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登録日:2012/09/24(月) 20 30 16 更新日:2022/07/06 Wed 12 28 04NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 DDH 「榛名」を継ぐ者 はるな型 大活躍 旗艦 日本 最高の護衛艦 海上自衛隊 海軍 自衛隊 護衛艦 軍事 軍艦 長年お勤めご苦労様でした はるな型護衛艦は、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦(DDH) ▽目次 【スペック】 【概要】【建造まで】 【特徴】【FRAM(近代化改修)】 【活躍】 【余談】 【同型艦】 【スペック】 諸元 ()内はFRAM(近代化改修)実施後 基準排水量 4700t (はるな4950t ひえい5050t) 満載排水量 不明 (はるな6850t ひえい6950t) 全長 153m (153m) 全幅 17.5m (17.5m) 深さ 11.0m (11.0m) 喫水 5.2m ひえいは5.3m (5.2m ひえいは5.3m) 最高出力 70000馬力 (70000馬力) 最大速力 32ノット (31ノット) 航続距離 不明 乗員 約360名 (約370名) 機関 缶ボイラー蒸気タービンエンジン 2基 推進器 2軸 兵装 73式54口径5インチ単装砲 2基 74式アスロック対潜ロケット魚雷8連装発射機 1基 3連装魚雷発射管 2基 (Mk.25 シー・スパロー対空ミサイル8連装発射機 1基) (高性能20mm機関砲(CIWS) 2基) 艦載機 HSS-2/2A 3機 (HSS-2B SH-60J 3機) レーダー及び電子装備類 OPS-11レーダー(対空) (OPS-11Cレーダー) OPS-17レーダー(対水上) (OPS-28レーダー) OQS-3バウ・ソナー (OQS-6バウ・ソナー) FCS-1A (FCS-1A FCS-2-12MFCS) NOLR-5電子戦装備 (NOLQ-1-3統合電子戦システム OLR-9Bミサイル警報機 Mk.137 チャフ・フレア発射機 4基) 次級 しらね型護衛艦 【概要】 はるな型護衛艦は海上自衛隊が第3次防衛力整備計画によって建造された海上自衛隊初のヘリコプター搭載護衛艦(DDH)である。 竣工当初は当時の海上自衛隊最大の戦闘艦であり、強力な洋上航空運用能力を有する護衛艦であり、 後継のひゅうが型護衛艦が竣工するまで、しらね型とともに長年護衛艦隊群の旗艦を務めていた。 そのため、あのむらさめ型護衛艦を凌ぎ多くの事件、映画、アニメ、漫画等に登場している。(後述) 【建造まで】 海上自衛隊は創設時より対潜空母や護衛空母を中心にした対潜掃討群を作る構想があり、第1次防衛整備計画時代には米海軍から補助空母を供与してもらう計画を勧めていた。 しかし、財政的な面からこれを断念。 続く第2次防衛力整備計画でもヘリコプター母艦の建造を一旦は決定したが、60年安保などで政局が混迷を極めたなどの諸事情により建造を断念した経緯がある。 そして第3次防衛力整備計画時に、5000t以下の護衛艦でもヘリの安全運用可能な減揺装置とヘリ着艦拘束装置などの開発に見通しが付いたため、 ヘリ母艦の替わりにヘリ3機を搭載するヘリ搭載護衛艦(DDH)2隻の建造することが決定された。 これが後のはるな型護衛艦である。 【特徴】 はるな型の特徴は、通常の護衛艦と同等の武装を持ちながら、最大3機のヘリコプターを運用できることであろう。 世界的にみてもヘリコプターを3機も運用可能な水上戦闘艦艇というのは稀有である。 ヘリコプターが3機運用可能になったことによりはるな型は既存の護衛艦に比べ格段に対潜掃討能力が向上し、海上自衛隊の対潜能力の向上にも大きく貢献した。 また4次防以降に建造された汎用護衛艦(DD)よりもヘリ整備能力があり長期航海の場合、艦隊全体のヘリ整備工場としての役目も負っている。 しかし全通甲板ではなく艦尾側のみを発着艦甲板にしたため、ヘリコプターの同時発着艦はできず、1機ずつの発艦しかできない。 更に2機目を発艦させる為にはさらに20分かかり、発艦作業中はあまり激しい艦の操作は出来ない。しかも実際には3機目のヘリは予備機状態となっているのが現状である。 そして狭い艦内配置の為ヘリのローター交換はヘリ甲板に出して行わなければならず、悪天候・夜間は危険な為、交換作業はできず、その間は着艦作業もできない。 その為空母型よりもヘリの運用・整備能力は低いと言わざると得ない。 【FRAM(近代化改修)】 はるな型護衛艦は83~85年度計画によって1986年3月から1987年10月にかけてはるなが1987年8月から1989年3月にはひえいがFRAMを実施された。 FRAMの内容は ①潜探索能力の近代化 ②ヘリ格納庫上にシー・スパロー対空ミサイル、高性能20mm機関砲の搭載による対空能力の向上及び後方射界制限問題の解消 ③戦術機能の向上(戦闘情報・指揮管制システム・リンク11・リンク14) ④電子戦能力向上 ⑤艦齢の延長 である。 このFRAMによりはるな型はシステム艦に進化し、一部能力においては第4次防で建造されたしらね型の能力を凌駕した(*1)。 余談だがはるな型はFRAMを行った最後の艦の一つで、これ以降海上自衛隊はFRAMを実施していない。 その理由はFRAMがあまりにも費用効率が悪かったためである。 なお更に余談だがはるな型と同時期にたかつき型護衛艦4隻中2隻がFRAMを実施している。 【活躍】 さて先にも述べたがこのはるな型、海上自衛隊現主力艦のむらさめ型を差し置き大活躍している。 三次元 1974年11月9日。第十雄洋丸事件が発生。積み荷のナフサやプロパンの爆発による二次災害を防ぐため、はるなを旗艦とする臨時処分部隊が災害派遣出動。 11月26日にたかつき、もちづき、ゆきかぜとともに処分現場に派遣され、翌27日から28日にかけて海没処分するための射撃を実施。第十雄洋丸を沈没させた。 1980年。リムパック80にひえいが護衛艦あまつかぜと共に初参加。 1999年3月23日能登半島沖不審船事件が発生。海上自衛隊に初の海上警備行動発令された。 この際、はるながみょうこうとあぶくまを率い不審船を追跡。 不審船に威嚇射撃を実施した。 その後不審船を取り逃がし、海上自衛隊はこの事件により特別警備隊(海上自衛隊)が創設される。 2002年2月。はるながテロ対策特別措置法に基づき、護衛艦さわかぜ、補給艦ときわと共にインド洋に派遣。同年6月まで任務に従事する。 2002年9月。ひえいがテロ対策特別措置法に基づき護衛艦さみだれと共にインド洋に派遣。同年12月まで任務に従事。 2003年7月。はるながテロ対策特別措置法に基づき、護衛艦あさぎり補給艦とわだと共にインド洋に派遣。同年10月まで任務に従事。 2002年9月。ひえいがテロ対策特別措置法に基づき護衛艦さみだれと共にインド洋に派遣。同年12月まで任務に従事。 2003年7月。はるながテロ対策特別措置法に基づき、護衛艦あさぎり補給艦とわだと共にインド洋に派遣。同年10月まで任務に従事。 2003年10月。ひえいがテロ対策特別措置法に基づき護衛艦あけぼの、補給艦ときわと共にインド洋に派遣。2004年1月まで任務に従事。 二次元 映画 ゴジラ(1984年) ゴジラ捜索へ向かう護衛艦と哨戒ヘリの編隊飛行シーンでFRAM前のはるなが登場。 ゴジラVSビオランテ ひえい登場。以後平成ゴジラシリーズ(ゴジラvsキングギドラ他)に常連登場。ゴジラvsスペースゴジラでは国連Gフォースに参加。 亡国のイージス 男たちの大和/YAMATO 大和(戦艦)の航跡のCG素材用としてひえいを撮影に使用。(ひえい以外の護衛艦数隻も大和の航跡のCG素材用の撮影に使用) また大和に着任したばかりの海軍特別年少兵たちが大和の機関室を見学するシーンは、ひえいの機関室が撮影に使用された。 【余談】 ひえいの就役期間36年3ヶ月は歴代の海上自衛隊艦艇の中でも最長で、航行距離は地球約44周分。航海時間は約7万9千時間に達する。 さてタグで気づいた方もいるかもしれないが、現在はひゅうが型に後を託しはるな、ひえいともに退役している。 2007年12月14日しらねのCICが火災事故により損傷。指揮通信系統を全て交換、修理しなければならなくなった。 見積もりの結果しらねの指揮通信系統の新造修理には多大な時間と費用がかかる事が判明。 そこで防衛省は損傷したしらねを退役させ、はるなを延命する事を検討していた。 しかしはるなの艦体の老朽化を鑑み、最終的には退役予定のはるなのCICをしらねへ移植する事に決定。 その後しらねは、はるなのCICと共に前線に復帰した。 このCIC移植修理がはるな型最後の活躍であった。 【同型艦】 DDH-141はるな 1970年3月19日起工。 1973年2月22日竣工。 2009年3月18日退役。 2009年10月 解体の為江田島に係留。2010年1月解体終了。 2009年3月18日除籍。 DDH-142ひえい 1972年3月8日起工。 1974年11月27日竣工。 2011年3月16日退役。 その後呉に係留。 2011年3月16日除籍。 長年に渡り日本の海を守り続けた古兵に追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] CICを移植して退役とかアルペジオのタカオとか、ゾイドのコマンドウルフみたいで胸熱…… -- 名無しさん (2014-02-01 20 27 30) 沈黙の艦隊にもでとったな -- 名無しさん (2015-11-14 22 16 45) ガオガイガーにも出てなかったっけ? -- 名無しさん (2015-11-14 23 21 09) 四天王の一人、ペンチノンが融合したのがこれ -- 名無しさん (2019-06-06 22 37 40) 武骨でカッコいいのよな。最近の海軍艦艇って洗練されてるけど、何か味気無いし。 -- 名無しさん (2020-07-11 10 02 53) 名前 コメント
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2/19 9 59 フォーラム内 「攻撃を受けた!」スレ 発言者ゼイオンさん 朝起きたら鬼平のヨシキングに城を取られてました。 ユウナレスカ城;; 2/19 10 46 たみふる→サトル氏 鬼兵同盟 サトル様 お初にお目にかかります。 JAPAN KNIGHTS たみふると申します。 この度、貴同盟のヨシキング殿(l+k //player?2399)により弊同盟のゼイオンの城(l+k //coordinates?16391,16461)が占領されるという事態が発生いたしました。 貴同盟とは不可侵条約を結ばせていただいており、弊同盟のメンバーはこの事態に首をかしげている状態です。 つきましては、まずヨシキング殿に占領の経緯のご確認をお願いいたします。 以上、お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。 2/19 11 15 サトル氏→たみふる はじめまして、鬼兵同盟のサトルと申します。 ヨシキングの件、了解しました。 まずはヨシキングへ確認を行いますので、時間をいただけますか? 当同盟として不可侵条約を破棄することはありません。 事実であれば、追放処分とします。 2/19 11 24 たみふる→サトル氏 迅速なご回答ありがとうございます。 ご回答頂きました内容を弊同盟リーダー並びに幹部に報告させて頂きます。 2/19 20 04 幹部会メッセージグループ 発言者Capt.Picard 鬼兵の盟主より、クレーム来ました。 さて、どう対応します? ……… ピカードさん、新任早々申し訳ありません。 本日は貴同盟員の行動についてクレームを申し伝えるために連絡しました。 現在我々はラキア姫というプレイヤーに対して制裁のために戦争をしておりますが、落城した城でサポート移動中の下記貴同盟員が確認されました。 l+k //player?1029 l+k //player?791 l+k //player?11311 我々に事情を確認して、ラキア姫が無罪と判断しての義勇兵というのなら事情は理解しますが、一方的にラキア姫の話だけを聞いて面白半分に兵を出されるのは不快極まります。 もちろん貴同盟としての行動でないとは思いますし、もしそうであるならばサポートはこんなものでは済まないと思いますが、これ以上サポートされる場合、今後の行動を考えねばなりません。私からも該当する人間に警告は出しますが、代表からも短慮な行動に出ないよう釘を刺していただけるようお願いいたします。 以上です。 追伸 お互い面倒を起こしたくないですので、我々の同盟員が粗相をいたしましたら、連絡をいただきたく存じます。誠意をもって対応いたしたいと思いますので。 2/19 22 51 たみふる→サトル氏 占領の件はヨシキング殿と連絡は取れましたでしょうか。 お手数ですが2/20 17時を目処に最終的な回答をお願い致します。 2/19 23 01 サトル氏→たみふる ヨシキングから一度は回答をもらったのですが、誰かに指示されたと言ってまして、その追求を行ってます。英文なので苦労してます。 期限なのですが、明日は仕事で昼間は返信できそうもないので、期限は明日の21時に変えていただけませんか? 2/19 23 21 イルカリアン→のもれっど氏 御挨拶するのは初めてかと存じます。 Capt.Picardの盟主就任に伴い補佐役の任につきました、イルカリアンと申します。 内部事情により、本件については私が窓口となります。 どうぞ御了承ください。 盟主への外交文につき、幹部会にて共有致しました。 まず「一方的にラキア姫の話だけを聞いて」いるとして不快感をお持ちのようですが、ラキア姫が自身の言い分を積極的に発信しておりますのに対し、貴アライアンスの公式アナウンスでは「敵対国:ラキア姫」とあるだけです。 「我々の話も聞いてから判断しろ」とおっしゃる気持ちは当方としても理解できますが、これをアライアンス同士の情報戦として捉えた場合(「姫の軍」はアライアンスの体裁をとっており、貴アライアンスも「敵対国」と明記しています)、憤りを向ける方向がいささか違うのではないかと憂慮する次第です。 我々としましては、当該同盟員の行動は、各自が入手可能であった情報に基づいて判断した結果と信じます。 そして、判断材料に偏りがあった事は否めないにせよ、偏りが生まれた理由について彼らを責めるのは酷であろうという立場です。 貴アライアンスとラキア姫との間の出来事については利害関係も皆無ですし、従いまして同盟員に何をどうせよと指図するほど積極的な関心もありません。 敢えて言及するならば、我々の関心は主として同盟員の安全にあります。 これが侵害された場合やその怖れがある場合については、積極的手段を用いる事を考慮します。 貴アライアンスからの今回の申し入れについては、それを望まれるのであれば遺漏なくフォーラムにて開示する用意があります。 公式な文書をもって事情説明なさりたいという事であれば、それも歓迎致します。 以上です。 2/19 23 33 たみふる→サトル氏 21時の期限延長了解しました。 良いお返事を期待しております。 2/19 23 38 サトル氏→たみふる ありがとうございます。 本人と連絡がとれずとも、結論を出し連絡いたします。 2/20 0 39 のもれっど氏→イルカリアン イルカリアン様 ご連絡ありがとうございます。 これは私が不見識でありました。大変申し訳ありませんでした。 情報発信を積極的にしていない以上、判断材料として開示されているものを利用する他なく、これを開示を怠る者が批判する資格はありませんでした。先の文章につきましては私の姿勢に非があります。謹んでお詫びを申し上げます。 日本人的な思考と申しますか、相手の事情を考えず自己の都合で積極的に己の立場を主張することに躊躇しておりました次第です。すぐに私共のまとめている経緯をお送りいたしますのでご確認くださるようお願いいたします。 貴同盟員様のご判断については幹部の皆様も尊重されたいとお考えであるかと思いますので、それにつきましてもちろん問題視はしておりませんし、そのことで苦言を言える立場にもございません。 しかし、であればこそ貴同盟員様の判断がもたらした結果につきましても当該同盟員様自身が正当に享受すべきであり、これを安全を守るためとして保護するのは、かえって同盟員様のご判断をないがしろにするものと思います。 ただそうは言いましても私共は貴同盟とことを構える気は毛頭ありません。ただ、我々の行動を妨害していただきたくなかっただけなのです。警告はさせていただきましたが、実際には何もできません。 私共としての事情をお伝えいたします。もしラキア姫側の主張がフォーラムに告知されているのでありましたら、私共の事情も併せて掲げていただき、我々の戦いに介入しないよう貴同盟員皆様にお願いを申し上げたくございます。 このたびは筋違いな文面をお送りしまして大変申し訳ありませんでした。 2/20 0 42 のもれっど氏→イルカリアン 私共の主張をまとめております。下記ご参照ください。 ーーーーーーーーー 私共とラキア姫さんの争いのことで、いろいろな方を巻き込んだ話となっており大変心苦しいと思っておりまして、誠に勝手ながら、またお耳汚しとなり申し訳ありませんが、事情をお伝え申し上げます。 先週末まで私共鬼兵同盟は、オランダ人の方の同盟と戦争を行っておりました。 オランダ人の同盟がキングスに逃げ込む中、キングスとの間にギリギリの交渉が持たれ、ある城の攻防戦を最後に紛争を終結させることになっておりました。 しかし、ラキア姫さんは自分の拠点のすぐそばで行われたその戦いを事前に察知し、我々の攻城部隊に銀貨持参で紛れ込ませ、銀貨比率を利用して城を乗っ取りました。