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東京都立国立高等学校 概要 多摩地区で最高峰の高校です。一橋大学をはじめとする全国有数の文教地区に位置しており、美しい並木道で有名な大学通りに面しています。自由で極めて明るい校風であり、部活動や行事が非常に盛んです。文化祭の「国高祭」は日本で最も質の高い文化祭として全国に知られています。部活動加入率は120%を超え、野球部は甲子園への出場経験もあります。進学指導重点校として、大学受験指導も熱心におこなわれており、長期休業中には予備校に引けを取らない数多くの講習が開かれているほか、難関大在学の卒業生によるサポートティーチャー制度や、希望者による勉強合宿などがおこなわれています。 偏差値 駿台模試 男子:62 女子:62 ※都立トップ校判定は駿台模試を受けてください 実力相応校 慶應義塾・早稲田高等学院・海城・桐朋・豊島岡女子・青山学院 安全校 巣鴨・立教新座・国学院久我山・本郷・城北・中央大附属 ■日本一の文化祭で有名な文武両道の名門校 甲子園に出場した際は全国で「国高フィーバー」が起き一躍全国区となった都立国立高校。国立高校といえば真っ先に思いつくのが文化祭の国高祭です。ある有名予備校講師が授業中に絶賛し、文化祭専門家が日本一の文化祭と断言するほど有名な文化祭です。遠方からわざわざ見に来る人も多く、国高祭を見て国立高校に憧れる中学生も少なくありません。国高祭が有名な理由として、装飾のレベルが高校生離れしていることと、高3生のおこなう演劇の完成度の高さが挙げられます。百聞は一見にしかず。ぜひ足を運んでみることを勧めます。 ほかの国立高校で有名な行事に「第九演奏会」があります。2~3年生の音楽選択者と有志が集まり、プロのオーケストラと共にベートーベンの交響曲第9番を演奏し、ドイツ語で合唱するというものです。その様子はまさに圧巻。生涯で一度しか体験できないであろう貴重な体験です。 部活動も非常に盛んな国立高校。部活動加入率は兼部者も多いため120%を超えています。国立高校の部活動の盛んさを象徴するのが、部活動の数の充実です。たとえば、理科系の部活動であれば、物理部、化学部、地学部、生物部の全分野の部活動がそろっています。しかも、これらすべての部は部員が30名以上います。ほかにも、部員数100名の吹奏楽部、2014年全国大会に出場の少林寺拳法部、甲子園出場経験もある名門の野球部など、その活発さは圧巻です。 ■桐朋を抜き多摩地区最高峰の地位を盤石に 青色が東大、赤色が京大・国立医学部・東京工業大・一橋大の合格者数。 エネルギッシュな国高生の大学受験をサポートするため、進学指導重点校として大学受験対策も充実しています。教員は公募制によって私学のように独自の選考で選抜。国高の教育に賛同するトップクラスの指導力を持つ教員が集まります。 学校オリジナルの独自テキストやプリントが多数使われているのが特徴です。例えば、英語のオリジナル教材「Kuniko Heritage-New Legend Plus」は、最難関大学の入試問題にも対応できる力の養成を意識した、難しくも良質な英文が多数掲載されています。最新の時事や入試傾向に合わせるために、毎年中身が改訂されて使われています。国立高校のセンター試験英語平均点が全国トップクラスなのもうなずける高い教育力です。 土曜日にも授業をおこなっているほか、夏休みには数多くの受験対策の講座を開いています。国立高校独自の制度として、サポートティーチャー制度というものがあります。これは、国立高校卒の現役東大生や一橋大学の学生が、学習をサポートしてくれる制度です。高3になると60講座以上の自由選択科目の中から、自分の希望進路に合わせて取ることができます。 大学進学実績が上昇の一途をたどっています。2014年度はついに36年間東大合格者数で多摩地区トップを守ってきた桐朋高校を追い抜きました。以後2017年現在も首位を保っています。京都大・北海道大・東北大・大阪大・名古屋大といった全国の難関国立大に合格者を輩出していることも特徴的。国立高校は、進学校にありがちな東大至上主義の風潮がなく、一人一人の希望進路を大切にしています。地元の一橋大や東京工業大の合格合計も全国屈指の合格数となっています。 3人に2人が国公立大学へ進学。3人に1人が早稲田大・慶應大・上智大へ進学という進路状況になっています。なお早慶上智の合格実績も過去最多となりました。昨年度からは筑駒や国立附属の合格辞退者も増加しているため、まだまだ大学進学実績は伸び続けると予想されます。 ■自校作成問題の入試対策 都立国立高校のの特徴として、記述式が多いことが挙げられます。。記述式の問題を多くこなしておきましょう。早慶附属レベルの入試問題を解けるようにしておくのがベストです。模試は駿台模試が自校作成模試が良いでしょう。難関私立向けの問題集に積極的に取り組みましょう。 →都立国立高校対策の英語おすすめ問題集紹介 →都立国立高校対策の数学おすすめ問題集紹介 →都立国立高校対策の国語おすすめ問題集紹介 ■外部リンク集 ・都立国立高校公式ホームページ ・都立国立高校、黄金時代の到来 ―中高受験新報 ・都立国立高校訪問記
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生徒名簿 > 鷺坂柊 >[宝探し]鷺坂柊(HR) [宝探し]鷺坂柊(HR) 攻魅力 2411 守魅力 2138 攻M 7661 守M 6794 コスト 13 卒業祝い 10000メン [宝探し]鷺坂柊+(HR) 攻魅力 2893 守魅力 2566 攻2M 11231 守2M 9959 コスト 13 卒業祝い 15000メン [真昼の月]鷺坂柊(SR) 攻魅力 3617 守魅力 3207 攻4M 16878 守4M 14969 攻3M 16500 守3M 14632 コスト 13 卒業祝い 30000メン アピール 早く終わらせて、探し物見つける。 └King Princeタイプの攻魅力大UP ストーリー 見つかるといいな 入手方法 イベント「さがして☆マイダーリン−おとしもの編−」 台詞 ボイス +... [部分編集] ステップ1 おしゃべりタイム 何か、困ってるのか? おしゃべりタイム ん……まだ少し、眠い。 おしゃべりタイム 屋上は、昼寝にちょうどいい。 デート電話コメント デート、か……バイトの予定がない日なら、行けると思う。今スケジュール、確認してみる。 カレ自慢アピール 早く終わらせて、探し物見つける。 ステップ2 おしゃべりタイム 地学の授業は、嫌いじゃない。 おしゃべりタイム 俺にできること、あるか? おしゃべりタイム 昼ごはん、もう食べたか? デート電話コメント 構わないけど、行先はできるだけ静かな場所がいい。そのほうが、ゆっくり話せると思う。 カレ自慢アピール 早く終わらせて、探し物見つける。 ステップ3〜8 好感度レベルMAX おまえを手伝えて良かった。役に立てたかどうか分からないけど……。また困ったことがあったら、声をかけてくれるとうれしい。 おしゃべりタイム(ステップ2〜4) 地学の授業は、嫌いじゃない。 おしゃべりタイム(ステップ2〜4) 俺にできること、あるか? おしゃべりタイム(ステップ2〜4) 昼ごはん、もう食べたか? おしゃべりタイム(ステップ5〜7) こういう昼休みも、悪くないな。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 天文時計って、知ってるか? おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 星を探すのなら、得意だ。 おしゃべりタイム(ステップ8) 明日も昼、一緒に過ごさないか? おしゃべりタイム(ステップ8) おまえのことは、俺が守る。 おしゃべりタイム(ステップ8) 今度、一緒に星を見に行こう。 デート電話コメント(ステップ2〜4) 構わないけど、行先はできるだけ静かな場所がいい。そのほうが、ゆっくり話せると思う。 デート電話コメント(ステップ5〜7) 最近バイトが多くて、息抜きしたいと思ってた。おまえが付き合ってくれるなら、うれしい。 デート電話コメント(ステップ8) そうだな……おまえの行きたいところなら、俺も興味あるし、行く。いつが空いてるんだ? デート電話コメント(ステップ8) デート……? おまえとふたりきりで、どこかへ出かけるってことか? それ、楽しそうだ。 デート電話コメント(ステップ8) ああ、行かせてもらう。……最近、星を見るのと同じくらい、おまえに会うの、楽しみなんだ。 カレ自慢アピール 早く終わらせて、探し物見つける。 マイページ +... ステップ1 いつの間にか寝てたみたいだな……。 どうした、[名前]……何か探してるのか? 夢の中でも、空を見てた気がする……。 ステップ2〜3 おまえの探し物、俺にも手伝わせてくれ。 生徒会長の時計……? いや、見てないな。 ふたりで探した方が、早く見つかる。 ステップ4〜5 おまえは、何かなくしたりしてないか? 結構いろんなものが落ちてるんだな……。 [名前]の優しいところ、俺は好きだな……。 ステップ6〜7 今日の[名前]、探偵みたいで格好いいな。 生徒会長が行きそうなところ、か……。 星のことを考えると、つい夢中になる……。 ステップ8 おまえのことになると、身体が勝手に動く。 ……おまえの役に立てて、うれしい。 困ったことがあれば、いつでも頼ってくれ。 探し物が見つかったら、笑ってくれるか? [名前]、顔が赤いな……何かあったのか? 登校 +... 朝 ステップ1 おまえは自分の部屋の窓から、星を眺めたりするか? 眠かったけど、おまえの笑顔を見たら目が覚めた。 夜中まで星を見てると、朝寝坊しそうになる……。 ステップ2〜4 うちの姉もモデルなんだけど、雑誌で見たことあるか? 古典の教科書、忘れた……。あとで借りてもいいか? 星と同じように、おまえを見てると心が落ち着く……。 ステップ5〜7 おまえ以外の女子に話かけられても……うれしくない。 空を見てると、落し物をしても気付かないときがある。 人と話すのは面倒だけど、[名前]とはたくさん話したい。 ステップ8 気がつくと、星と[名前]の事ばかり考えてる……。 誰かのために一生懸命になれるお前は、すごいと思う。 悩みがあれば、俺に言ってほしい。いつでも力になる。 なんでこんなに、おまえが気になるんだろうな……。 星に関わる仕事がしたいから、一応勉強はしてる。 放課後 ステップ1 屋上のベンチで寝てたら、午前の授業が終わってた……。 おまえの作る卵焼きは、色がすごく綺麗だな……。 何か探してるみたいだけど、落し物でもしたのか? ステップ2〜4 生徒会長の時計、なかなか見つからないな……。 昼は星が見られないけど、おまえの笑顔はよく見える。 昼飯はたまごサンドにした。おまえは今日も弁当か? ステップ5〜7 いつか宇宙旅行ができるようになったら、おまえを誘う。 何かに打ち込んでるおまえの顔は……すごくいいと思う。 望遠鏡を使えば、昼間でも一等星が見られるんだ。 ステップ おまえと一緒に居たいから、放課後も探し物に付き合う。 授業終わったら、また逢おう。教室まで迎えに行く。 放課後、時間あるか? おまえと星を見に行きたい。 星みたいに輝いてるから、俺はおまえに惹かれるのかな。 [名前]は俺の大切な人だから、守ってやりたいと思う。 夜 ステップ1 今日はずいぶん帰りが遅いんだな。何かあったのか? 昼間寝すぎると、夜になって目が冴えるな……。 星がゆっくり動いてく……。何度見ても飽きないな。 ステップ2〜4 さっき生徒会長を見た。時計、まだ探してるみたいだな。 月の色が変わるのは、大気の影響だって言われてる……。 昼間は暖かくても、夜になると急に冷え込むよな……。 ステップ5〜7 おまえと一緒に見上げる空が、1番綺麗だな……。 手が冷たいのか……? じゃあ、俺が握っててやる。 流れ星が見えたら、おまえのことを祈るようにしてる。 ステップ8 俺が守りたいと思えるのは、[名前]……おまえだけだ。 次の日曜、デートしないか?一緒に天文台に行きたい。 星よりも、[名前]のことを考える時間が増えた……。 まだ話足りないな……。帰ったら電話してもいいか? もうこんな時間か。なくしたものは、また明日探そう。 デートの約束 +... [部分編集] ステップ1 別にいいけど……どうした? 