約 34,403 件
https://w.atwiki.jp/lockewiki/pages/86.html
初出 少年KING 1987年12-19号 単行本 ヒットコミックス 34巻 スコラコミックスペシャル 18巻 ビブロスコミック文庫 22巻 KING LEGEND 34巻 設定年代と主な舞台 宇宙暦0987 (場所不明) スタルカ フォーブル ローリード 主な登場人物 ロック ヴィニ・アシダ クリストフ・アシダ/ブラスター・ジャック ケンジ・ゴダード グスタフ・ラドバン ルシファー ストーカー ハリエット・ストーカー デボン クワイエット・スターク 超能力 ギミック やまあらし つた かみなり 全て固定式のトラップ 対探知デバイス - 探知機の探知をふせぐ装備 電磁ナイフ あらすじ
https://w.atwiki.jp/828828/pages/34.html
BABARAGEOとはBABARA氏が一人で創作する自作Flashゲームや ゲーム製作blogなどを公開しているサイトです。 主なゲームにフラッシュクエストや太くて長い俺の○○○などがある。
https://w.atwiki.jp/genz/pages/270.html
個人アイドレス 00165-01:ながみゆきと 00166-01:利根坂凪巳 00174-01:ダーム 00177-01:ハロルド・ロット 00219-01:結城杏 00232-02:赤峯 00243-02:朝子 00647-01:GENZ 00650-01:キギ 00651-01:空紅 00652-01:冴月 00653-01:静 00654-01:山前靖也 00657-01:真神 貴弘 00661-01:ナナシ 00733-02:獅進 00750-01:黒野無明
https://w.atwiki.jp/wiki10_chp/pages/333.html
プレーオフ&本戦総合結果 戻る プレーオフ担当審判:審判 ◆uJu646Az9w(主催者) 順位決定&プレーオフ 順位決定ルール 本戦順位決定方法 1 1stフルリーグ総合判定と2stフルリーグ総合判定の合計勝率 2 1stフルリーグ総合判定順位と2stフルリーグ総合判定順位の平均 3 直接対決のフルリーグ総合判定の結果 4 プレーオフ(フルリーグ形式) で最終順位を決定する。 1-15位 順位/勝-負/チーム 01位 23-05 1A01-09満デーイ 04/かじか 02位 21-07 2A02-19Phantom14/rosuko 03位 19-09 1A03-13アラアラアンちゃん/アイゾ 04位 18-10 2A01-31夢幻の攻勢/ヒデー 05位 17-11 1A04-24ストームVX Ver6/猫好き 06位 17-11 1A02-49驟雨/天導の紅茶 07位 16-12 2A08-10とりんかー×3/MA-2 08位 13-15 2A07-43相機第三装甲重機隊/暇人@相機歩開 09位 12-16 1A05-04神威2006(B)/NAV 10位 12-16 2A03-26鮪/Ozma 11位 11-17 1A06-44おつまみ/ゆう 12位 09-19 2A05-02エリミネーター/ハナアルキ 13位 08-20 2A04-39アンバジクネー/かみねこ 14位 08-20 1A07-25八方塞蟹/青の騎士 15位 06-22 2A06-50ヴェロニカ・ルージュ/nas_B 同勝率の順位決定 05位 平均4.0位 ストームVX Ver6/猫好き 06位 平均4.5位 驟雨/天導の紅茶 09位 平均9.5位 神威2006(B)/NAV 10位 平均10.5位 鮪/Ozma 12位 平均12.0位 アンバジクネー/かみねこ 13位 平均13.0位 八方塞蟹/青の騎士 16-30位 順位/勝-負/チーム 16位 21-07 1A08-17鶯/するが 17位 19-09 1A10-20YYZ/Lee 18位 17-11 2A09-15バフォファイヤーRX/赤い彗星のなおなお 19位 17-11 2A14-35ジャミング戦練習用混成版/たらこおにぎり 20位 17-11 2B01-42み界/みかん 21位 17-11 1A11-08出直しロケット2/BUGEN 22位 13-15 2A10-22グライアイ/TP 23位 13-15 2A13-06雷鳥の雄叫びは稲妻の如く/RAVEN 24位 13-15 2A11-30S・G・D-2/はせべ 25位 13-15 1A13-52しにがみのバラッド。+2/Kooh 26位 12-16 1A14-41フェルドランサー/チェイン 27位 12-16 1A12-21アッシマー/こてろう 28位 10-18 1A09-33霧嶺/hooku 29位 08-20 1A15-48AntLion 02/ねこぽい 30位 08-20 2A12-07ディアナ親衛隊T/usagi25 同勝率の順位決定 18位 平均3.5位 2A09-15バフォファイヤーRX/赤い彗星のなおなお 19位 平均4.0位 2A14-35ジャミング戦練習用混成版/たらこおにぎり -位 平均4.5位 1A11-08出直しロケット2/BUGEN -位 平均4.5位 2B01-42み界/みかん 22位 平均9.0位 2A10-22グライアイ/TP -位 平均9.5位 2A11-30S・G・D-2/はせべ -位 平均9.5位 2A13-06雷鳥の雄叫びは稲妻の如く/RAVEN -位 平均9.5位 1A13-52しにがみのバラッド。+2/Kooh 26位 平均10.0位 1A14-41フェルドランサー/チェイン 27位 平均11.5位 1A12-21アッシマー/こてろう -位 平均14.0位 2A12-07ディアナ親衛隊T/usagi25 -位 平均14.0位 1A15-48AntLion 02/ねこぽい 同順位の順位決定 その1 20位 2勝 2B01-42み界/みかん 21位 0勝 1A11-08出直しロケット2/BUGEN 同 その2 23位 3勝 2A13-06雷鳥の雄叫びは稲妻の如く/RAVEN 24位 2勝 2A11-30S・G・D-2/はせべ 25位 1勝 1A13-52しにがみのバラッド。