約 1,001,575 件
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/2812.html
【種別】 人名 【初出】 とある科学の超電磁砲 PSPゲーム版 第一章 【CV】 豊口めぐみ 【解説】 一万メートル走において無双の記録を保持する、元アスリートの女性。 結果として歴代の大会の記録は彼女個人のリストであり、彼女の記録こそが競技の上限であった。 彼女自身も実力に絶大な自信を持っており、 ライバルとなるのは自分の記録のみ、と言い切っている。 そんな彼女だったが、突然のドーピング疑惑により表舞台を去った。 あまりにも突然の事だった為か、佐天涙子が集めた噂話の中に、 「彼女が豹変して怪人になった」というものもある。 夏休みに学園都市で広まった都市伝説、『空き地のカミキリムシ』の怪人カミキリムシの正体。 並ぶ者のない記録を保持する彼女が、なぜかドーピング疑惑を掛けられた真相は、 「競技の合間に生理痛の薬を飲んだ事で、検査に引っかかった」と言う事だった。 自身の記録のみがライバルだった彼女にとって、 競技や運営組織そのものに恨みを抱く事にはならなかったが、 超能力開発に使われる薬品が引っかからない検査水準で、 それをすり抜けて引っかかる生理痛の薬とは何なのか? 健康の為のサプリメントや普段の食事は本当に安全なのか?という疑念を抱く事になった。 ドーピング疑惑の騒動でそれまでの人間関係は一度精算されてしまったため、 自身のパーソナルな繋がりの外側に守るべき対象を設定。 最優先で守るべき子供と老人のうち、学園都市という環境から子供をメインに据える事になった。 怪人カミキリムシが「子供の髪先2~3cm」を採取していたのは、 彼ら彼女らが薬物の脅威にさらされていないか調べる為であった。 御坂美琴達の調査によって正体を暴かれたが、 美琴達に対して「子供の為に怒れるタイプの人間なら戦う理由はない」として、一度は逃亡。 しかし、子供達の為と言いつつ手段を間違え、 硲舎佳茄達を怖がらせたことを咎める美琴達に追い詰められ、空き地にて交戦。 美琴の超電磁砲に敗れ、警備員に引き渡された。 逮捕された後に判った事だが、事件を起こす前に複数の製薬会社に対して抗議を行っており、 重度のクレーマーとして扱われていたらしい。 問い合わせても抗議しても回答をよこさないメーカーに業を煮やし、犯行に及んだのだろうと考えられる。 しかし、髪の採取という手段を取った事にも疑問点が残り、 元アスリートと言えども彼女自身が薬物検査の手法を完全に把握していたとは考えにくく、 薬物検査を行うにはどこかに依頼をしなければならない。 故に、美琴は「誰か他に協力者がいたのではないか?」と推測している。
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/5527.html
689 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 10 32 26 ID ??? あー俺、オープン会で希望卓が成立せずに不慣れな (というか全く興味がない)システムに押し込まれて 開始前は「B級でライトなノリでみんなで楽しくやりましょうw」 て宣言されてたのに途中でなんだかギスギスしてきて 対GM、対PC同士でもビミョーな雰囲気になってきて 最後は取ってつけたような4コマ漫画程度のオチで終わって (ひょっとしたらシステム的にそれくらいでいいのかもしれないが) 終了後にPL同士評価しあうモード(システムでは必須らしい) では卓内の知り合いに高評価で知らない同士にはキツイ お言葉を投げかけあうというどうにもウンザリな一日に なったことがあった俺はプレイ暦20年越えの老害世代だ まあ何が言いたいかよくわからんかもしれんが、GMもPLも 最初に宣言した程度の熱意・難易度は互いに維持しあう努力をしないと 「どうしてこうなった」に終わった場合非常に苦い物が残る、というか 揉めるくらいなら途中休憩の際に卓全員で方向性を再度確認するくらいはしたいんだ 