急な相談ってことなら、今からでもおまえの家に行くけど。 デート、か……バイトの予定がない日なら、行けると思う。今スケジュール、確認してみる。 ちょっと待ってくれ……ああ、その日なら俺も空いてる。久々にふたりでのんびりするか。 ステップ2〜4 ああ、おまえと話ができるなら、嬉しい。おまえのこと、もっと知りたいって思ってたから。 構わないけど、行先はできるだけ静かな場所がいい。そのほうが、ゆっくり話せると思う。 その日でいい。……今度は俺から電話してもいいか? 夜、星を見上げながらおまえと話したい。 ステップ5〜7 家で寝てた……。いや、気にせず話してくれ。おまえと話すほうがリラックスできると思う。 最近バイトが多くて、息抜きしたいと思ってた。おまえが付き合ってくれるなら、うれしい。 ああ、大丈夫だ。行き先は学校で会ったときに話そう。ふたりきりになれる場所、探しておく。 ステップ8(1) 大丈夫だ。学校の外でもおまえの声が聞けるなんて、なんかうれしいな……。俺に何か用なのか? そうだな……おまえの行きたいところなら、俺も興味あるし、行く。いつが空いてるんだ? じゃあ、その日は空けておく……。どんな場所でも、おまえと一緒ならきっと楽しいと思う。 ステップ8(2) もしかして、他の奴には聞かれたくないことか? ……わかった。俺でよければ、相談にのる。 デート……? おまえとふたりきりで、どこかへ出かけるってことか? それ、楽しそうだ。 大丈夫だ。そういえばこの前、星が綺麗に見える場所を見つけた。……おまえにだけ、教える。 ステップ8(3) 俺の声が聞きたいって、思ってくれたのか……? ありがとう。俺もおまえと話したかった。 ああ、行かせてもらう。……最近、星を見るのと同じくらい、おまえに会うの、楽しみなんだ。 ああ。……おまえのことを考えると、胸が熱くなる。デートすれば、その理由もわかるかもな。 デートコメント +... やっぱりお前の隣は落ち着くな……。こんなに安心できる場所、他にないと思う。 できることなら、毎日デートしたい。それだけ俺は……おまえに夢中なんだな。 カレ自慢 +... 対決画面 ステップ1 勝負か……まあ、別にいいけど。 ステップ2〜4 俺でよければ、相手になる。 ステップ5〜7 ……たぶん、負けない。 ステップ8 勝って、おまえを笑顔にする。 勝利 ステップ1 急いで終わらせた。今日は少しでも長く、おまえと二人きりで過ごしたいから……。 ステップ2〜3 今のはちょっと危なかった……。おまえの応援がなければ、負けてたかもしれない。 ステップ4〜5 楽しみを邪魔されるのは好きじゃない……。おまえとのデートなら、なおさらだ。 ステップ6〜7 [名前]には、頼りになるやつだって思われたいから……今日は本気で頑張ってみた。 ステップ8 おまえを守りたいと思うと、不思議と力が湧いてくるな……。次もきっと、俺が勝つ。 ステップ8 [名前]、大丈夫だったか? ……怖ければ、俺がしばらく抱き締めててやる。 敗北 ステップ1 俺の負け、か。勝って、おまえのこと笑顔にしたかったのに……。次はもっと頑張る。 ステップ2〜3 眠くて勝負に集中できなかったな……。次は、デート前に夜更かしするのはやめる。 ステップ4〜5 俺は勝てるまで、諦めない……。おまえを悲しませたままなんて、嫌だから……。 ステップ6〜7 次は、おまえの期待に応えてみせる……。俺のこと、見守っていてくれるか? ステップ8 おまえが信じてくれる限り、俺は何度でも立ち上がれる……。もう1度、応援を頼む。 ステップ8 ここで終わったら、おまえの応援が無駄になるな……。次は、きっと勝ってみせる。 告白タイム +... [部分編集] 戦闘中台詞 ステップ1 困ってるおまえを、放っておくわけにはいかない……。勝負して、勝てばいいんだよな? ステップ2~7 いつもならこういうのは興味ないんだけど……[名前]の役に立てるなら、思い切ってやってみる。 ステップ8 俺はおまえのことが大切だから、守ってやりたいんだと思う……。勝つから、見ててくれ。 勝利 ステップ1 ステップ2~7 ステップ8 敗北 ステップ1 悪い、勝てなかった……。もう1度やるから、見ててくれるか? ステップ2~7 おまえの役に立てないなんて、嫌だな……。勝てるまで頑張る。 ステップ8 気持ちだけじゃ駄目だな……。おまえのために、もっと強くなる。 アルバイト +... ステップ1 どんなことにも一生懸命に向き合えるおまえは、偉いと思う。俺も見習わないとな。 ステップ2〜7 帰りに甘いものでも食べに行くか……。バイト代が出たから、今回は俺がおごる。 ステップ8 おまえと一緒だと思うと、バイトが楽しみになる。……おまえも、そうだとうれしい。 好感度MAX +... 屋上にはよく空を見たり、昼寝に来たりするけど……1週してみると、結構ひろいんだな。 おまえと探し物して、初めて気づいた。――? 『大変な思いをさせて悪かった』……? おまえが謝ること、ない。俺が勝手に手伝いたいって言ったんだし、それに――。 おまえを手伝えてよかった。役に立てたかどうかはわからないけど……。また困ったことがあったら、声をかけてくれるとうれしい。
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♪〜〜 唯「ふわふわたーいむっ!」 澪「ふわふわたーいむ」 ジャーーン!! 唯「……?」ニコ 紬「……」コク 澪「……」コク 律「……ひひっ」ニコ 梓「……」グッ テーテーテーテーテーテーテーテーテーテー 唯「!?」 スッタンスッタンスッタンスッタン 唯「……」 ボーーンボ-ボーン 唯「……」 ギュルギュルギュルギュルギュルギュルギャーーン 唯「……えへっ」 唯「もーいっかいっ!」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!! ♪〜〜 唯「なんか凄い盛り上がってなかった?」 澪「だな」 律「ヒーローは遅れてやってくるから盛り上がるんだろ?なあ、梓?」 梓「っすね。前座程度じゃどうしようもなかったっすスから」 梓「ただ今度からはちゃんと鍵かってきて欲しいもんです」 唯「そうでしたぁ……」テヘッ 律「和に止められなきゃもう一曲行くとこしてたからな。唯」 紬「お茶入ったわよー」カチャカチャ 唯「ありがとー、ムギちゃん」 ズズ 梓「(あれ……これって)」 澪「生姜紅茶?」 紬「まだ風邪流行ってるからね♪」 ♪〜〜 唯「ふわふわたーいむっ!」 澪「ふわふわたーいむ」 ジャーーン!! 唯「……?」ニコ 紬「……」コク 澪「……」コク 律「……ひひっ」ニコ 梓「……」グッ テーテーテーテーテーテーテーテーテーテー 唯「!?」 スッタンスッタンスッタンスッタン 唯「……」 ボーーンボ-ボーン 唯「……」 ギュルギュルギュルギュルギュルギュルギャーーン 唯「……えへっ」 唯「もーいっかいっ!」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!! ♪〜〜 唯「なんか凄い盛り上がってなかった?」 澪「だな」 律「ヒーローは遅れてやってくるから盛り上がるんだろ?なあ、梓?」 梓「っすね。前座程度じゃどうしようもなかったっすスから」 梓「ただ今度からはちゃんと鍵かってきて欲しいもんです」 唯「そうでしたぁ……」テヘッ 律「和に止められなきゃもう一曲行くとこしてたからな。唯」 紬「お茶入ったわよー」カチャカチャ 唯「ありがとー、ムギちゃん」 ズズ 梓「(あれ……これって)」 澪「生姜紅茶?」 紬「まだ風邪流行ってるからね♪」 12月・教室にて 純「梓ともどうだった?定期考査?」 梓「英語と日本史は80点台だった。物理と数学は平均点以下だったけど」 純「あたしも似たようなもんだわ。地学70台だけど英語と数学でボロボロ……」 梓「鈴木は地学選んだんだっけ。俺も物理選ばずにそっちにしときゃよかったわ」 純「あたしも日本史選んどけばよかったと思うよ。世界史ってカタカナ並んでわけわかんなくなったり、変な漢字出てきたりでさ」 憂「何してるの?二人とも」スタスタ 梓「定期考査の結果話し合ってたの」 純「憂はどんな感じだったの?」 憂「えっと、ちょっと待ってて」ゴソゴソ 憂「はい」スッ 純「……何これ」 梓「悪くて70点台、良くて90点台って……」 純「見て梓!物理89点!数学93点!」 梓「……できる子だぁ」 憂「……えーっと」 純「時に次の週末とか暇?」 梓「暇してる。MP3ウォークマン買ってどこも出掛ける金はないしな」 純「じゃあさ。ちょっとうちの猫預かってくんないかな?」 梓「猫ぉ?」 純「ちょい家で急な用事入っちゃってさ!週末だけでいいからさあ!」タノミコミッ 梓「……まあ、別にいいんだけどさ」 土曜日 猫「ニャー」 梓「……」ポロローン 猫「ニャー」 梓「……」ポロローン 梓「……あずにゃん二号」ボソッ あずにゃん二号「にゃ?」 梓「……反応しちゃったよ」 あずにゃん二号「ニャー」トテトテ 梓「(こいつ見てるとなんか面白いな)」 あずにゃん二号「ニャー」シュタッ 梓「……」ポロローン 梓「こいつ見てたらいいフレーズが浮かびそうで浮かばないかも」 梓「……」ジャララーン 梓「なんかスピッツみたいかもな」 梓「あんま俺のイメージって感じじゃないかも」 梓「でも、とりあえずノートに書いとくか。後から澪センパイに見せて歌詞つけてもらうのもいいだろうし」 梓「黒猫なんちゃらって題名にされそうだけど」 あずにゃん二号「…………」 梓「ん? どーした?」 あずにゃん二号「…………ケホッケホッ」 梓「うわああああああああああっっ!!玉!?玉吐いた!?」 梓「どうすれば……そうだ!ネット!携帯!Yahoo検索!」カチカチカチ スモーキンザウォーター 梓「誰だこんな時に電話してくる奴はあああああああああああ!!」 梓「はい中野ですっ!」ピッ 憂『あ?梓くん?』 憂『今日のご飯、なんにしようか迷ってるんだけど。梓くんはマシュマロ豆乳鍋とチョコカレー鍋どっちがいいかな?』 梓「」ブチッ 憂『あれ?梓くん?』 梓「そんなことで電話かけてくるなあああああああああっっっ!!!」 ピッ! 梓「……こうしちゃられない!検索かけて何があったのか調べないと……」ピッピッ 梓「……え?」ピッピッ あずにゃん二号「ニャー」トテトテ 梓「毛玉って、普通に吐くんだ……」 憂「……?」ブーブー 唯「どしたの?」 憂「電話みたい」 ピッ 憂「はい」 梓『憂?俺、梓だけどさ』 憂「あ、梓くん……」 梓『いや、さっきはごめん。急に怒鳴って……』 梓『ちょっと突然色々あって、なんかもうテンパっててわけわかんなくなっててさ、つい……』 憂「……よかった」 梓『え?』 憂「ひょっとしたらわたしのこと、嫌いになったのかもって、ちょっと心配してたの」 憂「でもそうじゃなくて良かったって」 梓『……うい』 憂「ところで梓くん、今日ご飯は?」 梓『え?今日は母さんもいるから普通に飯食う予定だけど……』 憂「もしよければ、晩御飯一緒に食べようよ」 梓『……わーったよ。唯センパイに見せたい物もあるしな』 憂「ありがと、梓くん」 ピッ 唯「あずにゃん?」 憂「うん。お夕飯一緒に食べてくれるって」 唯「そうなんだあ」 梓「母さん、出掛けてくる。今日飯いらねーから」 あずにゃん二号「ニャー」 梓「留守番もわるいからな……お前も一緒に連れてくか」 一月某休日 律「さぶっ」 澪「この時間になると冷え込んでくるな……」 律「もうコンビニ寄って肉まんとかホットコーヒー買わないか?」 澪「だな。あそこのコンビニ入ろ」 スタスタスタ 律「あ」ピタッ 澪「え?」ピタッ 律「澪、あれ梓じゃないか?」 澪「あ、本当だ……隣にいるの、外人かな?」 律「にしてもすっごいごついおっちゃんだな。来いよべネット!みたいな」 バタム ブロロロロロ 澪「車乗ってっちゃったな」 律「梓のヤツ、こんなとこで何やってたんだろ」 紬「ひょっとして……何か悪いことしてるんじゃ?」 澪「わっ!ムギ!?」ビクッ 律「なんでここに!?」ビクッ 紬「カップ焼きそばを買いにきたのよ 」ニコ 澪「あ、そう……」 紬「梓くん、洋楽アーティスト好きだし、洋楽にずっと慣れ親しんでるじゃない」 紬「だから手をだしてもおかしくないわ」 律「何を?」 紬「ミュージシャン、特に海外のミュージシャンに付き物のスキャンダル」 澪「まさか……」 紬「ええ」 紬「ドラッグよ」 休日明け 放課後 唯「そんなわけないよね!