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インターホンが鳴る音にきずき、進一(18)が玄関へ出てみると、そこには身長150~160くらいの女の子の格好をした着ぐるみがたっていた。 突然、その着ぐるみがマスクをとった。そこにはおっさんの顔があった。 進一は警察に通報した。10分後、町内の交番から警察官がやってきた。 その警察官は美少女な着ぐるみの婦警さんだった。その婦警さんは「もうぅ逮捕しちゃうから~」とか意味不明なことを言いながらマスクをとった。そこにはおっさんの顔があった。 二人の美少女着ぐるみだったおっさんは再びマスクを被ると進一の両側に廻り込み両腕を掴んで「署まで同行願いますから~」とか意味不明なことを言いながら歩き出した。進一は突然の出来事にパニックを起こした。 そう一喝すると、美少女着ぐるみの婦警さんは今度は諭すようにこういった。「お前も苦労したんだな。でもこの話を里のお袋さんが聞いたら悲しむぞ? 悪いことは言わん。自首したらどうだ? 反省しているなら情状酌量の余地もあるってもんさ。まあ、ひとまずこれでも食ってもちつけ。」美少女着ぐるみの婦警さんはこぼれた油揚げ丼を器に戻して進一に差し出した。 進一の背後でずっと見守っていた身長150~160くらいの美少女着ぐるみの婦警さん(私服だったようだ)が進一の肩をポンポン叩いた。「しかたないわねぇ。 食べ物を粗末にした罪で逮捕しちゃうんだから~」とか意味不明なことを言いながら二人(二体?)で進一の両腕に手錠をかけてしまった。 進一が理不尽な逮捕にわめき散らしていると、別の着ぐるみ婦警さんがやってきた。二人より背が高くお姉さん風だ。二人の美少女着ぐるみ婦人警官がピシッと敬礼する。「さあ、囚人は囚人服に着替えるのよ。」と言い放つと囚人服にしてはかなり大仰な箱を置いた。蓋を開けるとそこには美少女着ぐるみのマスクと肌タイと囚人服が入っていた。進一は唾をゴクリと飲んだ… そう呟きながら、しかしあまり興味はなさそうなフリをして面や肌タイを手にしてみる。実は進一は素振りと裏腹に着ぐるみにとても興味があった。しかし、たまにキャラショーを見に行ったりネットで画像や動画を見る程度のことしかできなかった。ショーでも遠巻きにしか見ていなかったので自宅で初めて間近に見たときは心臓が飛び出るほど驚いた。しかも今度は自分のために用意された着ぐるみが目の前にあるのだ。「あー じれったいなあ。 男だろ? とっとと着ちまえよ。」突然のだみ声に顔を上げると後から入ってきた婦警さんがマスクを外して小脇に抱えながらこっちを睨んでいた。いや、そのしかめっ面はおっさんだった。 進一は予想していた展開にもう慣れた。そんなことよりも、男だからこそいきなりこんな可愛いマスクを被れと…めちゃくちゃ可愛い。こんな可愛い囚人がいるものか。これではまるで…アングラな着ぐるみサイトに時々投稿される画像を思い出しながら進一はさっきから気になって仕方ない穴を探し始めた。よく見ると肌タイは布地ではなく薄いゴムのようだ。よく伸びしかも丈夫だ。すぐに穴が二箇所見つかったが、筒状になっていて先端は丸く閉じていた。進一は理不尽に逮捕されたことなどすっかり忘れてマスクを掴んだ。やはり特殊なシリコンでできているのかよく伸びるのに丈夫で形が崩れない。リアルな唇を開けてみると歯や下までもが作ってあり、口内は奥で閉じていた。鼻も耳も穴があったがやはり奥で閉じている。目もリアルにできており、瞼が捲れたのには驚いた。表から見ても覗き穴は分らなかった。進一がフと顔を上げると、婦警と私服の女装おっさんが三人で「はよせーやー」と見つめていた。 現実に引き戻された進一は、しかし平静を装い再びマスクに顔を向ける。凄い着ぐるみにばかり着を取られていて大事なことを忘れていた。これを被るということは訳の解らない罪を認めて囚人になり下がりその演技をするということなのだろうか。こっちを見ている三人のふてぶてしい格好から三体の動作や声は想像できない。あの愛嬌ある動きや優雅な身のこなしは演技だったのだろうか。声もまるで違う。進一は人前で演技などする自身が無かった。いや、その前になんでそんなことをしなければならないんだ?連れてこられたときもそうだったが、彼女(彼)らは小柄な割りに力があってしかも二人がかりだったので逃げることもできなかった。部屋には鍵がかけられたし逃げるのは無理だろう。理由や状況はともかく、この着ぐるみが着れるというのは確かなようだ…進一の思考が絶望的な方向に向かうのを少しでも前向きにと、自らその気になり始めてるのを意識しだしたとき、もはやあきらるしかなさそうだと観念した。三体の美少女婦警さんがかわいい声と仕草で「は・や・く! は・や・く!」とはやしたてはじめたのだ。 意を決め進一は服を脱ぎだした。婦警さんがやってきて「逃げちゃダメ! いいわね?」と念を押しながら手錠を外してくれた。「私たちは後ろを向いてるから安心して。でもきっと驚くわよ」とか意味不明なことを言い残して三人の美少女着ぐるみ婦警さんはさっさと背中を向けてしまった。三体は用心深く少しずつ距離をおいている。これではたとえ一人に襲い掛かっても他の二人に取り押さえられてしまうだろう。出て行ってくれないのか、と思ったけど仕方ない。中身はおっさんだが見た目は美少女な着ぐるみの婦警さんだ。いや、そうでなく…見られてなくてもやはり他人と同じ部屋で着替えるのは恥ずかしい。再度ハラを決め、ズボンも下着も脱いで肌タイとは違うインナースーツを着る。少し小さめのように感じたが右足からゆっくり入れると何とか指先が先端まで通った。柔らかいはずのスーツだが伸びているような感じがしない。しかし、左足を通そうとして右足を床につき進一は驚愕した。心持ち右足が短くなっているのだ。更に細くもなっている。足首を手で掴むと届かなかった親指が余裕で中指に届いてしまった。進一は着替える前に言われたことを思い出した。今度は恐る恐る左足をスーツに通す。圧迫感は多少感じるが苦痛に感じる痛みではない。脚全体が中からもじんわりと押されるような不思議な感じだ。股から下を穿き終わって両足で立つと最初は気になった左右の足の長さの差が次第に無くなり圧迫感も次第に治まるのを感じた。 進一は事態を正確に把握していなかったが、実は下半身が数%ほども小さくなっていたのだ。いよいよ問題の二つの穴、すなわち筒状の部分を手にする。このまま入れるのだろうか? 進一は少し疑問に思い、箱を探すと避妊具が見つかった。なるほど、必要なものはこの中に全て揃っているようだ。既に刺激でイチモツは勃ちっぱなしだった。念のためイチモツに避妊具を二枚被せ筒状の一方へ挿入する。筒に収まると圧縮され更に刺激が加わって進一のリアルな形を露にした。しかしタマは押さえ込まれているようで、まるでディルドを挿入した女性の股間のようになった。こんなところをあの三体に見られたら恥ずかしすぎる。下側にあるもう一方の細めの筒はどうしたものかとまた箱を見てみると先端が丸い棒のようなものがあった。これで尻の穴に押し込めということなのだろうか。念のために筒の部分にも避妊具を二枚被せ棒を使って尻の穴に入れてみる。漫画でしか読んだことのない痛みが進一を襲った。便秘のときの痛みとも違うなんとも恐ろしい痛みだ。脂汗をかき口を開けて深呼吸をしながらゆっくりと棒を入れる。長い時間が経ったように感じた。筒が肛門の奥へと押し込まれ根元まで入ったのを確認する。いつのまにか息を止めていたようだ。棒を抜くときも言い知れぬ痛みが走った。やっとのことで筒を入れ終えると、進一は大きく息を吐き激しく肩で息を繰り返した。突如、進一のお尻を別の刺激が襲った。挿入した筒の部分が下半身のときとは逆に少しずつ膨れ始めたのだ。「マジかよ!」 今度は驚きよりも焦りが強かった。が、膨張もすぐに治まった。気を取り直してスーツをたくし上げる。両腕を通すとやはり圧縮されていくのを感じながら頭部まで一気に被ってしまう。「全身」に圧迫感を感じながら背中の特殊なジッパーを上げる。運動は得意ではないが身体は柔らかい方だ。背中を触ってみると繋ぎ目がほとんど分からなかった。そして、この後、進一は着ぐるみ婦警さんの言った驚きの本当の意味を知ることになる。 「あらまあ! ここまで自分でできたのね!」進一は思わず顔を上げると、三体の美少女着ぐるみ婦警さんが傍に立っていた。驚きや戸惑いや焦りや羞恥心が一度に押し寄せると同時に妙な違和感を覚える。「見て御覧なさいよ~」と私服の美少女婦警さんが進一の頭を壁のマジックミラーへ向けると進一の目が釘付けになった。進一の背丈は168cmで、三体の内の最初の二体よりも高く、最後の一体とほぼ同じぐらいだったはずだ。それが、今は進一が一番低くなってしまっていたのだ!進一の視界がスーッと暗くなって意識が遠のいていく。「このスーツはね、着用中から効果を発揮し始めて完全に着用すると10%ぐらい身体を縮めてしまうのよ。」「私たちのはプロトタイプで5%ぐらいなんだから~ でもって、体形補正もしてしまう新開発の優れものなんだから~。」「お前さんよ、いきなりそれ着れるなんざうらやましい限りってもんさ。」三体が代わる代わる捲くし立てるが進一の耳にはほとんど届いていない。なんとなく機械のような音も聞こえてくるが何の音か理解できなかった。「147cmってとこね。身体が柔らかいからかしら? すこし効果が強めに出たのかもしれないわね。」三体は手際よく惚けてる進一の身体測定を始める。「B77・W52・H79 っと…なかなかのものね…」「体温は36度8分…やっぱ少し高いわな。 体重は58kgっと。 これは変わらねーわな。」体重計の針がガタガタ!っと揺れた。惚けていた進一が我に帰ったのだ。俺の身体が… こんなに小さくなってしまった…さっき感じた違和感は、三体の顔を見たとき、自分が見上げるようにしないとならなかったためだ。でも具合が悪くなったようなことはない。身体中を触ってひとまず安心した。マジックミラーに映った肌色のモジモジ君のようになった自分の身体をしばらく眺めていると、急に股間のイチモツが気になった。惚けていた間は萎えていたが、またムクムクと頭をもたげはじめた。流石に恥ずかしくなってしゃがみ込み両手で隠す。年長の婦警さんが人差し指を立てて振った。「ふふふ もう遅いわよ。写真も撮らせて頂いたのよ。資料用だから安心して。変なことに使ったりはしないわ。」ここには人権とかプライバシーというものはないのだろうか?まともに考えるとありえない展開に戸惑いながらも受け入れている進一だった。 座り込んだままマジックミラーをみると股間に両手をやって小さくうずくまっている自分が映っていた。なんとなく肩に重さを感じて胸を見ると二つの膨らみがあった。品のいい先端が生意気そうに上を向いて存在を主張している。あわてて片方の手を胸にやって隠す。この感情は何だというのだろう。確かに、股間のものは自分の形が出ているし恥ずかしい格好であるが、胸は作り物だ。進一の羞恥心が猛烈に見らたくないという感情を湧き起こしたようだ。スーツの頭部を見てみる。目と鼻(の穴)と口が開いている以外に顔面までもほとんどのっぺらぼうで、サイトで見た肌タイというよりもほとんど全身タイツだ。「このスーツの頭部なんだけどね、マスクを被ると膨張密着してキミの表情までもをマスクに伝える役目も果たすのよ。」「もっちろん、マスクに触れるとその感触がキミの顔に伝わるんだから~」「おれたちのマスクに比べて皮膚の露出が少ないのはそのためさ」「鼻は詰まってないわね? マスクを被ると口では息ができなくなるわよ? 念のために鼻腔を広げる薬を塗るといいわよ。」婦警さんから点鼻薬を貰って鼻腔内に点す。「あの、その前に… えっ!!なんで!?」…「あらまあ!可愛らしい声だこと!?」「えーうそー!?」「こいつぁやられたわな!」進一が着替え始めてから初めて口を訊いて、三体が一瞬の間を置き一斉に色めき立った。しかしそれ以上に驚いたのは進一自身だ。まだ着ぐるんでもいないのに何度驚いたことだろう。「身体が小さくなって声帯も縮小されたのよ。」「全身漏れなく小さくなっているんだから~」「まあ、想像以上の効果が出たってこったな。」各々がまた代わる代わる捲くし立てる。進一は今度は何とか惚けずに理解し納得することができた。さっきの点鼻薬が効き始め、鼻の呼吸がかなり楽になった。思い切って声を出す。「あ、あの…」自分の声にどぎまぎしながら尋ねる。「なあに?」今度は婦警さんもちゃんと聞いてくれる。「何か穿くものが欲しいんですけど…」 「でもよお? 勿体無いよな?」「そうねえ。」「これは大問題なんだから~」進一は、自分の願いが聞き入れられず、三体の会話を聞いている内にこの格好のまま着ぐるみにさせられるのかと不安になった。「あなたのその可愛らしい声を口で息ができないこのマスクで封じてしまうのは惜しいわね。」「一つ前のテストに使った奴、あれはどうだ?」「あ、アレね! あたし、急いで持ってくるんだから~」言うが早いか身長150~160くらいの美少女着ぐるみの婦警さんが鍵を開けて脱兎のごとく部屋を飛び出していった。「そ、そうね。マスクは取り替えることもできるし、顔も同じだし最初はアレを使いましょう。」「あ、あの…」なんとなく置いていかれているような疎外感を感じて進一がまた口を開く「あらまあ、ごめんなさいね。