約 55,889 件
https://w.atwiki.jp/fullgenre/pages/92.html
バカは考えずにただ行動するだけ ◆U1w5FvVRgk 満天に広がる綺羅星と、月光に照らされた漆黒の海。 その海辺に座り込み、仮面ライダー龍騎――城戸真司は名簿を確認していた。 「蓮は、いないのか」 真司が最初に探したのは仮面ライダーナイト――秋山蓮の名前だった。 自分は彼と戦っている最中だった筈だ。それが気が付いたら殺し合いなんかに参加させられていた。 それならば蓮もこの場所に居るのではないかと、名簿を取り出し名前を探したのだが、生憎にも蓮の名前は無い。 その代わりというべきか、知り合いの名前を一つと、あまり見たくない名前を二つ、合わせて三つ見つけた。 それは北岡秀一、浅倉威、東條悟の三人だ。 (北岡さんは判らないけど、浅倉と東條は間違いなく殺し合いに乗ってるだろうなぁ) 殺人犯である浅倉と、英雄になるためなどという理解しがたい理由で仲間まで殺害した東條。 二人の人柄を思い浮かべ、思わずため息を付く。 この場に居る唯一の知り合いと呼べる北岡も、外面は良いが利己的なところが多々あり、その策略には何度か騙されたこともある。 浅倉と東條は言うに及ばず、北岡も客観的に見れば碌な人間ではない。 それ以上は三人のことを考えても仕方がないと判断し、名簿をデイパックに戻す。 代わりに黒いカードケースを取り出す。それを見つめながら、改めて自分が此処に来るまで何をしていたのかを思い返していく。 (俺は、蓮と戦ってたんだよな) まず思い出すのは、ミラーワールドでの仮面ライダーナイトとの戦い。 その戦いで優勢となり、止めを刺そうとカードデッキから『FINAL VENT』のカードを引き出したのが、真司が最後に覚えている記憶だった。 結果的にナイトを倒すチャンスを逃した訳だが、真司はどこかでホッとしている自分に気付く。 そんな自分に苦笑するが、今はそれ以上に迷っていた。それは殺し合いに乗るかどうかの迷い。 (……何を迷ってるんだよ。決めただろ。迷っていても誰一人救えないなら、きっと戦うほうがいいって。戦いの辛さとか重さとか、 そんなのは自分が背負えばいいんだ。自分の手を汚さないで、誰かを守ろうなんて甘いんだ) 今一度、決意を心中で述べるが、真司の決意はあくまで他のライダーに対してのもの。それ以外の人々を傷付ける積もりなど毛頭ない。 だが、真司の脳裏からは一つの可能性がどうしても離れなかった。 それは『神崎士郎がこの殺し合いに関わっており、殺し合いはライダーバトルの延長である可能性』 『ライダーバトル』――鏡の中の世界『ミラーワールド』において、神崎士郎が作り出したカードデッキを手にした十三人の仮面ライダーが、 そこに生息する『ミラーモンスター』と契約し、最後の一人になるまで続けられる戦い。 そして最後の一人となったものは望みを叶えてもらえる。規模は小さいかもしれないが、概要はこの殺し合いと同じものだ。 (最後の一人になるまで戦って、何でも願いが叶うところといい、どう考えてもライダーの戦いと無関係だとは思えないんだよな。 だとしたら、あのV.V.とかいう子供は神崎の仲間? それとも神崎のほうが協力者なのか?) これがライダーバトルの延長であるのならば、真司は戦わなければならない。何故なら、真司には目的があるから。 (俺は決めたんだ。優衣ちゃんを救うために、戦うことを。でも、その為にライダー以外の人たちまで犠牲にしないといけないのか?) 真司は元々望んでライダーとなった訳ではない。偶然にもカードデッキを拾ってしまったことで戦いに巻き込まれてしまったのだ。 それでも持ち前の正義感故に、当初から人々を襲うミラーモンスターを倒し、ライダーの戦いを止めるために奔走してきた。 だが、この殺し合いに参加させられる直前に、真司はライダーバトルで最後の一人になるまで戦うことを選んだ。 全ては一人の少女、神崎優衣を救うために。 神崎優衣。ライダーバトルを主催した神崎士郎の妹であり、真司にとっては大切な友人である。 そんな彼女は二十歳の誕生日を迎えると消滅してしまう運命にある。 彼女の消滅を防ぐために、神崎士郎はカードデッキを開発し、ライダーバトルを始めた。 倒されたライダーやモンスターの命を集め、それを新しい命として優衣に与えるために。 真司は戦いを止めたら優衣が消滅してしまうことを知ると迷い始めた。 そして悩み脱いだ末に決断したのだ。優衣を救うために戦うことを。 だが、今その決意が揺らぐ。他のライダーを倒すことにさえ散々迷ったのだ。 普通の人間を傷付けるなど、それこそミラーモンスターと何の変わりもない。 (優衣ちゃんは助けたい。でも、人を傷付けることはできない。俺は、結局どうすればいいんだよ……) 深いジレンマに悩まされ、真司は頭を抱える。元々単細胞な性格故に、一度悩むとなかなか抜け出せない。 それでも考える。普段は殆ど使わない頭を使って必死に。 数分が経ち、考えが纏まったのか、真司は勢いよく立ち上がる。 (考えるからダメなんだ。どれだけ考えても迷ってるぐらいなら、何も考えなければいい) 真司の結論は思考の停止。考えること自体を止める投げ遣りな選択。 それでも、一つの決断は下していた。 「取り敢えず、他のライダーを倒そう。その後のことは、それから考えればいい」 敢えて決断を口にする。そうしないとそれすら出来なくなりそうだから。 手にしたカードデッキをポケットに入れ、デイパックからは地図を取り出す。 「まずは何処にいるか把握しないとな。っしゃあ! 頑張ってみますか」 無理矢理に気合を入れ、笑みを作る。それは、普段の彼を知るものが見れば痛々しいと感じる笑みだった。 城戸真司はその単純な性格から周囲に良くも悪くも『バカ』と評価される。 そんな彼だからこそ、ただ愚直に優衣を救うためにしか行動できない。 例え、優衣自身がそんな救いを求めていないとしても。 【一日目深夜/A−2 海辺】 【城戸真司@仮面ライダー龍騎(実写)】 [装備]無し [支給品]支給品一式、龍騎のデッキ@仮面ライダー龍騎、不明支給品0〜1 [状態]健康、迷い [思考・行動] 0:何処にいるか把握する。 1:他のライダー(北岡、浅倉、東條)を倒す。 2:1の達成後の行動はそれから考える。 [備考] ※参戦時期は47話、ナイトサバイブとの戦闘中です。 ※殺し合いはライダーバトルの延長だと考えています。 ※殺し合いに神崎士郎が関わっていると考えています。 ※V.V.は神崎士郎の仲間、もしくは協力者だと考えています。 時系列順で読む Back もりのようかん Next うには美味いな、美味しいな 投下順で読む Back もりのようかん Next 三人寄れば……一体どうなる? 城戸真司 054 真実の果てに
https://w.atwiki.jp/kskani/pages/487.html
