約 50,301 件
https://w.atwiki.jp/ozawarina/pages/40.html
第2話「偽装」 もしくは誇り高き魂に刻まれた宿命の物語 事件概要 町長から旅行切符を貰い、旅行する事となる里奈達だがそこで盗難事件が発生し… 前編 ~探偵事務所~ 町長から color(red){切符}を受け取る ~列車内~ 第2話は列車の中で進行するため、他の場所へ移動出来ません ○四号車C4 列車旅行を満喫する里奈、まなみ、ちとせ、じいの4名+なめこ 停電が発生し、復旧後まなみが悲鳴を上げて戻ってくる 鬼車掌ジャック(車掌)が部屋に入ってきて 切符を見せろと言うので切符を持って車掌に渡す 無賃乗車について 停電について(選択後、「泥棒について」が追加) 泥棒について 会話を切り上げると車掌が出て行く ○三号車C2 どちらかに話しかけると警部が来ると言う情報が得られる アタッシュケースを調べようとすると止められる エリック(赤い髪のおっさん)に聞き込み 盗まれた物について(選択後、「アタッシュケースについて」に変化) アタッシュケースについて 盗まれた時の状況 犯行予告について ここで、商品の見分けはタグのロットナンバーで行う事を知る ケイビー(警備員)に聞き込み 盗まれたものについて 状況について 犯行予告について 全てを選ぶと「契約書について」が追加 契約書について(一度選ぶと「なんでもない」に変化) 部屋を出ようとするとエリックから推理を聞かれるが、 言う前にダリア警部が登場し2人を連れて部屋から出る ケイビーのいた所にある何か( color(red){かみくず})を拾っておく アタッシュケースを調べようとするが手が届かず何も出来ない エリックのカバンを調べるも特に何も無い 上記を全て行った後、部屋を出ようとすると2人が部屋に戻って来る ケイビーから警部の伝言を聞いてC6へ行く ○四号車C6 入る際に警部の弱音を聞く事となる 乗り物酔いしてる警部に話しかけると何か証拠品を見つけていないかと聞かれるので とりあえず拾ったかみくずを見せるもただのゴミだと言われる 起き上がった警部の提案で聞き込みをする事となる ○四号車C5 おばあさんに聞き込み トランクがあるので調べておく。調べてから話しかけると「トランクの中身について」追加 アリバイについて 怪しい人について トランクの中身について 「トランクの中身について」を選ぶとおばあさんが座席に color(red){紙包み}を置くので貰う 紙包みを調べると color(red){手作り風クッキー}になる ○三号車C3 聞き込み アリバイについて 怪しい人について(選択後「車掌さんについて」追加) 車掌さんについて ○三号車C1 イボンヌに聞き込みしようとするが、プライベートタイムなので取材お断わりと言われる そこをなんとか…。 やめとく…。 どっちを選んでも話を聞かされる 一通り話し終わるとコーヒーを要求される ○食堂車 コーヒースタンドの近くにある color(red){コーヒーカップ}を手に入れて コーヒーカップを持った状態でコーヒーメーカーを調べて color(red){コーヒー}を入れる コーヒーを持った状態でコーヒーメーカーの横にあるミルクポットを調べてミルクを入れ、 カップの横にある砂糖入れから color(red){角砂糖}を拾い、コーヒーに投入 ミルクと砂糖はどっちが先でも良い ○三号車C1 食堂車で作ったコーヒーを渡す どれか一つでも欠けていると作り直しになるので注意(専用の台詞あり) 渡すとようやく事情聴取が出来るようになる トランクがあるので調べておく。調べてから話しかけると「トランクの中身について」が追加される アリバイについて 怪しい人について トランクの中身について なんでもない ○四号車C6 入る際にまた警部の弱音を聞く事となる 警部と話し、トランクを持ってる二人が怪しいという事となり 二人(おばあさんとイボンヌ)のトランクを調べる事となる ○食堂車 C5にいたおばあさんが食事を取っている 話しかけても食事中だからと言われ何も聞き出せない 料理を調べると color(red){チーズ}が貰える ○三号車C1 イボンヌからトランクの中身を聞こうとすると、 コーヒーに合う甘いモノを要求されるので、手作り風クッキーを渡す しかしもっと高級なお菓子を要求される。 ○四号車C4 座席に箱が置いてあるので調べ、 color(red){ショートケーキ}をゲット ○三号車C1 イボンヌにショートケーキを渡すとご機嫌になってトランクの中身を見せてくれる ○四号車通路 ※食堂車でおばあさんに話しかけ、その上でチーズを入手しておく事 C5を調べようとするも入り口に鍵が掛かっていて開かない そうこうしていると車掌が何かを追いかけている光景を見られる その騒動の最中にC4の color(red){ナンバープレート}が外れるので拾い、 C5のプレートの上に掛けて偽装 ○四号車C5 トランクを調べると中からアタッシュケースが出てくる ~~~前編終了
https://w.atwiki.jp/801game/pages/196.html
【ゲーム名】KADEN N episode 0 前編 【ゲームジャンル】ノベル 【動作環境】Winmeで動作確認済み 【注意事項】18禁分岐なしリバ 【使用条件】個人プレイのみ 二次可 公開条件→こっそりとどうぞ 二次内容について グロ・病み・暴力・猟奇的など、危険度高いものはNG 。 NLは可。というかむしろ作って下さい。見たいです(真顔 【ろだ消滅時の再うp】作者のみ再うp可 【wiki編集】作者編集可 【説明】なんちゃって現代設定のアンドロイドもの。 KADEN N 前編 http //www39.atwiki.jp/801game/pages/180.html 後編 http //www39.atwiki.jp/801game/pages/188.html KISS http //www39.atwiki.jp/801game/pages/189.html の続きですが、全て未プレイの方はゲーム開始前にreadmeを読んで下さればたぶん大丈夫。 6月2日から8月6日までの話です。画面サイズ800×600。 プレイ時間は約1時間で、シリアス明るめな話です。スチルは24ケ。 登場人物はメイン2名+脇役。立ち絵・分岐なし。 BGM・効果音・CGモードと短いおまけあり。 地雷ポイント 怖い要素なし LOVEと片想いと機械と青春と少し肌色な話。 分岐なしでリバーシブル。挿入なし。キスとお触りだけ。 女子が少しだけからむ←会話程度でスチルなし ツッコミ所満載過ぎる設定&ストーリー 主人公が二股かけられてるような雰囲気 今ひとつ分かりにくいストーリー 機械事情についての知識が中途半端未満な人が作った おまけは性別変更を連想させるような内容(スチルなし) 過去作プレイ済みの方へ N後編でちょっと匂わせた「過去話」です。主人公は今までと同じ。 N前後編より半年ほど前の6月2日から始まって、8月6日までの話。 金髪のイメージが悪くなる可能性あり 18歳未満の方のダウンロード、所持、プレイを禁止します。 パスはsea DL 後編は http //www39.atwiki.jp/801game/pages/199.html 18禁 エロ スチル有 ノベル 二次創作OK 吉里吉里 学生 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/narimite/pages/24.html
体育祭準備SS前編 五条 慧理奈 「...お姉さまのバカ...」重そうな段ボール箱を抱えな がら慧理奈はため息と共に言葉を吐き出していた。 ...そう、ことの始まりは昼休み―...。本当なら今一緒 に山百合会の演劇の準備をしているはずの姉、ロサ・フェティ ダこと常盤京は剣道部の手伝いがあるから、とさっさと妹に準 備を任せて行ってしまったのだった。 たくさんの衣装が入った段ボールを抱えながらえりなは再びた め息をついた。 するとそこにロサ・キネンシスこと二宮央さんが通りすがった 。 「ごきげんよう、慧理奈さん」にっこり笑ったあと央さんは大 変そうね、またロサ・フェティダ?、と苦笑した。 「...央さん助けて...重過ぎるのよ...この箱... 」げんなりした顔で央さんに助けを求めると央さんは2つの内 1つの段ボール箱を持ってくれた。 「...ありがとう...ところで央さん、お姉さま見かけな かったかしら?」見つけたらどうしてやろうかしら...と考 えながら笑顔を作り聞く。 しかし...「あぁ...ロサ・フェティダなら...図書館 で...いえ、なんでもないわ...」やっぱり言わない、と 央さんに言われてしまう。 けれど少しだけヒントをもらえた慧理奈は薔薇の館まで着き、 段ボール箱を整理し慧理奈は早速図書館に向かった。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/10340.html