あなたのキャラクターはね、そ・う・い・う 設定なのよ。」「え゛!!」「でも安心しろや。そこに囚人服があるだろ。」どうやら勘違いから始まった不安は解消されることがないらしい。しかもその囚人服が問題だった。刑事ドラマで見るような粗末なものではない。フリルが無数に付いたピンクのドレスだ。ロリータファッションというやつだろう。サイトでも可愛い着ぐるみが着ているのを見たことがある。ご丁寧に白の清楚で可愛らしい小さなランジェリーやブラジャーにショーツまであった。こんなものを着せられるなんて…またも羞恥心が湧き起こりだしたが他に着るものが無いというのなら仕方が無い。進一は観念して箱に手を伸ばそうとした。「まだよ。先に面を被ってからね」「そ、そんな…」制止されて複雑な感情が進一を襲った。しかも美少女着ぐるみ婦警さんに腕を捕まれる格好になって胸があらわになった。「それにしても可愛らしい身体ね。」二体の美少女着ぐるみ婦警さんの視線に羞恥心で卒倒しそうになったとき、マスクを取りに出て行った美少女着ぐるみ婦警さんが帰ってきた。「ハアハア… さあハアハア… このハアハア… マスクをハアハア… 被ってハアハア… もらうんだから~ ハアハア…」よほど急いできたのだろう、息も絶え絶えに小箱を差し出す。年長の美少女着ぐるみ婦警さんが進一の腕を放して箱を受け取り蓋を開けた。中から、被る予定だったのと同じ形のマスクが出てきた。 進一はお尻の刺激が治まると気を取り直してスーツをたくし上げた。痛みではないが、なんともいえない鈍い刺激を感じながら背中側から左腕を通す。指先が通りにくいので右の手で箱を探すとローションのようなものがあった。一旦腕を抜いて塗ってみると、今度はスムーズに通った。両腕が通ると最後に上半身から頭まで一気に被る。美少女面のマスクは口内まで閉じていたが、スーツの頭部はプロレスラーが被るような目と鼻と口だけが開いている全頭マスク状だ。なぜかスーツの身体部分に比べて若干厚みあるようだ。ローションのおかげですんなり被ることができた。全身にかかる圧迫感に多少の不安を感じつつも背中の特殊なジッパーを上げる。運動は得意ではないが身体は柔らかい方だ。背中を触ってみると繋ぎ目がほとんど分からなかった。そして、この後、進一は着ぐるみ婦警さんの言った驚きの本当の意味を知ることになる。
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「まずはこのマスクを被るのよ。この椅子にお座りなさい。」美少女着ぐるみ婦警さんが持ってきたのは、最初に用意されていたのと同じ顔のマスクだが口内が奥で開いていた。進一は二人の美少女着ぐるみ婦警さんに押さえつけられ、後ろ手に鏡の前の椅子に座らされると、そのまま年長の美人着ぐるみ婦警さんに手錠を掛けられてしまった。二つの胸の膨らみも気になるが、それ以上に治まらない股間のモノが恥ずかしくて仕方が無い。しかし、美人着ぐるみ婦警さんはそんな進一の気持ちなどお構いなしといわんばかりに頭の上からマスクを被せてしまう。「消毒してあるから安心してね。」口内にも容赦なくマスクが突っ込まれていく。後頭部の特殊ファスナーが閉じられると、被っていたスーツが膨れはじめ、マスクと顔の隙間を埋めるように密着し圧迫してきた。鏡には坊主頭だが一目で美少女と分かる女の子が裸で進一を見つめ座っていた。口内部分も皮膚に張り付いて内側からも密着してきた。進一の呼吸が荒くなる。しかし鏡の中の美少女着ぐるみはなんとも可愛らしいく喘いでいる。股間のモノがはち切れそうになるが、後ろ手に手錠を掛けられていては隠すことができない。マスクの上から漆黒で艶のあるセミロングのウィッグが被せられると、まるでアニメから飛び出してきたような美少女が恥らいながら進一を伺うように座っていた。進一は鏡を見続けることに罪悪感を覚え俯いてしまう。「はわ~!」「これまた驚いたぜ。」「…背徳の美少女ってところかしら。あなたの名前は聖美子っていうのよ。」「きよみこ…私の名前…」「あれ? さっきは進一くんだったから進一ん子ちゃんにしよう、とかいってたんだから~」「っ!? し、しんいちん…」何故か恥ずかしくなって最後まで声に出すことができない。恐ろしく恥ずかしいことを言う美少女着ぐるみ婦警さんを美人着ぐるみ婦警さんが咳払いをして小突く。「あーん、痛いんだから~」「そうよ。容姿と名前と気に入ってもらえたかしら?」身体の事を聞かれて再度鏡を見る。「あ、あの…どうか服を着せてください…」さっきもそうだった。早く服をくれ、と強く言うつもりだったのにどうしたことかか細い声しか出ない。口調も恥ずかしいほどにか弱い。「このマスクはね、マイクロチップが埋め込まれていてソレが脳に働きかけて基本的な欲求はそのままに仕草や口調をコントロールできるのよ。」目前の美少女が目を見開き驚く。「おまえさんの被ったマスクのチップには聖美子としての性格が設定されているのさ。表現するときはそのとおりに味付けされて口が動いたり行動したりするんだよ。」進一の脳裏に衝撃が走った! 「そ! そんなことが…」できるのか? 勢いよく喋ろうとしても途中でうつむいてしまい、最後まで声が続かない。「現にあなた自身がその身を以て実証しているわ? 自分で分かるわよね?」美人着ぐるみ婦警さんが進一の顔を鏡に向けさせて諭した。目に涙を溜めた美少女着ぐるみが鏡の中で潤んだ。「あらあら、これは効果抜群ね? ちゃんと気に入ってもらえたのかしら…」「大丈夫なんだから~ ホラ、ココは正直なんだから~」股間のモノを指差しながら喜んでる。「まんざらでもなさそうだな。」鏡の中の香澄子が頬を染めて身体をよじるのを観た。呼吸が激しくなる。直接裸を晒してる訳ではなく、もう見られているんだから平静を保とうとしているのに羞恥心が消えない。三人の美少女着ぐるみ婦警さんは黄色い声を上げながら悶える美少女着ぐるみを覗き込んでる。一通り騒ぎが収まったところで美人着ぐるみ婦警さんが促した。「じゃ、お洋服を着ましょうか。立ちなさい。」「まずはショーツよ。」「これ、かわいいでしょ? 私が穿かせてあげるんだから~」見られる恥ずかしさと、着せられる恥ずかしさと、下着そのものへの恥ずかしさとが複雑に入り乱れる。進一のそんな思いをよそにフリルの付いた白いシルクのショーツが穿かせられた。しかし、股間のモノは小さくなっているとはいえはみ出してしまう。「うふふ。お元気さんなんだから~。そのうち慣れれば大人しく隠れるんだよね?」指先でツンツンつつく。(そんなことしたら治まるものも治まらないって!!)死にたくなるほど恥ずかしくて仕方が無いけど、後ろ手に手錠をれているのでどうすることもできない。「や、やめて下さい…」やっとの思いで抵抗の意思を言葉として絞り出す。「や~ん、可愛いんだから~」ピンッ!指先で弾く。「そのぐらいにしてあげなさい。キャミソールは肩が外れるから手錠したまま着れるのよ。」鏡の中で美少女着ぐるみに下着が着せられていく。「次はタイツよ。右足を上げて。」まるで着せ替え人形だ。丸められた白いタイツが右のつま先を通す。左足も通して少しずつ伸ばしながら丁寧に穿かされる 聖美子の両足に白いタイツが穿かせられた。スーツを着たときとは違う伸縮する薄手の生地の圧迫感が進一の足に起こる。股間のモノがタイツに上向きに挟まれて納まるが、微妙な圧迫感が進一を襲う。小さいころ冬に寒いからとタイツを穿かされたときのことを思い出した。あのころはタイツを穿かされるたびに感じるモヤモヤした感触を誰にも打ち明けられなくて、冬が嫌いになってしまった。今、またその中途半端に気持ちよい感触が進一を逆に苦しめる。じっとしていると暖かいのに美少女着ぐるみ婦警さんが動いて柔らかな風を巻き起こすとひんやりとした感触を進一に伝えた。スーツが感覚を鋭くさせているのだろうか、つま先から下腹部までタイツに包まれた下半身全部がより一層敏感になっているようだ。進一の鼓動は治まるどころかの高鳴るばかりだが、鏡の中に居るタイツを穿いた下着姿の聖美子の容姿だけのせいではなさそうだ。「はい、ヒラヒラのミニスカート」手錠をされたままリボンで飾られたミニのフリルスカートを穿かされた。パニエが一体になっており進一の脚を擦る。聖美子が喘ぎ声を漏らす。やっと股間のモノが隠れた。「鏡を見てごらんなさいよ~」「えっ!なんで…」鏡を見た聖美子は驚いて小さく悲鳴を上げた。スカートはパニエの効果でフリル一杯の裾が派手に末広がりになっている。ハイウエストなので鏡に股間が少し映っているのが見えた。正面から見られると膨らんでる部分も見えているかもしれない。「こんなの…恥ずかしすぎます…」「収まれば多少はマシになるわよ?」やはり見えてしまっているようだ。でも、聖美子は恥ずかしさのあまりそれに対する反論を言い出せない。モノがタイツで圧迫されている上に、上向きになったモノの先端がボリュームのあるパニエの下側に擦れてますます微妙な気持ちよさが増したのだ。「おかしいわね?なかなか落ち着かないわね?」「でも後は手錠を外さないと着れないだろ。聖美子の手錠が外された。しかし、やっと両手が自由になったというのに、スカートの下のモノを隠さずに顔を覆い座り込んでしまう。進一は直接股間を隠したかった筈なのにそんな行動を取った自分に困惑した。「チップの効き目は抜群なんだから~」二体の美少女着ぐるみ婦警さんが聖美子の両腕を取り押さえて立たせる。しばらく聖美子はイヤイヤを繰り返したが渋々立ち上がった。 スカートの下の膨れてるモノが気になって内股になってモジモジしてしまう。「次は上着よ。」ロリータ風のフリルブラウスが用意された。フリルにリボンがこれでもかといわんばかりにあしらわれた衣装に目が釘付けになる。レースの柄も可愛い。進一はその上着を見て今までと違う感情が湧くのを覚えた。「どう?可愛いでしょう?着てみる?」聖美子がコクリと可愛く頷く。羞恥心が消えたわけではないが衣装に対する興味が勝った。上着を受け取って袖に腕を通す。柔らかな生地が肌を撫でる感覚が気持ちいい。両腕を通して前のボタンを順番に留めると上半身が心地よいフィット感に包まれる。聖美子が可愛く深呼吸をしてなんとか息を整えようとする。女の子の服ってこんなに刺激的なものなんだろうか…進一は呆然としながらそんなことを考えていた。鏡の中で着飾った聖美子がこちらを見ている。「あらあら、なに呆けているのかしら?」「もー超可愛いんだから~」「見惚れてるんじゃねーのか?」「い、いえ…」「あら。じゃ、何かしら?」そうじゃないんだけど、なんといえばいいんだろう。改めて鏡を見てみる。まるでアニメから飛び出したような美少女着ぐるみが目の前にいた。手を頬に添えてみる。「あれは絶対自萌えしてるんだから~」「みんなそうだったのよ。」「確かに自分も最初は衝撃が走ったぜ。」ギャラリーが勝手なことを言いながらみているけど、進一の耳には届いてないようだ。聖美子は自分の立場を忘れて暫く鏡の前で顔に手をやったり両肩を抱いたりして自身を眺め続けた。「アレ、まだ治まらないんだから~」「そろそろいいだろう。」「ふふふ、そうね。」「これから取り調べをするんだから~」その言葉で聖美子の身体が硬直した。 「あら、お人形さんになっちゃった。しかたないわね。こっちに連れてきて。机の前に座らせるのよ。」「しょーがねーな。」「等身大のお人形さん遊びみたいなんだから~」美少女着ぐるみ婦警さんが二人で肩と腕を掴んで取り調べの机まで聖美子を歩かせる。前に置かれた椅子は、座面がお尻の形に窪み、左右を隔てるように中央が少し盛り上がってなだらかなカーブを描いている。更に中央付近が僅かに小山のように飛び出ていて先端に小さな穴が開いていた。座面の左右の太ももが乗る部分と背もたれに金属のような光沢がある。おぼつかない足取りの聖美子を抱えるようにしてなんとか座らせる。お尻に当たる違和感と金属の冷たい感触が硬直している聖美子を現実に引き戻した。「はい、逃避はここまでよ。」指で聖美子の額を突くと瞬きをして首を振った。「あ、あの、足が… あと…お尻が…」恥ずかしくてどうしても最後まで言い出せない。聖美子の肛門に座面の突起が当たっているのだが、椅子の脚が高く聖美子の足が床に届かないので腰を浮かして逃れることができない。また、座面が背もたれ側へ行くにしたがって沈んでおり背もたれも曲面で背後へ傾斜しているので身体が椅子に沈み込むように密着する構造だ。座る位置をずらすことができない。腰をよじって逃れようとしても逃れられない。むしろ動く方が刺激が強調されてしまうようだ。更にエアコンが効いているのか足に伝わる感触がスースーして心もとない。両足をモジモジさせスカートの裾を摘んで隠そうとしても膨らんだ股間を隠すのが精一杯だ。隠さずにいるのも恥ずかしかったが、下手に隠し続けても隠し切れずなおさらそこに視線が集まりやはり恥ずかしい。けっきょく両手は顔を覆ってしまってうつむくばかりだ。「じゃ、ロックして。」はーい、と答えて美少女着ぐるみ婦警さんが「これでトドメよ」といわんばかりに椅子の金具にベルトをつけて聖美子の四肢と胴体を固定してしまった。もう、どうにも逃れられない。仕方なく聖美子は大人しく座ったが、時々局部に感じる違和感や足の不安感から自然に腰や足が動いてしまい、その度に羞恥心が襲った。また聖美子の息が乱れる。お尻の刺激による高揚とその刺激から逃れるための運動で息が上がったのだ。