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(6月30日、現在編集中) 事故原因の説明は、以下の流れで行おうと思います。 井戸の掘り方の基本の説明 事故当時、どのような作業が行われていたかの説明 何故暴噴(Blow out)が引き起こされたかへの考察 石油の井戸の掘り方 では、深海掘削の方法を説明する為、大型研究船「ちきゅう」を例に使いましょう。この船は、科学調査船としては世界で始めて、石油開発に使われる「ライザー掘削」を採用した船です。(ちなみに、ちきゅうは、サンプル採取などの科学調査用としては石油開発施設より優れた部分もあります) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 (http //www.scopenet.or.jp/main/products/scopenet/vol24/wn/wn1.html 様より拝借) 噴出防止装置と書かれているものが、話題になっているBOPです。事故後に海底に横たわっていたパイプは、この図の中のライザーパイプと、ドリルパイプの事です。図では少し判り辛いですが、ライザーパイプはBOPまでしか繋がっておらず、地下には伸びていません。以降は、ケーシングという鉄の管が埋められています。 井戸を掘るときには、この二つのパイプの間を循環する、「泥水(でいすい)」というものでコントロールする事がキーとなります。 この泥水はたいした優れもので、「その重さで、地層から吹き出そうとする油やガスを抑え込む機能」「熱を持ったビット(ドリルのこと)を冷やす機能」「堀屑を船の上にまで運んで、井戸の中を綺麗に保つ機能」「井戸の壁に泥の膜(マッドケーキと言います)を形成し、井戸を内側からある程度支える機能」等、多種多様な役割を果たします。 色々書きましたが、ここでは「井戸の中というのは、泥水というものを使って高圧を保っていなければ、ガスや油が地層から入り込んできて、暴噴してしまう」という事だけ覚えてくだされば十分です。 次は、井戸の中がどういう構造になっているかについて説明します。 数千メートルもの深さを掘る分けですから、補強をしてやらなければ井戸は壊れてしまいます。この補強に入れるのが、ケーシングとライナーと呼ばれる鉄の管です。最初は太いものを、そして段々と細いものを入れて、何重にも井戸を補強していきます。 事故を起こしたリグの持ち主で操業者でもあるトランスオーシャンの報告資料を見てみましょう。これは、事故直前の井戸の様子です。 (http //energycommerce.house.gov/documents/20100614/Transocean.DWH.Internal.Investigation.Update.Interim.Report.June.8.2010.pdf 11ページ) 参考図を見てお気づきかと思いますが、ケーシングとケーシングの間に、アニュラスという隙間が出来ています。この部分は、適宜『セメント』によって埋めます。この部分がしっかりと埋まっていなければ、何時ガスや油が隙間を通って海底へ、そして地上へ上がってもおかしくはない状況が生まれるわけです。 ここでは、「セメントというものがしっかり入っていないと、油やガスは地上へ噴出してしまう事になりうる」という事が肝となります。 井戸の掘り方については、以上で十分かと思います。それでは、事故当時の話へと移ります。 事故当時、何が起きていたか 事故の発生は2010年4月20、21時50分頃でした。その直前、井戸では何が行われていたのかを見ていきましょう。 この井戸は油の集積(存在)を確認する為の探掘井(Exploration Well)であり、かつ将来的に油を生産する井戸(Production Well)に転用するという、Keeperという井戸でした。無事に油の存在を確認し、井戸は一時的に閉じる(Temporally Plug and Abandonedされる)過程にありました。一番最後に入れるProduction Casingの設置も終わり、セメント作業も終了。後は、セメントがしっかり効いていて、井戸の中が地層からしっかりと隔離されているかを確認し、最後に井戸元からBOPをどかせるだけ、というところまで来ていました。 事故の5時間前の、夕方5時頃、この井戸はNegative Pressure Test(減圧テスト)というテストを開始しました。