ザ・ゲームシリーズ 37 ピピル(前編) ザ・ゲームシリーズ 38 ピピル(後編) Pipiru the Archer 機種:PC 作曲者:大焼酎 開発元:NOAH 発売元:ダイソー 発売年:2002年 概要 森の妖精ピピルが弓矢を使って魔物と戦う横スクロールアクションシューティングゲーム。 元々はゲーム制作チームNOAHがシェアウェアで配布していたソフト「Pipiru the Archer」を、ダイソーが製品として発売したソフトである。 100円ショップということで、前編と後編に分けて販売された。 メルヘンの世界らしい絵本のようなタッチのグラフィックが美しい作品である。 曲は春雨オンガク館の大焼酎が担当している。 収録曲 曲名 補足 順位 ザ・ゲームシリーズ 37 ピピル(前編) タイトル 練習モード オープニング Little Village 緑竜&デビル戦 クリア Ghost Wood 魔法使い戦 エンディング ザ・ゲームシリーズ 38 ピピル(後編) Demon Castle(城外) Demon Castle(城内) ラストバトル
https://w.atwiki.jp/vip_sw/pages/43.html
前編 27 自分:アンジー短編[sage] 投稿日:2011/10/06(木) 23 50 05.50 ID aTf1UEUL0 [8/11] 「ハァ!? 結婚っ!?」 「ああ、そうだ。お前ももういい歳なんだから、そろそろ嫁の一人でもこさえてもいいだろう」 「いやっそれはそうだけど…そんな急に言われても相手が……」 「それについては大丈夫だ。もう相手は選んであるからな」 「お、おいっ! そんな勝手にっ!!」 「まぁまぁ、相手はウィッチだ。スゴイ美人だぞ?」 「そんな問題じゃねぇって…」 「もう決まったことだ。今更とやかく言ってもどうにもならん」 「そうかもしれないけどさぁ…」 「先方は今統合戦闘航空団のメンバーとして招聘されている。それが一段落したら正式に籍を入れるから、それまで大きな問題を起こすんじゃないぞ?」 「顔も分からない相手と結婚とか突然言われてもなぁ…」 『弱虫飛行士と堅物魔女』 29 自分:アンジー短編[sage] 投稿日:2011/10/06(木) 23 52 39.52 ID aTf1UEUL0 [9/11] ―1945年3月 504基地 パティ「ハァ!? 結婚っ!?」 アンジー「うむ、この504統合戦闘航空団の任務が一段落したら籍を入れることになった」 パティ「えっ…何? アンジー、彼氏とかいたの?」 アンジー「いや、出会ってからまだ1週間も経っていない」 パティ「なんでそんな人と……」 アンジー「相手はヒスパニア空軍大将の御息子の戦闘機乗りでな、大将殿の方から縁談を持ちかけられてウチの両親が受け入れたんだ」 パティ「そんな…アンジーはそれでいいの……?」 アンジー「役人一家のウチにとって、空軍大将とのパイプができるのは非常に有利だからな。両親の役に立てるなら私はそれでいい」 パティ「でも、結婚は女の子にとって人生で最大のイベントなのに……親が勝手に決めた相手となんて……」 アンジー「なに、私にはこの方が性に合っている。それに……」 俺「すいません、ララサーバル中尉。少しよろしいでしょうか?」 アンジー「お、どうしたんだ、俺少尉?」 パティ「む……アンジー、もしかしてこの人が?」 アンジー「うむ。お前には紹介しておこう。私の婚約者、俺少尉だ」 30 自分:アンジー短編[sage] 投稿日:2011/10/06(木) 23 55 08.06 ID aTf1UEUL0 [10/11] 俺「え、えっと…初めまして、シェイド中尉っ! ララサーバル中尉のこ、婚約者の……俺ヒスパニア空軍少尉ですっ!」 パティ「ふ~ん…」ジトーッ 俺「うぅ…!」タジッ パティ「う~ん…なんか情けないな~…。そんなのでアンジーをちゃんと守れるんですか?」ジトーッ 俺「それは……え~と…」オロオロ パティ「悪い人ではなさそうだけど、一人で抱え込みやすいアンジーにはもうちょっと頼りがいがある人の方が似合っているような……」 アンジー「俺少尉だってやる時にはやってくれるさ」 パティ「本当にそうですかぁ?」ジロッ 俺「うっ……」プイッ アンジー「それくらいにしてやってくれ、パティ。俺少尉、何か私に用事があるのだろう?」 俺「は、はい…! えっと…トラヤヌス作戦についてなんですけど……」 アンジー「ふむふむ」 パティ「むぅ…やっぱり納得出来ないなぁ…」 31 自分:アンジー短編[sage] 投稿日:2011/10/06(木) 23 57 23.21 ID aTf1UEUL0 [11/11] 竹井「それでは各員、トラヤヌス作戦の準備を開始しろ」 「「「「了解っ!」」」」 アンジー「俺少尉」 俺「は、はいっ!? 何ですか、ララサーバル中尉っ!?」 アンジー「貴官も作戦に参加するのだな。私達のサポート、しっかり頼むぞ」 俺「りょ、了解しましたっ!」 アンジー「そんなに固くなるな。大丈夫、きっと上手くいくさ」 俺「あの、ララサーバル中尉……」 アンジー「ん?」 俺「その赤ズボン隊の制服、似合っていますね」ニコッ アンジー「フフッ…ありがとう」ニッ 32 自分:アンジー短編[sage] 投稿日:2011/10/07(金) 00 01 11.42 ID 40bbr3vG0 [1/10] ―1945年3月 ヴェネチアネウロイの巣 竹井「こちら竹井。作戦は失敗した…。くりかえす トラヤヌス作戦は失敗した…。」 フェルナンディア「敵が来るわよっ!?」 竹井「迎撃用意っ! 深追いをしないで、撤退を第一に考えろっ!」 「「「「了解っ!!」」」」 マルチナ「ッ……固っ…!」ダダダダダ パティ「くっ……攻撃も強くなってるよ…!」ガガガガガ 竹井「これはキツイわね…。」 アンジー「竹井大尉、ここは私に任せてください」 竹井「……………」チラッ パティ「ハァ……ハァ…!」ゼェゼェ 竹井「そうね。他の皆はいっぱいいっぱいみたいだし、ここは貴女に任せるわ、アンジー。 全機撤退っ! 殿はララサーバル中尉が務めるっ!」 パティ「アンジー…」 アンジー「大丈夫だ、パティ。こんな窮地は今まで何度も乗り越えてきたんだから」ニッ 33 自分:アンジー短編[sage] 投稿日:2011/10/07(金) 00 07 59.29 ID 40bbr3vG0 [2/10] パティ「うん…。任せたよ、アンジー 絶対…帰ってきてね」 アンジー「ああ、当然だ」 竹井「それじゃあアンジー任せたわよ」 俺「………」ブゥゥゥン 竹井「ちょっとそこの戦闘機っ!? えっと…俺ヒスパニア空軍少尉っ! 撤退命令が聞こえなかったのっ!?」 俺「………」ブゥゥゥン 竹井「俺少尉っ!!」 アンジー「俺少尉」 俺「……………婚約者として貴女一人を置いていくわけにはいきません」 アンジー「ふぅ…まったく……」 俺「………俺は…」 35 自分:アンジー短編[sage] 投稿日:2011/10/07(金) 00 10 31.96 ID 40bbr3vG0 [3/10] アンジー「戦闘機乗りの貴様が残ってどうなる? あの強力なネウロイの攻撃を戦闘機でかわしきれると思っているのか?」 俺「………」 アンジー「気持ちはうれしいが………私の気持ちだって同じだということも分かってくれ」 俺「………」 アンジー「私だって婚約者の貴様を犬死になどさせたくない」 俺「…………………………すいません、竹井大尉。自分も撤退します」ブゥゥン 竹井「良かった……。それじゃあアンジー、絶対無事に帰ってきなさいよ?」 アンジー「了解しました」 俺「ララサーバル中尉……」 アンジー「安心しろ、俺少尉。お前の花嫁はたったあれだけのネウロイ相手に遅れを取るほどひ弱ではない」ニッ 37 自分:アンジー短編[sage] 投稿日:2011/10/07(金) 00 12 45.49 ID 40bbr3vG0 [4/10] キュオオオオオオオオオオ アンジー「さて、あれだけの大口を叩いておいて何だが、この敵の数は厄介だな その上、固さも攻撃の威力も以前のものを凌駕していると……」 キィィィィィィ アンジー「ほぅ…まだ増えるか。これはまた大層な数になったものだ この数の敵に相対するのが私一人とは、少々もの寂しい絵面だな」 キュイイイイィィィィ アンジー「なぁに、退屈はさせん 504統合戦闘航空団『アルダーウィッチ―ズ』アンジェラ・サラス・ララサーバル ヒスパニア精鋭青中隊が筆頭の実力、その目にしっかりと焼き付けていけ」 後編へ続く
https://w.atwiki.jp/ultrafrontier/pages/149.html
