約 28,794 件
https://w.atwiki.jp/projectdiva_ac/pages/449.html
SE(ボタン音・スライド音) 概要 ボタン音一覧Ver.A REVISION3でのボタン音変更 楽曲別デフォルトボタン音一覧 スライド関連音一覧スライド音 チェーンスライド音 スライダータッチ音 コメント 概要 ゲーム中にボタンを押した時に出る音「ボタン音」、またはタッチスライダーに触れた時に出る音「スライド音」についてまとめてみる。 ボタン音は楽曲によってそれぞれ異なったものがデフォルトで設定されている。 Ver.A REVISION1以降はDIVA.NETの機能を使うことで、ボタン音を楽曲ごとの個別設定や、楽曲共通設定ができる。 FT以降はスライド関連音と統合された「共通SE設定」または楽曲別設定の「SE設定」にてボタン音とスライド関連音の設定ができる。 スライド関連音は全ての楽曲で同一のデフォルト音が設定されている(2014/04/21現在)。 なお、筐体からは、ボタン音設定やスライド関連音設定はできない。 画面右側にある「♪SE ON/OFF」タッチパネルボタンを押すことで、ボタン音・スライド音を消すことができる。 ON/OFFボタン下部のタッチパネルで音量調整もできる。 ボタン音を設定した場合「♪SE ON/OFF」ボタンが赤い枠で囲まれて、設定してある事が見てとれる。 ボタン音一覧 表記及び並び順はDIVA.NETでの設定画面に基づいている。「ボタン音」のカテゴリが2つに分かれているのもそのため。 2014年4月14日現在、楽曲のデフォルトでは使われていないボタン音も存在する。 ボタン音A タンバリンの縁を叩いたような音。オーソドックスなリズム音といえる。 ボタン音B ボタン音Aよりも強く叩いたような感じの音。現在デフォルトに設定されている曲が最も多い音。 ボタン音C ハイハット風。余韻が短く、歯切れのよい音が特徴。 ボタン音D シンバル。程よい余韻がジャズ系の曲と好相性。 ボタン音E クラッシュシンバル。「孤独の果て」「SYMPHONIC DIVE」などで使われている音で、ハードな曲からジャズ系まで幅広く使える。 ボタン音F タンバリン+シンセドラムという感じの音。 ボタン音G カスタネット風。シャープな音なので、ロック系との相性が良い。 ボタン音H 鈴とほぼ同じハンドベル。タンバリンを振って鳴らした様にも聞こえる。 ボタン音I シンバル。ボタン音Dの余韻を短くしたような感じ。音が詰まったような感じでやや癖が強め。 ハイハットA 余韻の短いシンバル。 ハイハットA(2nd) Ver.A REVISION4より追加。 ハイハットB ハイハットAよりも少し低めの音。 ハイハットB(2nd) Ver.A REVISION4より追加。 大太鼓 和太鼓やティンパニを思わせる音。和風の曲と相性が良い。 大太鼓(2nd) Ver.A REVISION4より追加。 ウッドブロックA 木魚を思わせる、非常に軽い音。 ウッドブロックA(2nd) Ver.A REVISION4より追加。 ウッドブロックB ウッドブロックAよりも音程が高い。 ウッドブロックB(2nd) Ver.A REVISION4より追加。 スティック ドラムスティックを叩いたような音。音が軽めで、若干ネタ寄りだが高速曲など密度が高い譜面で大きな効果があることも。和風PVかつ速めの曲に合わせると祭囃子の拍子木のようでなかなか相性はいい。 タンバリン タンバリンの皮を叩いたような音。「片想いサンバ(HARD/EX)」「ぽっぴっぽー」で使われているあの音で、汎用性は非常に高い。 タンバリン(2nd) タンバリンの音というよりは、メトロノームが振れる時の音に近いかもしれない。タンバリン同様、汎用性は高い。 鈴 ハンドベル。余韻が長く綺麗なので、バラード系の曲と相性が良い。 クラップ ハンドクラップ。インパクトの強い音で、テクノ系やロック系の曲との相性が良い。 Ver.A REVISION3でのボタン音変更 2011年10月27日から稼動した「Ver.A REVISION3」では、各ボタン音がPSP版2ndのものに変更された。この音が全般的に不評だったため、ボタン音を以前のものに戻した修整版「Ver.A REVISION3.1」を出すことが、公式ブログで発表された。 変化が分かりやすいのは「大太鼓」「タンバリン」「ハイハットB」など。特に大太鼓は完全にシンセドラム化してしまい、和風の曲とは全く合わなくなってしまっている。 Ver.A REVISION4以降、新ボタン音が(2nd)として追加された。 楽曲別デフォルトボタン音一覧 DIVA.NETの楽曲リストでも確認できる。 曲名 ボタン音 秘密警察 ボタン音G ACUTE ボタン音D リモコン ボタン音A モノクロ∞ブルースカイ ボタン音B ネガポジ*コンティニューズ ボタン音F 巴里映画少女 ボタン音H SING & SMILE ボタン音H システマティック・ラヴ ボタン音F メランコリック ボタン音A トリコロール・エア・ライン ボタン音H ハイハハイニ ボタン音G Tell Your World ボタン音D 天樂 ボタン音H DYE ボタン音H Stay with me ボタン音H キャットフード ボタン音A アンハッピーリフレイン ボタン音F FREELY TOMORROW ボタン音H Fire◎Flower ボタン音B Weekender Girl ボタン音H ルシッドドリーミング ボタン音D アウト オブ エデン ボタン音B Absolunote ボタン音D 深海少女 ボタン音H ふたりで。 ボタン音H Rosary Pale ボタン音H 深海シティアンダーグラウンド ボタン音B ネコミミアーカイブ ボタン音H ブラックゴールド ボタン音F LIKE THE WIND ボタン音F 39 ボタン音H AFTER BURNER ボタン音F 千本桜 ボタン音H ゆめゆめ ボタン音H on the rocks ボタン音D キップル・インダストリー ボタン音B 白い雪のプリンセスは ボタン音H 孤独の果て -extend edition- ボタン音E 右肩の蝶 -39 s Giving Day Edition- ボタン音G 妄想スケッチ ボタン音G No Logic ボタン音D ワールズエンド・ダンスホール -Live Dance Edition- ボタン音F ローリンガール ボタン音F Starduster ボタン音H SPiCa -39 s Giving Day Edition- ボタン音H 歌に形はないけれど ボタン音H 那由他の彼方まで ボタン音A *ハロー、プラネット。(I.M.PLSE-EDIT) ボタン音D ねこみみスイッチ ボタン音H リンリンシグナル -Append Mix- ボタン音H 忘却心中 ボタン音D 積乱雲グラフィティ ボタン音G 千年の独奏歌 (DIVA edit) ボタン音H Palette ボタン音H パラジクロロベンゼン ボタン音D 結んで開いて羅刹と骸 ボタン音H 番凩 ボタン音H slump ボタン音F Gothic and Loneliness ~I m the very DIVA~ ボタン音D 裏表ラバーズ ボタン音B パズル ボタン音H Leia ボタン音D フランシスカ ボタン音D 悠久-Song of Eternity-DIVAMIX- ボタン音H 恋色病棟 ボタン音B Dear ボタン音D from Y to Y ボタン音H クローバー・クラブ ボタン音B ほんとは分かってる ボタン音H ダブルラリアット ボタン音F 初音ミクの激唱 ボタン音F ハイスクール Days - DIVA EDIT ボタン音H 迷子ライフ ボタン音A break;down ボタン音F そいやっさぁ!! ボタン音D 花舞月詠譚 ボタン音H ルカルカ★ナイトフィーバー ボタン音D Yellow ボタン音G 巨大少女 ボタン音G サウンド ボタン音D ジェミニ ボタン音H ファインダー(DSLR remix - re edit) ボタン音H 数多の舞 -Dance of many- ボタン音H Equation+** ボタン音A イヤイヤ星人 ボタン音H 嘘つきベティ ボタン音D さあ、どっち? ボタン音B 初めての恋が終わる時 ボタン音H VOiCE -DIVA MIX- ボタン音G サイハテ ボタン音A magnet ボタン音B ハジメテノオト ボタン音H Innocence ボタン音H ココロ ボタン音A Just Be Friends ボタン音D カラフル×セクシィ ボタン音D マスターオブパペッツ ボタン音F Pane dhiria ボタン音G ほしをつくるひと ボタン音H So much loving you★ -DIVA Edit- ボタン音D ジュゲムシーケンサー ボタン音E 愛言葉 ボタン音H 右肩の蝶 ボタン音G 炉心融解 ボタン音D ぽっぴっぽー タンバリン Promise ボタン音D カラフル×メロディ ボタン音H カンタレラ ボタン音H こっち向いてBaby ボタン音E Change me ボタン音G ロミオとシンデレラ ボタン音D 迷的サイバネティックス ボタン音D ピンクムーン ボタン音E 透明水彩 ボタン音H いろは唄 ボタン音D 多重未来のカルテット -Quartet Theme- ボタン音G タイムリミット ボタン音H saturation ボタン音D melody... ボタン音D Holy Star -2010 DIVA mix- ボタン音G オオカミガール ボタン音H 恋ノート//// ボタン音D SYMPHONIC DIVE -DIVA edit- ボタン音E Starlite★Lydian ボタン音D どうしてこうなった ボタン音A ペリコ・スペースシッパー ボタン音A 片想いサンバ(NORMAL) ウッドブロックB 片想いサンバ(HARD/EX) タンバリン サヨナラ・グッバイ(EASY/NORMAL) ボタン音A サヨナラ・グッバイ(HARD/EX) ボタン音B 崩壊歌姫 -disruptive diva-(NORMAL) ボタン音G 崩壊歌姫 -disruptive diva-(HARD/EX) ボタン音A ZIGG-ZAGG(NORMAL) ボタン音B ZIGG-ZAGG(HARD/EX) ボタン音A ナイトメア☆パーティーナイト(EASY/NORMAL) ボタン音A ナイトメア☆パーティーナイト(HARD/EX) ボタン音H Magical Sound Shower ボタン音B StargazeR ボタン音B 星屑ユートピア ボタン音B 孤独の果て ボタン音E あなたの歌姫 ボタン音H 雨のちSweet*Drops ボタン音B Ievan Polkka ボタン音B いのちの歌 ボタン音H えれくとりっく・えんじぇぅ ボタン音B 恋スルVOC@LOID ボタン音B 恋は戦争 ボタン音I 荒野と森と魔法の歌 ボタン音B 金の聖夜霜雪に朽ちて ボタン音F The Secret garden ボタン音E Star Story ボタン音H ストロボナイツ ボタン音H その一秒スローモーション ボタン音B Dear cocoa girls ボタン音E Dreaming Leaf -ユメミルコトノハ- ボタン音B Packaged ボタン音E 初音ミクの消失 ボタン音B ハト ボタン音B ひねくれ者 ボタン音H 天鵞絨アラベスク ボタン音F Far Away ボタン音E フキゲンワルツ ボタン音D マージナル ボタン音B みくみく菌にご注意♪ ボタン音B みくみくにしてあげる♪【してやんよ】 ボタン音E ミラクルペイント ボタン音D moon ボタン音G メルト ボタン音B Last Night, Good Night ボタン音H ラブリスト更新中? ボタン音F ワールドイズマイン ボタン音B スライド関連音一覧 スライド音 ←や→などのスライドノーツに合わせた時に出る音。