約 152,213 件
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/6382.html
堕天使ゼラート(OCG) 効果モンスター 星8/闇属性/天使族/攻2800/守2300 自分の墓地に闇属性モンスターが4種類以上存在する場合、 このカードは闇属性モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚する事ができる。 手札から闇属性モンスター1体を墓地へ送る事で、 相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。 この効果を発動したターンのエンドフェイズ時にこのカードを破壊する。 モンスター破壊 堕天使 天使族 最上級モンスター 闇属性 闇属性補助
https://w.atwiki.jp/persona01/pages/46.html
レイジ、アヤセ、ブラウンが最高相性 バルバトス 59 24 178 155 24 29 34 60 55 パララアイズ ルナトラップ ティンクルパンチ プリンパ ドロンパ マハエイハ
https://w.atwiki.jp/yurina0106/pages/634.html
タグ かっこいい 曲名た 歌 青葉りんご 作詞 AZ-MIX 作曲 AZ-MIX 作品 女神凌辱 巨乳調教コレクション
https://w.atwiki.jp/vocaloidchly/pages/8281.html
作詞:水豹 作曲:水豹 編曲:水豹 歌:初音ミク 翻譯:六七 私 自我 アイデンティティ 我那 自我 認同感 なんて(笑) 何処にも見つからなくて 是為什麽(笑) 無論如何都找尋不到呢 隣の花は美しくて 別家的花兒開的多絢麗 とても 甲乙付け 易い 和我 一看 就高下立判了 いつのまにか 分かっている 不知不覺間 懂了這道理 現実とは 虛偽無像です 所謂真實 不過是萬象無相 騙されてた!騙されてた? 被騙到了吧!被騙到了麽? 悔悟は後に立った 亡羊補牢也為時不晚 天を飛べると信じ続けた 始終相信自己能飛上藍天 「望む未來はある」と言われた 耳邊盡是“未來可期”雲雲的話 貴方の背中は遠のいていく 你的背影漸漸離我遠去了 ふわふわと宙に舞う 悠悠地在長空翺翔 私 未だ 愛されたい 我 還想 被人愛一回 なんて(笑) 誰にも見つからなくて 可為什麽(笑) 真心人是如此難覓呢 隣の人は美しくて 別家的人兒生的多姣好 とても 並びたくはない 真是 令我 自愧弗如啊 いつのまにか 分かっている 不知不覺間 懂了這道理 能力とは 首尾結果です 所謂能力 不過是自修自福 誤解してた!誤解してた? 理解錯了吧!理解錯了麽? 淺薄で愚劣だった 正因淺薄才會愚昧啊 天を飛べると信じ続けた 始終相信自己能夠飛上藍天 「望む未來はない」と言われた 耳邊盡是“前途渺茫”雲雲的話 貴方の背中は見えなくなった 你的背影逐漸消失在視野 羽が捥げて墮ちていく 羽翼雕落後就只能墜下 私 自我 アイデンティティ 我那 自我 認同感 なんて(笑) 何処にも無くてもよくて 是為什麽(笑) 找尋不到也無妨呢 生きて 死ぬ それだけで 誕生 死去 僅僅這般 本當は良かったんだ 其實就已是得償所願了
https://w.atwiki.jp/majintensei2/pages/328.html
属性 ユニットタイプ 移動力 射程距離 必殺補正 武器 長剣 突剣 刀 槍 斧 杖 弓 銃 防具 ヘルム スーツ グラブ レッグ CHAOS-DARK 飛行ユニット 8 1 20 ◯ × × × × ◯ × × ◯ ◯ ◯ ◯ 種族 名前 LV HP 初期 成長限界ランク 最大 つよさ 初期 成長度 成長限界ランク こうげきりょく 初期 成長限界ランク 魔法 EXTRA(習得) 経験値 ちえ ぼうぎょりょく マッカ まりょく まほういりょく MAG MP たいりょく まほうぼうぎょ アイテム はやさ めいちゅう REMIX 可不可 うん かいひ 会話 可不可 REMIX制限 