これは、井戸内の圧力を低くする事によって、地層と井戸がセメントやシールによってしっかり隔離されているかを確認するテストです。上記の図の中に、海水が入っているのが見えます。これは、井戸内を泥水より軽い海水に置き換える事によって、地層と井戸内との圧力差を大きくする為です。 テストは一見順調に進んでいたようですが、ここに問題がありました。2010年5月25日付けの下院エネルギー商業委員会からの報告に寄ると、 「予想された流体のリターン量は5バーレル(約800リットル)であったのに対して、実際にはその3倍の15バーレル(約2400リットル)のリターンがあり、これは井戸の中に何かが入り込んだ(つまり油やガス)事を示唆している」 「今後のテスト計画を議論している最中、Kill Line(1)にて1400Psi(ポンド/平方インチ。100気圧弱)の圧力上昇があったが、これを圧抜きしてしまった。その間、(2)ドリルパイプ内部の圧力は1400Psiのまま(この行動が、井戸内の圧力の状況の誤判断に繋がったと推測されます)。後にBPの調査員はこれを「基本的なミス」と指摘している」 (1) KILL LineとはBOPに備え付けられている泥水等を注入する高圧に対応したライン。このような、ライザー内を循環する以外のルートがある事で、様々なテストに対応できる。Top Kill作戦ではこの部分から泥水を送り、6月下旬からはこのラインも使って油の回収を行っている) (2)ドリルパイプとは、上図の中央、DPと書かれた細い管。先端にドリルをつけて下ろす事に使われる事からこう呼ばれている。 その後、BPは井戸の中を更に海水で置き換えるプロセスへ進むことを決定。この判断の詳細はわかりません。「テスト結果に満足した」という情報がありますから、問題なしと判断して「Sheen Test」へ移ったようです。このテストは、井戸内の流体が静止しているかどうかを確認するテストです。 しかし、井戸からの流体のリターンは続きます。井戸内が不安定である事が確認されました。この間リグでどのような対策が取られていたかの詳細は不明です。やがてガスの噴出が起こり、井戸が暴噴。この井戸の油のGOR(ガスオイルレイシオ。地底から出てきた油から、どれだけのガスが遊離するかを示す数値)はおよそ3000 scf/bbl.簡単に言えば出てきた油の500倍以上の体積のガスが拡散します。ガスはおそらくリグのディーゼルエンジンに引火し、爆発。リグは炎上しました。 何故暴噴(Blow out)が引き起こされたか 2010年6月14日付けの”5つの質問”を参照して、事故原因に繋がったと思われる要因を考察していきます。 (この質問の関連資料を見たい方は、blanklink プラグインエラー URLかページ名を入力してください。{http //energycommerce.house.gov/index.php?option=com_content view=article id=2043 chairmen-send-letter-to-bp-ceo-prior-to-hearing catid=122 media-advisories Itemid=55 }こちらからどうぞ。 5つの質問とは、以下のようなものです。 Q1 何故、ガスの流出に対してのバリアーが少ない井戸デザインを採用したのか Q2 何故、セメント作業において、セメントが不均質に入る事を防ぐための「セントラライザー(Centralizer)」を十分な数使わなかったのか。 Q3 何故、セメント結果を検査する為の「セメントボンドログ」を行わなかったのか Q4 何故、ガスが含まれているかもしれない泥水を、十分に事前に循環しておかなかったのか Q5 何故、圧力テストを行う前に、井戸元(Wellhead)をロックダウンスリーブ(Lockdown Sleeve)で保護しておかなかったのか。 この5つの質問状は、成程事故原因として可能性のあるポイントをよく抑えていると思います。技術的な説明を細かく書くと長くなりますので、資料内の情報を簡単に纏めます。 Q1に関して BPは、最終的に上の図で示したように、Production Casing(井戸の底から上までを繋ぐ一連の鉄管)を挿管しました。これは、掘る前の計画通りであり、政府側の監督機関であるMMSも承認していました。 ですが、掘ってみたところ問題が発覚、社内資料では「ライナーとタイバック」という組み合わせに変更したほうが安全性が高いので、変更すべきだ、という提案が上がっていました。 しかし、この「ライナーとタイバック案」は、ちょうどいい鉄管の在庫がないという理由で却下されました。