約 1,373,297 件
https://w.atwiki.jp/ln_alter2/pages/165.html
化語(バケガタリ) ◆LxH6hCs9JU 暗澹たる空には闇の帳がかかり、直下で蠢く者を密とする。 のっぺりした容貌の男が一人、沈痛な面持ちで死者のむくろを運んでいた。 名を如月左衛門。甲賀卍谷衆が一人にして、変顔の忍者である。 左衛門が慎重に運ぶは、彼の忠臣にして甲賀卍谷衆が頭目、甲賀弦之介の遺体であった。 四肢をもがれ、首を失い、それはそれは見るも無残な亡骸であったが、左衛門に泣き言はない。 左衛門の後ろでは、髭面の男がいやらしい笑みを浮かべながら歩き付いていた。 彼奴の名はがうるん――仏を辱めることに一切の躊躇もなき卑劣漢である。 甲賀と伊賀あいまみえる忍法殺戮合戦の折、左衛門が巻き込まれたのは別の争乱であった。 うぬら、座椅子を奪い合わん――服部家無縁の輩に生殺与奪の権利を剥奪され、左衛門は酷く憤慨した。 だが、好都合でもある。ここには朧ら伊賀者も多く集っているがゆえ、争乱に紛れれば絶好の好機也! 否、好機云々にほくそ笑む己が愚鈍であったのだと、弦之介のむくろに詫びを入れつつこれを葬った。 舞台の端、飲み込まれれば一巻の終わりであろう黒き壁を前にし、左衛門は弦之介をこれに投げ入れたのだ。 絶対に露見してはならぬむくろ、埋没する一寸先は闇……だからこそ好都合。 長年のあいだ仕えてきた君主に、追悼の意を告げ、また別れも告げる。 ああ、それにしても……。 忌々しい……実に忌々しい……後ろのがうるんなる男がこれ忌々しい……。 如月左衛門が忠臣、甲賀弦之介の首を抱えるは――甲賀者ではなくこのどことも知れぬ馬の骨なのだ! 忌々しい……なんと忌々しい……呪詛の念で人が殺せたならば、なんと良きことか。 忍法怨念縛り――死なれよがうるん。うぬの辿ろう黄泉路は闇なれど。―― ◇ ◇ ◇ 甲賀弦之介の《境界葬》が終了した後、ガウルンと如月左衛門の原野での会話である。 「おなごに化ける……ともなれば、いささか面倒であろうよ」 と、如月左衛門が言った。 おなごに化ける。つまりは、女性に変装する。性別を偽るともなれば、それはたしかに容易ならないだろう。 さすがのジャパニーズ・ニンジャも女には化けれないってか、とガウルンは嘲笑気味に言い返した。 「面相が問題なのではない。厄介なのは髪よな。少々の長さならば伸ばすこと容易じゃが……おぬしの言う千鳥なるおなご。 これはいかほどか……ほう。腰ほどとな。ますますもって面倒な……完璧に化けるとなれば、皮を剥ぎ被る必要とてあろうな」 と、如月左衛門が言った。 ガウルンが左衛門に化けて欲しいターゲットは現状二人。カシムとウィスパードの女――相良宗介と、千鳥かなめである。 女性である千鳥かなめの外見的特長を言葉で説明すると、左衛門はやはり難しいとこれを返した。 長髪のおなごは厄介極まりない。毛皮を被るとまではいかずとも、かつらをこしらえる必要があろうよ、と。 「逆に、男ともなれば容易なものよ。その相良なる男、体格のほどはどうか。ほう、おれとさして変わらんとな。 ならば結構。我が同胞に鵜殿丈助なる太っちょの男がいたが、あれほどになるとおれでも難しくなってくるのでな」 と、如月左衛門が言った。 左衛門の忍法はあくまでも顔だけを変えるものである。となれば、体格のほうはどうにもならないのだろう。 標的と比較すれば左衛門の体格に無理はないが、意外と融通が利かないんだな、とガウルンはこれをなじる。 「ああ、丈助は太っちょのなかの太っちょだったゆえ。それはそれは、並大抵の太っちょではなくての。 少々の背丈くらいならほれ、間接を外し骨を伸ばすことでどうとでもなる。心配せずとも上手くやってみせよう」 と、如月左衛門は自信ありげに言った。 仕事柄、間接外しの技など見るに珍しいものでもない。しかしそれで体格を変えるともなれば、目を見張る。 髪は最悪短くしたとしても問題はないだろうし、胸には詰め物をすればいい。女に化けることとて、不可能ではないのだ。 「だが、気にかかるのは声……そしてしゃべりかたよの。男であろうが女であろうが、一度覚えた声を真似ることなんぞ容易い。 まあ、女の声色は男と比べつかれるが、些細なことよ。声を真似きれたとて、話し方で見破られることこそ心配と言えよう」 と、如月左衛門はガウルンの声で言った。 違和感もない、完璧な自分の声が返ってくる。いや、違和感ならあった。その時代錯誤な口調だ。 ジャパニーズ・ニンジャの掟かなにかだろうか。用いる言語こそ日本語だが、この左衛門の喋りは妙に芝居がかっている。 「がうるんよ。おぬし、なにゆえそのような珍妙な言葉遣いを用いる? いったいどこの者じゃ? ……聞かぬ名よの。しかし不思議と、おぬしの言葉を理解できておるのは……まこと奇怪な」 と、如月左衛門は訝りながら言った。 すべての言葉をそっくりそのまま返したい、とガウルンは顰め面を見せながら思った。 カシムに化けるにしても千鳥かなめに化けるにしても、たしかにこの喋り方ではすぐにバレてしまうだろう。 どうにかして矯正させる必要があるか、とガウルンは面倒くさそうにぼやいた。 「ところでがうるん。おぬしにはおれの化けの皮が剥がれる瞬間を見られたが……どうじゃ? 今度は実際に、おれの顔が変わる瞬間を拝みたくはないか? 変ずる顔は、そう――うぬの顔じゃ」 と、如月左衛門が言った。 不意の提案に、ガウルンはなるほどと唸る。妙案かもしれない。 