約 851 件
https://w.atwiki.jp/lucs/pages/27.html
モンスター 《バルログ》 《バックアップ・ガードナー》 《フェロモンワスプ》 《パラサイト・キャタピラー》 《装甲百足-アーマー・センチピード》 《毒蝶-ポイズン・バタフライ》 《サイキック・アーマー・ヘッド》 《ダブル・クロス・アーマー》 《ダイヤモンド・ヘッド・ドラゴン》 《ビッグバン・ブロー・アーマー》 《アクティブ・ガード・アーマー》 《オーバー・ブースト・アーマー》 《トラップ・バスター・アーマー》 《KC1クレイトン》 《魔空要塞 ジグラート》 《バーニング・ナックル・アーマー》 《バスター・ナックル・アーマー》 《アドバンスド・シールド・アーマー》 《ジェットガントレット・アーマー》 《バスター・パイル・アーマー》 《ランドスターの銃士》 《ブラックホールシールド・アーマー》 《オレイカルコス・ギガース》 《オレイカルコス・キュトラー》 《オレイカルコス・ディアボロス》 《オレイカルコス・デクシア》 《オレイカルコス・アリステロス》 儀式モンスター 《ミラーナイト・コーリング》 融合モンスター 《ビッグバン・ドラゴンブロー・アーマー》 魔法 《シールド・ウォール》 《青銅騎士団》 《魔法大学》 《悲嘆の宝札》 《アエトニクスの炎》 《ファイヤー・ウィップ》 《狂気の伝染》 《パンプ・アップ》 《埋没神の救済》 《清廉な墓地の魔力》 《セルフサクリファイス》 《死者の加護》 《手中掌握》 《悪夢の鉄鎖》 《細胞分裂》 《スタープラスター》 《エクスカリバー》 《金剛剣の復活》 《アーマード・グラビテーション》 《ジャンク・ディーラー》 《魔空合身》 《トイロボットBOX》 《フルアーマー・グラビテーション》 《データブレイン》 《運命の宝札》 《フェニックス・グラビテーション》 《エアロの爪》 《ガーディアン・シールド》 《服従》 《マジカル・ピジョン》 《黄泉天輪》 《復活の祭壇》 《オレイカルコスの魔封剣》 《蜘蛛の糸》 《エナジーリフレクト》 《オレイカルコス・デウテロス》 《オレイカルコス・ミラー》 《双弓のケンタウロス》 《オレイカルコス・トリトス》 《インパクト・リヴァイブ》 罠 《悪夢の三面鏡》 《ハーピィ・レディ-朱雀の陣-》 《仲裁の代償》 《水晶の封印》 《サクリファイスリミテッド》 《擬態》 《ジュラシック・ハート》 《冥界の鎖》 《ナチュラル・セレクション》 《誕生の祝福》 《むしばみ》 《聖なる旋風-ディバイン・ウィンド》 《マグネット・アーマー》 《歴戦の戦車部隊》 《ソルジャー・リボルト》 《オーラアーマー》 《断絶拳》 《テイクワンチャンス》 《一族の誓い》 《ガーディアン・フォース》 《ガーディアン・フォーメーション》 《魂刈りのデスエンド》 《リダクション・バリアー》 《攻撃誘導バリア》 《迎撃の盾》 《殉教者の呪い》
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3272.html
学園祭、そのさなか 一室にて、その戦いは起こっていた お互い、一歩も譲らず 互いの主張が、ぶつかりあう!! 「猫耳、つけようよ。似合うから」 「いらない!!無理!!!」 …えー 何が起こっているのかというと 2年B組の手伝いをする事になった操に、ゴスロリメイド服だけでは飽き足らず、猫耳までつけようとしているのである 駄目だ、このクラス。早くなんとかしないと 「絶対似合うってば」 「無理!!この格好でも十分に恥ずかしいんだからね!?」 「でも、大人しく着た操は偉い」 「ほらほら、佳奈美が待ってるから。早く早く」 にじりにじり 追い詰められていく操 どうやって突破したらいいものか、悩んでいると …こんこん、と部屋がノックされた 「えぇと…は、入っても、大丈夫、かな?」 「!!」 こ、この声は!! 「あ、ディラン先生、いいよ~」 「っちょ!?」 着替え終わってるから、いいと言えばいいけど!? そっと、あけられる扉 2年B組の呼び込みを手伝わされているディラン、執事服を着せられている …似合っている 無駄に、似合っている 多分、似合うように作られたのだろう そんな格好で、いつも通りの少しおどおどとした態度で、言ってくる 「えっと…みんなを呼んできて、って頼まれたんだけど」 「は~い、でも、その前に……彼女に、猫耳つけたら似合いますよね?」 「えっ、ち、ちょっと!?」 何を聞くか!? 女子生徒の問いかけに、ディランはきょとんとして じ、と操を見つめてきた …どうにも、この男は苦手だ 調子を狂わされる 「…うん、似合うと思うよ」 「ちょっと!?適当に答えないでよ!?」 「え、でも…リボンみたいで、可愛いと思うよ?」 操の反論に、不思議そうに首をかしげて、そういってくるディラン えぇい、こいつは!? 「そんな可愛いもんが、私に似合う訳ないでしょ?」 「?操ちゃんは、女の子だから。可愛いのが似合うのは、当たり前だと思うよ?」 本当に 本当に、当たり前のことを、当たり前のように言っている そんな様子の、ディラン お世辞とか、そんなものではない 純粋に、素直に思った事を、口にしてきている 思わず、赤くなって固まった操 その、隙に 「てい」 すちゃ 「!?」 「パーフェクト!!」 猫耳カチューシャをつけられた!? 「よし、これで完璧!!さぁ、いざ接客!!」 「こんな格好で!?」 「わぁ、やっぱり、リボンみたいで可愛いよ」 あぁあああああ、この男はっ!? 天然タラシとしか言いようのない、ディランの言葉に 操は、殴り倒したい衝動をこらえて、頭を抱えるのだった 三面鏡の人に土下座しつつ続く予定はない 前ページ連載 - 赤い靴
https://w.atwiki.jp/trpgken/pages/924.html
武宮 櫛名 TAKEMIYA Kushina 女・22歳 外見 くすんだ黒髪に白い肌。やや小柄な女性。 顔から足にかけて主に右側に古い傷跡があることを知るには、よほど近寄ってまじまじと見る必要があるだろう。 興奮するとうっすら右目のあたりの縫合痕が赤みを帯びて目立つこともある。 設定 辺境の小国、執侏(しゅす)領主の17女として生を受けたため、ヨロイ乗りとして戦場にいたことがあった。 その国はあまり裕福ではなかったため、本式のヨロイを必要数そろえることができず、対外的には一部を機面のそれで補っているような、そんな国だった。 そんな、外聞ばかりを気にするような気質だったからか、しばらく前に、その国は滅んだ。 私も、もちろん戦ったさ。それほどいい思い出もなかったが、悪い事もなかったし、好きな人もそこそこいた。守ろう、なんて考えてたよ。 でもね、内通者がいる張子の虎に、勝ち目なんてそもそもなかった。 私は、兄:黎吾の乗るヨロイに抉られて斃れてたよ。 右目右胸内臓右足……ごっそり持っていかれたさ。 戦場でのたうちまわることもできず、ひしゃげた機面ヨロイの中にうずくまってた私を文字通り拾ったのが神宮家の室井だった。 不足部分に機械を埋めて。鈍った動きを金剛機(ニンギョウ)で補い。 神宮家の狗として、今を生きている。 