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クエスト・シナリオ・冒険者育成学園・Lv1 依頼者 Lv タイトル 報告者 目標 褒章 銀貨 金貨 EXP SP アイテム 選択アイテム スキル 1 学園の卒業試験 試験監督アンドレア 話す 試験監督アンドレア 1 いたずらな垂耳ウサギ 試験監督アンドレア 垂耳ウサギ4匹を倒す 22 75 70 試験監督アンドレア 1 ローグ教官のテスト ローグ教官エティアス 話す 初級HPポーション5個初級MPポーション5個 ローグ教官エティアス 1 洞窟モンスターの撃退 ローグ教官エティアス コウモリ3匹夜霊猫3匹を倒す 76 160 100 ローグ教官エティアス 1 追加テスト ローグ教官エティアス レッドバットの羽6個 97 230 105 学園靴(ファイター)学園靴(ローグ)学園靴(マジシャン) ローグ教官エティアス 1 ファイター教官のテスト ファイター教官ティオリス 話す ファイター教官ティオリス 1 水中での戦闘 ファイター教官ティオリス 子カニ6匹を倒す 108 235 90 アヴォイドアイススペルファイターソウル ファイター教官ティオリス 1 真珠の採取 ファイター教官ティオリス 真珠魚の真珠 65 200 55 学園の手袋(ファイター)学園の手袋(ローグ)学園の手袋(マジシャン) ファイター教官ティオリス 1 マジシャン教官のテスト マジシャン教官ベリサ 話す マジシャン教官ベリサ 1 幻の世界 マジシャン教官ベリサ 幻霊虫を8匹倒す 173 465 110 初級HPポーション10個初級MPポーション10個 マジシャン教官ベリサ 1 装置を取り戻せ マジシャン教官ベリサ 魔法知能装置4個 211 585 120 学園制服(ファイター)学園制服(ローグ)学園制服(マジシャン) マジシャン教官ベリサ 1 学園長のテスト 学園長キャナイ 話す 卒業テストを完了しておくこと! 学園長キャナイ 1 ラストスパート 学園長キャナイ 学園の魔鍵を使用して、執事の霊を8匹倒す 270 770 140 神秘の箱 学園長キャナイ 1 選んだ職業への就職 マジシャン教官ベリサ Lv10以上で話す 杖マスター ファイター教官ティオリス 片手剣マスター片手斧マスター マジシャン教官ベリサ 1 卒業おめでとう! 学園長キャナイ 話す ファイター教官ティオリス 学園長キャナイ 1 旅立ち 学園転送員リコ 話す 依頼者 Lv タイトル 報告者 目標 銀貨 金貨 EXP SP アイテム 選択アイテム スキル 褒章 名前 コメント
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あしたの国関係 NPO法人あしたの国まちづくりの会ホームページ あしたの国治癒教育講座ホームページ あしたの国シュタイナー学園・こども園保護者ブログ あしたの国シュタイナー学園・こども園保護者Facebook あしたの国シュタイナー学園・こども園保護者Twitter シュタイナー学園・こども園 まどか園 (千葉県松戸市)
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陵桜学園。 今ここには、学園のシマをめぐって争う二つの勢力があった。 一つは、総長ななこ率いる羅気☆酢多組。 もう一つは、総長ひかる率いる羅気☆波裸組。 陵桜学園では、数年前まで羅気☆波裸組と羅気☆茶寝組がシマの主導権をめぐって争っていた。 しかし、羅気☆茶寝組の副長・桜庭ひかるが台頭、総長あきらと裏番ゴットゥーザをその座から下し、組の実権を握る。 その後、羅気☆波裸組を再編成し今に至る。 …読みにくい。 らき☆すた組。 場所は校庭。夕日の沈んだ頃、夜の集会が開かれる。 総長ななこを中心に、こなた、つかさ、みゆき。そして、副長のゆい(実はアンダーカバーコップw←本人は忘れている)が揃う。 みかん箱の上に立つななこを始めとするらき☆すた組メンバーが、一人ずつ叫ぶ。 「押忍!今日もウチはマリーンズの応援に精を出し、サブマリン投法で突っ走るで!?押忍!」 「お~っす!やっぱり今日も旦那が帰ってこなくて寂しいけど、お姉さん頑張っちゃうよ~~!!☆お~す!」 「押忍!今日も私は、プロ野球中継の延長などに負けず、ゴールデン及び深夜のアニメを制覇するっっ!押忍!」 「お…おす!わ、私は…えっと…その、今日は…おいしいお菓子を作れたらいいな…って。お酢!?」 「押忍!今日も私は新たな知識を得、皆さんのお役にたてる知恵を与えていきたいと思います。押忍!」 と、各人の目標を言い終わったとこで、ななこは言った。 「さぁーて!今日も世界史の勉強を始めるでー!」 「えー!!」 「だいたいなんで、私らが世界史の勉強なぞしなくちゃあかんのですかっ!!」 「泉…ウチら、らき☆すた組は日本制覇なぞ狭い目標は持っとらん!視点は世界なんや!!世界史を制する者は世界を制すんやっ!!」 「歴史と世界情勢はちがいますヨっ!?」 …と、こんな具合で毎日集会が行われている。 「…先生それよかネトゲしません?ドラゴンの攻略法伝授しますよ」 「ホンマか?なら今日は世界史はナシや」 「…」 らき☆ぱら組 場所は体育館裏。夜の集会。 総長ひかるが、副長のふゆき、かがみ、みさお、あやのを従える。 「おーす…あー、今日はダルイから特に言うことはない。とりあえずふゆき、結婚してくれ」 「うふふっ…もう、組長さんが一番しっかりしないといけないのに。たまには野菜もしっかり食べないとダメですよ、ひかる先生。おす!」 「押忍!まあ、私も特に言うことはないけど…べっ、別にやる気がないわけじゃないんだからねっ!押忍!」 「押っ忍~!まー今日も程々にがんばって楽しい一日になれヴぁいーや!押~忍!☆」 「うふふ、みさちゃんたら…押忍!(全くこの組はしまりがないわねうふふいつもダルそうな総長さんに ぽやぽやの保健室のオバryにどっかのツンデレに元気だけが取り柄のおばかさんだものねでもみさちゃんだけは 別よだって可愛いんだからこんなに可愛いんだから特別扱いようふふみさちゃん可愛いわよみさちゃんうふふ)」 「あー、それと今度、我々らき☆ぱら組はらき☆すた組と一戦交えることにした。負けることは許さんぞ。それじゃー今日は解散」 集会が終わると各自は自由時間になる。 かがみ、みさお、あやのの3人が話す。 「らき☆すた組と対決かぁー、前回は確かうちらが勝ったんだよなー!」 