戦闘終了後、城の所有者を見た我々メンバーの驚き、落胆、怒りの大きさはまさに筆舌に尽くし難いものでした。 そもそもラキア姫さんが所属していた北面の武士は、前述のオランダ人同盟の防衛部隊が壊滅したことをいいことに、漁夫の利を得んとばかりにその同盟の城々をかすめとるとの行動に出たため、私は北面の武士に強硬に申し入れ、我々の戦いに介入せぬとの約束を取り付けておりました。ですから城を乗っ取られた際の怒りは今思い出すだけでも震えが起こるような言葉にすることのできないようなものでした。 そのような経緯もあり、我々は我々の尊厳にかけてラキア姫討伐の軍を挙げることを決断した次第です。 ただ良くも悪くもあの性格ですから、一部の縁のあった方々から助命の嘆願をいくつかいただきました。その方々の熱意を無視するのも申し訳なく思い、鬼兵同盟内で殲滅すべしとの意見もあった中、彼女を救う唯一の手段として降伏の勧告を行いました。 ①所有城の半分の明け渡し ②鬼兵同盟に敵対する言動を今後とらないこと ③鬼兵同盟メンバーにコンタクトをとらないこと を条件としておりました。 2/20 0 43 のもれっど氏→イルカリアン ①は我々の怒りの大きさに比べれば、彼女のやった行為に比べれば、決して多いとも言えないと考えました。②は今後彼女がこの世界で生活するに、我々との問題を終結させるつもりでいていただかなければ、新たな火種なると考えての条件です。(現にこうして今彼女は自らの主張を触れ回り、皆様を巻き込む結果となりました)。③は、彼女と触れる者が彼女の性格の破天荒さに惹きつけられ、判断を狂わしかねないために、メンバーとのコンタクトを断ちたかったということが目的です。実際に一昨日まで我々のメンバーで一人彼女に毒されていた者がおりまして、同盟内を混乱に至らせる大騒動を引き起こしており、今後そのようなことの起きぬよう考慮せざるを得ない状況でした。 もう一つ彼女に伝えたかったのは、自分のわがままのためにこれ以上周りに迷惑をかけるなということでした。だから人に相談せず自分の意思で判断せよ、他人に言った場合は我々の勧告に拒否したものとみなすと伝えました。ただこれが彼女には脅迫と捉えられたようです。私がこれ以上譲歩するのはもう苦痛ですし、鬼兵同盟メンバーの尊厳をも傷つけてしまうことになりかねません。ですので彼女には正式に宣戦布告を申し伝えました。 ことの次第は以上です。ご迷惑おかけしておりまして本当に申し訳ありません。 2/20 19 29 たみふる→サトル氏 現時点でヨシキング殿が同盟を抜けているようですが何か進展があったのでしょうか。 また、今回の占領に関しての賠償ですが、資源75000程度と見積もっておりますがいかがでしょうか。 内訳 銀貨 資源50000(1000枚分) 攻撃に伴う防衛兵の損害、再占領時の偵察、並びに攻撃兵の損害 25000(銅貨1000枚分、ユニット損失200) 疑問点、ご意見等ございましたら忌憚無くお願いいたします。 2/20 20 29 サトル氏→たみふる 返信お待たせし申し訳ありません。 ヨシキングについては、当同盟を追放処分としました。 ヨシキング単独の犯行となりますので、賠償については直接請求していただきますようお願いいたします。 2/20 21 35 たみふる→サトル氏 以前のご回答で、ヨシキング殿は何者かに指示を受けたと述べていると伺いましたが、その結果は如何なる結果だったのでしょうか。 責任の所在はヨシキング本人とその指示を出した者にあると考えられます。 ヨシキングは貴同盟の所属でしたので、その指示を出した者は貴同盟員とまず考えるのが自然であり、追放によって貴同盟とヨシキングの繋がりが否定された事にはならないと考えます。 失礼を承知で単刀直入に申しますと責任を全てヨシキングに被せ、同盟としての責任を逃れているのでは?という疑念すら湧きます。 貴同盟への疑念を晴らす為にも今回は「資源」という目に見える形での誠意をお願いしたく思います。 どうかご検討のほどお願い致します。 良いお返事を期待しております。 2/20 23 51 イルカリアン→のもれっど氏 丁寧なお返事、恐縮です。 さて、戦勝をお祝い申し上げるべきなのでしょうか。 なんとも判断しかねる状況ではあります。 ご提示のあった情報につきましては(いささか時期を逸した感もありますが)間違いなくフォーラムにて開示します。 当該同盟員には、アライアンス加盟中の同盟員が起こしたトラブルは、アライアンス全体として責を問われる事、一同盟員の行動がアライアンス全体の危機を招きかねない事を説諭しました。 なにかあれば自分一人辞めれば済むなどと甘い事を考えないよう言い聞かせました事と併せて、御報告申し上げます。
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越前 vs 日吉(湯浅プリンスオブペニス) 50% 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/1171299662 125% 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm33277 150% 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm5318 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=D3itqxKyx0E 200% 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm5218 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=0beIAetq8IU 300% 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm5349 500% 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm5380 1000% 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm1247 逆再生 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm126 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=W_QomIoQiAk 【jimaku.in】 ttp //jimaku.in/w/W_QomIoQiAk/_LyTm___akW? 逆再生(冬公演ver.) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm40539 逆再生の逆再生 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm113731 忙しい人のための 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm175592 とても忙しい人のための 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/1177315866 一人で吹き替え (音付きversion) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/am142731 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=StBpvFK_Gq4 一人で吹き替え&元音声 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/utS-zrGFJOGns 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=S-zrGFJOGns あいつこそが一人舞台の王子様 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/1181924506 DEATH声+リズムパート 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm6138 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=jcyicWIKwT8 vipの王子様 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm328 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=hqnFsx_eD5o vipの王子様 逆再生 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm5434 vipの王子様 ドリライver 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm202019 ようつべの王子様 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm30276 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=_0Ipf9E6Uxw あいつこそがどっかの王子様 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm25658 あいつこそがVIPの女王様 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm81143 あいつこそが台湾の王子様 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm237847 あいつこそが台湾の王子様(冬公演Ver.) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm284762 あいつこそが台湾の王子様 ヒロシ&元音声 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm251412 あいつこそが学芸会の王子様 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm301418 有機VSNIN☆JIN(MILO 香川県モッコス) 有機VSNIN☆JIN (VIP ver.) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm547 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=sjdEgR-Eeqo VIP ver&元音声 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm8828 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=XnwrEDtmIK4 逆再生 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm4817 DLver. 150% 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm35661 DEATH声+リズムパート 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/1174365876 有機vs人参125%(女only吹き替えver) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/1177342592 NEET VS 廃☆人 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm87279 氷のエンペラー vipのエンペラー 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm286 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=UaNI5dcbpuM VIP ver&元音声 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm8879 140% 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm35110 腐女子のエンペラー 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm109037 Do Your Best VIPPERです 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm1018 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=P32jbqEV4L4 逆再生 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm83317 Do your best(腐女子ver) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm158411 ザ・レギュラー&青く燃える炎 カナダ☆レモン&爆破☆ヅラ! 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm668 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=DZNl63WnuQ0 VIP ver&元音声 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm18177 選ばれしエリート集団 選ばれしコンビニ店員 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm464 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=z9lY-3nXjaA 選ばれしコンビニ店員(字幕つき) 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=DVYc7dGSiRg 選ばれぬ喪男集団 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm30117 これが青学レギュラー陣なのだ! これが青学レギュラー陣なのだ!(VIP ver.) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm8820 【YouTube】 ttp //www.youtube.com/watch?v=vkicycWK8LU 俺に指図するな 逆再生 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm83047 俺様の美技にブギウギ 俺様のセンスにブギウギ 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm73077 逆再生 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm83014 俺様はすぱっつに萌え萌え 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm209539 俺様のセンスにブギウギ(チェックシャツver) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm194639 Season Season (VIP ver.) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm22549 VIP ver&元音声 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm33544 雑談season 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm375052 負けず嫌い 負けず嫌い VIP ver (VIPの童貞) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm34562 VIP ver&元音声 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm41087 負けず嫌い(腐女子ver) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm128163 TRY AGAIN VIPPER FIGHT (TRY AGAIN VIP ver.) 