業/100 能力コスト/12 アーキタイプ/機人、巫女、元ヨロイ乗り、人形使い 因縁弱さへの共感 /中級 ヨロイへの憎悪/初級 名代を任命する/初級 冬 への既視 /初級 【能力】コスト12 体力 4/7 格闘戦闘/中級 敏捷 2/6 感覚 2/10 射撃戦闘/中級 追跡/初級 知力 2 心力 5 接合/中級 兵法:空拳/中級 共感 5 天下 6 作法/初級 神術/中級 帝王学/初級 活力/9+1 霊力/14 負傷ゲージ 4/2/1/1 水鴉 活力/12 霊力/- 負傷ゲージ 7/4/2/1 所持品明鏡×2 魂緒 天札 鉢金 無間鉢金 鋼機胴丸(丙種):心珠、腹部増設基、機面鏡(過去のヨロイから引き継ぎ) 埋込型鉢金 戦鬼眼(丙種) :閃光眼 鋼鬼脚(乙種) :白熱脚、蜥蜴 水鴉 機面金剛機 天輪脚 固定翼 紫電筒 噴骸 言い訳的な何か名前 :ナウシカのクシャナ殿下より名前をいただき日本風アレンジ時に櫛名田姫と合わせてみた。 金剛機 :クシャナと言えばバカガラス(ナウシカ登場の飛行船/コルベット)。バカガラス⇒許(ばか)烏(からす)=(「烏滸がましい」って書いたなぁ)⇒水鴉 神宮の人:室井(むめい)さんです。 突っ込み・弁明の場 レイアウトすらも度外視してとりあえずアップ。 -- yume (2011-05-15 01 12 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/saltysugar/pages/35.html
Yashica PentamaticIIの分解 (2011.6) 例によってヤフオクを徘徊していたら発見。Twitter仲間のFerdiさんの記事を以前読んで以来 欲しいと思っていたので入札。そのまま開始値の830円で落札。 届いたペンタマチックIIは、ミラーアップ、スロー不良、レンズ絞り作動不良、汚れ、カビとひどい状態。 何とか動くようにするべく、早速分解。 トップカバーを外すには見えるねじを外して、アクセサリシューを外す(写真は外した後)。 アクセサリーシューの下にある、巻き戻しレバーの切り替えノブも外す。 枚数計がトップカバーの外側に出ているので、巻き上げレバ―を外して、枚数計のねじを外しておく。 巻き戻しレバーは外さなくてよい。 トップカバーをはずして見てみると、特に変わったところはない。メーターがないのでシンプルである。底ぶたも外す。 ペンタプリズムの蒸着膜がはがれかけていたので、パーマセルテープを貼り付けて処置。 きれいにはがして表面鏡を貼ってもよかったのだが手抜きで済ませる。 貼り皮をアルコールを付けながらはがして、前板をはずす。ミラーボックスの下にスローガバナがある。 ミラーダウンのレバーがスローガバナの前にある。ミラーアップはここにモリブデングリスを塗ると直った。 スロー不良はガバナに注油すると直った。カメラ全体が油切れなのでベンジン油を各部に注入する。 シャッターレバーの右側のレバーがミラーアップのレバーである。 カメラの不具合は注油で直ったので、レンズにとりかかる。カビと絞りの固着があるので、全群分解する。 このレンズでは銘板を外す前に距離環をはずすと分解が楽だった。 絞りの外側が油で汚れていたので、汚れが取れるまでベンジンで絞りの表と裏を掃除する。 絞りレバーの回転部分には多数のベアリングが入っている。凝った造りだ。 距離の調整は距離環を外したところにストッパ金具があるのでここを調整する。 このレンズは分解されたものらしく、ストッパ金具の位置がずれていて、距離の表示がずれていた。 幸いカビはレンズクリーナで落ちたので、レンズをきれいに清掃して再組み立てして完成。 カメラの方は割と普通だが(巻き戻しレバーが凝っているが)、レンズにはお金がかかっているように感じた。 反射膜がはがれているのとミラーのあちこちにくすみがあるためかファインダーの見えはあまり良くない。 全体に痛みが進んでいるのでいたわりながら使おうと思う。 -
https://w.atwiki.jp/monookichrome/pages/44.html
天羅万象・零 「悔い無きよう、とくと御覧じろ」 キャラクター名:巻都逢惟(まきのみや・あい) PL名:上谷汐 性別:女 年齢:十六 容姿:長い黒髪に、深奥を覗き込むかのような黒目。身長は高くなく、健康的と言うよりは痩せぎみ。 猫のような釣り目を伏せ気味にしている事が多い。おそらくは釣り目に何かコンプレックスが。 立烏帽子に白鞘巻は舞う時のみ。 【アーキタイプ】 : 人形使い : 白拍子 : 隠密 : 剣士 【業コスト】 : 85 【能力コスト】 : 6 【能力値】 【体力】 【敏捷】 【感覚】 【知力】 【心力】 【共感】 【天下】 4(8) 7(8) 4(7) 4 6 5 4 《技能》 【体力】 格闘戦闘 ●○○○○ 蟲術 ○○○○○ 【敏捷】 運動 ●●○○○ 隠身 ●●○○○ 回避 ●○○○○ 白兵戦闘 ●●●●○ 忍術:霊流 ●●●○○ 早業 ○○○○○ 【感覚】 応急手当 ●○○○○ 観察 ●●○○○ 偽造 ○○○○○ 射撃戦闘 ●○○○○ 追跡 ●○○○○ 枕事 ●○○○○ 【知力】 陰陽術 ○○○○○ 傀儡術 ○○○○○ 事情通 ●●○○○ 【心力】 意志力 ●○○○○ 神通力 ○○○○○ 接合 ●●●○○ 兵法 ○○○○○ 法術 ○○○○○ 【共感】 芸事 ●●●○○ 話術 ●○○○○ 【天下】 軍略 ○○○○○ 作法 ○○○○○ 神術 ○○○○○ 帝王学 ○○○○○ 《活力》【体力】+【心力】 《霊力》(【心力】+【知力】)*2 10(18) 20 《負傷ゲージ》(4(8):2(4):1(2):1) 軽症:4(8) 重傷:2(4) 致命:1(2) 死亡:1 武器名 :武器修正 :射率 :射程 :装填数 彗星刀 :+3 :1 :5m :1 重連銃 :+3 :5 :50m :30 忍刀 :+3 :- :- :- 名刀打刀(白鞘巻) :+5 :5 :- :8 《因縁》 タイプ :因縁名 : 感情 :家族への憧れ :●●○○○ その他 :皮肉屋 :●○○○○ : :○○○○○ : :○○○○○ : :○○○○○ : :○○○○○ : :○○○○○ 《所持品》 明鏡、魂緒、無間鉢金、機面金剛機 楽器、衣装 忍術の仕込み 珠15個 《特殊能力》 金剛機高速機動 【体力】【敏捷】【感覚】を使用する全ての判定で成功したダイスを振り足す。 索敵盤 金剛機の視界を【感覚】*200mに拡張。 軍略 および戦に関する 帝王学 の判定+2d6 霊導夢 霊導の有効範囲を【感覚】*100mに拡張 散華 金剛機を自爆させ、半径15m以内に30点のダメージ 毒壺の術 消費霊力6 難易度3 体内で強度3の毒を作る。使用中、術者は自分の受けた毒の強度を3減らすことが出来る 鉄拳の術 消費霊力4 難易度2 白兵戦闘 格闘戦闘 、手裏剣などの打撃武器による 射撃戦闘 のダメージ+3 変わり身の術 消費霊力2 難易度1 術者の姿の変わり身を作ることが出来る。【心力】*2ラウンド持続。 能力値1 成功値1 活力2 無影分身の術 消費霊力7 難易度3 望んだ姿の変わり身を作ることが出来る。【心力】*2ラウンド持続。 能力値5 成功値2 活力10 鋼割りの行、縮地の行 戦闘ラウンド中2倍の距離を移動出来る。 格闘戦闘 を忍術で行える。 人形使いは実は…… 明鏡:25 心珠:25(50) 機面鏡:10(60) 索敵盤:5(65) 霊導夢:5(70) 散華:5(75) 彗星刀:5(80) 重連銃:5(85) で装備コスト85 業コスト35でした!