Grazie mio sorella. ◆MADuPlCzP6 「ちくしょう、裏切ったな!ゼクトールと同じにあたしを裏切ったな!」 落ちる意識の中でうっすらと聞こえた古泉のことばがあたしの頭の中をぐるぐるまわる。 『殺すべき敵に従うことを選んだ人間を、仲間と認めるわけにはいきません』 古泉はそんな捨て台詞をあたしに叩き付けやがった! 「許さねぇ…許さねぇからなっ!古泉ぃ…!」 思わず唇を噛みしめる。拳を地面に叩き付ける。うつむく。 ………あたし達、仲間のはずだったろう? 「よっノーヴェ!何してんの?」 人がへこんでるときに気安く声かけてきやがって…誰だよ、と発生源を睨みつけるように見上げるとそこには… 「セイン…」 姉妹の中でもノーテンキな青い髪の姉が立っていた。 「おー、機嫌悪そうだねー。何かあった?」 「別に…たいしたことじゃねぇよ」 セインが気軽に隣に座って話しかけてくる。 誰かと話したりする気分じゃないんだよ。あっちいけよ。 そんなあたしの考えなんかおかまい無しにセインはしゃべり続けてきやがる。 「んーでもさ、たいしたことありそうな顔してるよー?遠慮しないでおねぇちゃんに話してみな?うん?」 たいしたことじゃねぇって言ってんだろ!ほっといてくれてもいいじゃねぇか! ずかずか人の考え事に突っ込んでくるんじゃねぇ!何も考えてなさそうなお前なんかにわかんねぇよっ! お前なんかに話すつもりはねーんだ、お前なんかに… 「わからねぇんだ…」 話すつもりなんかなかったのに口から勝手に声が出てきた。 「古泉が何を考えてるのか、ぜんぜんわからねーんだ。…仲間だと思ってたのに裏切りやがって…」 「ふーん、よくわかんないけどその古泉ってノーヴェがそんなに怒っちゃうほどすっごいヤなヤツなんだ?」 下向いたあたしの顔をのぞき込むようにセインが言う。 「ヤなヤツ…というより変なヤツだ」 目が合うのがなんか嫌だったから、あたしは視線をそらす。 「頭はずいぶんいいみたいだけど何考えてるのかあたしにはさっぱりわからねぇ。 裏切るんなら裏切るで殺しゃあいいのにあたしを殴りやがったときも全力じゃなかった。 あいつは、古泉は何考えてるのかわからねぇ変なヤツだ。 仲間にならねぇかって誘ったのはあっちのくせに裏切りやがったのも許せねぇし、その理由がわからねぇ。 『殺すべき敵に従うことを選んだ人間を、仲間と認めるわけにはいきません』だって? 将軍は将軍であたしはあたしだ。ついでかおまけみたいに切り捨てんじゃねぇ。 あたしは『あたし』を裏切った理由をまだ聞いてない」 あたしは確認するようにぽつぽつとしゃべる。 セインは黙ってあたしの垂れ流すような話を聞いてくれた。 こんなこと聞かされても困るんじゃねぇかなと思ってたらそう間を置かずにセインが口を開いた。 「それじゃ聞けばいいじゃん」 さもこともなげにこんなことを言ってくれた。 あたしは思わずセインの顔を見ちまう。 「聞けばって!……そんな簡単に言うんじゃねぇよ」 「だってさ、考えてわからないんなら本人に聞いちゃったほうが早いじゃん。それにどーせ考えるのはノーヴェには向いてないよー」 水色の髪を揺らしてからからと笑う。ムカつく。 「人を単細胞かなにかみたいに…」 「だってさ、『許せなくて』わからねぇのが『気にいらねぇ』んでしょ? 『気に入らないことがあればぶっ飛ばす』いつもノーヴェが言ってることじゃん? どっちも解決できて一石二鳥!」 このバカ、Vサインまでつけてくれた。 「あのなぁ…」 こいつにかかると悩みって名のつくものはなくなるんじゃないか?と脱力する。 まぁ、ちょっと気分が軽くなったというかぐるぐる考えてんのが馬鹿らしくのは確かだ。 セインは「おねぇちゃんはかわいい妹が悩んでるより暴れてる方が安心するぞー」なんて言いながらあたしの頭を撫でくりまわしてる。 文句を言おうと思ったところでセインの手が止まった。 「じゃっ、あたしはそろそろ行かなきゃ」 そう言って立ち上がった。こっちに背を向けて歩き出す。 「あっおい、どこ行くっていうんだよ」 あたしが話しかけてるってのにセインは戻ってこなかった。 何でだか、あたしは何か言わなくちゃいけない気がする。 言わなきゃ後悔する気がする。 はやく、はやく言わないと行っちまう。 とりあえず、今思ってることを声にする。 「ありがとな、セイン!………おねぇちゃん」 セインがちらっとこっちを振り返って笑った。すごく優しい、全開の笑顔だった。 なんだかマヌケっぽい声が聞こえたような気がしてハッと目を覚ました。 古泉に殴られる前と違って周りは暗くなってる。 「………せいん」 視界が効きづらくなってる分、森の葉がすれる音が大きく聞こえる気がする。 体に異常がないかを確かめながら地面と仲良くなっていた体を起こした。 「ん…なんかセインとしゃべってたような…」 手を握ったり開いたりする。うん、どこも異常はない。 「けどありゃ夢だな」 だってセインはもう死んでるんだから。 立ち上がって現状を認識する。 あたしは将軍に言われてキン肉万太郎を殺しにいく途中で古泉に殴り倒された。 うん、間違ってねぇな。 「言ったよな…裏切ったりしたら、ゼクトールみたいにタダじゃおかねぇからなって」 地面に目を落とす。そこにあるのは特徴的なガイバーの足跡。 「ぶん殴ってやるからな!待ってろよ、古泉!」 一言吠えてあたしは走り出す。 許さねぇ、一発殴らなきゃ気がすまねぇ! あたしは考えるのがあまり得意じゃねぇ、だから今のもやもやを古泉ごとぶっ飛ばしてやる! だから、覚悟してろよ古泉! ここはどこにでもありそうな島のどこにでもありそうな森の中。 少しすっきりした怒り顔の赤い髪の少女は薄闇を駆けて行ったあと。 水色の髪の残り香が、ふわりと風に溶けて消えた。 【E-09 湖畔/一日目・夜】 【ノーヴェ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】 気絶、疲労(小)、ダメージ(中) 【持ち物】 ディパック(支給品一式)、小説『k君とs君のkみそテクニック』、不明支給品0~2 【思考】 0.もっともっと強くなって脱出方法を探し、主催者を蹴っ飛ばしに行く。 1.古泉をぶっ飛ばして裏切った理由をしゃべらせる。 2.悪魔将軍の命令に従い、キン肉万太郎を殺す? 3.ヴィヴィオは見つけたら捕まえる。 4.親友を裏切り、妹を殺そうとしたキョンを蹴り飛ばしたい。 5.タイプゼロセカンドと会ったら蹴っ飛ばす。 6.強くなったらゼクトール、悪魔将軍も蹴っ飛ばす? 7.ジェットエッジが欲しい。 ※万太郎の声は覚醒直前に響いたためノーヴェは内容を認識していません ※ノーヴェはガイバーのものと思われる足跡を追っていきました。 時系列順で読む Back I returned Next 罪と罰 投下順で読む Back I returned Next 罪と罰 止マラナイ! ノーヴェ [[]]
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/670.html
【eM】-eNCHANT arM-(エム ~エンチャント・アーム~) Part51-162~166 162 :【eM】 -eNCHANT arM-(1/3):2010/05/20(木) 01 43 57 ID MRm1m7xX0 未解決一覧に【eM】 -eNCHANT arM-があったので書きます。 ■三人の親友 【アツマ】主人公。ヨコハマシティに住む学生。無鉄砲な熱血馬鹿。右腕には別の人格が宿っている厨二病。 【トウヤ】アツマの親友。クールで頭脳明晰の美青年。そのモテっぷりは校内にファンクラブが出来る程。 【マコト】アツマの喧嘩友達。トウヤに惚れてるオカマ。化粧と料理の腕はなかなかのもの。 ■その他の仲間 【カリン】ロンドンシティに住むレジスタンスの一員の少女(後にロンドンの姫と判明)。ツンデレ。 【ライガ】カリンに仕える寡黙で大柄な剣士。カリンの命令は絶対。 【ユウキ】ゴーレムハンターを自称する、賞金稼ぎの少女。騒がしい。 ■??? 【謎の男】アツマのピンチに現れては助けてくれる、サングラスの青年。カリンとユウキからはイケメンと好評。 ■敵 【クイーンオブアイス】デビルゴーレムと呼ばれる、ゴーレムの中でも神に近い存在。 ゴーレムといっても妖艶な美女の姿をしている。 千年前に戦争を引き起こし、危険な存在の為封印されていたのだが、アツマ(の右腕)が封印を解いてしまう。 163 :【eM】 -eNCHANT arM-(2/3):2010/05/20(木) 01 44 38 ID MRm1m7xX0 アツマ、トウヤ、マコトの三人は同じ大学に通う親友同士。 考えるよりも先に身体が動く単細胞なアツマ、彼に合わせながらも滅多なことでは動じないクールなトウヤ、 同性であるトウヤに熱烈な好意を抱き、彼と親しいアツマに敵意(?)むき出しのマコト、という良き(?)友人関係を築いていた。 