採録・再編集 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm92628 VIPPER FIGHT(カバーver) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm92916 もう迷いはない お米うまい 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm121756 vip ver&元音声 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm131208 THIS IS THE PRINCE OF TENNIS this is the prince of tennis(ようつべver 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm143474 Finalist Finalist(つべ版) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm230405 Finalist(腐女子ver) 【ニコニコ動画】 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm233266 VICTORY~行くぜ! 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キャラのページを五十音順に分けるのは仕様上効率が悪いので、 キャラ分類、キャラ用語、歴代重要キャラの3つの項目に分けています。 歴代重要キャラは大きなイベントに関わったキャラ、組織のトップなどがメインです(1人特別枠あり) また、当人ではないため解釈の仕方が人によって異なる場合もあります。 キャラ分類正義キャラ 悪役キャラ NPC キャラ用語愛 悪堕ち 噛ませ 死亡フラグ 人外 ドラゴン 寝返り 歴代重要キャラ天ヶ谷 双葉 ウェイン ギラン キルベルク・シルバーソード ザイカン様 キャラ分類 正義キャラ 善キャラとも。正義に基づいて行動、戦闘をするキャラの事。悪キャラとの戦闘が多い。 感情移入しやすく、普通にキャラを作れば大概このタイプのキャラになるだろう。 それ故に実に個性に富んでおり、一概にこのキャラは善などと決めつける事は出来ないのかもしれない。 悪役キャラ 悪役組織に所属していたり、法を無視してひたすら悪事を重ねるキャラの事。 悪役キャラと一口に言っても、理念や信念がなくただ殺戮する事を生き甲斐にする者から、 騎士道を貫いた武人など様々なタイプがある。 前者の場合は噛ませとして使いやすく、使い捨てる事も簡単なので相手を立てるのに最適である。 反対に生き残ってしまった場合処理に困ったりする。感情移入しにくい為か、どうしても言動などに矛盾が出てくるため 噛ませでなく1人のキャラとして描写するのは案外大変である。 後者の場合は人気も高くなる。反対に言うと使い捨てにくくなるかも。このタイプは組織の重要ポジション向けと言える。 NPC 本来はノンプレイヤーキャラクターの事。 能力者スレにおいては一般人、下級兵士などの名前のないキャラクターが挙げられる。 一般人と言っても、スレや世界の情勢に影響を与えるため、使用においては細心の注意を払わなければならない。 ノンプレイヤーキャラ、という名の通り、本来は中立の立場である事が多いため、 特定キャラ(主に自分側)に有利になるように動かすのは避けた方が無難。 また、戦闘力を持っている場合はいかに弱く、いかに数を少なくするかが重要になるだろう。 戦闘用として使うなら相手に勝てる余地を与えるように、 襲うなどで助けるべき対象として使うなら助けられる余地を与えるようにするとGOOD。 キャラ用語 愛 1)愛と一口に言っても家族愛、異性愛など様々なものがあるが、 何よりも強固な絆である場合が多い。好きな人の為に頑張れる、そういう人も多いのではないだろうか。 愛が大事なのはこのスレでも現実世界でも同じである。 2)中の人が自分の(たまに他人の)キャラクターに注ぐ物。 これがないとキャラを動かす際にモチベーションを保てなかったりするある意味最も重要な物。 自分キャラを愛しようね。 たまに、愛を注いだが故にネタキャラになってしまう事があるのはご愛敬。 悪堕ち 寝返りの一種。こちらは正義側サイド→悪役側サイドとなる。 ここからまた正義側サイドに戻るか、悪役側サイドで居続けるかはそのキャラと状況次第。 当然だが相手に無理矢理キャラを悪堕ちさせる事を強要してはいけない。これは他の寝返りパターンでも同じである。 あとはあまり多用しすぎない事も重要である。たまにやるからこそ悪堕ちが輝くのである。 噛ませ 相手に倒される前提で作成されるキャラクター。 主にイベント限定だとか、相手を立てる為だとかで作成される。 前者の場合は強大な敵として描かれる事もあるが、後者の場合はいかにもな小物臭を漂わせる場合もある。 噛ませとはいえ真面目に戦う事も多いので場合によっては勝っちゃったりもする。 死亡フラグ 死ぬことへの伏線。 フラグとは、ゲーム等での「物事が起こるための条件」等の意。 代表的な物としては 「この戦争が終わったら結婚するんだ」 「ここは俺に任せて早く行け」 「殺人犯と一緒に居られるか!俺は自分の部屋で寝る!」等が挙げられる。 死亡フラグが立ったからと言って、必ずしもキャラを死亡させなければいけないわけではない。 人外 人間でない別の種族。あるいは人間と別の種族のハーフを指す場合もある。 どちらの場合も人とは異なる特徴があり、身体能力が高かったり特殊な能力を持っていたりする。 反面、人間よりも弱点が多かったり人間が出来る事が出来なかったりする場合も多い。 ドラゴン 最も定番なモンスター。野生のモンスターだったり人を乗せたり召喚獣だったりボスだったりと一口にドラゴンと言ってもピンキリである。 いずれの場合も他のモンスターよりはるかに強力な存在である事が多いようだ。 ちなみに西洋の「竜」は邪悪なモンスターとして描かれているが、東洋の「龍」は神聖な神として描かれている。 が、大体の場合は同一の存在として見なされる。 寝返り ある組織に所属していたキャラが、その組織を裏切り別勢力に付く事。 悪役組織→正義側が一般的だが、悪役組織→別の悪役組織などのパターンも。 いずれにせよ、やる前には舞台裏でその組織の責任者に許可を貰った方が無難である。 歴代重要キャラ 天ヶ谷 双葉 対機関連合のリーダー。リーダーにふさわしい熱血な性格。 自分を助けてくれた人を守るため、全員を救うために対機関連合を設立した。 マジックアイテムにより様々な魔法を使いこなして戦う。 全員を救うというのは理想という事を理解しながらも、確実に理想に近づこうと行動している。 ウェイン 六王教団のリーダー。穏やかな性格で、常に冷静に物事を判断出来る。 判断力や反応速度を向上させる能力、そして断空による強力な攻撃手段を持ち、戦闘力はかなり高い。 指揮能力もあり、作戦においては彼が中心に指令を出す事が多い。 また、新大陸の調査なども積極的に行っていた。 ギラン フリー連合のリーダー。人当たりが良く、不思議と人を引き付ける力がある。 純粋な戦闘力だけ見ればそれほど高いわけではないが、 知略によって相手の意表を突き、実力差のある相手とも対等以上に戦う。 指揮能力に優れており、連合が敗北こそすれど壊滅に至らなかったのは、彼の采配による所が大きいと思われる。 キルベルク・シルバーソード ネル・ナハトのリーダー。凶悪なまでの歪んだ本性を持つ。 全世界を戦争によって破壊し、力と飢えが支配する世界を築こうとしていた。 強力な能力を多数持ち、幾度となく対峙する能力者たちを苦しめた。 最後は金の国での決戦で力尽きた。 ザイカン様 スレ初期に存在した伝説のごろつきのことである。 ザイカンやネタキャラの代名詞として使われることも多く、その存在は神格化されている。 その扱いは噛ませ犬ややられキャラを通り越してもはや悲惨である。 ザイカン社という会社を経営しているらしいが何をしている会社なのかは不明である。
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大平サブローをお気に入りに追加 リンク1 <大平サブロー> #blogsearch2 キャッシュ <大平サブロー> 使い方 サイト名 URL リンク2 <大平サブロー> #technorati 報道 <大平サブロー> 「鳩サブレ―」公式グッズの名前がシュールすぎ 文房具好きの社長のみぞ知る真意 (2021年9月8日) - エキサイトニュース 岡村隆史、島田紳助から電話で「申し訳ないけど200万円貸してくれ」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース シルク「非常階段」相方ミヤコさん悼む 96年死去 若きダウンタウンの前で漫才も - デイリースポーツ 5月21日は月化粧の日! - PR TIMES アイン、祇園、プラマイ、ミキ、見取り図が奨励賞候補「第56回上方漫才大賞」明日生放送(コメントあり) - ナタリー 「ひょうきん族」はNGも笑いに 山田邦子「ウケないことが一番のNG」 - アエラドット 朝日新聞出版 年末年始のお笑い芸人出演番組情報(関西版) - ナタリー 東野と岡村MCのゴルフ特番「G-1グランプリ」ココリコ遠藤や陣内智則も参加 - ナタリー 青木松風庵「月化粧ファクトリー」オープン | 菓業食品新聞社 - 株式会社菓業食品新聞社 “上沼恵美子の相棒”に厳しい審判「えみちゃんねる」終了の余波 (2020年7月29日) - エキサイトニュース 「えみちゃんねる」大平サブロー、番組名触れただけ - ニッカンスポーツ 上沼恵美子の相棒サブロー「わけあってへこんで」 - ニッカンスポーツ カンテレ「快傑えみちゃんねる」終了へ 新型コロナでスタイル維持できず - 産経ニュース 大平サブロー「メイク姿が、母親そっくりでビックリ」 » Lmaga.jp - Lmaga.jp(京阪神エルマガジン社) 大阪土産「月化粧」をできたて試食 新観光工場オープン - 産経ニュース 「上方漫才大賞」史上初スペシャルプログラム!カンテレとラジオ大阪の2波同時放送 - サンケイスポーツ ヒロイン・のんが歌唱力披露 人気舞台を映画化『星屑の町』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス - ラジオ関西 星屑の町 | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品情報 - 映画ナタリー - 映画ナタリー 【守口市】大平サブローさん、span!(スパン)さんが守口大根を大爆笑で盛り上げる!2020年1月27日、守口市役所で『守口大根長さコンクール』が開催されます! - 号外NET 守口・門真 のん、おじさん従え昭和歌謡を熱唱! 映画『星屑の町』予告&ポスター解禁 - クランクイン! 大平サブロー 闇営業騒動一喝発言の背後に“25年前の密約”|実録 芸能人はこうして干される - 日刊ゲンダイ 関根勤、ナイツ、アンタ柴田が今夜「えみちゃんねる」ゲスト出演 - ナタリー 吉本騒動、芸人発言への賛否がヤフコメとTwitterで大違い。世代間の対立? | 女子SPA! - 女子SPA! 大平サブローが31年前の独立失敗でぶちまけた吉本と紳助への本音 - アエラドット 朝日新聞出版 退社経験ある大平サブロー“静観”若手に覚悟問う - ニッカンスポーツ 大平サブロー、吉本若手に“お前らごとき”苦言の真意説明「僕は吉本を一度辞めてますから」 - スポニチアネックス Sponichi Annex 大平サブロー恐怖「しゃべってるうちに火がついた」 - ニッカンスポーツ オール巨人、吉本批判の若手に苦言「宮迫・亮と同じ時代生きた芸人はともかく…」 - サンケイスポーツ 大平サブロー、社長批判若手に「気に入らんかったら辞めろ」 (2019年7月24日) - エキサイトニュース 大平サブロー「気に入らんかったら辞めろ」 - スポニチアネックス Sponichi Annex 吉本ベテラン芸人「こいつらふせいが。気に入らんかったら辞めろ」…社長批判の若手に - デイリースポーツ 大平サブロー 吉本への不満が身内から噴出している現状に「時代が変わってきたんやな…俺は怖かったわ」 - スポーツニッポン新聞社 大平サブロー SNSで不満表明の若手を一喝「気に入らんかったら辞めろ、お前ら」 - 東スポWeb 大平サブロー「こいつらふぜいが」社長批判の若手へ - ニッカンスポーツ 大平サブロー&シルク 吉本・大崎会長への人柄と感謝を明かす - デイリースポーツ 月亭八方 3年後引退予告「5年は無理」…大平サブローは上沼次第 - デイリースポーツオンライン 大平サブロー 大師匠タイヘイ夢路さん悼む「孫のようにかわいがっていただいた」 - デイリースポーツオンライン “天才”大平シローさん 晩年はお店でたこ焼きを焼いていた - 女性自身 さんまが語る、愛すべきレジェンド芸人 » Lmaga.jp - Lmaga.jp(京阪神エルマガジン社) 大平サブロー 吉本興業では「こういうことをやったら即、クビ」 - デイリースポーツオンライン 大平サブローが大放談「華麗なる“二刀流”交遊録」 - 東スポWeb 社長の青木一郎さんと大平サブローさん - なんば経済新聞 大平サブロー 紳助氏の近況明かす「めっちゃ筋骨隆々」 - 東スポWeb 大平サブロー、さんまが“千日前の壁”壊した功績称えるも悪癖に愚痴「明石家電視台」 - お笑いナタリー さんま、禁断の文枝・紳助ネタ「名前言うたらアカンねん…」 サブロー40周年ツアーで〝楽屋話〟 - 産経ニュース 太平サブロー、西川きよしは「いたって元気」 復帰時期にも言及 - ORICON STYLE もりぐち夢・未来大使/守口市ホームページ - 守口市 大平サブロー 阪神の選手に気合いを - デイリースポーツ 大平サブロー 40周年記念でオール阪神と病気自慢 - 東スポWeb 太平サブロー、ギター片手に全国ツアー「間違えても愛嬌」 - ORICON STYLE ごきブラ「八光、ほんまに家を買う。」あいはらが本気のプレゼン - お笑いナタリー 「奇跡です」快傑えみちゃんねるが7月で20年目突入 - お笑いナタリー NGKから漫才ライブ届けるスカパー!特番来月、9組登場 - お笑いナタリー 大平サブロー むちゃブリ36連発 涙の“完走”「シローさんありがとう」 - スポーツニッポン 大平サブロー シローさんの死悼む「天才だった」 - スポーツニッポン 大平サブロー:シローへの思い語る「あの世でコンビやっても面白いかなあ」 会見全文 - まんたんウェブ サブローさん、シローさんを悼む/「本気で僕を笑わせた」 - 四国新聞 大平シローさん55歳 事務所で倒れ急死 - お笑いニュース nikkansports.com - 日刊スポーツ 「36人の相方とリレー漫才」大平サブローが36周年新企画発表 - お笑いナタリー 大平サブロー「嫁には断られるから無理 外で励んだら怒られるし」 - スポーツニッポン 大平サブローが芸能生活36周年記念公演開催 - お笑いナタリー 成分解析 <大平サブロー> 大平サブローの34%は媚びで出来ています。大平サブローの12%は元気玉で出来ています。大平サブローの11%は鉄の意志で出来ています。大平サブローの9%は微妙さで出来ています。大平サブローの8%は気合で出来ています。大平サブローの8%は果物で出来ています。大平サブローの7%は祝福で出来ています。大平サブローの6%は赤い何かで出来ています。大平サブローの5%はお菓子で出来ています。 ウィキペディア <大平サブロー> 大平サブロー 掲示板 <大平サブロー> 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 大平サブロー このページについて このページは大平サブローのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される大平サブローに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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400 名前:ゲーム好き名無しさん (アウアウ Sa89-t3R0)[sage] 投稿日:2016/05/25(水) 23 19 08.86 ID gaunfaHLa オンセのグループの新人が「ひどいんですよ、ドタキャン3回したくらいでセッションからハブられるようになっちゃって」なんて盛大に愚痴ってたんだが 他にも聞き出していきなりPV仕掛けたとかの過去が明らかになったのでオンセサイトからも放逐 したところ、俺がオフで行ってるサークルの新人が多分当人で「過去にやった事で今のサークルではやってないのに過去のやった事理由に追い出されたんですよー」なんて言ってた さりげなく聞いてみたところ追い出されたオンセサークルでは「まだ」ドタキャンしていないのに、だそうで ドタキャンの理由も事前のPC枠割り振りであまり興が乗らない枠だったから1日無駄にするのも嫌だったから、とか スマホゲーのイベントがあるとは知らず重なっちゃったから仕方なく、とか お前そりゃ疎んじられるだろってなもの 当然のごとくうちでも次回参加はご遠慮してもらうって事で終わったが、世間って狭いと感じた 401 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ e951-SrOy)[sage] 投稿日:2016/05/25(水) 23 35 23.62 ID hjz9Hx2F0 狭い業界、うかつな事は出来ませんなぁ……w 402 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 745b-xKv1)[sage] 投稿日:2016/05/25(水) 23 40 23.88 ID WH7KNnjb0 [2/2] このルーズさ、狭い業界だから追放程度だが、広い世界でも生きていけなさそう。 403 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ d77b-YjjQ)[sage] 投稿日:2016/05/26(木) 00 01 43.23 ID iPhCNlEo0 400 何歳の奴だかしらんが自分のやってることが迷惑以外の何者でもなく信用をなくす行為だと まったく理解できてない時点でもう終わってる 404 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ fb0a-kHkB)[sage] 投稿日:2016/05/26(木) 00 10 39.06 ID LkPScer60 400 乙 格闘漫画ばりに吹っ飛ばした困が地面に着く前に空中追撃する報告者を幻視した だが困は面の皮が厚過ぎて打撃が効いてないっぽいなあ 405 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 877c-7jza)[sage] 投稿日:2016/05/26(木) 00 40 28.88 ID WbjMDucn0 [1/2] 400 いくら追放されても新しい鳥取に潜り込もうとするだろうから、 そのうち強く対応出来ない鳥取に寄生して好き放題やりそうで心配 406 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW 83fe-khAS)[sage] 投稿日:2016/05/26(木) 01 36 56.22 ID Yb/Y29wo0 400 知り合いのオンセキャンペーンに3回に2回以上の頻度でドタキャンする奴がいるけど、 初心者さんがどうしてもこのままの面子で最後までやりたいと言うから追い出せないとか悩んでたんだけど…… 同一人物なのか、よくいるものなのか悩むぞ 409 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ fb0a-kHkB)[sage] 投稿日:2016/05/26(木) 08 18 12.98 ID c6KL9G/U0 406 その初心者さんにドタキャンは絶対駄目だと教えてあげるべきじゃないかな ここでドタキャン許容してキャンペーン完走した場合 その初心者さんはドタキャンは許容していいって学習しちゃうぜ ここでドタキャン野郎を追い出した事で辞めてくような初心者なら要らんだろ スレ437
