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sing my song for you~青空の破片 ◆z9JH9su20Q それは、不意打ちだった。 耐え難い痛みと喪失感に視界が歪み、鼓膜を叩くあらゆる情報が、意識に引っかかることなく抜け落ちて行く。 余りにも見事に決まった不意打ちの効果は、それほどまでに強烈だった。 いや――その表現が不適切であることは、美樹さやかも理解している。 何故ならここは、人外の怪物やそれに抗う戦士達が鎬を削り合う、逃げ場のない殺し合いの舞台。 そんなところに、何の力も持たない少女が放り込まれて――運良く生き延びられるなんて、何の保障もない都合が良すぎる妄想だということは、少しでも考えればわかることだ。 なのに、その可能性からさやかは目を背けていた。だから、当たり前のその現実が、卑怯なまでに唐突な、悪夢のように思えてしまったのだ。 「う、そ……」 急に、さやかを囲む影の背が伸びた――違う。滲んだ星空が遠ざかったのは、さやか自身の膝が折れ、視点が低くなっていたのだ。 第二回放送で告げられた、鹿目まどかの死という衝撃によって。 「嘘だよ……そんな。何で、まどかが……」 それを受けたさやかの胸中は、六時間前、仁美の死を聞かされた時とは大きく異なっていた。 あの時のさやかには、結局聞かされただけの死に対する、現実感が欠けていた。 目の前で死んだ巴マミとは異なり、ただの伝聞で、知識として与えられた親友の死に対して、さやかは情動が伴っていなかったのだ。 だから、あんなにもあっさりと立ち直れて――でもそれは、そもそも挫けてすらいなかったのに過ぎなかった。 死ぬ瞬間を目にしていなかろうと、どんなに現実感が伴わない情報であろうと。 死は――永遠の別離が、さやかから友達を奪い去っていた事実には、何の差異も生じていなかった。 さやかの目の届かないところで死に、その後の姿を晒していた桂木弥子の亡骸が、そんな、さやかの認識の欠損を、埋めてしまった。 だから、その後に告げられたまどかの死は、ただの知識ではなく現実としてさやかを打ちのめした。 ……しかしその両膝を折らせたのは、まどかを喪失しただけの重みではない。 今になってようやく、もう一人の――仁美の死を実感できてしまったが故の、覚悟のしようもなかった痛みが、さやかの心を苛んでいた。 まどかも、仁美も。二人共を、さやかは亡くしてしまった。 親友を喪った悲哀を痛み合える親友すら、守れなかった。 限られた時間を縫ってさやか達と一緒に居てくれた仁美も、魔法少女になったさやかの心だけでも支えようと傍に居てくれたまどかも、もういない。 さやかがまどかをからかって、仁美がそんな行動を窘めたり、逆に変な妄想を走らせてしまうのを止めたりしていた仲良し三人組のあの日々は。魔法少女であるという事実にさやかが折り合いをつけられさえすれば、これからも続いていくはずだった未来は――もう、永遠に、失われてしまった。 魔法少女になる時、戦いを運命づけられる以上に恐れた悪夢が、現実となってしまったのだ。 いつの間にか、さやかの眼前には大地が広がっていた。掌の冷たい感覚は、倒れ込むのを防ぐため無意識に両手を着いていたためのものだった。 始めのうちは、嗚咽を漏らすことすらできなかった。時折喉から漏れる声は、慟哭ですらない、無意味な呼吸音でしかなかった。 それでも、水が染み込むようにして――そんな現実を、さやかの願いに反して。思考は、受け入れ始めていた。 やがて、溢れた涙が大地を湿らせたのを合図にして。声にならない噛み殺された悲嘆の叫びは、さやかの喉を震わせ始めた。 「……どうした」 どれだけの間そうしていたのか、わからなくなった頃。 さやかの耳朶を打ったその声は、何故だか他の淀んだ音と違って、すっと脳に響いて来た。 「今はまだ、泣く時ではないんじゃなかったか?」 声の主――大道克己が口にしたのは、六時間前、彼の問いかけにさやかが放った答えだった。 「まったく……記憶の抜けていく俺より忘れっぽくてどうする」 「そんなこと、言ったって……」 確かに、忘れてしまっていたのかもしれない。 ……今にして思えば、何て無責任な言葉だろうか。 所詮さやかは、ただの小娘だった。何もわかってなどいないまま、正義のために戦う自分に酔って、勇ましい言葉を吐いただけ。 そのことに違和感すら覚えられず、しかし現実との乖離がなければ、こんな風に折れてしまうほどに弱い心の持ち主に過ぎなかった。 それに、あの時――仁美の死を知った時に、最初からこんなに悲しむことのできなかった自分の心の冷たさが、薄弱な己の人間性を疑わせ、またもさやかを揺らがせていたのだ。 そんなさやかに、克己は問う。 「おまえの友達は、そこでおまえに泣いてて欲しいのか?」 それは疑問を晴らすためではなく、確認のための言葉だった。 故に、「そりゃ、何ともないよりは泣いてくれる方が嬉しいんだろうがなぁ」と付け足しながら、泣くのが当たり前だよと心中で反論していたさやかに、克己は続ける。 「おまえが泣かなくたって、おまえが友達のことをどんなに想っているのかなんてのは……人間じゃなくなっちまった俺にも、見ればわかる」 ――その言葉は、少しだけさやかの心を軽くしてくれた。 それは悩み続ける人間性の保証、だけではない。さやかの心の痛みを、想ってくれる者がいることで生まれた、安らぎだった。 それをくれた男は、更に言葉を繋いだ。 「だが泣いて、足を止めたところで……真木やあの『王』とやらを倒さない限り、この地獄はおまえに容赦などしてくれない。 どんな時だろうが戦いが終わるまでは立ち止まるな、足掻き続けろ! あの悪魔どもに殺されて俺みたいな死体になったら、友のために涙を流すことすらできやしないんだからなぁ」 「……どうしてそこで、自分のことをそんな風に言うのさ、あんたは」 思わず、さやかは反論していた。 ――ただの死体がこんな風に、慰めてなんかくれるもんか。 しかし克己はどこか力ない笑みを浮かべて、小さく首を左右に振った。 「事実なんだから仕方ないだろう。俺は忘れて行ってしまうんだ、何もかも」 悲哀を込めて告げられた声には、どこか羨望の色も滲んでいた。 「だからおまえは忘れるな。その思い出が、未来へ届くように……今は生きろ」 「――忘れてなんか、ないよ。全然、なくしてなんかない」 そんな克己の励ましに、さやかは反射的に言葉を返していた。 それに含まれた強い語気に、克己も安心したような笑みを浮かべた。 「そうか――なら、良い」 「あんたのことだよ、克己」 訳知り顔で頷いていたくせに、何もわかっていなかったらしい男は、驚いたように顔を上げていた。 「ちょっと普通の人と違ってたって……あんたは人間の心を、なくしてなんかないよ」 悪を倒さんと努力ができ、外道に怒ることができ、何より他者のために悲しむことができる。 さやかが告げられた人間の定義は、克己にも等しく当てはまっていた。 自分が人間か、と問われれば、未だ返答に迷いはある。 だが、それが最初に己を人間だと言ってくれた、克己もまた人の心を持つという証明になるのなら――あの魔人の言葉だって信じてみたい。さやかはそんな風に感じ始めていた。 対して彼はバツが悪そうに、明後日の方向に顔を背けた。 「……そう見えたとしても、今だけだ」 「だったら、それを明日もできるように……もうちょっと足掻いてみなよ、あんたも」 それを最後に立ち上がって、膝についた土を払うさやかに、顔を背けたままの克己は、嬉しそうに鼻を鳴らしていた。 「ハッ! あんたも……か」 「そう……あんたも、だよ。 ありがとね、克己」 半日前なら、きっと照れて言えなかったような本心は、自然と口を衝いて出てきていた。 彼の言う通りだ。実感が追いつかなかった時があったとしても、自分が仁美とまどかの死を心底悲しんでいることは、疑いようもない真実で。 だけど、そこで泣き続けて後を追うようなことになるのは、きっと二人も望んでいないし――二人との思い出を、その優しさを、こんなところで途絶えさせるのだって、絶対に嫌だ。 だから、何もかもを奪って行くこの地獄の中でだって――さやかは、生き残ってみせる。 抱いた過去(正義)を守りながら、まだ未来を掴むために、足掻き続ける。 例え、一人だけでは荷が重くとも。今の自分には、仲間がいるのだから―― 克己だけではない。大事なはずのコアメダルを、彼には何の見返りもないのにネウロを助けるため、見ず知らずの自分に貸し与えてくれたアンクも。本当は自分が一番辛いだろうに、弥子の死に面した自分を気遣い励ましてくれたネウロも。人間ではないのだとしても、彼らも自分達と通じ合える心を持っている。だったら、願いはきっと同じはずだ。 もう、これ以上――誰も自分のような悲しい想いをしないで済む、明日が来るように。彼らと一緒なら、きっと。 そう考えながら、さやかは克己と共に、少し離れた場所で言葉を交わす仲間達の元へと歩み出した。 ――――泣くのは全部、終わった後だ。 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ――君が教えてくれたのは、青空の破片(カケラ) ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ あの男が、生きている。 たったそれだけの事実に堪えきれない嫌悪感を覚えさせられた相手が、自分よりも高い場所から見下してきている。それが一層、アンクの不快感を増幅させていた。 「……アンクよ」 傍目にもわかるだろう怒気を纏った今のアンクに対し、臆することなく声を掛けて来たのはかつて感情に疎いと宣った魔人、ネウロだった。 「今の放送役について、貴様の知っていることを聞かせて貰おうか」 「あぁ!?」 何故、自分が『王』を知っているとネウロに読まれたのか――それは奴の声を聞いた瞬間、意図せず平静を欠いてしまったからだということはわかっている。何より最後に“オーズ”と名乗り、オーメダルとの関わりを喧伝した『王』について、アンクが何かしらを知っていると予想するのは自然な成り行きだ。 故に声を荒げた理由は、ネウロに対して情報戦を仕掛けたいわけではなく――ただ単純に、『王』を話題に挙げることが、どうしようもなく不愉快だったからだった。 己を、満たされることなき欲望の無間地獄に誕生させた、あの男。 頭では、奴についての知識は彼らと共有すべき情報であることはわかっている。だが感情が、あの屈辱の過去を曝け出すことを容認しようとしない。 「話せ。我々は同志であるはずだ」 しかし有無を言わさぬ勢いで、ネウロは要求を続ける。 放送の途中、友の名を呼ばれた途端に崩れたさやかに寄り添っている克己からも、少し離れた位置から一瞥を寄越される。 「――よもや、情報を出し惜しみするような関係ではあるまい?」 沈黙とは利敵行為――そんな恫喝を裏に潜めたネウロ達の要求により、アンクの理性と感情の対決は勝敗を決した。 一度大きく息を吐いた後、アンクは苦々しい思いで口を開いた。 「あいつは……八百年前のオーズだ」 オーメダルを、グリードを――そして巡り巡ってはこの戦いを生んだのだろう欲望の『王』のことを、アンクは語る。 隷属させたグリードに人間の欲望から作らせたセルメダルを献上させ、最後は世界の全てを手にしようとして欲望に身を滅ぼされた、愚かだが兇悪だった『王』のことを。 「あいつは俺達を封印する石柩となって死んだはずだった。どうしてあんな風に息をしてやがるのかまでは、俺も知らん」 可能な限り必要最小限に抑えたアンクの説明を受けて、「成程」と漏らしたネウロは暫しの黙考を始めた。 克己もアンクが話し終えたことで、興味を失くした様子だった。嗚咽し始めたさやかを見守るばかりで、それ以上は関わろうとはしていなかった。 さやかの泣く声が耳障りに思えて、アンクは少し距離を取った。その様子を見たネウロもまた、黙ったままアンクとの距離を維持しようと移動する。 「ふむ……まぁ、厄介な相手であるらしいことはわかった。万全の我が輩ならともかく、少なくとも並の人間では太刀打ちできそうにないこともな。 『王』の復活が真木達、この殺し合いの主催者どもが、時間に干渉する術を持っている確証とできるのかは悩ましいところだが」 歩みながら再び口を開いたネウロは、微かな歯痒さを滲ませて一人呟いた。 「……とはいえ、まだ奴らと相対する目処すら立ってはいない状況なのだ。先に思考を向けるべきことはいくつもある。 例えば条件付きで公表されるランキングとやらだ。あれのせいで、我が輩この場での食事の機会は事実上奪われてしまったが……」 そう呟くネウロの顔には、隠しきれない怒りの表情があった。 成程、誰が誰を殺したかが明白に記録されている以上、既に殺人に関わる『謎』は解き明かされていると言って良い。食物の恨みは恐ろしいというが、それは魔人も同じようだ。 ……どいつもこいつも欲望塗れで、嫌になる。 「……公開された、という事実だけでは結局何も導き出せん。実物を拝むまでは、結局我々にとって有利になる情報は一つも見つけられそうにないな」 ネウロの述べた嘆息は、既にアンクも辿りついた答えだった。 誰かを殺した者だけが、誰が誰に殺されたのかを知ることができる――あの『王』らしい、実に悪趣味な条件だ。 真正面から殺し合いに反抗する者は、普通に考えれば自発的に条件を満たすことができない。 仮に正当防衛で資格を得たとしても、それが真実であるのかを他者に証明することは困難を極める。信頼の構築が妨げられ、多くの場合は情報の共有すら難航してしまう。 それらの要素が参加者間の疑心暗鬼を増幅し――奴の言葉を使えば、恐怖が欲望を刺激して、半数の脱落した殺し合いの停滞を妨げる一助になるのだろう。 また一見すればステルスマーダーが不利となりそうなこの制度だが、その情報を見られる者が限られることで生じる不確かさと不信や、そこに辿り着くまでのタイムラグがある限り、余程の間抜け以外には手の打ちようはあるはずだ。主催側も同じ想定をしているとすれば、この制度が導入されたことから残るステルスマーダーの数を予想することも現実的ではない。そのような手合いへの警戒は、引き続き必要不可欠なことだろう。 ……そもそも悪行を公表されたところで、その隠匿に頭を悩ませる必要すらない者も、ここにはいるのだから。 「とはいえその情報も、姿形を変えられる者が存在すると確定しているこの状況で、どこまで頼りにできるのか」 ネウロも言及した、仇敵の名を意識した瞬間。アンクはもう一度、己の内で激情が荒れ狂うのを感じていた。 Xの生存は、放送の中で確認できている。あのイカレた殺人鬼は、今も意気揚々と――ワイルドタイガーか、はたまた別の誰かの姿を借りて、スコア公開など意にも留めずに会場を闊歩しているに違いない。 そんな事実を把握した瞬間、怒りだけでなく安堵を覚えていた自分にも、アンクは少なからず苛立っていた。 ――何故、あの猟奇的な欲望の持ち主の安否を、微かでも気にかけたのか。 それは、自分で奴を殺したい、と思っているからだろう。