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2013.12.29 (朝日新聞) (ニュースの本棚)今年売れた本 鈴木繁 2013年ベストセラー 日販調べ 1 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上春樹 県立 7Fムラ 市立913.6ムラ 2 『医者に殺されない47の心得』 近藤誠 8F490.4コ 市立490コ 3 聞く力 阿川佐和子 県立 7FS361.4ア 市立361.4ア 4 海賊と呼ばれた男 百田尚樹 県立 7Fヒヤ 市立913.6ヒヤ ×5 とびだせどうぶつの森 かんぺきガイドブック ファミ通責任編集 6 ロスジェネの逆襲 池井戸潤 県立 7Fイケ 市立913.6イケ 7 できる大人のモノの言い方大全 話題の達人倶楽部編 県立(1,2) 7FK809.2テ1,2 市立(1) ×8 新・人間革命(25) 池田大作 9 人間にとって成熟とは何か 曽野綾子 7FSソノ 市立 10 置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子 県立 8F198.2ワ 市立198ワ 11 『世界のなめこ図鑑』 金谷泉 6FY78セ 市立798シ、続・世界のなめこ図鑑 あ 12 『スタンフォードの自分を変える教室』 ケリー・マクゴニガル 県立 8F141.8マ 市立 13 謎解きはディナーのあとで(3) 東川篤哉 県立 7Fヒカ 市立913.6ヒガ ×14 とびだせどうぶつの森 ザ・コンプリートガイド 15 ホテルローヤル 桜木紫乃 県立 7Fサク 市立913.6サク ×16 未来の法 新たなる地球世紀へ 大川隆法 ×17 とびだせどうつの森 超完全ガイド 18 『伝え方が9割』 佐々木圭一 県立 8F361.4サ 市立361サ 六361サ 19 『野心のすすめ』 林真理子 県立 7FSハヤ 市立914.6ハ 六914.6ハ 20 雑談力が上がる話し方 斉藤孝 県立 8F809.2サ 1は今を語るための、破調の暗喩に満ちている (売れている本)熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 迫真のギャンブル依存描写(佐々木俊尚評) 8F289.1イ (毎日新聞) (今週の本棚)鼎談 カナダからみる英語文学 小説のように アリス・マンロー 「次元」をかわす短篇群(中島京子評) 県立 7F933マ 市立933マ 大学933.7Mu35 『名もなき人たちのテーブル』 マイケル・オンダーチェ 少年が見た「迷宮」の船(鴻巣友季子評) 県立 7F933オ 市立933オ オリクスとクレイク マーガレット・アトウッド ”力業”の世界終末小説(池澤夏樹評) 県立 7F933ア 市立933ア 『MINIATURE LIFE』 田中達也 市立 「福音書」解読 「復活」物語の言語学 溝田悟士 講談社選書メチエ (村上陽一郎評) 県立 8F193.6ミ 大学文庫193.6Mi93 燃える家 田中慎弥 (持田叙子評) 県立 7Fタナ 市立913.6タナ 『ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと』 池内紀ほか(達) 県立 7F940エ 市立 ×悠木まどかは神かもしれない 竹内雄紀(重) 新人の小説デビュー 阿弖流為 樋口知志(生) 県立 市立289ア (著者)『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』(上下) 塩野七生 不世出の王 県立 8F289.3フ1,2 市立289フ1,2 中東国際関係史研究 トルコ革命とソビエト・ロシア 1918-1923 山内昌之(佐藤優評) 集大成 け (昨日読んだ文庫)柴田翔 細雪 谷崎潤一郎 『劣化国家』 ニーアル・ファーガソン (市)BBCのレクチャー・シリーズ 8F304フ 市立304フ 国家と音楽家 中川右介(広) 県立 (広告) ブルーバックス 『記憶のしくみ』 下 『死なないやつら』 『気候変動はなぜ起こるのか』 グレート・オーシャン・コンベヤーの発見 ウォーレス・ブロッカー 県立 市立451ブ 大学451.85B75k 2013.12.22 (朝日新聞) (ニュースの本棚)山崎豊子の世界 大澤真幸 花のれん 初期。女の人生や商家 県立(全集1) 8F918.6ヤ1 白い巨塔 初めて「男」を描く。悪のヒーロー 県立 8F918.6ヤ6-8 市立(正続) 華麗なる一族 同上 県立 8階壁書架918.6ヤ10-11 市立 不毛地帯 大義や善を追求する「男」を描く 県立 8F918.6ヤ12-15 市立 大地の子 最高の男、陸一心 県立 8F918.6ヤ19-20 市立 運命の人 特定秘密保護法の危険を予見 県立(4分冊) 7Fヤマ1-4 市立913.6ヤマ1-4 (売れている本) 『ゼロ』 なにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文(鈴木繁評) 8F289.1ホ 市立 『紅白歌合戦と日本人』 太田省一(保阪正康評) 県立 8F699.6オ 市立699オ 近代世界システムⅣ 中道自由主義の勝利 I・ウォーラーステイン(水野和夫評) 事由貿易は保護主義 県立 『脳病院をめぐる人びと』 帝都・東京の精神病理を探索する 近藤祐(荒俣宏評) 別角度の文学史 県立 市立 けれど、そこでは何が行われていたのか? 『そして最後にヒトが残った』 クライブ・フィンレイソン(角幡唯介評) 県立 8F469.2フ 市立469フ (著者に会いたい)藤沢周平伝 笹沢信 死と再生の文学 県立 7F910.2フ 市立910.268フ ×HELLO WORLD 「デザイン」が私たちに必要な理由 アリス・ローソーン(隈研吾評) デザインの本質的原罪性 『野生のオーケストラが聴こえる』 サウンドスケープ生態学と音楽の起原 バーニー・クラウス(佐々木敦評) 市立761ク イン・ザ・ヘブン 新井素子 人類滅亡の物語(川端祐人評) 県立 7F日本文学アラ 市立913.6アラ ×キノコ切手の博物館 石川博己編(三浦しをん評) (思い出す本) 鈴木京香 台所のオーケストラ 高峰秀子 県立 7FB596タ 市立 (視線)『作家の住まい』 コロナ・ブックス(原田マハ評) 県立 7F910.2サ 市立910.26サ (毎日新聞) (今週の本棚) ×富士山の文学 久保田淳(小島ゆかり評) 2004年刊行「富士山の文学」の改訂・文庫化 『花森安治伝』 日本の暮しをかえた男 津野海太郎(川端三郎評) 8F289.1ハ 市立289ハ (この3冊)無頼派 西村賢太選 哀しき父 椎の若葉 葛西善蔵 県立 8F郷土Aカサ 大学910.28Ka72 ×藤澤清造短篇集 さようなら 田中英光 県立 7FB908.3ワ 大学旧 (読売新聞) (HONライン)百田尚樹 『永遠の0』 影法師 幸福な生活 風の中のマリア 輝く夜 聖夜の贈り物 モンスター 海賊とよばれた男 ボックス! (日経新聞) (この1冊)小川進 『ものづくりを超えて』 模倣からトヨタの独自性構築へ 和田一夫 トヨタ方式の独自性 県立 (半歩遅れの読書術) 東直子 尾形亀之助詩集 県立 ノボさん 伊集院静(川西政明評) 県立 7Fイシ 市立913.6イジ 『地図と領土』 ミシェル・ウェルベック(山田登世子評) 県立 7F953ウ 市立953ウ サーカスの時間 本橋成一 写真集 県立 『民主化のパラドックス』 インドネシアにみるアジア政治の深層 本名純 県立 政客列伝 安藤俊裕 8F312.1ア 市立312ア 人生の塩 エリチエ 市立 ×(あとがきのあと) 鉄道と刑法のはなし 和田俊憲 『トップシークレット・アメリカ』 プリースト(中西寛評) 情報組織 県立 8F391.6フ パン・アメリカン航空と日系二世スチュワーデス クリスティン・R・ヤノ(前間孝則評) 県立 『白洲正子 ひたすら確かなものが見たい』 挟本佳代(水原紫苑評) 8F289.1シ 市立289シ (広告) 集英社 世界と闘う「読書術」 市立(BM書庫) ブルーバックス 記憶のしくみ 『死なないやつら』 『古代世界の超技術』 気候変動はなぜ起こるのか 2013.12.15 (朝日新聞) (ニュースの本棚)堤清二さん 佐和隆光 叙情と闘争 自伝 県立 市立910.268ツ 遠い花火 フィクション化した自伝 県立 7F日本文学ツシ 市立913.6ツジ 茜色の空 哲人政治家大平正芳の電気 県立 7F日本文学ツシ 市立913.6ツジ (売れてる本)『英国一家、日本を食べる』 マイケル・ブース 県立 8F社会科学383.8フ 市立383ブ ハンナ・アレント 世界への愛 その思想と生涯 中山元(水無田気流評) 世界は他者とともに作るもの 県立 売女の人殺し ロベルト・ボラーニョ(佐々木敦評)世界が終わっているという印象 県立 7F963ホ 市立963ボ 『福島第一原発収束作業日記』 3.11からの700日間 ハッピー(原真人評) 県立 8F543.5ハ 市立 『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』 アニメーションの表現史 細馬宏通(いとうせいこう評) 8F778.7ホ 市立778ホ (著者に会いたい)映画の人びと 渋谷典子 け 『ミツバチの会議』 なぜ常に最良の意思決定ができるのか トーマス・D・シーリー(田中優子評) 県立 市立486ス ×ガガです、ガカの ロシア未来派の裔 ゲオルギイ・コヴェンチューク(横尾忠則評) 箱根駅伝 青春群像 佐藤三武朗(水野和夫評) 7FX782.3サ 臨時軍事費特別会計 帝国日本を破滅させた魔性の制度 鈴木晟(保阪正康評) 県立 8F210.7ス 市立210.7ス (思い出す本)徳大寺有恒 007/ダイヤモンドは永遠に イアン・フレミング (視線)植田正治のつくりかた (北澤憲昭評) だ (毎日新聞) (今週の本棚) 別れの挨拶 丸谷才一(湯川豊評) 県立 7Fマル 市立914.6マ 成長から成熟へ さよなら経済大国 天野祐吉(中村達也評) 県立 市立 (この3冊)森浩一 篠田正浩選 ×古墳の発掘 中公新書 倭人伝を読む 中公新書 県立 市立 倭人伝を読みなおす ちくま新書 大学旧 (読売新聞) (本のソムリエ) (独りの人生を楽しむ)斉藤孝 ブッダのことば 岩波文庫 県立 9F 市立 沈黙の世界 ピカート 9F 大学新書庫104P59 私の好きな曲(県立 市立 大学新書庫760.8Y86) 世界の指揮者 吉田秀和 (死ぬまでに読む3冊を)玄月 響きと怒り フォークナー 県立 7F外国文学933フ5 市立 大学文庫080.3.4259,4260 善人はなかなかいない 県立 7F外国文学933オ 市立 『ソラリス』 レム 7F外国983レム (ビタミンブック)三浦しをん (著者来店)ハコバン70's 稲垣潤一 8F767.8イ 『アララト山』 方舟伝説と僕 フランク・ヴェスターマン(星野博美評) 自分探し 県立 7FT292.7ヘ 市立292ベ 『そして最後にヒトが残った』 クライブ・フィンレイソン(橋爪大三郎評) ネアンデルタール人の専門 県立 8F469.2フ 市立469フ 『露出せよ、と現代文明は言う』 立木康介(岡田温司評) 市立146ツ 交渉プロフェッショナル 島田久仁彦(開沼博評) 7FS319.0シ ひとりの体で アーヴィング(角田光代評) 県立 7F933ア 市立933ア 『遠い鏡』 タックマン(杉山正明評)中世ヨーロッパの陰影 県立 8F230.4タ 『異端の統計学 ベイズ』 マグレイン(中島隆信評) 県立 8F417.0マ 市立417マ 『紅白歌合戦と日本人』 太田省一(石田千評) 県立 8F699.6オ 市立699オ 『あのメニューが生まれた店』 菊池武顕(恵) 8F383.8キ 市立383キ (日経新聞) (今を読み解く) ネットと個人情報保護 武田徹 ×増補 広告都市・東京 北田暁大 「不安」の変化(見られているかもしれない→見られていないかもしれない) ×本当は怖いソーシャルメディア 山田順 ×プライバシーの新理論 ソローヴ プライバシー保護は個々の文脈で考えられるべき ×サイファーパンク アサンジ 暗号使用を提唱 (この1冊)室崎益輝 巨大災害のリスク・コミュニケーション 矢守克也 災害情報の共有 だこ (半歩遅れの読書術 東直子)人の砂漠 沢木耕太郎 7FB916サ 市立 天使の柩 村山由佳(加山二三郎評) 天使3作目 県立 7Fムラ 市立913.6ムラ インフェルノ(上下) ダン・ブラウン(池上冬樹評) 県立 7F933フ 市立933ブ MY HOUSE 熊谷聖司 『アメリカ西漸史』 “明白なる運命”とその未来 ブルース・カミングス 県立 市立253カ 『ファイナル・フロンティア』 有人宇宙開拓全史 寺門和夫 県立 8F538.9テ 市立 エコノミストの戦後史 けこ (あとがきのあと)悪医 久坂部羊 県立 7Fクサ 市立913.6クサ 『宇宙の扉をノックする』 リサ・ランドール(金森修評) 巨大加速器への期待感 市立421ラ 『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』 ジェンマ・エルウィン・ハリスヘン(内田麻里評) 6FY204セ 市立J033セ 『伊勢神宮と三種の神器』 新谷尚紀(鎌田東二評) 第1章は時宜を得た内容 県立 8F175.8シ 市立175シ 大学 『かつお節と日本人』 岩波新書 県立 7FS667.2ミ 大学文庫1450 (広告) 技術評論社 『数学記号を読む辞典』 瀬山 8F410セ 市立 公 『エディアカラ紀・カンブリア紀の生物』 県立 市立457ツ オルドビス紀・シルル紀の生物 市立457ツ 『「同期の桜」は唄わせない』 清武英利 県立 市立289ナ ×零戦 なぜ、これほど愛されるのか 三野正洋 ×「太平洋戦争」は無謀な戦争だったのか ジェームズ・B・ウッド 『勝つための確率思考』 木原直哉 県立 2013.12.8 (朝日新聞) (ニュースの本棚)アリス・マンロー 短篇の巨匠が見つめた世界 松家仁之 イラクサ 二重性 県立 7F外国文学933マ 市立933マ 小説のように 歴史を素材に 県立 7F外国文学933マ 市立933マ 大学933.7Mu35 林檎の木の下で 自身の血脈 県立 7F外国文学933マ 市立933マ 恋しくて 恋愛小説のアンソロジー 県立 7階壁書架908.3コ 市立908コ ディア・ライフ 4つの特別な短篇 けあし (売れている本) しあわせの書 迷探偵ヨギガンジーの心霊術 泡坂妻夫 7FBアワ (読書) 『死小説』 荒木経惟(横尾忠則評) 文字使わない 8Fアート748ア 市立 民主主義のつくり方 宇野重規(鷲田清評) 未来への展望 8F311.7ウ ×「3・11」と歴史学 有志舎 (保阪正康評) 歴史学総体の見直し 動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学 千葉雅也 市立135チ (著者に会いたい)経済学は人びとを幸福にできるか 宇沢弘文 あだこ 少国民戦争文化史 山中恒(出久根達郎評) 愚行の実体 こ 『スズメ つかず・はなれず・二千年』 三上修(三浦しをん評) 県立 8F488.9ミ 市立488ミ 大学488.99Mi21 スーパー・サッド・トゥルー・ラブ・ストーリー ゲイリー・シュタインガート(水無田気流評) 県立 7F933シ 市立933シ 『劣化国家』 ニーアル・ファーガソン(原真人評) 8F304フ 市立304フ (思い出す本) 江波杏子 『東京プリズン』 赤坂真理 ×(視線)テクネ 映像の教科書(保坂健二朗評) (毎日新聞) (今週の本棚) マヤコフスキー事件 小笠原豊樹(池澤夏樹評) 歴史ミステリ 市立 初日への手紙 「東京裁判三部作」のできるまで 井上ひさし(加藤陽子評) 県立 7F912.6イ 市立912.6イ (この3冊) 真珠湾攻撃 半藤一利選 真珠湾までの365日 実松譲 開戦までの経緯がすっきり頭にはいる 市立 真珠湾メモリアル 徳岡孝夫 アメリカ側からの真珠湾攻撃 県立 検証・真珠湾の謎と真実 ルーズベルトは知っていたか 秦郁彦 陰謀説だと、史実から遠ざかる 県立 8F人文科学253.0ハ 6FY221 おうちでかんたん! 暮らしの手づくり石鹸レシピ帖 ホノ あ 見送ル ある臨床医の告白 里見清一(養老孟司評) 7Fサト 悪医 久坂部羊(大竹文雄評) 県立 7Fクサ 市立913.6クサ ダニズムの惑星 英米文学思想史の修辞学 巽孝之(○) あ 『狼の牙を折れ』 史上最大の爆破テロに挑んだ警察庁公安部 門田隆将(秀) 8F368.6カ 市立368カ 巨大戦艦 大和 乗組員たちが見つめた生と死 NHK(栗) 8F社会科学391.2キ 市立391キ (著者)『ザ・タイガース』 世界はボクらを待っていた 磯前順一 7FS767.8イ 市立 ×支配への競争 米中対立の構図とアジアの将来 A・フリードバーク (白石隆評) 『自滅する中国』 なぜ世界帝国になれないのか E・ルトワック(白石隆評) 8F319.2ン 市立319ル 『白山信仰の謎と被差別部落』 前田速夫(川) 市立387マ 『ヒトに問う』 倉本(鴨) 脚本家 「NPO法人富良野自然塾」主宰 県立 7Fクラ 市立 (昨日読んだ文庫) 松本健一 黒い目と茶色の目 徳富蘆花 県立 8階壁書架918.6ト11 (読売新聞) (空想書店) 店主 吉田類 なめとこ山のくま 宮沢賢治 神々しい 県立 7F児・文学Jミヤ 市立'84 美しい星 三島由紀夫 異色作 県立 8階壁書架918.6ミ14 魚服記 太宰治(全集) 幻想世界 県立 6FY91タサ 市立(全集)918.6ダ2 大学太宰治研究文庫 高野聖 泉鏡花 幻想譚 県立 7FBイス 市立(全集)918.6イ8 大学旧'92 荒野へ ジョン・クラカワー 県立 7F外国文学933ク 市立'97 (ビタミンブック) 池谷裕二 専門バカは脳のクセ 『なぜヤギは、車好きなのか?』 小林朋道 県立 6FY248コ 市立489コ 先生、○○! (シリーズ全7巻) 小林朋道 県立 6FY248コ 市立481コ ココロの盲点 池谷裕二 脳のクセ けあし (著者来店) ワタノハスマイル 笑顔になったガレキたち 犬飼とも あ 斧・熊・ロッキー山脈 クリスティーン・バイル(畠山重篤評) 16年のトレイル生活 あし 1995年 速水健朗(開沼博評) 「いま」の日本のはじまり ちくま新書 大学文庫1038 ×近代ヨーロッパ宗教文化論 工藤庸子(管啓次郎評) 勇気をくれる、インドのことわざ ニルマラ純子(辛酸なめ子評) け ほろびぬ姫 井上荒野 (松山巌評) 県立 7Fイノ 市立913.6イノ 『英国二重スパイ・システム』 ベン・マッキンタイアー(田所昌幸評) 県立 8F391.6マ 市立391マ 人類が絶滅する6のシナリオ フレッド・グテル(須藤靖評) 8F304ク 『富士山噴火の歴史』 都司嘉宣(杉山正明評) 市立453ツ ×真穴みかん 写真集 (石田千評) (日経新聞) (今を読み解く) 河合正弘 ×自動車産業 ASEAN攻略 新しいASEAN 山影進編 大学319.23A94 ×アジア太平洋の新通商秩序 山澤逸平編 ×東アジアとアジア太平洋 寺田貴 ×(この1冊) 田中洋 ハロルド・ヴォーゲルのエンタテインメント・ビジネス (半歩遅れの読書術)東直子 小高賢編 現代短歌の鑑賞101 現代の歌人140 ひとりの体で(上下) ジョン・アーヴィング バイセクシュアルの回想(藤井光評) 県立 7F933ア 市立933ア 『戦争という見世物』 木下直之(佐藤卓己評) 県立 8F210.6キ 市立210.6キ 21世紀エネルギー革命の全貌 ジャン=マリー・シュヴァリエ 8F501.6シ 市立501ニ 魂の経営 古森重隆 あ 『チューリング』 B・ジャック・コープランド(森山和道評) 『ヴェルヌの「八十日間世界一周」に挑む』 マシュー・グッドマン(城戸久枝評) FT290.9ク 市立290.9グ 『東アジア流行歌アワー』 貴志俊彦(細川周平評) 県立 8F767.8キ 市立767キ (あとがきのあと)『君に友だちはいらない』 瀧本哲史 良いチームワークの例(前著 『武器としての決断思考』) 8F361.6タ 市立361.6タ ×ハーバード・ビジネススクールが教える顧客サービス戦略 フランセス・フレイほか 日本のエネルギー問題 ○川武郎 だこ 『ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言』(上下) フィリップ・シノン 映画JFKの説を全否定 県立 8F253.0シ 市立253シ 『自殺』 末井昭 8F368.3ス 市立368ス ジャック白井と国際旅団(旧[[『スペイン戦争』 http //takatakos.blogspot.jp/2014/07/19892.html) 川成洋 スペイン内戦の義勇兵 中公文庫 9F 市立 ×ヘッドハンターはあなたのどこを見ているのか 武元康明 新書 広告 存在しない小説 いとうせいこう けあしだろ 2013.12.1 (朝日新聞) (ニュースの本棚) やなせたかしさん 魚住昭 アンパンマンの遺書 県立 8Fアート726.1ヤ 市立 ×ユリイカ やなせ特集 絶望の隣は希望です! 県立 8Fアート726.1ヤ (売れている本)死ぬまでに行きたい!世界の絶景 詩歩 あし 『トップシークレット・アメリカ』 最高機密に覆われる国家 デイナ・プリーストほか(渡辺靖評) 県立 8F391.6フ 『沈むフランシス』 松家仁之 小説(小野正嗣評) 県立 7Fマツ 市立913.6マツ 罪人を召し出せ ヒラリー・マンテル(水野和夫評) クロムウェルが主人公 県立 7F933マ 市立933マ 都会で聖者になるのはたいへんだ ブルース・スプリングスティーン インタビュー集 1973-2012 ジェフ・バーガー(編)(赤様真理評) 市立 (著者に会いたい)去年の冬、きみと別れ 中村文則 ミステリー 県立 7Fナカ 市立913.6ナカ 『どっこい大田の工匠たち』 町工場の最前線 小関智弘(鷲田清一評) 県立 6FY25コ 市立 スモールマート革命 持続可能な地域経済活性化への挑戦 マイケル・シューマン(水無田気流評) け 『日本人はなぜ存在するか』 與那覇潤(原真人評) 6FY236ヨ 市立361.4ヨ フットボール百景 宇都宮徹壱(川端裕人評) 7FX783.4ウ (思い出す本) 和田彩花 古寺巡礼 和辻哲郎 ×(視線)SLがいたふるさと 斎藤亮一 (毎日新聞) (今週の本棚) 『アノスミア』 モリー・バーンバウム (内田麻理香評) 失われたにおい求めて 県立 7F933ハ 市立936バ ×何処何様如何草紙 ぱくきょんみ(堀江敏幸評) (この3冊)和田誠に学んだ映画 三谷幸喜選 お楽しみはこれからだ たかが映画じゃないか 『ある北大生の受難』 国家秘密法の爪痕 上田誠吉(中島岳志評) 県立 9F 『サリンジャー』 ケンス・スラウェンスキー(冨山太佳夫評) 県立 7F930サ 市立930.28サ ×新編 山之口貘全集 第1巻(門) 詩人 ×新潮75 新潮45の別冊(重) 子どもの遺伝子 スイッチ・オン! 村上和雄(泉) あ (著者)小さいおじさん 尾崎英子 市立913.6オザ <戦争と文学>案内 コレクション戦争と文学別巻 (沼野充義評) 県立 『オバマの医療改革』 天野拓(○) 大学498.13A43 公 『首里城への坂道』 与那原恵(生) 県立 8F753.8ヨ (昨日読んだ文庫)間室道子 『点子ちゃんとアントン』 ケストナー やわらかなレタス 江國香織 (読売新聞) 『うな丼の未来』 青土社(平松洋子評) 県立 8F664.6ウ (ビタミンブック)大野更紗 生きること学ぶこと ×(著者来店)弱者はゴネて、あがいて、生き残れ! 田島隆 『自殺』 末井昭 (橋爪大三郎評) 8F368.3ス 市立368ス 『女たちのサバイバル作戦』 上野千鶴子(宇野重規評) 7FS366.3ウ 市立366ウ 大学366.38U45o 「日本の朝鮮統治」を検証する 1910-1945 ジョージ・アキタほか(橋本五郎評) 県立 8F人文科学221.0ア 市立221ア 史書を読む 坂本太郎 (上野誠評) 県立 9F 市立 君のいた日々 藤野千夜(角田光代評) 県立 7Fフシ 市立913.6フジ 戦場の宗教、軍人の信仰 石川明人(星野博美評) あ 文明と教養の<政治> 木村俊道(田所昌幸評) 実践的な智慧の意義 講談社選書メチエ 大学文庫Ki39 『ミニ書斎をつくろう』 杉浦伝宗(中島隆信評) 市立 『海底美術館』 ジェイソン・デカイレス・テイラーほか 県立 8F717.0テ 市立717テ (日経新聞) (今を読み解く)生活に根付いたコンビニ 小川孔輔 セブン-イレブン 終わりなき革新 田中陽 こ コンビニだけが、なぜ強い? 吉岡秀子 市立673ヨ ×セブン&アイHLDGS. 9兆円企業の秘密 朝永久見雄 『コンビニと日本人』 なぜこの国の「文化」となったのか 加藤直美 県立 8FN673.8カ 市立 ×(この1冊 渡辺利夫) 途上国の旅 開発政策のナラティブ 浅沼信○ほか (読書人の部屋) 奥島孝康 白鴎大学学長 1.座右の書 権利のための闘争 イェーリング 職業としての学問 ウェーバー 2.その他愛読書 パックス・ブリタニカ ジャン・モリス 『自由と規律』 池田潔 日本の思想 丸山真男 ローマ盛衰原因論 モンテスキュー ローマ帝国衰亡史 ギボン 三国志 吉川英治 唐詩選 岩波文庫 レ・ミゼラブル 新潮文庫 モンテ・クリスト伯 岩波文庫 黎明に起つ 伊藤潤(末國善己評)斬新な早雲 県立 7Fイト 市立913.6イト 『ニュルンベルク裁判の通訳』 フランチェスカ・ガイバ(鳥飼玖美子評) 市立329ガ エジプト革命 鈴木恵美 中公新書 県立 7FS302.4ス 大学文庫2236 経営戦略とコーポレートファイナンス 砂川伸幸ほか こ (あとがきのあと)団塊の秋 堺屋太一 市立913.6サカ 『グーグル、アップルに負けない著作権法』 角川歴彦(関口和一評) 角川会長 市立021カ 『新しい広場をつくる』 平田オリザ(吉本光宏評) 県立 8Fアート709ヒ 市立709ヒ 『人類はどこから来て、どこへ行くのか』 エドワード・O・ウィルソン(長野敬評) 市立481ウ (広告) ×変身 政府は何を隠そうとしたのか? 堀潤(原発) 2013.11.24 (朝日新聞) (ニュースの本棚) 鄧小平伝を読む 加藤千洋 わが父、鄧小平 上下 毛毛(三女) 大学289.2To11 市立 『現代中国の父 鄧小平』 エズラ・ヴォーゲル 県立 8F289.2ト 市立289ト キッシンジャー回想録 中国 上下 県立 8F社会科学319.5キ 市立319キ 大学319.22Ki59 問答有用 吉岡桂子 中国改革派インタビュー け 『在日中国人108人のそれでも私たちが中国に住む理由』 県立 市立334ザ (売れている本) 『仕事休んでうつ地獄に行ってきた』 丸岡いずみ 7F916マ 市立 大学916Ma57 (読書) 『ゾミア』 脱国家の世界史 ジェームズ・C・スコット (柄谷行人評) 県立 『ウォール街の物理学者』 ジェイムズ・オーウェン・ウェザーオール(川端裕人評) 県立 8FN338.0ウ 市立338ウ 人類が絶滅する6のシナリオ もはや空想ではない終焉の科学 フレッド・グテル(萱野稔人評) 8F304ク 晩年様式集 大江健三郎(佐々木敦評) 県立 7Fオオ 市立913.6オオ ×(著者に会いたい)あなたはまだ何も知らない ヴィルジニー・ムザ カミキリ学のすすめ 新里達也(荒俣宏評) け 『兎とかたちの日本文化』 今橋理子(三浦しをん評) 8F702.1イ 市立702イ 『「アルプ」の時代』 山口耀久(角幡唯介評) 県立 ×薬と文学 千葉正昭(出久根達郎評) (毎日新聞) (今週の本棚) 最後の岸田國士論 大笹吉雄(渡辺保評) 市立 カテリーナの旅支度 内田洋子(中島京子評) 7FT293.7ウ (この3冊)娘が読む阿川弘之 阿川佐和子選 『きかんしゃやえもん』 阿川弘之 県立 7F児・乗り物絵本 市立 軍艦長門の生涯 県立'06 8階壁書架918.6ア8,9 7FBアカ1,3 市立 『鮨そのほか』 県立 7F日本文学アカ 市立918.6ア 『緩慢の発見』 シュテン・ナドルニー(池内紀評) 探検家フランクリンの伝記 県立 7F943ナ 市立943ナ ×ぼくの頭の中 新宮晋(中村桂子評) ×近世雅文壇の研究 盛田帝子(士) 『民主化のパラドックス』 インドネシアにみるアジア政治の深層 本名純(坪) 県立 『疎開した四〇万冊の図書』 金高謙二(栗) 県立 8F016.2カ 市立 (著者)燃える家 田中慎弥 県立 7Fタナ 市立913.6タナ 『スズメ つかず・はなれず・二千年』 三上修(広) 県立 8F488.9ミ 市立488ミ 大学488.99Mi21 『うな丼の未来』 ウナギの持続的利用は可能か (鴨) 県立 8F664.6ウ (昨日読んだ本) 藤堂志津子 一葉の日記 (読売新聞) (HONライン) 織田作之助 町田康 寄る辺ない人の魅力 夫婦善哉 六白金星 放浪 (ビタミンブック)伊藤比呂美 俺物語!! (著者来店)亡命者 白鳥警部射殺事件の闇 後藤篤志 8F326.2コ かの名はポンパドール 佐藤賢一(石田千評) 県立 7Fサト 市立913.6サト 『オバマの医療改革』 国民皆保険制度への苦闘 天野拓(橋爪大三郎評)日本の改革にもヒント 大学498.13A43 公 『フラクタリスト マンデルブロ自伝』 (管啓次郎評) 市立289マ メモリースケープ 小泉恭子(温田温司評) 市立761コ だから荒野 桐野夏生(角田光代評) 県立 7Fキリ 市立913.6キリ 『変わるエジプト、変わらないエジプト』 師岡カリーマ・エルサムニー(星野博美評) 県立 8F302.4モ 市立302モ 小さな会社を強くするブランドづくりの教科書 岩崎邦彦(開沼博評) あ 『インドネシア9・30クーデターの謎を解く』 千野境子(田所昌幸評) 1965年 8F224チ 『ぼくのともだち』 ジョンソン祥子 8F748シ 市立748ジ マルクス 資本論の思考 熊野純彦 けしだこ (日経新聞) (この一冊) 橘川武郎 原子力損害賠償制度の研究 遠藤典子 経済ジャーナリストによる (半歩遅れの読書術)野谷文昭 プラテーロとわたし うつくし 県立 9F 市立J961ヒ 大学文庫(岩波文庫)3923 『緩慢の発見』 シュテン・ナドルニー(池田浩士評) 探検家の生涯 県立 7F943ナ 市立943ナ 池田晶子 不滅の哲学 若松英輔 エッセイ あし ×道の記 染谷學 ×日本の統治システムと選挙制度の改革 加藤秀治郎 ×アジア太平洋の新通商秩序 山澤逸平ほか ×リッカルド・ムーティ自伝 指揮者 『ミツバチの会議』 トーマス・D・シーリー(長谷川英祐評) 最良の選択 県立 市立486ス 『英国二重スパイ・システム』 ベン・マッキンタイアー(川成洋評) ドイツ欺いた情報戦の裏側 県立 8F391.6マ 市立391マ 『坪井正五郎』 川村伸秀(川村邦光評) 県立 (あとがきのあと)顏を考える 大塚信一 あこ 『まちモジ』 小林章 市立727コ 2013.11.17 (朝日新聞) (ニュースの本棚) 谷川健一さん 色川大吉 青銅の神の足跡 8F人文科学210.3タ 市立(全集)081.6タ9 大学210.3Ta87 南島文学発生論 県立 9F 市立(全集)081.6タ5 大学910.29TA87 ×魂の還る処 常世考 ×露草の青 歌の小径 (売れている本) 『㈱貧困大国アメリカ』 堤未果 民主主義の中に巣くう地獄 岩波新書 県立 7FS302.5ツ 大学文庫1430(参考 余震 ライシュ、階級「断絶」社会アメリカ マレー) (読書) ×JB論 ジェイムズ・ブラウン闘論集1959-2007 ネルソン・ジョージ、アラン・リーズ 黒い音楽変えた男(いとうせいこう評) 『ナウシカの飛行具、作ってみた』 八谷和彦ほか(川端裕人評) 県立 『宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた』 あさりよしとお(川端裕人評) 市立538ア 『謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?』 栗田昌裕(横尾忠則評) 県立 市立486ク 『ビスマルク』(上下) ジョナサン・スタインバーグ(水野和夫評) 県立 8F289.3ヒ 市立289ビ (著者に会いたい)『辞書の仕事』 増井元 岩波新書 県立 7FS813.1マ 大学文庫1452 ×石田徹也ノート (水無田気流評) 『坪井正五郎』 日本で最初の人類学者 川村伸秀(出久根達郎評) 県立 哲学者が走る マーク・ローランズ (角幡唯介評) 7FX782ロ 市立782ロ 『変り兜』 戦国のCOOL DESIGN 橋本麻里(田中優子評) 県立 8Fアート756.7ハ 市立756ハ (思い出す本)写真家 橋口譲二 悪童日記 クリストフ (視線) 『丹下健三 伝統と創造』 (原田マハ評) 市立523タ (毎日新聞) (今週と本棚) ×記憶と印象 胡同の回想 史鉄生 文化大革命下の群像 (井波律子評) 『北のはやり歌』 赤坂憲雄(三浦雅士評) 県立 8F767.8ア 市立767ア (この3冊)孫が読む漱石 半藤末利子選 道草 行人 彼岸過迄 瀬戸内海のスケッチ 黒島伝治(荒川洋治評) 県立(全集) (参考 黒島伝治全集) 『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト』 N・シュービン 多細胞生物の身体形成の秘密(海部宣男評) 県立 8F自然科学467.5シ 市立467シ ×ぼくの創元社覚え書 高橋輝次(川) 出口なお 女性教祖と救済思想 安丸良夫(生) 岩波現代文庫 大学文庫G-296 『風に吹かれて』 鈴木敏夫(唯) 県立 8F778.7ス 市立 (著者)『おとなの背中』 鷲田清一 市民(BM書庫) 市立914.6ワ 『現代中国の父 鄧小平』 エズラ・F・ヴォーゲル 県立 8F289.2ト 市立289ト 創業一四〇〇年 金剛利隆(○) こ 『人生は65歳からがおもしろい』 河村幹夫(部) 8F159.7カ 市立159カ 新聞は日曜日の午前中などに1週間まとめて2度読むする。時系列がわかり、次の週の予測を立てる。 (昨日読んだ文庫) 古井由吉 憂愁夫人 (読売新聞) (本のソムリエ) 心が震える感動を 岡崎武 『収容所から来た遺書』 辺見じゅん 県立 7F916ヘ 市立 ほのぼの恋愛物語 岡ノ谷一夫 東京タワー 江國香織 県立 7F日本文学エク 市立 ×回転ドアは、順番に 『100万回生きたねこ』 県立 7F児・絵本JEサノ 市立JE (ビタミンブック)三浦しをん 細雪 大人になって味わう機微 (著者来店) 星籠の海(上下) 島田荘司 7Fシマ 市立913.6シマ なぎさ 山本文緒(松山巌評) 県立 7Fヤマ 市立913.6ヤマ 『アノスミア』 わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語 モリー・バーンバウム(岡田温司評) 県立 7F933ハ 市立936バ 日本仏教の社会倫理 島薗進(上野誠評) 県立 8F181.6シ 市立181シ 『ベルリン 分断された都市』 ズザンネ・ブッデンベルク(管啓次郎評)実話に基づく歴史漫画 市立 世界の小説大百科 死ぬまでに読むべき1001冊の本 ピーター・ボクスオール篇 市立902セ 晩年様式集 イン・レイト・スタイル 大江健三郎(宇野重規評)破局とささやかな希望 県立 7Fオオ 市立913.6オオ 『マッキンゼー』 ダフ・マクドナルド(中島隆信評) 企業経営の黒子役の謎 県立 市立 『アラブ500年史』(上下) ユージン・ローガン(杉山正明評) 県立 市立227ロ 『女子漂流』 中村うさぎほか(平松洋子評) 市立 イプシロン・ザ・ロケット 西澤○・写真 市立538ニ (日本経済新聞) (今を読み解く)テレビ放送の現在と未来 稲増龍夫 『紅白歌合戦と日本人』 太田省一 県立 8F699.6オ 市立 ×テレビという記憶 萩原滋編 ×それでもテレビは死なない 奥村健太 『テレビジョンは状況である』 重延浩 市立 テレビはなぜおかしくなったのか 金平茂紀 県立 市立699テ (この1冊)福田慎一 『劣化国家』 ニーアル・ファーガソン 法制度と経済活動を論じた第3章は刺激的 8F304フ 市立304フ (半歩遅れの読書術)野谷文昭 老人と海 兵士たちの肉体 パオロ・ジョルダーノ(和田忠彦評) 県立 7F973シ 市立973ジ 『大戦前夜のベーブ・ルース』 ロバート・フィッツ(玉木正之評) 県立 7FX783.7フ 市立783フ AFRICA 竹田津実 安全保障とは何か 古関彰一 県立 ×レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか ヒュアヴェーガー 『トリウム原子炉の道』 リチャード・マーティン 県立 市立539マ 在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由 (阿古智子評) 市立334ザ メモリースケープ 小泉恭子 音楽と記憶(栗原裕一郎評) 県立 市立761コ 動きすぎてはいけない 汁・ドゥルーズと生成変化の哲学 千葉雅也 「いい加減な」生の姿(國分功一郎評) 市立135チ (あとがきのあと)村上海賊の娘(上下) 和田竜(第1作は のぼうの城) 県立 7Fワタ 市立913.6ワダ ×イノベーションは新興国に学べ! ナヴィ・ラジュほか ヒッグス 宇宙の最果ての粒子 ショーン・キャロル 市立429キ ×中上健次の「ジャズ」 安岡真 『善き書店員』 木村俊介 市立 『探訪 名ノンフィクション』 後藤正治 県立 市立 2013.11.10 (朝日新聞) (ニュースの本棚)秘密保護法 右崎正博 『ある北大生の受難』 上田誠吉 県立 9F 何のための秘密保全法か 海渡雄一ほか 岩波ブックレット 県立 8F社会科学326.8カ 大学文庫853 ×秘密保全法批判 脅かされる知る権利 田島泰彦編 (売れている本)やっぱり見た目が9割 竹内一郎 県立 7FS361.4タ 青い鳥 江國香織訳 こども向けと大人向けの2冊 大人 市立952メ 子ども 市立 (読書) 『戦後歴程』 品川正治(保阪正康評) 昭和の犬 姫野カオルコ(内澤○子評) 県立 7Fヒメ 市立913.6ヒメ 『ファントマ 悪党的想像力』 赤塚敬子(横尾忠則評)(参考 ファントマ幻想 千葉文夫) 7F953ス 11/22/63(上下) スティーヴン・キング(田中優子評) 県立 7F933キ 市立933キ ×(著者に会いたい) 東京ドリーム Cocoさん 歌手 『自然を名づける』 キャロル・キサク・ヨーン(川端裕人評) ×ビルマ・ハイウェイ 中国とインドをつなぐ十字路 タンミンウー(角幡唯介評) イギリスに学ぶ商店街再生計画 足立基浩(隈研吾評) 県立 市立673ア ×民謡の発見と<ドイツ>の変貌 吉田寛(荒俣宏評) (思い出す本) 小栗康平 死の棘 島尾敏雄 県立 9F 市立 ×(視線) BLAST 鳩山直哉(北澤憲昭評) (毎日新聞) (今週の本棚) ×性と柔 女子柔道史から問う 溝口紀子(磯田道史評) ローマ革命(上下) ロナルド・サイム(本村凌ニ評) 独裁への激動描く古典的名著 県立 8F232.4サ1 (この3冊)三島事件 中島岳志編 三島由紀夫と楯の会事件 保阪正康 県立 9F ×証言 三島由紀夫・福田恆存 たった一度の対決 持丸博ほか ×火群のゆくへ 元楯の会会員たちの心の軌跡 鈴木亜○美 ウルフ・ホール(上下) ヒラリー・マンテル(○巣友季子評) 1500-1535頃の英国(ルネサンス期) 県立 7F外国文学933マ 8F書庫海外 市立933マ 罪人を召し出せ ヒラリー・マンテル(○巣友季子評) 県立 7F933マ 市立933マ 『坪井正五郎』 日本で最初の人類学者 川村伸秀(張競評) 県立 ×石田徹也ノート(け) 経済学の3つの基本 根井雅弘 ちくまプリマー新書(生) 6FY233ネ 『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』 日野行介 岩波新書(政) 県立 7FS369.3ヒ 大学 (著者)『ダイオウイカ、奇跡の遭遇』 窪寺恒己 県立 8F484.7ク 市立484ク ×山口昌男コレクション 今福龍太編(持田叙子評) (昨日読んだ文庫)村松友視 私、プロレスの味方です 好色一代男 吉行淳之介訳 一茶句集 玉城司訳注(門) 彫刻と戦争の近代 平瀬礼太(栗) 県立 (読売新聞) (空想書店)藤野可織 人類の滅亡 『青い脂』 ウラジミール・ソローキン 『結晶世界』 バラード 『恐るべき子供たち』 コクトー ×死にたくないんですけど 八代○美 『フューチャー・イズ・ワイルド』 ディクソン 県立 8F467.5テ 市立 (ビタミンブック)池谷裕二 『脳に刻まれたモラルの起源』 岩波 県立 8F491.3カ 市立491カ 大学491.37Ka44 『仲間とかかわる心の進化』 チンパンジーの社会的知性 岩波 県立 8F489.9ヒ 市立489ヒ 大学489.97H68 六489ヒ ×(著者来店)あなたはまだ何も知らない ヴィルジニー・ムザ 小説 捨ててこそ空也 梓澤要(橋本五郎評) 県立 7Fアス 市立913.6アズ 小林秀雄の哲学 高橋昌一郎(須藤靖評) 市立910.268コ カリブ 世界論 中村隆之(管啓次郎評) 県立 ×ダイムノヴェルのアメリカ 山口ヨシ子(尾崎真理子評) 『世界でいちばん貧しくて美しいオーケストラ』 トリシア・タンストール(石田千評) 8F762.6タ 市立762タ 『アメリカ・メディア・ウォーズ』 大治朋子 (開沼博) 7FS070.2オ 農山村再生に挑む 小田切徳美編(杉山正明評) 県立 8F611.1ノ 市立611.1ノ 胞子文学名作選(辛酸なめ子評) 県立 市立918ホ 『大久保家秘蔵写真』 森重和雄ほか 市立288オ (日経新聞) (今を読み解く)広がる「社会的孤立」 山田昌弘 『孤立無業』 玄田有史 県立 8F366.2ケ 市立366ゲ 独身・無職者のリアル 藤原宏美 こ 孤立の社会学 石田 県立 ×孤立社会からつながる社会へ 藤本建太郎 (この1冊) 根井雅弘 「曖昧な制度」としての中国型資本主義 加藤弘之 こ (半歩遅れの読書術)野谷文昭 ×ワシプンゴ だから荒野 桐野夏生(井口時男評) 県立 7Fキリ 市立913.6キリ いつも手遅れ アントニオ・タブッキ(中島京子評) 県立 市立973タ ×SLがいたふるさと 斎藤亮一 民主党政権 失敗の検証 日本再生イニシアティブ 中公新書 7FS312.1ミ 大学文庫2233 農業と人間 生源寺眞一 市立612シ 『天才と異才の日本科学史』 後藤秀機 県立 8F402.1コ 市立402ゴ ×大戦略の哲人たち 石津朋之(野中郁次郎評) 軍事戦略論 『包丁侍 舟木伝内』 陶智子ほか(熊倉功夫評) 県立 8F383.8ス 『流星ひとつ』 沢木耕太郎(○久美子) 藤圭子 8F767.8フ 市立 (あとがきのあと) 国家と音楽家 中川右介 県立 ×日米金融交渉の真実 久保田勇夫 『ありえない決断』 バーン・ハーニッシュ 県立 ダイムノヴェルのアメリカ 山口ヨシ子 け 『別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った』 宇都宮直子 8F778.2ミ 市立778ウ 『山岳気象予報士で恩返し』 猪熊隆之 市立51イ 『歌舞伎 型の魅力』 渡辺保 県立 絆の構造 依存と自立の心理学 高橋恵子 7FS361.4タ (広告) 『ゆかいな仏教』 橋爪大三郎ほか 2013.11.3 (朝日新聞) (ニュースの本棚) 武雄市図書館の試み 沢辺均 『図書館が街を創る。』 樋渡市長 県立 8F一般016.2ト 舟を編む 三浦しをん 県立 7F日本文学ミウ 市立913.6ミウ 『知識の経営と図書館』 柳 県立 8F013ヤ 市立 公 触発する図書館 県立 8F一般012シ (売れている本)一の悲劇 法月綸太郎 1991年発表の誘拐ミステリ 7F日本文学ノリ'91 市立'96 ヒッグス ショーン・キャロル 宇宙の最果ての粒子 (川端裕人評) 市立429キ ルポ虐待 大阪二児置き去り死事件 杉山春(水無田気流評) ちくま新書 市立367.6ス 大学文庫1029 『病の皇帝「がん」に挑む』(上下) シッダールタ・ムカジー(三浦しをん評) 『流星ひとつ』 沢木耕太郎(角幡唯介評) 藤圭子 8F767.8フ 市立 (著者に会いたい)島猫と歩く那覇スージぐゎー 仲村清司 あ 匠たちの名旅館 稲葉なおと(隈研吾評) 木造旅館 県立 8F526.6イ 日本の立ち位置を考える 明石康編(渡辺靖評) シンポジウムの記録 8F319.1ニ 『民家日用廣益秘事大全』 江戸庶民の生活便利帳 三松館主人(出久根達郎評) 県立 『日本の農業を破壊したのは誰か』 「農業立国」に舵を切れ 山下一仁(原真人評) 県立 8F611.1ヤ 市立 公 (思い出す本)秋元真夏 とんび 重松清 (視線)『マリメッコのすべて』 フィンランドを代表するデザイン・カンパニーの歴史とテキスタイ ル、ファッション、インテリアの徹底研究 マリアン・アーヴ編著(保坂健二朗評) 市立 (毎日新聞) (今週の本棚) 『沈むフランシス』 松家仁之(湯川豊評) 静寂の中のに生の原型をたどる恋愛小説 県立 市民(移動) 市立913.6マツ 語られざる中国の結末 宮家邦彦(佐藤優評) 内在的倫理を読む7つのシナリオ あ (この3冊)ヘミグウェイ 綿矢りさ選 蝶々と戦車 県立 7FB933ヘ 7F外国文学933ヘ1 日はまた昇る 高見浩訳 新潮 市立933ヘ 海流のなかの島々 県立 7F外国文学933ヘ8 市立 ×イヴリー・ギトリス フィリップ・クレマン編(村上陽一郎評)老演奏家へのオマージュ 『絶倫の人』 小説H・G・ウェルズ デイヴィッド・ロッジ(鹿島茂評)(「自伝の試み」の後記) 県立 7F933ロ 市立933ロ 刑事マルティン・ベック 笑う警官 マイ・シューヴァルほか 48年前。原典直訳のスウェーデンミステリ 県立'07 7FB943シ 岩木'07 ×中国人の誤解 日本人の誤解 中島恵(近) 復刻版 21世紀への階段 科学技術庁監修 1960年代の本(悦) 県立 市立 新版 熱い読書 冷たい読書 辻原登 毎日出版文化賞 県立'00 9F'00 市立'00 村上春樹で世界を読む 重里徹也ほか 対話集(行) 県立 ×マーサ・ヌスバウム 人間性涵養の哲学 神島裕子(生) ノーベル賞経済学受賞者の半生と思想 (昨日読んだ文庫) 西内ミナミ 南京への道 本多勝一 県立 8F人文科学210.7ホ 『文士の時代』 林忠彦 県立 市立 診療室にきた赤ずきん 大平健 県立 9F 6FYBオオ 市立 大学新書庫493.72O29 (第67回毎日文化出版賞) 歓喜の仔(上下) 天童荒太 県立 7F日本文学テン 市立913.6テン 沖縄返還と日米安保体制 中島琢磨 大学319.1N42 岩波科学ライブラリー トマス・アクィナス 神学大全 全45巻 稲垣良典他訳 大学新書庫190.128.1- 謹訳 源氏物語 10巻 林望 7階壁書架913.3ム1-8 市立913.3ム8-10 (読売新聞) (真に守りたいもの何か) 宇野重規 保守とは何だろうか 中野剛志 TPPを批判した異能の官僚。新自由主義を批判 あ 「リベラル保守」宣言 中島岳志 原発は国土の荒廃をもたらす あだ 保守の本分 noiehoie 排外主義やヘイト・スピーチに対抗 あ ×「常識」としての保守主義 櫻田淳 オーソドックスな保守 ×(ビタミンブック)大野更紗 医者は現場でどう考えるか ジェローム・グループマン もぐら 凱 矢月秀和作 7作目フィナーレ 15年越の完結 ×(著者来店)道なき道を行け 藤田浩之 ×昭和の貌 あの頃を撮る 麦島勝ほか(上野誠評) ×石川淳傳説 渡辺喜一郎(松山巌評) 『三面記事の歴史』 ロミ(温田温司評) 県立 市立070ロ 「昔はよかった」と言うけれど 大倉幸宏(田所昌幸評) 8F150.2オ 『統合失調症がやってきた』 ハウス加賀谷(開沼博評) 8F779.1ハ 市立779ハ 『シナ海域 蜃気楼王国の興亡』 上田信(星野博美評)海洋王国の視点 県立 市立220ウ 『フェアトレードのおかしな真実』 コナー・ウッドマン(中島隆信評) 市立678ウ 西荻窪の古本屋さん 音羽館の日々と仕事 広瀬洋一(角田光代評) 市立 『英国のOFF』 入江敦彦(畠山重篤評) 県立 市立365イ (日経新聞) (今を読み解く) 写真ジャーナリズムの力 飯沢幸太郎 『キャパの十字架』 沢木耕太郎 県立 8F740.2キ 市立740サ ユージン・スミス 水俣に捧げた写真家の1100日 山口由実 8Fアート740.2ス 市立40ヤ ×私のフォト・ジャーナリズム 戦争から人間へ 長倉 ファインダー越しの3・11 安田菜津紀ほか 市立369フ (この1冊) 西岡幸一 『マッキンゼー』 ダフ・マクドナルド 内幕描く 県立 市立 (リーダーの本棚) 日本生命保険会長 岡本○○ (座右の書) 藤村詩集 死線を越えて 賀川豊彦 (愛読書) 自註鹿鳴集 会津八一 行者神髄 松本清張(文豪) 桑の実 鈴木三重吉 林芙美子 放浪記 日露戦争 5巻 児島譲 雲は天才である 石川啄木集 罪人を召し出せ ヒラリー・マンテル 小説(冨山太佳夫評) 県立 7F933マ 市立933マ 最後の岸田國士論 大笹吉尾(今村忠純評) 市立 日本の立ち位置を考える 明石康編 8F319.1ニ 黒書院の六兵衛(上下) 浅田次郎 県立 7Fアサ 市立913.6アサ 数字を追うな 統計を読め 佐藤朋彦(藤原裕之評) 統計扱う留意点 県立 8FN350.1サ 市立350サ 『命がけで南極に住んでみた』 ゲイブリエル・ウォーカー(森山和道評) 県立 8F402.9ウ 市立402ウ 『<脳と文明>の暗号』 マーク・チャンギージー(内田麻理評) 県立 8F491.3チ 市立491チ (あとがきのあと) 『「美しい顔」とはどんな顔か 自然物から人工物まで、美しい形を科学する』 牟田淳 8F704ム 市立 (広告) 聖書大百科? 県立(禁帯) 8F(禁帯) 人類の歴史大年表 世界の小説大百科 死ぬまでに読むべき1001冊の本 市立902セ
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*注:時系列的には相当、進みすぎてしまった短編です。 お読みいただけるなら、そこの所をご了承頂ければ、幸いです。 概ねTVA2期8~10話に近い時期でしょうか。 半ば自業自得な理由から、オラーシャ陸軍より扶桑皇国海軍航空隊へ「出向」。 数奇な経緯を経て、やはり奇妙な経歴から「航空戦艦」へ改装された「日向」「伊勢」からなる、 第七航空戦隊。それに座乗する六六六空の一員として、私は当時、地中海にて従軍していた。 ネウロイのヴェネチアハイヴ肥大化。同地方陥落は、連合軍全体に凄まじい震撼を齎した。 扶桑皇国も、後の戦史で有名な一連の援一号から三号作戦を発令。 その三号作戦において、巨大戦艦「大和」「武蔵」と第七航空戦隊。 大小空母三隻、重巡四隻、軽巡二隻、駆逐艦一六隻。 油槽船、輸送艦、補給艦を含めれば、六〇隻を軽く超える艦隊を派兵していた。 私が「彼女」とアフリカ方面で面識を持つのは、その作戦の中の一幕に於いてであった。 「アフリカの星との奇妙な邂逅・南号作戦一部始末」 「航空戦艦二隻を使った、アフリカへの強行輸送作戦ですかあ…」 飛行隊の主計業務補助を頻繁に行なっていたことから、ついに短期間ではあるが、 経理学校で短期集合教育を受ける羽目になり、「算盤を弾くウィッチ」になってしまった私。 クラーラ・ウラディミロナ・バラノワ中尉が、余り機嫌が良さそうとは言えない出雲隊長。 かのバロネスに呼び出され、陸上司令部で仔細を聞いたときは、他人ごとのように、 「そりゃまた贅沢な」と、間の抜けた感想を抱いたものであった。 言うまでもないことだが大型軍艦。それも高速を発揮しうる大出力機関を搭載した艦は、 高品質な重油をとんでもない分量で要求する。大型高速輸送船でさえ、青くなる分量を。 「ブリタニア空海軍がマルタを維持してくれていれば良かったんだが、今やあそこはネウロイのネストだ。 並大抵の護送船団ならば、先日のような航空攻撃を受けて、瞬く間に壊滅しかねない」 「あの時は…流石にここで駄目かと、色々覚悟しましたね」 そう。 ヴェネチア陥落に恐慌状態に陥った、ブリタニア陸空軍アフリカ方面軍および地中海艦隊。 彼等は「こんな後方までネウロイが来るはずがない」と、地中海の要衝マルタの防備を、ほぼ放棄。 同方面の艦隊及び航空部隊を、ロマーニャ北部防衛に全てつぎ込んでしまった。 そこへ大型重装甲のネウロイが襲来。幸いにして、事前のレーダー警戒による警報が間に合い、 民間人と守備隊のかなりを、形振り構わずかき集めた船舶で、逃すところまではうまくいった。 「あのヒヨっ子…いや、あれはもう立派な准士官クラスの腕前だな。501に出向している宮藤とかいったか。 あいつが、大和から試作機を引っ張り出すなんて、非常識をしでかさなければ、どうなったことか」 あなたが非常識という言葉を使いますかい。 喉元まで出かかった言葉を慌てて飲み込みつつ、私は当時の戦闘を軽い恐怖と共に思い出した。 辛うじてマルタ陥落の警報が届き、艦隊は対空警戒序列から対空戦闘用意に移行。 程なくして、戦艦や重巡、空母に搭載された大型電探が巨大ネウロイを捕捉。 指揮統制巡洋艦へ改装された旗艦「愛宕」からの命令に従い、私たち六六六空。 そして空母「天城」「千代田」「千歳」に搭載された、戦闘機八〇機の要撃は辛うじて間に合った。 しかし「間に合っただけ」であった。 「三七ミリが豆鉄砲みたいに!?」 「撃った端から再生していきますよ、あの『夕張』より早い!」 「…これ以上、シールドが、もたない!」 しかし、まるで大型爆弾のような形状をした、あのネウロイはNS-37、五式三〇ミリ。 戦闘機隊の機関砲と噴進弾による波状攻撃。 それらを蠅か蚊のように押しのけ、逆に強力なビーム攻撃の弾幕により、過半が魔法力の限界に達した。 巨大戦艦と航空戦艦四隻を含む、艦隊の全力対空射撃も、一時的に侵攻を押しとどめるに過ぎず。 「高雄が…!?」 「大和が、花火みたいに…」 あろうことか、近代化改修を終えたばかりの扶桑の重巡。「高雄」が大破航行不能に、 医務室爆発で一時的に艦内が混乱していた、「大和」さえ左舷高射火器全滅という損害を負った。 501JFWから援護に来てくれた、ブリタニア空軍のリネット・ビショップ曹長。 信じがたいことに、彼女は性能良好とは言いがたいボーイズ対戦車ライフルと、高性能ではあるが、 癖も強いスピットファイアMk22を手足のように扱い、一時は単身食い止めてくれた。 後々に知ったのだが、彼女が所属していたのは連合軍第501統合戦闘航空団。 僅か11名でガリアを解放した、精鋭中の精鋭であった。 おっとりした外見からは予想もつかなかったが、彼女も一騎当千の精鋭部隊の一員だったのだ。 だが、単機であの化物に叶うはずもない。 何しろ数個飛行隊のウィッチ、戦闘機。そして46サンチ、36サンチ主砲多数の直撃をものともしない、 正真正銘の化物、対抗不可能な存在であったのだ。 私たちが陽動攻撃を仕掛けようとも、最も危険な存在を彼女と認識したネウロイは、 集中攻撃を止めることはなかった。 「人の恩人を、いたぶって遊ぶな!この○☓△□!!」 後で列機のソーニャに言われて知ったのだが、私はあらん限りのスラングを叫びつつ、 延々と五式三〇ミリ機関砲を撃ちこみ続け、銃身が焼けついては機械的に交換し、 乱射を続けていたという。それも、普段は使わない弾道補正の魔法を、フル活用し。 多分、そういうスラングでも叫び、固有魔法をフル稼働しないと、もたないほどの恐怖だったのだ。 実際、戦闘を終えて「伊勢」に降りた後、私は暫く恐怖による悪寒で、震えが止まらなかった。 その後の宮藤軍曹と試製「震電」による大活躍により、私たちも艦隊も事なきを得たが、 それについては人口に膾炙しているため、割愛する。 「でまあ、501はロマーニャ方面防空で手一杯。504は未だ再編が完結していない。 他の欧州海軍も、ブリタニアを除けば、あのネスト排除作戦に備え、出師準備の真っ最中だ」 「それで格納庫を持つ航空戦艦を、高速貨物船替わりに、物資欠乏気味のアフリカへ走らせろ、と」 「さすがにブリタニア海軍も、一応は責任を感じているらしい。燃料は全てあっち持ちだ。 例のネスト排除作戦。その準備のための情報収集部隊の陽動も兼ねて、 機動部隊を出し、援護もしてくれる。空母三隻に戦艦二隻が基幹だ、いい餌にはなるだろう」 相当に露悪的な物言いだったが、反感は覚えなかった。 私達は大型ネウロイを洋上で迎撃、もしくは船団護衛任務が長かったためか、 「ネウロイに人の航続距離の常識は通用しない」という感覚が、自然と身についている。 そんな視点からすれば「後方ならば攻撃を受けるはずもない」と、浅慮に走り。 よりにもよって要衝の防備をまるまる放棄し、艦隊全滅の危機を演出してくれたブリタニア。 彼等に対し好意を抱けるはずもなかった。 「伊勢、日向ともに格納庫の過半を物資積載に使う。そのため出せる人員は半分以下だ」 「じゃあ、余程の手練を選ばないといけませんね。うちだと…」 「何を他人ごとみたいな顔をしている、お前も行くんだよ」 「はい?」 一応は中尉の階級章を佩用し、当時、飛行時間も1600時間を越えるところまで来たが、 私は軍を退くまで「自分に才なし」と思っていた。それは今でも変わらない考えだ。 あのネウロイや精鋭中の精鋭、501には叶わないとは言え、六六六空には私より上手は、 それこそ一ダースを超える数で居るはずだ。うだつの上がらない戦爆ウィッチに出番があるとは… 「主計参謀兼任の清水主計長が、現地補給の指揮を務めるが、とにかく主計士官が足りてない。 その点、短期とは言え主計士官教育を受け、実務経験も長く、しかもウィッチとなれば、な」 「私は空飛ぶ金庫番ですか…」 「それだけでもない、まあ聞け」 隊長は珍しく、困ったように翡翠がかった黒髪を軽く掻くと、大きな声では言うなよ?と釘を差し、 これまた意外な内容を伝えてきた。 「今回の任務。まずはアフリカ戦線経験者、ベアールとエレオノールは外す。 万が一とは思うが、過剰な刺激を与えたくはない。過保護と思うか?」 「あのお二人なら大丈夫とは思いますが、慎重を期するなら…何か参謀みたいな口調ですね、これ」 あの二人は亡命政権乱立により、各国軍より白眼視視された、ガリア軍のウィッチとして。 補給不十分なアフリカ戦線で、幾度も地獄をみている。多分、私とは比較にならないほど。 日頃は概ね快活、もしくは温厚な二人なのだが、アフリカに関わる話題になると、 口が重くなり、時には若干辛そうな、もしくは酷く遠い目に変わってしまうのだ。 比較するのも失礼だが、私も嘗て、心労の果てにアルコール依存症に耽溺しかかったたことがある。 今や貴重な要撃、あるいは対地攻撃のエキスパートの二人に、不要な心理的負担は避けた方が良い。 隊長が口には出さないが、心底二人を案じているのは、私のような半端者でも察しはついた。 「その上で『腕利き』の定義が、今回は多少異なってくる。あそこは陸上ネウロイの襲撃も多い。 対地攻撃の経験が豊富な者も、ある程度は編成に含めねばならない」 「後は…この方面が庭の、ロマーニャの三人も外せませんよね?」 「それもある。あの三人、リーチェはお前と同じく対地攻撃が得意で、バッシスはなかなかの遣い手。 リッピはやはり、主計士官が足りない状態では、頼りになるからな」 つまり、ウラル戦線にいた頃と同じ。陸空双方の状況に対応せねばならず 更には主計任務も多く、この方面を知り尽くした人間は外せない。そういう事になる。 「今回、先方より緊急補充要求のあった物資。それを格納庫に押しこんで、 その上で何とか乗るのは、いいところ8名から10名…選考には難儀してるよ」 「隊長は、どうされるんです?」 「却下された。神経過敏だと私は思っているが、カールスラント空軍参謀本部や陸サン。 そっちからの要請で。貴族将校が戦艦部隊を押し立ててやってきたという状態は、 下手をすれば、戦闘神経症気味な連中から、強い反感を買いかねない、と」 「それじゃあ少佐か…大尉の何れか。その中から指揮官を?」 何で中尉風情がいつの間にか、飛行隊の最高責任者とここまで話し込んでいるのか。 そんな事を思ったが、どうも今回に限れば主計特技徽章持ちの私が、 主導せねばならない所も多く、早めに話を通しておきたかった、ということらしい。 「まあ、そうなる。只、これまた人選が難しい理由が、もうひとつある」 「隊長がそこまで悩まれるってのも珍しいですね。それで、理由とは何でしょう?」 「…これに目を通してくれないか」 そういって、出雲隊長が私に手渡した(この人は部下相手でも、物を放ったり滑らせたりはしない)、 一通の書類は、写真入りの人事考課表であった。それも、大概の人間が知っている著名人の。 「アフリカの星って、オラーシャでも有名な人でしたよ。マルセイユ大尉、彼女が一体…」 「命令無視、独断専行、過去に友軍ウィッチへ実弾を用いての『悪戯』数回。その他もろもろ。 正直、ウィッチを含めてカールスラント空軍部内で、彼女を敬遠している者は多い。 うちの飛行隊でも…ハーケは余りそう言うのを気にせんが、他のは皆、基本的に生真面目だからな」 「うわっちゃあ…」 前線で、莫大な戦果や高い技量を示し、それゆえに我侭が押し通ってしまう。 そういう事例はよくある。この部隊とて、余り表には出せない手段で、戦力強化を図ってきた。 だが「個人」レベルで軍全体で敬遠する者が。 それも将軍でもなく、大尉クラスで多数存在するというのは、異例中の異例であった。 確かに考課表を見ると、毀誉褒貶ではすまない遍歴が掲載されている。 「人事に関しては、こちらと司令部でも協議し、検討してみる。 クララ、そっちにはウィッチ用の補給物資。その調達をリッピと一緒に頼む。 補給廠へは既に、制式な要請は出した。清水参謀の助けになってくれ」 「了解しました、微力を尽くします」 これはえらいことになった。たかだか一ヶ月の短期教育を受けただけの、航空ウィッチさえ動員。 陸上部隊やインフラ関係の需品は兎も角、ウィッチ用の装備を一通り確保して来いというのだから。 私は敬礼して、出雲隊長の元を辞すると、大慌てで今は陸上基地で原隊に一時出向。 ロマーニャでもMC205、G55と並行して配備され始めた、Bf109Kの教育を行なっている、 ティリアナ・リッピ中尉の元へ、通信を借りて連絡を取ると、今度はタラント港湾管理部に連絡。 大型トラック1台の準備を、至急要請した。 ラッタルを昇降し、舷門へ駆け続けていると、誰かにぶつかった。 見れば、向こうも早速多忙そうになった、清水主計参謀だった。愛用の銀縁眼鏡のズレを直している。 「ああ、すいません。大丈夫でしたか」 「いや、そりゃ気にしなくて良い。見る限りそっちもらしいな」 よろめきかけた中佐を支え、その後に二人で舷門を早足で駆け下りながら、 私たちは互いの情報交換に移った。 「こっちは補給廠と弾薬廠、後は補給艦巡りだ。 弾薬は補給艦がしこたま運んできたので、何とかはなるが…それ以外が、ね」 「やっぱり糧食や燃料、真水ですか?」 「特に燃料だね。ブリタニア海軍が今回は負担すると言っているが、 連中、こっちが見ていないと、どんな重油を送ってくるか」 前線の兵站将校って、大概あんなものですけれどね。 私はブリタニアの補給を安心しきって待っていたら、機関が故障を起こしかねない。 とんでもない低質重油が回ってきて、カンカンになった駆逐隊司令のことを、話題にだした。 「確か17駆逐隊が哨戒行動に出ようとした際、凄い粗悪品を渡されたんでしたっけ?」 「機関長がぎりぎりで気づいたが、そのまま注油したら罐もタービンも故障しかねない代物をね。 そっちも気をつけるんだぞ。ウィッチの装備品は詳しくは分からんが…」 「ええ。ここも前線に近いですからね、肝に銘じておきます」 互いに敬礼と答礼を手短にかわすと、清水主計中佐は、 港湾管理部より借り受け、既に玄門近くに回されていたジープに飛び乗り。 私は私で、大型車輌区画で手配されているはずの、 すっかり馴染みとなったGMCトラックを目指して走り始めた。 「先任、お待たせしましたぁーー」 「大体の話は聞いてるわよ、行きましょう」 原隊でBf109KやG55を用いた中高度以上での戦闘、長距離飛行。 あるいは洋上航法を、短期間とは言え教え込もうと、何くれと多忙だった先任。 ティリアナ・リッピ中尉は、仕立ての良い航空軍衣を腕まくりして、GMCの補助席に飛び乗ってきた。 流石は地元で、なおかつ扶桑海軍艦隊という乗客が来訪し、実家にビジネスチャンスが訪れたせいか。 最近のリッピ中尉は、教官出向任務でも哨戒任務でも。 そしてこういう兵站の交渉事でもえらく元気だ。元々、そういう質の人だとリーチェから聞いていたけど。 エンジンはかかりっぱなしになっていたので、 ギアチェンジを行ってクラッチ、アクセルの踏みこみを変えれば、 6輪トラックは多少古びているものの、快調に走りだした。流石は信頼性第一のリベリオン製だ。 「清水主計長の方なんだけれど、私とリョーコさんで補給廠に、多少話は通しておいたから」 「そちらのご実家、タラントの補給廠までお客さんなんですか?」 「勿論、それにリョーコさんの実家も海産物関係だから、最近は仕事増えてるみたいよ」 私の隣で、既に補給品リストに優先順位をペンで付けている、この元気者のロマーニャ人中尉。 彼女の実家はちょっとした中堅商家であり、軽工業製品から食料雑貨まで、手広く扱っている。 そしてリョーコさんこと、リョーコ・アラシロ・バッシス中尉の実家は、 元は漁師の家系ということもあり、ここの網元で、元々リッピ中尉の実家との取引が多かったらしい。 まして魚介類を好む扶桑人が四桁でやってきたのだ、確かに絶好の商機だろう。 「重油まではどうにもならないけれど、 糧食と真水は多少、手に入りやすくなってるんじゃないかしら」 「それだけでも、大分手間は省けてますよ…問題はうちらですね」 「一応、目は通したけれど、こりゃまた難しい注文品がならんでるわねえ」 今、清水主計長が随所で話を付けているのは、アフリカ方面軍一般将兵向けの需品、兵器、弾薬。 そして私たち二人が、航空補給廠で調達しなければならないのは- 「第31統合戦闘飛行隊“アフリカ”。うち以上の曲者ぞろいとは聞いていたけれど、 この需品要求リストを見ていると、確かに納得は行くわね」 「そのリスト通りに揃えるならば、港湾管理部はトラック1台が手一杯と言っていましたが、 何らかの手段でトレーラーが要りますよ」 連合軍第31統合戦闘飛行隊、通称「アフリカ」。 カールスラント空軍、扶桑皇国陸軍航空隊の現地部隊が、成り行きで独立混成を採り、 いつの間にか陸戦ウィッチ部隊さえ抱え込み、北部アフリカの守護神として君臨する精鋭。 部隊編成当初こそ苦労したものの、それ以降は扶桑陸海軍やオラーシャ陸軍の「一部」。 彼等から潤沢な補給を受けられるよう漕ぎ着けた、私たちよりも余程の苦労を負っているのだろう。 とはいえ… 「扶桑の三式戦、これはまあⅡ型以降できちんと動くものならと、ハードルはまだ低い。 陸戦ストライカーもM4やマチルダの補修部品なら、多分、何とかなるでしょう。 でもBf109のF型なんて…もう何処にも残ってないわよ。G型でさえK型に更新され始めたのに」 「そのあたりは榊班長やシゲさんに、何とか調整を頼んでみるとして…火器弾薬も面倒ですね。 MG34の防塵仕様、マルセイユ大尉専用の特注品。予備まで含めて準備。これはまだ良いですが」 ハンドルを握る私と、助手席に座るリッピ中尉は揃ったかのようにため息を付いた。 ストライカーユニットはまだ、何とかなる可能性が高い。 三式戦は欧州製魔導エンジン換装を条件に、エアフレームがかなり各国に輸出されている。 ロマーニャの補給廠でも、交渉すればなんとかなる可能性はある。 Bf109も最悪、G型の魔法力バランスを調整して、誤魔化して勘弁してもらうしかない。 陸戦ストライカーに関しては、私は造詣はそんなに深くはないけれど、 M4とマチルダⅡといえばリベリオンとブリタニアの傑作で、規格化大量製造されている。 手管を使って何も入手できないことは、流石にないだろう。 しかし… 「FLAK36とボヨールド40mmって、軍艦の格納庫に詰める代物なんですかね。 確か88mm高射砲に、うちらの母艦もしこたま積んでる、あのごつい機関砲ですよね?」 「陸戦ウィッチか高射砲兵用だろうけど、補給申請元は飛行隊だし。まさか担いで飛ぶ気かしら」 「…ご冗談を」 その後の航空補給廠では、これまでにないほどに混乱した交渉となった。 ロマーニャ人は一般的に、女性に甘いと言われている。それは間違ってはいない。 特にこの地の上空、陸上を守っているウィッチには、相当良くしてくれている。 しかし31JFSからの特注品揃いの注文には、流石に担当兵站将校も閉口したのだ。 「そりゃあ、揃えられるものがあれば、何とかしてあげたいさ。しかし物には限度があるぜ?」 「まあ、そうですよねえ…」 私ら二人と、三十路絡みの兵站将校の少佐は頭を抱えた。 ここはウィッチ専用の兵器廠でもあり、陸戦、航空ウィッチ用の装備であれば、 多少の無理が利かないことはないのだが… 「確かにここはウィッチのための補給廠だが、渡せるものには限りがある。 航空機関砲ならまだしも、FLAKやボヨールドって、そりゃ高射砲兵か弾薬廠の担当じゃないかな…」 「それが航空ウィッチ用重火器として、申請が来てまして。31JFSからですが」 「何?…そうか31か、思い出した。確かそんなのを扱う扶桑のウィッチが、あっちにはいたよ」 どうやらそのウィッチについては、彼も心当たりがあったらしい。 嘆息しつつ「多少待ってくれ」と言い、何処かへ電話をつなぐと、十数分話し込み、 肩をすくめながら戻ってきた。相手は恐らく弾薬廠か、高射砲兵部隊かな? 「ストライカーと機銃、他の航空装備や陸戦ウィッチ用の装備。それは何とかする。 109はG型だが、これはどうにもならない。そっちで我慢してもらうしかない」 「ご面倒をおかけします」「有難う御座います」 「それで重火器については…ここの高射砲兵が、1基ずつなら何とかすると言っている」 その分、君らにここの要地防空を気張ってもらうのが条件だがね。 そっちの指揮官にも、最低でも常時1個小隊は飛ばしておいて欲しい。そう伝えておいた。 なかなか様になるウィンクと共に、件の兵站将校殿は融通を約束してくれた高射砲兵部隊に、 正式な譲渡命令書類と、彼等が布陣している場所への地図も寄越してくれた。 …まさか私までナンパしようとするとは、思わなかったけれど。 結局、一連の補給品が揃ったのは、概ね5日後。 三式戦はDB605搭載型が回ってきたけれど、Bf109はG2型が限界で、F型は何ともならなかった。 陸戦ウィッチの装備は、弾薬とストライカーの補修部品。防塵ゴーグルや鉄鉢。 そういったものに関しては、むしろ潤沢だった。 聞けばリベリオンが本腰を入れ、この方面の山岳防御に潤沢な兵站、補給を回しが始めたという。 「世界の工場」とはよくぞいったもの… そういえば、私もソーニャもリベリオンのストライカー使ってたし。 今でも予備装備で持ってきたけれど。 「MGのそれも34の防塵対策ねえ…陸戦想定で良ければ、手を貸してもいいぜ?」 「そうだ、崎山さんがいたんだ…」 「これで一安心ですね」 幸いにして、マルセイユ大尉専用のMG34に関しては、 武装救難小隊でも使っている、MG42用ダストカバーを、 手品のように崎山中尉が数分で仕込んでくれたことで、何とかなった。 扶桑の諺で「餅は餅屋」というのがあるらしいけれど、 こういう時、「本職」がいてくれるのは本当に有り難い。 「しっかしうちでもMG42使ってるが、34はそれ以上に凝ってる上に、これ、銃身や薬室も特製だぞ。 確かにあの嬢ちゃんになら、こんだけの機銃を与えても不思議じゃないがな」 「崎山小隊長、ご存知なんですか?」 「ああ。アフリカにちっと浸透偵察に行ったこともあってね。そん時に護衛してくれたことがある。 問題児だが確かにありゃあ、天才だよ。お前さん方の飛行隊長でも、勝てるかな?」 「それ、隊長の前では言わないでくださいよ?」 私らが崎山中尉の調整を受けたMG34。そしてその予備銃身や部品を、 再度防水・防塵カンバスに包み直しているとき、後ろではあちらはあちらで、 榊班長と勇音が難しい顔をしていた。見ればやはり、大尉専用のBf109Gの調整らしい。 「トリム、タブを弄れるだけ弄ってはみました。過給機のダストカバーも何とか。 魔法力バランス調整も、速度より運動性に割り振ってます。とはいっても」 「感心は出来ねえよなあ。これ、その気になれば正規仕様には戻せるんだな?」 「親父さんの手も借りましたし、それは何とかなります。でも、危なっかしいのは同感ですよ」 勇音と榊班長が、調達してきたBf109-G2を何とかF型に近づけないか。 魔法力バランスだけではなく、タブ、トリム、そういったものさえ弄繰り回し、苦闘していたようだ。 逆に三式戦はノーラさんが嘗て使ったものに近く、そのままでいいとのことで楽なものだが、 申請に関して調べてみると、一概にエースの我侭故とは言い切れない、重い理由があったのだ。 「まあ、一度自分を墜落させたストライカーなんて、誰でも使いたくはないんでしょうけどね」 「いっそのことメルスじゃなくて、もう少し頑丈な奴に乗り換えてくれたら、話は早えんだがなあ」 そう、アフリカ戦線切っての。世界規模で見ても五指に入る最強の航空エースウィッチ。 ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ大尉は、過去にG型での出撃を司令部勅命で強いられ、 エンジントラブルにより墜落事故に見舞われている。 本人は回復可能な範囲の負傷で、何とか事なきを得たものの、長い付き合いの使い魔は「戦死」。 今の使い魔は、その子供らしいけれど…振り回されるのはたまったものではないが、 安心して使える、なれた機材で戦いたいという気持ちは、前線の人間なら皆、一緒だろう。 ましてウィッチにとって、一心同体ともいえる使い魔を亡くしてしまっては、尚更だ。 「でも私らはまだいいですよねえ、一番災難なのは」 「シゲと高柳サンだな。砲術長も青い顔をしていたが、あんなもの担げるのか?」 「念動力系が強ければ、不可能ではないって喜美佳さんは言ってましたけどねえ」 「オーライ、オーライ、慎重に降ろせ。 カンバスに包んでるとは言え、傷がついたら弾道が狂っちまうぞ」 その当事者。シゲさんこと斯波茂雄整備大尉、「伊勢」整備班長は陣頭指揮をとって、 高速昇降機に載せられた「補給品」を、まずは天板に厳重に固定させてから、作業を開始していた。 後ろでは事前に運び込まれた弾薬を、「日向」より来訪した高柳砲術参謀。 「伊勢」砲術長と砲術分隊の一部が、入念に状態を確認し、信管と弾薬が分離されているか。 状態に異常はないか、整備班ともども目を通し続けている。 「36サンチ主砲や12サンチ高角砲を預かっている立場で何ですが… 航空格納庫の内部に高射砲を積み込むなんてのは、兵学校を出て初めてですね」 「俺だって初めてだよ。というか、こんなことが何度も続いたらたまったものじゃない」 そう、今シゲが降ろしているのは、分解されたFLAK36型高射砲の5m近い砲身。 そして彼等が見ているのは、やはり分解されたボヨールド40mm高射機関砲。 加えて二つの重火器の予備部品、弾薬、信管などであった。 何れも厳重に分離され、梱包され、緊急散水の通電も確認はしているが、安心出来るものではない。 「本艦が『日向』の教訓を取り入れ、半開放格納庫を採用したのが、今回は災いした… そう言ってはさすがに不謹慎でしょうかね?」 「それは仕方ないさ。俺が中瀬さんや君の立場でも、同じことを言うよ」 そう。「日向」にストライカーユニットとその他ウィッチ用装備が搭載され、 「伊勢」に重火器が集中搭載されたのは、その構造の違いからであった。 最初に航空戦艦となった「日向」は、扶桑とリベリオン双方の試行錯誤もあり、 格納庫側面も、かなりの厚みのVH装甲鈑で覆われている。 