冗談や雑談が多いのでPC発言を意識しよう、とか PL1はルーニー行為が過ぎますよ、とか 他者の行動や失敗をPLが咎めるのはルール違反、とかな ゲームがつまらないのはある程度諦めているが お互いがケンカ腰になるのだけは勘弁願いたいものです 697 横レスだが 俺はTRPGを「失敗も含めて楽しむゲーム」だと思ってはいる ガチならガチでいいがそれを最初に宣言してくれないと 揉めるぞ そしてガチGMがガチ敗退したPLに対し 「なにやってんだこのポンコツども」なんて態度を取るのも論外だ 690 名前:489[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 12 21 47 ID ??? 689 未来予知するなよwまぁ687あたりだと思うが 後こんなPL戦闘ONLYのシナリオでもぶつけない限り失敗しかしないだろ 調べない・戦闘は回避しかしない・敵から情報をえようともしない、だぞ? しかもそれをGMのせいにするような奴俺はお断りだ。 691 名前:489[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 12 28 33 ID ??? ↑名前消し忘れてたw 689 それにどこがガチなんだ、PLがぶっちゃけ質問してくるならまだしも聞いてさえこないんだぜ? 情報を集めようともしないPLにいちいち「情報集めないの?」「もっと調べないの?」とかいちいち言えってことかよw そんなんじゃリドルの意味もシナリオの仕掛けも全く意味ないじゃないかw まぁ全く興味の無い卓に「押し込められた」なんて言ってる時点であんまりいいPLとも思えんがな 697 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 19 39 37 ID ??? 689 サタスペアンチ乙 スレ252
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1248.html
「謙信、おヌシの前では正直であらねばいかんな」 「…こころのままに、したがいましょう…おたがいに」 互いに見栄を張って気持ちを抑えるのはやめる。 謙信は膝立ちになって信玄の太い首に腕を巻き付け、信玄は謙信の細い腰と 尻に腕をまわしてふらつく体を支える。 「んん、謙信…おヌシと離れる前に、また交われた事、嬉しかったぞ」 「そのことば、あなたさまにもおかえししますよ……ですが、いささか… かげきすぎて…」 足腰が立たない。力を入れると震えてしまう腰や腿を、信玄は強くさすってやる。 「無理するな。ワシが、こうやって支えておるから…力を抜け」 「ん…」 信玄の言葉に甘えて下半身の力を抜く。 調子に乗って、もうちょっとだけ甘えてみたくなる。 「しんげん…もうすこし…よりかかっても…?」 「いいぞ、謙信…少しなどと言わずに」 「…では…ふふ、このくらい」 腕にできる限りの力を込めて、信玄にくっつこうとする。信玄はそれに応えるように 力いっぱい謙信の華奢な体を引き寄せる。目を閉じて強く抱きしめ合ってから唇を 交互に重ね、互いの体の心地よさを確かめる。 しばらく抱き合っているうちに 「…しんげん」 信玄の怪しい動きに気付いた謙信が、いたずらっ子を咎めるような顔をする。 「どうした?」 「もう…あなたときたら…」 謙信の腰にまわしていたはずの信玄の手が、尻を通って股の間に向かおうとしている。 「はっはっ、バレたか」 「きづきますよ、そのくらい」 「…駄目か、触っては?」 まだ中に痺れが残っているので首を縦に振る。すると、信玄が少しだけ残念そうな 顔をしたので、謙信の方が譲歩して付きあってやる。 「…そぉっと…なら、かまいませんけれど」 と言って反応を窺う。 「そうか、じゃ…そぉっと…」 躊躇なく助平心を丸出しにする信玄に、謙信がくっくっと可笑しそうに笑む。 「…んっ…もう、くすぐったいですよ…」 「おお、いかんいかん…そぉっと、だったかの?」 「そうそう……そぉっと…」 と言いながら信玄の首から片腕を外し、乳首をつんつん、と人差し指でつつく。 