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ストーンゴーレム 種族:創造体 登場作品:幻燐の姫将軍Ⅰ、戦女神Ⅱ、幻燐の姫将軍Ⅱ、冥色の隷姫、峰深き瀬にたゆたう唄、戦女神ZERO、 姫狩りダンジョンマイスター、神採りアルケミーマイスター、魔導巧殻、天秤のLa DEA。、 神のラプソディ、珊海王の円環、姫狩りインペリアルマイスター、天結いキャッスルマイスター、 封緘のグラセスタ、天冥のコンキスタ、天結いラビリンスマイスター 解説 魔術師によって生み出された石巨人兵。 雑感・考察 幻燐Ⅰは「石巨人兵」や「迷宮の守護者」、姫狩りダンジョンマイスターでは「試練の巨人」、珊海では「古びたゴーレム」、天結いでは「借り物のゴーレム」名義でも登場。 天秤、姫狩りインペリアルマイスター、天結いでは「彷徨う石巨人」名義でも登場。 名前
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百江 なぎさ 百江なぎさ(ももえ なぎさ)がデザインされたカード群。劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語時点で9種類が存在する。 6人目の魔法少女。小学生ぐらいの容姿をしている。 語尾に「なのです」をつけるのが口癖。 武器はラッパ。爆発するシャボン玉を作り出す。 +ネタバレ注意 その正体はお菓子の魔女が魔女になる前の魔法少女。円環の理に導かれていた。 さやか同様魔女としての力も使うことができ、顔だけ魔女化したり、使い魔を召喚することができる。 声優は阿澄佳奈。 カード一覧 《百江 なぎさ(416)》 《百江 なぎさ(417)》 《百江 なぎさ(418)》 《百江 なぎさ(419)》 《百江 なぎさ(435)》 《百江 なぎさ(436)》 《百江 なぎさ(437)》 《百江 なぎさ(438)》 《百江 なぎさ(439)》 コンビ 《巴 マミ&百江 なぎさ(483)》 《巴 マミ&百江 なぎさ(483)》 関連項目 『魔法少女まどか☆マギカ』 【魔法少女】 《お菓子の魔女》 べべ 鹿目 まどか 美樹 さやか 暁美 ほむら 巴 マミ 佐倉 杏子 キュゥべえ ゆの 鳴海 ナクル 種島 ぽぷら 八塚 万智 橘 美也 月読 鎖々美 沼地 蝋花 編集
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LGエーリュシオン(2代目) 通称 蒼き光の花園 レギオンリーダー 御伽 文目 メンバー 名前 レアスキル ポジション 御伽文目 円環の御手 和布浦朝顔 レジスタ 双葉菜花? 鷹の目 双葉菜種? この世の理 獅子堂椿姫? テスタメント 山村阿左美? ルナティックトランサー 藍堂霞? 縮地 祝柳? ファンタズム 二菖蒲? ゼノンパラドキサ 特徴 基本的に我が強いメンバーが集まりほぼ脳筋のレギオン 唯一の司令塔である朝顔基本的に作戦などの行動指針を決めている メンバーのチャームはすべて朝顔によりマギクリスタルコアの上限解放が施されているが完全にリミッターをはずのではなく上限を上げる改造を施すグレーゾーンの改造がされている。そのため髪の色の変化などは起こらない ノインヴェルト戦術とは別にカタクラフト戦術を行うことができる レギオンの通称はもともと初代エーリュシオンが「蒼き光」と名乗っており文目がレギオンを引き継いだ際に花園を付け足したため無駄に長くなってしまっている。だいたい周りからは略称の蒼きや花園といわれることが多い 基本的に文目がいろんな作戦等に首を突っ込むためレギオン単位で外征に出ているか文目以下数名が外征にでいることが多い 隊室の隅には大量のミカンと煎餅の箱等が積まれているらしい
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Bluetoothマウスと同様に円環のポインタが表示され、タッチボタン、タブ等の選択ができる。 FireTVの付属リモコンを使用する 付属リモコンでマウスポインタを出すのに Mouse Toggle for Fire TV を360円で購入。 iPhoneのApp Storeからも買える。 FireTVにアプリを転送する。 スマホ等を使用する Google play ストアに「Wukong TV Remote」があって、最下段の左端の Remoteから、 Dpad Mode Touchpad Mode Mouse Mode Keyboard Mode が選べ、特に「Mouse Mode」はマウスポインターが表示され、 標準のリモコンやFireTVリモコンアプリでは選択出来ないケースで 有用だと思います。 ※但し、どのModeもレスポンスは良くありませんので応急時に。 最下段の左から3つ目のMyappsを選ぶと、Fire TV (Stick)に インストールされているアプリの一覧が表示され、 スマホ・タブレット側から起動出来ます。 また、右最上部の三本線から、TV settingsでFire TV (Stick)の設定を ダイレクトに開けます。 その他、Scrncast,clean,Filemanager,Screenshot,Gamepad等々の アイコンもあります。ただ、私の環境ではScreenshotはうまく動作 しませんでした。
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暁美ほむら&ビースト ◆devil5UFgA 暁美ほむらは月を探していた。 太陽の光を浴びて、ようやく輝く月を探していた。 誰もが寝静まった中で大地を照らすその月に、かつてのほむらは少女・鹿目まどかを連想させた。 いずれ、あの月へと、少女の中へと誘われることだけを夢見ていた時期があった。 しかし、それは叶わなかった。 「ふふ……」 ほむらは、ケラケラと小さく嗤った。 柔らかな、しかし、下品な笑みだった。 少女の願いは、皓い無機質な獣に奪われようとしていた。 神を飼い慣らそうとする獣に、奪われようとしていた。 我慢など出来るわけがなかった。 元々、少女の決意に納得などしていなかった。 元々、一つ前の宇宙に未練がないわけがなかった。 それでも、少女の願いを理解したから、我慢出来た。 