カシムにとっても千鳥かなめにとっても、ガウルンは顔を合わせたくはない存在として認識されているだろう。 そんな顔が、いざ対面となった折に二つ聳えていれば……相手方の驚く様を想像しただけで、楽しくなってくる。 しかしガウルンは、その手には乗らねぇよ、と如月左衛門の案を一蹴した。 左衛門がどのようにして顔を変えるのかは知っている。変わるべき顔をまず泥につけ、型を取るのだ。 この提案をのむということはつまり、ガウルンが自らの意思で泥土に顔を埋める必要がある。 それは左衛門にとって好機以外のなにものでもないだろう。なにしろこの男、ガウルンに対し純然たる殺意を秘めているのだから。 泥土に顔を埋めた瞬間、そのまま頭を押さえつけ窒息死させようという左衛門の魂胆がみえみえだった。 「……まあよいわ。機会はその、相良や千鳥の顔を手に入れてからで遅くはあるまい。 是が非にでも、おぬしに見事なものと言わせてみせようぞ。おお、そのときが楽しみじゃ。――」 と、如月左衛門は本心を語るでもなく言った。 白々しい。ガウルンは我慢し切れず、声に出して左衛門の白々しさを嘲笑った。 いつ噛み付いてくるとも限らない下僕。しかし首輪を繋ぐのは頑強な鉄のリードだ。 主君たる甲賀弦之介の首を抱えるガウルンに、左衛門はどこまで逆らえるものか……それがおもしろくもある。 「してがうるん。どこへ向かう? ……しがいち、とはまた、奇異なことを申す。 ふん。不知ではあるがそれも仕方なかろうよ。ここは、卍谷とは空気が違いすぎるでな」 と、如月左衛門は尋ねつつ言った。 とりあえずは町に出よう。このような人気も薄い原野では、獲物も見つかりにくいというもの。 市街地に向かうと言っただけで首を傾げる左衛門の馬鹿さ加減に、わずかながらの不安を覚えつつも。 おいおい大丈夫かぁ、と零してガウルンは移動を開始する。 ◇ ◇ ◇ 原野を越え、景色が移り変わると同時に驚愕が生まれた。 立ち並ぶ民家の様は、如月左衛門にとってまさに都……を越える、魔都と称すに値すべきものであった。 彼の知らない言葉で説明するならば、カルチャーギャップ。ここは、左衛門にとっては未来の街並みなのだ。 「なんと。不気味じゃ……まるで土塀の上を歩いておるような……なんと不気味なことか……。 しかしこれはことぞ、がうるん。おれの忍法は粘度の良い泥がかなめゆえ、このような地面では。――」 と、如月左衛門は地面の感触を確かめつつ言った。 彼が土塀のようと言い表す足元の石畳は、現代においてはアスファルトという名を持つ。 雨天時の泥寧化や乾燥時の砂塵、車両の走行等に耐え得るための一般的な舗装であり、日本では珍しいものでもない。 この男、ジャパニーズ・ニンジャと思いきや辺境の原住民かなにかなのか……、とガウルンは頭を抱えた。 たしかにこのような硬い地面では、左衛門の言うとおり変顔の忍法も役立たずとなるだろう。 だからといって騒ぎ立てるほどのことでもない。泥土が必要になったらば、そのつど町から出ればいいだけのこと。 ゆえに市街地の中心までは足を伸ばさず、山のふもと辺りでの活動を徹底する、とガウルンは説いた。 「ほほう……いや、それならば文句もない。多少は窮屈でもあるがの、そこは我慢しようかい。 物見遊山としゃれこむわけではないが、いやはやこれほどの奇観、めったに拝めはしないだろうよ」 と、如月左衛門は周囲を物珍しそうに眺めながら言った。 なんという田舎者だろうか。世界各地を渡り歩いてきたガウルンとて、これほど妙な男は見たことがない。 いや、この反応はもはや異常ですらある。まるで、生まれてきた時代を間違えたかのような……。 ……と考えたところで、所詮は些事。 いずれは殺す、その程度の男なのだから、彼の生まれに疑問を抱いたところで甲斐もない。 大切なのは殺すまでの間、この男をどう御するか。左衛門の忍法は、ガウルンの趣向にとてもよく合う。 彼の顔を利用し、カシムや千鳥かなめを欺き、そして生まれる反応が、ガウルンは見たくて見たくて仕様がないのだ。 その一瞬のためならば、多少は面倒であっても狂犬を飼い馴らすこと躊躇わない。 それほどのサディストなのである、このガウルンという男は。 まず手にかけるは、カシムか千鳥かなめか、それとも御坂美琴や例のガキと面識を持つ者か。 想像するだけで下卑た笑いが滲み、気分が高揚してくる。 「殺すのはかまわんが、顔を潰しはせんでくれよ。深い傷などあればまこと厄介なものでな。 いや、元来のものであるならかまわん。しかし化けるのが目的とあらば、気をつけるべきぞ」 と、如月左衛門は忠告として言った。 変顔の術理は聞いた。万が一額に穴でもあけてしまえば、それすらもかたどってしまうのが左衛門の忍法。 多少の傷ならば泥土で型を作る際に修正できるだろうが、大きなものとなると厄介なのは容易に想像がつく。 カシムなどは元々生傷の耐えない男であり、顔にも傷があったが、逆にそれすらもかたどれることを称賛するべきだろう。 「すぐに殺すのもまずい。声はもとより、しゃべりかたの癖なども覚えておかねばならぬからな。 顔を変える。――これのみならば容易なものじゃが。縁者を欺くともなれば、さらに心得る必要があろうな」 と、如月左衛門はしつこくも忠告として言った。 この時代錯誤の男に、カシムや千鳥かなめの喋り方を一からレクチャーするというのも骨が折れる。 理想としては、標的を捕らえ、左衛門の目の前でいくらか喋らせてから息の根を止める。といったところだろうか。 