しかし、奪われたメダルを奪還するだけなら、別にXをこの手で殺すことに拘る必要などない。なのに、己の手でXを抹殺することにアンクが執着を覚えた、その理由は…… (……違う) 脳裏を掠めたのは、短い金髪の少女の、間抜けな笑顔だった。 性格も相応に抜けていて、食い意地が張っていて、何の力も持っていなくて。今のさやかほどではなくとも、何かあるたびにめそめそ泣いていて。 だが、それでも――勇気を出し過ぎて死んでしまうぐらいに、肝は据わっていて。 何より、目が良かった。 ZECT基地で人の痕跡に真っ先に気づいたり、火災現場でコアメダルを見つけたり、リーダーに起きる首輪の変化に勘づいたり――よく、物事を観察していた。 きっと彼女の目には――アンクにはかつての夢の中にしか残されていないような、色鮮やかに輝かんばかりの世界の美しさが、余すところなく映されていたに違いない。 だが――その瞳に美しい風景が映ることは……何かの間違いで、これまでに彼女が目にしたそれを、聞かせて貰えるような機会も――――もう、ない。 当然だ。 彼女は、死んだのだから。 (――おまえは、関係ない) その仇を討ちたい、などと。 それではまるで、蔑んでいた人間そのものではないか。 そんな無駄なことをしたところで何も埋められはしない、何も得られやしないということは――あの遠い日に、あの少女を喪ったその時に、学んだはずではなかったか。 この爪がXの命を求める理由は、ただ一つ。鳥の王である己を謀ったあの痴れ者を誅殺し、損なわれたプライドを癒す――それだけが目的のはずだと、アンクは自身に言い聞かせた。 そんな迷いに上の空になっていた、アンクの様子に気づいた様子もなく。ネウロは現状確認を口にし続ける。 「そういった問題点を解決するのに手っ取り早いのは、単純だがやはり同行している中で誰かが閲覧権を得て、その情報を共有することか……正直、気は乗らんがな」 「……どういう意味だ」 知れず、語気が鋭くなった。 「情報を出し惜しみするような関係じゃないんだろ? それともまさか……」 「落ち着け、アンクよ。気が乗らんとは言ったが、否定しているわけではない。降りかかる火の粉を払うことにメリットが付け足されたのならなおさらだ。 ただ――どんな相手からでも、『謎』を生むわけでもないのに命を永遠に奪うという行為は、我が輩としては可能な限り避けたい気持ちがある、というだけだ。 貴様とて、餌となるセルメダルを生む人間が無意味に減るのは望まんだろう?」 「……くだらねぇ」 漏れた声には、本心からの嫌悪が混在していた。 ああ、こいつは、よく似ている。 一見すれば、さやかや杏子の憧れたヒーローに近いような言葉を吐きながら――その本質は、グリードに。 結局は、殺人という行為を、人間の命を、自分の欲望に得かどうかで選別しているに過ぎない――人間の感情を綴る、悍ましい化物。 ――少なくとも、この時アンクは、魔人ネウロという存在を“そういうもの”だと認識した。 (こんな奴のために……) 一瞬にも満たない刹那、再び脳裏を過ぎった考えを、アンクは舌打ちを以て破棄することとした。 「さて、次は死者についてだが……弥子以外で我々にわかる名前は鹿目まどかと伊達明、そしてグリードの二体か」 魔人の繰り返した名に、あれだけ己の命に執着していた、抜け目のない男がどうして死んだのか――アンクは微かな興味が疼くのを感じた。 (いや……どうせあいつが弱かっただけだ) しかし、これ以上益のないことに思考を割くまいと、それを黙殺するアンクとは対照的に。ネウロは感情を隠さず、呆れたように嘆息していた。 「……あの虫頭め。我が輩に対する命知らずな暴行の罪を裁く前に、早速脱落するとはな。いや野放しにするよりは余程良いのだが、少々腹の虫が収まらん」 「……どうだろうなぁ」 折角選りぬきの拷問を考えていたのに、などと肩を落とす魔人にアンクは待ったをかけた。 「ウヴァは虫頭だが、しぶとさもゴキブリ並だ。メズールはともかく……あいつなら本体のコアが無事なら、倒されてもそれ一枚で自我を保ち――隙さえあれば、健常な人間に取り憑くことだってできるだろうな」 かつてその状態に在ったウヴァを、グリードとして復活させたのは他ならぬアンク自身だ。他のグリード達さえも、ウヴァがそこまでのポテンシャルを持つ事実を把握していない可能性は高い。だからといって即有利に繋がる類の情報ではないが、後の立ち回りを考えて『グリードは人間に寄生できる』という事実を早めに周知させ、また敵の敵を増やしたいと考えたアンクは、それをネウロに伝えることにしたのだ。 「杏子の例もある。脱落を告げられたとしても、死亡が確定したわけではない。つまりウヴァの肉体は自律行動できなくなったとしても、メダルを手に入れた者に寄生し、内から支配権を奪っている可能性があるということか……何とも意地の汚い虫ケラだ」 こちらの意図を察したネウロは言葉を引き継ぎ、ウヴァを罵った後に少しだけ真剣な表情をした。 もう少し留まるのも手か、などという独白が聞こえた気がしたが、それが確かなのかを把握する前にネウロは真摯な表情のままで疑問を投げて来ていた。 「その場合、宿主から寄生虫を追い出すことは可能か?」 「……肉体との融合が不十分なら、外からでも叩き出せなくはない。だが完全にグリード化していたなら、ウヴァに逆らってメダルを外に出せるのかはそいつ次第だ」 例えば唯一の肉親である妹が、目の前で危機に瀕した時の兄のように――自身の強い意志で、グリードにつけ込まれる空隙をなくせば。 逆を言えば、余程強い欲望――そしてそれに応えられる余力がなければ、生きたままグリードに乗っ取られた人間が、己を取り戻すことは難しいだろう。 今の泉信吾には、それがない……内心で自身のアドバンテージを確認した後、アンクは口に出した考察の補足に移った。 「まぁ、可能性の話だがな。ここだとそう上手くはいかないかもしれないし、砕かれたコアが本体じゃないとも限らない。あいつ自身を砕かれたら、いくらなんでも消えるしかない」 「……そういえば、今のオーズとやらはグリードを砕くために躍起になっているのだったな」 微かな――おそらくはウヴァに利用されている者の安否への――憂慮を表情に滲ませた後、ネウロは誤魔化すような冷たい微笑みをアンクに向けた。 「しかも他にもコアを破壊できる者がいるという……気が気ではないな、アンクよ?」 「……関係ねえ。向かって来るなら潰すだけだ」 その返答には、微かな間を要した。 しかし、アンクの返答に生じた間に取り合うことはなく、ネウロは「では次だ」と考察する話題を変えた。 とはいえ、その先彼の巡らす考察の答えは既にわかっている。現時点で与えられた材料ではアンクの知恵を以てしても、自分達の有利となる情報は導き出せなかったのだから。 おそらく、オーメダルへの造詣で劣るネウロも同様の結論に達しているはず。なのにこうも益の薄い推理を続けるのは、それでもアンクと意見を交換することで生まれる微かな光明を見逃すまいという、その本気故か。 「……参加者としての我々の現状は、こんなものか」 一通りを語り終えたネウロは、そこで視線を思考の澱からアンクに戻した。 「アンクよ。我が輩よりもメダルに精通した貴様から見て、この推理に付け足すことはないか?」 「ねぇよ」 素っ気なく呟いた後、ただ、とアンクは付け足した。 苛立ちによる思考の乱れを修正した後、ふと覚えた違和感――共有しておいて、損はないだろう情報を。 「後回しにした、面を拝む目処も立ってない奴らの話だが……このゲームの裏側には、何かがあるだろうな」 「ほう――?」 「真木の野郎と……『王』が、仲良く同じ目的に向けて協力するわけがねぇ。奴らがここまでに潰し合っていない理由が、何かしらあるはずだ」 「成程な。足並みを揃えざるを得ない事情が、真木達にもあるというわけか。あるいはそれが、殺し合いの開催などという手間のかかる犯行の、発端となるような」 仮に、それが奴らの弱味だとすれば。それを解き明かせば、あるいは――あの絶対的な『王』の力に、完成した紫のグリードである真木に、そして何より命を握られ囚われたこの状況に、反抗する術が見つかるかもしれない。 この事態が『王』の掌の上で繰り広げられているのだとわかった以上――少なくとも、素直に優勝を目指すつもりなど、既に消えている。ならば好悪はさておき、ネウロの知力は利用できる方が良いとアンクは考えていた。 もっとも――魔人とグリードのそんな関係も、いつまで続くのかはわからないが。 そうして会話が一段落した頃。ちょうどさやかが立ち上がるのが、気配でわかった。 行くか、とネウロが歩み出すのに頷きはせず、しかし後に続こうとした足を一瞬躊躇わせる気がかりが一つ、アンクにはあった。 ――それは、コアメダルの破壊について。 半日で砕かれたコアが現れることは、完全に予想の範囲内だ。しかしコアメダルの破壊者が単独ではない、という点は無視できない。 紫のメダルを持つ映司以外に、主催者としてこの場にいない真木の他にも、参加者の中に存在するのだ。コアメダルを破壊し得る、何者かが。 そして現時点でアンクが何より警戒したのは、それに対するネウロの態度だ。 何しろコアメダルを破壊できる者が複数存在するというのは、アンクが提供した情報とは食い違う事実なのだ。特に陣営戦の勝敗を握るコアメダルに関する重要な情報に誤りがあったとなれば、アンクに対する何らかの不信感を示すのが妥当なはず。 しかし実際のネウロの反応は、そんな気配を漂わせすらしなかった。 何故、ネウロは得られた情報の食い違いに泰然としているのか――その裏に、何かこちらの知らない事実が絡んでいるとしたら。 思考を巡らせたアンクの中には、既に一つ、その説明を可能にする仮説が生まれていた。 『王』が放送で告げるよりも先――アンクから情報を受け取った時点で、既にネウロは把握していたのではないか? 物理的に破壊できないはずのコアメダルを砕くことのできる、火野映司以外の存在を。 そして、そのことをネウロが周囲に知らせようとしない理由は、即ち。 (――おまえにも、それをできる力があるのか?) ネウロこそがその当人だからではないかと、アンクは睨んでいた。 自身が張本人であるなら、『王』から齎された情報にネウロが動揺する理由などないし、ただでさえ警戒されては困るアンクに最強の鬼札を自ら公開するわけもない。 また、『王』や錬金術師達ですら不可能だった紫のコアを用いないコアメダルの破壊が可能となれば、それはもう力の規模以前に余程異質な存在であるはずだ。そして、常世ならざる魔界において君臨した突然変異の魔人だというネウロならば、その条件に該当する“何か”を持ち合わせていたとしても、他の者ほど不思議ではない。 ……このことについても、確証は何も掴めていない。だが否定する根拠もまた、存在しない。 この魔人は、己の存在そのものを脅かし得るかもしれない――アンクはネウロに対する警戒の度合いを、更に一段階高めることとした。 そんな警戒心で遅れた足を、数瞬の後にようやく踏み出して。アンクもまた、距離を開けていた同行者達との合流に向かった。 ――――さやかの背後の反射鏡から、巨大な黒い影が飛び出して来たのはちょうど、その時だった。 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ その瞬間までその世界に存在していなかった――故に、気配や存在感を完全に隠し通しての、完璧な奇襲に成功したものと、その黒龍は確信したことだろう。 事実、襲われた当人は未だ振り返ることすら出来ておらず。傍らを歩んでいた男もまた、彼女を完全に突き飛ばすことすら間に合いはしないタイミングだった。 だから、本来なら哀れな犠牲者の少なくとも一部を咥えているはずだったその下顎が、何も食むことなく直角に折れ曲がってしまったのは――自分の出現を最初に視認できる、獲物を挟んで反対側にいた魔人が、どんな存在であるのかを知らなかったが故の、不運によるものでしかなかった。 「……へっ?」 大音声を奏でながら黒龍が街路を割り、弾みながら滑って行く段になってからようやく、ネウロの背後でさやかは間の抜けた声を発していた。 「……ふむ」 しかしネウロはそれに取り合わず、本来の形に戻させた自身の掌を観察していた。 早速コアメダルを使い、この会場に連れて来られた時点に近い魔力は取り戻したが……一撃ではあの龍を仕留められなかった。 それは単純にあの黒龍の強靭さを表してもいるのだろうが、流石にあの程度の生物を殴った程度でここまで手が痺れはしない。 一度死んだことを含めた弱体化の影響はやはり無視できない、とネウロは現状を再確認した。 ――例えば、殴打の瞬間、吐瀉物のようにして龍の口から撒き散らされたこの黒い炎。 ネウロは本来、一億度の業火にも耐え得る肉体を持つ。太陽の表面温度に等しいこの龍の息吹を全身に浴びても、本来ならばネウロが痛苦を覚えるに値しない。 しかしそれは、魔界というホームグラウンドでの話。その万分の一にまで弱体化してしまう地上においては、万全でもそれほどの耐熱性は望めない。 ましてや、未だ半死半生の健康体とは言い難いこの状態では、背にした者を庇って降りかかった火の粉のダメージは皆無とは言えなかった。 「ちょっ……ネウロ、大丈夫!?」 とはいえ、耐えられない範囲ではない。仮に心配しているさやかが直撃を受けていた場合に比べれば、こちらの被害は遥かに軽微と言えるだろう。 ――ただ一つの、ネウロの予想を外れた事態を無視すれば。 「耐えろ、サヤカよ」 唐突に告げられた彼女が、疑問の声を放つよりも早く――ネウロは脇に居たさやかと、ついでに何かの道具を取り出していた克己に有無を言わさず、それぞれ片手だけで後方に投げていた。 まさにその次の瞬間――黒龍が躍り出た鏡面から、猛火の柱が噴き出して。 石化した黒炎により移動を封じ込まれた魔人は、その炎の中に呑み込まれた。 「――ネウロぉっ!」 どういった理屈なのか――反射鏡の表面から、突如として迸った炎へとネウロが呑み込まれる様に、未だ宙にあったさやかが悲鳴を上げていた。 「……馬鹿が」 自分達を庇ったという彼の意図はわかっていたが、初撃はともかく、今度は完全に余計なお節介で火傷してどうする。 思わず漏らした舌打ちの後、克己はネウロによって中断させられていた動作を再開する。 《――ETERNAL!!――》 「変身!」 ガイアウィスパーを響かせた相棒を、克己は既に装着していたロストドライバーへとインサートする。 解放された永遠の記憶は克己の隅々にまで行き渡り、大気中から掻き集められた粒子で覆い尽くすようにして全身を再構成し、その姿をガイアメモリの戦士・仮面ライダーエターナルへと変身させる。 同時、魔法少女への転身を終えていたさやかと共に、エターナルは両の足で大地へと降り立つ。 「ネウ……」 「待て、さやかっ!」 火炎放射が収束しても、未だ燃え盛る炎に包まれたネウロの下へと駆け出そうとしたさやかの前に、エターナルは身体能力の差に物を言わせて躍り出た。 全くの同時、ネウロに火を噴いた反射鏡から、今度は真紅の龍が躍り出て、その牙を剥いて来ていた。 