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/14.html
大日本地誌大系第31巻 11コマ目 ※国立公文書館『新編会津風土記45』より小瀬沼図 小瀬沼 檜枝岐村の南にあり。 東西1里12町・南北18町。半を限り上野国利根郡の支配なり。 大江沢、釜堀沢の諸渓流入る。蒪菜(じゅんさい)多く鮒(ふな)・岩魚(いわな)を産す。四方に山を擁し水面鏡の如く、大巖その中に屺立し、鸕鷀(ろじ)多く集まる。四山皆勢緩く「ツカ」樅(もみ)柳の外さらに他木を交えず。 獨燧(ひうちが)嶽のみ近く北岸に峙(そびえた)ち、上には巖石(がんせき)重畳(ちょうじょう)し下には雑木繁茂(はんも)す。遠く西南を望めば至佛の悛嶺(しゅんれい)敷峯の奥にあらわれ、残雲(ざんうん)奇状(きじゃう)をなす。幽邃(ゆうすい)の勝地(しょうち)なり。 檜枝岐村より戸倉村まで行程8里計。山谷の間人家なし。戸倉村よりこの沼の東岸に小屋2軒をかけ置き従来に便す。 土人この邊にて牛と船とを言うことを忌む。これを犯せば怪異ありとて、漁獵(ぎょりょう)するに筏を用いて舟を用いず。 小瀬峠(三平峠) 至佛山の東にあり。利根郡と峯を界とす。利根郡戸倉村に越る路なり。 小瀬平 古町組檜枝岐村の西にあり。東西3里計。只見川原中を流れる。 土人の説に、昔以仁王(もちひとおう)に供奉(ぐぶ)し来りし小瀬大納言藤原頼国という人住せし地なりという。 今も小瀬沼の北岸に小瀬殿の的場の跡と伝あり。 又、原中に水田の形残れる所ありとぞ。 この原の半を限り、只見川より西は上野国利根郡支配の地なり。 余談。 小瀬(尾瀬)の名前の由来について取り上げている所がありましたのでご紹介。 尾瀬物語 名前の由来 一部引用 「尾瀬」の語源 尾瀬の名前の由来はいくつかの説があります。主なものはの3つです。 〇地勢説 「瀬」には「川の水が浅く人が歩いて渡れる所」という意味があります。尾瀬は「生瀬」(おうせ)のことであり、浅い水湖中に草木が生えた状態である湿原を意味する「生瀬」が転じて「尾瀬」となったといわれています。 〇尾瀬氏説 平家追討の合戦で敗れた尾瀬大納言(尾瀬三郎房利)が落ちのびて永住して尾瀬氏となったなどの落人伝説です。 〇安倍貞任「悪勢」説 前九年の役で滅んだ奥州安倍貞任の子が逃げ込み、付近の部落を襲って、「悪勢(おぜ)」と呼ばれ、転じて尾瀬となった説 なお、会津風土記の本編に語源についての記載はありませんでした。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1252.html
合わせ鏡のアクマ 49 (呪われた歌の契約者より) 都市伝説4コマ風劇場 「・・・ぐふ」ボタッ 「うわっ鼻血!?」 「幽霊が鼻血って、お前なにがあったんだ!!?」 「ざ、残念でしたね先生・・・私と同じ方向を見ていれば・・・・・・」 「天国が・・・見え・・・・・・た」 「の、に・・・」ガクン 「しっかりしろぉおおお!!!」 脅威のスカートめくりを目撃してしまったがためにこんなことに・・・ * 都市伝説4コマ風劇場 「・・・・・・」ピクッ 「お、お嬢さん?」 「この距離でも半裸なら・・・いける!」スッ 「なにが!?」 「心眼!ブラボーアイ!!」カッ 「身長○○体重△△スリーサイズは上から・・・」 「誰の個人情報ですかそれ!?」 姫さんは某少年漫画のキャラの特技が使えます、という話。 ツッコミは引き続き女装少年さんです。適役すぎるんで・・・ * 都市伝説4コマ風劇場 「・・・そういえばこの技は試してなかったわね」 「本当になんなのこの人、もう疲れたよ・・・・・・」 「悩殺☆ブラボキッス(はぁと」 「ッ!?」ドキン 「え、今なにをしたの・・・」ドキドキ 「ふー、かわいくても男ね。バッチリ効いたみたい」 「ぇ、バレ・・・えええええ!?」 「・・・気付いてないとでも?」 Q.なんでこの技使えるの? 姫「あの漫画が大好きだからよ!!」 主「いや、それだけじゃ使えないだろあんな技」 ちなみにバレバレでした、という話。 * 姫「シルバースキンがあれば都市伝説に肉弾戦で勝てるかも」 主「お前の実力は戦士長並みなのか・・・」 俺「個人的にはシークレットトレイルが好きだ」 * 姫さんの戦闘力は戦士長並…だと…!? 姫「それぐらいは鍛錬でなれるわよ」 主「普通はなれねえよ!」 姫「あーあ、シルバースキン欲しいなぁ」 妹「私の能力で結界を体表面に張るとシルバースキンみたいになりませんか?」 姫「・・・それだぁ!これであの筋肉達磨に勝てる!!」 俺「姫さんは腕力だけ見ると、アクマより下なんだぜ?・・・ただ技にキレがあるだけだ」 * (三面鏡の少女より) 都市伝説4コマ風劇場 「女装っこ男子、萌え・・・ぐふ」ボタッ 「また鼻血!?」 「目ぇ覚ましてすぐこれか!お前どうしたんだよ!?」 「また・・・見逃しましたね、先生・・・」 「わ、我ここに・・・桃源郷・・・を・・・・・・」 「見つけ、た・・・り」ガクン 「おぃいいいいい!!」 脅威のスカートめくり再びと聞いて 前ページ次ページ連載 - 合わせ鏡のアクマ
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4731.html
逢瀬佳奈美と宮定繰 03 早朝、まだ朝日が昇るよりも前 煌々と明かりの灯ったブティックの入り口に、一台のトラックがやってくる 「おう、来てくれたか」 「時間外労働ぶっちぎりだけどね」 玄関先の常夜灯の蒼白い光のせいだけではない、疲労困憊で血の気の失せた顔をした顔をしたブティックの社長 運転席から身を乗り出して、運転手の青年は笑顔で嫌味を言うが、それを嫌味と受け取る気力も残っていないようだ 「朝イチじゃ駄目なの?」 「本当は夜半前に搬入したかったんだが、ギリギリ間に合わなくてな。頼めるのがお前しかいなかった」 「いや、俺も引き受けたくなかったんだけどね。時間外労働や超過勤務は運転の敵だもん」 そう言いながらも青年は運転席を降りて、荷台の扉をがちゃりと開く 「徹夜何日目?」 「四日目。そろそろヤバイから手早く頼む」 「了解、積荷はどこ?」 「こっちだ」 「ほいほいっと……んじゃ、ちょっと車頼むね」 ふらふらと歩く社長の後ろについていきながら、青年は空っぽのはずの運転席に呼びかける そこには不自然な角度で、フロントガラスを背に膝を抱えて座る少女が、呼びかけに応えるように笑顔で手を振っていた 「布ものにしては丈夫だが、このまま運べるか?」 「マネキンごと持ってってもいいなら、ちゃんと固定すれば問題無いよ。届け先の許可は?」 「宿直の教師に話がついてる。