約 92,157 件
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/239.html
勇者王ガオガイガー 424 名前:水先案名無い人 :04/12/20 22 56 57 ID OaONC1UD 全隊員出動!! 勇者は生きていた!! 更なる改修を積みスーパーメカノイドが甦った!!! 勇者王!! ガオガイガーだァ――――!!! シンメトリカルドッキングはすでに我々が完成している!! 超重量級ロボ超竜神だァ――――!!! 組み付きしだい曲げまくってやる!! 量産型勇者代表 プライヤーズだァッ!!! 着地の下手さなら僕のAIがものを言う!! 着地のド素人 スリッパー 炎竜!!! 真の救護を知らしめたい!! クレーン車ビーグル 氷竜だァ!!! 敵の撃破は機動部隊だが修復なら全てオレたちのものだ!! 空前絶後のミラクルツール カーペンターズだ!!! ハッキング対策は完璧だ!! GGGオペレーターチーフ 猿頭寺耕助!!!! 守隊員の安全は私の中にある!! 情報収集の神様が来たッ ボルフォッグ!!! タイマンなら絶対に敗けん!! 単細胞のケンカ見せたる 特攻隊長 ゴルディマーグだ!!! トランシーバー(GGG備品)ならこいつが破壊!! GGGの作戦参謀総長 火麻激だ!!! 中国科学院航空星際部から雷の龍が上陸だ!! ボックスコードGBR7 雷龍!!! 皆のことが守りたいからサイボーグ(改造人間)になったのだ!! 勇者の力を見せてやる!!獅子王凱!!! 究極の力に諸刃の剣とはよく言ったもの!! 驚愕の破壊力が今 実戦でバクハツする!! Gツール ゴルディオンハンマーだ―――!!! ソルダート師団こそが宇宙最強の代名詞だ!! まさかこの男がきてくれるとはッッ ソルダートJ!!! Zマスターを破壊したいからここまできたッ キャリア一切不明!!!! 赤の星の生態(バイオ)兵器 戒道幾巳だ!!! オレたちは一個体で最強ではない三身一体で最強なのだ!! 御存知ボルフォッグ強化版 ビッグボルフォッグ!!! 戦闘領域の形成は今や空間湾曲にある!! オレを無効化する奴はいないのか!! ディバイディングドライバーだ!!! デカカァァァァァいッ説明不要!! 101m!!! 33700t!!! キングジェイダーだ!!! ツールは実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦ツール!! ハイテクツールからガトリングドライバーの登場だ!!! ゴールドキーは私のもの ゾンダーは思いきりリリーブし思いきり光にしてもらうだけ!! GGG機動部隊主任オペレーター 卯都木命 家族から逃げに日本へきたッ!! GGGスーパーバイザー 獅子王雷牙!!! シンパレートに更なる磨きをかけ ”奇跡”強龍神が帰ってきたァ!!! 今の自分はみさえではないッッ!! GGGオペレーター スワン・ホワイト!!! 中華人民共和国の技術が今ベールを脱ぐ!! 中国から 風龍だ!!! ファンの前でならオレはいつでもノリノリだ!! 歌う闘魂 マイクサウンダース・13世 システムチェンジで登場だ!!! 公団の仕事はどーしたッ 闘士の炎 未だ消えずッ!! 承認も射出も思いのまま!! 大河幸太郎だ!!! 特に理由はないッ 合体ロボが強いのは当たりまえ!! ザ・パワーはおかげだ!!! シンパレート200%! 幻竜神がきてくれた―――!!! メンテナンスで磨いたメカ知識!! GGGのメカニック・マニア 牛山一男だ!!! サポートだったらこの人を外せない!! 超天才科学者 獅子王麗雄だ!!! 超一流AIの超一流の演奏だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ ヒューストンの鋼鉄人!! マイク・サウンダース部隊!!! マイクサウンダースはこの男が完成させた!! アメリカGGGの切り札!! スタリオン・ホワイトだ!!! 若き勇者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ カインの造りし破壊マシンッッ 俺達は君を待っていたッッッ天海守の登場だ――――――――ッ 関連レス コメント 名前
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/1905.html
キミの勇者 キャラクター コメント SNKから発売されたRPGゲーム。 キャラクター エネコロロ:ワンダ 色違いエテボース:ティオ 色違いレントラー:タンゴ アブソル:グレイ コジョンド:アロマ シャワーズ:シルク ゴマゾウ:ドランコ グレイシア:フィジェ タブンネ:リュネート クロバット:ハイム コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 キャラクター コジョフー:セラ -- (ユリス) 2018-03-13 23 17 30
https://w.atwiki.jp/yyyigame/pages/1374.html
5年目の勇者部 藤森水都 CV 長縄 まりあ ステータス ※ステータスの数値は初期値になります。 型 属性 レア度 HP ATK 巫女 緑 SSR 1350 540 アビリティ ナメんじゃねぇ!上告っ!! 発動条件 効果 開幕 開幕時、仲間全員の獲得する昇段EXP+10% 神花・覚醒 神花/覚醒時 獲得精霊 初回神花 二回目回神花 SR覚(緑) 一定覚醒値報酬 必要覚醒値 5 SSR覚(緑) 神花解放 段階 必要コイン 必要属性結晶 上限Lv30 8,000 緑の欠片x7 上限Lv50 - - 上限Lv70 - - 上限Lv99 - - ボイス 1 - 2 - 入手方法 イベント2022年「6月 5年目の勇者部」交換所ラインナップ(5周年記念メダル・金20000個) 5周年イベント10連チケットガチャ 名前
