約 493,979 件
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/1867.html
セイギノミカタ ヒビキ【登録タグ ID IM パワーパンプ 助太刀 沼倉愛美 特徴付与 特徴指定】 autolink() IM/S07-043 カード名:正義の味方 響 カテゴリ:キャラクター 色:緑 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 ● パワー:2000 ソウル:1 特徴:《音楽》?・《動物》? 【自】あなたがこのカードの『助太刀』を使ったとき、あなたの《動物》?のキャラすべてに、そのターン中、《愛》?を与える。 【起】●助太刀3000 レベル2[① 手札のこのカードを控え室に置く](あなたは自分のフロントアタックされているキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+3000) 弱いものいじめはよせ!自分が、助太刀するぞ! レアリティ:C illust.藤枝雅 助太刀3000。自動効果で《動物》?に対する《愛》?付与が追加されている。 キャラクターとカード名が反映された原作再現的な側面の強い効果。 《愛》?を付与することによって、“愛マニア”フロンや“南蛮我道”ザビーによる強化が見込める。 ただし、《動物》?を持つことが条件なので、あくまでもおまけのようなものと考えた方がいいだろう。 状況次第では強力なカウンターになりえるが、そういった場合でも、相手はこのカードの存在を警戒するはずである。 特徴を付与するという性質上、略奪者アッシュが強化されることもあり得るので気に留めておきたい。 ・関連ページ 《動物》? 《愛》? 「響」?
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/352.html
第3回放送までの死亡者 死因 時間 被害者 加害者 死亡場所 死亡作品 死因 日中 葉隠散 アーカード A-7 ゴルフ練習場周辺 128 『Freaks』Ⅱ 心臓破裂 日中 マリア 津村斗貴子 F-4 西部市街地 130 絡み合う思惑、散る命 刺殺 午後 防人衛 アーカード A-8 変電所周辺 138 遥かなる正義にかけて 捕食 午後 タバサ アーカード D-6 西部上空 138 遥かなる正義にかけて 射殺 午後 坂田銀時 範馬勇次郎 F-4 病院 140 激突! ラオウ対範馬勇次郎!! ……特別ゲスト坂田銀時 撲殺 夕方 空条承太郎 範馬刃牙 D-3 喫茶店付近 150 地獄の季節 撲殺 夕方 範馬刃牙 綾崎ハヤテ D-3 喫茶店付近 150 地獄の季節 撲殺 夕方 志村新八 吉良吉影 F-4 病院 155 万事屋銀ちゃんの店仕舞 爆死 夕方 才賀勝 範馬勇次郎 D-3 東部 158 一瞬のからくりサーカス 撲殺 夕方 ルイズ 津村斗貴子 F-3 東中央市街北 163 二人の女、二人の愛 刺殺 殺害数ランキング 順位 該当者 殺害人数 被害者 生存状況 スタンス 1位T アーカード 3人 葉隠散、防人衛、タバサ 生存 無差別 1位T 範馬勇次郎 3人 花山薫、坂田銀時、才賀勝 生存 無差別 3位T 津村斗貴子 2人 マリア、ルイズ 生存 無差別 3位T DIO 2人 桂小太郎、灰原哀 生存 無差別 3位T 鷲巣巌 2人 平山幸雄、カズマ 死亡 無差別 3位T 白金 2人 ジャギ、武藤カズキ 死亡 無差別 7位T 三影英介 1人 杉村弘樹 死亡 無差別 7位T アンデルセン 1人 毛利小五郎 死亡 無差別 7位T アミバ 1人 市川 生存 対主催 7位T ルイズ 1人 三影英介 死亡 対主催 7位T ジグマール 1人 セラス 生存 ステルス 7位T 本郷猛 1人 アンデルセン 死亡 対主催 7位T ラオウ 1人 本郷猛 生存 無差別 7位T カズマ 1人 鷲巣厳 死亡 対主催 7位T 村雨良 1人 平賀才人 生存 ? 7位T 葉隠散 1人 桐山和雄 死亡 ? 7位T 武藤カズキ 1人 白金 死亡 対主催 7位T 範馬刃牙 1人 空条承太郎 死亡 肉の芽 7位T 綾崎ハヤテ 1人 範馬刃牙 生存 対主催 7位T 吉良吉影 1人 志村新八 生存 ステルス 最期の言葉 該当者 最期の言葉 葉隠散 (我等は…………常に一つだ) マリア (ナギ……ハヤテくん……) 防人衛 一・撃・必・殺! ブラボー正拳!! タバサ ………………ありが…………と………う……………… 坂田銀時 『やっぱり、命が幾つあっても足りねえよなこりゃ』 空条承太郎 「そうい…………う…………コト………………だ……………………じゃ……………………あ………………な…………ナ………ギ…………………」 範馬刃牙 (俺は……………俺は……………まだやり……………終えちゃあいな……………い…………………………ん……………だ……………ァ) 志村新八 「あ……」 才賀勝 「おじさんは…………誰かに……何かをあげれるの? …………何かもらえるの……………………誰にも…………なんにも……あげられないんじゃ…………おじさんの強さなんて……何の価値も無いよ……」 ルイズ 『だけど彼女を許して、そして救ってあげて!! お願い、カクゴォォォォォォ!! みんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』 第1回放送までの死亡者 第2回放送までの死亡者 第4回放送までの死亡者 第5回放送までの死亡者 ゲーム終了までの死亡者
https://w.atwiki.jp/yj_ame/pages/210.html