「最初に着たスーツは水分を通すようにできているの。動いたり風があたるとまた気持ちいいでしょ?」いえ不安なんです、進一は心の中で訴えたが聖美子はうつむいてしまう。「さっきから足の動きが止まらないんだよな。」「大丈夫、そのうちこれが良くなるんだから~」どうやら見透かされているようだ。とにかく着せられた衣装が密着して全身が敏感になっていた。聖美子はますますうつむいてしまう。 「はじめるわよ。名前は桜小路聖美子。15才。今年から高校1年生。筋金入りのお嬢様ね。」「え?…それって…」「聖美子さんは普段から食べ物の好き嫌いがあったそうね?」「え!?何で…」誰にでも多少の好き嫌いはある。しかし、進一はそう指摘されて驚いた。いや、聖美子がそう反応してしまうのだ。「質問してるのは私よ。どうなの?」「そんなことないで… ひぁっ!」何かが噴出音とともに聖美子の肛門を割ってお尻の中に入り込んでくる。ありえない違和感に思わず悲鳴を上げる。下腹部に湧き上がる圧迫感に口をパクパクさせる。お腹が少し持ち上がるような格好になって股間の膨らみが強調されてしまうが、どうすることもできない。「もうやったのか?」「そうみたいね」「その椅子はね、嘘発見器なんだから~」「座面と背もたれにセンサーがあってな。おまえさんが嘘をつくと直ぐに分かるのさ。」「え!?なにそれ… ヒドイ!」聖美子の表情が驚きを露にする。「で、嘘が分かると座面の穴からガスが噴き出すんだよ。」「ちょっと臭うんだから~!」芋を食べたときに気を抜くと出る特有の臭いのするあのガスと同じ臭いが微かに漂う。「うふふ、少し漏れたようね。でも、あまり嗅ぎたくはない芳ばしい香りね。」聖美子の表情が強張る。「ガスは香りだけの無害なものだけど、臭いは本物よりかなり強烈よ。ジェットの勢いで細く高速に噴射されるの。うまく座っていれば漏れずに肛門内のチューブに注入されていくわ。」「でもお尻をずらしてると嘘がばれたときは漏れちゃってチョー悲惨なんだから~」「ガスの注入口の奥には弁があってな、逆流しないのさ。しかも肛門と完全に密着してないだろ。気が緩んだらさっきの程度じゃすまねー。隙間から全部漏れるって寸法だ。」「肛門内のチューブと避妊具は破れないでガスの量に応じて膨れるからその点は心配しないでいいけど、正直に話したほうが身のためよ。いいわね?聖美子さん。」「!」聖美子の両目が大きく開かれる。矢継ぎ早に繰り出される美人着ぐるみ婦警さんの説明が遠くおぼろげに聞こえる。聖美子はうなだれる様に首を縦に振った。名前を言われた後で年齢と学年が間違ってると言おうとしたけど、言わなくて助かったのかもしれない。少しするとお尻と足に続いて下腹部に加わった違和感が再度現実に引き戻す。圧迫感が気になるけど動けないしどうしようもない。 勘弁してくれー!進一は叫びたかったが、聖美子は口をパクパクするだけだった。「よく聞きなさい。『私はお腹が空いたので食事を頼みました。私のために机に用意された丼をみたら見たくもないほど大嫌いな油揚げが乗っていたので一度も箸を付けずに机を払い退けました。勿論机を払うと丼が倒れ中の食べ物がこぼれて台無しになることはよくわかっていました。』」「よって○月□日△時◇分、丼物を正しく摂取せず不当に投棄した飲食物粗相法違反で現行犯逮捕、罪名は机毎食料倒損罪だな。」「間違いないんだから~」「い、いんしょくぶつそそうほう!?」そ、そんな法律は聞いたことが無い。そもそも卓毎食料倒損罪っていったいなんなんだ?それ以前に逮捕とかいわれて連れてこられたのはそれより前だったじゃないか。聞きたいことや言いたいことが一杯あった。しかしパニックに陥った聖美子は相変わらず可愛く口をパクパクさせるだけだ。「ぶっちゃけると『ちゃぶ台返し』のことなんだから~ ほら、古い野球アニメのオヤジがやってるアレ。」なんなんだこれは。出鱈目じゃないか。滅茶苦茶だ。「あら?何かしら? 何かご不満でもあるのかしら?聖美子さん。」どうやら顔に表れたようだ。「いったいあなた達は何者なんですか? 私をどうしようというの?」口調をコントロールされているので迫力に欠けるけど、やっと言いたいことが言えた。三体の着ぐるみ婦警さんが顔を見合わせている。暫くすると目配せをして向き直る。「聖美子さん、あなたは前から着ぐるみに興味があったわよね?」「え!? い、いえ… あひっ!」プシューっと勢い良くガスが流れ込む。自ら他人に着ぐるみ好きなことを話したことがない。知られたくないという思いからむしろ趣味としては隠してきた。気をつけていれば肯定して嘘にならずに済んだのかもしれなかったが、突然の話題変更に意表をつかれ思わず否定してしまった。「2発目が入ったな。」下腹部の圧迫感が増した。聖美子の呼吸が深呼吸になる。「着ぐるみは好きなのよね?」聖美子がコクリと頷く。「では、聖美子さんはどんな着ぐるみが好きなの?」 「あの、び…」「び?なに?」心拍が上がる。恥ずかしいけど腹をくくって答える。「び!美少女着ぐるみが好きなんでっ!すっぅひゃ!」勢い良く答えたためか大きな悲鳴とともにガスが注入される。「早くも三発目なんだから~!」「え?なんで?正直に答えた筈なのに…ハァハァハァハァーフゥー」また鼓動が激しくなる。「あれ?こいつは美少女着ぐるみが好きで着たんじゃねーのか?」「ふふ、そうじゃないのよ。えっと、聖美子さんは動物の着ぐるみがお好きなようね?」「…はい、特にパンダと熊の着ぐるみが…好きです…」進一は動物の着ぐるみはあまり興味が無かった。恐る恐る答える。何故か椅子のセンサーは反応しなかったようだ。「アフーゥ」安堵の溜息を吐いた。しかしお腹が大分苦しくなっていた。「じゃ聞くけど、今着ている聖美子の着ぐるみはどう?気に入ったかしら」進一は迷った。最初は興味が勝ってこの怪しい連中に付き合ってみたが、やはり異常だ。しかしそれさえなければこの着ぐるみは素晴らしくて欲しいぐらいだ。気に入ったと答えればガスは免れるだろう。しかし、この後、更にこの怪しい連中の罠に陥りそうだ。しかし気に入らないと答えればガスが注入されるに違いない。どちらも願い下げだった。「この着ぐるみどう?気に入ったかしら?」「どうなんだ?」「気に入ったんだったら~」「正直に答えたほうがいいわよ?」「はい。き、気に入りましたーっあひいいぃゅぅ!」ぷしゅーーーーー! っと今までより長めにガスが注入される。「な、なんで…どうしてなの!?」進一はパニックになっていたが、理不尽さが言葉となって聖美子の口をついて出た。 「うふふ、嘘発見器なんて、う・そ・よ。」人差し指を立てて左右に振りながら嬉しそうにいう。「最後のはご褒美に大サービス。」な、なんて連中なんだ。進一の下腹部は我慢の限界に達していた。とにかくトイレに駆け込みたかった。普段の進一でさえ人の前ではオナラを我慢するのだから、聖美子が人前でオナラをしてしまったらどうなることか想像できなかった。「あ、あの、ベルトを外してください。こんな変な事して何が望みなんですか?」三体の着ぐるみ婦警さんがまた顔を見合わせる。「意外とガード固いわね?」「そろそろベルト外してやるか?」「その前に最後の質問するんだから~」「そうね…」こっちを見る。「望みはね… これはむしろあなたが望んだことなのよ? 聖美子さん。あ、この場合は進一くんといった方がいいかしら?」「おまえさん、この着ぐるみを見て着たいと思ったんだろ?」「そ、それは、こんなことになるだなんて…」「そうかしら? あなた、真っ先に着ぐるみの穴がどうとかいってスーツを確認していたわね?」「これがどういう目的の着ぐるみか分かった上で決めたんでしょう?」「え!? わ、わたしは…ふわっ!」またプシューッとガスが注入された。「はうっ!あうっ!えっ!ううっ! うぇっふぇっえっくふっ はーふーはーふーっ」聖美子の口から嗚咽が漏れる。後は声にならず小さな口を大きく開けて深呼吸をしている。「もうそろそろ限界のようだな?」「大分入ったんだから~」お腹の圧迫感が突発的に高まる。椅子の注入口が肛門に当たって刺激を発し緊張が途切れそうになる。今にもガスが漏れそうだった。手で肛門を押さえたいけど、椅子に固定されているので歯を食いしばって肛門を閉める。「うふふ、なんだか凄い形相よ?聖美子さん。折角の美少女が台無しだわ。」鏡を見てみる。悲壮な表情の聖美子が息を荒くしてこちらをみてる。何を訴えかけているのかは進一が一番理解している。 「落ち着いて深呼吸してみるんだから~」聖美子が大きく深呼吸をする。少し楽になった。でも、いつまで耐えられるか分からない。首を振って耐える聖美子の両目が、さっきこぼしてしまった丼をとらえる。進一はとうとう自分の負けを認めた。聖美子が堰を切ったように懇願する。「私が間違っていました。これからは好き嫌いしません。食べ物を粗末にしません。もう許してください。うああああんうぇっうぇっひぐっひぐっううぅはふーはふーー」「あらあら、いきなり素直になったわね?」「い、いいんじゃねーの?」「効果抜群なんだから~!」「もう一度確認するわ。 その誓いを忘れちゃだめよ? いいわね?聖美子さん。」「…うぇっうぇっぐすっぐすっ」ガスのスイッチを机上に出す。「返事は?」「!ぅぅ…約束します。ひっくひっく…」「いいコね、聖美子さん。」「それじゃ、これが本当の最後。」「ひっくひっく… え? まだなの? 何をするの?」そういうと、美人着ぐるみの婦警さんが引き出しからなにやら冊子を取り出して聖美子の前に差し出す。製品カタログのようだが、表紙を飾っているのは人型や動物やロボットの着ぐるみだ。中には野菜やなんだか良く分からない形のものまである。美人着ぐるみ婦警さんが意味ありげに目配せをすると、二体の美少女着ぐるみ婦警さんが聖美子を拘束しているベルトを外しにかかる。「あなた、私たちの仲間にならない? ここではいろんな着ぐるみを作ってるんだけど一緒に新しい着ぐるみを開発する気はない?な、一体何を言ってるのだ? 突然の展開に進一の思考が止まる。「たしかに前代未聞の異常なデモンストレーションになってしまったけどな。面白くてやりがいのある仕事だぞ?」「たまにショーをやったりもするんだから~ もちろん普通の着ぐるみショーなんだから~」進一は驚いた。将来、着ぐるみの仕事ができたらいいと思ったことはあったが、ネットで調べた限りではどれも自分の理想とかけ離れていて躊躇していた。というより、自分の特殊性が分かっていたから諦めていたといっていい。しかし、この着ぐるみは進一が夢にまで見た理想の着ぐるみだった。聖美子の拘束がすべて解かれて自由になる。今までの理不尽な仕打ちもすっかり吹っ飛んでしまった。 今までの理不尽な仕打ちもすっかり吹っ飛んでしまった。目の前のカタログへの興味が下腹部の圧迫感を打ち負かした。両足をエアコンの風がくすぐる不安な感じも今はなんだか心地よく思える。股間の膨らみが受ける微妙な刺激は相変わらずで、さすがに少し気になるけど…目の前の美人着ぐるみ婦警さんが焦らすようにカタログをひけらかす。受け取るために腕を伸ばすがとどかない。拘束は解けたけど腰が深く沈んでるので自力でうまく起き上がれないのだ。起き上がろうとしてお腹に力を入れようとしたらまた圧迫感がぶり返してきた。しかし進一はやっとカタログを手にすることができたことがうれしくてパニックを起こしかけていた。「別に今決めなくてもいいのよ。興味があるならいつでも見学にくるといいわ。可能な範囲で説明してあげるわよ。」夢のような話に進一頭の中が真っ白になった。「え!? あ!? だめよ! こんなところでなんてだめ… うそっ! あふっ! やだっ! はうっ! ひぃっ!」三体の着ぐるみ婦警さんたちは申し合わせたようにどこからともなくガスマスクを取り出して装着する。その直後、とうとう進一の緊張の糸が切れてしまった。「いや~~~~~~~~~っ!!」聖美子の悲鳴はもうひとつの音をかき消すほどにすさまじかった。…暫くして静寂が訪れた。「あらあら、この子気絶しちゃったみたいね?」息はしているようだ。脈を計りながら美人着ぐるみ婦警さんが言う。「どうする?」「決まってるじゃない。最初のコレ使うわよ。」「そうこなくっちゃなんだから~」「望みは最後までかなえてあげなくちゃ、ね。」
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_. ,⌒8´ `8⌒ヽ( /_ノLL/L) ソ ). )レ从 ゚д゚ノルlノ 行きません ( つ椀O キッパリ と_)_) _ ,⌒8´ `8⌒ヽ ( /_ノLL/L) ソ ) トイレでレバー押したら )レ从ル゚ヮ゚ノルlノ 水が降ってくるとかどうでしょう ( つ旦O と_)_) _. ;,⌒8´ `8⌒ヽ ( /_ノLL/L) ソ ) ・・・・. )レ从ル ∩∩ルlノ. 笑ってなんかないです (´ ノ ノ と __)__) _ ,⌒8´ `8⌒ヽ ( /_ノLL/L) ソ ) )レ从ル゚ヮ゚ノルlノ サンタさんは? ( つ旦O と_)_) _ ,⌒8´ `8⌒ヽ ( /_ノLL/L) ソ ) あ そういえば )レ从ル゚д゚ノルlノ 勝負するんでしたっけ ( つ旦O と_)_) _. ,⌒8´ `8⌒ヽ( /_ノLL/L) ソ ) えーと…. )レ从ル゚ヮ゚ノルlノ サービスカットとかですか? ( つ旦O と_)_) _ ,⌒8´ `8⌒ヽ ( /_ノ_,Ll,_L) ソ ) 寒い寒い )レ从;゚д゚ノルlノ 部屋寒いなあ~ ( つ旦O と_)_) ※現在の最新ページです。 『botちゃん』に戻る > 吉川ちなつ(その1) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
