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壱 弐 参 極 名前 [烈戒]閻羅王 (れっかい えんらおう) セリフ 壱 「ようこそ、地獄界へー♪」 弐 「生前、ちゃんと真面目に生きてきましたかー?」 参 「ジタバタしても遅すぎなんですよー?」 極 「じゃ、裁いちゃうけど、再審とか一切無いから♪」 解説 死者の国、地獄界の王であると言われている。閻魔大王という呼び名が有名だが、閻羅王はその略称。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 SR 24 2960 3190 3290 弐 3350 3610 3720 参 3850 4150 4280 極 SSR 24 4620 4780 4930 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:羅刹縛 闇 7 敵単体の攻防ダウン 極 専:閻魔羅刹縛 闇 10 敵単体の攻防ダウン お邪魔戦術式 発動率 攻撃力アップ 中 極 敵HPダウン 中 備考: ※このカードは、最終進化でレア度がSSRになります。
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キュトン Kyton 悪意ある棘のついた鎖がこの痩せっぽちの人影を飾り、縛めの隙間からはぎざついた傷跡が刻み込まれた死人のように青褪めた肉がのぞく。 キュトン 脅威度6 Kyton 経験点2,400 LE/中型サイズの来訪者(悪、キュトン、他次元界、秩序) イニシアチブ +7;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+14 防御 AC 21、接触13、立ちすくみ18(+4外皮、+3【敏】、+4鎧) hp 60(8d10+16);再生2(善属性の武器と[善]の呪文、銀の武器) 頑健 +8、反応 +9、意志 +3 DR 5/銀または善;完全耐性 [氷雪];SR 17 攻撃 移動速度 30フィート 近接 鎖(×4)=+11(2d4+2) 接敵面 5フィート;間合い 5フィート(鎖は10フィート) 特殊攻撃 鎖使い、狼狽させる凝視 一般データ 【筋】15、【敏】17、【耐】14、【知】11、【判】12、【魅】12 基本攻撃 +8;CMB +10;CMD 23 特技 《イニシアチブ強化》、《鋭敏感覚》、《武器熟練:鎖》、《無視界戦闘》 技能 〈威圧〉+12、〈軽業〉+14、〈製作:鉄鍛冶〉+11、〈脱出術〉+14、〈知覚〉+14、〈登攀〉+13 言語 共通語、地獄語 その他の特殊能力 鎖の鎧 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体、2体、小連鎖(3~6)、大連鎖(7~20) 宝物 標準 特殊能力 鎖の鎧(変則)/Chain Armor キュトンの身を飾る鎖は、キュトンに+4の鎧ボーナスを与える。ただし、秘術呪文失敗確率、防具による判定ペナルティ、【敏捷力】ボーナス上限、重量、習熟については鎧として扱わない。 鎖使い(超常)/Dancing Chains キュトンは1標準アクションとして20フィート以内にある4本までの鎖を制御し、思いのままに跳ね回らせたり動かしたりすることができる。さらに、キュトンは鎖の長さを15フィートまで延長したり、鎖に鋭い棘を生やしたりもできる。こうした鎖は、キュトン自身であるかのように攻撃を行なう。鎖が他のクリーチャーの所持品である場合、クリーチャーはその鎖に対するキュトンの支配力を打ち破るためにDC15の意志セーヴを行なうことができる。セーヴに成功した場合、キュトンはその特定の鎖を以後24時間の間、またはその鎖がクリーチャーの所持品でなくなるまで、その鎖の制御を試みることができなくなる。キュトンは、制御している鎖を〈登攀〉判定を行なうことなく、通常通りの移動速度で登ることができる。このセーヴDCは【魅力】修正値に基づいて算出されている。 狼狽させる凝視(超常)/Unnerving Gaze 距離30フィート・意志・DC15・無効。キュトンは自分の顔を、1体の相手の今は亡き愛する人々や、憎悪する敵たちに似せることができる。セーヴに失敗した場合、その相手は1d3ラウンドの間、怯え状態になる。この効果は[精神作用]の[恐怖]効果である。このセーヴDCは【魅力】修正値に基づいて算出されている。 しばしば地獄界ヘルの位階にて分類され、充分な知識のない者からはチェイン・デヴィルと呼ばれる加虐被虐性のあるキュトンは、実はデヴィルではない。キュトンがデヴィル種の出現以前より地獄界ヘルに存在する地獄界ヘルの原住民であることを示唆するものは多いが、キュトンはある加虐的な存在によって後からヘルに連れてこられたのだとする仮説を立てる者もいる。起源がどうであれ、キュトンは苦しみを与えるなり受けるなりしたいという欲望を抱いて地獄界ヘルを闊歩しており、荒っぽい誘拐と加虐的な悦楽による苦痛を探し求めている。 ここに挙げたキュトンは、来訪者たるこのフィーンド種族の中の典型的なメンバーである。しかし、決してこの種の唯一の種類というわけではない。デーモンやデヴィルにおびただしい亜種が存在しているのとまったく同様に、地獄界ヘルと影界にあるキュトンのジャラジャラと騒々しい都市にはキュトンの亜種が住んでいるという噂は根強い。こうしたキュトンはきまってここに挙げたものよりも強力であり、しばしば擬似呪文能力や、拷問と苦痛というテーマに沿ったぞっとして不安を誘う特殊攻撃を持っている。最も強力なキュトンはまったく人の情けを持ち合わせず、キュトンという種族の真の始祖であるという噂は根強い。ここに挙げたキュトンは不運な犠牲者との邪なるたわむれの産物でしかないのだと。
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桃太郎電劇2 機種:GB 作曲者:吉田美智子 発売元:ハドソン 発売年:1994 概要 ゲームボーイの『桃太郎電劇』の続編。作曲は前作と同じく吉田美智子氏が担当。 前作ではPCエンジンの『桃太郎活劇』のBGMがそのまま使われていたが、今作ではほとんどのBGMがオリジナルである。 隠しエリアである桃源郷へ行くとサウンドテストできる小屋がある。 収録曲(仮タイトル) 曲名 補足 順位 タイトル マップ 桃平野 ステージ1 パスワード 地蔵、パスワード入力 イカリ饅頭 無敵状態 うんち 虫眼鏡 中ボス(たぬき) 桃平野その四など ボス 桃平野~鬼ヶ湾のその八 雪乃國 ステージ2 中ボス 雪乃國その四など 竹乃國 ステージ3 鬼乃國 ステージ4 鬼ヶ湾 ステージ5 ゲームボーイ140位 鬼ヶ島 ステージ6 ゲームボーイ93位 閻魔大王 鬼ヶ島その八 地獄界 ステージ7 地獄王 地獄界その八 ノーマルモードエンディング ハードモードエンディング 仙人岳・桃源郷への通路 仙人岳 隠しステージ 中ボス(仙人岳) マップ(桃源郷) 隠しステージ ミニゲーム 桃源郷のミニゲームなど スロットマシン ミニゲーム カメサーフィン ミニゲーム 温泉 ミス ゲームオーバー
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登録日:2011/05/08(日) 23 08 38 更新日:2023/06/16 Fri 16 41 42NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 MtG わんわん…お… ドリームボックス 保健所 命の責任 犬 猫 酸素欠乏 ▼・ェ・▼ ここにいろって言われたけど、ご主人サマどこ行ったんだろう… ▼・ェ・▼ …ん?誰?ボクをどこに連れてくの? ▼・ェ・▼ あれ……苦しい……息…できな… ▼ーェー▼ ご……主…… ガタン ドリームボックスとは、世間一般でいうと飼い主のいない、あるいは飼い主の判明しないペット、また飼い主が不要と判断したペットが最終的に行き着くものであり、 端的にいえば一種のガス室である。 ガス室といってもアウシュビッツや死刑のように有毒ガスではなく、二酸化炭素を用いる。 まずは屠殺する動物をドリームボックスへ入れ、その後二酸化炭素を注入していき、次第に意識が消失、最期は酸素欠乏症で死に至る。 それから火葬し、遺骨を産業廃棄物として処理する。ひとつの適切な処分方法だと言われているが、動物虐待だと反対するものもいる。 しかしより適切な屠殺手段の考案もなければ、そういった事実をなくす手段もないのが現実である。 だが、中には酸素欠乏では死なずに生きたままその身を焼かれてしまうペットもいるという。ペットを飼うときは、きちんと最後まで面倒を見る覚悟と責任を持つこと。 MTGにおいてドリームボックスというと、 地獄界の夢/Underworld Dreams 黒黒黒 エンチャント 対戦相手がカードを一枚引くたび、地獄界の夢はそのプレイヤーに一点のダメージを与える。 をキーカードにしたコンボデッキのことを指す。 黒のトリプルシンボルのため、多色で組むと出しにくいかもしれないが暗黒の儀式で加速してやれば最初に貼り付けることもできる。 基本的にカードを引かない、ということはありえないため毎ターンに一点ずつのダメージを与えられる。 ただそれだけだと最短で20ターンを自身のライフを守りつつ地獄界の夢を割られないようにしなくてはならないため、 テフェリーの細工箱/Teferi's Puzzle Box 4 アーティファクト 各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは自分の手札のカードを自分のライブラリーの一番下に望む順番で置く。その後同じ枚数のカードを引く。 を置いてダメージ加速をはかる。こうすることで相手の手札がまるまるダメージに変わり、尚且つ手札から安定性を欠けさせることができる。 ただし相手の手札が事故っていた場合はドローの手助けをすることになるうえ、自分にも言えるためそこは注意が必要になる。 また、このアーティファクトを置いて、割られることなく相手の手札がゼロになり、 戦場への展開が終了している場合は相手へのダメージが見込めずにこちらが殴られるだけの置物になりかねない。そのために相手に強制的にドローをさせる手段として、 真実を捻り曲げるもの、逝斬/Seizan,Perverter of Truth 3黒黒 伝説のクリーチャー デーモン スピリット 各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは二点のライフを失い、カードを二枚引く。 6/5 でドロー加速しダメージを与えつつブロッカー、フィニッシャーとして利用する。 逝斬を出すことができれば自分のドローエンジンにもなり、コンボを決めやすくなる。 地獄界の夢を割られると痛いが、複数を貼り付けることもできる。 何枚かを貼り付けてテフェリーの細工箱を守れば、一瞬でライフを削れるが、 アーティファクトのため相手次第では簡単に割られるうえ、地獄界の夢も相手次第で簡単に割られてしまう。 妨害とドロー手段に長ける青と組んで戦場をコントロールするか、緑と組んですき込みで相手のドローとマナを拘束するか、やりようはいくらでもある。 また、青と組む場合はTimetwisterや時のらせん、時の逆転などがエンドカードとして活躍する。 いざというときの保険として等価返しがあるとよいかもしれない。 追記・修正/Amend and Postscript 5 ソーサリー あなたはあなたの意志をもって、項目を追記・修正してもよい。 ――なんだこれ、もっと書けばいいのに。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ドローステップのドローはターン起因処理でスタックに乗らずに解決されるため、手札を0でキープされてもメインドロー+効果で1枚戻して1ドローの2点発生させる事が出来る -- 名無しさん (2014-03-27 23 29 20) 名前 コメント
