約 16,212 件
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/793.html
957 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06 04 41.63 ID qDIBEr+F0 [1/7] 女子中学生 VS アライさん お菓子 休日に奉仕活動をする。近所の子供達に手作りのマドレーヌを配る。これだけなら有意義な日曜になるだろう。 私「いくらうちが金持ちだからって200人分を要求してくるとは思わなかったわ。」 私は目の前のマドレーヌの材料を見ながら頭痛を堪える様に額を抑えた。 メイド「神父様はどうせメイド達に作らせるだろうって踏んで200人分頼んだのでは?わざわざお嬢様が200人分作らなくても」 私「ただでさえ学校で冷血だの、顔は良いけど感情が無さそうって言われてるんだから少しは可愛げがあるところを見せないといけないの」 メイド「それなら私達に作らせて自分が作ったことに…」 私「嘘は良くないわ。ノブレスオブリージュと料理の練習だと思ってやるわよ…」 私はげんなりしながらマドレーヌを作るために薄力粉の袋を開けた。 次の日 シスター「あらおいしい。」 試食用のマドレーヌを褒められたのは上々だ。料理器具の進化と私の努力はどうやら実を結んだようだ。 私「とりあえず100人分あります。材料費は取りませんがラッピングはそちらでお願いします」 メイド「お嬢様、もう少し愛想良くできないもんですか?」 シスター「まぁまぁ、ちゃんと自分で作ってくれたみたいだし、そう言わないの。マドレーヌはとりあえず台所に置いておきましょう。」 シスターに連れられて台所に向かうとそこには アライちゃん「おきゃくさんなのら?」 アライちゃんがいた。ここは台所につながる廊下、台所にはもちろん食糧庫がある。 私は咄嗟にポケットの中のスタンガンに手を伸ばした。しかしシスターがそっと私の腕を抑える。 シスター「良いのです、この子は先週私が保護したのですから。」 私「シスター、野良アライちゃんの飼育は条例違反です。」 シスターは微笑むとアライちゃんに笑顔を送る。アライちゃんも笑顔を返す シスター「この子は怪我をしていました。親は一緒ではありませんでしたし、傷が治るまではと。当然傷が治れば自然に帰します。」 確かに負傷したアライさんを一時的に保護する事は条例違反ではない。だがそれはアライさんにそこを巣にされる可能性が非常に高い。 他のアライさんにそれを知られたら当然他のアライさんもそこを巣にする。 958 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06 05 06.88 ID qDIBEr+F0 [2/7] 私「シスター…」 シスター「解っています。傷が治れば遠くに、そうですね、山を二つ越えた人の居ない森に放しましょう。被害軽減のガイドラインにもちゃんとある方法です」 私「ですが…」 シスター「貴方がアライさんを何故毛嫌いするかは知っています。しかしむやみやたらと命を奪うのは間違っています。人里に来なければそれでいいじゃないですか」 私が苦い顔をしているとアライちゃんがほふく前進をしながらこちらにやってきた。良く見るとこのアライちゃん後ろ足が不自由なようだ。 アライちゃん「ししゅたーしゃん。このひとしゃんはだれにゃのだ?」 シスター「この子は、そうですね、とても良い子です。無表情で怖いですが、優しい子ですよ。」 アライちゃん「たしかにびじんしゃんなのりゃ。よろしくなのりゃ」 満面の笑みで伏せた状態で半分しかない尻尾を振ってくるアライちゃんに私はスタンガンをお見舞いしたい衝動を奥歯を噛みしめて必死に抑えた。 流石に教会の中で敵意の無い手負いのアライちゃんに一方的に危害を加えるのはまずい。 さっさと話しを切り上げてマドレーヌを運んで帰ろう。そう思った私の足元にズリズリと這いながらアライちゃんはやって来た。 そして私を見上げるとまた笑顔を向けた。 近くに来てわかったが、アライちゃんの両足のふくらはぎの辺りに丁度何かに肉を噛み千切られたかのような大きな古傷がある。 私「足どうしたの?」 アライちゃん「おかーしゃんが、あらいしゃんをそだてるのがめんどうになったきゃらおまえはいりゃないのりゃ、せめてえしゃになりゅのだって」 私「ふぅん。あの後ろにいるお姉さんがいるでしょ?あのお姉さんが持ってる大きなカゴを台所に届けに来たの。」 アライちゃん「なかみはなんなのりゃ?」 私「お菓子よ。日曜日にみんなに配るの」 アライちゃん「みんにゃに!あらいしゃんにもありゅのだ!」 私「うーん」 私はシスターを見る。シスターは頷くとアライちゃんをそっと抱き上げた。 シスター「もちろんありますよ。さぁ、彼女は忙しいのでお話はこれくらいにしましょう。」 アライちゃん「そうだ。あらいしゃんはここでおせわになっているのりゃ。だからそのおかしはあらいしゃんがまもりゅのりゃ」 シスター「あらあら」 私「そう、頑張って。じゃあこれで」 私は話を切り上げて台所へ、シスターは私に笑顔を向けるアライちゃんを連れて倉庫に入っていった。