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手形を電子化した新たな決済手段。金額や支払期日、当事者の氏名などの情報を 「記録機関」のコンピューターに記録し、インターネットなどを通じて譲渡などの取引を行う。 2007年6月に電子記録債権法が成立。2008年中に施行されることになった。 紙の手形は紛失や盗難の恐れがあり、管理の手間や印紙代がかかることから流通量が年々減少している。 手形交換高はピークだった1990年の約4800兆円に対し、2006年は480兆円と10分の1の規模に縮小した。 電子債権は小口化して一部だけ譲渡したり、複数の相手に譲渡することが可能で、 特に中小企業の新たな資金調達手段として期待されている。
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債権各論のページ
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不良債権 Landspell 5(-) / 300f ターン終了時に全てのプレイヤーは自分のドローストックと同数のダメージを受ける。 -- http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/27456/1135510382/41 コメント欄 名前 コメント
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不良債権 ふりょうさいけん (名)世間に踊らされて購入してしまったものの、後に我に返った時、処分することも出来ず困るもの。企画物のCDのことが多い。 (名)番組でかけるべき曲をかけなかったもの。とても怒られる。[説]正しくは累積債務と呼ぶべきだろう。
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このページで紹介される基本書の多くは、民法全範囲をカバーすることが予定されているものの、未だ他の分野は執筆段階にとどまるものである。 池田真朗『スタートライン債権法』日本評論社(2010年3月・5版)……初めて債権法を学ぶにはお勧めの入門書。 〔債権総論〕 平井宜雄『債権総論』弘文堂(1994年1月・2版)……通説に対するアンチテーゼとして一時代を画した。立法者意思や制度趣旨から演繹的かつ丁寧に解釈していくスタイルに定評がある。現在は平井説の批判をふまえた新しい世代の学説が主流となりつつあり、その意味では本書はその役割を終えたというべきだろう。判例・通説を十分に理解した上で取り組むべき本。 前田達明『口述債権総論』成文堂(1993年4月・3版)……著者の京大での講義を録音したテープをもとに書かれている。執筆段階でかなり手が加えられているため、臨場感はそれほどでもないが、平易な口語を用いた説明は非常に丁寧で分かりやすい。判例その他の具体例を豊富に挙げるが、いわゆるケースメソッドとは異なる、オーソドックスなスタイルである。歴史的沿革の説明が詳しい(一般的な概説書の水準を遥かに超えている)点に特徴がある。伝統的な債権法理論を箇条書きではなく、説明するお手本。著者の体系がそれほど前面に出ていないため、読み手の学習段階を問わないとっつきやすさがある。 淡路剛久『債権総論』有斐閣(2002年12月)……法教連載の単行本化。とはいえ中身は正統派の体系書。奥田ら伝統的通説、平井説の後世代かつ内田・潮見・中田らの前世代という位置づけ。したがって過渡期の理論が多い。 潮見佳男『プラクティス債権総論』信山社(2007年4月・3版 2012年4月・4版)……債権総論分野の基本書としては、最高水準の一冊。内容としては下の二分冊を要約した部分も多いが、二分冊と違い、判例通説+有力説1個程度の説明に留めるなど、教科書としての役割が意識されている。中田『債権総論』との違いとして、ケースが多用されていること(ケースの解答はないものの、ケースを踏まえて原理原則・判例の解説がなされている)、要件事実を意識した構成になっていること、判例のとる論理をナンバリングを用いて丁寧に整理していることなどが挙げられる。もっとも、中田が伝統的通説に近い立場から、引用文献を明示したうえで近時の有力説を整理しているのに対し、本書は引用文献なしで、有力説の立場を前提に説明を進めている部分がある。また、あまり明示的ではないが言葉の端々に著者の考えが反映されている(「…と考えられている」など)。 潮見佳男『債権総論1』、『2』信山社(2003年8月・2版,2005年3月・3版)……法律学の森シリーズ(通称「森」)、2分冊。