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「この昴星はもう僕の王国だ 君達も僕にひれ伏さないようなら、余の天罰を受ける事になるぞ」 【名前】 アリエス・ゾディアーツ 【読み方】 ありえす・ぞでぃあーつ 【声/俳優】 川原一馬 【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ 【登場話】 第30話「先・輩・無・用」~第32話「超・宇・宙・剣」第36話「本・気・伝・歌」第45話「天・秤・離・反」 【分類】 ゾディアーツ/ホロスコープス 【スイッチ】 アリエススイッチ 【最輝星】 ハマル(黄色、額、もしくは左胸、水色) 【スイッチャー】 山田竜守 【特色/力】 人の生体活動を活性化、または鈍らせ眠らせる 【星座モチーフ】 おひつじ座 【他のモチーフ】 王様 【詳細】 「アリエス」のホロスコープススイッチで天ノ川学園高校からの交換編入生・山田竜守が変身したおひつじ座のパワーを宿すホロスコープスの一員。 元々は「うさぎ座」の力を宿すスイッチャーだったが、覚醒によりおひつじ座の使徒になった。 生体エネルギーを自在に操作する力があり、「コッペリウス」と呼ばれる杖から放つオーラで人間を眠らせる事で無力化する能力を有する。 攻撃はコズミックエナジーの力を肉体に反映されるフォーゼのシステムにも効果があり、攻撃がヒットしただけで部位のモジュールをオフ状態にしてしまい、自身が作った脚本通りに動かない昴星の生徒や教師を眠りに落とす。 「アリエス・ノヴァ」と呼ばれる「超新星」の力は「スコーピオン・ゾディアーツ」などのように変貌せず、身に着けているマントが収納され、角の形状が変わり、姿が微妙に変化している。 状態では額からエネルギー弾を放つなど、コッペリウスがなくても戦闘が可能な程に強化される。 仮面ライダーメテオ/朔田流星が探索していた入院中の友人・井石二郎を助けるのに必要な存在。 生体エネルギーの操作により活性化させ、眠りから解放する事が可能で能力を使おうと考えるが、タチバナはあくまでアリエスを倒した後にスイッチを回収し、研究する事で井石二郎を助けるというが、納得の行かない流星はスイッチャーと取引、スタンパーモジュールの衝撃炸裂により吹き飛ばされ、リミットブレイクされかけたアリエスを守り、フォーゼを攻撃する。 その後、井石二郎を救済、自身の脚本に反抗した「ライダー部」を処刑しようとするが、流星に邪魔されて「ダスタード」に攻撃させる。 杖から放つ爆撃で変身できない流星を苦しめ、コズミックスイッチの力で復活を果たした弦太朗が新たに変身したフォーゼコズミックステイツに攻撃を弾かれ、スイッチの力を駆使した攻撃の数々になす術もなく追い込まれる。 コズミックステイツに対抗して力を発動して「アリエス・ノヴァ」へと変貌し強力な攻撃を繰り出すが、コズミックステイツが発動したバリズンソードのワープドライブにより宇宙に運ばれ、リミットブレイク「ライダー超銀河フィニッシュ」を受け爆散した(DC版では爆発の後にフォーゼが助けに行くシーンがある。)。 スイッチは「ヴァルゴ・ゾディアーツ」に回収され、山田竜守自身は皮肉にも後遺症で記憶も喪失し眠り続ける事となった(DC版ではヴァルゴが説明している。)。 第36話ではアリエススイッチを「レオ・ゾディアーツ」が使用する事で再登場。 コッペリウスによる生体活動を鈍らせる力が強化され、メテオストームの動きを鈍らせた。 第45話でも「レオ」が変身する形で再登場を果たす。 確認されている上では唯一天高以外のテリトリーでザ・ホールの恩恵を受けずに覚醒したホロスコープス。 実際に30話でタチバナ(ヴァルゴ)が覚醒した事を察知できず、報告を受けた流星も「ゾディアーツが覚醒するのはザ・ホールの影響下にある天高だけだと聞いているが」とにわかには信じられないと答えていた。 【余談】 上記のように前身は「うざぎ座(Lepus)」だと判明しているが、前身の正式名称は不明となっている(東映にも「スコーピオン・ゾディアーツ」のように言及されていない。)。 演じる川原一馬氏は『仮面ライダーディケイド』で仮面ライダーレンゲル/黒葉ムツキ役としてゲスト出演。 「リブラ・ゾディアーツ」役の天野浩成氏が『仮面ライダー剣』のギャレン/橘朔也役を演じており、新旧の『剣』のライダーが共演した事になる。