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若葉マーク(にく)(BYひっきぃ) 職業:ダークアベンジャー こころやさしいETDのみなさまのおかげでやとこさDAに転職完了なにく しるひとぞしるあたしの実の弟だったりする もとはといえばあたしがりねーじゅをはじめたのは 「めさめさおもろいからだまされたと思ってやってみ」 とゆーコイツのひとことからはじまった IN率がイジョーに低く姉と弟のレベルはいつのまにか 装備のグレードがちがうほどにかけはなれてしまった なかなかおもろいタイトルをつけて笑わされるのがくやしかったりする とゆうわけでタイトルこれくしょん ・姉にあわせる ・ずうずうしい ・よくみるとおもろい ・がんだむわかる? あたしの指令でがんばってソロでたねをうえたりケナゲなところもあったりする みなさまあほーなおとーとですがよろしくおねがいします^-^ノ
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マーク 人物・経歴・略歴 マーク(Mark Mimbs) マーサー大-オリックス 1969年2月13日左投左打185cm81kg 年度別成績・通算成績 シーズン投手成績 年度 所属 試合 完投 了 当 補 完封 無四 勝 敗 引 セ SP 勝率 打者 打数 投回 安打 本塁 犠打 犠飛 四球(故) 死球 三振 暴投 ボ 失点 自責 防率 1998 オリックス 13 0 2 8 0 0 0 2 4 0 0 0 .333 214 186 50.2 44 6 6 0 22(1) 0 53 1 0 28 20 3.55 1999 オリックス 42 0 1 10 0 0 0 3 6 0 1 1 .333 325 282 76.1 77 11 12 2 27(0) 2 43 1 1 34 29 3.42 通算 2年 55 0 3 18 0 0 0 5 10 0 1 1 .333 539 468 127 121 17 18 2 49(1) 2 96 2 1 62 49 3.47 シーズン打撃成績 年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 勝点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四球(故) 死球 三振 併殺 打率 長率 1998 オリックス 13 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0 0(0) 0 0 0 .000 .000 1999 オリックス 42 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0 0(0) 0 0 0 .000 .000 通算 2年 55 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0 0(0) 0 0 0 .000 .000 守備成績・各種成績 シーズン守備成績 年度 総失策数 守備位置別出場数 1998 0 投13 1999 1 投42 通算(2年) 1 投55 タイトル・表彰・記録 資料情報 外部リンク その他
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拡張機能が十分に存在しないEpiphanyにとってブックマークレットは生命線。 ツールバーに表示をさせておくと便利。 Camino便利セット 利用できなくなっているものもあるが、それに対応したベータ版もあり。ただしユーザースタイルシートを設定しないとダメなものも Bookmarkletを集めたサイト JAVASCRIPT BOOKMARKLET Safariの道具箱
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マーク・ウォーターズをお気に入りに追加 マーク・ウォーターズのリンク #blogsearch2 マーク・ウォーターズとは マーク・ウォーターズはすべてカルシウムで出来ています。 マーク・ウォーターズ@ウィキペディア マーク・ウォーターズ マーク・ウォーターズの報道 「ダーク・ウォーターズ」で驚愕の実話描いたトッド・ヘインズのコメンタリー映像到着(映画ナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 絶望の崖っぷちが希望の光に変わる――キム・ヘスがノーメイクで渾身の演技に挑む「ひかり探して」予告編 - 映画.com オスカー俳優クリストフ・ワルツ、アマゾンのダークコメディスリラー「The Consultant」に主演 - 映画.com 「美味しんぼ」公式YouTubeチャンネルで感謝祭 全121話を一挙公開、特別映像やTVスペシャル配信 - 映画.com 【「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」評論】マーク・ラファロと主人公の弁護士の信念がリンクし深い感動を呼ぶ - 映画.com イラク、クルディスタン、シリア、レバノン国境地帯を映すジャンフランコ・ロージ監督新作「国境の夜想曲」2月11日公開 - 映画.com 神尾楓珠は暗くて怖い人? 人生初舞台挨拶の三浦りょう太が出会った当初を述懐 - 映画.com 福原遥、ゴルフデビューも池から抜けられず… 大一番では焼肉で気合 - 映画.com 『ダーク・ウォーターズ』本編映像公開 名曲「カントリーロード」は何を暗示する? - リアルサウンド マーク・ラファロ主演「ダーク・ウォーターズ」環境汚染への関心高まりに期待!(伊藤さとり)(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース スピルバーグ監督「私のキャリアの集大成」 「ウエスト・サイド・ストーリー」本ポスター公開 - 映画.com マーク・ラファロ主演「ダーク・ウォーターズ」環境汚染への高まりに期待!(伊藤さとり) - auone.jp 2021年12月1日の映画ニュース - エイガドットコム なにわ男子・道枝駿佑、松本潤との共演は「圧倒されました」 劇場版「99.9 刑事専門弁護士」新場面写真 - 映画.com ゴッサム賞、Netflix「ロスト・ドーター」が作品賞など最多4冠 「イカゲーム」は米主要賞を初受賞 - 映画.com ジョン・ウォーターズ監督作『マルチプル・マニアックス』2022年1月1日より日本初公開決定 - リアルサウンド 山田涼介が大怪獣の死体処理に奔走「大怪獣のあとしまつ」予告、ポスター、13人の豪華追加キャスト発表 - 映画.com 【祝・HBD!!】素敵に年を重ねた4人の“渋メン”オジサマに注目! - スクリーンオンライン 選ばなかった人生への父の幻想を、娘は理解できるのか―ハビエル・バルデム×エル・ファニング共演作、予告&ポスター - 映画.com ビートたけし誕生秘話を描く「浅草キッド」 初コント直前映した本編映像公開 - 映画.com 安田顕、家族役の俳優たちと謎のコミュニケーション「わざわざ椅子を持って行って…」 - 映画.com ディカプリオ&J・ローレンス主演、超豪華キャスト集結のNetflix映画「ドント・ルック・アップ」予告編 - 映画.com テレビアニメ版「ベイマックス」、Disney+で2022年夏配信開始 - 映画.com 【超厳選】2021〜2022正月映画先取りガイド!期待の正月映画8選 - スクリーンオンライン 【超厳選】2021〜2022正月映画先取りガイド!『ウエスト・サイド・ストーリー』編 - スクリーンオンライン キリストの象徴はなぜ魚なのか? イスラム、仏教、ヒンドゥー、「宗教」のマークに秘められた謎を解く(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 資本主義社会の悲哀映す『セールスマン』日本初上映!