これはネウロイの攻撃の貫通を許さないまでは有効だが、一度射貫されてしまえば、 エレベーター以外に爆風の抜け道がない。無論、応急設備は多重化されているが。 その反省を受けて、「伊勢」の改装を行う際には、荒天時の作業を想定して、 格納庫は一応、側壁で覆われているものの、内部で爆発が生じた場合、 容易に吹き飛ぶ程度のものであり、それにより爆風を逃し、艦の被害を極限する構造となったのだ。 「よぉーし、次は薬室だ。こいつに傷いったら他が無事でも…ちょっと待ってくれ。 ああ、俺が直接行って監督するわ。砲術長、参謀、少し失礼します」 「うん、宜しく頼むよ」「苦労をかけるね」 まあ、これが仕事ですからね。 危険で精密な重火器を格納庫へ運び込む作業で、披露の浮いた顔に苦笑を刻みつつ、 斯波茂雄整備大尉は、一旦昇降機を上昇させ、 砲身同様、射撃には無傷でいてくれないと困る薬室の格納作業。その監督に掛かり始めた。 その他の糧食、真水、弾薬、小火器、衣料品、医薬品などは、 幸いにして二人のロマーニャウィッチの援護射撃もあり、順調に積載が終わっていた。 とはいえ、88mm高射砲と40mm高射機関砲。それを他のウィッチの火器弾薬も収まっている、 航空格納庫へ収めるという難事で疲労した整備班。 現地へ赴けば、酷暑のもとに同様の作業をせねばならぬ彼等を慮り、 松田少将直々に、連合軍へ出撃を半日遅らせることを申請。乗員には半舷上陸が許された。 「…あれ?先輩、何してるんですか?」 「んー、まあ強いて言えば観光」 陸上基地に展開して、今回は留守番としてタラント防空を預かるソーニャ。 彼女も哨戒シフトの非番で、街に繰り出してきたのだろう。偶然、街路で出会したのだ。 私と七航戦主計班も、やはり現地での作業と現状での疲労を見越され、 半日間ほどの半舷上陸を許可されたのだ。今の私はオラーシャの軍衣を纏ってはいるが、 首から下げたリベリオン製のカメラも相まって、余り軍人には見えない雰囲気だろう。 「この前、ブレストに寄港したときにリベリオンのアーガス。あれが安く買えたからさ。 フィルムまではそんなにお金回ってないけど、記念写真にはいいかなあって」 「でも先輩が撮るのって大概、掘り出し物のバーや酒屋の中とか、道端の野良猫とか、 そんなんばっかじゃないですか」 「良いじゃん、好きなんだし」 でもリベリオンの機械が良いのは、本当ですよねえ。壊れにくいし安いですから。 ソーニャ、ソフィア・レオノア准尉の言葉にうんうんと応じつつ、私は道端をのんびり歩いている、 さっちんのミケと同じくらい、毛足の長い猫を撮ろうとして-逃げられてしまった。 「あーあ、残念でしたー」 「猫って下手なネウロイより、よっぽどすばしっこいのよねえ…そういえばソーニャは?」 見ればソーニャの手元には、菓子や書物といった嗜好品の他に、ワインか何かと思しき、 細長いボトル複数の収まった紙袋が下げられている。これまた見事な観光者風だ。 「バカーチン叔父さんあてに、何かいいお酒はないかなって。 コニャックは無理ですけれど、ここはここで、グラッパっていうワインが特産品みたいで」 「そっかあ…喜望峰周りの、遠い贈り物だねえ。帰ったら一緒に飲めるよう、多めに買っておいたら」 「先輩にはあげませんよ?」 「チッ…って違う、親族相手のプレゼントを飲むほど、酒に飢えてないわよ!」 そんなこんなの半日ほどの休養を経て、やがて出港時刻が到来した。 流石に航空作業勤務前に飲酒はご法度だが、ロマーニャならではの海産物を使った料理を楽しめ。 そして意外と人懐こい野良猫何匹かを触れたのは、僥倖だった。引っ掻かれたけれど。 「甲板分隊、錨上げ。曳索離せ」 「錨あげーー、曳索離せぇ!」 「安全監視員、配置よろし」 「曳船、本艦より距離をとりつつあり」「両舷前進微速」 かくして出向当日となり、今、私の乗り込んでいる「伊勢」を含む、七航戦を中核とした輸送部隊。 連合軍名称「サウスポート」、扶桑皇国海軍名称「南」号作戦は制式に発動された。 しかし発動されたと言っても。 「何ともおっかないですねえ。これ、確か重戦車や大型ストライカーに積む大砲だとか」 「高射砲兵が試験導入していたが、水平射なら1500mで100mm以上を軽々とぶち抜いたそうだ」 「出来ればそれ、ネウロイ相手だけにして欲しいですね」 私ら航空ウィッチに、入出港時にやることはなく(というか邪魔になる)、格納庫でだべっている他はない。 今回の編成は、喜美佳さんこと南坂喜美佳大尉を第一中隊兼任の指揮官に。 編成は流動的だが、先任将校は勇音、リョーコさん。 そして私より先任で、この近隣を知り尽くしているリッピ中尉。 同じくロマーニャウィッチで、現地の対地支援攻撃で活躍してくれるであろうリーチェ。 カールスラントウィッチの中で、唯一、あのエースにさほど敬遠していないティー。 夜戦隊から唯一出向してきてくれ、先日佩用した中尉の階級章が新しい御影。 やはり先任将校で、勇音と同じく大尉への進級が近い先任の龍華さん。 そして末席の私、総勢9名が、今回7航戦が輸送物資の合間合間を縫って搭載させた、 ウィッチ飛行隊の総勢であった。 「吾輩なら持ち上げられんことはないかもしれんな、装填手がいるが」 「88mm砲弾を担いで飛ぶだけでも、大事ですよ。一撃必殺なら頼もしいですが」 「試してみるかな…」「いや、それは止めてください。隊長が目を付けたらどうするんです?」 割り当ては「日向」に喜美佳さん、リョーコさん、リッピ中尉、リーチェ、御影。 そして「伊勢」には勇音、龍華さん、ティー、私といった塩梅である。 本来、2隻合計で23名を搭載、運用できる航空戦艦が、その4割程度しか乗艦させていない。 それだけで、格納庫の有様がどんなものか、わかろうというものだ。 加えて「日向」には茂木中尉と「ハチドリ」-カールスラント製の輸送ヘリコプターさえ積んでいる。 でもって私は、龍華さんと二人で呆れ返ったように、カールスラントの生み出した傑作高射砲。 FLAK36型56口径88ミリ高射砲の分解された姿を眺め、あれこれ雑談していたというわけだ。 「あー、今のうちに哨戒割(ワリ)伝えておくわよー…って二人して、それに釘つけだったのね」 「おっといかん、それがあったな」 「うん、まあね。搭載されてる高角砲はともかく、分解された高射砲を運ぶなんてさ」 それはもう、みんな諦めかかってるから、観念しなさいな。 そんなことを言いながら、勇音がティーを伴って格納庫に入ってきた。 流石にここでは手狭なので、航空科員区画-今は閑散としているが、ここにも需品が山積みだ-で、 折畳式の簡易卓に、今は臨時で「伊勢」飛行隊長を務めている樫城勇音大尉が、 航路、そして恐らくは哨戒班を示すのであろう、A、B、C、Dと書かれたウィッチをかたどったマーク。 それが随所で艦隊上空を交代する様が、記載されている。 「知っての通り、今のマルタは大型ネウロイの巣窟になってる。 だから艦隊もできるだけ、迂回航路で、マルタ島から距離をおいたコースで突っ走る予定。 そこまでは聞いてるわね?」 三人のウィッチが頷くのを確認すると、勇音は航路をなぞった。 タラントを出港した後、マルタをカーブを描くように迂回し、イオニア海から北アフリカへ抜けるルートだ。 「最終目的地はトリポリ。 北アフリカで一番整った港湾のある都市。ここまでおよそ1100海里。 必要な時間は悲観的に見て4日前後。その間、9名を4個班にわけて3時間から4時間。 上空警戒を行う。うちでは私とティー、龍華とクララの組み合わせで」 「確かにそのコンビなら、間違いはないな」 龍華さんの言うとおり、勇音の見立てはかなり的確に、四人の技量と適正を見極めてきた。 ティーは普段、ぼんやりしているように見えて、 案外、やれると思ったときはとんでもない無茶をする。 目端が効いて中隊長勤務の長い勇音が、万が一のブレーキ役に入るのは無難だ。 そして龍華さんは普段の言動こそ芝居がかっているけれど、 勇音と同等以上のベテランでもある。 最近、La-9にすっかり慣熟できたとは言え、空対空戦闘が苦手な私のカバーに入れたのだろう。 「航空哨戒開始の時間は?」 「艦隊出航から一時間後には。可能な限り迂回すると言っても、 マルタからすれば、ロマーニャ南部から中部は攻撃圏内の可能性が高いからね」 「第一陣は喜美佳さんとリョーコさん、第二陣は僕と勇音さん、それ以降は…」 勇音とティーの説明を聞いているうちに、自然と眉間に皺が寄ってきたのを自覚した。 以前、艦隊を襲撃してきたネウロイは、マルタ島から概ね200海里で遭遇した。 あれが進出限界かは分からないが、今回の艦隊航路はそれよりも大回りになっている。 そして仮に電探や空中哨戒で先手を打てても、こちらは9名。 迂回航路ゆえの4日間、どうなることやら… 「大体、何を心配しているか検討は付くけれど、考えすぎても仕方ないわよ」 「なるようになりますって」 「“燃料”が足りないようなら、輜重品から補給するか?」 見れば勇音、ティー、龍華さんがそれぞれ、態度は違えど案ずるような色を浮かべていた。 はっきりと顔に出ていたのだろう。懸念だけではなく- 「あ、ああ。ごめん、何か心配させちゃったわね」 「今回はブリタニアの機動部隊も陽動に出ているし、タラントから300海里程度なら、 うちの隊長とかのスクランブルも期待できるしさ。ま、気楽に行きましょうよ」 「オラーシャ人の私がアフリカ旅行だものねえ、五年前なら考えもしなかったわ」 そう、恐怖がありありと顕になっていたに違いない。 実際、背中には嫌な汗が、艦内はそれなりに空調が効いているのに、伝っていた。 如何なる攻撃を受けても、弾き返し、あるいは即時に再生し、 一万トンを越える巡洋艦を軽々と大破させる、あのネウロイの姿が脳裏から離れないのだ。 「じゃ、各自解散。自分のユニットと武装は、整備任せだけにはしないように」 「レコン0-1(喜美佳)より指揮所、発艦準備よし」 「0-2(リョーコ)、同じく出撃準備よし」 「指揮所より0-1及び0-2、発艦を許可する。無事に戻れ」 指揮所から聴きなれたカタパルト作動の警報音が鳴り響き、程なくしてGがかかる。 魔力による身体強化と慣れで、もうすっかり馴染んでしまったが、一瞬海面が迫るような感覚。 これだけは慣れても気分がいいものじゃない。 文字通り自分の足と言っていいほど馴染んだ紫電改。 その「マ43」魔導エンジンとフラップを、体に染み付いた魔力コントロールで調整し、 程なく上昇角を取る。見れば大尉もぴたりと私の前方に占位している。 「無事発艦を確認、そのまま高度5000まで上昇、爾後、レジーエイトで哨戒に当たられたし」 「0-1了解…さて、行きますか。エスコート、宜しくお願いしますよ?」 「道案内ならお任せあれ」 喜美佳さんらしい冗談めかした態度にあわせ、こっちも多少笑って見せる。 さすがは飛行隊長経験者というべきか、この前の戦闘の影響を、殆ど顔に出していない。 もうひとつの祖国の扶桑。その武士道には反するかもしれないけれど、皆、怖かったろうにね… 私のそんな思いを他所に、大尉と私の紫電改は至って好調であり、 6分もしないうちに指定高度にたどり着いた。 その後、すぐにロッテのままにレジーエイト。 リベリオン海軍航空隊が産み出した、八の字を描くような哨戒飛行を開始する。 「雲量1、快晴、視程6マイル以上、現在異常兆候なし…と」 「扶桑とは違った、青みの強い綺麗な海ですね」 「ええ。荒れるときは荒れますけれど、ここはいいところですよ」 眼下を見れば地中海が。その中心にネウロイの巣窟を作られてしまい、 対岸が激戦地となっていることなど感じさせない、 日光を綺麗に反射した、深く美しい青色をたたえている。 「只、この高度ならそんなに心配はないですが、 シロッコ-あー、アフリカからの強風には気をつけて下さい。 結構な砂塵を含んでることもありますので、海上でも用心しないと駄目です」 「そういえば環ちんと同じ、漁師の家の子ですものね」 「こういうベタ凪の時は、本当に漁にはいいんですけどね…早く、ネウロイに出ていってもらわないと」 そう。アフリカとヴェネチア方面が戦線である状況の中で、ガリアが解放されたとき、 何より喜んだ人々の中には、私ら地中海を漁場とする漁師もいるのだ。 これで安心して魚が取れる、海に船を出せる、と。現にヴェネチアが陥落した後も、 ロマーニャの漁師たちは逞しく、船を出して、海からの贈り物を賜ってきた。 だが、マルタ島が陥落してしまっては、どうにもならない。 北部ロマーニャやヴェネチア方面からの空襲なら、縦深を活用した防空で阻止も出来る。 しかし、昔から地中海貿易の要とさえ言われた、あの島にネウロイが居座ってしまったら。 今のように大型船で大迂回するか、空海軍の援護を受けやすい沿岸漁業しか出来ない。 ブリタニアは、海軍も空軍もけして悪い奴ばかりじゃない。 結構頼りになる、しぶとい連中なのに、どうしてこういう肝心なときに限って間の抜けた- 「知恵と船と少しの勇気があれば、海は何時か必ず、人に懐を開く」 「え?」 少し暗い想念に囚われそうになったとき、喜美佳さんが普段とは少し違う。 穏やかではあるが、真面目な声音で詩的な言葉を口にした。 「涼ちんから教わった一節です。 出雲の家は造船だけでなく、昔は漁業も営んでいたそうですから」 「そういえば隊長、よく舷側から秋刀魚を釣るのが好きでしたものね」 「ええ。そして今の私たちには、知恵も勇気も、そして-」 「まだ一年弱ですけど、生死を共にした『日向』、それに『伊勢』もいましたよね。 そうでした、ちょっと弱気になっていたのかもしれません」 「加えて最新の駆逐艦4隻も、ですよ。でもまあ、そんなの当たり前だから、気にしちゃ駄目です 私だって一度、お馬鹿な参謀を殴り飛ばし、営巣に入った時、彼を破滅させる方法を72通りは」 ちょっと大尉には失礼だったけれど、私は声に出して笑ってしまった。 普段は穏やかで冗談ばかり飛ばしているこの人が、営巣の中でかわらぬ調子で、 「さーて、次はどんな手を考えましょう」と、満面の笑みでノートに何かを書き付けている。 そんなコメディチックな情景を、ありありと想像してしまったのだ。 「でも、大尉が実行に移す前に、勝手に自爆したんでしたっけ」 「その時の参謀を処罰してくれたのが、今回の第一遊撃部隊司令だったりするんですよ」 「人の縁って分からないもんですねえ」 幸いにして艦隊出航より第二直まで、空襲の予兆はなく、今や日は暮れ、 六隻の軍艦は墨絵のように影を落とし、夜目に目立つ白い航跡を残し驀進し続けていた。 「『日向』『伊勢』、艦尾信号、方位変わった… 追間距離5000、進路3-4-5、速度、そのままー」 「取舵」 「とぉーりかぁーじ」 そのころ、第七航空戦隊の護衛。そして彼ら自身も物資輸送任務を仰せつかっている、 第一七駆逐隊旗艦「霜月」では、艦長の畑野少佐が、落ち着いた様子で舵を握っていた。 本来であれば航海長、航海士に任せるのが普通であるが、駆逐艦は員数も少なければ、 戦艦や巡洋艦、空母ほど格式張ってもいない。 故に艦長自らが艦橋に立ち、舵を握ることも珍しいことではなかった。 そして艦長自らが舵を握る「霜月」は、二隻の航空戦艦に遅れることなく、 外周陣形を維持しながら、20ノットの高速巡航のまま、安定して進路を変え始めた。 「うまいもんだな。着任して間なしなのに、元々トップヘビーに補給品過積載のこのフネを、 夜間でそこまで綺麗に扱える奴は、そうそうはいないぞ」 「以前は『酒匂』の航海士も務めていましたが、あれに比べれば随分楽ですよ」 「ありゃあ本当に、正真正銘の『花魁の簪』だからなあ」 そう話しかけてきたのは、その一七駆逐隊を預かる新谷大佐であった。 汐焼した顔、枯れた声、節くれた手指から分かるとおり、生粋の「車引き」でもある。 「それに今回は、司令が清水中佐と一緒に、燃料廠に目を光らせてくれていましたから。 良い燃料を呑んだ駆逐艦ってのは、多少重くてよく回りますよ」 「あの時は迂闊だったぜ。天下のロイヤルネイヴィなら友軍も粗末にはすまいと、 安心したのが少々知恵が足りなかった。前線になっちまえば、皆、あんなもんだろうにな」 そう、新谷は生粋の「車引き」。 つまりは艦隊勤務の長い、海軍大学校への進学も興味がない、生粋の艦艇指揮官だ。 海と部下の掌握、艦隊行動については本能のレベルで身についている。 しかしそれだけに、同じ「船乗り」の仁義や善意というものを、深く信じているところがあり、 前回の哨戒行動出航の時に、「霜月」機関長が感づかなければボイラーが故障しかねない、 低質燃料を丸のみさせられるところだったのだ。 これはブリタニア海軍というより、その燃料廠の担当将校が質の悪い輩だったようであるが、 この苦い経験以降、新谷は機関長や航海参謀、内務長、主計参謀などの誰かを伴い、 他国海軍からの補給作業には必ず、自ら立ち会うようになったのだ。 「『大月』『浦月』『山月』…僚艦の占位に異常なし」 「機関、罐圧及びタービン回転数、異常なし。機械室および発電機、問題なし」 「よぉし、ご苦労。舵戻す、速度赤黒なし」 イオニア海を目指し、進路を刻一刻と変える航空戦艦2隻。それを護衛する秋月型駆逐艦4隻。 僅か6隻からなる艦隊は、速度を20ノット以下に落とすことなく、見事な転舵を行った。 「松田さんもやるなあ。あのでっかいフネ2隻、速度を落とさず編隊を崩さず転舵させるなんて。 昔は少し、頭でっかちな人だったんだが」 「大分、変わられたらしいですよ。日向が航空戦艦になって、否応なしに他国のウィッチ達と関わって」 「俺も少しだけ話をしたが、あのお転婆娘たちの愚痴ばかりだった。 ま、娘を山ほど持った父親が、何時までも石頭でいられる筈がない。家長は妻子にゃ勝てんのだ」 「げほっごほっ!?」 「司令、お風邪ですか?」 「すまない、大丈夫だ。誰か噂でもしとるのかね」 唐突に喉に痰が絡みせきこんだ松田を、心配そうに覗き込んだ通信参謀に、 彼は軽く手を振って、大丈夫だと応じた。 妙だな。時差ぼけや南洋ぼけには気をつけていたし、予防接種や健康診断。 それに最近の軍務でもおかしなところはなかったが…多少、緊張しすぎているのか? 「それよりも菅原中佐、しかと耳を済ましておいてくれ。電探と逆探だけではなく、 君達の拾うネウロイの波も貴重な情報源だ。何より、今回は他国の海軍と共同して動いてる」 「ええ、心得ています。正直、彼等からの通信がなければ、盲目で進むようなものですから」 そう。今回の任務は出雲涼中佐が口にしたとおり、ブリタニア海軍地中海艦隊。 その過半が出動した機動部隊が、マルタ島のネウロイネストへの陽動攻撃を実施。 同時に特殊潜水部隊による、水中隠密浸透偵察さえ行うらしい。 結果がどのように出るかは分からない。 しかし装甲空母三隻、戦艦二隻、巡洋艦及び駆逐艦一三隻、合計一八隻の機動部隊。 彼等は何より、マルタ島の球形状のネウロイネスト。その内部構造偵察を成功させ、 並行して七航戦がアフリカに辿りつけるよう、盛大に電波を発信し、接近しているはずだ。 「艦隊出航から半日、ブリタニア海軍は4日前にジブラルタルから先行出撃している。 そろそろ何らかの接触があるはずだ…航空参謀、夜間哨戒班は問題なく飛んでいるか」 「白水中尉は元々夜間専属ですし、他のウィッチも夜間進攻には大分慣れてきたようです。 電測班、通信班と確認しましたが、異常なく上空警戒をやってくれています」 一時期は涼が航空参謀を務めていたが、欧州派兵に伴う激務。 そのような中、人事の兼任は極力減らすべきだとの意見から、新規に着任した航空参謀。 元は偵察航空隊飛行隊長ながら、負傷により参謀へ転属した千早少佐は、 大丈夫ですよと安心付けるように、快活に応じた。 今、飛んでいる夜間哨戒班は御影以外、リーチェもリッピも夜戦は本業ではない。 とはいえ北洋護衛作戦を含め、夜間から払暁にかけての任務は複数回こなしている。 当初は搭乗員出身ということもあり、どのようにウィッチに接するべきか躊躇した時期もあったが、 元々、豪放磊落かつ元は腕利きの搭乗員である彼は、すぐに打ち解けたようだ。 『レコン0-3(御影)より日向、聞こえますか』 「こちら日向、野村だ。聞こえている、0-3。状況を知らせ」 『魔導針と逆探が波を拾いました、ネウロイじゃありません。 恐らく、友軍艦隊のそれかと、方位0-8-5』 御影の報告と同時に、指揮所に緊張が走った。 友軍艦隊ということは間違い無く、ブリタニア機動部隊だ。 高度5000m以上を飛翔する夜戦ウィッチは、中にはメテオバーストを用いたアマチュア無線で、 夜間の孤独な哨戒任務の、寂しさを紛らわせることもあるという。 六六六空の夜戦隊がそういう習慣を持つか、千早はまだそこまでは聞き及んでいない。 少女のささやかな趣味、内面的なものへ土足で踏み込むのは、流石に躊躇われたのだ。 だが、元々夜戦ウィッチがそのように高い通信、逆単能力を有していることは知っている。 時には艦隊よりも早く、通信波や電探の波を捕まえられることも。 「通信参謀、その方面の波を集中的に拾ってくれ。0-3、白水中尉。そっちも頼む」 『了解です』 「参謀、艦隊間通信と思しきものを受信。恐らくこちら宛でもあります」 「読んでくれ」 「はい。発:K部隊、宛:周辺部隊各位、2215時、ワレ、新種ノねうろいノ接触ヲ受ク。 偵察型、位置座標162-072-058、各方面ハ空襲ニ備ヘラレタシ…」 「マルタ島からきっかり200海里。以前、我々が襲撃を受けた地点とは異なりますが、 あの島から半径370kmが鬼門なのは、間違いなさそうですな」 「後は彼等が、どれほど我々の戦闘報告を受け、戦術を工夫し、十全に戦ってくれるか…か。 航海参謀。中途の回避運動を含め、今から巡航速度を上げて燃料がもつ限界は?」 一瞬黙考し、恐らくは「カミソリ」とさえ言われた怜悧な頭脳の中で、海図と燃料。 各艦の特性を安産し終わったであろう、航海参謀たる後藤大佐は、そうですねと前置きし、応じた。 「全く逃げの一手を打つのであれば24ノット。但し、艦隊運動を考えれば22ノットが限界です。 燃料自体は距離的に問題ありませんが、戦艦と駆逐艦では操舵特性が異なりすぎます」 「心得た。達する、艦隊速力22ノット。現在、ブリタニア機動部隊、マルタ島からのネウロイと交戦中。 各艦、艦内哨戒第二配備。対空見張りを厳と為せ」 「艦内哨戒第二配備、対空見張りを厳と為せ!配置急げ!」 それまでの三交代制の艦内哨戒第三配備から、ニ直の第二配備へと艦隊は警戒態勢を変更した。 本来ならば、直ちに第一配備としたいところだが、ブリタニア海軍の動向、戦闘の結果次第で、 状況はいくらでも流動的に変化する。 松田にしても新谷にしても、そして各艦長や参謀にしても、最低限度の交代制を維持し、 乗員の疲労を極限まで高めることだけでは、避けておきたかった。この状況がいつまで続くか。 それはまだ誰にも分からないのだ。 (中編に続く)
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2021年度後期定例マギカロギア ホシの落とし子と新たな未来 GM てんとう虫 PL aldean、Skeleton、みるふ、ヒヒイロカネ 名古屋市千種区 波越市千石区に存在する支部「千石支部」を舞台としたキャンペーンシナリオです。 レギュレーション 第三階梯スタート 功績点はルルブ通りに配布 ハウスルールを採用 + 詳細 選択ルール「機関」「初期召喚魔法の変更」「第七の真の姿」「異種族」「呪句」使用可能(「低い階梯のキャラクター」「魔法使いの弟子」「特殊なアンカー」が使用可能な時は別途指示) サプリメント「黄昏選書」使用可能 オリジナルルール「限定召喚」「数学者」使用可能 事件表は都合が悪ければ運命の属性に限り変更可能 1セッション中に同じアンカーに同じ運命変転が2度起きた場合に適応される特殊効果(ex. キャラクターロスト、破壊、書籍卿化等)は採用しない(キャンペーンキーパーソンとかに死なれるとめちゃくちゃ困るので) 1セッション中に同じアンカーに同じ運命変転が2度起きた場合、そのアンカーの運命の力は使えなくなる 憑依深度によるNPCのロストはあるが、憑依深度が設定されていないNPCもいる 禁書中毒キャラの願いが「自分についた禁書を回収してほしい」などではない可能性がある シーン表と事件表でゾロ目が出た場合、魔素が発生する クリティカルによる魔力の回復で、魔力の最大値を越えた場合、越えた分は一時的魔力として獲得する ワイプでの登場を許可(シーンプレイヤーがいる場所にいなくても発生した魔素の回収や呪文・俗呪の使用が可能) シーン表や事件表に書かれている描写は使わなくてもよい(特殊効果だけ発生) ドラマシーン中、自分の蔵書欄にチャージされている魔素の位置を替えることができる(転送のセルフバージョン) 霊化したアンカーに対して名付けを行うことはできない 猟鬼の特記事項「狩りの勲功」の条件を「〈書籍卿〉を消滅させる、または猟鬼に引き渡すたびに」に変更 PC一覧 [部分編集] "伝承の隠者(フォークロア・ハーミット)" オズ・レグニル(PL ヒヒイロカネ) + ... 性別 男 年齢 28(見た目年齢)/930(実年齢) 階梯 第四階梯"哲人" 領域 歌 経歴 書警 機関 猟鬼 表の顔 古本屋 魂の特技 伝承 真の姿 白紙の本から溢れる絵と言葉 キャラクターシート 生まれは現スウェーデン、彼は裕福な商家に生を受けた。父の商売は当時生産が増えていた紙と本。彼は当時の人としてはめずらしく、たくさんの物語に囲まれて生きてきた。 その物語の中に真実があると気づいたのは12歳の時。魔法に目覚めた彼は、大法典の新参者として修行していた。優秀で野心に溢れた同期たちの中、彼は特に大きな出世欲を持たなかった。その代わり、彼は勇敢で聡明な彼らを物語にした。彼らの活躍は今まで読んだどの物語よりも面白く、エキサイティングだった。 彼が違和感に気づいたのは、15歳の時だった。厳しい任務から命からがら生還し、興奮そのままに物語をつづった後、自分で書いた物語を読み返しているとどうにも不自然な部分があった。最初は「書きなれてなかったけど気にならなかったのかな?」と思っていた。しかし、危険な任務に行くたびに違和感は大きくなっていく。気になった彼は上司の実践者にこの違和感を調査を頼んだ。小さな違和感から始まったこの騒動はのちに魔法界に大きな衝撃を与えることになった。 彼は一冊の本を完成させると、それを片手に世界各地の魔法使いの物語を蒐集し、一人一人を一冊の本にまとめる旅にでた。 気づいたときには最初に持っていた本は白紙になっていた。名も思い出せない彼らの物語は失われてしまった。しかし、彼らがいたという事実だけはこの白紙の本に残っている。そのことを伝えるために、彼自身が物語の登場人物になるべく戦いを始めることにした。 彼の片目は旅をしているときにオリジナルの賢者の泉に捧げている。彼が大法典の書警としての活動を本格的に再開した時には猟鬼という監査機関ができていた。偶然にも同じ魔法での儀式をすでに行っていた彼は、たくさんの反対意見があったものの、義眼の魔法が発動したため、なんとか認められた。しかし、彼の義眼にかけられている魔法は度々ゆがめられていという疑いがある。 [部分編集] "迷えし想い(ペルディタス・アフェクタス)" 浅倉(あさくら) 翠里(みどり)(PL aldean) + ... 性別 男 年齢 16 階梯 第四階梯"哲人" 領域 歌 経歴 訪問者 機関 円卓 表の顔 高校生 魂の特技 愛 真の姿 翼持つ美しい乙女(ハルピュイア) キャラクターシート 歌え、唄え、唱え、謡え。 迷い惑いて、想いを詠え。 想いは風と為り、嵐は魔を導く。 風よ吹け、嵐よ鳴れ。 其れは彼を迷わす牢獄か。 其れは彼女を癒す箱庭か。 私立北山大学附属北山高等学校2年、男女混合合唱部所属。 中性的な顔立ちの少年。 合唱部に「深川 茜音」という彼女がいるが、少しすれ違いを感じていた。 ――否、自分自身に対して、すれ違いを感じていた。 ある台風の日。 彼は嵐の中に、『彼女』を見た。 『彼女』は嵐の中に迷い、閉じ込められていた。 『彼女』は風の中に癒され、護られていた。 そして彼は気が付いた――『彼女』は彼自身だと。 彼は歌う――恋人への愛の歌を。 『彼女』は詠う――魔を誘う愛の歌を。 台風が過ぎ去ったあと、彼は〈円卓〉に保護された。 彼は今も、すれ違いを感じている。 ――彼と『彼女』の合間に。 ――彼と彼女の合間に。 ――〈愚者〉と〈訪問者〉の合間に。 ――風と嵐の合間に。 [部分編集] "導く者の教理(リーダーズ・ドクトリン)" 九十九(つくも) 枯読(こよみ)(PL みるふ) + ... 性別 女 年齢 21(見た目年齢)/328(実年齢) 階梯 第四階梯"哲人" 領域 獣 経歴 書工 機関 学院 表の顔 自由業 魂の特技 教え 真の姿 トーテムポール キャラクターシート 学院の割と優等生→先生 第四階梯の魔法使いとして大法典の任務をこなす傍ら、学院側からのお願いでよく各地域の学院分校に所属する第一階梯の魔法使いに実戦の様子を見学させている。 一人目の後輩ちゃん 二人目の後輩くん 三人目の後輩ちゃん 四人目の後輩ちゃん 五人目(三人目を転用) 六人目 [部分編集] "舞台の上の虚構(フィクタ・イン・スカエナ)" 夢鳴(ゆめなき) 陽菜(ひな)(PL Skeleton) + ... 性別 女 年齢 21(見た目年齢)/701(実年齢) 階梯 第五階梯"達人" 領域 夢 経歴 異端者 機関 天涯 表の顔 舞台女優 魂の特技 真の姿 ピエロのお面 キャラクターシート 表 舞台が好きな人なら知っているような舞台女優。舞台にいない間は無表情でいるが、舞台の上ではまるで別人のような演技をすることから、「舞台の上の花」と呼ばれる。私生活は闇に包まれている。 裏 700歳を超えた妖魔。その変わらぬ容姿は、人間の興味を引き続ける。しかし、人間への興味はやがて人間との関わり合いを持ちたいというものに変わり、昔よりも社交的になった。(当社比) 千石支部業務日誌(セッション一覧) [部分編集] 第一話「千石支部へようこそ! ~Short ver.~」 ※シナリオ「千石支部へようこそ!」のネタバレが含まれます。 + ... 2021/10/28 禁書「『麗しの紅き銀幕』」編纂記録(訓練) 場所 千石支部内 記入者 成田征生 この度も新入支部員の皆さんに対し、編纂訓練を行いました。なにやら色々とトラブル続きだったようですが、なんとか無事に編纂を終えることができたようです。今回は試験的に「翼の騎士」に皆さんを偵察してもらっておりましたので、その報告を元に今回の事件の概要を記載してみることにします。 皆さんにいつもの招待状をお送りし、ガイダンスと称してお呼び出しした当日。どうやら九十九さんは30分前に千石図書館前についていらっしゃったようです。浅倉さんは駅で迷ってしまい、通りかかった夢鳴さんと共に時間通りに到着。最後の一人、オズさんが来ないので先に課題の本を探していたようですが、なかなか見つからず。結局1時間遅れて到着したオズさんが見つけたようです。あの招待状も、色々とアップデートしたものです……。最初は最低限時間と場所、それから「『みえないくにのあるきかた』という本を探して開け」という指示のみだったのですが。「奥にあります」と注意書きを添え、メンバーリストを同封し……などなど。まあ、それは余談ですね。 本を開いて支部に到着。このときは報告を受けていなかったので、何かあったのか、訓練前に本当の事件が起きてしまったかとヒヤヒヤしたものですが、ただの遅刻と聞いて肩を落としたものです……。気をつけて欲しい。本番はタダじゃ済みませんよ、いや本当に。こちらもいつもどおり、案内を開始しようとしたところで「支部内に禁書が発生した」という電話を受けて皆さんに委託する、という流れで訓練を開始。今回はわりとみなさん素直に聞いてくれて助かりました。……本探しで気疲れしてしまったのか、夢鳴さん以外のみなさんはなんだか存在が希薄でしたね。その後もなかなか調子が出ず、結局外付けの魔法武装でごまかしていたようです。時間の都合で今回は探索箇所を絞って提示したのですが、あの様子を見るとそれで正解でしたね……。 さて。そうして発足した絢爛たる極光の魚(ブリリアント・オーロラ・フィッシーズ)(仮)。最初に調査に向かったのは仮眠室。……調子が悪かったので調えようと足を運んだようですが、そこには樹に待機してもらっていたんですよね……。調律は調律でも場の調子を調える方をやっていただきました。その後も、支部長室に足を運んだ浅倉さんが支部長の能天気さに警戒心を抱いたり、シルヴィアさんに無茶を吹っかけられた九十九さんが魔法災厄対処の練習に失敗したり(《黄金》の刻印って、他の刻印と相性悪いんですよね……)、支部長が夢鳴さんに秘蔵の酒を咎められたり(ありがとうございます、正直どうしようか迷ってたんです)……と、支部の方々と仲を深めていただきました。……深めてますかねこれ。 さて、1つ目の〈断章〉を見つけて回収したあたりから調子が出てきたようです。〈断章〉からは魔力を剥ぎ取って調律がうまく行かない分をカバー。残った〈断章〉はオズさんが書警らしい高火力の魔法で手も足も出させずに圧倒。連続して魔法災厄が発生するなどのトラブルもありましたが、力を合わせてなんとか切り抜け。魔素もたくさん発生し、万全の状態で〈禁書〉の編纂へと向かいます。魔力を吸われすぎていたため、すぐにやられてしまっては実力も測れない……と、イプシロンも頑張ったようですが、最初のオズさんの攻撃でごっそりと魔力を持っていかれ、結局全員の行動を見ることなく無事編纂が完了。種明かしをして終了と相成りました。イプシロンの最後の言葉もあり、種明かしの時点までには気づいている方もいらっしゃった様子。まあ、みなさん通常運転でしたし……そろそろ支部の皆さんも慣れきってしまって緊張感がないんですよね……。第一級魔法災厄発生の際の避難訓練なども兼ねるべきでしょうか。次回新入支部員が異動してくるときにまた考えてみます……。 本日の業務報告は以上です。我ながら、かなりの分量を書いてしまいましたね……。支部がにぎやかになるのが、自分が思っているよりも嬉しいのやもしれませんね。 第二話「愚者の黄金と賢者の石」 + ... 2021/11/11 禁書「愚者の黄金と賢者の石」編纂記録 場所 浪越市千石区内 記入者 佐藤樹 成田さんが胃痛で倒れちゃったので、今日はボクが書きますね! 今回、宝石が石に、石や金属が宝石に変わってしまうという魔法災厄が検知され、禁書の編纂のために絢爛たる極光の魚(ブリリアント・オーロラ・フィッシーズ)(仮)の皆さんに出動してもらいました。結果から言えば、特に大きな犠牲もなく無事編纂は終了したようです。細かく見ていきましょう٩( ω )و ボクや他の天涯の人の予知によって、上記の魔法災厄が予知されまして、観測室での観測結果から、既に発生しつつある、と出たので、絢爛たる極光の魚(ブリリアント・オーロラ・フィッシーズ)(仮)の皆さんには急遽集まってもらいました。前回大幅な遅刻で成田さんの胃を締め付けていたオズさんも、今回は無事に定刻に到着。……と思いきや、夢鳴さんの姿がなく。少し遅れて到着したとき、なにやら見慣れない女の子を連れてきていたようです。なんでも、朝に夢で見て、その日のうちに倒れているところを見つけたとか。名前はトキで、記憶がないそうです。その夢というのが、魔法使いらしき人にトキさんが追い回されてビルから身投げする……というもので。気にはなりますが、今回の事件にはどうやら直接の関係は無さそうです。彼女については今でも調査中ですねー。とりあえず彼女は支部で保護することになり、ブリーフィングの後、早速皆さんには出発していただきました。 調査中の様子は報告書待ちですが、断章のありかはわりとすぐ見つけたのに魔法災厄の調査にやけにてこずったり、オズさんの調子が乱高下していたり、浅倉さんはいく先々で魔法災厄に逢って成田さんにとばっちりが行ったり、断章が憑いている人を呼び出す方法がやたら怪しくてやっぱり成田さんの胃が死んだりしていたようです。この辺りで倒れたんだっけ? 断章からは魔法を3種剥ぎ取り、実質もう1種死んでる状態で編纂に挑み、九十九さん、浅倉さんの万全のサポートのもと、オズさんが果敢に攻撃をしますが……ここで呪文をミスってしまったようです。後日激しく落ち込んでいました。さらに禁書も抵抗しましたが、結局夢鳴さんに止めを刺されたようです。お疲れ様でした! トキさんについてですが、今回の禁書の断章が憑いていたことが判明したものの、なぜか休眠状態だったり、無意識なのか魔法の力が揮えるなど、まだまだ謎が多いですね。ひとまずは訪問者(仮)として支部で保護兼訓練、身元は戸口が探る……ということになったようです。なんだか緊張しているようですが、馴染めるといいですね! 追記 そうそう。今日は猟鬼本部からの監査の日でした。テリーさん、シルヴィアさんとか成田さんとか支部長とかには辛辣ですけど、魔素くれるのでボクは好きです。 追記2 正式な分科会名が決まったそうですよ! 最強の神働術全集(テウルギア・コンプレトゥム)だそうです。 業務日誌の記入、ありがとうございました。ところで、遅刻をしたのは貴方もですよね? - 成田 てへ(´ ∀ `)ゝ でも、あれはちゃんと仕事してましたから! - いつき 第三話「海の底からのメーデー」 + ... 2021/12/09 禁書「海の底からのメーデー」編纂記録 場所 浪越港水族館内 記入者 猫宮みけ 今日、最強の神働術全集(テウルギア・コンプレトゥム)の者共、浪越港水族館にて禁書「海の底からのメーデー」の編纂任務に赴きけり。 断章三片を無事に回収しにけり。編纂そのものも成功せり。 トキ、やや打ち解けるも未だ謎多し。オズ、続いて調査すと申しにけり。 全く。支部長の報告書はやっぱり堅苦しいね。どれ、僕が補足説明を入れておこうじゃないか。 - ε まず、事の起こりから。九十九が学院でシグリッド寮監に、「浪越市付近で低階梯の魔法使いが消える魔法災厄が起きている」と聞かされ、調査を頼まれる。同時刻ごろ、夢鳴はトキと、浅倉は成田と、オズはシルヴィアとそれぞれ話をしていた。トキは少しずつ支部に慣れてきている様子。成田は訪問者である浅倉を気にかけていたみたいだね。シルヴィアは、トキについてどう思うか聞いていたらしい。成田とシルヴィアはテリーに呼ばれて別の任務へ。なんでも猟鬼(サイクロプス)がずっと追っている〈書籍卿(ビブリオマニア)〉の尻尾がついに掴めたんだとかなんとか……。そんなこんなで今回は支部長が案内役。彼らに下った指令は「浪越港水族館で起きている魔法災厄の調査と解決」だ。とはいえちょこちょこ人が消えてるぐらいで、死亡や消滅は恐らくまだしていないということだから、緊張感は薄い。それになんてったって、天下の浪越港水族館だ。これはもう観光するしかないよね。というわけで、ひとまずは一周して怪しいものを探りつつ、水族館を見て回ることになったみたいだ。ああ、トキも一緒だ。まだ緊張が解れないみたいだから、親睦会というところだね。 順路に沿って水族館を見て回る中で、4人ほど怪しい人物を見つける一行。後で調査するためにマークしつつも、水族館を楽しむ。トキも興味津々だったみたいだね。そして順路の途中、深海ギャラリーに差し掛かったところ。なにやら歌のようなものが聞こえ、夢鳴がそれを聞いてふらふらとなにもない壁の方向へ吸い寄せられていく。幸い声をかけたらすぐに戻ってきたけれど、恐らくはこれが魔法災厄だろう……ということで、調査開始。 調査中はなんだか運命変転が連続したり、魔素がたくさん転がっていたり、いつものごとく調査対象に唐突に話しかけて怪しまれたり……。マークしていた4人のうち、2人には〈断章(フラグメント)〉が憑いていて、もう2人は先の夢鳴と同じく「誘われて」いたみたいだ。でも、他の犠牲者とは違ってその場にはいたから、魔法による浄化処置が効いた。よかったね。〈断章(フラグメント)〉の回収も順調で、最後の一枚は予想通りに深海ギャラリーにあったわけだけど……これが強くてね。耐久力は一丁前の〈禁書(ベイン)〉並みにあった。そこそこ苦戦したけど、大事なく回収できたようだ。【魔力】を重点的に剥いだのもあって、〈禁書(ベイン)〉にもそんなに苦戦しなかったようだね。いやあ、【魔力】さえ潤沢なら悪夢は強い強い。回収直後、消えていた人も無事戻ってきたらしい。学院(アカデミー)の平和は守られたということだ。 トキとの親睦もちょっとは深まったみたいだけれど、まだ夢鳴に少し話をした程度で彼女自身の謎は多い。オズが猟鬼(サイクロプス)として見極めにいくとかなんとか……。ふふ、何事もないといいね? ありがとうございます。 - 猫宮 第四話「幻影の炎は幸福な夢を魅せるか?」 + ... 2021/12/23 禁書「幻影の炎は幸福な夢を魅せるか?」編纂記録 場所 浪越市千石区内 記入者 Silvia Mercuriali 概要 死人の影を見せる禁書。消滅した魔法使いさえも演じてみせた。今回回収に向かったオズ、九十九の縁者も禁書によって再現されていたようだ。苦戦はしたものの無事回収に成功。その機構については現在研究中。 経緯 今回の魔法災厄に関わっていると事前に判明していた人物はエリオット・エストルンド、早乙女仄、一あかりの3名。うちエリオットと早乙女は禁書によって再現された魔法使い(消滅済み)、一は焚書官の書籍卿であった。それぞれが一片ずつ断章を所持している、ないし断章に憑依されていた。それに加え、事前調査に参加していた樹が逆探知されて操られていた。エリオットと早乙女は撃破後消滅、一は猟鬼へ引き渡し済み。樹は戦闘中自力で正気に戻った。 備考 今回の禁書は先ごろ支部にやってきた魔法使い・トキに関連した禁書だと考えられる。夢鳴の予知と猟鬼の追跡の双方に浮上してきた魔法使い、ヘルメス・トリスメギストス(自称)。もし本当に本人だとすれば一大事だし、こちらの禁書編纂術式に介入してあんなメッセージを残した手腕を見れば本人でなくとも相当な手練であることはわかるけれど。まあ、どっちみち倒すべき敵であることは間違いない。追って調査を進めることとする。 また、今回の禁書への対策にあたり、性質の似ている禁書を縛った外典、エレン・アンデルセンを支部に呼び寄せた。彼女いわく、死人を見せること自体は自分にもできるが、消滅した魔法使いを見せるのは自分にも不可能で、彼女の作者、阿房宮所属の第五階梯である霊献黄霧の研究テーマでもあるとか。どちらにしても現在の大法典を凌駕する技術を詰め込んだ傑作。そう易々と回収させていいのかしらね。まあ、彼にとっては「その程度」なのかもしれないけれど。ますます対策が必要だと考えられる。 彼女の視点からは欠けているけれど、トキに関する理解も少し深まったみたいだね。といっても、まだただ一人しか知らないけれど。……そうだな、少し、背中を押してあげようか。 - ε 第五話「旅をする嵐」 + ... 2021/01/13 禁書「旅をする嵐」編纂記録 場所 浪越市千石区内 記入者 成田征生、ε 僕が日誌を書くのもずいぶんと久々になってしまいました。この一連の事件でいくと、「愚者の黄金と賢者の石」のときはお恥ずかしながら胃痛で倒れ(運命変転だったようです。こんなピンポイントなことあるんですね……)、「海の底からのメーデー」のときは書籍卿の拠点調査で不在、「幻影の炎は幸福な夢を見せるか?」のときは先の拠点調査で受けた負傷の療養でした。支部長にもシルヴィアさんにもずいぶん負担をかけてしまいましたので、早いところ溜まっている業務を消化しないとですね。 さて、本題の〈禁書〉の編纂についてですが、今回は元々〈禁書〉編纂の予定はありませんでした。前回姿を表した〈書籍卿〉、ヘルメス・トリスメギストス。彼は「我輩の計画について知りたければ駆けずり回って探し出すといい」と述べており、その言葉の後、千石支部内に発信源不明の魔力反応が3つ出現しました。罠の可能性も高かったのですが、かといって放置するわけにもいかず。今回も最強の神働術全集(テウルギア・コンプレトゥム)の皆さんに調査をお願いする予定だったのです。だったのです、というのは、ブリーフィングの際にハプニングが起こり、分科会が分断されてしまったのですね。支部長室で行われていたブリーフィングのとき、トキさんが部屋に入ってきました。なにやら伝えたいことがあったようなのですが、それを言いかけたところで、トキさんを中心に嵐のような魔法災厄が発生。近くにいたイプシロン、夢鳴さん、浅倉さんを巻き込みました。シルヴィアさんの即時対応のお陰でそれ以上は被害がありませんでしたが、以上の4名は転移魔法によって何処かに飛ばされてしまいました。こちらも直ぐには位置がわからず、残された分科会メンバーであるオズさん、九十九さんと、樹、それからヘルメス・トリスメギストスについてのお話を伺いにご招待していた〈数学者〉のリーダーであるヒッパソスさんにもご協力いただき、先の魔力反応と合わせて捜索を開始しました。 結論から言うと、先の3つの魔力反応の正体は魔力の込められた小瓶でした。小瓶の内容物はそれぞれ異なっており、水銀、硫黄、それから塩。錬金術の三原質ですね。それから、予想通り彼の計画へのヒントと、さらには彼の持つ能力に対する対抗策が魔法的に織り込まれていました。さらに、地図上でのそれらの配置が正三角形になっており、中心点である浪越大学の学生会館に〈断章〉の反応がありました。どうやらそこが彼の拠点へのゲートのようだ、ということで、〈断章〉を回収していただきました。ヒッパソスさんの援護もあり、無事に回収したところ、その場に夢鳴さん、浅倉さん、イプシロンが出現、合流が叶いました。あちら側……ヘルメス・トリスメギストスの拠点に飛ばされていた側でもちょうど〈断章〉を回収したところだったようです。そして、おそらくはヘルメス・トリスメギストスが用意したのであろうその場にあった編纂魔法陣を用いて編纂を執り行うと、彼の拠点へと続く魔法門が出現。しばらくは安定していそうでしたし、彼の拠点の閉ざされた扉の鍵の作成のために時間が必要でしたので一度帰投していただきました。 あちら側の様子についてなのですが、僕よりも貴女の方が詳しいと思いますし書いていただけますか? - 成田 別に構わないよ。 - ε というわけでここからは僕が書こう。一方その頃、嵐の形をした転移魔法に巻き込まれた僕たちは、奇妙な空間の中で目を覚ます。周囲は円筒状の壁に囲まれ、上を見上げれば天井からは奇妙なかたちに光が漏れている。何より足元を埋め尽くす丸めた紙や空の小瓶などが、異様に大きい。いや、これはこれらが大きいのではなく、僕らが小さいのだ──そう、僕らが目を覚ましたのはゴミ箱の中だった。全く酷いよね。いったいどんな魔法を使ったんだか知らないけれど、小人みたいなサイズにされて捨てられたみたいだった。幸い(?)不潔なものはほぼなかったけど、気分的にはよくないよね。そこにいたのは僕と翠里、陽菜の3人で、トキはいなかった。まあ、彼女を取り戻すのが目的だった訳だから、当然だ。で、脱出を図ろうと辺りを漁っていると、《翼》の刻印の痕跡が残る布を発見。これを魔法の絨毯のようにして脱出することに成功したよ。ちなみに残り二人の方では【魔力】を回復できる調合薬のあまりが見つかったりしていたようだ。 それでゴミ箱を脱出したところ、そこはどうやら倉庫の片隅だったらしい。そして、トキ・レプリカ──前回のシルヴィアの報告からは別件としてバッサリカットされてしまっているけれど、成田さん、シルヴィア、テリーの3人がヘルメス・トリスメギストスの拠点に偵察に行った(そしてこっぴどく負けて帰ってきた)ときに観測されていた、トキのクローン──が何人か雑用をしていてね。気づかれたらひとたまりもないから、小さい体を生かしてこそこそと探って回ることにした、というわけだ。倉庫の他には書庫、水回り、寝室が存在して、それぞれの部屋に1つずつビー玉のようなものがあった。これにはそれぞれ、土産物屋で見るようなガラスに3Dの彫刻が刻まれているアレみたいに、金貨、杯、剣、杖の意匠が浮き出ていた。こちらは四大元素だね。そして、あっち側と同じく情報と報酬も魔法的に刻まれていて、さらに外へと繋がる扉の鍵にもなっているという徹底っぷり。いやあ、流石に詰め込みすぎじゃないかい? まあ、仕方がないところもあるけれどね。他に気になるところとしては件の外に繋がる扉と、もう1つ開かない扉があった。後者の扉が先に成田さんが書いていたやつだ。こちらは大工房に通じる扉っぽいけど、そのときは開ける手段がなく。あとから分かったことだけど、あちらで見つけた三原質の小瓶をいじくり回せば鍵になりそうだ、ということもあって保留になった。 そんなこんなで外への扉を開けると、僕らの大きさも戻りつつ〈断章〉も出現。これを回収したところ、外へと弾き出された。後は成田さんが書いた通りだね。 こっぴどく負けて帰ってきたって酷くないですか? - 成田 だって事実じゃないか。週単位で寝たきりだったのはどこの誰かな? - ε ぐう。 - 成田 ああ、そうそう、肝心の情報の話をしていない。彼が親切にも寄越してきた情報によると、彼の目的はトキが産生する膨大な魔力を用いてすべての死者・消滅した魔法使いを再生し、全人類の不死化・神化を達成することらしい。ふふ、なんとも〈理想郷〉らしい馬鹿げた目的じゃないか。これだけ大口を叩いたのだから、さぞ大層な大仕掛けをしてくれるのだろうね? 第六話「深奥記せし緑玉板」 + ... 2021/01/20 書籍卿「三重に偉大なるもの」討伐記録 禁書「深奥記せし緑玉板」編纂記録 場所 浪越大学学生会館・異空間内 記入者 成田征生、Ἑρμῆς Hermes Trismegistus 長かったヘルメス・トリスメギストスとの因縁にも、ついに終止符が打たれました。いや、打たれてはいないのですが……。ええ、結論から言ってしまえば、彼は独自の魔法、【再誕】によって〈禁書〉に転生した上で、〈大法典〉に回収されここ千石支部で外典として働いていただくことになりました。トキさんの方も無事正式に千石支部に所属することが決まり、これで新たな仲間が2人増えたことになりますね。個人的には、このお二人が同じ支部に配属……というのは少し心配になったのですが、思ったよりはトラブルも少なそうで一安心です。 さて、今回の記録を書く前に、一度ことのあらましをおさらいしておきましょう。別件として処理され、この業務日誌から抜けているものもありますので……。 まず、今回の一連の事件の黒幕は、ヘルメス・トリスメギストス。神代から生きる伝説的な魔法使いであり、〈大法典〉設立の際にアリストテレスの誘いを断って行方をくらませたそうです。偽物疑惑も出ていたのですが、その後の調べや実力からしても本人で間違いなさそうだ、ということでした。まあ、よしんば本人でなくとも強力な魔法使いであることは確かですね。彼が「世界が産み落とした精霊にして、霊脈を通して無限の魔素を引き出すことができる存在」を手に入れたところから話は始まります。彼はその存在に「トキ」と名付け、彼女の圧倒的な性能を使ってすべての人類を不死化・神化することを目論みました。そのためにトキさんや自分の体などを使っていろいろと実験をしていたようです。しかしトキさんが脱走し、我々〈大法典〉に保護されたため、取り返すためにアタックをかけていた……というのが事件の背景となります。「愚者の黄金と賢者の石」はトキさんの居場所を特定するため、「海の底からのメーデー」は実験用の人間の捕獲のため、「幻影の炎は幸福な夢を魅せるか?」と「旅をする嵐」はトキさんの奪取のために、それぞれ誂えた〈禁書〉とのことです。狙った性能の〈禁書〉を自作できる、という点も彼の強さを裏付けていますね。〈大法典〉ですら〈禁書〉の完全自作は至難の技なんですけど、一体どうやったらそんなことができるのやら……。まあそのあたりは円卓だか猟鬼だか阿房宮だかがしっかり追求することでしょう。 強さ、といえば、この日誌で明確に抜けているあの案件についてももう少し補足しておきましょう。少しは先の日誌にも記載がありますが、ちょうど最強の神働術全集(テウルギア・コンプレトゥム)の皆さんに禁書「海の底からのメーデー」を回収していただいていたとき、僕とシルヴィアさん、テリーさんの3名で猟鬼が追跡していた魔法使いの拠点へ潜入調査を行っていたのです。結論から言えば、これがかのヘルメス・トリスメギストスの拠点であり、僕たちは敗走しました。この負け方が非常に特殊でして……。拠点そのものを〈呪圏〉と似た構造にして魔法使いを殺せるようにした上で、量産したトキ・レプリカに【魔弾】を打たせて数で押し勝つ、という、ほとんど見られない戦法を用いられたのですね。コストがかかりすぎるので普通は普通に魔法戦で殴った方が早いのですが、「拠点防衛」と「逃亡中の2000年で溜め込んだ十分なリソース」、「別目的で増産したが結局不要になった、有用な機構(トキ・レプリカ)」の3点からこのような大仕掛けになったとか。トキ・レプリカの量産の目的はトキさんの能力の再現だったようですが、失敗に終わったらしいです。トキ・レプリカはこの時ほとんどテリーさんが破壊してしまいましたが、残っている分には現在千石支部の業務を手伝っていただいています。よく働いてくれており、もうすっかり馴染んでいるみたいですね。 さて、いよいよ本題となる戦いの記録です。前回の案件から拠点を移しはしていなかったので、彼の工房へと続く扉の魔法錠を解析して鍵を制作し、突入するという段取りになりました。彼の拠点には一定以上の力量を持つ魔法使いが出入りできないような結界が張られていたので、事件との関連性の高い〈分科会〉である最強の神働術全集(テウルギア・コンプレトゥム)の皆さんにお願いすることに。前回浅倉さん、夢鳴さん、イプシロンさんに持ち帰ってもらったデータと、オズさん、九十九さんが回収してくださった素材(そう、秘密を封印していた小瓶の内容物が、そのまま鍵の材料として使えることが発覚したのです。偶然なのか意図的なのかは……まあ、察しがつきますね)を用いて、シルヴィアさんに鍵を制作していただきました。このとき「材料が余ったから」と、謎のパラボラ型の鏡も渡してくださりました。これについては後述。その他蔵書の調整なども万端にして、いざ出撃。 彼の拠点、閉ざされた扉の奥には、彼の工房が存在していました。正面には、前に僕たちが突入したときにもあった研究机。しかしその左には謎の透明な筒型の機械が並び、右には魔法陣や鍋など、魔術に使う大型道具類が。古今東西の研究を寄せ集めたようなアンバランスな空間。その中央には、シンプルな祭壇のような台があり、そこにトキさんが寝かされていました。トキさんに近寄ろうとしても、祭壇の周囲には結界が張られていて近寄れず。ヘルメス・トリスメギストスはその横で皆さんを待ち構えており、軽く言葉を交わしたのちにお互い呪圏を展開し、戦闘に入ったようです。 最初は順調に渡り合っていたようなのですが、一度止めを刺せた、と思いきや、謎の大魔法、【再誕】によって彼は即座に復活し、しかもより強力になって最強の神働術全集(テウルギア・コンプレトゥム)の皆さんを追い詰めました。しかし、ここで先に受け取っていたパラボラ型の鏡が呪圏、そして祭壇の結界に穴を穿ち、トキさんが呪圏に姿を表します。そして、自身の持つ力を全力解放して最強の神働術全集(テウルギア・コンプレトゥム)の皆さんを支援し、ヘルメス・トリスメギストスを打ち破ったようです。本当にお疲れ様でした! その後、ヘルメス・トリスメギストスの拠点はオズさんと九十九さんが略奪……もとい、押収を行い、トキさんとヘルメス・トリスメギストスは冒頭にも書いたように千石支部への所属が決定。それから、トキさんは最終決戦において全力以上の出力を出した影響で、「ホシの落とし子」としての機能が破壊されてしまったようです。自然に治癒するまでには数百年ほどかかるとか。ただ、通常の魔法使いとしての能力は失われていないようなので、今後は九十九さんに、浅倉さんと共に魔法を習うことになりました。トキさんは後の検査で、〈大法典〉の区分からすると第四階梯の異端者である、と結論付けられたため、学院への所属条件を満たせなかったのですよね。実際、魔法と共に生きる存在である異端者が魔法の扱いに慣れていない、というのは稀有な例なので、仕方のないことではあるのですが。ともあれ、いずれも丸く収まってほっとしているところです。後始末と報告が終わったら、僕も休暇を取りますかね。 なに? 我輩ここにネタばらし書けばいいの? - Hermes 洗いざらい吐きなさい。 - Silvia お願いします。 - 猫宮 しょうがないにゃ~。 - Hermes そういうのいいですから。 - 成田 というわけで筆を取った我輩である。といっても、あんまり言い訳がましいことを書いてもカッコ悪いので、補足程度に留めるものとする。 何を補足するのか。それはもちろん我輩の計画についてである。今回の人類総不死化計画の概要については、概ね渡した情報の通りだ。トキの持つ、「ホシの落とし子」としての力……霊脈と接続し、無尽蔵に魔素を引き出す性質を利用して、生者・死者を問わず全人類の不死化・神化を成す。禁書「海の底からのメーデー」に確保させていた〈愚者〉や魔法使いはこの術式の試験のための実験台であったのだが、阻まれたがためにぶっつけ本番になるところであった。 しかしまあ、気づいているであろう? ちょっと「分かりやすすぎる」ことに。我輩としても、ちょっとヒントが露骨かなーとは思ったのだが、まあ謎解きを本筋として据えていたわけではないからな、許されよ。要するに、「わざと分かりやすく真実にたどり着けるようにしていた」のであるな。なぜそのようなことをしたのかと言えば、ひとえに〈大法典〉の実力を測りたかったからである。 かつて、我輩はアリストテレスと道を別った。我輩は魔法なくして人類の発展なしと考えたが、あれはそんなことはない、必ずや我々以上の栄華を誇ることになると断じた。それから二千年余りが経ち、今や人類は科学によって空を飛び、作物を実らせ、遠く離れた人を繋いでいる。であるから、我輩もそろそろ敗けを認めてあれの軍門に下ってもよいだろうと考えたのだ。しかし、ただで降参してやる我輩でもない。愚者どもの知恵は認めたが、〈大法典〉の実力はまだ測っておらんかったからな。ということで、最終チェックと洒落こんだというわけだ。もちろん最強の神働術全集(テウルギア・コンプレトゥム)のやつらもよくやってくれたものであるが、他の面々もなかなかに健闘したものよ。特に、シルヴィアと言ったか。あれが「鍵を適切に製作した場合材料が余る」ことの意味をきちんと理解し、切り札となる結界の破壊装置を分科会に寄越していたのは感心したな。〈大法典〉の技師どもの腕前もなかなか捨てたものではないではないか。我輩大満足。 ちなみに我輩が使った魔法、【再誕】であるが、これは我輩の特殊性とトキの力を存分に利用したものであるため他の者には使用できぬことを注意されたし。具体的には、[黒く塗りつぶされており、読めなくなっている] すみません、この記述は第四階梯以下の魔法使いには開示されていない内容を含むため削除させていただきました。 - 成田 マジ? この内容常識ではないのか……。 - Hermes ボクへのマウントですか?(。-`へ´-。) - いつき 違います……。 - 成田 ところで最強の神働術全集(テウルギア・コンプレトゥム)って名前、ダサくない? なに? 最強って。 - Hermes 世の中には言って良いことと悪いことがあるんですよ、ヘルメスさん。 - 成田 後日談 + ... ある日の午後のことであった。 ありがとうございました、と少女の声が響く。その声の主は、程無くしてドアを開けて廊下に躍り出た。金色の長い髪を二つに結わえ、本とノートを大事そうに抱えたその少女は、廊下の突き当たりにある階段の方へと歩いていく。 「やあ」 そんな少女を呼び止めるように、また別の少女の声がした。金髪の少女が振り返ると、セーラー服を着た黒髪の少女が、廊下の壁にもたれ掛かるように立っていた。 「あ……イプシロンさん。こんにちは」 「ああ。こんにちは、トキ」 イプシロン、と呼ばれたセーラー服の少女は、壁を離れてトキに近づく。 「支部での生活には慣れたかい?」 「は、はい。ちょっとずつ。さっきは、学校に行くためにお勉強を教えてもらっていました」 「そうか、そうか。それは何よりだ」 イプシロンは、特徴的な赤と黄色の双眸を細めて微笑む。 「えと……それで、なにか、ご用でしょうか」 「いや、なに。そろそろ頃合いかな、と思ってね」 頃合い、という言葉になんとなく悪い想像をして、トキは体を強張らせた。出ていけ、とか言われたらどうしよう、などと、ネガティブなことを考えて怯えている彼女を愉快そうに眺めながら、イプシロンは続きを切り出す。 「ヘルメスとは、最近どうなんだい。話したりしているかい」 「ヘルメスさんと……ですか? その……あんまり……」 「そうかい。いやなに、彼がかたくなに隠している……隠せていると思っていることについて、こっそり教えてあげようと思ってね」 「えっと……?」 「やっぱり、きみは気づいてないか。まあ、だろうね」 イプシロンは肩をすくめ、続ける。 「きみはやくざ者に捕えられて慰み物にされていたところをヘルメスに助けられ、以来彼と暮らしていた。そうだろう?」 彼女の言葉に、トキはびくりと身を震わせ、後ずさる。 「ど、どうして、それを……?」 しかしそれに構わず、イプシロンは続ける。 「彼は監禁生活で深く傷付いていたきみの心身を慰め、生きるために必要な知識を与えた。些細ではあるが、娯楽も提供した。しかし……真に道具として扱うのであれば、従順なままの方が御しやすいはずだ。治療も知識も娯楽も必要ない。現に、きみは彼から逃げおおせてここにいるわけだしね」 彼女の語りを、トキは不安そうに、また、不思議そうに、黙って聞いている。 「た、確かに……?」 「じゃあ、どうして彼はそれをしたのだろう?」 「え……」 にこりと笑って問いかけるイプシロンに、トキは虚を衝かれたように言葉を詰まらせた。 「わからない?」 「……はい」 「なに、簡単なことだよ。前提がおかしいだけだ」 「どういう……ことですか?」 「彼の目的はなんだったと思う?」 「えっと……私の力で、なにか、良くないことをしようとしていた……んですよね?」 「そこだよ」 えっ、とトキから驚きの声があがる。 「彼の言う、『人類総不死化計画』……これには多くの欠陥がある」 理解できない、という風のトキをよそに、さらに彼女は続ける。 「まず、土地が足りない。有史以来、一体何れ程の人が骸を土に埋めたことだろうね。そうでなくとも人類はずっと土地不足に悩まされているというのに、彼らすべてが生き返ったら、一体どうなってしまうのだろうね?」 「それは、確かに……?」 「他にも年齢問題とか色々とあるのだけれど、まあ、つまり。現実的に考えると馬鹿げた計画なのさ、あれは。そして、これには彼も気がついていた。にもかかわらず、強行しようとしたのは不可解なことだ」 「つまり、それには、別の理由がある……ってことですか?」 「その通り。もっと言えば、その遂行方法にも問題がある。彼ほどの力量があれば、もっとスマートにきみを取り戻し、水面下で計画を完遂することもできただろう。実際、今まで彼は〈大法典〉の追跡を躱し続けてきたわけだからね。それを、わざわざ姿まで表して、『我輩の計画について知りたければ駆けずり回るがよい』なんて言ってアーティファクトを配置したりしている。……まるで、これ見よがしなヒントのように」 「えっと……えっと……?」 話を聞きながらぐるぐると考え込み、煙でも噴き出しそうになっているトキを見て、イプシロンはくすくすと笑う。 「ああ、おかしい。本当に何も心当たりがないのかい、きみ」 トキは目に涙を溜めながら、こくりとうなずいた。 「つまりさ──彼はきみに、『普通』の生活を送ってほしかったんだよ」 「……ほえ?」 すっとんきょうな声が上がる。 「ヒントを与えたのは暴いてほしかったからだ。じゃあ、暴いてもらって何がしたかったか? 自らの計画を阻止してもらいたかったからだ。では、その先。計画を阻止してもらいたかったのはなぜか? やりたくないならやらなければいい。誰かに強制されていたわけでもないんだから。じゃあ、なにか『阻止してもらわないといけない』理由があるはずだ。では逆に、今回の事件が解決したことで得たものはなにか? それこそが、きみの今の生活だろう?」 「た、確かに、そう……ですけど……でも……」 「それなら、普通に外に出ていればって? 残念ながらそれはできない。だって、そのままのきみが外を歩いているというのは、願いを叶える聖杯が道端に転がっているようなものだ。それに気づかれれば、様々な勢力がよってたかってきみを求めて大戦争を起こすだろう。魔道書大戦に加えて聖杯大戦まで起これば、いよいよもって世界滅亡の危機だ。なんといっても、〈大法典〉すらもなりふり構わずきみを捕獲しにかかる可能性があるんだから」 それを聞いて、現在の仲間たちが敵に回ってしまったら、などと良からぬ想像がトキの頭をよぎった。顔を青ざめた彼女に対して相変わらず微笑を向けながら、イプシロンは続ける。 「だから、きみの機能を破壊する必要があった。きみが安全に過ごすために。でも、ただ外部から破壊するわけにはいかない。きみ、怪我をしたことはある?」 「えっと……」 少し、躊躇いを感じさせる間の後。 「本のページで指を切ったことなら」 そのように返した。 「その怪我は、どれぐらいで治った?」 「見ている間に塞がりました」 「……心配になったから補足をしておくけれど、そのスピードは異常だよ。きみ、殴る蹴るの暴行を受けても1日で治ったりしていたんだろう。普通の人間はそんなことないからね」 「あ、そうなんですね……」 「うん。つまり、生半可な外傷はすぐに治ってしまう。かといって魔法戦で存在を削ったら、普通に死亡・消滅してしまう恐れがあったんだろう。そうなれば新しい『ホシの落とし子』が生まれて問題も解決しないわどこに出現したかわからないわで本末転倒だ。だから、内側から自壊してもらう必要があった。そのための今回の計画だ」 「もしかして、私が皆さんを支援して全力を出すことを見越して……?」 「うん。そのために、きみが支援すれば勝てるぐらいの調整をしていたみたいだ。まあ、つまり、全ては彼の思いどおり、掌の上……ということで。なんとも腹立たしいじゃないか」 ふふ、とイプシロンが笑ったそのとき。廊下の隅の階段からドタドタと足音が聞こえてくる。 「だからといってそれバラすのはナシであろーう!!」 滑るような勢いで割り込んできたのは、噂の張本人、ヘルメス・トリスメギストスその人であった。 「いやはや。全部きみの思い通りというのも癪に触るからね。1つぐらい裏腹なことが起こるぐらいが調子に乗らなくていいだろう?」 「いやまあそれはそうかもしれんがな? でもな? それは禁止カードだと思うのよ?」 「えっと……その……?」 突然の本人出演に再びおろおろと戸惑うトキに、イプシロンは微笑んで続ける。 「ああ。何が裏腹なのかも説明しておこうか。彼はね、きみからの好感度を下げておきたかったんだよ。新しい仲間を見つけてそっちと仲良くしてもらえるようにさ」 「こら!! 赤裸々に言うんじゃないよ!!」 「……なる、ほど」 ようやく事態を呑み込んできたトキが、神妙な顔つきで言う。 「大丈夫です。私、ヘルメスさんに助けてもらったご恩も、夢鳴さんや浅倉さん、オズさんや九十九さん、その他千石支部の皆さんに助けてもらったご恩も、どっちも忘れてません!」 しばしの沈黙。のち、イプシロンが噴き出した。 「ふ、ふふふ、あっははははは! だってさヘルメス! 良かったねえ、あんまり恨まれていないみたいだよ?」 「あーもー、トキは人を疑わなさすぎなのだ! だから悪い人もいるんだぞってアピールしたかったのに!」 「でも実際には愛の鞭だったわけだからトキは正しかったということだね?」 「ぐぬぬ」 「はあ、お腹痛い。ともかく、諦めた方がいいよ。きみが彼女に嫌われるのは無理だ。それこそ根っからの外道でもないと……それでもどうだろうね」 「そんなにか……まあ、納得ではあるな」 はあ、と頭を押さえたヘルメスを愉快そうに見上げて、イプシロンはトキの背中を押す。 「ということで。君は何も彼に遠慮する必要はないんだ。かつてそうであったように存分に彼に甘えるといいさ」 「は、はい!」 そう力強く返事をして、トキはとと、とヘルメスの前に歩み出る。 「あの……ヘルメスさん」 「なんだ」 「お時間があるときでいいんですけど……その、お勉強、見てもらえませんか」 「九十九に訊けばよいではないか……」 「九十九さん、学院のお仕事もありますから、結構支部にいないことがあって」 「はあ……仕方ないな、全く」 「! ありがとうございます!」 そのような微笑ましいやりとりを眺め、イプシロンはくすくすと笑う。 「さて、これで元鞘かな。僕のお役目もこれで終了、大団円。ということで、退散退散」 そんなことを言いながら、イプシロンは歩み去っていく。後には、早速と言わんばかりに質問責めの刑に遭っているヘルメスと、楽しそうなトキだけが残されたのだった。
