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スレ77まとめへ戻る 774 :本当にあった怖い名無し:2009/09/16(水) 20 47 09 ID 46QHW5Ab0 体験談を聞いてくれ。俺はあまりの暑さにおきたんだ そして何時かな~って思って時計を見たらなんとぴったり夜中の2時00分 不気味だなと思いながらまだ眠かったのでもう一度寝ようとしたそしたら 廊下から足音が聞こえてきたんだ。 俺はバーチャンがトイレに行こうとしているのだと思い込みそのまま気にせずに足音を聞いていると 775 :本当にあった怖い名無し:2009/09/16(水) 20 53 28 ID 46QHW5Ab0 774の続きなんだが なんと俺の扉が開いたんだ、それでも俺はばあちゃんが俺に用があるんだと思い込み扉の方を見たんだ。 扉の方を見た瞬間金縛りにあったんだそして誰が入ってきたのかを見た瞬間俺は絶句した なんとそこには左目が腫れたおかっぱ頭の着物を着た女の人がたっていたのだ。 「出て行け!!」と言いたかったが金縛りにあっているのでしゃべれるわけもなかった 諦めかけていたおれの頭をふっとこんな話が頭をよぎった 776 :本当にあった怖い名無し:2009/09/16(水) 20 58 45 ID 46QHW5Ab0 酔っぱらった不審者が家に 入ってきた時にものすごい形相でにらみし追い返した友人Sの話を これしかないとその時混乱していた俺はおもい持てる力をすべて使いつくし とにかくその幽霊をにらんだそうするとその幽霊はあきれた顔をしてふっと笑いながら部屋を出て行った 777 :本当にあった怖い名無し:2009/09/16(水) 21 00 56 ID sP4Uz48/0 774 不気味だなと思いながらまだ【眠かったのでもう一度寝ようとした】そしたら 扉の方を見た瞬間【金縛り】にあったんだ この時点で、もう読む気がしない とりあえず乙。 続きはもういいよ 778 :本当にあった怖い名無し:2009/09/16(水) 21 02 01 ID 46QHW5Ab0 まあそんだけです長々と書いてもうしわけありませんでした。 あと誤字がところどころありますがすいません。 書かしていただきありがとうございました~ 779 :本当にあった怖い名無し:2009/09/16(水) 21 03 30 ID n45f63AwO 部屋の電気はつけっぱなしなのか?いかんなぁ。もうちょっとエコになってくれなきゃw 780 :青い猫:2009/09/16(水) 21 04 07 ID iTu/KwF50 むやみやたらな長文書きは、いつぞや、私に論破された御仁のようだ。 たしかエネルギーと物質がどうのこうのとくってかかってきた輩だったような。 超心理学といったところで、やっていることは単純な実験ばかりです。 ルーティンワークをこなすのはどんな分野も同じことでしょう。 たまたま超心理学という分野にこだわっているだけで、実験そのものは厳密に行うものです。 たまたま幽霊などを探求しているだけなのです。物理学が専門の方もいれば、 医学が専門の方もいます。別段、専門分野にこだわる理由はないのです。 それこそ多角的なアプローチをするだけなのです。 このように異分野の専門家がチームで調査することなど不思議なことではありません。 目的が同じであれば、専門の垣根を高くする必要などありません。 774-776 すばらしい! 私はそういった体験談を集めていますが、あなたのお話もいくつかのパターンを見事に 踏襲しています。作り話でないことを期待しますが、それでも私はあなたの体験談として興味深く読んでいます。 781 :本当にあった怖い名無し:2009/09/16(水) 21 06 29 ID n45f63AwO 実験そのものは厳密に行う お前見たんか?w 厳密と正確かどうかは必ずしも一致しない。 782 :本当にあった怖い名無し:2009/09/16(水) 21 08 14 ID n45f63AwO なにしろそのバイアス頭なんとかしてから出直してこい。邪魔邪魔。
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東京メトロ日比谷線に乗っていつも気付くことですが、自社地下鉄線内に入線をしてから頻繁に小刻みの加速、減速を繰り返しておりスムーズな走行がされていないと感じますが、線路上の問題それとも車両の構造に理由があるのでしょうか? 日比谷線の駅間が短いというのは、必ずしも正しくないと思います。 日比谷線の平均駅間距離1.02kmは、銀座線より長く、丸の内線・浅草線・三田線と大差ありません。それ以降の割りと新しい地下鉄は1.2~1.3kmと200m程度駅間が長いのは確かですが、その分、走行速度も速くなっています。また都心部分での駅間が短いのは日比谷線に限らず、他の地下鉄でも同じです。 運転がスムーズでない理由は、急カーブとアップダウンの影響が大きいかと。 日比谷線は開削工法ですから、基本的に道路の下を通ります。故に90度曲がるような急カーブがあちらこちらにあります。また開削工法故に、地上の道路のアップダウンに影響を受けやすいという点もあります(シールド工法なら、同じ深さを掘り進むこともできる)。 というわけで日比谷線は、カーブで速度制限を受けては減速し、制限解除で精一杯加速、次の速度制限でまたブレーキ、加速したと思ったら上り坂で減速し、再加速、ところが今度は急な下り坂で速度制限に当たってブレーキ…と加速・減速を繰り返す運転になっているわけです。
