約 3,871 件
https://w.atwiki.jp/yamanu/pages/30.html
p.34 左脳と右脳 右に見てきたような西欧古来のロゴス、パトスの概念を、 現代医学・生理学の最突端を行く脳機能研究の用語に転換すると、 ロゴスは左脳、パトスは右脳ということになるかもしれない。 1981年のノーベル賞受賞者である カリフォルニア工科大学教授・ロジャー・W・スペリー教授によると、 人間の大脳は左右二つの半球に分離しており、 脳梁と呼ばれる約2億本の神経繊維の束で結ばれているが、 左半球が言語をつかさどる中枢として、 論理的・分析的・数学的機能をもつのに対し、 右半球は音楽的・直感的・運動=感覚的機能を有しているという。 平たく言えば、左脳はディジタル型、右脳はアナログ型である。 ところで、 西欧において長い間合理精神の源とみなされた言葉が関係しているところから、 左脳が<優位半球>、 右脳がこれに従属する<劣位半球>と呼ばれていたことも、 <実体>としてのロゴスと<属性>としてのパトスの図式に よく似ていると言えよう。 だからこそ、スペリー教授が、 両半球の機能の差を明らかにしながらも、 こうした偏見を打破し、 大脳の各半球には単純な優劣をつけられるものではなく、 互いに機能を分担して補い合っていることを強調した功績は、 大いに認められねばならないだろう。 p.35 しかしながら、これに便乗して我国に起きた“右脳ブーム”、 すなわち 「型にはまらない新しい発想を生み、 傑出した企画を考えるためには直感力に富んだ右脳を使い、鍛えるべきだ」 という考えになると、 ラマルクの獲得形質遺伝説を信じた人びとが、 子孫のためにボディビルにはげむ姿を想像させられてしまう。 これは、もともとスペリー説がはらんでいた 生体論的局所論の発想がもたらした結果なのではあるまいか。 この疑問は、東京医科歯科大学教授・角田忠信氏が 日本人の脳の特殊性を唱えた説に対しても向けられる。 たとえば、日本人と西欧人では左右脳の機能に違いがあって、 同じ言語でも、日本人は母音・子音とも左脳で聞くが、 西欧人は左脳は子音しか処理せず、母音を右脳で聞くとする説、 またコオロギなどの虫の鳴き声を日本人は左脳で聞き、 西欧人は右脳に入れるという実験報告は、 たしかに興味深い指摘であるが、 文化的背景と脳の機能を局所的に結びつけることがはたして可能かどうか、 すみやかには結論しがたい。 私はむしろ、このような局所論的思考を排して 力動的見地からロゴスの重層性を考えてみたいと思うものである。
https://w.atwiki.jp/civilization/pages/1569.html
プレイレポ/BtS/半球のサラディン~3大陸15文明の戦い~ 北伐~シャカ [#pc7dda61] 男気 [#i21fcef2] 転戦 [#m7a630c2] 南部復興 [#e9230fdd] 横槍 [#t15d35c7] 北伐~ザラ・ヤコブ [#ccabebbd] 準備 [#sad106c0] とりあえず [#a7a8e9dd] コメント [#e078cd2f] 北伐~シャカ 男気 AD1640、厭戦に苦しみながらも南下するアラブ軍はガンジーを残り2都市まで追い詰める。 文化税率30%でなんとか主要都市を回しながら寿司術医術開発を急ぐ。 しかしそのとき、AD1640、シャカがあなたに宣戦布告しました! さらに続けて、 AD1640、始皇帝がガンジーのくびきから解き放たれ、独立を取り戻しました。 AD1640、ガンジーがシャカの属国になることに同意します。 採算度外視で自ら火中の栗を拾うこの無謀な男気溢れる行動、さすがだぜシャカ殿。 しびれも憧れもしないが、とにかく俺たちにできないことを平然とやってのける。 この参戦、ザラ・ヤコブとユスティニアヌスはシャカに宣戦された過去があり、願ってもない復讐の好機と見るだろう。 また、アラブとエジプトとは対徳川で表面上の友好関係を構築し、大商人誕生後は信教の自由を採用したため、 ラムセスの勘違いは親しみを感じているまで進行している。 そのため、今回のシャカの宣戦に怒りの反応を示し、味方を助けるという名目で中央大陸に上陸しかねない。 サラディン「まあよい。北伐の手順を向こうが決めてくれたのだ。他は気にせず正々堂々と戦うまでよ」 一方西大陸では、男気の欠片もなくラムセスの武力を笠に着るマンサ・ムサが着々と勝利に向けて進んでいる。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (4-01.jpg) 飛行船による偵察画像。首都ティンブクトゥは聖都かつ遺産爆発都市、人口と無関係に大量の文化を吐き出す。 残りの2都市は見ての通り優秀な小屋スパム都市、研究を切ってからの大出力が計算できる。 また、既に歩兵が導入されており、クメールからワラータを取り戻し、逆にアンコールトムを落としている。 現在ラムセスの属国に過ぎないマンサは、マリ史上最大の版図を持ち、勝利に最も近い位置を占めている。 サラディン「なんかおかしいだろ、それ。納得いかんぞ」 AD1645、ザラ・ヤコブがギルガメッシュに宣戦布告しました! AD1645、イザベルがギルガメッシュに宣戦布告をしました! AD1645、サンチャゴ(イザベル)は、シュメールに占領されました! 乱入が懸念されたザラ・ヤコブが自ら忙しくなってくれたのだが、なんだこの取り合わせ? サラディン「神権政治連合だな。普段は余も一員であるぞ」 あーなるほど。閣下は四天王だけあってはさすがに詳しいですね。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (4-02.jpg) 南征終盤、擲弾兵を生産している。ライフルルートでの擲弾兵はラクダ弓兵同様いらない子だが、 アップグレードで作れる都市駐留III機関銃兵は長弓並みのチートユニットなので、いくらか作っておく。 先制1-2+都市駐留75%+対攻城兵器副次無効+対火器50%ユニット、こんなもの誰も相手にしたくないはずだ。 産業主義が出回ればさすがに陳腐化するが、そのときはこちらも戦車戦車戦車戦車で押し切ればいい。 サラディン「……アラブの悪口が聞こえたような気がする」 転戦 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (4-03.jpg) AD1670、なんとか南征を終わらせ厭戦から開放される。 メディナでは寿司屋重役の生産が始まり、研究も大量生産に入っている。 大量生産は対シャカ戦を睨んだ歩兵の導入ではなく、マイニングの創業を目的としている。 工場の技術者枠があれば民族叙事詩の芸術家ポイントをねじ伏せ大技術者が誕生するはずだ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (4-04.jpg) 南征終了時データ。画像で確認できないライフルの被害は8。撃破ユニットは合計341。 この時点でシャカ軍の数字が90~100程度なので、南方帝国インドが動員した戦力は240強。 大量生産は途中まで開発したのちマンサから、内燃機関はラムセスから取得できる状況。 シャカはまだライフリングが遠いため、南征部隊をアップグレードせずにそのまま転戦させる。 アップグレードは金が掛かかりシド寿司の出店資金を消費する上に、経験地が10まで戻されてしまう。 激戦を勝ち抜き26に迫る経験値を積み上げたライフルが多数居るため、ここでアップグレードしてしまえば、 経験値10/26や10/37となり、事実上これ以上の昇進は望めなくなる。 よって、カノン砲の天敵騎兵隊が登場しない限りはライフル+カノンを主力に進める。 胸甲騎兵も対カノン副次攻撃を持つが、こちらは戦闘力が低く撤退率も悪いことからどうということはない。 擲弾兵登場は近いようだが、お守りの歩兵・機関銃兵を少数混ざれば問題ないだろう。 AD1670、フビライ・ハーンが抵抗を諦めジョアン2世の属国になりました。 各大陸で決着がつきつつある。こちらも急がねば。 南部復興 北伐をじっくり進めながらも、旧インド領の開発を最優先に進める。 これまでアラブは首都のコインの大半を研究に注ぎ、聖都の金銭+30程を増幅して維持費を捻出してきた。 しかし都市数が一気に21まで増えたため、首都以外にも強力な小屋スパム都市が必要になっている。 企業を使う以上国有化の選択肢は無く、コイン出力を時間をかけてでも伸ばさねばならない。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (4-05.jpg) インドの広大な川沿い平原に小屋をばらまく。寿司屋の力があるため食糧不足は問題にならない。 戦争中に不幸対策もあって既に奴隷解放を採用しているため成長は速い。 元中国領の大陸南端付近は、小屋を置くにも半端なので工業都市群とする。広州は製鉄所予定。 また、ダメ元で育てていた元長槍のライフルが自力でレンジャーIIIを身につけ、経験値30に達している。 サラディン「優先して戦闘させたわけだがよく生き残ったものだな。今後は安全に過ごさせてやろう」 戦闘術I+レンジャーI+II+III+衛生I+II+III、計7つの昇進をつけるには、7×7+1=50の経験値が必要。 カリスマや赤十字、攻撃志向などの助けを借りずにたどり着くのはなかなか骨が折れる。 AD1740、イブン・ムクラ(大芸術家)がクーファ(アラブ)で誕生 AD1740、ヘロン(大技術者)がアンゴラ(ユスティニアヌス1世)が誕生 AD1745、マイニング社がアンゴラに設立されました! ……。目標をクリエイティブ建設に切り替え、イブン・ムクラには共存可能な宝石屋を開かせる。 産業主義で工業団地を建てれば、民族叙事詩の芸術家ポイントをねじ伏せ大技術者が誕生するはずだ。 なお、企業経済では取引材料として電気系文化遺産が全て欲しいが、順調にマリの文化となっている。 横槍 AD1750、ザラ・ヤコブがギルガメッシュと和平を結びました! AD1750、ユスティニアヌス1世がシャカに宣戦布告しました! AD1765、ラムセスとその属国がシャカに宣戦布告しました! #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (4-06.jpg) いち早く介入したユスティニアヌスは、辺境の2都市の攻略に成功しているがこれは構わない。 問題は西海岸のラムセス艦隊だが、上陸戦を選択せずに都市横に1度陸揚げし体勢を整えたため、 なんとか1ターン差で攻略スタックが間に合う。 結局シャカの主力はマスケット・胸甲騎兵どまりであり、南征とほとんど変わらぬ内容。 AD1775、シャカ滅亡。先進国から集団でぼこられるというシャカらしいすがすがしい最期だ。 シャカ領は占領時点で工房主体なので、そのまま全て生産都市にする。 インド滅亡直前あたりから諜報を邪悪なマンサに向けたおかげで、マリの研究が確認できる。 残りターンが1~15程度の間は問題無いが、突然3桁に跳ね上がるような事態になればいよいよその時だ。 終末は近い。 北伐~ザラ・ヤコブ 準備 ザラ・ヤコブはシャカ・ガンジーの脳筋戦争屋コンビと違い、歩兵+長距離砲の先進的軍隊をもっている。 よって、さすがにライフルカノンの活躍はここが限界であり、次なる主力部隊の構築が必要となる。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (4-07.jpg) 軍事生産都市ダマスカス。強力な軍事ハンマー増幅に加えてウエストポイント+教官二人定住で、 経験値11の戦車を毎ターン吐き出している。近いうちに都市襲撃IIIor都市襲撃II+副次の戦車で一暴れだ。 なおこれ以降の技術は一切放出せず、インターネットで一方的に落とす予定。 マンサ、ラムセス、ユスティニアヌス、ジョアン、ハンムラビ、以上が現在の主要先進国。 これだけいればマンサ・ムサが研究を止めてもネットの効果は十分期待できる。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (4-08.jpg) サラディン「早速来たようだな」 どうやら産業主義開発で防衛ユニット十分と見たようだ。残り61ターンだが、ハリウッドの増幅が加わり、 ハンマーから文化産出の配置に切り替われば大幅に短縮されるだろう。 やはり勝利レースの先頭を行くのはラムセスの属国にすぎないマンサだ。 AD1775、産業主義開発完了 AD1790、長距離砲⇔医術交換 AD1806、プラスチック開発完了 AD1814、無線通信開発完了 AD1824、コンピュータ開発完了 順調に技術を取得し最終戦争に備える。もはや目先の敵ザラ・ヤコブは眼中に無い。 AD1818、ラムセスとその属国がギルガメッシュに宣戦布告しました! AD1824、ユスティニアヌスがザラ・ヤコブに宣戦布告しました! AD1824、イザベルがザラ・ヤコブに宣戦布告しました! AD1824、アディスアベバ(ザラ・ヤコブ)は、ビザンチンに占領されました!!! 独立を果たしたギルガメッシュだが、ラムセスにかかれば異教の獲物にすぎない。 ユスティニアヌスはザラ・ヤコブへシャカから奪った都市を返還したりもしていたが、結局やる気のようだ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (4-09.jpg) サラディン「ラムセスの馬鹿め、他にやるべきことがあるだろうに」 悪いのはマンサだが、ラムセスの方にむかついて困る。 AD1804、クリエイティブ建設設立 AD1826、三峡ダム完成 AD1834、ロボット工学開発完了 AD1842、インターネット完成、ファシズム・核分裂・飛行機・冷蔵技術・ロケット工学・人工衛星他を獲得 あと必要な軍事技術は高度航空術・複合材料・ステルスのみ。 AD1842、ティンブクトゥが全盛(文化)を達成しました! AD1842、ギルガメッシュは抵抗を諦め、ラムセスの属国になりました。 こちらが快調なら敵もまた快調、否、それ以上か。 最速で勝利条件に届くのは当然文化勝利、対策が必要となる。 とりあえず AD1846、ユスティニアヌスからの対ザラ・ヤコブ参戦要請 アラブ軍の最終形態はまだだが、エチオピア程度ならどうとでもなるのでとりあえず乗っておく。 ライフル→機械化歩兵、カノン→長距離砲のアップグレード組に経験値11の戦車を加え、 さらに爆撃機も完成・配備され始めている。 途中、ユスティニアヌスが落としたアディスアベバを取り返されたところで技術を渡して停戦させる。 これで大陸の全ての都市がアラブのものとなる。 AD1862、エチオピア滅亡 問題のマンサにもとりあえずの対策をうっておく。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (4-10.jpg) 必殺のトラップ、ずっと都市反乱のターン!を発動。 これによりサラディン・ラムセスの2強をさしおき抜け駆けされるという危機は先送りにできた。 しかし海を超えた内陸都市にスパイを送り続けるのはなかなか困難な作業であり、根本的解決が望まれる。 そして北伐が完了し大陸制覇を成し遂げたため、その解決に入る準備は整いつつある。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (4-11.jpg) 大陸制覇時データ 撃破ユニット数が500を超えて(画像の範囲では合計436)よくわからないことに。 ガンジーとシャカが200超、始皇帝とザラ・ヤコブで100あたりか。 被害上位はライフル15、カノン砲10、戦車8、ミサイル巡洋艦6、斧兵3といったところ。 その5へ続く コメント 感想、見にくい点の指摘などありましたらお願いします。 被害を抑えたい時は1体ずつ勝率見ながら動かす、数字がイマイチなら無理せず待つを意識してます。今回は飛行船さまさま。 -- 反乱できるとはいえ@17ターンとはマンサえげつないな…ここからどうひっくり返すか -- マンサならよくあること -- シャカもマンサもいかにもな振る舞いだが、ガンジーは何故か脳筋 -- 輸送船と爆撃機の数をしっかり揃えているということはやはり・・・。 -- これだけ文明数あると2位以下の文化狙いも気になるな -- AD1990、長距離砲⇔医術交換 →AD1790ですかね? -- 指摘サンクス、修正しました -- 俺も文化狙いのマンサに同じ事してたらブチキレて(主に俺の属国に)核兵器乱射し始めたよ -- まーやられる側からしたらこれほどムカツク事はないわなw -- 名前
https://w.atwiki.jp/sohomon/pages/208.html
ゲーリケ HN:半球男 襲名:ゲーリケ 所属:ザクセン教導院 役職:会計、マクデブルク暫定市長 二つの球を合わせてチューチューして何度も引っ張って町を大騒ぎ 半球型腕部装甲 操作レバーと鉄の半球を組み合わせた腕部装甲、真空を生み出せる コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/testest-umigamedb/pages/700.html
2020年10月10日 出題者:UNDERTALE FNAFガチ勢ガスター タイトル:とある科学の... 【問題】 ある半球と半球をくっつけると人がのたれ死んだ。 何故? 【解説】 + ... この話は、科学界で有名なデーモンコア実験の事を指している。 その半球とはプルトニウムの事であり、それをくっつけて臨界状態になり 周りにいる人が被爆して死んだからである。 《死》《知識》《瞬殺》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
https://w.atwiki.jp/pam-iwate/pages/1371.html
