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偽傷(ぎしょう)、という鳥の行動をずいぶん前に聞いたことがある。 卵やヒナが危険にさらされたとき、親は巣を守るためにあえて傷つき、飛べないふりをして、外敵の気を引き距離を稼ぎ、巣から注意を逸らす行動のことだそうで、バラッドも、はじめて聞いたときは、なるほど迂闊(うかつ)に忘れる人間を、よくトリ頭だなんて言ってからかったりするけれど、知恵って言うのは存外、莫迦(ばか)にできるものではないのだなあ、だとか変に感心したおぼえがある。 親鳥は命がけで巣を守る。 そうして今、彼がやっていることは、まさに偽傷そのものだった。 背後に三、四人、追ってくる気配をさぐりながら、つかず、離れずの距離を保って逃げていた。 ――赤毛だ。追え。 最初に聞こえたのは、たぶんそんな声だ。 コロカントとグシュナサフ、そして女の三人を残して空き家を飛び出し、すこし離れた別の方角から、あえて蹴躓(けつまず)き、音を立てて、小さな広場にその身をさらした。 おどおどと身をすくませ、ああどうしよう、うっかり音を立ててしまった、これじゃあ見つかってしまう、ぜんたいどちらに逃げてよいのか判らないといった身ぶりをしながら、気配を探り、待つ。 敵はまだ潜伏(せんぷく)先を特定できていなかったと見え、バラッドの立てた音を聞くと、注意が一気に広場へ集中した。 ――その中にはきっと、あのクソ野郎もいる。 あれは、後方に居座って、赤毛討伐の報告を受け、コロカントを取り押さえれば満足するようなタマじゃない。四年間で身に凍みるほどわかっている。 自(おの)ずから狩りの先頭に立ち、その手で痛めつけ、なぶり殺さないと決して満足しない種類の性癖の持ち主だ。 ある程度の距離まで追手を近づけ、そうして、ようい、どん。やにわ走り出して、囲みを突っ切り、それから半時(はんとき)、追手との追いくらべをしている。 捕まったら死ぬ、無慈悲な追いくらべ。 バラッドは角をひとつ曲がり、汗を拭う。とっくに息は上がっていた。 「もうやだ。もうやだ。もう絶対やだ。もう絶対二度とこんなことしない。もう絶対しない」 いつの間にか呪文のように口中で唱えていた。 先ごろ飛び出した空き家から、敵の注意を逸らせたのだとすれば、目的は達成したと言うべきだろう。あのまま空き家に早暁までとどまるか、それとも場所を変えるか、それは判らないが、沈着なグシュナサフのことだから、きっとうまくやると思う。 あの男が、むやみに慌てたり、焦ったりする姿というものがどうにも想像ができないからだ。 ……でも、もしかしたらしたこともあるのかな。ふと気になった。感情表現に乏しいあの四面四角の強面(こわもて)で、あたふたすることあったのかな。 すこしおかしくなる。次に会ったら是非聞いてみたいと思った。 「聞ければ、ですけど」 顎からしたたる汗をまた拭って、バラッドはひとり語散る。 大成功の囮(おとり)行動でただ一点、問題があるとすれば、バラッドの偽傷の真似が、真似ごとではなく、かなり真剣に逃げてこれ、ということだ。 わりと体力の限界だった。 これではいずれ追い付かれる。 ……だけど、まだ、東の空が白んでいない。 空を仰ぎ、ぜいぜい息を切らせたまま、一旦路地の陰に隠れ、そうしてバラッドは腿(もも)に手巾を巻きつけた。 攣(つ)っているのだ。 「ああもう。やっぱり、もうちょっと、鍛えておけば、よかった、の、かなぁ」 息が切れていたので、ひとりごとも途切れがちになった。 ……ざまァない。 したたる汗が、半時走った運動によるものなのか、それともあちこち軋(きし)む体の脂汗なのか、もうよく判らなかった。もしかすると両方かもしれない。 止まるととぐらぐら眩暈(めまい)がすることにも、あらためて気がついた。 そう言えば、このところ、ろくろく食べていなかった。とくだん気取って具合の悪いふりをしていたわけではないのだけれど、空腹になるどころか、鼻先ににおいを寄せるのも厭で、無理に食べようとすると胃がムカついて駄目だった。だから食事の際は、もっぱら水だの茶だのを流し込んでごまかしていた。酒があればよかったのにと何度も思ったけれど、あれだけ荷物を山と積んでいたにもかかわらず、酒精(アルコール)のたぐいは一切荷台に積んではいないようで、用意周到なグシュナサフにしては珍しく手落ちもあるもんだなと思ったのだ。 「……もしかして、俺が飲んじゃうから、とかじゃないでしょうね」 ありえるから困る。 結局、なんのかんのと口でうるさいことを言っても、グシュナサフは面倒見がいいのだ。面倒見がいいということは、人がいいのだ。そうして、人がいいということは、つまり根っこのところが優しいのだ。 「厭だなぁ。雲泥の格差見せつけられて厭だなぁ」 ぼやきながら雨樋(あまどい)伝いに屋根へと上がった。すこしのとっかかりがあれば、登ることに苦労はしない。 追手はまだバラッドを見つけそびれている。 ただ逃げ切るだけでよいのなら、このままさっさと逃げ切って、どこかに身を潜めてしまえるのだけれど、あいにく今日は終わらせるわけにはいかない。 今夜は雲が多い。その暗さに助けられている。 時折ちらと月が顔を見せるけれど、それは一瞬の間のことで、すぐに黒雲が覆い隠してしまう。逃げる彼には好都合だ。 おい、どこに逃げた。そんな声が足下から聞こえた。 数の多さは、たしかにあちら側にだいぶ利があるが、夜目が利く分こちらにも分がある。目を凝らし、人のかたちが見えたところに、袖口に仕込んであった小さなナイフを、その声のあたりに三本、狙いを定めて振りきった。 二本は固い路地に、きんと跳ね返った音がした。 一本は鈍い音と共に、ぎゃ、と苦鳴が聞こえた。 ……あたったかな。 剣の腕は決して得手ではないバラッドの、唯一とっておきの護身手段のようなものだった。 そもそもは護身のために覚えたものでなく、旅芸人の一座に寝起きしていたころ、見よう見まねで覚えたものだった。 見世物のひとつに、的当(まとあ)てがある。的役が頭の上に置いたりんごだの、瓜だの、ひどい時には杏だのの小さな的へ、離れた場所からナイフを投げあてるものだ。 興味津々(きょうみしんしん)に足を止める客は、あてれば拍手喝采(はくしゅかっさい)。簡単なようで難しい。毎度かならず的に当てることができなければ、見物客は興覚(きょうざ)める。覚めては見世物としては三流だ。 それでは客は金を落とさない。 そうして見物料が稼げなければ、その晩の飯抜きは言うに及ばず、座長である養い親に翌日立てないほどの折檻(せっかん)をくらうのが常だった。養い親は、拾った子供よりもその日のおのれの酒代の方が大事だったからだ。 だから、子供たちは必死になって、文字通り必死になって、練習した。 ……まさか、こんな使い方をすることになるとは思わなかったですけど。 すこし笑ってしまう。 その昔、たった一度、グシュナサフとまみえたときにも、バラッドはこの手を使った。 殺気立つのが先か、向かい合ったのが先か、天幕を出たバラッドと、敵陣営に火を点け攪乱(かくらん)させようとしのび込んだグシュナサフが、たまたま鉢合わせたのだ。 敵だと気づいたバラッドが腰の剣へ手をやるより早く、ひゅぶ、と相手の剣先が風を切り、彼へ迫る。 慌ててとんぼを切り、距離を取ろうとするものの、通りいっぺんの剣の型を習っただけのバラッドと、夜間、敵陣に忍び込む少数精鋭に選ばれる相手とでは、腕の差は歴然だった。 たちまち追い詰められ、……万事休す。悪あがきのつもりで携帯していたナイフを掴み、やけくそ気味に投げたのだ。 小刀、と呼ぶほど殺傷には特化していないものだった。爪を削ったり、果物の皮をむくのに便利だから、なんとなく懐に忍ばせていただけの、刃があるようなないような、ただの折りたたみナイフだった。 相手が、とっさの動作と思えない絶妙さで避けたので、結局まったくの脅しにしかならなかったのだけれど、まぶたをかすり、グシュナサフはそこではじめて表情をわずかに動かした。 のちの酒の席で、実はぎょっとなった、とこっそり言った。 ――お前、その手を使え。 ――その手って。 ――剣が苦手だとか、こないだぐちぐち言ってただろう。堅苦しいとかなんとか。重くてうまく扱えないとかなんとか。お前、ナイフ投げろ。むしろそれに特化しろ。 そう勧められたそのときは、はあ、としか返しようがなかったのだ。 多勢と多勢が、莫迦力でもって重鈍器を振り回し、入り乱れているのが戦場だ。なにを食べたらあそこまで大きな斧だの、両手剣だの振り回せるようになるのか、それらがあちこちでぶち当たって火花を散らしているのだから、もう本当に頭がおかしいとしか、バラッドには言いようがない。 きっとなにか、たとえば彼のナイフのように、小さいころから怪力になるための特別な訓練でも積んでいるのだ。 そうでもなければ、説明がつかないと思う。 そんな頭がおかしい状況の中で、投げナイフの威力は蚊とんぼほどのものしかなかったし、それならへっぴり腰の剣をふるう方が幾分ましに思えたから、バラッドはそれからずいぶんしばらく忘れていたのだ。 思いだしたのは、ミランシアが落ちたあとのことだ。 さっと足元に数人集まる気配があって、それから目暗撃(めくらう)ちで矢が飛んでくる。屋根の上にいると気づいたらしい。 「とりあえず一人、」 敵が屋根に上がって来る前に、バラッドは腿をひとつ叩き、もってくれ。祈るような気持ちで屋根伝いに走り出した。 余計なことはするな、のグシュナサフの言葉がちらと頭をよぎったが、気付かなかったふりをした。 * 男が出て行った扉を凝視したまま、コロカントは動くことができずにいる。 姫ちゃん。 後ろから気づかわし気な女の声が聞こえたが、振り向くことができなかった。 身動いて、空気を動かすことがなぜか怖かった。 去っていった空間に、まだ煙草の残り香があった。男の体に染みついていたもので、道中手に入れた紙巻き煙草のそれは、彼女の知る嗅ぎなれたにおいではなかったけれど、男がたしかについ今しがたまでここにいた証のように思えて、それを消すことが怖かった。 代わりに視線だけのろのろ動かして、男が開いていった指の先を見る。あんなふうに振りほどかれるなんて、思ってもみなかった。 わがまま言ってもいいって言ったのに。 唇を噛む。悲しかった。自分のわがままが通らなかったことではなく、一本一本、やさしい手つきでそっとほどいていった男が、悲しいと思った。 姫ちゃん、女がもう一度呼ぶ声がする。その声に返事をすることもできなくて、コロカントはじっと扉を見る。 男は行った。何をするために出て行くのか、まったく教えてくれないままに行ったけれど、ここ数日、次第に輪を狭めてきた追手の注意を逸らしに行ったのだろうということは、見当が付いていた。 ……たぶん、ここが知られたのか、どうかしたんだ。 厳しい状況であることは判っていた。同行している大人たちは、明るい、とりとめのない話題ばかり選んで、彼女を笑わせ、追手のかかる恐怖をできる限り与えないよう努めてくれていたけれど、それでも時折、男二人のあいだでなにがしかの目配せが交わされていたり、男が女に今後についてひそひそ話していたり、徐々に逼迫(ひっぱく)してゆく空気をコロカントは敏感に感じとっていた。 これがシャトランジなら、周りの駒を次々にとられて、きっともう裸の王。次の一手で引っくり返すことができなければ負けなのだ。 詰みなのだと思う。 執拗(しつよう)に大勢に捜索される状態で、足手まといの自分を匿(かくま)いながら遠方へ逃がすというのが、そもそも無理だったのだ。 その無理を通すために、勝負に待ったをかけるために、バラッドは出て行った。 扉を閉める直前、男は振り向いてこちらを見た。視線が絡んだ。 男は笑っていた。 「……ねえ。ここは冷える。部屋で待とうよ」 背後に近づいた女が、彼女を気遣いながら言う。 「……ララさん、」 「あのさぁ。あたし頭よくないし、こういうとき、気の利いた言葉ひとつ言えないから、思ったそのまま言うけどね。あいつ、糠(ぬか)に釘って言うの?暖簾(のれん)に腕押しって言うの?とにかく、押したって引いたって、いまいち手ごたえ無いって言うか、ウナギみたいに、掴まえたってどこか手のあいだから、するっと抜けていくっていうかさ。そんな掴みどころないみたいとこ、あるでしょ?……、だからきっと、何喰わない顔で戻ってくると思うわけ、」 「……、」 「心配するだけ無駄みたいなヤツだよ。泣かされた、って言うなら、何人も泣かせてるような男だもの。女泣かせるなんて言語道断だとか、しゃあしゃあとご高説ぶってたけどさ。ほーんと、鏡見ろって言うの。自覚のない正論ほどタチの悪いものはないさね。泣いて、諦めた女が忘れたころに、しれっとやってきて、またいつの間にか姿くらましてるような男さ。あいつのために泣くだけ涙がもったいないよ、」 女は言う。 女が言うのだからきっとそうなのだろう。きっとそうなのだ。コロカントは思った。わたしがしている心配みたいなものは、本当に余計なお世話で、そんなことしなくたって、バラッドは自分で切り抜けるすべをきちんと持っている大人だ。 判っている。 判っていた。でも。 ――じゃあどうしてあんな、泣きべそみたいな顔で笑ったんだろう。 「……でも、冷たかったの」 がちがちにこわばった唇を無理矢理押し開いて彼女は言った。 「わたしが知ってるバラッドは、いつでもあたたかかったです。思いだせる昔からずっと、……、霜が降りるような夜でも、それから助けに来てくれたときも、焚火が熾せなくて木の上で夜を明かさなきゃいけないときも、いつでもあたたかかった。