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説明 中国共産党の指導者 巻 章 ページ 4巻 10章 341-342
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戦況報告 ↑各陣営の勢力図(黒=反乱同盟軍、青=正統帝国政府、緑=正統共和国政府、赤=共産党) 新京都攻防戦) 戦況報告5日~11日(10月11日) 5日~7日 進撃の民主主義 8日~11日 帝国の逆襲 共産党(消滅) 5日~7日 ディルツラント民主共和国の同志より支援を受けて善戦するが、まさかの反乱軍人気により全般で劣勢を強いられる(欧州大戦の影響も指摘されている)。 8日~11日 反乱軍が北に押し出された影響で更に勢力を縮小させ弱体化。それでも「奴隷にだけはなりたくない!」という感情から士気だけはなんとか保っていたが、無防備の背後に共和国の揚陸攻撃を受けて完全に戦意を喪失、指導者の首を手土産に共和国側に投降した。 反乱同盟軍 5日~7日 日ノ本共和国連邦、ミノリア王国の悪のr支援を受けて勢力を拡大。圧倒的な共和国からは敗走を繰り返したが、その他の勢力に対しては概ね優勢を維持した。 8日~11日 帝国の逆襲により南部戦線が壊滅、フエゴ島を喪失する。さらに北部でも指導者を暗殺された上に共和国にサンドされる状況となり、いよいよ雲行きが怪しくなる。 正統共和国政府 5日~7日 ほぼ無双状態。釈国、秋津洲帝国からの強力な支援を受けて反乱軍、帝国を圧倒する。この時点において共和国は勝利をほぼ確信しており、国際会議に出席しドヤ顔で戦後政策を披露したりしていた。しかし、彼らは大きな勘違いをしていた。「反CU陣営は当然自分達の味方になってくれるはず」と思い込んでいたのである。この誤算は8日以降、共和国を恐怖のどん底に叩き落すことになる。 8日~11日 北部戦線”は”反乱軍相手に安定の勝利を続ける。特にダイトカーイ民主共和国から提供されたスナイパーライフル部隊の活躍は顕著で、鬱陶しいゲリラの制圧や反乱指導者の暗殺に多大な戦功を上げた。更に彼らは北部への強襲揚陸により共産党を滅亡させ北舞羅の覇権を掌握、対反乱軍作戦もいよいよ大詰めを迎えようとしていた・・・・。うん、一方の南部戦線では予想外のことが起きていた。帝国軍が海外からの圧倒的な支援を受けて共和国南部戦線を崩壊させたのである。大きな要因は隣国クラフティン共和国の強力な支援と反CU的な国家であったはずの敷島帝国、神聖カレンテルニア帝国が帝国支援に回ったことである。とくに後者は共和国にとって衝撃的であり、報告を受けた大統領は「複雑怪奇なり!」と叫び受話器を落っことしたとか。 正統帝国政府 5日~7日 クラフティン共和国と神聖カレンテルニア帝国から支援を受けて戦闘を開始するも共和国、反乱軍に対して劣勢を強いられる。一時は消滅の危機に瀕した。 8日~11日 新たに敷島帝国からの支援を受け、さらにクラフティン共和国・神聖カレンテルニア帝国からも本格的な支援を受けたことで態勢を整えることに成功、さながら帝国の逆襲と言わんばかりの大反撃に出る。これによりフエゴ島の反乱軍とその艦隊を撃滅させると同時に共和国を北に押し上げ南舞羅の覇権を獲得した。尚、なぜ敷島連邦所属国家からの支援を得られたのかは当の本人たちにも全くわからなかった模様で、長官らは共和国大統領と同じく「複雑怪奇なり・・」とコメントしていた。 皇道派が帝都を脱出!内戦勃発!(10月5日) 4日に発生した反政府暴動は強力な指導者の出現により以前のMMS暴動とは比べ物にならない速度で拡大していった。 この事態に至って遠山議長を中心とする共和ハト派議員たちは「この腐りきった権威主義体制では事態を解決できない」と判断、議会に「共和制憲法の作成案」を提出した。 この憲法はモンロー全開なうえ神帝の存在そのものを否定するものであり、神帝を崇拝する議員達(皇道タカ派)は当然猛反発したが、議長を有し圧倒的な議席数を持つ共和派には歯が立たず憲法草案はあっさり可決されてしまった。 「このままでは神帝陛下のお命が危ない!」 そう考えた皇道派及び近衛軍は神帝とハイテク兵器群を連れ、皇道派支持を表明した冥奴帝国へと脱出したのである。 彼らは冥奴帝国沖の洋上、赤碕型哨戒護衛艦「護国号」甲板において正統帝国政府の樹立を宣言、共和派議会に対して宣戦を布告した。 一方の議会も皇道派が抜けたことで障害が無くなり、すんなり共和制憲法を掲げる正統共和国政府の樹立に成功、これに対抗する意志を示した。 更に、時を同じくして遥か北方では謎の男マ○コ・カパック3世に感化された北方軍が分裂した中央を見限り共産革命を宣言、共産党を名乗り両者に宣戦を布告した。 そして、帝国分裂で完全に勢いづいた反乱勢力も統合組織「反乱同盟軍」の結成を宣言、こちらもこちらで政府3勢力に宣戦を布告した。 連合帝国は今、三つ巴ならぬ四つ巴の大内戦に突入したのである! いやぁ~乱世乱世! ↑この内戦の火蓋を切った正統帝国の演説(クラフティン共和国製赤碕型哨戒護衛艦(フライトⅤ)「護国号」甲板において。連合海軍艦艇に対し圧倒的快速と兵装、通信設備をもっており、帝都脱出と神帝派勢力の結集を見事に成功させてくれた。) 