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EXHはとにかく最初ゲー。遅くしたきゃらめるりぼんみたいのが来る。 -- (名無しさん) 2012-11-17 00 21 18 ソフランと知らずハイスピ4.2にしてたら死んだ -- (名無しさん) 2012-11-19 00 31 14 くそ~・・・最初のつまみが続かない・・・ -- (名無しさん) 2012-11-24 15 10 05 譜面のインパクトが強いせいかあんまり曲に触れられないけど、個人的に超良曲。なんか泣きそうになった。 -- (名無しさん) 2012-12-24 09 36 54 最初のつまみがとれないといつまでたってもスコア伸びないので、HS最初に合わせてつまみ終わったら急いでギアチェンが吉。ギアチェンが間に合わなくて多少HS早くてもそれ以降は簡単だからなんとかなる -- (名無しさん) 2013-02-05 10 47 24 初見で最初全然繋がらなくてやる気削がれた状態でやったら落としそうになったw -- (名無しさん) 2013-02-20 21 10 34 最初のつまみに三ヶ所片方全く動かさなくていい箇所があるのでそこを覚えてつまみを握り直すとかなり楽になる。あとは単に慣れの問題かと -- (名無しさん) 2013-07-13 01 36 09
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地球最後の日 「The end of the world」 那須正幹 ☆☆☆☆ "ズッコケ3人組"の作者の作品。子供向けだ。 主人公の子供は、両親と一緒に、自宅地下のシェルターにいる。 どうやら核戦争により、地上はほぼ壊滅的な被害を受けている模様。 子供は、無線で通信を試みていたが、やがて全く聞こえなくなる。 そのうち、母も死ぬ。そして、父親も死ぬ。このあたり、主人公の目線を通して、 世界の現状を語らせているが、非常に自然でうまい。 父が死んだことで、主人公はシェルターから出て、遠い町にいる女の子に 会いに行くことにする。外には灰が積もっている。目的地へ辿り着けるか分からないが、 少年は車を走らせるのだった。 「悪夢の果て」 赤川次郎 ☆☆☆☆ これもいい。赤川次郎の作品を読んだのは、多分初めてだ。 "奉仕活動の義務化法案"の査問委員会に属する大学教授が主人公。 (一人で何ができる?仕方ないんだ)そんな風に考えている。その実態は、 もちろん徴兵制の原型なのだ…。 気がつくと、主人公は昭和20年にタイムスリップしている。 自分含め、周りの環境は、現代と一緒だ。 主人公は、リアルな戦時下の日本の現実に直面する。 非常に読みやすく、しかし内容は軽くない。 惜しむらくは、そのまま現代へ戻って来なかった(そこまで書いていない)ことだ。 「おとうさんがいっぱい」 三田村信行 ☆☆☆ まあまあかな。 理由は不明だが、父親が三人に増える。言うことはビミョ~に違うが、判断不能。 最終的に、役人が家に来て、主人公の子供は、あみだくじで本物の父を選ぶ。 これで日常に戻ったぞ、と思ったら・・・今度は自分が二人いる。 「電話がなっている」 川島誠 ☆☆☆ SFのアイデアより、話が面白い。でも紹介文を読んだ感じでは、 この作者一発屋みたいだけど・・・ 人間がランク付けされていて、Eランクは15歳で不要と判断される。 主人公の恋人も、15歳になる前に事故で片足を失ったことで、Eランクに。 主人公は恋人同様Eランクに行こうか、テストを白紙で出そうかと思う。 が、生きていきたいがために、普通に受け、Aー4ランクに入る。 祝福と別れを告げるための電話がなっている・・・。 「おむかえがくるよ」 曽弥まさこ ☆☆☆ 人間が70歳になると、お迎えがきて連れ去られる社会。 で、宝くじに当たると、それを延ばすことができる。主人公の少年は、 自分の宝物などを売って10万円つくり、クジを2枚買う。で、それが「20年」を 当てる。 が、それを祖母は別の人間に売り、傾きかけている工場の足しにしろ、と笑って 死んでゆく。 良くまとまっていて、非常にレベルが高い。が、SF短編としては、もっと素直に アイデアを前面に出した方が面白いのではないか、とも思ってしまう。難しいところだ。
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EXCEED 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 1 中 0 弱 0 逆詐称 0
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EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 2 中 4 弱 1 逆詐称 0