「んん、何しとる、謙信」 「おや、ばれましたか」 「気付くわ、そのくらい」 「…ふふっ、おかえし」 うりうり、と指をこねまわして反撃する。 「やめんか、こそばゆい…ふははっ…」 そうやっていちゃついているうち、謙信がはたと思い出したように (ああそうだ、おかえし………かれらへのおかえしがまだでしたね…) 邪な心をよみがえらせる。謙信の瞳に射貫くような鋭い眼光がかがやき、先程まで 纏っていた柔和な雰囲気は影をひそめる。 お役目が終わったと油断しているであろう忍び達にわからぬように、信玄に抱きつく 格好のまま、自分の企みを耳打ちで伝える。 (はっ……やはりおヌシは、ただでは終わらんヤツじゃな…面白い) 武田軍×上杉軍28
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/20125.html
【検索用 Crevice 登録タグ 2011年 C LITCHI VOCALOID つばきこいし 曲 曲英 鏡音リン 鏡音レン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:やまじ 作曲:やまじ 編曲:やまじ イラスト:つばきこいし 唄:鏡音リンAppend(Power)・鏡音レンAppend(Power) 曲紹介 曲名:『Crevice』(くれびす) 『鏡音誕生祭2011』参加曲。やまじ氏初のレン使用曲である。 踊れるロック的な感じです。(作者コメ転載) 歌詞 (PIAPROより転載) 道連れ 最後まで 心拍は 止まらず 交錯に 最適な 密室は so narrow 夜は一人退廃のサーカス 君の頭を揺らして 長い痛みを伴った 形崩れた世界へ Out Down 足跡を辿って Dark Black 底まで 浮かれた世界は空想と 宣うあなたの現実逃避の唄 意味はないよ みんなそうさ 生きてないよ 君もそうさ ビルの谷間を見下ろして 飛び降りても変わるのは外だけと 因果関係 ふっ飛ばして 何もかもが 嘘だなんて 所詮それは君が都合のいいように描き出す 自問自答 隙間の世界 闇は一つだけ 三秒無重力で ふわふわ揺れた 空中線から 君を見つけた 鉄の淵から 流れる出る世界 三半規管は 機能をしてない いつも通り目が覚めて 落ちる錯覚は慣れない 僕は特別だって言うと 君は電脳世界へ Out Down 不幸を装って Dark Black 咎める 物憂く世界は幻想と 宣うあなたの現実逃避の唄 変わらないよ みんなそうさ 続いてくよ 終らないよ 無気力宇宙を透過して 流されて消えるのは僕だけと 縋りたくて 作り出した 物語が 語っている 所詮それは君が都合のいいように描き出す 自問自答 吸い込まれる 見えないCreviceに コメント 追加乙! -- 名無しさん (2012-01-15 11 02 02) 誕生祭曲素敵 素敵! -- 白渡 朔. (2012-01-27 19 50 43) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/edh-commander/pages/23.html
秘儀の否定/Arcane Denial (1)(青) インスタント 呪文1つを対象とし、それを打ち消す。それのコントローラーは、次のターンのアップキープの開始時にカードを最大2枚まで引いてもよい。 次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。 引用元 Wisdom Guild 評価 統率者戦において最も使われている打ち消し呪文の一つ。 色拘束が(青)のみで唱えやすく、僅か2マナで呪文のタイプを問わず打ち消すことができる。 そしてこの打ち消しの大きな特徴として、打ち消された呪文のコントローラーは2枚、唱えたプレイヤーは1枚のカードを引くことができる。 1対1のフォーマットであれば相手にアドバンテージを与えてしまうこのカードはやや使いづらいのだが、多人数戦である統率者戦では少し事情が異なる。 