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【検索用 かいせんせんや 登録タグ IA VOCALOID rulu か がおー ニコニコ外公開曲 春 曲 曲か 鳴宮ユキ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:rulu 作曲:rulu 編曲:rulu イラスト:春(ノーコピーライトガール) 動画:七瀬ゆき(鳴宮ユキ)(Twitter) 唄:IA 曲紹介 曲名:『開戦前夜』(かいせんぜんや) rulu氏のVOCALOID曲16作目。 がおー氏歌唱版と同時投稿。 歌詞 (PIAPROより転載) 寂し気に泣いた空 予報外れ雨模様 理屈じゃない僕の感情が繋ぐ 沸き立つ細胞が雨を切り裂く 轟音が鳴り響いていた 焼き付く平穏 飛び込むなら今さ すり減った靴で踏み出そう 明日は待っちゃくれないぜ 青いままで良い かき鳴らせ 粗削りな衝動を ずっとずっと持ってて 慣れた画角から 覗く世界に差し込んできた晴間 進めよう タイムマシンは無いから 淀んだ鈍色から 澄み切った群青へと まだ見えない 未知の才能を磨く 確かな解答を探す 価値ある成功を 切り開いていく 逆境の先 思い描いた僕か? 眠るのはまだ良いだろう 昨日より一歩先へ 救いようもない この世界で 俯いて過ぎる日々は 取るに足らないだろう 青いままでいい 等身大で 動き出さなくちゃ 始めよう 答えはシンプルだ 目を細めたら 案外近い背中 譲れないんだ 打ち抜こう 号令はすぐそこさ 笑いたかった日々 泣いた意味 もう分かってんだよ コメント 最高です!歌詞、有難うございます。 -- 〜みかんの白いスジに変わって名無しがお送りします〜 (2021-01-07 18 16 35) 名前 コメント
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結婚前夜 (ノック) 姉「どうぞ。――ルミ、どうしたの」 妹「お姉ちゃん、結婚するよね。ちゃんと結婚するんだよね」 姉「急に、なあに?」 妹「するよね、するって言って。しないって言ったら許さない」 姉「ちゃんとするわ」 妹「本当? 本当ね、嘘つかないよね」 姉「ついてどうするの? ねえ どうしたの、ルミ?」 妹「あの男、来てた」 姉「あの男なんて言い方しないの」 妹「……駆け落ちなんて、できるわけないんだからね。だめだよ絶対。絶対だめ。 逃げられたって、お姉ちゃんなんかすぐ行き倒れになるよ」 姉「ルミ 心配してくれてるの?」 妹「私、お姉ちゃんの事嫌いだよ」 姉「うん。貴方いつもそう言ってた。私も私の事を嫌いだっていい続ける人を好きにはなれない。 それでも貴方をかわいいと思う心もあるの」 妹「私はおねえちゃんに言われなくてもかわいいよ」 姉「そうね。私には笑ってくれなくても、他の人ときらきら笑ってる貴方はとても可愛かった。 そういう貴方が嫌いよ。でも好きでもあるの」 妹「家族だから?」 姉「そうね」 妹「お姉ちゃん、私が可愛いんだ。だったら、妹を守ってよ。妹に押し付けて一人で逃げたりしないで」 姉「わかった。もう用件は終わり?」 妹「うん」 姉「もう会えなくなるのに?」 妹「そんなの、お父さんとでも話せば? ――幸せになってね、お姉ちゃん」 姉「ありがとう。幸せでいてね、ルミ。かわいい子」 妹「さよなら――お母さん」