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529 名前:やんき~?お姉さん[sage] 投稿日:2007/09/12(水) 00 40 57.07 ID K8HBzfol0 バイクに跨って風を切る。 これが俺の一番幸せな瞬間だ。 頼れる仲間と共に夜の街の光になる。 これが俺の毎日の日課だった。 今日も集会が終わり、いつもの店で屯しているところだった。 「そういや優さんそろそろ17ッスよねぇ?」 「んー…ああ、そうだな。」 「俺ら彌通覇亞全員でお祝いするッスよ!!」 「おう、よろしく頼むわ」 後一週間、9月17日で俺は17になる。 世間じゃ女体化とかなんとかうるさい年頃だ。 俺は族だし、硬派なイメージを作ってるから彼女なんていない。 いや、硬派ぶってるだけで実は女が苦手なだけなのだが…… 「そういや俺らン中にもレディースになったヤツいるッスけど、優さんはンなこたぁないッスよね?」 「ばっか野郎。 俺を誰だと思ってやがる。」 「そうッスよね! あー、俺も優さんくらいモテたいッスよ!wwwwwwwww」 「ま、まあボチボチだがな。」 「またまたー? 毎日とっかえひっかえズッコンバッコンなんっしょ?wwwwwww」 「ははは、バレてやがる……」 仲間の手前かっこ悪いことは言えない。 こんな風に虚勢を張って誤魔化し続けてきた17年間。 当然、彼女居ない暦17年だ。 「っし、お前ら今日は解散だ! 暫く忙しくなっから、一週間後に集合だ!」 後一週間で童貞を捨てなければ俺は女になっちまう。 俺が女になったら今の仲間はどう思うだろう? 考えたくなかった。 俺はこの一週間でなんとしてでも童貞を捨ててくる。 そんな決意と共に愛機に跨る。 エンジンをふかし、いつもの店を出る。 「風が……気持ちいい―――…ぜ?」 鈍い音と共に体が軽くなった。 視界がゆっくりと動いている。 俺今……飛んでる!? 理解した瞬間、衝撃と共に俺の意識はなくなっていた。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ここは……どこでしょう~…?」 辺りを見渡してみると、ここは病院の一室のようでした。 私の腕には点滴の管が繋がれていて、動かすと少し違和感がありました。 「それにしても、とっても綺麗なお花です~」 お見舞いに来てくれた人が飾ってくれたのでしょうか。 小奇麗な花瓶に綺麗なお花が飾ってありました。 お花に見惚れていると巡回の看護婦さんが病室に入ってきました。 「あ、目が覚めたんですね。 具合はどうですか?」 「はい~。 何だか頭がふわふわして、ちょっといい気分かも~?」 「えっと…自分が誰だかわかりますか?」 「はい~。 私は……う~ん、何方でしょう~…?」 首を傾げて人差し指を頬に当てて考えてみましたけど、よく思い出せません。 そんな私を看護婦さんが心配そうに覗き込んできます。 あらあら、この看護婦さん…とっても美人さんですね~… そんなことを考えていると、看護婦さんの口が開きました。 「貴方は鍵山 優さん。 今は……17歳の女性です。」 「今……は~?」 「ええ、調度三日前に女性になったんですよ。」 「あらあら~…ということは、私は三日前まで男の方だったんですか~?」 「そういうことですね。」 最近テレビなどでも問題になっている女体化、というやつでしょうか。私が男の方だったなんて信じられません。 でも、名前も男の方のような気がしなくもないです。 「ちなみに、今日は何月何日でしょう~?」 「9月16日です。」 「あらあら、私…明日までにどうしてもしなければいけないようなことがあったような~?」 「まだ意識が回復したばかりですから、外出はできませんよ?」 「それでも~…大切な約束だったような~…」 思い出せませんけど、何かとても大切な約束があった気がします。 う~ん…どんな約束でしたっけ~…思い出せません~。 その後お医者様が来てくださって、私を診察して下さいました。 何だか若い男性のお医者様で、私の診察をして照れている様子が可愛かったです~。 「それでは、お大事に。」 「ありがとうございました~。」 お医者様と看護婦さんが帰った後の病室は静かで、少し落ち着きませんでした。 そんな時、携帯電話が鳴りました。 凄く大きな音でロックが鳴り響いたのでびっくりしてしまいました。 「え~と、あら…? ロックがかかっているのかしら~?」 ドクロのちょっと怖い感じの壁紙の前にキーを入れる画面が出ていました。 でも、私の指はそれが当たり前のように4桁の数字を入力していきました。 番号は見事に一致して、確認してみるとメールが沢山来ていました。 「ロックとロック…なぁんちゃってぇ~。 うふふ。 え~っと~…」 メールには私を心配してくれる男性からのメールが沢山入っていました。 私って意外ともてるのでしょうか? そんな中、一番新しいメールにはこんなことが書いてありました。 『明日の誕生日は大丈夫そうッスか? 優さんさえ平気なら、俺らきっちり祝わせてもらうッスから! 早く元気になってまた一緒に風になりましょう! では、明日は一応いつもの店で待ってるッス 無理せずに早く良くなって下さい』 「あらあら、まぁ~… 明日は私の誕生日だったんですか~。」 内容から察するに、明日は私の誕生日のようです。 お祝いしてくれるなんて、とっても嬉しいです。 でも、お医者様にはまだ安静にって言われてしまいました。 でもでも、行かなければいけない気がします。 「う~ん…困りました~…」 そんなことを考えているうちに眠ってしまっていたようです。 気がつくと朝になっていました。 今日は朝から検査が続いて少し疲れてしまいました。 検査が全て終わるとすっかり日が昇ってしまいました。 「ふぁ~…なんだかいい天気で、眠く~……くぅ~……」 目を覚ますと日が暮れていました。 そういえば、今日はお友達が私のお誕生日を祝ってくれる日でした。 何か着替えがあると良いのですけど… 部屋にあったかばんをあさって見るとメンズの服ばかりでした。 私にはちょっと大きいようです。 おなかはぶかぶかなのに、胸がとっても窮屈です。 ジーンズはぶかぶかでしたけど、Tシャツを着るとおへそが出てしまいました。 「ちょっと恥ずかしいですけど…患者さんの格好では出歩けませんし~…」 何故だかわかりませんが、置いてあったヘルメットが気になって一緒に持っていくことにしました。 お医者様や看護婦さんに見つからないようにこっそりと病院を抜け出しました。 ”いつものお店”としか書かれていなかったのに、何故か足が自然と何処かへ向かってくれました。 気がつくと、バイクが沢山止めてあるお店につきました。 何だか入りづらい雰囲気ですけど、何処か懐かしい感じがします。 「こんばん……わ~……?」 入った瞬間怖い方々に一斉に睨み付けられました。 私のお誕生日会なのに何だかとっても険悪なムードです…… お店を間違ってはいないと思うのですけど…… 「あの~……今日はお誕生日会だと聞いてきたのですけど~……?」 「ありゃ、優さんのお知り合い?」 「優さんも人が悪いッスねぇwwwwwwww こんな美人さんと付き合っての秘密にしてるんスからwwwwwwwww」 「そんな、美人だなんて~」 怖そうな方々が一気に優しくなりました。 それにしても、美人だなんて照れてしまいます。 このカッコイイ方と語尾が面白い方は特に親切にしてくれるみたいです。 でも、何だか違和感があるような…… 「ささ、姐さんも座るッスよwwwwwwww」 「これで優さんが来てくれりゃ最高なんだけどねぇ?」 「あの~……私の名前は……」 言いかけた瞬間、乱暴にお店のドアが開きました。 また同じような怖そうな方々が沢山入ってきました。 先頭に立っているモヒカンの男性は特に禍々しい雰囲気です。 お祝いに来た……という雰囲気ではなさそうです。 「ゴルァ!! 優の野郎はどこだ!!」 「なんスかアンタらは? 今日はここは貸切ッスよ?」 「つーわけだ。 なんだか知らないがとっととけーんな。」 一触即発……とはこのことでしょうか。 睨み合ったままの皆さんは今にも殴りかかりそうな雰囲気です。 店長さんと店員さんたちがお店の奥に避難していきました。 こういうことには慣れていらっしゃるようです。 「あの~……私が優ですけど~?」 「あぁ!? スケは引っ込んでろ!!」 「テメェ、優さんの女になんて口きいてやがる!」 「姐さん、ちょっと後ろに下がってるッス……よ!」 掛け声と共に勢いよく飛び出していく彼の拳は簡単に止められてしまいました。 次の瞬間、彼のお腹にドスン、と鈍い音と共にモヒカンさんの拳がめり込んでいました。 「ヤスさん!? 大丈夫ですか!?」 「へへ……姐さん、心配しなくても平気……ッス……よ……」 私はどうして彼のお名前を知っているのでしょうか……? そういえば…こちらのイケメンさんは雄二さん、向こうの八頭身の方は肝井さん、あと奥の髪を逆立たせてらっしゃる方は一(はじめ)さん……? そしてそこのモヒカンさんは…… 「三下にゃ用はねぇんだよ!! 優を出しやがれ!!」 「あの~…… 靴九さん……?」 「んだオラ!? テメェ…なんで俺の名前知ってやがる?」 「だから~……優は わ・た・し です~。」 自分の顎に人差し指を当ててみます。 靴九さん以下ヤンキーさん方はぽかんとした顔で私を見つめてきました。 そしてその後大笑いされました。 「あのなぁ…優はアンタみてーな牛女じゃねーんだ。 わかってんのか?」 「あらあら~… お口には気をつけないといけませんよ~?」 「っせぇな! 俺に指図すんじゃねぇ!!」 何だか凄くイライラしている気がします。 それにしても、この感覚が何だかとても懐かしいようにも思えます。 でも、怒ってはいけませんよね。 ここはしっかりこの人を更正させてあげないといけません。 「こらぁ~。 そんな言葉遣いは……」 「言葉遣いがんだってんだろ!?」 「めっ……!!」 「ゲボルガァ!?」 こつん、とおでこをぶつけてみただけなのですけれど、なんだかオーバーリアクションな方ですね~。 床に這い蹲るほど反省してくださったのでしょうか? そこまで反省してくださるとは思いませんでした。 「ああ、総長!? てめぇ…女だからって容赦しねぇぞ!?」 「ボコした後は皆でマワしたれやぁ!!」 「やばっ……お姉さん、逃げて…!」 あらあら、皆さん頭に血が上っていらっしゃいますね。 喧嘩はいけません。 それに、皆さんそんな汚い言葉遣いで…… 「だからぁ~……そんなしゃべり方はぁ~……めっ、めっ、めぇ~~!!」 「ウゲボッ!?」 「ゲハッ!?」 「ゴアッ!?」 こつん、こつん、こつんと3人の方におでこをぶつけてみました。 3人の方も同じように反省してくれたみたいで、とっても嬉しいです。 ちょっと強く当てすぎたのでしょうか、少し頭が痛いです…… 「あのフォームは…優さんのバチキ…!?」 「ですから~。 私は鍵山 優ですってば~。」 「ちょ……wwww 優さん…まさかの女体化……ッス……かwwwww」 そんな会話をしていると後から来た怖い男の方々は逃げていってしまいました。 きっとこれからは反省してちゃんとした人生を歩んでくれるのでしょうね。 いい事をした後はとても良い気分です。 「あ、はい~。 気がついたら女性になっていたらしくて……皆さん驚かれました~?」 「そりゃまあ……ねぇ?」 「美人巨乳ロングのお姉さん最高ッスwwwwwwwwwwwwwwwwww」 私が女性になっても皆さんは受け入れてくれるようです。 何処か胸に引っかかっていたものが取れた気がします。 「これからも皆さん、よろしくお願いしますね~?」 「ま、強さは変わってないみたいだし……これからも宜しくお願いします、優さん。」 「こんな美人がヘッドなんスから、彌通覇亞から美通覇亞に名前変えないッスか?wwwwww」 「お、珍しく冴えてるな。」 「そうッスよねwwwwwwww 雄二さんも賛成なんスから、いいッスよね?wwwwwwww」 「皆さんがよろしいなら~。」 その後、皆さんと一緒に朝まで盛り上がりました。 え? ああ~…もちろん、私たちは未成年ですからお酒はめっ、ですよ? でも今日だけは……うふふふふ。 後日談ではあるが、天然巨乳美女がヘッドを勤めるグループ「美通覇亞」は関東を制する一大勢力となった。 特にヘッドが繰り出す「エンジェル・スマイル」は一度の微笑で1000人の男を虜にすると言われ、 「エンジェル・ベル(ただの頭突き)」は全ての男の頭とハートを砕くという伝説を残した。 彼女が足を洗う時終結したグループの数は日本の全グループの1/3にも達したという。 ちなみに引退の理由はというと…… 「そろそろ、夢を追いかけようと思うんです~。」 「夢……ッスか…… 俺らはずっと姐さんと一緒に走るのが夢だったッスよ……」 「あらあら、泣かないでください~。 折角の男前が台無しですよ~?」 「ありがとうッス……で、姐さん。 夢って何なんスか?」 「夢~……ですか?」 彼女はいつものように頬に人差し指を当てながら首を傾げた。 何千ものヤンキーが彼女を見つめる中、彼女は一人で何かを考えている。 暫くう~ん、と唸った後、少し頬を朱に染めて彼にこう言ったのだった。 「お嫁さん、でしょうか~…… 今、私の目の前にいる方の。 うふふっ。」 「あ……姐さぁぁぁぁん!!」 こうして関東最強のグループ美通覇亞の歴史に一つ、終止符が打たれたのだった。 しょうもなく、おしまい。 多分気づいてると思うけど補足。 ・美(彌)通覇亞→びっぱー ・8頭身の肝井(キモイ)さん→8頭身 ・髪を逆立たせたはじめさん→1さん ・敵のモヒカン靴九→くつく→クックドゥドゥルドゥ あと、最後の科白は俺自身が某スレでリクしたことあるんで、運がいい方は聞いたことあるかもですねw そいではおやすみなさい。
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【名前】 はるな 【コード】2792-7807-0660 【レート】ばたんきゅ~ 【種類】 通フィバどちらでも 【時間帯】平日は夜11時~ 休日は不定期 基本夜中やってます(・∀・) 【一言】ぷよぷよ初めてまだ1ヶ月の初心者です。 雑魚だけど、遊んで下さい(´・ω・`)ノ ゆいです。はじめまして! 8月19日(日)の21時からフィバペア戦を開催します。詳細はこちらをご覧下さい。 それでは用件だけですが、失礼致します。 ジェームズです^^ 近々フィーバートーナメントが開催されます^^なつこにて詳細があります~ 参加してくれるのなら、登録お願いします^^絶対盛り上がりますよ♪ シユラギです、対戦したいです^^登録よろしくおねがいします。
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autolink GT/W29-026 カード名:戦闘中 るな カテゴリ:キャラクター 色:緑 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1500 ソウル:1 特徴:《タロット》?・《月》? 【自】[あなたの山札の上から1枚をクロック置場に置く] このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは相手の前列のレベル0以下のキャラを1枚選ぶ。そのキャラは次の相手のスタンドフェイズにスタンドしない。 【起】集中[① このカードをレストする] あなたは自分の山札の上から4枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、次の行動を行う。『あなたは自分のクロックを1枚選び、手札に戻し、自分の山札の上から1枚を、クロック置場に置く。』 はぁ~っ! レアリティ:RR illust.