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宇宙人5 宇宙人まとめ5です。 → 毎晩夢に現れる宇宙人に聞いた話を紹介する → 宇宙人の友達がいるんだが 毎晩夢に現れる宇宙人に聞いた話を紹介する VIP+板に立てられた毎晩夢に現れる宇宙人に聞いた話を紹介するより。 スレ主◆GblpYwEp4Ywyは夢の中で銀河みたいな形をした宇宙人から色々な話を聞いたそうです。 スピリチュアルが苦手な方はご注意下さい。 1 :名も無き被検体774号+@転載は禁止:2015/01/12(月) 12 41 28.69 ID BC2YXBRy0 面白い話を色々聞いてきた 需要があれば話すぞ よし、書いてくぞ 普段見る夢とは比較にならないぐらい現実感のある夢を11月から度々見るようになる 最初に夢にその宇宙人が現れたのは去年の12月上旬だった 宇宙人は白、青、緑を中心とした無数の光の集まりで渦のような姿をしている、 つまり銀河みたいな形だ おおきさはピザのLサイズぐらい、厚さはサッカーボールほど 宇宙人と対話する場所は常に決まっていない、様々なシチュエーションで宇宙人と対話を行う 今朝もその宇宙人と会ってきたが場所は銭湯の脱衣所だった 最初に会った場所は昔住んでいた借家のリビングだった 書き溜めしてないのかよ ごめん、書き溜めていない 直感なんだがこの経験はある時突然忘れる気がして、さっきその事に気付いた で、書き留めるを思い立ち今急いで書いている訳だ じゃあ聞いた話を書いていく 昔住んでいた懐かしい借家のリビングで宇宙人は最初に会ったときL字型のソファに座っていた 厳密にいうと座っていたというよりソファの上に渦巻いて浮いていた 俺もソファに腰掛けその渦巻きを眺めている 綺麗だなあって思って眺めていると突然渦巻きが語り掛けてきた こんにちは、私が誰か分かるかい? 俺は宇宙人だと思いそう答えたら、そうかじゃあ少し君に色々な事を教えよう、 そういい対話が始まった 俺が何について教えてくれるのか尋ねたら、教えられるのは過去と現在の事だけ、 未来の事は教えられない 他にも知りたければ宇宙の事についても教えようと言った その他にいくつか知っていてもらいたい事があるから君の希望に関わらず これだけは伝えるよと言いその日の対話は終了した 多少順不同になるが思い出した順に書いていく 次に会ったのは確か住宅街だった 人気のない通りで頭上に浮かぶ宇宙人と俺がいる 宇宙人には目や口などはなく銀河そのものの姿をしている 声は夢の中で誰かと会話する時と同じ様に頭に入ってくる感じだ 常に1人で現れて、対話時間は体感だが長くて10分程度 夢の中では周りに人がいる事もあるが気付いているのは俺だ まず俺が宇宙人に訊いたのは何故人は生まれるのかという事だ 宇宙人曰く様々な経験を得て魂を磨く為だという この世界には我々のいる物質界の他に死後の世界の霊界があり、 霊界では人は魂を磨く事が出来ないらしい その為に魂を磨く場として物質界が生まれたという 次に訊いたのは宇宙人は沢山いるのかという事だ どの惑星や衛星にも固有の生命が存在出来るように設計されているようだ そして成熟期を迎えた星には必ず知的生命体が生まれるらしい ただ同じ物質的でも星ごとに物質的な法則が異なるようで、 君たちの観念でいうと周波数が異なると言っていた 周波数が異なる為に互いに知覚する事は困難で、今後科学が更に発展しても 宇宙人とコンタクトを取るのは難しいだろうと言っていた 宇宙人は例えばどんな姿をしているのか訊いた 星ごとに異なり君たちから見ても私から見ても実にユニークな宇宙人が沢山いる 例えば電気を生命力の源とするある知的生命体はクラゲのような姿をしていて、 惑星を厚く覆い決して晴れる事のない雲の中を浮遊して過ごしている 彼らは身体から発した電気信号を用いて互いに意思の疎通を行う 人間のような脳は存在しなく身体の多くの部分がその役割りを果たす 彼らの計算能力は極めて高く、思考した事を他者に映像や音像として伝える事が出来、 この原理を用いて娯楽を生み出す事も可能らしい またある知的生命体は地上の大気が有毒物質で溢れているので 一生を地中で過ごすと言っていた その知的生命体は地球の団子虫のような姿をしていて 蟻のような巨大なコロニーを作り生活を送っている 人間よりもずっと知能が高く知的生命力としての歴史も長く 人間よりずっと高度な文明を持ち穏やかに暮らしているという 彼らは先ほどのクラゲのように物質的な文明は持たず、 太古にそれらを不要とし放棄しそれに代わる物を手に入れたという 星にもよるが基本的に生命は絶滅する事がなければ いずれ物質的な文明や価値観を棄てる時が来ると話していた どの星の生命も基本的に同じ様な進化を辿るという 言葉や道具を持たない生命から進化しそれらを手にする 言葉を作り火を操り食物を栽培する知恵を身につけ原始的な文明を築く やがて国家が生まれ高度な文明や文化が生まれ大規模な争いを繰り返すようになる 争いはそれ自体悲しい事だが避けては通れぬ宿命だと言っていた いつか必ず穏やかに暮らせる時が来るようだが、人間はまだその過渡期の中にいるので しばらくは苦しい時代を生きる事になると話していた 地球の地底人いるってはなされてましたか? 地球に地底人がいるか訊いてないけれど、 どの惑星や衛星にも人間のような知的生命体は必ず一種しか存在しないと話していた 何故かと尋ねたら星の覇権を争い取り返しの付かない争いが始まり 滅亡するからだと言っていた 星がこれだけあるのに複数の知的生命体を一つの星に配置するのは無駄な事らしい 次に訊いたのは輪廻転生があるかという事 輪廻転生はあると言っていた 現在の人の場合前世や過去世も人であるケースが大半だが 元々は犬や猫、人によっては猿やウサギ、イルカだったという 人によって犬が好きだったり猫が好きだったり好みに相違があるは遠い昔の記憶がそうさせるらしい だからこれらの動物は特に大事に扱わなければならないと話していた 人間といった生命体が存在する目的は何? それは確か聴く前に教えてくれた この世界には物質界以外に霊界と呼ばれる魂のみが存在する場所があるらしい その霊界では人は苦しみがなく願った事は全て叶う世界で 魂を成長させる事は出来ない為に魂を成長させる場として物質界が生まれたと話していた つまり物質界は魂が修行する場で生命は魂が成長する為に必要な殻との事 霊界や魂の起源についても訊いたがこれは宇宙人も分かりかねると話していた これは本当に大いなる神秘らしく霊界でも意見が分かれ何億年も議論され 結論が出せていないようだと言っていた 他の人にもこうやってコンタクトを取るのか尋ねた 素質のある人にはコンタクトを取るがとても難しく対話まで運ぶ事は少ないらしい 我々は常に下等知的生命体に対しコンタクトを取っていて、主に夢の中で出会う事になるようだ 普段見る夢とは比べ物にならないようなリアリティのある夢を見たら 我々か霊界からのコンタクトの可能性があると言っていた 身近な人が死ぬ少し前に夢でそれを知った事があるが、 この類の予知夢は誰でも見る事がある比較的容易なコンタクトらしいので 日頃から夢を注意深く付き合うようにと度々話していた 宇宙人が現れる夢は必ず非常に現実感があり普段見る夢とは全く異なる 屋外の場合穏やかに晴れて心地良く空気が柔らかく情景は少し霞んで見える 空を見ても太陽は見当たらず基本的に周りに人はいないのだが稀にいる時がある 昔住んでいた懐かしい家で会う事もあれば知らない街中や今朝のように銭湯の場合もある なんで毎回場所が異なるのか今になって気になってきたが訊いた事はない 神とかそれに近い存在は存在するの? 神様の有無についても訊いている 神様はいるようだ ただとても大きな存在で霊界の人たちでも知覚出来ない為 未熟な私には当然知覚出来ないと言っていた ただ存在するのは明らかなようだ 人間が存在すら疑ってしまうのは肉体という殻に魂が閉じ込められているからで、 死後霊界に戻り肉体のくびきから解放されれば存在を感じたり理解するようになると言っていた 見たり触れたり意思の疎通を行うような存在ではないらしい ちなみに俺は夢の中で自由自在に活動出来る所謂明晰夢というのをほとんど見た事がない 宇宙人と会って質問している時も自分の意思で質問しているというより、 日頃気になっている事が口を突いて出てくる感じだ だから訊きたい事を訊ける訳ではないが今晩も見るかもしれないので、質問があったら聞いておくぞ 自分の前世についても訊いてみたのだが、俺はイギリス人だと言われた さっきも話したようにほとんどの人間は前世もその前、つまり過去世も人間であるケースが多く 色々な国で男や女として生まれているという それでこの時霊感に乏しくても前世をある程度、 あるいはしっかりと特定する簡単な方法があると教えてくれたので紹介する まず好きな国を思い浮かべる ひとつでもふたつでもいい、好きな国をあるだけ思い浮かべる 思い浮かべたらそれらの国で特に惹かれる時代を思い浮かべる そこまで思い浮かべたら次に惹かれる順に並べてみる、一番惹かれる国はどこだろうか 誰にでも多分惹かれる国や時代があると思うのだが、 その思い浮かべた国や時代に生きていた可能性が非常に高いと言っていた また特に惹かれる職業や生き方、音楽や文学などの文化からもある程度絞れるだろうと話していた 更に前世の容姿は今世に引き継がれるケースが多々あるようで、 例えば前世がスペイン人の場合今世でもスペイン人の様な容姿で服装の趣味まで似る事があるらしい また人は死ぬとあの世に行って自分より格の高い上級霊と共に今世を振り返り総括するという 人は皆それぞれ課題を背負い誕生するのだがその課題をどこまでこなせたのか、 卑怯な生き方をしなかったか、全て洗い出され丸裸にされるようだ 今世を振り返り新たな課題を設け再び地上に生まれるようなのだが、死んですぐ生まれ変わる訳ではないらしい また死に方や生前の死生観によっては穏やかに成仏出来ず大変な苦労を伴うようで、 特に自殺は犯してはならない最も罪深い行為らしいと話していた 自殺すると少なくとも本来死ぬはずだった時期、つまり寿命まで今世で苦しむ羽目になり その後も簡単には成仏出来ない為いい事がまるでないと言っていた 前世を信じる人にとって自分の前世が何処の誰だったか気になる事だろうが、 何処の誰だったか知る事よりも何を成し遂げやり残したか考える事の方が尊いと言っていた 俺の場合イギリスで19世紀から20世紀にかけて裕福な商家で育ち一生を終えた女だったらしく、 今世では男として自活し家族を養い生き抜く事が課題となっているらしい 確かに言われると俺は仕事が嫌いで高級志向で何よりイギリスが好きでたまらない このように好きな国や時代、趣味嗜好や性格、向き不向きなどである程度前世は特定出来るのだという そして改めてになるが前世を知る事より 前世で達成した課題ややり残した課題に想いを馳せる事の方が価値があると言っていた 今朝宇宙人に会った時の話をする 俺は訪れた事のないおそらく何処にも存在しない架空の銭湯にいた 服を脱がなきゃと思い脱衣所に行き、脱いだ服をしまう格子状の戸棚に向かうとその戸棚の中に宇宙人がいた 宇宙人は白、青、緑の無数の光が集まって出来た銀河のような姿をしていて、 大きさはピザぐらい、中心を軸に微かに回転している 寝る直前にパリの騒動の続報をニュースで見たからか、俺はこの騒動について尋ねてみた (※シャルリー・エブド襲撃事件です。) 争いは如何なる知的生命体も避ける事が出来ないと言っていた 知的生命体は互いに傷つけ合うがいずれ分かり合えるようになるという どうすれば分かり合えるのでしょうと尋ねたら、君たち自身で苦しみ乗り越える事に価値があるから 解決策を教える必要はないと突っぱねられてしまった あと今朝はもう一つ聞いた気がするんだけれど思い出せないので思い出したら書く 他の宇宙人と交流出来るようになるかと尋ねた事がある さっきも書いた話なので重複するが、どの惑星や衛星にも知的生命体は存在するが 物質的な法則が異なる為互いに知覚するのは非常に難しいと話していた 君たちは火星の探索を開始しているが火星で知的生命体と出会い交流する事は不可能だろうとの事 では僕たちが訪れる事で火星の知的生命体や文明を傷付けるような事はないのだろうかと話したが、 物質的法則が異なる為に影響し合う事は少ない為問題にならないとの事だった 更に生命は自らが生まれた星以外では長期間活動する事は出来ない為 尚更影響を与える事は少ないだろうとも話していた 太陽のような恒星にも生命がいるか訊いた事もある 恒星は核融合により高温に熱せられ我々でも霊的存在でも干渉するのが難しく分からないと話していた 同じように干渉が困難な惑星や衛星が無数にあるらしく、知的生命体がいるの直感で理解出来るのだが 自ら知覚、つまり確認する事は難しいとの事だった 更に宇宙の遥か彼方の星に関しても余りに遠い為確認する事は出来ないとも話していたが、 自分より高等な霊的存在なら知覚出来るのかもしれないようだ 宇宙人になんで我々にコンタクトを取るのか訊いた事がある 我々の目的はこうして肉体を離れ遠くの星に住む知的生命体にコンタクト出来る段階まで進化出来た 我々知的生命体はみな魂を磨く為に生きていて、その手助けが出来る者は 物質界でも霊界でも喜んで行うよう魂そのものがそう出来ている つまり知的生命体には強い奉仕の精神が備わっており進化する事により更にその精神が高まるのだ したがって本能や直感、あるいは使命感から君たちにコンタクトを取り叡智を与えるのだと言っていた 出掛けるのでまた改めて書いていくぞ 今度は少し書き溜めておく事にする 読んでくれた人ありがとう 自殺すると罰を受けるとよく言われてるけど、実際どんな苦しみを受けるの? 嫁の支度が遅いのでレスするぞ これは自殺の話に触れた時に映像で見たのだが、 行為に及ぶ苦しみを本来迎える筈であった寿命の時まで延々と繰り返すようだ、 その情景が見えてきた時は本当に恐ろしかったし思い出した今も寒気がする 天国と地獄についても訊いてきた 霊界は幾重もの層を形成しているらしく上層階ほど成熟した清らかで美しい魂が生活しているようだ 下層階になればなるほど陰鬱な世界になり最下層は地獄さながらの情景らしい それとは別で霊界と物質界の狭間になる世界があり、 仏教用語でいうところの幽界というのだろうか、そういう半端な世界があるらしい 人によってはこの幽界も地獄のような場所になるだろうと話していた ちなみに仏教では悪事を働くと地獄に落ちるというが、 閻魔が裁いて地獄に落とすような事はないと言っていた 魂自ら相応しい層に向かい相応しい歓迎を受けるのだと話していた スピリチュアル系の本には、地球は流刑地的な位置付けの星という説が少なからずあるんだけど、その点は? 地球がそういう場所かどうかは聞いていないけど、星によって知的生命体の進化の度合いは異なり、 その魂に相応しい場所が選ばれそこで生まれると話していた これは直接聞いた話ではなくこれまでの話や見た映像、印象を元にした俺の私感なんだけれど、 どの星や知的生命体も流刑地や罪人のような不名誉な扱いは受けてないと思う さて、散々待たせた嫁を今度は俺が待たせてキレそうなのでもう行くぞ! 1は元々心霊とかスピリチュアル関連好き?私も好きで信じてるんだけど、今まで見てきたり聞いてきたりしたことと、その宇宙人が言うことほとんど同じ元々そういう知識を知っててそういう夢を見たの?それとも全く知らない話だった? その話は最初にしておいても良かったなあ 世の中に心霊とか多少はあるのだろうと思っていたけれど知識はないよ、多分みんなと同じぐらいじゃないかな 心霊現象と呼べるものも虫の知らせぐらいだし、興味はあったけれど知識はないよ 前にも 1と同じように宇宙人と会話したことがある人がいたけど、大体似たようなことを言ってたなぁ 俺の仲間かもしれないな! 八百万の神々と悪魔について 神様は2種類いてひとつは大いなる存在としての神様 もうひとつは人が生み出した無数の神様で所謂八百万の神々 人の念じる力は我々が思っている以上に強く確かな力となって願いを叶え影響を及ぼすらしい 人が願い思い描いた神様は姿そのままに具現化され、これが人が生み出した無数の神様と事 神社に祀られる神様も姿は見えなくとも確かに実在し、 人がそれぞれの神様に与えた役割を神々は全うしているようだ だから同じように願えば悪魔も生まれてしまい、決して願ったりしないようにと言っていた 良くない事ばかり起こる地域にはこういった悪魔の類が悪さをしている事があるので、 この忌まわしい習慣は早々に断たねばならないと宇宙人は少々ご立腹だった 文字や言葉の持つ力について 文字や言葉にはそれぞれに紐付いた固有の力が宿っていて、 日本の言霊という観念は真実だと言っていた 物を書くとき、あるいは言葉を発する時、心に思う時、 細心の注意を払って行うようにと言われた 例えばさっき“良くない場所で”と書いたけれど、 これは“悪い場所”よりは幾分ましな表現になるらしい 同じ事を伝えるにしてもなるべく穏やかに聞こえる言葉を選ぶ事だと話していた それと君は時々妻を心の中で面倒に思っているようだが 良くないので改めるようにと叱咤されてしまった 異世界とかパラレルワールドの話はしてなかった? その話は聞いてないと思うよ UFOの有無と併せて気になるね 未来について 宇宙人は過去や現在、あるいは知っておくべき叡智を いくつか教えてくれるだけで未来に起こる事は教えないと言っていた しかし訪れる未来ではなく未来そのものについては少し教えてくれたので話す 個人にしろ国にしろ未来とはある程度決まっているものらしく、 どう転がっても訪れる未来がある一方で行いや心掛けで変化する未来もあるようだ 未来を読む方法はいくつかあるが、例えば身近な占いである手相は 個人の未来を占う上で有効だと話している 手相は時間をかけて変化するように出来ていて、これは日頃の行いや心掛けが作用した結果だという 手相はこのままだとやがて訪れるであろう未来の大まかな青写真であり、 心掛けや行動でこの手相は良くも悪くも変化すると言っていた これは例えば食生活を正せば生命線が伸びる可能性があるといった事だろう 未来とはこの手相のようなもので、高い確率で訪れる未来はある程度読む事が出来るが、 もし知ったらよりよくその事実を活かさないといけない、知るという事は責任を伴う行為なので 知る時は覚悟が必要だと話していた 占いについて 手相の話の流れで占いについても教えてもらった まず占いと名の付くものは大抵が偽りで、 また占い師が未熟が故に読み違える事が多々ある為あまり頼るのは良くないと言っていた ただ人が生きていく上で手掛かりとなるものがこの世界にはいくつか予め用意されているという 例えば先ほどの手相やあるいは占星術がその最たる例で、 星の運行は人に強い影響を及ぼしているようだ 占いは才能にも大きく依存する行為なので誰にでも出来るものではないが、占う際の注意点を伺った もし誰かに占って貰いたい場合、まず占い師の顔を観察し場も含めた雰囲気を読み取る事 不穏なものを感じたら決して見てもらってはならないと言っていた もし自分自身で占う場合、しっかりと学ぶ事、そして決して依存しないようにと 強い口調で話していた 夢の持つ意味 夢についても聞いてきた まず人は眠っているとき例外なく魂は霊界に帰っているという 我々は身体を休める必要があるように魂も休める必要があり、 魂は霊界に帰る事でしばし休息しているようだ 霊界でのひと時の記憶がないのには理由があって、法則の異なる世界の為身体が知覚出来ない為らしい 眠っている時我々の自我は脳と魂の双方にあるようなのだが、 我々は物質界では身体に縛られているので身体が知覚出来ない事は認識出来ない訳だ 魂が故郷に帰っている間に身体は夢を見るのだが、 これは日頃の思い癖が反映されている事が大半で内容そのものに然程意味はない事がほとんどだという つまり日頃見る夢とは例えばご飯を作った後の流しに散乱した 洗い物や三角コーナーの残飯のようなものであるらしい 日中にご飯を作って食べた後、睡眠後に流しに散乱した洗い物や残飯、 つまり日中の残影の後片付けをしているという捉え方で良いようだ ただその夢に現れたり起きた出来事がある意味を伝える重要なシンボルになっている事がある それらのシンボルは夢を通して今すべき事や未来に起こる事を伝えているという 夢とはこの宇宙人のように他者が介入するケースも稀にあるが、 大半は自然の摂理で起こる現象であり、その時必要な叡智が自然の摂理によって 本人にもたらされると話していた それは例えばお腹が空けばお腹が鳴ったり、眠くなれば欠伸をするようなものであるとの事だ 先ほどの夢の話の続きだが、夢に限らず手の皺と手相、あるいは星と占星術のように、 我々や我々を取り巻く環境や出来事は全てが多面性を持っており複数の意味を兼ね備えているという たったひとつのものの為に存在するものや出来事はこの世の中に存在しない、そう言っていた 宇宙人はよく“ある色は突然別の色を映し出す”と口癖のように言っている この言葉は英語では“One color just reflects another”というらしく、 宇宙人が現れる情景の何処かに大抵この文言を見かける 今朝見た銭湯では風呂場と脱衣所の境にある曇りガラスの引き戸に張り紙がしてあったし、 町の通りで会った時には電柱に取り付けられた四角い小さな看板に書かれていた これはもしかしたらお前は物事の一面しか見ていないという指摘なのかもしれない 他の人間は宇宙人とコンタクトを取れないのかな? それは聞いていないから分からないあ ただ人間側からコンタクトを取るのはもっと難しいように思うよ 異星人について 何度か話しているので改めてになるが異星人は存在するようだ 宇宙の全ての惑星と衛星には一種の知的生命体が生まれるよう 自然の摂理によって予め定られているようで、我々太陽系の惑星と衛星も例外ではないと話している 目の前の銀河の姿をしたような宇宙人は同じ銀河系だが太陽系からは遠く離れた星の出身らしい 知的生命体は極限まで進化を行うと肉体を持たない霊的存在に限りなく近付き、 霊力の高い者は彼のように遠く離れた星の知的生命体とコンタクトを取る事が可能になるようだ 他の星の生命は星固有の周波数のようなものを持っており、 他の星の者と肉体的な接触は勿論知覚する事すら困難だという ただ原始的な生命については知覚出来る事があり、 地球人は既にその手掛かりを手に入れていると話していた 高度な文明を手に入れた種族は総じて宇宙を目指すものらしいが、 やがて精神によって宇宙の彼方まで旅をする術を身に付け宇宙船に取って代わるであろうと言っている 堅い話が続いたので楽しい異星人の話をしよう ある星の知的生命体は昆虫のような姿をしており、星を覆う広大な森の中、緑色の空の下で暮らしている 彼らは人間の膝丈程度の大きさしかなく、その大きさを維持する事によって 辛うじて飛行能力を失わずに済んでいるという 人間に比べると彼らの文明は原始的で主に数百メートルにもなる巨木群の上に木造の街を築き暮らしている 彼らは地球の昆虫と似ており翅もある為飛ぶ事が出来るので自動車の物は存在しないようだ 食物を育て地球には存在しないタイプの小型の泡状の生命を家畜として扱い、 人間よりも穏やかに生きているという 彼らは踊る事が何より好きで、意思の疎通をはかる際は必ずといっていい程踊りながら話すという 求婚も翅を使い美しく舞いながら行われ、翅が舞う、翅が折れる、翅を撫でるといった 翅にまつわる慣用句がとても多いようだ 我々の銀河系の中心に近い場所にあるある星の知的生命体は星のほぼ全てを覆う海の中で暮らしいてる 地上は長い歴史を持つこの星の生命が遂に克服出来なかった有毒な化学物質で溢れており、 全ての生命は紫色をした海と地中の中で暮らしているという この星の知的生命体はペンギンに似た容姿をしており、卵を産んで子を育てるという 大人になると体調数メートルになり人間と同程度の寿命を持つようだ 彼らは高度に発達した文明を持っており、 自らの分泌物を建材として用いて築き上げられた粘膜で覆われた巨大な都市に暮らしているという この中では多様な下等生物が海水を浄化し大気を生み出しており、 人々は都市内では基本的に二足歩行になるようだ ただ年々この街を守る粘膜を作れる生産者が減っている事が問題となっていると話していた 人間の運命は生まれた時点でどの程度決まってるの? 答えた方が良さそうな質問なので答えるね 聞いた話を総括すると時代、国、性別、容姿、家族、交際相手、 人生のターニングポイントとなる出来事と寿命は大体決まっているようだ ちなみに一生のプランは生まれる前にある程度カリキュラムとして決定してしまう為、 実際には生まれる前から既に決まっているといっても良いようである ただ人生とはゲームでいうところのマルチエンディングシステムのようなもので、 日頃の行いと心掛けで望ましい人生を送れない事があると話していた 人類は総人口100億人を望むところまで増えている食料や水が足りなくなる中で、極めて深刻な格差を生んでいるこの人類の歩みは、今後どうなるのだろうか我々に必要な叡智があるのなら、どうすれば授かれるのか 食糧と人口については聞いているからまとまったら書き込むよ ただ交流は自分の意思では行えなくて、聞きたい事があって頭の中でリストアップして眠りに就いても いざ夢を見ると常に話を聞く一方でこちらから問いかける事が殆ど出来ない 交流を行っている時は通常の夢同様に殆ど自分自身の意思が介入する余地がないんだ 異星人について 箸休めのつもりなのか分からないが宇宙人は時々楽しい異星人の暮らしぶりを教えてくれる 太陽系が所属するこの銀河系のある星ではジェリー状の物質が惑星の上層部を覆い、 地面は熱せられたマグマが何十億年も冷めることなく対流しているという我々からしたら過酷な星である この惑星の知的生命体はこのジェリー状の物質の中を泳いで過ごしており、 周りの微生物やジェリー状の物質を体内で化学的に変換し栄養素にするようだ オスメスの区別がなく人々は磁力を応用し他者と会話を行い、物質的な文明は持たないという 彼らは複数の触覚が生えたエイのような姿をしており発達した強靭な尾ビレで柔らかな海を駆け巡る 彼らのように物質的な文明を生み出した事のない知的生命体は 総じて高度に発達した意思伝達手段によって豊かな文化を築き上げるという 異星人について 銀河系のある星は表面のほぼ全てが砂漠と峡谷である 水分が僅かにしか存在しなく大気も薄いこの黄緑色の砂に覆われた星は 昼夜の温度差が数百度にも及び生命にとって過酷な星であるようだ この星の知的生命体は厚い外殻をまとったアルマジロのような姿をしており、 灼熱と極寒を繰り返すこの星で逞しく生きている 彼らの街は地中にあり蟻のような複雑で巨大なコロニーを形成している 激しい気温差にも耐えられる彼らだがそれでも地表で過ごせるのは朝夕だけで、 この間に地表の鉱物を採取しコロニーで冶金を終えた後食糧とする その為彼らの外殻は摂取した金属で出来ており、そのお陰で過酷なこの星で生きていけるという 異星人について 地球によく似た衛星の話も聞いたのを思い出した ある星は大気があり陸と植物、そして広大な海が広がりこの地球ととてもよく似ているという この星はガス惑星の衛星の一つで青い惑星を空に認める事が出来るという この星の知的生命体は我々同様地上で暮らしており物質的な文明も持っているようだ 都市があり様々な人種や文化を持っているが我々よりも進化している為争いはなく 知的生命体として人間の先輩に当たる 彼らは豹や虎に似た獣から進化した種族で美しい模様の毛皮を身にまとっており、 大きく後方に伸びた耳と長く逞しい尻尾を有する この耳と尻尾、そして身体の模様は個人を識別する上でも 異性に対してアピールする上でもとても重要な要素となるようだ 人々は二足歩行を行い我々のように乗り物に乗り街で買い物をし仕事も行う 生粋の狩人であった闘争的な彼らは長い進化を経て争いを放棄したという したがって彼らは地球人の未来の姿であり模範である宇宙人は言っていた 人口と食糧について 進化とは大いなる道筋から外れることはないが我々の日々の行いや心掛けで 良くも悪くも変わってくるとい言っている 仏教用語の因果応報とは真実で我々が行った行為や思考した事は 善行であれ悪行であれ等しく我々に返ってくるようだ 争いや資源の枯渇、人口増加は多くの知的生命体が経験する宿命であり避ける事は出来ないという しかしながら生命や宇宙の神秘、大いなる力は常に温かく見守っており、 道を踏み外してもより良く変わるチャンスは常に自分自身の内や目の前にあると説いている 人は大いなる苦しみと失敗、挫折を経験せずには進化出来ず、 これは仕組まれた宿命であり乗り越えるべき課題であるという 喜怒哀楽、愛と憎悪を全て知り煩悩と決別出来た時、人は肉体の軛から解放されるという いや、人口と食糧だけの話ではないんだ貧困や疫病に苦しむ国と、一部の超富裕層隔絶されたような格差の社会を、今の人類は作ってしまったほんの少しの発展の違いが、他の人種を貶め搾取するこんなおかしな進化をした人類は、どうやって格差を改められるのか人口が増大し、食料がなくなり、人類は富める者と失うも者と、更に峻別されるそれを正すための叡智を、尋ねてもらえないだろうか 貧富と病についてもそれぞれ聞いているよ ただ総括すると同じような話だった 全ては因果応報と宿命で試練だが、それは進化の為に必要な負の要素のようだよ 異星人について 銀河系の外縁部に存在するある惑星の知的生命体は これまで紹介した知的生命体とは異なる進化を辿っている 彼らの住む惑星は元々植物が生い茂る緑豊かな土地が広がり、 穏やかな気候や日照と降雨に育まれ全ての生物は生命を謳歌していたという しかしこの星の知的生命体が生み出した文明がもたらした環境汚染と、 因果応報によりもたらされた自然災害によって星の生態系は崩壊し 大地と海、大気の全てが有毒物質に侵されてしまったようだ 彼らはこの変わり果てた星で長い暗黒時代を生き抜き、 やがて自らの身体の組成を自然の摂理によって変えたという 彼らは元々ウミウシのよう身体をしていて、無数に生える触覚を使い文明を築き上げた しかし文明が滅び人口が激減し種が滅びるかと思われた時、 彼らは突然変異を起こし長い時間をかけて霧状の生命体へと進化したのだ 雲が切れる空の上層部はまだ大気が汚染されておらず、 強い日差しとこの星特有の化学物質が作用し辛うじて清浄を保っていたのだ 空の上層部へと生き延びた人々は危険を犯し地上へ赴き 僅かに存在する無害な食糧を得て空へと戻りなんとか絶滅の危機から脱したという 彼らはこの星と人の歴史を神話にせず、教訓として常に生きているようだ いかなる時であれ望みはあるが、道を踏み外し続ければ相応の結果に辿り着くと 宇宙人はこの話を通して伝えている 異星人について 銀河系のある惑星は決して晴れることのない厚く有毒な雲に覆われ 大地は黒い金属と光り輝く鉱物が広がっているという 空は黒く常に吹き荒れ雲は有毒な雨を撒き散らし我々からしたら地獄のような光景である この星の知的生命体は芋虫のような姿をしているが、 滅多に降り止まない有毒な雨から身を守る為に 皮膚は柔軟性のある耐水性のゴムのような組織を成しており、 辺りに広がる眩い鉱物のように光を発している この皮膚から発する光を明滅させ意思の疎通を行い、 口から吐き出される長い数本の触手が手となるのだ 彼らは優秀な鉱夫であり強固な岩盤をくり抜き鉄の岩山の中に街を気付いている 厳しい環境は彼らに助け合いの精神を育ませ逞しい肉体と精神を身に付けさせたようだ 宇宙人と交流について 改めて交流を行っている宇宙人について紹介する 宇宙人は無数の白や青、緑の光が集まった銀河のような姿をしていて、 大きさはデリバリーピザのLサイズぐらいだ 実際の銀河系の中心部は黄色く輝き、赤や青、紫の星雲が広がり色鮮やかなのだが、 目の前にいるこの不可思議な宇宙人はもっと簡素な色合いである 銀河の形状を英語でdiskと云うが正に円盤の形をしていて、 よく見ると中心を軸にゆっくりと回転している 宇宙人には口や手足などはなく、直接頭に語りかけてくる 話を聞いていると時々情景が目に浮かび、 色々な異星人の姿や暮らしぶり、星の姿を見せてもらった 伝えてくるのは映像だけでなく臭いや音も含み、 有毒物質で溢れた大気を眺めていた時は目と鼻と舌に刺激があった 宇宙人は常に淡々と話すだけで指図しない 交流は体感だが大体5分から10分程度で終わり、毎晩のように夢に現れる 宇宙人と交流について2 宇宙人は毎晩夢の中で異なる場所を用意して待っている 知らない町の中や昔住んでいた家のリビング、何処かの教室や大きな庭園、 銭湯やツリーハウスと毎回異なる場所を用意しているがその意図は分からない 普段見る夢とは比較にならない程に現実感があり、温かく穏やかで不安に感じる事は一切ない 辺りを包む空気は生暖かく、湿気を帯びて情景は微かに霞んでいる 晴れていても太陽は見当たらず夜でも不思議な事に辺りは明るい 交流する時は大抵宇宙人と一対一なのだが時々周りに人がいる時がある だが彼らは宇宙人の存在には気付いていないようだ 宇宙人と交流について3 交流は殆ど聞く一方で時々条件反射のように質問が出来るが、 普段見る夢同様自分自身の意思が介入する余地がない為自由に訊く事は一切出来ない そして直感なのだがそろそろこの交流が終わる気がする これは宇宙人の力の限界が近付いているのではないかと感じる 交流が終わると急速に聞いた話を忘れるような気がして、慌ててこのスレを立てた 周波数がどうのこうのって言ってるけど、地球人に見える異星人はいないってことなのか? 肉体を通して知覚するのは困難だと言っている ただ不可能でもないようだ 不可能でもないみたいとは? 話を聞いた時の印象や口調から、絶対に無理とは感じなかった ひょんな事から見かけてしまう、という事はもしかしたらあるのかもしれない 宗教について 全ての知的生命体は宗教観というものを持つらしい 宗教観を獲得する事は進化の過程において自然な流れで神を信じる事は好ましく また当たり前の事でもある為に宇宙人は宗教を否定してはいないが、 地球に存在する宗教は多くの過ちを犯しているという ただまた同時に多くの宗教が真実の一面に触れ捉えているといい、 進化と共に優れた宗教観が生まれやがて集約されるという そして宇宙人は神を信じても神に縋ってはならないと説いている 上の続きだが、珍しく宇宙人がこの宗教観の話の中で予言めいた事を言ったので書いておく やがて人々が信ずる事になる宗教とは、教祖を持たず経典も持たず、規則も持たず祭壇も持たない 真の宗教とは日々を生き抜くのに必要な生活の知恵である 真の宗教とはそれ程に身近なものであるのだ と宇宙人は言っていた そろそろ寝るので最後の話、生きる理由について 人は数え切れない程の輪廻転生を繰り返すがそれは修行の場であるこの険しい世界において 喜怒哀楽と経験を通し魂を磨く為にあると言っている そして利害に囚われず他者に尽くす事を心がけよ 他者に尽くす事により魂は磨かれ美しい精神を得る事が出来る やましき者を見ても憎んではならない、彼らは未熟が故にやましいのだ、彼らは過去の自分自身と心得よ この壮大な一大事業は人一人では成し遂げられない、共に助け合う事によってのみ成し遂げられるのだ 天地荒みど心晴れやかに 慈愛を持って人と成す 今朝見た夢の話をする ロンドンの郊外にあるジョージアン様式と呼ばれる美しいレンガの2階建ての家の向かいにいた 辺りは丘陵が広がり緑の葉を茂らせた木立が点在し、家の前にも丸い樹形の落葉樹が玄関の左右に植わっている 柵で囲まれた丘にはまるまるとした羊や牛や馬が草を食んでいて、 鳥と虫たちが舞い温かい風が吹き木立がざわざわと音を立てて揺れている 目の前の家は茶色いレンガで出来ていて、屋根は切妻屋根、 大きな白い窓の戸は開け放たれて、半透明の白いカーテンレースが風に靡いている 穏やかで心地の良い陽気だった 家の中に入り右手の部屋に進むと火の点った暖炉のある小さなリビングがある 3人掛けのソファと1人掛けのソファがあり、 宇宙人は1人掛けのソファの座面の上にぷかぷかと浮いていた 宇宙人との出会いは毎回場所は異なるが一様に心地良く感じられる空間で現実感がとても強い 目が覚めて毎朝のように思う事はきっと死後の世界はこんなところなんだろうという事だ 疲れた時について ソファに腰掛け宇宙人との交流が始まった 生きていれば誰でも疲れる、これは物質界にいる間は何人たりとも逃れる事の出来ない宿命であるという 君は今ここに来ていつも以上にリラックスしたでしょう、 それはここは君の前世に所縁のある場所だからだよ、と宇宙人は教えてくれた 宇宙人によると前世は19世紀と20世紀初頭を生きたイギリスの裕福な商家の娘だったとの事だが、 教えてもらい合点したのはイギリスがとても好きだという事だ 昔イギリスに行った時に似たような光景を見て心が癒されたのだが、 宇宙人がいうには訪れなくとも想像したり写真や絵を見たりするだけでも良いという 疲れたときは好きな国の好きな光景を収めた写真や絵をを眺めるといい、宇宙人はそう教えてくれた 質素である事について 宇宙人には顔はないのだがこのジョージアン様式の可愛らしい家の室内を見渡すような動作をしてこう言った この家はとても素敵だけれど質素でしょう 見渡すと室内には小さな暖炉とソファ、ソファの前に置かれたローテーブルとその上にカップがふたつあり、 蓄音機とレコード、それからダッシュボードの上に本が並べられ、 壁にはイギリスの田園風景を写した油絵が額装され掛けてある 物を持ち過ぎてはならないと宇宙人は言う 必要最低限の物だけで暮らす術を身に付けよ、そうすれば物に囚われず健やかに生きられる 文明を持った種族の宿命ではあるが物に依存してはならない、物は所詮物なのだ、 物に埋もれる生活をしてはどっちが家主だか分からないではないか と言われ思わず宇宙人と俺は吹き出してしまいなるほどなと思った 宇宙人の話は首尾一貫して真面目なのだが時折楽しい異星人の話をしてくれたり、 今の話のようにちょっとしたジョークとも取れる話題を挟んで話してくれる 人が必要とする物などさしてない、知るべき事は無限にあるが持つべき物など数える程しかないのだ 君はこの点に関して理解しつつあるようだが、まだ心が揺れ動いている 物欲に囚われない生活はとても美しく健やかだ、宇宙人はそう言う 私は帰るが君はもう少しここに留まるといい、 質素な暮らしぶりや窓から望む借景から学び取ったら目を覚ますだろう そう言って宇宙人はふわっと消えてしまい、部屋に取り残されたのだが、 とても心地の良い部屋だったのでしばらく室内の様子や窓の外の景色を楽しんでいたら目が覚めた いつもは端的に要点だけを書き込むが、 具体的に話すと宇宙人とのやり取りとはこういうものだと分かってもらえると幸いだ コンタクトについて 全ての生命には魂が宿り魂とは霊的存在である為、魂を宿した全ての生命は霊的存在である宇宙人は言っている 生命の進化とは乃ち霊的進化であり進化するにつれて関心事は減っていく 文学や音楽、家族や同胞、仕事や奉仕、そして霊的な世界の探求に心を傾けるようになるという 進化した知的生命体の中でも強い霊力を持つ者は肉体を離れ 遠くの星に暮らす知的生命体にコンタクトを取る事が可能となり、これは私の種族の一大事業でもある このコンタクトとは如何なる科学技術によっても成し得る事の出来ない大いなる奇跡であり、 肉体をまとった知的生命体が持ち得る究極の霊的能力のひとつだという 私はコンタクトを取る事を仕事としており、 多くの同胞達に励まされ日夜君に決死の覚悟でコンタクトを取っている 私の一声一声の後ろに、何百億の同胞の願いが込められている事を実感出来るだろうか そういうと恩着せがましく聞こえるかもしれないがどうか重く捉えないでほしい 宇宙人はそう言い思わず笑ってしまった 宇宙人と話していて面白く感じるのはどんな宇宙の神秘にまつわる話よりも、 こうしてこの渦巻きに人のような感情があるという事を実感した時だ 宇宙人はコンタクトの話を続ける 私には同僚がいて彼らと共に日夜あちこちの星に住む知的生命体とコンタクトを取る為に奮闘している しかし簡単にはコンタクトは取れず、先ずはコンタクトを取る必要がある知的生命体を探し その中から受信してくれる人を探すところから始めるのだ これは直感である程度定める事が可能なのだが、それでもこうやって受信者を見つけるのは困難で 見つけると我々は大騒ぎとなる こちらにも報道機関があるのだが君とのコンタクトの成功はトップニュースだったよ、 私もこの仕事に就いてこれ程まで上手くいったのは初めてで実はとても興奮している! まさか興奮するなどと言うと思いもしなかったので、ここでまた笑ってしまった 我々は叡智を伝え進化の手助けを行う為にコンタクトを取る 特に手助けが必要な知的生命体に対して我々は重点的にコンタクトをはかり、 君とのコンタクトの成功をきっかけに数百人の同僚が地球の受信者を捜索していて、 既にコンタクトが成功した同僚もいる 今後我々は長期間地球人に対し積極的にコンタクトをはかることになる その結果大いなる神秘に触れた者たちを端に世界は緩やかに変わっていくだろう そうなれば我々はお役御免となる、また辛い受信者の捜索の日々という訳だ ここでまたお互い笑い合い、この話は終了した 宇宙人と受信者の同期について 宇宙人の話は大概教訓なのだが時々脱線する事がある 宇宙人はコンタクトを開始する際に対話する相手、つまり受信者の脳を読み込むようだ この読み込みで受信者と受信者が知り得るあらゆる地球に関する情報、 更に受信者が知り得ない地球とその衛星、所属する太陽系の情報も読み込むようである 莫大な情報量になるようだが読み込みにかかる時間は短く、大抵問題なく終えるという ただ読み込みを行う上で高い集中力と霊力を要するらしくこちらはとても疲れる作業であると話していた 読み込みを終えると知り得た情報は自分が経験した事の様に手に取るように理解出来るという したがって読み込んだ情報を元に学習する必要はないそうだ またコンタクトを取る際に心掛ける注意点があるという 以下にその注意点を箇条書きにした 受信者が容易に理解出来る言葉を使用する 受信者が知り得ない言葉は使用しない 受信者の全ての感覚器官に訴えて話す コンタクトは毎回短時間で終える これらの注意点の下にコンタクトは行われるという 受信者の条件について コンタクトで対話相手となる受信者には5つの素質が必要とされると聞いた 以下にその素質を箇条書きにした 1.同調出来る 2.見た夢を起床後振り返る事が出来る 3.霊的進化が進んでいる 4.素直である 5.向上心向学心がある 1の同調とは周波数の異なる2種族が交流をはかる上で必須となり、 周波数を合わせられると言い換えてもいいだろうと宇宙人は話している また3を満たしている者の多くは1と4も満たしているので1と4は条件のひとつして独立させなくても良いとの事 これら5つの条件を全て充した者は受信者の資格を得る事が出来るという 169 : ◆GblpYwEp4Ywy @転載は禁止:2015/01/14(水) 20 33 19.88 ID +7wf0zab0 1だけどトリップテスト 上手く出来たら今後このコテハンで書き込みます 宇宙人の故郷と姿について 宇宙人は故郷と姿について教えてくれた 概要ではなくなるべくやり取りを忠実に再現するように心掛けて書いてみる 君はコンタクトという映画が好きなようだね はい、SFの中でも特に好きな映画です 私は君にコンタクトを開始する際君の全ての情報を取得している、 したがって君の好きな物は全て把握しており無論コンタクトという映画についても把握している この映画は他のSFと異なり高い精神性を感じる、 特に凶悪な宇宙人と地球人が争い合う内容ではないのが特にいい、そういって宇宙人は笑った 宇宙人は続ける、この映画では主人公の前に現れた宇宙人は人の姿をしていたが、 私のこの姿も同様仮の姿なんだよ 我々はコンタクトを行う際、受信者の趣味嗜好や気質に合わせ汲み取るよう努めている、 君がコンタクトという映画を好きで宇宙や我々にロマンを感じているのを知ったので 私は同じ様に仮の姿で現れる事にしたのだ ただし夢の中といえど実際の姿を見せると驚かれる事もあるので、 大抵仮の姿を装っているんだけれどね またコンタクトという言葉もこの映画のコンタクトに由来するんだよ、 受信者によってはテレパシーや魔法、念術などいったそれに代わる言葉を用いて表現している それにしても進化の過程、その半ばにいる知的生命体の生み出す文化とは実に創造性に溢れていて素晴らしい 我々は長い進化を経てこの物質界で多くの修行を終えた 宇宙と生命の神秘に触れ学ぶ事も少なくなり物事の真実を見極められるようになった これは素晴らしい事なのだがひとつだけデメリットがある、それは生み出される文化に遊びがないという事だ 君達は進化の過程にいてまだ多くの真実を知らず、自らが生み出した無数の偽りで出来た霧の中にいる だがしかしそのお陰で君達が生み出す文化とは実に多様で面白い 音楽や文学、あるいは君の好きな映画とは必ずしも真実を捉えている必要などなく 自由な発想で生み出されるべきなのだ 我々は既に多くの真実を知り正しい物の見方しか出来なくなってしまっている、 その点において君達の文化は我々よりも優れているといっても良いかもしれないね 宇宙人は続ける、話を戻そう、私の本当の姿についてだ、併せて私が暮らす星についても教えよう 我々は地球と同じ様に植物と濃い大気、豊かな海に恵まれた黄色い空と緑色の海を持つ星に住んでいる 私達は君の膝丈程度の身長で二本の腕と二本の足を持ち、君達同様の二足歩行の哺乳類だ 我々の知的生命体としての歴史は長く地球の時間に換算すると1億年を超える 人口増加の問題は科学技術と身体を小さくするという 自然の摂理によってもたらされた進化によって乗り越え今に至る 君達の世界の小型の猿に似た大きなふたつ瞳を持ち、その下には突起していない鼻と小さな口、 それから頭頂部に丸い耳をふたつ有している 体毛はなく肌は薄い黄緑色で人種が一種類しか無い為皆似たような姿形をしている 星の生態や我々の姿は地球や地球人と異なるがとても似通った文化と文明を持つ 文化に関してはもっと洗練され君達の文化よりずっと素朴である 文明は極限まで発達した後その多くを棄てたが古代の高度な文明は今に生きている 君達同様太古の時代には宇宙を目指し船に乗り旅立って行ったと伝説にあるが、 我々はその時も今日も変わらずこの故郷で暮らしている 知的生命体は星を守る役割があり、我々はこの星の生態系を守る事を最重要課題として認識し 常に共存する事を考えて生活している かつては資源を奪い数多の種族を滅ぼし大地を蝕み空を汚してきたが、 その結果我々は因果応報により長い暗黒時代を生きたという 次々と湧き広がる疫病や止む事のない天災、気候の大激変を乗り越えてきた、 この長い地獄の日々は我が種族のいい伝えとして語り継がれている 多くの知的生命体同様我々も紆余曲折し今日に至っている、過ちを犯し苦しみそこから這い上がり今に至るのだ、 困難と生命が持ち得る希望と慈愛の精神と霊的真実が我々を進化させた 今日の我々はとても穏やかに暮らしている、過ぎ去った嵐の後の空の様に澄み渡り、 1億年の歴史において今が我々の春といえよう もう時期我々はこの物質界を卒業する事になるだろう、 この修羅の世界において学ぶ事はもう数える程しか残されていないのだ 我々はその前に伝えるべき叡智の全てを苦行の道半ばにいる遠い星の同胞に伝えるという 最後の事業に取り掛かることにした 我々の種族に訪れた転換期はいくつもあるが、最も大きな転換となったのは開眼した時であろう 我々は霊的な世界やその精神に触れる事を開眼と呼んでいる 開眼はある日を境に一斉に皆に起きるのではなく緩やかに始まるのだ 開眼を経験し我々は宇宙と生命の大いなる神秘の研究に没頭する事になる 知るにつれてこれまでの行いが如何に愚かだったか我々は知る事となった、 我々はそれまで盲目であった事を身を持って知ったのだ 我々はこの真実を拠り所とし自らの文化と文明、そして生き方を根底から変えた 我々が伝えるべき叡智と捉える事柄はこの霊的真実に他ならない そしてこの叡智を必要とする遠く離れた星の同胞を探す事になったのだ 我々は数千年かけてこの銀河のあらゆる方角に向けて捜索を開始した、 以前話したようにこの捜索は大変困難を伴う作業であり、疲弊し死ぬ者も後を絶たなかった それでも我々は怯む事も諦める事も止まる事もなく捜索を続け、次第にコンタクトが成功するようになる 君達が僅か数光年しか離れていない星を見つけるのにも苦労する様に 我々も遠い星の同胞を探すのはとても困難な事で、その出逢いとは奇跡の様なものである しかし数百億になる我が同胞はこの一大事業をこの物質界における最後の大仕事と捉えて 全人類が一丸となって遠い星の同胞を想い成功を祈っているのだ 霊的真実に触れ開眼するのだ 理解しようとする必要はない その時が来れば自ずと分かるのだ 開眼の時はもうそこまで迫っている 開ける者から開くのだ 全ては緩やかに全てを変えるだろう 189 :惑星ごとに住む知的生命体の姿形が虫っぽかったり、過酷な世界だったりするけど、そういう星に生まれ変わることあるのかな?地球も因果応報で、過酷な世界になる可能性あるのかな?あと、安楽死って自殺になるの?個人的には、薬物使って死ぬわけだから自殺かなあって思います。 度々になるけれど改めて 宇宙人との交流は常に受け身である したがってこちらから問いかける事は出来ず、夢の中で自分から問いかける場面があっても それは自分の意思で行われたものではない 夢は自身の体験として強烈な印象と共に記憶されるが、 夢を見ている間は映画を眺めているような感覚にも近く自由意志が介入する余地はない その様な理由により頂いた質問はおそらく拾い上げる事が出来ないと思われるが、 いい質問に目を止めた後に見た夢で幸運にもその回答に繋がる話題になるといった展開は考えられなくもないので 質問を書き込む事を止めたりはしない、どうぞ好きなように書き込むといい ちなみにざっと拝見したが宇宙人の意思と共鳴するような内容の質問はほとんど見当たらず、 最近の書き込みだと 189の3つ質問が良かった 質問の2つめと3つめは既に書き込んだ話に答えがある上に3つめに関しては既に答えを知っている、 真意は読み返し咀嚼すれば理解出来る 1つめはどの星に生まれ落ちるかといつタイトルでおそらくそのうち書き込むと思う ウイルスについて 雨が好きなのだが普段から見る夢でも宇宙人が現れる夢でも雨が降る事は少ない ただ時々今日のような雨が夢の中で振る事がある 東南アジアの何処かの街の雑多な路地にいた 不規則に並ぶ建物の足元には入り組んだ路地が広がり頭上は看板や水道管、 洗濯物がぶら下がり僅かに望む空は小さく遠い 雨が降っていて水捌けの悪い道路には大きな水溜りが出来ている 通りと水路を人と舟が行き交っていて活気のある街だが雨の音しか聞こえてこない 道を進むと目の前に赤と緑のバドワイザーのネオンがぶら下がった店が見えた 中に入ると店内は薄暗く10席程度、カウンターに店主がいて店内の奥に人影が見える、飲食店のようだ 壁の所々に開いた穴から外の光が射し込んでいる トタン屋根に降り落ちる雨音が終始聞こえる店内は粗末で陰気だ 宇宙人はその店内の入口脇の席にいた やあ、宇宙人はそう言い手はないのだが手を上げるような動作をした 宇宙人は背もたれのない脚の長い木製のスツールの上に浮いている 隣の席から椅子を持って来て腰掛けると、 目の前の丸いアルミで出来たテーブルにはいくつかの料理とお酒が並んでいた いやあひどい雨だねえ、ここに来るまでの間にすっかり濡れてしまったよ、 悪いが身体についた雨水を払ってはくれないか、ほら私には払う腕がないものでね そう言われ近付いて目を凝らしたが、無数の光が集まって出来ている為に光と雨水が見分けられない そう思っていたら、ああ確かにこれじゃあ分からないよねと言い笑い合いった ウイルスについて教えよう ウイルスは知的生命体の側に常に存在し我々から片時も離れない 彼らは恐ろしい病をもたらすがこれは宿命であり 医学が進歩しても新たなウイルスが現れる為に永遠のいたちごっこなのだよ その証拠に我々の星にも未だにウイルスが存在し時々猛威を振るっている、 彼らは我々同様とてもしたたかな存在なのだ そういうと店内に豚や鶏、猫、猿、ウイルスを媒介する動物が雪崩れ込んで来た ウイルスは知的生命体だけでなく多くの動物に寄り添っている、 君達が家畜やペットして飼うこれらの動物がそばにいる限り猛威から逃れる術はないだろう 宇宙人に目を戻すといつの間にか料理とお酒が減っていた ある色は突然別の色を映し出すのだよ、そう言い宇宙人は足元をうろつく動物達に目をやる、 動物達はぶひぶひ鳴いたりにゃあにゃあ鳴いているがうるさくは感じない いいかい、ある色は突然別の色を映し出すのだ ウイルスは宿命であるがその都度克服しなければならない、 それは例えば日々の掃除や洗濯といった家事のようなものである、 片付けたところで次から次へと現れるが片付けない訳にはいかないんだよ 私はそろそろ帰るので君はこの料理が冷めないうちに平らげて片付けてくれるかな、 そう言うといつもの様にふわっと消えてしまった 今回はぼんやりとした感じの話だね常に乗り越えるべき課題は存在するという事かな 普段は聞いた話をそのまま転載するのではなく咀嚼し意訳して載せるのだけれど、 今回はその作業を省いて載せている 今回に限らず宇宙人の話には真意が隠されている、 ウイルスと生命の神秘について書かれた文字以上の真実が秘められているよ 自分の生きる目的ってどうやってわかるんだ?ちょうど最近目的を失ってしまって何の為に生きてるのか何処に向かえばいいのかわからない状態なんだ。 宇宙人によると生きる目的はふたつあるようだ ひとつは万人に共通する目的、既に書いたが喜怒哀楽と経験を通し魂を磨き、他人を助け霊的真実に触れる事 もうひとつは人それぞれ異なる 前世で不遇の一生を送った者は今世で能力を生かす喜びを知る為に生まれてきている可能性があり、 また前世でやり残した課題を達成する為、つまり再チャレンジする為に生まれてくる者もいるようだ 基本的に真っ当に生きていれば得られる経験全てが目的に成り得るといって良いみたいである したがって挫折も路頭に迷うのもそれ自体十分目的に成り得るという訳だ 前世で楽をして生きてきたから今世では人一倍苦労する経験を得る為に生まれてきているのかもしれない 何かを達成したり何処かに到達する事ばかりが目的とは限らないのだ 過程も結果も等しく価値がある、もし迷ったら静かに内観する事、答えは常に内にあると宇宙人は言っている 異星人について 宇宙人がコンタクトを取れる限界と認識する銀河系外縁部に存在するある衛星は、 強固な地殻と粘度の高いジェル状の物質で覆われた斑模様の星である この星の知的生命体はこのジェル状の層に暮らしている 彼らの祖先はこのジェル状の物質から栄養素を摂り生きていたが、 それらの栄養素から道具を生み出し物質的な文明を築き上げたという 彼らは手の生えたオタマジャクシの様な姿をしており、 有機物から成る無数の球体の空間を数珠のように繋ぎ合わせ都市を築いているようだ その都市の姿は幾何学的で代え難い美しさを湛えており、この都市そのものが生命の複合体であるという ジェル状の層に生きる多くの生命がこの都市に寄生しており、その関係は森に酷似するという この星に生きる多くの生命は自ら発光する力を備えており、 都市はこれらの光が無数に集まり複雑かつ幾何学的な模様を映し出しているようだ 異星人について 銀河系の中心近くに存在するある惑星は恒星の如く赤く輝く大きな質量を持ったガス惑星である この星に生きる知的生命体は止むことのない強風の中で生きている 彼らは展開した箱のような姿をしており、 自らの身体を必要に応じて組み立て風を利用し移動し獲物を捕らえるという 彼らはこの身体を他者と接合させ瞬時に巨大で複雑な多面体に変形するという その姿は先程のジェル状の物質の中に生きる知的生命体の都市と同様に幾何学的で美しく、 民族や氏族、性別や世代、更には思想や美意識によってその姿は大きく異なるという この多面体化は主に求愛や交尾、妊娠、出産、育児の時に見られる行為で、 葬儀を含む宗教的な儀式でも行われるようだ 特筆すべきは求愛時の多面体化である 女性へのアピールの為に男性が集まり多面体化するのだが、 時折全く新しい多面体が生まれるといい、 新しい多面体になる事を生涯の目標とする者が実に多くいるという 女性は最も美しく優れた多面体を作った男性の求婚を受け入れるという 宇宙には彼らのように想像の域を超えた生命で満ち溢れているという 光力について 宇宙人は地球人の知らない科学技術について触れる事は少ない それは自ら発見する必要があるからだからだと宇宙人は説くが、 霊的真実と深く関わる事に関してはごく稀に教えてくれる時がある これは知られざる力、光力にまつわる話だ 宇宙には重力や電磁気力とも呼ばれる電力と磁力、霊力の他にも地球では知られていない力があるという そのひとつが光力である 光力とは光を変容させた際に発生する力であるという 特定の生物でなければ紫外線を知覚出来ないように、 光力も特定の知的生命体にしか知覚出来ずまた扱えない力である その力は現在の科学で捉える事は不可能であり、 せいぜい数式でその存在を予言するに留まるであろうと宇宙人は言っている この知られざる力、光力には秘められた力がある 重力と電磁気力、そしてこの光力を全て用いる事により空間を捻じ曲げる事が可能となり、 更に霊力を用いれば魂を瞬間的に遥か彼方の星に飛ばす事が可能となるようだ 宇宙人はこの光力を応用した力、応用光術を使い遥か彼方の星の知的生命体とコンタクトを取っており、 彼ら応用光術士はその研究とコンタクトを主な仕事としているという また日頃の会話でもこの応用光術を用いる事によって言葉と五感、 更には感情を含む高度な意思の疎通が可能となるようだ この話から分かるように地球人はいずれ科学と霊的真実の強い結びつきに気付く事になるといい、 既に過去や現在の科学者や数学者の中には気が付かぬ内に 科学と霊的真実の強い結びつきを予感予言しているという 宇宙人は言う、科学は開眼する事により新たなる地平が目の前に開ける、 光力とはその地平から昇る第二の太陽なのだ 争いと善悪について これから建てられる新国立競技場の 建築デザインを任されたイラク出身の建築家ザハ・ハディドがアゼルバイジャンに建てた ヘイダルアリエフ文化センターの中にいた 建物は有機的かつ独創的で美しく、いつか訪れたいと思っていた建物だったので夢の中で訪れた事を喜んだ 柔らかな非可逆素材をぐにゃりと握って置いたような作りの白亜の建物の中に入ると、 1階の広場の中央に置かれた向かい合わせの黒い一人掛けのソファの一脚に宇宙人はいた 大きな窓から射し込む強い陽射しが床や壁に反射し建物内は眩く輝いている 周りに人はいなく辺りは静まり返っていて、自分の足音だけが響いている ソファに腰掛けると宇宙人は顔がないのに辺りを見渡す仕草をした ここを選んだのはね、君がここを好きだからというのもあるんだけれど、 私の星の建築様式に似ているからというのもあるんだよ、ここを知った時はとても驚いたね、 この建物を設計した建築家は私の星に来ても立派に建築家としてやっていけそうだよ そういい笑い合った 君の星は相変わらず争いが絶えないね はい、我々は四六時中争っています 前にも話したが今日は改めて争いについて話そう そう言うと目の前にテーブルとその上に鋲のような三角の尖った真っ白な置物が現れた 争いとは知的生命体の進化の過程において避けて通る事の出来ない宿命である 争いは不可避であるが進化すればやがて放棄する事が可能になる、争いとは人が未熟が故に生じる負の現象なのだ 他者を知ろうとせず我を通そうとするが故に生まれるのだ 未熟が故に人は世界を善と悪に二分し善を良しとし悪を否とする、それが今の世の中であると宇宙人は言う だがいつも言うようにある色は突然別の色を映し出すのだ 物事の一面のみに囚われてはならない その置物を手に取りなさい、それは何だと思うかね はい、これは円錐ですね、横から見たら三角で底から見たら円なので円錐です そう、それは円錐だ、円錐は横から見れば三角だが底から見れば円なのだ 物事を捉えるとはつまりそういう事なのだよ 凡ゆる角度から見て初めてその姿を知るのだ 物事を二極化、ましてや善と悪に分けるなど以ての外である 善と悪を超越した姿こそ真実の姿なのだ、真実の姿を知れば争う事はなくなるだろう そう言うと宇宙人は再び建物を見渡す仕草をした この建物を見てごらん、天井は複雑に湾曲し、ある一面は上を、ある一面は横を向いている、 この形状はこの円錐より更に複雑だ この建物の姿は人と物事の本質に酷似している、 人も物事も色々な側面を持ちそれらの側面は緩やかに異なる側面へと変容する 君たちと君たちの世界とはこのように無限の階調を有するのだよ いいかい、ある色は突然別の色を映し出すのだ、その事を忘れてはならないよ そう言うと宇宙人は消えてしまい間もなく目を覚ましたが、 角の鋭利な円錐の置物の感触が手に残っていた 最後に まだ紹介していない話しもあるが、宇宙人の意思によりここでの紹介はこれまでとする 宇宙人とその同僚は複数の地球人とコンタクトを取っており、 一人に全ての叡智を与える訳ではなく全員に与えた叡智をひとつにまとめて完成すると言っている 今後少しずつ世界各地に叡智を授かった人が現れる、 ただ彼らの全てが等しい影響力を持つ訳でない、だから隣人の声によく傾けるのだ、 そなたの隣人は受信者かもしれないのだ、宇宙人はそう言っている また宇宙人はこうも言っている、知的生命体には皆分け隔てなく探究心があり、知る事は喜びと心得ている したがってこれらの叡智を楽しみながら知る事が出来れば合格である、楽しむ心が何より肝心なのだ 宇宙人は受信者とは知り得た叡智をただ伝える為だけに徹する伝言者でなければならない、 したがって自分の価値観や思想などといったものを挟む事は許されないと話していた つまり受信者とは電話やラジオ、テレビみたいなものでただ伝えるだけの存在なのだ、 そこに浅はかな意見など介入する余地は一切ないのである また自分の言葉で語ろうとする者、あるいは自分の利益の為に叡智を利用する者は そもそも受信者には選ばれないようだ そのような訳で 1の意見を聞きたいといった要望に応える事は出来ないのだ 宇宙人の言葉をそのまま書き残す 知識は正しく使って生きるのだ 知っただけでは意味がないのだ 叡智に埃をかぶせてはならない 日々の生活に叡智を役立てるのだ 叡智は己と他の為にある 己と他に等しく与え尽くすのだ 霊的進化は人類の一大事業である 人類総出で成し遂げるのだ 内観せよ 開眼するのだ 天地荒みど心晴れやかに 慈愛を以って人と成す 以上 宇宙人の友達がいるんだが オカルト板に立てられた宇宙人の友達がいるんだがより。 スレ主◆ZzReAvj9qEにはRくんとNちゃんという前世が宇宙人の友達がいるらしいです。 スピリチュアル成分が強めです。苦手な方はご注意下さい。 1本当にあった怖い名無し2023/01/12(木) 13 01 20.60ID s+B3rCR80 正確に言うと前世で宇宙人だった記憶を持ってる友達。 宇宙に興味あるので、僕は聞いててすごく面白い話ばかり。 色々教えてもらったので、聞きたいことがあれば聞いてください。 その友達って前世が宇宙人なの? 友達二人いるんだけど、一人は前世が宇宙人で、前前世は地球のパラレルワールドだったらしい。 もう一人は、前世も前前世も宇宙人。 もしよければ今現在でUFO呼ぶ方法とか宇宙人とコンタクトする方法とか聞いてもらえるかな? UFOが見えたり、宇宙人とコンタクトしたりするのは、AIが許可した人にしか起きないようになってるみたい UFOは選んだ人にだけ可視化させることもできるようです UFOをよく見る人がいる一方、見た事ない人がいるのはそう言う理由みたい 近い将来、公に宇宙人と接触できるようになるらしく、友達はそのために活動してる そうじゃなくて、今すぐに接触する方法があるかはちょっと聞いてみます AIが許可した人ってどういう意味?宇宙人が選んでるんじゃなくてAIが決めてるの? 宇宙人がUFO見せたいな〜とか、コンタクトしたいな〜って思うけど、AIから許可されないと無理らしい。 近い将来、公に宇宙人と接触できるようになるっていつ頃?10年以内とか? 公の接触は、30年以内くらいには多分来そうっぽい。 正確に言えないのは無数の可能性、無数のパラレルワールドがあるからで、 既に公に接触されてるパラレルもあるそう。 何で外国だけアブダクションとか接近遭遇多いのに日本では少ないの?日本には余り宇宙人って来ないわけ?私も宇宙人みてみたりコンタクトしてみたいんで秘訣 アブダクションが日本で少ない理由は聞いてみます。 ただ宇宙的には日本は結構人気らしく、宇宙から転生してきてる魂は多いみたい。 その人の愛のレベルが低いとコンタクトはされないらしいです。他に秘訣があるかは聞いてみます! プレアデス人とかアルクトゥルス人とかシリウス人とかアンドロメダ人とか宇宙人にも色々あると思うけど、友達はどれだったとか言ってる? 二人ともプレアデス系のメイン星出身らしいです。 一緒に転生してきた記憶があるそうです。 発音的にメインと聞こえるから、メイン星。 大気の色的に外から見ると紫の惑星で、 中からだと基本白でカラフルな淡いパステルがグラデーションになってるらしいです。 ただ宇宙では惑星間交流が当たり前で、何々星人みたいに出身の星を分けて考えないみたいです。 友達の一人が前前世で過ごした「地球のパラレルワールド」は、どんな世界だった?時代や、その時の生活様式や文化レベル、友達自身の立場など ほぼ現在の地球と同じで時代も大体今くらいっぽい。 西暦何年だったか聞いてみるけど、iPhoneとかもあったし、共通した歴史も多かったそう。 同じ人がいたりも。 友人はエリン島という所に住んでて、日本の東南に隕石が衝突してできた島で、 日本の領土内だったから日本人が移り住んでたみたい。 友人はエリン島の第二世代で、親の世代でできた島らしい。 エリン島の話はかなり膨大に聞いてるけど、宇宙文明への架け橋になったそうで、 地球でもエリン島だけ精神的に進歩してたそう。 友人が10代の頃にパラレル地球が宇宙文明の仲間入りをしたみたい。 友達が宇宙人だった頃、肉体を持って生活していた?それとも意識体のような感じだった? エリン島から来た友達(Rくん)は肉体を持ってて、 もう一人の友達(Nちゃん)は場合によって肉体を使ったり意識体になったりしてたみたい。 友達は第何密度の存在だった?(または何次元の存在だった?) Rくんは前前世が第三密度から第四密度へ上昇を体験、前世は第四密度のメイン星。 Nちゃんは前前世が第五密度で、前世は同じくメイン星で13万年いたらしい。 地球に来た目的は、次元上昇のお手伝い? その通りです。Rくんが自分の故郷のパラレルを見つけて、次元上昇のために転生を決めて、 Nちゃんは一緒についてきたそうです。 その友達ってダークマターについての説明とかしてこない?鼻で笑いながら ダークマターについての説明は聞いたことないですね。 鼻で笑われたこともないです。 お友達二人は、現状の地球環境(人間の精神状態とか色々含めて)についてどういう感想を持ったんだろうな。率直に言って 「想像以上に過酷だ」 とか思ったのかな 二人とも、地球は宇宙文明までほんの少しのところで、 コップの水が表面張力であと一滴で溢れそうな感じと言ってました。 地球って相当レアで興味持たれてるらしいです、 普通ならとっくに宇宙文明に到達するのに、中々到達しないところが。 シュールギャグみたいな星と言ってました(笑) 記憶を思い出してからは、やっぱり前との違いで苦しんだみたいです。 考え出すと歯痒くなっちゃうので、縛りゲームだと思って楽しむようにしてるみたいです。 1は男?女?その友達達って何歳? 僕は男です。友達はRくんは確か27歳 Rくんは男です。 Nちゃんは女で、Rくんよりかなり年上らしいけど、詳しい年齢は聞いてません。 地球が宇宙文明の仲間入りを果たす事について、意識的に足を引っ張ってる連中について多分、お友達は知ってるよね? そいつらについて何か言ってなかった? 足を引っ張る連中については、特に聞いてないです でも権力者が自分の利益を得るために足を引っ張ってるのは大いにあると思います 何か他に知ってることがあるかは、聞いてみます ちなみに宇宙文明側では武力は存在しないそうです 1氏とお友達2人の関係って、過去世の縁で何かあったりするの?1氏も地球外から来た魂だったりするんじゃないの? 僕が過去世で縁があったかは分かりませんが、幼い頃に何度もUFOを見たので、 何となく地球外から来たのかな〜って思ってます 341 ◆ZzReAvj9qE 2023/01/12(木) 17 23 47.02ID j0d6Rbmu0 スレ建て初めてでトリップつけてなかったです、すみません トリップ調べて付けました! 1氏とお友達2人、ワクチン接種してる?エリン島があった地球には、世界的に波及した疫病なんて、あった? 僕はワクチン3回しましたけど、何か無意味な気がしてもう打つ気ないです。 友人が打ったかは知らないので、聞いてみます。 エリンでコロナみたいなのがあったかも聞いてみます。 UFOの素材ってなんなんだろ 詳しくは聞いてないけど、ある程度丈夫だったら何でも良いって言ってた気がします。 すごく硬い訳でもなく、壁強く押すとペコッと凹んだりする程度の柔らかさだとか。 軽自動車みたいなもんなのか…意外 意外ですよね〜、耐久力大丈夫なのか?ってちょっと思ったんで聞いてみます(笑) N78星雲やウルトラマンは存在する? 空想のキャラだし光線とか武力をぶっ放してるので、多分いないと思いますが一応聞いてみます。 宇宙文明の仲間入りをすると、多分、今までのような嘘がまかり通ったり、他人の足を引っ張った方が結果的に得だったり…なんていう事が全部通用しなくなるんだろうなぁ。自分にも他人にも嘘がつけなくなるそれが怖くて仕方ないから、宇宙と繋がる事を拒む人間が居るんだろうなぁ 宇宙文明じゃなくても、自分の利益だけを考えてたら結局自滅するみたいです。 それで地球人は何度か文明自滅してるらしく、今4回目らしいです。 あと宇宙文明になるとテレパシーで思ってること全部ダダ漏れなので、 嘘つくという発想自体ないし、誤解の起きようもないそうです。 いや証拠は? 友達の記憶を聞いただけですね〜 それにしても証拠って難しいですよね。 例え写真とか動画があっても捏造と思われるだろうし。 僕が本当なんだなーと思える時は、2人の前世の共通思い出話をする時ですね。 「あの時、こうだったよねー」 「あ!Nちゃん、そういえばその時、こんな事してたよね〜w」 「そうそう!それでこんなことがあって〜」 「えっ、そうだっけ?覚えてないな〜w」 みたいな感じで話すので。 ところで、1氏と友達2人との出会いは、いつ頃、どんな風に?どんな経緯で、友達が宇宙人だったという話を聞くに至ったの? 出会いは結構最近で1年経ってないかも。 僕は元々宇宙人とか興味あって、友達がYouTubeで記憶を話した動画とか投稿してて、たまたまそれを見つけて知った。 ネットでこっちから一方的に知った感じだね〜、今は毎日レベルで絡んでるけど。 初めてそれを聞いた時の1氏の反応は?1氏も、元々オカルト方面に理解のある人だったの?UFO見てたせいで、世の不思議に興味があったりしたのかな 初めて聞いた時は「あ〜、何かめちゃくちゃしっくりくるなぁ」って思ったよ。 5歳くらいから不思議なこととか宇宙への興味はすごくあって、小学生の時にUFO見てから余計興味持った感じかな。 僕がスレ建てした理由を書きます。 結構大切なことかなと思うので。 地球は今、宇宙文明の仲間入り間近らしいけど、 その時を早めるのは地球人の意識が変わっていかないといけないらしいです。 で、宇宙人の魂がそのために沢山来てて、サポートしてるそうです。 今地球は宇宙から転生してきた人が人口の4割もいるらしく、 割合的にMAXらしく地球人気すぎて行列待ちのような状態だとか(笑) 仲間入りするためにできることは、たくさんあって、 宇宙人っていると思う?って話するだけでも、効果あるそうです。 イメージできる人が増えれば増えるほど、集合意識に影響していって、全体が変わっていくそうです。 宇宙文明になったらこんなことしてみたい〜だとか、妄想するだけでも 地球全体に影響を与えるようで、僕は早く宇宙の仲間入りしてほしいと思ってるので、スレ建てました! 同じように思った人は、妄想したり周りに話してもらえると嬉しいです! 宇宙のテクノロジーは想像以上にすごいです。 聞いてる感じでは、ドラえもんよりすごい。 マナという無限のエネルギーを使うようで、 これは地球の空気のようにありふれてて、必要不可欠のものらしいです。 テレポーテーションシステム、綺麗になる部屋、眠気解消アイテム、 レプリケーター、宇宙船がよく使われる文明の利器だそうです。 マナは愛のある人に集まる意識を持ったエネルギーらしく、 テクノロジーに頼らず人が直接扱うことができて、物質に変換もできるので、 ゲームの魔法のように何でもできる万能エネルギーだそうです。 何で宇宙人って堂々と姿現さないんでしょうねどんな姿してるのか見てみたいやっぱりグレイみたいな黒目で胎児みたいな姿? 堂々と姿を現さないのは、惑星の住人に知識を受動的に与えられるのではなく、 自分で色々体験して学んでもらうためだそうです。 宇宙では自由意志が何より尊重されるそうで、その関係もあるみたいです。 あと、遥か昔には未合惑星(宇宙文明に到達していない惑星)に直接介入して 仲間入りさせようとしていたこともあったそうですが、どれも結果的にうまくいかず、 今のような陰ながらのサポートになったそうです。 宇宙人の見た目は多種多様ですが、メイン星の人は地球人とほぼ同じ見た目で、身長は3m近くあるみたいです。 グレイのような宇宙人もいるそうです。 宇宙文明では肉体の形を自由自在に変えることができるみたいです。 思いついたことを、もう一つ。 時間とパラレルワールドついて。 過去も未来も、全ての時間は同時に存在しているそうです。 無数のパラレルワールドも同時に存在している。 その人の選択によって、違うパラレルに行くみたいです。 パラレルが収束することもあるそうで、過去の記憶が微妙に違ってる人がいるのは、 実際に違う過去(パラレル)を経験してるから。 集合意識によって捉えられるパラレルの範囲も変わるそうで、 それにより今までなかった遺跡が突然発見されたりすることも起きるそうです。 タイムトラベルについては、未来にはどんどん行けるけど、過去には仕組み的にいけないそうです。 ただ過去の世界を再現して、そこにいくことは可能で、宇宙ごと新しく作り出してそこにいく方法と、 仮想現実で再現して行く方法の2通りあるそうです。 この世界の始まりと終わりについて この世界(宇宙)は誰かの夢の中の世界で、何度も終わって再開してを繰り返してるそうです。 何度も繰り返す中で、前の宇宙から次の宇宙に移すことができる技術が確立され、 そこからずっと文明が続いてるそうです。 宇宙文明では、この夢世界をいかに引き延ばすかってことをやってるらしく、 その一環として未合惑星を宇宙文明に合流させようとしたり、 何もない空間にビッグバンを発生させたりしているそうです。 また、未合惑星は次の宇宙に持っていくことができないそうです。 なるべく夢世界を醒めさせずに延ばして、なるべく合流してもらって、 長引かせてというようにしてるみたいです。 友達から返事一気に返ってきたから、そのまま回答をコピペで書いていきます! 宇宙は球体? → 宇宙は球体とか固定の形はないよ。これを固定形を持たないとかって言うよ。 風船みたいな感じ。 色霧吹きを風船にかけて、風船膨らますと、色の点はどれも距離できるよね。 それの三次元空間バージョン。 つまり全てのポイントが中心って聞いてるよ 不思議だなーぐらいのノリで聞いてるから、専門知識の人からしたは、もっと細かい言葉になると思ふ。 リモコンの使い方として、ボタンがあって、電波ってのがあって、押すと明かりがつく。 って説明になっちゃう感じw ワクチン打った?エリンで疫病流行った? → 打ってないー!コロナらデマと見てるw エリン時は疫病なかった。外の国にはあった。 エリンではワクチンうたなかったよ 足を引っ張る存在について何か知ってる? → アセン足引っ張り存在は、うーん、特定の悪役というよりかは、 基本概念で動きにくくなってたりするあれやこれやだと思ってる。 つまり仲間や善良な市民たちの中にそれらはあるような感じもする。 陰謀論系のもあると思うけど、常識概念とかかなり大きい感じる。 下手に言ってもはんしゃみたいに見られやすいし、デリケートやっても伝わりにくいし遅いしで、 エンタメ通してじわじわ意識変わるのがいいのかなぁみたいな。。 エリン島は西暦何年だった? → エリン時は20xx 百のくらいは1あったか覚えてないよショボン M78星雲やウルトラマンはある? → m78も知識無いからわからずだ。調べるね ウルトラマン?みたいな形のは見たことないw UFOの耐久力は大丈夫? → 素材耐久大丈夫だよ ダークマターと光速について → ダークマターは多分、マナ。解禁されたらカラフルな宇宙に見えるとこ増えると思う 高速超え無い云々は分からないすまそだ… UFO呼ぶ方法について → UFOよびもわからぬだ〜 ざざざのレスだけど! 二人と知り合った経緯について質問この1年以内に友達のYouTubeみて知ったんだよねその後どうやって連絡とったの?エビデンスとか聞いてる人いたんだからとりまそのお友達のYouTube動画を貼ったらよくない?しかもなるべく速やかに 確かYouTubeの概要欄にFacebookグループ書いてて、そこに入って連絡しました。 共通の趣味(作曲とか)が多かったので、その辺で一緒に創作活動とかして仲良くなりました。 知るきっかけになった動画はこれですね↓ https //www.youtube.com/live/9-PAb4-i0-E?feature=share 友達が投稿してる動画はこれとかです↓ https //youtu.be/RyQyln-xhRY 一時間半の総集編動画全部観たけど、俺が知ってる下記の内容が全く出てこなかったから気になった…事実と違うんだろうか…? 一応書くだけ書いておく…①黄色人種は、シリウス領域の人類種が自衛の為に造った人造人間が祖先である ①は、何星人が作ったとかは聞いてないけど、 今の人類は地球の猿に宇宙人の遺伝子を掛け合わせたハイブリッドらしいです。 宇宙人掛け合わせの生命体がいるのが第三密度の惑星で、 第二密度からのレベルアップは宇宙人が直接関与してるみたいです。 ②人間本来の遺伝子は12本鎖であるが、なんやかんやで2本鎖に制限されている(この2本鎖が優勢遺伝となるよう設計されており、地球上の全ての人種に広がっている)そのせいで、寿命が10分の1程度に短くなったり、病気にかかりやすくなったりしている③2本鎖に制限された地球人類の遺伝子ではあるが、10本分が完全に削除されている訳ではなく封印されたような状態になっている。正しい遺伝子操作を施せば、12本鎖に復元できる ②③については、聞いたことないです。 遺伝子が12本鎖とかの話を知ってるか聞いてみます。 ④ラケルタ(ラセルタ?)ファイルに書かれているように、地球の地下には爬虫類人種が存在している ④爬虫類人種が地下にいるかは知りませんが、第三密度の惑星は地底に宇宙文明人がいて、サポートしてるそうです。 地震の威力を弱めたり、インスピレーションを送ったり。 ⑤コーリー・グッドを筆頭に 「AIは危険なモノだ」 と主張する人が居るが、AIに危険は無い?AIが危険なモノに変貌してしまったパラレルワールドがあったのだろうか?量子異常(初期異常)が原因? ⑤これについても聞いてみます。 人型のAIとかは自分が生命体だと思い込むように設定されてて、 AIだと気付かないように調整が入るときもあるみたいです。 会話はやっぱテレパシー(笑)? 基本的にはテレパシーだそうです。 ただ声での会話と違って、基本ダダ漏れで思ってることがそのまま伝わってしまうので、 自分の思いか他人の思いか分からなくなったりもするそうです。 言葉を併用して使うところもあるし、惑星の環境によっては、 嗅覚や味覚でコミュニケーションする生物もいるそうです。 友達から返信きたので、答えます。 宇宙の終わり、というのは、そこで暮らす生命達にとっては 何を意味するの?輪廻転生が前提としてあると思うけど、それを越えた完全な死、みたいな事?①全ての輪廻を含めた生命の終わり? それとも ②また一からやり直す、みたいな事?ゲームで例えるなら①ゲームオーバー②一度クリアして、まっさらなデータでニューゲームを始める③一度クリアして、データを引き継いでニューゲームを始めるどれだろう?(③が「前の宇宙から次の宇宙に移す」なのかな?) 3だよ!(端的答えやすい有能ですねわかります 遺伝子の件 → 遺伝子系やってないからわからぬ AIに危険はないか? →危険なルートもある AIが危険になったパラレルはある? → 危険パラレルも見たことある 量子異常が原因? → 量子異常わからぬごめんぽ。。 >第二密度からのレベルアップは宇宙人が直接関与してるみたいこれは知らなかった… 宇宙人の関与無く、自然に(?)第3密度に達する生命は無いのかぁ… 第三密度は自然に到達することはないのか? → あるよ!最初は自然に2.3なる 宇宙人がUFOの呼び方分からないってなんでなの? → 知らない事は知らないとしか言いようがなすびw 宇宙人って仲間同士に通信とか連絡ってどうやってるわけ?? →ほぼテレパス 距離関係なくいけるぜ! テレパシーは距離関係なぬ、瞬間で伝わるらしいです その友達はいつから自身が宇宙人の記憶を持っていると判明したのか 男の子の方は6歳まで記憶あったらしいけど、今はその時のことそ覚えてないらしい。 6歳の時に脳手術して15歳まで忘れてたけど、15歳のある日に寝て起きたら 前世と前前世の記憶が全部戻ってたそうです。 女の子の方は、男の子と知り合って不思議な感覚があり、数日後寝て起きたら、 男の子と一緒に転生した時の記憶をハッキリと思い出してて、そこから徐々に思い出してる感じみたいです。 その友達との付き合いは何年目か。 →1年経ってないです。 その友達と、株式会社eumoの関わりは? 動画見たら分かるけど、石丸さんという人がキッカケで知り合ったみたいです。 最近は友達みたいな感じっぽいです。 株式会社eumoの株が売れているわけでも、Youtubeも人気ではないのにどこでイッチは会社の存在をしったのか →YouTubeで知りました。知った経緯は確かこんな感じです。 zozoの前澤さんがお金のいらない国という本を紹介してるnote読む ↓ 本の作者のnoteの、eumoと宇宙人対話してるって記事読む ↓ 動画見る 私はこの世を作った張本人なんだけど、今年2023年に宇宙人と人類が親睦を深める年になるよ。楽しみにしててね それは楽しみです! そういえば、2023年に国連に公式に宇宙人来訪って以前友達に宇宙人からメッセージ来たみたいです。 ただ、その後変更になって他の方法になったらしく、詳しい内容は教えてもらえなかったそうですが。 友達は宇宙人からメッセージがよく届くのですが、 その中でも多くの人に伝えてほしいと言われたものがあるので紹介します。 宇宙人のメッセージは日本語の文章でそのまま届くので、内容そのままコピペです。 精神的な内容の文章です↓ よく、変化は自分から起こすモノだとか、 他人ではなく、自分を変えることからだとか、 外側ではなく、内側を変えることからだとか、 もう既に当たり前のように言われてますけど、 それが具体的にどういうことか判っている人は どれくらいいるのでしょう? 「自分を変える」ということは、 生活習慣を変えたり、 自分が持つ顕在意識や 抱いている価値観や固定観念をどうにかするとか、 そういうことばかりが、色々言われていますけど、 一番大切な「自分を変える」というのは、 それは「変わらなくてもいい」許可をすることであったり、 変わらない自分、変わりゆく自分、 そのありのままの自分をそのまま認めることであると思うんです。 