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『露天風呂!』 ○夕食時○ 俺「」モグモグカチャカチャ 宮藤「そんなに慌てなくても誰もとったりしないよ?」 ペリーヌ「まったく、もっとゆっくり食べないと体にわるくってよ?」 俺「」ハフハフモグモグ リーネ「俺くん美味しい?」 俺「」コクコク バルクホルン「お姉ちゃんのデザートをあげよう」ハァハァ 俺「」パタパタ 俺「」モグモグモグモグ ミーナ「あらああ、口の周りをこんなに汚しちゃって」フキフキ 坂本「ミーナもだいぶ母親っぽくなって来たな」 ミーナ「どう言う意味かしら?」ニコニコ エーリカ「ミーナがお母さんなら坂本少佐がお父さんってとこだよねー」 ミーナ「美緒がお父さん……それもいいわね……」 坂本「ん?どうしたミーナ」 ミーナ「なんでもないわ」 俺「」モグモグ バルクホルン「しかしよく食べるな」 宮藤「もうご飯2杯目ですね」 俺「?」 ルッキ「デザート、いただきー」 俺「!?」ガブッ ルッキ「ぎにゃぁっっぁぁ」 俺「」ギロッ ルッキ「俺が噛んだー」 シャーリー「ルッキーニ、自業自得だぞ。人のをとろうとするから」 ルッキ「だって2個もー」 バルクホルン「それは私が俺にあげたやつだ」 シャーリー「仕方ないなー、ほらルッキーニ、あたしのをやるよ」 ルッキ「シャーリーいいの?」 シャーリー「今日だけだからなー?だからもう俺のをとったりするなよ?」 ルッキ「うん、シャーリー。俺もごめんね」 俺「」コクコク 坂本「ミーナやはり……」 ミーナ「資料通りみたいね、ということは……」 坂本「ああ、後で確かめてみよう」 エイラ「サーニャもデザートもっと欲しくないか?」 サーニャ「……エイラ、ありがとう」 エイラ「そんな、サーニャの為ならこの位のこと」 サーニャ「エイラ、大好きよ」 エイラ「ブッ!」出血多量 サーニャ「……」ニヤリ 俺「」 坂本「俺、ピーマンは食べないのか?」 俺「」コクコク 坂本「好き嫌いは駄目だぞ?」 俺「」フルフル バルクホルン「好き嫌いの一つや二つ仕方ないだろう」モグモグ バルクホルン「ピーマンなんてなかった!」 坂本「バルクホルン、甘やかしすぎは良くないぞ?」 バルクホルン「甘やかしてなどいない!」 リーネ「(甘やかしすぎを通り越して溺愛しすぎです)」 坂本「まったく、バルクホルンにも困ったものだ」 ミーナ「まあ良いじゃないの、そのうち食べれるようになってもらいましょう?」 坂本「ミーナまで、仕方ないな」 バルクホルン「俺、もう少ししたらお姉ちゃんとお風呂に入ろう!」 俺「」コクコク リーネ「私達も一緒にいきます」 シャーリー「あたしもいこうかなー」 宮藤「どうせならたまには皆一緒に入りましょう!」 坂本「たまにはいいかもな」 ミーナ「そうね、宮藤さん達の片付けが終わったら入りましょう」 … … ○露天風呂○ バルクホルン「さあ、服をぬがすぞ。これはやましい事じゃないからな!風呂に入れる為に仕方なくだからな」ハァハァ ミーナ「もう、トゥルーデ。わかってるわよそんな事」 俺「?」 バルクホルン「!?」 坂本「!?」 ミーナ「!?」 宮藤「どうしたんですか?」 リーネ「俺君に何かあったんですか?」 バルクホルン「なんでもないぞ」 ミーナ「そうよ、服をたたんであげないといけないから宮藤さん達は先にいってていいわよ」 … … リーネ「!?」 エイラ「リーネ、また大きくなったんじゃないのか?」モミモミ ニゲロッ リーネ「エイラさん!!」オイカケッ 宮藤「!?」 ルッキ「宮藤は相変わらず残念賞」モミモミ ダッシュ 宮藤「もう、ルッキーニちゃん!」ダッシュ ミーナ「いったみたいね」 坂本「ああ、資料に書かれていた通りみたいだな」 バルクホルン「許せんな……」 俺「?」 ミーナ「この事はおいおい知らせて行くか、私達の中だけにしまっておくか」 坂本「今はまだこのまま我々の中だけに留めておこう」 バルクホルン「湯気と月明かりと謎光線でバレる事もないだろう」 ミーナ「そうね、俺くんもいきましょう」 俺「」コクコク … … 俺「」タタタタタッ ザッパーーーーン シャーリー「おわっ、俺か?」 ペリーヌ「もう少し静かに」ブツブツブツブツ 俺「」チャプチャプ エーリカ「にゃはは、俺も泳いでるー」チャプチャプ 宮藤「俺君なんだか楽しそう」 坂本「こんな風呂を見るのも入るのも始めてなんだろう」 バルクホルン「弟と妹が並んで犬かき……」ハァハァ メニヤキツケネバ サーニャ「俺君、こっちにいらっしゃい」 俺「」チャプチャプスイスイ エイラ「こっちにきたぞー」 サーニャ「うふふ、やっぱり可愛い」 エイラ「そうダナ!サーニャの次にかわいいんダナ」 サーニャ「ネコペンの代わりにしたいくらい……」ギュッ エイラ「私ならいつでも代わりになるゾ」 サーニャ「エイラ何言ってるの?」 エイラ「」 宮藤「俺君~。今度はこっちにー」 俺「」チャプチャプスイスイ サーニャ「いっちゃった……」 俺「」キュピーン モミモミ リーネ「くすぐったい、くすぐったいよう。もう、俺君ったら」 宮藤「(いいなぁ)」 俺「」ツヤツヤ バルクホルン「俺、体を洗ってやろう」 俺「」コクコク … … 俺「♪」 バルクホルン「ハァハァ、俺の体……」ナデナデワサワサ 俺「」パタパタ バルクホルン「しかし……痛々しいな」ゴシゴシ 俺「?」 バルクホルン「どうしたらこんなに傷だらけに……」ゴシゴシ 俺「♪」 バルクホルン「よし、背中はこれでいい。次は前だな。ハァハァ」 バルクホルン「……///」ゴシゴシ バルクホルン「なるほどなるほど」ニギニギ 俺「♪」 バルクホルン「これでいいな」ジャバジャバ ミーナ「トゥルーデ、頭は私が洗うわ」 バルクホルン「ああ、頼んだ」 ミーナ「それにしても思ったより酷いわね」ワシャワシャ 俺「♪」 ミーナ「切り傷と火傷の跡に打撲の痣かしら……」ワシャワシャ ミーナ「よくここまでウィッチ軍曹は俺君を……大変だったんでしょうね……」ジャバー 坂本「さて、そろそろ私は上がるとしよう。俺、体を拭いてやるから一緒に上がろう」 俺「」コクコク 坂本「なるほどな……虐待の跡か。俺が喋れないのもこれに関係しているのだろうか」フキフキ 俺「?」 坂本「まあ、過去の事か……」 戻る 携帯用戻る
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「それでも君には戻れない」(それでもきみにはもどれない)は、B zの楽曲。作曲は松本孝弘、作詞は稲葉浩志。 5thアルバム『IN THE LIFE』収録曲。 歌詞の内容は、仕事で忙しくて構ってあげられなかった彼女に突然ふられた主人公の男の堕落した生活ぶりをドキュメント調に表現している。稲葉は「まずタイトルから思いつき、そこからインスピレーションを広げて作詞を行った」「『戻る』ことのほうが簡単だと思う。だから自分自身に言い聞かせる歌。こういう状況にいる(いた)人達に思い出に酔ってもらいたい」と語っている。 参加ミュージシャン 松本孝弘:ギター・作曲・編曲 稲葉浩志:ボーカル・作詞 明石昌夫:マニピュレーター・編曲 青山純:ドラム ライブ披露 発売されてからしばらくは未演奏となっていたが、「B z SHOWCASE 2008 清武ACTION 」にて発売されてから17年越しに演奏され、そののちに「B z LIVE-GYM 2008 ACTION 」でも演奏された。 これにより『IN THE LIFE』収録曲はすべて演奏されたこととなる。 収録作品 リリース日 タイトル 1991年11月27日 IN THE LIFE