空き教室が確保してあるそうだから、そこへ頼む」 「了解っと」 青年がふと視線を落とすと、そこにはソファで眠りこけてるアルバイトの少女の姿 「中央高校の子?」 「明日卒業式だから帰って寝とけって言ったんだがな。ギリギリまでやりたいっつってこの有様だ」 「ふぅん……これ、その子の発案?」 「いんや? うちのツテがあったら引き受けただけで、黒幕は別の奴だそうだが」 「俺達の代も結構ハッスルしてたけど、年々気性が激しくなってるのかな、中央高校の生徒」 「こいつらの代が異様に派手なだけだろ……と、んじゃ頼む。俺もマジやばい、寝れる」 「寝るのは良いけど、搬出終わって鍵掛けてからにしなよ?」 「ぬぅ……早急に頼む」 「はいはい。こっちのマネキンごと四着と、他は?」 「その他の小物と着付けの仕様書。仕様書は箱に入れないで上に乗っけておいてくれ」 「了解了解」 言われるが早いか、指定されたものをてきぱきと荷台に積み込んでいく青年 ものの数分で、荷台の中にしっかりと固定されていくマネキン達を見送り、安堵したように玄関先に座り込んでしまう社長 「んじゃ、ちゃっちゃと運んでくるからゆっくり休むといいよ……って」 青年が声を掛けたその先には、座り込んだまま寝息を立てている社長の姿 「しょうがないなぁ……えーと」 青年は社長をひょいと抱え上げると、室内をきょろきょろと見回し 「ここでいいや」 ソファで寝ているアルバイトの少女をぐいぐいと端に寄せ、空いたスペースに社長を押し込んで、ご丁寧に毛布も掛け直していった ぱたぱたとトラックの運転席に戻った青年は、そこで待っていた少女、『あの世送りのカーナビ』に微笑み掛ける 「鍵、掛けといてあげれる?」 「ん、いいけどね。たまには使わないと感覚忘れちゃうし」 少女がちょいと指を振ると、念動力か何かの力でブティックの入り口の鍵がかちゃんと掛かる 本来は、車のドアにロックを掛けて獲物を逃がさないようにするための能力なのだが、そこは契約による拡大解釈というやつである 「そいじゃま、慌てず安全運転で急いで行くとしますか」 「はーい、信号に引っ掛からない道をナビるからねー」 ゆっくりと発進し、店の前から遠ざかっていくエンジン音 そして訪れる、夜明けまでの僅かな時間の静寂 目を覚ましたアルバイト少女のリアクションでそれがぶち壊されるまで、まだ二時間ほどの余裕があったのだった ――― 人の気配の全く無い、だがそれ以外の数多の気配がざわめく明け方の中央高校 夜明けと共にそれらは物陰へと、隙間へと、潜む場所へと隠れていく そんな気配の残滓を蹴散らすように、宿直の教師の立会いの下で荷運びに奔走する青年の姿 運び込まれたそれは、誰も訪れない空き教室で、静かに己の出番を待つ 遠く離れた体育館で行われる卒業式が、恙無く終わるその時を ――― 卒業を、そして進学や就職を称え合う笑顔 別れを惜しみ再会を約束する涙 様々な生徒達の様々な表情が交錯する中、宮定繰はどこか所在なさげにぼんやりと自分の席に座り込んでいた 「どしたの、繰?」 「佳奈美……」 丸めた卒業証書でぺしりと頭を叩かれて顔を上げると、そこには親友である逢瀬佳奈美の笑顔 「なんか、こう……ね、あんまり実感が湧かないのよね、卒業って言っても」 「まー繰は卒業とか割とどうでもいいやって考えだったし、人生の節目っていうよりちょっとしたハードルって感じだったもんね」 「単位や出席日数が大丈夫だって判った時点で、大体片付いた感じだったし」 ふうと溜息を吐いて、佳奈美が背にした教室の様子をぼんやりと眺める 「ただ、もうここに来なくなるってだけ……なのよね」 「宮定さんが何か寂しい事言ってるー!」 「私達と毎日顔を合わせる事が無くなるってのに!」 「みゃーちゃんのいけずぅ」 「くっくるんとあたしの関係ってその程度のものだったのね!」 「にゃー!?」 佳奈美をぐいぐいと押し退けて、周囲に居たクラスメイトの女子達が繰の周りに人垣を作る 「宮定さんは、私達と会えなくなるのは寂しくないの!?」 「いや……皆、大体近場の大学とか就職先じゃない。会おうと思えばすぐ会えるし」 「学校では会おうと思わなくても会えてたんだから。宮定さんはこれから毎日、私達全員と会おうと思ってくれる?」 「皆それぞれの生活あるんだし、そういうわけにもいかないでしょうが」 「みゃーちゃんが思うか思わないかが問題なの。そこんところどうなのかな?」 「ぶっちゃけ毎日とかは鬱陶しいから無理」 「ごふうっ!?」 「ばっさり斬って捨ててきた!?」 項垂れ崩れ落ちる数名のクラスメイト達に、繰は苦笑を向ける 「鬱陶しいってのは冗談だけど。毎日顔を合わせるとか、家族でもなきゃ無理でしょ、常識的に考えて」 「じゃあ家族になる! 繰ちゃんは嫁と旦那どっちがいい!?」 「姉とか妹でもいいよ?」 「いっそ娘とか」 「それならママと呼んで!」 「本気で言ってたら流石にぶっ飛ばすわよ?」 「冗談だってばー」 「本気に聞こえたらそれはそれでどうかと思うぞぅ?」 「あんた達の冗談は、たまに冗談に聞こえないから扱いに困るのよ」 笑顔で拳を握り込む繰を、クラスメイト達はぺちぺちと叩く 「ていうか繰、お嫁さんって正直どう?」 「どうって……何よ」 「ウェディングドレスの花嫁って、素敵だと思わない?」 「……まあ、綺麗だとは思うけど」 「友達のウェディングドレス姿とか、祝福したくなると思わない?」 「まあ、そりゃあ友達の門出ぐらいは祝って当たり前だと思うけど。誰か結婚とかの予定でもあるの?」 質問の意味が理解できず、首を傾げる繰 「式の日取りとか決まってるなら顔ぐらいは出すけど……ねえ、佳奈美?」 困ったように親友の姿を探すが、ふと気が付けば人垣の何処にも佳奈美の姿は見当たらない 「逢瀬さんが何処に行ったのか、気になる?」 「……どういう意味?」 クラスメイトの一人が、意味ありげにくすりと微笑み すぅっと腕を上げると、ぱちんと指を鳴らした それと同時に周りを囲んでいた人垣が一糸乱れぬ動きで繰の両腕をがしりと押さえつける 「ちょっ、何!?」 ずるりと椅子から引き摺り下ろされ、即座に両足も押さえ込まれ そのまま担ぎ上げられるように教室から運び出されていく 「な、何っ!? どういうつもりっ!?」 狼狽する繰と、きゃいきゃいとはしゃぐ女子一同 事情を知らされていない一部の女子と大半の男子は呆然とその様子を見送り ただ一人事情を察していた獄門寺龍一だけが、一人静かに溜息とも感心ともつかない微妙な吐息を漏らしていたのだった ――― 「にゃー!? すとっぷ、すとーっぷ!?」 「ええいカナちん、ここまできて往生際が悪いぞ!」 「往生際も何も、卒業式の日に学校で真っ裸に剥かれるとか流石にどうかと思うよ!?」 