また、この事を相談するメールには、「ケーシングを直接のほうが、時間を節約できる」という趣旨の事も書かれていました。 Q2 - (後々説明に使うかもしれない資料へのリンクや文章を保管しています) http //oilgas-info.jogmec.go.jp/report_pdf.pl?pdf=1006_out_k_us_deepwater_horizon%2epdf id=3591 http //www.theoildrum.com/node/6462 http //energycommerce.house.gov/index.php?option=com_content view=article id=1997 hearing-on-inquiry-into-the-deepwater-horizon-gulf-coast-oil-spill catid=133 subcommittee-on-oversight-and-investigations Itemid=73 6月下旬現在で判ってる事を簡単にだけ記載します。 BPは当初予定していたケーシング(鉄管。それも、井戸の上まで繋げるもの)に代わって、ライナー(井戸の途中だけを繋ぐ鉄管)とタイバック(ライナーの上に繋げる鉄管)の組み合わせを使う事を検討していた。理由は、ライナーとタイバックにした方が、セメントを使う箇所が増え、油層と地上との間に余分にバリアーを設置出来るから。また、ケーシングの裏側に流体を回す際の圧力を制限でき、地層が割れるリスクを低減できるから。しかし、ちょうどよい鉄管の調達が困難であったため、結局は当初のケーシング案を採用。 井戸底部、油層の直情の地層は割れやすい事がわかっていた。井戸を完成させる為には、セメントをそこに流し込み、井戸と油層・地層をしっかり隔離する事が必要であった。セメント作業を担当するハリバートン社のエンジニアは、その地層の割れ易さを考慮して、21個のセントライザーという器具をつけることを提案。しかしBP側は取り付け作業に要する時間を理由に、これを却下。セントライザーは7個になった。このセントライザーは、井戸内に挿入する鉄管(ケーシング)を中央に置くのみならず、セメントの流れる速度を制御する役割も持っていた。 (結果的にこの判断で地層が割れたかどうかの証拠は、まだ見つかっていない) 井戸内がしっかり隔離されているかを調べる減圧テスト(Negative Pressure Test)の結果、圧力の上昇が計測された。減圧した圧力が回復するという事は、どこかから(それはつまり地層から)圧力が供給されていることを示す。そしてその圧力の供給は、油ガスが井戸に入り込んだ事を示唆する。だが、BPはこれを油ガスの進入と判断しなかった。 (致命的な判断ミスなのだが、このプロセスの詳細はまだ未確認) 減圧テスト後、井戸上部のバルブ(おそらくBOP)を開放。井戸内に入り込んでいたガスが上昇し、地上で爆発。引火元は確定していないがリグのディーゼルエンジンではとの説がある。 爆発直前、BOPを閉じる(中を通っているパイプを切断して締める)よう操作したが、何故かBOPはパイプを切断出来ず。BOP自体はフェイルセーフ機構になっており、リグから圧力、または信号を送って「開かせて」以内限り自動的に閉まるはずなのだが、閉まらない。 (この原因はいまだ不明。作業の仮定の中で、どうしてもBOPでも切断出来ない部分が通る事もあるが、圧力テストの最中にその部分がBOP内を通っているというのは、作業設計の大きなミスである) 以下の図はイメージです。少し古い情報ですが、ご参照ください。 http //media.nola.com/news_impact/other/oil-cause-050710.pdf 資料の山 http //www.drillscience.com/bp/ -
