約 32,990 件
https://w.atwiki.jp/comic-sale/pages/44.html
発売日 書名 著者 価格(予定も含む) 2月23日 精霊使いの剣舞(4) 志瑞祐 ¥524 2月23日 盟約のリヴァイアサン(3) 丈月城 ¥543 2月23日 聖剣の刀鍛冶(9) 三浦勇雄 ¥524 2月23日 魔技科の剣士と召喚魔王(3) 三原みつき ¥524 2月23日 陰からマモル!(7) 阿智太郎 ¥524 2月23日 ひまわりさん(5) 菅野マナミ ¥543 2月23日 おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!(6) 村上凛 ¥524 2月23日 アーク:ロマンサー(3) 林達永 ¥524 2月23日 恋がさくころ桜どき Graceful blue(2) 毒田ペパ子,ぱれっと ¥524 2月23日 デンキ街の本屋さん(9) 水あさと ¥552 2月23日 超人ロック 刻の子供達(3) 聖悠紀 ¥590 2月23日 クリスティ・ロンドンマッシブ(4) 新谷かおる ¥552 2月23日 ガールズ&パンツァー リボンの武者(1) 野上武志 ¥552 2月23日 服なんて、どうでもいいと思ってた。(1) 青木U平 ¥552 2月23日 姫と呼ばないで 地 下 ¥552 2月27日 とらドラ!(7) 竹宮ゆゆこ ¥570 2月27日 はたらく魔王さま!(7) 和ヶ原聡司 ¥570 2月27日 マブラヴ オルタネイティヴ(13) 蒔島梓 ¥570 2月27日 やさしいセカイのつくりかた(6) 竹葉久美子 ¥570 2月27日 あしたの今日子さん(4) いわさきまさかず ¥570 2月27日 アクセル・ワールド(6) 川原礫 ¥570 2月27日 Angel Beats!?Heaven’s Door?(8) 浅見百合子 ¥570 2月27日 にんぶるどん(2) 加藤ミチル ¥552 2月27日 ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。(4) 亜樹新 ¥533 2月27日 RACK?13係の残酷器械?(5) 荊木吠人 ¥533
https://w.atwiki.jp/jlcbr/pages/99.html
【銀魂】からの出典 仕込み傘 支給者 猿飛あやめ 現在の所有者 猿飛あやめ 説明 原作では神楽の所有物である。日光を嫌う夜兎族が日光を避けるために使用する傘であり、神楽のものは特別に傘から銃弾が発射されるように改造されている。なお、夜兎とは月の兎がモデルになった名前である。代表人物の神楽もかぐや姫がモチーフになっていると思われる。 真選組パトカー 支給者 三浦ハル 現在の所有者 放置 説明 沖田や土方が所属する真選組の車。なお、真選組とは銀魂の世界における警察のような組織である。フレームに近いそこの部分が黒、その上が白という白黒のカラーリングが施された車である。黒のすぐ上には筆書きで大江戸警察の文字がある。 新八の眼鏡 支給者 三浦ハル 現在の所有者 三浦ハル 説明 その名の通り、志村新八が付けている眼鏡である。大きな特徴は何一つないが、銀時曰く新八の成分の95%は眼鏡だと言うほど新八にとっては重要なパーツである。 妖刀・村麻紗 支給者 空条承太郎 現在の所有者 空条承太郎 説明 銀魂19巻に登場。真選組の土方が知人の刀鍛冶から譲り受けた妖刀である。どんな剣豪も、鋼と鬼が結婚してスタンド能力に覚醒したような超人も、必ずヘタレたオタクになるという呪いを有している。一度手に持つと、二度と離れなくなる(離したくなくなる)性質も併せ持っており凶悪さは計り知れない。。ちなみに、オタクとは二次元オタクの事であり、三次には全く興味を示さないので同じオタクである新八などとは相容れない存在だ。所有者の土方によれば、「ふと気づくと勝手に別人格と入れ替わってやがる。いや、アレは別人格なんかじゃねェ。人が誰しも持っているヘタレた部分が妖刀によって目覚め始めているんだ」との事である。
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/10113.html
「ありがとう鉄穴森さん」 漫画『鬼滅の刃』の登場人物。名前の読みは「ときとう むいちろう」。 アニメの担当声優は 河西健吾 氏。 河西氏は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』における主人公、三日月・オーガスの声を担当していた。 黒髪を腰に届くまで伸ばした小柄で中性的な少年。 14歳と主人公の竈門炭治郎よりも年下ながら、鬼殺隊最高位隊士の一人「霞柱」を担う幹部格で、 刀を握ってわずか2ヶ月で柱にまで上り詰めた天才剣士。 非常にマイペースな性格で、初出の柱合裁判の場においてさえ「すぐに忘れるから」という理由で炭治郎と禰󠄀豆子の処遇については無関心で、 「あの雲の形、何て言うんだっけ」などと関係ない事ばかり考えていた。 これは、過去のとある出来事によって心身ともに深い傷を負った事で記憶障害を負い、 頭に霞がかかったように些細な物事はすぐに忘れてしまうようになった事が原因である。 この影響か、一人称も「僕」と「俺」で安定しない。 しかし、この状態でも鬼殺隊の最高責任者の産屋敷耀哉への敬意と鬼への敵意は失う事は無い。 「今なんていったの?」 上記の事情故に他者への配慮や気遣いに欠けるが自己中心的・利己的な性格という訳ではなく、 匂いで心理状態を読み取れる炭治郎も言動に悪意等を一切感じる事は無かった。 また、鬼の攻撃から非戦闘員を庇う際には躊躇いなく自身を盾にするなど、 記憶が不安定でもなお鬼殺隊としての使命感・正義感は身に沁み付いている。 社交的な方ではなかったため、他の柱達とはさほど接点は無かったようだ。 記憶を取り戻した後は痣の事を伝える時に敬語で他の柱達と話している。 本格的な活躍は「刀鍛冶の里編」からとなる。 愛用していた刀が折れたため里を訪れており、同じ状況だった炭治郎と遭遇し、 前任の担当鍛治が死去していたため刀の完成が遅れ、後任がようやく新しい刀を完成させた正にその日に、 刀鍛冶の隠れ里の場所を嗅ぎつけた鬼の幹部格である上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺が来襲。 新しい刀を受け取る間もなく、妓夫太郎と同格の幹部格を相手に、代用品の日輪刀を手に炭治郎や居合わせた他の剣士と共に応戦するが……。 + ネタバレ注意 半天狗の分身達と交戦し、敵の吹き飛ばし攻撃を受けて戦場から大きく遠のいた場所に来てしまうも、 戦場に引き返そうとするが、そこで金魚の化物に襲われる鍛治見習の小鉄を発見。 当初は高い技術を持つ里長や大人の救出を最優先として見捨てようとするが、 何故か炭治郎の「人のためにすることは結局、巡り巡って自分のためにもなっている」という言葉が頭をよぎり、 反転して小鉄の命を救う。 これまで柱として活動するなかで保っていた自身の優先順位とは異なる選択に自分自身が困惑しながらも、 尊敬する産屋敷の言葉を思い出しながら奮起し、小鉄を抱えて戦場に向かい、自身の新しい担当だった鉄穴森と合流。 