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グレイホーク(D D)における最下層のデヴィル。レムレーとインプをモチーフにしたクロマク カゲのコンビでありんす。 俺(のみが)得キャラ。 “Fiendish Currency”リチャード・リー 「君は我々のスタイルを幾らで買ってくれるというのかね?」 「我々が尊ぶのはただ一つ、貨幣だけだ。――もっとも、君たちのものとは、いささか趣が異なるがね?」 スタイル&神業<Style Divine Works> ayakashi●,Mistrss,Kuromaku◎ 年齢 <Age> 34? 性別 <Sex> 男性 誕生日 <Birth> ? 身長/体重 <Height / Weight> そこそこ/? 色素 <Color> 瞳:茶 髪:黒 肌:黄 人種:客家民系の華僑風外見 外見&性格 <Image Character> ◆外見 神経質そうでゴツいめがねマン 服装はスーツ。 外見上は東京アンダーグラウンドの崇神というキャラがモチーフなのだが、 グーグル先生を持ってしても画像イメージを見つけられなかった。 ◆性格 色々なテンプレ的悪い人のペルソナを、マスカレイドと演神をマスカレイドMIXしているため、スタイルは日替り身代わり代替わり。 基本的には変態なわけではない紳士。プライド高め。 設定 <Settings> カムイ☆(キラッ から香港天堂へやってきた下級の魔族。 料理店のオーナーなどを表向きしつつ、裏社会のフィクサーなどを営む。 トライアドには頭を下げつつ中立路線。 データ <System Data> 悪魔の一族を4レベルで使いこなしつつ、 悪魔の心で代償の精神ダメージを肩代わりし、アウトフィットで合計精神ダメージ-8により実質零損害。 を基本性能としつつ、社会系技能をちょこちょこ取る感じ。 データはまだ出来てない。 レムレー デヴィル類の中で最下等のレムレーは、地獄に堕ちた魂の隊列から押し寄せてくる、震える肉の形のない塊である。(中略) 存在する中で最も胸が悪くなるようなクリーチャーではあるが、レムレーは地獄界の捻じ曲がった生態系の中で重要な役割を果たしている。 定命の生涯の終わりにクリーチャーの魂が地獄に堕ちた場合、それが悪魔の力を崇めていたにせよ、他の神性への信仰から零れ落ちたものにせよ、地獄の第一階層アヴェルヌスの平野に満ちた苦しむ魂の集団に加わる。 ここで魂の苦しみが始まり、地獄界のより深い階層のいずれか-典型的には魂の犯した罪にふさわしい罰を与えるのに適した場所、あるいは単に奴隷を必要としているデヴィルの領域-に向けての長い苦痛に満ちた旅に備え、似通った精神のものをまとめて下級悪魔に整列させられる。 彼らの堕ちた地獄の領域に到着すると、魂はデヴィルやほかのフィーンド、さらには地獄界自体の危険な策謀によって口にはできないような苦痛の時を迎える。 かつて定命の者だったものの本質が徐々に狂っていくにつれ、その生涯を忘れていき、獣的なものとなっていき、ついには恐怖と憎悪しか持たない人形とほとんど変わらないようなものになる。 このような存在となって何年もたつと、地獄界の残酷な作用により魂は完全に打ち負かされ、あるいは最も背徳的な精神の場合は、デヴィルの材料である思考能力のない不浄な魔の肉塊、レムレーへと再構成される。 このようなぞっとするような存在を集めて大群衆とし、波のようにざわめく腐肉の群れは無数に増えていく。上級デヴィルはこのフィーンドで最も腐敗したものに目をつけ、謎めいた責め苦や地獄界自体の力によって、真のデヴィルに姿を変えさせる。 "Imped Heart" 張 果老 「ケケケ、今日はズいブン印象がちガウね」 スタイル&神業<Style Divine Works> ayakashi●,kage,考え中(mayakashi? katana? etc?) 概略 <Personal Data> 年齢 <Age> 40? 性別 <Sex> 男 誕生日 <Birth> ? 身長/体重 <Height / Weight> 168cm / 78kg 色素 <Color> 瞳:茶 髪:黒 肌:黄 外見&性格 <Image Character> 小太りの中年。 カタコトのHEVEN語をしゃべり、人を小馬鹿にする態度を取るが別に油断しているわけでもない。 設定 <Settings> カムイ☆(キラッ からリチャードと共にへやってきた下級の魔族。 凶手として、実力行使を担当。 データ <System Data> ”接ぎ木の心”の二つ名にふさわしく、全身義体に悪魔の一族を載せようというコンセプトァ。 隠密暗殺と妨害系の能力を多めに持たせようかしらと考え中。 代償肩代わりとか怖すぎますぜ…w あと崇神のイラストは辛うじてhttp //gangan.square-enix.co.jp/tokyounderground/tug_world.htmlにありましたぜ、旦那。 -- Sig (2011-08-18 19 57 02) 名前 コメント
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目次 1.価値観変革のための指導者 2.地獄観について 3.天国も地獄もあなた自身の心の中にある 4.神は、地獄霊救出のために永遠の時間と機会を与えられている 5.鮭のように自分の生れ故郷の川(神の国)を忘れず帰ってきて欲しい 6.地獄霊は病人、地獄界は神が用意された病院である 7.地上での光の天使は医師の役割 8.人はこの世で例題に学び、答えのない応用問題を解かねばならぬ 9.天上界にもリーダーは居る。ただしそれは「村長(むらおさ)」というかたちで 10.健康な人間には真の健康の有難さが分らない 11.悠々たる大河の大らかさに学べ (1968年7月、GLA主宰、高橋信次師が、始めて雪道を開いた時に現われた、初期の師の守護霊フワン・シン・フワイ・シンフォーといわれる方の本名は、天台智顗大師であります。) (一九八二年八月五日の霊示) 1.価値観変革のための指導者 ―― はじめに中国語で語りかけてくる ―― 富山 あなは様は、どなたでしょうか ――。 ―― なお、中国語が続けられる ―― 智顗 私は、フワン・シン・フワイ・シンフォーです。 富山 以前に中国でお生れになった方ですか。 智顗 そうです。 富山 あなたの心性といいますか、そのお心がイエス様に近いといいますか、似ていると言われているお方ですか ――。 智顗 そうです ――。わたくしは、イエス・キリストと、あなた方が呼んでいるひとの魂の兄弟です。 富山 その魂の兄弟ということは、面白いというか、ひじょうに興味あることですが……。 智顗 わかりにくい概念だと思います。しかし、現に魂の兄弟というものはあるのです。わたくしたちは、はっきりと、その魂の兄弟について認識しておりますが、霊であっても、通常の霊達は、それほど分っていないのです。 富山 その仕組ですが、物理的な原理と関係していると言われていますが ――。 智顗 あなた方の世界の認識では、ひじょうに関係あります。 富山 そこに言わば、神の宇宙創造的な秘密が含まれているといってよろしいのですね。 智顗 その通りです。 富山 高橋信次先生がお説きになったあれでもまだ……。 智顗 じゅうぶんではありませんが、一応そういうような仕組は明らかにされました。 富山 高橋先生をご指導されたのは、あなただったのですね。 智顗 私も出てきてはおりました。 富山 仏教関係でご指導されたのはあなただけではないのですか。 智顗 高橋信次さんも誰の意見か判らなくなっていたような面も相当あったように思います。 富山 では先ずお伺いしたいのですが、高橋先生のお説では、地球上に人類が発生したのではなく、人類は他の惑星から円盤に乗って地球に来たというのですが、その点については間違いないことでしょうか。 智顗 これは、ひじょうに重要な問題であります。わたくしは、ある見解のもとに、いまあなたのその質問に対しては、答えを留保したいと思います。 富山 はい、わかりました。ところで現代は、地球の人類にとって、ひじょうに重要な時期であるということについては、間違いないですね。 智顗 それは間違いないです。 富山 その重要さの意味ということですが、過去三億年来、一番重要な時期という訳でしょうか。 智顗 そんなことはありません。 富山 こういう時に類する危機は何回もあったわけですね。 智顗 あります。 富山 エルランティ様という方は、三億年間に一度も出ては来られなかったのですか。 智顗 わたくしはよく存じません ――。 富山 実在される方でありますね。 智顗 はい。 富山 現在、天上界でのテーマとしては、仏教とか、キリスト教とか、イスラム教とかいう思想の流れを一つのもとに帰すという意図なんですか、これは、高橋先生の説かれた方向に……。 智顗 そうです。 富山 かなりの部分を切り捨てることになるのですが、そういう意味においての統一でしょうか。 智顗 どういう意味ですか。 富山 まあ今までの仏教、キリスト教、の中にはいろんなことがありますが、高橋先生の方向とは必ずしも一致しない面がかなりありますが、これらを含めた……。 智顗 もし一致するのであれば、出てくる必要ありません。一致しなくなったため、出てくる必要があったのです。 富山 これはどうなんですか、一つの宗教という方向での統一ではなく、一種の価値観、世界観的な面での統一がなされたらよいと思うのですが、必ずしも宗教的な意味、形でなくても……。 智顗 別に高橋さんも、自分で宗教を創るつもりはありませんでした。 富山 それがまあ今日、誤解というか、誤解されつつあるような状況にありますね。 智顗 そうですか……。 2.地獄観について 富山 あなたは、もと僧侶をしておられましたか。 智顗 そうです。 富山 では、仏教のことについてお伺いしてもよろしいか。 智顗 どうぞ、ある程度のことは分っております。 富山 まず一つ伺いたいのは、地獄についてでありますが。 智顗 はい ――。 富山 仏教の世界観と、キリスト教の世界観とでは、地獄についての概念が違うのですが ――、根本的な違いということについて。 智顗 先ずあなたのお考えを陳べて説明して下さい。どう違うというふうにあなたは考えておられるのか、あなたのお考えを説明してみて下さい。 富山 まず、閻魔大王というか、地獄の番卒長というか、そういう人が居ますが、それに対し仏教的というか、全インド的な考え方によれば、派遣されてそこへ行っている光の指導霊だというふうに考えられていますが。 智顗 それが仏数的な考え方だというのですね ――。 富山 はい。 智顗 それで……。 富山 キリスト教では明らかに、敵対というか対立しているといった概念がでてくるのですが。 智顗 キリスト教に閻魔大王が出てくるのですか……。 富山 いいえ、あのルシファーが出てくるんですが。 智顗 ルシファーが閻魔大王と同じ人だというのですか? 富山 まあ位置的には一応そういうことになると思うんですが、責任者ということになりますれば……。 智顗 それなれば、仏教の方の概念が未熟なのです。仏教の概念は、地獄のサタンの頭と、或は地獄に墜ちて行く霊を裁く役割にある人の役人と、これと混同しているのです。 富山 そうですか。それと東洋では、仏教系の僧侶がつぎつぎと、多く出てこられたのですが、例えば仏陀以降の人々と、仏教の流れについてお釈迦様は関与しておられるのでしょうか。 智顗 しております。 富山 そうすると、その後の仏教の動きについては……。 智顗 知っております。 富山 知っておられますね。それが意図された方向と違った方向へ行っているのでしょうか。 智顗 違います。 富山 かなり違った方向へでしょうか。 智顗 違います ――。時代というものがあります。時代の流れがあります。あるいは先人の意向を受継ぐということもあります。次第次第に変えられてきております。肉を持つ前はそれぞれ正しい考えを持って生れてくるつもりでも、生れてきた時代、その時代に合った学問、経験、そのようなものが違ってくるわけであります。例えば私が生れた中国においては、もはや釈迦が説いた教え、そのまま適用はできなかったわけであります。わかりますでしょう。 富山 つかぬことをお伺いしますが、あなた様は、どういう派の僧侶であったのでしょうか。 智顗 派とは? 富山 派と言うか、何宗というか……。 智顗 天台関係であります。 富山 天台関係の方ですか。 智顗 そのとおりです。 富山 と、言いますと智顗様以降に出られた方ですね。 智顗 ――。(注、この章では本名の智顗を名のっていなかった。) 富山 次にお伺いしたいことは、地獄界といいますか、この地獄界の存在意味というものについてお伺いしたいのですが、これは当初には予定されていなかったのでしょうか。 智顗 誰がですか。 富山 つまり地球霊団としては、地獄界が出来ることは……。 智顗 私のような下の者には分りません。神の御意(みこころ)は深く、遠く、高いものであります。神の御意がどの辺にあるのか、わたくしのようなものには解し兼ねるところがあります。しかし現に、地獄というものがあるということ、これは厳然たる事実であります。 私たちの課題は、この与えられた教材を、どのように活用するかということにかかっているのであって、なぜ、このような教材が与えられたかという根本の理由は判らないのです。 富山 ではあなた方のような高い霊域に居られる方々は、居ながらにして地獄の様子というものが分るのでしょうか。 