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【検索用 かくめいせんや 登録タグ VOCALOID picco か 初音ミク 曲 曲か 自傷P】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Reno/自傷P 作曲:Reno/自傷P 編曲:Reno/自傷P イラスト:picco 唄:初音ミク 曲紹介 -もう全部全部壊してしまえ- 曲名:『革命前夜』(かくめいぜんや) Reno氏のボカロ曲4作目。 歌詞 (MV内より転載) 突然響いたサイレンに 崩壊する街のド真ん中 僕は一人立ち向かっていた 妄想の中のヒーローが 現実の僕を嘲笑った 無力で平凡なこの身体 何処にも行けずに 最期を迎えるのか? このまま もう 全部 全部 壊してしまえ 選手宣誓 ここに誓う さぁ ダンス ダンス 踊りたまえ Say Oh Oh Oh Oh Oh もう 全部 全部 超えていける この場所から犯行声明 革命を 始めようか あの頃夢見たヒーローが 僕に問いかける無理難題を 誰の為の正義なのか?- 奪い合うことで僕達は 何処か充たされた気になっていた 自分さえも愛せないまま 何処まで行(ゆ)けるか 分からなくたっていいよ このまま もう 全部 全部 嫌になった こんな歌に 意味は無くて さぁ ダンス ダンス 踊りたまえ Say Oh Oh Oh Oh Oh もう 全部 全部 捨ててしまえ 昨日までの 臆病な僕も 革命を 始めようか もう 全部 全部 嫌になった こんな歌に 意味は無くて さぁ ダンス ダンス 踊りたまえ Say Oh Oh Oh Oh Oh もう 全部 全部 壊してしまえ 選手宣誓 ここに誓う さぁ ダンス ダンス 踊りたまえ Say Oh Oh Oh Oh Oh もう 全部 全部 超えていける この場所から犯行声明 革命を 始めようか コメント 名前 コメント
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しらゆきひめぜんや【登録タグ Azell し 初音ミク 曲 蒼桐大紀】 作詞:蒼桐大紀 作曲:Azell 編曲:Azell 唄:初音ミク 曲紹介 著者:伊藤なむあひ氏の小説「白雪姫前夜」をテーマにイメージソングを作らせて頂きました。 原作は、絶対移動中Vol.13「絶対移動(中)大賞 / 東京以外」に掲載されています。(作者コメより転載) 歌詞 (蒼桐大紀氏HPより転載) いまから少し前 ある日の夜の出来事 独り《ひとり》車に乗り 男は山道を往く《ゆく》 どこへ向かう 誰も知りはしない 風鳴り《かざなり》にかき消されそうな声が ぽつり ぽつり 独白《ひとりごと》か 語りかけるような ささめく言葉が向かう先には 助手席に置いた 『小柄な小学生なら一人くらいは入りそうな大きさのトランク』 『小柄な小学生なら一人くらいは入りそうな大きさのトランク』 まばらに列なった《つらなった》 街灯の明かりの中 何も知らないこと 男は不意に気付いた どこで生まれ 何をしてきたのか これまでにどんな人々と触れ合ってきたのか 「君のことを聞かせてくれないか」 砂利の音が響き始めた頃に 彼は語った 『小柄な小学生なら一人くらいは入りそうな大きさのトランク』 『小柄な小学生なら一人くらいは入りそうな大きさのトランク』 『小柄な小学生なら一人くらいは入りそうな大きさのトランク』 『小柄な小学生なら一人くらいは入りそうな大きさのトランク』 ※註 歌詞にある《 》内はふりがなです。 『』と「」は原作の表記に準じたものです。 コメント 好きなんだけどな。 -- 名無しさん (2016-02-29 17 37 49) これ好きです! -- 名無しさん (2016-12-05 21 17 26) 名前 コメント
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作詞:針原 翼 作曲:針原 翼 編曲:エディ棚橋 歌:初音ミク 翻譯:TBSSK 晴天前夜 如果擁有了任何人都會羨慕的名字 那麽就會有些許活在世上的念頭吧 在怯懦的夜晚裡 若無其事地眺望繁星 一邊吐出冰冷的歎息 溺斃於渾濁的空氣中 嘶啞的喉嚨深處 吸入了摩天大樓 一成不變的景色 已經抑制不能的慾望 從足尖傳來的訊號 嗤笑著「試著飛翔吧」 「我不被任何人所愛」 懷著一顆冰冷的心 歸咎於將其奪走的你 已是消失不見 那孩子留下來的Mayday(求救序號) 沒有察覺到的SOS 鄰近你的種種一切 盡數湧現而出 沒有任何不可思議之事 