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俺だけを見ろ!(八嶋) 2010年落研冬合宿スノボ部隊において飛躍的な上達をみせた水族家 八嶋一等兵がマダム隊長より授かった、ゲレンデのオンナをおとす最終奥義(キメゼリフ) 以下、その使用方法 (ゲレンデでしりもちをつくオンナ) オンナ「きゃっ!どうしよう…スノボが全然上手くならないよぉ…(グスン)」 (そこへ颯爽と滑り降りてくる八嶋) 八嶋「お困りかなマドモワゼル?僕でよければレクチャーしてあげよう。さぁ、お手を拝借」 (ステインクリアの白い歯で微笑む八嶋にオンナはときめく) オンナ「あ、ありがとうございますっ!よいしょ……きゃっ!!」 (八嶋の手を借り立ち上がろうとしたオンナだがふと下を見ると急斜面のゲレンデ。恐怖で足がすくむ) (オンナが体勢を崩しかけたその刹那、八嶋は両手でオンナの肩をぐっとつかみその瞳をまっすぐ見つめながら) 八嶋「…俺だけを見ろ!」 (ボーイ ミーッ ガッ しあ~わせのよ~かん きっと誰かを 感じてるっう~) オンナ「…はい///」 (フォー リンッ ラッ ロマ~ンスの神様 この人でしょうかぁ~) ゲレンデをブイブイいわせた八嶋であった え?その後ふたりはどうなったのかって? おいおい、それは聞くだけ野暮ってもんさ…
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@wikiからの重要なお知らせ(2015/09/11) 本日、@wikiからこのwikiの管理者様の登録メールアドレス宛に 重要なお知らせをお送りしております。 つきましては、大変お手数ですが一週間(09月18日の17時まで)以内にご確認の上、 ご返信いただきますようお願い致します。 「ぼくらだけのマンガDragonBall」は個人のマンガデータベースサイトです。 主な用途としては以下↓ 自分の持ってるマンガを書き出し、その量にひく または、自分のマンガの表にうっとりする 読みたいと思うマンガを探して、持ってるヤツに「おい貸せや!」と言う または、「続き買ってやろうか?」とやさしく声をかける 買おうかな、と思っているマンガを探すことで余計な支出を防ぐ または、持ってるヤツから買い取る 新しい世界(マンガのカテゴリー)を開拓する または、自分のコアな世界を展開していく 【注目】:個人ごとデータベースの更新履歴について 現状のDBページだと、新規に更新した部分がわかりにくいという欠点があります。 その対策として、個人ごとDBページの上部(コメント書いてるところ)に、 更新履歴を作ることを提案します。 書いて欲しい情報は以下です。 『更新日』『追加したコミック名』『巻数』 もっといい方法あるかもしれませんが、ひとまずはこれで。 なにかご意見ありましたら、連絡ください! よりよいDBのために試行錯誤しませう♪ 閲覧メニューは→「メニュー」 ページ更新の仕方は→「DBのテンプレ」をCheck it out!!(ちぇけら!!) 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: - コメントどぞーヽ(・∀・)ノ ドラゴンボールはここにありますか?^^ -- ごくう (2010-05-31 22 10 39) いいえ、ありません。すべては心の中なのです。 -- 管理リーダ (2010-05-31 22 21 01) 名前 コメント
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524 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/30(水) 18 07 57 ID ??? 今の内にそっと報告していく。 シナリオやセッション進行には影響は無かったが俺だけにとって困った話。 コンベで卓の希望者が多いからジャンケンする事になった。 運良く参加出来る事になって席に座ったら、どうしても参加したいって愚図り出す奴がいた。 GMは、仕方ないから入れるという事になった。 