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表彰式を終えて、アキラは浮かれていた。 約束通り彼は見せてくれたのだから。 高槻との戦いで、彼の秘技鳳翼天翔を破った奇跡のような1セットの後、その奇跡すら飛び越えて、彼女が育て上げた彼の翼が羽ばたくのを。 その激闘の後、久勢北は決勝で敗れたものの、疲労困憊の中でなお1セットを奪った。 もはやどこまで飛んでいくのかわからない。 観客席の相馬が彼の激闘を見ながら引きつった顔で笑っていたのが印象的だった。 彼と語りたいことがたくさんあった。 大会来賓としての、お偉方との退屈な会話を終えて、彼を探しにいこうとしたら、意外な人物が現れた。 「よおアキラ。一緒に帰ろうぜ」 「十悟、来てたの」 「来てたのはないだろ。前みたいに護衛を兼ねて送ってやるよ」 王華に入ってから、アキラが外出するときには十悟は大体同行してきた。 アキラとしてはうっとうしいと思ったこともあるが、助かったこともある。 卓球関係者が多いところでは、確かに単独行動していると面倒なことになる。 十悟の申し出は普段ならば歓迎すべきものだった。 だが、今は事情が違う。 「ヒロムくんと帰るから、いい」 一刻も早くヒロムに会いたかったのだ。 その思いが思わず口をついて出た。 その言葉に十悟は敏感に反応した。 「ヒロムってあの藍川か。どういうことだよ」 「……十悟には関係ない」 「大ありだぜ。白雪の川末アキラが俺の女だってのは周知の事実なんだよ」 十悟としては、息が詰まりそうだったお姫様を休日のたびに連れ出して気晴らししてやったのだ。 もちろん同情だけでなく、アキラを気に入っていたからに他ならない。 いくつかは客観的に見てもデートと呼んでもいい内容だった。 それが、あの日藍川ヒロムに会ってから、何か狂った。 しかも今はそいつを探しているという。 許せなかった。 「勘違いしないで。十悟の女なんかになったつもりはない」 卓球台を挟んであらゆる相手を屈服させる視線が十悟に突き刺さった。 それから、ぷいと顔を背けるように体を翻す。 その背中が、十悟の頭の中で何かのスイッチを押した。 「そうかい。じゃあ、今からそうさせてやるよ」 「え?」 不覚にも、アキラは何が起こったのかわからなかった。 体が引っ張られ、ガラガラと扉を閉める音。石灰の臭い。背中にマットの感触。 アキラが我に返ったときには、すぐ横にあった体育倉庫の中で十悟に押し倒されていた。 両肩を両手で押し付けられ、両膝を両足首で拘束されるという体勢だ。 ここで悲鳴を上げないあたりがかわいげがないと十悟もアキラ自身も思った。 「何の真似?」 「見りゃわかるだろ。俺の女にしてやるんだよ」 「また股間を蹴り上げられたいの?今度は蹴り潰した方がいいのかな」 「はっ、今度はそうはいかねえよ」 同行している最中に、十悟がアキラに股間を蹴られたことは一度や二度ではない。 だが十悟はそうやって蹴り上げられるたびに興奮していたのだ。 アキラがそんなことをしてくるのは自分だけだと信じていたし、事実そうだった。 それに、例え蹴るという行動であっても、あのアキラが股間に触れてくるというのは、それだけでもすごいことだったのだ。 悶絶しながら、アキラの足に自分の股間を触れさせたことに歓喜し、もっと先のことがしたいと思い続けていたのだ。 一時の気の迷いだけでここまでの行動に及んだりはしない。 「そう、じゃあ潰してあげる」 「うおっ!」 ぐっとアキラの右膝が起き上がろうとしたのを察した十悟は、潰されまいと両足に力をこめて押さえつける。 しかしその動きと予告はまとめてフェイントだった。 十悟の注意が下半身に向かった隙に、アキラは微かに力の緩んだ右肩を滑らせて拘束から外し、ラケットを振り抜く勢いそのままに平手打ちを繰り出した。 「あぶねえっ!」 叫びつつ十悟はアキラの右肩を押さえていた左手を素早く動かして、アキラの右手首を寸前で止めた。 しかし、それでは終わらない。 アキラとしては右肩を自由にしたことである程度胴を動かせるようになったので、腰をひねって両足の拘束を外そうとする。 うまく左足が抜けた。 「十悟、覚悟!」 押し倒された体勢からは普段のような蹴りができないので、膝で股間を狙った。 だが、十悟はこれで喧嘩慣れしていた。 アキラと同行しているときに、何に絡まれてもアキラを守れるようにと鍛えていた。 それが今、逆の役に立っている。 巧みに太腿で膝蹴りをブロックし、逆にアキラの膝の間に割って入った。 十悟が脛でアキラの両太腿を抑え込んでいる体勢になった。 太腿と呼ぶのが躊躇われるくらい細い両足だなと、十悟は妙に冷静に思った。 「まったく、こんなときまでオールラウンダーな奴だな。 だが諦めろって。いくらお前が頑張っても、喧嘩じゃ俺には勝てないよ」 「……そうみたいだね」 体勢が変わったことで本気になった十悟からかかってくる力は、男子と女子との差以上に明確なものだと、アキラも認めざるを得なかった。 「あんまり暴れるなよ。殴ったりはしたくないんだ」 「っつ……、婦女暴行という言葉は知ってる?」 「合意の上なら暴行にならないんだとさ。諦めな。」 アキラは十悟を睨み付けながらも下唇を噛んだ。 大声を上げられない事情があったのだ。 直情径行のままことに及んだ十悟は考えもしていなかったが、アキラは自分の体よりもこの問題が発覚することを恐れていた。 部員同士とはいえ、仮にも卓球界では名前の知られた自分が絡んだ淫行騒動など表沙汰になったら、王華の大会出場停止はおろか、県大会の中止にもなりかねなかった。 それは、先ほど見たばかりの翼が飛んでいく先を潰してしまうことになる。 自分が我慢すればいいだけのことだとアキラは自分に言い聞かせた。 こんなバカをやらかしたとはいえ、サシャと違って十悟にはそれほどの嫌悪感は無いのだから、きっと我慢できるはずだと、慰めにもならないことを無理矢理思うことにした。 そこでアキラの体からふっと力が抜けたのを確認し、十悟はごくりと唾を飲み込んだ。 いきがってはいるが、十悟も中学一年生だ。 当然童貞で、持っているエロ本は修正付きの物しかない。 勢いに任せてここまでやってしまい、アキラの目の前で弱みを見せないように平静を装っているが、その実、喉はカラカラに乾いて、心臓は跳ね回っていた。 かといってやめるという選択肢はありえない。 初めて会ったときから自分のものにしたいと思っていた美少女が、今手中にあるのだから。 これでアキラが泣いてやめてくれと懇願していたら、あるいは十悟も罪悪感に駆られて止められたのかもしれないが、いつも以上に冷徹な態度を取られたことで十悟も意地になっていた。 しかし、悩んでしまった。ここからどうすればいいのかわからない。 スカートをめくってパンツを下ろして、入れればいいのだろうかと思ったが、いきなりそれもどうなんだろうとも思う。 とにかく、大切にしているエロ本に従って、裸に剥くのが順番だと結論づけた。 しかし、どうすればいいのかとまた困ってしまった。 十悟の右手はアキラの左肩を押さえていて、左手はアキラの右手を押さえている。 アキラが諦めたような様子だといっても、手を自由にさせるのは不安だった。 「どうしたの?やらないの?」 相変わらずの冷たい口調に十悟は怯みかけたが、強がりはやめなかった。 「少しは泣き叫べばいいのに、可愛げないなお前」 そんな可愛げの無い女を襲っている本人に言われたくないとアキラは思ったが口にはしなかった。 悩んだ十悟は結局、右手だけでアキラの両手首を押さえて、左手で作業することにした。 しかし、まずリボンが問題だった。 シャツだけならそう苦労はしないはずだったが、緊張しきった左手一本では首もとを止めているリボン一つ外すこともうまくいかなかった。 「ああもう、くそう、面倒だな!」 もたもたしていてアキラに下手と思われるのはやってられない。 いらついた十悟は、力づくでリボンを引きちぎることにした。 一緒にシャツのボタンが二つ外れて飛んだが、強姦なんだから最初からこうすれば格好の悪いところを見せずに済んだのにと、十悟は少し後悔した。 ともあれ、これで胸元の肌が露わになり、薄い平板のようなスポーツブラの白さが視界に飛び込んできた。 アキラが変に派手な下着を付けていないことに、十悟はほっとした。 当たり前だが、これでアキラが処女だと今更ながら確信した。 嬉しさを噛み殺しながら、シャツを引っ張って、いくつかボタンを飛ばしつつ、胸から臍まで露わにする。 その乱れたはだけ方が、強姦しているという十悟の気分を高揚させてきた。 「さて、それじゃ拝見するぜ」 「……勝手にどうぞ」 ブラに手を掛けた十悟に目を合わせずに、アキラはつとめて素っ気なく言い返した。 「やれやれ」 ぼやきながら、十悟はブラをめくり上げた。 さっきの反省を踏まえて、脱がし方のわからないものは無理をしないことにしたのだ。 何しろAAのブラなので、無理に外そうとしなくても、簡単にめくれるくらい平板状なのだ。 その下から、薄紅色の淡い輪が姿を現した。 十悟は内心叫び出したいほど興奮して、下半身は痛いくらいに立ち上がっていたが、なんとか自分をなだめつつ、改めてじっくりと舐るように眺めて堪能する。 「全然胸ないんだな。付ける意味あんのかよ」 ヒロムに裸を見られても気づかれなかったくらいなので、アキラとしてもそんなことは言われなくてもわかっていた。 「胸に不満があるならさっさと入れれば」 どうせまだ月のものが来ていないので、妊娠はしない。 痛いだろうし、屈辱的だが、それ以上のダメージは無いと、どこかアキラは冷徹に考えていた。 ただ、ヒロムのことを思い出してしまったのはいけなかった。 初めてはできることなら、と微かに思ってしまった。 この状況で逃れるのはかなり絶望的だ。 力ではかなわないのはよくわかっている。 「そう焦るなよ」 自分に言い聞かせながら十悟はアキラの胸に手を伸ばした。 触った感触はまだ固い。 予想はしていたが揉んで楽しむということは無理だった。 薄紅色の先端もまだ小さく、摘むのも難しい。 「押されると痛いんだけど」 これから膨らみ始める蕾は快感を伴う前は痛みばかりが先に来るのだ。 「そうかい。悪いことしたな」 半ば本気で呟いた十悟は、アキラの胸に顔を寄せた。 当然だが胸に顔を埋めるなんてことは期待していない。 その痛いと言った蕾の先端を慈しむように舌を伸ばした。 「ひっ……」 十悟としては痛みを和らげてやるつもりだったのだが、冷たくじっとりと濡れた舌に敏感になった先端を嘗め上げられることは、アキラに猛烈な嫌悪感を催させた。 ナメクジが胸を這い回る様を連想させるその感覚は、十悟へのわずかに残った好感を消し飛ばすほどにおぞましく、寒気とともに肌を収縮させて、結果、小さな蕾を尖らせることになった。 アキラの乳首とも言えない先端が固くなるのを舌先で感じた十悟は、アキラが感じていると勘違いして感動していた。 微かな汗の匂いとともに、肌の表に残っていた塩気を帯びた味を存分に堪能した。 これがアキラの味だと思うと、いくらでも味わいたかった。 乳首を舐めて感じてきたら乳が出るのではないかと、エロ本から覚えた間違った知識を元に、微かに尖った右の先端を二度三度と舐め上げた後、唇を当てて吸いついた。 「ん……っ」 アキラの口から押し殺した呻きが漏れたことにまた興奮させられた。 右だけでは物足りないと、今度は左の蕾に口を寄せた。 あふれ出てくる涎を垂らし、薄紅色の輪の周囲に塗り込むように、舌で押しつけ回していく。 膨らみがほとんど無いため、舌を押し込むとすぐ固い感触に当たる。 だが、あばらの感触さえ舌で感じることができたことが、アキラの未成熟っぷりを十悟に改めて実感させた。 青い果実ってこんなことを言うんだろうなと思いながら、たっぷりと周りを濡らすと、蕾の周囲の赤色が光を反射して輝いて見えた。 少なくとも、十悟には神々しくさえ見えた。 「すっげ……」 十悟はしばし陶然と見入っていた。 乳が溢れてこないのは残念だったが、この大きさなら仕方がないかと、十悟なりに諦めをつけ、アキラの体を味わうことを優先することにした。 アキラの胸がもっとあったら十悟は中学生男子の例に漏れずにたっぷりと胸をいじくり回していただろうが、胸が薄かったために、むしろアキラの身体の他の部分でも楽しみたいと思ったのだ。 膨らみの無い胸から下に向かって両手の指でなぞり、うっすらとあばらの浮かんだ細い体ながら、滑らかで心地よいその感触を手で確かめた後、舌を這わせてじっくりと味わっていく。 気が付けば、いつの間にか両手を離してアキラの手を自由にさせてしまっていたが、もう拘束しなくても抵抗さないだろうと十悟は勝手に考えた。 アキラとしても、裸同然の体を撫で回され嘗め回されるという、屈辱的でおぞましい感触が続いたことで、体から反抗する力をはぎ取られていた。 ただ、瞳だけは、なお屈服の色も見せずに、見下ろす視線で十悟を睨みつけていた。 