「でも、あんたは負けたんでしょうが…みゆきに」 「だーって、あいつすげえ怖いんだぜ!あやのが怒った時みたいに!!」 「みさちゃん?(何余計なこと言ってんのよみさちゃん血の雨降らせるわよ覚悟はできてる? ついでにその体押し倒して操を奪ってやるわよみさおだけにねなんちゃってうふふだれがうまいこと言えとry)」 「私は誰の相手になるのかしら…?確かにみゆきは勝負強そうね…つかさには勝てそうだけど、やりにくいわね… かといって、こなたもなあ…」 「柊ちゃん、らき☆すた組のこと詳しいのね(この女スパイかしら何がツッコミよ何がツンデレようふふなんでこんな女に みさちゃんが懐いてるのよみさちゃんは私のものよ絶対他の誰にも渡さないんだからうふふ)」 「べっ…別に向こうのことがそんな気になってるわけじゃないんだからねっ!」 「私はなんもいってね~ぞ?」 かがみは立ち上がりながら言った。 「さてと…そろそろ行くか」 「ひいらぎー、たまにはうちらと夜食食べよーぜ!」 「そうね、たまにはどう?(さっさと行きなさいよみさちゃんに近づくんじゃないわよみさちゃんは私のものよ 私だけのものなのようふふああ可愛いみさちゃんこのデコの光るうちはみさちゃんは渡さないわ。決っっして。うふふ…)」 「う~ん、悪い。また今度ね、じゃあ」 かがみは行ってしまった。 「う~…ひいらぎが冷たい…」 「よしよし…柊ちゃん、毎晩どこに行くのかしらね?(ああやっとお邪魔虫が消えたわうふふこれでみさちゃんと 二人きりになれたわうふふさあ今夜はこの愛しい顔をどう料理したあげようかしらねうふふ)」 「ふゆきー、ちょっと痛いぞ。もう少し優しくやれ」 「はいはい、もう…耳掃除くらい自分ですればいいのに…」 ひかるはふゆきに膝枕してもらいながら、耳掃除をしてもらっている。 「いいじゃないか。それだけ私らが仲の良い証拠になるだろう」 「もう、ひかるちゃんたら…」 「結婚してくれふゆきー」 「はいはい…」 こんな組長たちの様子に苦笑をしながら、かがみは目的の場所へ向かった。 「おーす、こなた」 「かがみん、やふ~」 夜中の3時。ここは深夜のコンビニ裏。 どちらの組もこの時間は休憩時間になる。 かがみは、この時間にいつもらき☆すた組の所に遊びに来る。 らき☆すた組のメンバーとかがみは大の仲良しで、かがみはよくこっそりと会いに来るのだ。 夜食を食べながら、4人で話す。 もちろん総長に知られるわけにはいかないから、内緒。 「それで、うちのひかる総長なんて、ふゆき副長にべったりなのよ~」 「あはは、そうなんだぁ~」 「そういえば、総長が今度またあんたたちの組と勝負するって言ってたわ」 「むぅ、またやるのか…めんどくさいなー」 こなたが、いやいやそうに言った。 「私だって…あんたたちとケンカなんてしたくないわよ」 かがみはこなたの視線に気付く。 「つ…つかさが心配なだけよ!」 「ふー…ん」 「そっかぁ、らき☆ぱら組が攻めてくるかあ…」 「うん…あんたたちとなんて戦いたくないわよ…」 「私だってお姉ちゃんと戦うのやだよぉ…」 つかさが不安そうに言った。 「別に私が相手になるとは限らないでしょ?」 「あーあ、私もらき☆すた組だったら良かったのにな…」 かがみが心の声を口に出す。 「ふふ、私と一緒の組が良かった?」 こなたがにやにやしながら言う。 「違うわよっ!…つかさのことが心配だし…それに」 みゆきが言った。 「あの…朝の集会が始まるので、行った方が…それにかがみさんもそろそろ戻られては…?」 「あ…そうね。もう行かなくちゃ…じゃあね…」 「うん、またね…かがみ」 名残惜しそうに別れた。 3日後…稜桜学園・深夜 校庭に各々の組が並ぶ。 らき☆すた組に、ななこ、ゆい、こなた、つかさ、みゆき。 らき☆ぱら組に、ひかる、ふゆき、かがみ、みさお、あやの。 「ウチは!!陵桜学園らき☆すた組!!黒井ななこであ~る!!」 「あー、陵桜学園らき☆ぱら組ぃ、桜庭ひかるだ」 二つの組の総長がそれぞれ名乗る。 そして、らき☆すた組とらき☆ぱら組の決戦の火ぶたが切って落とされた。 ルール: 勝負はメンチ対決。メンバーの勝ち抜き戦と総長同士の対決がある。 両者がメンチ切って、先に相手から目を背けたり、戦意を乱された者が敗北となる。 「ふふん、ほな始めよか~!一番手は泉!!お前に決めた~!」 こなたが、ゲットだぜー!☆とか言いながら前に出る。 「んー…じゃあ、こっちはお前…名前なんだっけ。まあいいや、行け」 う~…名前くらい覚えてくれよぉ~…とか言いながらみさおが前に出る。 ●こなた対みさお らき☆ぱら組から応援の声が届く。 「日下部、負けるんじゃないわよっ!」 「みさちゃん頑張ってね(みさちゃんああ私の可愛いみさちゃんこの勝負に勝ったらご褒美に私の手料理死ぬほど食わせて ベッドの中でアッー!とかヴァッー!とか言わせてめちゃくちゃにしてあげるからねそりゃもう勝負に関係なく)」 「ちびっこなんかには負けねーんだってヴぁ!」 「ふふん、みさきちが私に勝つなぞ、一万と二千年早い!」 勝負開始。 「あ゛~?」 みさおは上目使いで眉を八の字にしてこなたを睨みながら(さながら可笑しい顔w)、首をひねりつつ、こなたの顔に近づいていく。 「じ~~~~」 「(=ω=.)」 「おい、ちびっこぉ~」 「(=ω=.)」 「なんだよその顔は~」 「(=ω=.)」 「なんか言えよぉ~」 「(=ω=.)」 こなたは、何を言われても全く動じることなく、表情も変えない何も言わない。 みさおはそんなこなたに、だんだん焦り始める。 「…なんか返事しろよ、ちびっこぉ~」 「(=ω=.)」 「ぅ~~~…聞こえてんのか、こいつぅ~~~」 「(=ω=.)」 「…あ゛~~~~!!!なんなんだよも~~~~~!!!!」 「(=ω=.)」 みさお戦意を乱され、敗北。 「…みさちゃん、帰ったら、お仕置きね?^^激しいわよ。と っ て も 。」 「なに、その犯罪予告…」 かがみがボソッ呟く。 「ふっふ~ん、どうや~!次はウチの組の頭脳・高良行けっ!!」 精一杯頑張ります、と丁寧に言葉を発し、みゆきが前に出る。 「…ちっ。じゃー次、お前。名前は~…あー、めんどくさい。早く行け」 やっぱり私は背景なのね(ドチクショ)…とか言いながらニコ顔のあやのが前に出る。 ●みゆき対あやの らき☆すた組から声援が飛ぶ。 「ゆきちゃんがんばれ~!」 「みゆきさん、その巨乳で押し倒すのだ~!!」 対決前に、みゆきが丁寧に挨拶をした。 