そんな、少女の願いが踏み潰されようとした。 「ならば、せめて、願いを踏み潰すのは――――私の手で」 ほむらは、ケラケラと小さく嗤った。 柔らかな、しかし、下品な笑みだった。 明日になれば、神から切り離した少女と再び出会う。 いずれ少女は自らを殺す。 歪だが熱い愛を抱いたほむらを超える。 そういった少女だ、そういった少女であって欲しいと願った。 誰よりも、ほむら自身が。 ほむらは、ケラケラと小さく嗤った。 柔らかな、しかし、下品な笑みだった。 鹿目まどかは特別だった。 どう特別なのかは、ほむら自身も理解できない。 初めてだというだけなのかもしれない。 まどかが本当に世界で特別なのかもしれない。 ほむらは、ケラケラと小さく嗤った。 柔らかな、しかし、下品な笑みだった。 悪魔はすでに狂っていた。 狂っていたが、涙が流れていた。 ほむらは、月を探していた。 新月の夜に、月などどこにもありはしなかった。 その事実に、狂った少女は涙を流したのだ。 ほむらは、少女が永遠に月であって欲しかった。 誰の脚も踏み入れない、古代に見た月であって欲しかった。 「…………………?」 その中で、不思議なものを見つけた。 探し続けた、延々と探し続けたもの。 しかし、其れに強い不快感を抱いた。 それは月であって、月ではなかった。 ――――新月の夜に、紅い月が輝いていた。 まるで、血に染まった少女のように見えた。 数度は見たであろう、悪夢の少女だった。 少女は血に染まってはいけない。 もっと、もっと、もっと。 少女は――――普通の少女でなくてはならない。 決して、少女は神ではない。 『少女を全てから取り戻したい』 強い愛をリフレインさせたその瞬間、暁美ほむらは紅い月へと誘われた。 ◆ ほむらが東京へと誘われると、そこは街中だった。 鬱陶しいほどに、人が無数に居た。 その中に、自分とだけ視線を合わせる『獣』が居た。 女性の形をしていたが、それは獣だった。 その獣は神を産み、神を殺した獣だった。 最強の獣たるビーストを殺して、神は生誕する。 永遠の千年王国が約束された世界。 その世界に、獣は居なかった。 壊れていく、未来のない世界を生き抜くために獣の因子を発揮させ、人間を辞めた獣。 その獣達に居場所はなかった。 ――――だから、獣は地獄から蘇って、神を殺した。 獣は、永遠の安息を人間から奪った獣だった。 「ふふ……」 「……」 ほむら――――悪魔は嗤い、獣は口を閉ざした。 悪魔と獣は、隣り合って歩き出す。 神を殺した獣が居た。 神を奪った悪魔が居た。 少女は悪魔だった。 獣も悪魔であった。 少女は神を愛し、それゆえに、神を奪った。 獣も神を愛し、しかし、神を愛せなかった。 栗色の瞳と薄く紅の入った唇。 面長なその顔を、瞳と同じ栗色の髪で彩っている。 獣は目を伏せた。 長い栗色の髪の中から覗く、どこか虚ろな瞳に、ほむらは吸い込まれそうになった。 栗色の瞳の中に、金色の瞳を観た。 獣の瞳だった。 「私は――――」 か細い声だった。 唇を小さく動かした、小さな声。 世界に栄光をもたらしたと言われる、英傑の声とは思えないものだった。 どこか親近感を覚え、同時に強烈な嫌悪を覚えた。 「私は、ビースト。人が望んだ神を殺し、約束された世界を奪った獣。マスターは?」 獣が放ったかすれたような声にまぎれて、ほむらは瞳を再び覗くことができた。 強さを感じる瞳ではなかった。 しかし、吸い込まれる瞳だった。 唇を歪に動かし、淡く嗤いながらほむらは答えた。 「私は、魔なる者。神が望んだ優しい世界から、神の願いだけを奪った悪魔」 獣の瞳に吸い込まれながら、それでもほむらは嗤い続けた。 栗色の瞳から凶暴な金色を感じながら、嗤い続けた。 獣は笑わなかった。 不快の念を抱いているようではなかったが、同時に共感もしていない瞳だった。 「……少しだけ」 ケラケラと嗤い続けるほむらを尻目に、獣は路地裏を眺めた。 路地裏の闇の中に、金色の幻想を抱かせる栗色の瞳を向けた。 いや、それは栗色の瞳ではなかった。 栗色の瞳は、金色に染まり、人の瞳から獣の瞳へと変化させていた。 「少しだけ、待っていてくれるかしら」 カツカツとブーツで地面を叩きながら、やはり小さな声で呟いた。 ほむらはゆっくりと頷いた。 その瞬間、獣の身体が『膨張』した。 膨らみ続ける身体は、獣の質素な服を喰いとるように破った。 長い黒髪は、触手のように蠢き、蝙蝠の翼のような形を描いて固まった。 女性としては長身であったその身体は更に膨らみ、2メートルを超えた。 ガラス細工のようだった指先は節くれだった大木の枝のように固まり、細い腕もまたほむらのウエストほどまで膨らんでいた。 獣は、男でも存在しないようなマッシヴな肉体へと変化させる。 魔獣の因子を発動させ、なお、魔獣<デビルビースト>に至れなかった魔人<デビルマン>。 魔獣の因子を発動させ、なお、魔獣<デビルビースト>に堕ちなかった魔人<デビルマン>。 そんな獣が、路地裏の中へと消えていく。 「ふふ……」 その後ろの姿を見ながら、ほむらは嗤った。 泣いているようにも見えるその笑いは、感じ取っていた。 獣が闇を蹂躙する様を。 数分もしないうちに、ひょっとすると数十秒のうちに、路地裏から血に染まった獣が現れた。 全て、返り血であった。 獣は傷を負っていなかった。 満足するように、やはりほむらは嗤った。 「神様は好き?」 「好きではないわ……ただ、愛しただけ。愛したけど、好きにはなれなかった」 獣――――不動ジュンは、やはり小さく呟いた。 「私もよ。神様は好きではないけど、神様を愛したの」 嗤っていた。 その奥には寂しさがあった。 ほむら自身は欲望としての愛を肯定しつつも、神にまでなった少女が欲望を肯定しないことを察していた。 少女の葛藤も、悩みも、全てをひっくるめての願いであることは知っていた。 それでも、ほむらは欲望を願った。 それがほむらの愛なのだから。 【クラス】 ビースト 【真名】 不動ジュン@デビルマンレディー(アニメ版) 【パラメーター】 筋力B 耐久C+ 敏捷D 魔力C+ 幸運E 宝具B 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 魔獣の因子:A 人を神の愛から遠ざける、魔獣の証明。 より強力な獣であるほどスキルランクは高くなる。 不動ジュンは神を産み、神を殺した最強の獣であり、神に連なる者は不動ジュンに対して優位に立つことはできない。 