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3036.html
第2部終章-第一幕- マキナ戦役事後処理(前編) 第二十章-第五幕- 第2部終章-第二幕- デウス=エクス=マキナとの死闘を終えた勇者軍主力部隊は、 虚しくも散っていった宿敵、ネイチャー・ファンダメンタルの幹部達を 強敵と認め、手厚く埋葬し、そして各々の生活へと戻っていった。 失われた平和を少しでも享受しようとでもするかのように―― ゼクウは、故郷であるバイオレット・ヴィレッジの崖に佇む。 そこでジッと滝を見つめ、物思いに耽っているようにも見えた。 「……」 びしゅっ!! すると、ゼクウの居場所へ棒手裏剣が叩き込まれる。 勿論、そんな粗雑な攻撃に当たるゼクウではない。 「……!」 手裏剣の飛んできた方向へ、逆に手裏剣を叩き込む。 「……む!」 その刺客と思しき人物も、また巧みに、しかしゼクウよりは いくらか余裕をもって、全部回避してみせる。 「……ゼクウ……腕を上げたな……?」 戸籍上は彼の祖父、しかし実質彼の親も同然である ラング=ユウキ元補佐官である。帰って早々腕試しなのだ。 「愚」 愚問であり、論ずるに及ばず、というところだろう。 「……そのまま……育て……次代は……貴様が担う。 そして……あの少年は……お前の事を当てにする……」 「了」 ゼクウはそれだけ言うと、あっという間にかき消えた。 ラングも、用事は済んだとばかりにかき消えた。 そしてその場には滝の音だけが遠くから静かに響く。 リュミエルもまた、バイオレット・ヴィレッジで 再度修行に入っていた。テディと同じ修行場で 修行していた彼女だったが、 本格的なスレインメイデンの修行はここでしか出来ない上に、 そもそも修行場は昨年のスプレッダー戦役で破壊されていて、 未だに修理が出来ていないのだから仕方が無い。 実はゼクウ達が上でやり合っている間にも、 滝行で水に打たれっぱなしなのだが、 リュミエルは極度の集中状態にあったのか、 ゼクウとラングの出来事は気にも留めなかった。 「…………ぷはっ!」 そして十数分後、彼女は精神集中を止めた。 人間がいくら進化したところで、集中力など十五分程度しか もたないのが世の常である。所詮どこまでも人間なのだから。 「………………ん?」 リュミエルがふと横を見やると、何故か同じ姿勢で 座禅を組んでいる奇怪極まる生物を見つけた。 人間の子供のようにも見えるが、人間としては 異常にデフォルメの効きすぎた体型が特徴的だ。 「あなた、誰?」 (あ、おかまいなくー。知ってる香りと似た香りを感じただけなので) リュミエルの問いに、そう言いたげな態度で返す変な生物。 「……これって、あの有名な稀少生物、座敷わらし?」 すると座敷わらしはぴょこん、と飛び跳ねて消えていく。 「あっ、待って!」 しかし既に姿は見えない。 軽く追ってはみたものの、もう追跡は不可能だろう。 「わあ……」 だが、そこに見えたのは座敷わらしではなく、 原っぱ一面に広がる、つつじの花畑であった。 完全に自生しているものらしい。 その花の蜜を吸い、蜜蜂か何かになったような気分で呟く。 「しあわせぇ……」 ちょっとした幸せが、リュミエルに与えられた ご褒美のようでもあり、 何か因果めいたものを感じなくもない日向ぼっこ日和であった。 「ただいまっ!」 元気良く家に帰ったフローベールであった。 「おかえりなさい、フローベール……バスクは?」 そう訊いたのは、彼女の母親、 ユーフェミア=エルデナントだった。 「ん、ヴィッセルと一緒に寄り道みたい。 なんかアーム城のお姫様に気に入られてるっぽくて」 「ふうん、まあ年も近いし、 いいんじゃないかな? 友達とか」 と、ひょっこり出てきたのは 父親のエルウィン=ランドルフである。 「……私も同じ年なんですけど?」 「おっと、こりゃ失礼」 と、エルウィンはおどけてみせる。 「ベアトリスも疲れたでしょう? 一緒に外でお食事にしましょう? ……と、忘れちゃいけない、ネオ・インタープレット!」 ユーフェミアは得意とする翻訳魔法をかける。 これで結構長時間の間、ベアトリスと意思の疎通が出来るはずだ。 「ふう……言葉が通じるのは楽よね。お久しぶり、二人とも。 後で聞いてあげてね。フローベール、すごく強くなってる。 あるいは、ユーフェミアに負けてないかもしれないわ」 「へえ、そりゃ楽しみだ」 「へへー」 身内に囲まれ、ようやく余裕が出てきたのか、 フローベールは年相応の子供っぽい笑顔を浮かべた。 次の戦いの英気は、ここで養う事になるのだ。 フローベールは自分自身でそれを感じているのであった。 ギースは、後処理に大忙しになっていた。 一度は自宅へ帰ったものの、 ネイチャー・ファンダメンタルの残党から 尋問で聞き出した情報から、組織の残された拠点の存在が いくらか発覚したのだ。そのセキュリティをこじ開けるために 召集され、ロクに休む暇も与えてはもらえなかった。 シーフとしての面目躍如というところであろうか。 「まあ自分も本来こういう裏方仕事が主任務だし、 のんびり休むってガラでもないからいいのだがな。 けど、あとニ、三日だけ待ってもらえれば良かったのに。 まだ筋肉痛やら何やらで身体が軋むったらないぞ」 と、ボヤきながらもまた一つセキュリティをこじ開けるギース。 「すみません、曹長殿。情報部から緊急に、という事らしくて」 情報部及び人事部所属の予備役部隊の兵士達が 申し訳無さそうに言う。 「悪いけど、この任務が終わったら本格休暇をもらうし、 特別給与も出してもらうって伝えておいて欲しい」 「はい、そりゃもう!」 そんなやり取りの間にもまた一つセキュリティを突破。 あらかたの鍵の類は全て開錠し終わったと言っていい。 「おし、証拠品になりそうなものを持っていけ、野郎共! 研究部に持ち込めば何か解析出来るものがあるかもしれん!」 