ドキュメンタリー界の巨匠特集(cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース テロ首謀者とされた青年を救おうとする弁護士役 ジョディ・フォスターが本人に質問したこと(映画.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「カメラがグレタに引き寄せられるような感覚」若き環境活動家を追った監督のインタビュー到着(cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ポール・ベタニーが自ら書いた脚本でコメディ映画に主演 - スクリーンオンライン マット・デイモンが娘のために奮闘する父親を熱演、サスペンス・スリラー『スティルウォーター』1月公開 - cinemacafe.net 【夕刊】『ハロウィン』監督、ディズニーランド建設の物語描く/ウェス・アンダーソン新作、タイトル判明か/「ナルコス:メキシコ編」完結シーズン、予告編 - THE RIVER ピンク・フロイドのニック・メイソン、ロジャー・ウォーターズのいじめに遭ったという説に反論 - NME Japan “和素材×フランスの香り”の「ヤヨイ」初のフェイスケア、潤いたっぷり美容オイル誕生 - Fashion Press ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 (2019):あらすじ・キャスト・動画など作品情報|シネマトゥデイ - シネマトゥデイ マーク・ラファロが巨大企業の不正に挑む弁護士演じる『ダーク・ウォーターズ』公開決定 - cinemacafe.net ジャビン・デローリエとトレモント・ウォーターズがバックスと契約 - Sporting News JP 「映画ミナマタを見て、声をあげていこう!」オンライントークイベント開催 - スクリーンオンライン 映画『MINAMATA−ミナマタ−』ジョニー・デップ主演、水俣病を世界に伝えた写真家を描く - Fashion Press ニューバランス「MS327」ザクロやパイナップルをイメージした鮮やかな新作、トッドスナイダーとコラボ - Fashion Press 「コブラ会」のT・ブキャナンを王様に仕立て上げろ、「ヒーズ・オール・ザット」配信(動画あり / 写真16枚) - 映画ナタリー アディソン・レイ主演のラブコメ映画が超王道で最高の予感!『He s All That』予告編にドキドキ - フロントロウ NY発テーブルウェア「フィッシュエディ」犬&猫イラストのマグカップなど、ニコアンドで発売 - Fashion Press 連続開催のRSC第7戦はフォード・マスタングのキャメロン・ウォーターズが週末2勝をマーク - オートスポーツweb “和素材×フランスの香り”を融合した「ヤヨイ」ボディケア、柚子&蜂蜜香るシャンプーなど - Fashion Press 人気学園ドラマ『ミーン・ガールズ』舞台裏写真が公開! 懐かしい画像にリンジー・ローハンら共演者が続々コメント!! | BANGER!!! - BANGER!!!(バンガー!!!)映画評論・情報サイト ゴヤール“杉綾模様”の新ペット用バッグ「シアン・グリ」小型犬対象&骨型ポーチも同時展開 - Fashion Press ハーニー&サンズ「世界を旅する」紅茶、“花の都パリ”着想のカシス×キャラメルアールグレイなど - Fashion Press “愛犬の抜け毛”100%で糸を作る新商品「SPINNING MEMORIES」柏の葉T-SITEで - Fashion Press 【映像】ロジャー・ウォーターズ マーク・ザッカーバーグを非難(アフロ) - Yahoo!ニュース - yahoo.co.jp ロジャー・ウォーターズ、フェイスブックのCMでピンク・フロイドの曲を使いたいという申し出を拒否 - NME Japan ロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモアが掲載を拒否したライナーノーツを公開 - NME Japan スノーピーク“関東初”「直営キャンプフィールド」栃木・鹿沼に24年春開業、直営店や温浴施設 - Fashion Press 「WATERS takeshiba」のニューランドマーク「アトレ竹芝」に新感覚のエンターテインメントレストラン&ナイトクラブラウンジ『BANK30』が誕生 - PR TIMES アン・ハサウェイ、『プラダを着た悪魔』で9番目のアンドレア役候補だったことを明かす - cinemacafe.net The Berrics がスケートボードのアメリカ代表チームに迫るドキュメンタリーシリーズ『Pushing for Gold』第2弾を公開 - HYPEBEAST ティナ・フェイのミュージカル版「ミーン・ガールズ」、ブロードウェイで18年春開幕 - エイガドットコム マーク・ウォーターズのキャッシュ 使い方 サイト名 URL マーク・ウォーターズの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ マーク・ウォーターズ このページについて このページはマーク・ウォーターズのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるマーク・ウォーターズに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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マーク・トゥ・マーケット(Mark to Market) 持っている資産を実際の市場価格で計算し、時価で評価し直すことをいいます。 トップページへ
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2005年12月03日(土) 16時17分-皆既日食 その頃、私は自由だった。 棲み処と定めた山々を毎日駆け巡り、腹が減れば動物を狩り、眠くなれば存分に寝た。 私を縛るものは何もなく――そう、カミサマが課した役割からも、私は自由だった。 その頃の私は一人だったが、寂しくもなんともなかった。 **************** 「やあやあ、遠からん者は音に聞け、近き者は目にも見よ!わが名はカルヴィーテ・ド・クロワ!名誉あるレグブンテの騎士である――」 「落ち着け主殿、ここはただの街道だ。モウロクしたならとっとと引退しろこの老人」 「耄碌などしておらぬ!おぬしには見えんのかあの魔竜が!」 どう見ても平和そのものである田舎の街道を、一人の老騎士を乗せたやせ馬がかっぽかっぽと歩いている。ひひーん。 「ぬう・・・悪しき竜めが、幻術を使いおってからに」 「いや待て使ってないから。ただ主殿がまた夢でも見てただけだから」 「なにを言う!騎士が馬上にあってうたた寝をするとでも思うてかこのくず鉄!」 「じゃあ幻覚を見ていたわけだ。どっちにしても末期だな・・・引退しろ」 「サクルタキス!きさま剣の分際で主にもの申すか!?」 「事実だ。歳なんだよ主殿は。いくら王命だったからって、今回の話は断るべきだった」 あまりにのどかな街道だといえ馬上で居眠りするような男だが、カルヴィーテ・ド・クロワは真の騎士である。 数十年前他国に攻め入られて苦境に陥ったレグブンテの地に颯爽と現れ、その人間はずれの膂力と勇猛をもって敵軍を壊滅。今は亡き先王より騎士の叙勲を受けた。その後も東方に蛮族が暴れると聞けば単身乗り込み、北に巨人が棲み着いたと聞けばそれを討ちにいった。国の危機を救うこと数十回、人々の苦難を救うこと数百回。彼を豪傑と呼ばずして誰を呼ぼう。 だがそれも昔の話だ。人は老いる。今のカルヴィーテに往年の力はない。 「無理なんだよ。今の主殿に竜と戦う力なんてないだろう」 竜というのは主の教えにおける災いと悪の代表格である。 黙示録において世界を滅ぼすのは七つ首の竜だし、聖ジョージも竜殺しの誉れをもって英雄の一人に名を連ねている。自然ならざる存在の竜は、世界に対する悪の象徴なのだ。 「無理ということはない。