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【2ch】 442 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/09/13(月) 03 01 05 ID LICDrnbn またその友達の話、そいつは小児喘息で夜眠れない事が良くあったそうです ある晩も咳が止まらないので 一階の茶の間でコホコホ我慢してたら誰かが 「うおおぉぉぉっ!」 と叫びながら階段を駆け上がっていき そいつの部屋の襖をガラぅぁッと開けビタァンと 閉める音が聞こえた 1週間ほどは恐ろしくて茶の間のコタツで寝たそうです
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変身してない普通のメタモンが好きなのですが 変身しないメタモンっているんでしょうか? 回答 自身の細胞を組み替えて変身するメタモンですが、その状態を保つにはそれなりに集中しないといけないらしく、 笑わせるなどしてやると元の状態に戻るという報告があります。 が、基本的に全く変身を行わないメタモンというのは現在のところ報告がありません。 別回答 鏡張りの部屋においておくといいと聞きますね しかし、かなりのストレスがかかることであるのは事実のようです 長生きさせたいと思うのであれば自然に任せることをお勧めします
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里美と一緒に居られる時間も残り一ヶ月となったとき、俺は里美の願いを叶えてあげようと思った。どんな願いも叶えてあげるつもりでいたが、最後になるであろう願いは「一緒に毎日過ごすこと」だった。全身をシャネルで飾りたいとか、フランスを旅行したいとか、大変な想像をしていた俺は少し拍子抜けしたが、そんな些細な願いを全力で叶えたいと思っていた。 思っていたのだ。思っていたのだが。 「やっぱり、ジEジE全巻読破とか、ニち亀全巻読破とか、そういうのって違うと思うんだ」 部屋のベッドの上で並んで座りながら、ただひたすら漫画を読む毎日。流石は黄金期のジャンブ。漫画が面白くて読むだけで一ヶ月経ってしまった。会話も少ししたが本当に少しだけだ。それなのに今日はもう最後の日になっている。 当の里美はキョトンとしているじゃないか。俺の嘆きの意味がわからなかったらしい。何も考えていない里美はベッドの上にタンクトップにショートパンツという姿で足を投げ出して座っていた。張りのある白い肌が顕になっているが、こうやって見ると身長が低いこともあって高校生には見えない。今、読んでる漫画もトラえもんだし。 「俺、考えたんだ。今日で最後だし、ふたりで海を見に行こう!」 海。 山生まれの山育ちの俺と里美には海は特別な意味を持っていた。海が特別になるには訳がある。第一に距離が遠い。第二に海まで行く交通手段がない。だから海に行くって言うことは冒険と同じ意味を持っているのだ! 最後の思い出にはふさわしいと思った。 「え~、めんどー。どうせ自転車で行くんでしょ? 私は拒絶する!」 プリーチか!と怒っても仕方ない。どうしても一緒に海に行きたかった俺は交換条件を出すことにした。 「二人乗りで行こう。俺が全部漕ぐから、お前は後ろに乗っているだけでいい」 これなら断る理由もないだろう。里美は漕がなくたって荷台に乗っているだけでいいのだから。 里美は少し考える。尖った顎に小さな手が添えられた。タンクトップの隙間から無いはずの胸が見えるような気がする。 「途中でアイス食べていい? お腹すいたら黒いおでん、食べてもいい?」 予想外の質問に俺はお尻のポケットに入った薄い財布を撫でると、「う、うん」と頷いた。いや、勢いに押されて頷かされた。 「じゃ、行く。さぁ、出発~」 漫画をベッドへ投げ捨てて里美は俺の部屋を出ていった。海まで六〇キロ。 「ふぁいとー、いっぱーつ!」 里美は自転車の荷台に座り、俺の背中にぴったりとくっ付いていた。夏だからとても暑い。とても熱いのだが、気持ちいいのでそのままにしておく。 海へ続く道をひたすら南へ南へと下っていく。下り坂は俺たちを応援してくれているようで、風を切って走る自転車はスピードを上げていく。田舎道で車も通らないから、道の真ん中を堂々と突っ走る。 「気持ちいいー」 風を肌で感じて里美は叫んだ。俺も叫びたい気分ではあったが、やめといた。なんか変な方向に誤解されてもいやだし。 坂道は国道まで続いている。国道まで出れば海まで一本道だ。この調子で行けば四時間ぐらいで海に着くかもしれない。海に着くとお昼をちょっと過ぎたぐらいになるだろうか。あ、水着もってくれば良かった。 「海に着いたら焼きイカ食べてもいい?」 まわりに誰もいないことをいいことに、大声で聞く里美。食い意地がはっているわけではない。もう食べることも出来なくなるだろうから食べ収めしたいのだろう。俺の財布にはなけなしの全財産が入っている。焼きイカぐらいであれば二十匹はいけるだろう。俺の分もあるはずだ。 「ああ、好きなだけ食べていいぞ」 「ホント!?」 素っ頓狂な声を上げる。あぁ、里美の表情を見たい。すごく驚いているんだろうなぁ。見たら転ぶから見れないけど。 「もう、大好き!」 里美は俺にぎゅっと抱きつく。柔らかな感触が俺を動揺させた。 「ちょっ!」 俺は思わず里美の方を振り向いてしまった。つられてハンドルが曲がり、猛スピードで坂を下っていた自転車はすごいスピードで路肩の草むらに突っ込む。自転車は草むらでひっかかり、俺と里美は空中に放り出された。 突然のことだったが、俺は身をよじって里美の方を見ると、両手を伸ばして里美を抱え込んだ。 草むらを越えたところにある畑に背中から落ちる。その上に里美の体重も上乗せされると俺の肺から空気が押し出された。 幸いにもよく耕された土だったらしく、衝撃は覚悟したよりも少なかった。里美が小さくて痩せていたということも衝撃が小さかったことの理由の一つだろう。 だが、肺の中の空気が一気になくなった俺はしばらく呼吸ができずに喘いでいた。こんな風に窒息したのは、滑り台から転げ落ちて背中を強打した幼稚園の時以来だった。 「どうしたの!?」 空気が足りず音にならない音が俺の喉から漏れている。真空になった肺は空気をちっとも吸ってくれなかった。里美の顔が段々曇ってくる。少し涙目だ。 