物資投下受付 4勢力の力はほぼ互角、誰が笑うかは諸外国の援助次第だ! 参加していただける方は支持される勢力への投票(物資投下)お願いします。 匿名での支援でも大丈夫ですが、下記の欄に支援表明コメントをいただけますと非常にうれしいです。 (支援された勢力が勝利すると戦後にそれ相応の見返りがあります) 表明コメントは1回で大丈夫です(ただし、再コメントで支援陣営を変更することも可能です)が、投票は10分時間を開ければ何度押してもOKです。 お暇な時にゆっくり投票していってね! 1週間ごとに投票の集計を行い、表の多い順に勢力を拡大させていきます(下図参照) 尚、1週間無投票の場合は自動的に反乱同盟軍の勢力が拡大していきまヒャッハー! 選択肢 投票 反乱同盟軍 (26) 正統共和国政府 (144) 正統帝国政府 (82) 支援を表明していただける方はどうぞ! 我が国は物資投下を正統共和国政府に対し敢行致します。 -- 陸亀 (2016-10-05 16 10 29) ディルツラントは共産勢力に武器弾薬の支援を行います -- 紅葉 (2016-10-05 16 16 09) 我が国は反乱同盟軍へ物資投下(行います。 -- yuyuyuuta (2016-10-05 17 05 59) 我がクラフティン共和国は、正統帝国政府に対し全面的な協力を行います。 -- スギヤンmax (2016-10-05 18 21 09) ミノリニア王国は反乱同盟軍に支援を行います -- みのる (2016-10-05 20 23 50) 正統帝国政府を支援します -- ハプスブルクほーえん (2016-10-06 17 41 32) ベルタティス連邦は政党共和国政府の意向には同意しますがいずれかの勢力への支援は表明せず、各勢力が掃討され、新たな体制の構築をしてもらいたいとして傍観させてもらいます -- あかめがね (2016-10-06 19 18 22) つまり、内戦後に成立する新たな政府がいずれかの勢力のものではなく新たなに作られることを願います -- あかめがね (2016-10-06 19 19 49) 我が国は正統共和国政府に支援を表明します。 -- tiwami1018(秋津洲帝国) (2016-10-07 21 48 16) 我が敷島帝国は政党帝国政府への支援を行いたく思います -- 敷島帝国外国担当空野 (2016-10-08 10 45 14) ダイトカーイ民主共和国は正統共和国政府に国産スナイパーライフルと専用弾薬を空中投下いたします。 -- ryoma489 (2016-10-08 23 25 31) 夢幻帝国の者です。我が国は正統帝国政府に物資支援を行いたいと思います。 -- mugenteikoku (2016-10-11 14 59 27) 大和帝國政府です。 共和国政府に対し、支援物資援助、武器貸与を行います。 -- kyouya (2016-10-12 00 13 56) ミノリニア王国は反乱同盟軍に武器類、兵器類、兵站物資類の給与を行います -- みのる (2016-10-12 08 14 46) 訂正、上記の追加支援を行います -- みのる (2016-10-12 08 17 18) ダイトカーイ民主共和国は実用化に向けたテストも踏まえて、次世代型対物ライフル(携行レールガン)を20丁そちらに追加物資投下いたします。 -- ryoma489 (2016-10-12 23 16 19) 申し訳ございません。正統帝国政府への援助を取り下げていただけないでしょうか。内容をしっかり理解できておりませんでした。申し訳ございませんが、修正お願い致します。 -- mugenteikoku (2016-10-13 19 36 36) アスベラ民国の者です。我が国は正統共和国政府を支持し、物資支援を行います。 -- KiA (2016-10-13 22 30 06) 上記の文の訂正で「兵器を除く」物資支援とします。 -- KiA (2016-10-13 22 31 59) 秋津洲帝国は新たに、銃火器および弾薬類、食糧の各数十トンと2000億円の支援を行います。 -- tiwami1018(秋津洲帝国) (2016-10-13 22 48 10) 正統帝国政府を更に支援させていただきます -- ハプスブルクほーえん (2016-10-14 00 07 35) 了解いたしました、皆様ご支援ありがとうございます! -- esekagaku (2016-10-14 00 35 13) 日の本です。正統共和国支援へ切り替えます。 -- yuyuyuuta (2016-10-14 07 38 58) ミノリニア王国は反乱同盟軍に継続して行ってい支援を中止し、正統共和国政府に支援先を切り替えます -- みのる (2016-10-15 14 25 23) 名前 コメント 各勢力の解説 共産党(壊滅) 旧北方軍シシ王国侵攻部隊が母体となった勢力。 インカ式社会主義を発展させ、差別のない共産主義的な社会を建設することが目標。 単純な兵力比では(海を除き)4勢力中最大ではあるが、半数以上をシシ王国との国境防衛に割かなければならないため、実際に動かせる兵力は他とほとんど変わらない。 