに美味しいんだろう!と思いながら、一緒にベンチに座って話しながらのんびり。 その間知り合いや、職場の仲間とも遭遇して話に華が咲いたりも…。 (会話の内容がどうしても重たいのが切ないけれど、いつかこの「蒸し風呂」で交わされるおしゃべりが、明るく楽しいものに変わって行くと良いな、と思う。><) 昔の人はそんな感じで2時間位、お風呂と休憩を楽しむのが普通だったというのを思い出した。共同浴場は社交の場でもあったんだねえ…。 (あ、私達もなんだかんだとその位いた気が!) そうそう、最後に。 お風呂からの帰り、旦那さんと手を繋いでお散歩しながら家まで歩いたのですが、その時に「また来ようね」って約束してきましたー。 アロマオイルの香りも、気に入ってくれたみたいなので、今度は旦那さんの分も選んでみたいと思います(*ノノ) と言う事で、「蒸し風呂」体験記でしたっ。 皆さんにもお薦めするので、一度行ってみて下さいねー。><ノ
https://w.atwiki.jp/withfuture/pages/13.html
「被災地復興に学ぼう!」を作った理由 ※このページは編集不可です 今回の地震で、私は「ニート(ホームレス寸前)」の自分が何かできるだろうか、とずっと考えていました。 というか、考えさせられていました。 ひきこもり気味の自分のツイッターのTLには、社会貢献に敏感な人が多く「自分たちで何かしよう!」と。 中には、直接被災地にトラックで乗り込む人も何人かいます。 そして、被災地直撃した人も。 しかし、自分はニート(ほぼホームレス)です。 生活保護以下の収入、家は無い(居候)、トラックガソリンもない。 TLでは被災地の様子が(時には当事者からも)流れてくるばかり。 『なにがNPOだよ…(自分)』 だけど、一週間以上、パソコンでツイッターやニュース、2ちゃんの有象無象の声まで流し込んでいるうちに、ふと思ったのです。 『被災地って俺らに似てね??』 まあ、不謹慎で傲慢かもしれません。 実際の様子は色々地獄と聞きます。 ただ、僕らの今までの生活も「ある意味地獄」でした。 家族と縁を切り、保証人も無い、定住地は無い、働けば「高齢ニート」あがりでワープア、過去には虐待等の理不尽な暴力、ウツやフラッシュバックは日常、収入は生活保護以下。 これは、被災地で生き残った人の、これからの生活とかぶるんじゃねえか? わからないけど…。 被災地の現在は、おそらく「ホームレス支援」と現状は似ているのかもしれません。 緊急支援。 寄付も使って、とにかく生存が優先される。 だけどこれからは、きっと、復興するにあたって「自立支援」「自立のための自助努力、工夫」が必要とされ、生み出されてくるでしょう。 それは、僕たち「脱ニートしたい」「脱ニートはしたけれど…」の者たちが、ずっと知りたかった工夫だと思うのです。 既存のホームレス支援や、ニート支援は、成果をあげていない。 なぜなら「本当に自立すること」に焦点をあてていないから…。 東北が復興するなら、俺ら(ニート)にも復興の光が見えてくるはず、復興できるはず。 自分が気になっていた被災者の一人に「NPOソーシャルイノベーション東北」(もうニートと言わせ米など作って自立支援してる)の布施龍一さんがいましたが、彼は自分が被災しながら、最初から数々の避難所をまわって支援側にまわっていたそうです。 自分は一日チョコひとかけらでも、また皆と同じように濡れた服も乾かせなくても。 実際には、被災地(当事者)の「生き延びたい!」という思いが一番軸になって、動いてゆくでしょう。 「支援される一方の側」ではない。 寄付だけでは(今は必要だろうが)、”復興”はできない。 これからなのです。 そして、僕らもそうでしょう。 このサイトは、そんな被災地の自助努力や、彼らを「支援」する人たちの、「僕らにも有効な取り組み、工夫」を発見、紹介、検証し、さらには実行してゆくためのサイトです。 ニート with 被災地! 被災地に僕らは「支援」なんて出来ない。 彼らから学ぼう。 それが僕たちが”日本”と一緒に生きる道の一つのような気がするのです。 3/21 NPOシゴトノアトリエ / 遠藤一 テスト -- 遠藤一 (2011-03-21 17 32 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/2244.html
食いしん坊キャラだな(確信) -- 2013-02-02 23 34 41 回復キャラが出なくてレベルMAX、回復+22で育ちました(´Д`) -- 2013-02-21 09 51 41 次の進化はまだかいな?すっかり敵役が板についちゃって悲しいよ -- 2013-03-16 23 34 33 スキルマにすれば結構便利 弱いけど -- 2013-03-20 13 50 07 ああああ -- 2013-04-26 22 53 48 せあら系かな -- 2013-05-30 22 51 13 こいつやたら泥する・・・。使い道わからん -- 2013-06-14 09 08 17 フォークとかナイフとか地味に凶器だろw -- 2013-06-24 09 55 00 実は五右衛門パのHP調整の要 -- 2013-07-13 16 21 46 さあて次のメシ(敵)はなにかな? -- 2013-07-14 14 17 32 先制ありのコラボくらいなら出番がある -- 2013-07-16 16 58 21 スキル上がらね~www ジュエルマラソンするモチベになってきてるぞっ -- 2013-08-08 00 28 39 こいつでHP調整するくらいなら初めから回復0にしないように組めよ…ヨトゥンもいるし -- 2013-08-08 02 16 30 左利きなんだなw -- 2013-10-08 14 22 58 自動回復簡単 -- 2013-10-23 23 54 27 今回のジュエルでうずめちゃん用にスキルマ作る予定。 -- 2013-10-26 09 23 14 フォークとナイフ… 自分が餌にされる立場をわかっていない -- 2013-10-29 01 37 07 コイツばかり落ちるのでどうしようかな~と思ってここ見たんだけど、そうか、ウズメか。強化で使いやすくなったし運用考えるよ、サンクス! -- 2013-10-29 16 31 17 何気に覚醒スキルが優秀 -- 2013-10-31 06 14 21 ラグオデコラボのチェイサーパでいい働きするよ。2体いてもいいくらいだ -- 2014-01-10 20 37 24 癒しの祈りは回復量の3倍ではなくて0.5倍回復です。上の欄の修正お願いします。 -- 2014-02-07 10 32 11 報告ありです、修正しておきました。 -- 2014-02-16 03 17 05 微妙 -- 2014-04-09 22 02 59 制限用ワングレンパにこいつの居場所ができたな。