北斗タクシー 下北半島は、青森県の中でも特に観光資源が豊富であり、地域の人々も素朴で人情あふれる人たちでいっぱいです。どうか下北の旅を心行くまでご満喫ください。皆様の旅が有意義で、一生忘れられない楽しい思い出となりますよう、いくつかのコースをご用意させて頂きました。私どもが、皆様の楽しい旅のお手伝いをさせて頂ければ幸いです。 株式会社 北斗タクシー 〒035−0041 青森県むつ市金曲一丁目11番8号 TEL:0175−22−1123 FAX:0175−22−3172 ※画像をクリックするとパンフレットが開きます。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ホームページ http //hokutotaxi.co.jp/ 〈ブログ〉 青森県むつ市栗山 http //blogs.yahoo.co.jp/kurikuribonbon2000/56696689.html 下北の旅 第二弾! http //blogs.yahoo.co.jp/sakamotoya_kawarayane0508/13757755.html 下北半島の旅 下北での食べたあれこれ2&番外編 http //blogs.yahoo.co.jp/yagamiyakumo/60569401.html 津軽・下北の旅 (14) 恐山−3 http //blogs.yahoo.co.jp/ryunosukewaiku/1820602.html 津軽・下北の旅 (13) 恐山−2 http //blogs.yahoo.co.jp/ryunosukewaiku/1658842.html 津軽・下北の旅 (11) 薬研温泉 http //blogs.yahoo.co.jp/ryunosukewaiku/1648811.html 津軽・下北の旅 (10) 大間崎 http //blogs.yahoo.co.jp/ryunosukewaiku/1625086.html 津軽・下北の旅 (09) 仏が浦 http //blogs.yahoo.co.jp/ryunosukewaiku/1616010.html 下北半島の旅 No1 http //blogs.yahoo.co.jp/nk0207y/808020.html 青森の旅⑨−本州最北端の大間 http //blogs.yahoo.co.jp/samomji/34397556.html 津軽 下北の旅 後半 http //blogs.yahoo.co.jp/hiro510hi/9259520.html 下風呂温泉の湯めぐり(下北半島旅行記2) http //blogs.yahoo.co.jp/warabe401/46974134.html 下北の旅 http //blogs.yahoo.co.jp/fwhp1942jp/40882545.html 携帯サイト 最新のチラシ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 《周辺情報》 #blogsearch /
https://w.atwiki.jp/civilization/pages/1567.html
プレイレポ/BtS/半球のサラディン~3大陸15文明の戦い~ 策謀の大陸 [#e10e2616] 交渉 [#i249d1be] 安全保障 [#z0718eb3] 都市計画 [#v82e329a] 世界情勢 [#vba92ec4] 探索 [#wdff9757] 遠方の文明 [#n3885969] テクノロジー [#webdfdcf] 使用前 [#ddc71603] 使用後 [#xc6c13a7] 接触 [#ne24b942] 探検隊 [#o7a56291] 地図 [#c1dcca3a] 初期設定 [#hb44840b] コメント [#qf3ff32b] 策謀の大陸 交渉 カウンターを全く考えない純粋な籠城戦では、敵スタック第一弾を余力を残して撃退できた時点で すでに軍事的な作戦目標をほぼ達成できていると思っていい。 その後の散発侵入を追い払い、第二弾のデススタックが到着する頃には、交渉窓口が開いている。 今の対シャカ戦線がこの状況だ。 また、邪悪なザラヤコブの思惑は形式参戦でのぬくぬく内政であり、偵察隊がバグダッドの丘陵を占拠し、 1マスあけて守備隊と睨み合うだけで戦闘行動は一切発生していない。 交渉窓口の開放も早期に行われ、技術を渡せばいつでも停戦できる状態となる。 これによってアラブの危機は去ったと判断し、戦時体制から通常の内政モードに入る。 神学はまず前述の通り始皇帝に放出してアルファベット、聖職、漁業確保。 ガンジーにはアルファベットを渡して弓術・鉄器を確保、神学では後に暦を獲得。 ガンジーとの取引は戦争屋に外交ペナルティが付きかねないがそれもやむなし。 今回はそのリスクよりもリターンの方が圧倒的に大きい。 そしてAD400~AD425の出来事。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-01.jpg) AD400、以前から対岸に謎の文化圏が見えている。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-02.jpg) AD425、どーんと広がり接触、ポルトガルジョアン登場。技術は中程度で交換に応じるようだ。 さっそく神学⇔通貨の交換、解禁された金銭取引で小銭を渡してザラヤコブと和平。 戦争が終われば同宗教ボーナスで表面上良好な関係になるため、ザラヤコブとも神学⇔鋳金の取引。 バチカンをキリスト教徒の手で建てたいという思惑があって、なるべく大陸内に神学を封印したかったが、 金銭取引の他に、聖誕教会に市場の効果を上乗せできる通貨の魅力にはあらがえず。 自力開発は哲学に向かっている。 遅れた大科学者1号を平和主義の力を借りて早く出そうという算段。 安全保障 非戦内政屋にとって、操っていた戦争屋が突然餌と和平したときほど危険なタイミングはない。 餌との10ターンの戦争禁止期間で暇になった戦争屋がどこに炸裂するか、緊張の瞬間だ。 遺産病全開ですすめているときにイベント和平なんかが来た日には……。 では、その戦争屋の餌になっていた文明が自国ならどうだろうか。 こちらは逆に最も安全な瞬間になる。 シャカ→ザラヤコブ 用心している シャカ→サラディン いらだっている (国境-2、宗教+2、戦争-6) 現在の外交感情。戦争さえ終わればシャカとの関係は±0で用心しているまで回復する。 そうなればシャカ→ザラヤコブの宣戦依頼が可能となる。 つまり現在のシャカとのいつでも停戦できる戦争状態をキープすることは、 いつでもザラヤコブにシャカをぶつけられる状態をキープすることと同じ意味を持つ。 大陸南方の始皇帝とガンジーの方も相変わらず戦争を続けており北方情勢に介入する余裕はなし。 サラディン「開始から4000年と数百年を経て、ようやく大陸がアラブの思惑で回り出したわけだな」 都市計画 ここまでのアラブは世襲制+官僚制+奴隷制+組織宗教ですすめてきている。 さっさと基本的な都市特化を終えて平和主義に入りたいところ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-03.jpg) 哲学開発完了直後、主要都市の国家遺産建設予定。画面外のバグダッドにはモアイ像を建設する。 ダマスカスは初めから生産都市にするつもりだったが、シャカに更地にしてもらうつもりで 序盤専用の小屋を氾濫原に作っていたわけだが、ここまで持ちこたえてしまっている。 また、聖都メディナもウォール街の商人優先で、ダマスカス-メディナ間の小屋は大半を潰す予定。 オックスフォード予定の首都の平原小屋は、ねじ込んだバナナ都市バスラとナジュラーンで育てる。 全力で小屋をばらまいた場合、食料1タイルの小屋が9+金を含む平原丘陵2で食料が足りないため、 ここは寿司屋の力を借りる。 グローブ座はバナナ2本でバスラという手もあったが、首都の小屋を育てる仕事で間に合わないので廃案。 かわりにジャングル灌漑農場で伸ばせそうなクーファにする。 過去にシャカ軍や蛮族の侵入もあって改善が遅れているが、豊富なハンマーがあるので間に合うだろう。 徴兵中は鉱山をメディナに貸し出す予定。 なおこれまでに対シャカ戦で生まれた二人の将軍は、ダマスカスとクーファに各一人定住している。 これで平時から都市襲撃IIメイスを作成できる。クーファの方は他にも作るものが多くて失敗臭いが。 世界情勢 探索 ここまで探索は全くできていない。 この大陸で気にすべき相手は先進国で技術放出して欲しい始皇帝と、宣戦要請が通る関係に収めたいシャカ。 両方から疎まれるインドとの継続的取引は停止要請がくるため結びづらい。 また、北方はザラヤコブ領も含めてシャカユニットがうろうろしているため探索に出られない状況。 遠方の文明 世界にアナウンスされる物件で、キリスト教大陸に存在するものは、 アラブのストーンヘンジ・キリスト教聖都、中国のファロス、エチオピアのロードス・ハギアソフィアのみ。 序盤に頑張ったアラブと、ガンジーも脳筋と化した情熱大陸でひとりぬくるエチオピアに少々といったところ。 全く嫌な展開だ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-04.jpg) AD820、世界の宗教分布。世界宗教はユダヤ教・キリスト教・仏教。ジョアンが仏教大陸一員。 まだ見ぬユダヤ教徒はキリスト教大陸を抑えてバチカン宮殿を建てている。 加速資源もないことから換金されても何も嬉しくない。許さんぞ邪教徒どもめ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-05.jpg) AD820、ギボンのランキング発表。ガンジーそこまで凄いのか。偉大じゃないハゲとか言ってすんません。 一人を除きずっと戦争のターンを続けていただけあって、軍事傾倒が酷い大陸であることは確実だ。 現在キリスト教大陸はアラブの思惑で動いているが、世界相手ではそういうわけにはいかない。 まずは光学・紙を開発しないことにはどうにもなりそうにない。 テクノロジー 使用前 AD620、哲学自力開発→光学に進むべく羅針盤にビーカーを入れる。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-06.jpg) AD680、羅針盤・機械を交換取得→光学へ AD700、封建制・建築学を交換取得 ガンジーは戦争中のため全力でハンマーなのか技術が遅れている。 スコア推移を見るとガンジー優勢のようだが未探索なので情報が無い。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-07.jpg) おそらくはファロス灯台の力でGNPを稼いでいた始皇帝だが、小屋の伸びに飲み込まれている。 戦争も劣勢で先進国でいられるのもそろそろ限界か。次の外交方針を考えねばならない時期が近づく。 AD800、本体とも取れるシャカの微妙な荒らしスタックが首都に向かってきたので休戦する。 大量カタパルトを含む手に負えないスタックがきたのなら即ザラヤコブにぶつけるところだが、 そういうわけではないので今は見送る。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-08.jpg) なお、条件確認だけするとこのありさま、シャカ殿強欲すぎる。 使用後 AD860、待望のキーテクノロジー、光学の開発完了 海上視界がひらけてさらなる文明と接触。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-09.jpg) ユスティニアヌス登場。ん?仏教聖都はこいつじゃないのか。 サラディン「奴もまた宗教指導者組合では小物にすぎんようだな」 技術は大陸間交渉の窓口だったジョアンの方が進んでいるようだ。 準備していた小銭と三段櫂船でキャラベル1号完成、右の大陸ではなく、北から左の大陸を探しに行く。 AD920、カースト制度+平和主義採用。組織宗教も捨てがたいがそろそろ大科学者を教育に一人とアカデミーを。 AD960、キーテクノロジー第二弾、紙の開発完了 もはや独占技術でもなんでもないが、とにかくこれで探索の問題が解決できる。 この後の大きな流れは自由主義→天文学→ライフリング→綱鉄→医術とすすめる。 15文明ではAIが遅らせやすいライフリング・医術が絶大な威力を発揮する。 未接触文明は技術取引回数カウンターが進まないので、光学後の接触でカウントゼロから始められる。 よって独占・寡占技術を一つ持てば、取りこぼしの技術をがんがん交換回収できる。といいな。 接触 探検隊 アップグレードで最速で出したキャラベル1号は、シャカ領土を探検していたスパイを大陸北岸で拾い上げ、 そのまま左の大陸探索に進みラムセス発見、スコア1位だ。続いて生産したキャラベル2号は探検家を乗せて仏教大陸へ。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-10.jpg) ユスティニアヌスを制して仏教を創始したのは宗教指導者組合四天王の一人、イザベル。後の二人は不明。 サラディン「イザベルにはこのサラディンも一目置かねばなるまい」 絶望のくせに何を偉そうに。確かに漁業持ちで水タイルのコイン2が使えるため、安定感はイザベルが一番だ。 金融神秘持ちのコイン3による瞬発力は強烈だが、オアシスや川沿いの特定資源など条件が厳しい。 ジョアンの奥にフビライも発見、遠いしスコア下位だし技術遅れだしでどうでもよさそう。 地図 AD1080、始皇帝がガンジーと和平を結びました! AD1080、始皇帝が抵抗を諦め、ガンジーの属国になりました 始皇帝の劣勢とは思っていたがそこまで事態が進んでいたのか。 南方の地図を入手して情報を揃える。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-11.jpg) (ラムセスが小さいのは土地のせいではなく、単に画像にスペースがないため) 3つの大陸からそれぞれ1文明づつ地図を持ち寄れば、まず間違いなく世界一周が成立する。 左大陸のラムセスは地図取引をする気がないようなので、さらに探索を進める。 AD1120、ラムセスの奥にいたハンムラビが地図取引に応じるようなので、仏教大陸とも同時に取引し 一気に世界地図を完成させる。 この時点で接触文明は13、あとの2文明はどこに。入手した地図を見回す…… ジャーン ジャーン ジャーン#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-12.jpg) サラディン「げえっ マンサ!」 よりによって一番遠いところ、通行不能の徳川領のむこうにマンサ・ムサ。これは頭が痛い。 ……マンサ、徳川に会いにキャラベルを進める。 初期設定 地形全図、土地が見えるように顔無し。砂漠は氾濫原が多いがイザベル周辺、始皇帝周辺はそのまま砂漠。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (2-13.jpg) まだ德川マンサには到達していないが、所在が判明したところで普通の指導者紹介 サラディン 防衛/宗教 マドラッサ/ラクダ弓兵 ~ライバルは徳川さん軍事技術を好む。採鉱をもたないアラブは青銅器への道がなく、結果的に初手宗教に走るのだろうか。ハンデで農業を持ってるAIだとそこそこ強い。-シャカ 攻撃/拡張 イカンダ/インピ ~お釈迦様にはあらず数値的には闘神ラグナルあたりの方が凶暴だが、人間狙い撃ちの例が多数報告され恐れられている。今回は感情上の敵から実利上の敵への切り替えに時間がかかったのか、紀元前の発作的宣戦は無し。-ザラヤコブ 創造/組織 ステラ/オロモ戦士 ~ジャージいつも妙に技術進行が早い人。創造+文化25%のモニュメントUBステラで猛烈に文化押ししてくる。 強豪だが扱いやすい印象もある。希に一直線で異常に早く自由主義をとってしまうことがある。エリザベスほどではないが。-ガンジー 哲学/宗教 霊廟/熟練労働者 ~極平和主義者ユニットだけじゃなく遺産建造も実はあんまり興味無し。何作ってるんだろう。研究力とかかな。怒っていても各種取引可能なためないがしろにされやすいが、今回は凶暴。-始皇帝 防衛/勤労 楼閣/連弩兵 ~偽戦争屋戦争屋と仲がいいが、本人は戦争屋というほどでもない印象。回数制限で技術取引がすぐに不能になるのも戦争屋と同じ。-ジョアン2世 帝国/拡張 フェイトリア/キャラック ~最速拡張志向もUUも高速拡張仕様。プレイヤーが真似すると経済破綻するがAIならどこまでもいける。中央よりやや平和主義者寄り。 ユスティニアヌス 帝国/宗教 ヒッポドローム/カタフラクト ~強豪AIの持つボーナス、思考と文明の特徴がうまく嵌っているのかいつも上位にいる印象。中央よりやや戦争屋寄り。ユニット生産多めで喧嘩は強い。技術取引しやすい。-イザベル 宗教/拡張 城塞/コンキスタドール ~宗教指導者代表宗教至上主義者。敵味方はっきりしていてある意味扱いやすい。-フビライハーン 攻撃/創造 ゲル/ケシク ~最速斧ラッシャー人が使うとモニュメント不要、兵舎半額の高速初期ラッシュが強い。しかしAIはユニットより遺産が好きだったり。全体としてはやや戦争屋寄り。-ギルガメッシュ 創造/防衛 ジグラト/死鳥隊 ~UB持ち腐れジグラトスパイは強力だがAIは使いこなせい。準戦争屋といったところだが遠征はお嫌いらしい。-ラムセス 宗教/勤労 オベリクス/重チャリオット兵 ~遺産王遺産好きで平和主義者。遺産生産都市が国境付近だと文化圧迫が酷いことに。遺産の力で伸びる前に叩いて強奪したい。-徳川家康 攻撃/防衛 シェール石油/侍 ~鎖国サラディンのライバルだが鎖国のせいで単なる弱者に。戦争屋。なんでも自力でやるためか、科学系技術を好む。無駄にアルファベット一番乗りもよくあることよ。-ハンムラビ王 攻撃/組織 庭園/バビロニア弓兵 ~アンチ斧ラッシュ平和主義者で遺産好き。対白兵斧とバビロニア弓兵がごろごろしているためやるなら馬でしかけるべき。遺産立て終わってから貰いに行った方がいいと思うが。-スーリヤヴァルマン2世 創造/拡張 バライ/クメール戦象 ~見かけ倒しバライと志向で人口と土地を伸ばしてスコアをあげてくる。中味はたいしたことなかったり。遺産好きの戦争屋。存在感の無さでは上位のクメール象だが衛生III馬がいるときは注意したい。-マンサ・ムサ 金融/宗教 ミント/スカーミッシュ兵 ~またマンサか同じ大陸にいれば技術取引が非常に楽。平和主義者だが参戦要求は通しやすく罠にハメやすい。ただし半端な被害をうけると必殺の属国宇宙勝利・属国文化勝利をしかけてくる。やるなら徹底的にたたきのめさなければならない。その3へ続く*コメント [#qf3ff32b] 感想、見にくい点の指摘などありましたらお願いします。 全体図はもう少しお待ちを。 -- 德川の項目、好む技術を経済→科学と修正。 -- 「げえっ マンサ!」が正しい(?)表記のような -- 採用しました。元ネタは改行入ってましたね。 -- 入るときも入らないときもあります。横山三国志での「げえっ○○!」は多用される表現なので…… ただ「げえマンサっ!」ではないだろうというだけですー -- 了解しました。いろいろサンクス。 -- ザラ・ヤコブがいつの間にか技術先進国に。良き交換相手とはいえ、やはり油断できないですね。 -- デススッタク がページ内にあります。 -- 誤字を報告すると3Gもらえると聞いて デススタックに修正確認 -- チャリン 遠くのマンサ♪マンサ♪(トトロ風に) -- 名前
https://w.atwiki.jp/intellipedia/pages/207.html
山陰洞(サンウムドン/Sanumdong)とは、北朝鮮平壌市にあり、山陰洞兵器研究所や兵器工場がありミサイルを製造している。2013年のミサイル発射兆候があったときにここからミサイルが搬出されるのが確認されている。 米軍、下北半島沖にイージス艦 北朝鮮ミサイル通過備え(2013/04/06) ※その他の報道はニュース系 サーチエンジン2003~(山陰洞)でチェック。 米軍、下北半島沖にイージス艦 北朝鮮ミサイル通過備え(2013/04/06) 日米韓の政府関係筋が明らかにした。米国は北朝鮮が3日以降、平壌市山陰洞(サンウムドン)の兵器工場から中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程3千キロ以上)2基を列車に載せて日本海側に移動させた事実を確認した。 関連項目 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/57023.html