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ADVANCED 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 2 弱 0 逆詐称 0
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NOVICE 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 1 中 0 弱 0 逆詐称 0
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35. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 02 02.37 ID McZe/REe0 俺か まどか「じゃあ次のお題は 38だよ!」 38. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 03 09.40 ID JYopr0i5P 地球最後の日 41. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 06 13.19 ID McZe/REe0 まどか「お題は『地球最後の日』だね!」 まどか「制限時間は19 35までで」 さやか「スタート!!」 まどか「わっびっくりしたー」 42. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 10 31.51 ID BqSaJbPFO QB「やれやれ、エネルギー問題の目処が立ったとおもったらこれだ。」 QB「あの巨大な敵を倒さない限り、地球に明日は来ない。」 QB「死地に赴く魔法少女達よ、君たちは最期に、誰を想う…?」 杏子「親父…」 さやか「恭介…」 マミ「キュウべぇ…」 ほむら「まどか…」 まどか「ほむらちゃん…」 ?????「ヴェーダ…」 ??「ガンダム!!」 QB「おいちょっとまて」 43. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 12 14.87 ID nve9GXFRO まどか「あー、理になったのはいいけど、何でも出来て、もう飽きちゃったから、今日で地球終わりで。」ハナホジホジ さや・マミ・あん・ほむ「えっ…。」 44. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 16 22.58 ID r/kScDbR0 ワルプルギスの夜「キャハハwwwwwwwwwハハッwwwwwwww」 ワルプルギスの夜「キャハッ……」ピタッ ワルプルギスの夜(おや……?もしかして私今……) ワルプルギスの夜(逆さまか……!?) ほむら「」 ワルプルギスの夜(見られてンじゃん……) ワルプルギスの夜「うおおおおおおおおおおおおッッ恥ずかしいいいいいいいいいいッ!!」グルッ 45. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 18 20.90 ID pRSQ0GWiO さやか「地球最後の日だってーのに」 ほむら「…」 さやか「あんたと一緒なんてね。ハハ…」 ほむら「そうね…。でも、これはいい機会かもしれないわ」 さやか「?」 ほむら「最後ぐらい…仲良く、その…」 さやか「!?ハハハ。いいね!私もそうしたい」 ほむら「…ありがとう、美樹さやか」 さやか「じゃ、軽いジョークを一発!!」 ほむら「ふふ。楽しみだわ」 さやか「マドカァー!マドカァー!!マドカァーーーーッ!!」 さやか「ブフー(笑)」ははは パァン!パリーン… さやか「」 46. 榊鳥 ◆SSkkOxOZ3M 2011/06/24(金) 19 20 31.77 ID XChPM23V0 ほむら「そんな…ここまでやってもワルプルギスの夜を倒せないんて…!」 まどか「諦めないで!あれをやろう、ほむらちゃん!」 ほむら「あれ?」 まどか「決まってるでしょ…?合 体 だ ! !」 さや杏マミ「がったいぃー!?」 マミ「銀河の輪廻に囚われようと!」 さやか「残した想いが扉を叩く!」 杏子「無限の宇宙が阻もうと!」 ほむら「この血の滾りが運命を決める!」 ほむまど「「天も次元も突破して、掴んでみせるぜ己の道を!!」」 ほむまど「「天元突破!!ホムマドラガン!!」」 みんな「私達を!誰だと思っていやがる!!」 キュゥべえ「いいだろう…君達が拠り所とする、それと同等の姿で相手をしてやる!!」 つづかない 47. 