+2/Kooh 同 その3 -位 1勝 2A12-07ディアナ親衛隊T/usagi25 -位 1勝 1A15-48AntLion 02/ねこぽい プレーオフ29-30位決定戦 2A12-07ディアナ親衛隊T(クモー2/アラクネー*3)usagi25 VS 1A15-48AntLion 02(Sアングリフ0311a,Sアングリフ0311b*2/アングリフ*3)ねこぽい 戦場 月面 HOME 一進一退、互いに1機また1機と屠られる中、最後は1対1となり、AntLion 02のショットクリーンヒットでクモー2爆散! AWAY 大混戦。集まってしまったアラクネーを囲む形でアングリフの猛攻。だが不利なはずのディアナ親衛隊Tの反撃が相次いでアングリフを沈め、いつのまにか1対1のタイマン。ぎりぎりでアングリフ勝利。残り体力わずか2%! 判定 いずれも辛勝ながら2連勝でAntLion 02の勝ち。 29位 1A15-48AntLion 02/ねこぽい 30位 2A12-07ディアナ親衛隊T/usagi25 31-45位 順位/勝-負-分/チーム 31位 24-04-0 1B01-45YsfanDiyar7/Yak 32位 21-05-2 1B06-37定置網/ISA 33位 20-08-0 2A15-38MISPAN/甘缶 34位 19-09-0 1B02-28シュリンプ隊+2/cockroach 35位 16-12-0 1B07-36カイリキーズ/2chの暇人 36位 14-14-0 1B03-40IBIS-D/IBIS 37位 14-14-0 2B03-51チームA05/新人A 38位 13-14-1 1B05-32蟹蜘/FUBUKI 39位 13-15-0 2B05-11四夜/PAGE 40位 12-16-0 1B04-16Sedition./Cool-Wind 41位 12-16-0 2B06-46戒3号隊/KG 42位 12-16-0 2B02-27コア/髭ピンク 43位 08-20-0 2B04-14癒し系ボーナスチーム/ばっちい 44位 06-21-1 1B08-53冥王星から遙々来ました。/やまびこで来ました 45位 04-24-0 2B07-47「G」 壱撃/Dumbo 同勝率の順位決定 36位 平均6.0位 1B03-40IBIS-D/IBIS 37位 平均9.5位 2B03-51チームA05/新人A 40位 平均8.5位 1B04-16Sedition./Cool-Wind -位 平均10.5位 2B02-27コア/髭ピンク -位 平均10.5位 2B06-46戒3号隊/KG 同順位の順位決定 41位 2勝 2B06-46戒3号隊/KG 42位 0勝 2B02-27コア/髭ピンク 46-54位 順位/勝-負/チーム 46位 14-02 2B10-23シューティングスター/GUM 47位 12-04 2B09-18第24装甲猟兵連隊/櫻色 48位 11-05 2B08-03トリオ・ザ・ビビッパ/U次郎 49位 11-05 1B09-12オオサカシャドウ2/さかはら 50位 10-06 1B11-05チーム風之射手/ぽぽんか 51位 05-11 1B12-01ブルマーを守る会/コスプレ店長 52位 04-12 1B10-29クラゲさんチーム2/オーバーロード 53位 03-13 2B11-54井の中の蜘蛛/璃 54位 02-14 2B12-34おでん屋さん/店のおじさん 同勝率の順位決定 48位 平均3.0位 2B08-03トリオ・ザ・ビビッパ/U次郎 49位 平均3.5位 1B09-12オオサカシャドウ2/さかはら 最終順位 01位 満デーイ 04/かじか 02位 Phantom14/rosuko 03位 アラアラアンちゃん/アイゾ 04位 夢幻の攻勢/ヒデー 05位 ストームVX Ver6/猫好き 06位 驟雨/天導の紅茶 07位 とりんかー×3/MA-2 08位 相機第三装甲重機隊/暇人@相機歩開 09位 神威2006(B)/NAV 10位 鮪/Ozma 11位 おつまみ/ゆう 12位 エリミネーター/ハナアルキ 13位 アンバジクネー/かみねこ 14位 八方塞蟹/青の騎士 15位 ヴェロニカ・ルージュ/nas_B 16位 鶯/するが 17位 YYZ/Lee 18位 バフォファイヤーRX/赤い彗星のなおなお 19位 ジャミング戦練習用混成版/たらこおにぎり 20位 み界/みかん 21位 出直しロケット2/BUGEN 22位 グライアイ/TP 23位 雷鳥の雄叫びは稲妻の如く/RAVEN 24位 S・G・D-2/はせべ 25位 しにがみのバラッド。+2/Kooh 26位 フェルドランサー/チェイン 27位 アッシマー/こてろう 28位 霧嶺/hooku 29位 AntLion 02/ねこぽい 30位 ディアナ親衛隊T/usagi25 31位 YsfanDiyar7/Yak 32位 定置網/ISA 33位 MISPAN/甘缶 34位 シュリンプ隊+2/cockroach 35位 カイリキーズ/2chの暇人 36位 IBIS-D/IBIS 37位 チームA05/新人A 38位 蟹蜘/FUBUKI 39位 四夜/PAGE 40位 Sedition./Cool-Wind 41位 戒3号隊/KG 42位 コア/髭ピンク 43位 癒し系ボーナスチーム/ばっちい 44位 冥王星から遙々来ました。/やまびこで来ました 45位 「G」 壱撃/Dumbo 46位 シューティングスター/GUM 47位 第24装甲猟兵連隊/櫻色 48位 トリオ・ザ・ビビッパ/U次郎 49位 オオサカシャドウ2/さかはら 50位 チーム風之射手/ぽぽんか 51位 ブルマーを守る会/コスプレ店長 52位 クラゲさんチーム2/オーバーロード 53位 井の中の蜘蛛/璃 54位 おでん屋さん/店のおじさん
https://w.atwiki.jp/tamahagane0417b/pages/21.html