アツマは先生達に内緒で校内に犬のコータを飼っているのだが、ある日、立ち入りが禁止されている封鎖区画にコータが入り込んでしまう。 コータを捜しに行きたいというアツマ。最初は反対していたトウヤとマコトだが、彼の熱意に押されてついていくことに。 封鎖区画の最深部では、おぞましい雰囲気の女性が冷気を放ちながら眠っていた。コータの姿はない。 女性に歩み寄るアツマ。正確に言えば、アツマの右腕が女性に触れようとアツマの意識を支配していた。 アツマの右腕に触れられた女性は目を覚まし、クイーンオブアイスと名乗った。千年前に戦争を引き起こした張本人だ。 起こしてくれた礼とばかりに三人に攻撃を仕掛けてくるが、トウヤはあくまでも冷静。 「デビルゴーレムと言えど、所詮ゴーレム。魔導器なしでどこまで戦い続けられるかな?」 トウヤの言うとおり、ゴーレムが動くには魔導器という制御装置が必要である。デビルゴーレムも例外ではない。 アツマとマコトが見守る中、クイーンオブアイスとタイマンを張るトウヤ。 トウヤにとってはクイーンが動けなくなるまでの時間稼ぎのつもりだった。 しかし卑怯なクイーンは、隙だらけのアツマに向けて衝撃波を放つ。咄嗟に捨て身で庇い、気絶するトウヤ。 トウヤのことを気に入ったクイーンは、トウヤを自分の魔導器にすると言い出す。 「あたしのトウヤに汚い顔を近づけるんじゃないわよ!」とマコトは言い放つが、 それがクイーンの怒りに触れ、頭上から思いっきり巨大な氷を叩きつけられて姿が見えなくなる。 「さあ行きましょう、可愛いお人形さん」 意識を失ったトウヤを抱きしめながら、クイーンはどこかへと消え去った。 アツマ一人を残したまま、ダンジョンは崩れ落ちていく。 同じ頃、アツマ達の住むヨコハマは、建物も人も何もかも、氷漬けにされていた。 164 :【eM】 -eNCHANT arM-(3/3):2010/05/20(木) 01 45 19 ID MRm1m7xX0 どういうわけか生き延びたアツマは、レジスタンスのメンバーだという少女カリン、カリンの従者ライガ、 ゴーレムハンターの少女ユウキと知り合いながら、 ヨコハマシティに行って生き残ってる人がいないか確かめたら化け物になってたコータと戦う羽目になったり 要所要所でクイーンオブアイス&お人形と化したトウヤが現れ、トウヤから「君のことは前から目障りだった」と言われたり お前は洗脳されてるだけだ、お前を助けたいということを伝えても「僕は自分の意思でクイーンに仕えてるんだから迷惑だ」と切り捨てられたり カリン、ユウキという二人の女性に好意を寄せられていながら本人はトウヤとマコトしか眼中になかったり カリンの故郷であるロンドンシティにも炎帝というデビルゴーレムが封印されていて、お約束どおり封印解いちゃったり その際カリンは炎帝の魔導器になりかけるが、どういうわけか助かったので、トウヤを助けられる糸口が見えてきたり 要所要所でピンチを救ってくれる謎の男に「トウヤは洗脳されてるんじゃなく、本心からクイーンに仕えてる」 「トウヤはお前の助けなんか望んでいない」と忠告されるがアツマはそれを聞き入れなかったり アツマの右腕に宿る人格は、クイーンオブアイスと同じデビルゴーレムであるブレインオブヘッドであることが判明しながら、物語は佳境を迎える。 トウヤが洗脳されていないというのは本当だが、アツマに対して冷たい態度をとっていたのは、 アツマが躊躇わずに魔導器である自分を殺せるようにという心配りからだった。 そんなトウヤの心情を汲み取らないアツマに、謎の男は苛立ちを覚える。 クイーンオブアイスの攻撃からアツマを庇った謎の男のサングラスが外れる。彼はマコトだったのだ。 アツマはクイーンオブアイスとの戦いで彼女を弱らせてから、旅の中で体得した技で、 トウヤという魔導器を死なせずにクイーンオブアイスから引き離そうと試みる。 成功したものの、今度はアツマがブレインオブヘッドに乗っ取られてしまった。 トウヤとマコトの親友二人でアツマを助け出し、最後は六人で力を合わせてブレインオブヘッドを打ち倒す。 ヨコハマに戻ってきたアツマ達。復興作業も終わり、お祭りが開かれた。 サブキャラの婚約者とめでたく結ばれたライガ、それとなく好意を匂わすが鈍感アツマに気付いてもらえないカリンとユウキ、 トウヤを背後から羽交い絞めにするアツマ、アツマに感謝しつつトウヤの唇を奪うマコト。 トウヤは脱力しながら、「君達って本当、迷惑……」と口癖を呟いた。 (終わり) 166 :ゲーム好き名無しさん:2010/05/20(木) 01 59 36 ID MRm1m7xX0 何度もすみません。このゲームにはBADエンドがあり、 魔導器であるトウヤを殺すことでクイーンオブアイスの活動を止める、というものです。 トウヤは口癖である「僕の記憶が確かならば……」のあとに「僕と君は……友達だった……」と続け、 アツマが悲しみに打ちひしがれてトウヤの名前を叫ぶ中、息を引き取りました。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1449.html
【eM】-eNCHANT arM-(エム ~エンチャント・アーム~) Part51-162~166 162 :【eM】 -eNCHANT arM-(1/3):2010/05/20(木) 01 43 57 ID MRm1m7xX0 未解決一覧に【eM】 -eNCHANT arM-があったので書きます。 ■三人の親友 【アツマ】主人公。ヨコハマシティに住む学生。無鉄砲な熱血馬鹿。右腕には別の人格が宿っている厨二病。 【トウヤ】アツマの親友。クールで頭脳明晰の美青年。そのモテっぷりは校内にファンクラブが出来る程。 【マコト】アツマの喧嘩友達。トウヤに惚れてるオカマ。化粧と料理の腕はなかなかのもの。 ■その他の仲間 【カリン】ロンドンシティに住むレジスタンスの一員の少女(後にロンドンの姫と判明)。ツンデレ。 【ライガ】カリンに仕える寡黙で大柄な剣士。カリンの命令は絶対。 【ユウキ】ゴーレムハンターを自称する、賞金稼ぎの少女。騒がしい。 ■??? 【謎の男】アツマのピンチに現れては助けてくれる、サングラスの青年。カリンとユウキからはイケメンと好評。 ■敵 【クイーンオブアイス】デビルゴーレムと呼ばれる、ゴーレムの中でも神に近い存在。 ゴーレムといっても妖艶な美女の姿をしている。 千年前に戦争を引き起こし、危険な存在の為封印されていたのだが、アツマ(の右腕)が封印を解いてしまう。 163 :【eM】 -eNCHANT arM-(2/3):2010/05/20(木) 01 44 38 ID MRm1m7xX0 アツマ、トウヤ、マコトの三人は同じ大学に通う親友同士。 考えるよりも先に身体が動く単細胞なアツマ、彼に合わせながらも滅多なことでは動じないクールなトウヤ、 同性であるトウヤに熱烈な好意を抱き、彼と親しいアツマに敵意(?)むき出しのマコト、という良き(?)友人関係を築いていた。 アツマは先生達に内緒で校内に犬のコータを飼っているのだが、ある日、立ち入りが禁止されている封鎖区画にコータが入り込んでしまう。 コータを捜しに行きたいというアツマ。最初は反対していたトウヤとマコトだが、彼の熱意に押されてついていくことに。 封鎖区画の最深部では、おぞましい雰囲気の女性が冷気を放ちながら眠っていた。コータの姿はない。 女性に歩み寄るアツマ。正確に言えば、アツマの右腕が女性に触れようとアツマの意識を支配していた。 アツマの右腕に触れられた女性は目を覚まし、クイーンオブアイスと名乗った。千年前に戦争を引き起こした張本人だ。 起こしてくれた礼とばかりに三人に攻撃を仕掛けてくるが、トウヤはあくまでも冷静。 「デビルゴーレムと言えど、所詮ゴーレム。魔導器なしでどこまで戦い続けられるかな?」 トウヤの言うとおり、ゴーレムが動くには魔導器という制御装置が必要である。