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~朝比奈宅・夜~ prrrprrr ピッ みくる「はい、あさひn」 鶴屋「みっくる~!!」 みくる「ひゃっ!つ、鶴屋さんですかぁ?」 鶴屋「そうさ!鶴屋ちゃんさ!」 みくる「聞こえてますから、あんまり大きな声出さないで下さいよぉ」 鶴屋「ん?そうだね、ごめんよ」 みくる「もう、驚いちゃいましたよ?」 鶴屋「あはは」 みくる「それで何のようですかぁ?」 鶴屋「可愛いみくるが暇してないかなぁ、と思ったんだよ」 みくる「ふふ、なんですかそれ?」 鶴屋「それとも男でも連れ込んでる最中だったかい?」 みくる「お、お、お、男の子なんていませんよぉ~!」 鶴屋「冗談だよ冗談!全くみくるはいいリアクションしてくれて助かるよ~」 みくる「ひどいですよぉ」 鶴屋「ところで何やってたんだい?」 みくる「いまさっきお風呂からあがったんで、髪を梳かしているとこですよ」 鶴屋「おや、奇遇だね?あたしもさ」 みくる「そうだったんですかぁ」 鶴屋「もしかしてみくるは、もうおねむの時間だったりするのかな?」 みくる「まだ大丈夫ですよ」 鶴屋「ならいいっさ!たまには長電話でもしようよ!」 みくる「いいですよぉ」 鶴屋「じゃあ何話そっか?」 みくる「う~ん、毎日会ってると話題も減ってきちゃいますね」 鶴屋「……そうか。みくるはあたしとなんて話すことなんてないんだね」 みくる「な、なんでそうなるんですかぁ」 鶴屋「まぁいいや。あたし今TV見てるんだけどさ」 みくる「TVですかぁ?」 鶴屋「そっ。○チャン点けて?」 みくる「○チャンですかぁ?」 鶴屋「うん」 みくる「点けましたよ……って、もう鶴屋さん!!」 鶴屋「ん~?何々?何やってたの~?」 みくる「お、男の人と女の人がその……」 鶴屋「その?」 みくる「……鶴屋さん、い、言えませんよぉ~」 鶴屋「えー。でもいいや。今みくるがどんな顔をしてるか、想像できるし」 みくる「もう」 鶴屋「実はまだ見てたりして」 みくる「もう消しました!」 鶴屋「あはは」 みくる「あっ、鶴屋さんは今日の数学の宿題終りましたか?」 鶴屋「そんなのとっくに学校で済ませてるよ!」 みくる「そうだったんですかぁ、早いですねぇ」 鶴屋「だって簡単だったし」 みくる「そ、そうでしたっけ」 鶴屋「さてはみくる……全然終ってないなぁ?」 みくる「ぎくっ」 鶴屋「擬音でごまかさな~い」 みくる「だ、だって~」 鶴屋「あはは、明日の朝学校で教えたげるよ」 みくる「いいんですかぁ?」 鶴屋「それが目的で聞いたんだろ?」 みくる「え、えへへへ」 鶴屋「やれやれ」 みくる「あっ、それってキョンくんの真似ですかぁ?」 鶴屋「おっ!よくわかったね!ちゃんとポーズも真似てるよ」 みくる「ふふふ」 鶴屋「!あ、ゴメン。キャッチが入ったから少し待っててよ」 みくる「はぁい、わかりました」 みくる(誰だろ?ご両親かな?) みくる(今のうちにホットミルクをレンジで暖めておこっと) みくる「……」 みくる「……」ズズ みくる(あったか~い)ズズ 鶴屋「待たせたっさ!」 みくる「いぃえ」 鶴屋「今日の夕飯はなんだったの?」 みくる「今日はお豆腐のサラダを作りましたよ」 鶴屋「随分ヘルシーだね。そんだけ?」 みくる「はい。鶴屋さんはなんだっだんですかぁ?」 鶴屋「今夜は家にあたしだけでね、メンドイからカップ麺さ」 みくる「体に良くないですよ?」 鶴屋「たまにだからね、心配無用っさ!」 みくる「鶴屋さんってお料理したりするんですかぁ?」 鶴屋「得意だよ!って胸張れるわけじゃないけど、人並みには出来るかな~?」 みくる「そうですかぁ。何が得意なんですか?」 鶴屋「肉じゃがだよ」 みくる「へぇ~」 鶴屋「ちゃんと食べれるもの作れるから問題ないはずだよ」 みくる「じゃあ、今度二人で何かお料理しませんか?」 鶴屋「いいね!どうせならクラスの子たちも呼んで、ホームパーティーみたいにしようよ?」 みくる「いいですね、賛成です」 鶴屋「場所はみくるんちでもいいかい?」 みくる「わたしの家はちょっと~」 鶴屋「そっか……みくるは片付けられない女だったんだね……」 みくる「違います!」 鶴屋「冗談だよ~みくる~。場所はまたみんなで決めよっか?」 みくる「分かりましたぁ」 みくる「今日の体育の鶴屋さん、カッコよかったですねぇ」 鶴屋「あぁ、バスケかい?」 みくる「はい。ドリブルしてみんなをこう、ズバババッッと抜いて」 鶴屋「あっはっはっはっは!なんだいその効果音!」 みくる「えぇ~変ですかぁ?」 鶴屋「いんや、面白い」 みくる「変ってことじゃないですかぁ」 鶴屋「もっとこう、スッとかさ、サッとかさ」 みくる「う~ん」 鶴屋「まっ、可愛かったからいいや」 みくる「またそうやってからかうんですからぁ」 鶴屋「あははは」 みくる「あっ、こないだ鶴屋さんから借りた本とっても面白かったですよぉ」 ???「……」 みくる「鶴屋さん?」 ???「……」 みくる「あれ?どうしたんですか?」 ???「……」 みくる「寝ちゃったのかなぁ」 ???「……」 みくる「寝てるんだったら切りますよぉ~?」 ???「……」 みくる「……寝ちゃったんですね」 鶴屋「なにを一人でしゃべってんの?」 みくる「ふわっ!起きてたんですかぁ!」 鶴屋「ちょっと飲み物取り入ってたんっさ」 みくる「もう!一言言ってくださいよぉ」 鶴屋「言ってなかったけ?」 みくる「言ってません」 鶴屋「そうだっけ?ゴメンゴメン」 みくる「まったくもぉ~」 鶴屋「そうそう、こないだの学校帰りに、みくるが見つけたワンピースがあったろ?」 みくる「あぁ、あの薄い青色のですかぁ?」 鶴屋「そっさ。あれが今日三十パーオフで売ってたよ」 みくる「ほんとですか~!早速明日行ってみますね」 鶴屋「そうするといいよ」 みくる「鶴屋さんも一緒にどうですかぁ?」 鶴屋「行くよ!ちょっと可愛いなぁ、と思った帽子も値引きされてたっさ!」 みくる「じゃあ明日の部活の後に行きましょうよ~」 鶴屋「そうだね。なら明日の部活にお邪魔させてもらうよ!」 みくる「あっ!買い物といえば。鶴屋さん?」 鶴屋「なんだい?」 みくる「この間言ってた本は見つかったんですか?」 鶴屋「うん、ネットで注文したよ」 みくる「あったんですか。良かったですねぇ」 鶴屋「う~ん、良かったんだけど、どうせなら自分の足で探したかったね」 みくる「そうなんですか?」 鶴屋「そうっさ!いまどきネットなら何でも手に入るだろ?それをわざわざ自分で探し回るのって楽しくない?」 みくる「あぁ、それは少し分かりますぅ」 鶴屋「あの、欲しいものを見つけたときの、やった!、っていう嬉しさったらないよね!」 みくる「そうですよねぇ。そういえば古泉君も言ってました」 鶴屋「何をだい?」 みくる「古泉君って洋楽が趣味みたいで、休みの日に小さい中古のお店とか、周るの好きみたいなんですよぉ」 鶴屋「うんうん」 みくる「そういうお店には掘り出し物があるみたいで、ついつい嬉しくてたくさん買っちゃうって」 鶴屋「へぇ~。たくさんってどれくらいだろ?」 みくる「えっと~、毎月新古合わせて、二十枚前後は買ってるって言ってたかなぁ?」 鶴屋「……古泉君もとんだ好きモノなんだね」 みくる「わたしも驚きましたよぉ」 鶴屋「それは驚きだよねぇ。あたしでもすこし引いちゃうし」 みくる「ふふ。でも音楽の話をしてるときの古泉君って、目がキラキラしてるんですよぉ?」 鶴屋「あはは」 みくる「それでこの間、古泉君からCDを借りたんですけど、わたしでも聞きやすくって好きになっちゃいましたぁ」 鶴屋「古泉君を?」 みくる「ち、違いますよぉ~音楽です!」 鶴屋「あはははは、それでなんてやつ?パソコンで調べてみるよ」 みくる「はい、えっと……Fountai○s Of WayneとTah○ti 80です」 鶴屋「困った。電話だとスペルが分かんないっさ」 みくる「カタカナでもいいんじゃないんですかぁ?」 鶴屋「でかした!みくる!」 みくる「出来ました?」 鶴屋「ちょい待ち!……ふぁうんていんず、っと。出たよみくる」 みくる「はぁい」 鶴屋「なんて曲?」 みくる「わたしの好きなのは、Survi○al Car、っていう曲です」 鶴屋「サバイバルだね?」 みくる「はい」 鶴屋「あったあった、ポチッとな♪」 みくる「わたしもかけよぉ」ピッ 鶴屋「~~♪」 みくる「~~♪」 鶴屋「なっるほどねぇ♪古泉君がオススメなのも分かるよ!あたしでも好きっさ」 みくる「いいですよねぇ♪古泉君が好きになる気持ちも分かりますよぉ」 鶴屋「毎月二桁買うのは異常だけどね」 みくる「ふふふ」 鶴屋「そうだ!みくるは来週の土日どっちか空いてるかい?」 みくる「団活がなければ」 鶴屋「じゃあさ、見たい映画がやるんだよ。見に行かない?」 みくる「映画ですかぁ?」 鶴屋「そうだよ!コメディ映画なんだけど、キャストがあたしのツボなんだよ」 みくる「分かりました、いいですよぉ」 鶴屋「んじゃ、決まりっさ~」 鶴屋「みくるは最近悩み事とかないのかい?」 みくる「悩み事ですかぁ?」 鶴屋「そう!電話だから言えることとかって、あるんじゃないかな?」 みくる「う~んと、え~と……」 鶴屋「……みくるは悩みなんかないんだねぇ。うらやましいっさ」 みくる「な、悩み事くらいありますよ、ただ……」 鶴屋「?」 みくる「どうしても人には言えない悩みだって……ありますから」 鶴屋「あたしでも?」 みくる「ごめんなさい」 鶴屋「みくるが謝ることじゃないっさ。立ち入ったこと聞いてごめんよ?」 みくる「いぃえ、鶴屋さんが悪いわけじゃないですから」 鶴屋「しんみり話は置いといて次いくよ!次!」 みくる「ふふふ。はい」 鶴屋「それなら……最近一番嬉しかったことって何かな?」 みくる「嬉しかったことですかぁ?」 鶴屋「そう!楽しかった、じゃないよ?嬉しかった限定さ」 みくる「それって違うんですかぁ?」 鶴屋「違う違う!さぁ思い出すんだみくる!」 みくる「もう鶴屋さん、声大きいですってばぁ」 鶴屋「おっと、これは失敬」 みくる「嬉しかったことかぁ」 鶴屋「何かあるかい?」 みくる「あっ、ありました」 鶴屋「なんだい?」 みくる「今さっき体重計乗ったら五百グラム落ちてました♪」 鶴屋「何!?それは嬉しいね」 みくる「そうなんです!最近お菓子を我慢してたかいがありました♪」 鶴屋「それは良かったね、みくる!でも欲しかった答えではないんだよねぇ~」 みくる「でも、でも、最近一番嬉しかったことってこれくらいですよ~?」 鶴屋「……とりあえず、みくるが寂しい日々を送ってるのは、よーく分かったよ」 みくる「えぇ~!ひどいですよぉ」 鶴屋「あはは」 みくる「もぉ~、じゃあ鶴屋さんはなにかあったんですかぁ?」 鶴屋「ふふふ」 みくる「?」 鶴屋「みっくるぅ、聞いて驚くんだよぉ?」 みくる「え?なんですか?」 鶴屋「絶対、ぜぇぇぇったい驚くよ!?」 みくる「そんなにもったいぶらないでくださいよぉ」 鶴屋「では、発表します」 みくる「はい」 鶴屋「なんと」 みくる「……」ゴク 鶴屋「あたしに彼氏が出来ましたぁ~!ぶいっ!」 みくる「……。ええぇぇぇぇっ!」 鶴屋「どうだい?めがっさ驚いただろ?」 みくる「お、お、お、驚きましたよぉ~」 鶴屋「しかも相手はなんと……」 みくる「ふぇ?わたしの知ってる人なんですかぁ?」 鶴屋「ふふふ、古泉くんっさ!」 みくる「!びっくりですよぉ~」 鶴屋「くくく」 みくる「だって、だって、さっきの話でもそんな感じしてなかったですよぉ?」 鶴屋「えへへ、こないだあたしが、土曜の団活に遊びに行っただろぅ?」 みくる「はい」 鶴屋「あの帰り道で、古泉君に呼び止められてね」 みくる「ふわぁ~、そうだったんですかぁ」 鶴屋「そうだったんですよぉ~」 みくる「へぇ~、お二人が、へぇ~」 鶴屋「……く」 みくる「もう、デートとかしたんですかぁ?」 鶴屋「……くく」 みくる「鶴屋さん?」 鶴屋「……くくく、あははははは」 みくる「え?え?え?」 鶴屋「もうダメ!もうダメにょろ!あっはっはっはっはっはっは!」 みくる「つ、鶴屋さん?」 鶴屋「あっはっはっは!ふふふふふ、め、めがっさお腹痛いよ、あっはっはっはっは!」 みくる「と、突然どうしたんですかぁ~?」 鶴屋「ウソ、ウソだよみくる?あっはっはっはっはっは!ぜ~んぶウーソー」 みくる「……」 鶴屋「ひぃーひぃー、笑いすぎて苦しいよ~」 みくる「ひどいですよ!鶴屋さん!」 鶴屋「ふぅーふぅー、ご、ごめんよ。みくるの反応があまりに可愛くって。あっはっはっはっは!」 みくる「もぉ、鶴屋さんなんて知りません!」 鶴屋「え?知らないの?初めまして、鶴屋といいます」 みくる「違いますよぉ」 鶴屋「あっはっはっはっは!分かってるってば」 みくる「この間ちょうど古泉君が、彼女がいる、って言ってたから信じちゃいましたよ」 鶴屋「お!それは初耳だね」 みくる「キョンくんも知らないみたいでした」 鶴屋「でも古泉君はモテそうだし、いても不思議じゃないよね~」 みくる「そうですねぇ~」 鶴屋「そういえば最近のSOS団はどうだい?」 みくる「う~ん、少しぎこちなさがありますけど、良好ですよ」 鶴屋「ぎこちなさ?あぁ、ハルにゃんとキョンくんか」 みくる「えぇ」 鶴屋「まさかキョンくんが彼女を、しかも他校のコだろ?」 みくる「そうなんでよぉ。驚きましたぁ」 鶴屋「キョンくんも罪作りな男だね~。ハルにゃんの気持ちだって知ってただろうに」 みくる「……」 鶴屋「ん?どうしたの?」 みくる「実は……キョンくん、その、全く気付いてなかったみたいなんですよ」 鶴屋「ほ、ほんとかい!?」 みくる「はい」 鶴屋「鈍感だとは思ってたけどねぇ~」 みくる「そうですよねぇ。少しは意識してるんだと思いました」 鶴屋「まぁ、ハルにゃんがいっつもツンツンしすぎなせいもあるんだけどね」 みくる「素直になるのは難しいですから……」 鶴屋「確かにね」 みくる「はい」 鶴屋「とはいえ」 みくる「?」 鶴屋「どうやらキョンくんにはなにかしらの制裁が必要だね」 みくる「だ、ダメですよぉ~鶴屋さん」 鶴屋「だってハルにゃんが可哀そうじゃんかぁ」 みくる「それはそうですけどぉ……」 鶴屋「で、当のハルにゃんは?」 みくる「涼宮さんは……スゴイです」 鶴屋「スゴイ?」 みくる「なんていうか、その、心が強いんだなぁって。わたしなら顔を合わすのだって辛いですから」 鶴屋「そうだね。ハルにゃんはえらいなぁ」 みくる「えぇ」 鶴屋「そうにょろ!今度傷心のハルにゃん連れてどっか遊び行こうよ!」 みくる「傷心はひどいですよぉ」 鶴屋「失言失言。で、どうかなぁ?長門ちゃんも連れてさ?」 みくる「いいですね。きっと二人とも喜んでくれますよぉ」 鶴屋「今度四人で集まって行き先決めるっさ!」 みくる「わかりました」 鶴屋「長門ちゃんといえば、最近ハルにゃんとべったりだよねぇ~。なんかあったの?」 みくる「どっちかっていうと、涼宮さんが長門さんと一緒にいたがってる感じですよぉ」 鶴屋「ふ~ん……はっ!ま、まさかハルにゃん」 みくる「?」 鶴屋「……失恋のショックで、同性愛に目覚めたんじゃ……長門ちゃんがおとなしいのをいいことに」 みくる「鶴屋さん!悪ふざけが過ぎますよぉ!」 鶴屋「怒んないでよ、みくる。冗談だって冗談」 みくる「まったくぅ」 鶴屋「もしかしたら長門ちゃんがいるから、ハルにゃんも立ち直れたのかもね」 みくる「かもしれないですねぇ」 鶴屋「でもあの無口な長門ちゃんと活発なハルにゃんだろ?どんな会話すんだろね?」 みくる「さぁ、部室では普段どおり長門さんは無口ですよぉ?」 鶴屋「きっとハルにゃんはああ見えて寂しがりやなんだよ」 みくる「涼宮さんがですか?」 鶴屋「そうだよきっと。