登録日:2024/09/11 Wed 15 09 28 更新日:2024/09/23 Mon 09 45 57NEW! 所要時間:約 40 分で読めます ▽タグ一覧 ガンダム ガンダムシリーズ ガンダムシリーズの○○項目 コロニー コロニー公社 コロニー落とし スペースコロニー フロント プラント 人工物 何故かなかなか立たなかった項目 宇宙移民 宇宙開発 居住区 巨大人工物 巨大建造物 所要時間30分以上の項目 新天地 棄民 植民地 移民 舞台 開拓 人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって既に半世紀 地球の周りの巨大な人工都市は、人類の第2の故郷となり 人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった…… ~『機動戦士ガンダム』ナレーション~ わしらの世代はじいさん・ばあさんから昔の惨状を聞かされて育っとる。そりゃ酷いもんだったらしい それをなんとかしたくて人は連邦政府を創り宇宙移民ってやつを始めた 「貧乏人だけが無理やり宇宙に捨てられた」って言う奴らもいるが望んで出ていった連中も大勢いた。地球の自然が元に戻るまでもう帰らないと覚悟してな。 全て善意から始まっていることだ 〜『機動戦士ガンダムUC』とあるダイナーの老主人の言葉〜 上の奴らは裕福な生活を送りながら、下らない思想をぶつけ合って戦闘に明け暮れている。 俺達はそのしわ寄せで、こんな生活を…… 強いられているんだ! 〜『機動戦士ガンダムAGE』イワーク・ブライアさんの言葉〜 金持ちなのは地球から赴任してくる一部の連中だけさ… コロニーで生まれ育った俺達は使い捨ての道具みたいなもんでなぁ クソみたいな賃金で働かされて、身体がダメになりゃお払い箱だ 病気や事故で死んだって保険金も出やしない 地球の奴等は遊んで暮らしながら稼ぎだけは吸い上げてる 俺達は何十年も耐えてきたんだ… 〜『鉄血のオルフェンズ』搾取されるコロニー労働者の訴え〜 本項目ではガンダムシリーズにおけるスペースコロニーについて記載し、合わせてその他宇宙居住区についても記載する。 ●目次 【概要】 【シリーズに登場するスペースコロニーの種類】 【コロニー暮らしの利点と問題点】 【コロニー建造・管理を行う組織】 【各シリーズにおけるスペースコロニー】◆宇宙世紀(U.C.)シリーズ、リギルド・センチュリー(R.C.)サイドとバンチ 各サイド ◆未来世紀(F.C.) ◆アフターコロニー(A.C.) ◆アフターウォー(A.W.) ◆コズミック・イラ(C.E.) ◆西暦(A.D.) ◆アドバンスドジェネレーション(A.G.) ◆ポスト・ディザスター(P.D.) ◆アド・ステラ(A.S.) ◆参考記録:『3』以降のガンダムブレイカーシリーズ 【コロニー以外の宇宙居住区】月(月面) 火星 【概要】 スペースコロニーはガンダムシリーズにおいて、宇宙移民した人々が暮らすのに必要不可欠な巨大建造物である。 コロニーとは「植民地」を意味している。 数百万から数千万人の人類が自給自足できるように作られており、その大きさのため、月と地球の重力均衡点「ラグランジュポイント」で疑似的な衛星として周回するように設置されることが多い。 一方その巨大質量を利用しコロニーごと地球にぶつける「コロニー落とし」やコロニーそのものを巨大なレーザー砲台に改造、一個艦隊や地球の殲滅攻撃を行う「コロニーレーザー」のような戦略兵器として使われることも。 現実世界において1stガンダムが作られた1970年代は全世界で人口爆発がピークを迎えた時期であり、「何か対応をしないと増えすぎた人口に地球の資源が追いつかない」という設定のSF作品が多く作られた時期であったが 2020年代になると様々な事情で世界的に少子化となっているためガンダム作品でコロニーが作られる理由も「増えすぎた人口を移すため」という理由ではないことが多い。 【シリーズに登場するスペースコロニーの種類】 オニール型、ベルナール球型、スタンフォード・トーラスは現実で提唱されているスペースコロニーの形状であり、ガンダムシリーズでもこのうちいずれかの形状が多い。 しかしシリーズによってはオリジナルな形状のコロニーが登場することもある。 オニール型(シリンダー型) 宇宙世紀(U.C.)シリーズを始め、最も多く登場する型で、スペースコロニー=シリンダー型とイメージされる要因でもある。 円筒を6つに区分して交互に人類が居住する陸地と巨大な窓とを配置し、窓の外には大きな鏡を浮かべて太陽光を取り込み、その調整で昼夜や季節を再現可能とされる。 シリーズ毎に差はあるが、基本的に3枚の採光ミラーを持つ「島3号型/開放型」となっている。但しジオン公国はミラーの無い「密閉型」(代わりに人工太陽灯を光源に用いるタイプ)を採用している。 コロニー内の交通機関としては主に電気自動車と地下鉄(*1)が用いられている。 ベルナール球型/バナール球型 中空の球体内部を居住区とするもの。 宇宙世紀シリーズでは「シリンダー型より以前の旧型コロニー」として認識されているが、コロニー開発が発展途上な『機動戦士ガンダム00』においてはこの型のコロニーが多数存在している。 スタンフォード・トーラス トーラスはOZの新型MS「ドーナツ」の意味で、環状の構造体を回転させ、トーラスの外側に遠心力で重力を発生させる。 日光は鏡を用いてトーラスの内側から取り入れられる。 『新機動戦記ガンダムW』に登場するコロニーはこの型で、『水星の魔女』に登場するフロントも居住区部分はこのタイプに近い。 日本列島型 特殊な作品で登場した色々な意味でブッ飛んだ形状のスペースコロニー。 文字通り日本列島の形をした構造物が宇宙に浮かんでいる。 他作品のような遠心力ではなく重力制御システムによって人工重力を与えており大気もバリアによって維持されている。イメージとしては浮遊大陸が近いか。 この作品には世界各国のコロニーがあるが、どいつもこいつも他に類を見ないトンデモ形状となっていてそんなのがいくつも宇宙を漂っているという地獄絵図凄まじい光景となっている。 当然だが他作品でこんな形状のコロニーは存在せず(*2)、ある程度ならハチャメチャが許された当該作品だからこその設定ともいえる。というかしてたまるか! 天秤型 コズミック・イラに登場するコロニーの形状。 L5に建造された新世代型コロニー「プラント」がこれにあたる。 天秤といっても皿部分を両側に広げたような形でありどちらかと言えば「砂時計型」に近く、実際作中でも砂時計に準えられる場面がある。 直径10kmの砂時計の底面が居住空間となり、それぞれの底面から30km地点にある中央部分が宇宙港として機能している。 中央部分には円盤型のミラーがあり、これが採光と昼夜の再現を行っている。これ全体が回転する事で疑似重力を発生させている。 プラント市民にとっては寄るべき母国にして国土であり、また象徴とも言えるためか、ザフト・プラントのロゴマークもよく見るとこの形状のコロニーに似たものになっている。 『SEED』終了からの2年間にL4に新造の工廠プラントが建設されている様子があり、コーディネイターの能力によるものか天秤型の利点なのか、かなり短期間で建設できる模様。 【コロニー暮らしの利点と問題点】 建造物から空気、水、植物などコロニー内に存在するモノ全てが人工的に調整されて生み出されたもののため、地球上と比べて自然環境自体は非常に良く、地震や台風のような大規模な自然災害や環境汚染に巻き込まれることはない。 現実の地上では昨今猛威を振るう熱中症や逆に凍傷と言った気温・湿度に起因する傷病も日常生活を送る上では無縁と思われる。 目的に特化したコロニーの作成・維持も容易。 たとえば暑い地域で育つ作物を作りたいときには コロニー一基を丸ごとその農産物向けに調整することで かなり効率的に農業が可能になる。地球側との取り決め上セーフ扱いされるかは別として。(*3) 同様にコロニー内を人工の海にすることで海洋生物の養殖管理も可能。 なお宇宙世紀の地球上では海の汚染のためにクジラは絶滅しているがコロニーでは養殖技術が確立しているため、 人造世界であるコロニーの方が自然や生物に触れ合う環境を構築できていたりもする。 変わったところでは『水星の魔女』前半クールでは「コロニーまるごと1つがすべて1個の『モビルスーツの専門学校』」というものが登場。ストーリーもこのころは基本的にコロニー内だけで展開しており、事実上放校されたグエルですら、途中まではコロニー内で野宿を選択していた。一種の全寮制学校と言えるか。 無論、後ろめたい物事に特化した環境を作ることもできなくはない…。 しかし人工物である為、どうしても利点を上回る多くの問題点が出てくる。ざっと挙げるだけでも以下のものがある。 耐用年数がある コロニーに限らず人工物には必ず付き纏う最大の問題で、もしも破損や老朽化などで修理不可能として放棄された場合、住民は全て難民に成る。 他のコロニーに移れば良くね?と思われがちだが、そもそもコロニーは面積が限られていることから居住制限があるため、数千万〜1億人超えの難民の受け入れ先などそう簡単に見つかるものではない。 例としてジュドー・アーシタの故郷、シャングリラコロニーは戦火の影響もあって老朽化が進行していたが、コロニー住民の税金で本当に保守点検が行われていたかどうかハッキリしない。少なくともシャングリラ組の皆はあまりそうは思っていなかったようだ。 また『シルエットフォーミュラ91』では古すぎてそもそも人がいるかどうかすらよくわかんないコロニーが存在してしまっているらしき描写があり、作中ではジオン残党の生活拠点になっている(*4)ことが(偶然主人公たちの艦が停泊することにしたため)はじめて発覚する展開があった。 大気の自浄作用が地球より低い 建造物の内側に人が住んでいる関係上コロニー内の空気清浄を行う機器や設備が必要不可欠で有り、大気汚染の原因となる二酸化炭素を発生させる内燃機関や焚火等がコロニーでは使えない。 このためコロニーでは工場排気の出る煙突(*5)、ガソリンエンジン、石油ランプ、煙草と言った類の品物が存在しない世界になる。『1st』『Ζ』とかでエレカー=電気自動車が当然みたいな発言が見られるのも、コロニー住みの場合はガソリン車が普及してるだけで致命的だからも一因なのだろう。 『機動戦士ガンダムF90FF』では大気汚染の許容を杜撰にした結果、非常に汚染された空気の中で生活することとなった工業コロニーが登場している。 宇宙放射線、有害微粒子の遮断 宇宙空間には多数の放射線が飛び交っている為、それらを遮断する技術が求められる。 機動戦士ガンダムAGEの小説版では、ヴェイガン住民の短命の原因となっている死病「マーズレイ」はテラフォーミングの一環として行われた土壌改良プロジェクトの失敗により火星の地表面に発生した有害な超極小粒子が原因とされるが、この有害微粒子はフェムトやアト等ナノサイズよりも小さい為、磁気フィルターやプラズマフィルターを通しても完全には除去は出来ないものとなっており、少なくとも『AGE』世界観では実害が出てしまっている。 またこの世界観では解決法が「有害粒子が巻きあがりそうなたびに磁気調整ビームを撃ち込んで流れそのものを調整する」という悪く言えばいつものAGEシステムの発想と提案泥縄的・対症療法に過ぎないものであり、どうやらそもそも根っこから遮断するというのは(少なくとも月刊HJの短編における時系列では)諦めざるをえなかったようだ。 防災・防衛 人工物である以上、事故やテロの被害には極端に弱い。 万が一外壁に穴が開けば空気が宇宙へ吸い出され、住民の命に関わる事態に直結してしまう。 例として機動戦士ガンダムAGE最序盤のヴェイガンによるコロニー「ノーラ」襲撃時には崩壊するコロニーから住民を救出するために戦艦で住民を収容したコロニーのセンターコアを引き抜き脱出するという方法が取られているが、毎回このようなリスクの高い方法が取れるわけもないため(*6)、どのシリーズでも戦闘によって穴が開く等の被害とそれを防ぐ為の駆け引きはお約束の展開である。 また、コロニー内でビームライフル等の使用も厳禁であり、扱うとしても出力を抑えられるモデルや実弾兵器を主体の機体を配備せざるを得ないことも多い。 なのだが味方側のガンダムがこれをやらかしちゃう事もあるし、それを敵側に説教されることもある。逆にあえて撃っちゃうんだなぁこれがした人もいた。 他にも毒ガスや武装集団、MSや大量殺戮兵器の襲撃がなされた場合、住民の逃げ場所が宇宙しか無いために、住んでいる人達の壊滅は必至となってしまう。 彼らをできるだけ戦艦に詰め込んで脱出するというのもガンダムシリーズでは度々描かれるが、人情的な事以外では苦労するだけというものもまた多い。 廃墟化・デブリ化 …で上記のように事故が起きた場合、その後の処理も大変である。口さがない言い方をするとコロニーは廃棄されると宇宙の粗大ごみになるからだ。 宇宙を漂うだけならまだしも下手すれば地球や周りの星の重力に引っ張られて落っこちたり、テロリストなどの隠れ蓑になったり、最悪の場合は質量兵器として「再利用」されてしまう。 果ては悪人ではない人物がこういった廃コロニーにこっそり暮らしていた作品すらある(*7)。 とはいえそれは特殊ケース。基本的には大きな建造物の為、事故や事件などで住む人間がいなくなった場合は大抵の場合は放置される。中にある遺体と共に。 処理や解体にも時間や金が掛かる上に人の遺体がある場所なんか行きたくないだろうし、こうして機能停止したコロニーはずっと宇宙を彷徨い続けるのだろう。 ユニウスセブンは廃墟兼墓標として『機動戦士ガンダムSEED』では水の補給場として利用できたが、続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にてテロリストらにコロニー落としに使われてしまった。 居住者の地球環境への適応 コロニーは高温多湿だったり雷雨等の自然現象が殆どなく快適に保たれているため、コロニー居住者が地球を訪れた場合、地球独自の自然環境に上手く対応できないことが多い。 他にも害虫、害獣の類にも頭を悩ませてる事が多く、初代では「時間よ、止まれ」で「虫のいない、清潔なジオンの本国」なんて言われたり、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』等では「夜に飛び回る虫はナチュラルの次に厄介な敵」とまで言い放たれている。 逆にこの作品では仲良くなったアースノイドからの話で地球に憧れを持ち、リゾートで楽しむために海で泳ぐ格好で行ったら四季を理解しておらず冬だったせいで寒さに見舞われた…という者もいる。曰く「やっぱりコロニーがいい」との事。 これに限らず「四季をよくわかっていない」コロニー産まれは少なくとも宇宙世紀ではまあまあ珍しくないようで、映像作品でも『ポケ戦』バーニィの失言(12月のシドニーを「雪景色」と表現する。北半球・南半球の知識、つまり「赤道より南は以北と春夏秋冬が半年ズレている」知識が当然ある地上生まれの軍人の雑談としては明らかに矛盾(*8))あたりが著名か。 ただ、アルにこの件を煽られるのは『ハイブリッド4コマ大戦線』の派生ネタ。確かにアルの中の人は後で連邦軍側の軍人やったけど。 【コロニー建造・管理を行う組織】 宇宙世紀シリーズ コロニー建造を行う組織は主に地球連邦政府の一機関にあたる「コロニー公社」か民間企業の2種類が存在する。 コロニー公社はその名の通りスペースコロニーの建造・移転・維持管理などを行う組織で、「公社」と言う通り、地球連邦の管轄下にある。 というか、戦前までは「コロニー管理省」という名前で、連邦の組織機構の一部だった。官僚と技術者が協力する半官半民の組織。 スペースノイドの生活はこの組織に掛かっている。そしてこの組織を連邦が管理しているため、連邦がスペースノイドの生活を維持していると言っても過言ではない。 なお、コロニー住人にコロニーの簡易メンテナンスを義務付けていたり、各種税金等から住人の多くからは嫌悪されていた模様。しかしコロニーをカネも労力も費やさずに維持できるとでも思っているんだろうか。 宇宙世紀0200年代時点でも存在が確認されているが、エアロックのセキュリティ管理が非常に緩いなど意識の低い管理体制となっている様子が見られる。 連邦もこの責務を重視しているようで、地球圏最大の企業・アナハイムですら、コロニー公社のシェアを奪いコロニーの維持管理を行うことはできなかった(部品の提供などでは関わっているが、それでもシェアは低いらしい)。 また民間企業が建造・所有するコロニーの場合、そのコロニーの支配者層が企業の上役ばかりとなり、住民は労働者として使い潰されることもある。 未来世紀 各国が宇宙移民の気運の高まりを受けて自国主導でコロニーを建造・管理をしている。 日本列島型などただでさえぶっ飛んだ形状が多いが、大きな特徴として宇宙で組み上げるのではなく地上で建造して打ち上げるというトンデモ手法で建造されたという点。 これは無茶苦茶やってる未来世紀でもさすがに無理があったようで打ち上げによる電力不足により人命が失われている。 コズミック・イラ プラントが大西洋連邦・ユーラシア連邦・東アジア共和国の3国の出資により建造された。 建造後の管理はプラント側で行われているが、「理事国」となった上記3国がプラント運営に対し強い政治的発言力を持っている。 特に地球側への「生産ノルマ」はプラント側にとって重い負担となっており、プラント、ひいてはコーディネイターの反発を招くこととなった。 西暦 当初は三大国家群のうち、ユニオン、人類革新連盟(人革連)にてコロニー開発が行われていた(AEUは合議制に伴う意見の不一致が多いため宇宙開発で遅れを取っていた)。 しかしユニオンは過酷な労働環境故に労働者間に犠牲者が続出し、その不満が蓄積し労働階級を中心としたテロが誘発しており、人革連はコロニー内での戦闘禁止条約を逆手に取り、戦災孤児を拉致して人体実験・人体改造を行う「超人機関」を秘密裏に設置するなどかなり後ろ暗い状態となっている。 『劇場版』ではコロニー公社が開発を進めているが、労働者は2ndでの旧連邦政権時に強制移民させられた者達が多く、裏で不正も行われている疑惑も出ている。 ポスト・ディザスター コロニーは各経済圏の統治下にあり、コロニー自体も経済圏傘下の企業の所有物となっているが、スマホアプリ「ウルズハント」にて四大経済圏全部でコロニーの管理・改修・建造業を展開する巨大企業「オムデン・コロニー・カンパニー」が登場。 1000億メリアというコロニー一つが建設できるレベルの金額すら「たかだか」とあしらうレベルの超巨大企業で、コロニー警備事業を建前に多数のMSを所有しているが、警備以外の目的や荒事専門の傘下企業の存在など黒い噂は絶えない。 【各シリーズにおけるスペースコロニー】 ◆宇宙世紀(U.C.)シリーズ、リギルド・センチュリー(R.C.) 宇宙世紀のスペースコロニーのほとんどは上記の通りシリンダー型(島3号)で3枚の採光ミラーを持つ「開放型」だが、サイド3だけはミラーのない「密閉型」(採光ミラーの代わりに人工太陽灯を光源に用いるタイプ)が主流である。 