←-→・→-←・←-←・→-→などの2か所同時スライドノーツも同様。 スライドA デフォルト音 スライドB スライドC スライドD スライドE スライドF スライドG チェーンスライド音 →→→→→のように連なったスライドノーツに合わせた時に出る音 チェーンスライドA デフォルト音 チェーンスライドB チェーンスライドC チェーンスライドD チェーンスライドE チェーンスライドF チェーンスライドG チェーンスライドH チェーンスライドI チェーンスライドJ チェーンスライドK チェーンスライドL チェーンスライドM チェーンスライドN チェーンスライドO チェーンスライドP チェーンスライドQ チェーンスライドR スライダータッチ音 スライドノーツが無い時にタッチスライダーに触れると出る音。Ver.B以前のスライド未対応楽曲でもスライダータッチ音は出る。 ウィンドチャイム デフォルト音、キラキラした音 レーザー コメント 上手い人っていうかやりこんでる人は大体ウッドブロックかタンバリン、たまにスティック だいたいこの辺使ってる気がする。 -- (名無しさん) 2013-11-19 19 23 00 ↑ありがほー。ウッドブロックが軽やか(?)な感じで好きなので使ってみることにします。 -- (名無しさん) 2013-11-19 20 30 33 FT以降「♪SE ON/OFF」ボタンに変わりましたので修正しました。楽曲別デフォルトボタン音追記しました。 -- (名無しさん) 2014-03-04 17 00 27 それから、FT以降、DIVA.NETのボタン音の設定は、スライド関連音設定と統合されて「SE設定」となっております。そこでひとつ提案なのですが、需要があれば、スライド関係の音についても併記して、ページ名を「SE(ボタン音・スライド音」にするのはいかがでしょう。 -- (名無しさん) 2014-03-04 17 07 08 筐体からはボタン音設定ができない、という非常に重要な点が抜けておりましたので、追記しました。それから、スライド関連音はデフォルトが全て同じなため、スライド関連音との内容統合提案は保留します -- (名無しさん) 2014-05-19 17 27 17 スライド関連音について追記しました。当方は音を言葉でうまく表現することが出来ませんので、補完よろしくお願いします。 -- (名無しさん) 2014-05-21 13 39 58 スライドEを使うと斬ったような音になり、非常にカッコいい。チェーンスライドDでは最後に「ピーン!」という音がする。こちらも非常にいい。他にもチェーンスライドKやLもオススメ。メランコリックなどはチェーンスライドKかLを使うと雰囲気的にもいいと思う。秘密警察でチェーンスライドDを使うと、EXTREMEの時は分かりづらくなるのであまりすすめられないが、それを除けばどんな曲にでも使っていけると思う。ちなみに、俺の共通設定はスライドEとチェーンスライドD -- (名無しさん) 2014-08-03 19 42 50 ボタン音 I も使いやすい。音がつまった感じでクセが強いといわれているが、凡庸性はそれなりに高いので、どんな曲にでも使っていけると思う。また、チェーンスライドFも曲によっては良い雰囲気を出すのでは?例えば、ステップフォワードなど...。 -- (名無しさん) 2014-12-23 18 43 53 よくボタン音『スティック』を使っています。よく聞こえるので、おススメできます。スライド音は、↑2の方もおすすめしていたEもいいですねぇ。チェーンスライドは、自分の好きな音を選ぶといいかもです。視聴するのが楽しいです! -- (秋奈多二梅雨) 2015-04-06 15 15 55 ↑実際試してくれて嬉しいですね。すすめて見た甲斐がありました。チェーンスライドは好きな音はもちろん、曲の雰囲気に合わせて選んでみるのもいいですよ。例として、メランコリックにチェーンスライドLなど。長文すいません。 -- (名無しさん) 2015-07-20 20 37 02 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/animelonif/pages/312.html
133 汚れた指先で ◆dKv6nbYMB. ★ 私は走っている。 今にも崩れ落ちそうな一本道を、まるでなにかから逃げるように、何かを追い求めるかのように。 ただただ、息を切らしながら走っている。 「どこへ行くんだよ。喧嘩売ってきたのはおまえだろ」 右腕の変化する少年―――泉新一が並走し、刃と化した右腕を振るってくる。 舌うちをしつつ、手首から流れる血を新一へと振り掛ける。 しかし、突如現れた目の死んだような少年―――比企谷とか呼ばれていたか―――が間に割って入り、新一へとかかるはずの血を防ぐ。 指を鳴らし、比企谷の身体を消し飛はす。しかし、彼は苦しみの声もあげずに嗤って告げる。 「俺なんかに構ってていいのか?」 比企谷の影から、新一が姿を現し、私の鳩尾に拳を叩き込んだ。 「ぐっ...」 「どうだ、こいつが比企谷の痛みだ!」 新一の拳の威力に私の身体は僅かに宙を舞い、そのまま一本道から落ちていく。 「ぐあっ!」 どれほど落ちたのか、地面に背中を打ちつけ苦悶の声をあげてしまう。 あれほどの高さから落ちれば命はなかったはず。 だが、私にはそんなことを考える暇も与えられなかった。 「ウェヒヒ、もう逃げられないよ」 背後からかけられる声に、振り向き様に血を浴びせ、指を弾く。 しかし、その対象―――鹿目まどかは、倒れない。 首に風穴が空いたと言うのに、尚こちらを睨み笑みを浮かべている。 「『魔術師の赤』!」 どこからともなく響く男の声と共に、炎が私の周りをぐるりと囲い込む。 そして、逃げ場を無くした私の前に現れるのは、青の巨人。 「オラァ!」 再び、私の鳩尾に拳が叩き込まれる。 しかし、その威力は新一の比ではない。 肺から空気を絞り出されるような感覚のまま吹きとばされる。 「ッ、ハァ、ハァッ」 地面を転がり、どうにか息を整えようとするが、どこからともなく飛来してくる桃色の矢はそれを許さない。 再び逃げるかのように、我武者羅に当てのない道を走っていく。 「皆を襲撃したのはお前だ...なら、私に葬られてもなにも言えまい」 今度は、赤い目の少女―――アカメとかいったか―――と、茶髪の青年が、逃げ道を塞ぐかのように立ち塞がっている。 「さあ、覚悟なさいまし」 制服を着た少女―――婚后光子とか名乗っていた―――が、妙な能力で本棚やイスなどを飛ばし、その影からアカメと青年が私へと攻撃を仕掛けてくる。 体術は私とほぼ同ランク...それが二人もいれば苦戦は必至。 痛みが、疲労が、私の身体を急速に蝕んでいく。 「邪魔だ!」 「邪魔なのはあなたです。私の仲間たちを殺させはしない」 アカメたちを殺すため、血を飛ばそうとした私の懐に潜り込む一つの影。 BK201に似ており、しかしその実態はまるで違うただの男。 男がかざした奇妙な物体が押し付けられると同時。 「ッ!?」 周囲が、全くの"白"に包まれる。 新一たちも、まどかたちも、アカメたちも誰もいない。 ただただ、純白の空間の中に、私だけが立ち尽くしていた。 (チィッ、このままではマズイな...身体を休めなければ) 襲撃がなくなったのは好都合だと私は休息のために腰を下ろした。 その時だ。 「―――!」 ふと視線をあげた先に、黒色の影が見える。 その姿は黒色の髪。背丈。全てが黒色の装いの死神の背中。 今度は間違いない。 「BK201...!」 私は、痛む身体を無視して、あの男のもとへと歩いて行く。 「クッ、ハハハ...この時をどれほど待ちわびたか...!」 奴は、背を向けたまま立ち尽くしている。 「貴様から受けた屈辱...一時も忘れたことはない...」 やがて、奴との距離を縮めるのさえじれったくなり、私は駆けだした。 「さあ、私と戦え!BK201!」 手にしたナイフで、手首を切りつけ血を流し、そこで気付いた。 「...!?」 奴との距離が、縮まらない。 奴は、私に背を向けたまま突っ立っている。 奴は―――私を見ようとしない。 「なにをしている?私はお前の敵だ。早く私を殺しに来い!」 いくら走ろうともなにも変わらない。 いくら叫ぼうとも奴は変わらない。 どうあがこうとも、私と奴の戦いは...訪れない。 そして。 「...!」 奴の身体が、巨大な刃物で貫かれる。 鮮血が飛び散り、奴の両手がダラリと垂れ下がる。 そのまま奴の身体は、地面にうち捨てられる。 そして、奴と目が合った。 『生』の光を失った、私がいままで数多く作りだした、死者の目と。 奴が"私ではない何者かに殺された"。 そう認識した瞬間、奴の死体は消え失せ、純白の空間には私だけが取り残された。 ★ ☆ 「―――ッ!」 飛び起きると共に意識が覚醒する。 呼吸は乱れ、嫌な汗がベットリと身体を濡らしていた。 「...?」 辺りを見回し、いまの状況を確認する。 自分がいるのは、ベッドの上。 休息を兼ねてここをしばらく拠点にしようと計画を練っていたところまでは憶えている。 が、しかしそれ以降の記憶がいまいちハッキリとしない。 「寝ていた...のか?」 今までの戦闘の疲労が溜まっていたのか、みっともなく惰眠を貪ってしまったようだ。 幸運だったのは、誰もこの施設を訪れなかったことだ。 流石に誰かが部屋に足を踏み入れれば気が付いただろうが、それでもこんな迂闊な行為には溜め息もつきたくなる。 と、なれば、先程の光景は... (夢...契約者が夢を見る...?馬鹿らしい) 契約者は夢など見ない。 曰く夢とは不合理的なものであり、合理的にしか行動しない契約者にとっては不要なものだ。 誰が言ったかは知らないが、事実、契約者となってからは夢など見たことは無い。 ならばなぜいまさら... (いや、待て...本当に、あれはただの夢か?) そもそも、ボディーガードをやっていた時から、ロクに休憩をとらずに仕事にあたることはいくらでもあった。 そんな私が、いくら疲れていたとはいえ、こんなところで眠るとは考えにくい。契約者なら尚更だ。 何者かが干渉した? いや、集団の中の一人に狙いをつけて悪夢を見せ、そこから亀裂が入るキッカケを期待するのならまだわかる。 だが、私は一人だ。しかも、ゲームに乗った側の人間だ。 眠らせたのなら、拘束なり殺害なりしなければ不自然だ。そのまま放置する理由が見当たらない。 仮に干渉したとすれば、それは参加者以外の人間と考えるべきだろう。 (...そういえば、アンバーは未来を読み、それを伝えることが出来ると聞いたことがある) アンバー。契約者集団、イブニングプリムローズの首謀者だ。 噂にしか過ぎないが、もし彼女が私に干渉したのだとしたら、アンバーがこの殺し合いに関わっていることになる。 正直、あの広川という男だけでこんな殺し合いを管理できないと思っていたため、別段不思議なことではないが。 ならばなぜ私に干渉を? 『さて、私の声が聞こえた時点で察していると思うが放送の時間だ』 私の思考を遮るかのように、広川の声が鳴り響く。 アンバーのことは気になるが、いまはこちらの方が大切だ。 私は、与えられる情報を聞き逃すまいと紙とペンを用意した。 広川が告げたのは、『禁止エリア』『死亡者』そして新たなルール『首輪交換制度』。 まず、禁止エリア。地獄門の付近が一つ指定されたのは痛いが、まだ道が閉ざされたわけではない。 