忍法帖【Lv=5,xxxP】 2011/06/24(金) 19 23 27.34 ID CS0T2G6y0 タケル「ゴッドマーズには地球一つぐらい吹き飛ばせる反陽子爆弾が内蔵されているんだ」 キリコ「そうか」 隼人「ところで竜馬、俺たちが出るOVAの名前ってなんだったか?」 竜馬「そりゃゲッターロボだろ」 隼人「だからそれの後ろに何か付いてるんだ」 キラ「ん?それって、僕のフリーダムのドラグーンユニットのこと?」 竜馬隼人「ドカッバキッボコッ」 キラ「」 48. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 31 04.56 ID PqJjwsax0 QB「君たちは、明日地球が滅ぶと聞いたとき、何をするんだい?」 杏子「あたしだったら、貯蓄を全部使っておいしい物をたくさん食べる!」 QB「実に君らしいね、杏子」 さやか「地球が終わる時まで恭介と一緒に過ごそうかな……?」 QB「ロマンチックだね、さやか」 マミ「そんなことになったら皆死ぬしかないじゃない!」 QB「論点が飛躍してるよ、マミ」 まどか「えっと……わかんないや///」 QB「なんで赤面してるんだい? まどか」 ほむら「あなたを殺して滅亡を阻止する」カチャッ QB「ボクが滅亡させるとは一言も言ってないよ! だから銃口を向けないで!」 49. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 34 17.97 ID 80lZyRVf0 QB「なるほど、彼女はタイムリーパーだったわけか。だから様々な裏事情を知り、まどかの契約を阻止しようとしていたわけだね」 QB「まあ今となってはどうでもいいか。莫大なエネルギーが確保できたし、僕は母性へ帰るとするよ。さよなら、まどかだったモノ。さよなら、地球に生きる者たち」 クリームヒルト「……」 〜QB母性〜 QB「インキュベーター、只今帰還しました」 QB上司「任務ご苦労、インキュベーター。さっそくですが、あなたは致命的なミスを犯しましたね」 QB「何のことです? 僕は指示された分のエネルギーを回収してきただけですが」 QB上司「あなたが最後のエネルギー採取の際に発生した大型の魔女があなたに付いてきたようです。あと数十分でこの星に到達します」 QB「ならば撃退すればいいじゃないですか」 QB上司「この星の全てのテクノロジーを結集してもあの魔女を撃退するのは不可能という演算結果が出ました」 QB「それは困りましたね」 QB上司「どうあがいても撃退が不可能である以上、宇宙のエントロピー増大を避けるため、我々はこのまま魔女に呑まれる事にします」 QB「なるほど、それなら仕方有りませんね」 QB・QB上司「きゅっぷい」 50. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 34 22.01 ID kZ4uxrl5O マミ「ダメかぁ………」バタリ QB「マミ。さやかと、杏子が逝ったよ……」 マミ「そっかぁ……ねえ?QB?貴方は逃げなくていいの? 鹿目さんが、あの姿になった地点で、貴方の仕事は終わったんでしょ?」 QB「………僕の代わりは沢山あるからね。 君の最期を見届けさせて貰うよ」 マミ「そっか……ありがと。QB」 QB「…………」 マミ「ねぇ?QB?貴方には、魔法少女にさせられたり、騙されたり、散々な目に合わされたけどね?」 QB「うん………」 マミ「貴方と過ごした時間は、楽しかったし、幸せだったわ」 QB「そうかい」 マミ「私……生まれ変わっても、もう一度、QBに会いたいわ………」 QB「マミ?マミ!?」 QB「マミ……ごめんよ……もし、生まれ変わりと言うものがあるなら。 君が生まれ変わる、その娘には、僕は会いたく無いよ。 君は……僕なんかと出会わず幸せになるべきだ」 51. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 35 25.56 ID oDwZOMWb0 さやか「隕石のせいでみんな死んじゃうんだし、どうせなら今まで秘密にしてたことの暴露大会でもしない?」 ほむら「いいわね」 マミ「私、貴女たち以外に友達がいないの……」 さやか「知ってました」 杏子「あのリンゴ、本当は普通に買った物だったんだ」 さやか「そうだったんだ……ゴメン」 まどか「あの魔法少女のコスチュームのデザイン、実はパクリなの!」 さやか「へえー」 さやか「うーん、なんか案外大した秘密ないんだなー皆。……あ、そうだ転校生は?」 ほむら「私、まどかの排泄物やら体液やらを全てコレクションしているの」 一同「うわあ……」 ほむら「ふひひ、存分にヒくがいいわ!どうせもうすぐ全て終わりだもの、もう自分をさらけ出すことに何の躊躇いも無いわ!