例として、多人数戦で対抗呪文(Counterspell)のような通常の打ち消し呪文を使った場合、打ち消し呪文を唱えたプレイヤーと打ち消されたプレイヤーがお互いにハンド・アドバンテージを1枚分損してしまい、そのやり取りとは関係のない他のプレイヤー達に手札1枚分のリードを許してしまう。 一方、秘儀の否定で打ち消した場合、打ち消しを唱えたプレイヤーはハンド・アドバンテージを損することなく打ち消された側に1枚分のアドバンテージを与えるだけで済む。 プレイヤーAがプレイヤーBの唱えた呪文を打ち消した場合のハンド・アドバンテージの差 プレイヤーA プレイヤーB プレイヤーC プレイヤーD 対抗呪文 -1枚 -1枚 ±0枚 ±0枚 秘儀の否定 ±0枚 +1枚 ±0枚 ±0枚 秘儀の否定で打ち消した場合もプレイヤーBにリードを許しているように見えるかもしれないが、実際は重要な呪文を打ち消した上での+1枚なので実質的なアドバンテージはあまり得られていない。 そのため、プレイヤー間のアドバンテージにあまり差をつけることなく2マナで打ち消しを行えるこのカードは統率者戦においてとても使いやすいのだ。 また、このカードを使う上で覚えておきたい重要なテクニックとして、自分の呪文を打ち消すことで合計3枚のカードを引くことができる。 不要なカードばかり手札に貯まってしまったときは、これを活用して手札を回すのも重要な選択肢になるだろう。 また、カードを引くタイミングが"次のアップキープ"なので、上手く活用すればTime Twisterなどで手札を混ぜた後で時間差でアドバンテージを稼ぐようなこともできるだろう。 類似カード 夢の破れ目(Dream Fracture) 差し戻し(Remand) 相性の良いカード 聖別されたスフィンクス(Consecrated Sphinx) 概念泥棒(Notion Thief) 上2枚のような対戦相手のドローを咎めるカードとは相性が良い。 ただし、秘儀の否定の対戦相手のドローは「引いてもよい」なので無理やりドローを奪うことは出来ないので注意。
https://w.atwiki.jp/floating_pallet/pages/24.html
キャラクター設定 町村 麻知子(まちむら まちこ) 世界の理の外からやってくるモノ“爛”の殲滅機関に所属する少女。 情報を扱う部署に配属しており、籠原能登は、上司。 普段は、普通の学園生活を送っている。 計算高い性格。 出世欲が強く、その機会を虎視眈々と狙っている。 キャラ性能概要 091201版にて追加された投げキャラ。 暴れが強い本作においては、システムレベルで逆風を受けていると言わざるを得ない。コンボが安い、地上ダッシュが遅い、通常技のリーチが短い、投げはコンボに組み込めない等、不動の最弱キャラという位置づけ。名前の通りのネタキャラ扱いだった。 100407版にて、新特殊技6BBの追加、必殺技の特性変化等のテコ入れがなされた。 投げがコンボで繋がるようになり、画面端でのダメージ効率が大きく向上。1ゲージで6割近いダメージを奪う様には旧バージョンの面影は無い。それでも下から数えた方が早かったり、ストーリーモードでもネタキャラ扱いだったり、色々と可哀想。 超必殺技・破滅バタフライは名前、見た目ともインパクト十分の屈辱技。ぜひこの技でのフィニッシュを狙いたい。 強化された点はあるが、相変わらずのリーチの短さ、機動力の無さ、J6A暴発が厳しい。特に空中バックダッシュなどは見た人間が脱力するレベルのゴミ性能。 遠距離戦が強いキャラには何もさせてもらえずに封殺されてしまうこともしばしば。 近距離戦が強いキャラにも何もさせてもらえずに封殺されてしまうこともしばしば。 110403版でも作者の寵愛を一身に受け、フェイント技6BA、新コマンド投げフレグランスデザイアが実装。投げキャラらしい技が搭載されてキャラが立って来たものの、システム面での投げ冷遇は相変わらず。ネタキャラ扱いも相変わらず。 110731版では6Bの仕様が変わり、足払いからのコンボが大きく進化。微妙な距離のチェーンから投げがスカってお通夜、と言う場面は減った。