ANGEL隊員 優木まおみ B-? W-? H-? ANGELの隊長。 仕事柄、前線に積極的に出る事はないが、パイロットとしても優れている。 メリムの素性を最初から知っており、幹恵の自身の正体をバラしかねない言動を密かにフォローしている。 ある任務で亜光速航行を繰り返した結果 ウラシマ効果によって地球より遅い時間経過の中にいたため、外見年齢は30歳だが・・・・・・ 立花いろは B-? W-? H-? ANGELの隊員でキュリオテラスと合体姫神ラファエリスのパイロット。 二輪ロードレースの女性ライダーで、女性ライダー初の世界選手権出場[17]を目指していた。聴力が優れており、怪獣の鳴き声に混じる特殊な波長を聞き分けその行動を予測できる。 勇敢で、一直線な故に騙される事が多く。同僚達からいじられる対象になっている。 源みいな B-? W-? H-? ANGELの隊員でエクスシアのパイロット。 元プロテニスプレイヤーで怪獣の攻撃を完全に見切るほどの動体視力と空間認識能力を持ち、射撃の名手。 常にクールに状況を分析し、いろはが着せられた大胆なパイロットスーツを見ても動じない。 篠原杏 B-? W-? H-? ANGELの最年少隊員で18歳。ヴァーチャーズのパイロット。 アニメや漫画が大好きなマニアで過去に出現した怪獣やウルトラマンなどに関しては博識。独学で学んだ宇宙語を話すこともできる。 下着は怪獣プリントのモノが多い。いろは用にラファエリスのメインパイロットスーツデザインを大胆な物に変更するなど、時折、公私構わず他人を趣味に巻き込む無邪気な悪ノリを見せる。なお、その事から星野長官に将来を有望視されている。 このページへのコメントは以下へどうぞ ANGEL隊。まとめました。 -- クロハガネ (2011-10-20 20 11 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/14sure74/pages/210.html
「創作イメージソングバトン」 ~ルール~ 対象はオリジナル/一次創作作品のみ(版権・二次創作作品は不可) 曲/歌/邦楽/洋楽など、ジャンルは不問 複数回答OK 既存の曲じゃなくても「静かで神秘的な曲」のような大まかな希望でOK 作品名の指定は無いのでご自分の一次創作作品であればどの作品のことでもOK 上記を踏まえて、どんどん好きなだけ挙げちゃってください♪ 1.自分の作品に主題歌をつけるならどの曲? ●まじ☆はーど 「どんなときでも、ひとりじゃない」麻生かほ里 ●まじ☆はーど外伝怪物傭兵物語 「砂上の夢」佐々木ゆう子 ●誓いの輝石~Avenge~ 「刻印~しるし~」Can/Goo 「ステロイド」天野月子 (火月さんより) ●ウエストパンクへようこそ。 「誰がために」織田かおり 2.自分のオリキャラのイメージソングは? ●まじ☆はーど 神谷カザネ→ 「教えてあげる」Can/Goo ショット=アリア→ 「ホップ! ステップ! ジャンプ!」すわひでお 富永エリナ→ 「manacles」伴都美子 アール=イリス→ 「鏡の中」Can/Goo 川澄シノブ→ 「NoxLimit!」亜美 スピリット=カーマイン→ 「Windward Birds」麻生かほ里 ●まじ☆はーど外伝怪物傭兵物語 速水レンカ→ 「doll」Lia 高山ユイ→ 「レイトショー」超飛行少年 ●誓いの輝石~Avenge~ ネス→ 「硝子のLoneliness」Riryka アス→ 「DOG FIGHT」m.o.v.e ラス→ 「最高の片思い」タイナカサチ タクト→ 「今」ET-KING ●ウエストパンクへようこそ。 アリン→ 「靴跡の花」遊佐未森 イスラ→ 「光の空のクオリア」Cyua ウィン→ 「凛として咲く花の如く」紅色リトマス 3.挿入歌やBGMとして作中で流したい曲は? ●まじ☆はーど 「ゆめのすこしあと」青木佳乃 ●まじ☆はーど外伝怪物傭兵物語 「トロイメライ」ルルティア ●誓いの輝石~Avenge~ 「心の隙間」Wyse 「無色」上原あずみ 「MARGARET」佐藤美紀子 「瞳の欠片」FictionJunctionYUUKA ●ウエストパンクへようこそ。 「ひかり」千葉紗子 「CLOWN」遠藤正明 +其々の作品のキャラクターイメージソング 4.設定やストーリーを構想or妄想してる時によく聴く曲は? アニメ、ゲーム、特撮ソングからランダムで。 総曲数は2000曲オーバーです。>< 5.バトンを回す人と、その人の作品orオリキャラをイメージする曲 ●ignさん 聖→ 「Go Your Way」山嵐 ●石っころさん リオナ→ 「READY STEADY GO」L'Arc~en~Ciel がんばってくださいなぁー。><
https://w.atwiki.jp/koukyoulist/pages/210.html
国民番号 PC名 作業内容 支払額 備考 0400105 りゅうへんげ アンケート回答及び抽選当選 5 1100235 睦月 アンケート回答及び抽選当選 2 1600319 刻生・F・悠也 取りまとめ 10 2000384 ミーア アンケート回答及び抽選当選 5 2200420 tacty アンケート回答及び抽選当選 5 2300442 高原鋼一郎 アンケート回答及び抽選当選 2 2400458 高神喜一郎 アンケート回答及び抽選当選 5 2400459 む~む~ アンケート回答及び抽選当選 2 2500476 ぱんくす アンケート回答及び抽選当選 2 3300647 GENZ アンケート回答及び抽選当選 2
https://w.atwiki.jp/genz/pages/303.html
アプローさん、コウタローさん、待望のベビー誕生おめでとう。出張中にて直接お祝いできないことをお許しください。お二人に似て、かわいらしいお子さんと想像しています。これからは育児が大変となりますが、仲の良いお二人ですから協力し合い、子育も楽しまれてください。 本日、心ばかりの品をお送りいたしましたので、お納めいただければ幸いです。 ご家族の健康をお祈りしています。末永いお幸せを。 無名騎士藩国藩王 GENZ
https://w.atwiki.jp/srwkdm/pages/156.html
