約 3,365,051 件
https://w.atwiki.jp/tyuu2nouryoku/pages/122.html
「アタイは強くなる・・・もっと・・・もっと」 名前 キョウコ 性別 女性 年齢 17歳 誕生日 11月29日 身長 169cm 趣味 [失ってしまった] 好き 強いヤツ 嫌い [失ってしまった] 大切 [失ってしまった] 【重震偏異】 【重震偏異】 貴方は重力固定と重力崩壊、二つの異能を行使できる。 重力固定は貴方が殴った物質を、三レスの間だけ通常の数倍もの重力が影響するようにする。 重力によって動きが鈍重となるだけでなく、擬似的に重さが数倍にもなるので、それを支えきれない脆弱な構築物なら自重だけで潰すことも可能。 重力崩壊は殴った場所に全方位からの重力を集中させて、過剰な圧力によって半径5m圏内を空間ごと圧潰する。 ただし重力の集中が開始してピークに至るまでには数秒のラグがある為に、策がなければ容易に回避されてしまう。 ただしこれらの力は常時には半分にも満たない出力でしか使うことができない。 完全な力を出すには、引き換えとして貴方は己の理性が失われた、狂化形態でも言うべき状態になる必要がある。 一度この状態になれば貴方は自分の意志でこれを解除することはできず、戦闘不能になるでそれは続く。 またこの間、貴方は理性を失うことで戦闘技術は半減するが、身体能力が人間の限界まで引き上げられる。 身体能力:総合格闘技の熟達者 初期装備:近接武器を一つ +Q&A Q&A Q.近接武器は半月状の刃のついた拳鍔にしようと思います。これによる攻撃が命中した場合も"殴った"とみなしても良いでしょうか? A.打撃が成立した場合のみにみなされます。なので刃で切り裂いただけでは発動しないのでご注意を。 Q.重力崩壊は自身も巻き込むタイプの攻撃ですか? A.自分は巻き込まれないつもりではありますが、あえて巻き込まれるように設定する分には構いません。 Q.狂化状態はロール終了時に解除されるものですか? それとも永続的なものですか? A.一時的なものでも、永続的なものでも、どちらでも構いません。 概要 【重心変移】が謎の声の主に与えられた力によって変質した姿。 容姿は以前より肌の色がやや浅黒くなっている。 性格も歪められてしまっている。一人称が「アタイ」になった。 嘗て研鑽し磨き上げた技は能力の変質と共に失われてしまった。 方向感覚は相変わらず狂っている。 装備 ≪震月≫ 外縁に半月状の刀が付いた拳鍔。見た目のイメージはBLEACHの鐡拳断風で手に持ってるやつ。元々は儀式用に使われていた物らしく刃の部分は潰れており切り裂くことはできない。
https://w.atwiki.jp/tyuu2nouryoku/pages/125.html
鋩(きっさき)に“絶”望を込めて―――― 「…………なんだ、そんなものかよ」 名前 鬼ノ江 倫右衛門(きのえ りんえもん) 性別 女性 年齢 凡そ15歳 身長 160cm 体重 50kg 所属 なし 出身 【帝國】 概要 嘗ての【帝國】にて、一剣士としてその腕を国のために捧げんとしていた若き剣客。 ある時、幕府の中枢において秘密裏に行われた剣術の大会。対戦者を殺す事で決着させる凄惨な試合を勝ち抜き、勝利した先で渡されたのは一振りの剣であった。 その力を知ると同時、剣士として目指すべき頂点を嘲笑うかのような其れに、自らの誇りと目標を甚く傷つけられる。 生き甲斐を失い国を出奔して数年、人に仇為す怪物狩りを生業として日銭を稼ぎながら。 しかし達人と称されるだけの腕前は辛うじて維持し続けている。それは無気力というほど絶望的にもなれない、一縷の希望を求める心の根底にあるのだろう。 容姿 一度も切った事がなさそうな豊かな黒髪。 その奥に揺れる、危うい均衡を秘めた暗い双眸。 ほっそりした体躯に、指先まで隠れる袖の大きな作務衣。 擦り切れた人足袴に草鞋、そして抜身の直剣をぶらりと手に提げて。 一昔前にあったであろう時代がかった剣客の姿を、今も尚恥じることなく身に付けている。 補足するなら――――絶壁。どこが、とは言わないが。 性格 気難しい、という言葉が良く似合う性質。 愛想は決して良いとは言えず、女性らしさなど微塵もないなげやりな態度が目立つ。 格式高い出身からか無益な殺生はあまり試みないものの、生きるため、ひいては金銭の為に命を奪う事を躊躇わない点では明確な悪。 表面上は冷静沈着を気取り、熱い血を燃やす事は絶えて久しいものの、剣客としての人生に彩りを添える闘い、中でも強者との闘争に一縷の生き甲斐を感じたいと願っている。 特に老齢という訳ではなさそうだが、喋り方は古風を好む。 うっかり剣を落とさないよう、柄に通した紐と手首を結ぶなど几帳面な一面や、戦闘時斬ったものに点数をつけるといった癖を持つ。 