陛下は儂を信頼してくださったのだ。臣下としてそれに応えるのは当然というもの」 老騎士は気を引き締めて姿勢を正す。 先王から賜った白銀の鎧。その鎧の下には老いた身体が収まり、その兜からは真っ白な髭がのぞいている。悲しいかな、人は生まれたときより時の病に蝕まれているのだ。この男とてそれは例外ではない。 「ほれ、きりきり進むぞい。おぬしは今のうちに鞘の中で眠りこけるがよかろうよ」 「わかったわかった。落馬はするなよ?」 まだ言うかこの鉄板、という声が聞こえるが無視。こちらの話を聞かんのならこっちも相手にしてやらん。 本音を言えば、此度の戦ばかりは避けてほしかった。 *************** ある日のこと、私は一人の子供に出会った。 ニンゲンの子だった。 その子は寝そべる私に近づいてきて、おそるおそる触れてきた。 べろりと顔をなめてやったら泣きながら逃げていった。 失敬な。私は子供を食べたりしない。子持ちの雌を狩ったりもしない。それは本能が教えてくれた狩の鉄則である。 それから、その子は寝そべる私にしょっちゅう近づくようになった。 きっかけはいつのことだったか・・・まあいい。とにかく私が人語を解するとわかってから、子供は物語を語るようになった。 はしゃぐ子供を背に乗せて、まどろみの中で聴く物語。 それは、一人の騎士の伝説だった―― **************** かっぽかっぽと馬を進める。 「ぬう・・・・」 苦しげにうめく。やはり体調でも崩したのだろうか。やはりこの男も、本来ならのんきに引退しているはずの歳なのだ。 「どうした主殿」 カルヴィーテはいかにも深刻な面持ちでつぶやいた。 「退屈である」 「寝言は寝て言え」 心配して損した。我が優しさを返せ。 「なにを言う!戦いの場にわしのような一流の騎士が赴くときにはだな、その道の途中であっても何かしらこう・・・冒険というか、試練というか、あとそれからちょっとした出会いであるとか・・・」 「この歳になってまだ色ボケか。たいしたもんだよほんと」 「なぜか褒められた気がせんのう」 「いや褒めたつもりが無いから」 目の前に広がるのはまっすぐに続く街道。 脇には森。 以上。 「しかしこう何もないと、武勇伝を語るにもひと苦労になるのう」 「魔竜を倒しにいくんだろ?それだけで十分だと思うがね」 「どこかに盗賊に襲われる乙女の一人もおらぬものか・・・」 「女性を敬うべき騎士のセリフかよ」 「ぬう・・・・・・」 貧相な白髭をいじる。これはカルヴィーテが考える時の癖である。 「わしの記憶によれば、かつての冒険ではもっと波乱に満ちた旅をしたと思うのだが」 「その冒険を共にした我の記憶によれば、そんなことはめったに無かったはずなのだがな」 そのとき、彼はひらめいた。 「そうか!ぼけたのであるなサクルキタス!?」 「それは間違いなく主殿のほうだ!」 全身全霊で否定する苦労剣サクルキタス。思えばこんな主に引き抜かれたのが運のつきだった。 今はまだましなほうだ。若い頃は悲惨だった。 蛮族を討つといっては森の猿を追い、巨人を倒すと言っては夜襲をかけたつもりで巨木に切りつけた。まあ、その後に本来の使命は果たしたのではあるが。 そりゃあたしかに行く道々も冒険だったろうさ。しかしそれを武勇伝に入れるとなれば今の名誉はすべて捨てるハメになる。英雄譚は漫談に取って代わること間違いなし。 「おぬしもいらぬことばかりしゃべっとらんと、少しはこう・・・危険を察知して主に知らせるぐらいの能は持たんか。具体的に言えば乙女の危機とか」 「下心満載の素敵機能だなおい」 たとえそんな力を持ってても使うのはご免です。 ろくなことにならないことは分かってますから。 「だいたい主殿は緊張感というものが足りん。これから向かうサージェは竜に滅ぼされた街だぞ。怪しいやからが棲みついたとも聞いたろう?もっと気を引き締めろ」 「歳よりは小言が多いのう」 「あんたが言うか!」 この色ボケ高齢者より歳月を経ているのは確かである。この世とあの世を隔てる境界、レテ河のほとりにカタチを結ぶこと数百年。数多の英雄たちに引き抜かれ、されどその黄泉路の供をすること叶わず再びレテ河に取り残されてきた。 それでもこの男に年寄り呼ばわりされる筋合いはない。 「しっ――静かにせんか」 「なにを――」 がさり。 森の中からなにかが出てきた。 のっぺりとした黒い犬。どこか自然ならざるその姿は、魔女の使い魔たる証。 「ふん!」 馬上より飛び降りて一撃を放つ。しかしすでに時遅く、黒犬はいずこかへ消え去っていた。 「竜だけではないと思うておったが」 街道の先、はるかサージェを見据える。 「どうやら一筋縄ではいきそうもないのう――」 ***************** 終わりのない物語はない。 私たちのささやかな楽しみも、唐突に終わりを告げた。 その日、私を訪ねてきたのは子供ではなく、手に槍を持った男たちだった。 「殺せ!」 その言葉だけが、いつまでも記憶に残っている。 ああそうだ。私はそういうモノだった。役割を与えられてこの世に生まれてきたんだっけ。 目をそらし続けてきたけれど、私は、生まれたときから、こうなることが決まっていたんだ 瞳に暗い灯が燈る。 来るがいい もとよりそのような玩具で我が鱗を貫けはせぬ 我を恐れよ人の子ら 此の身は神が創り給いし邪悪なり 己が無力を知るがいい――! **************** 「ぬうん!」 剛剣一閃。 群がる敵を微塵に潰す。 老いたりといえどもこの身は騎士。 雑兵の十や二十、なにするものぞ! 数ヶ月前、ひとつの街が滅んだ。 伝承によればそこの近くには竜の棲まう山があるとされたが、地理的に優れていたこともあってそこに人が集まり、街ができた。そして町に住む人々はそれなりに幸福な日常を送り、街もまたそれなりに栄えた。 もはや竜の伝説など、誰にとっても忘れられた過去になった。 その伝説の竜が、実際に現れるまでは。 そして今この街は―― 最後の一体を切り伏せて、軽く息をつく。 「ふう・・・・手こずらせおってからに」 愛剣たるサクルタキスは鞘に納めない。ここは既に死の都――ただ一人の生者も在らぬ、魔女の城である。ゆえにどんな罠が隠されているかも皆目見当つかない。 「この程度の人形相手に息を切らすとはな。主殿、やはり老いたな」 「なにを言うかこのくず鉄。このわしがへたばるとでも思うてか」 「事実だ。いいかげん認めたらどうだ頑固爺。あの黒犬と人形は間違いなく例の魔女だぞ・・・・今のあんたには荷が重い」 「たわけ!わしに尻尾を巻いて逃げろとでも言うのか」 「勇気と無謀は違うだろう」 抜き身の剣を手に提げた老騎士がその手の剣と言い争いながら魔都を歩く。馬は街の外に置いてきた。この街の瘴気におびえて入ろうとしなかったのだ。 老騎士カルヴィーテ・ド・クロワには先の殺戮人形どもに見覚えがあった――あれは、宿敵たる魔女スカハサによって造られたモノだ。 魔女スカハサ 数十年前、カルヴィーテがレグブンテの騎士として戦い始めたころからの宿敵である。 あるときは呪いを、またあるときは計略を、さらにまたあるときには魔獣を率いてことあるごとに彼の邪魔をし、また世に混乱と災いを撒き散らした稀代の魔女である。 だがそれがどうしたというのだ。たしかにかの魔女には幾度も苦汁をなめさせられたが、いつも最後に勝利するのは自分だった。そんなことぐらい、常に我が傍らにあった愛剣ならわかっておるだろうに―― がさり、と、音がした。 「ぬ?」 カルヴィーテも足を止める。 「気をつけろよ主殿。アレは、人形とは違う」 目の前に現れたのは一人の騎士。青く輝く鋼の鎧に身を包み、その双手には、それぞれ一振りの剣を構えている。 「・・・・・・・お前は・・・・・・・」 しかれどその瞳に昔日の輝きは灯ることなく、その肌は土気色に曇り、まるでヒトガタのように、ただこちらだけを見据えて歩いてくる。 「おのれ、あの魔女!」 二人の騎士は、同時に駆けた。 双剣が翻る。 右の剣を防げば左の剣がその隙をつき、左の剣で斬撃を防げば右の剣で鋭い一撃を見舞う。 苛烈にして華麗なる剣の輪舞。強靭な膂力と研ぎ澄まされた技量を兼ねそろえて初めて可能となるこの太刀筋の持ち主を、カルヴィ-テは一人しか知らなかった。 