「別に死人でなくともよいぞ。寝込みをさらい、泥土に顔を埋め型を取るでも良し。そこは任せる。 ふっ、目覚めたところで瓜二つの顔があるともなれば、何者も奇声を上げずにはいられなんだろうよ」 と、如月左衛門は付け加えて言った。 名も知らぬ輩ならともかく、カシムや千鳥かなめをすぐに殺してしまうというのも惜しい。 どうせならばたっぷりと怨嗟の声を上げさせ、その身を堪能しつくした上で殺したいものである。 「してがうるん。このままあたりを練り歩き獲物を探すか? それともなにかあてがあるか? はしっこ……とな。ふうむ、弦之介様を葬ったあの壁か。たしかに気にかかるしろものではあるが」 と、如月左衛門は西の方角を見やりつつ言った。 ガウルンたちがいるこの場所は、地図で確認すれば南西の端――すぐ隣に黒い壁が聳える地区である。 一見して人の立ち寄ることも少なそうな地域ではあるが、ガウルンはここで待ち伏せするのも良しと考えた。 なにしろこの会場は絶海の孤島というわけではなく、黒い壁とやらも遠目では夜空にしか映らないのだ。 ならば誰かしらがこう考えるはずである――西へ抜ければ、この場から脱出できるのではないか。 火事場から逃げ延びようとする野うさぎをしとめる。簡単なダック・ハント。 夜が開け、日が昇れば黒い壁も存在感を表し始めるだろうから、狩るなら夜間のほうが都合がいい。 待ちの戦法は正直退屈ではあるものの、それも朝までと考えれば苦ではない。 それまでは―― 「いや、まことあっぱれな男よな。少々、おぬしにも興味が湧いてきた。どうじゃろうがうるん。 弦之介様の首を返さんか? なに、即座に斬りかかろうことなんぞあるまいて。おれはおぬしを買うておる」 ――傍らの復讐心に滾る男を、せいぜい手懐けておくとしよう。 【E-1/一日目・早朝】 【如月左衛門@甲賀忍法帖】 [状態]:胸部に打撲 ガウルンに対して警戒、怒り、殺意 [装備]:マキビシ(20/20)@甲賀忍法帖、白金の腕輪@バカとテストと召喚獣 [道具]:デイパック [思考・状況] 基本:自らを甲賀弦之介と偽り、甲賀弦之介の顔のまま生還する。同時に、弦之介の仇を討つ。 1:当面はガウルンに従いつつも反撃の機会をうかがう。 2:弦之介の生首は何が何でもこれ以上傷つけずに取り戻す。 3:弦之介の仇に警戒&復讐心。甲賀・伊賀の忍び以外で「弦之介の顔」を見知っている者がいたら要注意。 [備考] ※ガウルンの言った「自分は優勝狙いではない」との言葉に半信半疑。 ※少なくとも、ガウルンが弦之介の仇ではないと確信しています。 ※遺体をデイパックで運べることに気がつきました 【ガウルン@フルメタル・パニック!】 [状態]:膵臓癌 首から浅い出血(すでに塞がっている)、全身に多数の切り傷、体力消耗(中) [装備]:銛撃ち銃(残り銛数2/5)、IMI デザートイーグル44Magnumモデル(残弾7/8+1) [道具]:デイパック、支給品一式 ×4、フランベルジェ@とある魔術の禁書目録、甲賀弦之介の生首 [思考・状況] 基本:どいつもこいつも皆殺し。 1:夜が明けるまでは待ち伏せしに徹し、会場の端から逃げようとする者を襲撃する。 2:千鳥かなめと、ガキの知り合いを探し、半殺しにして如月左衛門に顔を奪わせる。 3:それが片付いたら如月左衛門を切り捨てる。 4:カシム(宗介)とガキ(人識)は絶対に自分が殺す。 5:左衛門と行動を共にする内は、泥土を確保しにくい市街地中心には向かわないにようにする。 [備考] ※如月左衛門の忍法について知りました。 ※両者の世界観にわずかに違和感を感じています。 ※弦之介の首なし死体は黒い壁の向こう側に葬られました。 投下順に読む 前:泥の川に流されて 次:SIDE BY SIDE 時系列順に読む 前:泥の川に流されて 次:SIDE BY SIDE 前:丑三つ時(――苦死満つ刻――) ガウルン 次:リアルかくれんぼ 前:丑三つ時(――苦死満つ刻――) 如月左衛門 次:リアルかくれんぼ
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/236.html
第196話:下手な嘘 作:◆I0wh6UNvl6 『さっきのあれは……』 荷物をまとめて出発しようとしているとき、しずくの頭の中には引っ掛かるものがあった。 普通の人間なら見えなくて当然の距離だったが、生憎彼女は人間ではなかった。 『さっきのあれは……BB?』 進路を決めていたとき、遠く離れた空に微かに見えたもの、彼女から見てそれは確かにBBだった。 「どうかしたのしずく? さっきから変よ?」 かなめが声を掛ける、すぐ後ろにはオドーもいた。 「いえ……なんでもありません」 こんなことを話しても意味はない。 しずくは黙っておくことにした。 「あんた嘘が下手ね。話してみなさいよ、黙ってたっていいことないわよ」 少し考えてから、しずくは話すことにした。 さっき北の空に何かが見えたこと、それが彼女の探していた人物に見えたことを。 「そう……」 かなめは話を聞き終えると、オドーの方向き直って言った。 「ねえオドーさん、あたし実はさっきの戦闘のとき足を挫いちゃったの、それで……」 「おまえも、おまえも嘘が下手だ、かなめ」 オドーが少し笑いながら言った。 「かなめさん、オドーさん!」 自分のただの勘のために危険な道を歩かせるわけにはいかないと思い、しずくは止めようとした。 だがその言葉をかなめが遮る。 