「ウルトラ大集結!前編」よりウルトラヒーローが登場。 ウルトラヒーローはガネーによる強化が出来ない代わりに簡単な操作で強力な技を出せる。 No キャラクター名 レアリティ U1-001 ウルトラマンギンガストリウム ☆☆☆☆(ギャラクシーレア) U1-002 ウルトラマンギンガストリウム ☆☆(レア) U1-003 ウルトラマンギンガストリウム ☆(ノーマル) U1-004 ウルトラマンビクトリー ☆☆☆☆(ギャラクシーレア) U1-005 ウルトラマンビクトリー ☆☆(レア) U1-006 ウルトラマンビクトリー ☆(ノーマル) U1-007 ウルトラマンギンガ ☆☆☆(スターレア) U1-008 ウルトラマンギンガ ☆☆(レア) U1-009 ウルトラマンギンガ ☆(ノーマル) U1-010 ウルトラマンゼロ ☆☆☆☆(ギャラクシーレア) U1-011 ウルトラマンゼロ ☆☆(レア) U1-012 ウルトラマンゼロ ☆(ノーマル) U1-013 ウルトラマンタロウ ☆☆☆(スターレア) U1-014 ウルトラマンタロウ ☆☆(レア) U1-015 ウルトラマンタロウ ☆(ノーマル) U1-016 ウルトラセブン ☆☆☆(スターレア) U1-017 ウルトラセブン ☆☆(レア) U1-018 ウルトラセブン ☆(ノーマル) U1-019 ウルトラマン ☆☆☆☆(ギャラクシーレア) U1-020 ウルトラマン ☆☆(レア) U1-021 ウルトラマン ☆(ノーマル) U1-022 チブル星人エクセラー ☆☆☆(スターレア) U1-023 チブル星人エクセラー ☆(ノーマル) U1-024 バルタンバトラー・バレル ☆☆☆(スターレア) U1-025 バルタンバトラー・バレル ☆(ノーマル) U1-026 ガッツガンナー・ガルム ☆☆☆(スターレア) U1-027 ガッツガンナー・ガルム ☆(ノーマル) U1-028 マグママスター・マグナ ☆☆☆(スターレア) U1-029 マグママスター・マグナ ☆(ノーマル) U1-030 ダダC(コマンドナンバーズ) ☆☆(レア) U1-031 メフィラス星人ジェント ☆(ノーマル) U1-032 メフィラス星人シックル ☆(ノーマル) U1-033 チブル星人(チブローダー) ☆☆(レア) U1-034 ババルウ星人フガク ☆(ノーマル) U1-035 ノダチザムシャー ☆(ノーマル) U1-036 ザラブ星人 ☆☆(レア) U1-037 メトロン星人 ☆(ノーマル) U1-038 イカルス星人 ☆(ノーマル) U1-039 ガッツ星人 ☆☆☆(スターレア) U1-040 ナックル星人 ☆(ノーマル) U1-041 ピッコラ星雲人ピッコロ ☆☆(レア) U1-042 バルキー星人 ☆☆(レア) U1-043 マグマ星人 ☆(ノーマル) U1-044 ババルウ星人 ☆☆(レア) U1-045 ザムシャー ☆☆(レア) U1-046 メフィラス星人 魔導のスライ ☆(ノーマル) U1-047 ヒッポリト星人 地獄のジャタール ☆(ノーマル) U1-048 テンペラー星人 極悪のヴィラニアス ☆(ノーマル) U1-049 デスレ星雲人 炎上のデスローグ ☆(ノーマル) U1-050 グローザ星系人 氷結のグロッケン ☆(ノーマル) U1-051 ウルトラマンギンガストリウム CP(キャンペーン) U1-052 ウルトラマンビクトリー CP(キャンペーン) U1-053 ウルトラマンギンガ CP(キャンペーン) U1-054 ウルトラマンゼロ CP(キャンペーン) U1-055 ウルトラマンタロウ CP(キャンペーン) U1-056 ウルトラセブン CP(キャンペーン) U1-057 ウルトラマン CP(キャンペーン) U1-058 ウルトラマンベリアル ☆☆☆☆(シークレットレア)
https://w.atwiki.jp/marix/pages/21.html
草 解 禁 前編 ~8.11 ホースディラー記念日~ これはMr.X(現まりえ)の数々のバロスな愚行に対し、住人が怒りを爆発させた、伝説の瞬間をまとめたものである。わずか2時間余りの間に600レスという脅威の回転数(草ワーニンまで発生)と普段なら滅多に見られない住人達の草乱用レスそしてみごとな狂乱ぶりをご覧あれ。 ※回転数が早いため、日時を省き時間だけ表記させていただきます。ご了承ください。 #1270 [ネ申] 12 36 草を生やすことを許可します #1271 [匿名@KAT-TUN] 12 37 ただ今からこのトピに限り、草(w)を生やすことを許可いたしました #1272 [匿名@KAT-TUN] 12 37 ちょwwwSNK乙ってwwwオマイだろwwwwww 草ごめん、できればたちゃん刈らないで #1273 [匿名@KAT-TUN] 12 38 どれもSNK乙の一言で返す気かコイツ #1274 [まちそ] 12 38 草生やしていいよ。 #1275 [匿名@KAT-TUN] 12 38 SNK丸出し乙って感じだなwwwwwwwwwwwwwwwさぁみんなwww存分に生やせwwwwwwwwwwww #1277 [匿名@KAT-TUN] 12 38 送ったmjdメールボムしてやりてえw #1278 [匿名@KAT-TUN] 12 38 SNKSNKて馬鹿の一つ覚えwwwwwww痛いとこ突かれて発行者涙目wwwwwテラハズカシスwwwwざまあwwwwww 草すみませんでしたorz #1279 [匿名@KAT-TUN] 12 38 用意はできてるのー _, ._ (´・ω・`) d~)、 / i )~ヽ \`| / /|除| `ー_(_ノ|草| ( `( 、ノ剤| _ノ`i_ノ #1280 [匿名@KAT-TUN] 12 38 それじゃおもいきって・・・ なにこいつwww自分がSNKだろwwwwwwほんとはフランス語できないんじゃねーの?wwwwww #1283 [匿名@KAT-TUN] 12 39 まちそが言うなら大丈夫。草 解 禁 #1284 [匿名@KAT-TUN] 12 39 発行者涙目wwww顔真っ赤でここロムって必死にマガ発行してるwwwwwwwメール来てもポニーシカだからSNK乙しか返せないwwwwSNKはお前だよwwwwwwwwwwwお前こそSwNwKw乙w #1285 [匿名@KAT-TUN] 12 39 なんだよホースディラーめwwwやっぱりホースディラーだから馬鹿の一つ覚えかよwwwみんなにSNK乙って返事してるのかよwww意外と律儀だなwww 【まりえサブアド消去】 #1289 [匿名@KAT-TUN] 12 40 サブアド消しやがったw #1290 [匿名@KAT-TUN] 12 40 メール送ってあげた(*^_^*)ポム #1291 [匿名@KAT-TUN] 12 40 フランス語で送ったら返信こねえwwwwww #1293 [匿名@KAT-TUN] 12 41 ちょwww草ナツカシス #1294 [匿名@KAT-TUN] 12 41 発行者mjdkウザスwwwmjdkwwwmwjwdwkwww #1296 [匿名@KAT-TUN] 12 41 【フランス語で書かれたメール文】 これ文法間違ってない?自信ないんだが送りたい #1298 [匿名@KAT-TUN] 12 41 1289mjdkww やっぱchikenだったんだなww #1298 [匿名@KAT-TUN] 12 41 バロスバロス草もたまにはいいもんだなwww愉快な気分になるぜwwww #1299 [匿名@KAT-TUN] 12 42 1291ちょwwwオマイさっきからカッコYosugiんだろwwww #1300 [匿名@KAT-TUN] 12 42 わざわざフランス語で送ったのに返事なしかよ。英語とオランダ語もつけてあげた方がよかったか? #1301 [匿名@KAT-TUN] 12 42 やべwww草生やすの気持ちいいwwwwwwまさにこのマガ主のための草だなwwwwww #1303 [匿名@KAT-TUN] 12 43 【まとめPart4#1116のマガ文】 バロスウザスバロスwwwww #1303 [匿名@KAT-TUN] 12 43 草解禁してみんなが楽しそうに見えるwwww愉快な気分にさせてくれて発行者mjdkありがとww #1305 [匿名@KAT-TUN] 12 43 SNK乙しか返してないのかw馬鹿の一つ覚えだなwwwwwフランス語で返事してみろやw発行者年齢詐称救いようのないSNKwwwwww #1306 [匿名@KAT-TUN] 12 43 こいつ住人なめすぎwwwwwwま、アタスは何もできないがwww #1308 [匿名@KAT-TUN] 12 43 草はコイツのために存在するんだなwwwバロスwww #1309 [匿名@KAT-TUN] 12 43 あぁんw草気持ちいいwww今頃発行者必死で辞書引いてるなwざまぁwwwwww #1312 [匿名@KAT-TUN] 12 44 なんか発行者のおかげで住人がもっと好きになったよありがとよwSwNwKwwwww #1315 [匿名@KAT-TUN] 12 45 初めまして(*^_^*)早速ですが、mjdkの意味分かってますか? ってメールしたけど返ってこないーなんでー? #1319 [匿名@KAT-TUN] 12 45 【まとめPart4#1318のマガ文】 missだってギャァァァァアバロスバロスバロスバロスバロスバロスバロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww #1320 [匿名@KAT-TUN] 12 46 リアルchikenwwwwww #1321 [匿名@KAT-TUN] 12 46 また逃げやがった #1323 [匿名@KAT-TUN] 12 46 草ワーニンキタ━━━(゚∀゚)━━━!!