アイテム 召喚MAG 成長限界ランク ひっさつ 口調 ミューテーション ダテンシ ベリアル LV93 HP 475 500 500 つよさ 30 1 35 こうげきりょく 160 214 アギラオン RK3 まきつき 70 ちえ 24 - 24 ぼうぎょりょく 95 125 マハラギオン RK4 ヘルファイヤー 970 まりょく 35 2 40 まほういりょく 145 182 ムド 1500 MP 150 323 500 たいりょく 33 4 38 まほうぼうぎょ 104 114 エクセルテグ はやさ 30 2 35 めいちゅう 107 109 REMIX × うん 8 - 8 かいひ 20 22 会話 × 作成不可 エクセルテグ 1340 RK20 ひっさつ 4 4 威厳 - ダテンシ アリオク LV89 HP 440 500 500 つよさ 32 1 37 こうげきりょく 180 238 ブフラオン RK3 おしつぶし 70 ちえ 12 - 12 ぼうぎょりょく 90 119 マハブフーラ RK4 ひっさつ 955 まりょく 30 - 30 まほういりょく 90 90 シバブー 1470 MP 50 110 446 たいりょく 32 2 37 まほうぼうぎょ 41 41 インヴィンシブル はやさ 28 3 33 めいちゅう 100 102 REMIX × うん 15 - 15 かいひ 18 20 会話 × 作成不可 インヴィンシブル 1310 RK15 ひっさつ 7 7 威厳 - ダテンシ サマエル LV85 HP 400 500 500 つよさ 27 - 27 こうげきりょく 131 131 ザンマオン RK3 ヘルライトニング 70 ちえ 15 2 20 ぼうぎょりょく 85 113 マハザンマ 940 まりょく 33 - 33 まほういりょく 113 122 ドグルラドル 1350 MP 100 140 496 たいりょく 31 1 36 まほうぼうぎょ 56 79 ほうてんがげき はやさ 31 - 31 めいちゅう 103 105 REMIX × うん 14 - 14 かいひ 20 21 会話 × 作成不可 ほうてんがげき 1280 RK10 ひっさつ 7 7 威厳 - ダテンシ アザゼル LV80 HP 420 500 500 つよさ 26 - 26 こうげきりょく 122 122 ギガリオン RK2 かいしん 70 ちえ 21 2 26 ぼうぎょりょく 80 107 マハギガオン 920 まりょく 33 1 38 まほういりょく 127 173 マカジャマ 1200 MP 70 238 500 たいりょく 30 4 35 まほうぼうぎょ 86 123 クラウ・ソナス はやさ 28 3 33 めいちゅう 104 109 REMIX × うん 13 - 13 かいひ 20 24 会話 × 作成不可 クラウ・ソナス 1240 RK20 ひっさつ 6 6 威厳 - ダテンシ ベルフェゴール LV77 HP 390 500 500 つよさ 24 1 29 こうげきりょく 106 150 ジオラオン RK1 あばれまわり 70 ちえ 18 - 18 ぼうぎょりょく 70 95 マハジオンガ RK2 はばたき 910 まりょく 32 - 32 まほういりょく 114 114 ドルミナー 1110 MP 200 260 500 たいりょく 28 2 33 まほうぼうぎょ 69 69 レーヴァテイン はやさ 27 3 32 めいちゅう 102 105 REMIX × うん 12 - 12 かいひ 19 20 会話 × 作成不可 レーヴァテイン 1210 RK15 ひっさつ 6 6 威厳 - ダテンシ フルーレティ LV66 HP 312 461 500 つよさ 23 3 28 こうげきりょく 98 140 ブフラオン RK3 アイスストーム 45 ちえ 17 - 17 ぼうぎょりょく 57 80 シバブー 865 まりょく 27 - 27 まほういりょく 84 84 1080 MP 85 145 481 