次のジュエルはこいつと闇鞄スキルマまでがんばる。 -- 2014-04-12 19 40 54 ざんねんなかお -- 2014-04-23 22 02 34 うーん顔がイマイチ -- 2014-04-28 13 04 02 初期がかわいいだけに劣化が悲しい。 -- 2014-04-28 22 45 25 可もなく不可だけ -- 2014-04-29 11 31 35 ゴツイ -- 2014-04-30 22 16 24 顔をボコろう -- 2014-05-05 00 39 26 顔だけで強くなさげ -- 2014-05-06 18 28 22 ワンパンで退治できる -- 2014-05-07 23 37 29 肉食系女子 -- 2014-06-05 23 22 22 男っぽい感じ! -- 2014-08-27 11 44 15 尻についてる赤い玉は何? -- 2014-11-12 14 15 09 ↑ザクロと思います -- 2015-01-26 14 12 06 髭も相まって、ジジイ顔にしか感じない -- 2015-02-05 16 43 12 嬲るのもいい加減にしろ(怒) -- 2015-06-12 21 13 04
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あいまいせるふぃっしゅ【登録タグ ELEGUMI TOKYO あ のう ユミソラ 初音ミク 曲】 作詞:ユミソラ 作曲:ELEGUMI TOKYO 編曲:ELEGUMI TOKYO 唄:初音ミク 曲紹介 「嫌いな私」の中閉じこもってる「ホントの私」は嫌いじゃないでしょ? ELEGUMI TOKYO氏 の10作目。 "勝手" に7週連続リリース企画の6作目。 自己愛埋の歌。曖昧身囲真陰な感じです。(作詞者コメ転載) 作詞をユミソラ氏が、イラストをのう氏が手掛ける。 歌詞 「壊れた世界 別に興味なんてないから 明日に死んでも平気だよ」 錆び付く私が 私のワガママ 聞けずにかまって欲しいだけ 自分に嘘ついて してる我慢って何? 周りの顔に合わせて息をする 星占いなんか信じてないのに 落ち込んだフリをしてみる 耐え切れなくて 見上げた星空の下に座る 凍えそうな光が嫌い 「嫌いな私」の中閉じこもってる 「ホントの私」は嫌いじゃないでしょ? もうどうせ普通なんてできっこないのよ 首輪がないの怖かっただけ ねぇこんな私にも願いくらいある 押し付けられたらやりたくないでしょ 明日からはなんて変われっこないけど 口先だけの子供のままで「痛くない」 「元彼だけど別に終わったことだし 私は一人でも平気だよ」 新しい彼女は 友達だったの ザラつくキスと二枚の舌 このまま目逸らして 走り転び出口はどこ 期待してがっかりするくらいなら 最初から何もないほうが楽だとか ふさぎかけの傷跡舐める 大声を上げて泣き叫ぶのも忘れちゃったから やさしい君の隣が嫌い 嫌いな私のまま愛して欲しいけど 素直じゃない子は可愛くないでしょ ねぇ本能少しだけ ガード緩んだなら シてホしいコと 溢れそうになる 流行に犯され 頭から爪先まで 本当の私はそんなじゃないでしょ? もうこんなの私じゃない じゃぁどんなが私なの 私の中にはもう私いないみたい コメント 追加乙! -- 名無しさん (2011-11-12 23 10 04) この曲クセになる! -- AZ (2012-07-01 17 00 44) 名前 コメント
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律「あwwwごめwwwまた変なとこいったwwwとってきて梓!!」スマンスマン 梓「…」タタタタ 梓「(あれ?もしかして…律先輩って)」アッタ… 梓「いきますよ~」 律「うっしゃー!!」 梓「うらっーー」ビュン 律「ほっ」バシュ 梓「(やっぱ捕るのはうまいんだけど)」 律「梓、お前球投げるのうまいなぁ~」 梓「いや、普通ですよ」 律「照れない照れない」 梓「照れてないっすよ」 律「いくぞ~」 梓「おぉー(今までのことから推測して律先輩は)」 律「今度はちゃんとなげるからな~」ブンブンブン 梓「(こんな素人が投げるのですら普通に見えるほど)」 律「ほれ!」ピョーン 梓「このノーカンやろぉぉぉおおおおおおお!!!!!!」 律「あ、ばれた!?」ケラケラ 梓「ばれた!?って自覚ありですか!!」 律「うん」 梓「いや、うんって!?キャッチボールできないのに誘わないでくださいよ!!」 律「久しぶりにしたらできるかな~って思ったんだけどなwww」 律「無理だったwww」 梓「なんですか!?それー!!」ウガー 律「そんな怒るなよwww」 律「あ、梓!!」 梓「え、なんですか?」 律「ボールとってきてwww」 梓「」 梓「うぜー!!!!!」タタタタ 律「www」 律梓「ヤイノヤイノ」 澪唯「……」 澪「何してんだ?あいつら」 唯「キャッチボール?」 澪「あ、キャッチボールか」 唯「りっちゃん全然ダメダメだね!」 澪「あぁ…あいつは…」 唯「?」 澪「中学生の時に体育の授業の練習がてら2人で練習してたからあいつは捕るのはうまいんだけどな」 澪「投げるの慣れてないんだよ」 唯「そーなんだ」 澪「うん」 唯「う~ん」 澪「?」 唯「じゃあ、澪ちゃんは投げるの上手いけど捕るのダメダメなんだね!」 澪「…いや」 澪「律の特訓むなしく、私は投げるのも捕るのもダメダメのままだ」 唯「なんと!?りっちゃん、不憫な子!!」 澪「まぁ、でも…」 唯「?」 澪「あいつら今、楽しそうだからよくない?」 唯「…」 律「うなれ!ナックルボール!!」ニョーラーン 梓「ちょ!?普通に投げることすらできないんだから、そういうのやめろ!!バカ!」 律「バカいうな、このバカ!」 梓「バカっていうほうがバカだろ!」ブン 律「うるせーよ!」バシッ 律「てか、言い出しっぺお前だからやっぱり梓がバカじゃんwww」ポーン 梓「だからどこなげてるんだって!?」 律「www」 律「つーか、お前ムキになって敬語とれてんだけど」 梓「あっ」 唯「……だね」ニコッ 澪「う、うん(かっこよく決めたかったのにびみょーに私がスベって 唯が空気よんだみたいな感じになった)」 14通りめ 律と梓 終わり 唯「あーめあーめふ~れふ~れあーずにゃーんが~」 唯「にゃ~のめーでお~むかえーうーれし~いな~」 唯「ぴーちぴーちちゃーぷちゃーぷ」 唯「にゃーんにゃーんにゃーん」 梓「……」 唯「えへへ~♪」 梓「なんですか?その歌は…」 唯「あずにゃんと相合い傘してる歌だよ~」ヘヘッ 梓「んなっ///」カァァ 唯「雨降ってて嬉しいなぁ~」チャプチャプ 梓「そ、そうですか…雨の日好きなんですか?」ピチャピチャ 唯「……ん~、じゃあ、そういうことにしとこうかな?」 