現在では使われていない空き教室の一つ ガラスは全て目隠しの暗幕が掛けられており、昼間だというのに蛍光灯の頼りない明かりだけが、佳奈美の柔肌を照らし出している 「大人しくぱんつも脱ぐが良い! そうでないと着付けができん!」 「だから、何の着付け!?」 「今日という日に限って柄物なんぞ穿いてくる方が悪い! くまさんプリントとかギャルゲーのヒロインかー!」 「理不尽な怒られ方だよ!? というか何で白いレースの下着とかガードルとか用意されてるの!?」 「うふふ、勿論カナちんに穿かせるために決まってるじゃない」 「いやだから何でー!?」 「全身コーディネートだからに決まってるでしょう! 全部手縫いの逸品なんだから、心して穿くがよい!」 「何であたしのサイズの手縫いの逸品なんて存在してるのかな!?」 「カナちんの彼氏さんにサイズ聞いた」 「宏也さーん!?」 「ええい、埒が開かん! クラスメイト諸君、埒を開けたまえ!」 「佳奈美、ごめんねー」 「面白そうだったからついつい」 「でも佳奈美にも悪い事じゃないから、とりあえずやってみ?」 「わ、わかったから!? 自分で脱いで自分で穿くから放してー!?」 「佳奈美、下着のつけ方適当だから却下。フィッティングとかちゃんと勉強してる私に任せなさい」 「にゃー!?」 どったんばったんと騒がしい空き教室に、コンコンと響くノックの音 すぐさまほぼ全裸の佳奈美を隠すようにクラスメイト達が暗幕を展開する 「おっけー、いいよー」 そっと扉の隙間から中の様子を伺い、佳奈美のあられもない姿が廊下に見えないと確認してから 繰を担いだ女子一同が、空き教室にどかどかと乗り込んでくる 「ちょっと、さっきから何してるのこれ!? というか放しなさいよそろそろ!」 「繰っ!?」 「佳奈美!?」 親友の声を互いに確認し、思わず声が荒くなる二人 「予定よりちょっと早いよー」 「むしろそっちが遅くない?」 「あれ、そう? 佳奈美が抵抗するから手間取っちゃって」 「何さ、事情話してないの?」 「サプライズにしようと思ってたから」 「サプライズで着付けまでするなら、眠らせるか気絶させないと無理でしょ。ちゃんと事情話して」 「あ、そういやそうね」 「じ、事情って何!? いやホントに何!?」 全く事情が理解できない会話を繰り広げるクラスメイト達に、佳奈美は目を白黒させながら悲鳴じみた声を上げる 「んふふー、あのねー?」 こそこそと佳奈美に耳打ちをするその声は、暗幕の向こうの繰には聞こえない 「ちょっと、佳奈美に何してるの!? 佳奈美、大丈夫!?」 「あ、うん。とりあえず変な事じゃないのは判った……けど、せめて説明してから連れてきて欲しかったよ」 はふうと漏れる溜息の音と 観念したかのように、僅かな衣擦れの音が暗幕の向こうから繰に伝わってくる 「本当に何をしてんのよ、皆」 「んふー、秘密ぅ」 「見てのお楽しみってやつ?」 「さぁて見るだけで済むかなぁ、うへへ」 「あんた喋り方おかしい」 「ごめん、ここ三日ぐらいで四時間ぐらいしか寝てないから」 「何やってんのよあんたは……」 床には足をついたものの、両腕をがっちりと押さえつけられたままの繰は、妙ににやにやしているクラスメイト達を不安げに見回す 「普段からちゃんとフィッティングしてないとねー、こうやって脇腹とかお腹に肉がね?」 「寄せて上げたりしながらの解説は色々と生々しいよ!?」 「下着はちゃんとつけないと健康にも影響あるから説明してんの。その辺雑だから、佳奈美の胸は育たないのよ」 「……ちゃんとやってたら育つの?」 「寄せて上げた分が定位置に収まるぐらいには?」 「下着オッケー? それじゃあ本命いきまーす」 「ふわぁっ!? なにこれ!」 驚いた声を上げる佳奈美に、繰を押さえつけているクラスメイトの少女がにやりと笑みを浮かべる 「うふふー、お気に召してくれた? うちの就職先のデザイナー兼社長手ずから仕上げた逸品よ。あ、刺繍と縫製はあたしー」 「刺繍とか縫製とか……服?」 「うん、特別な服よ? 特別な日に着るための」 「特別な日って、卒業式? 着物か何か?」 「大学の卒業式だとそういうの着るねー。でもうちの就職先、洋裁だから」 「あー、和装も良かったかもねー」 「逢瀬さんそっちも似合うかも」 「でも流石にそっちのコネは無かったしなぁ」 「神社のコネとか一番あるの、佳奈美だもんねぇ」 「毎年巫女さんやってたし」 「こっそりやるの難しいもんね」 そんな話をしている間に、暗幕の向こうでは衣擦れの音が止み 「凄いなぁ、サイズぴったり」 「そりゃあもう期日ギリギリまで毎日サイズ確認してたからね。手で」 「やたらとセクハラ増えてたの、このせい!?」 「かなみーん、着付け終わったなら見せて見せてー」 「そうそう、宮定さんにも見せたげないと、なんかまだ心配そうだしー」 「拉致られてひん剥かれてるとこに遭遇したら心配するわよ普通!?」 「色々小物もあるからちょっと待ってねー」 「暴れたから髪もちょっと整えてー……うん、良し」 「これ持ってねー」 「こういうの持つの本番じゃないの?」 「うふふー、ノリよノリ」 ばさりと暗幕が取り払われ、視線を遮るものが無くなった 黒が占めていた視界に現れたのは、純白のドレスに身を包んだ佳奈美の姿 首周りから胸元にかけては緻密な刺繍で彩られ、腰周りから足元にかけてをふわふわと覆うレースのプリーツ 大輪のコサージュとレースのリボンで彩られた造形は、まるでプレゼントとしてラッピングされているかのようだった そして何よりそのドレスを印象付けるのは、照れたようにはにかむ佳奈美の顔を覆うヴェールと、白いすらりとした長手袋に覆われた両手で抱えたブーケ 「ウェディング、ドレス?」 「ドレスだけではありませーん」 クラスメイトの一人が、携帯電話を取り出して何処かへと連絡をしている 気付けば何やら騒がしい廊下から、遠慮がちに教室に入ってきたのは 「あれ、おとーさん?」 佳奈美の父である、逢瀬乗次である 佳奈美も、卒業式に保護者として来ているのは知っていたが、こうして校内で出会う事は想定外だった 「お話を聞いた時はびっくりしたよ、佳奈美」 「いや、あたしも何も知らなかったからびっくりだよ!? というかお父さん知ってたの!?」 「千春さんがもうノリノリだったから」 「おかーさんまで!?」 「それよりも、あまり待たせるのも申し訳ないからね。ほら佳奈美、行こうか」 「え、待たせるって? おかーさんにも見せるの?」 「……本当に何も聞いてないんだね」 父に手を引かれて廊下へと出て行く佳奈美を呆然と見送ってから 繰はようやくクラスメイトの拘束から解き放たれる 「どう、びっくりした? びっくりした?」 