事件前に完成していたという新しい刀の回収に向かうが、その前に上弦の伍・玉壺に遭遇してしまう。 自らが殺した刀鍛冶達による悪趣味な「芸術」を自慢する玉壺に静かに怒りながら挑むも、 怒った玉壺の反撃を受け、逃げ遅れた鉄穴森と小鉄を庇い全身に無数の千本を喰らい、 そのまま玉壺の対象を液体に閉じ込める血鬼術「水獄鉢」に囚われてしまう。 呼吸を封じられた時透は肺に残った空気で何とか一撃を繰り出すも、有り合わせの刀は既に先の戦闘で刃毀れしていた事もあり水獄鉢を破れず、 自らの選択が間違っていたせいで大勢が死ぬと諦念を抱くが、朦朧とする意識の中で炭治郎の姿を借りた何者かの幻影の叱責を受け、 さらに玉壺の召喚した怪物に襲われながらも自身の命も顧みずに時透を救おうとする小鉄の行動を見た事で、 それを鍵刺激として失っていた記憶を取り戻すと同時に、渾身の斬撃で見事に水獄鉢を破り脱出に成功する。 + 無一郎の過去 無一郎は元々人里離れた山の中で家族と暮らしていた。 しかし、10歳の時に体調が悪いのを黙って働き通した母が肺炎となってしまい、それを治すために父が嵐の日に薬草を取りに行き、崖から落ちて他界。 母もその後すぐに病が悪化し後を追ってしまい、11歳にして両親を失ってしまった無一郎は、 その後、唯一残った肉親である双子の兄・有一郎と共に生きていく事を余儀なくされた。 兄の有一郎は無一郎と瓜二つの外見をしていたが、性格は弟と対照的に言葉がきつく現実主義かつ合理主義で、 他人のために命を落とした両親を罵倒し、無一郎はそんな兄に鬱屈した感情を抱きながら過ごしていた。 そんな中で、産屋敷の御内儀・あまねが兄弟の家を訪ね、時透家が「始まりの呼吸の子孫」であると伝えて双子を鬼殺隊に勧誘する。 無一郎は純粋な気持ちで話に乗りかけるも、有一郎は「あの女に利用されるだけ」と反対し、あまねを追い返し続けた。 これ以降、有一郎と無一郎は次第にすれ違い、ついには口を聞かなくなってしまう (あまねはその後も足しげく通っていたが、有一郎がその度に追い返し続けたため双子が鬼殺隊の誘いに乗る事は無かった)。 しかしそんなある日、鬼が兄弟を襲撃し、有一郎は致命傷を負う。 兄を傷つけられた事に加え、鬼の「いてもいなくても変わらねえつまらねえ命」という自分達への侮辱に怒りを爆発させた無一郎は、 我を忘れて丸太、杙、大鋏、大岩などあらゆる道具を使って鬼を地面に磔にして攻撃し続け、 最終的に夜明けまで鬼を拘束した事により日光で消滅させる。 体力を極限まで消耗した無一郎は重くなった体に鞭打ち、なんとか血塗れの兄のいる家へと這いずって辿り着くも、 致命傷を負った有一郎はもはや手遅れであった。 しかし、そこで無一郎は虫の息のまま自分を嫌っていると思っていた兄が今際の際に朦朧としたまま、 自分の身よりも弟の無事を神仏に祈り続けているのを聞く。 「神…様… 仏…様… どうか…どうか…弟だけは…助けてください…」 「弟は…俺と…違う…心の優しい……子です… 人の…役に…立ちたいと…いうのを…俺が…邪魔した…」 「悪いのは…俺だけ…です…バチを当てるなら…俺だけに…してください……」 有一郎はどれだけ善良に生きていたって神様も仏様も結局両親を守らなかったので、 両親にそっくりな無一郎まで失ってしまう事に恐怖し、例え当人に嫌われようとも自分が弟を守らねばと必死だったのである。 事件後、兄弟の家を訪れたあまねが発見したのは、死んだ兄に蛆が湧き腐っていく様を自分の体も蛆にたかられながら死の淵で見続けた無一郎であった。 無一郎はあまねに救出され何とか一命を取り留めるが、心身ともに深いショックを受けた事で記憶喪失となったばかりか、 新しく記憶を蓄積する事も困難な後遺症を患ったのである。 しかし、それでも鬼への煮え滾る様な怒りは失われる事なく、その感情を動力源に彼は鬼殺隊へ入隊したのであった。 新しい刀に無一郎は鉄穴森にありがとうと感謝の言葉を伝え、鉄井戸には心配かけたなと心の中で謝罪する。 新品の刀に取り換えて、改めて玉壺と対峙する無一郎の身体には、まるで炭治郎のような痣が出現しており、 手負いでありながら本気を出した玉壺を全く寄せ付けずに単身で打ち倒した。 また、残る半天狗と炭治郎の戦いでは、刀を失った炭治郎(半天狗が日輪刀が刺さったまま逃げた)に、 鋼鐵塚の研いでいた日輪刀をパスして炭治郎の勝利をアシストした (炭治郎も間に合わせの代用品の日輪刀を使用していた&無一郎はその事を知っていたため、刀の破損を危惧して届けに来たのだと思われる)。 + 戦闘能力 「全集中 霞の呼吸」の使い手。 高速移動で敵を翻弄し、正確無比な足捌きと斬撃で的確に相手を攻撃する。 また、無一郎が編み出したオリジナルの型に、動きに大幅な緩急をつけ敵を攪乱する歩行術を組み込んだ「漆ノ型 朧(おぼろ)」という技がある。 サイズが合っていない少々ダボついている制服を着ているが、これは手の長さや向き、膝の位置などを分かりづらくする事で、 これらの戦闘スタイルと合わせて、間合いや次の動作を悟られにくくさせる意図がある。 柱内では腕相撲ランキングでは7位、俊足ランキングでは8位と身体能力は下位だが、 まだ発展途上かつ柱の中ではキャリアが浅いためと思われる。 むしろまだ伸びしろがあるという事であり、劇中でも鍛錬は怠っていなかった。 また、刀鍛冶の里編では戦いの最中に炭治郎に似た「痣」を身体に発現させて、 身体能力を一時的に大幅に上昇させたが…? + 「痣者」ネタバレ 産屋敷あまね曰く、鬼舞辻無惨を後一歩の所まで追い詰めた「始まりの呼吸の剣士」には痣が発現していたと口伝が残っており さらに痣の者が一人現れると、共鳴するように周りの者達にも痣が現れるともされていた。 ただし、始まりの呼吸の剣士以降は炭治郎に発現するまでは柱達ですら誰も発現しておらず(それ故に苦しんだ剣士もいた)、 最初に痣を持って生まれた剣士が日の呼吸の使い手であった事も考えると、 痣の発現を可能にするのは「日の呼吸の剣士」で、それ以外の呼吸の使い手の痣の発現にも、 最初の呼び水として日の呼吸の剣士が必要である模様。 無一郎が体感した痣が発現した状況は「心拍数が二百を超える」「体温が三十九度以上になる」という、 一般人なら危険なコンディションであるが、これが痣を発現させる条件であり、 痣が発現した者は身体能力が飛躍的に上がり戦闘能力が飛躍的に増す。 しかし「痣の力」は「寿命の前借り」であるらしく、あまね曰く痣者は例外なく二十五歳を待たずに死ぬようで、 長らく鬼殺隊でこの情報が失伝していたのもこの代償により隊士達が激減して鬼殺隊が一時壊滅の危機に瀕したためらしい。 「仲間の為に命をかけたこと後悔なんてしない」 MUGENにおける時透無一郎 Hacker93氏製作の『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが2体公開中。 + Renan氏&Sebastião氏製作 Renan氏&Sebastião氏製作 Sebastião氏製作の黒死牟に似た溜めキャラで、突進系の溜め技を複数持つ他、 高い機動力と当身技も備え、ヒット&アウェイを行いやすい性能をしている。 超必殺技「漆ノ型 朧」では一定時間無敵で攻撃を受けるとオートで安全圏に離脱する。 AIもデフォルトで搭載されている。 DLは下記の動画から + mysh_2002氏製作 mysh_2002氏製作 アニメ放送後に製作されたキャラでボイスのボリュームも増えている他、 主に突進技をメインにした近接戦に秀でた性能をしている。 超必殺技「漆ノ型 朧」はシングル戦・ダブル戦で性能や演出が変化する。 AIもデフォルトで搭載されている。 DLは下記の動画から 出場大会 「[大会] [時透無一郎]」をタグに含むページは1つもありません。