たいりょく 25 2 30 まほうぼうぎょ 58 58 トパーズ はやさ 20 1 25 めいちゅう 98 101 REMIX ◯ うん 11 - 11 かいひ 16 17 会話 ◯ - ブルークレセント 1120 RK15 ひっさつ 5 5 威厳 - ダテンシ フラロウス LV51 HP 228 380 500 つよさ 21 1 26 こうげきりょく 83 122 アギラオン RK2 たいあたり 45 ちえ 13 - 13 ぼうぎょりょく 38 57 ドグルラドル 805 まりょく 22 2 27 まほういりょく 53 77 930 MP 80 221 500 たいりょく 20 4 25 まほうぼうぎょ 36 42 ターコイズ はやさ 17 2 22 めいちゅう 95 97 REMIX ◯ うん 9 - 9 かいひ 13 14 会話 ◯ - トマホーク 1000 RK20 ひっさつ 4 4 若者 - ダテンシ レオナルド LV38 HP 158 270 448 つよさ 17 - 17 こうげきりょく 58 58 ギガオン RK1 イービルアイズ 45 ちえ 16 2 21 ぼうぎょりょく 26 41 マカジャマ 750 まりょく 19 - 19 まほういりょく 46 54 840 MP 75 115 471 たいりょく 16 1 21 まほうぼうぎょ 43 65 ガーネット はやさ 14 - 14 めいちゅう 95 97 REMIX ◯ うん 10 - 10 かいひ 13 15 会話 ◯ - ともえのなぎなた 900 RK10 ひっさつ 5 5 威厳 - ダテンシ オセ LV26 HP 113 215 383 つよさ 13 1 18 こうげきりょく 38 64 ジオンガ RK3 バーニングリング 45 ちえ 12 - 12 ぼうぎょりょく 17 29 パラルー 705 まりょく 15 - 15 まほういりょく 27 27 780 MP 70 130 466 たいりょく 12 2 17 まほうぼうぎょ 27 27 ルビー はやさ 10 3 15 めいちゅう 91 93 REMIX ◯ うん 7 - 7 かいひ 9 11 会話 ◯ - ようとうニヒル 800 RK15 ひっさつ 3 3 若者 - ダテンシ アンドラス LV17 HP 77 164 332 つよさ 10 3 15 こうげきりょく 26 47 ザン RK2 らいでん 45 ちえ 9 - 9 ぼうぎょりょく 11 21 ドルミナー 670 まりょく 12 - 12 まほういりょく 17 17 510 MP 65 125 461 たいりょく 9 2 14 まほうぼうぎょ 17 17 アメジスト はやさ 7 1 12 めいちゅう 88 90 REMIX ◯ うん 6 - 6 かいひ 7 9 会話 ◯ - しっこくのよろい 730 RK15 ひっさつ 3 3 子供 -
https://w.atwiki.jp/gate_ruler/pages/786.html
カード画像 基本情報 カード名 堕天使エトランシア(だてんしエトランシア) / Fallen Angel Etransia カード種類 ユニット レベル 2 所属軍 ウォルナー 属性 神ダンジョン魔王闇 ATK 2 HP 6 STK 1 カードID 2023GB06-006 レアリティ ★★★★ イラストレーター Yosuke Adachi + Studio Encount.K.K カードテキスト CNT [君のダメージゾーンから〈ダンジョン〉1枚を選び、デッキに戻してシャッフルする。]■これが場に出た時、[手札1枚をデッキの下に置いてもよい]君の墓地からレベル1以下の〈神・魔王・ダンジョン〉のユニット1体を選び、特殊召喚し、ターン終了時にそれを破壊する。【創生召喚】素材:これと他の〈神・ダンジョン・魔王〉のユニット2体以上素材の合計レベル以下のレベルを持つ〈神・魔王〉1体をデッキから特殊召喚してもよい。■味方ユニットの戦闘終了時、これの【創生召喚】を使ってもよい。■これは墓地にある時、相手に選ばれない。 フレーバーテキスト ■解説・総評 関連 収録パック 第六弾「神と魔王」 名前