あずにゃんがお薬なんかやってないよね!ね!」ガシッ 澪「いや、わからないぞ……外人の車に乗ってどこかに行ったのは確かなんだ」 律「そいや、あの時の外人の車、変なナンバーだったよな?」 澪「え?」 律「いや、平仮名のところに『Y』って書いてあったんだよ」 紬「それって米軍ナンバーよ」 澪律唯「米軍っ!?」 紬「米軍なら麻酔用のモルヒネとか、戦闘時に使う覚醒剤とか、そういうのがあってもおかしくはないはずだし……覚醒剤中毒になった人だっているはずだし」 梓「ちわーす」ガチャ 唯澪律紬「!」 梓「ん?今日は珍しくお茶してないんスね」 唯「あずにゃん!」ガシッ 梓「え?」 唯「嘘だっていってよあずにゃんっ!」ボロボロ 梓「はぁ?」 律「そうだぞっ!梓!」 律「クスリなんかやめろっ!梓!」 梓「え?クスリ?なんの事?」 澪「とぼけるのか?見損なったぞ!」 梓「いや、マジで何のこと話してるのかわからないんすけど」 紬「全部知ってるのよ!昨日の夕方、梓くんが外人からクスリを買ってたこと!」 梓「……はぁ。こりゃ一から説明しなきゃな」 澪「つまりあの外人は梓のお父さんの知り合いのアメリカ海軍少佐で」 律「その人のジャズバンドのギタリストが基地の公開の演奏を前に急に本国に帰ったから、その埋め合わせに梓がギターを弾くことになって」 紬「それで昨日の夕方のは貸しスタジオに行く途中だったわけね」 唯「わたしは信じてたよあずにゃん!」ダキッ 梓「だから抱きつかないでください!いい加減セクハラですよ!」 梓「ったく。誰ですか最初に麻薬とか変なこと言い出したのは!」 梓「麻薬売りさばくアメリカ兵なんて今時居るわけがないでしょ!むかしのハードボイルドの観すぎです!」 紬「さあ、誰だったかしら?」 澪律「(お前だお前)」 梓「ま、説明する手間が省けましたけど」 唯「ほえ?何の?」 梓「例の海軍少佐に軽音部のこと話したら、次の厚木公開でぜひワンステージやれって……」 澪「え?それって」 律「初オファーってこと?」 紬「しかも相手はアメリカ人……」 唯「わたしたち国際デビュー!?」 梓「(……この様子だと、受けそうだな)」 梓「(センパイ達を内緒でダシに使うのは悪いけど、口軽いからな。特に唯センパイに知られたら一貫の終わりだしさしたい) 数週間後 厚木基地 律「おお……ここが……」 澪「厚木基地……」 外人「HAHAHAHAHA」 唯「凄い!外人だよ!」パタパタ 紬「見て!こんなにおっきなピザが売ってるわ!」シュバッ 梓「あんまはしゃがないで下さいよ……」 律「おい見ろ!戦闘機だぞ!」 梓「ああ、ゲートガードのF-14っすね……トップガンに出てたヤツっスよ」 紬「唯ちゃん!澪ちゃん!エリザベス持ってその前に立ってみて!写真撮るから!」スチャッ 澪「あ……うん」 澪「こう?」スチャッ 紬「いいわっ!凄いいい!」カシャカシャ 紬「澪ちゃんと戦闘機のコントラストがとてもいい!」 梓「(確かに……今日の澪センパイの服装はなんとなくF-14と合うかも……)」 外人「……?」スッ 外人「Oh,Cool!」 ワイワイガヤガヤ What? Very Coool!! Kawaii!! 澪「なっ……なんだぁ!?外人がいっぱい集まってきてるぞ!?」 梓「ジャパンクール的な何かと思われてるんでしょうね……」 律「カワイイって本当に世界共通語なんだ……」 唯「澪ちゃんすごいよ!国際デビューだよ!」 カシャカシャカシャカシャカシャカシャ 澪「ちょっと待ってぇぇぇ……」 少佐『ようアズサ』ポンポン 梓『こんちは、メイジャー』 少佐『あの子たちかい?期待のガールズバンドってのは?』 澪「そ、そろそろやめて下さいぃぃ」 カシャカシャカシャ 梓『ええ。F-14の前でポーズ付けたらいつの間にかああなってました』 梓『っつーか、あれ大半は米軍さんなんじゃないスか?』 少佐『みたいだな……全く』 梓『カワイイは相当知れ渡ってるみたいっすね。噂じゃアキハバラに繰り出す連中もいるらしいですし』 少佐『その通りみたいだな……』 梓『……ところで、アレは?』 少佐『大丈夫だ、きちんと用意してあるぜ』 少佐『帰りには渡せるさ』 梓『オーライ、サンキューですよ』 少佐『そのかわり演奏は頼むぜ、アズサ』 唯「あ、あずにゃ〜ん!」 梓「!!」ビクッ 梓「……どうかしましたか?」 唯「今の人が少佐さん?何話してたの?」 梓「ちょっとリハの話っすよ」 梓「(……この人にだけは悟られないようにしないとな)」 5
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「氷菓」の各話あらすじ ストーリー|氷菓 公式ホームページ このページでは、アニメ「氷菓」についての各話あらすじについて分かりやすく詳細に紹介していきます。 初見さんにでも理解できるよう、解説などを交えながら紹介します。 多少のネタバレがあります。また真相や種明かしに関しては反転処置を取らせていただきます。ネタバレを見る場合、自己責任でお願いします 加筆・修正・編集大歓迎。 第一話「伝統ある古典部の再生」 第二話「名誉ある古典部の活動」 第三話「事情ある古典部の末裔」 第四話「栄光ある古典部の昔日」 第五話「歴史ある古典部の真実」 第一話「伝統ある古典部の再生」 Aパート 高校生になって特別な感情もなんかしようとも思わない省エネ主義の折木奉太郎は、放課後に中学からの親友の里志と話をしていた。奉太郎曰く「高校生は薔薇色の生活をしたがってる。だが何にも興味を示さない奴はそれはそれで灰色なんじゃないのか」。 奉太郎の言葉に自虐趣味があったとはねと里志。まさに省エネ主義である奉太郎がそれに当てはまるからだ。しかしその奉太郎も灰色から薔薇色にならざる終えないかもしれない。古典部という部活への入部届けを里志にみせたのだ。いつもの「ジョーク」でいつも以上に驚きを見せる、いや本当に驚いているのかもしれない。いやいやながらもインドのベナレスから送られてきた姉、折木供恵の国債郵便を里志に見せる。 合気道と逮捕術に長けた姉からのおっ達しとあれば奉太郎も泣く泣く入りたくもない、さらには古典部という何をするところかもわからん部活に入らざる終えなくなった。 帰るという里志と別れ、職員室で鍵をかりて特別棟四階隅にある部室まで、運動部員を眺め、脚立を持った用務員とすれ違い、放課後残っている生徒を横目に、行くが鍵がかかっている。借りてきた鍵で開け、中に入ると髪の長い女子生徒が窓の外を眺めて立っていた。 背も高く、楚々としていかにもお嬢様という出で立ち。さらには奉太郎の年組みフルネームまでいって「千反田える」と挨拶をしてきた。聞き出すとまだ一回しか行われていない、技術講義、音楽で一緒だったとき「見かけた」だけだったという。その記憶力にあきれ果てながらも何をしているのかと問うと、古典部に入部しに来たという返答を聞いて、ここまで来る徒労とそれを指示した姉を恨みながら千反田を残して帰ろうとする奉太郎。理由は「一身上の都合」。 部員がいるならと帰ろうとする奉太郎は千反田に鍵を渡そうとするが「どうしてそれを折木さんが持っているのか?」と逆に問われてしまった。 どうしてもなにも、奉太郎がきた時には鍵が閉まっていたというと、急に千反田の目が輝きだした。なぜ鍵が閉まっていたのか。内側からロックしたのではないのか、と様々に言うが千反田はなぜか奉太郎に「なぜ?」と詰め寄る。 それを隅でみていた里志はいつもの「ジョークで」男女の逢瀬をなどというが、千反田へ自己紹介する。また奉太郎には「桁上がりの四名家」の1つ、「豪農千反田家」と千反田えるを紹介。そこで里志曰く、神高のドアは内側からロックできないようになっている。 では千反田は閉じ込められていたということになる。すると「わたし、気になります」となぜか奉太郎へ詰め寄り、謎の解決を迫った。 千反田の気がつきもあり、謎を解いた後、窓から何をみていた?という奉太郎の問いに「格技場を見ていました」と千反田は答えた。帰りは昇降口で入部届けを千反田に渡す奉太郎。 さようなら省エネの日々と3人で帰途についた。 なぜ千反田は閉じ込められていたのか。誰がやったのか。種明かしにつき、以下反転処置 推理中、千反田が下の階から音がするのに気がついた。それをヒントに奉太郎が推理した結果謎が分かった。2人を百聞は一軒にとばかり3階に連れて行くと用務員が脚立で蛍光灯の取替え、そのスターターの取替えを行っていたのだ。もちろん『マスターキー』をもって。奉太郎は貸し出し用の鍵が残ってあと鍵が掛けられるのは教員が持つマスターキーだけ。つまり千反田は窓の外を眺めていた時たまたま用務員が通りかかり、鍵を閉められてしまっただけだった。 原作との相違点 供恵からの手紙は読者へ全文開示されているが、アニメでは里志の一部音読という表現がされている。 千反田との初会合が声ではなく映像で表現されている。(瞳が大きい等) 千反田と奉太郎が話している時、見回りできた体育教師がアニメでは省かれている。 アニメでは用務員は何かを交換しているとされたが、原作ではそうではなく、点検しているとされていた。 第一話Bパート以下 遠まわりする雛 用語集 第一話「伝統ある古典部の再生」への質疑 作中登場の小物、その他 ページトップへ 第二話「名誉ある古典部の活動」 冒頭で姉、供恵からきた手紙の全文が本人の口から音読され、父親と食事をしている奉太郎の朝の様子が描写された。時期は入部してほぼ一ヶ月の5月18日。古典部という謎の部活動にも慣れて来た奉太郎は、ここは千反田や里志、誰かがいて、そして一応こころ安らげる場所になっていた。人嫌いというわけでもない奉太郎はいつものようにもくもくと先に来ていた千反田と一緒に読書に励んでいた。 「不毛です」「1年に2回植える奴か?」「それは二毛作です」、などとコントをしつつ、千反田は10月の文化祭に向けて文集をだそうと言い出した。しかし省エネ奉太郎は手間がかかりすぎると却下。他の模擬店とかで参加できるだろうと反芻するも、千反田曰く神高は代々模擬店は禁止されているそうだった。さらに文集の予算、顧問の大出先生からのお達しなどどんどん奉太郎を追い詰める千反田。 さらに文集は40年以上の歴史があるため途絶えさせたくないというところで奉太郎がやるよ、と折れた。何をやるかも言い出した千反田すら知らないため、まずはバックナンバーを探すことになった。図書室に行こうとなったが奉太郎は気が進まない。今日は金曜。とすると当番は…… 当番をしていた伊原摩耶花と奉太郎が毒づき合っていると、どこからかきたのか里志も合流。摩耶花と里志の雰囲気に千反田は奉太郎に関係を聞くと、中学の頃から里志に惚れてるとささやく。 千反田に摩耶花の紹介も終え、文集の所在を聞くが、書架では見ていないという。なら書庫かもしれないがと。千反田は文化祭に文集を出すことになったからと説明すると、里志は「カンヤ祭」に出すなんてよくホータローが承諾したねと茶化す。 聞きなれない言葉に奉太郎は「カンヤ祭」の意味を問いただすがよくわからないという。部活の先輩も全員使っているし。 そこで千反田は「カンヤ……どういう字をかくのでしょう?」となぜか字のほうを気にした。 摩耶花が書庫にあるかもしれないけれど、今司書の先生が会議中で30分後には戻ってくるけど待つか? というと里志が「さっきの話」をホータローにも聞いてもらおうと言い出した。それに好奇心の固まりとなった千反田は里志の言う「愛無き愛読書」の話を奉太郎も無理やり一緒に聞き始めた。 摩耶花が当番の金曜にここにくると5週連続で同じ本が返却されている。されているのは「神山高校50年の歩み」。装丁も豪華で大変大きく重たそうな本。 量からして毎週借りてもおかしくないだろうと奉太郎が言うが、貸し出し期間は2週間。わざわざ毎週返却する必要性が無い。なのに毎週返却される。さらに貸し出しカードをみると毎週違う人が同じ日、同じ時間に借り、同じ時間に返されている。毎週昼休みに借りられ、放課後に返却。 千反田が興味の固まりになり「わたし、気になります!」というと奉太郎はならんと拒絶。しかしすぐに折れた。 返却の謎について「偶然」ではなっとくしない、重要なのは謎が解けることではなく、千反田が納得することだと奉太郎。 本は「読むために使われているのではない」と奉太郎が推理。摩耶花達に使用例を聞くも参考にならない。 二点に注目。この本の貸出人たちは共通点はないが金曜にこの本をかりるのが流行っている場合。もう1つ、この人物らは集団でこの本を借りている場合。 