それに、いまの自分がいるエリアとは全く関係のない場所ばかり指定されたため、ペナルティによる死亡の危険はないと見ていい。 次に死亡者。 12名。思ったよりも殺し合いは順調に進んでいるようだ。 ほとんどが知らない名前だったが、三つ知っている名があった。 『プロデューサー』『婚后光子』『鹿目まどか』。 プロデューサー。BK201と間違えたせいで一杯食わされたが、それだけだ。この手で殺せたため特に思い入れも無い。 婚后光子。図書館での戦いで妙な能力を使われたが、私が終始有利でありトドメを刺さなかっただけなので遺恨もない。 鹿目まどか。妙なトリックで私の能力から逃れた少女だ。いま思えば、あの閃光を放ったのは彼女だったかもしれない。大した強さではなかったが、右肩の傷と能力を破られた屈辱が果たせないと思うと、あまりいい気はしない。 (いい気はしない...?私は何を言っている) なぜ、まどかだけには思うところがあるのか。 プロデューサー。一杯食わされた借りは、彼との一騎打ちで返した。 婚后光子。そもそもやられていないので借りもなにもない。 鹿目まどか。だいぶ痛めつけたが、彼女には大して効いていないように見えた。それに対して私の右肩の傷はまだ痛む。認めたくはないが、結果を見れば、よくて引き分け。少なくとも、彼女に勝利を収めたとは言えないだろう。 だが、この借りを返す相手はいない。もう死んでいるのだから。 「そうか...そういうことですか、アンバー」 なぜあんな夢を見せられたのか。 その答えを得た私は、あの男―――プロデューサーと呼ばれた男のもとへと向かうことにした。 ☆ 古代の闘技場の付近。 私が殺したプロデューサーという男の死体が転がっている。 刃物は持っているし、人体を斬ることに抵抗はない。 しかし、首輪を回収しているところを襲撃されては敵わない。 ならば手早く終わらせるべきだろう。 私は指先をナイフで軽く切り、僅かに血を滲ませた。 そして、その血をプロデューサーの首をなぞるように塗りつける。 これで準備は整った。 ―――パチン 指を鳴らす音と共に、血の付いた部分が消失する。それに伴い、プロデューサーの胴体から離れた首がごろりと地面を転がった。 そして、彼の首輪を回収し、闘技場の中へと足を踏み入れ広川の示唆した無人ボックスを探す。 その道すがら、首輪を眺めながら思う。 この首輪は本当に不思議なものだ。 こうして取り外しても機能は停止せず、加えて能力で破壊できない。 まどかに能力を使った時、私は確かに首輪にも血を着けていた。 しかし、結局首輪は破壊できず、彼女の首にしか効果はなかった。 彼女が死ななかったタネもそこにあるのだろうか。 (まあ、私にはあまり関係ないことですね) 要は、私が禁止エリアに逃げ込むヘマをしなければ、この首輪はただの参加者の証だ。 狙うのが優勝である以上、わざわざ首輪の考察にかける時間は惜しい。 私が見た、奴が何者かに殺される夢。あれがただの夢ではなく、アンバーからの警告だとしたら。 このままゆっくりと行動していれば奴と戦う機会が永遠に訪れないとすれば。 肩の傷の借りでさえ惜しく思ってしまう私だ。 唯一敗北を喫したあの男が、私と会う事すらせずにくたばれば、私のプライドは二度と取り戻せないだろう。 それだけは嫌だ。合理的ではないかもしれないが、それだけは避けねばならないのだ。 「色は黒で特に面白みも無い外見...あれだな」 石造りの闘技場の片隅。 広川の言った無人ボックスらしきものがポツンと置いてある。 扉を開き、中に入る。 外からボックスの中が見えなかったように、中からも外が見えないようだ。カギもかけられる。心置きなく首輪の交換に勤しめということだろうか。 中にある機械は、ATMに酷似している。 違う点を挙げるなら、金銭を入れる場所にご丁寧に『首輪投入口』と書いてあるところか。 『いらっしゃいませ。こちらは、首輪交換コーナーです。首輪をお持ちの方は、こちらにお入れくださいませ』 指示通り、空いている投入口に首輪を置くと蓋が自動でしまった。 なるほど、こうして首輪を回収するのか。 『確認中です...首輪ランク1.コード、プロデューサー。他に首輪をお持ちですか?』 タッチパネルに『はい』と『いいえ』のボタンが表示される。 『いいえ』を押す。 『それでは、ご用件をお願いします』 次いで画面に表示されたのは、『道具交換』と『情報交換』のボタン。 私は、躊躇わず『情報交換』のボタンを押した。 『それでは、質問がおきまりでしたら、赤いボタンを押しながらお願いします』 画面が切り替わり、赤のボタンが画面の中央に表示される。 私はそれを押しながら、一呼吸置き答えた。 「BK201...黒と、その周辺の参加者の居場所を教えなさい」 【G-7/古代の闘技場/一日目/日中】 ※G-7、闘技場付近に首を切断されたプロデューサーの死体が放置されています。 【魏志軍@DAKER THAN BLACK‐黒の契約者-】 [状態]:疲労(中~大)、黒への屈辱、鎮痛剤・ビタミン剤服用済み、背中・腹部に一箇所の打撃(ダメージ 中・応急処置済み)、右肩に裂傷(中・応急処置済み)、右腕に傷(止血済み)、顔に火傷の痕 [装備]:DIOのナイフ×8@ジョジョの奇妙な冒険SC(魏志軍の支給品)、スタングレネード×1@現実(魏志軍の支給品)、水龍憑依ブラックマリン@アカメが斬る(魏志軍の支給品)、次元方陣シャンバラ@アカメが斬る(セリム・ブラッドレイの支給品)、黒妻綿流の拳銃@とある科学の超電磁砲(星空凛の支給品) [道具]:基本支給品×3(魏志軍・比企谷八幡・プロデューサー・一部欠損)、テレスティーナ=木原=ライフラインのIDカード@とある科学の超電磁砲(比企谷八幡の支給品)、暗視双眼鏡@現実(比企谷八幡の支給品)、アーミーナイフ×1@現実(武器庫の武器)、ライフル@現実(武器庫の武器)、ライフルの予備弾×6(武器庫の武器)、パンの詰め合わせ@現実(プロデューサーの支給品)、流星核のペンダント@DAKER THAN BLACK(蘇芳・パブリチェンコの支給品)、参加者の何れかの携帯電話(蘇芳・パブリチェンコの支給品・改良型)、カマクラ@やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(星空凛の支給品)、うんまい棒@魔法少女まどか☆マギカ(星空凛の支給品)、医療品@現実(カジノの備品)、鎮痛剤の錠剤@現実(カジノの備品)×5、ビタミン剤の錠剤@現実×12(カジノの備品)、ビリヤードのキュー@現実×6(カジノの備品)、ダーツの矢@現実×15(カジノの備品)、懐中電灯×1@現実(カジノの備品) [思考・行動] 基本方針:全ての参加者を殺害し、ゲームに優勝する 0:BK201の居場所を聞く。方針を決めるのはそれから。 1:BK201(黒)の捜索。見つけ次第殺害する。 2:強力な武器の確保。最悪、他のゲーム賛同者と協力する事も視野に入れる。 3:合理的な判断を怠らず、可能な限り消耗の激しい戦闘は避ける。 [備考] ※テレスティーナ=木原=ライフラインのIDカードには回数制限があり、最大で使用できる回数は3回です(残り1回)。 ※上記のIDカードがキーロックとして効力を発揮するのは、ヘミソフィアの劇中に登場した“物質転送装置”のような「殺傷能力の無い機器」・「過度な防御性能を持たない機器」の2つに当てはまる機器に限られます。 ※暗視双眼鏡は、PSYCO-PASS1期10話で槙島聖護が使用したものです(魏はこれを暗視機能の無いごく一般的な双眼鏡と勘違いしている)。 ※スタンドの存在を参加者だと思っています ※シャンバラの説明書が紛失している為、人を転移させる謎の物体という認識です。 ※シャンバラは長距離転移が一日に一度で尚且つランダム。短距離だとエネルギー消耗が激しいですが、通常通りに使用できます。 ※ブラックマリン・シャンバラ共に適正を持ち合わせており、特に後者については出典元であるアカメが斬る!での所持者・シュラと同等の高い適正を誇っています。 ※シャンバラの大まかな使用用途を理解しました(長距離制限には気付いてない)。 ※あらかじめ水源付近(H7北部の河川)にシャンバラでマーキングを行っています。 ※プロデューサーの首輪で黒たちの居場所が聞けたかどうかは次の方にお任せします。 【首輪交換BOX】 現実にあるATMに酷似したもの。 首輪投入口に首輪を入れれば、その価値に見合うだけの武器か情報を得ることができる。 タッチパネル式である。 サイズは、成人男性が一人で入れる程度。 首輪の価値を知るには、首輪を入れるしかない。入れた首輪は返ってこない。 情報交換を望む場合は赤のボタンを押しながら質問しなければならない。赤のボタンを離し終えた時が質問の終わりを意味するので、途中で質問を区切ることは不可能。 また、首輪の価値に釣りあわない情報を求めた場合はエラーと表示され、別の質問を要求・ 時系列順で読む Back 翔べない天使 Next いつも心に太陽を 投下順で読む Back 翔べない天使 Next いつも心に太陽を 111 インヴォーク 魏志軍 152 どうせ最初から結末は決まってたんだ
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1504.html
>>back >>next 「け、カスどもが……」 とらの雷の一撃によって砕かれ、ボタボタと婢妖の残骸が地面に落ちていく。婢妖の死体は黒い煙になって消滅していった。 残ったの婢妖たちは、ざぁっと音を立てて飛び去っていく。 (マユコ……行ったか) とらが振り返ったそこには、既に真由子の姿はなかった。かわりに、腰を抜かしたルイズがへたり込んでいる。 「とら……その、わわわたし、腰が抜けたみたいで……」 とらが低く笑いを漏らすと、ルイズはみるみる赤くなった。 「わわ、笑うことないでしょ! 大体、お、遅いのよ! ばばばかとら!」 「くっくっく……すまねぇな。おら、立てるかよ」 とらはひょいとルイズを引っ張ると、自分の背中にひょいと放り投げる。きゃ!とルイズが悲鳴を上げる。 「そうあせるな……くっくっ……なーに、るいず。おめえはわしがちゃんと守ってやっから安心しな」 「うん……」 そう答えながらも、ルイズは少し悲しくなって、ぎゅっととらの背中にしがみついた。 見事なまでに破壊された寺院に、風が唸りを上げて吹き抜ける。 ごぉおぉおおおおぉう…… 強い風の中で、ルイズはしがみつく手にぎゅっと力をこめる。不安な風だった。 とらは――自分を守ってくれると言っている。そのことは、ただ単純にルイズには嬉しかった。だが―― (きっと……とらは誰かと私を重ねてるんだわ……) いつからか、ルイズのなかでそんな考えが少しずつ少しずつ膨らんでいたのだった。 ルイズはいつか見た夢を思い出す。 空を駆ける白面の者と燃え落ちる街。そして、子供の亡骸を抱いて涙を流す右肩のないシャガクシャという名の男…… (とら、あなたは……あの男の子を私に重ねてるの……? それとも――) ――それとも、あの「マユコ」に――と考えて、ルイズはぶんぶんと頭を振った。 もしそうだとしたら……いや、そのことを自分が認めてしまえば、きっとひどく惨めな気持ちに叩き込まれるだろう。 ルイズは顔を上げた。むき出しの寺院の奥には、破壊を免れた祭壇が残っている。……そして、その上につきたてられた一本の槍が、風に赤い布をはためかせていた。 (ただの……古い槍にしかみえないけど) これが本当に、あの白面の者を打ち破るようなすごい武器なのだろうか……? 疑問に首を傾げながら、ルイズはとらに尋ねてみた。 「ねえ、とら。その槍は一体なんなの?『獣の槍』って、お役目は言ってたけど……」 ふん、ととらは忌々しそうに鼻を鳴らした。 