「しずく、たまには勘で動くのもいいものよ」 にっこりと笑っていう。 「それに、いざとなったらオドーさんが守ってくれるしね」 自分が足手まといになったときには自ら命を絶つつもりだ。 という言葉は言わなかった。 「ああ、ああ安心しろ、お嬢さん方を守るのは私の、私の役目だ」 オドーからも頼もしい言葉が発せられた。 「かなめさん、オドーさん……ありがとう」 心から感謝の礼を述べた。 「さて、行きましょうか」 かなめが出発の声を掛ける。 そして3人は北へ向かった、その先に待ち望んだ再会のあることを信じて。 【H-1神社付近一日目6 10】 【正義と自由の同盟】 残り94人 【しずく】 【状態】機能異常はないがセンサーが上手く働かない。 【装備】エスカリボルグ(撲殺天使ドクロちゃん) 【道具】荷物一式 【思考】オドーとかなめに感謝、BBを追う。 【行動】E1経由で中央部へ 【千鳥かなめ】 【状態】いたって健康。 【装備】鉄パイプのようなもの(バイトでウィザード、団員の特殊装備) 【道具】荷物一式 【思考】しずくの勘を信じる、宗介、テッサに会いたい。 【行動】E1経由で中央部へ。 【オドー】 【状態】健康 【装備】アンチロックドブレード(戯言シリーズ) 【道具】デイバック(支給品一式) 【思考】しずくの勘を信じる、協力者を募る、知人との合流、二人を守る。 【行動】E1経由で中央部へ。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第195話 第196話 第197話 第189話 時系列順 第222話 第189話 しずく 第219話 第189話 千鳥かなめ 第199話 第189話 オドー 第219話
https://w.atwiki.jp/lightnovelcharacters/pages/26.html
由宇「さて闘真がさらわれてしまった訳だが」 かなめ「オラオラオラオラオラ」 ガスゴスドゴガス シャナ「教授はあらゆる事に優先して己の興味を満たす事を優先する」 かなめ「ソースケあんたはなんだっていつもいつも問題を起こすの!」 スパーンスパーンスパーンスパーン シャナ「このまま放っておくのは危険」 宗介「うご、ごは…聞いてくれかなめ、教授は俺のアーミーナイフに強化処置を 施してくれた、ドリルは男の浪漫なの…」 かなめ「何物につられてんのよ!何が浪漫よ!!」 ゲシゲシゲシゲシゲシ 由宇「まあ闘真には色々借りもあるからな助けに行ってやるとするかな」 シャナ「手伝うわ、学園の調和を守るのもフレイムヘイズの仕事」 かなめ「死ね!死ね!死ね!」 ドガンドゴンズゴン 由宇「…あーこれ止めた方がいいのか?」 シャナ「ほっとけばいいんじゃない?いつもの事だし」 CAST フルメタル・パニック! 相良宗介 千鳥かなめ 灼眼のシャナ シャナ 9S 峰島由宇
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/2655.html
ボン太くん ヒメグマ 技 ほえる(ふもっふ!) なげつける(各種武装) メロメロ(スパロボJおよびWの女性キャラクターに) かげぶんしん(量産型) 持ち物 ゴツゴツメット(帽子) 性格 ゆうかん 性別 オス NN ボンタくん/さがら/そうすけ -- (名無しさん) 2011-09-16 22 41 35 チルタリスorハピナス 千鳥かなめ 前者は色合いより、後者は怒らせると怖いから。めざめるパワー(ウィスパード)、ハピナスの場合はおうふくビンタ(ハリセン)必須。 -- (名無しさん) 2011-10-10 14 35 34 ↓ ↓↓ 追加しました。 -- (名無しさん) 2011-10-12 09 29 31
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/731.html
◆I0wh6UNvl6氏の手がけた作品 102 最強、始動 124 狂戦士の会合 155 雪は風を諭す 160 最強は風の中に稲妻を見る 196 下手な嘘 199 素人と専門家 219 人によって嘘は真実を超える 234 王者は嘘つき姫の剣となる 255 チャンス到来/戦友 264 赤い薔薇とのフェアウェル(別れ) 276 悪夢の前に 348 勘違いと剣舞 登場させたキャラ 計 名前 【06】 千鳥かなめ 【05】 しずく、相良宗介、オドー 【04】 小笠原祥子、ヒースロゥ 【03】 ff 【02】 九連内朱巳、屍刑四郎 【01】 ギギナ、ガウルン、イマジネーター 作品の感想 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ln_alter2/pages/33.html