智顗 わかります。 富山 どのような状況になっているかということは、わざわざ行かなくともお分りになりますか。 智顗 わかります。 富山 彼らの考え方というか、心の状態ということについては……。 智顗 わかります。 富山 それについては、しかし、積極的に関与することは許されていないわけですね。つまりその地獄界に居る者は、その堕ちて行ったもの自身の問題として……。 3.天国も地獄もあなた自身の心の中にある 智顗 例えばあなたはそういう地獄というような世界を切り離して考えていますが、いま、あなたの心の中には、天国も地獄もあるのです。そのあなたの心の、地獄だけをどうやって消滅させるのか言えますか、天国も地獄もあなたの心の中にあるのです。そのあなたの心の地獄の部分だけをどうやって切って捨てることができるというのですか、できないのです。天国にも地獄にもどちらにも動いています。天国地獄は、空間的なものではないのです。あなたの心の中、その中にも広大無辺な天国も地獄もあるのです。この地獄だけをどうやって、私たちの力で抹消するのですか。分りますか。わたくしが言っていることが判りますか。――あなたの心だけで全宇宙、全宇宙の天上界、地獄界、全てが入っているのです。わかりますか ――。どうして地獄が出来るのか、それはあなたが地獄を造り出しているからなのです。どうして天上界があるか、あなたが天上界を造り出しているのです。私がもし地獄界を抹殺するならば、あなた自体を抹殺して、天国も地獄も無くしてしまわなければいけなくなってしまいます。それはできないことなのです。 富山 それは……。 智顗 別のものではないのです。一つのものなのです。一つのものの陽の当っている部分と、陰の部分なのです。わかりますでしょう、太陽の光が燦々と輝いても、光の当る部分と当らない部分、あらゆる物体にはあるのです。 富山 それでひとつお伺いしたいのですが。如来仏のこころというものなんですけれども、仏のこころというものにおいては、いわゆる天国的な部分と、地獄的な部分とがどんなふうな状況で同居しているのでしょうか。 智顗 同居とはどういう意味でしょうか ――。 富山 当然その地獄も含まれているのですね心の中に……。 智顗 地獄を思えば地獄ができるはずです。思わなければないわけです。 富山 ただ、その実在界というのは、今いる状態の心からその心の変化がないのでしょうか。例えば地上界だと、天国か、地獄的ないろんな心を出しますけれども、ある固定的な、固定されたような範囲をもった心の状態に止まって居られるのでしょうか。たとえばあなた様のような方だと……。 智顗 固定的とはどういうことでしょうか。 富山 固定的というか、ある一定のレベルの心、例えば失礼ですが、地獄界の心を出すということは。 智顗 わたくしたちの心は、愛と慈悲に満ち溢れております。愛と慈悲の塊です。そうでなければ、私たちは私たちで居ることができないのです。 富山 私たちは、神の子であるという自覚を持ちつつも、こんないろんな心の状態を、地上界で出すということは、肉体と結びつけられているということが一つの条件になっているわけでしょうか。 智顗 というよりも、この地上界が、天上界、地獄界の、二つの力の場の丁度影響され合う中間地点にあろということであって、両方からの影響を受けていることであり、だからあなたの心の中も、両方からの力が働いて来ているわけでありますし、あなたの心の状態によっては、どちらの方により強く引っ張られるか、違ってくるわけです。 富山 そうしますと、高橋先生の本では、地獄界とは、四次元の幽界の一部として設定しているのですけれども? 智顗 空間ではないのです。人間の数だけの天国と地獄があると思えばいいのです。 あなたが死んであの世に帰っても、あなたが判る天国も地獄も、あなたの天国と地獄に過ぎないということなのです。あなたじゃない人の天国と地獄は、またあなたの天国と地獄と違うのです。分りますでしょうか。 富山 と、いうことは、人はその人の心を通してしかその世界を理解することはできないということなのでしょうか。 智顗 その世界もそうなのです。判りますでしょうか、ひじょうにむつかしい概念なのです。今あなた方の物質世界においてはひじょうに解りにくい概念なのです。すべて、例えば蜂の巣のようなものです。入口があります。つきつめていくと最後には、頂点は一つなのですが、それぞれの蜂の巣の中でみんな、これが天国へ通じる天国の世界、そういうふうに、自分の都合の中だけで考えているわけです。だから、天上界へあなたが帰られたとしても、あなたは、私たちが経験している天国地獄の図と、同じものをあなたが観るかどうかは、これは分らないのです。全く異う世界かも知れないのです。あなたが観る世界は ――。 富山 すくなくとも、あなたと何時もご一緒にお仕事をしておられる方々が観る世界は同じなのでしょうか ――。 智顗 そうです、私たちの仲間たちは同じ世界を観ております。しかし私の眼から観える天国、地獄の様相と、他の者が観る天国、地獄の様相は、恐らく異っているでしょう。様相が異っているということは、そのような世界が違う世界に見えるということなのです。 富山 それぞれの心のフィルターが……。 智顗 違うのです。例えば映画館があります。画面に映りますね、そのようなのではなくて、例えば立体映画としてですね、空中に映画が映し出されるとします。観客はいろんな席に座っております。それぞれの席によって見え方が違ってくるわけですね、実際は一つなんですけれど、座っている位置によっていろんな風にみえるわけです。いつも人間の背中しか見えない人も居るんです。横面しか見えない人も居るんです。前ばかり見える人もいるんです。ですから私たちにしてもすべてを見通していると言い切るだけの自信というものはないのですが、しかしその立体映画の全体像の輪郭を、かなり解っているという自信はあるわけです。 富山 そうすると、その四次元以上の世界は、多様性というか、つまり観る者の心によって変ってくるということなのでしょうか。 智顗 そうです。みんな同じものを観ているのではないのです。あなたの観る天国地獄は、広大無辺な世界でありますが、それはあなたの天国、地獄なのです。 富山 例えば、この同じ地上界でも、幸せな人にとっては天国に思え、苦しんでいる人にとっては地獄に思えるということなんですね。しかしそこにもまた座席、つまり質といいますか、価値基準の格差が自ずからあるというわけなんですね……。 智顗 そうです。同じことがもっと明確になってくるわけです。 富山 例えば、地上界では、地上を天国と思う人がいても、地獄と思う人がいても、客観的な世界としては一つの世界としてあるわけですが、実在界ではその客観的な世界に当る部分が変わるわけですね。 智顗 そうです。 富山 するといま地獄という世界は、地獄界に居る人たちの心がつくり出している世界ですね。 智顗 だからあなたがいまの立場で地獄というものを見ているのであって、例えば実際に地獄界に棲んでいる人、或は地獄界に近い所に住んでいる人が見た世界は違うものなのです。彼らにとっては、それなりに生き易い場所なのです。わかりますでしょう。普通の世界なのです彼らにとっては。地獄に棲んでいる人びとにとってみたら、地獄は普通の世界なのです。あなたがこういう世界に住んでいるように、彼らにとっては、普通の日常生活を行っているのです。 私たち天上界の眼からみれば、地獄とは闘争と殺戮、悲しみと苦しみに充ちた世界であり、このような世界は何んとかして無くしたいと思います。しかし彼らにとっては、それは普通の世界であり、日常の世界なわけなのです。分りますでしょう。何故地獄が存在しているかという意味、それを分ってほしいのです。そこに棲んでいる人達は、それで普遥だと思っているのです。それがあたりまえの世界、日常の世界なのです。わかりますか。 例えば、K町というこの町に住んでいるような人が居ます。彼らはこれを当然のこと、あたりまえのこと、日常の生活とみております。しかし、たとえば、ある外国の都会の人達がこれを見たなら、この世界って何という世界なのだろう、こういう世界は無くしたい、これは不幸だと思うかも知れません。また或は、アフリカ、インドの地において、いろんなことで苦しんでいる人道が居ります。あなたの側からみれば、生地獄であります。このような生地獄はなんで無くせないんだろうと思います。しかし彼らはそこに生れ、その地に育っているのです。それが彼らの世界なのです。 富山 お言葉を返すようですけれど、この地上界と、地獄界とは違うわけでしょう。 智顗 ―― はい ――。 富山 地上界の場合は、そういう貧しい地域に生れて苦しんでおります、精神的に。 智顗 あなたは苦しんでいませんか……。 富山 いいえ違います、地獄界に居る人は苦しみはないんでしょうか。 智顗 あります。天上界の人々も苦しみ哀しみはあります。 富山 そうすると、苦しみの種類が違うわけですね。 智顗 違います。だからさき程から私があなたに言いたいことは、例えば私たちの立場からみれば、地獄というものは、いいことは何もない、ひじょうに住みにくい、悲しみ苦しみ真暗な世界なわけです。しかし彼らにとってはそれが普通の世界だということです。ということは、彼らにとってそれが普通の世界だということは、その世界はその世界としての存在意義があるということなのです。現に、そうした人が生きているということなのです。 富山 そうすると地獄界を無くするという意味が、いまひとつ分りにくくなってくるのですけれども。 智顗 ―― はい ――。 富山 地上にユートピアを建設するに当っては、地獄を無くするということが目標ではないのでしょうか。 智顗 だから彼らは彼らで抵抗しているわけです。彼らは彼らの世界を守りたいと思っているのです。しかしながら私たちが、いま一つ正しいところ、―― まあ彼らと、私たちだけであれば、お互に対立したものとみえるかも知れません。しかしながら私たちは、神というものを知っております。神の意向がどこにあるか、ということを知っています。そこに私たちの使命があり、自覚があるわけです。神というものを信じるか信じないかによって最後の一線が変わるわけであります。もし、神というものが、地獄の側についているものならば、私たちのやっていることは間違っていることになってしまいます。 富山 つまり、あなた方の考えておられること、あなた方自身の神に包まれている心が、地獄に居る人違より広いわけですね。 智顗 私たちは、この世界が神によって創られたものであり、神のために日夜働いているということを自覚しております。 富山 神によって生かされているという自覚が強いわけですね。 智顗 そうです。だから私たちは、神の国により近い世界を、実現しようとしているわけです。しかし神についての認識は、彼らの頭達(かしら)は私達とは違ったものです。だから彼ら頭達の側にとってみれば、われわれの存在はひじょうに厭な存在であるわけです。 どちらもどちらであります。しかしながら神という絶対の存在を考えた時に、どちらの方が正しいか、ということが明らかになってきます。その使命の遂行を私たちはしようとしているわけです。 神というものがなければ、私たちはそのようなことをする必要もないでありましょう。それぞれの人間が、それぞれの世界で住んでおれば、それで済むわけですが、私たちは、神の意図の下に生きているわけであります。なぜ、そのような意図を持っておられるのか……、それは不思議であります。 富山 神の意図というか、神の心を切り離して、自分たちの心だけで生きようとしたところに、地獄界が成立した原囚があるわけですね。 智顗 そうです ――。 富山 そうすると、彼らは彼らなりに満足している状況で生活しているんですね。 智顗 満足しているかどうかは知りません。しかしこの世界以外に棲む世界を、彼らは分らないでおります。ですから私たちは、もっと他に世界があるんだということを彼らに知らせたいのです。 富山 つかぬことをお伺いしますが、あなた様は地獄界へ行くことができますか。 智顗 行けます。 富山 行かれたことがありますか。 智顗 あります。 富山 何か抵抗を受けることがあるんですか。 智顗 何の抵抗ですか ――。 富山 あなた方のような方が行かれると、地獄界の人たちは……。 智顗 大騒ぎです ――。彼らは私の姿を見ろことができないのです。私がなにものであるかわからないのです。大騒ぎです。 富山 つまり暗闇の中に急に光が出て来て、まぶしくてたまらない、何も見えないというような……。 智顗 そんな感じです、大事件です。 富山 それはいわゆる地獄界の大幹部、といいますか、上の方達……。 智顗 そういう考えは捨てなさい。あなたの考え方のそういう部分が病んでいる部分、そこです、そんな考え捨てなさい ――。 富山 ―― はい ――。 4.