「獣の槍、白面をぶっ殺すためだけに作られた、器物のバケモノよ……おっと、さわんな。るいず」 びく、とルイズは伸ばした手を引っ込める。とらはぷつ、と一本髪の毛を引き抜く。と、見る間にとらの毛は長い白布に変わった。白布はしゅると音をたてて槍に巻きついていく。 (ったく……な、なんでよりによってこのわしが……) 内心はだらだらと冷や汗を流しつつも、いかにも冷静を装ってとらは槍に布を巻いた。そのまま髪の毛で槍を祭壇から引き抜く。 「まァ、コイツのことは気にするな。るいず。白面なんざ、このわしがぶっ倒してやらァ」 「……とら? なんか声がうわずってない?」 ぐす、とルイズの耳になにか聞きなれぬ音が入り、ルイズは怪訝な顔になる。 背中におぶさった状態では、とらの表情は見えない―― 「べ、別に泣いてなんかいねぇよぅ……」 ――が、とらの情けない声で、ルイズにも推測はついたのであった。 ……そんなとらとルイズを、キュルケとタバサはシルフィードに乗って困惑したように眺めていた。 「お、おねえさま! とらさまが泣いてるのだわ……! なにかあったのかしら、きゅいきゅい!」 「不可解……」 慌てるシルフィードに、タバサもわけがわからないといった様子で首をひねった。 ルイズの無事な様子を確認して、キュルケはほっと溜息をつく。 「やれやれね……てっきりルイズのほうが泣き出してると思ったんだけど……さ、早いとこ迎えに行きましょう。シエスタが村で待ちくたびれるわ」 「わかったわ、キュルキュル!」 シルフィードはさっと翼をはためかせると、とらとルイズの元に向かって舞い降りていった。 風…… 唸りをあげる風が、タルブの村近くの森を抜け、木々のこずえをざわめかせた。ざぁっ……という風とともに、一匹の金色の妖怪が森を飛び越えて飛んでいく。 ――と、探す相手の姿を見つけた金色の妖怪は、ぴたりと空中に止まった。 『おーや、ルイズ嬢ちゃんは一緒じゃねえのかぁ~。とらよぅ……』 ハルケギニアの双月の投げる光に、ぼんやりと時逆と時順の姿が照らし出された。 「るいずのやつはぐっすり寝てらァ……時逆、時順、一つ答えな……」 『おーう、何でも言えよぅ……』 ニヤリと時順が笑う。とらは、ち、と舌打ちした。 「あの獣の槍……どっから持ってきやがった……? あれァ……うしおの持ってたやつか? それとも――」 パシ、パリと、とらの髪に電光が走る。体に満ちていく怒りに、とらはぐっと拳を握った。 「それとも――マユコのやつを槍の生贄にしやがったのかよ……?」 ぎし、ととらの歯がなる。だが、時逆は頭を振った。 『……そいつは違うなあ~……獣の槍はあとにも先にもあの一本だぞぅ』 『そーう、わしらが持ってきたのさぁ……おまえさんが手にするよりも前の槍をなぁ』 (……じゃあ、わし――いや、シャガクシャが手にする前の……大陸で封印されてた時の槍かよ……!) とらの心を見抜いたように頷くと、次第に時逆と時順の姿は闇に飲まれていく。 『……だから、おまえさんたちは負けねぇよ……わしらがちゃんと槍を持ち帰らねば、時の流れが狂うからなぁ……』 『一年後、また獣の槍を取りにくるよぅ……そしたら、次にあの槍を解き放つのは、昔のお前だぞぅ……』 「け、たりめーだ……槍なんぞなくても、わしが白面ぐらいぶっ倒してやらァ……マユコにもそう伝えとけェ!!」 ……そうとらが吼えたときには、時逆と時順の姿は空に溶けて消えていた。 ごぉおおぉおぉおおおぉおおう…… タルブの森に風が吹き渡る。風はラ・ロシェールからアルビオンへと渡っていく。ちょうど、逃げた婢妖たちの向かう方向と同じだった。 (……アイツには、結局『泥』を被せちまったな) そんな妖怪の呟きも、吹き渡る風の唸りにかき消され、誰も知るものはいないのだった。 >>back >>next
https://w.atwiki.jp/nanashiinggrw/pages/59.html
ミッションパック 概要 ラグナレグは、肩部、前腕部、脚部などの機体各所にハードポイント(Hard Point)が設置されており、運用目的ごとにフォーマット化されたミッションパック(Mission Pack)を装備することで、主力攻撃から後方支援、遊撃戦闘、強襲など多彩な任務に対応できる。それぞれの装備の設定はすべてコンピューターに組み込まれており、簡単な設定変更を行えば短時間での換装が可能で、必要とあれば装備同士が干渉しない限りにおいて異なる種類のミッションパックを混載することも出来るほか、一部のパーツのみを装備することも可能である(但し、イレギュラーな扱いの為、滅多に行われない)。 しかし、ロールアウト時にはパーツ自体が開発されていなかったが、バーテックスによる奪取後、スフィア王国の手によってこれらのパーツが製作され、実戦に投入された。 その性能は圧倒的で、ネイキッド状態でも危険なラグナレグが更に危険な存在として認知され、後述するヘイムダル(ギャラホルン)が登場するまで猛威を振るっていた。 ちなみに、ミッションパックの強制排除も可能である。 ミッションパック解説 Plan-N(ネイキッドタイプ、Naked Type) ラグナレグの基本形態。 全てのミッションパックはここから始まったと言っても過言ではない。 最もバランスの取れた形態で、バックパックに2基のビームサーベルを搭載している。 Plan-A(アサルトタイプ、Assault Type) 長距離侵攻仕様のミッションパックである。 高い機動力を生かして敵陣深くに侵攻し重要拠点をピンポイント攻撃することを目的として開発された。 肩部の機動ユニットに設けられたスラスターと専用バックパックのテスラ・ドライブにより大気圏内での飛行も可能である。機体の制御は脚部及び専用バックパックの主翼によるAMBACで行う。 前腕部と脚部にプロペラントタンクを設置し、単独での長距離移動や長時間の作戦行動が可能である。誘爆を避けるため通常のプロペラントタンクに比べ装甲が厚くなっており増加装甲としても機能し、機体の安定性を保持するためプロペラントを消費した後も装着したまま用いることが多かった。バックパックに設置されたマシンキャノン、ビームキャノン各2門と後腰部ウェポンラッチに携帯したメガビームバズーカで攻撃を行う。腰部左右のハードポイントにはメガビームバズーカ用の予備エネルギーパックを装備する。 Plan-DOG(デストロイド・オブ・ガードタイプ、Destroyed Of Guards Type) 面制圧仕様のミッションパックである。 重機関砲、グレネード、ロケット弾など、大量の接近戦用火器を持つ重装接近戦タイプ。 肩部の機動ユニットに設けられたガトリングガンとバックショット、専用バックパックに搭載された火器によって高い面制圧力を誇る。 前腕部にグレネード、脚部にミサイルランチャー、専用バックパックにはMLRSと高射砲が、腰部左右には重機関砲を設置し、正に動く武器庫である。しかも、大半の武装が増加装甲を搭載している為、単純な防御力は非常に高い。また、各武装は機体のカウンターウェイトも兼用しており、弾を撃ち切った後も装着したまま用いることが多かった。 Plan-L/ESと違い、空戦も難なくこなせる。 Plan-H(ホバータイプ、Hover Type) 局地戦仕様のミッションパックである。 目標に対する一撃離脱戦法を目的とする陸戦用機動戦闘タイプ。ホバーによる高速移動で目標を追い、ミサイルポッドなどで攻撃する。 しかし、宇宙での運用を想定しておらず、ホバー移動がTC-OSでサポートされていなかった為、稟から『使い勝手が悪い』と酷評された。 後にPlan-Pの改良に使われた。その際ホバー移動はフレーズヴェルグのTC-OSを応用して何とか完成を見た。 Plan-I/F(インターセプトファイタータイプ、Intercept/Fighter Type) 迎撃追撃仕様のミッションパックである。 超加速によるヒット アウェイを目的として開発された。 機体各部に装備する推力増加ユニットにより高い機動性を有し、その速度はTM-Dを発動した時に匹敵する。 その代わり、防御は捨てているため、一つのダメージが文字通り致命傷になりかねない。 専用バックパックには二本の実体剣、腕部にはパイルバンカーが装備されている。このパイルバンカーにはシールド接続部が存在し、専用のブースターシールドを装備することが可能である。 このブースターシールドには強力な防御フィールドを発生させる効果があり、このフィールドには空気抵抗を減らす効果もある。 Plan-P(プランジタイプ、Plunge Type) 大気圏突入仕様のミッションパックである。 戦闘を想定した装備ではないので、一応武装はされているがビームキャノン1門のみとかなり貧弱なものである。 その為脚部には大型の武装コンテナが装着され、突入後は武装コンテナから武器を取り出して戦闘を行う。 使い勝手の悪さはPlan-Hに匹敵し(稟談)、余程のこと(突入中に大型武装コンテナが破損した等)がない限り使い捨ての装備の為、後に大幅なカスタマイズが施され、戦闘に耐えられるようになった(ベースになったのは、製造されたにもかかわらず、『使い勝手が悪い』という稟の一言によって使われることの無かったPlan-Hである)。 Plan-L/ES(ロングレンジ/エレクトリックサポートタイプ、Long-range/Electronic Support Type) 長距離支援仕様と長距離狙撃仕様のミッションパックである。 実弾とビームを選択して撃てるロングレンジライフル、遠距離用のビームカノンやレールキャノン、ホーミングミサイルなど支援兵器を多数装備し、長射程用の複合照準器を持つ。 また、強力なECMやミサイルカウンター、光学迷彩を有し、電子戦にも対応できる。 専用バックパックには大型のレドームが装備されており、極めて広範囲を索敵することが出来る。その力は180mmEMLの射程外に展開する歩兵部隊の生体反応すら見つける程。衛星や母艦とリンクすることでその力は数倍にも跳ね上がる。 また、レドームを挟み込む形で高速戦闘用PTの常識では考えられない重砲・ハイブリッドキャノンを装備している。 さらに、バックパックのサイドから突き出るようにガトリングキャノン、パルスキャノン、ビームガン、マルチミサイルの攻勢複合ユニットが装備されている。 右肩の機動ユニットに四連装ビームカノン、左肩の機動ユニットに二連装レールキャノンが設置されている。 右腕にロングレンジライフル、左腕にボックスタイプのホーミングミサイルコンテナを持つ。この二つの武器はバックパックと連結しており、移動の際には折り畳まれて(ライフルのみ)バックパックに装着される。 無駄に重い装備で、飛行能力は皆無に近い(とはいえ一応飛べる)。だがその有用性は高く、稟は『機動力低下のデメリットを差し引いてもこの装備はかなり効果的』と評価している。 余談だが、バックパックを上から見ると翼を広げた鳥のように見える(攻勢複合ユニットとそれを支えるアームがまるで翼のように見えるため)。 Plan-X(エキストラタイプ、Xtra Type) 各機体の性能を最大限に引き出す最強のミッションパックである。 他のミッションパックとの互換性を捨てた代わりに、高い性能を発揮することが出来る。 換装パーツが基礎フレームにまで及ぶため、ほぼワンオフ機的な扱いになっている。 アライアンス極東支部瑞穂坂基地司令官の御薙鈴莉が存在を示唆することを話していたが、実際に設計図が存在するかは不明である。 ヘイムダル ラグナレグの雛形であるギャラホルンを対ラグナレグ用に改造した機体。 詳しくはヘイムダルの項を参照。 ラグナレグの雛形であるだけあって、この機体もまた換装機構が備わっている。 但し、ラグナレグと違い、各パイロットの戦術にあわせた専用ミッションパックを幾つか用意して、その中から選ぶようになっている。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/36674.html