「おーっ!」 つい盗賊全開のノリで号令を出すギースに、 兵士達が一斉に機材へと殺到する。 「俺には感傷も似合いやしない、ならばこれでいいのだろう。 少なくとも誰かが感傷に浸る暇を 作る程度の成果があればいいがな」 と、またもシニカルに皮肉めいた笑みを漏らすギースであった。 ルシアはとりあえず今回の任務で発生したストレスを発散すべく、 ちょっとした小旅行へと出かけていた。 たっぷりと買い物を済ませ、優雅な気分に浸っていた。 とはいえ、大事な任務の報告も忘れない。 というのも、極端に忙しいか、あるいはその気さえ無いかの 極端な人間ばかりなので、大体こういう作戦報告書作成などの 貧乏くじのような仕事は、ルシアに回ってくるのである。 「ネイチャー・ファンダメンタルとデウス=エクス=マキナとの 直接対決は極力死者を出さないように配慮したものであるが、 敵部隊内の仲間割れによって敵幹部四名が死亡。 その後の鎮圧作戦によってやむなくマキナを殺害。 残り二名の敵幹部に関しては、戦意を失っていること、 また隊長ジルベルト等が極端に接触を拒否していること、 以上の二点を理由として拘束はせず、放逐処分とする、と……」 ふう、とため息をついてからジュースをひとすすり。 入力キーを押して情報本部へと報告書の清書を送信する。 もう面倒になったので残ったジュースを一気飲み―― 「ぼふぅッ!!」 しようとして、ルシアは盛大にジュースを吹き出した。 何故か本作戦に参加していなかったはずの ジルベルトの妹、シエル=ラネージュが現れたのだ。 無論それ自体は偶然とはいえ起こりうる出来事だが、 異常なのはその相方であるジーク=ルーンヴィッツァーが 両足にギプスをはめ、松葉杖で歩いている事だった。 しかしそれでも何故か移動はスムーズであり、 腕力馬鹿っぷりを遺憾なく本領発揮しているジークであった。 そしてそのまま通り過ぎようとする二人―― 「って、ちょっと待ちなさい二人共! どうしたの!?」 慌てて追いかける、落ち着けないルシアであった―― ちなみにジークの怪我の理由は、不運な事に 雪原移動中に雪崩に飲み込まれたからなのだが、 これはまあ余談である。 コンラッドは旗艦であるレッド・ワイズマンMk-Ⅱへと戻った。 そこには一人の男児がいる。勿論コンラッドの子なのだが、 何の因果か拾い子だ。前の戦役の終わり頃に偶然拾ったのだが、 なんとも面倒見のいい事に、船の全員で可愛がっていた。 「エルリック、元気してたか!?」 「だぁ~」 にっこにこと近寄ってくる拾い子改め、エルリック=ワイズマン。 恐らく、この子が次代のワイズマン家当主となるのだろう。 まだ物心どころか、歩く事も出来ない赤子であるが、 懐いてもらうと存外可愛いのはまあ親となってみれば同じである。 「おうよしよし、長い間いなくてすまなかったな。 またしばらくは落ち着いて一緒にいようなー」 「あーぶぶ」 揺さぶられてちょっと苦しそうなエルリック。 まだ勇者軍に公表してはいないのだが、そろそろ頃合か。 次代のワイズマン家当主が決まったとなれば、皆喜ぶだろう。 そう思ってコンラッドもにこにこしていたのだが…… 「コンラッド……君……?」 遊びに来たメイベルが現れたりした。 「メイ……ベル……? よお、五日ぶり……」 コンラッドの中で凄い速度で頭脳が回転する。 若い自分。女友達。自分の胸には赤子。自分は未婚。即ち―― 不潔、どうして、相手は誰―― そんな責めるような言葉と嫌な予感ばかりが脳裏を満たす。 「結婚もしていないのに……不潔ですっ! どうしてですか……相手は誰なんですか……!?」 涙目で詰め寄るメイベル。 「って予想通りのリアクションするなよお前よ!?」 「もういいです……人事部に報告して 然る後、厳罰処分を下してもらいますから……!」 するとメイベルは素早く出て行く。 スカーレット・アーマーを脱いだ彼女は思いの外俊足だった。 「って違うから! 拾い子だから! メイベルって!! 聞いてるか!? 聞こえてるか!? おーい待てー!! 誤解だ、頼む、俺の話を聞けぇ! 五分だけでもいいー!」 非常に蛇足ながら、勇者軍での未婚出産は降格処分である。 本気で降格される危機に、 コンラッドはエルリックを抱いて走り出す。 何とか降格だけは勘弁してもらうために―― ヴァジェスはというと、あらかたマキナの供養を終えて、 ようやく帰途につこうとしていた、 すると、その眼前に人間の女性が姿を現す。 いや、人間ではない。ドラグーン形態によって 人型と竜の翼を併せ持つ女性である、という方が正確だ。 「乙姫様……」 竜王ナーガ=バハムートの妻である女性だった。 名をセレーネ=ランドグリーズといい、 普段は竜王の居城『竜宮城』に住む。 竜王の妻は慣例的に『乙姫』という尊称で呼ぶのが礼儀であった。 「セレーネとかランドグリーズって呼んでくれていいわ。 あなたは先代のご子息だし、昔からの顔見知りですもの」 「竜王の奥方に対してそのように無礼な真似は……」 そのヴァジェスの言いようにくすりと乙姫は笑う。 「今更礼儀のどうこうを言うの? 散々人の旦那と喧嘩しておいて。 しかも私の旦那、私よりずっと偉い立場なのよ? 遠慮なんてしなくていいわ。その方が私も助かるもの」 「……マキナの事を聞いて来たのか?」 「ええ、全長700メートル、 重量8000トンクラスと聞いてね。 竜族の常識から言えば……失礼、生命の常識から言っても まず考えられない生物ね。とんでもないわ。でもヴァジェス、 貴方はこれを倒したのでしょう? あなたもとんでもないわね。 やっぱりウチの旦那より、竜王が似合うんじゃない?」 「倒したのは俺じゃない。ジルベルト=ストレンジャーだ。 それに彼だけでも勝てはしなかっただろう。 これは俺達勇者軍全員の勝利だ。間違い無い」 「勇者軍ね……確かに貴方がここまで誘いを袖にして 居座る理由も分かるけど、あなたのお父様は少し違ったわよ。 勇者軍への助力も、竜王としての仕事も兼務してみせていたわ」 「その親父と同化したから知っているんだ。 人の上に立つという事はとんでもない責任を背負うものだ。 少なくとも今の俺ではそれに値する者になったとは言えん。 ……というか結局俺を擁立する腹積もりか。だったら帰れ」 「はいはい。強情なのだけは父親と変わらないのよね。 ま、気が変わったら私かナーガに 連絡ちょうだいね。バイバイ」 と、セレーネ=ランドグリーズは去っていった。 <第2部終章-第二幕-へと続く>