「竜守」はおひつじ座の神話で神の遣いとして少年を運んだ「ひつじ」から貢がれた「金の羊の皮」を幻獣の「竜が守っている」という裏ネタからと思われる。 同エピソードで『侍戦隊シンケンジャー』の姫シンケンレッド/志葉薫役の夏居瑠奈氏が白川芽以役としてゲスト出演(第30話にも若干登場。)。 デザイナーの麻宮騎亜氏はアリエス・ノヴァが「出たとこ勝負」だという事をツイッターでネタにしている。 平成シリーズとしては初の「最強形態が最初に倒した幹部」となり、劇中ではフォーゼに倒された初の幹部。 東映公式サイトでは顛末に関して当初は「ダークネビュラに送られた」と誤記述されていたが、すぐに「記憶を失い入院中」に修正。 キャンサーこと鬼島夏児とは入れ替わりで登場したが、大喜利では「山田くん」の愛称で親しまれ、息の合ったサポートで大文字隼に罰ゲームを執行した。 同エピソードではコズミックステイツが初登場、同時に仮面ライダー部に正体を知られた流星が彼らと「真の友情」を結ぶ佳境となった。 2012年10月には未公開シーンを追加したディレクターズカット版『天星の絆』が発売された。
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「さあ、狩りといくぜ!」 【名前】 ハウンド・ゾディアーツ 【読み方】 はうんど・ぞでぃあーつ 【声/俳優】 佐藤流司 【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ など 【登場話】 第7話「王・様・野・郎」第8話「鉄・騎・連・携」 【分類】 ゾディアーツ 【スイッチャー】 佐竹輝彦 【特色/力】 チェーンによる打撃攻撃、針状のエネルギー弾の発射 【星座モチーフ】 りょうけん座 【他のモチーフ】 鎖 【理由】 鬱憤の解消及び厳格な父親の佐竹剛への反抗 【詳細】 佐竹剛の息子、佐竹輝彦が「ゾディアーツスイッチ」の力で変身するゾディアーツ。 スイッチャーは「教師の息子」という事で表向きは優等生を演じているが、本性は厳格な父親の態度をよしとせずに人知れず不良行為を行っていた。 素早い動きで翻弄しながら、身に着けているチェーンを武器に戦う。 単にスピードに優れているだけでなく、パワーダイザーを吹き飛ばす程のパワーも兼ね備え、更に針状に変化させたエネルギーを全身から放出する力がある。 特定の個人に対する恨みからスイッチを入手する生徒が多い中、初めて自己中心的な目的で無差別に人を襲ったゾディアーツ。 街中で無差別に人間を襲っているところを察知され、賢吾の駆るパワーダイザーと交戦し退散。 更に調査していたJKの前で変身し襲撃するが、駆け付けたフォーゼと交戦。 新たなスイッチによるモジュールを使いこなすフォーゼに苦しめられ、リミットブレイクを受けそうになるが大文字隼、スコーピオン・ゾディアーツの乱入によって形勢が逆転。 その場は退散、スコーピオンの「人間を捨てる覚悟があるか」との問いに「イエス」と即答。 再度街中に現れ、フォーゼと再戦、更にパワーアップしており、スコーピオンの援護によりフォーゼを窮地に追い込む。 美羽の駆るパワーダイザーが乱入、フォーゼを逃してしまう。 その後、調査を更に進めたJKによって特定され、JKの指示で集まったメンバーの前で正体を暴かれる(実際は佐竹教諭は息子の非行を認知、生徒達に厳格になっていたのは反動であった模様、)。本性を表したと同時にスイッチがラストワン化し暴走。 エレキステイツのパワーに押され徐々に追い詰められていくが、スコーピオンの援護でフォーゼを苦しめる。 だが、大文字隼が操縦したパワーダイザーの参戦で2対2という状況に陥り、スコーピオンの援護も望めず、フォーゼエレキステイツの「ライダー電光ドリルキック」を受け爆散した。 【MOVIE大戦MEGA MAX】 財団Xの怪人として同組織のエージェントが変身した状態で登場。 ダブルと交戦、最期はダブルヒートメタルの「メタルブランディング」を受け爆散した。 【THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!】 フュージョンスイッチを完成させるのにライダー部が40個のアストロスイッチを天高の教師や生徒に配る際、スイッチャーだった佐竹自身は「チェーンアレイスイッチ」を受け取っており、父親・佐竹剛は「ハンマースイッチ」を受け取り、他の教師や生徒などと共に彼らの協力をしている 【仮面ライダーウィザード】 「魔宝石の世界」の怪人として登場。 