「ガシス・・・」 数え切れないほどの戦場をともに戦い、幾度も肩を支えあった・・・・・この手で殺めた、最愛の友。 「・・・・・・・・・・・・・」 ガシスに言葉はなく、友愛はなく、憎悪もない。ただその双剣を振るうのみ。 胸、肩、頭。カルヴィーテが一息に放った剛剣三閃を双剣は巧みにかわし、受け流して雷光の突きを放つ。 「ぐっ――」 とっさに頭を傾けてよけるも、肩口を切り裂かれて思わずうめく。 その剣撃は在りし日のまま。老いた我が身とは比べようもない。 レグブンテの騎士となって10年が経ったころ。突如ガシスは王に反旗を翻した。 その卓抜した用兵と双剣を前にして王の軍勢はことごとく敗れ、ついにカルヴィーテに声がかかる。 一騎打ちの場にあって、友に問うた。 「なぜだ!?なぜお前が!」 友は笑って答えた。 「譲れぬものがある。ただそれだけだ」 こちらの手負いを好機と見たか、双剣が同時に襲い掛かる。 攻守に隙無き双児の剣が、その守りを捨てて無数の刃を雪崩のごとく撃ちつける。決死の連撃――この剣の前に敗れたものは数知れず、かつて剣匠の名を得た所以たる、ガシスの秘剣。 が、 「おおおおおおおおおおおおおお!」 裂迫の気合をもって放たれた刺突が双剣を弾き飛ばし、そのままガシスの胸を貫いた。 守りを捨てたがゆえに、人並み外れたカルビーテの剛剣を防ぐことが出来なかったのだ。 真相は闇に埋もれたまま。 あの日、友は命と名誉とすべてを失い、戦場に散った。 「ガシス」 白銀の鎧を朱に染めて、茜色の空を見上げる。 「俺はお前に、何をしてやれた」 魔女は街の広場にいた。 「久しいな、スカハサ」 黒い髪、黒いドレス、そして輝く白い肌の魔女は、初めて出会ったあの日と変わることなき姿に闇を纏う。 「本当に久しぶりね。また会えてうれしいわカルヴィーテ」 愛剣たるサクルタキスを構える。 「わしはニ度と会いとうなかった。そもそもお前に出会ったことが過ちであった」 禁忌に触れ、その身を時に呪われた黒き魔女は、相も変わらず妖しくも美しい。 「悲しいことを言う人ね。でもいいわ、許してあげる。その口の悪さだけは昔と同じだもの」 「ガシスに何をした!」 「決まっているでしょう、私は魔女だもの。遺体を掘り起こして力を貸してもらっただけ」 「貴様・・・・!」 「あなたに私のことが言えて?彼を殺したのはあなただったでしょうに」 ぎり、と歯をくいしばる。 「・・・・・・竜や街のことも、お前の仕業か」 「まさか。逆よ。竜を倒しに来たあなたを止めるためだけに、私は今ここにいる」 「ならば、もはや言葉をかわす必要もあるまい」 「そうね・・・・・・・・私は、あなたとずっと語り合っていたいのだけど」 「ほざけ!」 素早い踏み込みで間合いを詰め、カルヴィーテの剛剣が唸りをあげる。しかしその刹那、魔女の姿は虚空に消えた。 「幻術か」 「そういうこと」 黄金の短剣を逆手に構え、スカハサは広場の隅にたたずんでいた。 その短剣を振りかざし、己が弓手に突き刺す。 「命ずる。我が血肉を贄に捧げん。しかればこの手に怒れる礫を」 短剣を引き抜き弓手を振るう。その掌よりほとばしる血潮は炎を纏い、緋色の魔弾と化してカルヴィーテに降り注ぐ。 「なめるでない!」 宝剣をもって魔弾を叩き落とす・・・・しかし、重い。 多少の手傷は無視して、急所に至る魔弾のみを防ぎながら魔女を追う。 スカハサはかすかに宙に浮かび、まるで滑るように広場を駆け巡りながら魔弾を放つ。 そして移動しながらも己が血を撒き散らし、そのことごとくを魔弾に変える。 上下左右全方位から縦横無尽に降り注ぐ魔弾の嵐。カルヴィーテにそれを防ぐすべは無い。 「・・・・・はあ、はあ」 全身が熱い。 焼かれているのではなく、魔弾の触れた場所自体が炎となったような感覚。 白銀の鎧も無惨に砕かれ、撃ち抜かれたこの身はもはや立つのがやっとの状態である。 「あら、もう終わりかしら」 「たわけ。まだまだ」 「そのありさまでよく言うこと。いいかげん諦めなさいな」 「そういうお前こそ此度は切羽詰っておるではないか。己が血を生贄にするなぞ初めて見るぞ」 「・・・・・相変わらずそういうところは目ざといんだから・・・まあいいわ。ご褒美をあげる」 スカハサが、指をぱちんと鳴らした。 「汝目覚めよ。私の網は世界を巣喰う」 瞬間、カルヴィーテの足元から木の枝が飛び出し、その身に巻きつき拘束した。 「月齢6日目に刈り取ったヤドリギの枝」 その性は天に属さず地に属さず、それゆえ人に許されし神秘の樹。 「今のあなたに破れるものではないわ」 次々と場に隠されたほかのヤドリギもカルヴィーテに襲い掛かり、拘束はより強固な封となった。 「これで詰みだな。今回は諦めろよ主殿」 「何を言う!お前ともあろうものが、何故そのようなことを」 これまで宝剣サクルタキスは幾度も自分を戒めてきた。その苦言には閉口したが、このような危機にあって泣き言を言うようなことはなかった。 「そこの魔女も主殿が退くならば去るだろう。だからおとなしく退け」 「情けを乞えとでも言うのか!」 「違う。そもそも――」 「いいかげんにしなさい」 スカハサが、軽くため息をつきながら二人の言い争いを遮った。 「たしかに私はあなたが退くなら去るわ。言ったでしょう?私はあなたを止めるためだけにここにいると」 「はっ!たとえ死すとも貴様の情けは受けんわい」 「いいかげんにしなさい!」 再び同じ言葉を繰り返す。ただし、強い想いを込めて。 「あなたは自分が何をしようとしてるか気づいているの!?だって、あの竜を滅ぼしたら、あなたは――」 「消えるのだろう」 ひどく冷めた声で、老騎士は、己が運命の末路を告げた。 「知って・・・いたの?」 「あたりまえであろう。自分のことは自分が一番わかっておる」 いわく、竜の夢はひとつの幻想である。 そもそも数十年前、どこからともなく現れて国の危機を救った風来坊はいったいどこから来たのか。 考えてみれば簡単なことだった。 どこでもない。 この身は、眠れる竜の生み出したウタカタのユメ。 「じゃあなんで!?自分が消えるとわかってて、なんであなたはそれを倒すというの!?」 スカハサの声には涙さえにじんでいた。 どうしても失いたくないものがあった。魔術にすべてを捧げ、死すらも失った彼女にはほとんど何も残されていない。それでいいと思っていた。 それでも―― 「この身は、王に仕える騎士ゆえに」 そもそもありえない存在だった。 名も無く家族も無く、友も無く名誉も無く。その自分に与えられたひとつの栄誉。 それだけがみずからを世界に繋ぎ止める杭である以上、カルヴィーノは、たとえその身が滅ぶとしても、騎士たることを棄てることなど出来はしない。 もとより在らずの騎士。ただひとつの誉れだけが、たしかに自分を人にしていた。 「死なせない!あなたを絶対に死なせはしない!どんなことをしても、あなただけは――」 黒髪を振り乱し、魔女が新たに呪を紡ぐ。 「私が護る!」 場が凍る。張り詰めた弓のように世界が軋む。 そして、最大の魔術が老騎士の身を包まんとしたとき ぎしり、と、カルヴィーテの身体が蠢いた。 枯れ枝のごとき身体に隆々とした筋肉が生える。 真白き髪は昔日の黄金を取り戻した。 強靭な身体と白銀の鎧は修復され、蒼い瞳に炎が宿る。 その身体は竜の夢。束の間の幻想。 されば人に非ずして、ひとつの神秘の結晶である。 力がより大きな力を前に折れるように、神秘はより強い神秘に打ち消されるもの。 たかが魔女の編んだ魔術ごとき、竜の力におよぶものか――! 呪いを弾き飛ばしヤドリギを引き千切り、凍った世界を蹴散らして、一瞬にして間合いを詰める。 神速の斬撃は魔女の肩から胸を、袈裟切りにした。 「あ――」 ごぼりと紅い唇から血を流す。 「いや・・・・わたし、あなたを」 サカハサは抱きしめるように腕をまわし、刹那の間視線を交わし、 いつものように、虚空へ消えた。 不器用な二人だと、心底思う。 レテ河のほとりでカルヴィーテに引き抜かれ、現世に降りてかの騎士に付き従うこと数十年。 これまでずっとこの二人は、こんなカタチでしか触れ合うことも出来なかったのだ。 **************** 気がつけば一人。 気がついてみれば簡単なことだった。 