梓「?」 唯「~♪」 梓「てか、今日雨の予報だったんですから傘忘れないでくださいよ…」 唯「たはは…ごめんごめん。 ギー太のレインコートの準備してたら自分の傘を多分玄関に忘れてしまいまして」 梓「ギー太が濡れなくても先輩が濡れたらもともこもないじゃないですか」 唯「ごもっともです」 梓「なんなら、雨の日くらいは部室に置いて帰っても」 唯「それはヤダっ!ギー太は私と一緒にいなきゃダメなんだよっ」 梓「………そうですか」ハァ 唯「うん。そうなんだよ」フンスッ 唯「♪~」 梓「……」 梓(まさかギターに嫉妬するなんてな…) 梓(……情けない) 唯「にゃーんにゃーんにゃーん♪」 ザ――……… 梓「……」ピチャピチャ 唯「……」チャプチャプ 梓(あ……) 梓(唯先輩…右肩が…濡れて) 唯「ん?どうしたの?こっちばっか見てるけど」 梓「えっ!?あ、いや、な、なんでもないです!?」ワタワタ 唯「」ジー 唯「あー!」 梓「へ、な、なんですか!?」ビクッ 唯「あずにゃん、左肩濡れちゃってる!?」 梓「え、……あ、ほんとだ。でも、それを言うなら平沢先輩だって…」 唯「ん?あ、ほんとだ!!気づかなかったやー」ウワー 唯「お互い結構かたっぽだけ濡れちゃってるね」 梓「ですねぇ」 唯「肩だけに」 梓「……」 唯「んもう!黙らないでよ」 梓「いまのにどんな反応すればいいんですか…」 唯「笑えばいいと思うよ?」 梓「笑っていいなら笑いますけど」 唯「なんか私とあずにゃんの言ってる『笑い』の種類が違う気がするからやっぱ、笑うのはやめようか」 梓「はぁ……」 ザ――……… 梓「……あの」 唯「ん?どうしたの?」 梓「いや、そのっ…」 唯「?」 梓「このビニール傘ちょっと2人だと小さいんで、もう少し寄りませんか?」 唯「……」 梓(あ、やばっ。ヒカレタ!?) 梓「あっ!?いや、なんというか、平沢先輩に風邪ひかれても困るっていうか、平沢さんに申し訳ないっていうかですね!?」 スッ 梓「あ」 唯「へへ。これくらい近づいたら濡れないかな?」 梓「……」 唯「……あずにゃん?」 梓「あ…、あ、は、はい!多分濡れないと思います」 唯「ん!じゃあ、雨が強くならないうちに帰ろ~」 梓「……はい」 ザ――……… 唯「あーめあーめふ~れふ~れあーずにゃーんが~」 梓(……左肩が歩く度に当たるなぁ) 唯「にゃ~のめーでお~むかえーうーれし~いな~」 梓(先輩は気にしないのかな…そういうの……) 唯「ぴーちぴーちちゃーぷちゃーぷ」 梓(……端から見たらどんな風に見えてるんだろ) 唯「にゃーんにゃーんにゃーん」 梓(……なぁ、ギー太、どんな風に見えてるのかな) 唯「ぴーちぴーちちゃーぷちゃーぷ」 梓(………まぁ、いっか)チラッ 唯「にゃーんにゃーんにゃーん」 梓(なんか今、物凄く幸せだから) 唯「ぴーちぴーちちゃーぷちゃーぷ」 梓「って、何回繰り返してんですか!?」 唯「ん?……だって嬉しいんだもん」 梓「そんなに雨好きなんですね…知りませんでしたよ」 唯「えへへ~……」 梓「明日も雨ならいいですね」 唯「だね!……にゃーんにゃーんにゃーん♪」 15通りめ 唯と梓 終わり 「じゃーなー!!」 「おうっ!!」 律「ん~…今日もたくさん遊んだなぁー。暗くならないうちに早く帰らなきゃ!!」スタタタタ 律「早くしないとまたおかーさんにおこられちゃう」タタタタ 律「ほっほっほっ…ん…?」タタタタ 律「…あれって…同じクラスの…」ピタッ 「うううぅ~~やだよぉ~~」グスグス 律「どうしたの?」ヒョイ 「ひっ!?」ビクッ 律「おわ!?びっくりした!?」 「えっ…え!?あ、あの……う、うぅうう!!」グスッ 律「え!?なんで泣くの!?な、なかないでよ!?」ワタワタワタ 「うわーん」ポロポロ 律(あれ?僕が泣かしたみたいになってる!?)ガビーン 「ひっ…えぐっ…あの…、い、いきなり泣いて…ごめんね…ひっく…ちょっとびっくりして」 律「いーよ。いきなり声かけちゃったし。それよりどうして泣いてたの?みおちゃん」 澪「…みおちゃん?」 律「え?あ、いやだった?でも、せんせいが『友達の名前にはちゃんと"ちゃん″をつけてあげましょー』って言ってたよ?」 澪「ともだち…?」 律「うん!友達!!…って言っても、みおちゃんとはあんまり話したことないけどさ、 同じクラスだし…きっともう『友達』だよ」キシシ 澪「じゃあ…たいなかくんは…りっちゃん?」 律「へ?…んと、僕は男だから…もし呼んでくれるなら『りつくん』がいいな」 澪「…りっちゃん」 律「りつくん」 澪「りっちゃん」 律「りつくん」 澪「…りっちゃんがいい」 律「え~~。男が、ちゃん付けとか…おかしーし」 澪「りっちゃん」 律「りつくん!!」 澪「…りっちゃん」ウッ 律「あ!な、泣かないで!?いいよ!!いいから!うん。 あ、どうしてかな?いきなりみおちゃんに『りっちゃん』って呼ばれたくなってきたなー」ハハハ 澪「…本当?」ピタ 律「う、う~ん…。本当はいやだけど、みおちゃんだけ、特別だからね!!」 澪「えへへ…りっちゃん」ニコッ 律「…!!」ドキッ 澪「?…どうしたの?」 律「あ?ううん!な、なんでもないよ!?」 澪「?」 律(なんだろう、今、みおちゃんみたら胸がドキっとした…) 律(うーん…) 律(よくわかんない!)シャキーン 律「ねぇねぇ、みおちゃん」 澪「ん?なに?りっちゃん」 律「さっきはなんで泣いてたの?」 澪「あ…」 律「?」 澪「お話…聞いてくれる?」 律「うん!いいよっ!!みおちゃんの話、聞くからおしえてー!!」 澪「あ…」ドキッ 律「どうしたの?」 澪「う、ううん。なんでもない…」 澪「…あのね」 ――――― 律「へ~~!!すごいね!!みおちゃんいっつも本読んでるもんね!!」 律「1人で!!」 澪「あぐっ!?」 律「うん?どうしたの?」 澪「ううん…な、なんでもない…」ズキズキ 律「でも、どうして作文読みたくないの?」 澪「だって…恥ずかしいもん…」 律「え~!?恥ずかしくなんかないよ!賞とっちゃうなんてすごいことじゃん!!」 律「僕ならみんなに自慢しちゃうけどな~~。おかーさんだってきっとほめてくれるだろうし~~」ヘッヘー 澪「だったら、りっちゃんが読めばいいじゃん!!みんなの前で読むのなんてやだよぉ!!」 律「」 澪「あ、ご、ごめ…んなさい」シュン 律(ちょっといま、おかーさんにしかられてるみたいだった。み、みおちゃんって…なんかすごい…)ドキドキドキ 律「…ねぇ」 澪「…ん?」 律「なんでみんなの前で読むのいやなの?」 澪「…だって、怖いんだもん…」 律「怖い?なにが?」 澪「私の作文のことで…もしもみんなに笑われたらって思ったら…怖い」 律「そんなぁ~。誰も笑わないよぉ!!」 澪「…笑うもん」 律「え~笑わないと思うけどなぁ~~」 澪「笑われたら…みんなに嫌われたら…やだ…グスッ」ジワッ 律「わわわわ!?だから泣かないで!?ね?ね?」ワタワタ 澪「う~~…グスッ…グスッ…」 律(あわわわわわ!?ど、どうしよう!?どうしよう!?) 律「…」 律「…」 律「…!」ピーン 律「そうだ!ねぇ、みおちゃん!!ちょっと家に来て!!」 澪「へ?え?な、なんで…?」グスッ 律「いいからいいから!!もう僕ん家すぐ近くだからさ!!」グイグイッ 澪「わっ…りっちゃ…ひっぱらないで…」 律「あ…ごめんごめん!!じゃあ、手をつなごっか!」ニコッ ギュッ 澪「…あ」 律「じゃあ、いこいこー♪」タタタタ 澪「あ…う、うん…」タタタタ 13