「どうぞ、お手柔らかによろしくお願いします」 「うふふ、こちらこそ(お手柔らかにですって何言ってんのよこのピンク女ナマ言ってんじゃないわよ これは命をかけた勝負なのよサヴァイバルなのよやるわよやってやるわよ覚悟はいい?そして滅ぼすわよ?うふふ…)」 FIGHT。 「…」 「…」 両者は、体一つ、眉一つ動かさず、にらみ合っている。…笑顔のままで。 みゆきの胸がつかえて、顔をあまり近付けられないあやの。 本来、癒し系であるはずのこの二人の背後にはドス暗いオーラが流れている。 どちらも一歩も引かない。 にらみ合うこと、数時間。 疲労困憊で両者ノックアウトとなる。ツマンネ。 「あ~、あやのぉ~惜しかったな~」 みさおが少し残念そうに笑った。 「ごめんね、勝てなかった…(チッ意外と防御が硬いのねあの女つーかあのでか乳邪魔なのよせっかくこの勝負に 勝ってみさちゃんに誉めてもらおうと思ったのに見てなさいみさちゃん次はあなたの前で必ずぶちのめしてみせるわうふふ)」 みゆきは、疲労で鼻血を吹いていた。 「あと一息でしだばだば」 「…ごくろうさま、ゆきちゃん…」 その様子を見て、こなたが言った。 「鼻血もしたたるいい女」 「どこがだよ!!!」 相手チームから突っ込みが入った。 「…まあ負けなかったからええか。次は柊!行けっ!」 こなたやみゆきに応援されながら、がんばる~…とつかさが前に出る。 「…じゃーこっちも。柊、行け」 背景コンビに、全くあんたたちはだらしないんだから…私の勝負を見ていなさい!と言いながらかがみが出て来た。 ●つかさ対かがみ 「妹だからって容赦しないわよ~…」 かがみは、つかさをぎらりと睨んだ。 「ひぅう…お姉ちゃん怖いよ…」 勝負が始まる。 かがみは、何処で覚えたのか、恐ろしい顔、恐怖を植え付ける動き、震え上がらせる声の三大技法でつかさを攻めまくる。まさに凶ちゃん。 「ふぇ~…そんな怖い顔しないでよぉ…」 「あ~?さっさと尻尾まいて帰りなさいよ、オラオラ」 「ふえ~~~ん…!!お姉ちゃん、怖いよ~~!」 つかさ。泣きながら逃げて、あっさり試合終了。 つかさは、みゆきに抱きつきむせび泣く。相手が悪かった。 「…かがみ、こーゆーの型にハマリ過ぎ(=ω=.;)」 「…うっさい!!!」 「やったな、ひいらぎ~!」 らき☆ぱら組の初勝利にかがみは温かく向えられる。 かがみは、ふふんと胸を張りながらも、後でつかさに謝っておかなくちゃ…と思っていた。 「くっ、相手が悪かったか…!よーし次は副長対決や!いけ~ゆいっ!!」 お姉さん頑張っちゃうよ~!!と意気揚々、出てくるゆい。 「よし、行けふゆき。それと結婚してくれ」 もう、ひかるちゃんたら…と苦笑しながら前に立つ天原ふゆき。 ●ゆい対ふゆき ゆいは二丁拳銃を構え、ふゆきは両手にサソリ毒の注射器を構える。 そして二人は… 失格になった。 いくらなんでもねえ。 「うー…なんでてっぽー使っちゃいけないのさ…楽に終わらせられるじゃん…」 つっこみ所の多い嘆きをいれるゆい。 ゆい姉さんて時々、田舎のおばあちゃんみたいな喋りに聞こえるよね。関係ないけど。 「あらあら、蠍の毒は使っちゃいけませんでしたか?」 「…」 こうして、メンバー一通りの対戦が終わった。 こなた○ ― ×みさお みゆき△ ― △あやの つかさ× ― ○かがみ ゆい × ― ×ふゆき こうして勝敗は、各組1勝1敗。 この中から、唯一勝った者同士で再び戦うことになる。 ●こなた対かがみ 「ふっふっふ、やはり、かがみと戦うことになったか」 「あんたには負けないわよ!」 らき☆すた組の声援 「泉、負けんなや~!」 「泉さん、頑張って下さい!」 らき☆ぱら組の声援 「ひいらぎ~!頑張れ~!!」 「頑張ってね柊ちゃん(うふふ調子載ってんじゃないわよこのツンデレ女弱気な妹に勝ったからってえばってん じゃないわようふふてゆーかみさちゃんが応援してるのがすげーむかつくのようふふ)」 試合開始。 かがみがにらみながら、攻める。 でも、こなたはかがみより頭一つ小さいから、少し腰を落としてこなたの顔に近づく。 「じー…」 こなたは、かがみのことを睨みもせず、あどけない顔でかがみの顔をじっと見つめている。 (まったく…こいつは何を考えてるんだか、ホントに分からないわ!) そうして、顔を近づけていくのだが、こなたの顔と距離が近くなるたび、かがみの顔の体温が何故か熱くなっていく。 表情一つ変わらないこなたとは裏腹に、かがみはだんだん冷静さを保つことができなくなり、しかも、顔がだんだん赤くなっていった。 なっ…なんで恥ずかしくなってくるのよっ!! かがみの目いっぱいに広がるこなたの顔。 顔を赤くしながら、にらんでるんだか困ってるんだか照れてるんだか、なんだかよくわからない顔のまま、 至近距離でこなたと見つめ合う状態になってしまった。 (くそぉ…こいつ、何故なにも喋らない!!こっちのペースが崩されるっ…!) 「うぅ~~…」 かがみの顔がさらに赤くなっていく。 (か、顔が熱いっ!…どうしてこんなに緊張してんのよっ!!) 「どうしたのかな~?か~が~み?」 こなたは、かがみの顔にずいっとさらに近寄った。二人の顔の距離は、ほんの1、2センチ。 かがみの心臓がどきんと高鳴る。 こなたが睨んでるわけでもないのに、かがみは動揺している。 (なっ、なんでこんなに恥ずかしいのよ、もぅっ!!) こなたの口元がにやぁと綻ぶ。 「むふ~、かがみ何一人で勝手に顔赤くしてんの~?」 「…う…うるさぃなぁ!こ、これはハンデよ!!」 「…こんなに押されてるのに」 じぃ~~~~~~~~… 「…こうしてるとさ、なんかキスしちゃいそうだよね☆」 「なっ…なぁあ!!!」 かがみの顔は沸騰していた。 「可愛いな♪か・が・み・は☆」 と言って、こなたはかがみの頬をぷにぷにとつついた。 「わっ… …あ…あ…」 あまりに恥ずかしくてもう表情も作れないかがみ。 こなたはニヤっと笑ってかがみの顔に近づいていく。 「か、が、み♪」 つん。 二人の鼻と鼻がキスをした。 「ひぁあっ!!」 耐えかねなくなったかがみは、ぷいっと顔を背けてしまう。 「やった!私の勝ちぃ♪」 かがみは、手で高鳴る胸を押さえながら荒く息をしていた。 「はー…はー…」 「どしたの?かがみぃ~」 こなたがまた顔を近づけてきた。 「ふわぁっ!!も、もういいって!私の負けだからぁ!もぅいいわよぉっ!!」 かがみは後ろを向いてしまった。 こなたは、そんなかがみの様子を見て、ニヤニヤしていた。 かがみ敗北。 こうして、残る勝負は総長同士の対決となった。 ●ななこ対ひかる 「正々堂々勝負といくでー!」 「分かった。ふゆきー」 「なんですか?」 「結婚してくれ」 「話聞いとるんかおのれぇ!!!」 試合開始。 睨み合う両者。 総長同士とだけあって、一歩も引かない両者。 背の低いひかるは上目使いで「あー?」と睨む。 一方のななこは目だけでなく、口でも攻める。 「なんや、ボケコラー。ヤキいれたろかぁ!?」 「…お前の死に場所を探してやるぜ…墓にはなんと刻む…?」 「二人とも怖いよー…!」 つかさはおびえている。 「なんや、この年増女」 「私は年がわかりにくいからいいのだ」 「ただ背が小っさいだけやんか」 (ちっ…食えねぇ女だ) (くっ…こいつも泉みたいに表情よくわからんやっちゃな…よ~し…ここらで…) 260 名前:10[sage] 投稿日:2008/06/04(水) 23 44 18 ID 66wkdqku 「ふーむ、らき☆ぱら組の総長さんはふゆき副長にベッタリだそうやなあ…」 「…なぜ、お前がそれを知ってる」 「へへ~ん、ウチの情報網は広いんやで♪おぉ、動揺してるか?動揺してるか?」 「…するか」 さらに睨み合うこと小一時間。 が。結局、勝負はつかなかった。 故に、1勝多くしているらき☆すた組が今回の勝者組となった。 「やったで~!!ウチらの勝利や~!」 「わーい♪」 「…ちっ」 「ぅあ~~~負けちまったぜ…」 「…負けちゃったわね」 「わ~い!やったね~」 「私たちの勝利ですね…」 「ふふん、らき☆すた組は無敵なのだよ☆」 「…」 かがみは、喜ぶこなた達の方をちょっと切なげに見ていた。 ひかる先生は何か考えていた。 後日… らき☆ぱら組の集会にて。この前の対決の反省会が行われていた。 「…柊、お前はあのチビに弱いらしいな」 ひかる総長に指摘され、ぎくっ、としたかかみ。「どのチビだ?」とひかるを見つめるみさお。 「…今度、うちの組に新メンバーを入れて再編成することにしたんだが…柊、お前をこのらき☆ぱら組の面子から外す」 「えっ!?」 「うちの組の情報漏れがあったみたいでな。お前が密かにあっちの組の奴らに会いに行ってるのは知ってる」 「あ… …ごめんなさい…」 「それで。まー…なんだ、お前は今日かららき☆すた組に行け。もう向こうの総長に話は通してある」 「えっ…?」 突然のことで、ぽかんとなるかがみ。 願ってもないことだったはずなのに。 じゃ、じゃあ、向こうの組に入れるの…?こなた達と同じ組に… 「いいんですか…?」 シュボッ… ひかるはタバコをくわえ、ライターで火をつける。 しかし、ふゆきがひかるのタバコを口元から外し、変わりにパイポをくわえさせられた。 ひかる先生のちまい後ろ姿は、夕日に照らされていた。 「せいぜい向こうの妹たちの面倒でも見てやるんだな」 「あっ…ありがとうございますっ…!」 「あー、いいから早く行け」 こうして、かがみはらき☆ぱら組から去って行った。 「みゅ~~…ひいらぎがあのちびっ子の組に行っちまったぜ…」 「よしよし…(うふふああみさちゃんが私の胸で泣いてるなんて可愛い子なのそのぱっちりした目も可愛らしい声もちょっと飛び出た八重ヴァも何もかもが愛しいのよああみさちゃんうふふ)」 「あやのは、どこにも行かないでくれよなー…」 「ふふ、大丈夫。私はみさちゃんとずっと一緒よ…(ええもちろん離すもんですかこれでみさちゃんの全てが 私のものよみさちゃんああ私の可愛いみさちゃんずっと一緒だからねもう離さないわよ。 … 一 生 。)」 ふゆきがひかるに話しかける。 「ふふっ、柊さんが行きたがってたから、行きなさいって素直に言えなかったのかしら?」 「何かな。そういうのはシャクだったからな」 「ひかる先生は素直じゃないですね」 「私は素直じゃなくていい」 「…でも、一人減ると寂しくなりますね」 「行くべき所へ行ったまでだ。飛びたがってる鳥を籠から出してそれをみ守る…それもいいじゃないか…」 ひかるは後ろを向いて言った。イブシ銀。 シュボッ… ひかるはライターに火を付けて口元へ運ぶ。 …が、パイポに火はつかなかった。 「ひかるちゃん…わざわざ向こうの組に頼みに行ってくれたのよね…?」 「…あー、向こうも渋ってたがな」 「それでもなんとか頼んでくれたのね?柊さんのために…わざわざ一人で頼みに行ったのよね… 私も一緒に行ってもよかったのに…」 「…所詮、私は道化。恥をかくのは私だけで十分だ…」 「ひかるちゃん…」 ふゆきが少し頬を染めながら、ひかるの背中に微笑む。 夕日に照らされたひかるは、ふゆきの目には少し大きな背中に見えた。 「なあ… ふゆき… 」 「…結婚してくれ… …ですか…?」 「タバコ返してくれ」 「…」 ふゆきはタバコを返さなかった。 …そして、らき☆すた組にやってきたかがみ。 「そ…それで今日から、私も、こっちの組になったから…まあ、よろしくね」 「わーい、これからはお姉ちゃんと一緒だねー!」 「うふふ…私も嬉しいです!」 「う、うん。ありがとね二人とも」 「まあ、ウチの組に入ったからにはしっかり頑張りぃや~」 「…はい!」 「かがみぃ」 顔をニマニマさせながら、こなたが寄って来た。 「な…何よ」 「改めて聞くけど、私と同じ組になれて良かったのかな?かな?」 「あー!うっさい!!!擦りよるな!!」 こなたは嬉しそうに、かがみに微笑んでいる。 「… …まぁ…そうよ…いけない!?あんたと同じ組になりたかったの!悪い!?」 「…そーそ。たまに素直になるかがみが可愛いんだヨ」 こなたは満足そうな顔をして笑った。 「…ばか」 かがみは口と尖らせて言った。 さらに後日。 らき☆すた組は今回での対決を機に戦力アップを測った。そこでスカウトされたのが… 「あっ…あの…大きな戦力にはなれないと思いますが…よろしくお願いします」 超ちびっこのゆたか。 そしてもう一人。 「うふ、みゆきと一緒にがんばるわよ、…おす!」 みゆきの母、ゆかりだった。 一方、らき☆ぱら組でも、新戦力が導入されていた。 「…ゆたかと…同じ組になれなかった…でも…がんばる… …おす」 無口の伝道師・みなみ。 「女同士のメンチ対決…あーなんか 同人のアイデアが豊富に沸いてきそうっす! 頑張るッス!!押忍っ!」 「Hi!ミンナとの対決トテモ楽しみネ!!osu!!」 腐女子のひよりと欧米腐女パティだった。 こうして、戦いはさらに激しさを増していく… ムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムム ムムムムムムムムムムムムムムムムム ムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムム ムムムムムムムムムムムムムムムムム 完。 コメントフォーム 名前 コメント