【検索用 EXITTUNESPRESENTSKagaminextfeatかかみねりんかかみねれん 登録タグ kuma(alfred)CD CD CDE CDコンピレーション DATEKENCD Dixie FlatlineCD HoneyWorksCD JunkyCD NeruCD P.I.N.A.CD irohaCD nyanyannyaCD じーざすPCD のりPCD ひとしずくPCD ぶーたCD もじゃCD やま△CD ゆうゆCD れるりりCD アゴアニキPCD オワタPCD カラスヤサボウCD ゴムCD シグナルPCD 全国発売 卓球少年CD 悪ノPCD 暴走PCD 水野悠良CD 田中BCD 銀サクCD】 + 目次 目次 CD紹介 曲目DISC1 DISC2 リンク コメント ひとしずくP やま△ Dixie Flatline Neru 悪ノP カラスヤサボウ オワタP シグナルP nyanyannya れるりり もじゃ P.I.N.A. iroha kuma(alfred) HoneyWorks ゴム じーざすP 田中B cosMo(暴走P) アゴアニキP ゆうゆ のりぴー 水野悠良 Junky 卓球少年 銀サク DATEKEN ジャケットイラスト:ぶーた 発売:2017年12月20日 価格:¥3,200(税別) 流通:全国 レーベル:EXIT TUNES CD紹介 CD名:『EXIT TUNES PRESENTS Kagaminext feat. 鏡音リン、鏡音レン』(エグジットチューンズ プレゼンツ カガミネクスト フィーチャリング かがみねリン、かがみねレン) 「鏡音リン・鏡音レン」の発売10周年を記念したコンピレーションアルバム。 今作の為にiroha(sasaki)、ガルナ(オワタP)、じーざす(ワンダフル☆オポチュニティ!)、DIOS/シグナルP、ひとしずく×やま△の伝説のリン・レンマスター達が書き下ろした楽曲を収録! ボーナストラックとして音声提供者の声優「下田麻美」がカバーした楽曲も収録 数量限定の封入特典として人気イラストレーターの△○□×、Yおじが描くアクリルストラップ(4種ランダム)が数量限定で封入。 曲目 DISC1 Welcome to the Mirror Sound s Kingdom / ひとしずく×やま△ feat. 鏡音リン、鏡音レン 書き下ろし ジェミニ / Dixie Flatline feat. 鏡音リン、鏡音レン 脱獄 / Neru feat. 鏡音リン 悪ノ召使 / mothy_悪ノP feat. 鏡音レン ジャバヲッキー・ジャバヲッカ / カラスヤサボウ feat. 鏡音リン、鏡音レン イカサマ⇔カジノ / ひとしずく×やま△ feat. 鏡音リン、鏡音レン パラジクロロベンゼン / ガルナ(オワタP) feat. 鏡音レン チェインゲーム / DIOS/シグナルP feat. 鏡音リン、鏡音レン 書き下ろし エンプレス=ディスコ / nyanyannya feat. 鏡音リン 聖槍爆裂ボーイ / れるりり×もじゃ(大柴広己) feat. 鏡音レン ロストワンの号哭 / Neru feat. 鏡音リン レッド・パージ!!! / P.I.N.A. feat. 鏡音リン、鏡音レン リンリンシグナル / DIOS/シグナルP feat. 鏡音リン、鏡音レン 炉心融解 / iroha(sasaki) feat. 鏡音リン スキキライ / HoneyWorks feat. 鏡音リン、鏡音レン DISC2 しんでしまうとはなさけない! / じーざす(ワンダフル☆オポチュニティ!) feat. 鏡音リン、鏡音レン 厨病激発ボーイ / れるりり feat. 鏡音レン 深海シティアンダーグラウンド / 田中B feat. 鏡音リン 鏡音レンの暴走 / cosMo@暴走P feat. 鏡音レン よっこらせっくす / アゴアニキ feat. 鏡音リン 天樂 / ゆうゆ feat. 鏡音リン 右肩の蝶 / のりぴー feat. 鏡音レン 師匠なフタリ / じーざす(ワンダフル☆オポチュニティ!) feat. 鏡音リン、鏡音レン 書き下ろし ハウトゥー世界征服 / Neru feat. 鏡音リン、鏡音レン メランコリック / Junky feat. 鏡音リン 誰でもいいから付き合いたい / 卓球少年 feat. 鏡音レン いろは唄 / 銀サク feat. 鏡音リン 夜明けのシステム / iroha(sasaki) feat. 鏡音リン 書き下ろし 鏡音ミリオンランキング / ガルナ(オワタP) feat. 鏡音リン、鏡音レン 書き下ろし <Bonus Track>蜜月アン・ドゥ・トロワ / DATEKEN feat.下田麻美 リンク 特設サイト amazon コメント おおおおリンレン来たーッ! -- 名無しさん (2017-09-05 00 39 32) リンレンも盛り上げて欲しい!! -- レン廃の人 (2017-09-05 17 55 59) 絶対買う!リンレンファイトぉー!!!!! -- 名無しさん (2017-09-05 19 28 55) リンレンの10周年も盛り上げたいなぁ!!!! -- 名無しさん (2017-09-05 21 06 21) 今回はVocalogemeniとかVocalotwinkleの続編ではないみたいだね。今度こそ下剋上入ってほしい。無理かなぁ? -- humeiP (2017-09-11 10 13 57) 特設サイトにBESTって書いてるから続編ではないと思う -- 名無しさん (2017-09-11 14 43 34) 「ココロ」が無いのは一体… あと鏡音10周年記念アルバムってのはこれとは別に出るのかな? -- 名無しさん (2017-10-18 22 28 38) せーのって聞こえた気がしたんだけど・・・。 -- 名無しさん (2017-10-22 16 42 56) オワタさんの書き下ろしか・・・なんか気になる。てかNeruさん3曲収録とかすげぇw -- 名無しさん (2017-10-30 17 38 59) 初音ミクと同じくほとんどベストアルバムに入った曲で被ってるけど、ベストアルバムに入ってない曲も少しあるし、書き下ろし曲もミクのアルバムよりも多いのでこっちの方が良いと思いました。 -- humeiP (2017-11-05 00 59 32) リンとレンで別々にアルバムを作ることはできないのかな? -- 名無しさん (2017-12-11 11 24 13) リンが多いのは既存曲の数とか見ても仕方ないでしょ -- 名無しさん (2017-12-11 21 22 50) 既存曲の数が書き下ろしに何か関係が?というかレンのソロで入れられるのが7曲しかないと思ってるんですね -- 名無しさん (2017-12-12 00 00 39) 「夜明けのシステム」いいね! 流石iroha氏、期待を裏切らない素晴らしい曲だ! -- 名無しさん (2017-12-21 21 54 17) 絶対買う! -- 名無しさん (2017-12-22 22 01 58) 発売日に届いた!ポスターとか缶バッジとかも良かったけどCDめっちゃ良かった!チェインゲームが一番印象に残った -- Allen (2017-12-23 09 36 54) 買ってからだいぶたつけどいまだに聞いてる!ほんと10周年おめでとうって感じ・・・(←今更)特典がポスターしか手に入らなかったのが悔しいいいいい大事に飾らせてもらってます♥ -- レン廃 (2018-08-12 19 40 12) HoneyWorksの「y」の部分が「w」になってて草 -- humeiP (2018-10-03 07 48 55) 書き下ろしの曲が好きです。 -- 名無し (2020-11-25 20 05 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/foresanc/pages/328.html
カルス・ウインディ 挿絵作製:泰紀様 1 名前 カルス・ウインディ 2 年齢 21歳 3 性別 男 4 種族 不明 5 外見、身長、体重 臙脂色した髪で少し長めの髪を銀杏頭に。緑色の目をしている。 青の半袖のポロシャツや長袖のTシャツに緑の長ズボンをはいていて、靴は黒い色。 服の上にポケットの多いベストを羽織っており、そこに道具をいれている。 服で見えないが、過去に風殺旋の暴走でついた傷跡がかなりある。かなりの女顔。 仕事着は、いかにも忍者という感じの、黒い忍び装束を身に纏っている。 口元も髪も全部覆い隠していて、露出している部分は少ない。 右肩には3mmほどの幅の線で書かれた二重丸の内側に×が書いてあるような痕がある。 身長 178cm 体重 59kg 6 性格 飄々とし、おちょくり上等。 すっとぼけたことや馬鹿なことをやって、すぐ立ち直ってくる。 真面目な様子があまり見えず、あまり頼りたくない。 というのが表で見せる顔。 裏に転べば冷静冷徹。 命を奪うのに戸惑いはなく、必要ならば裏切りも、裏切りの裏切りも厭わない。 一度受けた依頼は基本的にこなす。 ただ、対ヒトの戦闘に関してはやるが、他の敵との戦闘は好まない。 7 過去 詳しくは不明 生まれて間もない状態で捨てられていたところをファントムのメンバーの夫婦に拾われ、育てられた。 8 職業 アサシン 傭兵 賞金稼ぎ ディグアウター(※1) 『傭兵ギルド【ファントム】』所属 コードネーム『陽炎』 9 口調、口癖 口調:軽い感じ。 「俺の名はカルス。まぁ、てきとーに宜しく頼むぜ。」 「あっ、俺の今川焼! ・・・ま、いっか。まだあることだし・・・」 「桜の下で緑茶をすすりながら草団子を食う・・・かぁー!最高だね!」 「あー、くそっ・・・ 今日もまたボウズだよ・・・ そろそろ生活資金が危ないな・・・」 「別に人を殺すのは誰にでも出来ることだろ?ただ、殺す覚悟とその業を背負う覚悟があるかどうかだ。」 口癖:無し 10 一人称、二人称 一人称:俺 二人称:呼び捨て 名前を知らないときはお前やあんた、貴様等 11 好きなもの 和食 緑茶 和菓子 12 嫌いなもの 特に無し 13 好きな人 今はいない 14 パートナー ゼロ・ウインディ 15 属性 闇 光 風 地 炎 無 16 苦手な属性 氷 雷 17 戦闘スタイル 手裏剣など飛び道具を使ったり、苦無を使う接近、遠距離どちらでも戦える。 18 精神力 数々の戦場を潜り抜けてきただけに恐怖、威圧などには強い 19 戦闘熟練度 ★★★★★ 20 技や魔法 【闇刃】 闇の力で作った刃を敵に向けて放ち、切り裂く。 【光散】 広範囲に光の弾を放つ。 【光雨】 自分を中心に広範囲に光の閃光を雨のように降らせる。 【風陣】 自分を中心に強力な竜巻を起こす。 【岩槍】 地面から岩の槍をだし、敵を貫く。 【地爆】 相手の足元の地面か床を爆発させる。 【烈火】 炎の弾を何十個も出し、敵に向けて放つ。当たると爆発を起こす。 【幻実】 自分の分身を作り出す。全て実体で、攻撃も出来る。 込めた魔力の量で分身の数、強度も変わる。 なお、この技は特殊で、分身が魔術無効化の場所に入っても消えない。 分身が知覚した情報はカルス本人にも伝達される。 【飛天】 空間移転・・・と言うわけでは無く、高速移動を可能とする魔術。 他人が目で捉えきれないほどの速度で移動する。 傍から見れば空間移転に思えなくも無い。 21 特殊能力・特殊技能 【異常跳躍力】 桁並外れた跳躍力を持つ。 