https://w.atwiki.jp/mugenwars/pages/325.html
二つ名:集厄の勇者 名前:ウォーデル 詳細: 本人はまったく望んでいないのに悪霊やら悪魔やら災厄やらの事件に巻き込まれる苦労人。願いを込めて買った厄除けグッズは効果がなく、今日も悪霊に袖を引かれている [基礎情報] 名前:ウォーデル 年齢:22歳 身長:170cm 体重:63kg 一人称 俺 他の勇者 (二つ名or名前)〜さん 魔王 〇〇の魔王、〇〇+さん 主に採集や素材集めでちまちまと小銭を稼いでいる勇者。魔王討伐に対してはまだ準備段階だからと自分に言い訳をしつつ平和に過ごしていたい。いたい…のだが、なぜか事件の渦中に放り込まれていることが多く、平和とは程遠い日々を送っている。どうして…。 いつからなのか何故なのか本人は把握していないが「厄」を引きつける体質であり、悪霊は憑くわ事故には遭うわ泊まった宿は燃えるわ…とにかく散々な目に遭ってきている。自分だけならまだしも周りにも被害が出ていることに心が痛い。もはや自分が厄なのでは。 同じ場所に留まることをしておらず、様々な地域をふらふらとしている。 この体質をなんとかできないかと厄除けグッズを買ったり厄が払えそうな国を訪れたりもしているが根本的な解決には至っていない。 藁にもすがる思いだからか本人の性格からか偽物の厄除けを買わされることもしばしば…というか悪意のある商人によく出会う。俺が何をしたってんだ。 [経歴] (後日追加予定) [女神様の加護] (後日追加予定) [戦術等について] (後日追加予定) [悪霊について] (後日追加予定) [その他] 防衛魔法かけられてる日記(死亡記録) これまで自分が死んだ時の原因、意識が無くなるまでの過程、環境、感想、反省点等細やかに書いている。大体は女神様の力によって復活した後、勇者の休憩室にて書き連ねているが、死ぬ直前に余裕があれば意識が途切れるまでその場で書くことも。 書いている理由はあえて書き起こすことによって死んだ時のことを考えすぎないようにしたい。同じ死因で死ぬ可能性を減らしたい。からである。 大体の死因は事故や不運によるものであり「魔王との戦いによって!」などの勇者らしいものは少ない。 実際この記録のおかげで助かることも多いため、割と大切にしている。 他者に見られると普通に引かれるのであまり人前では出さない。失くすと焦る。
https://w.atwiki.jp/yyyigame/pages/1139.html
とある樹海の電撃勇者 御坂美琴 CV 佐藤 利奈 ステータス ※ステータスの数値は初期値になります。 型 属性 レア度 HP ATK 踏ん張り 速度 CRT コスト SP 範囲型 黄 SSR 3560 4090 B- C- C 35 36 リーダースキル 常盤台のエース 前列(左2列)の勇者の攻撃ペース+20% 必殺技 雷撃の槍 種別 効果 ゲージ 技再使用時間 敵必殺・攻撃・移動停止 仲間攻撃昇 29倍ダメージをライン範囲の敵に与え、20秒間範囲内の敵の移動・攻撃停止、5秒間自身前方1マス範囲内の敵の必殺技停止、20秒間仲間全員のATK+15% 4 20秒 アビリティ バリバリこなすわよ 発動条件 効果 被弾 被弾時、1倍ダメージをライン範囲の敵に与える 神花・覚醒 神花/覚醒時 獲得精霊 初回神花 二回目回神花 三回目神花 四回目神花 SRゲコ太(黄) 一定覚醒値報酬 必要覚醒値 5 SSRゲコ太(黄) 全開突破報酬 SRゲコ太(黄) 最高級技うどん玉x15 神花解放 段階 必要コイン 必要属性結晶 上限Lv30 8,000 黄の欠片x7 上限Lv50 - - 上限Lv70 - - 上限Lv99 - - 上限Lv150 2,048,000 勇気の結び目・魂x1 勇気の結び目・絆x1 勇気の結び目・花x1 ボイス 1 - 2 - 入手方法 イベント21年「7月 とある樹海の電撃勇者」イベントpt報酬 名前
https://w.atwiki.jp/mugenwars/pages/115.html
二つ名:戦火の勇者 名前: 詳細: 人間と魔族の争いだろうと人間同士だろうと雇われれば戦地へ赴く流浪の傭兵。自分の手の届く範囲にある銃器を意のままに操る能力がある。最近の悩みはいくら洗っても火薬のにおいが取れないこと その他:
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3023.html