https://w.atwiki.jp/miyabi733/pages/642.html
《カオスソード()/chaos sword》 ケイオスのあらゆる場所に点在する光の剣。 昔、ある天才的な刀鍛冶が自身の欲望をエネルギーにして創り上げた物であり、絶対に折れることのない『永久の剣(つるぎ)』である。 その種類は果てしなく多く全部で何種類存在するのか不明だったが、来訪者曰く千本とのこと。 一本のソードには必ず「シルシ」が潜在している。種類によってその「シルシ」の形も異なり、潜在している“能力”も異なる。 誰でも触れられ使用可能だが、三つ以上所持すると体が跡形もなく飛び散って死ぬ。これはカオスソード自体にかけられた呪いによるものである。 また所有者が死亡した場合、所有者が持っていたカオスソードは光の粉となって消滅する。その為、誰かが持続して使うことは不可能である。 また、所有者の意思によりソードを捨てることで消滅させることもできる。 全てのソードは「性能・力」は全く同じであり、異なるのは「色・形」だけ。 ソードといっても様々な形が存在する(剣をはじめ、槍、鎌、斧など)。だが勿論性能等は変わらないまま。 追跡者曰く、ソードは自身の『欲望』が強ければ強いほど強力な力を増す。また能力と組み合わせることでも、より強力な力を発揮することができる。 カオスソードにはそれぞれ宝石・鉱物・鉱石・結晶の名が割り振られ、また更に下記の二つに別れる。 ☆現在完了形 「シルシ」が覚醒していないソードを指す。 ★完了形 「シルシ」が覚醒しているソードを指す。 ソード自体に潜在している“能力”を使用できる。 完了形にするにはこの「シルシ」を何らかの行動を示して覚醒させる必要があり、またそれを覚醒させることによりソード自体に隠された“能力”を使用することができる。 ソード所有者の「シルシ」は持ち主の意思で他人に受け渡すことが出来る。 ※所有者「なし」のところは誰でも編集可能です。また追加も可能ですが、以下の事を守って記入してください。 説明及び蛇足等はなるだけ省く 完了形カオスソード、或いはその他系に備わるソードの能力の紹介・説明等については所有者であるキャラのページにて表示すること。 ここではソードの形状・色、相当物(その他系は除く)、能力の名称、「現在完了系」及び「完了系」、シルシの六つのみ記すこと。 そんなカオスソードの歴史…… + ... 新時代機関の事件の発端後、今ではすっかりこの世界で馴染んでしまった武器「カオスソード」。 現代において殆どの人々の手に渡っている代物だが、人々はそのまま武器として扱っている者が多いのは当然。 その他、アウトドアや灯代わりなどに実用的に使っている人もいる。結局どんな扱い方をしても間違いではない。 そんなカオスソード…何故いきなりその存在が注目されるようになったのか? かつて、ある山奥に柄師、鍔師まで兼任し、刀にまつわる全ての事をたった一人でやってのけた天才的な刀鍛冶がいた。 当時は大戦争時代…長年刀だけを作り続けてきた彼は、ある日戦場から外れて飛んできた砲弾に当たり、意識を失う。 幸い死に至らなかったが、あの衝撃で「未来を予知できる能力」を手にしてしまう。予知能力により未来から逆輸入した技術を使い、全く折れるのことのない、『永久の剣』を作り出した。そう「カオスソード」の原点の誕生である。あの時飛んできた弾を“流れ星”に見立て、まるで星のように輝いている作りになっている。 しかし後にその光の剣は折れた。何故折れたのか一晩中考え、たどり着いたのが“己の欲の無さ”。 そう、そして…ソードに“欲望”を乗せ、それが強ければ強いほど…強力に増してやり、絶対に折れない造りとなった。完全完成を成し遂げた第一のカオスソードとなると思えば、今度は形自体が不規則であり、かえって全く使い物にならなかった。 だがある程度の作り方を修得した彼はいよいよ本格的なソード作りに専念。初めの50本は剣の形をベースにして作ったが、その後は鎌や槍などあらゆる工夫を凝らして異なる形を作り上げた。 因みに、ソードの原料は「宝石・鉱物・鉱石・結晶」のいずれか四つ。彼の手によれば、この内のどれか一つあれば一本を作り上げる事が出来る。 半分の五百を達成した時彼は考えた。大戦争時代の世の中にこの武器が全土に渡ってしまえば、思いもよらぬほどの大殺戮世界が築かれるであろうと恐れた。 そこで知人のとある魔術師に頼み、作り上げたソードに魔法…否、呪いをかけてもらう。 後に彼が作り上げたソードは千本に達し、その時点で彼はこの世を絶った… カオスソード『宝石系』 カオスソード『鉱物系』 カオスソード『鉱石系』 カオスソード『結晶系』 カオスソード『その他』 関連ページ 真庭鳳凰 新時代機関 武器一覧 完成系変体刀 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/29128.html
概要 覇極(ウォー・ワールド)編の第一弾パック。 全く違う分岐をたどった超獣世界が舞台であり、ストーリーのつながりは一切ない。 この超獣世界においては、各文明は食用ないし実験目的の誘拐や文化の違い、土地の領有権などの問題から他の文明に対して敵対的であり、その緊張から自然文明が水文明に侵攻し、そこから連鎖的になし崩しで五文明全てがほかの文明全てに対しての戦争が発生してしまったのがこの第一弾の時間軸である。 このシリーズの特徴として、「各文明が1つのカードタイプに特化している」ということがある。 これは、一つの文明にはクリーチャーとそれ以外が一つという2種類のカードタイプが存在しない、という事であり、設定的にも各文明間の相互協力や技術交流が無かったことに由来する。 それ故に、それぞれのカードタイプに初動を担う軽量札やリソースの確保を行うためのカードが追加されている。 文明とカードタイプの対応は以下の通り。 火文明 クロスギア 自然文明 呪文 光文明 城 水文明 ドラグハート 闇文明 D2フィールド 収録カード スーパーレア 《》 《最終魔弾 満ち満ちた豊穣の最果て》 《》 《》 《》 ベリーレア 《》 《》 レア 《》 《魔弾 ブロウル・チャージャー》 《大いなる暴食の蔦》 《》 《深淵五丁目 ジョン・ジョージ・ヘイグ》 《》 アンコモン 《》 《魔弾 マザーライフ・チャージャー》 《》 《》 《深淵三丁目 ウィリアム・ヘア》 《深淵三丁目 メアリー・アン・コットン》 《》 《》 コモン 《刀鍛冶パップ》 《黄銅の祈り》 《》 《護衛龍艇 デトリタス》《蒼神龍 マリンスノー》 《龍銃 オサー》《蒼神龍 オサー・バレット》 《龍剣 ハルペー》《蒼神龍 ハルペー・エッジ》 《小龍覇 アクア・ヘッケラー》 《》 《クレーン・ネックレス》 《深淵一丁目 フレデリック・ウェスト》 《深淵二丁目 ハロルド・シップマン》 《》 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/foresanc/pages/236.html
