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このページは身内テスト版です。 ○導入の効果 番長力という超能力をもった高校生たちの熱いバトル。番長学園の世界がちょっと再現できるかもしれません。 ○世界観 昭和60年。謎の力「番長力」に突如目覚める高校生が各地に現れる。 昭和61年 一部の番長生徒が七星帝国を結成。各地の番長生徒を糾合し、一大勢力となる。 PTAは、この事態を重く見、直接武力介入を決定。七星高校や各地の番長たちとの抗争が始まる(PTA争乱) 昭和65年 七星帝国は全国の9割の高校を支配下におさめ、PTAは抗争継続を断念。日本は暗黒の時代を迎える。 昭和70年 東京湾に浮かぶ学園都市島、番長学園に突如一人の番長が出現。またたく間に学内を掌握・支配。七星帝国に反旗を翻し、全国の非七星系の高校に檄文を飛ばす。 「絶望の海を越えて、悲しみの山脈を渡るものよ。ここに集え。ここは正義最後の砦」 ○特殊ルール 番長ワード: 各キャラクターは、番長としてのキーワードを一つ決めます。「炎」ならば炎番長ですし、「カレー」ならばカレー番長。「メガネ」ならばメガネ番長です。 番長能力: キャラクターは根源力とは別に番長能力を持ちます。これは根源力とは別にキャラクターにマウントされ、独自に成長します。 番長能力は、番長ワードに沿って根源力÷判定単位分の成功要素を登録することができます。同名成功要素はいくつでもかまいません。 また、タイムアウト時に成功要素をキーワードに沿って任意に変更可能です。(もちろんSDの承認はいります) 例1:【炎】番長力:1000 番長能力:【燃やす】【燃やす】【炎の壁】【火の玉】【陽炎】 例2:【カレー】番長力:1000 番長能力:【おいしいカレー】【スパイス知識】【熱いルー】【なつかしき味】【シミになって取れない】 例3:【筋肉】番長力:1000 番長能力:【筋肉強化パンチ】【美しい胸筋】【美しい後背筋】【美しい下腿三頭筋】【美しい上腕二頭筋】 番長必殺技(絶技): 各キャラクターは番長能力の根源力と同じ根源力を持つ絶技を一つもちます。これは必殺技です。 PLは必殺技の設定を考えてSDの承認を得ます。 この絶技は一回のセッションで1回しか使うことはできません。 この必殺技は、設定にあった場面で使われる場合に限り、根源力÷判定単位分の成功要素として提出できます。 必殺技名は決めましょう。 疲労度は、根源力1000につき2です。 ○キャラクター作成 根源力は2000で作成します。基本判定単位は200です。 また、各自は番長力1000の番長能力をマウントした状態で始めます。 ○キャラクターシート 名前: 年齢: 番長:【○○】番長 根源力:2000 番長力:1000 動機:【+】 ○原型 A性別:【】 B基本属性:【】 CA+B:【】 D副属性:【】 E負属性:【】 ○設定 ○成功要素:(配分比:成功要素数) #配分比は原型Bに沿って修正 肉体:2:【】【】 精神:2:【】【】 知識:2:【】【】 技術:2:【】【】 ○番長能力 番長ワード:【】 番長力:1000 成功要素:【】【】【】【】【】 ○番長必殺技 必殺技名:【】 番長力:1000 疲労度:2 設定: ○動機表 動機表 A表 出目 2 実は番長力はない、ただの努力した人間である 3 望まない理由で番長になった 4 研究のために番長になった 5 番長を目指して番長になった 6 ピンチの時に番長力に目覚めた 7 夢をかなえるために番長になった 8 大切なものを守るために番長になった 9 あこがれによって番長になった 10 復讐のために番長になった 11 PTAから送りこまれた人造番長である 12 悪の秘密結社の陰謀を阻止するためにいる(が、世界移動者ではない) B表 出目 2 それは趣味に関することが原因である 3 それは勘違いに関することが原因である 4 それは性格に関することが原因である 5 それは誇りに関することが原因である 6 それは家族に関することが原因である 7 それは金銭に関することが原因である 8 それは恋愛に関することが原因である 9 それは正義感に関することが原因である 10 それは裏切りに関することが原因である 11 それは政争に関することが原因である 12 それはセプテントリオンに関することが原因である ○原型 A: 男のボックス 背が高い しゃべるのは得意ではないが忍耐強い 専門家肌(オタク)で妙な所に詳しく、変なこだわりがある。 でも女の子に見える デブであるが頭は切れる 女好き 美形だが不器用な性格 しゃべるのは得意ではないが忍耐強い正義漢 裏社会に精通している大久保界隈の住人 女のボックス 背が低い、童顔 見栄っ張りで見栄えがいい 現実的で計算高い。でも世間知らず 目つきが悪いことを気にしている 男を惑わすナイススバディ 実は腐女子的発想の持ち主 常識をわきまえてないが、かわいらしい 口は悪いが見栄えがいい 現実的で計算高い B: 元気のボックス(肉体+2) 活動的で仕切り屋である 正義漢である。 運動神経が良く、体力がある筋肉マン ゴーグルと絆創膏をつける 威勢がいい 有望なスポーツ選手である(あった) 活動的で突撃癖がある上に恋愛には鈍感 ピンチになるほど正論を吐く上に強くなる 運動神経が良く、体力があるが弱いものを見捨てられない 優しいのボックス(技術と精神に+1) すぐ誰かに頼るくせがあって笑うと可愛い 面倒を見るのが好き 生活的で芯が強い ぽややん いやと言えない性格で、細かいところを良く見ている 動物と話せる 頑固のボックス(肉体と精神に+1) 誰かに頼らないように行動しがちで笑うと可愛い 自分の趣味を最優先にする大金持ち どんな誘惑にも屈しない 影があるのボックス(知識と精神に+1) 頭がよくて現実に絶望している実力者 裏社会にコネクションがある武闘派 手厳しい事を言うが実は世話焼きであるエキスパート 頭がいいのボックス(知識と技術に+1) 頭がいいせいで現実に絶望している 根回しが得意 手厳しい事を言うが発言に説得力がある 勉強が良く出来るが度胸がない 有能だが良心をいつもいためている 手抜きの天才 C:A+Bで決まるもの 男+元気のボックス 徹底的に女心に鈍い 回復力が高い 士気が高い いつも空を見上げる癖がある 異国の血が流れている 武術のたしなみがある 世界記録級の運動能力を持つ 大食漢でタフ、回復力がとんでもなく高い 怪力の持ち主で20mくらい落下しても脚がしびれるくらいですむ 男+優しいのボックス 線の細い人で荒事は不得意であるが、恐ろしく繊細で勘がするどい。 人望があって先生と呼ばれている 切れると怖い二重人格である。 植物、中でも花に詳しい 敵には徹底的に冷酷になれる 家事が得意 男+頑固のボックス 鍛え上げた肉体をしており、トラックと力比べ出来る 人望があって先生と呼ばれている オカルトの世界では有名な人物である 男+影があるのボックス セプテントリオンのフットワーカー 表の顔はエリート官僚/若手経営者であるが、裏は式神使い エリートではないが博識で現場経験が豊富 男+頭がいいのボックス 人から恐れられており。色んな人の弱みを握ってる 事務や行政が出来る管理畑である エリートではないが博識で現場経験が豊富 冷たくて眼鏡をかけている。 スーパーエリートだがつぶれたトカゲの顔している上に惚れた女に頭があがらない 頭はいいが自分はそのことを嫌っている 女+元気のボックス 面倒見が良くて人望がある 可愛くないと言われる男勝りで負けず嫌い 姉御肌で大声である 噂話が大好きなゴシップ女王 やりすぎの面があるがすぐ反省する 瞬間移動に見えるほど素早い 大食漢でタフ、回復力がとんでもなく高い、でも太らない 跳躍力が20mくらいある 女+頑固のボックス 繊細で鋭い感性を持つが病弱である 古い因習に縛られているがオカルト知識や術に優れる 一途な恋をしていてあきらかに本来の能力以上の性能を発揮する 女+影があるのボックス 実はン百歳。 ひねくれていて破壊衝動がある バカ女のふりをしているが、実は大変頭がいい 女+優しいのボックス 大変な人気があるヒロインである 家事や小物作りが得意で人気者である だれかをかばおうとする時はあきらかに高い能力を発揮する 生活の知恵で仲間を助けているお母さんである 心優しいが故に有能でなくてはならない人物である 女+頭がいいのボックス なぜか大人達からは人望があり、アイドルになっている 恐ろしい直感力がある バカ女のふりをしているが、実は大変頭がいい 人の感情を読むのに長けているが無口 頭がいいばっかりに男に引かれていて腹を立てている 研究、あるいは事務のエキスパートである D.副属性 豪快 友情のためにどんな危険もいとわない 鉄の胃袋があって腐ったものも大丈夫 とんでもない度胸がある ド派手なアクションを瞬間的に出来るが、大怪我も良くする 自分の裸を見せるのに照れがない 深いことを考えずに身上や趣味で動ける 繊細 細かいところを気にする 美しいものに目がない上に器用である 清潔好きで掃除が得意 地図を読む才能がある 五感に優れる 探求型 一度に二つのことが同時に出来ない代わりにすごい集中力 子供っぽいところがあって心根は素直だが哲学的なことを言う 影が薄く、偵察にむいている 一つのことに飛びぬけた才能があるが人付き合いが下手 読書が好きで孤独を感じない性格である 慎重で一回考える癖がある E負属性 変態 ストレスがたまると大散財する 所構わずいちゃいちゃしたがる ソックスハンターである 変身願望があり、時々おさえられない 奇妙な格好してくねくねできる 駄目な人に恋している 保守的 極度に身持ちが固い 法規やルールを守りたがる 説教くさく、好きな人をマンツーマンで説教したがる 家に門限があり、家の監視が厳しい 家族が一杯いて面倒見なければならない。 猫である (本当に猫なので選ぶときは注意すること) ひがんでる 常に不機嫌そう 好きだと言ったら負けだと思っている 表面上他人に合わせればいいと思っている 実は性格が黒い 嫌味ばかり言う 身体の一部に障害がある