◆LxH6hCs9JU氏 投下した作品 No. タイトル 登場人物 001 盤曲の台は食い違い インデックス、ヴィルヘルミナ・カルメル、フリアグネ 007 紅蓮への懇願 シャナ、櫛枝実乃梨、木下秀吉 046 凶る復讐心 浅上藤乃 047 朝比奈みくると土屋康太のバカテスト 朝比奈みくる、土屋康太 053 粗悪品共の舞踏会 アリソン・ウィッティングトン・シュルツ、シズ、キョン、メリッサ・マオ、リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ、相良宗介、フリアグネ、トラヴァス、坂井悠二 059 ユケムリトラベル(上) 人類五名温泉宿の旅ユケムリトラベル(下) 人類五名温泉宿の旅 朝倉涼子、師匠、北村祐作、筑摩小四郎、姫路瑞希、黒桐幹也 061 二輪車の乗り手 上条当麻、千鳥かなめ、シャナ、櫛枝実乃梨、木下秀吉 064 化語(バケガタリ) ガウルン、如月左衛門 067 超難易度(レベルベリーハード) 白井黒子、ティー、黒桐鮮花、クルツ・ウェーバー、土御門元春 083 ハラキリサイクル(上) 忍法・戯言破りハラキリサイクル(下) 忍法・神落とし 朧、涼宮ハルヒ、いーちゃん 085 箱――(白光) 玖渚友 089 ゆうじスネイク 坂井悠二、キョン 091 「葬儀の話」― Separation ― シズ 097 「続・ネコの話」― Destroy it! ― 白井黒子、ティー 098 アミとトレイズ〈そして二人は、〉 トレイズ、川嶋亜美 102 スキルエンカウンター(上) 古泉一樹の挑戦スキルエンカウンター(下) 古泉一樹の挑戦 水前寺邦博、須藤晶穂、御坂美琴、シャナ、古泉一樹 105 国語――(酷誤) 紫木一姫 106 愛憎起源 Certain Desire. ステイル=マグヌス、白純里緒、零崎人識 109 献身的な子羊は強者の知識を守る インデックス、テレサ・テスタロッサ 116 「謀反が起きた国」― BATTLE ROYAL IXA ― 朝倉涼子、師匠、浅上藤乃 120 しばるセンス・オブ・ロス リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ、相良宗介、フリアグネ、トラヴァス、両儀式 121 競ってられない三者鼎立? 千鳥かなめ、ガウルン、如月左衛門 123 問答無用のリユニオン 黒桐鮮花、クルツ・ウェーバー、白井黒子、ティー、浅羽直之、玖渚友 127 お・ん・なビースト~一匹チワワの川嶋さん~ 川嶋亜美 131 “幻想殺し”と黙する姫【レイディ】 上条当麻、姫路瑞希 136 ペルソナヘイズ(上) 少女には向かない職業ペルソナヘイズ(下) 少女には向かない職業 ヴィルヘルミナ・カルメル、逢坂大河、島田美波、テレサ・テスタロッサ、インデックス、シャナ、須藤晶穂、キノ 137 糸語(意図騙) 如月左衛門、紫木一姫 141 死線の寝室――(Access point) 坂井悠二、水前寺邦博、西東天 144 エンキリサイテル(上) 狩人vs.不知なるシズエンキリサイテル(下) 狩人vs.不知なるシズ シズ、伊里野加奈、フリアグネ、トラヴァス、両義式、黒桐鮮花、クルツ・ウェーバー、白井黒子、ティー、浅羽直之 149 キノとトレイズ〈そして二人は探しに行った〉 キノ、トレイズ 150 零崎人識の人間関係 涼宮ハルヒ、いーちゃん 158 「作戦会議」― IN Bennys ― 師匠、朝倉涼子、浅上藤乃 160 忘却のイグジスタンス リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ、相良宗介、クルツ・ウェーバー、黒桐鮮花 167 浅羽直之の人間関係【改】 浅羽直之 登場キャラ 4回 クルツ・ウェーバー、黒桐鮮花、シャナ、白井黒子、ティー、フリアグネ 3回 浅上藤乃、朝倉涼子、浅羽直之、インデックス、如月左衛門、坂井悠二、相良宗介、師匠、シズ、トラヴァス、リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ 2回 いーちゃん、ヴィルヘルミナ・カルメル、ガウルン、上条当麻、川嶋亜美、キノ、木下秀吉、キョン、櫛枝実乃梨、玖渚友、水前寺邦博、涼宮ハルヒ、須藤晶穂、千鳥かなめ、テレサ・テスタロッサ、トレイズ、姫路瑞希、紫木一姫、両儀式 1回 逢坂大河、朝比奈みくる、アリソン・ウィッティングトン・シュルツ、伊里野加奈、朧、北村祐作、古泉一樹、黒桐幹也、西東天、島田美波、白純里緒、ステイル=マグヌス、零崎人識、筑摩小四郎、土御門元春、土屋康太、御坂美琴、メリッサ・マオ コメント欄 記念すべき第一話☆インデックスはやっぱりインデックスで吹いたw -- 名無しさん (2009-06-01 23 45 31) 予想もしなかった、でも確かに面白い、ワクワクする、次が気になって仕方ない。そんな素晴らしいトスを正確に上げてくる職人芸の持ち主。 -- 名無しさん (2009-06-17 03 21 44) 予想をいい意味で裏切る構成が素晴らしい。キャラ一人一人が生き生きと描けている凄い人。 -- 名無しさん (2009-06-26 16 48 54) 非常にオールラウンダーの人。どんな展開もそのキャラらしく魅せてくれる。シャナ勢を書くのが上手く愛を感じる。 -- 名無しさん (2010-01-29 04 45 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/637.html