そもそも我が身は竜である。 神が人に課した罪にして試練、そして害悪。 一人でいるのは当然だ。 滅ぶべき悪は、誰からも拒絶されるに決まっているのだから―― **************** そうして、そこにたどり着く。 此処は月にも近く、下界より隔絶されし竜の棲み家。 煌々と輝く満月の下には、赤く輝く鱗の竜が立ちはだかっている。 その巨体は見るものすべてに恐怖をもたらし、狂気の毒をもたらす世界のひずみ。 対するは一人の若者。 黄金色の髪をたなびかせ、鋼の肉体に白銀の鎧を纏い、その手に宝剣サクルタキスを提げたルグブンテ最強の騎士カルヴィーテ・ド・クロワ。 「―――――――――!」 天空引き裂く竜の咆哮を合図に、戦いは始まった。 神速の運びで間合いを詰めて、岩をも溶かす竜の吐息をやり過ごす。 さらに懐に入ったまま宝剣を振りかざし、人並み外れた怪力より生み出される剛剣を魔竜に叩きつける。 「はっ!」 しかれども赤き竜鱗はたやすく斬り砕くことあたわず。その身をに至るにはまだ足りない。 竜も負けじと爪を振るう。 その連撃は技すらも必要としない暴力の極地。その一振りがことごとく必殺の一撃である。 カルヴィーノも渾身の力でそれを弾く。 繰り出す剣のすべてに全力を尽くし、これまで培った技量のすべてを注ぎ込む。 互角などではありえない。ただ両爪を振り回すだけの竜に対して、カルヴィーテは全神経を集中させた剣の奥義を舞わせている。わずかな油断、わずかな狂いで、その身は微塵に砕かれるだろう。 ――離れれば死ぬ。 巨体の構造上、懐に入ってしまえば竜はその力を十全に振るえない。勝機はただひとつ。そのときが来るまで、絶対に離されるわけにはいかない。 決死の覚悟で剣を振るい、竜の懐に喰らいつく。 転瞬、身体が浮いた。 自分が吹き飛ばされていると気づいたのは、地面に叩きつけられる寸前。 「ぐっ・・・・」 全身をしたたかに打って激しく咳き込む。おそらくは剣撃の最中、死角よりあの尾で打ち据えられたに違いない。 魔竜を見れば、その顎には赤く輝く灼熱の炎。 「ちい・・・・!」 すんでのところで炎をかわす。 竜の吐息はすべてを溶かす煉獄の炎だ。まともに喰らえば灰も残らない。 しかも己が獲物が剣である以上、どうにかして懐にもぐり込まねば戦いにならない。 必死に炎を避けながら隙をうかがう。しかし少しでも近づこうとすれば灼熱の洗礼が待っている。 ごおう! 目の前に広がる火竜の吐息をぶざまに転がってかわす。 しかし振り向いたとき、すでにそこには竜はおらず―― 闇夜を照らす月のあるべき場所に、竜の巨体が鎮座していた。 羽ばたきとともに滑空する。それは一直線にカルヴィーテを目指し、その身体を踏み抜いた。 「が・・・・・・・・・・は―――」 鎧が砕け、べきばきと体中が悲鳴を上げる。さらに振るった竜爪は瞬く間にカルヴィーテをずたずたに引き裂いた。 動かなくなった男を口に運ぶ。筋張っていそうだがかまうものか。ふもとの群れをつぶして以来、久方ぶりの食餌だ。 ついにその牙にかからんとしたそのとき、カルヴィーテが目を見開いた。 「せやあああああああああ!」 たとえ命が尽きようとも、騎士は剣を離しはしない。 好機は今。 最後の力を振り絞り、カルヴィーテは宝剣を竜の口に叩き込んだ。 霞と消えた魔竜の背が守っていたのは、ひとつの小さな洞窟。 壊れた身体を引きずって、騎士は足を運ぶ。 「なあ主殿、ここで引き返す気はないんだな?」 「くどい。何度も言ったろうが」 月の光さえも入ってこない暗闇の中、しかしまるで住み慣れた我が家のようにカルヴィーテは進む。 「まったく。では主殿ともこれでお別れか」 「そうなるのう。・・・長く、付き合わせたものだな」 長い長い小道。その先にあるのは暗闇だけで、一筋の光もありはしない。 「なに、人の一生など我にとっては寸劇だ。だが此度の主は苦労した。ここまで頑固で馬鹿で扱いの悪い主はいなかったぞ」 「ふん。悪かったの」 「・・・・・・いやに素直だな」 「最後だからのう。まあ、その、なんだ、――苦労をかけた」 数十年前の記憶が去来する。群がる死者と幾多の試練を潜り抜け、朽ちたこの身を光満ちる現世に引きあげた白銀の騎士。 共に戦ってほしいと、彼は言った。 「やれやれ、今さら遅いぞ」 細い道を出たところに、少し大きな空間が広がっていた。 だいたい人の住まう一部屋分の大きさ。そこには枯葉が敷き詰められ、一匹の、竜が眠っていた。 先ほどの竜とは違う、馬くらいの大きさの小さな竜。 この竜が、先の魔竜を生み出し――カルヴィーテを生んだ、夢見る竜。 あまりに無防備なその姿。 その様は生贄に似て、神聖にも映る。 それも当然。竜は世界の生贄である。 悪魔と同様、生まれながらにして悪と災いのレッテルを貼られ、それらを背負って死んでいく。 殺されるための生。それを生贄と呼ばずして何と言おう。 すらりと剣を抜く。 騎士となってから、自分は剣を幾度振るってきただろうか。 望む戦いもあれば、望まぬ戦いもあった。 しかしそのすべての戦いの中にあって、自分は確かに騎士であった。 ――譲れぬものがある。 理由はただそれだけ。 たとえその先に何が待っていようとも、その誇りだけは譲れない。 煌く白刃を振り上げた。 **************** たった一人になって、立ち尽くす。 あの頃は平気だった孤独が、今は耐え難い。 一度ぬくもりを知ったから。そのせいで、もはや冷たい寝床には帰れない。 そうして私は夢を見る。 思い描くのはあの日の風景。子供を背に乗せ、のどかに過ごす幸せな時間。そこで聞いた、一人の騎士の物語。 ああ、私は災いと邪悪を振りまく竜だけれど。 どうか叶うならば、この夢が、誰かの笑顔になりますように。 ******************** 伝承に伝わるレグブンテの騎士、カルヴィーテ・ド・クロワの話はこれで終わる。 一説によればその後に倒した竜となったとか、竜の血を浴びたがゆえに完全なる人になったとか言われてはいるが、それは我が知るところではない。 ちなみに我は剣であるがゆえに、今も一人の騎士の腰にぶらさがっている。 主殿は今日ちょうど遠征から領地に帰ってきたところだ。 季節は秋。実りの季節。麦穂は豊かに実り、青空の下、すべてがやさしく色づいている。 そしてあでやかな黒髪の貴婦人が、金髪に白銀の鎧を纏った騎士を出迎えに来た。 その騎士の名は――― もともとサークル賞として書いたモノに加筆・訂正を加えました。誤字脱字があったら報告して欲しいっす。
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デンマーク王国Kingdom of Denmark 地域 ヨーロッパ 首都 コペンハーゲン 独立年月 ─ 面積 4万3千K㎡ 人口 540万人 主要言語 デンマーク語 通貨 デンマーク・クローネ デンマーク近隣の地図へ デンマーク広域の地図へ ヨーロッパの一覧へ アジア、北米、中南米、オセアニア、中東、アフリカ、世界メニュー このページを編集 ( - )
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[Sup,-,User,-,-/《バイオロジー》Emy分類→c1(~Sn.SL/Sr)] ☆☆☆《アデプト》とほぼ同じ。ただセージのセットアップには《ウィークポイント》があるので、タイミングに注意。いずれにせよ、低レベル帯で取得するのは大変なスキルだろう。(灯) 名前 コメント