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チュンチュンという雀の鳴き声で目を覚ます女。 どうやら洋人形は脱がされており、ダッチワイフも脱いでいる。 見ればいつものパジャマ姿で、例の洋人形の乙女チックな部屋のベットに寝ていた。 さっぱりしている事から、気絶している間に風呂に入れられたみたいだ。 いまだ寝ぼけており、あ~こんな山奥でも雀は居るんだ。というどうでもいい事をボンヤリと考えていた。 「おっ、起きたか…」 「うん、おはよう。今何時?」 「8時を過ぎたぐらいだな」 男が部屋へと入ってくる。 ボンヤリとした頭で挨拶をし、時間を尋ねた。 男が時間を答えた瞬間、女の頭は回転を始めた。 「ちょ、寝坊!!」 「あ~、ゆっくりすればいいじゃん」 「そんな訳にいかないでしょ。一番お金賭けたんだからっ!!」 そういって女はパジャマを豪快に脱ぎ、箪笥からラバースーツを取り出した。 男の手にはリード。 その先にはやけに光沢、テカル二本足で歩く猫がいた。 女がラバースーツを着込んだ姿である。 「ほら、散歩行くぞ」 男はリードを無理やり引っ張る。 そのリードはラバー猫に繋がっており、猫はヨロヨロと男の後に続いた。 四日目のまだ朝と呼べる昼前の時間。 山の中腹ではあるが、夏に向かう時期であり、天気予報でも熱くなると言われていた。 男の恰好も半袖であり、少し汗を掻いている。 ラバー猫の全身を包む恰好ではあるが、素肌が露出している部分はない為、汗は掻いてはいなかった。 中ではヌルヌルとした感触であり、吐く息も熱気に包まれていたが。 呼吸穴である猫の鼻の部分に手を翳せば中の熱気と湿気が感じられる。 女は何時ものごとくダッチワイフを着込み、ただ何時もと違うのは目と口と鼻の部分がくりぬかれている所だ。 次にローションを体に垂らすと塗り広げていった。 もう一つラバースーツを着込む為である。 パックリと背中の開いたラバースーツに足から入れ、股間の部分を合わせてアナルに肉棒とは言えない太めの棒を挿入。 それはラバースーツに付けられており、肉棒でラバースーツが腰まで上げられていた。 手を丸めて腕を通し、男に言って顔を被せてもらう。 この時、鼻には短い管を。 口にはシュノーケルを改造して付けた呼吸口を咥えた。 背中のジッパーが上げられて、しかしまだ余裕がある。 チャックのすぐ横に空気を送り込む場所があり、そこに男は自転車の空気入れを装着。 空気を送り込んでいく。 「大丈夫か?」 男の問いかけに、少しオーバーに頭を振る。 猫のラバースーツは二重構造になっており、その間に空気を溜められるようになっていた。 送り込まれた空気は二枚目の猫の形をしたラバースーツを膨らませていく。 胸がやけに大きくなり、プルンと揺れる。 あちこち緩かったのがギチュギチュと音を立てて締まっていった。 男は最後に首輪をつけ、首の後ろのチャックの穴に首輪を通し、南京錠で鍵を掛けた。 男はリードをグイと引っ張る。 女が遠慮なく引っ張ってくれと事前に頼んでいたことでもあるが、男としては誰かに見られるのを防ぎたかった。 女の容姿が小学生でも通じてしまう上、今現在やっている事は犯罪としか見られない。 どう見ても小さな子を猫の姿をしたラバーに詰めて、無理やり歩かせているのだ。 ただ、ここが田舎の山の中腹。 しかも私有地であり、よっぽどでない限り他人がやってくることはないのだが。 「ここらでいいか?」 男の問いかけにラバー猫はコクンと頷いた。 ラバー猫の中で女は暑さにヘバッていた。 熱が逃げないのだ。 その上、少し膨らませ過ぎたのか、呼吸がし辛い。 自分から言い出した事なのだが、女は早く終わってと願っていた。 パンパンに膨れたゴムの中。 全身を締め付ける気持ちよさの中、無理やり引っ張られたリード。 キチュキチュと音がなるのが聞こえた。 女が持ち込んだ着ぐるみ群の中で唯一異彩なのが、この着ぐるみである。 自身で脱ぐことが出来ないのだ。 他のは追加で鍵をかけない限り苦労はするだろうが、脱げない事はない。 だが、今現在追加で鍵を掛けられているが、この着ぐるみだけは元々自身で脱げないのだ。 チャックの位置が背中側で、尻の上の辺りから上げられて、首元まである。 その上手は丸められ物を掴めない。 更には空気で膨らませられ、関節も動かしずらい。 「ここらでいいか?」 男の問いに一も二もなく飛びついた女。 男はリードを引っ張り、無造作に生えていた木にくくりつける。 ラバー猫が木に抱き着いた形で、手首を縄で結んだ。 「尻尾は尾骶骨の上に付けてんのか」 ニギニギと尻尾を握る男。 猫の尻尾はアナルに入れた為、不自然に下に下がると思っていた男であったが、マジマジと見ると、結構本格的だ。 男は気楽であったが、中の女は大変であった。 アナルに入れた肉棒は尻尾側と繋がっており、男が尻尾を握ったのに合わせて、肉棒が膨らんだり縮んだりした。 「そんなに我慢出来ないのか?」 そんな事は知らないとばかり、本当に知らない男は、ラバー猫がビクリと震えたのをおかしてほしいからと解釈。 デンマを取り出し、ラバー猫の股間へと後ろ側から股の下を通して当てた。 『ウンムウゥゥゥゥゥ…』 呼吸口を咥えているせいであろう、女が吠えた。 腕は抱き着いた木の向こう側で縛られている為、強烈な快楽を取り除くことは出来ない。 少しでも逃れようと尻を振るも、まるでそれは男を誘っているかのようだった。 それどころか膨らんだ尻尾が揺れ、女のアナルを責める。 『ムヒィ、ムヒィ…』 女の声に鳴き声が混じり始める。 少し躊躇したが、男は一度デンマを離してみようかと手に力を込めた。 この時、デンマは股間の下を通して当てられていた。 女は快楽に耐えようと、太ももに力を込め閉じようとする。 空気で膨らんでいたその部分はガッチリとデンマを抑え込んでいた。 滑らないラバースーツだったため、ピクリとも動かない。 『アァァァァァァァ…』 男が焦りだした瞬間、女が絶叫しながら逝った。 逝ったことで気絶したのか、弛緩しデンマを挟み込んでいた太ももが左右へと開いた。 男は股間から一度下へと引き、デンマを抜いた。 目の前には木に凭れ掛かっているようにして気絶しているラバー猫。 大丈夫だろうかと男は考えるも、すぐにピクッと動き出した様子から大丈夫と判断した。 「気が付いた所で続きと行こうか?」 男の問いかけに、呼吸穴から荒い息を吐き出しつつコクンと頷いた。 それを確認した男は後ろからラバー猫に抱き着く。 木に押し付ける形となったラバー猫の胸をもみしだく。 男の手にはビーチボールを掴んでいるかのような感触。 だが、ラバー猫は感じているかのように体を揺すった。 男は先の失敗をしないようにデンマを前から股間へと当てる。 ラバー猫に密着している男にも、股間部分に当てたデンマの振動が感じられた。 膨らませている為振動が全身に伝わっているようだ。 ラバー猫の呼吸が聞こえる。 少々荒いが、小さく喘いでいるのが男にも分かった。 「わり、俺も限界」 男はここで台本とは違う行動をとる。 元々の打ち合わせでは、もう一回デンマで逝くだけであったが、抱き着いた時の振動は男の物も責めていた。 ズボンの上からでも分かる程勃起したそれ。 男はラバー猫に閉じ込められている女に断りをいれ、ポケットに入れっぱなししていたローションを手に取った。 ラバー猫の股間部分。 挿入できるように袋状になったそこへとローションを垂らした指を出し入れする。 ラバー猫は低く唸っている。 男に抗議している訳ではなく、ただ喘ぎ声がくぐもっているだけなのだ。 扇風機の前であ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁってやって遊んだことはないだろうか。 少し違うが、あれも声が拡散されて起きるものであり、ゴムに声の振動が散らされてそういった音が出たのだ。 『待って、まってぇ、もうダメ、逝く、いくぅぅぅ…』 だが、中にいる女は大変であった。 男はまだ二回目という認識であったが、実は気をやったのは十回近くになる。 上手く隠した女だったが、その遊び心が今の地獄を生み出していた。 デンマの振動が全身に伝わり、敏感な場所、そうじゃない場所関係なく責められている。 それどころか、その振動は尻尾から伝わり、アナル、中から女を責めていた。 その上で男に前も責められ、女は二桁の大台に乗った。 少しぐったりするラバー猫を木から引きはがすと、落ち葉の上へと寝かせた。 ラバー猫の股間の袋状になっている場所はローションでテカリ、ただの穴なのにエロい。 男はズボンを膝までおろし、自身の物に残っているローションを垂らした。 「入れるぞ?」 男はとりあえず声を掛けるも、返答を聞く前に挿入する。 女はエビの様に反る。 更に尻尾の下の辺りにもデンマを押し当てた。 「うおっ!?」 男は思わず声を上げた。 挿入した肉棒を求めて、女の秘部が挟み込み蠢く。 それをラバー越しに感じながら、ラバーを伝ってデンマの振動を感じられた。 それが何気に強い快楽となって男を責めているのだ。 ついつい、出してしまいそうになりながらも男は耐え、女を責めていく。 目の前に居るのは間抜けな顔をした小さな猫なのに、男には女が目の前に居るように感じられた。 それを後ろから責めており、女の見た目も合わさって背徳感が半端ない。 しかも今は女をラバーに閉じ込めて、その上で犯しているのだ。 普段よりも興奮して逝きそうになるのが早く感じられる。 「う、うぶぅぅぅぅぅぅ…!!」 「ぐっ、俺も…」 女は体を揺すりだし、男とタイミングを同じくして果てた。 「あ~、終わっちゃったね」 「あと数回は此処に来るんだけどな」 女が壁紙を剥がしながら男に声を掛けた。 壁紙を剥がした下からはロッジの、丸太をならした壁が出てくる。 壁紙は百均で買ったシールタイプの物。 借りているだけの別荘だけに、後片付けを行わなければならない。 メルヘンと言うか、ヒラヒラフリフリに合わせた壁や天井が元の姿を取り戻していった。 男が言っているのは一回で持ち運べないもの。 家具や大物の荷物を後で数回に分けて取りに来なければいけない事だ。 少しさびしそうに女は天井からシャンデリア擬きを外した。 翌日、男の車の後部座席は荷物であふれていた。 家具や大物の荷物が無い状態でこれなのだ。 準備に時間を掛けたが、帰りには掛けられない為である。 「さってと、行くか」 男は後部座席に向かって声を掛けた。 助手席に女は居ない。 後部座席は荷物であふれており、人が座るスペース等ない。 では女は何処にいるのか。 車を数時間走らせ、自宅マンションの地下駐車場へと車を止めた。 男は、荷物を持てるだけ持ち、エレベーターへ。 数回に分けて家へと運び込む。 最後に荷物の下から出てきたトランクを持ち上げた。 『ウブッ…』 「もう少しだから声だすなよ」 トランクの中に聞こえるように、周りには聞こえないよう小声で注意する。 そう女は行きと同じくトランクに入っていたのだ。 結構な量を肩に担ぎ、トランクはゴロゴロと引いて。 「結構楽しかったな。また行こうか?」 男の独り言がエレベーター内に響いた。 終わり。