十悟はしばらく、きめ細かな肌の舌触りとほのかな汗の味に陶然と酔っていたが、やがてその視線に気づいた。 強姦している最中だというのに、いつも通りのその視線に何故か安心させられた。 しかしそれと同時に、その顔を一変させてみたいとも思った。 目の前にはちょうどアキラの臍があった。 「え?ちょっと、十悟、何を……」 十悟はアキラの臍の周りを一撫でしてから、その窪みに舌を伸ばした。 「や……、やだ!十悟、やめ……」 くすぐったいのと、臍という生まれてすぐの自分に関わる根源をいじられているという未体験の感触に、アキラは思わず悲鳴をあげた。 しかし、今まで無反応に等しかったアキラからそんな声を引きずり出せたのだから、十悟としてはその命令を聞くどころか、ますますやる気になって、固めた舌先で臍の中をぐりぐりと弄り回し、あげく、唇を寄せて思い切り吸い上げた。 アキラにとっては、臍を通じて体の中身を賞味されているようだった。 「十悟の……、変態……っ」 押し殺した声ながら吐き捨てるようになじったアキラだったが、これが逆効果だとは思わなかった。 言われた十悟はむしろ爽快で、聞いた耳から脳髄に染み渡るように快感さえ覚えていた。 あのアキラが、もはや言葉でしか抵抗できないくらいに追い詰められ、敗北宣言に等しいことを言っているのだ。 しかも変態とのレッテルが十悟を興奮させた。 自分は変態なのだから何をしてもいいのだと思うと、もはや免罪符をもらったような心境になった。 「ああ、お前は今その変態の餌食になるんだよ」 調子に乗った十悟は、指と舌とを這わせて、固い胸と違ってふわふわと柔らかいお腹の感触と味を存分に堪能する。 その間に、アキラは自分が人形になってしまったように思われた。 おぞましい感触も、今の状況も、何も考えたくなくなってきた。 正直言って、早く終わればいいのにとさえ思い始めていた。 アキラがおとなしくなったので、十悟はもう仕掛けてもいいかと思った。 ここまでの変態行為で、下半身は痛いくらいに張り詰めていて、触りもしていないのに爆発しそうな気配が込み上げてきていた。 十悟は乾いた喉に無理矢理唾を飲み込ませると、いよいよという心境でスカートに手を掛けた。 しかし、どうもホックが腰の斜め後ろにあるようだとわかった。 両手が使える今では脱がすことも出来そうだったが、そんなに長いスカートではないし、上半身は胸を見せていても脱がしていないことを思い出した。 どうせなら、下も服を着せたままの方がいいと十悟は思い直した。 チェックのスカートの裾を摘み、これを持ち上げながらも顔を近づけていく。 まだ肉付きを増す前の、棒のように真っ直ぐな線を描いた白い腿がゆっくりと姿を表し始めた。 その細い脚の奥に、ブラと同じく飾り気の無い真っ白な下着が見えた。 一瞬ならば翻った隙に見たことがあるが、ここまでまじまじと見たのは初めてだった。白い表面には影さえ見えず、素っ気なく包むその様がなおさら十悟を興奮させた。 半ば無意識のうちに手が延び、力任せにぐいとずり下げて、中に隠していたものが露わになった。 「これが……」 十悟は二の句が継げなかった。 エロ本だとモザイクで隠されているその場所は、モザイクを見る限り赤いものだと思っていたが、まったく違っていた。 お決まりのヘアなど一本もなく、つるつるとしたなだらかな丘に、そこが目指す場所であることを示す小さな縦の割れ目が真っ直ぐに走っていた。 割れ目の左右は二枚貝のようにぴったりと合わさり、日の光が当たるはずもないので、白い下腹部の中でも一際抜けるように白い肌が誰も踏み荒らしていない雪原のように輝いていた。 その汚れなさが、十悟の思考を焼ききった。 広げようとか濡らそうとか、そんなことはもうどうでもよくなって、とにかく一秒でも早くこの割れ目を押し裂いて、中に入って出したかった。 十悟は一秒すら惜しく、ズボンとパンツを纏めて下ろして、人生最高の大きさにふくれあがった自分の分身を取り出した。 すっかり剥けた赤い亀頭はエラまでががっちりと張り詰め、そこへ至るまでの肉茎は太く膨れて大きく反り返っていた。 十悟自身、ここまで大きく立ったことは記憶に無かったが、アキラを貫く自分の槍が巨大なことには満足した。 これならアキラの処女膜を破るのに不足はないだろうし、粗チンなどとは間違っても言われないで済むと自信を持った。 一方、人形になろうとしていたアキラだったが、それを見た瞬間、さすがにどうにも無視などできようもない恐怖に襲われた。 兄や遊部と一緒に風呂に入ったときに見たものとは大きさも形も全然違っていた。 半ば覚悟していたが、あんな棍棒のような肉の塊などを入れられたら、身体の中まで壊されてしまうのではないだろうかという想像が現実的な恐怖として迫っていた。 もう犯されるのは仕方がないと諦めも付くが、壊されてしまったら、もう、彼に入れてもらうこともできなくなってしまう。 「いや……、いや……!十悟、やめて……、そんなの入りっこない……」 「やめるわけないだろ。こいつはな、お前にぶち込むためにあるんだよ!」 力任せに両膝を開かせたときに、膝に引っかかっていた下着があっさりと破れた。 もう妨げるものは何もない。 「よく見ておけよ、アキラ。今からお前の中に入ってやるからよ」 十悟はふくれあがった肉を掴んで、先端を割れ目に当てがおうとしたが、うまく行かなかった。 いつもなら多少は動きの自由がきく分身は、今は処女貫通の期待に膨れすぎてガチガチに固くなっており、向きを下げることすら容易ではなかった。 それでも本能で身体が動いた。 膝を落とし、腰ごと押し出すようにして、ようやく反り返った裏側が割れ目に押し当てられた。 ふんわりと柔らかい感触が、過敏になっている裏筋に当たるだけでも落涙しそうなほど感動していたが、これからもっとすごいことをするのだと思うと、さらに血液が流れ込んで固くなっていく。 十悟は荒れてくる息をなんとか三度の深呼吸で落ち着けて、意を決して腰を押し出した。 「いた……っ!」 アキラは小さな悲鳴を上げた。 しかし、予想していたような身を裂くような激痛ではなかった。 十悟の肉茎はアキラの割れ目の上部に少しめり込んだが、結局、割れ目から上に逸れてしまい、姫洞を守る処女膜に微かに触れただけで終わった。 十悟はわかっていなかったが、入るわけがないのだ。 自分で身体を慰めもしていないアキラの割れ目はぴったりと閉ざされており、しかもまったく濡れていなかった。 そんなところに、臍まで付くくらいに反り返ったものを押し込もうとしても、ただでさえ角度が悪いのだから外れてしまう。 しかも十悟は、割れ目のどの方向に穴が通じているのかわかっていなかったから、割れ目に押し当てれば入るものだと思っていたため、本来あてがう箇所よりも上にずれていた。 ばつの悪さを隠して腰を引き、もう一度押し入ろうとするが、やはりせいぜい割れ目の周囲を擦りあげるだけで終わった。 しかし、それだけでも十悟にとっては未体験の興奮だった。 入れられたわけではないにしても、未成熟な性器に強い圧力をかけられたことでアキラが苦痛にうめく声を聞くだけでも、エロ本とはくらべものにならないくらいに興奮させられているのだ。 そして男として入れるべき最終目的地の直前で、肉茎の裏側だけでも擦っているのだ。 しかもそこはまったくの無毛で妨げるもの一つなく、確かに新雪を踏み荒らしているという感触はあった。 童貞中学生にその刺激を我慢できるわけがなかった。 あっという間に下半身から脳髄まで駆け上がった射精衝動を止める暇もなく、気が付いた瞬間にはアキラの割れ目に密着した状態で、先端が白く爆発していた。 「うわあああっ!」 あまりの快感に十悟は悲鳴を上げていた。 アキラの身体にぶちまけたその光景は視界に入っていたはずだが、オーバーヒートしたかのような快感に頭が真っ白になって、見開いた目に映ったものを何も認識できなかった。 それも一瞬では終わらなかった。 脊髄を走る甘美な稲妻は一度ではなく、心臓の鼓動に合わせて二射、三射と発射された。 そのたびに、とにかく下半身の全てが玉から尿道を止めどなく駆け上がるようなしびれが走り、その錯覚に不足していないほどの大量の精液が、脈動のたびにアキラの全身にぶちまけられた。 第一射は割れ目から臍の間でべっとりと広がり、角度が上がっていた第二射は大きく放物線を描いて左の胸の突起を覆って広がり、第三射は襟もとから肩にかけてシャツにこびりつき、落ち着いた第四射からはめくり上げていたスカートや腰回りをどろどろに汚した。 何回脈動したのかわからなかったが、気が付けば十悟の目の前には、白濁液で服と言わず身体と言わず全身汚れまくったアキラの無惨な姿があった。 やるべきことが出来なかった壮絶な羞恥心とともに、微妙な達成感にも包まれていた。 唾を付けるのとは訳が違う。 これだけ精液をぶっかけたからには、アキラの全身はもう自分のものだと思った。 一方アキラは、何をされたのか理解するのにしばらく時間がかかった。 ひとまず助かったということが理解できたが、それでも身体中辱められたことには違いない。 物のように扱われたことへの怒りが今更ながら沸き上がった。 「……早漏」 アキラの全日本の同僚がロッカールームで並べていた彼氏への罵倒の中で、一番効きそうな単語を思い切り叩きつけた。 本来なら自分だけ楽しんだ男を非難するための言葉で、強姦のときに主張する言葉ではないが、言葉の意味が分かるくらいに知識があった十悟には十分堪えるものだった。 いくら暴れて抵抗したところで、よがらせてしまえばいい、などという目論見とともにプライドまで粉々にされた。 だが、それでは終わらなかった。 落ち込みかけたところで、十悟自身が今し方ぶちまけたばかりのアキラの姿を目の当たりにしたからだ。 服も肌も白濁液で汚れた、それでも処女のままのアキラの姿は、萎えかけた下半身に膨大な活力を甦らさせるに十分だった。 「はっ、一発で終わる俺だと思ったのかよ。不満ならしっかり期待に応えてやるよ。腹の中がいっぱいになるまで何発でも注いでやるぜ!」 「え?」 男は一発出せば終わりだと聞いていたアキラにとって、十悟の復活は予想外だった。 あっと言う間に両足首を捕まえられて、左右に開きながら持ち上げられてしまい、アキラが気づいた時には両足を大きく開き十悟に向かって秘部を突き出すという、あまりな格好をさせられていた。 「これならいくらなんでも入るだろ」 突き出されて微かに広がった割れ目に押し当てる肉の棍棒は、既に十分な大きさを取り戻していた。 先ほどよりやや反り返りが甘くなっていたが、その分前を向いて入れやすくなっていた。 当てられた瞬間にアキラはまずいと思い、十悟はいけると思った。 十悟の分身は今先ほど自ら出した白濁液が先端にべっとりとついており、これが潤滑剤のように働いてうまく割れ目を分けようとしていた。 「い、いやあああ……っ」 「行くぜアキラ。初体験だぜ、泣いて喜びな」 そういって十悟は大人の階段を駆け上がるべく、腰を突き出そうとし、横からの物音に振り向いた。 扉が、開く音だった。 「え?」 「な?」 二人揃って間の抜けた声を上げて見たそこには、 「アキラちゃん?」 「……ヒロム……くん?」 皮肉にも十悟の声を聞いて不審に思い、体育倉庫の扉をそっと開けたヒロムの姿があった。 式典が終わった後、アキラと話をするために探し回っていた結果であった。 ヒロムの姿に、一瞬喜んだアキラだったが、体格の違いすぎるヒロムが十悟に腕力で勝てるわけがないとすぐに計算できてしまった。 むしろ、秘部までさらけ出したあられもない姿で陵辱される様をヒロムに見られるかと思うと恐ろしくなった。 その怯えが顔に出たのを十悟は見逃さなかった。 強気一辺倒だったアキラの弱点を掴んだ。 そして何より、自分からアキラを奪おうとするヒロムにアキラの純潔を奪うところを見せつけてやれることに、何にも勝る征服感を覚えた。 「いいとこに来たな。藍川。 そこで見てな。今からアキラを女にしてやるところだからよ!」 「やめて!ヒロムくん、お願い、お願い、見ないで!」 しかし、ヒロムはアキラの懇願には従わなかった。 「アキラちゃんに、何するんだ!」 頭が沸騰して、気が付けば十悟にタックルしていた。 サシャに挑みかかったときと同じ、だが、あのときのような失敗は許されなかった。 天翔もかくやという初速のまま、ヒロムは身体ごと十悟の脇腹に体当たりするようなタックルをぶちかましていた。 まさにちょうど、突き立てられた棍棒が純潔の壁を破る寸前で、全神経をそちらに集中していた十悟は、視界がひっくり返って側頭部に衝撃が走った理由がすぐにはわからなかった。 ただ、本懐を邪魔された下半身が、雌を奪い合うという雄の原初の闘争心を奮い起こした。 十悟は頭を二三度振り、状況を把握する。 