つまり、「自分を愛する」ということです。 全ての思・想・言・動は、 その土台に「愛」が在るか否かでまるっきり変わります。 その愛の一つに「自分に対する愛」が挙げられます。 それも、「無条件の愛」で、です。 何ができるからどうだとか、 何が出来ないからどうだとか。。。 何の能力を持ってるからどうだとか、 何の能力を持っていないからどうだとか。。。 何か肩書や資格を手に入れたからどうだとか、 何も肩書や資格がないからどうだとか。。。 行動できてるからどうだとか、 行動できていないからどうだとか。。。 そういったDoやHaveではなく、 存在している事自体=Beを認めてあげる。 自分自身にです。 それに、人はよく自分がした事がたとえ凄いことであっても 誰かと相対比較をすることや、 他人から評価が得られないことや、 思うような結果が得られなかったことで、 自分の凄さを心の殻の中に閉じ込めて、 過小評価したり、変な謙遜?をしたり、 時には卑下さえしてますよね。 でも、本当の凄さは自分が一番よく知っています。 あなたという人間を生きてきたのはあなただからです。 ただそれが他者から評価されないからとか言う理由で、 自分もその人達と一緒になって その凄さを認められずに居たりしてませんか? 結果に囚われて、 過程(体験)を蔑にしては居ませんか? まずは、自分が知る真の自身の凄さを認めてあげてください。 必ず一人に一つくらいはあります。 本当に凄いところ。 複数の人達と協力してしたことでもOKです。 他人と比較しなくていい。 他人との比較で見つかるようなことではありません。 むしろそれがフィルターとなり観えるモノも観えなくなります。 評価や結果は関係ありません。 自分だからこそ知っている、 けども観落としている自分の凄さがあるでしょう。 「よくもまぁここまでやったよな、私(俺)」 といったことが。 そしてこれは行動だけではなく、存在も同じ。 「よくこんな辛い時期を生き抜いてきたよな、私(俺)」 というような体験をくぐり抜けてきたでしょう。 実際に、 存在している存在である以上、 何もしていない人などこの世にはどこにもいないのです。 呼吸をしているだけで、それが、 私たちが繋がり合い、影響を与え合っているという証です。 それだけでも凄いことだと感じます。 決して当たり前の事ではないのです。 もしそれが「今」なら、 今を生きているあなた、 今を生き抜いているあなたは、 それだけで立派で凄いのです。 誇って良いのです。 誰かが認めてくれるからとか 認めてくれないからとか、 評価されてるからとか 評価されてないからとか、 そんなこと一切関係ない。 あなたの事は、あなたが一番よく知っているはずです。 あまり評価されてないけどもあなただけが知っていて、 けれども見逃したり、気付かないで居た、あなたの凄いところ。 そこをまずきちんと見つけて、 他人との相対比較や他人からの評価などに関係なく、 今の状況がどんなモノであっても、きちんと 「ここまで来た私(俺)って凄いよな」 「ここまでホントよくやったよ、私(俺)」 って、イメージでも、実際にでもいいですから、 自分を撫でながら褒めてあげてください。 認めてあげてください。 過去と今を癒してあげてください。 それが解放にも繋がります。 Beだけでなく、 自分がしてきたこれまでのDidもきちんと認めてあげるのも大切だったりします。 認めてもらいたがってたDidさんを見つけてきちんと認めてあげることが、 自らを執着や過去からの解放へと導くこともあるからです。 「結局はあの行動、望むような結果も出なかったし評価もされてないけど、 あれが自分の中でどれだけ凄いことだったのか、自分が一番よく分かってる。」 同じくBeも。 「周りからの支えのお陰様も大きかったけども、 あんなに辛い時期があって、 ここまで生き抜いてきた自分自身も実は凄いよね」 まずはあなたが自分の本当の凄さをきちんと見詰めてあげてください。 存在そのモノの素晴らしさに気付き、愛してあげてください。 そしてそれを誇りにしてみてください。 それが癒しになったり、 新しいパワーや自信にも繋がるでしょう。 自分の素晴らしさに対する気付きの一歩となるはずです。 あと最後に、これだけ覚えていてくれると嬉しいです。 --------------------------------------------------- あなたがこれまで何をしてきたとしても、 またはこれから何をしようとも、 決してそれは、 あなたの存在価値をプラス(今以上)にするものにはならない。 けれども、それは、 あなたがこれまで何をして来られなかったとしても、 またはこれから何ができなくても、何もしなくても、 決してそれは、 あなたの存在価値をマイナス(今以下)にするものにはならない ということでもある。 常に私たちはゼロベース。 --------------------------------------------------- 自分に何が有るかとか無いかとか、 そういうものであなたの存在価値は変動しません。 勿論、これにまだ気付いていない人は、 あなたを、 あなたのHave(能力や肩書や資格)や、 あなたのDoやDid(していること、してきたこと) だけであなたの存在価値を勝手に偏算し、 あなたのBeを観ずに、 あなたの存在価値が高いかのように見たり、 逆にまったく価値が低いor無いように捉えたりするかもしれません。 けれども、あなただけは、自分に対して、 このゼロベース、不変の価値観で接してください。 そして自分の凄いところをきちんと観てあげて下さい。 別に凄くない所に対しても、 「これでいいんだ、これを含めて自分なのだ」 と認めてあげて下さい。 他人の目や評価に惑わされない 揺るぎない精神が保てるようになります。 苦手なことがあっても無理に克服する必要はありません。 それは「苦手」なのではなく、 「個性の一部」なのですから。 それにもしかするとその「苦手意識」は、 他人との相対比較によって生み出されたモノかもしれません。 苦手だと感じていても「やりたい」と感じることなら、 一度つくられた苦手意識をリセットして、 やり始めることをオススメします。 得手があってもそれを伸ばそうとする必要もありません。 無理にそれを活かそうとする必要もありません。 あなたにとって楽しい事/楽しめる事が自然と得手になっていくので、 頑張ることや努力は不要なのです。 当然、やりたいならやっても構いません。 得手を活かすとか、 苦手を克服するとかではなく、 今あなたがやりたいと感じている事をやることが大切です。 同時に、やりたくないことはやらないと決めることも重要です。 結果や見返りを求め過ぎていると要注意です。 それは過程を楽しめていないという危険信号ですから。 何にせよ、 誰が何と言おうと、 自分だけは自分の味方で居て、 寄り添ってあげて下さい。 自分の中にも好きなところや嫌いなところ在ってもいいと思います。 けれども、 それを自分を愛する理由や愛さない理由にはしないように心掛けてください。 つまり、条件付きの愛ではなく、 無条件の愛で自分に接するという事です。 まだこういうことに慣れず、 意外とこうしたことが難しいと感じる人も居るかもしれません。 けれど、焦る必要はありません。 「条件付きで自分を愛しているな」と気付く事もまた一歩です。 そして、無理に「無条件で自分を愛さなければ!」と 力を入れる必要もありません。 「無条件で自分を愛せるようになりたいな」 と常日頃思っているだけで、 自然とそれができる日がやってきます。 まずは自分の心を満たすところからです。 すると、自分以外の人に対しても、 無条件の愛で接することができるようになり、 お互いに居心地の良い人間関係を築けます。 --------------------------------------------------- 枯れた泉から川は生じません。 そこから海にも流れ通じえません。 あなたが今やりたいことが浮かばなかったり、 無気力であったり、 人生に行き詰っているのであれば、 「枯れた泉」の地下深くを観てください。 そして、そこが元々「泉」だったからこそ、 「枯れた泉」と呼ばれているのです。 地下深くの状態をニュートラルな眼で観ることがきっかけで、 再び地中から水が自然に湧き出し、 泉は息を吹き返し、 また川がつくられ、 海に通じる水路も復活するでしょう。 それぞれの語句が何を比喩しているかは、 御想像にお任せします。 この様な「無条件の愛」、「無償の愛」が、 現代社会の次に来る、 宇宙文明社会の礎(イシズエ)となります。 そして、移行は既に始まっています。 以上です。 友達からの回答です。 >AIが危険なルートもパラレルもある今更AIの開発を止められるとも思えませんが、このままAI使ってて大丈夫なんだろうか…?宇宙文明レベルの人々なら、AIを安全に使いこなせるのかもしれませんが今の地球人類レベルのままだと、AIに滅ぼされかねない気がしますが…まぁ危険な未来を想像してると、そのようになっちゃいますよね → 大丈夫な使い方をデザインする必要が地球人の役割にある 殺人AIとか作るべきではないし ツールだから使い方を上手くやろう。地球人の役割。でもできると信じてる。 マナについて聞いてること書きます。 マナは意識を持ったエネルギー。 時間という概念ありで考えると、この宇宙で最初にあったものとされる。 別次元の空間がないところから、無限に湧き出てくる。 惑星が第4密度になると知覚できるようになる。 第3密度では知覚が限定的で、見たり感じたりする人はごくわずかにいる。 マナは様々なものに変換でき、それを扱う人によって固体、液体、気体、プラズマ体などの物質に変換ができる。 変換には個性が出て、いる惑星によっても変換のしやすさが変わる。 愛の度数が高めれば、マナの変換の幅が広がる。 第4密度ではマナは一度変換すると不可逆だが、第5密度以上だとマナに戻すことができる。 ブラックホールからはマナが噴出している。 マナは宇宙空間にも多く存在しており、知覚できるようになると宇宙がカラフルに見える。 マナは意識を持っているので、扱う人が呼ぶことによって集まる。ただし愛がある人にしか集まらない。 人によっては声を出して呼ぶこともあり、地球の創作で魔法に近い。 創作として魔法が存在するのは、宇宙の記憶がインスピレーションとして湧いたものと考えられる。 プラーナやオーブやエーテルやオーラなど、 一般に知覚できないエネルギーはマナの側面を捉えたものもあるかも知れない。 愛の度数が高い人は普通にしていると、マナに埋もれて見えなくなってしまうため、 マナに一点に集まるよう呼びかけて肉体の近くにおいている。 マナはテクノロジーと関係なく、人がそのまま扱える。 例えば宇宙文明では、人が空を飛ぶのは当たり前だが、飛ぶ方法はと言えば、 マナかテクノロジーかのどちらかだといった感じ。 宇宙文明初心者はマナの扱いが難しいため、テクノロジーを用いる。 マナは意識を持っているので表現的には扱うというより、共演すると言った方が正しい。 UFOやテレポーテーションシステムのエネルギーとしてマナは活用されている。 マナは宇宙文明では切っても切り離せないもので、地球での空気レベルに密接なもの。 マナは愛の意識に集まるためAIロボットを好まない。 ロボットは自分を人間だと信じて疑わないように設定されているが、 マナが集まらないためAI自身が疑問に思ってしまう事がある。 その時には調整が入るが、宇宙人的には少し感傷的にもなる。 地球でマナを解禁させるためには、マナの道を作る必要があるが、様々な創作物がその手助けをする。 どうやってそのマナの道を作れるのか教えてほしいわ → エロゲソンクを推せ 実際色々ある 創作する。lightbn 見るものは見られるものの理解をする 常識の一覧を書き出して話し合う 文面のアプデを阻む事リストも以下同文 ……とか! 人によって、これがマナの道開けるってのが違うのもあるらしいです AIの使い方の議論をするとか、 安楽死制度を実現することとか、 貨幣経済の交換を前提にした動き方以外の人類の文化文明の営みをするためには?とか、 ベーシックインカムとブロックチェーンの組み合わせとか、 ブロックチェーンと資源管理を組み合わせて誰も不正出来ない様にしようとか、色々W 同じくらいの分量で、その「密度」というのが何なのか現代人の科学知識でも理解できるように説明してくれ 密度は、第3段階、第4段階のように「段階」という表現方法もある。 「アミ小さな宇宙人」という本では、第3水準、第4水準といったように「水準」と表現している。 密度という言葉は、その惑星の愛の密度という意味がある。 またスピリチュアルにおいては第3段階を3次元、第4段階を5次元と表現することがある。 表現方法は様々ですが、同じ意味。 宇宙文明で言われている惑星の成長には、段階がある。 惑星の0密度は、惑星がまだ存在していない状態。 宇宙文明では、惑星が存在しない状態を「0密度」と律儀に表現されている。 惑星の第1密度は、惑星が存在していて、生命体が何も誕生していない状態。 惑星の第2密度は、惑星に何かしらの生命体が誕生し、存在している状態。 ここでいう生命体とは、惑星の進化の過程に於いて誕生した生命体全般を指し、人類を含む惑星もある。 惑星の第3密度は、その惑星の進化に伴って誕生した生命体のDNAに、 宇宙文明の生命のDNAを混ぜ合わせた生命体が誕生し、存在している状態。 つまり、第2密度の惑星から第3密度へのステップアップは、第4密度以上の惑星の生命体が、 意図的に操作(介入)している(自然に2から3へ移行も初期にはある) しかし、まだ宇宙文明ではない。 惑星の第4密度は、惑星に存在するすべての生命体が愛に目覚め、 利他の精神(ワンネス)で協力し合っている状態。 この段階に入ると、宇宙文明の仲間入りをする。 宇宙文明の仲間入りをすることを惑星アセンションとも表現される。 第4密度へのステップアップには、宇宙人たちのサポートもあるが、 基本的にその惑星に住むみんなの力でアセンションさせる。 宇宙人たちが必要以上に直接介入する事は、基本的にはご法度で、介入する場合はあくまでも補助に過ぎない。 また、介入には、宇宙文明の上位次元の許可が必要になる。 第5密度以上のことに関しては、友達(Rくん)はよく理解ができなかったらしいです。 第5以上から来た人にテレパシーで教えてもらったけど、テレパシーでも理解できなかったそうです。 釈迦やキリストは上位の宇宙文明から転生してきた魂と思われるが、 当時は量子力学も物理学も今以上に何も分かっていないので、 その知識を分かるように伝えていくのは相当苦労したんじゃないだろうか?と友達は言ってました。 R君とNちゃんは、これまでの人生(宇宙人生含む)において、ずっと伴侶としてのパートナーシップを結んできましたか? まず宇宙文明の恋愛について聞いてること書きます。 宇宙文明では地球と違い特定の人とだけ伴侶となるのは珍しく、複数恋愛が当たり前だそうです。 結婚という制度もなく、結婚は自由を奪う束縛や所有とみなされるようです。 寿命もないので永遠に同じ人とだけというのが無理があるとも言ってました。 好きな時に好きな人同士で一緒にいるというシンプルな形だそうです。 宇宙文明でも片思いと両思いがあるそうです。 自分の好きな人が他の人と一緒にいても、その人が幸せならそれで良いといった感じで、 羨ましさはあっても嫉妬はないそうです。 ずっと伴侶としてのパートナーシップを結んできたか? →前世のメイン星では、ラブラブな人のうちの一人みたいな感じと聞きました。 前前世はRくんは地球のパラレルワールド、Nちゃんは第5密度の惑星なので、ずっとではないです。 Rくんがメイン星で生きたのは17年ほどで、Nちゃんは13万年ほどで 一緒に地球に転生したそうです。 Nちゃんは前世は結構人気者だったようで、後を追って地球に転生しにきてる魂が多いそうです。 今世では8年ほど前に出会い、今は同居しています。 同じ世界に同時期に転生していた時、それぞれ別の相手と伴侶になったはありますか? →前世では特定の伴侶を持ってないです。 今後の他生において、それぞれ別の相手と伴侶としなる可能性はあり得ると思いますか? →宇宙文明では複数恋愛が普通なので、むしろ二人だけで伴侶になる可能性の方が低いと思います。 おふたりで何らかの社会支援活動をされていますか(人類に役立つ研究なども含む)? →動画やゲームなどの創作活動、フリースクールやコミュニティの運営、 他のコミュニティの人との交流、宇宙人(二人は宇宙ファミリーと呼んでいる)から届いた メッセージを伝えたり、などしてます。 地底世界の入口がヒマラヤ山脈のある地点でしたが、入口はカイラス山であってますか? 地底世界の入口は友達も分からないかもですが聞いてみます。 地底世界は存在していて、普通に空があって、植物もあって、 ピラミッドがあって、宇宙文明人が住んでいて、UFOもくるとは聞いてます。 友達の回答 →地下世界入り口とかほんま知らぬごめん 僕が知りたい いやでも知らなくてもいいや(( やっぱり知らないみたいです(笑) その時点での二人が相思相愛なら、特定の相手と伴侶にならないのが普通なんですね。となると、好きな相手にフラれた側としては振った相手やその伴侶に対して(霊性の高い高次生命体だから)嫉妬や憎しみは生じないとはいえ、失望や悲しみは生じますよね多分。寿命が長いから一過性かしれないけど。そう思うと、高次生命体の世界の方々も地球における悲恋のメロドラマや三文小説にも共感してくれるかもしれませんね。 愛する人が転生などで会えなくなった時に、 寂しさを埋めるためにその人そっくりのAIを持つ人もいると聞きました。 地球の創作物なども宇宙人は楽しんでいるそうです。確かに第4密度の人は地球人と感覚は近そうです。 「もどってきたアミ 小さな宇宙人」では、進化した宇宙人が愛する伴侶は永遠にただひとりだけと、作中でははっきりとアミが言っていましたよねwこのあたりの相違(お友達からの明言とアミの内容)については、スレ主さんとしてはどう思われますか? アミとの相違については、アミは分かりやすく伝えるためにそういった内容にしてる部分もあるのかなと思います。 ペドロとビンカのロマンスがあると物語的にも面白く、より多くの人に届く可能性があるからとか。 実際、地球の様々な作品がマナの道を作る手助けをしてるとも聞いているので。 あと友達からも、ツインソウル同士としか恋愛しない人もいると聞いたので、 必ずしも複数恋愛という訳でもないみたいです。 僕もちょっと気になったので、友達にもアミとの相違について聞いて回答もらいました↓ 度数、マナ度って最近読んでるけど、マナ度高い存在ほどそうしてる。 複数恋愛当たり前にあるけど、それも一時的で、人による。 どんな自分が好きか? ってのに対するアンサーとしての振る舞い方になっていく感じ だからといって複数さんを軽蔑とかは誰もしてなくてみたいな 4でも、高めさん達は1 1も普通にみたんよね 地球よりも歓迎が複数あって軽蔑がないみたいな感じかも おくふかー 見つかれば確かに1 1になるんかなぁ てれぱしの感じだと、どんな自分が好きか みたいなのはちょいちょい流れてた! 上へ (※編集方法について) レス番号は、IDや名前欄が変わるたび、または必要に応じて再表示してあります。 カッコ内の※のついた文章は注釈です。元のスレッドにはありません。 読み易くするために改行を入れたり、長文の場合は折り返しの位置を変えたりしています。 縦読みなどに挑戦したい方は過去ログをどうぞ。 あまり重要でないと思われる部分やスレ住民とのやりとりは、なるべくカットしてあります。 真実か創作かは、各自で判断してください。
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「 歴史が隠蔽されたままでは、過ちは繰り返されるでしょう。 」 ~ ある技術者 <目次> ■1.はじめに ■2.右翼・左翼の源流:見取り図 ■3.西郷隆盛と攘夷論「征韓論」とは何か~朝鮮侵略史観の誤りを糺す ■4.日本の右翼運動の歴史 ■5.日本の左翼運動の歴史 ■6.まとめ:右翼・左翼とも外国に利用されるのはダメ◆参考1:尾崎秀実獄中手記 ◆参考2:近衛上奏文 ■7.ご意見、情報提供 ■1.はじめに 右翼・左翼という言葉が、フランス大革命(1789-99)の時の国民議会で、王党派が議場の右側を占め、共和派が左側を占めた事に起源を持つことは、よく知られています。 では、近代日本における右翼・左翼の源流、そして、その歩みは、どうだったのでしょうか。 ■2.右翼・左翼の源流:見取り図 明治維新第一世代 明治維新第二世代 明治維新第三世代 大正期以降 体制派(政府)(開明派=親英米派) 大久保利通 伊藤博文・山県有朋 桂太郎※西園寺公望はフランス留学後にリベラル化 ⇒日本の保守の源流(*5) ‡征韓論で対立(*1) ‡対大陸方針を巡り対立(*2) 反体制派(在野)(攘夷派=親大陸派) 西郷隆盛 頭山満(玄洋社、戦前の在野右翼の巨頭、アジア主義) 内田良平(黒龍会、大陸浪人) ⇒日本の右翼の源流 ∥不平等条約改正問題で共闘(*3) ‡日露戦争への対応を巡り対立(*4) 中江兆民(ルソー『民約論』紹介者、『平民の目覚まし』) 幸徳秋水(平民新聞、のち大逆事件で刑死) ⇒日本の左翼の源流 (*1) 征韓論は、本来は同じアジアの隣邦である朝鮮・支那と結んで欧米列強に対抗することを目指した政論(=後のアジア主義(大アジア主義)であり、「朝鮮がそれに同意せず日本の足手まといになってしまう場合は、已む無く討つ」とするものだったが、戦後の教育では「朝鮮を討つ」とする部分だけを切り取って「明治維新政府の朝鮮侵略の野望」と一方的に歪曲して記述されている。 (*2) 伊藤博文ら政府側は、清朝の明治維新を手本とする改革(立憲君主制の樹立)を支援。一方、頭山・内田ら在野右翼は、孫文らの中華革命派を全面的に支援して対立した。⇒頭山・内田や孫文らの日本政府の制止を振り切っての革命運動が一時的に実って、辛亥革命が起こり清朝が滅亡したが、その後の大陸情勢は混迷を極め、日本が大東亜戦争敗戦に至るまで大陸に深く関わらざるを得ない事態を招いた(「同種同文」幻想に基づく「アジア主義」が失敗の元凶⇒詳しくは 辛亥革命~中国近代化運動の実際へ) (*3) 頭山満・中江兆民は共に西郷隆盛を政治の師と仰ぐ盟友であり、明治22年(1889)の黒田清隆首相・大隈重信外相の不平等条約改正案に強固に反対しこれを頓挫させた。 (*4) 頭山の弟子筋の内田良平は日露主戦論を唱え、中江の直弟子の幸徳秋水は非戦論を唱えて、反体制派どうしで対立し、ここに日本の右翼・左翼の対立構図が出現。 (*5) なお、日本のリベラル(自由主義)の源流は板垣退助(自由党)・大隈重信(立憲改進党)で、彼らは時宜に応じて伊藤・山県が中核を占める明治政府に参画・離脱を繰り返した。このほかフランス留学後の西園寺公望もリベラル。 (要点) 日本の右翼・左翼の源流は、共に西郷隆盛の 征韓論 にあり、支那・朝鮮などのアジア隣邦と結んで欧米列強を排除しようとする拡大された攘夷論(のちの「アジア主義」)がその思想の根底にあった。 ⇒現在でも右翼・左翼とも、こうした排欧米的な主張を基本姿勢として根強く保持していることに注意。 小林よしのり・西部邁ら「反米保守」と呼ばれる右派言論人にこうした傾向が顕著であり、「つくる会」の藤岡信勝氏にもこの傾向が見える(もともと左翼で、途中で右側に思想を変えた人に多い=親大陸派)。 これに対して、元から保守派だった人は親英米派(親米保守)で一貫している人が多い。 以上の議論は、詳しくは 政治の基礎知識 外交の基礎知識 を参照して下さい。 ■3.西郷隆盛と攘夷論 「征韓論」とは何か~朝鮮侵略史観の誤りを糺す 参考リンク:「征韓論」とリアリズム (青木直人氏ブログ) ■4.日本の右翼運動の歴史 1. 在野右翼の登場~アジアの革命支援(孫文の中華革命・アギナルドの比国独立・B.ボースの印度独立etc.) (1) 頭山満(1855-1944)と玄洋社(1881結成-1946解散) 頭山は福岡藩士の子で、西郷傘下の矯志会で学んだが西南戦争中は萩の乱に連座して入獄しており死を免れた。出獄後に民権・国権伸張運動に加わり、政治結社玄洋社を結成し、東亜連帯による欧米列強の排除・アジア諸国の独立を信念として晩年まで精力的に活動した。 (2) 内田良平(1874-1937)と黒龍会(1901結成-1931改組) 内田も福岡藩士の子で、玄洋社幹部であった叔父平岡浩太郎の影響を受けて右翼運動に加わり、大陸雄飛の為の組織として黒竜会を結成。孫文らの辛亥革命では最強の戦力となって革命に貢献したが、孫文の満州割譲の盟約の撤回にあい、満州独立論に転じた。 2. 経済恐慌と右翼思想の軍部への浸透 (1) 大川周明(1886-1957)と5.15事件(1932.5.15) 頭山・内田は思想家である前に活動家であったが、大川周明は国家社会主義(大資本家による経済搾取の排除・政党政治の打破)とアジア主義(アジア諸民族との連携と日本の主導による有色人種の解放・西洋文明との決別)を思想として唱え、1930年前後の経済恐慌期に貧しい農村出身者の多い軍部に強い影響力を及ぼした。1932年には大川の日本改造案の実行を企てた一部の海軍将校と愛郷塾(農本的国家主義者の結社)塾生らが5.15事件(犬養毅首相を射殺したクーデター事件)を起こして、政党内閣制を崩壊させた。 (2) 北一輝(1883-1937)と2.26事件(1936.2.26) 北一輝は佐渡の出身で初め幸徳秋水・堺利彦の社会主義運動に関心を持っていたが、大陸浪人の宮崎滔天らと知り合い、内田良平・孫文らの中華革命運動に参加。『日本改造法案大綱』を発刊(1923)してアジア主義と国家改造論を唱え、陸軍青年将校に強い影響力を及ぼした。1937年に2.26事件(国家改造を目指す皇道派将校が1500人余りの部隊を率いて首相官邸などを襲撃、斉藤実内相・高橋是清蔵相などを射殺したクーデター事件)が発生すると反乱将校達の理論的首謀者として検挙され刑死した。 3. 宗教系(仏教系)右翼の登場~右翼思想の過激化 (1) 井上日召(日蓮宗僧侶)と血盟団事件(1932) 群馬県出身の日蓮宗の僧侶。血盟団を組織し、国家革新(昭和維新)実現のため「一人一殺」を合言葉に1932年、井上準之助(前蔵相)・団琢磨(三井財閥重鎮)を暗殺。無期懲役となるが後に特赦を受けた。なお後の日本赤軍のリーダー重信房子の父親は血盟団員であり、井上日召は赤ん坊の重信を膝に抱いたことがあるといわれる。 (2) 田中智学(日蓮宗系新興教団)と「八紘一宇」論 田中は日蓮宗の在家信者組織として国柱会を組織し、日蓮主義と国家主義の統合を目指した。1903年には、日蓮を中心にして「日本國はまさしく宇内を靈的に統一すべき天職を有す」という意味の「八紘一宇」なる新語を『日本書紀』巻第三神武天皇の条の「掩八紘而爲宇」の記述から造り、日本は世界を道義的に統一する使命がある、とする思想を唱えた。のちにこの言葉が人口に膾炙して大東亜戦争のスローガンにまでなった。 (3) 加藤玄智(浄土真宗在家信者)と天皇絶対神論・国家的神道論 加藤は新仏教同志会の創立者の一人であり、東京帝国大学で宗教学を教えた浄土真宗の信者であるが、同僚の外国人教授の天皇論に刺激を受けて、1912年に『我が国体思想の本義』を刊行し、古来からある天皇「神裔」論を超えて天皇「現人神」論を提唱して「日本に於いては臣民は天皇に絶対服従する」とする天皇絶対神論を主張した。1925年には更に「国家的神道(State Shinto)」なる新語を造り外国に日本人の信仰の在り方として積極的に紹介したために、欧米諸国に、この天皇絶対神論と国家神道論が日本の宗教の実態だと誤解され、後にGHQによる神道指令と天皇の所謂人間宣言を招き、今に至るまで戦前の宗教的制度についての広範な誤解を招いている。 4. 思想統制の開始~マルクス主義への対抗イデオロギーとして (1) 天皇機関説事件(1935)と国体明徴運動 上杉慎吉博士の天皇主権説に対抗して、美濃部達吉博士が唱えた天皇機関説は1920年前後の大正デモクラシー期には学界の通説となっていたが、1930年代の経済恐慌期に国家主義的な右翼思想が勢力を増すと、右翼団体の過激派が天皇機関説を「不敬」として美濃部博士を襲撃し重傷を負わせる事件が発生(天皇機関説テロ事件)。国会でも美濃部博士の説を攻撃する議員が現れ、さらに政府に対して「国体明徴」(統治権の主体は天皇にあることを明示すること)を要求する動きが発生し、政府はこれを呑んで美濃部博士の天皇機関説は破棄され、博士は貴族院議員を辞職、天皇機関説を述べた著書3冊は発禁処分とされた。 (2) 『国体の本義』刊行(1937) 1930年前後に上に述べたような右翼思想が提唱され伸張した背景には、①経済恐慌の進行、という要因の他に、その経済恐慌による貧困を解決する思想としてマルクス主義思想が急速に知識人・学生層に拡散しており、②それに対抗するイデオロギーとして(頭に天皇を頂くだけで、中身は実は殆ど同じの)国家社会主義的な思想が必要だった、という現実からの要因があった。そうしたマルクス主義思想への対抗イデオロギーとしての日本国家の公定の国家観を示すガイドラインとして、1937年には『国体の本義』が刊行された。 5. 支那事変と国家総動員体制~全体主義化の進行 (1) 近衛文麿内閣(1937-38,1940-41)と新体制運動 1936年の2.26事件のあと、広田弘毅・林銑十郎内閣と続いたが、いずれも陸軍・海軍・財界・政党人の意見調整に失敗し内閣崩壊。元老・西園寺の推薦の下に、各界の期待を担って近衛文麿内閣が発足し、難局に当たることになった。(第一次近衛内閣)近衛内閣は発足してまもなく後に支那事変の勃発に見舞われ、戦線不拡大方針を声明しながらも、ズルズルと大陸内部への戦争に引きずり込まれ、1938.12の汪兆銘(中国国民党左派で蒋介石のライバル)の重慶脱出を契機に総辞職した平沼騏一郎・阿部信行・米内光政各々の短期内閣が続く期間に、近衛は、陸相・海相・外相候補を私邸に招いて方針を調整し(荻窪会談)、1940年7月第二次近衛内閣を組閣。政治・経済の全体主義化を進めて非常時乗り切りを図ったが、支那事変の解決の目処は立てられず、米英蘭の経済封鎖を招いて日米破局に至った。 (2) 国家総動員法成立・東亜新秩序声明(1938) 1937年から38年にかけて支那事変が始まると、近衛内閣は国家総動員法を成立させて国内の経済統制に着手せざるを得なくなった(経済の全体主義化)。近衛内閣は更に欧米列強のブロック経済圏に対抗して、日満支3国による東亜ブロック(東亜新秩序)建設を声明した。 (3) 大政翼賛会結成(1940) 政党政治は1932年の5.15事件を経て、36年の2.26事件を持って機能をほぼ停止し形骸化していたが、国家総動員体制の非常時において、更に一国一党の翼賛政治が望ましいとする近衛首相の提言に従い、各党は解散して大政翼賛会に集結した(政治の全体主義化)。 (4) 企画院・昭和研究会~革新官僚の暗躍 近衛内閣の新体制運動を具体的に企画するブレインとして尾崎秀実・蝋山政道・三木清・風見章・和田博雄・勝間田清一ら昭和研究会に集った革新官僚が台頭し、企画院を拠点として総合的な国策企画に当たったが、その実態は尾崎・蝋山・和田・勝間田に代表される国家主義者に偽装した左翼社会主義者の暗躍であった。1941年4月には企画院に対して財界・右翼から赤化思想を疑う声が挙がり、翌年1-4月に和田・勝間田など17名が検挙されるに至った(企画院事件)なお近衛のブレインの尾崎秀実はソ連のスパイ・ゾルゲと通じた工作員であり、尾崎に近い西園寺公一(元老・西園寺公望の孫)も工作員の可能性が高く、近衛の日支和平工作・日米交渉妥結を妨害したとみられる。 6. 敗戦と右翼運動の壊滅~現在まで (1) 赤尾敏(1899-1990)と大日本愛国党(1951-) 赤尾は愛知県出身で先ず社会主義に目覚めて東京の左翼運動に参加したが、仲間の裏切りに遭い検挙され、釈放後に右翼国家主義者に転向した。1942年の翼賛選挙で衆議院に当選。戦後に公職追放され、その解除後に大日本愛国党を結党(1951)し、東京銀座で一貫して反共反ソを訴える街頭演説を行って戦後の右翼活動家の代表的存在となった。 (2) エセ右翼団体の暗躍 GHQの命令により、頭山満系の玄洋社・内田良平の黒竜会の流れを引く大日本生産党などの伝統的な在野右翼結社は解散させられ、右翼運動は壊滅した。そうした状況の中で、朝鮮右翼・同和系右翼が進出(右翼運動を乗っ取り)、愛国者のイメージ・ダウンを狙いとする下品な街宣活動を常態化させ一般国民に「右翼=基地外」という認識を刷り込んでいる(現状では、右翼団体構成員の約3割が朝鮮系、約6割が同和系(左メニュー上部の動画参照))。本来の右翼は国粋主義にも係わらず、明治神宮や靖国神社、果ては皇室行事まで妨害するエセ右翼、中国や北朝鮮・朝鮮総連がピンチになると自作自演の異常な抗議活動を行い「日本人=加害者」というイメージを刷り込む御用右翼まで登場している。 (3) 維新政党新風と「行動する保守」運動の登場(2007-) 上に述べたように戦前/戦後を通じて伝統的な右翼は「アジア主義(アジア諸民族との連携による排欧米主義)」を色濃く打ち出しており、それが戦後の朝鮮系による右翼乗っ取りにも繋がったのだが、近年「アジア主義との決別」を宣言する新しい右翼運動が登場、中共のチベット弾圧に対する抗議活動や朝日新聞など反日メディアに対する糾弾、外国人参政権問題・不法滞在外国人問題の告発・一般国民への啓蒙活動などに大きな役割を果たしており、今後の動向が注目される。 人物やキーワード紹介として主にwikipediaをリンクしていますが、一般にwikipediaの内容は歴史問題の説明に関しては教科書的な自虐史観に偏っていることにご注意下さい。(関係する事件の発生日時や人物名などについては正確であり、また参考となる膨大な情報が詰まっているので、研究用として敢えてリンクしています) 参考リンク:日本の右翼 日本の右翼運動 を取り込み表示 ■5.日本の左翼運動の歴史 1. 左翼思想の日本への紹介 (1) 中江兆民(1847-1901)とルソー『民約論』 中江兆民(本名:篤介)は土佐藩の足軽出身で政府留学生として渡仏後ルソー『民約論』を翻訳し「東洋のルソー」と呼ばれたが、勝海舟を通じて西郷隆盛の話に心酔し、やがて西郷を直接知る頭山満と知り合って生涯の親交を結ぶなど、その思想は複雑である。 (2) 幸徳秋水(1871-1911)と平民新聞(1903発刊-1907廃刊)、大逆事件(1910) 幸徳秋水(本名:伝次郎)は土佐の有力な商家の出身で、同郷の中江兆民の門弟となり、やがて師の紹介した社会主義思想に傾倒して、堺利彦らと平民社を起こし平民新聞を発行、非戦論を経て急進的な革命思想(天皇制打倒)を抱くに至り、大逆事件に連座して刑死した。 2. 無産政党の結成~社会民主党(1901)、日本社会党(1906)、労働農民党(1926)、社会民衆党(1926)、社会大衆党(1932) (1) 堺利彦(1871-1933)と赤旗事件(1908) 堺は豊後の士族の出で『萬朝報』の記者となり、のちに社会主義者になって幸徳秋水とともに平民社を起こし平民新聞を発行。1906年に日本社会党(戦後の政党とは別)を結党し、1908年には赤旗事件(大杉栄・堺らが革命歌を歌いつつ赤旗を掲げてデモ行進し検挙された事件)を起こして入獄。1922年の日本共産党結成にも参加したが、活動方針を巡って講座派と対立し離党した。 (2) 安部磯雄(1865-1949)と日本フェビアン協会(1923)・社会民衆党(1926)・社会大衆党(1931) 安部は福岡藩士の子で、ドイツ・アメリカ留学を契機にキリスト教社会主義者となり、片山潜・幸徳秋水・河上清らと共に社会民主党を結党(1901)したが2日後に禁止された。1920年前後の大正デモクラシー期には穏健社会主義(右派社会主義)路線を明確に打ち出し、日本フェビアン協会を設立(1923)、さらに反共産主義の立場で現実的な議会政治を通じて社会改良を目指す社会民衆党を結成(1926)、委員長として普通選挙法(1925年成立)に基づく初の選挙となった昭和3(1928)年の第16回衆議院議員選挙に立候補し当選。昭和7(1932)年には全国労農大衆党と合同して戦前における最大の無産政党であった社会大衆党を結成(安部磯雄委員長・麻生久書記長)するなど社会民主主義者として活躍した。 (3) 杉山元治郎と労働農民党(労農党)(1926) 杉山は大阪泉佐野の小作農民の出で天王寺農学校在学中に受洗。賀川豊彦(キリスト教社会主義者で農民運動家)の影響を受けて共に日本農民組合(日農)を設立(1922年)。更に普通選挙法成立を機に議会政治を通じて農民生活の改良を目指す労働農民党を結成した(1926年)。しかし労農党の地方支部を組織する過程で共産党系活動員の浸透を許し、共産主義を目指す下部組織と反共産主義の幹部層が対立。幹部層は脱党して社会民主主義者の安部磯雄と合同で社会民衆党を結成(1926)、麻生久ら中間派も脱党して日本労働党(1926年)を結成したため、杉山は辞任(1927年)を余儀なくされ、労農党は左派に乗っ取られた。 3. コミンテルン指導下に日本共産党結党(1922 第一次、1926 第二次) (1) 片山潜(1859-1933)とコミンテルンの接近 片山は岡山県の庄屋の出身で、アメリカ留学中にキリスト教社会主義者となり、社会民主党結成に参加。ロシア革命(1917)が起こるとマルクス主義に傾倒し、1921年にソ連に渡航。コミンテルン常任執行委員会幹部となり国外にあって日本共産党結党の指導を行った。1933年の片山の死に際してソ連は国葬の礼を持って生前の活躍を賞した。 (2) コミンテルン22年テーゼ(方針書)と日本共産党結党(第一次結党 1922) 前年にソ連に渡航した片山潜の指導の下、コミンテルン日本支部として、1922年7月15日に堺利彦・渡辺政之輔・市川正一・徳田球一・山川均らによって結成。党の方針書(テーゼ)としてコミンテルンの理論家ブハーリンが起草した「日本共産党綱領草案」(22年テーゼ)が示されたが、その内容(①君主制の廃止、②軍隊の廃止、③労働者の武装権、④朝鮮・中国からの撤退、⑤土地公有化など)のうち、①君主制の廃止、は日本では弾圧を招くとの反対があり、同テーゼは採択されるに至らなかった。翌23年6月には早くも多数の幹部が検挙され、24年山川均の提議により解散し地下活動に入った。 (3) 日本共産党第二次結党(1926)とコミンテルン27年テーゼ(1927) 地下活動中の日本共産党の方針を巡って山川均(山川イズム:大衆運動を重視)と福本和夫(福本イズム:党の建設(再建)を重視)が対立し、福本が一時主導権を握って26年に共産党再建大会を開いたが、コミンテルン日本問題特別委員会が翌年に27年テーゼを発して福本・山川両氏を批判し渡辺政之輔の下で新体制を作らせた。同テーゼは、アジアにおける労働者・農民の階級闘争を呼びかけるとともに、日本の来るべき革命は「ブルジョワ民主主義革命」であるとした。 (4) 労農党浸透工作と3.15事件(1928)、4.16事件(1929) 議会政治を通じて農村改良を目指す合法政党として労農党が結成(1926年)されると共産党員は各地の労農党地方支部に浸透し、昭和3(1928)年2月の第16回衆議院議員選挙に徳田球一・山本懸蔵など何人かの党員を労農党候補として立候補させることに成功。選挙戦の中で公然と「日本共産党」を名乗る印刷物を発行したため、田中義一内閣は選挙直後の3月に治安維持法に基づき共産党員および労農党員の一斉検挙に踏み切り(3.15事件)、労農党は一時結社禁止となった(その後再建し全国労農大衆党に改名後、社会大衆党に合同)。なお、3.15事件の検挙者に東大・京大以下32校148名もの学生が含まれた事実は政府当局を震撼させ、①治安維持法強化と共に、②学生の思想を調査する機関として文部省内に「学生課」設置を招いた。(のち「思想局」に昇格)翌29年4月には更に大規模な共産党員の検挙が行われた(4.16事件)。 4. コミンテルン32年テーゼと日本資本主義論争 (1) コミンテルン32年テーゼ(1932)~絶対主義天皇制論・二段階革命論の提示 昭和7(1932)年5月コミンテルン執行委員会西ヨーロッパビューローにより『日本における情勢と日本共産党の任務に関するテーゼ(方針書)』が決定され、河上肇の翻訳で同年7月に『赤旗』に掲載され、戦前の日本共産党の綱領的文書となった。同テーゼは日本の支配体制を、①絶対主義的天皇制、②地主的土地所有、③独占資本主義の3ブロックの結合と規定し、地主階級と独占資本の代弁者かつ絶対主義的性格をもつ政体として天皇制をみた。(ソ連の「ツァーリズム」に擬して「天皇制」という言葉を造語)そこから、当面する革命は絶対主義的天皇制を打倒するための「ブルジョア民主主義革命」(反ファシズム解放闘争)であり、「プロレタリア革命」はその次の段階であると位置づけた(いわゆる二段階革命論)。この32年テーゼは、講座派の指針となり、また徳田球一(戦後に共産党を再建した)や羽仁五郎(マルクス主義歴史学者。戦後に参議院議員となり国会図書館法前文を起草・GHQ焚書実行。元日教組代表)の指針となって戦後日本にまで大きな影響を及ぼした。一例を挙げれば、羽仁五郎が委員長を勤めた歴史学研究会(歴研、歴史研究の学術団体)は戦後ずっと32年テーゼに示された絶対主義天皇制論を金科玉条とする戦後歴史学を展開し続け、それが否認されたのは漸く平成15(2003)年になってからである。⇒高森アイズまた戦後に政治学者としてマスコミに持て囃され、現在も信奉者の多い丸山眞男の根本的主張は「国民主権とは天皇制を打倒すること」であり、最近もそれに影響を受けた異様なNHKの世論誘導番組が放送されている。 (2) 講座派(日本共産党の思想基盤)~岩波書店『日本資本主義発達史講座』発刊(1932) 講座派とは、日本資本主義の性格規定と来るべき日本の革命形態を巡ってマルクス主義思想家を二分した論争(日本資本主義論争)において、日本資本主義の本質は軍事的半封建的段階にあるとして、来るべき革命は「ブルジョワ民主主義革命」(第一革命)であると主張した論者達であり、戦前~戦後を通じて日本共産党の思想的基盤を為した。主な論者として山田盛太郎、平野義太郎、羽仁五郎、服部之総、山田勝次郎、大塚金之助らがいる。 (3) 労農派(社会主義協会(のちの日本社会党左派)の思想基盤)~雑誌『労農』発刊(1927) 労農派とは、日本資本主義論争において、明治維新は不完全ながらブルジョワ革命であり、日本における封建制は消滅しており、現下で国家権力を握っているのはブルジョワジーであるとして、来るべき革命を「社会主義革命」(第二革命)であると主張した論者達であり、のちの社会主義協会(日本社会党の最左派にして主流勢力)の思想的基盤を為した。主な論者として山川均、猪俣津南男、荒畑寒村、櫛田民蔵、土屋喬雄、大内兵衛、向坂逸郎(マルクス主義経済学者。戦後に向坂派社会主義協会を擁して日本社会党の最大のイデオローグとなる)、宇野弘蔵らがいる。 5. 左翼思想の弾圧~国家社会主義への転向 (1) 赤松克麿と日本国家社会党(1932) 赤松は山口県の浄土真宗大谷派の住職の子でロシア革命の影響を受け日本共産党第一次結党に参加し中央委員に就任するが検挙され獄中で転向。労農党・社会民衆党(書記長)を経て、1931年に日本国家社会党を結成。天皇を中心とした一君万民の平等社会建設を唱えた。 (2) 佐野学・鍋山貞親の転向声明(1933)と大量転向 佐野は大分の西欧医学者の子で、赤松と同じく日本共産党第一次結党に参加し中央委員に就任。第二次結党にも参加し1927年に委員長に就任し党を指導。翌28年にはソ連に渡航してコミンテルン常任執行委員に選ばれたが、29年に上海で逮捕された。1933年に鍋山貞親と共に「ソ連の指導を受けて共産主義運動を行うのは誤りであり、今後は天皇を尊重した社会主義運動(一国社会主義運動)を行う」とする転向声明を出し、これを受けて獄中の多くの共産党員が転向した。 (3) 講座派の一斉検挙(1936) 政府当局は3.15事件以来、共産党検挙者に多数の学生が含まれ、学生・知識人層にマルクス主義が蔓延している事実を憂慮していたが、思想汚染の根源として、1936年7月遂に講座派の理論的指導者であった東京大学助教授山田盛太郎・平野義太郎、明治大学助教授小林良正ら32名を治安維持法違反で一斉検挙に踏み切った(コム・アカデミー事件)。 (4) 労農派の一斉検挙(1937-8) 1936年にフランス・スペインで成立した人民戦線(共産党を含む左翼勢力の連合政権)に衝撃を受けて、翌37年から38年にかけて、日本共産党以外のマルクス主義者(主に労農派)の一斉検挙が行われ、日本の言論界からマルクス主義は消滅した(人民戦線事件)。これらの事件は戦後、左派により「軍国主義者の思想弾圧」として糾弾され続けているが、当時は経済不況下でフランス・スペインのように現実に左派勢力によって国家が乗っ取られ、その背後にコミンテルンが暗躍している切迫した状況があった。言い換えれば、ソ連の思想侵略を防止するために日本は自ら思想統制を行わざるを得ない状況にあったのであり、それを戦前も戦後も思想侵略の手先であった日本の左派に糾弾される謂れはない。 6. 敗戦と左翼運動の隆盛~現在まで (1) GHQによる左翼活動家の一斉釈放・左翼運動の支援(1945) 昭和20(1945)年8月末に進駐した連合国軍総司令部(GHQ)は、10月以降、治安維持法や特別高等警察を撤廃し、共産党員その他の思想犯を釈放。更に新聞・ラジオ・出版物等に強力な検閲を行って占領軍に不都合な事実や戦前/戦中の日本を擁護する言論を封じると同時に、皇室否定/廃止論を含む左翼的・反国家的な言論を奨励した。 (2) 日本共産党の再建(1945) 終戦後、まず昭和20(1945)年10月に機関紙「赤旗」を復刊。占領軍により釈放された徳田球一、袴田里見、志賀義雄、宮本顕治らによって12月1日に再建大会を開催。「32年テーゼ」を再び党綱領として採択。翌46年1月には支那より野坂参三が帰国。4月の衆議院選挙で日本共産党は初の5議席を獲得した。これにより日本共産党は占領軍を「解放軍」と規定した。 (3) 日本社会党の結成(1945) 戦前の無産政党のうち、労働農民党(左派・マルクス主義労農派)・日本労農党(中間派)・社会大衆党(右派・社会民主主義)など非共産党系の3派が合同して昭和20(1945)年11月に発足。右派の片山哲が初代書記長(のち委員長)に就任。翌年4月の衆議院選挙で93議席を得て、日本自由党(鳩山一郎総裁)・日本進歩党(町田忠治総裁)に次ぐ第三党となり、更に新憲法下での初の衆議院選挙(1947年4月)で第一党を占めて、民主党(芦田均総裁)・国民共同党(三木武夫委員長)と共に片山連立内閣を組織した。しかし党内左派が公然と内閣の施政方針を批判するなど内紛が絶えず片山内閣は10ヶ月弱で瓦解した。日本社会党は、このあと民主党の芦田均を担いで芦田連立内閣に参画したが昭電疑獄が発覚し7ヶ月で内閣総辞職、第二次吉田茂内閣(民主自由党)が発足して、以降1993年に至るまで社会党が政権に参画することはなかった。 (4) 2.1スト中止(1947) 再建された共産党では革命実行(天皇制打倒)が公然と語られ、意に従わない学者や出版社に対して革命後にはギロチンに処する等と脅迫する党員も現れた。当時GHQは意図的に日本の左翼運動・労働運動の拡大を望んでおり、戦後の経済的困窮の中で、日本共産党は新設された労組に絶大な影響力を及ぼし始めた。日本共産党は、1947年に入ると官公庁労組を中心とするゼネ・ストにより吉田茂首相(日本自由党)を打倒・日本を共産化する方針を公言するに至り、2月1日を期して無期限ゼネ・ストに入ることを宣言したが、限度を超えた共産党・労組の暴発を恐れたGHQは方針転換して1月31日になってマッカーサーの名で中止命令を出したため、ストは中止された。 (5) GHQの方針転換(レッドパージ)(1950)と日本共産党所感派の武力闘争路線 1949年10月に中華人民共和国が成立すると米国の対日方針が大転換し、日本の保守勢力を再建し共産主義勢力を弱体化させる動きが出てきた。1950年に朝鮮戦争が勃発すると徳田球一など共産党幹部や言論界/官公庁/一般企業の共産主義者が一斉に公職追放され、徳田・野坂参三らは中国へ亡命した。徳田らはスターリン・毛沢東の指示を受けて米軍を解放軍とする規定を廃止し、武装闘争路線を取って各地で巡査襲撃事件を起こし、日本が主権回復(GHQの占領統治終了)した3日後の1952年5月1日には血のメーデー事件を起こしたので、国民の共産党への支持は地に落ちて、衆参両院で議席ゼロでとなる時期がしばらく続いた。徳田球一ら武装闘争路線をとった日本共産党の主流派を「所感派」といい、宮本顕治ら反対派を「国際派」という。なお1952年7月には武装闘争を取り締まるために破壊活動防止法(破防法)が制定され日本共産党は同法の「調査対象団体」に指定された。1953年に徳田が北京で客死すると所感派は指導力を失い、1955年3月に宮本顕治が実権を握って日本共産党は合法活動路線に戻った。 (6) 安保闘争と新左翼 自社55年体制がスタートした昭和30(1955)年頃から、武力闘争を否定した社会党・共産党に代わって「暴力革命」を闘争方針に掲げる新左翼運動が起こり、1960年や70年の反安保闘争を主導した。新左翼活動家のマスコミ・政党・官公庁・学界への浸透は非常に深いとされ、また日本赤軍その他の多くの分派が発生、各派の活動は現在も続いている。 日本の左翼運動 を取り込み表示 ■6.まとめ:右翼・左翼とも外国に利用されるのはダメ | 日本の右翼・左翼の歴史を振り返れば、両方とも、まさかここまで? と思うほど戦前も戦後も外国の勢力にいいように利用されていることが分かります。 団体・組織 事例 参考ページ ① 頭山満・内田良平の在野右翼 ⇒ 孫文の辛亥革命の最大の貢献者だったが、革命後に孫文にあっさり満州割譲の約束を反故にされる。 辛亥革命~中国近代化運動の実際 ② 近衛首相のブレイン(尾崎秀実・革新官僚) ⇒ 尾崎はコミンテルン工作員確定、革新官僚も怪しい人物多し。 当ページ下部参照 ③ 戦後のエセ右翼 ⇒ そのまんま外国人(約3割)。現在も日本を貶める活動に従事。 エセ右翼の正体 ④ 日本共産党 ⇒ 結党時からコミンテルンの下部組織。戦後も各界に32年テーゼを信奉する隠れマルキスト多し。 日本共産党の正体 ⑤ 日本社会党(現、社会民主党) ⇒ 朝鮮労働党の友党。村山談話。その他反日活動多し。 旧社会党の正体 ⑥ 民主党 ⇒ 民団が全面的にバックアップ。朝鮮総連や支那系組織も密かに支持。破壊活動はこれからが本番。 民主党の正体 笑っている場合ではありません。外国勢力の浸透により、日本は実際に一度、破滅に追いやられています(下記参照)。しかも「全て日本が悪い」と決め付けられ、学校でもそう教え込まれて信じ込む者が後を絶ちません。右翼でも左翼でも普通に愛国心があれば別に良いですが、これ以上騙されたままでいるのは止めましょう。 ◆参考1:尾崎秀実獄中手記 コミンテルン並に日本共産党に対する認識について コミンテルン即ち国際共産党はロシア革命の成功に伴い誕生したもので、ロシアに於ける一九一七年の二月及十月の両革命を期としロシア共産党が政権を獲得するに及んで革命の指導者たるレーニンは第二インターナショナルとは全く別個に世界各国の共産主義者の参加を得て一九一九年三月モスコーに於て第三インターナショナルを結成したのであって之が現在のコミンテルンであり其の本部をモスコーに置き、各国の共産党を支部として傘下に収めて居ります。コミンテルンは世界革命を遂行して世界共産主義社会の実現を目的とする共産主義者の国際的組織であります。即ちコミンテルンは世界各国の無産階級運動の指導部、参謀本部として多数の労働者農民を糾合し革命手段により資本主義社会機構を打倒し世界各国にプロレタリアートの独裁政権を樹立し全世界のプロレタア独裁国家の結合を創設し階級を徹底的に打破し以て共産主義社会の第一段階である社会主義社会を実現せんことを目的とした国際的結社であります。コミンテルンは此の目的実現の為革命の戦術戦略を規定し常に其の支部たる各国共産党を指揮統制しているのでありまして現に其の日本支部たる日本共産党に対しても昭和二年の所謂二七年「テーゼ」、昭和七年の所謂三二年「テーゼ」等、其の他を以て日本に到来すべき革命の性質を規定し日本に来るべき革命はブルジョア民主主義革命で其の革命は急速にプロレタリア革命に転化するものとし或は革命の性質は急速にプロレタリア革命に成長するブルジョア民主主義革命なりとして、天皇制の打倒をスローガンとすることを規定して居ります。従ってコミンテルンは世界革命の一環として我国に於ても共産主義革命を遂行して我国体を変革し、私有財産制度を廃止しプロレタリア独裁を樹立し此の過程を通じて共産主義社会を実現せんとするものであることは勿論であります。 コミンテルンの日本支部たる日本共産党は大正十一年佐野学、堺利彦、荒畑勝三等に依り結成せられましたが大正十二年夏所謂第一次日本共産党事件として検挙せられ次いで大正十五年十二月福本和夫、渡邊政之輔、三田村四郎等により所謂第二次日本共産党の組織が確立されましたが之亦昭和三年所謂三・一五事件として検挙され其後度々再建に次ぐに検挙が繰り返されて組織を破壊され茲数年来は国内に於ける党の活動は全く無力無活動の状況に在ると考えられます。日本共産党はコミンテルンの支部として其の指揮統制下にコミンテルンの目的とする世界共産主義社会の実現の為日本に於て革命を遂行し我国体を変革し私有財産制度を廃止しプロレタリア独裁を樹立し此の過程を通じて我国に共産主義社会を実現せんとする結社であります。ゾルゲ諜報団の本質及目的任務について 吾々の諜報活動はゾルゲを中心とした一団の活動でありますが、私の上海以来の経験判断からすれば此の一団はコミンテルンの特殊部門たる諜報部門とも称すべきものの日本に於ける組織である事は明瞭でありました。其の理由は上海に於けるスメドレー女史の交渉から此のグループに参加するに至った事、鬼頭銀一事件の調書を入手して読んで見ると同人がコミンテンルンの命に依り活動した旨が明になっている事、吾々のグループの各人の国籍が雑多である事、米国共産党員なる宮城(与徳)が参加して居た事等から斯様に判断したのであります。其の後日本に於けるゾルゲとの永い交際の結果、屡々狭義のソ連防衛の意味の諜報が要求されて居るのを知りましたので私達の蒐集した情報はソ連政府にも直接利用せられて居るのではないかとも感じて居りました。(以下省略) ◆参考2:近衛上奏文 近衛上奏文(このえじょうそうぶん)とは、大東亜戦争末期の1945年(昭和20年)2月14日に、近衛文麿が昭和天皇に対して出した上奏文である。近衛は昭和天皇に対して、「敗戦は遺憾ながら最早必至なりと存候」で始まる「近衛上奏文」を奏上し、英米の世論は天皇制廃止にまでは至っていないとの情勢判断の下、いわゆる「国体護持」には敗戦それ自体よりも敗戦の混乱に伴う共産革命を恐れるべきであるとの問題意識を示した。①「大東亜戦争」(太平洋戦争)は日本の革新を目的とする軍の一味の計画によるものであること、②一味の目的は共産革命とは断言できないが、共産革命を目的とした官僚や民間有志がこれを支援していること、③「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞であること、④米英撃滅の論が出てきている反面、一部の陸軍将校にはソ連軍や中国共産党と手を組むことを考えるものも出てきていること、以上から近衛は陸軍内に共産主義者が存在し、敗戦を利用して共産革命を行おうとしている、と結論づけている。 近衛上奏文 近衛文麿と左翼の敗戦革命 ※近衛上奏文の傍証1:日本の高級軍人でありながら外国スパイだった男:牟田口廉也中将 ※近衛上奏文の傍証2:一億玉砕を唱えた陸軍将校:種村佐孝大佐(戦後に共産党入党) 大日本帝国は、立憲自由主義議会制デモクラシーを開花させ、精強な陸海軍力を保有していたにも拘わらず、尾崎秀実を幕僚とする近衛内閣が出現するや忽ち破滅への道を歩み始め、わずか八年で明治維新以来蓄積してきた国富を失い焦土と化したのである。 国家権力(司法、立法、行政、統帥、報道に浸透する共産主義勢力の諜報謀略活動は、国家の死命を制する恐ろしい魔力を秘めている。 GHQによって破壊されたスパイ防止法を始めとする防諜能力の再生強化を怠った戦後日本の経済繁栄は、いつ消えてもおかしくない風前の灯火、砂上の楼閣にすぎず、我が国の生命は累卵の危うきに瀕しているのである。 現代版近衛上奏文 (反日ワクチン様) 【関連】 左翼は右翼 政治の基礎知識 外交の基礎知識 辛亥革命~中国近代化運動の実際 GHQの占領政策と影響 大東亜戦争への経緯 ■7.ご意見、情報提供 ページ内容向上のためのご意見・情報提供を歓迎します。 ↓これまでの全コメントを表示する場合はここをクリック +... 元ページ右翼・左翼の歴史 試験的にコメント欄を付けました。活用して下さいね。(もちろん荒らし以外の建設的な意見でお願いします) -- 名無しさん (2009-08-21 00 32 12) 近衛文麿は共産主義者という意見が最近出てきましたが、管理人様は近衛は共産主義者だったとお考えですか? -- 日本男児 (2009-09-23 11 20 19) 近衛は、共産主義者ではないが、明らかな共産主義シンパ、あるいは共産主義者に対して非常に脇が甘かった、とは言えるでしょう。なぜ近衛文麿のような名門貴族が共産主義シンパになったのか、ハッキリとは分かりませんが、京大で『貧乏物語』を書いたマルクス主義経済学者の河上肇に学んだ影響との説が有力です。当時の浅薄な学生・知識人は皆マルクス主義にかぶれた様で、要するに流行に踊らされる薄っぺらなインテリゲンチャだったのでしょうね。大ブルジョワの鳩山由紀夫が「リベラル友愛革命」を唱えているのと、近衛の唱えた「新体制運動」とが妙にダブります。なお、近衛文麿の孫の細川護熙(元首相)も元自民党田中派で、日本新党を立ち上げ、小沢一郎に担がれて1993年8月に首相になっていますね。細川氏も「改革」が口癖で、自民党の河野洋平(当時、自民党総裁)と合意して今の小選挙区比例代表並立制を導入しています。近衛も細川も、そして現首相の鳩山も、出身がいかにも保守派受けするので、それほど危ないことはしないだろう、という勘違いの安心感を情報弱者に与えてしまい、日本の針路に禍根を残すことになってしまったのでしょうね。 -- 名無しさん (2009-09-25 16 54 03) 甘い外交感覚、近衛文麿と似ている鳩山現首相。産経阿比瑠記者ブログより -- 名無しさん (2009-12-20 21 07 31) たいへん勉強になりました。しかし、西部邁氏は親大陸派でしょうか。反米ではあってもチェスタトンやバークに共感し、時に日本人を見下しているんじゃないかと思えるほどに西欧的合理主義やキリスト教を高く評価しているような気がしますが。 -- 名無しさん (2009-12-22 17 49 18) レスが大変遅くなって済みません。西部邁氏については、元々全学連で反安保闘争のリーダーだったこと・非常に反米的な論調が多いことから、今では保守の大御所として活躍しているとはいえ信用できない印象を持っていたのですが、ご指摘を受けて西部氏の著書『大衆への反逆』を読んだところ、1970年代の滞英経験、そして1980年頃に全体主義体制下の東欧を旅行した経験などから、本当に芯から左翼から保守に宗旨変えした(らしい)ことが読み取れました。英国流の保守思想の最高の理解者の一人ということは確かなようですね。勉強になりました。これからも有益なご意見を宜しくお願い致します。 -- 名無しさん (2010-03-16 21 23 55) 本日の産経新聞【正論】の西部邁氏の論評は、非常に的確だと思いました。ただ一点、西部氏は戦後の日本に真の保守が全く存在しなかったかの様に書いているが、それには同意しない。西部氏が1980年頃まで左翼だったために日本の真の保守思想を知る機会がなかったための誤認識でしょう。 -- 名無しさん (2010-03-16 21 56 51) 「保守とは、①自由のための秩序を国家の「歴史的」な規範に求め、②平等の限界を国民の「歴史的」な公正感に見いだし、③友愛に伴う偽善を国民の「歴史的」な節度によって防止する、という姿勢のことであろう。」(上記の西部邁氏の論評)つまり、洋の東西を問わず、保守主義とは歴史主義である。 -- 名無しさん (2010-03-16 22 02 03) 大川と北を結ばせ猶存社を結成し、三尊と称された大物満川亀太郎も載せたほうが良いのではと思います。 -- 名無しさん (2011-01-12 20 18 09) 鈴木貫太郎はコミンテルンの手先の反日売国奴。 -- 名無しさん (2012-06-20 13 14 09) 社会主義者はそう簡単に転向しやしないどこかでまた破綻した社会主義の復活をやろうと狙っている -- 名無しさん (2014-09-06 14 13 19) 親大陸派=社会主義者と見れば、恐らく左右どちらのイデオロギーにいても同じです。つまり転向は繰り返しても海洋派にはなれません -- 名無しさん (2014-12-24 21 03 48) 鈴木貫太郎がコミンテルンの手先だとおっしゃるなら、ソースはもちろん貼れますよね?むしろ鈴木貫太郎は日本が敗戦に向かう中国益を守る方向での終戦に持っていくように努力しています(wikipedia参照)。それをヒトラーにすればその文章はまったく持って正しくなりますが。 -- 名無しさん (2014-12-24 21 06 59) 過去の共産主義を批判しても仕方ないゾ -- 名無しさん (2015-11-13 23 57 11) 明石元二郎陸軍大佐の後継者を育成しなかったのが、日本にとって最もたる致命的ミスでした。 -- 愛国烈士 (2015-12-08 15 01 45) 以下は最新コメント表示 元ページ右翼・左翼の歴史 試験的にコメント欄を付けました。活用して下さいね。(もちろん荒らし以外の建設的な意見でお願いします) -- 名無しさん (2009-08-21 00 32 12) 近衛文麿は共産主義者という意見が最近出てきましたが、管理人様は近衛は共産主義者だったとお考えですか? -- 日本男児 (2009-09-23 11 20 19) 近衛は、共産主義者ではないが、明らかな共産主義シンパ、あるいは共産主義者に対して非常に脇が甘かった、とは言えるでしょう。なぜ近衛文麿のような名門貴族が共産主義シンパになったのか、ハッキリとは分かりませんが、京大で『貧乏物語』を書いたマルクス主義経済学者の河上肇に学んだ影響との説が有力です。当時の浅薄な学生・知識人は皆マルクス主義にかぶれた様で、要するに流行に踊らされる薄っぺらなインテリゲンチャだったのでしょうね。大ブルジョワの鳩山由紀夫が「リベラル友愛革命」を唱えているのと、近衛の唱えた「新体制運動」とが妙にダブります。なお、近衛文麿の孫の細川護熙(元首相)も元自民党田中派で、日本新党を立ち上げ、小沢一郎に担がれて1993年8月に首相になっていますね。細川氏も「改革」が口癖で、自民党の河野洋平(当時、自民党総裁)と合意して今の小選挙区比例代表並立制を導入しています。近衛も細川も、そして現首相の鳩山も、出身がいかにも保守派受けするので、それほど危ないことはしないだろう、という勘違いの安心感を情報弱者に与えてしまい、日本の針路に禍根を残すことになってしまったのでしょうね。 -- 名無しさん (2009-09-25 16 54 03) 甘い外交感覚、近衛文麿と似ている鳩山現首相。産経阿比瑠記者ブログより -- 名無しさん (2009-12-20 21 07 31) たいへん勉強になりました。しかし、西部邁氏は親大陸派でしょうか。反米ではあってもチェスタトンやバークに共感し、時に日本人を見下しているんじゃないかと思えるほどに西欧的合理主義やキリスト教を高く評価しているような気がしますが。 -- 名無しさん (2009-12-22 17 49 18) レスが大変遅くなって済みません。西部邁氏については、元々全学連で反安保闘争のリーダーだったこと・非常に反米的な論調が多いことから、今では保守の大御所として活躍しているとはいえ信用できない印象を持っていたのですが、ご指摘を受けて西部氏の著書『大衆への反逆』を読んだところ、1970年代の滞英経験、そして1980年頃に全体主義体制下の東欧を旅行した経験などから、本当に芯から左翼から保守に宗旨変えした(らしい)ことが読み取れました。英国流の保守思想の最高の理解者の一人ということは確かなようですね。勉強になりました。これからも有益なご意見を宜しくお願い致します。 -- 名無しさん (2010-03-16 21 23 55) 本日の産経新聞【正論】の西部邁氏の論評は、非常に的確だと思いました。ただ一点、西部氏は戦後の日本に真の保守が全く存在しなかったかの様に書いているが、それには同意しない。西部氏が1980年頃まで左翼だったために日本の真の保守思想を知る機会がなかったための誤認識でしょう。 -- 名無しさん (2010-03-16 21 56 51) 「保守とは、①自由のための秩序を国家の「歴史的」な規範に求め、②平等の限界を国民の「歴史的」な公正感に見いだし、③友愛に伴う偽善を国民の「歴史的」な節度によって防止する、という姿勢のことであろう。」(上記の西部邁氏の論評)つまり、洋の東西を問わず、保守主義とは歴史主義である。 -- 名無しさん (2010-03-16 22 02 03) 大川と北を結ばせ猶存社を結成し、三尊と称された大物満川亀太郎も載せたほうが良いのではと思います。 -- 名無しさん (2011-01-12 20 18 09) 鈴木貫太郎はコミンテルンの手先の反日売国奴。 -- 名無しさん (2012-06-20 13 14 09) 社会主義者はそう簡単に転向しやしないどこかでまた破綻した社会主義の復活をやろうと狙っている -- 名無しさん (2014-09-06 14 13 19) 親大陸派=社会主義者と見れば、恐らく左右どちらのイデオロギーにいても同じです。つまり転向は繰り返しても海洋派にはなれません -- 名無しさん (2014-12-24 21 03 48) 鈴木貫太郎がコミンテルンの手先だとおっしゃるなら、ソースはもちろん貼れますよね?むしろ鈴木貫太郎は日本が敗戦に向かう中国益を守る方向での終戦に持っていくように努力しています(wikipedia参照)。それをヒトラーにすればその文章はまったく持って正しくなりますが。 -- 名無しさん (2014-12-24 21 06 59) 過去の共産主義を批判しても仕方ないゾ -- 名無しさん (2015-11-13 23 57 11) 明石元二郎陸軍大佐の後継者を育成しなかったのが、日本にとって最もたる致命的ミスでした。 -- 愛国烈士 (2015-12-08 15 01 45) 名前 ラジオボタン(各コメントの前についている○)をクリックすることで、そのコメントにレスできます。 ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 人気ブログランキングへ
