約 17,171 件
https://w.atwiki.jp/geresurrection/pages/462.html
現在、このページはテンプレート移行作業中のため、情報は一部前作のものとなっています。 クアドリガ堕天 極地適応型のクアドリガ。 表面装甲は全て青白く染まっているが、破壊力は失われていない。 発生起源 北海近郊。 攻撃属性 【氷】 弱点 ◆物理属性 :【銃破砕】:前足、上半身(展開時)、前面装甲(展開時)>前面装甲 【銃貫通】:頭、ミサイルポッド、上半身(展開時)、前面装甲(展開時 破壊後) 【切断】:上半身(展開時)、前面装甲(展開時)>前面装甲(破壊後)、排熱器官 【剣破砕】:頭、上半身、前面装甲 【剣貫通】:上半身、前面装甲(展開時)、ミサイルポッド(破壊後)>前面装甲(破壊後)、ミサイルポッド(破壊前) ◆非物理属性: 【火】 ◆部位防御力 部位 物理(銃) 物理(剣) 非物理 破砕 貫通 切断 破砕 貫通 火 氷 雷 神 頭 90 10 90 10 90 × ◎◎ 上半身 ※ 通常時 90 90 90 30 30 × ◎◎ 展開時 30 30 25 15 25 ×× ◎◎ 前面装甲 ※ 破壊前 45(90) 90 90 40(30) 90 × ◎◎ 破壊後 30 30 35 20 40 ×× 展開時 30 30 25(05) 15(20) 25(90) ×× ◎◎ 前足 30(60) 90 90 90 90 ◎◎ 後足 破壊前 90 70 90 90 90 ◎◎ 破壊後 50 ×× 下半身 90 90 90 90 90 ◎◎ 排熱器官 90 50 40 90 90 ×× ◎◎ ミサイルポッド 破壊前 90 20 90 90 40 × ◎◎ 破壊後 65 15 55 65 30 ×× 数値が高いほど攻撃が通りにくくなります。 赤字はクリティカルが発生する部位。 活性化で変化する場合は、活性化後の値を()書きで後ろに記載。 ※上半身と前面装甲は前面装甲展開時に防御力が変化する。 ◆状態異常耐性 状態異常 耐性 持続時間(ダメージ量) 初期値 追加 ヴェノム 400 32 20秒(1.0%) ホールド 400 400 7秒 封神 400 100 30秒 防御力低下 400 80 60秒 ヴェノムのダメージ量はアラガミの最大HPに対する割合ダメージ。 ◆ダウン 部位 ダウン姿勢 備考 前足 前面装甲を展開してダウンする 後足 前足ダウンとほぼ同じだが、前面装甲を展開しない 探知タイプ 視覚<聴覚 聴覚に優れる。 捕喰 ◆アラガミバレット 銃身 名称 威力 属性 状態異常 説明 スナイパー 氷結性狙撃型ミサイル 破砕:146 氷◎ 着弾すると爆発する直進ミサイル アサルト 氷結型トマホーク 破砕:146 氷◎ 着弾すると爆発する誘導ミサイル ブラスト 氷結型三連トマホーク 破砕:80 氷◎ 少し上に飛んだあと敵に向かって飛ぶ3連ミサイル ショットガン 拡散型氷結ミサイル 破砕:38 氷◎ 射程の短い5wayミサイル ※入手できるアラガミバレットは装備している銃身に依存する。 ◆素材と確率 難易度1~4 難易度5~6 難易度7~8 難易度9~11 難易度12~13 難易度14~15 - 堕王砲 -% 堕王氷砲 -% 堕王氷重砲 -% 堕王氷重砲 -% 堕王凍重砲 -% 堕王頭 -% 堕王頭 -% 堕王氷骸頭 -% 堕王氷骸頭 -% 堕王凍骸頭 -% 堕王氷履帯 -% 堕王凍履帯 -% 堕王凍履帯 -% 戦王装甲 -% 戦王装甲 -% 戦王重硬装甲 -% 戦王重硬装甲 -% 戦王鋼硬装甲 -% 戦王耐衝体 -% 戦王超耐衝体 -% 戦王超耐衝体 -% 戦王超断衝体 -% 戦王超断衝体 -% 戦王合金 -% 戦王合金 -% 戦王合金 -% 戦王超合金 -% 戦王超硬合金 -% 戦王感覚器 -% 戦王超感覚器 -% 戦王超感覚器 -% 戦王真感覚器 -% 戦王真感覚器 -% 戦王履帯 -% 戦王重履帯 -% 起発体 -% 起爆体 -% 起爆体 -% 高爆縮体 -% 高爆縮体 -% 結合崩壊 ◆素材と確率 部位 難易度1~4 難易度5~6 難易度7~8 難易度9~11 難易度12~13 難易度14~15 前面装甲 - 堕王油 -% 堕王油 -% 堕王氷油 -% 堕王凍油 -% 堕王凍油 -% 堕王氷履帯 -% 堕王凍履帯 -% 堕王凍履帯 -% 戦王履帯 -% 戦王重履帯 -% 戦王翡翠 -% 戦王翡翠 -% 戦王清翡翠 -% 戦王合金 -% 戦王合金 -% 戦王合金 -% 戦王超合金 -% 戦王超硬合金 -% 後足 - 堕王油 -% 堕王油 -% 堕王氷油 -% 堕王凍油 -% 堕王凍油 -% 戦王耐衝体 -% 戦王超耐衝体 -% 戦王超耐衝体 -% 戦王超断衝体 -% 戦王超断衝体 -% 戦王翡翠 -% 戦王翡翠 -% 戦王清翡翠 -% 戦王合金 -% 戦王合金 -% 戦王合金 -% 戦王超合金 -% 戦王超硬合金 -% ミサイルポッド - 堕王砲 -% 堕王氷砲 -% 堕王氷重砲 -% 堕王氷重砲 -% 堕王凍重砲 -% 堕王油 -% 堕王油 -% 堕王氷油 -% 堕王凍油 -% 堕王凍油 -% 起発体 -% 起爆体 -% 起爆体 -% 高爆縮体 -% 高爆縮体 -% ◆破壊可能部位 名称 破壊方法 防御率変化 前面装甲 銃破砕、剣破砕が有効展開時は全ての攻撃が有効 全物理属性、火属性の防御低下 後足 銃貫通がやや有効 剣破砕、火属性の防御低下 ミサイルポッド 銃貫通が有効 全物理属性、火属性の防御低下 出現ミッション 難易度 ミッション名 フィールド 他の討伐対象 備考 5 凍てつく象 贖罪の街 ズブロッカ 鉄塔の森 行動パターン 内容 詳細・前後の行動 対処法 活性化 攻略 基本的に行動は通常種と変わらないが、活性化時のトマホークミサイルにリーク効果が付き、ボディプレス着地時に前後左右に氷柱が発生するようになったので気を付けよう。 やはり活性化すると非物理属性の耐性が下がるので、火属性の武器やバレットが有効。 破壊可能部位が変わっている事にも注意しておくこと。 前作と違い、活性化時にミサイルポッドの銃貫通耐性が上がらなくなったのは幸い。 ショートブレード ミサイルポッドを攻撃するよりは、火属性が高めの武器で足を攻撃してダウンさせ、ダウン中に前面装甲を破壊した方が楽。 武器としては切断・火属性が高いガングレト系統が最適だろう。 ロングブレード ver1.4からIEが銃破砕属性に変更されたので、IEを前脚に当てて、 ダウンしたところで前面装甲を破壊すれば切断属性も良く通るようになる。 後脚の破壊にもIEが有効。 排熱器官にも攻撃が効くが、通常種と違い破壊が出来ないので積極的に狙う必要は無い。 バスターブレード 通常種と同様に破砕重視の武器で前面装甲を攻撃する。CCは背を向けて出せばいい。 立ち位置が前か横になりやすいので、氷柱には注意すること。 ブーストハンマー バスターと同様。 やはりブーストラッシュは位置によっては足に当たりやすいので注意しよう。 チャージスピア ミサイルポッドが多少硬くなったが、通常種と同様に空中攻撃か銃撃で攻めればいい。 火属性武器を使うと楽になるだろう。 ヴァリアントサイズ メモ コメント一覧 名前
https://w.atwiki.jp/wiki8_daten/pages/370.html
ティカさん~ -- そよかぜ 2007-09-11 00 53 56 こんばんは。堕天のみなさん始めまして、ティカさんの闇弟子です。 ティカさん、最近どうしちゃったのかな。 弟子としては気になるので、書き込んでみました~。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dbrpalpha/pages/1452.html
2017年05月03日15時04分のバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 堕天使ルシフェル 放浪の天使 21 攻防強化 1 2 スナイプ 名誉暇人ナゴミ 24 攻防強化 1 0 ニコラエ・ドラクレア 柑橘類の人 25 速攻重視 1 0 トプディネ 放浪の天使 9 スピード 1 0 第21405回D-BR杯がスタートです!現在堕天使ルシフェルがタイトルを1回防衛しています!挑戦者がタイトルを奪取するのか、チャンピオンが防衛記録を伸ばすのか!? トプディネの攻撃!(命中率95%/会心率5%)トプディネ「アンタの実力はどれくらい?ボクに見せて」スナイプに2のダメージをあたえた!! スナイプ「だったらついでに治してやる。失せろッ!」 残り体力( 堕天使ルシフェル 21 , スナイプ 22 , ニコラエ・ドラクレア 25 , トプディネ 9 ) ニコラエ・ドラクレアの攻撃!(命中率95%/会心率5%)ニコラエ・ドラクレア「さあ、今度はどう攻めていこうか……フヒヒヒヒヒッ」堕天使ルシフェルに6のダメージをあたえた!! 堕天使ルシフェル「ぐあっ!」 残り体力( 堕天使ルシフェル 15 , スナイプ 22 , ニコラエ・ドラクレア 25 , トプディネ 9 ) スナイプの攻撃!(命中率95%/会心率5%)スナイプ「第伍十戦術。(I ready for Battleship !)ミッション開始。」堕天使ルシフェルに14のダメージをあたえた!! 堕天使ルシフェル「ぐあっ!」 残り体力( 堕天使ルシフェル 1 , スナイプ 22 , ニコラエ・ドラクレア 25 , トプディネ 9 ) 堕天使ルシフェルの攻撃!(命中率63%/会心率16%)堕天使ルシフェル「楽しいおしお…堕天使ショーの始まりだ!」ニコラエ・ドラクレアに26のダメージをあたえた!! 残り体力( 堕天使ルシフェル 1 , スナイプ 22 , ニコラエ・ドラクレア -1 , トプディネ 9 )ニコラエ・ドラクレアのLIFEは0になった!ニコラエ・ドラクレアはやられた・・・ニコラエ・ドラクレア「ぐぬぬ……」堕天使ルシフェル「とりあえず冥土の土産に一言。一度死んで出直してきな!」ニコラエ・ドラクレア、まさかの一発昇天で一抜けされてしまいました・・・ トプディネの攻撃!(命中率95%/会心率10%)トプディネ、連続攻撃!!!トプディネ「アンタの実力はどれくらい?ボクに見せて」堕天使ルシフェルに1のダメージをあたえた!!堕天使ルシフェルに1のダメージをあたえた!! 残り体力( 堕天使ルシフェル -1 , スナイプ 22 , トプディネ 9 )堕天使ルシフェルのLIFEは0になった!堕天使ルシフェルはやられた・・・堕天使ルシフェル「また機会があったら来てやる…フフフフ」 スナイプの攻撃!(命中率20%/会心率6%)スナイプ「第伍十戦術。(I ready for Battleship !)ミッション開始。」トプディネに16のダメージをあたえた!! 残り体力( スナイプ 22 , トプディネ -7 )トプディネのLIFEは0になった!トプディネはやられた・・・トプディネ「矢筒の矢が切れた…今回はここで終わりだね」勝ち残ったのはスナイプです!スナイプが見事にD-BR杯を制覇しました!スナイプ「一生自分の身だけ守って、一人で笑ってろ。」ニコラエ・ドラクレア「しっ、それは俺の台詞だ!!」ロクサーナ・ルプル 「何言い訳してんのよ?人の命を吸い上げることしか考えていないあんたが フェアな条件で戦っているWBR選手達のことを語る資格なんてないでしょ?」ニコラエ・ドラクレア「フン、さっさと戦いの舞台から降りればいいものを……」by柑橘類の人
https://w.atwiki.jp/lls_ss/pages/215.html
元スレURL 善子「堕天使は天使と結婚出来ないと思った?」 SS 概要 ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?のパロディ タグ ^津島善子 ^黒澤ダイヤ ^よしルビ ^パロディ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ronde/pages/114.html
コケーッ! ニ、人間、ダナ…。 オ、オレサマ ナンカ 用カ? 仲魔になれ・・・① 何かくれ・・・・① 立ち去れ・・・・① ①【仲魔になれ】 コケーッ! オ、オソシロイ! 人間 同族 食ウ! 信用デキナイ! オ、オマエ オレサマ タ、食ベルカ? 食べる・・・・② 食べない・・・② ②【食べる】⑤【そうだ】⑥【する】 コケーッ! 人間 コワイ! オ、オレサマ 帰ル! ②【食べない】 ホ、ホントカ? アマリ 信用 デ、 デキナイ…。オマエ タマゴ食ベルカ? 食べる・・・・③ 食べない・・・③ ③【食べる】 コケーッ! オマエ オレサマ 暗イ セマイ トコ イレテ タマゴ ウ、生マス気ダナ! コケーッ! ニンゲン オソロシイ! オ、オレサマ 帰ル! ③【食べない】 ホッ…。 ジ、ジャア オレサマ 宝玉ホシイ。 宝玉クレ! 渡す・・・・・④ 渡さない・・・④ ④【渡す】 《宝玉あり》 オ、オレサマ 堕天使アルケオク…。 アヤシカッタラ ニ、ニゲルゾ…。 アルケオクが仲魔になった! 《宝玉なし》 コケーッ! 宝玉 持ッテナイ! オレサマ ダマサレナイ! オレサマ 帰ル! ④【渡さない】⑧【しない】⑦【渡さない】 コケーッ! ニ、人間 ズルイ! オレサマ チキン野郎! オレサマ 帰ル! ①【何かくれ】 コケーッ! オ、オマエ オレサマ フトモモ ネラッテルカ? そうだ・・・⑤ ちがう・・・⑤ ⑤【ちがう】 ホッ…。マ、マダ 信用デキナイ。 ジ、ジャア オレサマ ツバサ切ッテ 「ぎょうざ」 ツメタリ シナイカ? しない・・・⑥ する・・・・⑥ ⑥【しない】 ホッ…。 ジ、ジャア オレサマ 魔石 ホシイ。 魔石クレ! 渡す・・・・・⑦ 渡さない・・・⑦ ⑦【渡す】 《魔石あり》 ジ、ジャア ヤクソク! オレサマ 合体 キライダ! トリハダ 立ツ! 合体サセナイ! ヤクソク! する・・・・⑧ しない・・・⑧ 《魔石なし》 コケーッ! 魔石 持ッテナイ! オレサマ ダマサレナイ! オレサマ 帰ル! ⑧【する】 オ、オレサマ 堕天使アルケオク…。 アヤシカッタラ ニ、ニゲルゾ…。 アルケオクが仲魔になった! ①【立ち去れ】 コケーッ! オレサマ チキン野郎! オレサマ 帰ル!