マドカァー!」ペロペロ まどか「ひぃぃー」 QB「……次は僕の番だね。言って無かったけど、隕石はもう消滅させておいたよ。君たち人類がが滅ぶと僕たちが困るからね」 ほむら「おい」 52. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 35 42.54 ID ZI0pMnjG0 QB「この世界は滅ぶんだよ? どうせなら最後に契約して願いを叶えようよ」 ほむら「最期まで契約を勧めるのね」 まどか「うーんと……」 ほむら「……」(私は、まどかと一緒に居れるなら、それで良い……) まどか「じゃあ、願いは……"ほむらちゃん、キュウべぇと一緒に手を繋ぐ"事!」 ほむら「まどか……」(最後まで冷静、良い子ね……。私はまだ運命に迷っているのに) QB「やった! じゃあその願いを叶えるから契約ね。でも手が無いよ……」 まどか「じゃあ抱っこしてあげる! ……ふさふさだねー」ムニュ QB「不思議な気持ちだね……。最期に言っておくよ。僕は叶うなら、"感情が欲しかった"」 まどか「ふーん……感情が無いって、きっとつまらないよ。あ、ほむらちゃんも手を繋ご?」 ほむら「え、ええ……。まさかインキュベーターがそんな事言うなんてね」 QB「……時間だよ。」 53. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 36 54.41 ID McZe/REe0 マミ「19 35、ここまでね」 ほむら「ここからは投票の時間よ、期限は19 50まで」 QB「一言感想を添えると作者の希望が増大する傾向があるよ」 QB「たった一言でこんなにも感情を揺り動かすなんて」 QB「人間は実に興味深いよ」 54. 忍法帖【Lv=5,xxxP】 2011/06/24(金) 19 37 02.28 ID CS0T2G6y0 47ググって今気がついた二文字違ってたorz 続きを書き足します アスラン「俺の親友に何するんだ!パカーン」 竜馬「勝手にこっちの大事な話に割り込んでくるからだ」 アスラン「ビームサーベル喰らえ」 ゴッドマーズ「スパッ」 竜馬隼人キラキリコタケルズール「あっ」 55. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 40 04.12 ID BqSaJbPFO 50に一票 56. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 40 55.14 ID jHKaNvu60 良スレハケン 今まで気づかなかった自分はこの時間軸の人間じゃないのかも…… 49がショートショートっぽくて好き。QBの異質っプリがよく表現されててきゅっぷい。 57. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 41 06.13 ID gJBWMwf50 46 で 58. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 41 17.64 ID 80lZyRVf0 52で 59. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 41 34.12 ID PqJjwsax0 50 QB父さんいい人や 60. 榊鳥 ◆SSkkOxOZ3M 2011/06/24(金) 19 42 00.81 ID XChPM23V0 48 さやかちゃんマジさやさや 61. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 43 14.38 ID pRSQ0GWiO 43 シンプルでいいw 62. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 43 49.15 ID kZ4uxrl5O 52 温かい感じが好き。 63. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 48 46.47 ID vPNauYriO 46 ローソンで買った茶ふいた 64. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 52 02.00 ID oDwZOMWb0 48で まどかは一体何を… 65. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/24(金) 19 53 56.55 ID McZe/REe0 さやか「結果発表はあたしに任せろー!」 【テーマ:地球最後の日】 一位(2票) 46…ローソンで買った茶ふいた 50…QB父さんいい人や 52…温かい感じが好き。 二位(1票) 43…シンプルでいいw 48…さやかちゃんマジさやさや 49…ショートショートっぽくて好き。QBの異質っプリがよく表現されててきゅっぷい さやか「ってなわけで優勝は 46 50 52おめでと!」 マミ「ふふ、では 46さん、次の進行をお願いね」