そんな里美を愛おしく思うものの、苦しい。やばい。頭が朦朧としてきた。酸素不足だ。早く呼吸が元に戻らないと本当に窒息死するかもしれない。 でも、そんなことはどうでもいい。里美を心配させたくない。そうでなくても大きな不安を抱えているのに。 俺は無理矢理笑った。きっとぎこちなかったけど、笑えたはずだった。 里美はますます涙の粒を大きくして、俺に抱きつく。次の瞬間、両手で俺の頭を抱えると、息を大きく吸い込んだ。俺は何が起こるか予想できなかった。里美は俺の頭を引き寄せるとくちびるを合わせる。突然のことに俺は目を瞑った。いや、瞑る必要なんてどこにもないんだろうけど、なんとなくだ。そして、里美の口から熱い空気が流れ込んできた。予想していなかった俺は最初少し拒んだが、吐き続けられる里美の息をすぐに受け入れた。 さっきまでの息苦しさはなくなり、肺に空気がいきわたる。里美の行動に驚いていたはずなのに俺は安堵感を覚えた。人間が吐く息には二酸化炭素がたくさん含まれているような気がするが実際には少しで酸素の方が何倍も多い。流石は生物部兼吹奏楽部だと思った。 「さ、里美。もう大丈夫……」 俺は里美を引き剥がすと、涙か鼻水にまみれた顔を手でぬぐってやった。 呼吸ができるようになって落ち着いた俺は里美を路肩に座らせると、草むらに突っ込んだままの自転車を引き上げた。突っ込んだのが草むらだったからか、幸いどこにも異常がないようだ。 「ごめんなさい!」 俺も一緒に路肩に座って休もうとすると、突然里美が謝ってきた。 「私のせいだね。二人乗りで暴れたら危ないのに。もっと気をつけるべきだった」 さっきまでのテンションはどこへ行ってしまったのか、自嘲気味に笑う里美は痛々しかった。別に悪いことをしたわけじゃないのに、転んでしまったことで冷や水を浴びせられた気分なのだろう。 転んでしまった原因をどこかに求めるとしたら俺の精神が弱かっただけの話だ。もしくは経験か。あれしきのことで動揺してしまう純な心が恨めしい。 「気にするな。怪我なんてなかったんだから」 里美も俺も不思議なことに無傷だった。確かに呼吸はできなくなったが、肋骨が折れた様子もない。少し休めば海を目指せると思っていた。 「海、行かない」 里美はポツリと言う。俺は「そうか」とだけ答えた。海に行こうと言い出したのは俺だし、自転車漕いでいるのも俺だし、里美が決めるのもどうかと思うが、自転車で転ぶような俺では力不足なのだろう。 自分で導き出した事実に俺は僅かながらショックを受けていた。分かりきっていたことだが、俺と里美では釣り合いが取れない。家柄でも勉強でもスポーツでも里美は常に上位だ。友達の数もずば抜けて多く、おじいちゃんやおばあちゃんまで友達になるほど人気者だった。 俺は里美に好意を寄せる男のひとりに過ぎない。そんな思いが俺を支配していく。忘れていた暗い気持ちが鎌首をもたげて俺を見ていた。 「海、行きたかったな」 なんか涙が出てきた。頑張ったけど、俺では海にすら連れて行くこともできない。惨めだと思った。たった六〇キロが移動できないなんて。 俺は里美に涙を見せたくなかったから膝に顔をうずめた。でも、肩が震える。抑えていたけど、外から見たら分かってしまうだろう。本当に情けない。 「やっぱり、行こう! まだおでん食べてないし、焼きイカも食べてない。さぁ、立て! 立つんだ、ジョー」 誰だよ!と突っ込みを入れようとして立ち上がると里美の目にも涙が光っていた。俺は激しく動揺する。どうして里美まで無く必要があるのか。もうよく分からない。 「祐介が泣いてると私も悲しいよ。私のわがままに文句も言わず付き合ってくれているのに、それだけで感謝の気持ちでいっぱいなのに、泣かせてしまうなんて……」 なんか暗くなってきた。空は雲一つ無いのに、ふたりの心へは日が差し込んでこない。きっとふたりが少しずれれば日の差し込む場所に行けるのに、立ち止まっているから日が当たらないんだと思う。 俺は何を考えていたんだ。海行くのは手段だ。目的じゃない。目的は里美を喜ばせることじゃないか。悲しませてどうする。 里美を楽しませるにはどうすればいいんだ? おでんを奢る、焼きイカを奢る、アイスを奢る。簡単なことだ。たった数時間、自転車を漕げば達成できるじゃないか。それに俺だって大好物だ。 やるっきゃないだろ。俺は男だ。祐介だ。世界で一番里美を愛するものだ。 よし! 気合十分。 「泣いてなんかない!」 俺は腕で涙を拭った。汗が目に染みて余計に涙が出てくる。しょうがないからTシャツの裾を持ち上げて拭う。 「汗が目に入っただけだ。休憩終わり!」 強がりでもなんでもない。強固な意志が俺の中に沸いてくるのを感じた。今なら電車にも勝てるぜ。 「まずはおでんだ。里美、俺についてこい!」 そう言って自転車に飛び乗り、荷台を叩いた。 「早く乗れ。おでんが待ってるぞ」 里美はひまわりのように笑って自転車に乗った。 これからおでんを食べに行くぞ。と気合を入れたが、夏に「おでん」ってどうよ? 海まで残り四〇キロ。 「おっでん! お・で・ん!」 妙な掛け声で応援してくれるのはいいのだが、里美は荷台から降りようとしない。 俺は上り坂を一生懸命漕いでいた。急な上り坂で踏み込むペダルは相当重い。里美の分が加わっているため、立ち漕ぎでもきつい。しかも太陽は容赦なく俺たちを照りつけるから暑いなんてもんじゃない。灼熱地獄だ。 いつも親に連れられて海に行くときは高速道路でトンネルを通っていたから気がつかなかったが、自転車で行く場合は峠を上って下らなければならない。全部下り坂だと思っていた俺には大きな誤算だった。 「ほら、もう少しだよ~」 確かに峠の天辺は見える。しかし、今までそれを何回繰り返しただろうか。天辺だと思っていたら少し平坦になっただけだとか、道が曲がっていただけとか。もう俺は騙されない。騙されないぞ。 「少し休ませてくれぇ」 俺は前に倒れこむようにして道端に寝転んだ。里美が荷台から降りて俺の顔を覗き込む。自転車は俺と反対側に音を立てて倒れた。 「勇者よ。死んでしまうとは情けない」 なんと言われても立つ気力は無かった。里美の言葉を無視して目を瞑る。「むー」と聞こえたような気がするが、きっと気のせいだと思って休むことにした。 しばらくすると里美がどこかへ歩いていく足音がした。随分遠くに行ってしまうようだ。もしかしたら呆れて置いていかれるのかと思った。薄目を開けて里美の行動を見守ると、坂道の上の方へ歩いていっているようだ。景色でも眺めに行ったのだろうか。 もういいやと思って再び目を閉じると戻ってくる足跡が聞こえてきた。