能力 [部分編集] 名称 【刹螺絶剣】 系統 近距離系 属性 絶断 装備 冥刀『刃』 破壊力-A スピード-なし 射程距離-E 持続力-D 精密操作性-E 成長性-E 本体は能力を持たない。代わりに、一振りの剣を有する。 この剣はあらゆるものを須らく、抵抗なく斬り捨てる。 切れ味は凄まじいという他なく、うっかり落とせばそのまま星の中心まで貫くほど。 その力は地上最硬の不壊物すら、自身の威力と引き換えに、ごく短時間ではあるが破壊の可能性に届かせ得る。 +原文 【刹螺絶剣】 貴方は無能力者の剣客であり、一本の剣を所有する。 この剣の刃には、触れたものが存在するものである限り、確実に切断する『絶断』概念が宿る。 例え炎や雷、魔法や能力による現象であっても、この刃は切断してしまう。 そしてもし絶対に壊れないような『不壊』概念や、その類の力を宿すものと触れ合った時。 お互いの『絶断』『不壊』概念は打ち消しあう結果、その瞬間のみ、お互いに普通の切れ味、普通の耐久力に戻ってしまう。 身体能力:剣の達人 初期装備:上記の刀剣を一本 +Q A Q A Q.剣が破損した場合は修復することは可能でしょうか? A.自力では不可能です。製作や修理が可能な他の能力者の力が必要となります。 所持品 絶剣「刃」 別名『冥刀(めいとう)』、『城割りの刃(しろわりのじん)』。 刃渡り約3尺の細身の両刃長剣で、古くは城を一太刀で堕としたという逸話が名の由来である。 装飾は徹底的に削ぎ落とされ、剣身、ハバキ、柄以外は存在しない。柄は粗削りなままの木地で、よく使い込まれた手脂で艶やかに光る。 反りの無い両刃と一見洋風の造りであるが、刃幅刃厚共に薄く鋼を皮鉄で挟んだ鍛造品で、地金と刃金の境界が美しいが波紋はなく直刃。 鍔はおろか納める鞘すらないため常に抜身で所持せねばならない。 正体は【帝國】に古くから伝わる最上級大業物が一振り。 作刀者は個人でなく、嘗て名立たる鍛冶士たちが挙って鎚を振い、幾代も継承し造り続け完成した古の一振り。 斬れ味のみに一心を傾注されたその刀身は、触れたもの悉くを両断する。 そのため鞘に納める事さえ出来ないばかりか、地面に落としただけで土を裂き際限なくめり込んでいくので、常に手に携えなければならず。 仕方なく歩行時は地に引き摺って携行するため、通った後には地層深く裂かれた一本の跡が残るという。 帝國人で剣に関わるものならば知っていてもおかしくない、最早眉唾ものの伝説である。 来歴 まだなし。 人間関係 [部分編集] +... +... 「……今日で - 人目か。 よくもまあ、飽きないもんだ」
https://w.atwiki.jp/shareyari/pages/418.html
作者:◆EHFtm42Ck2 【1】 【2】 【3】 【4】【5】 太陽さんが顔を出し切って、明け方からけたたましく鳴き続ける種類不明の鳥にもそろそろ疲れの色が 見え始める朝。大多数の日本人が、辛くて長いこの一日をどうにかこうにか乗り越えるための準備のまっ ただ中にいるんだろうそんな時間。 「……一睡もできんかった」 俺はそんな有様だった。この一晩、しくしくと泣いて過ごした。もちろんベッドの隅っこで体育座りだ。 鏡を見てないから断定できないが、一晩泣き腫らした俺の顔は今や悪鬼羅刹級、罷り間違ってテレビに映っ たりしたら間違いなくモザイク処理を施されるレベルだろう。……うっ、また涙がっ。 わかってもらえるだろうか。何の前触れもなく突然目覚めた能力。その能力で他人を傷つけたこと、そ してこれから誰かを傷つけてしまうかもしれないこと。それは正直、今までに感じたこともない種類のも ので。経験したこともなかった感情に、俺はただガキのようにピーピー泣くことしかできなかったんだ。 「……結局、どうすりゃいいんだろ、俺」 今の状態で他人と触れ合いたくない。なんたって能力が発動する条件がわからないんだから。いつの 間にか周りの人間みーんな砂になってましたー! なんてありきたりなホラーみたいな展開は勘弁だ。 ……くだらねえこと言ったけど、そんな光景リアルに想像したらまた泣けてきた。馬鹿な俺。涙のルー プに入りかけたところ、部屋の外から声がした。 「こんこん。豪ちゃん、そろそろ起きる時間だけど……。やっぱり具合悪いの?」 コンコンとドアをノックしながら「こんこん」とか口で言っちゃう人。すっかり人相悪く育った可愛げ ない高校生男子を「豪ちゃん」とかメルヘンな呼び方する人。 残念ながらこれ、隣の家に住んでてなぜか毎朝起こしに来てくれるツンデレ幼馴染とか、隣の部屋に住 んでてなぜか毎朝起こしに来てくれる血の繋がってない妹とかじゃ決してない。 「こんこん。豪ちゃん? もうお母さん勝手に入るからね?」 少し間があって、俺の部屋のドアがゆっくりと開いた。 ツンデレでもないし、正真正銘血の繋がりがある俺の母さんだ。 たまに漫画やらゲームやらで「お姉さんに間違われるお母さん」なんつーあり得ねーオバさんが出てく るが、うちの母さんはそのあり得ねーが現実にあり得てしまったらどうなるのかというあり得ねーオバさ んだったりする。 