おいでって、外套の中に入れてくれて、土ぼこりと、煙草のにおいがして、」 行かないでください。 だのに、そう言ってしがみついたバラッドの体は、はじめて冷たくて、 「冷たくて、固くって。手も、足も、体も、知らないひとみたいだった。腕を怪我してるのに、本当なら寝ていなければいけないのに、無理して動いているから、ずっと具合が悪そうで、熱が下がらなくって、だからいつもより熱いはずなのに、冷たかったの。自分でしがみついておいて、なんだかびっくりしました。びっくりして、……、」 そうしてコロカントは男が着衣の下に、鎖帷子(くさりかたびら)を着込んでいることに気がついた。だから、固かった。だから、冷たかった。原因はすぐに判ったけれど、 「ちょっと用事を済ませてくるだけだって、言ったでしょう。町をぐるっと一周走って来るだけって。走って来るだけ。……走るだけなら、重いものを着込むだけ邪魔なはずで、……、なのに、じゃあどうして鎖帷子を着込まないといけないの」 じきに戻ると言っているくせに、振り向きもしなかった。 約束してほしいと言ったのに、聞こえないふりをした。 男が笑ったのは、嘘をついていたからだ。 「バラッドは嘘をついていました。わたしが知っているバラッドは、ずっとついていた。大きな嘘も、小さな嘘も、わたしはそれに気づいているのに、気づいていたのに、気がつかないふりをし続けました。嘘なんでしょうっていうのは、なんだか怖かったから。もの知らずを装った、可愛げのない子供でした」 緑の目を揺らして、ちょっとだけ笑って、男は最後まで嘘をつき続けた。 「バラッドは、笑った顔が好きだって言った。ずっと笑っていてほしかったって。――だったらわたしは笑えばよかった」 「……姫ちゃん、」 悲しいと思った。悲しいと思ったし、胸はひどく痛んだけれど、涙は出ないのだ。 笑えればよかった。いってらっしゃい、きっと戻ってきてくださいと騙され続けたままで、無邪気に笑えればよかったのに。 「わたしは泣きません」 祈るように扉の向こうをじっと見つめてコロカントは言った。 「わたしは泣きません。わたしが泣いては、バラッドが困ると思います」
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嘘つきバービーをお気に入りに追加 嘘つきバービーのリンク #bf Amazon.co.jp ウィジェット 嘘つきバービーの報道 ニガミ17才、打首獄門同好会を迎えて開催した対バン企画で〈これからも音楽をよろしくお願いします!〉 - Mikiki 超個性派アーティスト、ニガミ17才ボーカリスト岩下優介「ダイバーシティを音楽で体現することが、俺らの理想」(ヨガジャーナルオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ニガミ17才、新アー写公開。新ドラマーの公募を開始 - Skream! ニガミ17才、自主企画Zepp DiverCity公演のタイトルが ニガミ17才と に決定。ゲストに打首獄門同好会が出演 - Skream! ニガミ17才 | Skream! ライヴ情報 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト - Skream! 千鳥・ノブや小籔千豊も絶賛!ロックバンド「ニガミ17才」とは? - フジテレビュー!! 【知りたい】ニガミ17才とは何者なのか?奇天烈かつ高度なバンドの中毒性について - rockinon.com 【対談】感覚ピエロ×ニガミ17才、「共通点は“お客さん本位”なのかも」 - BARKS 元嘘つきバービーの岩下優介率いる お洒落且つ変態 な4人組、ニガミ17才のインタビュー公開。新たなポップのスタイルを提示する2ndミニ・アルバム『ニガミ17才b』を本日6/6リリース - Skream! ニガミ17才 『ニガミ17才b』 地下の変態、地上へ降り立つ - Mikiki 元・嘘つきバービー岩下らによるニガミ17才がミニアルバム発売、さまざまな特典も - ナタリー ニガミ17才「【簡単】1分で作れる晩ごはん」で新曲一部解禁 - ナタリー 嘘つきバービー岩下の新バンド、ニガミ17才が新映像「1分で簡単に作れる晩ご飯」を公開 | ガジェット通信 GetNews - ガジェット通信 元・嘘つきバービー岩下が新バンド「ニガミ17才」結成 - ナタリー 【ライブレポート】嘘つきバービー、解散ライブ大盛況 最後は誰も知らない新曲で締め - BARKS FACTORYにポリ、赤い公園、Wienners、嘘つきバービー - ナタリー キノコホテル、濃厚さ増した新作「マリアンヌの誘惑」 - ナタリー 嘘つきバービー 『ニニニニ』 - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE 嘘つきバービーがメジャーへ、デビューアルバムは『ニニニニ』 - CINRA.NET(シンラドットネット) 嘘つきバービー、初シングル引っさげ全国ツアー決行 - ナタリー 嘘つきバービー、初のシングルは両A面&DVD付き - ナタリー 嘘つきバービーとは 嘘つきバービーの44%は勇気で出来ています。嘘つきバービーの17%は媚びで出来ています。嘘つきバービーの11%は努力で出来ています。嘘つきバービーの10%は呪詛で出来ています。嘘つきバービーの7%は海水で出来ています。嘘つきバービーの5%は愛で出来ています。嘘つきバービーの3%は波動で出来ています。嘘つきバービーの2%は罠で出来ています。嘘つきバービーの1%は見栄で出来ています。 嘘つきバービー@ウィキペディア 嘘つきバービー Amazon.co.jp ウィジェット 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 嘘つきバービー このページについて このページは嘘つきバービーのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される嘘つきバービーに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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【検索用 せかいけいしょうしょはすいそうてわらう 登録タグ 2012年 VOCALOID せ セカイ系P 初音ミク 曲 曲さ 歌愛ユキ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:セカイ系P 作曲:セカイ系P 編曲:セカイ系P 唄:初音ミク・歌愛ユキ 曲紹介 曲名:『セカイ系少女は水槽で笑う』(せかいけいしょうじょはすいそうでわらう) セカイ系Pのボーカロイド処女作。 