約 16,213 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3513.html
「もう、またエサやりを忘れてるじゃない。飼いたいって言い出したのはあなたなんだからきちんとやりなさい」 「あんなにちゃんと面倒を見ます、って必死だったくせに。本当に三日坊主なんだから」 朝から母親に小言を食らった少年は面白くない。 うるさい、僕は三日坊主なんかじゃない、と言い返してやりたかったがそれを口にすることは出来なかった。 下手に言い返せば余計にひどい小言を食らうに決まっているし、自分がれいむの世話に飽きているのは事実だからだ。 「……分かってる。今やろうとしてたんだ」 少年はぶっきらぼうに返事をしてから台所へ行き、大量の野菜クズをまとめた大きな袋を持ち出してきた。 それから、れいむが入れられているカゴに向かうと野菜クズをちぎり、いかにも面倒くさそうにれいむの頭上からそれを全てばらまく。 頭上から落ちてきた野菜クズに気付いたれいむは、ゆっ、と小さく一声だけ鳴くと、そのまま無言で野菜をかじり始める。 「何てエサのやり方をしてるの。一度にそんなにやったらダメじゃない」 「いいじゃんか。どうせみんな食べちゃうんだし」 「一度にたくさんエサをやると食べ過ぎてしまうって店員さんも言ってたでしょ。それにほら、水も替えてやらないと」 「ああもう早く行かないと遅刻するから。あとはお母さんお願い。行ってきます」 いよいよ本格的に小言が始まりそうな気配を感じた少年はそう言うとさっさとカバンを握って家を出た。 「まったく、可愛がってたのは最初だけね」 母親は呆れてそう呟くと、水を替えてやるためにれいむのカゴの中から手早く水入れを取りだして台所に向かう。 一連のやり取りを見ていたれいむはその間にも一言も喋らずに、ひたすら無言で野菜をかじっていた。 れいむは知っていた。 じゅーすが飲みたい、あまあまが食べたい、とねだれば まったくれいむの餌代も馬鹿にならない、と母親が父親に愚痴をこぼすことを。 れいむは知っていた。 おそとにあそびに行きたい、とねだれば父親も少年も面倒そうな顔をすることを。 れいむは知っていた。 自分がとうに家族の歓心を買う存在ではなくなったことを。 れいむは知っていた。 あんなにも家族から愛されていた時間は、もう二度と帰ってこないことを。 それでも自分は幸せなのだ、自分は野良のゆっくりとは違う。 食事の心配もなく、外敵に怯えながら寒いねぐらで夜を明かすこともないのだから。 必死でそう自分に言い聞かせながら、れいむはひたすら無言で野菜をかじり続けた。
https://w.atwiki.jp/futamibunsyo/pages/36.html
○七夕小話 7月7日。 その日、双海 環はだれていた。 彼女が療養中であるのと関係があるのかもしれなかったが、とにかくなにをやるのも億劫で だらだらと時を過ごしていた。 ふと、前日ゲーム内で書いた短冊のことを思い出した。 携帯を取り出して、アクセスしてみる。 『芸事奉納』 なんと、願い事は次の日に実際に発表しなくてはならないらしい。 自分はなんとお願いしていたのかを確認する。 料理の腕が上がりますように。 読みやすくわかりやすい文章が書けるようになりますように。 月並みだが難しいお願い事が書いてある。 料理・・・料理かぁ。 今の自分の状態では、ちょっと買い物に行くのは無理そうだ。 冷蔵庫の中身を思い出してみる。 カレーを作ってみようかな。 なんとなくやる気が出てきて、双海は台所へと向かった。 /*/ まずは、たまねぎと豚のブロック、それとキャベツを切って圧力鍋に入れる。 キャベツを入れるのは、以前焼肉の残りをカレーにしたときに甘みが出ておいしかったのを思い出したからである。 食材にひたひたになるように水をいれて、火にかける。 