しかし相変わらずの機動力の無さが全ての場面で足を引っ張る。能登・千弦辺りには詰まされているという噂もチラホラ。 120102版では特に調整は確認できない。カットインの変更も無い。事前に調整が名言されていただけに…。 相手の逃げジャンプ、暴れ5Aを咎める手段が欲しい。もちろんカットインも欲しい。 130103版ではレイダーザンバーのダメージが若干強化されたが、現行環境で単発のダメージが上昇したところで大勢に影響は無いだろう。破滅バタフライが暗転後ジャンプでの回避が出来なくなった点や、6Bの出がかりの喰らい判定が小さくなった点は多少マシになった、と言えなくも無い。 それでも現状の勝ち筋は相手のコンボミスをリバサフレグランスデザイアで吸って即死狙いぐらいしかない気がする。 攻略 町村 麻知子 通常技解説 町村 麻知子 必殺技解説 町村 麻知子 コンボレシピ 町村 麻知子 tips
https://w.atwiki.jp/me_novel/pages/102.html
639 :優しい名無しさん:2008/08/04(月) 21 08 30 ID wkV8Qfyq 635に影響されてキスについて書いてみた 「ねえ…ほんとにするの?」 「だめ、かな?」 夕暮れの校舎内。窓から差し込む赤の光。人気の無い赤い教室。 奇妙に現実感を喪失したその場所に、二人の人間がいる。 一人は少女だ。肩までのセミロング。光を反射する艶やかな黒髪。着ている服はセーラー服だ。靴下を覗けば全身黒色。その中で、夕陽のそれよりなお赤いスカーフが風に踊っている。やはり黒の瞳は、今は憂い気に伏せられている。 もう一人は少年だ。髪は短髪。少女よりも頭一つ背が高い。着ているのは学生服だ。少女とは対照的に、その瞳は少女の姿を真っ直ぐに捉えている。 「だめ、かな?」 少年がもう一度言葉を紡ぐ。少女を見据え、言う。 「だめっていうわけじゃ、ないけど…」 少女は恥ずかしさに目線を逸らす。その頬が赤いのは何も夕陽のせいだけではない。 少年の言葉が、少女の胸に染み込む。答えてあげたいな。それが少女の気持ちだ。 でも、言葉は気持ちを裏切って自動的に排出される。 「わたし、はじめてだし…」 「僕もだよ」 だからじゃないか。少年はそう続ける。少女は思う。確かにそうだと。お互いに初めてだから意味があるのだ。今、この場所でするからこそ意味があるのだ。 少女は。 少女は覚悟を決める。少年の気持ちに答えようと思う。だから言う。 「そ、それじゃ…目、つむってて」 「うん」 少年は瞼を閉ざす。無防備に、少女の言葉を疑う様子もなく。 それを見て、少女は思う。嬉しいなと。喜びが胸に溢れる。彼はわたしのことを信じてくれる。だから。だからそれに答えないと。答えないといけないと。 「はっ…」 少女は顔を近づける。愛しい人の顔へと。 視界一面に広がる顔。長い睫。高い鼻。夕陽の光が顔に陰影を形作る。その顔を見ながら、少女は更に顔を近づける。 「ん……」 唇が。 唇が重なる。一つになる。 温かいな、と少女は思う。彼の体温が伝わってくる。初めてのキスはレモン味だという。わたしの場合はどうなのだろう。 そんなとりとめもない思考が一瞬で頭を巡り、消える。伝わってくる熱が頭を溶かす。意識が一点に集約される。 「んぅ…」 少女の意識はただ、唇にだけある。他の感覚は最早ない。それがすべてだ。少女のすべてだ。 熱に浮かされた思考で少女はぼんやりと思う。 ああ、キスってこんなに気持ち良かったんだ、と。 二人は互いの背に腕を回し、抱き合う。唇が更に深くつながる。それを見咎めるものはいない。今この場所には二人しか居ない。 二人は抱き合う。身動き一つせず、唇を重ねつづける。 赤い夕陽に照らされて出来る二つの影は、今やただ一つとなっていた。
https://w.atwiki.jp/zzzhonki/pages/119.html