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うらさいの偽者或いは彼の覚醒状態時と噂されている最強の衣玖使い。 現在レート2830で圧倒的1位に君臨している。ちなみに推定レートは2700である。 ★岡山のホモ, 全一の雷光, ほもら番長, ほもら番長(uraous_bot) さん(衣玖)の推定レートは、2700 ぐらいです 相手に1Rすら取らせないどころか、1試合2分間隔で試合を終わらせていく。彼のtencoを見ればわかるが、相手はtencoのランキングにも載っている者が多く、さすが最強の衣玖と言ったところである。 twitterに登録する度にすぐ凍結されている。彼はホモであり、それに纏わるつぶやきが多いため、よくスパム報告されるのが原因である。
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番長グループSS2 番長グループSS2歩峰糸子 魔山アリス狂終絶哀・闇1 魔山アリス狂終絶哀・闇2 魔山アリス狂終絶哀・闇3 翼姫 春風みどり 希望崎十八鋼人1 希望崎十八鋼人2 歩峰糸子 糸子「ウチなぁ ファミレスのバイトで稼いだ金でこないだまで中国旅行いっとってん」 浅宮「へー いいなぁ」 春風「ぴょろぴよぴろ~(私も海外に行ってみたいです)」(笛の音) 深山「ねーちゃん 土産は?」 バキィ!!(深山は殴られた 硬いので大した傷はないようだ) 糸子「旅行って楽しいよ ウチの爺さんも旅行好きでなぁ」 世間話をしながらも多少機嫌が悪そうにみえる タルジュ「そうですか 是非今度 我が祖国にもおいで下さい」 空気を読んだタルジュが丁寧に語る言葉を聴いて糸子の顔が輝く 機嫌が直ったようだ 糸子「ええのん? 泊まるトコとか世話してくれる?」 タルジュ「はい それは勿論 多少やかましい兄がいますが 良い所です ご案内致しますよ」 糸子「そら ええわぁ このしょうもない喧嘩終わったら皆で行こか」 アリス「いいですねー さっさと生徒会始末して楽しみましょう」 翼姫「ぴぃぴぃw(私も行きたいですw)」 出鯉「お姉ちゃんいるぅ?」 番長G女性陣は楽しそうに騒いでいる 糸子「そうそう 皆にお土産があったんやった 忘れとったわ」 深山「ぷぷー 毒入り餃子だろ 当たりだろ? 当たりだろ? うひゃw」 バキィ!!ゴキ!!(深山は殴られた 硬いので大した傷はないようだ) あきらかに糸子が不機嫌そうになる タルジュ「いや 異国の品は実に興味深いです 私もぜひ見せていただきたいものです」 ヒッタ「頂けるんですか ありがとうございます」 すかさず空気を読んでフォローを入れる 糸子の機嫌は多少和らいだ 糸子「それでな コレがその…」 18人「な なにしてるんですかー 敵が来ます!! ちくしょー!!」 糸子「…」 タルジュ「私の領域に進入してきたのですか?」 木陰「仲間の死に我を忘れて突撃してきたんです 手が付けられません」 糸子「ウチの…」 ヒッタ「春風番長どうします?」 春風「ぴょろりぴぴ~…(攻撃範囲外からの牽制か…)」(笛の音) 生徒会メンバー「死ねえ うひゃははは!! ココまで攻撃が届くのならなー!!」 糸子「ウチの楽しいお喋りの時間を…」 バキ! ドカ!!(深山は意味も無く殴られた 硬いので大した傷はないようだ) 生徒会メンバー「うひゃひゃひゃはや~」 糸子「邪魔するんやない!!」 立ち上がった糸子が天を指差す!! 糸子「あ!!UFO!!」 生徒会メンバーが指差す方向を見た瞬間 落書きのようなチャチなUFOが天に出現した 糸子「まったく ここの生徒は想像力が貧困な奴ばっかりや…」 溜息をつきながら言葉を続ける 糸子「それに押しつぶされたら ウチに殴られんのと同じくらい痛いでぇ ウチのパンチの威力は知ってるやろ?」 生徒会メンバーの絶叫が響き そして うんこを漏らして泣き叫ぶ生徒会メンバー その後ろに控えていたもう1人の生徒会メンバーは明らかに恐怖している 糸子「サツキちゃん 後任せたで ウチはちょっと休ましてもらうわ」 バキィ!!(深山はついでに殴られた 硬いので大した傷はないようだ) 魔山アリス狂終絶哀・闇1 プロローグ『ダンゲロス学級新聞2月号掲載』 第4回を迎える、好評の特別インタビュー企画『ようこそ先輩……そしてさようならだ』。 今回私がインタビューするのは、読者からの要望が最も多かった魔山アリス狂終絶哀・闇先輩。 学園最強の中二力を持つとすら言われる、あの魔山先輩の秘密を探る。 ――こんにちは、魔山先輩。 さすが学園最強、噂に違わない美しさと高貴さ。私も羨ましいです。 報道部の木村と申します。本日はよろしくお願いします。 「っふ……御機嫌よう、木村さん。 貴女と私がお会いできた事も、因果(うんめい)のうちの一つですわ……」 ――特別インタビューに応じて下さってありがとうございます。 部活動の上とはいえ、まさかあの学園最強のお方にインタビューの許可がいただけるとは、 私も全く予想していませんでした。 「有限にして幽玄、悠久の時空の中では、あなたと私の刹那(ひととき)の会話など、 所詮情報という言霊(スペル)により紡がれるただの虚像(カオス)――― 気になさる事ではございませんわ」 ――冒頭から素晴らしい中二力ですね。私、少し感動してしまいました。 それはそうと、質問へと入らせていただきます。 先日、『生徒会』を名乗る新勢力が出現し、 現体制派である番長に宣戦布告を行った事は、先輩の記憶にも新しいと思いますが。 「そうね……ふふ、生意気な子達……嫌いではないわ……」 ――それだけでなく、我が部ではあの長谷部の奴……いえ、長谷部先生が 再び転校生を呼び出したとの未確認情報も入手しており、 学園最強の魔山先輩と転校生の直接対決も近いとか…… この件に関して、魔山先輩本人からの表明を聞きたいと言う要望が多数ありました。 「そう…… ところで木村さん。あなたは夜闇には輝く光(ほし)が欲しいと願うタイプかしら?」 ――は?……さあ? 「ふふ……貴女が理解できないのならば、私はそれでも構いませんわ。 とにかく―――そういう事よ」 ――はぁ。とりあえず参戦はするという事でよろしいですか。 「簡潔に私の意志(こころ)を現すとすれば、そういう事かしら」 ――ですが、どちらの勢力に組するかはまだ分からないと。 「私は、言うなれば裁きを待つソドムの群衆の上で揺れる危うい天秤(リーブラ)…… 気紛れな神(デウス)の思慮は、まさに量子(シュレディンガー)の領域…… うふふ、予測するだけ無駄というものですわ……」 ――分かりました、次の質問に参りたいと思います。 当初魔山先輩は、転校生との対決には消極的姿勢を見せていましたが…… 周囲からの声で、ようやく対決を決めたという経緯があります。 学園最強の実力を持つ先輩が何故、という声が寄せられていますが。 「…………。 そうね、それは……そう、命を刈るに値しない相手だと思っていただけですわ……本当に…… でも、気紛れでやっぱり倒す事に決めましたの…… ほら、その、運命の天秤は気紛れですから……」 ――分かりました。行動理由が気紛れなところが学園最強らしいですねー。 では、好きな食べ物は。 「ふふふ……好きな食べ物ですわね…………え?食べ物?」 ――あ、読者からの質問ですけど。 「た、食べ物…………? え……………………えっと、あー…………………血とか……」 ――『ち』? 「ちっ、あの―――せ、鮮血に染まる紅血薔薇(ブラッディローゼス)の魔力と言いたいのですよ!! 美しい処女(おとめ)の死体のみを苗床として禍々しく育つ死の薔薇からしか得られぬ極上の精気…… これこそ地上に降り立った小さな地獄(ディストピア)、悪魔的な至福の味ですわ!!」 ――さすがは学園最強ですね(笑)。 では次の質問……と、 おっと! そういえば先輩のお母さんから手紙を預かっているのを忘れていました! 「!!!!!!!!」 ――先日報道部が行った『学園アンケート』の結果へのコメントですね。 『学園最強』部門で一位になった魔山先輩へのメッセージが届いてますよー。 「な……な、何を言っているのか……私に両親などおりませんわ……! 両親は幼き頃、私自らの手で葬り去りましたの。しかも殺した後犯しましたのよ……」 ――へぇ、なるほど。 なら、これは霊界からのスピリチュアルメッセージという事にしましょう。読ませていただきます。 “アリス狂終絶哀・闇へ 学園最強の称号おめでとう、アリスちゃん。また一歩、第VII選別創界者(ズィーベン・デル・ゴット)に近づきましたね。 お母さんは(正確には【虚(zero)】と【法(law)】の狭間に揺蕩う最終概念存在としてのワタシは)、とても嬉しいです。 (勿論、本来ならば人間という生物の認識の延長上に表現すべきでない状 「ホッキョアァァァァァァァァ!!」 ――あれあれ、どうしました? 突然夜叉猿みたいな声出して。 「ひ、ひぃぃ……お母さ……やめ……」 ――ああ、どうやら凄まじく強大な敵がこの応接室まで迫ってきている模様です(笑)。 謎の敵にインタビューを台無しにされてはかないませんね。すぐに終わらせるとしましょう。 “(勿論、本来ならば人間という生物の認識の延長上に表現すべきでない状態ではありますが、 便宜的にこのように表しています――)思えば、アリスちゃんの現世干渉体がこの世に構成されてから今まで、 どれだけ【世界】からの試練が 「ヒェ―――ッ!!! おだまんなさいよーッ! あんたッ! そ、それ! おやめなさいよ――ッ!!!!」 ――なんと。それほどまでに恐るべき敵なのですね……私程度の魔人能力では到底太刀打ちできないでしょう。 震えが止まりません。