その気になれば10階建てのビルの屋上まで跳べるとか。 【地形順応】 垂直な壁や小さかったり不安定な場所でも安定した戦闘を行える。 【異常視力】 桁並外れた視力を持つ。 途中に障害が無ければ、5km先まで見渡せる。 【動体視力】 自分の動くスピードに見合う動体視力を持つ。 【重力操作】 自分に対してのみ、ある程度の重力の操作が可能。過重力、反重力、両方とも可。 【リミッター開放】 自分にかかっている能力の制限を一時的に開放する。 開放中は右肩の痕から青白い光が機械のように線を描いて全身を走る。 【聴覚による判断】 眼が見えなくても音などでものの位置がわかる。 潜入とかでは結構重宝する 【集中】 あらゆる感情をシャットダウンし、目の前の相手に集中する。 集中する瞬間、視覚・聴覚・精神に作用する技・魔法を解除する。 一度集中解除すると暫く経つか、甘いものを補給しないと使えない。 【暗視能力】 暗闇でも目が利き、黒いものも見える。 【毒無効】 毒などで捕まったり殺されたりするのを避けるため、特訓。 効く毒が無いと思われるほど。 【拷問耐性】 情報を流すことは命を捨てるようなもの。 そのためいかなる拷問に耐えられるように特訓。 爪の間に針を入れられても微動だにもしない。 【変装技術】 化粧、服装などで全く別人の姿になれるほどの技術。 特殊メイクもびっくりな変装をすることもできる。 性格や立ち居振る舞い、時には体臭すら変え、女装すると、まず男とはわからない。 【声真似】 老若男女問わず、様々な声を真似することができる。 【甘党】 ドがつくレベルの甘党。三食甘味でもいける。 22 必殺技 【瞬閃】 グッと力をためてバネのように放ち、一瞬で幾多もの斬撃を刻み込む。 一瞬の出来事に何が起こったか理解しきる前に血の海に沈むだろう。 23 能力(E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級) 通常時 体力 A+ 魔力 C+ 腕力 B 知力 B++ 素早さ S 命中 A 開放時 体力 A++ 魔力 B+ 腕力 A 知力 B++ 素早さ S++ 命中 A+ 24 武器やアイテム 【千子村正】 先日、フロウから譲り受けた刀。 刃渡り74.2cm、柄は22cm、刃文は直刃に湾れ、小丸帽子で京反り。鞘は木製の真塗。 強いてあげるような特徴はないが、恐ろしいほどの切れ味を持つ名刀。 普段は背中に袈裟懸けに装備している。 【苦無】 カルスが最も使う武器 刃渡り40cmの大苦無、刃渡り18cmの小苦無がある。 前者は主に近接戦闘用、後者は投擲用に用いる。 【手裏剣】 遠い間合いから手に持って敵に投げて突き刺し、倒す道具 刃の部分に毒を塗ることもある。 【十字手裏剣】 最も使用頻度が高い手裏剣で、もっともポピュラーな手裏剣。 【卍手裏剣】 卍形をした手裏剣。殺傷能力は他のに比べ高め。 【六方手裏剣】 刃が六つある手裏剣。傷が多く出来る。 【八方手裏剣】 使う中では最も刃の数が多い。毒を塗るとかなり効果的。 【風魔手裏剣】 かなり大きい手裏剣。持ち運びに不便なので折りたたみ出来るようにしてある。 【棒手裏剣】 当たれば傷が深くなるが当たり難いのが欠点。殺傷能力はかなり高い。 【巻き菱】 木や竹、鉄などで作った八方に棘がついた道具。 地上を走る相手には有効だが空を飛ばれるとまったく意味が無い。(ぁ 【乱光弾】 いわゆる目くらまし。どこかに叩きつけると強力な光を放つ。 【煙玉】 叩きつけるとこれでもかってくらいに煙を噴出する。ピンポン球位の大きさ。 噴出す煙の色は様々。 【兵糧丸】 これを食べると三日三晩動きつづけることが出来ると言われている丸薬。 体力を格段に上昇させる。 【増血丸】 体内の血が少なくなったときに飲む。体内の血が増える。 作成方法は秘密。 【治癒薬】 薄紫色をした液状の薬。飲むか傷口にかけると傷が回復する。 【解毒剤】 緑色した液状の薬。飲むと毒を消す。 様々な毒に対応できるように色々な種類のものを持っている。 とはいえ、まず自分に使うことは無い。要するに備えあれば憂い無しと言うもの。 【解針】 不思議な色に輝いている針。 石や金になっている人や物に刺すと元の状態に戻す。 また、所持しているだけで肉体への状態異常付与を自動で防ぐ。 この場合も一度防ぐたびに一本消費する。 25 その他 ゼロ・ウインディとは姉弟関係。 意外と和菓子作りが趣味だったりする。 (※1)【ディグアウター】 遺跡などに入り、宝物を探したり、調査をするのが主な仕事。 その遺跡にいるモンスターの退治を頼まれることも屡。 登録タグ :ファントム 忍者 暗器 暗殺者 汚いなさすが忍者きたない 甘党 神札封印者 種族不明
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/1059.html
「トラ!UFO! ベストマッチ!アーユーレディー!?」「未確認ジャングルハンター! トラユーフォー! イェーイ!」 【ライダー名】 仮面ライダービルド トラユーフォーフォーム 【読み方】 かめんらいだーびるど とらゆーふぉーふぉーむ 【変身者】 桐生戦兎 【スペック】 パンチ力:17.8t(右腕)/5.1t(左腕)キック力:8.7t(右脚)/21.2t(左脚)ジャンプ力:ひと跳び46.5m走力:100mを3.9秒 【フォームチェンジ】 仮面ライダービルド ラビットタンクフォーム仮面ライダービルド ゴリラモンドフォーム仮面ライダービルド ホークガトリングフォーム仮面ライダービルド ニンニンコミックフォーム仮面ライダービルド ロケットパンダフォーム仮面ライダービルド ファイヤーヘッジホッグフォーム仮面ライダービルド ライオンクリーナーフォーム仮面ライダービルド キードラゴンフォーム仮面ライダービルド 海賊レッシャーフォーム仮面ライダービルド オクトパスライトフォーム仮面ライダービルド フェニックスロボフォーム仮面ライダービルド スマホウルフフォーム仮面ライダービルド ローズコプターフォーム仮面ライダービルド クジラジェットフォーム仮面ライダービルド キリンサイクロンフォーム仮面ライダービルド サメバイクフォーム仮面ライダービルド クマテレビフォーム 【トライアルフォーム】 一覧 【強化フォーム】 仮面ライダービルド ラビットタンクスパークリングフォーム 【ハザードフォーム】 仮面ライダービルド ラビットタンクハザードフォーム仮面ライダービルド スマホウルフハザードフォーム仮面ライダービルド ホークガトリングハザードフォーム仮面ライダービルド 海賊レッシャーハザードフォーム 【超強化フォーム】 仮面ライダービルド ラビットラビットフォーム仮面ライダービルド タンクタンクフォーム 【特殊フォーム】 仮面ライダービルド エグゼイドフォーム 【声/俳優】 犬飼貴丈 【スーツ】 高岩成二 【登場作品】 仮面ライダービルド(2018年) 【初登場話】 第22話「涙のビクトリー」 【詳細】 桐生戦兎が「トラフルボトル」と「ユーフォーフルボトル」をビルドドライバーにセットし変身した仮面ライダービルドのベストマッチフォームの一つ。 格闘攻撃に特化し密着状態からの取っ組み合いを得意とするトラハーフボディと、未確認飛行体によるアブダクションを始めとして不明なデータの多いユーフォーハーフボディが何故かベストマッチ。 距離を詰めた状態での格闘攻撃、及び近くの相手を異空間に放り込んだりといった行動を得意とするフォームだが、 ユーフォーハーフボディは装甲材質を始めとして謎の機能が多い。 何故虎とUFOの組み合わせがベストマッチなのか、明らかに未確認飛行体を呼び出したり制御下に置けるなど地球外生命体がいる前提でそれらに対する知識が活かされている各部機能、 変身者の意思とは別に危機に陥った時にしか動かない謎の攻撃ユニットを格納する装甲、形状が変化するが問題ないとして安定化させず放置された装甲など、 とにかく謎というかネタが多いフォームである。 専用武器はなし。 だが、鋭い爪や、UFOに乗った変幻自在の攻撃が武器。 【各部機能】 頭部は非公開のテクノロジーを利用したアンノウンヘッドアーマーと、硬い毛皮のような防護布で覆われたストライフヘッドアーマーで保護されたBLDトラユーフォーヘッド。 アンノウンヘッドアーマーは稀に形状が変化するが、特に問題はないと考えられてるとか。戦闘服としていいのだろうか。 また、ストライフヘッドアーマーは攻撃を受けた部分がより厚くなり防御性能が向上する。 UFOを象ったライトアイユーフォーは肉眼では捉えられない存在を感知して分析し視覚化、そこに繋がるミステリーフェイスモジュールは、 内部は空洞だがこの部分が信号音を発し、何らかの不思議な現象を引き起こす。 トラの顔面を模したレフトアイトラは格闘戦を重視して反応速度を高め、敵を追跡する特殊な嗅覚センサーを搭載している。 だが、ライオンハーフボディのレフトアイライオン同様マタタビが弱点で、行動不能になるあちらと比べじゃれつくような仕草で敵を狩り始めるなど行動に支障をきたす。 そこに連なるタイガーフェイスモジュールは鋭い眼光で敵の動きを封じ、真意を見抜くことが可能。 胸部装甲はほぼ頭部装甲と同じ能力を持つストライプチェストアーマーとアンノウンチェストアーマーによる複合装甲。 非公開のテクノロジーを用い、稀に形状が変化、硬い毛皮のような防護布で覆われている。 なお、ストライプチェストアーマーは左の首元にトラのシッポがあり、ここが攻撃を受けると右肩のBLDタイガーヘッドショルダーが起動し「虎の尾を踏む」が如く自動的に周囲の敵を噛み砕く。 さらにアンノウンチェストアーマーの内部には不定形の攻撃ユニットが待機し、変身者が絶体絶命のピンチに陥った際に装甲を突き破って飛び出し、敵を仕留めるという。 上述のBLDタイガーヘッドショルダーだが、倒した敵の数に応じて牙が伸びるとされ、武器として拳に装着することで長くなった牙を敵に突き立てる攻撃も可能。 格闘攻撃に特化したパワーアームであるレッスルファングアームはガードの隙を突く鋭いパンチや取っ組み合いからの多彩な投技で威力を発揮。 鋭利な爪を有するBLDトラファイトグローブは周囲を切り裂く光の光刃を発生させた格闘攻撃を得意とする。 左肩のBLDポータルシップショルダーはUFO型の自動転送ユニット。 内部に異空間の転送ゲートと思われる装置が組み込まれているがその詳細は不明。登場シーンに使用描写が無いため詳細がわからないのではなく、 公式サイトの記述に「その詳細は明らかになっていない」とされる記述が本当にある。 変身者の意思とは関係なく怪電波を発しているらしく、未知の発光体などを呼び寄せる機能がある。 ポータルシップショルダーから伸びるアブダクションビーマーは敵や調査対象に奇怪な光を浴びせて縮小させてしまい、 それを回収することでポータルシップショルダーの転送装置に放り込み異空間に追放してしまう。 左腕のキャプチャージアームは装甲内部を伸縮繊維が覆っており、腕力と運動速度が強化されている。 これによって暴れ狂う敵や逃げ出そうとする敵を素早く捉え、抵抗する気力がなくなるまで拘束することが可能。 BLDハガーグローブは敵を掴んだ状態でグローブの吸着面から溶解液を注入できるニードルが飛び出し、内部機能を停止させる。 右脚は装甲内部の伸縮繊維によって脚力と運動速度が強化されたキャプチャージレッグ、さらにインベイダッジシューズは呼び寄せた発光体やUFOのコントロール権を掌握、 意のままに操る他、内部の存在と意思疎通を図ることで高度な連携攻撃を行うことが可能。 左脚のレッスルファングレッグは格闘攻撃に特化し多彩な固技を得意とする。 ジャングルフットシューズは密林での戦闘を得意とし、敵に気づかれること無く距離を詰めることが可能。 シューズ内部には鋭い爪と肉球が隠されている。 必殺技は召喚した巨大なピンク色の未確認飛行物体の上に乗り、空中を高速で縦横無尽に飛び回りながら敵をキャトルミューティレーションのように中に取り込んで残骸に変えたり、巨大な未確認飛行物体で体当たりで複数の相手を一掃する「ボルテックフィニッシュ!」。 【活躍】 本編では第22話にて登場。 ブラッドスタークから得たフルボトル一式から2つを選んで変身を行う。 敵対する仮面ライダーグリスを相手に次々とボトルチェンジする中で変身したフォームの一つ。 呼び寄せた飛行体を操り、グリスに攻撃を加えた。本編では「ボルテックフィニッシュ!」は未使用。 『7つのベストマッチ』では後編の方に登場。 ネビュラヘルブロスが従えるガーディアン(ファウスト)と交戦、能力や必殺技にて一掃した。 【余談】 初登場は22話だが、公式サイトにデータが掲載されたのは翌週の第23話放送終了後となっている。 また、同22話に登場したクジラジェット、キリンサイクロンフォームのデータは未掲載だったが仮面ライダー図鑑という公式サイト開設に伴い、クマテレビフォームなど番外作品に登場したベストマッチフォームのデータと共に掲載された。