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純愛川柳 ☆たくさんの投稿ありがとうございました☆ 愛ちゃんに 抱きついて寝る お義兄さん 愛ちゃんの 背中とヒゲに 困る朝 朝二回 昼夜再観て 録画観る あの純さん、 純さん 背中に 当たっています// ―愛― 嵐かと 身構えてたら そよ風ちゃん(山田) 遺影の父 見たことないよな 素敵な笑顔 1日に 4回見ちゃう 純と愛 愛君、エプロンしててよかったね いとしくん 筋トレ最近 やってるの? いとしくん たまにはたべたい ビーフシチュー いとしくん チクチクするよ ほっぺたが ―純、1/1 am 0 05― いとしくん ほんとはあの晩 何してきたの? ―純― 愛くん ママの変身 ガン見です 愛くん 悶える声も イケボです 愛より正のほうが揉み上手 今頃は 社長と桐野 復活か!? 今頃は 誰としてるの 水野君 今でしょう! 動き出すのは 今でしょう!―腕時計― 今は主夫 も一度見たいな ブラック愛 薄い壁は 敵か味方か 恵比須荘 腕時計 止まった時は いつ動く 裏切ったら わかってるよな?信濃川w 押し入れを くぐって行き来 なんだこりゃ(笑) お義兄さん イケボで呼ぶ声 いとおしい ―正― 悲しいよ 大阪ばかりだ イベントが 狩野家で 頼りになる嫁 マリアさん 君のため クビを覚悟で 皿落とす きんさんの 座右の銘は あるよ かな? クランクアップ笑顔で伝える高瀬アナ このシチュー 世界一だね いとしくん ―純― コンクリート ちゃいますワテは コングリーヴ サトさんの 秘密の小部屋は 愛あふれ 様々な 萌えとエロスが 詰まってる 純愛道(どう) 見るも見ないも地獄道(みち) 純愛の ことでいっぱい 頭痛い 純愛の 舟はどこへと 向かうのか 純さんと 迎えた新年 幸せです ―愛― 純さんの 今度の職場は 大正区 純さんは 僕が守ると 愛君 純さんは やっぱり社長の 器です 純と愛 帰宅後何回 日をまたぐ 純と愛 サンとソンヨン 純愛魂 純と愛 純愛川柳 面白いw 純と愛 どこにむかうや 風まかせ 純と愛 私はずっと 純愛魂 スマイル後 不吉な予感 集合写真 セクシーが 愛君ナンパ 恐ろしい 善行さん 今日の四文字 無理がある 洗面器 かたかた鳴らして 神田川 (大阪だけどw) そうそこよ どうしてわかるの 愛くん そんなこと 言ってないぞと トルストイ 高瀬アナ あなたの顔に いやされる 高瀬アナ 今日もみんなの 人気者 食べたいな 沖縄のソバ 里やにて ちゅうに病 たまに顔だす いとしくん 「聴覚」は二文字だから言いやすい ―羽純― 出てこない時こそ気になる山田めい! 中身抜く スリ婆さんの 内面(なか)見抜く 泣きながら 家族で食べる だし巻き卵 涙しつつ 喪服に萌える 純愛クラスタ 何だろう こんなに純愛 ハマったの 肉野菜辛味噌炒め in饅頭 日曜日 純愛ないから 二度寝する 年賀状 今年の目標 給婚です ―剛― ハートフル ラブコメディって 嘘でしょう? 外れても 踏みとどまっても 人の道 早よ起きて妻に接吻せんかごるぁ! 晴海さん 今も変わらずミス宮古 ばれたなら 毎年トラウマ クリスマス 反抗期? 実家に帰る純の嫁 一目見て 悪役とわかる 金貸し屋 ヒロインの 頃とは別人 愛ママ プレマップ 録っても録っても 八重桜 放送のない日もにぎやか純愛クラスタ 本編で 見せていいのよ メガネ愛 待ちだ(待田)とか 意図し(愛)たことを 読む麻雀 まぼろしの 大みそかキス いつ叶う 鞭週は 場外妄想 純愛クラスタ 無茶振りが 今となっては 懐かしい ―おじい― 妄想が 暴走しすぎて 肩透かし @やまだめい 曜日見て 展開予想の 純愛クラスタ 呼び捨てなど 滅相もない 遊川…サン 「喜んで!」 無駄にイケボの 愛シェフ 理由(わけ)あって 隣の鍵を 預かっている 我々を うらぎらないで 遊川…サン
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【お知らせ】 ★あしたの国の現地見学のご希望随時承ります!詳細はこちら いままでのオープンデーが新しく生まれ変わりました♪ ★あしたの国ミツバチプロジェクト始動しました。 あしたの国の敷地内でニホンミツバチの養蜂が本格的に始動しました! ご興味のある方は件名に[みつばち]と記載の上、下記アドレスまでご連絡ください。→yahhoo_yahhohhoo@yahoo.co.jp (担当:櫛田(クシダ)) ◎保護者による放射能対策報告詳細はこちら 【ご案内】 ブログ あしたの国シュタイナー学園・こども園保護者によるブログです。 日々の活動のご紹介、また主催イベント、講座、外部イベント参加について ご案内いたします。 http //morgenhp.jugem.jp/ Facebook あしたの国シュタイナー学園・こども園保護者による Facebookのファンページです。 http //www.facebook.com/steiner.morgen?ref=tn_tnmn Twitter あしたの国シュタイナー学園・こども園保護者によるTwitterです。 日々のツイートめざしています! https //twitter.com/#!/ashita_morgen