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支援会話集 マーク(女)×ノワール 通常支援C 支援B 支援A 親子支援C 支援B 支援A 兄弟支援C 支援B 支援A 通常 支援C 【ノワール】 ふはははははは… 【マーク】 えっ? …い、今の声はなんでしょう!? 【ノワール】 ふはははははははは!! 【マーク】 ま、まさか…!? 【ノワール】 ふはは! 最近の行軍は辛い!! 毎日毎日野宿は辛い!!! 我は久々にふかふかのベッドで寝たい! ふっかふかのベッドで寝たいぞー!! 【マーク】 …い、一体ど、どうしたんですか、 ノワールさん!? 【ノワール】 …あっ、あらっ…マーク!? …い、いけない、見られちゃった。 【マーク】 確かに最近は行軍続きで、 町に立ち寄れていないですけど。 まさかノワールさんがそんなに 思いつめていたなんて…! 私もフカフカのベッドで寝たいです! 【ノワール】 ち、違うの…。違うのよ、マーク。 私、不満やストレスをため込んで しまった時に、こうやって… 大声を出してスッキリさせているの… 【マーク】 …ええっ!? そ、そうなんですか…? 【ノワール】 ええ…色々たまっちゃったら… 自発的にこうやって叫んで… 解消するようにしているのよ。 【マーク】 今回はベッドで寝られないことに 対して不満がたまっていたんですね!? 【ノワール】 …あ。いえ、あれはとりあえず 言ってみただけだわ。 怒りとかストレスとかは、 日々の色んな事の積み重ねなのよ… 【マーク】 な、なるほどぉ~。 なんだか大変そうですねぇ。 【ノワール】 ううん…驚かせてごめんね、マーク。 そ、それじゃあ、私…行くわね。 【マーク】 しかし…ノワールさんの新たな一面を 見てしまいました… 支援B 【ノワール】 ふはははははは… 【マーク】 えっ…こ、この声は…!? 【ノワール】 ふははははははははは!! 【マーク】 ノ、ノワールさんの声!? 【ノワール】 ふはは! 最近肌荒れがひどい! 髪もパサパサで気が滅入るぞ!! もうこんな生活は嫌だ!! 野宿反対! 夜間行軍反対! ふはは! 【マーク】 あっ! ノワールさん、大丈夫ですか!? 【ノワール】 …あっ、マーク!? …ま、また…見られちゃったのね。 い、嫌だわ…恥ずかしい… 【マーク】 今回も何があったんですか!? 【ノワール】 …い、いえ…私、自分でも 何をそんなに溜め込んでいるのか… 正直よくわからないのよ… 【マーク】 そ、そうですか~。でもこのまま原因が わからないままは困っちゃいますね! それに…心なしかノワールさんの叫び声が 前にも増して激しくなってる気がしますよ? 【ノワール】 うん… 私…どうしちゃったんだろう…? 【マーク】 まぁまぁっ、そんなに考え込まないで! 多分最近お疲れなんだと思います! こういう時は塞ぎ込まずに、能天気に ドーンと構えていればいいと思いますよ! 【ノワール】 うふふ…それってマークみたいにってこと? 【マーク】 あははっ! そうかもしれませんね! お恥ずかしながら私を真似すると、 けっこういけるかもしれませんよ! 【ノワール】 うん…そうかもしれないわね。 ありがとう、マーク… 【マーク】 いえいえ、私で良ければ何でも 相談して下さいね! 今日も珍しいノワールさんの叫び声が 聞こえたし、私は幸せ気分ですから! 【ノワール】 えっ…? あなた、私が叫ぶことを四つ葉の クローバー見つけるみたいに思ってない? 【マーク】 いえいえ、そんな滅相もないです! 流れ星を見たくらいに幸運だと思ってますよ! 【ノワール】 そ、それって…どう違うのかしら…? 支援A 【ノワール】 ふんふん…ふふ~ん♪ ララララ~。 【マーク】 あれ、ノワールさん。 【ノワール】 あ、マーク…ま、また恥ずかしい所を 見られちゃったわね。 【マーク】 でもどうしたんですか? 鼻歌なんか歌っちゃって! 珍しく表情も晴れ晴れとしていますよ? 【ノワール】 そ、そんな風に見えていれば いいんだけど… …実はね。 私の不満の原因がわかったのよ。 【マーク】 ええっ! それはめでたい! 【ノワール】 じ、実はそう良くもないの… わ、私が一番不満に抱えていたことは、 突然自分がキレちゃうこと… 【マーク】 えっ!? 【ノワール】 そんな自分が恥ずかしくて、 イライラが溜まってまたキレちゃって、 …それでまた自分が嫌になる。 そ、それの繰り返しなのよ… 【マーク】 キレて、ストレス溜まってキレて、また ストレスが溜まるってことですか…? こ、こんがらがっちゃいますね~!? 【ノワール】 ほ、本当にそうなの…悪循環だわ。 【マーク】 じゃあなんで今、鼻歌なんて歌って 明るかったんですか!? 【ノワール】 ええとね…。キレてしまう自分が嫌なら、 もっと明るく前向きに能天気になれば この悪いループから脱却できるかと 思って…その。 【マーク】 …その? 【ノワール】 元気なあなたの真似をしてみようって 思ったのよ… 真似ごとでも、あなたのように振舞って いればそのうち、心までも明るく、 ストレスがなくなるかなって… 【マーク】 な、なるほどぉ! 【ノワール】 …マ、マーク、誤解しないでね? 別にあなたがストレスや悩みを 抱えていないと言っているつもり じゃないのよ…? 【マーク】 あ、全然平気です! むしろそれ、 すごく良い案だと思います! だって私、特に悩みありませんし! 【ノワール】 えっ…そ、そうなの? 【マーク】 はいっ! だからどんどん真似しちゃって 下さい! なんなら教えましょうか! マークの能天気生活ポイントッ! 【ノワール】 えっ…そ、そんなのあるの? 【マーク】 ありますよ~! 朝は早く起きて まず小鳥さん達に挨拶するところから スタートですよぉ~!! 【ノワール】 わ、わかったわっ…! 千里の道もまずは一歩からよね! マーク、ご指南お願いできるかしら…? 【マーク】 まっかせて下さい! まずは簡単な ところから、日向ぼっこの練習ですっ! 【ノワール】 えっ…日向ぼっこに努力する 段階なんてあるの…? 【マーク】 ありますよ~。何も考えず能天気になるには まずここからです! さぁ、張り切っていきましょう! いきますよ~っ!! おーっ!!!! 【ノワール】 お、おぉ~… 親子 支援C 【マーク】 うーん、どうして私は母さんのこと 覚えてないんでしょう…? 父さんのことはあんなにちゃんと 覚えてるのに… 父さんが立派な軍師だったってことも 一緒に勉強したことも覚えてるのに… なーんで母さんのことは きれいさっぱり忘れてしまったのか… 【ノワール】 ひいっ! こ、こんな所で何してるの…? 【マーク】 母さん! すごいです、ちょうど今母さんのことを 考えてたんですよー! これって運命!? 親子の運命!? …あ、待って下さい。確か父さんが昔… これは運命じゃない、絆だー! みたいなことを言っていたような記憶が… ってことで母さん、私たちが ここで会ったのは、運命ではなく絆です! 【ノワール】 そ、そうなの… 【マーク】 そうですよ! 絆って素晴らしいです。 覚えてなくても呼び合うものなんですね。 …って、感心してる場合じゃ ありませんでした。 私、なんで母さんのことを覚えてないのか ずーっと考えてたんです。 良かったら母さん…私が母さんのこと 思い出せるよう協力してくれませんか? 【ノワール】 えぇ…、私にできることなら… 【マーク】 良かった! ではまた時間のある時に声をかけますね。 女同士の約束ですよ! じゃあ私はこれで! 【ノワール】 び、びっくりしてつい引き受けちゃった… 支援B 【マーク】 母さんっ、今時間いいですか? 【ノワール】 えっ!? えぇ… 【マーク】 やったぁ! じゃあ約束通り、 『記憶を取り戻そう大作戦』に 協力していただくことにします! とは言ったものの、どうしたら記憶って 戻るんでしょうね… 頭を強くぶつけるのは もう何度も試しましたし… ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも 私には効果がありませんでした… ねぇ母さん、どうしたらいいと思いますか? 【ノワール】 そ…そんないい案思いつかないけど… …私の顔をじっと見てみるとか? 【マーク】 なるほど!それだー!! 母さん天才です! 未来ではきっと見慣れていたはずですし、 じっと見てたら、何か思い出しますよね。 んー、なかなか良い策ですよこれは。 さすが天才軍師の父さんを コロッと落としただけのことはありますね。 ではでは、失礼して…。 じーーーーーーーっ… ……………… ……………… だめだーーー!! 何にも思い出せませんーーー!! あぁ…この感じって、なんかこう…。 同じ文字をずっと見続けてたら 『あれ? これってこんな文字だっけ?』 