どうやらその倉庫にアライちゃんの寝床があるようだ。 メイド「お嬢様、怖い顔してますね。」 私「アライちゃんの笑顔を不快に思わない努力をしてるだけよ。」 今月最低の出来事だ。私はこの時はそう思っていた。そう、この時は。 次の日、残りのマドレーヌを届けるために私はキャリーバッグを引いて教会を訪れた。またあの小憎たらしいアライちゃんに絡まれては今日も気分が沈みそうだ。 そう憂鬱な気持ちで台所の辺りを眺めていた私だが、次の瞬間目を見開いた。二匹のアライさんが窓の隙間から教会に入っていったのだ。 私「シスターを呼んだ方が良さそうね。急ぎましょ。」 私は足早に正面玄関に向かった。 中に入り、私は台所とは反対のシスターの部屋をノックした。 出てきたシスターにアライさんの侵入を知らせる。 私「シスターは駆除業者の人を呼んでください。多分台所は荒らされているので残りのマドレーヌはここに置きますね」 私はキャリーバッグからマドレーヌを取り出し、机の上に置くとそのままキャリーバッグを引いて台所に向かった。 キャリーバッグはアライさんの攻撃を受けるたて代わりだ。背は小学生並みで痩せて非力な私にアライさんを素手で無力化できる力はない。 道具は多いに越したことはないのだ。 長い廊下を抜け、台所の扉を開ける。そこは予想通り荒らされていた。地面に落ちた調理道具。かじられたパン。そして持ち去られたマドレーヌ。 いくつかのマドレーヌは地面に落ちているが9割方は持って行かれている。そして 959 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06 05 38.74 ID qDIBEr+F0 [3/7] アライちゃん「の…のりゃ…」 血まみれのアライちゃん。アライちゃんはどうやらお腹を爪で抉られたらしい、血だまりの中で傷口から内臓を漏らしながらブルブルと震えていた。 アライちゃん「あ…あ…やさしいおねえしゃん…あらいしゃんは…まもれにゃかったのりゃ」 私「知ってた。あなたは両足が不自由じゃない。どうして隠れていなかったの?」 アライちゃん「ありゃいしゃんは…おせわににゃっているのりゃ…おんは…かえしゅのりゃ」 私はアライちゃんの前にしゃがんだ。アライちゃんはこっちを見て申し訳なさそうにしている アライちゃん「おねえしゃん、ごめんなさいなのりゃ…」 私「いいよ、マドレーヌはまた作ればいいだけだし。」 アライちゃん「がぼ・・・ごぼごぼ・・・」 アライちゃんが口から血の泡を吐き始めた。伊達にアライさんで実験をしていない、私には解った。この傷は最悪だ。 苦しんで、しかし助からない傷だ。 アライちゃん「ごぼ…いじゃい…のりゃ…」 私にはどうしようもない。背は小学生並みで痩せて非力な私にアライちゃんを素手で苦痛無く殺す力はない。そして頼りになる道具もここには無い。 最悪だ、本当に最悪だ。このアライちゃんが苦しんで死ぬのは楽しくない。私は棚から包丁を取るとアライちゃんに話しかけた。 私「最悪の気分だわ」 アライちゃん「…ごぶ…ごぼっ…ごめ…ん…なの…りゃ」 私「あなたは珍しく私をあまり不快にさせなかったアライちゃんだったわ。奇跡ね。」 私はアライちゃんの首に包丁の刃先を当てると一気に突き刺した。アライちゃんは大きく一度痙攣するとそのまま動かなくなった。 さて、あの量のマドレーヌを運んでいるのだ、それに途中で食べないはずがない。犯人は遠くには行っていないはずだ。 今月最悪の不快な気分に私をした責任を是非とも取ってもらわなければならない。 犯人は簡単に見つかった。教会からすぐの林の中で盗んだばかりのマドレーヌを争うようにむさぼり食っていたのである。 アライさん1「はぐはぐはぐうまいのだああああああ!」 アライさん2「おまえ食べすぎなのだ!アライさんにも寄越すのだ!はぐはぐはぐ」 アライさん1「もぐもぐもぐそもそもお前はなにもしてないのだ!これを運んでただけなのだ!よごれ仕事はぜんぶアライさんがやったのだ!」 アライさん2「はぐはぐはぐはぐ、あんなチビ、アライさんでもらくしょーだったのだ!それにここを見つけたのはアライさんなのだ!」 それにしてもこの二匹のアライさんは特に醜く見える。盗んだマドレーヌを汚く食い散らかし、お互い食べかすを相手に飛ばしながら罵り合う姿はまさに害獣だ。 今日はもう疲れた。普段なら話しかけて無力化するのだが、私はスタンガンを取り出すとアライさんに無言で押し付けた。 アライさん1「そろそろおなかもいっぱいになったから帰るのだだだだだげぼぼぼぼぼぼ」 私「ああ、食べてる途中にスタンガン食らったら吐くよね。キャリーバッグ汚れるの困るしここで全部吐いてね?」 アライさん1「ゲボボボボボオボボボボ」 アライさん2「いきなりなにをするのだああああ!」 私「汚い…食べかすを飛ばさないで。」 私はポケットから包み紙を取り出すとアライさんの顔面に投げつけた。包み紙はアライさんの顔に当たり中の白い粉をまき散らした。 アライさん2「ぎゃあああああああああああにがいのだああああ。目が!目が熱いのだぁああああ!」 アライさんは顔を抑えてのたうち回る。生石灰が目と口に入ったのだ。