「豪ちゃんやっぱり具合……って豪ちゃん! どうしたのその顔! まるで阿修羅様みたいになって!」 部屋に入って俺の顔を見るなり、母さんは悲鳴に近い調子でそう言う。つーか顔を泣き腫らした息子を 見て開口一番阿修羅様って。ほんとに心配してんのかよあんたは。 「豪ちゃん、何かあったの? 昨日から様子おかしかったけど……」 「母さん! 来るな! 俺に近づくな!」 思わずそう叫んだ。昨日手足が砂になっていた赤髪の姿が頭をよぎった。発動条件がわからない以上、 俺は他人に近づいちゃいけない。近づかれちゃ、いけないんだ。 「ひっ! そ、そんな……。豪ちゃん……うっ。しくしく。めそめそ」 悲しいことに俺の母さんは、擬音を何でも口に出して言っちゃうちょっと残念寄りに分類される人だ。 その辺はもう我慢してくださいと不肖息子から断っておく。いい年なんでやめて欲しいのが本心だけど。 っとそれより! まずい! ダメだ! 俺ったら何をのんきな! 母さん泣いてるじゃん! な、な だめないと……! 面倒な人が来て面倒なことになる前に……! 「か、母さん! そういうことじゃな――」 「おんどらあああぁぁあぁああぁぁああぁぁ! こんの馬鹿息子めがあぁあぁぁぁあぁぁぁ!!」 うわぁ……来ちゃいました、やかましい人が。階段をドッスンドッスンと駆け上がる騒音とともに、 たぶんご近所じゅうに鳴り響いただろう町内放送級の大音声を張り上げて。 「くぅぉらぁあ馬鹿息子ぉ! 腑抜けて起きてこないばかりか、心配して見に来てくれた自分の母親を泣 かすとは、父さんはお前をそんな男にした覚えはない! つまりお前はもう伊達さん家の子じゃあない!」 あらま、あっさり絶縁されましたよ。ちなみにこの絶縁宣言今回で六十回目ね。 「香澄(かすみ)、大丈夫か? 安心しろ、君を泣かせた男とはたった今親子の縁を切ったからな」 「ぐすっ、ひっく。か、魁斗(かいと)さん。豪ちゃんが、豪ちゃんがぁ……」 「あーよしよし。大丈夫大丈夫。この不動明王みたいな悪人ヅラは簀巻きにしてカリブ海にでも捨ててくるから」 泣き虫幼な妻(見た目だけ)、伊達香澄。頼れる旦那様(主に間違った方向で)、伊達魁斗。子は 親を選べない。騒々しいし見てるとイラッとするバカップルみたいなこの二人が、残念ながら正真正銘 この俺、伊達豪輝の両親ってわけだ。つか父さん、不動明王様に謝れ。 完徹明けの頭には優しくなさすぎる不毛な騒動をなんとか収めて、父さん母さんと一緒にいつもより遅めの朝飯を囲む。 結局俺は、昨日の出来事を包み隠さず吐いた。 二人がどんな顔で俺の話を聞いていたかはわからない。でもどんなに残念なバカップル夫婦だっつっても、 やっぱり俺の両親なんだから。きっと馬鹿正直に真面目で神妙な顔で聞いてくれてるんだろうと思った。 「香澄、味噌汁おかわり欲しい」 「あ、はーい、ってあら? 魁斗さん、口元にご飯粒がついてますよ」 「ん、本当か? どこだ? こっち?」 「ぶっぶー外れ。こっち、ですよ。じっとしててくださいね……。はい! 取れました!」 「お、おお。ありがとう香澄」 「ぅんもう、世話の焼ける旦那様。んー……ぱくっ」 「か、香澄! それ俺のほっぺについてたご飯粒……!」 うんうんやっぱり真面目で神妙な顔して 「聞いてねえぇぇぇ! あんたら息子の苦悩話全っ然聞いてねえぇぇぇ! いや絶縁されたから元息子? 何でもいいけど俺ガン無視して初々しい新婚さんみたいなB級演劇やめろおぉぉぉ!」 結婚二十年近い夫婦が名前で呼び合ってるのも珍しいんだろうが、しかしこのバカップルぶり。息子で あることが恥ずかしい。鳥肌が止まらない。 「まったく朝っぱらからシーハーやかましい奴だなお前は。ちゃんとシーハー聞いてたさ俺は」 「魁斗さん、つまようじで歯をシーハーしながら喋っちゃだめですよ。『シーハー』が何らかの修飾語み たいになってます」 聞いてない。絶対こいつら俺の話聞いてない。 へ、へへ。なんだろ。なんかもう早くも馬鹿らしくなってきた。 「どうだ豪輝。そろそろ馬鹿らしくなってきたところか?」 「あ、うん。どこぞのバカ夫婦のおかげで」 「よかったぁ、豪ちゃん元気になって。さ、朝ごはん食べて学校行きなさい。遅刻して行きますって連絡 しておくから」 そう言って母さんはパタパタと廊下の方へ消えていく。電話をかけに行ったんだろう。聞こえるかはわ からないけど、一応言っとく。 「あ、うん。ありがと母さん」 「豪輝高校入って初めての遅刻か? まったく中途半端な奴だな。遅刻するなら一年の入学式から遅刻し とけってんだ」 「変なこと言うなよ。俺の顔でんなことしたら即不良認定されちゃうだろ。今日の遅刻も何言われるか…… あれ? 父さん?」 「ん? ああ! 俺の手! 足! ない!」 し、しまった! バカ夫婦のおかげで馬鹿らしくなっちゃって気抜いたら能力がもう大変なことに! 