風景を眺め終わったのかもしれない。 近くに来ると足跡が止まる。 「うひゃー!」 首筋が痛い。いや、冷たい。缶ジュースか!? 俺はその衝撃に飛び起きた。里美の手に持たれたジュースを眺めながら首筋をなでる。条件反射の行動だが、本当に痛かった。急激な温度変化は体に悪い。 「ざまみろだー。私を無視するからだ。さー、勇者よ。飲むがいい」 二つあった缶ジュースを一つ俺に投げると、里美は自分の分のジュースを開けた。プルタブに隙間が出来て中に充填された窒素が飛び出る。その音を聞いて俺は思わず咽を鳴らした。 里美はおいしそうに飲んでいる。俺も蓋を開けるとジュースを飲んだ。一気に飲むと体中に刺激が走る。その刺激が怒涛のように頭に押し寄せると、こめかみが締め付けられたように痛くなった。 「うまい!」 普通のジュースだが、久々の感触がとてもおいしく感じられた。里美を見るとジュースを持って笑っていた。俺の行動がおかしかったらしく、口に手を当てている。やっぱり里美は笑ったほうがかわいい。それだけで俺の疲れは吹き飛んだ。 峠をなんとか突破した俺たちはふもとにあるちょっとした町に差し掛かった。ここはすでに隣県だ。あちこちで見える看板は見たことの無いものばかりだった。里美は自転車の荷台でキョロキョロと何かを探している。 「トイレか? トイレだったらあそこにコンビニあるぞ」 と俺が気を利かせて聞いてあげると、里美は平手で俺の頭をポンポンと叩いた。 「違う違う。ワトソンくん。我々の目的を忘れたのかね? 我々の目的は『ブラックオデン』をゲットすることだ。まずはノボリを見つけなくてどうするね?」 里美の目は真剣そのものだ。もしかしたら今なら鷹といい勝負をするかもしれない。 俺が何気なく道路の反対側を見ると、そこには黒いノボリに黄土色の文字で「黒いおでん」と書いてあった。 「あったぞ。里美」 冷静に教えてあげると、里美はそっちのほうを見た。黒いノボリを見つけた瞬間に表情が明るくなる。よほど食べたかったらしい。 「昼食の時間だよね? チェシャ猫。キミも大好物だったじゃないか」 もう登場人物の選択が間違っていると思うのだが、細かいことを気に出来ないぐらいうれしいらしい。 「お昼はおでんにするか」 「やった。大好き。もう全部あげちゃいたいぐらい」 聞き捨てなら無い台詞を残し、里美は信号が青になった歩道を走っていった。海まで残り三〇キロ。 夏におでんは流石にやばい。おでん自体はおいしかった。店はクーラーが効いていておでんを食べやすくしてくれていたのは確かだ。でも、おでんは熱々だった。それを食べて体内に熱いものを取り込むのと、店から出たときの外の暑さと合わせて二重の熱さが汗を滝の様に噴出させていた。 それは里美も同じようで胸の辺りが汗で濡れてタンクトップが肌に張り付いている。素材の関係上、透けてはいないようだが、体の線がはっきりと出ていた。曲線にはなっていないから、特別な心配はいらないようだが。 「おでん、おいしかったー。暑いけど食べてよかった」 なぜか幸福に浸っている里美。汗が引くまで自転車を降りて歩くことにした。おでんを食べた店のある町は小さく、歩いているとすぐに通り抜けてしまった。 ちょうどいいことに森の中に入った。緑を濃くした木々が太陽をさえぎってくれる。道の脇を流れる川の音が心地よかった。 少し行くと道の脇にベンチが置いてあった。俺はベンチを指差すと「少し休もう」と提案した。里美も頷いた。 自転車を横に置き、石で出来たベンチに腰掛けるとひんやりとした感触が伝わってきた。火照った体を少し冷やしてくれる。里美もそう感じたようで、ベンチに仰向けに寝そべっていた。 「いやー、落ち着くね」 俺も同感だった。山で育った俺たちは森の中が一番落ち着く。先のほうを見てみるとしばらく森の道が続くようだ。 「もう少しここで休んでいこうか」 この気持ち良さに抗えないのか里美は目を閉じながら頷いた。俺もゆっくりと瞼を閉じる。すぅっと吹いたそよ風が優しく熱を奪っていった。ほどよく体温が下がり、眠りに着く前のふわふわとした感触が訪れる。 俺は寝ちゃだめだと思いながら、里美の横に倒れこんでいった。 再び目を覚ますと俺は里美の膝で寝かされていた。見上げる俺の目に里美の顔が映る。何かに気を取られているようで、里美の視線はどこかを向いていた。俺はそっちを見ようと身をよじろうとすると、里美の手が俺を抑えた。 「静かにね」 葉の擦れる音よりも静かに漏れた囁き。俺は忠告通りにゆっくりと起き上がった。 視線の先にはリスがいた。非常に珍しい。山育ちと言えど臆病なリスに出会える確率は少ない。小さなころに一度見ただけだった。 蝉の鳴き声が聞こえてくる中、リスだけが音もなく動き回っている。置きぬけの何か別の世界にいるように感じた。 しばらくちょこまかと動き回っていたと思ったら、不意にリスが止まる。小さな鼻と耳を動かし何かを感じ取っていた。きっと天敵が狙っている気配を感じたのだろう。次の瞬間には森の中に消えていってしまった。 「あー、行っちゃった」 里美は残念そうにリスが消えた先を見ていたが、もう戻ってこないと知ると俺のほうに向き直る。木漏れ日が里美の肌を赤く染める。あたりはすっかり夕焼けだった。 「ごめん。眠っちゃった」 俺は起き上がり、状況を理解すると素直に謝った。すでに夕方の六時を回っているのだろう。少し肌寒い。里美も自分を抱くように腕を組んでいた。 「気にするなって。リスとか……とか見てたから退屈しなかったし」 里美の顔が少し赤くなった気がした。聞き取れなかったところは何と言ったのだろう。そう言えば膝枕までしてもらっていたんだっけ。 思い出すと俺も赤くなる。寝ぼけていてよく覚えていないが里美の腿は非常に滑やかだった。あんなに汗をかいていたのに不思議だと思った。 「膝枕、ありがとう。恥ずかしかっただろ?」 「だから、気にするなー。そんなこと言われたら余計に恥ずかしいだろ」 苦笑いで返す里美。俺はどこか寂しそうな様子を感じていた。やはり海が駄目になってしまったからだろうか。それとも寒いからだろうか。いや、たぶん今日で最後だからだ。俺は最後なのに里美にこんな顔をさせて終わってしまったら駄目だと思った。 「なぁ、ここまで遅くなったら家に帰らなきゃいけないと思うけど、まだ海を目指していいか? もちろん、里美さえ良ければだけど」 「着くの何時ぐらいになるかな?」 あと二〇キロぐらいだから順調に行けば二時間ぐらいだろうか。今から行っても海に着く頃には真っ暗になっているだろう。夜の海なんて花火をするイメージしかないけど、行く意味あるんだろうか。 