ちなみに開放型コロニーの採光部は「河」と呼ばれている。『戦場の絆(無印)』あたりの経験者であれば、リボー・コロニーのこの「河」…下がガラス張りのお堀でドンパチした記憶がある人も多いであろうか。 小説版などで詳しく触れられているが宇宙進出初期の頃は1万人程度の住民を賄う小型の「島1号」コロニーから始まり、 それを足がかりに数百万人を住まわせられる島3号コロニーを開発して1年戦争の時点でそれらがコロニーの主流なっている。 ただし旧式の島1号タイプのコロニーも辺境に追いやられたり長距離航行時の中継拠点としてわずかに残っている。 ジオン残党…どころか『Z』のエゥーゴや『逆シャア』のネオジオン艦隊も連邦にバレずに戦力を整える隠れ蓑としてそういう辺境の小型コロニーに隠れていたとされている。 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』では、一年戦争後のコロニー再建計画でのコロニー移送シーンが描かれているが、シリンダー型コロニーを2基1組にして、互いに逆回転させることでトルクを相殺している。 他作品ではそのような描写は見られないが、これは実在する「オニール・シリンダー」の設計と同様の構造である。 『機動戦士ガンダムUC』ではコロニービルダーと呼ばれる密閉型コロニーを建造する円盤型の巨大プラント「メガラニカ」が登場しており、建設途上のコロニーの一端に蓋をするように取り付いたコロニービルダーが地下鉄の掘削工事の要領でパネルを次々とレールで送り出して繋ぎ合わせていく多層構造のコロニー外壁の構築と、それを追って内装工事と住民入居が並行的に進められていく過程が描かれている他、『機動戦士ガンダムF91』では直径数km隕石に直接コロニーを接合することで資源採掘と居住区建設を並行して進める「フロンティアI」が登場している(*9)。 なお、宇宙世紀において最も後年代が舞台となっている『G-SAVIOUR』では物語開始以前の地球連邦崩壊に伴ってコロニーは「スペース・セツルメント」という呼称に改められており、旧連邦派は地球寄りだったサイド2、3、5、7とまとまったセツルメント国家議会、サイド1、4が月と共にセツルメント自由同盟を形成している そのさらに未来の時代を描いた作品『ガンダム Gのレコンギスタ』では再びスペースコロニーの呼称が使われている。 サイドとバンチ 宇宙世紀シリーズでは各コロニー群は建造宙域を「サイド」と呼称しており、スペース・コロニー1基を「1バンチ」とし、1サイドは36〜40バンチ、合計13億人が居住するとしている。各サイドの愛称は初期設定からすでに使用されており、サイド7のみ「トア」から「ノア」に変更されている。 初期設定では各サイドは建造順に番号が振られており、最も遠いL(ラグランジュ)3点付近のルナツーを含めて6つのサイドが配置されていたが、派生作品の増加により設定が盛られまくった現在ではルナツーは7つ目のサイドにあたるサイド7と共にL3点付近に配置され、それ以外のサイドも月とのラグランジュポイントに存在する設定となっている。 ちなみに『機動戦士ガンダム』とそれ以降の作品では一部のサイドの場所と番号が変更されているが、これは一年戦争後のコロニー再生計画の結果によるものとされている。 作品によって異なるが、1つのサイドで1億〜20億人程度の人口を持つとされ(*10)。 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では1つのサイドで1億2000万人前後の人口とされているが、その影響で地球環境の悪化に歯止めが掛からず、地球上に大量の難民が発生しており、莫大な巨費を投じてまでスペース・コロニーを建造するよりも砂漠地帯やツンドラ地帯を開発し、人が住める環境を作る方が良いのではないのかという意見も一部に出ている。 ちなみにバンチの語源は「まとまって固まる」などを意味するBunchから取った説とそのまま番地から取った説がある。 富野由悠季が書いている小説版では「基」という字に「バンチ」とルビを振っており、語源は不明だが建物などをイメージして1基、2基と数えるもののようだ。 各サイド サイド1(ザーン) 月と同軌道で月より後方のL5点付近に存在する人類が最初にスペース・コロニーを建設して宇宙移民が開始された宙域。 一年戦争の緒戦で大きな被害を受け、またジオン軍の宇宙要塞ソロモンが置かれている。戦争終盤の連邦軍によるソロモン攻略戦では主力であるティアンム艦隊が、コロニーの残骸に隠れてソーラシステムを設置し、ソロモンめがけて照射している。 『機動戦士ガンダムΖΖ』の序盤の舞台となった他、『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』ではザンスカール戦争後は住人のほとんどが政治に参加するほどの余裕がなく生存していくのに精一杯となり、仮に選挙をしても票がまとまらずに誰が当選したとしても文句が出る状況なため、全権限を委任した「行政執行機関代行官」によって統治されている。 ▽主要コロニー一覧 1バンチ(シャングリラ) 史上初のシリンダー型スペースコロニー。外殻には「1」という数字が大書されており、「シャングリラ」とは「楽園」を意味する。 『ΖΖ』の主人公ジュドー・アーシタ達の出身地でもあるが、宇宙世紀0088時点ではジュドーの両親が出稼ぎしなくては家族を養えないほど経済状態は悪化し、自転速度に遅れが生じたままだったり気象コントロールをほとんどせず何ヶ月も雨を降らせないなど行政のサービスレベルが低下していた。 ジャンク品を取り扱う中小企業やその下請けの個人のジャンク屋が多く存在し、コロニー内部はスクラップの山が多数存在している。 3バンチ(エデン) バナージ・リンクスの出身地。 13バンチ 一年戦争で最初に犠牲となったコロニー。 30バンチ 0085年に連邦政府に対するデモが行われていたためにティターンズによりコロニー内に毒ガスを注入されて住民全員が死亡した「30バンチ事件」が発生したコロニー。 連邦政府は激発性の伝染病の流行として発表したが、殆どのスペースノイドは信じておらず、反連邦組織「エゥーゴ」が誕生し後のグリプス戦役の遠因となる。 事件後はティターンズによって封鎖されており、内部は腐り果て首が自重で落ちている等のミイラ化した住民の遺体が散乱している。 アイランド・イーズ、アイランド・ブレイド 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。イーズは『戦場の絆』プレイヤーからは「伊豆」の通称で呼ばれていた デラーズ紛争の最中にコロニー再生計画によりサイド1からサイド3へ移送中だったところをシーマ艦隊に制圧され、コロニー落としに使用される。 「ブレイド」はミラー1枚の損失による重心の変化で「イーズ」と衝突し、「イーズ」は月への落下軌道に乗るが、本コロニーは宇宙の深淵に向かって宛もなく漂うこととなる。 ムーンムーン サイド1付近の隕石群の中にある小さな球型コロニー(島1号型コロニー「バナール1」とされる)。 元はサイド1建設のために設立された開発基地で、サイド1建設終了と共に放棄されたが、密かに残留を続ける者や不法移住者が集まって生活を続けており、外界との接触を断って狩猟採取レベルにまで退行した独自の生活様式を営んでいる。 科学技術の精髄たるスペースコロニーの中に居住していながら、「科学技術を捨てて自然と共存する」ことを理想とする矛盾した「光族の教え」が広められ、この教えを他コロニーに武力を持って広めるか否かで争いが起きている。 『機動戦士ムーンガンダム』では、コロニー建設が軌道に乗ったあとは民間に払い下げられ丸ごと遊園地にする予定だったが、初期型コロニーのため放射線対策が不十分で恒久的使用には耐えられないとの政治的判断により、売却は取り消されたとされる。 また0091年には、放射線により住民の疾病率が高いにも関わらず、「光族の教え」を盲信する余り疾病にも民間療法レベルの対応しか出来ず、若い世代は通信機や電波の存在すら知らず、外界と連絡する場合は宇宙船で先方に直接出向かなければならないなど、さまざまな問題が発生している。 更に後年の『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』では、ムーンムーンの住民たちは長年の自然回帰志向から、ザンスカール戦争のどさくさに紛れて地球に土地を手に入れ帰還するが、上記の問題点の記述のように宇宙育ちが地球の自然環境で暮らすことは過酷で、コロニーと大差ない環境である海底都市「リュグージョ」に引きこもっており、0169年には木星共和国タカ派との取引で再び宇宙に上がろうとする支配者層と地球に順応し残留を希望する「地表同盟」の間で諍いが起きている。 ロンデニオン 『逆襲のシャア』において地球連邦高官とシャアが会談を行ったコロニー。 シャアとしては会談内容を守る気は最初からなかったのだがもし守っていれば戦争終結の調印会場として歴史に記録されていただろう。 アムロがクェスとハサウェイを連れて遊んでいたところをシャアと出くわし 色々な意味で この後の世界に大きく関わる事件の現場でもある。 『ベルトーチカ・チルドレン』ではアムロがロンド・ベル隊の任務のため宇宙で活動する間はここに家を持っていたようで ベルトーチカと 愛の巣 でセックスしまくった直後から物語本編が始まることになる。 このためアムロにとってはベルトーチカと暮らすロンデニオンにいきなりシャアが現れたという時点で生理的に嫌悪感を覚えてブチ切れた。 ネオ・1バンチ 『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』に登場したコロニー...だったのだが、本作の敵「讃美歌の国」の盟主である「首切り王」がネオ・1バンチへの攻撃=実質的な無差別虐殺を宣言。対する地球連邦軍は特殊部隊キュクロープスがその防衛に当たる事になったが、キュクロープスを指揮するアーノルド・ジルベスターはその戦闘を利用してネオ・1バンチに集まった難民の口減らしを画策する暴挙に出ようとする。 この事実を知ったアッシュ・キングは首切り王、連邦、どちらに白旗を上げようが無差別虐殺が起きると判断、コロニーに住む9000万人の住民を救うべく思索を尽くすが「コロニーごと地球に降りられればいいのに」と仲間の口から出た言葉でコロニーごと地球に降下する「コロニー降ろし」を思いつく。 幸か不幸かネオ・ジオンによるダブリンへのコロニー落としが主な参考となり、コロニーの構造や使用されていたバイオ素材など偶然に偶然が重なり計画は「無理」から「ほぼ完全に博打に近いがいけるかもしれない」確率で進行。 数々のトラブルこそあったが無事にキャリフォルニア湾への「着陸」に成功した。 歴代ガンダム作品では初の、コロニー落としが「人の生命を守る」ために利用されたケースである。 サイド2(ハッテ) 月と同軌道で月より前方のL4点付近にある。 一年戦争開戦時の一週間戦争にてジオン軍が容赦なく行った核攻撃や毒ガス注入により壊滅状態となるが、宇宙世紀0087年頃には50バンチ程に再建され、建造途中のコロニーもある。 グリプス戦役中はサイド2全体が中立を表明しているが、0149年にザンスカール帝国が建国されている。 また『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』や『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』の登場キャラクターの出身地でもあり、日系が多いのも特徴。 ▽主要コロニー一覧 8バンチ(アイランド・イフィッシュ) 一年戦争緒戦のジオン公国軍によるブリティッシュ作戦に利用されたコロニー。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では「首都バンチ」とされる。 当時の人口は約2000万人で、『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の主人公シロー・アマダの出身地でもあるが、毒ガスにより住民2000万人が全員死亡し、ジオン軍に核パルスエンジンが取り付けられてジャブローに落下させるが連邦軍艦隊の必死の抵抗で分解し予定コースから外れ、最も大きい先端部がシドニーへ落下した。 コロニーの残りもバイカル湖や北米、ヨーロッパに降下。また、海上に落下した残骸が大津波を引き起こし、連邦海軍にも壊滅的な打撃を与え、わずか1週間で30億人ものアースノイドやスペースノイドが命を落とし、アースノイドの中にはこの一連の事件の影響でPTSDを患う者も少なくはなく(というかシローもこの一件における家族が全員死亡・故郷消滅が文字通り価値観に強い影響を与えている(*11))、「空が落ちてくる」という表現で評された。 13バンチ(モルガルテン) コロニー内にアルプスの風景が再現された観光コロニー。 『Z』ではハマーン・カーンがミネバ・ラオ・ザビを静養に連れて訪れていた。 18バンチ エゥーゴに対して協力的だったコロニー。 コロニーレーザー・グリプス2の試射に巻き込まれ壊滅してしまう。 21バンチ 前話の18バンチに続いてティターンズの攻撃の犠牲になったコロニー。 グリプス2を移動させるための陽動作戦のために毒ガス攻撃が行われてしまう。 サイド3(ムンゾ) ジオン公国発祥の地。 月を隔てた反対側で、地球からは最も遠いL2点付近にあり、L2点付近にはジオン軍の宇宙要塞ア・バオア・クーが置かれていた。 ジオン・ズム・ダイクンによってサイド3にジオン共和国が建国された後、サイドに存在する開放型コロニーを密閉型コロニーに改造し、工業生産能力と人口の収容能力等を他のサイドよりも増強させられている。 ア・バオア・クー陥落によりジオン公国改めジオン共和国と連邦政府と終戦協定締結後は最も工業生産能力を温存していたサイドとしてコロニー再建計画等に関わることとなる。 宇宙世紀0100年に自治権を放棄して消滅したが、『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』では、0169年にジオンの後継を名乗るザビ・ジオンやハイ・ジオンなど4つの勢力が覇権争いを繰り返している様子が描かれている。 ちなみにミネバ・ラオ・ザビ曰くここのたこ焼きは絶品らしい。…があくまでスパロボ設定…どころか初出はこの作品で元ネタはこれなので原作には無関係と見てよい。 前述の通りコロニーの方が地球よりも新鮮なタコや良質な小麦粉を作れる可能性自体はあるのだが… ▽主要コロニー一覧 1バンチ(ズム・シティ) ジオンの本国としてズムシティ公王庁が置かれ、サイド3の政府高官・高級軍人・名家が多数居住している。 一年戦争ではア・バオア・クー、ソロモン、グラナダを本国に対する防衛拠点とし、それらを結んだ線を防衛ラインとして成立させ、万全の防衛体制をとっていた。 3バンチ(マハル) ソロモンが地球連邦軍に攻略された一年戦争末期には後(8月や攻略戦前の説あり)にはコロニーをソーラ・レイへ改造するために住民を強制疎開させている。 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』CDドラマではシーマ・ガラハウの故郷であることが語られ、コロニー公社からの建設や補修の下請けをしていた男性達が半ば強制的に海兵上陸部隊へと集められ、住民の中にはジオン公国に対する戸籍登録さえ行っていない者も存在する貧困層が多いコロニーとされている。 初期作品ゆえか、初代アニメ版では「人口百万」、劇場版では「人口数百万」と、他のコロニーと比べるとおかしいぐらい人口が少なかったりする 24バンチ(タイガーバウム) 『機動戦士ガンダムΖΖ』で登場した観光用コロニー。外壁には龍がデカデカと描かれ、内部は香港など往年の中国を模している。 ここを支配するスタンパ・ハロイの庭にはジュドーたちに「成金趣味」「アナクロニズム」と評された、東アジア風にアレンジされたジオンMSのコレクションがある。 ちなみに一年戦争の頃から中立を宣言していたという設定があるらしい。……ホント? コア3 『機動戦士ガンダムΖΖ』で連邦との停戦交渉でサイド3を手に入れたハマーンが本拠地としたコロニー。バンチ名は不明。 ハマーンの手で鉱山小惑星キケロをくっ付けられたり、ネェル・アーガマに砲撃されたり、グレミーがアクシズをぶつけたり、回避したモウサが軌道を変えて結局ぶつかったり……と散々な目にあっている。 サイド4(ムーア)→新サイド6 L5点付近にあり、一年戦争緒戦で壊滅的被害を受けたため、コロニー再生計画により名称がサイド6に改められている。 ソロモン攻略戦では連邦軍ワッケイン艦隊がこのコロニーの残骸に紛れつつ前進、陽動作戦を行った。 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』では、首長を務めるフレミング家と同家が経営する企業体「フレミング・インダストリー」によって運営・統治されている企業国家といえる形態とされる。 周辺宙域は一年戦争時はコロニーや艦船の残骸が密集して絶えず放電を起こしていることから、「サンダーボルト宙域」と呼ばれており、ア・バオア・クーへの補給路として制宙権を握るジオン公国軍スナイパー部隊と宙域奪還を目指す元ムーア居住者たちで編成された連邦軍のムーア同胞団による戦闘が行われている。 『機動戦士ガンダムNT』では、宇宙世紀0097年時には周辺宙域で不死鳥狩り作戦及び袖付きとの戦闘が展開され、宙域内のヘリウム3備蓄基地がIIネオ・ジオングによって大規模な臨界爆発が生じかけるも、ユニコーンガンダム3号機 フェネクス らによって未然に防がれている。 なお、ゾルタンは新サイド6を「一貫して中立を保ってきたサイド」と劇中で称しており、旧サイド6と混同して覚えていた様子。 公式からのフォローとして「メーティスの所在地は不明」と説明されたこともあるが、劇中のモニター表示ではキッチリ表示されており、実際には描写ミスである。 ▽主要コロニー一覧 18バンチ(メーティス) 学園都市コロニー。人口はU.C.0097年時に1500万人と比較的小規模。 U.C.0097年にコロニー内部でナラティブガンダムとシナンジュ・スタインとの戦闘が発生し、市街地とミラーに大きな損害を被った。 先述の通り、所在地の設定がややこしいことになっているコロニー。 サイド5(ルウム)→新サイド4(フロンティア) L1点付近にあり、一年戦争の緒戦で行われた艦隊戦「ルウム戦役」によりほとんどのコロニーが壊滅している。 一年戦争後はコロニー再生計画によって名称がサイド4に改められているが、旧サイド5付近の暗礁宙域にデラーズ・フリートが本拠地を築いている。 『機動戦士ガンダムF91』では宇宙世紀0110年代から「フロンティア・サイド」と呼ばれ、新技術のコロニーが建造されて開拓者の入植も激しい宙域となる。 0123年には貴族主義に基づいた国家コスモ・バビロニアが建国され、一時的に連邦の管理下から離れたが、その後復帰した模様。 しかし、後の宇宙戦国時代ではどうやら存続したようである貴族主義に基づいてネオ・コスモバビロニアが建国され、国王を中心とした体制や領主といった概念が存在している。 ▽主要コロニー一覧 首都バンチ(ミランダ) ルウム戦役直前に連邦派とジオン派の住民の衝突が発生していた。 またセイラ・マスは当時ミランダ中央病院に勤務していた。 インダストリアル7 旧サイド5宙域に設置された密閉型工業用コロニー。コロニーの中では珍しく管理・運営はアナハイム・エレクトロニクス社が直接行っている。 0096年時点ではまだ未完成で、コロニービルダー「メガラニカ」によって拡張・造成の最中であり、アナハイム関連企業があるほか、新兵器開発の秘密工場が置かれており、ユニコーンガンダムが極秘裏に開発されていた。 テキサス テキサス州を模倣した観光コロニー。シャア・アズナブルとセイラ・マス兄妹が一時期身を寄せていた。 一年戦争の長期化に伴い軍事的価値の判断から連邦・ジオン共に見捨てており、太陽光を吸収するコロニーのミラーが働かずコロニー内部は荒廃している。 フロンティアⅠ 資源コロニーで、鉱物採集用の小惑星が接続されている。 サナリィの研究機関があり、ガンダムF91の最終調整が行われていたが、クロスボーン・バンガードによる侵攻の際にバグによる無差別殺戮がおこなわれる。 フロンティアⅡ アナハイムの工場が並ぶ工業コロニーとされる。 フロンティアⅢ フロンティア・サイドの食糧庫である農業コロニー。 フロンティアⅣ フロンティア・サイドの中心。0123年時点でもまだ完成しておらず建造が続けられている。 政庁が置かれている中心部はヨーロッパ風の街並みで移住応募枠を超過するほど人気が高いが、郊外には労働者向けの無機質な団地が立ち並ぶ。 クロスボーン・バンガードによって制圧された後はコスモ・バビロニアの建国宣言が行われた。 ニューマンハッタン 『G-SAVIOUR』に登場したセツルメント。 その名の通りかつてのマンハッタンの街並みが再現されており、自由の女神像のレプリカも設置されている。 一応はセツルメント自由同盟のセツルメントだが、モチーフであるマンハッタンと同じくインターナショナルな気風にあふれた人種のるつぼである。 ここのサン・シモン劇場にイルミナーティの本拠地が存在する。 サイド6(リーア)→新サイド5 L4点付近にあり、一年戦争序盤に中立宣言を行ったサイドで、戦後のコロニー再生計画により、名称がサイド5に改められている。 陣営を問わず各地の政財界や軍部など各界の首脳とその子供が多く住んでおり、下手に攻めれば自陣営の内部崩壊をもたらしかねず、商工業が盛んであるため両陣営に武器の部品類などを輸出し、連邦に対しては農作物も輸出しているなど政治・工業力に秀でていたことから中立を貫き通せたとされる。 ▽主要コロニー一覧 8バンチ(パルダ) 一年戦争中にホワイトベースが立ち寄ったコロニーで、アムロ・レイがテム・レイと再会し、アムロとララァ・スン、シャアが初めて直接対面したコロニーでもある。 リボー 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の舞台。 地球連邦軍が極秘に基地を設けてガンダムNT-1の実験場としていたため、ジオン特務部隊の「ルビコン作戦」によって死者246名、重軽傷者572名を出している。 サイド7(ノア→グリーンオアシス) 月と同軌道で地球から見て月とは正反対のL3点付近にある。 一年戦争勃発の2年前から建設が開始され、L3点付近には地球連邦軍の宇宙要塞ルナツーが配置かれている。 一年戦争終了後に再建され、グリーン・オアシスと改称されるがティターンズの拠点が置かれ、『機動戦士Ζガンダム』においても物語の発端の場所となっている。 しかし、その後も戦乱で既存のサイド再建に人手を取られて新規のコロニー建造が出来ず、コロニー1基だけでは生活物資の自給自足もままならないため、ザンスカール戦争以降の時代にはルナツー近辺に移設されている。 ▽主要コロニー一覧 1バンチ(グリーンノア1) 一年戦争当時、V作戦により開発されるMSの性能試験等を行う施設を極秘に建造していたコロニー。 このコロニーが選ばれたのは、当時はルウム戦役等で殆どの宙域がジオン軍の制圧下に置かれていたため、本コロニーのみが連邦軍の勢力下にあったためで、表向きは疎開地のような扱いをされており、連邦は住民は老人や子供ばかりの環境を隠れ蓑としていた。 『1st』第一話でのアムロの戦闘等で半壊し、住民を避難させた上で機能停止。復旧したのは一年戦争後となる。 そして『Z』本編時点におけるカミーユ・ビダンの居住地、つまり 2作品続けてガンダム主人公の始まりの地 に選ばれた栄誉あるコロニーである。 つまり 2作続けてガンダムの初陣の巻き添えで破損した ということなのだが。 2バンチ(グリーンノア2→グリプス) 前述の通りグリーンノア1は『Z』の時点では民間人居住用のコロニーだったのが、後からティターンズが進駐しており昔からの住民には嫌われていたところ、 そのティターンズがさすがに民間人も暮らすコロニーでは機密上行えない行為(例えば新型ガンダムの試験とか)をするために ジオンの余ったコロニーなどをかき集めて新造したのがこのノア2。 ティターンズ側のコードネームはグリプス(*12)で次第にそちらの呼称で定着する。 建造時点でティターンズの拠点として産まれたコロニーで本来であればグリーンノア1のティターンズ基地もこちらに移す予定だったが グリプス戦争の激化によりコロニーレーザーに改修されて「居住地」としてのグリプスは消失する。 スウィート・ウォーター 『逆襲のシャア』でシャアが本拠にしていたコロニー… ではない。 (あちらはサイド5近郊にあるらしい) 『Z小説版』においてエゥーゴの根拠にしていたコロニーでおそらく名前だけを再利用して逆シャアにも出したと思われる。 こちらは宇宙進出黎明期の古くて小さなタイプのコロニーを現在も活用したもので人口は1万人程度の小型かつ、 「歩いたら床が軋みそうな錯覚を覚える」とシャアが感じるほどに古いコロニー。 この「小規模で古くて連邦の目が届きにくい」という性質を利用してアーガマやリック・ディアスの建造と最終チェックまでをここでやっており、 シャアもリック・ディアスの「初飛行」をこのコロニーから行い、『Zガンダム』の物語の幕が上がることになる。 サイド8(ガイア) 『G-SAVIOUR』後半の舞台となったサイド。 新サイド4と同じL1点に位置する。 当初はただの自治区扱いだったが、ガイアの光事件を受けて正式にサイド8として認可された。 ▽主要コロニー一覧 ガイア サイド8に最初に建設されていた唯一のコロニー。 バイオテクノロジーに長けており、そこかしこに茂る植物や木目調を多用した建築スタイルなど、スペースセツルメントでありながら自然と共存した独自の文化スタイルが築かれている。 宇宙世紀0220年代には当時深刻化していた食糧問題対策のため、生物発光体の研究が行われていた。 木星圏のコロニー アニメでは木星圏で採掘された資源を地球圏まで運搬する木星船団の名前が語られる程度だったが、漫画機動戦士クロスボーン・ガンダムで主要な舞台となる。 規模は地球圏でのサイド一つ分にも満たないが、70年以上に渡る努力と労力の結果、小国レベルの自治体が構築されるようになる。 何時頃からかははっきりしていないものの、やがて木星開拓とコロニー建設に携わってきた指導者であるクラックス・ドゥガチを頂点に、住みやすい環境である地球への羨望意識と彼の命令を絶対のものとする独裁体制が成立、木星帝国を建国し、自分たちを辺境の地に追いやった地球圏の人々から地球を取り戻すという目的の下、軍事国家となっていった。 生活スタイルは無重力状態を基本としており、重力の存在する時間は長くない。 そのため、地球の重力について本質的に理解していない人物が多く、地上用として製作されていながら重力下での運用において欠点がある機体も見受けられる。 帝国内では厳しい階級制がとられており、軍人・工作員は手の甲にナンバーが刻印され、その階級差・権限は絶対である。 一般市民であっても水や空気の割り当てが決まっており、たとえ瀕死の病人であったとしても割り当てを超えた消費は許されず、他者への譲渡も禁止されていた。 U.C.136年には木星タカ派残党がコロニーレーザーで地球を「狙撃」する「神(ゼウス)の雷作戦」を実行に移すが作戦決行の約3週間を前にレジスタンスの手によって逃がされたエウロぺ・ドゥガチが宇宙海賊クロスボーン・バンガードに拾われたことでクロスボーンに作戦の全容が知れ渡ったのを機に7機のMSによる総攻撃を受けコロニーレーザーごと破壊された。 ◆未来世紀(F.C.) 従来のガンダムシリーズとは違い、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』放送までは全シリーズで唯一「地球<コロニー」の構図で地球の主権はコロニーが握っていた。 これは地球の環境汚染の進行によって各国家群が地上を離れ、国家の中枢をコロニーに移しているためで、各コロニー国家は「コロニー国家連合」を結成し地球の管理権を争い、四年に一度ガンダムファイトを行っている。 コロニーを宇宙へと浮上させる際には地球全土の膨大な電力エネルギーを消費したことで当時の地球では電力不足の発生に伴い多くの人命が失われ、コロニー側も全国民を受け入れることは不可能と見做したため政府高官を中心に移住者の選定を行った結果、全人類の6割が宇宙に居住し、残りの4割が地球に残された。 作中でガンダムファイト開催そのものに賛否があったのも、そもそもの原因のひとつはこの選民政策・それによる格差意識の高まりでもある(それだけではないが)(*13)。 各国家は「ネオ◯◯(それぞれの国家名)」という名称となっており、宇宙に新造されたコロニーと地球上に実在する領土全体を総括して呼称される場合もある。 重力制御システムによって遠心重力の制約から開放されている為、形状は各コロニーで大きく異なり、それぞれの国の(ステレオタイプな)イメージが反映された物になっている。 ▽主要コロニー一覧 ネオジャパン 日本列島そのもののような形状が特徴のコロニー。居住区は頑丈なシェルターのような構造になっている。 ☆終盤のネタバレ デビルガンダムに侵食されたことにより、ネオジャパンコロニーそのものがデビルガンダムコロニー(もしくはデビルコロニー)へと変貌してしまう。 これは例外中の例外な存在だが、シリーズ唯一の「ガンダム型のコロニー」と言うこともできる。むろんガンダムとしても最大級の大きさである ネオジャパンコロニーの上にのしかかるようにデビルガンダムの上半身が現れ、さらに進化を続けて翼を生やしていくなど、まさに悪魔のガンダム。 触手を地球に伸ばして地球そのものをも捕食しようとするなど、もはやコロニー落としなど比ではない戦闘力を持っている。 ガンダム連合を圧倒する悪魔的な猛威を振るったが、最後は愛の力の前に敗れてネオジャパンコロニーも解放された。 ネオアメリカ 星型をモデルとしたコロニー。 基部中央に自由の女神像が設置され、これを囲うようにラスベガスのカジノ街、ラシュモア山国立記念碑、ナイアガラの滝、ロッキー山脈などが配置される。 摩天楼があしらわれた一角は「マンハッタン戦闘エリア」と呼ばれ、有事の際に基部から分離して独立戦闘ブロックとなり、同じく分離した自由の女神像を搭載して、「自由の女神砲」として機能する。 ネオチャイナ 中華風の深山幽谷を彷彿とさせる山と枯山水をあしらったコロニー。 基部の外周を巨大な環のような構造物が襷掛けのように浮遊している。 ネオオランダ チューリップの花を中心にしたデザインが施されたコロニー。 広大な草原を再現したコロニー基部の上に配置された色とりどりの巨大なチューリップの花はひとつひとつが行政府や居住区、工業地域として機能するようになっている。 コロニー基部の外縁部には増産したネーデルガンダムが風車小屋に変形した状態で設置してあり、デビルガンダムとの最終決戦時には動員された。 ネオギリシャ 古代ギリシャ様式建築風のコロニー。 劇中に登場したコロニーの中でもかなり規模が大きく、基部中央にはパルテノン神殿に見立てた建築を囲うようにコロッセオを彷彿とさせる巨大な観覧席が構えられており、内部に多数の施設が配されている。 第1回ガンダムファイト優勝国でもあり、当時歴戦のモビルスーツパイロットが多数参加した中で、伝統格闘技バルカン柔術の達人であるヘローダ・ディオニソスが圧倒的な力で優勝したことを受け、以降ガンダムファイターは優れた格闘家から選ばれることとなる。 そもそもバルカン柔術ってなんだよ。(*14) ネオエジプト 砂漠に大小様々なピラミッドやスフィンクスが配されたコロニー。 有事の際にはスフィンクスの内部に格納されているスフィンクスガンダムが発進する。 ネオインド 古代インドの宇宙観(*15)が反映されたコロニー。 ネオフランス バラの花束を見立てたデザインのコロニー。 基部本体には湖と森林を擁した山岳地帯が広がっており、そこにヴェルサイユ宮殿をモデルとしたものを中心とする大きな白亜の宮殿群が点在している。 ネオポルトガル ボトルシップを模した巨大なモニュメントが設置されたコロニー。 ネオメキシコ ソンブレロの基部中央にサボテン型の構造物が配されたコロニー。 ◆アフターコロニー(A.C.) 「スタンフォード・トーラス」と呼ばれるドーナツ状コロニーが主流。 最初のコロニーが建造されるまでに100年近い年月を要しているが、これは未知の疾病やコロニー関連計画の失敗、紛争による遅れであるとされる。 更にスポンサーである各地上国家間の争いがコロニー間へと波及し、結果一時は宇宙移民事業が衰退しかけた。 しかし石油産業を見限りコロニー開発に注力し始めた中東諸国の仲介で調停が進められ活気を取り戻し、AC100年頃からコロニー建造ラッシュを経て多くのスペースコロニーが建造された。 AC195年頃には安定期となり、各コロニーは協力し膨大な人口を有する一大国家の様相となっているが、連合からの武力制圧を受けていることもあり大きな武力は持っていなかったが、連合やOZに対する一部の反抗勢力がオペレーション・メテオを実行したことで再び戦乱の時代に突入していく。 L1~5でコロニーが建造されているが、地球圏統一連合の設置した宇宙機雷による航路封鎖によって各コロニー間の移動に制限があり、連合による軍事的圧力が長期間加えられてきたこともあり、地球への反抗を企図する者も多い。 またトーラス型の他、MO-Ⅴなど小惑星を利用した工業コロニーも存在する。 ウイングガンダムゼロのツインバスターライフルは「最大出力ではスペースコロニーを一撃で破壊可能なほどの威力を持つ」という設定が存在するが、先述の通りアフターコロニーにおいては全長18キロメートルほどのスタンフォード・トーラスが採用されており、全長42キロメートルを誇る宇宙世紀のシリンダー型コロニーを一撃で破壊可能というのは誤解である。 コロニーよりも巨大な鉱物系の資源衛星を消滅させている描写もある上、全長18キロの構造体を一撃で爆破できる時点でツインバスターライフル…というかそれを曲がりなりにも簡単に移動および運用可能なウイングゼロという機体が危険なことには変わりないが。 各コロニー群 L1コロニー群 L1宙域に位置する作中世界史上初のコロニー群の総称。 ドクターJによりウイングガンダムが開発されたのもこのコロニー群で、オペレーション・メテオ発動時はヒイロ・ユイがウイングガンダムと共に地球を目指して発進した。 レディ・アンの攻撃でドーリアンが死亡した「コロニーC1011」やドクターJが潜伏していた「コロニーC1213」もここに存在する。 L2コロニー群 L2宙域に位置し、プロフェッサーGがガンダムデスサイズを開発したコロニー群の総称。 オペレーション・メテオ発動時はデュオ・マックスウェルがガンダムデスサイズと共に地球を目指して発進した。 L3コロニー群 L3宙域に位置し、ドクトルSがガンダムヘビーアームズを開発したコロニー群の総称。 オペレーション・メテオ発動時は色々あった末、視聴者によく知られているトロワ・バートンが選任されたことでガンダムヘビーアームズと共に地球を目指して発進した。 オペレーション・メテオ当初の計画で地球に落とされる計画だったコロニー「X-18999コロニー」もこの宙域に存在する。 L4コロニー群 L4宙域に位置し、H教授がガンダムサンドロックを開発したコロニー群の総称。 オペレーション・メテオ発動時はここからカトル・ラバーバ・ウィナーがガンダムサンドロックと共に地球を目指して発進した。 OZ宇宙軍の兵器生産基地と化した「プラントコロニー」やウィナー家が管理していた資源衛星もこの宙域に存在する。 L5コロニー群 L5宙域に位置し、老師Oがシェンロンガンダムを開発したコロニー群の総称。 オペレーション・メテオ発動時はここから張五飛がガンダムシェンロンと共に地球を目指して発進した。 五飛の一族が本拠としてOZに反抗していたコロニー「A0206コロニー」もこの宙域に存在する。 その他のコロニー OZ宇宙軍の軍事基地が置かれた「コロニーC102」、旧連合宇宙軍の本部が置かれていた「コロニーD120」、民間の「C421コロニー」等がある。 ◆アフターウォー(A.W.) 第7次宇宙戦争以前は数多くのスペースコロニー及びコロニー国家が存在していたが、宇宙革命軍が発足した事で、人類史上最悪とも言える戦争に巻き込まれてしまう。 月の裏側にある「クラウド9」を中心に発足した宇宙革命軍は自分達に従わないコロニー国家の住民を悉く虐殺か強制退去させ、第7次宇宙戦争終盤でそれら無人化したコロニーをコロニー落としに利用した(確認できるだけでも数十ものコロニーが落とされている)。 地上はコロニー落としの影響で殆どの国家が機能不全に陥り無法地帯に。地球連邦も大きくダメージを受け新体制の樹立には15年かかっている。 一方で宇宙革命軍の本拠地であるクラウド9周辺の被害は地上に比べれば軽微であり、技術レベルや生活水準は戦中から維持ないしは発展させていた。 しかしながら国力の問題か戦後は表立った行動は起こさずに沈黙。余りに動きがないので地上の人々(*16)からは、コロニー住人が生きているのかも分からない有様だった模様。 実際は内密のうちにコロニーレーザーを建造したり地球の機関に諜報員を送り込む等、見えないところでの暗躍は続けていた。 奇しくも戦後15年目にしてコロニーレーザーが完成し、地球をコロニーレーザーで砲撃する「ダリア作戦」が発動されるが、ガンダムDXのツインサテライトキャノンによる砲撃を受け発射前に破壊された。 革命軍のこの時点での支配者層も最終的にフロスト兄弟が地球軍側の主流派とセットで誅殺、結果的に多数派意見がランスローやジャミル艦長のような穏健派・停戦派に交代することになったため、ダリア作戦を鏑矢とする地球侵攻作戦は頓挫した。 ◆コズミック・イラ(C.E.) 毎度おなじみシリンダー(島3号)型コロニーがやはり目立つが、コーディネイターが中心となってL5に新世代型コロニー「プラント」が建造された。 初期に建造されたプラントの都市は全部で12個あり、各都市のコロニーは10基。なお、それぞれの都市名は月の名前が採用されている。 例えば、首都であるアプリリウス市は4月、ユニウス市は6月のこと。 『SEED DESTINY』で新しく建造された工業コロニー「アーモリーワン」はL4に位置している。 