さやかを抱え、紅龍の突撃を間一髪のところで回避したエターナルは、着地した先で彼女を解放しつつ身を翻す。 「――あれは餌だ。仲間を助けようと、冷静さを欠いた奴を狙い撃つためのなぁ」 旋回して来た龍と対峙して得物を抜き放ちながら、エターナルはさやかに教授する。 数多の戦場を渡り歩いて来た大道克己には一見して理解できることも、未だ経験に欠ける美樹さやかには理解できなかったのだろう、襲撃者の意図を。 「無用心に飛び出すな」 「でも……ネウロは、あたしを庇って……っ!」 切羽詰ったさやかの様子に、克己は何が彼女を駆り立てたのかを悟る。 今も彼女の腰で輝くベルトが形見の、さやかを庇って攻撃を受け、最期は炎に包まれた仲間の存在を――まだ克己も、忘れてはいなかったから。 あれがトラウマになっているのだとしたら、それは彼女の心に住み着いた弱さとなっているのだろう。 だが――その弱さをどこかで好ましく思っている自分の存在を、克己は感じ取っていた。 「心配するな。奴があの程度でくたばるようなタマか」 だから、本来のセオリーをさやかに教えることを、克己――エターナルはしなかった。 もちろん、今口にした魔人への評もまた、偽らざる本心ではあるのだが。 「助けが要るのかは知らんが……駆けつけたいなら、まずはこいつらを排除する必要がある」 呟く間に、ネウロに顎を折られた黒龍もまた戦線に復帰し、紅龍と共にエターナル達への包囲網を形成していた。 頑強な巨体を誇る双龍に対し、エターナルとさやかが足止めを強いられているその隙に――鏡から飛び出した更なる人影は単身、孤立したアンクへと肉迫し始めていた。 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ 第一回放送の時と同じく、味方となり得た者を喪ったという事実に、アポロガイストが覚えたのは焦りだった。 彼のように、手を組める悪ばかりで参加者が構成されてはいないことは、ウェザーやバーサーカーとの戦いで既に承知している。同陣営でもないのに共闘できた加頭順の存在は、最初の接触時に思っていた以上に貴重だった。 まして今の自分は、赤陣営のリーダーであるアンクと敵対している。『王』が煽っていたように、生き残りを懸けて陣営戦に臨もうとする者達が増えることを考えれば、今後同じ陣営の戦力を利用できる機会さえも更に減ってしまう恐れがある。 故に、陣営を乗っ取るならば急がなければならない……その考えに至った直後、アポロガイストはアンクと彼の同行者達を発見した。 その内、アンクを含む三人は手の内を把握しているが、仮面ライダーエターナルは少なくとも先程撒いた狂戦士並の強敵だ。そして未知数の要素として、既に死に絶えていたはずが息を吹き返している魔人、脳噛ネウロの姿もある。どういう絡繰で生き返ったのか、種の割れない内は迂闊に手を出すべきではない、とも思われたが…… (いや待て、ゾンビの娘が奴らにとってお荷物なのだ) 放送を聞いて膝を折っているその心の弱さも、最初の手合わせで把握した純粋な戦力の低さも――アポロガイストからすれば役立たずと断じて何ら差し支えないが、甘ちゃんの奴らにとってはそれでも見捨てられない庇護対象なのだろう。 ならば、付け入る隙はある。そう考えたアポロガイストは、戦力差を埋める手段として、ミラーワールドから無双双龍を従えた奇襲という一手を選択した。 隠れて龍騎に変身し、ミラーワールドを経由して奴らの背後に回っている隙にゾンビの小娘も立ち直ってしまっていたが……無防備に背中を晒している。攻め込むタイミングは今しかないと、アポロガイストは決心した。 結果、先行させたドラグブラッカーはさやかを庇ったネウロにより一撃で顎を折られ、ものの見事に殴り飛ばされてしまった。強力なミラーモンスターの醜態はアポロガイストを驚愕させたが、流石はこのアポロガイストの配下、ただでやられはしない。石化する黒炎を浴びせ、ネウロの動きを封じると一矢報いる働きを見せてくれた。 良い手下を持ったと喜んだ龍騎はミラーワールドからストライクベントを発動し、身動きの取れないネウロに追撃を浴びせる。更に無双双龍に引き続きさやかを狙った攻撃を仕掛けさせてエターナルの足止めを行い、そして満を持して龍騎自身が飛び出した。 自身の不利を埋めるために、最優先に狙うは赤陣営リーダーの首。そして奴のメダルから齎される、更なる戦力の増強だ。 「――アポロガイスト……っ!」 接近する龍騎を認識し、グリードの姿に変貌しながらアンクがこちらの名を呼ぶ。その間に龍騎は、彼をドラグセイバーの間合いに捉えていた。 振り下ろした一閃をアンクはその爪で横合いから弾き、距離を稼ごうと後退する。 アンクの、グリードとしての能力はアポロガイストも既に熟知している。間合いを開かれれば龍騎の装備では不利となることを悟っていたアポロガイストは、追って何度となく青龍刀を振り翳す。 「思ったより早く帰って来やがったな……っ!」 やがてドラグセイバーをその爪で掴み取り、力比べに持ち込んだアンクが吐き出した苛立ちの言葉に、アポロガイストは龍騎の仮面越しに意気揚々と答えていた。 「ふん、あの時言ったはずだ……今日のところは勘弁してやる、となぁっ!」 『王』を僭称する輩が告げた通り、第二回の放送を以て既に日付は変わっている。己の言葉を違えたわけではないと、アポロガイストは鼻を鳴らす。 「貴様のメダル、全てこのハイパーアポロガイストが貰い受けてやるのだ!」 「ハイパー……?」などとアンクが微かに疑問の色を見せた隙に、龍騎は左の拳でアンクの腕を打ち据える。拘束が弱まった隙をついてドラグセイバーがその掌を浅く切り裂き、アンクの爪から解放される。 アンクが体勢を立て直そうとするその隙に、更に龍騎は追撃に入る。素手だけのアンクは隙の少ない拳と威力の高い剣の連携を捌き切れず、やがて直撃を許して行く。 「ははは、どうしたアンクよ! 随分手応えがなくなったのではないか!?」 その胸を横一文字に切り払いながら、龍騎の仮面の奥でアポロガイストは哄笑を漏らす。 事実、アポロガイストも思わず拍子抜けするほど、アンクは明確に弱体化していた。あの戦いの際に使われていた剣と楯がない、といった装備の問題だけではないほどに。 対してハイパー化を果たしてからというもの、夜目が効き難くなった以外アポロガイストは絶好調だ。地力そのものの向上は、龍騎に変身した際の戦闘力も大きく高めることとなり、両者の戦力差を更に拡げることになっていた。 アポロガイストは知る由もないが、アンクの弱体化はそのハイパー化にも起因していた。 もう一人のアンクが確固たる存在を有していた頃、アンクがメダルを取り戻してもグリードの能力を取り戻すことができなかったように――ハイパーアポロガイストという新たな分身の誕生がアンクの力を削ぎ、単純なコアメダルの減少以上の弱体化を招いていたのだ。 幸い、保有するコアメダルの枚数の優位性から、まだアンクにはグリード態を維持する能力が残されていたが……何らかの要因で、本来他のコアメダルと同等のはずの十枚目のコアの力が大幅に強化されていた結果、アポロガイスト側もメダル数の不利を補い、グリード化できるだけの地力を獲得していた。 そんな事情もあって、アンクはかつて対等に戦っていた龍騎に圧倒されるに至っていたのだ。 「――伏せろ!」 そんな状況を一変させたのは、宙を裂いて迫る蒼白い斬撃だった。 アンクに向けられた警告だが、龍騎が従ってはならない道理もない。身を屈めて飛来した一閃を回避した龍騎だったが、その瞬間攻勢が途切れた。 その隙にアンクが転がり、龍騎から距離を稼がんとする。慌てて追い縋ろうとした龍騎の前に、黒いマントを靡かせた、白い人影が舞い降りた。 「――まさかおまえが、仮面ライダーの力を使っているとはなァ。アポロガイスト」 「貴様……っ!」 眼前に立ち塞がったのは、可愛い無双双龍が足止めしていたはずの敵――この地で最初に出会った仮面ライダー、エターナルだった。 「……不愉快だ」 半日前にはその名も知らぬと言った男は、しかし今は悪の手によって“仮面ライダー”が汚されることへの怒りを、言葉にして明確に吐き出し――斬りかかった龍騎の一撃を身を引くだけで躱すと、カウンターの要領でこちらの身体を思い切り蹴り上げて来た。 息の詰まった一瞬、意識がブレた。正気に戻った時には、既に、緩い弧を描いて吹き飛ばされていた龍騎の頭上から、巨大な火球が飛来していた。直撃に叩き落とされた龍騎へ向けて更なる追撃の火炎弾が放たれ、余波が路上を焦がして行く。 《――GUARD VENT――》 咄嗟に召喚した防具で、アンクによる上空からの火炎弾の直撃を防ぎつつ、少なくともドラグレッダーが無事であることをアポロガイストは確認する。手放してしまった得物を補充しようとしてソードベントを取り出せたところを見るに、ドラグブラッカーも健在のようだ。 しかし――アンクを追う間に遠くなってしまったそこに視線を巡らせれば、ネウロを包んでいた炎は消え去り、さやかが彼の傍らで治療らしき行為をする自由を許してしまっている。単純にエターナルによって無双双龍は軽く追い払われてミラーワールドに撤退してしまった、というわけか。 (――ええい、不甲斐ない奴らなのだっ!) 思わず舌打ちし、先程下した評価を舌の根も乾かぬうちに覆す。何という根性なしどもか。 無論、エターナルの戦闘力をアポロガイストは過小評価していたわけではない。それでもさやかを守りながらの戦いとなれば、自身がアンクのメダルを奪うまでの時間稼ぎができるという見立てだったのだが…… これは、さやかの成長ぶりを知らないアポロガイストの、彼女が大きくエターナルの足を引っ張るという誤った前提が導いた予想と現実の乖離だ。無論、ネウロの一撃によって早々にドラグブラッカーが負傷し、戦力を大幅に低下させていたことも、アポロガイストの計算を狂わせた一因ではあるのだが、何より克己との特訓や加頭との死闘を経験した今のさやかは、無双双龍を相手に戦力とはならずとも、エターナルが常に庇わなければ自身の無事を保てないほどの素人では、なくなっていたのである。 そんな事実は露知らず、アポロガイストは続く火炎の着弾に歯を食縛る。こうなってしまってはミラーワールドに龍騎自身が撤退し直接指示を与えるか、アドベントのカードで呼び出さなければもう一度戦力として勘定することはできない。 アンクによる猛爆撃で身動きを封じられている隙に、エターナルが間合いを詰めてきていた。奴が手を掲げたのを合図に火球が途絶えるが、当然休む間もなくエターナルエッジの一閃が迫り来る。その一撃をドラグシールドを楯にして凌ぐが、耳障りな金属音はアンクの猛攻にも耐え続けた強靭な楯が、エターナルの刃には容易く抉られている事実を示していた。 更に一閃、二閃。エターナルエッジの翻るたびに、身を守る楯が確実に刻まれて行く。 このままでは拙い、という焦燥に駆られ龍騎はドラグセイバーを繰り出す。だが、隙を衝けたわけでもない。使い慣れた愛剣の連撃さえ容易く捌いたエターナルが相手では、不慣れな青龍刀の一撃は容易く弾かれる。ナイフでこちらの斬撃を払い除けた勢いのまま、流れるようにして打ち込まれたエターナルの蹴りに対し、龍騎は傷だらけの楯を再び翳して身を守る。 しかし、その反動を利用してエターナルは宙を舞って後退。着地した瞬間に彼が指を鳴らすとそれが号令なのか、はたまた単に敵味方の距離が生じたからなのかはともかく、アンクが上空から火炎弾による爆撃を再開して来る。 「――ぐぁああっ!?」 エターナルの猛攻によって抉れ、拉げていたドラグシールドはその特大の火炎弾の直撃で限界を迎え、砕け散る。火炎弾の衝撃に吹き飛んだ龍騎が無様に悶える様を見ながら、辺りを燃やす炎によって不気味に照らされたエターナルが得物をひゅんひゅんと弄び、構え直す。 「……放送は聞いているよなァ? アポロガイスト」 エターナルの嬲るような声が、龍騎へと投げかけられる。 「元々貴様のような奴を生かしておくつもりはなかったが、殺したい理由がもう一つ増えた」 台詞もそうだが、何というあくどい声色か。とても正義の仮面ライダーには思えない。 咄嗟に、龍騎は背後の反射鏡へと駆け出そうとした。エターナルに恐怖したわけでは断じてないが、下僕との合流も目指して一度ミラーワールドへと撤退すべきだと判断したのだ。 しかし異世界への入口は、上空から注いだ焔によって焼き尽くされ、閉ざされる。 「逃がすか、馬鹿が!」 アンクの放った拡散式の火炎弾は一発では終わらず、更に周辺の鏡となり得る物を根刮ぎ焼き払っていた。 「さぁ――地獄を楽しみな」 退路を絶たれたことに呻いた龍騎は、死刑宣告と共にエターナルが踏み出した音を聞く。本来ならば反対方向に逃げて距離を稼ぎたいところだったが、その先にさやかとネウロの姿を認めて踏み止まる。 小娘はともかく、アポロガイストからしても魔人と聞き及んでいるネウロの力は計り知れない。意外にもダメージが深刻なのか、はたまた優勢であるためか自ら動く必要もないと判断しているのか。今はさやかの傍らで安静にしている様子だが、迂闊に飛び込んで奴とエターナルと挟撃されてしまうことだけは避けたい。 覚悟を決めた龍騎は踵を返し、旋回する勢いのままドラグセイバーを繰り出す。だが大振りとなってしまった一撃は容易くエターナルのナイフに受け流され、ローブに隠されていた左の拳の軌道を読めず、顎を無防備に打ち抜かれることとなる。 視界を歪ませた隙に、更にエターナルエッジが疾走し、龍騎の甲冑越しにアポロガイストを切りつける。刃渡りの都合上、流石に肉体そのものに受けた傷は浅かったが、そこまで切り込むほどの一撃の威力に龍騎は成す術もなく、気づけばまたも宙を舞っていた。 最早龍騎では、持ち堪えることも限界か――後ろ向きに回転して吹き飛んで行く最中、アンクの準備していた巨大な火炎弾が奴の掌で猛るのを見て、アポロガイストはそう思考する。 流石に、ネウロとエターナルを同時に相手取ることは困難だろうが――奴らから逃れることならば十分可能な、ハイパーアポロガイストの力を解き放つべきか。 「――――ハァアアアアアッ!」 そんな結論に至ろうとしていたアポロガイストを留まらせたのは、夜空を裂いて飛来した赤い流星だった。 「オォリャアッ!!」 「な――ぐぁっ!?」 その赤い流星は、燃え盛る先端を今まさにトドメの一撃を放とうとしていたアンクに突き刺して――猛烈な勢いで、彼を撃墜した。 「――何?」 頭上で起こった変化に気づいたエターナルが視線を巡らせている隙に、事を成した赤い戦士は舞い降りていた。 「大丈夫か、あんた達!?」 自分を振り返り、心配の声を掛けて来るその者の姿を、龍騎――アポロガイストは、よく知っていた。 故に。 「……クウガ!?」 思わぬ救世主の名を、アポロガイストは叫ぶこととなった。 NEXT sing my song for you~迫る闇と波瀾と未来の罪
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写真のUPは不定期です。 感想等は一つ前のページにお願いします。 壁紙等にどうぞ!