蒸気が出始めて30分くらい煮込むのが頃合だ。 その間にお米をとぐ。 しゃかしゃかといで、炊飯器にセット。 これも30分ほど置かねばならない。 まだ、時間が余っていたので以前からやろうやろうと思っていたPCの埃取りを敢行してみる。 が、非力過ぎてネジが取れず失敗に終わる。 悲しみながらも、ニンジンとじゃがいもを切るために再び台所へ。 どうでもいいが、さきほどまでだれていたのが嘘のようである。 30分たったので、炊飯器のスイッチを入れる。 圧力鍋も止めて20分ほど蒸らしに入る。 その間にニンジンとじゃがいもを一口大に切って別の鍋の中へ。 弱火で煮始める。 PSPをいじっているとすぐに20分が過ぎたので、蒸らしていた圧力鍋の中身をニンジンとじゃがいもの鍋の中へ。 ぐつぐつ10分ほど煮込む。 火を止めて粗熱が取れた頃に、市販のカレールーを放り込んでしばらく置いておく。 粗熱を取るのはルーをだまにしないためである。 ルーが溶けた頃にぐるぐるとおたまで鍋をかき混ぜて完成。 /*/ やっぱり料理のうまい人というのは、ルーから作るんだろうなぁ。 と、微妙に落ち込んだりもしつつ、出来上がったカレーを食べながら双海は今日が七夕だったことを思い出した。 七夕らしく、会いたい人のことなどを思い浮かべてみる。 もっと芸を磨こう。 カレーを食べ終わった後、そう、思った。
https://w.atwiki.jp/suka-dqgaesi/pages/4604.html
285:名無しさん@HOME:2010/10/16(土) 17 38 33 0 台所に立ってたらセクハラウトにケツを揉まれた 「えぇ肉付きやなあゲヘヘヘヘ」と下品に笑われたので 振り返って足払いをかまし、ひっくり返ったところで腹の上に座ってやった ウトが重いとか死ぬとか騒いでたが、良トメが通りがかって「あら、お父さん、腹筋鍛えてるの?」 と笑って一言 ウトに「すまんかった、謝るからどいてー死ぬー」と言わせたところで解放してやった ピザなめんな 次のお話→304
https://w.atwiki.jp/dgbounenkai/pages/26.html
都呂々 悟伴(とろろ ごはん) ■性別 男性 ■所持武器 すりおろした自然薯(すり鉢の中から大量生産) ■ステータス 攻撃力:8/防御力:8/体力:6/精神力:0/FS(ハジケ):8 特殊能力:『とろろ真拳究極奥義【とろろorライス?】』 効果:永続戦線離脱 100 対象・範囲:同マス一人(敵対象) 0.7 非消費制約:対象の精神力が高いほど成功率が上がる※ 0.9 ※対象の精神力×15%成功率増加 消費制約:能力休み後に1ターン行動不能 20 発動率:100% 成功率:0% 能力原理 敵対した相手に対し「とろろとご飯どちらが欲しい」と聞き 『とろろ』と答えると「ご飯も食べろ!!」とブチ切れ 『ご飯』と答えると「てめぇーとろろアンチか!!」と同じくブチ切れ 『どっちもいらない』と答えると「そんな答えはねぇ!!」と激怒し 『両方』と答えると「この欲しがりさんめ!!」と笑いながら激怒し それ以外の回答すると「つまらん奴め!!」と般若の如く憤怒し まぁとりあえずなんだかんだ理由つけて激怒した上で手に持ったすり鉢からおじやビームを放ちそのビームを浴びた人間は急にガーリックライスが食べたくなり実家に帰っていく。 なぜそうなるのかは都呂々も知らない。 キャラクター説明 とろろご飯をこよなく愛するハジケリスト 毎日街に繰り出しては至る所で収穫祭と称してハジケバトルを繰り返している 特に田中さんちの台所をホームにしておりそこで幾度となく名勝負をしており住人の田中さんは『もう本当迷惑している、なんでうちの台所を戦場にするんだ。』と歓喜の声を上げてる 手に持ったすり鉢の中に小宇宙(コスモ)が常に溢れていてその溢れた小宇宙が目に見える形としてすりおろした自然薯として還元されておりそれを都呂々は度々『きもっ、なんでこうなってるんだ?』