勘だけどね」 みくる「勘……」 鶴屋「で、長門ちゃんと二人のときは、誰も見たことのない弱いハルにゃんが現れると見たね」 みくる「弱い部分ですかぁ?」 鶴屋「多分ね?」 鶴屋「もしあたしが失恋したり、なんか辛いことがあったら、みくるは慰めてくれるかい?」 みくる「当たり前じゃないですかぁ」 鶴屋「ありがとっさ!」 みくる「もしかして近々そんな予定があるんですかぁ?」 鶴屋「ないない。でも人生何があるからわっかんないかんねぇ」 みくる「そうですねぇ」 鶴屋「それこそ年中告白されてるみくるは余計に、ね?」 みくる「う~ん……」 鶴屋「みくるは彼氏作んないのかい?」 みくる「今はちょっと……」 鶴屋「なんで?」 みくる「……こっちではそういうのは出来ないんです」 鶴屋「こっち?あっそうか、みくるはこの辺の人じゃなかったね」 みくる「……はい」 鶴屋「ま、まさか、地元に将来を約束している人がいるんじゃないんだろうね?」 みくる「う~ん、そういうことにしておきます」 鶴屋「あたしに隠し事とはいい度胸っさね」 みくる「そ、そんな大げさなものじゃないですよぉ~」 鶴屋「わかってるってぇ~」 みくる「そういう鶴屋さんは彼氏はいらないんですかぁ?」 鶴屋「欲しいっちゃ欲しいけど、みくるたちと遊んでる方が楽しいからべっつにいいかなぁ?」 みくる「ふふふ、鶴屋さんらしぃ」 鶴屋「そうかい?みくるほどじゃないけど、これでもあたしも少しはモテるんだよ~?」 みくる「知ってますよぉ」 鶴屋「ふ~ん……自分がモテるっていうのは否定しないんだね?」 みくる「そ、そういうわけじゃないですよぉ」 鶴屋「まっ、別にいいんだけどね~」 みくる「つ、鶴屋さ~ん」 鶴屋「ん~?」 みくる「鶴屋さんは魅力的な女の子だって意味ですからねぇ?」 鶴屋「あんがとね、みくる」 みくる「いぃえ」 鶴屋「はぁ~、もう一時半だよ」 みくる「えぇ~、じゃあもう二時間くらい話してたんですかぁ?」 鶴屋「時間がたつのは早いっさ」 みくる「そうですねぇ」 鶴屋「……」 みくる「鶴屋さん?」 鶴屋「……ミッミッミラクル♪」 みくる「!!!」 鶴屋「みっくるんるん♪」 みくる「や、やめてくださいよぉ~~!」 鶴屋「あははははは!この歌作ったハルにゃんは天才だよ」 みくる「せっかく忘れてたのにぃ~」 鶴屋「突然思い出したっさ~。みっくるんるん♪」 みくる「もう電話切ります!」 鶴屋「ご、ごめんよみくる。あぁ~お腹痛い」クスクス みくる「今日の鶴屋さんちょっといじわるですよぉ」 鶴屋「そうかい?」 みくる「そうですよぉ」 鶴屋「それじゃあそろそろ寝よっか?」 みくる「そうですねぇ。これじゃ明日遅刻しちゃいますからね」 鶴屋「だね。そんじゃみくる、また明日ね。オヤスミにょろ~」 みくる「はぁい、おやすみなさぁい」 ピッ ~Fin~
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5589.html
時空管理局の管理者達は、特殊な能力を持っている。 わたし達はTPDDを用いることで特定の時間座標に移動することが出来る。時間を一冊の本のようにみることができる。 時間平面上で座標を正確に把握できる。これは生まれつきの才能であるし、訓練で磨かれる能力。 わたしはある時から思うことがあった。 なぜわたしは自身の過去に干渉しないといけなかったのか。 涼宮さんの「未来人に会いたい」という願望によって、わたしはあの時代で彼女と出会った。 彼女の能力によって書き換えられる規定事項、それを守れるのは「わたし」しかいない。 そのために彼女のそばにいる当時の「わたし」とは別のそれより未来の「わたし」が重要な場面で干渉することになった。 でも、重要な局面でそれらを決定し実行したのはキョンくんでわたしではない。わたしは彼を導いただけ。 わたし自身がキョンくんに言った言葉。 「彼女の一挙一動には意味がある」 キョンくんの存在は彼女の能力についての最終決定だ。これは間違いない。では、わたしが選ばれた理由は? 今日は土曜日、不思議探索の日。 集合場所には長門さんがすでに待っていました。 今日はパステルカラーのオフタートル、コクーンスカート、そして白いツイードジャケットを羽織ることですこし上品で大人っぽい雰囲気を出してみました。 キョンくん、似合っていると言ってくれるかなぁ。 「おはよう、お待たせ」 改札から涼宮さんが着ました。お似合いの服装で揃えてきています。 集合時間時間20分ほど前にキョンくんが着ました。 「おはようございます」 「おそい」 「おはようございます、キョン君」 「・・・(こくり)」 あと、来ていないのは古泉くんだけ。そういえば彼は涼宮さんと付き合ってからいつも遅刻しています。 「古泉は?」 「まだ来てないわ。全く副団長が最後とか情けないわ」 「みくる、上品な雰囲気がしてお似合いですよ。ああ、涼宮も似合っているんじゃないか。長門はいつもの制服か」 さらっと、キョンくんが褒めてくれた。 古泉くんが来て5人揃ったあと、いつもの喫茶店で班分けを行った。 古泉くんと涼宮さん、のこり3人の組み合わせ。 いつものことだけど、キョンくんが嬉しそうに古泉くんに伝票を渡しています。 午前中は長門さんの希望で図書館で時間を潰しました。 古泉くんおすすめのレストランで昼食を取って、午後の組み合わせはくじの結果男性・女性と別れることになりました。 「さあ、がんばって探すわよ。集合は16時、駅前ね!」 そう宣言する涼宮さんはどう見ても空元気にしか見えない。やっぱり午前中になにがあったのだろう。 普段なら涼宮さんが先導し、あたしと長門さんが付いていくという構図なのだけど今日は違った。 「話がある」 長門さんはそう言うとすたすた歩いていき、あたし達はそれに付いて行く。 到着した先は見たこともない喫茶店で、長門さんが立ち止まらずに入ったのでそのままあたし達も入る。 そして、進められるままBOX席で長門さんの向かいに二人で座る。 「こんにちは。ご注文はあとでお伺いします」「おひさしぶり♪」 二人のウエイトレスが挨拶に来ました。一人は喜緑さん、もう一人は誰と思ってたら 「なんで朝倉涼子、あんたがここにいるの?」 「長門さんから呼ばれたからよ。詳しくは彼女が説明するわ」 あ、この人が朝倉さんか。冬のあの時間でキョンくんを刺した女性・・・・・・思い出してすこし気分が滅入ります。 「ところで、このメニュー表。値段書いていないけどどうなっているの?」 「気にしないでいい」 「そう、じゃあこれとこれとこれを。みくるちゃんはどうする?」 二人とも、さっき昼を食べたばかりなのにいろいろ注文しているけどよく食べられるなぁ。 一段落ついたところで長門さんは涼宮さんを見つめ口を開きました。 「まずこれは前提となる話。あなたのこと」 涼宮さんは軽くうなずき、長門さんは話を始めました。その内容は涼宮さんにとって禁則事項でした。 「要するに。有希は宇宙人、みくるちゃんは未来人、古泉くんは超能力者。そしてあたしには特殊な力がある」 「そして今まで何度不思議な出来事が身近で発生していて、みんなはそれを秘密裏に解決していた。そういうことね」 「そう」 「『情報操作』ということをやって事実を生み出したりすることも可能ってわけか。朝倉さんがここにいるのはそういうことなのね」 「そう」 涼宮さんはかるく溜息を付いた後 「わかったわ。なんとなくだけど思い当たる節もあるし」 あれ?キョンくんが話した時は全く相手にされなかったと聞いてたのに、なんで長門さんだとあっさり信じちゃうのだろう。 不思議そうにしていたあたしに、涼宮さんは 「時と場合と話す人によるわ。今回は前提の話なんだから信じないと話が続かないでしょ」 ちょうどそのタイミングで注文していた品が届き、一時休憩になりました。 「有希、つづけてちょうだい」 「過去の出来事には、彼からあなたに伝えるべきこともあるのでわたしからすべては話せない」 そういえば、長門さんは4年前の七夕の話などキョンくんが関係する一部の出来事は意図的に話さなかった。 「それならキョンを締め上げてすべて吐かせることにするわ」 そういう涼宮さんの顔は、もうさっきまでの憂鬱さなどはなくなり普段のように輝いている。 彼女にとっては不思議なことはそれだけ魅力的なことなんだろう。 「あなたの行動は意識的・無意識的に関わらずなんらかの意味を持つ。SOS団結成に当たって彼は特殊な属性を持っているわけではなかった」 「そこでわたし達は、彼があなたにとっての『鍵』と考えた」 それぞれの見解。能力を解析する過程で鍵の存在が必要不可欠なものであるという結論に達した。 情報統合思念体は鍵の単独での能力を解析のための観察、涼宮ハルヒの影響を懸念。未来人は鍵は能力者を生み出す要因になりうると仮定。機関は鍵による涼宮ハルヒの制御の可否。 しかし現状、二人は密接な関係にあり鍵単独での能力解析が厳しい状況。そのため、あなたを監視していた三者は計画を講じた。 そして時期を見計らってそれを今回実行した。 「計画名は『スペアーキー』。鍵の能力を調査するもの」 現実世界での計画は不可能であると判断したため、まず時間平面を切り取った。 次に情報操作で観察の環境を整えることにした。時間の経過ごとに色々な出来事を発生させ、必要な情報をつど集めることにした。 「・・・・・・」「続けて」 朝比奈みくるは、すでに状況について行けないのか沈黙したままであり、涼宮ハルヒは口先を尖らせる表情で不愉快・面白くないという意思表示をしている。 彼が他人と交際をした場合には、涼宮ハルヒは不安定な精神状態になり彼女に干渉しやすくなる可能性が高い。 話術の訓練を受けている古泉一樹にとっては、涼宮ハルヒを言葉巧みに言いくるめることは難しくない。 そしてあなたたちの願望を取り入れた。古泉一樹は涼宮ハルヒへ、朝比奈みくるは彼へ恋心をもっていた。涼宮ハルヒは安易な企みがもたらした結果を悲観した、その結末を知りたがっていた。中心人物になる彼の周りの存在はそれぞれの願望を持っていた。 そしてそれらを利用して彼女の能力を情報統合思念体の補助を受けて掠め取り、新しい時間平面を作成。情報を複写。 だからあなたたちは、この世界に対してなんら違和感を感じていなかったはず。ある意味で理想の世界なのだから。 そののち機関は涼宮ハルヒの能力発現を観察。未来人は朝比奈みくるを観察。情報統合思念体は鍵本人を観察することでそれぞれの目的を達することになる。 一口、飲み物に手をつける。二人はわたしに問いかけてくる。 「つまり、あたしの過去は操作されていた。あたしの体験したことのほとんどは事実としてはなかったということ?」 「あたしもですかぁ・・・・・・」 わたしは順番に答えることにした。 「涼宮ハルヒについてはその通り。あなたの記憶の一部は作られたもの。彼もあなたにそのことを告げたはず」 「あなたの記憶の大半は捏造されたもの、操られていたという表現が適切」 予想どおり、涼宮ハルヒは驚愕の表情をしている。 「朝比奈みくるについては、わたしは誘導は行ったが操作は行っていない。あなたの組織は情報操作による恋愛関係を望まなかった」「今回、あなたへの不要な干渉は彼の気分を害するため。言うなら、この世界はあなたと彼の理想がほぼ叶うところ」 こちらは、自分の感情をどう表現するべきかわからないようだ。 計画はそれぞれの組織が情報を手に入れることで一応の成果を収めて終了する。残った切り取られたこの時間平面には多くの不要な干渉をしたため元の時間軸に戻すと異常をきたす恐れがあると判断。明日の夜に廃棄される。 「ええっ、それってみんななくなるってこと?」 「そう」 「そう、ってなんでそんなに有希は落ち着いていられるの。世界が終わるってことでしょ」 以前古泉一樹が彼に使っていた例えをわたしも使ってみる。この世界はRPGゲームにおけるセーブデータのようなものだから、計画が終わってもメインのデータは残る。心配要らないと。 涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、両者とも分ったけど納得できないという表情をしている。しかしこれは現実だから変えることはできない。 いや、現実を変える手段はある。わたしが事実を告げるよう指示されたのはそのためだと思われる。 あたしには理解できない、もしくはしたくない話が続いたあと。長門さんはひとつの封筒を差し出してきた。 「これ」 中を開けると、それはおよそひと月ぶりの未来からの指令だった。 それは時間移動の指示。 最後に最優先コード。 つまり、拒否権はない。 「なにこれ。ちょっと見せて」 涼宮さんがあたしの手にあった紙を奪い取って読んでいる。 喫茶店を出るころにはただ沈黙のみ。不安が心を占めている。あたしはただキョンくんに逢いたかった。 こいつが食事中にアイコンタクトを送っていたのに気が付いてはいた。だから今回の組み合わせは長門の操作の結果であることは分っている。 みくると二人きりにしろと贅沢いう気はないが、こんな時に俺に何の用事だ。 「午前中、涼宮さんよりお付き合いをやめたいとの申し出がありました。僕も関心が薄れてきているのを感じていましたので・・・・・・」 目的もなく街中をぶらぶら歩きながら、古泉は世間話でもするかのようにそう切り出してきたのだが。お前は俺に同情でもしてほしいのか。 ふと古泉の顔を見ると、俺の考えを読まれたのか 「まさか、そういう意図はありません。僕があなたと話す機会を作った理由はあなたに伝えないといけないことがあるからです」 そういうと少しこっちに寄ってきた。寄るな、気持ち悪い。 「今頃長門さんも涼宮さんと朝比奈さんに同じことを話しています」 ろくでもないことなんだろう、どうせ。長門と古泉、宇宙人と超能力者が絡んでいることだ。 昔の俺なら面倒ごとは関わりあいたくないと逃げるべきだっただろうが、今はそうもいかない。俺は既に関わっていることなのだろうから。 「落ち着いて話す内容だったら、どこかで座って話さないか。ただし、お前のおごりでだ」 古泉はうなずくとスッと手を上げ車を止める。予想はしていたがいつもの機関専用黒塗りタクシーだ。 「飲み物は車内に完備していますのでご安心を。軽い軽食が必要でしたら準備させます」 ・・・・・・・・・・・・。 「と、これが今回の出来事の要約になります」 俺を調べることが目的、そんなくだらないことでわざわざ世界を切り取って全員を不幸にさせたということか。 「でも、朝比奈さんとあなたには居心地のよい世界だったと思いませんか」 古泉がどういう意図を持って発した言葉か判らない、だから俺は返事しないことにした。 俺は他人を不幸にしてまで自分が幸せになりたいと思えるほど自己中心的考えを持てないから。 集合時間までまだ時間があり、途中軽食の差し入れを食べたりしてドライブを楽しむ。 「ところで、僕の仮説を聞いていただけますか。いえ、きっとあなたの疑問の解消の手助けになると思いますよ」 俺が許可しないでもお前は勝手に話すじゃないか。毒を食らわば皿までか、付き合ってやろう。 「未来が複数あるとすれば、それぞれの未来はお互い分岐して並行世界になっていると考えられます」 「朝比奈さんと違った解釈をした未来人、まさしく彼は朝比奈さんから見れば異世界人といえるでしょう」 頭のなかに、藤原と名乗った黒古泉ともいえる雰囲気を持った未来人の姿を思い出す。 「情報統合思念体はこの宇宙を統括する存在、天蓋領域はその天頂に位置する相容れない存在だと長門さんはあの時説明されました」「自身と同格の存在、それもまた異世界の存在でありお互い不干渉だったのでしょう」 そういえば九曜は時間の流れが遅いとか、この世界のルールと違った基準を持っていた。 「だとすれば、あの時佐々木さんたちはそれぞれ本来異世界の涼宮さんや僕達の立場にあるべき存在じゃなかったのでしょうか」 「待て待て、佐々木は確かに俺の中学時代の同級生だ。