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384君の名は(ジパング) 2020/06/19(金) 09 00 36.65 何枚目のおぱんつか? 作詞:秋元康 作曲:川浦正大 校庭の端に放置された 誰かが履き忘れたおぱんつ 大事なとこがずっと 晒されているようで 風に吹かれ揺らいでた 悠理の股間の片隅にも 出しっ放しの何かがあるよ このままじゃいけないと そう気づいていたのに 見ないふりをしていたんだ 壮大な解放感と いつだって履ける可能性 自由はそこにある 何枚目のおぱんつか? 数えてはいないだろう 履き忘れて おでかけ 当たり前の毎日 何か忘れてる 何枚目のおぱんつか? 陰毛を見逃すな クロッチが濡れてたら 時には日干してみよう (晴れた空に) 悠理の匂いを無駄にするな
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--------------------------- ●各規則の必要性について● このページを見てもらえていると言う事は椋鳥屋の規則を一応は見て、規則を守る意志が有る、と言う事だと思います。もしも、まだ見ていないのなら右に在る〔行き先〕から〔規則張り紙〕をクリックして見に行ってもらいたいと思います。 大事な事なので少々面倒でしょうが、規則を見る事を再度お願いします。 各規則についての理由と説明をしたいと思いますが、1項ずつ説明するとほど良い加減でかなり長くなってしまうので、そちらの方は手数ですが別冊を参照して下さい。規則に納得してもらえたのなら、別紙の方は読まなくても大丈夫ですのでご安心を。 規則は多く回りくどい言い方が多いですが、守る事自体は簡単だと思われます。 しかし、第5項の様に「何故?」と思う規則や、第11項の様に何故決められてるのかすら判らない様な規則まで有ります。ですが、そこにはちゃんと理由が有る事だけは憶えておいて下さい。 この“メンバー規則”と言う様な規則などは他ギルドでは殆ど無いと思います。有ったとしても2~5項目程度でそれも常識の範疇といった程度だと思います。 そして、規則が多ければ多いほど煩わしくなるのも人間です。 が、あくまで私個人の意見ですがギルドや組織の特色を出す物も規則だと思っています。 つまり、少々極端な物言いではありますが、“規則が無い”と言う事はその集団はただの寄り合いやただの集団であり、活動も組織らしい事は殆どしていない、出来ないように思うのです。 椋鳥屋は(個人的にはあまり好きな言い方では無いですが)一個の“組織”だという事は紛れも無い事実です。 組織と言うのは集団とは違い、無論、寄り合いなどではありません。組織には守るべき規律が在る代わりに、整った活動というものが有るのだと思います。 最高に固っ苦しい物言いになってしまいましたが、規則がどれほど重要かと言う事を語る上では避けて通れはしないと思い、こういう様に書きました。 もちろん、椋鳥屋の規則は後述のエージェントメンバー等の進言により話し合いなどを介して改変、削除、追加等が行われる場合も有ります。無論、椋鳥屋を良くする為であるのならば、に限りますがネ。 2/6 --------------------------- 1枚目に戻る← 次の㌻を見てみる→ 規則に納得がいかない事が有るので冊子を取りに行く⇒ 広間へ戻る↓ ^ ー
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《36枚目のダイヤモンド・ドラゴン》 効果モンスター 星7/光属性/ドラゴン族/攻 100/守 800 自分がアタッシュケースに所持している「ダイヤモンド・ドラゴン」1枚につき、 このカードの攻撃力と守備力はそれぞれ10ポイントアップする。 この効果は「ダイヤモンド・ドラゴン」を36枚以上所持していなければ発動できない。 part19-324 コメント 名前 コメント
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--------------------------- -椋鳥屋の構造と活動内容- 【萬屋(何でも屋)について】 コレを読んでいる貴方がどんな事を想像して、椋鳥屋の門を叩いたのかは私には判りません。 が、たまに、「“何でも屋”ってカッコ良さそうだから」と、言う人が居ます。 その意見を打ち砕いて置きましょうかw ①萬屋の活動内容は大概が<地味>です。 ②仕事の割りに儲けが少ない時の方が多いです。 ③普段は普通のギルドとそうそう変わりはしないかもしれません。 (“普通のギルド”と言うのが私には判りかねますがw) それでも、たまに有る大きな依頼とか地味な依頼を皆でワイワイやるとかそーゆう事を楽しめるのなら、大丈夫だと思われます。 依頼の構造的には依頼を受けるか受けないかなどは各々の判断ですが、人数が揃った方が面白味が有るので出来れば受けて欲しいと言うのが統括者の希望です。(あくまでも、個人の自由では有るので強制は出来ませんが) 【戦闘技術探求について】 第2次の時から萬屋の方が前面に押し出されてしまっていますが椋鳥屋のもう一つの側面として、戦闘技術の向上や探求などが有ります。個人戦闘はもちろんの事パーティー戦闘やギルド戦など、ダンジョンでの配置割り出し等の細かい部分までその方向性は多岐に亘ります。 そして勘違いしがちなのですが、椋鳥屋の戦闘技術とはリアルのスキルを探求する事であり、決して、キャラクタースキルやステータスを上げて強者になる為ではありません。強いスキルを持つ強者などに対して如何にして弱いスキルで戦闘をし勝利するか、を求めるものです。 その他にも、個人の動き方から戦闘戦術、戦闘パターンや戦闘配置の構築などの方向にも広がります。 さて、そうなると生産系の人には関係無いとも思われがちですが、それは大きな間違いだと考えます。何故なら戦闘とは開始からではなく、その前の準備段階からだと考えているからです。例えば、ポーションや武具の製造等による装備の準備、料理や演奏等によるステータス支援と細かく挙げればソレこそ、キャラクタースキルやアイテムの数と同じだけ、又はそれ以上の必要性が有り一部では直接戦闘よりも重要な部分が有ると言わざる終えません。 それはともかく、対人戦闘が苦手な人も、人数が多いと普段は出来ない事や試せない事、新たな発見などが有ると思いますので、奮って参加して欲しいと思います。 【共同大道店について】 さて、椋鳥屋は萬屋でもありますし、戦闘技術探求集団でもあります。最後に副業的ではありますが、露店を共同で出したり、商品入手を多数で行なったり、大道芸の様な事をやったりと言う事もしています。 皆でまったりと依頼も戦闘も考えずにふらふら過ごすのも椋鳥屋なのですw 4/6 --------------------------- 3枚目に戻る← 次の㌻を見てみる→ 広間へ戻る↓ ^ ー
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2007/10/4~2008/4/21あたりまでの分です いっぱいになったので整理します -- (名無しさん) 2007-10-04 04 34 22 おしりかじり虫~ -- (名無しさん) 2007-10-05 19 23 41 かじられ虫~~ -- (名無しさん) 2007-10-05 19 32 10 えひめさん 連絡事項をパー速に書き込むんだったら コテつけていいと思うんだw 臨機応変にいくんだ! -- (大阪) 2007-10-07 19 08 14 今仕事が一段落ついたぜ・・ 大阪さん 私なんか連絡事項書いたっけ? 314とか318とか?かな ここやスレもチョコチョコチェックしてるんだけど過疎ったよね。というか誰もおらん? 多分チェックしてる人はしてるんだろうけど、誰も書かないから遠慮してるのかも いや~しかし小さな抵抗とはわかっているが アサヒってるとこに突撃したりイライラしたぜ 所で大阪たんは元気になった?私はだいぶ回復したよ -- (えひめ) 2007-10-08 02 22 01 過疎ってますがチェックはさせていただいております。 -- (名無しさん) 2007-10-08 21 26 10 そうですか、やっぱり皆さん見てはいらっしゃるんですね 私も最後まで見守ろうと思っております もしwikiの更新、画像のup希望等あればこちらにでもご連絡ください 宜しくお願いいたします -- (えひめ) 2007-10-09 00 00 15 コテの名前を見つけてなんだかホッとしています。 -- (名無しさん) 2007-10-09 03 31 52 大阪は体重へったが折り鶴ダイエットとして 前向きにとらえてまいります もうなんか俺にできることないよな? -- (大阪) 2007-10-09 23 59 46 大阪さん、お尻大丈夫? 良くなっていることを祈っておりますぞ。 -- (名無しさん) 2007-10-10 00 45 12 え…? 俺だれかに掘られたっけ…? お尻は大丈夫だけど腰が大丈夫じゃないわ。 でも学生だしそこまで困ってないぜー -- (大阪) 2007-10-10 01 00 15 安倍総理が首相を止めざるを得なかった理由の一つに 暗殺の危険性があったとかいう電波をキャッチ 我が国には深く暗い闇があるようで・・・ガクガク -- (名無しさん) 2007-10-12 14 02 52 マジで?何処からの情報ですか? つか、黒川紀章さんが亡くなったそうでショックを受けてます・・・ -- (名無しさん) 2007-10-12 17 17 20 みんなの鶴、もう一度くらいは安倍さん、目にしてくれたのかなぁ。 -- (名無しさん) 2007-10-13 21 09 18 ねえ、ねえ、見てくれてたらいいよね! 安倍さん今はやっぱり療養ちゅうなんでしょうか? 具合はどうなのか気になってます -- (名無しさん) 2007-10-13 21 37 39 自宅療養中って報道以来ぷっつりだから、気になるね。少しでも心と体が元気になりますように。 -- (名無しさん) 2007-10-14 00 28 48 スレにも書いたけど、こっちにもコピペ ・・・・・・・・・・・ izaの阿比留さんのブログ内の阿比留さんのコメントの所に、 "安倍前首相は、発生がはっきりしなくなっていた声も以前に戻り、順調に回復されているようです" と書いてありました。順調に回復とは本当に良かったです! 鶴も少しは心のお薬になっていたらいいなぁと思ってます -- (名無しさん) 2007-10-17 01 21 48 知らなかったよ。教えてくれてありがとう~。嬉しい情報です。 -- (名無しさん) 2007-10-18 01 02 40 暗殺というか、総連とかヤクザ?辺りからかなり危険なこと されそうになってたというのを2chで見たよ。gkbr 安倍さんの元気になった姿見たいなぁ -- (名無しさん) 2007-10-30 01 53 54 それ、どのスレですか? 安部さんは阿比留さんのブログで3食たべられるようになったってありましたので 順調に回復してるんだと思うんですが・・・ -- (名無しさん) 2007-10-31 00 04 05 東亜だけど該当スレはもう落ちてる 総連とか色んな利権団体に手突っ込んだ仕事をばりばりこなしたんだから恨まれるよなあとオモタ -- (名無しさん) 2007-11-01 09 51 49 ごめん間違いを言ってしまった 東亜じゃなくて極東だorz -- (名無しさん) 2007-11-03 03 47 45 気力体力とも戻って欲しいな。 -- (名無しさん) 2007-11-10 00 26 51 ねえねえ、本スレにも書いたんだけど、 このまとめサイト、フォントが変わっちゃってるのって、わたしだけ? めっちゃ見難い・・ -- (えひめ) 2007-11-13 02 32 08 あ、フォント戻ってる 安部さんお元気そうで良かった -- (えひめ) 2007-11-13 17 57 02 単位とれてたwwwww卒業できるwwwwww もうみてないかもだが、心配してくれた人ありがとう! ついでに内定ももらったぜ! -- (大阪) 2007-11-13 18 53 38 大阪たん!まじで! おめでとwwwww よかったよかった! -- (えひめ) 2007-11-13 20 00 47 大阪さん、おめでとう! 鶴ではお世話になりました。 -- (名無しさん) 2007-11-13 20 46 00 大阪さん、よかったね。おめでとう! 安倍さんも復帰したし、大阪さん鶴のまとめ役頑張ったから、鶴の恩返しw -- (名無しさん) 2007-11-14 08 49 48 安倍さん、お国入りしたのね ニュースでお元気そうな姿を見て嬉しかったw 中川昭一さんたちと組んで頑張って欲しいわ。 直ぐだとまたマスゴミた叩くといけないから、それだけは気をつけて!! 鶴見てくれたかなあ・・・ -- (名無しさん) 2007-12-07 18 48 35 名前見てこの団体は何だ? とかって怪しまないかな。 見てくれるだけで嬉しいよ~。 -- (名無しさん) 2007-12-08 21 13 04 そうそう!怪しまれるかもだけど、 まだまだ応援してる国民が沢山いることを知ってもらって 諦めずにお国のために頑張って欲しいじょ -- (名無しさん) 2007-12-09 00 08 37 そうだね、怨念こもったような色目の千羽鶴だったら怪しまれるけど完成品を 見てくれたら、きっとそんなこと思わないと思う。 きっと大丈夫だよ! -- (名無しさん) 2007-12-09 01 59 59 http //abirur.iza.ne.jp/blog/ 安倍さんが俺達の鶴もってる写真ktkr -- (名無しさん) 2007-12-11 21 06 58 涙が‥‥。参加してよかったよぉ~。 -- (名無しさん) 2007-12-11 22 32 26 スレストのおでましだ -- (名無しさん) 2007-12-12 23 49 31 へ? -- (名無しさん) 2007-12-13 08 45 20 最近パー速の方に来てない人へ パー速の現行スレはまだ使ってます。 皆のカキコもあります。 もし、知らない人がいたらいけないのでお知らせしとくね。 -- (名無しさん) 2007-12-16 12 21 29 ありがと。 -- (名無しさん) 2007-12-19 22 23 11 もう出かけるから後で見に来るけど、次スレVIPはいかんやろ~ 保守ばっかしてないといけなくなるし、パー速やろやっぱ。ここでもいいけど、 あっちのほうが見やすいかな?ということでまた・・・んで、神奈川さんはどうなの?調子は -- (えひめ) 2008-04-21 10 57 08 パー速のスレ1000いったけど、次はどこ?立てないの? -- (名無しさん) 2008-04-21 16 52 07