ウルカヌス 概要 上記の四つの国家の中央あたりに位置する小国家。 谷の間に存在しているので、天然の要害に囲まれている。 気候は比較的寒冷で、雨があまり降らない。 年間の平均最高気温は16℃前後。四季を通しても温度変化が少ない。 飛竜が住む地になっていて危険性は高い。 ただ、非常に良質な鉱物に富み、上記四国家の騒乱の中心となった。 三世紀ほど前に義賊「ディースト」の統治下に。 今から百数十年前にネプトゥヌスとは停戦協定を結び、アウロラ、マウォルスとも数十年前の三国大戦の際に停戦協定を結んだ。 とはいえ、アウロラ、マウォルスとは未だに睨み合っているような状況下にある。 武具の生産技術、鉱石の採掘量は大陸内で随一。 中でも魔術鉱石と銃の技術を組み合わせて作られた小型兵器「破砲」の破壊力は他国の侵攻の脅威になっている。 地名 ヴィントブルグ ウルカヌスの最大にして中心の都市。 谷に作られた街で、中央を谷川が分断し、その間を吊り橋が渡っている。 建築様式は様々だが、鉄骨などの金属が用いられ、その強度は非常に高い。 大陸最高峰の武具加工技術を保有し、各国から純粋にその技術を学ぶ人物が集まっている。 元々は学んだら帰るつもりだったのが、居心地が良くて殆どの技術者が居座っている。 奥まったところには坑道への入り口が存在し、良質の金属や鉱石が採掘されている。 スパティウム イーシス大陸最大の竜の生息地。 ヴィントブルグを流れる川の下流に存在する。 川に森林、荒野に山岳といった様々な環境が存在している。 開けた場所にはドラゴンテイマーを生業とする者たちが小さな集落を形成している。 シラナワの里 ヴィントブルグから南西に少し離れた集落。 何故か日本様式の建築や文化を持っている。 周囲には防備をしていないものの、何故か魔獣に襲われることなく生活している。 来る者は拒まず、去る者は追わずという空気があり、その為か住民に種族の統一性はなく、様々な種族が混在している。 独特の技術が脈々と伝わっており、中でも刀鍛冶の技術は群を抜いている。 ウルカヌス出身のキャラ ハルト=ディムハウゼン 由来 ローマ神話の火と鍛冶の神、ウゥルカーヌスより
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/2410.html
【作品名】聖剣の刀鍛冶 【ジャンル】ラノベ 【名前】セシリーwith魔剣アリア 【属性】独立交易都市の騎士団 【大きさ】成人女性並withレイピア 【攻撃力】男性の達人以上の剣技。 アリアの風…ドリスのクレイモアの地割(30m範囲の地面に衝撃波出す、5階建て建物破壊)以上、炎の獣殺害 ※炎の獣は火そのものなので物理技が効かない(地の文) 【防御力】上記攻撃に耐える 百m以上から落ちても生存可能 達人が即死する氷矢数十発に耐えて動く 【素早さ】達人が反応出来ない敵以上 アリアの風を使い、明らかに普通の達人以上(ハンニバル)のスピードの魔獣を追える 突撃…風を利用して一瞬溜めてから発動 数十m一瞬で詰め、攻撃力欄の風攻撃並以上のダメージを与える、達人以上のドリスや達人2名に反応出来る触手獣の反応が間に合わない速度 【特殊能力】たまに燃える台詞を言う 【長所】何だかんだで生存 【短所】三巻でレイプされた vol23修正 12スレ目 52 :格無しさん:2008/03/27(木) 23 27 25 セシリー・キャンベル考察 ○まぼろし探偵 吹き飛ばし勝ち ○相沢祐一 雷くらっても即死はしない 吹き飛ばし勝ち ○李徴 防御がそれなりにあるので先に飛び掛られても吹き飛ばせる ○ライオン 同上 ×早川あおい 撲殺負け ×松平残九郎 斬殺負け ×ゴクドー 風おこす前に燃やされ負け 早川あおい>セシリー・キャンベル>ライオン 11スレ目 868 :格無しさん:2008/03/24(月) 22 43 45 動物並みと言われてもアバウトすぎるぜ… 869 :格無しさん:2008/03/24(月) 23 38 21 うーん…3か4mくらいの肉食獣みたいのかな。犬とかその辺の型の 870 :格無しさん:2008/03/24(月) 23 42 42 レイピアの突きのポーズ取るから風は少し隙あり、多分剣術鍛えてるし一秒かからないかと
https://w.atwiki.jp/agu-agu/pages/126.html
「闇にありし怨恨の魂よ、 此処に集結せよ・・・ 虎鉄!」 バシュバシュバシュ ウォーン 「"引き出す"は使えるな!」 「ええ。魔法AT依存ですが、武器さえ変えればサポートもできますし」 「でもアグリアス様。私、以前から疑問に思っていた事があるんです」 「ん…何だ?」 「刀って全部にハズレなく魂が込められてますよね」 「あぁ・・・そうだな」 「しかも店売りもしてる量産品。それに魂込めてる人ってどんな方なんですかね?」 「―――」 「―――」 この世界には不思議な事が沢山ある。 今、それらを暴こうと異端者一行が動き出す! ------------------------------------- 世界の謎にせまろうよっ!~刀編~ ------------------------------------- 「――で、ここはどこですか?」 「良い質問だラムザ。これが何だか判るか?」 「村正ですね。それより質問に答えてください」 「まぁそう急かすな。ここはイヴァリース中で使われている村正―その刀鍛冶が住む村だ」 「へー。さすがアグリアスさん博識ですね」 「はっはっはっ。照れるじゃないかラムザ」 (本当は武器屋の店主を脅して聞いたんですけどね) (えぇ。あの時のアグリアス様は…目が本気でした) 「ラヴィアン・アリシア。何か言ったカ?」 チャキ 「い、いえ、何も!」 「そ、そうですよ!暴力反対!!」 「ったく」 「で、その刀鍛冶はどこに居るんですか?」 「む…流石にそれは判らん。まぁ聞いてみれば判るだろ」 「なら村長に聞いた方が早そうですね」 「あ、村人発見!いってきまーす」 「アリシアだけだと心配なので私も聞いてきますね」 「ああ。頼む」 「アリシアって時々、子供みたいですよね」 「騎士団の時はああじゃなかったんだがな…」 「まぁ、あれはあれで可愛いですよ?」 「なに?」 チャキ 「お願いですから刀から手を離してください。危ないです」 「ただいま戻りましたー」 「村長はあの少し大きめの家にいるようですよ」 「早かったな」 「そりゃ私とラヴィアンが一緒ですもん!男なんてイチコロですよ」 「それで靡かない奴はこう…サクッっと――」 「こら、ラヴィアン。不穏当な行動は慎めよ」 「は!」 ビシッ 「…」 「とうとう刀のヒミツとご対面ですか」 「ワクワクしますね~♪」 「ん―この気配は――」 「どうしました、アグリアスさん?」 コンコン 「失礼しま――」 ドンドコドンドコドンドコドンドコドンドコドンドコ 『キェーーーーーイッッ!』 「うわっ!何あの爺サマ!!」 『ムッ!何奴!!』 「あの…ここって村長さんのお家では――」 『寄ルナ!寄ラバ切ルゥゥゥーーーッッ!!』 「うわ・・・完全にイッちゃってるよ」 「というか人間!?あの黒いオーラはいったい―」 「やはりルカヴィか!」 「ルカヴィ!?そんな―」 『ぶるぁぁぁぁぁッッ!』 