おじいちゃん -人間国宝ガイバラ- おじいちゃんとは、SFCのゲーム『不思議のダンジョン2 風来のシレン』に登場するNPCであり、即死トラップでもある。じじいとも呼ばれる。正式名称は『ガイバラ』。 「おじいちゃんって何ですか? こんな危険なダンジョンにおじいちゃんなんているわけないでしょう」 「おじいちゃんこれあげる!(不要なアイテムを投げつけダメージを与えながら)」 『掛軸裏の洞窟』のクリア条件は16F以降から出現するこのガイバラに話しかけることなのだが、話しかけなければダンジョンを進み続けることができる。 そのため一部のシレンプレイヤーは、あえてこれを無視し、99Fを目指すという遊び方をしている。 そして、99F以降も階層表示こそ変わらないものの、階段を下りれば無限に99Fが繰り返されるため、どこまでも潜り続けることができる。これが通称『掛軸裏の洞窟エンドレス』である。 さらに、これに加えて「肉」「ワナの巻物」などの有用アイテムまで縛るイカレたプレイをしている者たちがおり、ぷーれもその一人である。99Fに至るだけでも相当なプレイスキル、知識、運が要求される。その先のエンドレス、そして縛りプレイの難度は想像を絶する。 『掛軸裏の洞窟』においてはその性質上、ガイバラに話しかけてしまうと強制的にダンジョンを脱出してしまう。そのため誤って話しかけるとすべてが水の泡になる。ある意味最も危険な存在と言える。なお、ガイバラには水上を挟んだ位置からでも話しかけることができる。通常はそれこそが本来のクリア条件なので、話しかけやすいのはいいことなのだが、エンドレスでは完全に余計なお世話である。素振りの際には注意しよう。 ぷーれ枠では主に、地雷で爆破されたり、矢で串刺しにされたり、地形加工の一部として使われたり、トドにもみくちゃにされたりする。 そのあまりに非人道的な行為にリスナーからは「老人虐待」「クソニンゲン」とコメントがされる。 だがぷーれはその非を認めず「こんなところにおじいちゃんがいるわけない」などととぼけた発言をし、卑劣な行為を繰り返す。 そんなぷーれの悪行を咎めるべく、今日も正義のグレートチキンさんはぷーれに倍速で殴りかかり、豚さんは岩を投げるのだった。 因みに、ガイバラを倒しても次の階では何事もなかったかのように復活する。 強い盾をおじいちゃんにプレゼントするぷーれ おじいちゃんを始末しておにぎりを強奪した上にしらばっくれるぷーれ ※上の動画はほんの一例である。 なお、シレンがガイバラを倒しても経験値は得られないが、モンスターが倒した場合はレベルが上がる。 仮にスカイドラゴンのレベルが上がり、フロアのどこからでも固定50ダメージの炎を吐いてくるアークドラゴンになった日にはゲームが終了する危険がある。 そのためガイバラの近くに混乱罠がある場合は、安全を考えて始末することが多い。
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/2032.html
「我々はMAIDを保有し過ぎた。それが結局のところ全ての原因だろう」 暗い部屋の中で放たれた声に、鶯妃は目元を軽く上げた。 「……緩やかなMAID不拡散条約の締結、それは確かに世論の流れではある。対G戦争の終結と共に、大規模な破壊を実行する兵器の早期廃棄が求められてきたのは事実だ。 ――しかし、それだけがエントリヒの行動原理なのか?」 「永核兵器については研究が急速に進んでいる。そのテクノロジーは十年前とは比べ物にならない水準に達しているよ」 エントリヒの危惧はそこさ、と少女は続ける。 長い黒髪の少女は、そう言いつつグラスを手に取って、軽く口を付けた。 鶯妃は黙りこくったまま、その空間で円卓に座している人々にゆっくりと目を通していく。異形の人々はそれぞれに顔を歪め、そして彼女と同じくして黙りこくっていた。鶯妃は一つ溜息を吐く。 黒髪の少女がグラスを机に置いた。そして彼女は周囲に視線を走らせる。 「必要なのは対立軸だ」 そう彼女は言う。 「――大国と小国。MAIDを保有するべき国とそうでない国、……MAIDと非MAID。誰にとっても分かりやすい二項対立を示すことが肝要だ。 連中がやろうとしてるのはそれだ。我々はそれを利用しなくてはならない」 そう言って、黒髪のメードはくつくつと肩を揺らした。「MAIDが生き残るには、MAIDが滅ぼされようとしていること自体を訴えなければならない。