俺の隣に座ったそいつは、女僧侶系のPCを作った。 PCの言動としては特に問題無かった。 少し地蔵気味だったが、回復や補助を渋るわけでもなく、我儘な要求やRPも無い。 イラストを描いてて自発的な行動は無いが、頼まれた事はやるし話し掛けられたら返事もする。 ところがシナリオに関係無い部分で俺にとってPLとして鬱陶しかった。 何かするたび俺に感想を求めてくる。 女僧侶が誰か回復しちゃ「今の私、可愛い?」 女僧侶が相槌打っただけでも「今の仕草、萌え? 萌え萌え?」 別行動のPCの場面では「私のPCはねぇー(割愛」 イラストを描いちゃ「これ女僧侶、可愛い?こっちは貴方の~」 同意するまで何回でも繰り返し、適当に同意すると食い付いて来られた。 他の人は楽しんでたみたいな、俺にとってだけ困だった。 525 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/30(水) 18 11 10 ID ??? そんなんで鬱陶しかったらリアル女とは付き合えんぞ 526 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/30(水) 18 12 58 ID ??? それで自分に気があると勘違いして声をかけてたら困ったちゃんになれたのにな 527 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/30(水) 18 19 33 ID ??? 男PLが男PLにだとしたら相当鬱陶しいし気持ち悪いぞ 524のためにせめて女PLであったことを願う 528 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/30(水) 18 19 55 ID ??? だが考えてみてくれ、もしそいつが男だったら・・・? 529 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/30(水) 18 23 10 ID ??? いくらTRPGなんてドリームな趣味を持つ女でもソコまで電波ってこたぁないだろ。 と、思いたいがそういう電波がいるのがこの業界だからなぁ^^; 530 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/30(水) 18 30 36 ID ??? いや待ておまえら 524の報告ではキャラは女僧侶と書いてあるが PCが女だったとは一言も書いていないのだぞ? 539 名前:524[sage] 投稿日:2008/07/30(水) 19 39 36 ID ??? 卓には見える限り男PLしかいなかった。 小声で囁いてくるのが余計に鬱陶しかった。 もっと大声なら、ハッキリ邪魔って感じだっただろうがね。 他にも飲み物を取り違えたりとか、細い事だが俺にとってだけ鬱陶しい困だった。 スレ193
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このページはこちらに移転しました 僕だけの色 作詞/285スレ197 涙が途切れたこの世界 君は暗闇の中で何を想う? あのとき差し伸べられなかった手を 今は必死に掲げてる もう見えない君にも届くように もう君が独りで泣いたりしないように 月夜の中で交わした約束 秘密を共有した僕と君と影法師 瞬く星は見えなくて 朝が来るのに眠れずに 僕は君の手を抱いて 君は僕の手を抱いて 独りの月夜に君を想う 君の笑顔を祈りながら
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鈍いだけのこ ※鈍いだけのこ 旨いが体が重く感じるようなるたけのこ 食べると素早さが下がる