あとで記念に草解禁したとこから画メモしよwwwwうはww #1323 [匿名@KAT-TUN] 12 46 逃げたwwwww #1324 [匿名@KAT-TUN] 12 46 逃げたwww発行者逃げたぞwww #1325 [匿名@KAT-TUN] 12 46 マガ移転したところで読者居るはずがねーww居たとしてもここのスレに居る住人だろうなww #1326 [匿名@KAT-TUN] 12 46 misswww正しくお前の人生そのものだよwwwwお前が生まれたそのこと自体からmissだよwwwww #1326 [匿名@KAT-TUN] 12 46 びびって変えやがったwwww mjdk chikenだなwwwwwww #1327 [匿名@KAT-TUN] 12 47 バロスバロスバロスバロスバロスバロスwwwこいつmjdkキングオブチキンだなwでてこいやゴルァw #1328 [匿名@KAT-TUN] 12 47 きんもー☆ #1331 [匿名@KAT-TUN] 12 48 chikenすぎバーカバーカバーカ早くタヒねよwwwwwchikenバーカwwwwなにがX だ?ネーミングセンスなさすぎバロスバルスバロスwwwwwwwww #1332 [匿名@KAT-TUN] 12 48 ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww発行者wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww馬鹿すぐるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwタヒねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwタヒねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww #1334 [匿名@KAT-TUN] 12 48 やべぇwwwwww住人最高wwwwwwwwwwwww #1335 [匿名@KAT-TUN] 12 49 早く出て来てねwwchikenな発行者wwwwww #1336 [匿名@KAT-TUN] 12 49 1332ちょwおまwwwwwwwwwwww #1337 [匿名@KAT-TUN] 12 49 草ワーニンスゴスwww #1338 [匿名@KAT-TUN] 12 50 楽しいーーーーーー\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ \(^o^)/ 住人mjdk luv yawwwwwwwww #1339 [匿名@KAT-TUN] 12 50 マガ移転しても見つけてやんよwwwww #1340 [匿名@KAT-TUN] 12 50 ちょwwwwwww何これwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww久々に来たらVIP並になってて噴飯したwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww #1340 [匿名@KAT-TUN] 12 50 発行者mjdk涙目wwwwwwwwwww #1342 [匿名@KAT-TUN] 12 51 記念に生やしとこwwwwwwwwwwwwwwwwww #1342 [匿名@KAT-TUN] 12 51 全てにバロスwwwwwwww発行者wwwwwwキエッwキエッwwwww #1344 [匿名@KAT-TUN] 12 51 だから言ったろ?住人の力なめるなってさwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwchikenのくせにえらそうにしてんじゃねーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww #1345 [匿名@KAT-TUN] 12 52 wwmwjwdwkwwwwww #1346 [匿名@KAT-TUN] 12 52 発行者バロスwwwwタヒぬwwww腹筋痛すぐるwwwwwwwwバロスバロス逃げんなwwwwwwwww #1348 [匿名@KAT-TUN] 12 52 いくら移転してもF様が見つけるよwww無駄だよwwwバロスバロスwテラバナナwwww #1349 [匿名@KAT-TUN] 12 53 アタスも記念にwwwwwwwww糞www発行者wwwwwwとりあえずwwwwwwwwwww他界www希望wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww #1351 [匿名@KAT-TUN] 12 53 土下座待ってんだけどwwwwww ムビ晒せよwwwwwww #1354 [匿名@KAT-TUN] 12 54 うけるうけるwwwwwwwwwwwwバロスすぎるwwwwwwwwww逃げんなやwwwwwwwwwwwwもう住人luvya\(^o^)/wwwww #1356 [匿名@KAT-TUN] 12 55 発行者半泣きwwwwwwwwwwままんに助けを求めてるwwwwwwwwwwwwwwwww涙目wwwwww顔まっかっかwwwwwwwwwwwwwww早wwwwwwくwwwwww土wwwwwww下wwwwww座wwwwwwしwwwwwwwろwwwwww土下座wwwwwwwwwwww #1357 [匿名@KAT-TUN] 12 55 住人なめんなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww発行者涙目wwwwwwwwwwww恥ずかしい奴wwwwwwwwwwwwwwテラクソバロスバロス #1360 [匿名@KAT-TUN] 12 56 1354ちがうよぅwwwwww「lav ya」だよぅwwwwww #1363 [匿名@KAT-TUN] 12 56 誰が新しいマガ見つけるかなwwwwww発行者待っとけwwwwww逃げるなんて一番ダセェよwwwwww #1366 [匿名@KAT-TUN] 12 57 おいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwアタスの寝てる間に16件もマガおくってんじゃねーよ糞マガwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwうぜえ消すのに時間かかったんだよアフォwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwしかもこいつとタメとか終わってる自分乙wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 草打つの大変だった #1367 [匿名@KAT-TUN] 12 57 解禁Yahoo!wwwwwwwwwwwwww #1368 [匿名@KAT-TUN] 12 57 「フランス語がいいね」と君が言ったけど8月11日はホースディラー記念日 #1371 [匿名@KAT-TUN] 12 57 わたしはまちこ #1372 [匿名@KAT-TUN] 12 57 lav yaバロスバルスバラスwwwwwwwwwwwwww発行者キーコなめてんじゃねぇぞwwwwwwwww #1373 [匿名@KAT-TUN] 12 58 / 土下座ー土下座ー土下座ー土下座ー \ ライフ風にwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww #1375 [匿名@KAT-TUN] 12 58 発行者SNK乙wwwwwwwwwもうここには来るなwww #1376 [匿名@KAT-TUN] 12 58 ちょwwwww発行者wwwwまたマガ作んのかwwww馬鹿だなwwwwホースディアwwwwwwww #1380 [匿名@KAT-TUN] 12 59 ポニーシカなMr.Xという夏休み代表が現れた記念www #1381 [匿名@KAT-TUN] 13 00 今日記念日決定wwwwwwwwwwwwバロスwwwwwwww発行者涙目wwwwwwwwwwwwwwww #1383 [匿名@KAT-TUN] 13 01 ポニーシカlav ya!wwwwwwwwwwwwwwwwwwww #1384 [匿名@KAT-TUN] 13 01 1326がバロスすぐる #1385 [匿名@KAT-TUN] 13 01 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww新マガハケーンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww #1386 [匿名@KAT-TUN] 13 01 何これwwwwwwちょっと席外してたらテラヤバスワロスワロスwwwwwwwwwwww住人lav yawwwwwwwww糞マガ発行者は焼く新しいアド晒してwwwwwwwwwwww #1387 [匿名@KAT-TUN] 13 02 草解禁したら住人がパワーアップしたwwwwww発行者wwwwwwむだだよwwwwwwwwwwwwwww1211(un bon vin blanc) アタスフランス語知らねーけど発行者のためにわざわざウィキで調べてあげたんだよwwwwww #1388 [匿名@KAT-TUN] 13 02 1385ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwmjdkwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwオマイネ申wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww #1390 [匿名@KAT-TUN] 13 02 晒してwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwじらさないでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww晒してwwwwwwwwwwwwwwwwwww #1391 [匿名@KAT-TUN] 13 02 K2.8.11事件発生しましたwwwww犯人は逃亡を続けている模様ですwwww #1392 [匿名@KAT-TUN] 13 03 1387テwwwラwwwヤwwwサwwwシwwwスwwww #1395 [匿名@KAT-TUN] 13 03 もうオマイらのレスもwwwwwwwwwwwwバロスすぎてwwwwwwwwwwwwwwwwwwww #1397 [匿名@KAT-TUN] 13 04 これは歴史になるのかな? #1399 [匿名@KAT-TUN] 13 05 歴史に残りますねw確実にww 前編-2につづく
https://w.atwiki.jp/amaya_st/pages/91.html
作者:雨後 タイトル:幻惑影絵士 前編 買い物に出かけた三人は街のショッピングモールイデアに到着していた。1999年に作られたショッピングモールだが今でも来場者の数は多く店舗も充実している。 「さて、今晩は何にしましょう?」 光は買い物かごを持ちながら商品を物色している。 「やはり寒い日は温かいものに限ります」 嵐は鮮魚売り場で足を止める。 「そうだねぇスープとか汁物がいいねぇ」 命は嵐についていく。この場合光や命は献立を決めるのに時間がかかるため、嵐がそのときの旬や一週間前の献立から考察しメニューを導き出す。あーだこーだ相談しているうちに、かごは一杯になりレジを済ませていた。 早々と買い物を済ませた三人は、荷物を車に乗せると何故かまた店内に戻っていった。 「やっぱりイデアに来たからには、服も見ておかないとね」 「さすがお母さん、姉さんの服も見ておきたいしね」 「私も色々みてみたいよぉ」 イデアは多くの専門店が並び生活品からファンション、家具まで揃っている。一日遊べるところなのだ。 三人はまず、洋服店から入っていった。命のための洋服や、靴を見て回るといくつかを買い更に着物をみてまわっていった。光は着物店を見に行ったが、嵐と命は別の店にむかった。 「嵐はこんな服もいいよぅ」 と命が薦めたのは、世に言うゴスロリというやつだった。 「姉さん、私はこうゆうのはちょっと・・・」 「そうかなぁ かわいいよー」 命に無理やりであったが試着させられた。 「わーやっぱりかわいいよーお持ち帰り~ん」 「やっぱりだめです・・・私にはこういうかわいいのは似合いません」 嵐は基本母と同じで着物であったり、制服か私服でもあまり派手なものは好まない。ましてフリルがついた服など全く着ないのだ。 「嵐も女の子なんだから・・・武闘派なのは知ってるけど」 「フリフリのスカートじゃいざという時戦い難いです」 「でもお洒落も大事だよ・・・そうだ銀にも見てもらえばいいよ」 「なぜそこで銀さんなのですか、私はべつに・・・」 そこに一人紅い靴を持った店員がやってきた。 「その服に合わせるならこの靴がいいですよ」 店員は靴を床に置くと、嵐の靴と変え紅い靴を履かせた。 「いえ、私は買うつもりは」 「いいから履いてみなよ、綺麗な靴だねぇ」 「はい、私が薦める最高の一品でございます」 紅い靴は綺麗に磨かれ、少女の足元に映える。決して戦うためだけの存在ではない事を教えるようであった。 「うん、よく似合ってるよぉ」 「あ・・ありがとうございます・・・」 靴を履き終えたとき何故かそこに店員が居なかった。 反物を眺めていた光は僅かながらも眉を顰めた。 「んー異形だろけどなーんか弱々しいっていうか、よく分からないのが居るわね」 周囲を見渡すも特に変化も無く店主もほかの客に付いていた。 「んーこんな人が多くて真昼間に出てくるようなモノでもないし」 まして此処はショッピングモール異形の発生には余りに向いていないと考えられる。 「昔の人は言いました、備えあれば百戦危うからずと」 光は駐車場に向かった。車の中には嵐用の武器と回転弾倉式杖(ほぼ銃)がトランクの中に入っている。光は温厚そうに見えるが、武器が大好きなのである。 両足から体へそして頭に、魔力に近い何かが嵐の中に入り込む。その眼には黒い服に黒の帽子をかぶり、モノクルを付けた老人が立っていた。老人は手を差し伸べ嵐もその手をとり歩いていった。 「さぁ一緒においで」 嵐は店を出てゆっくりと歩いてしまった。 「嵐っ、まさか異形」 命の目にも嵐の前に黒い何者かが居るのは理解できる。しかし店員も近くで服を見ている客も誰もこの老人に気づいていない。嵐が服を着たまま出て行ったのに。 「催眠、幻惑に近い何か又は霊体の異形って事ですねぇ」 焦っても事態が変わらないことを理解した命は、異形を分析する。異形であるなら弱点が存在し又霊体であるなら物理的干渉は全く意味を成さない。 「ならば、人気の無い所まで付いていって戦いやすくする」 この事態を母光が感知しないはずが無い、何か武器を持って来てくれると信じ今は待つしかない。 「さぁぁ こっちへ 」 「・・・」 歩く速度は変わらず、駐車場に向かいそして。 「そんな・・・空が暗い」 イデアの屋上は既に夜となり、満車であった駐車場も今では空っぽになっていた。 「結界、自分の世界が作れる程の力」 さらに歩みを進める、一歩また一歩と屋上の端まで来てしまった。 「さぁ 異国へ、此処とは違う遠くへ行こう」 「・・・は・・・い」 黒い影から僅かに蒼い瞳が映ると、影は既に屋上の端から外れ宙に浮いている。 「まって嵐、行っては駄目ぇぇ!!」 刹那 「殻の内に響け 蒼雷」 青き閃光が影を打ち抜く。 「ハーッハハハハハ、惜しい実に惜しい」 そこに立っていたのは母光、右手には回転式銃を模した紅い杖。既に銃口から白煙が立ち込めている。 「おまたせ、って嵐がやられちゃったの?」 「お母さん!」 銃以外にもアタッシュケースが二つ 「はい、これ使ってね」 と渡されたケースの中には同じように銃型の杖が一丁、白銀の銃身に美しい翼の装飾が施されていた。 「使い方はさっきみたいに唱えてから使うのよ」 「あの~呪文が分かりません」 「そういうのは気分とノリでカバーしつつ考えなさい」 「わ~投げ槍ですねぇ」 銃を手に取り構えてみる、魔術なのだから射撃の腕は問われない。必要なのは魔力と戦術。 「でもやって見せます!」 命が銃口を向けた。 西園寺家の屋根の上で銀は天夜市を見ていた。 「この感覚は・・・命の身に何か」 言うが早いが既に屋根から消えていた。
https://w.atwiki.jp/srpgbr/pages/293.html