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凍て付く氷雪に覆われ、あらゆる存在を拒む建造物。 しずかは遂にそれを眼前に見据えるところまで来ていた。 しずか「…………」 腕に巻き付けた時計型のカメラを起動する。 音も無く、光も無く、しずかが撮った光景は自動的に桜高へと送られる。 しずか「よっし!」 両頬を叩き、気を引き締める。 ここから先は一言も口を開く事すら出来ない。 それを頭の中に刻み込み、高く反り立つ塀をよじ登ってゆく。 常人ならば一通りの道具が無ければ登れないであろう垂直な壁だが、そこはやはり流石桜高の生徒と言ったところか、階段でも登るかのようにスムーズに登ってゆく。 猫のようにしなやかな動作で塀から降り立つ。 ふと振り返り、足跡の心配をしたがそれは杞憂だと気付いた。 視覚されない。触る事すら出来ないしずかが唯一残した足跡は降り注ぐ雪に瞬く間に覆われてゆく。 少しだけ頬を緩めて歩きだそうとしたその瞬間、しずかの真横を赤い何かが通り抜ける。 しずか「──っ!?」 心臓が跳ね上がり、一瞬にして呼吸が乱れる。 通り過ぎたものが炎だと気付いたのはそれが雪を溶かして作り上げた一本道を視覚してからだった。 「かったりぃなぁおい」 調子はずれで緊張感の無い声が響く。 黒いスーツを身に纏った男は咥え煙草のまま降り注ぐ氷雪の中を悠然と歩いている。 三流ホストのような伸ばしっ放しの黒髪は片目を完全に覆っており、隠れていない右目は野獣のように鋭い。 後藤「……うん?」 雪解けの道を歩いていると後藤はふと眉をしかめた。 確信があるわけではない。だが何かが這っているような、或いは何者かに見られているような不快な感覚を覚える。 しずか「っ! ──っ!」 意味が無い事を知っていながらしずかは両手で口を覆った。 胸で激しく脈打つ心臓の鼓動でさえ気取られ殺される。 そんな錯覚を感じさせるほどのモノをこの男は持っている。 後藤「気のせい、だよなぁ?」 後藤は訝しげな目付きで辺りを見回した。その視線が通り過ぎる度、しずかの心臓は激しく暴れ狂う。 極寒の地のど真ん中にいるのにしずかのスーツの中の肌はぐっしょりと濡れていた。 後藤「まぁいいや」 後藤は雪が降り注ぐ空を見上げ、不機嫌そうに舌打ちした。 そして片手を眼前に翳し、眼を閉じる。 その瞬間翳した手の先から血のような赤色をした炎は迸った。 轟音を上げる炎は後藤の行く末に道を作り上げる。 後藤「ったく……。こんだけ雪が積もってると靴が汚れてならねーや」 しずかに背を向ける形で後藤は呟く。 だが後藤の首から上がゆっくりとしずかの方へと向き始めた。 断腸の思いで神に祈るしずかだが、後藤の動きは止まらない。 後藤「お前もそう思うだろ?」 ここまで下卑た笑みを浮かべられる人間が他に居るだろうか。 しずかは眼を見開き、呆然と立ち尽くしていた。 理性は早急にこの場から離れるよう警告しているが、本能は既に生きる事を諦めて終息へと向かっている。 しずか「────」 しずかは言葉を紡ぐ事が出来なかった。 叫び声を上げることも、呻き声で訴えることも出来ない。 後藤「…………」 後藤はにやにやと笑みを浮かべるだけで何もしてこない。 しずか「──っ!」 しずかは閉ざした唇を強く噛んだ。 身体を縛り付けていた恐怖が一瞬だけ和らぐ。 だがしずかが後退ろうとしたその時、後藤は思いがけない行動に出た。 後藤「こんだけカマかけて出てこねーってことは……。やっぱ気のせいかぁ?」 どこか不満げな表情を作り、後藤は視覚していないしずかの顔へと手を伸ばした。 しずか「……っ」 安堵の溜め息を吐くべきか歓喜の雄叫びを上げるべきか、取り敢えずは一命を取り留めた喜び故にしずかの呼吸は再び乱れた。 視覚されないとは言えど些か不安に思ったしずかはそろりと身を屈めて後藤の手を躱す。 後藤がおかしいなぁ、などと呟いている脇でしずかは手を合わせてひたすら祈った。 早く行け、足を止めるな、振り返るな。 呪詛の言葉のように心の中で呟き続けるしずかの思いが伝わったのか、後藤は振り向くことなく歩き始めた。 後藤「っかしーなぁ。俺もそろそろ年かぁ?」 煙草を咥えて指先に火を灯す。 吐き出した紫煙は寒空の元で吐き出る白い息と混ざり合い、残り香を置いて言った。 しずか「良かった……」 捻った言葉や感想などは要らない。 しずかは生きているという実感を味わう為、小声ながらもそう呟いた。 腕時計型のカメラを後藤に向けてピントを調節し、シャッターを切る。 音も光も発することは無い。つまりこの行為がばれる事は無いのだが、しずかの手は小刻みに震えていた。 しずか「ふぅー……」 これで一つ大きな仕事をこなしたかのような疲労感があるものの、その実やるべき事はまだ何一つとしてこなしていない。 やれやれだね、としずかは呟き、後藤が作った道を避けて歩き始めた。 もし後藤が自分の能力を熟知していれば。 邂逅した相手が後藤よりも用心深い者だったら。 無限に存在するIfの中のどれかが成立していれば自分の命は無かった。 この時点ではしずかは神に愛されていたのだろう。 そんな事を考えながらしずかはそっと溜め息を吐いた。 和「あら?」 パソコンのディスプレイが点滅し、受信音を鳴らす。 本日二度目のしずかからの受信に一同は和の元へ駆け寄る。 純はマインスイーパーに飽きたのか、既にソリティアに移行していた。 律「さっき入口の写真が届いたばかりだろ? 幸先良いなぁ」 和「人、かしら? 見づらいわね……」 送られてきた映像に映る人影にカーソルを合わせ、マウスを二回クリックする。 紬「後藤……」 紬は片手で口を覆い、悲しそうに眼を伏せた。 律「後藤って、あのなんとか衆ってのの……」 澪「従者衆だろ」 そうそれ! と律は指を弾きながら紬の方へと振り返った。 だが振り返った先にあった紬の辛そうな表情を見て、律は自分の軽率さを改めた。 律「……ごめんな。やっぱムギにとっちゃキツいよね」 紬「いいのよりっちゃん。覚悟は出来てるから」 強がって笑っているのは誰の目から見ても明らかだった。 だが律は紬のそんないたいけな努力を汲んで、それ以上は言及しようとしなかった。 紬「唯ちゃんの方が大切だもんね」 心の平静を求めるように自分に言い聞かせる。 だがそれは欺瞞だと紬は心の何処かで理解していた。 たとえ裏切り者だとしても、ディスプレイに映る後藤、そして従者衆と唯を天秤にかけて選ぶ事など出来やしないのだ。 遠い目で紬は天井を仰ぎ、幼い日の事を思い返す。 後藤「今日から貴女の身の回りの世話をさせていただく後藤です。至らない点もあるでしょうが、その際は何卒ご教示下さい」 たどたどしくはあるものの、丁寧な言葉遣いだった。 紬「こちらこそよろしくおねがいします」 幼い紬は少し弾んだ声で礼を返した。 その声とは裏腹に紬は思っていた。 また要らない置物が増える。自分が一人になれる時間が減ってしまうと。 この頃の紬は小学校三年生だった。 その年の子供は往々にして人との繋がりを求めるものなのだが、幼い頃より置かれた環境が紬の繋がる心を荒ませていたのだ。 斎藤「家庭教師の方が体調不良でお見えにならないので今日は今から二時間は自習です。何かあれば後藤に言いつけて下さい」 紬「分かりました」 紬の二つ返事を聞くと斎藤は音も無く去ってしまう。 残された二人が口を開く事はなく、静寂が部屋を包み込んだ。 紬「…………」 鉛筆が紙の上を滑る音が断続的に聞こえる。 後藤はその音を聞きながら、年のわりにはやけに大人びた紬の後ろ姿を眺めていた。 後藤「すげーなぁ。この年から机に向かってお勉強なんて俺だったら五分も持たねーや」 静寂が一時間ほど続いたあたりだろうか、後藤は従者とは思えない軽率な言葉遣いで呟いた。 鉛筆を握る紬の手に力が込められる。 お前に何が分かる? 出来るのではなくやらなければならない環境に置かれた自分の心中を、少しでも想像した事があるのか。 沸き上がる苛立ちをそのままこの軽率な男にぶつけたい衝動に駆られたが、父の期待を考えるとそれは出来なかった。 紬「……お茶を貰えますか?」 後藤「はあ? んなもん給仕係にでもやらせろよ。何で俺が小学生に茶なんざ汲まなきゃなんねーんだよ」 紬「え?」 沸き上がった怒りが急速に冷めてゆくのを感じる。 はたして今まで生きてきた中で自分にこんな汚い口を利く者がいただろうか。 未知なる人種との邂逅に紬は恐怖すら感じつつあった。 後藤「ったく、斎藤の旦那も人がわりーよな。初日から令嬢の目付け役なんて荷が重過ぎるっつーの」 がしがしと頭を掻きながら後藤はシガレットケースを取り出す。 後藤「っと、流石に煙草はマズいよな。失敬失敬」 苦笑いしながら後藤は胸ポケットにそれをしまう。 この時点で普通は解雇に値している。 それを知ってか知らずか後藤は我が物顔でずかずかと紬に歩み寄ってきた。 紬「な、なんですか……?」 後藤「ははっ、そうびくびくしなさんなって。ちょっくら俺の退屈凌ぎに協力してもらうだけさ」 後藤は机の上に広がったノートを取り上げ、ぐしゃぐしゃに引き千切った。 紬「っ!?」 散らばる紙屑を見て、紬は呆然とするしかなかった。 後藤「この年から机にかじりついてっとろくな大人になんねーぞ。折角誰も見てねーんだからガキらしく遊ぼうぜ」 後藤は人の悪そうな卑しい笑みを浮かべた。 だが紬は不思議とそれを不快には思わなかった。 突拍子も無い新人従者の提案にただただ驚くだけだったのだ。 紬「…………」 思えば物心がついた時からまともに笑った記憶が無い。 しかしどうしてだろうか。 この男となら今まで笑えなかった分まで笑えるような気がする。 紬はそんな淡い期待を抱きつつあった。 後藤「さて、と……。意気込んだは良いものの最近の子供の遊びはよく分かんねーんだよな。何かやりたい事無いのか?」 普通の子供ならばここであれをやりたい、これをやりたい、と騒ぎ立てるものなのだが、この時の紬は違った。 胸の前で両手を組んでしゅんとうなだれたのだ。 紬「私、今まで遊び道具なんて貰ったことないです……」 口ごもりながら紬は言った。 後藤はばつが悪そうな顔をして頭を掻いたが、それはほんの一瞬で、再び下卑た笑みを浮かべてずいっと紬に詰め寄った。 後藤「最近の子供は道具がなきゃ遊べないのか? こんな時に頭使う為にお勉強してんじゃねーのかよ、んん?」 乱暴な物言いに紬は思わずたじろいだ。 そして後藤は紬の反論を待たずに閃いたぜ! と叫びながら部屋を飛び出してゆく。 紬「…………」 一から十まで何一つとして理解出来ない人間だ。 紬は幼いながらも後藤の人格の突拍子の無さを悟った。 まるで条件反射で喋り、動いている。 それは自分では真似出来ない。いや、真似しようとも思わない。 けれどもどこか羨ましさすら感じてしまう気持ちの良い生き方だった。 後藤「おっまたせーい!!」 かちゃかちゃと音を響かせながら、後藤が再び戻ってきた、 右手には盆に乗せられた十数個程のグラス。 そして左手には水が入ったピッチャーがあった。 後藤「日曜に早起きした甲斐があったぜ。まさかこんなところで役に立つとはな」 紬には何の事を言っているのかさっぱり分からなかった。 困惑する紬を余所に後藤はてきぱきと机を片付けてグラスを置いてゆく。 紬「…………」 作業が進むにつれて紬は後藤がやらんとしている事を理解した。 机の上には異なる量の水を注がれた八つのグラス。 後藤は鉛筆を手に取り、横一列に並んだグラスを順に叩いた。 紬「わあっ!」 グラスは澄んだ音で音階を奏でる。 紬の表情は年相応の少女のそれと同じように綻んだ。 後藤は器用に音を刻み、ばらばらの音を繋いで歌を作る。 後藤「と、こんなもんか」 後藤は満足げな笑みを浮かべて鉛筆を紬に手渡した。 やってみろと手で合図をするが、紬はもじもじして顔を伏せている。 紬「でも私、こんなのやった事無いから……」 後藤「はっ、よっぽどの暇人じゃなきゃこんな事やんねーよ。こんなもんピアノと一緒だって」 強引に鉛筆を握らせると後藤は更に強く促す。 紬「…………」 そろりとグラスを叩いてみる。 澄んだ音が鳴り響くと紬の顔は更に綻んだ。 今度は後藤の手ではなく自分の手で音を紡ぐ事が出来た。 他の子供にとっては何でもない事が、紬の心に温かい何かを染み渡らせる。 紬は顔を両手で覆い、肩を震わせた。 小さな指の間から一粒の涙が零れ落ちる。 後藤「なぁにめそめそしてんだよ」 後藤は肩を竦め、紬の頭を乱暴に、優しく撫でた。 それを口火に塞き止められた水が決壊したかのように紬の中から何かが溢れ出た。 紬「こういう事するのが……。ずっとずっと夢だったんです。私……私……っ!」 後藤は困ったように頭を掻く。 だが人の悪そうな表情の中には、確かな優しさがあった。 後藤「……社長令嬢だからって無理に気負うこたねーよ。寂しくなったら俺や斎藤の旦那が一緒に遊んでやるからさ」 まぁ斎藤の旦那は年食い過ぎってから厳しいかもな、と喉を鳴らして笑うと、後藤は紬の両手を取った。 涙でくしゃくしゃになった紬の顔が露になる。 後藤「そうだ。俺の夢はバイクで世界中旅する事なんだけどよ、お前がこれくらい大きくなったら後ろに乗っけてやんよ」 紬の頭上で手をひらひらと振り、後藤は笑った。 その笑顔は今日一番、そして紬が今まで見た笑顔の中で最も人間らしい笑顔だった。 紬「うん!」 紬はくしゃくしゃになった顔に年相応の無邪気な笑顔を浮かべた。 それから後藤と紬は紬の父や厳しい従者達の目を盗んで色んな事をした。 温室育ちの紬にとってそれらは新鮮で、人格に大きな影響を与える。 多くの習い事の中で特にピアノに熱心に打ち込んだのもその日の出来事がきっかけだ。 今でも時に見せる向こう見ずな好奇心も、かつて紬が後藤のそんな人格に憧れた事が影響なのだろう。 彼女が何か楽しい事を経験した時に常套句のように口走る「するのが夢だったの」という決まり文句はその日から始まった事は、今となっては彼女自身も覚えていない。 