アキラと引き剥がされ、自分とヒロムとが絡まってマットに転がり、左の側頭部を横にあった鉄製のボール籠にしたたかに打ち付けていて、そして、肝心の分身は赤く染まっておらずに、自身が出した白濁液に濡れているのみだった。 「てめえよくも……」 十悟は失望を押し殺し、交尾を邪魔されたという怒りをバネにして立ち上がった。 ついでにヒロムの胸に思い切り膝を叩き込む。 「げほっ……」 ヒロムは一瞬呼吸が止まったかのように感じ、思わず転げて十悟から離れた。 それで十悟は確信する。こいつは弱いと。 単に一時邪魔されただけで、ヒロムを叩きのめしてからゆっくりとアキラを犯してやればいいのだと思い直す。 「アキラ、ちょっとそこで待ってな」 ひとまずズボンとパンツを引き上げて、ヒロムを叩きのめすことを優先する。 「ヒロムくん、逃げて!」 十悟が本気になったことを察したアキラは自分のことを忘れて叫んでいた。 どう見てもヒロムに勝ち目はない。叩きのめされるのは余りにも明白だった。 「逃がさねえよ!人呼ばれたくないしな!」 ヒロムはアキラの声を受けて立ち上がり、そして、逃げるのではなく十悟に向き直った。 現状に頭がついていっていなかったが、そんな状況でもヒロムにはわかることがあった。 今自分が逃げれば、アキラが酷い目に合わされるということだった。 初対面の時から十悟に抱いていた苦手意識さえ忘れていた。 「憂さ晴らしに付き合ってもらうぜ!」 ケンカ慣れした十悟の左手がフック気味に繰り出されるのを、ヒロムはしっかりと見た。 身体がそれに応じて動いた。 スレスレのところで十悟の拳は空を切る。 「こいつ……!」 舌打ちとともに繰り出される右手のストレートは今度こそ本気だったが、それも空を切る。 「くそ、なんで、こんな奴に!」 アキラには状況がよくわかった。 ヒロムは元から驚異的な動体視力を持っていたが、さらにこの数ヶ月の鍛錬でその視力に足が付いて来るようになったのだ。 攻撃の軌道がはっきり見えていれば、足の移動だけでかわせてしまう。 そしてアキラは知らなかったが、十悟はアキラを守るために自分より大きな相手に喧嘩を売ることがほとんどだった。 自分より明らかに小さいヒロムのような相手と戦うのは、勝手が違い過ぎた。 焦りで十悟の攻撃に大振りが目立つようになってきたところで、ヒロムはそっと拳を握った。 今まで人を殴った経験など一度も無いが、それでも戦わなければと思った。 アキラを守らなければと思った。 勝たなければならなかった。 どうすればいいか、かわしながら必死で考えた。 非力な自分がちょっと殴ったくらいで倒れる相手じゃない。 一撃で倒れる急所はどこか、スポーツはいつも憧れながら見ていたから、ボクシングも少しはわかる。 「この野郎!」 十悟が思い切り繰り出したストレートを、身体を思い切り下げてかわし、十悟の懐に潜り込んだ。 金的を狙われると思った十悟はとっさに両足を閉じてブロックしようとする。 ヒロムが見上げれば、顎が隙だらけだった。 真上に飛び上がるようにしてアッパーを繰り出した。 真下の死角からの攻撃を、十悟は読めなかった。 「が……!?」 顎を跳ね上げられたことで脳が大きく揺さぶられ、十悟は倒れ込む前に失神していた。 「はあ……、はあ……」 ヒロムは、十悟が倒れたことを確認し、その場にへたり込んだ。 初めて人を殴った拳はひどく痛み、試合で勝ったときのような高揚感よりも、間違ったことをしたような後悔がこみ上げてきた。 倒れている十悟の姿と、彼を打ち倒してしまった自分が未だに信じられず、忘我の顔のままで血がにじんだ右拳をみつめていた。 「ヒロムくん、すごいね……」 そこに、声が掛けられた。 ヒロムの迷いを吹き払うほどに、純粋な賞賛が込められた声だった。 そこでようやくヒロムは、自分が何をしに来て何をしたのかを思い出した。 「あ、アキラちゃん、大丈夫……!」 振り向いたヒロムは、そこで今更ながらアキラの姿を確認することになってしまい、顔から蒸気を噴き出しそうになった。 アキラとしては、以前にもヒロムに見られているため、もう隠すまでもないと開き直っていた。 助けてくれたヒロムに対して隠すのは失礼だとも思った。 確かにヒロムにとっては以前にも見た凹凸の少ない身体だ。 しかし、今はその身体のそこかしこが白く汚されていて、その分壮絶な色気を漂わせていることにアキラ自身気づいていなかった。 ヒロムは女の子の裸を見たことは何度もある。 エリスの裸を見ても冷静に対処できたのは、小学生のころから発育がいいくせに無頓着な乙女に引っ張り回されていたからだ。 ある意味では女性の裸には慣れてしまったつもりでいた。 だから、こんな風に下半身の一点に猛烈に血流が集まるほどの衝動を覚えたのは初めてだった。 それは、せっかく絵を描いていたキャンバスに、誰かが汚い絵の具をぶちまけた様にも似ていて。 自分の中にある白い絵の具をありったけキャンバスにぶちまけて、自分色に染めたいというどす黒い思いがこみ上げてきた。 「うん、ギリギリだったけど、なんとか助かった。 ありがとう、ヒロムくん」 アキラからまっすぐに向けられた礼の言葉に、ヒロムは今し方の自分の衝動をひたすらに恥じた。 そこでようやくほっとする。 今までにないくらい固くなってしまった下半身をアキラに悟られないようにしながら、後ろポケットからハンカチとポケットティッシュを取り出した。 いくらなんでもアキラをその惨状のまま放っておくわけにはいかなかったからだ。 「う、うん。とにかく拭くよ」 「あ……うん、お願い……」 照れ隠しに思わず言ってしまったヒロムも、思わず頷いてしまったアキラも、その後で自分が何を言ったのか思い至った。 そして、二人とも引き返せなくなった。 しかしアキラとしては、正直言って十悟の出した精液になぞティッシュ越しでも触れたくなかったため、取り消すこともできなかった。 ヒロムは覚悟を決めると、ティッシュを一枚取り出して、アキラの胸に手を伸ばした。 桜色の輪にこびりついた白濁液を完全に拭き取ろうとして、力をかける。 「ん……っ!」 「ご、ごめん……!痛かった……?」 「う、うん、ちょっとね……」 思わず声を上げたアキラにヒロムはあたふたしたが、アキラとしては正直に言えるはずもなかった。 ヒロムに間接的に胸を触られただけで、身体が跳ね上がりそうになるくらい気持ちよかったなどとは。 まして、もっと直に触って欲しいなどとは。 それからヒロムはアキラを痛くしないようにおそるおそる、しかし、しっかりと拭えるように力を込めるという微妙な力加減でアキラの胸を拭っていった。 それが終わると、ヒロムはしばらく固まってしまった。 湯煙越しに見たことがある胸とは訳が違う。 しかし、アキラのスカートの下もひどく汚されていて、拭わないわけにはいかなかった。 そしてアキラとしては、こんな場所であってもやはり自分で触れるのは恐ろしく、ヒロムにして欲しかった。 「あの、ヒロムくん、駄目……かな」 「い、いや、する。するよ!」 駄目な男だと思われたくないため、ヒロムは慌ててもう一度頷いた。 新しいティッシュを取り出して、震える手のまま汚された割れ目の上に持っていく。 今度は力を込めるわけにはいかない。 下手に力を込めて、中に押し込んでしまったら元も子もないということくらいはなんとか頭の片隅で理解していた。 壊れ物を扱うかのように、そっと触れる。 そのまま、押し込まないように、ぬぐい去るようにして、こびりついたものを拭き取っていく。 それでも微かに力は掛かる。 アキラは、そのわずかな強弱のたびに嬌声を上げたくなるのを必死で噛み殺した。 いっそあられもなく声を上げてしまった方が楽に思えるそれは、甘美な拷問だった。 そうして、翳り一つ無い割れ目が露わになった。 どうにも目をそらすことができず、ヒロムはその場所を食い入るように見つめてしまった。 そこはとても綺麗で、汚されていたことが許せなくて、守りきったことが嬉しくて、そして、どうしても、自分で壊したくなるほどに儚く美しかった。 ヒロム自身が過去に描いてきた何よりも、鮮やかにはっきりと、網膜と脳裏に刻まれる光景だった。 その突き通すような視線にアキラは当然気づいていたが、自分で頼んだ以上、見ないで欲しいと言えるはずもなく、そして、溜飲が下がる思いでもあった。 あのときは女であるとも認識してもらえなかったのが、今ははっきりと女だと意識してもらっているのだ。 気恥ずかしさとともに、見られていることへの嬉しさもあって、結局、何も言えないまましばらくヒロムの視線を受け続けていた。 しかし、いつまでも黙り続けているわけにはいかなかった。 先に我慢しきれなくなったのはアキラだった。 「どう、しよう……」 「あ……、うん、そうだね、どうしようか」 何かを尋ねているようで、実のところその言葉自体には何も意味がなかったが、その一言で呪縛が解けたように、ヒロムも口を開いた。 ヒロムは、アキラの言葉はこの後の処理をどうしようかと尋ねてきたものだと解釈した。 あまりにも名残惜しいが、意志の力を総動員してアキラの割れ目から視線を引きはがし、アキラの着ている服に目を移動させた。 肌を濡らしていた箇所はすべて拭ったが、シャツやスカートにもべったりとついている。 しみこんでしまっているので、拭いてもどうにかなる状態ではない。 「これ、拭いても多分取れないよ……」 「そう……だね」 アキラは、言われてから自分が着ている服の状況をようやく思い出した。 お気に入りの服だったが、これ以上着ていたくなかった。 そもそもボタンを飛ばされているし、パンツは破かれているし、ここからどうやって帰ればいいのか。 どうしていいかわからなかったが、とにかく嫌悪感が先走ってしまい、シャツとスカートを脱ぎ捨て、ブラも外した。 靴と靴下だけは汚されていないのでなんとか捨てるのをこらえたが、多分これも二度と身につけることはないだろう。 ただ、ヒロムは再び顔から蒸気が吹き出た。 胸をはだけていたときのような扇情的な姿から、靴と靴下だけを残した事実上の全裸になって、あのシャワー室での邂逅を思い出してしまったからだ。 さすがに直視できなくなったヒロムは顔を背けた。 なんとかしなければいけないが、アキラに精液まみれの服を着ろとは言えないヒロムは、とっさに思いついた。 幸いにも、アキラとは体のサイズは縦にも横にもほとんど変わらないことに。 「あ、あのね、アキラちゃん、ひとまず僕のユニフォームを代わりに着てよ……」 「でもそれじゃ……君はどうするの」 ヒロムのユニフォームを着るということ自体は、アキラは別に嫌ではなかった。 あえて言えば兄と同じユニフォームを図らずも着ることになることへのよくわからない思いくらいだ。 しかし、一着しかないものをアキラが着るとヒロムは当然裸同然になってしまう。それではここから出られない。 「それは……」 アキラのことだけ考えていて自分のことを考えていなかったヒロムは困ってしまい、視線を泳がせて、そこでいいものをみつけた。 「うん、あれを借りるよ。僕は男だから上は裸にこれでもそんなに変じゃないと思う」 サッカー部やバスケ部が使う、上から着るカラーゼッケンだった。 ヒロムの身長だと、膝近くまで隠れるくらいの長さがある。 これなら大丈夫だと、ヒロムは上着と短パンを脱ぐことにした。 「汗くさいけどごめん。少しの間我慢して。出たら助けを借りよう」 「うん……」 別に問題があるわけではないのに、上半身が裸になったヒロムを見て、アキラは気恥ずかしくなってしまった。 ほとんど同じくらいの身長ながら、細い身体にはこの数ヶ月で身に付いた筋肉がついて、小さくても男の子の身体だということがよくわかった。 それに比べると、凹凸のないアキラ自身の身体でも、女の子の身体ということがはっきりとわかる。 いまごろになってアキラは裸でいることがいたたまれなくなり、ヒロムの身体から目を逸らそうとして視線を下に向けた。 そこで、気づいてしまった。 「ヒロムくん、君も、立ってるの?」 思わず口にしてしまったのは、心のどこかで、ヒロムが男の子であることを拒絶したかったからだった。 十悟に襲われていたところに助けに来てくれたヒロムは、十悟とは違うものだと思いたかったからだった。 だから、パンツ一枚になったヒロムの股間がはっきりと膨らんでいることが、アキラにとっては意外でさえあったのだ。 「ごめん……これは……」 立っていることを知られないようにしていたのにも関わらず、短パンを脱いだことで墓穴を掘ってしまったことにヒロムは今更ながらに気づいた。 なんとかフォローしようと思ったが、間違いだと言い張ることができるような「状態ではなかった。 助けにきたというのに、アキラは信頼してくれているというのに、欲情してしまっている自分が恥ずかしく、一方で、アキラに知られてしまったことで、抑えようとしていた黒い衝動が表に現れようとしていた。 「ヒロムくんも……、私を襲いたいって、思うの?」 アキラは、今度は無意識ではなく、意識を持って尋ねていた。 