タイーホの語は2ch発祥。逮捕の意である。 タイ━―━―━||Φ|(▼|Д|▼|)|Φ||━―━―━ホ!! タイ━―━―━||Φ|(▼|Д|▼|)|Φ||||Φ|(⌒|Д|⌒|)|Φ||━―━―━ ホ!! 主に亀担が亀梨氏を泣かせた・虐めた罪として 亀梨氏を守る正義の亀担に逮捕されている。 たまに流れとしてちんこも逮捕されるが亀担と力をあわせて脱獄をする。 ちなみに亀梨氏を泣かせた・虐めた罪は懲役223年である。
https://w.atwiki.jp/2otu_kirara/pages/139.html
作品情報 あらすじ 管理者レビュージャンル 評価点 問題点 総評 余談 作品情報 作品名 正義ノ花道 作者名 ウロ@twitter 掲載誌 まんがタイムきららキャラット 掲載期間 2017年8月号~2019年12月号 単行本発売日 1巻:2018年8月27日2巻:2019年11月27日 他作品 備考 あらすじ 好きな女の子に告白してはフラれているちょっとおバカな高校生・星野アラタは、ある日突然「ヒーローになりなさい」という謎の美少女・まつりと出会う。渡された変身デバイスと、まつりのサポートで、超人的な力を手に入れるが、果たして真のヒーローになれるのか…?『ぱわーおぶすまいる。』のウロが贈る、ドキドキ★ヒーローバディラブコメ第1巻の登場です! 管理者レビュー ジャンル NL SF エッチ バトル 伏線 学園 感動 特撮 評価点 割と特撮モノ。主人公が変身して戦う、生徒会の闇に迫るなど、ストーリーが特撮のそれ。 設定・伏線が凝っており、バトルシーンも躍動感満載。特撮好きなら絶対にハマる一作。 ラブコメ要素も強め。ヒーローに変身する主人公・星野アラタ(ほしの-)と、そのサポートの祭田まつり(まつりだ-)。ヒーロー活動を通して、二人の関係や心情の変化がしっかり描写されている。 問題点 エロ描写多め。『ぱわーおぶすまいる。』後半のノリをそのまま受け継いだ感じ。 序盤グダグダ。まとまらない設定やストーリーが悪目立ちする。 話が進み、設定・ストーリー・キャラが固まって来てからが面白い。気になる人は、とりあえず単行本1巻分くらいは読んでほしい。 総評 特撮バトル×ラブコメの特盛り漫画。派手なアクションと、『ぱわーおぶすまいる。』から引き継がれたラブコメ要素が魅力的。 余談 作中に『ぱわーおぶすまいる。』のキャラが登場する。
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/140.html
信じられない話 ◆DO.TxVZRzg 「だから、私はその人に並行世界の話をするのって危険だと思うんだよなぁ…… きっと殺人者になっちゃうよ」 泉こなたは才賀勝に、信じられない事を話しかけてきた。 エレオノール、つまりしろがねが本当の危険人物になる可能性を持っていると。 その理由は、勝にとって気付かない盲点とも言える理由だった。 第114話 信じられない話 今喫茶店には三人の少年少女がいる。 まるで、コンサートの終わった会場のように、喫茶店には静けさだけが流れていた。 そんな中、一人の少年が神妙な面持ちで、2人の人間に話しかけようとしている。 (本当に、どうかしてる。僕の頭はおかしくなっちゃった……) その少年才賀勝は、明らかな緊張を感じていた。 これから彼は初対面の2人に異常な話をしなければならない。 (僕は今、鳴海兄ちゃんとしろがね、僕の三人が、それぞれ別の時代から連れてこられたと思っている。 こんな事を話したら、きっと笑われるだろうな。時間跳躍なんて、SFの世界でしか見たことがない。 机の中から狸のロボットが出てきて、こんにちわなんて物語としては優れてるけど現実で言ったら、ただの『おかしい人』だ。 けれど、この考えこそが僕たちの現状を説明する唯一の解なんだ……だけど……) 目の前にいる男女を、再び見つめてみる。 男の方は黒ずくめの全身タイツに身を包み、顔には蝶の仮面という異様な格好。 本人の発言もあり、本当に人間ではないと思えてくる。 恐らく並行世界が存在するのなら、彼はそこから来た人間だろう。その世界では正装なのだろうか。 そしてもう一人、女の子。こちらは勝から見て、ごく普通の外見をしている。 年のころは掴みにくいが、喫茶店に彼女のものと思われるランドセルがあったことから、自分と同じ小学生だろう。 この子は勝のことを君付けで呼んで、ちょっとお姉さんぶっているみたいだ。 外見から判断すれば、彼らは特におかしな思考をするタイプには思えない。 いや、パピヨンは勝の常識で言えばおかしいのだが、人間ではないと言っていたので、 他の人間と同じように外見からでは判断できないと思っただけなのだが。 ともかくも、彼はが異常思考を受け入れるという証拠はどこにもない。 そんな彼らに、この話をどうやって説明したらいいものか…… 勝は額に汗を感じつつ、それでも勇気を振り絞って口を開く。 「これから、ちょっとおかしな話をするけど……とても、重要な話だから聞いて欲しいんです」 「ひょっとして、私たちが違う世界から連れてこられたとか、そんな話?」 「そ、それだよ。って、どうしてそれを知ってるの……。い、異世界なんだよ、SFみたいな話なのに」 「いやぁ、想像力には自信があるもんで」 嘘だろ。 なんで普通の小学生がそんな事当たり前みたいに気付いてるんだ。 いや、小学生だからか。疑う事さえ知らない年齢だというのか。 「で、でもいくらなんでも信じられないって思わない? だって……だってさ」 「それだけじゃなくて、同じ世界の人も違う時期から連れて来られてるみたいなんだよ。ロマンチックだよねぇ」 「ロマンチックって……そんな問題じゃないでしょ! 僕たちの身の回りで絶対に有り得ないことが起きてるってのに」 甘いなぁ、といった表情を女の子泉こなたは浮かべている。 「勝くん、世の中には科学では説明のつかない事が実際にあるんだよ」 「それにしたって限度があるよ。大体、異世界からきたって事よりも、もっと考えられることだってあるでしょ」 あべこべである。 先ほどまで、勝は時間跳躍説や並行世界間移動説を唱えようと思っていたのに、驚きすぎて今は逆の事を言っている。 