いくらなんでも話が飛びすぎていないか」 古泉の言うことは本人は正しいことを言っているつもりだろうが、突拍子な結論が多すぎる。 「あなたの存在ですが」 少し間を置いて、言葉に力を込めて古泉は語り続けた。あいつなりにハルヒのそばにいて感じたこと。そして長門や上役との打ち合わせのなかでさりげなく引き出してきた情報。それらから導かれた古泉が考える俺の価値。 言い切ってやろう。俺はそんなたいそうな存在ではない、ただの平凡などこにでもいる高校生に過ぎない。機関は俺を調べてお前は証明書を発行してくれるとまで言っていたではないか。 しかし、古泉は真剣なまなざしで俺を見ていた。そこには笑みなんてものはない。 「どうして僕じゃなくてあなたなんだ」と言わんばかりのまっすぐな嫉みだけ。 まったく、笑えない。俺はこんな状況なんて全く望んでいないのだ。 集合時間を少し過ぎているけど、あたし達女性三人は待ち合わせ場所で待っていた。 普段なら時間前でもまだこないとすこしご機嫌斜めな涼宮さんは今もただ黙っていた。あたしもそうで、長門さんは言うまでもなかった。 向こうから古泉くんとキョンくんが来た。二人とも軽く手を振って遅れを涼宮さんに詫びている、そんな普段と変わらない様子にあたしはなぜかほっとした。 解散のあと。涼宮さんは 「二人に明日話しがあるわ。10時にここで待ち合わせ」 と、長門さんと古泉くんに一方的に用件を告げ駅改札口にさっさと歩いていった。 その二人は、挨拶のあと家路にそのままついた。 「自転車取って来ます。今日はすこし時間を潰しませんか」 いつもなら、そのまま家まで二人乗りで走っていくところだけど、今日はキョンくんの提案で二人歩いて公園に向かっている。 キョンくんは古泉くんからあたしと同じことを聞いていたみたいであたしにゆっくり自分の心情を交えながら話してくれる。 長門さんの話を理解しきれなかったあたしには、まるで妹に勉強を教えてあげるお兄ちゃんのように見える。 公園のベンチで二人座って、話を続ける。一通り話し終わってまったりとしていた時、キョンくんが話しを切り出してきた。 「明日は遊園地に行きましょう。付き合い始めてからまだ行ったことなかったし古泉からこんなものを取り上げてますから」 そういって、彼は手に持った2枚のチケットをひらひらと振っている。 「俺には悩んでも、事態を変える力なんてありません。でも俺はみくるが落ち込んでいるのを慰める力はあると思いたい、あなたにはずっと笑っていて欲しいのですよ。どうでしょうか、世界の最後の日にデートというのも悪くはないと思っていますけど」 そういって、キョンくんはあたしに優しく微笑んでくれる。 あたしはキョンくんのちからになりたいって思っているのに、いつも助けてもらってばかりだなぁ。あたしもキョンくんの力になりたい。だから、涙を拭いて彼にやさしく口づけした。 いつもの指定席。彼の背中はとても暖かかった。覚めない夢の中にずっと居たかった。 遊園地で遊んだ後、普段なら行きそうもないようなレストランで二人食事をした。 やはり、似合わないことはするものではない。お互いカチコチで俺は何を食べていたのか覚えてもいない。 そして今はいつもの公園をのんびり歩いている。 もはや俺らの指定席になっているベンチについた。みくるは俺の右側に腰掛け、お互いに手を握り・・・・・・。 「この世界では禁則が緩やかになっていると長門さんから聞きました。だから、今まで話したくても話せなかったことを聞いてもらえませんか」 みくるは空をそっと見上げて話し始めた。 あたしはある学者夫婦の一人娘として生まれたと聞いています。でも物心付いた頃には施設にいました。 未来では生まれた時に遺伝子を調べて、特殊な能力者であった場合には政府の管理下におかれます。 時間平面を移動するには自分のいる座標を把握する能力が必要なの。 時空機完成後は、移動中にそのまま戻って来れなくなる。そういう事故が多かったそうです。 研修生になって、あたしは当時発見された時空断層を調査するチームの一人に選ばれました。 そしてその調査途中でその2年後の北高に入学して、翌年に入学してくるであろう涼宮さんの観察するよう命令されました。 1年間はこの時空になれるための訓練期間、いろいろ大変で鶴屋さんと知り合えていなかったら挫けていたかもしれなかったです。 そして翌年。放課後の教室でいきなり観察対象である涼宮さんに捕まって・・・・・・そのあとはキョンくんも知っているとおりです。 これまでいろいろなことがあって、凄く充実した時間を過ごせました。 付き合い始めてからのあなたの一挙一動に喜んだり不安になったりと、恋愛をすることもできました。 でもね。あたしはこの時空平面を調整するためにここにいる。それが終わったら自分の世界に戻らないといけないの。 ここで恋をしても必ず別れるのが規定事項、だからそれは無理なこと。まして、キョンくんを好きになったらだめだったの。 あなたは涼宮さんに選ばれた人、この時空平面上でとても重要な人。 でも、知っていてもあたしは。ドジなあたしを助けてくれるあなたを好きになってしまった。 キョンくんが涼宮さんのことを好きなのはなんとなくわかっていた。ほかのみんなも、当事者以外はわかっていたわ。 だからあたしの気持ちは心の奥底にずっと秘めておくつもりだった。 でもあの時、あの場面であたしが告白すればあなたは必ずあたしを選んでくれる。 涼宮ハルヒじゃなくて朝比奈みくるを選んでくれる、そんな誘惑に負けて禁則を破ってしまった。 こんな不安定な世界ができてしまって、みんなが不幸になってしまったのは全部あたしのせい。ごめんなさい・・・・・・。 話しを聞き終え、俺はどう感想を言うべきだったのだろうか。 隣で涙ぐんでいるみくるをじっと見ていて見ていて、さっきまで聞こえていた夜の街の喧騒すら聞こえなくなっていた。 「俺は・・・・・・」 「ねぇ、キョンくん」 やっと何か言おうと決心した俺の言葉にかぶせるように 「あたしはこの世界のお姫様。この世界はあたしの夢、現実では叶えることができない願い事を叶えるために見ている夢」 「だから、起こしてもらってもいいかな」 出会ったときから、彼女の声に俺は魅了されていた。それは美しき魔女が使う呪文、天使のささやき、妖精の歌声、ほか思いつく限りの美辞麗句をもってしても表現できないもの。逆らえるはずがない。 ねむりひめはおうじさまのくちづけでめをさまします おひめさまがめざめておうじはよろこび おひめさまとこれからもいっしょに いられると・・・・ おひめさまはおうじさまにいいました わたしのことわすれないでね おうじさまはおひめさまのまほうでねむりにおちてしまいました おひめさまはなきながらおうじさまにそっとくちづけをして おうじさまのもとからきえてしまいました。 「いつもたのしかった。今もあなたのことが好き。だから、さようなら」 耳元で甘いささやきが聞こえて俺はそのまま眠りに落ちた。 俺は結局何も言わせてもらえなかった。みくるは・・・・・・彼女は問題を全部自分で抱え込んで自己完結してしまった。 それからどれだけ時間が経ったのだろうか。 「はぁ・・・・・いつまで寝てるつもりかしら。たたき起こしたほうが良いかなぁ」 聞き覚えのある声で目を覚ますと、見覚えのある顔が俺を覗き込んでいた。 「なんで涼宮が。というか、ん?膝枕?」 「えっとさ。『涼宮』と呼ばれるのはどうも違和感あるから『ハルヒ』でいいわ」 「で、なんで膝枕をしているんだ?」 「いや、その、えっと・・・・・・」 俺が頭を上げようとするのをそっと手で制して、ハルヒは話を続ける。 「みくるちゃんから聞いていると思うけど、さっきまで有希と古泉くんから話を聞いていたわ」 そこでいったん話を区切って、頭を軽くこづいてきた。 「でも、それ以上はあんたに聞けって言われたから来たのよ。説明しなさい」 「聞きたいのは宇宙人、未来人、超能力者のことか?」 「それもあるけどこれまでにあんたがなにをしてきたのかもね。あんたはいろいろ不思議な体験してきたそうじゃない」 そう言って俺の顔をつっつくこのお嬢様は目をきらきらと輝かせていた。 俺の話を待つその様子は御伽噺をせがむ子供のようで、頭を抑えて『やれやれ』と呟くしかなかった。 ハルヒは俺の話が終わるまで一言も口を挟まず、終了を告げたあとに感想を述べた。 「へぇ。そんなことがあったんだ。じゃあ、あんたがあの時出会ったジョン・スミスだったの」 そういうことになるな。 「多くの不思議なことを団長に隠して自分達だけで楽しむなんて規律違反よ。団長として悲しいわ」 「俺は一度はお前に真実を話したぜ。でもお前は信じなかっただろ」 「それはそうだけどさ。やっぱり隠し事をされていたというのは悲しいかな」 口ではそう言っていたが、ハルヒはあまり悲しそうには見えなかった。すでに説明を聞いていたために自身の気持ちの整理が付いていたんだろう。 ただ、口を開くたびに俺の顔をつつくのは遠慮して欲しいとだけ思ったのだが。 その後は何を話していたか今はほとんど覚えていない。あいつの独白を聞いていたような気がする。 そして、公園の時計が23時を過ぎた頃。世界の終わりの一時間前と言ったほうがよかったか。 「そうそう、あたしが望めばなんでも叶うらしいからあんたの願いを言ってみなさい。いつも雑用とか押し付けているから、たまには団長として労ってあげるわ」 ハルヒはそれまで話していた内容を打ち切り、そう宣言した。 すこしだけ考える。いや、願いはすでに決まっていた。 俺の願い・・・・・・今は・・・・・・みくるに会いたい。会ってはっきり自分の思いを言葉にして伝えたい。 やっと、わかったんだ。みくるがなぜ俺に直接別れをいえなかったのか。 言葉を使わないでも、伝わるものはある。 「キョンくんが涼宮さんのことを好きなのはなんとなくわかっていた。ほかのみんなも、当事者以外はわかっていたわ」 今までの俺のハルヒへの態度にあって、みくるへのそれにはなかったもの。 俺はみくるが何をしても怒ることはなかった。喧嘩なんてしたことなかった。 意見をぶつけ合うことをしたことがなかった。 結果「ちゃんとあたしを見てくれているのかなぁ」とみくるを不安にさせ続けていたんだ。 誤解されたままで終わるのはごめんだ。 「ハルヒ。俺、もう一度会いたい。謝らないといけないんだ」 ハルヒの予想していた答えだったのだろう。あいつは少し苦笑いして 「そう。わかった。目をとじて体を楽にしなさい」 と告げた。 体がふっと軽くなった。平衡感覚がなくなっている。そんななかハルヒの声が聞こえてきた。 「みくるちゃんを泣かせたままじゃ許さないんだからね」 意識が遠くなり眠りにつくかのように楽になっていく。 薄れ行く意識の中でハルヒの涙を見たような気がした。 「終わりましたね」 「・・・・・・」 涼宮さんの帰ったあと、僕と長門さんはそのまま部屋でぼっとしている。 神様は孤独である。 だから、信者の信仰心を欲してその篤さに対して奇跡を行う。 ただぼーとしている。携帯がなったので取る。 「古泉、今どこにいるの」 酔っ払いの声、後ろで大騒ぎしているのがわかる。 「長門さんのマンションです」 「了解!新川を迎えにやるから二人とも降りてきなさい」 「わかりました」 「長門さん、機関主催の宴会ですが一緒にどうですか」 「・・・・・・」 彼女は黙ったまま支度を始める。 その4につづく
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6018.html
時空管理局の管理者達は、特殊な能力を持っている。 わたし達はTPDDを用いることで特定の時間座標に移動することが出来る。時間を一冊の本のようにみることができる。 時間平面上で座標を正確に把握できる。これは生まれつきの才能であるし、訓練で磨かれる能力。 わたしはある時から思うことがあった。 なぜわたしは自身の過去に干渉しないといけなかったのか。 涼宮さんの「未来人に会いたい」という願望によって、わたしはあの時代で彼女と出会った。 彼女の能力によって書き換えられる規定事項、それを守れるのは「わたし」しかいない。 そのために彼女のそばにいる当時の「わたし」とは別のそれより未来の「わたし」が重要な場面で干渉することになった。 でも、重要な局面でそれらを決定し実行したのはキョンくんでわたしではない。わたしは彼を導いただけ。 わたし自身がキョンくんに言った言葉。 「彼女の一挙一動には意味がある」 キョンくんの存在は彼女の能力についての最終決定だ。これは間違いない。では、わたしが選ばれた理由は? 今日は土曜日、不思議探索の日。 集合場所には長門さんがすでに待っていました。 今日はパステルカラーのオフタートル、コクーンスカート、そして白いツイードジャケットを羽織ることですこし上品で大人っぽい雰囲気を出してみました。 キョンくん、似合っていると言ってくれるかなぁ。 「おはよう、お待たせ」 改札から涼宮さんが着ました。お似合いの服装で揃えてきています。 集合時間時間20分ほど前にキョンくんが着ました。 「おはようございます」 「おそい」 「おはようございます、キョン君」 「・・・(こくり)」 あと、来ていないのは古泉くんだけ。そういえば彼は涼宮さんと付き合ってからいつも遅刻しています。 「古泉は?」 「まだ来てないわ。全く副団長が最後とか情けないわ」 「みくる、上品な雰囲気がしてお似合いですよ。ああ、涼宮も似合っているんじゃないか。長門はいつもの制服か」 さらっと、キョンくんが褒めてくれた。 古泉くんが来て5人揃ったあと、いつもの喫茶店で班分けを行った。 古泉くんと涼宮さん、のこり3人の組み合わせ。 いつものことだけど、キョンくんが嬉しそうに古泉くんに伝票を渡しています。 午前中は長門さんの希望で図書館で時間を潰しました。 古泉くんおすすめのレストランで昼食を取って、午後の組み合わせはくじの結果男性・女性と別れることになりました。 「さあ、がんばって探すわよ。集合は16時、駅前ね!」 そう宣言する涼宮さんはどう見ても空元気にしか見えない。やっぱり午前中になにがあったのだろう。 普段なら涼宮さんが先導し、あたしと長門さんが付いていくという構図なのだけど今日は違った。 「話がある」 長門さんはそう言うとすたすた歩いていき、あたし達はそれに付いて行く。 到着した先は見たこともない喫茶店で、長門さんが立ち止まらずに入ったのでそのままあたし達も入る。 そして、進められるままBOX席で長門さんの向かいに二人で座る。 「こんにちは。ご注文はあとでお伺いします」「おひさしぶり♪」 二人のウエイトレスが挨拶に来ました。一人は喜緑さん、もう一人は誰と思ってたら 「なんで朝倉涼子、あんたがここにいるの?」 「長門さんから呼ばれたからよ。詳しくは彼女が説明するわ」 あ、この人が朝倉さんか。冬のあの時間でキョンくんを刺した女性・・・・・・思い出してすこし気分が滅入ります。 「ところで、このメニュー表。値段書いていないけどどうなっているの?」 「気にしないでいい」 「そう、じゃあこれとこれとこれを。みくるちゃんはどうする?」 二人とも、さっき昼を食べたばかりなのにいろいろ注文しているけどよく食べられるなぁ。 一段落ついたところで長門さんは涼宮さんを見つめ口を開きました。 「まずこれは前提となる話。あなたのこと」 涼宮さんは軽くうなずき、長門さんは話を始めました。その内容は涼宮さんにとって禁則事項でした。 「要するに。有希は宇宙人、みくるちゃんは未来人、古泉くんは超能力者。そしてあたしには特殊な力がある」 「そして今まで何度不思議な出来事が身近で発生していて、みんなはそれを秘密裏に解決していた。そういうことね」 「そう」 「『情報操作』ということをやって事実を生み出したりすることも可能ってわけか。