【余談】 本編のスイッチャーの父親・佐竹剛を演じる神保悟志氏は過去に『仮面ライダー龍騎』の香川英行/オルタナティブ・ゼロ、『仮面ライダーキバ』のライノセラスファンガイア人間体を演じている。 デザイナーの麻宮騎亜氏によれば、「りょうけん座は2匹のイヌで構成されているため、頭部と胸部にイヌの顔を入れた」らしい。 エピソードは大文字隼が、嫌悪していたはずの仮面ライダー部の面々と心を通わす事になり、同胞として招かれる経緯が描かれている。エリート層の父親のレールの上に立つジレンマを語っており、類似した境遇の佐竹とは「父親への葛藤」を対比したものとなっていた。
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「非情になれ、如月弦太朗!自分1人で戦うのだ!」 【名前】 ヴァルゴ・ゾディアーツ 【読み方】 う゛ぁるご・ぞでぃあーつ 【声/俳優】 田中理恵/山崎一 【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ など 【登場話】 第1話「青・春・変・身」第18話「弦・流・対・決」第19話「鋼・竜・無・双」第21話「進・路・誤・導」~第23話「白・鳥・同・盟」第28話「星・嵐・再・起」~第30話「先・輩・無・用」第32話「超・宇・宙・剣」第34話「天・穴・攻・防」第36話「本・気・伝・歌」第38話「勝・者・決・定」~第42話「射・手・君・臨」第45話「天・秤・離・反」第47話「親・友・別・離」 【分類】 ゾディアーツ/ホロスコープス 【スイッチ】 ヴァルゴスイッチ 【最輝星】 スピカ(左手の甲) 【スイッチャー】 江本州輝(タチバナ) 【特色/力】 重力弾、ワープゲートの操作による瞬間移動、ダークネビュラのゲートを開く 【星座モチーフ】 おとめ座 【他のモチーフ】 天使 【詳細】 「ヴァルゴ」のホロスコープススイッチで宇宙京都大学教授「江本州輝(えもとくにてる)」が変身したおとめ座のパワーを宿すホロスコープスの一員。 先端が羽扇子と斧が融合したような形状の杖「ロディア」を武器とし、ロディアからの「小型のブラックホール」とも言うべき重力弾は触れた物質を消滅させる。 重力のコントロールで空間を捻じ曲げ、作り出したワープゲートで自身や対象を瞬時に遠く離れた場所に移動させる他、光も脱出不能となる永遠の牢獄「ダークネビュラ」を開く力を有する。 更に背中に生えた天使のような羽は飛行だけでなく、メテオのリミットブレイクを防ぐ程の盾としても使用できる。 能力の高さと素性から「我望光明」からの信頼も厚く(速水公平曰く「我望様のお気に入り」)、我望理事長からは「共に宇宙を目指すもの」と見込まれ、失態した仲間を「ダークネビュラ」に転送する「裁判官兼処刑人」という立場からレオ・ゾディアーツ以外の他のメンバーからは畏怖の対象となっている。 第1話でリブラやレオと共に初登場し、『MOVIE大戦MEGA MAX』で本編の本格登場に先駆けて出現する。 SOLU(撫子)を奪い取り、守ろうとするフォーゼを苦しめるが、なでしこがフォーゼに加勢、両者の連携攻撃に怯んで撤退。 その後、本編においても第18話で初登場、2度もライダーに敗れた園田紗理奈(スコーピオン・ゾディアーツ)をダークネビュラに送り、以降リブラの監視に就く。 第21話でペガサス・ゾディアーツを追うフォーゼやメテオにダスタードを繰り出す(その際にフォーゼは劇場版で接触しており、既に知っている様子を見せた。)。 第22話でコンタクトを取ったメテオと交戦し、スターライトシャワーを耐え切るなどと互角以上の戦いを繰り広げ、ペガサスの正体を仄めかすメッセージを送り、覚醒したキャンサー・ゾディアーツを我望の元に招いた。 新参者・キャンサーには目をかけている節を見せていたが、第28話でリブラの策略で(自身も嵌められたフリをしながら)自らダークネビュラに送ってしまう。 第32話で我望理事長に謁見に来ない山田竜守(アリエス・ゾディアーツ)を我望理事長の前に連れて行き、敗れるとスイッチを回収。 同様に第36話では「カプリコーン・ゾディアーツ」、第38話では「アクエリアス・ゾディアーツ」などの敗れたホロスコープスを回収した上で記憶を消去。 