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「…俺は磯野佑樹。人間界に戻れるようになるまでここにいたいと思います。よろしくお願いします…」 なんでこんなことに… 適当な自己紹介を終え、指定された席につく。周りの席ではいそのを見て、ヒソヒソ、ニヤニヤしている。いくらなんでもあからさますぎだろ。 「な、な、いその、だったか」 ホームルームが終わり5分休みに入ると、隣席の女子がニヤニヤしながら話しかけて来た。 肌は薄い桃色で、目は深みのある黄色、琥珀色と言ったほうが的確だろうか。背中には小さく透明な羽がちょこんと生えていた。もう人外に見慣れてしまった自分が少し悲しい。 「俺さ、ユイっていうんだ。亜人だから、覚えておいてくれよ。で、お前がニンゲンか。吹き矢だけで気絶しちまったっていう、あの」 なんとなくウザさが全身から染み出していたので、スルーした。横目でユイを見ると、涙目になっていた。罪悪感はない。 「…私はm2、巫女だから…よろしく…」 後ろ足の席の女の子が遠慮がちに話しかけてきた。巫女か。確かに巫女服のようなものを着ている。 それにしてもこの子…人間なんじゃないか…? 「あ、あぁ、よろしく…あの、君はその…人間、なの?」 「よく間違えられる」 m2が自嘲気味に笑った。そうか、人間に間違えられるのは、不名誉なことなんだ。 「でも、人間界の巫女じゃない。巫女という種族だ。私は特に霊力が強いから、姫巫女、とも呼ばれるけど」 「ごめん」 「謝る必要はない。…私は人間の痛みはよくわかる。何かあったら言うといい」 m2が微笑みかけたので、笑い返した。こいつとは仲良くなれそうだ。 「次移動教室だよね?行こう。ユイも泣いてないで行くよ」 「な、泣いとらんわ!」 ガバッと起き上がったユイの頬に涙の跡がついていたことは、俺もm2も気付かないふりをした。
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人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
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ロコグリーン「情報どおりだ。なりきりどもが現れた」 杜若「わかった。ドゥーチェ…、いよいよだよ」 メイドアンジェ「…やっぱり、やめよう。…ね?私たちに勝てるわけないわ」 ロコグリーン「何言ってんだアンジェ!またとない絶好のチャンスなんだぜ!?」 アンジェ「だって…、たったの3人であのなりきり騎士団に立ち向かうなんて…。 そんなことより家に帰っ…てオナニーしましょうよ」 杜若「大丈夫だよ、ドゥーチェ。やつらだって油断しているさ」 ロコグリーン「それとも怖じ気づいたのか、アンジェ。俺は一人でもやるぞッ。伝説を残すんだッ!!」 杜若「やめろよ、グリーン。言い過ぎだぞ。 僕たち泡沫は空気のように無個性なんだ。きっと気付かれずにうまくやれるさッ。行こう、ドゥーチェッ」 港町でなりきり騎士八戸将軍を暗殺しようと、待ち伏せをする一同。 しかし、現れたのは… アンジェ「やっぱり上手くいくわけないわ。それに彼らの命を奪って何になるっていうの?」 ロコグリーン「八戸将軍はなりきり騎士団の団長だ。そしてやつらはロコ=自治新党の力の源。 だから八戸将軍を暗殺することはロコ一族の力を一時的にでも弱めることになるんだよ。 そうすれば三戦全土を征服したがっているクマッタが動き出すに違いない…」 アンジェ「落ち着いたばかりなのに、また戦争を起こそうっていうのね、ロコグリーン」 ロコグリーン「この状況の何処が落ち着いたっていうんだッ、アンジェ! 俺たち新参は古参どもに虫ケラ同然に扱われているじゃないか。 そうさ、俺たちに死ねと命じているのさ!」 アンジェ「だからって…、戦争なんか始めたって私たち新参は負けるだけよ。そんなことよりオナニーを…」 杜若「…しッ! やつらが来た…」 ロコグリーン「挟み撃ちにするぞ。後ろへまわってくれ」 杜若「わかった」 騎士「…おぬしたちは何者でおじゃる?」 ロコグリーン「俺たちは泡沫解放軍の戦士だッ!皆の仇をとらせてもらうッ!」 騎士「おっほっほ?仇でおじゃるか?」 童貞「ずいぶんと手荒な歓迎だナ…。…なんだ、ガキじゃないか!? 騎士「待て。まろを知っているでおじゃるか? 人違いではないのか?」 ロコグリーン「おまえは八戸だろうがッ!なら、確かに俺たちの仇だッ!」 騎士「いかにも、まろの名は八戸だ。何故、私を知っている?早く答えろ」 八戸「早く答えろ!!」若ッ貴!!」 ロコグリーン「1年前にこの板を荒らし回り、過疎化を進めたのはおまえたちなりきり騎士団だッ!」 八戸「なりきり騎士団だと? 我々は東の王国夢・ひとりごと板からやってきた者だが」 ドゥーチェ「…そういえば、八戸将軍はマリリンマンソン似のはず。あなたは違う…」 八戸「マリリンマンソン似のなりきり騎士…。 どうやら同じ名前のせいで間違えられたらしいおじゃるな」 童貞「オレたちは傭兵の仕事を求めてこの板にやってきた」 八戸「まろの名は八戸のぶなが。夢・ひとりごと板の聖騎士でおじゃる」 童貞「オレはひょーりみ。『空気使い』と呼ばれている。そっちのは…」 長身の男「オレはアレス!!同じく夢・ひとりごと板の騎士だ。…そんなに恐い顔をするなっての!」 ロコグリーン「…そんな、違うなんて。なら、俺はいったい…」 アンジェ「とにかく…、謝ります。騎士様、どうか私たちに力をお貸し下さい」 八戸のぶなが「詳しい事情を聞かせてもらおうでおじゃる。磨呂とて、この地は初めてなのだ」 ロコグリーン「俺は…、俺はロコグリーン。仇があんたたちじゃなくて残念だ」 アンジェ「私はアンジェ。そしてこっちは弟です」 杜若「だめだ、アンジェ、油断しちゃいけない。だまされているのかもしれない…」 空気使いひょーりみ「年の割に疑り深いヤツだな。おいッ八戸、放っておいて行こうゼ」 八戸のぶなが「麿呂はきみたちに危害を加える者ではないでおじゃる」 八戸のぶなが「八戸家の名誉にかけて、この眼鏡に誓おうでおじゃる。きみの敵とならないことを」 杜若「……」 ドゥーチェ「お許し下さい。弟はオナニーできず気が立っているのです。どうか剣をお収めください」 八戸のぶなが「ほっほっほ、問題ないでおじゃる。 …ここは暑い。さあ、どこか別の場所へ移り、そこで話を聞かせて欲しい脳」 ドゥーチェ「では、私たちの隠れ家へいきましょう。たいしたもてなしはできないけど」