朝倉さんがここにいるのはそういうことなのね」 「そう」 涼宮さんはかるく溜息を付いた後 「わかったわ。なんとなくだけど思い当たる節もあるし」 あれ?キョンくんが話した時は全く相手にされなかったと聞いてたのに、なんで長門さんだとあっさり信じちゃうのだろう。 不思議そうにしていたあたしに、涼宮さんは 「時と場合と話す人によるわ。今回は前提の話なんだから信じないと話が続かないでしょ」 ちょうどそのタイミングで注文していた品が届き、一時休憩になりました。 「有希、つづけてちょうだい」 「過去の出来事には、彼からあなたに伝えるべきこともあるのでわたしからすべては話せない」 そういえば、長門さんは4年前の七夕の話などキョンくんが関係する一部の出来事は意図的に話さなかった。 「それならキョンを締め上げてすべて吐かせることにするわ」 そういう涼宮さんの顔は、もうさっきまでの憂鬱さなどはなくなり普段のように輝いている。 彼女にとっては不思議なことはそれだけ魅力的なことなんだろう。 「あなたの行動は意識的・無意識的に関わらずなんらかの意味を持つ。SOS団結成に当たって彼は特殊な属性を持っているわけではなかった」 「そこでわたし達は、彼があなたにとっての『鍵』と考えた」 それぞれの見解。能力を解析する過程で鍵の存在が必要不可欠なものであるという結論に達した。 情報統合思念体は鍵の単独での能力を解析のための観察、涼宮ハルヒの影響を懸念。未来人は鍵は能力者を生み出す要因になりうると仮定。機関は鍵による涼宮ハルヒの制御の可否。 しかし現状、二人は密接な関係にあり鍵単独での能力解析が厳しい状況。そのため、あなたを監視していた三者は計画を講じた。 そして時期を見計らってそれを今回実行した。 「計画名は『スペアーキー』。鍵の能力を調査するもの」 現実世界での計画は不可能であると判断したため、まず時間平面を切り取った。 次に情報操作で観察の環境を整えることにした。時間の経過ごとに色々な出来事を発生させ、必要な情報をつど集めることにした。 「・・・・・・」「続けて」 朝比奈みくるは、すでに状況について行けないのか沈黙したままであり、涼宮ハルヒは口先を尖らせる表情で不愉快・面白くないという意思表示をしている。 彼が他人と交際をした場合には、涼宮ハルヒは不安定な精神状態になり彼女に干渉しやすくなる可能性が高い。 話術の訓練を受けている古泉一樹にとっては、涼宮ハルヒを言葉巧みに言いくるめることは難しくない。 そしてあなたたちの願望を取り入れた。古泉一樹は涼宮ハルヒへ、朝比奈みくるは彼へ恋心をもっていた。涼宮ハルヒは安易な企みがもたらした結果を悲観した、その結末を知りたがっていた。中心人物になる彼の周りの存在はそれぞれの願望を持っていた。 そしてそれらを利用して彼女の能力を情報統合思念体の補助を受けて掠め取り、新しい時間平面を作成。情報を複写。 だからあなたたちは、この世界に対してなんら違和感を感じていなかったはず。ある意味で理想の世界なのだから。 そののち機関は涼宮ハルヒの能力発現を観察。未来人は朝比奈みくるを観察。情報統合思念体は鍵本人を観察することでそれぞれの目的を達することになる。 一口、飲み物に手をつける。二人はわたしに問いかけてくる。 「つまり、あたしの過去は操作されていた。あたしの体験したことのほとんどは事実としてはなかったということ?」 「あたしもですかぁ・・・・・・」 わたしは順番に答えることにした。 「涼宮ハルヒについてはその通り。あなたの記憶の一部は作られたもの。彼もあなたにそのことを告げたはず」 「あなたの記憶の大半は捏造されたもの、操られていたという表現が適切」 予想どおり、涼宮ハルヒは驚愕の表情をしている。 「朝比奈みくるについては、わたしは誘導は行ったが操作は行っていない。あなたの組織は情報操作による恋愛関係を望まなかった」「今回、あなたへの不要な干渉は彼の気分を害するため。言うなら、この世界はあなたと彼の理想がほぼ叶うところ」 こちらは、自分の感情をどう表現するべきかわからないようだ。 計画はそれぞれの組織が情報を手に入れることで一応の成果を収めて終了する。残った切り取られたこの時間平面には多くの不要な干渉をしたため元の時間軸に戻すと異常をきたす恐れがあると判断。明日の夜に廃棄される。 「ええっ、それってみんななくなるってこと?」 「そう」 「そう、ってなんでそんなに有希は落ち着いていられるの。世界が終わるってことでしょ」 以前古泉一樹が彼に使っていた例えをわたしも使ってみる。この世界はRPGゲームにおけるセーブデータのようなものだから、計画が終わってもメインのデータは残る。心配要らないと。 涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、両者とも分ったけど納得できないという表情をしている。しかしこれは現実だから変えることはできない。 いや、現実を変える手段はある。わたしが事実を告げるよう指示されたのはそのためだと思われる。 あたしには理解できない、もしくはしたくない話が続いたあと。長門さんはひとつの封筒を差し出してきた。 「これ」 中を開けると、それはおよそひと月ぶりの未来からの指令だった。 それは時間移動の指示。 最後に最優先コード。 つまり、拒否権はない。 「なにこれ。ちょっと見せて」 涼宮さんがあたしの手にあった紙を奪い取って読んでいる。 喫茶店を出るころにはただ沈黙のみ。不安が心を占めている。あたしはただキョンくんに逢いたかった。 こいつが食事中にアイコンタクトを送っていたのに気が付いてはいた。だから今回の組み合わせは長門の操作の結果であることは分っている。 みくると二人きりにしろと贅沢いう気はないが、こんな時に俺に何の用事だ。 「午前中、涼宮さんよりお付き合いをやめたいとの申し出がありました。僕も関心が薄れてきているのを感じていましたので・・・・・・」 目的もなく街中をぶらぶら歩きながら、古泉は世間話でもするかのようにそう切り出してきたのだが。お前は俺に同情でもしてほしいのか。 ふと古泉の顔を見ると、俺の考えを読まれたのか 「まさか、そういう意図はありません。僕があなたと話す機会を作った理由はあなたに伝えないといけないことがあるからです」 そういうと少しこっちに寄ってきた。寄るな、気持ち悪い。 「今頃長門さんも涼宮さんと朝比奈さんに同じことを話しています」 ろくでもないことなんだろう、どうせ。長門と古泉、宇宙人と超能力者が絡んでいることだ。 昔の俺なら面倒ごとは関わりあいたくないと逃げるべきだっただろうが、今はそうもいかない。俺は既に関わっていることなのだろうから。 「落ち着いて話す内容だったら、どこかで座って話さないか。ただし、お前のおごりでだ」 古泉はうなずくとスッと手を上げ車を止める。予想はしていたがいつもの機関専用黒塗りタクシーだ。 「飲み物は車内に完備していますのでご安心を。軽い軽食が必要でしたら準備させます」 ・・・・・・・・・・・・。 「と、これが今回の出来事の要約になります」 俺を調べることが目的、そんなくだらないことでわざわざ世界を切り取って全員を不幸にさせたということか。 「でも、朝比奈さんとあなたには居心地のよい世界だったと思いませんか」 古泉がどういう意図を持って発した言葉か判らない、だから俺は返事しないことにした。 俺は他人を不幸にしてまで自分が幸せになりたいと思えるほど自己中心的考えを持てないから。 集合時間までまだ時間があり、途中軽食の差し入れを食べたりしてドライブを楽しむ。 「ところで、僕の仮説を聞いていただけますか。いえ、きっとあなたの疑問の解消の手助けになると思いますよ」 俺が許可しないでもお前は勝手に話すじゃないか。毒を食らわば皿までか、付き合ってやろう。 「未来が複数あるとすれば、それぞれの未来はお互い分岐して並行世界になっていると考えられます」 「朝比奈さんと違った解釈をした未来人、まさしく彼は朝比奈さんから見れば異世界人といえるでしょう」 頭のなかに、藤原と名乗った黒古泉ともいえる雰囲気を持った未来人の姿を思い出す。 「情報統合思念体はこの宇宙を統括する存在、天蓋領域はその天頂に位置する相容れない存在だと長門さんはあの時説明されました」「自身と同格の存在、それもまた異世界の存在でありお互い不干渉だったのでしょう」 そういえば九曜は時間の流れが遅いとか、この世界のルールと違った基準を持っていた。 「だとすれば、あの時佐々木さんたちはそれぞれ本来異世界の涼宮さんや僕達の立場にあるべき存在じゃなかったのでしょうか」 「待て待て、佐々木は確かに俺の中学時代の同級生だ。いくらなんでも話が飛びすぎていないか」 古泉の言うことは本人は正しいことを言っているつもりだろうが、突拍子な結論が多すぎる。 「あなたの存在ですが」 少し間を置いて、言葉に力を込めて古泉は語り続けた。あいつなりにハルヒのそばにいて感じたこと。そして長門や上役との打ち合わせのなかでさりげなく引き出してきた情報。それらから導かれた古泉が考える俺の価値。 言い切ってやろう。俺はそんなたいそうな存在ではない、ただの平凡などこにでもいる高校生に過ぎない。機関は俺を調べてお前は証明書を発行してくれるとまで言っていたではないか。 しかし、古泉は真剣なまなざしで俺を見ていた。そこには笑みなんてものはない。 「どうして僕じゃなくてあなたなんだ」と言わんばかりのまっすぐな嫉みだけ。 まったく、笑えない。俺はこんな状況なんて全く望んでいないのだ。 集合時間を少し過ぎているけど、あたし達女性三人は待ち合わせ場所で待っていた。 普段なら時間前でもまだこないとすこしご機嫌斜めな涼宮さんは今もただ黙っていた。あたしもそうで、長門さんは言うまでもなかった。 向こうから古泉くんとキョンくんが来た。二人とも軽く手を振って遅れを涼宮さんに詫びている、そんな普段と変わらない様子にあたしはなぜかほっとした。 解散のあと。涼宮さんは 「二人に明日話しがあるわ。10時にここで待ち合わせ」 と、長門さんと古泉くんに一方的に用件を告げ駅改札口にさっさと歩いていった。 その二人は、挨拶のあと家路にそのままついた。 「自転車取って来ます。今日はすこし時間を潰しませんか」 いつもなら、そのまま家まで二人乗りで走っていくところだけど、今日はキョンくんの提案で二人歩いて公園に向かっている。 キョンくんは古泉くんからあたしと同じことを聞いていたみたいであたしにゆっくり自分の心情を交えながら話してくれる。 長門さんの話を理解しきれなかったあたしには、まるで妹に勉強を教えてあげるお兄ちゃんのように見える。 公園のベンチで二人座って、話を続ける。一通り話し終わってまったりとしていた時、キョンくんが話しを切り出してきた。 「明日は遊園地に行きましょう。付き合い始めてからまだ行ったことなかったし古泉からこんなものを取り上げてますから」 そういって、彼は手に持った2枚のチケットをひらひらと振っている。 「俺には悩んでも、事態を変える力なんてありません。でも俺はみくるが落ち込んでいるのを慰める力はあると思いたい、あなたにはずっと笑っていて欲しいのですよ。どうでしょうか、世界の最後の日にデートというのも悪くはないと思っていますけど」 そういって、キョンくんはあたしに優しく微笑んでくれる。 あたしはキョンくんのちからになりたいって思っているのに、いつも助けてもらってばかりだなぁ。あたしもキョンくんの力になりたい。だから、涙を拭いて彼にやさしく口づけした。 いつもの指定席。彼の背中はとても暖かかった。覚めない夢の中にずっと居たかった。 遊園地で遊んだ後、普段なら行きそうもないようなレストランで二人食事をした。 やはり、似合わないことはするものではない。お互いカチコチで俺は何を食べていたのか覚えてもいない。 そして今はいつもの公園をのんびり歩いている。 もはや俺らの指定席になっているベンチについた。みくるは俺の右側に腰掛け、お互いに手を握り・・・・・・。 「この世界では禁則が緩やかになっていると長門さんから聞きました。だから、今まで話したくても話せなかったことを聞いてもらえませんか」 みくるは空をそっと見上げて話し始めた。 あたしはある学者夫婦の一人娘として生まれたと聞いています。でも物心付いた頃には施設にいました。 未来では生まれた時に遺伝子を調べて、特殊な能力者であった場合には政府の管理下におかれます。 時間平面を移動するには自分のいる座標を把握する能力が必要なの。 時空機完成後は、移動中にそのまま戻って来れなくなる。そういう事故が多かったそうです。 研修生になって、あたしは当時発見された時空断層を調査するチームの一人に選ばれました。 そしてその調査途中でその2年後の北高に入学して、翌年に入学してくるであろう涼宮さんの観察するよう命令されました。 1年間はこの時空になれるための訓練期間、いろいろ大変で鶴屋さんと知り合えていなかったら挫けていたかもしれなかったです。 そして翌年。放課後の教室でいきなり観察対象である涼宮さんに捕まって・・・・・・そのあとはキョンくんも知っているとおりです。 これまでいろいろなことがあって、凄く充実した時間を過ごせました。 付き合い始めてからのあなたの一挙一動に喜んだり不安になったりと、恋愛をすることもできました。 でもね。あたしはこの時空平面を調整するためにここにいる。それが終わったら自分の世界に戻らないといけないの。 ここで恋をしても必ず別れるのが規定事項、だからそれは無理なこと。まして、キョンくんを好きになったらだめだったの。 あなたは涼宮さんに選ばれた人、この時空平面上でとても重要な人。 でも、知っていてもあたしは。ドジなあたしを助けてくれるあなたを好きになってしまった。 キョンくんが涼宮さんのことを好きなのはなんとなくわかっていた。ほかのみんなも、当事者以外はわかっていたわ。 だからあたしの気持ちは心の奥底にずっと秘めておくつもりだった。 でもあの時、あの場面であたしが告白すればあなたは必ずあたしを選んでくれる。 涼宮ハルヒじゃなくて朝比奈みくるを選んでくれる、そんな誘惑に負けて禁則を破ってしまった。 こんな不安定な世界ができてしまって、みんなが不幸になってしまったのは全部あたしのせい。ごめんなさい・・・・・・。 話しを聞き終え、俺はどう感想を言うべきだったのだろうか。 隣で涙ぐんでいるみくるをじっと見ていて見ていて、さっきまで聞こえていた夜の街の喧騒すら聞こえなくなっていた。 「俺は・・・・・・」 「ねぇ、キョンくん」 やっと何か言おうと決心した俺の言葉にかぶせるように 「あたしはこの世界のお姫様。この世界はあたしの夢、現実では叶えることができない願い事を叶えるために見ている夢」 「だから、起こしてもらってもいいかな」 出会ったときから、彼女の声に俺は魅了されていた。それは美しき魔女が使う呪文、天使のささやき、妖精の歌声、ほか思いつく限りの美辞麗句をもってしても表現できないもの。逆らえるはずがない。 ねむりひめはおうじさまのくちづけでめをさまします おひめさまがめざめておうじはよろこび おひめさまとこれからもいっしょに いられると・・・・ おひめさまはおうじさまにいいました わたしのことわすれないでね おうじさまはおひめさまのまほうでねむりにおちてしまいました おひめさまはなきながらおうじさまにそっとくちづけをして おうじさまのもとからきえてしまいました。 「いつもたのしかった。今もあなたのことが好き。だから、さようなら」 耳元で甘いささやきが聞こえて俺はそのまま眠りに落ちた。 俺は結局何も言わせてもらえなかった。みくるは・・・・・・彼女は問題を全部自分で抱え込んで自己完結してしまった。 それからどれだけ時間が経ったのだろうか。 「はぁ・・・・・いつまで寝てるつもりかしら。たたき起こしたほうが良いかなぁ」 聞き覚えのある声で目を覚ますと、見覚えのある顔が俺を覗き込んでいた。 