バシュー 刀身に黒いオーラが集まっていく 「ふぅ…これで今月の出荷分は終了じゃな。―何じゃ、お主ら?」 「失礼した。旅のお嬢さん方。今月の出荷分に手間取っての」 「あの、ここって村長さんのお家ですよね」 「いかにも」 「え…じゃ、貴方が村長…さん?」 「うむ」 「村長殿が刀に魂を込めていらっしゃるのか」 「うむ。儂がこの村の村長にして、刀鍛冶をまとめる刀匠じゃぁ!」 クワッ 「どっちかっていうと村長より戦士って感じですね。筋肉ムキムキだし」 「はっはっはっ。刀匠としての嗜みでの」 ムキッ 「あんっ…イイ男」 (アグリアスさん。ラヴィアンのタイプなんですか?) (判らん。だが、ラムザも見習ってアレくらい筋骨隆々の体を作らないとな) (――無理です。僕は人間なので) 「で、何用かの?」 「あ…刀に魂を込める所を見たくて」 「おぉ、そうであったか!」 「刀匠殿。先ほどのが魂を込める――?」 「さよう。我が一族に伝わる入魂法じゃ」 「刀って作るの大変なんだな」 (あれが…ルカヴィが乗り移ったかと思った) 「久々の来客じゃ。なんなら一本入魂をしてみようかの」 「お!見せてくれるんですか?」 「うむ。ちょっと待っておれ」 トコトコトコ 「大丈夫かアリシア?危険じゃないか?」 「ダイジョーブですよアグリアス様。ここで入魂法さえ覚えちゃえば武器の強化にもなります」 「まぁ、それもそうだが」 「そんなに簡単に覚えられるものなのかな…」 「私を甘く見ないでくださいラムザ隊長。今まで隠してましたが、実は盗み見・盗み聞きは得意分野!」 「―うん。わりと知ってる」 「この間だって夜中にアグリアス様が」 「刀に宿りし幾千の亡霊の呼びて いざ抜か」 「美しい寝息を立てていらして…ドウシマシタ、アグリアス様?」 「フフフ――余計な事を言うと命が無くなルゾ?」 「まず、入魂前の刀を持つ」 「フムフム」 「次にこう構える」 「ホゥホゥ」 「こぅ…自分の内にある貪瞋痴を呼びだすのじゃ」 「貪瞋痴?」 「その全てを呼び出し――グヴァーー!!』 ドンドコドンドコドンドコ 「きゃー!また出たっ!ルカヴィ!!」 『ソシテ、三毒ヲ スベテテ刀ニ 集中サセルッ!!』 バシュー 「…」 「これで完成じゃ」 「―――アリシア…判ったか?」 「申し訳ありません…判りませんでした……」 「やれやれ」 「ムッ…じゃあ、アグリアス様は判ったんですか!」 「判らん」 「同じじゃないですか」 「こういうのは見て覚えるよりやって覚えるものだ」 「お主。やってみるか?」 「できれば」 「ならばこれを着るがよい」 バサッ 「…白装束?」 「うむ。刀匠見習いはみなそれを着る」 ――おぃ、刀匠! 「何じゃ?」 ――これを着ないと駄目なのか!? 「精神を集中させるため、見習いはそれを着る」 「でも、刀匠は着てないですね」 「むしろ裸……あぁん、イイ男」 「ラヴィアン」 「ハッ…失礼しました」 ゴシゴシ ――本当にこれを着ないと駄目なのか!? 「駄目じゃ」 ――ほ、本当に、本当にか? 「ええぃ!つべこべ言わずさっさと着てこんかー!!」 ――くっ ガチャ 「…着て来たぞ」 「まぁ!」 「きゃ」 「うわっ」 「こ、こっち見るな!特にラムザっ!」 「ちょっと小さい見たいですね」 「えぇい、さっさと終わらせるぞ。刀匠!」 「うむ。では刀を持って、構えるのじゃ」 「ハッ!」 キリッ 「全精神を集中させイヴァリース中に蠢く貪瞋痴を呼び出せ」 「―貪瞋痴って何だ?」 「簡単にいえば人間の暗黒面みたいなモンじゃ。特に怒り!村正では怒りを重視せよ!!」 「怒りか。よしっ!!」 キリリッ ~10分後~ 「くっ…やはり無理なのか」 「そうそう簡単に出来るもじゃないですよ」 「そうですよ。アグリアス様、あまり無理はなさらないでください」 「っ…なんだかクラクラするな」 「ただの力み過ぎじゃ。見習いはよくなる」 バッシャーン 「!」 「な、何してんですか!!」 「クラクラした時は水を掛けて頭を冷やす。これが刀匠の育て方じゃよ」 「…確かに眩暈は治ったが、私は刀匠になる訳じゃないぞ」 「む…そうであった。失敬失敬」 「あ、ああ――」 「ん?どうしたラムザ」 「あ、アグリアスさん――」 「きゃ!隊長、大胆!!」 「これは眼福。眼福」 「?」 あえて説明はしないが、白装束に水を掛ければどうなるか判るだろう! 「!!!!!!!」 「ウッ…」 ポタポタ 「ラムザ隊、長大丈夫ですか?」 「さ、アグリアス様も早く着替えて――ってアグリアス様?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 「こ、これは伝説の塵地螺鈿飾剣の入魂法!?」 『赤き五月雨地を染めろ 火喰い刀!』 ズシャズシャズシャ!!! 「肌にピッタリと張り付いてて…」 ウォーン 「むぅぅぅ!!まさに鬼神…」 ウォーン 「きゃー、助け…」 ウォーン 「うわぁ、落ち着いて…」 ウォーン それからしばらくの間、 イヴァリース全土の武器屋で村正が品薄状態になったとかならないとか おわり
https://w.atwiki.jp/souhei_world/pages/767.html
妖刀 [解説] 刀の形状をした、魔剣や霊剣の総称。必ずしも呪われていたり、魔的な存在が宿っている様な不可思議な武器だとは言えない。だが中にはその様な文字通りの妖刀も存在し得る。 妖刀には大きく分けて、二種類の物が存在する。 魔剣タイプの妖刀魔石を加工したインゴットであるミスライト鋼を用いて製造された刀。通常の魔剣同様に、用いたミスライト鋼に沿った特性を持っており、炎のミスライトなら火炎の妖刀、雷のミスライトなら雷の妖刀となる。所謂、魔法剣という奴で、刀身そのものに属性が付与されている。これの発現にはエーテルを用いる必要がなく、エネルギーは素材となった魔石が全て賄っている。等級の高い魔石を用いているほど、強力な属性効果を持つ妖刀が生まれる。 連続使用するとミスライト鋼内部の魔素が枯渇するため、属性効果が発動しなくなる。天然物Sランクの魔石を用いてる場合は一定時間休ませることで、大気中の魔素を吸収しエネルギーを自動的に充填してくれる。低いランクの魔石や人工魔石の妖刀はエネルギーを再充填する方方がないため、使い捨ての妖刀となってしまう。これらは魔素を使い切ると崩れ去る。 霊剣タイプの妖刀何故その様な力がその妖刀に宿っているのかが、現代の魔法理論や魔導工学では分析も理解もできない類の妖刀。例えば刀鍛冶がその妖刀を打つときに、恨みの念を籠めたために異様な力を発揮する様になった場合は、これに含まれる。また魔族や中でも悪魔が、三女神や神霊もしくは力の強い精霊の権能(チカラ)によって刀に封じられた物なども、こちらに含まれる事になる。 [妖刀一覧その1(魔剣タイプの物)] 妖刀 不知火 [妖刀一覧その2(霊剣タイプの物)] 妖刀・憍慢ノ太刀 妖刀・悪縁ノ太刀
https://w.atwiki.jp/star_grail/pages/81.html