也沒有任何舒緩之事 從而被賦予了才能 往荒漠的沙海澆灌上水 便會冒出無數株幼芽 連如此的種子都存在的話 少年漫畫中的英雄 必然也會存在勇者的吧 秘密的暗號之類的 去回應其之類的 我們所仰望的上方 如果有晴天存在的話 停滯於空中的朵朵積雲 是否會成為「此刻」的救贖呢 拼命發出的Mayday(求救訊號) 沒有傳達到的訊息 如果能夠尋回往昔中向流星所許下的憧憬未來的話 一直以來 我都是在自說自話 名曰「你」的人 在我體內也有一個 被強行賦予 並將其忍受下來 是啊 姑且以後再也不要讓那份不安受到傷害 盡情展現那毫無希望的未來 是為了不將回憶丟棄 竭盡全力地吸著氣 因此不要停止了呼吸 「很快就沒事了」這般 渡過難關吧 所以還未結束 我們所仰望的上方 如果有晴天存在的話 朵朵的積雲 瞬逝的天空 渴望有朝一日能夠看到 並印刻在這對雙目之中 去勇敢面對 那不能對任何人訴說的命運吧 我們所嚮往的自身的未來 那是存在的吧 儘管如此 任何人都渴望擁有的 能夠向全世界稱其以為傲的 人人皆有的自由 仍舊 連名字都還沒有
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【検索用 しつそうせんや 登録タグ Synthesizer V し ミツ蜂 曲 曲さ 重音テト 香椎モイミ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:香椎モイミ 作曲:香椎モイミ 編曲:香椎モイミ イラスト:ミツ蜂(Twitter) 唄:重音テトSV 曲紹介 曲名:『失踪前夜』(しっそうぜんや) 香椎モイミ氏の50作目。 『無色透名祭Ⅱ』参加楽曲。 歌詞 滅茶苦茶に息をしているから 酷い雨中に消えてった二度と会うことのない君をさ 神様だなんて誤認した 死にたがりの目が気味悪くて鏡見るのもやめたんだ 壊したものばかりが綺麗で無暗にねじった心臓が痛い 水に溶けて泳ぐ記憶の所為 そばにあると霞むもの達の奴隷 漫然に食んでいる健全と謳う輝きが眩しいなんて憂う ららららららららら らららららららららら 「苦しまなくてはいけないよ」 煙る、煙る。 眠れぬほど痛む否定が刺激的で虜になった 深く深く傷付きたいが貴方の言葉はさながら裁縫針 舞い落ちる後悔を呆然と眺めては照らす 愛しいなんて思う 君に触れて保つ鮮紅の哀 無味乾燥な日々から逃げるように 何の為息をする 真髄に近付く一歩に歯止めが利いた夜 ららららららららら らららららららららら 苦しまなくてはいけないと 叩く、叩く。 数多 コメント モイミさんテト使うイメージなかったから初めて聞いた時びっくりした -- 名無しさん (2023-12-09 01 17 13) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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サクラノ前夜 さくらのせんや【登録タグ:VOCALOID ほえほえP 初音ミク 曲 曲さ 曲さく】 曲情報 作詞:ほえほえP 作曲:ほえほえP 編曲:ほえほえP 唄:初音ミク ジャンル・作品:VOCALOID カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり オンボーカルワイプあり コメント 名前 コメント
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作詞:謝謝P 作曲:謝謝P 編曲:謝謝P 歌:IA 翻譯:yanao 基於相互尊重,請取用翻譯者不要改動我的翻譯,感謝 夏季訓練營告白前夜 夏季訓練營告白前夜 說得出口嗎…… 在去程的巴士上發誓了 要在訓練營的時候告白 在營火晚會後 叫你到那座島上 卻又說不出「你有空嗎?」之類的台詞 在土風舞時碰到了你的手 夏季訓練營告白前夜 無人島上 混著海浪聲練習說出「我喜歡你!」 透過罐裝果汁的間接接吻 那就是我的初吻了 (自夏日轉至冬天) 在雪中小屋裡發誓 這次一定要向你告白 纜車前「要不要一起坐?」