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スポニチ(北海道版)2009年07月03日(金曜日) 広告掲載企業(一部抜粋) 関連ページ スポニチ(北海道版)2009年07月03日(金曜日) 広告掲載企業(一部抜粋) 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事166 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1247101656/154 01面 アサヒビール「アサヒ・ザ・マスター」(カラー)、あかひげ薬局、日本蒸留酒酒造組合(カラー)、 株式会社ベースボール・マガジン社、日本創芸学院 02面 ヒルトンニセコビレッジ(右下1/6)、野球はKENKOBALL、【TBSラジオ】 03面 キリンチューハイ「氷結STRONG」(カラー)、【TBSラジオ(カラー)】、FM NORTH WAVE 05面 KOBE CLINIC Presents 盲導犬育成支援チャリティゴルフコンペ in PGM(左下1/6) 主催:PGM北海道 6コース 後援:スポーツニッポン新聞社 北海道支社 特別協賛:神戸クリニック札幌 協賛:株式会社デサント、株式会社京王プラザ札幌、株式会社ワールドラック、ラーメン横丁喜龍 株式会社ブリヂストンスポーツ東日本、株式会社ダンロップスポーツ北海道 09面 カイトアンドフォックスカントリークラブ、株式会社アースデジタルttp //sss-plus.jp 10面 【ドリ★スタ】 11面 【ドリ★スタ】 12面 共立メンズクリニック 13面 江戸川競艇、市原競艇、市原競輪、ポートピア横浜、ポートピア習志野、ドリ★スタ 14面 株式会社ワールド電機商会、【HBCラジオ】 16面 【HBCラジオ】 17面 【スポニチ無料7日間お試し】 ※小さな金融会社、電化製品買取や車買取、男性向けマッサージ店、出会い系サイト等は除く ※【】内はスポニチ関係と思われるもの ※全18面 KOBE CLINIC Presents 盲導犬育成支援チャリティゴルフコンペ in PGM 特別協賛 神戸クリニック札幌 北海道札幌市中央区南1条西4-20-5 札幌エスワンビル3F http //www.kobeclinic.com/ 協賛 株式会社デサント 東京都豊島区目白1-4-8 http //www.descente.co.jp/ 株式会社京王プラザ札幌 札幌市中央区北5条西7丁目2-1 http //www.keioplaza-sapporo.co.jp/ 株式会社ワールドラック 北海道札幌市中央区北2条西3丁目 ラーメン横丁喜龍 札幌市中央区南5条西4丁目元祖ラーメン横丁内 株式会社ブリヂストンスポーツ東日本 東京都品川区南大井6-22-15 「株式会社ブリヂストンスポーツ」 東京都品川区南大井6-22-7 http //www.bs-sports.co.jp/ 株式会社ダンロップスポーツ北海道 札幌市白石区南郷通20丁目2-6 ダンロップファルケン北海道ビル3F http //www.dshokkaido.co.jp/ 日本蒸留酒酒造組合 東京都中央区日本橋3-9-2 第二丸善ビル9F http //www.shochu.or.jp/ ナガセケンコー株式会社(野球はKENKOBALL) 東京都墨田区墨田2-36-10 http //www.nagase-kenko.com/ 株式会社 TBSラジオ&コミュニケーションズ 東京都港区赤坂5-3-6 http //www.tbs.co.jp/radio/ 株式会社エフエム・ノースウェーブ(FM NORTH WAVE) 札幌市北区北7条西4丁目 新北海道ビル http //825.fm/northwave/ カイトアンドフォックスカントリークラブ 石狩郡当別町字茂平沢3800番地 http //www.golf-web.co.jp/kfcc/index.html 株式会社アースデジタル 東京都新宿区新宿2丁目2番地1号 http //www.sss-plus.jp/ 江戸川競艇 東京都江戸川区東小松川三丁目 http //www.edogawa-kyotei.co.jp/ 市原競輪(サテライト市原) 千葉県市原市五所1966-1 http //www.bp-ichihara.com/bp_keirin_top.html 市原競艇(ボートピア市原) 千葉県市原市五所1966-1 http //www.bp-ichihara.com/news/kyotei/000827.html ポートピア横浜 神奈川県横浜市中区扇町3-7-1 http //www.bpy.jp/ ポートピア習志野 千葉県習志野市茜浜2-7-1 http //www.bp-narashino.jp/ 株式会社ワールド電機商会 北海道札幌市中央区南5条東2丁目13-2 HBCラジオ(HBC北海道放送) 札幌市中央区北1条西5丁目2 http //www.hbc.co.jp/radio/ 関連ページ 2009年7月- 12月 毎日新聞に広告を出していた企業 アースデジタル カイトアンドフォックスカントリークラブ