「学部における債権総論を対象とした準教科書(学習書)としての役割を切り捨てて理論ベースでの叙述に徹し」(はしがき)、債権者利益(契約利益)中心の体系という観点から債権総論を再構築した理論と実務を架橋する意欲的な体系書。債権法改正に関わる理論的主張が多数なされており債権法改正に関する必読文献の一つ。受験生が読む本ではない。樹海という隠語で呼ばれることも。 中田裕康『債権総論』岩波書店(☆2013年8月・3版)……著者は実務家、一橋教授を経て、現在は東大教授。京大系学説(潮見など)にも目配せした最新の体系書。かゆいところに手が届く、丁寧かつ分かりやすい記述は、学生はもとより学者からも圧倒的に評判がよい。まさに債権総論の基本書の決定版。ただし、学説の紹介が詳しすぎるきらいがある。3版では巻末にて「中間試案」に対応(14頁)。 奥田昌道『債権総論』悠々社(1992年7月・増補版)……元京大教授・最高裁判事。伝統的通説。各種文献で引用される回数が圧倒的に多く、我妻民法講義以降の債権総論の代表的基本書。判例・学説解説共に徹底的。 池田真朗『新標準講義民法債権総論』慶應義塾大学出版会(☆2013年3月・2版)……コンパクト。判例・通説に徹底した解説。パンデクテン体系を崩さず民法典の体系に沿って進めているため最近のパンデクテン体系を崩した本が合わない場合の選択肢。あくまで初級者~中級者向けなので情報量は少ない。 平野裕之『プラクティスシリーズ債権総論』信山社(2005年3月)……学説が上手く整理されている。 内田勝一『債権総論』弘文堂(2000年10月)……損害賠償で自説。図がないのが難。 渡辺達徳・野澤正充『債権総論』弘文堂NOMIKA(2007年11月)……無難な出来。 円谷峻『債権総論―判例を通じて学ぶ』成文堂(2010年9月・2版)……タイトルの通りで、かつ判例が長めに引用。 ☆高橋眞『入門債権総論』成文堂(2013年4月)……評価待ち。 ☆小野秀誠『債権総論 (法律学の森)』信山社(2013年10月)……著者は一橋大教授。パンデクテン体系に沿った構成で、図式を多用。通説的見解を最新の学説や比較法的見地(とりわけ詳しい)を取り入れて微修正するといった趣きであり、先行する潮見や中田より穏当な学説をとる。学説は代表的な見解の紹介にとどめており、債権法改正についてはあえて触れていない。従来の基本書と比較して、一風変わった判例や事案を紹介していると感じる箇所がいくつかあり、著者の視野の広さが伺われる。法律学の森の水準を保ちながらも読みやすい。 〔債権各論〕 潮見佳男『基本講義債権各論I・II』新世社(2009年12月・2版,2009年10月・2版)……学生向け。ですます調。カバーの色よりイエローとも呼ばれる。分量が手ごろなので、ロースクール生の間でのシェアはかなりのもの。II(不法行為法)は必要にして十分な内容。I(契約法・事務管理・不当利得)は旧版時にはさすがに薄いとの声もあったが、第2版では30ページほど加筆されている。 水辺芳郎『債権各論』三省堂(2006年4月・2版)……コンパクト。文章に難ありという声も。 笠井修・片山直也『債権各論I契約・事務管理・不当利得』弘文堂NOMIKA(2008年12月)……無難な出来という評価。通説にはその旨明記、有力説は論者名を挙げて解説。判例は比較的長めに引用されているし、理解に資する図表もそこそこある。ただし、要件事実には配慮されていない。NOMIKAの債権各論は、Iが契約・事務管理・不当利得、IIが不法行為という、潮見イエローと同じ分冊である。よって、潮見イエロー(の少なくともどちらか)が肌に合わないと思った場合、乗り換え相手の候補として挙げやすい。 ☆山●敏彦(●は崎の大が立)『債権法各論講義 要件事実論的アプローチ』成文堂(2013年4月)……教科書+判例集+要件事実本でおまけにコアカリキュラム対応という夢のような教科書。巻末にてコアカリキュラム本文と本書の対応関係を明記している。 〔契約法〕 来栖三郎『契約法』有斐閣(1974年9月)……古典的名著。契約総論はない。 水本浩『契約法』有斐閣(1995年3月)……我妻弟子による体系書。来栖契約法のように大著になりがちな契約法理論を我妻説を中心にまとめあげたもの。名著 平井宜雄『債権各論I上契約総論』弘文堂(2008年8月)……はしがきからして熱い、平井ファン待望の一冊。強い実学志向から、現代的な契約を巡る法現象を直視し、事業者間契約を叙述の中心に据えている。そのため、受験生の類はすっかりおいてけぼりとなってしまった。ただし、実務家にとっては非常に示唆的で有用な一冊であるため、合格後に思う存分楽しむとよい。 