「佳奈美ってば目をキラキラさせちゃってたよね。あんまり状況は理解してなかったけど」 「大丈夫、すぐ状況は理解するわよ」 「そうね、お父さんが道すがら説明してくれるだろうし」 「それじゃあ次ね」 「ええ、次よ次」 繰を捕まえていた面々は教室の出入り口を封鎖し 佳奈美の着替えを担当していた面々が、手をわきわきと動かしながら繰ににじり寄ってくる 「え……な、何?」 クラスメイトの女子一同は、天使のような笑顔を浮かべながら、獰猛な肉食獣のような気配で 「繰も、着ようか?」 「何を!?」 「ウエディングドレス♪」 「な、何で私がそんなの着るのよ!」 「宮定さんってばさー、放っといたら一生着ないでしょ、こういうの」 「……好き好んでは着ないわよ、そりゃ」 「ディラン先生かわいそー」 「な、何でそこで先生の名前が出てくんのよ!?」 「繰は見せたくないの? ディラン先生に」 「はっ……は、ははは、恥かしいでしょ!? 私にああいうの似合うわけがっ!」 「大丈夫、デザインはちゃんと宮定さん用だから。サイズも」 「どういう事!?」 「宮定さんが着てくれないと、デザインも予算も製作に費やした膨大な時間と労力も全部無駄になるの」 「う……ぐっ……」 迷っている それはつまり、着てもいいという気持ちも内心あるという事 「とりあえず着てみてよ、一回も着てもらえないと作ったあたしが無くぞぅ」 「友達の努力を無駄にするのー?」 「きっと似合うと思うんだけどなー」 「ディラン先生も、きっと喜んでくれると思うんだけど」 そう判断したクラスメイト女子一同の総攻撃に 繰は抗戦も逃亡も許されず、なし崩し的に暗幕の向こうへと引きずり込まれていくのであった ――― そこは、ついしばらく前まで卒業式が行われていた体育館 並べられた椅子などはほぼそのままだったが、ただ壇上へと向かう中央の椅子だけが取り除かれ、赤い絨毯で道を作られていた 「お待たせ」 乗次がそう言って笑顔を向けた先に立っていたのは 「宏也、さん?」 佳奈美が戸惑うのも無理は無い そこに居た広瀬宏也という男の外見については、今まで『組織』の『黒服』としての姿しか見た事が無い 特徴と個性を消すための特徴と個性であった黒いサングラスとスーツではない、佳奈美のドレスに合わせたかのような純白のタキシード姿である 「それじゃあ、宏也くん」 乗次は佳奈美と組んでいた腕をそっと解き 「佳奈美の事、よろしく頼むよ」 「ええ、俺の一生を以って応えます」 戸惑う佳奈美の手を、乗次の手が宏也の腕へと運ぶ 「え、これ、その、えええええ!?」 「お前の友達、よくもまあこういう事考えついた上に実行するもんだな。俺なんかよりずっとぶっ飛んでるよ」 見れば、壇上には誰かが立っている 卒業式では校長が卒業証書の授与のために立っていたそこには、佳奈美にも見覚えのあるマッドガッサー一味の神父の姿 並べられた椅子には佳奈美の見知った母や妹、滅多に会わない親戚達の他に、神父と一緒に来たのであろうマッドガッサー一味の面々の顔があった 「宏也さんは知ってたの?」 「まあな。そうでなきゃこんな格好はしてないし、知り合いの神父を手配したりもできないな」 「んもー、何で教えてくれないの?」 「友達連中が、あんまりにも楽しそうだったんで、つい……な」 そう言いながら、宏也はふと時計を見る 「さて、もうそろそろかね」 「え、これ本当に式なの? 進行するの?」 「そりゃあわざわざ神父まで呼んだんだしな。そろそろってのは、それとは別に……お、来たな」 宏也の視線は、壇上とは反対側 体育館へと向かってくる廊下に向けられる そこには宏也と同じように、すらりとした白いタキシードを着せられたディランが、クラスの女子数名に背中を押されて運ばれてくる姿があった 「ディラン先生? あ、もしかして」 「そのもしかして、だな」 悪戯が成功したようなにやにやした笑みを浮かべる宏也に釣られて、佳奈美もまた顔を輝かせる 佳奈美達の元へと運ばれてきたディランの後ろからやってきたのは、A-No.18782にエスコートされてきた花嫁の姿 全体的にふわりとしていた佳奈美のドレスとはまた違う、百合の花のようなすらりとしたシルエット チャイナドレスにも似た造形の、スリットの入ったシャープなラインのスカートが繰のスタイルを引き立てている 「どうも」 ディランはもとより、宏也とも面識のあるA-No.18782は、過去のいざこざなど気にした様子も無く慇懃に頭を下げる 「何でお前さんが、彼女のエスコートなんだ?」 「まあ色々事情があって他にアテが無かったので。彼女の友人にも『引継ぎはちゃんとしなさい』と怒られたので、こうして来た次第です」 そう言うとA-No.18782は、繰の手をディランに向けてそっと差し出させる 「では、以後の宮定さんについては完全に一任しますので。書類については既に決済も終わってますので問題なく。あとは……」 ぴらりと取り出した書類を、二組のカップルに手渡していく 「後日、自治体の役所の方にこちらをどうぞ。『組織』では受理できませんのでお間違えのないように」 渡された書類に書かれていた文字は、婚姻届 「戸籍上の問題などがありましたら、いつでもご相談は承りますよ? それでは」 ディランと繰も引っ張り出し、準備は万端と言わんばかりに集まってきたクラスメイト達に紛れるように、A-No.18782はするりと姿を消してしまった 「食えねぇ奴だな」 「悪い人ではないんですけどね」 顔を見合わせて、くすりと笑みを浮かべる宏也とディラン そして二人は、クラスメイト達に急かされる花嫁の手をそれぞれ取って、壇上へ向かって歩み出す まるでこれからの未来を暗示するかのような 脇道など何一つ無い、祝福に彩られた真っ直ぐな道を ――― 「はー……今日一日で、一生分はしゃいじゃった気分だー」 学校での挙式、そして披露宴という体の大騒ぎに二次会三次会を経て、ようやく家に戻ってきた佳奈美 そのまま宏也と一緒に居ても良かったのだが 「第……何回だっけ、もうわかんないけどとりあえずあたし会議ー」 今まで共に歩んできた都市伝説、『合わせ鏡の向こうに自分の死に顔が見える』が潜む三面鏡を開く いつもならそこには三面鏡の合わせ鏡に無限に映る自分が、一斉にこちらを見てくるはずなのだが 「お疲れ様」 いつもとは違う、落ち着いた声 こちらを見ているのは無数の合わせ鏡の中から、ほんのいくつかだけだった 「……あれ? 何で、おばーちゃんが居るの?」 そこに映る姿は佳奈美の知る祖母の姿 に、よく似た老いた女性の姿だった 「あたしは相変わらずね。鏡というものは自分の姿を映すものでしょうに」 「……え? えー!? だって今までは普通に今のあたしばっかり映ってたよ!? もしかしてもの凄い成長したとか!」 