23代目スレ 2008/04/28(月) バァーナァーナァー ノォー ナァミダァー ゼラド「あれ、なんだか、町がどこかおかしいような?」 ヴィレアム「俺たち、なんでこんな道ばたに立ってるんだろ」 ゼラド「ヴィレアムくん? わたしたち、さっきまでなにしてたんだっけ?」 スゥーナァーオォーデェー イ~レェタァラァー ヴィレアム「あっちの店からかかってる曲、なんだ? 聞き覚えがないけど、ミナトが好きみたいなモームスとかAKBなんとかかな」 ゼラド「違うよ、これ『バナナの涙』だよ。奇面組のエンディングだった」 ヴィレアム「えっ、スキャットマンジョンからスチャットマンジョンまで押さえてる俺が知らないなんて、 よっぽどマニアックな曲なのかな」 ゼラド「前から思ってたけど、ヴィレアムくんて音楽の趣味悪いよね」 ヴィレアム「えぇっ、そんなはずは」 ゼラド「あれ? 『新曲 バナナの涙入荷』? 誰かがカバーでもしたのかなぁ」 ウゥー! ウゥー! ウゥー! トウキ「待てぇ~! 待て待てぇ~!」 ミナト「待つだぎゃぁ!」 ヴィレアム「なんでトウキたちがパトカーに!?」 ゼラド「しかも、ミナトくんがなんか名古屋弁だ!」 ヴィレアム「名古屋弁なのか、あれ?」 ゼラド「それより、見てあそこ! レオタード着た三人がビルの上走ってる!」 シュタッ シュタッ シュタッ! マリ「誰が待つか!」 リトゥ「マリ、こっちに」 ユウカ「みぃ~つめるキャッツアイ♪ マージックプレイイズダンシン、みぃどりいろにひかぁ~るぅ~♪」 リトゥ「ユウカさん! 歌ってないで!」 キキッ ハザリア「遅いぞ貴様ら、乗れ!」 ゼラド「ハザリアくんだ」 ヴィレアム「なんであいつがフィアット500なんか運転してるんだ? しかもあのジャケット」 ばきぃっ! マリ「なんでピンクのジャケットなんか着てるんだお前は!」 リトゥ「ちゃんとシティーハンターのカッコ渡したでしょう?」 ハザリア「やかましいわ! あんな新連載、知ったことか! 鈴木清順が、バビロンの黄金伝説が!」 ユウカ「だからって、歴代でもっともどうでもいい評価されてるサードシーズンルパンとか」 マリ「次元、目ぇ出しちゃってるし」 リトゥ「ゴエモンさん、なんで柔道着の上着て外ウロウロしてるのかしら」 ハザリア「第三期ルパンの悪口はそこまでだ! 行くぞ!」 パリイィィィンッ! マリ「なんだ!?」 ハザリア「わぁぁっ! 納車したばかりのフィアットのフロントガラスが!」 シャーッ パシッ シャーッ パシッ シャーッ パシッ レタス「分家に生まれたこのわたくし。何の因果かマッポの手先。 トロイエたければトロイエればよろしい。それでも、食物繊維だけはおろそかにはさせなくてよ」 リトゥ「桜の代紋!?」 レタス「スケバン刑事レタス・シングウジ。見た目は淑女、中身はインジュウ!」 ヴィレアム「なんだ、あの無闇にエロいキャッチフレーズ」 ゼラド「レタスちゃん、スカート長っ!」 マリ「本庁直属の特命刑事か」 ユウカ「あんなのが出てくるなんて、あたしらもビッグネームになってきたものね」 レタス「怪盗気取りのお笑い集団の皆さま。 ここらで年貢を納めてはいかがです」 ハザリア「笑止千万! ワダとモンキーパンチでは格が違うわ! クールタッチのゲバルト、このパワースケールが世のゴキブリ野郎どもをダメージする!」 ぶわっ! レタス「煙幕!?」 ハザリア「フハハハハ! あーばよ、ヘッポコ刑事とヘッポコ巡査ども!」 ブロロロロロッ ゼラド「行っちゃった」 ヴィレアム「ヘンなこといってたな。『シティーハンター』が新連載?」 トウキ「刑事! ご無事ですか」 レタス「わたくしのことよりも」 ミナト「すぐに本庁に連絡だがや! 応援を呼ぼうまい!」 トウキ「ミナト、お前それ訛ってるのか?」 ゼラド「えっと、あのぉ、いいですか」 レタス「あなたは?」 ミナト「ボインちゃん、民間人の出る幕じゃねぇギャよ。 ここは危ないから、早く逃げなあかんがね」 ヴィレアム「ミナト、お前その名古屋弁、たぶん間違ってるぞ」 トウキ「あれ、ミナト、お前の知り合いか?」 ミナト「知らんがね」 トウキ「俺たち兄弟なのに、なんでお前だけ訛ってるんだ?」 ミナト「おいどんは、郷土を愛しているでごわスマッシュ」 トウキ「お前、どこの出身だよ!」 ミナト「ごわストロベリー」 レタス「あちらのヘッポコ巡査たちは放置してくださいませ」 ゼラド「いまのひとたちって、ドロボーさんだよね?」 レタス「ええ、OGキャッツアイなどと名乗る、ふざけた集団でしてよ」 ゼラド「なにを盗んだのか知らないけど、たぶん追いかけてってもなにもみつかんないよ。 女の子たちはあんなレオタード姿で、なにか隠し持ってるようには見えなかったし、 あのピンクのジャケットのひとはあとから来たみたいだもん。 ドロボーって普通コッソリやるものなのに、あんなに目立つカッコしてるっていうことは、 きっとなにか考えがあるんだよ」 レタス「たとえば?」 ゼラド「えぇ~と、モノはまだ現場にあって、 警察のひとたちが追っ手に人手割いてる間に回収するとか」 レタス「カノウ巡査の、スーパーマリオブラザーズを陰湿なやり口でクリアする方」 ミナト「ひとのプレイスタイルにケチつけんで欲しいがね!」 トウキ「あれ、無線が繋がらないな。 おいミナト、お前のテレカコレクションから一枚出せよ」 ミナト「イヤだぎゃぁっ! 10円玉使えばいいがね、10円玉!」 トウキ「10円玉だと、あとで経費請求するのがややこしいんだよ」 ミナト「兄貴はそういうセコいとこがいかんがや!」 ヴィレアム「待てよ、テレフォンカードなんてそんなレアアイテム使わなくても」 ゼラド「はい、ケータイ」 ミナト「なんだがや、これ」 レタス「おかしなことをいうのですね。テレフォンカードがレアだなんて」 ヴィレアム「なにいってるんだ?」 ゼラド「そうだ! ヴィレアムくん、なんか街に違和感あると思ったら、ケータイだよ! 歩いてるひとが、誰もケータイ持ってない!」 ヴィレアム「そんなバカなことが!」 ゼラド「ねえ! いまって、新西暦何年なの!?」 ミナト「なんだがや、新西暦って」 レタス「西暦でしたら、1986年ですけれど」 ゼラド「えぇ~っ!?」 ヴィレアム「いったいどういうことだ? 俺たち、タイムスリップでもしてしまったのか?」 ゼラド「でも、ここが本当に西暦1986年のトーキョーだとしたら、 なんでみんなにそっくりなひとたちがいるんだろう?」 レタス「トーキョー? ここはODEポリスという、ナウでサイケでトレンディな街でしてよ?」 ヴィレアム「なんなんだよ、そのダメなトレンディぶり!」 ゼラド「ヘンだよ! やっぱりヘンだよこの街!」 