専用のスキル・宝具を所持しない限り、神性を持つサーヴァントのステータスを不動ジュンと同等まで下げる。 不動ジュンの元々のステータス以下であったステータスは、さらに1ランクダウンさせる。 【保有スキル】 気配察知:C 獣としての超感覚。 付近の生命体、無機物の位置や配置を補足可能。 このランクであれば周囲十m前後の範囲をカバーできる。 変化:C 魔人<デビルマン>へと身体を変化させる。 身体が膨張し、まるで鍛えあげられた英雄のような強固な鋼の肉体へと変える。 また、翼を生やして飛行することも可能。 魔眼:E- 獣と化した金色の瞳は、男女を問わず誘惑する。 ジュン自身も扱いきれない色欲の瞳。 特殊な魔力も持たない、ジュン自身の魅力。 魔眼とも言えないような魔眼。 【宝具】 『女神転生(デビルマン)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 不動ジュンの身体を膨張させ、硬質させ、筋骨隆々の魔獣の力を持った魔人へと姿を変える。 腕や翼、頭部を硬質化、あるいはエネルギーを纏わせて強化させることも出来る。 他にも、強力な高圧電流を身体から発することも出来る。 不動ジュンはこの宝具を解放していない状態では、生身の人間の能力となんの代わりもない。 『神殺魔獣(デビルマン・ギガイフェクト)』 ランク:B 種別:対神宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 神を殺した最強の獣である不動ジュンの真なる姿。 身の丈10メートルを超える巨躯へと変身し、肌は青みがかり、眼球には黄疸のような濁りが支配する。 自らの全身からエネルギーを放射し、全ての物体を消滅させる。 この宝具を解放することで、不動ジュンはステータスを1ランクアップさせる。 なお、この際の魔獣の因子スキルで挙げられるステータスは上昇したステータスのことを指す。 (宝具を解放することで、敵サーヴァントは下げられたステータスを該当箇所のみ回復させる) 【weapon】 【人物背景】 ファッションモデルをしている22歳の女性、実家は仙台、短大卒業後、モデルになる為に上京した。 物語開始時は都心のマンションで一人暮らしをしていたが、後に滝浦和美が押しかけてきて同居することになる。 デビルマンとして覚醒後、デビルビーストを駆る“ハンター(エグゼクター)”として扱われ、HA関係者からはコードネーム「ハンターJ」と呼ばれる。 ジェイソン・ベイツのみが唯一、何度かだけ「デビルマンレディー」や「レディー」との呼称を用いた。 ある夜、突然自宅に現れたアスカ蘭により連れ出された倉庫で狼型ビースト・ウルヴァーに襲われ、命の危機に追い込まれた影響により「デビルマン」として覚醒する。 翌朝それが悪夢ではなく現実だと自覚した際には衝動的に自殺を試みるも踏み切れず、結果、表面上はさほど変わらぬモデルとしての日常に戻りつつ、アスカの呼び出しに応じてはハンターとしてビーストを狩る二重生活を送ることとなる。 元来の陰気な性格も相まって、不条理な運命への絶望、先の見えぬ凄惨な戦いに対する葛藤と虚無感、そして獣の欲望への自己嫌悪に絶えず苦しむ。 物語中盤では、『たとえ世界に居場所がなくとも“人”として生き続けたい』との前向きな思いも持っていることを吐露する。 しかし、その後、徐々に、しかし確実に狂い行く世界と自分自身への苦悩はむしろ日増しに深刻となり、情勢悪化とともに本人の精神もまた追い詰められていく。 それは、和美との間に起こる束の間の幸福と最悪の悲劇により決定的となってしまう。 物語終盤では、楽園にてアスカに犯され、インフェルノに堕とされる。 一時的に絶望し状況を受け入れようとするも、同じくインフェルノに堕ちていたかつての敵、そして和美との邂逅によって、アスカを討つことを決意。 死んでいった全てのビーストやデビルマンの力と怨念、そして和美の愛をその身に凝集させ、復活。 インフェルノを脱し“悪魔”として地上に再臨し、“神の子”アスカと対峙する。 終始不利な戦いとなるが、両翼、両腕を失いながらも逆転勝利する。 そして月日が流れ、復旧し以前の活気を取り戻した街に、一人孤独に歩くジュンの姿があった。 和美に似た少女や、尻尾が生えた子供達が元気に駆けていくのを静かに見送りながら、彼女は人知れず雑踏の中へ消えて行った。 また、「デビルマン」の名を冠する様々な作品の中で、所謂“人間”とそれ以外の勢力(デビルマン、デーモン、或いはデビルビースト)の両方を救うことができた最初のデビルマンである。 【マスター】 暁美ほむら@劇場版魔法少女まどか☆マギカ [新篇]叛逆の物語 【マスターとしての願い】 円環の理から鹿目まどかを完全に切り離す。 まどかの願いである円環の理を叶えたまま、まどかをまどかとして存在させる。 【weapon】 各種銃火器、爆弾などは所持していないが、東京にはヤクザ事務所はいっぱいある。 【能力・技能】 円形の盾に内蔵された砂時計を用いた「時間操作」の魔法を操ることが出来る。 操作できる砂の量は1か月分のみで、砂の流れを遮断して時間を止める「時間停止」。 砂時計の上部から砂がなくなった時点で時間を1か月前まで逆行させる「時間遡行」しかできないという制限がある。 上部の砂がなくなると、時間停止も発動できなくなる。 今回の聖杯戦争では『時間遡行』を禁止されている。 【人物背景】 「現在」とは異なる未来の「時間軸」から来た、鹿目まどかの友人。 元々の時間軸では、魔法少女として戦うまどかに憧れる、病弱かつ引っ込み思案な少女であった。 だが、最強の魔女「ワルプルギスの夜」との戦いでまどかが戦死するのを目の当たりにして、「彼女に守られる存在から彼女を守る存在になりたい」という願いのもとにキュゥべえと契約を結んだ。 その後幾度も時間を遡り、まどかの悲劇的な最期を阻止するための戦いに身を投じる中で、魔法少女の本質やキュゥべえの正体を知ることとなる。 途中の別の時間軸のまどか自身と交わした約束により、まどかがキュゥべえと契約を結ぶことを阻み続けていた。過去には眼鏡をかけ、髪も三つ編みにしていたが、他の魔法少女たちに事情を話し協力を求める手段ではまどかを救えないという結論に至り、以降の時間軸では誰にも頼らず魔女を倒すという決意と共に、眼鏡を外し髪型も変えている。 