第40話で正体が発覚、旧友・我望光明と同様に目が赤く発光する事が明かされる。 第1話の冒頭で「歌星博士とスイッチの入ったケースを巡って争い、月に放置した人物」という事が判明、裏切ったタウラス・ゾディアーツと変身解除の様子を見た友子を続け様にダークネビュラに転送。 第41話で「計画が最終段階に入った」と称する我望の命によってライダー部のメンバーを襲撃する。 警告と共に彼らに恐怖を植え付け、部の解散にまで追い込み、それとは別にタチバナの姿でラビットハッチを訪れ、「弦太朗が単身でコズミックステイツに変身できる」ように特訓するが、ヴァルゴに破壊されたツナゲットが残したコズミックエナジーの反応から賢吾に「ヴァルゴ」と見抜かれる。 ラプラスの瞳の感知能力で駆け付けたリブラと共にメテオと交戦、激昂するメテオを「ダークネビュラ」へ転送。 第42話で我望に裏切りが露呈しかかる事(リブラに一部始終を見られていた可能性もある)になり、弦太朗に呼び出される。 再び特訓の再開となり、特訓中に自身が「友情よりも屈する力を選んだ」という過去を吐露し、「友情は枷となる危険なもの」と弦太朗の意思を否定。 フォーゼを単独でコズミックへの変身に成功するが、条件が「その絆を信じる自分自身の心」だった事を自覚した弦太朗に教えられる。 敗北を認めると和解し、「ダークネビュラ」に送ったと思われていたメテオストームや友子を呼び戻し、友子に促される形でマスクを外した素顔を見せる。 実は「我望光明」という力に屈し、親友・歌星博士の命を奪った罪悪感を感じていた。 賢吾にラビットハッチへと繋がるゲートスイッチを譲渡、流星にメテオとしての力を与えていたのも「自分達を止めてくれる存在」と育成だった事が明らかとなり、作戦失敗でダークネビュラ送りとなった3人のホロスコープスも「M-BUS」に転送されていた事を告げる。 和解した弦太朗と「友情の印」を交わし、彼らの仲間を守り続けるよう懇願するが、突如出現したサジタリウス・ゾディアーツに狙撃される。 致命傷を負ってもライダー部の部員を庇いながら部員(フォーゼ、メテオ、賢吾以外)を安全な場所へ転送、自身は賢吾とワープ。 ワープ先で賢吾に自身が歌星博士の命を奪った事を伝え、博士が賢吾の父親ではない事を伝えようとするが、出現したリブラやレオに襲撃される。 賢吾にホロスコープスの計画を阻止する事を頼み、リブラやレオと共にワープして交戦するも致命傷を負い、レオの戦闘力になす術もなく敗北、リブラにスイッチを回収されると放置され、最期は新しい友達ができた事に笑みを浮かべて亡くなった(その際に天使の羽根が舞っている。)。 死後、4人(弦太朗、賢吾、流星、友子)は月面で江本への想いを口にし、我望も同志だった江本を亡くした事に心を痛めていた。 我望の計画は元々江本との共謀から開始されたらしく、実質上組織のNo.2と言える。 18年前に既に覚醒し、ラビットハッチに放置されていたコアチャイルド(賢吾)を地球に転移して、我望の「ヴァルゴの次に選んだのは君(リブラ)とレオじゃないか」という台詞から(サジタリウスを除くと)「最初に覚醒したホロスコープス」と窺える。 第45話でレオ・ゾディアーツが変身する形で再登場。 【タチバナ】 メテオの支援者、「反ゾディアーツ同盟」の一員(組織は実在しない。)。声は檜山修之氏。 仮面を付けており、終盤まで正体は判明しなかった。 正体は罪悪感を抱えて秘かに「ライダー陣営」でも暗躍していた「江本州輝」。 【余談】 『MOVIE大戦MEGA MAX』の財団Xを除けば、本編で最初に命を落とした幹部となる。 デザイナーの麻宮騎亜氏によれば、「宇宙の星雲をイメージした」らしい(原画集『麻宮騎亜 仮面ライダーフォーゼ デザインワークス~When You Wish upon a Star~』より)。 麻宮騎亜氏は「天使がモチーフになっているが、『仮面ライダーアギト』のアンノウン+番号リスト がデザインモチーフではない」と語っている。ツィッターでは「デザインのモチーフとなる怪人や能力のモチーフとなるキャラクターは違う」とし、(デザイン後に脚本が変更されたり、まだ能力が決定していない状態でデザインしたりしている。)能力のモチーフはアンノウンの可能性もある。 「ダークネビュラ(Dark Nebula)」には「暗黒星雲」という意味があり、昭和仮面ライダーシリーズでは「B26暗黒星雲」という設定が登場する。