プラントはコーディネイターの拠り所としてだけでなく、様々な先端技術を生み出す重要な工業地帯としての側面も持つが、プラントの運営に関してはコロニー建設等に出資した地球の理事国が手綱を握っており、彼らから大きな縛りを受けることになった。 特に生存に欠かせない食料に関しては、プラントでの独自生産に大幅な規制、穀物に至っては生産禁止が徹底され理事国からの輸入に100%頼らざるを得ないという状態にされてしまった。 また、この頃からブルーコスモスを筆頭に先鋭化した一部の者たちが、単なる排斥運動に留まらず、 コーディネイターに関連する個人・組織・施設に対する暗殺やテロなどの凶行を巻き起こすようになっていた。 当然プラントも格好の標的となったが、理事国に非武装を義務付けられていたために対抗手段を持てず、その脅威に曝され続ける事態に。 これらの状況への不満は長らくあったコーディネイター排斥に対する反発と合わせ、コーディネイターたちの理事国への反発や反ナチュラル思想を生む源泉となり、 C.E.50にプラントの自治権と貿易自主権獲得を目指す政治結社「黄道同盟」が誕生。 当然のように理事国はこれらの運動を弾圧したが、黄道同盟は密かに存続し、その勢力を増していった。 更に最初のコーディネイターでもあるジョージ・グレン暗殺事件やS2型インフルエンザ流行等で複数の要因が重なったことでプラントと理事国(地球)の溝は益々深まり、「プラント対地球」≒「コーディネイター対ナチュラル」という地球圏を二分した対立の図式が出来上がり、プラントは軍事組織「ザフト(Z.A.F.T.)」、地球サイドはテロで首脳陣が壊滅した国連に代わり「地球連合」を組織して泥沼の戦争を繰り広げることとなる。 歴代シリーズでもコロニー(特にプラント)への被害規模が大きく、C.E.70年に農業コロニー「ユニウスセブン」が核攻撃で破壊される「血のバレンタイン」が発生。 更にその残骸もC.E.73年にザフト過激派によって地球にユニウスセブンの残骸を投下する「ブレイク・ザ・ワールド」に使われ、数多くの死者を出すこととなった。 またC.E.74年にもプラントを構成するディセンベル市とヤヌアリウス市のコロニーがレクイエムの直撃を受け多数の犠牲者を出している。 劇中以前にも過激派テロによるバイオハザードでコロニーが廃棄されるといった事件も起きている。 このようにこの世界でのスペースコロニーは普通の人間であるナチュラルとコーディネイターの住み分けとして機能しているが、中立国であるオーブの「ヘリオポリス」など、ナチュラルとコーディネイターが共存しているケースもある。 プラン卜以外のコロニー ヘリオポリス 前述のオーブ製コロニー。SEED及びSEED ASTRAYの「物語」の起点になった場所。 L3に設置されており、資源衛星の採掘基地も兼ねているため「資源コロニー」とも呼ばれ、フロンティアIと同様のコロニーと小惑星が合体したような独特の形状。 キラたちはオーブの国民として学生生活を送っており、戦乱とは無縁といえるほど穏やかだが、裏ではサハク家の陰謀で連合とMSを共同開発。クルーゼ隊に見つかり、これが原因で崩壊に至った。 メンデル L4にある廃棄コロニー。 オーブ陥落後に宇宙に上がったアークエンジェルがとりあえずの拠点として寄った場所。 遺伝子研究のメッカと呼ばれるほど遺伝子研究が盛んに行われたが、それに反発したテロ団体によりバイオハザードが発生。廃棄コロニーになった。 廃棄コロニーだが、バイオハザードだったことからインフラ系は稼働しており、アークエンジェルが立ち寄った理由の1つがこれ。しかしザフトや連合との戦闘でインフラ系が被害に遭い機能停止した。 『ASTRAY』ではロウ主役のASTRAYの最終地点として登場。ジョージ・グレンのDNAを探し出すという任務にあたる青年の意気込みに感動した。 いち廃棄コロニーだが、作中世界基準で考えても後ろ暗い研究のオンパレードであり、SEEDではキラとクルーゼの出生に、『DESTINY』『FREEDOM』ではデスティニープラン関連という形で物語との関わりが多い施設。 具体的な描写は少ないが、L4やL5にも複数のコロニーがあったとされている。しかし大戦初期に戦場となった事で多くが破損し現在はほぼ放棄され無人に近い状態となっている。 リティリア 『SEED ASTRAY』シリーズに登場。 連合もザフトも価値がなくなったため中立を宣言した。 ナチュラルもコーディネイターも関係なしに戦いに嫌気を指した人たちが集まったコロニー。そのため、コロニーごと宇宙船に改造しニュートロンジャマーの範囲外であることも利用して核爆弾をエンジンの推進剤にして外宇宙に旅立つことにした。 小説版『ASTRAY』や『ASTRAY B』ではサーペントテール視点から裏側で起こったすったもんだが描かれる。 何より注目すべきは核爆弾が「SEED世界基準」で超平和的に使用された事実だろう。 アメノミハシラ 『ASTRAY』シリーズに登場。正確にはコロニーではなく軌道エレベーターの頂点部分になる予定の宇宙ステーションなのだが、規模も扱いもほぼ小さめのコロニー(もしくはルナツー等のような宇宙基地)に準じている。 C.E.世界観作品では珍しい正式に個人所有のコロニーで、作品レギュラーキャラが所有・頻繁に登場するものという意味では他世界観を含めても異例のコロニー。 構造上はスペースコロニーだが、実質的にはほとんどの区画がオーブ五大氏族のひとつ・サハク家当主の居城か私兵の軍事拠点 工廠になっており、サハク家orそれを守護する部隊としての私兵組織(少なくともオーブ正規軍とは別扱いされていると思われる)の関係者以外の住民はほとんどいない可能性が高い。ただし後述のように外部から食客を受け入れるための空きスペースそのものはある模様。 作中ではロウ、劾の双方から「義理や事情説明さえちゃんと通せばある程度逗留可能なコロニー」「現当主たるロンド・ミナ・サハク(*17)に一報を入れたい場合の連絡先」としても扱われており、実際に作中では何度か会談のアポイントメントを取ってもらったり、実際に訪れたり、「偵察するだけ」の任務だからで無断で忍び込んで殺されかかったり、どう考えても組合の規定違反なシロモノの工具の実演販売に行ったりしている。 現当主のミナがプロトアストレイオーナーであり、ロウとも知己であることからある程度ジャンク屋組合にも好意的で、一時期は組合の本部が食客のような形でここに所在したこともあった。 ちなみに本編中での描写を見る限り、カレドヴルッフを「武器として」ライセンス生産していると思われる。それはダメだろロウ。(*18) カイト・マディガン所有のコロニー 「天空の皇女」で本格的に登場。 一応フォトストーリー版DESTINY ASTRAYでも登場したが、具体的な風景がわかったのは天空の皇女からである。 MSコレクターとしての側面も持つカイトが保管場所兼生活拠点として廃棄コロニーを買い取り生活もできるように整備した。 コロニーらしく、MS同士がドンパチしても窮屈にならない広さを有している。 ◆西暦(A.D.) コロニー開発は発展途上で本格的な宇宙移民は行われておらず、小型のバナール球型コロニーが十数機ほど建設されたぐらいである。この理由から刹那たちメイン格のガンダムマイスター、あるいは彼らと直接接しながらCBのミッションに携わるスタッフたちの(宇宙における)拠点もあくまでも航宙機能があるMS母艦、プトレマイオス/同Ⅱとなっている(*19)。 コロニーも居住地というよりは実験施設や生産工場的な扱いが強く、無重力空間や高重力環境で精製可能な材質の生産を行っている。 一方宇宙開発で他国にリードを取ろうとしていたユニオンは積極的にコロニーの材料となる資源衛星確保のため火星付近のアステロイドベルトで宇宙労働者を作業させていたが過酷な労働環境故に犠牲者が続出、その不満が蓄積し労働階級を中心としたテロが誘発。 中でも犠牲者の1人「ロバーク・スタッド」の息子はテロリストに転向。やり手の傭兵でも手を焼くほど腕の立つ少年テロリストだったという。 コロニー内の戦闘は厳禁となっているが、人革連はこの条約を悪用して「超人機関技術研究所」をL3のコロニー「全球」に設置していたが、1stにてガンダムキュリオスの介入を受け施設は破壊された。 地球連邦発足後は民間人の移住も始まっているが、その実態は紛争が根絶されない中東地域の住民を中心に強制的にコロニーに移住させて不穏分子を一掃というとんでもないダストシュート政策となっており、ヴェーダを利用した情報統制により実情を知らない先進国の一般市民が完全にスルーしている情勢も暴挙同然の弾圧に拍車を掛けていた。 西暦2314年の新政権発足後はそれなりに改善がされており宇宙労働者の数も増えているが、コロニー公社は中東政策で無理矢理コロニーに隔離された人々を重要な労働力として確保したい思惑があり、帰還希望者が多数存在するにも関わらず高額な給与で拘束する問題が起こっていた。 ◆アドバンスドジェネレーション(A.G.) 宇宙世紀と同じくシリンダー型のコロニーが登場。 大きさは全長約25キロ、直径約6キロで、回転速度は0.50rpmとされ、時刻の基準にはグリニッジ標準時が使用される。 土壌はナノマシンにより改良されており植物には遺伝子改良が施されているものの、居住可能な人数には限界があり人口密度は低く保たれている為、他のコロニーからの難民は歓迎されない傾向が強い。 コロニー住民は他のコロニーの出来事に無関心であることが多く、天使の落日でコロニー「エンジェル」がUEに破壊されても危機感を持つ住民はほとんどいなかった。 本編より100年以上前にはコロニー数の増加が切っ掛けとなり、コロニー間で地球の覇権を賭けた戦争「コロニー国家間戦争」が発生している。 ▽主要コロニー一覧 ノーラ L2に位置し、連邦軍の技術者となったフリット・アスノや仲間たちが居住しているコロニーで、ガンダムAGE1の開発が行われたアリンストン基地もここに位置している。 A.G.115年にUEの攻撃を受けて崩壊するが、基地司令ブルーザーが立案した作戦により、ほぼ無傷だった中央部のコロニーコアに住民全員を避難させ、ディーヴァの牽引によってコアを「ノーラ」本体から引き抜くという方法で避難が行われた。 避難した住民たちは「トルディア」へ引き渡される。 エンジェル L3に位置し、A.G.101年に最初のUE(ヴェイガン)出現・襲撃により崩壊したコロニー。 事件は後に「天使の落日」と呼ばれる。 オーヴァン L3に位置するフリットの生まれ故郷。 A.G.108年にUEの襲撃を受ける。 ファーデーン L5宙域に建造されており、月や地球、月の裏側のL2宙域に向かう船の中継点となっている。 そのため他のコロニーに比べ発展が目覚ましく、その直径は通常のコロニーの2倍、全長は25kmにも及ぶ巨大宇宙都市となっている。 表向きは華やかな反面住民間の貧富の差が激しく、地下では貧民たちがボロ小屋のような家に住み、ジャンク屋紛いの仕事をする貧しい生活を強いられている(かのイワーク・ブライアもその一人)。 更にコロニー国家戦争で争った二つの派閥「ザラムとエウバ」のいさかいが100年近く続いており、皮肉にも?MS戦闘における技術力・人材育成という点ではヴェイガン(この時期は「UE」)を比較対象としなければ一定の先進性がある(*20)。 ミンスリー L1に位置し、連邦への加盟を拒み中立を保っているコロニー。 内部は酸素供給様ではない過去の地球の自然を再現した広大な森林や河川であふれており、「最も美しいコロニー」と呼ばれている。 トルディア L4に位置し、崩壊した「ノーラ」の住民たちの避難先となったコロニー(*21)。 第2部ではアセムたちが居住しているコロニーとして登場し、A.G.140年にヴェイガンの攻撃を受ける。 ソロンシティ L1に位置する工業コロニー。 ヴェイガンを極秘に支援している企業「テクノソロン社」が存在しており、ヴェイガンの地球制圧のための拠点であったが、ディーヴァの入港と潜入調査により正体が露呈し、証拠隠滅のため社屋ごと自爆する。 ノートラム 地球に一番近い中軌道上に位置するコロニー。地球からの距離は5000km。 兵器工廠などの主要施設が存在する連邦軍の最重要拠点。 セカンドムーン 火星の衛星軌道上に浮かぶ火星圏最大のコロニーでヴェイガンの本拠地。 左右にある卵の殻のような構造物が中心部の球体を囲む特徴的な構造をしており、モノレールが交通網として整備され、内部には中東のような石造りの町並みが広がり、指導者であるフェザール・イゼルカントの巨大な居城が佇む。 火星圏には他にもコロニーが存在するが、セカンドムーンにおいてもマーズレイによる影響を完全に防げていないためか病を煩う者が少なくなく、イゼルカントの居城に在住していたり勤務が許されたりするような層の者ですら例外ではない。 原理は不明だが単独で火星圏から地球圏までの移動が可能。 ◆ポスト・ディザスター(P.D.) コロニーは各経済圏の統治下にあり、コロニー自体も経済圏傘下の企業の所有物となっている。 労働環境の問題から現地労働者と経済圏との間で軋轢が生まれており、貧富の差も激しく労働者居住区にはスラムも存在している。 コロニーの形状はシリンダー型が主流だが、スマホアプリ『ウルズハント』に登場する金星圏内のコロニーはフローティング・コロニーと呼ばれる独自の構造となっている。 なお、劇中では外伝、スピンオフ作品も含めて金星〜地球〜木星で開拓が行われて人類の生活圏が広がっており、『ウルズハント』では土星方面の開拓作業も行われていることが語られているが、地球圏より外は辺境扱いされているため、コロニーは地球圏に集中している。 ▽主要コロニー一覧 ドルトコロニー群 アフリカンユニオン公営企業「ドルトカンパニー」の管理下にあるスペースコロニー群。地球からの距離は約150万kmで、L7に位置する。 全長約60km、直径10kmのコロニー計8基で構成され、ドルト2を始めとする労働者の居住区を兼ねる工業コロニー、地球から来た富裕層の居住区と大規模な商業エリアがあるドルト3、テイワズの地球圏支部があるドルト6など、コロニーごとに異なるスタイルを持つ。 管理職は地球出身者でほぼ独占されており、下層市民の労働待遇や生活環境は悪く、鉄華団の来訪を機にドルト2の労働者内の過激派が会社側に対するクーデターを起こし、コロニー全体を巻き込む大規模な反乱に発展。ギャラルホルンの介入によって多数の犠牲者を出すが、クーデリアのメディアを通じた呼びかけでアフリカンユニオンから圧力がかかり、会社側が組合側の要求を受け入れたことで騒乱は収束する。 アバランチコロニー 外伝『鉄血のオルフェンズ 月鋼』の舞台。 月に近く、複合企業「タントテンポ」が取り仕切っている。 ラドニッツァ・コロニー 『ウルズハント』に登場する金星圏のコロニー。 金星の上空50kmに大気圧を利用して建造されており、火星よりも先に人類の入植が行われ、厄祭戦終結間際にも人の移住が行われている。 戦後はギャラルホルンが直接管理しているが、現在では罪人の流刑地としての運用が主であり、コロニー管理は住人に丸投げされギャラルホルンは監獄の管理のみを行っているうえ、ギャラルホルンが直接管理している関係上一般住人は四大経済圏が発行するIDすら有していない。 ヨーロッパ風の街並みが特徴で水中にも居住区が建造され展望台からは金星の雲海が見られるなど非常に綺麗ではあるがギャラルホルン金星支部がコロニー管理の予算を年々減らしていることや辺境故に若者の流出は抑えられずに過疎化が進んでいる。 ◆アド・ステラ(A.S.) 「フロント」の名称で登場。 小惑星を基部に建造されており、アスティカシア高等専門学園はフロントそのものを巨大な教育施設として用いている。 電力はパーメットを利用した発電システムが使われており、全電源喪失を防ぐために発電系統と蓄電系統が複数存在する。 内部に植生している植物も防虫・防腐対策のための遺伝子操作が施されている他、人工重力の大きさは地球と同じ1Gで、各フロント居住者は宇宙生まれが大半でありながら無重力や弱重力による筋萎縮や骨量減少に苦しむ事なく、生涯にわたって宇宙で生活が可能になった。 フロントの管理はAIによって行われ、インフラロボットとしてハロが導入されている。 ▽主要フロント一覧 フォールクヴァング ヴァナディース機関の拠点となるフロント。ドミニコス隊の襲撃を受けた末に爆破される。 アスティカシア高等専門学園 L4のフロント73区にあるベネリットグループの高等教育機関。 ペビ・コロンボ23 スレッタが育った水星軌道基地。 ベネリットグループ本社 L4に位置するベネリット本社機能が集約されたフロント。 各部門フロアや美術館といった文化施設があり、御三家もCEO執務室や自社格納庫を置いている。 プラント・クエタ L4に位置するベネリットグループ有数の巨大開発施設。 生産や物流の機能も有しており、クワイエット・ゼロの中枢ユニットの開発もここで行われている。 ◆参考記録:『3』以降のガンダムブレイカーシリーズ 『3』DLCにて実用化されていることが明示された。また同作本編での宇宙ステーションも「MSが最初から実在する作品」のに比べるとかなり簡易的なものではあるが、ガンダム世界観におけるスペースコロニーと呼んで差し支えないであろう。 こちらではさすがにというか戦乱とは無縁の施設で、少なくとも『3』から30年後となる同作DLC最終話では実物のモビルスーツのチャーターが行えるなど「ガンダムシリーズの設定を再現する」というニュアンスもある程度持たされているようだ。 ただし時系列の都合から『New』『モバイル』『4』には登場しない。これは『4』から数えても『3』DLCラストはあと24年くらい未来のため。 【コロニー以外の宇宙居住区】 月(月面) 宇宙世紀(U.C.) ▽月面都市として「フォン・ブラウン市」と「グラナダ市」が登場。 フォン・ブラウン市 元々はスペースコロニー建造用の資源を採掘する為の基地であり、付随するマスドライバーを用いてサイド3以外のほとんどのコロニー建造の為の資源を供給した。 やがて基地近傍に恒久都市が建造され、宇宙世紀0027年にフォン・ブラウンの名前を冠して完成した。地球との定期便が運行しており、月面都市の中では最初に市政が布かれる。 その後、月の裏側にあるサイド3へ資源を供給するために別途としてグラナダ基地が造られ、この基地が後のグラナダ市となる。 フォン・ブラウン市は宇宙移民者増大により繁栄し、それにより都市の規模を拡大しクレーター底面に建造された最初の市街の上に積み重なるように拡張され、下層のほうでは天井に照明を配し、内部を照らしている。 その結果、経済的には豊かで犯罪発生率は低く治安は非常に良いレベルとなっているらしい。 グラナダ市 グラナダ市は一年戦争時はサイド3近辺なのもあり、キシリア配下のジオン軍の勢力下に置かれ、工廠および軍事基地として改造された。 一応、ア・バオア・クー攻略前後でソーラ・レイ等で戦力を損耗していなければ、連邦軍はグラナダ侵攻も計画していた。 戦争後は連邦に接収され、グリプス戦役では元ジオン麾下のノウハウを行かし、連邦技術とミックスさせたハイザックやマラサイを作ったり、エゥーゴの本拠地として運用された。 かのアナハイムの支社と工場も此処に置かれている。 後のシャアの反乱時のギラ・ドーガ系列もここの出身。 元々ジオンとも根深く、先の一年戦争末期の侵攻計画に加え、グリプス戦役時はコロニー落としやアクシズ落とし、コロニーレーザーで消し飛ばされそうになったりと、何かと標的にされては寸での所で危機を回避している運の良い都市。 