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※容量制限により分割 ゆっくらいだーディケイネ 17話『幻惑の森の物語-fight a battle with the beautiful bee-』 蝉の声がけたたましく鳴り響き夏の日差しが容赦なく紅里達の頭上に降り注いでいく。 額の汗をぬぐいながら紅里達はゆっくりゆっくりと歩き続ける。何か変化があれば、と紅里は歩きながら思うが右を見ても、左を見ても、上下斜め全方角見回してみても 異変と呼べる物は全然なく変哲もない普通の森であった。 「はぁ…………こんな歩くのならもっと何か持ってくれば良かった………」 森の中を歩き続けて5時間。空はこんなに青いのに、太陽はあんなに眩しいのに未だ出口は見えない。 紅里もれいむもまりさもこのあまり変化しないこの光景にいい加減うんざり。ついでに足も結構ヤバかった。 この異常な広さは異変じゃないのかと何回も何回も思うがこれが現実。自然は偉大である。 「おなかすいたよ…………おねーさん何かない?」 「残念だがもうカロリ○メイト2本しか残っていない」 「……………まりさに1本おねーさんとれいむで半分こすれば万事解決だぜ!」 そのりくつはおかしい。けれど私もこんな歩くとは思わず朝食を軽めに取ってしまったので結構空腹である。 とりあえずまりさの提案は完全無視するという形で私はカロリ○メイトを箱から取り出した。 「はやく!はやくれいむにちょうだいね!」 「どうせならまりさに1.5本、いやいっそのこと2本とも…………」 体の比率からして私:れいむ:まりさ=2:1:1がちょうど良い。つまり私が1本、このふたりは半分こというわけだ。 ぶぅぶぅ文句たれてるがこのカロリ○メイトは私の物だ。優先権は全て私にある! 「はい、れいむ、まりさ」 「素っ気ないね!しけてるね!」 「あのスネークも絶賛してたんだ。味は保証する」 れいむは素直に受け取ったがまりさは未だに文句を言い続けてる。けど『文句言うならやらない』と言うとまりさは涙目になって 従順な口調で求め始めた。あの生意気なまりさももう限界なんだと感じ私はまりさにカロリ○メイトをあげた。 「これでいつまで保つか……」 人間一日くらい食事を行わなくても死なないと思うが問題は出口が見えないことだ。もう家へと戻る道さえも分からなくなっている。 でもそれは後で考えるとして今は食事だ。私は残り1本のカロリーメイトを取り出す。ノーマルなチーズ味。 それを口に運ぼうとしたその瞬間、突如何処からか大きな蜂が現れて私に向かって飛来してきた!! 「うわっわわわ!!!!あわわわっくんなっ!!!!」 私に向かって荒れ狂う蜂に対し、私は刺されまいと激しく抵抗して何とか蜂を追い返した。 このカロリ○メイトの臭いにつられてきたのか。そう思って一時の安心を得て手元を見た。 ………………無かった。もしやと思って下を見た。落ちてた。完璧土の上に。 ……………………あんまりだァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!! 「むーしゃむーしゃしあわせー!!」 「最悪のタイミングで幸せって言いやがった!!」 「むーしゃ、みーしゃ………おねーさん虫にがて……むーしゃ……だったの?」 「ごきぶりとか……むーしゃ……平気で……なーじゃ……ふみつぶしそうな………むーちょ……顔してるぜ」 喋るか食べるかどっちかにしろ。それと誰がゴキブリ踏みつぶしそうな顔だと! 空腹も相まって余計に怒りがこみ上げてくる。だが暴力はいけない。楽ちんだけどいけない。 「虫は全然苦手じゃないのよ……ただ蜂が苦手なだけ」 「はち?」 「ああ、子供の頃刺されたことがあってね。あれは痛かった」 「ふぅん…………………」 まりさはいつになくゆっくりらしく太々しい笑顔をしている。ああいう顔した時は大抵碌な事考えてないのが相場だ。 とりあえず警戒しているとまりさは地面に落ちた私のカロリ○メイトを拾い上げた。 「17秒ルールだね!」 「ちがうぜ!まりさはれいむやおねーさんとちがってとてもとても高貴なみぶんだからそんなことしないぜ!!」 「………じゃ、なんなのよ」 「ゆっふっふ。これで蜂をおびきだしておねーさんを恐怖のどん底におとしいれるぜ!」 そしてまりさの言うとおりに蜂がそのカロリ○メイトの臭いにつられてやってきた。 いや、蜂だけじゃない。この森に潜むありとあらゆる虫が草葉の陰、木の上、森の奥からとほぼ全方向からやってきたのだ!! 「おびえるがいい!ふるえるがいい!それがおねーさんに出来る唯一のこと……ゆぎゃばばばばばば!!!!!」 そのまるで嵐とも呼べる虫の大群はカロリ○メイトを持ったまりさへと一直線に向かっていった……… と言うかおびき出したらまずそのカロリ○メイト放せよ。 数秒もしないうちにまりさは大量の虫に囲まれすっかり真っ黒になってしまった。その光景を例えて言うならおはぎである。 「やばいぜ!ま、まりさのスウィーツ(笑)なボディが蹂躙されちゃううううう!!」 「その表現はどうかと…………」 とは言ってもこんな状態になってしまってはもう助かる手段はないだろう。 虫を一つ一つ取ってやっても良いが蜂もいるだろうからそれは個人的にパス。 というワケで。ありがとうまりさ、貴方のことは忘れない。 「くっ!なんてじだいだぜっ!」 と、そんな風にまぁこいつなら平気だろうという視線でまりさを見つめていると いきなり虫たちがまりさの体から離れ再び森の奥へと戻っていった。 「まりさ!大丈夫だった?」 そう言いながらまりさから十メートル以上離れた木の陰から顔を出すれいむ。 白々しいと言いたいところだが私も五メートルくらい離れたところで傍観していた。流石にあれは生理的に無理である。 しかし不思議だ。まりさの手にはまだカロリ○メイトが残っているというのにどうして虫たちは離れていったのだろう。 その理由が何かあるはずだと思い辺りを見回してみると草の影に何か蠢く物が見える。 あのぴょんぴょんと動く触覚、そして緑の髪。その姿を見て私は妙に納得した。 「あ、あれはりぐるだよ!!」 れいむも私と同じ様にその存在に気付いたようだ。 恐らくまりさの虫を取ってくれたのもあのゆっくりりぐるなのだろう。