デビルゴーレムも例外ではない。 アツマとマコトが見守る中、クイーンオブアイスとタイマンを張るトウヤ。 トウヤにとってはクイーンが動けなくなるまでの時間稼ぎのつもりだった。 しかし卑怯なクイーンは、隙だらけのアツマに向けて衝撃波を放つ。咄嗟に捨て身で庇い、気絶するトウヤ。 トウヤのことを気に入ったクイーンは、トウヤを自分の魔導器にすると言い出す。 「あたしのトウヤに汚い顔を近づけるんじゃないわよ!」とマコトは言い放つが、 それがクイーンの怒りに触れ、頭上から思いっきり巨大な氷を叩きつけられて姿が見えなくなる。 「さあ行きましょう、可愛いお人形さん」 意識を失ったトウヤを抱きしめながら、クイーンはどこかへと消え去った。 アツマ一人を残したまま、ダンジョンは崩れ落ちていく。 同じ頃、アツマ達の住むヨコハマは、建物も人も何もかも、氷漬けにされていた。 164 :【eM】 -eNCHANT arM-(3/3):2010/05/20(木) 01 45 19 ID MRm1m7xX0 どういうわけか生き延びたアツマは、レジスタンスのメンバーだという少女カリン、カリンの従者ライガ、 ゴーレムハンターの少女ユウキと知り合いながら、 ヨコハマシティに行って生き残ってる人がいないか確かめたら化け物になってたコータと戦う羽目になったり 要所要所でクイーンオブアイス&お人形と化したトウヤが現れ、トウヤから「君のことは前から目障りだった」と言われたり お前は洗脳されてるだけだ、お前を助けたいということを伝えても「僕は自分の意思でクイーンに仕えてるんだから迷惑だ」と切り捨てられたり カリン、ユウキという二人の女性に好意を寄せられていながら本人はトウヤとマコトしか眼中になかったり カリンの故郷であるロンドンシティにも炎帝というデビルゴーレムが封印されていて、お約束どおり封印解いちゃったり その際カリンは炎帝の魔導器になりかけるが、どういうわけか助かったので、トウヤを助けられる糸口が見えてきたり 要所要所でピンチを救ってくれる謎の男に「トウヤは洗脳されてるんじゃなく、本心からクイーンに仕えてる」 「トウヤはお前の助けなんか望んでいない」と忠告されるがアツマはそれを聞き入れなかったり アツマの右腕に宿る人格は、クイーンオブアイスと同じデビルゴーレムであるブレインオブヘッドであることが判明しながら、物語は佳境を迎える。 トウヤが洗脳されていないというのは本当だが、アツマに対して冷たい態度をとっていたのは、 アツマが躊躇わずに魔導器である自分を殺せるようにという心配りからだった。 そんなトウヤの心情を汲み取らないアツマに、謎の男は苛立ちを覚える。 クイーンオブアイスの攻撃からアツマを庇った謎の男のサングラスが外れる。彼はマコトだったのだ。 アツマはクイーンオブアイスとの戦いで彼女を弱らせてから、旅の中で体得した技で、 トウヤという魔導器を死なせずにクイーンオブアイスから引き離そうと試みる。 成功したものの、今度はアツマがブレインオブヘッドに乗っ取られてしまった。 トウヤとマコトの親友二人でアツマを助け出し、最後は六人で力を合わせてブレインオブヘッドを打ち倒す。 ヨコハマに戻ってきたアツマ達。復興作業も終わり、お祭りが開かれた。 サブキャラの婚約者とめでたく結ばれたライガ、それとなく好意を匂わすが鈍感アツマに気付いてもらえないカリンとユウキ、 トウヤを背後から羽交い絞めにするアツマ、アツマに感謝しつつトウヤの唇を奪うマコト。 トウヤは脱力しながら、「君達って本当、迷惑……」と口癖を呟いた。 (終わり) 166 :ゲーム好き名無しさん:2010/05/20(木) 01 59 36 ID MRm1m7xX0 何度もすみません。このゲームにはBADエンドがあり、 魔導器であるトウヤを殺すことでクイーンオブアイスの活動を止める、というものです。 トウヤは口癖である「僕の記憶が確かならば……」のあとに「僕と君は……友達だった……」と続け、 アツマが悲しみに打ちひしがれてトウヤの名前を叫ぶ中、息を引き取りました。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40387.html
登録日:2018/09/10 (月) 03 32 11 更新日:2024/08/23 Fri 18 28 23 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ある意味哀しき悪役 がん細胞 はたらく細胞 コピーエラー バグ バグり野郎 共存不可能 前田弘喜 原罪 坂泰斗 壮絶な過去持ち 悪役 生まれた事が罪 癌 癌細胞 白髪 石田彰 竹田海渡 細胞 芳野由奈 誕生罪 誕生罪で死刑 諏訪彩花 必要な命と不要な命、それが決められているのはどうしてだろう? 出典:はたらく細胞、第7話『がん細胞』より、2018年7月8日~9月30日まで放送、david production、アニプレックス、講談社、©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction。 ■概要 『がん細胞』とは人間の体内にできる細胞の一つ。ここでは『はたらく細胞』のがん細胞について解説する。 CV:石田彰、諏訪彩花(子供時代) 坂泰斗、竹田海渡、前田弘喜(モブ)、芳野由奈(子供がん細胞) 一般細胞が自身を分裂する際に遺伝子異常が起きてコピー失敗し、生まれるエラー細胞が癌細胞である。 細胞の分裂は優秀なので100億個の塩基あたり1個、つまり宝くじに当たるような確率でしかエラー細胞が生まれないと言われている。 しかし細胞は約30兆個はあるので、健康体の人でも一日で数千個のエラー細胞が発生する。 エラー細胞がすぐに癌細胞になるという訳ではなく、エラーによって死ぬことなく、何百回と遺伝子異常が蓄積されると癌細胞になる。 そのため癌になるには数年から数十年かかると言われる。高齢者に癌ができやすいのはこのため。 これら癌細胞は通常であれば各免疫細胞によって増殖する前に駆除されるが、 加齢・喫煙・ストレスなどによってエラーの頻度が増加したり免疫細胞の働きが鈍るなどして癌細胞の増殖を許すと悪性腫瘍……所謂「癌」と呼ばれるようになる。 上記の経由で誕生するため本作でメインで登場する癌細胞は一般細胞と同じ服装をしているが、髪の色が白くなり右腕が異形の姿になっている。 無秩序に増殖を繰り返し、炎症性サイトカインで栄養分を優先的に自身の所へ運ばせる事が出来る。これによって人体はどんどん痩せる事になる。 一般細胞に化ける事ができ、この姿になるとNK細胞にしか正体は見破れない。 アニメではメイン回の前にこの化けた姿(つまりモブキャラ)で2話、3話に端役で出演しており、赤血球に絡むなど伏線を張っている。 しかし人気声優の石田氏をモブキャラ(癌細胞)に起用しているため、原作未読視聴者にも露骨に怪しまれてしまった。 正体を現した際にもネットでは「やっぱり」との声が多数を占める。 癌細胞は幼い頃生まれてすぐ免疫細胞たちに殺されそうになり、「バグり野郎」と罵られながら一緒に逃げた仲間を殺されてしまった過去を持つ。 別に何か悪さをしたわけではなく(*1)、ただ「癌」だからというだけで本来味方の免疫細胞に殺されるという理不尽に怒り、 複数の免疫細胞に命を狙われた経験から多対1で殺される恐怖を免疫細胞に味合わせてやろうと考えている。 投稿作『細胞の話』でもデザインもほぼそのままで登場しており、ボスを務めた。 ただ多弁な今の彼と比べて、こちらは無口。 ■主な活躍 初登場は2巻。アニメは前述の通り初期からチラッと。 免疫細胞を自分のテリトリーにおびき寄せる為に、一般細胞に化けてあえて自分を癌細胞に襲わせ白血球(好中球)に助けてもらう。 好中球の他にキラーT細胞とNK細胞も引っかかったので3人を連れて自分のテリトリーへ戻ったが、実はNK細胞に正体がバレていたので早々に交戦開始。 