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目が覚めた。ここはどこだろう?寝返ると安物のバネの音がする。簡素なベッドに寝かされているようだ。思考はまだ定まらないが全身に抗いようの無い圧迫感。まだ着ぐるみのままでいるようだ。無意識に動かした指先に柔らかな布が触れる。散々恥ずかしい思いをさせられたあの衣装だ。周囲を見回すと壁に鏡がある。「うーーーーん…」上半身を起こして伸びをすると可愛らしいあくびがでる。ゆっくり息を吐いて鏡を見た。「こ、これが…わたし… 私なのよね?」思わず聖美子がつぶやく。すでに何度も鏡で見ていたが、やはりその生身の身体では有り得ない容姿に心がときめき、鼓動が高鳴る。落ち着いて見ることができなかった全身をあらためて見る。小柄な身体、白いタイツを穿いた形のいい細い足、バランスよく広がった腰には派手なフリルの付いた薄いピンクのミニスカートとその裾から隠しきれずにはみ出た股間には女の子にはありえない微かな膨らみ、理想的なまでにくびれた胴、人前ではこれはこれでちょっと恥ずかしい程の存在感を主張する胸、その上半身を覆うこれまた薄いピンクのフリルブラウス、アニメから出てきたような可愛らしい顔の美少女着ぐるみ、髪は艶のある緑の黒髪。衣装はいろんな意味でもうすこし大人しいほうが好みだが、これはこれで可愛いと思う、ただし、これは自分でなく他の誰かが着るのを見るほうが楽しいだろう。股間以外はほぼ進一の理想だった。真っ先にその気に入らない股間が反応するが、同時にそれは心地よい刺激を生み出す。若干の問題があるものの、表情を変えて自由に動ける可愛い理想の等身大の人形が両肩を抱いて目の前にいる。さっきはこの格好で酷い目に遭わされた。その後でパニックを起こし気を失ってしまったらしい。そう、死ぬほどに恥ずかしい目にあわされた。ふと、そのとき鏡に映った苦痛に耐えかねて歪む聖美子の顔が甦る。股間の刺激が強まる。鏡の中の聖美子が俯いてスカートの裾を引き下げるが気になる股間を完全に隠せない。そのまま鏡に目をやり、我ながらなんて淫らな格好なのかしら…頭の中で思う。こんな姿…人には絶対見られたくないのに、さっきは3体もの美少女着ぐるみに見られてしまった。恥ずかしさがこみ上げてくると同時に、尚も膨れた股間がショーツ越しにタイツを押し広げようとする。 もともと美少女着ぐるみに興味があった。着ぐるみで淫らな格好や行為をしている画像も見たことがある。中には股間が膨れた美少女着ぐるみや男根を生やした美少女着ぐるみもいた。進一にとってそれら全てはネット上で与えられるものだった。着ぐるみを着てみたいという淡い願望はあったが、それは漠然とながら最初は普通に着るものだと思っていた。それが、特殊な着ぐるみで、しかも己のあられもない格好を人前で晒す羽目になったのだ。夢にも思っていなかった。なにより人前に出るとやはり羞恥心が起こりマスクに埋め込まれたチップが聖美子として更にオーバーに行動を演出してしまう。その声は進一にも聞こえるし、どういう行動をしているかも分かるから、より一層進一の羞恥心を煽るようだ。「私が望んだこと…?」美人着ぐるみ婦警さんが言った言葉が蘇り、聖美子の口で自問自答する。「そう。最初は冗談で言ってみたのに本当に穴があるんだもの… 驚いたけど、直ぐに着てみたくなったのよ…」普段ならこんな独り言はしないだろう。口調も音程も少女のものになっている。脳内で思ったことが普段は使わない言葉と声質に変わり耳を通して戻ってくる。理屈では分かっているのだが、その違和感が新鮮で進一の耳をくすぐる。さっきは他人に聞かれる恥ずかしさがあったが、今は室内に誰も居ない。聖美子が敏感になった進一の身体を弄りだす。視覚による刺激と聴覚による刺激と全身に感じる刺激とで股間が大きく膨らみ固さを増す。体中を弄っていた両手を股間へやる。進一は今までに無い高揚を感じながら聖美子にワザと声を出させようとする。「わたしったら… ココをこんなにしちゃって… なんていけないコ。 アフ!」指先で軽く触れただけなのに圧迫されて敏感になっているソコがなんともいえない刺激を受ける。片手を胸に移して両方を同時に弄る。「え? すごい! 気持ちいいの。こんなの初めて!」鏡の中の聖美子が揺れる。初めて体験する刺激に我を忘れて股間のモノを擦る。「だめ、とまらない! こんなことって! あ、いやっ んく、いい!」瞬く間に進一を強烈な刺激が襲い、普段ならまだ序の口という早さで一気に上り詰めてしまった。聖美子はさっきと違う細く甲高い悲鳴を上げると大きくのけぞり両足をつま先まで伸ばして硬直した後にベッドの上にその身体を横たえてまた動かなくなった。 暫くして再度進一は覚醒した。聖美子が目を開く。完全に時間の感覚が失われていた。どうやら着ぐるみのままイケナイことをして気を失ってしまったようだ。こんなことでは身が持たない。ハッとして股間に両手をやる。確かに出してしまったはずだが、下着を捲ってスーツの上から確認してもその感触が無い。そういえば避妊具を被せていたはずだ。身体が収縮するほどだ。あの避妊具には分解吸収する機能でも付いているのかもしれない。進一は都合のいいように考えることにした。下着を元に戻すと今度は余計なことを考えないようにして部屋の中を見回す。ベッドの傍らの机に箱が置いてある。ノロノロと起き上がってベッドの上を這うように四つん這いで近寄り中を見てみると聖美子と同じマスクが入っていた。今被ってるのと同じ口内が閉じている最初に手にしたマスクだ。鏡を見ると、自分と同じ顔のマスクを右手に持った聖美子が四つん這いになっていた。左手を箱の縁にかけて可愛いお尻を丸出しにして子犬のようなあどけない表情で見つめる。あわてて座り直しマスクの正面を両手で持って広げる。口を開けても声を出すことができないマスク。何故かさっきの一人遊びの刺激が蘇る。進一は猛烈にそのマスクを被ってみたいという衝動に駆られた。最初に受けた仕打ちを忘れたわけではないが抑え切れなかった。マスクを交換するにはウイッグを外さなければならない。マスクを持って鏡の近くへ行くと手探りでウィッグを締めているベルトを探す。程なくしてウイッグの内側にベルトを見つけ緩めて外す。またスキンヘッドの聖美子が現れる。マスクのファスナーはスーツと同じ構造だったが念のため手元のマスクを見て頭頂部の金具の位置を確認する。マスクの後頭部にある開口部は左右が垂直に分割されているが、その断面は垂直でなく斜めに切った刺身のように右端の上に左端を重ね合わせるようになっている。重ね合わさった根元部分を捲るとその奥の窪みにはまっている金具が指に触れた。マスクの左端がファスナーや金具の上に被さって隠してしまい、閉じるとファスナーや金具が見えなくなる仕組みだ。マスクの開口部の端は極限まで薄く仕上げられており透明感があるため右側に重ねると張り付いてその境界は見た目にはほとんど判らなくなる。 ウィッグを被るとまったくといっていいほど境目が分からない。また、金具を上げて閉じるのでウイッグを被ったままではマスクを脱ぐことができないというわけだ。慣れない手つきでファスナーを外しマスクを脱ぐとスーツを被った進一の頭が現れた。「ふー」長いため息が出る。鏡を見るとモジモジ君のようなノッペラボウの姿がこっちを見ている。これはこれでそそるものがあるが聖美子を見慣れた目にはあまり見たくない格好だった。持ってきたマスクの後頭部を左右に開いて口内部分と舌の部分を引っ張る。進一は口を開けて口内部分を飲み込みながらゆっくり顔を突っ込む。舌が大きく作ってあって思ったよりスムーズに入る。軽く口から息を吸うとマスクの口内部分が喉に向かって滑っていき、舌の部分も先端まで被さった。普段、進一は口で息をすることは無い。欠伸など特別なとき以外はほとんど鼻で呼吸するほうだ。当然、最初のマスクを被ってからも普段どおりに鼻で呼吸していた。後頭部に手を回してファスナーを探る。左右のファスナーを合わせるため、進一は少し多めに息を吸って鼻呼吸を止めて指先に意識を手中する。程なくしてファスナーの金具が合わさるとそのまま締め上げた。金具が上がるにつれて純粋にマスクが密着していく感覚が気持ちよい。すぐに最初に被ったマスクと同じく頭部が圧迫され口内も膨れて密着しだした。もしやと思っていたが、同時に余裕のあったマスクの舌が収縮して密着する。そのままウイッグを取ってスキンヘッドの聖美子が被る。ベルトの部分を持って被ったので手探りでも直ぐに締めることができた。ベルトが締まるとウイッグがマスクに密着して外れなくなる。鏡の中で聖美子が微笑んだ。実は進一はここまで息を止めたまま一挙動でこなしていたのだ。その結果、一連の作業に集中した脳が次の活動を行うために大量の酸素を要求する。つまり進一は深呼吸をしたくなった。しかしそんな欲求に応えるべく口を開いて大きく息を吸おうとしても呼吸ができない!生命維持に支障をきたすような事態に陥り進一の脳がパニックを起こす。深呼吸をしようとしているため無意識に鼻の気道を閉じてしまっているのだが、パニックを起こした進一の脳はそんなことにも気づかない。息ができない! 可愛い格好の聖美子が髪を振り乱してのたうちまわる。 喉をかきむしって口をパクパクさせるが一向にそこから空気を取り込むことができない。鏡の聖美子の顔に恐怖が浮かぶ。このままでは死んでしてしまう。鏡の聖美子に向かって右腕を伸ばすが、同じようにもがいて手を伸ばすだけで助けてはくれない。しかしその鏡の中の脱いだマスクに気づいてハッと気づく。俺はナニ間抜けなことをしてるんだ。鼻の気道を開けてゆっくりおおきく鼻で深呼吸する。身体が前後に大きく揺れる。危うく死ぬところだった。我ながら間抜けな失敗だったが、安堵感とともに全身から力が抜けて聖美子が何度も肩で息をする。落ち着きを取り戻すとその場に横たわった。暫くすると聖美子がもそもそ動き出し横たわったまま鏡に向き直るとその異変に気付き慌てて両手を股間へやる。「え!?まさか? 無くなっちゃった!?」ちょっとした焦りを感じて股間を弄る。鏡に映る股間は、窒息の苦痛で萎えていたのかショーツとタイツの圧迫で殆ど少女のように平らだった。これこそ完璧な状態だった。できればこの状態を維持していたいのに…しかし、それも長くは続かない。理想の状態を見ているだけで徐々に膨らみが戻ってしまう。結局、我慢できずに股間を弄り始める。心地よい刺激に鼓動が高鳴り呼吸が荒くなる。今度は間違いなく鼻で深呼吸する。口では息ができないけど開けたり閉じたりしてみると喘いでいるように見えた。唇に右手の人差し指を当てる。甘えたような聖美子が鏡の中で見つめる。そのまま口の中に指を入れて口内に指先を走らせる。乾いた口内に今まで感じたことのない刺激が走る。舌で指を舐めまわす。いや、この場合は濡れないので撫で回すといったほうが妥当かもしれない。親指も入れて舌を摘んで引っ張ってみる。軽く聖美子が仰け反る。ベッドのバネが軋んで音をたてる。口を大きく開けたことでまた無意識に鼻を閉じてしまったようだ。口で深呼吸をしようとして軽いパニックを起こし全身が小さく反応するが、今度は落ち着いて鼻で呼吸をする。 口で呼吸できないことが分かっていても、ふとしたことで鼻の気道を閉じて口で呼吸してしまうようだ。直ぐに落ち着きを取り戻すと、一旦引っ込めた舌を出して軽く握った右手で自分の頭を小突いてみせた。ちょっとドジっ娘なお嬢さんといった風情だ。出した舌で手のひらを撫でまわす。普通なら涎でベトベトになるような行為をしているのに手も指も口の周りも乾いたままだ。まるで、身体が生き物でないただの物、人形かマネキンにでもなってしまったようだった。左腕が胸へ伸び、舌で撫で飽きた右手が股間へ伸びる。ついさっき淫らな行為は自粛しようと思ったのに、舌の根も乾かぬ内というが元々舌が濡れていない今の聖美子には無縁だ。最初は両手とも遠慮がちに触っていたが次第に大胆に弄りだした。…「ねえねえ、今度のデータ、これまた凄い値なんだから~」「こっちの数値もさっき以上に乱高下してるぜ」「なかなか興味深い結果が得られたようね」「そろそろ、アレ試した方がいいんじゃねーか?」「そうね」「じゃ、スイッチ押すんだから~」「まって、まだよ。私が押します。そのスイッチをよこしなさい」「えーずるいんだから~」「つべこべ言わないの」「はーい」美少女着ぐるみ婦警さんが抱えていた怪しいスイッチを美人着ぐるみ婦警さんが取り上げる。「こういうのはタイミングが大事よ。世の中そんなに甘くはないってことも経験しないといけないわね」「鞭の次は飴。そのまた次は… おー怖い怖い、クワバラクワバラ」「…今ね!」暫くモニタ画面を見ながらタイミングを見計らっていた美人着ぐるみ婦警さんがセーフティを跳ね上げ、ぽちっ!とスイッチを押す。見守っていた二体が息を呑む。「さ、さすがはおねーさま…なんだから~」「こりゃ、すげーわな…」「さあ、迎えに行きましょうか。私たちの新商品を…」そういうと傍らのリモコンを持って立ち上がった。 進一は自分の身に何が起こったのか理解できなかった。鏡の中、横たわった聖美子が股間と胸に手をやったまま動かない。いや、進一が動けなくなったのだ。今まで通り鼻で息はできるし視線も動かすことができるのに、首を回すことはおろか指一本でさえも動かせない。しかも、あとちょっとで絶頂に上り詰めそうだというとんでもないタイミングで全身が動かなくなってしまった。欲望のなすがまま淫らな行為に走ってしまったのだが、その最高の…いや最悪の格好で固まってしまったのだ。鏡の中の聖美子はなんともいえないほど淫らな格好だった。切なげに目を細め小さな口を目いっぱい開け舌が下唇に軽く触れている。腰のタイツとショーツは太ももまで下ろされ、股間の右手はその人差し指をお尻の穴に突っ込んでいた。手首の横で進一のモノが交差するようにそそり勃っている。左手はブラウスの胸のボタンを外しその中の右の膨らみを掴んでいる。指が肛門に入っているため微妙な刺激があるがそれでは足りない。胸を掴んだ手もやはり動かせず。進一を自ら焦らすだけだった。鏡に映る聖美子の淫らな格好を見ても、もやもやとした切ない気持ちになるだけでそれ以上どうすることもできなかった。進一の股間のモノは正直に膨れ上がったまま、その奔流を解き放つことができない。つまり絶頂に上り詰める直前で逝くことはおろか萎えることすらもできなくなったのだ。切なさと情けなさのあまり涙が出てきた。聖美子が鼻ですすり泣く。すると鏡にノイズが走り間髪をおかずに映像が映る。スーツを興味なさそうに眺める進一が映った。『ゴクリ…着ぐるみにも穴はあるんだよな』進一の頭の中にハンマーで打たれたような撃が走った!間違いなく自分の声だ。映像が早送りになる。スーツやマスクをあちこち見回す自分が映る。三体の着ぐるみの婦警さんもいる。その場では見逃したが、一体の着ぐるみ婦警さんが面を脱ぐとおっさんが顔を出す。あの美人着ぐるみ婦警さんの容姿振る舞い言動からはとても想像できないふてぶてしい顔だ。聖美子がすすり泣きしながら軽く噴出す。進一がまたマスクを見てると三人が手拍子を打ち始めた。 その後、意を決した進一が服を脱いでスーツを着始める。早送りで時間が短縮されているのであっという間に両足を穿き終わる。圧縮されていく様子が映像からもはっきりとわかる。