全員女でという所も同性で群れることもあるし、全校生徒から無作為に選んでそれが全員女ということもある。奉太郎は本の表裏でなにかの合図ではないかというと、返却箱はぐつあぐちゃでそれはなかった。 そこで千反田が本からシンナーのような刺激臭がするといった。それから奉太郎はなにか閃いたようだった。 そこでこれまた決まり文句の里志の「ホータロー、その顔は何か分かったね?」 千反田にどこかへいってほしいというと、一緒に行きましょうという。ただ行くなら一緒だと思っただけと。 奉太郎のイメージでは「薔薇色コース」と「灰色コース」という料理屋のイメージが出てくる。無理やりでも薔薇色コースにしようとする千反田をイメージし、一緒にいくと承諾。摩耶花もいくとなって図書当番を押し付けられた里志は恨み顔で見送った。 行き先は美術室。クラスが違う、毎週ある授業といったら、選択科目授業、おそらく美術。摩耶花のなぜ毎週返していたのかという問いもあんな重いもの返しておいたほうがラクだと奉太郎は言う。 美術室の前まで来ると千反田は本についていた匂いと同じものを感じる。中をみると奥にあの本を持った女子の絵が飾ってあった。芸術科目、美術の2年D,E,F組の合同授業によって作成されたものだった。刺激臭は絵の具のものだった。 千反田と摩耶花から賛辞の目でみられ、運と偶然だと奉太郎ははぐらかす。 図書室に戻り、里志に顛末を話した。奉太郎の頭を切り開いてみてみたいというまで千反田は感心していた。 千反田曰く、テストなどはただのパーツの集合体でしかない。それを生み出すシステムが知りたい、らしい。そして呟く。 折木さんなら……もしかしたら…… 騒いでいる千反田たちをみてやはり自分は灰色ではないのかと疎外感を感じる奉太郎。そのままかえろうとすると文集のことをすっかり忘れていた。 そこに司書の糸魚川が来て、里志が古典部の文集をだすためにバックナンバーを探しているといった。なぜか「古典部」に驚いている様子の糸魚川。しかしここにはバックナンバーはないというと去ってしまった。 千反田はしょうがないので帰りましょうという。 今日は収穫もありましたし、と。 奉太郎がなんだそれと聞くとやはり「一身上の都合」と返される。そして千反田はそう、折木さんなら、と決意したように呟く。 2日後、5月20日日曜に千反田から電話がかかってきた、折木さんに折り入って話したいことがあるという。 待ち合わせ場所の喫茶店パイナップルサンドで折木は先にまっていた。急いで入ってきた千反田は謝罪すると注文をし、ココアのクリームをまぜては折木を盗み見ていた。奉太郎はなぜ呼び出したといい、まさか俺に告白でもするつもりじゃないだろうな、と冗談を言うと、告白といえばそうかもしれませんと千反田が言った。 原作との相違点 アニメでは折木供恵自らの声で序盤、奉太郎の回想という形で手紙全文が明らかになったが、原作では始めのページに全て書かれている。 アニメでは「二毛作です」で終わっているが、原作では「同じ作物を植えると二期作です」と言っている。 里志が読書している部分が省かれている。 アニメでは美術室へ行く仮定で推理も交えて種明かしされているが、原作では図書室を出たところで場面が切れ、里志に説明することによって読者の種明かしとしている。 この時点では、原作では千反田の電話→お誘い→パイナップルサンドで待ち合わせ→いい淀み→告白か?までは行かない。 用語集 第二話「名誉ある古典部の活動」への質疑 作中登場の小物、その他 ページトップへ 第三話「事情ある古典部の末裔」 話があるといわれ、日曜に千反田に呼び出された奉太郎。告白といわれればそうかもしれないと言われ、慌てた奉太郎はコーヒーを追加注文、千反田が言ったのは折木さんに頼みがあるという。その話を聞いてほしいという。奉太郎の了承を得て、千反田は打ち明け始めた。 千反田には「関谷純」という伯父がいた。その伯父から何を聞いたのか思い出させてほしいという。奉太郎がわけがわからんという言葉で順を追って説明を続ける。 その伯父は7年前インドで行方不明になっている。子供の頃の千反田は伯父に大変なついていて、伯父は千反田の質問になんでも答えてくれる知らないものは無いような人だった。幼稚園のころ、伯父が古典部だったことをしり大変興味をもった。理由はよく家のお菓子にあった「スコンブ」に音が似ているからだろうと。ある日千反田は古典部に纏わる何かについて伯父に尋ねたが、当人は答えるのを嫌がった。駄々をこねた千反田はようやく答えを聞くと泣いてしまった。なぜ泣いたのか、怖かったのか、寂しかったのか。母が飛んできたが伯父はあやすことも無くただ見ていた。そのことが中学あたりから気になり始めた。伯父はなぜあやしてくれなかったのか、なぜ答えを渋ったのか。自分自身も様々に調べ、疎遠になっていた関谷家にも顔を出したが何も思い出せなかった。だから神山高校に入学して古典部が最後の望みだと思った。 それが「一身上の都合」だった。 しかし古典部は廃部寸前、伯父がいた45年前をしっている先生もいなかった。折木を頼るのは千反田には想像もできない結論を出してくれそうな気がするから。鍵の時、勧誘メモの時、本の時。真実に導いてくれそうな気がすると。 奉太郎は買いかぶりすぎだと一蹴。ただの運だと。しかし千反田はその運に頼らせてくれと。しかし奉太郎は気が進まんといって話をきった。この話は千反田えるという人生観を変えるかもしれないもの、その責任など省エネの俺が負えるはずもないと。 人海戦術で人を使えばいいのではという奉太郎の言に千反田はこんな話誰にでもいえるものではないといった。そして言ったことにすまんと応じる。 「何でも答えてくれる」という伯父と奉太郎を重ねていたのかもしれない、という千反田。高校3年間で探せばいいのではという奉太郎に千反田は日本の法律上7年間行方不明になった人は死亡と扱われ、関谷家でも葬儀が営まわれる、だから伯父のいったことを見つけてそれを胸に葬儀に出席したいと。 奉太郎は思慮の末に、千反田には責任は負えない、しかし可能な限り手伝うと約束した。 それに対して千反田はありがとうございますと、頭を下げた。 折木達は中間テストを経て、自室でだらけている奉太郎の所へ国債郵便で姉、供恵からの手紙から文集は薬品金庫の中にあることがわかった。 なんだか風邪気味の千反田たちにこのことを告げ、2年前の古典部は別の部室、一回下の生物準備室だったそうだ。さっそく行って見るが、奉太郎が通り掛けに廊下両側に白い箱のようなものを発見、千反田が部屋に声を掛けるとしばらくして鍵が外れる音がして、ワイシャツを脱いだTシャツの男子生徒が現れた。 奉太郎はそのとき、消臭剤の様なものを感知。壁新聞部という男は千反田えるが男性、3年E組の遠垣内とあてると、なぜ知ってると聞く。千反田のほうも去年「万人橋家」で見かけた、というとあっちも「まてよ、じゃぁ神田の? 千反田さん?」と互いを知っている様子。そしてなぜかそわそわしている様子の遠垣内。文集はないと断じて部屋に入らせない彼と食い下がる千反田、あっさり引き下がる奉太郎、しかし学校中をさがさなくては、という言葉から一転賛成、遠垣内も観念したかのように部屋の中に入れた。 室内は雑然としていて造りかけなのか、大きなダンボールテーブルの上にB1のポスター、それを真ん中に扇風機、開いた窓。探してみるが金庫はみつからない。しかし奉太郎はなにか心当たりあるようで遠垣内に部室の入れ替え時の段ボール箱移動で何か閃いた。カマをかけてみるか、と遠垣内に自分達には手に余る、顧問の先生にも手伝ってもらって徹底的に捜索したいというと遠垣内は激昂。ここにはない、ひっかきまわすなと。しかし千反田の後押しと奉太郎は責任をもって元に戻すといっても帰れ!と興奮。 そこで奉太郎は「ビンゴだ」、と。奉太郎は薬品金庫の中身の文集だけに興味がある、ところで自分達はこれから図書室に用事がある、もし見つかったら地学準備室において置いてくださいといった。遠垣内は「お前は…俺を…!」と何か言いかけるが見つかったら置いておくよと脱力。退室する際、名前を聞かれ「折木奉太郎。……悪いと思っていますよ」 そのまま特別棟に残って何かを待っている奉太郎。千反田に遠垣内家は何の方面に秀でてるんだ?と質問すると教育関係という答えに「なるほどな」と呟く。 五分経過して地学準備室にもどるとどっさりと文集「氷菓」がテーブルに載っていた。 どうやったのか?と詰め寄る伊原に奉太郎は遠垣内との事の顛末を話し聞かせた。 里志は手芸部でつくったらしいひまわりのコスチュームで闖入、伊原と文集を見始めるが、千反田は例の子供の頃に見つけた文集を見つけた。「氷菓 第二号」。これをもって伯父にこれはなにかときいたと。これに伯父のことが載っていると奉太郎に渡し、序文を読み始める。 千反田は伯父が答えたのは古典部に関することを教えたのだろうが、まだ思い出せないと千反田。45年前、伯父に何かあったのだろうと。去年の創刊号を調べてみればいいという奉太郎に序文の覚えていてはならないと、調べれば、調べてはいけないことが出てくるのではと言う。しかし奉太郎は時効ってことだというと千反田は素直に返事をした、ところで伊原の創刊号だけ無いじゃない!という悲鳴が聞こえた。 遠垣内はなぜあんなにも焦っていたのか。文集はどこにあったのか。種明かしにつき、以下反転処置 遠垣内は初めから奉太郎達を入れたくなかった。そわそわし、挙動不審。そして上着を脱いでTシャツ姿だった。では、中で何をやっていたのか。ダンボールが積み上げられた簡易テーブルの上にはB4板の用紙とその延長上に扇風機と明けはなれた窓。換気をしようにもこれでは用紙が外に飛んでしまう恐れがある。つまりそれだけあわててたってことだった。廊下の両側に赤外線センサーまでつけて部屋の出入りを監視。さらに奉太郎に合った時消臭の匂いがした、とするとしていたのは喫煙。そして吸っていたタバコを隠すにはダンボールで隠れた下、薬品金庫の中。だから奉太郎が顧問の先生を上げたとき激昂した。もちろん「演技」で。しかしいよいよ奉太郎が確信をもって薬品金庫の中の文集を出して置いてください、と遠まわしにいうと遠垣内は「お前は俺を「強迫するつもりか」と言いかけた。遠垣内は奉太郎達が去った後薬品金庫をあけ、文集を地学準備室に運んだ、と奉太郎は推理。あくまで推理であり、真相はわからない 原作との相違点 アニメでは一連の流れになっているが、千反田との喫茶店の会合がかなり省かれており、さらに原作では奉太郎と千反田が会話する「四 事情ある古典部の末裔」と遠垣内が出てくる「五 由緒ある古典部の封印」のあらすじが合体されている。 赤外線センサーは原作では「白い箱」と表現されていた。 原作ではラストの里志のひまわりコスチュームで登場してこない 用語集 第三話「事情ある古典部の末裔」 作中登場の小物、その他 ページトップへ 第四話「栄光ある古典部の昔日」 7月下旬。あの時から数日がたち、千反田の夏風邪もよくなり、彼女に奉太郎は創刊号が見つからないと話しにならないという。時効になっていくのかもな、という奉太郎の言葉に千反田は反応、わかりましたと里志と摩耶花にも協力を仰ぐことにした。別の日に地学準備室にて2人に事情を説明。2人ともそれぞれに興味を持ったらしく協力してくれることになった。そのため、古典部員全員で過去を探ることとなった。 別の日、奉太郎は里志と街中で待ち合わせをしていた。マウンテンバイクで来た里志と合流、そのまま市外にある千反田家へと向かった。仮定の話が出たが奉太郎はすっかり忘れていた。 あの後、それぞれが関谷純に関すること、45年前の古典部になにがあったのかを探り、資料を用意、仮説を立てて皆で推理をしようということになった。MTBで向かう里志を見て奉太郎は楽しそうだなと呟く。高校生活が。里志は基本属性が薔薇色だからだというが、奉太郎はショッキングピンクだろうと返す。里志は何色にも染まってあげない、奉太郎を貶める時には無色だというだろうという。しかし奉太郎は少し考えてお前に好かれようと思っていないと言った。 千反田邸についた2人だが物凄い屋敷だった。驚く里志だが無反応の奉太郎。白のワンピースに若草色のロングスカートという格好の千反田に出迎えられて、すでに着いていた伊原と合流した。場所はとても広い畳部屋でテーブルが小さく感じられる。 45年前、古典部に何が起こったのかの検討会が始まる。まずは資料の配布、報告、質問、報告者の仮説、仮説の検討の順に行われる。 まず千反田から。