指導者 マ○コ・カパック3世(自称)書記長(死亡) フランシスコ・ラ・アルゴール将軍(死亡) 本拠地 東扶帝国北部~中部にかけて 戦後マニフェスト 内政:階級を廃した完全平等な共産主義社会の実現。皇族の処刑。マ○コ書記長を中心とした革命独裁。Ураааааааа! 外交:共産主義勢力への接近。帝国主義・資本主義国家との同盟解除。その他は現状維持。 支援国家 国名 代表者 ディルツラント民主共和国 紅葉様 反乱同盟軍(壊滅) 旧MMSをはじめ、旧舞羅政府から弾圧を受けていた人々が団結した勢力。 民族的で閉鎖的かつ陰湿な考え方を持っており、戦後は鎖国体制の下、じっくりと旧支配者層をいたぶってやろうと考えている。グヘヘ 装備は貧弱だが、長いテrゲリラ戦で鍛えられた勇敢な兵士と先住民族からの圧倒的支持を持っている。 指導者 カイザー王核 マスターモ=ヒ・カン 本拠地 東扶帝国南部~首都アンティアゴ北部・南島帝国 戦後マニフェスト 内政:先住民族絶対主義の社会構築。旧舞羅人の奴隷化。皇族であそぼう!ヒャッハー! 外交:全同盟を解除し鎖国。 支援国家 国名 代表者 正統共和国政府 皇道派の離脱により、共和ハト派の独裁状態となった旧連合議会が成立させた勢力。 遠山大統領(旧議長)が中心となり、平和で民主的な国家建設を目指している。 旧連合海軍と旧連合陸軍(北方軍を除く)が所属しており、書類上かなりの兵力を有しているが、海軍は内戦に消極的(というか陸戦がメインのため影が薄い)なうえ、陸軍も兵力の大半を共産党と正統帝国政府に吸収されてしまったため、実質的に他とどっこいどっこい。 指導者 遠山明憲 大統領 西条直人 海軍大臣 本拠地 首都サンティアゴ~愚太帝国 戦後マニフェスト 内政:議会制民主主義国家の建設。皇族(というよりむしろ帝国主義に取り憑かれた摂政一味)の国外追放。福祉強化・軍備縮小。民主主義に乾杯! 外交:民主主義勢力への接近。帝国主義国家との同盟破棄。その他は現状維持。 支援国家 国名 代表者 シャクベレルギ貴族民主主義的共和国連邦 鐘冬陸亀様 秋津洲帝国 tiwami1018様 ダイトカーイ民主共和国 ryoma489様 大和帝國 kyouya様 アスベラ民国 KiA様 日ノ本共和国連邦 yuyuyuuta様 ミノリニア王国 みのる様 正統帝国政府 「ならずもの共から神帝陛下をお守りするのです!」 と、首都を飛び出した皇道派の議員、近衛軍、陸海軍有志が団結した勢力。 旧議長や共和ハト派議員、その他糞共などなどの君側の奸を排除し、神帝親政による国家改造を目指す。 重装備や兵員数自体は少ないものの、近衛軍が誇る外国製最新兵器とエリート部隊の圧倒的統率力を武器としている。 指導者 107代神帝 安帥帝比沙子陛下(形式上) 坂下門左衛門 摂政官・近衛長官 近藤茂久 陸軍総司令官 本拠地 近若帝国・冥奴帝国 戦後マニフェスト 内政:神帝陛下を絶対的権力者とした中央集権国家の建設(議会の解散、忠実な家臣による分割統治、etc・・)。民族浄化政策。軍事拡張。神帝陛下万歳! 外交:積極的対外進出。反CU国家、共産主義国家との国交断絶。その他は現状維持。 支援国家 国名 代表者 クラフティン共和国 スギヤンmax様 神聖カレンテルニア帝国 ハプスブルクほーえん様 敷島帝国 攝津奈津美様
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この号の概要 タイトル: A Turma Aumanta!(新しい仲間) 作画担当: Leonardo Ono 初登場キャラ: - ストーリー 砂漠の基地のPCで父・Dr.ライトの情報を探すロールたちだったが、アクセスはことごとく弾かれ一向に情報が集まらない。業を煮やしたエックスは、この地を去ろうと提案。 そんな彼らの姿を、どことも知れぬ場所からカメラ越しに監視するプロトマンと謎のロボットたち…… 一方、パタゴニアにて、プリンセスと対峙するカリンカ、ナステンカ両名。共産主義を広めるべくプリンセスに協力を呼びかけるカリンカ、それを拒み自力での気ままな世界征服を宣言するプリンセス。相容れぬ両者はついに戦闘を開始するが、段違いの戦闘力を持つプリンセスが一方的に相手二人を圧する展開に。追い詰められたカリンカが絶体絶命かと思われたその時、たまたまこの地を訪れたメガマン一行がこの戦いに遭遇。メガマンとエックスの機転で、不意を付かれたプリンセスはあえなく倒される。 新たな仲間を得たメガマンたちを、ワイリーや部下たちもまた監視していた。これまでのところ、彼らの手の者はことごとくメガマンに敗れ去っている。しかしワイリーにはまだ、何か手段が残されている様子だ。 解説 えーと、やっぱりカリンカさんの目的は共産主義だったんですね 2号であれだけ大掛かりな予告があったプリンセスがあっさり退場。あの前フリは何だったんだ。それとも、もし打ち切りにならなかったら再登場する予定だったんでしょうか。 ともあれ、カリンカ、ナステンカ両名が合流です。