歌詞 「頭になんかうめこまれちゃった」って 君ははにかんだ でもさ 君が 「みんなのためになりたい」と 言ったそばからなきだしたんだ かんじょうとうた+ノイズ 一人きりのセカイせんそう すぐに_ _ _ あぁ 君はだれだ 気づいてる あぁ すばらしいよね 君だけが......死ぬ 想像だけじゃなくなったんだ 人の姿じゃなくなった! 君は僕に笑いかけた でもどこが顔かもわからないんだ 生物兵器「神のクオリア」 陳腐な名に祈る神父 世界が君を殺すなら もうこんな世界終わらせてよ 「奇跡!!」と賛歌蹴っ飛ばして 君をつかんで走り出した 一人じゃ生きられない 気づいてる あぁ君らしいよね 銃声が鳴る 感情だけじゃ届かないんだ 鈍い痛みに眩む風景 世界が君の手を掴んだ でもあきらめ方がわからないんだ 宗教敗者無機物戦争 このまま君を渡すなら 庶民じみてるこの銃を 今 君の核に突きつけて 生物兵器「神のクオリア」 哀しい君の名を呼んだ 二人きりのセカイ戦争 今 君の名前と終わらせるよ コメント 名前 コメント
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嘘つき姫と盲目王子 キャラクター コメント 日本一ソフトウェアが2018年5月31に発売されたPS4/PSVita/NintendoSwitch用ゲームソフト。 キャラクター グラエナ:狼/姫 ラルトスorモノズ:王子 目が見えないので ムウマージ:魔女 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 キャラクター ニョロトノ:名称不明 -- (ユリス) 2020-04-05 20 20 24
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諦めたらそこで ◆UbXiS6g9Mc 緑谷出久と別れた出雲風子と皮下真は、島の北西部に位置する病院を目的地として移動をしていた。 しかしその歩みは遅い。その理由は、 「誰かいませんかー!? 私の名前は出雲風子です! 私はここから脱出するための仲間を探していますー!」 「いやー、緊張感がねーなー。どこから”敵”が襲ってくるかわからないのによ」 風子が他の参加者を探すと言って、島の北部へ大きく迂回するルートを選んだからだった。 この殺し合いを打破するため、信頼できる協力者を探すという方針は皮下も賛成していた。 しかし誰に襲われるかわからないというのに大声でそこら中を練り歩くような真似をするのは大馬鹿野郎がすることだと、皮下は怪訝に顔を顰める。 緑谷出久で出会った刀鍛冶の里では風子も声を潜めて慎重に動いていたというのに、いきなりどうしてこんなことをと皮下は呆れた様子で尋ねた。 「えーっとですね、これは私の推論なんですが、そもそもこのあたりには皮下さんの言う”敵”はいないと思うんです」 風子は自分の考えを述べていく。 曰く、ポイントを集めようとする好戦的な参加者は、既に島の中心部や重要な拠点になりうる施設へと移動しているだろう。 これが最後の一人を目指すルールだったならば、余計な戦闘を避けようと考える者は人の少ない僻地に逃げ込むかもしれない。 だが今回の殺し合いのルールだと獲得できるポイントには限りがあり、容易にポイントに換わるだろう弱者ほど序盤に舞台から退場していく。 故に近くに目立った施設もない島の最端部には積極的な参加者は残っておらず、戦闘を避けようとする非好戦的な参加者が逃げ込んでいる可能性のほうが高い――それが風子の論だった。 「なるほどな。それも一理ある。だが逆に、そういう逃げていく弱者を狩ろうって姑息な考えの奴が来てる可能性だってあるだろうよ」 「そのときはそのときです。――それでも私は、戦いたくない人を、逃げ出したいと思っている人を見捨てたくない。 私も昔、逃げ出したことがあります。誰にも頼れずに引きこもって……誰かが助けてくれないかと、ずっと思ってた」 出雲風子の否定能力である不運。その発動条件は、風子が行為を抱いた人間との物理的接触。 風子が大切に思い、近くにいたいと願う人間ほど不運に見舞われ――彼女のために伸ばされた救いの手を掴み返すことすら許されない、神が与えた残酷な能力。 その能力は風子を孤独にした。誰にも頼れず、近寄れず、ただ時間だけが過ぎていく無為の時間。 唯一の心の支えになってくれていた作品の連載が終わったとき、彼女は自らの命を絶つことに決めた。 あの日、あの時。出雲風子は死ぬはずだった。あの不死(アンデッド)と出会うことがなければ―― 「私は助けてもらえました。だから私も助けたい。あの日の私のように一人で我慢して苦しんでいる誰かがいるなら、貴方は一人じゃないって伝えたい。そのために私は声を上げます」 「……ハァ。甘いぜ、甘すぎる。とんだ甘ちゃんの考えだ。だが――そんな嬢ちゃんに使われてやると決めたのも俺だったな。 いいさ、自分の頭でちゃんと考えて決めたなら、あとは自分の責任でやりたいようにやりな。こんな死にぞこないでよけりゃ、付き合ってやるよ」 風子の瞳の奥に在る火。目的が潰え、熱を喪った皮下には、その火が眩しく映る。 その火がいつまで煌々とした輝きを保てるのか、それをこの目で確かめるのも悪くない。 そう思っていたのも束の間――突如始まった羂索による定時放送。告げられたのは。 出雲風子の熱の始まり。生きる理由。呼ばれるはずがない、死ぬはずがない者の名前。 ◇ (……さて、さっきからピクリとも動かなくなっちまったわけだが) 羂索による経過報告が終わって十数分。 出雲風子はその場を一歩も動かずに立ち尽くし、皮下真は彼女のそばに黙って立ち続けていた。 幸いにも(?)、皮下の宿敵ともいえる夜桜家の面々の名前が呼ばれることはなかった。 とはいえ、夜桜家が生きていようと死んでいようと皮下にとって関係はない。彼らとの関係はもう終わったもの。 向こうはこちらを警戒しているかもしれないが、こちらとしては面倒なことになるくらいなら顔を合わさず最後まで事を進めたいくらいだ。 よって皮下の興味は別の名前へと移っている。羂索によって告げられた名前の一つ。風子との情報交換でも出てきた名前。 不死者アンディ。 人の寿命を遙かに超えた年月を生き、自らの死に場所を探していた男。 かつて出雲風子を救った男。いずれ出雲風子に殺されるはずだった男。 そしておそらくは、出雲風子にとって誰よりも大切な男。その男の名前が呼ばれたのだ。 (あの男の言葉に嘘はない。本当に死んだんだと、俺たちの魂が理解しちまってる。 