まどかに対する想いは、当初は単なる友情であった。 だが、失敗を重ねて同じ時間を何度も繰り返すうちに後に引けなくなり[14]、全ての価値観をまどかの生死のみに置くようになる。 しかし、そのことがほむらも知らぬうちに、まどかに対し最高の魔法少女にして最悪の魔女となる素質を持たせるという結果に繋がっていた。 キュゥべえにその事実を伝えられた後に臨んだワルプルギス戦においては、重傷を負いつつもまどかの因果をさらに増やすことになる「時間遡行」を断念した。 今までの自分の行動が却って事態を悪化させていたという事実を認識したことで絶望したほむらは、ソウルジェムの穢れが急激に増加し魔女化する寸前であった。 最終話で、まどかによって再構成されたのちの世界でも以前の世界の記憶を維持しており、時間制御能力は失ったものの、まどかに成り代わる形で能力を継承し、彼女の武器である弓を使うようになる。 ある時、ほむらは魔法少女の鹿目まどか・美樹さやか・巴マミ・佐倉杏子と共に、見滝原で夜ごとに出現する怪物・ナイトメアと戦っていた。 だが、そんな状況に、ほむらはどこか違和感を持つ。 やがてほむらは、この現状が魔女化寸前の自分自身が作った結界の中にあり、概念と化したまどかを観測しようとするキュゥべえに利用されていることに気づく。 ほむらはキュゥべえの企みを破綻させるため、自ら円環の理に導かれず魔女と化すことを選ぼうとする。 だが、他の魔法少女たちの活躍によってキュゥべえの企みは砕かれ、ほむらの前にも円環の理の力を取り戻したまどかが現れる。 しかしほむらは、浄化される前に円環の理から人間としてのまどかを強引に引き抜き、世界をさらに改変する。円環の理から外れた存在となったほむらは悪魔を自称し、彼女のソウルジェムは穢れの浄化を全く必要としない「ダークオーブ」へと変化し、悪魔ほむらへと変貌を遂げた。 ほむらによる世界の改変後には、アメリカから帰国してきた転校生のまどかと再会するが、ほむらの問いに対して欲望より秩序の方が尊いと返したまどかに対しては、いずれ自分は敵対するかもしれないと述べた。 神にも等しい存在となっていたまどかを、更に因果律を書き換えることで取り戻したほむら。 だがまどかの存在は不安定で、ふとした切欠で「円環の理」に戻る危うい状態にある。 そのまどかを安定させるために、ほむらは聖杯戦争へと挑む。 【方針】 聖杯を手に入れる。
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ヨートゥンシュベルト CHARM 世代 第1世代 形式番号 正式名称 開発企業 ユグドラシル社、ケルティックデール社(*1)例外的に他メーカー(*2) 登場作品 使用者 竹久央など御台場女学校の生徒 今叶星・宮川高嶺・土岐紅巴など御台場女学校中等部に在籍したリリィ 續木姫翠 ※御台場女学校初等科に一時期在籍していた 解説 剣型の小型CHARM。今一番有名な第1世代CHARMである。御台場女学校の生徒は高等部に進学すると(*3)(中等科からいる生え抜きのリリィは中等部時代に(*4))自分用の物を全員1振りずつ仕立ててもらえる。(*5)リリィによってデザインや機能も違う。(*6) 御台場のリリィの多くは円環の御手持ちではなくてもヨートゥンシュベルトと愛用のCHARMの二振りを戦場に携帯する。(*7)CHARMはマギクリスタルコアの交換による持ち替えが可能なので(*8)、背中に背負ったり腰に差しておいて、「敵をヨートゥンシュベルトで弱らせたところでクリスタルコアを主武器CHARMに移し戦う」というのがガーデンの基本戦術。(*9)愛用CHARMの故障時に使ったり、最初に使用して投擲したりする、とも。(*10)
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登録日:2012/09/30(日) 18 09 29 更新日:2022/01/26 Wed 22 33 03NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 きずな 倉本 倉本きずな 円環少女 巨乳 最後の魔法使い 魔法使い 円環少女(角川スニーカー文庫)のキャラクター。 トラック運転手の父、倉本慈雄と暮らす一般的な17歳の女子高生。 ある日、車に轢かれそうになった黒猫を咄嗟に助けようとした時に、《見えない手》を動かす魔法を手に入れた。 幼少の頃、父に言われた言葉とある体験から、魔法に対してとてもポジティブな考えを持つ心の優しい少女。 仕事で忙しい父の代わりに家事をしていたので、炊事洗濯掃除といったスキルは主婦並みで面倒見も良く癒し系。 しかし、勉学の方は学年でもかなり下らしい。 あとおっぱい大きい。 以下ネタバレ 実は彼女の《見えない手》の魔法の正体は六十年前に滅亡したとされていた《再演大系》だった。《再演大系》は世界を一冊の本、人を文字として見て、自身がいる時間より過去の頁に記された文字を操る、つまり人の行動を操ることが出来る。基本的に魔法消去を使う《悪鬼》を操ることが出来ないので、対象は魔法使いに限定される。 魔法の発動には術者の身体の動きが媒介となり、きずなが猫を助けるのに使用した《無色の手》は本来、大規模魔法使用の補助に召喚される魔法生物である。 魔法使いは本人の意志に関わらず(意志や感情には干渉出来ない)、再演大系に操られてしまうことから古来より《再演大系》を憎んできた。 一方で《神聖騎士団》は《神》の索引を手に入れる為に《再演大系》の使い手である彼女を狙っている上に、きずなの父である慈雄も神聖騎士団に所属していた《神音大系》の魔法使いで、血の繋がった親ではなかった。 彼もまた神聖騎士団と同じ方法で、彼の愛する女性を救う為に赤ん坊だったきずなを手に入れ、魔法を使えるようになるまで育ててきたのであった。 一巻のバベル事件では、幻影城にて神聖騎士団と公館、《染血公主》ジェルヴェーヌ・ロッソの三竦みの戦いの中心人物として巻き込まれ、最後に勝利した専任係官の武原仁によって公館に保護された。更に救出された直後、武原に愛の告白を実行し、ヒロインの座に踊り出す。 ちなみにこの事件の終わりに武原は慈雄を殺しているが、武原はこの事をしばらく後になるまできずなに伝えられていない。 