的聲音同時響起 終於到了告白的五分鐘前 冬季訓練營告白這夜 朝天空 說出希望不被雪風吹散的「我喜歡你!」 風雪聲大作 大概是聽錯了吧 好像聽見了「我一直都很喜歡你」 (告白島)其實在那個夏天 兩人搭上的船 (暴風雨的夜晚)被海浪吞噬了 緊緊擁抱著我穿過海流游向沙灘 將空氣吹入口中說著「快點回來啊!」 夏季訓練營時因為「我一直都很喜歡你!」這句話 (公車站牌 室內鞋櫃 晨練 在社辦裡 看似偶然的說聲「啊,早啊--」) 雙脣不斷顫抖說出「我……也……一……樣……」 (操場 黃昏 兩人 躲雨時 在落雷聲中抓住了) 如此漫長的四目交會 (你的制服 接著馬上說著「對不起!」鬆開手) 那就是我最後的接吻 (卻又不想分開) 當你打算坐上前往冬季訓練營的末班巴士時 我哭著關上門「不要過來!」 (初戀就如同雪般短暫 如時間般永恆) 把透過窗子遞過去的手機打開看看吧 草稿箱裡滿滿的未發簡訊 (在能傳達出思念的夏日裡 僅此一次的提起勇氣) 拜託你 不要追上來了 (對單戀的告白就是與軟弱的我間的) 就等到未來冬天再讓你變得更喜歡我吧 再見了! (道別了!) 夏季訓練營告白前夜 明天一定可以說出口的 「我最喜歡你了」
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シナリオ攻略 7章 『決戦前夜』 難易度 地形適応 出撃母艦 部隊編成 クリア報酬 初回報酬 総出撃 強制出撃 グループ 資金 EC 資金 EC Lv69 地空- ホワイトベース 12 0 0/4 +21200 +150 +24200 +710 クリア条件 敵ユニットの全滅 敗北条件 「ホワイトベース」の撃墜 フローチャート 初期 初期味方 ホワイトベース ブライト 選択出撃 ×12 初期敵 ホエールキング ×1 レドラー ST5×4 ガンスナイパー/W ST4×6 ネクトン・シューター ST5×3 ギガ・ネクトンαα ×2 敵が残り4機以下 敵増援1 コマンドウルフ/黄 ST4×3 レドラー ST5×3 ガンスナイパー/W ST4×3 ネクトン・シューター ST5×2 敵が残り6機以下 敵増援2 コマンドウルフ/黄 ST4×2 アイアンコング ST3×2 レドラー ST5×3 ガンスナイパー/W ST4×2 EP開始時、ホエールキングのHPが70%以下で存在し、敵が残り5機以下 敵増援3 レドラー ST3×2 レドラー ST5×2 EP開始時、ホエールキングのHPが50%以下で存在し、敵が残り3機以下 敵増援4 コマンドウルフ/黄 ST3×2 コマンドウルフ/黄 ST4×2 EP開始時、ホエールキングのHPが40%以下で存在し、敵が残り3機以下 敵増援5 ガンスナイパー/W ST4×4 EP開始時、ホエールキングのHPが30%以下で存在し、敵が残り3機以下 敵増援6 レドラー ST3×2 レドラー ST5×2 EP開始時、ホエールキングのHPが20%以下で存在し、敵が残り3機以下 敵増援7 アイアンコング ST2×2 アイアンコング ST3×2 敵の全滅ステージクリア。 敵データ 初期 機体名 パイロット Lv HP 最大射程(P) 改造段階 サイズ 獲得資金 特殊能力スキル 武器特性 備考 機 武 ホエールキング ゾイドコア 70 95000 5(4) 4 5 6L ゾイドコア Lv4艦船 Lv4群 MAP攻撃(範囲指定)対空 Lv2対艦 Lv2 ガンスナイパー/W[ST4] ゾイドコア 69 18400 5(5) 6 5 M 800×4 ゾイドコア Lv5群 エスケープ Lv2、ビーム兵器 Lv2曲射、対地 Lv2対空 Lv2、ビーム兵器 Lv2 レドラー[ST5] ゾイドコア 69 20000 7(4) 6 5 M 700×5 ゾイドコア Lv5群 対空 Lv2エスケープ Lv2突破攻撃 ネクトン・シューター[ST5] ミューカス 69 21500 5(5) 6 5 M 700×5 群 ビーム兵器 Lv2曲射、ショック Lv2対空 Lv2、対宙 Lv2 ギガ・ネクトンαα ミューカス 71 49400 8(6) 5 4 3L 4000 再生 Lv5底力 Lv8威圧 Lv8二連撃 MAP攻撃(扇形)、ビーム兵器 Lv2曲射押出突破対空 Lv2 コンテナ 出現箇所・条件 取得物 なし - レベル、改造段階制限 EC獲得イベント 戦闘前会話初戦闘 : 仁、ラムネス、ヒイロ、シン、竜馬or隼人or弁慶、バン、リノン、ルージ 攻略アドバイス 隣接シナリオ 再戦への備え← →グラビティカノン