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【検索用 けんいんはしょうしょ 登録タグ 2013年 UTAU け ダミーP 曲 曲か 迫音レノン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ダミーP 作曲:ダミーP 編曲:ダミーP 唄:迫音レノン 曲紹介 曲名:『原因は少女』(げんいんはしょうじょ) ダミーP自作UTAU音源「迫音レノン」のデモソング。 歌詞 (動画より書き起こし) 泣き声をあげる 幼い少女 君は少女を慰めることすらできないまま 真っ黒な空は 終わりを告げるように 雨を降らし どよめいた 頭の中 声が響く 逃げて 逃げて どこへ向かえばいいの?? 混乱が渦巻く世界で 矛盾さえも解けないまま 世界は顔色変えないで 回る 回る 回る 人々は逃げ惑う 箱の中のような世界の上で 僕は考える 「なんでこんなことになっているんだっけ?」 答えさえ出ないまま 疑問が渦巻く世界で 原因さえもわからぬまま 地球は叫び声をあげて 滅ぶ 滅ぶ 滅ぶの? 少女は泣きながら 大粒の涙が頬を伝う・・・ そんなつもりじゃなかったの。 死人である私が ここに来ることはできないのに ママに逢いたいのそれだけで こっちの世界に来てしまったの・・・。 人々が逃げ惑う世界で 僕と君だけが真実を知る 滅ぶ原因は少女で 少女は悪魔 悪魔? コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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・炎上の原因(要約) みんカラ始まって以来?のまとめが作成されるまでに至った原因は下記のとおりと思われる。 ・カーライフSNSであるみんカラで加工を加えた卑猥な画像をアップし注目を集めようとした。 ・イイねランキング上位となったことで見る意思がないユーザーにも卑猥な画像を見せつけた。 ログイン後の画面で「みんなのイイね!」が強制表示されるため imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ・禁止されている出会い目的にSNSを利用した。 ・上記行為への批判にオープンな場での反論はせず、恫喝メッセをトラックバックされたブログはおろか、その批判ブログに賛同したユーザーにも送った。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ・さらに批判ユーザーのオフ会会場潰しなど、陰湿な攻撃を行った。 みんカラに姫は数多くいるが、大炎上するには理由ありっ、てことで。
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カージャックして 車体 は打ち壊されたが エンジンは 動じなかった (弱視の原因、斜視、cataract、遠視、不同視)
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やる気をくじく原因と思っているのを載せていってね やる気を出したくて、やる気の出ない原因を探したい、って人は、 原因と思われるものをクリックしていって、対処方法を参考にするといいかもね 肉体的疲労がある 集中力をそらすものがある 何から手をつければいいか分からない やることが多すぎる アイデアが浮かばない 肩に力が入ってる 他にやりたいことがある 失敗を恐れている 目標達成に魅力を感じられない 危機感が無い 普通にRPGを作った事もないのに無駄に会話を分岐させる -- 名無しさん (2011-06-23 18 59 27) コンセプトがないので少しそれると軌道修正できなくなって -- 名無しさん (2011-06-23 19 07 50) 素材屋さんの利用規約が厳しい -- 名無しさん (2013-04-09 05 50 21) 他人のツクール作品やると「自分で作る意味ないじゃん」と思ってしまってやる気なくなるのはよくある話 -- 名無しさん (2016-01-08 14 37 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bb_archive08/pages/29.html
疲労の原因 ①疲労物質の蓄積 ②エネルギー不足 ①→運動を開始すると、心拍数や呼吸が増大し、心臓や循環機能の活動が高まる。そして血流が速く、かつ多くなり、酸素の消費量も増大する。 しかし、運動がより激しくなると、酸素の消費量が酸素を取り込む能力を超えて しまい、エネルギーを産出する過程で乳酸が発生し、体内に蓄積されてしまう。 この乳酸が疲労物質であり、筋肉に過剰に蓄積されると、筋肉活動が停止し、運動を続けることができなくなります。なぜなら乳酸は酸性物質であり、筋肉の最適活動pH値は中性~弱アルカリ性だからです。 ②→運動により筋肉のエネルギーが消費され、これが補給されないままだとエネルギーが不足し疲労を感じる。 ではいかにしてこの乳酸を取り除き、またエネルギーを補給するのでしょう? 前に戻る bbarchive top