神は、地獄霊救出のために永遠の時間と機会を与えられている 富山 こういう世界構造を知らないで、亡くなった人がかなり多いと思いますが。 智顗 大部分です。 富山 大部分ですね。そういう方たちに対して、どうも割り切れないものがあるのですがね―、そのままにして置くということに対して……。 智顗 そのために神は、永遠の時を与えておられるのです。そのために神は、転生輪廻という機会を与えておられるのです。もし一回切りの人生であるならば、それを知らさないというのは罪であります。しかしながら神は永遠の時を待っておられます。永遠の転生輪廻をくり返させておられます。私たちは、その大きな慈悲、転生輪廻という慈悲の中に生きております。何度も何度も生れ変る機会を与えられております。そして小学校から中学校へ、高等学校へと、あなたが長い間、親から教育を受けたように、神もまた教育の機会を何度も与えておられるのです。 富山 そうしますと、こういう状況にあるということは、霊団としては、全休が一つの転生輪廻の過程にあるといってよいのでしょうか……。 智顗 あなたの言っていることの意味がよくわかりません。 富山 例えば、霊団全休としてのこういう状況にピリオドを打って、新しい状況に入るという……。 智顗 私は、あなたのいまのご質問にお答えするべき任にありません! 富山 はい ――。それではいま一つ、例えば元の守護霊の方や、魂の兄弟達は、自分の関係した霊が地獄へ陥ちた者については、常に気にかけているのですね。 智顗 ――。 富山 そうしたら、心が熟したら上へ引き上げる準備はできているのですね。 智顗 そのような言葉の使い方、余り私は好みません。 富山 引き上げるがいけなければ、変化させる。 智顗 好みません。わたくしたちは、わたくしたちの世界へ来て戴きたいと思っております。引き上げるとかいうような考え方は嫌いです。懐しい友達に帰ってきて欲しいという気持です。 富山 そうすると、救いたいなどという気持があった場合は、例えば親子、肉親、友人であった場合……。 智顗 あなたの救うなどという言葉は明らかに間違っております。私達はそういう気持じゃないのです。懐かしい人、親しい人、そういう人達と逢いたい、帰って来て欲しい、という気持、わかりますでしょう。これは郷愁に似たものです。故郷に帰って来て欲しいという念いです。天上界に引き上げるとか、そういうおもいじゃないのです。救済するとかいう思いじゃないのです。あなたの心のそこがいま病んでいるんです。よくよく間違わないでほしいのです。ここを間違うと、多くの宗教家達が間違った同じ道を歩むことになるのです。 富山 ―― はい分りました。それじゃ戦争ではなく、平和を求める気持ですね。
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地獄界 難易度★★(11.5) 条件:クエストで4-3章を請ける。 ステージ効果でテンション上げると即死。なんてこったい。 久々の一回行動のボス。その分火力高い^q^ 本番はボスのHPが5000万ぐらいになってから。 HPが全回復し、技も変化。完全に耐久型になる。 ボススキル 技名 効果 地獄「ヘルズゲート」 全体攻撃(悪夢) 「地獄前域」 敵全体の攻撃力を下げる 冥符「アケローンリバー」 全体固定攻撃 地獄「荒れ狂う狂飆」 5回全体攻撃 地獄「三つ首の魔犬召還」 召還モンスター捕食 固定攻撃 冥符「強者の咆哮」 二分の一で「意識不明」 「消えぬ炎」 全体に貫通攻撃 地獄「ファイア・レインズ」 十回貫通攻撃。危険技。 第二形態(?)ボススキル 技名 効果 「ダ・カーポ」 時を少し戻す。使用頻度高め 地獄「マーレボルジェ」 全体固定攻撃 地獄「ターンネック」 全体固定攻撃+MP減少 地獄「マレブランケ」 5回全体攻撃 地獄「三つ首の魔犬召還」 召還モンスター捕食 固定攻撃 地獄「コキュートス」 全体500%「氷結」 「インフェルノ」 Inferno。地獄、ここでは地獄篇。 「コーキュートス」 嘆きの川。コキュートスとも言う。 「地獄界」 攻略のコツとかがあったら・・・ 三人程度で行くと比較楽な気がする 蘇生役は必須だね! ちなみにブレイブお守りなら死なないのでHP上げにやっておいた方がいいかも -- マンボー (2012-04-17 21 53 23) 名前 コメント
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アイテム詳細 入手方法 フリークエストまとめ 用途 霊基再臨 スキル強化 霊衣開放 考察 コメント アイテム詳細 鬼炎鬼灯 (きえんほおずき) [ Rare 3 ] 【スキル強化&霊基再臨素材】 地獄の炎で焼かれたかのごとき 灼熱を纏った鬼灯の実。 入手方法 エネミードロップ[金箱] 大翁鬼 フリークエスト 第2部 第5.5章 地獄界曼荼羅 平安京 フリークエストまとめ フリークエスト 座標名 クエスト名 Lv. AP Drop 他のドロップアイテム 地獄界曼荼羅 朱雀門 天子南面 76 21 [ 1 ] 枯淡勾玉[ 7 ] 大宮大路 百鬼夜行 78 21 [ 1 ] 虚影の塵[ 1 ] / 凶骨[ 3 ] 大江山 鬼の棲み処 80 21 [ 1 ] 凶骨[ 6 ] 三条三坊 鬼の遊び場 80 21 [ 2 ] 虹の糸玉[ 6 ] 用途 霊基再臨 No. Rare Class Name 再臨段階[個数] 合計 0→1 1→2 2→3 3→4 299 5 剣 伊吹童子 5 5 303 5 讐 平景清 10 10 スキル強化 No. Rare Class Name スキルレベル[個数] 合計 1→2 2→3 3→4 4→5 5→6 6→7 7→8 8→9 9→10 297 5 分 蘆屋道満 9 9 299 5 剣 伊吹童子 10 10 302 5 剣 千子村正 10 10 霊衣開放 No. Rare Class Name 霊衣名 合計 299 5 剣 伊吹童子 簡易霊衣:大蛇神の分け御霊 5 考察 コメント 名前 すべてのコメントを見る
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デヴィル:ピット・フィーンド Devil, Pit Fiend 1対の巨大な火と燃える翼と、怒りを燻らせた琥珀のような目が、この見上げるようなデヴィルを真に恐ろしげなものにしている。 ピット・フィーンド CR20 Pit Fiend XP 307,200 秩序にして悪/大型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +13;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す;〈知覚〉+33 オーラ [恐怖](20フィート、DC23) 防御 AC 38、接触18、立ちすくみ29(+20外皮、-1サイズ、+9【敏】) HP 350(20d10+240);再生5(善属性の武器、[善]の呪文) 頑健 +24、反応 +21、意志 +18 ダメージ減少 15/善および銀;完全耐性 [火炎]、毒;抵抗 [強酸]10、[氷雪]10;呪文抵抗 31 攻撃 移動速度 40フィート、飛行60フィート(標準) 近接 爪(×2)=+32(2d8+13)、翼(×2)=+30(2d6+6)、噛みつき=+32(4d6+13、加えて“毒”および“病気”)、尾の打撃=+30(2d8+6、加えて“つかみ”) 接敵面 10フィート;間合い 10フィート 特殊攻撃 悪魔合体、締めつけ2d8+19 擬似呪文能力 (術者レベル18) 回数無制限―アンホーリィ・オーラ(DC26)、インヴィジビリティ、ウォール・オヴ・ファイアー(DC22)、クリエイト・アンデッド、グレーター・スクライング(DC25)、スコーチング・レイ、グレーター・ディスペル・マジック、グレーター・テレポート(自身に加えて50ポンドまでの物体のみ)、トラップ・ザ・ソウル(DC26)、パーシステント・イメージ(DC23)、パワー・ワード・スタン、ファイアーボール(DC21)、ブラスフェミイ(DC25)、マス・ホールド・モンスター(DC27)、マジック・サークル・アゲンスト・グッド 3回/日―呪文高速化ファイアーボール(DC21) 1回/日―招来(9レベル、1体の脅威度19以下のデヴィルいずれか[100%])、メテオ・スウォーム 1回/年―ウィッシュ 一般データ 【筋】37、【敏】29、【耐】35、【知】26、【判】30、【魅】26 基本攻撃 +20;CMB +34(組みつき+38);CMD 53 特技 《イニシアチブ強化》、《擬似呪文能力高速化:ファイアーボール》、《強打》、《渾身の一打》、《渾身の一打強化》、《薙ぎ払い》、《薙ぎ払い強化》、《鋼の意志》、《鋼の意志強化》、《複数回攻撃》 技能 〈威圧〉+31、〈隠密〉+28、〈鑑定〉+17、〈交渉〉+31、〈呪文学〉+31、〈真意看破〉+33、〈生存〉+22、〈知覚〉+33、〈知識:次元界〉+31、〈知識:宗教〉+31、〈知識:神秘学〉+28、〈はったり〉+31、〈飛行〉+30、〈変装〉+27、〈魔法装置使用〉+28 言語 共通語、地獄語、天上語、竜語;テレパシー100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、2体、議会(3~9) 宝物 ×2 特殊能力 悪魔合体(超常)/Devil Shaping 1日に3回、ピット・フィーンドは1分間かけて近くにいるレムレーを他の下級デヴィルに変身させる事ができる。ピット・フィーンドが有する1ヒット・ダイスごとに1体のレムレーを、また、効果を受けるレムレーの数に等しいヒット・ダイス数の下級デヴィルに変身させる事ができる。例えば、典型的な20ヒット・ダイスのピット・フィーンドは、20体のレムレーを、2体のボーン・デヴィル(10ヒット・ダイス)または3体のビアデッド・デヴィル(6ヒット・ダイス、レムレー2体は変化しないまま)、あるいは他の下級デヴィルのいかなる組み合わせにも変身させる事ができる。変身させられるレムレーは、ピット・フィーンドから50フィート以内にいなければならず、変身が始まったら静止し、移動することはできない。1分間が経過すると、レムレーは新しい下級デヴィルの姿になり、ピット・フィーンドの命令に従うことができる。技術的には20体のレムレーを新しいピット・フィーンドにすることができるが、この方法で作り出したデヴィルを特別に制御することができないため、ほとんどの者はそれを躊躇する。 病気(超常)/Disease 悪魔風邪:噛みつき―致傷型;セーヴ 頑健・DC32;潜伏期間 即座 ;頻度 1回/日;効果 1d4 【筋】 ダメージ ;治癒 3回連続セーヴ。このDCは【耐久力】に基づいている。 毒(変則)/Poison 噛みつき―致傷型;セーヴ 頑健・DC32;頻度 1回/ラウンド(10ラウンド間);効果 1d6【耐】ダメージ;治癒 3回連続のセーヴ成功。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。 悪魔の領域の支配者、地獄の軍団の将軍、アークデヴィルの助言者であるピット・フィーンドは、畏怖の念を起こさせるようなデヴィル族の恐るべき頂点である。この悪魔の暴君は、物理的に打ち負かせないほど頑強かつ天才的な悪の知性を有し、アークデヴィルに仕えたり、広大な地獄の領地を治めたり、定命の者の世界を征服する際に、大きな裁量権を持つ。巨大な骨格に支えられた分厚い筋肉と、獣的な容貌によって、地獄界で最も陰険な精神を覆い隠している。ピット・フィーンドは、アークデヴィルや公爵たちのみによって、コルヌゴンやゲルゴンの階級から引き立てられ、地獄界の最も深みにある第九階層ネッソスで生まれる。多くの者が地獄の軍団に号令を下すため、より浅い階層や地獄界の外に赴くが、ネッソスに留まる者の多くは地獄界の宮廷や暗黒の議会で謎めいた目的に奉仕する。ピット・フィーンドは常に身の丈14フィート以上、翼長は20フィートを超え、体重1,000ポンド以上。 ピット・フィーンドは火の支配者であり、炎に包まれた土地を好む。このため地獄界において彼らの燃え上がる城砦神殿のほとんどは、アヴェルヌス、ディス、マーレボルジュ、ネッソス、プレゲトンの階層に設けられている。悪魔の優越性を狂信し、鉄の忠誠心を持つピット・フィーンドは、その性向に任せておくと、最も堕落したレムレーを真の部下に変身させるために地獄の底をうろつき回り、強力な軍隊を作り上げる。完全な軍団を築き上げたと確信したら、隙のある擬似次元界や定命の者の世界に注意を向け、地獄による支配と征服の栄光のためそれらを観察する。彼ら自身のヒエラルヒーに忠実ではあるが、部下の服従も厳格に要求する。そして自分の仕えている主が法に従わないと分かれば、そのような不適格な君主を追放する義務がある。