恐ろしすぎます。 あっ、そういえば魔山先輩、さっきから台詞にルビが見当たりませんが? 「うぐっ……!? あ、あんたら…………報道部は、ささ、最初からこれを……」 ――やれやれ。何の事でしょうか(笑)。 では手紙の続きを…… 「あ――――! あ――――! もう! うぁ―――――っ!! 殺す! この場でぶっ殺すッ!!」 ――おっと危ない! この私も、さすがに学園最強には勝てる気がしません! これはもう、逃げるしかありませんね☆ それでは、次回の特別インタビューもお楽しみにー! 今回のインタビューでは、残念ながらこれ以上の情報を得る事はできなかった。 読者の方の中には、私がインタビューの途中で自発的に取材を中断してしまった事について、 あるいは意見がある方も居るかもしれない。 だが、ちょっと待ってほしい。 あなたがこの記事を読んでいられるのも、私の命が永らえているからであり、 記事を書く記者が死んでしまっては、正確な情報を報道する事自体が不可能なのである。 残念ながら、これ以上のインタビューは記者の命に関わるため、継続する事ができなかった。 このダンゲロスまで来たあなた達ならば、辿りつく事はそう難しい事ではないだろう。 真実は、あなた自身の目で確かめて欲しい―― そう付け加えて、今回の特別インタビューを終わる事にしたい。 魔山アリス狂終絶哀・闇2 『ダンゲロス・マヤマサン・シティ』 ――私は希望崎学園に感謝している 魔人学生にならなければ、猟奇的上級神威闇妖魔族に転生していたから……―― 「くそっ……もうこんなところにまで生徒会が!」 「撤退!! 撤退だー!!」 番長グループの一般生徒達が怯えてる…… 生徒会だ。ついに生徒会が攻めてきたんだ。 あんな凶暴な人達に殺される前に、私も早く逃げないと…… 「お、おい……あれ見ろよ…… あれ、もしかして魔山先輩じゃないか……!?」 え……!? 「本当だ……あのゴスロリ眼帯ファッション……間違いないぜ! 魔山先輩だ!!」 「学園最強が俺達番長グループについたっていうのは、噂じゃなかったんだァー!」 しまった……この流れだと、絶対に私だけ逃げ遅れる…… ここはどうにかして誤魔化さないと。 「そ、そんな……まま、魔山先輩なんて、私……し、し……」 「うぉぉ――! 今2回も『死』って言ったぞ!! 本物の魔山先輩だ~~~~!!」 「ス、スゲェ 俺達の戦いが本物の魔山先輩を幻想亜空次元から呼び出したんだ……!」 そんな……! 私はそんなつもりで言ったんじゃないのに! 『死』なんて軽々しく扱っちゃいけないんだよ…… どうしていつも私だけこんな……こんな扱い…… 「魔山先輩――ッ! 醜い生徒会の連中を美しき鮮血細工へと変えてくださ~~い!」 「魔山先輩! 今夜の邪神降臨の生贄は何百人の予定なんですか!?」 「う……」 私が――私がやりたかったのはこんな学生生活じゃないのに!! 「「「「ゴートゥDMC! ゴートゥDMC! ゴートゥDMC! ゴートゥDMC!」」」」 「魔山先輩!」 「魔山様」 「クルエンゼアーさん!」 「超現世干渉体アリス様!」 「う……う……」 私は早く逃げ出したいのに…… この人たちの前じゃ…… この人たちのせいで…… こいつらが…… この…… この――― 「……有象無象の死すべき者共(ニンゲン)ごときが……!」 「私が現在この地に存在(ある)理由を教えてさしあげます――― 全ての生徒会をその血の一滴に至るまで鏖殺し……! その恐怖と絶望の思念(カルマ)を礎に、さらなる破壊と混沌の時空を現世にもたらすためなのです……! その圧倒的な終末的未来(アポカリプス)を前にして、血に酔い浮かれ騒ぐなど……恥を知りなさい!!」 「うわぁ―――! 今夜の魔山先輩は本気だぁ~~~~~!」 「これはもう、都市一つくらいじゃ済まされねぇぞ~~~~!」 「やはり魔山先輩が羅漢の魔人学生を発狂させて関西を滅ぼしたってのは本当だったのか……」 こうなったのも、全部生徒会みたいなのが出てきたせいだ……! 毒蟲共……! 生徒会の下等生物共……! 貴様ら全員の穢れし魂――煉獄(インフェルノ)へと叩き落してやる!! 「魔山先輩がトランプを取り出したぞ」 「いや、あれはただのトランプじゃない……伝説の53枚ジョーカートランプだ!!」 「フォーカードどころじゃねぇ、掟破りのフィフティスリーカードだぁ~~~~!」 「よし、今宵は特別ですわ!! 最もグロテスクな、月夜の悪夢の世界……あなた方の魂にブチ込んでさしあげましょう!!」 『♪目覚めよ狂気の冥界魔神 鮮血の暗黒禁術詠唱が聞こえる 無垢なる赤子の泣き声 グロテスク軍隊爆破 グロテスク人類とびちり グロテスク魔光気噴射 グロテスク多次元とびちり グロテスク世界崩壊 全ての者達 統一根源構成体に魂を売れ~~~~~!!』 「アリス先輩――!」 「うぉぉ魔山先輩様ァァァ!!!」 「やっぱり学園最強だぜ~~~!!」 「恐怖のあまり精神0になりましたァァ――!!」 「「「「ゴートゥDMC! ゴートゥDMC! ゴートゥDMC! ゴートゥDMC!」」」」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ その頃、報道部の仕掛けた監視カメラで一部始終を目撃していたアリスの母は叫んだという―― 「オーイエス!! マザーファッカー 私のコカンは大洪水よ!!」 魔山アリス狂終絶哀・闇3 生徒会を壊滅させて以来、やりたい放題の番長G。Gはガッツリ引きこもりのGだ。生徒会棟を占拠し、各々パソコン、ホームシアターセット、ラジコンなどを個室に持ち込み、一心不乱に引きこもる。 そんな折、番長Gが施行した「ドッヂボール禁止条例」に不満を持つ生徒の行動を決起させる事件が起きた。何者かが、希望崎太郎の上履きを隠してしまったのである。希望崎太郎は「自称生徒会(自らを番長と称する者によって被害を被った生徒による集会の略)」の雄であり、かつては魔球「敵に当たって跳ね返ったボールを最大4回空中でキャッチして、弾丸のようなパワーで投げつける命がけショット」の使い手としてその雷名をとどろかせていた(やったら死ぬので、誰も見たことが無い)。 「希望崎君の靴隠したの、絶対半ズボン(深山)だよ!」 「落ち着け、まだそうと決まった訳ではない」 「絶対そうだね!こないだも落とし穴の上に、スカラ君の体育館シューズをセットして喜んでたじゃん」 果たして、希望崎上履き紛失事件の犯人が深山である事が判明した。明らかにそれと分かる落とし穴の上に、件の上履きが据えられていたのである。 「な、なんてこった。あの半ズボン野郎、又やりやがった」 「あの半ズボン、自分の落とし穴に誰も引っかからないからって、こんな汚いマネを……!」 「おんなじネタを2回も繰り返すなんて、流石は番長G意外性NO.1といったところか。大した奴だ」 「しかし、それはそれ、これはこれ。我らからドッヂボールのみならず、上履きまで奪う番長Gの暴虐、もはや捨て置けん!」 「希望崎は、急いで職員室に上履きを借りに行け。外履きでは校舎に入れないし、上履きが無いと靴下が汚れてしまう。番長Gを血まちゅ、血祭りにしてやるぞ!半ズボン野郎の右側だけゆるゆるになったブリーフをわが校の校旗にしてくれるわ!!」 片足けんけんで職員室へ向かう希望崎以外の精鋭9名が生徒会棟になだれこむ。 見事なコンビネーション攻撃によって、瞬く間に番長Gを包囲、大打撃を与える事に成功した。 エロウイルス感染によって、鼻血と腹痛が止まらないという非常事態にあって、それでも春風は動じない。 「ピーヒョロ~ピッ(フォーメーションBだ!)」 慌てず騒がず、皆を紅茶室に迎える。 「ピーピー、ヒョロヒョロ(何人か足りないが、まぁいい。まずは紅茶でも淹れようか)」 フォーメーションB!番長G不敗のアルティメットフォーメーション「自宅待機」をさらに改良した究極の超強気布陣である。 「ピー(では、余興として演奏会と手品ショーを始めよう。演奏曲目は『またここで会おうぜ』、手品はトランプマジックや、籠の魔術など3つ用意した。あ、そうそう、私は来年から、憧れのダンヘロスフランス校へ留学予定なんだ。それと、今さっき、妹の目の手術が成功したらしく、午後から会いに行く予定だ。そして、お母さんの出産が無事に終わったので、弟の顔も見に行くつもりだ。さらには、3年ぶりにお父さんがモロッコから帰ってくる。また一緒に暮らせる日が来るなんて。ま、全部この戦いが終わったら、の話だけどね……)」 春風の笛にヒッタヴァイネンが続く。 タルジュは考えていた。 「番長の演奏が聴けるのも、顔が見れるのもあと僅かだなぁ。いや、正確には明後日までさ。俺はもう、祖国に帰らないといけないからね。それまでに、この想いを番長に伝えたいと思っていたんだが、この戦いを前に決意が固まったんだぜ。それにしても、さっきまではあんなに晴れていたのに、今にも泣き出しそうなこの空模様はなんだい?安心してくれ、太陽さんよぅ。俺の能力で、一足早い春の風だけは守ってやるからよ」 隣室で手品の準備をしていたアリス。手品師は人の感情を読む術に長けている。たやすく、タルジュの様子から「死亡フラグ」を読み取った。そして、いつもより物悲しい春風の演奏に「もう手遅れなくらいの死亡フラグ」を感知していた。 「なんて事、番長がもうすぐ過労死するなんて!」 番長の方は死亡フラグが多すぎて、もう絶対助からない。しかし、タルジュの方はまだ助かるかもしれない。タルジュの運命を変えるべく、アリスは一世一代の大奇術をタルジュに試みた。 翼姫 わたしは春風番長がすき。 番長はね、やさしくっていいにおいがするの。 それにね、夢にでてくるおかあさんにいっぱい似てるんだよ。 わたしはひったばいねんのこともすき。 番長となかよしだしわたしにもやさしいの。 みんないっぱい戦ってる。 死んじゃうともうみんなと会えなくなるって教えてもらったよ。 さびしいよ。 だから私はひったばいねんが死なないように力をあげるの。 