この事件からは公館の保護・観察という名目で、メイゼルと一緒に事務官の十崎京香の家に居候しつつ、学校に通い、武原の家にご飯を作りに行くなど、正に通い妻状態な上に武原が無意識にきずなのおっぱいやら太ももを視姦するなど、メイゼルと並んでメインヒロインをやっている。 バベルの再演以降は公館の後ろ盾もあり、神聖騎士団による襲撃は一旦の収まりを見せた。 が、 その後、東京国際展示場での政府と魔法使いらの会議を《雷神》クレペンスが襲撃した際、それに便乗した聖騎士ベレーノ・ネロ率いる機械化騎士団に追い詰められ、再演魔術で彼らを殺害する。 これがきっかけになり、守られる側から戦う側にシフト。仁から再演魔法と銃を組み合わせた戦闘法を教えられ、(魔法使いを操ることで、防御魔法を解かせ、射線に移動させて射撃するだけの簡単な仕事)それなりの戦力となった。 あくまで再演大系のスペック頼りの力押しで、きずな自身の戦闘経験が少ない為、強敵との戦いになると押されやすい。 最終巻のネタバレ注意 きずなが《最後の魔法使い》。正確にはそうなる予定の魔法使いである。作中で様々な魔法使いからきずなが《最後の魔法使い》と呼ばれたのは文字通り彼女が魔法使いはおろか、滅亡する人類の最後の一人になる存在だから。 そして人類が絶滅した未来から再演魔法で過去を操る《増幅器》を破壊する為、自身が死ぬ直後に武原仁を連れてきて、《増幅器》となった武原舞花との最終決戦に向かわせることになる。 + Q&A『円環少女質問企画』で明かされた設定 要するに彼女が生き続ければ生き続ける程人類は長生きし、しかし「最後の人類」という運命を背負わされたため、裏設定では「どの時代に最後の魔法使いとして仁を送るか、あるいは諦めるか」という可能性を巡って、 一応《増幅器》により秩序を得たはずの再演大系世界の無数の可能性未来から「自分の未来こそ《増幅器》到来世界」と確定させんと「最後の魔法使い」は延々と攻撃され続け、 また《最後の魔法使い》の存在とその先にしか存在しえない《増幅器》は、「人類を再演大系で救う」ために「人類の終焉を確定させる」二律背反をはらみ、おまけに再演世界の影響力は他の世界にも及ぶため、 他の魔法使いにとっては「再演大系のせいで人類終焉の未来が確定する」という最低のものになっている。 そしてきずな自身も「最後の魔法使い」としての立場を守るため、他の再演魔術師達を殺す業をも背負うことになる。 ちなみに仁が舞花を倒しても「《増幅器》が人類の終わりに降臨した」という仕組み自体は変えられないため、どうあがいてもきずなは《最後の魔法使い》にならないといけない(諦めたら他の「可能性未来」にその時間軸が潰される)。 最終巻後半ではその事情と自分が壊れる程生き続けなければいけない事を彼に説明するも、それでもメイゼルを選んでいる仁に悲しくなりながらもそれを受け入れ、 直後の戦いでは仁と話す少し前に幻視・会話した「別の可能性の自分達」との協力で化身「運命の化身」を発動。別の可能性からこの世界で斃れた魔術師達を召喚し抗い、未来からの干渉の弱体化と魔法消去の復活を助けた。 そして未来の自分が生み出した門へと彼を送り出した。 仁が未来に着く寸前に死亡し、彼女の果てしない運命との戦いを終えた。 追記、修正は《最後の魔法使い》になってからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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「ジャジャジャジャ~ン!ドイツの作曲家、ベートーベンが、難聴に悩まされながらも作曲を続けていたっていう話は、皆知っているよな! そりゃぁ耳は音楽家にとっちゃ生命みたいな物だからな、ベートーベンは俺らの想像以上に頭を抱えて悩みまくったって話だ。 所がッ!ベートーベンがそんな過酷な時期に作曲したとされているヴァイオリンソナタ第五番「春」は、非常にテンポが明るく、聴いた人々を幸せに満ち溢れるようにしてくれる曲なんだ! この陽気なテンポ、まるで俺様みたいn」 「実は!ベートーベンが苦悩に苛まれているにも関わらずこの様な明るい曲を作れたのは、グイチャルディ伯爵家の令嬢ジュリエッタに対する淡い恋心が原動力となっているとされているんです! 恋心というのは絶望すらも吹き飛ばす、という事ですねぇ!」 「ちょ、おい!勝手に俺様の台詞盗むんじゃねぇよタッちゃん……えーオホン、とまぁこの様に愛の力で立ち上がり、様々な名曲を作り上げていったベートーベンだが、ジュリエッタは貴族であるガレンヘルク伯爵に嫁ぎに行ってしまったんだ。 悲しいかな、結局ベートーベンの恋は成り立たなかったって事だ……」 「どんなに名曲を書き上げようとも、その原動力となっていた恋が成立しなかったって……超デクレッシェンドじゃないですかキバットさん!」 「結局愛と音楽があろうと、身分の差にゃ叶わなかったんだな……これを読んでいる皆にも、こんな風に愛せる相手が見つかると良いな!」 ◆ ◆ ◆ 「うーん、やっぱしテープレコーダーってのはイマイチ慣れないなぁ……。」 午後三時頃、自室のベッドに腰掛け、横でヴァイオリンの音を奏でるテープレコーダーを一瞥した少女、美樹さやかは蒼いショートヘアを掻きながらぼやいた。 はっきりと言わせてもらうと、さやかはテープレコーダーを使ったことがない。 何しろそんな物は技術の進歩に埋もれて使わなくなった、一種の化石に近い存在なのだから。 ましてや彼女が嘗て住んでいた見滝原市は周りの地域と比べ、あらゆる設備に最新の技術をふんだんに使い込んでいる。 例えば音楽といえばmp3かCDが主流だ、カセットテープという代物は教科書か漫画でしか眼にしたことがない。 今テープレコーダーから流れている曲は、ベートーベン作曲のヴァイオリンソナタ第五番「春」の第一楽章だ。 幼馴染の影響でクラシック曲に凝っていたさやかにとっては、音楽を聴くことはほぼ趣味の1つと化している。 やはりさやかの部屋には、クラシックのカセットテープが数十枚ほど置かれており、これはそのほんの一部。 因みに今聴いているのは第二部で、カセットテープを裏返して差し込み再生している曲だ。 今で言うチャプターとか、二枚揃いのCDセットとか、そういう物に近い仕組みなのだろうか。 とにかく、先程までそれを知らなかったさやかは慌てていた。 何せ曲が途中で止まってしまったのだから。 ケースにはきちんと書かれていたはずの続きの曲が聞こえない事は大変ショックで、壊れているのかとすら考えた。 