みたいになる感じと似ています… 母さんって…こんな顔でしたっけ? 【ノワール】 うぅ…それを今から思い出そうと してるんでしょう…? 【マーク】 ですよね…。すみません、 せっかく協力していただいたのに… でも私は諦めませんよ! 絶対に母さんを思い出してみせます! というわけで、 また協力して下さいね、母さん! 支援A 【マーク】 はぁ…やっぱり今日もダメですね… 毎日毎日嫌というほど、 こうして母さんの顔を見ているのに 何にも思い出せないなんて 自分が情けなくなりますよ… ほんとに…どうして…… うっ…ううっ…ぐすっ… 【ノワール】 な…泣かないで… 【マーク】 だ…だって…だって……! 私…母さんのことも父さんと同じように 大好きだったはずなのに…! 思い出せないのが…辛いんです…!! 母さんが私に作ってくれた思い出も たくさんあったはずなのに… 何一つ覚えていられなかった自分が… ほんとに…情けないんです…! 情けないんですよーーー! びえぇぇぇぇん!! 【ノワール】 マーク… 【マーク】 うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。 あ…頭が痛い…! いたたた…! …………あ!? 【ノワール】 どうしたの!? 【マーク】 ……思い出し…ました。母さんのこと。 ほんとにちょっとだけ…ですけど。 母さんが私に向かって、優しく笑って… 『マーク』って…名前を呼んでました… ふふ、いつも見てる母さんの顔より、 少し年を取った顔でした… …良かった。ちゃんと思い出せました。 ありがとう、母さん。 全部母さんのおかげです。 何だかこれで自信がつきました! 時間はかかるかもしれませんけど、 いつか母さんの記憶、 全部取り戻してみせますよ。 【ノワール】 そう…ちゃんと思い出せたらいいわね…。 【マーク】 はい、ありがとうございます! 兄弟 支援C 【マーク】 5の月の5の日が誕生日… 好きな食べ物はたぶん干し肉… 【ノワール】 マ、マーク…? 何をブツブツ言っているの…? 【マーク】 嫌いな食べ物はたぶん野菜… うーんでも今は特に嫌いってわけでも… 【ノワール】 …マーク? 【マーク】 あっ!! ノワールさん! 私としたことが姉の接近に 気付かないとはうかつでした!! 私に何の用でしょう? 【ノワール】 べ、別に用はないんだけど… ずっとブツブツ言ってたから 気になって声をかけたの… 何をしていたの…? まさか、呪術…!? 【マーク】 いえ! 以前ノワールさんから教わった、 ここに来る前の私の情報をひたすら読んで 何か思い出せないか 模索していたところなんですよー! いやー、さすが姉だけあって 私のことをよくご存じですよね! 小さい頃は1日に最高5回も鼻血を 出したことがある、とか 全く身に覚えが無いですし…! ていうか全部身に覚えがないんですけどね。 あはははは… 【ノワール】 はぁ…そのよく喋るところは 前のままなんだけど… 【マーク】 そうなんですか! そう言われると、そうだったような気がして なんか変な感じです… というか私、未だにノワールさんが私の 姉だということが変な感じなんですよね… 【ノワール】 そ、それはこっちのセリフよ… 妹にいきなり敬語と『さん』付けで話されて… また母さんの呪いかと思ったもの… 慣れるまでは、マークにどう接したらいいのか 真剣に悩んだんだから… 【マーク】 えへへ、すみません。 でも、ノワールさんにこれ以上 そんな思いをさせないためにも マークちゃんはこうして日々、記憶を 取り戻そうと励んでいるわけですよ! どうです!? けなげな妹でしょう!? 【ノワール】 えっと…本当に健気な妹なら そんなこと言わないと思うけど… でも、記憶を 取り戻すことは応援するわ… 早く2人で思い出話ができるといいわね… 【マーク】 はい! 支援B 【ノワール】 はぁ…今日もギリギリ死なずに済んだ… 早く天幕に戻って休みたいわ… …えっ!? 向こうに誰か倒れてる!? あ、あれは…マーク!? 【マーク】 う…うーん… 【ノワール】 ちょ、ちょっとマーク!? だいじょうぶ!? 【マーク】 はっ!! ノ、ノワールさん!? わ、私どうして こんなところで寝てるんでしょう!? すっごく眠かった覚えは 無いんですけど…!! …あ、そうだそうだ! 魔道書の角で頭をゴンゴンやってたら いつのまにか意識が飛んでたんでした! そういえば頭がとっても痛いです…! 【ノワール】 魔道書で頭をゴンゴン…!? それって…もしかして 記憶喪失を治すため…!? 【マーク】 もちろんじゃないですか! 趣味でゴンゴンやってたら それはもう全力で止めてください! 【ノワール】 趣味じゃなくても全力で止めるわ… ねぇマーク…記憶を取り戻そうとするのは いいけど、危ないことはしないで… 【マーク】 うぅ…でも私、早くノワールさんと 思い出話がしたいですし… 【ノワール】 その気持ちは嬉しいけど… 私、マークがもし怪我したら嫌だから… マークは私のこと覚えてないけど… 私にとってマークは大切な家族なの… 父さんも母さんもいなかった未来で、 貴方だけが私の家族だった… だからマークに何かあったら悲しいわ… もっと自分を大事にして… 【マーク】 わ、わかりました… ごめんなさい… 【ノワール】 わかってくれたなら…いいわ。 【マーク】 …あ。なんか今の、 すっごく姉妹っぽくなかったですか? こう…私が悪いことしちゃって、 ノワールさんが叱ってくれる感じが…! これを続ければ何か 思い出せるかもしれません! 【ノワール】 えっ…そ、そう? 【マーク】 はい。何だかそんな気がします! さぁノワールさん、 もっと私を叱って下さい! 記憶を忘れた妹を 厳しく叱りつけてください! 【ノワール】 え… 【マーク】 どうしたんですか? あ、何ならこの魔道書使いますか? これで思いっきり叩きながら叱れば 肉体と精神への同時刺激になって、 記憶が戻る可能性も なんと驚きの2倍に…! 【ノワール】 ど、どうしよう…! 絡みづらいわ…! 支援A 【ノワール】 マーク… 今から町にいかない…? 【マーク】 あ、いいですねー! ぜひ行きましょう! 何かお買い物でもするんですかー? 【ノワール】 それもあるけど… きっとこれが… マークに必要なことだと思って… 【マーク】 私に必要なこと…? まさか、記憶を取り戻すために 何か良い方法があったんですか!? 【ノワール】 …いいえ、その逆よ…もう無理に 記憶を取り戻そうとするのはやめましょう? 【マーク】 …えっ!? で、でも、それじゃ…! 【ノワール】 マークと思い出話を できないのは辛いけど… 記憶を思い出すために時間を使うより、 記憶を作るために時間を使ったほうが マークのtめには いいんじゃないかと思って… 【マーク】 ノワールさん…? 【ノワール】 私、ずっと考えていたのよ… マークが記憶を無くしてしまった理由… それで…ひとつ考えが浮かんだの。 もしかしたら未来のマークには、 何か思い出したくないような 嫌な記憶があったのかもしれないって… 私にも…あるから。 忘れてしまいたいぐらい辛かったこと… 助けられなかった人たちの顔… 今でも思い出すの… 【マーク】 ……… …ごめんなさい。 私だけが、辛い記憶から 逃げてしまったんですね… 【ノワール】 ち、違うわ…! マークは好きで 忘れたわけじゃないんだから…! ただ…無理に記憶を戻すことが 必ずしも正しいとは限らないと思うの… 【マーク】 …私のためにそこまで考えてくれて、 ありがとうございます。 でも、私は記憶を取り戻したいんです。 何年、何十年かかったとしても…必ず。 例え辛い思い出ばかりだったとしても、 思い出すことで壊れてしまいそうな記憶でも、 その中に…忘れたくなかった 大切な記憶だってあるはずですから… 【ノワール】 …マーク、わかったわ… そこまで言うなら私も協力する… マークが思い出すまで、 とことん付き合うから… 【マーク】 …ノワールさん… 気持ちはとっても嬉しいですけど、 さっきも言った通り、思い出すまで いつまでかかるかわかりません。 ううん、いつまでもずっとずっと 思い出せないままかもしれません。 それにノワールさんを 付き合わせるわけには… 【ノワール】 何を申すか! 我はマークの姉であるぞ!? マークが例え今後一切思いだせずとも。 妹を見捨てるようなことはせぬ!! 記憶があろうが無かろうが、 我らは家族なのだからな!! 家族が助け合うのは当然のことだろう! 嫌だと申しても付き合うぞ!! 【マーク】 う…うっ…ありがとうございます… ノワールさん…! 私、頑張りますね…!! 【ノワール】 そ…それじゃ、 さっそく町に行きましょ… 【マーク】 え? でもそれって、 記憶を取り戻すこととは関係ないんじゃ… 【ノワール】 関係…なくは無いわ。 記憶を取り戻すのに…楽しいことをしては いけないなんて決まりは無いでしょ…? それに、新しい思い出を 作っちゃいけないなんて決まりも… せっかくだから…楽しくいきましょう。 先は…長いんだから。 【マーク】 は、はい…! …ありがとうございます。 ノワール…姉さん。