「もっと考えられる事とは、例えば記憶操作や嘘、演技といった可能性か? それなら既に考えてある。 無論、今の段階ではどの可能性も否定できないと言った程度だがな」 蝶仮面の男パピヨンは冷静に勝の発言を補う。 どうやら、この2人はきわめて常識的に物事を考え、それでもなお極めて非常識な結論を信じているようだ。 「そ、そんな……だからって……」 「貴様は妙な話をしてくれるんじゃなかったのか。今さら、俺たちにとってこの程度の事のどこがおかしいと言うんだ。 貴様も見ただろ、この世界の異常さを。開始から10時間以上、誰も入ってこない街。 体積を無視して支給品を押し込める紙。そして、得体の知れないスタンド使い。 お前はこれだけ並べられて、まだ常識的思考に縛り付けられているのか?」 そんな事はない。自分だって同じことを考えていたから、それは違う。 少々驚いただけだ。 「ご、ごめん……少し驚かされちゃって。こんな事考える人、僕しかいないって思ってた」 「この状況では全く不思議な発想じゃない。遅かれ早かれ、誰もが気付く事だ」 「ん、パピヨンの言うとおりだね」 「でだ、お前はこの話がしたかったのか? あのふざけた道化女の話をするんじゃなかったのか?」 ふざけた道化女…… 確かにあの態度では、そう思われても仕方がない。 しかも、その状況を作り出したのは、勝が吐いた苦し紛れの嘘なのだ。 そもそも、自分が最初から真実に気付いていれば、あんな嘘を吐く必要はなかった。 つくづく自分はおろかな人間だと再認識させられた。 「どうした? 俺のほうからは聞きたいことが山ほどあるんだぞ」 「い、今からするよ」 勝は大きく深呼吸して、加藤鳴海としろがねと出会った日のことを話し始めた。 「僕の名前はもう言ったけど才賀勝。そして、さっきの道化師女性は才賀エレオノール、僕は彼女の事をしろがねって呼んでました。 僕としろがね、そして加藤鳴海兄ちゃんの三人は一軒のサーカスで知り合いました」 「あの女が、サーカスで働いていたというわけか。そして、お前は観客、そんなところか?」 「そうじゃありません。僕はあの時、180億円の相続金をもらったばかりで、悪い人に狙われてたんです。 しろがねと兄ちゃんは、その人たちから僕を守ってくれました。出会った日も、僕に襲い掛かってくる人形を撃退してくれたんです」 「凄いねぇ……漫画のネタに使えそう」 こなたちゃんの言うとおりだ。 僕の歩んできた人生は漫画や小説にそのままなっても、全く違和感がない。 「その人形とやらは、どんな奴だ?」 「赤木さんが乗っていた人形がその一つです。グリモルディって言って僕を襲ってきた人たちが使った物の一つです」 「なるほど、赤木はその人形を支給されたというわけか」 勝はその後、ゆっくり落ち着きながらしろがねや鳴海と自分の関係について語っていった。 しろがねが自分を守ってくれる理由。 鳴海が患ったゾナハ病という名の人災。 全てを裏で操る黒幕フェイスレスの策謀。 それだけじゃない、仲町サーカス団の友達の話だって全部話した。 「ふむ。一応、お前の素性については分かったわけか。だが、解せんな。 とすると、あの女エレオノールと『今の』お前の関係はどうなっている?」 そう、それが最も重要な話だ。 今の彼女と自分の関係こそ、これからこの場所で生き延びるために解決必須な問題である。 「しろがね、つまりエレオノールは僕に出会う前の時から、この世界に連れてこられたんです。 だから僕の事をほとんど知らないままで……」 「ほとんど? 全くじゃないの」 「うん、しろがねは元々僕を守るようにおじいさん……いや、フェイスレスに命令されてたんだ。 だから、彼女は僕の特徴を知ってたんだよ」 より正確に言えば、才賀正二の葬式の時に、2人はすれ違っている。 そのため、エレオノールは勝の特徴を知っているだけではなく、実際に見ているのだが、 そのことは勝の知らないことである。 「とすると、あの女はお前を守る命令を受けていて、かつ、お前本人は知らない。 そんな状態で来たと言うことだな?」 「そうなります。そして、彼女は僕を見ても僕だと信じられず、偽者だと思ってしまったんです」 「なぜだ? お前の特徴は知らされていたんだろ」 「僕が繰り人形を使ってしまったんです。実は僕に支給されたアイテムも赤木さんと同じ繰り人形で。 それを使っているところを、しろがねに見られました。人形繰りの技術はしろがねと出会ってから身に着けたものだし、 とても難しいものだから、しろがねはそれが出来る僕を本物だって信じられなかったんです」 「難しい? 赤木の奴は簡単に扱っていたように見えたがな」 「あの人の事は初めて会ったので分かりません。ただ、10本の懸糸で操る人形は並みの腕で使えるものじゃないはずですよ」 「……なるほどな。概ねの事情は理解した。 すると、今のお前は、エレオノールの誤解を解くために動いている、とそういうわけだな?」 「えぇ、そうです」 エレオノールは、今でこそあんな性格をしているけれど、その実態はとても優しい女性だ。 クールにしている姿が格好よくて、それでいて、慌てふためく姿がとても可愛らしい女性だ。 彼女が勝の知る彼女に戻ってくれれば、とても心安らぐ頼りがいのある仲間が出来るんだ。 「だが、誤解を解くのは難しそうだな……」 「パピヨンさん自身が言ったじゃないですか。遅かれ早かれ誰もが気付く事だって。 だから、しろがねも並行世界や時間跳躍のことに、そのうち気付くと思うんです」 「うーん……勝くん、そうすると困った事になるんじゃないかな」 こなたちゃんが、信じられないことを口にする。 困った事になる? だって、しろがねが元に戻ってくれるんだよ。 今の少し危険なしろがねが、安全な人になってくれるんだよ。それって歓迎できる事じゃないか。 「泉の言うとおりだな。そのエレオノールという女は元々冷血だったのだろう? そして、その時から連れてこられた。