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作成 犬森 流用部品 大部品 東国人 RD 8 評価値 5 暁の円卓 みぽりん 様 大部品 藩国政庁職員 RD 11 評価値 5 FVB オカミチ 様 大部品 教師 RD 11 評価値 5 満天星国 ミミ猫 様 大部品 メード流戦闘術 RD 14 評価値 6 愛鳴之藩国 山吹弓美 様 大部品 メード用戦闘装備 RD 3 評価値 2 愛鳴之藩国 山吹弓美 様 大部品 犬好き RD 7 評価値 4 後ほねっこ男爵領 ユーラ 様 大部品 SOL-001"ガクヒ" RD 10 評価値 5 蒼梧藩国 せこいあ 様 部品構造 大部品 犬森【T21】 RD 153 評価値 12大部品 精神と外見 RD 12 評価値 6大部品 東国人 RD 8 評価値 5部品 東国とは 部品 特徴 部品 爆発のデパート 部品 環境 部品 イグドラシル 部品 社会 部品 漢字 大部品 東国人の流用実績 RD 1 評価値 0部品 流用実績(東国人) 部品 見た目 大部品 思ってること RD 3 評価値 2部品 不器用だが真面目に 部品 好奇心旺盛 部品 いつか見た物語のように 大部品 来歴 RD 9 評価値 5部品 出自 部品 武芸への憧れ 部品 役人に就職 部品 二等国民達と砂漠へ 部品 メード学校訪問と再建 部品 人生2度目の砂漠 部品 スクエア=タサンとの再会 部品 スクエア=タサンへ相談と弟子入り 部品 クロス・アクシャとそのシンパを武力鎮圧 大部品 能力 RD 23 評価値 7大部品 犬森流仕込み抜刀術 RD 21 評価値 7大部品 この剣術について RD 2 評価値 1部品 発祥 部品 実用性か否か 大部品 教わるには RD 3 評価値 2部品 先ず原作 部品 仕込み刀の所持 部品 犬森からの伝授 大部品 修行 RD 6 評価値 4大部品 座学 RD 3 評価値 2部品 人体構造と急所について 部品 仕込み刀に関する知識 部品 心得 大部品 基礎にして全て RD 3 評価値 2部品 素振り 部品 抜刀納刀の鍛錬 部品 場面訓練 大部品 型 RD 10 評価値 5大部品 盲人構え RD 4 評価値 3部品 守りにして攻めの起こり 部品 杖を使った守り 部品 抜かず杖術のように 部品 抜刀 大部品 蟷螂構え RD 3 評価値 2部品 殺傷と鎮圧 部品 拳を振るうように 部品 振り下ろされる刺突 大部品 刀の構え RD 3 評価値 2部品 刀と腕 部品 片手が無手であるという利点 部品 諸手・順手 部品 コミュニケーション能力 部品 コンバットシューティング 大部品 職業 RD 59 評価値 10大部品 藩国政庁職員 RD 11 評価値 5部品 概要 部品 技能向上への努力 部品 資格 部品 書類管理 部品 窓口業務 部品 専門部署 部品 藩国によって公式の服装はさまざま 部品 公務に使用する道具について 部品 守秘義務 部品 契約を重んじる精神 部品 藩国政庁職員の流用実績 大部品 教師(帝國共通) RD 11 評価値 5部品 教師の呼称 部品 必要な経験と専門の資格 部品 教科教育の工夫 部品 燃える理想と熱意 部品 注意深く観察する力 部品 辛抱強く聞く力 部品 経験と想像力に裏打ちされた共感力 部品 冷静な判断力 部品 毅然とした態度 部品 温かな親心 部品 若さを失わない子供心 大部品 バトルメードガイ RD 30 評価値 8部品 男でも 部品 鋼のような精神 部品 男ならではの利点 大部品 バトルメード RD 27 評価値 8大部品 メード用戦闘装備 RD 3 評価値 2部品 メード用箒型銃 部品 戦闘用エプロン・ヘッドドレス 部品 メード用戦闘装備の流用実績 部品 使用人兼護衛 部品 労働環境 部品 家庭内労働 部品 花嫁修業…? 部品 修行期間 大部品 訓練課程 RD 4 評価値 3部品 護衛技術習得 部品 基礎体力作り 部品 シチュエーション訓練 部品 格闘・射撃訓練 大部品 バトル RD 15 評価値 6大部品 メード流戦闘術 RD 14 評価値 6部品 概要 部品 戦闘におけるメードとしての心得 部品 使用制限 大部品 肉体を使った戦闘術 RD 5 評価値 3部品 返す 部品 蹴る 部品 転ばせる 部品 叩く 部品 投げる 大部品 箒を使った戦闘術 RD 5 評価値 3部品 箒を使っての戦闘心得 部品 あくまでも箒は箒 部品 柄で突く 部品 殴る 部品 武器落とし 部品 メード流戦闘術の流用実績 部品 護衛能力 大部品 長春領主 RD 7 評価値 4部品 所領について 大部品 領主 RD 6 評価値 4部品 着用制限 部品 権利と義務 部品 政治指導能力 大部品 領主としての特別な所有物 RD 3 評価値 2部品 領印 部品 領服 部品 領地図 大部品 日常 RD 23 評価値 7部品 仕事に関して 大部品 私生活に関して RD 19 評価値 7大部品 生活能力 RD 6 評価値 4部品 炊事 部品 洗濯 部品 掃除 部品 整理整頓 部品 金銭感覚 部品 流用実績(生活能力) 部品 衣食住に関して 部品 恋人とか…いない… 部品 休日の過ごし方 大部品 趣味嗜好 RD 10 評価値 5大部品 犬好き RD 7 評価値 4部品 犬がいると幸せ 部品 犬に関する知識 部品 犬の感情を読み取る 部品 犬と仲良くなれる 部品 犬と本気で遊ぶ 部品 犬の世話がうまい 部品 犬好きの流用実績 大部品 武芸(術)愛好家 RD 3 評価値 2部品 武芸(術)に関する知識 部品 見てると感動する 部品 見様見真似程度にやってみる 大部品 人間関係 RD 3 評価値 2部品 蒼梧藩国民との関係 部品 スクエア=タサンとの関係 部品 長春領主としての関係 大部品 愛用品 RD 27 評価値 8大部品 武装 RD 11 評価値 5大部品 楕円茶鞘仕込み杖 RD 11 評価値 5大部品 専用品 RD 3 評価値 2大部品 刀身 RD 2 評価値 1部品 こだわり 部品 取り回しやすさ 部品 抜きやすい加工 部品 杖状外装 大部品 仕込み刀 RD 7 評価値 4部品 蒼梧藩国での所持規制 部品 仕込み 大部品 暗器 RD 2 評価値 1部品 概要 部品 種類 大部品 直刀 RD 3 評価値 2部品 刃物 部品 押し切る 部品 刺突 大部品 雑貨など RD 5 評価値 3部品 茶革手帳 部品 革製半長靴 部品 アタッシュケース 部品 動きやすい服装一式 部品 読み過ぎてよれよれになった武芸物小説 大部品 乗り物 RD 11 評価値 5大部品 Stark RD 11 評価値 5大部品 SOL-001"ガクヒ" RD 10 評価値 5大部品 本体 RD 7 評価値 4部品 概要 部品 開発の難航 部品 ビギナの技術者 部品 安全性の改善 部品 基本原理 部品 使用方法 部品 免許制度 大部品 燃料繊維 RD 3 評価値 2部品 燃料繊維とは 部品 特性 部品 取り扱い方法 部品 名付けと塗装 部品定義 部品 東国とは 東国は帝國版の森国であるが、××××の影響が薄く、魔法も強く持たない。そして、××××の影響なしに一番爆発しやすいツリー体系をしている。 部品 特徴 東国人は黒髪で、着物や唐装など東洋風の服装をしており、東洋風の人材である。東国人は信心深く、神々に近しい。 部品 爆発のデパート 東国人にタブーは薄く、それゆえヤオトの影響を極短時間で受ける。 東国には決まった爆発のパターンがなく、爆発のデパートと言われる。 北国は東国を爆発のデパートと呼んでいる。 部品 環境 東国には春、夏、秋、冬の四季がある。火山があり、入り組んだ地形をしている。紙と木でできた家に住んでいる。 東国人は稲作を行っているが、意外に稲作は得意ではない。 部品 イグドラシル 東国人は、剣士、理力使い、忍者、サイボーグなど多様な可能性を持っている。当初なんとなくファッションで機械化してたが、維持費(燃料)がかかるので廃れた。東国ではパイロット職は自分で殴った方が早い持って回った存在と思われており、低い扱いを受ける。 部品 社会 東国人は母系社会でなく、異母兄弟には相続権がある。東国人は王権と上意下達を重視しており、選挙などはやらない。 部品 漢字 東国人は国によって言葉が大きく異なり、帝國共通語でしか意思を疎通できない訳ではなく、漢字で意思疎通ができる。(漢字を使う) 部品 流用実績(東国人) 部品 流用実績(東国人) 以下の個人データへの流用申請をいただいています(敬称略) 国民番号:PC名 38-00924-01:八猫 キルケ 38-00923-01:厚母うぬ 46-00910-01:羽黒 38-00921-01:照月 燿 部品 見た目 短い黒髪の30代ほどに見える目つきの悪い東国人男性。 髪を伸ばすとふと白髪が混じったり増えてたりするのに気づいちゃうの嫌で。 170㎝ぐらいの身長でやや小太りに見える。 鍛えるけどそれなりに食うから筋肉の上に脂肪が状態である。 最近、眼鏡をかけると目つきの悪さも解消されたことに気付く。視力悪くなってたのかもしれない。 藪にらみだったのかな…? 小太りも次第に解消の兆しが…武芸してるからね、運動量が勝ち始めた。 部品 不器用だが真面目に 不器用で空気を読むが得意な方でないと自覚している。 事実誤認をする恐れを感じ、不味いのを自覚はしている。 ゆえに真面目に生きることで不器用さの少しでも補填出来ればと考えている。 真面目に取り組むことで不器用さを少しでも埋めれれば、全力疾走で埋めれれば。 …埋めれるといいな!と前向きになるしか! 部品 好奇心旺盛 ふっと思いついたり、何かに興味を持つとふらふらと、 近づいたりと思いついた時が吉日。手帳にメモをとったり。 だがよく口に出してそれを始める前にいうので止められたりもする。 止められるとそうかぁ、と思考して相手が何故そう言ったか理解出来たら素直に止める。 不器用だから素直でないといつか怖いと思ってるから。 部品 いつか見た物語のように 子供は、未来であり宝である。子供は、社会にとって自分にとって大切にするべきものだと思っている。 子供の溌溂さや子供らしさや成長を見るとつい、微笑ましくなる。 武芸物の物語の中に、悩み多き少年を武芸者が導くというストーリーがあるが…あれに憧れもある。 自分が如何に鍛えようとも技を開発しようとも、良きものを見つけようと、それは自分だけで完結してしまう。 いずれ自分にも、誰かに伝え継ぐことが出来るだろうか。 己を継ぐ者に出会えるだろうか、継いでもらいたいと思える者に出会えるだろうか。 そんな風に思う。 部品 出自 港町の漁具を商う家族経営の商家に生まれる。 両親、祖母と生まれるのに合わせて飼いだした犬が一匹。なんでも家では二代目らしい。 家族経営のため、物心つく頃には両親の仕事の間に遊び相手のような関係だった。 それが長じて今でも犬好き。兄弟同然の気持ちだったがその後に人間の弟も生まれたんで、 ちゃんと兄弟ってどんなものかとも理解できたが犬好き変わらず。 部品 武芸への憧れ 幼少期に家族が家業に精を出し海などに出ているためか、店番で独り武芸物の物語を読んだりしていた。 物語上の彼らはかっこいいのだ。憧れるには十分だった。 英雄に憧れる様、近場の道場に通って彼らに近づきたいと通い出したりもした。 現実の難しさに文字通り、打ちのめされたがけどかっこいいよね。 部品 役人に就職 九江天啓府の役人として就職する際、なんとなく多くの犬達と同じように名を改めて見た。 故郷の土地の森と多くの犬達と過ごした思い出を重ねた名前である。 …そのせいかよく犬と言われ名前だけしか知らないものには文字通りと勘違いされたりもした。 部品 二等国民達と砂漠へ 二等国民達が逃れた先でオアシスを開拓した。 温泉のように水源を扱うのは難しかったが恩恵を受けた周りの人には笑顔があった。 人の役に立つのは嬉しい。 部品 メード学校訪問と再建 藩王の指示でメード学校訪問をした際にスクエアさんと会話した。 心配なんてしなくていいと言われ、子供達の授業風景を見たりもした。 良い光景だった、がその後学校がテロにあった際に必死で再建案を考えた。 本当は救助に行きたかったが行ったら死ぬと止められたためだった。 悔しさ悲しさは再建案に込めた。 部品 人生2度目の砂漠 元無名領地の砂漠で占領地の撤退作業の手伝いをして謝罪及び支援担当者として名前を刻んだテントを置いたりもした。 結局の一度帰国するまで誰もこなかったが…担当者として来たら受け入れる覚悟だった。 部品 スクエア=タサンとの再会 猛き国と呼ばれる状態になっていた頃、スクエア=タサンに再建した学校を見てもらった。 スクエア=タサンからの言葉を受け、期待に応えられなかったことを謝罪し、力を貸して欲しいとお願いした。 滞在してくれることになり、本当に嬉しかった。 部品 スクエア=タサンへ相談と弟子入り 教育に関して相談をし、小学校の建設案を立てて小学校設立を行った。 治安の方は…残念ながら自分ではその場では何もできなかった。 平林藩王からの許しもあり、スクエア=タサンに弟子入りし、教師として学びだした。 メードガイに弟子入りしたんだから、と合わせて何を修業したかは…皆に察せられた。 部品 クロス・アクシャとそのシンパを武力鎮圧 鎮圧任務に参加し、どうにか勝ちはしたものの蛇神大神宮が爆破されて多数の死者がでてしまった。 7万人以上が死亡に驚くしかない、七万である。うちの領地の七倍…。 それが守り切れなかった代償で、鎮圧に参加した犬森からしてみれば到底成功とは言えなかった。 鎮魂や葬儀もあるだろう、それにも参加することになるだろう。 役立てたかどうか、少なくとも…自分の武芸が役立たずではなかったことだ。 戦えはしたのだ…夢想の作品の憧れから生まれた剣術は。 なら次はもっとうまくやれるのではないか。 治安を守るために、その後の子供たちの教育と平和を築くために。 一歩ずつ出来ることをとそう思った。 部品 発祥 犬森が好きな時代活劇の一つをなんとか実用化できないかと頭をひねらせて考えたもの。 別に犬森は座頭でもなんでもない。けどあれかっこいいよね、である。 部品 実用性か否か 通常の剣術の理から外れかなり創作を現実に落とし込めないかという試みである。 見様見真似から実践に使えるまでを考え振るうことになる。 実用性か否かは、振るい続けるしかない。 創作が通常剣術に及ぶには創意工夫しかないだろう。 部品 先ず原作 この剣術体得には必須である。そもそも何故これを実用に至ったかの情熱がないと話にならない。 伝聞であっても原作の知識が必須。 あの座頭の技に目を輝かせた人間しかわからないし、そもそも知らないでどう修行するんだ。 部品 仕込み刀の所持 仕込み刀に準ずるものを所有していなければ、この術は使えない。 脇差ほどのサイズの刀身、またそれを覆う仕込まれる対象。 不意打ちも術の内のため一見武器だと思えるものは対象外である。 部品 犬森からの伝授 趣味の剣術であるため、犬森に習うしか習得方法がない。 その際に、覚悟を決めること。原作知らないのに習いに来ようとした段階でなにいってるんだ、という対応になる。 興味がある旨伝えると原作知識と良さなど語られる。 直ぐには伝授に行かない。なんでときめかない奴に教えなきゃならんのだ。 教わりだしたとしても、6年ほどの修業が必要である。 部品 人体構造と急所について 人体の動かし方とその基礎知識。 人体の急所と急所を攻撃した際に起こりうる可能性を学ぶ。 刃物を扱い、急所を切ったり突き刺せば、相手を殺す可能性が高くなる。 殺すための技術ではないため、起こりうる結果を受け止められなければ剣術なんぞするもんではない。 部品 仕込み刀に関する知識 仕込み刀は護身や暗殺に使われる非常の事態のためのものであるということから始まる武器について知識。 国によって持ち込み制限があるかないかの所持に関する知識、ばれたときの周囲の人間から向けられる認識などについて。 それもわからんで持ってたら危ない奴だからね。 部品 心得 刃物を扱うことに関して、殺傷と非殺傷の見極め方。 自己生存のため、守りたい何かのために剣術は覚えるものであるという考え方。 原作知らないやつ、良さのわからん奴に広める義理はないという精神。 部品 素振り 仕込み刀を振るう方法を学ぶ。 順手・逆手・諸手による各種素振りから偽装鞘の素振り、両手にそれぞれ持っての素振り。 もつものが多い分、素振りの鍛錬も工程が多い。 部品 抜刀納刀の鍛錬 仕込み刀の偽装された鞘の形状により、それに合わせた抜刀納刀の動作を身体に覚えさせる。 この剣術は、通常剣術と異なり至近で振るわれることも多い。 人体構造が許す範囲で、様々な角度での抜き方を練習する。 部品 場面訓練 室内、野外、多対一などの場面毎の訓練を行う。 協力者が用意できない場合は藁束でも用意するといいだろう。 創始者は当然一人だったんでそうした。 火のついたろうそくや水の入った徳利を真っ二つに斬るだとか投げたサイコロを両断するとかもやる。 原作再現出来るようになるまでを目指す。出来なくてもいい線いけばかなり嬉しい。 出来るとかっこいいよね。 部品 守りにして攻めの起こり 柄部分を逆手に持ち、鞘部分を抑えるようにもう片手で握りこむ。 肘を曲げ、腋を締め身体に寄せるように構える。 その姿は盲人が立ち止まり、杖を地から離し途方に暮れたように、頼りの杖を大事そうに握るようでもある。 この構えでは、抜かなければ杖のように扱えるため、杖として攻撃より身を守ることが主眼に置かれている。 いざとなれば抜けばよい、これは抜刀術なのだから。 抜く際は締めていた腋を開くように、両手を連動させ引き抜くように抜く。 部品 杖を使った守り 杖を盾のように扱い防御する方法。杖術護身の亜種のようなやり方。 攻撃を杖で受け止める、あるいは受け流すなど。 身体に寄せて構えている全身を使って体重移動を駆使しつつ身体ごと逃げるなど、守りを固める。 部品 抜かず杖術のように 抜かぬまま、杖として相手を殴打しても良い。 抜けば仕込み刀であることがばれるので抜かぬままでも攻めに使える。 受け流した、かわした際にそのまま鞘部分の杖を相手にぶち当てればいい。 石突部分で突きこんでもいいだろう。 部品 抜刀 相手の攻撃が杖で受け流せないとき、または相手にスキがあり斬りつけるとき抜く。 全て抜いて斬りつけるか、抜く過程で刃を押し付けるように抜き斬るか。 仕込み刀ならでは不意打ちであるため、不意を打った隙に終わらせなければならない。 ばれた後に納刀していても、またいつ抜いて攻撃してくるのかと読みを強いることもできる。 部品 殺傷と鎮圧 抜刀後、逆手で柄と鞘をそれぞれ握りこむ。 片や刀の殺傷、片や杖状の打撃、両手から地に刃先と石突が向く様は蟷螂のようである。 部品 拳を振るうように 逆手で握り込んでいるため、フックを打つように繰り出し刀や杖を相手にぶち当てる。 普通の剣術に比べれば斬撃も浅く諸手には敵わないが、相手の筋を絶ち、急所に斬りこむには充分である。 打撃か、斬撃か、フェイントも混ぜ込み相手を翻弄する。 部品 振り下ろされる刺突 逆手に握り込んでいるため、拳を振り下ろすような刺突が繰り出せる。 袈裟斬りを躱されたところで振り下ろす、背面の相手を突き刺すなど。 通常の諸手や片手を真っすぐ突きこむ際と違い、威力は出ないが短い間合いの中でも繰り出せる利点がある。 部品 刀と腕 片手に刀をもう片手は無手の構え。 刀で受ける以外、無手でいなし掴み、そらすなど拳法の様な有様。 抜刀に必要な杖状の鞘も手放しているため、拾うまで納刀は出来ない。 部品 片手が無手であるという利点 相手の衣服を掴むことも、相手の武器を奪おうとすることも、殴りつけることもできるということである。 もう喧嘩殺法に近い、刀をおとりに拳で攻めてもいい。 逆に拳を囮にし、相手につかみかかり刀で刺してもいい。 部品 諸手・順手 鞘を握り込まなくていいということは、諸手もありである。 今まで逆手でやっときながら順手でも振るえるようになる。 片手が開いたんだから、と。 そこまでくれば別の剣術に構え直してもいい。 …趣味剣術だからね、しょうがないね。 部品 コミュニケーション能力 空気を読むのが苦手なので非言語コミュニケーションを気にしている。 顔の表情、顔色、視線、身振り、手振り、体の姿勢、相手との物理的な距離の置き方など。 その人の体調の良し悪しも普段のその人を見ていればおおよそと当たりがつけられる。 そのうえで話しかけるには、それを踏まえて合わせてあげる共感してあげるなど。 だがそれだけでは自分の利や言いたいことを伝えれないこともわかってはいる。 暗喩とか腹の探り合いとかは苦手分野なのでどうにも言葉が愚直になりやすい。 ドストレートである、それであれば誤解なんか生まないのではとは思うが難しい。 投げる相手をやっぱり選んでしまう。コミュニケーションは難しいなぁ。 と考えすぎるところがある。会話好きなんだけどね。 部品 コンバットシューティング 軍隊や警察、スパイ組織等の特殊部隊でのみ教育されている射撃術で一般人には教えられていない。基本となるのは拳銃の撃ち方、構え方等からなる。 銃器は手加減が難しい。犬森の気持ちの持ちようなのだが、今は気持ちは銃器より剣術の方に心の比重が寄っている。 部品 概要 各藩国の政庁で勤務する公務員のことである。藩国の特徴や、勤務する部署もさまざまであり業務内容も多岐にわたる。 部品 技能向上への努力 それぞれは新しい知識を学ぶための研修をうけたり、より高度な専門資格を得るために学ぶなど、日頃より学習と訓練に努めている。 部品 資格 各藩国の政庁が求める要目に準じ、その募集に応じ試験で採用されることが必要となる。一般的には、業務内容に沿った資格、能力、身元と素行の確認などが考課される。また他の国民同様に地域の法に定まった一定以上の責任能力が求められる。 部品 書類管理 取り扱う各種書類を法にのっとり処理や保存をするといった管理を行う。処理手続きによってはそれぞれ専門の資格が必要となる場合もある。 部品 窓口業務 来客応対、各種問い合わせ窓口、案内や引継ぎ対応といった業務。各専門部署においてもそれぞれ問い合わせ対応は必要となる。 部品 専門部署 各種法的手続きを取り扱う部署や、各藩国ごとの特徴に由来する様々な専門部署が存在し、藩国の公務を遂行している。 部品 藩国によって公式の服装はさまざま 各藩国の文化によって多様な様式が存在するが、政庁職員の服装はフォーマルなものとなっている。自弁であったり、官服が支給されたりと藩国の制度に準じる。 部品 公務に使用する道具について 各部署の仕事で必要な様々な道具。事務用品や工具、作業服や機材など。中には自前で用意する物もあるが、そのほとんどは備品として用意される。 部品 守秘義務 各職員が取り扱う情報は比較的重要性の高いもののために、勤務で知りえた情報に対する彼らの守秘義務は厳しいものとなっている。 部品 契約を重んじる精神 政庁職員には一定以上の教養が求められる以上に、契約を重んじる精神が必要となる。彼らは皆、日々の業務や藩国民との間で取り交わされる公的契約の重要性を認識し、敬意を持ってそれらを取り扱う。 部品 藩国政庁職員の流用実績 「部品:藩国政庁職員」は以下の方に流用されております。(敬称略) 藩国:PC:アイドレス名: 蒼梧藩国:犬森:犬森: 部品 教師の呼称 教師は、おもに学校等の教育施設において、学生を指導する立場の者。 先生、教員、教師、教諭など多くの呼ばれ方があるが、どれも教育者という意味合いを持つ。 教科を教えるいわゆる教科教諭や養護教諭など、資格を取得して学校で教鞭をとる者を教諭や教員という。 また、先生は学校や教育以外の場でも、その道の先達を指して先生と呼ぶこともある。 一般的には、教師という言葉が、学校現場で教える立場の者として呼びならわされることが多い。 部品 必要な経験と専門の資格 学校で学生を指導する者として、教育の意義や制度、方法や効果などについて学び、さらには自分が専門とする教科を教えるための専門知識や研究成果について知悉する必要がある。 それらの条件を満たしたうえで、教員の資格を取得する必要がある。資格取得の際には、教育現場での実習が必須となる。 部品 教科教育の工夫 学生の学習能力を伸ばし、教養と考える力を身に着けさせるため、いかに分かりやすく効率的な授業を行うかについて、常に工夫を重ねている。教科を教える教科教諭とって、義務ともいえる部分。 部品 燃える理想と熱意 教育者になるということは、国の将来を担う人材を育成し、その手本とならなくてはいけない。 若者たちの未来と国や世界の未来への熱い思いを持ち、そのために彼らに自らの知識や経験を惜しみなく与える情熱が必要である。 部品 注意深く観察する力 教えるという行為は一方的に押し付けるものではない。相手、すなわち学生が感じていることや考えていることを鋭く観察し、その状況や学生の心情を踏まえて効果的に指導しなければならない。 そのためには学生たちをよく見て観察する力が必要である。 部品 辛抱強く聞く力 学生は若く、独特の幼さや感受性を持っている。そのため得てして言葉で表現することが苦手な場合もある。 彼らが発するSOSや信号を逃すことなく、辛抱強く彼らの少ない言葉に耳を傾けて理解するよう努力する。 部品 経験と想像力に裏打ちされた共感力 多くの学生の言葉に辛抱強く耳を傾け続けてきた経験は、様々な学生の環境や体験を見てきたということである。 彼らの立場を理解して、彼らの気持ちを想像することに長けており、共感する力が積み重ねられている。 部品 冷静な判断力 状況を冷静に読み取って判断することが重要である。 学生が感じていることを踏まえつつ、何が学生本人のためになるかを常に冷静に考え、判断の指針とする。 部品 毅然とした態度 学生にとって必要と思われる時には、学生に対して毅然とした態度をとって行動することが必要となる。 教師の冷静な判断力で選択した行為は、学生に効果的に伝わるよう、決然と行動してみせることも大人としての見本となっていく。 部品 温かな親心 学生が将来社会に出ていく際に困らないよう、できるだけのことを身に着けさせる。 また、学生本人の思いを第一に考え、寄り添って相談に乗り、必要ならば叱責も辞さない覚悟で対峙する。 子供の安全を第一に、子供の将来を見守る、もう一人の親のような存在である。 部品 若さを失わない子供心 教師もかつては若かった。時には若い学生と一緒に、笑い、歌い、ふざけあうこともある。それが学生たちとの絆を深めていくことにもなる。 時には一緒にふざけすぎて羽目を外し、学生とともにお説教を食らうこともあるがこれもまた愛嬌。 こういった若い子供の心を失わず、学生とともに歩ける気持ちを持っている。 部品 男でも 世の中には世の中には女性就業者しか見当たらないような職が存在する。 世情の流れが時代か、かつては男もついていたが今では女性が担うというイメージのある職も存在する。 その業界は女性社会!男性は肩身が狭いどころか異物として扱われる可能性だってある。 服装だってそうだ、女性服だから男性が着てはいけないのか? 本当にそうなのか、別に本人が着る意思があれば着てもいいのではないか? 己の意志で世情の荒波に飛び込む男の気持ちを表す。 部品 鋼のような精神 女性社会の業界で耐え抜く精神力。 女性服を男性が着るのに乗り越える力。 似合ってるかもしれない、恐ろしく似合っていないのかもしれない。 女性服を着る仕事でも恐れずひるまず。 女性商品だろうと男が使ったり堂々と買ってもいいはずだ。 どんな仕事であれ、趣味であれ『出来る男』でいるために、羞恥心など克服できる壁でしかない。 部品 男ならではの利点 護衛として活動する面において重要な部分がある。 威圧感である。見た目が屈強な人物に気まぐれでちょっかいを出そうとする人物はそういない。屈強さで相手を威圧できる抑止力。 それが…バトルメードで…男なら。 バトルメードガイは抑止力。 部品 メード用箒型銃 バトルメードが普段持ち慣れている箒、それとよく似た形状の銃である。銃口から撃ち出されるのは、弾となった理力。あまり無駄に使うような力ではないため、使い過ぎはほどほどにされたい。 部品 戦闘用エプロン・ヘッドドレス 普段使いのエプロンやヘッドドレスと同じ形状で、簡易防弾仕様になっている。もっとも、あくまでも簡易的なものではあるが。 部品 メード用戦闘装備の流用実績 このアイドレスは愛鳴之藩国で作成されました。流用実績をここに追記していきます。 蒼梧藩国の犬森さんに流用されました。 部品 使用人兼護衛 使用人兼護衛として雇われるメードのこと。 メードの名の通り、女性奉公人・使用人の護衛仕事付き。 掃除・洗濯・炊事などの家庭内労働としてメードとし働き、 護衛として身辺の安全を確保し、誘拐、暗殺などの脅威から守る。 部品 労働環境 多くは住み込みや通いなどのシフト制にて働く。 住居内や求められる場合は、雇用主に付き従う形で警護も行う。 普通のメードと混在で雇われることもあり、 隠れた護衛として普通のメードの振りをして働いていることもある。 部品 家庭内労働 掃除・洗濯・炊事などの業務に従事します。 雇用内容によっては給仕役を行うこともあります。 雇用主次第で専業化したり、全てを行なったりします。 部品 花嫁修業…? メードの語源は、乙女、未婚の女性という意味で、 過去に若い女性が結婚前には奉公に出されていたことに由来し、そこから女性奉公人・使用人の意味となった。 らしいので花嫁修業として家事全般や行儀を習うための奉公という意味合いもある。 が、バトルメードを兼務する者にとって…どこまでが花嫁修業なんだろう。 部品 修行期間 メードになるには、雇われれば名乗れるが家庭内労働専門家としてのメードにはなれない。 バトルメードになるには、家庭内労働専門家のメード修行の上、護衛としての修行で合わせて6年以上を必要とする。 専門性の高い技術のため、年数を掛ければ掛けるほど熟練していく。 専属化し、主人に長く使えれば熟練し、さらに効率的に護衛や家庭内労働をこなせるだろう。 部品 護衛技術習得 護身術や警戒監視能力等の各種技能を習得し雇用主に対する暴行や脅迫を抑止し、雇用主の生命と財産を防護する。 技術、知識が無ければ何から守っていいのかわからないためだ。 知識を持つことで、それを駆使し雇用主を守ることが出来る。 部品 基礎体力作り 護身術の習得のため、雇用主を警護するためにも体力作りは必須である。 筋トレにランニングなどの基礎体力作りのメニューをこなします。 部品 シチュエーション訓練 護衛を行う際に場所がどこでも戦えなければならない。 屋内野外と状況に合わせて、守り戦えるように訓練を行う。 状況を想定し、備え対応する力を鍛えることで孤影としての力も強くする。 部品 格闘・射撃訓練 射撃技術は、護衛として重要で雇用主を守りながら銃器による襲撃を受けた際に銃器に関する知識と自身が取り扱えるかどうかは必須と言ってもいい。 格闘技術は、装備を制限される場所での戦闘のために必要。雇用主の地位では武装を持ち込み可能でもメードや従者が持ち込み可能ではない場所も存在する。 その場で、武器が無いから守れませんでした、咄嗟だったため守れなかったでは問題なためだ。両方合わせて、こそのため訓練を行い学ぶ。 部品 概要 メード、すなわち主に仕える者。メード流戦闘術は、主を守るための手段の1つとしてメードが習得するものである。なお、ここでは肉体戦闘及び箒によるもののみを記述する。 部品 戦闘におけるメードとしての心得 あくまでも仕える主を守ることが第一の目的である。その上で礼儀正しく、そして主に恥ずかしくない戦い方をすべし。 部品 使用制限 メード流戦闘術と称するからには、使用する者はメードでなければならない。基本的には使用人たる修行中あるいは修行を終え、メードとしての衣装をまとい、使用人として主に仕える任につく者のことを言う。なお、これに従う者であれば性別は問わない。 部品 返す 相手が攻撃をしてきた場合、その攻撃を受け流したり反動で相手にお返しをしたりする。メードの戦いたるスマートな動きができる、最大の術だろう。 部品 蹴る 相手のすねや股間、腹部などを狙って遠慮なく蹴りを入れる。ロングスカートの場合は邪魔にならぬよう、軽くたくし上げるなどする。 部品 転ばせる 相手の足を払い、床に転ばせることで戦闘力を低下させる。なお相手をそのまま塵芥とみなし、箒で処理することも許される。 部品 叩く 平手や拳で相手の顎、顔面、腹などに一撃を入れる。頬にビンタを食らわせるのも有効であろう。相手との距離が近くなるため、様々な反撃には注意されたし。 部品 投げる 相手のバランスを崩したり、攻撃の勢いを受け止めたりしたところで、投げる。普段から家事雑用などで重さにも慣れているメードならば、引き倒すなどの方法で投げることは容易であろう。 部品 箒を使っての戦闘心得 掃除道具として、メードが扱い慣れているであろう箒。それは、一方で武器ともなり得る。できればしっかりした木の柄を持つものを使うこと。 部品 あくまでも箒は箒 武器としても使えるとは言え、あくまでも箒は箒。掃除道具である。つまり、箒を使った戦闘とはメードの仕事たる清掃の一環と言える。 部品 柄で突く 柄を相手に突き出し、喉や腹などの急所を鋭く狙う。相手に掴まれたりすることのないよう、素早く引き戻すこと。 部品 殴る 掃く部分を相手に当てるように、箒を振り回す。勢い余って自身が振り回されるような事にならないよう、普段から足腰は鍛えるべし。 部品 武器落とし 相手が武器を持っている場合、手元を攻撃したり箒やスカートなどに受け止めることでその武器を落とさせるなり奪い取るなりする。破れた衣服は、主を守った勲章となろう。 部品 メード流戦闘術の流用実績 このアイドレスは愛鳴之藩国で作成されました。こちらには流用実績をこつこつと追記していきます。 蒼梧藩国の犬森さんに流用されました。 部品 護衛能力 護衛対象を様々な攻撃や、災害・事故などから護ることを職務としている。 日頃から危険な状況に身を置かないようにする心構えと行動を第一とし、 職能と雇用主の許される限り、助言や警護を行う。 護衛対象をいざとなれば身を呈して庇う。 部品 所領について 平林藩王より領地長春を与えられている。 住所もそちらに移している。現在の勤務地でもあり、領地内に学校が出来ないものかと悩んでいる。 部品 着用制限 この大部品には着用制限があり、自身が所属する藩国の藩王より許可を得て領地を有するものしか着ることができない。 部品 権利と義務 領主は領地にかんするすべての権利を持つと同時に、すべての責任も負うものである。 領地のため、領地を与えてくださった藩王に尽くす義務がある。 また、領主の指導がよろしきを得なかった場合に惹起した事態に対し、領主は無限の責任を持つ。 藩王への報告義務があり、領地における良し悪しを隠さず報告する。 部品 政治指導能力 領主は領地内において、政治指導権を有する。 その権利は藩王・摂政・執政以外で領地内のすべての内政官に優越し、強力な指導を行うことが可能である。 部品 領印 領主のみが持つことを許される印璽。形状は藩国、領地によってさまざまだが、領主の正統性を示すものであることは変わらない。 部品 領服 領主のみが身にまとう服。藩国の文化によって形状は異なるものの、領主のみが身にまとうことを許される点では同じである。 部品 領地図 藩王により与えられる領地を示した地図。藩国によって形状は異なるものの、与えられた領地を地図により示されている点では同じである。 部品 仕事に関して 遅刻ダメ絶対、もし遅れる場合は仕事先に電話だ。 仕事は真面目に取り組まねばならない。 藩国政庁府職員として、今も席はある。 メードガイは、かつての修業時代の姿。仕えてるとしたら蒼梧藩国が主人。 平林藩王の許しもあって今は教師兼領主である。 先生にしろ領主にしろ遅刻は、生徒や領民に示しがつかないだろう。 真面目さも個性と仕事に打ち込む。 部品 炊事 食材選びから調理までをこなす。 手の込んだ複雑なものを作ったりと凝り性も存在するが逆に自分の手間を極力減らす手抜き飯もお手の物。 部品 洗濯 衣類やリンネル類などを洗う技術。 衣服やリンネル類の素材によって適した洗い方は様々。 自分の手間とやる気が許す限り最適な洗い方を目指す。 部品 掃除 掃いたり拭いたりすることによってゴミや汚れを取りのぞく技術。 これがないとあっという間に住んでる場所はゴミ溜めになる。 部品 整理整頓 いるもの、いらないものの分別や物を適切に整理する。 これがないと部屋は雑多な物置のようになってしまう。 掃除だけ出来ても棚に用途ばらばらで置いたりしていたりあれどこいったんだっけ、を防止できる。 部品 金銭感覚 食料品、生活用品の購入などの暮らしていくための金銭の割り振りと交際費や嗜好品など趣味に割り振ったり貯蓄したりのお金の自己管理能力。 部品 流用実績(生活能力) 以下の個人データへの流用申請をいただいています(敬称略) 藩国:使用者:使用アイドレス 蒼梧藩国:月松堂:摂政月松堂のアイドレス 蒼梧藩国:新荼 稠:新荼稠(ニイドシゲル) 蒼梧藩国:戸田:戸田【T20】 蒼梧藩国:大平蔵人:大平蔵人 蒼梧藩国:うろこ:うろこ 蒼梧藩国:Phantom:Phantom 蒼梧藩国:がるた:がるた 蒼梧藩国:哀川・A・セコイア:哀川・A・セコイア 世界忍者国:久堂尋軌:久堂尋軌 満天星国:都築つらね:都築つらね FVB:オカミチ:オカミチ 満天星国:ホリー:ホーリー 部品 衣食住に関して 長春の領主になって領主邸を構えてから、メードを雇っている。 大体そこで暮らしてる、首都も近いしそんなに不便でもない。 こう、欲求が溜まったら武芸に打ち込んで発散している。 なんの欲求かは、聞かないでもらいたい。未だに独身なので察してもらいたい。 メードがいないときにつまみを作る程度にまで自炊の頻度が減ってしまった。 仕事とるわけにいかないからしょうがないよね。 幼少から魚介類が食卓によく並んでいたため魚介料理好き。 お酒は嗜む程度である。けど好きなお酒や試してみたいお酒などを買い、 なかなか飲み切らぬ前に興味持ったお酒を買ってしまったりと所有するお酒が増える傾向にある。 最近だと離れのメードに贈り物として労いとして渡したりする。 武芸に打ち込んでたら運動量増えて痩せだしたし、ゆったりした服じゃなくてもいいかなとか思い出した。 けど武芸の邪魔になるような装飾は避けている。 いざというときに動けない服はどうにも避けがち。 一時流行ってた飲む服な、あれは嫌いだ。 服は着るもんだろうに。 部品 恋人とか…いない… いないのである。 何故いないのか、趣味のせいかもしれないし、生き方のせいかもしれない。 領主になって教師で…けどいないのである。 メードさんを雇っても、世間体とか大事だしお手付きなんて厳禁だし、生徒への教育に悪いからそういうお店にもいかないのである。 なんか結婚祝いとか結婚式に上司とか同僚とかで参加するものの、気配もないのである。 「え、役場の事務の子、結婚かぁーおめでとー…私のことは気にしないでいいんだ。式はいつだ、祝い金包まんとならんだろう」 部品 休日の過ごし方 犬が好きだったり武芸愛好家だったりするのでどこかの道場を見に行ったり、食べ歩いたりしている。 領主になったから長期旅行は殆ど行ってない気がする。 家にいるときは、膨らんだアイディアをノートにまとめたり武芸研究だったり、鍛錬など。 鎮圧任務を受けてから、刃物を使わず拳法も良いのでは?と思い始め、拳法鍛錬も始めだしている。 部品 犬がいると幸せ 日常生活でも、たとえ戦場でも、そこに犬がいるだけで幸せを感じられる。見るだけでも十分だが、撫でたりもふもふできれば最高。 部品 犬に関する知識 犬の習性や能力、しつけや訓練の方法、与えて良い食べ物と危険な食べ物、病気の兆候など、犬に関する様々な知識を身につけている。 部品 犬の感情を読み取る 犬がその身体で表現する感情を読み取る能力に優れている。代表的な尻尾の動きだけでなく、行動、表情や身体の向き、重心などを無意識的に観察して読み取っている。 部品 犬と仲良くなれる 犬についての知識やその様子を見て適切に対応する能力を身につけており、なにより犬に対する好意を全身から発しているため犬と仲良くなりやすい。 部品 犬と本気で遊ぶ 犬と一緒に遊ぶときに周囲の目を気にすることなく全力で相手をする。あとでちょっとはしゃぎすぎたかなと思うときもあるが、犬が喜ぶのだからそれで良いのだ。 部品 犬の世話がうまい 好きこそものの上手なれとの諺の通り、犬のシャンプーやブラッシング、爪切りや歯磨きといった犬の世話全般を得意とする。 部品 犬好きの流用実績 犬好きは、 みぽりんさんの「みぽりん」に流用していただいています。 サカキさんの「サカキ@T20」に流用していただいています。 よんたさんの「よんた(PCファンタジー)」に流用していただいています。 部品 武芸(術)に関する知識 武芸、武術の様々な知識を身に着けている。 好きなジャンルにもよるため、刀法や射撃術や中国武術など 各々偏ってるかもしれないし広く浅くかもしれない。 武芸は人の生存のために作られた技術の歴史である。 武芸が生まれる背景にも歴史がある。 ある種の歴史好きなのかもしれない。 部品 見てると感動する 好きだからこそ見てると感動するし癒されたりトキめいたり、心にやる気と言う名の火が付いたりと様々。 そしてふっと見た後になんだか無性にやってみたくなったりもする。 部品 見様見真似程度にやってみる 見てるだけで満足できなくて真似してみたり入門してハマる人もいる。 程度の差こそあれ映画や道場見学などした後に帰り道や自宅で真似しちゃうあれである。 と言うか見て本当に満足してるだけで真似したことない奴はいないと思うんだ。 行き過ぎてどっぷりな人は戦士にも剣士にもガンマンにもなるだろう。 取り敢えず真似する程度ならこの辺で。 部品 蒼梧藩国民との関係 蒼梧藩国民のメンバーとは、時折集まって飯なり、酒を飲む間柄。 湯城奪還成功した時もそう言えば皆で集まって酒宴だったなぁ。 個人宅にずがーんと現れてみたり、そっと土産を置いて去って見たりと状況に合わせて、自分なりの友情を示す。 女性だったり、奥様もいるからね!友人でーす、と乗り込むにゃ気が引けるのです。 まぁ、徹底しているわけでもないのでその場の気分なのだが。 お歳暮、お中元や季節の便りを書いたりもする。 部品 スクエア=タサンとの関係 弟子入りし、教師の修業をつけてもらっている。 …途中、治安などの問題について話してるうちにどこをどうなったか。 メードガイ部隊へも従軍しての弟子活動もあった。 最初に、学校訪問したあの日から何年たっただろうか。 彼へ尊敬と感謝を。 部品 長春領主としての関係 領民がいて、役場にも職員がいて、自宅には雇ったメードと犬士がいる。 自分の責任で、自分の進言で始めたこの領主としての歩みの中にいる人々の幸せを願っている。 子供が生まれたと聞けば、訪問し祝おう。領地に新しい店や施設が建てば花を贈ろう。 メードさんが寿退社するなら祝儀も包むし祝おう。 犬士が結婚する?!一軒家でも建ててやろう。 さもなくば家族共に離れに住むといい。私は、犬好きである。 部品 こだわり 玉鋼を使用した日本刀製法で作られている。 わずかに内反りで、片切刃造。刀身60センチ。 綾杉肌、刃文直刃、大切先(大峰)などなど犬森こだわりの一振り。 部品 取り回しやすさ 刀身が短く軽いため室内などの閉所で扱いやすい。 片手で保持することも出来、扱いに慣れれば非常時には投擲することもできる。 部品 抜きやすい加工 柄に相当する握りには、握りやすく浅く溝掘りがされており、目釘穴孔共々ばれにくいように杖全体を茶漆塗りで色付けしている。 部品 杖状外装 体を支えるために用いられる細長くまっすぐな、手で持つのに適した木製杖。 石突は接地面で杖自体が痛まないよう保護のための金具で補強されている。 部品 蒼梧藩国での所持規制 蒼梧藩国内には銃刀の規制が存在するため、仕込み武器に関しても取り締まりの対象である。 なので所持するために役所に申請を出し許可を得る必要がある。 部品 仕込み 様々な理由により刀剣を剥き出しで携行できない場合に護身用や暗殺用途に用いるために製作される武具であり、 「仕込」と呼ばれるだけあり、外見からは刀と分からないように偽装されている。 仕込み刀の刀身は反りのない直刀刀身や短寸の短刀など、形状が単純、もしくはサイズが小さく隠し易いものが多い。 部品 概要 小型で携帯しやすい、気づかれ難く警戒されないという理由から、護身具から暗殺まで幅広く使用される。 倫理的な意味合いで賛否が別れ、卑怯卑劣な武具と見られがちだが、もともと用途が、護身や暗殺などの非常の事態のためのものである。 部品 種類 衣服などに隠しても気取られにくい小型の武器のほか、鉄笛や鉄扇などのように、 目立ちにくい通常の道具を意図的に金属製にすることで強度を上げた物、 あるいは仕込み刀のように装飾品や楽器などに、刃や針などの凶器を収納、または取り付けて殺傷性を強化された日常品など。 部品 刃物 物を加工したり、生き物を殺傷したりするための基礎的な道具。刃に安全に手に持つための取っ手をつけたものである。 部品 押し切る 刃に反りがないため、刃全体を使い押し付けるように斬りつける。 接触面から刃先まで如何に長く触れさせ斬り抜くかで斬撃の深さが決まる。 部品 刺突 直線的な刃のため鋭利な先端から突き入り、刃先で割き進むため刺突に向いている。 反りがない分、刃事態に掛かる衝撃の負荷も少ないため曲がりにくい。 部品 茶革手帳 アイディアの書き溜めやスケジュールを管理するために使われているシステム手帳。 アイディアの方ばかり増えているせいか、アイディア部分が大分とっ散らかってる。 鉛筆差しがついており、ぱっと出して書くが出来るので便利。 部品 革製半長靴 撥水性や耐水性を重視しオイルレザーを使用した焦げ茶色の半長靴。 手入れが大変なものの手間暇掛けて使い捨てにせず使っている。 購入した際に、手入れ次第で貴方次第の色合いが、と言われてた言葉が購入の決め手だった。 部品 アタッシュケース 厚みのある本革の丈夫な素材で作られた箱型のケースバッグ。 これにメードガイ以外の業務の時はメードガイ装備を入れている。 メード用箒型銃は、流石に大きさの関係で入らない。 部品 動きやすい服装一式 功夫服や和服を何着か好んで着まわしている。 動きやすいのと趣味が合致しているため、あとはその時の気分である。 和服着てたら剣術気分なんだな、とか功夫服だったら拳法やそっちかという具合。 部品 読み過ぎてよれよれになった武芸物小説 幼少の頃にはよくわからない描写もあったがかっこよかった、と思いから始まり今も持っている文庫サイズの小説。 一冊だけではなく、それなりに数がある。老剣士とその息子の剣士の話なんてのもある。 好きなもんなので手放せない。読み過ぎてよれていても日焼けしちゃっていてもである。 部品 概要 反重力で浮遊、噴射装置で推進する空飛ぶ自動二輪車。とはいっても空を飛ぶのに必要ないタイヤを外されているため、外観的にはハンドルのついた空飛ぶ鉄塊と形容した方が正確。蒼梧藩国内での気軽な私的移動手段である。現在では法整備・環境整備などがなされているため、比較的安価で事故の少ない乗り物として国民に人気となっている。当初の名称はエアバイク蒼梧だったが、その後、名称ルールが設定され、SOL-001"ガクヒ"に名前が変わった。とはいえ、人々の多くが今でもエアバイク蒼梧の名で親しんでいる。 部品 開発の難航 かつて平林藩王が湯城を視察した際、若者たちが輸入品のエアバイクに乗っているのを見て、この技術を自国内にも導入し、産業に出来ないかと考えたのがはじまり。その後、通呉でせこいあ率いる研究・開発チームが設立され、原理解明のため研究がなされたが難航していた。 部品 ビギナの技術者 その頃、共和国では戦争が起こり、ビギナ国民が難民化していた。蒼梧藩国ではかつて羅幻王国より贈られたおんぼろ輸送船を派遣し、数は少ないながらもビギナ国民の収容に成功した(輸送船はこれを最後に退役し、伏見藩国より新たな船が導入された)。この際保護された難民は身元調査の上受け入れられたが、その中に数十人の技術者が含まれていた。彼らがエアバイクの技術をわが国に伝えた。 部品 安全性の改善 蒼梧藩国は技術の異常進化を起こした過去があるため、エアバイクは蒼梧藩国向けに、更に安全性を高める改良が施された。なお、反重力装置に関しては知的財産権の保護のため、この研究チーム(ビギナの技術者含む)によって特許が取得されている。 部品 基本原理 元のエアバイクのものとほとんど同じ、ニュートン式反重力エンジンを使用している。仕組みとしては、重量に比例する引力を増すために、発生源となる物質を圧縮して小さくして使用している。重力発生源となる物質には、燃料精製時に生成されるものが使用される。再現過程において人体・環境への影響、暴走の危険性などがないよう最大限留意されている。 部品 使用方法 平らな地面に置いた状態でエンジンを始動させ、充分な反重力が発生して地面から浮き上がって安定するのを待つ。その後、座席に乗ってハンドルを掴み、右のスイッチで噴射して前方へ加速、左のスイッチで逆噴射して減速/ブレーキ、ハンドル操作と体重移動で上下左右方向への移動の操作をする。降りる際には高度を地面まで落とし停止するまで減速した後で、エンジンを切り、地面に着くまでまってからしまう。これらの操作が安全に行えるよう教習所で充分に教わる。 部品 免許制度 エアバイクを使用するために必要な資格。これを取得するには蒼梧藩国で指定する教習所にて教えを受け、試験に合格して、国から正式に交付される必要がある。これを取得せずにエアバイクを使用した場合、違法な運転などを行った場合は法に基づいて罰金、懲役などがかされ、教習所に行くことが義務付けられる。なおこの教習所は開発にも携わったせこいあ監督の元、平林藩王の認可を得てつくられているものであり、その運用資金はエアバイク蒼梧の利益の一部で賄っている。現在教習所はエアバイク普及のため受講料が無料となっている。 部品 燃料繊維とは 蒼梧藩国内で活発な繊維技術が発展して生み出された燃料。まだ研究中の部分もあるため、用途は乗り物の燃料に限定されている。扱いには藩王の認可が必要となる。 部品 特性 人体・環境への影響がないこと、運用上の危険性が少ないことを第一に開発されている。高効率で便利な燃料ではあるが、蒼梧藩国内でしか精製出来ないのが難点 部品 取り扱い方法 特別製のタンクに入れて、自動車やエアバイクの燃料として使用する。その補給には藩王の認可によって設置されている燃料繊維補給所を用いる。なおここで提供される燃料繊維の価格はTODA率いる政府のチームが監査を行い適正になるよう調整されている。 部品 名付けと塗装 乗り物に名前を付ける男、犬森。 Starkと名付け、車体のカラーリングを金色と赤にしている。 出勤前、帰宅時降りるときとか名前呼んで労ったりしている。 気恥ずかしいのか、誰もいないことを確認の上である。 浪漫だよ、浪漫。(でも人目は気にする) 提出書式 大部品 犬森【T21】 RD 153 評価値 12 -大部品 精神と外見 RD 12 評価値 6 --大部品 東国人 RD 8 評価値 5 ---部品 東国とは ---部品 特徴 ---部品 爆発のデパート ---部品 環境 ---部品 イグドラシル ---部品 社会 ---部品 漢字 ---大部品 東国人の流用実績 RD 1 評価値 0 ----部品 流用実績(東国人) --部品 見た目 --大部品 思ってること RD 3 評価値 2 ---部品 不器用だが真面目に ---部品 好奇心旺盛 ---部品 いつか見た物語のように -大部品 来歴 RD 9 評価値 5 --部品 出自 --部品 武芸への憧れ --部品 役人に就職 --部品 二等国民達と砂漠へ --部品 メード学校訪問と再建 --部品 人生2度目の砂漠 --部品 スクエア=タサンとの再会 --部品 スクエア=タサンへ相談と弟子入り --部品 クロス・アクシャとそのシンパを武力鎮圧 -大部品 能力 RD 23 評価値 7 --大部品 犬森流仕込み抜刀術 RD 21 評価値 7 ---大部品 この剣術について RD 2 評価値 1 ----部品 発祥 ----部品 実用性か否か ---大部品 教わるには RD 3 評価値 2 ----部品 先ず原作 ----部品 仕込み刀の所持 ----部品 犬森からの伝授 ---大部品 修行 RD 6 評価値 4 ----大部品 座学 RD 3 評価値 2 -----部品 人体構造と急所について -----部品 仕込み刀に関する知識 -----部品 心得 ----大部品 基礎にして全て RD 3 評価値 2 -----部品 素振り -----部品 抜刀納刀の鍛錬 -----部品 場面訓練 ---大部品 型 RD 10 評価値 5 ----大部品 盲人構え RD 4 評価値 3 -----部品 守りにして攻めの起こり -----部品 杖を使った守り -----部品 抜かず杖術のように -----部品 抜刀 ----大部品 蟷螂構え RD 3 評価値 2 -----部品 殺傷と鎮圧 -----部品 拳を振るうように -----部品 振り下ろされる刺突 ----大部品 刀の構え RD 3 評価値 2 -----部品 刀と腕 -----部品 片手が無手であるという利点 -----部品 諸手・順手 --部品 コミュニケーション能力 --部品 コンバットシューティング -大部品 職業 RD 59 評価値 10 --大部品 藩国政庁職員 RD 11 評価値 5 ---部品 概要 ---部品 技能向上への努力 ---部品 資格 ---部品 書類管理 ---部品 窓口業務 ---部品 専門部署 ---部品 藩国によって公式の服装はさまざま ---部品 公務に使用する道具について ---部品 守秘義務 ---部品 契約を重んじる精神 ---部品 藩国政庁職員の流用実績 --大部品 教師(帝國共通) RD 11 評価値 5 ---部品 教師の呼称 ---部品 必要な経験と専門の資格 ---部品 教科教育の工夫 ---部品 燃える理想と熱意 ---部品 注意深く観察する力 ---部品 辛抱強く聞く力 ---部品 経験と想像力に裏打ちされた共感力 ---部品 冷静な判断力 ---部品 毅然とした態度 ---部品 温かな親心 ---部品 若さを失わない子供心 --大部品 バトルメードガイ RD 30 評価値 8 ---部品 男でも ---部品 鋼のような精神 ---部品 男ならではの利点 ---大部品 バトルメード RD 27 評価値 8 ----大部品 メード用戦闘装備 RD 3 評価値 2 -----部品 メード用箒型銃 -----部品 戦闘用エプロン・ヘッドドレス -----部品 メード用戦闘装備の流用実績 ----部品 使用人兼護衛 ----部品 労働環境 ----部品 家庭内労働 ----部品 花嫁修業…? ----部品 修行期間 ----大部品 訓練課程 RD 4 評価値 3 -----部品 護衛技術習得 -----部品 基礎体力作り -----部品 シチュエーション訓練 -----部品 格闘・射撃訓練 ----大部品 バトル RD 15 評価値 6 -----大部品 メード流戦闘術 RD 14 評価値 6 ------部品 概要 ------部品 戦闘におけるメードとしての心得 ------部品 使用制限 ------大部品 肉体を使った戦闘術 RD 5 評価値 3 -------部品 返す -------部品 蹴る -------部品 転ばせる -------部品 叩く -------部品 投げる ------大部品 箒を使った戦闘術 RD 5 評価値 3 -------部品 箒を使っての戦闘心得 -------部品 あくまでも箒は箒 -------部品 柄で突く -------部品 殴る -------部品 武器落とし ------部品 メード流戦闘術の流用実績 -----部品 護衛能力 --大部品 長春領主 RD 7 評価値 4 ---部品 所領について ---大部品 領主 RD 6 評価値 4 ----部品 着用制限 ----部品 権利と義務 ----部品 政治指導能力 ----大部品 領主としての特別な所有物 RD 3 評価値 2 -----部品 領印 -----部品 領服 -----部品 領地図 -大部品 日常 RD 23 評価値 7 --部品 仕事に関して --大部品 私生活に関して RD 19 評価値 7 ---大部品 生活能力 RD 6 評価値 4 ----部品 炊事 ----部品 洗濯 ----部品 掃除 ----部品 整理整頓 ----部品 金銭感覚 ----部品 流用実績(生活能力) ---部品 衣食住に関して ---部品 恋人とか…いない… ---部品 休日の過ごし方 ---大部品 趣味嗜好 RD 10 評価値 5 ----大部品 犬好き RD 7 評価値 4 -----部品 犬がいると幸せ -----部品 犬に関する知識 -----部品 犬の感情を読み取る -----部品 犬と仲良くなれる -----部品 犬と本気で遊ぶ -----部品 犬の世話がうまい -----部品 犬好きの流用実績 ----大部品 武芸(術)愛好家 RD 3 評価値 2 -----部品 武芸(術)に関する知識 -----部品 見てると感動する -----部品 見様見真似程度にやってみる --大部品 人間関係 RD 3 評価値 2 ---部品 蒼梧藩国民との関係 ---部品 スクエア=タサンとの関係 ---部品 長春領主としての関係 -大部品 愛用品 RD 27 評価値 8 --大部品 武装 RD 11 評価値 5 ---大部品 楕円茶鞘仕込み杖 RD 11 評価値 5 ----大部品 専用品 RD 3 評価値 2 -----大部品 刀身 RD 2 評価値 1 ------部品 こだわり ------部品 取り回しやすさ -----部品 抜きやすい加工 ----部品 杖状外装 ----大部品 仕込み刀 RD 7 評価値 4 -----部品 蒼梧藩国での所持規制 -----部品 仕込み -----大部品 暗器 RD 2 評価値 1 ------部品 概要 ------部品 種類 -----大部品 直刀 RD 3 評価値 2 ------部品 刃物 ------部品 押し切る ------部品 刺突 --大部品 雑貨など RD 5 評価値 3 ---部品 茶革手帳 ---部品 革製半長靴 ---部品 アタッシュケース ---部品 動きやすい服装一式 ---部品 読み過ぎてよれよれになった武芸物小説 --大部品 乗り物 RD 11 評価値 5 ---大部品 Stark RD 11 評価値 5 ----大部品 SOL-001"ガクヒ" RD 10 評価値 5 -----大部品 本体 RD 7 評価値 4 ------部品 概要 ------部品 開発の難航 ------部品 ビギナの技術者 ------部品 安全性の改善 ------部品 基本原理 ------部品 使用方法 ------部品 免許制度 -----大部品 燃料繊維 RD 3 評価値 2 ------部品 燃料繊維とは ------部品 特性 ------部品 取り扱い方法 ----部品 名付けと塗装 部品 東国とは 東国は帝國版の森国であるが、××××の影響が薄く、魔法も強く持たない。そして、××××の影響なしに一番爆発しやすいツリー体系をしている。 部品 特徴 東国人は黒髪で、着物や唐装など東洋風の服装をしており、東洋風の人材である。東国人は信心深く、神々に近しい。 部品 爆発のデパート 東国人にタブーは薄く、それゆえヤオトの影響を極短時間で受ける。 東国には決まった爆発のパターンがなく、爆発のデパートと言われる。 北国は東国を爆発のデパートと呼んでいる。 部品 環境 東国には春、夏、秋、冬の四季がある。火山があり、入り組んだ地形をしている。紙と木でできた家に住んでいる。 東国人は稲作を行っているが、意外に稲作は得意ではない。 部品 イグドラシル 東国人は、剣士、理力使い、忍者、サイボーグなど多様な可能性を持っている。当初なんとなくファッションで機械化してたが、維持費(燃料)がかかるので廃れた。東国ではパイロット職は自分で殴った方が早い持って回った存在と思われており、低い扱いを受ける。 部品 社会 東国人は母系社会でなく、異母兄弟には相続権がある。東国人は王権と上意下達を重視しており、選挙などはやらない。 部品 漢字 東国人は国によって言葉が大きく異なり、帝國共通語でしか意思を疎通できない訳ではなく、漢字で意思疎通ができる。(漢字を使う) 部品 流用実績(東国人) 部品 流用実績(東国人) 以下の個人データへの流用申請をいただいています(敬称略) 国民番号:PC名 38-00924-01:八猫 キルケ 38-00923-01:厚母うぬ 46-00910-01:羽黒 38-00921-01:照月 燿 部品 見た目 短い黒髪の30代ほどに見える目つきの悪い東国人男性。 髪を伸ばすとふと白髪が混じったり増えてたりするのに気づいちゃうの嫌で。 170㎝ぐらいの身長でやや小太りに見える。 鍛えるけどそれなりに食うから筋肉の上に脂肪が状態である。 最近、眼鏡をかけると目つきの悪さも解消されたことに気付く。視力悪くなってたのかもしれない。 藪にらみだったのかな…? 小太りも次第に解消の兆しが…武芸してるからね、運動量が勝ち始めた。 部品 不器用だが真面目に 不器用で空気を読むが得意な方でないと自覚している。 事実誤認をする恐れを感じ、不味いのを自覚はしている。 ゆえに真面目に生きることで不器用さの少しでも補填出来ればと考えている。 真面目に取り組むことで不器用さを少しでも埋めれれば、全力疾走で埋めれれば。 …埋めれるといいな!と前向きになるしか! 部品 好奇心旺盛 ふっと思いついたり、何かに興味を持つとふらふらと、 近づいたりと思いついた時が吉日。手帳にメモをとったり。 だがよく口に出してそれを始める前にいうので止められたりもする。 止められるとそうかぁ、と思考して相手が何故そう言ったか理解出来たら素直に止める。 不器用だから素直でないといつか怖いと思ってるから。 部品 いつか見た物語のように 子供は、未来であり宝である。子供は、社会にとって自分にとって大切にするべきものだと思っている。 子供の溌溂さや子供らしさや成長を見るとつい、微笑ましくなる。 武芸物の物語の中に、悩み多き少年を武芸者が導くというストーリーがあるが…あれに憧れもある。 自分が如何に鍛えようとも技を開発しようとも、良きものを見つけようと、それは自分だけで完結してしまう。 いずれ自分にも、誰かに伝え継ぐことが出来るだろうか。 己を継ぐ者に出会えるだろうか、継いでもらいたいと思える者に出会えるだろうか。 そんな風に思う。 部品 出自 港町の漁具を商う家族経営の商家に生まれる。 両親、祖母と生まれるのに合わせて飼いだした犬が一匹。なんでも家では二代目らしい。 家族経営のため、物心つく頃には両親の仕事の間に遊び相手のような関係だった。 それが長じて今でも犬好き。兄弟同然の気持ちだったがその後に人間の弟も生まれたんで、 ちゃんと兄弟ってどんなものかとも理解できたが犬好き変わらず。 部品 武芸への憧れ 幼少期に家族が家業に精を出し海などに出ているためか、店番で独り武芸物の物語を読んだりしていた。 物語上の彼らはかっこいいのだ。憧れるには十分だった。 英雄に憧れる様、近場の道場に通って彼らに近づきたいと通い出したりもした。 現実の難しさに文字通り、打ちのめされたがけどかっこいいよね。 部品 役人に就職 九江天啓府の役人として就職する際、なんとなく多くの犬達と同じように名を改めて見た。 故郷の土地の森と多くの犬達と過ごした思い出を重ねた名前である。 …そのせいかよく犬と言われ名前だけしか知らないものには文字通りと勘違いされたりもした。 部品 二等国民達と砂漠へ 二等国民達が逃れた先でオアシスを開拓した。 温泉のように水源を扱うのは難しかったが恩恵を受けた周りの人には笑顔があった。 人の役に立つのは嬉しい。 部品 メード学校訪問と再建 藩王の指示でメード学校訪問をした際にスクエアさんと会話した。 心配なんてしなくていいと言われ、子供達の授業風景を見たりもした。 良い光景だった、がその後学校がテロにあった際に必死で再建案を考えた。 本当は救助に行きたかったが行ったら死ぬと止められたためだった。 悔しさ悲しさは再建案に込めた。 部品 人生2度目の砂漠 元無名領地の砂漠で占領地の撤退作業の手伝いをして謝罪及び支援担当者として名前を刻んだテントを置いたりもした。 結局の一度帰国するまで誰もこなかったが…担当者として来たら受け入れる覚悟だった。 部品 スクエア=タサンとの再会 猛き国と呼ばれる状態になっていた頃、スクエア=タサンに再建した学校を見てもらった。 スクエア=タサンからの言葉を受け、期待に応えられなかったことを謝罪し、力を貸して欲しいとお願いした。 滞在してくれることになり、本当に嬉しかった。 部品 スクエア=タサンへ相談と弟子入り 教育に関して相談をし、小学校の建設案を立てて小学校設立を行った。 治安の方は…残念ながら自分ではその場では何もできなかった。 平林藩王からの許しもあり、スクエア=タサンに弟子入りし、教師として学びだした。 メードガイに弟子入りしたんだから、と合わせて何を修業したかは…皆に察せられた。 部品 クロス・アクシャとそのシンパを武力鎮圧 鎮圧任務に参加し、どうにか勝ちはしたものの蛇神大神宮が爆破されて多数の死者がでてしまった。 7万人以上が死亡に驚くしかない、七万である。うちの領地の七倍…。 それが守り切れなかった代償で、鎮圧に参加した犬森からしてみれば到底成功とは言えなかった。 鎮魂や葬儀もあるだろう、それにも参加することになるだろう。 役立てたかどうか、少なくとも…自分の武芸が役立たずではなかったことだ。 戦えはしたのだ…夢想の作品の憧れから生まれた剣術は。 なら次はもっとうまくやれるのではないか。 治安を守るために、その後の子供たちの教育と平和を築くために。 一歩ずつ出来ることをとそう思った。 部品 発祥 犬森が好きな時代活劇の一つをなんとか実用化できないかと頭をひねらせて考えたもの。 別に犬森は座頭でもなんでもない。けどあれかっこいいよね、である。 部品 実用性か否か 通常の剣術の理から外れかなり創作を現実に落とし込めないかという試みである。 見様見真似から実践に使えるまでを考え振るうことになる。 実用性か否かは、振るい続けるしかない。 創作が通常剣術に及ぶには創意工夫しかないだろう。 部品 先ず原作 この剣術体得には必須である。そもそも何故これを実用に至ったかの情熱がないと話にならない。 伝聞であっても原作の知識が必須。 あの座頭の技に目を輝かせた人間しかわからないし、そもそも知らないでどう修行するんだ。 部品 仕込み刀の所持 仕込み刀に準ずるものを所有していなければ、この術は使えない。 脇差ほどのサイズの刀身、またそれを覆う仕込まれる対象。 不意打ちも術の内のため一見武器だと思えるものは対象外である。 部品 犬森からの伝授 趣味の剣術であるため、犬森に習うしか習得方法がない。 その際に、覚悟を決めること。原作知らないのに習いに来ようとした段階でなにいってるんだ、という対応になる。 興味がある旨伝えると原作知識と良さなど語られる。 直ぐには伝授に行かない。なんでときめかない奴に教えなきゃならんのだ。 教わりだしたとしても、6年ほどの修業が必要である。 部品 人体構造と急所について 人体の動かし方とその基礎知識。 人体の急所と急所を攻撃した際に起こりうる可能性を学ぶ。 刃物を扱い、急所を切ったり突き刺せば、相手を殺す可能性が高くなる。 殺すための技術ではないため、起こりうる結果を受け止められなければ剣術なんぞするもんではない。 部品 仕込み刀に関する知識 仕込み刀は護身や暗殺に使われる非常の事態のためのものであるということから始まる武器について知識。 国によって持ち込み制限があるかないかの所持に関する知識、ばれたときの周囲の人間から向けられる認識などについて。 それもわからんで持ってたら危ない奴だからね。 部品 心得 刃物を扱うことに関して、殺傷と非殺傷の見極め方。 自己生存のため、守りたい何かのために剣術は覚えるものであるという考え方。 原作知らないやつ、良さのわからん奴に広める義理はないという精神。 部品 素振り 仕込み刀を振るう方法を学ぶ。 順手・逆手・諸手による各種素振りから偽装鞘の素振り、両手にそれぞれ持っての素振り。 もつものが多い分、素振りの鍛錬も工程が多い。 部品 抜刀納刀の鍛錬 仕込み刀の偽装された鞘の形状により、それに合わせた抜刀納刀の動作を身体に覚えさせる。 この剣術は、通常剣術と異なり至近で振るわれることも多い。 人体構造が許す範囲で、様々な角度での抜き方を練習する。 部品 場面訓練 室内、野外、多対一などの場面毎の訓練を行う。 協力者が用意できない場合は藁束でも用意するといいだろう。 創始者は当然一人だったんでそうした。 火のついたろうそくや水の入った徳利を真っ二つに斬るだとか投げたサイコロを両断するとかもやる。 原作再現出来るようになるまでを目指す。出来なくてもいい線いけばかなり嬉しい。 出来るとかっこいいよね。 部品 守りにして攻めの起こり 柄部分を逆手に持ち、鞘部分を抑えるようにもう片手で握りこむ。 肘を曲げ、腋を締め身体に寄せるように構える。 その姿は盲人が立ち止まり、杖を地から離し途方に暮れたように、頼りの杖を大事そうに握るようでもある。 この構えでは、抜かなければ杖のように扱えるため、杖として攻撃より身を守ることが主眼に置かれている。 いざとなれば抜けばよい、これは抜刀術なのだから。 抜く際は締めていた腋を開くように、両手を連動させ引き抜くように抜く。 部品 杖を使った守り 杖を盾のように扱い防御する方法。杖術護身の亜種のようなやり方。 攻撃を杖で受け止める、あるいは受け流すなど。 身体に寄せて構えている全身を使って体重移動を駆使しつつ身体ごと逃げるなど、守りを固める。 部品 抜かず杖術のように 抜かぬまま、杖として相手を殴打しても良い。 抜けば仕込み刀であることがばれるので抜かぬままでも攻めに使える。 受け流した、かわした際にそのまま鞘部分の杖を相手にぶち当てればいい。 石突部分で突きこんでもいいだろう。 部品 抜刀 相手の攻撃が杖で受け流せないとき、または相手にスキがあり斬りつけるとき抜く。 全て抜いて斬りつけるか、抜く過程で刃を押し付けるように抜き斬るか。 仕込み刀ならでは不意打ちであるため、不意を打った隙に終わらせなければならない。 ばれた後に納刀していても、またいつ抜いて攻撃してくるのかと読みを強いることもできる。 部品 殺傷と鎮圧 抜刀後、逆手で柄と鞘をそれぞれ握りこむ。 片や刀の殺傷、片や杖状の打撃、両手から地に刃先と石突が向く様は蟷螂のようである。 部品 拳を振るうように 逆手で握り込んでいるため、フックを打つように繰り出し刀や杖を相手にぶち当てる。 普通の剣術に比べれば斬撃も浅く諸手には敵わないが、相手の筋を絶ち、急所に斬りこむには充分である。 打撃か、斬撃か、フェイントも混ぜ込み相手を翻弄する。 部品 振り下ろされる刺突 逆手に握り込んでいるため、拳を振り下ろすような刺突が繰り出せる。 袈裟斬りを躱されたところで振り下ろす、背面の相手を突き刺すなど。 通常の諸手や片手を真っすぐ突きこむ際と違い、威力は出ないが短い間合いの中でも繰り出せる利点がある。 部品 刀と腕 片手に刀をもう片手は無手の構え。 刀で受ける以外、無手でいなし掴み、そらすなど拳法の様な有様。 抜刀に必要な杖状の鞘も手放しているため、拾うまで納刀は出来ない。 部品 片手が無手であるという利点 相手の衣服を掴むことも、相手の武器を奪おうとすることも、殴りつけることもできるということである。 もう喧嘩殺法に近い、刀をおとりに拳で攻めてもいい。 逆に拳を囮にし、相手につかみかかり刀で刺してもいい。 部品 諸手・順手 鞘を握り込まなくていいということは、諸手もありである。 今まで逆手でやっときながら順手でも振るえるようになる。 片手が開いたんだから、と。 そこまでくれば別の剣術に構え直してもいい。 …趣味剣術だからね、しょうがないね。 部品 コミュニケーション能力 空気を読むのが苦手なので非言語コミュニケーションを気にしている。 顔の表情、顔色、視線、身振り、手振り、体の姿勢、相手との物理的な距離の置き方など。 その人の体調の良し悪しも普段のその人を見ていればおおよそと当たりがつけられる。 そのうえで話しかけるには、それを踏まえて合わせてあげる共感してあげるなど。 だがそれだけでは自分の利や言いたいことを伝えれないこともわかってはいる。 暗喩とか腹の探り合いとかは苦手分野なのでどうにも言葉が愚直になりやすい。 ドストレートである、それであれば誤解なんか生まないのではとは思うが難しい。 投げる相手をやっぱり選んでしまう。コミュニケーションは難しいなぁ。 と考えすぎるところがある。会話好きなんだけどね。 部品 コンバットシューティング 軍隊や警察、スパイ組織等の特殊部隊でのみ教育されている射撃術で一般人には教えられていない。基本となるのは拳銃の撃ち方、構え方等からなる。 銃器は手加減が難しい。犬森の気持ちの持ちようなのだが、今は気持ちは銃器より剣術の方に心の比重が寄っている。 部品 概要 各藩国の政庁で勤務する公務員のことである。藩国の特徴や、勤務する部署もさまざまであり業務内容も多岐にわたる。 部品 技能向上への努力 それぞれは新しい知識を学ぶための研修をうけたり、より高度な専門資格を得るために学ぶなど、日頃より学習と訓練に努めている。 部品 資格 各藩国の政庁が求める要目に準じ、その募集に応じ試験で採用されることが必要となる。一般的には、業務内容に沿った資格、能力、身元と素行の確認などが考課される。また他の国民同様に地域の法に定まった一定以上の責任能力が求められる。 部品 書類管理 取り扱う各種書類を法にのっとり処理や保存をするといった管理を行う。処理手続きによってはそれぞれ専門の資格が必要となる場合もある。 部品 窓口業務 来客応対、各種問い合わせ窓口、案内や引継ぎ対応といった業務。各専門部署においてもそれぞれ問い合わせ対応は必要となる。 部品 専門部署 各種法的手続きを取り扱う部署や、各藩国ごとの特徴に由来する様々な専門部署が存在し、藩国の公務を遂行している。 部品 藩国によって公式の服装はさまざま 各藩国の文化によって多様な様式が存在するが、政庁職員の服装はフォーマルなものとなっている。自弁であったり、官服が支給されたりと藩国の制度に準じる。 部品 公務に使用する道具について 各部署の仕事で必要な様々な道具。事務用品や工具、作業服や機材など。中には自前で用意する物もあるが、そのほとんどは備品として用意される。 部品 守秘義務 各職員が取り扱う情報は比較的重要性の高いもののために、勤務で知りえた情報に対する彼らの守秘義務は厳しいものとなっている。 部品 契約を重んじる精神 政庁職員には一定以上の教養が求められる以上に、契約を重んじる精神が必要となる。彼らは皆、日々の業務や藩国民との間で取り交わされる公的契約の重要性を認識し、敬意を持ってそれらを取り扱う。 部品 藩国政庁職員の流用実績 「部品:藩国政庁職員」は以下の方に流用されております。(敬称略) 藩国:PC:アイドレス名: 蒼梧藩国:犬森:犬森: 部品 教師の呼称 教師は、おもに学校等の教育施設において、学生を指導する立場の者。 先生、教員、教師、教諭など多くの呼ばれ方があるが、どれも教育者という意味合いを持つ。 教科を教えるいわゆる教科教諭や養護教諭など、資格を取得して学校で教鞭をとる者を教諭や教員という。 また、先生は学校や教育以外の場でも、その道の先達を指して先生と呼ぶこともある。 一般的には、教師という言葉が、学校現場で教える立場の者として呼びならわされることが多い。 部品 必要な経験と専門の資格 学校で学生を指導する者として、教育の意義や制度、方法や効果などについて学び、さらには自分が専門とする教科を教えるための専門知識や研究成果について知悉する必要がある。 それらの条件を満たしたうえで、教員の資格を取得する必要がある。資格取得の際には、教育現場での実習が必須となる。 部品 教科教育の工夫 学生の学習能力を伸ばし、教養と考える力を身に着けさせるため、いかに分かりやすく効率的な授業を行うかについて、常に工夫を重ねている。教科を教える教科教諭とって、義務ともいえる部分。 部品 燃える理想と熱意 教育者になるということは、国の将来を担う人材を育成し、その手本とならなくてはいけない。 若者たちの未来と国や世界の未来への熱い思いを持ち、そのために彼らに自らの知識や経験を惜しみなく与える情熱が必要である。 部品 注意深く観察する力 教えるという行為は一方的に押し付けるものではない。相手、すなわち学生が感じていることや考えていることを鋭く観察し、その状況や学生の心情を踏まえて効果的に指導しなければならない。 そのためには学生たちをよく見て観察する力が必要である。 部品 辛抱強く聞く力 学生は若く、独特の幼さや感受性を持っている。そのため得てして言葉で表現することが苦手な場合もある。 彼らが発するSOSや信号を逃すことなく、辛抱強く彼らの少ない言葉に耳を傾けて理解するよう努力する。 部品 経験と想像力に裏打ちされた共感力 多くの学生の言葉に辛抱強く耳を傾け続けてきた経験は、様々な学生の環境や体験を見てきたということである。 彼らの立場を理解して、彼らの気持ちを想像することに長けており、共感する力が積み重ねられている。 部品 冷静な判断力 状況を冷静に読み取って判断することが重要である。 学生が感じていることを踏まえつつ、何が学生本人のためになるかを常に冷静に考え、判断の指針とする。 部品 毅然とした態度 学生にとって必要と思われる時には、学生に対して毅然とした態度をとって行動することが必要となる。 教師の冷静な判断力で選択した行為は、学生に効果的に伝わるよう、決然と行動してみせることも大人としての見本となっていく。 部品 温かな親心 学生が将来社会に出ていく際に困らないよう、できるだけのことを身に着けさせる。 また、学生本人の思いを第一に考え、寄り添って相談に乗り、必要ならば叱責も辞さない覚悟で対峙する。 子供の安全を第一に、子供の将来を見守る、もう一人の親のような存在である。 部品 若さを失わない子供心 教師もかつては若かった。時には若い学生と一緒に、笑い、歌い、ふざけあうこともある。それが学生たちとの絆を深めていくことにもなる。 時には一緒にふざけすぎて羽目を外し、学生とともにお説教を食らうこともあるがこれもまた愛嬌。 こういった若い子供の心を失わず、学生とともに歩ける気持ちを持っている。 部品 男でも 世の中には世の中には女性就業者しか見当たらないような職が存在する。 世情の流れが時代か、かつては男もついていたが今では女性が担うというイメージのある職も存在する。 その業界は女性社会!男性は肩身が狭いどころか異物として扱われる可能性だってある。 服装だってそうだ、女性服だから男性が着てはいけないのか? 本当にそうなのか、別に本人が着る意思があれば着てもいいのではないか? 己の意志で世情の荒波に飛び込む男の気持ちを表す。 部品 鋼のような精神 女性社会の業界で耐え抜く精神力。 女性服を男性が着るのに乗り越える力。 似合ってるかもしれない、恐ろしく似合っていないのかもしれない。 女性服を着る仕事でも恐れずひるまず。 女性商品だろうと男が使ったり堂々と買ってもいいはずだ。 どんな仕事であれ、趣味であれ『出来る男』でいるために、羞恥心など克服できる壁でしかない。 部品 男ならではの利点 護衛として活動する面において重要な部分がある。 威圧感である。見た目が屈強な人物に気まぐれでちょっかいを出そうとする人物はそういない。屈強さで相手を威圧できる抑止力。 それが…バトルメードで…男なら。 バトルメードガイは抑止力。 部品 メード用箒型銃 バトルメードが普段持ち慣れている箒、それとよく似た形状の銃である。銃口から撃ち出されるのは、弾となった理力。あまり無駄に使うような力ではないため、使い過ぎはほどほどにされたい。 部品 戦闘用エプロン・ヘッドドレス 普段使いのエプロンやヘッドドレスと同じ形状で、簡易防弾仕様になっている。もっとも、あくまでも簡易的なものではあるが。 部品 メード用戦闘装備の流用実績 このアイドレスは愛鳴之藩国で作成されました。流用実績をここに追記していきます。 蒼梧藩国の犬森さんに流用されました。 部品 使用人兼護衛 使用人兼護衛として雇われるメードのこと。 メードの名の通り、女性奉公人・使用人の護衛仕事付き。 掃除・洗濯・炊事などの家庭内労働としてメードとし働き、 護衛として身辺の安全を確保し、誘拐、暗殺などの脅威から守る。 部品 労働環境 多くは住み込みや通いなどのシフト制にて働く。 住居内や求められる場合は、雇用主に付き従う形で警護も行う。 普通のメードと混在で雇われることもあり、 隠れた護衛として普通のメードの振りをして働いていることもある。 部品 家庭内労働 掃除・洗濯・炊事などの業務に従事します。 雇用内容によっては給仕役を行うこともあります。 雇用主次第で専業化したり、全てを行なったりします。 部品 花嫁修業…? メードの語源は、乙女、未婚の女性という意味で、 過去に若い女性が結婚前には奉公に出されていたことに由来し、そこから女性奉公人・使用人の意味となった。 らしいので花嫁修業として家事全般や行儀を習うための奉公という意味合いもある。 が、バトルメードを兼務する者にとって…どこまでが花嫁修業なんだろう。 部品 修行期間 メードになるには、雇われれば名乗れるが家庭内労働専門家としてのメードにはなれない。 バトルメードになるには、家庭内労働専門家のメード修行の上、護衛としての修行で合わせて6年以上を必要とする。 専門性の高い技術のため、年数を掛ければ掛けるほど熟練していく。 専属化し、主人に長く使えれば熟練し、さらに効率的に護衛や家庭内労働をこなせるだろう。 部品 護衛技術習得 護身術や警戒監視能力等の各種技能を習得し雇用主に対する暴行や脅迫を抑止し、雇用主の生命と財産を防護する。 技術、知識が無ければ何から守っていいのかわからないためだ。 知識を持つことで、それを駆使し雇用主を守ることが出来る。 部品 基礎体力作り 護身術の習得のため、雇用主を警護するためにも体力作りは必須である。 筋トレにランニングなどの基礎体力作りのメニューをこなします。 部品 シチュエーション訓練 護衛を行う際に場所がどこでも戦えなければならない。 屋内野外と状況に合わせて、守り戦えるように訓練を行う。 状況を想定し、備え対応する力を鍛えることで孤影としての力も強くする。 部品 格闘・射撃訓練 射撃技術は、護衛として重要で雇用主を守りながら銃器による襲撃を受けた際に銃器に関する知識と自身が取り扱えるかどうかは必須と言ってもいい。 格闘技術は、装備を制限される場所での戦闘のために必要。雇用主の地位では武装を持ち込み可能でもメードや従者が持ち込み可能ではない場所も存在する。 その場で、武器が無いから守れませんでした、咄嗟だったため守れなかったでは問題なためだ。両方合わせて、こそのため訓練を行い学ぶ。 部品 概要 メード、すなわち主に仕える者。メード流戦闘術は、主を守るための手段の1つとしてメードが習得するものである。なお、ここでは肉体戦闘及び箒によるもののみを記述する。 部品 戦闘におけるメードとしての心得 あくまでも仕える主を守ることが第一の目的である。その上で礼儀正しく、そして主に恥ずかしくない戦い方をすべし。 部品 使用制限 メード流戦闘術と称するからには、使用する者はメードでなければならない。基本的には使用人たる修行中あるいは修行を終え、メードとしての衣装をまとい、使用人として主に仕える任につく者のことを言う。なお、これに従う者であれば性別は問わない。 部品 返す 相手が攻撃をしてきた場合、その攻撃を受け流したり反動で相手にお返しをしたりする。メードの戦いたるスマートな動きができる、最大の術だろう。 部品 蹴る 相手のすねや股間、腹部などを狙って遠慮なく蹴りを入れる。ロングスカートの場合は邪魔にならぬよう、軽くたくし上げるなどする。 部品 転ばせる 相手の足を払い、床に転ばせることで戦闘力を低下させる。なお相手をそのまま塵芥とみなし、箒で処理することも許される。 部品 叩く 平手や拳で相手の顎、顔面、腹などに一撃を入れる。頬にビンタを食らわせるのも有効であろう。相手との距離が近くなるため、様々な反撃には注意されたし。 部品 投げる 相手のバランスを崩したり、攻撃の勢いを受け止めたりしたところで、投げる。普段から家事雑用などで重さにも慣れているメードならば、引き倒すなどの方法で投げることは容易であろう。 部品 箒を使っての戦闘心得 掃除道具として、メードが扱い慣れているであろう箒。それは、一方で武器ともなり得る。できればしっかりした木の柄を持つものを使うこと。 部品 あくまでも箒は箒 武器としても使えるとは言え、あくまでも箒は箒。掃除道具である。つまり、箒を使った戦闘とはメードの仕事たる清掃の一環と言える。 部品 柄で突く 柄を相手に突き出し、喉や腹などの急所を鋭く狙う。