だけど嬢ちゃんはそれを信じられない……いや、信じたくない。 自分の魂と感情が矛盾を起こして何も考えられなくなってる……ってツラしてやがるな) 皮下の推測通りだった。風子は今、人生において一二を争うほどに混乱していた。 死を否定する能力者、アンディ。死ぬはずがない不死(アンデッド)。 その彼が――死んだという。 最初にその名前が呼ばれたとき、ありえない、と思った。 今までアンディが死ぬような負傷をするところを、何百回と見てきた。 その全てにおいて、彼は死を否定し、風子に向かってニカッと笑ってみせた。 俺を殺せるのは、お前の不運だけだ――そう言って、だから私はアンディの永い人生を終わらせるのは自分なんだと思っていた。 (……アンディが私のいないところで死ぬはずがない) だけど私の魂は、アンディの死を告げた男の言葉に嘘はないと言ってくる。 私たち参加者と、この殺し合いを開いたあの男との間に結ばれた”縛り”によって、紛れもない真実なのだということを突きつけられる。 「おい、嬢ちゃん。俺には焦る理由もないからいくらでもゆっくりしていいけどよ、アンタはそれでいいのかい?」 皮下の呼びかけに対しても、風子は答えられない。それほどまでにアンディは大きな存在だった。 何よりも、ここで風子がアンディの死まで認めてしまったら、その死の運命は二度と覆すことができなくなってしまうような気がして―― バチン!と、快音が響いた。風子の両掌が彼女の頬を叩いた音だった。 グルグルと渦巻いたままどんどん落ち込んでいきそうになっていた思考を、無理矢理リセットした。 立ち止まる暇なんかない。やらなきゃいけないことしか、今動かないといけないことしか、私にはないんだと風子は息を吐く。 「……皮下さん。今から私が話すこと、聞いててください。突拍子もないことや変なことも言うかもしれないけど。 今のうちに全部誰かに聞いてもらわないと、私の中に抱えたままだと動けなくなっちゃいそうだから」 「こう見えて聞き上手の皮下さんだ。いいぜ、何でも言ってみな」 「私が知ってるアンディなら、どんなことがあっても絶対に死なない……だからアンディは、何か特別な手段で殺されたんだと思います。 それがどんな手段なのかはわからない。あのツギハギ頭が言ってた『死なないはずの者も死ぬような制限』が影響しているのかもしれないし、皮下さんのように私が知らない世界の能力を使ったのかもしれない。 私たちはそんな力を持った人たちと戦わなくちゃいけないかもしれない。……もう、十人以上の人が死んでいます。 誰かを殺すことを厭わない人が――自分が生き残るために他者を殺す人が、少なからずいる」 風子は拳を握った。力を込める。 「私はそれを許せない。だから、止めます。それが私の、絶対に諦めたくないこの島での目的。 決めました。言葉にしました。皮下さん、改めてこの私の目的のために、力を貸してください。お願いします」 「……あいよ」 皮下は肩をすくめた。大切な人の死を知った風子は、そこで立ち止まってしまうのではないか―― それがただの杞憂だったことを知る。風子の奥で燃える火は、まだ灯ったままだった。 「そして、これからの方針なんですが。協力者を募る。敵対者を止める。この二つを基本にして――アンディの死体を探す、を追加したいと思います」 「……弔いたい気持ちはわからなくもねぇが、そりゃちょっと感傷的すぎやしないか? 優先度を考えるなら――」 「感傷は――あります。でもそれ以上の理由もあります。アンディの能力は死を否定し、遠ざける。 だからアンディは、本当なら『死に続けることがない』……『死んでも生き返る』はずなんです。 アンディの身体は今も復活しようとしているはず。だけどそれを制限によって邪魔されている状態なんじゃないかって。 だから逆にその制限さえ取り払うことができれば、アンディはまた生き返る。私たちを助けてくれるはずです。 アンディの身体を見つけ、彼にかけられた制限を解いて、生き返らせる――これが私の三つ目の方針です」 「――なるほど、理屈は通らないこともないな。だけどそのアンディってやつは、マジで死んだことなんてないんだろ? その否定能力とやらが一度受け入れた死まで否定してくれるかどうかは、神様でもないとわからないんじゃねえのか?」 本来ならば否定者が死亡した場合、否定能力は喪失し次の器に宿ることになる。それが理(ルール)だった。 だが、否定能力の根幹にあるのは、世界の認識。能力者が世界を、理をどう認識するかによって、能力の定義も範囲も無限大に広がっていく。 「アンディだったら生き返ります。大丈夫。約束しましたから」 アンディが死を受け入れるはずがない。 アンディなら風子以外から与えられた死は、否定し続けるはずだ。風子はそう確信している。 「約束……か。ま、俺が何を言っても野暮か」 観念したように風子の言葉を受け入れる皮下だった。 そもそも彼自身、一度死んだはずの身が生き返ったもの―― ならばアンディがルールをねじ曲げて生き返ることを否定するなど、出来るはずもないのだから。 (それに……この嬢ちゃんにそこまで想われるアンディがどんなヤツなのか、俺も見たくなってきたからな) 「ん? 皮下さん、何か言いました?」 「いーや、なんにも。ほれ、前見て歩きな怪我するぞ」 【A-3/市街地/1日目・早朝】 【出雲風子@アンデッドアンラック】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品一式、ナイフ、ランダム支給品0~2 [思考] 基本:殺し合いには乗らない。 1:協力者とアンディの肉体を探す。 2:好戦的な参加者は止める。 3:皮下さんにも協力してもらう。死んでほしくはない。 [備考] ※参戦時期は最低でもUNDER側に向かった後 ※緑谷出久からヒーロー社会、および敵連合とその個性の内容のことを知りました。 ※氷月という殺し合いに乗った者がいることを知りました。 【皮下真@夜桜さんちの大作戦】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考] 基本:必死こいて生きる理由もない。が… 1:とりあえず西側の病院へ向かい、そこを拠点に参加者を集める。 2:死滅跳躍に加担するつもりはない。 3:風子に同行する。アンディとやらが気になる。 4:夜桜の連中は…会いたくねえなー。百パー揉めるもんなー。 [備考] ※死亡後からの参戦です。 ※緑谷出久からヒーロー社会、および敵連合とその個性の内容のことを知りました。 ※氷月という殺し合いに乗った者がいることを知りました。 前話 次話 THE DEVILS AVATAR 投下順 理解から最も遠い感情 THE DEVILS AVATAR 時系列順 理解から最も遠い感情 前話 登場人物 次話 ひび割れは案外すぐ近く 出雲風子 [[]] ひび割れは案外すぐ近く 皮下真 [[]]