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ぼくだけのうた【登録タグ ほ ヤヅキ 巡音ルカ 曲】 作詞:ヤヅキ 作曲:ヤヅキ 編曲:ヤヅキ 唄:巡音ルカ 曲紹介 ヤヅキ氏の15作目。 巡音ルカさん。お誕生日おめでとうございます。発売1周年ということで、ボーカロイドをテーマにした歌で。(作者コメ転載) 「ぼからん#157」のED採用。 歌詞 ボクは「機械」一人で歌を歌う 同じ人がたくさんいる世界で 命令された言葉だけ 命令された優しいメロディを ボクは アナタがくれる 悲しいメロディ 言葉にのせて 歌ってあげる 悲しくないよ 寂しくないよ 感情の無い 機械だから 頬に流れた 涙の粒は なんでもないよ なんでもない ボクは「機械」一人で歌を歌う 同じ人がたくさんいる世界で ボクは何もできないけど アナタがくれる言葉とメロディを ボクは アナタがくれる 寂しいメロディ 言葉にのせて 歌ってあげる 何度だって アナタがくれる 優しいメロディ 言葉にのせて 歌ってあげる ボクだけの歌 作ってほしい 感情の無い 機械だけど 世界でひとつ ボクだけの歌 嬉しくないよ 頬に流れた 涙の粒は なんでもないよ なんでもないの なんでもない アナタがくれた ボクだけの歌 ボクだけの歌 コメント おぉ、これが最新?のボカロ週間ランキングのラストに流れてた曲ですねっww聴いていい曲っ、と思いました!! -- 名無しさん (2010-10-06 18 55 49) 名前 コメント
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ここだけのはなし【登録タグ *Luna GUMI Not-116 こ 曲】 作詞:*Luna 作曲:*Luna 編曲:*Luna 唄:V3 GUMI(Sweet) 曲紹介 これは何千年も先の話 *Luna氏 の9作目。 イラストを しおから氏 が、動画を Not-116氏 が手掛ける。 歌詞 君には私が見えるの? こんなこと何百年ぶりかな すごいマヌケな顔だね やっぱり驚いちゃったのかな 君の質問には答えたくないよ だって今までの経験から言うと 私の話を聞いた人はみんな 怯えながら私から離れて行った 仕方ないな ここだけの話 ある女の子が あるモノを求めて ずっと彷徨い続けてる どうしても彼女は 諦めれなかった だから今でも 1人寂しく歌う 君には私が怖くないの? こんな人何千年ぶりかな すごい可愛い笑顔だね 急に赤くなってどうしたの 君の心は優しくて暖かいね 私なんかを手伝ってくれるの? でもねもう何を求めていたのか 思い出せなくなっちゃってるみたいなんだ ねぇ聞いて ここだけの話 その女の子は 無意味に繰り返す 無数の日々に呆れた頃 1人の男の子に ある日出逢って 孤独以外の 感情に触れた 無色だった私の日々が どんどん君の色に染まってく 君は突然私に問いかけた 「どうして一度も笑わないの?」 予感が全身に訴える 君だけの私 君だけに向けた 私のとびきりの笑顔を 何故か涙が零れ落ちて 君の心まで届けと 止まらないよ あぁ もう私は 君の前から 消えてしまう コメント 追加乙! -- 名無しさん (2012-10-07 13 07 51) 追加乙です。*Lunaさんのつくる曲はほんと良いですね!曲も歌詞もとても綺麗です♪ -- 茶慧 (2012-10-07 13 12 16) いいなぁ -- 名無しさん (2012-12-02 13 03 05) 大好きです。 -- 名無しさん (2013-09-14 09 26 21) もっと評価されるべき! いい曲です。 -- 名無しさん (2014-01-13 14 51 14) 泣いた… -- 名無しさん (2023-06-20 16 48 54) 名前 コメント
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ぼくだけのみち【登録タグ VOCALOID べーやんP ほ キンキン 曲 鏡音レン】 作詞:キンキン 作曲:べーやんP 編曲:べーやんP 唄:鏡音レン 曲紹介 僕だけの人生(みち)と読みます。(動画概要欄より転載) ギター:たけ@自宅警備員 ベース:Kira(べーやんP) キーボード:TAATA イラスト:円G 動画:MOVIE HOUSE 歌詞 (PIAPROより転載) 長い冬も終わりを 迎え春風に これから目指す景色へ 夢を押し上げてた 期待と不安 交差しても流れゆく時間(とき)を 止める理由は どこにもないから 走り続けろ! 