悩んだ末に親に質問して使い方を聞いたことで、今こうして再生することが出来ている。 「あーあ、やっぱり、ジェネレーションギャップっていう奴なのかなぁこれ。」 ジェネレーションギャップと言えば、本来なら価値観や思想の違いについて使う言葉であるはずだが、まさか文明の違いで使うとは思いもしなかった。 「1980年にタイムスリップ!」と言えば前にまどか達と行った事のある博物館で経験したことはある。 タッチパネルや液晶画面―と言った文明の利器は其処にあるはずもなく、外での電話はポケベルか電話ボックスが主流。 博物館で見た時は「よく頑張りましたな皆さん方」という言葉しか浮かばなかったが、いざ実際に溶けこんでみれば流石に不便さと窮屈さを感じさせられる。 百聞は一見に如かず、とは言うものの、望みもしていないのに見せられるというのも困るものだ。 (別の世界に飛ばされてきた、って言うのはもう慣れっこだけれど、流石に文化が違うと違和感バリバリっすねぇ……) さやかが別の世界に飛ばされてきたのは、これで三度目だ。 一度目は、「嘗ての」友、暁美ほむらのソウルジェムの中に入り込んだ時。 二度目は、暁美ほむらが改変した世界に取り残された時。 そして、これが三度目だ。 ほむらの心象世界でも、マイナスエネルギーの塊「ナイトメア」を「お食事会」という名のおまじないで倒す、という遊びが魔法少女の仕事、という扱いになっていた。 確かにあれも魔女、ないし魔獣狩りとは明らかに違う方法だが、しかし自らの意志で入り込んだのといきなり飛ばされたのとでは感じる違和感の差は非常に高い。 いきなりケータイもCDもない生活環境で過ごす事になるなど聞いたこともない、テレビでしか観なかった魔法少女に変身している自分が言うのも何だが。 だが、今置かれているこの状況に比べればジェネレーションギャップなど屁でもない。 (でもまぁ、そんな事に構っている余裕もそれ程ないんだけどね……) 今回、さやかに課せられた「役割」はカバン持ちでも難民でもない、「聖杯戦争」というデスゲームのプレイヤーだ。 異世界で契約した「サーヴァント」と呼ばれる使い魔の手綱を握り、「最後の一人になるまで」他のサーヴァントを次々と潰していくという、極めて単純かつ残酷なゲーム。 そして生き残り優勝した一人には、何でも願いを叶えてくれる「聖杯」と呼ばれるアイテムが与えられるという。 嘗ては不思議な動物と契約して化物退治に励んでいたさやかは、この手の話には免疫こそ持っているが流石に驚きを隠せない。 (にしても、何でも願いが叶う……か……) 経験上、「願いが叶う」というのはどうにも胡散臭く聞こえる。 親友の腕を治し、代わりに自分がゾンビになったさやかにはその類の話には後ろめたさすら感じさせられた。 しかし今回の場合、願いは後払いな上に相当な数の敵を「殺さなければ」ならないのだった。 これと身体がゾンビにされてしまうの、どちらがマシなのか検討もつかない。 どちらにしろ、代償もなしに願望など叶えられないという事は確かだ。 魔法のランプの様に都合の良い道具などあるはずもない、それこそが、美樹さやかがこの身を以って知った「現実」だった。 だが、だからと言ってさやかは此処で引き下がるつもりもなかった。 さやかとて、願いならある。 あの時、暁美ほむらはまどかを円環から裂き、「悪魔」へと変貌してしまった。 もぎ取られたのは「ほんの僅かな断片」、だがそれは嘗ての親友そのものだ。 ほむらは、秩序を破戒しただけでなく、まどかの願いまでも踏みにじってしまったのだ。 そんな事は、例え仲間であろうとも許せるはずもなかった。 だが聖杯があれば、円環の理を安定させることが出来るのかもしれない。 もしそうだとしたのなら、聖杯は確実に手に入れる。 後ろめたさ自体はある、だがさやかは魔法少女だ。 「魔法少女」が倒すべき敵は、「魔女」と呼ばれる化物。 されどその魔女という物は、魂が砕け散った魔法少女達の願望そのものだ。 そしてさやかは、幾多ものループにおいてその魔女を狩り続け、その度にグリーフシードを拾い上げた。 魔法少女は、「願い」を踏み躙ってそれを糧とする生き物なのだ。 多分今なら、杏子の言っていたことも少しは分かるのかもしれない。 しかし理屈で割り切れようとも、心で割り切るのは難しい。 幾らゾンビでも、生前は情操教育を徹底的に叩き込まれた人間だ。 心に染み付いた倫理観は今だに拭い切れない。 (ていうか、これでも正義の魔法少女を名乗ったさやかちゃんだよあたし!あの転校生じゃあるまいし、そう軽々と人を斬れる訳ないじゃん……) やはり、神様の天使となろうとも自分は甘いのかもしれない。 だが聖杯を手にしようとする方針に変わりはない、向かって来る敵は蹴散らすまでだ。 ドーンと掛かって来いと、今ならハッキリと言える。 「帰ってきたよ、マスター。」 とその時、光の粒子が収束しドアの前に一人の物陰が現れた。 出現したのは、20代かと思われる長身の青年だった。 端正な顔立ちに、シワ1つ付いていない白いジャケットを着崩したという格好。 そしてジーンズのポケットに突っ込んだ左手には、黒革の手袋を身に着けていた。 青年の名は登太牙。 「暗殺者(アサシン)」のクラスを以って現界した、美樹さやかのサーヴァントだ。 「おぉ、お疲れアサシン!」 アサシンに気がついたさやかは、ベッドに座りながらも笑顔で手を振る。 先程までアサシンは、さやか達が狙っている「ある陣営」の行方を追っていた。 その「ある敵」とは、此処一帯で「魂喰い」を行っているサーヴァントであった。 アサシンから聞いた話だと、サーヴァントは人間の「魂」を吸引することで、魔力を補うことが出来るらしい。 多分、彼等も魔力を増やすために大量に人を殺していったのだろう。 幾ら参戦側に回ろうが、結局さやかの悪事を見逃せない性は変わらず、まず優先的にその陣営を潰すことにした。 「で、敵は見つかった?」 「確かに見つけることは出来たが、直ぐに逃げられてしまったよ、今はサガークが追っている。」 「え、逃したの!?」 「ああ、本当に済まない、でも次は逃しはしないさ。」 一瞬驚きの顔を見せたさやかに目を向けて、アサシンは申し訳無さそうな顔を見せた。 アサシンには、マスターであるさやか同様変身して力を上げる宝具があった。 嘗ては人の食事を食べずに22年間ライフエナジーの摂取だけで生きてきたアサシンにも、何やら同族嫌悪に近い気持ちはあった。 