https://w.atwiki.jp/tigers_torasen/pages/22.html
金本 知憲(かねもと ともあき) ,,-―――――-、 ,r´ `\ | ,.-''" ̄ ̄ ̄ `"''-,, .ヽ |./ ', ', /- - i .| /⌒ヽ /⌒ .| | ,' _ ` ´ _ | .| |.ノ-・、.〉 , ./-・ヽ |/,⌒i |  ̄./  ̄ . ノ.| .', .| -、 .、_ノ ヽ `¨i⌒´ / / .| .|ヽ,ヽlエlエlアヽ / / | .ヽ、 .ヾ二ノ / .| i\ ‐ ./ / | |. ヽ___/ ,' .| |ヽ_______,,-''"| ''"´ヽ ノ`"'' 阪神タイガース第33代監督 鉄人。愛称はアニキとか鉢とか。矢野耀大や下柳剛と一緒に阪神おっさんトリオと呼ばれていた。 2002年オフに広島東洋カープからFA移籍 左打者なのに当時救いようの無いくらい弱かった阪神に移籍してくれた神様。 藤田平から和田豊に引き継がれてきた背番号6を背負う(ちなみに広島時代の背番号は10番)金本本人は大学時代の背番号でかつて新庄剛志が付けていた5番が希望だったが当時中村紀洋の阪神FA移籍の可能性があったため中村に配慮して6番にしたという 金本引退後、背番号6は金本本人が監督に就任して付けるまで事実上欠番状態 怪我をしても試合に出続けチーム内のプロ意識を高めていた。 が、彼の真似をするとケガを我慢して成績がガタ落ちする選手がよく見られる。普通の選手は休養が必要なのである。 フルイニング出場を続けていたこともあり、打てない時には叩かれることも多かったものの何だかんだで頼りになった不動の4番打者であった。 よく弟分の新井貴浩や藤本敦士を弄って遊んでいたが実生活では末っ子である。 強打者にはありがちだが四球の非常に多い打者であった。 愛煙家。ヤニキと揶揄されることも。 腕を骨折しながら片手でヒット、出塁時膝に送球を受けて脱臼した次の打席で満塁HR、頭部死球の次の打席でHR、9回2アウトからまわってきたチャンスに敵守護神から逆転2ランHR、3打席連続HRを3日のうちに2回等、「漫画かよ」と称賛を越えてもはや呆れられるようなシチュエーションで活躍する事がままある。まさに生ける鉄人伝説であった。 ブレーク前の能見篤史が3連続四球した時は鬼のような形相でマウンドを見つめていた。893かあんたは 齢41だった09年には人間に例えると28歳らしいと豪語していた。 脳年齢23歳 09/04/09に3打席連続HR、一人で7打点を叩き出す。 09/04/11に3打席連続HR、一人で6打点を叩き出す。 だらしねぇ選手に喝を入れることも 金本はエグいよ広島の捕手、西山秀二がテレビ番組にて「出て行ってくれてホント助かりました」と半分冗談、半分本気に言った。 新井貴浩の「辛いです…カープが好きだから」の会見のDVDをロッカールームで延々と流し続けた。 09年4月は月間打点30。月間三冠。 広島時代はトリプルスリーを達成したことがあるように、俊足も武器にしていた。阪神移籍後でも03年は18盗塁を記録している。現役晩年は膝の故障や加齢、4番打者という打順の問題などもあり、盗塁を見ることは少なかったが、たまに相手バッテリーの不意をついて盗塁したり、好走塁を見せることがあった。引退した年まで19年連続で盗塁を記録した。 広島時代は毎年オフ番組で生ケツを披露していたが、阪神に移籍してからは未公開のまま。 解説者となってからはその手腕を期待されたが、とりあえず何でも否定から入る。もしくは分からないことは分からないと答えるのはいいのだが、あまりにも分からないを連発することも多く、もはや解説放棄と言われても仕方がないその解説にはがっかりしているファンも多い。一応フォローしておくと、新聞での書評などでは理論的に解説が出来ており、一般人では気が付かないところにも目を付けることが多い。たぶん、考えたことが瞬時に言葉として出ないのであろう。 広島主催の解説ではまだまともな解説をしている。特に元同僚の西山秀二とのコンビの場合はイキイキとしている。 連続試合出場記録ストップ(11年4月15日ナゴヤドーム) この日はスタメンを外れた金本であったが8回表二死一塁で投手の代打として打席に立つも1塁走者であった俊介が盗塁に失敗しイニングが終了その後もそのままベンチに退いたため結果的に連続出場とは認められなくなりその時点で13年にも渡る連続試合出場は1,766試合で途絶えた。1998・7・10~2011・4・15(1,766試合歴代2位) 連続フルイニング出場記録ストップ(2010年4月18日横浜スタジアム) 10年は右肩の負傷でまともに送球ができない上に打撃不振が続いていた。どれくらい酷いかというとランナー二塁前進守備でレフト前にヒットを打たれると二塁ランナーの生還を許すくらいである。元々守備に関しては落球も多く上手い部類ではないが、それでもここ一番ではファインプレーを見せてピンチを救うことも度々あった。この年以降、右肩故障や赤星憲広引退の影響で守備での拙劣さがもろに目立つことになった。レフトへのシングルヒット(左安)がレフトツーベース(左二安)になることが多々あり左二キ→サニキと呼ばれるようになった。さらにレフトスリーベース(左三安)まで許した時には左三キ→ササキと呼ばれる羽目になる。11年は攻守においてさらに酷いプレーが多くなり、それと同時に蔑称に近い異名も多くなっていった。 12年は打棒においては11年よりマシというレベルだったが・・・ ちなみに広島時代の不調時の異名は腐肉。ヤニキやサニキが普及したせいかカープスレですら見かけなくなった。異名一覧http //wikiwiki.jp/domingo/?%A5%E4%A5%CB%A5%AD ついに10年4月18日、連続フルイニング出場1492試合で途絶えた。 1999・7・21~2010・4・17 スタメン発表で名前が出ずどよめく球場と当日の様子 動画 移籍一年目の2003年日本シリーズ、虎ファンの心をガッチリととらえた名場面 現役引退へ 10年に肩を負傷してからはプレーに精彩を欠き、12年9月12日記者会見を行い引退を発表した。晩年の守備の拙さについてはいろいろ言われたが、2000年代阪神躍進の立役者であることについては異論はないだろう。 そして2015年オフ、和田からバトンを引き継いで監督に就任。 / ) / / // ,-==-、 / '゙ ./ノシ-く`>-.、 /´ ゙̄ヽ _,.-''⌒ '=' \ ゙ヽ__ .(.| } _,,-''´`) く -'´ `''-、 / .`ー-、|)、__6.|_,, -<´>‐v‐''´ \|| ヽニ//.i./77)}}} ニニ})_ノ'´ 'く_ KAi、,ュ_n-rn 三ヲ ./´゙i .ヽ./ , ィァ ~ ./ '゙ |))∧ /' / /)Y.}/ノ/´ // ̄ヽ,_ .,' .人(/ノ , / `ー-、  ̄二´`''=-、,,_ / //./ `'ー=ニ二_- ,,_ _` ''-ス 、_///ノ/ `ヽ、 彡 ./ く/7// `ー=彡 ./ `T/7//ノ } ///彡/ .|//.' ノ .(ヽニ } / ァ /// | ,'/ .ノ / ,' .{ くrー''く_ └===┘ 歪みねぇみなぎる兄貴
https://w.atwiki.jp/3594br/pages/229.html
368 名前:水 1/5 投稿日:2006/09/30(土) 10 17 18 于禁は城壁を降りた。 まだ引き切っていない水は、于禁の腰まである。場所によっては、人一人くらいすっぽり収める水深にもなるだろう。 水は冷たかった。 水の中で、足を進める。歴戦の将の、屈強な足をどんなに速く動かそうとしても、普通に歩くほどの速さも出ない。 泳いだ方が、速いのだろう。別に泳ぐのは苦手ではない。ただ、逃れがたい思い出がある。 あの時ほど、水を恐れたことはなかった。 降り注ぐ雨の音が、あの時ほど憎く感じたことはなかった。 急流にさらわれていく兵の顔は、今も脳裏にこびり付いている。 「そう、ひ………」 奴は銅雀台にいるだろうか。 俺を絶望に陥れた、あの男は。 必ず見つけ出さなくてはいけない。見つけて、この手で殺さなければ、俺は……… やがて、銅雀台が目の前に迫った。 高く高く、鄴にある何よりも高く作られたその台。 台の左右に閣道が伸び、曹操が銅雀台と共に建てた金鳳台と冰井台と連結している。三台がそびえ立つ様は、力強くも美しく、曹家の繁栄をよく示していた。 水を振り切り、階段を何段か上る。体が水から解放されると、清々しい気分になった。 銅雀台が完成し、その式に呼ばれた時のことを思い出す。 張遼、楽進、張郃、徐晃と共にこの階段を登り、台頂に着いて振り返った時。 あの景色の、なんと素晴らしかったことか。 その栄華を、誇りに持ち、五人は改めて曹操に忠誠を誓ったのだ。 もう一度、あの場所に。 369 名前:水 2/5 投稿日:2006/09/30(土) 10 19 02 「あれ?」 露に濡れて光り輝く銅雀と、その銅雀を取り付けた豪壮な舎と、それを背景に横たわる男。 それはどこか、神秘的な光景だった。 「うそだ………」 あまりのことに目眩を覚えながら、于禁は男へ近づく。もはや水に縛られることのない足。なのに、水中を進んでいたときよりも、はるかに遅い足取り。 その事を、予想をしなかったわけではない。むしろ可能性は高いと思っていた。それでも、それは、認めがたい事実だ。 恐怖。 于禁は目の前の事実に、ひたすら恐怖する。 もはや怒りと恨みはどこにもない。 ゆっくり、本当にゆっくりと、于禁は進む。進み、男に近づくたびに、最も恐れていた予想が、確固たる事実へと変わってくる。 まったく上下しない胸。表情を固めたまま、微動だにしない青ざめた顔。やけに渇いた、紫がかった唇。赤い布が巻かれた右肩の下には、血溜まりができていた。 「うわ………あ………あ………」 目眩が顕著になる。足取りがおぼつかない。手の平が汗で濡れてくる。心臓の鼓動が激しくなっていく。 違う。絶対に違う。 死んでいるはずがない。死んでいたとしても、他人のそら似だ。 あの男が死んでいいわけがないのだ。 まるで初めて歩く幼児のように、于禁は進んだ。 こんなのじゃない、俺が銅雀台に望んでいた光景は。違う。逃げたい。こんな所からは逃げ出したい。 多大な恐怖を抱えながら、それでも、確かめずに去ることはできない、という思いが于禁を強く拘束していた。 