すぐに大量の水で洗わない限り目は二度と使い物にならないだろう。 私「貴方はどうでもいい。もうちょっとしたら駆除業者が来るから逃げたいなら逃げて。」 顔を抑えてうめくアライさんに興味を失った私は、マドレーヌを吐かなくなりぐったりして動けなくなったもう一方のアライさんをキャリーバッグに入れると自宅に帰ることにした。 960 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06 06 42.85 ID qDIBEr+F0 [4/7] 自宅に帰った私はアライさんが目を覚ますまでにいろいろと準備を行っていた。複数の鍋で大量に煮詰められている砂糖を水で溶いたソースもその内の一つだ。ソースは鍋の中で細かい泡を立てて濃いオレンジ色に輝き、甘い匂いを放っている。 その甘い匂いに反応したのかアライさんが目を覚ました。当然結束バンドで拘束をしているので動けない。 アライさん「なにごとなのだぁ!アライさんがこーそくされているのだ。それにここはどこなのだ」 アライさんは拘束された両手をスリスリさせてこちらを見つめてくる。 私「ここは私の家。私はアライさんが食べたマドレーヌを作った人だよ」 アライさん「そうなのだ?あれはうまかったのだ。まだ食べさせてくれるのだ?」 このアライさんのキチガイスマイルは本当に頭にくる。機嫌が悪い今日は特にだ。 私「マドレーヌはないけど。甘いものならたっぷり食べさせてあげる。匂いがしてるでしょ?ほら口を開けて」 アライさん「はっはっはっおまえいいやつなのだ。あーん」 仰向けになったアライさんはおとなしく笑顔で口を大きく開けた。私はそのマヌケ面に向けて鍋一杯に煮込まれている黄金色の液体、そうカラメルソースをたっぷりとかけた。 アライさん「あーーーーんぶぶぶぶっぎゅあああああああああじゅいのぼごぼごぼごごご」 この色になるカラメルソースの温度は大体180度。それを顔面にかけたのだ。アライさんはその場でのたうち回った。 両手が拘束されているので当然顔を拭けない。大量に口に流れ込んだ粘度のあるカラメルソースは吐き出しにくく、アライさんの口の中を焼いて行った。 私「どうしたの?おいしいでしょ?マドレーヌに使った砂糖と同じやつだよ?」 アライさん「ぶっ…ぶっ…あじゅいのだ…目が…目が開かないのだ…」 私は無言でアライさんの股間にカラメルソースをかける。 アライさん「ぴぃいいいいいいいいいいいそこばアライざんの大事なごどもを作、ひぃいいいいいあづいのだあああああ」 これでアライさんはしばらく抵抗する気力を失っただろう。私はアライさんをうつ伏せにするとアライさんの両膝を曲げてガムテープでぐるぐる巻きにし、お尻を上に突き出すような姿勢にした。 私「子供を作るのが夢だったの?」 アライさん「そ、そうなのだ!しょーらいはあかちゃんをいっぱい産む予定なのだ!だからデリケートな場所を大事にして欲しいのだ」 そう言いながら熱さに腰をくねらせるアライさん。この前実験した妊娠中のアライさんもそうだが、アライさんというのは子供を産むのが好きなのだろうか、しきりに子を作る予定を語る。 私は手袋をはめると直径10センチ、先の尖った長さ30センチほどの鉄パイプを手に取りアライさんのそのデリケートな穴に一気に突っ込んだ。肉の裂ける音がしたが知ったことではない。これでアライさんは尻を突き出したままの姿勢を崩せない アライさん「おごごおおおおおおおおおおお。アライさんの…アライさんの…アライさんのしきゅうーが…ズタズタなのだ…きちょうないさんのそんしつなのだ」 鉄パイプを伝ってボタボタと血が流れる。私は次に直径15センチくらいで長さが10センチほどの鉄パイプを手に取るとアライさんの突き出されているお尻の穴に全体重をかけて無理やり押し込んだ ゴリッブチブチブチゴリ アライさん「おごぉおおおいぃだいのだあああ!」 これでアライさんのお尻の穴は強制的に広げられ、ぽっかりと穴が開いたようになった。 私「こっちでもどうぞ」 アライさん「待つのだ!そこはうんちを出すなのだ!何をするつもりなのだあああああづいのだああああ、あっあっアライさんの中に痛い棒がもっと入っていくのだ!痛いのだ抜いあづいのだあああ!」 片手鍋にあった残りのカラメルソースをアライさんの直腸に流し込むと、アライさんは鉄パイプが自分の中にさらに刺さるのも構わずに上下に跳ね始めた。 私はそのままアライさんの両足首を肉吊りフックで貫く。目の見えないアライさんはまた叫んだ。本当に耳障りだ。 961 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06 08 11.64 ID qDIBEr+F0 [5/7] ズルズルとそのままアライさんを引きずり、私はドラム缶とレンガで作った窯までやってきた。イメージ的にはタンドリー窯に近い。窯をのぞき込むと熱気が私の顔をなでる。この窯は強火ではいけないのだ。 私「選んで、まだ耳は聞こえるでしょ。このまま子宮にカラメルソースを流し込まれるか、逆さ吊りにされるか」 アライさん「どっちもいやなのだ!そもそもアライさんがなにをしたというのだ。おかしはおいしく食べたのだ!おいしく食べられたおかしは幸せなのだ。