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トルステンソン 列伝 基本スペック 基本能力値 考察 列伝 オアスンの将軍。従来の大砲に比べ、機動力の面で遥かに優れる革式カノン砲分部隊を指揮する。最後まで抵抗を続けていたが、帝国の貴族にも見捨てられ補給面でも絶望的になり、遂にレザーカノンの革の部分を食べてみたが、余りの苦味に卒倒、抵抗を諦めてポツダムに降伏した。 台詞 雇用時 レザーカノンの機動力にご注目下さい 退却時 食えるかっ!こんなもんっ! 基本スペック 性別 女性 種族 人間 クラス モンス・メグ射石砲 肩書き オアスン王国将軍 初期勢力 S1 オアスン王国 S2 オアスン王国 S3 ポツダム帝国 初期階級 宿将 (Loyal グスタフ) 初期レベル S1・5 S2・15 S3・20 雇用種族 人間 雇用クラス モンス・メグ射石砲 胸甲騎兵 ランツェスペッツァーテ 擲弾兵 小規模連隊 重装甲歩兵 戦闘工兵 リーダースキル 機動ラウンド・ショット 機動シャープネル・ショット 機動バウンド・ショットレザーカノン 固有スキル オアスン傭兵雇用D→Lv10 オアスン傭兵雇用C→Lv20 オアスン傭兵雇用B→Lv30 オアスン傭兵雇用A砲兵配備→Lv10 砲兵配備Ⅱ→Lv20 砲兵配備Ⅲ→Lv30 砲兵配備Ⅳ支援砲撃 旗揚げ時勢力名 ポンメルン軍 旗揚げ時雇用可兵科 モンス・メグ射石砲 胸甲騎兵 金羊毛騎士団 擲弾兵 小規模連隊 デーン歩兵 戦闘工兵 その他・備考欄 雇用費1500 基本能力値 HP 600 MP 200 攻撃 145 防御 20 魔力 65 魔抵抗 20 素早さ 70 技術 100 HP回復 6 MP回復 15 移動力 80 移動タイプ 普通 召喚数 5 召喚レベル 60% exp_mul 128 成長率・耐性 モンス・メグ射石砲に準ずる 考察 全般 移動力2倍の固有LSレザーカノンと各種機動砲撃スキル付与を持つ優秀な砲兵。 雇用範囲はそこまで広くはないが、北洋の強い爺同様にレベリング他様々な運用が可能。 支援砲撃・砲兵召喚も併用して、雨あられと砲弾を降らせてくる。 ただ、耐久力はない。砲兵ですもの。 雇用クラスのそれぞれの特徴は以下の通り。 モンス・メグ射石砲 攻撃力は実は胸甲騎兵並み。砲兵特有の機動力不足は解消されるが、せっかくの砲撃付与がもったいない。使えないというわけではないが…。 小規模連隊 圧倒的な射撃速度は脅威の一言。攻撃力と技術はやや控えめ。 擲弾兵 小規模連隊と比べ、素早さと引き替えに攻撃・技術をとった形。本職よりは頑丈なのもポイントか。 胸甲騎兵 攻撃力は最も高いが、素早さは本職より若干マシな程度。ただし超高機動砲兵としての運用が可能。いざとなれば突撃にも○。本人は死ぬ。 ランツェスペッツァーテ 随一の技術と擲弾兵に次ぐ素早さ。混乱ばらまきには最適で、機動力も高いが、攻撃力は低い。 重装甲歩兵 パックルに続く砲撃歩兵。技術、攻撃共に優秀とは言いがたいが歩兵の育成と耐久力を生かした前衛砲撃は強力。そして困ったときの歩兵突撃。本人は(ry 戦闘工兵 レベリング目的なら一考の余地はある、か?それ以外なら他の兵科で。 この中では、手数の小規模連隊と擲弾兵、機動砲台としての胸甲騎兵とランツェスペッツァーテがオススメ。 誰かの陪臣に?ハハッ、ナイスジョーク。 操作方法 小規模連隊、擲弾兵、本職などで順当に砲兵として運用するなら、足並みに注意して大よそ普通の砲兵として運用すればよい。 騎兵を率いるときは、ルートヴィヒ隊並みの移動力と砲撃時の減速のギャップに注意しながら、ランツェスペッツァーテの投げ槍(曲射)を使うようにして、脆い敵後衛に砲撃を叩き込んでやろう。 敵対時対処法 概ね、ちょっと素早い砲兵程度の認識でよい。 支援砲撃が脅威であるものの、砲兵の脆弱さは健在なため何がしか攻撃を中ててやればよい。 また、砲兵急速展開による加速で一人だけ突出してくることも割と多いので、その時はお好きなように。 勢力のマスターとして オアスン王国の基本兵科に擲弾兵、胸甲騎兵が追加。 物理系への偏りが激しいが粘り強く、多彩に戦える優秀なマスターである。回復役が居ないのはご愛嬌。 なお、CPU時には砲兵×16とかで突撃してくる困ったさんになることが稀によくある。 コメント欄 最新10件のみ表示しています。 戦闘工兵(ニッコリ) -- 名無しさん 2013-03-20 01 45 48 立ち絵がかわいい・・というかエロい! まさか機動力二倍は大砲に乗って移動してるんですか?! -- 名無しさん 2013-11-21 01 27 49 きっと原動機がついてるんだよ! -- 名無しさん 2013-11-21 20 33 24 その動力はきっと一気筒のピスト*記述はここで途切れている* -- 名無しさん 2013-12-13 00 07 57 ランツェを雇用させると移動力400、素早さ100の砲兵の完成。相手を偵察に行って必殺技を釣りながら召喚モンスターを壊滅させて帰ってくることも用意。大公に砲撃がついたと考えればその怖さは尋常ではない。 -- 名無しさん 2016-05-30 21 12 28 小規模連隊編成してこんなに火力低かったかなと思ったらスキル禁止忘れてライフル撃ってた、攻城戦で大砲比率あげてたから発覚遅れ、注意せねば。 -- (名無しさん) 2018-04-22 23 59 21 大砲付与人材はスキル禁止よりむしろスキル指定やな。ガチムチ相手にはラウンドショット、敵後衛を突きたいならシャープネルショットのアイコンをクリック -- (名無しさん) 2018-04-23 16 01 34 ↑いきなりIEが起動し出会い系サイトにジャンプします -- (名無しさん) 2018-05-08 21 31 08 居ると居ないじゃ難易度が大きく変わる程存在感がデカい、育成もできる、なんて素晴らしい人材なんだ・・・ -- (名無しさん) 2019-01-06 21 02 50 これでデーン歩兵でも率いれようなら最強だったが、さすがにそんなことはなかった。 -- (名無しさん) 2019-04-26 13 40 52 名前 コメント すべてのコメントを見る +すべてのコメントを下に表示。下に行くほど新しいコメントです。 革が苦いなら砂糖をかければいいじゃない。素早さを大きくあげるので小規模連隊を率いても面白い。レザーカノンで銃の発射速度が上昇する原理はともかく。まあ普通に砲兵を率いたほうがいいか?支援砲撃に砲兵召喚も使えるのでとても優秀な人材 -- 名無しさん 2012-02-16 23 35 24 VTまとめwikiの絵板では砂糖をかけるどころかチョコレートカノンになってた。パックル以上の大発明。 -- 名無しさん 2012-03-16 21 24 24 じゃあチョコレート携帯すればいいじゃない。 それじゃ溶ける。 コーティングすればいい! これがマーブルチョコ・・・もといオアスンチョコの誕生の由来であることはあまりにも有名である・・・ -- イェニルーム時代のとある書籍より 2012-03-17 00 53 45 いつかのVerから急に顔グラが男前になった人(言うまでもなく女性)。砲兵としての強さはポツダムのヒゲさんに劣るものの、列伝の面白さでは勝っている……はず。 -- 名無しさん 2012-03-25 10 41 37 工兵率いて騎兵キラーも面白い。 -- 名無しさん 2012-04-04 22 05 06 更新により支援砲撃を失ったものの、砲撃付与を得た事で、西側における使えるほうのじいさんポジになった。重装歩兵や騎兵でレベリング兼装甲砲兵もよし、小規模連隊による砲弾嵐もよしと、好みで率いよう -- 名無しさん 2012-10-25 00 09 57 レザーカノンの効果が移動力上昇100%になってる・・・ -- 名無しさん 2012-10-27 20 51 55 レザーカノンと高速移動のお陰で超高速で弾幕に突っ込んで溶けた。なにか間違ってるよ。 -- 名無しさん 2012-10-27 21 59 07 ドヤ顔テンソンたん可愛すぎィ! -- 名無しさん 2012-11-11 02 24 32 リーダースキルで各種砲撃をゲット! やったね、トルステンソン -- 名無しさん 2013-01-31 18 32 15 胸甲騎兵を部下にしてシルフ付きエフューシス、竜騎兵付きフリードリヒ、ランツェ付きルートヴィヒと一緒に行動させると楽しい。もはや別ゲー -- 名無しさん 2013-02-08 16 03 56 そんなプレイは即刻やめるべき。犠牲になる人のことも考えて! -- エフューシス 2013-02-08 21 25 25 あんたは必殺で個人戦闘力それなり以上に有るからいいだろ!! -- トルステンソン 2013-02-09 12 26 09 砲撃付与が書かれて無かったので加筆 -- 名無しさん 2013-03-15 12 34 29 雇用範囲修正+ちょっと加筆。金羊毛は…雇えたら一択レベルなんだがなー -- 名無しさん 2013-03-17 23 18 25 さりげなく(?)おっさん顔の方で、やんちゃ(?)な立ち絵が… -- 名無しさん 2013-03-18 20 34 38 ↑うむ、ぜひレザーカノンではなく(このコメントは愛国者の一団により粛清されました) -- 名無しさん 2013-03-19 00 00 43 こうして見ると旗揚げ兵科は実にソリッド。火器や前衛の充実ぶりと魔法の欠乏ぶりが、彼女のプライドを感じさせる。 -- 名無しさん 2013-03-20 00 32 31 戦闘工兵(ニッコリ) -- 名無しさん 2013-03-20 01 45 48 立ち絵がかわいい・・というかエロい! まさか機動力二倍は大砲に乗って移動してるんですか?! -- 名無しさん 2013-11-21 01 27 49 きっと原動機がついてるんだよ! -- 名無しさん 2013-11-21 20 33 24 その動力はきっと一気筒のピスト*記述はここで途切れている* -- 名無しさん 2013-12-13 00 07 57 ランツェを雇用させると移動力400、素早さ100の砲兵の完成。相手を偵察に行って必殺技を釣りながら召喚モンスターを壊滅させて帰ってくることも用意。大公に砲撃がついたと考えればその怖さは尋常ではない。 -- 名無しさん 2016-05-30 21 12 28 小規模連隊編成してこんなに火力低かったかなと思ったらスキル禁止忘れてライフル撃ってた、攻城戦で大砲比率あげてたから発覚遅れ、注意せねば。 -- (名無しさん) 2018-04-22 23 59 21 大砲付与人材はスキル禁止よりむしろスキル指定やな。ガチムチ相手にはラウンドショット、敵後衛を突きたいならシャープネルショットのアイコンをクリック -- (名無しさん) 2018-04-23 16 01 34 ↑いきなりIEが起動し出会い系サイトにジャンプします -- (名無しさん) 2018-05-08 21 31 08 居ると居ないじゃ難易度が大きく変わる程存在感がデカい、育成もできる、なんて素晴らしい人材なんだ・・・ -- (名無しさん) 2019-01-06 21 02 50 これでデーン歩兵でも率いれようなら最強だったが、さすがにそんなことはなかった。 -- (名無しさん) 2019-04-26 13 40 52