このように、上司としても部下としても、ピット・フィーンドは地獄界の無慈悲な法を体現する者であり、最強のデヴィル族だけが繁栄する(べきである)と確信している。 最も強力な定命の術者のみがピット・フィーンドを召喚することが可能であり、またそれを望む。召喚に対するこの悪魔の反応は、自発的かつ迅速であり、通常はイモータルである自らの時間を無駄にさせるつまらない者に対して圧倒的な怒りをあらわす。デヴィルの燃え上がる怒りをしのぐことができなかった者は殺され、その魂は大体はピット・フィーンドが地獄へ持ち帰る。このグレーター・デヴィルをなんとか支配することに成功した者は、彼らの興味を惹いてしまう。ピット・フィーンドは何百年もの間、定命の主に忠実に仕えるが、その目的は常に同一であり、その定命の者の魂をさらに堕落させ、その地獄堕ちを確定させることである。その定命の者に避けられぬ死が訪れると、その魂を要求し、完全に堕落したレムレーの従者を生み出す準備を始める。ピット・フィーンドは自分たちが不死であると承知しており、不可能なほど忍耐強く抑制することができるほど知的である。このため、最年長のピット・フィーンドの軍団には、自分たちが悪魔の主人であると思い込んだ愚か者たちの顔を数知れないほど見ることができる。 地獄の公爵 最も強力なピット・フィーンドは、地獄界の政治と指導におけるエリートの地位をしめる権利を有する、地獄の公爵として知られる君主である。全ての地獄の公爵がピット・フィーンドなのではないが、大多数はそうである。一般的なルールとして、ピット・フィーンドの地獄の公爵は特定のキャラクター・レベルを数レベル持っているか、あるいはアドヴァンスト・テンプレートを適用しているか、いくつかの場合には通常とは違う擬似呪文能力や特殊能力を、通常のピット・フィーンドのそれの代わりに(あるいは加えて)有している。ここに挙げられているのは、ピット・フィーンドの地獄の公爵の独自の特殊能力の例である。しかし、これらの例は地獄の公爵が振るう奇妙な力の全てであるわけでは決してない。 死者の主(超常)/Deathmastery ピット・フィーンドの亡者の魂を操る力は通常の悪魔合体の力を超えている。ピット・フィーンドが人型生物を殺害した場合はいつでも、殺されたクリーチャーの魂をピット・フィーンドの支配下にあるゴーストに変える事ができる。ピット・フィーンドはこの方法で一度に【魅力】修正値に等しい数のゴーストを支配下におくことができる。 魔法の達人(超常)/Master of Magic ピット・フィーンドの地獄の公爵は追加の擬似呪文能力を有する(呪文レベルの合計が20までの1~4レベル呪文を回数無制限で、呪文レベルの合計が20までの5~8レベル呪文を1日3回)。 地獄の業火のブレス(超常)/Hellfire Breath ピット・フィーンドは1d4ラウンドに1回破壊的なブレス攻撃を行うことができる。このブレス攻撃は60フィートの円錐形で、フレイム・ストライクと同様に10d10ポイントの[火炎]ダメージと10d10ポイントの不浄ダメージを与える。DC(10+ピット・フィーンドの種族ヒット・ダイス+ピット・フィーンドの【魅力】修正値)の反応セーヴに成功すればダメージを半減できる。
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+ 目次 アイス・デヴィル インプ エリニュス バーブド・デヴィル ビアデッド・デヴィル ピット・フィーンド ホーンド・デヴィル ボーン・デヴィル レムレー デヴィル Devil 堕落の主にして純粋なるものの破壊者、デヴィルは全ての善きものを破壊し、定命の者の魂を引きずりこみながら地獄界の深みに戻ることを希う。 地獄界ヘルに住むフィーンドの中で最も数が多いため、悪魔学者たちはデヴィルのさまざまな形態を記録してきた。ほとんどは2つの名前によって知られる:1つは一般人や民話によってフィーンドに与えられた通称、そしてもう1つは地獄界に仕え、魔物と取引することを願う者たちによって語られてきた、世に知られない古の名である。 未来のデヴィルは、最も堕落した定命の者の魂――その個性と記憶は何千年もの業苦によって洗い流されている――から生まれ、数多の苦しむ魂の中から、精神のない悪の潜在力を持つ不快なレムレーとして立ち上がる。何百年も続く苦痛か、より強力なデヴィルの命令によってのみ、これら最下層のデヴィル類は、より危険なフィーンドになることができる。彼らの主か、ある程度の意識を持つ地獄界の階層の悪魔的な意志が指し示す、苦痛に引き裂かれるような変身を経ることによって。地獄の君主たちは、褒美や刑罰として、より強い、あるいはより弱い形態に変身させることができるが、一部のデヴィルは地獄の階層に長く囚われたとりわけ邪悪な魂から自然に発生する。このように、さまざまなデヴィルの種は、見た通りの能力と地獄の大いなる秩序の中で一般化された階級を有しているが、デヴィルのタイプ自体は必ずしも苦痛を受けた期間や地獄の命令系統の中で占める位置と一致する訳ではない。 デヴィルは地獄の9つの階層に満ちているが、あるフィーンドは特定の階層において他の者よりも一般的である。個々のアークデヴィルに対する特別な義務と忠誠が、彼らを苦痛に満ちた領域の1つに他のものを超えて引き寄せる。デヴィルの種類の多くは悪行や誘惑の1つの形態に専門化する傾向にあるが、地獄界のヒエラルヒーは通常ではない個人の才能を受け入れる柔軟性を持たない訳ではない。このため、特に用心深いハマトゥラはプレゲトンのボーン・デヴィルの憲兵たちの隊列に加わるだろうし、熟練兵のバルバズゥはネッソスのピット・フィーンドたちに混じって仕えるだろう。 地獄界の穴蔵を抜け、デヴィルたちはしばしば悪の術者の召喚に応えて物質界に旅する。デヴィルたちは、てきぱきと取引し、自分たちの地獄堕ちを受け入れる定命の者に喜んで仕え、自分たちが合意した文言に常に従うが、何よりも地獄界の意志を優先する。このため、物質界にきた最下級のデヴィルでさえも、さらに魂を堕落させようと企み、契約を巧妙に潜り抜けて自分自身の陰謀、あるいはさらに地獄界のアークデヴィルの口にできない目的に奔ろうとする。 デヴィルの階級 悪魔学者はしばしば地獄界の階級、すなわち悪魔たちを地獄の軍団の歩兵と指揮官を分かつ区分について語る。ほとんどの定命の者にとって、デヴィルはいかなる段階であろうとも危険な敵であり、このような区分はほとんど意味がないが、地獄の社会のヒエラルヒーと微妙な差異は、デヴィルと交流しようとする者の死命を分けることになる。ある種類のデヴィルが他の者よりも上か下かを見分けることは、腕力だけの問題ではない。狡知に長けたフィーンドのいくつかの種類は、基本的に自分より強い同類よりも上位に来ることもある。デヴィルの地位は、下位の地位にいる他のデヴィル全てに命令を下せることを即座に意味しないが、フィーンドが仲間に便宜を図ろうとしたり、影響力を及ぼすことは含む。 下に示されているものは、デヴィルの種類を、悪意に満ちた君主であるピット・フィーンドから不恰好で下賎なレムレーまで順に並べたものである。 地獄のヒエラルヒー 絶対的に弱いデヴィルから地獄の君主まで、ここに列挙したのは、地獄の領域で非常によく知られている住人の最も基本的なヒエラルヒーである。 最下級デヴィル:インプ、レムレー 下級デヴィル:ビアデッド・デヴィル(バルバズゥ)、エリニュス、バーブド・デヴィル(ハマトゥラ)、ボーン・デヴィル(オシュルス) 上級デヴィル:ホーンド・デヴィル(コルヌゴン)、アイス・デヴィル(ゲルゴン)、ピット・フィーンド デヴィル:アイス・デヴィル Devil, Ice 1対の凍りつくような複眼で、このそびえ立つ昆虫のような怪物は、前に立つもの全てを冷たく値踏みしている。 アイス・デヴィル(ゲルゴン)脅威度13 Ice Devil (Gelugon) 経験点25600 LE/大型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +9;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す;〈知覚〉+27 オーラ [恐怖](10フィート、DC22) 防御 AC 32、接触14、立ちすくみ27(+18外皮、-1サイズ、+5【敏】) hp 161(14d10+84);再生5(善属性の武器、[善]の呪文) 頑健 +15、反応 +14、意志 +12 DR 10/善;完全耐性 [火]、[冷気]、毒;抵抗 [酸]10;SR 24 攻撃 移動速度 40フィート、飛行60フィート(良好) 近接 +1フロスト・スピア=+21/+16/+11(2d6+10/×3、加えて1d6[冷気]、加えて“減速化”)、噛みつき=+14(2d6+6)、尾=+14(3d6+3、加えて“減速化”) 接敵面 10フィート;間合い 10フィート 擬似呪文能力 (術者レベル13) 常時:フライ 回数無制限:アイス・ストーム、ウォール・オヴ・アイス(DC19)、コーン・オヴ・コールド(DC20)、グレーター・テレポート(自身に加えて合計50ポンドまでの物体のみ)、パーシステント・イメージ(DC20) 1回/日:招来(4レベル、2体のボーン・デヴィル[50%]) 一般データ 【筋】23、【敏】21、【耐】22、【知】25、【判】22、【魅】20 基本攻撃 +14;CMB +21;CMD 36 特技 《イニシアチブ強化》、《鋭敏感覚》、《強打》、《薙ぎ払い》、《鋼の意志》、《武器熟練:スピア》、《迎え討ち》 技能 〈威圧〉+19、〈隠密〉+18、〈軽業〉+22、〈交渉〉+22、〈呪文学〉+21、〈真意看破〉+27、〈生存〉+23、〈知覚〉+27、〈知識:次元界〉+24、〈知識:その他、何か3つ〉+21、〈はったり〉+22、〈飛行〉+13 言語 共通語、地獄語、天上語、竜語; テレパシー 100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、小戦隊(2~3)、議会(4~10)、使節団(アイス・デヴィル1~3、ホーンド・デヴィル2~6、およびボーン・デヴィル1~4) 宝物 標準(+1フロスト・スピア、その他の宝物) 特殊能力 減速化(超常)/Slow アイス・デヴィルの尾またはスピアの命中を受けると、しびれるような冷気を受ける。相手はDC23の頑健セーヴに成功しなければ、1d6ラウンドの間スロー呪文と同様の効果を受ける。この効果はデヴィルがその武器を使っている場合に起きるものであり、スピア自体に特殊能力があるわけではない。セーヴDCは【耐久力】修正値に基づいて算出されている。 アイス・デヴィル――デヴィルの階級の中ではゲルゴンとして知られている――は全て、その胸の中に定命の者から盗んできた、凍りついた魂が収めてあり、それによって全ての感情から解き放たれて決定をすることができるといわれている。アイス・デヴィルは地獄界の第7階層コキュートスの氷の階層で生まれるが、ほとんどは第八階層カニアに移住し、凍てつく鋼の宮廷で世界を地獄の物とする陰謀を練る。彼らは全てのデヴィルの中で、おそらく最も異質で怪物的な外見を有するが、彼らよりも大きな敬意を持って遇される種はわずかしかいない。 戦闘に際して、ゲルゴンは部下に敵と近接戦闘を行わせ、自らは後方にとどまって敵の戦術、力、弱点を見極める。アイス・デヴィルは、常に部下をその呪文の効果範囲に巻き込まないよう注意しながら、擬似呪文能力で支援を行う。これは友情によるものではなく、友軍の砲火にさらされない方が、味方は長い間戦場で生き延びることができるという冷たく論理的な真実のためである。 ゲルゴンは身の丈12フィート、体重はおよそ700ポンド。 デヴィル:インプ Devil, Imp 悪魔めいた翼と、サソリに似た鞭のような尾が、この赤い肌をした小さな厄介者の背後で激しく蠢いている。 