誰よりも速くここ、番長Gに帰ってきてほしいから。 わたし、みんなとおしゃべりできるようになったらあの日の約束を果たすね。 ありがとう。 春風みどり 君は世界に繋がっている。先生はそう言っていた。 音楽の時間。私は見てるだけ。 皆が楽しい歌を歌えば、私も楽しくなった。 皆が悲しい歌を歌えば、私も悲しくなった。 うらやましかった。 私には、できなくなったことだから。 小学生になって、リコーダーの吹き方を習った。 これなら私にもできる。 ホントはピアノがよかったんだけど、お金が無かった。 近所迷惑なんのその。毎日毎日練習した。 いつの間にか、笛の音が私の声になった。 「ここにいたのか。皆待ってるよ。」 今行きます。 そう答える代わりにうなずく。 私の歌は世界に響く。私の気持ちが皆に届く。 だから私は笑顔でいよう。皆が笑顔でいられるように。 いってらっしゃい。 世界に歌が響いた。 希望崎十八鋼人1 しょんぼりと輪になって落込んでいる18人の下へ、つかつかと歩み寄る一人の少女の姿があった。少女は俯いてしょげっていた18人に気安く声をかけると、18人は覇気のない顔を上げ、少女と目を合わせた。 「あ、糸子さん……」 「どないしたんや、あんたら。もう戦闘は始っとるんやで。みどりちゃんが困っとったで。はよう行きぃや~」 「いや、それが……」 「オレたち……」 「ちょっと……」 「どないしたんや。悩み事があるんやったら姉さんが聞いたるさかい、言うてみぃ」 「あの、実はオレたち、今更だけど……」 「オレたち、魔人じゃねえんじゃねえかって思うんです」 「攻撃力とか防御力とかアキカンより低いし」 「オレたち、母ちゃんから『あんたらは魔人よ』って言われたら」 「ずっとそうだと思ってたけど……」 「ホントはただの18つ子なんじゃないかって、ふと思ったんです」 「なんや。なんで突然そないなこと思ったん?」 「だって、ハルマゲドンが始ってから、みんなスゴイ能力を使いまくってるのに」 「オレたちだけ、みんなで取り囲んで殴るとか」 「こんなん魔人の能力じゃないって思ったんです……」 「自己嫌悪です、オレたち。ハァ……」 「オレたち、こんなところにいてイイのかな、ホントに……って」 「なに言うとんのや。あんたら間違いなく魔人やで。この糸子姉さんが保証したる!」 「はあ、元気付けてくれてるのは嬉しいんですけど」 「やっぱり、いきなりそんなことを言われても……。なぁ?」 「だよな……。根拠もないのに、な……」 「ええか、あんたら! 根拠ならあるで。そもそも考えてみ。18つ子って、あんたらなんやねん。おそ松くんの3倍やで? そんな異常な兄弟、マンガでもおらへんわ! あんたらの存在そのものが魔人の証拠やんか!」 「いや、でも、そうだとしても……」 「オレたち、取り囲んで殴ることしかできないんすよ?」 「それは、ちょっと、なぁ……」 「ちょい待ちぃ。あんたら、さっきの姉さんの言うことよう聞いとった? ええ? あんたらは存在自体が魔人の技なんやで? ほんなら、あんたらが18人で相手タコ殴りにするのも立派な魔人能力やんか!」 「……ん。まあ、理屈の上では、そうかもしれませんけど」 「でもなあ、なんかイマイチ……」 「納得できないよなあ。物証とかあればいいんだけど」 「なんや、あんたら物証があればええんか。ちょいな、あんたら姉さんが魔人ってことくらいはわかっとるよな?」 「え? そりゃ、もちろんですよ。姉さんは魔人ですが……」 「ほなら、あんたら。魔人だけが学園からもらえる『魔人バッジ』のことも知っとるよな、もちろん?」 「へっ? 魔人バッチ??」 「なんや、忘れとんのか? まあ、ええわ。見せたるで。ええ? 姉さんが、今から『左ポケット』から魔人バッチ取り出すさかい、よう見とるんやで。『左ポケット』から、出すさかいな。……ほれっ!」 糸子の左ポケットから現れたものは、ずいぶんとチープな模様のバッジだった。中心に「あんたはまじん」と書かれている。 「これが、魔人バッジ……」 「あ、確かに。オレの思ってたのと同じバッジだ……」 「オレもオレも。こういうバッジ、確かにあった気がする……」 「何言うとんのや。ほら、あんたらも自分の胸見てみぃ。ちゃあんとバッジ付けとるやろ?」 「え? ……あ、ホントだ!」 「……あ、ある! オレの胸にもバッジがあるよ!」 「何で今まで気付かなかったんだ!? 姉さんと同じバッジ付けてますよ!」 「じゃあ、オレらやっぱり魔人だったんだな!」 「ちゃんと学校から認められた魔人だったんだ!」 「ほら、もうええやろ。分かったらさっさと前線行きぃ。みどりちゃんもタルジュも、おどれらの能力発動、ずっと待っとったんやで」 「あ、ありがとうございます! 糸子姉さん!」 「ありがとうざいましたー!」 18人は糸子に礼を述べて次々に前線へと向かっていった。糸子は18人の姿が視界から消えたのを確認し、 「フン! しょーもないバッジやな。あいつら、ホンマにデザインセンス言うもんが皆無やわ!」 といって、自分の魔人バッジをポイと投げ捨てる。 「はぁ……。やる気のない魔人の説得とか面倒くさいわぁ。アタシの能力はこんなアホなことに使うもんやないんやけど。ま、精神の低いやつらは簡単に騙せて楽やからええけどなー」 希望崎十八鋼人2 1「我々も残り3名となった、覚悟はいいな?」 2「おうよ、兄弟!」 3「サツキちゃんの無念、晴らしてやろうぜ!」 1、2、3「てめえに生徒会長を名乗る資格はねえぜぁーーーっ!!」 番長グループ、最後の悪あがきである だがしかし、この結果も全て小竹の計画のうちだったのである
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私立雷鳴高校に転校してきた巨漢・金剛晄が「23区計画」を粉砕すべく「番長」軍団と戦う痛快コミック。 近年では珍しい勧善懲悪の作品である事が注目され、連載開始直後からカラーや募集企画などが行われている。 WikiPediaより引用。 全12巻かな?全巻買いました。 ダイナミックな戦闘が良いですね。筋肉がヤバイ。 ライジングインパクトの頃からこの作者さんの作品が好きでした。おにゃのこかわいいですし。
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番長GSS6 累積点数 点 『転校生(デウス・エクス・マキナ)』 【粟島五十乃の比翼連理】 未来探偵紅蠍の事件簿 『転校生(デウス・エクス・マキナ)』 番長小屋にて行われる、番長陣営決起集会。 集まった少女達はそれぞれ魔人能力を披露し自分は何ができるのかをアピールしていく。所謂自己紹介だ。 今もまた1人の人物が壇上に上がっていた。尤も少女達の集会には似合わない縦ロール髭を生やしたおっさんというのが気になるが。 「オレの名は怒璃瑠 陸土(どりる らんど)。能力名は『DO☆土☆怒璃陸土』――穴を掘る能力だ!」 彼がそう宣言した瞬間だ。髭の縦ロールが唸りを上げて回転する。その姿はまさしくドリル! それだけではない、ドリル髭は一瞬にして地面に届かん勢いで伸び――いや、それどころか地面を貫いていく。 ぎゅぃぃぃんという掘削音と共に掘り返されていく土。だが現れたのは大量の土だけではない! 土に紛れて屈強な体を持つ男性が穴の中から姿を現す。何より特徴的なのはツインテ縦ロールのその髪型だ。 「ワシの名は怒璃瑠 盛場(どりる もば)だ。能力は『I掘るマスター~穴掘って埋まってますぅ~』……どういう力かは、見れば分かる」 言うが早いが盛場のツインテ縦ロールが巨大化! それだけではなく、鋼鉄のドリルとなって回転を始めていた。 男が「ふん!」と力を込めると縦ロールドリルは頭から分離し、その辺をぎゅいんぎゅいん飛び交う! 超攻撃力のドリルを飛ばすことによる広範囲殲滅攻撃――これこそが『I掘るマスター~穴掘って埋まってますぅ~』である。 「オレの能力でベンチまでの穴を開け――」 「そこから飛び出したワシが殲滅ドリルで強襲する」 「「これぞ、まさに【絆】の力!!」」 がっしりと腕を組むむさくるしい男2人。そんな彼らの前の地面がもこもこと盛り上がったかと思うと、そこから小さな人影が飛び出す。 ジャージを羽織ったスク水少女。正統派金髪ツインテ縦ロールが男達とは違い実に似合っている。 「そして、この私、怒璃瑠 萌絵がドリル嵐から逃れた敵をずばっと奇襲!」 なんという完璧なコンビネーション。実際、3人は素晴らしく息の合った様子でポーズを決める! 「「「我ら、ドリル三銃士!!!」」」 ババーン! 「決まった……!」 「あー、陸土さんに盛場さん。申し訳にくいんですが……」 「ぬ?」 「今回、【絆】はレギュレーション外なんですよねー」 「な、何ぃ!? しかし、前回のハルマゲドンでは確かに……!」 「虎が……ね。虎はいけない、と私達は学んだのですよ」 「くそぅ、虎め!!」 なんたることか! ドリル三銃士のうち、陸土と盛場の2人は戦線を離れることになってしまった。 だがしかし、 「陸土……盛場……! あなた達のドリル魂(スピリッツ)、私が受け継いでみせるわ!」 「へっ、あんな小さかったお嬢が言うようになったじゃねぇか……!」 「うむ。……相変わらず、一部は小さいままではあるがな」 「なななな、何を言ってるのか分からないわよ!?」 ドリル魂のある限り、ドリル三銃士は不滅である! ドリル三銃士、永遠の螺旋(エターナル・スパイラル) ~完~ 「いやいやいや、勝手に完結されても困る」 壇上から降りて小芝居を始めたドリル三銃士と入れ替わるように上がった少女の名は意志乃 鞘。 破都宮から依頼を受け妃芽薗に潜入した希望崎学園ヒーロー部の部長である。 彼女が受けた依頼の内容は、友人を助けてくれないかというもの。そこで破都宮陰命が所属していた番長陣営へと参加したのだった。 ……それに、事件の裏を探るならどこかに属するのが一番いいからな。 鞘は妃芽薗に潜入してからずっとピリピリとした緊張感を肌に感じていた。 