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中学2年の冬休み。 両親の離婚。 肩を壊してハンドボール部からの引退。 この三つが重なったのは、京太郎にはある意味で幸せだったのかもしれない。 県大会決勝でエースとして活躍し、来年には全国出場まで見えていたハンドボール。 その夢が肩の故障によって断たれてしまった京太郎には、かつての仲間たちがグラウンドで練習をしている姿すら、辛い光景となった。 そして同じタイミングでの両親の離婚。 父は鹿児島に。 母は岩手に。 二つの選択を迫られた京太郎は、父に着いていくことを決めた。 今の場所から離れることが出来れば、どこでも良かった。 ――ただ一つ、人見知りな同級生の女の子が気がかりだったけど。 その子を気遣う余裕は、京太郎には無かった。 ◆ 「ここで待ってれば迎えが来るって言ってたけど……」 鹿児島のとある駅。 父の言葉の通りに駅前で待機する京太郎の胸には不安が渦巻いていた。 どんな人が迎えに来るのか、これから向かうのはどんな場所なのか。 父を問い詰めても、言葉を濁されてばかりでまともな答えは得られなかった。 「というか迎えって……」 キョロキョロと辺りを見渡しても観光客らしき人たちしかいない。 唯一、目を引くのが眼鏡をかけた巫女服の女性くらいだ。 「……ん?」 ちょうど、その女性と目が合って。 重なる視線に対して、その眼鏡の巫女さんは―― 巴さん判定直下 1~30 君が須賀京太郎くんかな? 31~60 すいません、お待たせしちゃって…… 61~98 え……ウソ? ゾロ目 ??? 君が須賀京太郎くんかな? 目が合ったかと思うと、駆け足でこちらに来る眼鏡の巫女さん。 「君が須賀京太郎くんかな?」 「あ、はい」 「良かった……ごめんなさい、少し準備に手間取っちゃって」 「準備ってことは――」 まさかとは思うが。 この巫女さんが、自分の。 「はい。私があなたの案内役を務める狩宿巴です――よろしくね?」 案内役、らしかった。 「親父の実家って一体……」 さっきよりも強くなった不安を胸に抱えながら、京太郎は巴に連れられて行った。 「それでは、私たちのお屋敷に案内するので。しっかり着いて来てね?」 そう言われて、巴に案内されて辿り着いたのは、ゴールが見えない長い長い石造りの階段。 駅からここまでの距離もそれなりにあったのだが、更にここから歩くのだと言う。 「ぜぇ……ぜぇ……」 「お疲れ様でした。何か飲み物を持って来るね」 それでも何とか階段を登りきったのは、前を歩く巴が平然としていることに対する男子としての意地と。 「何だろうな、この……」 石段を登り屋敷が近付いてくるにつれて、胸の中の不安な気持ちが『懐かしさ』に変わっていったからだ。 「うーん……」 巴に案内された屋敷の客間で胡座をかく。 前にも、ここを訪れたような気がする。 一種のデジャヴのような気持ちが、京太郎の脚を動かした。 だが、そんな不思議な気持ちに浸る京太郎の胸中は―― 「あーっ!!」 姫様判定直下 1~30 やっぱり! 京太郎くんだぁ!! 31~60 ど、どうしよう!? もう来てたなんて…… 61~98 うう、真っ先にお迎えに行けなかったなんて…… ゾロ目 ??? うう、真っ先にお迎えに行けなかったなんて…… ドタドタドタと、廊下を慌ただしく駆ける足音。 勢いが全く衰えることなく、段々とこの客間に近付いてきて。 そのまま叩き付けるような勢いで、客間の襖が開かれる。 「あーっ!!」 「っ!?」 弾丸のような勢いで客間に入ってきた巫女服の女の子。 京太郎を見るなり悲鳴に近い叫び声を挙げて、わなわなと震えだす。 「うう、真っ先にお迎えに行けなかったなんて……」 ガックリと肩を下げて落ち込む女の子。 忙しい子だと、京太郎は思った。 「ええっと……」 この場合、どうすればいいのか。 俯いてブツブツと何かを呟くこの子に対して、京太郎はかける言葉が見つからない。 ◆ ――それは、私がまだ小さかった頃。 『すがきょーたろーです! よろしくなっ!』 初めてできた、男の子のお友達。 引っ込んでいた私の手を取って、色んな場所に連れて行ってくれた男の子。 もの凄く怒られちゃったけど、それでも私を庇ってくれて。 手を繋いで、一緒に遊んで、一緒にお昼寝して。 この子が、ずっと側にいてくれるって。 そう、思ってたのに。 『……え? 帰っちゃった……?』 ある日、目が覚めたらその子はもう、隣にいなくて―― 「ううう……」 だから、彼がここに来てくれて、一緒に住むことになるって聞いた時は本当に嬉しかったのに。 誰よりも先に迎えに行くって決めたのに。 その役目が、もう取られていたなんて―― ◆ 何か、何か言わないと。 そう思っても、京太郎はこの女の子に対する言葉が分からなかった。 下手に触れば一気に崩れてしまいそうな、危うい雰囲気があったからだ。 「あら、これはどういうことかしら……?」 小蒔は自分の世界に入り込んで、京太郎は何をすればいいのか分からなくて、固まっている二人に。 開けっ放しの襖から入ってきた女性が、声をかけた。 霞さん判定直下 1~30 あなた……小蒔ちゃんに、何を? 31~60 小蒔ちゃん、彼が困ってるわよ 61~98 うふふ……まったく、もう ゾロ目 ??? うふふ……まったく、もう ――京太郎は、肩に大きな怪我をしている。 ――今まで続けていたハンドボールも、その怪我が響いて引退した。 ――そして、鹿児島に来る事になったのは、両親の離婚が原因である。 その事を知って、写真で彼の姿を見てから霞の胸の中に芽吹いた気持ちは、彼を『守りたい』というものだった。 辛いことの連続で、きっと彼は心を痛めている。 だからこそ、せめて、ここは。 彼が休める場所であって欲しいと、思った。 ◆ 騒々しい足音と、客間の気配を感じてやって来た霞が最初に目にしたものは、俯く小蒔と困り顔で固まる京太郎の姿だった。 「うふふ……全く、もう」 細かい状況は分からない。ただ、『姫様』が彼を困らせていることは理解できた。 俯く小蒔を強引に立たせて、その瞳を覗き込む。 「ひゃっ!? 霞ちゃん!?」 「ほら、小蒔ちゃん。彼が困ってるでしょ?」 彼を傷付けるものは、例え誰であろうとも。 微笑みの裏に決意を込めて、霞は小蒔から手を離した。 「ごめんなさいね、京太郎くん。うちの姫様が」 「は、はぁ……」 何が何だか分からない、京太郎の顔にはそう書いてある。 だが、それで良い。 彼が知る必要は、ない。 「……ほら、小蒔ちゃん? 彼に謝らないと」 「うぅ……ごめんなさい、京太郎くん」 涙目で頭を下げる小蒔。 相変わらず状況はさっぱり分からないが、どうやらこの屋敷ではこの霞という女性に逆らってはいけないらしい、ということは判明した。 「コホン、自己紹介が遅れました……私は石戸霞。永水女子に通っています」 「……え?」 「? 何か?」 「え、あ……いや……」 ――正直、その子のお母さまかと思いました。 喉元まで出かかった言葉は、辛うじて飲み込めた。 京太郎がこの屋敷に来てから翌朝。 色々なことがあって肉体的にも精神的にも疲れている筈なのだが、京太郎が目覚めた時間は朝の6時。 この屋敷の独特な空気がそうさせているのか、目が冴えて二度寝も出来そうにない。 「……むぅ」 季節は冬、日の出もまだ先。 外はまだ暗い。 屋敷の周りを散歩することは出来ない とは言え、暇潰しになるものもまだ送られてきていない。 「……ちょっと、探検してみるか。屋敷の中を」 ちょうど、トイレにも行きたくなってきたし。 寝巻きの上にジャケットを羽織り、京太郎は部屋を後にした。 「……困った」 無事にトイレを済ませたはいいが、迷った。 どうやらこの屋敷、見た目以上に中身が広い。 そして外から見ると似たような作りの部屋が多く、自分がどこをどう歩いてきたのか分からない。 延々と同じところをグルグルと回っているような気さえする。 「どうなってんだ一体……」 かれこれ一時間は歩いたような感覚があるが、一向に日の出が訪れない。 京太郎は、柱に寄り掛かって休憩することにした。 「はぁ……」 「むー? あなたはー?」 はっちゃん判定直下 1~30 迷子の迷子の子猫ちゃんですかー? 31~60 お困りですかー? 61~98 こ、困りましたねー…… ゾロ目 ??? ◆ 『異界』 自分たちの日常とは異なる、超常的な現象が潜む世界のこと。 昔の人々にとって異界とは村の外であり、山の奥であり、海の彼方であった。 一切の光が届かない夜の暗闇を異界と呼ぶこともあった。 このように、日常と異界の境目は至る所にある。 だからこそ昔の人々は村の入口に『門』を作り、境目を明確にして、閉ざした。 『異界観』 都市開発が進み、境目が極めて曖昧になった現代日本においてはすっかり廃れた価値観だが。 もしも、例えば。 現代の日本の中に『神』が存在する土地があるとすれば、そこは間違いなく―― ◆ 妙な胸騒ぎを感じて目覚めて廊下に出た初美が最初に目にしたものは、柱に寄り掛かっている男子の姿。 初めて会う相手だが、その存在は知っていた。 須賀京太郎。昨日に引越してきたという男の子だ。 「……」 するりと、初美の小柄な体躯に対しては大き目の巫女服が肩からずり落ちる。 彼を一目見た瞬間から。 初美は、自分の心の中が切り替わっていくのを感じた。 屈伏させたい。 跪かせたい。 自分のものにしたい。 初めて会う相手に、こんなことを考えるのは異常な筈なのに。 今の初美には、それが当然のことのように思えた。 「お困りですかー?」 「え?」 だけど初美は、それを全く表に出さず京太郎に話しかける。 内面に渦巻く泥の様な激情を、表面の微笑みで隠して。 「駄目ですよー? ここは色々と『違う』場所なんですからー」 「はぁ……」 京太郎の手を取って、初美は歩き出す。 少し歩くと京太郎の泊まる部屋の前まで着いて、日の出の時間になった。 ◆ 自分を案内してくれた少女――薄墨初美の話によれば、慣れていないのにこの屋敷の中を、この時間帯から一人で出歩くのは危険らしい。 「あー、確かに寝る前に霞さんがそんなこと言ってたような……」 「聞いたことありませんかー? 夜の神社を一人で歩くのは危険だと」 「え? でもそれって足元が悪いとか、泥棒がいるとかそういう理由じゃ」 「まぁ、大半はそうなんですけどねー……」 チラリと、背後を振り向いて話を区切る初美。 その態度に、京太郎の背筋に冷たい感覚が走る。 ――まさか、さっきの自分の感じたモノは本当に? ……いやいやそれは有り得ない、そんなオカルトは有り得ない。 京太郎はブンブンと頭を振って、浮かんできた想像を掻き消した。 「……まぁ、何にしても助かったよ。ありがとな」 近所の小さい子を相手にするような感覚で初美の頭を撫でる。 彼女の案内がなければ、自分は未だにあの辺りをグルグル回っていたかもしれない。 ホッと一安心する京太郎だが、頭を撫でられている初美はふくれっ面になっていた。 「むうー……私は、年上なのですがー」 「え? うっそだー」 「むむー! 生意気ですよー!!」 早朝の澄んだ空気の中に、初美の叫び声が響き渡った。 ◆ 霞や小蒔にも話を聞いたところ、日が登っている時間帯ならば一人で出歩いても特に問題はないらしい。 何でも「人が起きて活動している時間」というのを認識することが大事なのだとか。 そんなわけで、元が体育会系の京太郎はウズウズする気持ちを抑えきれずに、屋敷の中を探索することにした。 「……ん?」 塵一つ落ちていなかった廊下に、日光を反射して光っている何かが落ちている。 拾い上げようと指で摘まんだら砕けてしまった。 「何かのカスか?」 よく見ると、辺りに点々と似たようなカスが落ちている。 まるでヘンゼルとグレーテルのパンくずのように、廊下の曲がり角まで点々と続いている。 「何だこりゃ……」 何となく、この光景が許せなくて。 京太郎はカスの一つ一つを拾い上げながら進み、やがて廊下の曲がり角まで差し掛かり―― 「……」 春判定直下 1~30 ……ぽりぽり 31~60 ……ぺろっ 61~98 ぺろっ?……ぺろっ ゾロ目 ??? ぺろっ?……ぺろっ 「……」 「……」 ぽりぽり。 曲がり角の先には、黒糖を貪る巫女さんがいました。 互いに目があって沈黙するが、巫女さんの黒糖を食べる手の動きが止まることはない。 「……成る程」 歩きながら黒糖を食べていたせいで、細かいカスが零れたと。 つまり、廊下に点々と落ちていたものは彼女のせいだと。 この屋敷に来たばかりの京太郎でも、流石にこの状況には言いたい事がある。 「……あの」 「あげる」 「むぐっ!?」 一言、文句を言ってやろうと口を開いたら口に黒糖を押し込まれた。 それも一つではなく、三つ。 零さないように慌てて両手で口を抑えて黒糖を咀嚼する。 「んぐっ……はぁ」 「……?」 「あ、あのだな……!」 「手、見せて」 「あ、ああ……?」 何とか黒糖を噛み砕いて飲み込み、今度こそと意気込んだら手を取られた。 指先をまじまじと見つめる彼女の意図が、京太郎には理解できない。 「ぺろっ」 「ひゃっ!?」 「……甘い」 そりゃ、さっきまで黒糖拾いしてたからだ。 そう、口を開こうとしたが―― 「ぺろっ?……ぺろ」 「ひゃんっ」 再び指を舐められて蹴躓いた。 彼女の舌が指に触れる度にゾクゾクした感覚が背筋を走り、上手く喋ることができない。 指がふやけてシワシワになるまで、京太郎は指を舐められ続けた。 すっかり骨抜きにされた京太郎は、その場にへたり込んだ。 それを見て満足したのか、彼女はそそくさと離れて行った。 「くぁ……」 指先はまだ湿っている。 それはつまり、さっきまで彼女が舌を這わせていたということで―― 「……いやいや」 変なことを考えるのはよそう。 今するべきことは、この廊下の掃除。 その為にはまず、バケツと雑巾を借りて来なければ。 「……」 「おわっ!?」 立ち上がって振り向くと、さっきまで京太郎の指を舐めていた彼女が戻ってきていた。 再び目が合い、沈黙する。 一つ違う点があるとすれば、手に持っているものが黒糖から雑巾と水の入ったバケツに変わっている。 「……掃除、する?」 「あ……あぁ」 どこまでもマイペースな巫女さんだと思いながら、京太郎は彼女と並んで廊下の掃除を始めた。 廊下の掃除をしながら京太郎が彼女から聞いた話によれば、彼女の名前は滝見春であるということを知った。 ついでに彼女が第一印象と変わらず、常にマイペースな性格をしているということも。 「へぇ、じゃあ春も俺と同じ学年なのか」 「うん」 「じゃあ、もしかしたら高校も同じになったりとか――は、ないか。霞さんたちと同じとこに進学するなら永水だもんな」 永水女子はお嬢様校。 彼女だけが違う高校に進学するとは考えにくい。 そして当然、京太郎は女子校に進学することはできない。 「いや……そうでもない」 「え?」 「近いうちに共学化すると、聞いた」 「……マジで?」 「うん。それに――」 ――今更、違う高校に進むなんて。 「……それに?」 「……忘れた」 「……おいっ」 きっと、誰も許さない。 ◆ 神代小蒔は焦らない。 「京太郎くんっ♪」 今は、ただ一緒にいるだけで幸せだから。 狩宿巴は焦らない。 「あー、ごめんね。また春ちゃんが……」 まだ、彼女は何も感じてはいないから。 滝見春は焦らない。 「……ぺろっ」 もっと待った方が、美味しくなりそうだから。 薄墨初美は焦らない。 「むーっ! 生意気なのですよー!」 焦っては全てが台無しになると、分かっているから。 石戸霞は焦らない。 「ふふ……少し、休む?」 そうすることで、彼が悲しむと分かるから。 だから、誰も焦らない。 ある意味で、皆が皆を尊重している。 そんな関係を維持しながら、京太郎が永水に入学するまでの日々が過ぎて行った。 【永水出会い編 了】
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出会いと再会 ◆caxMcNfNrg 「ふむ、左腕は完全に持っていかれたか・・・」 真紅の機体を見上げながら、男が一人ごちる。 ここは風雨に晒され、朽ち果て打ち捨てられたコンクリートの森林。 その狭間に存在する、明らかに異質な施設の影に思案に耽るユーゼスの姿があった。 (・・・補給は弾丸やエネルギーのみで、破損箇所の修復はない。 やはり、そこまでは甘くは無いか・・・まあ、私が主催者だとしても、修復は認めんな) アルトのコクピットに乗り込みながら、思案をめぐらせる。 その表情は、仮面に隠されてはいたが・・・愉快という雰囲気ではなかった。 獅子の相貌をもった悪鬼を退けたベガとユーゼスの二人は、廃墟にある補給施設へと舞い戻っていた。 目的はローズセラヴィーの補給とアルトアイゼンの修復。そして、二人の休息。 ベガの言によると、ローズセラヴィーにはエネルギー充填システム、 通称『月の子』が搭載されているが、それは一回のみの使い捨てであり・・・ それならば、今の状況では装置を使わず補給施設を使用するというのが、二人の出した見解だった。 