インプ 脅威度2 Imp 経験点600 LE/超小型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +3;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す、ディテクト・グッド、ディテクト・マジック;〈知覚〉+7 防御 AC 17、接触16、立ちすくみ13(+1回避、+1外皮、+2サイズ、+3【敏】) hp 16(3d10);高速治癒2 頑健 +1、反応 +6、意志 +4 DR 5/善または銀;完全耐性 [火]、毒;抵抗 [酸]10、[冷気]10 攻撃 移動速度 20フィート、飛行50フィート(完璧) 近接 針=+8(1d4、加えて“毒”) 接敵面 2・1/2フィート;間合い 0フィート 擬似呪文能力 (術者レベル6) 常時:ディテクト・グッド、ディテクト・マジック 回数無制限:インヴィジビリティ(自身のみ) 1回/日:オーギュリイ、サジェスチョン(DC15) 1回/週:コミューン(質問6つ、術者レベル12) 一般データ 【筋】10、【敏】17、【耐】10、【知】13、【判】12、【魅】14 基本攻撃 +3;CMB +1;CMD 15 特技 《回避》、《武器の妙技》 技能 〈軽業〉+9、〈呪文学〉+7、〈知覚〉+7、〈知識:次元界〉+7、〈知識:神秘学〉+7、〈はったり〉+8、〈飛行〉+21 言語 共通語、地獄語 その他の特殊能力 変身(ボア、ジャイアント・スパイダー、ラット、レイヴンのいずれか、ビースト・シェイプI) 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、2体、編隊(3~10) 宝物 標準 特殊能力 毒(変則)/Poison 針・致傷型;セーヴ 頑健・DC13;頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);効果 1d2【敏】;治癒 1回のセーヴ成功。このセーヴDCは【耐久力】に基づいており、+2の種族ボーナスを含んでいる。 地獄の底から直接生まれ出でたインプは真のデヴィルの中では最下級の者である。しかしながら、この有害で人の心を巧みに操るフィーンドは、定命の者の魂を堕落させる上で重要な役割を果たしている。悪魔の軍隊の隊列と義務から解き放たれたインプは、物質界に行く機会ならいかなる物でも大喜びで捉え、定命の者をさらに大いに堕落させるような行いへと巧妙に導く。術者に使い魔として喜んで仕え、忠実な従者の役割を演じながら、主人にしばしば狡猾な助言と地獄の識見を与える。しかしながら、実際にはインプは魂を地獄に送るために働いており、その主人の魂は――可能な限り多くの関係者の魂と共に――死後地獄へ堕ちる。 インプの外見は非常に多様で、獣のような特徴を持つ者からグロテスクな体型の者までさまざまである。しかしほとんどは丸みを帯びた特徴を有する赤い肌で有翼の人型をしている。このような典型的なインプは身の丈たった2フィートで、翼長3フィート、体重10ポンド。 インプの1,000のうち1体は50フィート以内にいるクリーチャーとテレパシーで交信する能力と、ビースト・シェイプII呪文と同様に小型または超小型サイズの動物に姿を変える能力を有する。このようなインプの領事は強大なデヴィルに重用され、自らのお気に入りの部下に仕えるためか、あるいは偉大な運命を担う定命の者を堕落させるために送り出される。インプの領事は8レベル以上の術者なら《上級使い魔》特技で召喚できる。悪魔学者たちは同様に特殊な能力を持つインプの品種のことを語るが、そのようなクリーチャーが仮に実在するとしても、非常に稀なものである。 ほとんどのデヴィルとは違い、インプはしばしば物質界で単独で自由行動をする。特に使い魔として召喚され、主人が死んだ場合(多くの場合間接的にはインプ自身の陰謀のため)には。主の秘術の絆から解き放たれ、故郷に帰る術のないこのようなインプは、危険な害悪と化したり、さらにはゴブリンやコボルドのような野蛮な人型生物の小部族の指導者になったりする。 デヴィル:エリニュス Devil, Erinyes 何らかの災厄が、この天使のような戦士に降りかかっている。無慈悲な瞳で目標を探しながら、黒く染まった翼が空を切り裂く。 エリニュス 脅威度8 Erinyes 経験点4,800 LE/中型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +6;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す、トゥルー・シーイング;〈知覚〉+16 防御 AC 23、接触17、立ちすくみ16(+1回避、+6外皮、+6【敏】) hp 94(9d10+45) 頑健 +11、反応 +12、意志 +7 DR 5/善;完全耐性 [火]、毒;抵抗 [酸]10、[冷気]10;SR19 攻撃 移動速度 30フィート、飛行50フィート(良好) 近接 +1ロングソード=+15/+10(1d8+8/19~20) 遠隔 +1フレイミング・コンポジット・ロングボウ=+14/+14/+9(1d8+6/×3、加えて1d6[火])またはロープ=+15接触(“絡みつき”) 擬似呪文能力 (術者レベル12) 常時:トゥルー・シーイング 回数無制限:アンホーリィ・ブライト(DC19)、マイナー・イメージ(DC17)、グレーター・テレポート(自身に加えて合計50ポンドまでの物体のみ)、フィアー(1つの目標、DC19) 1回/日:招来(3レベル、2体のビアデッド・デヴィル[50%]) 一般データ 【筋】20、【敏】23、【耐】21、【知】14、【判】18、【魅】21 基本攻撃 +9;CMB +14;CMD 31 特技 《回避》(B)、《機動射撃》、《強行突破》(B)、《近距離射撃》、《精密射撃》、《速射》、《迎え討ち》 技能 〈威圧〉+17、〈隠密〉+15、〈軽業〉+18、〈交渉〉+14、〈真意看破〉+10、〈脱出術〉+12、〈知覚〉+16、〈知識:次元界〉+8、〈知識:宗教〉+8、〈はったり〉+17、〈飛行〉+19 言語 共通語、地獄語、天上語、竜語; テレパシー 100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、3体 宝物 ×3(+1ロングソード、+1フレイミング・コンポジット・ロングボウ[+5【筋】ボーナス]、ロープ) 特殊能力 絡みつき(超常)/Entangle エリニュスはそれぞれ50フィートほどの長さのロープを携帯しており、どんなサイズの敵に対しても、アニメイト・ロープ呪文(術者レベル16、DC20)と同様に絡みつく。エリニュスはこのロープを射程ペナルティ無しで30フィート先まで投げることができる。エリニュスのロープはそれを作成したエリニュスだけが機能させることができる。セーヴDCは【敏捷力】修正値に基づいて算出されている。 エリニュスと呼ばれるデヴィルは、フォールン、アッシュ・ウィング、フューリーなど、多くの名前で知られており、敵であるエンジェルの姿を真似て嘲り、復讐と血腥い裁きを行っている。エリニュスは判事ではなく処刑人であり、戦場に飛び込む機会――それが地獄を防衛するためであれ、主人の悪魔の気まぐれによるものであれ、いずれは裏切ることになる定命の者による召喚に不承不承応える時であれ――を待ちながら、地獄界の第2階層ディスの刃のついたひさしの上に止まっている。エリニュスは全て自身の髪の毛で恐るべき生きているロープを編み、戦いの際敵を空中に吊り上げるのに使用し、犠牲者を高々度から落下させる前に、その罪を宣告し嘲笑う。 エリニュスは美しい闇の天使のような外見をしており、意図的に打撲傷や切傷をつけて官能性を増している。しかし、その美しさにもかかわらず、エリニュスは誘惑者ではない。そのような細かい感情を操るために必要な繊細さと忍耐力が欠けている。そのかわり、迅速かつ徹底的な暴力によって問題を解決することを非常に好む。エリニュスはしばしば、敵を殺害しようとする前に、単に犠牲者の苦しみを引き出すことができるがゆえに、その手を止める。死は通常エリニュスのそれほど優しいとはいえない歓迎から逃れる唯一の方法である。そしてこのデヴィルの最強の者は、敵の苦しみを長引かせるため、無防備な状態で生き延びさせることに熟練している。多くの者は魔法を使ってでも犠牲者を生かしておく。噂によると、最も強力なエリニュスは、対象がその歓待によって死亡した後ですら苦しめ続ける技術を持っているという。 ほとんどのエリニュスは身の丈6フィート足らず、体重およそ140ポンド。黒い羽毛の生えた翼は幅10フィート。 デヴィル:バーブド・デヴィル Devil, Barbed 鞭のような尾の先端から、ギザギザが特徴の牙が一杯生えた顔まで、この怒りに燃える目をした番兵には棘が密生している。 バーブド・デヴィル(ハマトゥラ)脅威度11 Barbed Devil (Hamatula) 経験点12,800 LE/中型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +6;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す;〈知覚〉+21 防御 AC 26、接触16、立ちすくみ20(+10外皮、+6【敏】) hp 138(12d10+72) 頑健 +14、反応 +14、意志 +8 防御能力 棘による防御;DR 10/善;完全耐性 [火]、毒; 抵抗 [酸] 10、[冷気] 10; SR 22 攻撃 移動速度 30フィート 近接 爪(×2)=+18(2d8+6/19~20、加えて[恐怖]および“つかみ”) 特殊攻撃 [恐怖]、串刺し3d8+9 擬似呪文能力 (術者レベル12) 回数無制限:メジャー・イメージ(DC17)、スコーチング・レイ(光線は2本のみ)、グレーター・テレポート(自身と50ポンドの物体のみ)、パイロテクニクス(DC16)、プロデュース・フレイム、ホールド・パースン(DC17) 1回/日:アンホーリィ・ブライト(DC18)、オーダーズ・ラス(DC18)、招来(4レベル、1体のバーブド・デヴィル[35%]) 一般データ 【筋】23、【敏】23、【耐】22、【知】12、【判】15、【魅】18 基本攻撃 +12;CMB +18(組みつき+22);CMD 34 特技 《鋭敏感覚》、《強打》、《クリティカル強化:爪》、《薙ぎ払い》、《鋼の意志》、《迎え討ち》 技能 〈威圧〉+19、〈隠密〉+13、〈軽業〉+15、〈交渉〉+13、〈呪文学〉+12、〈真意看破〉+21、〈生存〉+14、〈知覚〉+21、〈知識:次元界〉+16 言語 共通語、地獄語、天上語、竜語; テレパシー 100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、2体、小戦隊(3~5)、戦隊(6~11) 宝物 標準 特殊能力 棘による防御(超常)/Barbed Defense 近接武器、素手打撃、または肉体武器でハマトゥラに命中を与えたクリーチャーは、デヴィルの棘により1d8+6ポイントの刺突ダメージを受ける。間合いの長い近接武器を使用している場合、このダメージを受ける危険はない。 [恐怖](超常)/Fear バーブド・デヴィルの爪でダメージを受けた全てのクリーチャーは、その[恐怖]攻撃の効果を受ける。この効果に抵抗するためにDC20の意志セーヴを行い、失敗すると1d4ラウンドの間、恐れ状態になる。これは[精神作用]効果である。セーヴDCは【魅力】修正値に基づいて算出されている。 串刺し(変則)/Impale バーブド・デヴィルは、つかんでいる1体の敵に対して、組みつき判定を1回成功させるごとに3d8+9ポイントの刺突ダメージを与える。 つかみ(変則)/Grab バーブド・デヴィルは、中型サイズまでの敵に対して、つかみ攻撃を行うことができる。 地獄界の宝物庫の番人、暗黒の魂の看守、悪魔の軍勢の生きた兵器であるバーブド・デヴィル――悪魔学者にはハマトゥラとして知られている――は、地獄に堕ちた者の弾劾を執行し、偉大なるデヴィルの非道な職務の安全を守る。ハマトゥラは自らの棘を伝う暖かい血の感触を楽しみ、戦う機会が訪れた際には好んで近接戦闘に飛び込む。 ハマトゥラは収集家にして整理魔であり、しばしば地獄の宝物庫から誘惑用の宝物を持ってきたり、失われた富の在り処を知っているため、強欲な召喚者に最も好まれる仲間である。彼ら自身の好きなようにさせておくと、このデヴィルのねぐらにはしばしば捻じ曲がった昆虫標本のように、血まみれの壁に串刺しとなった過去の犠牲者が記念品として飾られている。ほとんどのバーブド・デヴィルは身の丈7フィート、体重300ポンドだが、その筋肉の乏しい身体は、剃刀のような身体から突き出る棘が常に伸び続け生え変わり続けているため、ずっと大きく見える。 デヴィル:ビアデッド・デヴィル Devil, Bearded この怒り狂うデヴィルは危険な鋸歯のグレイヴを素早く振るう。歯をむき出した口の下にはぞっとするような顎鬚がピクピクと蠢いている。 