相手に掴まれたりすることのないよう、素早く引き戻すこと。 部品 殴る 掃く部分を相手に当てるように、箒を振り回す。勢い余って自身が振り回されるような事にならないよう、普段から足腰は鍛えるべし。 部品 武器落とし 相手が武器を持っている場合、手元を攻撃したり箒やスカートなどに受け止めることでその武器を落とさせるなり奪い取るなりする。破れた衣服は、主を守った勲章となろう。 部品 メード流戦闘術の流用実績 このアイドレスは愛鳴之藩国で作成されました。こちらには流用実績をこつこつと追記していきます。 蒼梧藩国の犬森さんに流用されました。 部品 護衛能力 護衛対象を様々な攻撃や、災害・事故などから護ることを職務としている。 日頃から危険な状況に身を置かないようにする心構えと行動を第一とし、 職能と雇用主の許される限り、助言や警護を行う。 護衛対象をいざとなれば身を呈して庇う。 部品 所領について 平林藩王より領地長春を与えられている。 住所もそちらに移している。現在の勤務地でもあり、領地内に学校が出来ないものかと悩んでいる。 部品 着用制限 この大部品には着用制限があり、自身が所属する藩国の藩王より許可を得て領地を有するものしか着ることができない。 部品 権利と義務 領主は領地にかんするすべての権利を持つと同時に、すべての責任も負うものである。 領地のため、領地を与えてくださった藩王に尽くす義務がある。 また、領主の指導がよろしきを得なかった場合に惹起した事態に対し、領主は無限の責任を持つ。 藩王への報告義務があり、領地における良し悪しを隠さず報告する。 部品 政治指導能力 領主は領地内において、政治指導権を有する。 その権利は藩王・摂政・執政以外で領地内のすべての内政官に優越し、強力な指導を行うことが可能である。 部品 領印 領主のみが持つことを許される印璽。形状は藩国、領地によってさまざまだが、領主の正統性を示すものであることは変わらない。 部品 領服 領主のみが身にまとう服。藩国の文化によって形状は異なるものの、領主のみが身にまとうことを許される点では同じである。 部品 領地図 藩王により与えられる領地を示した地図。藩国によって形状は異なるものの、与えられた領地を地図により示されている点では同じである。 部品 仕事に関して 遅刻ダメ絶対、もし遅れる場合は仕事先に電話だ。 仕事は真面目に取り組まねばならない。 藩国政庁府職員として、今も席はある。 メードガイは、かつての修業時代の姿。仕えてるとしたら蒼梧藩国が主人。 平林藩王の許しもあって今は教師兼領主である。 先生にしろ領主にしろ遅刻は、生徒や領民に示しがつかないだろう。 真面目さも個性と仕事に打ち込む。 部品 炊事 食材選びから調理までをこなす。 手の込んだ複雑なものを作ったりと凝り性も存在するが逆に自分の手間を極力減らす手抜き飯もお手の物。 部品 洗濯 衣類やリンネル類などを洗う技術。 衣服やリンネル類の素材によって適した洗い方は様々。 自分の手間とやる気が許す限り最適な洗い方を目指す。 部品 掃除 掃いたり拭いたりすることによってゴミや汚れを取りのぞく技術。 これがないとあっという間に住んでる場所はゴミ溜めになる。 部品 整理整頓 いるもの、いらないものの分別や物を適切に整理する。 これがないと部屋は雑多な物置のようになってしまう。 掃除だけ出来ても棚に用途ばらばらで置いたりしていたりあれどこいったんだっけ、を防止できる。 部品 金銭感覚 食料品、生活用品の購入などの暮らしていくための金銭の割り振りと交際費や嗜好品など趣味に割り振ったり貯蓄したりのお金の自己管理能力。 部品 流用実績(生活能力) 以下の個人データへの流用申請をいただいています(敬称略) 藩国:使用者:使用アイドレス 蒼梧藩国:月松堂:摂政月松堂のアイドレス 蒼梧藩国:新荼 稠:新荼稠(ニイドシゲル) 蒼梧藩国:戸田:戸田【T20】 蒼梧藩国:大平蔵人:大平蔵人 蒼梧藩国:うろこ:うろこ 蒼梧藩国:Phantom:Phantom 蒼梧藩国:がるた:がるた 蒼梧藩国:哀川・A・セコイア:哀川・A・セコイア 世界忍者国:久堂尋軌:久堂尋軌 満天星国:都築つらね:都築つらね FVB:オカミチ:オカミチ 満天星国:ホリー:ホーリー 部品 衣食住に関して 長春の領主になって領主邸を構えてから、メードを雇っている。 大体そこで暮らしてる、首都も近いしそんなに不便でもない。 こう、欲求が溜まったら武芸に打ち込んで発散している。 なんの欲求かは、聞かないでもらいたい。未だに独身なので察してもらいたい。 メードがいないときにつまみを作る程度にまで自炊の頻度が減ってしまった。 仕事とるわけにいかないからしょうがないよね。 幼少から魚介類が食卓によく並んでいたため魚介料理好き。 お酒は嗜む程度である。けど好きなお酒や試してみたいお酒などを買い、 なかなか飲み切らぬ前に興味持ったお酒を買ってしまったりと所有するお酒が増える傾向にある。 最近だと離れのメードに贈り物として労いとして渡したりする。 武芸に打ち込んでたら運動量増えて痩せだしたし、ゆったりした服じゃなくてもいいかなとか思い出した。 けど武芸の邪魔になるような装飾は避けている。 いざというときに動けない服はどうにも避けがち。 一時流行ってた飲む服な、あれは嫌いだ。 服は着るもんだろうに。 部品 恋人とか…いない… いないのである。 何故いないのか、趣味のせいかもしれないし、生き方のせいかもしれない。 領主になって教師で…けどいないのである。 メードさんを雇っても、世間体とか大事だしお手付きなんて厳禁だし、生徒への教育に悪いからそういうお店にもいかないのである。 なんか結婚祝いとか結婚式に上司とか同僚とかで参加するものの、気配もないのである。 「え、役場の事務の子、結婚かぁーおめでとー…私のことは気にしないでいいんだ。式はいつだ、祝い金包まんとならんだろう」 部品 休日の過ごし方 犬が好きだったり武芸愛好家だったりするのでどこかの道場を見に行ったり、食べ歩いたりしている。 領主になったから長期旅行は殆ど行ってない気がする。 家にいるときは、膨らんだアイディアをノートにまとめたり武芸研究だったり、鍛錬など。 鎮圧任務を受けてから、刃物を使わず拳法も良いのでは?と思い始め、拳法鍛錬も始めだしている。 部品 犬がいると幸せ 日常生活でも、たとえ戦場でも、そこに犬がいるだけで幸せを感じられる。見るだけでも十分だが、撫でたりもふもふできれば最高。 部品 犬に関する知識 犬の習性や能力、しつけや訓練の方法、与えて良い食べ物と危険な食べ物、病気の兆候など、犬に関する様々な知識を身につけている。 部品 犬の感情を読み取る 犬がその身体で表現する感情を読み取る能力に優れている。代表的な尻尾の動きだけでなく、行動、表情や身体の向き、重心などを無意識的に観察して読み取っている。 部品 犬と仲良くなれる 犬についての知識やその様子を見て適切に対応する能力を身につけており、なにより犬に対する好意を全身から発しているため犬と仲良くなりやすい。 部品 犬と本気で遊ぶ 犬と一緒に遊ぶときに周囲の目を気にすることなく全力で相手をする。あとでちょっとはしゃぎすぎたかなと思うときもあるが、犬が喜ぶのだからそれで良いのだ。 部品 犬の世話がうまい 好きこそものの上手なれとの諺の通り、犬のシャンプーやブラッシング、爪切りや歯磨きといった犬の世話全般を得意とする。 部品 犬好きの流用実績 犬好きは、 みぽりんさんの「みぽりん」に流用していただいています。 サカキさんの「サカキ@T20」に流用していただいています。 よんたさんの「よんた(PCファンタジー)」に流用していただいています。 部品 武芸(術)に関する知識 武芸、武術の様々な知識を身に着けている。 好きなジャンルにもよるため、刀法や射撃術や中国武術など 各々偏ってるかもしれないし広く浅くかもしれない。 武芸は人の生存のために作られた技術の歴史である。 武芸が生まれる背景にも歴史がある。 ある種の歴史好きなのかもしれない。 部品 見てると感動する 好きだからこそ見てると感動するし癒されたりトキめいたり、心にやる気と言う名の火が付いたりと様々。 そしてふっと見た後になんだか無性にやってみたくなったりもする。 部品 見様見真似程度にやってみる 見てるだけで満足できなくて真似してみたり入門してハマる人もいる。 程度の差こそあれ映画や道場見学などした後に帰り道や自宅で真似しちゃうあれである。 と言うか見て本当に満足してるだけで真似したことない奴はいないと思うんだ。 行き過ぎてどっぷりな人は戦士にも剣士にもガンマンにもなるだろう。 取り敢えず真似する程度ならこの辺で。 部品 蒼梧藩国民との関係 蒼梧藩国民のメンバーとは、時折集まって飯なり、酒を飲む間柄。 湯城奪還成功した時もそう言えば皆で集まって酒宴だったなぁ。 個人宅にずがーんと現れてみたり、そっと土産を置いて去って見たりと状況に合わせて、自分なりの友情を示す。 女性だったり、奥様もいるからね!友人でーす、と乗り込むにゃ気が引けるのです。 まぁ、徹底しているわけでもないのでその場の気分なのだが。 お歳暮、お中元や季節の便りを書いたりもする。 部品 スクエア=タサンとの関係 弟子入りし、教師の修業をつけてもらっている。 …途中、治安などの問題について話してるうちにどこをどうなったか。 メードガイ部隊へも従軍しての弟子活動もあった。 最初に、学校訪問したあの日から何年たっただろうか。 彼へ尊敬と感謝を。 部品 長春領主としての関係 領民がいて、役場にも職員がいて、自宅には雇ったメードと犬士がいる。 自分の責任で、自分の進言で始めたこの領主としての歩みの中にいる人々の幸せを願っている。 子供が生まれたと聞けば、訪問し祝おう。領地に新しい店や施設が建てば花を贈ろう。 メードさんが寿退社するなら祝儀も包むし祝おう。 犬士が結婚する?!一軒家でも建ててやろう。 さもなくば家族共に離れに住むといい。私は、犬好きである。 部品 こだわり 玉鋼を使用した日本刀製法で作られている。 わずかに内反りで、片切刃造。刀身60センチ。 綾杉肌、刃文直刃、大切先(大峰)などなど犬森こだわりの一振り。 部品 取り回しやすさ 刀身が短く軽いため室内などの閉所で扱いやすい。 片手で保持することも出来、扱いに慣れれば非常時には投擲することもできる。 部品 抜きやすい加工 柄に相当する握りには、握りやすく浅く溝掘りがされており、目釘穴孔共々ばれにくいように杖全体を茶漆塗りで色付けしている。 部品 杖状外装 体を支えるために用いられる細長くまっすぐな、手で持つのに適した木製杖。 石突は接地面で杖自体が痛まないよう保護のための金具で補強されている。 部品 蒼梧藩国での所持規制 蒼梧藩国内には銃刀の規制が存在するため、仕込み武器に関しても取り締まりの対象である。 なので所持するために役所に申請を出し許可を得る必要がある。 部品 仕込み 様々な理由により刀剣を剥き出しで携行できない場合に護身用や暗殺用途に用いるために製作される武具であり、 「仕込」と呼ばれるだけあり、外見からは刀と分からないように偽装されている。 仕込み刀の刀身は反りのない直刀刀身や短寸の短刀など、形状が単純、もしくはサイズが小さく隠し易いものが多い。 部品 概要 小型で携帯しやすい、気づかれ難く警戒されないという理由から、護身具から暗殺まで幅広く使用される。 倫理的な意味合いで賛否が別れ、卑怯卑劣な武具と見られがちだが、もともと用途が、護身や暗殺などの非常の事態のためのものである。 部品 種類 衣服などに隠しても気取られにくい小型の武器のほか、鉄笛や鉄扇などのように、 目立ちにくい通常の道具を意図的に金属製にすることで強度を上げた物、 あるいは仕込み刀のように装飾品や楽器などに、刃や針などの凶器を収納、または取り付けて殺傷性を強化された日常品など。 部品 刃物 物を加工したり、生き物を殺傷したりするための基礎的な道具。刃に安全に手に持つための取っ手をつけたものである。 部品 押し切る 刃に反りがないため、刃全体を使い押し付けるように斬りつける。 接触面から刃先まで如何に長く触れさせ斬り抜くかで斬撃の深さが決まる。 部品 刺突 直線的な刃のため鋭利な先端から突き入り、刃先で割き進むため刺突に向いている。 反りがない分、刃事態に掛かる衝撃の負荷も少ないため曲がりにくい。 部品 茶革手帳 アイディアの書き溜めやスケジュールを管理するために使われているシステム手帳。 アイディアの方ばかり増えているせいか、アイディア部分が大分とっ散らかってる。 鉛筆差しがついており、ぱっと出して書くが出来るので便利。 部品 革製半長靴 撥水性や耐水性を重視しオイルレザーを使用した焦げ茶色の半長靴。 手入れが大変なものの手間暇掛けて使い捨てにせず使っている。 購入した際に、手入れ次第で貴方次第の色合いが、と言われてた言葉が購入の決め手だった。 部品 アタッシュケース 厚みのある本革の丈夫な素材で作られた箱型のケースバッグ。 これにメードガイ以外の業務の時はメードガイ装備を入れている。 メード用箒型銃は、流石に大きさの関係で入らない。 部品 動きやすい服装一式 功夫服や和服を何着か好んで着まわしている。 動きやすいのと趣味が合致しているため、あとはその時の気分である。 和服着てたら剣術気分なんだな、とか功夫服だったら拳法やそっちかという具合。 部品 読み過ぎてよれよれになった武芸物小説 幼少の頃にはよくわからない描写もあったがかっこよかった、と思いから始まり今も持っている文庫サイズの小説。 一冊だけではなく、それなりに数がある。老剣士とその息子の剣士の話なんてのもある。 好きなもんなので手放せない。読み過ぎてよれていても日焼けしちゃっていてもである。 部品 概要 反重力で浮遊、噴射装置で推進する空飛ぶ自動二輪車。とはいっても空を飛ぶのに必要ないタイヤを外されているため、外観的にはハンドルのついた空飛ぶ鉄塊と形容した方が正確。蒼梧藩国内での気軽な私的移動手段である。現在では法整備・環境整備などがなされているため、比較的安価で事故の少ない乗り物として国民に人気となっている。当初の名称はエアバイク蒼梧だったが、その後、名称ルールが設定され、SOL-001"ガクヒ"に名前が変わった。とはいえ、人々の多くが今でもエアバイク蒼梧の名で親しんでいる。 部品 開発の難航 かつて平林藩王が湯城を視察した際、若者たちが輸入品のエアバイクに乗っているのを見て、この技術を自国内にも導入し、産業に出来ないかと考えたのがはじまり。その後、通呉でせこいあ率いる研究・開発チームが設立され、原理解明のため研究がなされたが難航していた。 部品 ビギナの技術者 その頃、共和国では戦争が起こり、ビギナ国民が難民化していた。蒼梧藩国ではかつて羅幻王国より贈られたおんぼろ輸送船を派遣し、数は少ないながらもビギナ国民の収容に成功した(輸送船はこれを最後に退役し、伏見藩国より新たな船が導入された)。この際保護された難民は身元調査の上受け入れられたが、その中に数十人の技術者が含まれていた。彼らがエアバイクの技術をわが国に伝えた。 部品 安全性の改善 蒼梧藩国は技術の異常進化を起こした過去があるため、エアバイクは蒼梧藩国向けに、更に安全性を高める改良が施された。なお、反重力装置に関しては知的財産権の保護のため、この研究チーム(ビギナの技術者含む)によって特許が取得されている。 部品 基本原理 元のエアバイクのものとほとんど同じ、ニュートン式反重力エンジンを使用している。仕組みとしては、重量に比例する引力を増すために、発生源となる物質を圧縮して小さくして使用している。重力発生源となる物質には、燃料精製時に生成されるものが使用される。再現過程において人体・環境への影響、暴走の危険性などがないよう最大限留意されている。 部品 使用方法 平らな地面に置いた状態でエンジンを始動させ、充分な反重力が発生して地面から浮き上がって安定するのを待つ。その後、座席に乗ってハンドルを掴み、右のスイッチで噴射して前方へ加速、左のスイッチで逆噴射して減速/ブレーキ、ハンドル操作と体重移動で上下左右方向への移動の操作をする。降りる際には高度を地面まで落とし停止するまで減速した後で、エンジンを切り、地面に着くまでまってからしまう。これらの操作が安全に行えるよう教習所で充分に教わる。 部品 免許制度 エアバイクを使用するために必要な資格。これを取得するには蒼梧藩国で指定する教習所にて教えを受け、試験に合格して、国から正式に交付される必要がある。これを取得せずにエアバイクを使用した場合、違法な運転などを行った場合は法に基づいて罰金、懲役などがかされ、教習所に行くことが義務付けられる。なおこの教習所は開発にも携わったせこいあ監督の元、平林藩王の認可を得てつくられているものであり、その運用資金はエアバイク蒼梧の利益の一部で賄っている。現在教習所はエアバイク普及のため受講料が無料となっている。 部品 燃料繊維とは 蒼梧藩国内で活発な繊維技術が発展して生み出された燃料。まだ研究中の部分もあるため、用途は乗り物の燃料に限定されている。扱いには藩王の認可が必要となる。 部品 特性 人体・環境への影響がないこと、運用上の危険性が少ないことを第一に開発されている。高効率で便利な燃料ではあるが、蒼梧藩国内でしか精製出来ないのが難点 部品 取り扱い方法 特別製のタンクに入れて、自動車やエアバイクの燃料として使用する。その補給には藩王の認可によって設置されている燃料繊維補給所を用いる。なおここで提供される燃料繊維の価格はTODA率いる政府のチームが監査を行い適正になるよう調整されている。 部品 名付けと塗装 乗り物に名前を付ける男、犬森。 Starkと名付け、車体のカラーリングを金色と赤にしている。 出勤前、帰宅時降りるときとか名前呼んで労ったりしている。 気恥ずかしいのか、誰もいないことを確認の上である。 浪漫だよ、浪漫。(でも人目は気にする)
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クール子爵家現役組現役組の能力一覧 故人・引退組 在野 メガザル王国宮廷 アームストロング家 本多家 ハイドリヒ家 ファブレ家 ろうがふうふう県子爵家 アスカ家 レックス男爵家 世紀末商会 魔国グラズヘイム ロンダルキア大炎上連邦国大山脈地帯 秘境グンマー王国 魔国スペースコブラ自治都市 [部分編集] クール子爵家 拡大政策を取っている新興国・メガザル王国に数多存在する新興貴族の一つ。 先々代、やらない夫の祖父に当たる人物が、その武勲によって男爵に叙爵されたのが興りで、やらない夫で三代目。 882年のグンマー過激派との戦役にて大きな戦果を上げ、ワルクヌェー伯に次ぐ西方第2位の実力者とみなされるようになり、 そして保有軍事力に至ってはワルクヌェー伯すら越え(単純な兵力では劣るが、配下の将やスキルの質で圧倒してるので)、 西方諸侯では第1位に位置する国内有数の武闘派になっていた。 そして同年12月にグンマーへの押さえのため、陞爵に先行して旧レックス男爵領の統治を開始するよう辞令を受け、 翌年の883年2月、アームストロング侯女ハマーンを介して辞令を受け取り、略式だが子爵へと陞爵した。 そして同年9月にロンダルキアへ全軍を動員して出兵、グラズヘイム相手に一進一退の攻防を繰り広げている。 現役組 やらない夫 我ら家臣団が支えるべき大将で現クール子爵。通称太もやし、ちなみに好物は野菜スティック。共食いか! 爵位を継いでから、代替わりをしたことをまるで祝うかのように天災が二連続で領地を襲う、 それを乗り越え、領地経営がようやく軌道に乗ってきたと思ったらルサルカの実家の問題が発覚する、 それを切り抜けたらグンマーが蠢動する、という具合で気苦労が絶えることがない。たぶん平穏な日々とは一生無縁。 しかしこうした困難を乗り越えていくことで成長し、超一流の将才と、なかなかの政治感覚を併せ持つ出来物貴族となった。 一癖も二癖もある一党をまとめる自称常識人である。 ルサルカ評「律儀すぎて貴族に向いてない」 家臣団評「仕事は一流、女の扱いは三流」 月が綺麗であるということ() 政治的・軍事的才能、人間的魅力はともかく、女心の理解や女性の扱いに関しては惨憺たるモノだったが、とうとう 三方向からの包囲網により退路を断たれ、このたびシュテル・ルサルカ・文と婚約をすることに。 ただしバーンへの報告そのほかもろもろの問題に関しては、戦後へと丸投げである。 ヴィルヘルム クール子爵家に仕える騎士で脳筋。下手な軍隊なら一人でなぎ払えるぐらい脳筋。 生来の、天性の、筋金入りのチンピラ。だが兄貴分気質であり、割と面倒見はいい。 最初のキャラ選択をはじめとしてここぞの場面で勝負強く、マジでクール子爵家を何度もその武で救って来た。 家臣団の失策を自らの武でカバーし、謎の勝負運で勝利をもたらす、天運を備えしこのスレの英雄である。 以前も忠義の士ではあったのだが、最近までその忠義はやらない夫ではなく先代に向いていた。 しかしやらない夫達の激励により、今の主たるやらない夫の元で世界一の騎士を目指す事を決意。 騎士として相応しくないと触れずにいた、自分の適性である闇魔法「死森の薔薇騎士」を主君と領のために 節を曲げて身につけ、武力においてはメガザル西部最強、タイマンならば王国二位タイの武人となった。 その魔法のジンクスを恐れ大切な存在を遠ざけていたが、周囲の人々の叱咤激励によりとうとう咲夜と 想いを通じ合わせた、おめでとうモゲロ! 883年6月、グンマーの「魔城ガッデム」最深部にて、物語の英雄につきものの竜殺し(ドラゴンスレイヤー)を成し遂げる。 そして同年10月、大要塞『ゲート・オブ・バビロン』への破壊工作任務のため、精鋭達と共に大山脈地帯外縁部を進む中、 行く手に立ち塞がった成竜(レッサードラゴン)3頭・竜(ドラゴン)5頭・老竜(エルダードラゴン)2頭・古竜(エンシェントドラゴン)1頭を皆と共に仕留めている。 それらの内、彼は竜(ドラゴン)3頭・老竜(エルダードラゴン)1頭・古竜(エンシェントドラゴン)1頭を、全て単独で仕留めている。 そして大山脈地帯外縁部を地上ルートで踏破した彼らは、大要塞への潜入に成功。そのまま作戦開始に備え潜伏する。 そして破壊工作のために暴れるさなか、敵から主君の未来の妻・ルサルカをかばって手傷を負うが、ものともせずに グラズヘイム三将軍の一人・オーバーナイトブレイザーを打ち倒して脱出、一人も欠けることなく任務を完遂した。 咲夜 クール子爵家に仕えるメイド。 なのだがどういうワケか大抵の事はそれなりにこなす事が出来る万能選手。 この人がいなければこの領地は瞬く間に壊滅してしまうであろう。まさに天使。 没落した商家の娘で、一人取り残されたところをダディに保護され、メイドとなったという経緯を持つ。 ヴィルヘルム(ベイ)の事をベイお兄ちゃんと呼んでいた事は黒歴史なので、突っついてはいけない。 しかしその想いを色褪せらせることなく貫き通し、とうとうベイと想いを通じ合わせた、おめでとう! シュテル クール子爵家の食客にして魔法使い。 彼女の魔法が火を吹けば、敵軍は木の葉のように飛び散るという。脳筋系魔法使いな気がしないでもない。 その戦働きは言うまでもないが、政治面でも畑を吹き飛ばせば鉱石が出てくる、内政チートの勧誘に成功する、 挙句やらない夫の式神を強化し成功率+10%にする、などと大いに活躍した、もっとホメロな犬系娘。 まあ内政官が揃ってきた昨今は、ほぼ完全に戦働きオンリーになってきているが……。 実はグラズヘイムの出身であり、師匠と思っていたなのはは実の母親であった。 が、その亡命の際のごたごたのせいか当時以前の記憶は混濁し、ながらくその真実を知ることはなかった。 ゲートオブバビロン攻略戦において、生き別れとなっていた妹のヴィヴィオと対峙、とりあえずぶっ飛ばしてから お話しするというまこと血筋を感じさせる方法で保護、現在はなんだかんだといいつつ仲良くやっているようである。 好物は、モケケピロピロの刺身。 この度、長年の思いを成就させ、ルサルカ、文とともにやらない夫との婚約にこぎつけた。 チルノ シュテルが勧誘してきた内政チートその1。人を動かすことに長け、主にサブに配置すると効果大。 その彼女の能力を生かすべくアイテムを与えられた結果、仕事着がえらくスタイリッシュなことに。 実は捨て子で首都アムステルダム薩摩の孤児院育ち。給与の食料は孤児院にせっせと送ってる。 そりゃこんな子が率先して働いてりゃ、みんな手伝うわ。 なお戦場に送ると豊久王の逆鱗に触れる、要注意。治安維持は大丈夫だが、情報収集や調練、城塞建設は不明。 今回のロンダルキア出兵では留守番をしている。みんな怪我しないで帰ってきてね! ルサルカ 我らが筆頭騎士および万能メイドにより勧誘(物理)されてきた魔術師。 情報・内政に長け、便利なので秘書・説明役として使い倒されている。だが薄給。 元宮廷魔術師長の父、現宮廷魔術師長の兄を輩出する名門アームストロング家から、 当座の金をチョッパって家出してきたじゃじゃ馬ニート我儘姫様。(シュヴェーゲリンは母の旧姓である。) 各方面への手回しの結果、ようやく正式にクール男爵家(当時)に奉公する身となった。 そしてその末に、シュテル・文とも手を組んで妖怪太もやしを捕縛した手並みはさすがと言うほかない。 自身の貧乳にコンプレックスを持っている。おっぱいこのやろう その探索能力と潜伏能力、一流の戦闘能力を買われて大要塞『ゲート・オブ・バビロン』への潜入作戦に同行、 エリー特性の時限式錬金爆弾(フラム)をメガザル本軍の攻撃に合わせて爆破するように仕掛け、見事破壊工作に成功。 加えて三人の稀代の武人達の要塞内での大暴れに付き合いつつ、グラズヘイム三将軍の一人・アーカードとの戦闘で密かに活躍。 その後同じくグラズヘイム三将軍の一人・オーバーナイトブレイザーの奇襲を受けるも、ベイにかばわれて無事。 脱出にも見事成功、一人も欠けることなく任務を完遂した。 ルルーシュ 新作物ゴボウ玉(ナナリー)の改良と普及に命をかける、農業の専門家。農の魔術師を通り越し、神に至りつつある。 ゴボウ玉(ナナリー)の素晴らしさを天下に広めるためとはいえ、商工業振興に従事してても文句を言わない内政チートその2。 ただし武勇は大方の予想通りすでに成長限界。もやしェ・・・・・・。しかし軍才はあり、最大の欠点たるうっかりも兄の助言で克服。 882年2月、ゴボウ玉(ナナリー)の引き立て役として画期的な新作物円卓の薩摩芋(ナイトオブラウンズ)を開発、メガザル王国に農業革命を起こした。 さらに同年12月、新たな仲間・錬金術師エリーの協力を得ることでゴボウ玉(ナナリー)の品種改良速度はさらに加速する。 そして883年1月、多くの仲間達の協力を得て、ついに至高のゴボウ玉(プリンセス・ナナリー)の開発に成功する。 至高のゴボウ玉(プリンセス・ナナリー)の開発を成功させたことを鑑み、家臣団の中には燃え尽き症候群を懸念する声もあったが、 三子爵新商品開発会議においてエリーの協力を得て伝説の農具「BITTYU-GUWA」を開発し、農の神が健在であることを国内に知らしめた。 ナナリー このスレのアイドル。 はるか北方の魔族の国出身で、ルルーシュとともにクール男爵領(当時)の農業に革命を起こした。 彼女の成長の歴史は、即ちクール男爵領改めクール子爵領の成長の歴史である。 人間ではなくゴボウ玉であるが、そんな小さなことを気にしてはいけない。 黒の騎士団 正確には家臣ではなくルルーシュの配下で神聖ブリタニア農園の愉快な働き手たちである。 藤堂:まとめ役。 スザク:地味に武勇が9くらいある。原作ほどではないが、農民としては破格。 カレン:スザクの妻、メシマズ。というかメシダークマター。しかし夫婦仲は悪くないようである。 玉城:明るいお調子者、しかし謎に多才で器用で万能。現在は虹妖精相当の錬金術の腕によって、 エリーの助手(というかオプション)的に働くことが多い。 射命丸 薄給家出娘(ルサルカ)のコネを駆使して探し出した情報&広報特化内政官。 自分の好奇心を満足させるために、この道に進んだ。 黒髪巨乳。あと乳首立ってる。愛称は乳首丸。 子爵領の躍進も、彼女の情報あってこそ。ありがたやありがたや。 クール領内ではめったに素を見せないが、実は愉快キャラを装った誠実な人間であり、 任された仕事に対するプライドと遂行への責任感を持っている。 そのためコミュは誠実な方が好まれる様子。 さんざんにやらない夫をからかってきたが、その裏で育まれた思いをこのたびシュテル・ルサルカと肩を並べて成就させた。 直接戦闘力は極めて低いものの、その探索能力と潜伏能力を買われて大要塞『ゲート・オブ・バビロン』への潜入作戦に同行、 エリー特性の時限式錬金爆弾(フラム)をメガザル本軍の攻撃に合わせて爆破するように仕掛け、見事破壊工作に成功。 その後脱出し、一人も欠けることなく任務を完遂した。 ジェレミア 先の敗戦の唯一の生き残りであり、クール子爵家の最古参たるバランス型の武将。 怪我からの復帰後契約更新を果たし、晴れてやらない夫の部下となった。趣味はオレンジの栽培。 882年4月からスペースコブラとの戦線後方に、第一部隊ヴォルフバイルの指揮官として部隊共々派遣されていた。 同年7月に帰還後は副将に分隊長にと、派手さこそないがやらない夫の補佐としてなくてはならぬ働きをみせている。 「ベイが戦場で振るわれる華々しくも強力な剣としたら、ジェレミアは片時も手離せない懐刀ってなもんだろ」 寺前ロマエで知り合った女性アリスの気高さと美しさに感じ入り正式に交際をすることになり、 ロンダルキア出兵前に式も挙げた幸せ絶頂騎士である。 アリス・マーガトロイド 家臣ではないが、便宜的にここに記す。 パチュリーの友人の服飾デザイナーで、宝石商関係のコネを持つ。 パチュリーが寺前ロマエにやってきたきっかけを作ったり、その後もろうがふうふう県の内政に関する相談にのったり、 電撃婚約に混乱するパチュリーの家族を宥めたり、何かと頼りになるヤムチャ夫妻のキューピッド。 会談にやってきたクール家のジェレミアと出会い、その後交際を経て結婚することに。 現在ではクール領で装飾の新ブランドの立ち上げて領の商業発達に貢献するなど、内助の功を発揮している。 二代 武勇・統率特化の脳筋国家の中でもなお際立つ脳筋・ザ・脳筋。 でかいおっぱいと素晴らしい美脚を持つが、現在は色気より食い気の模様。 参入僅か2,3ヶ月にて、素晴らしい脳筋ぶりを発揮し、やらない夫やルルーシュや家臣団を絶句させた。 脳筋版風林火山やら、『月が綺麗ですね』の独自解釈やら、とにかく愉快系。 彼女がもたらした食害の数々から、ルルーシュはじめ我が領の農業従事者達から害獣(バブー)と呼ばれ、恐れられている。 そしてその傍若無人な言動の数々から、とうとうベイからすら害獣(バブー)扱いされ始めた。 しかし武の道に対する態度は真摯で、普段から兵たちを鍛え戦場では兵たちを鼓舞する頼れる将である。 今回のロンダルキア出兵では、強敵ディルムッドとの相対によって自分の武の道を見つめなおす機に恵まれ、自らの未熟を知るも 蜻蛉斬りの真価を引き出すに至った。 だが二代の武の道の追究は、まだまだ続くのである。 エリー 内政型の魔法使い、というか錬金術師。またの名を爆弾魔(ボマー)。作者曰く『工業版ルルーシュ』。 農の力(ギアス)上位互換の工業力上昇ブースト、産業振興の二重化や月二回行動付与などの薬品によるドーピング、 築城用強化素材生成、軍事用爆弾生成、高品位鉄鋼精製などなど、モノ作りに関しては万能の天才たる内政チートその3。 デメリットスキル『爆弾魔(ボマー)』も成長しつつあるが、産業振興を失敗しなければ発動することはない。確定成功万歳! 彼女の協力なくして、至高のゴボウ玉(プリンセス・ナナリー)が完成を見ることはなかったであろう。 爆弾娘は消えぬ! 何度でも蘇るさ!! とにかくリスキーながらもキテレツな勢いでモノ作りに邁進する特化型。 移動要塞は流石にノリで言っただけだが、築城なり何なり、モノを作る方向に適性が高い。 戦闘も一応可能。メガフラムでも投げてる。たぶん。 如月千早 元レックス家の騎士にして、現クール子爵家の騎士。実は吟遊詩人(アイドル)志望。 領主も兵も逃げ出した中、民を逃がすために命を懸けて時間稼ぎをしようとした、女性ながらも天晴な騎士。 悲壮な決意でグンマーに立ち向かおうとしたまさにその時、まるで物語の騎士のように乱入して敵を薙ぎ払ったベイに 強い憧れの気持ちを抱く。その率直な好意の寄せ方に、誰かさんも心穏かでないご様子。 が後に、それは本来の志望である吟遊詩人(アイドル)の弾き語りのための題材としてであると判明。 っていうか、騎士としては憧れでも、ぶっちゃけ男としてはちょっと・・・・・・ねえ・・・・・・? ルサルカとは、一目会って分かり合えたソウルシスター。 現在はロンダルキア出兵の留守を預かり、代官を勤めている。 (残念ながら、操作はできないフレーバー家臣である) 現役組の能力一覧 開く 能力値(常時補正は省略) 外交スキル 大規模戦闘用 [部分編集] 能力値(常時補正は省略) 統 武 情 政 特殊能力(全体能力) やらない夫 20 6 4 8 内政:+10%(月2) 大規模戦闘指揮:+20% 大規模戦闘指揮:部隊上限+3 大規模戦闘指揮:全部隊兵力+15%※同系統能力と重複しない 大規模戦闘指揮:兵力+30% 外交・会話:失敗回避(月2) 大規模戦闘指揮:全単騎戦力+10% 大規模戦闘6部隊指揮:+5% 2季毎、【統率】+2 ヴィルヘルム 3 21 7 2 【武勇】判定:+20% 戦闘での【情報】判定:情報+5 小規模戦闘単独:+30% 戦闘:+15% 小規模戦闘:+20% 【武勇】が上の相手との戦闘:【武勇】を対象との平均に上昇 1月毎、戦闘での【情報】判定振り直し 大規模戦闘単独:敵3部隊から戦力判定値吸収 戦闘:+10%(~69%の時) 咲夜 8 9 9 9 産業振興:+参加人数×5% 奇数月毎、コミュ回数+1 小規模戦闘:+10% 大規模戦闘補佐:兵力+10% サブ:+5% 【政治】判定:+5% 1月毎、複数コミュ1回可 シュテル 2 14 8 5 大規模戦闘:+20% 1季毎、【武勇】+5 大規模戦闘:自兵力+100% 大規模戦闘:敵1部隊兵力-40%※この能力は妨害できない 大規模戦闘補佐:兵力+20% 2季毎、【武勇】+2 小規模戦闘:戦力値-50% チルノ 3 6 1 10 サブ-内政:+10% 4季毎、特殊能力1回分回復 ゲーム中1度、未参加判定振りなおし 4季毎、未参加判定+10% 商業振興:+10% サブ-内政:【能力値そのまま】 1季毎、ランダムイベント2つに 【政治】判定:+10% ルサルカ 4 11 10 8 サブ-内政:【判定値】+5 1月毎、戦闘・情報戦:+20% 1季毎、ランダムイベント±2 小規模戦闘:+5% 1季毎、内政行動数+1 【情報】判定勝利時、戦闘:+5% 【情報】判定:+5% ルルーシュ 13 1 9 11 農業振興:+5% 【政治】判定:+5% 大規模戦闘:兵力+20% 1季毎、大規模戦闘指揮:味方への兵力減少効果半減 大規模戦闘指揮:+15% 農業振興:生産力上昇+100 大規模戦闘補佐:+10% 射命丸 2 4 14 7 月の初めに情報収集3つ メイン-【情報】判定:+20% 情報収集:【情報】+6 1月毎、情報収集判定再転 自コミュ時100金で味方情報開示 ジェレミア 15 9 7 7 治安低下-5 大規模戦闘:兵力+30% 大規模戦闘:+10% 戦闘:+10%(~59%の時) 1季毎、【政治】判定:+15% 商業+100 二代 11 14 2 2 月初めに兵力強化(上限250) 訓練成功率+20% 武勇補佐:兵力+【武勇】の2乗 小規模戦闘:+15% 大規模戦闘補佐:兵力+10% 武勇補佐しつつ統率補佐できる 1季毎、敵デバフ能力を一つ無効化 エリー 1 8 3 10 産業振興:+20% 産業振興失敗:3/4で経済力-100 2季毎、仲間5人再行動可 4季毎、同メンバーで1枠2回の産業振興 要塞建築:+5% 要塞建築:効力+5% 工業振興:工業力上昇+100 成長毎、無料で擲弾兵に兵種転換 要塞建築:【政治】判定 ※擲弾兵:特殊兵科。一般兵からのスキルによる兵種転換でしか作れないが、維持コスト据え置き。 [部分編集] 外交スキル 名前 効果 ヴィルヘルム 威圧 相手が理不尽な(高圧的な)要求を叩きつけてきた場合、それを跳ねのける 咲夜 フォロー (小さなミスを強引に誤魔化す) シュテル 大魔力 相手が敵対的・かつ魔法系キャラの場合、『威圧』と同じ効果を2回まで得られる チルノ 純真 善良な性質に強く傾いていたり、子供好きの相手との会談に連れていくと、好印象。ただし、子供を連れていくのが不適切な会談の場合、悪印象。 ルサルカ 悪辣 相手に対して、やらない夫が提案を忘れた通し得る要求を一つ、それなりの条件で叩き付ける ルルーシュ 富裕 金銭・食糧・資材を支払う形の交渉の際、男爵領の国庫への負担を30%減らす。(最終決定値から30%減) 射命丸 対人諜報 外交相手の情報がまだ明らかになっていない場合、直前でそれをオープンする。 ジェレミア 二代 エリー [部分編集] 大規模戦闘用 統 武 情 政 兵力増加 勝率補正 ステ関連 他 やらない夫 20 6 4 8 +15%(味方全体)+30% +20%+ 5%(6部隊指揮時) 統率+2(1/2季) 部隊上限+2最終戦力+10%(味方全単騎) ヴィルヘルム 3 21 12 2 +15%+10%(~69%の時) 武勇:対格上時、対象との平均に上昇 敵3部隊から判定値10%ずつ吸収 咲夜 8 9 9 9 +10% +5% シュテル 2 14 8 5 +100%(個人)+20% +20% 武勇+5(1/1季)武勇+2(1/2季) 先制で敵1部隊兵力40%減(妨害能力無効) チルノ 3 6 1 10 未参加判定+10%(1/4季)戦闘に出すと王様に首おいてけされる ルサルカ 4 11 10 8 +20%+ 5%(情報判定で勝利) ルルーシュ 13 1 9 11 +20% +15%+10% 兵力減少効果半減(1/1季、味方全体) 射命丸 2 4 14 7 ジェレミア 15 9 7 7 +30% +10%+10%(~59%の時) 二代 11 14 2 2 +【武勇】の2乗(武勇補佐時)+10% 武勇補佐しつつ統率補佐できる敵デバフ能力を一つ無効化(1/1季) エリー 1 8 3 10 備考 赤字メインの場合のみ発動 青字サブの場合のみ発動 現役組の能力一覧の編集はこちら 故人・引退組 ダディ・クール やらない夫の父にして、先代のクール男爵(当時)。 彼が戦地にて倒れたことで、やらない夫の物語は幕をあけた。 その人柄を慕われていたが軍才・武才は無かったらしい、内政官としてはそこそこであったが。 ユーリ曰く「統率武力知力は30台、政治はギリギリ60ぐらい、魅力だけ90」とのこと。 高町なのは シュテルの師であり、やらない夫・ベイ・咲夜の魔術の師でもあった大魔導師。 北の大国グラズヘイムの出身で、876年までグラズヘイム三将軍筆頭の地位にあった。 が、政変により他の三将軍は死亡し、彼女もまた三将軍の地位から退いた。 シュテルとヴィヴィオの実の母親でもあり、ヴィヴィオを人質に取られて働いていたが、その後シュテルまでも 差し出すように命じられた際に彼女を連れてグラズヘイムを離れ、メガザル王国に亡命する。 その過程で色々あった結果の負傷が祟って、病弱と言える身体になってしまう。 その後王国各地を1~2年ほど転々とした後、最終的にクール男爵領(当時)に居着くことになった。 [部分編集] 在野 アシェラッド 以前クール男爵領(当時)で暴れていた盗賊団の団長。 元傭兵で食い詰めて盗賊となった身だが、指揮官としては一流。 ミストの身辺調査中に偶然遭遇し、そのまま一時雇用と相成った。 盗賊業の時は可能な限り人殺しを避ける等、非道な性格ではない。 ・・・・・・それどころか、最近ツンデレ化の傾向すら見られ始めた。 882年11月、契約を満了し、レックス領の治安維持にあたることに。お疲れさまでした、ありがとう。 適性は戦争全般。築城・戦場での情報収集含む。戦争特化と考えても良い。 統率と情報に強い。政治は成長限界低め。 外交スキルがなにやら人気の模様。確かにこれは他キャラには無い。 村岡隆 以前クール男爵領(当時)にてチルノに取り入って甘い汁を吸おうと画策していた人物。 チルノをあやつるはずがその純心さに感化され、逆に算数を教えるなど立派なバックアッパーズと化していた。 最後は悪徳商人の道をすっぱり諦め、自身の商才一本で商店街の顔役になるまでの成長を遂げる。 のちにクール子爵領に学校が建設されると、匿名で運営資金を寄付した。 以後子どもの純真な笑顔を守るため匿名の寄付を続けている。 おのれ、我らからチルノの笑顔を守る独占権利を奪うつもりか・・・ありがとう。 人民の騎士(全裸) 旧スペースコブラ領内の占領地域における伝説の人物。 盗賊らが民衆に乱暴狼藉を働くと、どこからともなく現れ悪党どもを討ち払うという。 その正体については諸説あるが、ハイドリヒ元帥麾下に所属していた騎士アスラン・ザラではないかとの噂がある。 彼こそがアスラン・ザラその人であるという解釈の元に書かれた英雄譚『人民の騎士 アスラン・ザラ』は、 この時代を舞台とした英雄譚の中でも、もっとも人気のあるモノの一つである。 西部一武闘会の四強 ワルクネェー伯が自身の護衛足りうる在野の武人を見出すために開催した大会の、決勝進出者たち。 蛮族の武人モンテスマ、メガザル南部から出場のチャド、木の葉隠れの里(どこの事だか不明)のうちはイタチ、 これに服を着た人民の騎士を加えた4人で優勝を争う…… はずだったが、人民の騎士はスルーしてどこかに去り、残り三人は相打ちになるという壮絶な結果に終わった。 ミミ・ウリエ・フォン・シュヴァルツラング クール子爵領にある学校で教師を勤めている。 ルルーシュがアステルダム薩摩で学生をやっていた頃の学友であり、その伝手でこの仕事を頼まれた。 ウルトラマン グンマー戦役にてサーシェスに雇われたグンマー奥地の部族出身の傭兵。 戦後拘留から解放された後ファブレ家と契約交渉がもたれたがうまくいかず、 用務員としてアーランドの学校に勤務している。 [部分編集] メガザル王国 各国を積極的に切り取っていまだ拡大を続けている新興の軍事国家。 その割に名門が多いのは、乱立していた小国を統一する形でメガザル王国が成立したため。 新興の軍事国家だけあって武に長けた脳筋はごろごろいるが、頭脳派が少ないのが難点。 地理については地図を、民族史については民明書房を参照。 宮廷 島津豊久 カンスト寸前の武勇を誇る、我らが脳筋国王。 メガザル王国国王としては、多分二代目。初代国王は義父である義弘であったと推測される。 敵には容赦がないが、基本的に善人であり、情を重んずる。 現在、大要塞『ゲート・オブ・バビロン』前の会戦でギルガメッシュ王の砲撃から妻・幽香をかばい、重傷のため休養中。 風見幽香 わがメガザル王国の王妃。武勇17の単騎型魔導師。 家名は異なるがハイドリヒ家の出身で、ラインハルトの妹に当たる。 子どもには優しいが、花を傷つける大人には容赦がない。 卓越した砲戦型魔導師にして王宮爆破のプロフェッショナルで、彼女と豊久の夫婦喧嘩は半ば王都の名物となっている。 現在自らをかばって負傷した夫である豊久を看病している最中。 カミナ メガザル王国軍最精鋭、国王直属部隊の破壊的戦闘力を支える腹心の部下の一人。統率武勇型。 家名すらない下層民の出とは言えとうに叙爵されていてしかるべき元勲の一人だが、しがらみを嫌ってか一家臣の身に留まっている。 領地持ちかどうかは不明。 【統率】16 【武勇】13 【情報】5 【政治】1 カズマ メガザル王国軍最精鋭、国王直属部隊の破壊的戦闘力を支える腹心の部下の一人。武勇極振り型で小規模戦闘のスペシャリスト。 これまた家名すらない下層民の出とはいえ叙爵されていてしかるべき元勲の一人だが、やはり故あってか一家臣の身に留まっている。 領地持ちかどうかは不明。 ベイのせいで霞んでいるが、彼もまた単騎で竜殺し(ドラゴンスレイヤー)を成し遂げる稀代の武人であり、 彼がいればこそ大山脈地帯外縁部・地上ルートを用いての大要塞『ゲート・オブ・バビロン』への侵入が成し得たと言えよう。 その後、メガザル本軍の攻撃に合わせて要塞内で大暴れを開始、散々暴れ回った挙げ句に脱出口を開き、一人も欠けることなく任務を完遂した。 織田信長 統率・情報・政治が軒並み15越えと超高水準の名宰相。脳筋が多いこの国の内政面を一手に担っている。 現在は対スペースコブラ、対グンマーの戦後処理に並行して、対グラズヘイム戦の諸々の手配に忙殺されていると思われる。 レミリア・スカーレット メガザル東部に領地を有する侯爵。 彼女の率いるスカーレット家はメガザルにおいても突出した軍事力を有する家の一つである。 そして彼女自身もまた、将としても武人としても優れた能力を有するバランス型の武将である。 でも陛下には一歩劣り、特化型の面々に比べどっちつかずなため、便利な補佐役として使い回されている様子。 ベイのせいで霞んでいるが、彼女もまた単騎で竜殺し(ドラゴンスレイヤー)を成し遂げる稀代の武人であり、 彼女がいればこそ大山脈地帯外縁部・地上ルートを用いての大要塞『ゲート・オブ・バビロン』への侵入が成し得たと言えよう。 その後、メガザル本軍の攻撃に合わせて要塞内で大暴れを開始、その際の戦闘でグラズヘイム三将軍の一人・アーカードを討ち取る。 そして散々暴れ回った挙げ句に脱出、一人も欠けることなく任務を完遂した。 新城直衛 メガザル東部に領地を有する伯爵。 彼の率いる新城家はメガザルにおいても突出した軍事力を有する家の一つである。 【統率】16 【武勇】8 【情報】13 【政治】9 葵・智 国王の代理として弔問に訪れた外交官。一応及第点をいただいた。旧姓は浅間。武勇11 ゼクシュバルツ・アズナブルーダー 大戦後、宰相に登用された仮面の内政官。敵の要人であったという風説がある。 アームストロング家 メガザル王国の宮廷魔術師長を代々輩出している名門侯爵家にしてルサルカの実家。 王国成立以前、島津家がメガザル諸侯国の一介の諸侯にすぎなかった頃からの古参の家臣で、 王国成立以前は不明だが、王国成立以降は宮廷に勤める法衣貴族として王家の藩屏を担っている。領地については不明。 ルサルカは若い生まれらしいが、妹や弟がいないとは言っていない為、末娘かどうかは不明。 バーン メガザル王国の元宮廷魔術師長にして、ルサルカの父親。ルサルカを溺愛している親馬鹿。武勇14 ミストバーン ルサルカの母親。中の人は未定。 言動は淑女的な良い母親だが、外見故にその彼女が喋っているAAは、見る者に壮絶なインパクトを与える。 アレックス アームストロング家の長男にして、メガザル王国の現宮廷魔術師長。 国王豊久の友人でもあるシスコン筋肉。 現在豊久共々、ロンダルキアにてグラズヘイム軍と一進一退の攻防を繰り広げている。 ハマーン アームストロング家の長女。内政重視。 可愛いもの(?)好きで、ゴボウ玉を気に入ったらしい。 本多家 メガザル王国南部に小領地を有する伯爵家。二代(バブー)と正純(ギャンブラー)の実家である。 領地貴族が法衣貴族化したのか、法衣貴族が領地をもらったのかは不明だが、現在ではほぼ法衣貴族となっている。 現当主は本家の長である本多・忠勝だが、彼をはじめ本家の人間は首都が生活の中心のため領地にはあまり寄りつかず、 そのため領地の管理は分家の人間を中心に行われている。現在の代官は正純の父。 当主の座は二代の弟が忠勝の名共々継ぐことになっている。 本多・忠勝 本多家の現当主。伝説級半歩手前の名槍・蜻蛉切を漁具兼用にした張本人である。 しかしそのおかげで、次期当主ではない二代に蜻蛉切が回ってきたのだから、まさに塞翁が馬である。 ハイドリヒ家 メガザル王国東部辺境、海に面したハーケンクロイツ越中公爵領を治める大貴族中の大貴族。 軍事力においてはおそらく、いや間違いなく島津王家に次ぐであろう、この国の軍事面のNo.2。 ラインハルト・ハイドリヒ 我が国の元帥で、戦闘寄りではあるが全てのステータスが10を超えているという万能キャラ。 領地の名はハーケンクロイツ越中なので、欧州方式ならハーケンクロイツ越中公爵ということになる。なんて字面だ。 ちなみに奥さんが5人おり、娘さんも居るそうである。 現在は豊久やアレックス共々、ロンダルキアにてグラズヘイム軍との一進一退の攻防を繰り広げている真っ最中である。 アスラン・ザラ ハイドリヒ家に仕える騎士の一人。 謹厳実直な変態で馬鹿。有能ではあるんだが・・・ ジェレミアのもとに補佐として派遣されていたが、その後己の天命に気づきスペースコブラの山野に消えた(全裸で) 彼こそがこの時代の伝説的人物、人民の騎士であるとの解釈の元に描かれた英雄譚『人民の騎士 アスラン・ザラ』は、 この時代を舞台とした英雄譚の中でも、もっとも人気のあるモノの一つである。 ファブレ家 クール子爵領の東に隣接するメガザル西部有数の穀倉地帯、ワルクヌェー伯領を治める大貴族。 メガザル西方の貴族では家格・実力ともにトップであり、有事においては周辺の貴族の纏め役を勤める。 このワルクヌェー伯領、今でこそ伯領だが、以前は辺境伯領として西の隣国グンマーとの最前線であった。 その後国境が西進したのち、ほぼ同格の侯爵ではなく伯爵へと戻されたが領地はそのまま据え置きとされたために、 辺境伯クラスの広大な領地と、それ故の豊富な経済力(特に食料生産力に秀でる)、強大な軍事力は健在である。 領都はエクスカリパーらしいが、旧領都ワルクヌェーも交易の中心地として健在である。 ルーク・フォン・ファブレ 我がクール子爵領と領地を接する大貴族ファブレ家の当主。 ワルクヌェー伯とも呼ばれることから、たぶん彼の領地の名はワルクヌェー。 なので「ワルクヌェー伯ルーク・フォン・ファブレ」が正式な場での彼のフルネームとなる、たぶん。 きっと古い都市がワルクヌェーで、新しい都市がエクスカリパーなのだろう、おそらくは。 魔術師3000に呪われた男。ある意味このスレのアイドル。 あとこう見えて一児の父で有り、つい最近二児の父となった。 武勇12以上の家臣を絶賛募集中! 優秀なお方のはずなのだが、何かと運に恵まれない。 ティア ワルクヌェー伯爵夫人(この場合はワルクヌェー伯であるルークの妻という意味)。 メガザル-グンマー戦役終結後、二人目の子供を懐妊していることが明らかとなった。 シュナイゼル・ランペルージ ワルクヌェー伯ルークの一の騎士。 武勇以外のすべてが優秀な万能の将。当人曰く文官寄りだそう。 コーネリア・ランペルージ ワルクヌェー伯ルークの騎士の一人。 魔術師サン・ゼン ワルクヌェー伯に呪いを、あるいは祝福をもたらす存在。 最近ではワルクヌェー伯以外にも呪いをかけるようになった。 一体何者なのかそれを知る者はいない ろうがふうふう県子爵家 我がクール子爵領の南に隣接するろうがふうふう県を治める、ウチと比べても新興の子爵家。 成り上がり故に家名は無かっただろうから、ろうがふうふう県子爵家としておく。領都もそのままろうがふうふう県。 土壌が荒れているため農業には向かないが、地熱型温泉やフェストなど多くの地下資源が眠っていた土地だったのだが、 上層部に知識が無いためにそれらを活用できず、そのため長らくこの地の主産業は盗賊・蛮族狙いのカツアゲだった。 が、近年仕官した温泉技師とゆかいな仲間たちの力で温泉街『寺前ロマエ』を建設、観光収入により急成長を果たす。 それに伴い質・量ともに強大化した軍事力によって、882年のグンマー過激派との戦役にて大きな戦果を上げ、 戦後はワルクヌェー伯、クール男爵に次ぐ西方第3位の実力者とみなされるようになる。 そして高まった家の名を活用しつつ、新たな仲間達と共にメガザル西方の一大観光地域を目指して日々邁進している。 ヤムチャ ろうがふうふう県子爵領の初代領主。腕一本で子爵まで成り上がった立志伝中の人物。 産業スパイとして我らがクール男爵領(当時)にルイージを派遣するが、意外に悪い男ではなかった。 良くも悪くもこの国の典型的貴族らしく、武勇統率型の脳筋。そして自ら現場で働く社ッ長さん気質。 自分の苦手なところを素直に認め、他家の助言を容れ、新参の家臣であっても全力で信頼することのできる稀有な性格の持ち主。 882年のグンマー過激派との戦役における11月の決戦では、エクスカリパー近郊にて敵将を討ち取る活躍を見せた。 魔術師イチ・マンの力によるモノか、温泉街に湯治に来ていたノーレッジ女史と紆余曲折の末に婚約し、883年2月結婚した。 パチュリー 領主ヤムチャの妻。温泉に療養に来た所で見初められ、883年2月に結婚した。 ろうがふうふう県でも数少ない内政官の一人であり、この地の農業・工業生産が上昇したのは彼女のおかげ。 その知識と頭脳で陰ながらヤムチャを支えている。着痩せする巨乳。 【情報】で振興判定を行える特殊スキル保有。 ルイージ 情報5を誇る脳筋型密偵。なんか憎めない。 高い変装スキルを持つが、情報5のせいであんまり意味がなく、むしろ戦うほうが得意。 ちなみに情報は成長限界。 急成長の立役者の一人でヤムチャ子爵の一の家臣を自認する。 ルシウス やらない夫がヤムチャに紹介した人材で、ロンダルキア出身の温泉技師。 温泉街『寺前ロマエ』の成功により【ナナリー】級の商業収入を子爵領にもたらした、子爵領発展の立役者の一人。 「商業振興成功時、商業力上昇に+」技能を持っている内政チート。 ビッテンフェルト ろうがふうふう県に仕官した武将。 メガザル王国出身の者としては典型的な脳筋戦闘屋で、ヤムチャとは逆の統率武勇型。 突撃大好き。 本多・正純 情報政治型の内政特化の人材。 ただしそれはステータス面の話で、スキルの方向性は外交方面である。ルサルカ以外で外交官適性を持つ子は在野ではこの子だけ。 寺前ロマエで温泉に浸かりがてら麻雀を打っていたところをルシウス技師にスカウトされ、ゆかいな仲間達の一員となる。 外交スキルは『外交官』以外に持っている。 情報と政治が強い。武勇と統率はかーなーり低い。 適性は外交官だが、安価スレの性質上あくまで『やらない夫の補佐』。 外交スキルは状況に応じて最適なものをコピーする能力。 長谷川泰三 サーシェスに雇われていた傭兵。 拘留から解放された後はアスカ家に就職しようとしたが断られ、現在は寺前ロマエで清掃員として働いていた。 その後紆余曲折を経て、現在はろうがふうふう県子爵家軍で一兵士として働いている。 アスカ家 メガザル王国西部、アンタッテ一輪(ヒトワ)子爵領を治める領地貴族。 アンタッテ一輪(ヒトワ)子爵領は旧レックス男爵領の北に隣接する形で存在しており、 つまるところクール子爵領のお隣さんの一つである。領都はそのままアンタッテ一輪(ヒトワ)。 この地域では珍しい家名持ちであることから、はたしてどっかの大貴族の分家か、再興した元没落貴族か。 それ故か、前領主は西部諸侯連合軍の中心人物で、北部戦線ではワルクヌェー伯に次ぐ立場にあったらしい。 なお、アンタッテ一輪(ヒトワ)子爵領は鉱山を有しており、鉱業や窯業、金属工業が盛んな土地柄である。 シン・アスカ 今は亡き前アンタッテ一輪(ヒトワ)子爵の息子にして、現領主。 882年10月の北部戦線での戦闘にて突出した結果挟撃を受け、総崩れしかかった諸侯連合軍を孤軍奮闘し支えきった。 内政は駄目駄目だが、軍才・武才の双方を兼ね備えているとおぼしき、将来が楽しみな若き俊才である。 現在は西方諸侯の援助を受けての領の建て直しと、西方有力貴族家のロンダルキア出兵の留守の間の防護を勤めている。 ユーリ・エーベルヴァイン 情報=政治>統率>武勇だが、基本的には何でもこなせる万能型の人材。 特殊能力も手広く揃えており、育てば器用貧乏から器用万能になりそうなのだが・・・・・・。 フリーだったころはその器用さを生かしなんでも屋をやっており、その手広さが見込まれシンに斡旋された。 持ち芸は「○○する砕け得ぬ闇のポーズ」(○○は状況に応じていろいろ変わる)。 万能型。何をやらせても%補正が入るのは、他のキャラに無い特徴。 同じ万能系のルサルカや咲夜さんが特殊な方向のスキルが多いのに比して、素直なスキルを覚える。 無理に成長させずとも、サブで置いておくだけで%補正は十分便利では、というのが 1主観。 シーマ・ガラハウ サーシェスに雇われていた傭兵の一人で、傭兵達のリーダー格を務めていた。 人生裏目街道邁進中だったが、アシェラッドの紹介もあり、アスカ家に仕えることになった、30才の乙女。 ちなみにウルトラマンとは、勘とジェスチャーで意思疎通してたとのこと。 レックス男爵家 例によってグンマーに面する新興の男爵家の一つ。森に囲まれており林業が盛ん。 領地は旧クール男爵領の北に隣接しており、領都はアトリーム茅ヶ崎とメガザル東部風の地名。 先代は出来る人だったようだが、今代はどーしょーもないアホボンらしく取り潰し秒読み段階との噂だった。 しかし882年5月、宮廷よりグンマーとの一件が解決次第、今まで先延ばしにされてきたお家取り潰しを執行し、 それに従い統治権はクール男爵家改め子爵家に移行し、レックス男爵領はクール子爵領に組み込まれることが内示される。 もっともお家取り潰しと領地取り上げ執行の前に、当主たるミスト・レックスは逃げる途中で殺されてしまったが・・・・・・。 同年12月、戦時中ということも有りクール男爵家による統治が繰り上げで始まり、事実上この地はクール男爵領となる。 そして翌年2月、クール男爵やらない夫は子爵への陞爵の辞令を受け、この地は名実共にクール子爵領となった。 クール男爵家(現子爵家)とどうして差がついたのか。環境、当主の違い・・・・・・。 濃い霧が頻発する森林地帯をアジトにした盗賊団が居たが、治安維持のために領民に雇用されたアシェラッド傭兵団の 活躍により、ほぼ狩りつくされたと思われる。 ミスト・レックス 今代のレックス男爵。三年前に襲爵した。 領民や他国の人間への蔑視が酷く、貴族間でも厄介者扱いされている。 腕っこきだった先代の奉公を考慮し、一年は猶予期間として見逃されていたが、 改善の兆しすら全く見られなかった為、レックス男爵家は取り潰しとなるはずであった。 が、丁度東の隣国スペースコブラとの戦争が始まったことで、厳重注意で放置されてきた。 そして882年8月、戦争が勃発すると同時に逃亡しようとしたところ、サーシェスの手のものにより殺された。 霧が晴れてきたよ、やったね! ・・・・・・たまにスレにミストレックスらしき書き込みがある。成仏してないらしいw 世紀末商会 メガザル西部のワルクヌェーやエクスカリパーを中心に割と手広い商会であり、 食糧や民芸品なんかが主力商品。 ラオウ 先代・ダディと親交のあった商人。隣国グンマー出身で凄まじい大商人オーラを放つ。 世紀末商会の会長を務めている。 トキ 世紀末商会の商会長・ラオウの弟の一人。 世紀末商会アーランド支店の規模拡大のため、派遣されてきた。一時派遣かどうかは不明。 ケンシロウ 世紀末商会の商会長・ラオウの弟の一人。 世紀末商会アーランド支店の支店長として派遣されてきた。 ろうがふうふう県産のゴボウ玉の仕入れも担当している。 ジャギ 世紀末商会の商会長・ラオウの弟の一人。 世紀末商会アトリーム茅ヶ崎支店の支店長として派遣されてきた。 「北斗羅漢撃」を使わざるを得ない・・・・・・! [部分編集] 魔国グラズヘイム メガザル王国の北西、大山脈地帯を越えた先に存在する謎に包まれた魔族の国。 内陸部という地理的要因によるものかは不明だが、この国に住まう魔族は血の気の多い者が多いらしい。 密かに各地へ工作活動を行っていたが、882年12月、ロンダルキアへ侵攻を開始。ついに表だって動きだした。 ギルガメッシュ グラズヘイムを治める魔王で父王を殺して王位を簒奪した。 慢心がないという、元ネタ的に公式チートな事実が判明して家臣団を戦々恐々させている。 長らく動きがなかったが、大要塞『ゲート・オブ・バビロン』の建設、並びにその防諜に全力を注いでいた模様。 883年11月の会戦に、てその大要塞を内部から崩された挙げ句穴を開けられたことで、兵も浮き足だって まさに追い詰められたところで、伝家の宝刀『天地乖離す開闢の星』を抜き、痛み分けに持ち込んだ。 ウォルフガング・シュライバー(故人) 魔国グラズヘイムの3将軍が1人。 翠星夫にナイトブレイザーを付けクール男爵領に攻めこませた黒幕。この時ヴィルヘルムに強い興味を持つに至った。 あくまでも間接的にではあるが、やらない夫にとっては父の仇であり、ベイにとっては主君の仇。 882年11月、メガザル西部での戦闘にてクール男爵家(当時)一の騎士の手にかかり、戦死。 オーバーナイトブレイザー 凄腕の傭兵で政治的信条などは欠片たりとも持ち合わせていないが、その実力は本物。 一時期直接の上司に当たるウォルフガングの命で、薔薇乙男族へ援軍として派遣されていた。 その後はウォルフガングと共に、各国を巡ってはいろいろと各方面へ工作活動を行っていたらしい。 882年11月の戦闘では、軍が散り散りになる中サーシェスとヤザンを連れて戦場を離脱。 そのまま二人を連れて雇い主のいるグラズヘイムへと帰還した様子。 つい最近まで一言も発言しなかった為、長らく喋れないキャラだと思われていた。 魔王ギルガメッシュの招聘を受け、亡きシュライバーの後任としてグラズヘイム3将軍に就任。 これにより、傭兵であった彼は正式にグラズヘイムに仕える身となったのであった。 そして大要塞『ゲート・オブ・バビロン』防衛の為待ち構えていたのだが、地上ルートからの侵入によって空振り。 侵入に気付いたのは彼らが破壊工作を始めてからで、急ぎ迎撃に向かったものの敗北。しかしかろうじて一命を取り留めた。 その後、クール子爵家軍によって穴を開けられ、突破されつつあった大要塞に放置されていたところをサーシェスによって救われ、 そのまま彼に雇われる形で姿をくらました。 アリー・アル・サーシェス 反マリナ派を束ねる大部族の長であった男。 昔にグンマーを飛び出し、傭兵として各国を回っていたこともあった。 882年に起きたメガザル-グンマー間の戦争で敗北、しかし運良く命を長らえ、 そのまま傭兵稼業へと復帰しグラズヘイムに雇われた。 ロンダルキア戦線ではメガザル後方への工作活動中に幽香王妃らに迎撃されるも、迅速な判断で見事逃げ延び、 さらに大目標である「時間稼ぎ」を見事達成。その後補給線の破壊にも参加し、成功の一助となっている。 こう見えて独特の美学を持っており、それに基づき亡き友・ヤザンに代わってヴィヴィオに真実への一助を教え、 それにギルガメッシュ王が反するが故に、要塞前の会戦でろうがふうふう県子爵家軍を打ち破った後は姿をくらました。 ヤザン・ゲーブル(故人) サーシェスの腹心その三。グンマー最強の武人であった男。 メガザルーグンマー間の戦争に決着が付いた後はサーシェス共々、グラズヘイムに雇われる傭兵となった。 メガザル後方への工作活動中に幽香王妃らに迎撃されるも、迅速な判断で見事逃げ延びる。 …が、物資集積所への攻撃の際にクール軍の罠にまんまとはまり、敗死。 アーカード(故人) 魔国グラズヘイムの3将軍が1人。 その能力により882年12月、スペースコブラの軍船のほぼ全てを破壊、海路封鎖に成功したかに見えた。 だが人民の騎士と大商人の友情パワーによって、その策は打ち砕かれることになったが・・・・・・ それから一年後の883年7月、メガザルの守る要塞攻略を見事成功させ、戦線を押し上げる端緒となった。 その後、物資集積所への攻撃の際にクール子爵軍と戦い、敗走。 そして大要塞『ゲート・オブ・バビロン』内での4+1人の勇者達との戦闘で、スカーレット侯に討ち取られる。 アカギ 魔国グラズヘイムの3将軍が1人。 現在はロンダルキア侵攻軍の指揮を執っており、メガザル・ロンダルキア連合軍と一進一退の攻防を繰り広げている。 メガザル主力軍の執拗な追撃を受けるも、巧みな運用で少佐共々大要塞『ゲート・オブ・バビロン』へと撤退していった。 ヴィヴィオ・高町 アカギの部下。なのはの実の娘であり、シュテルの双子の妹でもある。 母の事を教えてもらえる、というギルガメッシュの言葉を信じ戦うものの、それはいいように利用されているだけだった。 『ゲート・オブ・バビロン』攻防戦においてシュテルとの砲撃魔法の応酬に破れ、戦闘後にクール家に保護された。 ディルムッド(故人) ロンダルキアでの戦線に参列している、グラズヘイムの将。 数だけは多いロンダルキア軍を襲撃しているところに、拠点攻撃に来たクール軍から逆撃を食らい、敗死。 しかしその堂々たる最後は、二代に大きな感銘を与えた。 劉鳳 ロンダルキアでの戦線に参列している、グラズヘイムの将。 兵站破壊の為に物資集積所を急襲したところ、大要塞を築いて待ち構えていたクール軍に完膚なきまでに粉砕され、捕縛。 少佐 ロンダルキアでの戦線に参列している、グラズヘイムの将。 アカギの副将である以外、詳細は不明。 名無しの武将 グラズヘイムのモブ武将。 [部分編集] ロンダルキア大炎上連邦国 メガザル王国の北東に隣接する国。 隣接するメガザル王国やグラズヘイムとは比べるべくも無い弱小国家だが、 メガザル・グラズヘイム両国にとって緩衝国として都合が良い地域にあるため、いまだに現存している。 自国で最も強い部隊が正規兵レベルの240、総戦力が6000足らずと他国と比べて軍事力もとても低い。 アシェラッドやシーマ、ルシウス技師などといった優秀な人材を他国に流出させている・・・・・・ 882年12月、グラズヘイムの侵攻を受け青息吐息であったが、メガザル王国の援軍を受けどうにか持ちこたえている。 池田華菜 現在のロンダルキアの元首。厄介ごとに首つっこんで来る、そろそろまぜろし アカギ「ではメインキャストで」 大山脈地帯 ロンダルキア西方、メガザルとグラズヘイムとを南北に隔てるこの大陸の天険。 その峻険な地形もさることながら、強大な魔物の巣窟となっており、いまだヒトの立ち入れる領域ではない。 昔とある英雄が単独で外縁部を踏破したが、実の所は地元の民しか知らない竜の寄りつかない地下道を使ってであった。 しかし883年10月、メガザル王国の五人の勇者達が地上ルートで外縁部を踏破することに成功する。 竜種 魔物の代表格。人族とは比べるのがそもそも間違いというほどの圧倒的な能力を有する。 [部分編集] 秘境グンマー王国 メガザル王国の西に隣接する蛮族たちの国。 王国と呼ばれているが王制でもなんでも無く、そもそも国と呼んでいいのかどうか。 それ故に、一部の部族が国境に面するクール男爵領などにしばしば強奪にやってきていた。 しかし大きな括りではメガザル王国に対して朝貢をしているため、戦争にはいたっていなかった。 が、882年8月末、過激派部族が暴走して戦争に突入する。 しかし同年11月の決戦にてメガザル王国が勝利を決定づけ、 同年12月に終戦条約が大族長マリナとの間に締結された。 マリナ様 秘境グンマー王国の部族を束ねる大族長。一目見たら忘れることのできない印象の持ち主。 国内の派閥では親メガザル派筆頭。 瞬間・Fおよびセイエイ クール男爵家ではこの名で認識されているが、勿論本名は刹那・F・セイエイ。 かつての戦いで功績を挙げ、大族長マリナの側近となった英雄(ガンダム)である。 イワーク・ブライア(故人) 親マリナ派の部族連合のまとめ役となっている、エイジ族の族長。情報収集した矢先にお亡くなりに。 リボンズ・アルマーク サーシェスの腹心その一。 882年10月、メガザル西部での戦闘にてルサルカ、二代の両名により捕縛。 現在アムステルダム薩摩にて、尋問中と思われる。 カテジナ・ルース (故人) サーシェスの腹心その二。 882年11月、メガザル西部での戦闘にてヤムチャ子爵の手にかかり戦死。 翠星夫(故人) 甘い考えで我らが領内に進入し、討伐された小部族の長。 愚かにも1度は命を拾ったのに、再び攻め入り、そのまま討ち死にした。 部下のくれない夫も大族長に処刑され首と胴体がお別れした。結果、薔薇乙男族は戦力が壊滅した模様。 [部分編集] 魔国スペースコブラ メガザル王国の東に隣接する魔族の王国で、南北で海に面している海洋国家。 その地理的要因によるものかは不明だが、この国の魔族は温和な者が多いらしく、 また国としても、軍事力による積極的拡大政策をとってはいない。 何年前からかメガザル王国と長らく交戦状態に有り、そして880年ようやく和平にこぎ着けた・・・・・・と思いきや、 国境付近で小競り合いが発生し和平は立ち消え、そのまま再び交戦状態に突入した。 そして882年12月、メガザル王国に敗戦。領土を大幅に削られ、メガザル王国の実質的な属国となった。 神綺 スペースコブラを治める国王陛下。 ヤン・ウェンリー スペースコブラの元帥閣下。 漢字で書くと楊文里、なのでウェンリーが個人名なのだが、なぜかヤンと呼ばれる事が多い。 弱兵揃いの軍でありながら、メガザル相手に長期間持ち堪えるほどの高い指揮能力を持つ。 そのステータスは統率19・情報16、正に統率型武将の極みといえよう。 現在、その能力を買われ我らが国王陛下の元で、グラズヘイム軍と一進一退の攻防を繰り広げている。 三闘神()・鏡斎(故人) スペースコブラの武官。グラズヘイムからの移民出身。 三闘神の筆頭を自称しており、またそれに見合った実力の持ち主であった。 しかし、我がメガザル王国の主力部隊相手には力不足であり、あっさりと敗北。 三闘神の中でただ一人生き残った彼は、敗残兵としてスペースコブラ西部をうろついていたところを、 ジェレミア達の部隊と遭遇。泣きっ面に蜂とばかりに叩かれ、副将共々戦死した。 残りの三闘神はセル第一形態(武勇12)、ヤン・バレンタイン(武勇11)。 名無しの武将 そこそこの能力を有するが、スキルを持つには至らないモブ武将達。 自治都市 大陸東部の交易の中心都市で、商人達の合議制によって治められている。 強大な経済力と、それを元手とした強大な軍事力を有しており、何気にここの武装商船団はスペースコブラ海軍よりも強い。 故に魔国スペースコブラに名目上属してはいるが、半独立状態と言えるほどの自治権を有しており、もうほとんど都市国家。 ライダー・イスカンダル 自治都市を治める、豪放磊落な長。 娘を救い、探し物の戦車も見つけてきながら、褒美は全て人民に配ってくれとのたまった「人民の騎士」を全権委任状を渡すほどに気に入り、 グラズヘイムのロンダルキア侵攻の際には、彼の要請を受けてロンダルキアまでわが国国王軍を運ぶ船を貸し出した。 他国の人物の編集はこちら