紬「…………」 きっと語られる事は無い。 紬はそんな泡沫のような思い出を愛でるように思い返す。 あの時後藤が示した身長に到達する事は出来ただろうか。 そんな自問自答を最後に紬は考えるのを止めた。 紬「その写真に写ってるのは従者衆の一人、後藤よ」 律「…………」 鬼気迫る紬の物言いに律は思わず押し黙った。 紬「昔手品と称して火を操るのを見た事があるわ。闘気の事なんて知らなかった私にもはっきり見えたから──」 和「少なくとも私や立花さんと同等、或いはそれ以上の使い手ってわけね」 紬の言葉を和が代弁する。 紬は肯定の意を込めて強く頷いた。 紬「私の事は気にしなくていいの。私も全力でやるから皆も──」 紬の口から紡がれた言葉は冷たく、それでいた燃え盛る火のような思いが込められていた。 紬「従者衆を、皆殺しにするつもりでいて」 ※ ※キャラの戦闘力が知りたいな。 多分他にも居そうだからお粗末ながらも強さ順に並べてみた ウイさん>>>何かよく分からんが凄い壁>>>澪>姦通式の壁>>>斎藤≧後藤>和≧恵>純≧姫子≧対姫子戦唯(?)>>>絶対の彼方>>>三花>>通常唯>律>しずか>信代>文恵>紬>風子>>>トップランカーの壁>>>梓(銃器持ち)>>>上位ランカーの壁>>>キミ子≧よしみ>>エリ>アカネ>>純にボコられた不良>>>中堅の壁>>>吹奏楽部部長>>梓(銃器無し)>>いちご>>>>>>>>物語に参加出来るか否かの壁>>>>>>>>>>>>>>冒頭の不良、憂の闘気に当てられて自殺した不良、聡etc. ぶっちゃけ即興だからあてにならない(つーかあてになったら興が殺がれる、よな?)けど大まかに言うとこんな感じ。 後藤との不吉な邂逅の後、しずかは順調に敵陣の奥深くまで潜り込んでいた。 先程の緊張などまるで無かったかのように、しずかの表情からはうっすらと笑みが漏れている。 しずか(いける……っ!) 声には出さないものの徹底的に自身を鼓舞した。 そのお陰かどうかは定かではないが、しずかの動作は時間が経つ毎に機敏になってゆく。 しずか「っとと……」 一瞬だけ声を漏らしてしまい、思わず身を震わせる。 だがしずかの目に止まったものはしずかを動揺させるには充分過ぎるものだった。 しずか「…………」 他の扉とは明らかに室が違う鋼鉄製の扉。 そこには『披験体収容室』と刻まれていた。 心臓が脈打つ音が一際大きくしずかの頭に響く。 確証があるわけではないが確信はあった。 自分達が助けるべきクラスメイト、平沢 唯はこの扉の向こうにいる。 しずかは恐る恐る扉に手を伸ばしてみた。 自分の完全ステルス能力は生半可なセキュリティには認識すらされない。 その自信すら揺らがされる何かがこの扉にはあったのだ。 しずか「……っ」 やはりというべきか、扉にはロックがかけられており、ぴくりとも動かなかった。 だがしずかの本能が鳴らした警鐘は杞憂に終わり、何事も無かったかのように空気が流れてゆく。 しずかは腕時計型のカメラを起動する。 これで丁度三十枚目か、などと考えてそっと一息ついていたその時、それは起きた。 しずか「うぐ……っ!?」 肩口に指すような激痛。 たまらず痛みの発信部を抑えると、何か固く鋭いものが手に当たった。 それが何か確認する為に振り返ったしずかは自分の選択を悔いる。 「駄目じゃない狐さん。狼から逃げようと思うんなら、その卑しい匂いをどうにかしなきゃね」 針金が組み込まれた強化ガラスの窓の縁に、妖艶な雰囲気を漂わせる女が腰掛けていた。 「従者衆が一人、江藤よ。よろしくね」 毒々しいまでに艶めいた黒髪はアップで纏められており、黒縁眼鏡の向こうの瞳はしずかを咀嚼するように見つめている。 黒のジャケットと丈の短いキュロットスカートに包まれた肢体はそれらの衣服をはちきらせんばかりに起伏の存在を主張していた。 しずか「くっ……」 身体が思うように動かない。 まるで全身の血の巡りを止められたかのように身体が痺れている。 江藤「後藤くんと加藤さんは何してるのかしら? こんな女狐一匹見つけられないようじゃ従者衆失格ね」 女狐と称された事に怒りを覚え、しずかは江藤をきつく睨み付けた。 江藤「うふふっ、怖い顔しちゃって。でも駄目よ、全身が痺れて動かないでしょう?」 にやにやとせせら笑いながら、江藤はしずかに歩み寄る。 しずか「はな……れてっ!」 拒絶の言葉とは裏腹に、しずかはがくりと膝を折ってしまう。 江藤「ふふっ、興奮しちゃうわ。即効性の毒を盛られてもまだそんなに元気に喋れるの?」 江藤はしずかの顎を持ち上げ、長い舌をちろちろと動かした。 頬はうっすらと高揚しており、西洋人形のように整った顔は妖艶に歪む。そして……。 しずか「~~っ!?」 江藤の長い舌がしずかの口内に捩じ込まれた。 口内を侵す舌を噛み千切ってやる事も出来ない。 しずか「んっ……んー……っ!」 ぴちゃぴちゃと卑しい音が鳴り、しずかの背徳感を煽る。 江藤の細い指がしずかの唇を撫で、舌と舌が絡まり合ってねっとりとした唾液が二人の口内を行き来した。 しずか「──ぷはっ!」 江藤「うふふっ、ご馳走さま」 不意に唇が離されて、しずかは大きく肩で息をする。 だがそんなものではしずかの身体を蝕むものは払拭されない。 唇を犯された背徳感。そして全身を縛り付ける悪寒。 何故痛みを感じた時点で逃げなかったのかとしずかはひたすらに悔いる。 江藤「さぁて狐ちゃん、次はどんな遊びが良いかしら? あっ、安心してね。私が満足するまでは殺さないであげるから」 冗談じゃない。しずかは思った。 この女は自分の身体を骨の髄まで貪り尽くした挙げ句、残飯のように捨て去るつもりだ。 その末路を想像すると自然としずかの目から涙が零れ落ちた。 しずか「やめて……よぉっ……。こんなの……」 江藤「敵陣の真ん中でそんなお願いが通じると思ってるの? 本気で言ってるなら抱き締めたくなるような可愛い子ね」 趣味、嗜好の歪みがそのまま具現化したような残虐な笑みを浮かべたまま、江藤はしずかの細い首に手をかけた。 江藤「こういうのも最高じゃない?」 じわじわと首を掴む手に力が入ってゆく。 いたいけな少女を手中に収めた征服感に、江藤は恍惚の表情を浮かべた。 しずか「あがっ……!」 押し倒された拍子に肩口に刺さった刃物が更に肉を貫き、めり込んでゆく。 だがその痛みにしずかは一縷の希望を見出した。 全身を襲う悪寒が、痛みのお陰で一瞬だけ緩和されたのだ。 しずか「くっ……」 即効性の毒がどんなものなのかはしずかには分からない。 だがその効力が痛みによって誤魔化せる程度のものならば、そんなものは知る必要すら無い。 しずかは震える手で肩口に刺さった刃物を掴み、そして。 しずか「──っ!」 渾身の力を込めて引き抜いた。 その痛みは刃が刺さった時のそれとは比べ物にならない痛みで、それはしずかの身体を覚醒させる。 江藤「きゃっ!?」 意表を突いたしずかの一撃は江藤の元に届く事は無かった。 だがしずかが引き抜いたナイフに塗られた毒を恐れてか、江藤は大きく身体を逸す。 その隙に身体を捻って拘束から逃れたしずかはそのまま脱兎の如く駆け出した。 江藤「あらあら狐さん。そっちに行くなら狼に噛まれた方がマシだと思うんだけどな……」 取り残された江藤は尻餅をつく形でしずかの背中を眺め、それを追う事は無かった。 しずか「はぁ……はぁっ……」 息遣いは荒く、ステルスなどとうに解除されていた。 闘気を探られれば一瞬で居場所を突き止められるとはいえ、それ以外に欠点は無いステルス能力の解除方法は声を出す事だ。 その事さえ忘れて、しずかは呻き声を混じらせながら息を荒らげる。 しずか「ひゃ──っ!?」 足をもつらせて盛大に転ぶ。 何でも無い痛みが今では全身打撲の重傷を負ったような錯覚に陥らせる。 痛みを堪えて背後を振り返ると、自分をこの状況に叩き込んだ張本人は既に追って来ていない事に気付いた。 しずか「…………」 安堵感から意識が遠のいてゆく。 だがここで寝てしまえば命は無いだろう。 諦めと執着、二極化した感情が責めぎ合う。 寝そべって葛藤していると、冷たい床を伝って一人分の足音が聞こえてきた。 しずかは痛みに耐え、よろよろと身体を起こそうとした。 だが、その生への執着は突如として発せられた禍々しい闘気の奔流によって叩き折られる。 「──人間道」 しずかの視線の向こうから厳かな声が響いた。 その瞬間しずかの身体は冷たい床に叩き付けられた。 しずか「かっ……はっ……!?」 まるでこの空間だけ重力が何倍にも増幅しているような圧力がしずかを襲う。 空気に身体を穿たれ、骨が軋み、臓物が圧縮される。 「侵入者よ、貴様の退路はここで絶たれた」 霞みゆくしずかの視界に男が現れる。 黒のスーツを身に纏い、表情は黒のサングラスで隠されている。 斎藤「私は従者衆が一人、斎藤だ。来い、貴様の意志を以て活路を見出してみろ」 厳かな声はそう言った。 体勢は丸腰で棒立ち。傍から見ればある程度武の心がある者ならば一瞬で首を刈り取る事が出来そうにも見える。 だが視覚がそう認識していても本能、第六感は真逆に働く。 どれだけ修練を積んだところで埋めようが無い力量の差。 自分の無力にしずかは再び涙を流した。 歯は震え、耐寒スーツは最早意味を成さず、悪寒がひたすらしずかを襲う。 その様子を暫く無言で眺めていた斎藤だが、痺れを切らしたのか遂にしずかを一喝する。 斎藤「立て! 単身でここに乗り込んで来た覚悟はそんなものだったのか!?」 怒号の後に斎藤は床をだんっ、と鳴らした。 更に強い重圧がしずかを襲う。 しずか「────っ!」 最早口を開く事すら出来なかった。 しずかは確信し、諦めた。 ここで自分が命を落とす事は自明の理であると。 この諦めが必然だとすれば、それは偶然だったのだろうか。 どちらにせよ、人はそれを奇跡と呼ぶのだろう。 ぶちりと、しずかの頭の中で何かが切れた音がした。 しずか「────」 声にならない声を上げながら、しずかは見えざる圧力を突破して立ち上がる。 それを見て斎藤は満足げに口角を弛めた。 斎藤「……それで良い」 責めぎ合ってくるのは自分のそれとは相反する闘気。 その色はどんな深い森よりも深く緑に染まっていた。 室内であるにも関わらず一陣の風が廊下を突き抜ける。 斎藤はその時一瞬だけ瞬きをしていた。 その刹那の間に、しずかは斎藤の懐に潜り込んでいたのだ。 斎藤「っ!?」 認識出来たのは鋭く輝く銀色のナイフだった。 斎藤は咄嗟に手を翳し、刃を素手で受け止める。 しずか「くっ……」 空いた片手でがっちりと身体を掴まれ、身動きが取れない。 逃れようと身体を捩らせるが、それも無意味に終わる。 斎藤「もういい」 不意に斎藤が呟いた。 斎藤「貴様の戦士としての誇り、存分に見せてもらった」 斎藤は刃が突き刺さった手に力を込め、乱暴に引き抜く。 一瞬だけ鮮血が舞い、直ぐに治まった。 斎藤「その決意に敬意を払おう。一瞬でケリをつけてやる」 刹那、空間そのものが歪んでゆくような膨大な闘気が溢れ出す。 土壇場で手にした『絶対の彼方』を越える力。 それを以てしても埋まらない力の差に、しずかの心は燃え尽きた。 だが不思議と絶望は無い。 たとえ自分がここで死んだとしても、それは仲間達にここに巣くう脅威を知らせる警告となるのだ。 何一つとして無駄な事などない。 しずか「姫子……」 最期にしずかは思う。 しずかの死を知ってあの風の申し子はどんな顔をするだろうか。 眉を顰め、身を震わせて涙を流す姫子の姿が頭を過ぎった。 しずか「ごめん──」 地獄のような孤独の檻の中から救ってくれた貴女に、私は少しでも恩返しが出来たでしょうか。 心の中で自分に問うて、しずかは笑みを零した。 世界が終わりを迎える。 だが姫子と姫子を取り巻く全てのものの世界はまだ終わらない。 きっと穏やかな道を切り開いてくれる。 そう思うとしずかの心はこれまでに無いほどに晴れ渡ってゆく。 しずか「大好きだよ……。姫子!」 フェードアウトなどでは無い。 しずかの意識は走馬灯を映すこともなく、一瞬で途切れた。 斎藤「……私よりも強いのだな、貴様は」 斎藤はしずかを掴んでいた手を離した。 何の抵抗も無くしずかの身体は床に転がり、ぴくりとも動かなかった。 20
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643君の名は(東京都)2019/09/07(土) 23 09 24.88 三枚目のおぱんつになろう 今までとは違う向きで穿き続けろ