「なんで涼宮が。というか、ん?膝枕?」 「えっとさ。『涼宮』と呼ばれるのはどうも違和感あるから『ハルヒ』でいいわ」 「で、なんで膝枕をしているんだ?」 「いや、その、えっと・・・・・・」 俺が頭を上げようとするのをそっと手で制して、ハルヒは話を続ける。 「みくるちゃんから聞いていると思うけど、さっきまで有希と古泉くんから話を聞いていたわ」 そこでいったん話を区切って、頭を軽くこづいてきた。 「でも、それ以上はあんたに聞けって言われたから来たのよ。説明しなさい」 「聞きたいのは宇宙人、未来人、超能力者のことか?」 「それもあるけどこれまでにあんたがなにをしてきたのかもね。あんたはいろいろ不思議な体験してきたそうじゃない」 そう言って俺の顔をつっつくこのお嬢様は目をきらきらと輝かせていた。 俺の話を待つその様子は御伽噺をせがむ子供のようで、頭を抑えて『やれやれ』と呟くしかなかった。 ハルヒは俺の話が終わるまで一言も口を挟まず、終了を告げたあとに感想を述べた。 「へぇ。そんなことがあったんだ。じゃあ、あんたがあの時出会ったジョン・スミスだったの」 そういうことになるな。 「多くの不思議なことを団長に隠して自分達だけで楽しむなんて規律違反よ。団長として悲しいわ」 「俺は一度はお前に真実を話したぜ。でもお前は信じなかっただろ」 「それはそうだけどさ。やっぱり隠し事をされていたというのは悲しいかな」 口ではそう言っていたが、ハルヒはあまり悲しそうには見えなかった。すでに説明を聞いていたために自身の気持ちの整理が付いていたんだろう。 ただ、口を開くたびに俺の顔をつつくのは遠慮して欲しいとだけ思ったのだが。 その後は何を話していたか今はほとんど覚えていない。あいつの独白を聞いていたような気がする。 そして、公園の時計が23時を過ぎた頃。世界の終わりの一時間前と言ったほうがよかったか。 「そうそう、あたしが望めばなんでも叶うらしいからあんたの願いを言ってみなさい。いつも雑用とか押し付けているから、たまには団長として労ってあげるわ」 ハルヒはそれまで話していた内容を打ち切り、そう宣言した。 すこしだけ考える。いや、願いはすでに決まっていた。 俺の願い・・・・・・今は・・・・・・みくるに会いたい。会ってはっきり自分の思いを言葉にして伝えたい。 やっと、わかったんだ。みくるがなぜ俺に直接別れをいえなかったのか。 言葉を使わないでも、伝わるものはある。 「キョンくんが涼宮さんのことを好きなのはなんとなくわかっていた。ほかのみんなも、当事者以外はわかっていたわ」 今までの俺のハルヒへの態度にあって、みくるへのそれにはなかったもの。 俺はみくるが何をしても怒ることはなかった。喧嘩なんてしたことなかった。 意見をぶつけ合うことをしたことがなかった。 結果「ちゃんとあたしを見てくれているのかなぁ」とみくるを不安にさせ続けていたんだ。 誤解されたままで終わるのはごめんだ。 「ハルヒ。俺、もう一度会いたい。謝らないといけないんだ」 ハルヒの予想していた答えだったのだろう。あいつは少し苦笑いして 「そう。わかった。目をとじて体を楽にしなさい」 と告げた。 体がふっと軽くなった。平衡感覚がなくなっている。そんななかハルヒの声が聞こえてきた。 「みくるちゃんを泣かせたままじゃ許さないんだからね」 意識が遠くなり眠りにつくかのように楽になっていく。 薄れ行く意識の中でハルヒの涙を見たような気がした。 「終わりましたね」 「・・・・・・」 涼宮さんの帰ったあと、僕と長門さんはそのまま部屋でぼっとしている。 神様は孤独である。 だから、信者の信仰心を欲してその篤さに対して奇跡を行う。 ただぼーとしている。携帯がなったので取る。 「古泉、今どこにいるの」 酔っ払いの声、後ろで大騒ぎしているのがわかる。 「長門さんのマンションです」 「了解!新川を迎えにやるから二人とも降りてきなさい」 「わかりました」 「長門さん、機関主催の宴会ですが一緒にどうですか」 「・・・・・・」 彼女は黙ったまま支度を始める。 その4につづく
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~朝比奈宅・夜~ prrrprrr ピッ みくる「はい、あさひn」 鶴屋「みっくる~!!」 みくる「ひゃっ!つ、鶴屋さんですかぁ?」 鶴屋「そうさ!鶴屋ちゃんさ!」 みくる「聞こえてますから、あんまり大きな声出さないで下さいよぉ」 鶴屋「ん?そうだね、ごめんよ」 みくる「もう、驚いちゃいましたよ?」 鶴屋「あはは」 みくる「それで何のようですかぁ?」 鶴屋「可愛いみくるが暇してないかなぁ、と思ったんだよ」 みくる「ふふ、なんですかそれ?」 鶴屋「それとも男でも連れ込んでる最中だったかい?」 みくる「お、お、お、男の子なんていませんよぉ~!」 鶴屋「冗談だよ冗談!全くみくるはいいリアクションしてくれて助かるよ~」 みくる「ひどいですよぉ」 鶴屋「ところで何やってたんだい?」 みくる「いまさっきお風呂からあがったんで、髪を梳かしているとこですよ」 鶴屋「おや、奇遇だね?あたしもさ」 みくる「そうだったんですかぁ」 鶴屋「もしかしてみくるは、もうおねむの時間だったりするのかな?」 みくる「まだ大丈夫ですよ」 鶴屋「ならいいっさ!たまには長電話でもしようよ!」 みくる「いいですよぉ」 鶴屋「じゃあ何話そっか?」 みくる「う~ん、毎日会ってると話題も減ってきちゃいますね」 鶴屋「……そうか。みくるはあたしとなんて話すことなんてないんだね」 みくる「な、なんでそうなるんですかぁ」 鶴屋「まぁいいや。あたし今TV見てるんだけどさ」 みくる「TVですかぁ?」 鶴屋「そっ。○チャン点けて?」 みくる「○チャンですかぁ?」 鶴屋「うん」 みくる「点けましたよ……って、もう鶴屋さん!!」 鶴屋「ん~?何々?何やってたの~?」 みくる「お、男の人と女の人がその……」 鶴屋「その?」 みくる「……鶴屋さん、い、言えませんよぉ~」 鶴屋「えー。でもいいや。今みくるがどんな顔をしてるか、想像できるし」 みくる「もう」 鶴屋「実はまだ見てたりして」 みくる「もう消しました!」 鶴屋「あはは」 みくる「あっ、鶴屋さんは今日の数学の宿題終りましたか?」 鶴屋「そんなのとっくに学校で済ませてるよ!」 みくる「そうだったんですかぁ、早いですねぇ」 鶴屋「だって簡単だったし」 みくる「そ、そうでしたっけ」 鶴屋「さてはみくる……全然終ってないなぁ?」 みくる「ぎくっ」 鶴屋「擬音でごまかさな~い」 みくる「だ、だって~」 鶴屋「あはは、明日の朝学校で教えたげるよ」 みくる「いいんですかぁ?」 鶴屋「それが目的で聞いたんだろ?」 みくる「え、えへへへ」 鶴屋「やれやれ」 みくる「あっ、それってキョンくんの真似ですかぁ?」 鶴屋「おっ!よくわかったね!ちゃんとポーズも真似てるよ」 みくる「ふふふ」 鶴屋「!あ、ゴメン。キャッチが入ったから少し待っててよ」 みくる「はぁい、わかりました」 みくる(誰だろ?ご両親かな?) みくる(今のうちにホットミルクをレンジで暖めておこっと) みくる「……」 みくる「……」ズズ みくる(あったか~い)ズズ 鶴屋「待たせたっさ!」 みくる「いぃえ」 鶴屋「今日の夕飯はなんだったの?」 みくる「今日はお豆腐のサラダを作りましたよ」 鶴屋「随分ヘルシーだね。そんだけ?」 みくる「はい。鶴屋さんはなんだっだんですかぁ?」 鶴屋「今夜は家にあたしだけでね、メンドイからカップ麺さ」 みくる「体に良くないですよ?」 鶴屋「たまにだからね、心配無用っさ!」 みくる「鶴屋さんってお料理したりするんですかぁ?」 鶴屋「得意だよ!って胸張れるわけじゃないけど、人並みには出来るかな~?」 みくる「そうですかぁ。何が得意なんですか?」 鶴屋「肉じゃがだよ」 みくる「へぇ~」 鶴屋「ちゃんと食べれるもの作れるから問題ないはずだよ」 みくる「じゃあ、今度二人で何かお料理しませんか?」 鶴屋「いいね!どうせならクラスの子たちも呼んで、ホームパーティーみたいにしようよ?」 みくる「いいですね、賛成です」 鶴屋「場所はみくるんちでもいいかい?」 みくる「わたしの家はちょっと~」 鶴屋「そっか……みくるは片付けられない女だったんだね……」 みくる「違います!」 鶴屋「冗談だよ~みくる~。場所はまたみんなで決めよっか?」 みくる「分かりましたぁ」 みくる「今日の体育の鶴屋さん、カッコよかったですねぇ」 鶴屋「あぁ、バスケかい?」 みくる「はい。ドリブルしてみんなをこう、ズバババッッと抜いて」 鶴屋「あっはっはっはっは!なんだいその効果音!」 みくる「えぇ~変ですかぁ?」 鶴屋「いんや、面白い」 みくる「変ってことじゃないですかぁ」 鶴屋「もっとこう、スッとかさ、サッとかさ」 みくる「う~ん」 鶴屋「まっ、可愛かったからいいや」 みくる「またそうやってからかうんですからぁ」 鶴屋「あははは」 みくる「あっ、こないだ鶴屋さんから借りた本とっても面白かったですよぉ」 ???「……」 みくる「鶴屋さん?」 ???「……」 みくる「あれ?どうしたんですか?」 ???「……」 みくる「寝ちゃったのかなぁ」 ???「……」 みくる「寝てるんだったら切りますよぉ~?」 ???「……」 みくる「……寝ちゃったんですね」 鶴屋「なにを一人でしゃべってんの?」 みくる「ふわっ!起きてたんですかぁ!」 鶴屋「ちょっと飲み物取り入ってたんっさ」 みくる「もう!一言言ってくださいよぉ」 鶴屋「言ってなかったけ?」 みくる「言ってません」 鶴屋「そうだっけ?ゴメンゴメン」 みくる「まったくもぉ~」 鶴屋「そうそう、こないだの学校帰りに、みくるが見つけたワンピースがあったろ?」 みくる「あぁ、あの薄い青色のですかぁ?」 鶴屋「そっさ。あれが今日三十パーオフで売ってたよ」 みくる「ほんとですか~!早速明日行ってみますね」 鶴屋「そうするといいよ」 みくる「鶴屋さんも一緒にどうですかぁ?」 鶴屋「行くよ!ちょっと可愛いなぁ、と思った帽子も値引きされてたっさ!」 みくる「じゃあ明日の部活の後に行きましょうよ~」 鶴屋「そうだね。なら明日の部活にお邪魔させてもらうよ!」 みくる「あっ!買い物といえば。鶴屋さん?」 鶴屋「なんだい?」 みくる「この間言ってた本は見つかったんですか?」 鶴屋「うん、ネットで注文したよ」 みくる「あったんですか。良かったですねぇ」 鶴屋「う~ん、良かったんだけど、どうせなら自分の足で探したかったね」 みくる「そうなんですか?」 鶴屋「そうっさ!いまどきネットなら何でも手に入るだろ?それをわざわざ自分で探し回るのって楽しくない?」 みくる「あぁ、それは少し分かりますぅ」 鶴屋「あの、欲しいものを見つけたときの、やった!、っていう嬉しさったらないよね!」 みくる「そうですよねぇ。そういえば古泉君も言ってました」 鶴屋「何をだい?」 みくる「古泉君って洋楽が趣味みたいで、休みの日に小さい中古のお店とか、周るの好きみたいなんですよぉ」 鶴屋「うんうん」 みくる「そういうお店には掘り出し物があるみたいで、ついつい嬉しくてたくさん買っちゃうって」 鶴屋「へぇ~。たくさんってどれくらいだろ?」 みくる「えっと~、毎月新古合わせて、二十枚前後は買ってるって言ってたかなぁ?」 鶴屋「……古泉君もとんだ好きモノなんだね」 みくる「わたしも驚きましたよぉ」 鶴屋「それは驚きだよねぇ。あたしでもすこし引いちゃうし」 みくる「ふふ。でも音楽の話をしてるときの古泉君って、目がキラキラしてるんですよぉ?」 鶴屋「あはは」 みくる「それでこの間、古泉君からCDを借りたんですけど、わたしでも聞きやすくって好きになっちゃいましたぁ」 鶴屋「古泉君を?」 みくる「ち、違いますよぉ~音楽です!」 鶴屋「あはははは、それでなんてやつ?パソコンで調べてみるよ」 みくる「はい、えっと……Fountai○s Of WayneとTah○ti 80です」 鶴屋「困った。電話だとスペルが分かんないっさ」 みくる「カタカナでもいいんじゃないんですかぁ?」 鶴屋「でかした!みくる!」 みくる「出来ました?」 鶴屋「ちょい待ち!……ふぁうんていんず、っと。出たよみくる」 みくる「はぁい」 鶴屋「なんて曲?」 みくる「わたしの好きなのは、Survi○al Car、っていう曲です」 鶴屋「サバイバルだね?」 みくる「はい」 鶴屋「あったあった、ポチッとな♪」 みくる「わたしもかけよぉ」ピッ 鶴屋「~~♪」 みくる「~~♪」 鶴屋「なっるほどねぇ♪古泉君がオススメなのも分かるよ!あたしでも好きっさ」 みくる「いいですよねぇ♪古泉君が好きになる気持ちも分かりますよぉ」 鶴屋「毎月二桁買うのは異常だけどね」 みくる「ふふふ」 鶴屋「そうだ!みくるは来週の土日どっちか空いてるかい?」 みくる「団活がなければ」 鶴屋「じゃあさ、見たい映画がやるんだよ。見に行かない?」 みくる「映画ですかぁ?」 鶴屋「そうだよ!コメディ映画なんだけど、キャストがあたしのツボなんだよ」 みくる「分かりました、いいですよぉ」 鶴屋「んじゃ、決まりっさ~」 鶴屋「みくるは最近悩み事とかないのかい?」 みくる「悩み事ですかぁ?」 鶴屋「そう!電話だから言えることとかって、あるんじゃないかな?」 みくる「う~んと、え~と……」 鶴屋「……みくるは悩みなんかないんだねぇ。うらやましいっさ」 みくる「な、悩み事くらいありますよ、ただ……」 鶴屋「?」 みくる「どうしても人には言えない悩みだって……ありますから」 鶴屋「あたしでも?」 みくる「ごめんなさい」 鶴屋「みくるが謝ることじゃないっさ。立ち入ったこと聞いてごめんよ?」 みくる「いぃえ、鶴屋さんが悪いわけじゃないですから」 鶴屋「しんみり話は置いといて次いくよ!次!」 みくる「ふふふ。はい」 鶴屋「それなら……最近一番嬉しかったことって何かな?」 みくる「嬉しかったことですかぁ?」 鶴屋「そう!楽しかった、じゃないよ?嬉しかった限定さ」 みくる「それって違うんですかぁ?」 鶴屋「違う違う!さぁ思い出すんだみくる!」 みくる「もう鶴屋さん、声大きいですってばぁ」 鶴屋「おっと、これは失敬」 みくる「嬉しかったことかぁ」 鶴屋「何かあるかい?」 みくる「あっ、ありました」 鶴屋「なんだい?」 みくる「今さっき体重計乗ったら五百グラム落ちてました♪」 鶴屋「何!?それは嬉しいね」 みくる「そうなんです!最近お菓子を我慢してたかいがありました♪」 鶴屋「それは良かったね、みくる!でも欲しかった答えではないんだよねぇ~」 みくる「でも、でも、最近一番嬉しかったことってこれくらいですよ~?」 鶴屋「……とりあえず、みくるが寂しい日々を送ってるのは、よーく分かったよ」 みくる「えぇ~!ひどいですよぉ」 鶴屋「あはは」 みくる「もぉ~、じゃあ鶴屋さんはなにかあったんですかぁ?」 鶴屋「ふふふ」 みくる「?」 鶴屋「みっくるぅ、聞いて驚くんだよぉ?」 みくる「え?なんですか?」 鶴屋「絶対、ぜぇぇぇったい驚くよ!?」 みくる「そんなにもったいぶらないでくださいよぉ」 鶴屋「では、発表します」 みくる「はい」 鶴屋「なんと」 みくる「……」ゴク 鶴屋「あたしに彼氏が出来ましたぁ~!ぶいっ!」 みくる「……。ええぇぇぇぇっ!」 鶴屋「どうだい?めがっさ驚いただろ?」 みくる「お、お、お、驚きましたよぉ~」 鶴屋「しかも相手はなんと……」 みくる「ふぇ?わたしの知ってる人なんですかぁ?」 鶴屋「ふふふ、古泉くんっさ!」 みくる「!びっくりですよぉ~」 鶴屋「くくく」 みくる「だって、だって、さっきの話でもそんな感じしてなかったですよぉ?」 鶴屋「えへへ、こないだあたしが、土曜の団活に遊びに行っただろぅ?」 