ハックルボーン 【登場作品】 ブラッドジャケット(古橋(ふるはし) 秀之(ひでゆき) / 電撃文庫) 【出典時期】 不明 【本名】 ハックルボーン 【異名】 神父、ぶつ切りハック(ハック・ザ・ハッカー) 【年齢/性別】 不明(30~40歳頃?) / ♂ 【立場】 神父(無資格)、超弩級聖人、連続殺人犯 【人称】 一人称: 私 二人称: あなた、君 三人称: 彼、彼女 【身体的な特徴】 顎鬚を蓄えた筋肉質な巨漢。トレーニングパンツにスニーカー、その上に白短衣(サープリス)。 全身に深い傷がある。胸板には十字の形をした大きな傷。革の手袋をした両掌には硬貨大の穴。 【精神的な特徴】 慈愛に満ちており、全ての人々に神の祝福を、と考えている。 降魔局によって超弩級聖人に認定されるほどの信仰心を持つ。 【技術/特殊能力】 身体能力: 物理的な限界まで鍛えられており、奇跡の力で物理的限界を超える。怪力。 無痛覚者: 同調時を除き、一切の痛み苦しみを感じない。 被害者との同調: 傷つけた相手と同調し自分も同じ傷を負う。 完全なる聖人: 魂を神に捧げた彼には一切の魔の誘惑は通用しない。 肉体は一切の不純物なしに原子レベルで聖別されている。 攻撃動作には並外れた聖光効果(ハローエフェクト)や神聖和音(RHサウンド)が伴い、 殺害した人間を聖なる力で昇天(魂を高次元に強制シフト)させる。 積層都市の最下層にある打ち捨てられた教会の神父。 元は、ぶつ切りハック(ハック・ザ・ハッカー)と恐れられた連続殺人鬼であったが、13人目に殺した 少女と同調し、その時神への信仰に目覚める。救済方法は、殺害することによる昇天。 ヘルシングの要請で吸血鬼ロングファング討伐に参加したが、最終的には死亡した。 【関連用語】 【十字架】 二本の角材を打ち合わせた1.5メートルほどの十字架。 打ち合わせた中心にテディベアが打ちとめられている。 グリップ部分は丸く削って革をまいてあり、打撃用の武器として使用する。 【登場キャラとの関係】 【アーヴィー】 原作6章の時点で、標的の要注意関係者としてヘルシングから情報を得たと思われる。 それ以前の時点では、他人であり、まったく知らない。 ←053 アーヴィー ↑参加者名簿 055 千鳥かなめ→ 以降ラノベ・ロワイアル本編のネタバレ注意 【追跡】 計13話 No. 題名 068 逃げ犬 069 天敵 139 緋色の聖人 156 神父と狂気な仲間達 190 平和島静雄のスタンス 195 COPY or ORIGINAL 220 三つ巴 240 Escape! 320 3+1 328 嗚呼、ボルカンよ不運なれ 344 生きろ生きろ生きろ生きろ生きろ 422 神将と神父の閃舞 421 死色の抱擁 【現在状況】 【本編での動向】 ←053 アーヴィー ↑参加者名簿 055 千鳥かなめ→
https://w.atwiki.jp/lightnovelcharacters/pages/353.html
*>>86-128の数日後。某教室 かなめ「で……ソースケ? この潜水服を着たボン太君は一体何?」 宗介「うむ、良くぞ聞いてくれた、千鳥。これこそミス・ダーレスとの共同開発で実現したボン太君の最終形態、"ボン太君 ver.G"だ。 彼らの持つ独創的で且つ十分に実践を経た技術的発想を加味して更に(以下略」 L・A「これは我の力と馴染みがよい。外見も中々にらぶりーだ」 エイダ「光栄ですわ」 かなめ「それ以前に……」 宗介「どうした千鳥」 かなめ「学校に! こんな危なっかしい! 機動兵器を! 持ち込むんじゃ! なーーーーーい!」 宗介「ま、待て千鳥、おちつk」 L・A『62、63……64Hit。凄い格闘能力だ』 エイダ「ゴリアテのパイロットにスカウトしましょうかしら」 エドガー「狭いのは嫌だ…狭いのは嫌だ…」 兼定「……やっぱり既婚なのにダーレス……僕の存在って一体」 アズラッド「ボン太君を信じろ……アレは、人間の為のデウス・マキナだ」 *宗介が倒れた後、この五人(四人と一冊)にもかなめのハリセンが炸裂したことは言うまでもない。 CAST 斬魔大聖デモンベイン オーガスタ・エイダ・ダーレス アズラッド エドガー 覇道兼定 L・A フルメタル・パニック! 相良宗介 千鳥かなめ
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/444.html
第352話:Alway look on the bright side of life 作:◆Wy5jmZAtv6 あれやこれやといけ好かない男の声で放送が流れる。 そんな中、かなめは抗っていた…己の内から湧き出る渇きに。 あたし…負けないから。 だって宗介はあたしのためにやりたくも無い人殺しをやるって…決めたんだから。 本当は誰も殺してもらいたくない、でも…。 またズクリと胸が痛くなる…この痛みに負けたとき、自分は消えてしまう。 自分の目の前にはナイフ…宗介が残していったナイフがある。 いざとなれば…いや今しかない。 人でなくなるくらいなら…まだ人間のままで、相良宗介の知っている千鳥かなめとして、 あたしは死にたい! あたしは恐る恐るナイフに手を伸ばした。 ここは…どこだろう? 誰かの声が聞こえる…にじみ出る後悔に耐え切れないようなそんな悲しい声。 この声…聞き覚えがある…宗介の声だ。 「千鳥…すまない、俺はお前を救えなかった」 そんなに泣かないで…宗介。 ああ、あたし死んじゃったんだ…でも宗介が生きていてくれたのならそれで充分だよ。 だから…今度はあたしの分まで宗介に幸せになって欲しい…もういいから。 あたしの視界が開ける、誰かの部屋みたいだ…こじんまりとしてるけどそれでいて 温もりのあるそんな空間、 かつて…まだ生きていたあたしがほんの少しだけ夢見たのかもしれないそんな場所。 こうなるくらいなら…もっと正直になりたかった。 テーブルの上には写真がある…そこにはあたしが写っている、学校の制服を着て ハリセン持ってにっこりと。 そんなあたしの写真を見て…また悲しげに微笑む宗介。 