見る見るうちに足が小さくなっていく。次に股間のモノに避妊具を被せてスーツの中に通す。スーツの凹部を肛門に挿入する映像になると手間取ってるのが分かる。どこで隠し撮りをしていたのか分からないがカメラが切り替わると進一の苦痛に満ちた表情まで捉えている。こんなところまで撮られているなんて…止めてくれと叫ぼうと持ってもこのマスクでは喋ることすらできない。しかもどういうわけかまったく動けないからこの状況を受け入れるしかなかった。映像のなかで進一は何度か深呼吸をし、落ち着きを取り戻すと腰を通してたくし上げ両手も通して頭まで着てしまう。多少上半身が大きかったが、見る間にバランスの取れた女の子の身体になる。胸も腰も肩も丸みを帯びていた。しかし、股間のモノは多少小さくなったものの異性であることを誇示するかのようにいきり勃っている。三体の着ぐるみが寄ってきてアップになる。やはり進一が一番小さい。体格と身長の変化に半ば呆然として動かなくなった進一に寄って集って身体検査を始める。いつの間にか股間のモノが萎え垂れ下がっていた。進一はこの光景になんとなく見覚えがあった。鏡に映った光景とほとんど同じだ。マジックミラーの裏側からずっと撮影されていたのだろう。カメラは何台も設置されているようで、ときどき映像が切り替わる。進一のモノが大きくなると股間を押さえてしゃがみこんだ。やはり全部撮られているようだ。小柄になった進一が更にうずくまるように座っている。すぐに画面を覗き込むようにアップになる。点鼻薬を貰うと立ち上がって鼻に点す。『あの、その前に… えっ!!なんで!?』突然、通常の再生になって聖美子の声が再生される。三体が進一を取り囲んで騒いでいる。 スーツを着た進一が初めて喋ったら女の子の声になっていたのだ。『あ、あの…』『なあに?』『何か穿くものが欲しいんですけど…』客観的に聞いても可愛い声だ。とても自分の声が元になっているとは思えない。しかもこのときはまだ性格をコントロールされていない。かつての自分の感情がそのまま飾られずに聖美子の声で発せられているのを聞いて、今までと違った刺激が進一の脳をくすぐり鼓動を早める。しかし進一が下着を要求したのを他所に三体が話し合うと一体が部屋を出て行く。「あ、あの…」進一が弱々しく口を開く。「あらまあ、ごめんなさいね。あなたのキャラクターはね、そ・う・い・う 設定なのよ。」「え゛!!」まだ頭部はスーツを被った進一のままで聖美子の小さな悲鳴がする。「でも安心しろや。そこに囚人服があるだろ。」束の間フリルの洋服が映る。そう、もはや隠せるのなら何でもよかった。進一が衣装を掴もうとするが、その腕を着ぐるみ婦警さんが捕らえて自由を奪う。胸も股間も丸映しになった。映像を見つめる進一は恥ずかしさで一杯になったが、依然どうすることも出来ない。出て行った美少女着ぐるみ婦警さんが箱を抱えて帰ってくる。箱から取り出したのは最初に被ったマスクだ。進一は裸の女の子の格好のまま椅子に座らされて手錠をかけられてしまう。胸も股間のモノも隠せずに真正面から映ってしまっている。周囲に居るのは着ぐるみの婦警さんだ。AVでしか見れないような光景に進一の心境は複雑になる。その中の主役であろう、この直後に着ぐるみにされてしまうのが自分なのだ。マスクを持った婦警さんが進一に近づく。それまでは口や目鼻と股間のモノが進一の記号としてまだ残っていた。その股間のモノは形こそ進一のものであるがスーツで完全に覆われてしまっている。客観的に映像を見ていると張子を股間に咥えたただのマネキンのように見えてくる。そしてあのマスクが被せられると自分を示す記号は何一つなくなってしまうのだ。しかし、普通のマネキンには手錠などかけられていないだろう。 その手錠が生々しく映る。 無抵抗のままマスクが被せられる。 この世から自分が居なくなる… 過去の映像ではあるが、見せ付けられている進一にはこれまでと違う別の感情、切なさが押し寄せる。 そんな進一を知ってか知らずか、とうとうスキンヘッドの聖美子が映しだされた。 ファスナーが閉じらると目を瞬きさせて大きく見開く。口内が膨張してちょっと驚いたのだ。 丸坊主とはいえフタナリ全裸での荒い呼吸がなんともそそる。 すぐに黒のウイッグが被せられ、正真正銘のお嬢様が完成した。 促されて立ち上がると小さなフリルつきのショーツが穿かせられた。 股間のものを突かれたりと暫く弄ばれる。 そう、アレは自分のモノだ。 スーツ越しとはいえ他人に自分のモノを弄ばれたのは初めてだった。 映像の中で進一はささやかな抵抗の意思を示してみせるが手錠をかけられているので抗えずにいい玩具にされている。 今度は悲壮感で一杯になる。 ようやく衣装を着る場面になる。 後ろ手に手錠を掛けられたまま聖美子は着せ替え人形のようにキャミソールが着せられタイツを穿かせられていく。 映像を見ている進一は慣れてきたタイツの圧迫感がまた気になりだした。 問題のミニスカートが穿かせられるが、下からのカメラには股間がはっきり映されていた。 聖美子がカメラ目線になると進一は映像に釘付けになった。 鏡に映った股間に気付いた聖美子が驚いた表情をすると蚊の鳴くような声で訴える。 「こんなの恥ずかしすぎます…」 うつむいたままの聖美子から手錠が外された。 やっと自由になると顔を覆って座り込んでしまう。 恥らう聖美子の姿は進一の心に得も言われぬ劣情を興し、いつしか魅入ってしまっていた。
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一人暮らしの狭い部屋には似つかわしくない2人掛けのソファ、そしてマッサージチェアーがある。 この部屋の主である男は帰宅すると、まずソファに座りテレビをつける。 そして、合皮のどこにでもありそうなソファに横たわる。 何気ない光景であるが、違うところが一つある。 男が横になると、「んぅぅぅ」とソファの中から女性の声が漏れる。 その声に男は満足そうな笑みを浮かべながらテレビを眺めていた。 その部屋にインターホンが鳴り響く。 男は渋々といった様子で立ち上がると玄関へと向かう。 そして、扉を開ける。 そこには若く美しい顔立ちの女性が立っていた。 男と何やら会話を交わした後、部屋へと入る。 女性は部屋に入ると、いきなり服を脱ぎ始めた。 男は女性の裸には目もくれず、マッサージチェアーの背面で何かをしている。 女性は裸になると、今度は持ってきた大きめのバッグから黒いラバースーツを取り出し足を通していく、みるみる彼女の体は顔を残し黒いゴムで覆われてしまった。 男はマッサージチェアーから彼女の元に戻ると、彼女に耳栓をし口にはボールギャグ、そして頭に鼻の穴のみ開いたマスクを被せ、手にはボールのようなグローブを取りつけた。 これで彼女は聴覚、視覚、言葉を奪われた上、両手の自由までも奪われてしまい1人ではなにもできなくなってしまった。 そんな彼女の手を引き、男はマッサージチェアーへと誘導する。 ピッタリとしたラバースーツに押し潰されないほど大きな胸に触ることなく。 そしてそのまま彼女をマッサージチェアーの中へと押し込める。 彼女もまた抵抗することなく、その中に収まり、男はマッサージチェアーの背面の複数あるファスナーを内から順に閉めていく。 ファスナーを閉め終わると男はマッサージチェアーに勢いよく座る。 それを合図にマッサージチェアーは動き出す。 丸いボールのような揉み玉が男の背中をほぐしていく。 揉み玉が丁度良いところにくると、男が合図を送る。 すると揉み玉はそこをマッサージし続ける。 マッサージは10分程続いている、ラバースーツに身を包み、満足に呼吸のできないマスクを被せられ、マッサージチェアーに閉じ込められた彼女は一体中でどうなっているのだろう。 そんな時、インターホンが再び部屋の中に響く。 男はマッサージチェアーから立ち上がり、玄関へと向かう。 男が退いたマッサージチェアーからは、苦しそうな呼吸が聞こえる。 男が玄関を開けると、髪の長い小柄な女性が立っていた。 男はなにも話さず女性を部屋へと通す。 女性はかなり小柄で150cmにも満たない。 そんな彼女もまた服を脱ぎ始めた。 またも男は女性には目もくれず、奥の部屋へと入っていく。 小柄な女性は、あらかじめ競泳水着を身につけていた。 これから水泳でも始めるかのように、長い髪をゴムのスイミングキャップに収める。 小柄な女性が髪をキャップに収めたとき、男が奥の部屋から出てきた。 右脇には大きなクマのぬいぐるみ、左手には業務用ラップ。 小柄な女性は男の姿を見ると、床に座り込み左腕を曲げる。 男はポケットから何かを取り出した。 それは包装の解かれたいくつかのコンドーム。 男はその一つを取ると、小柄な女性の畳まれた左腕の肘からコンドームを被せていく。 被せ終わるとすぐにそれが外れないように、その上からラップをキツく巻いていく。 その同じ作業を右腕、そして両脚にも同じように施した。 もちろん、脚は曲げた状態で。 こうして、両手両足が使えなくなった小柄な女性に耳栓をし、口の部分のみ開口したバルーンマスクを被せて、膨らませる。 そして用意していたクマのぬいぐるみの背中を開く。 そして小柄な女性をクマのぬいぐるみへと押し込めていく、折り畳まれた脚から順番に。 最後にクマの鼻の呼吸穴へと伸びるホースをバルーンマスクの開口部へと突き刺し、クマの頭へと押し込む。 クマのぬいぐるみの背中の部分を完全に閉めてしまうと生きたクマのぬいぐるみのできあがり。 クマのぬいぐるみは両足で立とうとするが、フローリングに足を取られ、仰向けに転倒。 短い両手をバタバタさせるが、起き上がれない。 必死に体を左右に振りうつ伏せになろうとするが、全くできなかった。 男は少し疲れた様子で、床で起き上がろうとバタバタするクマのぬいぐるみを一瞥すると、テレビを消して奥の寝室へと消えていった。 テレビの消えたリビングダイニングには、人影はなかったが、複数の呼吸音がはっきりと聞き取れた。 その呼吸音はソファ、マッサージチェアー、床に転がったクマのぬいぐるみ、そしてダイニングのイスの二脚から聞こえてくる。 ダイニングのイスは二脚とも、黒く光沢を帯びている。 見た目からして人の形をしているが、顔はなく頭は卵のような形をしている。 イスの脚はピンヒールを履いたような脚が2本と、お尻を支えるようにして伸びる脚の計3本。 背もたれには2つの大きな膨らみがあり、よく見ると動いているのが見て取れる。 男がいなくなった部屋では、動くモノはいなくなり、ただただ呼吸する音だけが部屋を覆っていた。 奥の寝室では男が寝る準備を始めていた、とはいっても服を脱ぎ下着姿になっただけである。 そしてそのままベッドに腰掛ける。 「んぅぅ」マットレスの中の方から声が聞こえてくる。 男はその声に全く動じることなく、そのままベッドに横になる。 「ふぅん、ふぅん」と力を入れるような女性の鼻息とも呼吸とも取れる音がマットレスの中から少し続いたが、それもすぐにやんだ。 男はベッドの端にあった抱き枕に抱きつく。 この抱き枕は白いエナメル素材でできており、上の部分は円筒状で下の部分は円筒を2つに割った半円筒状になっており脚のようになっている。 男は抱き枕の脚のようになった部分に自分の左脚を挟み込むようにし、抱き枕に自分の股間を擦りつけた。 抱き枕は始め、されるがままだったが執拗な男の股間攻撃に、ついには体をよじって、やめてといった感じで抵抗を始める。 そして「いい加減にして、バカ!」 抱き枕が言葉を発した。 男は驚き抱き枕に抱きつくのをやめた。 抱き枕は半円筒の脚をうまく使いベッドから降りた。 そして、上半身を振り回し男に反撃する。 あまりの抱き枕の攻撃ぶりに男は堪らず、「ゴメン、悪かった、調子に乗り過ぎた」と謝罪した。 すると、抱き枕は動きを止めたが、激しく動いたせいで抱き枕は前かがみになり、苦しそうな様子を見せる。 もちろん、抱き枕から漏れる呼吸音も荒い。 そしてそのままベッド脇の床に、女の子座りでへたり込んだ。 疲れて動けなくなったのかと、男がベッドの上から覗き込むと、抱き枕の上部分の円筒のてっぺんからジッジッと音がして円筒のフタが開いた。 中から出てきたのは黒いゴムの手、続いてのっぺらぼうの頭。 そして全身ゴム、黒いラバースーツに身を包んだ女が飛び出し、勢いよく男に飛びかかる。 そして「ふざけないで!マジメにやって」そういうと女はラバーマスク越しに男にキスをした。 女が先ほどとは打って変わって、優しく言う「明日、がんばって、お願い」と、そして女は少し呼吸が落ち着いてから、先ほど飛び出し、もぬけの殻となっていた抱き枕へと再び入っていく。 抱き枕の中の女は、これらの家具をデザインしたデザイナー。 男は海外から家具を輸入する傍らフェチなグッズを輸入し取り扱っていた。 2人が出会ったのは、男の輸入家具のお店。 女が人の形に見える家具を見つけたことが、人間家具を始めるきっかけとなった。 女は人を家具に入れて恋人へのサプライズとして送ることを思いついた。 男はそんなバカげたことをする人はいないと否定したが、男の予測に反して入ってみたいという希望者があり、それはまた女性ばかりであった。 こうして、人も集まったので実験的に行ってみようということになり、男の部屋で実験が開始された。 まずはどれほどの時間耐えられるか。 女も抱き枕として、自分自身も実験に参加。 