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2361.html
今日は3月14日だ ホワイトデーだ 学校町では、色々と事件が起きている最中ではある訳だが この日くらいは、ちょっとはイチャつきたいと言うか夢見てもいいだろう、彼女持ちとして 「ただいま」 「お帰り、マステマ。どうだった?」 「駄目だ。空振りだな。もう少し、相手の情報が把握できりゃあ、もっと楽なんだが」 あの犬メイドと協力体制をとる事になり、情報を集めるようになって数日 今の所、有力な情報は手に入っていない とりあえず、別の誘拐犯と言うか犯罪者は見付かったりしているので、その辺りは軽くお仕置きしたり通報したりしておいてはいるが 「確かに、もうちょっと範囲を絞れればいいんだけど」 んー、と考え込んでいるエリカ 彼女もあちこち調べ回っているのだろう …それだけではなく、悪魔の囁きやコーク・ロアの件も、エリカは調べているのだ 疲労が溜まるに決まっている 「少しは休めよ?どっちの件に関しても、動いてるのはお前だけじゃないんだ」 「わかってる。でも、ちょっとでも多く情報が欲しいのよ」 犬メイドと協力する事になった件に関しては、人質の命が心配だし もう一方に関しては……翼が狙われているらしい事が心配なのだろう どちらも、急いで解決する事に越したことはない だが 「…だからって、お前が倒れたら元も子もないだろうがよ」 ぎゅう、と ソファーに座っていたエリカの体を、背後から抱きしめる 彼女なら大丈夫、と思う反面、やはり、何かあったらと思うと心配だ 思い出すのは血塗れの光景 ちらり、彼女の、しっかりと着込んで一切の露出を許さない胸元に視線をやる くすり、エリカは小さく笑ってきた 「平気平気。私、結構丈夫なのよ?」 わかってる わかってるよ …だからこそ、不安なんだよ それをいい事に、無茶をしてしまうから ぎゅう、と抱きしめる力を強める 無茶をする彼女を止めるのは…結局、自分の役目なのだ それを、自覚する 「せめて、今日くらいは休め……ほら」 「あら?」 とんっ、と その手に、キャンディが入った瓶を渡してやると くすり、エリカは微笑んできた 「そうね、今日はホワイトデーだったわね」 「あぁ…今日くらいは、せめて、残りの時間だけでもゆっくりしてくれよ」 「………そうね」 たまにはね、とエリカは笑い そっと、背後から抱きついてきているマステマを見あげ、その顔に両手を伸ばして 静かに、甘く、マステマに口付けたのだった fin 前ページ次ページ連載 - 仲介者と追撃者と堕天使と
https://w.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/413.html
157 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 16 36 53.49 ID kUN63PsFo 名前:兄貴[] 投稿日:2011/07/26(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx おはよう。痛みがひいてくれたので今日も頑張れそう さあ、今日は誰に何をするんだ!? ≫160 160 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 16 43 59.89 ID 0znuGSIlo [1/4] 加奈子とデートしてキス(ディープ) 163 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 17 05 49.76 ID kUN63PsFo [14/25] 「これ、もうちょっと親しくなってからの方がいい気がするんだけど……大丈夫かな」 下手したら訴えられちゃうよね、これ。警察官の息子が前科一犯とか洒落にならないよ? しかもあいつには、俺がマネージャーやってたことばれそうなんだよね。 「まあいいや。なんかあったら全力で土下座しよう」 後のことは考えない。それが安価というものだ。 さて、今日は京介とマネージャーどっちで会う? ①京介 ②マネージャー ③いっそ正体をばらす ≫165 165 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 17 07 37.43 ID l1t5lFxCo [4/10] 1 166 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 17 16 15.49 ID kUN63PsFo [15/25] 「今日も変装はやめておくか」 後はデートの内容だな。 前会った時、生意気にもエスコートがどうとか言ってたし、一応考えておいてやった方がいいんだろうな。 マネージャーとして会うなら、前のことはなかったものとして振る舞えるから考えなくてもよかったんだろうけど。 「これは安価で決めるか」 ろくに恋愛経験のない俺がいいアイデアを出せるわけないからな。 名前:兄貴[] 投稿日:2011/07/26(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx デートってどこ行けばいいと思う? 恋愛経験がないからさっぱりわからん なんだかこの安価がデート成功の鍵を握ってる気がするし、しっかり頼むぜ 加奈子をどこへ連れて行く? ≫169 169 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 17 18 22.25 ID KF89iF1F0 川 170 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 17 22 13.54 ID RJCe58pn0 川wwwwwwwwwwwwwwww 171 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 17 28 40.41 ID 0znuGSIlo ≫169 成功させる気ないだろwwwwww 175 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 17 49 31.69 ID kUN63PsFo 「か……川?」 あまりにも予想外の展開だぜ。水浴びでもすりゃいいのか? これってデートとして正解なんだろうか。俺にはわからないがここは安価を信じるしかねえな。 体よく加奈子との約束をとりつけ、連れだって近場の川へとやってきた。 河川敷もあるくらい大きい川なので、川というよりも河だけどな。 今日の天候は快晴で、じりじりと肌を焼くような太陽光がさんさんと降り注いでいる。 この天気も相まってか、川岸では夏休みに入った小学生たちが楽しそうに水浴びしていた。 ちなみにどこへ連れて行くかというのは伏せて案内した。 いきなり「川へ行こうぜ!」と言っても多分納得してくれそうにない気がしたしな。 こいつの思考回路は、麻奈実寄りか桐乃寄りかで言えば、どう考えても桐乃寄りだからだ。 川に行くなんて言ったら、ふざけんなと怒られそうだったし。 「な~、今日はどこへ連れてってくれんだよ。加奈子もう疲れちゃったんですけど」 「心配すんな。もう着いたよ」 「は? 着いたって……ここ川じゃねーか!」 「おう。川だな」 「川だなじゃねーヨ! 川じゃおめーに何も奢ってもらえねーじゃん!」 やはりか。やはり、俺の誘いを簡単に受けた理由はそこにあったんだな。 「まあ、そう言うなよ。意外と面白いかもしんねーじゃねえか」 「ああん? もしかして、水着持って来いって言ったのは……」 「おまえらもあいつらにまじって泳いでみたらどうかと思ってさ」 と、俺は川岸ではしゃぐ子供たちを指さした。 「ふっ、ふざけんなてめーっ! 舐めてんの!? いくら加奈子がロリ可愛いからって舐めた口きいてっとぶっ殺すぞ!?」 「舐めてない舐めてない。ほら、行こうぜ。ただでさえくそ暑いのに怒ってたら余計暑くなるぞ」 「ひゃっほーう!」 「…………なんだかんだでノリノリじゃねえか」 「ああん? 何か言ったか?」 「いえ、何でもないっす」 川岸に腰掛けていた俺の呟きを、耳ざとく聞き取る辺り、中々油断できない。 だが加奈子もこの暑さにはイライラしていたようで、一度水に入るとそれまでの不機嫌が嘘だったかのように機嫌をV字回復させた。 今では子供に紛れてはしゃぎまわっている。 ちなみに、着替えは河川敷の隅っこ行った。 加奈子は背が低いので、俺がタオルを持っていればそれだけで即席の更衣室になる。 179 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 18 10 46.08 ID kUN63PsFo 「あら、歳の離れた妹さんねえ。10歳くらい?」 はしゃぐ加奈子を眺めていると、同じく子供を見ていたおばちゃんに声をかけられた。 「ええ、そうなんですよ。まだまだ子供で」 「そこ! 聞こえてんぞ! 加奈子はこー見えても15だっつーの! あと誰が妹――わぷっ!?」 と、遠くから大声で突っ込みを入れた加奈子だったが、その声は最後まで聞こえることなく途絶えた。 「あれっ? あいつどこ行った?」 先ほどまでいたところを目で探してみるが見当たらない。 今度は範囲を広げて見回してみるがやっぱり見当たらない。 しばらく水面を探してみていると、思ったよりも下流で水しぶきが上がっているのが確認できた。 「ちょ、ちょっとあの子溺れてない!?」 俺に話しかけてきてくれたおばちゃんが叫ぶ。 「ま、まじかよ!?」 「ここ川岸近くは浅くて流れも緩いんだけど真ん中付近は深くて流れも速いのよ!」 おろおろと慌てながらも加奈子が溺れた原因を教えてくれるおばちゃん。 「あの馬鹿! ちっこいのに調子に乗るからだ!」 と、俺は悪態をつきながら川へと飛び込んだ。 「……げほっ…………げほっ」 「気が付いたわ!」 「ふう、何とか助かったか」 ため息とともに、こわばっていた全身の力が抜けたのを感じる。 「よかったわねえ、お嬢ちゃん。お兄ちゃんに感謝するのよ」 「あ…………え? 加奈子どうなったんだ?」 「溺れたお嬢ちゃんをお兄ちゃんが助けてくれたのよ。最初、呼吸してなくて一時はどうなるかと思ったわ」 「すまん。俺が目を離したのが悪かった」 「こ、子供扱いすんじゃねーヨ! ………………助けてくれて……あ、ありがとな」 「おう」 夏休み、四日目。朝パート 安価成功? 182 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 18 19 54.98 ID kUN63PsFo 名前:兄貴[] 投稿日:2011/07/26(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx ただいま。安価は成功?したが、危うく死者がでるところだった じゃあ次行こうか ≫184 183 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/06/07(火) 18 24 32.61 ID 7YmQrDzDO 沙織に告白 184 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 18 25 10.67 ID KF89iF1F0 あやせと麻奈実を家に呼んで一緒に飯を食べる その時に間違ったふりしてAVを流す 185 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 18 25 24.52 ID Yl+7S7/AO こんにゃくを黒猫の尻の穴に詰め込む 187 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 18 48 52.65 ID Wb5N9oTIO 晩飯でAV・・・これで京介の出家は決まったな。 188 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 19 01 42.19 ID /AjnmePgo アニマルビデオかもしれないぞ 189 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/06/07(火) 19 06 20.41 ID UvtxlbAT0 A=あやせ V=ビデオ かもしれない 190 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 19 06 53.67 ID KaGfoMTAO 家出が決まったら後は戦闘機のパイロットコースであやせ、黒猫お前達が俺の翼だ!ですね、分かります。 191 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 19 20 37.51 ID kUN63PsFo 「あぶねえ! なんか色々紙一重だ!」 というか安価の前後も結構鬼畜じぇねえか!? そういうのはせめて恋人同士になってからにしてくれ! あやせと麻奈実に電話をし、うちに来てくれるように頼む。 麻奈実は当然、二つ返事で「いいよ」と言ってくれた。ついでに昼飯も作ってくれることになった。 あやせの方は、「麻奈実が昼飯作ってくれるから来ないか?」と言ったら、「それでなんで私を呼ぶんです?と」疑問に思いながらも一応了承してくれた。 「さて、これで下準備はととのったわけだが。俺、AVなんて持ってないんだよね」 秘蔵のコレクションは全部本だし、桐乃から借りてるエロゲはAVとは言えないし。 だが、安価は絶対だ。ないものは調達すればいいだけの話。 俺は麻奈実とあやせが来るまでの待ち時間を活用してレンタルビデオ屋へと走ったのだった。 「お待たせ~」 俺とあやせが食卓で待っていると、調理を終えた麻奈実が料理を運んできてくれた。 当初はあやせも手伝うと言っていたのだが、麻奈実が「いいよ~、あやせちゃんは座ってて」と言って聞かなかったので結局あやせが折れる形となった。 あと、当然ながら両親と桐乃は不在だ。ご都合主義だとかいう突っ込みはなしだぞ。 「「「いただきます」」」 俺と麻奈実とあやせと揃って食べ始める。 「うん。相変わらず美味いな」 「えへへ。ありがとう、きょうちゃん」 「礼を言うのはこっちだよ。わざわざありがとな」 「ううん。気にしないで~」 いつものホッとする味。 こういうのをお袋の味って言うんだろうなあ。 ちなみに、前回の反省を活かしてか、今回のメニューは野菜中心のヘルシーなメニューとなっていた。 これならモデル業を営むあやせでも安心して食べられるだろう。 「ほんとおいしいですよ。お姉さん」 「そう? あやせちゃんもありがと」 あやせにも褒めてもらった麻奈実は、にへら~、と微笑みを浮かべている。 特別かわいいわけじゃないが、見てて飽きないというか、いつまでも見ていられる笑顔だ。 さて、そろそろ安価を実行するのにふさわしい頃合いかな? 「黙々と食うのもあれだし、テレビでも点けるか」 もっとも、我が家ではテレビも点けずに黙々と食うのが恒例となっているんだけどね。 おもむろにリモコンを手に取り、先に“再生ボタン”を押す。 続いて、テレビの電源をONにすると―― <オ、オニイチャン! ダメダッテ! ワタシタチ、キョウダイナンダヨ!? 再生されるAV。 固まる麻奈実。 飲んでいた味噌汁を吹くあやせ。 その味噌汁を真正面から浴びる俺。 「あっちい!」 「きょ、きょうちゃん大丈夫!?」 「お、お兄さん! なんてもの見せてくれるんですか!?」 「ま、待て! 今はそれよりタオルと氷をくれ!」 192 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 19 20 51.36 ID l1t5lFxCo 大丈夫さ。間違えたのなら仕方がない 193 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 19 24 16.09 ID gy4mmjzW0 AVのチョイスwwwwwwwwwwwwwwwwww 194 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 19 24 42.65 ID EPzfK3ntP 妹モノキタ―――――wwwwwwwwwwww あやせ阿修羅フラグww 195 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 19 34 26.63 ID n1UTDnzso よりにもよって兄妹物wwwwwwwwww 200 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 20 09 41.94 ID kUN63PsFo 着替えを終え、顔を冷やしながらあやせの説教を正座で聞く俺。 この程度で済んでいるのは、俺が着替えをしている間麻奈実があやせをなだめてくれていたからだ。 麻奈実がいなかったら俺は今頃死んでいたかもしれない。いや、割とマジで。 「桐乃に手を出したらどうなるかあれほど言いましたよね!」 「ま、待て! 桐乃には手を出してねえよ!」 「同じことです! きょ、兄妹でのいかがわしいビデオだなんて!」 「いや、あれは兄妹っていう設定なだけでほんとの兄妹じゃないぞ?」 「そんなことどうでもいいです!」 もはや俺の言葉など聞く耳もたずである。 「あ、あやせちゃん。もう許してあげよ?」 「お姉さんはいいんですか!? お兄さんがこんな変態で!」 俺の言い訳が失敗したと見るや、すかさずフォローを入れてくれる麻奈実さんまじ天使。 「ほ、ほら。きょうちゃんも男の子だし……」 「だからといって、よりにもよって兄妹でだなんて、ありえないです!」 「そ、それは……」 頑張れ麻奈実! 俺の命はおまえの説得の成否にかかっている! 「それは仕方ないんだよ。あやせちゃん」 「えっ?」 「きょうちゃんはね。妹でしかよくじょ~しない変態さんなんだって。だから仕方ないって割り切ってあげて?」 「麻奈実いい! 今おまえは最低の方向へ向かって説得を開始したぞ!?」 「あっ、そっか。……もちろん、ほんとの妹の桐乃ちゃんは大事にしてあげてるはずだからだいじょうぶだよ?」 違う! そっかじゃない! 何もわかってないよ麻奈実さん! そしてこの場合その台詞は意味合いが変わってきちゃうから駄目だって! あやせの雷が落ちるのを覚悟した俺だったが、いつまでたっても雷は落ちてこなかった。 恐る恐る目を開けてみると―― 「……お姉さんはなんでそんなにお兄さんを信じられるんですか?」 なぜか突拍子もない質問をするあやせ。 「えっ? う~ん」 頼むぜ麻奈実。ここが正念場だと思うんだ。 「……きょうちゃんだからかな」 わ、わけがわからん。 これはもう駄目かもわからんね。我が生涯は悔いだらけだ。 だが、意外なことに―― 「……そうですか」 あやせの反応は悪くなかった。 今のどこに納得する要素があったんだ? さっぱりわからん。 「今日はお姉さんに免じて許してあげます」 「お、おう」 「ですが! 次こんな真似をしたら今度は許しませんからね!」 「……はい。申し訳ありませんでした」 一応のお許しは出たものの、これからしばらくの間あやせの説教は続いたのだった。 がみがみとあやせに怒られる俺を、微笑ましそうに見ている麻奈実が印象的だった。 夏休み、四日目。昼パート 安価成功 202 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 20 14 26.47 ID kUN63PsFo 名前:兄貴[] 投稿日:2011/07/26(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx 安価成功したぜ! 幼馴染は許してくれたけど、妹の親友の方はブチ切れてた。