作ったお菓子をアライさんにおいしく食べてもらえてお前も幸せなはずなのだ」 私は無言でアライさんの股に刺さっている鉄パイプを全力で蹴った。私の蹴りでもアライさんの体にさらに鉄パイプをめり込ませるには十分だっだようだ。 アライさん「ぴぃいいいいい!」 私「もういい私が決める。」 私はアライさんを持ち上げると窯の端にフックをかけた。これでアライさんは窯の中で逆さづりにされる形になった。 アライさん「げほっげほっ!ここは熱いのだぁ!それにいきぐるしーのだ」 5分後 アライさん「げほげほおお…痛いのだ…アライさんの…顔が…ひぃ…ひぃ…げほ…ひゅー…が…ひゅーこひゅー」 そろそろ頃合いだ。私は耐熱手袋を再びつけるとアライさんを窯から出し、地面に転がした。 アライさん「ひぃ…ひぃ…ぜぇ…ぜぇ…」 アライさんの頭の上の耳は焼け焦げ、顔も大やけどを負っている。顔にかかったソースは焦げ付き真っ黒になってアライさんに顔に張り付いていた。弱火でジワジワと焼いたおかげでアライさんがこの火傷で死ぬことはない。 しかし当然顔中は焼けただれ、熱気を吸ったせいで喉から肺も焼けただれているはずだ。 私「もう大声は出せないしもう目も見えないかな?匂いもわからないでしょ?もしかしたら耳も聞こえてないかも。」 反応を見るためにアライさんの股から突き出している鉄パイプを蹴った。アライさんは大きく跳ねたが声は出さなかった。パイプの穴からアライさんの血が流れて出している。どうやら子宮を貫通して内臓を傷つけたようだ。 私「まだ焼けるところがあるかな?目と直腸は砂糖で焼いた。顔と肺は窯で焼いた。あとはここかな?」 私は電動のこぎりのスイッチを入れた。そしてアライさんの両足の足首から下を切り落とした。 ギュイイイイインガリガリボキボキブチッ アライさん「ひゅううううううううううううう」 笛のような悲鳴を上げたアライさんが最後の抵抗なのかジタバタと暴れ始めた。そのたびに噴き出す血が芝生を汚す。私はアライさんを抱きかかえると切断面を窯の表面に押し当てた。 当然窯の表面温度はアライさんの肉を焼き、傷口を焼けこげさせるには十分な温度だった。全く食欲がそそらない血と肉の焼けこげる匂いと共にアライさんは細かく痙攣して動かなくなった。 脈はあるようなので生きているようだ。 私「実験としては陳腐だけど、この状態でどれだけ生きていられるか調べてあげる。できるだけ長生きして苦しんでね。」 アライさん「ひゅー…ひゅー…ごぼっ…ひゅー…」 私「何か言いたいの?でも私にはもう何も聞こえないの」 さぁ窯の火を消して…そしてマドレーヌを作り直そう。でも今日はもう疲れた。柄にも無く体力を使う事をしてしまった。少しだけ眠ろう。 私は何かを言いたげに笛のような音を出しているアライさんには目もくれず玄関に向かった。 962 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06 10 44.91 ID qDIBEr+F0 [6/7] 日曜日、マドレーヌを配り終えた私は教会の裏庭にメイドと居た。そこにはアライちゃんのためにシスターが建てた小さな墓がある。 メイドが言いにくそうにわざと私を見ないで質問した。 メイド「お嬢様、その…先日の家でのことは…」 私「何?私だって機嫌の悪い日はあるわよ」 メイド「てっきり見なかったことにしろというかと」 私「どうしたの?私が貴方もああするとでも?」 メイド「するんですか?」 私「しないわよ!」 私がそう怒鳴るとメイドは笑った。 メイド「お嬢様があれから元気がないので心配でしたが大丈夫そうですね。」 私「心配してくれてどうもありがとう。もっとむごたらしく殺すわ。じゃあ帰りましょう。」 メイド「そうですね、帰ったらお茶にしましょう。おやつは羊羹にでもしましょうか。」 私は墓に花束を置くとさっさと帰ることにした。マドレーヌは当分こりごりだ。 メイド「ところでお墓にニラってどうなんですか?」 私「少しは勉強しなさいな。あれはハナニラよ。確かにニラの匂いはするけど」 メイド「へー変わった花を供えるんですね。」 私「ええ、あのアライちゃんにはあれで十分よ。500円位でお手ごろだし」 メイド「なんだか餃子食べたくなってきました」 私「食べに行くなら私を家まで送った後に一人で行きなさい。許可は出すから。」 メイド「ですよね…。(本当は図書館で花言葉調べるんですけどね)」 おわり 963 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1f1d-+l8J)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 06 18 09.57 ID qDIBEr+F0 [7/7] ネグレクトされたアライちゃんを殺す鬼畜生を女子中学生が拷問するSSが見たかったので自分で書いた(こなみかん) ハナニラはベツレヘムの星とも呼ばれるこの季節くらいの花で、お値段も安く育てやすい便利な花だぞ。 ちなみに3月26日の誕生花だからその日が誕生日の人は買うといいぞ 965 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW d712-NQim)[sage] 投稿日:2018/02/21(水) 08 20 42.63 ID mb7qkNhx0 963 乙です ノブリスオブリージュを実践するJCさんいいすなぁ 【女子中学生シリーズ】へ戻る