ビアデッド・デヴィル(バルバズゥ)CR5 Bearded Devil (Barbazu) XP 1,600 秩序にして悪/中型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +6;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す;〈知覚〉+10 防御 AC 19、接触12、立ちすくみ17(+7外皮、+2【敏】) HP 57(6d10+24) 頑健 +9、反応 +7、意志 +3 ダメージ減少 5/善または銀;完全耐性 [火炎]、毒;抵抗 [強酸]10、[氷雪]10;SR 16 攻撃 移動速度 40フィート 近接 グレイヴ=+11/+6近接(1d10+6、加えて“地獄の流血”)または爪(×2)=+10近接(1d6+4) 接敵面 5フィート;間合い 5フィート(グレイヴは10フィート) 特殊攻撃 あご鬚 擬似呪文能力 (術者レベル12) 回数無制限―グレーター・テレポート(自身と50ポンドの物体のみ) 1回/日―招来(3レベル、1体のビアデッド・デヴィルまたは6体のレムレー[50%]) 一般データ 【筋】19、【敏】15、【耐】19、【知】6、【判】12、【魅】10 基本攻撃 +6;CMB +10;CMD 22 特技 《イニシアチブ強化》、《強打》、《武器熟練:グレイヴ》 技能 〈威圧〉+7、〈隠密〉+11、〈真意看破〉+6、〈知覚〉+10、〈登攀〉+13 言語 共通語、地獄語、天上語、竜語;テレパシー 100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、2体、戦隊(3~10)、部隊(10~40) 宝物 標準(グレイヴ、その他の宝物) 特殊能力 あご髭(変則)/Beard ビアデッド・デヴィルが1体の敵に対して両方の爪攻撃を命中させた場合、その目標にとがった不潔なあご鬚が打ちつけられる。犠牲者は1d8+2ポイントのダメージを受け、DC17の頑健セーヴを行わなければならない。失敗した場合、“悪魔風邪”に感染してしまう。セーヴDCは【耐久力】修正値に基づいて算出されている。病気―致傷型;セーヴ 頑健・DC17;潜伏期間 1d4日;頻度 1回/日;効果 1d4【筋】;治癒 連続3回のセーヴ成功。 地獄の流血(超常)/Infernal Wound ビアデッド・デヴィルが自身のグレイヴを用いて与えたダメージは、2ポイントの出血ダメージを与えるふさがらない傷を与える。地獄の流血による出血は、特に止めることが難しい。DC17の〈治療〉判定に成功すればこのダメージを止めることができる。地獄の流血を受けているクリーチャーに(治癒)呪文をかけようと試みるにはDC16の術者レベル判定を行わなければならず、失敗すると呪文は効果を生じない。成功すれば治癒呪文は通常通り効果をあらわし、犠牲者の出血は止まる。ビアデッド・デヴィルの地獄の流血はデヴィルの持つ超常能力であり、武器によるものではない。 地獄の軍団のエリート兵であるビアデッド・デヴィル、あるいはバルバズゥは、地獄の君主の名の下に野蛮に戦い、精神のない亡者の軍団を戦場に向けて号令をかける。彼らは地獄の第3階層エレバスの宝物庫の間に集まり、地獄で鍛えられたグレイヴの訓練を行うが、第1階層アヴェルヌスに戻り恐ろしい君主であるバルバトスの傍らで仕えなければならない。 バルバズゥはグレイヴを用いて突撃攻撃を行うのを好み、その大切な長柄武器が大きな効果をあらわすことができるように、自身と敵との間に10フィートの距離をとり続けようとする。自身より広い間合いを持つ敵(あるいは他の方法でこのデヴィルの好む戦術を無効化できる敵)に対しては、グレイヴを捨てて、爪とぞっとするあご髭を使う。 意識して直立した場合ビアデッド・デヴィルは身の丈6フィート(前かがみになった戦いの構えのため、しばしば実際よりも低く見られるが)、体重は200ポンド余り。 デヴィル:ピット・フィーンド Devil, Pit Fiend 1対の巨大な火と燃える翼と、怒りを燻らせた琥珀のような目が、この見上げるようなデヴィルを真に恐ろしげなものにしている。 ピット・フィーンド CR20 Pit Fiend XP 307,200 秩序にして悪/大型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +13;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す;〈知覚〉+33 オーラ [恐怖](20フィート、DC23) 防御 AC 38、接触18、立ちすくみ29(+20外皮、-1サイズ、+9【敏】) HP 350(20d10+240);再生5(善属性の武器、[善]の呪文) 頑健 +24、反応 +21、意志 +18 ダメージ減少 15/善および銀;完全耐性 [火炎]、毒;抵抗 [強酸]10、[氷雪]10;呪文抵抗 31 攻撃 移動速度 40フィート、飛行60フィート(標準) 近接 爪(×2)=+32(2d8+13)、翼(×2)=+30(2d6+6)、噛みつき=+32(4d6+13、加えて“毒”および“病気”)、尾の打撃=+30(2d8+6、加えて“つかみ”) 接敵面 10フィート;間合い 10フィート 特殊攻撃 悪魔合体、締めつけ2d8+19 擬似呪文能力 (術者レベル18) 回数無制限―アンホーリィ・オーラ(DC26)、インヴィジビリティ、ウォール・オヴ・ファイアー(DC22)、クリエイト・アンデッド、グレーター・スクライング(DC25)、スコーチング・レイ、グレーター・ディスペル・マジック、グレーター・テレポート(自身に加えて50ポンドまでの物体のみ)、トラップ・ザ・ソウル(DC26)、パーシステント・イメージ(DC23)、パワー・ワード・スタン、ファイアーボール(DC21)、ブラスフェミイ(DC25)、マス・ホールド・モンスター(DC27)、マジック・サークル・アゲンスト・グッド 3回/日―呪文高速化ファイアーボール(DC21) 1回/日―招来(9レベル、1体の脅威度19以下のデヴィルいずれか[100%])、メテオ・スウォーム 1回/年―ウィッシュ 一般データ 【筋】37、【敏】29、【耐】35、【知】26、【判】30、【魅】26 基本攻撃 +20;CMB +34(組みつき+38);CMD 53 特技 《イニシアチブ強化》、《擬似呪文能力高速化:ファイアーボール》、《強打》、《渾身の一打》、《渾身の一打強化》、《薙ぎ払い》、《薙ぎ払い強化》、《鋼の意志》、《鋼の意志強化》、《複数回攻撃》 技能 〈威圧〉+31、〈隠密〉+28、〈鑑定〉+17、〈交渉〉+31、〈呪文学〉+31、〈真意看破〉+33、〈生存〉+22、〈知覚〉+33、〈知識:次元界〉+31、〈知識:宗教〉+31、〈知識:神秘学〉+28、〈はったり〉+31、〈飛行〉+30、〈変装〉+27、〈魔法装置使用〉+28 言語 共通語、地獄語、天上語、竜語;テレパシー100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、2体、議会(3~9) 宝物 ×2 特殊能力 悪魔合体(超常)/Devil Shaping 1日に3回、ピット・フィーンドは1分間かけて近くにいるレムレーを他の下級デヴィルに変身させる事ができる。ピット・フィーンドが有する1ヒット・ダイスごとに1体のレムレーを、また、効果を受けるレムレーの数に等しいヒット・ダイス数の下級デヴィルに変身させる事ができる。例えば、典型的な20ヒット・ダイスのピット・フィーンドは、20体のレムレーを、2体のボーン・デヴィル(10ヒット・ダイス)または3体のビアデッド・デヴィル(6ヒット・ダイス、レムレー2体は変化しないまま)、あるいは他の下級デヴィルのいかなる組み合わせにも変身させる事ができる。変身させられるレムレーは、ピット・フィーンドから50フィート以内にいなければならず、変身が始まったら静止し、移動することはできない。1分間が経過すると、レムレーは新しい下級デヴィルの姿になり、ピット・フィーンドの命令に従うことができる。技術的には20体のレムレーを新しいピット・フィーンドにすることができるが、この方法で作り出したデヴィルを特別に制御することができないため、ほとんどの者はそれを躊躇する。 病気(超常)/Disease 悪魔風邪:噛みつき―致傷型;セーヴ 頑健・DC32;潜伏期間 即座 ;頻度 1回/日;効果 1d4 【筋】 ダメージ ;治癒 3回連続セーヴ。このDCは【耐久力】に基づいている。 毒(変則)/Poison 噛みつき―致傷型;セーヴ 頑健・DC32;頻度 1回/ラウンド(10ラウンド間);効果 1d6【耐】ダメージ;治癒 3回連続のセーヴ成功。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。 悪魔の領域の支配者、地獄の軍団の将軍、アークデヴィルの助言者であるピット・フィーンドは、畏怖の念を起こさせるようなデヴィル族の恐るべき頂点である。この悪魔の暴君は、物理的に打ち負かせないほど頑強かつ天才的な悪の知性を有し、アークデヴィルに仕えたり、広大な地獄の領地を治めたり、定命の者の世界を征服する際に、大きな裁量権を持つ。巨大な骨格に支えられた分厚い筋肉と、獣的な容貌によって、地獄界で最も陰険な精神を覆い隠している。ピット・フィーンドは、アークデヴィルや公爵たちのみによって、コルヌゴンやゲルゴンの階級から引き立てられ、地獄界の最も深みにある第九階層ネッソスで生まれる。多くの者が地獄の軍団に号令を下すため、より浅い階層や地獄界の外に赴くが、ネッソスに留まる者の多くは地獄界の宮廷や暗黒の議会で謎めいた目的に奉仕する。ピット・フィーンドは常に身の丈14フィート以上、翼長は20フィートを超え、体重1,000ポンド以上。 ピット・フィーンドは火の支配者であり、炎に包まれた土地を好む。このため地獄界において彼らの燃え上がる城砦神殿のほとんどは、アヴェルヌス、ディス、マーレボルジュ、ネッソス、プレゲトンの階層に設けられている。悪魔の優越性を狂信し、鉄の忠誠心を持つピット・フィーンドは、その性向に任せておくと、最も堕落したレムレーを真の部下に変身させるために地獄の底をうろつき回り、強力な軍隊を作り上げる。完全な軍団を築き上げたと確信したら、隙のある擬似次元界や定命の者の世界に注意を向け、地獄による支配と征服の栄光のためそれらを観察する。彼ら自身のヒエラルヒーに忠実ではあるが、部下の服従も厳格に要求する。そして自分の仕えている主が法に従わないと分かれば、そのような不適格な君主を追放する義務がある。このように、上司としても部下としても、ピット・フィーンドは地獄界の無慈悲な法を体現する者であり、最強のデヴィル族だけが繁栄する(べきである)と確信している。 最も強力な定命の術者のみがピット・フィーンドを召喚することが可能であり、またそれを望む。召喚に対するこの悪魔の反応は、自発的かつ迅速であり、通常はイモータルである自らの時間を無駄にさせるつまらない者に対して圧倒的な怒りをあらわす。デヴィルの燃え上がる怒りをしのぐことができなかった者は殺され、その魂は大体はピット・フィーンドが地獄へ持ち帰る。このグレーター・デヴィルをなんとか支配することに成功した者は、彼らの興味を惹いてしまう。ピット・フィーンドは何百年もの間、定命の主に忠実に仕えるが、その目的は常に同一であり、その定命の者の魂をさらに堕落させ、その地獄堕ちを確定させることである。その定命の者に避けられぬ死が訪れると、その魂を要求し、完全に堕落したレムレーの従者を生み出す準備を始める。ピット・フィーンドは自分たちが不死であると承知しており、不可能なほど忍耐強く抑制することができるほど知的である。このため、最年長のピット・フィーンドの軍団には、自分たちが悪魔の主人であると思い込んだ愚か者たちの顔を数知れないほど見ることができる。 地獄の公爵 最も強力なピット・フィーンドは、地獄界の政治と指導におけるエリートの地位をしめる権利を有する、地獄の公爵として知られる君主である。全ての地獄の公爵がピット・フィーンドなのではないが、大多数はそうである。一般的なルールとして、ピット・フィーンドの地獄の公爵は特定のキャラクター・レベルを数レベル持っているか、あるいはアドヴァンスト・テンプレートを適用しているか、いくつかの場合には通常とは違う擬似呪文能力や特殊能力を、通常のピット・フィーンドのそれの代わりに(あるいは加えて)有している。ここに挙げられているのは、ピット・フィーンドの地獄の公爵の独自の特殊能力の例である。しかし、これらの例は地獄の公爵が振るう奇妙な力の全てであるわけでは決してない。 死者の主(超常)/Deathmastery ピット・フィーンドの亡者の魂を操る力は通常の悪魔合体の力を超えている。ピット・フィーンドが人型生物を殺害した場合はいつでも、殺されたクリーチャーの魂をピット・フィーンドの支配下にあるゴーストに変える事ができる。ピット・フィーンドはこの方法で一度に【魅力】修正値に等しい数のゴーストを支配下におくことができる。 魔法の達人(超常)/Master of Magic ピット・フィーンドの地獄の公爵は追加の擬似呪文能力を有する(呪文レベルの合計が20までの1~4レベル呪文を回数無制限で、呪文レベルの合計が20までの5~8レベル呪文を1日3回)。 