他のホロスコープスが恐怖の代名詞「ダークネビュラ」に畏れ慄く姿がスタッフ間でネタにされているらしく、ネット版では「全て受講しないと(見ないと)ネビュっちゃうぞー!」という発言が宣伝文句に存在する(元々の所以は第47話の公式の説明によれば、「とあるホロスコープスが毎回自分がネビュラ送りにされてないか確認した口癖が定着したもの」らしい)。 スイッチャーの名字はローマ字に直した「乙女」を逆さ読みにしている(「江本(EMOTO)」→「乙女(OTOME)」)。 声を演じる田中理恵氏は大文字隼の母親の声も演じている。特撮作品での出演は初となるが、『特捜戦隊デカレンジャー』の海外リメイク作品『パワーレンジャー・S.P.D.』でキャットレンジャー/キャサリン・キャット・マンクス(デカスワン)の吹替えを演じた経歴がある。 「人間態が男性、怪人態の声が女性パターンというパターンは極めて珍しい(正体判明後は怪人態の声も江本になっている場合がある)。タチバナも合わせ、「3人の声優が1人を演じる」という例も珍しい。
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「姿は変わっても、私は仮面ライダー部だ!」 【名前】 ピスケス・ゾディアーツ 【読み方】 ぴすけす・ぞでぃあーつ 【声/俳優】 ほのかりん 【スーツ】 不明 【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ など 【登場話】 第45話「天・秤・離・反」第46話「孤・高・射・手」 【分類】 ゾディアーツ/ホロスコープス 【スイッチ】 ピスケススイッチ 【最輝星】 η星(左肩) 【スイッチャー】 黒木蘭 【特色/力】 水中を泳ぐかのような身のこなし、水流攻撃 【星座モチーフ】 うお座 【詳細】 「ピスケス」のホロスコープススイッチで仮面ライダー部の見習い部員・黒木蘭が変身するうお座のパワーを宿すホロスコープスの一員。 水中を泳ぐかのような華麗な身のこなしで相手の攻撃を回避、更に周囲の地面を液状化して自在に泳ぎ回る事もでき、高圧水流を放つ。 覚醒当初は黒木蘭が戦う事を拒んで、スイッチの色が青く(ピスケスは自分の意思でスイッチャーがスイッチを押さないと覚醒出来ない一番厄介な仕様になっている。)、本来の力を出せていなかったがスイッチャーの黒木蘭が合気道の使い手という事もあり、格闘戦でもレオ・ゾディアーツを相手に互角に渡り合う程の実力を見せている。 第46話でレオに人質に取られたハルを助けに向かい、蘭自身が戦う決意を固め、スイッチが覚醒、自身の身体を液状化させ攻撃や不意打ちを与える能力を獲得。 だが、戦闘中にフォーゼに化けたリブラ・ゾディアーツからの不意打ちで変身を解除、スイッチを奪われた。 夏の劇場版では複製ホロスコープスの一員として先行登場。 本編とは異なり、仏教の法具の代表的な1つ「ヴァジュラ」を銛のサイズまで巨大化したような武器を使用。 同作でスイッチャーの黒木蘭はフュージョンスイッチを完成させるのにライダー部が40個のアストロスイッチを天高の教師や生徒に配る際、「ウォータースイッチ」を受け取り、他の教師や生徒などと共に彼らの協力をしている。 【余談】 武器に関しては本編で使用する事はなく、もっぱら接近戦が中心だった。 スイッチャー・黒木蘭は名前を英語表記(黒木→unbarked lumber 蘭→orchid)にし、それぞれの頭文字を取ると「う、お(=魚)」と読める。
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オリオン・ゾディアーツ 身長:243cm 体重:225kg 特色/力:棍棒と盾を使った格闘戦、巨大な腕を振り回して攻撃 スイッチャー:三浦俊也 オリオンのアストロスイッチで変身したゾディアーツ 巨大棍棒 レムノス と大盾 キオス を持ち、格闘戦を得意とする。 物凄い破壊力と防御力を持っている その正体はアメフト部で練習もろくにさせてもらえず、大文字に恨みを持っている三浦俊也だった。 第1話と2話に登場する。