第十七章-第二幕- 人の業の光 第十七章-第一幕- 第十七章-第三幕- 勇者軍主力部隊ならびにアーム城主イスティーム王、 更に娘ユイナ王女は命尽きようとするキョウカ王妃を守りつつ、 懸命に治療行為に当たらなければならないという ギリギリの状態まで追い詰められてしまったのであった。 「脈拍、更に下がります!」 「止血を急ぐんだよ!」 「傷が広すぎます! 縫合、間に合いません!」 「王女の血がもつ間に何とかするんだ! 電気ショックも用意!」 「はい!!」 衛生兵や医師達の怒号が聞こえる中、 ただ淡々と時間は流れゆく。マキナも棒立ちのままだった。 組織の中で頂点に近い存在だったはずの自分の言葉さえ 聞かないほど、自軍の兵が浮き足立っているのだから仕方が無い。 「キョウカ……まだです、まだ死んでは……!」 イスティーム王が祈るようにキョウカ王妃の手を握り締める。 しかし、勿論彼女の意識が戻る事は無い。 更なる絶望が戦場を包もうとした、その時だった。 周囲の空気が一変した。 それを感じ取り、まず勇者軍主力部隊が戦う手を止めた。 その異常さに反応し、敵軍もつい戦いの手を止めた。 この修羅場にあまりにもそぐわない優雅な気配。 そして圧倒的な力量を示す存在の出現。 それがどこからか現れたのだ。 「この気配は……ッ!?」 ざわりと全身の毛を逆立てて反応するマキナだが、 その正体はすぐに現れた。勇者軍主力部隊の後方からである。 「珍しい事に、随分と苦戦していますのね……」 ふわり、と浮きながら現れたのは、 勇気と、技と、機智の象徴、地上最強にして絶対勝利の人業勇者、 業を愛でる剣こと、現勇者軍総帥、 エリシャ=ストレンジャーであった。 「総帥!!?」 あまりに唐突な出現に、一同が目を見張る。 よく見れば、傍には夫たるノエル=ラネージュもいる。 「あなたの大事な物を持ってきましたの、ジルベルト」 「母上……」 と、ソニアの父親の形見の銃を手渡す。 「ユイナママがー!」 「分かっていますの、ジルベルト」 そしてエリシャの手にはストレンジャー家の秘宝、 ストレンジャーソードが握られていた。 「総帥! ヒーラーとしての力が必要です! 妻を! キョウカを治癒して下さい!!」 イスティーム王が懸命に懇願する。 「いいえ、キョウカ王妃を救うのは ヒーラーの力ではありませんの」 そう言うと、エリシャは剣を構える。 「では、あの力を!?」 「私は信じておりますの。彼女の人業の光を」 ざしゅっ! 「何を!?」 キョウカの傷口に剣を差し込むエリシャにユイナ王女が驚く。 「いいから見てなさい、ユイナ。これから始まるんだ」 「何がですか!?」 「人の業の力が、総帥の魔力と融合した時、 それは計り知れない力となる。始まりますよ!」 ぽぅ…… 暖かな光がキョウカ王妃とストレンジャーソードを包む。 否、むしろキョウカ王妃からの 人の業の力をストレンジャーソードが纏い、 その力を治癒力としてキョウカ王妃に還元しているのだ。 「これは……」 キョウカ王妃の業の力はエリシャの予想を遥かに凌いでいた。 みるみるうちに血が止まり、 傷口も塞がり、血色が良くなっていく。 もはや傷跡さえ残る事は無いだろう。 「脈拍、一瞬にして正常化!? どうなっている!!」 「分かりません! 血圧も全て正常値に戻っています!」 「出血、完全に止まりました! 縫合、必要ありません!!」 「電子顕微鏡観測結果! 全ての新陳代謝が以前よりも活性化! 既に人間の常識さえ上回っているぐらいです!!」 「こんな魔法も道具も薬も聞いたことが無い! 一体どうなっているんだよぉ!?」 そのあまりの衝撃に、衛生兵達も混乱するばかりだった。 「凄い……これが総帥の力?」 ユイナ王女もただ唖然として見つめる他無かった。 「いいえ。これはキョウカ王妃の力ですの。 ここまで人の業を背負って生きてきた人は 私も初めてお目にかかりますの。 私はその人業の力を引き出したに過ぎませんの」 と、エリシャはようやくストレンジャーソードを 引き抜いて、キョウカの身体から離した。 そうしたそばから、わずかに残った傷口も消え失せる。 その後、きっかり三十秒後にキョウカ王妃は目を覚ました。 「……う……ん……あら? 総帥閣下?」 つい自分が死にかけた事さえ忘れて、驚くキョウカ王妃。 「キョウカ王妃、お久しぶりですの。 人の業の光、確かに見届けさせていただきましたの」 「総帥閣下が自ら救援に?」 「お届け物のついでですの。でも良かったですの。 無理をしては駄目ですの。今は休んで欲しいですの」 軽くハグして背中を叩いてやると、 エリシャの肥大化した母性本能が キョウカ王妃を包み込み、たちまちの間に休眠させてしまう。 「これで大丈夫ですの、イスティーム王」 「ありがとうございます、総帥!!」 イスティーム王、ユイナ王女共に最大級の敬意の込められた敬礼。 「お礼は彼に言うといいかもしれませんの」 と、少し困ったようにエリシャはバスクを指す。 「俺!?」 「彼の必死な救難信号が無ければ気付くのが遅れて 間に合わなかった可能性がありますの」 「ありがとう、バスクさん!」 泣きまくるユイナに抱きしめられ、ついついうろたえるバスク。 「あ、いや、俺、そんなに大したこと……」 「って、まったりしている場合でも無さそうよ!」 とんでもない救出劇を見せられ、ついつい攻撃の手が止んでいた ネイチャー・ファンダメンタルの兵士一同は改めて 攻撃態勢に入っていた。まだ相当数の兵士がいる。 「ジルベルト、これも使わないとですの」 「頑張るのですよ、ジルベルト!」 『分かったのー』 エリシャとノエルはストレンジャーソードも渡してくる。 それを受け取り、念を込めた。 カッ!! 閃光と共に、遂に覚醒する。砲剣ストレンジバスターが。 ガシャコン! そして鈍い音を立て、魔力弾がリロードされた。 いつでも発射する準備は出来ている。 「非戦闘員を傷付けてしまった事は我等の落ち度。謝罪をしよう。 だが、こうして助かったのを確認した以上、我々は再度攻撃をする! かかれ! 遺伝子調整生物全てを討ち滅ぼすのだ!!」 正々堂々とした戦闘状況に戦意を取り戻したマキナは、 再度攻撃指示を出し、兵士を鼓舞する。 「イスティーム王、ユイナ王女! キョウカ王妃を連れて下がれ!!」 ヴァジェスの指示が飛ぶ。 「後を任せます!」 そう言うと、イスティーム王達は キョウカ王妃を連れて再度退避する。 そうする間にも兵士達が猫達めがけて殺到してくる。 そこに割って入るジルベルト。目が本気であった。 すなわち、セーフティロックを解除し、最大出力で叩き込むのだ。 「終撃砲!」 ずっどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!! 凄まじい爆風が戦場を包む。 