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夜の闇の中、甲高い金属音を響かせ、重々しい甲冑を纏った一団が駆け足で通りすぎる。私は脇に避けて一団に道を譲ると彼らの行く先を見つめた。おそらくナインアイビーに現れた帝国軍の一団の迎撃に向かうのだろう。何事か大声で喋りながら、彼らはカーラインカフェの前を抜け、そのまま夜の森へとかけ出していった。 村を出たあと冒険者となった私は、色々な出会いと経験を繰り返すうち、いつの間にかグリダニアを、そしてエオルゼアを守るために戦うようになっていた。それは多分、幾つかの幸運と…おそらくは成り行きからのことだと思う。 私はもともと正義感というほどのはっきりしたものを持っているわけじゃない。もちろん、子供の頃はヒーローに憧れていたけれど。冒険者になってからは、日々の生活と好奇心に背中を押されて、ただ走り続けてきただけ。多分そうだ。 だからこんな成り行きでもなければ、きっと私が角尊、カヌ・エ・センナ様にお目通りをすることもなかったと思うし、こんなに困難で重要な作戦を任されることもきっとなかったのだろう。多くの犠牲を払ったカストルム・ノヴムでの電波塔破壊作戦もどうにか成功し、ネール・ヴァン・ダーナスの野望も阻止することができた。 でも…ダラガブは止まらなかった。遅すぎたのか、それともネールの怨念なのか。日に日に巨大になっていくダラガブは、もはや昼間の太陽を大きく上回る大きさで、このエオルゼアを不気味に見下ろしている。 空には稲妻が走り、風は渦を巻いて埃を舞い上げている。帝国軍は執拗にエオルゼアに侵攻し、噂ではウルダハの街にはみたこともないような魔獣が群れをなして闊歩しているという話だ。 私は夜道を歩きながら、今までの旅の途中で出会ってきた人々のことを思い出してみる。依頼をこなしている時に出会った漆黒の甲冑に身を包んだミッドランダーの女性、初めての街で戸惑っている時に声をかけてくれたサングラスがトレードマークの陽気なローエンガルデ。ウルダハで出会った喧嘩っ早いララフェルの斧使いに古風な喋り方のミッドランダーの男性、そして依頼を受けたことから友人になった真紅のローブを纏ったミコッテの呪術師。他にも数えきれないほどの出会いがあった。みんな、今頃はどうしているんだろう、その一人ひとりの顔を頭の中で思い描きながら川の畔を歩いていく。 私は街の中心部を離れ、ゆっくりとゆるい坂を登っていく。グリダニア幻術学園の門を入って 校舎の脇をぬけ、重厚な図書館の扉を開いて中に入った。 薄暗い廊下を抜けて書庫に入ると、カウンターで燭台の明かりを頼りに分厚い本を読んでいた小柄なミコッテが顔を上げ、私の顔を見て少し微笑む。 同じ村出身のミゥは足が不自由だ。私と一緒に狩人の訓練を受けている時に、狼の群れに襲われ、脚を痛めてしまった。今ではこの学園の図書館で司書をしつつ、幻術を学んでいる。 「どうしたの?こんな時間に」 「うん、ちょっとね。顔を見に来たんだ」 ミゥは苦笑すると本を閉じ、お茶を入れるために席を立つ。彼女は杖をついて生活しているから、最初は大変だろうと思って手伝おうとしていたけれど、本人としてはむしろ特別扱いされるのは嫌らしい。私は片隅にあるテーブルセットのソファに腰を下ろしてミゥがお茶を入れるのを待った。 やがて香りの良いお茶を淹れたミゥが向かい側に座る。熱いお茶が苦手な私は、カップのお茶にフゥフゥと息を吹きかけて冷ましながら何を話そうかと考えていたが、なかなか言葉は口から出てこなかった。