僕だけの人生(みち)を 探し求めてた 喜怒哀楽を 繰り返してく 盃の中に 月が浮かぶとき 明日の答えが 見つかればいい・・ 自由に生きることは 逆に難しい つい周りを気にしたり 後悔することも どんなに強く 思っていても立ち尽くす波に 押し戻され 前へ進めない 僕を試すの? 黄昏にふけた 過去を見つめてた 人生(みち)から外し 後ろを向くも 押し寄せる波が 行く手を遮る 栄光(かがやき)の跡 引き返せない・・ 最後まで意地を 通すのなら 頑固のままで 涙を笑顔に 変えればいい! 僕だけの人生(みち)を 探し求めたら 暗い闇から 光が溢れ 気がつけば空に サクラの蕾が 未来を詰めて 膨らませてた・・ コメント 名前 コメント
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私だけの物語 私だけの物語 アーティスト ミス・モノクローム(堀江由衣) 発売日 2014年9月24日 レーベル キングレコード デイリー最高順位 1位(2014年9月27日) 週間最高順位 2位(2014年9月30日) 月間最高順位 22位(2014年9月) 年間最高順位 263位(2014年) 初動売上 4202 累計売上 5467 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 私だけの物語 少年ハリウッド 挿入歌 2 Never Ending Story ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 9/30 2 新 4202 4202 2014年9月 22 新 4202 4202 2 10/7 15 ↓ 748 4950 3 10/14 309 5259 4 10/21 208 5467 2014年10月 ↓ 1265 5467 関連CD ポーカーフェイス キミとボク
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最後に仰いだ青空は、見たことも無いほどに綺麗な空で、波頭に打ち寄せる波音を聞きながら綺麗だなって思ったの。 そして自分の命が流れ出すのを感じながら、あぁ、このまま死ぬのねって考えたわ。 ほとんど消えた意識と視界が、真っ黒な何かを捉えたとき、あれはきっと死神なんだって………… 目が覚めるとそこは、雑誌で見たことのある作りの家だったわ。珍しい匂いのする草を編んだ床と、綺麗な木目と 木の香りのする家。着たことの無い肌触りの服はとても気持ちよくて、腰に巻かれた帯はとても綺麗だったわ。 寝かされた私の傍らにはうさぎの様に真っ赤な目をしたお兄さんが居て、私と目が合うとぽろぽろと泣きながら私を抱きしめてくれた。 不思議と穏やかな気持ちになって訪ねてみたわ、ここはどこ? お兄さんは誰? 私、撃たれて死んじゃうはずだったのに、なんで生きてるの? それともここが天国ってところかしら? でも私は沢山殺したからきっとここは地獄ね 「大丈夫、君は生きてるよ。でも……」 お兄さんは驚いた顔をしながら、それでも私を離さなかったわ。お兄さんの暖かさを感じて、この温もりを独り占めに出来たらって思った。 横に開く扉の様な物を開けて、大きなおじさんと綺麗なお姉さんが入ってきた。そしておじさんが私に質問を始めたわ。 神族や魔族、世界を繋ぐ開門。 私がなんで血まみれでいたのか、なぜBARなんて銃を持っていたのか。 質問の前半についてはさっぱりでなんのことなのか分からないと答えると、ふぅって溜息の後でまたかって呟いたわ。 私は違う世界にやってきて、今際の際から浮上し、ここではまったくの異邦人なんだって。 後半の質問にはちゃんと答えたわ。 隠す必要なんてないもの。 それにここが本当に私の居た所じゃない無いなら、隠す必要も無いわ。 もしこの人達が、あのおばさんの仲間なら皆殺しにすればいいもの。 ロアナプラでいっぱい殺した事、逃し屋で高飛びしようとした事、撃たれて死んじゃうはずだった事。 三人は凄いショックな顔をして、うさぎの様なお兄さんはまたぽろぽろと泣きながら抱きしめてくれたわ。 