元々のスペックと数、そして地の利を活かして3人の免疫細胞を追い詰めるが、 癌細胞が出す炎症性サイトカインによって大量の栄養分が集中していることに違和感を覚えた赤血球がマクロファージに連絡した事で、免疫細胞が応援に駆け付けた事で形勢が逆転。 そして(体が)笑う事で活性化したNK細胞によって倒され、好中球U-1146によって殺された。 また復活する事を示唆しながら……。 ネタバレ注意 最後の言葉通り復活したのは5巻になってから。この個体は『がん細胞Ⅱ』と呼称される。 免疫細胞が殺した細胞の情報は再度の出現に備え抗原情報として保管される事になるが、 この情報は細胞を複製・再現することも可能だった。その抗原情報が流出したことで蘇ったとのこと。 そして今回も因縁のある1146とメモリーT細胞(前回のキラーT細胞)とNK細胞と交戦した。 前回の戦いを経て自分が癌であることを受け入れた癌細胞。 今回の目的は免疫細胞への復讐ではなく『細胞たちが争う事がない平和の世界』を実現させること。 この体を――世界を生かすために免疫細胞たちは細菌を殺したり時に同じ細胞を殺したりしているが、本来命は尊いもの。 だったらこの体を死に向かわせることで……死ぬ前の僅かな時間、仕事を失った細胞たちは真の自由を手に入れられるのではないか。そう癌細胞は考え臓器を蝕む。 「たった一つの命と、細胞たちの数十兆の命……はたしてどちらが大事か」と癌細胞は告げる。 さらに、「細胞を守る為に生まれたのに細胞を殺す」という矛盾を抱えた好中球には親近感を抱いており、彼だけは殺さずにいた。 いくら癌細胞が強くとも、前回の戦いで抗原を得てメモリーT細胞となったキラーTとNKには本来敵ではなくなっているが、 それを理解している癌細胞は制御性T細胞を仲間に引き入れる事でT細胞への抑止力にしている。 (制御性T細胞は自己の細胞をT細胞から守るのが仕事で、癌細胞を味方と判断する) しかし「体を守りたい」という気持ちに溢れたメモリーTの奥義『T細胞パーフォリン・キャノン・パンチ』の一撃によって倒され、 友人の好中球の手によって今度こそ完全に息の根を止められた。 ん?制御性T細胞はよくそんなこと許可したな、だって?彼女は細胞を味方と判断する。細胞と癌細胞の唯一の共通項といえば…? 劇場版でもボスを務めた。概ねこちらと同じように復活したが、こちらでは乳酸菌が主役ということもあってか一部が変更されており、 大腸内に侵入した悪玉菌が起こした有毒ガスを吸収して肉体を強化し、翼も肥大化した。(※実際の癌細胞にそんな能力はないが、悪玉菌の有毒ガスは発がん性物質を含んでいる為それをイメージしたものと思われる) しかし、大腸を襲撃した=免疫細胞が50%以上いる場所を襲撃したという要因に加え、乳酸菌の活躍により悪玉菌達が全滅。有毒ガスが無くなり弱体化したところを首を切られて死亡した。 ■余談 アニメで癌細胞の話が放映されたところ、 『米国エモリー大学ウィンシップ癌研究所』に所属する癌の研究者・大須賀覚氏が正確な内容だったと絶賛していた。 実際部屋のグラフも癌細胞と普通細胞の増殖の違いを表している。 追記・修正は癌細胞に気を付けている方がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 千翼っぽいと思ってたらタグ生まれたことが罪ってあって噴いた -- 名無しさん (2018-09-10 08 40 20) 最初の絵を金木クン(東京喰種)にするのもアニヲタwikiっぽくてどうだろう(滑ってるかな?) -- 名無しさん (2018-09-10 10 05 29) アニメだと石田さんの「なんでただ生まれてきただけなのに殺されなきゃならない!」って叫びが見事で痛ましさ倍増。癌だからどうしようもないんだけどね・・・ -- 名無しさん (2018-09-10 11 52 34) 現実でも「生まれてきただけで殺される」なんてザラだしな・・・(特に虐待とかで)その世界の細胞たちはろくに仕事も出来ないまま生涯を終える事になる -- 名無しさん (2018-09-10 13 47 48) 体外から入ってくる普通の病原菌と違って、「体内で生まれた細胞」という意味では他の面々と何ら変わらないもんなあ。この痛ましいと扱いも納得か -- 名無しさん (2018-09-10 14 46 48) 石田さんの泣き演技ホント上手いよね…ガン細胞は滅ぶべきなのに本気で同情してしまうくらい… -- 名無しさん (2018-09-10 14 55 29) 俺を一人ぼっちにしようとする憎い奴。 -- 名無しさん (2018-09-10 15 58 39) 声が石田さんで、正体明かしてから白くなったから「あ、やっぱり白くなるんだ」と見当違いなこと思ったな…w -- 名無しさん (2018-09-10 16 27 05) この出来事は体の中では日常茶飯事という -- 名無しさん (2018-09-10 18 14 37) ↑6 果たしてそれは本当にガン細胞の言う平和なのかわからないな -- 名無しさん (2018-09-10 18 21 01) 何もしていないのに、とか言っていたけど自死も含めた細胞としての正しい機能が「何もしてない」から排除対象なんだろ、と思った。しかも制御も利かず延々増えるし。 -- 名無しさん (2018-09-10 19 03 30) 誕生罪で死刑 -- 名無しさん (2018-09-10 20 18 58) ↑真実だな。 -- 名無しさん (2018-09-10 21 19 31) 転んだ赤血球を助けたり白血球に助けてもらえたことを嬉しいと思ったり、エラーさえ起こらなければ優しい細胞だったのかもな。 -- 名無しさん (2018-09-10 21 31 32) 本人に悪意は無くても無意識に世界を死に追いやってしまうのは辛い立場だよね… -- 名無しさん (2018-09-10 23 01 33) がん細胞キモい。特に顔のアレ。どうにかならんのか。 -- 名無しさん (2018-09-11 11 03 22) 俺を一人にした。一生憎んでいく(本物の方) -- 名無しさん (2018-09-11 11 28 01) こうして日々を呑気に過ごす我々の体内でも、日夜がん細胞との激しい戦いが繰り広げられている。60兆の中の5千の敵。だが文字通り一人でも生き延びたら、「死なない上にコピーミスのコピーを延々倍々に続けるマシーン」と化す。ちなみに増え過ぎて体内で栄養を貪り骨を溶かし脊髄神経圧迫による麻痺の原因にもなるので、やっぱり貴様らは悪だ! -- 名無しさん (2018-09-11 12 45 50) この世に生まれたことが消えない罪というなら…… -- 名無しさん (2018-09-11 17 53 42) これの影響で千翼の呼び名の中に,癌細胞の擬人化が加わることに -- 名無しさん (2018-09-11 17 57 13) コイツラの集合体がデップーなんだゾ -- 名無しさん (2018-09-11 23 33 18) 舞台版は一般細胞のはずなのに演者クレジットで結構上の方にいたからまさかと思ったら案の定がん細胞だったwアニメとは別のベクトルでバレバレじゃねーかw -- 名無しさん (2019-07-30 13 15 09) よくアンチに「お前親でも殺されたのかよw」って言うのが、割りとシャレにならないんだよな…… -- 名無しさん (2021-01-14 15 42 49) アニメ1期2期で観ていたが…声が石田さんなのといい、言動や主人公への友情宣言といい、どうもこいつを見てて「エヴァンゲリオンの渚カヲル君がモデルにでもなってんの?」と思わざるを得なかった。 -- 名無しさん (2021-03-17 11 52 13) CV石田彰の時点で異常に気が付けない細胞が節穴に思えてしまう病気 -- 名無しさん (2022-10-02 02 10 22) CV石田彰のせいで「また逢えるよ」(再発)とか放送当時思ってましたわ -- 名無しさん (2023-12-29 12 20 07) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/1789.html