そもそも何を言おうとしているのかすら、自分の頭の中ではっきりとしてはいない。 「ずいぶん大きくなったね」 言葉の出ない私に代わってつぶやいたのはミゥ。窓の外、闇の中で禍々しく光るダラガブのねっとりとした赤い光は、木々の間を透けてこの図書館からも臨むことができた。もうその表面にある模様や刺々しい突起物までがはっきりと見えるくらいにまで落下してきている。 私は黙ってお茶をすすりながら、その赤い光に照らされたミゥの横顔をただ見つめていた。線の細いミゥの横顔は、赤い光りに照らされていつもの少し物憂げな表情から、どことなく狂気をはらんだような様子にも見え、私は少しだけ不安になった。 そんな不安を振り払うように、カップを置いた私は立ち上がると窓の桟に手をかけて外を眺めた。高台にある図書館からはグリダニアの街が一望できた。夜に沈んだ街は、いつもならいくつかの街灯が灯るくらいのはずだが、ここ最近は厳戒態勢が敷かれ、街のあちこちに双蛇党の党員や鬼哭隊、神勇隊の隊員たちが篝火を焚いて待機していた。 風に乗って、どこか遠いところから歌が聞こえている。どこかで聞いた歌。そうだ、これは初めてグリダニアを訪れた時、トレントに襲われて角尊に助けられた時、やはり空の上から聞こえていた歌だ。今耳に届く歌声は切れ切れで、高く低く、まるで神話にあるセイレーンの歌声のようにエオルゼアの大地に届いていた。私は外を眺めたまま、おそらく私の背中を見つめているのだろう、ミゥに語りかけた。 「…ね、ミゥ」 「うん?」 「きっと大丈夫だから」 「…うん、そうだね」 明日、ダラガブ落下を阻止する最後の手立てとなる賢者ルイゾワの秘術が行われる。三国の同盟軍はその秘術を成功させるため、モードゥナ南のカルテノー平原を抑えなければならない。帝国軍はここを攻略するため、既に大軍を送っていることが確認されているから、明日は大きな戦いになるだろう。私も、その戦に参加することにしていた。 明日は森の狩人でもなく、冒険者でもなく、双蛇党の英雄でもなく、ただの一兵士として戦争に参加するのだ。正直、生きて帰れる見込みはないかもしれない。ルイゾワ様の秘術だってあれだけ大きなダラガブを本当に止めることが出来るのかどうか…わからない。 「私は待ってるよ、シルファが帰ってくるのを…ここでずっと」 小さな、だけどしっかりとしたミゥの言葉に、一時呼吸が止まる。やはりミゥには解っていたんだ。私が作戦に参加すること、この戦いが絶望的なものであること、そしておそらく、秘術の成功さえ危ういということも。私はただ黙って禍々しく燃える偽物の月を見つめていた。 ◇◇◇ 薄暗い碩老樹瞑想窟の中は、子供や老人でいっぱいだった。わたしは配られたお弁当を二人分手に取ってもどったが、そこで待っているはずの友達の姿はなく、玩具やら絵本やらが散らかしっぱなしになっていた。 「かなたちゃん、かなたちゃん!」 わたしが友達の名を呼びながら狭い洞窟の中を探してまわると、入口のそば、高いところにある、わずかに外が覗ける通風用の横穴によじ登った見慣れたおしりが見えた。 「もう、かなたちゃんったら、ここにいてねって言ったのに」 わたしも壁をよじ登り、かなたちゃんと並んで外に見える夜の森を眺めてみる。いつもならお月さまの青い光に照らされているはずの森の木々は、不吉なうす赤い色に染まって見えた。かなたちゃんは何故かとりつかれたように森を眺め続けている。 「…どうしたの?お弁当、もらってきたよ」 帝国が攻めてきた。ママニャはそう言っていた。わたし達子供やお年寄りたちは皆、この洞窟にあつめられ、勝手に外に出てはいけない決まりになっていた。かわりに街の中には大勢の兵隊さんたちがウロウロして、夜でもあちこちに篝火が焚かれていた。 でも、かなたちゃんの頬を照らしているのは篝火の明かりじゃない。空に浮かんだ真っ赤な星。ううん、もう星なんて大きさじゃない。お月さまの番犬と呼ばれていた小さな星は、いまではもう手が届きそうなほどに大きくなって、このグリダニアを押しつぶしてしまいそうな、そんな様子になってきていた。 