sister(前編) ◆LKgHrWJock あの女の妹が姉の死を嘆き悲しんでいるのかと思った。 異形の竜に守られた民家の脇ですすり泣く少女、私と同じ年頃の彼女の 月明かりに照らされた癖のない髪、黒味がかった長い髪が、私にそう錯覚させた。 あの女、私が殺した二人目の女がいまわの際に呟いた忌まわしい言葉が甦る。 血反吐に呑まれかけた震える声がまた、空ろな脳裏にこだまする。 ――………だれか…の……ため…に…だ…れかを……ころ……す…な……て かな………し……い…こ…………と…を……し……な…い………で……… 嫌な言葉。あまりにも不愉快だったから、腹いせに顔を叩き割ってあげたわ。 勘違いしないでね、自分の行為を否定されたから怒ったわけじゃないの。 私自身が非難されるのは構わない。相応のことをしているのだから。 でもね。ラムザ兄さんを愚弄することだけは許さない。当然でしょ? だって、ラムザ兄さんは私を救うために何人もの人を殺したの。 優しい人なのに。他人を犠牲にすることを憎む人、 他人のため、弱者を守るために戦うことを誇りとし、安易に剣を振わない人、 誰かと敵対しても最後まで諦めず、妥協点を見出すべく対話を試みる人なのに。 それでも、私を助け出すためには殺さざるを得なかった。 人前では胸を張って明るく振舞っていたラムザ兄さんだけど、きっと陰ではそうじゃなかった。 けれどもそれを人前では出さない、それもまたラムザ兄さんの優しさなんだ。 だから私は仲間の前で笑っているラムザ兄さんを見てこう思った。 ラムザ兄さんは、私を救うために、自分の心を犠牲にしたんだ。 なのに、あの女の忌まわしい言葉。 誰かのために誰かを殺すという行為を当然のような顔で、憐れむような目で否定した。 ラムザ兄さんが私のためにしてくれたことなのに。 ラムザ兄さんだって好き好んで殺したわけじゃないのに。 なのにあんなことを言うなんて、ラムザ兄さんを愚弄してるわ。だから怒ったの。 二度とあんな目で私を――ううん、ラムザ兄さんを見ないように、 そしてあんな言葉を吐けないように、顔を叩き割ってあげたわ。当然よね。 あの目を、あの口を、あの顔をそのままにしておいたら、 私の大切なラムザ兄さんが、ラムザ兄さんの優しい心が汚れちゃうもの。 そう、私は当然のことをしただけ。 そして、あの女は二度とラムザ兄さんを愚弄できなくなった。 ラムザ兄さんの優しい心はもう汚れたりなんかしない。私はラムザ兄さんを守ったんだ。 だから大丈夫。何も問題なんてない。もう解決したから。そう、解決した、はずなのに―― どうしてあの女の言葉を思い出すとこんなに苛々するんだろう。 ◇ ◆ ◇ 泣き声なんて聞かれたくなかった。 アメルを失って落ち込んでいるマグナの前で別のことに対する涙を流すわけにはいかなかったし、 誰よりも大切なホームズの心をこれ以上乱したくなかったのだ。 かといって、こみ上げる嗚咽を抑えることも出来ず、カトリは民家の外に出た。 殺人者に対する恐れはなかった。 戸外には、自身の召喚したドラゴンゾンビがうずくまっているし、 手の中には、自身の姿を強力な竜に変える<火竜石>がある。 いや、来るなら来い、などと思っているわけではない。彼女に戦うつもりはない。 たとえ相手が殺し合いに乗った者であったとしても、無用な殺人は避けたいところだ。 ただ、今のカトリにとっては胸を圧迫する悲しみや、ホームズやマグナを慮る気持ちが、 殺人者に対する警戒心を遥かに大きく上回ってしまった――ただそれだけのことだった。 「どうして、こんなことになったのかな……みんな優しい人だったのに……」 いくら涙を流しても、痛いほどの感情は消えてくれない。 今頃ホームズはハミルトンの最期の願いを聞き届けるべく、その首を切り落としているのだろう。 色々言いつつもカトリには甘いホームズだが、流石に今回ばかりは彼女の同席を許さなかった。 かつてホームズが口にした言葉がふと脳裏に甦り、カトリに痛切な悲しみをもたらす。 ――奴らは別に悪人じゃねえ。一人一人は結構いいやつなのに、 戦争というコップの中でグルグルとかき回されてる。ムナクソ悪くて反吐が出そうだ。 今回は何も国家や宗教や大きな集団が関与しているわけではなかったのに、 ヴォルマルフやディエルゴたちを含めてもせいぜい60人程度しかいないはずなのに、 まして自分たちのグループには5人しかいなかったというのに、翻弄されることしか出来ない、 手の届く場所にいるはずの優しい人たちを救えない、通じ合うことすら出来ない。 部屋を後にするカトリに対し、ホームズは何も言わなかった。 何も思わない人ではないのに。むしろ人一倍色々なことを感じ取る人なのに。 それでも何も言わなかった。言葉に出来ない様々な気持ちを一人で抱えているのだ。 大好きな、大切なホームズの苦しみを軽減するすべが見つからない。 そのことが途方もなく哀しくて、カトリはただ泣きじゃくった。 「どうしたの?」 すぐ近くで声が聞こえた。鈴の音を思わせる少女の声だった。 涙を拭いながら顔を上げると、自分と同じ年頃の少女が暗闇に浮かぶように立っていた。 闇の中にあっても尚明るい金の髪を頭の後ろで一つに束ねた、優しげな少女だった。 既にこちらを見ていた少女、彼女はにこりと笑顔を見せ、親しげに話し掛けてきた。 「私、アルマっていうの。あなたは?」 「カトリ……私はカトリ……」 「ねえカトリ、そこにいる竜みたいな生き物はなあに?」 「ドラゴンゾンビ……。私の、お友達……なのかな……」 「変わったお友達ね。他にはいないの? お友達とか、仲間とか……」 仲間――その一言で、嘆きの発作が再発する。 仲間ならばいる。少なくとも自分は、彼らのことを仲間だと思っている。 でも、実際はどうなのだろう。ルヴァイドは戦いに身を投じるべく一人で去っていき、 マグナは深い悲しみに沈んだまま、そしてハミルトンは自ら命を絶った。 誰一人として癒せない、守れない、救えない、傍にいることすら出来ない。 仲間はいる、そう思っているはずなのに言おうとすると嗚咽が漏れる、言葉にならない。 アルマがこちらに歩み寄り、むせび泣くカトリを抱き締めた。 気のせいだろうか。アルマの身体からは、うっすらと血の匂いがした。 「カトリ、こんな場所に一人でいたら危ないわ」 「ううん……、ドラゴンゾンビがいてくれるから……私は大丈夫……」 「そういう問題じゃないわ。どうして家に入らないの?」 「悲しい……から……」 それ以上は何も言えない。また涙が溢れ出て、カトリは再び泣きじゃくる。 頭を撫でるアルマの指、その動きは優しく柔らかいが、やはり血の匂いがする。 それともこの村に漂う死の匂いと混同しているだけだろうか―― 「ねえカトリ、星を見に行かない? とても綺麗に見える場所があるの。 お友達のドラゴンゾンビについて来てもらえば安心でしょ?」 違和感がカトリの胸をかすめた。それはアルマに対するもの。 表情、声、言葉、動作、そしてその身に纏う空気。それらがどこか噛み合わない。 得体の知れないものを感じる。しかしそれでもカトリはアルマの誘いに応じた。 もしかすると、その違和感ゆえに、アルマを放っておけなかったのかも知れない。 ◇ ◆ ◇ 当初の予定では、G-5の街で物資を調達し、人の中に紛れ込むつもりだった。 けれどもそこで遭遇したのは、あの黒髪の男の子。 長い髪を頭の後ろで一つに束ねた中性的な少年で、あの女を殺す現場に居合わせた一人だった。 しかも彼には同行者がおり、その立ち居振舞いから戦場に慣れている者だと分かる。 ガストラフェテスの扱い辛さと矢の残り本数、そして仕留め損ねたときのリスクを考えると、 襲撃は断念せざるを得なかった。たとえ物陰からの狙撃であっても今の私には分が悪い。 あの女を殺す現場に居合わせた者がいた、その事実を少し軽く考えすぎていたみたい。 あの場にいたのは三人、いずれも若い男の人。残りの二人は今ごろ何処にいるんだろう。 生きていれば、あの黒髪の子のように、誰かとつるんでいるかも知れない。 そしたら――まずは情報交換を行なうだろう。 自分自身について、そして自分が見聞きしたことについて仲間に伝える。 その際には、“ゲーム”に乗った危険人物として私のことを話すに違いない。 所有武器や言動は勿論のこと、人相や背格好についても言及するだろう。 そしてその情報は、出会った人すべてに伝播してゆく。 そうなると、仲間を装って接近することはおろか、顔を見せることすら難しくなる。 ……本当に忌々しい女ね。死んでも尚、私の足を引っ張るなんて。 とはいえ、このまま何もせずあの女に、己の失策に引きずられるつもりなんてない。 私が殺し合いに乗ったという事実が広まれば、そう、ラムザ兄さんの心が汚れちゃうもの。 そうなる前に、ラムザ兄さんを優勝させなきゃ。 もし既にそうなっているのなら、出回ってしまった情報を潰さなきゃ。 事実を虚構で覆い隠し、真実を嘘に書き換えて、虚像を皆に信じ込ませる。 私になら出来るわ。だって私はあの聖アジョラの生まれ変わりなんだもの。 でも、流石にそれは私一人の力では無理。 聖アジョラだって、一人で伝説になったわけじゃないものね。 私に必要なのは、強力な仲間。仲間っていうよりも、下僕かしら。 情報戦に長けた狡猾な人か、他人に好かれる善良な人間性の持ち主がいいわ。 要するに、その人の言うことの方があの三人の言葉よりもより多くの人にとって――ううん、 ラムザ兄さんにとって受け容れたいと思えるものであるなら、それで問題ないってこと。 大体、あのネスティって人、ネイスなんて偽名を使ったりして随分と用心深いけれど、 そういう人って誰に対しても壁を作っていたりするから、孤立しやすいのよね。 いくら彼が本当のことを言ったとしても、誰にも信じてもらえなければ、 それはもう“本当のこと”なんかじゃない。あとの二人だってそう、 彼らがどれほど人の信頼を得られる人間だというのかしら。 殺害現場を見られたからって、悪い噂を流されたからって、どうってことはないわ。 狡猾な人殺しを伝説の聖人に仕立て上げる、それって私に縁のないことじゃないもの。 ……そうして私は仲間を、手駒を、下僕を求め、C-3エリアの村に向かった。 村付近の平原を歩いていると、涼やかな夜風に乗って血の匂いが漂ってきた。 既に殺し合いが行なわれたのだろう。