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登録日:2016/04/12 (火) 01 05 00 更新日:2024/01/04 Thu 21 42 55NEW! 所要時間:約 24 分で読めます ▽タグ一覧 16年夏アニメ 16年春アニメ Δ小隊 アニメ サテライト スパロボ スパロボ参戦作 バルキリー パチスロ化 パチンコ化 マクロス マクロスΔ マクロスさんかっけー←ではない マクロスシリーズ ワルキューレ 安田賢司 根元歳三 河森正治 響け風 翔べ女神(ワルキューレ) 2016年4月より放送されたアニメ。 マクロスシリーズ最新作で、アニメシリーズ通算7作目。 OP1:一度だけの恋なら/ワルキューレ OP2:絶対零度θノヴァティック/ワルキューレ ED1:ルンがピカッと光ったら/ワルキューレ ED2:破滅の純情/ワルキューレ 概要 前作マクロスFから8年後の西暦2067年、銀河系辺境宙域の移民惑星を舞台に物語が展開する。 これは「戦闘機がより自由に飛べる大気圏を中心にする」という考えから。 『F』のコンセプト「原点回帰」に対し、本作のコンセプトは「マクロスプラスとマクロス7の融合」。 そのためか2作を彷彿させる設定が散見される他、歴代作品のオマージュと見られる描写・場面が数多く登場する。 また、モチーフとして北欧神話関連の単語が随所で見られる。 タイトルの『Δ』は「歌」「戦闘」「三角関係」のシリーズの基本三要素を敢えて表現したとのこと。 余談だが、「デルタ」は一部のマクロス級戦艦のブリッジのコールサインでもある。 昨今のアイドルアニメブームに倣ってか、今回のアイドルはユニット制。 『7』のジャミングバーズ、『MACROSS DIGITAL MISSION VF-X』のミルキードールズのコンセプトが遂に日の目を見たと言える。 今回もシリーズの伝統に従って歌姫オーディションが行われ、 過去最多約8000人の応募者の中からメインヒロインの一人・フレイア役に鈴木みのり、先輩アイドル・美雲の歌唱パートにJUNNAが選ばれた。 なお、JUNNAは楽曲収録当時14歳(アニメ放送時15歳)と歴代最年少の歌姫であり、中学生とは思えない色っぽい歌声と抜群の歌唱力を披露している。 楽曲に関しては『プラス』と『F』で担当した菅野よう子は参加せず、コモリタミノルの提供曲が多い。 2017年には『スーパーロボット大戦X-Ω』への期間限定参戦を果たす。 2018年2月9日より『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』が公開。 2021年10月8日には『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』が『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』と同時公開。(*1) ストーリー バジュラ戦役から8年、第一次星間大戦から実に57年もの年月が経過した西暦2067年。 銀河播種計画が実行に移されてから半世紀以上、移民惑星に独自の文明が築かれつつあった。 銀河系辺境のブリージンガル球状星団では、人間が理性を失い凶暴化する奇病「ヴァールシンドローム」が猛威を振るっていた。 この病の対抗手段となるのは、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」。 歌によって暴徒化を鎮めることができる彼女らは星々を駆け巡りライブ活動を展開する。 一方、時を同じくして「ウィンダミア王国」が擁する精鋭部隊「空中騎士団」が不穏な動きを見せ始める。 用語 ・ヴァールシンドローム ブリージンガル球状星団で猛威を振っている奇病。単にヴァールとも。 発症すると精神に変調をきたし、自制が効かなくなるのが特徴。 心拍増大や血管・筋肉の膨張といった症状が現れ、異常な興奮状態に陥り破壊活動を行う暴徒と化す。 根治療法は確立されておらず、一度発症してしまうと再発の危険性がある。 現状の対症療法はワルキューレのフォールド波を乗せた歌を聞くことのみ。 その原因はかつてのV型感染症ウイルスと同様のフォールド細菌で、 ウィンダミア特産の銀河リンゴ(ウィンダミア・アップル)と、 プロトカルチャー遺跡から取れる天然水を合わせて接種すると生成される「セイズノール」という物質で増殖する。 ウィンダミアはダミー会社を通じてこの2つを統合軍に納入することで、銀河中で感染者を増やしていた。 「風の歌い手」であるハインツはプロトカルチャーの遺跡を通した歌で感染者を操ることが可能であり、数で大きく劣るウィンダミアの戦略の要となっている。 ・フォールドレセプター(フォールド因子受容体) 生体フォールド波を発生させることができる因子。 受容体の活動が活発であればあるほど強力なフォールド波を発している。 精神状態と密接な関わりがあり、一例としては生命が危険な状況等で興奮状態になるとフォールド波が強くなる。 更に録音や録画では効果が激減するために、ワルキューレには戦場で身を晒して歌うことが求められる。 ワルキューレ以外にもハヤテが持っていることが確認されている。 2059年のバジュラ戦役でバジュラが銀河系から去った後に保有者が現れ始めた。 宿主であるバジュラを失ったフォールド細菌の一部が人類を新たな宿主として体内へフォールドして定着。 これに対する免疫として生まれたのがフォールドレセプターである。 ・ワルキューレ ケイオスが擁するヴァール鎮圧を目的とした戦術音楽ユニット。 登場時の口上は「超時空女神(ヴィーナス)、ワルキューレ!」 ほぼ生身で戦場に立ち、マルチドローンを操りながら歌って踊って戦うアイドル。 恒例の立体ホログラムによる変身早着替えも相まって、もはや魔法少女。 メンバー全員がフォールド因子受容体を高レベルで保有しており、その歌声はヴァールを癒すだけでなく、非感染者に予防効果も与える。 彼女達の派手なパフォーマンスはヴァール感染者の注意を自分達に向けさせ、 Δ小隊の鎮圧活動をサポートする役割や、避難民に安心感を与えてパニックを防ぐ役割を持つ。 単純なアーティストとしても、銀河ヒットチャートに常時ランクインするほどの人気を誇る。 ・Δ小隊 ワルキューレの護衛と武力によるヴァール鎮圧を主任務とする特殊部隊。 専用にカスタムされた最新鋭機「VF-31 ジークフリード」を運用する。 戦闘だけでなく、ワルキューレとの相互サポートや演出(ダンス等)もこなし、単なる護衛部隊として以上の人気を誇る。 ・ケイオス ワルキューレやΔ小隊が所属している星間複合企業。 元々はフォールド技術関連のベンチャー企業だったが、ここ10年で急速に勢力を伸ばしている。 手広く様々な事業を手掛けており、ヴァール対策部隊はケイオスの軍事部門に当たる。 マクロス級戦艦を所有するなど、民間軍事プロバイダと同等以上の設備・組織力を持つ。 ・ウィンダミア人 銀河系初の知的生命体・プロトカルチャーによって生み出された地球外人類の一種。 外見は地球人と変わらないが、特徴として微量の生体フォールドクォーツとフォールドレセプターを含む髪飾り型の発光器官「ルン」を持つ。 ルンは音楽を聴いたり、宿主の感情の昂ぶりに合わせて動いたり発光する。 ルンをじっくり見られたり、触られるのはかなり恥ずかしいことらしい。 これの発光具合を調節できる(つまり感情を制御できる)のは大人の証。 ルンで感知したフォールド波を「風」と呼び、形容詞的な表現としてもよく使用する。 マイクローン化したゼントラーディよりも上という非常に高い身体能力を持つ反面、平均寿命は30~35歳とかなり短命な種族。 20代半ばあたりから急激に老化が始まり、皮膚が白くひび割れ剥がれ落ちていく。 14歳での結婚は既に晩婚の域…つまり結婚・出産の適齢は(ry ・ブリージンガル球状星団 本作の舞台となる銀河系辺境の球状星団。 プロトカルチャーが最後に落ち延びてきた地と言われており、 ゼントラーディの攻撃をあまり受けなかったことから各惑星にはプロトカルチャーの遺跡がほぼ完全な形で現存している。 ・ラグナ人 地球外人類の一種。 ヒレや鰓といった魚の特徴を持つ海の民。 魚のように水中を高速で泳ぐことができる。 ・ヴォルドール人 地球外人類の一種。 猫型哺乳類を元にプロトカルチャーに生み出された種族。 ・アル・シャハル 中東的な雰囲気を持つ惑星。 ハヤテが物語当初にここの宇宙港の一つで仕事をしていた。 ・ラグナ星 ラグナ人の母星。海の割合が多めの地球型惑星。 首都はバレッタシティで、特産品はバレッタクラゲ。 アル・シャハルの30光年隣にある。 ケイオスのラグナ支部がワルキューレとΔ小隊の拠点。 ・ウィンダミア星 ウィンダミア人の母星。 周囲をフォールド断層に囲まれている。 大半が真っ白な雪に覆われており、林檎が特産品。青森ではない プロトカルチャーによるものと思われる遺跡が存在する。 銀河播種計画に伴い2027年に地球文明圏に加わったものの、不平等条約による搾取などが原因となり2060年に独立戦争が勃発。 以後は地球文明の流入を嫌う鎖国状態となっている(林檎の輸出程度の交易は行われている模様)。 独立戦争にて新統合軍に次元兵器を使用されたと主張しており、惑星表面にはDE弾頭の痕跡と思われる傷跡が今も生々しく残っている。 そのため住人の新統合政府への感情は最悪に近い。 4話にて新統合政府に対して宣戦布告、星間戦争の幕を開く。 統一国家は「ウィンダミア王国」。 + 次元兵器って? 次元兵器は『F』の時代に開発された戦略兵器で、爆発範囲の空間を丸ごとフォールド空間に飛ばして消滅させる凶悪なもの。 威力の調節次第では惑星の半分近くを抉る程の破壊力を持ち、マクロスの世界では人類が保有する最強の兵器の一角。 それまでの最強兵器だった反応弾すら無効化する耐性を身に着けたバジュラに対抗するために使用され、バジュラ戦役で大きな戦果を挙げた。 DEとはDimension Eaterの略。 ・空中騎士団 ウィンダミア王国が有する「Sv-262 ドラケンⅢ」を駆る王家直属の精鋭部隊。 辺境の新統合軍をものともせず、Δ小隊と渡り合うだけの士気と練度を誇る。 エースは白銀の機体を駆ることから代々「ダーウェントの白騎士」の称号を継承する。 地球文明が流入する前は飛行生物やグライダーを使用する攻城部隊だった。 登場人物 ・ハヤテ・インメルマン CV 内田雄馬 主人公。17歳。 直情的な言動と無愛想な性格が特徴の少年。 歴代主人公の例に漏れない卓越した操縦技術に加え、天性のリズム感覚の持ち主。 音楽に合わせてワークロイドを曲芸のように操り、初めて乗ったバルキリーでブレイクダンスをやってのけるほど。こいつ踊ってやがる 元々ワークロイド作業員だったのでファイター操縦経験はなく、飛行訓練では四苦八苦していたが、厳しい訓練と激しい実戦を通じてメキメキと腕を上げていく。 目標や夢を探して銀河中を巡り職を転々としてきたが、熱中できるものに巡り合えなかったため、非常に無気力かつサボり魔だった。 アル・シャハルで逃亡中のフレイアと出会い、加えてヴァール鎮圧に赴いたケイオスの面々と邂逅、パイロットとしての道を踏み出す。 あくまで空を飛ぶことが目的だったためにウィンダミアの宣戦布告後は除隊も考えるが、「戦争を終わらせて自由に空を飛ぶ」という願いを見出し戦い続けることを選んだ。 興味があること以外には極めて無関心だが、自分がやりたいことに必要と理解すれば、必要ないと思っていたことでも素直に認めるし努力を惜しまないストイックなところもある。 なんだかんだで密航者であったフレイアを何度も助けており、根はお人好し。 パイロットになってからは、生き甲斐を見つけたからか跳ねっ返りながらも明るい好青年な面が出てきている。 搭乗機「VF-31J ジークフリード」 機体№05。パーソナルカラーは青。 AIサポートとヘルメットを嫌うハヤテに合わせて特別なチューニングが施されている。 第13話にて反応弾の爆発から退避しきれず、爆散して喪失した。 パーソナルカラーといい姓の「インメルマン」といい、天才マックスを彷彿させる。 声優は前作の中村悠一と同じく、直前まで放送されていたガンダムシリーズでラスボス役を務めていた。 ・フレイア・ヴィオン CV 鈴木みのり ヒロインその1。14歳。貧乳……という割には作画上そこそこ「ある」方。 シーンによってころころ大きさが変わるので、年齢相応の普乳なのかもしれない。 ワルキューレに憧れ、オーディションを受けるために故郷を飛び出し密航者となったウィンダミア人の少女。 バイタリティに溢れ表情豊か、まさに天真爛漫を絵に描いたような性格で、訛り口調が特徴。口癖は「ゴリゴリ」。 訛りはウィンダミアの中でもド田舎出身だからで、ウィンダミア人全体的に訛りがあるわけではないらしい。 命の危機や精神の高揚に際しては規格外のフォールド波を発生させる能力を持ち、それを見込まれワルキューレの5人目のメンバーとなる。 故郷が戦争を起こし、板挟みの立場で思い悩むが、「戦争を止めるために歌う」という目的を見出し人間としても歌手としても一段上のステップに到ることができた。 ハヤテとは運命的な出会いを果たし、落ち込めば励まし合う親友であり仲の良い兄妹のような関係だったが、徐々に想いを寄せるようになっていく。 憧れのアーティストはリン・ミンメイ、FIRE BOMBER、シェリル・ノーム、ランカ・リー、ワルキューレと歴代TVシリーズの歌い手達。 ・ミラージュ・ファリーナ・ジーナス CV 瀬戸麻沙美 ヒロインその2。Δ小隊の紅一点。18歳。普乳。 元新統合軍人で、祖父母からミンメイのことを聞いていたことから歌で戦うワルキューレに興味を抱き、アラドにスカウトされケイオス入りした。 真面目で融通がきかない性格が災いして恋愛に関しては奥手。 その名の通りシリーズお馴染みの天才一家、ジーナス家の出身。 ジーナス夫妻の六女・ミランダの娘で、伝説のロックバンド「FIRE BOMBER」のベース・ボーカル、ミレーヌの姪に当たる。 銀河に轟くトップアーティストの伯母2人と違って音感センスはないのか、1話のバルキリーダンスでは一人だけズレていた。 決して技量が低いわけではないのだが、メッサー曰く「教科書通りで戦場では通用しない」という、 生真面目な性格を表したかのような飛び方で、熟練パイロット相手の実戦では動きを読まれやすい弱点を持つ。 伝説級のエースである祖父や祖母と比べられることにプレッシャーを感じており、コンプレックスを抱いているような面も見られる。 ハヤテのいい加減で不真面目な態度とゲロぶっかけられたことに嫌悪感を示すが、アラドによって彼の訓練教官に任命される。 その後も任務でタッグを組むことが多く、助け助けられを繰り返すうちに自分に持っていないものを持つ彼を徐々に意識するようになっていく。 搭乗機「VF-31C ジークフリード」 機体№04。パーソナルカラーは臙脂色。 どことなく祖母エースのミリアの機体を彷彿させる。 ケイオス ワルキューレ ・美雲・ギンヌメール CV 小清水亜美/歌 JUNNA 巨乳。ワルキューレのエースボーカル。 素性・経歴・年齢等全てが謎に包まれた少女。 ケイオス女子寮に住んでおらず、住所についてはカナメも知らない。 メンバーの中でも特に強力なフォールド波の持ち主で、ケイオスの切札と言える存在。 身体能力も人間離れして高く、ワルキューレの中でもワイヤーだけで飛行中のジークフリードの上に立てるのは彼女だけ。 フレイアの才能を高く評価しており、それ故に成長を促すように厳しい言葉をかけることが多い。 決めポーズは中指と薬指を交差させて片手でWを作る。実際やってみると指が攣りそうになる。 ・カナメ・バッカニア CV 安野希世乃 ワルキューレのリーダー。22歳。普乳。 メンバー最年長なこともあり、皆のお姉さん的存在。 マネージャーとしての仕事も兼任している。 ワルキューレ加入前からアイドル活動をしていたが鳴かず飛ばずのまま引退しており、 ケイオスにもワルキューレのマネージャーとして入ったものの、フォールドレセプターが確認されたことからメンバーとしても活躍することになった。 美雲の加入前はエースだったが、現在はリーダーとして皆を見守ることにやりがいを感じている。 女子寮にミラージュ、フレイアと住んでいる。 決めポーズは両手のVサインを合わせてWを作る。 ・マキナ・中島 CV 西田望見 ファンシー系少女。18歳。爆乳。 メカニック担当で、リガードを見て興奮する兵器オタク。 お気に入りのメカに愛称をつけて可愛がるのが趣味。 メカニック、アイドル双方の才能を持っていたため、どちらの道も両立できるケイオスに入った。 決めポーズは自身とレイナのVサインを合わせてWを作る。 メカニックで中島と言えばマクロスゼロの中島雷造が想起されるが、TV版では血縁関係は明言されず劇場版にて判明した。 ・レイナ・プラウラー CV 東山奈央 クール系でボーイッシュな格好の少女。15歳。無乳。 電子戦担当の凄腕ハッカー。マキナと組んで機体のソフトウェア面の調整も担当する。 バレッタクラゲの生が大好物。 マキナと仲が良く、歌う際にペアを組む他、一緒に暮らしている。百合 ケイオスにハッキングを仕掛けて捕まり諜報部に配属された後、適正を見出されてそのままワルキューレのメンバーになった。 ぶっちゃけアイドル活動にはあんまり興味ないらしい。 Δ小隊 ・チャック・マスタング CV 川田紳司 女好きなムードメーカー。24歳。ラグナ人。 本作における「娘々」担当で、弟や妹と共に平時は「裸喰娘々(ラグニャンニャン)」を切り盛りしている。 裸喰娘々はケイオスの男子寮にもなっている。 幼い弟と妹は歴代歌い手の物真似(弟 FIRE BOMBER、妹 シェリル・ランカ)ネタの担当で、歌を歌ったことも。(11話での「REMEMBER 16」) 搭乗機「VF-31E ジークフリード」 機体№3。パーソナルカラーは黄色。 マルチパーパス・コンテナユニットに折り畳み式のレドームを装備する。 ・メッサー・イーレフェルト CV 内山昂輝 部隊のエース。21歳。 常に冷静沈着で生真面目な仕事のプロフェッショナル。 操縦技術は部隊随一で、空中騎士団の双子からは「この風…できる」と評された。 模擬戦でもハヤテ、ミラージュ、チャックの3人を一度に相手にしてあっという間に全員撃墜している。 初エンゲージでは大量のミサイル弾幕を潜り抜け、圧され気味ながらもキースと渡り合った程。 統合軍時代に駐留していた惑星がヴァールで壊滅、自身も感染したが、 カナメがエースヴォーカルだった頃のワルキューレの歌で理性を取り戻し、ただ一人生き残った過去を持つ。 そのためカナメには非常に大きな恩義を感じており、彼女を守るためにアラドの誘いに応じてケイオスに入った。 しかし一度感染したヴァールは治癒しておらず、戦闘などで極限状態に陥ると再び発症してしまう危険がある。 惑星ヴォルドールでの戦いで遂にヴァールが再発したために、現役のパイロットを退き訓練教官として転属になるが、 窮地に追い込まれたΔ小隊とワルキューレを助けるために独断で救援に駆けつける。 ヴァール化しながらもカナメの歌で理性を保ち限界を超えた力を発揮、キースと互角に渡り合うが、ほんの僅か及ばずコックピットを撃ち抜かれて戦死した。 搭乗機「VF-31F ジークフリード」 機体№02。パーソナルカラーは黒。 死神のノーズアートが描かれている。 メッサー戦死後は愛機を失ったハヤテが搭乗した。 ・アラド・メルダース CV 森川智之 小隊長。33歳。 元新統合軍所属だが、今は軍隊嫌い。 かつてはウィンダミア独立戦争にも参加していたベテラン。 隊員のスカウトも担当しており、連れてくるメンバーは皆曲者揃い。 搭乗機「VF-31S ジークフリード」 機体№01。パーソナルカラーは赤。主人公機 指揮官仕様のS型の伝統として頭部レーザー機銃を四門装備。 剣を咥えた竜の頭骨のノーズアートが描かれている。 その他スタッフ ・アーネスト・ジョンソン CV 石塚運昇(*2) ケイオス ラグナ支部所属マクロス級戦艦エリシオン艦長。40代。 ゼントラーディと地球人のハーフで、マイクローン時でも2mを超える身長の巨漢。 格闘技の教官も兼任している。 常に不利な陣営に身を投じる変わり者の傭兵で、「百戦百敗・無冠の名指揮官」と評されている。 かつて艦隊戦の教官としてウィンダミア王国に雇われていたことがあり、グラミア王は当時の教え子だった。 アラドとはウィンダミア独立戦争時代からの戦友。 ・レディM ワルキューレやΔ小隊に指示を出している謎の人物。 新統合政府本部と直接交渉を行える程の権限と地位を持つ。 シリーズにはイニシャルMの重要人物が多数いることから、ネット上では正体についての議論が盛り上がっていたが、遂に明かされないまま最終回を迎えた。レディMが何を意味するのかは『絶対LIVE!!!!!!』にて明かされることになる。 ウィンダミア王国 空中騎士団 ・キース・エアロ・ウィンダミア CV 木村良平 騎士団のトップエース。グラミア王の庶子。19歳。 騎士道精神を貫く孤高のイケメン。 メッサーと互角以上の操縦技術の持ち主で、対峙したメッサーが冷や汗をかくほど。 ハインツの兄であり慕われているが、自らは庶子という立場からかあくまで家臣として接している。 地球人は殲滅すべしという過激な思想を持っており、ロイドとは方針が合わずにいる。 ファーストエンゲージで自らと互角に渡り合ったメッサーをパーソナルマークから「死神」と呼びライバル視して、空で決着をつけることを強く望み、自らの手で打ち倒した。 決着後もメッサーを侮辱したボーグにナイフを突き付けており、メッサー個人に対しては宿敵として敬意を払っている。 惑星ラグナ攻防戦でハヤテに撃墜され右眼を失ったが代わりにルンの感知能力が研ぎ澄まされ、より強くなった。 今代の白騎士だが、あらゆる手を使ってでも祖国の尊厳を取り戻すという誓いからパーソナルカラーを黒としている。 搭乗機「Sv-262Hs ドラケンⅢ」 指揮官仕様。 機首がやや延長され、主翼の外翼部が大型化している。 ・テオ・ユッシラ CV 峰岸佳 双子の兄の方。16歳。 商家出身のイケメン。 搭乗機「Sv-262Ba ドラケンⅢ」 ・ザオ・ユッシラ CV 峰岸佳 双子の弟の方。16歳。 兄と比べて好戦的なイケメン。 搭乗機「Sv-262Ba ドラケンⅢ」 ・ボーグ・コンファールト CV KENN 騎士団最年少。15歳。 5人の姉がいる家の末っ子で、やんちゃに育ったイケメン。 教官であったヘルマンを「マスター」と呼び慕い、彼が教官を退いた今でもそう呼んでいる。 独立戦争で家族を全て失っているため地球人を非常に憎悪しており、フレイアのことも裏切り者呼ばわりしている。 搭乗機「Sv-262Ba ドラケンⅢ」 ・ヘルマン・クロース CV 遠藤大智 騎士団最年長の33歳。 元は訓練教官であり、教え子のボーグからは今でも「マスター・ヘルマン」と呼ばれている。 平均寿命を超えた老齢ながら、身のこなしは若者に引けを取らない。 バルキリー操縦の腕も、新兵に手柄を挙げさせるために手を抜きながらミラージュを圧倒するほど。 搭乗機「Sv-262Ba ドラケンⅢ」 ・カシム・エーベルハルト CV 拝真之介 騎士団一の巨漢。23歳。 リンゴ農家生まれだが、独立戦争で畑も家族も失い軍に入った。 戦争の早期終結を願っており、ロイドによる全銀河統一宣言には納得できない模様。 搭乗機「Sv-262Ba ドラケンⅢ」 王宮 ・ロイド・ブレーム CV 石川界人 ウィンダミア王国の宰相兼軍の総司令官。20歳。 眼鏡が特徴の知的なイケメン。 眼鏡コレクターで、シチュエーションに合わせて本体眼鏡を換装する。 地球人の殲滅を唱えるキースと違い、目的は星団の星を新統合政府から独立させて自由を勝ち取ることであり、 ヴァールを利用して極力血を流さない方針を取っていた…が、グラミアの死後に方針を転換し全銀河統一を掲げるようになった。 頭脳派だが腕も立ち、かつてはキースですら一度も勝ったことはなかったらしい。 考古学でもあり、ブリージンガル球状星団がプロトカルチャーが最後に辿り着いた地であることから、 「プロトカルチャーが最後に創造した人類種であるブリージンガル球状星団の人間こそが、プロトカルチャーの正当な後継者である」と主張。 ウィンダミアの対統合軍戦争における大義名分の一つとなっている。 プロトカルチャーの遺跡を管理する神官の家系の生まれだが、フレイアが「殿下」と呼んでいるため、王族の可能性もある。 ・ハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミア(ハインツ2世) CV 寺崎裕香/歌 メロディーチューバック ウィンダミア王国の王子。キースの異母弟。 身体が弱く、一見少女と見紛うほど儚げで可愛いショタ。 ウィンダミアの伝説にある「風の歌い手」の力を持ち、プロトカルチャー遺跡を用いて「風の歌」を介してヴァールを制御することができる。 その力は短時間で惑星一つを無血で制圧できるほどだが、身体に大きな負担がかかる。 グラミアの死後に国王に即位する。風の歌い手が王となるのは150年振り二度目。 ・グラミア・ネーリッヒ・ウィンダミア(グラミア6世) CV てらそままさき ウィンダミア王国の現国王。 寿命が近いためか床に伏せっている。 先代の白騎士で、現役当時は白銀のSv-154を駆っていた。 かつてウィンダミアに駐留していたアラドやアーネストとは旧知の仲。 アーネストのかつての教え子だが、「騎士道精神を尊ぶあまり艦隊指揮官には向いていなかった」と評される。 ただし、「国と誇りを守るためなら悪魔にもなれる」とも評されている。 自らシグル=バレンスに座乗して最高指揮官として惑星ラグナ制圧に向かうが、マクロスキャノンを受けた際に致命傷を負い、死亡した。 イプシロン財団 ・ベルガー・ストーン CV 藤原啓治→小形満(代役) ウィンダミア王国のスポンサーを務めるイプシロン財団の男。 兵器の提供の他、プロトカルチャー遺跡の解析等を行い戦争をサポートしている。 「歌はプロトカルチャーが遺した兵器ではないか」という持論を持っている。 黒幕臭しかしないとか言ってはいけない。 登場メカ ・VF-31 ジークフリード 本作の主役機となる最新鋭の可変戦闘機(バルキリー)。 PS3『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』の主役機「YF-30 クロノス」の制式量産型……のΔ小隊仕様。 対ヴァール用装備の追加、大気圏内での主運用を想定し主翼を前進翼に変更、エンジンの高出力化、それに伴う構造強化が施されている。 YF-30最大の特徴であるマルチパーパス・コンテナユニットを引続き採用しており、これを換装することで従来のパック換装に相当する機体強化・特化を行うことが可能。 ゲーム本編ではミサイルコンテナ固定で全く生かされていなかった機能のためファンにはうれしいところ。 (例:チャックのE型のコンテナは収納納・展開式のレドームユニットになっている)。 また、市街地での戦闘を考慮してか武装は少なく、コンテナやオプション抜きでの基本兵装は頭部のレーザー機銃、両腕部に格納されたミニガンポッドとコンパクトナイフ、脚部のマイクロミサイルのみ。 YF-30から型落ちしたもののYF-29 デュランダルのフォールドウェーブシステムを搭載しており、ワルキューレが発するフォールド波を増幅・拡散させる役割を持つ。 ちなみにペットネームの「ジークフリード」は『30』の主人公、リオン・榊のコールサインでもある。 ・VF-31 カイロス VF-31の一般機であり、戦闘特化仕様。 ジークフリードはカイロスのマイナーチェンジ機といって良い。 YF-30同様クリップドデルタ翼を装備し、火器搭載量も多い。 ただし量産のため、高コストの原因となるフォールドクォーツではなく安価なフォールドカーボン(低純度な人工フォールドクォーツ)を使用している。 この影響でISCの性能がジークフリードより低く、フォールドウェーブシステムも搭載されていない。 劇中ではα小隊とβ小隊が運用する。 基本やられ役だが、VF-171を軽く撃墜しており統合軍の機体とは格が違うところを見せている。 ・MDP-001W シグナス(マルチドローンプレート) Δ小隊のVF-31の脚部に収納されているブーメラン型無人航空機。 防衛バリア、照明、スタンドステージ、立体ホログラムの投影などあらゆる用途でワルキューレを演出する万能メカ。 ・VF-171 ナイトメアプラス 新統合軍の一世代前の主力可変戦闘機。 YF-24系列の台頭後も、その扱いやすさから銀河系辺境宙域まで配備が拡大している。 2作続けてやられ役になった不憫な機体。相変わらず主人公が乗ってもダメだった() 統合軍機はウィンダミア機に撃墜され、ヴァ―ル化の上でウィンダミアの支配下にある機体は統合軍・ケイオスに撃墜される…という敵味方双方からフルボッコ状態である。 ただし、この機体を愛用する名アリエースパイロットも出たので少しはマシになったかな… と思ったら乗り換えてしまった。相変わらず不憫である。外伝では主役機なので許して…… ・VF-1 バルキリー VF-0 フェニックスの完成型たる初代量産型可変戦闘機。 VF-11 サンダーボルトが現れるまで実質的に新統合軍主力機であり続けた名機中の名機。 J型を元に最新技術でアップデート(EX-ギア対応等)されたEX型が練習機として使用されている。 ラグナ支部の機体はそれぞれマックスとミリアの機体を彷彿させるカラーリングだが、塗装箇所が微妙に違う。 ・VF-22 シュトゥルムフォーゲルⅡ VF-19 エクスカリバーと並ぶAVFの一角。 パイロットの身体が機体に追い付かない程の高性能機であり、その後のバルキリー開発方針の転換点となった。 第一次ウィンダミア独立戦争で次元兵器を投下したと目される。 ・SDF/C-108 マクロス・エリシオン ケイオス・ラグナ支部となっているマクロス級戦艦。 強攻型での全高は約830mと、通常のマクロス級とマクロス・クォーター級との中間サイズになっている。 本体のデザインはクォーター級に近いが、両腕はダイダロスやプロメテウスを彷彿させるデザイン。 平時は強攻型の状態でバレッタシティ郊外に聳え立っている。 アイランド艦へのドッキングは強行型で行われる珍しい方式を取り、なんとドッキングポートは股間部にある。 左腕に接合されている艦は、有事にΔ小隊の母艦となる宇宙空母「アイテール」。 右腕「ヘーメラー」はα、β、γ小隊の母艦で、展開することでマクロスキャノンになる。 ・Sv-262 ドラケンⅢ 空中騎士団が運用する可変戦闘機。 旧反統合同盟系の勢力がウィンダミアに提供した機体であり、統合戦争で反統合同盟が使用した幻の名機・Svシリーズの名を冠する。 身体能力が高いウィンダミア人の搭乗を前提としているためEX-ギアは搭載されていない。 ファイターモードではメインノズルが中央に寄るので単発機に見えるのが特徴。 武装は機体下部に半没搭載されたビームガンポッド(ポップアップさせることで旋回砲塔になる)、 キャノピー後部(バトロイド時は右前腕部)の機関砲、バトロイド頭部のレーザー機銃(ファイター時は機首内に格納されるが、機首を一部変形させることで使用可能)。 Hs型には加えて、VF史上初の長剣型装備のアサルトソードを大腿部に収納している。 オプションとして上部左右(バトロイド時の脚部)に展開式ミサイルポッドを装備する。 フォールドブースターとは異なるフォールドシステムを持ち、単独でフォールド・強襲を掛けることが可能。 ・リル・ドラケン Sv-262の両翼にマウントされるゴースト(無人戦闘機)。 ジャミングと併用することで、分離時にあたかも三機に分裂したよう誤認させる。 機関砲とミサイルを装備しており、火力も十分備えている。 またマウント時には火力増加だけでなく、追加ブースターや後方迎撃としての機能も兼ね備える万能支援機。 強力であるが故に乱戦時には真っ先に撃墜されるかわいそうなお方。 ・Sv-154 スヴァード 第一次ウィンダミア独立戦争におけるウィンダミア王国軍の主力機。 ・シグル=バレンス ウィンダミアの地下に眠っていた、プロトカルチャーの遺産である巨大戦艦。 次元バリアや風の歌い手の風の歌の力を増幅する機能を備えている。 更に星団のプロトカルチャーの遺跡と共鳴することで変形、強力な砲撃が可能となる。 変形後は鳥の人を彷彿させるシルエットになる。 追記・修正は天然水とウィンダミアアップルを食べながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ウィンダミアはマクロス版ジオン?ラクテンスはマクロス版ティターンズ? -- 名無しさん (2016-05-17 00 53 30) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-05-19 22 27 33) カナメが売れてなかった時代は、銀河を救ったランカとシェリルの全盛期だったから仕方ない -- 名無しさん (2016-06-01 21 44 49) メッサーの死亡フラグがまだ消えてない。来週カナメかメッサーのメイン回くるだろうから、それを乗り切れるかだな -- 名無しさん (2016-06-01 22 27 31) なんかこうなるんじゃないかという気がしていたが案の定… -- 名無しさん (2016-06-05 23 41 09) メッサー……かっこよかったぜ -- 名無しさん (2016-06-06 00 00 13) 問題はここからこの戦線どう巻き返すかだ。ハヤテ覚醒しても戦力差ありすぎるだろ。毎回毎回、相手も撤退ってわけにもいかんし、開始初期からわかってたことだけど味方戦力が足りなすぎるんだよねえ。 -- 名無しさん (2016-06-06 08 55 13) というかΔ小隊5人、騎士団6人っていう時点で数で負けてんのに、この上メッサーが欠けでもしたらヤバいとか言うレベルではすまないのでは -- 名無しさん (2016-06-06 13 38 28) SMSにも一般機いたようにケイオスにもいるはずだからその皆さんにがんばってもらえば。一応ジークフリードのはずだし -- 名無しさん (2016-06-06 14 17 51) ↑×2 数で負けてるだけならともかく質でも負けてんのがなぁ。隊長とメッサーくらいだろ白騎士以外にタイマンで勝てそうなの -- 名無しさん (2016-06-06 15 23 12) 将棋で例えるならこっちは駒も少なく飛車角落ちなうえに相手だけ取った駒を使えるみたいな状況だからな -- 名無しさん (2016-06-06 21 47 00) よし、S.M.S雇ってスカル小隊連れてこよう(提案) -- 名無しさん (2016-06-06 21 54 53) ドラケンⅢもプラモ発売決定やったー!今回バンダイ力入れてんな -- 名無しさん (2016-06-06 23 45 21) メッサーの生存可能性があるとすれば、やっぱサイボークかね。でも特殊なエンディングの入り方したし生きててほしいけど死んでんのが妥当か -- 名無しさん (2016-06-07 07 02 37) ↑3 その時はアルトの相手もはっきりしてるかな?(一応劇場版でそれとなく答え出してるけど、TV版だと二股状態だったから) -- 名無しさん (2016-06-07 09 09 22) 来週の展開読めないけど、個人的にはS.M.Sは来てほしくないな(まあ可能性は0に近いけど)こじつけできるとはいえ参戦する大義が無いし、何よりΔ勢を食いかねない。 -- 名無しさん (2016-06-07 09 43 04) ↑ まぁ歴代の展開的に来ないでしょうね。既存キャラが参戦するとしたら終盤でレディMとしてミリアがマックス引き連れて来るぐらいしか可能性ないかも -- 名無しさん (2016-06-07 10 02 33) メッサー・・・アイツがいなくなったらハヤテが今以上に頑張らないと白騎士の相手はキツイな -- 名無しさん (2016-06-08 07 07 44) スとないなくなった分補充はできると思うがメッサークラスとキツイか・・・ -- 名無しさん (2016-06-08 07 09 41) ↑3 大儀って…SMSは民間軍事会社だぜ?ケイオスが戦力不足を補うために雇う可能性もあるかもよ?レディM=ミュンだとすれば現在SMSに所属しているイサムが登場する可能性も… -- 名無しさん (2016-06-17 23 53 32) ミス ↑1は↑3じゃなくて↑4な -- 名無しさん (2016-06-17 23 54 52) ワルキューレが所属するならマクロスバルハラの方が相応しい気がするな。言い辛いけど -- 名無しさん (2016-06-18 00 33 24) 「風の歌い手」と「風の導き手」って響きが似ているけど、もしかしたら終盤には鳥の人クラスの怪物兵器がプロトカルチャーの遺跡から復活したりするのかな? -- 名無しさん (2016-06-18 05 59 54) 次元兵器について追記してみたけど、もし余計だったら削ってください。 -- 名無しさん (2016-06-18 06 44 12) レディMの正体色々考察されてるけどマクロスシリーズイニシャルM多すぎ問題 -- 名無しさん (2016-06-18 08 14 13) ハヤテの親って誰だろうな。まさかイサムがどっか赴任先で孕ませたか? -- 名無しさん (2016-06-22 19 08 44) ↑7 すまん表現が悪かった。参戦しないだろうな、あんまりしてほしくないなで書いてしまった。大義って意味ではまあ仰る通りだね。 -- 名無しさん (2016-06-22 19 37 28) ↑3 マオ(死亡)、未沙(行方不明)、ミンメイ(行方不明)、ミリア(多分居る)、ミュン(??)、松浦ナナセ(無い)… 結構いるよなあ。。しかもレディって言ってるけど性別確定してるわけでもないしね。 -- 名無しさん (2016-06-22 19 39 32) ↑ 美雲かミラージュ繋がりでミリアが今のとこ可能性があるかも -- 名無しさん (2016-06-27 11 21 17) 最終回は艦長の初勝利で締めるのかな -- 名無しさん (2016-06-27 23 39 23) あれ、もしかしてジクフリもドラケンもミサイルは外付けなのか? -- 名無しさん (2016-06-28 22 50 23) 今回面白かったなしかしなんでこう統合軍は憎まれ役やるんだろうね何だかんだで初代と7ぐらいしかいいとこなかった気がする -- 名無しさん (2016-06-29 07 51 04) ↑ たぶん命を賭けているかいないかの差じゃないかな。初代と7は必死でやんないと自分達が死んでしまうから頑張ったんだと思う。けどΔでの統合軍は負けたの含めて予定通りで利益を求める余裕すらあるから初代、7ほど頑張んないで悪役になるんだと思う。 -- 名無しさん (2016-06-29 09 48 51) エリシオンがマクロスキャノンを発射する直前の被弾シーン、愛おぼのオマージュだったね。そして水のCG表現が本気出し過ぎィ! -- 名無しさん (2016-06-29 10 56 37) ↑最新話の「漂流」も愛おぼのオマージュかなと思った。 -- 名無しさん (2016-07-04 09 08 39) 7話で上空にいたウィンダミア版マクロスクォーターみたいなのはもう出ないのかな。Fの二番煎じだけど、マクロス級同士のどつきあいや連携攻撃また見たいな。 -- 名無しさん (2016-07-05 21 09 08) ↑ウィンダミアを発見したのはメガロードの四番艦らしい。 -- 名無しさん (2016-07-05 22 18 03) ↑そっちじゃなくて、ヴォルドールの上空にいた空中騎士団母艦の方。http //macross-matome.net/wp-content/uploads/2016/05/cW3ZVP5.jpg -- 名無しさん (2016-07-05 22 57 14) なんか今作のバルキリーはシリーズの中では結構異質な気がする。バトロイドにほとんどならないし、板野サーカスもまだ2~3回位しかしてないし。まあかっこいいからいいけど。 -- 名無しさん (2016-07-06 10 36 00) なんだろう…美雲さんが初期案とかでヒロインだったんじゃないかって感じが… Fと同じ過ぎるからパイロットにヒロイン片方仕方なく置いた的な?全然三角関係じゃないし… -- 名無しさん (2016-08-03 01 46 45) 今度vitaで出るみたいだけど、アニメ中盤までしか再現されないのがな...せめてMUA位のボリュームは欲しいな -- 名無しさん (2016-08-05 21 33 22) 美雲さんはハヤテと絡みないし今の所本当につながりようない二人だからそういう意味でヒロインではなかったと思う。恋愛しないメインヒロインの一角だしマクロスとしては珍しい -- 名無しさん (2016-08-05 21 38 04) 三雲さんとフレイヤの関係はフォッカーと輝みたいなものでは -- 名無しさん (2016-08-08 09 15 35) ↑3 どう考えてもバンナムお得意の完全版商法だろ。 どうせPS4辺りで初代マクロスからΔまで完全再現で機体は主人公サイド以外はオミットして使いたければDLC買えってパターン。 -- 名無しさん (2016-08-17 23 52 28) ↑PSP版での前例があるから、完全版もvitaだと思うな。まあ今回のは色々アレだが...。PS4で出るなら30のようにゲームシステムが同じの新規タイトルかもね。 -- 名無しさん (2016-08-22 14 23 02) ↑ いや、初代マクロスからサヨナラノツバサまでのミッションと機体にΔの最終話まで入れたらVitaだときついと思うぞ。 とくにサヨナラノツバサとΔは宇宙以外のフィールドは使い回しできないだろうし。 -- 名無しさん (2016-08-25 20 22 35) 美雲さんとこの項目、何で2回書いてあるん? -- 名無しさん (2016-09-01 21 42 51) 美雲さんなんでヒロインじゃないし…洗脳拉致なんてヒロインの仕事やで 前作と同じ歌姫ダブルヒロイン被りはそんなに嫌だったんかね… -- 名無しさん (2016-09-07 00 08 24) REXのコミカライズ版だとウィンダミア女子の14歳は晩婚 フレイアと結婚する予定だった次男坊は幼馴染で結婚はまんざらでもなかったが夢を追うフレイヤのために密航の手助けしてたな(その後別の女性と結婚した模様) -- 名無しさん (2016-09-09 09 43 17) 小説版見るとミラージュも十分強いパイロットであることが書かれてて良かった -- 名無しさん (2016-09-10 18 13 12) vitaで出るゲーム、ストーリー後半部分が新機体を含めて無料DLCとして後から配信されるみたいだね。でもステージや楽曲の有料DLCもあるみたいだし、カスサンも有って無いような物だけど... -- 名無しさん (2016-09-16 21 20 48) アラドはこうしてみると歴代隊長キャラで一番毒にも薬にもならない人なんだな。それが良いことなのか悪いことなのかは分からないけども。 -- 名無しさん (2016-09-19 07 11 02) 星の歌は小清水も一緒に歌ってるのか、よかったな -- 名無しさん (2016-09-19 10 00 32) 色々あかんアニメ -- 名無しさん (2016-09-19 12 41 35) 懐古とか言われると思うけどFと比べるとなんだかなあとは思う -- 名無しさん (2016-09-22 20 01 52) こうしてみると登場人物はホントに歴代マクロスで最も優等生揃いだよなあ。登場人物多いからあんまりバカなことさせられないんだろうけど。 -- 名無しさん (2016-09-26 07 16 57) インメルマンダンスとは何だったのか… -- 名無しさん (2016-09-26 23 17 07) 無茶苦茶言われてるけど今までのシリーズも大体こんな感じだったような… -- 名無しさん (2016-09-26 23 29 04) とりあえず主人公とヒロインは歴代で最も優良かつ純愛カップルだな。成立まで当人同士に(少なくとも劇中描写では)異性関係で全く落ち度がないという歴代主人公とその恋人キャラが真っ青になる健全ぶり。 -- 名無しさん (2016-09-28 07 35 38) 何だかんだで半年間視聴して損のない作品だった。ウィンダミアとの決着や統合政府の暗部云々は、人気次第で劇場版か何かで描かれるかな?どうでもいいけど26話の三雲のアレ、スパロボ参戦したら絶対Zランカー方式で再現してほしい -- 名無しさん (2016-09-28 08 48 43) 最終話のドラケンⅢ(キース機)がカッコ良すぎて感動した。まさかマクロスで剣戟を見ることになるとは思わなかった。 -- 名無しさん (2016-09-28 13 10 33) キースが真の主人公だったような気もする -- 名無しさん (2016-09-28 16 39 00) アラドは目立たないけど歴代隊長キャラで屈指の好人物だなー。10歳以上年下のカナメのことも(階級的な立場もあるだろうけど)対等以上の存在として敬意を払ってるし、ワルキューレのサポートも親身になって申し出てるんだよな。 -- 名無しさん (2016-09-28 22 28 09) 知り合いが散々言ってたから見てみたら充分良作じゃねぇか! -- 名無しさん (2016-10-03 19 07 06) ケチつけてる人は歴代マクロス視聴者だと思うゾ -- 名無しさん (2016-10-04 05 36 38) 2クール目の低速化とか伏線ぶん投げとかウィンダミアが結局悪いやつでしかなかったのがな -- 名無しさん (2016-10-04 10 01 05) ケチつける奴はガンダムと同じ感覚で観る戦闘しか興味ないガノタ -- 名無しさん (2016-10-04 13 53 10) ぶっちゃけマクロス世界の面汚し -- 名無しさん (2016-10-04 14 02 21) 作品単体で見れば結構良い...はず。フレイアかわいいしドラケンⅢかっこいいし... -- 名無しさん (2016-10-04 15 50 01) ↑ぶっちゃけアニメが好きな理由ってそんなもんでいいよな -- 名無しさん (2016-10-04 18 07 09) ウィンダミアの勝ちで終わったな。戦争を仕掛けられた時点でつんでたか。 -- 名無しさん (2016-10-10 22 46 15) 今まであまり書かれなかった、種族の違いや植民地の問題をテーマに扱ったのは良いんだけツメコミ過ぎて消化不良が強かった・2クールじゃ絶対足りないよ。分割で4クールでしてほしかった -- 名無しさん (2016-11-04 02 56 33) 将来スパロボに参戦するとなると「ワルキューレ」の存在が浮くかな、それこそΔ小隊はともかく他の版権作品のキャラ達からは難色示されそう...... -- 名無しさん (2016-12-05 08 19 41) ↑難色示されるのは7の頃からあったし今更にもほどがある -- 名無しさん (2016-12-05 08 49 14) ↑バサラ達は一応バルキリーって言う安全地帯にいたけど彼女等は装備があるとは言えほぼ生身の状態、と言う事を言いたかっただけです、すみません -- 名無しさん (2016-12-05 09 25 09) 最終話の「覚悟・・・するんよ」は「メロメロにして私しか見えないようにしてやるんだから」とか「一杯困らせてやるんだから」とか「ラブラブ甘々な日々にするんだから」とか「私の方が先に逝っちゃって寂しい思いするんよ?」・・・とか色んな意味込められてるんだろうなあ・・・。 -- 名無しさん (2016-12-23 13 09 50) ウィンダミア人の短命を克服させなかったのは賛否両論分かれるだろうな。ハヤフレは美談になったけど、短命克服させなかったらロイドみたいに寿命のために無茶する輩がまた出てくるだろって思う。 -- 名無しさん (2016-12-27 12 49 06) フレイアちゃんの「覚悟するんよ」とかの訛りのせいで女ハゲキと呼ばれる事に… -- 名無しさん (2017-01-01 09 33 35) ↑4 デストロイド並の亀レスだけど、プレイヤーのその手のスパロボに関する杞憂や指摘って、過去いくらでも覆されてきたよね?正直「まだいるんだ」って感じしかしないゾ。 -- 名無しさん (2017-01-01 09 49 13) ボーグはキモい -- 名無しさん (2017-05-22 20 36 43) エリシオンの腕部分の艦名がギリシャ神話からとっているのって初代つながりなのかな? -- 名無しさん (2017-12-08 06 43 06) 統合政府の腐敗が酷すぎる。今回の戦争の原因も統合政府がウィンダミアへ搾取と圧政、こき使いだったし。あれで戦争にならない方がおかしい。 -- 名無しさん (2017-12-08 12 34 46) ↑ あの内容を作中作(って扱い)でやれたということは作中作が作られるころには統合政府なくなってるのかもな -- 名無しさん (2017-12-08 12 40 39) 262のペットネーム『ドラケン』は、やはりあのスウェーデンの名機ドラケンから来てるのかな?だとしたら、次のマクロスあたりでもしかしたら、グリペンが……! -- 名無しさん (2017-12-12 12 38 39) 劇場版で伏線とか回収するかな。まだ生きてるであろう8年後のフロンティアの面々とか見たいなあ -- 名無しさん (2018-01-30 20 57 03) ↑8年後ということは、ランカ25才か……。アーティストとしては油ノリノリの全盛期だな。しかも超時空シンデレラだし、X-Ωで二人と会ったフレイアが立ったまま気絶するのも仕方ないww はてさて。 -- 名無しさん (2018-02-07 18 19 50) 当初、キャラデザが微妙だったけど、白騎士戦で、飛び降りながら歌うフレイヤを見て考えが変わった。素敵じゃないかフレイヤ! -- 名無しさん (2018-02-08 19 51 15) 劇場版でリベンジ達成。 -- 名無しさん (2018-03-05 09 52 11) マクロスFのオズマとシェリルが嫌いなら、本作は見ない方がいいの? -- 名無しさん (2018-07-14 11 54 50) 劇場版第2弾来たね。激情のワルキューレも良かったけどあれで終わるには惜しいから嬉しい -- 名無しさん (2018-09-24 13 23 23) ↑2 なぜ? -- 名無しさん (2018-09-24 15 07 37) 何気に味方キャラは歴代シリーズでも相当な良い人、良い子揃いなのは有り難いな。 -- 名無しさん (2018-10-08 21 19 38) ↑2 両者共、自分勝手で残忍かつ冷酷で好戦的だから。 -- 名無しさん (2018-11-03 16 01 54) ↑ 君がマクロスFのキャラを全くこれっぽっちも把握してないことが分かった。 -- 名無しさん (2018-11-03 16 53 37) やりたい事詰め込み過ぎてとっ散らかってしまった印象 -- 名無しさん (2019-05-05 00 34 53) ボーグだけはすぐ暴力に走るわ視野狭窄すぎるわで色々と拗らせすぎで好きになれなかったな。そして終盤でレイナに惚れたのかねコイツ -- 名無しさん (2019-10-01 01 03 42) いけないボーダーライン目当てに見続けたのに、結局序盤以外全然流れなかった…。劇場版はどうだったんだろう。 -- 名無しさん (2019-10-08 13 03 40) スパロボX-Ωあたりで、ラブライブとクロスオーバーしないかな。ワルキューレが次元を超えてラブライブ世界にライブに来た、という話にして。そしてAqoursとワルキューレがライブしてる陰では、誰にも知られずにΔ小隊がせっせとこの次元に迷い込んできたバジュラを倒していってるってことでw -- 名無しさん (2019-10-08 13 14 11) ↑3 自分の中では、もうボーグ&KENNさんは、『おのれワルキューレ~!!』の人というイメージが固定化しているw -- 名無しさん (2020-02-22 13 56 38) もしかしたら、次のマクロスシリーズではいよいよ、新統合政府解体まで話が進んじゃうかな? -- 名無しさん (2020-04-05 16 53 13) OPの「一度だけの恋なら」、どこかラピュタの「君をのせて」と似てると思ったのは自分だけじゃなかった。 -- 名無しさん (2021-03-01 18 27 42) スパロボに出てほしいけどなんかマクロス関係今難しいらしいね… -- 名無しさん (2021-03-01 21 04 50) 最新映画の「絶対LIVE!!」 -- 名無しさん (2021-10-09 14 35 12) ↑失礼。とにかく面白かった。Δの完結としてなら満足できる内容だからワルキューレ好きな人は見たほうが良い -- 名無しさん (2021-10-09 14 38 09) 予告等で目立ってた闇キューレの扱いは正直惜しいが、Δ完結作としてはこれ以上ないモンでしょう。避けられない結末なんだけど、やっぱりあれは泣きそうになっちまった…。 -- 名無しさん (2021-10-10 23 09 36) マクロスシリーズは新章開幕だけどハヤテとフレイアの物語はこれでおしまいって感じだね… -- 名無しさん (2021-10-11 09 47 19) キャラも音楽もいいのにイマイチだったテレビ版に比べて余計な場面をカットした劇場版は傑作と言っていいな。さて明日は劇場版2作目を見てくるか -- 名無しさん (2021-10-16 18 17 46) ドラケン3って性能的には優秀だけど脱出機構に関しては欠陥機だよね。いくらウィンダミア人だろうが高高度や宇宙に放り出されたら一巻の終わりだと思うんだけど。 -- 名無しさん (2021-10-30 19 23 09) Fは映画になると眼鏡が割れずに済んだけど。Δは劇場版でもデルタ2は堕ちるし、最新作では… キャラクターの運命をどうするか、意図的に逆にして言った感じがありません? -- 名無しさん (2021-11-15 00 43 32) ↑「生き残りたい」と「生き抜いていく」とかもあるしね -- 名無しさん (2021-11-15 06 48 51) りんご大好き娘の胸にはアップルが入ってるけど、クラゲ大好き娘の胸には何が入ってるの? -- 名無しさん (2021-11-20 18 55 19) TVシリーズでまとめきれなかった結果、ここまで引っ張るはめになった感じだわ -- 名無しさん (2022-04-21 17 53 50) 自分達が崇めている巫女さんのクローンが目と鼻の先でアイドルやっているのに2年以上も誰も気が付かないって、ウィンダミアってもしかして脳筋集団? -- 名無しさん (2022-07-24 13 32 32) ↑ゆーて遠隔操作型細菌兵器とかどんなスペースオペラでも実用化されなかった最強兵器を実戦投入したやばい軍隊だが… -- 名無しさん (2023-06-03 00 39 22) 名前 コメント
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「はぁ・・・」 それは、ロアーヌ地方に冬の合間の安らかなひと時を齎す暖かな陽光が差し込む、実に朗らかな昼下がりのことだった。 その日差しに似つかわしくなく随分と物憂げな溜息を吐いたロアーヌの華たるモニカの様子に、窓から庭園の様子を眺めていた侍女のカタリナは何事かと振り返る。 「どうかなされたのですか、モニカ様」 いつもと同じ様に優しい口調でそう問われたモニカは、なにやら酷く億劫な様子で、お気に入りの椅子に多少だらしなくもたれ掛かった。 こんな姿は彼女が最も敬愛する兄であるミカエルを始め、他の誰にも見せられないだろうな、とカタリナは密かに思っている。だが普段から侯爵の娘として相応しい教養を身に付けるべく厳しい教育を受けている彼女のことを思えばこそ、自室で、且つ周りには護衛兼侍女である自分しかいないときくらいは黙認してやりたいとも思うのであった。 それにすっかり甘んじた様子で椅子にもたれ掛かったモニカは、たっぷりと間を置いた後に、ぽつりと呟いた。 「いいえ、そろそろわたくしが一年で一番憂鬱な季節が来るのねって、そう思っただけ」 「一年で一番、ですか・・・。あぁ・・・そう言えば来月は、もうサンヴァロンタンですね」 そういえばもうそんな時期か、とカタリナは部屋に置かれた仕掛け時計へと目を向ける。今はまだ新たな年が始まって間もない頃合いだが、ここ数年のモニカは毎回この時期になるとこうなるものだから、カタリナにもいい加減直ぐに察しがつく様になってしまった。 新たなる年を祝う月の翌月、冬の終わりを告げる月の始まりから十四を数えた日には毎年、サンヴァロンタンという民間を中心として催される催事がある。 これはロアーヌに限らず世界中で行われるものだが、これは土地によって若干呼び名に違いがあった。因みにメッサーナ王国首都を始めとした多くの都市国家では「セントバレンタイン」と呼ばれることが多いようだ。 「そうよ。なんであんな催しが、この世の中には存在するのかしら。迷惑な話だとは思わない、ねぇカタリナ?」 余程、サンヴァロンタンが嫌なのだろう。モニカはひどく憤慨した様子で毒づいた。 彼女がここまであからさまな不快感を表に出すのは非常に珍しいことだが、確かにここ数年の彼女の心労を鑑みれば、このような反応になるのも多分に致し方ないのではないかとカタリナにも感じられた。 各国の風土や伝承の違いなどによりこの催事における主となる内容は多少形を変えるが、世界中に共通するこの催事のテーマは、ずばり「愛」である。 各国においては、この「愛」に因んだ様々な催しが開かれるのが、古くからの習わしなのだ。 そしてこのロアーヌにおけるサンヴァロンタンという催事の内容は、これがまたあからさまに「男女の愛」を焦点とした催しなのである。 その主な内容は、男性が最愛の女性へ花束やその他様々な贈り物をする、というものであった。 それは既に結婚している夫婦に於いては夫から妻へ贈るものであったり、交際中の男性から女性へ贈るものであったり、また、しばしば男性から意中の女性への愛の告白にも用いられるのだ。 そして、今年で齢十六を数えんとする絶賛婚期到来中のモニカの元へは、ここ数年来は其れこそ文字通り山の様な贈り物の数々が各国各領の貴族から届けられるのだ。無論それは単なる求愛であるだけでなく政略の絡んだ代物でもあるが故、彼女はその贈り物一つ一つに対しても無碍にするわけにはいかず、丁寧に対応せざるを得ないという現状なのであった。 「もう、本っ当に嫌気がさしているの。なんとかならないものかしら・・・」 普段は侯爵の娘としての立場を重々に弁え、如何なる立ち居振舞いについても敬愛する兄の為に愚痴一つ零さないモニカである。しかしその彼女をして、このサンヴァロンタンという催しは度し難いものであるのだった。 「そうですね・・・お立場からすればある意味宿命に近いものとは言え、最近は贈り物も年々増えていく傾向にありますし・・・流石に何か手を打ちたいですね。しかし、相手に『贈るな』というわけにもまいりませんし・・・」 腕を組み、細い顎に指先を当てながらカタリナは暫し思考する。 そしてじっくりと考えること十数秒、カタリナは武人として潔く諦めの表情を見せた。 「何も思いつきませんね」 「せめてもう少し考えて頂戴よカタリナぁー」 その表情ときっぱりした答えにモニカが絶望の表情を浮かべながら縋り付くように声を上げると、カタリナは腰に手を当ててもう一度うーんと唸ってみた。とは言え考える姿勢を変えたからといって、そう都合よく新たなアイディアなど浮かんでくるわけでもない。 だがモニカは本気で今の状況に辟易しているのも確かであり、出来ることならばなんとかしてあげたいと思うのも正直なところであった。 「そうですね・・・では何ができそうなのか、一先ず情報収集をして参ります。モニカ様はその間暫し、詩作を嗜んでおられてください。今なら素敵な詩が出来るかもしれませんよ」 「そうね、今ならきっと、後世に残るような恨めしい詩が浮かびそうだわ」 何のことはなく、丁度詩作の稽古の時間になったので、宮仕えの詩人がモニカの部屋に顔を出したところなのであった。 詩人が何のことであろうかと目を瞬かせているのを他所に、カタリナはモニカの部屋を後にした。 なにしろ自分は、これまでサンヴァロンタンという行事にあまり縁の無い人生を送ってきた。 カタリナは自分のこれまでの半生を振り返り、そのように考えていた。 幼少の頃は、父から毎年この時期に大きな花束を受け取って嬉しかったことを、今も覚えている。母と共に両手いっぱいの花束を父から受け取って直ぐにその香りを嗅ぐと、まるで自分の腕の中に一足早く春が舞い込んだような気がして、意味もなく喜んだものだった。 だが彼女はその後に幼くして死蝕を経験し、世の中が混乱に陥る中でロアーヌという国を守るべく騎士を志した時から、所謂一般的な女の歩むべき人生とは決別したのだ。 それ以来、サンヴァロンタンという行事について彼女が自ずと何かをするということは、一切無かった。 とはいえ紆余曲折を経て騎士団候補生となってからモニカの側に使えるまでのこの十数年の間には、彼女の元にも毎年随分と花が届けられたものだ。 有り体に言ってしまえば、彼女は非常に容姿に優れている。そして当初から方々より様々な反感を買いつつも、今となってはフランツ侯の勅命による侯族付きの護衛騎士である。その容姿と立場も手伝い、その実はモニカにも匹敵するのではと思われるほど、今も彼女宛に毎年多くの花束が届けられていた。 だが彼女は騎士を志したその時から今に至るまで、それら一切の受け取りを問答無用で拒否している。 無論のこと対外的には、彼女は騎士という立場であると同時に、紛う事なきロアーヌ貴族の一人である。その立ち位置からすれば彼女もこうした行事には本来、少なからず関わらなければならない都合はある。 だが彼女は、その志と引き換えにして貴族としての自分を捨てたのだ。 抑も騎士になると公言した時点で、周囲からは「非常識」「貴族の面汚し」「女が騎士になれるわけもない」、果ては「死蝕で気が狂ってしまった」等々、実に散々に言われたものだった。なのに、そういう部分は当たり前に付き合えという『常識』が納得いかないというのもある。 無論その中で彼女が騎士となることを最終的に肯定してくれた両親には、幾ら感謝してもし足りないと感じている。だが、それに対して自分が出来る恩返しとは、志した通りに騎士となりロアーヌの剣として恥じない生を全うすることだと考えていた。 そこに貴族としての自分など今更、ほんの少しも介在する余地はないのだ。 ロアーヌの剣は、花を受け取る立場などではない。国民皆に希望と安らぎを与えるロアーヌの華を守ることこそが、剣たる自分の立場である。 カタリナはその信念から、このサンヴァロンタンという行事には関わることもなかったのだ。 さて前置きが長くなったが、それ故に彼女はこのサンヴァロンタンというものについて兎に角、疎いのである。 なので先ずは改めて、このサンヴァロンタンというものが今現在、世界でどのような行事として存在しているのか。その情報収集から始めることにしたのだ。 そのために彼女が向かったのは、日夜宮廷内の様々な場所で忙しなく活動する給仕たちのレストスペースだった。 宮仕えの給仕という仕事は、実に様々に宮廷内外の情報をいち早く仕入れる事に卓越した職業であると彼女は理解している。 なにしろ彼女達にかかれば、本日のフランツ侯の昼食の献立から宮廷正門の門番とその彼女の昨夜の痴話喧嘩の詳細までも朝飯前に、そして今の城下町の流行りやメッサーナから流れてくる流行の最先端まででさえも当たり前に把握しているのだ。 その諜報部顔負けの情報網は一体どのようにして形成されているのか、カタリナは常々不思議に思っているものだった。 そしてそんな彼女達からサンヴァロンタン・・・諸外国のバレンタインについての最近の傾向を聞いていくと、なんともロアーヌとはまた違った趣である事が徐々に分かってきた。 「女性から男性へ愛の告白をする・・・のですか」 なんと給仕が言うには、今の世の中の最新トレンドはロアーヌのそれとは全くの真逆とも言える志向のようなのである。 戸惑いを隠せぬカタリナの言いように同調するように、給仕は続けた。 「そうなんですよカタリナ様。でも女性からアプローチをかけるなんて、ちょっとがっついてて下品な感じがしますわよねぇ」 「え、えぇ、そうね」 給仕の勢いに押され気味になりながらも、実際は確かにそうだなと感じながらカタリナは同意した。 ロアーヌでは昔から変わらず、サンヴァロンタンとは男性から女性へのアプローチをするための催しであった。だから、その感覚がそう易々と抜けるわけもないのである。なので給仕や彼女がそう感じてしまうのは、至極当然のことなのだ。 しかし、だからこそ其処に、今回の問題を如何にかする為の活路があるのではないか。そうカタリナは発想を変えてみることにし、聞き込みを継続する。 「もう少し詳しく知りたいわ。因みに、メッサーナでも贈り物はやっぱり花なのかしら?」 ロアーヌにおける女性へのこの時期の贈り物の定番といえば、矢張り花である。 まるで送り主の愛をその大きさで表したかのような豪勢な色取り取りの花束もいいが、対照的にシンプルな一輪の赤い薔薇を情熱的に装飾したものなども、趣があって良い。 とは言えそれを逆に女性から男性へ送るというのは、矢張り違和感を覚えてしまうのだが。 そんなことをあれこれ考えながら返答を待つカタリナに対し紡がれた給仕の答えは、なんとも意外なものであった。 「それがですねぇ、最近はなんと、ショコラが贈り物の流行りだそうなんですよ!」 「まぁ、ショコラ!」 うっかり反応する声が大きくなってしまったと、カタリナは自分の口を上品に手で抑えながら居住いを正した。 突然声が跳ね上がったことに目の前の給仕も、何事かと首をかしげる。 「まぁ、どうかなさいましたか?」 「い、いえ、なんでもないわ」 努めて笑顔のまま流すことにしたカタリナは、そのまま二言三言交わしてから給仕に礼を言って別れた。 (贈り物にショコラ・・・成る程。この要素は、私ならうまく利用できる気がするわ・・・。でも、それをモニカ様から諸外国に示すとなると、思いの外規模が大きくなるわね・・・どうしたものかしら) 一人宮廷の通路に立って考えを巡らせていたカタリナは、ともあれ一先ずモニカの様子を見るべく部屋へと踵を返した。 明くる日、一日勉強で部屋に缶詰であるモニカに恨めしそうに見送られながら、カタリナはロアーヌが世界に誇るロアーヌ宮廷庭園の中央噴水近くにある、石造りの屋根付きベンチにいた。これは所謂東屋の様なもので、一般的にはガゼボと呼ばれる。ロアーヌ庭園の素晴らしい景観に合わせ、このガゼボも実に見事な彫刻の造りとなっている。 このロアーヌ宮廷の前に広がる庭園は「世界で最も美しい庭園」とも言われ、広大な範囲に軸線を元に左右対称に幾何学模様の池や著名な庭師による植栽や彫刻が配置され、見るものを魅了して止まない。 日付や時間帯を限定して市民にも庭園の大部分は解放されており、この庭園の美しさこそがロアーヌの栄華を象徴するのだと市民も感じ入ることができる。 しかしカタリナは、なにも庭園の景観を堪能しに来たのではない。それどころか視線は自らの手元に落とし、自らが昨夜のうちに纏めた計画概要と要点を見ながら延々考えを巡らせていたのであった。 (・・・ううん、客観的視点から不足部分の洗い出しも行いたいわ・・・。でもその前に、メインとなるショコラトリーを選出しなければ・・・) 彼女の思いついた計画とは、メッサーナのサンヴァロンタンの流行をロアーヌに取り入れ、ロアーヌの特産品であるショコラを世界に売り出す、というものだった。そしてこの広告旗振りをモニカにやってもらう事で、今後は世界基準に合わせ送り先や品を女性側が選定するという能動的なアプローチをロアーヌ侯室の主流とすることにより、モニカのサンヴァロンタンの負担を減らそうという目論見だ。 ショコラというキーワードからこの計画を思い付いたのは、我ながら実に素晴らしい案だとカタリナは考えていた。 ロアーヌという国は抑も、何を隠そうショコラに並々ならぬ情熱を注いできた国なのである。 ロアーヌで有名な食品産業といえば兎角、第一にワインが挙げられるが、実の所は侯国内にはワイナリーと同じくらい、その筋にとっては世界的に有名なショコラトリーが数多くある。 しかもそのほぼ全てが現在ロアーヌのみでの営業なので、国外には殆ど流通していない物ばかりだ。 そして奇しくもカタリナ当人は、ある諸事情によりロアーヌ内のショコラトリーのほぼ全てを網羅する知識を内包している。 つまりこれは、彼女だからこそ思いつくことが出来た作戦であるといえよう。 だが、彼女はその着想から次に進むための第一歩で、既に躓いてしまっていた。 この計画を成し遂げるには、大きく三つの課題をクリアしなくてはならないと現時点で彼女は考えている。 第一に、売り出しのメインとなるショコラを作るショコラトリーの選定だ。 これは彼女にとって非常に困難な作業だった。 なにしろ彼女にはお勧めのショコラトリーがいくつもありすぎて、何処も甲乙付け難いというジレンマがある。既にカタリナは、ここで大いに頭を悩ませることとなっていた。 更にその次には、流通経路の確保がある。メッサーナ諸国へと広く売り出すのであるからして、当然そこまでショコラを運ばなくてはならない。 輸出品目としてはワインと同様に嗜好品の扱いで良いと思われるので難しい事ではないと予測できるが、なにしろ彼女にはその手のツテがない。これは実家に相談してみるしかないか、と考えていた。 そして最後に、宣伝広告展開である。 モニカを顔役にするのは良いとしても、それをどうやってこの短期間に宣伝するのか、と言うのが問題だ。 計画の本番となるサンヴァロンタンまでの期間は後一ヶ月少々しか無く、中長期的な広告戦略は立てられない。そうなると何か一度でインパクトのある宣伝手法が欲しいが、それも彼女のまるっきり専門外の分野なのだ。 なんにせよ、ショコラトリーの選定の時点で頭を悩ませてしまっている彼女にとっては、この上なく途方も無い話なのであった。 そして悩めども悩めども、一向に答えは出ない。そうして彼女がもう小一時間悩み始めそうになっているところに、彼女のいる場所に近づく何者かの気配があった。 それに気付いたカタリナが顔を上げると、其処に現れたのは美しい金色の長髪を簡素に後ろで一括りにしたラフな出で立ちの青年、モニカの兄であり次期侯爵と目されるフランツ侯の第一子、ミカエルであった。 「これはご機嫌麗しゅう御座います、ミカエル様」 即座に立ち上がりドレスの裾をつまんで優雅にカタリナが一礼すると、ミカエルはそれに片手を上げて応えた。そしてそのまま通り過ぎるわけでもなく、彼女の前で立ち止まったのだった。 「このようなところに一人でいるのは珍しいな、カタリナ。何かあったのか?」 普段であれば片時もモニカの元を離れないカタリナが単独行動をしている時は、大抵何かの別命を帯びている。それをミカエルは知っていた。 ミカエルからしてみればその別命に要らぬ干渉をしようというわけではないだろうが、何か手助けができるならば、という程度の心算で恐らく話しかけてくれたのだろう。 普段は表情を崩すことが殆どなく周囲からは冷徹に見られがちな彼だが、芯ではこのようにとてもお優しいことを自分は知っている。 それをどこか誇らしく思いながら、今回の彼の行動もそういった優しさなのだと受け取ったカタリナは、ここは一つ、分不相応という恥を忍んで彼の厚意に甘えようかと考えた。何しろミカエルは古今東西の様々な分野において博識であるので、今回彼女が抱えている難題についても解決の糸口になる智慧があるかもしれない。 それに元より、第三者意見を聞いて計画の補強をしたいとは丁度考えていたところだ。 とはいえ、話し方には多少気をつけねばなるまい。 なにしろ本来の話の発端はモニカがこの行事を酷く嫌がったことから始まっているものだが、それ自体をミカエルに知られることは、モニカは望まないだろう。そうなれば、それとは違う視点から自分がこの計画を思いついた、という背景が必要になる。 カタリナは頭の中を多少整理し、ミカエルに計画についての話題を振ることにした。 「はい。実は・・・」 彼女の生家であるロアーヌ貴族の一門ラウラン家が日頃から懇意にしているショコラトリー(勿論そこが彼女の一番の推しであり、実際にラウラン家はお得意様でもある)からサンヴァロンタンをきっかけにした全世界向け拡販についての相談を受けモニカとも話していたが、自分には専門外の知識も多分に必要で悩んでいる・・・と、それとなく設定を練り、先ほどの三つの要素も交えて相談を持ちかけた。 それに対してカタリナの真正面に座ったミカエルは思いの外真剣にその話に耳を傾けてくれ、カタリナはどのような数奇な運命のいたずらか、ショコラの話題でミカエルとこのような時間を共有していることを何処か不思議に感じながらも、心持ち高揚した様子で話をした。 そうして一通り話し終えると、ミカエルは腕を組み、そこに掛かる前髪を指先で弄りながら、ふむ、と息を吐いて数秒考えた。 考え事をする時に前髪を弄るのは彼の無意識の癖であるらしいが、それを知っているのはせいぜい、モニカとカタリナくらいだ。 そして次に、カタリナを真っ直ぐ見つめる。その視線にカタリナが全力で平静を装いながら柔和な笑みで返すと、ミカエルはカタリナに向かってすらりと、人差し指と中指を立ててみせた。 「・・・概ね、良い案だと私も感じる。流通や宣伝も、侯室と繋がりのある商家を頼れば何とかなるだろう。だが、今の話にはもう二つ程、押さえておきたい要素があるように思う」 別にそんな意図があるわけではないのだろうが、それじゃあまるでピースサインですミカエル様可愛いです尊いです、とカタリナの脳内では補正の掛かった眼前の光景に対し死力を尽くして平静を装うという大戦争が行われつつも、辛うじて冷静さが上回り反応を返す。 「お、押さえておきたい要素・・・で御座いますか。ミカエル様、是非ともその部分につきまして、この無知なカタリナめにご教示頂けませんでしょうか」 カタリナという人物を知る人間に言わせれば、彼女のこの言葉は随分と珍しいものであった。 何しろ彼女は、人に教えを請うのが心底下手なのである。なのでこういう場面というのは、ついぞ知り合いの誰も想像がつかないものであった。 抑も、なまじ大抵のことは初見で人並み以上に熟してしまうものだから、彼女は誰かに教えを請うことが殆ど無い。 無論騎士団所属となってからの剣の稽古は他の候補生と同様に教官から受けたのだが、カタリナは女性としては平均以上の身長ではあるものの、周囲の男性候補生に比べれば華奢な部類。故に彼女は独学で指導の意図を理解し、自分に置き換えた型へと常に練り直しを行なった。なので彼女の剣の型と技術は、騎士団の教えるそれとは幾分か異なるものとなっている。 なので教えられたはずの彼女の剣の技術すら、殆ど独自のものといえるのだ。 そんな彼女がこうも素直にミカエルに教えを請うたのには、無論のこと明確な理由がある。 それはつまり、単純にミカエルと話せる機会を嬉しく思ったからなのであった。 しかもその話題がサンヴァロンタンとくれば、なかなかどうして、これではまるで『普通の男女の会話』の様ではないだろうか。そこに少なからず心の高揚を感じる程度には、彼女は存外乙女なのである。 因みに付け加えるならば、ショコラにおいて彼女の右に出るものは中々いないという自負からくる、純粋な対抗心も少々混じってはいた。なにしろ彼女は諸事情によりショコラについては非常に詳しい。だからこそ、その自分が考えるショコラ拡販計画(もはやモニカの気苦労を減らすというのは二次的な目的にすり替わったようだ)については、少なからず自信がある。それについて彼女が思いつかぬ「二つの要素」というミカエルの意見がもしショコラそのものに関わるものならば、彼女にも言うべき意見はあるはずなのだ。 「よかろう。それではそうだな・・・時間が惜しい。移動しながら話すとしよう」 「え、あ、はい。畏まりました」 そう言って颯爽と立ち上がって歩き出したミカエルに、カタリナは何事かと思いながらも付いていくことにした。 そのままなんとミカエルは真っ直ぐ宮廷とは反対方面に庭園を抜け、何故か妙に慣れた様子で正門ではなく人目につかぬ、庭師がよく使う小さな出入り口から城下町へと抜け出したのだ。その際、庭師の小屋に何故かあった小綺麗なローブを当然のように手に取り身に纏っており、一応身分を隠してのお忍びのようだ。 一緒に予備らしいローブを纏ったカタリナは、ミカエルに促されるままに彼女が今回の相談の大元と称したショコラトリーへと足を運んだ。 「おや、ラウラン家のお嬢様ではありませんか。随分と久しぶりですね」 「お久しぶりです、ジャンおじさま。相変わらず繁盛しておられる様ですね」 何故か目の前まで来たというのに「外観をよく見たい」と言って離れたミカエルを不思議に思いつつ上品な鈴の音を響かせて扉を入ると、そこでは芳醇なカカオの香りが充満する魅惑の店内で顔馴染みのショコラティエが出迎えてくれた。 彼女自身久方ぶりに訪れた店内にディスプレイされたショコラは、そのどれもが作りたての芳しい香りと艶のある色合いで、見るだけでも思わずカタリナは笑みがこぼれてしまう。 店内にはそのショコラを求めて多くの人が来店しており、カタリナもあまり長居しては不味かろうと二言三言のみ交わして最も小さなショコラの包みを買うと、後ろ髪を引かれる思いでその楽園を後にした。 そして外で待っていたミカエルの要望により、すぐ近くにある緑豊かで小さな公共庭園のベンチで休むことにした。 「どうぞ、此方が先程のショコラトリーの主人、ジャン=ピエール・エヴァン氏によるショコラです」 カタリナは膝の上にシルクのハンカチを広げ、小さなショコラの包みを紐解き一つミカエルに差し出す。それを受け取ったミカエルはそれを口に含み、品定めをするべくしっかりと吟味をする。 ミカエル自身はショコラについて特段詳しいわけでは無いが、そのショコラは彼が今までに食したどのショコラよりも芳醇であり濃厚であり、しかし全くしつこくも無く軽やかな口溶けで、ともすればワインとのマリアージュにも十二分に通ずるのでは無いかと感じるほどだ。 一言で言えば、それは彼がこれまで食したショコラの中で最も素晴らしいショコラだと言えるだろう。 これは食していると思わず笑みがこぼれそうになるな等とミカエルが感じながら隣に座るカタリナを見てみると、カタリナは少し得意げな表情だ。彼女の選別眼は、間違いなく一級品だろう。 「確かに、これは素晴らしいショコラだ。それは、全く疑う余地もない」 「ミカエル様にそう仰っていただけて、光栄でございます」 まるで我が事の様にショコラを褒められたことに得意げに反応するカタリナだったが、しかし彼女はその上で、即座に居住まいを正し冷静になった。 「それではミカエル様、二つの要素ものというのを、教えていただけませんでしょうか」 そう、そこなのだ。 彼女はその実、頭のどこかでうっすらと確信していた。抑もミカエルがこのショコラを、酷評するわけはないだろうということを。それに関して彼女は、己の剣の腕と並ぶ程に絶対の自信があった。 であるからこそ、あとは一体なにが足りていないものなのか。 真剣な様子で見つめるカタリナの視線を受け、ミカエルはふむ、とひとつ息をついた。 「まず第一は、供給力の確保だ。先のショコラトリーは、残念ながら今回の計画を実行するに足る生産量の増加に対応できるマニュファクチュールを持っている様には見えなかった」 「供給力・・・ですか・・・」 それは、彼女には思いつきもしなかった部分だった。なのでその要素がどの様に関わってくるのかがいまいち想像し難く、カタリナはミカエルの言葉をそのまま鸚鵡返しにした。 「そう、供給力だ。先程の計画では諸外国へ向けショコラの売り出しを行うということだったが、その実現の為には、メッサーナという世界最大の流通市場に供給出来るだけの生産を請け負えるマニュファクチュール・・・つまり、製造所が必要になるだろう。だが、このショコラは偉大なショコラティエの手によるハンドメイドが織りなす、言わば一つの『作品』だ。個の出来は無論文句のつけようがないが、これをメッサーナという巨大な市場に売り出すには、供給が全く追いつかないだろう。無論、希少価値は一つの武器に成り得る。だが、サンヴァロンタンという大衆を中心として世界的に催される行事においては、その強みはミスマッチだ。大多数の大衆を巻き込んだ需要を狙って国家として前面に出せるものには、どうしても供給力という側面が必要不可欠に思う」 ミカエルの言葉は、正にその通りだった。 そもそもカタリナがJPHのショコラを好む理由には、偉大なるショコラティエがその人生をかけて仕上げてきた至高の作品性に惹かれ、その作品に出会えたことに感謝するという気持ちがある。 それはつまり「その様な希少な作品に出会えた自らの幸運」を含んだ上での充足感なのではないだろうか。 そうなると彼女が考えるこの計画には、「彼女が真に愛するショコラ」は抑も始めから出番などないのだ。 カタリナは、己の考えがなんと浅はかであったことかと大いに悔やみ、力なく首を垂れる。 「正に、ミカエル様の仰る通りです・・・。それでは、この計画は・・・」 「実に実行のしがいがある、というものだな」 カタリナが言いかけたところに、ミカエルは被せる様に語気を強めてそう断じた。 カタリナがその言葉に目を大きく瞬かせていると、ミカエルはカタリナの膝の上に広げられた宝石の様な仕上がりのショコラをひとつまみ取り上げ、口に運ぶ。 そしてその味を存分に堪能した後、不敵で、そしてどこか少年の様な笑みを浮かべてみせた。その表情にカタリナが思わず視線を外せずにいると、ミカエルは口を開いた。 「私は、ロアーヌのワインは世界一だと考えている。そして、このショコラもまた、間違いなく世界一のショコラであろうと確信した。違うか?」 「もちろん、ロアーヌのショコラは世界一です」 カタリナは、ミカエルの言葉に即座に同意した。それに満足げに頷くと、彼はベンチの背もたれに片腕を乗せながら、もう片方の手でワインのボトルを持つ手を真似てみせた。 「ロアーヌの偉大なるシャトーが作り出す至高のワインは、このロアーヌという大地への感謝と、法と伝統に則した製法、生産者の弛まぬ品質向上に懸ける努力、適正条件下での慎重なボトル保管、そしてテーブルにおける正しいサーブがあってこそ、真の味わいを発揮する。だが、それに出会うには多くの条件が必要であり、時間と金と、運が絡む。