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「のっちのファンクラブぅ?!」 あたしはフリースローのポーズのまま固まって、ゆかちゃんを見た。 「うん、今年の1年生の間で人気なんだって」 「人気って…あれが?」 「そ、あれが」 あたしとゆかちゃんは揃ってのっちを見た。 バスケのコートの向こう側。のっちはクラスメイトとぎこちなく談笑しながらドリブルやパスの練習をしてる。 あたしとゆかちゃんに気づくと、豆のような笑顔でぶんぶんと手を振った。 …まぬけ。 あたしは無反応に背を向けた。背中越しでも、のっちがガビーンとショックを受けてるのが分かる。多分眉は八の字。 「あ〜ちゃん、ひどいよ」 とか言いながらゆかちゃんは笑ってる。 「ええんよ、対戦相手なんじゃけえ」 クラスマッチ(広島の学校では球技大会をこう言います。作者注)の決勝。 2年のバスケは、あたしのいる3組とのっちの1組とで決勝戦。ゆかちゃんのバレーのチームは早々に負けたので、あたしの(のっちのではない!)応援に専念。 「あ、ほら。1年生が集まって来とる」 「見た目と違ってアホの子なんを知らんのんじゃね」 と気にしない感じでシュートをうったけど、リングにガコンと当たって失敗。 …面白くない。 いや、別に、シュートが外れたのが面白くないんであって、のっちのことなんか気にしとらんし。 だいたいのっちにはこの間…なんか告白ととるのもアレな…間の抜けたどきどき宣言をされたし…。 でもあれって何なんよ。好きと言われた訳じゃないし。…ガコン。 いや別に熱っぽく好きと言われても、あ〜ちゃんはのっちのことなんか、な〜んとも思っとらんし。…ガコン。 もしかしたらうちの考え過ぎで、のっちは心臓病の相談のつもりだったんかもしれん。…ガコン。 てゆうかシュート外し過ぎじゃろ! チラッと1組サイドを見ると、1年生が固まってきゃあきゃあ言ってる。 「…何であんなえんどう豆がええんじゃろ。ねえ、ゆかちゃん?」 「…一人2冊買うとして…いや特典をつけて複数買いをあおれば…思わぬ副収入が…」 「ゆ、ゆかちゃん?!オーラがどす黒いよ!」 「んー、何でも無いよぉ。あ、試合始まるって、あ〜ちゃん頑張りんさい!」 両チームともコート中央に集まる。あたしはのっちの正面に立って、 「うちはのっちには負けんけえ!絶対勝つけん!」 と高らかに宣言すると、のっちはさっき無視されたあたしにかまってもらえたのが相当嬉しい様子で、 「うん、のっちもあ〜ちゃんに負けん!」 と無邪気な笑顔で生意気なことを言った。 うちの負けず嫌いはほんまじゃけど、のっちは本来マイペース。うちから仕掛けられたゲームに嬉々として乗っかってくるのはいつものこと。 あたしは何だか気が抜けた。 するとのっちがそそっと寄って来て、小声でぼそぼそと、 「…あ〜ちゃん、ポ、ポニーテールかわいいね」 …脱力。耳まで真っ赤になるくらいならそんなこと言わんといてや!こっちまで、なんか顔が熱い。 2人して真っ赤になってると、試合開始のホイッスルが鳴った。 試合は接戦。てゆうかあたしが絶不調。シュートは外すし、パスはミスするし。 リーチの長さと動きのしなやかさではのっちにかなわないから、あたしは足の速さとパワーでカバーしないといけないのに。 無理な姿勢でシュートした時、着地で足をひねったみたいでいつもの馬力が出ない。 だいたい、のっちがシュートしたり、当たり前のドリブルくらいで、1年生達が歓声を上げるから気が散る。 バッカみたい。いや、別に気にはしとらんよ。何かイライラするだけで。 それにのっちが試合前に変なこと言うから。ポニーテールの先っぽが揺れるたび、のっちの目線が気になって…って、じゃけえあ〜ちゃん気にはしとらんってば! ラスト1分。46対45。何とかあ〜ちゃん達が勝っとる。 1組のリバウンドをあたしが取った。よし、このまま逃げ切る! その時すうっとしなやかな腕が伸びて。 あ、とあたしは目で追った。 のっちは流れるようにあたしからボールをさらうと、そのままガードをかわして。 綺麗に、ランニングシュートを決めた。静止して見えるような、綺麗なフォーム。 世界が止まった。 あたしは、立ち尽くしたまま。 1年生達の歓声が聞こえたけど、そんなの遠く感じる。 試合終了のホイッスル。のろのろと、世界が動き出す。 のっちが笑って大きくピースサインをして、 「あ〜ちゃん!のっちが勝ったよ〜!」 子供みたいな笑顔。…バッカみたい。のっちは無邪気だ。 意識しとったのは、うちの方じゃ。負けたくなかったのは、うちだけ。 駆け寄って来ようとしたのっちを、1組の子達がわあっと取り囲んだ。1年生達も遠慮がちに、デジカメ片手ににじり寄って来だした。 あたしはぷいっと背を向けて、体育館を出た。 ぱたぱたとあたしを追ってくる、子犬みたいな気配。振り返らなくても誰だか分かる。 追いつかれたくないけど、ひねった足が痛くてスピードが上げれない。 「あ〜ちゃん!」 のっちの声。 あ〜ちゃんどうしたん、とか、何で無視するん、とか怒っとるん、とか聞かれたら何かひどいこと言っちゃいそう。 でものっちの口から出たのは、 「あ〜ちゃん、足ひねったん?」 「…え」 「試合中は気付かんかったけど、体育館出る時、足かばっとったけえ」 「…ちょっとひねったけえ、保健室行こうとしとったんよ」 「あ、じゃあのっちもついてく」 のっちはうちのお供をするのが光栄でたまらない感じで顔を輝かせて、とことこついて来る。 …なんか調子狂う。とことん忠犬ってゆうか…下僕…。 保健室は誰もいなかった。 のっちはいそいそとベッドのしわを整えて(のっちは結構優しいとこはあるんよ)あたしを座らせ、ガサゴソと救急箱をあさり始めた。 あたしはベッドの横の丸椅子に足をのせる。 湿布を見つけたのっちはあたしの足元に膝まずいて…急に困った顔をした。 「あ、あ〜ちゃん…」 「…ん?」 「靴下、脱いで…。のっちには脱がせれん…けえ」 「っはああ!?…下着脱がすわけじゃあるまいし…」 「あ、あ〜ちゃん!!ななな何てことを…!」 真っ赤に汗をかいてじたばたするのっち。…面倒くさい。あたしは靴下を脱いだ。 のっちは恐る恐るあたしの足に触れて…ううん、触れないように注意しながら、そうっと湿布をはる。 じれったいような指先。触れると切れそうな緊張。あたし達2人とも息を殺して。 のっちはあたしの足元に膝まずいて。あたしをすごく、宝物みたいに大事に扱うから。 …なんか切なくて。どきどきが、こみ上げてきて。 「…あ、あ〜ちゃん?!」 のっちが目をまん丸に見開いてあたしを覗き込んだ。 「何で泣いとるん!?痛いん!?」 「…っうわ〜ん、やだ〜」 「あっ、あ〜ちゃん、どしたん!?」 「やだ〜、のっちに負けた〜、うわ〜ん」 堰を切ったように、あたしが子供みたく声を上げて泣き出すと、保健室のドアがガラっと開いて、ゆかちゃんが 「あ〜ちゃん、どしたん!?」 と飛び込んで来た(樫野さんは盗み聞きしてましたが、耳にあてたコップのあとは髪で隠れてます。作者注) 「のっち、何かしたんね!?」 「なっ、なな何もしとらんよ!」 のっちは首が外れそうな超高速でぶんぶん頭を振った。 「ゆかちゃん…」 「あ〜ちゃん、どしたん?」 ゆかちゃんは常にあたしが最優先事項だから、のっちを睨むのをやめて、あたしの横に座ってあやすように頭を優しく撫でてきた。 あたしもしゃっくり上げながら、ゆかちゃんの柔らかい髪に顔をうずめてしがみついた。 いい匂い。あたしは、ほっとする。 ちらりと髪の隙間から見ると。のっちは理不尽なお預けをくらった犬みたく、しょぼんとお座りをしてて。 …なんかいい気味。 あたしの機嫌はたちまち直ったけど。でも何か。 やっぱりのっちに負けちゃったのは悔しいし。純情な下僕はいじめがいがあるし。 それに。のっちの指が触れそうで触れなかった足首が、なんか熱を帯びてて…どきどきするから。 まだ、お預け。 …のっちの涙目?そんなん知らん! あ〜ちゃんだって…なんか…泣きたいくらい(ってもう泣いとるけど)胸がきゅうっとしとんよ。 あたしはすんすんと鼻をすすりながら、ゆかちゃんのいい匂いのする優しい手に甘えた。 終わり ※樫野さんはこの後創作活動で暴利をむさぼるので、この頃は原始的な盗聴方法(コップ)使用しとります。どうでもいい情報。