潮見佳男『契約各論I』信山社(2002年1月)……理論の洗練度はかなりのもの。但し,体系書&潮見語。なお契約総論は『債権総論I』(法律学の森)にて論じられている。 山本敬三『民法講義IV-1』有斐閣(2005年11月)……著者講義のレジュメを元に、各論点の通説・有力説・判例がレジュメ調に網羅され、しかも各説ごとの要件事実ブロック・ダイアグラムも載っている。 平野裕之『民法総合5 契約法』信山社(2007年2月)……判例集も合わせているため、読むのに苦労する。 後藤巻則『契約法講義』弘文堂(☆2013年3月・3版)……学部およびロースクールの授業用の教科書。設問も付いている。導入用の教科書としてはちょうどいい分量・難易度になっているが、メインの基本書としては薄すぎる。 半田吉信『契約法講義』信山社(2005年4月・2版)……最新の学説や消費者契約などにも目配りが利いている。 三宅正男『契約法 総論・各論(上)(下)』青林書院(1978年2月,1983年3月,1988年10月)……雇用はない。 野澤正充『契約法 セカンドステージ債権法(1)(法セミ LAW CLASS シリーズ)』日本評論社(2009年1月)……法学セミナーの連載をまとめている。 〔事務管理・不当利得・不法行為〕 加藤雅信『新民法大系Ⅴ事務管理・不当利得・不法行為』有斐閣(2005年9月)……最高裁をも動かした加藤理論。いま事務管理・不当利得を真面目に学習しようとするならば第一に読まれるべき本。論旨が明快。特に不当利得についてはこの本の右に出るものは無いといっていい。 加藤雅信『クリスタライズド民法 事務管理・不当利得』三省堂(1999年9月)……275頁と薄いが箱庭理論の粋が詰まった名著。新民法大系と記述が重複する箇所もあり既に絶版なため、無理して手に入れる必要はないが、個々の論点が新民法のものよりかなり絞られているため内容はかなり濃い。古書店などで見かけた時は是非買うべきである。 藤原正則『不当利得法(法律学の森)』信山社(2002年2月、☆改訂予定あり。)……不当利得類型論(給付利得、侵害利得、支出利得、対第三者関係)。ドイツ法の解釈論に依拠するところが大きいが難解。 澤井裕『テキストブック事務管理・不当利得・不法行為』(2001年4月・3版)……二元論。不法行為部分が詳しい。各節の冒頭に設例が、本論の後に解説が付いている。参考書に最適。入手方法がオンデマンド版(定価 9,870円)となっているのが残念。 円谷峻『不法行為法・事務管理・不当利得―判例による法形成』成文堂(2005年11月)……判例の引用が詳しい。 吉田邦彦『不法行為等講義録』信山社(2008年12月)……平井弟子による不法行為等(法定債権)の講義録。独習に耐えるレジュメといった趣。 石崎泰雄・渡辺達徳編『新民法講義5・事務管理・不当利得・不法行為法』成文堂(2011年3月)……若手研究者(執筆者の多くが准教授)による法定債権の教科書。比較的新しい情報を平易に解説している。設例と図解が豊富であるのが本書の特徴。 橋本佳幸・大久保邦彦・小池泰『リーガルクエスト民法V事務管理・不当利得・不法行為』有斐閣(2011年11月)……質量ともに司法試験対策として十分な内容を持つ。その反面、高度な議論を圧縮したような個所もあるので、全くの初学者は、例えば潮見黄色などの後に読めばより効果が上がるだろう。 〔不法行為〕 加藤一郎『不法行為』有斐閣(1974年10月・増補版)……いわゆる伝統的通説。古典的名著。 平井宜雄『債権各論II不法行為』弘文堂(1992年4月☆I上のはしがきによれば、現在改訂中とのこと)……独自の体系により『債権総論』と同じく民法学界に多大な影響を与えた(『損害賠償法の理論』を併読すると平井説に対する理解が進みやすい。)。平井説がすべて受け入れられたわけではないが、学者、実務家いずれの側においても、その影響を受けていない者はいない。名著であるが、抽象的かつ難解なので、初学者はまず平井説をふまえた新しい世代の基本書を読むべきだろう。上智ローでは不動の教科書。 潮見佳男『不法行為法』信山社(1999年5月,2版は3分冊の予定で現在『不法行為法I』(2009年9月)、『II』(2011年2月)が刊行済み。効果論が未刊)……判例・学説を詳細に整理し、かつ自らの体系も明らかにした現時点で本邦最高峰の体系書(とくに第2版)。受験生が読む本ではない。 吉村良一『不法行為法』有斐閣(2010年2月・4版)……関西系(二元論)。読みやすい。また、本書の立場も比較的堅実なものが多いように思われる。ただし判例は結論のみの引用が多い。4版では要件事実の記述が追加されたが、簡単な説明にとどまっている。 