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地球最後の警官 「どこに行くつもりなんだ?」 マービン・ブラナーはショットガンを肩に担いだ目の前の老人に向けて問いかけた。 その質問には答えず黙々と歩を進める老人に少し苛立ちを感じたが、あくまで理性的に再度問いかける。 「おい、どこに行くつもりだ?ここは俺の知っている街とは大分様子が違う、観光案内はしてやれんぞ?」 ラクーン市警に長年勤務して仕事をこなしてきた自分にとって、この街は庭の様な物だ。 普段ならば、大通り沿いの店から主要な観光地、誰も知らないような裏通りまで地図を持たずに案内出来るだろう。 だが、その馴れ親しんだ街で最も長い時間を過ごした建物―ラクーン市警察署―の隣には、有るはずの無い物があった。 自身の正気を疑うような色に染まった湖。 ラクーンにも湖は有るが、都市部の警察署の真横、それも真っ赤に染まった湖など有るはずが無い。 なのにそれは確かにそこに存在していて、心なしか自分を惹き付けているようだった。 自身の復活、加えて有り得ない色の湖。 ここ数日街に起こっていた異変も霞んでしまいそうな程あまりにも現実離れした事の連続と目の前の未だ質問に答えない老人への対処をぼんやりと考え憂鬱に襲われつつ、自嘲気味に呟く。 「死んでからも苦労するのは相変わらずか…?」 自分と違って気楽で能天気な同僚をふと思い浮かべ、マービンは思わず溜め息をついた。 背後で唸る警官を一瞥し、志村は思った。 彼には迷いがある。 服装を見ればわかるが、生前は警官であったのだろう。大方自分を犠牲にして化け物達から生存者を庇い死んでしまった―という所か。 英雄と呼ぶに相応しい死に様だが、異形と化した以上は皆同じ。何を残そうと、どんなに誇り高き死に様だろうと。 生者の心に残るのは彼が悲劇的に死んだという事実。 死者が最後に持つ感情は生者を守り通した事への誇り。 彼は誇りを持って死んだ。それ故に、迷う。 正義を貫いた誇り、自尊心。守り通した生存者への生き抜いて欲しいという願い。 恐らく死の直前のそんな思いが迷いを生むのだろう。 他者を傷つけ、自分達の世界に引きずり込む事への迷い。 異形となってしまった以上、例え英雄であったとしてもそれは万人が受け入れなくてはならない宿命。 異形と化したのなら、異形としての宿命を果たす。 それが自分達にとって救済ではなく、一時的な逃避に過ぎない事は解っている。しかし、他に道は無い。死ぬ事も許されずに苦しみ続ける自分達に選択の余地など残されていない。 怪異から逃げ、化け物となる事を拒み、全てに絶望して銃口を咥えた哀れな男の成れの果てがこの姿なのだ。 もう、逃げ場など無い。 逃げようとすれば、最も望まぬ結果が訪れる。 人としてでは無く、異形としてある為に戦う。その逃れる事は許されぬ宿命と異形と化した自分達を、化け物―志村晃は深く呪った。 前を歩く老人の姿をぼんやりと眺めながらマービンは考える。 彼は何者なのだろうか。初めて会った時に狙撃銃を求めていた事から察するに、ハンター、若しくは猟師といったところか。 いや、もしかしたら第二次大戦あたりで活躍した伝説の狙撃兵かもしれないが。そう思わせる風格と威圧感をこの老人は持っている。過去に何があったのかは知らないが、修羅場を潜ってきたのは確かだろう。 理由はともかく、銃の扱いに長けている事には変わり無い。銃は彼に持たせておけば民間人といえどそう簡単にやられることはないだろう。と、そこまで考えた所で件の老人―シムラが重々しく口を開いた。 「お前さんは…どう思う」 「何が?」 「人として在るために苦しみ続けるか、受け入れて殺戮に興じるか、どちらを選ぶ?」 「どういう事だ?」 「さっき言っていたな。無関係な人々を巻き込みたく無い、と。」 「ああ。出来るなら誰も殺したくない。」 「それを選ぶとなると俺達は化け物として疎外され、忌み嫌われて一生、いや永遠に苦しみ続ける事になる。それより、化け物としての本能に従って仲間を増やし、俺達の楽園を作る方が楽だとは思わんか」 俺達の楽園、とはどういう意味だろう。確かに自分は一度死んだとはいえ、自我を残している。シムラの言う肉塊やゾンビ達に比べればずっとましだと思う。自我が残っていればまだ人間らしい行動も取れるだろうし、社会を作る事も可能な筈だ。だが、化け物と化した自分がそれを実現するには――――。 不意に昔読んだ小説を思い出した。 「俺達の楽園…か。