父さんの椅子の下には白く光る砂。やっぱり間違いはない。これが俺の能力なんだ。今までなんともな かったのに、いきなり発動した? 「おう、手足生えてきた。ふぅー、今のは久しぶりに焦ったぞ豪輝」 「ご、ごめん父さん」 素直に謝るしかなかった。ちょっと油断したらこんなことになる。俺、なんて迷惑な存在なんだろう。 あーあ、また泣きそうだ。 「はぁー、学校に電話するのって緊張するわねー。豪ちゃん今度から自分で、って、何この砂は!?」 空気読まずにのほのほ戻ってくる母さん、父さんの椅子の周りに突如散布された砂に驚愕するの図。た ぶんこれが模範的にして一番面白くないリアクションだろう。 「香澄。ちょっとこの息子の目を見てやってくれないか? いや、あまりに目つきが悪くて気が引けるの はわかってるが、なーに、いざって時は俺もいるし」 帰ってきた母さんになんか言ってる父さん。いや、「いざって時」の意味がわからん。俺、あんたの息子。 「かわいい豪ちゃんの顔なら二十秒くらいは見てられますよ。ほら豪ちゃん、顔上げて」 二十秒かよ。それじゅうぶんみじけーよ親と子という間柄にしては。 「あ、念のため膝立ちで」 父さんの横やりが聞こえて、母さんはまた素直に膝立ちになる。 父さんの意図はもう、なんとなくわかってきていた。だから俺は意を決して顔を上げた。 にこにこと微笑んでる母さん。その顔はあらゆる意味で、俺がもっとガキだった頃から少しも変わって ない。こんな目つきの悪い男子に育っても、こんな迷惑な能力を持っても、この人は…… 「きゃあっ! 手が! 足が! なくなっちゃったぁっ!」 で案の定能力発動だ。派手に取り乱す母さんを、父さんはしっかと抱き締めている。「大丈夫だ! 俺 はここにいるぞ!」とかほざいてるし。どこの三文役者ですかお二人さん。 「香澄の犠牲ではっきりしたな。豪輝、お前の能力の発動条件だ。もうお前もわかってるだろうが」 犠牲ってなんですか人聞きの悪い。母さん生きてるだろ。 「うん、なんとなくは。どうも一定時間目を合わせるとダメっぽいな」 「正確には三秒だな、たぶん」 この人はさっき自分の手足を砂にされたあの一度だけで俺の能力が発動する条件に当たりをつけて、そ して今母さんの手足が砂になった一回でそれを完全に絞り込んでしまったらしい。なんだかんだで父さん はこの辺の洞察力っつーのか観察力っつーのかが常人より優れてるんだろう。伊達に弁護士なんつー大層 な仕事についてるわけじゃないってことだ。俺はこの人には絶対弁護を頼む気にはならんけど。 「そう……。目を合わせ続けることが条件なのね。くすくす、それなら豪ちゃん、安心ね」 くすくすと笑ってるわけじゃない。口で発音してるんだこの人は。残念なオバさんなんだこの人は。 ぜひ笑ってやってくれ、くすくすと。 「安心ってどういうこと? 母さん」 かなり軽い気持ちで聞いた。まさかこの後 「だって豪ちゃん、眼力強すぎて目を合わせてくれる人少ないんでしょ? だったらその能力で迷惑を被 る人、いないじゃない」 慈愛に満ちた笑顔の母さんから、こんな心を引き裂き、抉り、貫き通すようなお言葉が飛び出すとは思 わなかったんだもの。 「はっはっはっ! 確かにその通り! さすがだな香澄は」 快く同意してる奴約一名。 ……はは、ははは、実にまっとうなご意見だコラッ! まったく、この人たちはほんとに親か? そろ そろ本気で馬鹿らしくなってきたぞ。 「ま、でもな」 椅子に戻ってまた歯糞をほじり始めた父さんが、ぽつりと呟いた。 「俺と香澄はもう、お前と目合わせて話せないんだな」 「これから先、ずっと。そう思うと、寂しいね」 母さんがそれに同調する。 ん? ちょい待て。いきなり随分深刻そうだけど、この人たち忘れてないか? 「いや、これ昼の能力だから……。夜はどうかわかんないだろ」 「ったく馬鹿息子だなお前は。朝のおはよう。朝飯の団らん。毎朝お前の顔をちゃんと見られることは、 ささやかだが立派な幸せのひとつだ。伊達さん家の息子としてそれぐらいのこと、わかってろ」 父さんがどんな顔でそう言ったか、俺にはもう見えない。 言うべき言葉が何なのか、全然わからなくて。 「……ごめん」 ひねり出した言葉はあまりにありきたりで、ひどく場違いな気がした。 登場キャラクター 伊達豪輝 伊達香澄 伊達魁斗 上へ
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/4172.html