「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 爆風により、まずジルベルトが大きく吹き飛び、 ほぼ同時に何百人もの敵兵士が四方八方に薙ぎ散らされる。 その吹き飛んできた兵士にぶつかる事によって、 連鎖的に千人近い兵士が一瞬で戦闘不能になった。 味方の受けた衝撃も凄まじく、 ヴァジェスが大きく怯み、バスクとフローベールは落馬し、 ゼクウはその場で何とか踏ん張り、 サイモンもノエルも、リュミエルもギースも 派手に転倒し転がっていく。受け身を取るのも一苦労だ。 エリシャは何とかホバーで浮く事により、やり過ごしたが、 まともに耐える事が出来たのは、スプレッダー戦役に 出撃していたメンツのみであったほどである。 バクン! ぶしゅぅぅぅ!! 放熱板が開き、ストレンジバスターが猛烈な蒸気を吹く。 冷却時間が始まった証拠であった。 この一撃だけで物量戦の決着は着いていた。 元々対人用に作られていないだけに遠慮会釈の無い砲撃は、 敵をほぼ壊滅させるに等しい打撃を与えたのだ。 「くっ……だが、まだ終わりではないぞ!!」 デウス=エクス=マキナが強く叫ぶ。 「いいえ、ここで終わらせるわ! 全員、戦闘用意!!」 何故か元気良く叫ぶリュミエルにみんな苦い顔をするが、 とりあえず間違っていないので従う一同であった。 「攻撃、開始!!」 テディの号令で、エリシャとノエルを除く全員が マキナに向かい、一直線に突撃を開始した―― <第十七章-第三幕-へと続く>
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/2832.html
第九章-第一幕- 六つの修羅門 第八章-第三幕- 第九章-第二幕- 勇者軍主力部隊は、せっかく絶命させたスプレッダー成体の死骸を 奪取し、撤退したウィルスユーザーズの本拠地を目指すため、 コンラッドの母艦、レッド・ワイズマンMk-Ⅱに総員乗船し、 敵の本拠地、ジェイル・アイランドへと乗り込んだのであった。 ジェイル・アイランド。元犯罪者達の 更正用ネットワークの総称である、 ジェイル・ネットワークを統括するための人工島である。 犯罪者を捕らえるため、元犯罪者達のネットワークを利用する事で、 この惑星アースの各国家はかなりの数の 犯罪を未然に防いできた功績がある。 その反面として、出資者の溜まり場に近いという側面も持っていて、 そこをウィルスユーザーズに見出されたのであろう事は想像に易い。 勇者軍主力部隊は島に乗り込むと、レーダーの反応を頼りに、 即座に該当する巨大な施設を発見した。相当に規模の大きい施設で、 アイリーン・マフィア近郊にあった研究施設の比などではない。 しかし、じっくり偵察などしている猶予は無かった。 しっかりと準備を整えるだけで一日。航海には更に数日。 敵に迎撃態勢の余裕を与えるだけの時間は必要以上にあった。 敵の戦力のほとんどを壊滅させているとはいえ、 未だに幹部連中を誰一人として捕縛していないのだから、 油断も何もあったものではないのだ。 というわけで、勇者軍は門番を問答無用に片付ける事にした。 「フリーズブラスター!」 「うぎゃっ!?」 「がぁぁッ!?」 知覚した瞬間には、リゼルの魔法で兵士達が吹き飛ぶ。 かと思えば、成果を確認する頃にはシルヴィアが解析機を用いて、 扉をハッキングし、あっさりと開放していたりする。 「ハッキングは便利だと思いません?」 「技術者としてそういう物言いはどうかなぁ」 納得しかねる様子で言うライナスだったが、 さほど気にしてもいないらしい。 ドアをくぐると、意外に細い道が長々と続く。 いい加減歩きつかれた所で、エレベータらしきものを発見した。 「とりあえず、2Fへと上がってみる?」 シエルの提案に全員が賛同し、何回かに分けて上へと上がった。 すると、広大なホールへと出た。 凄まじい広さであり、施設の大半が この区画のためにある、とでも言わんばかりの様子であった。 すると、いきなり六つのモニタが現れた。 まず、一つ目のモニタにはネイルキャットが表示される。 「ようこそ、我々ウィルスユーザーズの本部基地へ」 「ネイルキャット!」 ジルベルトとソニアが構えた。 「私と決着を着けに来たのよね? 私もそうしてもらいたかったから、 スプレッダー成体に付いてた発信機を敢えて無視したの」 二つ目のモニタにはアイズオウルが表示された。 「ネイルキャット! やはり手前ェ、裏切っていたのか! 敵をわざわざこの本部へ呼び込むとは何を考えてやがる!」 「私はいい加減勇者軍相手にジリ貧の勝負はごめんだってだけよ。 他意は無いから安心して。 私が用があるのはそこの女と坊やだけ」 と、ジルベルトとソニアを、モニタの向こうから指差す。 「結局私怨かよ、好きにしやがれ!」 三つ目のモニタにはハンドドッグが表示される。 「そう。アイズオウルの言う通りだ。我々は各々の目的のために 共闘しているに過ぎない。そして私の最優先はそこの姉妹だ」 レイリアとエイリアを指差すハンドドッグ。 「レイリア=ルスト、及びエイリア=ルスト。 貴様等が主力として動かなければ、私の父が率いる医師会は、 メシア・ウィルスに対する手柄を独占出来ただろう。 その貸しを、今お前達に勝利する事で返させてもらうぞ」 「そんなのあたし等の知った事じゃないもんね!」 「自分の功名心が最優先とはな……俗物め」 「俗物結構! 俺もちょうどいい機会だ! 親の借りは子で返す! こっちに来いや、ライナス=ジーニアス!!」 アイズオウルも便乗する形で宣戦布告する。 「いいだろう。母さんへの冒涜は許さない!」 ライナスも売り言葉に買い言葉。戦闘態勢に入った。 すると、四つ目のモニタにはレッグホースが映った。 「私怨結構。私も恨みがある者がいてな。 我が管理する部屋に来てもらおう、 シルヴィア=スターリィフィールドよ!」 「私に何の恨みですか?」 