平野裕之『民法総合6 不法行為法』信山社(2009年9月・2版、2013年改訂予定)……契約法と同じく、判例集込みで分厚い本。 窪田充見『不法行為法』有斐閣(2007年4月)……設例方式。内田2と相性が悪い人におススメ。 【現】前田陽一『債権各論II不法行為法』弘文堂NOMIKA(2007年7月)……読みやすいが、薄い。ただし、これで必要十分という声も。 ☆藤岡康宏『民法講義V 不法行為法』信山社(2013年3月)……不法行為法の大家による体系書。不法行為法を「権利の保護」と「あらたな利益の法実現」を目的とする「権利の法実現の法」としてとらえる。中心的な読者としては法学部の学生を対象としている(はしがき)とされるが、筆者独自の「法的判断の三層構造論」が随所に出てくるなど手強い体系書である。また情報の網羅性に欠けている。 【債権法改正関連書】 大村敦志『民法改正を考える』岩波新書(2011年10月)……東京大学における「民法改正-留学生のため民法案内(2)」の講義ノートをまとめたもの。債権法改正にとどまらず、家族法改正等を含めて、「民法を改正することはどういうことか」を論じた著書。 内田貴『民法改正-契約のルールが百年ぶりに変わる』ちくま新書(2011年10月)……債権法改正論者が、債権法改正を正当化づける立法事実(要するに債権法改正の必要性)を解説した入門書。債権法改正の是非を語る上で欠かせない基本書となるだろう。法学徒必読の書。 内田貴『債権法の新時代-「債権法改正の基本方針」の概要』商事法務(2009年9月)……債権法改正の最重要中心人物による「債権法改正の基本方針」入門書。必読文献。 民法(債権法)改正検討委員会編『債権法改正の基本方針(別冊NBL No.126)』商事法務(2009年4月)……債権法改正の基本方針本文。後記「詳解」を買うなら本書は不用。 民法(債権法)改正検討委員会編『シンポジウム「債権法改正の基本方針」(別冊NBL No.127)』商事法務(2009年8月)……債権法改正の基本方針についてのシンポジウムの講義録とレジュメ集。委員会の委員が基本方針について解説したもの。 民法(債権法)改正検討委員会編『詳解・債権法改正の基本方針I-V』商事法務(2009年9月-2010年6月)……債権法改正の基本方針の全文+注釈。委員会の委員による公式注釈書。現行法の問題点を網羅しており、さながら債権法についての最高水準の体系書である。 民事法研究会編集部編『民法(債権関係)の改正に関する検討事項-法制審議会民法(債権関係)部会資料〈詳細版〉』民事法研究会(2011年1月)……法制審議会民法(債権関係)部会の各会議で提出された「民法(債権関係)の改正に関する検討事項 詳細版(1)~(15)」を1冊にまとめた資料集。本書の内容は法務省HPで無料公開されているが膨大な量なので重宝する。 「民法(債権関係)の改正に関する中間的な論点整理(NBL953号別冊付録)」(2011年5月)……法制審による債権法改正関連資料。法務省HPでダウンロード可能。 商事法務編『民法(債権関係)の改正に関する中間的な論点整理の補足説明』商事法務(2011年6月)……法制審による債権法改正関連資料。上記「論点整理」に簡潔な解説を加えたもの。したがって、本書を購入すれば上記「論点整理」は不要。法務省HPでダウンロード可能。 「民法(債権関係)の改正に関する中間試案(NBL997号)」(2013年3月)……法制審による債権法改正資料。法務省HPでダウンロード可能。 商事法務編『民法(債権関係)の改正に関する中間試案の補足説明』商事法務(2013年5月)……法制審による債権法改正資料。法務省HPでダウンロード可能。 ☆内田貴『民法改正のいま-中間試案ガイド』商事法務(2013年6月)……上記中間試案を平易に解説した著書。
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池田真朗『スタートライン債権法』日本評論社(2010年3月・5版)……初めて債権法を学ぶにはお勧めの入門書。 〔債権総論〕 平井宜雄『債権総論』弘文堂(1994年1月・2版)……通説に対するアンチテーゼとして一時代を画した。立法者意思や制度趣旨から演繹 的かつ丁寧に解釈していくスタイルに定評がある。現在は平井説の批判をふまえた新しい世代の学説が主流となりつつあり、その意味では本書はその役割を終え たというべきだろう。判例・通説を十分に理解した上で取り組むべき本。 前田達明『口述債権総論』成文堂(1993年4月・3版)……著者の京大での講義を録音したテープをもとに書かれている。