トウキ「刑事、現場と連絡取ってきました」 ミナト「あ~! 俺のナンノテレカに穴が! なんてことするがね!」 トウキ「今日廃棄予定の家電製品の中からブツが発見されました。 業者に確認したところ、今日は引き取りの依頼など受けていないと」 レタス「業者に化けて回収するつもりだったのですね。 洒落臭い真似をしてくださいます」 ゼラド「どうしよう、どうしよう! 1986年なんて、地デジも始まってないし地上波デジタルも来てないし、 地上デジタルテレビジョン放送も始まってないよぉっ!」 ヴィレアム「落ち着くんだゼラド! なんでそんなに地上波デジタルを重要視してるんだ!」 レタス「あなた方、少しよろしくて?」 ゼラド「レタスちゃん」 レタス「どうやらなかなか優れた観察力をお持ちのご様子。 いかがでしょう。その能力、わたくしどもの元でお役に立てるつもりは」 ヴィレアム「悪いけど、いまそれどこじゃ」 ゼラド「でもヴィレアムくん、こんなわけわかんないとこでウロウロしてても、迷子になっちゃうだけだよ」 レタス「ご決断はあとでも構わなくてよ。 とりあえずいまのお礼に、お茶でもごちそうさせてくださいませ」 トウキ「うっし、いつもの喫茶店ですね!」 ヴィレアム「喫茶店て・・・・・・」 【ヴァニシングな青空の喫茶店】 レタス「料理は不味いし頑ななまでにコーヒーを出さない店ですが、 紅茶だけはわりといけますのよ」 ユウカ「店をディスるのは、マスターのいないとこでやって」 レタス「紅茶を五つ。間違っても料理は出さないでくださいませ」 マリ「リップ・ヴァン・ウィンクルの話って知ってます? いい名前でしょう、リップ・ヴァン・ウィンクル。 彼がね、山へ狩りに行ったんです。山へ、狩りにね」 ハザリア「違う違う、そこはもっと、亡霊のような目で」 マリ「その夢は、どんな狩りでも許される、すばらしい夢だったんです ところが、目を覚ましたウィンクルが慌てて村に帰ると、妻はとっくの昔に死んでいたんです。 村の様子もすっかり変わっていましてね。わかります?」 ハザリア「そこで、『貴様には、はじめから妻などいなかったではないか』」 マリ「僕の話をしているんじゃないでしょう。 リップ・ヴァン・ウィンクルの話をしてるんですよ」 ハザリア「違う違う! ぽかんと口をあけて! 月が動くほどのゆっくりした仕草で!」 マリ「あ、もう、うるさいな」 ハザリア「やめだやめだ! しょせん貴様と『野獣死すべし』のユーサクとでは格が違いすぎる。 おいグラマーインパクト! ラム、コァントロー、それにレモンジュースを少々、シェイクせよ!」 ユウカ「うちはアルコールは出さないの」 アイ セイ バイバイ~哀愁ディト~ ハザリア「チャンネルを換えんか! まったく、タノキンだかワラキンだか知らんが」 リトゥ「もう、いまどきトシちゃんでもないわよ。 ほら、うしろで踊ってるアカサカくん。 前までミュージカルで活躍してたんだけど、今度なにかのグループ結成するんだって」 ハザリア「貴様は、つくづく男を見る目がないな。 そやつの目をよく見てみろ。そのうちシャブかなにかに手を出すぞ」 リトゥ「イヤなこといわないでよ。アカサカくんがそんなわけないでしょう!」 ゼラド「ヴィレアムくん」 ヴィレアム「うん、特に変装してるわけでもないのに、なぜか正体気付かれてないんだ」 ゼラド「1986年て、まだ光GENJIすら結成されてないんだ」 ヴィレアム「そっちに食い付くのか!?」 ミナト「ああ、そいつらは気にしなくていいがね。 売れない劇作家と、売れない舞台女優と、え~と、あと、売れない眼鏡」 リトゥ「わたしはただの学生です!」 トウキ「売れてないもんだから、いつもこの喫茶店にたむろしてるんだ」 マリ「売れてない売れてないっていうな!」 リトゥ「わたしはべつに売ってません!」 ハザリア「向こうの角にある『カフェ・マル・ダムール』は、 最近妙なバイオリン男が出入りするようになって、うるさくてかなわんからな」 ゼラド「いるんだ。オトヤさん」 ミナト「あそこのマスターはいかんがね! ヤマモト・スーザン・クミコとか、名前の響きだけで選んだりなんかして!」 ハザリア「黙れヘッポコ巡査め。どうせまた、件の怪盗たちにしてやられたのだろうが」 レタス「彼らはOGキャッツアイ。 変装の達人であるちっこいのと、ギターピックとか投げてくるグラマラスと、ええと、あと」 ミナト「なんだったがね」 トウキ「眼鏡とか投げてくる」 リトゥ「投げてない。眼鏡なんか投げたことない」 レタス「それから、ピンクのジャケットを着たふざけた男が指令を出しているようです」 ミナト「毎回毎回、しょうもないもんを盗むために、わざわざ予告状を出してくるヘンなヤツらだがや!」 トウキ「あいつらのおかげで、警察の威信は丸潰れだ」 ヴィレアム「とんちんかんだ。『キャッツアイ』っていうより、ただの『ついでにとんちんかん』だ」 トウキ「とんちんかん? ジャンプで連載してるやつか」 ゼラド「そっか、『バナナの涙』が新曲ってことは、『ついでにとんちんかん』はまだアニメになってないんだ」 レタス「今回彼らが狙っているのは、ODE動物園で保管されている『青い狼のキバ』」 トウキ「最近街で出没してる、全身真っ青な狼男のキバだっていう話だけど」 ゼラド「いるの、青い狼男!」 ミナト「怪しいもんだ~がや。 青い狼男だの、緑色のカメレオン男だの、見たって主張してるのは例のバイオリン男だけだがね」 トウキ「ミナト、お前その訛り、いい加減にしないと名古屋のひとに怒られるぞ」 ハザリア「それで、貴様らはまたしても怪盗どもにしてやられたということか」 レタス「いいえ、今回は痛み分けというところでしてよ。 なんといっても、彼らは今回お宝を盗み出せなかったのですから」 マリ「でも、また来るんじゃないのか?」 トウキ「今度はやらせないよ。警備の手を倍に増やしてだな」 リトゥ「へえ。ヘリなんかも飛ぶの?」 ミナト「いんや、今までの手口から見るに、ヤツらは航空手段を持ってないがね。 だから今回は、検問のほうに力を入れて」 ユウカ「それから」 ヴィレアム「あぁ、警備体制がダダ漏れだ。こうやって情報を引き出してたのか」 ゼラド「なんか、ヌルい時代なんだねぇ、80年代って」 【ODE動物園】 トウキ「人員の配置、終わりました」 レタス「ご苦労」 ヴィレアム「しかし、どうして制服警官がスケバン刑事にアゴで使われてるんだ?」 