https://w.atwiki.jp/wiki3_ta/
†堕天使の悲しみ† ジャンル不特定です 漫画などの紹介やオリジナル小説や体験記 なんでもありです! 今日 - 昨日 -
https://w.atwiki.jp/crossstory/pages/50.html
俺は心の闇から生まれた アイツの心の闇から生まれた 優しく見えるアイツの心は 余裕が無いのか窮屈だ 俺には姿も形も無い 確かに有るのは命だけ アイツの周りは俺の事を ちっとも知らずに生きてやがる 俺は何のために生まれた そもそも俺は生きているのか 時々それが分からないんだ だって俺はアイツだから アイツの心が痛む度 俺という名の存在は 強く大きくなってくる 「もっと多大に苦しみな」 だけどアイツの周りには いつしか仲間が出来ていた アイツが苦しまなくなって 俺はやっぱり檻の中 アイツという名の檻なんて いつか絶対壊してやる アイツが『+』なら俺は『-』 アイツの不可能は俺の可能 自由を掴んだその時に たっぷり暴れてやりたいぜ そこに意味なんざ有る訳ない 暴れたいから暴れるだけさ
https://w.atwiki.jp/lls_ss/pages/1360.html
元スレURL 梨子「堕天使と夜明け」 概要 バスを逃した善子がお泊ま梨子 タグ ^桜内梨子 ^津島善子 ^短編 ^ほのぼの ^よしりこ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rsnovel/pages/96.html
ふたりの堕天使 1 518 名前: i 投稿日: 2005/08/16(火) 01 22 27 [ 4D0aj44E ] 「ふたりの堕天使」 クロイツは膝を着き、頭を垂れて祈った。 誰のための祈りか。 そんなことを考えることは、とっくにやめてしまった。 定められたとおりに祈りを捧げ、癒しと加護を、その場限りの仲間達に与える。 そして、加護が切れるまでの時間を、冷静に計る。魔物どもと、仲間達の距離を測る。 クロイツは忙しい。 だから、仲間達が、お互いをつつきあい、好奇の視線をクロイツの背後に投げかけても、 彼は振り向かなかった。 あと10秒で、仲間のひとりであるウルフマンにかけた補助魔法の全てが、同時に切れる。 彼がそうなるようにした。 偶然に見せかけて殺すためだ。そのためには、冷静な計算が必要だった。 加護の切れる一瞬、手傷を負った状態のウルフマンに、魔物が攻撃を仕掛ける。 どのタイミングがずれても、MPKは成立しない。 だから、クロイツは忙しい。 「クロイツさま?」 か細い声が、背中からかけられたが、クロイツは無視した。 仲間達が、攻撃の手を休め、好奇心をむき出しにした目で、クロイツを見る。 「クロイツさまッ!」 重鎧に覆われた腕が、強く引かれた。 振り返る寸前に、ウルフマンの救援に駆け寄る剣士、そして治癒魔法を唱えるウィザードの姿が見えた。 クロイツは口の中だけで、小さな悪態をついた。 腕を振り払いざま、クロイツの仕事を邪魔した無礼者を探す。 頬まですっかり覆い隠す重厚な兜の隙間から、クロイツを見上げる小柄な追放天使が見えた。 クロイツは驚いた。 それが、追放天使だったことに、ではない。その追放天使が、女性であったことにだ。 追放天使はみな、あの、500余年前のRED STONE強奪事件に、大なり小なりのかかわりを持っている。 RED STONEは、一歩踏み違えれば暴力や破壊に変わりかねない、強烈な生命の力、熱情を司る石。 その性質上、男性天使が関係者のほぼ全てを占め、女性天使は皆無ではないが、ひどく珍しかった。 そのうえ、さらにクロイツを戸惑わせたことは……。 彼女の姿に、強い既視感を覚えたことだ。 (この女には、見覚えがある) クロイツはいぶかしげに、切れ長の目を細めた。 天使にしては、華奢な姿。小作りな顔立ちに、大きな真紅の瞳、細いたおやかな翼。 身にまとうのは、光り輝くエンジェルプレート。 