執筆段階でかなり手が加 えられているため、臨場感はそれほどでもないが、平易な口語を用いた説明は非常に丁寧で分かりやすい。判例その他の具体例を豊富に挙げるが、いわゆるケー スメソッドとは異なる、オーソドックスなスタイルである。歴史的沿革の説明が詳しい(一般的な概説書の水準を遥かに超えている)点に特徴がある。著者の体 系がそれほど前面に出ていないため、読み手の学習段階を問わないとっつきやすさがある。 淡路剛久『債権総論』有斐閣(2002年12月)……法教連載の単行本化。とはいえ中身は正統派の体系書。奥田ら伝統的通説、平井説の後世代かつ内田・潮見・中田らの前世代という位置づけ。したがって過渡期の理論が多い。 潮見佳男『プラクティス債権総論』信山社(2007年4月・3版 2012年4月・4版)……債権総論分野の基本書としては、最高水準の一冊。内容としては下の二分冊を要約した部分も多いが、二分冊と違い、判例通説+有 力説1個程度の説明に留めるなど、教科書としての役割が意識されている。中田『債権総論』との違いとして、ケースが多用されていること(ケースの解答はな いものの、ケースを踏まえて原理原則・判例の解説がなされている)、要件事実を意識した構成になっていること、判例のとる論理をナンバリングを用いて丁寧 に整理していることなどが挙げられる。もっとも、中田が伝統的通説に近い立場から、引用文献を明示したうえで近時の有力説を整理しているのに対し、本書は 引用文献なしで、有力説の立場を前提に説明を進めている部分がある。 潮見佳男『債権総論1』、『2』信山社(2003年8月・2版,2005年3月・3版)……法律学の森シリーズ(通称「森」)、2分冊。「学部に おける債権総論を対象とした準教科書(学習書)としての役割を切り捨てて理論ベースでの叙述に徹し」(はしがき)、債権者利益(契約利益)中心の体系とい う観点から債権総論を再構築した理論と実務を架橋する意欲的な体系書。債権法改正に関わる理論的主張が多数なされており債権法改正に関する必読文献の一 つ。受験生が読む本ではない。樹海という隠語で呼ばれることも。 中田裕康『債権総論』岩波書店(2011年8月・新版)……著者は実務家、一橋教授を経て、現在は東大教授。京大系学説(潮見など)にも目配せし た最新の体系書。かゆいところに手が届く、丁寧かつ分かりやすい記述は、学生はもとより学者からも圧倒的に評判がよい。まさに債権総論の基本書の決定版。 新版では判例学説が追加され、債権法改正についても加筆された。具体的には「中間的な論点整理」の各論点につき本文中に*印を付し、巻末で当該論点の改正 動向について一行程度の解説(全7頁)を付している。 奥田昌道『債権総論』悠々社(1992年7月・増補版)……伝統的通説。各種文献で引用される回数は多いが、古い。 池田真朗『新標準講義民法債権総論』慶應義塾大学出版会(2009年4月)……コンパクト。判例・通説に徹底した解説。パンデクテン体系を崩さず 民法典の体系に沿って進めているため最近のパンデクテン体系を崩した本が合わない場合の選択肢。あくまで初級者~中級者向けなので情報量は少ない。 平野裕之『プラクティスシリーズ債権総論』信山社(2005年3月)……学説が上手く整理されている。 内田勝一『債権総論』弘文堂(2000年10月)……損害賠償で自説。図がないのが難。 渡辺達徳・野澤正充『債権総論』弘文堂NOMIKA(2007年11月)……無難な出来。 円谷峻『債権総論―判例を通じて学ぶ』成文堂(2010年9月・2版)……タイトルの通りで、かつ判例が長めに引用。 〔債権各論〕 広中俊雄『債権各論講義』有斐閣(1994年3月・6版)……典型契約をめぐる法制度の歴史や、わが国におけるその社会的実態を重視し、 説得力ある議論を展開する。文章にくせがあり、大審院判例や起草者意思を原文のまま頻繁に紹介するため、読むのにやや時間がかかるが、普通に読み物として 面白いので、民法が今一つ好きになれない学生などが副読本にするとよいだろう。なお、各論点における結論自体は意外と穏当で、近時の多数説とされるものが 多い。 潮見佳男『基本講義債権各論I・II』新世社(2009年12月・2版,2009年10月・2版)……学生向け。ですます調。カバーの色よりイエ ローとも呼ばれる。分量が手ごろなので、ロースクール生の間でのシェアはかなりのもの。II(不法行為法)は必要にして十分な内容。I(契約法・事務管 理・不当利得)は旧版時にはさすがに薄いとの声もあったが、第2版では30ページほど加筆されている。 水辺芳郎『債権各論』三省堂(2006年4月・2版)……コンパクト。文章に難ありという声も。 