だが今のアサシンは人間という存在の価値を認めている、家畜としてではなく、対等に分かり合える存在だとして。 そもそも、彼が聖杯に望むのも人間とファンガイアが永遠に共存し合うことで、ネオファンガイアの様な存在の出現を阻止することだ。 だからこそ、今では人間を殺める人々を許すわけには行かなかった。 其様に考えていたアサシンが魂食いを行っているサーヴァントを倒すことに賛同するのは当然の事であった。 処刑者であった逸話でこのクラスになれた彼は偵察に関しては其処まで得意ではなかったが、宝具である鎧の五感強化能力とクラススキルの応用で敵の姿は捉えられた。 見つけたは良いものの、敵は直ぐに逃げてしまった。 だが敵は素早く、幾らサガの鎧であろうと追いつくのは容易ではなかった。 結果アサシンは、鎧を脱いだ後使い魔に追跡を任せて自らは帰還し、今に至るという所だ。 「あー……それはお疲れさん、やっぱあたしも付いて行けば良かったかな。」 自分が付いて行かなかった事をさやかは恥じた。 多分自分が足止めをしておけば、奴を仕留めることはそう難しくはなかっただろう。 だが手持ちのグリーフシードは、少なくとも指で数えられるほどしか無い。 概念自体は改変されたとはいえ、仮にも魔獣の世界から来た以上、ソウルジェムの維持にはグリーフシードが必要不可欠となっている。 一応、円環から取り残されてからも魔獣退治は行ってきたが、それでも決して多くはない。 だからこそ、無闇な外出と変身はやめておいたが、それが命取りになったのだろうか。 「いや、そんな事はないよマスター、これは逃した僕の責任さ。」 「良いって良いって、ていうかさ、この調子じゃぁ次も逃しちゃうじゃん?てなわけで次はあたしも着いて行くよ。」 それを聞いたアサシンは、少し困った表情を浮かべた。 「良いのか?それだと君の身の安全が……」 「あー大丈夫大丈夫、あたしこう見えても結構頑丈だしさ。大体、何と言うのか性に合わないんだよね、戦うのが怖くて家に閉じこもる……ってのも。」 さやかは左手を振るい、アサシンに笑いかける。 それを見たアサシンは、一旦溜息を付くが、その後にフッと笑い返す。 「分かった、本拠地をサガークが特定したら、直ぐに其処に向かおう。」 「了解!そのお言葉を待っていましたぁ!」 スピーカーからは、今も尚ヴァイオリンのメロディが響き続けていた。 ヴァイオリンを嗜む友を持った二人に取って、それはとても馴染み深い物であった。 英雄になれなかった魔女と、玉座に縋り続けた吸血鬼は、いつの間にやら目を瞑って音の世界に入り込んでいた。 音楽には、生き物の心を揺さぶる「魔法」がある。 音楽の前には、失恋や劣等感に苛まれた日々などあっという間に吹き飛ばされる。 ゆったりと落ち着いた二人のその微笑ましい表情こそが、何よりの証拠であった。 【クラス名】アサシン 【出典】仮面ライダーキバ 【性別】男 【真名】登太牙 【属性】秩序・中庸 【パラメータ】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A+(サガ変身時) 筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具EX(ダークキバ変身時) 【クラス別スキル】 気配遮断:D 気配を遮断する能力。ただし、戦闘中は解除される。 【固有スキル】 処刑人:B 人々を処刑した人が持つスキル。 属性が「悪」の英雄に対しパラメータに補正がかかる。 彼は生前、掟を破ったファンガイアを何人も処刑したとされている。 吸血:A 魔族が持つ「ライフエナジー」を吸うファンガイアの力。 空中に牙を発生させ、対象に噛みつかせてライフエナジーを吸収、魔力を回復する。 だが、アサシンはこのスキルを使いたがらない。 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法等大掛かりな物は防げない。 王の紋章:EX ファンガイアの王に代々受け継がれる王の証。月夜のごとき結界を生み出し、 敵を封じ込める力を持つ。 また、対象にBランクの威圧を与える。 【宝具】 「サガーク」 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1 アサシンが物心つく前から行動を共にしていた使い魔。 ファンガイアが生み出した蛇にも円盤にも見えるゴーレム。 空を飛び彼を護る盾にもなるほか、彼の腰に巻き付くことで 「王の鎧」の一つである「サガの鎧」を装着させる。 サガの鎧は、彼が掟を破りしファンガイアを処刑する際に纏ったとされる鎧とされており、「ジャコーダー」と呼ばれる武器を使った素早い攻撃が特徴。 「キバットバットⅡ世」 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1 ファンガイアの王が代々継承する「闇のキバ」の鎧の管理者であり、彼の使い魔である。 人種と同様の言語を喋る、尊大な態度が特徴のワインレッドのコウモリ。 アサシンの手の甲に噛み付くことで、彼に闇のキバ(ダークキバ)の鎧を纏わせる。 闇のキバの鎧はその気になれば世界を破壊出来るとされるEXランクの危険な代物である、アサシンの切り札。 この姿では、敵を磔にして電撃ダメージを与える紋章を発生させることが出来る。 だが、聖杯戦争を破綻させかねない「ウェイクアップ3」は発動が非常に困難となっている。 ただし、他に「闇のキバ」を継承したサーヴァントがいる場合、召喚が出来なくなる場合もある。 【Weapon】 「ジャコーダー」 サガの鎧を起動するためのアイテム。腰に巻き付いたサガークに指すことで発動する。 また、先端から光のエネルギーを発現させて鞭やレイピアの様に扱うことも出来る。 「ウェイクアップフエッスル」 サガーク専用の小型の笛。サガークに吹かせてもう一度ジャコーダーを突き刺すことで 必殺「スネーキングデスブレイク」が発動できる。 【人物背景】 人のライフエナジーを糧とする魔族「ファンガイア」の王族の血を引く、王座の後継者。 表向きはファンガイアで構成された投資企業「D P」の若社長で、人類の進化に貢献する可能性のある技術を見つけては、その関係者を抹殺させていた。 また、掟を破ったファンガイアを自分の手で殺めてもいた。