みくる「はい」 鶴屋「あの帰り道で、古泉君に呼び止められてね」 みくる「ふわぁ~、そうだったんですかぁ」 鶴屋「そうだったんですよぉ~」 みくる「へぇ~、お二人が、へぇ~」 鶴屋「……く」 みくる「もう、デートとかしたんですかぁ?」 鶴屋「……くく」 みくる「鶴屋さん?」 鶴屋「……くくく、あははははは」 みくる「え?え?え?」 鶴屋「もうダメ!もうダメにょろ!あっはっはっはっはっはっは!」 みくる「つ、鶴屋さん?」 鶴屋「あっはっはっは!ふふふふふ、め、めがっさお腹痛いよ、あっはっはっはっは!」 みくる「と、突然どうしたんですかぁ~?」 鶴屋「ウソ、ウソだよみくる?あっはっはっはっはっは!ぜ~んぶウーソー」 みくる「……」 鶴屋「ひぃーひぃー、笑いすぎて苦しいよ~」 みくる「ひどいですよ!鶴屋さん!」 鶴屋「ふぅーふぅー、ご、ごめんよ。みくるの反応があまりに可愛くって。あっはっはっはっは!」 みくる「もぉ、鶴屋さんなんて知りません!」 鶴屋「え?知らないの?初めまして、鶴屋といいます」 みくる「違いますよぉ」 鶴屋「あっはっはっはっは!分かってるってば」 みくる「この間ちょうど古泉君が、彼女がいる、って言ってたから信じちゃいましたよ」 鶴屋「お!それは初耳だね」 みくる「キョンくんも知らないみたいでした」 鶴屋「でも古泉君はモテそうだし、いても不思議じゃないよね~」 みくる「そうですねぇ~」 鶴屋「そういえば最近のSOS団はどうだい?」 みくる「う~ん、少しぎこちなさがありますけど、良好ですよ」 鶴屋「ぎこちなさ?あぁ、ハルにゃんとキョンくんか」 みくる「えぇ」 鶴屋「まさかキョンくんが彼女を、しかも他校のコだろ?」 みくる「そうなんでよぉ。驚きましたぁ」 鶴屋「キョンくんも罪作りな男だね~。ハルにゃんの気持ちだって知ってただろうに」 みくる「……」 鶴屋「ん?どうしたの?」 みくる「実は……キョンくん、その、全く気付いてなかったみたいなんですよ」 鶴屋「ほ、ほんとかい!?」 みくる「はい」 鶴屋「鈍感だとは思ってたけどねぇ~」 みくる「そうですよねぇ。少しは意識してるんだと思いました」 鶴屋「まぁ、ハルにゃんがいっつもツンツンしすぎなせいもあるんだけどね」 みくる「素直になるのは難しいですから……」 鶴屋「確かにね」 みくる「はい」 鶴屋「とはいえ」 みくる「?」 鶴屋「どうやらキョンくんにはなにかしらの制裁が必要だね」 みくる「だ、ダメですよぉ~鶴屋さん」 鶴屋「だってハルにゃんが可哀そうじゃんかぁ」 みくる「それはそうですけどぉ……」 鶴屋「で、当のハルにゃんは?」 みくる「涼宮さんは……スゴイです」 鶴屋「スゴイ?」 みくる「なんていうか、その、心が強いんだなぁって。わたしなら顔を合わすのだって辛いですから」 鶴屋「そうだね。ハルにゃんはえらいなぁ」 みくる「えぇ」 鶴屋「そうにょろ!今度傷心のハルにゃん連れてどっか遊び行こうよ!」 みくる「傷心はひどいですよぉ」 鶴屋「失言失言。で、どうかなぁ?長門ちゃんも連れてさ?」 みくる「いいですね。きっと二人とも喜んでくれますよぉ」 鶴屋「今度四人で集まって行き先決めるっさ!」 みくる「わかりました」 鶴屋「長門ちゃんといえば、最近ハルにゃんとべったりだよねぇ~。なんかあったの?」 みくる「どっちかっていうと、涼宮さんが長門さんと一緒にいたがってる感じですよぉ」 鶴屋「ふ~ん……はっ!ま、まさかハルにゃん」 みくる「?」 鶴屋「……失恋のショックで、同性愛に目覚めたんじゃ……長門ちゃんがおとなしいのをいいことに」 みくる「鶴屋さん!悪ふざけが過ぎますよぉ!」 鶴屋「怒んないでよ、みくる。冗談だって冗談」 みくる「まったくぅ」 鶴屋「もしかしたら長門ちゃんがいるから、ハルにゃんも立ち直れたのかもね」 みくる「かもしれないですねぇ」 鶴屋「でもあの無口な長門ちゃんと活発なハルにゃんだろ?どんな会話すんだろね?」 みくる「さぁ、部室では普段どおり長門さんは無口ですよぉ?」 鶴屋「きっとハルにゃんはああ見えて寂しがりやなんだよ」 みくる「涼宮さんがですか?」 鶴屋「そうだよきっと。勘だけどね」 みくる「勘……」 鶴屋「で、長門ちゃんと二人のときは、誰も見たことのない弱いハルにゃんが現れると見たね」 みくる「弱い部分ですかぁ?」 鶴屋「多分ね?」 鶴屋「もしあたしが失恋したり、なんか辛いことがあったら、みくるは慰めてくれるかい?」 みくる「当たり前じゃないですかぁ」 鶴屋「ありがとっさ!」 みくる「もしかして近々そんな予定があるんですかぁ?」 鶴屋「ないない。でも人生何があるからわっかんないかんねぇ」 みくる「そうですねぇ」 鶴屋「それこそ年中告白されてるみくるは余計に、ね?」 みくる「う~ん……」 鶴屋「みくるは彼氏作んないのかい?」 みくる「今はちょっと……」 鶴屋「なんで?」 みくる「……こっちではそういうのは出来ないんです」 鶴屋「こっち?あっそうか、みくるはこの辺の人じゃなかったね」 みくる「……はい」 鶴屋「ま、まさか、地元に将来を約束している人がいるんじゃないんだろうね?」 みくる「う~ん、そういうことにしておきます」 鶴屋「あたしに隠し事とはいい度胸っさね」 みくる「そ、そんな大げさなものじゃないですよぉ~」 鶴屋「わかってるってぇ~」 みくる「そういう鶴屋さんは彼氏はいらないんですかぁ?」 鶴屋「欲しいっちゃ欲しいけど、みくるたちと遊んでる方が楽しいからべっつにいいかなぁ?」 みくる「ふふふ、鶴屋さんらしぃ」 鶴屋「そうかい?みくるほどじゃないけど、これでもあたしも少しはモテるんだよ~?」 みくる「知ってますよぉ」 鶴屋「ふ~ん……自分がモテるっていうのは否定しないんだね?」 みくる「そ、そういうわけじゃないですよぉ」 鶴屋「まっ、別にいいんだけどね~」 みくる「つ、鶴屋さ~ん」 鶴屋「ん~?」 みくる「鶴屋さんは魅力的な女の子だって意味ですからねぇ?」 鶴屋「あんがとね、みくる」 みくる「いぃえ」 鶴屋「はぁ~、もう一時半だよ」 みくる「えぇ~、じゃあもう二時間くらい話してたんですかぁ?」 鶴屋「時間がたつのは早いっさ」 みくる「そうですねぇ」 鶴屋「……」 みくる「鶴屋さん?」 鶴屋「……ミッミッミラクル♪」 みくる「!!!」 鶴屋「みっくるんるん♪」 みくる「や、やめてくださいよぉ~~!」 鶴屋「あははははは!この歌作ったハルにゃんは天才だよ」 みくる「せっかく忘れてたのにぃ~」 鶴屋「突然思い出したっさ~。みっくるんるん♪」 みくる「もう電話切ります!」 鶴屋「ご、ごめんよみくる。あぁ~お腹痛い」クスクス みくる「今日の鶴屋さんちょっといじわるですよぉ」 鶴屋「そうかい?」 みくる「そうですよぉ」 鶴屋「それじゃあそろそろ寝よっか?」 みくる「そうですねぇ。これじゃ明日遅刻しちゃいますからね」 鶴屋「だね。そんじゃみくる、また明日ね。オヤスミにょろ~」 みくる「はぁい、おやすみなさぁい」 ピッ ~Fin~
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キョン「ぶっちゃけみくるは整形だろ。」 古泉「僕もそう思います。」 長門「そう。」 みくる「禁則事項です。」 みくる「私が出れば視聴率が上がるんですから、もっと出番増やしてください」 ハルヒ「ヒント 人気」 長門「巨乳は必要ない」 みくる「……」 長門 「………ぺたぺた」 キョン 「おい、長門。朝比奈さんの体みてなにやってるんだ?」 長門 「うぎゅ」 朝比奈 「ふぇっ!?」 キョン 「おいおい抱きしめるなよ。むしろ俺がやりたいくらいだ。」 長門 「マッスルドッキング」 キョン 「マッスルドッキングは一人じゃできないぞ・・・って朝比奈さんに何してるんだてめーっ!!」 長門 「カレー食べて。」 みくる 「い、いただきます。」 キョン 「あぁ。」 長門 「じーっ」 キョン 「おい、長門。みくる見て何してる?」 長門 「ぺちゃぺちゃ。」 みくる 「あぅ~」 キョン 「おいおい、カレーのルー。そんなに作ってどうしたんだ。しかも、朝比奈さんにかけてえええええええ!?」 長門 「朝比奈カレー」 みくる「長門さん、お茶です」 長門「・・・・・」 みくる「はぁ、まだみんな来ませんね~」 長門「・・・・・」 みくる「・・・・・・」 長門「・・・・・ホットケーキは」 みくる「え?」 長門「ホットケーキは生のままが最も美味しい」 みくる「え、えぇ~!?ほんとですか~?それじゃあ今度試して・・・」 長門「嘘」 みくる「え」 長門「・・・・・」 みくる「・・・・・」 キョン「こんちわーって、何この微妙な空気・・・」 長門・みくる「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 長編・罪滅ぼしを読んで キョン「ちょwwwww俺殺されてるwwwwwwwヒドスwwwwwwwww」 ハルヒ「もう一回吊ってこい」 長門「構ってちゃんウザー」 古泉「死ね。氏ねじゃなく死ね」 キョン「うはwwwwwwwwwwwwwwww」 朝比奈「皆さんなんて事言うんですか!キョン君大丈夫?」 ハルヒ「空気嫁」 長門「馴れ合い厨ウザー」 古泉「はいはいワロスワロス」 キョン「そんな事よりサメの話しようぜ」 朝比奈「・・・・・」 ハルヒ「死ね死ね死ね死ね死ね死ね」 朝比奈「えっ!?」 長門「殺してやる殺してやる殺してやる」 朝比奈「(ビクッ)な、長門さん…」 キョン「死ね死ね死ね死ね」 朝比奈「ふみゅ~、キョン君まで…」 古泉「死んじまえ死んじまえ死んじまえ」 朝比奈「古泉は死~んじ~ま~え~♪」 鶴屋「通報しますた」 鶴屋さん「ぷくくくくっ…」 キョン「あれ?鶴屋さんじゃないですか。こんなとこで奇遇ですね」 鶴屋さん「や、キョンくん…ふふふっ。ひゃははっ」 キョン「ってなに笑ってるんですか?」 鶴屋さん「いやいや、くくっ…実はさっきみくるが池に落ちちゃってねぇ」 キョン「ええ!?」 鶴屋さん「それで慌てて上がろうとしたらつかんだところが腐ってて、 またジャパーンって落ちちゃって、ふははっ」 キョン「それは災難でしたね」 鶴屋さん「それだけじゃなくて、つかむところつかむところ全部腐ってるのさ。 何度も同じこと繰り返すなんて、みくるドジっ子だよねえ、くくっ」 キョン「朝比奈さんらしいというかなんと言うか…でも笑い話ですんで良かったですね」 鶴屋さん「うん、まだそこで同じこと繰り返してるよ。あっはっはっは!」 キョン「それは笑い事じゃない!」 ハルヒ「みくるちゃん、お茶ー!」 みくる「はい、ただいま。どうぞ」 ハルヒ「何これまずいんだけど」 キョン「おい、せっかくいれてくれたのにそれはないだろ」 キョン「うげ!!朝比奈さん、何入れたんですか?とんでもない味なんですけど」 みくる「隠し味でトリカブト入れただけですよ♪」 ハ・キ「うえ゛ー」 長門「………」 みくる「はい♪長門さんお茶でーすよ~」 長門「………」ペラッ みくる「みんな遅いですね」 長門「………」 みくる「そうだ♪長門さんこのメイド服着てみませんか?」 長門「………」ペラッ みくる「なんで無視するんですか!?」 長門「…あなたに興味ないから」パタン トテトテ ガチャッ バタン みくる「………みんな遅いなぁ…」 朝比奈「ダッダダーーーーン! ボヨヨンボヨヨン!!」 ハルヒ「(;^ω^)」 古泉「(;^ω^)」 長門「(;^ω^)」 キョン「死ね」 べしべしっ、バシッ!! ズゥウウン!! みくる「クハァァア!!」 キョン「死ね!市ねっ、死ね!」 ベシベシベシッ ベシベシベシベシバシバシッ!!! みくる「うううう!!」 ビュウウウン!(空中投げ) デュゴオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!! ハルヒ「今日はみくるちゃんのあだ名を考えるわよ! やっぱり萌えキャラには常識で考えたら卒倒しちゃうくらい奇抜でアマアマなあだ名が必要よね? で、何か良いアイディアは無いかしら?ね、キョン」 キョン「いきなり言われてもだなぁ…朝比奈さんは何かリクエストとかありますか?」 みくる「ふぇ? ひぇ ひょえーっ」 古泉「白痴などどうでしょうか?」 キョン「悪口じゃねえか!」 古泉「ならばミルク☆ちゃんとか」 ハルヒ「いいわねそれ!」 キョン「呼ぶ方の身にもなれ」 ~それから一時間後~ 長門「………おーい、お茶」 みくる「ぴょ?あ、ひゃい、すぐ煎れますね」 長門「違う。あなたの、あだ名。おーい、お茶」 キョン「さ、さすが長門だ!それなら違和感無いもんな!」←(もう帰りたかった) 古泉「その発想はありませんでしたよ」←(みくるに興味無い) ハルヒ「なら決まりね!今日からみくるちゃんのことは“おーい、お茶”と呼ぶことにするわ!ってことで本日は解散!」 みくる「ふぇ~そんなぁ~」 ハルヒ「そうそう、明日みくるちゃんのクラスの人にもそう伝えとくから!やっぱりあだ名はみんなに呼んでもわらなくちゃね!」 みくる「ふえ~キョンく~ん」 カモン れっつだんす! カモン れっつだんす! べいび~♪ ハルヒ「歌うな音痴」 古泉「ダッマーレ」 キョン「ちょっと、静かにしてください」 長門「……雑音」 みくる「鶴屋さんは笑ってくれたのに…」 朝比奈さん(大)「キョン君……久しぶり」 キョン「は?誰だテメェ、俺はおまえなんか知らねえよ」 朝比奈さん(大)「朝比奈みくる本人です。ただし、あなたの知っている私より、もっと未来から来ました。……会いたかった」 キョン「じゃあ帰れよ」 朝比奈さん(大)「えっ!?」 キョン「カエレ!カエレ!」 朝比奈さん(大)「………」 鶴屋「先生~、おっぱいが邪魔して授業に集中できないです~」 先生「なに~、朝比奈ぁ!廊下に立ってろ!」 みくる「WHAT!?」 鶴屋「m9(^Д^)」 ハルヒ「忘れちゃダメ、忘れちゃダメー未来はーパラダイス」 キョン「歌詞違うぞ」 長門「私にもーただひとつのー願望がー・・・・・・」 キョン「覚えなさい!」 みくる「まわるー世界の」 キョン「ごめん、知らない」 ハルヒ「何この流れ」 長門「取り合いばかり・・・・・・」 みくる「・・・・・・」 キョン「俺まで取られるぞ」 古泉「あ、それ僕です。」 キョン「アッー!お前かよ!」 みくる「・・・・・・」 ハルヒ「あっ!誰よ!私を奪おうなんて人は!?」 キョン「別にいいじゃねぇか、お前を欲しがる奴がいてよwwwwww」 ハルヒ「何よ!私は・・・・・・」 キョン「ん?」 ハルヒ「なんでも・・・・ないわよ」 古泉「ハッハッハ、顔が赤いですよ涼宮さん」 みくる「・・・・・・」 ハルヒ「わーすれちゃだめ、わーすれちゃだめ、みらいわーパーラーレールー」 キョン「ヒューヒュー」 古泉「上手いですよ」 長門「わたしにもーただひとつのーがんぼおーがーあーるならー」 キョン「ピューピュー」 古泉「上手ですよ」 みくる「まわるーせk」 キョン「古泉、この歌知ってる?」 古泉「はじめて聞きました。」 「胸なんて飾りです!高校生にはそれがわからんのです!」 「あーあ、また始まったわよ、スモークチーズで口ふさいどいて」 キョン「ちわー。あれ、長門だけか」 みくる「・・・」 長門「朝比奈みくるもいる」 キョン「あ、本当だ。すいません。朝比奈さんて空気だからわかりませんでした」 みくる「空気ってことはいてあたりまえの存在ってことですよね」 キョン「違うね」 鶴屋「みくる知ってる?みくるみたいな人のことを人殺しって言うっさ! キャハハハハッ 人殺し!人殺しぃ!」 みくる「ち、違っ! 私はそんなつもりじゃn 鶴屋「ふ~ん人殺しのくせに口ごたえするんだっ? これはお仕置きが必要にょろwww」 ビクッ みくる「い、いや…もう怖いのはいやなの、許しっ、許しでぇ…いやああ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁ……… 朝比奈みくるの人形、近日公開予定にょろ。 