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嘘つき姫と盲目王子 機種:PS4,NS,PSV 作曲者:ジーアングル(松本タケシ、ペトロフ・スビアトスラブ、山崎泰之、堀畑智裕) 発売元:日本一ソフトウェア 発売年:2018年 概要 少女の姿となり、姫の振りをする狼と幼い王子を主役とした、アクションアドベンチャーゲーム。 異形の狼と少女の姿を使い分け、時に王子と協力しながら、森の奥にある魔女の館を目指して進む。 BGMは音楽制作会社のジーアングルの作曲家が担当。メルヘンチックな世界観に合った静かで幻想的な曲が多い。 また主題歌はアルトネリコシリーズなどで知られる志方あきこ氏が歌っている。 サントラはオンラインでのみ販売、ただし「月夜の音楽会」は未収録。 2021年に発売された志方あきこ氏のボーカルアルバム「月夜の音楽会」に主題歌が収録されている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 月夜に溶ける歌 松本タケシ タイトル画面 第13回870位2018年315位 はじまりの一頁 松本タケシ オープニングイベント 灯を閉じ込める檻 松本タケシ チュートリアルステージ 狂楽の魔女 山崎泰之 森の魔女登場イベント 光花の群生地 松本タケシ 第一章ステージ 綿積りの白道 山崎泰之 第二章ステージ 気まぐれ魔女の蒐集箱 松本タケシ/ペトロフ・スビアトスラブ 第三章ステージ 一輪のほほ笑み 松本タケシ 湖での姫と王子のイベント 蒼海の子守歌 松本タケシ 第四章ステージ 嘘を重ねて ペトロフ・スビアトスラブ 王子に正体がばれるイベント 言の刃 松本タケシ/山崎泰之 王子が落下するイベント 灰降る森 松本タケシ/ペトロフ・スビアトスラブ 第五章ステージ 早鐘を打つ鼓動 ペトロフ・スビアトスラブ 魔女との対峙イベント 古き童話の残照 堀畑智裕 終章ステージ 2018年134位 君が全てを忘れても 松本タケシ/山崎泰之 エピローグイベント 月夜の音楽会 志方あきこ エンディングテーマ歌:志方あきこ 第12回93位第13回254位第14回146位第15回293位第16回407位2018年22位第3回ゲームソング39位第2回エンディング75位 サウンドトラック 嘘つき姫と盲目王子 オリジナルサウンドトラック 月夜の音楽会 主題歌が収録。 PV
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07.09.15 3択嘘つき∞ (ゲームも終盤戦 恒例の大逆転ポイントシステムを導入) 安「なんで逆転とかにすんのが恒例になってるかわからないんですけどぉ。」 横「そうせなバラエティ盛り上がらないだろ、ばかやろう!!」 ば~かやろ~、お前は~ 安「ばかやろうって言われました(笑)」 横「ば~かやろ~」 安「ば~かやろ~~」 横「これラーメン界の佐野さんのモノマネ。」 安「わかんねぇ~!」 横「『ば~かやろ~』」 安「はははは」 横「これ今一番押してるモノマネ!」 安「そうなん~?」 問題の出題者:安田『安田が最近ハマっているアイスクリーム』 横「お前さっき食うてたやんけ」 安「ちゃ、あれはあれです!また他に食べてるんです。」 横「見てへんわ~俺、ヤスに興味ないからなぁ~」 安「持ってくれよ。興味持ってくれそれは。」 横「ははははは」 『A.練乳アイスクリーム B.ピノ C.雪見大福』 横「あ、わかったわ俺」 安「見てるんやん!それやったら!」 横「ちゃう。ピノをヤスが食うてるのんを見たことがない!」 安「俺が高校生の時にぃ、その時の彼女がピノ大好きやって」 横「あのなぁ~」 横「関ジャニやからってなぁ、平気で元カノの話とかやめて」 安「あかんのぉ~?」 横「一応ジャニーズやから。」 安「あかぁん?」 横「関ジャニやから~いいとかなじゃないねん」 安「関ジャニやからあかん?」 横「関ジャニやからいいとかじゃないねん」 安「そう?」 横「ばか、お前」 安「そう?(笑)」 横「ピノ食べてるイメージはないねん。3番なんでしたっけ?」 安「雪見大福。」 横「ほうほうほう」 安「雪見大福はマルの影響です。マル、雪見大福食べてるから~それの影響です。」 横「あんま、それもイメージないわ。」 横「わかった、練乳やろ?」 安「じゃあ、もういいですか?」 横「えぇよ!」 安「なんでそんな言い方なん~」 横「えぇよ、えぇよ! 逆にもうこれヤスが練乳じゃなかったら、2カ月ヤスと口きかんからな俺!」 安「なんでぇ?」 横「なんか嫌や。 練乳食っといてほしい。なんかヤスには。」 安「(笑)わかりました」 横「正解は?」 (♪ピンポーンピンポーン) 横「確かにヤスはライブ終わりでアイス食ってるイメージあるもん。でも何を食ってるかは知らんかった。 でもピノとか雪見大福とか食べてるイメージなくて、棒でなんか食ってるなぁって」 安「あ~~だからやぁ~ ヨコちょ、見てるわやっぱぁ」 横「(ヤスのことちゃんと)見てるよ。当たり前やお前」 安「(ヨコが)好きや・・・」 横「チュッ(※キス音)ふふふふふ」 安「あはぁ」 横「ははははは!」 安「やばぁい、落ちた(←ヨコに)」 横「最近、ちょっとヤス君と仲いいんですよ」 安「そうです」 横「ゲームようしてるんですよ」 安「ゲームよくしてるんです!」 横「だからね、そういうのでわかったかもわからへん」 安「そこなんですか?」 横「うん。 なんかヤスとゲームする時ってなんか甘い匂いするなって思って・・ウソじゃぼけぇえ!!」 安「なんも言うてへんやんまだもう」 横「へへへへへ」 安「はやいって今の~」 横「ふふふ」 *
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大嘘つきのパチコき野郎(おおうそつきのぱちこきやろう) 松村北斗のジングルでの台詞。 第33回放送(2020/11/14)のテーマメールにて、松村のジングル「北斗!松村北斗!」に代わる台詞案を募集した。 そこでリスナーから届いた台詞案の中から、その日の近況トークで話を盛った松村を弄った台詞「僕は大嘘つきのパチコき野郎です!」が採用され実際にジングルとしてその場で録音された。 その他の候補として「粘土!丸めた粘土!」などがあった。