それは、ヒロムが十悟と同じ男という生き物であるという事実を確認することへの恐怖と、襲われた自分が傷ものになっていないことをヒロムによって確認して欲しいという期待とが混ざった、アキラ自身でもよくわからない思いであった。 ひとたび闘争心を燃え上がらせた後の少年に、アキラの声に込められたその被虐的な音色は我慢できるものではなかった。 「え……?」 気が付いたときには、ヒロムはアキラの肩に手を掛けてマットの上に押し倒し、パンツを下ろして自分の分身を取り出していた。 十悟のものと違い、未だに皮を被ってはいたが、その器官が自分の役割を果たすには十分な堅さと大きさを持っていた。 「ヒロム……くん?」 アキラは、悲鳴をあげなかった。 先ほどまでの恐怖と期待との天秤が期待に傾き、いっそ、十悟に汚された自分の身体をヒロムに中から洗い流して欲しいという思いがこみ上げてきていた。 「君なら……」 いいよ、とアキラは言いかけた。 だが、そこでヒロムは辛うじて正気に戻った。 やりたい、という原初の衝動を抑え込もうとするその意識は、数年に亘ってヒロムに刻み込まれた記憶から生じたものだった。 駄目だと、それをしては駄目だと。 先端を割れ目にあてがう直前で、ヒロムは腰を引いてアキラから飛び離れた。 「アキラちゃん、見ないでっ!」 そう言ってヒロムはアキラに背を向けると、我慢の限界に達していた分身を取り出して猛然としごき始めた。 とにかく今自分の中にある衝動を何とかしないといけなかった。 「アキラちゃん、アキラちゃん、アキラちゃん!」 自分でもわからないままにアキラの名前を連呼して目をつぶり、当の本人の目の前でアキラをオカズにして、頭の中でだけアキラの割れ目に自分の身体を突っ込み、そのまま思い切り射精した。 途方もない快感に、何が起こっているのかももうわからなくなってしまった。 アキラは、ヒロムの頼みを聞けなかった。 憎からず思っている少年が、自分の名前を連呼しながら虚空に向かって射精する様は、どこか美しくも悲しく思えて、その様を見届けずにはいられなかった。 どうして、目の前に自分がいるのに相手をしてくれなかったのかと、恨めしくさえあった。 一方、12年間生きてきた中で、最も激しい射精を終えて、ヒロムは全身の力が抜けたようにその場に膝をついた。 アキラの裸を初めて見た日に自慰をしたときには、こんなにも気持ちのいいことがあるのかと思ったが、今し方の快感はそれをも凌駕していた。 きっと、アキラに向かって射精し、自分の絵の具でアキラを汚していたらもっと気持ちよかったのだとはわかっていた。 だが、それをしなかったことだけは正しかったのだと、荒くなった息を整えながらヒロムは確信していた。 衝動はなお消えずに残っていたが、それでも、ありったけの欲情を吐き出したことで、なんとか我慢できる程度になり、精も尽きた分身はアキラの中に入れられるような固さを失っていた。 「ヒロムくん……どうして……」 「したいよ……。 今すごく、アキラちゃんにひどいことをしたいよ。 でも……、やっちゃ駄目だ。 女の子の弱みにつけ込んでそんなことするなんて、やっちゃ駄目だ」 その答えは、とても爽やかで、それなのにアキラには少し苦かった。 ヒロムがその答えに行き着いたのは、彼の傍にずっといた、あの保護者のような女の子の存在があったからに他ならないのだから。 それでも、アキラは救われた気持ちでいた。 先ほどまでの自分がどうかしていたと思う。 もしヒロムが自分を陵辱していたら、その一瞬は満足できたかもしれない。 しかし、そうされていたら、アキラはもう、男とはそういうものにしか思えなくなっただろう。 しかし、ヒロムは止めてくれた。 止まってくれた。 だからアキラはまだ、男というものを信じることができた。 「……そう」 照れ隠しにアキラの口から漏れた言葉は素っ気なく、ヒロムは自分が間違えたのかと慌てた。 フォローしなければと思ったが、照れくさくなってしまったアキラは、ひとまず借りたヒロムのユニフォームを着ることにした。 下着も無しに男の子が着ていた服を着るというのは、どこか背徳的だった。 特に、素肌に短パンを履くときには、背筋が甘く凍るような痺れを覚えた。 ヒロムの言うとおりに熱戦の名残である汗の匂いがしたが、しかし、その匂いでまるごと体中が守られているように思えてきて、心地よくさえあった。 傍目には久勢北の新人マネージャーのような装いになり、下着をつけていないことにはまず気付かれない姿になった。 それから、破れたパンツを含め、着ていた服を畳んで纏めた。 もう着たくないが捨て置くわけにもいかない。 ヒロムは、アキラが怒っているのかとビクビクしながら、とりあえず自分もゼッケンを引っ張り出して着ることにした。 こちらは予想以上にぶかぶかで、アキラとは別の意味で下を着ていないことには気付かれにくそうだった。 「うん、じゃあ出ようか」 「うん……」 アキラは、俯きかげんのヒロムに何か言わねばと思ったが、何かと言葉に出すのは苦しかった。 それならと、拳を小さく握りしめてから、ヒロムに近づく。 「これは……、ただの挨拶じゃないから」 「え?」 アキラは、とまどった顔のままのヒロムの頬ではなく唇に、そっと自らの唇を寄せた。 そう、挨拶ではなく、お礼。 いや、もしかしたら、それ以上との思いを込めて。 「アキラ……ちゃん」 呼吸はおろか鼓動さえ止まっていたような時間のあと、唇が離れたことを確かめるようにヒロムはアキラの名を呼んでいた。 「出ようか?」 しかしアキラは、それ以上は留まらずに外へ出ることを促した。 傍目にはわからないだろうとは思ったが、なんとなく共犯者のような後ろめたさがあり、二人は手を繋いでいた。 ただしこれは、ヒロムの頭が半ば茹であがってしまい、アキラが誘導しないと足元が覚束ないということもあった。 ともあれ、このままでいるわけにもいかない。 「このあと、どうしようか」 「うん、そうだ、乙女ちゃんに頼もう。アキラちゃんも会ったことあるよね。 乙女ちゃんならきっとアキラちゃんの服とか用意してくれるよ」 「ああ、あの……」 忘れるはずもない。アキラはしっかりと乙女のことを覚えていた。 それなのに歯切れの悪い返事をしたのは、ヒロムが見せた絶対的な信頼に、やっぱりアキラは嫉妬を覚えてしまった。 しかし、今は頼ることにした。 間違いはないはずだとアキラは自分に言い聞かせる。 ヒロムをここまで育てた人なのだから。 「彼女、来ているの。じゃあ、お願いしようか」 「うん」 大会が終わった後とはいえ、人影はそれなりに残っており、おそらく彼女も残っているものだと思われた。 そうでないと困るが。 「ところで、……十悟のことなんだけど」 「え?」 体育倉庫に気絶したまま放っておいたが、問題はそれだけでは済まない。 虫のいい話だとは思ったが、アキラは正直にヒロムに頼むことにした。 「この件、表沙汰にしないでくれるかい。 発覚すれば王華学園は出場停止は免れないし、下手をすれば廃部だ。 それは、私としては避けたい」 「うん、僕も人を殴ってしまったし……。 でもいいの?彼をそのままにしていたらまたアキラちゃんが襲われるんじゃ」 素直に受け入れてくれたヒロムに感謝しつつ、アキラはここにいない十悟に向かってため息をついた。 「それは、心配しなくていい。 君にケンカで負けたことで彼のプライドはズタズタだ。 もう襲いかかってはこないよ」 それくらいには十悟のことをわかっていた。 もっと理解しているつもりだったのだけれど、男の子はわからない。 ともあれ、乙女はすぐに見つかった。 というよりも、恐るべきアンテナを持つ彼女にすぐに見つかった。 「あのさ、乙女ちゃんには話していいよね?」 「……うん、説明しないと協力してもらえないだろうし」 一度会っただけだが、どこか一本筋を通す人物だという印象を受けていたので、ヒロムの信頼もあり、アキラは全面的に頼ることにした。 「……何があったの?」 ただならぬ雰囲気を察して、乙女の目がきらーんと光った。 「うん、えっとね……、秘密にしておいて欲しいんだけど」 ヒロムはざっとことの次第を説明しはじめた。 始めは興味深げに聞いていた乙女だったが、途中から十悟の暴挙に憤り、ヒロムが十悟と殴り合ったところで唖然となった。 「ヒロム、あんたが人を殴るとはね」 「うん、でも、間違ったことはしてないと思う」 乙女はその返答に息をのんだ。 同い年の、年下としか思えないような少年が、そのとき、とても大きく見えたからだ。 「女の子を守って戦ったんだからね。よかろう。許す」 ヒロムへの私の教育は間違っていなかった。 誇らしいその思いの中、何故か少し悔しい理由を、乙女は無意識のうちに考えまいとした。 結論から言うと、乙女はヒロムの信頼に100%応えた。 アキラをシャワー室に放り込んだ間に、どこをどうやったのか、速やかに下着から着替えまで用意して、万端整えてしまった。 「……ありがとう」 感謝の気持ち以上に、驚嘆の気持ちの方が強かったが、ひとまず当分彼女には頭が上がらないなとアキラは思った。 「あ、一つ言っておくことがあったわ」 着替えを手渡す前に、ひょいと取り上げる動作をして乙女は条件を突きつけた。 「何?」 「この件で、私に借りを作ったと思わないこと。 あなたを助けたのはヒロムよ。 その事実だけは揺るがさないで」 アキラは一瞬息をのみ、少しだけ苦い爽快感とともに頷いた。 後日のことになる。 十悟はどこをどうしたのか、とりあえず家には帰ったらしいが、一週間に亘って学校を休んでいたようだった。 とりあえず問題は発覚していないらしく、ようやく落ち着きを取り戻してきた頃、アキラは自分の上履き入れに置き手紙を見つけた。 翌日に会いたいという十悟からの手紙だった。 そこには、ヒロムも引き連れてくるようにとの指定もあった。 悩んだ末に、結局アキラはヒロムに連絡をとった。 捨て置くこともできず、かといって一人で十悟に会うのは勇気を通り越して無謀だと思ったからだ。 「来たか」 翌日、学園の体育館裏でいつもの帽子をかぶって十悟は待っていた。 改めて相対すると、アキラは改めて怒りがこみ上げてきた。 さりとて、早々に近づくのも恐ろしく、ヒロムの手を握ったまま、距離を取ったところで立ち止まった。 十悟はそれを見て、大きくため息をつき、帽子を脱いだ。 「え?」 「ええええええ!?」 帽子の下は、呆れるほど綺麗な坊主頭だった。 そのまま十悟はその場に膝をつき、頭を下げてコンクリートの床に額をこすりつけるようにして土下座した。 「許してくれなんて言えた立場じゃねえのはわかってる……。 だが、済まなかった、アキラ、藍川」 アキラの知っている十悟らしい態度だった。 洒落者を気取った十悟が髪の毛を全て落とすということが、どれほどの決断なのかもわかっていた。 それでも、味わわされた恐怖と屈辱を思い出し、アキラは改めて怒りがこみ上げてきた。 かつかつと十悟に近づくと、丸めた十悟の頭を思い切り踏みつけた。 「あ、アキラちゃん……それは……」 ヒロムは予想外の成り行きに、諫めなくてはと思ったものの、アキラの形相に一瞬腰がひけていた。 だが、ヒロムに声を掛けて貰ったことでアキラはようやく頭が覚めてきた。 考えてみれば、十悟に助けてもらったことは何度もある。 事実、襲われ掛けたところを十悟が助けたこともあるのだ。 外出時に男装し、無理して男言葉を使っていたのもそのためだ。 許せない気持ちは確かにある。 だが、こうして踏みつけられても文句どころか苦痛の呻き一つ上げない十悟の覚悟もわかった。 コンクリートにめり込んだはずの額からは血がにじんでいても、十悟は揺らぎもせずにアキラの怒りに耐えていた。 ふうっと、アキラは全身の力を抜いた。 「これまでに免じて、今度だけは許してあげる……」 「かたじけねえ……」 アキラが踏みつけていた足をどけ、それから、数歩離れてから、ようやく十悟は頭を上げた。 アキラがスカート姿であることを踏まえた上での配慮だということはアキラにもヒロムにもよくわかった。 確かに十悟はもう、二度とあのようなことはしないだろう。 アキラが許した以上、ヒロムとしてもそれ以上追求する気にはなれなかった。 もういいよ、という代わりに、ヒロムは十悟に向かって頷く。 それに対する返答は意外なものだった。 「藍川、お前に言っておくことがある」 「何?」 「県大会では正々堂々勝負だ。勝ったらアキラは俺がもらう」 これに驚いたのはアキラだ。 「と、と、と、十悟、一体何を。私は別に、その、ヒロムくんのって……」 大あわてで否定しようとしたアキラの前に、十悟の宣言からアキラを守るかのように、ヒロムの背中が広がった。 「アキラちゃんは、渡さないよ」 「言ったな。その言葉、忘れるんじゃねえぞ」 この後、県大会でどのような熱戦が繰り広げられることになったのかは、また別の物語であり、その結果生じた喜劇もまた、別の物語である。 おわり とてもGJで切るのが惜しかったんでワープロモードでの保管となりましたm(_ _)m by 管理