貴様の知る存在とは根本から違う。 まさか貴様、真実を話せばエレオノールが自分の知る存在に変わってくれるなんて思ってた訳じゃないよな?」 「そ、それは……でも、冷血だったのは悪い奴に騙されてたからであって、本当はやさしくていい人なんだよ」 「それは優しくなる理由があったからだろう? 人間に戻りたいという欲望が仮初の優しさ作っていたんじゃないのか?」 確かに、しろがねは勝と出会った当初、打算のために優しかったと聞く。 けれど、勝やサーカス団の皆と一緒にいるうちに、彼女の心は変わって行ったんだ。 鳴海兄ちゃんと勝の2人が与えたものは、しろがねの心を少しずつ人間に近づけていったんだ。 だから、大丈夫しろがねはきっと人間に戻る。 「それは大丈夫です。少しずつ、僕や鳴海兄ちゃんで彼女を変えられると思います」 「だが、その加藤鳴海もお前のことを知らない……少し楽観的過ぎるんじゃないか」 「鳴海兄ちゃんは、単なる記憶喪失で僕たちのことを忘れているだけです。 記憶が戻ればきっとしろがねを優しくしてくれると思います」 だから大丈夫。 僕たち三人はまた一緒になれる。 「うーん、それでも私は危ないと思うけどなぁ……」 「大丈夫だって、こなたちゃん。しろがねは本当に優しい人だから」 そういう勝に泉こなたは信じられない事を口にした。 「でもね……」 こなたは勝とパピヨンに、しろがねの危険性を説明する。 その話は並行世界や時間移動という概念ならではの盲点を孕んだものだった。 「だから、私はその人に並行世界の話をするのって危険だと思うんだよなぁ…… きっと殺人者になっちゃうよ」 嘘だろ…… 嘘だって言ってよ。しろがねには真実を話しても、優しくなってもらえないっていうの? それどころか、余計危険になっちゃうなんて、そんなの信じたくないよ。 ねぇ、嘘だって言って。 【D-3喫茶店内/1日目 昼】 【パピヨン@武装錬金】 [状態]:全身に軽い打撲、口に血の跡、小程度の疲労、 [装備]:核鉄(エンゼル御前)@武装錬金 [道具]:支給品一式、猫草inランドセル@ジョジョの奇妙な冒険 [思考・状況] 基本:首輪を外し元の世界で武藤カズキと決着をつける。 1:こなたの話を聞く。 2:エレオノールを警戒しておく。 3:核鉄の謎を解く 4:二アデスハピネスを手に入れる。 5:赤木、エレオノール、鳴海、承太郎、ハヤテ、カズキ、ナギを喫茶店で待つ [備考] ※エンゼル御前は、使用者から十メートル以上離れられません。 それ以上離れると、自動的に核鉄に戻ります。 ※参戦時期はヴィクター戦、カズキに白い核鉄を渡した直後です ※スタンド、矢の存在に興味を持っています。 ※猫草の『ストレイ・キャット』は、他の参加者のスタンドと 同様に制限を受けているものと思われます ※エレオノール、鳴海に不信感(度合いはエレオノール>鳴海) 【泉こなた@らき☆すた】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:支給品一式、フレイム・ボール@ゼロの使い魔(紙状態)んまい棒@銀魂、 綾崎ハヤテの女装時の服@ハヤテのごとく [思考・状況] 基本:みんなで力を合わせ首輪を外し脱出 。 1:エレオノールの危険性と並行世界の盲点について説明する。 2:赤木、エレオノール、鳴海、承太郎、ハヤテ、カズキ、ナギを喫茶店で待つ 3:かがみ、つかさ、みゆきを探して携帯を借りて家に電話 ※ こなたの思考は次の書き手さんに任せます。 ※ また、彼女は勝から勝の知る限りの「からくりサーカス」知識を取得している可能性があります。 【才賀勝@からくりサーカス】 [状態]:両足の脹脛に一つずつ切り傷。軽傷のため行動に支障なし。 [装備]:なし [道具]:支給品一式、書き込んだ名簿、携帯電話(電話帳機能にアミバの番号あり) [思考・状況] 基本:殺し合いには乗らない 1:しろがねの誤解を解く。 2:乗っていない人を探して味方にする。 3:フェイスレスには最大限注意を払う。 4:みんなで脱出する。 5:こなたの話を聞く。 [備考] ※勝は鳴海が自分のことを覚えていないということを感じましたが、同姓同名の別人ではないと思っています。 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 投下順 115 LOVEサバイバー 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 時系列順 116 運命の車輪(ホイール・オブ・フォーチュン) 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 泉こなた 118 未来の僕。過去のあなた。 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 才賀勝 118 未来の僕。過去のあなた。 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― パピヨン 118 未来の僕。過去のあなた。
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/6738.html
このページはこちらに移転しました 殺戮正義で板挟み 作詞/にんぢん 何時の時代かヒーローは 人の心の隙間に入り 弱者を騙し続けるのだろう 正義という名の力の下で 力は振るう弱者にも 殺戮という名の心の下で 力は振るう弱者にも 殺戮正義で大騒ぎ どっちも心は無いのにね 殺戮の中に正義は無いのか 正義の中に殺戮は無いのか 殺戮正義で大騒ぎ どっちも心は無いのにね 殺戮の中に正義は無いのか 正義の中に殺戮は無いのか
https://w.atwiki.jp/bluearchive/pages/76.html