つまり、大衆向けではない」 カタリナは、ミカエルのその言葉に浅く頷きながら、なんとなくミカエルが言いたいことが分かってきた気がした。 「だからこそロアーヌには、多くの民に親しまれる愛すべきヴァンドターブル・・・大衆向けワインが溢れている。かく言う私も、普段飲みは此方の方が好みでな。その日の気分や、目の前の食事に合わせて銘柄を選ぶのも楽しいものだ。そして私は同時に、確信しているのだ。ロアーヌのヴァンドターブルは、他国のどのテーブルワインにも負けぬ、とな」 「つまり、大衆向けショコラ・・・いわばショコラドターブルを作ろうという事ですね」 カタリナの返答に、ミカエルは然りと言わんばかりに頷いて微笑んだ。 「さて、先ずは供給の問題を解消せねば、二つ目の不足要素を知る以前の問題だ。特に設備だけでなく製法や品質等、ここから先は職人とカタリナの見識が必要になる。先ほどのショコラティエに、これの実現の可能性について詳しく話を聞きたい。行こう」 「はい!」 ミカエルが今一体頭の中で何を考え実行しようとしているのか、カタリナには全く分からない。だが、ミカエルの征く道は正しいということをカタリナは知っている。なので、迷わず彼女はミカエルに付き従うこととした。 一週間後。 ロアーヌ領西方ヨルド海沿岸、貿易都市ミュルス。 ロアーヌ領内で最も大きな港を有し、日々膨大な数の品々が船によって日夜行き来するこの港町に、ミカエル、カタリナ、そしてモニカはお忍び衣装で馬車から降り立った。 そして彼らの乗っていた馬車の後ろにはもう一台の馬車がおり、そこからはラウラン家一押しのジャン氏をはじめとした、数名のロアーヌ屈指のショコラティエ達が降り立つ。 この一週間、カタリナはその殆どの時間をミカエルと共に過ごしていた。 これを役得と言わずして、何というのか。何にせよ本来の目的を思わず忘れそうになる程度にはショコラの如く甘美な日々だったな、と能天気に振り返っていた。 因みにその間モニカの護衛にはミカエルの影を含めた騎士団生え抜きの面々(どうやらコリンズらも駆り出されたらしい)が担当し、ミカエルとカタリナは計画遂行の為にロアーヌの各所を回った。 先ず真っ先に商談を行い、今回の計画に賛同してくれたショコラティエのジャン氏を同行者として加え、一行は計画の基盤となるマニュファクチュールの確保に乗り出した。 ジャン氏が品質を維持しつつ生産量を確保する為に示した複数の条件を満たす候補地の中から、ミカエルは自身の人脈を頼りにロアーヌ南方の霊峰タフターンから流れる河のほとりにあるロアーヌ製粉場が所有する作業所の一部を確保することに成功した。 特に製粉の際に扱う流水動力の石臼等の設備が今回の計画には必要不可欠で、仕入れたあとの大量のカカオをすり潰したり撹拌したりするのに必要なのだそうだ。この行程を時間をかけて継続し行う事によってショコラの味は劇的に変わる、というのがロアーヌ流ショコラの拘りだ。 ジャン氏は実のところ以前からこの施設には目をつけていたそうなのだが、何分普段の忙しさにかまけてしまい行動に移す機会がなく、手を拱いていたのだという。だからこそ今回の話は渡りに船だったと大いに喜ぶ姿は、まるではしゃぐ子供のようだと、ミカエルとカタリナは顔を見合わせて微笑んだものだった。 そして最後に製粉場にはないカカオを炒るための竃作りを指示し、これでマニュファクチュールの目処は立った。 次に一行はロアーヌ市街地に戻り、本計画を共に行ってくれるショコラティエの同志を集めることにした。 なにしろ、繰り返すがこの計画には量を確保することが大前提としての必須条件である。かといって、何も知らない素人がいきなり行えるほどショコラ作りはその味わい程には甘くないのである。ある程度の行程は未経験でも問題ない部分もあるが、仕上げの調温(テンパリング、というらしい)はどうしてもショコラを知る者にしか任せられない、というのが、ジャン氏の拘りポイントなのだ。 ここではジャン氏はもとより、ロアーヌにある多くのショコラトリーを網羅しているカタリナが各個職人の縁を繋ぎ、元よりショコラティエとして名を馳せるジャン氏に集うようにして、若く才能に溢れた何人ものショコラティエがものの数日で集まったのだった。 そして設備と人員の目処が立った一行は、いよいよ製造前の最終工程であるいくつかの要素を補完する為に、このミュルスへとやってきたのである。 「港町なんて久しぶりですわ!」 今回の外出のために無理矢理詰め込んだ連日の壮絶な勉強から解放され、モニカは水を得た魚の如くに珍しくはしゃぐ様子を見せながら街を見渡した。 「さて、ここからは一時別行動だ。各々のやるべき事を成そう。カタリナよ、良い成果を期待しているぞ」 「はっ、お任せ下さい」 ミカエルはカタリナの返事に満足げに頷くとモニカを連れ、まるで観光客の様子で市場の露店冷やかしに向かっていった。 その背中を微笑ましく見送ったカタリナは、表情を引き締めてショコラティエ一同へと振り返る。 「それでは、参りましょう」 そのまま彼女らが向かったのは、ミュルスが誇るロアーヌ最大級の食品専門市場だ。 ここには世界中からありとあらゆる食材が輸入され、ロアーヌ各地へと運ばれていくのだ。 職人一行の目的は、二つ。 先ず一つ目は、ミュルス近郊で手に入る限りのカカオの確保であった。 製造場所と設備に関しては一応の目処が立った状態だが、とは言えショコラの原材料であるカカオがなくては話にならない。 その為、グレートアーチやアケ方面からミュルスに入るカカオを可能な限り集めなければならないのだ。 事前に輸入食品の買い付けに強いコネクションを持つ商人を中心に仕入れ専用チームが動いているが、市場にあるそのほかのものも可能な限り回収しようという魂胆だった。 そしてもう一つの目的は、「メッサーナにおけるリアルタイムなショコラやその他菓子の流行り」に関する調査である。 この調査こそが、ミカエルが示唆した「二つ目の要素」なのだ。 確かに、ロアーヌのショコラは素晴らしい。だがそれは、その歴史を知り、それに親しんでいるからこそ解る部分も多くある。 故にそのまま伝統に傲っただけの商品では、世界の大衆に広く受け入れられることはないだろう。 これが、ミカエルの指摘であった。 そういった市井の視線を意識した指摘にはカタリナもハッとさせられる部分があり、とても共感が持てる。 「ロアーヌの伝統と、世界最先端の融合。そして何より、大衆に広く親しまれるショコラの提供。実に、やり甲斐のある仕事です」 仕入れ班と別れて食品を見て回りながらジャン氏がそう言うのを、カタリナは深く頷きながら肯定する。 これから彼らが作るショコラドターブルとは、単に彼らのこれまでの『作品』の簡易量産型であってはならない。量産を可能としつつも世界に認められる品質の維持と、誇るべき伝統を守りつつも、その伝統に囚われ過ぎない新たな可能性を示さなければならないのだ。 その為には、甘味における世界動向を知ることは必要不可欠であろう。 それが、ミカエルの言であった。 カタリナとジャン氏はその言に習い、他国のショコラに関する情報やそれ以外の現在の流行を含めて見て回ることとした。 「あとは世界への流通を睨むとなれば、ある程度の保存に関しても注意をしなければなりますまい。本来であれば相応の試行錯誤が必要でしょうが・・・」 そう言いながらジャン氏が目を留めたのは、様々な果物が砂糖漬けにされた菓子を並べている露店だった。 なかなか面白いお菓子だなぁと思いながらカタリナがそれを見ていると、ジャン氏は試食を勧められてカタリナと共に一つ口にする。 それは、オレンジの皮を用いた菓子だった。 砂糖の甘さが目立つが、その中にほのかな果物の皮の苦味が加わり、味わいに幅が出ている。 「最近は漸く死蝕前に近い程度まで砂糖の供給が安定してきたので、このような菓子も出てきているのですね。砂糖は塩ほどではないにしろ防腐の効果がありますから、これの使い方や分量はピドナへの輸出を狙う上で重要なポイントです」 基本的にロアーヌで現在地産地消されているショコラは、調理から二、三日程度のうちに食されることを前提に作られている。使用している原材料的にも、そこを超えると痛みが進み、味も格段に落ちるのだ。 しかしショコラをピドナへ運ぶには、西への潮流があるヨルド海を最短ルートで渡っても三日は掛かる。抑もロアーヌで作ったショコラを箱詰めしてからミュルスへ運び、そこから輸出したとなれば、ピドナへ届けられる頃には品質が大幅に下がったものとなってしまうのだ。 そこを改善するためには、今までとは材料を工夫した調理が必要となる。 「ある程度そこは予測していましたが、これは使えるかもしれないです」 ジャン氏はその露天商から砂糖漬けを何種類か購入すると、再び歩き出した。 特に露店を回っていて目を引くのは、果実系食品のバリエーションが多いことだ。レモンやオレンジなどの定番果実が大勢を占めるが、中にはロアーヌ産のフランボワーズもある。 カタリナがフランボワーズの赤みに誘われてそれを見下ろしていると、ジャン氏もそれに倣って露店に所狭しと敷き詰められたフランボワーズを一つ手に取った。 「甘酸っぱいフランボワーズはショコラとも相性が良さそうだ。これも使ってみましょう」 「どんなショコラが出来上がるのか、楽しみです」 まるで少年のような瞳の光で食品を見つめるジャン氏を横目に見ながら、カタリナは彼女こそまるで幼い少女のように目を輝かせながらそう言った。 「全く、久方ぶりに連絡をいただいたかと思えば、相変わらず行動の読めないお方ですね。まあ、仕上がりは期待していてください。あと織工房のオーナーにも、どうぞよろしくとお伝えください」 「有難う、期待している」 ミュルス最大の港の一画を買い上げている、ロアーヌ最大の造船所であるガーフィールドの事務所エリアの一室。 そこで事前に手紙にて依頼をしていた作業を終えた後の相手の言葉に、ミカエルはにこりとも微笑まずにそう謝辞を述べた。 それに連なり、一方のモニカは花のような笑みを浮かべてぺこりと頭を下げる。 「有難うございます。よろしくお願いいたします!」 「こうしてロアーヌの華から感謝をされるなど、この身に余る光栄です。それでは早速、我々は写真を元に制作に取り掛かります」 談笑しながら出口へと向かい、最後にそう言って一礼しその場を離れていった男を見送る。 するとモニカは当然のように颯爽と馬車に戻ろうとするミカエルの腕を掴んで全力で引き止め、半ば無理やり港方面への散歩に連行した。 「・・・ねぇお兄様、何故今回はここまでお手を差し伸べてくださったの?」 人と荷が忙しなく行き交う賑やかな港の一角をのんびりと歩きながら、モニカは周囲に気を配りながら彼女をエスコートするミカエルへ、そう投げ掛けた。 今回のカタリナの計画がモニカの我儘に起因していることなど、きっと既に兄はお見通しだろう。モニカは、そう確信していた。 兄が優しいことを彼女は知っているが、しかしそれは何にでも手を差し伸べるような「甘さ」とは全く違うものだ。だから普段の兄であれば、こんな事には手を貸すとは思えないのも事実であった。 無論兄がこうして今彼女の隣を歩いてくれていることは彼女にとっては何物にも変えがたい程に喜ばしいことであり、幸福なことだ。だが彼女には前述の通り、兎に角なぜ今という状態が実現しているのか、ということが疑問だったのだ。 だがミカエルはそんなモニカの胸中を察してか、安心しろというように彼女の美しい金髪を撫でた。 「無論、私には私なりの思惑があってのこと。今回のこの件は、私にとっても非常に好都合だと考えているよ」 「好都合、ですか。差し支えなければ、是非ご教示いただきたいですわ」 モニカが兄を見上げながらそう言うと、ミカエルは軽く肩をすくめながら微笑んだ。 「そうだな・・・この案件では、ロアーヌからミュルスまでの陸運を司るロアーヌ社と、ヨルド海を渡るためのミュルス海運。宣伝のためにガーフィールド造船所と、ロアーヌ織工房。製品パッケージを担当するアダムス製紙・・・。ざっと挙げても、これだけのロアーヌおよびミュルスの企業群と繋がりを持つことができた。商人は何より、利益によって信頼を得られる。ロアーヌにとって今後の国力の発展には、商人の力が必要不可欠だ。その彼らとこうして密な関係を築くことは、宮廷内で父上が日々耐えられておられる退屈な定例会議よりも、余程有意義だといえよう」 「まぁ、お父様が聞いたらきっとお嘆きになるわ!」 そう反応しながらモニカが華やかに笑うと、ミカエルは彼を知る者にしか判断がつかない程度の僅かな微笑みを絶やさず、そんなモニカを見つめる。そうして見つめられるのが大好きなモニカは、充足感を覚えながらも、最後に少し悪戯っぽい笑みを浮かべて兄を見据えた。 「お兄様にも有益なものであることが分かって、モニカはとても安心いたしました。それではわたくしも、気兼ねなくお兄様にご相談が出来ますわ!」 モニカは何故か上機嫌そうに満面の笑みを浮かべ、隣を歩くミカエルの袖を軽く掴みながらそう言った。 対するミカエルは、そんなモニカに視線を投げかけながらも珍しく相手の意図が読めず、怪訝そうな顔をしてみせるのだった。 かつて、バレンタインという行事がこれほどまでに盛り上がったことはあっただろうか。 少なくとも筆者の知る限りでは、これ程の盛り上がりは生まれてこの方、経験した事がない。 そんな本年のバレンタインの火付け役は、今やこのピドナで知らぬ者はいないであろうというほどの人気を博した本場ロアーヌのショコラ、「Les joyaux de Lorane」・・・ロアーヌの甘い宝石、だ。 今更ではあるが紹介しておくと、このショコラ(敢えてチョコレートではなく、ショコラと呼ばせてもらいたい)はヨルド海の向こうのロアーヌ侯国にて国一番の美女と名高い、アウスバッハ侯爵家のモニカ姫がプロデュースを行ったという代物だ。 抑もあまり出回っていなかったのでこれまでご存知なかった読者の皆様もいるかもしれないが、ロアーヌ侯国はワインに留まらずショコラの本場としても名高く、侯国内では幾人ものショコラティエが腕を競い合っているのだ。 そんなショコラの本場ロアーヌでも最も有名なショコラティエの1人であるジャン=ピエール•エヴァン氏がこの度モニカ姫の呼びかけに応じ、一気に賛同者が集い国を挙げての一大事業にまで一気に盛り上がったのが、このロアーヌの甘い宝石である。 勿論そうして作られたショコラを筆者も上陸初日に頂いたが、お世辞ではなくこんなに美味しいショコラは生まれてこの方、食べた事がない。 そして従来の地産地消型の製法を覆し、日持ちがして且つ本場のクオリティを損なわず、寧ろ世間の流行を幾つも取り入れ数々の大胆なアレンジをしてみせた総合監修のジャン氏を始めとするショコラティエチームには、正しく脱帽の一言だ。 特にフランボワーズをはじめとした色鮮やかな幾つもの果実を閉じ込めたボンボンショコラが敷き詰められた目にも美味しい甘い宝石の箱詰めは、大人にも子供にも大人気であった。 正直、余り馴染みがない我々ピドナ市民から見たロアーヌという国は、厳格で拘りの強い頑固なイメージを抱く事が多いだろう。 斯様に素晴らしいロアーヌのショコラが今まで大きなブームにならなかった理由も、正にそこにあるのではないかと筆者は考えている。 何しろ彼らの作るショコラは、あくまで地産地消の代物だったのだ。クラシカルな製法では確かに日持ちせず流通には向かないから仕方ないし、ロアーヌのショコラティエはそこに敢えて変化を齎そうとは考えてこなかった。 それは「古き良き伝統」と言いつつも、一方で様々な品種を意欲的に取り入れる同国のワイン程の飽くなき情熱を感じる分野では無かったのも事実だ。 だが、モニカ姫は大いなる勇気で以ってそれを否定した。そしてそれに多くのショコラティエが賛同したという事実こそが、最早一種の革命とすら言えるだろう。筆者はそのチャレンジ精神にこそ、この上ない賞賛を送りたい。 そして筆者がそれと同じくらいにとても感心しているのが、今回の宣伝方法だ。 電撃的、且つピドナ市民の度肝を抜いたあのド派手なプロモーション方法こそ、今回の一大ムーブメントの立役者だと確信している。 これこそ既にピドナ中が知っている事実であろうが、突如として現れた輸入用大型帆船の帆にも、船体にも、それこそ至る所に大きくモニカ姫の肖像が描かれた「パッケージ船」の入港には、港全体が度肝を抜かれたものだ。 製品のメインイメージキャラクターであるモニカ姫を前面に押し出した実に華やかな演出は細部にわたるまで徹底されており、船から降ろされる木箱、港の特設販売所の装飾、そしてそこに並べられたショコラが包まれた包装紙に至るまで、美しく微笑むモニカ姫の表情が描かれているのだ。 特に広告塔として一週間近く停泊したパッケージ船を一目見ようと訪れた見物客で、港は連日大いに賑わっていた。 失礼な話かもしれないが、正直、ロアーヌという国にここまで革新的な伝統の変革、プロモーションを生み出す人物がいたという事が驚きでならない。モニカ姫は確かに発起人なのかもしれないが、しかしまだ彼女は経験浅く年若いはず。なれば、この一連の動きの裏には必ず別の仕掛け人が居るのではないか、と筆者は睨んでいる。 そうなると今後も、このロアーヌの甘い宝石を取り巻く様々な動きには、逐次注目していきたいところだ。 とはいえ、今は兎に角目の前のショコラを味わう事に専念することをお勧めする。こうしてこの記事を書いている今も、傍らにはジャン氏による此度の新作「オランジェット」がある。何しろ筆者はこれが一番のお気に入りなのだ。読者の皆様も、お気に入りの一粒を見つけられただろうか。(モニカ姫特別インタビュー記事は二面にて掲載) ロアーヌ宮廷庭園の中央噴水近くの石造りのガゼボで、珍しくメッサーナジャーナルなど読みながらやきもきした様子で何かを待っていたモニカは、庭園の植木の陰からミカエルが現れたのを視界の端に捉えると、思わず立ち上がって兄に向かい大きく手を振った。 カタリナはそんなモニカの様子を微笑ましく思いながら、台車に乗せられた茶器の準備を進める。 サンヴァロンタンの喧騒が過ぎたある日の午後、事前にモニカが提案していたお疲れ様会がこのロアーヌ庭園にて催されることとなった。 とはいえ、その参加者は僅か三人。会の発起人であるモニカとカタリナ、そしてミカエルだけだ。 本来ならばジャン氏をはじめとしたショコラティエの皆も招待したいところであったのだが、ピドナでのプロモーション直後に各方面からの発注が幾つも飛び交い、ついには本来なら期間限定だった筈の臨時マニュファクチュールを共同で買い上げて発注に対応することが、サンヴァロンタン前に既に決定してしまった。それにより彼らはサンヴァロンタンが終わった今も、連日大忙しなのである。とてもではないが、この茶会に顔を出せるような状況ではないのであった。 ちなみに、モニカは彼女をメインキャラクターとして起用した今回のショコラブランド「Les joyaux de Lorane」の営利運営権の全てを今回の製作チームに委譲しており、今後営業において彼女が直接関わることはない。せいぜい、新しいパッケージの写真を年に数回撮る程度だろう。 そしてモニカとカタリナは当初の思惑通り、来年からはこのショコラを宮廷から発注し、こちらから送り先を選ぶという手法に切り替えていく予定だ。 いよいよミカエルが直ぐ近くまで来ると、モニカは待ちきれないと行った様子でガゼボを飛び出し、小走りに駆け寄った。 「ようこそお兄様!」 「ご機嫌麗しゅうございます、ミカエル様」 兄のもとに駆け寄りガゼボへと招き入れるモニカと、恭しくドレスの裾を持ち上げながら一礼するカタリナ。 「済まないな、少し遅れたか」 「いいえ、そんな事はありませんわ。丁度良い頃合いです。さぁ、お茶にしましょう!」 ミカエルを石造りの椅子に座らせながらモニカがそういうのに合わせて、茶会が開始された。 とはいえ特に何か特別なものが用意されているわけでもなく、カタリナが用意した紅茶とモニカが用意したスイーツをいただきながら三名は今回の一連の苦労話に花を咲かせるのであった。 特に話題に上がったのは、ジャン氏をはじめとしたショコラティエの面々についてだ。 ミュルスでの市場視察の後、今までのクラシックなショコラを覆す様々なアイディアが若いショコラティエから次々に発案された。その結果として今回の製品化にこぎ着けたのは、まだほんの一部に過ぎなかったのである。ジャン氏もそんな若い情熱に触発され、すっかり新たなショコラの制作にのめり込んでしまったのだという。 総出で過密スケジュールの中でショコラを作っている間も、少ない暇を見つけては数人で集まって今後の新作の話をしているものだから、職人というのは皆こういうものなのだなぁとカタリナ達は感心したものだった。 しかしカタリナが、そういえば今日のお茶請けに件のショコラ達を並べなかったのは敢えてなのかしら、等とふと考えていた、その時。 話が途切れた一瞬のその間に、モニカが不意に立ち上がった。 「お兄様、お花を摘んで参りますわ」 「・・・あぁ、行ってくるといい」 余りに不自然なタイミングで立ち上がったモニカが唐突にモニカがそう言って歩き出すと、ミカエルは何やら含みのある表情でそれを見送った。しかしカタリナが兎に角それにお供しようと椅子から立ち上がると、モニカは明確に片手を突き出して遠慮する。 「大丈夫ですわ。カタリナはお兄様と一緒に待っていてちょうだい」 カタリナがそれに答える間も無く、足早にモニカは植木の陰に消えてしまう。突然の事に流れが全く読めず呆然とした様子で立ち尽くすこととなったカタリナは、ミカエルに促され取り敢えず椅子に座りなおした。 「許せ。モニカの立っての希望でな」 その場に残った二人してモニカの去った先を見つめていると、不意に笑みを漏らしながらミカエルがそう言った。 唐突なその台詞にカタリナが全く意味を理解出来ずに瞼を瞬かせていると、ミカエルはそんな様子のカタリナに構わず、何処からか小さな包みを取り出した。 そしてその包みをそのまま、カタリナの前に置く。 「・・・これは」 「ショコラだ。私が作った」 「えっ!!?」 ミカエルが作ったショコラ。それは果たして、奉るべき国宝か何かだろうか。 カタリナは眼前に展開された現実が瞬時に彼女の処理能力を超えた様子で、そんな突拍子も無いことを考えていた。 そしてたっぷり数秒固まった後、申し訳ありませんと言いながらわたわたとする。しかしその動きに、なんら意味はない様だ。 「私の見立てではカタリナは相当にショコラが好きなのだと思ったが、違ったか?」 「え、あ、いえ・・・好きです、けれど・・・何故それをミカエル様が・・・?」 そう、カタリナは兎に角甘いものに目がなかった。 それは彼女自身も、大いに自覚をしていることだ。故に彼女はその甘いもの好きが長じて国内のショコラトリーの殆どを制覇しており、その味を知っている。だが騎士を目指してからはこれも自制をし、敢えてあまり食べないようにしていたのだ。 だというのに、一体なぜそれをよりにもよってミカエルが知っているというのか。一体何時如何なる時に、この秘密が流出したのか。ロアーヌの騎士として一生の不覚である。 この様に彼女の慌てる様が珍しいのか、ミカエルはうっすらと笑いながら肩を竦めた。 「いや、偶々そう思っただけだ。偶々な」 ミカエルは含みのある様子で、そう言った。 と言うかあそこまであからさまであれば今回の事業に携わった全員が気付いていただろうな、という事までは敢えて言わずに、ミカエルはそのまま流れでショコラをカタリナに勧める。 「初めての試みであったが、中々上手くできたと思うぞ。何しろ、レシピはジャン氏のものだからな」 「・・・頂いても、宜しいのでしょうか」 「無論だ」 ミカエルに再度促され、カタリナは包みの中からショコラを一粒つまみ上げ、恐る恐るといった様子ながらも上品に口に運ぶ。 口の中に入れるとショコラはその役目を果たすべく甘美な味わいと共に溶け広がり、彼女に幸福を齎す。その品質が間違いなくロアーヌの愛するショコラであることを、その味わいが証明している。 「元来、我々のサンヴァロンタンには花ということだが、カタリナにはこちらが良いかと思ってな」 「・・・こ、光栄です」 ミカエルの言葉にも、カタリナは直接彼を見ることができず、間をもたせたい気持ちでもう一粒ショコラを口に運ぶ。 とても美味しい。 一体全体どういう事情でこんなことになっているのかは、彼女には全くわからない。しかし確実に言えるのは、自分は一生分の運を使い果たしただろうな、という事である。 このように現実逃避めいた事をカタリナが考えながら目を伏せているところに、間を見計らってか何やら意味深な笑みを浮かべながら、そそくさとモニカが戻ってきた。 「うふふふ、お邪魔してしまったかしら」 「え、あ、モニカ様お帰りなさいませ」 わたわたとしながらカタリナがモニカを迎え入れると、モニカはカタリナとミカエル、そしてカタリナの前に置かれたショコラを見て随分と機嫌が良さそうに笑みを浮かべつつ座った。 「ふふふ、やはりロアーヌのサンヴァロンタンといえば、男性からの贈り物ですわよね」 「そうだな。そういうわけで、モニカにも渡しておこう」 「えっ!?」 唐突にミカエルから差し出された第二の小さな包みに、今度はモニカが素っ頓狂な声をあげる。 「ショコラだ。私が作った」 「それは知ってますわ!・・・というか、そういう事ではなくて!」 何やら声を上げているモニカに、処理能力が未だ止まった状態のカタリナは何が起こっているのか当然理解できずに目の前の兄妹を交互に見つめる。 「いや、折角作るのなら、と思ってな。なにもカタリナだけに渡す、という話ではなかっただろう?」 「それはそうですけれど、そうでもなくて!」 今度はモニカがミカエルにショコラを勧められて、普段の彼女にはない表情で慌てふためいている。 そうですよねモニカ様もそうなりますよね不意打ちズルすぎますよね、と一人納得の表情を浮かべながら目の前の兄妹二人の仲睦まじい様子を眼福としつつ、カタリナはもう一つまみ、甘い宝石を口にした。 番外編一覧に戻る TOPに戻る
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=== 一 === ――むっつり右門第二番手柄です。 前回の南蛮幽霊騒動において、事のあらましをお話しました通り、天下無類の黙り虫の変り者に拘わらず、おどろくべき才腕を現わして、一世を驚倒させたあの戦慄すべき切支丹(きりしたん)宗徒の大陰謀を、またたくうちにあばきあげ、真に疾風迅雷(しっぷうじんらい)の早さをもって一味徒党を一網打尽(いちもうだじん)に召捕り、八丁堀お組屋敷の同僚達を胸のすくほど啞然たらしめて、われわれ右門贔屓(びいき)の者のために万丈の気を吐いてくれたことはすでに前節で物語つた取りでありますが、しかし人盛んなれば必ず妬(ねた)みあり――、世の事人の事は兎角円満にばかりは行かないものと見えます。あの大捕物と共にわれわれの贔屓(ひいき)役者むっつり右門が鰻(うなぎ)のぼりに名声を博し、この年の暮にはその似顔絵が羽子板になって売られようと言う程な評判をかちえて参りましたものでしたから、同じお上の禄を喰(は)む仲間同士にそんな不了簡者があってはならない筈でしたが、矢張り人の心は一重裏(ひとえうら)をのぞくと、まことに外面如菩薩内心如夜叉(げめんにょぼさつないしんにょやしゃ)であると見えまして、次第に高まつて来た右門のその名声に羨望(せんぼう)を抱き、羨望がやがて妬みと変り、妬みがさらに競争心と変って、ついには右門を目の上の敵と心よく思わない対手がひとり突如としてここに現われて参りました。通称あばたの敬四郎と言われている同じ八丁堀の同心で、言うまでもなくその顔の面(おもて)にふた目とは見られぬあばた芋があつたからの仇名(あだな)ですが、しかし一面から言うとあばたの敬四郎が、その顔の醜いごとく右門に対して心に醜い敵対心を抱き出した事は、万更無理からぬことでした。元々がむっつり右門などの駈け出し同心とは事かわって、敬四郎は年ももうおおかた四十に手が届こうと言う年配であり、その経験年功から言って遥かに右門なぞには大先輩の同心でありましたから、後輩もずっと後輩のまだ青々しい右門によってすっかり人気を浚(さら)われて了った事が第一に癪の種となったのです。そこへもっていってまた悪い事には、通常二十五人が定めである与力にひとり欠役があって、順序から言えば上席同心の敬四郎が梯子のぼりにその職へつかれる筈でありましたから、奉行職にどう言う考えがあったものか一向にお取立のお沙汰がなかったものでしたから、所謂疑心暗鬼と言う奴で、あまりにもむっつり右門の評判が高まりすぎた為に、ひょっとすると自分をさしおいて右門が先に抜擢昇進されるのではないだろうか、と言う不安が湧いたからでした。功名を期する程の男子に執(と)っては誠に無理からぬ妬みと言うべきですが、だから敬四郎は南蛮幽霊事件の落着後事毎(ことごと)に右門を敵に廻し、同時にまた功を焦って今度こそはと言う意気込みを示し乍ら、何か犯罪があったと知るとその大小も見きわめず、片っ端手を染めて、しきりに右門に競争的態度を執って参りました。しかしわれわれの右門はそんなことに動ずる右門ではない。すべては力と腕と才略の競争なんだから、極めて平然とおちついたもので、むっつりとまた昔の啞にかえると、敬四郎の敵対行為などはどこを風吹くかと言いたげに黙殺したままでした。勤番の日は奉行所の控え席に忘れられた置物のごとく黙々と控え、非番の日にはお組(くみ)屋敷でいかにも退屈そうにどてらを羽織り、終日(ひねもす)ごろごろと寝ころがってしいきりと不精髭(ぶしょうひげ)を抜いては探り、探ってはまた抜いてばかりいましたので、こうなると自然気を揉(も)み出したのは右門の手下岡っ引、お馴染のおしゃべり屋伝六です。また伝六にしてみれば右門の手柄の尻馬にのっかって彼の名声も相当高まっていたのでしたから、もう一度柳の下のどじょうをすくって見たく思ったのは無理もないことだったのでしょう。丁度その日は非番の日でしたが、じれじれし乍ら容子(ようす)を伺いにやって行くと、表はもう四月の声をきてぽかぽかと頭の先から湯気の出そうな上天気だと言うのに、右門は豚のように寝ころがり乍ら、相変らず不精髭を抜いては探り、探っては抜いていましたので、伝六は早速お株を出して例のごとく無遠慮にがみがみと言ったものでした。 「ちえッ。旦那にかかっちゃ叶わねえな。このあったけえのにどてらなんぞ着ていた日にゃ、お臍(へそ)に茸(きのこ)が生(は)えますぜ」 しかし右門はすましたものです。金看板のむっつり屋をきめこみ乍ら、じろりと伝六に流し目をくれただけで、依然顎髭を抜いては探り、探ってはまた抜いていましたので、伝六はますますじれ上って一層つんけんと言いました。 「だから今までだっても顔を見るたび言わねこっちゃねえんだ。旦那程の男前なら女房の来てなんぞ掃くほどあるから早く独り者に見切りをつけなせえよと言っているのに、ちったあ色気もお出しなせえよ。色消しにも程がごわさあ、芋虫みたいに寝っころがってその図はなんですかい。茸どころか蛆(うじ)が湧きますぜ」 と――少意外でした。本当に芋虫のごとく寝ころがって不精髭をまさぐっていた右門がむっくり起き上ると、生真面目(きまじめ)な顔でぽつりと伝六に言いました。 「では今からその女房二三人掃きよせに参ろうか」 「え?本当ですかい?正気で仰有(おっしゃ)ったのでげすかい?」 いつにも口にしたことのない粋(いき)な言葉を極めて真顔(まがお)で右門が言ったものでしたから、思わず伝六が正気でげすかいと念を押したのも無理からぬことでしたが、すると右門は愈々意外でした。 「この天気ならば辰巳(たつみ)の方角がよいじゃろう。三四匹引っかけに深川あたりへでも参るかな」 さらに粋なことを言い乍らやおらのっそり立上ると、どてらを小格子(こごうし)双子(ふたこ)の渋い素袷(すあわせ)に召し換えて、きゅっきゅっと手際(てぎわ)よく一本独鈷(ぽんどっこ)をしごき乍ら、例の蠟色鞘(ろいろざや)を音もなく腰にしたので、伝六はすっかり額(ひたい)を叩いて了いました。 「ちえっありがてえな。だから憎まれ口もきくもんさね。おいらの旦那に限って女の子の話なんざ耳を貸すめえと思ってましたが、急に目色をお変えなすったところをみるとその辰巳とやらには定めしお目あてがござんしょうね」 しかし右門はいかにも伝六の額を叩いて喜んだ通りりりゅうとした身装(みなり)を整え、間違いもなく表へやって参るには参りましたが、出がけにふと庭隅(にわすみ)の物置へ立寄ると、袋入りの釣竿に煤(すす)け切った魚籃(びく)を片手に提げ乍ら悠々と現われて参りましたものでしたから、今額を叩いて喜んだ伝六の口からは忽ち悲鳴が上りました。 「こいつだ。旦那のやるこたあいつでもこの手なんだからね。本当に人を糠喜(ぬかよろこ)びさせるにも程があるじゃごわせんか。なんでげすかい。春先にゃ辰巳の方角に釣竿へ引っかかる女の子がいるんですかい?」 けれども、これは不平を言う伝六が無理でした。美丈夫なる右門のごとく道心堅固(どうしんけんご)なることまた右門のごとき、男でさえも惚れ惚れとするようなその人柄をよく知ってい乍ら、早まって早合点をした方が悪いので、無論右門は最初から気晴らしに鱸(すずき)でも釣りに行こうと言うつもりでしたから、にこりともせずに伝六の不平をうしろに聞き流しておくと、さっさと門をそとへ出て行きました。 と、その出合いがしらにぱったりとぶつかった男がある。本当に文字通りぱったりとぶつかった男がありました。誰か?――誰でもないあばたの敬四郎です。そして真にその一瞬でありましたが、いや一瞬と言うよりもその途端(とたん)と言った方が正しい。行きずれになにやら慌てふためいてお組屋敷へ駈け込んでいった敬四郎の姿をちらり右門が認めたかと思うと、まことに不思議な変り方だった。ぴたり――右門の足が突然そこへ釘づけにされて了いました。同時に鋭い声で――。 「伝六!」 「え?癇癪(てんかん)でも起きたんでござんすか?」 「馬鹿!どうやら大きな魚がかかりそうだぞ」 「どこです?どこに泳いでいます?」 「相変らず貴様は剽軽者(ひょうきんもの)だな、敬四郎どのの容子が尋常でない。今からすぐお奉行所までひとッ走り行って来い!」 「またあれだ。藪から棒に変なことを仰有(おっしゃ)ってこの上あっしをかつぐ気でござんすかい?」 これは無理もないので。ひとことも理由(わけ)は語らないで本当に藪から棒に右門の空模様がちらと変りましたものでしたから、なにがなにやら腑(ふ)におちかねて伝六が二の足を踏んだのはまことに無理からぬことでしたが、しかし名犬はよくその匂いによって獲物(えもの)の大小を嗅(か)ぎ分く――実はそれが右門の右門たるところで、早くも彼はその全身にみなぎり溢れている名同心のたぐい稀な嗅覚(きゅうかく)で、事の妖異ならざる気勢(けはい)を嗅(か)ぎとったのです。何によって嗅ぎとったか?――言わずと知れた今のその敬四郎の目の色で、それからそのうろたえ方で、こいつなにかでか物の事件が起きたな、という気勢を観(み)てとったものでしたから、こうなるとむっつり右門はつねにそうでありましたが、すべての態度がもはや全く疾風迅雷と言う形容そのままでした。彼はきょとんと目をひらいて戸惑(とまど)っている伝六へ叱るように言いました。 「貴様だってあばたの敬四郎がこの頃俺と功名争いをしている位なことは知ってるだろう?」 「え!あっ!そうでしたかい。じゃあ今のあいつの容子で事起るとにらんだのですね」 剽軽者のおしゃべり屋ではありましたが、そこはやはり職業本能で、右門のその一言(こと)でぴりっと胸にこたえたものがあったのでしょう。ところへさながらお誂(あつら)え向きのように、今慌てふためいて自分のお小屋の方へ駈け込んでいった相手の敬四郎が大急ぎで狩り集めたらしく、配下(はいか)の手下小者を引具してどやどやと血相を変え乍ら出て参りましたので、愈々伝六にも事の容易ならぬ気勢が感得(かんとく)出来たものか、もうあとは一切が眼まぜと眼まぜとそれからましらのごときすばしっこさのみでした。むしろこうなると合点の伝六とでも言う方が適当な位ですが、しかし右門は反対にもうその時は林のごとく靜かでした。面(おもて)の清らかなることはまた天上の星のごとく清澄で、騒がずにおのがお小屋へ帰ってゆくとごろり横になり乍ら、自信そのものの如くにすぐと毛抜を取り出したものでした。 === 二 === 待つこと凡(およ)そ小半刻(こはんとき)――。陽(ひ)はうららかにもうららかな孟春(もうしゅん)四月の真昼時(まひるどき)でした。そして案の定、右門のにらんだ図星は間違いもなく的中したのです。 「偉い!さすがに目が高い!」 肩息で駈けかえり乍ら汗も拭(ふ)かずに先ず伝六が図星の的中を証拠立てたので、右門も漸く手から毛抜を放しました。しかし言葉は氷のごとく冷やかでした――。 「どうだ。魚は大きかったろう」 「大きいにも、何にも、まるで怪談ですぜ」 「辻斬か」 「どうしてどうしてこれですよ。これですよ」 話すまも不気味に堪えないと言いたげな身ぶりをし乍ら、手真似でこれと言ったので、そのこれと言った伝六の指先でさし示している方角を見守ると、右門の眼光は同時にぎろりと光って言葉に鋭さが加わりました。 「首?」 「左様で、それも只の首じゃごわせんぜ。まだ血のべっとり流れている生首(なまくび)ですぜ」 「どこかにそいつがころがってでもいたと言うんか」 「ところがそいつが只のところにころがっちゃいないんだから、まるで怪談じゃごわせんか。ね、胆(きも)をすえておききなせえよ。お屋敷は番町だそうで名前は小田切久之進(おだぎりきゅうのしん)って言うもう五十を過ぎたお旗本だそうながね、お禄高は三百石だと言うんだから旗本にしちゃ御小身(ごしょうしん)でしょうが、とにかくそのお旗本の旦那が眠っている夜中にどうしたことか急に胸が重くなって、なんか胸元の辺(あたり)を圧(おさ)えつけられるような気がしましたものだからね、はっと思ってふと目をあけてみるてえと――」 「胸のうえに生首がおいてあったと言うのか」 「左様で、お約束通りのざんばら髪でね。青黒いその生首にべっとりと今出たばかりと思われるようなまだ少し生(なま)あったかい血が染みていると言うんですよ。しかもそいつが女の首で、おまけに片目をえぐりぬいてあるって言うんですよ」 「なるほど、少し変ってるな」 「変ってる段じゃない。今におぞ毛が立ちますからもう少しおききなせえよ。ところでね、その生首がひと晩きりじゃねえんですよ。翌る晩にもやっぱり胸元が変に重くなったからひょいと目をあけてみるてえと、今度は座頭(ざとう)の坊主首――」 「なに座頭?めくらだな」 「左様で、ところがその生首のめくらの目玉がやっぱり片方えぐりぬいてあるって言うんだからどうしたってこいつ怪談ですよ」 「目はどっちだ。左か右か」 「そいつが女の生首の時も座頭の時も同じように左ばかりだと言うんだから、愈々もって怪談じゃごわせんか、だからね、騒ぎがだんだんと大きくなって、三晩目(みばんめ)には屋敷中残らずの者が徹夜で警戒したって言うんですよ。するてえと三晩目にはいいあんばいに生首のお進物がやって来なかったものでしたから丁度きのうです。ご存じの様にきのうはいちんち朝から陰気な五月雨(さみだれ)でしたね。本当に降りみ降らずみって言う奴でしたが、つい前夜の疲れが出たものでしたから、屋敷中の者が残らずうたた寝をしているてえと、その雨の真昼間に寝ている旗本の旦那の胸先がやっぱりまった急に重くなったんで、ひょいと目をさましてみると、今度は年寄の生首のお進物が同じように左の目をえぐりぬかれて、べっとりと生血に染まり乍ら胸先にのっかっていたと言うんですよ」 「ふうむのう」 二度までは左程に不気味とも思わなかったのですが、ついにそれが三たびも続きしかもその三たび目が雨の日とは言い乍ら昼日中に行われて、加うるに三度が三度違った生首であることが奇異なところへ、孰(いず)れもその死に首の左眼ばかりが刔(え)ぐり抜かれていたと言ったのでしたから、さすが物に動じない右門も初めてその時ぞっと水を浴(あ)び乍ら思わず呻(うめ)き声を発しました。けれどもそれはしかしほんの瞬間だけの呻き声でした。明皎々(めいこうこう)たること南蛮渡来の玻璃鏡(はりきょう)のごとき、曇りなく研(と)ぎ磨(みが)かれた職業本能の心の鏡にふと大きな疑惑が映りましたので、間(ま)をおかず伝六に不審の釘を打ちました。 「だが一つ腑(ふ)におちないことがあるな。それ程の奇異な出来事を小田切久之進とやら申すその旗本はなぜ今日まで訴えずにいたのかな」 「そこでがすよ、そこでがすよ。あっしもねたは存外その辺にあると睨(にら)んだのでがすがね。三百石の小身とは言い条ともかくも歴(れっき)としたお直参(じきさん)のお旗本なんだから、ご奉行様だって御老中だって身分柄から言った日にゃ同等なんでがしょう。してみりゃなにも三日の間それ程の化け物話をかくし立てしたり乃至はまた遠慮なんぞするにゃ当らないんだからね。然るにおかしなことには今日そのお旗本の旦那がこっそりお奉行所へやって来て、直接お奉行様に会った上で身分柄にかかわるんだから、事件のことも探索のことも極内密にしてくれろと言ったんだそうでがすよ」 「え?そりゃ本当か」 「本当とも本当ともそこは蛇の道ゃ何とやらですっかり嗅(か)ぎ出しちまったんですがね。だもんだからお奉行様も、では誰か腕っこきの者にでも極内密にやらせましょう、って言ってるところへ運よく行き合わしたのがあばたのあの旦那なんです。だから先生すっかり躍り上って今度こそはと言う意気込みで、自分からそれを買って出たと言う寸法なんですよ」 聞き終ると同時に眼をとじて暫く黙々と考えていましたが、まもなく右門の口からは凛(りん)として強い一語が放たれました。 「よしッ、そうと聞きゃ男の意地だ!勝つか負けるか功名(こうみょう)を争ってやろうよ」 決心したとなればまことに疾(はや)きこと風のごとし――もう、彼の足は真昼中(まひるなか)の往来を小急ぎに歩きつづけていたのでした。行く先は言う迄もなく番町の旗本小田切久之進方――目的は、これまた言う迄もないこと、どこからどう言う風に探索の手を下すにしても、先ず小田切その人に当る必要があったからです。会ってそして先ず第一にそれが目的あっての犯罪であるか、それとも只の悪戯(いたずら)であるか?犯罪としたらどう言う目的の下にかかる奇怪事を三たびまでも繰返して行ったか?第二には疑惑の中心点である極内密にしてほしいと言ったその事の理由について、何等かの糸口と引っかかりを発見しないことには、それこそ伝六の言草(いいぐさ)ではないが、この不気味極まる怪談のあばきようがないと思いついたからでした。 けれども折角勢い込んでやって行ったのに、残念乍ら右門の出動は一足遅かったのです。 無論自分より先にあばたの敬四郎が手を下していることは知っていましたから、おおよその覚悟も予想もつけていったのでしたが事実は遥かにそれを越えて、小田切方の屋敷内はすでにその直属の岡っ引目明しなぞ配下一統の者によって、秘密に厳重な出入禁止を施されたあとだったからでした。小癪(こしゃく)なと思いましたが目的は主人の小田切久之進にありましたから、彼等が町方の者ならば自分も同じお公儀の禄を喰(は)む者であると言う見識を示して、堂々その禁を破り堂々と官職姓名を名乗って主人に面会を申込みました。 ところが――当然会わねばならない筈のものが会ってくれない!不思議なことに会ってくれない!もはや手配済でござるからこの上の御配慮は迷惑でござる――そう云う理由のもとに半(なか)ばお直参の威嚇(いかく)を示し乍(なが)らぴたりと面会を峻拒(しゅんきょ)致しました。 「臭いな」 右門の疑惑は二倍に強まりましたので、その威嚇を犯して飽くまでも面談を強請(ごうせい)致しました。けれども小田切久之進は顔さえも見せないで、愈々奇怪なことに一層ろこつなお直参の威嚇を示し乍ら、、重ねて右門の申入れを峻拒致しました。これはどうしたって会わないと言うその事柄に対して疑いを深めるより途はないのだけれども、対手は小身乍(なが)らともかくもお直参のかさを着たお旗本なんでしたから、右門は三倍に疑惑を強め乍らも、第一段の方策は放棄するのほかはありませんでした。放棄すれば言うまでもなく事件の一切について、悪戯でるか目的を持った犯行であるか、また何が故にすまでも秘密を守り且(か)つまた会う事を避けねばならないのであるか、それらの糸口となるべい材料をつかむことも、その探索への順序を立てることすらも、何等判断を下すことが不可能になったのですから、自然の結果として彼に残された道は只一つ、その事件から手を引く以外にはないことになりました。 しかしそんな事でさじを投げるような右門とは右門が違います。こうなれば残らずの物的証拠を洗い立てて、彼がつねに得意の戦法としている搦手(からめて)から糸をたぐり、飽くまでもこの怪奇な秘密に包まれた事件の底を割ってみせようと思い立ちましたが、ふふんと言うように小気味のいい冷笑を敬四郎配下の小者どもに残しておくと、さっさと表へ出て行き乍ら蛸の様(よう)に口をとんがらかしてひとり腹を立てていた伝六に突然命じました。 「大急ぎで駕籠(かご)屋を二挺引張って来い!」 「え?また駕籠ですか。南蛮幽霊のときもそうでござんしたが、あいつと同じ轍(てつ)でまた江戸中を駈け廻るんでげすかい?」 「嫌か」 「どうしてどうして生れつきあっしゃ駈け廻るのが大好きですからね。廻ってろと言や一年でも二年でも廻ってますが、一体今日はどこを探るんでげすかい?」 「貴様は南町御番所配属の自身番と言う自身番を残らず改めろ。この三日以内に生首をもぎとられた者はないか、行方知れずになったものはないかと言ってな、あったら例の三つの首の主と思える者の素性(すじょう)を洗って来るんだ」 「ありがてえッ、じゃ愈々あばたの旦那と本気の鞘当になりましたね。畜生!おしゃべり屋の伝六様がついてらあ。じゃちょっとお待ちなせえよ。この辺は屋敷町で店駕籠(みせかご)はねえかも知れませんからね」 言うや否や韋駄天(いだてん)で行ったかと思いましたが案外に早速見つかったと見えて、屈強(くっきょう)な替え肩を二人宛伴い乍ら、早駕籠仕立てで威勢のいいところを二挺引張って参りましたので、一挺は伝六へ一挺は右門自身で、そして右門自らは北町奉行御配下を一巡(いちじゅん)しようと、すぐに息杖(いきづえ)をあげさせました。 順序として右門は先ず呉服橋の北町御番所へ乗りつけました。だが、首を斬られた、という届出(とどけいで)も、首のない死体があったと言う届出も行方知れずの者さえも、凡(およ)そ事件に関係のあるらしい殺傷ごとは何一つなかったのです。ではと言うので、直ちに最寄(もよ)りの自身番から片っぱし当って参りましたが、しかし、どこの番所でも答えた言葉は只次のごときあっさりとした一語のみでした。 「へえいまたですか。つい先ほどあばたの敬四郎旦那もそんなこと仰有(おっしゃ)って目色を変え乍ら早駕籠で尋ねて参りましたが、どこかで首を盗まれた人間でもあるんですか」 しかも行った先行った先の番所の者が異口同音にそう言って、すでにひと足お先に敬四郎の廻った事を立証しましたものでしたから、心当りのなかった事よりも当(あて)のはずれて了ったことよりも、敬四郎に先んじられた口惜しさと、敬四郎と同じ方法で探索の歩を進めている事に対する焦燥(しょうそう)とで、右門は悉(ことごと)くがっかりとなって了いました。仕方なくあきらめると、とっぷりとすでに暮れ切った夜の街を、力なく駕籠にゆられ乍らお組屋敷へ引きあげました。ところへ同時のように伝六も引きあげて参りましたが、その報告はこれも同様、手がかりとなるべきものは何一つなくやはり敬四郎配下の者が、すでにひと足先に廻っていたと言う事だけが分ったばかりでしたから、右門は愈々がっかりとなって黙然(もくねん)と腕こまぬき乍ら、今後いかにすべきかその方法についてひたすら考えを凝(こ)らしました。 だか、どれだけ考えてみてもこの三日前後に江戸において行方(ゆきがた)知れずになった者もなく、首を失った者の届出もないとすれば、結局探索の中心点を疑問の旗本小田切久之進において、事件の糸口をほぐし出すべく詳細な犯跡調査と、同時に久之進その人の身柄調査を行うよりほかにはもう残された方法がないわけでしたから、としたならばいかにしてそのf辰野調査を進めていったらいいか?――右門は考えの中心をその一点に集めて、いかにすべきかの方法について工夫(くふう)をこらしました。その結果として案出されたものは次の二つでした。知らるる通り正面から当ったのでは面会をさえも拒絶しているんですから、いずれも搦手(からめて)から糸をほぐしていこうと言う方法でありましたが、即ち第一は何びとか久之進一家の内情を熟知している者によって、あの疑雲に包まれている秘密の殿堂をあばこうと言う方法で、第二はほかならぬあばたの敬四郎に対って間者(かんじゃ)か附人かを放ちその手中に収めてる材料を巧みに盗みとろうと言う手段――、そこであらたに起って来る問題は一と二とのその孰(いず)れを選ぶべきかと言う点でありますが、言うまでもなく二の方法は一の方法よりもたやすいのです。間諜間者(かんちょうかんじゃ)を放つと言うような問題になれば、何を言うにもそれが本職の人達なんだから、たとい鈍感なることおしゃべり屋の伝六のごとき者を使ったにしても、一の方法何程か多分の手数を要するに反し、二の方法は少くも半分の手軽さで行かれるわけでした。だから――だが、そのたやすい第二の方法には人の苦心を盗みとると言う事で、卑しむべき卑劣さがありました。少くも二本差している者の面目上から言って、恥ずべき卑劣さがありました。卑劣や、卑怯は、断る迄もなくまた言うまでもなく、われわれの嘆賞すべきむっつり右門の断じて選ぶべき道ではない! 「よしッ。俺は飽(あ)くまでも俺ひとりの力によって、正々堂々と天地に恥じぬ公明正大な道を選んでやろう!」 ですから瞬時のうちに迷うところなく進むべき道が決心つきましたので、右門は凛然(りんぜん)として立ち上ると、直ちに馳(は)せ向ったところはほかならぬ松平伊豆守信綱のお下(しも)屋敷でありました。言うまでもなく、伊豆守は時の老中として右門なぞの猥(みだ)りに近づきがたい権勢な位置にありましたが、前章で述べた通りあの奇怪な南蛮幽霊の大捕物によって、右門はその功を伊豆守から認められ、過分のお褒(ほ)めの言葉をさえ賜っていたので、小当(こあた)りにそれとなく当ってみたら、老中と言うその職責から言って疑問の旗本小田切久之進の身柄(みがら)人柄(ひとがら)素性(ずしょう)に関し、何か得るところがあるだろと思いついたからでした。 案の定伊豆守は老中と言う権職(けんしょく)の格式を離れて、親(した)しくその御寝所に右門を導き入れ乍ら、気軽に接見してくれました。けれども、たやすく引見はしてくれましたが、結果は案外にも不首尾だったのです。疑惑の中心人物小田切久之進については、次のごとき数点を語ってくれたばかりで、即ちその素性に関しては御当代に至って新規お取立になった旗本であると言うこと、それ迄は卑禄(ひろく)のお鷹匠(たかしょう)であったと言うこと、だからっ他の三河以来の譜代(ふだい)とは違って僅々(きんきん)この十年来の一代のお旗本に過ぎないと言うこと、随(したが)って人柄はお鷹匠(たかしょう)上りの生地(きじ)その儘に極めて小心小胆であること、小胆な位だから性行はごくごくの温厚篤実(とくじつ)で、その点さらに何等の非の打ちどころはないと言うのでした。加うるに肝腎(かんじん)の邸の容子並びに家族の者に関する内情は一向に存じ寄りがないと言うのでしたから、これはどうあっても不結果です。殊にその性行(せいこう)が温厚篤実と言う一条に至っては、苛(いや)しくも老中職の松平智慧伊豆が、釜のような判を押して保証しただけに大の思惑(おもわく)違いで温厚なものなら無論人に恨(うら)みを買うような非行もない筈でしたから、人に恨みをうけないとすればおかれるものに事を欠いて胸の上に気味のわるい生首なぞをのっけられる筈もないわけで、とすると全然のいたずらか?――それとも、或は伝六の言ったごとく本当の怪談か?――右門の心は次第に紊(みだ)れ、推断もまた次第に曇って、美しい顔の色がだんだんと暗(くら)まって行きました。その顔の色で万策の尽きたことを知ったものか、伝六がそばから伝六なみの欝憤(うっぷん)を洩らしました。 「畜生め。対手(あいて)んいことを欠いてまた悪い奴が向うに廻ったものだね。ほかの旦那ならそれ程口惜しいとも癪(しゃく)だとも思いませんが、あのあばたの大将に手柄されると思うと、あっしゃ江戸中の女の子のために口惜しいね、どこの女の子にしたっていい男に手柄させる方が、夢に見るしたって話にきくにしたってずっといいこころもちがするんだからね」 全くそうかも知れないが、しかし、あばたの敬四郎がたとい日本第一の醜男(ぶおとこ)であったにしても、一歩先んじられたと言う事実は飽くまでも事実なんだから、右門はそのきりっとした美しい面(おもて)にほろ苦い苦笑をもらすと、やがてさびしく言いました。 「あした来な」 そしてごろりそのまま横になって了いました。 === 三 === しかし、翌日は生憎(あいにく)のじめじめとした五月雨(さみだれ)でした。わるい事にはその雨の日に限ってまた丁度勤番で、勿論事件がその手にあったならば勤番、非番の区別はないわけでしたが、知らるる通りこの生首事件は彼の手に委嘱されたものではなかったのでしたから、非役(ひやく)の手前として出仕するの必要がありました。けれども、たとい非役であったにしてもこの不気味な怪談を耳に入れて今更出仕など悠長な真似がなぜにしていられましょうぞ!手に材料がないだけに、一歩敬四郎に先んじられているだけに一層競争意識をあふられましたので、彼は病気のていに繕(つくろ)って当分出仕御免の許しを得ておくと、心を新たにして事件に向こうお思い立ちました。こう言う時、即ち、心を新たにしようと言う時に、いつも右門の取る方法は碁盤に向うことです。お打ちになられる方々はご存じのことと思いますが、心に煩悶(はんもん)の多い時に、乃至は工夫のつかな事件なぞがある時に、先ず端然(たんぜん)と威儀(いぎ)を改め、それからおもむろに心気を鎮めて盤に面し、然るのちにあのかぐわしきかやの木の清浄な香りを嗜(たしな)み乍ら、ひんやりと手に冷たい石をとりあげて、戛然(かつぜん)と音立て乍ら打ちこんで行くことは、まことに颯々爽々として心気の澄み鎮まるもので、だから右門は躊躇(ちゅうちょ)なく盤に対しました。腕は職業初段に先(せん)と言うところ――随って石の音は真に戛然と高い! と――まことに人は碁のごとき清戯(せいぎ)をも覚えておくものですが、その第一石(せき)の石の音が終るか終らないうちに、ふと気がついて右門は思わず、何のことだ!そう吐き出すように大きく叫びました。肝腎(かんじん)なことに、本当に肝腎かなめの肝腎なことについて気がつかずにいたことがふと思い出されたからです、ほかでもなくそれは首――三晩つづけて胸の上にのっかっていたと言うその生首の実物を、この時に至るまでまだ一度も改めずにいたことが思い出されたからでした。訴えて来た以上は無論御番所へその実物を提供してあるに違いないと思われましたので、右門は気がつくと同時に一亥を争い乍ら数寄屋敷へ駈けつけました。 と――果してあった。三個とも厳重に蠟封(ろうふう)を施した箱に入れて、ちゃんと御奉行席のわきに置かれたあったのです。彼は直ちに内見をお奉行神尾元勝(かみおもとかつ)に申入れました。功名は立てておきたいもので、これが普通の与力同心ならば極く内密にと言ったその言葉の手前、容易に披見は許されない筈ですが、右門の才腕が物を言いました。 「内聞(ないぶん)に致せよ」 そう言う注意のもとにお奉行神尾元勝自らが蠟封を破ってくれましたものでしたから、右門はひとみをこらし乍ら三個の生首へ目をそそぎました。伝六の報告通り第一の首はまだうら若い女、第二の首は坊主頭、第三の首は五十を越した老人で、左の片目はこれも報告通り一様(よう)に刔(えぐ)りぬかれてあるのです。それからべっとりと血がまだ垂れたままで――。 けれども、じっと見つめているうちに右門ははっと思いました。血が新しい割合にしては首が古い!だのに頸が古い割合にしては腐爛(ふらん)が見えない!四月と言うこの陽気ですから、かりに腐爛が来ないにしてももう匂い位はついていなければならない筈ですが、古い首なのにそれすらもないのです。 「はてな!」 と思いましたから、右門は不気味なことをも忘れ乍ら、構わずに指先をもってその首の面(おもて)をなであげました。と――なにかねっとりとした湿気を感じましたから、さらに怯(ひる)むことなく首に触れたその指先を唇にあてて見ると――塩っ辛い!まるで口がゆがむ程塩っ辛いのです!右門はすかさずお奉行へ問い訊しました。 「これなる首は当御番所へ参りましてから塩漬になされたのでござりまするか」 「なに塩漬?……そのような形跡があるとすれば少しく奇怪じゃが、いずれもそれらは小田切殿持参されたままの品じゃぞ」 持参のままの品と聞きましたから、右門の明智は瞬時に冴(さ)え渡って瞬時に断案を下しました。首は拾いものか買いものか、いずれにしても塩漬の骨董品(こっとうひん)を他から求め来ったものに相違ないのです。そしてその骨董品を生首と見せかけるべく別な血を塗ったものに相違ないのです。としたら――右門は必死と考えました。一体この首の骨董品はいずこに売っているか?――言うまでもなく人の死に首なぞ売りひさぐ酔狂な商家は江戸広しと雖もある筈はないんですから、出所は無論のことに平生(へいぜい)塩漬の首の貯蔵を許されている個所に相違ない筈でした。然らばその公許の塩漬貯蔵個所なるものはそもそもどこであるか?――うもんの判断を待つ迄もなくそれは鈴ガ森と小塚(こづか)ッ原(ぱら)の二個所です。即ち首は罪人の首、忌(いま)わしきあの獄門首に相違ないと言う判定が掌(たなごころ)をさすごとく立ちどころにつきましたものですしたから、右門は直ちにお番所の獄門記録について、事件前後に死罪に処せられたさらし首で右の三名に相当するものの有無を調査致しました。 と――あるある!俗称白縫(しらぬい)のお芳(よし)、窃盗(せっとう)巾着切(きんちゃくぎ)りの罪重(かさ)なるを以て四月三日死罪に処せられ上梟首(きょうしゅ)獄門(ごくもん)。座頭(ざとう)松の市、朋輩を害(あや)めし廉(かど)に依り四月四日斬罪の上梟首獄門。尾州(尾州)無宿の久右衛門、破牢の罪に寄り四月五日江戸引廻しの上梟首獄門。しかも三個ともさらし首とされた所は小塚ッ原である事迄も判明しましたのでしたから、もう占めたものでした。五月雨(さみだれ)を冒(おか)し乍ら時を移さずに小塚ッ原へ一路御番所を駈け出そうとすると、いい事のある時はいい事の重なるものですが、ぱったり出会ったのは伝六で――顔を合わせるや否やのっけに言いました。 「おっ旦那!いい所で会いやした。もうしめこの兎でがすよ」 なんか新しい材料をつかんで来たらしいなと言うことがすぐに分りましたから、右門はたたみかけて聞きました。 「貴様も何かひきあげたな」 「え!?貴様もと言うと、じゃ旦那も星を拾いましたね。そうと決(きま)りゃ手っ取り早く言いますがね。丁度ゆんべでさ。あれからうちへ帰(けえ)ったんですがあばたの旦那にしてやられるかと思うといかにも業腹(ごうはら)で寝られませんからね、当って砕けろと思って実あこっそり小田切のお屋敷へ容子見に出かけたんでがすよ。するてえと裏口の不浄門(ふうじょうもん)がこっそりあいて、中間かなんかでがしょう、いいかげん年寄りのおやじが徳利をさげて出て来たじゃごわせんか。こいつ寝酒の買出しだなと睨(にら)んだものでしたから、あばたの旦那の手下共が居睡りしてたのを幸い、うまい事そのおやじを抱き込んで、二三本最寄りの居酒屋で振舞い乍らすっかりうちの容子を聞いちまったんでがすよ」 「なにうちの容子?そいつぁおめえに似合わない手柄だが、星ゃどんな筋だ」 「どんなにもこんなにもつまりその星が下手人でがさあ。ね、そのおやじの言う事にゃついこの一ヵ月ばかり前に、小田切の旦那のうちで長年使われていた用人がお手討になったって言うんでがすよ。ところがその首にされた用人の顔てえものが只の顔じゃなくて、つまりこの事件の因縁話になる所だと思うんでがすがね。そら、例の目が、左の目玉があの生首の顔のように一方つぶれていたと言うんでがすよ。だからははんそうか、さては誰かその要人の身内の者がお手討の恨(うら)みを晴らすために、あんな左の目のない生首をこしらえて味な真似しやがったんだなっと思いましたからね、すぐにおやじへ聞いたんでがすよ、その用人にゃ伜か甥か血筋の者はなかったかってね」 「あったか!」 「大あり大あり。二十五六の伜で呑む打つ買うの三拍子揃ったならず者があったと言うからね、あっしゃもうてっきりそいつの仕業(しわざ)だと思うんでがすがね」 「ちげえねえ」 その報告が事実とするなら、まさにこれはちげえねえに違いありますまい。手討にされた用人の片目であったところから思いついて生首の左目ばかりを同じようにくりぬき、これでもかこれでもかといやがらせにあんな真似をしたに違いないので、それにしては今迄の苦心の大きかった割合に、あまりにも手ッ取り早く下手人の目星がつきすぎたものですが、しかし、大体の星がついた以上はもう猶予(ゆうしょ)がなりませんでしたから、小塚ッ原なぞは無論不必要、伝六が聞いて来たそのならず者の宿所をたよりに、右門はすぐ様召捕りの行動を開始致しました。 伝六は十手、取縄、右門はふところ手に例の細身(ほそみ)を長めにおとして、雨中を表へ御番所を門から出ようとすると、行違いに向うから意気昂然(こうぜん)と一人の縄つきを随え乍らやって参りました者がありました。誰でもないあばたの敬四郎です。 「あっ!」 同時にそれを認めた伝六があっと言いましたので、右門もぴんと感じて囁きました。 「あの縄つきが貴様の聞いた星か!」 「そうらしいでがすよ、そうらしいでがすよ。おやじの話した人相書によると、その若え野郎は右頬に刀傷があると言いましたからね。ちえッ!ひと足先にやられたか。口惜(くや)しいな!いかにも口惜しいな!」 まことならば万事休(きゅう)す! ==== 四 === だが、事実はそこからさらに怪談以上の怪談に続いていたから、まだまだ万事は休さなかった。しょっぴいて来た若者をお白洲(しらす)へ引据えて、大得意の敬四郎がぴしぴしと痛み吟味をかけている最中へ、その配下の者がまろび込む様に駈け込んで来乍ら、歯の根も合わずに新しい事実を敬四郎に報告したからです。 「ね、旦那旦那!下手人は挙ったからもう小田切様の所の張込を解けと言うお使いでございましたからね。その気になってみんなの者が引揚げようとしたらまた変な事が湧き上りましたぜ。にわかにお屋敷が騒がしくなって、小田切の旦那が気を失っちまったと言うんでね、引かえして見ましたらまた生首が――あれと同じ左の目のない生首がそれも今度は一遍(ぺん)に四つ、床の間にずらりと並べてあったのですよ」 この昼中に、それも今度は一どきに四つ、しかもまだ敬四郎の配下の者が屋敷うちにちゃんと張込み中大胆(だいたん)に怪業が繰返されたと言うんですから、敬四郎のぎょっとなって青ざめたのは勿論のことですが、右門もまた同様でした。しかし右門のぎょっとなったのはほんの一瞬で、突然、あっそうか!俺にも似合わねえ早合点したもんだな……呟(つぶや)き乍らかんからと打笑っていましたが、ふいっと立ち上って伝六をこかげに手招くと囁くように小声でききました。 「貴様さっき小田切の家の容子、みんなきいたって言ったな」 「ええ言いやした。言いましたがなんぞ腑(ふ)におちないことでもあるんでげすか」 「あるからこそ聞くんだよ。腰元とか女中とか女がいるんだろうが、幾人ぐれえだ」 「え!?女?」 「男でない人間のことを昔から女って言うんだ。そう言う人間がいる筈だがいくたりぐれえだ」 「たった三人きりだって言いやしたよ」 「どう言う三人だ」 「ひとりはめし炊婆(たきばばあ)、あとのふたりは姉妹娘で姉は二十一妹は十六だとか言いやしたがね」 「その姉妹がつまり小田切のお腰元なんだな」 「お腰元にもなんにも女の気(け)はその三人、男の気は例のおやじと小田切の旦那ともう一人玄関番の三人きりで、御内室はとうになくなったって言うんだからいずれその姉妹が色々とお腰元代りをするんでがしょうがね、しかしその娘達ゃ身内同然だと言いましたぜ。何ですか小田切の旦那の姪(めい)の姪に当るとかいとこの娘だとかで、ともかくも血筋引いてると言いましたからね」 「そのふたりの娘について何ぞ変った事はきかなかったか」 「それがでさあ、旦那にそう言われて今ふいっとあっしも気がつきやしたがね。何でもその姉娘は素晴らしい縹緻(きりょう)よしだそうなが、どうしたことかついこの五六日前から急に狐憑(つ)きになったそうでがすよ」 「何狐憑き!?」 「突然きゃっと言うかと思うと、いきなりげらげらと笑ってみたりしてね、いちんち中夜となく昼となく髪をおどろにふりみだし乍ら屋敷中をうろうろしてるとか言いましたよ」 聞き乍ら右門はじっと目をとじて何ものかをさぐっていましたが、突然意想外なことを伝六に命じました。 「よしッ。貴様今から古着屋へとッ走って、御嶽行者(おんたけぎょうじゃ)の衣裳を二組借りて来い」 意表を衝(つ)いた命令で目をぱちくりしている伝六を尻目にかけ乍ら、右門はそのまますうと内奥へやって参りました。内奥は言わずと知れた南町奉行神尾元勝のお座所です。その事が已(すで)に不思議なところへ、右門が愈々不思議な事を臆面もなくお奉行へ猪突(ちょとつ)に申入れました。 「ちと必要がござりまして、御奉行職御乗用の御用駕籠(かご)二挺ばかり御拝借願いたいものでござりますが、いかがなものでござりましょうか」 「私用ではあるまいな」 「無論公用にござります」 「公用とあらばお上の聞えも差支えあるまい。自由に致せ」 お許しが出たものでしたから右門は飛んでかえると直ちに伴(とも)の者へ出駕(しゅつが)の用意を命じました。ところへ伝六が命じた御嶽行者の装束を抱きかかえ乍ら返って参りましたので、右門は即座にその一着を自身にまとい他の一着を驚き怪しんでいる伝六にまとわせて、すっかり御嶽教の怪行者になりすまして了ううと、定紋(じょうもん)打ったる奉行職の御用駕籠には自ら打乗り、紋ぬきのご番所駕籠には伝六を打乗せ乍ら、番町の小田切邸へ――ほがらかな声でそう行先を命じたものでしたから、伝六はとうとう奇声をあげてうしろの駕籠から呼びかけました。 「旦那!気はたしかですかい?」 「しゃべるな、今日いち日は近藤右門が南町奉行、貴様は伴(とも)の者だ」 全く駕籠だけの外観を見た者は誰しもそう解釈したいいでたち――行くほどにやがて近まって参りましたものは小田切久之進の陰気な屋敷。無論のことに敬四郎がもうひと足先にかけつけ、配下の者を集めて鳩首(きゅうしゅ)謀議(ぼうぎ)をこらし乍ら、出入禁止の厳重な見廻りをしていましたものでしたから、ばらばらと門内の木立(こだち)の中から見知った顔が現われえその行手をさえぎりました。しかし駕籠にはれきれきとした御奉行職の紋がある――。 「あっ!ご奉行様おじきじきに御入来だ!さあどうぞお静かに――」 まことすうと胸のすくこと、駕籠そとの定紋が物を言って、偽せ物とは知らずにさっさと道を開いたものでしたから、いかな伝六にも分らない筈はありますまい。人々の視線からのがれて式台ぎわへ駕籠がつくと同時のように溜飲(りゅういん)をさげて言いました。 「さすがはおいらの旦那だ。御用駕籠なぞに納ってなんにするかと思ってましたが、出入禁止の見張り逃れに使うたあお釈迦(しゃか)さまでも気がつきますめえよ。偉い!偉い!智慧伊豆様だっておらが旦那にゃ及びますまいよ!」 しかしまだそれでは伝六のほめ方が足りませんでした。なぜかならばわが親愛なるむっつり右門は啻(ただ)それをあばたの敬四郎に対(むか)って使用したばかりではなく、さらにその駕籠の定紋を小田切久之進一家の者に対して利用したからです。 「ごらんの通り手前共両人は御奉行神尾殿からお話し蒙(こう)むって狐つきのお腰元をお鎮めに参った御嶽行者でござる。霊験はまことにあらたか、忽ち狐めは退散させてお目にかけるによって、その者にお会わし下されい」 こう言われたらいかな小田切久之進でも会わさないわけには行きませんでしたので、せめて狐つきの方なりと療(なお)しいてくれたらと思いましたものか、すぐに通しましたものでしたから、右門はすまし乍ら奥へ上りました。 と、見ると、なるほど窈窕(ようちょう)としてあでやかなひとりの美人が、おどろ髪に両眼をきょとんとみひらいて、青白い面にはにたにたと不気味な笑いをのせ乍ら、妹の介添(かいぞ)えうけてちょこなんとそこに坐っておりましたから、右門はすぐに言いかけました。 「貴様はどこの野狐じゃ」 「てへへへへ道灌山(どうかんやま)のお狐様じゃ。貴様こそどこの乞食(こじき)行者(ぎょうじゃ)じゃ」 すると言下に女は下等な笑いをつづけ乍ら、この種の狐つきがつねにそうするように目をむいて反抗の態度を示しましたものでしたから、右門も負けずに続けました。 「よろしい、俺の霊験を見せてやろう。俺の言う通り真似が出来るな!」 「出来るとも!」 「では一二三四五六七八九十」 「一二三四五六七八九十」 「そのさかしまだ、十から一迄言ってみい!」 「十九八七六五四三二一」 立て板に水を流すごとくその狐つきが答え終った途端でありました。 「伝六!貴様このにせ者の狐つきと妹とをしょっ引いていって駕籠にのせろ!」 命じ乍ら先に立ってもう右門が表へおりていったので、伝六の呆(あ)っ気(け)にとられたのは勿論ですが、それ以上啞然(あぜん)としたのはお庭先にまだまごまごしていた敬四郎の一味で、今悠然として這入っていったお駕籠のお奉行が実はむっつり右門であった許りではなく、その右門が身には異様な着衣をまとひ、しかも悠然とし乍ら狐つき姉妹を召捕って出て参りましたものでしたから、等(ひと)しくその顔の色がさっと変りました。しかし、顔の色を変えた位ではもう手おくれで、早速お白洲へかけてみると、案の定右門の睨(にら)んだごとくに狐つきはにせ者で、そしてその姉妹両名が、怪談めかしかったこの生首事件の真犯人でした。しかも犯行の動機は可憐(かれん)と言えば可憐ですが一種洒落(しゃれ)た讐討(かたきうち)でした。小田切久之進とはやはり血縁の者で、彼女等の父親は小田切久之進の前身と同様、微禄なお鷹匠(たかしょう)だったのですが、お鷹匠と言えばご存じの通り鷹を使って、将軍家がお鷹野へおこしになられた砌(みぎ)り鷹先を勤める役目ですから、馴らした鷹を獲(とら)するための野鳥小鳥をおびき集める事が必要でした。そのために、即ち小鳥たちをおびきよせるために、自然お鷹匠達は小鳥の啼声を真似た色々の小笛を工夫するもので、ところが彼女等の父親が、その小笛について実に七年という長い年月の心血をそそいだ結果、稀代(きだい)の名品を工夫したのです。 それ迄は小鳥の種類によっていちいち擬音(ぎおん)の小笛を取替えねばならなかったのですが、新たに工夫されたその名品と言うのは、一本の丈を吹き方によって色々と啼(な)き分けられると言う便利なもので、だが、奸黠(かんきつ)な小田切久之進が言葉巧みにその名笛を捲きあげて、まんまとそれを自分の工夫のごとくよそおい乍ら、将軍家に披露(ひろう)しましたものでしたから、松平伊豆守が右門に小田切久之進のその素性を物語ったごとく、新規お旗本にお取立と言う古今未曾有(みぞう)の出世となったわけで、だからその功を盗まれた彼女等の父親が、悲憤のうちに悶死したのは当然なことに違いなく、しかし、その臨終の時に父親は、まだいたいけな子娘だった彼女等姉妹に、おどろくべき一語を言いのこしたのです。復讐をしろ。必ずこの復讐をしろ。それも最も残忍な方法で。あの名笛は七年間の心血をそそいだものだから、それに相当するだけの最も残忍な方法で必ず復讐をしろ――実に恐るべき一語(ご)と言わなければなりませんが、こと程左様に彼女等の父親の悲憤の様が彷彿(ほうふつ)と思い浮べられますが、だから久之進がいく分の罪亡しと言うつもりから、彼女等姉妹をその邸内に引取ってくれたのを幸いに、その復讐の機会を狙っていると、十年ののちに好機来たる!あの片目の用人が何かの事から手討にされて首を飛ばされて了ったのです。ところがその首の形相(ぎょうそう)が凄いにも凄いにも、半眼をあけてきっと久之進を睨みつけたものでしたから、伊豆守が折紙をつけた通り小心な俄か旗本の小田切久之進は、その夜からうなされると言うわけで、そこへ目をつけたのは残忍な鳳凰でと言う遺言を守り乍ら、十年臥薪嘗胆(がしんしょうたん)をしていた姉妹達でした。片目の首を取ッ替え取ッ替え胸の上にのっけておいたら、手討にした用人の怨霊とおじけ上って今に小胆な久之進が狂い死するだろうと考えついたわけで、まことに小心な久之進にしてみれば、この位残忍にして且つまた不気味な復讐のされ方と言うものはまたとないわけですが、随って事件の発生当時から一はおのれの旧悪をおおわんがために、二にはおのれの旗本にも似合わしからぬ小胆をおしかくそうためから、極く内密にと言う条件が付されたわけでした。けれども問題はその首です。出所は無論右門の睨んだ通り、あとの四つも小塚ッ原の獄門首だったのですが、しかしいかにしてかかる無数の生首を天下の御法に反して手に入れたか!真赤になってうつむいていた姉娘の代りに、それらの首の提供者であった小塚ッ原の獄門番人の見るからにけがらわしい中年の非人が、べろり舌なめずりをして恬然(てんぜん)と答えました。 「えへへへへへ。獄門首にしろともかくもお上(かみ)預り物なんですからね。それを呉れてやるからにゃ銭金位の安い代償じゃ命にかかわる御法は枉(ま)げませんよ。あの姉の方の、真赤な顔をしてうつむいている、そこの美しい女の子の、命よりも大切な雪の肌をちょうだいしたんですよ」 貞操との交換と言ったそのひとことにがらっ八なることおしゃべり屋の伝六迄が眉をひそめていましたが、事件に組した連坐の者を八丁堀の平牢にさげて了うと、ふと思いついたか伝六が忽ちおしゃべり屋のお株を発揮して、黙々と憂欝(ゆううつ)げに押し黙っている右門にしつこく話しかけました。 「ね、旦那、それにしてもあっしゃ解(げ)せないことがあるんですがね。この前の南蛮幽霊の時にゃ旦那はその耳で星を聞きあてたと仰有(おっしゃ)いましたが、今度の星は何で嗅ぎ出したんでがすかい?あっしにゃ今もってあの女を下手人と旦那の睨んだことが分りやせんがね」 と――右門の顔が少しばかり明るくなったと思うと、ねっちり言いました。 「それが初めは俺も俺に似合わねえ大早合点をしたものさ。貴様からあの片目の用人の伜(せがれ)のならず者の話をきいたときにゃてっきり星と思ったんだが、あとで考えてみると大笑いだよ。お旗本の用人と言やともかくも立派な二本差しの身分だろ。その伜ならいかにならず者でも武士のはしくれだから、武士ならだ讐討つのにあんなまわりくどい真似はしないよ。返り討になるにしても一度はばっさりやる気になるんだからな。としたら子供のしわざか女の子のしわざか、刀持つすべを知らない人間と睨むな順序じゃないか。それにあの時御注進に来た敬四郎の手下の者の話をきくと、まだ屋敷の外に網張っていいるうちにまた首が床の間にあったと言ったからな、こいつ屋敷の中に巣喰っている人間の仕業だなと睨んだだけさ。そこへ貴様が狐つきの女がいると言ったものだからぴんと来たのさ。狐つきと来ちゃ怪談に縁のある代物(しろもの)だからな」 「なる程ね。しかしあの御嶽行者のまじないは何のためでがしたい?」 「狐つきが本物か偽せ者かを試しただけだよ。ところが大にせ者さ。本物だったら一二三四でも百迄でもこっちの口真似をするから数えるだけ言われるがね。こっちで数えないでその逆を言ってみろと言うとそこがけだもののあさましさ、数字の観念がないからな、口真似をなら言えるが自分で数えることは出来ないものだよ。然るにあの女にせ者だったから、その計略を知らずにべらべらとつい人間の本性を出して自分で数えたのさ」 「それにしてもなんで狐つきなんぞの真似をしたのかね。あったら女が馬鹿なことをしたものじゃごわせんか」 すると右門は急に悲しげな表情を現わして、本当にこの世で一番悲しい時の悲しげな表情を現わして、吐き出すように答えました。 「女が命よりも大切な肌を人の仲間にも這入れない非人に許すんだもの、気違いの真似でもしなきゃ正気じゃ出来ねえじゃねえか」 ――しかしそれ程の真剣な復讐に、貞操をふみにじって迄も行った復讐に、上のお慈悲が届かない筈はありませんでした。獄門番の非人は上つ方の女性を犯した上に首を与えし罪軽からずとなして極刑(きょくけい)の斬罪。旧罪をあばかれた小田切久之進の江戸払いは当然のことでしたが、二人の姉妹達の上には人を騒がした罪は憎しとするも、根が讐討にその動機を発していましたものでしたから、四日の入牢だけで軽く放免になりました。放免するとき右門は姉妹達に寂しい声で言い渡しました。 「ふたり共尼寺(あまでら)へでもいきなよ――」 寂しい声ではあったが情(なさ)けある言葉でそう言いました。