彼女は草木のスキマから静かにじっと私たちの姿を見ている。 「ゆっ!GだぜG!」 「ううう……………………」 だがまりさがそう言うと同時にりぐるは森の奥へと逃げてしまった。 「あ、今すぐあのりぐるを追うわよ」 「ゆ?どうして?」 「りぐるの向かった先に何かあるかもしれない。このままじゃ私たちはジリ貧だ」 りぐるは足が速い上にこちらの足は限界に近い。 と言うわけで私たちはそのりぐるの足跡(足?)をできるだけゆっくり、ゆっくりと追っていった。 「………洒落にならん」 りぐるの足跡を追っていって約2時間。もう足もほとんど動かず野垂れ死に成ることまで覚悟していた。 しかしやっと私たちは柵に囲まれた集落のような場所へと辿り着くことが出来た。 「……………ここは」 「ゆっ!!ひとがきたよ!」 その入り口にいたゆっくりめーりんが私たちの姿を見てすぐさま集落の奥へと入っていく。 門番というか見張りは一人しかいないようでそのめーりんがいなくなると入り口はもうもぬけの殻となった。 何のための柵なんだか。 「おねーさん!もうまりさはお腹が限界だぜ!はやくはいろうぜ!」 「れいむもどちらかというとピンチだよ!」 「いやここは待った方が良い」 いくら今入り口が無防備とはいえしっかりと柵がある集落だ。下手に相手を刺激したら緋想天の世界のように敵に囲まれる状態にもなりかねない。 それにこっちはもう体力も精神も相当摩耗して戦えるような状態ではないのだ。 「……………お腹へったぜ………」 我慢しろ。私はカロリ○メイトさえ食べられなかったんだ。 空腹を我慢しながらそのまま直立で待っているとようやく中からめーりんが戻ってきた。 待つことおよそ約1時間。家を出てから通算およそ8時間以上私たちは歩き、もしくは立っていたという事になる。 何か普通に異変解決した方が楽のように思えてきた…………すっかり夕日も沈みかけている。 「じゃおんてい!ゆかりんからお許しが出たよ!ゆっくりはいっていってね!!」 そう言ってめーりんは門の前からどいて私たちが通りやすいようにした。 私にとってはどこうがどかまいが簡単に乗り越えられるのだがここは好意に甘えよう。 「じゃおおおん!ゆっくりしていってね!!!」 めーりんに見送られながら私たちはその集落に入る。 美鈴の背中に紅魔館。その事実と重なるようにその集落は夕日によって紅く照らされていた。 「ゆ……おなかへったぜ」 「れいむもぺこぺこだね!」 集落と言っても町一つほどの大きさはなく、視界の中に境界用の柵が見える程度だ。 そしてその敷地内に高床式倉庫みたいな建築物が六つほどある。 「ゆっ!!おきゃくさまだね!」 「ゆかりしゃまがいっていたよ~わかるよ~」 「げらげらげらげら!!」 そして、集落と言ってもここはゆっくりだけの集落のようだ。多くの様々なゆっくり達が私たちに興味を持ってすり寄ってくる。 何故だか知らないけどでんこの顔が思い浮かんだ。この集落の治安維持は大丈夫だろうか? 「あ~とりあえず座れて食事が出るところとか無い?」 「うにゅ?ええとあっちだよ!」 「あっちだってね!」 ゆっくりおくうの髪の指す方向へとまりさとれいむは即座に駆けていく。 あいつらは疲れてないのかなとほんの少し羨ましく思っていたら二人は唐突にこけて転んで動かなくなった。 「オナ……おなかすいたよ」 「そう言えばあんた達空腹のことばっかで疲れのこと全然言ってないわね……」 この瞬間私はこの人生で初めて足のないこのゆっくり達に憧れた。きっとこれで最後だと思う。 もしこれが最初で最後じゃなかったとするならばきっと私は記憶の底に封印しちゃったんだろう。きっと。 「ゆっくりしていってね!!!やどちんはタダでいいよ!」 と、女中らしきゆっくりちるのにいつもの言葉をかけられようやく私たちはその足を休めることが出来た。 私は一息つき、そのまま眠ってしまいたかったが私の横でいつまでも元気そうにれいむとまりさが文句を言い始めている。 あれだけ歩いたというのに疲れてないのか。本当に羨ましい。 「はい~ゆつきひ村特産のおうしゅうここなっつでございますちーんぽ!」 「キタ!ここなぁ~つ!」 「ゆっくりいただくよ!!」 体付きのゆっくりみょんが食事の皿を持って奥の部屋から出てくるのを見てれいむとまりさは歓喜の叫びを上げながら激しいコールを送る。 これほどまでの笑顔を私の前で見せたことがあるだろうか(反語)。 「それではぜひゆっくりたべていってね!!」 「食べてくぜ!」「食べるよ!」 「私も頂くか………なんだこれ」 皿の上には、なんと言ったらいいのだろうか。ココナッツにしてはやけに黒光りしてる。 そして先端には何か長い突起のような物がある。こちらも同様に黒光りしていた。 「ちーんぽ!!」 「違う!!こ、これは………………カブト虫じゃね?」 「かぶとむしだね」「かぶとむしさんだよ!!」 「ここなっつですちんぽ」 「いや、カブト虫だろ」 どっからどう見たってカブト虫にしか見えない。 これがカルチャーギャップか。ここはゆっくりしか住んでない村なのだから覚悟しておくべきだった。 しかし宿屋はちゃんと人間が眠れるよう広くできている。なんとまぁご都合主義なことだ。 「ぷんぷん!ふざけないでね!!ちゃんと食べられるもの持ってきてね!」 「そうだぜ!!いかりしんとうだぜ!」 「……………『週間野生のゆっくり』ではゆっくりの主食は虫とか草と書いてあったけど………」 「あんなうさんくさい本をうのみにしないでね!!」 そう言い争ってるうちにふと後ろの方から微かな泣き声が聞こえてきた。恐る恐る振り向いてみると 皿を運んでいたゆっくりみょんが涙をじっと堪えながら立ち尽くしていた。 「………ひっぐ……ひっぐ……このむらの……みんながたべてるのに……ちーんぽ……ひぐっ」 「あ、あ、ええと………まりさはえいこうあるきぞくのまつえいだから貧相なかぶとむしなんてたべないぜ! そこくにいた頃はヘラクレスばっかたべてたんだぜ!!」 またまりさの法螺吹きが始まった。でもこれもまりさなりにみょんをゆっくりさせることなのだろう。 まりさの嘘を聞いて何か思うところがあったのかみょんはそのまま奥の部屋に戻っていった。 「まりさ!!ヘラクレス今度れいむにもみせてね!!」 「あ、ええと………」 「はい~ゆつきひ村特産のへらくれすここなっつでございますちーんぽ!」 そう言いながらみょんはさっき泣いていたのが嘘のように嬉々として先ほどのカブト虫より一回りも二回りも大きいカブト虫を運んできた。 …………………………………………なんだこの展開。 ヘラクレスのレベルじゃねぇよ。私の靴よりでかいぞこれ。と言うかあったのかよ。 「…………………ねぇ、私が食べられるようなものとか………ない?」 「………………あ、もうしわけございません!そういうものはこちらには………」 まぁいっか………もう食事なんてどうでも良くなってきた。 