しかも多分、死傷者は一人どころではない。 私にとっては好都合だった。こんな時間だ、安全な寝床を求め、ここには人が集まるだろう。 でも、たとえゲームに抗う者ばかりであったとしても、彼らは決して一枚岩ではいられない。 血の匂いとない交ぜになって漂う死臭が、私にそれを確信させる。 民家の横に、家屋よりも大きな生き物がうずくまっているのを見つけた。 ドラゴンのように見えるけれど、御伽噺の挿絵ですら見たことのない姿をしていた。 でも、もしも竜の一種なら――私は鞄に手を入れて<竜玉石>にそっと触れる。 三番目に殺した女の子、赤い服を着た子供の支給品。その説明書にはこう記されていた。 ――古代高等竜人族が作りだした魔法のオーブ。ドラゴンとの交信に用いる。 周囲の竜族をパワーアップさせる「操竜効果」を得られる。 交信に用いる、とのことだけれど、相手の意思は伝わってこない。 では、この生き物はドラゴンではなかったのか、といえば、そういうわけでもなく。 何らかの意思を感じ取ることは出来ないものの、そこに空洞があるということは理解できる。 試しに軽く念じると、その竜のような生き物は私の意図したとおりに身じろぎした。 自分が微笑んでいるのが分かる。嬉しかった。この変種のドラゴンを操れば 沢山の人を殺せるだろう。ラムザ兄さんをまた一歩、優勝に近づけることが出来る。 しかもこのドラゴンが人を襲ったところで、一体誰が私の仕業だと気付くだろうか。 実際に手を下すのは人ではなく魔物、これならラムザ兄さんの優しい心は汚れない。 「どうして、こんなことになったのかな……みんな優しい人だったのに……」 声が聞こえた。少女の泣き声。私はゆっくりと歩を進める。 人がいる。ドラゴンの傍らに少女がうずくまり、むせび泣いているのが見える。 最初に疑ったのは、罠である可能性。 弱者を装って油断させ、近寄ったところを竜に襲わせるつもりではないかと警戒した。 でも、とすぐに考え直す。そういうつもりなら、返り討ちにすればいいんだわ。 私には<竜玉石>があるんだから。でも、このコはそれを知らない。 そう、罠ならば。このコが殺し合いに乗っているならば、何の問題も生じない。 問題があるとすれば、彼女に大勢の仲間がおり、私に関する情報が知れ渡っている場合。 でも、こんな場所で一人で泣いてるってことは、仲間内で何かが起きたってことよね。 うまく話を聞き出して問題点を把握すれば、私の入り込む隙が見つかるかも知れない。 たとえ私の顔や名前が危険人物として知られていても、ね。 自分の微笑みが楽しげな笑顔に変わるのを感じながら、私は少女に声をかけた。 「どうしたの?」 ◇ ◆ ◇ 111 神なき世界 投下順 111 sister(後編) 111 神なき世界 時系列順 111 sister(後編) 111 神なき世界 カトリ 111 sister(後編) 120 奴隷剣士の反乱(前編) アルマ 111 sister(後編)
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1209.html
484 三つの鎖 29 前編 ◆tgTIsAaCTij7 sage 2010/10/27(水) 21 52 20 ID TckWV/As 三つの鎖 29 今日の朝、私は幸せだった。 幸一くんとのデート。何を着るかを考え、お化粧し、履いて行く靴を選ぶ。 待ち合わせ場所に行くのも足取りが軽かった。 幸一くんは誠実な男の子だ。にもかかわらず、夏美ちゃんという恋人がいるのに私と遊びに行く事を了承した。 本来なら絶対にあり得ない。夏美ちゃんをほったらかしにして、他の女の子と遊びに行くなんて、幸一くんは絶対にしない。 でも今回は私の誘いに幸一くんは応じてくれた。 嬉しかった。例え幸一君が追い詰められていたとしても、私といる事を選んでくれた。 隣町のショッピングモールで私は幸一くんと遊んだ。幸一くんの手を握り、腕を組んでも幸一くんは困ったように笑うだけで嫌がらなかった。 楽しかった。幸せだった。嬉しかった。 夏美ちゃんに勝ったと思った。幸一くんがあるお店に入るまでは。 幸一くんが入っていったのは、シルバーアクセサリーを扱うお店だった。私のしている指輪を幸一くんが購入したお店。 「夏美ちゃんにプロポーズしたいから、指輪選びに付き合って欲しい」 最初、幸一くんの言っていることが分からなかった。 「まだ高校生だし、ちゃんとした指輪は買えないけど、何かいいのをプレゼントしたい」 誰が、誰に、何のために、何をプレゼントするの? どういう意味? 私を選んでくれたんじゃないの? コウイチクンハナニヲイッテイルノ? 視界が歪む。まっすぐ立っているはずなのに、足元が定まらない。 私の考えをよそに、幸一くんは真剣な表情で指輪を見ている。 その横顔に胸が締め付けられる。 私と一緒にいるのに、私の事を考えていない。 幸一くんが考えているのは夏美ちゃんの事。 私じゃない。 私じゃ、ない。 気がつけば幸一くんはすでに指輪を購入していた。 サイズの違う2つのシンプルな銀の指輪。 私は拳を握りしめた。私の左手の指輪の感触。 指輪をケースに入れる幸一くんの横顔。 真剣な決意を秘めた表情。 二人でバスに乗り、私達の街に戻る。 バス停で降り、幸一くんは私を見た。 「今日はありがとう。春子のおかげで気持ちが楽になった」 そう言ってほほ笑む幸一くん。 「今から夏美ちゃんの家に行ってくる。成功しても失敗しても後で報告する。それじゃあ」 そう言って幸一くんは私に背を向けた。 「待って」 私は思わず幸一くんを引きとめた。 振り向く幸一くん。私を見つめる誠実な瞳。 「何で幸一くんは夏美ちゃんのためにそこまでするの?」 握りしめた拳が微かに震える。 「幸一くん、何も悪くないのに夏美ちゃんにひどい事をされたんでしょ?」 幸一くんの瞳の色が微かに揺れる。 「知ってるの?」 全て知っている。リアルタイムで盗聴していた。 夏美ちゃんが幸一くんに言った事は、全て聞いた。 「うんうん。でも、幸一くん、泣いてたじゃない。お姉ちゃん、分かったよ。夏美ちゃんと何かあったって」 幸一くんの表情が微かに陰る。 夏美ちゃんがした事は、幸一くんを傷つける事だった。一人で泣くぐらい、幸一くんは傷ついていた。 昔からそう。どれだけ悲しくても寂しくても、幸一くんは人前では絶対に泣かない。私の前でも泣こうとしない。悲しくて寂しくてどうしようもない時は、誰もいないところで幸一くんは一人で泣いている。 「最近の夏美ちゃん、様子がおかしいよ。学校でも教師に目をつけられているし。噂、聞いたでしょ?」 唇をかみしめる幸一くん。 「夏美ちゃんは悪くない」 「そうかもしれないよ。でもね、夏美ちゃんの評判が悪いのは本当だよ。お姉ちゃんね、心配なの。幸一くんの身に何か起きそうな気がするの」 私は幸一くんの手を握った。 大きくてごつごつした手。でも、温かかい手。 「しばらく夏美ちゃんと距離を置いた方がいいよ。梓ちゃんの事もあるでしょ」 幸一くんの瞳の色が微かに揺れる。 485 三つの鎖 29 前編 ◆tgTIsAaCTij7 sage 2010/10/27(水) 21 54 19 ID TckWV/As 「プロポーズなんてしてどうするの。幸一くん、まだ高校生だよ。そんな事してなんになるの。考え直して。今は梓ちゃんの事を解決するのが先決だよ」 うつむく幸一くん。 「お姉ちゃん、協力するから。きっと梓ちゃんと仲直りできるよ。そうすれば誰にもはばかることなく夏美ちゃんと付き合える。だから考え直して」 もし幸一くんが夏美ちゃんにプロポーズしたら、夏美ちゃんはきっと受け入れる。 そうしたら、幸一くんは完全に夏美ちゃんのものになっちゃう。 そんなの絶対にいや。 「春子」 幸一くんは私を見下ろした。 その真剣な表情に胸が痛くなる。 考えているのは夏美ちゃんの事。 私じゃない。 私じゃ、ない。 「馬鹿な事をしているって自分でも分かっている。でも、僕にはそれぐらいしか思いつかないんだ」 大人びて落ち着いた表情。その表情に顔が熱くなる。 それと同時に胸が苦しくなる。 「僕の気持ちを伝えたい。好きだって。愛しているって。夏美ちゃんと一生いたいって。一生傍にいて欲しいって」 幸一くんの一言一言が私の胸に突き刺さる。 全て私の望み。 それなのに、幸一くんが望むのは私じゃない。 「だからプロポーズしようと思う。夏美ちゃんに知って欲しい。それぐらい好きだって事を」 幸一くんはそっと私の手をほどいた。 「馬鹿な弟でごめん。姉さん。行ってくるよ」 そう言って幸一くんは笑った。 落ち着いた大人の笑顔。 私に背を向けて歩く幸一くん。その後ろ姿が徐々に小さくなる。 幸一くんが、私の手の届かない場所に行ってしまう。 気がつけば私は走り出していた。 「幸一くん!!」 振り向いた幸一くんに私は抱きついた。幸一くんの背中に腕をまわし、思い切り抱き締める。 この腕をほどいたら、幸一くんは私の手の届かない場所に行ってしまう。 「いやっ!!行っちゃいやっ!!」 私の声は震えていた。 「お願い!!行かないで!!夏美ちゃんのものにならないで!!」 目頭が熱い。