トウキ「なんだ、お前。 協力を依頼されたからといって、本官にタメ口をきいていいということにはならないだろう」 ヴィレアム「お前って、けっこう権力をカサに着るタイプなんだな」 ミナト「どうせだったら、コードネーム麻宮さんたちにアゴで使われたかったけんのう」 トウキ「しょうがないだろ。あのひとたちは全国を転校してまわってるんだ」 レタス「あなた方、なにか文句がおありなのでして?」 ゼラド「待って、そのミナトくんを止めて!」 ヴィレアム「どうしたんだ、ゼラド」 ゼラド「言葉が、名古屋弁じゃなくなってる!」 ミナト「な、なにをいうんじゃけんのぉ、ワレ」 レタス「いわれてみれば、たしかに!」 トウキ「元々明らかに名古屋弁じゃなかったから気が付かなかった!」 ヴィレアム「あの広島弁も、たぶん間違ってる!」 ミナト「ちぃっ!」 ビリリッ マリ「面が割れた、第2フェーズへ!」 ガシャン! ガシャン! ガシャン! トウキ「窓ガラスが!」 ヴィレアム「長距離からの射撃! ユウカか!」 ゼラド「あれ、なんか、ヘンだな」 レタス「なにをやっているのですか、あなた! 伏せていないと危なくてよ!」 ゼラド「あんまりにもあっさり顔を見せすぎてる。 それにいきなり撃ってくるなんて、ハザリアくんは『青い狼のキバ』が壊れちゃっても構わないのかな」 ミナト「わわわっ、何事だぁがや、これは」 トウキ「ミナト、ホンモノか!?」 ミナト「ホンモノぉ?」 ゼラド「ミナトくん! あそこに置いてある『青い狼のキバ』って、どこで見つかったものなの!?」 ミナト「どこって、だからバイオリン男が持ち込んで来たもんだがね」 ゼラド「そのあと! あの子たちに盗まれかけてから!」 ミナト「えぇと、だから、廃棄予定の家電製品の中に」 ゼラド「見つかったのは、1つきりだったの!?」 ミナト「1つも2つも、『青い狼のキバ』はもともと一本きりしか」 ゼラド「いけない!」タタタッ ヴィレアム「ゼラド! どこに行くんだ」 ゼラド「そこにある『蒼い狼のキバ』もニセモノだよ! あらかじめニセモノをいくつも用意しておいて、見つけやすいところに隠しておいたんだ!」 レタス「では、これも陽動だと」 トウキ「じゃホンモノはどこにあるんだよ!」 ゼラド「木を隠すためなら森の中だよ! もしもホンモノがニセモノといっしょに見つかっちゃっても、それはそれで警察を混乱させるために!」 ヴィレアム「敵にまわすと、なんてややこしいことをするやつなんだ!」 【廃品物保管所】 ハザリア「フハハハハ。どうやら今回、ずいぶん頭のキレるやつが混じっているらしいな。 いや、この反応速度からしてみると、動物的な勘に恵まれているというクチか」 ゼラド「ハザリアくん、なんでこんなことを!」 ハザリア「俺は、夢を盗まれたからな。取り返しに行かねば」 レタス「夢というのは、女のことでして?」 マリ「くそっ、離せ!」 トウキ「仲間のひとりは捕まえたぞ!」 ミナト「ここはもう警官隊に囲まれてるぎゃぁ! 往生際よく観念するがね!」 ハザリア「ほぉう、どうやら、メンツが揃っているようだな。 都合がよい。やれ、マリ」 マリ「構わないのか」 ハザリア「頃合いだ。解禁せよ」 マリ「わかった」 バッ レタス「なにを!」 マリ「傷だらけのメテオ3から、わけもわからずサルベージ。 いまじゃなんの因果かタガスの手先。 この身ひとりの覚悟のはずが、不意に出会ったダチのため」 ヴィレアム「あの口上は」 マリ「期間限定スケバン刑事!」 ゼラド「ボディスーツに、赤いスカーフ!?」 マリ「てめぇら全員ヤキ入れっぞ!」 レタス「ひっ!」 トウキ「なんて殺気みなぎる口上なんだ!」 ミナト「知らん! あんなボディスーツ着たスケバン刑事は知らんがね!」 ヴィレアム「2005年版スケバン刑事!?」 ゼラド「なんで!? 1986年じゃなかったの!?」 ハザリア「フハハハハ! 死屍累々の失敗作の上に作り上げられた、最強のアイドルサイボーグ! ピアノ線で吊られなければ腕立て伏せひとつできなかった80年代のアイドルなど問題にならんわ!」 ミナト「なにが失敗作だがね! ひどいこというと許さんぎゃぁ!」 ハザリア「失敗作で悪ければ、手近なバンドマンとくっついたのと、 復帰後微妙でやっぱり手近なバンドマンとくっついたのと、 太ったバンドマンとくっついたのと、イケメン俳優食らいこんでトンズラこいたリーダーと、 イケメンウルトラマンとくっついたのと、イケメン芸人食らいこんでた貧乳と、 あぁ、たいてい男絡みだな!」 ミナト「マイナスな方向ばっか見るなギャ! なっちはまだ頑張っとるがね!」 ハザリア「いの一番にプレステやらかした盗作ポエマーがどうしたぁっ!」 ヴィレアム「ミナトもなんかヘンだ!」 ゼラド「えぇ~、いったい、なにがどうなってるのぉ?」 ミナト「あれ、俺、なんで警官のカッコなんかしとるがね」 ヴィレアム「それより先に疑問におもうところがあるはずだろ、口調とか!」 マリ「どうやら、ミナトが正気に戻ったようだな」 ハザリア「よりにもよって、正気になったところでへの役にも立たん男か」 ミナト「誰がへの役にもたたないだぎゃ! パンチを! 俺のパンチを受けてみるギャ!」 ハザリア「ああ、わかったわかった、とりあえず、一緒に来い」 マリ「オイ、お前たちも正気なんだろ。一緒に来い」 ゼラド「マリちゃん! いったいこれは」 マリ「あとで話す」 キキーッ リトゥ「ハザリアくん、乗って!」 ハザリア「よし、退くぞ貴様ら!」 リトゥ「『青い狼のキバ』は?」 ハザリア「段取りの悪い女だな、貴様は! 捨て置け。あんなものはただのガラクタだ。行くぞ!」 レタス「逃がすとお思いですの?」 トウキ「ミナトを離せ!」 ハザリア「ふん、こやつらは、まだ、か」 ゼラド「無茶だよ、まわりにはお巡りさんたちが!」 ヴィレアム「それに、そっちには池しかないぞ」 ハザリア「フハハハ! 1986年で頭が止まっとる連中のようなことをいうな! 水陸両用車両なら、ギブス・テクノロジー社から発売済みだ!」 キキキキッ ヴァシャーンッ! 【ヴァニシングな青空の喫茶店 地下】 ハザリア「おめでたい連中だ。 まさか、タイムスリップなどという現象が本当にあるとでも思っていたのか?」 