あ、もしかしたら里美の質問は暗に夜の海に行っても意味がないと言っているのだろうか。怒っているのかもしれないなと思った俺は里美の表情を観察する。しかし、怒っているような雰囲気はなく、本当に何時に着くのか知りたいようだった。 「夜の八時ぐらいになっちゃうな。海に着いたら真っ暗だ」 俺は正直に答えた。海に行きたいのは山々だったが、里美を喜ばせようとして行くのだから、夜の海に意味がないと里美が思えばもう帰るつもりでいた。 「夜の海ってなんかドキドキしちゃうね」 俺の予想とは違った答えが返ってくる。逆に俺の方がドキドキしてきた。夜の海にいったい何があると言うのだろうか。イケナイ方向に想像が向きそうになって顔に出てしまっていないかと少し焦る。 「じゃあ、海を目指すか」 俺がゆっくりと立ち上がると、里美もベンチから立ち上がった。しかし、うまく体に力が入らないようで、再びベンチにお尻が落ちてしまった。俺はあわてて里美の肩を支える。冷え切った肌の感触が掌に伝わってくる。具合でも悪いのだろうか。 「大丈夫か?」 斜めになった里美の体を直すと、肩を支えたままで聞く。熱でも出たのだろうか。昼間は暑く、夕方は肌寒いような気がする。 俺は里美のおでこに掌を当てようとすると、里美はその手を払いのけた。 「熱はないよ。大丈夫。立ちくらみがしただけだから」 それまでの里美の雰囲気と違い、有無を言わせない言葉だった。 「本当に大丈夫なんだな? 具合が悪いなら正直に言えよ」 念を押した俺の質問に里美は「大丈夫」と答えた。目を覗き込むが嘘を言っているようには見えない。嘘をつくときには瞬きが多くなるはずだった。 「じゃあ、少し休んだら行こう」 俺が里美の隣に座りなおすと、里美は俺の肩におでこを押し付けてきた。 「熱ないよ。本当だから、ちゃんと海に行こうね」 里美の呟きを聞くと、なぜだか俺は悲しくなった。 海の匂いが感じられる。深呼吸をすると海草サラダを食べている気分になった。自転車の後ろでは里美が俺の背中にぴったりとくっ付いていた。夏とは言え、夜の空気は体の熱を奪う。ぴったりくっついていることで俺たちは体温を逃がさないようにしていた。 「もうすぐだ。海まで一キロって書いてある」 道路の上に見える看板には海岸まで一キロメートルであることが表示されていた。 「おー、じゃあ、ラストスパートだね」 「了解!」 俺は自転車のギアを少しだけ上げる。タイヤは少しだけ回転数を増して、景色はスピードを増した。 海へつながる国道を走りぬけると、堤防が見えてきた。堤防の先には砂浜があるはずだ。 すでに辺りは暗くなっている。数少ない街頭だけと時折走る車のヘッドライトだけが俺たちを照らしていた。もう少しで海に着くと思った瞬間、破裂音がした。次に自転車のタイヤから空気が抜ける音がする。 ここまでの無理が祟ったのか、タイヤがパンクしてしまったらしい。俺はブレーキをかけた。 「きゃ!」 短い悲鳴が背中であがる。里美の体重が俺に掛かってきたが、ハンドルに腕を突っ張ってふんばった。 二人分の体重を乗せた自転車は中々止まらなかったが、幸いにも直線だったのでパンクの影響で転倒するようなことはなかった。ここは畑とは違う。周りはアスファルトだ。転倒したときのことを考えると冷や汗が出た。 「どうしたの? パンク?」 里美は自転車の荷台から降りてタイヤを覗き込んでいる。破裂音は後輪からしていた。 「あー、これだ」 里美が指し示す先には外側のゴムが擦れて焼けた後があった。パンクの影響でゴムチューブまで露出している。かなり長い間使っていた自転車だから、もう限界だったのかもしれない。 「壊れちゃったねー」 海が見える前に二人が乗っていた自転車は壊れてしまった。 「壊れちゃったな」 俺が呟くと里美は自転車のサドルを撫でた。 「お疲れさん」 今日一日で普段の何十倍も働いた自転車を労う様にかけた言葉は自転車だけじゃなくて、俺にも言ってくれているような気がした。 「最後は私たちで歩こうか」 里美は俺に向かって言うと、海の方へ向かって歩き出した。歩いても十分程度で着くだろう。 俺は自転車を放置するわけにも行かずベコベコとタイヤがなる自転車を引いていく。 しばらく沈黙を保ってあるいていた。時間にしたら一分にも満たなかったかもしれない。でも、ずっと密着していたから離れて歩くのは寂しく、自然と里美の方を向いてしまう。 里美は俺の視線に気がつくと首をかしげた。何をしているのか不思議なのだろう。俺は目線を外すと立ち止まった。 里美が数歩進んで立ち止まる。 「今日は無計画な旅でごめんな。約束していた焼きイカも食べさせることができないし、自転車も壊れちゃうし、最後の思い出がこんなんでごめんな。本当はもっと……」 言いかけて俺は続きをしゃべれなくなった。気づけば里美が俺に口付けをしていた。やわらかい唇が触れているだけだが、俺は頭の中が真っ白になっていた。状況は理解しているつもりだが、何がどうなってこうなっているのか分からない。 しかし、振り払う気にもなれなかった。自然と目を瞑り里美のくちづけを受け入れる。それからほんの一瞬くちびるが離れ、すぐにチュッと音を立てて再びキスした。 「本当は海についてからあげるご褒美だったんだけど……」 里美は恥ずかしそうにうつむく。辺りはすでに薄暗くなって赤くなっているかどうかわからなかったけど、俺の顔は火が出そうなほど火照っていたから、里美も赤くなっているのだと思う。 何か言うべきなんだろうけど、何を言えばいいのかわからない。ありがとうとか、頑張るぞとか。ありきたりな言葉しか浮かんでこなかった。 俺が考えているうちに沈黙が長引いて、さらに言葉を発しにくい雰囲気になる。 やわらかなくちづけの心地よさが覚めていき、次第に焦りが俺を支配していく。何か言わなくちゃ、何かやらなくちゃ、座布団二枚ぐらいのうまいこと言わなきゃ。 「あ、ありがと。夢だったんだ」 俺は言った瞬間に発した言葉をしまいたかった。ふと里美を見ると下を向いたままお腹を抱えていた。やっぱり具合が悪かったんだと思った。肩が小刻みに震えているし。少しずつ震えが大きくなっている。 「大丈夫か?」 俺が里美の側によると、里美は「ぶふっ」と噴出した。次の瞬間には大きな笑い声を上げる。静かだった道路に響き渡る。 「大丈夫。ぶふっ。ゆ、夢って……」 「そんなに笑うことはないだろう」 あまりの受けっぷりに俺は落ち込む。何と言うか最後まで俺は格好つけられないというか。スタイリッシュになれないんだよな。どこかで失敗をするから自信なくなるんだ。今分かったよ。遅かったけど。 