千反田は「氷菓」序文自体に注目した。1:「先輩」が去ったこと。(どこから?)、2:「先輩」は45年前は英雄で44年前は伝説だったこと、3:「先輩」は「静かな闘士」「優しい英雄」だったこと、4:「先輩」が「氷菓」を命名したこと、5:争いと犠牲があったこと(犠牲=先輩?)。 1は関谷純が神山高校を退学したこと。2は時間経過で話がおおげさになるということ。3.5はそのまま、静かな闘士で優しい英雄だったが争いで犠牲になった。4は今回はパス。仮説:千反田は伯父は何かと争い、学校を追われたのではないか、最近神山商業高校で不良による恐喝で文化祭荒らしがあった。そのようなことを伯父は暴力で訴え、責任をもって退学した。が、奉太郎も里志も同時却下。カンヤ祭は伝統的に模擬店はおこなっていないから。しかしそれでも寄ってくる不良はいると。そこで里志が1960年代の学生ではありえないと言い出した。その時代の学生の対象は国家や体制である学生運動であるということらしい。次の伊原は一部千反田を否定するらしい。里志が言い出した池が見たいということで場所を縁側に移した。 伊原は団結と祝砲というものに注目。時代は45年前。1:我々=生徒、反動勢力と権力主義者=先生。45年前に闘争があってそれを指導したのが関谷純だった。2:実行主義をおこなって先生達を困らせた。仮説1:関谷純たちは先生達を暴力で訴えた。2:45年前、生徒の自主性が損なわれるなにかがあってそれに反発したのではないか。しかし、内容が抽象的過ぎてこれ以上推定しようがないし、氷菓も団結と祝砲両方信じるならば退学時期は10月じゃなくて6月であるべきだったということ。そこで里志の番だったが、またまたお菓子を食い過ぎてると言うのにお腹が減ったという。おにぎりなら作れると千反田の勧めで場所は食堂へ。 里志が注目したのは当時の神高月報1:事件では暴力は振るわれなかった2:事件では非暴力、非不服従が貫かれた3:事件は全学に影響するものであった4:事件の最中、「我々」は団結した。我々というのは=全学が参加したか、全学から選ばれた誰かがいたのではないか。関谷純の運動と伝説的な運動、どちたが伝説的ならば、そういう一文があるのではないか、そして仮説は里志の決まり文句の「データベースは結論が出せない」。 奉太郎は「神山高校50年の歩み」の資料をもってきた。しかし「仮説」を立てる事を知らなかった奉太郎は何も用意していない。流石に面倒くさくなって流そうとした時、雨が降ってきた。しいたけを干しているのを忘れていたと急に立ち上がる千反田にあわせて奉太郎は手洗いをかりにいった、が、屋敷内はとてつもなく広くすぐに迷った。廊下端に少しドアの開いた部屋があり除いてみると千反田の部屋だった。勉強机の上には様々な資料が散乱しており、それみた奉太郎は少しは頭を使ってみる気持ちになった。 トイレで今までのみんなの推定から統合しておおよその真実にたどり着いた。 場所は最初の座敷に戻し、奉太郎はまとめにはいろうという。そこでシャーロックホームズのワトソンよろしく里志のいつものセリフ。 「ホータロー、何か思いついたね?」 説明を始める奉太郎。まずは「いつ」、45年前。時期は氷菓と団結と祝砲両方信じるならば、事件が6月、退学が10月。次に「どこ」、神山高校で。「誰が?」、団結と祝砲から古典部部長関谷純。神高月報によると全学も事件に関わっていたことが分かる。「なぜ」、全校生徒が立ち上がるといったら教師陣、伊原の言葉を借りるなら「自主性が損なわれて」。そして事件の原因は「文化祭」。奉太郎は50年の歩みから6月に文化祭の話し合いが持たれ、10月に退学したと見た。年表をみると○と□があり、□が毎年行事、○はその年にあった出来事だった。「文化祭を考える会」は6月、○だった。なぜ45年前だけに文化祭を考える会がもたれたのか。それは氷菓序文にある。「今年も5日間行われる」行われるほうが重要ではなく、5日間にあると奉太郎。年表の学力重視宣言と合わせて考えると校長は5日間もあった文化祭を縮小しようとしたのではないか、だから全学がアレほど怒りに燃え上がった。これが事件の原因「何故」。 「どのように」、古典部部長関谷純君に支えられた英雄的指導により果敢なる実行主義が行われた。「何を」、全学はボイコット程度で訴え学校側と話し合い、縮小計画は頓挫した、しかし指導した関谷純は退学させられた。退学時期がずれているのはすぐに退学させれば全学がまた燃え上がるから。 質問もなし、千反田のこの内容で文集をつくっていこうと解散となった。雨降りしきる中、傘を借りて奉太郎と里志は帰途につく。 しかし1人残った千反田は「ならどうして私は泣いたのでしょうか」と自問した。 原作との相違点 奉太郎と里志の待ち合わせ場所がアニメは市内だが、原作は神高だった。 奉太郎が「仮定」を立てるの忘れていた描写はアニメは待ち合わせ場所だったが、原作では千反田が資料を回したところだった。 伊原はアニメでは私服だったが、原作では学校に用事でもあったのか制服姿だった。 関谷純が「中退していた」ということは始めてこの場面でいわれた。 原作で出した「いつも持ち歩いている」学生手帳を、アニメでは千反田は出さなかった。 原作で言われている千反田の「システム論」(ガイア論、又は抑止力)がアニメでは語られていない。 原作では「トソウってなんだ?」と奉太郎は口に出してきいているが、アニメでは省かれている。 里志の「池が見たい」、「お腹減ったでの食堂移動」この二つが原作ではない。 原作では雨が降ってきて千反田がしいたけを取り込みに行かない。 原作では奉太郎は千反田の部屋を見ておらず、自分自身の決意で謎を解いた。 アニメでは5W1Hについて触れていない。 用語集 質疑応答 作中登場の小物、その他 ページトップへ 第五話「歴史ある古典部の真実」 帰り道、里志は思いも寄らなかったという、あのホータローが自分から何かをしようとするとは。千反田さんのためだろ?という里志にいい加減灰色にも飽きたからなと奉太郎は返した。隣の芝生は青く見える、だから推理でもして「お前ら」に一枚かみたかったのかもしれないと語った。 奉太郎は薔薇色が羨ましかったのかい?という里志の問いにかもな、と投げやりにいって自転車をこいだ。 自宅に帰ってきた奉太郎は薔薇色についてや過去のことを考えていたが、そこに姉、供恵から電話がかかってきた。プリシュティナについて健康・資金ともに問題なし、今度はサラエヴォについたら電話を入れるという。しかし電話の中で姉は重要なことを言った。 「カンヤ祭」は禁句。「悲劇」、「あれはいやだった」、そして「優しい英雄」と。奉太郎は関谷純のことを聞かせてくれというが「そんな暇はなーい!じゃね」とぶっつりきられてしまった。姉の電話から「本当に関谷純は望んで学校を去ったのか?」ともう一度推理することに。 突き止めてやると決意を目に宿した。 翌日、話があるとメンバーを地学講義室に集め、奉太郎は補足をするために集めたといった。序文から英雄譚なんかじゃない、犠牲という文字、別に「いけにえ」ともよめること。そして直に序文を書いた本人に聞こうという。 郡山養子。郡山は糸魚川の旧姓だった。千反田に伯父のこともわかるだろうという。実は本人に確認をとっており、2年の頃部長だったそうだ。アポもとってあるからと全員で図書室へ。 糸魚川先生はまだ仕事をしていて、話を聞き始めた。あの序文をみせると「あの45年前の運動」のことをしりたいのかと。千反田は堰を切ったように質問をするが、折木の推理のはなしになると司書室へと場所を移した。 折木の推理を見て「まるでみてきたようね」と絶賛、逆に質問をする奉太郎。関谷純は望んで学校を去ったのか。望んで全生徒を守り英雄らしく学校を去ったのか。 糸魚川先生は当時のことを話し始め、終わると概ねのことはわかった。しかしなぜ氷菓という文集名なのかは糸魚川もわからなかった。それに苛立ち、奉太郎はその意味を明かす。 その意味から千反田は当時のことを完全に思い出し、これでようやくちゃんと伯父を送れます、ありがとうございました、と言った。照れる奉太郎は「たまたまだ」と返した。 その後、文集の代割とスケジュールを作ってきた伊原に文句を言うが、里志にホータローはこういうときにしか動かないからといわれてしまう。 いつもの千反田との帰り道。奉太郎はなぜ里志や伊原に協力を頼めたのか?ときくと、あの時奉太郎が「時効になっていく」という言葉をきいたから。10年後もし今のことを忘れていたらそれはいやだと。そして千反田と別れ、家の帰途につく。 供恵への手紙にはどこまで関谷純の事件をしっていたのかなど書く。「しかしこれではまるで・・・まさかね」と奉太郎は笑い飛ばした。 原作との相違点 サラエボへ終わったすぐ、7月末に手紙を書いているように見えるが、原作では衣替えも終わった文化祭直前に書かれている。 用語集 質疑応答 作中登場の小物、その他 ページトップへ アニメあらすじ素文を作成。商品情報追加。 -- L (2012-06-18 05 52 40) 全体調整。アンカー設置。 -- L (2012-06-18 21 01 26) 氷菓第一話Aパート編集完了。 -- L (2012-06-20 03 38 33) 2話追加 -- L (2012-06-22 06 34 35) 3話追加 -- L (2012-06-23 11 35 26) 4話追加 -- L (2012-06-23 23 13 57) 5話追加 -- L (2012-06-24 03 07 54) ページ全体調整、用語集、質疑応答、作中登場の小物、その他 、ページトップへのリンク敷設。 -- L (2012-06-24 03 09 29) 名前 コメント
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[1998-O-27] 福井幸太郎・小泉武栄.木曾駒ヶ岳の山頂付近の風衝斜面におけるパッチ状裸地.日本地理学会発表要旨集 53 98-99 [1998-O-28] 目代邦康・小泉武栄.雑誌「史蹟名勝天然紀念物」からみた昭和初期の日本の自然保護思想.日本地理学会発表要旨集 54 222-223 [1998-CA-67] 氷河時代と現在.駒澤大学高等学校研究紀要20 11-15 [1998-CA-68] 川と日本人の歴史.地理 43 30-37 [1998-CA-92] 日本の自然の豊かさとは.THE地球人(長野県地球人会議) 1 8-16 [1998-BR-44] 貝塚爽平:世界の地形.地理学評論 71 848-850 [1998-M-91] 高山の地形学.山と渓谷 1998(8) 64-67 [1998-M] 東北地方における山地植生の成立環境.日本生態学会東北地区会会報、58,1-6、1998. [1998-M] なぜ高山植物は貴重なのか.岳人,1998年9月号,145-146,1998. 1999 [1999-A-69] 日本海側多雪山地における地すべり起源の植物群落.東京学芸大学紀要第3部門社会科学50 49-59 [1999-R-27] 小泉武栄・辻村千尋・目代邦康・酒井 啓.羽後朝日岳山頂部における階段状地形の成因とその生態学的意義.和賀山塊自然学術調査会「和賀山塊の自然」 81-86 [1999-R-28] 目代邦康・酒井 啓・小泉武栄・辻村千尋.羽後朝日岳とその周辺の地形.和賀山塊自然学術調査会「和賀山塊の自然」 77-80 [1999-R-29] 建設省国土地理院.日本の典型地形 都道府県別一覧」国土地理院技術資料 D・1-No.357 [1999-BR-45] 「松井 健先生の思い出を語る」記念誌刊行会編:松井 健先生の思い出を語る―ペドロジーへの道.第四紀研究 38 420 [1999-M] 氷河がつくった岩の殿堂-槍・穂高の自然.『槍・穂高-岩橋崇至写真集-』,106-107,山と渓谷社,1999. [1999-M] 木をみて森をみて山をみよう.森林インストラクター会報,No.29,1,1999. [1999-M] 尾瀬の地形のなりたち.自然保護,440,35,1999. [1999-M] 知的登山のすすめ.保険展望,46-4,14-1.簡易保険加入者協会,1999. [1999-M] 高層湿原の話.みずのわ,113,14-17.前澤工業株式会社“みずのわ”発行委員会,1999. [1999-M] 丘陵地で生きるカンアオイ-地表変動と乾燥の狭で-.多摩のあゆみ,96,38-51,たましん地域文化財団,1999.