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「小さな親切、大きなお世話。それでも、必ずやって来る。愛と正義の名のもとに…我が名はキッグナス、心優しき、正義の味方だ!」 【名前】 キグナス・ゾディアーツ 【読み方】 きぐなす・ぞでぃあーつ 【声/俳優】 松野太紀/永嶋柊吾 【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ 【登場話】 第23話「白・鳥・同・盟」第24話「英・雄・願・望」 【分類】 ゾディアーツ 【スイッチャー】 江口規夫 【特色/力】 羽根を手裏剣のように飛ばす、バレエキック 【星座モチーフ】 はくちょう座 【その他モチーフ】 ヒーロー、ジーク? 【スイッチを手に入れた理由】 ヒーローになりたいという願望 【詳細】 「醜いアヒルの子の会」会員・江口規夫がゾディアーツスイッチの力で変身するゾディアーツ。 当初スイッチャーは自身がゾディアーツであるという自覚を持っていなかったが、それはスイッチの力で江口の「英雄になりたい」という願望が彼の中に歪んだ正義感を持つ「キッグナス」としての人格を生み出し、無自覚に変身する事で人格が切り替わっていたためである。 このようなケースの為、リブラからは特異なスイッチと評されている(ただし、後に同様にスイッチャーとは別にゾディアーツとしての新たな自我を持つホロスコープスが誕生している)。 ヒーローのような外見で鋭い爪を備え、全身からまき散らす羽を射出しての攻撃、更にバレエのような華麗な蹴り技を得意とする。 「白鳥の勇者キッグナス」という正義のヒーローを名乗り、学園で悪事を働く者から弱者を救う慈善活動を行い、その存在を知る生徒達からは崇拝され、彼のようになりたいという願望から「醜いアヒルの子の会」なる一種のファンクラブまでも生み出してしまう程。 校内で偶然キャンサーと遭遇したフォーゼが苦戦していたところを乱入し、スピーディな足技でホロスコープスのキャンサーを翻弄して退け、フォーゼに礼と共に友情を求められるも「ヒーローとは常に孤独であるものだ」と交友を拒否する。 そのクールさから弦太朗にさらに興味を抱かれた彼らは「アヒルの子の会」に同行するが、後のJKの調査で「逆に自分への敬意を見せなかったり侮辱した者を襲う」という「白鳥」どころか「黒鳥」であった事が判明する。 かつての自分と重なった友子と、群れる事を好ましく思わない流星が途中退場したところ、それを自身に対する侮辱として襲い掛かり、変身したメテオと交戦する。 友子を人質にとるという卑劣な手段でメテオを一方的に攻撃するが、後に参戦したフォーゼの新モジュール「ジャイアントフット」の攻撃に怯み、自分は今までフォーゼの分身だったが、今度は自分がフォーゼだと語る。 これはスイッチャーが過去にフォーゼがリンクスと戦っていた場面を目撃し、フォーゼに憧れて自身もヒーローになりたいと望んでいた事が起因したことだった。 その後、キッグナスの正義に疑問を抱いた江口の前に現れ彼に制裁を加えたが、友子と流星がバガミールで撮影した映像には江口しか映っていなかった事でライダー部に真相が発覚し、弦太朗は江口に自覚を促す。 江口は一度はスイッチを振り切るも、キャンサーにより「アヒルの子の会」の面々の元に連れて行かれ、ラストワン化したスイッチで強要される形で変身し、「キッグナス」としての人格が意識を支配する。 「アヒルの子の会」のメンバーを人質にするなどの卑劣な戦法でフォーゼを翻弄したが、人質をマジックハンドモジュールで救出された為にキャンサーの援護で逃走した後、雪辱を晴らす為に参戦したメテオに圧倒され、自身を「悪」と断言されてしまい、メテオストライクを受け爆散した。 スイッチが消失した事で「キッグナス」としての人格は消え去り、無事に元の肉体に戻った江口はキャンサーと戦うフォーゼを応援した。 キグナスに使い捨ての駒としか見られていなかった事を悟った「アヒルの子の会」は解散し、弦太郎は江口が本当のヒーローとしての道を歩み始めたと語っている(実際に彼は1人の老婆に優しく接している)。 江口は普段からキッグナスを模した全身タイツのコスチュームを着用していたが、事件後はフォーゼを模した衣装となっている。 夏の劇場版ではフュージョンスイッチを完成する為にライダー部が40個のアストロスイッチを天高の教師や生徒に配る際、スイッチャーだった江口は「スコップスイッチ」、彼が変身したキグナスを信仰していた「醜いアヒルの子の会」の会長・鳥居崎ミサは「ウインチスイッチ」、会員の母部田太朗は「エアロスイッチ」を受け取り、他の教師や生徒などと共に彼らの協力をしている 【余談】 数少ない、メテオに止めを刺された怪人。 