" 守月 スズミ(もりづき すずみ) トリニティ総合学院 2年生 トリニティ自警団 所属(8月31日生まれ16歳) 登場話数 (編集中) 解説 基本情報欄 トリニティ総合学園所属、生徒達の安全を守る自警団のメンバー。トリニティの生徒たちが他の学園に襲われている事件が頻繁に発生したため、これらを防ぐために巡回を始めた。燃え上がる正義感のせいで冷たい性格だと誤解されがちだが、本当は優しい女の子。 趣味 巡回、散策 活躍・行動 (編集中) 容姿 身長:162cm + 全身像 雑感・考察 (編集中) 名前 "
https://w.atwiki.jp/c-atelier/pages/1944.html
実際に読む(リンク) 次話摩訶不思議3分クッキング 概要 このあとベアークローを喰らって記憶喪失に レシピ追加 無 登場キャラ 登場 ニニフ タカラ でぃ ホーン 元ネタ解説 170 おなじみ実写作品「きかんしゃトーマス」のパロディ 178 ホーン「逆に考えるんだ]] 漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第1部にて 主人公の父親「ジョースター卿」の言葉のパロディ 2chでは「 ジョースター卿が逆に考えるガイドライン 」で流行した。 184 漫画「キン肉マン」に登場する正義超人の一人「ラーメンマン」より
https://w.atwiki.jp/zairin/pages/130.html
名 前:ボン○くん(仮名) 通 称:ボン○くん(仮名) 仇 名:特になし 年 齢:不明 登場作品:フルメタ○パニッ○?ふもっふ 趣 味:特になし 好きな物:コッペパン(中の兵士) 搭乗機体:特になし 備 考 スレ初期の頃からたまに姿を見せる愛らしい着ぐるみ。 K本編にいない?けど行き過ぎた変態を退治する正義のヒーロー。 会話は「ふも」でしかできないけど、スレ住人にはちゃんと伝わってる。 カ○ード、ブレード(仮名)とは戦友。彼らには「ふも」で内容がきちんと伝わる。 カノン達が量産型を入手した。
https://w.atwiki.jp/anerowa/pages/71.html
Justice 「はぁ……なんか厄介なものに巻き込まれたもんだ。 折角人が田舎暮らしを謳歌していたというのに。 なっちゃん、お姉ちゃん、さち、灯花達と共にな……磯野? あんな変態知らん。 女4人でとても姦しくて中々大変な日々。皆好意を寄せてくるし。 俺は選べてないが。 ……あー優柔不断? 言うなよそれ…… それが何だ? 殺し合いだって? ふざけるなよ、理由も無いのにやってられるか。 こんな腐ったゲームに縛られる必要なんて……俺たちには無い。 あんた、この殺し合い許せるか? 俺は屈しない。 許しはしない。 俺達は進めるんだ。 何時でも。 どんな時でも。 進んできた。 理不尽な権力者にも屈せず。 圧倒的な暴力にも止まらずに。 進んできたんだ。 ―――おっと、あんたにはまだ言ってなかったな。 俺の名は森田賢一。 あんたの見たとおり、カッコイイナイスガイだ。 頭脳明晰、運動神経抜群と否の打ち所は無い。 あ、ただしハードMなのがちょっと玉に瑕なんだが。 そして俺は『元』特別高等人候補生だった。 そうだ……あんたは特別高等人そして俺の国の事をを知らないかもしれないんだな。 じゃあ簡単に説明してみるとしてみるか。 ……日本という国が存在するSF小説がある。 その国は罪を犯すと『法律』に裁かれて刑務所に行き罪を償うというものらしい。 だが、それはとても大きな罪にたいするものだ。 でも、俺たちの国は違う。 どんなものにも国がでしゃばってくる。 日本には罪を犯した人間でも人を愛する権利はある。 でも俺達の国はそんな些細な事までも奪ってしまう。 罪の解釈が広いのだ。 例えば母親に従わなければそれが罪になってしまう。 また、働かず怠惰に過ごすだけでも罪になってしまう。 そしてある罪を犯した人間が異性に触れ、恋愛する事も奪ってしまうのだ。 そしてその罪によって特別な義務を負わされてしまう。 それは刑務所に入る代わりのもの。 日常生活を制限する義務というものだ。 3箇所に義務を負ってるものをワッペンを背負い日々を過ごす。 一日が12時間になったり親権者に絶対服従にされたりプライバシーが全く無くなったり……異性に触れることを禁忌にされたりだ。 自由も何もない……酷い社会だった。 最悪なものだった。 それを決め付けるのも……また人だったのだから。 それが特別高等人。 その役目は義務を負った人々を更正指導することにある。 最上級の国家公務員として、特別高等人には強大な権限が与えられている。 必要とあれば罪人の基本的人権を剥奪し、プライバシーを侵害することはおろか、生殺与奪すら自由なのだ。 俺が目指した特別高等人とは、刑務所という場を必要としなくても罪人を監督できる、極めて有能な看守のようなものだった。 勿論それになるには心理学、体術、交渉術、人を管理する力を求められ公共の福祉を守ることを重視しなければならない。 また、その試験は死者も出るほどの難しさを誇り年間で合格者が10人も出ないほどのものだった。 それほど……重要な立場なのだ。 でも……それでも人を義務で押し付け自由を奪い続ける。 俺はそれを決して正しいと思わない。 だから。 俺は自ら特別高等人になって社会を、国を変えようと思った。 この社会が正しいと思えなかったから。 正義ではないと思えなかったから。 それが、あの向日葵の咲く季節に思ったこと。 そして、それを実行に移す為に行動した時の事。 その時、俺は進めたんだ。 そして進み続ける事ができたんだ。 俺は。 ……っと。 お喋りが過ぎたな。 あんたにはまた機会があったらその時の事を詳しく教えるよ。 今は、あんたの世話してる暇は無いんだ。 もう直ぐ、ここに人がくるからな。 さあ、俺が何するか……とくとごらんあれ。 