アンマン グラナダ近辺にある工業都市。 エゥーゴの拠点があり、アナハイム重役との会合やネモ及び百式の生産が行われていた。 エアーズ市 月の裏側に位置する自治都市。 元は月の裏側に初めて建設された観測基地及びコロニー建設の前進基地で、地球を見られない立地と住人の殆どがかつての観測基地隊員の子孫という自負から地球回帰願望・地球至上主義的思想が強く、ルナリアンにしては珍しい保守的な都市となっている。 アフターコロニー(A.C.) 月面のクレーター群を中心に建設されている軍事拠点。 月面に表出している設備は港湾の出入口と採光窓・プラント上層のみであり、MS工場や居住区画などの施設の大部分は宇宙世紀におけるフォン・ブラウン市のように地下に深く広く存在し、月に埋蔵された豊富な資源と巨大な技術力と生産力を利して、新型MSやMDの開発や量産が行われた。 ガンダム開発者はこの基地に幽閉されていたが、ヴァイエイトとメリクリウスを開発したほか、監視を逃れながら下層部エリアで大破状態のデスサイズとシェンロンを周囲の強化改修していた。 アフターウォー(A.W.) 第7次宇宙戦争期に旧連邦軍が月面に建設した最重要施設。 「サテライトシステム」認証及び登録した機体の位置確認・追尾システム、マイクロウェーブ送信施設とそれを囲む多数の太陽光電池パネル、D.O.M.E.で構成されており、自動迎撃システムとして多数のマイクロウェーブGビットが配備されている。 施設周辺にはこれまで当施設を占拠しようとして撃退された者たちが運用していたと思しき兵器の残骸が散乱している。 正歴(C.C.) ディアナ・ソレルたちムーンレィスの住む月面国家群の首都である月面都市「ゲンガナム」が登場。人口は2千万人ほど。 場所は月の裏側だが実はかつての月面都市グラナダとほぼ同じ場所であり、都市そのものはグラナダを改造したものだとか…。 月面都市と言っても都市は月の地下に作られており、地下の浅い部分に造られた運河のドームで結ばれている。地球と同じ24時間周期で照明が調節され、地球から様々な生物が持ち込まれるなど地球環境に似せた雰囲気を作っており、運河には小型の鯨も生息している。 一般市民達は最下層にある都市で生活しており、資源の節約のためにコールドスリープにより人口増加を防いでいる。 コズミックイラ(C.E.) 連合軍基地としてプトレマイオス基地、アルザッヘル基地、ダイダロス基地、エンデュミオン基地が存在する。 いずれも大型の基地だが「SEED」本編前にエンデュミオン基地が自爆、「SEED」終盤でプトレマイオス基地が壊滅する。 「DESTINY」ではダイダロス基地が攻撃を受けザフトに制圧され制圧したザフト(というよりデュランダル)によって発射されたレクイエムによってアルザッヘル基地が壊滅、その後またダイダロス基地が最終決戦で攻撃を受け∞ジャスティスガンダムとアカツキの攻撃でレクイエムが大破。 「FREEDOM」ではファウンデーションによりダイダロス基地がレクイエムごと修復されるもゼウスシルエットを装備したデスティニーの砲撃で壊滅...とほぼすべての月面基地が最低1回は壊滅している。 一方エンデュミオン基地は「FREEDOM」で再建されておりC.E.75年の連合軍基地としては唯一の月面基地となっている。 基地以外ではコペルニクスという中立の月面都市もあり、幼少期のキラとアスランが住み、友達になったのもこの場所。 『SEED』ではキラらの回想で僅かな描写があったのみだが、『DESTINY』ではアークエンジェルが情報収集の為に現地を訪れ、地球と変わらない街並みが作られている様子が描かれている。 またこの時ラクスはミーア・キャンベルと初めて対面する。 ▽各月面基地一覧 プトレマイオス基地 地球連合結成前のC.E.35年、大西洋連邦が月面プトレマイオスクレーターに極秘裏に建設した基地。 月面に勝手に軍事施設を建設したことに対しては世界中から非難が殺到したが、大西洋連邦は「これは『宇宙の警察署』である」と開き直っている。 地球軍の宇宙に於ける最大の拠点であり、「月本部」と呼ばれる事も多い。 大戦序盤はここから地球軍艦隊が度々発進していた他、ヘリオポリスを脱出したアークエンジェルは当初ここを目指していた。 大戦終盤にはプラントへの直接攻撃に向け戦力が集結、大艦隊が出撃するが、2発目のジェネシスの砲撃を受け壊滅。戦後もそのまま放棄されており、兵器の残骸が残るばかりとなっている。 アルザッヘル基地 プトレマイオスを失った地球軍が新たに設置した月面基地。プトレマイオスから南に行ってすぐ近くにある「アルザケル(アルザケール)」クレーターに設置されている。 『SEED DESTINY』の時代における宇宙軍の大型拠点で、第2次大戦開戦直後のプラント攻撃艦隊が発進した。 その後しばらくは主戦場が宇宙ではなくなったため出番も無くなっていたが、デスティニープラン発表に際して動きが見られた事からレクイエムを照射され、コープランド大統領ごと配備された戦力の大部分と共に壊滅した。 ダイダロス基地 アルザッヘル基地と同様地球軍が新たに設置した月面基地。要塞砲としてレクイエムを備えており、デストロイ複数機をはじめとした大型MAも豊富。 明言は無いものの基地司令も所属兵士も間違いなくブルーコスモス派と思われる。 基地司令に至ってはオーブから一人で逃げて来たジブリールを迎え入れ、本気でレクイエムを撃つつもりがあるというジブリールを「それは頼もしいお言葉だ。嬉しく思いますよ」「最近は必要だと巨費を投じて作っておきながら肝心な時に撃てないという優しい政治家が多いものでね。それでは我々軍人は一体何なのかと、つい思ってしまうのですよ」と、今から大量破壊兵器で民間人の大量殺戮をしようとしているというのに、何の良心の呵責も無いどころかウキウキしてさえしていた。 レクイエム第一射でアプリリウスを撃ち損ない、第二射で今度こそ首都直接攻撃に向けて準備を進めるも、ミネルバ隊の奮闘によりそれすらできなくなり、ジブリールはレクイエム放棄を決断。が、待ち伏せしていたレジェンドに始末された。 その後ザフトに基地ごと接収され上記のようにアルザッヘルを壊滅させるがジャスティスとアカツキの攻撃で再びレクイエムが大破。 「FREEDOM」では再び連合に所有権が戻った(*22)ものの作中ではファウンデーションが所有していた。連合からの引き渡しか占拠したかは不明だがおそらくは後者だろう。 レクイエムも修復されモスクワやエンデュミオン基地から出撃した連合軍艦隊に発射、多数の犠牲者を出すがコンパス部隊やオーブ艦隊の攻撃を受け最終的にゼウスシルエットを装備したデスティニーの砲撃で基地ごと壊滅した。 エンデュミオン基地 地球連合の月面基地の一つ。エンデュミオンクレーターに設置されている。 大戦序盤の「グリマルディ戦線」にてザフトの攻撃目標となっていた施設。軍事拠点ではなく資源採掘基地。 最終的に本来はレアメタル採掘の為の装置だったサイクロプスで友軍ごと自爆、放棄された。 『SEED FREEDOM』ではまさかの再登場。アルザッヘル・ダイダロスを失った事を受けて再建されたのか、レクイエムの破壊の為に地球軍艦隊が出発していた。 火星 宇宙世紀(U.C.) 宇宙世紀改暦以前から開拓地として注目されていたが、コロニーの開発成功に加え、木星やアステロイドベルトと比較しての経済的アドバンテージの低さから辺境として認識されている。 大気の改善が行われていない為、都市は「ラッピング構造体」と呼ばれる規格を採用しており、市外へはエアロックを介して移動する。 一年戦争後はジオン共和国による資本導入が行われているが、火星に流れ着いたジオン残党やティターンズ残党、オールズモビルが様々な形で暗躍している。 アフターコロニー(A.C.) テラフォーミングが行われた事で人類の居住地としての地位を確立。 急激な老化現象を引き起こす風土病の存在など、過酷な環境である事には変わりないが、複数の国家が樹立し、それらを統括する火星連邦政府が成立した事でアフターコロニーとは別の歴号であるマーズセンチュリーを採用している。 また、火星圏ではモビルスーツとは異なるカテゴリーの人型兵器としてマーズスーツが運用されている。 コズミック・イラ(C.E.) C.E.70年代初期にレアメタル採掘を目的に築かれた人類最大規模かつ最も地球から離れたコロニー群としてマーズコロニー群が存在。 地球・火星間では年に一度の定期便が行き来しており、プラント及びDSSDと交易を行っている。火星移民者はマーシャンと呼ばれ、地球圏の人間をテラナーと呼ぶ。 火星圏の開発事業者はナチュラルであるが、数少ない人員で過酷な環境下での開発事業を行う目的で必要な職種に合わせて遺伝子調整されたコーディネイターが現場を担っている。 これはギルバート・デュランダルの提唱するデスティニー・プランに似た社会構造であり、デュランダル本人も興味を示していた。 アドバンスド・ジェネレーション(A.G.) A.G.以前の過去(A.G.115年よりも150年前)に火星移住計画「マーズバースデイ」が持ち上がりテラフォーミングが実行され、試験的に16基のコロニーが建造された。 しかし、マーズレイと呼ばれる磁気嵐とそれに起因する風土病を克服する事ができずに計画は頓挫。 当時の地球連邦高官らは調査不足の責任追及から逃れる為に移民者は全員死亡しと発表し、その際に火星圏に取り残された者たちがヴェイガンとなった。 ポスト・ディザスター(P.D.) テラフォーミングが行われ、地球とほぼ同一の自然環境が構築されている(『ウルズハント』によればテラフォーミングには金星から輸入した二酸化炭素の温室効果が利用されている)。 地球〜火星間にかかる期間ははギャラルホルンが管理する正規の航路を使えば片道最短3週間だが、ギャラルホルンに目をつけられたくない民間業者が独自に開拓した裏航路も多数存在する。 厄祭戦後に開催されたマルタ会議によって地球経済圏による分割統治が行われているが、経済回復を目的に結ばれた「EM経済協定」によって実質的な地球圏の植民地として扱われている。 P.D.205年にクリュセが制限付きでアーヴラウから自治権を獲得したが、地球重視の政策の反動から独立運動が活発化しており、クーデリアは火星ハーフメタルの規制開放による経済的自立を促すべく奔走していた。 また圏外圏という事もあり、治安は低く本来非合法である阿頼耶識システムが横行し、ヒューマン・デブリの取り引きも行われている。 一方で、地球圏では忌避されている義手・義足等のサイバネティック技術に対する嫌悪感は希薄になっている。 追記・修正はコロニーに移住してからを得てからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 作成乙 むしろ今まで無かったんか -- 名無しさん (2024-09-11 15 39 11) グリプス2ってどこのコロニーだったっけ -- 名無しさん (2024-09-11 15 46 34) 編集途中で他の人がコメント投稿してエラーになったんですが、うっかり「編集」を誤タップしてそのコメントを消してしまいました。どうすればいいでしょうか -- 名無しさん (2024-09-11 17 24 32) コロニー落としの影響力にジオンと連邦でギャップがあるのは、海がないせいで津波と海面上昇の被害のイメージがつかないからっていう考察があったな -- 名無しさん (2024-09-11 21 59 12) SEEDに出てくる砂時計型のコロニーって実際に似たような構想とかあったのかな。他作品で似たような構造のコロニーって見たことない気がする -- 名無しさん (2024-09-11 23 00 52) 言っちゃ何だけど、冒頭の台詞要らなくないか? 別にコロニーの是非善悪を問うような記述無いし。書くなら地球やコロニーの軋轢の歴史なんかももっと記述すべきと思うが -- 名無しさん (2024-09-11 23 11 15) コロニー落としの威力と海面上昇の程度は後付で盛られてる部分があるので昔の作品見ると印象が違ったりする。まあ貴重な宇宙都市を無駄にして虐殺した点は変わらないけどね -- 名無しさん (2024-09-12 01 20 54) 概要の「数百から数千人の人類が〜」は流石に誤記だよな?途方もない数のコロニーが必要になりそうで笑っちゃった -- 名無しさん (2024-09-12 01 24 46) 宇宙世紀のサイドは一年戦争後に番号が振り替えになっているのがクッソややこしい。例えば一年戦争時のサイド6は戦後はもうサイド6じゃなくなってるけどガノタだけじゃなく公式までたまに間違えていたりする -- 名無しさん (2024-09-12 02 00 54) ↑2 ソーラレイにされたジオンの「マハル」は150万人の住民を短期間で強制疎開させてて基本的にあの辺の居住用コロニーは一基で数十万以上の居住を想定してる -- 名無しさん (2024-09-12 02 32 18) 宇宙世紀だとクジラ絶滅してるんだ…… -- 名無しさん (2024-09-12 07 08 23) ↑マリン・ハイザックにはシロナガスクジラの生態調査に使われたって設定があるから少なくとも一年戦争終了時点では絶滅してないはず。それ以降はわからないけど。 -- 名無しさん (2024-09-12 09 09 15) あんな筒でもジオンが独自に艦艇を配備出来るぐらいの国力があるのを見ると、言うほど貧しいか?と思ってしまう -- 名無しさん (2024-09-12 10 20 11) ずっと気になってるんだけど空気を作りだしたり生活用や生命維持に必要な水はどうやって確保してるんだろうと疑問に思ってる -- 名無しさん (2024-09-12 10 30 10) ↑9 項目冒頭の台詞はこのままでいいと思う。人たちの価値観や歴史ってものの表現になってると思うし。 -- 名無しさん (2024-09-12 10 44 11) プラント砂時計型って体積に対して居住可能面積が低いように思うんだけどあの形状はどういう点で優れてるんだろうか -- 名無しさん (2024-09-12 13 43 17) ↑ 元々プラントって工場目的じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2024-09-12 14 59 16) ↑4 使用したものを循環させて再利用。現実の地球と同じでしょ -- 名無しさん (2024-09-12 23 30 27) ↑排気ガスとかの汚染物質にナーバスなのも密閉空間というのもあるけど、浄化装置のキャパシティ越えるorそもそも浄化できないってのもあるんだろうな -- 名無しさん (2024-09-13 15 47 41) アナハイムは連邦とズブズブの汚職企業と言われるけど(実際そうだし)、コロニー公社もだいぶそういう面があるようだ -- 名無しさん (2024-09-13 19 35 07) 原子力潜水艦では水を電気分解して酸素作ったりしてるし資源衛星から氷とか掘り出せれば何とか…いやコロニーサイズだと無理かなさすがに -- 名無しさん (2024-09-13 21 37 19) 木星圏も宇宙世紀とPDで木星周辺にコロニーがあるな。小惑星の居住区もアクシズとかあるけどさすがにそこまで触れると長くなりすぎるな -- 名無しさん (2024-09-13 22 49 01) ↑11 Vガンダム37話でも鯨に関して言及はされている -- 名無しさん (2024-09-13 23 02 47) コロニーでビームを撃つのはNGというのはよく聞く話だけど、実際はコリオリ力で弾道が逸れまくるせいで実弾兵器の方が危険らしい -- 名無しさん (2024-09-14 06 17 06) ↑あと人工重力を遠心力で発生させてるから、回転と逆向きに撃つと遠心力が相殺されて弾が浮かび上がってしまうのもある -- 名無しさん (2024-09-14 06 23 22) 遠心力によらない人工重力があるってだけでもGガンダム世界の技術力がぶっちぎってるのがわかる。しかもタッグバトル戦での人工重力発生装置の形はwww -- 名無しさん (2024-09-14 08 09 46) スペースコロニーを舞台にしたトラブルハンターKで、本当は2階から玄関ポーチに飛び下りてそこから地面に降りるつもりが、コリオリ力でそのまま地面に墜落死した泥棒の話があったな。他に放射線を防ぐ為に地面を作ってるので地下室や庭に小さな池を作るだけでも許可が必要とされてた。 -- 名無しさん (2024-09-14 09 39 03) サイド1の1バンチのシャングリラは理想郷の意味で3バンチのエデンは -- 名無しさん (2024-09-14 10 54 48) 途中送信失礼。エデンも理想郷の意味で、他にもアルカディアやエルドラド、エリュシオンにヘヴン、アイランドイーズ(イーズは安楽土の意味)などよさそうなネーミングになってるのが比較的目立つ気がする。そう考えたら7バンチのケルンがそういった意味合いなくて古いコロニーの名前としてみると少し浮いて見える(他の初期バンチの名も不明だが) -- 名無しさん (2024-09-14 11 01 27) ガンダムシリーズ以外ではスペースコロニーはまったく出ないか出てもチョイ役のことが多い。まあ他のSFだと人工惑星とかテラフォーミングとか普通にやってるし、コロニーに住む利点が無いんだろう。ガンダムシリーズの文明設定が特異なのがわかる -- 名無しさん (2024-09-14 11 18 51) ↑ぱっと浮かんだのは「ポリスノーツ」あたり。あれもとても険しい問題点が物語の軸になってた -- 名無しさん (2024-09-14 14 59 41) メトロイドシリーズにもスペースコロニー出てきたけど大体研究施設のことが多かったなぁ -- 名無しさん (2024-09-14 17 41 35) エイリアンシリーズもテラフォーミングした惑星に人が住んでるし、出てきたコロニーはセヴァストポリ宇宙港やルネッサンス研究施設とかそんなのばかりだった -- 名無しさん (2024-09-14 18 02 36) ↑3ガンダムはパワードスーツでの宇宙漂流記の企画を巨大ロボットアニメに変更したから戦闘の舞台も宇宙船内というわけにいかなくなってこうなったんだっけか -- 名無しさん (2024-09-14 18 26 42) 製作側で考えると、球体に色をつける惑星の方が作るのが楽だしぶっ壊す時も作画がやりやすいのはあるかもしれん -- 名無しさん (2024-09-15 01 05 42) 未来世紀でも火星はテラフォーミング中で住めるけど寒いという台詞があったような -- 名無しさん (2024-09-15 07 22 10) 最近の研究でも「コロニーを作るくらいなら小惑星を改造した方が安上がり」という試算が出てるらしい。ガンダム以外でコロニーが衰退したのも研究の進歩もあるのかも。 -- 名無しさん (2024-09-15 11 31 47) 有名どころだとインターステラーでは最終的な移住地までの繋ぎだったし、この項目冒頭の台詞の多くのように作劇的には本来望ましくない住処という火種の意味が大きいのかもね。なんかGガンだけ順応しきってるけど -- 名無しさん (2024-09-15 11 50 15) ガンダムブレイカー世界でも30年後にコロニーが存在することが確定してるけどどんな立ち位置なんだろうか 少なくとも大規模な戦争は起こってないみたいだけど -- 名無しさん (2024-09-15 20 06 50) 宇宙世紀改暦セレモニーをやったラプラスは宇宙ステーションの規模だけどスタンフォードトーラスの構造だったな -- 名無しさん (2024-09-17 09 30 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pam-iwate/pages/1870.html