当然だな! 最近安価の成功率があがってるよな。この調子でいこう ≫205 205 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 20 17 59.99 ID kgz/rM2Io 妹にべろちゅー 208 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 20 19 35.67 ID ljBVp1wDO ≫205 アナタが神か 209 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 20 19 40.59 ID n1UTDnzso ≫205 調子に乗ってる時に爆弾がww 211 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 20 21 04.31 ID EPzfK3ntP 妹に対する安価行為は激しいのばっかりだwwwwwwwwww 212 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 20 28 00.80 ID fNMIyj090 よーしいいぞ 214 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 20 50 41.67 ID kUN63PsFo 「ふっふっふ。以前の俺なら『絶対無理だ!』と嘆いていたことだろう」 だが、今の俺は違う。俺は学習したのだ。 時と場合によっては、合法的にちゅーができるということをな! 「はははは! 待ってろよ桐乃! まずは川へGOだ!」 「川? 行くわけないじゃん。馬鹿じゃないの? そもそも、もう夕方だし」 ……駄目だった。これで早くも計画が頓挫してしまったわけだ。 せめて加奈子の時みたいに行先を伏せるべきだった……。 残念ながら今の俺には合法的にちゅーにもっていく名案が思い付かない。 下手なことをすれば背後から感じる殺意の波動が牙をむく気がするしな。 「うーん。どうしたもんか」 ………………ピコーン! まさにそんな音が聞こえた気がしたね。 「そうだ! 何も溺れるのは川じゃなくていいんだよ!」 そう――水さえあれば人は溺れることができるのだ! 名案を閃いてしまった俺は、そのチャンスが来るまで努めて平静に今日を過ごした。 「時は来たれり」 まるで黒猫のような言い回しで自らのテンションを高めていく。 やってみて分かったが、これ、自己陶酔するにはもってこいだな。 黒猫があんななのもわかる気がするぜ。 俺はそろりそろりと階段を降りる。 そして、一階のとあるドアの前までやってきた。 「……ごくり」 いいのか? ほんとにやるのか? 俺の中の最後の良心が俺に語りかける。 いいんだ、やるんだ。なぜなら――安価は絶対なのだから。 216 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 21 00 48.59 ID kUN63PsFo なるべく音を立てないようにドアを開ける。 そして、洗面所に辿り着いた俺は、その中にあるもう一枚の扉を勢いよく開け放った。 「桐乃、すまん! ちょっと軽く溺れてくれ!」 「きゃああああああああ!」 今まさに浴槽につかろうとしていた桐乃は大声をあげ、そして―― つるっ。 「あっ」 滑った。 風呂場の壁に後頭部を打ちつけ、力なく浴槽に沈んでいく桐乃。 「うおおおおおい!? 桐乃! だ、大丈夫か!? しっかりしろ!」 慌てて桐乃を抱きかかえ、洗面所へと運ぶ。 胸部が動いているので呼吸はしているようだ。助け出したのが早かったのが幸いしたらしい。 「ぐっ…………め、目に毒だな」 俺は自分の鼻を抑えつつ、桐乃の体にタオルをかけてやった。 「おい! 何があった!」 ここで、さきほどの桐乃の叫び声を聞きつけた親父たちが駆けつけてきた。 「きょ、京介。貴様……まさか!」 「ま、待ってくれ親父! ご、誤解だって! 俺は桐乃が倒れたから助けただけだ!」 倒れた原因は俺にあるんだけどね。 ……後で桐乃には全力で謝っておこう。 「むっ……そ、そうか。でかしたぞ」 「お、おう。後、頼んでいいか?」 「あれ? あんたも怪我したの?」 「……ちょっとな」 その後を親父たちにまかせ、俺は自室へと戻った。 その日の俺は少しばかりティッシュの消費量が多かったが、これはあくまでも中々血が止まらなかっただけで深い意味はないからな! 「あ、あのさ」 「お、よくなったのか。よかったな」 その後、無事意識を回復した桐乃が俺の部屋へとやってきた。 さて土下座でもするかなと、俺が身構えた瞬間思いもよらぬ言葉が飛んできた。 「あ、ありがとね」 「へっ?」 「あたし、どうして自分が意識失ったか覚えてないんだけど……なんか、あんたが助けてくれたんだって?」 どうやら桐乃は気を失う前後の記憶がないらしい。 ホッとしたような、なんか申し訳ないような不思議な気持ちが胸に広がった。 「だ、だから……ありがと」 「お、おう」 「そ、それだけっ!」 そう言い残して桐乃は自分の部屋へと戻って行った。 「……すまんかった」 今はもう俺だけとなった部屋の中で、俺は妹の部屋に向かって頭を下げたのだった。 217 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/07(火) 21 03 11.21 ID kUN63PsFo 名前:兄貴[] 投稿日:2011/07/26(火) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx ごめん、ちゅーまでいけなかった。でも少し妹と仲良くなれた気がする おまえらありがとな! ―――――――――――――――――――――――――――― 夏休み、四日目。夕方パート 安価失敗 夏休み四日目終了 桐乃 +2 麻奈実 +1 あやせ ±0 加奈子 +3 220 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 21 08 10.78 ID 0znuGSIlo 加奈子と桐乃の好感度が順調に上がってるな 222 名前:しおり[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 21 18 33.36 ID P0iOcRxAO 四日目終了時の好感度まとめ 加奈子+4, 桐乃 +2, あやせ+2, 日向 +1, 沙織 +1, 麻奈実+1 佳乃 -1, 黒猫 -2, 堕天聖ェ…… 224 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 21 28 49.45 ID qYpB/XWoo ≫222 トンデモ安価ばっかなのにほとんど上昇してる不思議
https://w.atwiki.jp/monagiko2/pages/149.html
PREV→炎の堕天使(17) 317 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 30 06 ID 26mTw2Dh [1/28]第18話 THE PHANTOM OF THE IGLESIA (2)318 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 30 50 ID 26mTw2Dh [2/28] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 至急の用件とは何でしょうかな? | \__ ____________/ |/ ___ ____ / 。 \. | | .| /\ | ∧_∧. (,,^Д^) .| | | | ( ・∀・ ) / 人i | ( ゚∀゚ ).│ / Y ヽ__| / ト、____┌┐|~~| つ‐┐____| `゚´ |_______/ . . ∨ | ヽ . . . . . . . . . .| │| |l⌒l | | . . . . . . . . . . . | | | . . . . . . . . . . \ . . . . . .Li___i.」~~ . . . . . . . . . . | |ノ__/(_) | | . . . . . . . . . ノ 人 L . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .| はい… | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .| 黒死病は猛威をふるっており | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .(\_/). . . . . . . . . . . . . .< 死者は後を絶ちません .| . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ( ) . . . . . . . . . . . . . . . .\_____________/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 319 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 31 34 ID 26mTw2Dh [3/28] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 神罰、河川の毒物汚染… | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 様々な噂がありますが | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 原因は不明です .| . . . . . . . . . . . . . . . . . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \____ _______/ . . . . . . . . . . . . . . . . . | そこで異国の学者に尋ねた所 .| \| . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 下水道の整備が効果的との事 ! / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \____ ________/ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .|/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (\_/). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .( ´д` ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./! ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .l | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .`''‐--‐'" . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 320 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 32 14 ID 26mTw2Dh [4/28] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | …… | \__ __/ ∨ ___ ____ / 。 \. | | .| /\ | ∧_∧. (,,^Д^) .| | | | (∀・ ) / 人i | ( ゚∀゚ ).│ / Y ヽ ))__| / ト、____┌┐|~~| つ‐┐____| ゚´ |_________/ . . ∨ | ヽ . . . . . . . . . .| │| |l⌒l | | . . . . . . | | | . . . . . . . . . . . . . . \ . . . . . .Li___i.」~~ . . . . . . . . . . | |ノ__/(_) | | . . . . . . l l L . . . . . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l二二二二二二二二二二二二二二二二二/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\二二二二二二二二二二二二二二二二二| なるほど、この聖都では .|二二二二二二二二二二二二二二二二二| 下水道が完備されており、街は美しく | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 黒死病は発生しておりません .| . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 私は彼の言うことが正しいと考えます | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \____ ___________/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .(\_/). . . . . . . . . . . . . . . . . . . .|/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ( ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .321 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 33 04 ID 26mTw2Dh [5/28] ___ ____ / 。 \ アヒャ!!. | | .| /\ | ∧_∧ . (,,^Д^) .| | | | (∀・ ) ボソ… / 人i | ( ゚∀゚).│ / Y ヽ__| / ト、____┌┐|~~| つ‐┐__| ゚´ |_____________/ . . ∨ | ヽ . . . . . . . . . .| │| |l⌒l | | . . | | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ . . . . . .Li___i.」~~ . . . . . . . . . . | |ノ__/(_) | | . .l l L . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | その証明を兼ねて | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | シュペートの各都市に下水道を完備させたく | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 聖下の裁可と資金援助を… .| . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .(\_/). . . \____ _______________/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ( ) . . . . . . . . . . . . . . . . .|/. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 322 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 33 43 ID 26mTw2Dh [6/28] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 黒死病の流行は魔女の仕業アヒャ! | \______ _________/ ∨ ___ ____ / 。 \. | | .| /\ | ∧_∧. (,,^Д^) .| | | | ビシッ ( ・∀・ ) / 人i | (. ゚∀゚ .).│ / Y ヽ__| / ト、____┌┐|~~| 9m r.┐____| `゚´ |_______/ . . ∨ | ヽ . . . . . . . . . .| │| |l⌒l | | . . . . . . . . . . . | | | . . . . . . . . . . \ . . . . . .Li___i.」~~ . . . . . . . . . . | |ノ__/(_) | | . . . . . . . . . ノ 人 L . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\二二二二二二二二二二二二二二二二二| それは…承知しておりますが… | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 他に原因があるかもしれません | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 改善の可能性が少しでもあるのなら .| . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 試してみたいのです | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .(\_/). . . . . . \____ __________/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ( ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .|/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 323 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 34 33 ID 26mTw2Dh [7/28] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 聖下、どうか── | \_________/. ,,.. --───-- ..,, |"'''‐---------‐'''"| | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |. ,. "'''‐---------‐'''"` , / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ,'. ', < ひかえなさい、皇帝殿 | ! ! \_____________/ ! l ', r‐‐っ .,' 、 /ヽ / . . . ~"''''''''''''''''''''''''"~/ . . . . ヽ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . ', ,' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /. . . . . . . . . . ! ! . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ∧. . . . . . . . . . .!324 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 35 10 ID 26mTw2Dh [8/28]. | . . . | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ .| . . . | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 世界を統べる聖主に .| | . . . | | ミュンヒナー! | | 意見なさるつもりか? .| "''‐---‐''" \______/ \____ _______/ __ O __ |/ / ヽ o / ヽ. ____ ( ´д`lil) ゚ (゚д゚il) | | / ∧ ヽ / ∧ ヽ____.(,, ^Д)_______/ | | | | . . . . . . . . . . ./ 人l . . . . . . . . . . . . . . . . /l__ .| | | | . . . . . . . . . . .| / i . . . . . . . . . . . // . ./l__ `''‐--‐'" .`'‐-‐'" . . . . . . . . . . .| / | | . . . . . . . . . // // /l________________________ . . . . (( . . . レi___i.」」 . . . . . . // // // . . . . . . . . (\_/). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// // // . . . . . . . . . . . (д` lil). . . . . . ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// // // . . . . . . . . . . . . . . ./ ヽ . . . . < いえ… | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// // // . . . . . . . . . . . . . . . . . .| | . . . . . . | そのようなつもりは… | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// // // . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .| | . . . . . . .\_________/ . . . . . . . . . . . . . . . . .// // //. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `''‐--‐'" . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// // // . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 325 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 35 54 ID 26mTw2Dh [9/28]/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| 聖都に黒死病が流行しないのは || 聖主の御力により、邪悪な魔女が || 聖都に手を出せないからなのです |\_____ _________/ ∧ ∧ ∨ / . .ヽ-──-' . .ヽ / . . . . . . . . . . . . . . . . . .'., , . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . ! l . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . l ヽ . . . . . . .ー‐ . . . . . ./ ニヤ…. ,,.. --───-- ..,, / . . . . . . . . . . . . .. . . \ |"'''‐---------‐'''"| / . . . . . . . 。. . . . 。 .. . . . . . . '., | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | . . . . . . . . . ゚ o ゚. .. . . . . . . . | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . . . .| | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . . . .|. ,. "'''‐---------‐'''"` , .| . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . . . .| ,'. ', .| . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . . . .| !. ! .| . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . . . .| ! l | . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . . . .| ', ー‐‐ ,' | . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . . . .|326 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 36 34 ID 26mTw2Dh [10/28] ;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;; ;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ;; ;;;;;;;;;;;;;;;; ; ;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;; ;;;;;;; ;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; ;;; ; ; ; ;; ;;;;; ;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ;;;;;;;;;;; ;;; ;;;;;; ; ;;;; ;;;;;;;;;;; ;;; ;;;;; ; ;;;;;;; ;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ;;;;;;;;;;;;;;;; ;| 魔女狩りを徹底するアヒャ!! | ;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;; ;; ; ;;;;;;;; ;;;;;;;;;; ;;;;;;; ;| 報奨金をもっと増やして | ;;;;;;;; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;; ; ; ; ;;;;;;;;;; ;;| 密告制度を強化するアヒャ! | ;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ; ;;;;; ;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ; ;;;; ;;;;;;;;;;;;;; ; ;;;; ;\______________/ ;;;;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ;;;;;; ; ;;;;;;;; ; ;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;; ; ;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;; ;;; ; ;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;| そうすれば魔女は駆逐されて |;;; ;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;; ; ; ; ;;;;;;;;; ; ;;;;;;;;;;; ;;;;; ;;;;;;;;;; | 黒死病は自然と根絶されるアヒャ! | ;;;;;;;; ;;;;;;;;;;; ; ; ;;;;;; ;;;;;;;;;; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;; ;;;; ;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;| 余が保障するアヒャ!! .|;;;;;;;;;; ;;;;;;;;; ; ; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ;;;;;;;;;;;;;; ; ;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ;;; \_______________/;;; ; ;;;;;;;; ;;;;;;;;; ; ; ;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ;;;;;;;;;;; ;;;; ;;;;;;; ;;;; ; ; ;;;;;; ; ;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;; ;;;;;;; ; ; ;;;;;; ; ; ; ; ; ; ;;;;;;;;; ;;;;;;;;; ;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;; ;;;;;;__;;;; ; ; ;; ;;;;;;; ;;__;; ;;;;; ;;;;;;; ;;;;_;; ;;;;;;;; ; ; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;; ; ;;;;;;;; ;;;;; ;;;;;;; ;;;;;; ;;;; ;;; ;;;;;;;;;;; ;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;; ;;/ ヽ ;;;;;; ;;;;;;;;;/ ヽ;;; ;;;;;;; ;;/ ヽ ;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ;;;;;; ;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;; ;;;;;;;;;; ; ; ; ;;;;;;; ;;;;( ´д`;);;; ;;;;; ;(゚д゚il);; ;;;;;;;;(・д・ il) ;;; ; ;;;;;;;; ;; ;; ;;; ;;; ;;;;;;;;; ; ; ; ;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;/ ∧ ヽ; ;;;;; ;;;;/ ∧ ヽ;;;; ;;;;;;/ ∧ ヽ ; ;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;; ; ; ;;;;;; ;;;;;;;;;;;; ; ; ;;;;;;;;;; ;;;;;;;;; ; ; ;| |;;;; ;;;;;;| |;;; ;;;;;;;| | ;;;;; ; ; ; ; ;;;;;; ;;;;;;; ; ; ;;;;;; ; ; ;;;;;;;;;; ;;;;;; ; ;;;;; ;;;;;;;;; ; ; ;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;; ;;;;; ;;;;;| | ;;;;;;; ;;| | ;;;;;; ;;;| | ;;;;;;;;; ;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;;;; ; ;;;;;;;;; ;;;;;;;;;; ;;;;;;; ;; ;; ; ; ; ;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;; ;;;;;;; ; ;;;;;;"''‐--‐'";;;;; ;;;;;;"'‐‐''";;; ;;;;;;;"''‐--‐'";;;;; ;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;; ;;;;;;;; ;;; ; ;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ; ; ; ; ;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; ; ; ;;;; ; ; ;; ; ; ; ;;;;;; ;;;;;;;;;;;; ;;;;;; ;;;;; ; ; ; ;;; ;;;; ; ; ;;;;;; ;;;;;;;;;;;; ;; ;;;; ; ;;;;; ;;;; ;;;;; ;;;;; ;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;; ; ;;;;;; ;; ;;;;;;;;;;;;;;;327 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 37 20 ID 26mTw2Dh [11/28] / ̄ ̄ ̄ ̄\ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | …… |. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | \__ _/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /. . . . .\| . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | …畏れ多くも | /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 聖下が問うておられるのですよ | / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | 返事をなされよ | / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (\_/). . . . . . \_____ _______/ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .( __ ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .∨ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./! ヽ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | |. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .l | |. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .`''‐--‐'" . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |328 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 38 07 ID 26mTw2Dh [12/28] | . . . | | . . . | | . . . | | . . . | | . . . | | . . . | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ .| . . . | | どうした、返事をしろ!! | | . . . | \___________/ .| . . . | | . . . | O | . . . |.______| . . . |__ o___________________.| . . . |____ | . . . | __ __ _ | . . . | | . . . | ./ ヽ / ヽ / ヽ | . . . | "''‐---‐''" ( ´д`il) (゚д゚il) (・д・ill) "''‐---‐''" / ∧ ヽ / ∧ ヽ / ∧ ヽ | | | | | | | | | | | | `''‐--‐'" `'‐-‐'" `''‐--‐'"  ̄/|____(\_/)_________________________. // . . . . . . . . . .(- ) . . . . . . . . . . . . . . / ̄ ̄ ̄ ̄\ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// . . . . . . . . . . . / ヽ . . . . . . . . . . . .< …… | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . | |. . . . . . . . . . . . . . . \____/. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .`''‐--‐'". . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 329 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 38 48 ID 26mTw2Dh [13/28] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | …… | \__ ___/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |/ | ところで皇帝殿 .| | ご息女はお元気かな ? | | (,,^Д^) | ___ \___________/ ____ / 。 \. | | .| /\ | ∧_∧. (,,^Д^) .| | | | ( ・∀・ ) / 人i | (. ゚∀゚#).│ / Y ヽ__| / ト、____┌┐|~~| つ‐┐____| `゚´ |_______/ . . ∨ | ヽ . . . . . . . . . .