https://w.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/1039.html
<泉家> 1F ・玄関から入って右にこなた部屋。玄関から真っすぐ行き、十字路があるので右に行くとゆたか部屋。 左はトイレ。そのまま真っすぐは空き部屋。 玄関から左に階段。 2F ・階段を上がり、目の前にはそうじろう部屋。階段を上がり、左に真っすぐでキッチン。キッチンに行く途中、右にリビング、左に風呂。 3F ・そうじろうのコレクションスペース <柊家> 1F ・玄関から右にまつり部屋。玄関から真っすぐ行き、右を曲がって突き当たりにいのり部屋。 玄関から真っすぐで台所。そのまま真っすぐで、ただおみき部屋。いのりの部屋の入口から出て、すぐ右の襖を開けると居間。 2F ・つかさ部屋、かがみ部屋。
https://w.atwiki.jp/bs_dicetrpg/pages/35.html
キャラクター名 ジフェニル=アセット=イクアシード プレイヤー名 かばねつぐる メイン クルセイダー サポート メイジ 称号:ルーンマスター/メンター 種族:ヒューリン(ハーフエクスマキナ(物理的に)) 年齢:22 性別:男性 ライフパス 出自 神官 境遇 略奪 運命 闘争 「まさに…“しょうき”の沙汰とは思えない事件でした……」 「人の骸を、遺志を、背負って生きていかなければならないのです。救われたこの命は、返さなければですから――」 エストネル出身のヒューリンの青年。 数年前までは治癒の才を持つことから戦場、それも前線で衛生兵をしていた。 しかし、戦火に巻き込まれ重症。生死の境を長いあいださまよう。奇跡的に息をしていたところを恩人に救われる。 一応一命はとりとめたものの、内臓と下半身の大部分が機械と化しており、 その仕組みは恩人(エクスマキナの博士)以外知らない。――つまり、ジフェニルも知らない。 リハビリテーション終了後は国に所属するすることをやめ、戦場を放浪。 吟遊の傍ら、国籍や所属を問わずに治療や人助けを続けてきた。 一応吟遊詩人だが発するものは歌……というよりは気合の入った掛け声に近い。 まあ、普通の歌も歌えるし、うまい。 用いる楽器はリュート。 ファミリアはポメロっぽい生物(正体不明)のサク。 なぜかジフェニルに懐いた。 秘密の内容は恩人のこと。 他人に命を救われたことから、他の人の命を救うことが自らの使命である、と思っている。 Lv 27 HP 242 MP 277 フェイト 11 使用経験点 3921 能力 基本値 ボーナス クラス修正 能力値 筋力 37 12 0 12 器用 10 3 0 3 敏捷 9 3 0 3 知力 38 12 3 15+1 感知 9 3 1 4+1 精神 51 17 4 21+12 幸運 9 3 0 3 行動値 3 移動力 17m ※行動値は初ラウンド 場所 名前 右手 神竜棍→召喚具:カドケウス 左手 セイントシールド 頭部 知恵の宝冠 胴部 白のローブ 補助防具 マーブルポイントアーマー 装身具 豊穣の花冠 コネクション 相手 関係 解説 レスターさん 台所友の会 レスターさん…彼女いない暦=年齢なのは私もです メアリさん 台所友の会 一緒に料理しましょう? ウロックさん 縁側の友 いい天気ですねえ 神官さん お花畑 またあいにいきますよお “あぎと”にされた冒険者PT 約束 死者の園まで届く唄を、いつか。 ネクロノミコン 遺志 彼のものの遺志もまた、受け継ぎましょう。 ゲッシュ ゲッシュ 制約 解説 沈黙の誓い 秘密を守る 自身の命の恩人の正体を口にしないことを約束している。 名声の誓い 高位の存在の頼みを断らない 勿論、神官として当然のことです。 使徒の誓い 神官からの頼みを断らない 神官として当然です
https://w.atwiki.jp/spaghetti/pages/6.html
紹介文 台所でスパゲティーをゆでているときに、電話がかかってきた。 僕はFM放送にあわせてロッシーニの『泥棒かささぎ』の序曲を口笛で吹いていた。 スパゲティーをゆでるにはまずうってつけの音楽だった。 「十分間、時間を欲しいの」、唐突に女が言った。 「十分だけでいいから時間を欲しいの。そうすればお互いよくわかりあうことができるわ」 「わかりあえる?」 「気持ちがよ」 「悪いけど、今スパゲティーをゆでているんです。あとでかけなおしてくれませんか」 村上春樹のねじまき鳥クロニクルからの冒頭分からの引用である。 このBEプロフィールから彼はν速民の間でスパ又はスパゲティーと呼ばれるようになった。 自演用の副垢 コロコロ
https://w.atwiki.jp/madosayawiki/pages/424.html