他の女性は動きはもちろんなのだが、見ること、聞くこと、話すことを制限される条件を了承してもらった上で家具等に入ってもらっている。 一晩、家具として過ごしてもらった後、家具として梱包され男の家具店へと配送される。 そこでようやく家具から解放される。 最後に用意したアンケートに答えてもらい、希望があれば、入っていた家具を格安での購入も可能。 人間家具と化した女性達に囲まれて一夜を過ごした男。 早朝から家具の梱包作業を開始する。 男は手慣れてた感じで家具の梱包を施し、自分で配送する。 まずは、抱き枕。 プレゼントを想定して細長いビニール袋に入れて封をする、少しの空気穴を残して。 先行して抱き枕の女を店に配送し、男は部屋へ戻り人間家具が傷まないようにしてから、次々と店へと運ぶ。 抱き枕の女はその間に着替えを済ませ、人間家具が運ばれてくるのを待って、2人で彼女達を解放していくという段取り。 男はビニール袋に入れた抱き枕を肩に担ぐと軽自動車へと向かう。 抱き枕は屋外ということもあり、おとなしくしている。 軽自動車に載せて、車が動きだす頃にはビニール袋には水滴がつき曇り始めていた。 店に着いた時には、声は出さないものの苦しそうにビニール袋の中でしきりに細かく動いていた。 男は車の中で、ビニール袋を開け新鮮な空気を入れてやる。 落ち着いたようで、抱き枕の動きも収まる。 それから、再び封をすると男は抱き枕を肩に担ぎ店へと運ぶ。 店の中でソファに包装されたまま抱き枕は降ろされた。 包装を解かれるまで、ジッと待つ抱き枕。 しかし、男はその様子を少し離れたところから眺める。 しばらくすると、再び呼吸が苦しくなり、動き出す抱き枕。 「早く出して!苦しい!」 大きな声を上げ、動きは一層激しくなる。 そして、ソファから落下。 「痛っ!」 全身がクッションのような抱き枕、それほど痛くはないのに大袈裟だと思いながら、その様子を眺める男。 女は苦しさから、抱き枕からの脱出を試みるが、男は中から女が自分では出られないように細工してあった。 「もう、なんで開かないの」叫びにも近い言葉がビニールに包まれた抱き枕から漏れる。 それでも必死にもがく、しかしエナメル素材でできた抱き枕はビニールに擦れるだけで破れることはなかった。 「たすけて!」最後の力を振り絞って叫んだ。 ここでようやく男が動き出す。 ビニール袋を破り、抱き枕を出すとソファに乗せ、抱き枕の上部を開ける。 中には黒い頭が見えるが飛び出してはこない。 男は抱き枕の中に腕を突っ込み、ぐったりした全身ラバースーツの女を抱き枕から引っ張り出した。 力なく抱き枕から引き出された女のマスクを男が外す。 中からは長い髪、そして綺麗な顔立ちの女の顔が現われた。 今、巷で話題になっている美しすぎる家具デザイナーとして、名前が売れ始めているだけあって、素っぴんでもかなりのものである。 女は呼吸ができなくて怖かったのだろう、目には涙が滲んでいる。 そんな女を男は優しく抱きしめた。 いつもは気の強い女も、今のような呼吸制御をしてやると、途端におとなしく従順になる。 「家具運んでくるから」といって、涙ぐんでいる女の頭を撫でると、男は店を出ていった。 男は仕事用のトラックに乗り換えると、自宅へと向かう。 男が自宅に着くと、ソファの横に仰向けでクマのぬいぐるみがいた。 ソファやマットレスを運び出すのに邪魔になるので、寝室の奥へ移動させようと持ち上げると、変な声を発して動き出した。 おそらく今まで寝ていたのだろう。 男は寝室の奥の壁にクマのぬいぐるみを座らせた状態でもたれ掛けさせると。 寝室のマットレスを運び出した。 途中、男の後ろで音が聞こえたので振り返るとクマのぬいぐるみが立ち上がり、二足歩行でこちらへ歩き始めていたので、家具の運び出すのに邪魔にならないよう、ドアを閉めた。 クマのぬいぐるみはそれほど大きくないので、最後に助手席にでも載せて、男は運ぶつもりでいた。 まずマットレスやソファに緩衝材を簡単に巻いてからトラックへと積み込む。 続いて、ダイニングのイス。 こちらは入念に緩衝材を巻いていく。 それもそのはず、人の部分がほぼ剥き出しになっているからだ。 また、男はこのイスの背もたれの柔らかく大きな膨らみを触りたい衝動とも必死に戦い自分を抑えた。 ダイニングのイスは緩衝材を巻いた上から、さらにビニールを被せ、トラックに積み時は横向きにして積んだ。 次にマッサージチェアー、こちらも寝ていたようで緩衝材を巻くため、移動させた際驚いたようで、揉み玉である手が激しく動いていた。 それでもすぐに自分の状況を把握したようで、揉み玉の動きは落ち着いた。 そして、トラックはマッサージチェアーを載せると、男の自宅を出発した。 トラックで一度に運ばれてきた家具たち。 女もシャワーを浴び、化粧まで済ませ準備万端という様子。 ただ、一日中ラバースーツを着ていたせいで、ボディソープの香りに混じり、ゴムの匂いもしていた。 家具を男が運び、女が梱包を解いていく。 家具から解放していく順番については先に入った人から解放すればよかったのだが、最初に入ったマットレスやソファに入った女性は中で眠っているらしく、顔のある辺りに耳を近づけると寝息が聞こえてきた。 その次に長いのは、ダイニングのイスの2人。 友だち同士で参加してくれたが、どうも片方の女性は辛くなってきたようで、小刻みに揺れている。 ダイニングのイスのベースには光沢のある黒の3本脚がある。 前方の2本の脚の先はハイヒールになっており、後ろの1本は普通のイスの脚。 全身ラバースーツを着た女性が、ハイヒールを履くことで、イスの脚は完成となる。 座の部分はベースがお尻の型になっており、若干後ろに下がっている。 後ろに下がっていることで、イスとなる女性の足が上方へ突き出すことで脚が長く、見た目が良くなる。 イスとなる女性は、座の部分に座り太ももから腰の付け根にかけて、使用者の座となるパーツを被せるように取り付け、ネジで固定する。 これで女性の足の自由は奪われた。 背もたれは人の背中を型取ったもので、イスのベースと一体で女性の背中をしっかりと支えることができる。 その背もたれからは腕を突き出したとき下側にベースがくるように、肘掛けが伸びている。 肘掛けの先は半球状になっており、女性が手をグーにして入れ、上からフタをし完全な球形にする。 肩から胸の下辺りまで、背もたれに固定するパーツをこれもネジで取り付ける。 このパーツは二の腕、首も完全に固定してまうが、乳房の所だけは穴が開いており、座る人の背中に当たるようになっている。 体を完全に固定、ラバースーツの露出しているところは足の膝から下、お腹、胸、肘から先。 自分では体を動かせなくなった女性に顔も耳もない全くの、のっぺらぼうのマスクを被せる。 マスクは首を固定するパーツに接触していて全く動かせなくなる こうして、時間と手間をかけてできたイスは最後に光沢剤を全体に塗る。 ベースとなる素材は薄い強化プラスチックで、ラバースーツの露出している箇所も光沢剤を塗ってしまうと、境目が分からないほどになった。 これがデザイナーである女の今回の傑作の人間家具。 ネジで数カ所固定しているため、取り付けも大変だったが、これらの工程を遡りイスのパーツを外していく。 かなりの時間を要し、2人は女性たちは解放された。 しかし、体を一日中固定されていたため、すぐに立つことはできず、少ししてからようやく立ち上がることができた。 イスから解放された女性たちは女に案内され、ラバースーツ姿のまま、シャワー室へと向かう。 イスだった2人の女性の胸が形もよく、大きかったので少しくらい触れば良かったかなぁと後悔しながら、マットレスの女性を解放しながらも、男の目はシャワー室へと消えていく女性たちを追っていた。 続いてマットレスとソファだが、ファスナーが取り付けてあり、至ってシンプルな構造。 マットレス、ソファの真ん中部分がくり抜かれていて、その部分に女性を入れてファスナーを閉めればできあがりなのだが、ただ入ってもらうだけでなく、物に成り切ってもらうための作業が入る。 まずは厚手のウエットスーツを着てもらう。 手も足も顔も一切露出の無いもの。 あるのは鼻の部分に空いた呼吸用の穴だけ。 そして、ウエットスーツを着るときは耳栓をし、音を遮断する。 これだけでも十分、外部と隔離された感はあるが、クッション性がない。 そのため、ゴムでできたバルーン寝袋に入ってもらう。 バルーン寝袋は空気を注入することができ、膨らみマットレス、ソファとしてのクッション性が出る。 ただ、バルーン寝袋は外側に膨らむだけではなく、内側にも膨らむため、中の女性も同時に圧迫し動けなくする。 この状態でマットレス、ソファに女性たちは閉じ込められていた。 ソファとマットレス、それにダイニングのイスの2人については、男がまだ働いている時に男の部屋へとやってきて、デザイナーの女によって人間家具にされ、女自身も抱き枕として仕事が終わりの男の帰宅を待っていた。 男が帰宅してからはご存知の通り、マッサージチェアーとクマのぬいぐるみについて説明の必要はない。 ただし、付け加えるならば先の4人はネットによる希望者。 マッサージチェアーは、男の家具店のフェチグッズのコーナーに貼られたチラシを見ての応募、クマのぬいぐるみは2人の共通の知り合い。 さて、マットレスとソファの人間家具にされた2人を解放するため、奮起する男だったがバルーン寝袋がしっかりと挟まり引っ張り出そうとするが、男の力でもビクともしない。 「よくこんなものを中へ入れられたなぁ!?」 「女のくせに怪力か?」 と男が一人言をボヤきながら、バルーン寝袋を引っ張ってる後ろに女が戻ってきていた。 「誰が怪力って?」 「•••••••」 なにも言い返せない男に女が続ける。 「中へバルーン寝袋をひいてからそこへ入ってもらい、空気を入れて膨らましたのよ」 「少しは頭使いなさい!」 男は慌ててバルーン寝袋の空気口を探す、そして口を見つけると空気を抜き始めた。 空気は勢いよく抜けていく。 こうして、また女性2人が解放され、女は全身ウエットスーツ姿のままの女性たちをシャワー室へと手を引いて誘導していく。 男はまたしても女性たちの顔を拝むことはできなかった。 次にマッサージチェアーの解放に取り掛かる。 自分で人間家具にしたので、解放はお手のもの。 マッサージチェアーの背後に回り、複数あるファスナーを次々に開けていく。 最後のファスナーを開けると、男の腕に体重が掛かるのがわかった。 中の女性はお尻から二つ折りになるようにして外へと出てきた。 中から引き出そうと準備していた男は慌てて抱き抱えるようにして、女性を受けとめた。 女性が自ら希望したボールギャグが、呼吸を妨げ苦しそうであった。 男は女性を抱き抱えながら、片手でマスクを外そうとしたが、なぜか女性は拒否。 イヤイヤといった仕草を見せる。 「どうして?」男が話しかけるが、耳栓をしていて女性にその声は届かない。 その間にもマスクの繋ぎ目からは、涎とも汗とも分からない液体が流れ出る。 男は女性の背後に回り、マスクを剥がす。 少し抵抗したものの、マスクを取ることに成功した。 女性の背後からマスクに続いてボールギャグ、耳栓を外す男。 女性は最後は抵抗することなく、それを受け入れた。 改めて男は「マスクを外すの、イヤだった?」優しく問いかけると。 女性は「拘束されている感じが良くて」と、消え入りそうな声で、恥ずかしそうに下を向いて答える。 男はそれを聞くと近くに女がいないことを確認し、「また人間家具、お願いできる?」 マッサージチェアーの女性が頷く。 続けて、「今度はもう少し拘束具を増やしてみようか?」と男がいうと、まだボールギャグの痕が残り、顎の辺りに涎が残った顔を男の方を向け、ニッコリ微笑んだ。 その顔は女性というよりは、少女のような表情だった。 少女の表情から、すぐに女性の顔に戻ったと思うと女性は「あ、どうも」といって、男の後ろに視線をやる。 女が戻ってきた。 「何か変なことされませんでした?大丈夫ですか?」男の方を見ながら戻ってきた女が女性に尋ねる。 「いいえ、何も」 「シャワー室が空いたので行きましょ」女が女性の手を引く。 女性も慌てて立ち上がりついていく。 何かを思い出したように女は振り返り「ラストよろしく」女はそういうと女性とシャワー室の方へと消えていった。 マッサージチェアーのあの若く綺麗な女性が、ドMなのか。 男の頭の中では、次回あの女性をどう攻めてやろうかと想像していたが、途中恋人関係にもある家具デザイナーの女が想像の中まで割り込んできて、男は何度か頭を振った。 それでも、男の頭の中はどんどん妄想で満たされていく。 先ほどマッサージチェアーから出てきた女性が、ラバースーツを着て目の前に立っている。 顔は少女のような表情を見せ、そして恥ずかしそうにラバースーツと一体となったマスクを被り、背中のファスナーを器用に自分で閉めれば、肌の露出は全くなくなってしまった。 ラバーマスクの口の部分には、コンドームのようなものが付いており垂れている。 女性はそれを自分の口へと収める。 そして、目が見えないので手探りで男へと近寄ってくるラバードール。 男の体に触れると、今度は膝を床につけ男のズボンのベルトを手で探すと、外し始める。 ベルトを外し男のペニスを引き出すと、今度はゴムの手でシゴき始める。 ペニスの大きさを確認するように何度も撫でる。 