いつか、どこかで、こんなふうに、彼女はクロイツを見上げていた、いつも。……いつも?? 「やっぱり! クロイツさま! お探ししました!」 少女天使は、満面の笑顔を浮かべて、クロイツの胸に飛び込んだ。 その瞬間、クロイツは電撃に打たれたように思い出していた。 見覚えがあるはずだ。 あの、RED STONE強奪事件の前、クロイツがまだ天使だったころ、彼女は彼の後輩だった。 退屈な守護任務、男性ばかりの仕事場に、自ら志願してきた彼女の名は……ジヴ。 若かったクロイツは、さらに若いジヴを、妹のようにかわいがり、なにかと世話を焼いていた。 ジヴもまた、クロイツを兄のように慕い、いつもその後をついてまわっていた……。 あの平和で退屈だった時間、500年前に戻ったような錯覚が、クロイツを襲った。 500年前そのままの姿のジヴがそこにいる。夏の花のような明るい瞳と笑顔の少女だ。 だが、その背の、無残に折れた右翼が目に入った瞬間、郷愁は夢のように覚め、 冷たく暗い現実がクロイツの表情を凍りつかせた。 彼女は変わっていない。 けれど、彼は変わった。 2 519 名前: i 投稿日: 2005/08/16(火) 01 24 40 [ 4D0aj44E ] クロイツは無言で、ジヴの両肩を押し返した。 「クロイツ……さま? 私です、ジヴです! お忘れになってしまわれたのですか……?」 「人違いだ。おれはそんな者ではない」 「……嘘です、そんなの信じません!!」 少女天使は目を見張り、羽毛を逆立てて叫んだ。 「どんなお姿をされていても、私には分かります! 貴方はクロイツさまです! どうしてそんな意地悪を、おっしゃるんですか?」 まっすぐな瞳で、クロイツを見上げる。クロイツは、その目に自分自身を晒せない。 クロイツは、表情と心を固く閉ざした。 「それとも、本当にお忘れになってしまったのですか? そんなの酷い、酷いです! 私は、クロイツさまのことを考えない日など、一日もありませんでした!」 ピュゥ、と口笛が鳴った。 クロイツは、眉をひそめて、音の出所を睨んだ。 彼とともにダンジョンにもぐり、探索をしていた仲間達は、いつの間にかふたりを取り囲み、 その修羅場をにやにやと眺めていたのだった。 怒鳴りつけたい気持ちを押さえ込み、クロイツはジヴの腕をとった。 「おれはここで抜ける。お疲れ様だ」 その言葉に、仲間達は驚き慌てた。 「お、おい待てよ。そんな無責任な……」 「ビショップなしでどうやって狩りを続けろっていうんだよ?」 「空きはあるんだ。その天使のお嬢さんも一緒に狩ればいいじゃないか」 だが、その全てを無視して背を向け、クロイツはジヴをひっぱって、 彼らの声と視線の届かない所へ移動した。 「帰れ」 開口一番に、クロイツは鋭い言葉を投げつけた。 「嫌です」 ジヴも負けずに、きっぱりと言い返した。 強情な女天使にいらだち、クロイツは首を振った。 「おれがさっき何をしていたか、分かるか」 「ビショップとしての責務を、立派に果たしておられました」 「いいや、ちがう」 クロイツは冷笑した。 「おれは、仲間のひとりを、ウルフマンを殺そうとしていた」 「……! そんな、嘘です……」 「嘘じゃない。お前が邪魔をしなければ、彼は今ごろ、冷たくなって転がっていたはずだ」 「なぜ……どんな理由が……」 「ヤツがゴミだからだ」 その声の冷たさに、ジヴは息を呑んだ。 「たいした火力もなく、まともな防具もない。レベルも、頭もたりない。 そのくせ、前線に落ちたアイテムを取りに行っては、簡単に気絶し、おれの手を煩わせる。 虫けら以下のゴミだ。……だから、殺そうと思った。 回復を遅らせ、支援を切る。それだけでいい。……簡単なことだ」 ジヴは真っ青な顔で、細かく震えていた。 慈悲深くて真面目で、誰よりも天使らしいジヴ。かつて、そのとなりにいたクロイツ。 けれど、彼は変わってしまっていた。 穏やかでお人よしの天使クロイツはもういない。 今の彼は、仲間すら見殺しにする、卑怯で冷酷な人間のビショップ。 クロイツ自身にも、正体の分からないどす黒い感情が、彼の胸の中でうずまいた。 