笠井修・片山直也『債権各論I契約・事務管理・不当利得』弘文堂NOMIKA(2008年12月)……無難な出来という評価。通説にはその旨明 記、有力説は論者名を挙げて解説。判例は比較的長めに引用されているし、理解に資する図表もそこそこある。ただし、要件事実には配慮されていない。 NOMIKAの債権各論は、Ⅰが契約・事務管理・不当利得、Ⅱが不法行為という、潮見イエローと同じ分冊である。よって、潮見イエロー(の少なくともどち らか)が肌に合わないと思った場合、乗り換え相手の候補として挙げやすい。 〔契約法〕 来栖三郎『契約法』有斐閣(1974年9月)……古典的名著。契約総論はない。 石田穣『民法V(契約法)』青林書院(1982年3月)……古いが名著とされる。 水本浩『契約法』有斐閣(1995年3月)……重版予定なし。10年落ち。名著? 平井宜雄『債権各論I上契約総論』弘文堂(2008年8月)……はしがきが感動的な、平井ファン待望の一冊……だったのだが、強い実学志向から、 現代的な契約を巡る法現象を直視し、企業間契約を著者の体系の中心に据えた結果、学問的営為としての近代的な契約法学とは全く異なる内容に仕上がってい る。そのため、学生、とくに受験生の類はすっかりおいてけぼりとなってしまった。いずれにせよ、各論下の早期刊行が期待される。 潮見佳男『契約各論I』信山社(2002年1月)……理論の洗練度はかなりのもの。但し,体系書&潮見語。なお契約総論は『債権総論I』(法律学の森)にて論じられている。 山本敬三『民法講義IV-1』有斐閣(2005年11月)……著者講義のレジュメを元に、各論点の通説・有力説・判例がレジュメ調に網羅され、しかも各説ごとの要件事実ブロック・ダイアグラムも載っている。 平野裕之『民法総合5 契約法』信山社(2007年2月)……判例集も合わせているため、読むのに苦労する。 後藤巻則『契約法講義』弘文堂(2007年4月・2版)……学部およびロースクールの授業用の教科書。設問も付いている。導入用の教科書としてはちょうどいい分量・難易度になっているが、メインの基本書としては薄すぎる。 半田吉信『契約法講義』信山社(2005年4月・2版)……最新の学説や消費者契約などにも目配りが利いている。 三宅正男『契約法 総論・各論(上)(下)』青林書院(1978年2月,1983年3月,1988年10月)……雇用はない。 野澤正充『法セミ LAW CLASS シリーズ 契約法 セカンドステージ債権法(1)』日本評論社(2009年1月)……法学セミナーの連載をまとめている。 〔事務管理・不当利得・不法行為〕 加藤雅信『事務管理・不当利得・不法行為』有斐閣(2005年9月)……最高裁をも動かした加藤理論。いま事務管理・不当利得を真面目に 学習しようとするならば第一に読まれるべき本。論旨が明快で透明感のある論述を特徴とする。特に不当利得についてはこの本の右に出るものは無いといってい い。 加藤雅信『クリスタライズド民法 事務管理・不当利得』三省堂(1999年9月)……275頁と薄いが箱庭理論の粋が詰まった名著。既に絶版なため、無理して手に入れる必要はないが、古書店などで見かけた時は是非買うべきである。 四宮和夫『事務管理・不当利得』青林書院(1981年11月)……不当利得類型論(運動法型、財貨帰属法型、負担帰属法型、三者不当利得)だが難解。しかし理論水準の高さには定評あり今でも引用される。 藤原正則『不当利得法(法律学の森)』信山社(2002年2月)……不当利得類型論(給付利得、侵害利得、支出利得、対第三者関係)。ドイツ法の解釈論に依拠するところが大きいが難解。 澤井裕『テキストブック事務管理・不当利得・不法行為』(2001年4月・3版)……二元論。不法行為部分が詳しい。各節の冒頭に設例が、本論の後に解説が付いている。参考書に最適。入手方法がオンデマンド版(定価 9,870円)となっているのが残念。 円谷峻『不法行為法・事務管理・不当利得―判例による法形成』成文堂(2005年11月)……判例の引用が詳しい。 吉田邦彦『不法行為等講義録』信山社(2008年12月)……平井弟子による不法行為等(法定債権)の講義録。独習に耐えるレジュメといった趣。 石崎泰雄・渡辺達徳編『新民法講義5・事務管理・不当利得・不法行為法』成文堂(2011年3月)……若手研究者(執筆者の多くが准教授)による法定債権の教科書。比較的新しい情報を平易に解説している。設例と図解が豊富であるのが本書の特徴。 橋本佳幸・大久保邦彦・小池泰『リーガルクエスト民法V事務管理・不当利得・不法行為』有斐閣(2011年11月)……質量ともに司法試験対策と して十分な内容を持つ。