「貴様の祖母が導き出したスーパーマシンノイドの理論のせいで、 我が祖国、マクスフェル王国は崩壊したに等しい! その所業に対する恨みは貴様で晴らさせてもらうぞ!」 「そういえば決着が済んでいませんでしたね……お受けします」 シルヴィアの目つきが変わった。こちらも戦闘態勢だ。 五つ目のモニタにはブレインフォックスが表示される。 「では、私はテディ=カレンの相手をしましょう」 「ブレインフォックス! 今度こそ決着だ!」 「スプレッダーの生物兵器化手術は終了しています。 あとは起動のための最終自動チェックを残すのみとなりました。 そのための時間稼ぎ……せめて縁者たる レイクリッター財団所属の 私の手によって行わせていただきます。お覚悟を!」 「笑わせるな! 待っていろよ!」 そして六つ目のモニタには、当然の如くハートレオが映る。 「それぞれの目的のために動くか。 道理だな。我輩もそのためにここにいる。 ならば、私がユイナ王女を指名するのも、いわば道理か」 ユイナ姫がチトセの上で槍を握った。 「決着を着けようというのですね?」 「それもありますが、あなたとの決着というのならば、 相手は我輩でなければなるまい。来るが良い。ゲート、開放!」 ハートレオの指示により、六つのゲートが出現、それが開いた。 その先はそこそこ長い通路で、奥に個室らしき場所が見える。 最初に動いたジルベルトをソニアが追い、 ユイナ姫が、ライナスが、テディが、レイリアとエイリアが、 シルヴィアがそれぞれ違う方向のゲートへ走る。 「私達も追うのだ!」 ジークがライナスの援護に入ろうとしたところで、 ハートレオの言葉が続いた。 「そうはいかんよ。せっかく君達も来てもらったのだ。 せっかくなので、我々の研究部の成果を見ていくといい」 ズシン! ズシン! ズシン! スプレッダー幼生体らしき生命体が三体、その場に出現した。 しかし半ば機械化されており、 かつての禍々しい面影を残しながらも、 より鋭角的な生体兵器と呼ぶにふさわしい様変わりを遂げていた。 「メカスプレッダーの幼生体。数少ない成功例よ」 ブレインフォックスが自慢げに語る。 「くっ! 仕方ない! 我々は足止めだ!」 ジークがやむなくメカスプレッダー幼生体へ目標を切り替える。 今残っているのはシエルを筆頭に、ジーク、コンラッド、 リゼル、メイベル、ラティシアの六名。 サブメンバーしかいないが、何とかやってのけるしかないだろう。 メインメンバー達の無事を信じるしか出来ないのだから。 それに機械化したとはいえ、所詮は幼生体。 勝機は充分以上にあった。 戦端を切り開いたのはジークだった。 「うおおおおおおおおッ!!」 がこん!! 自慢のパワーで斧を叩き込む。 「ボルトコンダクション、全開!!」 成体を瀕死にまで追い込んだジークの奥技が、再び炸裂し、 電子機器に重大な異常をきたす事に成功した。 どうやら最初から出力全開で戦う事で決まったらしい。 コンラッドもそれに倣い、二体目をリールで拘束する。 「パブリックエグゼキュージョン!」 拘束状態から弓の乱射が叩き込まれる。相当のダメージだ。 「今だメイベル! 突っ込め!!」 「うん……!」 メイベルのスカーレット・アーマーが火を吹いた。 「アフターバーナータックル……!」 そのまま跳躍。アフターバーナーで再加速し、猛突進を行った。 がごん! 鈍い音と共に音速の鉄塊となったメイベルが激突した。 重量がトン単位のメカスプレッダー幼生体でさえ、 その突進に大きく揺らぐ。 衝撃に耐えかねて、くず折れるほどの衝撃だったようだ。 ふらふら戻ってくるメイベルを、コンラッドが何とか受け止めた。 「あうー……目がチカチカします……」 「おーし、よくやった!」 一方のラティシアは面目躍如とばかり、シエルとタッグを組んで 猛攻撃と攻撃魔法の乱射により、三体目を追い詰めていた。 「キシャァァァァッ!」 「プラズマシューター!!」 がつっ! ばぢっ!! がこん! どがッ! 猛乱撃の末に、あっという間に幼生体の動きが鈍くなる。 三体共、あっさりと追い詰めるが、決め手にはまだである。 長い詠唱をしていたリゼルが、呪文を解放した。 「クロス!」 どがん!! 地面を手で突くと、地割れが起こり、床が隆起し、尖った破片が、 三体のメカスプレッダー幼生体を刺し貫いた。 「アイアン!」 続いてリゼルが手を掲げると、空中に巨大なつららが大量に現れる。 いずれも串刺しのメカスプレッダー幼生体三体の真上だ。 「メイデン!!」 ざしゅざしゅざしゅッ!! リゼルが手を掲げた手を振り下ろすと、つららが全て落下し、 メカスプレッダー幼生体三体を、上下から串刺しにした。 致命的ダメージとなったのか、三体とも動かなくなった。 「ふうぅ。何とかなりやがるモンだな」 コンラッドが警戒は解かずに、言ってのけた。 「そうはさせんぞ!!」 直後、エレベータから、非常口から、 通気孔から、六つのゲートから、とにかく様々な場所から、 ウィルスユーザーズの兵士達が飛び出てきた。 前回の乱戦で捕縛しきれなかった大軍の一部がまだ残っていたのだ。 「なるほど、道理で今までロクな迎撃が無かったわけだ」 と、納得顔でラティシアが言う。 「そんな事言ってる場合じゃないでしょ! みんな怪我してるのに!」 確かにラティシアも、そしてジークもコンラッドも、 メカスプレッダー幼生体との戦闘の最中に反撃で傷を負っていた。 リゼルもわずかだが怪我をしているし、メイベルに至っては 自らの技のせいで前後不覚という感じでふらふらしている。 「ちょっとじっとしてなさいよ……マスター・ヒール!!」 きぃぃん―― 甲高い音と共に、全員の傷が瞬時に全快していく。 ふらふらしているメイベルが一番視覚的に分かりやすく、 すぐに構えを直した。もちろん他の者も同様だ。 「ノエルと一緒の技か? シエル」 「父さんの技だもの。似たような兵種なら使えて当然よ」 お互いを見て笑うラティシアとシエルだった。 「かかれぇ!!」 ウィルスユーザーズは回復魔法を脅威と見てとったか、躊躇せずに 攻撃命令を出し、すぐに攻撃行動に移った。 「よっしゃ、もうひと暴れすんぞ! こっからが本番だ!!」 コンラッドが檄を飛ばす。 「勇者軍特務戦技教導隊指導要項21番『鎧袖一触』!! この程度の数の雑魚にやられるんじゃないぞ!?」 「はい!!」 ラティシアも檄を飛ばし、メイベルが応える。 「メインメンバーが戻ってくるまでに 片付けるつもりでやりましょう!」 リゼルの気迫も通常とは違う。大本番なのだから。 「うむ、上等だ!! 全軍、迎撃!!」 ジークの指示により、本部基地2Fでの防衛戦が始まった。 一方、各メインメンバーは全員、それぞれのゲートに入り、 結構な通路を走り、それぞれ戦いを迎えようとしていた。 <第九章-第二幕- へと続く>