と感じてはいるが腰に着けたメスティンに入った炊きたての麦ご飯にとろろをかけて食べている。味はそんなに美味しくない。 実家は代々続くつまようじ農家で毎年広大な田んぼで育てたつまようじを収穫してそれを生業にしているが『なんで田んぼにつまようじが生えるんだよ!!』とつまらない事で親と疎遠になり家出をしその道中で出会ったたこ焼きの屋台で食べたサフランライスに感銘を受けそのとろろご飯の屋台の弟子になる(住み込み) 今の所の夢は学園をデカいとろろご飯の屋台にし全世界制覇する事にしているが若干『とろろご飯の屋台ってなんだっけ?』と思い出してる ちなみに一番好きな料理はカキフライである
https://w.atwiki.jp/lovebianca/pages/49.html
「コホン、コホン…」 ビアンカの小さな咳を、母が耳にとめてふりかえった。 「大丈夫かい、ビアンカ?」 「うん、だいじょぶ……」 そう返事をする声は、かすれてつらそうである。 母のひんやりした手が、ビアンカの熱い額の上に乗せられた。 「まったく、おてんばな子だよ。ダンカンさんとこのビアンカが、いじめっこを追いかけ回して池につっこんだって、町中のうわさになってるよ。それで風邪ひいてるんだから、世話のない」 「ちがうわ、かあさん。追いかけ回したんじゃなくて、ケンカしてるうちに池に落ちちゃったの。 でもね、ヨーシュはそれで泣いちゃったけど、あたしは泣かなかったんだから。それにあたしの方が三発も多く蹴りをいれてやったのよ」 熱で苦しそうな息の下で、なお自慢げに語るビアンカに、母マグダレーナはやれやれと首をふった。 女の子ならおしとやかに、などとは言う気はないが、おてんばな分、怪我や事故の絶えない娘である。 親としてはひやひやされられる。 「……母さんの手、つめたくて気持ちいいなぁ…」 うっとりと、ビアンカが息をつく。 「何か食べたいものはあるかい?」 「りんご、食べたい……」 ビアンカがそう言うので、母はうなずいて台所に向かおうとした。 その背中に、ビアンカは声をかける。 「うさぎの形にしてね」 「はいはい」 台所へ遠ざかっていく母の背中を見送りながら、ビアンカはぼうっとした視界の中で、いくどかまばたきをした。熱のせいで、少し涙がにじんでいたから。 毛布を口元までひきあげて、やわらかい枕に頭をうずめる。 お粥のいい匂いが漂ってきた。ビアンカが熱を出すと、いつも母が作ってくれる、卵と香草のはいったおいしいお粥。 とろとろとまどろみながら、ビアンカは目を閉じた。 おかあさん、大好きよ。 あたし大きくなったら、母さんみたいなお母さんになりたいな。あたしみたいなおてんばは、お母さんにはなれないかな? 男の子たちと取っ組み合いのけんかをするお母さんなんて、聞いたことないものね。 うーん。 でもあたし、きっときっと、優しいお母さんになるんだから。 風邪ひいた子供に、たまごのおかゆと、うさぎのりんごをつくってあげる、優しい優しい、お母さんに…なるんだから…… 「ふぁ…」 ビアンカは小さくあくびをした。 ……少し眠くなってきた。 少女は、日いちにちと、大きくなる。 たったいま眠りに落ちたビアンカが、次に目をさますとき。 そのときはもう一歩、大人に近づいた彼女がいる。
https://w.atwiki.jp/escargot/pages/295.html
シリーズ 探検家の友シリーズ 価値 100 重さ 10 オリマーメモ 夢の新素材。電気を通さない。さらにエンピツで書いた文字を消すことができる。使えば使うほど、だんだんすり減っていくのがとても悲しい……。 セールストーク 電気を通さない便利な物質。しかもエンピツで書いた文字を消せることが最近わかった。まさに夢の素材!しかし使えば使うほど、だんだんすり減っていくのがとても悲しい。これが夢の現実。 入手場所 まどいの水源食神の台所 地下6階オオパンモドキが所持 特殊効果 アンチ・エレキ完成!電気を完全に防げるようになります