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※私立聖恵女学院のページをコピーさせていただきました!izmさんありがとうございます。 希園大学(通称「きそだい」)は、国公立の四年制総合大学である。(一部学部は六年制) 偏差値は文系62~65くらい、理系65~68くらいとやや高め。※学部学科により偏りあり 沿革・教育理念 希園大学は、もとは国公立4年制の教育大学「希園教育大学」として作られた大学。 やがて久守都区にある同じく国公立の「久守都畜産大学」と併合し、「希園大学」と称するようになった。 一、生涯学習……つねに工夫し、開拓し、自分を「学ぶ」環境におけること。 二、自律……自らを律し、ただ迎合することなく、自分の意見を確立できること。 三、コミュニケーション……ときには譲り合い、人との関わり合いを重視し、意見交換し、最後には調和をとること。 つねに学び、工夫し、自分の考えを持ったうえで、人との関わり合いを保ち、意見交換をし、円満をはかる。 希園大学は、以上三点における人間の育成を目指している。 立地・通学 3つのキャンパスがあり、履修課程により立地が分かれている。 希園キャンパスは3つの中で一番古く、希園駅前にある希園ショッピングモールを越えた奥に存在する。 逢坂キャンパスは3つの中で一番新しいキャンパスであり、逢坂駅前の高級商業地区に25階建てのビルとして建てられている。 久守都キャンパスは理系学科の校舎であり、自然が色濃く残る久守都の田園地帯にぽつんと建っている。その様をみて久守都農工大学と呼ばれたりもする。 施設 基本的には一般的な大学のつくりをしている。 ここでは、3校舎のうちで主に目立つ建物を紹介する。 逢坂タワー 逢坂区に存在する、25階建てのオフィスビル状の校舎。 逢坂キャンパス内には背の低い建物が数棟あるものの、逢坂キャンパスの授業のメインはここで行われる。 25階のホールはパーティ会場になり、卒業生なら同窓会の会場として申請できる。20階はスカイラウンジで、ビュッフェ形式の食事ができる。 希園大学動物病院 久守都区に存在する、大学付属の病院。もとは明治に家畜病院として開設された。 非常に古い建物で、その老朽化具合はセラフィム支部の借家に勝るとも劣らないという。 その外観にくらべて使用されている機器が最先端なのは、政府のとある機関からの内密の援助がおこなわれているとの噂もある。 希園大学植物園 久守都区に存在する、大学付属の植物園。 日本の四季を色濃く感じることのできる希園の位置に設立されたこの植物園には、キノコ、サボテン、ハエとり草、若木や大樹など、さまざまな植物が存在している。 また、併設された博物館には、民俗学的・考古学的にも貴重とされる蜘蛛・蜂・貝・ウミウシ・蟹などの化石や標本等も展示されている。 学部 希園キャンパス……1~2年生 逢坂キャンパス……文系:文学部(文学、社会学、心理学)、歴史学部(西洋史、東洋史、日本史、考古学、民俗学)、法学部、経済学部、教育学部 久守都キャンパス…理系:医学部(歯学、医学、薬学、看護学)、建築学部、工学部(機械工学、物理学、情報学)、獣医学部、農学部(農学、農芸化学、生命科学、水産地学) ※学科などの詳細は所属希望のPCが追加してください。また、学部の追加は好きに行ってください。 追加の際に学部・学科がダブリそうな場合は、こちらが勝手に併合させる場合があります。 県立希園高等学校NPC一覧 島原新(しまばら あらた/62歳/男) 悪魔寄生体:モリオン 職業:研究者(大学教授) 所属:DUST 「このPSPを賭けてもいい」 きそだいの名物教授であり希園大学動物病院の院長。会話中に身の回りのものを賭ける悪癖がある。 希園に存在する動物たちを国の宝として愛し、(ざっくばらんに)保護する博愛の人である。 その正体はDUST所属の悪魔憑きであり、DUSTの出向員。 その能力からDUSTとリベルタ間の折衝も務める協力者であり、もし悪魔事件に巻き込まれた動物がいるのなら、能力を使い無償で治療してくれるだろう。 高柳要一(たかやなぎ よういち/62歳/男) 悪魔寄生体:ウォーコイト 職業:研究者(大学教授) 所属:セラフィム 「論文にシチューのことを書かないように」 きそだいの教授。希園大学植物園の院長。 紳士然とした態度をとる英国紳士のような男だが、その実は苦労性で、つねに胃痛に悩まされている。 あまりに常識人のため、一度胃痛で入院にまで至った事があったが、退院してみたら植物園が園長代理のもとライトアップされていたり等酷いことになっていた。 その件については、集客が見込めるようになるならいいか……と達観の構えになった。 胃痛でヴィシャスの気配を察知する事ができるらしくアンジー経由で掃討の依頼をだすことがある、という噂もある。 吉田全作(よしだ ぜんさく/55歳/男) 悪魔寄生体:なし 職業:研究者(大学教授) 所属:フリー 「この呪われた希園と言う地に光を!!」 ちょび髭+つるつるな、きそだいの民俗学教授。 あきらかに異常な天変地異を何度も受けつつも回復し続けてきた希園の地の、謎を解明しようと研究する熱血漢。 彼の深い希園市についての伝承知識や資料・論文の数々は、伝承めいた任務の役に立つことだろう。 希園大学PC一覧 希園大学PC一覧(別ページ)を参照。 以降、追加予定? なんかおもしろそーな設定あったら追加しちゃってください。 カウンター: - / 今日: - / 昨日: -
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M-Tea*4_7-地震の国(四)今村明恒 2011.9.10 第四巻 第七号 地震の国(四) 今村明恒 二四 役小角と津波除(よ)け 二五 防波堤 二六 「稲むらの火」の教え方について はしがき 原文ならびにその注 出典 実話その一・安政津波 実話その二・儀兵衛の活躍 実話その三・その後の梧陵と村民 実話その四・外人の梧陵崇拝 二七 三陸津波の原因争い 二八 三陸沿岸の浪災復興 二九 土佐と津波 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 【週刊ミルクティー*第四巻 第七号】 (http //www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/160481) ※ クリックするとダウンロードサイトへジャンプします。 (612KB) 定価:200円 p.204 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(57項目)p.310 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 きょうづか、きょうづか! 週刊クリティキィー* 天台宗の僧侶は、好んで高山名岳にその道場を建てる。したがって往時においては、気象・噴火・薬物などに関する物識りが彼らの仲間に多かった。鳥海・阿蘇・霧島の古い時代の噴火記事は、たいてい彼らの手になったものである。 役小角はおそらくは当時、日本随一の博物学者であったろう。彼が呪術をよくしたということと、本邦のあちらこちらに残した事跡と称するものが、学理に合致するものであることから、そう想像される。(略) この行者が一日、陸中の国船越浦に現われ、里人を集めて数々の不思議を示したのち戒めて、「卿らの村は向こうの丘の上に建てよ。この海浜に建ててはならない。もし、この戒めを守らなかったら、たちまち災害がおこるであろう。」といった。行者の奇跡に魅せられた里人はよくこの教えを守り、爾来千二百年間、あえてこれに背くようなことをしなかった。 そもそも三陸沿岸は、津波襲来の常習地である。歴史に記されただけでも少くない。貞観十一年(八六九)五月二十六日のは溺死千をもって数えられているから、人口多い今日であったら、幾万をもって数うべき程度であったろう。慶長十六年(一六一一)十月二十八日のは、死者の数、伊達領の一七八三人に、南部・津軽の分を加えて五〇〇〇人に達したといわれている。これも今日であったら幾万という数にのぼったに相違ない。明治二十九年(一八九六)六月十五日の津波死人は二万七一二二名の多数におよんだのであるから、これをもって三陸津波の最大記録とする人もあるが、なるほど、損害の統計はそうでも、津波の破壊力はやや中ぐらいにあったと見るべきである。 (「二四 役小角と津波除け」より) 4_7.rm (朗読:RealMedia 形式 472KB、3'50'') milk_tea_4_7.html (html ソーステキスト版 224KB) 今村明恒 いまむら あきつね 1870-1948(明治3.5.16-昭和23.1.1) 地震学者。理学博士。鹿児島県生まれ。明治38年、統計上の見地から関東地方に大地震が起こりうると説き、大森房吉との間に大論争が起こった。大正12年、東大教授に就任。翌年、地震学科の設立とともに主任となる。昭和4年、地震学会を創設、その会長となり、機関誌『地震』の編集主任を兼ね、18年間その任にあたる。 ◇参照:Wikipedia 今村明恒、『日本人名大事典』(平凡社)。 底本:『地震の國』文藝春秋新社 1949(昭和24)年5月30日発行 http //www.aozora.gr.jp/index_pages/person1578.html NDC 分類:453(地球科学.地学/地震学) http //yozora.kazumi386.org/4/5/ndc453.html 難字、求めよ 名岳 めいがく? 深海床 耐浪 越喜来 おつきらい おきらい、か。 謳える うたえる? 破浪 汐込 救合 糾合(きゅうごう)か? 頌揚 しょうよう? 副振動 土埆造 阜頭 埠頭か。 調船 つぎふね? 洪浪 鉅資 巨資(きょし)か。 小宇 スルマ川 インドの河名。 『弘列筆記』 浜口担 はまぐち〓 梧陵の末子。 伊木博士 海底火山説。 本多博士 むしとりホイホイ 宝蔵寺 → 法蔵寺か? ほうぞうじ 現、和歌山県有田郡広川町上中野。広八幡神社の南西にある。 馬淵冷佐 → 馬渕冷佑か まぶち れいゆう 1879-1941 大正・昭和期の国語教育者。童話作家。教師用解説書の著者として活躍。共著で「日本お伽文庫」を完成。(人レ) 稍※[#二の字点][#一字不明]位 → やや中ぐらい 述べらた → 述べられた 常源寺 → 常賢寺か じょうげんじ 字名。現、高岡郡中土佐町久礼。 底本は左辺のとおり。右辺にあらため、もしくは編注に記した。 スリーパーズ日記 タイムアウト。 浪と波の使い分けについて。 浪、津浪、防浪、防浪堤、浪高、浪入 → 波、津波、防波、防波堤、波高、波入 以上、置き換えました。浪災、破浪、洪浪、耐浪はそのままにしました。 もえて → 燃えて 週期 → 周期 畫かれた → 描かれた 有ち → 持ち 立後れ → 立ち遅れ 烈しい → 激しい 以上、置き換えました。 9.7 22 29 震度5強、日高中部・新日高町。M5.1。 2011.9.13:公開 八面玲瓏。 目くそ鼻くそ。しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ: - 名前 コメント
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後日談その2-2 前回のあらすじ ツムギ・マーキス「殺人的な笑顔よ!」 ヒイロ・ユイ「あと何人前おかわりいいですか?」 ミオアルド・ピースアキヤマ「(ユイが来ないなら)練習は・・・断る!!」 張 憂飛「ユイのために、私は頑張る!」 Wファンの皆さんごめんなさい。 平沢家! 唯「ただいまー」 澪憂「おかえりー」ダキッ 唯「ちょっと苦しい」 澪「だって、今日唯が遅いから心配したんだぞ!」チュッチュッ 律(凄い迎え方だ) 紬(私も挟まれたい) 唯「澪ちゃんとお姉ちゃんのお友達を呼んできました」 憂「あっりっちゃんにムギちゃんいらっしゃい」 澪「唯の招待なら上がって良いぞ!」ギュー 律「唯ちゃんの招待さ!」 澪「しょうがない。律とムギも夕食食べるか」 律「よっしゃー!」 紬(澪ちゃんって結構縛るタイプなのね) リビング! 唯「うまうまー」パクパク 澪憂(和む) 律紬(何この可愛い生物///) 唯「澪ちゃんあーん」スッ 澪「唯///みんな見てるよ///」テレッ 唯「あーん」スッ 澪「あっあーん///」パクッ 澪「美味しい」 憂律紬(良いなぁ~) 律「唯ちゃん!私にもあーんしてくれ!」 唯「うーん・・・じゃあこのウインナーであーん」スッ 律「あーん」パクッ 律(幸せで死んでも良い)バタッ 紬「さよならリツーナ」 憂「そう言えば唯、学園祭来てくれる?」 唯「今のところはね」モグモグ 澪「唯が来るって!?」 紬「憂ちゃんと澪ちゃんがちゃんと練習したら来てくれるって」 澪「待ってくれ!私はちゃんとやってるぞ!」 唯「りっちゃんさんから聞いたよ!今日は全くやる気がなかったって!ちゃんとやらないと行かないよ!」ムスー 澪「わかった!ちゃんとやるから来てくれ!」アセアセ 唯「お姉ちゃんも!」 憂「お姉ちゃんって言ってくれた」 紬(唯ちゃん流石だわ!) 澪「それはそうと唯、明日理科のテストだよな?」 唯「ごっごちそうさま」スタタタ ガシッ 澪「憂。私もごちそうさま」 唯「離して!離して!やだやだー!」ビエーン 澪「さて、反省会行くぞ」ズルズル 紬「いつもああなの?」 憂「しょうがないよ」 律「助けに行くぞ!」 唯の部屋! 律「澪!唯ちゃんが可哀想だ!」ガチャ 唯「りっちゃんさん!」 澪「これ。志望はウチだそうだ」ピラッ 律「・・・・・5教科で324点。悪くないじゃん。もうちょいじゃん」 澪「それが良いとき。問題はこれ」ピラッ 律「・・・・・4教科で213点」 唯「うわーん!」ビエーン 澪「どうも理科が駄目なんだ」マルマル 律「理科・・・26点。良いときでも52点」 唯「うわーん!見ないで~」ビエーン 律「あっごめんな。唯ちゃん」アセアセ 澪「他は悪く無いんだけど・・理科が足引っ張るとそのまま引きずっちゃうんだよ」マルマル 澪「採点終わった。ほら、律より出来てるぞ」ピラッ 律「・・・・数学94点スゲー」 唯「ううう、恥ずかしい///」 律「理科の物理化学なら出来るじゃ無いのか?」 澪「そのはずなんだがな」 律「生物地学で駄目なのか?」 澪「難点なんだよ」 律「ちなみに今回のテストは?」 唯「それはだめー!」 澪「だそうだ」 律「理科を他の4教科で補えば良いじゃん」 澪「最低350点は欲しいから理科を捨てられないんだよ」 唯「お姉ちゃーん!あいすぅ~」 憂「食べ過ぎちゃ駄目だよー」コト 紬「簡単よ!」 澪「ムギか!」 律「簡単って」 紬「理科で70点以上取ったら澪ちゃんが学園祭で唯ちゃん大好きって叫べば良いのよ!」 澪「なっ///」 律「良い案だな。唯ちゃんどう?」 唯「えへへ~///」カキカキ 紬「現金な子だけど唯ちゃんは大好きよ!」 律「トランザムしたエクシアより速い!」 唯「澪ちゃん出来た!」 澪「・・・・・」マルバツマルマル 澪「・・・・67点」 律「唯ちゃんもうちょっとだ!」 紬「澪ちゃんは練習しなきゃね!」 澪「あはは。あははははは」 憂「みんな今日泊まってくー?」 律「あっもうこんな時間か!」 紬「澪ちゃんは泊まってくし、私達は帰ろっか」 唯「ええ~ムギちゃんさんも一緒に寝ようよ~」 律「わっ私もか!?」 唯「良いよ~」 律紬「泊まります!」 テスト返却日 唯「ただいまー」 憂「おかえりー!」 唯「理科頑張ったよー」 憂「どれどれ・・・82点唯やったね♪」 唯「それでね。学園祭行くって先生に言ったら許可出たんだよ~」 憂「やったね♪じゃあ今日は唯の好きなハンバーグにするね!」 唯「ハンバーグ!わーい!」 次の日 憂「・・・でね、唯ったら澪ちゃんに大好きって言われるの期待しててその話ばっかだったんだ」 澪「・・・・・」 律「頑張れ」 紬「これはそのまま唯ちゃん連れて逃走しかないわね!」 憂「じゃあ練習やろ練習!」 澪「採点ミスじゃないのか!?」 憂「写メです!」 律「おー!82点だ」 澪「28点かダメだな唯は・・・・・」 律「目を覚ませ」パコン 続く 次回予告 紬「THE WORLD!」 曽我部「彼女がNo.2ね」 澪「・・・・・転んじゃった」 ぶっちゃけWよりXの方が好きです。 NEXT:後日談その2-3 INDEX:澪(唯ちゃん・・・可愛いな) BACK:後日談その2-1 戻る(SS) TOP