」 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「リムちゃん……」 ギーコギーコと鎖が軋む音が当たりに響いていた。 その音を奏でているのは小さな児童公園のブランコ。 そのブランコに乗り寂しそうにそれを揺らしていた碧髪の少女が月を見上げていた。 「どうして……リムちゃんが死ななきゃならないの……」 少女――時雨亜沙――は茶色いリボンが結び付けられた髪をクルクルと手で弄びながら思う。 先程逝った少女、プリムラの事を。 亜沙の後輩である土見稟、芙蓉楓の家族であった小さな子の事を。 きっと彼女は自分が死んだことすら気付かなかったかもしれない。 そう思うと何処かやり切れなくて堪らなかった。 プリムラがどうして死ななきゃ無ければならなかったのだろう。 感情の起伏があまり大きくなかった彼女。 でも彼女は普通の子だったはずだ。 例え魔族の人にとって重要かも知れない子だったとしても。 普通の年相応の子供だった。 なのに 「どうして……こんな事になっちゃったの」 死んでしまった。 平穏だった日常を唐突に奪われて。 彼女は短過ぎる一生を終えた。 その時、一際ブランコが大きく揺れた。 亜沙の目に浮かぶのは哀しみという名の雫。 特別、仲が良かったという訳でもなかった。 それでも稟達と一緒に過ごして。 一緒に笑いあって。 大切な友達だった。 それなのに理不尽に奪われた。 そして殺し合いという非日常に巻き込まれて。 きっともうあの楽しい日々は戻らないだろう。 そう、思うと 何処か哀しくて。 何処か苦しくて。 堪らなく。 堪らなくなって。 ――ブランコが大きく揺れた。 大きく。 大きく。 揺れた。 彼女の短く揃えられた髪と結び付けられたリボンがつられて風に靡く。 揺れる心のように。 理不尽に奪われた命を追悼するように。 押し寄せる哀しみに負けない様に。 ブランコを 強く。 強く。 漕いだ。 そして、哀しみにサヨナラを。 これから強く生き延びる為に。 死んでいったプリムラの為にも。 立ち止まっていたら喜ばれる訳が無い。 だから、亜沙は思う。 生きようと。 ここには未だ大切な人達が居る。 土見稟、芙蓉楓、リシアンサス、ネリネ、麻弓=タイム。 大切な後輩達。 亜沙がプリムラの為にできる事。 皆と一緒に帰ること。 そう、思ったから。 思う事ができたから。 だから。 今はこの哀しみにサヨナラを。 力を篭めてブランコを漕ぐ。 そして。 「ボクは……頑張る!……そして皆と一緒に帰るもん……絶対!」 飛び降りた。 生き抜く為に。 前に進む為に。 涙はもう既に消え失せ。 そこにあるのは何時もの笑顔。 残ったのは動きを止めて静かになったブランコだけが 唯、月の光に照らされていた。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「とは言ったものの……どーしようかな……」 カツカツと規則正しい足音が街路に響く。 ビル群が広がる街の中、亜沙は思案しながら歩いていた。 生きて帰ると決めたものの殺し合いに乗る気はさらさら無い。 とするのならば手段はどうするのかと考えたのだが当然答えなど出てこない。 んーと唸りながら亜沙は唯闇雲に道を歩いていた。 「……俺は……それでも……」 (ん……男の人の声……?) そんな亜沙の耳に聞こえてくるのは男の声。 直ぐ向こうの曲がり角から独り言らしきものが断片的に聞こえてくる。 どうしようかと思いつつ亜沙はそっと曲がり角から顔を出す。 そこにはシャツを着込んでいる一見しただけでは普通の少年が顎に手を押さえなにやらぶつくさ呟いていた。 そんな様子の少年に亜沙は (んー怪しい……話しかけてみたいけど……怪しいよねー) 怪しいと思ってしまった。 独り言を口走っているのは流石に怪しい。 とはいっても亜沙はこの殺し合いから抜け出す為に人と接触をしたい。 そう考えて迷っていた時 「おーい、そこの少女。何してんだ? 怪しいぞ」 「ひゃあ!?」 目の前にその少年が何時の間にか現れ話し掛けて来たのだ。 亜沙は驚き一歩後ろに飛び退いてしまう。 「うわ……そんな驚かなくていいのに……ちょっと傷つくぜ……」 「ご、御免なさい」 その少年の態度に亜沙は反射的に謝ってしまうもふとある考えに至る。 亜沙は手を振りながら彼に言う。 「いや、待って! そっちだって怪しいよ! 独り言ぶつくさ呟いててさ。明らかに可笑しかったよ!」 「ん……ああ、あんたも知っての通り唯の癖なんだ。気にしなくていいぞ」 「えぇ……気にするよ……」 しれっと答える少年にややうんざりした様子で亜沙は溜め息をつく。 黒髪のその少年は何処か飄々としていて掴み所が無かった。 少年は亜沙のジトッとした視線を気にする事もなく亜沙に聞いた。 「んで、名前は?」 「……ボクは時雨亜沙」 「俺は森田賢一。見たとおりのナイスガイだ」 「……はぁ、それでそのナイスガイ君がこんな所で何してるのさ」 亜沙はもう賢一の奇行に溜め息をつくしかなく賢一に問う。 半場、賢一にあきれながら。 だが、賢一は意味有りげに笑いながらこう告げた。 「そうだな……殺し合いを「壊す」事を考えてたさ」 「えっ……?」 殺し合いを「壊す」事を。 自分が信じる正義が為に。 「あんたも知っての通り俺はこんなふざけた殺し合い、許すわけにはいかない。絶対だ」 「はぁ……」 「じゃあ、時雨。殺し合いを止める為にはどうしたらいい?」 「えっと……殺し合いに積極になって居る人を止める?」 「そうだな。まず、殺し合いの乗っている人間の排除。これが必要だ。 次に枷になる首輪の排除。あんたも知ってると思うがこれがあったら動きようがない。反抗的な動きをした瞬間ボガンとか洒落なら無いからな 次に主催者が何処に居るか突き止めそれを排除。んまぁ最終目的だな。 最期にここからの脱出方法の模索。元に居る場所への帰還という事だ」 「……うん、そうだね」 「それを行う為には第一に殺し合いに乗っていない者との連携。そして仲間を集めること。 