そうだろう? 我々が生き残るには、相応の大義が必要になる」 「……MAID削減を条件として受け入れ、外交によって解決を計ることはできないのか」 ふと、暗がりの中に響き渡った言葉に、少女が顔を上げた。 先程から黙りこくっていた連中の内の一人だった。人間とはかけ離れた容貌をしている。その男に対して、少女は冷淡とも言える視線を向けた。 「駄目だね、残念ながら」 「何故だ、つまり、君は戦争がしたいというのか? ええ? 君はもう散々戦ってきたじゃないか、なのに――」 男が言い募ろうとして、口を噤んだ。 少女の目の中に、赤い光がちりちりと舞っていたのだ。 「シーア」と鶯妃が咎めるように呟いた。 そこで、暗闇の中で揺れていた光は、ゆっくりと消えていくことになる。直後に、その暗くなった一角から、笑い声が漏れ始めた。喉を鳴らすような断続的な笑い声が響く中で、居心地悪そうに人々は身じろぎしていた。その中でただ一人鶯妃だけが、少女の方へとただ黙って視線を向けていた。 少女の笑い声が止む。 「MAIDの削減を条件として飲むことはできない。 彼らは人的資源だ。理由はそれだけさ」 そう彼女が述べると共に、再び微かな赤い光が暗闇に舞った。 Next
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2138.html
「……佐助」 そっと、その名を呼びかける。 何はともあれ、まずはこの手枷を外してもらわなければ、行動を起こすことはできないのだ。 だが、佐助はびくりと肩を震わせただけで、起き上がらない。 やはり、薬の効果が辛いのか、それとも精神的によっぽど堪えたのか――。 小十郎自身、この忍がひどい辱めを受けたのだと考えるだに腸が煮え繰り返って仕方がなかったが。 もう一度、声を掛ける。 「平気か、佐助」 「……ん、ッ……」 返ってきたのは僅かな呻きのみだった。 だが、根気強く待っていると、やがて佐助は、ふらりとその身をを起こした。 それに小十郎は、この状況下においてでも少しばかり安堵して、 ――だが、直後に、戦慄を覚えた。 「かたくら、さん」 顔を上げた佐助は、とてもとても幸せそうに、愛しげに、その名を呼んで、微笑んだ。 凄艶に、それは、淫靡に。 ぞくり。小十郎の背に走った怖気は、恐怖だったのか、それとも。 よろり。佐助は獣のような四つん這いで、のろのろゆっくりと、だが着実に小十郎との距離を詰める。 やがて間隔は零になり、その掌が、小十郎の膝を撫でた。そろり、そろり。 息を呑みながら、間近に迫る橙の髪の毛を見つめれば、佐助はその視線に気が付いてゆっくりと小十郎を見上げた。 そして、今に蕩けてしまいそうに微笑んで。 「かたくらさん……」 酔いしれたような甘い甘い声音で、また小十郎の名を呼んだ。 ……何だ、これは。 「さす、」 呼ぼうとした名前は、口付けに吸い取られて、声にならずに消えた。 啄ばむような口吸い、時折、赤い舌で擽るように唇を舐められる。 はふ、と熱い息を漏らしながら、佐助は何度も何度も繰り返し口付けてきた。 さわさわ、と細い指が頬を撫でて、小十郎の整えられた髪の毛に差し入れられた。 体と心を、同時にじわじわと侵食されるような感触に、口吸いに、ざわりと肌が粟立った。 ちゅ、ちゅるり、息継ぎの合間に唇の隙間から舌を差し込まれる。小さいが熱い舌は、 隅々まで感じたいのだとばかりに小十郎の舌に絡み、口内を舐ってきた。 余りにも激しく性急な求めに、小十郎でさえ応じきれずに僅かに翻弄される。 やがて名残惜しげに唇が離れたかと思えば、再び、もっと深く。 最早小十郎は、息を乱さぬように意識することしか出来ない。 合間合間で、咎めるようにその名を呼んでも、名を呼ばれること自体が嬉しいのか、佐助はうっとりと目を細めるだけだった。 ……これは、完全に正気を失っている、止めなければ。 分かっているのに、自由を奪われた身の小十郎には、為す術など何一つ無い。 ようやっと濃厚な口付けが終わる。 低く低く、佐助、と呼びかければ、当の忍は少し首を傾げて、いっそ無邪気なほど艶やかに笑った。 松永久秀の恐るべき計画9