「今まで儂が作ってきた刀は、例えば、コレみたいなものじゃよ」 座布団みたいな帽子を被った、褐色の肌の女――エクストラクラス、クリエイターのサーヴァントはそう言って、灰と赤のツートンカラーの和服の胸元から、紙に包まれた円板状の何かを取り出した。 現代に生きる我々ならば、紙にプリントされた文字や模様から、一目でそれが某ハンバーガーチェーン店のハンバーガーだと判断出来るだろう。 しかし、遥か昔である尾張幕府の時代から現代へとやって来た青年、鑢七花は、クリエイターが取り出した物が何であるかなど、皆目見当がつかなかった。 故に。 「――なんだよ、それ」 七花は、見覚えのないものを見たものが取る、至極当然にしてテンプレートなリアクションを見せた。 「『はんばあがあ』――現代において、世間に最も普及していると言っても過言ではない食べ物の一つらしい。まあ、握り飯の洋版みたいなものだと思えばいいだろうよ」 そう言いながら、クリエイターは包み紙を剥がす。 中からは、てりやきソースのハンバーガーが現れた。 それを見て、七花は、 「おれには、それが刀と似たようなものであるようには見えないけどな。まず刀は食えねえだろ」 「かっかっかっ、そりゃあそうじゃな。だが――」 クリエイターは、手に持ったハンバーガーを七花の眼前まで近づけた。てりやきソースの香りが、七花の鼻腔を刺激する。 「『これ』は、短期間で沢山作られ、安価で手に入る。それは、当時の儂の刀も同じじゃな」 そんでもって――と。 クリエイターは、ハンバーガーを口元へと近づけ、それにかぶりついた。 円盤形の食物のおよそ半分が、一口で彼女の口の中に仕舞われる。 もぐもぐもぐ――そんな風に何回か、味を楽しむようにして咀嚼を繰り返した後、クリエイターはごくんと、それを飲み込んだ。 「美味い――これも儂の刀に言える事じゃ。もっとも、儂の刀の場合、同じ『うまい』でも書きが違うがな。『美味い』と『上手い』、かっかっかっ」 そんな大して上手くもない洒落めいた事を言うクリエイターは、そのまま二口、三口と続け様にハンバーガーにかぶりつき、ペロリと平らげた。 「しかしのぅ、いくら安く上質な刀を沢山作ったとは言え、『さぁばんと』として召喚されるとは……これには驚いたぞ。何せ、儂自身に戦闘能力は殆ど無い。絶無と言っても良いのじゃからな」 やれやれ、と言いたげな表情をしつつ、クリエイターはハンバーガーの包み紙を丸め、後ろに向かって放り投げた。 クリエイターと七花が居るのは、人気の無い廃屋なので、彼女が行ったポイ捨てを咎める者は誰も居ない。 「せめて、儂もお主が知ってる刀鍛冶のように、ぶっ飛んだ刀を作っていれば、多少は戦えたのかもしれんがなあ」 「おれが知ってる刀鍛冶って……四季崎記紀の事か?」 四季崎記紀。 手中に収めれば戦に勝利を齎すとされると言われた『変体刀』を千本も生み出した伝説的な刀鍛冶の名を、七花は口にした。 「そう、それじゃ。四季崎記紀――儂はそいつを知らんし、そもそもそいつはこの世界の歴史に残っていない存在らしいが、しかし、お主から聞かせてもろうた、四季崎記紀の刀の話を聞いただけで、同じ刀鍛冶として、儂は彼に尊敬の念を抱かずにはいられんよ」 刀鍛冶の英霊であるクリエイターを呼び出した当初、七花が真っ先に思い出したのは四季崎記紀であった。 そんな彼から、四季崎記紀の作品である刀達について聞いた(聞き出したとも言える)クリエイターは、同じ刀鍛冶として、彼の事を気に入っているようである。 もっとも、七花が語ったのは、彼が一年間で目にした十二本の『完成形変体刀』と自分自身を合わせた計十三本だけであり、四季崎記紀については殆ど語ってないのだが。 「殴っても押しても折れず曲がらず、絶対の耐久性を誇る固い刀」 絶刀『鉋』。 「何でも一刀両断する、何よりも鋭き刀」 斬刀『鈍』。 「数の多さを売りにした、消耗品の刀」 千刀『鎩』。 「重さなど無いかのように軽くて脆く、美しき刀」 薄刀『針』。 「鉄壁の守りを追求した、鎧のような刀」 賊刀『鎧』。 「重さに重きを置いた、凄まじき質量の石の刀」 双刀『鎚』。 「所有者の生命力を極限まで上昇させる、活力に満ちた刀」 悪刀『鐚』。 「刀であるが人間らしさを纏う、多腕多脚の人形刀」 微刀『釵』。 「触れた人間から毒気を抜く、薬のような木刀」 王刀『鋸』。 「持ち主の誠実さを測る、鞘と柄だけの刀」 誠刀『銓』。 「『持つと人を切りたくなる』という刀の毒が極限まで高められ、それに四季崎記紀の念が込められた妖刀」 毒刀『鍍』。 「刀でありながら弾丸を放つ、遠距離対応の型破りな刀」 炎刀『銃』。 「そして、これら十二本の『完成形変体刀』を踏まえて完了させられる『完了形変体刀』。血統ならぬ血刀。人の姿をした、刀を持たずに徒手空拳で戦う刀――それが、お主じゃな。鑢七花」 虚刀『鑢』。 「かっかっかっ! これら十三本、どれを取っても、儂では遠く及ばんほどの名作たち! 異端の刀じゃな! まあ、元々儂と四季崎記紀では刀作りのコンセプトがだいぶ違っていると思われるがの」 クリエイターは豪快に笑った。 「名前からして親しみを感じる『千刀「鎩」』、あるいは妖刀のようにおどろおどろしい『毒刀「鍍」』に近いものなら、儂でも生前作れていたと言えるのかもしれんが、だがそれでも四季崎記紀のようにぶっ飛んだものまでは流石に作っていないのよな。いくら沢山作ったとはいえ、儂一人で全く同じ刀を千本も作ってはおらんし、そもそも妖刀の方は完全に風評被害じゃからのぉ」 クリエイターは、そんな風に四季崎記紀の偉業を褒め称えた。 ■ ■ 「話を戻すがな、四季崎記紀と違ってただ『短期間に多くの刀を作った』だけの儂が、この聖杯戦争で戦うなんぞ、不可能に近いのだよ」 宝具を使えば、また話は別かもしれんがな――。 そう言うクリエイターだが、戦闘中ずっと宝具を使いっぱなしにしていれば、魔力がすぐに枯渇してしまうので、どっちにしろ彼女が戦闘の連続である聖杯戦争を勝ち抜くのは不可能に近かった。 せめて、キャスターのように陣地に罠を張ったり、使い魔を使役したり出来れば、本人に戦闘能力が皆無でも戦えたのかもしれないが、キャスターならぬクリエイター――ただの刀工である彼女がそんな技能を持っているはずが無い。 「『くりえいたあ』が戦えないなら、おれが代わりに戦えばいいんじゃないか?」 七花は名案得たりという顔でそう提案した。 彼は、己を一本の刀とし、刀を持たずに刀と戦う、一子相伝の格闘術――虚刀流の使い手である。 日本一の剣豪、錆白兵に勝利し、天才にして己の姉、鑢七実にも勝利した七花は、自分の戦闘技術にはそれなりの自信があった。 だが、クリエイターは七花の提案を即座に却下する。 「無理じゃな。確かにお主の『虚刀流』は、並ぶ者が居ない程に強い格闘術だろう。だがな、それはあくまで、相手が『この世の者』であればの話じゃ。『ますたあ』相手ならともかく、神秘の塊である『さぁばんと』相手に、神秘の無いお主の拳はほんの少しも通用せん――せめて、お主に刀の才があれば良かったんじゃがなあ」 サーヴァントである村正が作り上げた刀ならば神秘を纏っているため、サーヴァントにも通用するだろう――そんな考えがあっての発言であった。 しかし、七花は首を横に振り、こう答える。 「それは無理な話だな」 虚刀流を扱う者は、刀を振るう才能が全く無い。 呪われているかのように、刀を振る事が出来ないのだ。 当然ながら、虚刀流七代目当主である七花にも、刀の才は皆無であった。 刀を振り上げれば後ろに落とし、振り下ろせばあらぬ方向に零してしまう。 そんな彼が村正の刀を振るって戦うなど、それこそ村正が戦う以上に不可能な事である。 