「とうとう見つけたぞ……復活草……」 死者スレで死者達がミクトランの愚痴を言っている間に、復活草を見つけた劉鳳。 「待っていろ!カズマにミクトランに主催者にアンチ連盟に真の黒幕!貴様らは俺が断罪する!!!」 そう叫び復活草を使う劉鳳、そして彼は再びカオスロワに舞い戻った。 【劉鳳@スクライド】復活確認】 だがバナナの皮で滑って死んだ。 【劉鳳@スクライド】死亡確認】 「この程度で死ぬ訳にはいかん!」 【劉鳳@スクライド】復活確認】 またバナナの皮で死んだ 【劉鳳@スクライド】死亡確認】 「おのれ!」 【劉鳳@スクライド】復活確認】 またまたバナナで(ry 【劉鳳@スクライド】死亡確認】 「ここで退く訳にはいかん!」 【劉鳳@スクライド】復活確認】 でもやっぱりバナナの皮で(ry 【劉鳳@スクライド】死亡確認】 こうして復活と死亡を繰り返す内、劉鳳の周りに人だかりが出来ていた。 「貴様らは……」 「君と同じ症候群患者だよ」 「なん……だと」 驚きを隠せない劉鳳。 「まあそんな事より新入り歓迎会を始めようじゃないか」 だが次の瞬間、彼らの真上に核爆弾が降ってきた。 【劉鳳@スクライド】症候群入りと死亡確認 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険】死亡確認 【セワシ@ドラえもん】死亡確認 【タケシ@ポケモン】 死亡確認 【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】死亡確認
https://w.atwiki.jp/tyuu2nouryoku/pages/142.html
「ご覧の通り、非力なインテリ以外の何者でもないさ私は――――だから暴力はやめろマジで!!」 本名 ヘレナ・フラヌス 性別 女 年齢 14歳 趣味 研究、盗み聞き、細やかな嫌がらせ 好物 ハーゲ◯ダッツイチゴ味 嫌物 珈琲、抹茶、その他苦いの全般 好き 不完全なもの、努力する人 嫌い 「完全」や「絶対」というワード、暴力、自分 大切 ……さあな? OS 【学園】 所属 なし キャラクター概要 学園中等部二回生に籍を置く少女。 容姿端麗で頭脳明晰、しかし中身は基本的に他人がどうでもよくて尚且つ自分自身すらも嫌う捻くれた厭世家。 それでいてよく厄介ごとに自ら顔を突っ込んでは更にかき乱す。 不機嫌そうな仏頂面がデフォルトで、空気を読まずに皮肉と毒舌をふりまき。 しかし本質的に根は悪くないのか、頼られれば答えるし、困っている人には救いの手を差し伸べたりもする。 早い話がツンデレに似たようなもの。それを指摘されても本人は「捻くれているだけ」と鼻で笑い捨てるだろうが。 学生の身分でありながら学園の研究所にも出入りしており、その研究に深く携わっている。 主に能力開発の分野で指揮をふるっており、彼女によって能力を発現、調整された者も少なくないとか。 しかし彼女が関わっているのはあくまで『表』の分野のみであって、『裏』でその姿が見られたことはなく。 それどころか彼女自身が『裏』を忌避している節すらあり、どうやらそこに性格の歪みの一因があるらしい。 その出生と遍歴と ある高名な錬金術師の血族の末裔であり、幼くして歴代最高の術師と称された天才。 彼女は生まれながらに賢者の石と同質の力を秘め、6歳の時点で卑金の貴金への変換を成功させたという。 そした12歳を迎えた彼女は、学園にスカウトされたことでその研究所に向かう。 目的はただ一つ、錬金術の一つの到達点である『完全な生命』を創造する為だったのだが。 そして彼女は、かつて旧『学園地下研究所』で進められていた【八つの未完のプロジェクト】のひとつ、『円環する生命』に携わる。 研究を成就するために彼女は己が錬金術を異能に昇華させてまでして、最終的に【未完】を【完成】へと導いた。 それは生命の究極系、まさに完全な生命体と形容するに相応しいものが誕生した……のだが。 しかし彼女は生み出されたそれを『あまりに醜い』と一蹴し、己が研究成果の全てを否定したのだった。 そして彼女は研究の成果と記録を全て抹消して姿を眩まし、その直後に地下研究所が事実上の崩壊を迎えたことでその痕跡はうやむやとなり。 現在、ただの一生徒であり一研究者でしかない彼女の足跡を知るものは極僅かであり、彼女自身も語ろうとはしないのだった。 容姿 ヘアカラーは白、アイカラーは赤、表情は仏頂面でデフォルト。 学園の制服の上から白衣を羽織り、頭にはこれもまた白色の三角帽子。 135cmという低身長、そして身長と同じように成長が滞っている胸とか色々が密かなコンプレックス。 そしてその点を指摘されるとだいたいキレる。 能力 名前-【錬基昇創】 破壊力-なし スピード-E 射程距離-E 持続力-A 精密操作性-A 成長性-E 貴方は錬金術師である。 鉛を金に変換する“だけ”の錬金術師ではなく、同系統の物ならば、上位互換する事が可能。 大量の雑草を傷薬に、鉄パイプを切れ味鋭い刀に、土を肥沃な肥料に…… 道端に落ちているものでそれら様々なものに変換可能。 物を武器に変換するには2レス、それ以外に変換するには1レスかかる 身体能力:一般人 初期装備:鉄の塊(大きめ)、薬草10枚(色んな薬に変換可能)、火薬、それらを入れる鞄 質問と回答 複数の素材をベースに一つのものへと変換することは可能でしょうか →複数の素材の変換は可能です 上位互換を重ねて現実には存在しないようなアイテムを作り出すことは可能でしょうか →上位互換を重ねるのは構いません。 