| │| |l⌒l | | . . . . . . . . . . . | | | . . . . . . . . . . \ . . . . . .Li___i.」~~ . . . . . . . . . . | |ノ__/(_) | | . . . . . . . . . ノ 人 L . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .(\_/). . . . . < …今は関係無い話です、猊下 | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ( ) . . . . . . . \_____________/. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 330 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 39 30 ID 26mTw2Dh [14/28]. ,..---‐‐‐---.., | | | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ , '" . . . . . . . . . . . . `、 | それが大有りなのだよ .| ,' . __ . . . . . . . . . . . . . .', < にわかには信じ難い話なのだが… .| ! .´ . . . . . . . . . . . . . . . . ! \_______________/ ', . . .ー‐‐ . . . . . . . . ,. 、 . . . . . . . . . . . . . . ., ' / `'''''''''''' . / . ,' . ! ! 331 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 40 15 ID 26mTw2Dh [15/28] | . . . | | . . . | | . . . | | . . . | | . . . | | . . . | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | . . . | | 貴公のご息女が『黒い森』にひそかに | | . . . | | 通っているという密告がありましてな ! | . . . | \________________/ | . . . | | . . . | | . . . |.______| . . . |_________________.| . . . |____ | . . . | \从 __ __ _ | . . . | | . . . | ./ ヽ / ヽ / ヽ | . . . | "''‐---‐''" (´Д` il) (゚д゚il) (・д・ill) "''‐---‐''" / ∧ ヽ / ∧ ヽ / ∧ ヽ | | | | | | | | | | | | `''‐--‐'" 。 `'‐-‐'" `''‐--‐'" \从 o ̄/|____(\_/)______O___________________. // . . . . . . . . . .(Д` lill) . . . . . . . . . . . ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// . . . . . . . . . . . / ヽ . . . 。 .o . O . | なっ…!? | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . | |. . . . . . . . . . . . .\______/. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .`''‐--‐'". . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 332 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 40 56 ID 26mTw2Dh [16/28] 从/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (\_/) | よもやとは思うが…貴公、 .| (ll!´Д` ) | カビネット辺境伯の一家と同じく | /! ヽ .| 背神行為をしているのではないか、と |. く_| | \_______ _________/ / | | ∨ ~~`''‐--‐'"二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二,,.. --───-- ..,,二二二二 |"'''‐---------‐'''"| | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | \人_从_人_从__人_人_从/. | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | < > ,. "'''‐---------‐'''"` , < でたらめです!! > ,'. ', < > .! ! /´Y⌒WY⌒YW⌒WY`\ .! l ', ,' '"~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~"ヽ、 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ ,' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .',333 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 41 37 ID 26mTw2Dh [17/28];;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| そうでしょうな、唯の虚言でしょう .| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 貴公は敬虔な信徒でおられるゆえ… | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\________________/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,'丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!. \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ .,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 `ー────' /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 、__, . ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 卑怯な……!!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ __ __ ',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 娘を盾に私を服従させる腹か!!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!. ´ ` !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! , ‐- 、 u l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、  ̄ ̄ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/``''''''''''''''''''''''''''''''''" ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /| ',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;335 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 42 27 ID 26mTw2Dh [18/28] …いや違う… 私の代わりなどいくらでもいるはずだ…! ___ ____ / 。 \. | | .| /\ | ∧_∧. (,,^Д^) .| | | | アヒャッ!! .( ・∀・ ) / 人i | ( ゚∀゚∩│ / Y ヽ__| / ト、____┌┐|~~| 丿‐┐____| `゚´ |_______/ . . ∨ | ヽ . . . . . . . . . .| │| |l⌒l | | . . . . . . . . . . . | | | . . . . . . . . . . \ . . . . . .Li___i.」~~ . . . . . . . . . . | |ノ__/(_) | | . . . . . . . . . ノ 人 L . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |\ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | さあ、返事をされよ | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .(\_/). . . . . . . . \__________/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . (lll! ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 336 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 43 10 ID 26mTw2Dh [19/28]. ,,.. --───-- ..,, |"'''‐---------‐'''"| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | | さあ! | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | \_____/ | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |. ,. "'''‐---------‐'''"` , ,'. ', ! ! ! l 奴等は… ', ー─- ' ,' 私がうろたえ動揺するのを 、 /ヽ 楽しんでいるだけなのだ…!! / . . . ~"''''''''''''''''''''''''"~/ . . . . ヽ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . \ ,' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /. . . . . . . . . . . .  ̄ . . . .,.─--、 ! . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ∧. . . . . . . . . . . . . . . . / / l . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / ヽ . . . . . . . . . . . . . / /| | . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ ゝ-── ''"~ / . | | . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ / . .!337 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 43 49 ID 26mTw2Dh [20/28] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ……… .| \___ __/ ∨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | …いかがなされた? | | 気分でも悪いのか? | \_____ ____/ \| , -───-、 ,.'-────-'., …ミュンヒナー? ,'-‐ ‐- ', ! tっ u ,! ゝ / , -‐‐-、 ヽ. /ヽ // l ', / . . .! ! ,' l , -─‐/ . . ./..、 ヽ、____/ヽ--──l'" ,.' . . . . . . '. . . . '. . . .'., | | ,' . . . . . . . . . . . . . . . . . ', | | ! . . . . . . . . . . . . . . . . . . .! .| | ヽ . . . . . . . . . . . . . . ./ | | / . . . . . . . . . . . . . . \. | |339 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 44 35 ID 26mTw2Dh [21/28] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!! .| | ど~したアヒャ? | | 返事をするアヒャよ!! | \____ _______/. ∨ ___ ____ / 。 \. | | .| /\ | バシバシ .∧_∧. (,,^Д^) .| | | |. ! .( ・∀・ ) / 人i | ( ゚∀゚/.) 人/ / Y ヽ__| / ト、____┌┐|~~| つ‐┐>___| `゚´ |_______/ . . ∨ .| ヽ . . . . . . . . . | │| |l⌒l | | . . . . . . . . . . . | | | . . . . . . . . . . \ . . . . . .Li___i.」~~ . . . . . . . . . . | |ノ__/(_) | | . . . . . . . . . ノ 人 L . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .(\_/). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ( ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 341 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 45 28 ID 26mTw2Dh [22/28]. | . . . |. | . . . | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | . . . | | !? | | アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ~♪……ヒャ? | "''‐---‐''" \_ ____/ \__ _____________/ \从 __ .|/ .__ |/ / ヽ / ヽ ( ´д`;) (゚д゚il) / ∧ ヽ ./ ∧ ヽ______________/ /二/〃 | | | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /l__ / 〃/ | | | | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . // . ./l__ ' `''‐--‐'" .`'‐-‐'" . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . // // /l________________________ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . // // // . .(\_/) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// // // . . . . .(Д ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// // // . . . . . . . . ./ ヽ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// // // . . . . . . . . . . . .| \ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// // // . . . . . . . . . . . . . . . ', ゝ从/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// // //. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `ー─‐''". . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .// // // . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 343 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 46 14 ID 26mTw2Dh [23/28]____________───────── \人_从_人从__人_人_从__从_人从_人/────── < __、__ >────────────── < 亜 !ホホ 、__, ∥ >───────── ,. -‐、 < 心 ノ 鬼 (メ ) え 。 >────── \. '., < >─────────‐ \ ',-‐- .、 /´Y⌒WY⌒W⌒WY⌒Y⌒WY⌒Y`\──────── / ヽ─────────── ./ . o ',────────── ! ,‐‐-ノ n !───────── /~"''ー----‐‐''7'''"~ ̄ ̄/)||二二二二 ||────── / / /~ ' --= =--  ̄ ‐- ..,,__,,.. -‐ ''""~ / / .||──── /r--,‐‐ '""~ !──────────── / ./ /────── / L_/ ─────── / ヽ / / //───. . / `‐-- ', / / . . . . . . . _,,,.. -‐ ''"~ \ , / / /─── / ,. . . `ー'" ./ // /──── ヽ、 / . . . . .