https://w.atwiki.jp/escargot/pages/158.html
シリーズ 芸術だましいシリーズ 価値 30 重さ 4 オリマーメモ 地下の建造物群の中で発見した。建造物はどれもこれもカラフルで、高度な文化の存在が感じ取れた。おそらく住人はみな、アーティストだったのではないか。大変ユニークな文明といえる。この桜色の画材もまた、彼らの豊かなアートだましいを感じさせる。 セールストーク 絵心のない人、色彩(カラー)センスのない人、もう安心!未開惑星に眠っていたアーティストのたましいが今ここに!これで今日からあなたはアーティスト。 入手場所 まどいの水源食神の台所 地下1階
https://w.atwiki.jp/johdan02/pages/30.html
「あれ?乙女実習はまだ先の筈」 新田ヨシオが目を覚ますと、微かに胸が膨らんでおり、 「に、兄さん」 急にドアが開くと、ピンクのパジャマを着た少年が、 「女になっちゃったの?」 「お前、ユリなのか」 妹のユリと共に台所へ向かうと、両親までもが性転換しており、 「どういう事だよ」 担任の南原セイジに事情を説明すると、 「何か思い当たるような事はないのか?」 「はい、俺はどうしたら・・・」 「しょうがない、しばらく女として登校するしかないな」 「そ、そんな」
https://w.atwiki.jp/seigeki/pages/106.html
妹、大好き!! 作者:変態 ◆9lpMgcDCvw 妹、大好き!! 妹大すry 今回の主人公 以下大 妹 大の奥さん(!!?) 名前は比喩って事にしとけ、な? ロリ婆 年齢不詳 外見はどう見ても十代です本当にry でも年齢は…… 口調は婆、声はロリっ娘 以下ロ 秘書 可哀想な人 でも不幸ではない ナレ 地の文担当 ロ01「頼んでおいた物は出来たかの?」 秘書01「あっ! わざわざ足を運んでいただいたのに申し訳ありません……その」 ロ02「ふぅ……またか」 秘書02「はい……また、です。ほんっとに申し訳ありません!」 ロ03「ぬしが謝ることはない。あやつの所為じゃからな。まったく、嫁にベタボレなのはかまわぬが、ちっとは仕事をして欲しいの……。して、ヤツは中に?」 秘書03「あ、はい。ですが、今は……」 ロ04「ふむ……嫁が来ておるのか? 説教をする絶好の機会じゃな」 秘書04「ですが、今入るのは止した方がいいかと……」 ロ05「かまわん。もうとっくに枯れておるし、当てられはせんじゃろ」 そう言ってロリ婆は扉の中に入っていった。 秘書05「やめた方が、いいと思うんですけど、ね……」 がっくりと肩を落とし、秘書は再び仕事を始めた。 扉を開けた瞬間、甘ったるい、嗅いだだけで数kg太りそうな空気がロリ婆の全身を包み込んだ。 ロ06(なんじゃこの空気は……居るだけで汚染されそうじゃな。うむ。調合に失敗したときの香りに似ておる) そんな風に空気を冷静に分析しながら、秘書室の者達が汚染されないよう扉を閉め、ロリ婆は進む。 周囲を見渡すと、小さなテーブルで向かい合い新婚の様にあーんしあっている馬鹿ップル二人を見つけた。 妹01「お兄ちゃん。はい、あーん」 大01「あーん……ああ、なんて美味しいんだ……愛情の味がたっぷりとするよ」 妹02「もう、お兄ちゃんったら。褒め上手なんだから」 大02「ほら、僕もあーん。してあげるよ。はい、あーん」 妹03「あーむ。ん~、美味しい。お兄ちゃんの愛情の味がミックスされて極上の味になってる」 大03「可愛いヤツめ……」 妹04「お兄ちゃん……」 二人は見つめ合いそのままキ―― ロ07「いちゃつくのはかまわぬが、仕事をしてくれぬかの」 ――スしようとしたところに介入してきたロリ婆に驚き、素早く離れた。 