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避難所小ネタ?投下スレ3 避難所小ネタ 3スレ目その6 503 :1/2:2010/07/14(水) 11 42 40 ID ??? 時事ネタ注意 【画像あり】完全にSF イギリスの新型無人戦闘機 「雷神 タラニス(Taranis)」 1 新聞君名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(新) 18 32 36.68 ID Newspaper http //www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/campaigns/our_boys/3050749/Fearsome-new-fighting-machine.html 英国防省とBAEシステムズ社は7月12日、同国初の無人航空機(UCAV)となる「タラニス(Taranis)」のプロトタイプを初めて公開した。 発表会はイギリスのランカシャーで行われ、ジェラルド・ハワース(Gerald Howarth)国際戦略大臣は「タラニスは本当に開拓的なプロジェクトです。 わが国の進化した設計と技術を反映し、国際舞台をリードするイギリス初開発の無人航空機です」と述べた。 発表によると、機体の長さは約12mで、翼幅は約10m。ステルス能力のほか、衛星通信、 敵地の偵察、目標の特定、地上への攻撃などの任務も遂行できる。「タラニス」という名前はケルト神話の雷神にちなんで名づけられた。 「タラニス」の初の試験飛行は2011年に予定しているが、試験を行う場所については極秘としている。 2 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(英) 18 33 39.07 ID pub10555 どぉおおおだ!かっこいいだろ!ひれ伏せ!あがめろ!たたえろ! 7 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(香) 18 35 32.71 ID VdGpcDKV ナイトレーベン的な 12 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(露) 18 37 09.81 ID yh1sovmQ 全翼の無人偵察機ってアメリカ君もう作ってなかったっけ 13 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(米) 18 37 13.61 ID JeKCcglR ちなみに素人に教えておくと赤い部分はフタなんだぞ! 赤い部分はフタ!! 16 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(日) 18 37 48.42 ID o6b8b9RU 三角帽子の集団から、この画像が不思議の海のナディアのものであると推測できます 20 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(普) 18 38 45.26 ID BTVgiaDh . 2 俺の台詞とるんじゃねーよww順番ちげぇしww 日本「まだまだだな。あの形では変形できない。」 23 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(南伊) 18 40 14.13 ID Bb3eiLdB 「大勢の組織の構成員を前に演説する悪の首領」 みたいだな 33 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(独) 18 41 48.59 ID hYwhyxVS 日本が宇宙戦艦ヤマトを作るしかないな 39 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(西) 18 43 06.07 ID IP8cZhdk どう見ても悪役やん 56 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(露) 18 45 10.76 ID yh1sovmQ . 39 そこ重要なポイントだよねえw 44 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(仏) 18 43 34.57 ID R3084SdM 赤にする必要はあったのか。無難に黒でもいいのではないのだろうか。 46 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(瑞) 18 43 38.53 ID xAVujAWR どんどん軍用機も形式化して似通ったものばっかりになってきたな 小銃も、最近のはそうだが古き良きレシプロ機の時代はいずこだ 47 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(英) 18 43 39.52 ID pub10555 てめぇらうらやましいんだろ!素直になれよwwwエネミーカウンター!UAVアバァーブ! 59 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(拉) 18 45 47.26 ID NhBsg/Un どう見でも悪の秘密基地ですね!イギリスさんにぴったりじゃないですか! 69 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(愛) 18 47 38.41 ID TEfFeoGo . 59ゥウウウウ!しかしいかにもAIが暴走しそうな 98 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(仏) 18 57 26.42 ID R3084SdM なんか悪役メカというか、微妙にいやらしいデザインだな。 米軍機にはないもにょもにょ感がある。 114 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(蘭) 19 00 04.02 ID /5GlSly6 . 98 流石ブリテン。変態紳士の面目躍如というデザインだな 145 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(英) 19 21 28.45 ID pub10555 . 114 英国面へようこそ!! 134 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(氷) 19 16 14.23 ID d/DTvmij かっこいいけど。 でも使う場面ってアメリカの要請以外ないでしょ。意味わかんない。 168 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(英) 19 57 30.16 ID pub10555 . 134 アルゼンチンがまた生意気こいたら使う。 184 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(普) 20 16 00.16 ID BTVgiaDh . 168 無人化技術はてめえだけじゃねえおれらの御家芸じゃねーか 無人クリスマス 無人誕生会… 185 名無しさん@国家いっぱい 2010/07/13(英) 20 17 47.85 ID pub10555 . 184 今からこいつで爆撃に行くから待ってろ 508 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/14(水) 16 50 16 ID ??? 規制で泣きそうになった フランスお兄さんお誕生日おめでとう 714 名無し国民さん 2010/07/14(人) 19 37 34 ID loveYURI 今日もいつものように祖国がシャンゼリゼを美しく優雅に散歩されていた そこに、一輪の赤い薔薇を手に持った少女が近付いて祖国にそれを手渡したんだ 「祖国、お誕生日おめでとうございます(・∀・)」 同時に、あちこちから聞こえる祖国を祝う声 店からは店員や客が顔を出して手を振り、タクシーの運転手も車を停めて祖国を祝った そして、誰かが歌い始めたラ・マルセイエーズが通り一杯に広がっていく 祖国は少し照れたように笑い、少女に薔薇を着けてもらった 祖国の、雲間から差し込む太陽の光の様に美しい金の毛に赤い薔薇が映えて、まるで絵画のようだったよ その後は大変だったよw 皆に薔薇や百合の花を贈られた祖国は、身体中に花を纏って日本で見た菊人形みたいになってうごうごしてたww え?俺? 俺は今から友達と一緒に祖国のうちにプレゼントのお酒を差し入れしてくる 今頃他国の皆さんが祖国の誕生日パーティに来てる筈だから、酒も食物も足りないだろうしね 二日酔いの薬も必要かな 715 名無し国民さん 2010/07/14(人) 19 40 27 ID loveROSE フランスさんおめでとうございます すごくいい話なんだが .>美しい金の毛 この不吉な単語の所為で嫌な絵図しか浮かばず心から祝えない… 髪の毛の脱字だよな?脱字なんだよな?そうだと言ってくれ 513 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/14(水) 22 58 27 ID ??? 知ってる人は知ってるネタ 362 名前:名無しさん@ビフィズス菌いっぱい 投稿日: 2010/07/14(水) 21 53 01 ID yougle ♪明治ブルガリア♪ 363 名前:名無しさん@粉と水いっぱい 投稿日: 2010/07/14(水) 21 54 05 ID pastaaaaa ♪用具入れ♪ 520 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/15(木) 04 06 55 ID ??? 史実ネタ・実在の人物 147 :名無しさん@作曲家:1831/11/29(蕭) 16 21 47 ID chopin 私がどれだけ怒っているか、今からピアノで表現します! ttp //pl.wikipedia.org/wiki/Etiuda_op._10_nr_12_(Chopin) 理解して頂けましたか!? 521 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/15(木) 10 45 42 ID ??? スレタイネタ・一部オランダタイム 実際の人物注意 お兄さまが低燃費になりました メタボと眉毛が力を合わせてあなたの夕食を エストニアvsブブセラ キューバ「俺はあと二回変身を残している」 フランス「トイざます」 【和解】エストニアvsブブセラ【バボビア~】 【VE】チャゲ&バスタ【VE-VE】 ウリナラってウっちゃんとナラちゃんだよな? 塩じゃけ畑で日本が採れた チロルチョコってなんか幼女っぽい カナダが天功マジックで消えてから数年たった 530 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/16(金) 18 54 37 ID ??? 暑いからフランスタイム 437 :名無しさん@末っ子:2010/07/16(氷) 19 43 10 ID この間フィンランドがシーランド連れて家に来た。 仕事とか隣国の話をしてるうちに暗くなってきたから、取りあえず風呂貸して 食事してから帰ることになった。 二人一緒に入ってたみたいだけど、先にでてきたのはシーランド。 でも何でだか下を履かない。上は着てるのに下は無しであちこちうろついてる。 何やってんのみっともないから早く着なよって言ったら、 「僕が踊ればちんちんも踊り出すのですよー!」 まあそうだけどさ、風邪引くよ。 542 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/18(日) 17 15 27 ID ??? キャラ崩壊も甚だしいのでこちらに投下 しかしあえて本文無改変 チラシの裏@国家板 三千二百九十枚目 671 名前: 梅の花の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/06/09(台) 18 31 39 ID tAiWan+0 トゥートゥートゥマシェリー☆(^з^)⌒☆Yeah! みんな元気勇気ポンキッキぃ~??アタシは両利き皮むき器ー!☆★☆ なんか最近、超蒸し暑いしTHE・TU-Youって感じだよネd(゚ー^)a-ha? それだからなのか、Meのお部屋にさっきから 夏のアイドルCo-Baeさんがプンプンしてるのー♪ 乙女の部屋ってやっぱり、いいにおいするからかなあ。。。?? もうすでに2匹Heavenにイかせちゃったんだけど(///▽///) な、な、なんとまた一匹私の腕に止まってるゥー☆☆☆彡 ナニコレ…モシカシテ…(トクン…トクン) ザンゾウッテヤツ…!!?(トクン…ッ) もうここまで来たらアタシ彼らに挨拶するしかナイと思うんだ、、、でも 彼らのおうちがどこだか、全然わからないのォ(>o<)エーン 時の止まった流し…?それとも洗濯物地層岩…? なんだか謎解きミステリーだネ☆ 女の子のお部屋は不思議がいっぱいタオパイパイ☆ ゃだ、アタシったらパイだなんてッモウッ(≧з≦)=3ププー みんなも風通しは良くしてね(^▽^)/運気もUP☆するぞー!★ 672 名前: 梅の花の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/06/09(台) 18 32 59 ID tAiWan+0 誤爆しました 548 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/19(月) 23 53 36 ID ??? ※虫ネタ注意 身内の武勇伝 23 パフィン名無しさん 2010/07/11(氷)21 23 45 ID PaFN/Love 小さいころ、近所の年長者のDがゲジゲジのついた木の枝を持って追っかけてきた ゲジゲジとか嫌だし逃げてたら、 兄がDの前に立ちはだかってDのゲジゲジを素手で掴んで地面にたたきつけてDを睨んだ あのときはこの人、漢だって思った 近所のSが「ゲジゲジには罪はねえ…」ってつぶやいたのがちょっと面白かった 46 ヤンデレ名無しさん 2010/07/11(辺)23 21 45 ID NSanKekon まだ周りの奴らと兄さんの家に住んでたときに行われた極寒のシベリアでの缶けり大会 他の奴らが倒れていく中一週間も寒さに負けず缶を守り続けた兄さんこそ真の漢 70 ブルスト名無しさん 2010/07/11(独)23 57 11 ID MkMkTaich 数時間で俺の友人のNの家のGを殲滅した兄 さすが戦の国 78 バーガー名無しさん 2010/07/12(米)01 02 04 ID MTB/Hero 酒を飲むと破壊神と化す元兄 ビール瓶20本椅子6脚テーブル2つをガラクタにした 暴れてもいいけど自分の家でやってほしいんだぞ 561 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/20(火) 21 11 34 ID ??? 【歌は】連合連絡掲示板【暗号】 126 名前:名無しさん@くにいっぱい。 投稿日:2010/07/17(米) 18 25 46 ぽーにょぽーにょぽにょ 127 名前:名無しさん@くにいっぱい。 投稿日:2010/07/17(仏) 21 53 54 アナタの子♪ 128 名前:名無しさん@くにいっぱい。 投稿日:2010/07/17(露) 19 56 55 DNA鑑定やってきた~♪ 129 名前:名無しさん@くにいっぱい。 投稿日:2010/07/17(英) 20 43 37 ぽーにょぽーにょぽにょ ふくらんだ~♪ まんま る おな か の・・・・・・ 130 名前:名無しさん@くにいっぱい。 投稿日:2010/07/17(中) 20 51 22 現金な子 568 :時事ネタ 1/2:2010/07/21(水) 21 04 36 ID ??? 