「ご、ごめん。でも、嬉しかった。私も夢だったんだ。あ!」 いい台詞を言った後に里美は手を叩いた。何かを思い出したらしい。 「人工呼吸はノーカンね」 ペロッと舌を出した。暗いはずの道路端で里見だけが輝いて見えた。海まであと一キロ。 砂浜に立つ。里美も横で海を見ている。 色々あったがやっと海に着いた。感動だ。 「真っ暗だね」 「あぁ」 堤防の上を走っている道路には街灯が点いていた。しかし、海のほうは向いていない。街灯の弱々しい光が灰色の堤防に反射して、僅かに降り注ぐのみだった。当然、海にまで届くはずがない。 海は本当に真っ暗で、普段なら白く崩れるはずの波ですら見えなかった。海の家はすでに閉まっており、焼きイカも買えそうにない。本当に何のために来たのか分からなくなってしまった。 申し訳ない気持ちで里見を見ると、真っ暗な海をじっと見つめていた。視線の先を追って同じ方向を見るが何も見えない。 「このまま海に入ったら死ねるのかな?」 真剣な声。しかし、俺は冗談だと思った。里美は水泳も得意だ。インターハイで優勝経験もある。そんな里美が入水自殺を図ろうなんてばかばかしい。 でも、里美の目は夜空だか、海だか分からない闇の一点を見つめて動かない。 「死んでどうする」 俺は里美が本気で言っていることに気がつくと問い詰めるような口調になる。世界が明日終わるわけじゃない。 「死んだら天国に行けるよ。そうしたら一緒に居られるかもしれない」 女の子だと思った。非常にロマンティックな考えだから。でも、俺は首を横に振る。 「死んだらおじさんやおばさんが悲しむだろ? それに里美がそんなことしたら俺は許さない」 きつい言葉に里美の瞳に涙が浮かぶ。里美にはどうしようもないことだ。解決してくれる人もない。もう決められたことだった。 「死んじゃいやだよ」 里美が俺の胸に飛び込んでくる。俺は優しく受け止めた。 「どうして高校生なのに死ぬの? なんで祐介じゃないといけないの?」 声が震えている。顔を俺の胸に埋めている為、表情は見えない。だけど泣いているのだと思った。 里美を喜ばせたくて海まで来たのに結局目的を達成できずに終わってしまった。目的を達成できずに、俺は死ぬ。すぐに死ぬわけじゃないが、明日からは病院に戻らなければならない。病院で最後を迎えるのだ。 余命など無いに等しかった俺がここまで生きることが出来たのはきっと里美のお陰だと思う。ずっと俺の傍に居てくれた。今日だって里美が食べたいと言ったものは俺が食べたかったものだった。気を使ってくれていたのがよく分かる。 本当ならそこまでする義理はなかったはずだ。単なる幼馴染なのだから。 「ありがとう、里美」 里美の問いには答えることができなかった。ただ感謝の念だけが浮いてきた。この場にそぐわない台詞だということは分かっている。空気を読むなら「幸せに生きろよ」とか、「俺のことは忘れてくれ」とか言わなければならないのだろうけど、これしか言えなかった。これ以上口を開くと俺まで泣いてしまいそうだったからだ。 俺がそれ以上何も言わないと知ると、里美は何も言わずにただ小さな肩を震わせていた。 ――海に到着。
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その後の事を少しだけ語ろう。 交通事故から奇跡の生還とは大袈裟だが、本来は死にかけたので実際はそうである。週をまたぎ、冬休み直前には復学を完了したのだった。 原チャリを北高からは見えにくい隠れた駐輪場に止める。さて後一週間ぐらいだが、真面目に学校に通うとするか。 なんちゃってヤンキーが真面目とか言うなと追及されそうだが、それはどうかな。 「おはようございまーす」 校門を通る生徒に漏れなく朝の挨拶を投げかけている生徒指導の先生に笑顔で返事を返した。 「おう、おはよ……なぁ!?」 「先生、おはようございます」 深々と頭を下げる。 そして先生の凍りついた顔を見て思った。 やっべ。腹痛ぇ。その顔爆笑もんだな。 まあ、気持ちは分からんでもない。俺が下げた頭は、今までのシャギーがかった金髪ではなく、カラスの羽根みたいに真っ黒な色なのだ。 髪だけではない。ピアスも外し、しかもポケットにはタバコもライターも 入ってない。 これではどこからどう見ても真面目な学生ではないか!とは鏡の前で思った物だ。 劇的ビフォーアフター全開ではあるが、もう壁は必要ないんだ。これからは高校性らしい充実した現実を生きるさ。 「よう。機嫌悪そうだな。ハル」 教室に入り、真っ先に目が入った女生徒、涼宮ハルヒに声をかけると、案の定不機嫌さを増しやがった。 「……なんか用?」 別に。用が無きゃ話しちゃならんのか? 「フン」 鼻を鳴らし、俺から顔を背けて窓の外に流れている冬空を眺め出した。 「キョンならまだ来ねーぞ」 鋭いローキックが空振る。 「図星かよ。どこの乙女だ」 ブチ。と言う擬音が届いた気がし、涼宮ハルヒは無言で自分の前にある座席……つまりキョンの椅子を手に取る。 「何が言いたいんだぁっ!この黒猿ぅ!」 勇ましく椅子を振ります涼宮ハルヒだが、それら全ての攻撃は虚しく空気を裂くだけだった。 「小学生じゃないんだから、もうちょっと冷静になれよ。ほら、血圧あげると早死にするぜ?」 「誰のせいだ!誰の!」 「そりゃもちろん……俺のせいだな」 「そうよ太陽!あんたのせいよ!……あ」 自分の発言に、またも動揺する涼宮ハルヒだった。 なんでファーストネームで読んでしまうかわかってないんだろうが、こうやって不意な発言に戸惑う彼女を見ると、何と言うか、戻って来て良かったと思う。 俺にとって涼宮ハルヒは、心を通わせられた親友だったからな。それが例え作り物でも、忘れたくない。 「まぁあれだ。諦めろ。俺は全然構わねーから」 空気を裂いている背もたれを掴み、涼宮ハルヒの眼前まで顔を寄せる。 「あたしは構うのよ!」 難儀な性格である。諦めが悪いな。 「取り合えず、お前らは俺の椅子をとっとと下ろしやがれ」 シンクロして背後を振り向くと、キョンが少しばかりつまらなそうに俺たちのじゃれ合いを観察していた。 「まったく。朝からうるさいな。大人しくしてろ。迷惑だ」 キョンはぺしぺしと、俺と涼宮ハルヒのつむじをはたき、取り返した椅子に腰かける。あら?もしかしたら結構不機嫌? 「あー、あれだ。すまんなハル」 「だから……もういいや、めんどくさい。好きに呼んだらいいわ」 精根使い果たした格闘家が楽屋で居眠りするかのように、涼宮ハルヒは机に突っ伏してしまった。 涼宮ハルヒと、ある意味ぶつかり合った後、HRでは岡部先生に、しこたま驚かれた。