いつ戦いが、殺し合いが起こってもおかしくない雰囲気。過剰なまでの敵対を続ける生徒会と番長。 ハルマゲドンが起こるというのだから、これは仕方ないことではある……とはいえ。 ――どうも裏に怪しいものを感じる、な。 事件に関係ない第三者の視点から見てみると、そこかしこに当事者以外の悪意が見え隠れしていることが分かる。 仕組まれたハルマゲドン……そして、黒幕の思惑とは。 そういったことを調べる為にも彼女は番長陣営に所属することを決めたのだ。 ……さて、しかし今は目の前の問題だ。 問題という程でもないが、鞘は番長陣営の面々を壇上から見下ろしながら思考する。 基本的には学園の生徒で構成されている番長陣営――この点では生徒会陣営も同様である――において部外者というだけで、訝しんだ目で見られるのは当然であろう。 そんな彼女らに対してどのように挨拶すればよいか、しばらく考えてから……結局いつも通りの自分でいこうという結論に達した。 「私は意志乃 鞘。――“転校生”の『ヒーロー』だ」 いつも通りの自分。ヒーローであることを胸を張って宣言する。 彼女のヒーロー宣言を聞いた者は大抵呆気に取られるか小馬鹿にしていた。厳しい現実にはヒーローなんていないことを知ってる者にとっては、ヒーローを名乗る鞘は実に滑稽な姿に映るからだ。 だが、妃芽薗の少女達は違った。 「“転校生”のヒーロー……!」 「“転校生”がいるなら、私達は勝てるわ!」 「まさに救世主――ヒーローよ!」 ……む? さすがに鞘も反応がおかしいことに気づく。そもそも、彼女らはヒーローの部分より転校生に反応していないだろうか。 まいったな……。 希望崎学園からやってきたという意味で転校生を名乗ったが、もしかしたら最強無敵の上位存在『転校生』と勘違いされている節がある。 「あー、ぬか喜びさせて悪いが――」 誤解は早めに解いた方がいい。そう考え、再び口を開く、が。 ……なんだ? 喋るのを止め、自分の手を確かめるように見る。 体の奥底から湧き上がってくる力。それも生半可なものではない。 まるで自分が上位存在に作りかえられていくような―― ――まさか!? そのまさかであった。 仲間達に転校生の助っ人ヒーローという認識をされたことで、鞘の魔人能力『HERO DESTINY』がそれに相応しい力を彼女に与えたのだ。 いや、しかし……と鞘は首を横に振る。 そもそも何故こんな勘違いが起こるのか。何故彼女らは転校生が手助けするという状況を疑問に思わないのか。 その問いを、ぶつける。 「それにしても、君たちは転校生が味方するという状況を随分あっさりと受け入れるのだな」 「前例がありますから」 そう告げた時宮遅過が続けて口にした少女の名は黒姫音遠。転校生でありながら、妃芽薗学園の風紀委員を務める電撃使い。 彼女だけではない。竹取かぐや、桂あJ素――前回のハルマゲドンでは3名もの転校生がどちらかの陣営に属し、戦いを繰り広げたのだ。 そして、転校生がいるのは前回だけではない。 「それに――今回もいますから」 遅過の視線に釣られて、鞘もそちらを向く。 そこに居たのは、 「な――っ!?」 あまりにも予想外の人物。 ――未来探偵紅蠍。 スズハラ機関に属する仮面の十三人(マスケーラ・サーティーン)のひとりである。 視線を受けた紅蠍は軽く片手を挙げて挨拶すると、避けるように視線を逸らす。 ……今回の事件、スズハラ機関が関与しているのか!? 思わずそんなことを考えてしまうが、鞘はすぐに自らそれを否定する。 仮にスズハラ機関が関与しているのであれば、紅蠍がどこかの陣営に属して状況を動かすなどというあからさまな手は打たないだろう。 では何故? 考えてみるが、どれも憶測の域を出ない。 ……結局のところ、この場では受け入れるしかないのだ。 紅蠍も、黒幕の思惑も、この先のハルマゲドンも――。 ――ヒーロー補正だけで、転校生の域まで踏み込んでくるか。 様々な手段で人工転校生を作り出していたスズハラ機関が、個人の一能力で同様の事例を成し遂げたことをどう判断したかは分からない。 これより3年後――“ヒロイズム”大銀河 超一郎がスズハラ機関の手により抹殺されるという事実が、これと関わっているかどうかも分からない。 今はまだ……全てが闇の中である。 【粟島五十乃の比翼連理】 「五十乃ー、野球しようぜー」 「ごめーん、今日も用事があってー」 同じクラスのナカジマさんからのお誘いを軽やかに断りながら、私は歩みを続けます。 みなさん、御無沙汰しております。粟島五十乃と申します。 ナカジマさんは私をよく野球に誘って下さいますが、うーん、私別に野球は好きでも 得意でもないんですけどねえ……なんでなんでしょう? ――――って、そうじゃなくて! 用事です。用事があるのです。 私はいつしか慣れていた足取りで番長小屋へと向かいます。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「生徒会との最終決戦、ですか……」 「そう。近く、必ず」 くたびれたソファに腰を預けた私の嫁にして我らが番長・阿鼻狂華せんぱいの口から 語られたのは、先日の偵察戦を経ての生徒会との本格的な衝突についてでした。 動揺を見せる方、覚悟を決めていた方、どちらともいえない方など、番長グループの 方々の反応は様々です。 「言った通り、生徒会は今度こそ本気で捩じ伏せにかかってくる。ここが、正念場」 戦闘終了直後はマインド・ハックやカウンセリングによって頭をやられてしまったのか 甲子園がどうとか言っていたせんぱいも、今は立ち直り、キリリとした眼光を 取り戻しています。素敵! 「申し訳ないけど、偵察や(ピー)ちゃんの諜報で弱点を握られた私たちはもう戦えない」 あっ、その設定は押し通すんですね。 「残ったみんなで、なんとか頑張ってほしい」 「狂華くん。それならば、『番長』はどうするつもりだい? 戦場にリーダーが不在とあっては格好がつかないと思うのだが」 口を出したのは、そう、我らがヒーロー! 『転校生』の意志乃鞘(いしの しょう)せんぱいです! きゃーっ! (狂華せんぱい程ではないにしても)かっこいいーっ! 「リーダー」 狂華せんぱいは、鞘せんぱいの発言を反芻します。 確かに、リーダーの存在は戦闘における士気に大いに関わることでしょう。 元々『臨時』の番長就任というお話だったようですし、せんぱいが御自身の後継に 誰を選ぶのか、番長小屋に緊張が満ちます。 「…………チギリ」 「なにー?」 せんぱいが呼んだのは、獅子口チギリ(ししぐち-)ちゃんという中等部の子でした。 小さな身体におっきなおっぱい! ……と、ここまでは狂華せんぱいと同じですが、 せんぱいとは異なり元気いっぱいで野性味あふれる、可愛い系の女の子ですね。 127 :あやまだ:2012/09/08(土) 12 07 42 「番長、頼むわね」 「わかったー!」 ――――後継者、爆誕!! 「うん、チギリちゃんなら大丈夫じゃないかな。可愛いし」 「私もチギリちゃんなら異論はないよ。可愛いからね」 「ふんっ、あたしほどじゃないけどまあまあ可愛いから、認めてあげなくもないわっ!」 「チリーン!(自転車のベル)」 他のメンバーの皆さんも、口ぐちにチギリちゃんの番長就任を祝います。 もちろん私も文句はありません(まあ部外者なので文句の言い様もないんですけど)。 なにせチギリちゃんが温泉で狂華せんぱい相手に見せた、あの手管……! 野生で培われたであろうそれは、隙の無い狂華せんぱいすらも翻弄する至高の逸品! 「せんぱいをも悶絶せしめたあのテクで、生徒会も軽く揉んでやりましょう! そう、揉むのです! あの日のせんぱいが如き甲高い嬌声を彼奴等にも――――」 「やめい」 せんぱいの脳天チョップ! 痛い! その後はひとしきりチギリちゃんの番長就任を祝してのお菓子パーティをしたあと、 新しいフォーメーションの確認などをする皆さんの横でチギリちゃんと遊んでいました。 うふふ、ロリ巨乳……たまらん…………!! 「なにしてんの」 せんぱいのチョークスリーパー! 苦しい! けど背中が至福! ぜえぜえ……そんなこんなで今日のミーティングは終わりました。 私はせんぱいに耳を思い切り抓られヒィヒィ言いながら、二人で寮の部屋へと帰って ゆくのでした。 ……んっ? さっき、なにか引っかかることがあったような……? ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「あああーーーーーーーっ!!」 部屋に戻って二人で卒アル用の写真データを整理する最中に、やっと思い出しました。 私が引っかかっていたモノの正体に。 「粟島、うるさい」 しかめっ面で私を咎める狂華せんぱいに抗議の視線を向けます。 せんぱいもジトーっとした目で私を見つめ返します。 「せんぱい、チギリちゃんのこと『チギリ』って呼んでましたよね」 「そうね」 「じゃあなんで私は『粟島』のままなんですかーっ! 『五十乃』って呼んでよーっ!」 ベッドに身を投げ出してぎゃーぎゃー騒ぐ私を、せんぱいが呆れたような目で見ます。 ですが、これは正当な要求のハズです! 私たちは晴れて結婚したわけですから! どちらがどちらに嫁ぐにせよ、『粟島サン』で特定できる存在など、いないわけです! 128 :あやまだ:2012/09/08(土) 12 08 01 「チギリは、だって、可愛いじゃない。素直だし。あんたと違って?」 言葉を紡ぎながら、狂華せんぱいはその瞳に挑発的な色を滲ませます。 くっ……私のことを試しているつもりでしょうか。しかし、残念でしたね! こういうあからさまな挑発行為、以前のせんぱいなら絶対にやってきませんでした。 つまり、これはせんぱいなりに私に甘えてきてるのです! 見切ったりィー! 「ふへへへへへへ可愛いなあくっそー! せんぱい可愛いー!」 「ちょっ、ばか……!」 むぎゅうーっと抱き付くと、せんぱいは慌てた声をあげます。 