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発売日 2010年1月29日 ブランド ARMADILLO タグ 2010年1月ゲーム 2010年ゲーム ARMADILLO キャスト 草柳順子(祐天寺未来),安堂りゅう(園田麻純),黒岩心々(住吉ちづる),野々村紗夜(伊澄涼香),高井戸雫(宇喜多織枝),柚木サチ(五十嵐紗奈),唯香(弓塚花梨),花南(東雲神楽) スタッフ 企画・原案:有限会社マリゴールド キャラクターデザイン・原画:魚 シナリオ:高瀬司,渡部好範 プログラム:株式会社TESH CG彩色:有限会社マリゴールド,千年(有限会社アフェス「無月庭」),monkey(有限会社アフェス「無月庭」),カヤ(有限会社アフェス「無月庭」),hayavo(有限会社アフェス「無月庭」),社(有限会社アフェス「無月庭」),ふじみとわ(Future-hands),ARA(Future-hands),Mr.Z 音楽:ARA ディレクター:みささぎらん 制作進行管理:関口大輔(有限会社マリゴールド) デザイン広報:エロカイザー(有限会社マリゴールド),千田友紀(有限会社マリゴールド),安齋真彦(有限会社マリゴールド) TIP:天狗堂 デバッグ:ARMADILLO ALL STAFF オープニングテーマ 「ミテミテ☆」 歌:坂上なち 作詞:SAYACA 作曲編曲:ARA エンディングテーマ 「愛を謳うとしても」 歌:坂上なち 作詞:ARA 作曲編曲:ARA
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2012/5/3更新 ◎コネクト・フェスタ参加決定!詳細はこちら アントロポゾフィーに基づく活動を行う、企業や団体が一同に集い、交流を深めるためのイベント「コネクト・フェスタ」へ参加いたします! ◎こども園体験教室のご案内詳細はこちら 穏やかな里山に抱かれた静かな環境の園舎へどうぞ。「保育体験」と「親子手仕事体験」をご用意しました。 ◎保護者による放射能対策報告詳細はこちら 千葉県でシュタイナー教育を実践している 【NPO法人あしたの国まちづくりの会】、 【あしたの国シュタイナー学園・こども園】のHPです。 房総半島の真ん中あたり緑豊かな里山の自然の中で、 子どもたちは元気に育っています。 当サイトは、2010年9月1日より、 あしたの国シュタイナー学園・こども園の情報・案内を、 より詳しくより分かりやすく公開することを 目指して開設いたしました。 保護者手作りのHPですので、お見辛い点があるかと思いますが、 どうぞよろしくお願いいたします。
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構成一覧 【誘導】【戦場の極意】構成 【誘導】【戦場の極意】構成 御斎学園の流派忍法【戦場の極意】で好きな戦場を指定しておき、汎用サポート忍法【誘導】でその戦場に変更することで、相手にはマイナス効果を与えつつ自分だけはあらゆる行為判定に+1の効果を受けることができる。 唯一、『悪天候』だけは【戦場の極意】を使うメリットはあんまり無いので注意。 空いている忍法枠には、無難に強い忍法を入れてもいいし、特定の戦場のとき真価を発揮するような忍法を入れてもいい。 ただし、御斎学園の忍法自体にはそういった特定の戦場で活躍する忍法は少ないため、基本的には背景の【他流派の血】や【末裔】、【時の旅人】を使って他流派の忍法を取っていくとこになる。 +他に相性の良い忍法はこちら 【忍法研究】 斜歯忍軍:指矩班の忍法。修得には背景【他流派の血】が必要。 【誘導】を始めとする戦場を変える忍法を封じておくことで、戦場を変更される危険性が無くなる。 【開祖】&【戦場の極意(名前変更)】 【開祖】は古流忍法・伊賀者の忍法。修得には背景【末裔】か【時の旅人】が必要。 【開祖】によって名前を変更した【戦場の極意】を修得すれば、元々持っていた【戦場の極意】と合わせてあらゆる行為判定に+2の修正を加えることができる。 ただし中忍の場合はこれで忍法枠が埋まってしまい、【接近戦攻撃】か奥義(間合のことも考えると【範囲攻撃】)で攻撃しなければなくなる。 いっそ、【戦場の極意】で平地を指定しておいて、【誘導】は修得せず、その空いた忍法枠で間合2以上の攻撃忍法を修得したほうがいいかも。御斎学園なら秘伝忍法の【武曲】がオススメ。忍秘伝・改を持っているなら汎用攻撃忍法【雷電】も良い。 特定の地形のとき効果を発揮する忍法で、一部オススメのものを紹介。 +平地 【土隠】 隠忍の血統:土蜘蛛の忍法。修得には背景【他流派の血】が必要。 相手は「命中判定をするための判定」をしなければいけなくなる。 判定回数が増えるということは、相手が逆凪する確率が増え、当然自分が攻撃される可能性が減る。 相手の特技の位置次第では本当に厄介な忍法。 また、戦場を平地に変更する効果があるのも地味にポイント。万が一戦場を変えられても元に戻せる。 ただ、後出しで【誘導】を出されると意味がないので、忍法枠が空いてるなら【誘導】や【忍法研究】は修得するに越したことはない。 【竜馬】 古流忍法:乱波の忍法。修得には背景【末裔】か背景【時の旅人】が必要。 平地なら自分の攻撃のダメージが1点上昇という強力な効果。 ただしこの忍法を使えるタイミングが「戦場が平地に決定されたとき」なので、戦闘開始直後(戦場変更等せずに戦闘に入る場合)に使用できるのかはGMに確認したほうがいい。 