通常のゾディアーツでは初めて変身後の声が異なっている。現段階では幹部を除いてフォーゼ以外にラストワンを倒された怪人でもある。 声を演じる松野氏はスーパー戦隊シリーズ第31作目でも鳥類の怪人の声を演じている。 デザイナー・麻宮氏はツィッターで「『仮面ライダー電王』のジークをモチーフにした」と語っており、電王も複数の人格(実際には複数の精神が1人の肉体を共有している状態)を持ち、ジークはバレエの題材にもなっている「白鳥の湖」が元ネタとなっており、はくちょう座がモチーフだった事やヒーロー然とした怪人だった事が共通している(ただし、Twitterのいつの発言なのかは明らかにされていない)。 この回でタチバナが「正義のゾディアーツなどいない」と言っているが、彼の正体を考えると自身への戒めだったと思われる。
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「JK…本当のパーティーは今からだ…!」 【名前】 ユニコーン・ゾディアーツ 【読み方】 ゆにこーん・ぞでぃあーつ 【声/俳優】 宇治清高 【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ 【登場話】 第5話「友・情・表・裏」第6話「電・撃・一・途」 【分類】 ゾディアーツ 【スイッチャー】 新田文博 【特色/力】 頭部マスクを取り外して武器化、高度な剣技 【星座モチーフ】 いっかくじゅう座 【その他のモチーフ】 ホースオルフェノク 【スイッチを手に入れた理由】 JKへの恨み 【詳細】 天高フェンシング部部員、新田文博がゾディアーツスイッチの力で変身するゾディアーツ。 過去に『親友』を口実に自らを利用した挙句、(間接的に)重傷まで負わせたJKに強い恨みを持つ為、彼を執拗に追い詰めようとしている。 初戦はフォーゼのエレキモジュールの力に圧倒されて撤退するが、その後もJKを狙い彼の主催するパーティーを襲撃。 ビートとチェーンアレイモジュールを使用するフォーゼに圧倒されるも、フェンシング部だったスイッチャーの影響で能力が進化。 頭部を分離し、フェンシングの剣のような形に変化させ武器として使用する異なる姿への変化が可能となった。 夏の劇場版ではフュージョンスイッチを完成する為にライダー部が40個のアストロスイッチを天高の教師や生徒に配る際、スイッチャーだった新田は「チェーンソースイッチ」を受け取り、他の教師や生徒などと共に彼らの協力をしている。 【余談】 弦太朗はこのゾディアーツを馬のゾディアーツと勘違いしていたが、ユウキに訂正されている(馬をモチーフにした星座はこうま座が実在する)。 このやり取りは前作の『仮面ライダーオーズ/OOO』に登場したユニコーンヤミーでも見られた。 デザイナーによれば、「ユニコーンヤミーと似過ぎず、『仮面ライダー555』のホースオルフェノクと被らないように配慮してデザインした」らしい。 この形態は東映公式サイトでは「一角獣形態」と命名されている。 スーツは後にペガサス・ゾディアーツに改造された。 麻宮氏のツィッターによると「モチーフはホースオルフェノクとされているが、これは『555』の作品の怪人が昭和ライダーシリーズの『X』を意識した」らしく、同エピソードの主役が『X』の主人公の名前から取られているという共通点がある。
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【種別】 ゾディアーツ (怪人) 十二星座の使途・ホロスコープス 【用語】 スコーピオン・ゾディアーツ 【よみがな】 すこーぴおん・ぞでぃあーつ 【身長】 234cm 【体重】 187kg 【特色/力】 毒針から打ち込まれる猛毒、華麗な蹴り技 【超新星】 スコーピオン・ノヴァ 【覚醒前の星座】 こいぬ座 【声】 竹本英史 【マスター】 リブラ・ゾディアーツ/速水公平 【スイッチャー】 園田紗理奈 【怪人デザイン】 麻宮騎亜 【登場話】 第2話、第3話 12星座の幹部ゾディアーツ・蠍座のゾディアーツスイッチを使った人間(スイッチャー)が変身した姿。正体は第13話で2年B組の担任の園田紗理奈がスコーピオン・ゾディアーツに変身。 