男のペニスが次第に硬く大きくなると、次はコンドームのようになった口にホウバリ、刺激を与え続ける。 あまりの気持ちの良さに男も堪らず、ラバードールの頭を両手で掴むと激しく動かす。 激しさを増す程に、ラバードールの呼吸も激しくなる。 マスクの鼻のところに空いた小さな穴では、とても呼吸が追いつかず、ラバーマスクが張り付き女性の顔が浮き出る。 それでも女性は男のために精一杯の奉公に努める。 そして女性に応えるかのように男はフイニッシュ。 ラバードールから男のペニスが抜かれる。 ラバーマスクの口からは、白い粘液が床に垂れ落ちる。 それを男は優しく拭いてやると、ラバードールは男に近づき、ラバーマスク越しで篭った声であったが「今度は私の番、痛いのはやめてね」と。 男は女性にお返しとして、重ね着をしての圧迫と呼吸制御を考えた。 好きだったようなので、コンドームの口にボールギャグを取り付け、その上からのっぺらぼうのゴムのマスクを被せてやる。 「あぁぁぁウゥあ」苦しさから言葉にならない声を上げる。 ラバードールの体に男はローションを塗り、光沢の出た体にネックエントリータイプのラバースーツを着せる。 妙な締め付け感に気持ち良くなったのか、ラバードールは太ももをこすり合わせるようにして体をくねらせる。 その上から、ゼンタイを。 そしてパンストを次々に被せていく。 かなり苦しいようで、着せられたものを剥ぎ取ろうとするが、手がパンストが邪魔をして指が使えない。 重ね着を繰り返し、中の女性の体型が想像できない程に膨れている。 手足を曲げることができず、指もなくなって床をのたうち舞う。 苦しんでいるのに、彼女はこの状況を一人楽しんでいる。 そんなことを思うと男も興奮してきたが、床を這い回る姿はまるで、クマのぬいぐるみ。 ”‼︎ ” ” クマのぬいぐるみ! ” 男は膨れ上がった妄想から、現実に引き戻される。 と同時に女の言葉が出てきた。 ”ラストよろしく” つまり、クマのぬいぐるみから女性を解放すること。 辺りを見回す男、そして重大なことに気づいた男の顔は焦りに満ち、慌てて店を飛び出していく。 大きな家具を運び出すのに邪魔だったんで、寝室の隅に移動させて、最後にトラックの助手席にでも載せようと思い忘れてきた⁉︎ 大急ぎで自宅へと戻る。 クマのぬいぐるみは、家具デザイナーの女の妹。 姉妹よく似ていて2人とも美人。 それもそのはず、双子なのだから。 家具デザイナーの姉は昔からどちらかといえば、おとなしく、妹の方は活発であった。 妹はずっと新体操をしていたが、ケガをしてからは新体操も辞めてしまい今は普通にOLをしている。 それでも体は相当に柔らかく、運動神経もいい。 姉がふざけて、「体を小さくしてクマのぬいぐるみに入ってよ」と声をかけたところ、「面白そう」といって参加してくれた。 家具デザイナーの女は、男にも内緒で男の自宅の2部屋と家具店内の数カ所にカメラを設置してあった。 女は募集を募った時点で、人間家具の動画を撮影するつもりでいた。 撮影のことは、この姉妹だけが知っており、男にはヒミツにされていた。 男が奇跡的にも参加者にイタズラしなかったことは男自身を救うことになったが、家具デザイナーの女が入っている抱き枕にしたことには、撮影が台無しになるので、女が怒ったのである。 自宅に戻ってきた男は、寝室へと飛び込む様に入っていく。 寝室の隅に座らせたはずのクマのぬいぐるみがいない⁉︎ 慌てて周りを見渡すが、見当たらない。 マットレスのなくなったベッドの奥にクマの耳と頭が見えている。 どうやら、自分で移動したようだ。 男が声を掛けようとしたとき、クマのぬいぐるみは器用に立ち上がり、ベッドに手をかけて体を支えるようにして歩き出した。 「歩けるの?」男は思わず声をかけたが、耳栓をしバルーンマスクを被っているため、男の声は届かない。 それでもヨチヨチ歩きで、クマのぬいぐるみは知っているかのように、男の方へと近づいてきた。 そのあまりの愛らしさに、男は自分からも近づきクマのぬいぐるみを抱きしめる。 クマのぬいぐるみは急に抱きつかれたことに驚き、妙な声を上げた。 男はクマのぬいぐるみの背後に回ると、クマのぬいぐるみの背中を開く。 そして、バルーンマスクの空気を抜き妹の頭を引き出す。 そしてバルーンマスクを外す。 妹は眩しそうにしながら、部屋の照明から目をそらす。 男は妹の耳栓を外し、謝罪する。 「ゴメン、遅くなって」 妹はまだクマのぬいぐるみを着たまま、キョトンとした様子で男を見ている。 そして「え!どうしたんですか?」と。 男は妹だけを店に運び忘れたことを説明した。 妹は頷き、事の次第を理解したようで「気にしないでください!ほとんど寝てましたし、それに歩けるようになり、いい感じですから」と笑顔で男に答えた。 男はホッとした表情を浮かべたが、妹は続けて「いいんですけど、お願いしたいことが」 少しビクつく男。 普段、家具デザイナーの姉のお願いが突拍子もないことが多かったからだ。 何をお願いされるのか、心配しながらも妹に尋ねると「私をもう一度クマのぬいぐるみに戻して下さい」と。 そして「寝室のクローゼットの前にある、スーツケースに入れて運んで下さい、運ぶ場所は家具屋さんでなく、私の彼氏のところに」 少し間があり、「ぬいぐるみとして動けるようになったので、彼を驚かせたいんです」と。 妹は自分のカバンをクマの短い腕で指し、「あのカバンに彼の家の鍵が入ってます、それから住所言いますんで、メモして下さい」 男は語尾こそ丁寧だが、なんだか恋人である姉に指示されている気分になってきた。 「スーツケースを見て思いついたの、私とお揃いのだから、彼の家に置いてあっても変に思われないと思うので」イタズラを思いつき少女のような表情で話す妹。 「だったら、そのバルーンマスクをやめて顔だけが露出するようなバルーンマスクに替えてみる?」と男が提案。 「それなら、クマのぬいぐるみの目を通して彼が帰ってきたこともわかると思うよ」 それを聞いて、妹は嬉しそうにウンウンと頷いている。 今被っているバルーンマスクを引っ張って脱がせると、中に被っていたスイミングキャップも一緒に脱げて、長い髪があらわになった。 男が別のバルーンマスクを用意し、あらわになった妹の長い髪を慣れない手つきで、スイミングキャップへと収める。 そして、新たに用意したバルーンマスクを妹に被せ、クマのぬいぐるみへと戻す。 「どう?」ぬいぐるみの前で男が手を振ってみる。 「あぃよぅうへふ」呼吸用のパイプを咥えているので、ハッキリとは話せないが、大丈夫のようだ。 クマのぬいぐるみは、前方に倒れ四つん這いになってから、いとも簡単に立ち上がる。 その無駄のない動きから、さすが新体操選手と男を絶賛させた。 クマのぬいぐるみは立ち上がると、スーツケースへと向かって歩き出す。 そして、スーツケースに辿り着くと短い腕でスーツケースを叩き、早く運んでと言わんばかりであった。 男は包装用のビニール袋をクマのぬいぐるみに見せ、「プレゼント包装しますか?」と尋ねると、クマのぬいぐるみはウンウンと応えた。 男がビニール袋の口を開いてやると、クマのぬいぐるみは自分から、その中へと収まった。 ぬいぐるみの頭は出したままで、ビニール袋の口をクマのぬいぐるみの首のところで締めて、プレゼントらしくリボンをつけた。 「これで君はプレゼントのクマのぬいぐるみ、だからもう声を出さないように!」男がそう言うと、クマのぬいぐるみの頭が少し動いた。 男はそのままクマのぬいぐるみを抱えると、スーツケースへと入れ、ケースを閉めロックを掛けて運ぶ準備にかかる。 部屋を出てガラガラとスーツケースを車へと運ぶ。 スーツケースの中は、頭こそでているがビニール袋に入りクマのぬいぐるみに閉じ込められた妹はかなりの暑さを感じていた。 加えてこの揺れ、物として扱われているが、逆にこのことで少し興奮を覚えて始めていた。 車に着いたようで、スーツケースが転がるのが止まった。 しばらくすると、体が浮き上がる感覚。 そして今度は体制が横向きになった。 「ちょっ…」ちょっと待ってと叫びたかったが、自分がぬいぐるみであることを思い出し、言葉を発するのをやめた。 スーツケースを車に積み込むのに縦向きのままでは載せることが出来ないので、横向きにしたのだがクマのぬいぐるみの顔が下を向いてしまい、呼吸口を圧迫し呼吸しづらくなった。 四つん這いの姿勢になって呼吸を確保しようとしたが、狭いスーツケースの中では短いクマのぬいぐるみの腕すら満足に動かすスペースはなかった。 ”我慢だ!” クマのぬいぐるみに閉じ込められた妹は自分にそう言い聞かせ、顔が潰された状態で早く彼の家に着くのを待った。 走り続けた車がようやく止まった。 スーツケースが縦向きになり、ホッとする妹。 体が宙に浮く感じがした、そしてガラガラと音を立てスーツケースは運ばれる。 部屋へと着いたようで、またしてもスーツケースが横向きに。 そしてロックが外れ、新鮮な空気が入ってくるが、クマのぬいぐるみがうつ伏せ状態。 男は慌てて一旦スーツケースを閉じると、反対側へ横向きに倒して、ケースへと開く。 「もしかして、車の中でずっとうつ伏せ?」歯切れ悪く男が尋ねると、クマのぬいぐるみは言葉を発せず、頷いた。 「ゴメン、申し訳ない、大丈夫?」 男が反省していることが十分伝わってきたので、クマのぬいぐるみは短い腕を懸命に伸ばし、男の肩を2回ポンポンと叩いた。 「本当にすまない、じゃ帰るからあとは上手くやってね」 「あ!そうそう、彼の家の鍵は施錠した後、お姉さんに渡しておくから、またもらってね」と男は言い残し帰っていった。 家具商の男とデザイナーの女が、その後どうなったかは想像にお任せしますが、人間家具を希望する人が少しずつ増えているようです。 もしかすると、あなたが何気なく使っている家具にも女性が息を潜めて入っているかもしれませんよ。 デザイナーの妹については、クマのぬいぐるみで彼を驚かせることに成功。 その後、彼の希望でクマのぬいぐるみに入ってのプレイが増えたそうです。 彼のSっ気と妹のMっ気もこれがきっかけで開花したようで、クマのぬいぐるみに入る時も腕と足だけでなく、頭にまでコンドームを被せられ、その上からラップを巻かれたりと、エスカレートしているとか。 そのまま呼吸穴だけ確保し、クマのぬいぐるみに閉じ込められるようになったようで今では全く声を出せなくなっている。 その上、縛られてバルコニーに吊るされたり、時には人間家具ならぬ、ぬいぐるみ家具となることもある。 中でも彼のお気に入りは、クマのぬいぐるみが入ったエナメル素材で造られた小さめの抱き枕。 それを股に挟んで寝るのが、凄くいい。 もちろん、中のぬいぐるみは苦しくてよく動くが彼は気にしない。 そして、夜が更けていく。 おしまい
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着ぐるみリンク(txt) 「着ぐるみの名前」または「コスプレイヤーネーム」で並べています。 よって、複数の着ぐるみを持つサイトは複数回載せています。 なお、当人が着ぐるみをしているわけではなく、 レポートとしてそのキャラクターの画像を載せている場合も、掲載しています。 工房系のサイトは重複数が多くなり過ぎるので、載せていません。 敬称略。 着ぐるみリンク(txt)あ、か行 さ、た行 な、は行 ま、や、ら、わ、ん行 英字(A~N) 英字(M~Z) 数字(0~9) 名称不明(サイト名記載) 未分類(画像無し、準備中など) あ、か行 「愛沢ともみ」http //suke06.blog120.fc2.com/ 「秋山文緒」http //www.geocities.jp/shadow31052001/ 「朝比奈みくる」http //teach-me.jp/ 「明日香」http //www.kigurumi-kamio.jp/ 「アティ先生」http //teach-me.jp/ 「アドネード」http //page.freett.com/mintwhite/ 「アリシア・フローレンス」http //page.freett.com/mintwhite/ 「アリス」http //norblscarret.sakura.ne.jp/ 「アルクエイド」http //blog84.fc2.com/kigurumiyukar/ 「綾波レイ」http //www.kigurumi-ka07.com/ 「伊藤 乃絵美」http //megezoufelon.run.buttobi.net/index.html 「色」http //www.geocities.jp/omdolljp/ 「ウルド」http //www.geocities.jp/omdolljp/ 「エリカ・フォンティーヌ」http //erica-sakura.sakura.ne.jp/ 「エルピー・プル」http //www.geocities.jp/omdolljp/ 「大佛はずむ」http //zerosikigami.cocolog-nifty.com/zerokiyaburogu/ 「尾田島 淳子」http //project-lppm.plala.jp/ 「小野寺樺恋」http //kabakoi.sblo.jp/ 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