そして、もう一つの目的は・・・ 『どう?修理の目処はつきそうかしら?』 見張りに立っていたベガから通信が入る。 「無理だな。軽い破損ならともかく、腕のパーツ自体を失っている。修理は諦めた方が無難・・・」 ユーゼスがそう言うのと、ほぼ同時に・・・アルトのレーダーが警告音を発した。 「ベガ殿」 『こちらも確認したわ、相手は一機だけのようね』 「うむ、私もすぐに合流しよう」 そう言うと共に、ユーゼスは真紅の機体を起動させた。 「大型の機体・・・おそらく、特機タイプか」 空を駆けるファルケンのシートで、キョウスケはそう呟いた。 相手が乗った人間か否か・・・それを見極めるようと、通信機器に手を伸ばす。 と・・・キョウスケが通信をいれるよりも早く、相手の側に新たな機体が現れる。 それは、彼が良く見知った機体だった・・・ 「あれは、アルト・・・?」 軽い驚愕と違和感。それと同時に、相手からの通信が入る。 通信機からは、敵意が無いことを伝える女性の声が流れ始めていた。 【ユーゼス・ゴッツォ 搭乗機体:アルトアイゼン(スーパーロボット大戦INPACT) パイロット状態:良好(修理できなくて困ってるのも私だ) 機体状態:左腕損失、ダメージ蓄積 現在位置:D-4廃墟、補給施設付近 第一行動方針:目の前の機体との接触 第二行動方針:首輪の解除 最終行動方針:主催者の超技術を奪い、神への階段を上る】 【ベガ 搭乗機体:月のローズセラヴィー(冥王計画ゼオライマー) パイロット状態:良好(ユーゼスを信頼) 機体状態:良好 現在位置:D-4廃墟、補給施設付近 第一行動方針:目の前の機体との接触 第二行動方針:首輪の解析 最終行動方針:仲間を集めてゲームから脱出 ※月の子は必要に迫られるまで使用しません】 【キョウスケ・ナンブ 搭乗機体:ビルトファルケン(L) (スーパーロボット大戦 OG2) パイロット状況:良好(意外な再会に驚き) 機体状況:ブーストハンマー所持 スプリットミサイル数発消費、オクスタンライフルを半分程消費 現在位置:D-4廃墟、補給施設付近 第一行動方針:目の前の機体との接触 第二行動方針:ネゴシエイターと接触する 第三行動方針:信頼できる仲間を集める 最終行動方針:主催者打倒、エクセレンを迎えに行く(自殺?) ※アルトがリーゼじゃないことに少しの違和感を感じています】 【初日 16 00】 BACK NEXT 混乱 投下順 護るべきもの 薄氷の同盟 時系列順 いい人たち BACK 登場キャラ NEXT 狂宴 ユーゼス 悪運 狂宴 ベガ 悪運 貫く、意地 キョウスケ 悪運
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琥珀色の太陽が沈む頃―… そこにいたのは、ただ一匹の黒豹のような男。 深い紫に金の蝶が散らばった鮮やかな柄の着物が月光によく映える。 「高杉…!!」 夕涼みがてらの見回りの途中、煙草を吸いに路地裏へ入った『新撰組鬼の副長』の異名を持つ土方は、指名手配中のその男がのうのうと壁にもたれ掛かり煙管をふかしているのを些か唖然とした様子で見た後、此処で会ったが三年目、相手に刀を抜く暇も与えず斬りかかった。途端、バシッと言う音がしたかと思うと赤黒い血がツッと刀を伝い、見れば骨をも切り裂く筈の刀を片手で受け止め、ククッと不敵に笑う顔が目に入る。 「…!!お前…」 「テメェにゃ俺は斬れねェよ。」 暗い赤紫の瞳に見据えられ、体が動かなくなる。 「刀を折られてェのか?」 掴まれた刀がミシ、と軋む。その音に驚いて刀身を引けば、今度こそ手が切れ落ちると判断したのか高杉はパッと手を離した。クツクツと愉快そうに笑う目の前の男を見て眉間に皺が寄る。 「今日は早く帰った方が良いぜ、副長さんよォ…足は大丈夫か?」 「何言って…!」 指摘された瞬間、左足にチリッとした痛みが走る。それは次第に焼けるような痛みに変わり、とうとう座り込んでしまった。 「…ってェ…!」 「足下がお留守だったんでねェ、少々悪戯したんだが。」 足首から駆け上がる激痛に顔を歪めつつ、下を見れば狐か狸かを狩るためのものであろう円盤状の金具に鋭く尖った歯が並び、何かが上を通れば円盤が二つ折りになり、歯が勢いよく突き刺さって足に食い込み抜けなくなるという代物が土方の左足に噛み付いていた。痛みから逃れようと、足を動かそうと試みる土方に高杉は脅しのような一言を浴びせた。 「それ以上動いてみろ、骨が砕けるぞ。」 「く…そッ…!!」 ドクドクと流れる血を見て、あぁもうダメだ、と思ったその時。 カチャリ 不意に音がして、締め付けるような左足の痛みが消えた。 「今回はこれぐらいにしといてやる。」 あろうことか、高杉は土方の足に食いついていたものを取り外したのだ。 「お前、何で…?」 「さァ?」 「さァって…」 何故助けられたのか。それが分からぬ内に、何か飛んできたので反射的に受け取った。見てみると、それは小さな封筒だった。 「…?」 「捕まえたきゃ、そこへ来い。住所も鍵も入ってる…お前一人でな。不安なら仲間を連れて来りゃぁいい。」 そう言われ、封を開けると確かに住所らしきものが書かれた紙と小さな鍵が入っていた。一つ驚くべきことは、屯所からそう遠くない場所だという事。 何故俺にこれを、と聞こうと顔を上げると、その姿は既に無かった。 「…。」 静かに夜は深まり、屯所へと戻る土方の背中をゆっくり闇が包んで、空を行く雲は微かな月明かりさえも消していった。
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涼宮ハルヒの出会い プロローグ 涼宮ハルヒの出会い 第1章