前述の【土隠】は明確に戦場を平地に決定しているので、セットで持っておくと安心。 +水中 【水霊】 斜歯忍軍の流派忍法。修得には背景【他流派の血】が必要。 水中だと計2点のダメージをあたえることができる。 そのうえ間合2でコストなしという、メインウェポンとして申し分ない性能を持っている。 【抜井戸】 古流忍法:鉢屋衆の忍法。修得には背景【末裔】か背景【時の旅人】が必要。 水中だと、判定に成功すれば回避に自動成功する。 また、そのラウンドでまだ攻撃を行っていなければプロット移動もできるという効果付き。 緊急回避にはもってこい。 【水師】 古流忍法:川並衆の忍法。修得には背景【末裔】か背景【時の旅人】が必要。 水中への戦場変更は「自分がシーンプレイヤーのとき」なので、クライマックスフェイズ等では発動しないことに注意。 スペシャル値-2はデカい。使用可能コスト+3という効果もあるが、攻撃忍法で【水霊】を使うつもりならあまり関係ない。 いっそ【他流派の血】で斜歯忍軍・鍔鑿組の【暗密】あたりを持ってくるのも面白いかも。 【風饗】 汎用サポート忍法。相手が回避に失敗したとき、同じ攻撃忍法で連続攻撃できる。 水中で効果を発揮するという訳ではないが、水中の戦場効果や【水霊】と噛み合いが良い。 +高所 【怪鳥】 汎用攻撃忍法。高所なら接近戦ダメージ2点の攻撃になる。 中忍頭になれば上位互換の汎用攻撃忍法【夜叉】こそあるが、中忍の段階で接近戦2点のダメージが出せるのは良い。 【飛傘】 古流忍法:鉢屋衆の忍法、修得には背景【末裔】か背景【時の旅人】が必要。 高所なら自分の攻撃忍法の間合を2も伸ばせる上に、相手の回避判定に-2の修正が入る。 【怪鳥】と組み合わせるだけでも強いし、間合0の強力な攻撃忍法と組み合わせるのも良し。 なんなら【接近戦攻撃】と組み合わせるだけでも優秀なサブウェポンになる。 【峠牙】 古流忍法:山潜りの忍法。修得には背景【末裔】か背景【時の旅人】が必要。 高所だと自分に対する回避判定や奥義破り判定に-2の修正を与える。 素直に強い。特に奥義破り判定-2は凶悪で、奥義開発で【くらまし】を選べば合計-4の修正になり、奥義の使い勝手が良くなる。 【秘翼】 忍秘伝・改に収録されている隠忍の血統の流派忍法。修得には背景【他流派の血】が必要。 《飛術》を修得していない相手は自分の攻撃に対する回避判定に-1の修正が入る。 そして地味に高所の戦場効果を無視できるので、高所で戦うなら【誘導】の代わりに入れるのもあり。 +雑踏 【影薙】 汎用攻撃忍法。雑踏なら接近戦ダメージ2点の攻撃になる。 中忍頭になれば上位互換の汎用攻撃忍法【夜叉】こそあるが、中忍の段階で接近戦2点のダメージが出せるのは良い。 【人遁】 比良坂機関:公安隠密局の忍法。修得には背景【他流派の血】が必要。 雑踏のとき、自分の命中判定には+2(【戦場の極意】も合わせれば+3)、相手の命中判定には-2の修正を与える。 命中判定の達成値が上がって得することはあまり無いが、汎用攻撃忍法【必中】と合わせれば回避困難な攻撃ができるはず。 相手の命中判定の達成値を下げる効果は言うまでもなく強い。 【玲瓏】 隠忍の血統:長耳の忍法。修得には背景【他流派の血】が必要。 雑踏のとき、自分の攻撃に対する回避判定に-3の修正を与える。 装備忍法なので特に何もしなくても常時発動するのが強い。 +極地 【閃軌】 汎用サポート忍法。ラウンドを1ラウンド分早く経過させることができる。 【絶境】 忍秘伝・改に収録されている隠忍の血統の流派忍法。修得には背景【他流派の血】が必要。 戦場が極地のとき、自分に対する回避判定と奥義破り判定に-1の修正。 一応、自分がシーンプレイヤーのメインフェイズ戦闘のときは戦場を最初から極地に変えることもできる。 古流忍法:乱波の【浮足】と雰囲気は似ているが、【絶境】には戦場の効果を無視する効果はないため注意。 +忍法構成例 構成例①:【接近戦攻撃】【誘導】【戦場の極意】【怪鳥】【飛傘】+好きな奥義 戦場を高所にして戦う。背景【末裔】を修得する必要あり。 戦場と【飛傘】の効果によって『間合3・接近戦ダメージ2点・この攻撃の回避に-2』という化け物性能になっている【怪鳥】で戦う。 初期キャラ作成段階で実現可能な構成。 構成例②:【接近戦攻撃】【誘導】【戦場の極意】【飛傘】【峠牙】+奥義【クリティカルヒット/くらまし・威力低下】 戦場を高所にして戦う構成その2。背景・奥義開発必須。 近くに居る敵には奥義破り-4修正が入った【クリティカルヒット/くらまし・威力低下】を、遠くの敵には回避-4修正が入った間合3の【接近戦攻撃】をぶつける。 奥義破りへの修正は-2で十分だと思うなら、無改造【クリティカルヒット】や、【範囲攻撃/撃ち・射程低下】などでも良い。 なお、この構成を実現するには背景【末裔】【時の旅人】の2種を修得しなければならない。
https://w.atwiki.jp/ashitanokuni/pages/95.html
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (neww.gif) 2012/5/3更新 ◎コネクト・フェスタ参加決定!詳細はこちら アントロポゾフィーに基づく活動を行う、企業や団体が一同に集い、交流を深めるためのイベント「コネクト・フェスタ」へ参加いたします! ◎こども園体験教室のご案内詳細はこちら 穏やかな里山に抱かれた静かな環境の園舎へどうぞ。「保育体験」と「親子手仕事体験」をご用意しました。 ◎保護者による放射能対策報告詳細はこちら #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (about.gif) 千葉県でシュタイナー教育を実践している 【NPO法人あしたの国まちづくりの会】、 【あしたの国シュタイナー学園・こども園】のHPです。 房総半島の真ん中あたり緑豊かな里山の自然の中で、 子どもたちは元気に育っています。 当サイトは、2010年9月1日より、 あしたの国シュタイナー学園・こども園の情報・案内を、 より詳しくより分かりやすく公開することを 目指して開設いたしました。 保護者手作りのHPですので、お見辛い点があるかと思いますが、 どうぞよろしくお願いいたします。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (sato.jpg)