ただ、破壊神を召喚する笛など最強アイテムを作るのはやめてください。 最強アイテム系以外はだーいたいつくれると思って可です。 変換にかかる一レスというのは、変換をその一レス内で完了できるという意味か、それとも変換を始めた次のレスで完了できるという意味、どちらでしょうか? →1レス内で完了します。 武器以外ならそのレス内で完了。武器は変換を始めて次のレスです。 あくまで技術でしかなかった錬金術を、生まれながらの特異体質と合わせて異能へと昇華させたもの。 その特殊な成り立ちから、ある意味では人工能力とも言えるが、ある意味では生まれながらの能力とも言える。 彼女自身はこれをインテリの能力と評し、戦闘能力は欠片も存在しないというが。 しかしそれは全くの欺瞞であり、この能力の真に恐るべきはその応用性の高さにある。 カタログスペックだけでは推し量ることのできない凶悪性―――それこそがこの能力の本質だが。 彼女自身が戦闘が大の嫌い、苦手ということもあって、その真価を発揮する場面は中々こない。 日記 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tyuu2nouryoku/pages/51.html
[部分編集] “行為の英雄などはない。あるのは諦念と苦悩の英雄だけだ” 人物紹介/概要/容姿・性格 能力紹介/自主制限 所持品/武具/アイテム/その他 戦闘方法 日記 追記 同じ中の人のキャラ 人物紹介 [部分編集] 名前 -しどう あかがね-志藤 銅 性別 男 年齢 35歳 誕生日 4月2日 身長 177cm 体重 82kg 趣味 歌、ダーツ 好物 肉、魚介 嫌物 キノコ類 好き 名声、名誉 嫌い 自分に興味のない人間 得意スポーツ 球技以外 大切 特になし 概要 [部分編集] この世に生まれ落ちた時に『英雄』であることを義務付けられた男。 大衆からの名声に固執しており、その為なら善悪問わず働く。 だが現在は使命を見失い、各地で用心棒として日銭を稼いで暮らしている。 +過去 [部分編集] 出生は不明で、先の戦争孤児だった。 身寄りもなく貧困に苦しみ、街で常習的に盗みを働いていたところをとある牧師が拾う。 その後に、牧師からギリシア神話の英雄譚を聞き、感銘を受ける。 元々誰からの愛情も受けなかった身だからこそ、神話から「英雄になれば誰からも愛される」という解釈が生まれたのだ。 「志藤」はその牧師の姓であり、「銅」は「金銀に劣るようだが、それらよりも柔軟で人々に愛用されている」ことから名付けられた。 牧師の元でゆっくりではあるが学びを続け、一般社会に復帰。 その後、生まれながらの能力を活かし特撮ヒーローのスーツアクターとなり、ヒーローはそれなりの人気を博した。 だが些細なことから周囲との軋轢が生まれ、悪評も立ち降板。 そこに重なった、唯一自分を愛してくれた牧師の死。 そして気づいた、「子ども達は自分を愛してはいない、自分の演じる『偶像』を愛している」ということ。 ついに彼は、表社会から姿を消した。 容姿・性格 [部分編集] 少し長めの茶髪をオールバックにしている。 小さな瞳は茶に染まっているが、能力発動時は紅玉のように光沢を持つ。 白いシャツに紺のベスト、その上に革のジャケットを羽織っている。 ジーンズを好み、よく買っては履いている。 能力紹介 [部分編集] 能力名 【英雄戦士】 能力分類 近接重視オールラウンダー 初期装備 なし 身体能力 超人 能力性能 飛行能力と衝撃波、高い身体能力 能力対価 常人並の耐久力 タイプ-格闘 属性-無 破壊力-A スピード-A 射程距離-C 持続力-E 精密操作性-D 成長性-B 飛行能力と衝撃波、高い身体能力。 +能力原文 [部分編集] 【英雄戦士】 空を飛ぶ力、鉄を簡単に砕く怪力、手から車を横転させる程の衝撃波を生み出す力を持つ。 しかし、防御力は一般人と変わらない。 スペック:身体能力高め 自主制限 [部分編集] 衝撃波に強い反動あり。連発を不可とする。 所持品 武具 [部分編集] 特に無し アイテム [部分編集] 特に無し その他 [部分編集] 特に無し 戦闘方法 [部分編集] 拳。技自体は喧嘩レベルだが、パワー押しと飛行、衝撃波による遠距離攻撃でカバー。 日記 [部分編集] 16/1/31(日) 旅の女。爆発する弓を持ってた。なんか最近女に弱いみてェな感じになってるけど違う。次会ったらタダじゃおかねえ。……ありゃ、ブレスレットどこやったっけ。 16/1/14(木) 記憶喪失のガキ。能力持ち。大分きな臭ェが、奴の記憶拾いを手伝ってやることに。成功したら金払えよ。 16/1/2(土) 【蹴巧竜人】アルフィラ。竜の鱗の女。予想以上のバケモンだった。終始あいつのペース。腑に落ちねえ。次は、完膚なきまでに勝つ。 +過去の日記 [部分編集] +○月 追記 [部分編集] 名前 コメント 同じ中の人のキャラ [部分編集] 【水掌流武】【一騎当千】【頽廃魔女】 今日の来客数= - 昨日の来客数= - 来客数の総数= -