刀を全く使えない男の元に刀工が召喚されるとは……聖杯とやらはどうにもポンコツなのではないのだろうか?――七花はそんな事を思った。 「ちなみに『くりえいたあ』は刀を使えるのか?」 「たわけ、無理に決まってるじゃろうが。刀を打つしか能のない儂が、刀を持って戦えるわけがあるまい。構えて三歩も歩けば、すっ転ぶぞ」 つまる所、七花とクリエイターは、サーヴァント相手に戦う手段が宝具発動を除けば殆ど無いという、戦う前から負けているに等しい状態であった。 「………む? もしかしたら――」 「? どうしたんだよ『くりえいたあ』」 「いやな、一つ思いついた事があってだな……七花よ、たしかお主は体そのものが一本の刀なのだろう?」 「そうだぜ。っていうか、さっき自分でそう言ってたじゃねえか」 「なぁに、確認したかっただけさ……ふむ、それなら」 村正はどこからともなく、一本の金槌を取り出した。 表面に炎の意匠が凝らされた、重そうな金槌である。 「おい七花」 「ん?」 「ちょっと殴らせろ」 ずがんっ! 七花の返事も待たずに、クリエイターは金槌で七花の頭を殴った。 七花ほどの刀(せんし)であれば、(サーヴァントであるとはいえ)女が放った攻撃を避ける事は余裕で出来ただろうが、まさか味方どころか運命共同体であるサーヴァントから殴られるとは思わず、油断していたのだろう。 あるいは、その金槌の一振りから殺意や敵意を感じ取る事がなかったのだろうか。 ともかく、七花はクリエイターからの一撃を食らってしまった。 続いて、クリエイターはまた同じ箇所目掛けて金槌を振るう――が。 流石に二撃目を食らう七花では無かった――彼はクリエイターの腕を「ぱし」と掴み、金槌を止めた。 そう、止めたのだ。 「急に何をするんだ……」 「ほぅ、止めたか――止められたか」 七花に対し、クリエイターはやや満足げにそう言った。 「女であるとは言え、サーヴァントである儂の動きに対応した。これは、まあ、多少鍛えた人間ならば出来るじゃろう。だがな、こうやって儂の金槌の一振りを片手で止めるのは、普通無理なはずなのじゃよ――なあ、お主、頭は痛むか?」 「? ……!?」 痛くない。 あれだけ重そうな金槌で、派手な音が響くくらいに思いっきり頭を殴られたというのに、全く痛くない。 目眩一つ起こしてないほどに、七花の頭は一切のダメージを負っていなかった。 「かっかっかっ、そうか。やはり、そうか」 何やら意味深な事を言うクリエイター。 次の瞬間、彼女が握っていた金槌は、何処かへと消えた。 金槌の消失を目にし、七花はクリエイターの腕から手を離す。 「おい七花」 「また『殴らせろ』とか言うつもりか?」 「言わん言わん……その逆じゃ」 「逆?」 「儂を殴れ」 クリエイターは自分の?茲を指差しながら、そう言った。 七花は躊躇――というより困惑で暫く手を出せなかった。 何せ相手はサーヴァント――神秘の塊なのだ。 神秘を一切有してない七花が本気で殴れば、逆に彼の拳が砕けてしまうであろう。 しかし、 「ほら、はよう殴らんか。こう、ばしーんとな」 とクリエイターがあまりに急かすものだから、結局七花は彼女の指示通り彼女の?茲を拳で殴った。 いや、それは『殴る』というよりも、『小突く』と言った方が正しいかもしれない。 それくらいに勢いの弱い拳であった。 虚刀流の技でも何でもない、単なる普通の拳は、軽い勢いで、クリエイターの柔らかな?茲に当たる。 その瞬間、クリエイターは、まるで自動車に轢かれたかのように、思いっきりぶっ飛んだ。 飛んで行った先にあった壁にぶつかり、そこにめり込む。 同時に、土煙が上がった。 「――はぁ?」 これに一番驚いたのは、七花であった。 軽く小突くつもりで放った拳がこんな事態を引き起こしたのだ。驚かない方が嘘である。 いや、そもそもどうして七花の拳がサーヴァントであるクリエイターに通用したのか―― 「お、おい『くりえいたあ』! 大丈夫か――」 「ああ、大丈夫さ。こうなる事はある程度予想できていたからなあ。衝撃を逃し、受け身を取る事くらいは出来たとも。そもそも、儂はマスターが無事な限り、消滅する事はないんだから安心なんじゃけどな――かっかっかっ」 クリエイターの安否を心配する七花の声に、彼女は快活な笑いを返した。 「『概念付与(えんちゃんと)による強化』と言ったところか……刀工の『さぁばんと』である儂と、刀の『ますたあ』であるお主だからこそ出来る裏技じゃの」 土煙が晴れた頃には、クリエイターは壁から剥がれ、七花の元へと向かって歩き始めていた。 「まあ、つまり、じゃ――七花よ。人の形をした刀よ」 刀工は、鼻血を流しながら、 「お主は儂が手を加えた事で、儂の代わりに『さぁばんと』と戦えるようになったのさ」 と言った。 『刀工』――刀鍛冶であるクリエイターが保有する、刀剣を鍛え上げるこのスキルは、肉体そのものが一本の刀である鑢七花に対し、一種のエンチャントスキルとして効果を発揮したのだ。 先ほど金槌で七花の頭を殴ったのも、エンチャントの工程だったのだろう。 「…………」 そこで初めて、七花は認識する。 自分の体の表面と内部に、何か熱のような、あるいは冷気のような『何か』が存在している事を。 これが、クリエイターの言う『神秘』なのだろうか? 「格闘術の達人たるお主がその力を使えば、まあ、大抵のサーヴァントに負ける事はあるまい。何せ、お主は四季崎記紀と儂――千子村正が手掛けた刀となったのだからな!」 得意げな表情をするクリエイター――千子村正だが、鼻血が垂れてる状態でそんな顔をしても、いまいち締まっていなかった。 「……ありがとな、『くりえいたあ』」 「かっかっかっ。儂はただ、刀鍛冶らしく刀を打っただけじゃ、何も特別な事はしとらんわい。それに――」 指で鼻下を擦って血を拭い、クリエイターは言葉を続ける。 「感謝の言葉は後に――聖杯戦争に勝って、願いを叶えてから言えい」 「――ああ、そうだな」 そこで改めて七花は、自分が聖杯――万能の願望器へと向けている願いを思い出す。 聖杯を使ってでも生き返らせたい、愛する女の名を、思い出す。 その名は、とがめ――尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督の奇策士である。 尾張幕府への復讐の為に七花を連れて『完成形変体刀』蒐集の旅をし、最終的に凶弾に倒れた、哀れな女だ。 そんな彼女が蘇り、次こそは復讐に狂わされない幸せな人生を歩めるようにする事が、七花の願いであった。 (とがめ……) クリエイターによって神秘を纏わされた拳を握り締め、七花は思う。 (これまで、おれはあんたのためと言いながら、結局は『好きな女の為に戦いたい』という俺のための理由で戦って来た――だから今回も、『好きな女を生き返らせたい』という自分の我儘の為だけに戦ってみるよ) 彼の思いは、最早刀工が手を加えるまでもなく、固い決意であった。 ――そんなわけで。 結末から逸れた、偽りの世界で。 対戦格刀剣花絵巻。 壮大舞台現代劇。 刀語の二次創作。 はじまりはじまり。 【クラス】 クリエイター 【真名】 千子村正 【属性】 混沌・中庸 【ステータス】 筋力D 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具B 【クラススキル】 道具作成 D 魔力を帯びた器具を作成出来る。 村正は刀剣に特化しており、それ以外を作成する事はない。 