ただその思いは、男の表情に気付いた途端、崩壊した。 記憶にある、悪意に満ちた捻れた顔と、目の前の安らかな顔が、重なり合う。 違う―――こんなの奴じゃない―――こんな、こんな慈愛に満ちた顔を、奴は、絶対に――― その時、于禁の心の中で、急速に脹らみつつあった何かが、音を立てて弾けた。 于禁は銃を抜き出し、男の顔を目掛け、即座に撃ち込んだ。 撃ったと同時に踵を返し、確かな歩調で銅雀台を降りていく。 途中、何かに気付いたかのように、はたと足を止めた。そして目の前に広がる光景を見渡した。 それは光に溢れた世界。 家も、木も、洪水で廃墟と化したものも、浮かぶ流木も瓦礫も、地表を隠す水面も、すべてものが光り輝やき、幻想的な美しさを創り出していた。 ああ。 水がこれほど美しいものだとは、知らなかった。 370 名前:水 3/5 投稿日:2006/09/30(土) 10 20 32 曹丕に対する憎しみは、もはや消え去っていた。 水はもう恐れるものではなく、雨の音はすでに憎むものではなかった。 371 名前:水 4/5 投稿日:2006/09/30(土) 10 22 26 俺はどうしたらいい? 曹丕は死んだ。恨みは消えた。この世界も、元の世界も、曹公も、もうどうでもいいんだ。 誰か教えてくれよ。俺はどうしたらいい? ―――殺しなさい。 殺す? 何で? ―――理由なんて、今のあなたにいるのですか? ―――典韋殿を殺したように、皆を殺せばいいのですよ。 あー、確かにいらないかもな。死んでも別にいいし。で、誰から殺せばいい? ―――誰からでも、どうぞご自由に。 ―――ただし、曹操様を見つけたら、優先的に殺してくださいね。 曹公? 何で? ああ、理由なんていらないんだったな。 いいさいいさ。引き受けてやるよ。みんな殺せばいいんだろう? 簡単だ、きっと。 ―――はい。あなたならできますよ、于禁殿。 372 名前:水 5/5 投稿日:2006/09/30(土) 10 23 19 気が付けば、時刻はとうに昼を過ぎていた。 数時間、銅雀台の階段で立ち止まっていたことになる。 目の前には、数時間前からずっと見ていた光景。水は大分引いており、濡れた家や木などもほとんど乾いていたから、当初の美しさは消えていた。 こうしてみると、洪水の被害は大きかったようだ。壮観な町並みは戦火にあったかのようになり、城壁は一部崩れてしまっている。 至る所に瓦礫や倒れた木々が散乱しており、いつか見た栄華は見る影もない。 だというのに、于禁には何の感傷もなかった。また大雨が降らないかな、とは思ったが。 なんだか、気分がぼんやりとしている。だけど、悪い気分じゃない。夢心地というのだろうか。 それにしても、俺は数時間、ここに突っ立って何を思ってたんだ? ああ、思い出せない。心に靄がかかっているみたいだ。 まあいいか。とりあえず降りよう。 それから、みんな殺すんだ。 373 名前:訂正 残弾減ってなかった 投稿日:2006/09/30(土) 12 12 14 @于禁[左耳破損、右手小指喪失、全身軽傷、洗脳]『現在地 冀州・魏郡・ギョウ城壁上見張り小屋内部』 【山刀(刃こぼれ、持ち手下部破損)、煙幕弾×3、ガン鬼の銃(陰陽弾×24)】 ※現在地は鄴の銅雀台。みんな殺します。曹操優先。行き先は気が向くまま。
https://w.atwiki.jp/seadra-library/pages/278.html
魂樹の矢の汚れは、乾いて固まったジュデッカの血によるものだった。 ブラッドエレメンタルはみる茶のシルフを食い破り、その右肩へと矢を突き立てる。 「…む…う」 みる茶が呻いて1歩下がる。その足元に右肩から滴った血が落ちる。 ブラッドエレメンタルは矢が命中すると同時に消失していた。 どうやら宿主と遠く離れている今の状態では長く現界できないようだ。 「ジュデッカ…いつの間に…」 魂樹が弓を下ろして、今は遠く離れた場所にいる黒髪のエルフの顔を思い出す。 「本当に、油断も隙もないんだから」 小さく苦笑して、再びみる茶へ向き直る魂樹。 みる茶は右肩の矢を掴むと無造作に引き抜いた。 「油断したね。まさかここで自分以外に『古精霊』を使役する者に出会おうとはね…」 引き抜いた矢を手の中でベキッとへし折るみる茶。 「いいかい、こうして1本の矢は容易く折れてしまうが…」 キョロキョロと周囲を見回すみる茶。 そして改めて魂樹を見る。 「ごめん…新しいの3本欲しいんだけど」 「あげません!!!」 何かを言おうとしたらしいみる茶に魂樹が叫ぶ。 「折角いい話しようとしたのに…」 やれやれ、と肩を竦めて首を横に振るとみる茶はスッと瞳を細めて2人を見た。 「では、今度は私の古精霊をお目にかけるとしようかな」 そしてみる茶は自身の精霊力を全力で解放した。 おでんがピクリと顔を上げて周囲を見る。 「…ヌヌ、これは…」 そしてドサッと足元に無造作に掴んでいたウィリアムを投げ捨てた。 ズズズズズ、と低く島が鳴動している。 「みる茶め、あれをやるつもりか…。ここにいたのでは我らにも当たるかもしれんな」 おでんが足元に作ったつゆ溜まりの中へ沈んで消えていく。 ブリュンヒルデも立ち去ろうと飛翔するために両足に魔力を集中し、そしてその動きが止まった。 「…ウィリ…アム…」 傷だらけのルクシオンが立ち上がろうとしていた。 彼女の目には目の前に転がされたウィリアムの、両目の無残な傷口が映っていた。 「うぁ…ああああ…・!!!!」 血を吐く様な慟哭がその喉から迸る。 「ゆ、ゆる…許さ…ない…!!!!!!!!」 全身の傷口から激しく出血しながらも、震えながらルクが立ち上がる。 次の瞬間、彼女を中心に爆発的な魔力が突風の様に周囲を走った。 「…そんな…」 ブリュンヒルデが目を見開く。 ユニオン本部、時の部屋。 円卓に着いて居眠りをしていたエウロペアがふいに目を覚ます。 その場の他のラウンドテーブルメンバーは何も気付かない、彼女だけに感じたある感覚が意識を覚醒させたのだ。 「これは…」 「どうしました?」 隣のピョートルが不思議そうにエウロペアの顔を見ている。 「懐かしい気配だ…」 そう言うとエウロペアは斜め上を向いて瞳を閉じて口元に笑みを浮かべた。 赤く輝く双眸で自分を睨みつけているルクに、ブリュンヒルデが初めて微かに笑みを見せた。 「…少し訂正。丸っきり無駄でもなかった」 飛び立つための魔力を前方への跳躍へ使って、ブリュンヒルデがルクへ襲い掛かる。 鋼鉄を紙の様に引き裂くブリュンヒルデの唯一にして究極の武装…両手のオリハルコンの爪を振りかざして。 一瞬にして両者の距離は0になった。 そして、ギィィィン!!!!と甲高い音が周囲に響き渡る。 ブリュンヒルデの爪をルクが手にしたグングニールで受けたのだ。 互いの武器で押し合う両者。 「ここから…どうするの…」 ギリギリと両手の爪に力を込めながらブリュンヒルデが呟く様に言う。 「…くっ…うう…」 ルクの口から苦悶の呻き声が漏れる。 「只こうしているだけでも、あなたは確実に死に近付いていってる…」 ブリュンヒルデが更に腕に力を込めた。 ルクが微かに押され始める。彼女の全身の傷口から新しい血が噴き出す。 ビシッとルクの構えるグングニールにヒビが入った。 …折られる。 直感的にルクはそう感じた。 そして、ルクは武器を捨てた。ブリュンヒルデが槍を折る瞬間を巧みに誘導し、その身を引き寄せて脇へと流した。 もう両腕は上がらない。 だから、彼女は渾身の力を込めて迫るブリュンヒルデの額に自らの額をぶつけ合わせた。 重なり合う両者の影。 その影を七色の閃光が包んだ。 上空から七色の光の帯が真っ直ぐに島を貫く。 轟音を立てて岩肌が切断され、地面が開く。 魂樹とELHは必死にその場から飛び退いた。 引き裂かれた足元の岩場に海水が流れ込み、飛沫を上げる。 (上から…!!!) 魂樹が上空を見上げ、そして絶句した。 空に美しい七色の光のカーテンがかかっている。 「極光精霊(オーロラエレメンタル)!!!!!」 「そうだよ。私の使役する古精霊だ。オーロラと言えば極点、極点と言えばパンダ、だからパンダっぽい私がオーロラの精霊を使役するのはある意味天の摂理と言える」 みる茶が悠然と胸を反らせた。 その説明にELHがゴクリと喉を鳴らした。 「…な、なるほど…!!!」 「納得しないで!! 言ってる事色々おかしいですから!!!」 感心しているELHに魂樹が必死に叫んだ。 「…おかしくないもん」 みる茶がぷーっと頬を膨らませた。 「ど、どうする…!? また拗ねてしまったぞ!!!」 オロオロとELHが魂樹の方を見て言った。 「何でさっきからあの人にはそんな弱腰なんですか!!!」 魂樹が困り果てた様子で叫ぶ。 「いや、彼に対してどうこうというのではなくてだな。やっぱり脱げないとこう上がってくるものも上がってこないのだ」 うーむ…と難しい顔をしてELHが唸った。 「おかしくないもん…極光斬神剣(バルムンク)!!!」 叫ぶみる茶が右手を頭上へ上げた。 空の上のオーロラがキラキラと輝く。 「ELHさん!! またあれが来…」 ズアッ!!!!と、周囲を巨大な七色の光の帯が薙いだ。 極光精霊(オーロラエレメンタル)とは、単体では長剣の形状をした七色の光の精霊である。 それが上空に何千と集合して光のカーテンを形成しているのだ。 みる茶の合図でその一部が集合して地上に降り注ぎ、全てを焼き切るのが必殺の極光斬神剣(バルムンク)である。 再び島の一部が切断され、その余波は荒れ狂う波となって周辺の海域にまで及んだ。 カマナの街からは住民や旅客が不安そうに鳴動する島と荒れる海を見ていた。 辛うじて今度の一撃も2人は回避している。 ハァハァと荒い息をつきながらELHがガクッと片膝を地に突いた。 「おのれ…やはり脱げぬとなると…」 「だから、脱げばいいじゃないですかって…」 焦燥感を漂わせて魂樹が言う。 触れただけで消失してしまうような恐ろしい精霊魔術を紙一重でやり過ごしている事で、大分心身ともに消耗してしまっている。 「いやそうもいくまい。御主とて貴奴に禁止されて精霊を使っておらぬのに、拙者だけが脱ぐわけにはいかぬ」 「え…」 ELHの言葉に魂樹がポカーンと口を開けた。 「わ、私は別に彼に言われてそれに従ってるわけじゃありません!!! 呼んでも彼が消しちゃうだけで!!!! 呼べるなら呼んでます!!!!!!」 「え、そうなの!!!???」 さっきの話は全然わかってなかったらしい。 んがー、と今度はELHが口を大きく開けた。 「ならば…!!!」 ザン!!!と両足を開いて立ち、ELHが再び着物の襟に手をかけた。 「天陽よ…御照覧あれ!!!!」 バサッ!!!と着物と袴を一息に脱ぎ捨てたELHが褌姿になった。 「うわぁ…」 「うわぁ…」 魂樹とみる茶がシリアスに渋い顔をした。 「見苦しいなぁ…優先的に始末しよう…」 スッとみる茶が横に右手を払うと、彼の周囲にくるくると回転する数本の七色の光の剣が現れた。 対するELHは無手のまま構えている。 「そう上手くはいかぬぞ。この場での御主の優位は既に失われておる!!!」 叫ぶとELHが自らの着用しているものとは別の褌を取り出して両手でバサッと広げた。 「褌転移ワープ召還!!!!!!」 ぶわっと広げた褌を横に払うELH。 するとそこに何者かの姿が現れた。 豪華な木製の椅子に座り、首元にナプキンを着けてナイフとフォークを手にしたブロンドの少女。 …それはエトワール・D・ロードリアスだった。 「いっただっきまー…」 笑顔の彼女の眼前には褌姿のELHの股間があった。 笑顔のままエトワールの表情が凍りつく。 「…いただかねえよ!!!!!!!!!」 ドスッ!!!!と渾身のエトワールの拳がELHの股間に突き刺さる。 「男坂!!!!!!!!!」 叫んで悶絶したELHが後ろに倒れた。 第4話 2← →第4話 4