814 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/07(水) 01 21 34.41 ID WlwVcyWc0 [2/7] 夏場の台所作業で、汗ばんだ髪を掻き揚げる時の腋チラとうなじ テーブルにお皿を置くため、屈み込んだ時に覗く胸の谷間 ちょっとした"伸び"などの動作の度にチラチラと顔を見せるおへそ ショートパンツだからと、遠慮ない動きをする度に脚線美は強調され 屈んだり、四つん這いになったりする度にお尻のラインをくっきりと浮び上がらせ トドメにショートパンツでもパンチラする事に気づかず、幾度となく繰り返されるパンチラ 「もう我慢できないよ! さやかちゃん!!」 「えっ? ちょ、ちょっとまどか何を!―――」 ってなるんだよ
https://w.atwiki.jp/hyon/pages/125.html
29 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [さて、ここで投下] 投稿日: 2006/08/27(日) 01 04 45.94 ID JR2F9WiDO 僕(誰だ…これ……) 髪は少し茶色がかったショートヘアー。膨らんだ胸がある。下は…… 手でまさぐるが、長年親しんだ感触はなかった。 眼鏡っ娘「まさかお前も女になってたとはなー いや、驚いた」 僕「女に…なった!? お前もって…?」 ここで、さっきの既視感の正体に気付いたが、そんなことは、もうどうでもよかった。 僕「…こんなことになるなんて……」 眼鏡っ娘「まぁ、落ち着け」 そう言うと、眼鏡っ娘は台所の方に姿を消した。 1人でぼーっとしていると、段々頭が働いてくる。 あの眼鏡っ娘は何者なんだろう、とか、お前もってどういう事だ、とか、 友が来るのにどうしよう、とか、朝ご飯兼昼ご飯はどうしよう、とか…… 考えていると、食欲をくすぐるいい匂いがしてきた。 30 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/08/27(日) 01 06 17.67 ID JR2F9WiDO 台所に入ると、眼鏡っ娘が何やら料理をしていた。 僕(朝起きたら、美少女が料理か……) 昔、夢見た光景も、夢にしか思えないと、有り難さがなくなるみたいだ。 僕「あのー……」 眼鏡っ娘「おぉ、もうできたから座っててくれ」 僕「あっ、はい……」 テーブルに出されたのはインスタントラーメン。 僕(勝手にうちのラーメンを…) ラーメンには、キャベツがたくさん入っている。 このラーメンは… 眼鏡っ娘「飯食ってなかったからさ、勝手に作った! お前も食うだろ?」 僕「あ、ありがとう」 眼鏡っ娘「礼はいらんから、まぁ食おうぜ」 僕「う、うん」 僕、眼鏡「いただきまーす」 33 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/08/27(日) 01 07 30.86 ID JR2F9WiDO やっぱり、このラーメンは友の味だ。 2人でよく食べた、あの味… 僕「君は…友……なの?」 眼鏡っ娘改め友「ん、あぁ…一応な」 僕「そっか、可愛くなったね…」 友「オマエモナー」 友は少し照れながら言った。 僕「それにしても、とんでもないことになったね…」 友「あぁ…相談しに来たら、お前も女になっててびびったよww」 僕「ごめん…」 友「責めたわけじゃねぇから気にすんなww それより、ほら、ラーメンのびるぞ!」 僕「あっ、うん……」 僕はのびかけのラーメンをすすった。
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/5546.html
旧 与那国家住宅地 きゅう よなぐにけじゅうたく 沖縄県竹富町の竹富島にある大正時代に建てられた住宅建築。 重要文化財に指定されている。 日本最西端の重要文化財。 所在地 沖縄県八重山郡竹富町字竹富536 地図 ふーや(主屋) 竣工:1913年(大正2年) 構造:木造 階数:平屋 規模:桁行8.7m、梁間7.8m 屋根形状:寄棟 屋根材:本瓦葺 とーら(台所) 構造:鉄筋コンクリート 規模:桁行5.7m、梁間3.8m 屋根形状:寄棟 屋根材:本瓦葺 ぐっく(石垣) まいやし * 関連・参考サイト 関連項目 2010-12-23 日本一 タグ 2010年12月23日 住宅建築 大正時代 日本一 歴史的建造物 民家 沖縄県 竹富島 竹富町 重要文化財
https://w.atwiki.jp/fffurniture/pages/17.html
中華なべ L:中華鍋 = { t:名称 = 中華鍋(アイテム) t:要点 = 中華鍋,炎,宙を舞う食材 t:周辺環境 = 設置された家 t:特殊 = { *中華鍋のアイテムカテゴリ = ,,,設置型アイテム。 *中華鍋の位置づけ = ,,,家具。 } t:→次のアイドレス = 料理人の夢(イベント) } お値段 5マイル 解説 子供の頃、台所で鍋を振るお母さんの背中に憧れたことはありませんか? 魔法のように現れる料理に、ときめいたことは? 夢を叶えるのは今からでも遅くありません。 目指せ、炎の料理人! ご自分でなくて、家族の誰かに料理を覚えてほしいときにもどうぞ!