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伝統の味 お米 通販 芸能プロダクション SEO対策 米 ペットボトル
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アレルギー性鼻炎は、要因と屋内の家が払って、形作る外部と免疫が主に睡眠の運動と不足がないために弱められることを思いつく花粉と内臓要因でそこであります。 徴候がダイエットとライフスタイル(例えば多くの、アレルギー性鼻炎による運動)の内容を改善することができるならば、防止は薬に頼ることなくあることができます。 主要な警告は以下の通りです。 クリーンルーム、住宅ちりは、とても耐えられないです。 耐えられない(ちり)ように、豆きれいにされた家にフローリングのその原因アレルギー床のちりを払わせてください。 また、ダニの繁殖地、畳フローリングとカーペットであることは簡単です、それはアレルギー性鼻炎の原因です、フローリングはできれば理想的です。 湿気は、部屋で穏やかです 屋内の空気は乾きます、鼻の粘膜を刺激します、それはアレルギー性鼻炎を引き起こす場合があります。 我々は、鼻の粘膜に、十分な湿気を必要とします。 おそらく守秘性が高いので、最近の住宅は部屋の空気を乾燥させやすいです。 そばに、たとえば、加湿機を置いてください、乾かないように、気をつける部屋であってください。
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『ストーキング』という言葉を聞いて良い思いになる人はいないだろう ストーキング行為は度を越えた愛情表現などにより生まれるものであり、歴とした犯罪でもある ただ、時には止むを得ないストーキングもあることを理解して欲しい 今日は古泉がバイトらしく、俺は泉と2人でオセロをやっていた ハルヒはパソコンをいじっているし、かがみと長門は読書そしてつかさと高良と朝比奈さんは談笑をしていた それにしても、古泉と比べると他のやつはやっぱり強いな。それほど古泉が弱いって事なのだが 「ねーねー、古泉くんって何のバイトしてるの?」 勝負の最中泉が聞いてくる 泉たちはあいつらがどういった人間なのかを知らないわけだし、バイトの内容は言えたものではない 「さぁな、そこらへんのことは詳しく教えてくれないんだよ」 「ふーん。私もバイトしてるけど、バイト先ぐらい教えてくれても良いのにネ」 確か泉はコスプレ喫茶でバイトしてるんだっけか?確かにコイツらしいといえばそうなのだが 「普通はそういうものよ?バイト先には来て欲しくないでしょうからね」 読書をしているかがみが泉に言った 「なんで?私の場合来て欲しいけどネ」 「アンタの場合、見せるバイトだからでしょ?古泉くんの場合友人に見せれないバイトかもしれないじゃない」 「友人に見せれないバイトって……一体どんなバイトなんだろうネ」 友人に見せれないバイトか、俺は以前見た事があるのだがな それにしても、何でこんなときにバイトがあるのだろうか 見たところハルヒは機嫌が悪そうではないし、閉鎖空間が発生するとは思いづらい 専ら、機嫌が良いというわけでもないのだが そう思っていたらパソコンを見ていたハルヒはいきなり机を叩き出した そしてその後、団長は解散宣言をすると同時にカバンを持ち少し早歩きで外へと出て行った 「どうしたんだろうネ?ハルにゃん」 少し驚いた様子でハルヒの出て行ったドアを泉が見ている 「さぁな。まぁとりあえずは解散だ」 結局、この後皆帰路へつくこととなった ……なったと思ったんだけどな 俺も部室を出ようとすると、携帯が震えだした 手に取り、連絡先を見ると『古泉』の名前が書かれてある 嫌な予感がしつつも通話ボタンを押すしかない 「どうした?」 「今日は一日いなくてすいません。なにしろ、ここ最近閉鎖空間の発生率が多くなっていますので」 「らしいな。因みに、さっきも機嫌悪そうに出て行ったぞ」 「そのようですね。実は先ほどまた閉鎖空間が出現いたしまして、こちらも急いで対応しているのですが、なにぶんこちらも忙しくて」 「で、俺に電話してきたのは愚痴をこぼすためだけか?」 「いえいえ。その言い様だと原因はあなたではないようですから」 確かに、今回はハルヒが勝手に怒ってるだけだからな、俺は心当たりは無いからな 「ですので、あなたに原因を調べて欲しいのです」 「原因?あいつは人に素直に不満を述べるようなやつではないぞ」 「ええ、ですので長門さんの力を借りてください。