https://w.atwiki.jp/tyuu2nouryoku/pages/215.html
「お父さん……お母さん……どこにいるの?」 名前 コノミ 性別 女性 年齢 11歳(死亡時年齢) 誕生日 6月6日 身長 125cm 好き お父さん、お母さん 苦手 知らない人(特に男性の能力者) 【終劇弾幕】 【終劇弾幕】 銃火器の概念の集合体である可変武器を操る この武器は特定の形状を持たず、所有者の意思によってその質量・姿形を自在に変える その条件は「銃火器であること」であり、実在する銃火器であればどのようなものであろうとも再現が可能 ここでいう銃火器とは、拳銃・ライフル銃・騎兵銃・狙撃銃・対戦車ライフル・散弾銃・機関銃・擲弾銃などを指す 形状の変化は2レスに一度だけ行え、変化後には弾薬が装填された状態となる また予備の弾薬、弾倉はリロードを行うタイミングで、現在の銃の形態に適したものが手元に召喚される 身体能力やや高・銃火器を扱う技量は一流 容姿 フリルのあしらわれた白いワンピース姿の幼い少女。白い帽子もかぶっている。 肌は青白く少しだけ輪郭がぼやけている。透けていたり、足がなかったり、浮いていたりはしていない。 概要 数年前に能力犯罪者に殺された【逸世砲激】の娘が怨霊化したもの。 普段は一般人の目に映ることはないが、時折実体を伴って現界する。 当時彼女は能力者ではなかったが潜在的に父親の異能力を受け継いでいた。 死亡した直後は非力な地縛霊程度でしかなかったものの、 怒りや悲しみといった負の感情に呼応するように能力に覚醒。 霊体である故にそれと融合する形で不安定ながら実体を獲得し、現世へ干渉する力を得る。 それから夜道で出くわした者の魂を喰いながら数年間少しずつ力を蓄えてきた。 通常状態では一応の意思疎通が可能。年相応の少女らしさも見られるが本質的には人に害なす悪霊。 魂に飢えている状態では問答無用で生者に襲い掛かってくる。 見た目以上に身体能力が高く銃火器の扱いも能力との同化により一流レベルにまで上昇している為非常に危険。 一人称は「コノミ」。決して笑わない。
https://w.atwiki.jp/tyuu2nouryoku/pages/117.html
※死亡しました 「ふふふ、この子に切り裂けない物なんてないわ」 名前 南条斬里(なんじょうきるり) 性別 女性 年齢 18歳 誕生日 9月6日 身長 166cm 趣味 [失ってしまった] 好き [失ってしまった] 嫌い [失ってしまった] 大切 [失ってしまった] 【蒼穹斬悼】 【蒼穹斬悼】 無空間から二つの双剣を取り出す。 この双剣は触れるもの全てを切り裂くことが出来る。 スペック:剣の達人 ※矛盾対策の自主制限として『不壊』は切れないものとします。 但し飽く迄"概念として破壊が不可能"な場合に限り、 鋼鉄の数千倍などの様な物理的硬度の延長線上の"実質的に破壊不能"といったケースの場合は無視します。 概要 嘗ては双剣の技を極めるべく研鑽を積むこの世界に於いては一般的な少女であった。 ある日、謎の声の主に【蒼穹斬悼】の力を与えられ、 同時に人格が変質し狂気の切人鬼と化してしまったようだ。
https://w.atwiki.jp/tyuu2nouryoku/pages/188.html
設定 名前 性別 年齢 身長 cm 体重 kg 趣味 好き 所属 性格 容姿 能力・戦闘方法 【反撥弾丸】 接触によって衝撃波を生じさせるビー玉状の物体を創造する能力 接触によって衝撃波を生じさせるビー玉状の物体を創造する能力 他の物体に触れたり攻撃を受けたり等、衝撃を受けることによって物体を中心に小爆発を起こすように発生する この能力者だけは例外であり、直接触れることも掴んで投げたり指で弾き飛ばすことも可能である その威力は成人男性を数メートル吹っ飛ばす程度で、1レス間に最大3個まで創造できる 初期装備:なし 身体能力:投擲能力に長け、敏捷性がやや高い 質問 小爆発の衝撃ですが、例えば自身の至近距離で爆発した場合、当然自身も衝撃を受けることになるということでしょうか。 →余程の至近距離なら能力者自身も衝撃を受けることになります。といっても2メートル以上離れていれば受けることはないかなと 衝撃を与えると発動するということですが、基本的には自身以外の何かに触れれば爆発、と考えてよろしいのでしょうか。 →その解釈で大丈夫です。ただ衣服に触れるのはナシということで。素肌限定です 1レス間に最大3個生成可能ということですが、2レス3レス生成に使えば、6個9個とストックを貯めることができるのでしょうか。 →可能ですが、直接両手で持てるだけの個数とします 能力の発動時間(生成した弾丸の使用期限)はあるのでしょうか。また、有効射程範囲などはありますか。 →使用期限は特にないです。射程は、爆発してから衝撃波の届く範囲という意味でしたら、1番目の質問の回答で言っているように2メートル未満程度と思っていただければ大丈夫です 持ち物 常備している物 知り合い ※基本的に数回絡んだ人を載せています。 ※勢力関係も載せています。 手記 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruka17/pages/926.html