その反面、高度な議論を圧縮したような個所もあるので、全くの初学者は、例えば潮見黄色などの後に読めばより効果が上がるだろう。 〔不法行為〕 四宮和夫『不法行為』青林書院(1985年8月)……定評あり。重厚。 幾代通著・徳本伸一補訂『不法行為法』有斐閣(1993年1月)……今となっては古いが比較的オーソドックスな体系。理論的でありながら、学生に向けて柔らかく語りかけるような記述は、普通に読み物として面白い。名著。 平井宜雄『債権各論II不法行為』弘文堂(1992年4月☆I上のはしがきによれば、現在改訂中とのこと)……独自の体系により『債権総論』と同 じく民法学界に多大な影響を与えた(『損害賠償法の理論』を併読すると平井説に対する理解が進みやすい。)。平井説がすべて受け入れられたわけではない が、学者、実務家いずれの側においても、その影響を受けていない者はいない。名著であるが、抽象的かつ難解なので、初学者はまず平井説をふまえた新しい世 代の基本書を読むべきだろう。上智ローでは不動の教科書。 潮見佳男『不法行為法』信山社(1999年5月,2版は3分冊の予定で現在『不法行為法I』(2009年9月)、『II』(2011年2月)が刊 行済み。効果論が未刊)……判例・学説を詳細に整理し、かつ自らの体系も明らかにした現時点で本邦最高峰の体系書(とくに第2版)。受験生が読む本ではな い。 吉村良一『不法行為法』有斐閣(2010年2月・4版)……関西系(二元論)。読みやすい。また、本書の立場も比較的堅実なものが多いように思われる。ただし判例は結論のみの引用が多い。4版では要件事実の記述が追加されたが、簡単な説明にとどまっている。 平野裕之『民法総合6 不法行為法』信山社(2009年9月・2版)……契約法と同じく、判例集込みで分厚い本。 窪田充見『不法行為法』有斐閣(2007年4月)……設例方式。内田2と相性が悪い人におススメ。 【現】前田陽一『債権各論II不法行為法』弘文堂NOMIKA(2007年7月)……読みやすいが、薄い。ただし、これで必要十分という声も。 【債権法改正関連書】 大村敦志『民法改正を考える』岩波新書(2011年10月)……東京大学における「民法改正-留学生のため民法案内(2)」の講義ノートをまとめたもの。債権法改正にとどまらず、家族法改正等を含めて、「民法を改正することはどういうことか」を論じた著書。 内田貴『民法改正-契約のルールが百年ぶりに変わる』ちくま新書(2011年10月)……債権法改正論者が、債権法改正を正当化づける立法事実(要するに債権法改正の必要性)を解説した入門書。債権法改正の是非を語る上で欠かせない基本書となるだろう。法学徒必読の書。 内田貴『債権法の新時代-「債権法改正の基本方針」の概要』商事法務(2009年9月)……債権法改正の最重要中心人物による「債権法改正の基本方針」入門書。必読文献。 民法(債権法)改正検討委員会編『債権法改正の基本方針(別冊NBL No.126)』商事法務(2009年4月)……債権法改正の基本方針本文。後記「詳解」を買うなら本書は不用。 民法(債権法)改正検討委員会編『シンポジウム「債権法改正の基本方針」(別冊NBL No.127)』商事法務(2009年8月)……債権法改正の基本方針についてのシンポジウムの講義録とレジュメ集。委員会の委員が基本方針について解説したもの。 民法(債権法)改正検討委員会編『詳解・債権法改正の基本方針I-V』商事法務(2009年9月-2010年6月)……債権法改正の基本方針の全文+注釈。委員会の委員による公式注釈書。現行法の問題点を網羅しており、さながら債権法についての最高水準の体系書である。 民事法研究会編集部編『民法(債権関係)の改正に関する検討事項-法制審議会民法(債権関係)部会資料〈詳細版〉』民事法研究会(2011年1 月)……法制審議会民法(債権関係)部会の各会議で提出された「民法(債権関係)の改正に関する検討事項 詳細版(1)~(15)」を1冊にまとめた資料 集。本書の内容は法務省HPで無料公開されているが膨大な量なので重宝する。 「民法(債権関係)の改正に関する中間的な論点整理(NBL953号別冊付録)」(2011年5月)……法制審による債権法改正関連資料。法務省HPでダウンロード可能。 商事法務編『民法(債権関係)の改正に関する中間的な論点整理の補足説明』商事法務(2011年6月)……法制審による債権法改正関連資料。上記「論点整理」に簡潔な解説を加えたもの。したがって、本書を購入すれば上記「論点整理」は不要。法務省HPでダウンロード可能。