詳しい事は長門さんに言います。そこに長門さんはいますか?」 長門の場所を見ると、まだ長門は本を読んでいた 「長門、古泉から電話だ」 そう言って携帯電話を差し出すと、長門は一度だけ縦に頷き携帯電話を取った 会話はあっという間に終わったらしく、長門は俺に携帯電話を返してきた 「それで、俺はどうしたらいいんだ?」 「はい。まず、長門さんにあなたの姿を縮小化していただきます。人の目では見えないほどに」 そんなことが可能なのか?長門 「……出来ない事は無い」 「そして、その姿のまま涼宮さんの後をつけて行ってください」 つける?俺にストーカーになれということか? 「悪く言えばそうですが、良く言えば探偵のようなものです」 「どちらもいい気はしないがな」 「そう言わないでください。これも世界平和のためだと思って、よろしくお願いします」 はぁ、何で俺は一般人なのに、こんなことに巻き込まれなきゃならんのだ 「では、ぼくも閉鎖空間の方へと行かないといけませんので」 そう言うと古泉は電話を切った 俺も携帯をポケットに突っ込む 「……今からあなたの姿を縮小化させる」 「ああ、やってくれ」 すると長門は人には理解しがたい呪文を唱えだす 唱え終えると見る見るうちに長門の姿が大きくなっていく いや、俺が小さくなっているだけなのだが 「俺、浮いてないか?」 「浮いている。そして、あなたは今最高速度30km前後まで出す事が可能」 結構早いな、電柱にでも当たったらから体が潰れるな 「気をつけて。……今、涼宮ハルヒは商店街にいる」 「そうか。ありがとうな、長門」 こうして俺のストーキングは始まった そういえば戻り方聞いてないな これが、俺の止むを得ないストーキングだ モチロン、度を越えた愛情によって行われるものでもない ハルヒに追いついた俺はハルヒの2,3m後ろをつけている ハルヒもどうやら俺の存在には気づいていないらしい それにしても、飛ぶというのは案外難しいものである 意識しないと降下していくし、風などの配慮も考えなければいけないのだから おっと、ハルヒが店の中へ入ろうとしてやがる 自動ドアだからハルヒが入ると同時に入らないと入れないからな 間一髪で入る事ができた どうやらここは本屋らしい ハルヒは一直線へと、とある場所へと向っていった 「パソコン関係の場所か?」 するとハルヒは一冊の本を取り出した 『もてるホームページの作り方』 ハルヒはその本のとあるページを熱心に読んでいる ……なるほど、そう言うことか 原因がわかった俺は、長門の家へ行き姿を元に戻して貰った後、古泉に俺なりのハルヒの不満の原因を述べた 古泉はそれを聞いた後すぐにその対処法に乗り出したのか、次の日はハルヒの機嫌がよかった 「昨日話してたんだけど古泉くんって何のバイトしてるの?」 今日は古泉はバイトが無いらしく、俺と一緒に将棋をしている 昨日泉と勝負をやった後だからより一層弱く感じるな 「そうですね……パソコン関係とでも言っておきましょうか」 「へぇ~。んじゃ私と同類だネ」 「あんたと一緒にするな!古泉くんがかわいそうだろ」 「見なさいキョン。昨日から今日にかけてこんなにアクセス数が増えたわよ!」作品の感想はこちらにどうぞ
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「医療崩壊」の原因として巷間よく挙げられるものとしては● 医者が少ないこと(先進国標準に比べ少ない)● 医者の偏在(科、場所、時間的な偏在→特につらいところから減る)● 医療費の安さ(十分な労働力が確保できない)● 医療行為の多さ(高齢化・世界一の外来受診・長い入院期間・社会的入院)● 特に公立病院において医者が粗末に扱われてきたこと● 女医の増加(女医は労働力として弱い、出産の後戻ってこれない)● 医師倫理が教えられてきていない(楽で高給な職場を目指す)● ライフスタイルの変化(医師のQOML志向)● 田舎自体の問題(地元の若者が逃げるところに医師は来ない)● 新研修制度(大学に人が残らない→派遣できる人員の減少)● マスコミが煽った医療不信● 患者の医療に対する見方の変化(DQN患者、コンビニ受診患者)● 訴訟リスクの増大(民事・刑事とも) 医療の金銭的なリターンは、リスクに応じているわけではありません。医療行為の価格は、診療報酬で決められており、なるべく安く抑えようとする国の考え方が反映されています。ですから、リターンはあまりかわらないので、ハイリスクなものからは、手を引こうと考えているのです。