めがっさ楽しみにしてるっさ↓ みくる「はい、キョンくん。お茶です」 キョン「すいません、いらないです」 みくる「えっ、…そ、そうですか。長門さん、どうぞ」 長門「……いらない」 みくる「ふぇっ、こ古泉君。お茶は―――。」 古泉「遠慮しておきます」 みくる「すっ涼宮さん…」 ハルヒ「いらないっ。ていうかみくるちゃんの存在自体がいらない」 みくる「…ふぇ、グスッ…グスッ。今まで、お世話になりました……さよぅなら…」 ガチャッ バタンッ みくる「あの~キョンくん。一緒に観覧車乗りませんか?」 キョン「…いいですよ」 みくる「ふわぁ~きれ~」 キョン「そうですね」 みくる「キョンくん。その後は?」 キョン「何の事です?」 みくる「わかってるでしょ~」 キョン「わかりませんね」 みくる「普通は君の方が…って言うじゃないですか。もう!女の子に言わせないで下さいよ!」 キョン「それはねーよWW」 みくる「( ゚д゚ )」 ミクル「みっ、ミクルビーム」 ユキ「…馬鹿らしい」 ミクル「ゆ、ユキさん!ひどいですぅ~」 ユキ「…ぶりっこ」 ミクル「そんなことないですぅ~」 ユキ「…はぁ」 ミクル「うぅ…」 ハルヒ「カァァーーットォーー!!!」 ハルヒ「駄目じゃない有希!これは映画なんだから!」 長門「…すまなかった」 みくる「い、いいですよ、謝らなくて」 ハルヒ「本音言っちゃ」 長門「前言撤回」 みくる「禁則事項ですっ♪」 キョン「はぁ?」 ハルヒ「はぁ?」 長門「はぁ?」 古泉「はぁ?」 鶴屋「はぁ?」 朝倉「はぁ?」 キョン妹「はぁ?」 谷口「はぁ?」 国木田「はぁ?」 阪中「はぁ?」 岡部「はぁ?」 コンピ研部長「はぁ?」 喜緑「はぁ?」 新川「はぁ?」 森「はぁ?」 多丸兄弟「はぁ?」 シャミセン「にゃあ?」 みくる「……クスン」 古泉「あなたはまるでSOS団の女の子三人全員と付き合ってるように見えます」 キョン「古泉、お前からかってんのか?それは違うぞ」 古泉「ふふ、あなたならそう言うと思ってまs」 キョン「三人じゃない、朝比奈を除く二人と付き合ってるんだ」 古泉「そっちかよ!!」 みくる「ふ…ふぇぇーん」 夏休み初盤ぐらい 電話中 鶴屋さん「みくるー、ちゃんと宿題終わったにょろ?」 みくる「え、ええとまだ・・・全然」 鶴屋さん「だろうと思ったよ、私もまだだから明日うち来て一緒にやらないかい?!」 みくる「いいですよ、わかりました。明日ですね」 鶴屋さん「じゃあ明日ね」がちゃ 次の日 みくる「鶴屋さーん来まーしたよー」 鶴屋さん「やあなんだみくる来てたのかい、それならインターフォン鳴らしておくれよ」 みくる「へ?なんで柱が喋ってるんですか?」 鶴屋さん「ささ、あがってちょうだい!」 みくる「はーい、わあ広いですねぇ」 鶴屋さん「へっへっへー、私部屋はここだからっ。それと実は私もう数学は終わってるんだよねーみくるは?」 みくる「わ、私はまだまだですぅ」 鶴屋さん「さすがポンコツwwwwwwww」 みくる「とつぜんなんですか?」 鶴屋さん「サーセンwwwwwwwww」 みくる「もういいですぅ帰ります!」 鶴屋さん「またのご来店お待ちしております」 Q、朝比奈みくるをご存知ですか? ハルヒ「誰だっけ?」 キョン「そんな人居たか?」 古泉「思い出せませんね。」 長門「検索しても見つからない。」 みくる「完全に忘れられてる~・・・(泣)」 「ピーマンきらーい」 「ちゃんと食べないと、朝比奈さんみたいになれないぞ」 「ふぇ~…こんな天然かつ嫌われキャラになるくらいなら、絶対に食べん!食べんぞワシは!」 みくる「しくしく」 「ひっやーあ! これがSOS団って奴かい! あれ? でもみくるが居ないよっ?」 「みくるなど飾りです! 偉い人にはそれがわからんのですよ!」 キョン「朝比奈さん」 みくる「なんですかぁ?」 キョン「年とったら垂れますよ」
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みくる、ライトノベル作法研究所の利用者。ラ研怪トウズの一員である。 恐らく何者かのステハンと思われるが、IP表示もない掲示板でそれを確かめる術はない。 真実は神(うっぴー)のみぞ知る。 概容 10月21日16時9分45秒、がりがり??氏により『さすがに実在のお笑いタレントをモデルにしたら怒られる?』という、タイトルまんまな内容のスレッドが投下される。ちなみにがりがり氏はこの醜戦には一切の関わりは無い。 スレッドの内容それ自体が、少し考えれば誰でもわかりそうな内容であった。そのためか、結城 ゆうきにより皮肉たっぷりな内容のレスがつけられる。さらにそれを辛辣に批判するみくるのレスがつき、それに結城 ゆうきが反論。途中からウルトラマンやたまり醤油も参戦し、既に終了したスレッドを幾度も上げながらの醜戦を繰り広げた。 2009/10/22(Thu) 07 42 42 結城 ゆうき 小説を書いただけで有名人に告発されたら、むしろラッキーだと思いますよ。 GTAってゲームありますよね。青少年に悪影響を及ぼすってんで批判されました。 しかし逆に売り上げにつながったとか。 そうでなくともあからさまな罪を犯したのでもないのに、被告人を味わえるってラッキーですよ。創作者として。 うらやましい。がりがりさん、うらやましい。 2009/10/22(Thu) 17 57 44 みくる センスも無い笑えない冗談言うぐらいなら黙ってた方がいいですよ。 質問者は相談に来てるわけですから。 2009/10/22(Thu) 22 54 54 結城 ゆうき センスも無い笑えない冗談言うぐらいなら黙ってた方がいいですよ。 質問者は相談に来てるわけですから。 べつに茶化すつもりはありません。 そういう風に感じさせてしまったのなら、がりがり氏に対しては申し訳ないです。 みくるさんには残念かどうか知らんが、申し訳ないという気持ちは湧きません。 だって、ここはがりがり氏の立てたスレだもの。みくるさんは自分の意思で閲覧し、自分の意思で不快な気持を露わにしたんです。 私はカンペキとは程遠い人間なので、そんなのの責任まで負えません。 まあ私自身、自分がした発言の責任は、みくるさんから横槍を受けるということで負ってますけど。 そんなわけなので。 私のこうした発言もみくるさん自身が入れた横槍、その責任を負わされてるものだと受け止めてください。 そうすればヘンな悪循環を発生させることを防げるはずです。 で、茶化すつもりはないなら何? という感じなので。 がりがり氏は、いろいろと気になってしまうタチのよう。 そういう人に「気にするな」と言っても大した効果は望めません。だって気になるものは気になるし。 だったらポジティブな方向性で気にしてもらったらいいのではないかな、と思ったんですよ。 なのでああした言動を取りました。 2009/10/23(Fri) 00 50 02 ウルトラマン 日本語でおk 2009/10/23(Fri) 11 33 39 結城 ゆうき 日本語でおk シュワッチ! ウルトラマンさんに日本語を使うのは酷かと思ったので言わせてもらいました。 (みくるさんに述べたのとほぼ同じ、しかしながら訳せば日本語として十二分に通じる意味を込めております) デュワデュワ。 2009/10/23(Fri) 22 31 07 たまり醤油 アンタたいした事ないね。 もしこのレス見てさらにレス続いたらホントたいした事ない人間。 だからレスしないでね笑 2009/10/24(Sat) 20 39 04 結城 ゆうき ホントたいした事ない人間だからレスさせていただきます。 ただ、私がたいした事ない人間なら、あなたはどうしようもない人間ですよね。 突然、横から「アンタたいした事ないね」って。これあなた、あれですよ。 道端で初対面の人にものすごい勢いで怒鳴りつける人、えと知的障害者。みたいですよ。たまり醤油さん。 まああくまで"みたい"ですので。 あなたは知的障害者ではないし、知的障害者はどうしようもない人間じゃありません。 すでに解決されてるスレッドですし、これ以上はレスしないでくださいね笑 ホントたいした事ない人間の結城 ゆうきでした。 では。 これを見てわかるとおり、どちらに非があるというレベルにも届かない、言うなれば幼稚園児の口喧嘩に等しい行為である。 今後この四人とは関わり合いにならないように十分注意されたし。
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みくるとぺろたん 専用ページを作ったのでちょっとしたことでも載せていってください。 k_spp.gif ぺろたんとの絡み k_spp.gif ポケモンでの絡み もこう主催のポケモン大会イテリノイマ・・・の運営が初絡み。 論者のクリスマス大会ロジスマス2010に参加するらしいみくるの噂を聞き、ぺろたんは「みくる暇だから出るでしょ」と見抜く。 みくるのおっさんネタについてぺろたんは僕はみくるはおっさん声じゃないと思うけどなと言う。ぺろリスナーはみくるはアホっぽいけどかーわーいーいーと少しは褒めていた(気がする) レゴみつやのののとバトルしていたみくるにぺろたんが声をかけ、毒穴で手も足も出なくなったみくるを容赦無く狩る。因みにみくるは毒穴をバカにしていたのにこの狩られ様である。 ぺろたんがポケモンの電子書籍を作るという企画の話し合い生放送でゲストMとして招かれる。 その配信ではガチの構想やパーティなどぺろたんを黙らせるくらいのガチ理論を語り、リスナー達を驚かせた。 カバドリュに注目している様子でコバルオンを愛用するぺろたんに「○○でやったほうがいいじゃないですか」と率直な意見をぶつけるなどポケモンの型など、 いくつか把握している本当の考察ガチ勢だということが証明された。とても毒穴に狩られた人とは思えないほどの知識量を合わせ持つ。 満足バーRTA ぺろたんがみくると戦争してくる!と言い残し行方をくらます。数日後みくると満足バーRTA対決が行われた。 みくる記録11本、ぺろたん2本という結果に終わった。サンシャインや仮面ライダーのお面をかぶりながら満足バーを食す。 彼の有志で満足バーRTAで見事にちくらん1位を獲得したプロの満足バーフードファイターでもある。 みくる曰くフェニックスさんに誘ってもらって嬉しかったからやったんですよ、普通だったらやりませんと述べている。 その他ゲームや音楽などでの絡み 東北地震のあった一週間前みくるの配信(早朝4時くらい)にぺろたんが凸し、デュエルを4戦程行ったがみくる3-1ぺろたんとデュエルでは引けを取ってしまった。 ぺろたんが落ちた後、フェニックスさんは「レゴみちゃんと同じくらい絡みやすい?」「趣味があってるからかな」など言っていた。 人狼が強いらしいが、ぺろたんとはまだ一戦も交えていない。近々行われるかも知れない二人が参加する人狼配信に注目しておこう。 下記発言集にも書かれている通りエルシャダイ通報RTAの放送を見ていたらしく荒らしまくってたらしい。 エルシャダイ通報RTAは自己主張の激しいクソガキ(撤退命令を出してもすぐに撤退しない)が多いためgdgdになったのだがまさかM氏が・・・。 また自身の放送でPPパナップ(41歳)=フェニックス(14歳)とリスナーに言われ「マジで?」「どういうこと・・・?」と困惑していた時期もあった。 ノリアキはぺろたんやぺろリスナーに影響され聴き始めるようになったらしい。好きな曲はきみはポイズン、スカイフィッシュ、デビュー。 ラジオ・スカイプなど ぺろたんはソースが全て2chなために無知な部分も多いのだが、その度にみくるには専門のプロとしてスカイプ通話をしてもらっている。 大学受験についての放送ではみくるを含めた4人に受験のプロとしてスカイプで貴重な体験談を聞かせてもらった。 ちなみにプロ達は皆モンハンをやると上手くいく共通の体験談を持っており、みくるはモンスターハンターFをやる事を勧めていた。 CRガオガイガーに関しての放送では、ガオガイガーのプロとしてみくるを呼んだが流石のプロも知らない分野もあるらしく、特に放送には役に立たなかった。 ハムハムの謝罪放送では突然のアクシデントの口直しのために割れのプロとしてみくるが招待された。 割れのプロとしてのみくるはウッチーナをババア呼ばわりしウッチーナをガチギレさせ、ぺろたんの次枠を失くしてしまった。 どうやらみくるは割れのプロではなく仲間割れのプロだったようである。 普段放送などで頻繁にスカイプをしているため、みくるの誕生日配信にも凸するかと思われたが何もなかった。 ダークネスサンという新人コンビ実況者のラジオにもミルキィホームズのプロとしてゲスト出演した。 saza_lp.gif 関連項目 みくる プロフィールや人柄など みくるの経歴 配信活動の経歴について みくるの発言集 配信中の発言集まとめ レゴみつ 心で通じ合った仲間 もこう 憧れの実況者 失った男たち 電子書籍 saza_lp.gif gll_p.gif 関連リンク コルゾイ企画を応援するコミュニティ みくる氏のコミュニティ みくるのUstream Checker gll_p.gif
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「さ、日本に着いたわよ」 「ふう……ありがとうございましたバーディさん。長時間のフライトお疲れ様でした」 久方ぶりの大地の感触を存分に味わいながら、古泉はバーディに礼を言う。 その瞬間、バーディの死亡フラグが発動した。 バーディはなんか銃弾に胸を撃ち抜かれて死亡した。 【バーディ@マクドナルド 死亡確認】 「な、バーディさん!?」 血を流しながら倒れ込んだバーディさんに駆け寄ると、すでに彼女は息絶えていた。即死だった。 一体、誰がこんな事を――― 「私ですよ」 「……!? その声は―――」 背後から聞こえた声に、振り返ろうとする。 が、いつの間に近付かれたのか、がっしりと首を固定されて動かす事ができない。 頸動脈が圧迫されているのを感じる……くそ、迂濶だった。 襲撃者の狙いは判らないが、一気に殺さないと言うことは話し合いの余地はあるはず。 混乱する頭でなんとかそれだけは判断し、なるべく刺激しないように背後の彼女に話しかける。 「あの、できれば放してもらいたいんですが……何か用ですか、朝比奈さん?」 そう、襲撃者は朝比奈みくるだった。 「あら……気付いたんですか、私だって」 「もちろん判りますよ。SOS団でどれだけ一緒に活動してきた、仲間の声を間違えるわけが無いじゃないですか」 「そうですよね……私達、仲間ですよね」 首に回した腕に、力が込められる。 抵抗すらできないまま、首が絞められていく。 「仲間なのに、私以外の皆は出番がたくさんあるんですよね。私はどのロワでも活躍できないのに。 私だって、皆みたいに目立ちたい―――だから私は、誰よりも目立つために皆を殺すことにしたんです。 誰よりも大切な仲間を自らの手で殺すなんて、いかにも目立てそうな展開だと思いませんか?」 ―――全然思いませんよ! そう叫んだつもりだったが、口からは僅かな呻き声が漏れるだけだった。 ま、まずい……意識……が……。 「だから、ごめんなさい古泉君。私の為に死んでください―――この、みくるスリーパーホールドで」 あは…は……どうしましょう……打つ…手が……ありませんね……。 キョン……君……涼…宮……さん……長門…さん……皆さんは…どうか…ご…ぶ……じ………で……。 【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】 「あは、結構簡単なんですね。人を殺すのって。―――次は、誰にしようかなあ♪」 【21時00分/金星】 【朝比奈みくる@涼宮ハルヒの憂鬱】 【状態】健康 【装備】拳銃 【道具】支給品一式 不明支給品 【思考】 1:自分より目立つSOS団のメンバーを殺す 2:というか自分より目立ってる奴は皆殺す