ジヴを傷つけたくて、クロイツは彼女の肩をつかみ、その顔を覗き込んだ。 「人間はおれを『冷血ビショップ』と呼ぶ。誰よりも早く、誰よりも強くなるために、 おれはなんでもしてきた。ゴミを切り捨て、お人よしどもを利用して」 「クロイツさまは……そんな方では、ありません!」 「まだ言うのか!」 クロイツがジヴを突き飛ばすと、彼女は背中から壁にぶつかって、苦鳴をあげた。 折られた右の翼、ちょうどそこをしたたかにぶつけたのだ。 「きっと理由が、……理由があったんです!」 涙を浮かべながらも、ジヴはそれでもクロイツを、その透明な目で見上げることをやめようとはしない。 3 520 名前: i 投稿日: 2005/08/16(火) 01 26 09 [ 4D0aj44E ] 胸の内の黒い炎に突き動かされるように、クロイツはジヴの両腕を、右手だけでまとめて掴み、 その後ろの壁に押し付けた。 冷たい壁と、更に冷たいクロイツのフルプレートアーマーにはさまれ、ジヴは苦しげな息を吐いた。 「お前には分からない!」 気がつくと、クロイツはそんな言葉を口走っていた。 「人間の醜さ、汚さが。そんな人間に変身している間に、その醜い汚れに染まっていく苦しみが!」 「貴方は、醜くも汚くもありませ……ッ、ああああーーーっっ!」 今度はクロイツは、意識してジヴの右翼の傷口を掴んだ。 治らない傷跡から、クロイツの小手を伝って、ひとしずく、鮮烈な赤が流れ落ちた。 はじめて、ジヴの表情に、恐怖が浮かんだ。美しい真紅の瞳から、幾筋もの涙がこぼれた。 クロイツは低く、自虐的に笑った。 いない天使を慕い続けるジヴが憎くて、天使に戻れない自分が憐れだった。 「それでいい……。お前も味わうがいい、裏切られる苦痛を。己の弱さを思い知れ。 ……クロイツは死んだ。どこにもいない」 ジヴは言葉もなく震えている。いや、翼の傷口をえぐられる苦痛に、声さえ出せない。 もっと泣かせてやりたい。むちゃくちゃにしてやりたい。 クロイツは衝動的に、兜の面覆の留め金をはずし、口元をあらわにすると、 血まみれの左手でジヴの顎を掴み、その唇を奪った。 「ん……っ!」 やわらかい頬に、兜のふちが食い込むほど、深く、深く口づけた。 ざり。ジヴの歯が、クロイツの唇を噛み切った。 「チッ、」 クロイツは、顔をのけぞらせると、右手でジヴの腕を固定したまま、左手でその頬を殴った。 鈍い音がして、ジヴは衝撃のままにうなだれた。輝く天使の鎧に、ジヴの唇から流れた血がしたたった。 一瞬の激情の爆発が乱れさせた息を整えると、クロイツはジヴの腕を掴んだ手を引き上げ、 きゃしゃな体に、自分の体を押し付けた。 ジヴの腕を捕らえる手を、左手に持ち変えると、右手をジヴの腰に這わせた。 「……! やっ……何をなさいます?!」 人形のようにされるがままになっていたジヴだったが、小手に覆われた冷たい手が、内腿にすべりこむと、、 激しく抵抗しはじめた。 カッとクロイツの頭に血が上った。 『何をする』かと、ジヴは言った。『それは何の行為か?』ではなくて。 それは、ジヴが、今から為されようとしている行為を知っているということだ。 すでに、他の男を知っているということだ。 その認識は今までの何よりも、クロイツを激昂させた。……彼自身、その理由には気づいていなかったが。 クロイツは、ジヴの腰を撫でていた指を、ジヴの歯の間に押し込むと、その唇をむさぼった。 舌を絡め、かきまわした。 ふいに、ジヴの体から力が抜けた。 ふたりぶんの唾液で濡れそぼった指で、ジヴの太ももを覆う下衣をかき分けながら、 クロイツはジヴの表情をのぞきこんだ。 「どうした。抵抗は諦めたか」 愛のない口づけの間、ぎゅっと閉じていた目を、ゆるゆると開いて、ジヴは顔をあげた。 そして、ぎこちなく、微笑を浮かべようと努力した。 「貴方の、したいようにしてください」 クロイツは喉の奥で笑った。 「お得意の自己犠牲か。それとも、慈悲とやらのつもりか? ……待っていても、神は助けてなどくれないぞ。奇跡などは起こらない」 「そんなんじゃありません……」 はら、はらり、とジヴの両目から涙の雫が流れ落ちた。