F 胚細胞腫
https://w.atwiki.jp/okamo-dia/pages/27.html
iPS細胞(アイピーエスさいぼう)とは、induced pluripotent stem cell(人工多能性幹細胞)の略であり、体細胞に特定の遺伝子(未)を導入して、分化万能性(それ自体では個体を形成できないが、適切に誘導すれば全ての細胞に分化(未)させられる性質)を持たせた細胞のこと。2007年11月20日、ヒトiPS細胞が京都大学(未)山中教授らによって樹立され、学術雑誌セルに発表された。 It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is the most adaptable to change. -Charles R Darwin 最も強い種が生き残るのではない 最も賢い種が生き残るのでもない 最も変化に適応した種が生き残るのだ」 -ダーウィン(未)
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/9402.html
希望と絶望。生き残れるのは1つのみ。 解説 鮪氏が送る新章きぼぜつのリスペクト大会。お馴染みのキャラから新キャラ。よく見られないキャラも揃ったきぼぜつである。 ルール説明 基本は従来の新章きぼぜつ同様。 絶望軍の裏切りや援軍などのシステムがある。詳しくはOP参照。 『希望軍のルール』 1 ランクは狂中位~狂上位下限 2 60名+援軍5名の計65名 3 3敗で敗退 4 援軍は狂上位で構成されており。希望軍が8名ごとに敗退する度に援軍が乱入し、次の試合で強制的に戦う。その後は希望軍のランセレに入る。2敗で敗退する。 『絶望軍のルール』 1 ランクは狂上位~狂最上位。 2 29名+援軍3名の計32名 3 1敗で脱落。ただしシングル戦で希望に負けた場合そのキャラは裏切りとして希望軍に加入する。裏切りに負けた場合はそのまま敗退となる。 4 援軍はそれぞれ狂最上位上限ほどのキャラで構成されており、絶望軍が6敗する事に、次の試合で絶望軍として戦う。 またその後は絶望軍としてランセレ内に入り、通常の絶望軍と同じルールが適用される。 出場選手 + 希望軍メンバー(60名+援軍5名) 選手名 カラー 製作者/AI製作者名 設定 アドラー大帝 11P 悪町龍千氏 くらい抜け回数 10 リザレクションレイセン 1P 悪町龍千氏 くらい抜け回数 5 真ゲッター1 12P Nobuyuki氏 殺ッチー 5P ワカバ氏 GN清姫 ワカバ氏 開幕トランザム ON、トランザム時のリザOFFトランザム時のくらい無敵封印 ON ミュウツー 12P にゃんちゃ氏 ワカバ氏パッチ適用、基礎強化:6、無敵頻度:2、めいそう 2めざパ 25、ゲジマユ ON、一撃ゲージ 1、PPMAX ON、一撃強化 1 K -F 2P kakeyぷらい氏 海軍大将 赤犬 1P 基準点氏 くらい抜け ON S依姫 5P 圧縮箱氏&季節風氏 kfmCA 2P 圧縮箱氏、交差氏 AIガン攻め率 2 グリームニル 9P さいき氏 ダークメタナイト 1P さいき氏 無敵増加スイッチ 2、AI殺しスイッチ 1 炎炎ノ極限流 5P ヴィキラ氏 フサギコ特攻隊 1P ヴィキラ氏 魔物狩りの使者 1P ヴィキラ氏 Abyss of Heaven 4P 神威氏 チノちゃん DRAGON.E氏 もふもふ爆弾の数 3、チノちゃんの援護攻撃の発動確率 90ダメキャンの値 700、ダメキャン時一定時間無敵の無敵時間 100 Yeen 8P 交差氏 ステラ・プレチェス 5P 交差氏 ソウルエッジ・インカーネーション 5P 交差氏 レチェ・フラン 1P 氏氏 SKST 2P 千歳ヶ丘もなか氏 吹き荒ぶ旋風のゲーニッツ 6P モジャック氏 AI 4、EXやみどうこくスイッチ ON bloodkiller 6P S.Y氏 Rカイン 6P R_K_K氏 被ダメージ倍率 2.5、攻撃倍率 0.5、超必殺クールタイム 0攻撃時無敵設定 2、「流れ往く世界」使用許可 1、ゲージ上昇制限 0 ゲス・モンスター 1P mugenプレイヤーの下っ端氏 1ゲスブロックスイッチ 2、真面目に戦うかもスイッチ 1、ブロック時回復量 75 統治者郁未 mugenプレイヤーの下っ端氏 カテクト許可スイッチ 1 南条光 12P 万事屋れぐるす氏 AIレベル 11 シラユキ 7P 万事屋れぐるす氏 ロール アタッカー ポテンシャル 1 AI霰乱降優先 ON Aはぁと 7P aaa氏 ダメキャン 800 ブレイズカイン 3P 栄光夜氏 赤セイバー 6P ni-san氏 AI 7 黒魔術志貴 1P リン酸トリエステル氏 ボウケン 1P humi氏 置きロバート 1P humi氏 ファニートキ 1P SuperMario193281氏 イデオン 1P STG氏 イデゲージ固定 ON、イデゲージ固定化の際のレベル 1 いくら軍艦 3P 圧縮箱氏 戦乙女サキ 5P 影縫氏 名無しの狩人 1P 信楽氏 攻撃中ステ固定 ON 限界突破ブロリー 3P かませ氏 名無しの魔法使い 3P かませ氏 アーマー設定 2 Night of Starry Sky 7P Nix氏 Shadow Dancer 12P Nanaya_七夜氏 両儀死姫 5P カリン糖氏 ゲジマシ量 3、回避レベル 1 ザガン 10P 軟骨カレー氏 帰宅部の守護神シェンロン 1P みやび氏 グローリア 1P プレート氏 常時AI起動、蒼銀の錬金術師確立 999、蒼銀の錬金術師パワーゲージ回復 5 宴を開く者ヒルダ 2P みやび氏 神速久那妓 7P lunatic氏 US悟空 1P 280号氏 変身設定 7、初期形態 5、超サイヤ人ブルー界王拳 変身ランク 5身勝手の極意"兆" 変身ランク 6 Ace in the Hole 10P T.K氏 七転八貴 2P SuperMario193281氏 ベジータST 7P NeST氏 氷帝スペルビオラ 4P シィグマ氏 魔京 1P 鮪氏 ゲージ自動回復設定 2、無敵量設定 5数の暴力設定 2、自爆確率設定 0 カレン・オルテンシア・アレンジ 4P 栄光夜氏 セレネ 3P ピヨ=ブラックバーン氏 HIGE 2P しげふらいと氏 たべるんごのこ 1P ni-san氏 強化スイッチ 2、ゲジマシ 2、くらい抜け 50 + 絶望軍メンバー(29名+援軍3名) 選手名 カラー 製作者/AI製作者名 設定 屍神七夜 3P 鮪氏 覚醒/TU回復 OFF、ゲジマシ倍率 1.35『六呪・霊冥剣・縊鬼』発動条件 0、ダメキャン値 1200 バトルマスター鈴仙 10P 交差氏 おまけファイル適応 ドラゴンフェアリー 10P ゴンドワナ氏 %nレベル 3 ルシファー(グランブルーファンタジー) 7P STG氏 開幕パラロス ON Xevel 8P CJJを好む単細胞氏&illness氏 覚醒ラウンド 4 マスターロズウェル 7P ゴンドワナ氏 黒白雛R 1P 交差氏 最終奥義時止めスイッチ ON、被弾無敵or無敵減少スイッチ -1 黒状態の黒白ゲージ自動回復量 1白状態の黒白ゲージ自動減少量 5、ライフ管理時最大ダメージ 2000コード技術殺傷パワー使用スイッチ 2、ほか9P設定 RBS 1P スー氏 血の歓び 4、血の猛り 2、血の拝領 6左回りの変態 5、右回りの変態 2 雷雲妖夢 1P 黒巻氏 