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124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 19 05 28.75 ID +BgFG0420 イエス・キリストは処刑された後に復活したという。 この奇跡が預言者としてのキリストの格を決定付けた。 そして弟子のパウロらによって神にまで高められた。 同様に、俺もまた処刑された後に復活した。そういう気持ちだった。 しかし、これは奇跡ではない。朝倉が俺を復活させたのだ。 俺は懐かしいホームである人を待ち伏せしていた。 完全復活のために、どうしても触っておきたい人がいるのである。 その子は・・・大きな胸にむっちりした柔らかいお尻の持ち主で、 それでいて気が弱くて、泣き虫で、無警戒で・・・ 触りたい人が触りやすい。こんなに嬉しいことはない。 幾度となく俺の性欲を処理してくれた恩人・・・ほら、来ましたよ。 久しぶりだね。朝比奈みくるちゃん。 127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 19 11 14.73 ID +BgFG0420 みくるの表情は落ち着いていた。痴漢に怯えていたあの頃とは違う。 彼女の安心の分だけ、俺は彼女を待たせてしまったというわけだ。 でもな、待たせっぱなしというわけにはいかないんだよ。 一度、未来から来たっていう大人のお前と約束しちまったんだ。 痴漢してみたんだけど、さすがに落ち着いてたぜ。 落ち着いてたっても、お前に比べればの話だけど。重要なのはそこだよ。 つまり俺はお前を痴漢し続けるんだ。その中でお前は、泣き虫を克服するんだ。 そうじゃなきゃ未来が変わっちゃうだろ。それは色々とまずいだろ。 ドラえもんの世界ならタイムパトロールが出てくるところだぜ。 そして俺に言うんだ。歴史が変わるのはまずい。もっとみくるに痴漢しろよ、ってね。 お前は俺に触られ続ける。それが「決まった未来」なんだよ。 その束の間の安心を今からぶっ壊してやるぜ・・・ 俺はみくるの後姿を、大きなお尻にはあまりにもエロいミニスカを視姦しながら、 準備運動とばかりにうにうにと指を動かした。 128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 19 16 50.58 ID +BgFG0420 まもなくやってきた電車に乗り込むみくる。俺はその後ろにぴったりとつける。 乗り込むと同時に、右手をみくるの右ケツに当てた。 みくるはぴくりと反応して、一瞬足を止めた。・・・さすがに敏感だな。いや、俺が敏感にしたんだったか。 それでも乗客の人波は止められない。俺は尻肉をぎゅっと握って、みくるを車内に押し込んだ。 柔らかいお尻。スカートの上から見ると朝倉に似ているが、触った感じはまた違う。 これは触ってみないと分からないことだ。 そういう発見もまた痴漢の楽しみである。俺は少し胸が躍った。 みくるは避けようとしたり逃げようとする素振りも見せなかった。 変わらないな、お前は。今まで何をしてたんだ? 最近痴漢に遭わなくてラッキーくらいに思ってのうのうと平和な日々を過ごしてたのか? おめでてーな。ここらでちょいと刺激が欲しいんじゃないか? 俺はそれを叶えに来てやったんだぜ。感謝しろよ。 俺はみくるを窓際まで押し込んで、体を密着させた。 130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 19 23 06.79 ID +BgFG0420 扉が閉まるころ、すでにみくるの脚は震えていた。 肩をすぼめて俯いている。これから何が行われるのか、怖いのだ。 あるいはあの手この手で痴漢されまくった日々のことを思い出しているのだろう。 発車の揺れに乗客全体が少しよろめく。俺はその揺れにあわせて左手を出した。 小さな体に大きなお尻。そのお尻を、俺は両手で掌握した。 手のひらはすでに、柔らかいお尻に不自然な硬い部分、パンティラインを確認できた。 みくるは体を硬直させた。この娘は大丈夫だ。 泣かせないようにだけ気を遣っておけば、抵抗したり声を上げることはないだろう。 しかし、そこで油断しないのが今の俺である。何しろ辛酸を舐めたから。 恐怖を知ってこそ人は向上するものだ。 それに、いきなり脱がせてしまうのは惜しい。 スカート越しに感じるパンティライン。これは意外と癖になるものなのだ。 132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 19 28 46.63 ID +BgFG0420 俺はみくるの大きくて肉厚なお尻を指先で優しく撫で回した。 その指でこちょこちょとパンティランを刺激してやる。 みくるはさらに顔をうつむける。髪の隙間からかすかに見えるうなじがまたエロイ。 まだ女子高生らしい、洗練されきらない、幼さを残したうなじである。 俺はさらに指を動かし、パンティラインをたどりながらお尻の谷間に近づいていく。 それがクロッチラインと交わったところで、俺はまたこちょこちょと指先を動かした。 みくるの体がぞくぞくと震え、すぐに耐えるようにまた体を硬直させる。 体を硬直させればまた脚が震える。その震えはお尻を触っていれば分かる。 同時に、みくるのお尻はきゅっと閉じて、左右から俺の指を刺激する。 俺はいたぶるように緩急をつけてみくるのお尻の谷間を刺激してやった。 俺の指の動きにあわせるようにみくるは震えたり固まったりした。 今みくるを支配しているのは俺の指である。 134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 19 34 16.67 ID +BgFG0420 俺は少し強めにみくるのお尻を引っ掻いてやった。 みくるはまた体を硬直させる。と同時に、少しずつスカートがめくれる。 そしてスカートのすそに指を入れると、今度は直接パンティラインに触れる。 パンティラインを挟んで上はざらざらしたパンティの感触。 下は、指の吸い付くような生尻の感触である。 みくるの柔らかい尻たぶは、パンティの張力に押し出されてぷっくりと膨らんでいた。 それがちょうどさわり心地のいい張りを生んでいる。 俺は尻たぶをぷにぷにと指で押してみた。 それは自然に俺の指を受け容れて、そして周囲の尻肉の張力でそれを押し返した。 みくるは全身に力を入れて、お尻はぷるぷると震えながら閉じている。 その谷間に、綿のパンティが挟み込まれていた。 ホームに出る階段を上ればパンティはお尻に食い込むものだ。 それを直す間もなく、お尻を閉じたり開いたりしたもので完全にお尻にかみ込まれたのだ。 俺は右手の親指と人差し指でクロッチラインをつまんで、それを引張ってやった。 みくるはさらにお尻を閉じようとする。その内壁をずるりと滑って、パンティが出てくる。 それをもう少し引張ってから指を離すと、パンティラインは勢いよくみくるのお尻に打ち付けられた。 136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 19 40 14.40 ID +BgFG0420 今度はパンティの、さっきまでみくるのお尻に挟まれていた部分をつまんでみる。 そこは汗に濡れてしなしなになっていた。 もともと蒸れやすいところだが、さらに痴漢に遭って冷や汗が滲んだのだろう。 その汗に濡れたパンティが、みくるの気持ちを表していた。 俺は手全体をスカートの中に入れて、手のひら全体でみくるのお尻をぴったり触った。 これだけ大きくて柔らかいのに、いい形を保っている。 理想よりはやや垂れ気味な気もするが、それがまたエロイ。 それでいて丘の頂点はつんと張っている。若々しい肌の張りである。 俺は手のひらをお尻にぴったりとフィットさせて、控えめに指を動かして尻たぶを撫でた。 みくるは顔を俯けたまま、その肩が控えめに震え始めた。 泣き出したのだ。悔しくて。気持ち悪くて。怖くて。 とはいえ、よく耐えている。大泣きするとしゃくりあげるように肩が震えるが、 そのような目立つ動きはなく、細かくガタガタと震えている感じだ。 少しは我慢強くなったのかな? 137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 19 46 17.24 ID +BgFG0420 俺はじんわりとみくるのお尻を握った。 少しずつ力をこめて・・・締め上げるように両手で握ってやる。 みくるの大きなお尻がぐにりと変形する。指に押し出された尻肉が指の間に感じられる。 力を込めるにつれて張りを増し、さらに強く指を押し返してくる。 俺はなおも力を緩めず、お尻を硬直させるみくるの筋肉をごりごりと押してやった。 俺のほうも少し腕が痛いくらいの力である。みくるにも痛みがあるだろう。 さらに、少し指を立てて、爪を立てるようにしてやった。 にわかにみくるの力が緩み、ずぶりと爪が柔らかい尻肉に刺さる。 親指はパンティ越しだが、それ以外の8本の指は尻たぶに直接突き刺さった。 俺はまだ力を緩めない。ぎりぎりと爪を立て続ける。 みくるはまたお尻に力を入れようとしたが、その力はすぐに緩んでしまった。 たゆんと弾けるようにしてみくるの尻肉が緩む。 みくるの肩の震えが大きくなってきた。 俺は力を緩めて、爪の刺さっていた尻たぶを今度は指の腹で優しく撫でてみた。 柔肉に、痛々しい爪あとが確認できた。これがみくるが感じた痛みの証明である。 140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 19 52 07.30 ID +BgFG0420 みくるの脚が大きくガタガタと震えて、体を支えるのがやっとという感じだ。 俺はさらに体を密着させて、扉と挟んでその体を支えてやる。 同時に、横目で周囲の状況を確認する。 右側は死角がありそうだ。右手はオッパイのほうを責められそうだ。 みくるのオッパイ。あんなに大きいのにつんと上を向いたオッパイ。 すぐにでも手を出したいところだが、俺はあわてず計画を立てる。 まずは、みくるのパンティを脱がせてやることにした。 両手をみくるの腰に回して、左右からずるりとパンティを下ろす。 目視はできないが、そのゴムの張力が、みくるのお尻を押し込みながら するりと滑り落ちて綺麗なお尻を丸出しにしたことを感じさせた。 次に俺は自らズボンのチャックを開け、俺もパンツを少し下ろして、 みくるのお尻の感触に、その弱気な反応に、すでにフル勃起状態にある肉棒を取り出した。 141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 19 53 06.75 ID +BgFG0420 それを少し下に向けながらスカートの中に入れ、ゆっくり腰を押し付けて みくるのお尻の谷間にはめこんだ。 みくるは必死にお尻を閉じてそれを拒む。しかし相棒はこの状況で下を向くことを好まない。 ひくっとその肉棒を動かしてやると、みくるは驚いて脱力した。 柔らかい尻肉をかきわけて、マグナムはみくるの股間に侵入していく。 みくるはまた体を硬直させる。しかし、いまやそれは拒絶にはならない。 ひくひくと震えるみくるの尻肉は、俺の相棒には最高のご馳走である。 すぐにでも腰を動かしたい衝動に駆られるが・・・ここは我慢だ。 我慢だ。 今腰を動かしたら出てしまう。出てしまうから我慢だ、我慢だ。我慢だ・・・ みくるのお尻ってこんなによかったっけ・・・? 俺は必死に下っ腹に力を入れて耐えた。 これじゃ駅に着くまえに液が付いてしまう。 142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 20 00 25.40 ID +BgFG0420 かといって今さらみくるのお尻に挟まれた肉棒を抜くことは不可能。 その刺激でイッてしまう。 それに・・・オッパイもまだ触っていない。だから我慢だ。 俺ははやる気持ちを抑えるように、慎重に右手を動かした。 左手はスカートの中でみくるの腰に宛てる。 そして、右手でみくるの体をなで上げるようにしながら・・・ みくるの右乳に到達した。 みくるの大きなオッパイ。まずはそれを持ち上げるように下から押し上げる。 ブラウス越しのブラジャーの感触の奥で、その柔らかい肉がふわりと動いたのが分かった。 この重み。巨乳とはこうあるべきである。 俺は少しずつ指に力を入れて、左右から指で挟むようにみくるのオッパイをゆっくりと揉んだ。 同時に左手をみくるの体の前に回していく。 小柄なみくるのことで、本当は到達してみたいクリちゃんまでは手が届かなかったが・・・ 俺の指先は、柔らかい陰毛を捕らえることになった。 143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 20 07 52.76 ID +BgFG0420 俺はみくるのお尻と肉棒でつながりながら、彼女を抱きしめるような体勢になった。 みくるはもうボロ泣きで、俺の腕の中でスンスンとしゃくり上げている。 左手で陰毛をいじくりながら、右手をさらに動かしていく。 ちょっとここから生乳には持って行きにくい感じだが・・・ せめて服の中でブラジャーを脱がせることくらいは出来るだろうか。 俺は右手でみくるにオッパイをなで上げた。 と同時に電車が減速を始める。車内は少し傾いて、俺はそれに合わせて乱暴にみくるの胸を揉んだ。 そのとき、手の甲に熱い液体が落ちたのが分かった。 それが何であるかは想像に難くなかった。みくるの涙である。 もう我慢の限界だった。俺はそのまま右手で乱暴にみくるのオッパイを揉みしだきながら、 少し腰を引いてから一気にそれをみくるの柔らかいお尻に叩きつけた。 みくるのお尻の谷間で、どくどくと脈動し、熱い粘液が吐き出される。 それをしっかりと受け止めて、なおも俺を刺激し続けるみくるのお尻。 脈動は長く止まらなかった。肉棒は大量の欲望を吐き出し続けた。 こんなに大量に射精したのは久しぶりである。 肉棒が満足して萎える頃には、俺の右手はみくるの涙と鼻水でびしょ濡れになっていた。 146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/20(金) 20 13 41.58 ID +BgFG0420 ちょっと予定より早い射精になってしまったが、射精の時間が長かった。 ギリギリまで粘ったら、逆に間に合わなかったかも知れない。 俺はみくるの体から両手を離し、まずはスカートで肉棒についた精液を拭いた。 それをズボンにしまってから、みくるのパンティを穿き直させてやる。 これ、親切なようでいて一種の嫌がらせである。 精液まみれになったパンティを穿きなおせば、べったりと下半身全体にそれが行き渡る。 俺だってパンツの中で射精したら気持ち悪い。 それがみくるの場合、見ず知らずの痴漢の精液である。その屈辱ははかりしれない。 電車が止まって扉が開く音を聴きながら、精液のついた手をまたスカートで拭く。 みくるは脚がガタガタ震えて、立っているのがやっとという感じだ。 俺は身を翻してみくるから離れた。 そしてホームに降りてから一度だけ振り返る。 みくるは、一歩も動けずに精液まみれの床の上にへたり込んで泣いていた。 やりすぎたかな。後のことを考えずにやりたい放題やってしまった。 さすがに他の乗客も驚いて騒然とした様子である。俺は早足にその場を離れた。 朝比奈みくる編 終了