中途半端な力で剥がそうとしても、それは逆効果ですよ? むしろ燃えてきます! 小さなせんぱいをひょいと抱え、ベッドのうえに転がしてマウントをとります。 「な、なによ」 「せんぱい、私たち、初夜がまだです」 私の言葉に、せんぱいは目をパチクリさせます。 困惑しているようですね。 「初夜、って……。あんたの誕生日、一緒に寝たじゃない」 「そうじゃないんですぅー!」 気持ち語尾を上げる感じで言います。 こう、抗議してる感じのニュアンスを醸し出す的なアレですね。 「結婚初夜というのは、お嫁さんが『初めて』を旦那さんに差し上げることを言うのです! つまり、そのぅ……せんぱいの『初めて』を、私に下さいっ――――!」 間近にあったせんぱいの顔が、一瞬にして、ぼっ、と真っ赤に染まります。 あたふたと口を動かしながら、言葉にならない言葉を吐き出しています。 ふへへ、結婚してからというもの、せんぱいの可愛いところがいっぱい見れて幸せです。 そう、例の温泉での一件で私は確信したのです。 普段凛々しくかっこよく『攻め』ている狂華せんぱいは、一旦『受け』に回ると、 慣れていないためか途端に可愛く変身してしまうのです! つまり、最高なのです!! 「私の『初めて』だって狂華せんぱいにあげたんですから、おあいこですよね……?」 「うっ……だ、だけど……仕事も、まだあるし……」 「ふへへへへ、観念して私におちんちんを渡すのです……! 本気で抵抗してないってことは、せんぱいだって、まんざらでもない癖に……!」 「そん、あっ……あーーーーーっ…………――――!」 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ハルマゲドンの前半戦、無血の終戦を受けて、私たち卒業アルバム製作委員は この機を逃すまいと急ピッチで卒アル製作の追い込みをかけました。 連日連夜の残業につぐ持ち帰り業務……その末に、遂に本格的な激突を前にして 卒業アルバムは完成しました。 綴じられた本の中に咲く笑顔については、敢えて言及しようとは思いません。 彼女たちを待ち受ける戦いの結末についても、あまり深く考えたくはありません。 ただ、ひとつ。 製作に携わった方々の名前を刻んだ奥付に、それはあります。 阿鼻狂華 粟島五十乃 並び舞う番いの鳥のように。 重なりひとつになった梢のように。 私たちは、ずっと一緒です――――――――! おしまい 未来探偵紅蠍の事件簿 事件編 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=1426232 推理編 Side 加藤佐藤 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=1426816 解決編 Side 加藤佐藤 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=1427206
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■攻撃力・・・【】 ■爆発力・・・【】 ■防御力・・・【】 ■回避力・・・【】 ■支援力・・・【】 ■経済性・・・【】 ■ソロ:PT適正・・・【 : 】 攻撃力は、ダンジョンの進行速度(クリアタイム) 爆発力は、難度の高い特定MAPを如何に早く、クリアすることができるか(ボス・緑ネームのいる部屋) 防御力は、物理・魔法防御・HP・スキルBUFFを含めたうたれ強さ(死亡時の被弾数の値が高いキャラ) 回避力は、縦軸攻撃、緊急回避技、c技使用での敵の攻撃の避けやすさ(被弾しにくいキャラ) 支援力は、Buffだけでなく、拘束力や味方を危機から守れる能力などを含めた支援適正 経済性は、修理費・使用キューブ・HP/MPPOTを含めたダンジョン1回をクリアする時の費用 ソロ:PT適正は合計6になるようなソロ向き、PT向きの割合(両方得意な場合は3:3) 『喧嘩家』 『Lv18~24』 ■攻撃力・・・【3】 ■爆発力・・・【2】 ■防御力・・・【4】 ■回避力・・・【2】 ■支援力・・・【1】 ■経済性・・・【3】 ■ソロ:PT適正・・・【3:3】 備考:低レベル時は毒塗り、ホールドボム以外は格闘家時代の技しか使えない。 遅咲きの職のため、低レベル時はほとんど空気。 攻撃力: 毒塗りも入れれば平均並みの攻撃力。 爆発力: 殲滅力を大幅に上げるスキルがないため2。 防御力: 重甲装備でそれなりに硬い。 回避力: ホールドボム位しか回避技がなく、回避は低め。 支援力: 支援は特にない、ホールドボムでの拘束くらいか・・・。 経済性: 平均的な経済性。 ソロ:PT適正: ソロもそこそこ(空気)。 PTもそこそこ(空気)。 ■攻撃力・・・【3】 ■爆発力・・・【3】 ■防御力・・・【4】 ■回避力・・・【4】 ■支援力・・・【4】 ■経済性・・・【3】 ■ソロ:PT適正・・・【2:4】 大体今まで書き込んだ人たちと評価は一緒。 なのでLvごとの評価・感想を書き込んでみるテスツ Lv18-24:天城 重装備になった格闘家 クローを装備するメリットも特になく、トンファー美味しいですぅな時代 毒塗りも覚えるがゴーレムが多目だった為余り体感できなかった サンドスロワーとホールドボムの範囲攻撃に驚くレベル帯でもある 「さすがCC〇MAK〇T〇直伝のグレ〇カ〇ナだぜ・・・」 Lv25-29:浮遊-ベヒ 地味に(精神的に)キツイレベル帯 目新しいものがクローマスタリしかなく、またクローの恩恵も余り感じられない たまに「プァー」と言う音が聞こえ、「耳鳴りか?」とヘッドホンを外してしまうレベル帯でもある。 また地味に毒塗りの恩恵が感じられてくる そして稀にジャングルのお花畑で庭師にホールドボムを使い焼死する Lv30-34 ベヒ白夜辺り ブロックバスター・マウントが取得でき、ようやく喧嘩らしさを感じられるレベル帯 嬉しそうに敵のど真ん中にダッシュ>ブロックバスターなどという微笑ましい光景が見受けられる そして乗馬マシーンを彷彿とさせるマウントで思わず「うっ」っと絶頂すら覚えてしまうであろう でも主力は毒塗りって事に薄々と気がつく ホールドボムはイラナイコ Lv35-39 脊髄1~2 挑発・投網を覚えるレベル帯 が網の後の行動に困るレベル帯でもある。 とりあえずスプレ>マウントとか砂をさみしそうに投げる姿が哀愁漂う が、キャンセルブロックバスターを覚える頃には喧嘩らしい動きになってることであろう 「さよならミューズアッパー 君の事は忘れないよ」 ちなみに網の後にディスクを覚えると(金銭的に)大変なことになる 大人になるまで我慢しよう Lv40-44:シャロー・蜘蛛・心臓・天井・墓 クレイジーバルカン・ベノムマインを覚えるレベル帯 激しく忍者を甚振り尽くすクックル神の如くマウント>殴りまくり この辺りから「喧嘩屋強いですね^^^」等と言われだす あまりに"網BBバルカン"のオ〇ニーコンボばかり狙うと他の子達が拗ねるので要注意 ベノムマインの無敵時間に感動し、思わずMまで上げてしまおうかという考えを持つのもこのレベル帯 Lv45-覚醒前まで ジャンクスピンを覚えるレベル帯 とにかく「喧嘩始まった」と呟いてしまうほどの優秀拘束スキル 影の中央上部でおもむろに中央ダッシュ>ジャンクを行い、落石で殺されるのもこのレベル 横たわりながら無敵じゃなくてHAだったんだなという事に気がつくであろう 毒塗りがスキル取得欄から消えてびっくりするのもこの時期 塔 網やジャンクがすぐに使えないことに絶望する 拾ったQはバルカンに化けてしまうので、あきらめてバルカンの為にQを拾ってるんだと認識すべし Q無し技の恩恵に今更ながら気がつくダンジョンでもある。 「こんにちはミューズアッパー・ホールドボム^^」
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番長Gキャラクター イラストキャラ名 イラスト作成者 点数 姦崎女々と姦崎夢姦 イラスト 姦崎女々 0点(投稿者希望により) 護衛 盾 イラスト 護衛 盾 2点 戸入園 アトニ イラスト 戸入園 アトニはくぐい魚鬼しろはオハナ一三六九護衛 盾少年A 3点1.5点2点1.5点3.5点1.5点2点2.5点 矢塚・ロバート・万里 イラスト 一三六九 1.5点 姦崎女々 イラスト 護衛盾護衛盾 2.5点1.5点 御込 捜一郎 イラスト 護衛盾オハナ魚鬼少年A 2.5点3.5点1.5点1.5点 オハナ イラスト はくぐいオハナ護衛盾しろは 1点3点2.5点2点 一三六九 イラスト 護衛盾オハナしろは 2点2.5点0.5点 安堂リドゥ イラスト 少年A 1点 番長Gのみなさん 戸入園 アトニ魚鬼 4.5+1点0点(ゲーム終了後投稿) 曽呂七音 イラスト 一三六九 2点 合計 56点 生徒会キャラクター イラストキャラ名 イラスト作成者 点数 人食いネズミ ドガジャガス イラスト_番長 一三六九護衛盾 1.5点3点 フリスクネオ イラスト_番長 一三六九 1点 合計 61.5点 その他 イラストキャラ名 イラスト作成者 点数 山乃端一人 イラスト_番長 オハナ 2点 合計 63.5点