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第一次世界大戦とは、日本で起きた横浜事件を引き金にして勃発した世界大戦のことである。 戦争の背景 横浜事件も参照 コ連から渡航してきた2人の観光客を日本国が逮捕し、それを不服としたコ連が日本国に対し宣戦布告した。それに対し、日本国は日米坂三国同盟を締結。この三国はのちに同盟国側と呼ばれる。なお、これに味方した国も同盟国側として認識された。一方、コ連などの国は連合国側とされる。 交戦戦力 同盟国側 連合国側 日本国 コミュニズム共産主義共和国連邦 アメリカ帝国 イラン社会主義共和国連邦 サカタク帝国 モスマン社会主義共和国 満州国(後に連合国側に加入。) インド共産主義共和国連邦 タイ=ミャンマー帝国(後に連合国側に加入。) ブラジル社会主義共和国 大ドイツ帝国 戦争の経過 最初の戦場は北海道だった。サカタク帝国とアメリカ帝国の軍がコ連軍と交戦した。が、サカタク帝国にコ連の情報がバレていたため、コ連軍はかなり苦戦した。そのため、コ連軍は樺太へ撤退しつつ戦った。コ連は日本列島を一旦後回しにし、アメリカ帝国を先に攻撃した。アメリカ帝国は油断しており、アラスカを占領され、さらにアラスカに建設された航空基地から爆撃隊を発進させ、アメリカ西海岸の油田防衛隊を壊滅させ、油田を制圧した。これにより、同盟国側は中東もアメリカ西海岸の分も連合国側のものとなったため、石油が圧倒的に不足した。さらにアメリカ帝国内でクーデターが勃発。アメリカ帝国は降伏した。ただ、コ連はアメリカ帝国が降伏の条件をかなり遠慮したこともあり、連合国側も、そこまで厳しい処罰はしなかった。 アメリカ帝国降伏のやり取り アメ帝「我が国は降伏の条件として、国家を解体しないこと、捕虜全員の返還、国民の命の安全の保証の三つのみである。」 コ連「アメリカ帝国はこのような条件を出している。我が国はこれを受け入れてもいいと思う。」 モス社「我が国も賛成だ。この程度の条件で降伏してもらえるならばそれでいい。」 イ共「我が国も賛成である。アメリカ帝国の降伏はサカタク帝国に多大なショックを与えるだろう。」 コ連「では、最終的なこちらの要望をまとめよう。」 ブ社「少なくともサカタク帝国及び日本国との同盟の破棄は必須だ。」 各国頷く コ連「他の意見は?」 イ共「賠償金は取るべきではないだろう。」 イ社「そうだな。それと、アメリカ帝国を共産主義の国家にしておいてはどうだろうか。」 モス社「賛成だが、皇帝がいなければ帝国とは言えんぞ。」 コ連「それなら、立憲君主制国家にすればよかろう。憲法に共産主義の要素も盛り込むのだ。」 各国「賛成。」 コ連「よし、決まったな。ではこれをアメリカ帝国に通達しよう。」 こうしてアメリカ帝国は立憲君主制へと移行し、半共産主義国家として再スタート。世界赤星同盟機構に加入と同時に、日坂米三国同盟およびサカタク帝国、日本国との同盟を一方的に破棄した。さらに日本国とサカタク帝国への渡航、日本国とサカタク帝国からの渡航を禁じた。 アメリカ帝国降伏後 アメリカ帝国の後ろ盾が望めなくなった同盟国側だが、いまだに北海道では同盟国側が優勢だったので、離脱する国はなかった。が、石油が不足したサカタク帝国はアジア保全機構の脱退を通達と同時に満州国、タイ=ミャンマー帝国へ宣戦布告。満州国は鉄などを求めて、タイ=ミャンマー帝国へは東南アジアの石油を求めて侵攻した。この二カ国はあまりにも予想外な奇襲になす術もなく降伏。宣戦布告後僅か九時間での降伏は、歴史上でもかなり珍しい。が、東南アジアを占領していくうちに、ある問題が起きた。東南アジアを植民地として保有していた大ドイツ帝国の存在である。サカタク帝国は東南アジアへの侵攻を一時的に停止させたが、石油が足りないことを知った国民たちはそれまで情報を隠蔽していた政府への信頼をなくし、軍部に期待し始めた。それを裏付けるかのように、サカタク皇帝の意思を無視して軍は大ドイツ帝国の植民地へも侵攻を開始したと同時に軍事クーデターを勃発させ、邪魔だった孔明に重傷を負わせた。皇帝サカタクは一時的に行方をくらませ、軍部は軍にとって都合のいいまだ3歳のサカタク皇帝の息子を即位させた。その上で大ドイツ帝国に対し宣戦布告。航空隊で奇襲をかけ、オーストラリアやインドネシアの防衛隊に被害を負わせた。 ↑赤線がサカタク帝国の最大進出戦。以後敗走を重ねる。 しかし、進撃もここまでだった。大ドイツ帝国の圧倒的な力にサカタク帝国は各地で敗戦し、日本国も北日本を占領され、日本国は朝鮮と同じような分断国家になってしまった。サカタク帝国はレーザー兵器による最後の抵抗を試みたが、レーザー兵器の研究施設が爆撃により壊滅。最後の望みを失ったサカタク帝国は降伏し、二年二ヶ月に及ぶ第一次世界大戦は終戦した。 戦争の結果 死者数 コ連 およそ2000万人 イ社 16万人 モス社 13万人 イ共 390万人 大独 36万人 満州 6万人 タミャ 4.8万人 ブ社 2.1万人 アメ帝 およそ6000万人 サカタク およそ6300万人 日本 データなし サカタク帝国はモンゴル・アラスカ戦争で手に入れたモンゴル全土を失う 満州国は領土が全て返還される タイ=ミャンマー帝国は解体、大ドイツ帝国の植民地になる アメリカ帝国は領土を数多く失う 日本人民共和国が建国される 日本国は北日本を失う コ連はモンゴルやアラスカなどを手に入れる
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人物 所属陣営別 枢軸陣営 連合陣営 共産陣営 国際機関 独立勢力 その他