https://w.atwiki.jp/battler/pages/9510.html
檻の機能について。機能の追加はある程度自由。 1階 魔理野で神敗退するとこっちに送られます。 乱闘ができるなど、十分に広い。 ボタンで電撃、無差別で火炎弾を放つことが可能。 座標指定式で、指定したキャラを移動させることが可能。 台所、トイレ、風呂、空気清浄機など、最低限のものはある。 リュウガが置いて行った花札が放置されてある。 2階 魔理野以外の神敗退など、私的の用で檻送りはこちら。 上にあるんで、外のはしごから突っ込んでやりましょう。 目的や期間などは基本的にフリー。 1階に比べると明らかに狭い。乱闘なぞできない。 こちらも電撃と火炎弾が打てる。1階よりも高火力。
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/1850.html
さわ子「それに――あなたの考えも半分は正解よ」 律「………」 さわ子「ただ、記憶が戻らないままの唯ちゃんを殺すのはフェアじゃないわ」 律「近寄るな!」 さわ子「知りたくないの? 事件の真相」 律「……」 さわ子「この子がなにを見たのか、なにを聞いたのか、なにをしたのか」 さわ子「あなたが一番知りたいはずよ? 律」 律「……勝手にしろ。でも逃げようとしたら……」 さわ子「それで結構よ」 さわ子「唯ちゃん」 唯「あぅあ…」 さわ子「この写真の女の子」 唯「あう?」 さわ子「あなたの隣にいる女の子、琴吹紬ちゃんっていうの」 唯「あうあー?」 さわ子「ここにいるみんなと同じ、あなたの大切な大切なお友達……」 律「………」 さわ子「あなたはこの四人でバンドを組んでいたのよ」 さわ子「澪ちゃんがベース、りっちゃんがドラム、紬ちゃんがキーボード……」 さわ子「そしてあなたはギター」 唯「ぎ、た」 さわ子「ほら、この曲」 さわ子は携帯プレイヤーのイヤホンを唯の耳にあてた。 流れる音楽。どこかなつかしい。 唯「!」 さわ子「あなたたちが作った曲よ」 さわ子「唯ちゃん。あなたは以前もここに来たことがあるはずよ」 唯「……」 さわ子「ここで、その曲を、ほかにもたくさんの曲を演奏していたのよ」 目に映るのは、焼け跡、崩れた屋根、煤けた柱―― 心に映るのは―― 唯「あ、うあ……、みお……りつ……」 唯「………む………ぎ…………むぎ……ちゃん――」 澪「唯! 記憶が……!!」 ロッジ 寝室 唯『ぱち』むくり 唯『……おしっこ』 唯『……澪ちゃん』ユサユサ… 澪『ぐーぐー』 唯『起きない……一人で行くか……』 テクテクテク…… 唯『………トイレどこだっけ?』 唯『うぅ~、まよっちゃたよう~。やっぱ澪ちゃん起こしてついて来てもらえばよかった……』 温泉場 唯『なんだかんだで温泉まできちゃった…』 唯『本格的に迷ったかも……』 唯『あ、でも温泉ならおしっこしても大丈夫だよね~』 唯『お風呂でおしっこはみんなやってるもんね』 唯『うん、やっちゃおう』 ガラガラ…… 『あ、………ん………』 『ちゅぱ……ぴちゃ……』 唯『あれ? だれかいる?』 紬『はぁ……っ……りっ…ちゃん……ンンッ!』 律『ふふ……きもちいい?』 紬『あン……だ、だめ! そこ――』 律『やっぱここがいーんだ♪ あたしと同じだね♪』 紬『ンンッ――あ、ふあっ……』 律『むぎ、すごく気持ちよさそう……えっちな表情かわいいよ』 紬『ダメ……ッ、いわないで……』 律『えへへ……ちゅぱちゅぱ……』 紬『あッ、あッ――もう――ダメ――!!』 唯『これは……』ゴクリ… 唯『……スゴイ……あんなことまで……』 唯『わーわー!……まじで……?』ガタン! 律『! だれ!?』 唯『………あ』 律『唯……?』 唯『ご、ごめん!』ササッ 唯『……………やっぱ……覗きはいけないことだよね……』 唯『いや~……しかし衝撃的なものをみてしまった……』 唯『……でも、ふたりはお似合いなのかも』 唯『おうえん、してあげないと…』 唯『……完全に目ぇ覚めちゃったよ……』 唯『練習部屋でスケールの暗記でもしとこう……』 ロッジ跡 廃墟 律「嘘つけ! てめぇはそのあと台所へ行ったんだろうが!」 律「それで、お茶でものんで……ガスの元栓を閉め忘れて……それで……」 律「そのせいで紬が!」 さわ子「待ちなさい!」 さわ子「記憶の統合はまだ済んでないわ」 さわ子「それに、律、あなたの分が残ってる――」 律「!?」 さわ子「記憶を閉じ込めたのは唯ちゃんだけじゃないのよ」 さわ子「律、おそらくは――あなた自身の記憶も錯綜してる」 律「ばかな……あたしは正気だ!」 さわ子「本当にそうかしら?」 さわ子「この場所と唯ちゃんの記憶が呼び水になってる、いまなら思い出せるはずよ」 律「なにを……」 さわ子「わかっているはずよ――それは」 温泉 紬『唯ちゃん、見てたのかな……?』 律『たぶん……目合ったし……』 紬『……わたしたちのことは…』 律『だいじょうぶだって、唯は話せばわかってくれる』 律『澪だってそうだよ、ちゃんと、あたしたちのこと理解してくれる』 紬『りっちゃん……』 律『あたしは…みんなを信頼してるんだ。ね、だから平気』 紬『うん』 紬『くしゅ!』 律『むぎ? 風邪ひいた?』 紬『そうかも。ここ、露天風呂だし』 律『お湯につからないでえっちばっかしてたもんなぁ』 紬『///』 律『えへへ……そろそろ戻ろうか』 紬『はい』 廊下 紬『そうだ、わたし台所に寄ってくるね』 律『台所? なんで?』 