陣地作成 D 魔術師として、自身に有利な陣地を作り上げる。 魔術師ならぬ刀工である村正の場合、作り上げられるのは鍛錬場である。 【保有スキル】 刀工 A+++ 鉄を打ち、鍛え、刀を作り上げる者。 スキル『道具作成』の発動の際に消費される魔力が、著しく軽減する。 また、此度の聖杯戦争の場合、村正のマスターである鑢七花が、肉体そのものが一本の刀である血統ならぬ血刀――虚刀『鑢』である事から、村正は七花に対し、サーヴァントと互角に戦えるほどの力と神秘をエンチャントする事が出来る。 無辜の怪物 B+ 後世の民間伝承のイメージによって、過去や在り方が捻じ曲げられるスキル。 『村正妖刀伝説』によって、徳川幕府に仇を為す妖刀を作ったというイメージを付けられた村正は『混沌』の属性を付与されている。 また、彼女の刀は妖刀の性質を持ち、生前徳川幕府に属していたサーヴァントに対して、特攻ダメージを発動する。 仏の加護 C 仏教由来の神格である菩薩の内、千手観音から受けている加護。 母親が千手観音に祈った結果、村正はこの世に生を受け、また、村正は赤坂千手院出身であると伝えられている。 村正は、蓮華王・千手観音の申し子である。 このスキルにより、村正はランク相当の対魔力を得ると同時に、千手観音の権能の一つである千里眼をBランクで授かった。 自己保存 A 自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。 【宝具】 『千子村正無限子(せんじむらまさむげんこ)』 ランク B 種別 対軍宝具 レンジ 50 最大捕捉 ∞ 千子村正を始めとする、代々村正の名を受け継いできた刀工達は、『妖刀伝説』という真偽疑わしい風評被害を受けているものの、それ以外には大した伝説を持っていない。 ただ、彼らは、数多くの刀を作っただけにすぎない。 村正という刀工は生涯に渡り、また代々に渡り、安く、強く、良くも悪くも人の心を惹く刀――『村正』を数多く作り上げた。また、後世においては、『村正』の贋作が市場に多く出回ったという記録もある。 この宝具は、それらの功績が昇華されたもの。 数多くの刀剣『村正』のイメージを、この宝具の発動と同時に辺り一帯に展開させる。 つまり、村正の周囲に刀剣『村正』たちが出現し、それらは敵目掛けて掃射されるのだ。 投影ならぬ刀影である。 初代に限らず歴代の村正が手がけたものどころか、贋作まで含めた『村正』の数は、敵対者にとって無限本あるように見えるだろう。 マスターが魔力皆無の一般人である為、そう易々と発動出来ない、奥の手中の奥の手な宝具である。 【人物背景】 『千子村正』とは、特定の刀の号ではなく、刀派『村正一派』の祖とされる室町中期の刀工・村正の通称で、彼女の打った刀もそう呼ばれる。 性格は職人気質であるが、決して気難しいそれではない。 寧ろ、気さくに話しかけ、あれやこれやと世話を焼いてくれるタイプ。 魔術師ではなく純粋な作成者であったため、キャスターではなくエクストラクラス クリエイターとして召喚された。 【特徴】 赤と灰のツートンカラーの和服を着た女。 刀剣のように滑らかな長めの黒髪をサイドテールで纏めている。 老人のような喋り方をしているのは、修行時代の師匠の刀工爺の口調が移ったから。 褐色の肌をしているのは、鍛錬場で長時間炎の側に居て、肌が焼けたからである。 【サーヴァントとしての願い】 特になし。 【マスター】 鑢七花@刀語 【能力・技能】 虚刀流 刀を使わず、手刀や足刀をもって戦う、拳法ならぬ剣法。 言うならば、使用者の肉体そのものが一本の刀である。 通常の剣術の他に、虚刀流には七つの構えからくり出す七つの奥義がある。 一、鏡花水月 一の構え「鈴蘭」から繰り出される。強烈な拳底。七花が使う虚刀流の技の中で最速を誇る。 二、花鳥風月 二の構え「水仙」から繰り出される。半身で前後に貫手を配す構えからの奥義。 三、百花繚乱 三の構え「躑躅」から繰り出される。両手が刀で塞がれていても発動できる、膝蹴りのような奥義。 四、柳緑花紅 四の構え「朝顔」から繰り出される。身体を捻り拳を相手に突き出す奥義。 筋肉や防具など、間に挟んだ物には損傷を与えず、好きな位置だけに衝撃を伝えることができる。 発動の際、溜めのモーションを挟む必要がある。 五、飛花落葉 五の構え「夜顔」から繰り出される。「柳緑花紅」の逆で、相手の表面に衝撃を伝える鎧崩しの奥義。 合掌した手を広げてぶつける掌底のような技。 一つ一つが必殺である奥義の中で、比較的手加減が出来るものである。 六、錦上添花 六の構え「鬼灯」から繰り出される。左右方向自在の足の運びからの奥義。 両手で放つ水平手刀で相手の脇を打つ。 七、落花狼藉 七の構え「杜若」から繰り出される。前後方向自在の足の運びから、足を斧刀に見立てた踵落とし。 また、最終奥義として、文字通り必殺である七つの奥義を柳緑花紅→鏡花水月→飛花落葉→落花狼藉→百花繚乱→錦上添花→花鳥風月の順で同時に叩き込む『七花八裂(改)』がある。 虚刀流の血を引く者は、刀を振る才能が致命的に無い。 刀を振り上げれば後ろに落とし、前に振り落とせばあらぬ方向へと零す。 クリエイターによるエンチャント 四季崎記紀の血刀である鑢七花は、刀工であるクリエイター・千子村正からエンチャントを受け、筋力B 耐久B 敏捷Aのサーヴァント並のステータスと神秘を獲得し、対サーヴァント戦を行えるようになっている。 【人物背景】 虚刀流七代目当主。 島育ちのため世間知らずで、考えることが苦手な面倒くさがりだが、常識に囚われない発想が敵を倒す糸口を発見することもある。かなりの長身で、鋼のように鍛えられた肉体を持つ。 人間としてではなく、一本の刀となるよう育てられたため、対峙する相手に全く拘りを持たない。 とがめと行動を共にするようになってからは、最低限とがめの望みを可能な限り叶える方針を採るようにはなったものの、人間社会の細かい事情は全く理解出来ないままであった。 戦闘に於いては勝敗以外の配慮は出来ず、実力差から言えばわざわざ殺すまでもない相手の命をも奪おうとしていた。 よく言えば無垢で善悪に頓着が無く、悪く言えば人間性に乏しく残酷だったものの、刀集めの旅に出てから、人間らしい感情や感性が育っていく。 とがめの刀として付き添いつつ「愛している」などと度々口にしていたが、物語中盤以降は他の男のことを褒めるとがめに嫉妬心から意地悪をするなど、次第に彼女への好意が本物になって行き、最後には彼女にはっきりと好意を自覚しそれを伝えるまでに至った。 元々、どちらかと言えば思慮深い性格であり、乏しいながらも知識の及ぶ範囲内では物語序盤から細かい配慮を見せている。 戦闘では冷静に相手を観察して作戦を考えるタイプ。 最終巻では、とがめを殺されたことで旅に出る前の性分に戻ったような言動を取った上で、自らの死に場所を求め、血に染まって赤くなった彼女の装束を着て腰に彼女の遺髪を提げ、尾張城を襲撃――する筈だったが、今作ではその直前に、聖杯戦争へと招かれた。 把握には西尾っぽい文体を楽しめる原作をオススメしますが、イラスト担当の竹氏の絵柄を完璧に再現し、作中の技を詳細に動き付きで把握出来るアニメ版も同じくらいオススメです。 【マスターとしての願い】 とがめの蘇生。彼女が幸せに暮らせるような世界にする。