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基本説明 横浜独立!(傀儡だけど…。) 国家タグは「YKH」 首都も横浜 神奈川の序盤のイベントで任意独立するかが他地域の反感を買うかで出現。 ただし反感の方は神奈川の名前が横浜に代わるだけでこちらのとはまた違う。 以下そのイベント 横浜 横浜市は日本の市町村の中では最も総人口が多い。横浜市は幹線道路の建設が遅れていてその援助を求めている。また横浜特別自治市構想を掲げていて行政指定都市の権限の強さが起因する二重行政の解消を模索している。 そこで一番下の選択肢。 「特別自治市を試してみよう」 で傀儡であるものの独立できる。 基本説明 国力(本表示は独立したほうである。) 基本方針NF 政治 経済 生産 軍事 国力(本表示は独立したほうである。) 石油 アルミ ゴム タングステン 鋼鉄 クロム 民需 軍需 造船所 固有NF 初期政体 人口 安定度 戦争協力度 0 0 0 0 0 0 6 0 12 なし 民主 3.83M 59% 56% 注意 上記の数字は出現イベント以外動かさないで出した数字です。 勢力 イデオロギー 支持率 政変後の国名()内は漢字化MODでの名称 党首名 元首特性 民主主義 民主主義 13% ヨコハマ(横浜) 林文子 民意の代表(政治力上昇値+2%) 共産主義 共産主義 13% ヨコハマ(横浜) 林文子 ファシスト ファシスト 13% ヨコハマ(横浜) 林文子 中道 中道 60% ヨコハマ(横浜) 林文子 基本方針 NF MOB 政治 経済 生産 軍事 将軍はなし 名前 コメント
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状態 民主主義 君主制 共産主義 ファシズム 共和国 共同体 市の状態 オーストリア大公国
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概要 乙女解凍とはやよいどきによる乙女解剖の共産趣味ソ連替え歌である。
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史ソがベルタティスに同時侵攻 欧州大戦勃発 現況(1189年10月時点) 概要 かつて欧州では共産主義を掲げる国家の共同体たる”欧州ソヴィエト連邦”と、反共主義の思想で一致する諸国からなる”バルセロナ条約機構”が存在し、所謂冷戦状態が続いていたが、大和王国の間接統治にシェラルドが反旗を翻し、欧ソと不可侵を結びベルタティスへ一斉に侵攻、それに伴いBTOの防衛協定が発動し、欧州全域を巻き込む大戦へと雪崩れ込んだ。 形式 全て予め用意されたシナリオに沿う形式で進行します 状況 9/2 開始 9/12 ベルタティス東西分割。シェラルド大和戦、欧ソ連くろびんユーラヌス戦へ 9/19 マドリッド休戦協定発行。大和傀儡政権成立 正統政府は北アフリカへ 10/8 欧ソ・シェラルド、絶賛侵攻中 1/⁇ アマリエン講和会議によって欧州大戦は終結 陣営 共産主義陣営 社会主義国家からなる欧州ソヴィエト連邦を基幹とした勢力である。 欧ソ連を中心に欧州全域の赤化を目指す。 国名 代表者名(敬称略) 備考 ディルツラント民主共和国 紅葉 欧ソ連盟主 ベラルジア社会主義共和国 構成国 リクシリア労働社会主義共和国 構成国 紫電共和国 ふじさん 神帝ドネツク大連邦帝国 実質陣営入り シェラルド陣営 絶対王政国家たるシェラルド王国の単独陣営。 民族の優位性を唱え周辺国の打倒及び領土拡大を目指す。 国名 代表者名(敬称略) 備考 オルテンブルク朝シェラルド王国 野菜 BTO陣営 欧ソ連に対抗する自由経済国家の共同防衛機構だが、今回はシェラルドも対象となる。 国家防衛と侵略者の排除を目指す。 国名 代表者名(敬称略) 備考 神州大和帝國 響也 BTO盟主 ベルタティス連邦 加盟国 ユーラヌス王国 加盟国 トラキア・ローマ王国 加盟国 くろびん小国家連邦 加盟国 年表 ※仮想歴を使用しており、実際の年月とは異なります ライン歴 BTO結成 1188年 シェラルド内で政治クーデター発生。極右のケスラーが新宰相となる シェラルド内の親大和派を追放、駐留軍へ撤退命令 1189 ディルツラント革命の父ライヒャルト大統領死去 シェラルド=欧ソ不可侵条約締結 9月 BTOシェラルドへ除名決議、これを受理し脱退 シェラルド、欧ソ連ベルタティスへ宣戦布告。BTOは集団的自衛権を行使し両国へ宣戦 ベルタティス降伏、協定によりオランダ地方が欧ソ側の属国へ、ベルギー地方はシェラルドへ併合された 欧ソ、くろびんへ侵攻 シェラルド、大和へ侵攻 10月 サンクトペテルブルク陥落 11月 敗退した大和政府はイベリアを放棄、北アフリカの属領へ移転。シェラルドが半島南部に傀儡政権樹立 欧ソ、バルカンへ侵攻開始 ドネツク政権交替によりBTO脱退。共産主義陣営へ実質の加盟 コメント欄 参加きぼうします。アスガル軍事社会主義国です -- frp2525 (2016-10-12 20 18 00) この茶番は既に参加者応募を締め切っておりシナリオが進んでいるので途中参加はできないのです…申し訳ない -- kyouya (2016-10-12 20 56 44) なん、ですと… -- frp2525 (2016-10-13 08 02 36) ぷぎやーーー -- たこやきひよこ (2017-01-25 01 33 05) 名前 コメント