そこまで驚かなくとも、と思うくらいに驚かれた。黒髪、そこまで似合ってないのか? そして時間は流れ放課後。本日は短縮授業である故に、昼過ぎにはほとんどの生徒が下校をしていた。しかし、俺はなぜだか帰宅する気にはなれず、屋上で学校の空気を肺に溜め込んでいた。 真面目になろうと思っても、そう簡単には変われないか。喫煙してないだけマシだが。 「西野君。ここにいましたか」 「……喜緑さん」 静かな足取りだったために気づかなかった。いや、この人だったら、例え全身に鈴をつけた状態のまま、全力疾走で近づいて来ても気づけない気がするが。 「どうかしましたか?」 何だかんだ言っても、一人で物思いにふけることが好きにだけに、あまり邪魔して欲しくなかったんだが、邪険にしたくもなかった。 「いえ。ただ、世界の真実を知った気分はどうかと思いまして。あなたはキーマスターと違って、本当に一般人「でした」から」 どうと言われてもな。俺一人が足掻いたところで、世界が様変わりするわけがないから、 「これがあるべき姿なら、受け入れるべきでしょう。少なくとも、俺はそう思います」 と答えるしかない。 選択肢は俺には無かった。無い中で、俺はがむしゃらに前へ進むことを選んだ。 それが正しいか間違ってたかなんてわからない。死ぬまでにわかれば貰い物ぐらいには思っているけどさ。 「……俺は長門のやったことは許しませんよ。どんな経緯があれ、あいつはSOS団のために世界を破壊した」 長門有希がやったことは、俺は絶対に許さない。SOS団がどんなに大切だろうと、キョンをどんなに望んでいてもな。 「俺はキョンじゃないですからね。長門の苦悩を知ることも理解することも出来ない。キョンの視点で世界を見れば、あいつはエゴに抗った悲劇のヒロインかもしれませんが、俺から見れば、ただの魔王です」 もしも俺がSOS団の人間だったら、もっと長門有希に好意を持って接することが出来た。少なくとも同情くらいはした。 だけど俺はキョンじゃない。キョンじゃないから、長門有希の正当性を見つけられない。 「でも、言うならば、それだけです。俺は長門を許しませんが、憎みもしません」 それで良いのだと思う。魔王でも長門有希が世界を破壊した理由は、自分の世界を守るためだったからさ。自分と真摯に向き合ったからこそ生まれた結果である。 長門有希は純粋過ぎた。だから今回の事件が起きた。 俺だって自分の世界を守るために戦ったんだ。そこを否定するわけにはいかない。 「何もかもが真っ直ぐでした。そしてみんなが道を変える事ができなかった。だから俺達はぶつかりました」 それと、 「長門は俺に救いを求めてなんかいません。長門が求めているのは……キョンです」 あの病室で、長門有希は妖精の羽音のような小さな声で「ごめんなさい」と言った。 そう。「助けて」でも「お願い」でもない。「ごめんなさい」である。 ただ一言、俺を巻き込むことを謝るためだけの言葉だった。 「長門のヒーローはキョン。その事実はこれから先も変わりません。だから俺が長門を救う道理は無いですし、本人も俺には救って欲しくないでしょうからね」 俺は長門有希のヒーローには、なれない。なろうにも、長門有希の事を知らなさすぎている。 「ですから、俺を介して長門の思考を考えようとしても不可能ですよ。彼女にとって、俺はそこまで重要視されていません」 喜緑江美里がここにいる理由は、多分そんなところだと思う。 インターフェイスは合理主義。それぞれ個体差はあれど、各々が効率良く物事を進める方法を選び続けていく。 「フフフ。粗暴で浅はかな思考しかできない方かと思っていましたが、そんなことはございません。長門さんがプログラムに選出しただけはあります」 どこか納得したように微笑む喜緑江美里であった。 「……ところで、今、疑問に思ったのですが、喜緑さんは改変世界に存在していたのですか?」 「……ええ。それが何か?」 想定外の質問だったのか、返答するのに少しばかり躊躇いの間ができた。 「いえ。何となく。ちなみにどんな風にですか?」 ぶっちゃけ興味がある。長門有希は北高の文芸部員、朝倉涼子は五組の委員長、なら喜緑江美里は? 「別段隠すこともないので教えますが、生徒会役員でしたよ。記憶の方はプロテクトをかけることができたために、消滅世界――つまり改変される前の世界ですね。持ち越すことはできましたけど」 つまりこの人は、何が起きているか分かっていたのか。 「……敵いませんね。人間ではあなた達に勝てそうもないです」 「おっしゃる通りです。あなた達は私たちに比べ、矮小で脆弱です……が、今回の事件において、戦局を覆したのも、あなたがた人間です」 続いて、「実に興味深いサンプルですね」とシャレにならないようなことを、にこやかに告げた。 「ま、あれです。これからもよろしくお願いしますよ。宇宙人さん」 「ええ。ふつつか者ですが、末永くお付き合いさせていただきますね。人類くん」 皮肉には皮肉を。この人、なかなか面白い人だ。 「それじゃ俺は帰りますけど……どうです?昼飯でも食べに行きませんか?美味しいラーメン屋を知ってますけど」 「トッピングにワカメつきます?」 「なんでワカメなんですか。いや、まぁ付けれたと思いますけど」 「参りましょう。あなたの奢りで」 「勘弁してください」 反英雄 完 ピポ 『私は……ここにいる』 黒い蝶が舞い踊る夜。 月が私の腰まで伸びる髪を照らす。 蒼く鈍く輝く黒髪。 一糸纏わぬ裸体が、廃墟のビルに残されたガラスに映る。 その中で私は生まれた。 『……なぜ……?私は……消滅したはず……』 観測。それが私の役割。 必要とあれば、強力な刺激を与えても良い。そう、許可された。 黒い蝶が私を包む。 蝶の群れは、瞬く間に、黒いブレザーと変異する。 戸惑いの渦中、いつの間にか私の手には、この月夜を封じ込めたように煌く剣が握られていた。 『了解。直ちに任務を開始する』 ――十二月のある三日月の日――
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天気が悪いせいでパンつくりが出来なくて困っています。天気がいいと今の時期はすごく発酵に適した温度なんでしょうね。 でも本当にパンが大好きなうちの子供たちはパンを作ると本当に嬉しくて大喜びです。今は本当に天気が悪いのでGW中もパンを作る予定だったんですが何だか無理なような気がして。今はカップケーキのほうが良いかもしれないですよね。そのほうが子供は嬉しがると思うので。GWは子供たちはバレーの練習はないので少しゆっくりできて嬉しいですよね。