むつ湾フェリー むつ湾内を周航している蟹田〜脇野沢航路(むつ湾フェリー「かもしか」)と、青森〜脇野沢〜佐井航路(高速旅客船「ほくと」)は、津軽半島と下北半島の周遊観光をする上で、欠かせないものとなっております。 津軽半島の蟹田から下北半島の脇野沢までは、陸路で176キロメートル、所要時間は3時間40分かかりますが、むつ湾フェリーを利用すると海路わずか22.6キロメートル、所要時間は1時間。風光明媚なむつ湾の青い海と、津軽半島・下北半島・夏泊半島を一望にしてのむつ湾クルーズは、陸上の移動での疲れを癒し、心身ともにリフレッシュしてくれます。 また青森市と脇野沢・佐井を結ぶ高速旅客船は、秘境仏ヶ浦を横に眺めながら、一気に下北半島の北部まで行くことができます。 (平成22年度の運航は11月5日をもちまして終了いたしました。来年度は4月中旬頃に運航を再開する予定です。) 〈むつ湾フェリー公式サイトより引用〉 むつ湾フェリー株式会社 本社 〒030−1302 青森県東津軽郡外ヶ浜町字蟹田中師宮本160 TEL:0174−22−3020 FAX:0174−22−2593 パンフレット ※画像をクリックするとパンフレットが開きます。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ホームページ http //www.mutsuwan-ferry.jp/ 〈ブログ〉 北東北ツーリング(2日目・午前) http //blogs.yahoo.co.jp/ji7wpv/33949533.html ショートカット http //blogs.yahoo.co.jp/makoto_w20/33344970.html みちのく三大半島の旅〜続編 http //blogs.yahoo.co.jp/fhrny126/33078452.html 北東北ツーリング3日目(8/15) http //blogs.yahoo.co.jp/misoji_outrider/41847632.html むつ湾周遊その2 http //blogs.yahoo.co.jp/kenrokuen90/36649779.html フェリー移動 〜 仏が浦遊覧 http //blogs.yahoo.co.jp/syoukousi2/15551328.html 秘境 仏ヶ浦 遊覧 http //blogs.yahoo.co.jp/akiyannh/60869409.html 東北旅行の思い出④ http //blogs.yahoo.co.jp/sen1000ta/32250328.html 東北温泉ツーリング 3/5 http //blogs.yahoo.co.jp/fuku_1200c/33097680.html 青森・津軽半島ドライブ(蟹田港) http //blogs.yahoo.co.jp/ji7wpv/30237176.html 陸奥弁天島灯台 http //blogs.yahoo.co.jp/shirabiso9/20767745.html 下北・津軽旅行記・その4 http //blogs.yahoo.co.jp/kitutuki02750/49217757.html 自転車ツーリング その7 http //blogs.yahoo.co.jp/ancienoutil/18186084.html トップマスト http //blogs.yahoo.co.jp/kenrokuen90/22708088.html 携帯サイト 最新のチラシ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 《周辺情報》 〈ブログ2〉 #blogsearch /
https://w.atwiki.jp/uchimurakawakami/pages/21.html
脳 動物の頭部にある、神経系の中枢。狭義には脊椎動物のものを指すが、より広義には無脊椎動物の頭部神経節をも含む。 脊髄とともに中枢神経系をなし、感情・思考・生命維持その他神経活動の中心的、指導的な役割を担う。 ヒトの脳は頭蓋内腔の大部分を占めている。成人で体重の2%ほどにあたる1.2~1.6キログラムの質量がある。脳の質量は、男性で女性よりもやや大きく(後述)、体重との相関はない。約300億個の神経細胞を含むがそれは脳をなす細胞の1割程度であり、残りの9割はグリア細胞と呼ばれるものである。グリア細胞は神経細胞に栄養を供給したり、髄鞘を作って伝導速度を上げたりと、さまざまな働きをする。「人間は脳の1割ほどしか有効に使っていない」という俗説があるが、これはグリア細胞の機能がよくわかっていなかった時代に、働いている細胞は神経細胞だけという思い込みから広まったものと言われる。最近では脳の大部分は有効的に活用されており、脳の一部分が破損など何らかの機能的障害となる要因が発生した場合にあまり使われてない部分は代替的または補助的に活用されている可能性があると考えられている。 脳は、大脳・小脳・脳幹に大きく分けることができる。大脳はさらに終脳(Telencephalon)と間脳(Diencephalon)に、脳幹はさらに中脳・橋・延髄に分けられる。この区別は肉眼で見た様子に基づいたものであって、胚発生の上では小脳は脳幹から分かれるものであり、また生命維持機能に強く関わる間脳を脳幹に含める意見もある。 脳は、髄膜と呼ばれる3層の膜、すなわち軟膜・クモ膜・硬膜に覆われている。軟膜は脳の実質に密着しているがクモ膜は少し離れており、軟膜との間にクモ膜下腔という空間を残している。クモ膜下腔は脳脊髄液で満たされている。硬膜は大脳鎌・小脳テントなどの突出と、硬膜静脈洞を作る部分のほかは頭蓋の内面に密着して内張りとなっている。硬膜とクモ膜はほぼ密着している。 大脳 [編集] 大脳(Cerebrum)とは、厳密には終脳と間脳を合わせた呼称だが、神経解剖学以外の分野ではほぼ例外なく、終脳のみを指す言葉として使われている。この項でも特に断らない限り、大脳と言えば終脳を指す。 終脳は左右の大脳半球(終脳半球)からなる。それらを隔てるのは大脳縦隔と呼ばれる深い溝であり、脳梁と透明中隔でつながるほかは完全に左右が分かれている。大脳半球の表面には、大脳溝(だいのうこう、Cerebral sulci)と呼ばれる溝が走り、その間に細長い大脳回(だいのうかい、Cerebral gyrus)を作っている。脳溝は俗に「脳のしわ」と言われるが、脳の成長にしたがって無造作にしわが寄るのではなく、どこにどのような脳溝ができるかは、深さ、曲がり方に多少の個人差があるものの完全に決まっており、すべての脳溝に解剖学上の名前(Nomina anatomica)が与えられている。脳溝と脳回の形は左右の半球でほぼ対称であり、特に目立つ脳溝は終脳の外側で吻側端から尾側のあたりまで走るシルビウス裂と、頭頂部の(吻側寄りでも尾側寄りでもなく)中ほどで背側端からシルビウス裂まで走る中心溝である。シルビウス裂よりも腹側、したがって脳全体から見ればもっとも外側の部分を側頭葉、中心溝よりも吻側を前頭葉、中心溝よりも尾側でシルビウス裂の終わるあたりまでを頭頂葉、その尾側を後頭葉と呼ぶ。後頭葉は終脳のもっとも尾側にあり、頭頂葉との境界は明瞭でない。シルビウス裂をこじ開けると、側頭葉の陰に隠れていた、島と呼ばれる部分が見える。島の表面はほかの部分と違って脳溝ではなく細かいしわがたくさん入っている。 左右の大脳半球はそれぞれ側脳室と呼ばれる腔を含んでいる。側脳室はモンロー孔で第三脳室と連絡して脳室系をなす。脳室系は脳の廃液である脳脊髄液でみたされ、脳脊髄液が排出される経路となっている。 広義の大脳から出る脳神経は、終脳から出る嗅神経と、間脳から出る視神経である。 大脳の断面では白質と灰白質が明瞭に区別される。終脳の灰白質は表面近くに面積で2,000cm2~2,500cm2、厚さ2~3mm[1]の層をなしており、大脳皮質(だいのうひしつ、Cerebral cortex)と呼ばれる。大脳皮質は灰白質の例に漏れず神経細胞の細胞体が集まった部分であり、その大部分は6層構造をなし、複雑な回路を含んで思考などの中枢とされる。大脳皮質に対して白質を大脳髄質と呼ぶこともあるが、白質と呼ばれることのほうがはるかに多い。その理由の一端をなすのが大脳基底核である。大脳基底核は単に大脳核とも呼ばれ、側脳室の腹側あたりで髄質の中にある神経細胞の集まりである。2つ合わせて線条体と呼ばれる、尾状核・被殻などを含むが、あいまいな概念であって、間脳の一部である視床や淡蒼球を含むか含まないかは意見が一致しない。側頭葉の深部には扁桃体がある。扁桃体は恐怖心を構成していることが知られている。 間脳は視床と視床下部からなる。視床は、大脳皮質や下位の脳・脊髄との連絡が多く、感覚の中継、運動制御など多彩な機能に関わる。視床下部は、身体の恒常性(ホメオスタシス)を保つ働き、自律神経系の制御、感情などに関与している。 小脳 [編集] 小脳は脳幹の背側にある。上小脳脚・中小脳脚・下小脳脚という線維の太い束で脳幹につながっている。これら3つは肉眼レベルで絡み合っており、それぞれに含まれる線維をきれいに分けることは非常に難しい。小脳は正中の小脳虫部(しょうのうちゅうぶ、Vermis)、左右の小脳半球(Cerebellar hemispheres)、尾側の小脳扁桃に分けられる。小脳半球の表面は、大脳半球に脳溝と脳回があるように、小脳溝と小脳回をもつが、これらは脳溝・脳回よりもかなり細かく、変異も多い。小脳半球の断面も大脳半球と同様、小脳皮質(Cerebellar cortex)が灰白質で小脳髄質が白質である。小脳皮質は表面側から分子層、プルキンエ細胞層、顆粒層の3層構造を持ち、約1mmぐらいの厚さである[1]。皮質が厚く、髄質が木の枝のように見えることから、小脳半球断面の様子をArbor vitae(生命の木、小脳活樹)と呼ぶ。 脳幹 [編集] 脳幹 (=brain stem) は上で大脳と、背側で小脳と、尾側で脊髄とつながっている。吻側から順に中脳(Midbrain)、橋、延髄に分けられる。小脳と脳幹に挟まれた空間は第四脳室となっている。 中脳は上丘(視覚処理に関与)、下丘(聴覚処理に関与)、セロトニンやドパミン、ノルアドレナリン系などの神経核が散在している。中脳には眼球運動・視覚に関わる諸神経核があり、脳神経として視神経、動眼神経、滑車神経を出す。また背側に第三脳室と第四脳室を交通する中脳水道が通っている。 橋 (脳)はふくらみを帯びた形状で、小脳と接続する。脳神経として三叉神経、外転神経、顔面神経、聴神経を出す。 延髄は橋と脊髄の間にあり呼吸など生命維持に関わる植物機能を司る中枢がある。脳神経として舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経を出している。呼吸、心臓の働きに関係する。 循環 [編集] 脳の質量は体重の2%程度だが、血液の循環量は心拍出量の15%、酸素の消費量は全身の20%、グルコース(ブドウ糖)の消費量は全身の25%と、いずれも質量に対して非常に多い。このことは脳で起こる複雑かつ活発な電気信号の行き来に由来する。そうした需要は内頸動脈と椎骨動脈からの血流でまかなわれる。内頸動脈と椎骨動脈はそれぞれ大小の枝を出して脳の各所を栄養し、ウィリスの動脈輪と呼ばれる環状の吻合を作って互いに連絡している。このため内頸動脈に血流障害が起こっても椎骨動脈からの血流が脳の全体に行き渡るが、ウィリスの動脈輪が細い人ではその代償があまり期待できない。 脳に分布する静脈は、特に太い部分では動脈に伴走しておらず、硬膜静脈洞に集まる。硬膜静脈洞の静脈血は内頸静脈へ流出する。また、リンパ液に相当する廃液は脳脊髄液として脳室系の脈絡叢から産生され、クモ膜下腔を流れて最後にはクモ膜顆粒から、または脊柱管の静脈叢から静脈血に吸収される。 機能 [編集] PET(ポジトロン断層法)による人の脳の使用領域 脳は運動・知覚など神経を介する情報伝達の最上位中枢である。また、感情・情緒・理性などヒトの精神活動においても重要な役割を果たしている。幾つかの精神活動に関してはポジトロン断層法などにより、脳の活動との間に密接な関係があることが確かめられている。 脳が以上のような機能に深く関わっていることには疑いがないが、脳がそのすべてを担っているかどうかは明らかでない。このことは脳死にまつわる問題で問われ、ラザロ徴候をどう解釈するかで意見が分かれる。脳死推進派はラザロ徴候を脊髄による反射とみなし、脳の機能が残っている証拠にはならないとする。一方で脳死反対派はラザロ徴候に脳の機能が関わっているとする。脳死反対派の一部は、ラザロ徴候に脳が関わっていようといまいと、そのような高度の活動が(たとえば脊髄によって)なされうるならそれは生命反応とみなすべきだと主張する。ラザロ徴候の機序は解明されておらず、この議論は決着していない。 脳が、あるいは大脳が大きいほうが頭がいいという俗説がある。これはヒトの大脳が類人猿の大脳よりも大きいこと、高齢者の脳が加齢に伴って萎縮すること、アルツハイマー病などの疾患では病変部が著しく萎縮することなどにも助長されていよう。しかし脳の重さは(特に人の間で)知能の指標とはならないとされる。夏目漱石やアルベルト・アインシュタインの脳は彼らの死後も保存されているが、その重さを量ってみても正常の範囲を出ない。またクジラやゾウは、ヒトより重い脳を持つ。 性差 [編集] ヒトを含む脊椎動物の脳はその性別により異なった構造を持つ。これは大脳解剖学における肉眼観察や、ラットに対して脳の形成期に性ホルモンを投与する実験により確かめられている。脳の部分で性差があるとみられている部分は、大脳半球、左右の脳をつなぐ前交連や脳梁、本能をつかさどる視床下部である(脳の性分化) ただし雄の猿を幼少期から雌として育てれば雌と同じ行動をとるようになるなどの報告もあるため、これらの性差がどれほど行動に影響を及ぼすかは定かでない。 ヒトの場合、男女は精神的・文化的に異なった傾向を示すことがある(ジェンダー参照)が、脳の性差がこれの一因を担っていると考えられている。ただし脳の性差が人格形成にどれほどの割合で貢献をしているかは不明である(見えにくくなった後天的な環境の影響が、生得的な性差であると認識される場合もあるため) なお、女性は論理的思考時に「論理的思考を司る左脳」を「想像力を働かせる右脳」と連動して働かすことができ、男性はこれが不得手であるが訓練によって可能であるといわれることがあるが、これらの説の元となっているのは女性のほうが男性よりも脳梁(左右の大脳半球を連絡する神経繊維)が多いことから生まれているが、科学的根拠に乏しい。(以下、脳の左右差も参照) 容積 [編集] まず観察される点として、男性の脳は女性よりも大きく重い。出生時は性別による有意差は無く、男女ともに370~400グラムである。成人では、男性は1350~1500グラム、女性では1200~1250グラムであり、これは体重の約2%にあたる。なお、性差・人種差を除外した同質な人類集団の中では脳の大きさは知能指数と0.4程度の相関があることが知られる。ほ乳類では脳容積と体容積がおおむね対数比例する。人間も同じように、単に男性のほうが体が大きいので脳も大きい、と説明する学者もいる。 活動 [編集] ポジトロン断層法によって様々な精神活動の際に脳が働く様子を調べると、男性は主に左半球が、女性は比較的均質に働くとの報告がある。ただしこれをして「女性は左右の脳を満遍なく働かせることができ、男性の脳活動は左脳に依存するところが大きい」とはならない。ポジトロン断層法自体は血流や代謝が増加した部分が集中的に活動したとする仮定の下に行われるものだが、これによる脳活動の測定はあくまで相対的な活動の増大を示すものである。これについても脳機能局在論を参照されたい。 周期性 [編集] 月経に代表されるように女性は身体的な周期変動を持っている。またそれに伴って精神的にも周期的に変動すると指摘されることもある。この周期性を支配しているのが下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンである。 男性の脳ではこのような周期性はない。胎生期に精巣から分泌されたテストステロン(アンドロゲン・シャワーとよばれる)によるものだと考えられている。 大脳半球の左右差 [編集] ヒト特有の大脳半球の左右の機能についての学説は、古い時代のてんかん患者の治療のために行った、脳梁の切除や手術中に脳に電気刺激などを行った場合の観察記録から推測された仮説が多い。 それらの少ない観察例から拡大解釈されたもの、その拡大解釈をさらに拡大解釈し、歪曲された俗説が非常に多いので注意が必要である。 しかしながら、大脳左半球に言語野が有ることや、右半身の制御を主に左半球、左半身の制御を主に右半球が行っているのは事実である。(言語野については非常に希だが右半球に存在する人がいることも確認されている)さらに、ヒトの大脳では左半球のほうが右半球より若干大きいことが判っている。 また、脳専門医の中には、左右の脳半球に機能分布の違いを認める医師もいる。病巣や事故によって損なわれた脳の部位と、外から見える機能欠損の関連性に経験則があてはまるからである。 それらによれば論理的思考についてあるていど重要な機能が左半球にあるのは確かだが、例えばカナダのワイルダー・ペンフィールド医師の姉の報告例などからわかるように、右大脳の前頭野が損なわれても、行動を順序立てて計画する(例えば料理など)能力などが失われることがわかっている。 しかし、現時点ではヒトの大脳半球の左右の機能についてのデータは、あくまで事故や病気などで得られた症例を観察した程度のものであり、脳という器官の複雑性をかんがみた場合、ある能力について、どちらかの半球だけが機能しているといえるほど単純なものではなく、またそれを裏付けるデータもない。 厳密にどの機能が左右で分化しているのか、どこまでが個人差の範疇であるのかなどは現在の所は一切不明である。 大多数の研究者が特定の精神機能の中枢とみなしている領野は今のところ、末梢との神経接続が解剖的に調べられている初期知覚領野・運動野を除けば言語野しかない。さらに左脳と右脳がそれぞれ論理的思考・創造的思考を処理し、もう片方がそれを担当していないという明確な証拠や実験データはない。脳機能局在論も参照のこと。 2010年、脳の神経細胞を三次元的に培養した結果、神経突起の進む方向を決定する成長円錐にある糸状仮足が右回りで伸縮していることが玉田らの研究により明らかとなり[2]、脳の左右の機能差に関連しているのではないかと注目されている[3]。