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「ウー!!」 「同じなりスマのファイターじゃないかウー!!」 「最後まで諦めちゃ駄目だウー!!」 イラスト 1枚目 クロッキー星人さん(忍スマ作者) 2枚目 ほわっちさん(なにスマ、音スマ作者) 概要 なりスマの主人公のメスのピカチュウ。なりの手持ちポケモンという設定。 イロスマや同人誌では珍しい、ぬいぐるみのキャラクター。 人物・性格 普通のピカチュウのように「ピカ」ではなく「ウー」と鳴き、言葉を喋り語尾に「ウー」とつける。一人称も「ウー」。 主人公キャラらしく、明るく元気で活発な性格。時折優しい一面を見せることも。 得意技は本家ゲームのピカチュウと同じ電気を使った技の数々。 また、ロケットずつきやでんこうせっかのような体を使った攻撃手段も併せ持つ。 作中での活躍(ネタバレ注意) + ... なりスマの初戦である戦場、大晦日スペシャル(2019)のプリズムタワー、お正月スペシャル(2020)、雪島、ピカチュウティッシュ、そしてOVAと最終戦の終点に登場。 戦場ではアシストダイヤが近くに来る運の良さもあり、主人公らしく最初の試合で勝利。 しかし次の試合のプリズムタワーでは早々に退場。 お正月スペシャルはこれまた爆弾が近くに来る運の良さもあり、ネズミ年の2019年に相応しく?勝利を手にした。 雪島では聖白蓮や幽香と共に2位に終わった。 ピカチュウティッシュではこれまた爆弾が近くに来る運の良さと、爆弾を使わせまいとしようとする幽香をでんげきで麻痺させる頭脳プレーを見せたものの、飛び出てきたティッシュにやられ2位に終わる。 こうしてみると、運良く勝っていることが多い強運の持ち主? OVAでは1話ではドクターマリオからワクチンを受け取るだけなことをあまり冒険する感じがしないと言うなど、すこし楽観的な様子だったが、2話以降、ナリットが過去を言い出せなかった時に大事なことを何故話さなかったのかと言ったり、イルーネにダークナリットにされた時に心配したりするなど仲間思いなところを見せていた。 その後、3話では他のメンバーと共にイルーネにやられてしまうもののイラストくんに助けられる。 さらに、4話ではリギージにとどめを刺したり、5話ではナリットを救うためのワクチンをピカ様から受け取り使用したりと、主人公らしく大活躍。 + 最後まで諦めちゃダメだウー!!(さらなるネタバレ注意!) ※イラスト:SANZU SANRIさん(イロスマEX字幕担当者) OVAの6話では、リギージヴァイラスとの戦いで意気消沈しつつある仲間を励まし、その上でんげきで弱点が口の中であることを見破る。 そのまま弱点を攻撃し、仲間達と共にラスボスを撃破…というわけには行かず、リギージヴァイラスの強大すぎるパワーに圧倒され、なりスマメンバー共々やられてしまう。 しかし、ドクターマリオによってなりスマメンバーは全員復活。リギージヴァイラスに総攻撃を仕掛ける中、サーウはトドメの一撃をマスターピカチュウから送られた最後の切りふだのパワーを使い、ボルテッカーで撃破するという、見事な活躍ぶりを見せる。 そして最終戦である終点では、フシギダネくんを倒す。また、なりに「自分を殴れないのは大乱闘に向いていないのでは」とまともな返答をした結果、なりを泣かせてしまうなど無意識的かつ正論ではあるものの、なかなかえげつないことを言っていた。なりのメンタルが豆腐なだけである 聖と一騎打ちをし、敗北。2位。 補足 登場演出は雷から登場。 2010年頃のごっこ遊び時代のなりスマから主人公として登場している。 初期は人形の鼻と口がボロボロになっていたが途中で直され口ができた。 誕生日は12月25日。ピカチュウの図鑑番号が由来である。 元の商品は1997年にバンダイから発売された「ポケモンフレンズ」の第一弾。作者であるなりの家に来て20年以上経っている。 また、なりはサーウを主人公にしたイラストや漫画を描いたり、ストーリーをよく考えたりしていた。 イロスマ同人誌シリーズでは珍しい女性主人公である。 本家イロスマ最終章シーン10にて、空想世界ネットワークのゲストとして、なり、ポリスライム、ナリットと共に登場した。当初は古い人形だったものの、シーン10完全版にて人形が最新基準になった。 技 基本的に本家スマブラのピカチュウと同じ。 でんげき(通常必殺技) 電撃を放ち、相手を麻痺させる。 ロケットずつき(横必殺技) パワーを貯めた後に頭から突進する。 でんこうせっか(上必殺技) 素早く移動して相手に攻撃。 かみなり(下必殺技) 雷を放ち攻撃する。 ボルテッカー(最後の切りふだ) 雷を全身にまとい突進する技。 本家スマブラとは違い、ステージ中を動き回るのではなく、特定の相手に向かって突っ込み強力な一撃を喰らわせる。マルスの必殺の一撃のような技。 登場回 なりスマSP オープニング https //www.youtube.com/watch?v=GSu_nRhPRPY なりスマSP戦 戦場 https //www.youtube.com/watch?v=Uowhi9JFjoE なりスマSP戦 大晦日スペシャル 打ちスマアレンジステージ豪華二本立て https //www.youtube.com/watch?v=FLsGSZuPi3c なりスマSP戦 お正月スペシャル https //www.youtube.com/watch?v=dsgFr3U9mUo なりスマSP戦 雪島 https //www.youtube.com/watch?v=oYFrx0BNyIM なりスマSP キャラクター紹介動画 https //www.youtube.com/watch?v=X3KS0GRNdA8 なりスマSP戦 ピカチュウティッシュ https //www.youtube.com/watch?v=Wv5a7DnoCwI なりスマSP OVA 1/6話 https //www.youtube.com/watch?v=pAkBbxGWnbA なりスマSP OVA 2/6話 https //www.youtube.com/watch?v=Cue2z6iCRnc なりスマSP OVA 3/6話 https //www.youtube.com/watch?v=eUcaHh2iWMA なりスマSP OVA 4/6話 https //www.youtube.com/watch?v=Oj-vSlqm2e0 なりスマSP OVA 5/6話 https //www.youtube.com/watch?v=FjWq05qt0_o なりスマSP OVA 6/6話 https //www.youtube.com/watch?v=lp0oIFPIHb8 なりスマSP最終戦 終点 https //www.youtube.com/watch?v=YJKov0YA00s なりスマSP ED https //www.youtube.com/watch?v=1wzirY2TRBI 【イロスマ同人誌】なりスマSPおまけ動画 最後の切りふだ全集 https //www.youtube.com/watch?v=0RF5I1-Ftz4