被ダメージ追加設定 50、激昂化スイッチ OFF、弱体化スイッチ ON ArchiMurder 8P Powerless氏 バリア初期値 400 影夜試験体 1P Metis氏 Power増減率 3.0、覚醒/全画面耐性/便乗回復 OFF殺傷力Lv 1、魔眼Lv 1、フラペナLv 0、隔離ペナ 全てOFF エクスチェンジ七夜 12P MTK_D氏 システムライブラリ 8 荒ぶる大地の社 12P モジャック氏 弱体化版六丸都古 8P 609z氏 凍える氷牙のカイン 1P kakeyぷらい氏 不思議なお兄ちゃん 5P アーカイド氏 アバターコア 8P STG氏 覚醒時体力全快/敗北後覚醒 ON GM諏訪子 5P lunatic氏 白幻七夜 7P ツキノア氏 マシロふぁんぐ lunatic氏 ボスモード 紅魔七夜 7P としあき氏 サーヴァント・アサシン 10P 栄光夜氏 ハイパーお空 3P 圧縮箱氏 無名の剣士 5P KN*RS氏 AILv 3、パワーゲージ自動上昇 5攻撃力補正 2.0、防御力補正 0.2 全盛期の右京さん 7P ni-san氏 AIレベル 9 奇跡の魔女ベルンカステル 7P ni-san氏 ガーネットクロウ 9P macbeth氏 不通ミズチ 1P seki-rou氏 被ダメージ 30、普通に?アーマー化スイッチ 5 ジョーカー式 7P 解体夜氏 AILv 11 2021/07/25。終焉。 コメント 絶望軍のメンツを見ても察せるとは思いますが、七夜ばっかり暴れてる大会なんで -- 名無しさん (2024-01-05 09 29 04) 七夜が嫌いな人は見ないことをお勧めします。 -- 名無しさん (2024-01-05 09 29 23) 名前 コメント マイリスト
https://w.atwiki.jp/sinnisioisinrowa/pages/228.html
成し遂げた完成(間違えた感性) ◆aOl4/e3TgA 人吉善吉という少年について語るなら、それは『普通』以外のどんな言葉でも語ることは出来ないだろう。 どんな異常さえも完成させてしまうどころか、自分の手では異常以前に特別(スペシャル)にさえなれない凡俗なる非才の身。 完璧すぎる少女に惚れている癖をして、どんな奇策謀術に頼ったところで当の少女には絶対に勝てないだろう、弱すぎる男。 どんなに頑張っても結局は美味しいところを持って行かれる、異常や過負荷のような存在に見せ場を食われるだけの、凡人。 とてもじゃないが、完全無欠の生徒会長が背中を任せるに値するほど強い人間ではないし、頭脳も彼女には遠く及ばない。 正義感でも彼女には勝てない。殆ど見渡す限り全ての面で負けている。凡人であるがゆえに、異常の権化の彼女には勝てない。 ――だが、それでよかったのだと黒神めだかは心から思う。 結局のところ自分は、彼のような普通の存在が物珍しかったのかも知れない。 異常なる者達が、 過負荷なる者達が、 悪平等なる者達が、 平然と蹂躙跋扈する日常で、彼だけが違っていたから。 しかし今は、違う。 彼の存在は、自分にとって必要不可欠だったのだとわかる。 力が無くとも、頭が悪くとも、人吉善吉という存在が居てくれたから、黒神めだかは日々に安らぎを感じることが出来ていた。 『十三組の十三人』と戦った時。 心を操られた自分に果敢に向かってきてくれたのは、彼だった。 『マイナス13組』と戦った時。 過負荷のトップと引き分けて、彼は死の淵からさえ這い上がってきた。 『オリエンテーション』では、決裂を経験した。 あまりにも彼が見苦しい姿を見せるのでつい失望し、彼を厳しく叱咤することでより研磨されてほしいと願ったからだった。 確信していた。善吉は自分のところに必ず戻ってくる、二歳の頃から一緒だった彼が戻ってこない筈がない、と。 でも彼はその確信に近い予想を裏切った。 黒神めだかと敵対することを宣言した普通なる少年は、十数年の付き合いの中で初めて、愛する少女と敵同士として向き合うことになったのだ。 ――もう一度二人で歩み出す日は、とうとう訪れなかったが。 バトルロワイアルなんて下らない児戯がなければ、彼と然るべき決着を着けた上で和解できた筈なのにと思うと、正義感だとかの一切を抜きにして、自分から大切なものを奪ったあの理事長に個人的な激情が沸々と沸き起こってくるのをありありと感じる。 だが、どうあっても止まる訳にはいかないのだ。 自分は黒神めだか。 箱庭学園第九十九代生徒会長であり、その名の重さと誇りに懸けて、何としてもこの下らぬ実験を打破せねばならない。 それまでは、善吉の死を悼むのもお預けだ。 「――……それにしても、流石に予想外だったな……」 驚きとも哀しみとも、その両方の意味に取れるような表情を浮かべて、めだかは前髪を右手で不意にかきあげる。 そしてそのままのポーズで、めだかは真昼の蒼穹を見上げた。 どこか遠いところを見るような目で、何を見つめているのかも分からないような視線で、彼女はただ天空を見つめる。 これまで、多くの人物に危険視されてきた――それほどまでに異常な正義を貫いてきた彼女だが、今だけは違った。 寂寥の哀愁を漂わせて、ただの失意の少女として、そこにいる。 今の彼女を見ても、誰も天衣無縫の超人とは思うまい。 今回の放送によって呼ばれた名前は、彼女にとって関わりのある名前があまりにも多すぎたのである。 ――それこそ、黒神めだかの余裕に傷を付けるくらいには。 日之影空洞。 黒神真黒。 そして、人吉善吉。 実の兄と、以前力を借して貰った英雄も死んでいた。 一瞬だけ放送の真偽を疑ってしまったのも無理はないことだろう。 日之影は本当にひたすら強い男だったし、生半可な異常や過負荷で押し切るなんて単細胞の通じる相手ではない筈だ。 実兄の真黒は確かに戦闘能力に欠けるが、『理詰めの魔術師』と称される頭脳と観察眼を持っている以上、簡単には死なない筈だった。 二人とも死なないとばかり思っていたのに、それをすぐに裏切られた。 親しいとはいかずとも、知り合いと家族・親友が死んだことによる精神的なショックは決して少なくはなく。 更に、未だ何も守れずにいる自分への情けなさ。 二つのダメージが、黒神めだかの心を執拗に責め立てていた。 「…………ならば尚更だ。哀しんでいる暇は、ない」 めだかは苦々しげに表情を歪めて、今の自分に真に必要な行動を狂っているほど合理的に選び取る。 彼女の正義を更に増幅させる要因として、放送で新たなる死者が告げられるという最悪な現実は、皮肉にも最高のカンフル剤となった。 元々燃えていた正義は、油を注がれてよりいっそう激しく燃え盛る。 本来なら『人吉善吉への敗北』というイベントを介して、在る程度正されるその異常性は、誰にも正されぬまま続き続ける。 「見ていて下さい」 告げる。 日之影空洞に。 黒神真黒に。 見せしめで死んだ一人の生命に。 自分が殺した少年に。 この殺し合いで奪われた全ての生命に。 そして、自分を庇って死んだ人吉善吉に。 「この黒神めだかが必ず、全てを終わらせます」 晴れ渡るような笑顔で、約束するのだった。 めだかは歩き出す。全ての哀しみと罪を背負って。 めだかは歩いていく。誰にも理解されぬ業を背負って。 めだかは眩んでいく。正されなかった正義を背負って。 めだかは―――― 【1日目/真昼/B-4】 【黒神めだか@めだかボックス】 [状態]『不死身性(弱体化)』 [装備]『庶務』の腕章@めだかボックス [道具]支給品一式×3(名簿のみ二枚)、ランダム支給品(1~7)、心渡@物語シリーズ、絶刀『鉋』@刀語、否定姫の鉄扇@刀語、シャベル@現実、アンモニア一瓶@現実 [思考] 基本:もう、狂わない 1:戦場ヶ原ひたぎ上級生と再会し、更生させる 2:話しても通じそうにない相手は動けない状態になってもらい、バトルロワイアルを止めることを優先 3:哀しむのは後。まずはこの殺し合いを終わらせる [備考] ※参戦時期は、少なくとも善吉が『敵』である間からです。 ※『完成』については制限が付いています。程度については後続の書き手さんにお任せします。 ※『不死身性』は結構弱体化しました。(少なくとも、左右田右衛門左衛門から受けた攻撃に耐えられない程度には) ただあくまで不死身性での回復であり、素で骨折が九十秒前後で回復することはありません、少し強い一般人レベルです ※都城王土の『人心支配』は使えるようです。 ※宗像形の暗器は不明です。 ※黒神くじらの『凍る火柱』は、『炎や氷』が具現化しない程度には使えるようです。 ※戦場ヶ原ひたぎの名前・容姿・声などほとんど記憶しています ※『五本の病爪』は症状と時間が反比例しています(詳細は後続の書き手さんにお任せします)。また、『五本の病爪』の制限についてめだかは気付いていません。 ※軽傷ならば『五本の病爪』で治せるようです。 ※左右田右衛門左衛門と戦場ヶ原ひたぎに繋がりがあると信じました 猫の首に鎖 時系列順 虚構推理 繋がれた兎(腐らせた楔) 投下順 虚構推理 不忍と不完全の再会 黒神めだか Daydreamers