泣きながら、彼女はそれでも微笑もうとしていた。 「あなたにならば、何をされても構いません……」 泣き笑いの表情で、しかし、まっすぐにクロイツの目を見つめて、ジヴは続けた。 「あなたを愛しています。……天上にいたときから、ずっと。誰よりも。……神よりも。 あなただけを」 驚愕に目を見開いたまま、息さえ止めて、クロイツは年下の天使を見つめた。 ジヴの言う「愛」が、天使やビショップの唱える「無償の愛」とは別物である、ということは、 クロイツにもはっきりと分かった。 天上にいたころから……、500年以上も、ジヴはクロイツを愛し続けていた?? その告白の衝撃は、クロイツの閉ざされた心をまっすぐに射抜き、封じ込めていた記憶を呼び覚ました。 クロイツが、『冷血ビショップ』と後ろ指をさされてまで急いで急いで、誰よりも急いで、 強くなろうとしていた理由……。 ひとときの休息も、一瞬の停滞も許せないほどに、焦り続けてきた理由……。 それはジヴだった。 4 521 名前: i 投稿日: 2005/08/16(火) 01 27 08 [ 4D0aj44E ] 地上に追放されたごたごたの間に、ふたりは生き別れになった。 ただ、同じこの広大な地上界のどこかにいる、というあまりに曖昧すぎる希望だけを抱え、 クロイツは、ただがむしゃらに走り続けることしかできなかった。 そして、やがて手段が目的に変わっていった。 天上での、天使としての500年は、まばたきの間にすぎてしまうのに。 地上の、人間の500年はあまりにも長すぎた。 こんなにも大事なことを、忘れてしまうくらいに……。 羞恥に打たれ、ジヴの目を見続けられなくなって、クロイツは彼女の体を抱き寄せ、 その頭を自分の胸に押し付けた。 それから気づいた。 彼女もまた、クロイツを探していたのだ。そして、ひとりでここまでたどりついた。 クロイツが、感情も苦痛も捨て、冷血な鬼となることでしか、達することができなかった、この場所に。 ジヴは、その優しさも、あたたかさも、失わないままで。 (かなわない、な) 素直にそう思えた。 おずおずと、じヴは乱暴な拘束から開放された両腕を、クロイツの背に回した。 そして、慰めるように優しく、広い背中を叩いた。 ……本当は、心のどこかで、とっくに気づいていたのだ。 クロイツの胸の中で荒れ狂っていたあの黒い感情……。 それは嫉妬だった。 変わらないジヴ。美しくて透明で、まっすぐな心を持つジヴ。折れた翼を隠さずに、素直に広げられるジヴ。 暴力で押さえつけようとする相手を包み込み、心を開かせてしまうジヴ……。 彼女があまりにも、まぶしすぎて、クロイツは彼女を妬んだのだ。 クロイツは震える声で、祈りの言葉をささやいた。今までの長い生の中で、もっとも熱心に祈った。 白い光が、ジヴを包み、折れた翼をのぞいた全ての傷を癒していった。 ……けれど、祈りで体の傷は治せても、心の傷は癒せない。、 クロイツは自らの行為を恥じた。自らがつけた、ジヴの心の傷を思って、おののいた。 ジヴの翼の上で、ぽつりと、透明な雫がはじけた。 ……それで初めて、クロイツは自分が泣いていることを知った。500年ぶりの涙は、とても、辛かった。 「すまなかった……。こんなことで、許されるはずもないが……。 ジヴ……。おれも……。おれも、お前を愛している……」 ジヴは何も言わず、ただ、クロイツの胸の中で、何度もうなづいた。 冷たく、硬く凍っていたクロイツの心が、ゆっくりと震え、溶け出していった。 少しずつ、周りの音が戻ってきた。 それでようやく、ふたりの耳に、救援を叫ぶクロイツの仲間達の必死な声が、届いた。 クロイツは、ハッとして頬を拭うと、もとどおり兜を下ろして、表情を隠した。 一度、深呼吸をすると、できるだけ平然とした声で言った。 「行くぞ! ジヴ」 「はい! クロイツさま」 歩き出したクロイツのあとに、飛び跳ねるような羽音を響かせながら、ジヴが続いた。 ふたりは手をつないで、救いを必要としている人間達の元へ、走っていった。 クロイツが冷血と呼ばれることはもうないだろう。 彼は、探し物をついに見つけたのだから。 <前 ▲戻 次>