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虎ノ門(難波大助)事件の真相その二 -実説大逆事件三代記(第三回)- 山崎今朝彌 前号でわかるとおり、難波大助が大正十二年十二月廿七日虎の門でステツキ銃を以て皇太子を狙げきし充分死刑に値する大逆罪を犯した事実は明瞭で、いつでも判決を下せるわけだが実際はそうかんたんにいかない。刑事事件としても、背後関係共犯のうむ、犯罪の遠因近因動機、素性経歴、健康精神状態、思想関係等を調べねばならず、調べるには予しん判事、裁判長、裁判官、弁護人等をきめねばならず、又虎の門事件真相記としては右の他少くとも事件が社会運動に及ぼしたえいきよう、政界に与えた波紋、事件に対する当時の世論風評、サテワ公判模様から又種々雑多の後日談まで、しかし私は今統制されて毎号一回二十五枚のワク内に立つてる。筆綱怪々疎にして細大もらすは当然である。で私はどうせかき落しさうな事柄から逐次思いだし心付くままに、ごくかんたんになるべく多くにわたつてかいてみる。なんぞ事の軽重をとはんやだ。 共犯は全然なかつた むりにかいてもくさいのは梅田与一とゆう友人ぐらいのもので、これも悪く解釈してステツキ銃ほしさではるばる東京まで大助の跡を追つたにすぎない。善意に解釈すればこれ位友人の身の上を心配する例は世間にザラにある。第六号にかいた、私の処へよこしたハガキや手紙は月日や拘禁期間の関係で、どうも梅田君の出したものでない。(なお第六号には、そのハガキの差出人がナンバ大助となつているがこれも大助は小助の誤植だ、小助とあつたから私はイタヅラと思い相手にしなかつたのだ)当局でもコレはと思う処は全力をあげて叩いてみたが埃り一つ出なかつた。 国体論責任論 背後とか共犯とかの関係がなかつたセイか、震災だん圧継続中の故か又は左よく運動の地下潜入期中だつたのか、幸徳事件直後のような社会運動圧迫はなかつたが、口は禍の門で身からでたサビとは云え国体論にしばられ山本内閣は総辞職で崩かいした。震災のドサクサであれほど無辜無告の大衆を虐殺しても恬として誰も責任をとる者がなかつたのに、何たる一人のでん下が仮令けがはなかつたとはいえ、内閣が総じ職総監署長等が懲戒免官とならざるをえなかつた処に日本の国体が存する。吉田内閣と雖もイカにインフレを興し際限なく物価を上げ一部ヤミもうけインフレ太りを除く国民大衆を極度のキガ圏内に追ひ込みガシさせようと、たとえ又ゼネストが実現し国家機能と産業遂行が停止しようと、範を前例にとり金輪際総じ職などしないであろう、但し天地がてん倒し陛下がび行民情視察で殺人電車にのり、仮令けがなかつたとしても、苦しかつたとかこわかつたとか一言のミコトノリでもあればこれは別勘定となる。コレが日本のお国柄だ。 事件に関する若干のメモ 兇行が大正十二年十二月廿七日午前十時四十分で即日起訴、予審判事は沼義雄、予審終結が翌大正十三年八月中、第一回の公判開廷が同年十一月一日、裁判長は大審院長横田秀雄公判立会検事は検事総長小山松吉、弁ゴ人は今村力三郎、花井卓造、岩田宙三、松谷与二郎の官選の四弁護士、しかし横田博士は刑事事件は不慣れの理由、花井博士は何かの都合で一切を今村氏に任かせきりと記憶する。又松谷君は後に私選を買つて出て裁判所を手古づらせ官選で妥協したもの、公判は勿論ぼう聴禁止で一回で了り検事はむろん死刑を求めた。判決言渡しが十一月十三日(判決言渡の公判は傍聴禁止する事はできない)でもとより死刑、翌十四日には死刑執行命令があり、その翌十五日午前九時に執行十三分で絶命、その死体は翌々十七日午后五時南綾瀬共同墓地すなわち当時の東京府南足立郡綾瀬村綾瀬彌五郎新田の共同墓地に文字通り密葬された。 死刑スピード執行の理由 調べにも取扱いも評判のよかつた横田裁判長は、大助の境遇に同情し何とか悔悟転向の恰好をつけて、大助を死刑より減一等の特赦恩赦に浴せしめようと工作し、村松介石を派遣したり今村弁ご士や松谷弁ご士を頼んだりして説得大いに努めた。そのかいあつてか大助は公判廷で共産主義を捨てるわけにはいかないが、主義正面の敵でもない皇室に対して大逆不敬を敢てしたのは悪かつた事を認める。その点で国民にも謝罪する。当の皇太子にもおわびするとでた。で判決にもこれを援用して、 ひ告人は公判の最後に於て自己の行いはその抱かいする主義のためにはなお正当なりと思考するも、皇室は無産者に対し直接に圧迫をなすものに非れは独だん一時たりとも又たんに手段のためなりとも皇室を敵としたるは軽卒たるを免れず。共産主義者は必ずしも暴力革命を実現せんとする者に非ず、只権力階級の挑戦に因り已むを得ず、暴力に訴うるものにすぎず、故に皇室は共産主義正面の敵に非ず、若夫権力階級にして皇室を私し之を無産者の圧迫に利用するが如きことあらんか、共産主義者は皇室を敵となすに至るべきも畢竟共産主義者の欲する所は彼の英国に学ばんとするにありて、決してロ国に倣はんとするものに非ずと陳述したり、是ひ告人の犯罪動機に関する信念につき若干の反省を伝え稍悔愧の情を示すものなりというべし。 