516:冷房壊れた名無しさん :2010/07/18(普) 13 11 10 ID k0t0ri 実際今年の暑さは異常。 ベルリンで38・8度ってありえねえだろ…。 いつもは最高気温25かそこらだぞ。 520:祭りに備える名無しさん :2010/07/18(日) 13 11 36 ID os10s1o 最低気温が…ではなく?最高で25度? 普段がそれだけ涼しいと、いっそう堪えそうですね。 526:暑さにやられた名無しさん :2010/07/18(露) 13 15 16 ID v0dkaA あ つ い ……… やっぱりもっと南下して暖かいのに慣れてれば、こんなに辛くなかったのかなあ? 暑いときの対処なんてサービス、ロシアにないよ(;し;) 527:口がすべった名無しさん :2010/07/18(拉) 13 16 13 ID gakupu1u 冷凍フランス人が融けたら困っちゃいますもんね。 腐っちゃったりしそうで。 528:猛暑と豪雨の名無しさん :2010/07/18(エ) 13 16 36 ID yut0se1 527ァァァァァ!! 530: リゾート気分の名無しさん:2010/07/18(仏) 13 18 16 ID N0n/rosa まあまあ。実際ものが腐りやすくなるのも問題だからねー。 うちではセーヌ岸にビーチ作って、暑さを満喫してるよ。 . 526もさ、大変だろうけど少し楽しんでみたら? 531: 祭りに備える名無しさん:2010/07/18(日) 13 19 01 ID os10s1o . 526 ロシアにないなら、ある国に対処法を聞いてみれば良いでしょう。 とりあえず水分はこまめにとったほうが良いですよ。 打ち水も効果あります。 あと夏バテ防止といえばうちでは梅干しですが…無理ですよねえ? 567: 猛暑で万博名無しさん:2010/07/18(中) 13 21 06 ID 22aruy0 胡瓜食うといいある。 体を冷やす食べ物あるから暑い時に食うとちょうどいいあるし、 水分補給にもなるあるよ。 579: 太陽沈まぬ名無しさん:2010/07/18(西) 13 24 36 ID t0mat0 ガスパチョもええよ~。 冷製スープいうたらわかる? それこそキュウリでもトマトでも入れたったらええねん。 610:暑くて当然名無しさん:2010/07/18(泰) 13 27 56 ID h0h0em1 暑い時にはやっぱり辛いものかしらね。 トムヤンクンでも食べながらしっかり汗をかくと気持ちいいわよ。 612: 日差しが嬉しい名無しさん:2010/07/18(英) 13 28 13 ID mes1mazu .>辛いもの うちならカレーだな。 タイ料理もいいが、暑いときに慣れねえもん作る気力はない。 615: 祭りに備える名無しさん:2010/07/18(日) 13 31 25 ID os10s1o スパイス系は使い慣れないと大失敗しますからねえ。 616: リゾート気分の名無しさん:2010/07/18(仏) 13 31 40.36 ID N0n/rosa しょっちゅう使うからって失敗しないわけじゃないけどな。 ↓以下、 612に焦がされたスパイスたちへの追悼 988: 暑いの慣れてる名無しさん:2010/07/18(土) 13 56 10 ID Turk1sh スパイス系は避けるってぇなると…アイランなんかどうでい? アイランってのはまぁーヨーグルトに水と塩を混ぜた飲み物っつーとこだ。 これならロシアでも問題ねいだろい。 990: スメタナ大好き名無しさん:2010/07/18(辺) 13 57 03 ID kek0nkon . 988 それもらった。 私たちヨーグルトはよく食べるからちょうど良い。 , ⌒,ー、 _ ,,.. X 〈∨⌒ /\__,,.. -‐ " _,,. ‐ ´ 〈\ _,,r " 〉 // // . ‐ " ,ゝ `く/ / 〉 / ∧_,. r " - - -_,,.. ‐ " _,.〉 / / . { ⌒) ∠二二> - - - - - - - _,.. ‐ " _,,,.. -{(⌒)、 r `ー ‐‐^‐ ヾ{} + -‐ " _,,. ‐ "`ー‐ヘj^‐ ;; ‐ -‐ _- ちょっと兄さんに差し入れてくる - ‐_+ ; " ,; , ,;゙ ‐- ー_- ‐ ______, ___,;;"_;;__,,___________ /////////////////////// 991:暑さにやられた名無しさん :2010/07/18(露) 13 57 22 ID v0dkaA . 990 自分で作ってみるからこないでえぇぇぇぇぇ! 1000: 名無しさん:2010/07/18(伊) 13 11 10.36 ID ヴェ? 暑いならシェスタすればいいじゃない? 1001 :1001:Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました… 最高気温が例年を遥かに超えても、人々の営みは続きます 国境を越えて知恵を分かち合いながら… 578 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/23(金) 11 05 48 ID ??? ※フランスタイムというかドイツタイム的な注意 102 パスタ名無しさん 2010/07/21(北伊)22 12 13 ID Past/HTrA もう70年近く前の話 友達になったばっかのN、D、昔お世話になってたAさんとDのうちのレストランに行った 飲み物を頼むときいつもビールだからたまにはワインにしようって話になった Dの家ではおいしいワインもできるしね 俺「N、なにがいいー?」 N「そうですね…ではスパンキングを」 固まるD、Aさん、俺 D「え?スパン…?」 N「あ、すみません。以前Dさんの家に留学してた学生からDさんの家ではスパンキングも有名だと聞いたものですから…」 D「いや…まちがいではないが…ここはそういう店ではないので後で専門店に連れて行ってやるから我慢しろ」 N「そうでしたか…失礼しました。お気づかいありがとうございます。勉強はしてはいるものの欧州の風習は難しいですね」 そこで今まで黙ってたAさんが口を開いた 「N、それはスパンキングではなくスパークリング・ワインではありませんか?」 N「え…?あ…!そうです!そうでした!お恥ずかしい。すっかり間違えて覚えてました」 大丈夫だよ、Nより恥ずかしい人間がここにいるから 突然、Dは立ち上がって「兄さんに呼ばれたから帰る!」と言って店を出て行った N「まったく、何も聞こえませんでしたが…Dさんの家の技術は素晴らしいですね。私も精進しないと」 感心するNをよそに俺はAさんとこそこそ話してた 俺「D、大丈夫かな?」 Aさん「彼はまだ若いので恥をかき慣れていないのでしょう。ほうっておきなさい」 もう恥はかき慣れたかな?会議で堂々と演説をするDを見て思い出した 103 ポテト名無しさん 2010/07/21(独)22 18 13 ID MkMK/Knnk . 102 折角忘れていたのに!忘れていたのに!! 580 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/23(金) 12 57 43 ID ??? Dェwww ちょっと地味な時事ネタ 79 名前:嫁がモニタから出てこない歴774年[sage] 投稿日:2010/07/17(日) 00 57 42 ID kpTK+Vpz こないだロシアさんちとビザ無し交流しまして、その際にご本人もついていらして、 現地の小学生と交流されてたんですが。 小学生A「ロシアさんってお酒飲むんでしょー?」 (^し^)「ちょっとね」 小学生B「たしなむ程度ってやつだね!」 小学生C・B「たしなむ!たしなむ!たしなむ!」 (^し^)「そうだねー(笑)」 小学生A「お酒飲むと友達なくすんだよ!ロシアさん友達いないの?(´・ω・)」 小学生C「…(´・ω・)ロシアさんかわいそう」 小学生B「友達になってあげようか?(´・ω・)」 (゚し゚;)「え…?え…?(汗)」 小学生A「俺たち今日から友達だから!」 小学生C「ともだち!」 小学生B「ともだち!」 (*゚し゚*)「……ありがとね」 もうね、いろいろ突っ込みどころは満載ですが、笑い死にそうでしたw 良かったですねロシアさんwww 582 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/23(金) 14 32 19 ID ??? ロシアさんかわいいよロシアさん。 和みの後に申し訳ない下品系ネタ。 お食事中の方は閲覧をお控えください。 トイレの中からこんにちはin国家板 313 名無しさん@おなかいっぱい[sage] 2010/07/16(西) 10 56 15 ID oYAbOOnt トマトぎょうさん使ったもん食べた次の日って、小便からトマトの臭いせぇへん? 314 名無しさん@おなかいっぱい[sage] 2010/07/16(普) 11 03 37 ID FubiiINp ポテトチップ食った後の屁って、絶対に臭いがついてる。 胡椒味だったらスパイシーな臭いだし、チーズ味はチーズの臭いwww 315 名無しさん@おなかいっぱい[] 2010/07/16(日) 11 18 08 ID otAaakUs 変わった物を食べた記憶はないのですが、用をたすとお醤油のにおいがします。 純粋なお醤油というよりは、醤油味のお煎餅のにおいでしょうか。 316 名無しさん@おなかいっぱい[sage] 2010/07/16(日) 11 18 57 ID otAaakUs sage忘れました、すみません。 317 名無しさん@おなかいっぱい[sage] 2010/07/16(独) 11 19 00 ID MukIiiNp . 313-316 トイレに行ったきり戻ってこないと思ったら…休憩時間はまだ先だろう! . 315 減塩メニューを組んだ、明日からはそれに従って食事をするように。 586 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/23(金) 17 40 49 ID ??? 812 名前:お兄さん@パリは萌えてるよ 投稿日: 2010/06/03(仏) 18 00 27 ID rosezanra 今日世界会議の休憩時間に廊下で聞いたやりとり。 「妹さんを俺に下さい!」 「別にいいけど。じゃあ僕のことは『お義兄さん』て呼んでね(^し^)」 「え」 「嫌なら諦めて(^し^)」 「…分かりました。よろしくお願いしますお義兄さん!」 「えええっ!?(゚し゚;)」 そう言ったら諦めると思ったんだろうけどなー 真面目な奴ほど思い詰めるととんでもないことしでかすからなー これ実体験だから、マジで。 592 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/07/23(金) 23 34 44 ID ??? しょーもない下ネタもどき 512 名無しさん@お塩いっぱい[sage] 2010/07/23(金) 14 56 12 文句なんてとんでもない、慣れなかったので驚いただけですよ ほら馴らしもせずにいきなり入れると拒絶ではないですか、あれと同じ事です 513 名無しさん@筋肉いっぱい[sage] 2010/07/23(金) 15 02 31 どさくさに紛れて何を言っている!もう少しまともな例えは無いのか! しかも今は会議中だろう! 514 名無しさん@お塩いっぱい[sage] 2010/07/23(金) 15 04 22 胃カメラの話ですよ? 515 名無しさん@筋肉いっぱい[sage] 2010/07/23(金) 15 05 19 ミ;・」・] !? 596 :1/2:2010/07/24(土) 17 48 29 ID juslnBM2 既出改変 20 名無し国@九周年 [] Date 2009/01/22(加) 22 15 13 ID mapleUma . 12 クマって速いよ。僕も飼っているんだけど、なれてるし抱っこしなくても逃げないだろと手を離したら突然猛ダッシュで逃げ出した。 およそ時速100キロ位の猛速度だよ。 びっくりして追いかけて100メートルほど先で追いついて飛びついて捕まえたら凄い目でにらまれた。 ペットと言うか、縄が無くなった瞬間クマは猛獣の顔になってた。 23 名無し国@九周年 [] Date 2009/01/22(氷) 22 16 52 ID imiwakaran . 20 それペットじゃないとおもう 24 名無し国@九周年 [] Date 2009/01/22(仏) 22 17 25 ID nudeRose . 20 それに追いつくおまいさんは何キロで走ったんだよw 26 名無し国@九周年 [] Date 2009/01/22(独) 22 25 34 ID mukimo . 20 それはクマによく似た何かか? 30 名無し国@九周年 [] Date 2009/01/22(南) 22 28 53 ID chigigi . 20 クマという名前の猛禽類じゃね? 31 名無し国@九周年 [] Date 2009/01/22(露) 22 29 33 ID krkrkrkr . 26 おそらく 形はクマだけど人面犬かなにかだよ 41 20 [] Date 2009/01/23(加) 00 05 30 ID mapleUma こらこらw君たち好き勝手いってくれてるね。 間違いなくクマだよ。 本当に室内で飼っていていつも可愛らしく僕の後を付いてくるから外で手を離したら「オレはこの瞬間を待ってたのさ」と言わんばかりに僕なんて放置して猛然と逃げ出した。 とにかく見た事ないくらい速くて驚いた。捕まえたときの顔が凄かった。 愛らしい目が細くなって睨み付けて、牙むき出しにしてウーウー言っててよだれ流してた。 キミ誰?ってくらい別の顔をしていた。 その後なぜか凶暴になった。 寝てると顔ひっかくし、噛みついてくるし。 メイプルパンケーキあげても食べないし、急に聞かない子になってしまった。 あの日彼は変わった。外で自由を感じて心変わりしたのかも。 いつも睨んでウーウー言ってる。別のクマじゃないの?と思うくらい。 43 名無し国@九周年 [] Date 2009/01/23(熊) 00 09 41 ID kumajiro . 41 別ノ熊ダロ 前 次