シムラさん、あんた『地球最後の男』って小説を知ってるか?」 「いや、そうした文化的な物には縁の無い生活をしてきたのでな。」 「そうか…まぁ俺もよく覚えてないんだが、確か主人公以外の全人類が吸血鬼と化してしまった世界が舞台だったかな。主人公はたった一人で吸血鬼の群れと戦い続けるんだが、とうとう最後には捕まっちまうんだ。」 「…………それでどうした」 「吸血鬼に処刑される直前に主人公は気付く。化け物と化していたのは自分の方だ、と。人々の寝静まる昼間にたった一人で次々と仲間を殺していく伝説の存在――――。」 「価値観の逆転、か。」 「そういうことだ。シムラさん、あんたの言う"俺達の楽園"ってのはこの価値観の逆転した社会の事だろ?」 「そうかもな」 「確かに化け物の俺達は忌み嫌われるだろうな。だから自分達の社会を作りたいってのも理解出来る。だがな、それは本当に無関係な人々を巻き込んでまで作る価値の有る物なのか?」 「………」 自身が何の為に生き残り、何の為に死んだのか。 答えは解っている。生存者達の為だ。警察を頼りに避難してきた数名の民間人と共に戦った同僚、生意気な新人達。 彼らの為に死ぬのなら、悪くないと思っていた。 しかし、その"名誉の戦死"を遂げた自分が生き返り、生存者達、我が身を犠牲にして助けた人々に襲い掛かったら? そんな光景はここ数日で何度となく見てきた。だが自分は彼らとは違う。"自我"を残しているのだ。 "自我が残っていればまだ人間らしい行動も取れる"人間らしい行動とは何か?決まっている。かつて自分の生きていた時の様に振る舞うだけ。 自分のすべき事はコミュニティを作ったり、仲間を増やす事ではない。生きていた時の行動、それは生存者の救助。それが自分のすべき事。 ならば――――。 マービンは腰のベレッタを抜き出し、志村の鼻先に向けた。 「だから俺は、あんたとは違う俺の社会を作ろうと思う。不死身なら、警官として最適だろう?」 「……好きにするといい。」 「一つだけ聞かせてくれ。あんたは本当に考えを変える気は無いのか?」 「俺の様な頑固者は考えを変える柔軟さを持ち合わせてないんでな。」 「…世話になった。残念だ。」 「達者でな。」 表情一つ変えずに別れを告げる志村に銃口を向けたまま油断なく後退り、ある程度距離を取った所で背を向けて走る。目指すはかつての、いや、現在も自分の職場――――。 (STARSの連中に新入り、それと民間人。そいつらが警察署に来るかもしれん。俺はまだあそこを離れる訳にはいかないんだ。) 遠ざかっていく警官の後ろ姿を見つめ、志村はゆっくりと銃を下ろした。 撃てなかった。 彼の行動から察するに、今度会う事があれば彼は自分を撃つ事も嫌わないだろう。だから、ここで倒しておこうと思った。 なのに撃てなかった。 狙撃に向かないショットガンとはいえ、彼が背を向けた距離位ならば、致命傷とまではいかなくても動きを止める程度の威力の弾丸を放つ事が出来ただろう。 ただ、引鉄を引く事か出来なかった。 あの男には他者を傷付ける勇気が無かった。 自分も同じ――――。 いや、違う。自分は覚悟を決めたのだ。仲間を増やして楽園を作る。自分がする事はそれだけだ。 だが――――。 (それは本当に無関係な人々を巻き込んでまで作る価値の有る物なのか?) 頭に浮かんだ彼の言葉を振り払う様に、老狩人は天を仰いだ。 【C-2/教会前/一日目真夜中】 【マービン・ブラナー@バイオハザード】 [状態]健康、腹部に僅かな痛み(傷はほぼ完治)、希望と不安 [装備]ベレッタM92F(15/15) [道具]壊れた無線機 [思考・状況] 基本行動方針 生存者(人間)の援護及び救助 1 警察署に向かう。 2 署内の武器の捜索。 3 少年(須田恭也)と軍人(三沢岳明)に会わないよう注意。 ※"今のところは"他人を傷つける気は無いようです。 【志村晃@SIREN】 [状態]健康、他者を傷付ける事への迷い? [装備]レミントンM1100-P(4/5) [道具]ショットガンの弾(28/28)、村田銃の弾(32/32) [思考・状況] 基本行動方針 人間達の殲滅。 0 …………。 1 何処に行くべきか… 2 マービンの行方が少し気になる。 3 村田銃を取り返したい。 ※警察署内から他にも何か持ち出しているかもしれません。 back 目次へ next オナジモノ 時系列順・目次 さらに深い闇へ PITCH BLACK 投下順・目次 静かな丘のリトル・ジョン
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314 名前:地球最後の男オメガマン[] 投稿日:01/10/08(月) 16 37 山海塾 SF要約選手権。
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