大04「こ、コレはコレは賢者様」 妹05「なんのご用事で?」 ロ08「なんの? はて、なんじゃろうな。心当たりがあるのではないかの?」 ロリ婆がそう言うと、二人はびくりとし、さくさく食事を終わらせる。 大05「い、今から取りかかります!」 ロ09「そうか……おお、そうじゃ、完成までここで待っていてもかまわんかの? 今日は珍しく一日オフでなぁ」 大06「し、しかしですね?」 ロ10「なんじゃ? もう殆どできておるのじゃろ? ぬしの報告が正しければもうすぐ完成するじゃろう? 違う?」 妹06「な、なんかお兄ちゃんは忙しいみたいね……それじゃ私はかえ」 ロ11「逃さぬよ?」 妹07「……はい」 この場から逃げようとした妹の首根っこを掴み、ロリ婆は説教を始める。 ロ12「よいか? 嫁と言うのはじゃな。夫を支えるのはもちろんの事、夫が間違った方向へ進みそうになっているときは、正しい方向へ導いてやることも必要なのじゃ。 今のぬし達の様にいちゃいちゃするのが悪いとは言わぬ。わしも若い頃はしておったしな。しかし、時と場合を考えるのじゃ。今回、この男はわしからの仕事の依頼を請け負っておる。 鼓舞するならまだしも、作業を遅らせるのはダメじゃな? って聞いて居るか?」 妹08「は、はい……」 ロ13「ならばよい。まぁつまり、何事もメリハリを付けろと言う事じゃな。おお、そうじゃ。どうせ暇じゃし、料理でも仕込んでやろう」 妹09「え、そ、そんな良いですよ……」 ロ14「遠慮するでない。もっと褒められたいじゃろ?」 ロリ婆は妹にそう囁く。 この誘いは、妹に取って非常に魅力的だった。妹は料理が、と言うより家事全般得意だったが、如何せんレパートリーが少なかった。 彼女はそのことを気にしていたが、新しい料理に挑戦しようにも教えてくれる親は既に死んでしまっていたし、料理本が売っている時代でも無かった。ついでに言うと、教えてくれる友人もいなかった。 そのため、今作れる料理をアレンジすることで何とか飽きが来ないようにしていた。それでも限界はある。 まあつまり、彼女は新しい料理を覚えたかったのだ。 妹10「は、はい。お願いします……」 ロ15「よし。ならば急ごうぞ。たしか、此処には台所があったはずじゃな? 案内しておくれ」 妹11「はい!」 ロ16「妹を少し借りるぞ……おや、聞いておらぬか。ではな」 仕事に打ち込むと周りが見えなくなる人間は多々居るが、どうやらこの兄もそのタイプだったようである。 秘書06「あれ、賢者様、に妹様?」 ロ17「ああ、台所借りるぞ」 妹12「こっちです」 秘書07「……??」 何が何だかわからないと言った様子で、秘書はロリ婆たちを見送る。 ロ18「時間があまりないからさっさと作れる物を教えるぞ」 妹13「はい!」 ロ19「まずは、じゃな……」 端から見ると、小さな女の子に料理を教わる女性という、何とも奇妙な情景である。 はてさて、女性陣が料理に勤しんでいる間。 兄は死にものぐるいでロリ婆の依頼の品を作っていた。まぁ、自業自得な訳だが。 ちなみに彼が作っているのは、見た目は普通な指輪である。 見た目は(強調) 大07「よし……できた! できましたよ!……ってあれ?」 兄は完成品を掲げ周りを見渡すが、誰もいない。 完成するまで見ていると言ったロリ婆の姿も、食べたくなるほど愛おしい妹の姿もない。 大08「……あれ?」 兄は完成品をケースに仕舞い、ポケットに仕舞う。 大09「なぁ、妹の事知らないか?」 秘書08「ああ、妹様でしたら、賢者様と一緒に台所にいると思いますよ」 大10「どうしてそんなところに……」 秘書09「さぁ?」 兄は頭を捻りながらも、台所へ向かう。 ロ20「……うむ。いい感じじゃ。