とはいえ、大人たちはなんだかピリピリとして落ち着かなかったけど、わたしたち子供はどこかわくわくするような、こうやってみんなでお泊りをすること自体を楽しんでいたような気がする。だから、普段から真面目な顔なんてほとんどすることがないかなたちゃんが、どこかを見つめたまま動かないことに、わたしは強い不安を覚えていたのだ。 「ね、かなたちゃん、どうしたの?わたしが全部食べちゃうよ?」 「うたが聞こえる…」 「え?」 「おそらの上からうたが聞こえるにゃ…」 とり憑かれたようにそう繰り返すかなたちゃんを、私はただ見つめることしかできなかった。 ◇◇◇ 眠れない夜が明け、私は冷たい水で顔を洗って身支度を整えた。部屋はもう片付けてある。部屋を出るとき、私はなんだかんだで長く過ごして、最近では自分の家のように感じていた止まり木の部屋を改めて眺めると、静かにドアを閉じた。 カーラインカフェで食事をしていると、大きな手で背中をどんと叩かれ、口に入れようとしていたソーセージが皿の上に落ちる。思わず間抜けな声を出した私が振り会えると、見慣れたルガディンの戦士がニヤニヤと笑いながら私を見下ろしていた。冒険者となってから何度も仕事を共にこなして来た、今では信頼の出来る仲間だ。 みるとあくびを噛み殺しながら宿の支払いを済ましているミコッテのモンクやララフェルの白魔道士、そして純白の鎧に身を包んだヒューランのナイトたちがやってくるところだった。みな、今日の戦に参加する者たちだ。 「おはようシルファ、よく眠れたかい?」 相変わらず戦場には向かない、やわらかな物腰のナイトが微笑む。私が苦笑して答えようとしたら、突然モンクに腕を掴まれた。 「きゃー!なにこれ、可愛いじゃん!どうしたの!?」 彼女は私の手首に巻かれた青い編み紐を見つめてまくし立てる。これは昨夜、ミゥにもらったものだ。彼女のお手製で、私は青、彼女はピンクとそれぞれの髪と同じ色に編み込まれていた。 「これは昨夜、友だちにもらったんだよ。お守りなんだって、必ずまた会えるようにって」 「へぇ~、いいなぁ~あたしも欲しいなぁ!…むしろそんな事言ってくれる人が!」 「違うって、…幼馴染の…女の子だよ」 「んもう!隠さなくったっていいってばぁ~!」 どうもこの子は何でもかんでもそっちに持って行きたがる癖がある。彼女は空想の中の素敵な男性と抱き合っているつもりなのか、自分の体を抱きしめてクネクネと悶えながらしきりに、いいなぁ!と繰り返した。 ふと気がつくと複雑な顔をしたナイトと目があう。私が首を傾げると、彼は少し戸惑ったように首を振ると、運ばれてきたジョッキを手に取る。 「みんな、いよいよ出発だ。…苦しい戦いになるかもしれない。でも俺達は今までやり遂げてきた。…それはこれからも同じだ」 そう言ってテーブルを囲んだ一人ひとりに目を向け、最後に私の目をじっと見つめて高くジョッキを掲げる。私たちもそれに習ってジョッキを掲げた。皆、口元に笑みが浮かんでいたが、目は笑っていない。多分私も。 「エオルゼアに十二神のご加護を!…乾杯!」 「乾杯!」 稲妻が轟く空の下をチョコボが駆ける。グリダニアの、そしてエオルゼアの運命を掛けた戦いの場に向かう私達を、遠い空から細く響く歌声が見送っていた。 <解説> 旧FF14サーバダウンの当日にはたった一度きりのゲーム内イベント、カルテノー平原での防衛戦がありました。これはその前夜、いよいよ最後を迎えるFF14に興奮して眠れず、つい筆を執り、衝動的に描いたものです。 本シリーズのシルファはあくまで一冒険者でありたいので、メインストーリーのようにエオルゼアを代表する勇者様的な事にはならないことになっていますが、この話の中ではメインストーリーの方に合わせてあります。 また、途中で語り手が変わりますが、この部分は「魔法少女シャイニーかなた」(文藝部では未発表)の語り手たまきと、主人公かなたという子供のミコッテです。こちらも早めに掲載したいですが、これはかなりの書き直しが必要ですね^^;