https://w.atwiki.jp/monsterbr/pages/186.html
「……ガブモン」 ただ、棒と立ち尽くし勇者プチヒーローは握りしめたヒノカグツチを震わせていた。 我が身可愛さにガブモンを行かせたわけではない、最善の行為が何かと問うならばガブモンに託すことがまさしくそれだったのだろう。 「それでも……それでも僕は……追いたかった」 ガブモンの背を追って、自分もまた付いて行きたかった。 ガブモンを死なせたくはなかった、もうどうしようもなかろうとも、それでも何かがしたかった。みすみすと死なせたくはなかった。 それにハムライガーの末を見届けたかった。わからないけれど、本来のハムライガーの笑顔が見たかった。 だが、駄目だった。 託されてしまった、ガブモンの笑顔とともに剣を――願いを、祈りを、託されてしまった。 「ずるいよ……」 もう、それでプチヒーローはガブモンを追いかけることは出来ない。 信じろと、何もかも信じろと言われたも同然だった。 いや、今からでも追いかければ全てに決着がついたハムライガーの姿を見ることが出来るだろう。 それでも、そんな気にもなれなかった。 ガブモンが一人で行った、決着をつけに行った。 ならば、ハムライガーの呪縛は解けているに決まっている。 きっとハムライガーは救われたにきまっている。 ならば、やはり自分の戦うべき場所は別のところにあるように思われた。 だから、自分の戦いもまた始めなければならない。 プチヒーローは、すうと息を吸った。 息とは――呼吸とは命を動かす。 吸うたびに、吐くたびに、己の命が動いている。 「うん……」 皆が皆、そうだ。 ジュペッタも、ギルガメッシュも、ギリメカラも、ゲルキゾクも、皆が皆死んでいった。 何かを願い、何かを祈り、戦い、そして生き切った。 自分はまだ、生きている。 死んでいった者の分まで生きるというのは陳腐な言葉だけれど、 それでも死んでいった者の分まで命を動かす義務があるように思えた。 「決めた」 勇者は駆ける。 魔王も姫もいないけれど、目的【クエスト】がそこにはある。 「ごめんなさい、放っておいて」 F-5――そこは、かつてプチヒーローが逃げ出した場所だった。 恐怖が一度、勇気を殺した場所だった。 ハムライガーのために、それどころではなかったが、もう一度決着を付けなければならない。 「小さいかもしれませんが、お墓を作ります。ハムライガーのことは……後はガブモンがやってくれます……やってくれたと思います。 だから、心配しないで……眠っていて下さい。後のことは、僕がやります」 そう、ギリメカラもの死体に言って、ライディンで地面に穴を開けた。 ギリメカラの死体は重く、プチヒーローの小さい体がふらついて、それでも途中で落とすこともなく、墓穴の中に寝かせた。 穴を開けるのは一瞬だったが、土を被せることだけは時間がかかった。 剣や盾を使うわけにもいくまい、手作業で穴を掘って少しずつ、少しずつ、ギリメカラの死体に土を被せていく。 「…………」 ギリメカラの死体を埋めながら、ゲルキゾクの死体が視界に入って、何となく彼の墓も作ってやろうとプチヒーローは思った。 彼についてわかることなど、あまりにも少ないけれど、騙し打ちをしてでも、それでも生きたかったのだと思う。 だから、罵ることは簡単だけど、受け入れることも出来ないけれど、それでもお墓を作ってやろうと思う。 「……きっと、帰りたかったんですよね」 ゲルキゾクの死に顔を見た、プチヒーローは己の認識を少しだけ改めた。 本当に、本当に悲しそうな顔だった。 きっと、後悔があるのだろう。何かを為そうとして、それでも出来なかった深い深い後悔が。 「僕はアナタを許します」 ならば、それが罰なのだと思う。 だから、もうプチヒーローから何も言ったりはしない。 「言ってくれれば……僕は勇者だから、きっと解決できたと思うんです」 ただ、哀しい。 もしもゲルキゾクが己を信じてくれれば、帰りたい理由を言ってくれれば、そのために戦えたのだと思う。 もう、今となっては何もかも遅いけれど。 だから、もう何も掌から零したくはない。 『ボーイ達……まずは、ご苦労と言っておこう』 突如、空からモリーの声が響いた。 何かが始まるのだろう。 この殺し合いを終わりへと導く何かが。 プチヒーローはヒノカグツチを握りしめて、強く誓った。 【F-5/湖/二日目/深夜】 【プチヒーロー@ドラゴンクエスト】 [状態]:体力消費(小)、魔力消費(中) [装備]:水鏡の盾@ドラゴンクエスト、ヒノカグツチ@真・女神転生Ⅰ [所持]:ふくろ(中身無し) [思考・状況] 基本:勇気を与える者になる 【備考】 オス。泣き虫でこわがり。プチット族に期待されていたプチット族の勇者。一人称は「僕」 死後、心をジュペッタの死体に宿らせることで復活しました。 No.83:先見えぬ王道 時系列順 No.85 レナモンの唄 ~Memories Off~ No.83:先見えぬ王道 投下順 No.85 レナモンの唄 ~Memories Off~ No.80:心重なる距離にある プチヒーロー No.90:剣に勇気を、胸に怒りを