これなら、あの馬鹿も満足するじゃろ……まぁ、ぬしの料理なら何を出しても満足しそうな気がするがの」 妹14「あはははは……」 ロ21「ん? 誰じゃ!」 台所の扉が開いて兄が入ってくる。 そして、妹の料理を椅子の上に立って評価しているロリ婆を見た瞬間―― 大11「……シュール」 ――と呟いた。 すかさず俎板(まないた)が飛ぶ。 大12「おうっ! 痛いじゃないですか……」 妹15「お兄ちゃんが悪いんだよ?」 ジト目で言う妹。頷くロリ婆。味方は居ない。 ロ22「まぁ、よい。先ほどの発言は水に流してやろう。ほれ」 ロリ婆は妹にアイコンタクトで何かを指示する。 妹16「は、はい。え~と、お兄ちゃん」 大13「なんだい、僕の愛しい妹よ!」 満面の笑み、気持ち悪くなるくらい満面の笑み。 妹17「え、えっとね……賢者様に料理を教わったの。だから、その、食べて?」 大14「いいとも! あーん、してくれるかい?」 妹18「ふーふーしてあげる! ふーふー……はい、あーん」 ロ23「まぁ、いつも通りの展開じゃな……」 大15「あーん……ん! お、美味しい……美味しいよ!」 妹19「ほ、本当に!? あ、ありがとうございます!」 妹はロリ婆に向かってなんどもなんども、頭を下げる。 ロ24「ふふん。わしが教えたんじゃから当然じゃ。(ひらめいた感じのSE)そうじゃ、ぬし。今度、わしの家に来ぬか? わしの覚えておる料理を全部教えてやろう。どうせ、娘には教え終わっておるしの」 妹20「い、いいんですか?」 ロ25「かまわん。減るモノではないしな」 妹21「あ、ありがとうござます!」 ロ26「可愛いやつめ……撫でてやろう」 ロリ婆は背伸びをして妹の頭を撫でる。 ロ27「さて……おい、飯に夢中になるのはうれしいが、依頼の品は完成したのかの?」 大16「んぐ……はい。こちらになります」 そう言って兄はポケットからケースを取り出し、渡す。 ケースを受け取ったロリ婆は完成品を穴が空くほど観察し、左手の薬指に嵌める。 ロ28「ふむ。良い感じじゃ。報酬は……どうしようかの。納期をおーばーしておるし……」 大17「ほ、報酬はいつもの半ぶ……いえ、四分の一で良いです」 ロ29「それっぽっちでいいのかの?」 大18「はい……」 がっくりと肩を落としながら肯定の意を示す。 ロ30「ほほほ。納期をおーばーするのが悪いのじゃ。ではな……あ。そうそう。うちに来るときは連絡を一本いれてくれるかのぅ。準備、と言うモノが必要じゃしな」 妹22「は、はい! お願いします!」 ロ31「ではな」 ひらひらと手を振りながら台所を出て行くロリ婆。さりげなくエプロンは外しそこら辺に置いて、帰っていく。 妹23「お兄ちゃん。落ち込まないで。帰ったらたっぷり美味しいモノごちそうしてあげるから、ね?」 大19「うぅ……妹よ。今は僕を癒しておくれ」 妹24「いつも癒してる気がするけどな……よしよし……」 FIN? 【あとがき】 えー、色々とごめんなさい。キャラは自分の小説から引用。みんな素であんな感じです。終わり方が微妙なのは仕様。女性ばっかりなのも仕様。無駄に長いのも仕様。
https://w.atwiki.jp/fpsclanicanfly/pages/39.html
ニックネーム G ICF創始者にしてリーダー あだ名である「G」は彼の立ち回りを見ればすぐにわかる 黒い台所の悪魔のような立ち回りで敵チームを殲滅する姿はまさにG。カサカサ たまにカサカサしすぎで自滅する姿もまさにG 最近ではもっぱらいじられ役。ナイスキルもきめぇで片づけられる シャーナイ 彼にとって変態は褒め言葉 ラストキル時に点数をつけるのがマイブームらしい。基本は0点だが 多分彼が100点をつけるプレイはHGオンリーで無双したときぐらいだろう 潰されようと変態だろうと、ICF一の実力者であるのは間違いない我らのリーダーである。 ♂の愛人多し