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M-Tea*7_12-進化遺伝の科学(一二)石川千代松 2014.10.11 第七巻 第一二号 進化遺伝の科学(一二) 石川千代松 第十六章 保護色および警戒色 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 【週刊ミルクティー*第七巻 第一二号 ダウンロードサイトへジャンプ】 (2.5MB) 税込価格:100円(本体税抜93円) p.140 / *99 出版 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ PDF 形式、六インチ判。Mac OS X 10.4・Acorbat Reader 5.0、Windows 7・Adobe Reader X および SONY Reader(PRS-T2)にて確認済み。 ※ この作品は青空文庫にて入力中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、転載・印刷・翻訳などの二次利用は自由です。 (c) Copyright this work is public domain, 2014. パブリックドメインマガジン 報道ミューテーション* しかし不用器官がぜんぜん消失することは、それはなかなか久しい時日を要するものであります。クジラは第三紀のはじめごろからあのありさまでいますが、その後肢はまだ完全に消え失せないで、その骨の一部は胴の肉内に退化器官として残っています。また鳥は、クジラよりはるか前の中古代ジュラ紀にいたアルキオプテリクスで考えてみますと、そのときすでに前肢には三本の指があって、今日でも鳥の発生中には五本の指ができてきます。かような例はいずれの動物の発生中に見ることのできるもので、十分に成長した個体ではまったく消えてしまった器官が、発生中現われてくるものはたくさんあります。 ※ #ref(7_12.rm) (朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x xx) ※ お休みしまーす。 石川千代松 いしかわ ちよまつ 1860-1935(万延元.6.6-昭和10.1.17) 動物学者。東京の人。ドイツに留学して、日本にワイスマン流の進化論を紹介。東大教授。魚類学・細胞学を研究。/動物学者。東京開成学校予科を経て、東京大学理学部動物学科卒業(1882)。同大学助教授となり(1883)、1886~1889年ドイツに留学し、フライブルク大学で A. Weismann に師事し、無脊椎動物の生殖・発生などを研究。帝国大学理科大学助教授を経て、同農科大学(のち東京帝国大学農学部)教授(1890~1924)。夜光虫・オオサンショウウオ・クジラなどの生殖・発生および細胞学的研究をなし、ホタルイカの発光、アユの養殖など多方面の研究がある。(生) ◇参照:『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)、『岩波生物学辞典 第五版』(岩波書店、2013.2)、Wikipedia 日本語・オフライン版(『iP!』2009.4月号、晋遊舎)。 底本 底本:『最新科學圖鑑(5)・進化遺傳の科學』アルス 1933(昭和8)年6月16日発行 http //www.aozora.gr.jp/index_pages/list_inp1478_1.html NDC 分類:460, 467(生物科学.一般生物学 / 遺伝学) http //yozora.kazumi386.org/4/6/ndc460.html http //yozora.kazumi386.org/4/6/ndc467.html 難字、求めよ 生殖質淘汰 プリオセーン プライストセーン グリーンランドクジラ 生殖質内淘汰 決定素 けっていそ → 決定因? 決定素の同化作用 中古代 ちゅうこだい アルキオプテリクス 体部の競争 節肢動物 せっし どうぶつ → 節足動物か キチン質膜 キチンしつまく 奇形的の変化 三つ尾 脳背腺 のうはいせん 第三の眼 脳底腺 のうていせん 無管腺 むかんせん パラルガ チョウの一種。 第二性形質 だいに せいけいしつ 中断変異 ベイトソンの説。(本文) 進化的変化 ネゲリーの説。(本文) 直進変化説〔ちょくしん へんかせつ〕 → 定向進化か 化石動物 カーグレン島/カーゲレン島/カーグウレン島 ヘルトウィッヒ ローマネス → ロマーニズか ウィルヘルム・ルー シムペル ハッテリア メリフィールド ネゲリー バワー → バウル Baur か 年表 一八六〇年ごろ ワーゲンやノイマイヤーら、ユーゴー・ド・フリースより前に生物の体部が変わってくることを唱える。 むしとりホイホイ 程度《ていど》か → 程度《ていど》が 【が?】 ありす → あります 【ま?】 益《えき》か → 益《えき》が 【が?】 見《み》すま → 見《み》ます 【ます?】 若《も》[#全角あき] → 若《も》し 【し?】 九五十七 → 百九十七 【百九?】 以上6件、底本は左辺のとおり。 スリーパーズ日記* 書きかえメモ。 辺 → あたり ラマーク → ラマルク ウワレース → ウォレス ベートソン → ベイトソン ヒウゴー → ユーゴー 遺《のこ》 → 残 ユウラ → ジュラ フライブルグ → フライブルク 10/04 土曜 晴れ。 Nスペ・御嶽山噴火。 10/05 日曜 風。 朝方まで、山形新聞への「私の主張」を書いてみる。600字に一晩かかる。その後、就寝。 10/08 水曜 快晴 『新版 地学事典』(平凡社、2005.5)より、東北の主要な火山の活動年を抜き出してみる。 秋田駒ヶ岳火山 1890~1891 噴火。 1932 噴火。 1970~1971 噴火、溶岩流出。 栗駒火山 1716~36、44 噴火。 1788 降灰。 1895 鳴動。 1944 噴火。 安達太良火山 1899~1900 小噴火。 磐梯火山 806 噴火。 1888 噴火。 吾妻火山群 1331 噴煙。 1714 〃 1789~1800 〃 1804~1853 〃 1893~1896 〃 1950、52 〃 1966~1969 〃 1977~1978 〃 2014.10.11 公開 目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ: - 名前 コメント
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●クーンのパラダイム理論 前回は、確かクワインの話をして、ちょっとハンソンにも触れて、エピステーメー、エピステモロジーというところまで話をしたと思います。 科学哲学の発想のなかで、私自身、最も親近感があるのは、バシュラールとかカヴァイエスという、フランス系エピステモロジーの人たちです。 歴史的にどうだったか、彼らの発想がどうだったかという話は前回しましたけれども、基本的には歴史性へ帰ってきたという話です。ポパーは内在的に考えることで問題をもう少し一般化しましたが、クワインはむしろ3つの不確定何とかというタイプを出して考えた。その不確定というのは「世界の現実をある種のタイプの細部としての不確定性である」と考えると分かりやすい。そういう話をしました。 ただ個別性にどう触るかっていったときに、クワインはネオプラグマティズムという、非常にアメリカンな発想の立場を取ったわけです。 プラグマティズムに関して、パース自身はプラグマティズムというよりプラグマティシズムという言い方をして、ある意味で存在論のシステムを考えたんです。それをウィリアム・ジェイムズが個人をベースにする思考にがらりと変えました(宗教的な議論が入っているので、根本的に変わったというと言いすぎだけど)。ともあれその伝統によって、アメリカでは今でもオリジナルの哲学としてプラグマティズムに凄い自負を持っています。昔、パトナムとローティが日本に来て講演したときに、事後の質疑応答でもその自負がはっきり出ていました。ローティはもともとそうなんですけれども、パトナムもそうなのかと。彼らは自分自身の土壌になった哲学として、プラグマティズムに非常に強い思い入れを持っているわけです。これが俺たちのオリジナルの哲学だっていう。 それに対してクワインは物理主義の傾向からネオプラグマティズムをやった。このとき、クワインの立場から見ると、物理主義には内的に問題がある。エピステモロジーに拘泥する理由の一つは(これは僕の感覚なんですけど)科学における「個別」という問題を、どの範囲で考えるかが重要だからですね。 これに対抗して、英米圏ではもうひとつ、新科学哲学というものがありまして、これも何度も言っていますけど、ハンソン、クーン、それからファイヤアーベントとトゥールミンとその辺のあたりが代表例です。彼らも、やっぱり科学における「個別」の問題で歴史に向かうんですよ。 このときクーンの発表したのがいわゆるパラダイム理論です。クーンに対抗する形で、もう一度、ポパーの反証主義に、パラダイム論を取り込んで、うまい具合に折衷主義をとったのがイムレ・ラカトシュですね。ラカトシュのリサーチプログラムです。 クーンの『科学革命の構造』は、いわゆるパラダイム理論を説明したものだといわれて有名になった本です。科学というのは連続的にずーっと伸びているものではない。パラダイムという言葉は、科学の理解における基礎を示しています。この、科学の基礎的な理解、理解のバックグラウンドになるような考え方が、じつは必ずしも連続していない。この手の話を、物理学を例証として考えたのがクーンです。 ●地球科学の場合 このようなクーンの物理学中心主義に対してある日本人が「そんなにパラダイムは変わらないよ」という批判をしました。もう亡くなっていますが、都城秋穂さんという方です。都城さんは地学に即したパラダイム論というのを自分の本『科学革命とは何か』で出したんですよ。ただ絶版で今どこでも手に入らないんです。私も3年位前に名古屋大学の戸田山さんが紹介してくれて議論したことあるんですが、現物は読めていない。 これは、学問のスケールが違うんですよね。物理学でこういう凄い転換が起こったのはいくつか有名な例があるし、それから物性物理のような細かい実験室レベルでの話に対しても、パラダイムチェンジということは非常によく言われます。 ところが、地球科学っていうのは今ものすごくサイズがでかい。最近は何をやっているかっていうと、例えば全地球史とかいうことをやっています。全地球史というのは、地球が45億年前にできてから今までという流れを、全部地学的な要因と絡めながら、地球の歴史を語るということなんです。例えば、原始地球には酸素はほとんど無かった、酸素は無いと言っても、元素として酸素が無いわけじゃなく、遊離した気体の酸素というのが無かった。それを作ったのは20億年程前に発現したケイ藻類で、それがオゾン層を作る場合があるとか、そういう話。それから地軸とマントル対流の話に対する色々な知見とか、大から小までいろんな事が地球の環境に影響を与えたて言って、地球史を45億年トータルでやるわけです。しかも45億年トータルだから、微生物とかそういうものが出している細かい物質も累積して、ものすごく影響になるわけ。さっき言った、酸素なんか一番いい例ですね。 笑い話があって、わたしの知っている分子生物学の先生がいて、大学院生の国際競争があるんだと。そこで面白い研究を発表すると賞がもらえるというので、彼がある年に学生に応募させたのが、レイズドタイタニックっていうやつ。何やるかっていうと、遺伝子コントロールしたバクテリアを使ってタイタニック号を浮上させるってことですね。どうやるかって言うと、バクテリアのなかでまず炭酸ガスを排出するバクテリアを飼って、タイタニック号のなかに送り込む。こういうのをちゃんと計算して浮上させる計画というのを作って応募したんだそうです。かなり絶賛されたけど、賞は取れなかったそうです。 いまのは冗談に近いんだけど、本当に地球惑星科学では、こういう微生物のサイズから考えて議論しているんですよ。その一方で、地軸が変動しているのはなぜかといったら、単なるマントル対流だけでなく、マントルがぼこっと落ち込んで、中心金属核の高密度の液体金属の分布が変わることによって中の渦が変わっちゃって、地軸の磁気の向きが変わるからだというサイズの話もある。それでは、それが生物学にどう影響するのか、とか。そういうある意味でものすごく学際的な学問をやっている。