__」 /───── `ー───---'"'''''''' ̄346 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 47 16 ID 26mTw2Dh [24/28] ', ',______ ', . . . . . . ',──── /// ', . . . . . . ',── /// ', . . . . . . ',─ /// ', . . . . . . ',── ,. -‐‐‐- 、 /// ', . . . . . .. _,,..' 、──/ l── /// ゝ- ...,,,_,,,... -‐ ''"~ ヽ / /─── / O ∨ /── /// ,' | | | | | | ◯ !.── /─ ! | | | | | | ト-‐‐''"| !.─ /___ ! | | | | | | | l.── /─ ', | | | | | ゝ--‐' ,'.─ /── ゝ348 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 47 52 ID 26mTw2Dh [25/28] _____________ ───────────────── _,,.. -‐‐‐‐- ..,,_______ , '" . . . . . . . . . . . . . . . "' ,─── ,. '-───────‐-'、──── \人_从_人_从__从_人从/ / __, 、___ ヽ── < >. ,' ___ _ | | | | .',___ < ミュンヒナー!? > l ´ `. | | | | l < > l r‐‐ ''"~ヽ | | | | l──── /´Y⌒WYY⌒WY⌒Y`\ ', ',__ ノ | | | ,'____ ヽ  ̄ ─── / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ─── / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ____350 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 48 22 ID 26mTw2Dh [26/28] \人_从_人从__人_人_从_从_人从_人/ < > < 悪行の報いを受けろ!! > < > /´Y⌒Y⌒WY⌒Y⌒WY⌒Y⌒YY`\. 。 | ̄| /\ | | ───(\_/) | | .| |. __( Д) (∀゚ li/~) | | ─/ / ̄ノ┼─ /___| | ──/ // ̄ | |_____─ /___」______________.| |_______ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 353 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 49 02 ID 26mTw2Dh [27/28] . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .__/___ . . /./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./. . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./. /. . ./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .| …これはこれは | . . .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .| 一体どういう事でしょうか? .|. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\_______________/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 第19話に続く355 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/12/07(火) 22 49 34 ID 26mTw2Dh [28/28]登場人物紹介3 __ / ヽ ケルシュ Kölsch ( ´д`). / ∧ ヽ ベーレン、アウスレーゼに次ぐ教会の実力者。枢機卿。 | | 反教皇派をまとめ、密かに暴君アヒャリウス失脚の機会を窺う。 | | ミュンヒナーとは旧知の仲で盟友。 `''‐--‐'". (\_/) ミュンヒナー Münchner. ( ´ー`) /! ヽ シュペートの皇帝。普段は冷静沈着な人物だが. く_| | 度重なる凶事で国が傾きはじめた上 / | | 家族を黒死病にやられて精神的に参っている。 `''‐--‐''". | 、/ 、/| 弟者王 Otojya-ou ( ´_ `) / \ 『黒い森』の館の主。賢王と称された人物だが. / ヽ ベリアルに陥れられ、兄の為と殺人を繰り返す。 (__ニつ 兄をひと目見るまで凶行を繰り返すことは間違いない。 NEXT→炎の堕天使(19)
https://w.atwiki.jp/monagiko2/pages/144.html
PREV→炎の堕天使(12) 59 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 50 20 ID 64/XSTqS [13/57]第13話 テンペスト60 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 51 07 ID 64/XSTqS [14/57]兄さんは早速聖都に使者を出しました。僕たちは不安で仕方なかったけれど、教会で大きな発言力を持つアウスレーゼ大司教が一緒なのだから大丈夫だと自分を納得させるしかなかった。 _i_,_,i_,_,i_ i,_,_i,,__i_,,_i_,_,i_ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ _,,_i,_,_i,_,_i_,,_ | でたらめよ… | i_,,_i_,,_i,,_i_, \____ __/ _,,i_,_,i_ ∨ i,_,_i,,__i_,, i_,,_i_,_,i_,,_i,_,_ ,_i_,,_i,,_i_, ,,_i_,,_i,,_i_, ∧_∧ ∧∧ (ll! ´Д) ミl!゚д) , '二ヽ / + ヽ ∪ | ∧-゚il/ ヽ ガタガタ |"'''''''''''"| ~| | / と/ ヽ ‐‐ ノ___i___i__」‐‐‐‐‐‐ し`J‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 」___人________〉‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 61 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 51 44 ID 64/XSTqS [15/57] \人_从_人从__人_人_从__从_人_从/ < > < 母様が悪魔崇拝なんて…! > < 一体誰がそんなことを…! .> < > /`Y⌒WY⌒WW⌒YW⌒WYY`\ . ,. -‐ ─- , . / ヽ ガタガタ / i. ヽ ∠ -‐-‐ ─-‐- 、l i 〈 l 'ー !´ i ヽ l O O。 ヽ, l 〉! r-‐-、 ゚ ,ノ 〈 / ヽ, ヽ--‐', -‐-、/ ヽ、 ぎゅ / /~ / ̄ヽ. ノ-‐‐ ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ < わかってるよ! | \________/62 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 52 34 ID 64/XSTqS [16/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 君の母様がそんなことするはずがない | | 疑いは必ず晴れるよ | | これを君に── | \_________ _______/ _i_,_,i_,_,i_ ∨ i,_,_i,,__i_,,_i_,_,i_ _,,_i_,,_i,,_i_, _,,i_,_,i_ i,_,_i,,__i_,, i_,,_i_,_,i_,,_i,_,_ ,_i_,,_i,,_i_, ,,_i_,,_i,,_i_, ∧_∧ ∧∧ キッ (ll! ´Д) ミ;゚д) , -‐ 、彡 / + ヽ | つ† ( ゚#/ ヽ |"'''''''''''"| (( ~| | / .Y ヽ ‐‐ ノ___i___i__」‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐(/~J‐‐‐‐‐‐ 」___.人_______〉‐‐‐‐‐‐‐ 63 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 53 14 ID 64/XSTqS [17/57] \人_从_人从__人_人_从__从/ < > < 気休めはやめて!! > < > /´Y⌒WY⌒YW⌒WY⌒Y\ / | li||! _,,. -‐ 、 /|-‐ ''" ヽ il |l / .. / / .. | / / ̄"''ヽ il| _,,. -‐''" \人/ .l ヽ ̄ そ て l l ヽ /YY\ ゝ-─'ヽ / |〃 二 / \/゚。 / | __/ ツ /\ ゚。 キラッ / ゚。64 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 53 53 ID 64/XSTqS [18/57] i,_,_i,,__i_,,_i_,_,i_ _,,_i_,,_i,,_i_, _,,i_,_,i_ i,_,_i,,__i_,, i_,,_i_,_,i_,,_i,_,_ ,_i_,,_i,,_i_, / ̄ ̄ ̄ ̄\ ,,_i_,,_i,,_i_,/ ̄ ̄ ̄\ | …… | _i,_,_i,,__i_,,_i_,_,i_| あ…! | \__ _/ _i_,,_i,_,_i_,_\___/ ∨ _,,i_,,_i,,_i_, O _i_,_,i_,_,i_ o 从/ ∧_∧ .∧∧ (ll! ´Д) ミ ゚) , -‐ 、 フイ / + ヽ .| ∪ ミ / / -) |"'''''''''''"| ~ | / Y ヽ‐‐ ノ___i___i__」‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐し`J‐‐‐‐‐ 」_____人____〉‐‐‐‐‐‐‐ † 65 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 54 33 ID 64/XSTqS [19/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | これね… | \_____/ l l | | \/゚。 シャラッ l l、 /\ ゚。 i ヽ ゚。 ゝ;;.___,,./ ゚゚ ゚ ゚゚ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 母さんの形見のロザリオなんだよ | | 僕の一番大事な宝物なんだ .| \________ ______/ ∨ ∧_∧. / (; ´Д) ∧∧ , -‐ 、 て / + ヽ ミ ゚) (o゚illゝヽ |"'''''''''''"| / つ† / Y ヽ‐‐ ノ___i___i__」‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐と__))‐‐‐‐ 」___人______〉‐‐‐‐‐‐‐ 66 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 55 10 ID 64/XSTqS [20/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 君にあげる │ | きっと君の事を守ってくれるよ │ \_____ ________/. ∨ / ̄ ̄ ̄\ | …! | \_ _/ ∨ ∧∧ , -‐ 、 ミ ゚) (-゚illゝヽ / つ† / Y ヽ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐と__))‐‐‐‐ 」___人______〉‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 67 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 55 49 ID 64/XSTqS [21/57]/ ̄ ̄ ̄ ̄\ _,,... .,| ── | , ''" ヽ\__ _/ / ヽ \| /,,. -─-─-- 、i i ヽ l 、 (´ l │ 丿 ! o o。 ヽ.| | ( . ', " ,lノ | ヽ, `┼。--‐ ''"( 'ヽ, / ) ,ヘ ゚。 シャラッ. ',. /// ヽ ゚。 . ! !/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ _,,... .,| ごめんなさい | , ''" ヽ| ごめんなさい |. / ヽ| 私…!! | /,,. -─-─-- 、i !\___ ___/ ヽ l 、_ (´.││ \|. 丿 ! - ‐‐。 ヽ.| | ( ! ┼ " レ' !. ヽ, `,ペ。 ぎゅっ ヽ68 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 56 26 ID 64/XSTqS [22/57] ∧_∧ ( , 、 ) / + ヽ |"'''''''''''"| ノ__i____i__.L;;;;;,,,,,,, ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∧∧.ミ | 私── | (,, とl \______/ / フ);;;;;;;,,,,,,, ノ___);;;;;;,,,,,, ノヽ、彡  ̄ ヽ、 バサッ聖都からは何の音沙汰もありませんでした。69 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 57 04 ID 64/XSTqS [23/57]痺れを切らした兄さんは水害の復興にメドをつけるとすぐさま聖都に向かいました。だけど…聖都から帰った兄さんは首を振りました。「状況は芳しくない…」 ∧∧. ミl!゚д゚) ∪ | ~| | ∧_∧. し`J ( ) / ヽ70 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 57 47 ID 64/XSTqS [24/57]…間もなく兄さんは聖職者としての功績が認められ、大司教に叙階されることになりました。だけど…僕らはそれを祝うどころではありませんでした。 ,;-、 ,;-、 ,;-、 , ー、 ;-、 ,;-、 l'i;;l l'i;;l l'i;;l i!;l⌒i| l'i;;l l'i;;l __ /l三三三三三三三三三三三三l`ー'"; ;;| //i; '';' ;''; ; '';' ;''; ; '';'i/ ;'';;i/'; ;''i/ ' ;;''i/ ; ; ; ; "| //; !'';' ;'' ';' ;''; ;iコ';' ;''; ; '';[l] ; ' ;';' ;' ;'';'| //'' |;' ;' ;' ;''; ; ;' ;''; ; ;' ;''; ; '; ;;' ;''; ; ;' ;''; i! | ,,;=‐=,, `i'' | ;' ;''; ; '; ;;' ;''; ; ;' ;''; ;; ;;' i!; ;;| |∩; ; ;| |;' ; |;' ;''; ; '; ;;' ;''; ; [l];' ;''; ;'; ;;' ;''; ; ;' ; '';;;; | ,| ! i ' ; ;|_ |;' ; | ;' ; ''; ; '; ;;' ;''; ; ;' ;''; ; i!i ,;' ; '';i!; | i'''" ̄~`'i |;' ; |;' ;''; ; '; ;;' ;';' ;''; ; ;' ;''; ; '; ; ;' ;''; ;' | |' ;'[]; ;[]' ;| ,_,|; _,,| __ __; '';' ;''; ; [l];' ;';' ;''; ; '; ; i! '; ;; ;| !' ;''; ' ;''; | | ;''; ; '';;/| ; ; ; ;| ; ''; ; '; ;;';' ;''; ; ;' ;''; ; i!; ;'l !' ;'[]; ;[]'; | | ;''; ; ;'/ ;'' | ; ;' | ;' ; ''; ; '; ;;' ;''; ; ;' ;''; ; i!i | ._!' ;''; ' ;''; | | ;'' / ;''; ; .'| ;''; ; ; 'i,__; ;__; ; ''; '; ; ; ; ''; ' ; ; ''; ; ''; '; ' '' '| _|; |; ;[]; ;[]'; |,.,; ;、, |/ ;''; ; ; ;;;.'| ;''; ; ''; '; ; ''; '|; ; ''; '; ; ; ; ''; ' ; ; ''; ; ''; '; ' '' '||; |;`i,; '; ''; '';; |;; ; ;'''``、;"'"''、; `;';___,.,._., ; ; ''; ' ; ; ''; ; ''; '; ' ',.,; ;、 ; '; ''; '';;|。 ;;. ; ; ; ;;;'`、; ;;、;。; ;. `、, . ;''; ; ''; ';|__ ; ; ''; ' ; ; ''; ; '' ,,;;、;。; ; '; i!|''"ii''".; |i''; ; ; ; ;;;'``、; ;; ;''; ; ''; ' ;`i, "'` Y; ; ,i!| ;ii''".; |i|''" i!カビネット辺境伯の城を教皇庁直轄の聖都騎士団が取り囲んだんです。71 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 58 23 ID 64/XSTqS [25/57]彼女には会えなくなりました。 _i_,_,i_,_,i_ \人_从__人_人_从人__从人/ i,_,_i,,__i_,,_i_,_,i_ / 二二二二 ヽ < > _,,_i,_,_i,_,_i_,,_ |-| |-| < 兄さん待って! > i_,,_i_,,_i,,_i_, |-| |-| < 一体どうなってるの! > _,,i_,_,i_._ |-| |-| < >i_,,_i_,_,i_,,_i,_,_i_ |-| |-| /`Y⌒W⌒YW⌒W⌒Y´\ _,,i,_,_i_,_ |-| |-| _,,_i,_,_i,_,_i_,,_ _i_,,_i,,__i,_,_i,, [二二二二二] ,,_i,,__i,_,_i,,_i,_ ∧_∧ ∧/ ‐ ‐ i,_,_i,,__i_,,_i_,_,i_ i,_,_i,, (` ) (Д゚;ミ─ ‐ i_,,_i_,_,_,,_i,_,_i /+ ヽ と ─ ‐ |"'''''''''''"| .