次に首輪を外す為の道具集め。あんたも知ってると思うが見た感じ道具無しでは外せそうも無いからな。 その次にこの島への探索。主催者が何処に潜んでいるか……それを突き止める為にだ。 そして、外部と連絡を取れる方法を探す。脱出の糸口になるかも知れないからな。 ……まぁざっとこんなもんか」 「……ほ、ほぇ~凄いね、君」 亜沙は唯、驚いていた。 唯の怪しい人間に見えた賢一がしっかりとした方針を考えていたことに。 そして自身が何も考えていないことに少し恥ずかしくなっていた。 賢一は偉そうにこういってのける。 「どうだ、凄いだろ。俺はスーパーマンだからな、あはは!」 「……やっぱ、変だ」 「……ぐっ、ち、違う! あんたも知っての通りちょっと頭脳がまわるだけだ」 「変だなー君……あははは! あんたって誰なのかなー? うふふふ……」 「そ、それもく、癖だ。癖!」 「変ー」 「ぐっ……」 いつのまにか立場が変ってることに賢一は焦りつつも話を戻そうとコホンと一度咳をする。 そして、胸元から拳銃を出した。 その行為に亜沙は唖然とするも間髪言わず賢一は言葉を発した。 「んで、俺はこの通り拳銃を持っている。あんたも知っての通り誰が見ても人を殺す道具だ、だけど勿論時雨を殺す為じゃない」 「じゃ……じゃあなんでよ」 「お前、撃った事あるか? 拳銃」 「無いよ、ボクは……そんなのある訳ないじゃない……」 「そっか……安心した」 「ふぇ?」 「いや、護るべき対象なんだと思っただけさ」 賢一が拳銃を出した理由はただ、ひとつ。 亜沙が殺し合いや、命の奪い合いになれているかどうか。 あの姿じゃ慣れてないも明白だったが確かめたかった。 そして、護るべき弱者と認識し亜沙に告げる。 「じゃあ、時雨亜沙。俺についてくるか? 殺し合いを壊す為に」 「私は……」 亜沙は心の中でその言葉を反芻する。 (彼は凄い……凄い変人だけど……でもボクは彼の役に立つのかな……) 自分は役に立つのか、そう自身に問い直ぐに首を横に振って笑顔で賢一を見る。 「そんな事考えてウジウジしているなんてボクらしくないもんね! わかった。よろしく、『賢ちゃん』!」 「……あ……ああ、よろしく」 亜沙の気迫に驚き『賢ちゃん』と呼ばれたことに賢一は若干の戸惑いを感じつつも手を差し出し握手をする。 それは、約束。 互いが殺し合いに打破する為の約束だった。 「さて、時雨。ちょっと確認したいんだが……」 「何?」 「最初のホールのような所で集まった時、皆同時に消えるようにこの島に飛ばされたな。そういう経験あるか?」 「……う~ん。ないよ……あんな魔法、聞いた事が無いし。少人数ならできるかもだけど……」 「……魔法?」 魔法という問いに賢一が疑問を問い掛ける。 賢一には魔法という存在を身近にあるように話しかける亜沙が不思議でならなかった。 亜沙はさも当然のように賢一にいう。 「そう、魔法。賢ちゃんの周りにも魔法を扱うことできる子いるでしょ? 神族や魔族の子が」 「……いや……それって何だ?」 「え? 神族と魔族。今の私達の日本にやってきた人達だよ。常識でしょ」 「……日本?」 「うん、頭……大丈夫?」 亜沙のすむ世界。 それは神族と魔族と人間が共存している世界。 魔法は身近に存在し彼らを助ける存在であった。 でも、賢一の住む世界には存在しない。 そもそも…… 「時雨……「日本」という国に住んでるんだな? 間違いなく」 「……うん。あたりまえじゃない」 「罪を犯すとどんな罰がある?」 「法律で裁かれ刑務所に行くよ……ホント大丈夫?」 「……」 賢一は考え始める。 SF小説でしかそんざいしなかった日本。 そこに住む少女。 そして、当たり前のように存在する魔法。 考えたくない結論。 だが、ここにある真実。 そう、世界が一つしかないなど…… 「固定概念だ……森田賢一」 唯の固定概念でしかない。 そう、深呼吸をして亜沙に告げる。 考え付いた結論を。 「時雨……俺の世界には魔法も存在しないし、日本も存在しない」 「え?」 「嘘じゃない……信じてくれ」 「……………………うん、じゃあどうして」 「あんたはもう知ってると思うが……パラレルワールド、平行世界といわれるもんだ。つまり、俺と時雨は違う世界で住んでる……そういうことだ」 平行世界。 何処かで道が変り違う世界をすすんで行った世界。 亜沙と賢一が違う世界である理由。 そう、賢一は結論付けた。 「そんな……まさか」 「まぁ……多分だ。可能性的には高いが違う可能性もある……だけどはなからその可能性を捨てるわけにもいかないだろ?」 「……うん」 「とりあえず俺達だけで考えても仕方ない」 「うん、そうだね……」 ふぅ……と賢一は息を付きある路地の一角を向く。 そして、そこに言葉を紡ぐ。 「なぁ……そこの「あんた」の意見も聞きたいんだけど?」 そこにいる『あんた』に向かって。 ただ、問い掛ける。 そう、賢一は唯、変だけじゃない。 独り言を言っていたのも。 そこのあんたと言っていたのも。 全て 「いい加減出てきたらどうだ?……『殺し合いに乗っていないあんた』さん!」 『あんた』に聞かせる為。 そして。 「……良く、私の存在が解ったな。森田賢一くん」 現れたの長身の赤い中華風の服をきた男。 灰色の長髪し、眼鏡をかけた理知的な男が路地角から現れたのだった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 私―クーウォン―は最初、驚いた。 我が怨敵、橘玲香の野望を打ち砕き全てを終わらせた後のことだったのだから。 私はサイバースペース内で政府が国民に欺いてやっていた愚かな行為を反政府同盟……有体に言えばテロリスト「飛刀」のリーダーとして止めて来た。 そしてその願いは野望の犠牲である被験者である青年によって全ては終わった。 そう、終わったはずだったのだった。 己が贖罪も果たし後は静かに余生を過ごすだけ。 ……それだけであったはずだった。 