「そうか……大丈夫だから……ここには君を傷つける物なんて無いから」 そう話すお兄さんはまるで贖罪の様に私を抱きしめて言ってくれたわ。 お兄さんからは血の匂いがべっとりとしたから、多分お兄さんは 殺した事のある人なんだって分かった。 でも私の様に腐ったドブの匂いはしなかった。 それが羨ましくもあり、妬ましい。 なんで私達と同じ様に歪んでいるのに、なんでこんなにも優しいの? こんなにも綺麗なの? こんな綺麗な涙を流す人を私は知らない。 あのおばさんの仲間には決してこんな人は居ない。 「なんで……なんであなたみたいな子供が……」 お姉さんの質問は途切れてしまったけれど、なにが言いたいのか分かったわ。 だから答えてあげたの。 世界は優しくなんか無い。 神様は残忍で、笑いながら私達を血反吐の中へと突き落とした。 見上げる空は何時も灰色の空、見渡せば空と同じ色をした高い高い壁。 暗い部屋で死ぬほど蹴られ続けて、何時の頃からか連れて来られた 私と同じ様な子供を、私と兄様がバットで何度も何度も叩いた事も。 それを見て笑ってる大人と、同じ様に笑う私と兄様。 これは仕組みなんだわ。 そう思えば不思議と私達に残酷な世界を好きになれた。 世界は殺して、殺される事でリングを繋ぐ。 だから引きずり出した内臓の暖かさも、どろどろと流れる血の紅も好き。 私達は沢山、沢山沢山殺したわ、リングから落ちない様に。 殺した分だけ命は延びる、輪は繋がれていく。 私達はNeverDei…… 凍りついた場。 無意味に流れる一瞬。 それを破ったのはお兄さん。 私を掻き抱くお兄さんの手に力が篭り、優しい気持ちが 私を暖めてくれる。 「そんな事は無いっ! 確かに世界は優しくないかもしれない、けど……それでも……それだけじゃ無いんだ」 ラグーン商会の船でも似た言葉をくれたお兄さんが居た。 でも私はそれだけじゃない世界を知る事無く、死んだ。 一回死んだ私は、目覚めたここでそれに触れることが出来るのかしら? いいえ、きっとそれは無理。 だって私は血でべっとりとしているもの。 「大丈夫だ、俺が……俺が君を守るから。俺が守るから……だから……」 守ってくれるなんて言ってくれたのは、このうさぎのお兄さんだけだから、私はお兄さんを好きになったの。 守られる。 総てを委ねて、その腕の中でまどろむ様に過ごす日々は、きっと優しい毎日なのだろう。 なぜかそれを信じさせてくれる紅い目と、 掻き抱く両の手の暖かさだった。 出来る事ならずっと一緒に居たい。 そうしていれば何時の日にか私もお兄さんの様に綺麗な瞳になれるだろうか? でもそれは無理かもしれない。 お兄さんは腐った血反吐の中では笑えないだろうから、私は、私達はドブの中で笑うから。 早くここを離れなきゃ、ここは明るすぎるもの。 優しいから長居したくなるけど、灯りは汚れた私を映し出す。 もっと……もっと暗い場所へ行かなきゃ…… 「駄目だ! 俺が守るって言ったんだ。俺と……暮らそう」 思わず漏らしてしまったのかしら? お兄さんはこんなにも汚い私と一緒に居ようと言ってくれた。 こんなにも汚い私を 真っ直ぐに見て、触れるのも躊躇する汚物の私を守ってくれると、私と一緒に暮らそうと…… なぜこんなにも違うのかしら? 私と同じ様に殺しているお兄さんはこんなにも綺麗なのに…… 同じ引鉄を引いた指なのに、どうして私のそれと違い、お兄さんの指はなんて綺麗なのだろう。 憧れと嫉妬が綯い交ぜになって、どうしたらいいか分からなくなるけど、漠然と浮かんだのはこのお兄さんと居たいなって事。 おじさんとお姉さんは困惑した顔をして、私を離したお兄さんは二人に頼み込んでいる。手元に銃があれば話は簡単なのに、 あいにくと愛用の機関銃はどこか別の部屋に置いているみたい、残念ね。 そんな事をぼーっと考えていると話は纏まったみたいで、どうやら私とお兄さんは一緒に暮らす事になったみたい。 勿論私に異論なんて無いわ、うさぎのお兄さんと一緒にバスケットを持ってお出掛けしたいもの。 二人で暮らす様になって数日後。 兄様と私は家事が壊滅的に駄目なのが解かったわ。 ご飯はユーストマのおじ様の家や、フォーベシィのおじ様の家で頂く毎日。 