| |~─ ‐======== = L__!___!__L ))================し'ヽ)─ ‐ ‐============== 72 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 19 59 28 ID 64/XSTqS [26/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | …カビネット辺境伯が家族ぐるみで | | 悪魔崇拝を行っていたという証拠が発見されて | | 事態を重く見た教皇庁が動いたモナ | \____________________/ ∧ ∧. / ヽ_/ ヽ \人从_人_从/ 信じがたい話でした。 / 彡 < > 彼女は自他共に認める i o o .il| 彡 < ! > 敬虔な信者だったからです。 ヽ, ⊃ 彡 < > | \ /Y⌒W⌒Y\73 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 20 00 23 ID 64/XSTqS [27/57] \人_从_人_从__人__从__从_人_从__人/ < > < 悪──そんな! > < 兄さんもわかってるでしょ!? > < そんな人じゃない!! > < > /´Y⌒WY⌒YWY⌒YW⌒WY⌒Y`\ ∧ / . / ヽ____/ .. / . ! i ! ............................ . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 教皇聖下のご意志なんだよ… | | どうすることも出来ないモナ… | \______________/74 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 20 01 03 ID 64/XSTqS [28/57]会うことすら出来ないとわかっていても僕は毎日のように辺境伯の城の近くまで行きました。だけどある日、城を取り巻いていた騎士団がいなくなり、城にも人の気配が無くなっていることに気づいたんです。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 一体どういう… | | まさか… | l / \__ ____/ ,, ∩_∩ _∧ -‐ ∨ (/(\´Д`)曲` ) ワイワイ ( つ、 つ つ"''""''' 人 Y Y "''""'''""''""''""'""''"'''"∧∧''""''""'""''"'''""''""'"". (( し'(__)(_) 巛∧ (д゚lilミ .,. ,., / ・ ミ⊂ \ \__ ,.. (_/\ | ∧ ヽ ., .,. │、 ∪__ | i / /| | └、'"´ゞ,. ,.. ヽヽ! ! /∧, ,.75 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 20 02 43 ID 64/XSTqS [29/57] \从__人_从_人人_从_人_从人_从_人_人_从/ < > < すいません!! > < 聖都騎士団はどうしたんですか!? > < > /`Y⌒WY⌒YW⌒W⌒YW⌒YY⌒WY´\ ∧∧/ (゚Д゚liミ // と つヽ/ ダッ | | \ し`ヽ)-‐‐' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | / | え? .| ∧_∧ ∩_∩ -‐ | 騎士団なら昨日のうちに │ ( . ) ( . ) < 聖都に帰ったようですよ? | ( . ) ( . ) \___________/76 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 20 03 41 ID 64/XSTqS [30/57]/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| やはり一家ぐるみで || 悪魔礼拝を行っていたんだな… |\______________/ ∧∧ (゚д゚liミ ~ | ヽ) / | / | フラ… 〈;;(ノ.〈;;; | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 聖都に着いたらいつ執行されてもおかしくないな | | しかし…そんな風には見えなかったんだが… | \____________________// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| 悪魔の業でうまく隠していたということだろうな || あぁおそろしや… |\____________________/77 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 20 04 37 ID 64/XSTqS [31/57]/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| 僕は聖都へ行きました || でも…その時にはもう… || 彼女は魔女の烙印とともに火刑に処されていたんです || 彼女の母様もとっくに火刑に処されていました |\__ ____________________/ ∨ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ___________________ |レi |. ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ||__.|/ / ミ. ‐) (`ill ) (゚ ) |レi / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||__|/ / | |レi / |___________________|/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄78 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 20 05 46 ID 64/XSTqS [32/57]/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| 仕組まれていたことだったんです || アヒャリウスとベーレンと…アウスレーゼ大司教に |\_____________________/ ___ . __. / 。 \ | | | /\ | ∧_∧ ( ) | | | | ( ) / ! | ( ) | / ヽ | | ┌┐l~~l つ‐┐ | | / | | | | | l⌒l | | | | 〈 | | | ノ /( ) | | . ノ L . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 僕は聖都に行った足で彼らに会いました | | そして見たんです、ベーレン卿が魔術らしい業を使うのを… .| | 悪魔と通じているという噂は本当なのかと思いました | | まさか悪魔本人とまでは夢にも思いませんでしたが… | \_________________________/79 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 32 03 ID 64/XSTqS [33/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 気付いたら僕はここにいました | | そして彼女に会ったんです | | 変わり果てた彼女に… | \ \______________/. \/. /\ , 、 ,,..,,.____/ ヽ /~"''' - ,,. / o ヽ /. / ~"'' ‐- .,,__ ! \/ l ~"''ヽ /\ | ! `"'''' ー─── ----- 、, / / . ;! . . . . . .. / / . ;;| . . . . . ,' / .. ;;l . . . . ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| しばらくこの館をさまよって、どうやらここは || 彼女が丘で話してくれた昔の王が建てた館… .│| つまり双賢王の館だということがわかったんです || とうに朽ち果てているはずなんですが… .|\_____________________/80 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 33 13 ID 64/XSTqS [34/57]/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| それでオロオロしているうちに兄さんが来たんです |\__ __________________/ ∨ / ̄ ̄ ̄ ̄\ | …で? | \__ __/ ∨/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| …僕が知っているのはこれだけですよ |\__ ______________/ ∨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | …そうか | \__ __/ ∨ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ___________________ |レi |. ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ||__.|/ / ミ ゚) (`ill ) (゚ ) .|レi / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||__|/ / | |レi / |___________________|/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄81 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 33 51 ID 64/XSTqS [35/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 恨んでいるのか、連中を | \____ ______/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∨ | …はい、彼らの正体を見ましたから | | やっぱり悪魔なんですね? │ | ベーレン枢機卿は | \________ ________/ ∨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | そうだ | | 小娘を化け物に変えたのも奴の仕業だ | | あれは契約によって手に入れた力だろう .| \____ ____________/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∨ | 悪魔と契約だなんて… | | 一体どうして… │ \___ ______/ ∨ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ / ヽ-‐-' ヽ / ヽ-‐─‐' ', / ヽ-‐-' ヽ ,' o o ! ,' -‐ ‐ ! ミ ,__ 彡.____i, rっ ノ-‐‐、____! u -‐- l____.ミ o o 彡____ . . . . . . . /" '" (_/ . . . . . . ゝ . . . . . . . . . . /"'' ‐---‐ ''"`, . . . . . . . . . . . . . . . .. ./ !´ . . . . . . . . . . / ', . . . . . . . . ! ヽ ! . . . . . . . . . . .82 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 34 39 ID 64/XSTqS [36/57] ,ヘ ∧ /. . ヽ / . .ヽ ./ . . . ヽ / . . . . ヽ-‐‐/ . . . . . ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ヽ| … | ',| 復讐したいのか? | !\___________/ i l. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ! i . . . . . . '二=‐. . . . . . . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ヽ . . . . . . . . . . . . . . ,.| …むなしいだけです | "' ‐,--- . . | そんなことよりも── .| /. . . . . . . . . \__________/83 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 35 12 ID 64/XSTqS [37/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | そんなことよりも | | 僕は彼女を救いたいんです | | 悪魔に縛られているならなおさらです │ | そして兄さんのことも一刻も早く | | ここから脱出させてあげたい │ | 皆で生きて脱出するんです │ ∧ ∧ \________________/ / ヽ,,.. -‐- ..,,/ ヽ ,' ` ' ヽ / ', ! l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ l ‐-‐ ‐-‐ .! < …そうか │ ヽ、 ー‐‐ ,,'. -‐‐‐- 、 \_____/──‐r' "' '" ヽ──── . . . . ./ ! _,,,.. ! ! . . . . . . . . / | ' l" . . . .ゝ-‐-' . . . .84 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 35 59 ID 64/XSTqS [38/57]/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| で…どうだ、モナ || 少しは何か思い出せたか? │\____ _______/ ∨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | …さっぱりモナ | / ̄ ̄ ̄\ \___ ___/ | …… | ∨ \_ _/ ∨ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ / ヽ-‐-' ヽ / -─‐-' ', / -‐-' ヽ ,' o o ! ,'‐ ‐- ', ,' 彡 ____i, rっ ノ-‐‐、____! フ u l_____! o u 彡____ . . . . . . . /" '" (_/ . . . . . . ゝ . . . . . . . . . . .丶 . . . . . . . . . . . . . . . . .. ./ !´ . . . . . . . . . . / ', . . . . . . . . . . ../ / ! . . . . . . . . . . .85 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 36 35 ID 64/XSTqS [39/57]/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| …モナが思い出すまで || ここにいるわけにもいかねーし .│| この辺りを手分けして探索してみるか │\____ ___________/ ∨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | わかったモナ | \__ ___/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∨ | でも大丈夫ですか?また… | \_____ ______// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∨| 安心しろ、ここら一帯は安全だ || 全く聖水様々だな! |\____ ________/ ∨ ∧ ∧i|! / '-─‐-' ヽ ガタン ∧ ∧ ,' ', ∧ ∧ / ヽ-‐-' ヽ ! ‐ ‐- ,, ! / -‐-' ヽ ,' __ __ ! ヽ, フ .ノ l!| ,' 彡 __,ヘ__.! tっ ノ-‐‐、___/ ヽ_____ ! o u 彡__ . . . .! "' '" (_/ . . . . . . l . i ! . . . . . . . . . . .丶 . . . . . . . . . . . . . .`ー / i´ . . . . . . . . . . . . ! / ノ . . . . . . . . . . . ./ ! . . . . . . . . .86 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 37 25 ID 64/XSTqS [40/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | お前ら2人は扉の外を探してみてくれ | | 俺はこの礼拝堂の奥を見てみる .| \_______ ________/ ∨ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ___________________ |レi | ∧∧ ||__.|/ / | (゚ ) .|レi / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||__|/ / | |レi / |___________________|/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ ミ,, ゚) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. ∪ | ∧_∧ ♪ | わかったモナ! | ~| | ( ´∀` ) < .安全なら安心モナ!.