しかし、異父弟であり親友でもある紅渡が、自分の婚約者である鈴木深央と恋愛関係を持っていることから彼との友情に亀裂が走る。 彼をファンガイアに迎えようとする気持ちもやがて 深央の死により憎しみに変わり、ついには彼に王座を奪われたことから精神的に不安定な状態に陥る。 最後に自分の元に残った「キング」の座はよこすまいと母から強引に闇のキバの力を奪い取り、弟との決着に向かうが、互いにぶつかり合った内に和解。 その後は渡と共に人間とファンガイアの共存する世界を創りあげようとしていった。 基本的に紳士的だが一方で敵に対しては容赦をしない冷酷な人物。 人類を「家畜」と見なし裏切りのファンガイアにも容赦は無かったが、家族である渡や婚約者である深央には甘く、一時は人間とファンガイアのハーフである渡をファンガイアに引き入れようとした他人間とファンガイアを融合させる技術に例外的に投資したりしている。 また自らの養父である嶋護に対してもファンガイアの身体を埋め込んだ後に彼をファンガイアから引き戻したりと根本的な部分では優しく、いじめられていた幼少期の渡を助けてあげたりもした。 【サーヴァントとしての願い】 人間とファンガイアが完全に共存できる世界を創りあげる。 【方針】 マスターを守る。現在はサガークに偵察を任せている。 マスターの性格上気配を遮断してでのマスター狙いは出来ない。 【マスター名】美樹さやか 【出典】劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 【性別】女 【Weapon】 「ソウルジェム」 タマゴ型の紺碧の宝石。彼女の魂の本体であり、魔法少女に変身するための道具。 擬似的な魔力炉としても機能する。本来なら魔力を消費すればするほど色が濁っていき、 彼女の精神状態が悪ければ悪いほど濁っていくスピードも早くなっていく。 ただし魔女化することは無いかと思われる。 「剣」 ソウルジェムから生成する剣。 軽い割に威力は抜群。 【能力、技能】 魔法少女 願いと引き換えに自らの魂を「ソウルジェム」と呼ばれる宝石に変えた魔法少女に変身 する能力。彼女の武器は剣と突出した治癒能力である。本来なら円環の使いの力として自らが絶望した成れの果てである「魔女」としての力も使えるが、 暁美ほむらによって失われた。 【人物背景】 見滝原中学校2年生の、ごく普通の少女・・・だった人。偶然出会ったインキュベーターによって、想い人であり幼馴染である上条恭介の腕を元通りにするという願いと引き換えに 魔法少女になる。が、自分の魔法少女としての素質が親友である鹿目まどかには 及ばないと言われ、実は自分が人間ではないことを知らされ、あげく上条恭介を親友にである志筑仁美に取られ精神的に追い詰められ絶望、魔女へと変貌してしまう。 しかし願いの力で全ての魔女を円環の理へと導いたまどかにより心身ともに救われ、成仏。 その後暁美ほむらのソウルジェムの世界に巻き込まれたまどかの記憶の 「カバン持ち」として百江なぎさと共にほむらを円環の理に戻そうとする。 だがほむらが迎えられる寸前、「円環の理」から「鹿目まどか」の存在を引き裂くという事態が発生。 それに巻き込まれる形で彼女の変えた世界に残ってしまう。 明るく正義感が強い性格だが打たれ弱い人物。また猪突猛進な人物だと思われがちだが ほむらの本質を見抜くなど洞察力には優れている。 【マスターとしての願い】 まどかを円環の理に戻し、ほむらを救い出す。 【方針】 自らの魔法少女としての力とアサシンの戦闘力を使ってうまく勝ち抜く。 【把握媒体】 アサシン(登太牙):テレビ本編32~48話(DVD8~12巻) 美樹さやか:テレビ本編全12話(DVD1~6巻)+「叛逆の物語」 本編での把握は劇場版前後編でも大丈夫です。
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ティエネー 種族:精霊 登場作品:幻燐の姫将軍Ⅰ、戦女神Ⅱ、幻燐の姫将軍Ⅱ、峰深き瀬にたゆたう唄、 姫狩りダンジョンマイスター、神採りアルケミーマイスター、魔導巧殻、天秤のLa DEA。、 神のラプソディ、珊海王の円環、姫狩りインペリアルマイスター、天結いキャッスルマイスター、 封緘のグラセスタ、天冥のコンキスタ、天結いラビリンスマイスター 解説 女性の姿をした水の精霊。 周囲環境の影響を受けやすい性質を持つ。 雑感・考察 「水精」名義の登場を含む。 姫狩りダンジョンマイスターでは「試練の水」名義でも登場する。 混ざっちゃうティエネーってどの作品だったっけか忘れてしまった - 名無しさん (2020-07-05 23 27 13) 姫狩りですかね。後の作品の水精系も似たような事言う子結構いますけど - 管理人 (2020-07-05 23 48 27) 名前
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術・技名 分類 武器・魔鏡 備考 ファイアボール 術技 ロウセキ アイスウォール 術技 ガラスペン ウィンドフェザー 術技 羽ペン 本作で新たに習得 ジャグリングフェザー 術技 天使の羽ペン 本作で新たに習得 シェルター 術技 ハイグレードペン チアリング 術技 コウボウの筆 タイダルウェイブ 術技 シーグラスペン トラクタービーム 鏡装 古代呪文使い シャーリィ 秘技→トラクターレーザー ペガサスフェザー 鏡装 セーラー服の少女 シャーリィ 本作で新たに習得秘技→タイダルフェザー 海竜の巣 鏡装 奮闘する王族 シャーリィ ブラッククローバーコラボ限定秘技→海竜の揺り篭 蒼翼の円環 裏鏡装 水の民の少女 シャーリィ 本作で新たに習得秘技→セラフィックブルー 古翼の胎動 BST鏡装 セーラー服の少女 シャーリィ 本作で新たに習得秘技→古翼の躍動 サイクルフェザー レアリティ零 天使の羽ペン・零 本作で新たに習得零術技→ブラストフェザー 滄我の癒し 報酬魔鏡 遺跡船の少女 セラフィック・バード 通常魔鏡 新たなメルネスの誕生 コッティングスター 季節魔鏡 願いを込めて 海竜の咆哮 コラボ魔鏡 解き放つ激流 ブラッククローバーコラボ限定 アビサル・スクウィーズ OR魔鏡 兄との決別 A・フレイムスフィア(エンシェント・フレイムスフィア) オリジン魔鏡 祈りのテルクェス オーシャンズディバイダー 霊装魔鏡 水を護り導く者