https://w.atwiki.jp/tarowa/pages/94.html
バカは考えずにただ行動するだけ ◆U1w5FvVRgk 満天に広がる綺羅星と、月光に照らされた漆黒の海。 その海辺に座り込み、仮面ライダー龍騎――城戸真司は名簿を確認していた。 「蓮は、いないのか」 真司が最初に探したのは仮面ライダーナイト――秋山蓮の名前だった。 自分は彼と戦っている最中だった筈だ。それが気が付いたら殺し合いなんかに参加させられていた。 それならば蓮もこの場所に居るのではないかと、名簿を取り出し名前を探したのだが、生憎にも蓮の名前は無い。 その代わりというべきか、知り合いの名前を一つと、あまり見たくない名前を二つ、合わせて三つ見つけた。 それは北岡秀一、浅倉威、東條悟の三人だ。 (北岡さんは判らないけど、浅倉と東條は間違いなく殺し合いに乗ってるだろうなぁ) 殺人犯である浅倉と、英雄になるためなどという理解しがたい理由で仲間まで殺害した東條。 二人の人柄を思い浮かべ、思わずため息を付く。 この場に居る唯一の知り合いと呼べる北岡も、外面は良いが利己的なところが多々あり、その策略には何度か騙されたこともある。 浅倉と東條は言うに及ばず、北岡も客観的に見れば碌な人間ではない。 それ以上は三人のことを考えても仕方がないと判断し、名簿をデイパックに戻す。 代わりに黒いカードケースを取り出す。それを見つめながら、改めて自分が此処に来るまで何をしていたのかを思い返していく。 (俺は、蓮と戦ってたんだよな) まず思い出すのは、ミラーワールドでの仮面ライダーナイトとの戦い。 その戦いで優勢となり、止めを刺そうとカードデッキから『FINAL VENT』のカードを引き出したのが、真司が最後に覚えている記憶だった。 結果的にナイトを倒すチャンスを逃した訳だが、真司はどこかでホッとしている自分に気付く。 そんな自分に苦笑するが、今はそれ以上に迷っていた。それは殺し合いに乗るかどうかの迷い。 (……何を迷ってるんだよ。決めただろ。迷っていても誰一人救えないなら、きっと戦うほうがいいって。戦いの辛さとか重さとか、 そんなのは自分が背負えばいいんだ。自分の手を汚さないで、誰かを守ろうなんて甘いんだ) 今一度、決意を心中で述べるが、真司の決意はあくまで他のライダーに対してのもの。それ以外の人々を傷付ける積もりなど毛頭ない。 だが、真司の脳裏からは一つの可能性がどうしても離れなかった。 それは『神崎士郎がこの殺し合いに関わっており、殺し合いはライダーバトルの延長である可能性』 『ライダーバトル』――鏡の中の世界『ミラーワールド』において、神崎士郎が作り出したカードデッキを手にした十三人の仮面ライダーが、 そこに生息する『ミラーモンスター』と契約し、最後の一人になるまで続けられる戦い。 そして最後の一人となったものは望みを叶えてもらえる。規模は小さいかもしれないが、概要はこの殺し合いと同じものだ。 (最後の一人になるまで戦って、何でも願いが叶うところといい、どう考えてもライダーの戦いと無関係だとは思えないんだよな。 だとしたら、あのV.V.とかいう子供は神崎の仲間? それとも神崎のほうが協力者なのか?) これがライダーバトルの延長であるのならば、真司は戦わなければならない。何故なら、真司には目的があるから。 (俺は決めたんだ。優衣ちゃんを救うために、戦うことを。でも、その為にライダー以外の人たちまで犠牲にしないといけないのか?) 真司は元々望んでライダーとなった訳ではない。偶然にもカードデッキを拾ってしまったことで戦いに巻き込まれてしまったのだ。 それでも持ち前の正義感故に、当初から人々を襲うミラーモンスターを倒し、ライダーの戦いを止めるために奔走してきた。 だが、この殺し合いに参加させられる直前に、真司はライダーバトルで最後の一人になるまで戦うことを選んだ。 全ては一人の少女、神崎優衣を救うために。 神崎優衣。ライダーバトルを主催した神崎士郎の妹であり、真司にとっては大切な友人である。 そんな彼女は二十歳の誕生日を迎えると消滅してしまう運命にある。 彼女の消滅を防ぐために、神崎士郎はカードデッキを開発し、ライダーバトルを始めた。 倒されたライダーやモンスターの命を集め、それを新しい命として優衣に与えるために。 真司は戦いを止めたら優衣が消滅してしまうことを知ると迷い始めた。 そして悩み脱いだ末に決断したのだ。優衣を救うために戦うことを。 だが、今その決意が揺らぐ。他のライダーを倒すことにさえ散々迷ったのだ。 普通の人間を傷付けるなど、それこそミラーモンスターと何の変わりもない。 (優衣ちゃんは助けたい。でも、人を傷付けることはできない。俺は、結局どうすればいいんだよ……) 深いジレンマに悩まされ、真司は頭を抱える。元々単細胞な性格故に、一度悩むとなかなか抜け出せない。 それでも考える。普段は殆ど使わない頭を使って必死に。 数分が経ち、考えが纏まったのか、真司は勢いよく立ち上がる。 (考えるからダメなんだ。どれだけ考えても迷ってるぐらいなら、何も考えなければいい) 真司の結論は思考の停止。考えること自体を止める投げ遣りな選択。 それでも、一つの決断は下していた。 「取り敢えず、他のライダーを倒そう。その後のことは、それから考えればいい」 敢えて決断を口にする。そうしないとそれすら出来なくなりそうだから。 手にしたカードデッキをポケットに入れ、デイパックからは地図を取り出す。 「まずは何処にいるか把握しないとな。っしゃあ! 頑張ってみますか」 無理矢理に気合を入れ、笑みを作る。それは、普段の彼を知るものが見れば痛々しいと感じる笑みだった。 城戸真司はその単純な性格から周囲に良くも悪くも『バカ』と評価される。 そんな彼だからこそ、ただ愚直に優衣を救うためにしか行動できない。 例え、優衣自身がそんな救いを求めていないとしても。 【一日目深夜/A−2 海辺】 【城戸真司@仮面ライダー龍騎(実写)】 [装備]無し [支給品]支給品一式、龍騎のデッキ@仮面ライダー龍騎、不明支給品0〜1 [状態]健康、迷い [思考・行動] 0:何処にいるか把握する。 1:他のライダー(北岡、浅倉、東條)を倒す。 2:1の達成後の行動はそれから考える。 [備考] ※参戦時期は47話、ナイトサバイブとの戦闘中です。 ※殺し合いはライダーバトルの延長だと考えています。 ※殺し合いに神崎士郎が関わっていると考えています。 ※V.V.は神崎士郎の仲間、もしくは協力者だと考えています。 時系列順で読む Back もりのようかん Next うには美味いな、美味しいな 投下順で読む Back もりのようかん Next 三人寄れば……一体どうなる? GAME START 城戸真司 054 真実の果てに