もう足も殆ど動かないし今すぐ横になって疲れを洗いざらい落としたい。気分はさしずめネ□とパト○ッシュだ。 と、目を瞑ろうとした瞬間女将と思しきゆっくりれてぃがコーヒー片手に奥の部屋から顔を出した。 「うふふ………人間の食事ならこの村の一番奥に一人だけ人間がいるわよ。たのんでみたら?」 「というわけだぜ!おねーさん!!」 「というわけだね!おねーさん!!」 「もう勘弁してくれぇ…………」 私たちが宿屋から出た頃にはあれだけこの村を紅く照らしていた夕日は完全に地平線の奥へ沈み、夜の時間が訪れていた。 星と月が私たちを優しく照らしてくれているため視界は依然良好だ。 「こんばんわ!ゆっくりしていってね!!!」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 こちらがゆっくりする立場なのに『ゆっくりしていってね!!!』とはこれいかに。と言うツッコミすらもう必要がなくなったお決まりの挨拶をして、 れいむとまりさは私を引っ張りながらこの村の一番奥にある家へと向かっていった。 「たのもーだぜ!」 「ありったけの食料をいただきにきたよ!」 完全に賊の台詞だ。ただ二人が大声でそんな台詞を吐いたにも関わらず中から返事はない。 中と外の境界はのれん一枚だ。聞こえなかったとは思えない。 「…………………しつれいするぜ。こそーりこそーり」 「はぁ………」 止めても聞かないだろうしとりあえず私も中に入ってみることにした。 あのれてぃの言うとおり確かに人間が一人いる。後ろ髪の長さから女性を思しきその人は机に向かいながら一心に筆を動かしていた。 「ゆっくりしていってね!!!………………………ゆっくりしていってね!!!ゆっくりしていってね!!!」 れいむはそう何度も繰り返すもその女性からの返答は一切無い。その女性は取り憑かれたかのように筆を動かし続ける。 そしてれいむも取り憑かれたかのように「ゆっくりしていってね!!!」と叫び続けるのであった。やかましい。 「………………あの、すみませ「ゆっくりしていってね!!!」ん。すこ「ゆっくりしていってね!!!」し 「ゆっくりしていってね!!!」「ゆっくりしていってね!!!」「ゆっくりしていってってやかましいわアアアアアアアアアアアアア!!!!」 「ひゃアアアアア!!!!!!!!あわわわり、りぐるっ!?」 ………………驚かせてしまったようだ。その上机も蹴り上げてしまったようで机の上のインクが空を舞いそして顔中にぶちまけられた。 「…………………あぎゃあああああ!!!あばばばばあばばばばばあああ!!!!」 「ちょっ!?大丈夫!?」 「ゆ、おねーさんのせいだよ!れいむはわるくないね!ぶーん!」 れいむの言葉も一概に否定できないけど今はそれどころじゃない。 この騒動が鎮めるのに約十分、もうほんとに休ませてくれと誰かに言いたかった。 「ああ………ありがとうございます。でもそのタオルもう使い物に……」 「いいのよどうせ粗品だし」 けどタオルだけでなく作務衣も靴下もインクで真っ黒になってしまった。眼鏡も洗わなければ使えないだろう。 その女性(前髪が頬の辺りまで伸びている。ただ髪質は良いため無精というわけではなさそうだ)の着物も同様である。 「私は稗榎十紘(ひえのとひろ)といいます。あなたたちは?」 「私の名前は床次紅里」 「れいむ」「まりさ」「「血管針こうげ「ここに人がいると聞いて私たちは来たの。ちょっと食事とか………その、頂けないかと」 催促してるみたいでこう言うのは少し苦手だ。けどその女性、稗榎さんは嫌な顔一つしない、寧ろ電球がいきなり付いたかのような笑顔を浮かべた。 「いいですよ!こうして多人数で食事するのは久しいなぁ。それじゃ準備しますので」 うきうき顔で奥の部屋へと入っていく稗榎さん。足取りも軽やかである。 「……………ひまだね!」 「……………なんかないかな!」 そう宣いながら二人は部屋の中の本棚に近寄っていく。 「あ!!名探偵RYTHEMの文庫本が二十四巻ぜんぶそろってるぜ!」 「いずむ1/2もあるよ!すごいね!」 なんだか初めて都会に行った田舎の人のようなテンションで本を読み始める二人。いつもは漫画くらいしか読まないのに。 「森の中で~熊さんとであった~ありがと熊さん~あなたの血肉を~頂きます~」 ある程度待っていると稗榎さんが奥の部屋から食事を持ってきた、何なんだろう、その歌。 その鍋の香ばしい臭いに気付き二人は本を棚に戻して鍋の前に座っていった。 「はふっはふっまじうめえ!!」 「へえ、小説家なんだ。んで、静かなところで執筆するためにねぇ……」 謎の肉を噛み千切って私たちは話に花を咲かせる。何の肉だか知らないけどうまい。 「それでね!まりさたちは助けた人をちぎっては投げちぎっては投げ………」 「おねーさんはもれなく年下きらーだよ!」 「いろんな世界で異変…………ですかぁ、いいですねぇ夢と幻想があって………まさにファンタジィ」 そう悦には入りながら稗榎さんは皆の皿に均等に具を盛りつけてくれる。完全に奉行役だ。 「そうだ、異変よ異変。何かこの世界で変わったこととか無い?月が変だとか霧が出たとか……本が出ないとか」 「……………私はあまり外に出ませんから、外でやることは全部りぐるがやってくれるので……」 りぐる。あの時あのりぐるがいなかったら私たちは遭難していただろう。正義の味方が遭難して死ぬってどんな状況なんだか。 「そろそろ帰ってくる頃だと思うんですけれど………」 そう言って稗榎さんは少し物憂げにのれんのスキマから外を見る。 しかし、今日この日。そのりぐるがこの家に帰ってくることはなかった。いやただの事実だけどさ。 「何かこうして別の世界で平和に一日過ごすのって初めてじゃね?」 翌日。あれだけ疲労していた足もすっかり回復して元気に歩けるようになった。 しかし異変らしき異変が全くないのはゆっくりできることであるが違和感は残るものである。もう民間人としてダメかもしれん。 「きっとどっかに異変が潜んでるんだぜ!」 「れいむたちは先に行ってるよ!」 「……………私も何か探すか」 稗榎さんに礼の一つでも言おうとしたけれど彼女はまだ写真を抱いたまま眠っていた。 写真が気になって見てみると(こう言うのを出歯亀という)ゆっくりに囲まれた女性の写真であった。 紅い髪を初め、体付きも顔つきも美しかったが何処か稗榎さんと似ている。 起こすのも悪いので私はこっそりと家の外へ出る。太陽の光が瞳に差し込み立ち眩みしそうになった。 「異変………ね」 私に言わせればあの異常なまでに広い森が既に異変のように思える。 でもそれは異変じゃない。このまま立ってても分からないことは分からないので村の散策をすることにした。 「ゆゆ!ゆっくりしていってね!!!」 「おはよ」 道行くゆっくり達と挨拶を交わしていくうちに少しあることに気付いた。 この村はゆっくりの種類が多すぎる。