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『みんな嘘つきだよ』 「あ、泉さん。顔に大きな切り傷がありますよ。私が舐めて治してさしあげますね」 「え、いや、これは口なんだけど」 いつもと何も変わらない平和な日。 みゆきがあまりにも無理がある嘘で、こなたの唇を奪おうとした。 こなたの顔をがっちりと掴んで、唇を近づける。 「おっと、そうはいかないぜ!」 こなたとみゆきの唇が重なる直前、どこから現れたのだろう日下部が 二人の唇の間に手を入れて阻止した。 必然的に、みゆきが押し当てた唇の力によって、日下部の掌はこなたの唇に押し当てられる。 「もう一生手洗わないぜ!!」 後でその掌を嘗め回させてもらおう。 否応なしに。 「やりますね、日下部さん」 「ちびっ子の唇は私のだってば!!」 何言ってるのよ。こなたの唇は私のよ。 そもそもこなたが私のなのに。 あんたらなんか、いままでに一度も書かれたことのない『みさ×ゆき』でもやってればいいのに。 「日下部、今授業中よ? クラスに戻りなさいよ」 「そういえば、なんでかがみがここにいるの? 授業中なのに」 「私は今日からこのクラスに変更になったからいいのよ」 「あ、そうなんだ」 信じた。 抱きしめてクンカクンカしたい。 「先輩達、お姉ちゃんは私のですよ」 こなたのスカートの中から突如現れたゆたかちゃんがそんなことを言った。 いや、どこから現れてるんだ。 あまりにも突然のことに、こなたは驚きを超えて怯えている。 なんてかわいいんだろうか。 ねぇゆたかちゃん、今日のこなたの秘密の花園は何色? 今日は縞々ですよ。 ……脳内にまで入ってくるな、みゆき。 そして、よくやった。 「ゆ、ゆーちゃん……今授業中だよ?」 「こなたお姉ちゃん、私昨日飛び級で3年生になったんだよ」 「ふぇ? そうなんだ。すごいねゆーちゃん」 信じた。 抱きしめて耳をはむはむしたい。 「お持ち帰りせざるを得へんな」 「いや、授業進めてくださいよせんせぇ」 「今は自習なんやで泉」 「あれ? そうなんですか?」 信じた。 抱きしめて首筋を舐め回したい。 「何でも信じてしまう泉さん……やばいですね。ちょっとこれを見てくれませんか?」 「何、みゆきさん?」 「This is a pen.」 「?」 「これはペンです」 「え、あ、はい」 「しかしそれは、人がそれをペンであると定義したにすぎません。本当はペンヌかもしれません」 人様の作品の表現をパクるな。 てかペンヌってなんだ。 「ペ、ペンヌ……」 「そうです……ペンヌだもん♪ と、言ってみてください」 「ペ、ペンヌだもん♪」 「良 き か な」 「わっ」 今日はいつも以上にみゆきがおかしい。 その証拠に鼻血が出ていない。 というかこなたはなんでそんなに簡単にみゆきの言葉を信じるのだろうか。 みゆきだからだろうか? 仮にも陵桜屈指の優等生なわけだし。 ……いままでのこれ系統の作品で、優等生っぽいところなんて1度も発揮してないけど。 「ふふふ、泉さんは本当にかわいいですね。指などをぶち込んでもよろしいですか?」 ぶち込む言うな。 「ど、どこに?」 「ふふふ♪ ……さて泉さん、これはなんですか?」 「えっと……ペンヌ」 「いいえ、ペンです」 「!!」 こなたがショックを受けている。 いったい何をしているんだみゆきは。 「先ほどのことは冗談ですよ。泉さんがあまりにもかわいいので、つい」 「むぅ、ひどいよぉ……じゃあ私も」 「何ですか?」 「みゆきさんなんて、大嫌いだもんね!!」 「あ゛ぇ……う゛ぁ……あ、うぁ……ぐ、んふぁ」 「う、嘘だよみゆきさん!! そんな悲しそうな顔しないでよ!!」 「嘘なんですか? ……冗談で本当によかったです。危うく空中分解してしまうところでした」 してもすぐに戻るくせに。 「ごめんね? みゆきさん」 「いいんですよ泉さん。なんといっても、イズミップリルフールさんですからね」 ……? 「そんなことはどうでもいいってば!! ちびっ子、キスしようぜ!!」 「え!? なんで!?」 「キスしないと死んじゃうんだってば!! うっ!! 苦しい!!」 「ふぇ!? た、大変だ!! んっ!!」 「んぉ!!」 こなたが焦ったように日下部の唇に口付けた。 それと同時に私がツインテイルで空を飛ぶ。 それと同時にゆたかちゃんがツインテイルで空を飛ぶ。 それと同時につかさがリボンで空を飛ぶ。 それと同時に黒井先生がポニーテイルで空を飛ぶ。 それと同時にみゆきが弾け飛ぶ。 見 慣 れ た 光 景 だ 。 「ぷぁ……みさきち!? どぉ!? 大丈夫!?」 「daijoubu daze, arigatona chibikko」 読んでいる人にはこの上なく見難いかもしれないけれど、『大丈夫だぜ、ありがとな ちびっ子』と言っている。 声に『ジッ……ジッ……』と、ノイズが混ざって聞き取りづらい。 「そっか、それならいいんだけど」 「chibikko no okagede, sinazuni sundaze」 「えへへ、どーいたしましてみさきち♪」 「chibikko ha hontounikawaiina. dakisimetemoiika?」 「え? い、いいけど」 読者がそろそろ日下部のしゃべりに慣れてきた頃だろうと、独断と偏見で勝手に判断して 昭和のモノクロテレビの映像みたいな色になっている日下部がこなたを抱きしめようとしているのを阻止しつつ 私がこなたを抱きしめながら言う。 「こなた、今日はエイプリルフールよ? みんなの言ってることは嘘に決まってるでしょ」 「……あ!! そ、そういえば……じゃ、じゃあみさきちの、キスしないと死んじゃうっていうのも嘘なの? かがみ離してよ」 「当たり前でしょ。ってかまさか信じるとは思わなかったわ……。 嫌よ」 「こなちゃんかわいいね♪ なんていっても、サンタさん信じてたくらいだもんね。 お姉ちゃんずるいよ、私にもぎゅってさせてよ」 「あぅ……は、恥ずかしい……。 苦しいよぉ、離してよぉ」 反対側からつかさがこなたを抱きしめる。さり気なくこの作品でのつかさの初台詞だ。 決して出てくるタイミングを計り損ねていたわけではない。 「cyo!! hiiragi-, zuruitteba!! watasinimo chibikko wo gyuttesaseroyo-!!」 モノクロテレビから出てきたかのような日下部が、私とつかさを引き剥がそうとする。 読者が最早『日下部のしゃべり方は見やすい』と感じ始めた頃だろうと独断と偏見で勝手に判断して 昭和みたいな日下部に負けないくらいの力でこなたを抱きしめながら、お尻を撫でて胸を揉んでキスをしてみた。 「そっかぁ、こなたお姉ちゃんって人の言うことをなんでも信じちゃうんだね。