|. (/~J と つ \________/87 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 37 59 ID 64/XSTqS [41/57] | | |;;;;;| | | |;;;;;| | | |;;;;;| | | |;;;;;| | | 0 |;;;;;| 0 | | |;;;;;| | | |;;;;;| | | |;;;;;|______________[lllllllllll] ──‐∧∧┴‐ レ ミ,, ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. | ∪ | フサ、ちょっと待て | ~ | \_________/. (/~J88 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 38 35 ID 64/XSTqS [42/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 先に行ってるモナよ~ | / |〃 /二/ -- \__________/ / | / ___/ ! / ∧∧ -‐ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ゚д゚ミ < 何ですか? | (| |) \______/ | | し`J / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | …さっきの話、ずいぶん言葉を選んでいたな? | \_________ ___________/ ∨ ∧ ∧ / . . .ヽ..,,_,,./ . .ヽ ,' . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ __________,' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ',______ | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ! . . . . .o . . . . . . . . o. . . . . ! . . . . . . . . . . . . . . . .89 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 39 09 ID 64/XSTqS [43/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | …どういう事ですか? | \___ ______/ ∨ ∧∧ (゚ )┌───────────‐ i r─`──┐│ し' |│ │└────────────∧───‐┘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | あの小娘が殺された後の話だ | | ここに来る直前の肝心な部分は話さずじまいか? .| \_____________________/ ∧ ∧ / . . .ヽ..,,_,,./ . .ヽ ,' . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ ミ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 彡 ミ . . . . . . . . . . . . . . . . . . .彡90 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 40 05 ID 64/XSTqS [44/57] ∧∧ (゚ )┌───────────‐ i r─`──┐│ し' |│ │└────────────∧───‐┘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 本当は色々知っているんだろう? | | 話さないのはモナを刺激しないためか? | \_________________/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 何を… | \__ ___/ \| ∧ ∧ / . . .ヽ..,,_,,./ . .ヽ ,' . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ ミ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 彡 ミ . . . . . . . . . . . . . . . . . . .彡91 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 40 41 ID 64/XSTqS [45/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ずいぶん無理をしてきたようだな、お前 | | …そろそろ限界なんだろう? | \__________________/ ∧ ∧ \从_人_从_人从_人/ / . .ヽ..,,_,,..' . . ヽ < > ミ . . . . . . . . . . . . . . . 彡. < ┃ >. ミ . . . .o o | | | .彡 < ┃ >. ミ . . . . . tっ. . . .! | !彡 < ・ > ,' . . . . . . . . . . . . . ヽ. < > / . . . . . . . . . . . . . . . .! /`Y⌒WYY⌒YY`\ / . ..! . . . . . . . . . ! . . . .| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 見くびるなよ、会ったときからわかってた | | 見てるこっちがヒヤヒヤしたぞ | \____ _____________/ |/92 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 41 19 ID 64/XSTqS [46/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | お願いです! | | 兄さんには黙ってて下さい! | \_______ _____/ ∨ ∧∧ (,, )┌───────────‐ i r─`──┐│ し' |│ │└────────────∧───‐┘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | …いつかはバレるぞ | \____________/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | わかってますそんなこと!でも今は駄目です! | | 今知ったら…兄さんは… | \_____ ______________/ \| ∧ ∧ / . . .ヽ..,,_,,./ . .ヽ ,' . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ ミ . . . . . . . . . . . . | |.| |.| | 彡 ミ . . . . . . . . . . . . . . | |.| | 彡93 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 41 53 ID 64/XSTqS [47/57]/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| 僕はあの時何も出来なかった || 兄さんのことも何もわかってなかった || それなのに僕は─── |\________________/ ∧_∧ ( ) / ヽ |"'''''''''''"| ,,,,,,,,;;;;;;;;;;ノ__i____i__.L / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | だから今度は僕が兄さんを助けたいんです | | 兄さんが僕を助けてくれたように…! | \__________________/94 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 42 43 ID 64/XSTqS [48/57] ∧∧ (,, )┌───────────‐ i r─`──┐│ し' |│ │└────────────∧───‐┘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | わかった | | …もう覚悟はできているんだな? │ \______________/95 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 43 16 ID 64/XSTqS [49/57] ∧∧ (,, )┌───────────‐ i r─`──┐│ し' |│ │└────────────────‐┘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | …はい | \_____/ / |〃 /二/ -- / | / __/96 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 43 52 ID 64/XSTqS [50/57] / ̄ ̄ ̄ ̄\ | …… | \____/ ∧∧ (,, )┌───────────‐ i r─`──┐│ し' |│ │└────────────────‐┘ ∧∧. (,. -‐ 、┌───────────‐ i r─┴‐─┐│ し' |│ |└────────────────‐ ┘97 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 44 25 ID 64/XSTqS [51/57] ,、 ,、 / ヽ / ヽ / . . ヽ,,. - ‐ - .,/ . . . . ヽ / . . . . .`、 . . . . . . . ., ' . . . . . . . ヽ ,' . .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ', ! . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ! l . . . . . . . . . . . . . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ l .,-‐-、. . . . . . | …出て来いよ |-─- 、_.! . `ー‐' . . . . . . | いるんだろう? | . . . . . . ヽ__;;;;;;;ヽ, . . . . . .r-‐\________/ . . . . . . !;;;;;;;;;;;/ . "'' .ー.- . . . . .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .;;/ . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ;;;! . . . . . . . .98 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 45 14 ID 64/XSTqS [52/57] _ |! || / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |! || | 『十字架の背に悪魔は潜む』とは .| |! || | よく言ったものです… | |! || \____ __________/ |! || |/ |! || / ヽ . .. . . . . . . |! ||_/ . . . 、 . . . . . |! || . . . . . . . . . . . . . _____|! ||____ |_____ _____|| ──┐  ̄ ̄ ̄ ̄|! |i  ̄ ̄ ̄ ̄ / ┌┴┐ |! || . . . . . . . . . . /\ / |! || . . . . . . . . .99 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 45 47 ID 64/XSTqS [53/57] | | | | | | | | | | | | o.|.o | | | | | | | ∧∧___[llllll]_____|_____[llllll] ( ゚ ゚ )、_______________ | ̄ ̄/ ru | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌────────────────────── │ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ____|______| 皮肉でしょう? | | | 私が神の地上の代弁者たる教皇を | | | 操ってるのですよ?フフフ… | | \___ ___________ / ┌───┴────────────‐|/───────────∧ | ∧ ヽ,___/ ヽ コツコツ… ヽ100 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 46 20 ID 64/XSTqS [54/57] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 懐かしいですね | | 会いたかったですよ… | \____ ______/ \| ∧_∧ ∧∧ (∀・ ,,) (,, ゚) / Y ヽ l(つ. ヽ_ l l l l l l l l | `゚´ | l l |Lゝ..___ ヽ ||__ ||__ ||__ ||__ | | ||__ |;;;; |.∪ |;;;; | |;;;; | |;;;; | |;;;; | .! ヽ L l;;;; | 第14話に続く102 名前: ◆e2NBve9J9A [sage] 投稿日:04/10/10(日) 21 47 25 ID 64/XSTqS [56/57]ものすごく適当な登場人物紹介その1 ∧_∧_∧ モナ (´∀` ) . ) ( ) ヽ これでも聖職者。記憶喪失?で昔とはまるで別人。 | | |'''''''''"| 怖いけど大切なことを忘れています。 (_(__)!__!_」 それを思い出したとき彼は… ∧∧∧∧ フサ (゚д゚,,ミ ) | ∪ |つ 兄思い友達思いのお人好し。 | |~ || 色んな人にロマンが無いと言われる現実主義者(?)です。 し`J;;;;;;;;|l だけど危ういほどに向こう見ずな面も… ∧∧∧∧ ギコ (゚Д゚,,) ) | ∪ . `っ|- 諸国を旅する一匹狼の風来坊。炎使い。 | |~ | │ 某悪魔と面識があるようです。 し`J し`J ! モナとフサについては面倒な荷物だと思っていますが… 続く NEXT→炎の堕天使(14)
https://w.atwiki.jp/legends/pages/5286.html
「きゃははははははははっっ!!」 無邪気に笑って、苦い苦い、毒の水を飛ばすレティ 直希はゼルエルの盾でもって、辛うじてそれを飲み込むことを防いでいた その手元では、ぱらぱらと「光輝の書」がひとりでにページをめくり続けている 「貫け、ゾフィエル」 「きゃははははっ!無駄だよ!レティには届かないもんっ!!」 思った以上に、レティのスピードが速い しかも、その体が炎に包まれているせいで、攻撃が当たりにくい …厄介な 「ほらほらっ!早くレティの苦いお水を飲んで、のたうちまわってみっともなく死んで、レティを楽しませてよっ!」 「だが断る。僕は、ルーニー夫妻の遺言を実行しなければならないのでね」 アフとヘマハの燃え盛る鎖がレティに迫る …届かない 「もし、自分達が娘に殺されたならば」 カマエルとゾフィエルが、同時に槍を突きだす 届かない 「もし、娘がそのまま、ネフィリムとして邪悪に育ったならば」 ヌリエルが雹と霰を振らせる ……駄目だ、レティが纏う炎で溶かされ、むしろ、彼女の武器となってしまう 「君を、殺してくれ、とな」 「きゃはははっ!殺せるの?さっきから、お兄ちゃんが召喚してる天使の攻撃、レティに届いてないよっ!」 「……やれやれ、君が呪詛に対する耐性を持ってさえいなければ、もっと楽だったのだが」 そうすれば、ドゥマの呪いでさっさと殺しているのだが 直希は、深々とため息をつく 何とかレティの隙を見つけなければ、こちらの攻撃は当たりそうにない 「それに、レティはネフィリムじゃないよ?今のレティはにがよもぎだけど、レティは人間として生まれたもんっ!」 「いや、君はネフィリムだよ」 まっすぐに、空を飛ぶレティを睨みあげながら 直希は、静かに告げる 「君の父親は、人間ではなかった。堕天使 アザ。地上に降りた際に人間の女と恋におち、ネフィリムの親となってしまった天使の一人だ……知らなかったのか?」 「あれ、そうだったの?」 不思議そうに首をかしげるレティ が、すぐに、納得したように笑う 「そっか!だから、パパはすぐに死ななかったんだ!ママはすぐに死んでつまんなかったけど、パパは面白かったんだよ!苦しんで!のたうちまわって!!レティの事、信じられない、って目で見てきて!!苦しむ姿を観察するのは、楽しかったの!!」 「…やれやれ。ネフィリムと言うと全てを喰らい尽くし、共食いすらした事で有名ではあるが……君は、その残虐性だけが表に出た訳か」 やれやれと、直希は再びため息をつく ……自分もまた、一歩歪んで育てばあのようになっていたかもしれないと考えると、ぞっとする 「いい事教えてくれてありがとっ!やっぱり、人間とか、それ以上に死ににくい生き物の方が殺すのが楽しいよねっ!」 ごぽごぽと、レティの周囲に、いくつも水球が生まれる …今までは、遊んでいるからだろう、一つずつ飛ばしてきた だが 「お兄ちゃんは、どうやって死んでくれるかなぁっ!!」 そろそろ本気になった、と言うことか 無数の水球が、直希に襲いかかる 四方八方から襲い掛かるそれら ゼルエルでは、防ぎきれない 別にここで自分が死んだとしても、新島 愛美を死なせた自分がここまでのうのうと生きているのがおかしいのだから、かまわないのだが だが、遺言を実行できないのは、困るな 直希が、どこかピントのずれた事を考えていると 鳴り響いた、銃声 断続的に続くその音と共に、苦い水の水球がはじけて消える 「あれ?」 「…むぅ?」 はらり、白い羽毛が、直希の視界の隅を、踊る 「防ぎましたー!」 「全部撃ち落としましたー!」 「一滴も逃がしませーん!!」 きゃいきゃい にぎやかな少女達の声 …武装した天使達が、直希を守るように出現した 「直希っ!」 「…天地?」 武装した少女天使達…モンスの天使を従えた天地が、駆け寄ってくる 直希の無事を確認して、ほっとしている様子だった 「体調が万全じゃない状態で、無茶してんじゃねぇよ…」 「あぁ、すまないね。新島 友美が無理をしている状況で、僕が大人しくしている訳にもいかんからな」 天地の言葉に、小さく笑う直希 …天地が、やや面白くなさそうな表情をした事に、気づかない 「…お兄ちゃん、だぁれ?レティの邪魔するの?」 「当たり前だ、糞餓鬼」 天地が、レティを睨みあげた モンスの天使達が、一斉にレティに武器を向ける 「「組織」所属 「モンスの天使」契約者 門条 天地……「教会」「13使徒」 「終末の火」レティ・ルーニー、お前を危険因子として、処分する!」 「きゃっはははははははは!!やれるものなら、やってみてよっ!レティはレティは、そう簡単に殺されないよっ!!」 マシンガンやロケットランチャーといった物騒な武器を、レティに向けさせながら 天地は、ぽつりとつぶやく 「…映画のチケットはもう用意してんだ、死ぬんじゃねぇぞ」 「むぅ、ならば、死ぬわけにはいかんな」 天地の言葉に、直希は小さく笑って 自分が生き延びる算段を、ようやく考え始めたのだった to be … ? 前ページ連載 - 仲介者と追撃者と堕天使と