とかかげ、司法省でもこれを 自分は独断を以てけい卒にも皇太子でん下に危害を加うるに至りたるはちう心いかんにたえず、又自分の親を始め兄弟姉妹及び友人等に対し今日の如く大なる迷わくを及ぼすべきことを事前に察知したらんには、本件の如き暴挙を敢行することをさけたるべし、茲に自分の行為のため直接間接に迷わくを被りたる天下一切の人々に誠心誠意謝罪の意を表す。 と文飾して天下に公表し、一意特赦減刑の態勢を調えていた。 革命萬歳を三唱す ところが判決言渡日に判決文朗読が了つてから、半時間もかかつた言渡を神妙に静聴していた大助は例の無表情の顔をくるりと傍聴席に向け両手を高く挙げて大声で、日本無産労働者日本共産党萬歳、ロシア社会主義ソビエツト共和国萬歳、共産党インターナシヨナル萬歳、と萬歳を三唱した。この萬歳三唱は松谷弁ご士のように、薄々知つて減刑を予期していた大助が素人の悲しさで死刑の宣告後、特赦で一等を減じ無き懲役、それから有期にも仮出獄にもなるのだという事を知らず、助命をあきらめ本音を掲げたと解すべきか又は今村弁ご士と同じく、大助は官憲の無産者階級に対する横ぼう暴虐に憤激し死を以てその報復を決心しその死を華々しく飾るために最も人目を引き宣伝効果百パーセントの皇室を最高責任者として狙つたものだが、父兄に対する世人の以外の圧迫に驚き煩もんの結果、その迫害をかん和するため共産主義と皇室とは両立せざるものにあらず、従つて皇室は無産者を圧迫する側に立たざる限り共産主義正面の敵にあらずとの理論をあみだし、故に皇室に対して危害を加える不敬行為を敢てしたるは自分の過ちなり、之れを皇室及天下に謝すと公判廷で陳述し、三唱の萬歳は言渡日の翌十四日大助が私(今村弁ご士)に弁護した如く最初より捨てなかつた主義の事で皇室や天下に謝罪した事とは矛盾するものでも両立せざるものでもない。加之私(大助)は明日の法廷で罪を天下に謝すと一言しなお傍聴人にも一言したかつたので看守長さんに相談したら、最早弁論が終結したのだから判決言渡後には何も言はぬがよいと申されたので止めたのですとの談話より察すると、皇室に対する罪に対しては大助に悔悟反省の気分意思十分ありたりと説明すべきかは別として、人の生命を的にコンナ奴殺して了えと軽々に官僚判断を下すべきでない事は勿論である。しかしこれを伝えきいた時の司法大臣は短気軽卒ガムシヤラ横紙破りの横田千之助、前に出した宣伝ビラの手前もありエー面倒と誰に相談するでも何を確かめるでもなく、気走つたまま一方には萬歳三唱の新聞差止め一方には即時の死刑執行命令書となつたものである。 大助、摂政殺意の動機 犯罪の動機は大切であるが私は前々回第六号でほぼその大略を尽くし、今回も亦所所にその片りんをみせているからこれを略し、その素性経歴家庭人物及びその思想の変遷等を慨述したいと思う。それは刑事記録を参考にかいた松谷弁ご士の世界犯罪そう書第一巻思想犯罪編の難波大助大逆事件に詳記されてるが、同じ記録からできた大審院特別刑事部(大審院には常に刑事部が四、五あつて三審として上告事件を扱つてるが、大逆事件は一審で終審として特別に部を作り、審理判決することになつてる)の当の判決はよりよくかんたんに要領よくココ向きにできてるから多少の加除訂正をしてここに引用する。 大助の生ひ立ち ひ告人大助は本年廿六才歴史上由緒ある難波家に生れ嘗て県会議員衆議員たりし難波作之進の四男にして祖先なんば伝兵衛は秀吉の有名なる高松城水攻めの時毛利方へ城将清水七左衛門と共に水中に切腹し果てたる清水家家老七人組の一人、曾祖父覃庵は維新の際国事に尽したるの故を以て特に明治天皇陛下に拝謁を賜はり歿后正五位を贈与され、ひ告人の父作之進も亦皇室尊崇の念篤くひ告人はげん格なる父とじ愛深きトク子とのくんとうをうけて人となり、よく父母に任え難波の伝とう的精神を体し皇室中心主義を奉じその中学時代たる大正六七年頃は書を雑誌武侠世界によせ乃木将軍死后我国の上下ふか軽調に流れ世界無比の皇室をほうたいする我帝国はきたいにひんするものとして大に之れをこうがいし、大元帥陛下のとうすいし玉う軍隊に入営するを以て臣民の光栄とし、徴兵きひ者を不忠なりと論じたることあり、又当時大阪朝日新聞が皇室のそんげんぼうとくに関する記事を掲載したるさい同新聞を攻げきし、父と共にその不読不買を知人間に奔走かんゆうしたることありて臣民の大義を守り過る所なかりしが、ひ告人はさきに大正六年二月慈母を失いその境遇に変化を来したるため苦学自ら立たんことを決意し、東京に走りたる以来東西各地に転学流寓し再三上京して、あるいは中学検定試験に志し、あるいは高等学校入学試験に応じたのも終にその志をえず大正十年に及べり、しかしてその間父より支給せらるる学資頗る薄く常に父より倹素を旨とすべきことを命ぜられ、やむなく自炊をなし又は新聞配達に従事して自給を計りきう乏を忍び具さに辛苦をなめたる為、大正八年偶々四谷区谷町のろうあいなる一室に起居して通学をなすに当り親しく附近の貧民窟を目げきし、これを自己のひ境に比して生活のかんなんを覚るに従い漸次思想の変化を来したり。 