ゼラド「じゃあ、これはいったいどういうことなの?」 ハザリア「集団催眠のようなものだ。 なんらかの作用で、我々は1986年に生きていると錯覚していたに過ぎん。 ここも、トーキョーでもなければ、ODEポリスなどという得体の知れん街でもない。 ただのOG町だ。 貴様らが催眠にかかっていないのは、おそらく並行世界を行き来しとるとかいう 非常識な輩と日常的に接触していたからだろう」 ゼラド「じゃあ、ハザリアくんたちが催眠にかかってないのは、どうしてなの」 ハザリア「ああ、こやつだ」 ガラッ マーズ「んきゃーっ! なにこれ!? なにこれ!? 『聖闘士星矢』! 『ドラゴンボール』! 『シティーハンター』! 『北斗の拳!』! 『キャプテン翼』! 『ハイスクール! 奇面組』! こんなの、全部おんなしザッシに載っけちゃっていーの!? よその出版社はモンクいわなかったの!? やーん! もー、サーキットがふっとーしちゃう!」 ハザリア「チャンネルを換えんか、バカモノ」 げしっ マーズ「あっ、あぁ~、クラウザーさんにレイプ完了済みのジャンプに戻っちゃったぁ~。 えーん、えーん、テンション下がるよー」 リトゥ「もう、隠しておいたのに、どこから持ってきたの」 マーズ「やーん、持ってかないでー」 ヴィレアム「四本脚、なにやってるんだ」 ゼラド「マーズくんなら、バブル期だしイキイキ仕事してると思ってたんだけど」 マーズ「ちぇっ、ちぇっ! じょーだんじゃねーや。 カネってなぁーね、もっとズシンとくるもんさ。 帳簿を右から左に移し替えただけで利益はっせーさせるなんざ、ジャドーもジャドーの国会議員だよ!」 ハザリア「どうやら、1986年という時代はこやつの哲学には合わなかったらしい。 それで、グレて当時のジャンプにどんばまりしておるところを俺が見つけて拾ってきたのだ」 ヴィレアム「どんなグレ方だ、それ」 ゼラド「でも、なんでマーズくんが1986年当時のジャンプにハマるとハザリアくんたちが正気になるの?」 ハザリア「エガシラ伝説のひとつなのだがな。 あるとき、テレビの企画でエガシラ氏が精神病棟に行ったことがあった。 精神病棟だから、ウンコを投げつけてきたり、うわごとを休むことなく呟いているような輩が山ほどいる。 ところが、エガシラ氏が奇声を発したとたん、一時的とはいえ正気に戻ったそうだ」 ゼラド「スゴいなぁ、エガシラさん」 ヴィレアム「待て、テレビの企画ってことは、それひょっとして放送したのか」 ハザリア「人間というものは、あまりにもイカレたものを前にすると、逆に冷静になってしまうもののようだ。 我々も、こやつの痴態を見て正気に戻ったという経緯だ」 ヴィレアム「いったいこいつ、どんなハマり方してたんだよ」 ハザリア「それはそれは、みっともないハマり方だった」 マーズ「しょーがねーじゃん、しょーがねーじゃん! この当時のジャンプっつったら、男の子にはヘタなシャブより効くんだもん!」 ゼラド「でも、正気に戻ってたんなら、怪盗ゴッコなんかしてないで、ちゃんとみんなに教えてあげればいいのに」 マリ「そういうわけにもいかない。 ほかのみんなは、心底1986年に生きてると思ってるんだ。 そこに来ていきなり、いまは新西暦だっていったって、頭のおかしいやつだと思われるだけだ」 ユウカ「よもや、昔主人公だったのにOGシリーズで存在ヴァニシングしてたり、 専用機なかったり、イジワル眼鏡に口封じされそうになった男がいるなんて信じてもらえるはずがない」 ハザリア「そこで、怪盗騒ぎで世間をひっかきまわし、 その中で少しずつ違和感を自覚させて正気に戻そうとしていたのだ」 ヴィレアム「それで、『キャッツアイ』じゃなくて『ついでにとんちんかん』なのか?」 ハザリア「いや、それは気付かなんだ。そら、貴様、尻を出してみせよ、いきなりな」 ユウカ「シャラップ、ヌケサク」 ゼラド「そのピンクジャケットは?」 ハザリア「これはただの鈴木清順リスペクトだ」 マリ「いまのとこ、催眠解除に成功したのはミナトだけなんだけどな」 ハザリア「ああ、予想外のガッカリだ」 ミナト「ガッカリとかいうんでにゃぁっ!」 ヴィレアム「そのエセ名古屋弁は直らないのか?」 ハザリア「ともあれ、いつまでもチマチマやっているわけにはいかん。 もっとドラスティックなショックを与えてやらねば。 おいロボ、貴様、まさかずっとジャンプ読んでたわけではあるまいな」 マーズ「ちゃんと仕事したよー。だからジャンプ読ませてよー、続き読みてーよー」 ゼラド「マーズくんは、なにかしてたの?」 ハザリア「一体誰がこの茶番を仕組んだのかわからんが、完璧に1986年を再現できるはずがない。 どこかにほころびがあるはずだ。そいつを探させていた」 マーズ「あいこれ。うかつ賢也さんが2巻以上単行本出してたよ」 ハザリア「マジでか」 マリ「待て待て待て、それもたいがいマニアックだろ」 マーズ「『ふぁいてぃんぐスィーパー』3巻だよ」 ハザリア「3巻という名の短編集だそれは!」 マーズ「わーっかったよ。んじゃー、これなんかどーよ。 サイタマ県トコロザワ市オオアザカミヤマグチ、サヤマコハンれーえん」 マリ「お墓?」 ヴィレアム「待てよ、そこ、キャクトラに連れてかれたことあるぞ。 尾崎豊の墓があるところじゃないか」 マーズ「うん、なんか、あるんだよね」 ユウカ「彼が他人様の庭先でヌードさらしてカラテの稽古してたのが原因で亡くなったのは、1992年のはず」 マリ「べつに、カラテの稽古してたのが原因じゃないでしょう」 ユウカ「そういうことにしてるの」 ハザリア「現代でも、こういうややこしいファンが付いているカリスマの墓か。 なるほどおあつらえむきだ」 マーズ「カリスマだったら、松田優作さんのお墓もあったりするんだけど。こっちは1989年没ね」 ハザリア「それはいかん。幻覚とはいえユーサクの墓前を汚すことは俺が許さん」 マーズ「勝手だなーっ!」 ハザリア「それに、約1名スケバン刑事を気取っておるなら、オザキは有効だろう」 ミナト「そういうネタは、控えた方がいいきゃぁもぉ?」 ハザリア「よし、それでは標的はサヤマコハン霊園だ。予告状を書け!」 リトゥ「なにを盗むの」 ハザリア「なんでもよいわ。供え物のマンジュウでも盗むといっておけ!」 