地獄の業火のブレス(超常)/Hellfire Breath ピット・フィーンドは1d4ラウンドに1回破壊的なブレス攻撃を行うことができる。このブレス攻撃は60フィートの円錐形で、フレイム・ストライクと同様に10d10ポイントの[火炎]ダメージと10d10ポイントの不浄ダメージを与える。DC(10+ピット・フィーンドの種族ヒット・ダイス+ピット・フィーンドの【魅力】修正値)の反応セーヴに成功すればダメージを半減できる。 デヴィル:ボーン・デヴィル Devil, Bone 死肉食いの昆虫と蠢く死体のもっともぞっとする特徴を混ぜ合わせた、この骸骨のようなデヴィルは心をかき乱すようなぐらついた足取りで動いている。 ボーン・デヴィル(オシュルス)脅威度9 Bone Devil (Osyluth) 経験点6,400 LE/大型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +9;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す;〈知覚〉+19 オーラ [恐怖]のオーラ(5フィート、DC19、1d6ラウンド) 防御 AC 25、接触14、立ちすくみ20(+11外皮、-1サイズ、+5【敏】) hp 105(10d10+50) 頑健 +12、反応 +12、意志 +7 DR 10/善;完全耐性 [火]、毒;抵抗 [酸]10、[冷気]10;SR 20 攻撃 移動速度 40フィート、飛行60フィート(良好) 近接 噛みつき=+14(1d8+5)、爪(×2)=+14(1d6+5)、針=+14(3d4+5、加えて“毒”) 接敵面 10フィート;間合い 10フィート 擬似呪文能力 (術者レベル12) 常時:フライ 回数無制限:メジャー・イメージ(DC17)、インヴィジビリティ(自身のみ)、ウォール・オヴ・アイス、ディメンジョナル・アンカー、グレーター・テレポート(自身に加えて50ポンドまでの物体のみ) 3回/日:呪文高速化インヴィジビリティ(自身のみ) 1回/日:招来(4レベル、1体のボーン・デヴィル[35%]) 一般データ 【筋】21、【敏】21、【耐】20、【知】16、【判】15、【魅】18 基本攻撃 +10;CMB +16;CMD 31 特技 《イニシアチブ強化》、《鋭敏感覚》、《擬似呪文能力高速化:インヴィジビリティ》、《鋼の意志》、《迎え討ち》 技能 〈威圧〉+17、〈隠密〉+14、〈交渉〉+17、〈呪文学〉+16、〈真意看破〉+19、〈知覚〉+19、〈知識:次元界〉+16、〈はったり〉+17、〈飛行〉+21 言語 共通語、地獄語、天上語、竜語; テレパシー 100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、2体、審問団(3~10) 宝物 標準 特殊能力 毒(変則)/Poison 針・致傷型;セーヴ 頑健・DC20;頻度 1回/ラウンド(6ラウンド);効果 1d3【筋】ダメージ;治癒 2回連続のセーヴ成功。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。 デヴィル類の審問官にして捜査官であるボーン・デヴィルは自分たちよりも弱い者――定命の者、魂、他のデヴィルも同様に――を喜んで拷問にかける。ボーン・デヴィル――オシュルスとしても知られる――は、地獄の第5階層ステュギアの、ステュクス河からあふれた水でできた沼地にはまった太古の異端者から生まれ、地獄の秩序とアークデヴィルの意志を執行する。強力なフィーンドはこのおそるべき嗜虐者を、地獄の法と主の命令への揺るぎない献身のゆえに好み、オシュルスは熱心に他のデヴィル――立場の如何に関わらず――の非違を報告し、精神を病んだ芸術家のように拷問術に傾倒する。ボーン・デヴィルは数多くの地獄の秘密を自らの白亜の拷問部屋に集めているため、悪魔学者は大きな危険を払って彼らと取引する。このデヴィルは特に喜んで物質界に赴く。彼らの冷酷な才能と悪の術者への奉仕により非常に有意義な情報を得ることができるからである。彼らは自らの主である悪魔に報告するまで何世紀分もの完全な記憶を保っている。 戦いに際して、オシュルスは敵を混乱させるため、攻撃するたびに高速化インヴィジビリティを用いる。オシュルスの多くはねじくれた不気味な骨製の武器を携帯するが、これらの道具は実際の戦闘よりは拷問と威圧のためのものである。 オシュルスは下級デヴィルより背が高く、身の丈9フィート。しかしその尾と恐ろしげだが無益な翼のため、ずっと大きく見える。体重は400ポンド余り。 デヴィル:ホーンド・デヴィル Devil, Horned 恐ろしい棘が密生し、危険な角を頭に頂く、このいやな目をした翼ある恐怖は、唸りを上げる棘の生えた鎖を振るう。 ホーンド・デヴィル(コルヌゴン)脅威度16 Horned Devil (Cornugon) 経験点76,800 LE/大型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +8;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す;〈知覚〉+24 オーラ [恐怖]のオーラ(5フィート、DC23) 防御 AC 35、接触17、立ちすくみ27(+18外皮、-1サイズ、+8【敏】) hp 217(15d10+135);再生5(善属性の武器、[善]の呪文) 頑健 +18、反応 +17、意志 +13 DR 10/善および銀;完全耐性 [火]、毒;抵抗 [酸]10、[冷気]10;SR 27 攻撃 移動速度 30フィート、飛行50フィート(標準) 近接 +1アンホーリィ・スパイクト・チェイン=+26/+21/+16(2d6+11、加えて“朦朧化”)、噛みつき=+22(2d8+5)、尾=+22(2d6+5、加えて“地獄の流血”)または爪(×2)=+24(2d6+10)、噛みつき=+24(2d8+10)、尾=+22(2d6+5、加えて“地獄の流血”) 接敵面 10フィート;間合い 10フィート 擬似呪文能力 (術者レベル16) 回数無制限:ディスペル・グッド(DC21)、ディスペル・ケイオス(DC21)、グレーター・テレポート(自身に加えて50ポンドまでの物体のみ)、パーシステント・イメージ(DC21)、マジック・サークル・アゲンスト・グッド 3回/日:ファイアーボール(DC19)、ライトニング・ボルト(DC19) 1回/日:招来(6レベル、3体のバーブド・デヴィル[35%]) 一般データ 【筋】31、【敏】27、【耐】28、【知】14、【判】22、【魅】23 基本攻撃 +15;CMB +26;CMD 44 特技 《強打》、《渾身の一打》、《渾身の一打強化》、《突き飛ばし強化》、《鋼の意志》、《武器熟練:スパイクト・チェイン》、《武器破壊強化》、《複数回攻撃》 技能 〈威圧〉+24、〈隠密〉+22、〈交渉〉+21、〈呪文学〉+20、〈真意看破〉+21、〈知覚〉+24、〈知識:次元界〉+20、〈はったり〉+24、〈飛行〉+15 言語 共通語、地獄語、天上語、竜語; テレパシー 100フィート 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、2体、旅団(3~10) 宝物 標準(+1アンホーリィ・スパイクト・チェイン、その他の宝物) 特殊能力 地獄の流血(超常)/Infernal Wound ホーンド・デヴィルが自身の尾を用いて与えたダメージは、2d6ポイントの出血ダメージを与えるふさがらない傷を与える。このようにして起きた出血は、特に止めることが難しい。DC26の〈治療〉判定に成功すればこのダメージを止めることができる。地獄の流血を受けているクリーチャーを治癒呪文をかけようと試みるにはDC26の術者レベル判定を行わなければならず、失敗すると呪文は効果を生じない。成功すれば治癒呪文は通常通り効果をあらわし、犠牲者の出血は止まる。 朦朧化(超常)/Stun ホーンド・デヴィルのスパイクト・チェインの命中を受けると、相手はDC27の頑健セーヴに成功しなければ、1d4ラウンドの間朦朧状態になる。この特殊能力はホーンド・デヴィルの持つ能力であり、スパイクト・チェインによるものではない。セーヴDCは【筋力】修正値に基づいて算出されている。 アークデヴィルの兵士の中で最も危険で、下級フィーンドの指揮官になることもあるホーンド・デヴィルは地獄の支配を踏み込んだ全ての場所に広める。この上級デヴィルは訓練され、鍛えられ、さらに鍛えられて、多次元宇宙の中で最も危険で無慈悲で忠実な兵士となった。隊列にあるホーンド・デヴィルはコルヌゴンとよばれるが、この仲間で最も強大な者はマールブランシュとして知られている。 典型的なホーンド・デヴィルはがっしりとしていて身の丈9フィート、翼長14フィート、体重700ポンド。 デヴィル:レムレー Devil, Lemure 沸き立つ波となって肉塊が押し寄せてくる。押し寄せてくる太ったモノは中途半端に形になった手足と汁を垂らす腫瘍のような顔をのたくらせている。 レムレー 脅威度1 Lemure 経験点400 LE/中型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、デヴィル) イニシアチブ +0;感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す;〈知覚〉+0 防御 AC 14、接触10、立ちすくみ14(+4外皮) hp 13(2d10+2) 頑健 +4、反応 +3、意志 +0 DR 5/善または銀;完全耐性 [火]、[精神作用]効果、毒;抵抗 [酸]10、[冷気]10 攻撃 移動速度 20フィート 近接 爪(×2)=+2(1d4) 一般データ 【筋】11、【敏】10、【耐】12、【知】―、【判】11、【魅】5 基本攻撃 +2;CMB +2;CMD 12 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル) 編成 単体、2体、徒党(3~5)、群れ(6~17)、大軍(または10~40以上) 宝物 なし デヴィル類の中で最下等のレムレーは、地獄に堕ちた魂の隊列から押し寄せてくる、震える肉の形のない塊である。レムレーは潜在意識の中に残っている記憶のことや本能的なことをしゃベっており、通常その形態は拷問者や周りにいる苦しむ魂の姿を模倣したものである。レムレーはグロテスクで役立たずであり、その特徴からはかつて何者であったのかは分からない。多くの者は恐ろしげな容貌を何重にも重ねたものであり、あるいは腫瘍のような肉塊が震え重なっているもの以外の何者でもない。彼らの節くれだった激しく動き回る四肢は、本来の用途に用いられるだけでなく、近づきすぎた悪魔以外の生命体を破壊することに用いられる。動いているレムレーは典型的には身の丈4フィート以上、体重200ポンド余りの姿に凝固する。しかしながら休息時には、このぞっとするようなフィーンドは多くの場合、溶けた肉と奇形的な容貌の固まり以上のものにはほとんど見えなくなる。 存在する中で最も胸が悪くなるようなクリーチャーではあるが、レムレーは地獄界の捻じ曲がった生態系の中で重要な役割を果たしている。定命の生涯の終わりにクリーチャーの魂が地獄に堕ちた場合、それが悪魔の力を崇めていたにせよ、他の神性への信仰から零れ落ちたものにせよ、地獄の第一階層アヴェルヌスの平野に満ちた苦しむ魂の集団に加わる。ここで魂の苦しみが始まり、地獄界のより深い階層のいずれか――典型的には魂の犯した罪にふさわしい罰を与えるのに適した場所、あるいは単に奴隷を必要としているデヴィルの領域――に向けての長い苦痛に満ちた旅に備え、似通った精神のものをまとめて下級悪魔に整列させられる。彼らの堕ちた地獄の領域に到着すると、魂はデヴィルやほかのフィーンド、さらには地獄界自体の危険な策謀によって口にはできないような苦痛の時を迎える。かつて定命の者だったものの本質が徐々に狂っていくにつれ、その生涯を忘れていき、獣的なものとなっていき、ついには恐怖と憎悪しか持たない人形とほとんど変わらないようなものになる。このような存在となって何年もたつと、地獄界の残酷な作用により魂は完全に打ち負かされ、あるいは最も背徳的な精神の場合は、デヴィルの材料である思考能力のない不浄な魔の肉塊、レムレーへと再構成される。このようなぞっとするような存在を集めて大群衆とし、波のようにざわめく腐肉の群れは無数に増えていく。上級デヴィルはこのフィーンドで最も腐敗したものに目をつけ、謎めいた責め苦や地獄界自体の力によって、真のデヴィルに姿を変えさせる。新しく生まれたものは、地獄の軍団に忠実に仕える。