たまに楓さんの家でご馳走になってるの。 そしていつしかうさぎのお兄さんを、兄様と呼ぶようになっている私。 その理由は兄様が私を愛してくれているから。 不器用に、一生懸命に、知らない誰かの贖罪を兼ねながら私を愛してくれているから、私の歌声を聴いて笑顔で居てくれるから。 そんな兄様を私も愛している。 私達を守り、一緒に居てくれる兄様は、血反吐のドブを少しずつ綺麗にしてくれる気がするもの。 でも兄様が! 兄様がリシアンサスやネリネや楓と一緒に笑って居るのは大っ嫌い!! 私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が!! 私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が!! 私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が、私だけの兄様が!! でも、まだ殺してあげない…… もっともっと兄様と仲良くなった時に、殺してあげる。 全身に釘を打ち込んであげる、泣き喚く様はきっと楽しいわ。 手足を斧で切り取ってあげる、転げまわる様はきっと楽しいわ。 あの人達を殺したら、兄様はきっと憎悪してくれる。 必ず…… でも、それでも兄様は絶対に私を見捨てない、愛しながら憎んでくれる。 私が彼女達を殺す事で私が兄様を傷つけた事を憎み、同時に腐った私を守る為に愛してくれる。 憎みながら、愛する…… それで兄様は私から離れられない、ずっと……ずっと私と一緒………… でもいつか、いつかそんな腐りきった私を兄様が綺麗にしてくれるかもしれない。 無理かもしれない、私はいっぱい殺したから。でも、それでもいつか……ドブは綺麗になるかもしれない。 そんな事をぼんやりと考えながら、今日も私は兄様の隣で歌っている。 2 落ちていった。俺の機体も、親友の命も。目の前の黒い球体はきっと地獄への入り口。 戻るべき母艦も、信じた道も。想いすらも呑み込んで、いまただ落ちていく。それが門とは知らずに。 目が覚めてまず目に入ったのは木目の天井。寝かされているという事実を認識すると、なぜ自分は生きているのだろうと漫然と考えた。 全てを無くし、亡くしてしまった。守れなかった人と、自分が吹き飛ばした花を想いながら、慰霊碑の前で佇んでいたはずだった。 そこには何も無いと知りながら、ただの石の前で懺悔する俺はまるであの日の様に無力な子供だった。 いや、そうじゃない。自分で自分を嘲り、そうする事で生きている俺は子供以前に価値の無い人間だ。 自慰の様に己を責める事で、俺は俺で居られる。まるで意味の無い行為と知り、それを知る事すら無意味と知っていながらもそうする俺を、 誰かに殺して貰いたかった。 生きていく気力も持てず、自殺する勇気も無い。零れた落ちてしまった命の残滓を舐めて、後悔と未練を見つめて生きて行けるほど 俺は強く無い。だから誰かに殺して欲しかった。奪われたかった。今度は俺の命ごと、なにもかも。 慰霊碑の前で佇んで、見知った人間から差し出された欺瞞の手から逃げ出して、空っぽな自分は走り出す。 半ば意図的に踏み外した崖縁。こんな情けない死に様が俺にはお似合いだ。 逆さまの風景を見ながら万有引力の法則に従って、そのまま海面と突き出た岩に叩きつけられる瞬間に恐怖し、その先の 解放を心待ちにしながら、俺は黒に飲み込まれた。 生きていると理解すれば安堵した。あれほど居なくなってしまいたいと願いながら、やはり死んでしまうことを恐れた。 自責と自虐と自嘲。それは死に損ねた自分に許された救いなのかもしれない。無様だ。 生きることを苦痛と感じ、死を願いながらそれを恐怖する。滑稽なほどの生への執着。 木目の天井を見上げながら思った。 だったら生きてやる。醜く、あざとく、この生に執着してやる。生きて生きて生きて! その果てに死んでやる!! 死に損ないの俺の、何も無い空虚な俺の最後の足掻き。家族やマユ、レイや友達の面影に浸って、打ちのめされて、それでも生きてやる。 死んでなんかやらない。繰り返しだとしても、今度こそ誰かを守ってみせる。たとえ守りきれなかったとしても、俺は守ることしか出来ない。 