紬『わたし、今夜はアロマキャンドルをたきたくて……』 律『キャンドル?』 紬『うん……ムードがほしいっていうか…』 律『なんか…むぎらしいなー』 紬『///。たぶん戸棚に買い置きがあるはずだから……』 律『わかった、先にベッドでまってるよ』 紬『はい///』 それで―― それがむぎの笑顔を見た最後の記憶で―― さわ子「違うわ、それには続きがある」 続き? さわ子「あなたが紬とわかれたその直後でしょ? 爆発が起きたのは」 ああ、そうだ。 むぎが台所に入って、あたしが廊下を曲がって…… 爆発が―― 廊下 律『な、なんだぁ!!!』 唯『なにいまの音!』 唯『火が!!!』 律『台所が……むぎ!!』 唯『りっちゃん! だめだよ! 危ないよ!!』 律『むぎ! 紬ィィィィ!!!』 あたしは台所へ入って―― さわ子「そう、そこであなたは見たはずよ。唯も見ていた」 む……ぎ…… さわ子「炎に包まれた部屋で」 炎、赤い壁―― さわ子「紬ちゃんは全身に大火傷を負って、手足も吹き飛ばされて……」 煤、黒く汚れた手―― さわ子「それでもまだ生きていた」 大切な人の涙―― さわ子「応急処置でもすれば助かったかもしれない」 お願い――わたしを―― さわ子「でもあなたは――」 あたしはガラスの破片を握って―― 律「…………あ、う」 唯「……………い」 律「あああああああああああうああああ!!!!!」 唯「いやぁああああぁああああああぁあ!!!!!」 さわ子「ガス爆発は本当にただの事故だった」 さわ子「唯ちゃんにとってなにより耐え難かったのは」 さわ子「自己と記憶を閉じ込めてしまうほどショックだったのは――」 さわ子「あれだけ愛し合っていた二人が…… 唯ちゃんにとって親友のあなたが、紬ちゃんにとって恋人のあなたが――」 さわ子「田井中律が――」 さわ子「紬ちゃんを殺したこと!」 さわ子「唯は記憶と自我閉じ込めて、愛を残した。限定的な幸せを選んだ」 さわ子「そしてあなたは記憶を消して――憎しみが残った」 さわ子「真相は隠蔽されたが、所在不明の憎しみにかられたあなたは、唯を傷つけた」 さわ子「私は、それでも……あなたたちが選らんだ方法を否定もできなかった」 さわ子「……でも、私は、もっとはやくにこうするべきだったかもしれないわね」 律「あ……あたしは……あたしが……」 唯「りっちゃん!」 律「くるな!」 律「………ごめん唯、あたし酷いことばかりして」 律「澪も、つらい思いばかりさせちゃったね……」 唯「りっちゃん! 私は大丈夫だから! 平気だから!」 唯「いままでのこととか、全然きにしてないから!!!」 唯「だから、だからやり直せるよ!」 澪「そうだよ律、時間はかかるだろうけど……またみんなで……」 律「ううん、そういう問題じゃないんだ……」 律「もう、そういうところは通り越しちゃったんだ……」 あたしは、 澪を悲しませた 唯を傷つけた 紬を、殺した ――ずっと、一緒 律「そうだね……あたし、もういやだよ……」 律「こんな……むぎのいない世界で、生きてはいけないよ……」 このナイフで、 すべてを清算―― 澪「律!! だめだ!!」 律「澪、唯、さわちゃん……」 律「ごめんなさい……ありがとう――」 あばらの屋根からさす光が、滲んで見える。 三人の声が遠い。 あれ? むぎ。 そんなところにいたんだ。 ずっと、そばにいてくれてたんだ。 ごめん。さびしい思いさせちゃって。 ううん。あたしは大丈夫。 えへへ。 これからは、ずっと一緒だね―― エピローグ 澪「唯、大丈夫なのか? もうすこし休んでたほうが……」 唯「もう平気だよ。はやく学校いきたいし」 澪「……そうか」 澪(唯は立ち直れたんだろうか? 私は……) 唯「澪ちゃん、わたしね、こう思うんだ」 澪「唯?」 唯「あの二人は天国で一緒になれたんだよ」 唯「起きたことはかなしいことだけど、それでも幸せなんだよ」 澪「唯……」 唯「あ~、はやくギターが弾きたいな~っ! もうずいぶんさわってないから、錆びてないかな、私のレスポール」 澪「いや、あの火事でやけちゃったよ」 唯「がび~~ん!!! まじで!!!? そんな!!!」 唯「ああああ! 私のギターが……ぎぶそんさんが……」 唯「じゃあ部室にいっても……」 澪「ああ、楽器はひとつもないな」 唯「………うううぅ」 澪(あれ? もしかしてコレ、一番落ち込んでないか?) さわ子「おはよう。ひさしぶりの登校ね」 唯「あ、さわちゃん! おはよー!」 さわ子「そうそう二人にプレゼントがあるんだ」 澪「プレゼント?」 さわ子「ほら、部室をみて」 澪「………これって」 唯「わあ!」 澪「ギターもベースも、キーボードも、ドラムセットも……」 澪「どうしたんですか? これ」 さわ子「まあ部費とか」 澪「部費って、こんな全部買えるほど……」 さわ子「足りない分はぽけっとまねーで」 澪「先生!」 唯「ひゃあ! さわちゃんだいすき!!」 唯「がぜんやる気がでてきた!」 唯「いっぱい弾いて、いっぱい歌うぞー!!!! イェーーー!!!!」 澪(いっぱい弾いて、いっぱい歌う……) 澪(そうだね……私たちは、この場所で音を奏でることができるんだ……) 澪「よぉーし! これからビシバシ作曲していくからな! ベストアルバム作れるくらい作曲するかな!!」 唯「ひゃっほー! 澪ちゃん本気~!!!」 澪「当たり前だ! 容赦はしない!! ブッとばす!!!」 澪「シェケナベイベー!!!!」 唯「イェアアアアア!!!!」 END 戻る