じゃあ今度『私、お姉ちゃんにスクール水着とか 九尺褌とかウェディングドレスとかYシャツ1枚とかベビードールとか2サイズ大きいパジャマとか割烹着とかエプロンとか 合羽とか気ぐるみとか着てもらえないと死んでしまうの』って嘘つこうかなぁ」 「じゃあ私は『こなちゃんが裸になって私の抱き枕になってくれないと石化しちゃう』って嘘ついちゃおうかな」 「じゃあ私は『泉ちゃんが体中に生クリームを塗りたくって「私を食べて」って言ってくれないと消えてしまうの』 って嘘をつこうかしら」 「それなら私は『先輩がヌードモデルをしてくれて、更に体をキャンバスにして絵を描かせてくれないと非常にまずいことになる』 という嘘をつくッス」 「そんならうちは『泉がうちとチャH(うちが攻め)してくれへんと召されてしまうんや』という嘘をつくで」 「それなら私は『親子の愛を確かめるために、こなたをトロトロになるまで性的な意味でいろいろさせてくれないと お母さん地獄に落ちちゃうの』という嘘をつきたいと思います」 「ではワタシは『コナタ、やらないカ?』ト、demandしますネ」 「では私は『泉さんが私に触れるだけで鼻血が止まらなくなります』という事実をお話しましょう」 いつの間にこんなに集まったんだろうか。 最後の方がおかしかったり、ここにいるのはおかしい人の声が聞こえた気がしたけれど、気のせいだろう。 それなら私は、こなたにキスしたり胸揉んだりお尻を撫でさせるように強要しようかしら。 もうしてるけど。 ふとそこで感じた違和感。 抱きしめているはずのこなたから、鼓動が全く感じられない。 腕の力を少し緩めて、顔を覗き込む。……こなたの顔は、こんなにも布のような肌触りで へのへのもへじだっただろうか? 目線をあげると、碧色短髪の長身の少女が、蒼い長髪の小柄な少女をお姫様抱っこで連れて行くのが見えた。 さ せ る も の か 。 コメントフォーム 名前 コメント かなたさん、親娘の再会がこれでいいのかww -- FOAF (2014-01-23 23 30 03) むしろかなたさんもこなた側だと思うんだ -- 名無し (2013-12-26 23 01 08) みゆきさんが弾け飛ぶw w w w w -- 名無しさん (2010-04-01 20 51 19) みゆきさんのあ゛ぇ……う゛ぁ……あ、うぁ……ぐ、んふぁ のところで大爆笑www GJ! -- 鏡ちゃん (2010-03-14 12 04 57) このSSを読むときは、「ペンヌ」で検索かけます。 -- 名無しさん (2010-03-14 10 33 14) ペンヌw -- 名無しさん (2009-05-15 02 17 25) 地味にみゆきさんの あ゛ぇ……う゛ぁ……あ、うぁ……ぐ、んふぁ がツボったw -- 名無しさん (2009-05-14 00 17 44) 吹いたwww みさきちwwwww -- taihoo (2008-12-11 03 13 50) 見慣れるなそんな楽しい光景www -- 名無しさん (2008-12-05 01 09 39) もうこの学校だったら凌桜でもよくね? -- 名無しさん (2008-12-04 18 09 17) 誤字訂正なぞ さ せ る も の か -- 名無しさん (2008-05-25 18 15 50) 誤字の指摘ありがとうございます。 -- 7-896 (2008-04-06 23 04 40) よく見ると学校名が違う。「凌桜」じゃなくて「陵桜」。 -- 名無し (2008-04-06 22 03 34) みさゆきwww -- 名無しさん (2008-04-05 19 05 03) かなたさんもこなフェチですか。 この調子だと、みきさんやゆかりさん、みなみママさんも・・・。 -- 桜花 さくら (2008-04-03 21 28 22) かなたさんまでwwwwwwwww -- 名無しさん (2008-04-03 14 01 23) みさ×ゆきwwwwwww 見てみたいわwwwwwww -- 名無しさん (2008-04-03 01 01 11) この作者の頭の中を見てみたい今日のこの頃 -- 名無しさん (2008-04-03 00 04 46) ずっと思ってましたけど、やはり貴方は私を笑い殺す気ですね? -- 名無しさん (2008-04-02 03 12 36) みなみ自重ww 相変わらず腹筋を殺す作品ですね GJ! -- 名無しさん (2008-04-02 01 04 21)
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嘘つき男は地獄へ堕ちろ 題名:嘘つき男は地獄へ堕ちろ 原題:Nothing Personal (1998) 作者:ジェイソン・スター Jason Starr 訳者:浜野アキオ 発行:ヴィレッジブックス 2004.6.20 初版 価格:\780 雑巾と言うものは汚いものを拭く前には、目立たないけれどもけっこう清潔な一枚の布だ。しかし雑巾はそれで汚いいろいろなものを拭いた後、バケツに汚水を搾り出し、ねじりこむようにしたときには、全く違ったものに形を変えて見える。匂いがつき、多くの汚れを吸い取り、そしてあっさりと廃棄される。 この作品は、一見平和に過ごしてきた二組の愛情溢れる(はずの)夫婦が、まるで一枚の雑巾のように、多くのものを吸い取り、溜め込み、そしてぎゅうっと捩じられ、最後には捩じ切られる間際まで行ってしまう物語だ。じわじわと追い詰められ、絡み合ってゆくに至るまでの、微細な描写、ドライブ感覚。これがジェイソン・スターの真骨頂である。 確かにこれと言ったカタルシスはないし、毒素が強すぎる嫌いはあるかもしれない。しかし血が流されたり、死体が転がったりする割には、主人公たちの運命はあまりにもわれわれの日常のサイドにあり続けてゆく。だからこそ恐ろしい日常と非日常との往復切符。ボーダーラインのスリル、といったものがこの人の味わいなのだと思う。 なんだか嫌なタイトルだなあと思う。女性を騙したらきっとこんな風に罵られるだろうというような陳腐なセリフにも見える。この本のもう一方の主題は男と女の間の深く暗い隔たりであるような気もする。結婚という幸福が徐々に蝕まれ、心に隙を作るとき、破滅は意外な形で訪れる。そこに喘ぐのは男たちであり、女たちは無垢の母性や愛情をストレートな牙の形で向けてゆく。この対比が面白い。 ただただ男の愛情が欲しくてすべてのエゴを剥き出しにしてゆくエイミーという存在。新しい自分を捜しに出かけ、呆気なくそれを実現させてしまうモーリン、娘を守るためになけなしのパワーをフルに爆発させるレスリー。 博打に溺れるジョーイ、こすっからいデイヴィッドたち男側主人公らに比べて、何ともピュアで快い女たちの強さが、物語を黒く皮肉り、深い穴の底に向けたような笑いで締め括られるエンディング。黒い軽妙さ、そして何とも捩じくれた、という形容がぴったりの作品なのである。 (2004.08.02)