スコーピオン・ゾディアーツがマスターとなって育てたゾディアーツ 名前 ゾディアーツスイッチ 星座 スイッチャー 登場話 オリオン・ゾディアーツ 「オリオン」 オリオン座 三浦俊也(アメフト部) 第1話、第2話 カメレオン・ゾディアーツ 「カメレオン」 カメレオン座 佐久間珠恵(チアリーダー部、サイドキックス) 第3話、第4話 ユニコーン・ゾディアーツ 「ユニコーン」 一角獣座 新田文博(フェンシング部) 第5話、第6話 ハウンド・ゾディアーツ 「ハウンド」 猟犬座 バッドボーイ風の正体不明の男(男の正体が7話の時点で不明) 第7話、第8話 アルター・ゾディアーツ 「アルター」 祭壇座 鵜坂律子(オカルトグループ) 第9話、第10話 ピクシス・ゾディアーツ 「ピクシス」 羅針盤座 牧瀬弘樹(天文部 部長) 第11話、第12話 【関連するページ】 アルター・ゾディアーツ オリオン・ゾディアーツ ゾディアーツ ダスタード ピクシス・ゾディアーツ ペルセウス・ゾディアーツ ユニコーン・ゾディアーツ 佐久間珠恵 十二星座の使徒 園田紗理奈 声の出演 新田文博 登場人物・出演俳優 竹本英史 第13話、第14話登場人物 第15話、第16話登場人物 第17話、第18話登場人物 第1話、第2話登場人物 第2話 第3話 第3話、第4話登場人物 第4話 第5話 第5話、第6話登場人物 第9話、第10話登場人物
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「番場影人、でも私の名前を聞いたら高くついちゃいますよ? 代償はあなたの命」 【名前】 ヘラクレス・ゾディアーツ 【読み方】 へらくれす・ぞでぃあーつ 【声/俳優】 遠山俊也 【登場作品】 仮面ライダー×仮面ライダーウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム 【分類】 ゾディアーツ 【スイッチャー】 番場影人 【特色/力】 不明 【星座モチーフ】 ヘラクレス座 【他のモチーフ】 ヘラクレスオオカブト、レオ・ゾディアーツ、(緑)鬼 【詳細】 某国際犯罪組織のボス「番場影人」が「ゾディアーツスイッチ」の力で変身するゾディアーツ。 スイッチャーはかつて「我望光明」達と共にゾディアーツ技術による人類強制進化の研究に携わっていた。 宇宙進出よりも超能力開発の方に傾倒したので彼らと袂を分かった模様(「ビレッジ」などにも所属。)。 「ホロスコープス」級の能力(ダスタードの生成など)を有し、全身に超怪力を秘め、武器の棍棒「タイラント」による重量級の攻撃を得意としている。 金の稼ぐのに超能力兵士を創り出しては犯罪組織に兵士として売り渡し、時空を超えてやって来た「イール」の指示で「ゼーバー」を開発。 更なる金儲けを狙い、「新人類ミュータント」と嘯いて集めた風田三郎達を洗脳、超能力兵士として売り飛ばそうと目論む。 その後、弦太朗達に全てを暴露されてしまい、メテオストームを苦戦させる程の戦闘力で彼らを始末しようとするが、改心して「サナギマン」から覚醒した「イナズマン」の強力な念動力に翻弄され、「超力イナズマ落とし」を受け倒された。 敗北後、変身が解けた番場影人は朔田流星に逮捕された。 【余談】 デザイナー・麻宮騎亜氏によれば、「緑鬼をイメージし、『神話のヘラクレスが獅子座の毛皮を着ている』というデザイン的な遊びで腰回りにレオの頭部を取り入れ、スカートもレオと同様のデザインにした」らしい。 武器の棍棒「タイラント」には「横道十二星座」の刻印が施されている(麻宮騎亜氏曰く「タイラントはホロスコープスの残留思念がマテリアライズした棍棒」。)。 スイッチャーの名前は『イナズマン』の「帝王バンバ」が名前の由来となり、劇中では「イナズマン」も登場。
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身長:231cm(角を含む) 体重:197kg 特色/力:頭部マスクを取り外して武器化、高度な剣術 スイッチャー:新田文博 一角獣座のゾディアーツスイッチで変身したゾディアーツ 新田自信のフェンシングの力とゾディアーツの力が組み合わさって頭部を「長剣 モナーク 」へ変えるまで進化する。 強靭な肉体から繰り出される剣技でフォーゼを圧倒するほど高い先頭能力を発揮する。 その正体はJKに恨みを持っているフェンシング部の新田文博である 第5話と第6話に登場する。