「成長なんかこれっぽっちもしてませんよ。あたしはあたしとは契約してからずっと、自分の死に顔を『近い順番』にしか映せてないだけなんですから」 その言葉の意味がよく理解できず、佳奈美は首を捻る 今まで三面鏡に映し出されていた『無限』の佳奈美の姿は、佳奈美の容姿がさして変わらぬ間に死が訪れる可能性が『無限』にあったという意味 それは、安芸葉鳥という男が張り巡らせたドミノ倒しが要因であり それが取り除かれた今となっては、若くして命を落とす可能性がほぼ無くなったという事 「前の契約者は、死の『可能性』すら自在に映し出せて分身を生み出せたのだけど。あたしは本当にへっぽこねぇ」 「うぐぅ」 いつもと同じからかいの言葉も、年老いた自分の姿が相手だと年上を相手にしているようで反撃がしにくい 「まあ、こうして死の予定も随分先になったみたいだし。あたしはそろそろお暇しようかと思っているのだけど」 「え? それってどういう事?」 「何だかんだで無限を内包したあたしの存在はね、あたしにとって負担になるだろうから。折角宏也さんが人間になったのに、あたしが都市伝説に呑まれちゃったら意味が無いでしょ?」 「そっか……それはそれで寂しいかなぁ」 「友達も沢山出来て、家族と素直に暮らせて、末永く共に歩む旦那まで手に入れて何を贅沢な」 冗談めかしてそう語る鏡の中の佳奈美 「鏡に映る自分との一人遊びはもうお終い。自分よりももっと大事なもの、たくさんできたでしょう?」 「……うん」 「それじゃあ、あたしとあたしの契約はここまで」 「今まで、ありがとう」 「あたしは、あたし。自分にお礼を言ってどうするの」 「でも、こうして話してきたあたしは、やっぱりあたしとは違うあたしだから」 佳奈美はそう言って、笑顔を向ける 「本当に、ありがとう」 「うん、それじゃあね」 そう言って、鏡の中の佳奈美の姿はふつりと消え 鏡として本来あるように、ただ前に立つ佳奈美の姿をそのままに映す三面鏡がそこにはあった 「本当に……ありがとう」 佳奈美は繰り返し呟いて そっと、静かに三面鏡を閉じたのだった これにて一人の少女の物語は終わり ――― ぱたぱたと駆けてくる小さな足音 朝の静かな部屋の中に、元気に飛び込んでくる小さな姿 「百華ー、早く支度しないと遅刻するわよー」 遠くから聞こえてくる母の声に、逢瀬百華は身に纏ったセーラー服を見せびらかすように鏡の前に立つ 「第四回、あたし会議~」 そんな百華の声に呼応するように、三面鏡に映るセーラー服姿の百華が、一斉にこちらを向いた 「今日から一年生、待ちに待った中学校でーす!」 「だいじょうぶー? あたしって狡猾い割に迂闊さんだからなー」 「大丈夫だよー、あたしだってもうお姉さんとしての自覚はあるんだから!」 「佳奈美お姉ちゃんのとこの十也くん、大きくなったよねー」 「繰さんのところの菊花ちゃんもねー」 「まー二人とも、あたしと一年ぐらいしか違わないんだけどね」 「そう、あたしは二人のお手本となる立派なお姉さんにならなきゃいけないのです!」 「でもぶっちゃけ、十也くんの方がしっかりしてるよね」 「菊花ちゃんの方がお姉さんみたいだよね」 「下手すると九衛ちゃんより年下に見られてるよね」 「だ、大丈夫! 佳奈美お姉ちゃんよりはしっかりしてるから!」 「そんな佳奈美お姉ちゃん、八澄くん産まれてからはかなりしっかりしてるしねー」 「とりあえず中学校初日から遅刻しそうになってるようだとまずいと思うよー?」 「なんですとっ!?」 先程の母の警告がすっかり右から左へと通り抜けていたのか 時計を見れば割とギリギリな時間である 「いっけない、急がないと!」 「急ぐのはいいけど、車には気をつけてねー」 「友達にはちゃんと挨拶しようねー」 「もちろん先生にもねー」 「大丈夫、社交性には自信があるんだから! それじゃ、いってきまーす!」 百華は三面鏡をぱたんと閉じて、ぱたぱたと部屋を駆け出していき また一人の少女の物語が、始まっていく The End? 前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2482.html
すとれい・しーぷ000 “回らない世界の中心はいつだってキミだったじゃないか” “僕の23.4度 もうブレてしまったね” “禁忌の果実 含みあって 僕ら気づいてしまった” “戻れない過去こそ 僕の世界” “振り返るけど なにも見えなくなってて” “堕ちてくんだ キミの中” “居場所求めて彷徨うけれど 見えない 見えない 見えない” “キミの世界 放り出された Stray sheep” “僕は迷子” 歓声が上がる。最高の瞬間。この時の為に生きている。そう言っても過言ではなかった。 熱っぽい少女の声や、熱に浮かされたように叫ぶ少年の姿は最高の媚薬だった。 脳髄まで響くそれに、くらくらしながらステージを降りる。 「お疲れ様です、アベル様!!」 楽屋まで追いかけて来たファンの女の子がプレゼントの箱を押し付けてくる。 その顔は緊張と興奮から、顔が赤らんでいる。 「STRAY SHEEPの曲、大好きなんです!特にアベル様の歌声、澄んでいて、迷ってる私を導いてくれる気がして・・・!」 アベル。そう呼ばれたのは紛れもなく自分。俗に言う芸名だ。 メジャーバンド“STRAY SHEEP”それが自分の所属するグループの名前だった。 ゲーセンやホビーショップでのゲリラライブを中心に、流行している神姫ユーザーからの強い支持の元のし上がった異色のバンド。 かくいう自分も神姫バトルのヘビーユーザーだった。 筐体に座るとたちまち周りが沸いた。 「“狂い羊(マッドシープ)”アベル、今日もやるのか」 「くっそ、俺も戦いたかった!」 「狂い羊なんて呼ばないでよ!“謳う羊(ハミングシープ)”アベル様が正式名称よ!!」 口々に発せられる熱を持った言葉。そのどれも、自分の耳には入って来なかった。 アドレナリンを分泌しすぎた脳が悲鳴を上げ始める。 脳の奥のくすぐったさに薄く開いた口から声が漏れる。 それは笑い声となってセンターに木霊した。 「ユノ!いつものをかましてやれ!」 ポッドに吸い込まれたユノと呼ばれたストラーフは僅かにうなずくと、バーチャルの世界に粒子となって流れ込んだ。 何もない荒野。それが今回の戦闘ステージ。ユノのもっとも得意とするステージだ。 目の前に展開された三面鏡のようなバーチャルモニターを見つめながらサイドボードからデータウェポンを流す。 相手はアーンヴァル型。装備を見る限り射撃を得意とした神姫のようだ。 そうなれば、こちらの選択肢は接近戦一択だ。 ・・・こちらの持ちえる戦法は接近戦の力押ししかないのだが・・・。 