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喧嘩屋スレッドまとめ 最新まとめ 掲示板タイトル 喧嘩屋・ポイズンアイビースレ Part29 掲示板URL http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/6969/1293239609/ 1. 1さん★ 2010/12/25(土) 10 13 29 「卑怯?敗れた者が何を言う。勝利のどこが悪いのだ?」 『喧嘩屋』は勝利のためにあらゆる手段を用い、ためらうことなく戦う者である。 …という設定だが、ゲームキャラクターとしての喧嘩屋は実に堅実なキャラ。 スタックしない集敵&被害増幅技の投網、気絶技のブロックバスター、ジャンクスピン等 PTでの貢献度が高く、安定感のある使い勝手の良いスキルが多い。 敵をまとめて火力スキルを集団に叩き込む、と言ったアラドで基本となる戦い方が一人で出来る点でも面白い。 弱点は、的中率が低い、投げれない敵に対するダメージソースが少ない、毒無効な敵が少なく無い、等。 格闘家の2次職である喧嘩屋、3次職ポイズンアイビーのスレッドです。 荒らし、アンチは華麗に無視、基本sage進行(メール欄に「sage」と入力して書き込み)。 次スレは 970 、無理な場合は 980 、または立候補者が宣言した後に建てる。 (スレ立ての際はメール欄に「#dnf」) テンプレ一覧(必読): 1-10 スキル考察: 2-4 スキル振りの実例: 5 状態異常について 6 喧嘩屋の装備: 7 喧嘩屋・決闘編 8 2次クロニクル装備: 9-10 SI対応SPシミュレータ: ttp //asps.bokunenjin.com/asps_kenka40.html 2. 1さん★ 2010/12/25(土) 10 14 19 ■体術 【スープレックス】(狩△/決◎)【1or5c】 デフォルトで1取得。緊急回避用に1あれば十分で、それ以上は好み。 キャンセルまで取得は決闘で攻め手の少ない喧嘩屋には必須。 【ネックスナップ】(狩○/決○)【0or1or5〜】 HA剥がし+敵行動を強制中断とかなり便利。とりあえず1だけ取得しておくだけでも頼りになる。 ネームドやボスに対しては硬直時間が短くなるため、 バックアタックからのBBで高確率の気絶を狙うなら5程度は必要。 状態異常耐性の高い敵のいるヒーローズや異界の敵にも応用可。 ■武芸 【ミューズアッパー】(狩△/決◎)【1〜M】 決闘振りならM推奨。狩り振りでは1で十分。 【ハンマーキック】(狩△/決○)【1or1c】 初期取得の1止めが一般的、M振ってもあてに出来るほど火力は出せない。 SP10消費でキャンセルが取得でき、狩りでも決闘でも便利。好みで取ろう。 【コンドルダイヴ】(狩◎/決◎)【1or5or7or19〜】 デフォルトで1取得、攻撃回数の増えるスキルレベルで止めると良い。 Lv7(3回)、Lv19(4回)で回数が増加する。 属性強化が乗る高倍率スキルであり、マウントと違い相手を選ばずに使っていける良スキル。 決闘では疾風脚の前提取得がベター。 【疾風脚】(狩△/決◎)【0or1】 前提:コンドルダイヴ5 狩りでも決闘でも取るなら1止め。狩では取らなくてもなんとでもなる。 縦軸にも移動できる便利な移動攻撃スキル、4打目で敵をダウンさせる。 ジャンプでいつでもキャンセルが可能。そのままコンドルに移行することもできる。 判定はそれほど強く無いので潰されやすくもある。 決闘では喧嘩屋の貴重な攻め手として生命線となる重要なスキル。 【崩拳】(狩×/決△)【0orM】 消費SPに対してダメージ効率は決して良くないので狩りではまったくいらない。 決闘型ならMとってしまえば攻め手として使えるが消費SPが重いため、 結果として実用性に欠く。しかし優秀なスキル。 【虎迅連撃】(狩×/決○)【0or1】 ダッシュ攻撃でダウンさせなくなる、相手に地上HITさせた時の有利時間が長い。 またダッシュ攻撃からキャンセルスキルが使えるようにもなる為、立ちコンするときに必須。 狩振りで1取得しても問題ない。 【金剛】(狩X/決○)【0orM】 SP200で体力50&物理防御2,000up。 狩りではもともと重甲装備で堅い喧嘩屋にとっては基本的に不要。 高レベルダンジョンの死に所ではこのスキルの有無に関わらず容赦なく死ぬか瀕死に追い込まれる為。 対人戦では活きるスキル。 3. 1さん★ 2010/12/25(土) 10 16 31 ■ダーティ 【クラウチング】(狩△/決◎)【1のみ】 マウントの前提。決闘で使いこなせると被撃機会を大きく減らせる。 【サンドスロワー】(狩○/決○)【前提5orM】 略称「砂」 決闘、狩り共に使い勝手が良い。網前提の5止め・Mのいずれかを推奨。2重投擲が可能。 【ホールドボム】(狩○/決◎)【5or5c〜M】 略称「HB」 狩り・決闘ともに5は必須。倍率が高いので、狩りメインでSPに余裕があるならMもアリ。 キャンセルは決闘なら必須。狩り型は実際にHBを使い、必要に感じたら取得しよう。 【クローマスタリー】(狩◎/決◎)【0orM】 M推奨。取得しない・クロー以外の武器を使う等するなら、使用感は「必ず過去スレを検索する事」。 【二重投擲】(狩○/決×)【1〜M】 1は推奨。M振るなら砂・ジャンクとセットで取りたい。意外とSPが必要になるので注意。 完全狩りタイプ以外は不要。 【毒塗り】(狩◎/決○)【0or前提5orM】 M推奨。これを切る場合のメリット・デメリットは語りつくされている為、過去スレを参照。 現在はSI改変によりスキルLv上限が引き上げられた為、貴重なダメージソースにもなる。 【ヒデンスティング】(狩○/決○)【5〜M】 決闘用ならM取得の価値は有り。狩りメインならジャンク前提の5止めが基本で、後はSPと相談。 キャンセルは無くても困らないが、ヒデンスティングを使っていて欲しくなったら取ろう。 【ブロックバスター】(狩◎/決◎)【M】 略称「BB」 決闘、狩り共にMを強く推奨。気絶確率がスキルLv依存な為、途中止めだと悲しい事に。 キャンセルは決闘で必須、狩りでも有用。武器の属性が乗る。 【マウント】(狩○/決◎)【前提5〜M】 前提:クラウチング1 決闘、狩りともに5は必須。M推奨。武器の属性が乗る。 【クレージーバルカン】(狩△/決◎)【1〜M】 前提:マウント5 1は推奨。衝撃波の範囲増加で使い勝手が上がる4以上もアリだが、威力自体の伸びは悪い。 Lv60+マウントM+バルカン1でもナイアド等にヒットするが、Lv60時点で可能となる為、育成中は辛い。 ※パッシブ型Qスキルなので、意図しないタイミングでの発動に注意(Q消費技で反応する敵がいます)。 【挑発】(狩◎/決△)【M】 狩り型ならばM必須。全ての状態異常低効率がダウンする為、投網、BBの強い味方となる。 持続して中毒状態となる毒塗り、覚醒等のスキルや、出血状態のスキルとの相性も良い。 ただし特定の条件下では注意が必要(犬2のバスティ戦=効果が切れるとタゲがPTM全体に分散する 城1の自分が刺さらない時=カメナが実体化しない 等)。決闘なら無くても良い。 【投網】(狩◎/決◎)【M】前提:サンドスロワー5 狩ではM必須、決闘でも強くM推奨。このスキルを切る・削るなら相応の代償を覚悟をしよう。 被害増幅効果はリアルタイムスキルレベルに依存。 【ジャンクスピン】(狩○/決△)【1〜M】 前提:ヒデンスティング5、ブロックバスター5 強力な拘束&中火力のスキルで、狩りPTを組むなら1は必須。2重投擲が可能。 決闘でも1あると便利。 【ベノムマイン】(狩◎/決○)【0or1〜M】 前提:毒塗り5、マウント5 SIから発動中はHAになり、爆破が高速化。多段ヒットもしやすくなった。2次クロで化ける高火力スキル。 【毒霧】(狩○/決×)【0or1〜M】 前提:ホールドボム5、毒塗り5 狩りならM推奨。毒ダメージはリアルタイム力・知能依存、爆破ダメージは爆破時知能に依存。 【血管を流れる猛毒】(狩△/決○)【1〜M】 覚醒時自動で1取得。決闘での反毒ダメージは極端に低下するので好みで。 続きを読む これまでのまとめ スレPart40 ページトップへ
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今日 - 合計 - 動物番長の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時29分17秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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番長G・SS 合計点 +8 番長G・SS合計点 +8 +2『ひとりぼっちのお月さま』 なんという中二力…! +3「外宇宙への放出」 銀河BTてお前wwww +3「番長決定前親睦会」 番長Gは腐女子ばっかりか! +2『ひとりぼっちのお月さま』 なんという中二力…! 殺は生まれてすぐに、病で右目を失った。 幸いにして左目は無事だったので、暮らしに不便を感じることは、それほどなかった。しかし、幼い子供にとって、他人と違うということは、どれほどに精神を脅迫し弱らせるものか。殺は前髪を伸ばして右目を隠すようになった。 他の人々の許に居場所のなかった殺は、はずれにある、桜のところにいることが多かった。 その木は、もう花も咲かない老木だったが、どっしりと張った根が、その木の積み重ねてきた、時の厚みを表していた。 人々には忘れられている木だったが、殺はなんとなくそこにいるのが好きだった。そこでは他人の目を気にする必要もなかったし、幹の窪みに身体を預けていると、なんだかこの桜に優しく守られているような気がしたから。 その日も、桜の許に腰かけていた殺は、日差しが気持ちよくて、ついついうたた寝をしてしまった。殺が目覚めると、辺りはすっかり真っ暗になっていた。慌てて起き上がった殺がふと見上げると―― 満開の桜。夜の闇の中、ぼうと花弁のひとつひとつが、浮かび上がっていた。そしてその先には、満月。 なぜ、花が咲いているのか。なぜ、満月の日ではないのに、満月が出ているのか。それらの疑問が頭に浮かぶよりも早く、殺は眼前の光景の美しさに心を奪われていた。 しかし、その美しさに見惚れると同時に、何か言い知れぬ畏怖のような感情も抱いていた。彼女の今まで培ってきた経験と語彙では表すことのできない、違和感。 そして、唐突に声が響く。