るーみあ、みょん、みすちー、こまち、しずは、さとり、そしてこがさまで、 ほぼ全種類のゆっくりがいるんじゃないかと思ってしまうほどだ。事実かも知れない。 こがさがいることから非想天則の世界ではなさそうだし、星蓮船だったら他のゆっくり達はいないはずだ。 「ま、例外。もあるってことね。でも妙な感じはするわ」 そう思ってすたすた歩いていると村の外の方向から声が聞こえる。 何かあったのかなと思って見てみるとゆっくりおりんが猫車でゆっくりぱるすぃを大急ぎで運んでいた。 「にゃーん!たいへんだよ!たいへんだよ!」 「…………………タイミングが良いわね」 このほんの少し日常とは違った空気を肌で感じ、すぐさま異変が発生したと判断して私はそのおりんの後を付いていくことにした。 おりんは器用に猫車を突っ走らせ村の西側にある一際大きな建物の中へ特攻のように一直線に突撃する。 その様子は私だけじゃなくて村中にいる他のゆっくり達も凝視していた。 「また………だよぉ……ゆっくりできないねぇ」 「こまったものだ。いずれああなるときにそなえ酒を飲もうではないか同士ゆうぎよ」 「こればっかりは革命ではどうにもならん。ウォッカでも浴びよう」 …………どうやら異変は既に起こっていたようだ。森の長さ云々を異変だと愚痴っていた自分が恥ずかしくなった。 しかし異変が起こってるというのなら羞恥心に悩む暇なんて無い。私はその家を囲んでいるゆっくり達を乗り越えて家の中へと入っていった。 「ノックしてもしも~し……ってのれんだけどね」 そんな軽い気持ちで中に入ったが私を突き返すかのように熱く湿った空気が勢いよく襲いかかる。 境界はのれん一枚というのにまるで外と中が完全に切り離されたようでぼんやり立っているだけでも汗が出そうになった。 「……………………」 目の前にはまるでマス目を作るかのように布団が広がっていてそれらの殆どにゆっくりが横たわっている。 皆れみりゃやまりあでもないのにうーうーと苦しそうに唸り続けていた。 湿気に混じってアルコールの臭いが鼻についた。熱い。暑い。目眩がしてくる。体が火照ってくる。 今すぐ耳と鼻をすぐ塞ぎたい。 「………また、なのね」 その布団と布団の間をえいりんやうどんげ、てゐ、そしてあのてるよまでが忙しく動き回っている。 おりんは猫車を器用にそのスキマを動かし、ぱるすぃを空いている布団に寝かせた後ゆっくりと外に出て行った。 「みずがぬるくちゃってるよ!たすけてえーりん!」 「ああもう!おりんさんも水をかえるくらいの事してくれてもいいのに!」 皆布巾を変えたり汗を拭いたりと今にもはち切れそうな忙しさで動き回っていたけれどそんな中えーりんが私の姿に気付いたようだ。 「?人間………すみません!!すぐその盥の水をかえてくれないかしら!」 「え、あ、はい!!」 私は近くにあった盥を抱え即座に外に出る。外の冷たい空気が体を包んでいくことを感じ、私は先ほどの世界が異界であったことを改めて認識させられていた。 空気の冷たさが逆に怖気となって私に襲いかかってくる。 あの時疑問も抱かずただ愚直に外に出たのもあの空気から逃げたかっただけかもしれない。 でもそれじゃいけない。私はあの不快感と向き合わなければいけないと感じ取っている。 それは私がゆっくらいだーだからか?正義の味方だからか? そんな事はどうだって良いのだ。ゆっくりできない人を助けるのに理由なんているはずがないのだから。 様々な世界を旅をして私も少し変わったものだ。 「さて、水はどこにあるかなっと…………」 「ゆっ!おねーさんたらいをもってきてくれたんだね!ありがたいぜ!」 「これでいっぱいおよげるね!」 何故か水飲み場でうちのまりさとれいむが虫眼鏡を持って何かしていた。何かは知らない。 しかし外に水飲み場があるかと思ったらまさか村の中にあるとは……少し都合が良すぎないか?それに井戸じゃないようだし。 「いやいや、あんた達のプールのために持ってきたわけじゃないんだから、ほらそこどいて」 「ひどいね!おねーさんに代わっていへんちょうさしてるのに!」 水飲み場の水をじっと見つめても異世界の世界は開けないぞ。 私は盥に溜まったぬるい水を捨て、備え付けの柄杓で冷たい水を盥に汲む。 ついでにそのぬるい水で汚れた眼鏡を洗わせて貰った。 「プールだぜ!」「ゆっくりはいるよ!」 「入るなっ!!!!!!」 私はほんの少しだけ感情を露わにして二人を怒鳴ってしまった。二人との間にある空気が少し凍る。 私は何を言っていいか分からなくなり少し困惑したが沈黙の中れいむが不機嫌そうに口を開いた。 「……………ふん、どうせれいむたちはあそんでばっかだよ! でもたまにはおねーさんの役に立ちたいよ!ばかにしないでね!」 れいむは私の目をじっと見つめる。いつになく真摯な目つきであるがあの目で真摯と言われてもいまいちイメージがわかないと思う。 でも私はれいむの感情をほんの少し読み取れたような気がした。 「……………わかった、わかったよ。じゃあついてきなさい。きっと人手がいると思うから」 「スターフィッシュだぜ!」 少し空気読めまりさ。 私は二人を連れて再びあの湿気とアルコールと熱が支配する部屋に戻ってきた。 二度目だから少し耐えられるが果たしてこの二人は大丈夫だろうか。 と思った瞬間二人はすぐさま踵を返し逃げ去ろうとしていた。まりさはともかくれいむテメーはダメだ。 「不快指数100%だよ!ゆっくりにがしてね!」 「さっきれいむの目の中にダイヤモンドのように固い決意を『気高さ』を見た………だが… 堕ちたわね………ただのゆっくりの心に…………!!」 「ふやけちゃうよ!」 「ふやけないわよ。えーりんさん。水汲んできました」 私は片方の手でまりさを、右足でれいむを掴みながら盥を床に置いた。我ながら器用である。 「それじゃ手伝ってくれないかしら!?まず患者の布巾の温度を確かめてぬるくなっていたら変えて頂戴!盥の水も同様に!お願い!」 「………もういやだぜ!あっつ!まりさはクールに去るぜ」 「ほらてるよだって働いてるんだからちゃんとしなさい!」 「はたらきたいでござるはたらきたいでござるはたらきたいでござる」 ……………よく見るとてるよの目の焦点が合ってないように見える。気のせいにしておこう。 「ふぅ……あちぃ」 「ありがとうございました」 最初のうちは休む暇なんて無いくらい動き回っていたが『盥にちるの入れれば万事解決じゃね?』と提案したところ 『その発想はなかった』と、すぐさま採用されて回転効率も良くなり何とか一息付ける暇が出来上がった。 と言うかちるのを盥に入れただけで部屋の中も大分冷たくなった。あの不快さが嘘のようだ。 「だれるね!とけちゃうぞ!」 れいむとまりさもある程度動き回ってお疲れのようだ。ってなんで7時間以上歩いても疲れないのにたった1時間働いただけで疲れるんだ? 「………………で、聞きたいんですけど」 「分かっています。