流れてきたデータ粒子はユノの手首辺りからその手のひらを包み込み形を成す。 ナックルガントレット。黒光りするそれをユノはぺろりと小さな舌で舐めた。 『オーナー、私のチカラを見て』 グン、膝を曲げて勢いよく伸ばす。 その反動で荒野を駆る。わざと相手に見つかるように。 まんまとおびき出された相手のアーンヴァル。その手には長距離対応の銃火器。 飛行ユニットで空を駆る彼女の表情は勝利を確信しているかのようにも見えた。 「狂い羊、とかってたいした名前もらっても、こんな無策じゃ、勝てないぜ!」 さも楽しそうに言い放ったアーンヴァルのオーナーは最後の指令を打ち出した。 『了解です、マスター!』 命令を受けたアーンヴァルは手にした銃火器をユノに向けた。 「ユノ」 『了解だ、オーナー』 ユノは冷静に向けられた銃口を眺めた。 発射まで、3・2・1・・・ ゴォッという激しい爆音とともに火を噴くランチャー。ユノに迫る弾。 しかしユノは笑った。至極楽しそうに。 次の瞬間、確かにそこにいたはずのユノの姿が消えていた。 ランチャーが何もない地面に炸裂する。 『ど、どこに・・・!?』 あわてるアーンヴァルのセンサーがけたたましいアラートを鳴らし始める。 センサーの示す方向は・・・・・・・上。 『チェックメイト』 作り物のデータの光球を背にユノは拳を顔の前に構え小さくまとまりながら、逆さまに急降下して来る。 太陽で目が眩んだアーンヴァルは高速のその姿を捉えることができない。 影が動いた。同時に鈍い音。 落下速度を乗せたユノのジャブが綺麗にアーンヴァルの飛行ユニットを叩き割り、ともに荒地に墜ちた。 ジャッジAIが示した勝者はユノだった。三面鏡の正面に大きく結果が表示される。 “WIN” 『オーナーと私に勝とうと思うなら、もっと考えなしに動いてみることだ』 ぺろりと舌を出したユノの姿がバーチャルの世界から粒子になって消える。 ポッドへと戻って来た彼女の意識を人差し指の腹で撫でてやると、ユノは嬉しそうにほんのりと頬を染めた。 「負けたよ、すごいジャンプ力だな、そのストラーフ」 相手のオーナーは素直に負けを認め、握手を求めて来る。 握ったその手はバトルの興奮からか、僅かに汗ばんでいた。 謳い終わった後の歓声も好きだが、バトルの後、友情が生まれる瞬間、こちらも言いがたい幸福感を自分に与える。 「次に戦う時は負けません!」 「ふ、キミが私に勝つ日を楽しみにしているよ」 先ほどの熾烈な争いが嘘のように握手を交わす神姫達。 今度の曲はそんな無形の友情を描くのもいいかもしれない。そんな思案を巡らせた。 その日、センターの帰り道、メンバーとぐだぐだとくだらない話をしながら帰る。 いつもの光景。いつもの会話。いつもの帰り道。そうなるはずだった。 「じゃ、気ぃつけて帰れよ」 最後まで道の同じだったドラムのセトが手を振った。 大柄な体躯に似合わず朗らかな表情はどこか憎めない。 「キミこそ、車にはねられるなよ」 笑いながら分かれた後、小さな公園が見えた。 人気のない、寂れた公園。申し訳程度の遊具が並ぶ夕闇に何かが蠢いた。 「?」 いつもならこんな気味の悪い現象はスルーするのだが、その日はライブでの興奮からか気が大きくなっていた。薄暗い公園を覗き込む。 思えばここが運命の分岐点だったのかもしれない。 「っ、オーナー、後ろだっ!!」 ユノの絹を裂くような声とともに後頭部に鈍い痛みが走る。 最後に見たのは歪んだ男たちの笑みだった。 闇に堕ちた公園で身体中を鋭い痛みが走る。 苦しい。痛い。気持ち悪いよ。嫌だ、ユノ・・・ユノ、助けて、ユノ・・・ 鞄、楽譜、財布、持っていたものすべて奪われた。 声も。 ・・・ユノも。 地面に無残に投げ捨てられたユノの武装を握りしめて、冷えて行く身体の温もりを追う。 意識が奥へ奥へと進んで行って、最期には自分の姿が闇に消えて見えなくなった。 STRAY SHEEPが解散宣言をしたのは、その翌日のことだった。
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/2630.html
前の時のように手を抜いたデュエルをしたら承知しないよ 望むところよ デュエル!(城之内と) あたしのターン、ドロー。 ハーピィ・レディ・サイバーボンテージを攻撃表示で召喚。ターンエンド あたしのハーピィレディと蒼炎の剣士の攻撃力は同じ1800。 だからって、何もしないで終わるなんて、あんたらしくないね ・・・何を言ってんだか。あたしの気持ちがあんたにわかるわけない。 勝つことに飢え、戦い続けるしかない、あたしの気持ちが あんたが何を考えていようが、あたしはあんたを叩き潰すだけだよ! あたしのターン、ドロー あたしはもう1体、ハーピィ・レディ・サイバーボンテージを攻撃表示で召喚。 さらに、手札からマジックカード発動、エアロの爪。 エアロの爪を装備することでハーピィの攻撃力が300ポイントアップする ハーピィで蒼炎の剣士を攻撃! そんな無駄なことはしない。攻撃するなら確実にあんたのライフポイントを削るよ。 あたしは、リバースカードを1枚伏せ、ターンエンド 【回想】 ふふ、リバースカードオープン、ハーピィ・レディ-朱雀の陣- このトラップカードはフィールドにハーピィ・レディが2体以上いる場合のみ発動。 炎の翼が全ての攻撃を遮り、無効とする! ふふふふ・・・そうでなくっちゃ。やっと本当のデュエルが出来る! エアロの爪の特殊効果発動。 このカードが墓地に行った時、フィールドにいるハーピィレディに装備できる あたしも、遠慮なくいかせてもらうよ。 あたしのターン、ドロー。ふ・・・引いたよ そう・・・オレイカルコスの結界! これで、あんたはもう逃げられない。 ここには、あたし達しかいない。今度こそ誰にも邪魔されず、どちらかが倒れるまで戦える いくよ!ハーピィレディ・サイバーボンテージを攻撃表示で召喚。 さらに、ハーピィレディ達はオレイカルコスの結界の効果で攻撃力が500ポイント上がるわ。 さあハーピィ、サイバティックワイバーンを攻撃! 続けて、城之内にダイレクトアタック! 相変わらずしぶといね。だけどあたしの思い通りだよ。 リバースカードオープン、悪夢の三面鏡。 このトラップカードは、相手が通常召喚以外の方法で召喚したモンスターの数だけ、 自分のフィールドにモンスターのコピートークンを特殊召喚できる ハーピィレディ、スケープゴートを攻撃! このターン、コピーしたハーピィ達は攻撃できない。ターンエンド。 フッ、前の時と同じ手に引っかかるなんて、ミスを通り越して情けないわね、城之内 あんたのはったりには引っかからないわよ。あんたに逃げ場は無い。今度こそあたしが勝つ