そこに誰かが入ってくる。 「またかなめさんのことを考えていたんですね…サガラさん」 その声を聞いた途端、あたしの痛みが大きくなった…テッサの声を顔を見た瞬間。 どうしてだろう? テッサは親友で戦友で同志だから、宗介のことが好きなのはわかっていたはずなのに、 だからあたしが死んだらそこにいるのはむしろ自然なことなはずなのに? これまでも危ない目にはあってきた、もし自分が死んだら宗介はどうなるんだろうと 考えたことも1度や2度ではない。 彼があたしを守るのは任務でしかないとわかっていながら…それ以上をいつの間にか 心の奥底で望んでいたあたし。 その度にテッサなら…仕方ない、テッサなら大丈夫…という思いでいつも考えを打ち切っていた。 でも。 「雨続きが終った今夜は星がたくさん見えますね」 「そうですね…千鳥にもみせてやりませんと」 テッサはなれなれしくも宗介の隣に座って、宗介の肩にしなだれかかっている。 何それ? 何してるのあんた? ああ…そうか、そうだったのか、今はっきりとわかった。 逆だ…逆なんだ、彼女だから、親友で戦友で同志だから…許せない。 私の知らない誰かなら仕方がないと思う、けどテッサだけはダメなのだということに。 でも写真の中のあたしは笑ってる、今これを見ている私は多分泣いているのに。 「明日はかなめさんの席も用意しているんですよ、もちろん特等席ですよ」 「千鳥、君にこそ祝福してもらいたいんだ、俺たちの一番の同志であり友であった君にこそ」 そんなのうれしくないよ…いやだよ。 でもあたしは何も出来ない、だってもうあたしは写真だから…。 写真の中のあたしはずっと笑顔のまま…ずっと見ていないといけない、いつまでも…。 そんなのってひどい! 「そして改めて誓う、君の分まで幸せになると…こんな汚れた俺にその権利があればの話だが」 宗介はぎこちないけど、険の取れた笑顔で写真の私に話しかける。 その笑顔は…その表情は、あたしがずっと見たかった…頭の中で想像するしかなかったそんな顔で、 そしてその隣には…あたしがいるはずなのに…、 でもあたしじゃなくって…その隣にいるのは…。 「情け無い話です」 あたしの写真を見ながら、寂しげに笑う宗介。 「闇に包まれると千鳥を失ったあの地下室を思い出してしまいます…暗闇を恐れる兵士、笑い話以下です」 「でも、そのおかげでサガラさんは人間の暮らしを取り戻すことができましたわ」 テッサは宗介の手を包み込むように握る。 「それも千鳥のおかげです、千鳥と過ごした時間があったからこそです」 頷くテッサ。 「だから…千鳥の分まで、大佐殿を…」 その続きを言おうとした宗介の口を指でふさぐテッサ。 「私に敬語とかそういうのはもうやめていただけないでしょうか? 私たちはもうミスリルを除隊した身ですし」 自分で言っていて照れて赤面するテッサ、その顔は紛れもなき勝者の顔だった。 少し時間が止まったような…そんな不思議な表情の宗介、その口元は止まった時間を動かそうとなにやら呪文を唱えているかのようだ…やがて。 「なら…たい…いやテッサ今こそ誓おう、千鳥の分まで君を幸せにすると…だから俺のことも宗介と呼んで欲しい、千鳥がそうしていたように…」 その言葉は、何よりも鋭く、そして痛くあたしの心に突き刺さる。 やめてやめてやめてやめてやめて… あたししゃしんのなかじゃないここにいるのにここにいるのだからおねがいやめてそれだけは、 それいったらあたし。 額縁の中の私がテッサを睨む、笑顔のままで。 あなたをゆるさない。 でもテッサには何も届かない…聞こえない… 「わかりました…宗介」 テッサは私の写真を手に取り、そして、 「かなめさん、そこでいつまでも見ていてください、私たちはあなたの分まで幸せになりますから」 あたしの負けだと言った。 そしてあたしの中で何かが崩れた…。 「とてつもなき無き朴念仁じゃの、宗介とやら」 かなめの身体を膝に乗せ嘆息する美姫…これでは女の身はとてもじゃないが持つまい。 「かなめよ、お前が見ているそれはお前が最も恐れる未来よ…お前は何を望む… 未来を受け入れるか? それとも抗って見せるか? 待っているだけでは女は務まらぬぞ」 美姫が挑発めいた言葉を口にする中、かなめはまだ悲しみに満ちた表情で 苦悶の涙を流していた。 【D-6/地下/1日目/12 10】 【千鳥かなめ】 【状態】吸血鬼化進行中? 精神に傷 【装備】鉄パイプのようなもの(バイトでウィザード「団員」の特殊装備) 【道具】荷物一式、食料の材料。 【思考】苦悶中 【美姫】 [状態]:通常 [装備]:なし [道具]:デイパック(支給品入り) [思考]:上機嫌 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第351話 第352話 第353話 第350話 時系列順 第354話 第309話 千鳥かなめ 第381話 第309話 美姫 第381話
https://w.atwiki.jp/ln_alter2/pages/270.html