リトゥ「はいはい」サラサラ ゼラド「リトゥちゃん、字ぃ上手だね」 リトゥ「日ペンの美子ちゃんで練習したから」 ヴィレアム「あったなぁ、そういうの」 【サヤマコハン霊園】 ハザリア「オージー!」 マリ「キャッツ!」 リトゥ「にゃー!」 ユウカ「キャッツ!」 マーズ「にゃー!」 ヴィレアム「キャッツ?」 ゼラド「にゃぁーっ!」 ハザリア「サヤマコハン」 ハザリア「よし、行くぞ」 ヴィレアム「なぁ! いまのは、絶対やらないといけなかったのか!?」 ハザリア「絶対やらないとダメだ」 レタス「来ましたのね。先輩がた、よろしくお願いいたします」 スレイチェル「性別不詳で世に生まれ、身の証すら立たないこのあてが、なんの因果かマッポの手先。 供え物のマンジュウ奪うとは、死者にむち打つ生者の恥さらし。 2代目スケバン刑事スレイチェル・ファインシュメッカー。 おまんら、許さんぜよ」 ラン「ビー玉のおラン」 ゼフィア「・・・・・・ふくさのゼフィア」 ゼラド「スケバン刑事が3人も増えた!」 ヴィレアム「違う! 一人、明らかにスケバンじゃないのがいる!」 ゼフィア「よくわからんが、オーディションに受かってしまったらしい」 ヴィレアム「しっかりしてくださいゼフィア先輩!」 リトゥ「ここはわたしたちが!」 マリ「タイマンはりてえならひとりで来い!」 がしぃぃぃぃんっ ゼフィア「婦女子が、そういう喋り方をするものではない」 スレイチェル「いけないのはお前だ、友よ」 ラン「そやねえ。ふくさのゼフィアちゃんは、お嬢様口調やないと」 ゼフィア「ふ、婦女子は、上品な喋り方をなさらなくては、いけないですわでしてよ?」 ハザリア「倒せとはいわん! ひとりでもいい、オザキの墓に辿り着け!」 がしぃぃぃぃんっ! トウキ「血迷ったか、ミナト!」 ミナト「目を覚ますんだぎゃぁっ、兄貴!」 トウキ「目を覚ますのはお前だ!」 ミナト「決着をつけようまい。 兄貴のキックが上か、俺のパンチが上か」 トウキ「お前は、パンチなんか撃ったことないだろ」 ミナト「兄貴だってキック撃ってるとこなんか見たことないぎゃぁっ!」 トウキ「いいからそのエセ名古屋弁をやめろぉっ!」 ギンッ! ギンッ! ギンッ! ユウカ「そんななまっちろい腕で、あたしとやりあえると?」 レタス「決定打に欠けるかたがなにをおっしゃいますやら。 いかがです。負けた方が男に戻るとは」 ユウカ「なかなかクールなアイデアね。 あんたが男になったなら、キスのひとつもしてあげる」 レタス「その言葉、そっくりしのまま返してさしあげましてよ」 ユウカ「キスはするもんよ。されるのはノーサンキュー」 ユウカ「ハイ、これを」ヒュンッ パシッ ヴィレアム「ギター?」 ユウカ「弾けるんでしょう。ステージは、譲ってあげる」 ヴィレアム「ああ!」 【尾崎豊の墓前】 ゼラド「着いたけど、なにすればいいんだろう」 ヴィレアム「歌うんだ。俺が演奏をする」 ゼラド「えぇっ! でもわたし、歌なんて」 ヴィレアム「いや、歌えるよ。みんなのための歌なら、ゼラドはきっと歌える」 ゼラド「みんなのため?」 ~♪ ~♪ ~♪ ゼラド「えぇっと、ラクガキの教科書と空ばかり見てるぅ~♪」 スレイチェル「この曲は!?」 ラン「オザキはん?」 ゼフィア「なんだあの墓は。『尾崎豊、ここに眠る』だと?」 トウキ「バカな! オザキはNYで充電中のはずだ!」 ゼラド「自分の存在がなんなのかさえわからず震えてる~♪ 15の夜~♪」 レタス「違いましてよ! ユタカ、いえオザキさんは尊敬するアーティストであり」 ユウカ「ビー・クール、あんたはスケバン刑事でもサイトーユキでもない。 ただの野菜よ」 レタス「あたいは、僕は、わたくしは・・・・・・!?」 ゼラド「ぬぅすんだバイクではぁしりだすぅ~♪ 行くさぁきもぉ~♪ わかぁないまま~♪」 スレイチェル「スレイチェルは母上の手によって鉄仮面をかぶせられ、いや、違う? うぅ、どうしたことだこれは!」 ラン「ウチは、なんでビー玉なんか?」 ゼフィア「なぜ俺はこんな長いスカートを」 ミナト「なんでだぎゃ! このエセ名古屋弁に、微塵の疑問も覚えんぎゃぁっ!」 トウキ「それはほんとになんでだよ!」 ゼラド「みんな、思い出して! わたしたちが住んでた町のこと! わたしたちが生まれた時代のこと!」 【イスルギフード】 ミツハル「いやぁ~、まいったまいった。 うちのアミューズメント部門で作ってたヴァーチャルマシンが暴走するなんてねえ」 スレイチェル「お前が元凶か!」 マーズ「でもー、なんでオザキさんやユーサクさんのお墓があったの?」 ミツハル「だぁーって、生前のオザキさんもユーサクさんも、けっこう気さくなあんちゃんだったみたいだし。 イメージくずれるんだよね」 スレイチェル「ファンなら生かしておけばいいだろう」 ミツハル「80年代とともに生き、80年とともに天に昇ったから意味があるのさ、あのひとたちは」 マーズ「屈折したファンだなーっ」 ゼラド「戻ってよかったけど、あの時代も悪くなかったな。 みんなユルくて、どこか余裕があって、楽しそうで」 ハザリア「無条件に過去を美化するものではない。 人種差別も病人差別も平気でテレビに垂れ流していた、無自覚な差別の時代だ」 マーズ「当時のひとがなにかとやらかした結果が、なが~い不況なわけだしね」 ゼラド「う~ん」 ヴィレアム「俺たちは、生まれた時代で生きてくしかないんじゃないのかな」 ゼラド「そうなんだけど」 レタス「ともあれ、今日もODEシティはユルゲン晴れでしてよ!」 ハザリア「だから、なぜ貴様がシメる!?」 ゼラド「あれ? でも、まだ町がどこかおかしいような」 バチバチバチバチッ イングレッタ「神は、過ちを犯した」 ゼラド「えぇっ!?」 【終わり!】
https://w.atwiki.jp/shintouroku/pages/453.html
Kyuureigenseiキュウレイゲンセイ神獣/精霊中国----------出典----------『西遊記』 九霊元聖。 『西遊記』に登場する獅子の精。 頭が9つある獅子で、人間を咥えるほどの巨大さで、吼えると天界から冥界まで響き渡ったという。 元々は、太乙救苦天尊の乗り物だったが、天界から逃げ出して、竹節山盤桓洞に棲み付き、そこにいた6匹の獅子の精の親分となった。 太乙救苦天尊の命には従い、捕らえられる。