だが、突如始まった殺し合いという名の理不尽なゲーム。 そして奪われてしまった7人の儚い命。 人道に背いた愚かな行為。 私はこれを許すわけにもいかない。 隠居するつもりではあったが…… このような子供たちを巻き込んだ非道な行為。 我が正義が許せる訳が無い。 この殺し合いを打ち壊す。 それが、隠居する身であった私が為すべき事。 そう思ったのだから。 しかし気になったことがある。 私以外に巻き込まれている参加者。 そこには私の知り合いも存在していた。 被験者であり、橘玲香の陰謀を止めた青年、相馬透。 同じく被験者であり、私が幼い頃から育て続けていたリャン。 また、被験者であり、卓越なる演算能力を持つバチェラ。 互いに陰謀止める為に奔走した透君の上司、八木澤宗次。 八木澤の部下であり透君の同僚である、紫藤彩音。 そして。 被験者であり 私が育て 死んだはずのゲンハ。 彼が居た。 ―――死んだはずだ。 なのに何故ここに居る。 疑問でならなかった。 そのことに迷い続けていた時 声が聞こえた。 若者の声が。 私は咄嗟に姿を隠し気配を消した。 その若者はまるで独り言のように話していた。 いや。 まるで私に話しかけているようだった。 あんたというのはまるで私に問い掛けている様で。 それに私は静かに聴いていた。 なるほど、中々見所のある青年だった。 森田賢一と名乗った青年は殺し合いに乗らず壊すといった。 私は姿を現そうとしたが彼が何かをするらしいといったことに興味を持ち暫く身を隠していた。 そして時雨亜沙と名乗る少女と話し己が殺し合いを壊す計画を話していた。 それは恐らく時雨亜沙だけではなく私にも話すつもりで。 全てを話していた。 そして、平行世界のことを話し始めた。 私は合点がいった。 平行世界を認めるわけではないが……ならばゲンハが生きているのが納得がいくからだ。 なんと、柔軟な思考するのだろうか。 私が感心した時彼は呼びかけていた。 私に。 私はそして躍り出た。 彼が私に何をもたらすか。 一握の期待を持ちながら。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「さて始めまして……と言えばいいのかな、森田賢一くん。私の名はクーウォンだ」 「始めまして……クーウォン。さて……何から話せばいいかな」 「いや、まず私の質問に答えてもらおう」 賢一がややキョトンしている中、クーウォンが問う。 それは自身に対するときの問い掛けに由来するものだった。 「何故私が殺し合いに乗ってないと判断できたのだ?」 「ああ、簡単だ、そんなの」 賢一は笑いながら腕を組みつつそれに答えようとした。 「まず、無差別に誰かを殺そうとしているのなら俺が独り言を言ってる最中に問答無用で襲ってくるはずだ。 また、もし武装に警戒していると言うならいくつか俺が作った隙を付かない理由が無い。それに俺が銃を持っていると言った時点で離れるはずだ」 「あの時ボクに突きつけたのってそういう意味だったの!?」 「ああ……んで、殺し合いに乗ってない振りをして近づいてきたいのならばもっと早く来るはずだ。 俺があんた気付いているか居ないか不明を装っていたのだからもし保身で隠れたいのなら俺に気付かれる前に近づいてくるはずだからな。 また、殺し合いに乗るのも乗らないのも興味ないと判断したと言うのならさっさと過ぎ去っているはず。 そう、いくつかの可能性を考えてカマをかけてみたけど……殺し合いに乗ってない。その確率が高い。そう判断したんだよ」 「成程……」 「他に聞きたいことはあるか……?」 「シュミクラム体、サイバースペースへの没入……意味が解るかい?」 「さあ?」 「ボクも分からない……」 「あい解った」 クーウォンは深く考え、平行世界の可能性を認め始めていた。 自分たちの世界での常識を彼らは知らない。 とするのならばその可能性は非常に高い。 そう、考え更に思考に没頭しようとするも賢一が聞いてくる。 「さて、クーウォンさん。俺が聞きたい事を言うぜ」 「……なんだね?」 「簡単さ……殺し合いを壊す為の同盟……それをあんたと組みたい」 「……理由は?」 その答えに賢一は空を一度仰ぎ見て答えを言う。 賢一が思ったのは故郷に咲き誇るあの花。 その花が意味するもの。 「自分の正義にかけて……殺し合いを止めたいからだ」 己が正義に懸けて。 賢一は誓う。 殺し合いの破壊を。 そしてクーウォンは口を開ける。 「私は―――」 【B-7 街路(マップ右方)/1日目 深夜】 【森田賢一@車輪の国、向日葵の少女】 【装備: SIG Sauer P226(15/15+1) 】 【所持品:支給品一式×1、予備マガジン×4、不明支給品(0~2)】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いを破壊する。 0:クーウォンの答えを聞く。 1:殺し合いの破壊 2:亜沙と一緒に行動。 ※ハーレムエンド後から参戦。 【時雨亜沙@SHUFFLE! ON THE STAGE】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式×1、不明支給品(1~3)】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いに乗らず皆と共に乗る 0:クーウォンの答えを聞く 1:稟たちを探す 2:賢一と行動。 【クーウォン@バルドフォース】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式×1、不明支給品(1~3)】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いに乗らない 0:賢一に答えを言う。 1:殺し合いに乗らない ※グランドエンド後から参戦 野道-fieldpath- <前 次> NoblesseOblige ▲上へ戻る