殺の他に人はいない。それは内に直接響いてくるような声だった。 (――見えるのか、俺が) 誰なのか。自分の他には誰もいない。他にあるのは、桜と……月。 夜の闇の中で明るく美しく、しかし幻のようにぼんやりと、捉えどころのないようにも見える桜と対照をなすかのように、その向こうにある月は、ぎらぎらと存在感を放っている。 (普通の人間と話すのは、一体いつぶりか……) 殺は改めて月を見据えた。月に口があって、話しているのが分かるわけでも、声が月の方から、空気を伝わってくるのが分かるわけでもないが、殺にはなぜか確信できた。この声の主が、今頭上で輝いている月であることを。 (お前は、この『ツキノワ』にいつもいたから、俺たちの気を帯びてしまったのかもな) そして、やや間をおいて、殺は言った。 「……あなたは……何?」 自然と、口から言葉が出てきた。なぜか、もう怖いとは思わなくなっていた。 それは、もうすっかり慣れ親しんでいた、この場所の安心できる雰囲気が、なぜかその声からも感じられたからか。 それとも、自分が『普通の人』だと認めてもらえたのが、なんだか嬉しかったからか。 (……さあ、なんだろうな。どちらにもなりきれない、半端ものというところか) 月の言葉には、一言一言に、ことば以上の年月や想いの重みが感じられた。 「ずっと、ここにいるの?」 (ああ。俺は土地につく『モノ』だから、寄り代となるツキノワ(忌み地)が必要だ。ここ以外の景色は久しく見ていない) そして、口調が今までよりも幾分か柔らかいものになって、言った。 (……だから、お前の見ているものを話してくれないか) ――そうして、月と殺はぽつりぽつりと話し始めた。 月は自分自身については多くを語ろうとしない。殺の話を聞き、今の世界のことを聞きたがった。 この月は一体何者なのか。神か、怪(あやかし)か……しかし、その『神』は、神にしては、あまりにも頼りないように、殺には見えた。 神ならば孤独であり孤高であることを、当然のこととして享受しているはすだが、その『神』は、あまりにも、孤独に疲れているかのようにも殺には見えたからだ。 むしろ、殺が接してきたそこらの人間よりも、よほど人間的であるかのようにすら、そのときの殺には思えたのだった。 殺が自分の話を終えると、少しの沈黙の後、月の声が響いた。 (――つまり、お前は目が欲しいのか) そして、次に驚くべきことを言った。 (ならば俺がお前の目になってやろう) さらに付け加える。 (その代わり、お前は俺の目になってくれないか) 「……え?」 最初、殺は、月の言っていることがどういうことなのか、よく分からなかった。 (今までは桜(こいつ)についてきたから移動したことはなかったが、お前自身が俺のツキノワになれば、お前の目となったまま共に行くことができるかもしれない) (お前の右目の孔を俺の棲みか――ツキノワとしよう) (安定させるのには――その傘を使えばいいか) 言っていることが、なんとなく分かってきた後も、月の言っている具体的なことは、やはりよく分からなかった。 「え? わかんないよ。どういうことなの? ……目が、見えるように、なるの?」 (俺も今では、こんな姿に成り果ててしまったが、お前の一部となることで、俺の一部を取り戻すことができる) (両目がそろって、はじめて一人の普通の人間だとするなら……お前と俺は二人で一人) その後、月はやや厳かな口調になって、続けた。 (その代わり、条件がある。この『目』は他の人間の前で開いてはいけない) (もう欲やら野心のために使われるのは御免だからな。お前のことを信用してやるということだ) 実際のところ、そのときの殺には、月の言っていることのほとんどが理解できていなかっただろう。 ただ、ひとつだけ理解できたことば。 「ふたりで……ひとり」 「ふつうの……にんげんに」 殺は、左目で月をしっかりと見つめていた。 そして右目の義眼を外し、前髪をよけて右の眼窩をあらわにする。 「……いいよ」 月と、その周囲の空気、そしてそこに纏わりついている、夜よりも濃い『闇』が、風のうねりとなって、殺の右目に吸い込まれてゆく。 それに伴い、月の輝きは徐々に弱く、おぼろげに。 桜もだんだんとその存在感が薄くなり、輪郭が不鮮明になっていくように見えた。 「え、桜が……?」 (桜(こいつ)も連れて行く。こいつは、もう俺なしではこれ以上留まることはできないからな。まあお前には、ただの桜にしか見えていないのだろうが) それが殺自身にとって何を意味しているのか、何を暗示しているのか――そのとき、自分の理解を超える出来事の連続に、すっかり判断力を失っていた殺は、月の言葉の意味について、深く考えるということをしなかった。 「この桜は……何なの?」 (こいつも、もう俺の一部。魔人なんてものほど、不確かで、また多様なものもいないからな。見た目だけで判断してはいけない) 「やっぱり、よくわかんない」 (……まあ分からなくてもいい) 右目に集約されていく闇の奔流がおさまり、静けさが戻ってくると、殺は、瞼の上から右目に触ってみた。 右目には、闇のような虚ろなモノが詰まっていることが分かった。しかし、それは義眼と同じように、確かな質量を持っていた。 気づくと、横に置いていた、何も絵柄のなかったはずの傘に、月と桜の絵柄が写りこんでいた。 この出来事は、殺にとって果たして幸せなことだったのか。ただ、月に思い違いがあったとするなら、それは殺が幼すぎたことなのかもしれない。 殺が『普通』でありたいと思っていたのは、他の人間と普通に接し、また普通に接してほしいという思いからくるものであり、また『右目』が欲しかったのは、それによって他の人間に『普通』であると認めてほしかったからだった。そして、禁忌を破ったらどうなるかということまで想像を及ぼし、賢明な判断をするには、殺はまだ幼すぎた。 「……あは、すごいきれい。月夜って、こんなにきれいだったんだ……」 初めて、ふたつの目で見る景色。柔らかい月明かりが、殺を照らしている。 月のきれいな、夜だった。 +3「外宇宙への放出」 銀河BTてお前wwww AD18654 人類はついに宇宙の果てに到着した。 それまでに、宇宙は有限であるという答えが出ていなかったわけではない―― だが、この一歩は、前人未踏の領域に人類が足跡をつけたという以上の意味があった。 自分たちは、閉ざされた鳥籠の中の鳥にすぎないということを、身をもって味わうこととなったのだ。 箱庭の中で魔人の能力のインフレはとどまることなく進み、そして飽和していった。 それから一万年以上の時が流れた。 オオツキ・TENGAにより発表された「宇宙オナ○ール論」 この学説が物議を醸すことになった。 すなわち。 宇宙を埋め尽くすほどの巨大な銀河BTを召喚、 銀河BTによって精製された新たなる開拓の種子は、 この学説が正しければ、宇宙の外部へ出ていくことができる、という考え方ができるのである。 銀河BT召喚能力、そして、それをさらに巨大化させるロックジョーの歌声。 限りある宇宙の大きさは、膨張するBTを容赦なく締め付けることになる。 そして生まれた白き河はいつか届くだろう。 宇宙の外部にある新たなる宇宙。 人類の命のゆりかごへと……。 +3「番長決定前親睦会」 番長Gは腐女子ばっかりか! ロック「うふふ、ようこそお集まりいただきました」 首領蛙「ゲロゲロ、今日はゆっくりしていってね」 スーリエ「スーさん達が一生懸命おもてなしするよ」 宇宙に漂う番長小屋の一室に番長グループが集合していた 呼びかけたのは番長グループアタッカー軍団「エロスエンジェル」 というかスーリエその人である 白金「くそ、何でこんな所にこなきゃあいけないんだ」 伯爵「そりゃあ仲間なんだからじゃないでしょうかねえ」 結構な人数が欠席しているにもかかわらず 白金他数名は律儀にも集まっているのだ 一般生徒も数多く見られるが何故か女性が多い 首領蛙「ゲロ!!まずは料理を食べていただくゲロ~」 合図とともに皆の前に料理が運ばれてくる ころす夫「うひょー美味そうだお」 レッゾ「こいつはグランデ(大きい)なサルシッチャ(ソーセージ)だぜ」 観月はじめ「んふっ、かじると中からアツい肉汁が溢れて来て美味ですね」 白金「まあ美味い事は認めるけどなあ」 首領蛙「ゲロゲロwスペース鹿児島産の宇宙黒豚をふんだんに使った高級品ゲロ~」 ブーッ テカテカと黒光りするソーセージを咥える男たちを見て 殺(あやめ)は鼻血を噴き出した ロック「アラアラ純情ねえwさて次は飲み物を用意したわ」 皆の前にコップが配られた コップの形が歪でなんだか飲みにくそうだ 白い液体にクリームたっぷりでバナナがトッピングされているパフェのようだ レッゾ「へえ?ドルチェ(甘い)だなあ、カルピスか?ずいぶんスクーロ(濃く)作ったもんだなー」 須獄「口のまわりにクリームがついてしまった、美味しいけど、なんだか飲み難い形ですね」 ロック「一応ブランドデザインのグラスなんだけどねー、うふふ」 白金「食い難いんだよこのバナナ」 ころす夫「美味しいお」 超一郎「美味い美味い」 スーリエ「スーさんおススメの宇宙台湾バナナよー」 一生懸命バナナを咥えている男性陣の口の周りは白いネバネバでベトベトだ ブーッ!! 殺(あやめ)は鼻血を噴き出した -K-「あらあら良いものが見れましたわ」 リリィ「あとでカップリング談義しようぜ」 ラザホー「写真はバッチリよ、今度書く絵の参考になるわ」 コスモ「!!!!(妄想が暴走している)」 極萌「素敵な企画ね…流石は次期番長さん」 部屋の片隅で番長グループの女性幹部がベーコンレタスバーガーを食べながら怪しげな笑みを浮かべている スーリエ「喜んで貰えてスーさんも嬉しいよ」 ロック「うふふふふ企画したかいがあったわ」 首領蛙「ゲロゲロゲロ、コンゴトモヨロシクゲロ~」 その後こうして特に山も無ければ意味もなく落ちもないような親睦会は終了し 数日後、圧倒的な女性票を獲得したスーリエが番長に選ばれたのである