共産主義に共鳴す 悠も世界大戦の後をうけロ独の帝政ほうかいしソビエツト政府の組織せらるるあり又欧米民主々義の風潮、我国にびまんしたためにひ告人の精神に多大のしげきを与え、ここに我国建国の歴史に疑念をはさみ皇室に対するひ告人の信念に動ようを生ずるに至れり、大正九年第四十二議会の開会せらるるや当時ひ告人は衆議院の傍聴席にありてその混乱せる議場の醜体をみ議員に対する尊敬の念を失い又普通選挙反対の演説をきき我国の政治家が頑迷にして民衆の利害に意を用いざるものとして大に之れを憤がいし、痛く議会政策の非なるを感じ同年五月帰省したるに時偶々総選挙にあたり確固たる主義政見を有せざる父作之進が単に家名のため候補に立ち、巨額の冗費をなす事を吝まざるをみて、自分に対する父の節倹の訓戒はもとこれ一片の虚言にすぎずとなし、父に対して大なる反感をいだきこえて大正十年に至り雑誌改造解放、社会主義に関する著書ロ国の小説等をたん読し又社会主義的傾向を有する朋友に交はるに及び、社会主義思想が漸くひ告人の脳裡に浸潤するに至れり、当時ひ告人は極僅少なる月給をうけ勉学の傍再び新聞配達を業とし父の代議士たる地位と自己の労働者たる境遇とを対比し又兄の正太郎義人が皆最高教育を受けたるに反し(一人の兄は夭死す)自己のみ普通義務教育のみにて打切らんとしたる父の措置に想到し益々反感の度を高め、私有財産制度及び家族制度を呪詛し、又大正十年発禁となりたる雑誌改造の四月号に掲載されたる断片と題する河上肇博士の文章をよみてロ国のテロリストに同情しテロリストの行動痛烈にしてロ国の革命は此等の徒に負う所大なりとして大にこれに共鳴し、次ぐ同年四月中幸徳事件の判決を掲載したる当時の新聞をよみ、その罰を残忍なりとし、深く幸徳一派の心事を憐むと共に彼等と主義を同うする者の何等なす処なきを卑怯なりとして憤慨し、決死の覚悟を以て自ら暴力即時遂行者たらんとするの意を決するに至れり、その後幾千となく社会主義の講演会に赴き警さつ官が弁士に片言隻句を発せしめず即時解散を命じたるを見て直接行動の他なしと思惟し、又自ら実施せる労働生活に考えて多数窮民救済のため速に社会の状態を変革するの要ありとなし学生生活を止め専心社会運動に従事せんとしたるに父兄より痛切なる訓戒を受け、陽にこれに服して大正十一年四月以来早稲田高等学院に入学したるも、平常学課を怠り好んで社会問題の講演会に出席し傍ら暴力社会主義者及び無政府主義者の著作をたん読し益々社会変革は暴力によるの外なしとの信念を固め、その思想愈々悪化するに及びひ告人は断然学生々活を廃し労働者となつて自ら労働者解放運動の一兵卒となり主義のため死すの意を決し大正十二年二月退学して深川区富川町所在の木賃宿に移り下層労働に従事したるに労働の牢苦生活の困憊深く心肝にてつし、有産者に対する忿憤反抗の情を増進激越ならしめたり、同年五月病を得て帰省し父兄の言に服して兄を生家に駐めたるもひ告人の思想却て一そうの険悪を加え、無自覚なる労働者を指導して多数の団結を組織し政権をかく得して無産者独裁の制をとるの要ありとなし、遂に共産主義に共鳴し更にマルクスの共産主義宣言を熟読して益々その信念を強うするに至れり。 殺意を決す その間屢々東京に往復し大正十二年九月の大震災に際し官憲のとれる措置を快とせず速に徹底せる行動に出ずるに如かずと思惟し暴力遂行の計画を決然敢行せんとし畏くも皇室と共産思想とは両立せずと妄断し言論によるもその効果少しとなし皇族に対し危害を加えて共産主義者の決意を示し因て以て一面においては現時我国において主義宣伝に関し言論の自由を許さず労働組合をも公認せず銃剣を以て自由思想に対する権力階級者と戦い、権力階級者及び資本家が皇室を奉ようし、労働者及び社会運動家に加うるに圧迫を除去して無産者の危急を防救すべく、他面においては大震災に当りむこの労働者社会主義者を殺りくしたる軍隊官憲並に反動団体の暴状に対し、その反省を促し、なお進んでは現に我国の無産者間にほうはいたる皇室中心主義の信念を放きせしめんことを目的とし、同志に図ることなく独りその事に当るを萬全の策なりとし、その機を窺いいたる処同年十一月中父作之進はひ告の心気を転ぜしめんがため銃猟を許すやひ告人は家に杖銃のあるを憶いこれを使用して不逞の意思をとげんと欲し(下略) まるで取締当局に対する裁判所の抗議警告文で裁判官としては又特に当時としては随分思いきつた判決文だというところに価値がある。大助は父が恰度議会開会で上京中留守にこの杖銃と妹安喜子(当時十八才末妹彌代子十四才)をおどして得た卅円の路金とを持て十二月二十二日上京の途につき柳井津で梅田与一京都で岡陽造等親友と別れを惜しみ数日を費しこの間に友人へ身元証明的の絶交状数通と新聞社及び信頼するに足ると認めた記者等に七通の敢行理由書類似の公開状を認め、二十七日早朝新橋駅着そこで前記の書面を投函し遣い残した三十何銭かの身軽になり単身虎門に入つたが遂に皇子をえず、前述詳記の如く正邪判明悪は亡び善は栄えて目出たし目出たしの大団円で大尾-。 <以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。> <旧仮名遣いはそのままとし、踊り字は修正した。旧漢字は適宜新漢字に直した。> <底本は、『雑誌真相復刻版(第1巻)』(三一書房、1980年)、底本の親本は、『真相』(人民社)第9号(1947年5月)13頁>