だらしの無い格好で部屋に入って来た大男に、矢継ぎ早に質問を投げかけた。 俺はどれくらい寝ていた? ここはどこだ? 返ってきた返答は聞いたことも無い土地。困惑しながらここはオーブでは無いのかと聞いてみたけど、逆に質問をされた。 神族? 魔族? 開門? 訳が分からない。少しずつお互いの情報をすり合わせる。俺は神だの悪魔だのなんて存在を知らないし、ここがどこかも分からない。 向こうが言うにはコーディネイターなんて存在しないし、人類は宇宙に住んでも居ない。 勿論俺は狂ってなんていないし、このおっさんの頭がイカレている様には見えない。お互いが出した結論は、俺は異邦人であるということだけ。 どうせコズミックイラに未練なんて無い。だけど決して忘れない。思い出と痛みと、温もりと哀しみだけは絶対に忘れない。それだけが俺に残った 最後の残滓。泣きたくなるほどの幸せと、笑いたくなる程の哀しみだけが俺の足掻きの糧なんだから。 行く当ての無い俺はしばらくこの家で厄介になることになった。この馬鹿でかい家にはこのおっさんとその娘の二人暮しで、どうやらこの人達は 偉い人達らしい。そうは言われても議長のような雰囲気を持たないこのおっさんが、とてもじゃないが王様には見えなかった。 そして少しづつ知るこの世界。神族って奴らと魔族って奴らがある日突然現れて、人間と仲良く暮らしてバランスを保つ平和な世界。 おっさんやおっさんの娘のリシアンサス、その友達から話を聞きながら俺は信じられない気持ちだった。 よく戦争にならなかったな。ある日突然現れたまったく違う種を受け入れて共存するなんて、C・Eでは想像すらできない。 逆に彼らからすれば、C・Eのほうが信じられないそうだ。人類が宇宙に住み人型の兵器を操って戦争するなんて、彼らの常識では それこそ漫画やアニメだけだそうだ。そして誰かの何気ない質問で、俺はここが本当に平和なんだなって実感したんだ。 「それで、シン君も敵をやっつけたりしたんだ?」 「……あぁ、沢山撃ったよ。俺は軍人だからね」 よほど怖い顔をしたのだろう。その一瞬まで和やかだった場は静かになった。リシアンサスが複雑な表情で聞いてくる。 「どうして……兵隊になったの?」 簡単なことさ 「中立国が戦争をして、俺の家族が吹き飛ばされて、孤児になった俺は軍に入った。無力な自分が許せなかったから……」 でも無力なままだった。誰も守れず、誰も救えなかった。 「いつだって人は花を吹き飛ばすんだ、俺も守るために撃った……もう二度と失いたくないから」 そう言いながら俺も吹き飛ばして、砕かれた。 静まり返る場に居ながら思った。誰も戦争なんて知らないんだ、銃声を聞いたことも無ければ爆発も見たこと無いし 焦土と瓦礫の山に立ったことも無い。そんなことはテレビのニュースや漫画の様に別次元のことなんだろう。 ……でもそれは良いことなんだろう。そんな経験なんてしなくて良い、あんな思いなんてしないほうがいい。 気まずいまま解散した数日後、俺のこっちでの戸籍やらなんやらが揃ったらしく(手続きがやけに早かったのは 仮にもおっさんが神王だからか?)俺は拾われた家を出た。とは言っても近所の空き家を神王と魔王の二人が保証人に なって貰って借りただけなんだけど。 なんでここまでしてくれるのか? と聞いたら前例の無い漂流者を、ましてや天涯孤独な少年をほっぽり出してさようなら というのが許せないからだと笑顔で答えてくれた。その暖かい笑みが俺をプラントへと連れていってくれた人と重なって、気がつけば 頬を涙が伝って、地面に落ちた。 移り住んで何日かたったある日、抜けるような青空の下で、血まみれの少女を拾った。 黒い豪奢なドレスとは正反対の白い肌。流れる銀髪と幼い顔とは裏腹な機関銃。そして真っ赤な血。 あの日、逝ってしまった妹と重なったその少女を抱えて俺は、神王の家に駆け込んだ。 目が覚めた少女はグレーテルと名乗り、話をする内に分かったことは俺と同じ天涯孤独な異邦人。 行く当ての無い彼女を俺は引き取ると主張した。なぜだか分かったんだ、この子が哀しい子供だって。 そして…………壊れているんだって だから俺が守ってやるさ、今度の今度こそ。ステラの時の様に、死なせたりなんかしない。 一覧へ