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ブルーホライゾン債権回収 本店:東京都港区六本木七丁目15番7号新六本木ビル4階 【商号履歴】 ブルーホライゾン債権回収株式会社(2013年1月15日~) ニッシン債権回収株式会社(2001年7月11日~2013年1月15日) 【株式上場履歴】 <東証マザーズ>2004年9月16日~2013年1月15日(ブルーホライゾン合同会社が全部取得) 【沿革】 平成13年7月 債権管理回収業務を主な事業目的として東京都千代田区神田多町2丁目9番6号にニッシン債権回収株式会社(資本金500百万円)を設立。 平成13年10月 債権管理回収業に関する特別措置法(いわゆる「サービサー法」)による債権管理回収業の許可を取得(許可番号:第58号)し、営業を開始。 平成15年3月 東京都千代田区神田錦町1丁目2番地1に本社を移転。 平成16年1月 有限会社ジェイ・ワン・インベストメンツ(連結子会社)を設立。 平成16年3月 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号に本社を移転。 平成16年9月 東京証券取引所マザーズ市場に上場。 平成16年12月 有限会社ミヤコキャピタル(連結子会社)を設立。 平成17年8月 有限会社ジェイ・ワン・インベストメンツの100%子会社として、不動産関連事業を目的とした有限会社シー・エヌ・インベストメンツ(連結子会社)を設立。(平成18年5月 持分法適用関連会社に変更) 平成17年11月 中国不良債権投資事業を目的として有限会社ジェイ・ツー・中国投資(連結子会社)を設立。 平成18年12月 大阪市中央区城見1丁目2番地27号に関西営業所を新設。
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ジェーピーエヌ債権回収 本店:東京都豊島区東池袋三丁目1番1号サンシャイン60 39階 【商号履歴】 ジェーピーエヌ債権回収株式会社(2000年2月~) 株式会社ジェーピーエヌ(1996年12月~2000年2月) 株式会社カーヴィレッジ西武(1994年4月1日~1996年12月) 【株式上場履歴】 <大証ヘラクレス>2006年10月24日~2009年1月27日(JPNホールディングス株式会社に株式移転) 【沿革】 平成6年4月 中古車販売を目的とした株式会社カーヴィレッジ西武を設立 平成8年12月 株式会社ジェーピーエヌに商号変更し、債権管理回収業へ業態を変更、大阪府大阪市に関西管理センター(現 関西センター)を開設 平成9年7月 新潟管理センター(現 新潟センター)を開設 平成10年4月 東北管理センター(現 東北センター)を開設 平成12年2月 ジェーピーエヌ債権回収株式会社へ商号変更 平成12年4月 札幌管理センター(現 札幌センター)を開設 平成12年6月 法務大臣より債権管理回収業に関する特別措置法に基づく債権管理回収業の「許可書」を取得(法務大臣許可番号第34号)。また事業内容にバックアップサービス事業を追加 平成14年1月 決算期を3月31日から1月31日に変更 平成14年2月 事業内容にリサーチ(現地調査)事業を追加 平成14年12月 本社を東京都豊島区東池袋三丁目1番1号(現在地)に移転 平成15年6月 リサーチ事業において、法務大臣の兼業承認を取得 平成17年2月 東京管理センター(現 東京センター)を開設 平成18年10月 大阪証券取引所ヘラクレス市場に株式を上場(証券コード:8774)
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抵当権の債権額の増額変更登記 登記の目的 1番抵当権変更(付記) 原 因 年月日変更 変更後の事項 債権額 金3,000万円 権 利 者 A 義 務 者 甲 添付情報 登記原因証明情報 登記識別情報 資格証明情報 代理権限情報 承諾情報 (印鑑証明書) 登録免許税 金4万円(増加する債権額の1000分の4) 登記義務者である甲が所有権取得した際の登記識別情報を提供する。その際にオンライン指定庁でなければ登記済証を提出する。 申請人が法人であれば代表者の資格証明情報が必要。 代理人によって申請するときは当該代理人の代理権限情報が必要。 後順位抵当権者であるBが変更登記の利害関係人となるので、Bの承諾を証する情報を提供すれば、付記で登記を受けることができる。 磁気ディスクではない書面申請によるときは、登記義務者となる甲が申請書または委任状に押印した印鑑につき作成後3カ月以内の印鑑証明書の添付が必要となる。 登録免許税は、増加する債権額の1000分の4。この例では1,000万円増額しているため、4万円となる。 コメント 名前 コメント