はるか♪・ザ・ニッパ~♪ シザーハンズ 作詞・作曲:Nem 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 欲しいだけ この指にとまった 雪は溶けないまま 心もブリキだと 何処かで誰かが笑った 映す景色は 歪んだまま この手は この手は 君のその頬に ただ触れることさえできない それなら それなら 僕はどうすれば その笑顔守れる? 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 欲しいだけ 傷つけることしか 僕にはできないなら 君をいじめる奴らを この手で切り裂いてやればいい そうだ これが僕の生まれた意味 この手を この手を 誰もが恐れた あざ笑う奴らはもういない それなのに それなのに 神様どうして? 気が付けば 独りきり 戦って 戦って その笑顔だけを 信じて 戦って 戦った それなのに 優しくて 眩しくて 暖かい何かが この手を通して伝わる 誰よりも 何よりも 僕は弱かった もう二度と傷つけない この手は この手は 君のその頬に 今ならば触れられる気がする もう一度 もう一度 いつか会えたならば 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して あげられる グラン♪ 「クイール♪!」 クイール♪ 「はいッポ。」 グラン♪ 「これが女王様のロボット・・・・。」 クイール♪ 「はいッポ。」 グラン♪ 「女王様に本当にそっくりだ。」 クイール♪ 「完璧ッポ。」 グラン♪ 「でもどうして両手がハサミなんだい?」 クイール♪ 「ハサミじゃないッポ。ニッパーだッポ。」 グラン♪ 「どっちでもいっしょだよ。」 クイール♪ 「人の手を完璧に再現するのはむずかしいッポ。だからニッパーになったッポ。」 グラン♪ 「ふ~ん。」 クイール♪ 「でも手以外は完璧ッポ!」 グラン♪ 「ふ~ん。」 クイール♪ 「この人工皮膚は、特殊シリコンラバーで人肌を再現したッポ。さわってみるッポ。」 グラン♪ 「どれどれ。」 クイール♪ 「肌触り、ぬくもり。ほんものの人間と同じッポ。」 グラン♪ 「どれどれ。」さわさわ「ほんとだ。女王様のぬくもり・・・・・。」 クイール♪ 「頭髪、体毛も完璧ッポ!」 グラン♪ なでりなでり「うん。この指どおり、かるいウエーブ。完璧、女王様の髪だ。」 クイール♪ 「服も全部女王様が実際着ていたものを分けてもらったッポ。」 グラン♪ 「下着もかい?」 クイール♪ 「もちろんッポ。」 グラン♪ ごくっ。 クイール♪ 「実は、アンダーヘアも完璧ッポ。」 ゴツン!!! クイール♪ 「痛いッポ!どうして殴るッポ!」 グラン♪ 「どうして、お前が女王様のアンダーヘアまで知ってるんだよ!」 クイール♪ 「これは想像で作ったッポ。見てみるッポ?」 グラン♪ 「う、うん・・・・。でも、ほかの見えてない部分はどうなってるんだ?」 クイール♪ 「それもすべて完璧ッポ!じゃあ、パンツずらすッポ。」 グラン♪ ごくっ。 はるか♪ 「クイーーーーール♪!できた?」 クイール♪・グラン♪ ビシッ(きをつけ!) はるか♪ 「あらグラン♪ちゃんまで。何やってたの?」 クイール♪ 「さ、最終点検ですッポ!」 はるか♪ 「あ、これね。ふ~ん、あたしそっくりじゃない。」 クイール♪ 「完璧ッポ。」 はるか♪ 「でもどうして両手がハサミなの?」 クイール♪ 「ハサミじゃないッポ。ニッパーだッポ。」 はるか♪ 「どっちでもいっしょよ。」 クイール♪ 「人の手を完璧に再現するのはむずかしいッポ。だからニッパーになったッポ。」 はるか♪ 「ふ~ん。じゃこの子の名前決め~た♪はるか♪・ザ・ニッパ~♪ね。」 グラン♪ 「ニッパ~♪・・・・。」 はるか♪ 「オモイカネ!」 オモイカネ 「ガ~ン♪ゴ~ン♪」 はるか♪ 「実体化しなさい!」 ミヨヨ♪ 「ハイ。」 はるか♪ 「じゃあ、さっそくあたしの人格をインストールして。」 ミヨヨ♪ 「カシコマリマシタ。」 はるか♪ 「くくく。これで完璧ね♪」 クイール♪ 「完璧ッポ。」 グラン♪ 「女王様・・・・・。」 はるか♪・ザ・ニッパ~♪ (2010.8.25up byはるか♪)