涙で視界がにじむ。 「好きなの!!幸一くんが好き!!愛している!!」 涙の雫が頬を伝う。 幸一くんの胸に額を押し付けたまま、私は喋り続けた。 「ずっと好きだったの!!小さい時からずっと幸一くんを好きだったの!!お願いだから私を見て!!」 私は顔をあげた。幸一くんの顔が近い。 戸惑ったように、悲しそうに私を見下ろす幸一くん。 胸が締め付けられるほど澄んだ瞳が私を見つめる。 幸一くんの瞳が雄弁に語る。 一人の女として愛しているのは私じゃないって。 「何でなの!?何で夏美ちゃんなの!?何で私じゃないの!?私の方が幸一くんの傍にいた!!ずっと見ていた!!ずっと好きだった!!それなのに何で夏美ちゃんなの!?何で私じゃないの!?」 涙がとめどなく溢れる。頬を伝い、足元に落ちる。 幸一くんはそっと私の涙をぬぐってくれた。 「私の何がいけないの!?夏美ちゃんみたいに髪の毛が短い方がいいの!?小さい方がいいの!?お料理ができない方がいいの!?年下の方がいいの!?」 幸一くんが悲しそうに私を見下ろす。 その視線が堪らなくつらい。 「幸一くんが望む女の子になる!!幸一くんが望むならなんだってする!!だからお願い!!行かないで!!夏美ちゃんのものにならないで!!傍にいて!!傍にいさせて!!」 そっと私の肩を押す幸一くん。 悲しそうに私を見つめる澄んだ瞳。 「ごめん」 申し訳なさそうに、本当に申し訳なさそうに答える幸一くん。 「本当にごめん。姉さんの気持ちには応えられない」 「姉さんって言わないで!!」 幸一くんは驚いたように私を見た。 「私が幸一くんのお姉ちゃんだから駄目なの!?お姉ちゃんだから恋人にしてくれないの!?」 私はずっと幸一くんのお姉ちゃんだった。お姉ちゃんとして傍にいた。それが嬉しかった。 でも、今はそれが足かせになっている。 486 三つの鎖 29 前編 ◆tgTIsAaCTij7 sage 2010/10/27(水) 21 55 34 ID TckWV/As 「私ね、幸一くんの事が好きだった。幸一くんが望む私になろうって思ってた。覚えてる?最初に会った日。私ね、今でも覚えているよ」 公園で梓ちゃんと一緒にいる幸一くん。梓ちゃんは幸一くんにべったり甘えていた。 幸一くんは寂しそうだった。甘えたい年頃なのに、甘えられるご両親はいつもお仕事。 だから傍にいてあげようと思った。幸一くんが甘えられる存在になろうと思った。 私の方が一日だけ早く生まれたから、幸一くんのお姉ちゃんになろうって思った。だから私は幸一くんのお姉ちゃんだった。 それが幸一くんのためだから。幸一くんの望みだから。 「私ね、幸一くんのためにお姉ちゃんでいたんだよ。幸一くんが望むからお姉ちゃんでいたんだよ」 幸一くんを抱きしめる手が震える。 「それなのに、夏美ちゃんを選ぶの。お姉ちゃんとしての私が必要なくなったから、私はもういらないの。幸一くんはお姉ちゃんとしての私を必要としてくれたのに、女の子としての私は必要としてくれないの」 涙が足元にぽたりぽたりと落ちる。 「こんな事になるなら、幸一くんのお姉ちゃんになるんじゃなかった」 私は顔をあげられなかった。幸一くんの顔を見られなかった。 「春子には言葉に尽くせないほど感謝している。ずっと僕の傍にいてくれた。ずっと僕を助けてくれた。梓に嫌われていた日々、春子の存在にどれだけ支えられたか、春子でも分からないと思う」 落ち着いた声で話す幸一くん。 「春子のためなら何でもしてもいいと思っていた。でも、それだけは駄目だ。僕の恋人は、夏美ちゃんだから」 幸一くんの言葉が胸に突き刺さる。 涙がとめどなく溢れ、地面に落ちる。 「春子の気持ちは嬉しい。でも、応えられない」 嬉しくなくてもいい。感謝してくれなくてもいい。 憎んでもいい。嫌われてもいい。 恋人じゃなくてもいい。都合のいい女でもいい。 お姉ちゃんでも、そうでなくてもいい。 だから、私を幸一くんの傍にいさせて。 そう言おうとして、言えなかった。 幸一くんは泣いていた。 顔をぐちゃぐちゃにして、私を見下ろしていた。 涙は頬を伝い、地面に落ちる。 「ごめん。本当にごめん」 幸一くんは泣いていた。 本当に悲しそうに泣いていた。 私の気持ちに応えられなくて。傷つけて。 その事で、本当に泣いていた。 嬉しくない。嬉しくないよ。 涙なんかいらない。 ただ、私の傍にいてくれたらいい。 それなのに、私は何も言えなかった。 悲しそうに泣く幸一くんに、何も言えなかった。 だって、幸一くんは何も悪くない。 幸一くんは自分の気持ちに嘘をつかなかった。私の言う事に適当に合わせることもできるのに、しなかった。あくまでも誠実に、真剣に私の気持ちに応えた。 その結果が、拒絶。 でも、幸一くんは何も悪くない。幸一くんは私の気持ちに誠実に真剣に応えただけ。 例えその結果が拒絶でも、それは幸一くんが真剣に考えた結果。 幸一くんは悪くない。 悪いのは、私。 「ごめん。僕、もう行くよ」 幸一くんはそう言って私の顔を見た。 大人びて、落ち着いた男の人の表情。 そっと私の涙をぬぐい、私にハンカチを握らせ、幸一くんは私に背を向けた。 だんだんと小さくなっていく幸一くんの背中。 幸一くんは振り返らなかった。 私は追えなかった。 私は失意のままに家に戻った。 その後、夏美ちゃんの家をずっと盗聴していた。 警察に連絡したのは私だ。 非通知設定で、ボイスチェンジャーを使用した。 夏美ちゃんを必死に庇う幸一くん。 もし警察が夏美ちゃんを連れていけば、真実は全て明らかになる。 夏美ちゃんが幸一くんを殺そうとした事も。 警察は尋問のプロだ。素人の夏美ちゃんは簡単に真実を話してしまうだろう。 487 三つの鎖 29 前編 ◆tgTIsAaCTij7 sage 2010/10/27(水) 21 58 10 ID TckWV/As 幸一くんはそれを分かっているから、必死に庇う。 夏美ちゃんにあれだけ酷い事をされ、刺されても、幸一くんは夏美ちゃんと別れない。 ただ単に夏美ちゃんにお父さんに頼まれたからだけじゃない。 幸一くんは、心の底から夏美ちゃんに惚れている。 それが悔しい。悲しい。 私は幸一くんのお姉ちゃんだった。 手間のかかる弟は、どこに出しても恥ずかしくない立派な男の子になった。 でも、幸一くんが選んだ女の子は夏美ちゃん。 私じゃない。 姉としての私の期待に応えてくれても、女の子としての私の気持ちには応えてくれない。 弟として幸一くんは私の期待に応えてくれた。けど、男の子としては私の気持ちに応えてくれない。 幸一くんはやってきた警察の人と夏美ちゃんと一緒に部屋を出ていった。 しばらくして、幸一くんと夏美ちゃんは帰ってきた。 音だけだから良く分からないけど、幸一くんは夏美ちゃんの部屋をお掃除しているみたいだった。 きっと、夏美ちゃんが幸一くんを刺した痕跡を全て消すつもりなんだ。 ぼんやりとそんな事を考えていると、がたんという大きな音が聞こえた。 いえ、もしかしたら小さい音なのかもしれない。盗聴器のすぐそばで発生した音は大きく聞こえる。 『春子。聞こえている?』 スピーカーから聞こえた幸一くんの声に、心臓が止まるかと思った。 『警察に連絡したのは匿名だったらしい。僕が刺された状況を知るためには、この家の状況をどこかで知るしかない。盗撮か盗聴。そう思って調べたら、これがあった。多分、盗聴器だ』 淡々とした幸一くんの声。 『盗聴器を仕掛ける人の心当たりは春子しかいない。救急車に連絡してくれたのは感謝している。聞いていたと思うけど、夏美ちゃんにプロポーズした』 幸一くんの言葉が胸に突き刺さる。 『夏美ちゃんは承諾してくれた。もちろん、結婚は当分先になる』 そうだ。幸一くんは夏美ちゃんにプロポーズして、夏美ちゃんはそれを断らなかった。 幸一くんは、夏美ちゃんのものになってしまった。 「やめて」 私の気持ちが言葉となって溢れ出す。 「お願い。そんな事言わないで。夏美ちゃんのものにならないで。お姉ちゃんね、幸一くんの事が好きなの。愛しているの。だから、そんな事言わないで」 幸一くんに言葉は届かないのは分かっている。幸一くんの音声はこっちに届くけど、私の音声は幸一くんに届かない。 それでも、言葉は止まらない。 「お願い!!夏美ちゃんのものにならないで!!お姉ちゃんを見て!!私を愛して!!」 目頭が熱い。頬を涙が伝う。 『春子には感謝している。ありがとう』 「ねえ!!幸一くん!!」 『また会った時に報告する。それじゃあ』 「幸一くん!!」 音声は途切れた。モニターには、盗聴器からの信号が途絶した事を示す表示が映るだけ。 気がつけば随分と時間が過ぎていた。既に夜遅い。 いつの間にこんなに時間がたったのだろう。 遠くでシロの吠える音が聞こえる。 窓から見下ろすと、幸一くんが歩いていた。 見るからに悲壮な表情。 夏美ちゃんにプロポーズして、受け入れられたとは思えない思いつめた瞳。 そういえば幸一くんは梓ちゃんに報告したのだろうか。 まだに違いない。もし報告していたら、幸一くんも夏美ちゃんも無傷のはずがない。 幸一くんは加原の家に入って消えた。 私は急いで盗聴のためのツールを再起動した。 戻る 目次 次へ