そんなところでころころと全体の人々が見ているようなパラダイム、バックグラウンドにあるパラダイムというものが変わるなどという発想ではできない、という形で都城さんは批判をしました。 ●バシュラールのエピステモロジー パラダイムっていう議論の元になるのは、やっぱり理論科学、もしくは前回も言ったハンソンの理論負荷性があります。頭で考えて個人の学者が言っていることは、個人としての学者たちの知による理解の体系なんですよね。でも理解しているのはあくまでも個人で、その「理解」という言葉が結構問題です。 フォン・ウリクトの『理解と説明』で前回ちらっと紹介しましたが、理解というのは解釈をすることです。解釈の仕方、解釈のバックグラウンドになるものを、科学者共同体はだいたい一緒に持っている。それが科学観といわれるものです。いまの科学観はこうです、物理主義はこうです、という形の解説を支えているものが、パラダイムと言われている言葉には入っている。 ところがそれに対して、エピステモロジーは違います。ポアンカレから始まって、有名なのはバシュラール、カンギレム、そしてカヴァイエス。彼らも「理解」を問題にしていますが、「理解の背景」とはちょっと違うんです。なぜならポアンカレをはじめと、彼らはプロの科学者がプロの科学をやっているなかでしていることそのものを扱う。つまり「理解」といわれているものは、私が見た像の内容ではなくて、理解をする機構であり、その機構としての歴史に目をつけるという発想なんです。 エピステモロジーの発想で「理解」がどこまでいくかというと、精神の発達に行き着きます。精神の発達という発想自体はヘーゲルのものです。ヘーゲルの『精神現象学』における精神の発達は、自己発達です。エピステモロジーの場合、この精神というのは、各人の自由な精神ではなくて、それぞれの科学の、それぞれの分野がやっている、合理的な思考とか実験の手続きとか、そういうものをバインドしている、計画しているものとしての精神であるいう発想になります。 だから、こちらでは、「われわれがイメージしていること」と「理解」が直結していない。例えば、バシュラールなんかだと、この科学の精神がどう発展してきたかということは、同時に、科学教育がどう改変されるかということだというふうに考えていくんです。もちろん、それは個人の精神の素養としてとらえることはできるけれども、逆に言うと、個人を超えてそこに広がっていて、その場として教えられる思考の様式の変更であるとも言うことができます。 そういういうものとしてエピステモロジー、今回はバシュラールを主にとりあげます。 ●科学者集団 パラダイムや個別性に関わっている哲学に、分析哲学があります。そこでは、クワインが言い出したコンセプチュアル・スキームっていう概念があって、これが重要なんですね。概念の枠です。クワインは、全体的に概念枠という枠組みがあって、そこにいろいろと経験が当てはまってシステムになっていく、と考えていく。 その一方で、クーンのパラダイムはあくまでもそこにいる科学者集団の社会的な現在の理解です。彼の場合は、科学者集団の全体の雰囲気、日本の山本七平が言っていた空気とか、そういうものを非常に重視している感じがあります。 ところが、エピステモロジーの科学的精神は、むしろ人間というよりも科学におけるものです。例えば、公理、技法、実験、そういうものを律している。非人間的かもしれない。しかも、これは個別にバラバラでいいんです。だからエピステモロジーを論じるバシュラールは、科学哲学を分配される哲学と考えます。「分配される」と言っても、生物学の哲学とかなんとかっていうそういう大雑把なサイズの話ではなくて、科学において進歩の斉一性っていうのは全然保証されていない、という意味合いです。進歩の仕方は分野によって違う。さっき言った地学と物理は違うとかそういうレベルじゃなくて、物理の中でさえ分野ごと、理論ごとに違う。だからそれぞれの分野、理論に対してそれぞれに応じた形での科学的精神というものが存在する。その分配の間を繋ぐものが、「構造」なんですね。構造という概念を使ってそれぞれの科学的精神の間のやりとりをする。接合する。 だから、この「構造」概念は、狭くとれば形式的な部分や理論の方が着目されるんですけれど、必ずしもそうは限らない。 ただ基本的に、科学的精神・合理的精神というのは、一つの精神としてそこにあるのではなくて、たくさんの精神が、別々のレベルで(例えば、人間の体の中でものすごい数と種類の細胞が仕事をしているのと同じように)非常にバラけた形で、しかもこの「構造」概念を通して、科学であることをひとまず認めている。さらにそれぞれが、いつも教育、実験、発見によって動的に変わっていく。バシュラールは科学をそういうものだと考えているんですよ。 だから逆に、科学的精神のどこに個人が出てくるのか。科学的精神における個人とはなにか、という問いがあるのね。そこがじつは結構難しい。 バシュラールの言い方では、通常、科学哲学において(新科学哲学とかそれから後の科学社会論になると特に)、科学者が研究室を出たときに、何を考えているのか。普通の人に戻ったときに、何を考えているのか。そこに哲学的な問いがあるということをよく言います。だから自分の個別の狭い研究室のなかではなく、そこを出たときに科学をどう理解しているか、ということをカンギレムは考えたわけね。研究室の中にいると科学者は歯車であると。 ところがバシュラールはそうじゃない。研究室に入ったときに何をしているか。研究室の外じゃなくて研究室に入ったときに科学者が何をしているか。バシュラールが問うのはこっちなんです。 一方で、クワインの概念枠は、そんな研究室の内と外の区別なんて何も考えていない。われわれが見ているものの全体としての理解という、非常に大きい枠で考えるわけです。ですから、「組織化する概念」というのは、これはこれで正しいんだけど、じゃあ具体的に、その実態はなにもんじゃいと言ったならば、この言葉以上に言いようがないわけですね。 クワインの概念枠は、前にお話したシステム論における、システムという概念の一番大雑把なところとほとんど変わらないわけです。具体的にそのシステムをどのレベルでどう接しているか、どこを重要なタイプとして考えるか、と考えたのが、例えばクーンのパラダイム論、エピステモロジーの人たちが考えたことです。 ●クワイン、デイヴィッドソン、ラカトシュ… これは余談になりますけど、クワインの概念枠理論に対しては、じつはデイヴィッドソンが「こんなものない」って文句を言います。クワインの有名な『経験主義の二つのドグマ』っていう論文があって、一つが感覚与件への経験論、観念の可能性。もうひとつが、分析判断と総合判断。 これに対してデイヴィッドソンが三つめを言うんですね。第三のドグマ。何かというと、概念枠だと言うんです。 形式と内容の分割、これが第三のドグマだとデイヴィッドソンは言うわけです。 なぜかというと、これは実はパラダイム論にも関わるんだけど、 「理解をするということの意味は何か」という問いがあるからです。前にも言ったけど、デイヴィッドソンにとって「理解」というのは、真理条件意味論だから、真理を導く、証明を導く、ということです。だから証明の仕方が違う、論理が違うとなれば、そんなのわかるわけないじゃないかと。つまりAという概念枠のネットワークに対して、Bという概念枠のネットワークがあるとする。お互いに理解できるのなら一つの概念枠だろ。理解できなかったらそもそも証明とかわからない。だから二つの概念枠は、他者の概念枠がわかるということを言っては意味がない。これはデイヴィッドソンの合理性という考えでも同じなんですよ。私の合理性はわかるけれど、他者の合理性って案外わからない。だとしたら、そもそも合理性という概念を出すことに意味があるのか。そう言ってこの概念枠という発想を否定します。 そうするとパラダイムが違うとか、科学的精神の分割性ということに対して、デイヴィッドソンの立場からだと、そんなことをいう奴は無知蒙昧だと。お前らはわかるということをわかっていないんだ、という話になっちゃう。 つまり理解をするということは、一通りしかない。私がいまここで理解できるという仕方は、一通りしかない。だから、それが変わってしまったら全部が変わってしまう。それがデイヴィッドソンの持っている全体像の話なんですね。でも、デイヴィッドソンは証明という形態をとっていて、システムの内部に、個別と全体とか、タイプとトークン、個別と一般ということを、論理学の形態では持っていないわけですよ。証明をするときには個別も全体もどっちも使えるから。 でもこの個別というのは当然のことながら、頭で考えて一般化できるというかたちでわかるものではないはずです。だから、もし個別が頭で考えて形式的に一般化できるんだったら、クワインの言っている概念枠という概念に対応するし、それの理解ということをデイヴィッドソンのように言うならば、それは結局、「私」の枠が一番大きいことになって、その枠の中にたまたま無知な奴らとか、よくわかっていない奴がいる、という話になるわけね。人間は猿がやっていることがわかるけど、猿は人間がやっていることをわかんないみたいに、上の方が常に下を見降ろしているという立場というのはデイヴィッドソンの態度です。 で、これがクワインの物理主義の物理の微妙なところでもあります。物理といいながら、その物理がいわゆる論理学に還元できない。でも還元できないものだと、「この物理はなんなの?」と言われたときに具体的な物理の書き方は難しいと言った。そのことにクワインの難点があるんですけど。 その部分が、新科学哲学なんかでは、基本的に形式的な取り扱いと言われているものです。実験の取り扱いが、指示や理論を持っていることを確定できない。例えば、指示の不可測性(「これは何の実験ですか?」)とか、理論の決定不全性(「どこに理論があるんだ?」)とか、そういったところに対して、われわれが理解する仕方の不完全な部分こそが、パラダイムという形を生み出すんだと。そう考えた方がわかりやすいです。 ラカトシュのリサーチプログラムは、相性がいいんですね。科学はリサーチのプログラムという個々の理論ではなくて、リサーチプログラムという方向に向かう理論集団であると。 典型的なのは、ビッグプロジェクトです。有人宇宙船を火星に持っていく、そのためには何が必要かというもの。それからさっきの都城さんが出していたようなタイプの、全地球史、全部の地球という課題があってそれを越えていく。それにはどういう個別の研究が絡んでくるんだろうか。そうやって目標を設定して、研究する。その間に必要なもの、手段、目的、それから情報提供という形で、いろいろなバラバラの理論が結びつく。理論の組み換えも起こるし、この理論は駄目だなあと思っても、別の理論が発達して、それによって再出発する、ということもある。 この集団間の、ある意味で闘争だというのが、ラカトシュのリサーチプログラムの科学史観です。だから、クーンはこれを批判している。リサーチプログラムをやったときに「合理的っていうのは何?」って言うわけ。「科学的って何ですか?」って。リサーチプログラムにちゃんと載っていることです。リサーチプログラムの一部を占めていることです。――でもそうなると、どんなに今あほらしい研究だと思っても、後々に復活するかもしれないから、あほらしい研究にこだわっているやつを馬鹿だと言うことができなくなる。そういう批判をするのがファイヤアーベントと私です。 ●科学的精神同士の争い こう考えたときに、さっきの分散した、分配された分散した哲学といっているものとの対比というのがでてきます。対比される見方というのは、リサーチプログラム。それから、背景にある個人としての学者、問題に対する理解の仕方、それがなんという問題なのかと理解する理解の仕方、研究室から出たときの全体を見渡す、研究生活全体に対する、どういう関わりをするかというと集団の関わり。この辺の流れが後に科学社会学というタイプの学問に繋がるわけです。 科学社会学の辺りの話というのは、具体的に科学者の集団が、パラダイムを浸透させるときにどういうふうに浸透させているかです。ある教授がすごくカリスマ的な能力・性格を持っていて、学生にこれをずーっと伝染させるのか。それともレポートの書き方とか授業課題という形で締め付けて、そういう発想をするようにしむけるのか。その形式から外れたタイプのレポートを書いたら、学会で皆でぼこぼこにしちゃって教育するんだとか。結構人間臭い話が多いわけね。こちら側の人間臭い話、哲学が理解するタイプ、哲学が見たタイプの科学、の方法になる。 バシュラールはそうではなく、彼の場合はなにが対抗するかというと、科学的精神同士が争うんですよ。もしくは科学的と科学的じゃない精神が争う。バシュラールにおいては、合理的精神自体が一つの精神とは限らないわけね。それと対角するのは非合理的精神なんですけど、合理的精神はひと塊であると考えてないわけ。分散された合理的精神だから――しかもさっき言ったように発展の段階で斉一性がないから、合理的精神のなかでさえ組み換えが起こるし、その組み換えは分野ごとに違う。一般的なもの(いわゆる哲学において「一般的な」と言っているもの)にはなりえない。非合理的精神、経験を組織化する概念のネットワーク、それは一般的に説明できるでしょ? バシュラールは「一般的だからなんなの?」っていう。一般的だけでは、何も言ってないからね。 つまり一般的に説明したということは合理的に何かすることに関して、何の情報にもならない。ですから、バシュラールはもう一つの問い方をします。 バシュラールは化学の哲学の構築を目指して頑張るんですけれども、物理学で考えましょう。物理学は「事実の学」、ふつうは皆そう考えるよね。でもむしろ、「効果の学」だってバシュラールは言うんですよ。例えばこういう言い方をする。実験室があります。普通はどう考えるか。実験室というのは因果という概念を持ってきて、因果の中のファクターを切り出す場所である。そこには、主要な概念がある。落下の運動があった時に、ニュートンの意見が正しいとします。でも、ここに空気があったり、風で渦が巻いたり、コリオリ力があったりするから、純粋にニュートンの提唱した法則になることはない。個々の場合をそのまま法則に当てはめられない。やっぱり理想化が必要になります。だから科学は理想化をするし、実験も理想化をする。理想化するのは、世界の本質をファクターに分けるためである。世界自身が原子論的に構成されているということに対応して、構成している法則が分けられていく。その法則を抽出するのが実験だ、――というのが普通の事実の見方なんだよね。