第三回放送までの本編SS 日中 No. タイトル 作者 登場人物 133 「つまらない話ですよ」と僕は言う(上)「つまらない話ですよ」と僕は言う(下) ◆olM0sKt.GA キョン、御坂美琴、古泉一樹、トレイズ、師匠、朝倉涼子、浅上藤乃 134 ラスト・エスコート2 (前編)ラスト・エスコート2 (後編) ◆MjBTB/MO3I 上条当麻、姫路瑞希 135 「もーこーなったらやけ食いだぁーー!!」 ◆UcWYhusQhw 千鳥かなめ、川嶋亜美 136 ペルソナヘイズ(上) 少女には向かない職業ペルソナヘイズ(下) 少女には向かない職業 ◆LxH6hCs9JU ヴィルヘルミナ・カルメル、逢坂大河、島田美波、テレサ・テスタロッサ、インデックス、シャナ、須藤晶穂、キノ 137 糸語(意図騙) ◆LxH6hCs9JU 如月左衛門、紫木一姫 138 硫黄の炎に焼かれても(前編)硫黄の炎に焼かれても(後編) ◆02i16H59NY フリアグネ、トラヴァス、両儀式、ステイル=マグヌス 139 提督の決断 ◆MjBTB/MO3I ヴィルヘルミナ・カルメル、キノ 141 死線の寝室――(Access point) ◆LxH6hCs9JU 坂井悠二、水前寺邦博、西東天 142 交差する意志/潜伏する意志 ◆UcWYhusQhw 黒桐鮮花、クルツ・ウェーバー、白井黒子、ティー、浅羽直之 145 不通の真実――(a silent call) ◆EchanS1zhg 玖渚友、西東天 150 零崎人識の人間関係 ◆LxH6hCs9JU 涼宮ハルヒ、いーちゃん 午後 No. タイトル 作者 登場人物 140 彼女の想いで――(MAGNETIC ROSE) 前編彼女の想いで――(MAGNETIC ROSE) 後編 ◆EchanS1zhg トレイズ、師匠、朝倉涼子、浅上藤乃、御坂美琴 143 とおきひ――(forgot me not) ◆EchanS1zhg ステイル=マグヌス、シャナ、島田美波 144 エンキリサイテル(上) 狩人vs.不知なるシズエンキリサイテル(下) 狩人vs.不知なるシズ ◆LxH6hCs9JU シズ、伊里野加奈、フリアグネ、トラヴァス、両義式、黒桐鮮花、クルツ・ウェーバー、白井黒子、ティー、浅羽直之 146 手繰るスパイダー・ウェブ ◆02i16H59NY リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ、相良宗介 147 Quinty ◆MjBTB/MO3I 黒桐鮮花、白井黒子 148 力の限りを振り絞って、泣いて叫んで伝えるからあの、素晴らしい をもう一度 ◆UcWYhusQhw フリアグネ、両儀式、トラヴァス、ティー、浅羽直之、クルツ・ウェーバー、伊里野加奈 149 キノとトレイズ〈そして二人は探しに行った〉 ◆LxH6hCs9JU キノ、トレイズ 夕方 No. タイトル 作者 登場人物 151 人違いメランコリー ◆02i16H59NY キョン、御坂美琴 152 CROSS†POINT――(交信点) 前編CROSS†POINT――(交信点) 後編 ◆EchanS1zhg 坂井悠二、水前寺邦博、ヴィルヘルミナ・カルメル、逢坂大河須藤晶穂、テレサ・テスタロッサ、インデックス 153 必要の話(Ⅱ) ◆UcWYhusQhw キノ、トレイズ 154 アがれはしない十三不塔――(シーサンプーター) 前編アがれはしない十三不塔――(シーサンプーター) 後編 ◆EchanS1zhg クルツ・ウェーバー、黒桐鮮花、白井黒子、ティー浅羽直之、伊里野加奈、相良宗介、リリア 155 【Hg】ハイドリウム ◆MjBTB/MO3I フリアグネ、トラヴァス、両儀式 156 forever blue (前編)forever blue (後編) ◆olM0sKt.GA 坂井悠二、水前寺邦博、白井黒子、ティー、浅羽直之伊里野加奈、相良宗介、リリア、シャナ、島田美波 157 disappear/loss ◆UcWYhusQhw ヴィルヘルミナ・カルメル、逢坂大河、須藤晶穂、ステイル=マグヌス 158 「作戦会議」― IN Bennys ― ◆LxH6hCs9JU 師匠、朝倉涼子、浅上藤乃 159 Memories Off (上)Memories Off (中)Memories Off (下) ◆MjBTB/MO3I 坂井悠二、水前寺邦博、白井黒子、ティー浅羽直之、伊里野加奈、シャナ、島田美波 160 忘却のイグジスタンス ◆LxH6hCs9JU リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ、相良宗介、クルツ・ウェーバー、黒桐鮮花 161 とおきひ――(memory once again) ◆EchanS1zhg 白井黒子、ティー 162 トリックロジック――(TRICK×LOGIC) 1トリックロジック――(TRICK×LOGIC) 2トリックロジック――(TRICK×LOGIC) 3トリックロジック――(TRICK×LOGIC) 4 ◆EchanS1zhg 上条当麻、姫路瑞希、千鳥かなめ、川嶋亜美いーちゃん、涼宮ハルヒ 163 Next Relation ◆UcWYhusQhw 上条当麻、姫路瑞希、千鳥かなめ、川嶋亜美いーちゃん、涼宮ハルヒ 164 囁かれる者と喰らう者 ◆UcWYhusQhw インデックス、テレサ・テスタロッサ 165 小憩――(waiting game) ◆EchanS1zhg 如月左衛門、紫木一姫 168 intermezzo――(間奏) ◆EchanS1zhg ヴィルヘルミナ・カルメル、逢坂大河、須藤晶穂、ステイル=マグヌスシャナ、坂井悠二、水前寺邦博、島田美波 第三回放送 No. タイトル 作者 登場人物 166 第三回放送――(1日目午後6時) ◆EchanS1zhg 西東天