この患者達のことですね」 あれだけ苦しそうにしてたゆっくり達も部屋が冷えたからか今は安らかな寝息を立てている。それでも時々熱にうなされている者もいた。 「こんなに多くのゆっくり達が寝込むなんて………伝染病か何かなの?」 「…………………………」 えーりんは神妙な顔つきをして目をゆっくりと瞑る。言いたくないことなのであろうか。 そしてほんの少し考えるように俯き、口を開いた。 「…………………蜂」 「………………蜂?みんな蜂にやられたって言うの?」 「蜂は蜂でも……………………蜂妖怪なのです」 「……………………どういう事?説明して」 「…………………………わかりました」 この村は湯月火村といって数多くのゆっくり達が暮らすとても平和な村だった。 狩りをしたり農業をしたり諍いなど殆ど無く皆が皆ゆっくりできる環境であったそうだ。柵も元々はなかったらしい。 でもそんな平和な湯月火村に蜂妖怪が多くの蜂を引き連れて村にやってきたのだ。 「蜂妖怪は言ったわ『今からお前達を恐怖のどん底に叩き落としてやる!』って………」 「最近どっかで聞いた事あるわね……その台詞」 蜂妖怪はその台詞を言い終わると同時に近くにいたゆっくり達を自分の尻についていた針で次から次へと刺していったそうだ。 幸いゆっくり特有のタフさによって死者は出なかった。しかしその結果は今私たちの目の前に広がっている。 「蜂の…………毒………ね」 「それはもう阿鼻叫喚の光景でした。ある者は泣き叫び、ある者は森に逃げ、ある者は勇敢に立ち向かっていきました。 しかし、蜂妖怪はまるで嵐、疾風怒涛、シュトゥルム‐ウント‐ドラングのように村を蹂躙していったのです」 「……………ひどいはなしだね!」 あの脳天気なれいむとまりさが酷く憤慨している。ゆっくりにはゆっくりの辛さが分かるのだろう。 「アイツは笑いながらこうも言いました……『怯えるがいい!震えるがいい!それがあんた達に出来る唯一のことだからな』と………」 「それもどっかで聞いた事あるような……」 「住民の三分の一が襲われてようやく蜂妖怪は森の中に帰って行きました……… けどそれはまるで生き殺しのよう………実質この村から出て行けなくなったと同じ事なのです」 「外には蜂が待ち受けてる…………ね」 「……………おねーさん、はちだいじょうぶ?」 「……………………そんなつまんないことで怖がってちゃ正義の味方は務まらないわよ」 「……………正義の味方?」 その言葉を聞いてえーりんは私のことをじっと見つめている。胡散臭いとでも思ってるかのように怪訝な表情を浮かべていた。 「そう!おねーさんこそふるさと小包につられてゆっくらいだーになり、なんだかんだで正義を貫き通している 超時空ゆっくらいだー!床次紅里だよ!」 「おねーさんはすごいんだぜ!きっと蜂妖怪もけちょんけちょんのばっきんばっきんにしてくれるぜ!」 「……はぁ………………ゆっくらいだー…………ですか」 おお疑われてる疑われてる。えーりんたちの視線が大分冷たい。えーりんは一つ溜息をついて私の顔と向き合った。 「…………つまり、貴方があの蜂妖怪を倒してくれると?」 「………それが今回の異変ならそうなるわね」 と、そんな事言うがそれだけが理由じゃない。 れいむ達だってこの光景に憤慨しているのだ。それなら私も言わずもがなである。 「……………そうですか。分かりました」 「げらげらげら!!」 「うどんげは『精々がんばっていってね』と言っているウサ」 ぽかりとうどんげはてゐを叩き、てゐはすぐごめんウサと言った。 その光景がちょっと滑稽で私は少し笑ってしまった。でもちょっとえーりんの視線が怖い。 「……………ちょっと待って下さい。血清を持ってきます」 「え?血清なんてあるの?」 「けっせいってなぁに?」 「病気から体を守る免疫抗体が入った薬みたいなものよ。でも血清があるならそれを村のゆっくり達に…」 えーりんは私の質問に答えずただ黙々と奥の部屋の棚から注射器を取り出す。 そして机の上にあった一本の何か薬品のような液体が入った試験管を注射器に取り付けた。 「一人分で精一杯。だから私たちは耐え、そして待っていたのです。悪を倒す正義の味方が………」 「……………」 「これで蜂の病気は防げるでしょう。でも約束して下さい。絶対にあの最凶最悪の蜂妖怪『微文 可燐』を倒してくれると…… アイツさえ倒せば皆も元気になります。お願いします」 えーりんは深々とこうべを垂れ注射器を契約の道具かのように私に差し出した。 「分かった。『絶対』倒すわ」 「それでは血清を打ちます。痛かったら痛いとでも言って下さい。言えるのなら」 そう言ってえーりんは注射器を垂直にたてて私の二の腕に刺した。…………………垂直はねぇよ。 「ちくしょう………藪じゃないの!!」 「おねーさんが泣いたの初めて見たかもね!!」 「まりさは以前にみたことあるぜ!!!!」 血清も打ち終わり私たちは村中のゆっくり達に見送られ森の中へと入っていった。 異変が終わるまで入るまいと思っていた。そして帰るときもこの森を通らなくちゃならないのでなおも憂鬱である。 「きっとあのえーりんはおねーさんの根性をためしたんだね!」 「その結果があれだよ!!」 「……………………で、あんた達は何でついてきてるの?」 ついてくる意味は特に無いと思う。それにこの二人は血清を打ってないからもし蜂に刺されたら病気になりかねない。 「おねーさんとれいむたちはいつでもいっしょだよ!!」 「いざとなったらすたこらさっさだぜ!」 れいむの言葉は少し嬉しい、でもその繋がりが不安を呼ぶ。まりさの言葉は少し苛つく、でもその方が有り難い。 とにかく私としてはこの二人をあんま戦いに巻き込みたくないのが心情だ。邪魔だし。 「歩いて何十分かって言ってたけど………」 また何時間も歩くことになるのは流石に勘弁して欲しい。 そう何度も反芻するように思い続けている内に虫が多くなっていることに気付く。辺りの木には虫の巣、特に蜂の巣が多く見られた。 「蜂蜜取ろうとするんじゃないわよ」 「しないぜ!!!」 「そこまで食にどんよくじゃないよ!!…………………?」 突然れいむは何かに気付いたかのように立ち止まりちょうど私たちの進行方向の右へ向いた。 「………………うたっぽいのがきこえるね!!」 試しに耳を澄ましてみると奥の方から蝉の声に混じってメロディが聞こえてくる。 格別に響く歌には聞こえなかったが何処か耳に残る。気付かないうちにれいむとまりさはその歌を口ずさんでいた。 「……………………多分そっちね、全く気楽なもんね敵さんも」 でもこの歌が聞こえてなかったら私たちはまた迷ってたことだろう。私達は方向転換して歌が聞こえてくる方向へと歩いていく。 進んでいくごとにその声はより鮮明に聞こえてくる。気付かないうちに私もその歌を口ずさんでいた。 「………………重さじゃ~量れないこんな思い~…………………」 次のページへ